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特表2024-544777ハンチントン病の治療のための神経活性ステロイド
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-04
(54)【発明の名称】ハンチントン病の治療のための神経活性ステロイド
(51)【国際特許分類】
   A61K 31/575 20060101AFI20241127BHJP
   A61P 25/28 20060101ALI20241127BHJP
【FI】
A61K31/575
A61P25/28
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024535430
(86)(22)【出願日】2022-12-12
(85)【翻訳文提出日】2024-08-08
(86)【国際出願番号】 US2022052596
(87)【国際公開番号】W WO2023114152
(87)【国際公開日】2023-06-22
(31)【優先権主張番号】63/289,081
(32)【優先日】2021-12-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】63/321,598
(32)【優先日】2022-03-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】63/404,678
(32)【優先日】2022-09-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】514058913
【氏名又は名称】セージ セラピューティクス, インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】クアーク, マイケル シー.
(72)【発明者】
【氏名】ケーニグ, アーロン マイケル
【テーマコード(参考)】
4C086
【Fターム(参考)】
4C086AA01
4C086AA02
4C086DA11
4C086GA16
4C086MA01
4C086MA04
4C086MA52
4C086NA14
4C086ZA15
(57)【要約】
ハンチントン病に罹患している対象における作業記憶及び/又は実行機能を改善するための方法であって、対象に、NMDA受容体の治験中の正のアロステリック調節因子であるSAGE-718を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療する方法であって、前記対象に、以下の式を有する化合物、
【化18】
又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
【請求項2】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善する方法であって、前記対象に、以下の式を有する化合物、
【化19】
又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
【請求項3】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善する方法であって、前記対象に、以下の式を有する化合物、
【化20】
又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
【請求項4】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善する方法であって、前記対象に、以下の式を有する化合物、
【化21】
又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
【請求項5】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善する方法であって、前記対象に、以下の式を有する化合物、
【化22】
又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
【請求項6】
化合物1又はその薬学的に許容される塩が前記対象に毎日投与される、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で前記対象に投与される、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
1日当たり約3mgの化合物1が前記対象に投与される、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)の治療における使用のための、以下の式を有する化合物、
【化23】
又はその薬学的に許容される塩。
【請求項11】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能の改善における使用のための、以下の式を有する化合物、
【化24】
又はその薬学的に許容される塩。
【請求項12】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶の改善における使用のための、以下の式を有する化合物、
【化25】
又はその薬学的に許容される塩。
【請求項13】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習の改善における使用のための、以下の式を有する化合物、
【化26】
又はその薬学的に許容される塩。
【請求項14】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶の改善における使用のための、以下の式を有する化合物、
【化27】
又はその薬学的に許容される塩。
【請求項15】
化合物1又はその薬学的に許容される塩が前記対象に毎日投与される、請求項10~14のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
【請求項16】
化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で前記対象に投与される、請求項10~15のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
【請求項17】
1日当たり約3mgの化合物1が前記対象に投与される、請求項16に記載の使用のための化合物。
【請求項18】
化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、請求項10~17のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
【請求項19】
対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化28】
又はその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項20】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化29】
又はその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項21】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化30】
又はその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項22】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化31】
又はその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項23】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化32】
又はその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項24】
化合物1又はその薬学的に許容される塩が前記対象に毎日投与される、請求項19~23のいずれか一項に記載の使用。
【請求項25】
化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で前記対象に投与される、請求項19~24のいずれか一項に記載の使用。
【請求項26】
1日当たり約3mgの化合物1が前記対象に投与される、請求項25に記載の使用。
【請求項27】
化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、請求項19~26のいずれか一項に記載の使用。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2021年12月13日に出願された米国仮出願第63/289,081号、2022年3月18日に出願された同第63/321,598号、及び2022年9月8日に出願された同第63/404,678号の優先権及び利益を主張する。前述の出願の各々の開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
軽度認知障害は、ハンチントン病(HD)を有する患者によく見られ、生活の質の低下及び機能障害に関連している。更に、HD軽度認知障害(HD-MCI)を有する患者は、認知症を発症する危険性が高い。
【0003】
NMDA受容体は、CNSで高度に発現し、興奮性シナプス伝達に関与する。これらの受容体の活性化は、いくつかの状況下ではシナプス可塑性に寄与し、他の状況下では興奮毒性に寄与する。これらの受容体は、神経伝達物質であるグルタミン酸及びグリシンの結合後にCa2+を受け入れるリガンド依存性イオンチャネルであり、興奮性神経伝達及び正常CNS機能に必須である。NMDA受容体は、NR1、NR2、及び/又はNR3サブユニットで構成されたヘテロマー複合体であり、外因性リガンド及び内因性リガンドのはっきりと異なる認識部位を有する。これらの認識部位には、グリシンの結合部位、並びにグルタミン酸アゴニスト及び調節因子が含まれる。正の調節因子は、向知性薬としての潜在的な臨床用途を有する治療薬として、かつグルタミン酸作動性伝達が低下したか又は欠損している精神障害の治療において有用であり得る(例えば、Horak et al.,J.Neuroscience,2004,24(46),10318-10325を参照されたい)。対照的に、負の調節因子は、グルタミン酸作動性伝達が病理学的に増加した精神障害(例えば、治療抵抗性うつ病)の治療において潜在的な臨床用途を有する治療薬として有用であり得る。
ハンチントン病に関連する軽度認知障害を治療する治療薬が依然として必要とされている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】Horak et al.,J.Neuroscience,2004,24(46),10318-10325
【発明の概要】
【0005】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療する方法であって、対象に、以下の式を有する化合物、
【化1】
又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。
【0006】
第1の態様では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。
【0007】
第2の態様では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。
【0008】
第3の態様では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。
【0009】
第4の態様では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。
【0010】
第5の態様では、対象におけるハンチントン病に関連するMCIを有する対象における学習及び作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。
【0011】
いくつかの実施形態では、対象は、成人ヒトである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、単剤療法として投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、別の治療薬と組み合わせて投与される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】HD患者における時点別のTWOBテストにおけるベースラインからのLS平均変化を示す。より高いスコア=TWOBテストでより良好なパフォーマンス。
図2】HD患者における時点別のGMLテストにおけるベースラインからのLS平均変化を示す。より低いスコア=GMLテストでより良好なパフォーマンス。
図3】ハンチントン病を有する患者及び健常参加者における2バックテストを使用して測定したパフォーマンスを示す。ベースラインから14日目までのZ変換変化(平均±標準誤差)を示す。
図4】ハンチントン病を有する患者及び健常参加者におけるグロトン迷路学習テストを使用して測定したパフォーマンスを示す。ベースラインから14日目までのZ変換変化(平均±標準誤差)を示す。
図5】ハンチントン病を有する患者及び健常参加者における精神運動警戒課題テストを使用して測定したパフォーマンスを示す。ベースラインから14日目までのZ変換変化(平均±標準誤差)を示す。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本明細書に概ね記載されるように、本発明は、認知機能の改善を必要とする対象における認知機能を改善するのに有用な化合物及び組成物を提供する。
【0014】
定義
「本明細書」という用語は、本出願全体を意味する。
【0015】
本明細書で別段の定義がない限り、本出願で使用される科学用語及び技術用語は、本発明が属する当業者によって一般的に理解される意味を有するものとする。一般に、本明細書に記載される化合物、組成物及び方法に関連して使用される術語は、当該技術分野で周知であり、一般的に使用されるものである。
【0016】
本開示の異なる態様及び本明細書の異なる部分下に記載されるものを含む(実施例にのみ記載される実施形態を含む)、本明細書に記載される実施形態のいずれも、明示的に否認されない限り、又は不適切でない限り、本発明の1つ以上の任意の他の実施形態と組み合わせることができることを理解されたい。実施形態の組み合わせは、複数の従属項の範囲を介して請求されるそれらの特定の組み合わせに限定されない。
【0017】
本出願で言及される全ての刊行物、特許及び公開特許出願は、参照により本明細書に具体的に組み込まれる。矛盾する場合には、本明細書が、その特定の定義を含めて優先される。
【0018】
本明細書全体を通して、「含む(comprise)」という語句、又は「含む(comprises)」若しくは「含む(comprising)」などの変形は、述べられた要素(integer)(要素(element)若しくは構成要素)又は要素(integer)(要素(element)若しくは構成要素)の群の包含を意味するが、任意の他の要素(integer)(要素(element)若しくは構成要素)又は要素(integer)(要素(element)若しくは構成要素)の群の除外を意味するものではないことが理解されるであろう。
【0019】
本明細書を通して、組成物が特定の成分を有する(having)、含む(including)、又は含む(comprising)(又はその変形)として記載される場合、組成物はまた、列挙された成分から本質的になるか、又はそれらからなり得ることが企図される。同様に、方法又はプロセスが、特定のプロセスステップを有する(having)、含む(including)、又は含む(comprising)と記載される場合、プロセスはまた、列挙された処理ステップから本質的になるか、又はそれからなり得る。更に、本明細書に記載される組成物及び方法が動作可能なままである限り、ステップの順序又はある特定の動作を実行する順序は、重要ではないことを理解されたい。更に、2つ又は2つより多くのステップ又は動作を同時に実行することができる。
【0020】
本明細書で使用される「含む(including)」という用語は、「含むが、これらに限定されない」を意味する。「含む」及び「含むが、これらに限定されない」は、互換的に使用される。したがって、これらの用語は、述べられた要素(integer)(要素(element)若しくは構成要素)又は要素(integer)(要素(element)若しくは構成要素)の群の包含を意味するが、任意の他の要素(integer)(要素(element)若しくは構成要素)又は要素(integer)(要素(element)若しくは構成要素)の群の除外を意味するものではないことが理解されるであろう。
【0021】
本明細書で使用される場合、「約」又は「およそ」という用語は、当業者によって決定される特定の値に対する許容誤差範囲内であることを意味し、それは、部分的には、その値がどのように測定又は決定されるか、すなわち、測定システムの限界に依存する。
【0022】
文脈によって別段の必要がない限り、単数形の用語は複数形を含み、複数形の用語は単数形を含むものとする。
【0023】
要素を説明する文脈(特に以下の特許請求の範囲の文脈)での「a」、「an」、及び「the」という用語、並びに同様の指示対象の使用は、本明細書に別段の指示がない限り、又は文脈と明らかに矛盾しない限り、単数形及び複数形の両方を包含すると解釈されるべきである。
【0024】
本明細書で使用される「又は」という用語は、文脈が明確に別段の指示をしない限り、「及び/又は」を意味すると理解されるべきである。
【0025】
本明細書における値の範囲の列挙は、本明細書に別段の指示がない限り、単にその範囲内にある各々の別個の値を個別に指す簡単な方法として機能することを意図しており、各々の別個の値は、本明細書に個別に列記されているかのように本明細書に組み込まれる。更に、本明細書で開示される全ての範囲は、その中に含まれるありとあらゆる部分範囲を包含すると理解されるべきである。例えば、「1~10」と述べられた範囲は、最小値1と最大値10との間(これらの値を含む)のありとあらゆる部分範囲、すなわち、最小値1以上、例えば1~6.1で始まり、最大値10以下、例えば5.5~10で終わる全ての部分範囲を含むとみなされるべきである。範囲の開示は、その範囲の端点の開示ともみなされるべきである。
【0026】
本明細書に記載される全ての方法は、本明細書に別段の指示がない限り、又は文脈と明らかに矛盾しない限り、任意の好適な順序で行うことができる。
【0027】
本明細書に提供されるありとあらゆる例、又は例示的な文言(例えば、「など」)の使用は、単に実施形態をより良く説明することを意図しており、別段の明記がない限り、特許請求の範囲を限定するものではない。本明細書におけるいかなる文言も、特許請求されていない要素を必須であると示すものとして解釈されるべきではない。
【0028】
「薬学的に許容される」とは、米国以外の国における連邦政府の規制機関、州政府、又は対応する機関によって承認又は承認できること、又は動物、より具体的にはヒトで使用するために米国薬局方又は他の一般に認められている薬局方に列挙されていることを意味する。
【0029】
「薬学的に許容される塩」とは、薬学的に許容され、かつ親化合物の所望の薬理学的活性を有する本発明の化合物の塩を指す。特に、そのような塩は無毒性であり、無機又は有機酸付加塩及び塩基付加塩であり得る。具体的には、そのような塩としては、(1)塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸で形成された酸付加塩;若しくは酢酸、プロピオン酸、ヘキサン酸、シクロペンタンプロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、乳酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、3-(4-ヒドロキシ安息香酸)安息香酸、桂皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、1,2-エタン-ジスルホン酸、2-ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4-クロロベンゼンスルホン酸、2-ナフタレンスルホン酸、4-トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸、4-メチルビシクロ[2.2.2]-オクト-2-エン-1-カルボン酸、グルコヘプトン酸、3-フェニルプロピオン酸、トリメチル酢酸、三級ブチル酪酸、ラウリル硫酸、グルコン酸、グルタミン酸、ヒドロキシナフトエ酸、サリチル酸、ステアリン酸、ムコン酸などの有機酸で形成された酸付加塩、又は(2)親化合物に存在する酸性プロトンが、金属イオン、例えば、アルカリ金属イオン、アルカリ土類イオン、若しくはアルミニウムイオンによって置き換えられるか、又はエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N-メチルグルカミンなどの有機塩基と同等である場合に形成された塩が挙げられる。塩としては更に、例としてのみ、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アンモニウム、テトラアルキルアンモニウムなどが挙げられ、化合物が塩基性官能基を含有する場合、塩酸塩、臭化水素酸塩、酒石酸塩、メシル酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、シュウ酸塩などのような無毒性の有機酸又は無機酸の塩が挙げられる。「薬学的に許容されるカチオン」という用語は、酸性官能基の許容されるカチオン対イオンを指す。そのようなカチオンは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アンモニウム、テトラアルキルアンモニウムカチオンなどによって例示される。例えば、Berge,et al.,J.Pharm.Sci.(1977)66(1):1-79を参照されたい。
【0030】
本明細書で使用される場合、「単位剤形」という用語は、本明細書に開示される化合物(例えば、化合物1)が対象に投与される形態を指すように定義される。
【0031】
本明細書で使用される場合、「1日(daily)」という用語は、所与の連続した24時間の期間を意味する。
【0032】
「対象」及び「患者」という用語は、本明細書で互換的に使用され、ヒト及び非ヒト動物、例えば、霊長類(例えば、カニクイザル、アカゲザル)、ウシ、ブタ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、齧歯類、ネコ、及び/又はイヌなどの哺乳動物を含むが、これらに限定されない。ある特定の実施形態では、対象は、ヒト(「ヒト対象」)である。ある特定の実施形態では、ヒト対象は、乳児、小児、又は青年(「小児対象」)である。他の実施形態では、ヒト対象は、若年成人、中年成人、又は高齢成人(「成人対象」)である。ある特定の実施形態では、対象は、非ヒト動物(「非ヒト対象」)である。
【0033】
本明細書で使用される場合、かつ別段の指定がない限り、「治療する」、「治療すること」、及び「治療」という用語は、対象が指定された疾患、障害、若しくは状態に罹患している間に起こり、かつその疾患、障害、若しくは状態の重症度を軽減するか、又は疾患、障害、若しくは状態の進行を遅延若しくは減速させる行為(「治療的処置」とも呼ばれる)を企図する。
【0034】
一般に、化合物の「有効量」は、所望の生物学的応答を誘発するのに十分な量を指す。当業者であれば理解するであろうように、本開示の化合物の有効量は、所望の生物学的エンドポイント、化合物の薬物動態、治療される疾患、投与様式、並びに対象の年齢、体重、健康、及び状態などの要因に応じて変化し得る。
【0035】
本明細書で使用される場合、かつ別段の指定がない限り、化合物の「治療有効量」は、疾患、障害、若しくは状態の治療に治療的利益を提供するか、疾患、障害、若しくは状態に関連する1つ以上の症状を遅延させる若しくは最小限に抑えるか、又は認知機能を改善するのに十分な量である。化合物の治療有効量は、単独で、又は他の療法と組み合わせて、疾患、障害、又は状態の治療に治療的利益を提供する治療薬の量を意味する。「治療有効量」という用語は、全体的な療法を改善するか、疾患若しくは状態の症状若しくは原因を低減若しくは回避するか、又は別の治療薬の治療有効性を増強する量を包含することができる。
【0036】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載される化合物又はその薬学的に許容される塩を投与することにより、認知機能が改善される。いくつかの実施形態では、認知機能とは、精神運動パフォーマンス、実行パフォーマンス、感情認識、学習(例えば、視覚的、空間的)、記憶(例えば、意味、エピソード、手続き、プライミング、又は作業)、方向性、言語、問題解決、視覚的知覚、構成、及び統合、計画、整理整頓技能、選択的注意、抑止制御、並びに情報を精神的に操作する能力を含むが、これらに限定されない、一連の精神的課題及び機能を指す。いくつかの実施形態では、認知機能は、精神運動パフォーマンス、実行パフォーマンス、感情認識、学習(例えば、視覚的、空間的)、記憶(例えば、意味、エピソード、手続き、プライミング、又は作業)、方向性、言語、問題解決、視覚的知覚、構成、及び統合、計画、整理整頓技能、選択的注意、抑止制御、並びに情報を精神的に操作する能力からなる群から選択される1つ以上である。いくつかの実施形態では、化合物1は、作業記憶及びその改善を選択的に標的とする。いくつかの実施形態では、化合物1は、実行パフォーマンス、及びその改善を選択的に標的とする。認知機能の尺度には、例えば、(a)一般知能、(b)非言語知能、(c)成果、(d)注意/実行機能、(e)記憶及び学習、(f)視覚運動及び運動機能、並びに(g)言語を測定するために設計された評価ツールが含まれる。
【0037】
例えば、経時的な又は治療過程での、認知機能のいずれの変化も、2つ以上の時点でのこれらの十分に確立されたテストのうちの1つ以上を使用し、かつ結果を比較することによって監視することができる。本明細書で言及される「認知機能を改善する」という語句は、象徴的操作を行う、例えば、知覚する、記憶する、心的イメージを作り出す、思考の明瞭さを有する、自覚する、推論する、考える、又は判断する対象の能力の好ましい変化を意味する。好ましい変化は、2つ以上の機会、例えば、ベースライン認知機能を測定する第1の機会及び(治療が投与されたかもしれない)ある期間後に認知機能を測定する第2の機会に、前述のテストのうちのいずれかを使用して測定することができる。そのような評価ツールは、当該技術分野で周知であり、例えば、本明細書の実施例1に記載されるような評価ツールを含む。
【0038】
本明細書で使用される「記憶」という用語は、情報の保存及び想起を可能にする脳の生物学的プロセスとして定義される。
【0039】
本明細書で使用される「作業記憶」という用語は、学習及び推論などの複雑な認知課題を行うのに必要な情報の一時的な保存及び操作を提供する脳のプロセスの組み合わせとして定義される。
【0040】
本明細書で使用される「学習」という用語は、技能、知識、及び情報の取得に関与する脳のプロセスを指す。
【0041】
本明細書で互換的に使用される「実行機能」又は「実行パフォーマンス」という用語は、計画、作業記憶、注意、問題解決、言語推論、抑止、精神的柔軟性、課題切り替え、並びに行動の開始及び監視を含む、他の認知プロセスを調節、制御、及び管理する認知プロセスについての包括的な用語を指す。前頭葉の前頭前野は、これらの機能を行うのに必要であるが、十分ではない。
【0042】
作業記憶又は実行機能に関連して使用される「改善する」、「改善すること」、若しくは「改善」、又はそれらの文法的変形は、対象における作業記憶又は実行機能をテストするために使用される課題に関連するパフォーマンスの測定可能な向上を達成する能力を指す。
【0043】
薬学的組成物
一態様では、本開示は、本発明の化合物(「活性成分」とも呼ばれる)、例えば、化合物1又はその薬学的に許容される塩と、薬学的に許容される賦形剤とを含む薬学的組成物を提供する。ある特定の実施形態では、薬学的組成物は、有効量の活性成分を含む。ある特定の実施形態では、薬学的組成物は、治療有効量の活性成分を含む。ある特定の実施形態では、薬学的組成物は、予防有効量の活性成分を含む。
【0044】
本明細書に提供される薬学的組成物は、経口(経腸)投与、非経口(注射による)投与、直腸投与、経皮投与、皮内投与、髄腔内投与、皮下(SC)投与、静脈内(IV)投与、筋肉内(IM)投与、及び鼻腔内投与を含むが、これらに限定されない、様々な経路によって投与され得る。いくつかの実施形態では、化合物又は薬学的組成物は、対象に経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物又は薬学的組成物は、対象に非経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物又は薬学的組成物は、対象に直腸投与される。いくつかの実施形態では、化合物又は薬学的組成物は、対象に経皮投与される。いくつかの実施形態では、化合物又は薬学的組成物は、対象に皮内投与される。いくつかの実施形態では、化合物又は薬学的組成物は、対象に髄腔内投与される。いくつかの実施形態では、化合物又は薬学的組成物は、対象に皮下投与される。いくつかの実施形態では、化合物又は薬学的組成物は、対象に静脈内投与される。いくつかの実施形態では、化合物又は薬学的組成物は、対象に筋肉内投与される。いくつかの実施形態では、化合物又は薬学的組成物は、対象に鼻腔内投与される。
【0045】
一般に、本明細書に提供される化合物は、有効量で投与される。実際に投与される化合物の量は、典型的には、治療される状態、選択される投与経路、実際に投与される化合物、個々の患者の年齢、体重、及び応答、患者の症状の重症度などを含む関連する状況に照らして、医師によって決定される。
【0046】
いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、約0.1~約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、約0.1~約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、約0.1~約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、約0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、約0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、約0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。
【0047】
いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、0.1~1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、0.1~1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、0.1~1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。
【0048】
本発明の薬学的組成物は、様々な投薬方法を使用して更に送達され得る。例えば、ある特定の実施形態では、薬学的組成物は、例えば、血液中の化合物の濃度を有効レベルに上昇させるために、ボーラスとして与えられ得る。ボーラス用量の配置は、身体全体で所望される活性成分の全身レベルに依存し、例えば、筋肉内又は皮下ボーラス用量は、活性成分のゆっくりとした放出を可能にし、一方で、静脈に直接送達されるボーラス(例えば、IV点滴を介して)は、血液中の活性成分の濃度を有効レベルまで迅速に上昇させる、はるかに速い送達を可能にする。他の実施形態では、薬学的組成物は、対象の体内の活性成分の定常状態濃度の維持を提供するために、連続注入として、例えば、IV点滴によって投与され得る。更に、なお更に他の実施形態では、薬学的組成物は、ボーラス用量として最初に投与され、続いて連続注入され得る。
【0049】
経口投与のための組成物は、バルク液体溶液若しくは懸濁液、又はバルク粉末の形態を採ることができる。しかしながら、より一般的には、組成物は、正確な投薬を容易にするために、単位剤形で提示される。「単位剤形」という用語は、各単位が、好適な薬学的賦形剤を伴って、所望の治療効果をもたらすように計算された所定量の活性物質を含有する、ヒト対象及び他の哺乳動物のための単位投薬量として好適な物理的に別個の単位を指す。典型的な単位剤形としては、予め充填された、事前に測定された液体組成物のアンプル若しくはシリンジ、又は固体組成物の場合、丸剤、錠剤、カプセル剤などが挙げられる。そのような組成物中では、本化合物は、通常、微量成分であり(約0.1~約50重量%、好ましくは約1~約40重量%)、残りは、所望の投薬形態を形成するのに役立つ様々なビヒクル又は賦形剤及び加工助剤である。
【0050】
経口投与可能な、注射可能な、又は局所投与可能な組成物の上述の成分は、単なる代表的なものである。他の材料、及び加工技術などは、参照により本明細書に組み込まれるRemington’s Pharmaceutical Sciences,17th edition,1985,Mack Publishing Company,Easton,Pennsylvaniaのパート8に記載されている。
【0051】
本発明の化合物は、徐放性形態で、又は徐放性薬物送達システムから投与することもできる。代表的な徐放性材料の説明は、Remington’s Pharmaceutical Sciencesに見出すことができる。
【0052】
本発明は、本発明の化合物の薬学的に許容される酸付加塩にも関する。薬学的に許容される塩を調製するために使用され得る酸は、非毒性酸付加塩、すなわち、塩酸塩、ヨウ化水素酸塩、臭化水素酸塩、硝酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、リン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、安息香酸塩、パラトルエンスルホン酸塩などの薬理学的に許容されるアニオンを含有する塩を形成するものである。
【0053】
CNS障害の発症を予防するために使用される場合、本明細書に提供される化合物は、本明細書に記載される投薬量レベルで、典型的には医師の助言及び監督下で、その状態を発症する危険性のある対象に投与されるであろう。特定の状態を発症する危険性のある対象には、概して、その状態の家族歴を有する対象、又は遺伝子検査若しくはスクリーニングによって特にその状態を発症しやすいと特定された対象が含まれる。
【0054】
治療方法及び使用
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療する方法であって、対象に、以下の式を有する化合物、
【化2】
又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。
【0055】
したがって、一態様では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療する方法であって、対象に、化合物1を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与される。
【0056】
別の態様では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を治療する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を治療する方法であって、対象に、化合物1を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を治療する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与される。
【0057】
別の態様では、ハンチントン病を有する対象における軽度認知障害(MCI)を治療する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病を有する対象における軽度認知障害(MCI)を治療する方法であって、対象に、化合物1を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病を有する対象における軽度認知障害(MCI)を治療する方法であって、対象に、化合物1の薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与される。
【0058】
一態様では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善する方法であって、対象に、化合物1を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善する方法であって、対象に、化合物1の薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与される。
【0059】
別の態様では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善する方法であって、対象に、化合物1を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善する方法であって、対象に、化合物1の薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与される。
【0060】
別の態様では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における実行機能を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における実行機能を改善する方法であって、対象に、化合物1を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における実行機能を改善する方法であって、対象に、化合物1の薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与される。
【0061】
一態様では、ハンチントン病に関連するMCIを有する対象における作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1の薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与される。
【0062】
別の態様では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1の薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与される。
【0063】
別の態様では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1の薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与される。
【0064】
一態様では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善する方法であって、対象に、化合物1を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善する方法であって、対象に、化合物1の薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与される。
【0065】
別の態様では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善する方法であって、対象に、化合物1を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善する方法であって、対象に、化合物1の薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与される。
【0066】
別の態様では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習を改善する方法であって、対象に、化合物1を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習を改善する方法であって、対象に、化合物1の薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与される。
【0067】
一態様では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1の薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与される。
【0068】
別の態様では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1の薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与される。
【0069】
別の態様では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習及び作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習及び作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習及び作業記憶を改善する方法であって、対象に、化合物1の薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与される。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与される。
【0070】
いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療するための薬剤の製造のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療するための薬剤の製造のための、化合物1の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療するための薬剤の製造のための、化合物1の薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0071】
いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を治療するための薬剤の製造のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を治療するための薬剤の製造のための、化合物1の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を治療するための薬剤の製造のための、化合物1の薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0072】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病を有する対象における軽度認知障害(MCI)を治療するための薬剤の製造のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病を有する対象における軽度認知障害(MCI)を治療するための薬剤の製造のための、化合物1の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病を有する対象における軽度認知障害(MCI)を治療するための薬剤の製造のための、化合物1の薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0073】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善するための薬剤の製造のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0074】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善するための薬剤の製造のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0075】
いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における実行機能を改善するための薬剤の製造のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における実行機能を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における実行機能を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0076】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0077】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善する方法のための薬剤の製造のための、化合物1の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善する方法のための薬剤の製造のための、化合物1の薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.1~約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、約1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.1~1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、0.5mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1を含む。いくつかの実施形態では、薬剤は、1.0mgの化合物1の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0078】
いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0079】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善するための薬剤の製造のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0080】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善するための薬剤の製造のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0081】
いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習を改善するための薬剤の製造のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0082】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0083】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0084】
いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習及び作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習及び作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習及び作業記憶を改善するための薬剤の製造のための、化合物1の薬学的に許容される塩の使用が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0085】
いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)の治療における使用のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)の治療における使用のための、化合物1が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)の治療における使用のための、化合物1の薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0086】
いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)の治療における使用のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)の治療における使用のための、化合物1が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、対象におけるハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)の治療における使用のための、化合物1の薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0087】
いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象の治療における使用のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象の治療における使用のための、化合物1が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象の治療における使用のための、化合物1の薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0088】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能の改善における使用のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能の改善における使用のための、化合物1が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能の改善における使用のための、化合物1の薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0089】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能の改善における使用のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能の改善における使用のための、化合物1が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能の改善における使用のための、化合物1の薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0090】
いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における実行機能の改善における使用のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における実行機能の改善における使用のための、化合物1が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における実行機能の改善における使用のための、化合物1の薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0091】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶の改善における使用のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶の改善における使用のための、化合物1が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶の改善における使用のための、化合物1の薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0092】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶の改善における使用のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶の改善における使用のための、化合物1が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶の改善における使用のための、化合物1の薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0093】
いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における作業記憶の改善における使用のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における作業記憶の改善における使用のための、化合物1が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における作業記憶の改善における使用のための、化合物1の薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0094】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習の改善における使用のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習の改善における使用のための、化合物1が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習の改善における使用のための、化合物1の薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0095】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習の改善における使用のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習の改善における使用のための、化合物1が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習の改善における使用のための、化合物1の薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0096】
いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習の改善における使用のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習の改善における使用のための、化合物1が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習の改善における使用のための、化合物1の薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0097】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶の改善における使用のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶の改善における使用のための、化合物1が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶の改善における使用のための、化合物1の薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0098】
いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶の改善における使用のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶の改善における使用のための、化合物1が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、ハンチントン病に起因する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶の改善における使用のための、化合物1の薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【0099】
いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習及び作業記憶の改善における使用のための、化合物1又はその薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習及び作業記憶の改善における使用のための、化合物1が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、軽度認知障害(MCI)を有するハンチントン病対象における学習及び作業記憶の改善における使用のための、化合物1の薬学的に許容される塩が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、化合物1は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、対象に毎日投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、約3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、0.3~6mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、3mg/日の用量で対象に投与するためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1は、経口投与のためのものである。いくつかの実施形態では、化合物1の薬学的に許容される塩は、経口投与のためのものである。
【実施例
【0100】
本明細書に記載される本発明がより完全に理解され得るように、以下の実施例が記載される。本出願に記載される合成実施例及び生物学的実施例は、本明細書に提供される化合物、薬学的組成物、及び方法を説明するために提供されており、いかなる形でもそれらの範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
【0101】
実施例1:ハンチントン病に起因する軽度認知障害に対する化合物1の効果
健常成人及び早期顕性ハンチントン病を有する被験者における化合物1経口溶液の複数回漸増用量(MAD)の安全性及び忍容性を、二重結合プラセボ対照第1相MAD研究で評価した。
【0102】
被験者を、3つのコホートのうちの1つに順次割り付けた。本研究のパートAは、コホート1及びコホート2で構成されており、各々およそ12名の健常被験者を含み、9名の被験者が化合物1経口溶液(0.5mg又は1.0mg)を受け、3名の被験者がプラセボを受けた。3名の被験者のセンチネル投薬を2:1でコホート1及びコホート2に用い、2名の被験者を無作為化して化合物1経口溶液を与え、1名の被験者を無作為化してプラセボを与えた。残りの9名の被験者を7:2で無作為化して化合物1経口溶液又はプラセボを与えた。コホート1及びコホート2を、3名の被験者の4つのサブグループに分けた。パートAの各サブグループは、連続4日間にわたって1日目に投薬を開始し、残りの投薬日数をずらして重複させた。治験施設毎に暦日当たり最大3名のパートA被験者の治療を1日目に開始する。
【0103】
本研究のパートBは、コホート3で構成されており、早期顕性ハンチントン病を有するおよそ10名の被験者を含み、全ての被験者が化合物1経口溶液を受けた。被験者のセンチネル投薬をコホート3に用いた。
【0104】
スクリーニング期間は、スクリーニング来院時にインフォームドコンセントフォーム(ICF)に署名して開始した。スクリーニング中に任意選択の遺伝子サンプルを採取した。-2日目(パートA)又は-1日目(パートB)に、資格要件を満たした被験者を入院させた。被験者を退院させても安全であると治験責任医師が納得した場合、全ての評価が完了した後、17日目に被験者を退院させた。合計で、パートA被験者の入院日数はおよそ19日間であり、パートB被験者の入院日数はおよそ18日間であった。被験者は、治療終了のおよそ1週間後の21日目(±2日)にフォローアップ訪問に戻った。
【0105】
6名のHD被験者を化合物1で治療し、研究を完了した。
【0106】
本研究の主要目的は、有害事象(AE)/重篤有害事象(SAE)の発生率、並びにバイタルサイン、心電図(ECG)、臨床検査パラメータ、及びコロンビア自殺重症度評価尺度(C-SSRS)のベースラインからの変化によって評価される、化合物1経口溶液の安全性及び忍容性を評価することであった。
【0107】
本研究の副次的目的は、化合物1経口溶液の複数回用量の投与後の化合物1のPKプロファイルを評価することであった(曲線下面積[AUC]、最大観察濃度[Cmax]、Cmaxの発生時間[tmax]などによって評価される)。
【0108】
追加の目的には、認知課題における被験者パフォーマンスの変化の評価が含まれた。
【0109】
CogStateバッテリーを使用して、注意、作業記憶、情報処理速度、実行機能、及び運動技能などの認知機能を評価し、CogStateバッテリーは、ストップシグナル反応テスト(STOP)、検出課題(DET)、識別課題(IDN)、1バック学習課題(ONB)、2バック学習課題(TWOB)、及びグロトン迷路学習テスト(GML)からなる。表1.
【表1-1】
【表1-2】
【0110】
各CogStateバッテリーテストの評価項目は、各ベースライン後評価時点のベースラインスコアからの変化である。
【0111】
全てのベースライン後評価時点のベースラインスコアからの平均変化を、混合効果反復測定モデル(MMRM)を使用して分析し、用量、来院、用量と来院との間の相互作用を固定効果として用い、ベースラインを共変量効果として用い、被験者をランダム効果として用いた。非構造化共分散構造を使用して、反復測定の分散共分散行列をモデル化した。共分散構造の構築中に推定の問題が生じた場合、非構造化の代わりに複合対称性を使用した。最小二乗(LS)は、95%信頼区間で推定した各ベースライン後時点での用量群とプラセボとの間の差を意味する。
【0112】
化合物1用量群とプラセボとの間の差の大きさである効果量も、以下の式を使用したCohenのd(Cohen,1988)を使用して評価した:
Cohenのdスコア=(実験群の平均-対照群の平均)/全サンプルのプール標準偏差(SD)。
【0113】
効果量:治療群とプラセボとの間の差の大きさ:0.2未満を些細であるとみなし、0.2~0.5を小さいとみなし、0.5~0.8を中程度とみなし、0.8~1.1を大きいとみなし、1.1超を非常に大きいとみなした。
【0114】
結果
安全性の概要:
●死亡は報告されなかった
●重篤な有害事象は報告されなかった
●研究中止又は治療中止に至るTEAEは報告されなかった
●HDを有する被験者においてパートBではTEAEは報告されなかった。
●C-SSRSによって測定される、ベースラインと比較して自殺念慮又は自殺行為の増加のシグナルはなかった。
【0115】
認知課題におけるHD被験者パフォーマンスの変化
化合物1(1mg)を受けたHDを有する患者は、実行機能テストでベースラインからの改善を呈した(以下及び図1~4を参照されたい)。精神運動速度の評価では、ベースラインからの変化は観察されなかった(図5を参照されたい)。
【0116】
A.2バックテスト
HD被験者(パートB)は、ベースライン後の全ての時点で化合物1(1mg)で治療した後の2バックテストでパフォーマンスの改善を示し、8~14日目にベースラインと比較して有意な改善の閾値(p<0.05)を満たした。時点別の2バック(TWOB)テストのベースラインからのLS平均変化を図1及び図3に示す。
【0117】
B.グロトン迷路学習(GML)テスト:
HD被験者(パートB)は、4日目を除く全ての時点で化合物1(1mg)で治療した後にGMLテストの改善を示した。時点別のGMLテストのベースラインからの平均変化を図2及び図4に示す。
【0118】
C.ハンチントン病被験者ベースライン認知テスト:
HD被験者は、健常被験者と比較してベースライン認知パフォーマンスが悪く、1バックテスト、2バックテスト、及びストップシグナルテストの統計的有意性の閾値(p<0.05)を満たしている。表2は、HD被験者と健常被験者との間のベースライン認知テスト結果の比較を示す。
【表2】
【0119】
同等物
当業者であれば、日常的な実験のみを使用して、本明細書に記載される化合物、組成物、及び方法の多数の等価物を認識するか、又は解明することができるであろう。そのような等価物は、本発明の範囲内にあるとみなされる。
【0120】
番号付けされた実施形態
本開示のある特定の実施形態は、以下の番号付けされた段落に記載される。
1.対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療する方法であって、対象に、以下の式を有する化合物、
【化3】
又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
2.化合物1又はその薬学的に許容される塩が対象に毎日投与される、実施形態1に記載の方法。
3.化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で対象に投与される、実施形態1又は2に記載の方法。
4.1日当たり約3mgの化合物1が対象に投与される、実施形態3に記載の方法。
5.化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、実施形態1~4のいずれか1つに記載の方法。
6.ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善する方法であって、対象に、以下の式を有する化合物、
【化4】
又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
7.化合物1又はその薬学的に許容される塩が対象に毎日投与される、実施形態6に記載の方法。
8.化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で対象に投与される、実施形態6又は7に記載の方法。
9.1日当たり約3mgの化合物1が対象に投与される、実施形態8に記載の方法。
10.化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、実施形態6~9のいずれか1つに記載の方法。
11.ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善する方法であって、対象に、以下の式を有する化合物、
【化5】
又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
12.化合物1又はその薬学的に許容される塩が対象に毎日投与される、実施形態11に記載の方法。
13.化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で対象に投与される、実施形態11又は12に記載の方法。
14.1日当たり約3mgの化合物1が対象に投与される、実施形態13に記載の方法。
15.化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、実施形態11~14のいずれか1つに記載の方法。
16.ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善する方法であって、対象に、以下の式を有する化合物、
【化6】
又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
17.化合物1又はその薬学的に許容される塩が対象に毎日投与される、実施形態16に記載の方法。
18.化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で対象に投与される、実施形態16又は17に記載の方法。
19.1日当たり約3mgの化合物1が対象に投与される、実施形態18に記載の方法。
20.化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、実施形態16~19のいずれか1つに記載の方法。
21.ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善する方法であって、対象に、以下の式を有する化合物、
【化7】
又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
22.化合物1又はその薬学的に許容される塩が対象に毎日投与される、実施形態21に記載の方法。
23.化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で対象に投与される、実施形態21又は22に記載の方法。
24.1日当たり約3mgの化合物1が対象に投与される、実施形態23に記載の方法。
25.化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、実施形態21~24のいずれか1つに記載の方法。
26.対象が成人である、実施形態1~25のいずれか1つに記載の方法。
27.対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)の治療における使用のための、以下の式を有する化合物、
【化8】
又はその薬学的に許容される塩。
28.化合物1又はその薬学的に許容される塩が対象に毎日投与される、実施形態27に記載の使用のための化合物。
29.化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で対象に投与される、実施形態27又は28に記載の使用のための化合物。
30.1日当たり約3mgの化合物1が対象に投与される、実施形態29に記載の使用のための化合物。
31.化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、実施形態27~30のいずれか1つに記載の使用のための化合物。
32.ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能の改善における使用のための、以下の式を有する化合物、
【化9】
又はその薬学的に許容される塩。
33.化合物1又はその薬学的に許容される塩が対象に毎日投与される、実施形態32に記載の使用のための化合物。
34.化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で対象に投与される、実施形態32又は33に記載の使用のための化合物。
35.1日当たり約3mgの化合物1が対象に投与される、実施形態34に記載の使用のための化合物。
36.化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、実施形態32~35のいずれか1つに記載の使用のための化合物。
37.ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶の改善における使用のための、以下の式を有する化合物、
【化10】
又はその薬学的に許容される塩。
38.化合物1又はその薬学的に許容される塩が対象に毎日投与される、実施形態37に記載の使用のための化合物。
39.化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で対象に投与される、実施形態37又は38に記載の使用のための化合物。
40.1日当たり約3mgの化合物1が対象に投与される、実施形態39に記載の使用のための化合物。
41.化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、実施形態37~40のいずれか1つに記載の使用のための化合物。
42.ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習の改善における使用のための、以下の式を有する化合物、
【化11】
又はその薬学的に許容される塩。
43.化合物1又はその薬学的に許容される塩が対象に毎日投与される、実施形態42に記載の使用のための化合物。
44.化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で対象に投与される、実施形態42又は43に記載の使用のための化合物。
45.1日当たり約3mgの化合物1が対象に投与される、実施形態44に記載の使用のための化合物。
46.化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、実施形態42~45のいずれか1つに記載の使用のための化合物。
47.ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶の改善における使用のための、以下の式を有する化合物、
【化12】
又はその薬学的に許容される塩。
48.化合物1又はその薬学的に許容される塩が対象に毎日投与される、実施形態47に記載の使用のための化合物。
49.化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で対象に投与される、実施形態47又は48に記載の使用のための化合物。
50.1日当たり約3mgの化合物1が対象に投与される、実施形態49に記載の使用のための化合物。
51.化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、実施形態47~50のいずれか1つに記載の使用のための化合物。
52.対象が成人である、実施形態27~51のいずれか1つに記載の使用のための化合物。
53.対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化13】
又はその薬学的に許容される塩の使用。
54.化合物1又はその薬学的に許容される塩が対象に毎日投与される、実施形態53に記載の使用。
55.化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で対象に投与される、実施形態53又は54に記載の使用。
56.1日当たり約3mgの化合物1が対象に投与される、実施形態55に記載の使用。
57.化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、実施形態53~56のいずれか1つに記載の使用。
58.ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化14】
又はその薬学的に許容される塩の使用。
59.化合物1又はその薬学的に許容される塩が対象に毎日投与される、実施形態58に記載の使用。
60.化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で対象に投与される、実施形態58又は59に記載の使用。
61.1日当たり約3mgの化合物1が対象に投与される、実施形態60に記載の使用。
62.化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、実施形態58~61のいずれか1つに記載の使用。
63.ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化15】
又はその薬学的に許容される塩の使用。
64.化合物1又はその薬学的に許容される塩が対象に毎日投与される、実施形態63に記載の使用。
65.化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で対象に投与される、実施形態63又は64に記載の使用。
66.1日当たり約3mgの化合物1が対象に投与される、実施形態65に記載の使用。
67.化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、実施形態63~66のいずれか1つに記載の使用。
68.ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化16】
又はその薬学的に許容される塩の使用。
69.化合物1又はその薬学的に許容される塩が対象に毎日投与される、実施形態68に記載の使用。
70.化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で対象に投与される、実施形態68又は69に記載の使用。
71.1日当たり約3mgの化合物1が対象に投与される、実施形態70に記載の使用。
72.化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、実施形態68~71のいずれか1つに記載の使用。
73.ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化17】
又はその薬学的に許容される塩の使用。
74.化合物1又はその薬学的に許容される塩が対象に毎日投与される、実施形態73に記載の使用。
75.化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で対象に投与される、実施形態73又は74に記載の使用。
76.1日当たり約3mgの化合物1が対象に投与される、実施形態75に記載の使用。
77.化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、実施形態73~76のいずれか1つに記載の使用。
78.対象が成人である、実施形態53~77のいずれか1つに記載の使用。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2024-08-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療するための組成物であって、以下の式を有する化合物、
【化18】
又はその薬学的に許容される塩を含む、組成物
【請求項2】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善するための組成物であって、以下の式を有する化合物、
【化19】
又はその薬学的に許容される塩を含む、組成物
【請求項3】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善するための組成物であって、以下の式を有する化合物、
【化20】
又はその薬学的に許容される塩を含む、組成物
【請求項4】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善するための組成物であって、以下の式を有する化合物、
【化21】
又はその薬学的に許容される塩を含む、組成物
【請求項5】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善するための組成物であって、以下の式を有する化合物、
【化22】
又はその薬学的に許容される塩を含む、組成物
【請求項6】
前記組成物が前記対象に毎日投与されるものである、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物
【請求項7】
化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で前記対象に投与されるものである、請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物
【請求項8】
1日当たり約3mgの化合物1が前記対象に投与されるものである、請求項7に記載の組成物
【請求項9】
前記組成物が経口投与されるものである、請求項1~8のいずれか一項に記載の組成物
【請求項10】
対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化28】
又はその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項11】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化29】
又はその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項12】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化30】
又はその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項13】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化31】
又はその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項14】
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化32】
又はその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項15】
化合物1又はその薬学的に許容される塩が前記対象に毎日投与されるものである、請求項10~14のいずれか一項に記載の使用。
【請求項16】
化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で前記対象に投与されるものである、請求項10~15のいずれか一項に記載の使用。
【請求項17】
1日当たり約3mgの化合物1が前記対象に投与されるものである、請求項16に記載の使用。
【請求項18】
化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与されるものである、請求項10~17のいずれか一項に記載の使用。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
いくつかの実施形態では、対象は、成人ヒトである。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、単剤療法として投与される。いくつかの実施形態では、化合物1又はその薬学的に許容される塩は、別の治療薬と組み合わせて投与される。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療する方法であって、前記対象に、以下の式を有する化合物、
【化18】

又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
(項目2)
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善する方法であって、前記対象に、以下の式を有する化合物、
【化19】

又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
(項目3)
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善する方法であって、前記対象に、以下の式を有する化合物、
【化20】

又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
(項目4)
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善する方法であって、前記対象に、以下の式を有する化合物、
【化21】

又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
(項目5)
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善する方法であって、前記対象に、以下の式を有する化合物、
【化22】

又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
(項目6)
化合物1又はその薬学的に許容される塩が前記対象に毎日投与される、項目1~5のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で前記対象に投与される、項目1~6のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
1日当たり約3mgの化合物1が前記対象に投与される、項目7に記載の方法。
(項目9)
化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、項目1~8のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)の治療における使用のための、以下の式を有する化合物、
【化23】

又はその薬学的に許容される塩。
(項目11)
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能の改善における使用のための、以下の式を有する化合物、
【化24】

又はその薬学的に許容される塩。
(項目12)
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶の改善における使用のための、以下の式を有する化合物、
【化25】

又はその薬学的に許容される塩。
(項目13)
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習の改善における使用のための、以下の式を有する化合物、
【化26】

又はその薬学的に許容される塩。
(項目14)
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶の改善における使用のための、以下の式を有する化合物、
【化27】

又はその薬学的に許容される塩。
(項目15)
化合物1又はその薬学的に許容される塩が前記対象に毎日投与される、項目10~14のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
(項目16)
化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で前記対象に投与される、項目10~15のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
(項目17)
1日当たり約3mgの化合物1が前記対象に投与される、項目16に記載の使用のための化合物。
(項目18)
化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、項目10~17のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
(項目19)
対象におけるハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を治療するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化28】

又はその薬学的に許容される塩の使用。
(項目20)
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における実行機能を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化29】

又はその薬学的に許容される塩の使用。
(項目21)
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における作業記憶を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化30】

又はその薬学的に許容される塩の使用。
(項目22)
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化31】

又はその薬学的に許容される塩の使用。
(項目23)
ハンチントン病に関連する軽度認知障害(MCI)を有する対象における学習及び作業記憶を改善するための薬剤の調製のための、以下の式を有する化合物、
【化32】

又はその薬学的に許容される塩の使用。
(項目24)
化合物1又はその薬学的に許容される塩が前記対象に毎日投与される、項目19~23のいずれか一項に記載の使用。
(項目25)
化合物1又はその薬学的に許容される塩が約3mg/日の用量で前記対象に投与される、項目19~24のいずれか一項に記載の使用。
(項目26)
1日当たり約3mgの化合物1が前記対象に投与される、項目25に記載の使用。
(項目27)
化合物1又はその薬学的に許容される塩が経口投与される、項目19~26のいずれか一項に記載の使用。
【国際調査報告】