(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-05
(54)【発明の名称】情報処理方法及び情報処理装置、機器並びに可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 72/1268 20230101AFI20241128BHJP
H04W 72/232 20230101ALI20241128BHJP
H04W 72/231 20230101ALI20241128BHJP
H04W 24/10 20090101ALI20241128BHJP
H04W 16/28 20090101ALI20241128BHJP
H04W 28/18 20090101ALI20241128BHJP
【FI】
H04W72/1268
H04W72/232
H04W72/231
H04W24/10
H04W16/28
H04W28/18 110
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024528572
(86)(22)【出願日】2022-11-15
(85)【翻訳文提出日】2024-05-28
(86)【国際出願番号】 CN2022131851
(87)【国際公開番号】W WO2023083364
(87)【国際公開日】2023-05-19
(31)【優先権主張番号】202111350371.9
(32)【優先日】2021-11-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518389015
【氏名又は名称】中国移動通信有限公司研究院
【氏名又は名称原語表記】China Mobile Communication Co., Ltd Research Institute
【住所又は居所原語表記】32 Xuanwumen West Street, Xicheng District, Beijing 100053, China
(71)【出願人】
【識別番号】507142144
【氏名又は名称】中国移動通信集団有限公司
【氏名又は名称原語表記】CHINA MOBILE COMMUNICATIONS GROUP CO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100135703
【氏名又は名称】岡部 英隆
(72)【発明者】
【氏名】柴 麗
(72)【発明者】
【氏名】胡 南
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA23
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067KK02
(57)【要約】
本開示の実施例は、情報処理方法及び情報処理装置、機器並びに可読記憶媒体を提供し、該情報処理方法は、端末が第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を取得することと、前記端末が前記第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報に基づいて前記第1データを送信及び/又は受信することと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理方法であって、
端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信すること、及び端末がデータセットの情報に基づいてデータセットにおけるデータを処理することのうちの少なくとも1つを含み、
前記データセットの情報は、
前記データセットの情報が、1~k個のデータが1つのデータセットであり、kが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの中間のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであり、前記第1のパケットの後にさらにr個のパケットがあり、rが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであり、前のデータセットのパケットがn個のパケットを有し、nが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットのu番目のパケットであり、uが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットにおける各パケットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットの特性情報を示すために使用される状況、のうちの少なくとも1つを含み、
前記特性情報は、
複数のパケットに基づく遅延、複数のパケットに基づくジッター、複数のパケットに基づくエラー率、複数のパケットに基づくアップリンクとダウンリンクのパケット間の時間対応関係、複数のパケットに基づく遠く、中間又は近くの視野識別子、複数のパケットに基づく視野識別子を指示する精度情報、複数のパッケージに基づくエラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む、情報処理方法。
【請求項2】
前記端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信する場合、
前記データセットの情報はデータのパケットヘッダーにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はデータのペイロードにより搬送され、又は、
前記データセットの情報は、無線リソース制御(RRC)層、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)層、無線リンク制御(RLC)層、及び媒体アクセス制御(MAC)層のうちの少なくとも1つの制御シグナリングにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はバッファステータスレポート(BSR)シグナリングに追加され、又は、
前記データセットの情報はスケジューリング要求(SR)シグナリングに追加される、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記情報処理方法が、端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信することを含む場合、
前記データセットにおける複数のデータは、ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じ画面を形成するために使用される、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記情報処理方法が、端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信することを含む場合、
前記データセットにおける複数のデータは、ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じタスクを完了するために使用される、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記情報処理方法が、端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信することを含む場合、前記情報処理方法はさらに、
前記端末が、前記ネットワーク側機器の前記データセットに対するリソース構成情報及びリソーススケジューリング情報のうちの少なくとも1つを受信することを含む、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記データセットに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、変調符号化方式(MCS)値、アップリンク許可の情報、帯域幅部分(BWP)の情報、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するスロット(slot)ギャップ数とリソース開始位置、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含み、
HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、データセットにおけるデータに対応するHARQプロセスビットマップ(bitmap)指示、HARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びデータセットにおけるデータによって共有されるHARQコードブック情報、のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記データセットのプロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、SDAP構成情報、PDCP構成情報、RLC構成情報、MAC構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、非連続受信(DRX)構成情報、半持続スケジューリング(SPS)構成情報、ランダムアクセス構成情報、SR構成情報、BSR構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、及び第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記情報処理方法が、端末がデータセットの情報に基づいてデータセットにおけるデータを処理することを含む場合、前記端末がデータセットの情報に基づいてデータセットにおけるデータを処理することは、
前記端末がデータセットの情報に基づいて無線リソースを選択すること、
前記端末がデータセットにおけるデータを1つ又は複数のMAC PDUに優先的に多重化すること、
前記端末が複数の並行するHARQプロセスを使用してデータセットにおけるデータを送信すること、
前記端末が複数の構成許可リソースを使用してデータセットにおけるデータを送信すること、
前記端末がデータセットにおける1つのデータの再送信と別のデータの新規送信を1つ又は複数のMAC PDUに優先的に多重化すること、
前記端末がデータセットにおける1~k1個のデータに対して一緒にデータ回復操作を実行すること、
前記端末がデータセットにおける1~k2個のデータに対して1つの廃棄タイマーの設定及び1つの廃棄タイマーの開始のうちの少なくとも1つの操作を実行すること、
前記端末がPDCPステータスレポートを送信することであって、前記PDCPステータスレポート内の1つのビットマップ(bitmap)のフィールドが1つのデータセットの受信ステータスを示すために使用されること、
データセットにおける1~k3個のデータに対応するいずれかのデータに対応する廃棄タイマーがタイムアウトした場合、前記端末がデータセット全体における1~k3個のデータを廃棄すること、
RLC層が下位層からデータセットにおける1~k4個のすべてのデータを受信した場合、前記端末がデータセットにおける1~k4個のデータに対応するRLCサービスデータユニット(SDU)を上向きに手渡すこと、のうちの少なくとも1つを含み、
k1、k2、k3、k4は1以上の自然数である、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項9】
情報処理方法であって、
ネットワーク側機器が端末によって送信されたデータセットの情報を受信することを含み、
前記データセットの情報は、
前記データセットの情報が、1~k個のデータが1つのデータセットであり、kが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの中間のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであり、前記第1のパケットの後にさらにr個のパケットがあり、rが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであり、前のデータセットのパケットがn個のパケットを有し、nが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットのu番目のパケットであり、uが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットにおける各パケットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットの特性情報を示すために使用される状況、のうちの少なくとも1つを含み、
前記特性情報は、
複数のパケットに基づく遅延、複数のパケットに基づくジッター、複数のパケットに基づくエラー率、複数のパケットに基づくアップリンクとダウンリンクのパケット間の時間対応関係、複数のパケットに基づく遠く、中間又は近くの視野識別子、複数のパケットに基づく視野識別子を指示する精度情報、複数のパッケージに基づくエラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む、情報処理方法。
【請求項10】
前記データセットの情報はデータのパケットヘッダーにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はデータのペイロードにより搬送され、又は、
前記データセットの情報は、無線リソース制御(RRC)層、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)層、無線リンク制御(RLC)層、及び媒体アクセス制御(MAC)層のうちの少なくとも1つの制御シグナリングにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はバッファステータスレポート(BSR)シグナリングに追加され、又は、
前記データセットの情報はスケジューリング要求(SR)シグナリングに追加される、
請求項9に記載の情報処理方法。
【請求項11】
前記データセットにおける複数のデータは、ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じ画面を形成するために使用され、
又は、
前記データセットにおける複数のデータは、ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じタスクを完了するために使用される、
請求項9に記載の情報処理方法。
【請求項12】
前記ネットワーク側機器が前記データセットに対するリソース構成情報及びリソーススケジューリング情報のうちの少なくとも1つを前記端末に送信することをさらに含む、
請求項9に記載の情報処理方法。
【請求項13】
前記データセットに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、変調符号化方式(MCS)値、アップリンク許可の情報、帯域幅部分(BWP)の情報、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するスロット(slot)ギャップ数とリソース開始位置、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含み、
HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、データセットにおけるデータに対応するHARQプロセスビットマップ(bitmap)指示、HARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びデータセットにおけるデータによって共有されるHARQコードブック情報、のうちの少なくとも1つを含む、
請求項9に記載の情報処理方法。
【請求項14】
前記データセットのプロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、SDAP構成情報、PDCP構成情報、RLC構成情報、MAC構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、非連続受信(DRX)構成情報、半持続スケジューリング(SPS)構成情報、ランダムアクセス構成情報、SR構成情報、BSR構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、及び第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む、
請求項9に記載の情報処理方法。
【請求項15】
情報処理方法であって、
端末が第1データのレベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つを取得することと、
前記端末が前記第1データのレベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つに基づいて、前記第1データの送信及び受信のうちの少なくとも1つを実行することと、を含む、情報処理方法。
【請求項16】
端末が第1データのレベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つを取得する前に、前記情報処理方法はさらに、
端末が第1指示情報を取得することを含み、
前記第1指示情報は、第1サービス、第1サービス品質(Qos)フロー、第1プロトコルデータユニット(PDU)セッション、第1ストリーム(stream)フロー、及び第1論理チャネルのうちの少なくとも1つのデータの1からmまでのレベルと、各レベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つと、を指示し、ここで、mは1以上の自然数である、
請求項15に記載の情報処理方法。
【請求項17】
前記プロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、サービスデータアダプテーションプロトコル(SDAP)構成情報、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)構成情報、無線リンク制御(RLC)構成情報、媒体アクセス制御(MAC)構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、非連続受信(DRX)構成情報、半持続スケジューリング(SPS)構成情報、ランダムアクセス構成情報、スケジューリング要求(SR)構成情報、バッファステータスレポート(BSR)構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む、
請求項15に記載の情報処理方法。
【請求項18】
前記端末が第1データのレベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つを取得する前、後、又は同時に、前記情報処理方法はさらに、
前記端末が第1データのレベルを決定することを含み、前記第1データは第1サービスに属すること、前記第1データは第1Qosフローに属すること、前記第1データは第1PDUセッションに対応すること、前記第1データは第1streamフローに属すること、前記第1データは第1無線ベアラに対応すること、及び前記第1データは第1論理チャネルに対応することのうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記第1サービス、前記第1Qosフロー、前記第1PDUセッション、前記第1streamフロー、又は前記第1論理チャネル内に1からmまでのレベルが構成され、mは1以上の自然数である、
請求項15に記載の情報処理方法。
【請求項19】
前記端末が第1データのレベルを決定することは、
前記端末が前記第1データのフレームタイプに基づいて前記第1データのレベルを決定すること、又は、
前記端末が非アクセス層(NAS)、インターネットプロトコル(IP)層又はPDCP層のフレームタイプ解析能力に基づいて、前記第1データのレベルを決定すること、又は、
前記端末のPDCP以上の上位層が端末のアクセス層(AS)に前記第1データのレベルを指示すること、を含む、
請求項15に記載の情報処理方法。
【請求項20】
前記第1データのレベルに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、変調符号化方式(MCS)値、アップリンク許可の情報、帯域幅部分(BWP)の情報、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)報告を送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するスロット(slot)ギャップ数とリソース開始位置、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含み、
前記HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、HARQプロセスがHARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びHARQコードブックの種類、のうちの少なくとも1つを含む、
請求項15に記載の情報処理方法。
【請求項21】
前記フレームタイプは、Iフレーム、Pフレーム、及びBフレームのうちのいずれか1つを含む、
請求項19に記載の情報処理方法。
【請求項22】
前記端末が前記第1データのレベルに対応するリソース情報に基づいて前記第1データを送信することは、
前記第1データのレベルがIフレームに対応する場合、前記端末が複数のビームの組み合わせにより前記第1データを送信すること、又は、
前記第1データのレベルがPフレーム又はBフレームに対応する場合、前記端末が単一のビームにより前記第1データを送信すること、を含む、
請求項21に記載の情報処理方法。
【請求項23】
前記情報処理方法はさらに、
前記端末が前記第1データのレベル及び補助情報のうちの少なくとも1つをネットワーク側機器に送信することを含み、
前記補助情報は、フレームレート、遅延、及びパケット優先度のうちの少なくとも1つを含み、
及び/又は、前記補助情報の粒度は、
前記第1データに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1PDUセッションに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1無線ベアラに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1論理チャネルに対応する補助情報、
前記第1データに対応するサービス品質(QoS)フローに対応する補助情報、
前記第1データに対応するStreamフローに対応する補助情報、
前記第1データに対応するサービスに対応する補助情報、のうちの少なくとも1つである、
請求項15に記載の情報処理方法。
【請求項24】
前記情報処理方法はさらに、
前記端末が第1情報をネットワーク側機器に送信することを含み、
前記第1情報は、1~b個のQoSフローが1つのサービスに属すことを指示し、bは1以上の自然数であり、又は、前記第1情報は、1つのQoSフローが1~q個の5QI(5G QoS Identifier)を有することを指示し、qは1以上の自然数である、
請求項15に記載の情報処理方法。
【請求項25】
前記情報処理方法はさらに、
前記端末がネットワーク側機器から第2情報を受信することを含み、
前記第2情報は、
1~b個のQoSフローが1つの無線ベアラにマッピングされること、
1~b個のQoSフローが1~c個の無線ベアラにマッピングされること、
1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされること、のうちの少なくとも1つを指示し、
ここで、b、c、q及びdはいずれも1以上の自然数である、
請求項15に記載の情報処理方法。
【請求項26】
前記第2情報が、1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされることを指示する場合、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1~q個のGTP-U(GPRS Tunnelling Protocol for the user plane)トンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1~q個のPDUセッションを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1つのGTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1つのPDUセッションを確立する、
請求項25に記載の情報処理方法。
【請求項27】
情報処理方法であって、
ネットワーク側機器が第1指示情報を送信することを含み、
前記第1指示情報は、第1サービス、第1サービス品質(Qos)フロー、第1プロトコルデータユニット(PDU)セッション、第1ストリーム(stream)フロー、及び第1論理チャネルのうちの少なくとも1つのデータの1からmまでのレベルと、各レベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つと、を指示し、ここで、mは1以上の自然数である、情報処理方法。
【請求項28】
前記情報処理方法はさらに、
前記ネットワーク側機器が第1データのレベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つにより前記第1データを受信及び/又は送信することを含む、
請求項27に記載の情報処理方法。
【請求項29】
前記プロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、サービスデータアダプテーションプロトコル(SDAP)構成情報、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)構成情報、無線リンク制御(RLC)構成情報、媒体アクセス制御(MAC)構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、非連続受信(DRX)構成情報、半持続スケジューリング(SPS)構成情報、ランダムアクセス構成情報、スケジューリング要求(SR)構成情報、バッファステータスレポート(BSR)構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、及び第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む、
請求項27に記載の情報処理方法。
【請求項30】
前記第1データは第1サービスに属すること、前記第1データは第1Qosフローに属すること、前記第1データは第1PDUセッションに対応すること、前記第1データは第1streamフローに属すること、前記第1データは第1無線ベアラに対応すること、及び前記第1データは第1論理チャネルに対応することのうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記第1サービス、前記第1Qosフロー、前記第1PDUセッション、前記第1streamフロー、又は前記第1論理チャネル内に1からmまでのレベルが構成され、mは1以上の自然数である、
請求項28に記載の情報処理方法。
【請求項31】
前記第1データのレベルに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、変調符号化方式(MCS)値、アップリンク許可の情報、帯域幅部分(BWP)の情報、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)報告を送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するスロット(slot)ギャップ数とリソース開始位置、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含み、
ここで、前記HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、HARQプロセスがHARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びHARQコードブックの種類、のうちの少なくとも1つを含む、
請求項28に記載の情報処理方法。
【請求項32】
前記レベルは前記第1データのフレームタイプを指示し、前記フレームタイプは、Iフレーム、Pフレーム、及びBフレームのうちのいずれか1つを含む、
請求項28に記載の情報処理方法。
【請求項33】
前記ネットワーク側機器が前記第1データのレベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つにより前記第1データを受信することは、
前記第1データのレベルがIフレームに対応する場合、前記ネットワーク側機器が複数のビームの組み合わせにより前記第1データを受信すること、又は、
前記第1データのレベルがPフレーム又はBフレームに対応する場合、前記ネットワーク側機器が単一のビームにより前記第1データを受信すること、を含む、
請求項32に記載の情報処理方法。
【請求項34】
ネットワーク側機器が第1指示情報を送信する前又は後、又は同時に、前記情報処理方法はさらに、
前記ネットワーク側機器がコアネットワーク又は端末から前記第1データのレベル及び補助情報のうちの少なくとも1つを取得することを含み、
ここで、前記補助情報は、フレームレート、遅延、及びパケット優先度のうちの少なくとも1つを含み、
及び/又は、前記補助情報の粒度は、
前記第1データに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1PDUセッションに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1無線ベアラに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1論理チャネルに対応する補助情報、
前記第1データに対応するQoSフローに対応する補助情報、
前記第1データに対応するStreamフローに対応する補助情報、
前記第1データに対応するサービスに対応する補助情報、のうちの少なくとも1つである、
請求項28に記載の情報処理方法。
【請求項35】
ネットワーク側機器が第1指示情報を送信する前又は後、又は同時に、前記情報処理方法はさらに、
前記ネットワーク側機器がコアネットワークから5QI(5G QoS Identifier)情報を取得することを含み、前記5QI情報は、フレームレート、遅延、ジッター、エラー率、パケット優先度、遠く、中間又は近くの視野識別子、視野識別子を指示する精度情報、エラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含み、
及び/又は、前記5QIの粒度は、
前記第1データに対応するQoSフローに対応する5QI情報、
前記第1データに対応するStreamフローに対応する5QI情報、
前記第1データに対応する5QI情報、のうちの少なくとも1つである、
請求項28に記載の情報処理方法。
【請求項36】
前記情報処理方法はさらに、
前記ネットワーク側機器が第1情報を取得することを含み、
前記第1情報は、1~b個のQoSフローが1つのサービスに属すことを指示し、bは1以上の自然数であり、又は、
前記第1情報は、1つのQoSフローが1~q個の5QIを有することを指示し、qは1以上の自然数である、
請求項27に記載の情報処理方法。
【請求項37】
前記ネットワーク側機器が第1情報を取得することは、
前記ネットワーク側機器がコアネットワーク、端末、AI制御機能及び/又はネットワーク管理から第1情報を取得することを含む、
請求項36に記載の情報処理方法。
【請求項38】
前記情報処理方法はさらに、
前記ネットワーク側機器が第2情報を端末に送信することを含み、
前記第2情報は、
1~b個のQoSフローが1つの無線ベアラにマッピングされること、
1~b個のQoSフローが1~c個の無線ベアラにマッピングされること、
1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされること、のうちの少なくとも1つを指示し、
ここで、cは1以上の自然数であり、qは1以上の自然数であり、dは1以上の自然数である、
請求項27に記載の情報処理方法。
【請求項39】
前記第2情報が、1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされることを指示する場合、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1~q個のGTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1~q個のPDUセッションを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1つのGTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1つのPDUセッションを確立する、
請求項38に記載の情報処理方法。
【請求項40】
端末に適用される情報処理装置であって、
データセットの情報をネットワーク側機器に送信すること、及びデータセットの情報に基づいてデータセットにおけるデータを処理することのうちの少なくとも1つを実行するように構成される第1処理モジュールを備え、
前記データセットの情報は、
前記データセットの情報が、1~k個のデータが1つのデータセットであり、kが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの中間のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであり、前記第1のパケットの後にさらにy個のパケットがあり、yが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであり、前のデータセットのパケットがn個のパケットを有し、nが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットのu番目のパケットであり、uが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットにおける各パケットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットの特性情報を示すために使用される状況、のうちの少なくとも1つを含み、
前記特性情報は、
複数のパケットに基づく遅延、複数のパケットに基づくジッター、複数のパケットに基づくエラー率、複数のパケットに基づくアップリンクとダウンリンクのパケット間の時間対応関係、複数のパケットに基づく遠く、中間又は近くの視野識別子、複数のパケットに基づく視野識別子を指示する精度情報、複数のパッケージに基づくエラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む、情報処理装置。
【請求項41】
ネットワーク側機器に適用される情報処理装置であって、
端末によって送信されたデータセットの情報を受信するように構成される第2受信モジュールを備え、
前記データセットの情報は、
前記データセットの情報が、1~k個のデータが1つのデータセットであり、kが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの中間のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであり、前記第1のパケットの後にさらにy個のパケットがあり、yが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであり、前のデータセットのパケットがn個のパケットを有し、nが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットのu番目のパケットであり、uが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットにおける各パケットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットの特性情報を示すために使用される状況、のうちの少なくとも1つを含み、
前記特性情報は、
複数のパケットに基づく遅延、複数のパケットに基づくジッター、複数のパケットに基づくエラー率、複数のパケットに基づくアップリンクとダウンリンクのパケット間の時間対応関係、複数のパケットに基づく遠く、中間又は近くの視野識別子、複数のパケットに基づく視野識別子を指示する精度情報、複数のパッケージに基づくエラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む、情報処理装置。
【請求項42】
端末に適用される情報処理装置であって、
第1データのレベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つを取得するように構成される第1取得モジュールと、
前記第1データのレベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つにより、前記第1データの送信及び受信のうちの少なくとも1つを実行するように構成される送受信モジュールと、を備える、情報処理装置。
【請求項43】
ネットワーク側機器に適用される情報処理装置であって、
第1指示情報を送信するように構成される第1送信モジュールを備え、
前記第1指示情報は、第1サービス、第1サービス品質(Qos)フロー、第1プロトコルデータユニット(PDU)セッション、第1ストリーム(stream)フロー、及び第1論理チャネルのうちの少なくとも1つのデータの1からmまでのレベルと、各レベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つと、を指示し、ここで、mは1以上の自然数である、情報処理装置。
【請求項44】
通信機器であって、プロセッサ、メモリ、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で実行可能なプログラムを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサに請求項1~39のいずれか一項に記載の方法のステップを実現させる、通信機器。
【請求項45】
プロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサに請求項1~39のいずれか一項に記載の方法のステップを実現させるためのプログラムを記憶した、可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願への相互参照)
本出願は、2021年11月15日に中国で提出された、中国特許出願番号が202111350371.9である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容が参照により本出願に組み込まれる。
【0002】
本開示の実施例は、通信技術分野に関し、具体的に情報処理方法及び情報処理装置、機器並びに可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
超高信頼性低遅延通信(URLC:Ultra-reliable and Low Latency Communications)は、主に産業応用と制御、交通安全と制御、遠隔製造、遠隔訓練、遠隔手術などのシナリオと応用を含む。URLLCは無人運転サービスにおいて大きな潜在力を持っている。また、URLLCはセキュリティや保護産業にとっても非常に重要である。産業用自動制御には約10msの遅延が必要であるが、この要求は第4世代移動通信技術(4G:fourth generation)時代に実現しにくい。無人運転の方面では、遅延に対する要求はさらに高く、伝送遅延は1msまで低くする必要があり、安全性及び信頼性に対する要求も極めて高い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
どのようにデータ処理に特定のサービスのサービス品質(QoS:Quality of Service)需要を満たさせるかは、早急に解決すべき問題である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施例は、情報処理方法及び情報処理装置、機器並びに可読記憶媒体を提供し、どのようにデータ処理に特定のサービスのQoS需要を満たさせるかという問題を解決する。
【0006】
第1態様では、情報処理方法を提供し、前記情報処理方法は、
端末が第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を取得することと、
前記端末が前記第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報に基づいて、前記第1データを送信及び/又は受信することと、を含む
オプションとして、端末が第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を取得する前に、前記情報処理方法はさらに、
端末が第1指示情報を取得することを含み、
前記第1指示情報は、第1サービス、第1サービス品質(Qos)フロー、第1プロトコルデータユニット(PDU)セッション、第1ストリーム(stream)フロー、及び/又は第1論理チャネルのデータの1からmまでのレベル、及び各レベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を指示し、ここで、mは1以上の自然数である。
【0007】
オプションとして、前記プロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、サービスデータアダプテーションプロトコル(SDAP)構成情報、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)構成情報、無線リンク制御(RLC)構成情報、媒体アクセス制御(MAC)構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、非連続受信(DRX)構成情報、半持続スケジューリング(SPS)構成情報、ランダムアクセス構成情報、スケジューリング要求(SR)構成情報、バッファステータスレポート(BSR)構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0008】
オプションとして、前記端末が第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を取得する前、後、又は同時に、前記情報処理方法はさらに、
前記端末が第1データのレベルを決定することを含み、前記第1データは第1サービスに属し、前記第1データは第1Qosフローに属し、前記第1データは第1PDUセッションに対応し、前記第1データは第1streamフローに属し、前記第1データは第1無線ベアラに対応し、及び/又は前記第1データは第1論理チャネルに対応し、
ここで、前記第1サービス、前記第1Qosフロー、前記第1PDUセッション、前記第1streamフロー、又は前記第1論理チャネル内に1からmまでのレベルが構成され、mは1以上の自然数である。
【0009】
オプションとして、前記端末が第1データのレベルを決定することは、
前記端末が前記第1データのフレームタイプに基づいて前記第1データのレベルを決定すること、又は、
前記端末が非アクセス層(NAS)、インターネットプロトコル(IP)層又はPDCP層のフレームタイプ解析能力に基づいて、前記第1データのレベルを決定すること、又は、
前記端末のPDCP以上の上位層が端末のアクセス層(AS)に前記第1データのレベルを指示すること、を含む。
【0010】
オプションとして、前記第1データのレベルに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、変調符号化方式(MCS)値、アップリンク許可の情報、帯域幅部分(BWP)の情報、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)報告を送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するスロット(slot)ギャップ数とリソース開始位置、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含み、
前記HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、HARQプロセスがHARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びHARQコードブックの種類、のうちの少なくとも1つを含む。
【0011】
オプションとして、前記フレームタイプは、Iフレーム、Pフレーム、及びBフレームのうちのいずれか1つを含む。
【0012】
オプションとして、前記端末が前記第1データのレベルに対応するリソース情報に基づいて前記第1データを送信することは、
前記第1データのレベルがIフレームに対応する場合、前記端末が複数のビームの組み合わせにより前記第1データを送信すること、又は、
前記第1データのレベルがPフレーム又はBフレームに対応する場合、前記端末が単一のビームにより前記第1データを送信すること、を含む。
【0013】
オプションとして、前記情報処理方法はさらに、
前記端末が前記第1データのレベル及び/又は補助情報をネットワーク側機器に送信することを含み、
前記補助情報は、フレームレート、遅延、及びパケット優先度のうちの少なくとも1つを含み、
及び/又は、前記補助情報の粒度は、
前記第1データに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1PDUセッションに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1無線ベアラに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1論理チャネルに対応する補助情報、
前記第1データに対応するサービス品質(QoS)フローに対応する補助情報、
前記第1データに対応するStreamフローに対応する補助情報、
前記第1データに対応するサービスに対応する補助情報、のうちの少なくとも1つである。
【0014】
オプションとして、前記情報処理方法はさらに、
前記端末が第1情報をネットワーク側機器に送信することを含み、
前記第1情報は、1~b個のQoSフローが1つのサービスに属すことを指示し、bは1以上の自然数であり、又は、前記第1情報は、1つのQoSフローが1~q個の5QI(5G QoS Identifier)を有することを指示し、qは1以上の自然数である。
【0015】
オプションとして、前記情報処理方法はさらに、
前記端末がネットワーク側機器から第2情報を受信することを含み、
前記第2情報は、
1~b個のQoSフローが1つの無線ベアラにマッピングされること、
1~b個のQoSフローが1~c個の無線ベアラにマッピングされること、
1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされること、のうちの少なくとも1つを指示し、
ここで、b、c、q及びdはいずれも1以上の自然数である。
【0016】
オプションとして、前記第2情報が、1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされることを指示する場合、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1~q個のGTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1~q個のPDUセッションを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1つのGTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1つのPDUセッションを確立する。
【0017】
第2態様では、情報処理方法を提供し、前記情報処理方法は、
ネットワーク側機器が第1指示情報を送信することを含み、
前記第1指示情報は、第1サービス、第1Qosフロー、第1PDUセッション、第1streamフロー、及び/又は第1論理チャネルのデータの1からmまでのレベル、及び各レベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を指示し、ここで、mは1以上の自然数である。
【0018】
オプションとして、前記情報処理方法はさらに、
前記ネットワーク側機器が前記第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報により前記第1データを受信及び/又は送信することを含む。
【0019】
オプションとして、前記プロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、SDAP構成情報、PDCP構成情報、RLC構成情報、MAC構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、DRX構成情報、SPS構成情報、ランダムアクセス構成情報、SR構成情報、BSR構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、及び第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0020】
オプションとして、前記第1データは第1サービスに属し、前記第1データは第1Qosフローに属し、前記第1データは第1PDUセッションに対応し、前記第1データは第1streamフローに属し、前記第1データは第1無線ベアラに対応し、及び/又は前記第1データは第1論理チャネルに対応し、
ここで、前記第1サービス、前記第1Qosフロー、前記第1PDUセッション、前記第1streamフロー、又は前記第1論理チャネル内に1からmまでのレベルが構成され、mは1以上の自然数である。
【0021】
オプションとして、前記第1データのレベルに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、MCS値、アップリンク許可の情報、BWPの情報、PUCCHの持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、CSI-RS報告を送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するslotギャップ数とリソース開始位置、HARQプロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含み、
ここで、前記HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、HARQプロセスがHARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びHARQコードブックの種類、のうちの少なくとも1つを含む。
【0022】
オプションとして、前記レベルは前記第1データのフレームタイプを指示し、前記フレームタイプは、Iフレーム、Pフレーム、及びBフレームのうちのいずれか1つを含む。
【0023】
オプションとして、前記ネットワーク側機器が前記第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報により前記第1データを受信することは、
前記第1データのレベルがIフレームに対応する場合、前記ネットワーク側機器が複数のビームの組み合わせにより前記第1データを受信すること、又は、
前記第1データのレベルがPフレーム又はBフレームに対応する場合、前記ネットワーク側機器が単一のビームにより前記第1データを受信すること、を含む。
【0024】
オプションとして、ネットワーク側機器が第1指示情報を送信する前に、前記情報処理方法はさらに、
前記ネットワーク側機器がコアネットワーク又は端末から前記第1データのレベル及び/又は補助情報を取得することを含み、
ここで、前記補助情報は、フレームレート、遅延、及びパケット優先度のうちの少なくとも1つを含み、
及び/又は、前記補助情報の粒度は、
前記第1データに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1PDUセッションに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1無線ベアラに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1論理チャネルに対応する補助情報、
前記第1データに対応するQoSフローに対応する補助情報、
前記第1データに対応するStreamフローに対応する補助情報、
前記第1データに対応するサービスに対応する補助情報、のうちの少なくとも1つである。
【0025】
オプションとして、ネットワーク側機器が第1指示情報を送信する前に、前記情報処理方法はさらに、
前記ネットワーク側機器がコアネットワークから5QI情報を取得することを含み、前記5QI情報は、
フレームレート、遅延、ジッター、エラー率、パケット優先度、遠く、中間又は近くの視野識別子、視野識別子を指示する精度情報、エラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含み、
及び/又は、前記5QIの粒度は、
前記第1データに対応するQoSフローに対応する5QI情報、
前記第1データに対応するStreamフローに対応する5QI情報、
前記第1データに対応する5QI情報、のうちの少なくとも1つである。
【0026】
オプションとして、前記情報処理方法はさらに、
前記ネットワーク側機器が第1情報を取得することを含み、
前記第1情報は、1~b個のQoSフローが1つのサービスに属すことを指示し、bは1以上の自然数であり、又は、
前記第1情報は、1つのQoSフローが1~q個の5QIを有することを指示し、qは1以上の自然数である。
【0027】
オプションとして、前記ネットワーク側機器が第1情報を取得することは、
前記ネットワーク側機器がコアネットワーク、端末、人工知能(AI)制御機能及び/又はネットワーク管理から第1情報を取得することを含む。
【0028】
オプションとして、前記情報処理方法はさらに、
前記ネットワーク側機器が第2情報を端末に送信することを含み、
前記第2情報は、
1~b個のQoSフローが1つの無線ベアラにマッピングされること、
1~b個のQoSフローが1~c個の無線ベアラにマッピングされること、
1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされること、のうちの少なくとも1つを指示し、
ここで、cは1以上の自然数であり、qは1以上の自然数であり、dは1以上の自然数である。
オプションとして、前記第2情報が、1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされることを指示する場合、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1~q個のGTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1~q個のPDUセッションを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1つのGTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1つのPDUセッションを確立する。
【0029】
第3態様では、情報処理方法を提供し、前記情報処理方法は、
端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信すること、及び/又は端末がデータセットの情報に基づいてデータセットにおけるデータを処理することを含み、
前記データセットの情報は、
前記データセットの情報が、1~k個のデータが1つのデータセットであり、kが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの中間のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであり、前記第1のパケットの後にさらにr個のパケットがあり、rが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであり、前のデータセットのパケットがn個のパケットを有し、nが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットのu番目のパケットであり、uが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットにおける各パケットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットの特性情報を示すために使用される状況、のうちの少なくとも1つを含み、
前記特性情報は、
複数のパケットに基づく遅延、複数のパケットに基づくジッター、複数のパケットに基づくエラー率、複数のパケットに基づくアップリンクとダウンリンクのパケット間の時間対応関係、複数のパケットに基づく遠く、中間又は近くの視野識別子、複数のパケットに基づく視野識別子を指示する精度情報、複数のパッケージに基づくエラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む。
【0030】
オプションとして、前記端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信する場合、
前記データセットの情報はデータのパケットヘッダーにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はデータのペイロードにより搬送され、又は、
前記データセットの情報は、無線リソース制御RRC、PDCP、RLC、及び/又はMAC層の制御シグナリングにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はBSRシグナリングに追加され、又は、
前記データセットの情報はSRシグナリングに追加される。
【0031】
オプションとして、前記情報処理方法が、端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信することを含む場合、
前記データセットにおける複数のデータは、ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じ画面を形成するために使用される。
【0032】
オプションとして、前記情報処理方法が、端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信することを含む場合、
前記データセットにおける複数のデータは、ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じタスクを完了するために使用される。
【0033】
オプションとして、前記情報処理方法が、端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信することを含む場合、前記情報処理方法はさらに、
前記端末が前記ネットワーク側機器の前記データセットに対するリソース構成及び/又はリソーススケジューリング情報を受信することを含む。
【0034】
オプションとして、前記データセットに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、MCS値、アップリンク許可の情報、BWPの情報、PUCCHの持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するslotギャップ数とリソース開始位置、HARQプロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含み、
HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、データセットにおけるデータに対応するHARQプロセスbitmap指示、HARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びデータセットにおけるデータによって共有されるHARQコードブック情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0035】
オプションとして、前記データセットのプロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、SDAP構成情報、PDCP構成情報、RLC構成情報、MAC構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、DRX構成情報、SPS構成情報、ランダムアクセス構成情報、SR構成情報、BSR構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、及び第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0036】
オプションとして、前記情報処理方法が、端末がデータセットの情報に基づいてデータセットにおけるデータを処理することを含む場合、前記端末がデータセットの情報に基づいてデータセットにおけるデータを処理することは、
前記端末がデータセットの情報に基づいて無線リソースを選択すること、
前記端末がデータセットにおけるデータを1つ又は複数のMAC PDUに優先的に多重化すること、
前記端末が複数の並行するHARQプロセスを使用してデータセットにおけるデータを送信すること、
前記端末が複数の構成許可リソースを使用してデータセットにおけるデータを送信すること、
前記端末がデータセットにおける1つのデータの再送信と別のデータの新規送信を1つ又は複数のMAC PDUに優先的に多重化すること、
前記端末がデータセットにおける1~k1個のデータに対して一緒にデータ回復操作を実行すること、
前記端末がデータセットにおける1~k2個のデータに対して1つの廃棄タイマーを設定及び/又は開始すること、
前記端末がPDCPステータスレポートを送信し、前記PDCPステータスレポート内の1つのビットマップ(bitmap)のフィールド(bitmap field)が1つのデータセットの受信ステータスを示すために使用されること、
データセットにおける1~k3個のデータに対応するいずれかのデータに対応する廃棄タイマーがタイムアウトした場合、前記端末がデータセット全体における1~k3個のデータを廃棄すること、
RLC層が下位層からデータセットにおける1~k4個のすべてのデータを受信した場合、前記端末がデータセットにおける1~k4個のデータに対応するRLC SDUを上向きに手渡すこと、のうちの少なくとも1つを含み、
k1、k2、k3、k4は1以上の自然数である。
【0037】
第4態様では、情報処理方法を提供し、前記情報処理方法は、
ネットワーク側機器が端末によって送信されたデータセットの情報を受信することを含み、
前記データセットの情報は、
前記データセットの情報が、1~k個のデータが1つのデータセットであり、kが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの中間のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであり、前記第1のパケットの後にさらにr個のパケットがあり、rが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであり、前のデータセットのパケットがn個のパケットを有し、nが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットのu番目のパケットであり、uが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットにおける各パケットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットの特性情報を示すために使用される状況、のうちの少なくとも1つを含み、
前記特性情報は、
複数のパケットに基づく遅延、複数のパケットに基づくジッター、複数のパケットに基づくエラー率、複数のパケットに基づくアップリンクとダウンリンクのパケット間の時間対応関係、複数のパケットに基づく遠く、中間又は近くの視野識別子、複数のパケットに基づく視野識別子を指示する精度情報、複数のパッケージに基づくエラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む。
【0038】
オプションとして、前記データセットの情報はデータのパケットヘッダーにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はデータのペイロードにより搬送され、又は、
前記データセットの情報は、無線リソース制御RRC、PDCP、RLC、及び/又はMAC層の制御シグナリングにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はBSRシグナリングに追加され、又は、
前記データセットの情報はSRシグナリングに追加される。
【0039】
オプションとして、前記データセットにおける複数のデータは、ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じ画面を形成するために使用され、又は、
前記データセットにおける複数のデータは、ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じタスクを完了するために使用される。
【0040】
オプションとして、前記情報処理方法は、前記ネットワーク側機器が前記データセットに対するリソース構成及び/又はリソーススケジューリング情報を前記端末に送信することをさらに含む。
【0041】
オプションとして、前記データセットに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、MCS値、アップリンク許可の情報、BWPの情報、PUCCHの持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するslotギャップ数とリソース開始位置、HARQプロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含み、
HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、データセットにおけるデータに対応するHARQプロセスbitmap指示、HARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びデータセットにおけるデータによって共有されるHARQコードブック情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0042】
オプションとして、前記データセットのプロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、SDAP構成情報、PDCP構成情報、RLC構成情報、MAC構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、DRX構成情報、SPS構成情報、ランダムアクセス構成情報、SR構成情報、BSR構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、及び第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0043】
第5態様では、端末に適用される情報処理装置を提供し、前記情報処理装置は、
第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を取得するように構成される第1取得モジュールと、
前記第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報により、前記第1データを送信及び/又は受信するように構成される送受信モジュールと、を備える。
【0044】
第6態様では、ネットワーク側機器に適用される情報処理装置を提供し、前記情報処理装置は、
第1指示情報を送信するように構成される第1送信モジュールを備え、
前記第1指示情報は、第1サービス、第1Qosフロー、第1PDUセッション、第1streamフロー、及び/又は第1論理チャネルのデータの1からmまでのレベル、及び各レベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を指示し、ここで、mは1以上の自然数である。
【0045】
第7態様では、端末に適用される情報処理装置を提供し、前記情報処理装置は、
データセットの情報をネットワーク側機器に送信し、及び/又はデータセットの情報に基づいてデータセットにおけるデータを処理するように構成される第1処理モジュールを備え、
前記データセットの情報は、
前記データセットの情報が、1~k個のデータが1つのデータセットであり、kが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの中間のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであり、前記第1のパケットの後にさらにy個のパケットがあり、yが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであり、前のデータセットのパケットがn個のパケットを有し、nが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットのu番目のパケットであり、uが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットにおける各パケットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットの特性情報を示すために使用される状況、のうちの少なくとも1つを含み、
前記特性情報は、
複数のパケットに基づく遅延、複数のパケットに基づくジッター、複数のパケットに基づくエラー率、複数のパケットに基づくアップリンクとダウンリンクのパケット間の時間対応関係、複数のパケットに基づく遠く、中間又は近くの視野識別子、複数のパケットに基づく視野識別子を指示する精度情報、複数のパッケージに基づくエラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む。
【0046】
第8態様では、ネットワーク側機器に適用される情報処理装置を提供し、前記情報処理装置は、
端末によって送信されたデータセットの情報を受信するように構成される第2受信モジュールを備え、
前記データセットの情報は、
前記データセットの情報が、1~k個のデータが1つのデータセットであり、kが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの中間のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであり、前記第1のパケットの後にさらにy個のパケットがあり、yが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであり、前のデータセットのパケットがn個のパケットを有し、nが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットのu番目のパケットであり、uが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットにおける各パケットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットの特性情報を示すために使用される状況、のうちの少なくとも1つを含み、
前記特性情報は、
複数のパケットに基づく遅延、複数のパケットに基づくジッター、複数のパケットに基づくエラー率、複数のパケットに基づくアップリンクとダウンリンクのパケット間の時間対応関係、複数のパケットに基づく遠く、中間又は近くの視野識別子、複数のパケットに基づく視野識別子を指示する精度情報、複数のパッケージに基づくエラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む。
【0047】
第9態様では、通信機器を提供し、前記通信機器は、プロセッサ、メモリ、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で実行可能なプログラムを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されるとき、第1態様、第2態様、第3態様又は第4態様に記載の方法のステップを実現する。
【0048】
第10態様では、プロセッサによって実行されるとき、第1態様、第2態様、第3態様又は第4態様に記載の方法のステップを実現するプログラムが記憶された可読記憶媒体を提供する。
【0049】
本開示の実施例では、同じサービスの異なるレベルのデータに対する差別化処理により、データ処理は特定のサービスのQoS需要をより満たす。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【
図1】本開示の実施例に適用可能な無線通信システムのブロック図である。
【
図2】本開示の実施例による情報処理方法の第1の概略図である。
【
図3】本開示の実施例による情報処理方法の第2の概略図である。
【
図4】本開示の実施例による情報処理方法の第3の概略図である。
【
図5】本開示の実施例による情報処理方法の第4の概略図である。
【
図6】本開示の実施例によるシナリオ概略図である。
【
図7】本開示の実施例による情報処理装置の第1の構造図である。
【
図8】本開示の実施例による情報処理装置の第2の構造図である。
【
図9】本開示の実施例による情報処理装置の第3の構造図である。
【
図10】本開示の実施例による情報処理装置の第4の構造図である。
【
図11】本開示の実施例による通信機器の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0051】
下記の好ましい実施形態の詳細な説明を読むことで、種々の他の利点及びよいところは、当業者にとって明らかになる。図面は、好ましい実施形態を示すためのものだけであり、本出願を限定するものと認められない。図面全体において、同じ符号で同じ部品を表す。
【0052】
以下、本開示の実施例における図面を参照しながら、本開示の実施例における技術的解決策を明確かつ完全に説明し、明らかに、説明される実施例は、本開示の実施例の一部であり、全ての実施例ではない。本開示における実施例に基づいて、当業者が創造的な労力を払うことなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本開示の保護範囲に属する。
【0053】
本開示の明細書及び特許請求の範囲における「含む」という用語及びそのいかなる変形は、非排他的な包含を網羅することを意図している。例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は、明確に列挙されたそれらのステップ又はユニットに限定されず、明確に列挙されていない他のステップ又はユニットを含んでもよいか又はこのようなプロセス、方法、製品又は機器に固有の他のステップ又はユニットを含んでもよい。また、明細書及び特許請求の範囲では、「及び/又は」を使用して接続されるオブジェクトの少なくとも1つを表す。例えば、A及び/又はBは、Aが単独で存在すること、Bが単独で存在すること、A及びBがすべて存在することの3つの状況を示す。
【0054】
本開示の実施例では、「例示的」又は「例えば」などの用語は、例、実施例、又は説明として使用される。本開示の実施例において「例示的」又は「例えば」として説明されるいかなる実施例又は設計スキームは、他の実施例又は設計スキームよりも好ましい又はより有利であると解釈されるべきではない。正確に言えば、「例示的」又は「例えば」などの用語の使用は、関連する概念を具体的に呈することを意図している。
【0055】
指摘すべきこととして、本開示の実施例に記載の技術は、長期的進化(LTE:Long Time Evolution)/LTEの進化型(LTE-A:LTE-Advanced)システムに限定されず、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)、時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Access)、周波数分割多元接続(FDMA:Frequency Division Multiple Access)、直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA:Single-carrier Frequency-Division Multiple Access)及び他のシステムなどのほかの無線通信システムにも適用可能である。本開示の実施例における用語「システム」及び「ネットワーク」は常に互換的に用いられる。説明される技術は、上記言及したシステム及び無線技術に適用可能であるだけでなく、他のシステム及び無線技術にも適用可能である。しかしながら、以下の記述において、例として新しい無線(NR:New Radio)システムについて説明し、以下の記述の大半においてNR用語が使用されるが、これらの技術は、第6世代(6G:6th Generation)通信システムなどのNRシステムアプリケーション以外のアプリケーションにも適用可能である。
【0056】
本開示の実施例を理解しやすくするために、まず以下の技術点を紹介する。
【0057】
URLLCは、高信頼性と低遅延の2つの基本的な特徴、例えば、10-5又は10-6オーダーのブロックエラー率(BLER:block error rate)性能と、0.5ms又は1msの無線伝送遅延がある。もう1つのエクステンデッド現実(XR:Extended Reality)サービスとは、コンピュータ技術とウェアラブルデバイスによって生成される現実と仮想の組み合わせ、ヒューマンコンピュータインタラクション可能な環境を指し、拡張現実(AR:Augmented Reality)、仮想現実(VR:Virtual Reality)、混合現実(MR:Mixed Reality)などの多種の形式の総称である。AR、VR、MRも高信頼性と低遅延であり、大容量パケットと高レートを兼ね備えており、XRサービスは高信頼性と低遅延に対して要求があるだけでなく、同時に高レート、予測できないジッター、複数のストリームと可変のパケットサイズの特性もある。例えば、IフレームとPフレームのサイズ比は約3~6倍である。
【0058】
ビデオ圧縮では、各フレームが1つの静止画像を表す。実際の圧縮では、データ容量を削減するために様々なアルゴリズムが使用されるが、ここで、最も一般的なのはIPBである。
【0059】
Iフレームはキーフレームであり、フレーム内圧縮に属し、オーディオビデオインターリーブ(AVI:Audio Video Interleaved)の圧縮と同じである。
【0060】
Pフレームは前向きの検索を意味する。
【0061】
Bフレームは双方向検索である。
【0062】
PフレームとBフレームはいずれも、Iフレームに基づいてデータを圧縮する。Iフレームは、キーフレームを表し、このフレームの画面の完全な保存として理解できる。デコードする場合、本フレームのデータのみで完了できる(完全な画面が含まれるため)。Pフレームは、このフレームと前のキーフレーム(又はPフレーム)の差別を表し、デコードする場合、本フレームで定義された差別に前にキャッシュされた画面を重ねて、最終的な画面を生成する必要がある。(つまり差別フレーム、Pフレームには完全な画面データがなく、前のフレームの画面と異なるデータだけがある)。Bフレームは双方向の差別フレームであり、つまり、Bフレームは、本フレームと前後フレームの差別を記録し、言い換えれば、Bフレームをデコードするには、前のキャッシュされた画面を取得するだけでなく、後の画面をデコードする必要もあり、前後の画面と本フレームのデータとの重ねにより最終的な画面を取得する。Bフレームは圧縮率が高いが、デコード時に中央プロセッサ(CPU:Central Processing Unit)が疲れる。一般的に平均すると、Iの圧縮率は7(JPGとほぼ同じである)であり、Pは20であり、Bは50に達することができ、Bフレームを使用すると大量のスペースを節約できることがわかり、節約されたスペースは多くのIフレームを保存することができ、このようにして、同じコードレートでは、より良い画質を提供することができる。
【0063】
図1を参照すると、本出願の実施例に適用可能な無線通信システムのブロック図が示される。無線通信システムは、端末11、端末12及びネットワーク側機器13を備える。ここで、端末は、端末機器又はユーザ機器(UE:User Equipment)と呼ばれてもよい。端末は、携帯電話、タブレットコンピュータ(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)又はノートブックコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:Personal Digital Assistant)、ハンドヘルドコンピュータ、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(UMPC:ultra-mobile personal computer)、モバイルインターネットデバイス(MID:Mobile Internet Device)、拡張現実(AR:augmented reality)/仮想現実(VR:virtual reality)機器、ロボット、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)、車載機器(VUE)、歩行者端末(PUE)、スマートホーム(無線通信機能を備えたホーム機器)であってもよい。説明すべきこととして、本開示の実施例では、端末11、端末12の具体的なタイプを限定しない。
【0064】
ネットワーク側機器13は、基地局又はコアネットワークであってもよく、ここで、基地局は、ノードB、進化型ノードB、アクセスポイント、ベーストランシーバステーション(BTS:Base Transceiver Station)、無線基地局、無線送受信機、基本サービスセット(BSS:Basic Service Set)、拡張サービスセット(ESS:Extended Service Set)、Bノード、進化型Bノード(gNB)、ホームBノード、進化型ホームノードB、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Networks)アクセスポイント、ワイヤレスフィデリティ(WiFi:Wireless Fidelity)ノード、送受信ポイント(TRP:Transmitting Receiving Point)、ワイヤレスアクセスネットワークノード、又は前記分野における他の適切な用語と呼ばれてもよい。同じ技術的効果が達成される限り、前記基地局は、指定された技術的用語に限定されない。説明すべきこととして、本開示の実施例では、NRシステムにおける基地局のみを例とするが、基地局の具体的なタイプを限定しない。
【0065】
図2を参照すると、本開示の実施例は、端末に適用される情報処理方法を提供し、具体的なステップは、ステップ201及びステップ202を含む。
【0066】
ステップ201において、端末が第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を取得する。
【0067】
ステップ202において、前記端末が前記第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報に基づいて、前記第1データを送信及び/又は受信する。
【0068】
本開示の一実施形態では、端末が第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を取得する前に、前記方法はさらに、
端末が第1指示情報を取得することを含み、
ここで、前記第1指示情報は、第1サービス、第1Qosフロー、第1プロトコルデータユニット(PDU:Protocol Data Unit)セッション(Session)、第1streamフロー(又はサービスデータフロー(service data flow))、第1無線ベアラ(RB:radio bearer)及び/又は第1論理チャネルのデータの1からmまでのレベル、及び各レベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を指示し、ここで、mは1以上の自然数である。
【0069】
本開示の一実施形態では、前記プロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、サービスデータアダプテーションプロトコル(SDAP:service Data Adaptation Protocol)構成情報、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:Packet Data Convergence Protocol)構成情報、無線リンク層制御(RLC:Radio Link Control)構成情報、媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、非連続受信(DRX:Discontinous Reception)構成情報、半持続スケジューリング(SPS:Semi-Persistent Scheduling)構成情報、ランダムアクセス構成情報、スケジューリング要求(SR:Scheduling Request)構成情報、バッファステータスレポート(BSR:Buffer Status Report)構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0070】
本開示の一実施形態では、前記端末が第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を取得する前、後、又は同時に、前記方法はさらに、
前記端末が第1データのレベルを決定することを含み、前記第1データは第1サービスに属し、前記第1データは第1Qosフローに属し、前記第1データは第1PDUセッションに対応し、前記第1データは第1streamフローに属し、前記第1データは第1無線ベアラに対応し、及び/又は前記第1データは第1論理チャネルに対応し、
ここで、前記第1サービス、前記第1Qosフロー、前記第1PDUセッション、前記第1streamフロー、又は前記第1論理チャネル内に1からmまでのレベルが構成され、mは1以上の自然数である。
【0071】
本開示の一実施形態では、前記端末が第1データのレベルを決定することは、
前記端末が前記第1データのフレームタイプに基づいて前記第1データのレベルを決定すること、又は前記端末が非アクセス層(NAS:Non-Access-Stratum)、インターネットプロトコル(IP:Internet Protocol)層又はPDCP層のフレームタイプ解析能力に基づいて前記第1データのレベルを決定すること、
及び/又は、
前記端末のPDCP以上の上位層が端末のアクセス層(AS:Access Stratum)に前記第1データのレベルを指示すること、を含む。
【0072】
本開示の一実施形態では、前記第1データのレベルに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、変調符号化方式(MCS:Modulation and Coding Scheme)値、アップリンク許可の情報、帯域幅部分(BWP:Bandwidth Part)の情報、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)の持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS:Channel State Information-Reference signal)報告を送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するスロット(slot)ギャップ数とリソース開始位置、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat reQuest)プロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含む。
【0073】
ここで、前記HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、HARQプロセスがHARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びHARQコードブックの種類、のうちの少なくとも1つを含む。
【0074】
本開示の一実施形態では、前記フレームタイプは、Iフレーム、Pフレーム、及びBフレームのうちのいずれか1つを含む。
【0075】
又は、本開示の一実施形態では、前記データのレベルは、データの重要度を指示し、例えば、UE1とUE2は、消防隊員又は警察間の音声又はビデオ交流サービスであり、通常の会話に対応するデータはレベル2であり、火災警報、災害情報、追跡情報に関するデータはレベル1などであり、異なるヘッダー指示又はIPアドレスなどがある。ネットワークと端末も異なる処理がある。
【0076】
又は、本開示の一実施形態では、前記データのレベルは、データの重要度を指示し、例えば、UE1及びUE2は工場内の設備であり、センサ温度、操作状態、及びプロセス情報に対応するデータはレベル2であり、制御情報、コマンド情報、異常警報などの情報に関するデータはレベル1などであり、異なるヘッダー指示又はIPアドレスなどがある。ネットワークと端末も異なる処理がある。
【0077】
本開示の一実施形態では、前記端末が前記第1データのレベルに対応するリソース情報に基づいて前記第1データを送信することは、
前記第1データのレベルがIフレームに対応する場合、前記端末が複数のビームの組み合わせにより前記第1データを送信すること、又は、
前記第1データのレベルがPフレーム又はBフレームに対応する場合、前記端末が単一のビームにより前記第1データを送信すること、を含む。
【0078】
本開示の一実施形態では、前記方法はさらに、
前記端末が前記第1データのレベル及び/又は補助情報をネットワーク側機器に送信することを含み、
ここで、前記補助情報は、フレームレート、遅延、及びパケット優先度のうちの少なくとも1つを含む。
【0079】
本開示の一実施形態では、前記補助情報の粒度は、
(1)前記第1データに対応する補助情報、
(2)前記第1データに対応する第1PDUセッションに対応する補助情報、
(3)前記第1データに対応する第1無線ベアラに対応する補助情報、
(4)前記第1データに対応する第1論理チャネルに対応する補助情報、
(5)前記第1データに対応するサービス品質(QoS:Quality of Service)フローに対応する補助情報、
(6)前記第1データに対応するStreamフローに対応する補助情報、
(7)前記第1データに対応するサービスに対応する補助情報、のうちの少なくとも1つである。
【0080】
本開示の一実施形態では、前記方法はさらに、
前記端末又はコアネットワークが第1情報をネットワーク側機器に送信することを含み、
ここで、前記第1情報は、1~b個のQoSフローが1つのサービスに属すことを指示し、bは1以上の自然数であり、又は、前記第1情報は、1つのQoSフローが1~q個の第5世代移動通信(5G:5th-Generation)QoSインジケータ(5QI:5G QoS Identifier)を有することを指示し、qは1以上の自然数である。
【0081】
本開示の一実施形態では、前記方法はさらに、
前記端末がネットワーク側機器から第2情報を受信することを含み、
ここで、前記第2情報は、
(1)1~b個のQoSフローが1つの無線ベアラにマッピングされること、
(2)1~b個のQoSフローが1~c個の無線ベアラにマッピングされること、
(3)1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされること、のうちの少なくとも1つを指示し、
ここで、cは1以上の自然数であり、qは1以上の自然数であり、dは1以上の自然数である。
【0082】
本開示の一実施形態では、前記第2情報が、1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされることを指示する場合、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1~q個のユーザプレーンのGPRSトンネリングプロトコル(GTP-U:GPRS Tunnelling Protocol for the user plane)GTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1~q個のPDUセッションを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1つのGTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1つのPDUセッションを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1つのGTP-Uトンネルと1つのPDUセッションを確立し、1つのPDUセッション(PDU Session)に1~e個のサブフローPDUセッションを確立し、
オプションとして、PDUセッションは、1レベルPDUセッションであるかマルチレベルPDUセッションであるかの指示を搬送し、
オプションとして、GTP-Uトンネルは、1レベルGTP-UトンネルであるかマルチレベルGTP-Uトンネルであるかの指示を搬送し、
例えば、複数のサブフローPDUセッションID、QoSフロー識別子(QFI(s):QoS Flow Identifier)、QoSテンプレート(QoS Profile(s))、コアネットワーク(CN:Core Network)トンネル情報(CN Tunnel Info)、ネットワークスライス識別子(Single Network Slice Selection Assistance Informatio S-NSSAI from the Allowed NSSAI)、集約最大ビットレート(AMBR:Aggregate Maximum Bit Rates)、サブフローのPDUセッションタイプ(PDU Session Type)、ユーザプレーンセキュリティ情報(User Plane Security Enforcement information)、及び/又はUE完全性保護最大レート(UE Integrity Protection Maximum Data Rate)などが挙げられ、
ここで、eは1以上の自然数であり、q、dと同じ又は異なってもよく、上記のGPRSはGeneral Packet Radio Serviceであり、通用無線パケットサービスである。
【0083】
本開示の実施例では、同じサービスの異なるレベルのデータに対する差別化処理により、データ処理は特定のサービスのQoS需要をより満たす。
【0084】
図3を参照すると、本開示の実施例は、ネットワーク側機器に適用される情報処理方法を提供し、具体的なステップは、ステップ301を含む。
【0085】
ステップ301において、ネットワーク側機器が第1指示情報を送信し、
ここで、前記第1指示情報は、第1サービス、第1Qosフロー、第1PDUセッション、第1streamフロー、及び/又は第1論理チャネルのデータの1からmまでのレベル、及び各レベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を指示し、ここで、mは1以上の自然数である。
【0086】
本開示の一実施形態では、前記方法はさらに、
前記ネットワーク側機器が前記第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報により前記第1データを受信することを含む。
【0087】
本開示の一実施形態では、前記プロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、SDAP構成情報、PDCP構成情報、RLC構成情報、MAC構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、DRX構成情報、SPS構成情報、ランダムアクセス構成情報、SR構成情報、BSR構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、及び第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0088】
本開示の一実施形態では、前記第1データは第1サービスに属し、前記第1データは第1Qosフローに属し、前記第1データは第1PDUセッションに対応し、前記第1データは第1streamフローに属し、前記第1データは第1無線ベアラに対応し、及び/又は前記第1データは第1論理チャネルに対応し、ここで、前記第1サービス、前記第1Qosフロー、前記第1PDUセッション、前記第1streamフロー、又は前記第1論理チャネル内に1からmまでのレベルが構成され、mは1以上の自然数である。
【0089】
本開示の一実施形態では、前記第1データのレベルに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、MCS値、アップリンク許可の情報、BWPの情報、PUCCHの持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、CSI-RS報告を送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するslotギャップ数とリソース開始位置、HARQプロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含む。
【0090】
ここで、前記HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、HARQプロセスがHARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びHARQコードブックの種類、のうちの少なくとも1つを含む。
【0091】
本開示の一実施形態では、前記レベルは前記第1データのフレームタイプを指示し、前記フレームタイプは、Iフレーム、Pフレーム、及びBフレームのうちのいずれか1つを含む。
【0092】
本開示の一実施形態では、前記ネットワーク側機器が前記第1データのレベルに対応するリソース情報により前記第1データを受信することは、
前記第1データのレベルがIフレームに対応する場合、前記ネットワーク側機器が複数のビームの組み合わせにより前記第1データを受信すること、又は、
前記第1データのレベルがPフレーム又はBフレームに対応する場合、前記ネットワーク側機器が単一のビームにより前記第1データを受信すること、を含む。
【0093】
本開示の一実施形態では、ネットワーク側機器が第1指示情報を送信する前又は後、又は同時に、前記方法はさらに、
前記ネットワーク側機器がコアネットワーク又は端末から前記第1データのレベル及び/又は補助情報を取得することを含み、
ここで、前記補助情報は、フレームレート、遅延、及びパケット優先度のうちの少なくとも1つを含む。
【0094】
本開示の一実施形態では、前記補助情報の粒度は、
(1)前記第1データに対応する補助情報、
(2)前記第1データに対応する第1PDUセッションに対応する補助情報、
(3)前記第1データに対応する第1無線ベアラに対応する補助情報、
(4)前記第1データに対応する第1論理チャネルに対応する補助情報、
(5)前記第1データに対応するQoSフローに対応する補助情報、
(6)前記第1データに対応するStreamフローに対応する補助情報、
(7)前記第1データに対応するサービスに対応する補助情報、のうちの少なくとも1つである。
【0095】
本開示の一実施形態では、ネットワーク側機器が第1指示情報を送信する前又は後、又は同時に、前記方法はさらに、
前記ネットワーク側機器がコアネットワークから5QI情報を取得することを含み、ここで、前記5QI情報は、フレームレート、遅延、ジッター、エラー率、パケット優先度、遠く、中間又は近くの視野識別子、視野識別子を指示する精度情報、エラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む。
【0096】
本開示の一実施形態では、前記5QIの粒度は、
(1)第1データに対応するQoSフローに対応する5QI情報、
(2)第1データに対応するStreamフローに対応する5QI情報、
(3)第1データに対応する5QI情報、のうちの少なくとも1つである。
本開示の一実施形態では、前記方法はさらに、
前記ネットワーク側機器が第1情報を取得することを含み、
ここで、前記第1情報は、1~b個のQoSフローが1つのサービスに属すことを指示し、bは1以上の自然数であり、又は、前記第1情報は、1つのQoSフローが1~q個の5QIを有することを指示し、qは1以上の自然数である。
【0097】
本開示の一実施形態では、前記ネットワーク側機器が第1情報を取得することは、
前記ネットワーク側機器がコアネットワーク、端末、人工知能(AI:Artificial Intelligence)制御機能及び/又はネットワーク管理から第1情報を取得することを含む。
【0098】
本開示の一実施形態では、前記方法はさらに、
前記ネットワーク側機器が第2情報を端末に送信することを含み、
ここで、前記第2情報は、
(1)1~b個のQoSフローが1つの無線ベアラにマッピングされること、
(2)1~b個のQoSフローが1~c個の無線ベアラにマッピングされること、
(3)1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされること、のうちの少なくとも1つを指示し、
ここで、cは1以上の自然数であり、qは1以上の自然数であり、dは1以上の自然数である。
【0099】
本開示の一実施形態では、前記第2情報が、1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされることを指示する場合、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1~q個のユーザプレーンのGPRSトンネリングプロトコルトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1~q個のプロトコルデータユニット(PDU:Protocol Data Unit)セッションを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1つのGTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1つのPDUセッションを確立する。
【0100】
本開示の実施例では、同じサービスの異なるレベルのデータに対する差別化処理により、データ処理は特定のサービスのQoS需要をより満たす。
【0101】
図4を参照すると、本開示の実施例は、端末に適用される情報処理方法を提供し、具体的なステップは、ステップ401を含む。
【0102】
ステップ401において、端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信し、及び/又は端末がデータセットの情報に基づいてデータセットにおけるデータを処理する。
【0103】
ここで、前記データセットの情報は、以下の(1)~(10)のうちの少なくとも1つを含む。
【0104】
(1)において、前記データセットの情報は、1~k個のデータが1つのデータセットであることを示すために使用され、kは1以上の自然数である。
【0105】
(2)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであることを示すために使用される。
【0106】
(3)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであることを示すために使用される。
【0107】
(4)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの中間のパケットであることを示すために使用される。
【0108】
(5)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであり、前記第1のパケットの後にさらにy個のパケットがあることを示すために使用され、yは1以上の自然数である。
【0109】
(6)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであり、前のデータセットのパケットがn個のパケットを有することを示すために使用され、nは1以上の自然数である。
【0110】
(7)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットのu番目のパケットであることを示すために使用され、uは1以上の自然数である。
【0111】
(8)において、前記データセットの情報は、前記データセットのレベルを示すために使用される。
【0112】
(9)において、前記データセットの情報は、前記データセットにおける各パケットのレベルを示すために使用される。
【0113】
(10)において、前記データセットの情報は、前記データセットの特性情報を示すために使用される。
【0114】
ここで、前記特性情報は、
複数のパケットに基づく遅延、複数のパケットに基づくジッター、複数のパケットに基づくエラー率、複数のパケットに基づくアップリンクとダウンリンクのパケット間の時間対応関係、複数のパケットに基づく遠く、中間又は近くの視野識別子、複数のパケットに基づく視野識別子を指示する精度情報、複数のパッケージに基づくエラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む。
【0115】
本開示の一実施形態では、前記端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信する場合、
前記データセットの情報はデータのパケットヘッダーにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はデータのペイロードにより搬送され、又は、
前記データセットの情報は、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)、PDCP、RLC、及び/又はMAC層の制御シグナリングにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はBSRシグナリングに追加され、又は、
前記データセットの情報はSRシグナリングに追加される。
【0116】
本開示の一実施形態では、前記方法が、端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信することを含む場合、
前記データセットにおける複数のデータは、ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じ画面を形成するために使用される。
【0117】
本開示の一実施形態では、前記方法が、端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信することを含む場合、
前記データセットにおける複数のデータは、ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じタスクを完了するために使用される。
【0118】
本開示の一実施形態では、前記方法が、端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信することを含む場合、前記方法はさらに、前記端末が前記ネットワーク側機器の前記データセットに対するリソース構成及び/又はリソーススケジューリング情報を受信することを含む。
【0119】
本開示の一実施形態では、前記データセットに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、MCS値、アップリンク許可の情報、BWPの情報、PUCCHの持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するslotギャップ数とリソース開始位置、HARQプロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含む。
【0120】
ここで、HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、データセットにおけるデータに対応するHARQプロセスビットマップ(bitmap)指示、HARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びデータセットにおけるデータによって共有されるHARQコードブック情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0121】
本開示の一実施形態では、前記データセットのプロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、SDAP構成情報、PDCP構成情報、RLC構成情報、MAC構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、DRX構成情報、SPS構成情報、ランダムアクセス構成情報、SR構成情報、BSR構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、及び第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0122】
本開示の一実施形態では、前記方法が、端末がデータセットの情報に基づいてデータセットにおけるデータを処理することを含む場合、前記端末がデータセットの情報に基づいてデータセットにおけるデータを処理することは、以下の(1)~(10)のうちの少なくとも1つを含む。
【0123】
(1)において、前記端末は、データセットの情報に基づいて無線リソースを選択する。
【0124】
(2)において、前記端末は、データセットにおけるデータを1つ又は複数のMAC PDUに優先的に多重化する。
【0125】
(3)において、前記端末は、複数の並行するHARQプロセスを使用してデータセットにおけるデータを送信する。
【0126】
(4)において、前記端末は、複数の構成許可リソースを使用してデータセットにおけるデータを送信する。
【0127】
(5)において、前記端末は、データセットにおける1つのデータの再送信と別のデータの新規送信を1つ又は複数のMAC PDUに優先的に多重化する。
【0128】
(6)において、前記端末は、データセットにおける1~k1個のデータに対して一緒にデータ回復操作を実行する。
【0129】
(7)において、前記端末は、データセットにおける1~k2個のデータに対して1つの廃棄タイマーを設定及び/又は開始する。
【0130】
(8)において、前記端末はPDCPステータスレポートを送信し、前記PDCPステータスレポート内の1つのbitmapのフィールド(bitmap field)は1つのデータセットの受信ステータスを示すために使用される。
【0131】
(9)において、データセットにおける1~k3個のデータに対応するいずれかのデータに対応する廃棄タイマーがタイムアウトした場合、前記端末はデータセット全体における1~k3個のデータを廃棄する。
【0132】
(10)において、RLC層が下位層からデータセットにおける1~k4個のすべてのデータを受信した場合、前記端末はデータセットにおける1~k4個のデータに対応するRLCサービスデータユニット(SDU:Service Data Unit)を上向きに手渡す。
【0133】
ここで、k1、k2、k3、k4は1以上の自然数である。
【0134】
本開示の実施例では、同じサービスの異なるレベルのデータに対する差別化処理により、データ処理は特定のサービスのQoS需要をより満たす。
【0135】
図5を参照すると、本開示の実施例は、ネットワーク側機器に適用される情報処理方法を提供し、ステップ501を含む。
【0136】
ステップ501において、ネットワーク側機器が端末によって送信されたデータセットの情報を受信する。
【0137】
ここで、前記データセットの情報は、以下の(1)~(10)のうちの少なくとも1つを含む。
【0138】
(1)において、前記データセットの情報は、1~k個のデータが1つのデータセットであることを示すために使用され、kは1以上の自然数である。
【0139】
(2)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであることを示すために使用される。
【0140】
(3)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであることを示すために使用される。
【0141】
(4)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの中間のパケットであることを示すために使用される。
【0142】
(5)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであり、前記第1のパケットの後にさらにy個のパケットがあることを示すために使用され、yは1以上の自然数である。
【0143】
(6)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであり、前のデータセットのパケットがn個のパケットを有することを示すために使用され、nは1以上の自然数である。
【0144】
(7)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットのu番目のパケットであることを示すために使用され、uは1以上の自然数である。
【0145】
(8)において、前記データセットの情報は、前記データセットのレベルを示すために使用される。
【0146】
(9)において、前記データセットの情報は、前記データセットにおける各パケットのレベルを示すために使用される。
【0147】
(10)において、前記データセットの情報は、前記データセットの特性情報を示すために使用される。
ここで、前記特性情報は、
複数のパケットに基づく遅延、複数のパケットに基づくジッター、複数のパケットに基づくエラー率、複数のパケットに基づくアップリンクとダウンリンクのパケット間の時間対応関係、複数のパケットに基づく遠く、中間又は近くの視野識別子、複数のパケットに基づく視野識別子を指示する精度情報、複数のパッケージに基づくエラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む。
【0148】
本開示の一実施形態では、前記データセットの情報はデータのパケットヘッダーにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はデータのペイロードにより搬送され、又は、
前記データセットの情報は、無線リソース制御RRC、PDCP、RLC、及び/又はMAC層の制御シグナリングにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はBSRシグナリングに追加され、又は、
前記データセットの情報はSRシグナリングに追加される。
【0149】
本開示の一実施形態では、前記データセットにおける複数のデータは、前記ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じ画面を形成するために使用され、
又は、
前記データセットにおける複数のデータは、前記ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じタスクを完了するために使用される。
【0150】
本開示の一実施形態では、前記方法はさらに、
前記ネットワーク側機器が前記データセットに対するリソース構成及び/又はリソーススケジューリング情報を前記端末に送信することを含む。
【0151】
本開示の一実施形態では、前記データセットに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、MCS値、アップリンク許可の情報、BWPの情報、PUCCHの持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するslotギャップ数とリソース開始位置、HARQプロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含む。
【0152】
ここで、HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、データセットにおけるデータに対応するHARQプロセスbitmap指示、HARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びデータセットにおけるデータによって共有されるHARQコードブック情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0153】
本開示の一実施形態では、前記データセットのプロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、SDAP構成情報、PDCP構成情報、RLC構成情報、MAC構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、DRX構成情報、SPS構成情報、ランダムアクセス構成情報、SR構成情報、BSR構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、及び第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0154】
本開示の実施例では、同じサービスの異なるレベルのデータに対する差別化処理により、データ処理は特定のサービスのQoS需要をより満たす。
【0155】
実施例1において、FR2上のURLLCの信頼性及び遅延性能を強化し、
図6に示すシナリオに適用される。
【0156】
FR2周波数帯域では無線信号の急速な減衰が頻繁であり、信号が極めて不安定であるため、FR2物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)/物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)/物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)/物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)の信頼性を向上させるために、異なるサービス特徴に基づいて、UEに異なる数と異なる帯域幅のデータのビームを構成し、論理チャネル又は論理チャネルグループ(LCG:Logic Channel Group)とバインドし、及び/又は、半静的構成リソース(例えば構成許可(CG:Configured Grant)、半持続スケジューリング(SPS:Semi-Persistent Scheduling))とバインドする。
【0157】
UEには3つのサービスが同時にあり、1つは高信頼性、低遅延及びビッグデータが要求されるXRサービスであり、もう1つは高信頼性、低遅延及びスモールデータが要求されるURLLCサービスであり、そしてもう1つは信頼性と低遅延に対する要求が高くない強化モバイルブロードバンド(eMBB:enhanced Mobile Broadband)サービスである。
【0158】
基地局はeMBBの論理チャネル又は/及び論理チャネルグループの情報をUEに構成する場合、同時に1つのダウンリンクビーム、例えば、ダウンリンクビーム5をバインドするか、又はビームをバインドしなく、基地局により動的スケジューリング時にダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)で指示する。
【0159】
基地局はXRの論理チャネル又は/及び論理チャネルグループの情報をUEに構成する場合、同時に複数のダウンリンクビーム、例えばダウンリンクビーム6、ダウンリンクビーム7、及びダウンリンクビーム4をバインドする。
【0160】
基地局はURLLCの論理チャネル又は/及び論理チャネルグループの情報をUEに構成する場合、同時に複数のダウンリンクビーム、例えばダウンリンクビーム6、ダウンリンクビーム7、ダウンリンクビーム3、ダウンリンクビーム4、及びダウンリンクビーム2をバインドする。
【0161】
サービス受信中のビーム信号の急速な減衰によるサービス中断とジッターを防ぐために、基地局がダウンリンクスケジューリングを実行する場合、具体的なビームを指示しなく、該サービスに対応する論理チャネル又は/及び論理チャネルグループ、及び/又は、半静的構成リソース(例えばCG、SPS)にバインドされた1つ又は複数のダウンリンクビームで同じ内容を送信する。
【0162】
このようにして、UEは、自分によって測定された信号品質が良好な1つ又は複数のダウンリンクビームでデータを受信することができ、又は、UEは、任意の1つ又は複数のダウンリンクビームでデータを受信し、必要の場合、対応するアップリンクビームでハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat reQuest)確認応答(ACK:Acknowledgement)又は否定応答(NACK:Negative Acknowledgment)をフィードバックする。
【0163】
又は、サービス受信中のビーム信号の急速な減衰によるサービス中断とジッターを防ぐために、基地局がダウンリンクスケジューリングを実行する場合、具体的なビームを指示しなく、該サービスに対応する論理チャネル又は/及び論理チャネルグループ、及び/又は、半静的構成リソース(例えばCG、SPS)にバインドされた1つ又は複数のダウンリンクビームで利用可能なビームを選択してデータ送信を行う。そこで、UEはバインドされたビームでデータ受信検出を行う必要があり、自分によって測定された信号品質が良好な1つ又は複数のダウンリンク(DL:Downlink)ビームを優先的に選択してデータを受信することができ、又はUEは任意の1つ又は複数のDLビームでデータを受信し、必要の場合、対応するアップリンクビームでHARQ ACK/NACKをフィードバックする。
【0164】
又は、基地局はDCIにDLビーム使用優先度パターン(pattern)を1つ搬送し、UEはデータを順番に受信する。
【0165】
基地局はeMBBの論理チャネル又は/及び論理チャネルグループの情報をUEに構成する場合、同時に1つのビーム、例えば、アップリンクビーム8をバインドするか、又はビームをバインドしなく、基地局により動的スケジューリング時にDCIで指示する。
【0166】
基地局はXRの論理チャネル又は/及び論理チャネルグループの情報をUEに構成する場合、同時に複数のビーム、例えばアップリンクビーム8とアップリンクビーム9をバインドする。
【0167】
基地局はURLLCの論理チャネル又は/及び論理チャネルグループの情報をUEに構成する場合、同時に複数のビーム、例えばアップリンクビーム8、アップリンクビーム9、及びアップリンクビーム10をバインドする。
【0168】
サービス受信中のビーム信号の急速な減衰によるサービス中断とジッターを防ぐために、基地局がアップリンクスケジューリングを実行する場合、具体的なビームを指示しなく、UEは該サービスに対応する論理チャネル又は/及び論理チャネルグループ、及び/又は、半静的構成リソース(例えばCG、SPS)にバインドされた1つ又は複数のULビームで同じ内容を送信する。
【0169】
UEは、自分によって測定されたアップリンクビームに対応するDL信号品質が良好な1つ又は複数のダウンリンクビームでデータを受信することができ、又は、UEは、任意の1つ又は複数のダウンリンクビームでデータを受信し、又は、UEは、複数のアップリンクビームでアップリンク(UL:Uplink)信号を送信し、基地局は、アップリンク測定結果に基づいて、アップリンクビームの信号品質情報をUEにフィードバックする。UEは、選択された該サービスに対応する論理チャネル又は/及び論理チャネルグループ、及び/又は、半静的構成リソース(例えばCG、SPS)にバインドされた1つ又は複数のアップリンクビームのサブセット又は全セットでデータを送信し、基地局は、UEが具体的にどのアップリンクビームで送信するかを知らないため、ブラインド検出を行う必要がある。
【0170】
次に、UEは、該サービスに対応する論理チャネル又は/及び論理チャネルグループ、及び/又は半静的構成リソース(例えばCG、SPS)にバインドされた1つ又は複数のDLビームで、新規送信データスケジューリング又は再送信スケジューリングを受信する。
【0171】
上記のDL及びULの受信/送信では、データを中断したりジッターしたりしないように維持するために、1つのビームに問題が発生する場合、すぐに別のビーム又は複数のビームに切り替えて送受信することができる。
【0172】
さらに、基地局は、複数組のビーム、例えばUL、端末の非アクセス層(NAS:Non-Access Stratum)をUEに事前に構成し、又はPDCP層にフレームタイプ解析能力を追加し、XRにおけるキーフレームIフレームである場合、このタイプのパケットに複数のビームの組み合わせを構成し、Pフレーム及びBフレームに対応するパケットである場合、単一のビームでのみ送信される。
【0173】
基地局はまずコアネットワークから該XRパケットのフレームタイプを取得し、又は基地局自体が解析能力を備え、XRにおけるキーフレームIフレームである場合、このタイプのパケットに複数のビームの組み合わせを構成し、Pフレーム及びBフレームに対応するパケットである場合、単一のビームでのみ送信される。
【0174】
また、上位層のパケットが1つの画面を形成できる場合、上位層は、この指示情報を無線アクセス側に通知し、内部プリミティブにより又はヘッダーに指示(例えば、対応するパケットグループ情報、該グループにおける最後のパケットであるかどうか、該グループ内のすべてのパケットを送信し終わった許容時間窓情報)を追加することで、SDAP/PDCP層がこのパケット指示フィールドを解析する必要があり、基地局はこれらのパケットを、同じビームグループに関連つけて送信し、一定の時間窓内に送信が完了することを保証する。
【0175】
実施例2
基地局は、2つの基地局をUEに構成し、1つの基地局が位置する周波数帯域はFR1であり、もう1つの基地局が位置する周波数帯域はFR2である。次に、2組のビームセット、例えば、FR1上のビーム2とビーム3、FR2上のビーム6、ビーム7、ビーム8、及びビーム9をUEに構成し、ビーム選択ルール、例えば、サービスの帯域幅の異なるレベルにそれぞれ対応するビームの数とタイプ(FR1又はFR2)、ビームによって使用されるチャネル条件に対応する閾値(ダウンリンク用のCSI-RS測定など、及びアップリンク用に対応するダウンリンク品質)、サービスの信頼性の異なるレベルに対応するビームの数とタイプ、サービスの遅延/ジッターの異なるレベルにそれぞれ対応するビームの数とタイプ(FR1又はFR2)を発行する。
【0176】
UEのAS層NAS層は、サービスの遅延/ジッター、信頼性及び帯域幅需要などの情報の取得を要求し、測定されたビームチャネル品質を組み合わせて、ビームの数とタイプ又はビームグループを自主的に選択する。
【0177】
例えば、高信頼性、低遅延及びビッグデータが要求されるXRサービスは、数の多いFR2の大帯域幅ビームを選択し、高信頼性、低遅延及びスモールデータが要求されるURLLCサービス及び信頼性と低遅延に対する要求が高くないeMBBサービスは、できるだけ低周波数のFR1ビームを選択し、URLLCのビーム選択は、eMBBサービスよりも多い。
【0178】
UEは、これらの予め構成されたビームグループと予め構成されたルールに基づいて、異なる場合に、ビームを使用することを自主的に選択し、次にUL MAC又はアップリンク制御情報(UCI:Uplink Control Information)などの動的シグナリングの方式で基地局にフィードバックすることができる(独立したPUCCH又はMACで送信し、又はPUSCHがUCIを多重化する(UCI multiple on PUSCH)pickupの方式で送信することができる)。
【0179】
図7を参照すると、本開示の実施例は、端末に適用される情報処理装置を提供し、該装置は、
第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を取得するように構成される第1取得モジュール701と、
前記第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報により、前記第1データを送信及び/又は受信するように構成される送受信モジュール702と、を備える。
【0180】
本開示の一実施形態では、第1取得モジュールはさらに、第1指示情報を取得するように構成され、
ここで、前記第1指示情報は、第1サービス、第1Qosフロー、第1PDUセッション、第1streamフロー、及び/又は第1論理チャネルのデータの1からmまでのレベル、及び各レベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を示し、ここで、mは1以上の自然数である。
【0181】
本開示の一実施形態では、前記プロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、SDAP構成情報、PDCP構成情報、RLC構成情報、MAC構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、DRX構成情報、SPS構成情報、ランダムアクセス構成情報、SR構成情報、BSR構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、及び第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0182】
本開示の一実施形態では、前記第1取得モジュール701は、
第1データのレベルを決定するように構成される決定ユニットを含み、前記第1データは第1サービスに属し、前記第1データは第1Qosフローに属し、前記第1データは第1PDUセッションに対応し、前記第1データは第1streamフローに属し、前記第1データは第1無線ベアラに対応し、及び/又は前記第1データは第1論理チャネルに対応し、前記第1サービス、前記第1Qosフロー、前記第1PDUセッション、前記第1streamフロー、又は前記第1論理チャネル内に1からmまでのレベルが構成され、mは1以上の自然数である。
【0183】
本開示の一実施形態では、取得ユニットはさらに、前記第1データのフレームタイプに基づいて前記第1データのレベルを決定し、又は、NAS、IP層又はPDCP層のフレームタイプ解析能力に基づいて前記第1データのレベルを決定し、又は、前記端末のPDCP以上の上位層により端末のAS層に前記第1データのレベルを指示するように構成される。
【0184】
本開示の一実施形態では、前記第1データのレベルに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、MCS値、アップリンク許可の情報、BWPの情報、PUCCHの持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、CSI-RS報告を送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するslotギャップ数とリソース開始位置、HARQプロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含む。
【0185】
ここで、前記HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、HARQプロセスがHARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びHARQコードブックの種類、のうちの少なくとも1つを含む。
【0186】
本開示の一実施形態では、前記フレームタイプは、Iフレーム、Pフレーム、及びBフレームのうちのいずれか1つを含む。
【0187】
本開示の一実施形態では、前記端末が前記第1データのレベルに対応するリソース情報に基づいて前記第1データを送信することは、
前記第1データのレベルがIフレームに対応する場合、前記端末が複数のビームの組み合わせにより前記第1データを送信すること、又は、
前記第1データのレベルがPフレーム又はBフレームに対応する場合、前記端末が単一のビームにより前記第1データを送信すること、を含む。
【0188】
本開示の一実施形態では、前記方法はさらに、
前記端末が前記第1データのレベル及び/又は補助情報をネットワーク側機器に送信することを含み、
ここで、前記補助情報は、フレームレート、遅延、及びパケット優先度のうちの少なくとも1つを含む。
【0189】
本開示の一実施形態では、前記補助情報の粒度は、
(1)前記第1データに対応する補助情報、
(2)前記第1データに対応する第1PDUセッションに対応する補助情報、
(3)前記第1データに対応する第1無線ベアラに対応する補助情報、
(4)前記第1データに対応する第1論理チャネルに対応する補助情報、
(5)前記第1データに対応するサービス品質(QoS:Quality of Service)フローに対応する補助情報、
(6)前記第1データに対応するStreamフローに対応する補助情報、
(7)前記第1データに対応するサービスに対応する補助情報、のうちの少なくとも1つである。
【0190】
本開示の一実施形態では、前記方法はさらに、
前記端末が第1情報をネットワーク側機器に送信することを含み、
ここで、前記第1情報は、1~b個のQoSフローが1つのサービスに属すことを指示し、bは1以上の自然数であり、又は、前記第1情報は、1つのQoSフローが1~q個の5G QoSインジケータ(5QI:5G QoS Identifier)を有することを指示し、qは1以上の自然数である。
【0191】
本開示の一実施形態では、前記方法はさらに、
前記端末がネットワーク側機器から第2情報を受信することを含み、
ここで、前記第2情報は、
(1)1~b個のQoSフローが1つの無線ベアラにマッピングされること、
(2)1~b個のQoSフローが1~c個の無線ベアラにマッピングされること、
(3)1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされること、のうちの少なくとも1つを指示し、
ここで、cは1以上の自然数であり、qは1以上の自然数であり、dは1以上の自然数である。
【0192】
本開示の一実施形態では、前記第2情報が、1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされることを指示する場合、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1~q個のGTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1~q個のPDUセッションを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1つのGTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1つのPDUセッションを確立する。
【0193】
本開示の実施例によって提供される装置は、
図2に示す方法の実施例によって実現される各プロセスを実現し、同じ技術的効果を達成することができるが、重複を回避するために、ここでは説明を省略する。
【0194】
図8を参照すると、本開示の実施例は、ネットワーク側機器に適用される情報処理装置を提供し、該装置は、
第1指示情報を送信するように構成される第1送信モジュール801を備え、
ここで、前記第1指示情報は、第1サービス、第1Qosフロー、第1PDUセッション、第1streamフロー、及び/又は第1論理チャネルのデータの1からmまでのレベル、及び各レベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報を指示し、ここで、mは1以上の自然数である。
【0195】
本開示の一実施形態では、装置はさらに、
前記第1データのレベルに対応するリソース情報及び/又はプロトコルスタック構成情報により前記第1データを受信するように構成される第1受信モジュールを備える。
【0196】
本開示の一実施形態では、前記プロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、SDAP構成情報、PDCP構成情報、RLC構成情報、MAC構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、DRX構成情報、SPS構成情報、ランダムアクセス構成情報、SR構成情報、BSR構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、及び第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0197】
本開示の一実施形態では、前記第1データは第1サービスに属し、前記第1データは第1Qosフローに属し、前記第1データは第1PDUセッションに対応し、前記第1データは第1streamフローに属し、前記第1データは第1無線ベアラに対応し、及び/又は前記第1データは第1論理チャネルに対応し、ここで、前記第1サービス、前記第1Qosフロー、前記第1PDUセッション、前記第1streamフロー、又は前記第1論理チャネル内に1からmまでのレベルが構成され、mは1以上の自然数である。
【0198】
本開示の一実施形態では、前記第1データのレベルに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、MCS値、アップリンク許可の情報、BWPの情報、PUCCHの持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、CSI-RS報告を送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するslotギャップ数とリソース開始位置、HARQプロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含む。
【0199】
ここで、前記HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、HARQプロセスがHARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びHARQコードブックの種類、のうちの少なくとも1つを含む。
【0200】
本開示の一実施形態では、前記レベルは前記第1データのフレームタイプを指示し、前記フレームタイプは、Iフレーム、Pフレーム、及びBフレームのうちのいずれか1つを含む。
【0201】
本開示の一実施形態では、前記ネットワーク側機器が前記第1データのレベルに対応するリソース情報により前記第1データを受信することは、
前記第1データのレベルがIフレームに対応する場合、前記ネットワーク側機器が複数のビームの組み合わせにより前記第1データを受信すること、又は、
前記第1データのレベルがPフレーム又はBフレームに対応する場合、前記ネットワーク側機器が単一のビームにより前記第1データを受信すること、を含む。
【0202】
本開示の一実施形態では、前記装置はさらに、
コアネットワーク又は端末から前記第1データのレベル及び/又は補助情報を取得するように構成される第2取得モジュールを備え、
ここで、前記補助情報は、フレームレート、遅延、及びパケット優先度のうちの少なくとも1つを含む。
【0203】
本開示の一実施形態では、前記補助情報の粒度は、
(1)前記第1データに対応する補助情報、
(2)前記第1データに対応する第1PDUセッションに対応する補助情報、
(3)前記第1データに対応する第1無線ベアラに対応する補助情報、
(4)前記第1データに対応する第1論理チャネルに対応する補助情報、
(5)前記第1データに対応するQoSフローに対応する補助情報、
(6)前記第1データに対応するStreamフローに対応する補助情報、
(7)前記第1データに対応するサービスに対応する補助情報、のうちの少なくとも1つである。
【0204】
本開示の一実施形態では、前記装置はさらに、
コアネットワークから5QI情報を取得するように構成される第3取得モジュールを備え、ここで、前記5QI情報は、
フレームレート、遅延、ジッター、エラー率、パケット優先度、遠く、中間又は近くの視野識別子、視野識別子を指示する精度情報、エラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む。
【0205】
本開示の一実施形態では、前記5QIの粒度は、
(1)第1データに対応するQoSフローに対応する5QI情報、
(2)第1データに対応するStreamフローに対応する5QI情報、
(3)第1データに対応する5QI情報、のうちの少なくとも1つである。
【0206】
本開示の一実施形態では、前記装置はさらに、
第1情報を取得するように構成される第4取得モジュールを備え、
ここで、前記第1情報は、1~b個のQoSフローが1つのサービスに属すことを指示し、bは1以上の自然数であり、又は、前記第1情報は、1つのQoSフローが1~q個の5QIを有することを指示し、qは1以上の自然数である。
【0207】
本開示の一実施形態では、前記第4取得モジュールはさらに、コアネットワーク、端末、AI制御機能及び/又はネットワーク管理から第1情報を取得するように構成される。
【0208】
本開示の一実施形態では、前記装置はさらに、
第2情報を端末に送信するように構成される第2送信モジュールを備え、
ここで、前記第2情報は、
(1)1~b個のQoSフローが1つの無線ベアラにマッピングされること、
(2)1~b個のQoSフローが1~c個の無線ベアラにマッピングされること、
(3)1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされること、のうちの少なくとも1つを指示し、
ここで、cは1以上の自然数であり、qは1以上の自然数であり、dは1以上の自然数である。
【0209】
本開示の一実施形態では、前記第2情報が、1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされることを指示する場合、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1~q個のユーザプレーンのGTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1~q個のPDUセッションを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1つのGTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1つのPDUセッションを確立する。
【0210】
本開示の実施例によって提供される装置は、
図3に示す方法の実施例によって実現される各プロセスを実現し、同じ技術的効果を達成することができるが、重複を回避するために、ここでは説明を省略する。
【0211】
図9を参照すると、本開示の実施例は、端末に適用される情報処理装置を提供し、該装置900は、
データセットの情報をネットワーク側機器に送信し、及び/又はデータセットの情報に基づいてデータセットにおけるデータを処理するように構成される第1処理モジュール901を備え、
ここで、前記データセットの情報は、以下の(1)~(10)のうちの少なくとも1つを含む。
【0212】
(1)において、前記データセットの情報は、1~k個のデータが1つのデータセットであることを示すために使用され、kは1以上の自然数である。
【0213】
(2)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであることを示すために使用される。
【0214】
(3)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであることを示すために使用される。
【0215】
(4)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの中間のパケットであることを示すために使用される。
【0216】
(5)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであり、前記第1のパケットの後にさらにy個のパケットがあることを示すために使用され、yは1以上の自然数である。
【0217】
(6)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであり、前のデータセットのパケットがn個のパケットを有することを示すために使用され、nは1以上の自然数である。
【0218】
(7)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットのu番目のパケットであることを示すために使用され、uは1以上の自然数である。
【0219】
(8)において、前記データセットの情報は、前記データセットのレベルを示すために使用される。
【0220】
(9)において、前記データセットの情報は、前記データセットにおける各パケットのレベルを示すために使用される。
【0221】
(10)において、前記データセットの情報は、前記データセットの特性情報を示すために使用される。
【0222】
ここで、前記特性情報は、
複数のパケットに基づく遅延、複数のパケットに基づくジッター、複数のパケットに基づくエラー率、複数のパケットに基づくアップリンクとダウンリンクのパケット間の時間対応関係、複数のパケットに基づく遠く、中間又は近くの視野識別子、複数のパケットに基づく視野識別子を指示する精度情報、複数のパッケージに基づくエラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む。
【0223】
本開示の一実施形態では、前記第1処理モジュール1101がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信する場合、
前記データセットの情報はデータのパケットヘッダーにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はデータのペイロードにより搬送され、又は、
前記データセットの情報は、RRC、PDCP、RLC、及び/又はMAC層の制御シグナリングにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はBSRシグナリングに追加され、又は、
前記データセットの情報はSRシグナリングに追加される。
【0224】
本開示の一実施形態では、前記方法が、端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信することを含む場合、
前記データセットにおける複数のデータは、ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じ画面を形成するために使用される。
【0225】
本開示の一実施形態では、前記方法が、端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信することを含む場合、
前記データセットにおける複数のデータは、ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じタスクを完了するために使用される。
【0226】
本開示の一実施形態では、前記方法が、端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信することを含む場合、前記方法はさらに、前記端末が前記ネットワーク側機器の前記データセットに対するリソース構成及び/又はリソーススケジューリング情報を受信することを含む。
【0227】
本開示の一実施形態では、前記データセットに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、MCS値、アップリンク許可の情報、BWPの情報、PUCCHの持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するslotギャップ数とリソース開始位置、HARQプロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含む。
【0228】
ここで、HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、データセットにおけるデータに対応するHARQプロセスbitmap指示、HARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びデータセットにおけるデータによって共有されるHARQコードブック情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0229】
本開示の一実施形態では、前記データセットのプロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、SDAP構成情報、PDCP構成情報、RLC構成情報、MAC構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、DRX構成情報、SPS構成情報、ランダムアクセス構成情報、SR構成情報、BSR構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、及び第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0230】
本開示の一実施形態では、前記方法が、端末がデータセットの情報に基づいてデータセットにおけるデータを処理することを含む場合、前記端末がデータセットの情報に基づいてデータセットにおけるデータを処理することは、以下の(1)~(10)のうちの少なくとも1つを含む。
【0231】
(1)において、前記端末は、データセットの情報に基づいて無線リソースを選択する。
【0232】
(2)において、前記端末は、データセットにおけるデータを1つ又は複数のMAC PDUに優先的に多重化する。
【0233】
(3)において、前記端末は、複数の並行するHARQプロセスを使用してデータセットにおけるデータを送信する。
【0234】
(4)において、前記端末は、複数の構成許可リソースを使用してデータセットにおけるデータを送信する。
【0235】
(5)において、前記端末は、データセットにおける1つのデータの再送信と別のデータの新規送信を1つ又は複数のMAC PDUに優先的に多重化する。
【0236】
(6)において、前記端末は、データセットにおける1~k1個のデータに対して一緒にデータ回復操作を実行する。
【0237】
(7)において、前記端末は、データセットにおける1~k2個のデータに対して1つの廃棄タイマーを設定及び/又は開始する。
【0238】
(8)において、前記端末はPDCPステータスレポートを送信し、前記PDCPステータスレポート内の1つのbitmapのフィールド(bitmap field)は1つのデータセットの受信ステータスを示すために使用される。
【0239】
(9)において、データセットにおける1~k3個のデータに対応するいずれかのデータに対応する廃棄タイマーがタイムアウトした場合、前記端末はデータセット全体における1~k3個のデータを廃棄する。
【0240】
(10)において、RLC層が下位層からデータセットにおける1~k4個のすべてのデータを受信した場合、前記端末はデータセットにおける1~k4個のデータに対応するRLCサービスデータユニット(SDU:Service Data Unit)を上向きに手渡す。
【0241】
ここで、k1、k2、k3、k4は1以上の自然数である。
【0242】
本開示の実施例によって提供される装置は、
図4に示す方法の実施例によって実現される各プロセスを実現し、同じ技術的効果を達成することができるが、重複を回避するために、ここでは説明を省略する。
【0243】
図10を参照すると、本開示の実施例は、ネットワーク側機器に適用される情報処理装置を提供し、該装置1000は、
端末によって送信されたデータセットの情報を受信するように構成される第2受信モジュール1001を備え、
ここで、前記データセットの情報は、以下の(1)~(10)のうちの少なくとも1つを含む。
【0244】
(1)において、前記データセットの情報は、1~k個のデータが1つのデータセットであることを示すために使用され、kは1以上の自然数である。
【0245】
(2)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであることを示すために使用される。
【0246】
(3)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであることを示すために使用される。
【0247】
(4)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの中間のパケットであることを示すために使用される。
【0248】
(5)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであり、前記第1のパケットの後にさらにy個のパケットがあることを示すために使用され、yは1以上の自然数である。
【0249】
(6)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであり、前のデータセットのパケットがn個のパケットを有することを示すために使用され、nは1以上の自然数である。
【0250】
(7)において、前記データセットの情報は、1つのデータが1つのデータセットのu番目のパケットであることを示すために使用され、uは1以上の自然数である。
【0251】
(8)において、前記データセットの情報は、前記データセットのレベルを示すために使用される。
【0252】
(9)において、前記データセットの情報は、前記データセットにおける各パケットのレベルを示すために使用される。
【0253】
(10)において、前記データセットの情報は、前記データセットの特性情報を示すために使用される。
【0254】
ここで、前記特性情報は、
複数のパケットに基づく遅延、複数のパケットに基づくジッター、複数のパケットに基づくエラー率、複数のパケットに基づくアップリンクとダウンリンクのパケット間の時間対応関係、複数のパケットに基づく遠く、中間又は近くの視野識別子、複数のパケットに基づく視野識別子を指示する精度情報、複数のパッケージに基づくエラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む。
【0255】
本開示の一実施形態では、前記データセットの情報はデータのパケットヘッダーにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はデータのペイロードにより搬送され、又は、
前記データセットの情報は、無線リソース制御RRC、PDCP、RLC、及び/又はMAC層の制御シグナリングにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はBSRシグナリングに追加され、又は、
前記データセットの情報はSRシグナリングに追加される。
【0256】
本開示の一実施形態では、前記データセットにおける複数のデータは、前記ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じ画面を形成するために使用され、
又は、
前記データセットにおける複数のデータは、前記ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じタスクを完了するために使用される。
【0257】
本開示の一実施形態では、前記装置はさらに、
前記データセットに対するリソース構成及び/又はリソーススケジューリング情報を前記端末に送信するように構成される第3送信モジュールを備える。
【0258】
本開示の一実施形態では、前記データセットに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、MCS値、アップリンク許可の情報、BWPの情報、PUCCHの持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するslotギャップ数とリソース開始位置、HARQプロセス情報、のうちの1つ又は複数を含む。
【0259】
ここで、HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、データセットにおけるデータに対応するHARQプロセスbitmap指示、HARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びデータセットにおけるデータによって共有されるHARQコードブック情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0260】
本開示の一実施形態では、前記データセットのプロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、SDAP構成情報、PDCP構成情報、RLC構成情報、MAC構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、DRX構成情報、SPS構成情報、ランダムアクセス構成情報、SR構成情報、BSR構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、及び第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0261】
本開示の実施例によって提供される装置は、
図5に示す方法の実施例によって実現される各プロセスを実現し、同じ技術的効果を達成することができるが、重複を回避するために、ここでは説明を省略する。
【0262】
図11に示すように、本開示の実施例は通信機器1100をさらに提供し、プロセッサ1101、メモリ1102、メモリ1102に記憶されて前記プロセッサ1101上で実行可能なプログラム又は命令を含み、該プログラム又は命令がプロセッサ1101によって実行されるとき、
図2又は
図3又は
図4又は
図5の上述の方法の実施例の各プロセスを実現し、同じ技術的効果を達成することができる。重複を回避するために、ここでは説明を省略する。
【0263】
本開示の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体にプログラム又は命令が記憶され、該プログラム又は命令がプロセッサによって実行されるとき、
図2又は
図3又は
図4又は
図5の上述の方法の実施例の各プロセスを実現し、同じ技術的効果を達成することができる。重複を回避するために、ここでは説明を省略する。
【0264】
ここで、前記プロセッサは、上記の実施例に記載の端末内のプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなどのコンピュータ可読記憶媒体を含む。
【0265】
本開示によって開示された内容を組み合わせて説明される方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェアの方式で実現されてもよく、プロセッサがソフトウェア命令を実行する方式で実現されてもよい。ソフトウェア命令は、対応するソフトウェアモジュールで構成することができ、ソフトウェアモジュールは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルハードディスク、読み取り専用ディスク、又は当分野でよく知られているいかなる他の記憶媒体に記憶されてもよい。1つの例示的な記憶媒体はプロセッサに結合され、これによりプロセッサは該記憶媒体から情報を読み取り、該記憶媒体に情報を書き込むことができる。もちろん、記憶媒体はプロセッサの構成要素であってもよい。プロセッサと記憶媒体はASICに搬送されてもよい。また、該ASICはコアネットワークインターフェースデバイスに搬送されてもよい。もちろん、プロセッサ及び記憶媒体は、ディスクリートコンポーネントとしてコアネットワークインターフェースデバイス内に存在することもできる。
【0266】
当業者であれば、上記の1つ又は複数の例では、本開示で説明された機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせによって実現され得ることを想到すべきである。ソフトウェアで実現される場合、これらの機能は、コンピュータ可読媒体に記憶されるか又はコンピュータ可読媒体上の1つ又は複数の命令又はコードとして伝送され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体とを含み、ここで、通信媒体はある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの伝送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用又は専用のコンピュータがアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってもよい。
【0267】
上述の具体的な実施形態では、本開示の目的、技術的解決策、有益な効果についてさらに詳細に説明したが、理解すべきこととして、上述は本開示の具体的な実施形態だけであり、本開示の保護範囲を限定するためのものではない。本開示の技術的解決策に基づいて行われるいかなる修正、同等の置換、改良などは、すべて本開示の保護範囲内に含まれるべきである。
【0268】
当業者は、本開示の実施例が方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供され得ることを理解すべきである。したがって、本開示の実施例は、完全なハードウェアの実施例、完全なソフトウェアの実施例、又はソフトウェアとハードウェアを組み合わせる実施例の形式を採用することができる。また、本開示の実施例は、コンピュータ使用可能なプログラムコードを含む1つ又は複数のコンピュータ使用可能な記憶媒体(磁気ディスクメモリ、CD-ROM、光学メモリなどを含むがこれらに限定されない)で実施されるコンピュータプログラム製品の形式を採用することができる。
【0269】
本開示の実施例の方法、機器(システム)及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して、本開示の実施例を説明する。理解すべきこととして、フローチャート及び/又はブロック図における各フロー及び/又はブロック、及びフローチャート及び/又はブロック図におけるフロー及び/又はブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令により実現され得る。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、埋め込み式プロセッサ又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供されて機器を生じ、これによりコンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサによって実行される命令により、フローチャートにおける1つ又は複数のフロー及び/又はブロック図における1つ又は複数のブロックで指定される機能を実現するための装置を生じる。
【0270】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置を特定の方式で動作させることができるコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、これにより該コンピュータ可読記憶媒体に記憶された命令が命令装置を含む製品を生じる。該命令装置は、フローチャートにおける1つ又は複数のフロー及び/又はブロック図における1つ又は複数のブロックで指定される機能を実現する。
【0271】
これらのコンピュータプログラム命令をコンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置にロードしてもよく、これにより、コンピュータ又は他のプログラマブル処理装置で一連の操作ステップを実行してコンピュータによって実現される処理を生じ、それによって、コンピュータ又は他のプログラマブル処理装置で実行される命令により、フローチャートにおける1つ又は複数のフロー及び/又はブロック図における1つ又は複数のブロックで指定される機能を実現するためのステップを提供する。
【0272】
明らかに、当業者は、本開示の精神及び範囲から逸脱することなく、本開示の実施例に対して様々な変更及び変形を行うことができる。このようにして、本開示の実施例のこれらの修正及び変形が本開示の特許請求の範囲及びその同等技術の範囲内に属する場合、本開示もこれらの変更及び変形を含むことを意図する。
【手続補正書】
【提出日】2024-05-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理方法であって、
端末がデータセットの情報をネットワーク側機器に送信すること、及び端末がデータセットの情報に基づいてデータセットにおけるデータを処理することのうちの少なくとも1つを含み、
前記データセットの情報は、
前記データセットの情報が、1~k個のデータが1つのデータセットであり、kが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの中間のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであり、前記第1のパケットの後にさらにr個のパケットがあり、rが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであり、前のデータセットのパケットがn個のパケットを有し、nが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットのu番目のパケットであり、uが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットにおける各パケットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットの特性情報を示すために使用される状況、のうちの少なくとも1つを含み、
前記特性情報は、
複数のパケットに基づく遅延、複数のパケットに基づくジッター、複数のパケットに基づくエラー率、複数のパケットに基づくアップリンクとダウンリンクのパケット間の時間対応関係、複数のパケットに基づく遠く、中間又は近くの視野識別子、複数のパケットに基づく視野識別子を指示する精度情報、複数のパッケージに基づくエラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む、情報処理方法。
【請求項2】
前記情報処理方法が、
前記端末が
前記データセットの情報を前記ネットワーク側機器に送信することを含む場合、前記情報処理方法はさらに、
前記端末が、前記ネットワーク側機器の前記データセットに対するリソース構成情報及びリソーススケジューリング情報のうちの少なくとも1つを受信することを含む、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記情報処理方法が、
前記端末が
前記データセットの情報に基づいて
前記データセットにおけるデータを処理することを含む場合、前記端末が
前記データセットの情報に基づいて
前記データセットにおけるデータを処理することは、
前記端末がデータセットの情報に基づいて無線リソースを選択すること、
前記端末がデータセットにおけるデータを1つ又は複数のMAC PDUに優先的に多重化すること、
前記端末が複数の並行するHARQプロセスを使用してデータセットにおけるデータを送信すること、
前記端末が複数の構成許可リソースを使用してデータセットにおけるデータを送信すること、
前記端末がデータセットにおける1つのデータの再送信と別のデータの新規送信を1つ又は複数のMAC PDUに優先的に多重化すること、
前記端末がデータセットにおける1~k1個のデータに対して一緒にデータ回復操作を実行すること、
前記端末がデータセットにおける1~k2個のデータに対して1つの廃棄タイマーの設定及び1つの廃棄タイマーの開始のうちの少なくとも1つの操作を実行すること、
前記端末がPDCPステータスレポートを送信することであって、前記PDCPステータスレポート内の1つのビットマップ(bitmap)のフィールドが1つのデータセットの受信ステータスを示すために使用されること、
データセットにおける1~k3個のデータに対応するいずれかのデータに対応する廃棄タイマーがタイムアウトした場合、前記端末がデータセット全体における1~k3個のデータを廃棄すること、
RLC層が下位層からデータセットにおける1~k4個のすべてのデータを受信した場合、前記端末がデータセットにおける1~k4個のデータに対応するRLCサービスデータユニット(SDU)を上向きに手渡すこと、のうちの少なくとも1つを含み、
k1、k2、k3、k4は1以上の自然数である、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
情報処理方法であって、
ネットワーク側機器が端末によって送信されたデータセットの情報を受信することを含み、
前記データセットの情報は、
前記データセットの情報が、1~k個のデータが1つのデータセットであり、kが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの中間のパケットであることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの第1のパケットであり、前記第1のパケットの後にさらにr個のパケットがあり、rが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットの最後のパケットであり、前のデータセットのパケットがn個のパケットを有し、nが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、1つのデータが1つのデータセットのu番目のパケットであり、uが1以上の自然数であることを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットにおける各パケットのレベルを示すために使用される状況、
前記データセットの情報が、前記データセットの特性情報を示すために使用される状況、のうちの少なくとも1つを含み、
前記特性情報は、
複数のパケットに基づく遅延、複数のパケットに基づくジッター、複数のパケットに基づくエラー率、複数のパケットに基づくアップリンクとダウンリンクのパケット間の時間対応関係、複数のパケットに基づく遠く、中間又は近くの視野識別子、複数のパケットに基づく視野識別子を指示する精度情報、複数のパッケージに基づくエラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含む、情報処理方法。
【請求項5】
前記情報処理方法が、前記端末が前記データセットの情報を前記ネットワーク側機器に送信することを含む場合、又は、前記情報処理方法が、前記ネットワーク側機器が前記端末によって送信された前記データセットの情報を受信することを含む場合、
前記データセットの情報はデータのパケットヘッダーにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はデータのペイロードにより搬送され、又は、
前記データセットの情報は、無線リソース制御(RRC)層、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)層、無線リンク制御(RLC)層、及び媒体アクセス制御(MAC)層のうちの少なくとも1つの制御シグナリングにより搬送され、又は、
前記データセットの情報はバッファステータスレポート(BSR)シグナリングに追加され、又は、
前記データセットの情報はスケジューリング要求(SR)シグナリングに追加される、
請求項
1又は4に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記情報処理方法が、前記端末が前記データセットの情報を前記ネットワーク側機器に送信することを含む場合、又は、前記情報処理方法が、前記ネットワーク側機器が前記端末によって送信された前記データセットの情報を受信することを含む場合、
前記データセットにおける複数のデータは、ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じ画面を形成するために使用され、
又は、
前記データセットにおける複数のデータは、ネットワーク側機器が前記データセットの情報を利用してスケジューリングするのを補助するように、同じタスクを完了するために使用される、
請求項
1又は4に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記ネットワーク側機器が前記データセットに対するリソース構成情報及びリソーススケジューリング情報のうちの少なくとも1つを前記端末に送信することをさらに含む、
請求項
4に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記データセットに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、変調符号化方式(MCS)値、アップリンク許可の情報、帯域幅部分(BWP)の情報、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するスロット(slot)ギャップ数とリソース開始位置、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含み、
HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、データセットにおけるデータに対応するHARQプロセスビットマップ(bitmap)指示、HARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びデータセットにおけるデータによって共有されるHARQコードブック情報、のうちの少なくとも1つを含む、
請求項
1又は4に記載の情報処理方法。
【請求項9】
前記データセットのプロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、SDAP構成情報、PDCP構成情報、RLC構成情報、MAC構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、非連続受信(DRX)構成情報、半持続スケジューリング(SPS)構成情報、ランダムアクセス構成情報、SR構成情報、BSR構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、及び第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む、
請求項
1又は4に記載の情報処理方法。
【請求項10】
情報処理方法であって、
端末が第1データのレベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つを取得することと、
前記端末が前記第1データのレベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つに基づいて、前記第1データの送信及び受信のうちの少なくとも1つを実行することと、を含む、情報処理方法。
【請求項11】
端末が第1データのレベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つを取得する前に、前記情報処理方法はさらに、
端末が第1指示情報を取得することを含み、
前記第1指示情報は、第1サービス、第1サービス品質(Qos)フロー、第1プロトコルデータユニット(PDU)セッション、第1ストリーム(stream)フロー、及び第1論理チャネルのうちの少なくとも1つのデータの1からmまでのレベルと、各レベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つと、を指示し、ここで、mは1以上の自然数である、
請求項
10に記載の情報処理方法。
【請求項12】
前記端末が第1データのレベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つを取得する前、後、又は同時に、前記情報処理方法はさらに、
前記端末が第1データのレベルを決定することを含み、前記第1データは第1サービスに属すること、前記第1データは第1Qosフローに属すること、前記第1データは第1PDUセッションに対応すること、前記第1データは第1streamフローに属すること、前記第1データは第1無線ベアラに対応すること、及び前記第1データは第1論理チャネルに対応することのうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記第1サービス、前記第1Qosフロー、前記第1PDUセッション、前記第1streamフロー、又は前記第1論理チャネル内に1からmまでのレベルが構成され、mは1以上の自然数である、
請求項
10に記載の情報処理方法。
【請求項13】
前記端末が第1データのレベルを決定することは、
前記端末が前記第1データのフレームタイプに基づいて前記第1データのレベルを決定すること、又は、
前記端末が非アクセス層(NAS)、インターネットプロトコル(IP)層又はPDCP層のフレームタイプ解析能力に基づいて、前記第1データのレベルを決定すること、又は、
前記端末のPDCP以上の上位層が端末のアクセス層(AS)に前記第1データのレベルを指示すること、を含む、
請求項
10に記載の情報処理方法。
【請求項14】
前記フレームタイプは、Iフレーム、Pフレーム、及びBフレームのうちのいずれか1つを含み、前記端末が前記第1データのレベルに対応するリソース情報に基づいて前記第1データを送信することは、
前記第1データのレベルがIフレームに対応する場合、前記端末が複数のビームの組み合わせにより前記第1データを送信すること、又は、
前記第1データのレベルがPフレーム又はBフレームに対応する場合、前記端末が単一のビームにより前記第1データを送信すること、を含む、
請求項
13に記載の情報処理方法。
【請求項15】
前記情報処理方法はさらに、
前記端末が前記第1データのレベル及び補助情報のうちの少なくとも1つをネットワーク側機器に送信することを含み、
前記補助情報は、フレームレート、遅延、及びパケット優先度のうちの少なくとも1つを含み、
及び/又は、前記補助情報の粒度は、
前記第1データに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1PDUセッションに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1無線ベアラに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1論理チャネルに対応する補助情報、
前記第1データに対応するサービス品質(QoS)フローに対応する補助情報、
前記第1データに対応するStreamフローに対応する補助情報、
前記第1データに対応するサービスに対応する補助情報、のうちの少なくとも1つである、
請求項10に記載の情報処理方法。
【請求項16】
前記情報処理方法はさらに、
前記端末が第1情報をネットワーク側機器に送信することを含み、
前記第1情報は、1~b個のQoSフローが1つのサービスに属すことを指示し、bは1以上の自然数であり、又は、前記第1情報は、1つのQoSフローが1~q個の5QI(5G QoS Identifier)を有することを指示し、qは1以上の自然数である、
請求項
10に記載の情報処理方法。
【請求項17】
前記情報処理方法はさらに、
前記端末がネットワーク側機器から第2情報を受信することを含み、
前記第2情報は、
1~b個のQoSフローが1つの無線ベアラにマッピングされること、
1~b個のQoSフローが1~c個の無線ベアラにマッピングされること、
1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされること、のうちの少なくとも1つを指示し、
ここで、b、c、q及びdはいずれも1以上の自然数である、
請求項
10に記載の情報処理方法。
【請求項18】
情報処理方法であって、
ネットワーク側機器が第1指示情報を送信することを含み、
前記第1指示情報は、第1サービス、第1サービス品質(Qos)フロー、第1プロトコルデータユニット(PDU)セッション、第1ストリーム(stream)フロー、及び第1論理チャネルのうちの少なくとも1つのデータの1からmまでのレベルと、各レベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つと、を指示し、ここで、mは1以上の自然数である、情報処理方法。
【請求項19】
前記情報処理方法はさらに、
前記ネットワーク側機器が第1データのレベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つにより前記第1データを受信及び/又は送信することを含む、
請求項
18に記載の情報処理方法。
【請求項20】
前記プロトコルスタック構成情報は、
無線ベアラ構成情報、サービスデータアダプテーションプロトコル(SDAP)構成情報、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)構成情報、無線リンク制御(RLC)構成情報、媒体アクセス制御(MAC)構成情報、物理層構成情報、アダプテーション層構成情報、論理チャネル構成情報、構成許可構成情報、非連続受信(DRX)構成情報、半持続スケジューリング(SPS)構成情報、ランダムアクセス構成情報、スケジューリング要求(SR)構成情報、バッファステータスレポート(BSR)構成情報、第1データに対応する第2ダウンリンクデータのプロトコルスタック構成情報、及び第1データに対応する第3アップリンクデータのプロトコルスタック構成情報、のうちの少なくとも1つを含む、
請求項
10又は18に記載の情報処理方法。
【請求項21】
前記第1データは第1サービスに属すること、前記第1データは第1Qosフローに属すること、前記第1データは第1PDUセッションに対応すること、前記第1データは第1streamフローに属すること、前記第1データは第1無線ベアラに対応すること、及び前記第1データは第1論理チャネルに対応することのうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記第1サービス、前記第1Qosフロー、前記第1PDUセッション、前記第1streamフロー、又は前記第1論理チャネル内に1からmまでのレベルが構成され、mは1以上の自然数である、
請求項
19に記載の情報処理方法。
【請求項22】
前記第1データのレベルに対応するリソース情報は、ビームの情報、構成許可の情報、変調符号化方式(MCS)値、アップリンク許可の情報、帯域幅部分(BWP)の情報、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の持続時間長、サブキャリア間隔、SRを送信するPUCCHのリソース情報、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)報告を送信するPUCCHのリソース情報、再送スケジューリングを受信するリソース情報、持続的にデータを送信するスロット(slot)ギャップ数とリソース開始位置、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセス情報、暗号化を開始するかどうか、暗号化のレベル、完全性保護を開始するかどうか、全部の完全性保護を使用するか部分的な完全性保護を使用するか、のうちの1つ又は複数を含み、
ここで、前記HARQプロセス情報は、HARQプロセスの個数、HARQプロセス番号、HARQプロセスがHARQフィードバックをサポートするかどうか、HARQプロセスが再送スケジューリングをサポートするかどうか、及びHARQコードブックの種類、のうちの少なくとも1つを含む、
請求項
10又は19に記載の情報処理方法。
【請求項23】
前記レベルは前記第1データのフレームタイプを指示し、前記フレームタイプは、Iフレーム、Pフレーム、及びBフレームのうちのいずれか1つを含む、
請求項
10又は19に記載の情報処理方法。
【請求項24】
前記ネットワーク側機器が前記第1データのレベルに対応するリソース情報及びプロトコルスタック構成情報のうちの少なくとも1つにより前記第1データを受信することは、
前記第1データのレベルがIフレームに対応する場合、前記ネットワーク側機器が複数のビームの組み合わせにより前記第1データを受信すること、又は、
前記第1データのレベルがPフレーム又はBフレームに対応する場合、前記ネットワーク側機器が単一のビームにより前記第1データを受信すること、を含む、
請求項
23に記載の情報処理方法。
【請求項25】
ネットワーク側機器が第1指示情報を送信する前又は後、又は同時に、前記情報処理方法はさらに、
前記ネットワーク側機器がコアネットワーク又は端末から前記第1データのレベル及び補助情報のうちの少なくとも1つを取得することを含み、
ここで、前記補助情報は、フレームレート、遅延、及びパケット優先度のうちの少なくとも1つを含み、
及び/又は、前記補助情報の粒度は、
前記第1データに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1PDUセッションに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1無線ベアラに対応する補助情報、
前記第1データに対応する第1論理チャネルに対応する補助情報、
前記第1データに対応するQoSフローに対応する補助情報、
前記第1データに対応するStreamフローに対応する補助情報、
前記第1データに対応するサービスに対応する補助情報、のうちの少なくとも1つである、
請求項
19に記載の情報処理方法。
【請求項26】
ネットワーク側機器が第1指示情報を送信する前又は後、又は同時に、前記情報処理方法はさらに、
前記ネットワーク側機器がコアネットワークから5QI(5G QoS Identifier)情報を取得することを含み、前記5QI情報は、フレームレート、遅延、ジッター、エラー率、パケット優先度、遠く、中間又は近くの視野識別子、視野識別子を指示する精度情報、エラー凹又は正しい凹、のうちの少なくとも1つを含み、
及び/又は、前記5QIの粒度は、
前記第1データに対応するQoSフローに対応する5QI情報、
前記第1データに対応するStreamフローに対応する5QI情報、
前記第1データに対応する5QI情報、のうちの少なくとも1つである、
請求項
19に記載の情報処理方法。
【請求項27】
前記情報処理方法はさらに、
前記ネットワーク側機器が第1情報を取得することを含み、
前記第1情報は、1~b個のQoSフローが1つのサービスに属すことを指示し、bは1以上の自然数であり、又は、
前記第1情報は、1つのQoSフローが1~q個の5QIを有することを指示し、qは1以上の自然数である、
請求項
18に記載の情報処理方法。
【請求項28】
前記ネットワーク側機器が第1情報を取得することは、
前記ネットワーク側機器がコアネットワーク、端末、AI制御機能及び/又はネットワーク管理から第1情報を取得することを含む、
請求項
27に記載の情報処理方法。
【請求項29】
前記情報処理方法はさらに、
前記ネットワーク側機器が第2情報を端末に送信することを含み、
前記第2情報は、
1~b個のQoSフローが1つの無線ベアラにマッピングされること、
1~b個のQoSフローが1~c個の無線ベアラにマッピングされること、
1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされること、のうちの少なくとも1つを指示し、
ここで、cは1以上の自然数であり、qは1以上の自然数であり、dは1以上の自然数である、
請求項
18に記載の情報処理方法。
【請求項30】
前記第2情報が、1~q個の5QIのQoSフローが1~d個の無線ベアラにマッピングされることを指示する場合、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1~q個のGTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1~q個のPDUセッションを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、ネットワーク側とコアネットワークとの間に1つのGTP-Uトンネルを確立し、又は、
前記1~q個の5QIのQoSフローは、端末とコアネットワークとの間に1つのPDUセッションを確立する、
請求項
17又は29に記載の情報処理方法。
【請求項31】
通信機器であって、プロセッサ、メモリ、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で実行可能なプログラムを含み、
前記プログラムが前記プロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサに請求項1~3のいずれか一項に記載の方法
を実現させる
か、または、
前記プログラムが前記プロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサに請求項4、7のいずれか一項に記載の方法を実現させるか、または、
前記プログラムが前記プロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサに請求項10~17のいずれか一項に記載の方法を実現させるか、または、
前記プログラムが前記プロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサに請求項18、19、21、25~29のいずれか一項に記載の方法を実現させる、通信機器。
【国際調査報告】