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特表2024-545134着脱が容易なスマートウェアラブルデバイスおよびその接続コンポーネント
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-05
(54)【発明の名称】着脱が容易なスマートウェアラブルデバイスおよびその接続コンポーネント
(51)【国際特許分類】
   G02C 5/22 20060101AFI20241128BHJP
   H01R 24/60 20110101ALI20241128BHJP
【FI】
G02C5/22
H01R24/60
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024534290
(86)(22)【出願日】2023-02-12
(85)【翻訳文提出日】2024-06-06
(86)【国際出願番号】 CN2023075561
(87)【国際公開番号】W WO2023155742
(87)【国際公開日】2023-08-24
(31)【優先権主張番号】202210152566.0
(32)【優先日】2022-02-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524216118
【氏名又は名称】所楽思(深▲せん▼)科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SOLOS TECHNOLOGY (SHENZHEN) LIMITED
【住所又は居所原語表記】Unit H, 10/F, NEO Tower C, 6009 Shennan Avenue Tianan Community, Shatou Street, Futian District Shenzhen, Guangdong 518000, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】張 恵権
(72)【発明者】
【氏名】蘇 超明
(72)【発明者】
【氏名】曽 昭勤
(72)【発明者】
【氏名】羅 国華
【テーマコード(参考)】
2H006
5E223
【Fターム(参考)】
2H006AC00
5E223AA01
5E223AA30
5E223AB65
5E223AC21
5E223AC23
5E223AC50
5E223BA01
5E223BA07
5E223BA57
5E223CD01
(57)【要約】
本願は着脱可能なスマートウェアラブルデバイスの技術分野に適用され、着脱が容易なスマートウェアラブルデバイスおよびその接続コンポーネントを提供する。該着脱可能なスマートウェアラブルデバイスは、第一構造、第二構造、第三構造および接続コンポーネントを含む。接続コンポーネントは、接続ワイヤ、第一スマート蝶番および第二スマート蝶番を含む。接続ワイヤは第一構造の内部に埋設され、第一スマート蝶番の第一端は第一構造の第一端とヒンジ接続され、第一スマート蝶番の第二端は第二構造と挿し継ぎされ、第二スマート蝶番の第一端は第一構造の第二端とヒンジ接続され、第二スマート蝶番の第二端は第三構造と挿し継ぎされる。挿し継ぎが取り外し可能な接続であるので、スマートデバイスの三つの部品の解体を容易にし、スマートウェアラブルデバイスの製造と生産歩留まりの改善およびメンテナンス時間の短縮の助けとなる。さまざまな世代あるいはスタイルの構造部品は互換されることができ、人々は最新の構造部品で彼らのスマートウェアラブルデバイスをアップグレードすることができ、製品機能の切り替えは柔軟である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
接続コンポーネントであって、
スマートウェアラブルデバイスの三つの構造を接続するために用いられ、
前記接続コンポーネントは、接続ワイヤ、第一スマート蝶番および第二スマート蝶番を含み、
前記第一スマート蝶番の第一端は、第一構造とヒンジ接続されるために用いられ、前記第一スマート蝶番の第二端は、第二構造と挿し継ぎされるために用いられ、前記第二スマート蝶番の第一端は、前記第一構造とヒンジ接続されるために用いられ、前記第二スマート蝶番の第二端は、第三構造と挿し継ぎされるために用いられ、
前記第一スマート蝶番の第二端には、第一コネクタが取り付けられており、前記第一コネクタのタイプは、前記第二構造にあるコネクタのタイプと合致しており、前記第二スマート蝶番の第二端には、第二コネクタが取り付けられており、前記第二コネクタのタイプは、前記第三構造にあるコネクタのタイプと合致しており、
前記第一スマート蝶番および前記第二スマート蝶番は、前記接続ワイヤにより、電気的に接続されている、ことを特徴とする接続コンポーネント。
【請求項2】
前記第一スマート蝶番または前記第二スマート蝶番は、絶縁ハウジングと、回路基板と、をさらに含み、前記第一コネクタまたは第二コネクタは、前記絶縁ハウジングの第二端に取り付けられており、
前記回路基板は、前記絶縁ハウジングの内部に取り付けられており、前記第一コネクタまたは第二コネクタは、前記回路基板と電気的に接続され、
前記絶縁ハウジングの第一端は、前記第一構造とヒンジ接続されるために用いられ、前記絶縁ハウジングの第二端は、前記第二構造または前記第三構造と挿し継ぎされるために用いられ、前記絶縁ハウジングの第二端には、止め位置が設けられており、前記止め位置は、前記第二構造または前記第三構造とスナップによって接続されるために用いられる、ことを特徴とする請求項1に記載の接続コンポーネント。
【請求項3】
前記第一スマート蝶番または前記第二スマート蝶番は、底板をさらに含み、前記接続ワイヤの端部は、前記底板と溶接されており、前記第一スマート蝶番または前記第二スマート蝶番は、前記底板と溶接されている、ことを特徴とする請求項2に記載の接続コンポーネント。
【請求項4】
前記絶縁ハウジングの第一端には、接続用孔が設けられており、前記絶縁ハウジングの第一端は、前記接続用孔内に取り付けられる取り付け軸により、前記第一構造とヒンジ接続される、ことを特徴とする請求項2に記載の接続コンポーネント。
【請求項5】
前記第一コネクタまたは前記第二コネクタは、前記回路基板に溶接されており、前記第一コネクタまたは前記第二コネクタは、USB TypeBコネクタ、USB TypeCコネクタ、またはApple Lightningコネクタである、ことを特徴とする請求項2に記載の接続コンポーネント。
【請求項6】
前記絶縁ハウジングは、キャビティを有し、
前記止め位置は、内止め位置であり、
前記内止め位置は、前記キャビティの内壁に位置し、前記キャビティの内壁から突き出る、ことを特徴とする請求項2に記載の接続コンポーネント。
【請求項7】
着脱が容易なスマートウェアラブルデバイスであって、
第一構造、第二構造、第三構造および請求項1乃至6何れか一項に記載の接続コンポーネントを含み、
前記接続コンポーネントの接続ワイヤは、前記第一構造の内部に埋設されており、
前記第一スマート蝶番の第一端は、前記第一構造の第一端とヒンジ接続されており、前記第一スマート蝶番の第二端は、前記第二構造と挿し継ぎされており、
前記第二スマート蝶番の第一端は、前記第一構造の第二端とヒンジ接続されており、前記第二スマート蝶番の第二端は、前記第三構造と挿し継ぎされている、ことを特徴とするスマートウェアラブルデバイス。
【請求項8】
前記第一構造には、前記第一構造の左右両端を貫通する開口溝が設けられており、
前記接続ワイヤは、前記開口溝に埋め込まれており、
前記開口溝の溝口は、プラスチックストリップによって覆われている、ことを特徴とする請求項7に記載のスマートウェアラブルデバイス。
【請求項9】
前記スマートウェアラブルデバイスはスマート眼鏡であり、前記第一構造はフレームであり、前記第二構造は左テンプルであり、前記第三構造は右テンプルであり、
前記左テンプルの接続端には、前記第一コネクタと合うコネクタが設けられており、前記右テンプルの接続端には、前記第二コネクタと合うコネクタが設けられており、
前記第一スマート蝶番の第一端及び前記第二スマート蝶番の第一端は、取り付け軸により、それぞれ前記フレームの第一端および第二端と、ヒンジ接続されており、
前記第一スマート蝶番の第二端は、スナップ構造によって前記左テンプルの接続端とロックされ、前記第二スマート蝶番の第二端は、スナップ構造によって前記右テンプルの接続端とロックされる、ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載のスマートウェアラブルデバイス。
【請求項10】
前記左テンプル/前記右テンプルの接続端の外側表面には、シールゴム輪が設けられており、
前記第一スマート蝶番/前記第二スマート蝶番が前記左テンプル/前記右テンプルと挿し継ぎされている場合、前記第一スマート蝶番/前記第二スマート蝶番の第二端の前端壁は、前記シールゴム輪を押す、ことを特徴とする請求項9に記載のスマートウェアラブルデバイス。
【請求項11】
前記左テンプル/前記右テンプルの接続端の外側表面における前記シールゴム輪の両側に近い個所には、逃げ溝が設けられており、
前記左テンプル/前記右テンプルが前記第一スマート蝶番/前記第二スマート蝶番と挿し継ぎされている場合、前記シールゴム輪は、押圧されて変形され、前記逃げ溝に埋め込まれる、ことを特徴とする請求項10に記載のスマートウェアラブルデバイス。
【請求項12】
前記左テンプルの接続端のコネクタおよび前記右テンプルの接続端のコネクタは、USB TypeBコネクタ、USB TypeCコネクタ、またはApple Lightningコネクタである、ことを特徴とする請求項9に記載のスマートウェアラブルデバイス。
【請求項13】
前記接続ワイヤは、ケーブルであり、前記ケーブルは、前記フレーム内に埋め込まれており、前記フレームの左側にある第一コネクタと前記フレームの右側にある第二コネクタとは、前記ケーブルによって互いに接続されている、ことを特徴とする請求項9に記載のスマートウェアラブルデバイス。
【請求項14】
前記左テンプルおよび/または前記右テンプルの内部には、前記左テンプルおよび/または前記右テンプルの接続端の前記コネクタと電気的に接続される充電式バッテリーが設けられており、
前記充電式バッテリーを充電する場合、前記左テンプルおよび/または前記右テンプルを前記接続コンポーネントから取り外すことができ、対応するタイプの外部充電ワイヤを前記コネクタと接続することにより、前記充電式バッテリーを充電する、ことを特徴とする請求項9に記載のスマートウェアラブルデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願への相互参照]
本出願は、2022年2月18日、中国国家知的財産権局特許局に出願された中国特許出願番号CN2022101525660号、発明の名称「着脱が容易なスマートウェアラブルデバイスおよびその接続コンポーネント」からの優先権を主張し、その中国特許出願は、全て参照により本明細書中に組み入れられる。
【0002】
本発明は、一般に、スマートウェアラブルデバイスに関し、より具体的には、着脱が容易なスマートウェアラブルデバイスおよびその接続コンポーネントに関する。
【背景技術】
【0003】
ウェアラブル技術の発展に伴い、スマート眼鏡などのスマートウェアラブルデバイスの応用は広くなっているが、使用中に改善すべき問題もいくつか露呈している。
【0004】
従来のスマートウェアラブルデバイス(スマート眼鏡など)については、眼鏡アセンブリが生産された後、フレームは、接続コンポーネント(スマート蝶番)を介して最初に設計されたテンプルに組み立てられる。テンプルに取り付けられるコネクタが異なるので、蝶番と接続されるためのコネクタにあるポートの構造も異なる。したがって、スマート蝶番にはテンプルのコネクタに一致するコネクタが取り付けられるしかなく、これによってフレームはテンプルと1対1で対応し、製品機能の柔軟な切り替えが制限されている。
【0005】
さらに、従来のスマートウェアラブルデバイスは、組み立て後の取り外しが困難であり、機能部品のメンテナンスまたは交換の場合、取り外しが不便であり、メンテナンスまたは部品の交換に時間がかかる。
【0006】
したがって、機能部品が容易に取り外すスマートウェアラブルデバイスを提供する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
以上の問題点に鑑みて、本発明は、着脱が容易なスマートウェアラブルデバイスおよびその接続コンポーネントを提供し、従来のスマートウェアラブルデバイスの機能部品の取り外しの不便に対処することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記問題を解決するために、本発明は接続コンポーネントを提供し、前記接続コンポーネントは、スマートウェアラブルデバイスの三つの構造を接続するために用いられる。前記接続コンポーネントは、接続ワイヤ、第一スマート蝶番および第二スマート蝶番を含み、前記第一スマート蝶番の第一端は、第一構造とヒンジ接続されるために用いられ、前記第一スマート蝶番の第二端は、第二構造と挿し継ぎされるために用いられ、前記第二スマート蝶番の第一端は、前記第一構造とヒンジ接続されるために用いられ、前記第二スマート蝶番の第二端は、第三構造と挿し継ぎされるために用いられ、前記第一スマート蝶番の第二端には、第一コネクタが取り付けられており、前記第一コネクタのタイプは、前記第二構造にあるコネクタのタイプと合致しており、前記第二スマート蝶番の第二端には、第二コネクタが取り付けられており、前記第二コネクタのタイプは、前記第三構造にあるコネクタのタイプと合致しており、前記第一スマート蝶番および前記第二スマート蝶番は、前記接続ワイヤにより、電気的に接続されている。
【0009】
一つの実施形態において、前記第一スマート蝶番または前記第二スマート蝶番は、絶縁ハウジングと、回路基板と、をさらに含み、前記第一コネクタまたは第二コネクタは、前記絶縁ハウジングの第二端に取り付けられている。
【0010】
前記回路基板は、前記絶縁ハウジングの内部に取り付けられており、前記第一コネクタまたは第二コネクタは、前記回路基板と電気的に接続され、前記絶縁ハウジングの第一端は、前記第一構造とヒンジ接続されるために用いられ、前記絶縁ハウジングの第二端は、前記第二構造または前記第三構造と挿し継ぎされるために用いられ、前記絶縁ハウジングの第二端には、止め位置が設けられており、前記止め位置は、前記第二構造または前記第三構造とスナップによって接続されるために用いられる。
【0011】
一つの実施形態において、前記第一スマート蝶番または前記第二スマート蝶番は、底板をさらに含み、前記接続ワイヤの端部は、前記底板と溶接されており、前記第一スマート蝶番または前記第二スマート蝶番は、前記底板と溶接されている。
【0012】
一つの実施形態において、前記絶縁ハウジングの第一端には、接続用孔が設けられており、前記絶縁ハウジングの第一端は、前記接続用孔内に取り付けられる取り付け軸により、前記第一構造とヒンジ接続される。
【0013】
一つの実施形態において、前記第一コネクタまたは前記第二コネクタは、前記回路基板に溶接されており、前記第一コネクタまたは前記第二コネクタは、USB TypeBコネクタ、USB TypeCコネクタ、またはApple Lightningコネクタである。
【0014】
一つの実施形態において、前記絶縁ハウジングは、キャビティを有し、前記止め位置は、内止め位置であり、前記内止め位置は、前記キャビティの内壁に位置し、前記キャビティの内壁から突き出る。
【0015】
上記の技術的問題を解決するために、本発明は、着脱が容易なスマートウェアラブルデバイスをさらに提供し、前記スマートウェアラブルデバイスは、第一構造、第二構造、第三構造および上記のいずれの一項に記載の接続コンポーネントを含み、前記接続コンポーネントの接続ワイヤは、前記第一構造の内部に埋設されており、前記第一スマート蝶番の第一端は、前記第一構造の第一端とヒンジ接続されており、前記第一スマート蝶番の第二端は、前記第二構造と挿し継ぎされており、前記第二スマート蝶番の第一端は、前記第一構造の第二端とヒンジ接続されており、前記第二スマート蝶番の第二端は、前記第三構造と挿し継ぎされている。
【0016】
一つの実施形態において、前記第一構造には、前記第一構造の左右両端を貫通する開口溝が設けられており、前記接続ワイヤは、前記開口溝に埋め込まれており、前記開口溝の溝口は、プラスチックストリップによって覆われている。
【0017】
一つの実施形態において、前記スマートウェアラブルデバイスは、スマート眼鏡であり、前記第一構造は、フレームであり、前記第二構造は、左テンプルであり、前記第三構造は、右テンプルであり、前記左テンプルの接続端には、前記第一コネクタと合うコネクタが設けられており、前記右テンプルの接続端には、前記第二コネクタと合うコネクタが設けられており、前記第一スマート蝶番の第一端及び前記第二スマート蝶番の第一端は、取り付け軸により、それぞれ前記フレームの第一端および第二端と、ヒンジ接続されており、前記第一スマート蝶番の第二端は、スナップ構造によって前記左テンプルの接続端とロックされ、前記第二スマート蝶番の第二端は、スナップ構造によって前記右テンプルの接続端とロックされる。
【0018】
一つの実施形態において、前記左テンプル/前記右テンプルの接続端の外側表面には、シールゴム輪が設けられており、前記第一スマート蝶番/前記第二スマート蝶番が前記左テンプル/前記右テンプルと挿し継ぎされている場合、前記第一スマート蝶番/前記第二スマート蝶番の第二端の前端壁は、前記シールゴム輪を押す。
【0019】
一つの実施形態において、前記左テンプル/前記右テンプルの接続端の外側表面における前記シールゴム輪の両側に近い個所には、逃げ溝が設けられており、前記左テンプル/前記右テンプルが前記第一スマート蝶番/前記第二スマート蝶番と挿し継ぎされている場合、前記シールゴム輪は、押圧されて変形され、前記逃げ溝に埋め込まれる。
【0020】
一つの実施形態において、前記左テンプルの接続端のコネクタおよび前記右テンプルの接続端のコネクタは、USB TypeBコネクタ、USB TypeCコネクタ、またはApple Lightningコネクタである。
【0021】
一つの実施形態において、前記接続ワイヤは、ケーブルであり、前記ケーブルは、前記フレーム内に埋め込まれており、前記フレームの左側にある第一コネクタと前記フレームの右側にある第二コネクタとは、前記ケーブルによって互いに接続されている。
【0022】
一つの実施形態において、前記左テンプルおよび/または前記右テンプルの内部には、前記左テンプルおよび/または前記右テンプルの接続端の前記コネクタと電気的に接続される充電式バッテリーが設けられており、前記充電式バッテリーを充電する場合、前記左テンプルおよび/または前記右テンプルを前記接続コンポーネントから取り外すことができ、対応するタイプの外部充電ワイヤを前記コネクタと接続することにより、前記充電式バッテリーを充電する。
【発明の効果】
【0023】
従来の技術と比べて、本発明の接続コンポーネントは、二つのスマート蝶番を備え、二つのスマート蝶番の間においては接続ワイヤにより電気的に接続し、二つのスマート蝶番の一端は、それぞれ第一構造の両端にヒンジ接続され、二つのスマート蝶番の他端は、それぞれ第二構造および第三構造と挿し継ぎされる。挿し継ぎが取り外し可能な接続であるので、本発明の接続コンポーネントをスマートウェアラブルデバイスに応用しれば、スマートウェアラブルデバイスの三つの部品の間における取り外し可能な接続を実現することができ、各構造部品間における取り外しが容易であり、スマートウェアラブルデバイスの製造と生産歩留まりの改善およびメンテナンス時間の短縮の助けとなる。また、さまざまな世代あるいはスタイルの構造部品は互換されることができ、人々は最新の構造部品で彼らのスマートウェアラブルデバイスをアップグレードすることができ、製品機能の切り替えは柔軟である。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明の実施形態に係るスマート眼鏡の構造の分解図である。
図2】本発明の実施形態に係るスマート眼鏡の構造の概略図である。
図3】本発明の実施形態に係る接続コンポーネントをフレームス内に取り付ける概略図である。
図4】本発明の実施形態に係る接続コンポーネントの構造の概略図である。
図5】本発明の実施形態に係る開口溝を備えるフレームの構造の概略図である。
図6】本発明の実施形態に係る接続ワイヤを隠すフレームの概略図である。
図7】本発明の実施形態に係るスマート蝶番がシールゴム輪を備えるテンプルと挿し継ぎされる前の概略図である。
図8】本発明の実施形態に係るスマート蝶番がシールゴム輪を備えるテンプルと挿し継ぎされる後の概略図である。
図9】本発明の実施形態に係る接続ワイヤと回路基板とが底板に溶接されている構造の概略図である。
図10】本発明の実施形態に係る接続ワイヤ、回路基板および底板の溶接前の概略図である。
図11】本発明の実施形態に係るスマート蝶番とフレームとの取り付け前の概略図である。
図12】本発明の実施形態に係るテンプルは外部充電ワイヤによってその内部の充電式バッテリーを充電する概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明の目的、技術案および利点をより明確にするために、以下は、本発明の実施形態における添付図面を参照して、本発明をさらに詳細に説明する。以下に記載される具体的な実施形態は、本発明を説明するためにのみ使用され、本発明を限定するのではないことを理解されたい。
【0026】
本発明の説明において、「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「内」、「外」などの用語で示される方向または位置の関係は、図面に基づいて示される方向または位置の関係であり、本発明を説明して説明を簡略化するためにのみ、示される装置または要素が特定の方向を有して特定の方向で構築および動作されなければならないことは、示されていないか、または暗示されていないので、本発明の限定とは理解されない。「第一」、「第二」、「第三」などの用語は、説明の目的にのみ使用され、相対的な重要性を表すまたは暗示するものとして理解されてはならない。また、他に明示的に指定および限定されない限り、「装着」、「結び」、「接続」および他の用語は、広い意味で理解されるべきであり、例えば、それは、固定接続であっても、取り外し可能な接続であっても、一体接続であっても、直接接続であっても、中間媒体を介して間接接続であっても、または二つのコンポーネント内部における連通であってもよい。当業者にとって、本発明における上記の用語の特定の意味は、特定の状況に従って理解することができる。
【0027】
本実施形態は、スマートウェアラブルデバイスの第一構造、第二構造および第三構造を接続するために用いられる接続コンポーネントを提供し、第二構造および第三構造には、コネクタが設けられている。接続コンポーネントは、接続ワイヤ、第一スマート蝶番および第二スマート蝶番を含む。第一スマート蝶番の第一端は、第一構造とヒンジ接続されるために用いられ、第一スマート蝶番の第二端は、第二構造と挿し継ぎされるために用いられる。第二スマート蝶番の第一端は、第一構造とヒンジ接続されるために用いられ、第二スマート蝶番の第二端は、第三構造と挿し継ぎされるために用いられる。第一スマート蝶番の第二端には、第一コネクタが取り付けられており、第一コネクタのタイプは、第二構造にあるコネクタのタイプと合致する。第二スマート蝶番の第二端には、第二コネクタが取り付けられており、第二コネクタのタイプは、第三構造にあるコネクタのタイプと合致する。第一スマート蝶番および第二スマート蝶番は、接続ワイヤによって電気的に接続される。
【0028】
本実施形態は、第一構造、第二構造、第三構造および上記の接続コンポーネントを含む着脱が容易なスマートウェアラブルデバイスをさらに提供する。接続コンポーネントの接続ワイヤは、第一構造の内部に埋設されており、第一スマート蝶番の第一端は第一構造の第一端とヒンジ接続されており、第一スマート蝶番の第二端は第二構造と挿し継ぎされている。第二スマート蝶番の第一端は第一構造の第二端とヒンジ接続されており、第二スマート蝶番の第二端は第三構造と挿し継ぎされている。
【0029】
本実施形態の接続コンポーネントをスマートウェアラブルデバイスに応用しれば、スマートウェアラブルデバイスの三つの部品の間における取り外し可能な接続を実現できる。当該接続コンポーネントは、二つのスマート蝶番を備え、二つのスマート蝶番の間においては、接続ワイヤによって電気的に接続し、二つのスマート蝶番の一端は、それぞれ第一構造の両端にヒンジ接続されており、二つのスマート蝶番の他端は、それぞれ第二構造および第三構造と挿し継ぎされている。挿し継ぎは取り外し可能な接続であるので、スマートウェアラブルデバイスのさまざまな構造部品間における取り外しが容易であり、スマートウェアラブルデバイスの製造と生産歩留まりの改善およびメンテナンス時間の短縮の助けとなる。また、さまざまな世代あるいはスタイルの構造部品は互換されることができ、人々は最新の構造部品で彼らのスマートウェアラブルデバイスをアップグレードすることができ、製品機能の切り替えは柔軟である。
【0030】
本実施形態の技術的解決法の説明を容易にするために、以下、スマート眼鏡を例に、本実施形態の技術的解決法について詳細に説明する。
【0031】
図1および図2を参照し、本実施形態に係る着脱が容易なスマート眼鏡が示され、当該スマート眼鏡は、第一構造、第二構造、第三構造および接続コンポーネントを含む。第一構造はフレーム1であり、第二構造は左テンプル2aであり、第三構造は右テンプル2bである。左テンプル2aの接続端には、第一コネクタ3aと合うコネクタ21aが設けられており、右テンプル2bの接続端には、第二コネクタ3bと合うコネクタ21bが設けられている。図3を参照し、第一スマート蝶番4aの第一端及び第二スマート蝶番4bの第一端は、取り付け軸(例えば、ねじ5)により、それぞれフレーム1の第一端および第二端と、ヒンジ接続されている。第一スマート蝶番4aの第二端は、左テンプル2aの接続端と挿し継ぎされて、スナップ構造によってロックされている。第二スマート蝶番4bの第二端は、スナップ構造により、右テンプル2bの接続端とロックされている。
【0032】
スマート蝶番とテンプルとは挿し継ぎによって着脱可能に接続されるので、フレーム1、左テンプル2aおよび右テンプル2bの間における取り外しが容易であり、スマート眼鏡の製造と生産歩留まりの改善およびメンテナンス時間の短縮の助けとなる。また、さまざまな世代あるいはスタイルのフレーム1とテンプル(左テンプル2aおよび右テンプル2b)とは互換されることができるので、製品機能の切り替えは柔軟である。人々は、最新のフレーム1およびテンプルで、彼らのスマート眼鏡をアップグレードすることができる。例えば、フレーム1は不変なままであり、テンプルは第1世代から第2世代または第3世代に交換されることができ、人々は最新のテンプルで彼らのスマート眼鏡をアップグレードすることができ、フレーム1を処方レンズに変換する必要はない。人々は同じテンプルで異なるスタイルのフレームを交換することもでき、すなわち、同じテンプルには、職場の場合、ファッションのブルーライトカットフレーム1を搭載することができ、スポーツまたは屋外の場合、サンフレーム1を搭載することができ、製品機能の切り替えは柔軟である。
【0033】
上記の接続コンポーネント中の第一コネクタ3aおよび第二コネクタ3bは、同じタイプのコネクタであっても、異なるコネクタであってもよいことが理解されたい。例えば、図4に示されるように、第一コネクタ3aと第二コネクタ3bともUSB TypeBコネクタであり、または、第一コネクタ3aは、USB TypeBコネクタであり、第二コネクタ3bは、USB TypeCコネクタであっても、Apple Lightningコネクタであっても、または他のタイプのコネクタであってもよい。
【0034】
図5を参照し、本実施形態のフレーム1には、フレーム1の左右両端を貫通する開口溝11が設けられており、接続ワイヤ3cは、開口溝11に埋め込まれており、開口溝11の溝口は、プラスチックストリップ3dで覆われており、これによって接続ワイヤ3cはフレーム1の内部に隠されている(図6に示されるように)。
【0035】
スマート眼鏡の防水・防塵性を高めるために、図7および図8を参照し、テンプル2の接続端の外側表面は、シールゴム輪6に囲まれており、スマート蝶番4をテンプル2と挿し継ぎした場合、スマート蝶番4の第二端の前端壁は、シールゴム輪6を押す。さらに、テンプル2の接続端の外側表面におけるシールゴム輪6の両側に近い個所には、逃げ溝が設けられており、テンプル2をスマート蝶番4と挿し継ぎした場合、シールゴム輪6は、押圧されて変形されて逃げ溝に埋め込まれ、これによってシールゴム輪6がテンプル2を押圧することを防止することができる。
【0036】
図9図11を参照し、スマート蝶番4は、絶縁ハウジング41と、回路基板42と、底板43と、をさらに含む。絶縁ハウジング41の第一端には、接続用孔411が設けられており、絶縁ハウジング41の第一端は、接続用孔411内にねじ5を取り付けることにより、フレーム1とヒンジ接続される。コネクタ3は、絶縁ハウジング41の第二端に取り付けられており、回路基板42は、絶縁ハウジング41の内部に取り付けられており、コネクタ3は回路基板42と電気的に接続されている。絶縁ハウジング41の第一端は、フレーム1とヒンジ接続されるために用いられ、絶縁ハウジング41の第二端は、テンプル2とヒンジ接続されるために用いられる。絶縁ハウジング41の第二端には、スナップによってテンプル2と接続されるために用いられる止め位置が設けられている。接続ワイヤ3cの端部は底板43と溶接されており、回路基板42も底板43と溶接されている。
【0037】
さらに、絶縁ハウジング41は、プラスチックシェルと、カバーと、を含む。回路基板42は、プラスチックシェルの内部にある取り付け溝内に位置し、取り付け溝はカバーで覆われており、回路基板42と取り付け溝との隙間は防水接着剤によって埋められており、これによって湿気がスマート蝶番からテンプル内に侵入することを防止できる。
【0038】
スマート蝶番は、テンプルと挿し継ぎされると共に、補強のために、ナップ構造によってテンプルと接続される。テンプルにあるコネクタが異なるので、スマート蝶番と挿し継ぎされるためのコネクタにあるポートの形状も異なる。絶縁ハウジング41にある止め位置は、特定の要件に応じて異なる形態にすることができる。
【0039】
テンプルの内部には、MCUが設けられており、テンプルおよびスマート蝶番の内部には、無線通信モジュールが設けられている。スマート蝶番の内部にある無線通信モジュールは、当該MCUまたは携帯電話と通信し、当該MCUは、当該テンプルの内部にある無線通信モジュールを介して携帯電話と通信する。
【0040】
一つの実施形態において、左テンプル2aの接続端のコネクタおよび右テンプル2bの接続端のコネクタは、USB TypeBコネクタ、USB TypeCコネクタ、またはApple Lightningコネクタである。接続ワイヤ3cはケーブルであり、ケーブルはフレーム1内に埋め込まれており、フレーム1の左側にある第一コネクタ2aと、フレーム1の右側にある第二コネクタ3bとは、ケーブルによって互いに接続されている。
【0041】
左テンプル2aの内部には、左テンプル2aの接続端のコネクタと電気的に接続される充電式バッテリーが設けられており、右テンプル2bの内部には、右テンプル2bの接続端のコネクタと電気的に接続される充電式バッテリーが設けられている。図12を参照し、充電式バッテリーを充電する場合、左テンプル2aおよび/または右テンプル2bは接続コンポーネントから取り外されることができ、対応するタイプの外部充電ワイヤ7を当該コネクタと接続することにより、充電式バッテリーを充電する。
【0042】
上記は、本発明の好ましい実施形態であり、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明に開示された精神と原則の範囲内で行われるいかなる変更、同等の置換、および改善は、本発明の保護範囲内に属する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【手続補正書】
【提出日】2024-06-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
接続コンポーネントであって、
スマートウェアラブルデバイスの三つの構造を接続するために用いられ、
前記接続コンポーネントは、接続ワイヤ、第一スマート蝶番および第二スマート蝶番を含み、
前記第一スマート蝶番の第一端は、第一構造とヒンジ接続されるために用いられ、前記第一スマート蝶番の第二端は、第二構造と挿し継ぎされるために用いられ、前記第二スマート蝶番の第一端は、前記第一構造とヒンジ接続されるために用いられ、前記第二スマート蝶番の第二端は、第三構造と挿し継ぎされるために用いられ、
前記第一スマート蝶番の第二端には、第一コネクタが取り付けられており、前記第一コネクタのタイプは、前記第二構造にあるコネクタのタイプと合致しており、前記第二スマート蝶番の第二端には、第二コネクタが取り付けられており、前記第二コネクタのタイプは、前記第三構造にあるコネクタのタイプと合致しており、
前記第一スマート蝶番および前記第二スマート蝶番は、前記接続ワイヤにより、電気的に接続されている、ことを特徴とする接続コンポーネント。
【請求項2】
前記第一スマート蝶番または前記第二スマート蝶番は、絶縁ハウジングと、回路基板と、をさらに含み、前記第一コネクタまたは第二コネクタは、前記絶縁ハウジングの第二端に取り付けられており、
前記回路基板は、前記絶縁ハウジングの内部に取り付けられており、前記第一コネクタまたは第二コネクタは、前記回路基板と電気的に接続され、
前記絶縁ハウジングの第一端は、前記第一構造とヒンジ接続されるために用いられ、前記絶縁ハウジングの第二端は、前記第二構造または前記第三構造と挿し継ぎされるために用いられ、前記絶縁ハウジングの第二端には、止め位置が設けられており、前記止め位置は、前記第二構造または前記第三構造とスナップによって接続されるために用いられる、ことを特徴とする請求項1に記載の接続コンポーネント。
【請求項3】
前記第一スマート蝶番または前記第二スマート蝶番は、底板をさらに含み、前記接続ワイヤの端部は、前記底板と溶接されており、前記第一スマート蝶番または前記第二スマート蝶番は、前記底板と溶接されている、ことを特徴とする請求項2に記載の接続コンポーネント。
【請求項4】
前記絶縁ハウジングの第一端には、接続用孔が設けられており、前記絶縁ハウジングの第一端は、前記接続用孔内に取り付けられる取り付け軸により、前記第一構造とヒンジ接続される、ことを特徴とする請求項2に記載の接続コンポーネント。
【請求項5】
前記第一コネクタまたは前記第二コネクタは、前記回路基板に溶接されており、前記第一コネクタまたは前記第二コネクタは、USB TypeBコネクタ、USB TypeCコネクタ、またはApple Lightningコネクタである、ことを特徴とする請求項2に記載の接続コンポーネント。
【請求項6】
前記絶縁ハウジングは、キャビティを有し、
前記止め位置は、内止め位置であり、
前記内止め位置は、前記キャビティの内壁に位置し、前記キャビティの内壁から突き出る、ことを特徴とする請求項2に記載の接続コンポーネント。
【請求項7】
着脱が容易なスマートウェアラブルデバイスであって、
第一構造、第二構造、第三構造および請求項1乃至6何れか一項に記載の接続コンポーネントを含み、
前記接続コンポーネントの接続ワイヤは、前記第一構造の内部に埋設されており、
前記第一スマート蝶番の第一端は、前記第一構造の第一端とヒンジ接続されており、前記第一スマート蝶番の第二端は、前記第二構造と挿し継ぎされており、
前記第二スマート蝶番の第一端は、前記第一構造の第二端とヒンジ接続されており、前記第二スマート蝶番の第二端は、前記第三構造と挿し継ぎされている、ことを特徴とするスマートウェアラブルデバイス。
【請求項8】
前記第一構造には、前記第一構造の左右両端を貫通する開口溝が設けられており、
前記接続ワイヤは、前記開口溝に埋め込まれており、
前記開口溝の溝口は、プラスチックストリップによって覆われている、ことを特徴とする請求項7に記載のスマートウェアラブルデバイス。
【請求項9】
前記スマートウェアラブルデバイスはスマート眼鏡であり、前記第一構造はフレームであり、前記第二構造は左テンプルであり、前記第三構造は右テンプルであり、
前記左テンプルの接続端には、前記第一コネクタと合うコネクタが設けられており、前記右テンプルの接続端には、前記第二コネクタと合うコネクタが設けられており、
前記第一スマート蝶番の第一端及び前記第二スマート蝶番の第一端は、取り付け軸により、それぞれ前記フレームの第一端および第二端と、ヒンジ接続されており、
前記第一スマート蝶番の第二端は、スナップ構造によって前記左テンプルの接続端とロックされ、前記第二スマート蝶番の第二端は、スナップ構造によって前記右テンプルの接続端とロックされる、ことを特徴とする請求項に記載のスマートウェアラブルデバイス。
【請求項10】
前記左テンプル/前記右テンプルの接続端の外側表面には、シールゴム輪が設けられており、
前記第一スマート蝶番/前記第二スマート蝶番が前記左テンプル/前記右テンプルと挿し継ぎされている場合、前記第一スマート蝶番/前記第二スマート蝶番の第二端の前端壁は、前記シールゴム輪を押す、ことを特徴とする請求項9に記載のスマートウェアラブルデバイス。
【請求項11】
前記左テンプル/前記右テンプルの接続端の外側表面における前記シールゴム輪の両側に近い個所には、逃げ溝が設けられており、
前記左テンプル/前記右テンプルが前記第一スマート蝶番/前記第二スマート蝶番と挿し継ぎされている場合、前記シールゴム輪は、押圧されて変形され、前記逃げ溝に埋め込まれる、ことを特徴とする請求項10に記載のスマートウェアラブルデバイス。
【請求項12】
前記左テンプルの接続端のコネクタおよび前記右テンプルの接続端のコネクタは、USB TypeBコネクタ、USB TypeCコネクタ、またはApple Lightningコネクタである、ことを特徴とする請求項9に記載のスマートウェアラブルデバイス。
【請求項13】
前記接続ワイヤは、ケーブルであり、前記ケーブルは、前記フレーム内に埋め込まれており、前記フレームの左側にある第一コネクタと前記フレームの右側にある第二コネクタとは、前記ケーブルによって互いに接続されている、ことを特徴とする請求項9に記載のスマートウェアラブルデバイス。
【請求項14】
前記左テンプルおよび/または前記右テンプルの内部には、前記左テンプルおよび/または前記右テンプルの接続端の前記コネクタと電気的に接続される充電式バッテリーが設けられており、
前記充電式バッテリーを充電する場合、前記左テンプルおよび/または前記右テンプルを前記接続コンポーネントから取り外すことができ、対応するタイプの外部充電ワイヤを前記コネクタと接続することにより、前記充電式バッテリーを充電する、ことを特徴とする請求項9に記載のスマートウェアラブルデバイス。
【国際調査報告】