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特表2024-545148複数のダウンリンク帯域幅部分におけるダウンリンク制御チャネル監視
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-05
(54)【発明の名称】複数のダウンリンク帯域幅部分におけるダウンリンク制御チャネル監視
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/23 20230101AFI20241128BHJP
   H04W 72/0453 20230101ALI20241128BHJP
【FI】
H04W72/23
H04W72/0453
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024534355
(86)(22)【出願日】2022-12-05
(85)【翻訳文提出日】2024-06-07
(86)【国際出願番号】 US2022080885
(87)【国際公開番号】W WO2023133011
(87)【国際公開日】2023-07-13
(31)【優先権主張番号】63/297,691
(32)【優先日】2022-01-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】18/061,347
(32)【優先日】2022-12-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】507364838
【氏名又は名称】クアルコム,インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100163522
【弁理士】
【氏名又は名称】黒田 晋平
(72)【発明者】
【氏名】ジン・レイ
(72)【発明者】
【氏名】フイリン・シュウ
(72)【発明者】
【氏名】レンチュウ・ワン
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA43
5K067DD34
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE61
5K067JJ21
(57)【要約】
ワイヤレス通信のための方法、システム、及びデバイスが説明される。ユーザ機器(UE)は、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンク帯域幅部分(BWP)、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信し得る。構成の少なくとも一部分は、UEの能力に対応し得る。UEは、第1の動作モードにある間、リソースの第1のセットを監視し得、第2の動作モードにある間、リソースの第2のセットを監視し得る。UEは、リソースの第2のセットを介して、ネットワークエンティティからシステム情報更新又は公衆警報システム(PWS)通知を受信し得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサと結合されたメモリと、を備え、前記メモリが、前記UEに、
第1のダウンリンク帯域幅部分のための第1の構成と、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分のための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを受信させ、前記第1の構成が、前記第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを識別し、前記第2の構成が、前記第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを識別し、
前記第1の構成、前記UEの無線リソース制御状態、及び前記UEの能力に従って、前記第1のダウンリンク帯域幅部分内の前記リソースの第1のセットを監視させ、
前記第2の構成、前記UEの前記無線リソース制御状態、及び前記UEの前記能力に従って、低減された能力のUEに固有である前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の前記リソースの第2のセットを監視させる、
ように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶している、装置。
【請求項2】
前記命令が、前記UEに、
前記第1の構成に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のダウンリンク帯域幅部分のためのパラメータの第1のセットを判定させ、前記パラメータの第1のセットが、前記第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットのためのサイクリックプレフィックス、サブキャリア間隔、リソースブロックの数、又はシンボルの数のうちの1つ又は複数を含み、
前記第2の構成に少なくとも部分的に基づいて、低減された能力のUEに固有である前記第2のダウンリンク帯域幅部分のためのパラメータの第2のセットを判定させ、前記パラメータの第2のセットが、前記第2のダウンリンク帯域幅部分のための帯域幅、第1の物理リソースブロック、又はサブキャリア間隔のうちの1つ又は複数を含む、
ように前記少なくとも1つのプロセッサによって更に実行可能である、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記リソースの第1のセットを監視するために、前記命令が、前記UEに、
前記第1の構成及び前記UEの前記能力に従って、前記第1のダウンリンク帯域幅部分内の共通探索空間を介してページング動作の少なくとも1つのメッセージを受信させるように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であり、前記第1のダウンリンク帯域幅部分が、ゼロ(0)のインデックスを有する制御リソースセットを含む、
請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記リソースの第2のセットを監視するために、前記命令が、前記UEに、
前記第2の構成、前記UEの前記無線リソース制御状態、及び前記UEの前記能力に従って、低減された能力のUEに固有である前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の前記リソースの第2のセットを介して1つ又は複数のランダムアクセスメッセージを受信させるように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であり、前記第2のダウンリンク帯域幅部分が、ゼロ(0)のインデックスを有する制御リソースセットを含まない、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記命令が、前記UEに、
前記第1のダウンリンク帯域幅部分内の1つ又は複数の物理ダウンリンク制御チャネルリソースを介して、前記第1のダウンリンク帯域幅部分内の第1のシステム情報ブロックの送信をスケジュールするダウンリンクメッセージを受信させるように前記少なくとも1つのプロセッサによって更に実行可能であり、前記第1のシステム情報ブロックが、低減された能力のUEに固有である前記第2のダウンリンク帯域幅部分の前記第2の構成を示す、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記リソースの第1のセットを監視するために、前記命令が、前記UEに、
前記第1のダウンリンク帯域幅部分内の前記リソースの第1のセットを介して、1つ又は複数のセル定義同期信号ブロックを受信させ、
前記1つ又は複数のセル定義同期信号ブロックの測定値に少なくとも部分的に基づいて、セル選択プロシージャを実行させる、
ように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能である、
請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記1つ又は複数の制御メッセージを受信するために、前記命令が、前記UEに、
前記第1のダウンリンク帯域幅部分又は前記第2のダウンリンク帯域幅部分におけるダウンリンクスモールデータ送信のために構成された探索空間の指示を受信させ、
前記指示に従ってダウンリンクスモールデータ送信のために前記探索空間を監視させる、
ように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能である、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記1つ又は複数の制御メッセージを受信するために、前記命令が、前記UEに、
前記第1のダウンリンク帯域幅部分の前記第1の構成を示すマスタ情報ブロックを受信させ、
前記第2のダウンリンク帯域幅部分の前記第2の構成を示すシステム情報ブロックを受信させる、
ように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能である、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記命令が、前記UEに、
低減された能力のUEに固有である前記第1のダウンリンク帯域幅部分又は前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の1つ又は複数の制御リソースセット又は探索空間セットを介して、システム情報メッセージ、ページング動作のメッセージ、ランダムアクセスメッセージ、スモールデータ送信、ブロードキャストメッセージ、公衆警報システム通知、又は非セル定義同期信号ブロックのうちの1つ又は複数を受信させるように前記少なくとも1つのプロセッサによって更に実行可能である、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記命令が、前記UEに、
前記第1の構成、前記UEの無線リソース制御状態、及び前記UEの能力に従って、前記第1のダウンリンク帯域幅部分内の前記リソースの第1のセットを介して、セル定義同期信号ブロック、システム情報メッセージ、ページング動作のメッセージ、又はランダムアクセスメッセージのうちの1つ又は複数を受信させるように前記少なくとも1つのプロセッサによって更に実行可能である、請求項1に記載の装置。
【請求項11】
前記命令が、前記UEに、
前記UEのために構成されたアップリンク帯域幅部分内の1つ又は複数のリソースを介して、スモールデータ送信、ランダムアクセスメッセージ、UEモビリティ情報、又はオンデマンドシステム情報の要求のうちの1つ又は複数を送信させるように前記少なくとも1つのプロセッサによって更に実行可能である、請求項1に記載の装置。
【請求項12】
前記命令が、前記UEに、
前記UEのために構成されたアップリンク帯域幅部分内の1つ又は複数のリソースを介して、オンデマンドシステム情報の要求を送信させ、
前記第1のダウンリンク帯域幅部分内の前記リソースの第1のセット、又は前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の前記リソースの第2のセットを介して前記オンデマンドシステム情報を受信させる、
ように前記少なくとも1つのプロセッサによって更に実行可能である、請求項1に記載の装置。
【請求項13】
前記UEが、ランダムアクセスプロシージャに従って前記オンデマンドシステム情報の要求を送信する、請求項12に記載の装置。
【請求項14】
低減された能力のUEに固有である前記第2のダウンリンク帯域幅部分の帯域幅が、前記UEによってサポートされる最大ダウンリンク帯域幅以下である、請求項1に記載の装置。
【請求項15】
前記1つ又は複数の制御メッセージが、マスタ情報ブロック、システム情報ブロック、無線リソース制御メッセージ、又はそれらの組み合わせを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項16】
前記第1のダウンリンク帯域幅部分が、セル定義同期信号ブロックの受信のために使用される、請求項1に記載の装置。
【請求項17】
前記UEが低減された能力のUEであり、
前記UEの前記無線リソース制御状態が、アイドル無線リソース制御状態又は非アクティブ無線リソース制御状態を含む、請求項1に記載の装置。
【請求項18】
前記第1のダウンリンク帯域幅部分が、セル選択プロシージャ又はセル再選択プロシージャのために構成された共通探索空間の第1のセットを備え、
前記第2のダウンリンク帯域幅部分が、ランダムアクセスプロシージャ又はページング動作のために構成された共通探索空間の第2のセットを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項19】
前記第1のダウンリンク帯域幅部分が、システム情報取得又はページング動作のために構成された1つ又は複数の共通探索空間を備える、請求項1に記載の装置。
【請求項20】
前記命令が、前記UEに、
前記第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの量、前記UEの他のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの合計、前記UEによってサポートされる制御リソースセットの閾値量、又はそれらの組み合わせに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの量を判定させるように前記少なくとも1つのプロセッサによって更に実行可能である、請求項1に記載の装置。
【請求項21】
前記命令が、前記UEに、
前記第1のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットの量、前記UEの他のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットの合計、前記UEによってサポートされる探索空間セットの閾値量、又はそれらの組み合わせに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットの量を判定させるように前記少なくとも1つのプロセッサによって更に実行可能であり、請求項1に記載の装置。
【請求項22】
前記命令が、前記UEに、
前記第1のダウンリンク帯域幅部分に関連付けられた第1の動作モードから前記第2のダウンリンク帯域幅部分に関連付けられた第2の動作モードに遷移した後に、前記第1のダウンリンク帯域幅部分から前記第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替えさせるように前記少なくとも1つのプロセッサによって更に実行可能である、請求項1に記載の装置。
【請求項23】
前記1つ又は複数の制御メッセージを受信するために、前記命令が、前記UEに、
低減された能力のUEに固有である前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の共通探索空間セットのためのアグリゲーションレベル、監視周期、又は監視機会構成のうちの少なくとも1つを示すシステム情報を受信させるように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能である、請求項1に記載の装置。
【請求項24】
前記1つ又は複数の制御メッセージを受信するために、前記命令が、前記UEに、
前記第1のダウンリンク帯域幅部分の探索空間セット内でスケジュールされた物理ダウンリンク制御チャネルメッセージのための第1のダウンリンク制御情報サイズアライメント、前記第2のダウンリンク帯域幅部分の探索空間セット内でスケジュールされた物理ダウンリンク制御チャネルメッセージのための第2のダウンリンク制御情報サイズアライメント、又は両方を示すシステム情報ブロックを受信させるように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能である、請求項1に記載の装置。
【請求項25】
前記1つ又は複数の制御メッセージを受信するために、前記命令が、前記UEに、
低減された能力のUEに固有である前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の物理リソースブロックの量の指示を受信させるように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であり、物理リソースブロックの前記量が、前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの制御チャネル要素アグリゲーションレベル、前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの持続時間、前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの総数、前記UEの前記無線リソース制御状態、又はそれらの組み合わせに少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の装置。
【請求項26】
前記1つ又は複数の制御メッセージを受信するために、前記命令が、前記UEに、
前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットのための制御チャネル要素アグリゲーションレベル、前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットのためのブラインド復号候補の量、又は両方を示す、システム情報メッセージ、無線リソース制御メッセージ、ブロードキャストメッセージ、又はマルチキャストメッセージのうちの1つ又は複数を受信させるように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能である、請求項1に記載の装置。
【請求項27】
ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサと結合されたメモリと、を備え、前記メモリが、前記ネットワークエンティティに、
第1のダウンリンク帯域幅部分のための第1の構成と、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分のための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを送信させ、前記第1の構成が、前記第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを識別し、前記第2の構成が、前記第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを識別し、
前記1つ又は複数の制御メッセージによって示される前記第1の構成に従って、前記第1のダウンリンク帯域幅部分内の前記リソースの第1のセットを介して、第1のダウンリンクメッセージを低減された能力のUEに送信させ、
前記1つ又は複数の制御メッセージによって示される前記第2の構成に従って、低減された能力のUEに固有である前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の前記リソースの第2のセットを介して、前記低減された能力のUEに第2のダウンリンクメッセージを送信させる、
ように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶している、
装置。
【請求項28】
前記リソースの第1のセットを介して前記第1のダウンリンクメッセージを送信するために、前記命令が、前記ネットワークエンティティに、
前記第1の構成に従って、前記第1のダウンリンク帯域幅部分内の共通探索空間を介してページング動作の少なくとも1つのメッセージを前記低減された能力のUEに送信させるように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であり、前記第1のダウンリンク帯域幅部分が、ゼロ(0)のインデックスを有する制御リソースセットを含む、
請求項27に記載の装置。
【請求項29】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
第1のダウンリンク帯域幅部分のための第1の構成と、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分のための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを受信することであって、前記第1の構成が、前記第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを識別し、前記第2の構成が、前記第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを識別する、ことと、
前記第1の構成、前記UEの無線リソース制御状態、及び前記UEの能力に従って、前記第1のダウンリンク帯域幅部分内の前記リソースの第1のセットを監視することと、
前記第2の構成、前記UEの前記無線リソース制御状態、及び前記UEの前記能力に従って、低減された能力のUEに固有である前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の前記リソースの第2のセットを監視することと、
を含む、方法。
【請求項30】
ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための方法であって、
第1のダウンリンク帯域幅部分のための第1の構成と、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分のための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを送信することであって、前記第1の構成が、前記第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを識別し、前記第2の構成が、前記第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを識別する、ことと、
前記1つ又は複数の制御メッセージによって示される前記第1の構成に従って、前記第1のダウンリンク帯域幅部分内の前記リソースの第1のセットを介して、第1のダウンリンクメッセージを低減された能力のUEに送信することと、
前記1つ又は複数の制御メッセージによって示される前記第2の構成に従って、低減された能力のUEに固有である前記第2のダウンリンク帯域幅部分内の前記リソースの第2のセットを介して、前記低減された能力のUEに第2のダウンリンクメッセージを送信することと、
を含む、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
相互参照
本特許出願は、2022年12月02日に出願された「DOWNLINK CONTROL CHANNEL MONITORING IN MULTIPLE DOWNLINK BANDWIDTH PARTS」と題するLEIらの米国特許出願第18,061,347号の利益を主張し、この出願は、2022年1月07日に出願された「DOWNLINK CONTROL CHANNEL MONITORING IN MULTIPLE DOWNLINK BANDWIDTH PARTS」と題するLEIらの米国仮特許出願第63/297,691号の優先権を主張し、これらの各々は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明示的に組み込まれる。
【0002】
以下は、複数のダウンリンク帯域幅部分(BWPs)におけるダウンリンク制御チャネル監視を含むワイヤレス通信に関する。
【背景技術】
【0003】
ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、時間、周波数、及び電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることを可能とすることがある。そのような多元接続システムの例には、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTEアドバンスト(LTE-Advanced、LTE-A)システム、又はLTE-A Proシステムなどの第4世代(fourth generation、4G)システム、及び新無線(New Radio、NR)システムと呼ばれることがある第5世代(fifth generation、5G)システムを含む。これらのシステムは、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)、時分割多元接続(time division multiple access、TDMA)、周波数分割多元接続(frequency division multiple access、FDMA)、直交FDMA(orthogonal FDMA、OFDMA)、又は離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重化(discrete Fourier transform spread orthogonal frequency division multiplexing、DFT-S-OFDM)などの技術を採用し得る。ワイヤレス多元接続通信システムは、場合によってはユーザ機器(User Equipment、UE)として知られていることがある複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、1つ又は複数の基地局又は1つ又は複数のネットワークアクセスノードを含み得る。ワイヤレス通信システム内の構成要素は、(例えば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、及び/又は電気的に)互いと結合され得る。
【0004】
アイドル又は非アクティブUEは、異なる帯域幅部分(BWPs)中のリソースを監視するように構成され得る。例えば、アイドル又は非アクティブUEは、UEが第2のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク送信を監視することができるように、第1のダウンリンクBWPから第2のダウンリンクBWPに切り替え得る。しかしながら、場合によっては、ダウンリンクBWP間で切り替えることと、比較的多数のリソースを監視することとは、UEにおけるより大きい電力消費とより高い処理オーバーヘッドとをもたらし得る。
【発明の概要】
【0005】
記載された技術は、複数のダウンリンク帯域幅部分(BWPs)におけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートする、改善された方法、システム、デバイス、及び装置に関する。概して、説明される技術は、アイドル又は非アクティブユーザ機器(UE)におけるダウンリンク監視プロシージャの効率を改善することを提供する。UEは、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信し得る。構成の少なくとも一部分は、UEの能力に対応し得る。UEは、第1の動作モードにある間、リソースの第1のセットを監視し得、第2の動作モードにある間、リソースの第2のセットを監視し得る。UEは、リソースの第2のセットを介して、ネットワークエンティティからシステム情報更新又は公衆警報システム(PWS)通知を受信し得る。本明細書で説明する技術は、UE(例えば、アイドル又は非アクティブUE)が、他の利益の中でもとりわけ、低減された電力消費及びより大きい処理効率を用いてダウンリンクチャネル監視を実行することを可能にし得る。
【0006】
UEにおけるワイヤレス通信のための方法について説明する。方法は、第1のダウンリンクBWPのための第1の構成と、低減された能力(RedCap)のUEに固有である第2のダウンリンクBWPのための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを受信することであって、第1の構成が、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを識別し、第2の構成が、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを識別する、ことを含み得る。方法は、第1の構成、UEの無線リソース制御(RRC)状態、及びUEの能力に従って、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを監視することを更に含み得る。方法は、第2の構成、UEのRRC状態、及びUEの能力に従って、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを監視することを更に含み得る。
【0007】
UEにおけるワイヤレス通信のための装置について説明する。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに(例えば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、又は電気的に)結合されたメモリとを含み得、メモリが、UEに、第1のダウンリンクBWPのための第1の構成と、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWPのための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを受信させるように少なくとも1つのプロセッサによって(例えば、直接的又は間接的に)実行可能な命令を記憶し、第1の構成が、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを識別し、第2の構成が、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを識別する。命令は、UEに、第1の構成、UEのRRC状態、及びUEの能力に従って、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを監視させるように少なくとも1つのプロセッサによって更に実行可能であり得る。命令は、UEに、第2の構成、UEのRRC状態、及びUEの能力に従って、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを監視させるように少なくとも1つのプロセッサによって更に実行可能であり得る。
【0008】
UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。装置は、第1のダウンリンクBWPのための第1の構成と、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWPのための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを受信するための手段であって、第1の構成が、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを識別し、第2の構成が、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを識別するための、手段を含み得る。装置は、第1の構成、UEのRRC状態、及びUEの能力に従って、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを監視するための手段を更に含み得る。装置は、第2の構成、UEのRRC状態、及びUEの能力に従って、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを監視するための手段を更に含み得る。
【0009】
UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。コードは、第1のダウンリンクBWPのための第1の構成と、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWPのための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを受信するように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含み得、第1の構成は、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを識別し、第2の構成が、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを識別し得る。命令は、第1の構成、UEのRRC状態、及びUEの能力に従って、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを監視させるように命令は少なくとも1つのプロセッサによって更に実行可能であり得る。命令は、第2の構成、UEのRRC状態、及びUEの能力に従って、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを監視させるように命令は少なくとも1つのプロセッサによって更に実行可能であり得る。
【0010】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1の構成に基づいて第1のダウンリンクBWPのためのパラメータの第1のセットを判定するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得、パラメータの第1のセットは、サイクリックプレフィックス、サブキャリア間隔、リソースブロックの数、又は第1のダウンリンクBWP内の制御リソースセット(CORESET)のためのシンボルの数のうちの1つ又は複数を含み得る。
【0011】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第2の構成に基づいてRedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWPのためのパラメータの第2のセットを判定するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得、パラメータの第2のセットは、第2のダウンリンクBWPのための帯域幅、第1の物理リソースブロック(PRB)、又はサブキャリア間隔のうちの1つ又は複数を含み得る。
【0012】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、リソースの第1のセットを監視することは、第1の構成及びUEの能力に従って、第1のダウンリンクBWP内の共通探索空間(CSS)を介してページング動作の少なくとも1つのメッセージを受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、第1のダウンリンクBWPは、ゼロ(0)のインデックスを有するCORESETを含み得る。
【0013】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、リソースの第2のセットを監視することは、第2の構成、UEのRRC状態、及びUEの能力に従ってRedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して1つ又は複数のランダムアクセスメッセージを受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、第2のダウンリンクBWPは、ゼロ(0)のインデックスをもつCORESETを含まない。
【0014】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のダウンリンクBWP内の1つ又は複数の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)リソースを介して、第1のダウンリンクBWP内の第1のシステム情報ブロック(SIB)の送信をスケジュールするダウンリンクメッセージを受信するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得、第1のSIBは、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWPの第2の構成を示す。
【0015】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、リソースの第1のセットを監視することは、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のセル定義同期信号ブロック(CD-SSBs)を受信するための動作、特徴、手段、又は命令と、1つ又は複数のCD-SSBの測定値に基づいてセル選択プロシージャを実行するための動作、特徴、手段、又は命令とを含み得る。
【0016】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、第1のダウンリンクBWP又は第2のダウンリンクBWP内のダウンリンクスモールデータ送信(SDTs)のために構成された探索空間(SS)の指示を受信するための動作、特徴、手段、又は命令と、指示に従ってダウンリンクSDTのためのSSを監視するための動作、特徴、手段、又は命令とを含み得る。
【0017】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、第1のダウンリンクBWPの第1の構成を示すマスタ情報ブロック(MIB)を受信するための動作、特徴、手段、又は命令と、第2のダウンリンクBWPの第2の構成を示すSIBを受信するための動作、特徴、手段、又は命令とを含み得る。
【0018】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、RedCap UEに固有である第1のダウンリンクBWP又は第2のダウンリンクBWP内の1つ又は複数のCORESET又はSSセットを介して、システム情報メッセージ、ページング動作のメッセージ、ランダムアクセスメッセージ、SDT、ブロードキャストメッセージ、PWS通知、又は非セル定義同期信号ブロック(NCD-SSB)のうちの1つ又は複数を受信するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0019】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1の構成、UEのRRC状態、及びUEの能力に従って、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して、CD-SSB、システム情報メッセージ、ページング動作のメッセージ、又はランダムアクセスメッセージのうちの1つ又は複数を受信するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0020】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UEのために構成されたアップリンクBWP内の1つ又は複数のリソースを介して、SDT、ランダムアクセスメッセージ、UEモビリティ情報、又はオンデマンドシステム情報の要求のうちの1つ又は複数を送信するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0021】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UEのために構成されたアップリンクBWP内の1つ又は複数のリソースを介して、オンデマンドシステム情報の要求を送信するための動作、特徴、手段、又は命令と、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット又は第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してオンデマンドシステム情報を受信するための動作、特徴、手段、又は命令とを更に含み得る。
【0022】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、UEは、ランダムアクセスプロシージャに従ってオンデマンドシステム情報の要求を送信する。
【0023】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWPの帯域幅は、UEによってサポートされる最大ダウンリンク帯域幅以下である。
【0024】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージは、MIB、SIB、RRCメッセージ、又はそれらの組み合わせを含む。
【0025】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のダウンリンクBWPは、CD-SSBの受信に使用され得る。
【0026】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、UEはRedCap UEであり得、UEのRRC状態はアイドルRRC状態又は非アクティブRRC状態であり得る。
【0027】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のダウンリンクBWPは、セル選択プロシージャ又はセル再選択プロシージャのために構成されたCSSの第1のセットを含み、第2のダウンリンクBWPは、ランダムアクセスプロシージャ又はページング動作のために構成されたCSS第2のセットを含む。
【0028】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のダウンリンクBWPは、システム情報取得又はページング動作のために構成された1つ又は複数のCSSを含む。
【0029】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のダウンリンクBWP内のCORESETの量、UEの他のダウンリンクBWP内のCORESETの合計、UEによってサポートされるCORESETの閾値量、又はそれらの組み合わせに基づいて、第2のダウンリンクBWP内のCORESETの量を判定するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0030】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のダウンリンクBWP内のSSセットの量、UEの他のダウンリンクBWP内のSSセットの合計、UEによってサポートされるSSセットの閾値量、又はそれらの組み合わせに基づいて、第2のダウンリンクBWP内のSSセットの量を判定するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0031】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のダウンリンクBWPに関連付けられた第1の動作モードから第2のダウンリンクBWPに関連付けられた第2の動作モードに遷移した後に、第1のダウンリンクBWPから第2のダウンリンクBWPに切り替えるための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0032】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWP内のCSSセットのためのアグリゲーションレベル(AL)、監視周期、又は監視機会構成のうちの少なくとも1つを示すシステム情報を受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得る。
【0033】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、第1のダウンリンクBWPのSSセット内でスケジュールされたPDCCHメッセージのための第1のダウンリンク制御情報(DCI)サイズアライメント、第2のダウンリンクBWPのSSセット内でスケジュールされたPDCCHメッセージのための第2のDCIサイズアライメント、又は両方を示すSIBを受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得る。
【0034】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWP内のPRBの量の指示を受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、PRBの量は、第2のダウンリンクBWP内のCORESETの制御チャネル要素(CCE)AL、第2のダウンリンクBWP内のCORESETの持続時間、第2のダウンリンクBWP内のCORESETの総数、UEのRRC状態、又はそれらの組み合わせに基づく。
【0035】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、第2のダウンリンクBWP内のSSセットのためのCCE AL、第2のダウンリンクBWP内のSSセットのためのブラインド復号候補の量、又は両方を示すシステム情報メッセージ、RRCメッセージ、ブロードキャストメッセージ、又はマルチキャストメッセージのうちの1つ又は複数を受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得る。
【0036】
ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信の方法について説明する。方法は、第1のダウンリンクBWPのための第1の構成と、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWPのための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを送信することであって、第1の構成が、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを識別し、第2の構成が、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを識別する、ことを含み得る。方法は、1つ又は複数の制御メッセージによって示される第1の構成に従って、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して、第1のダウンリンクメッセージをRedCap UEに送信することを更に含み得る。方法は、1つ又は複数の制御メッセージによって示される第2の構成に従って、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して、RedCap UEに第2のダウンリンクメッセージを送信することを更に含み得る。
【0037】
ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための装置について説明する。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに(例えば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、又は電気的に)結合されたメモリとを含み得、メモリが、ネットワークエンティティに、第1のダウンリンクBWPのための第1の構成と、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWPのための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを送信させるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶し、第1の構成が、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを識別し、第2の構成が、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを識別する。命令は、ネットワークエンティティに、1つ又は複数の制御メッセージによって示される第1の構成に従って、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して、RedCap UEに第1のダウンリンクメッセージを送信させるように少なくとも1つのプロセッサによって更に実行可能であり得る。命令は、ネットワークエンティティに、1つ又は複数の制御メッセージによって示される第2の構成に従って、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して、RedCap UEに第2のダウンリンクメッセージを送信させるように少なくとも1つのプロセッサによって更に実行可能であり得る。
【0038】
ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。装置は、第1のダウンリンクBWPのための第1の構成と、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWPのための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを送信するための手段であって、第1の構成が、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを識別し、第2の構成が、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを識別するための、手段を含み得る。装置は、1つ又は複数の制御メッセージによって示される第1の構成に従って、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して、第1のダウンリンクメッセージをRedCap UEに送信するための手段を更に含み得る。装置は、1つ又は複数の制御メッセージによって示される第2の構成に従って、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して、RedCap UEに第2のダウンリンクメッセージを送信するための手段を更に含み得る。
【0039】
ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。コードは、第1のダウンリンクBWPのための第1の構成と、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWPのための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを送信、第1の構成は、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを識別し、第2の構成は、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを識別し、1つ又は複数の制御メッセージによって示される第1の構成に従って、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して、第1のダウンリンクメッセージをRedCap UEに送信し、1つ又は複数の制御メッセージによって示される第2の構成に従って、RedCap UEに固有である第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して、RedCap UEに第2のダウンリンクメッセージを送信するように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0040】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のダウンリンクメッセージを送信することは、第1の構成に従って第1のダウンリンクBWP内のCSSを介して、RedCap UEにページング動作の少なくとも1つのメッセージを送信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、第1のダウンリンクBWPは、ゼロ(0)のインデックスを有するCORESETを含む。
【0041】
UEにおけるワイヤレス通信のための方法について説明する。方法は、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信することであって、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応する、ことと、第1の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを監視することと、第2の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを監視することとを含み得る。
【0042】
UEにおけるワイヤレス通信のための装置について記載する。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに(例えば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、及び/又は電気的に)結合されたメモリとを含み得、メモリは、装置に、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信させ、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応し得、第1の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを監視させ、第2の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを監視させるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶している。
【0043】
UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について記載する。装置は、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信するための手段であって、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応する、ことと、第1の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを監視するための手段と、第2の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを監視するための手段とを含み得る。
【0044】
UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について記載する。コードは、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信し、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応し、第1の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを監視し、第2の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを監視するように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0045】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1の動作モードにあるUEによって、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを監視することと、ネットワークエンティティから、制御リソースの第1のセットを介して、第2のダウンリンクBWP及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信することと、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの量に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの量を判定することと、のための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0046】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの量、UEの異なるダウンリンクBWP内の制御リソースの合計、及びUEの能力に対応する制御リソースの閾値量に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの量を判定するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0047】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のダウンリンクBWP内のSSセットの量、UEの異なるダウンリンクBWP内のSSセットの合計、及びUEの能力に対応するSSセットの閾値量に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のSSセットの量を判定するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0048】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、第1のダウンリンクBWPに関連するパラメータの第1のセット又は第2のダウンリンクBWPに関連するパラメータの第2のセットの一方又は両方を示す制御シグナリングを受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、パラメータの第1のセットが、第1のダウンリンクBWPに関連付けられた帯域幅、初期PRBロケーション、ヌメロロジ、又はそれらの組み合わせを含み、パラメータの第2のセットが、第2のダウンリンクBWPに関連付けられた帯域幅、初期PRBロケーション、ヌメロロジ、又はそれらの組み合わせを含み得、パラメータの第1のセットは、パラメータの第2のセットとは異なり得る。
【0049】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、第1のダウンリンクBWPのための構成を示すMIBをネットワークエンティティから受信することと、第2のダウンリンクBWPのための構成を示すSIB、RRCメッセージ、マルチキャストメッセージ、又はブロードキャストメッセージのうちの1つ又は複数を、ネットワークエンティティから受信することと、のための動作、特徴、手段、又は命令を含み得る。
【0050】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1の動作モードから第2の動作モードに遷移することに基づいて、第1のダウンリンクBWPから第2のダウンリンクBWPへのBWP切り替えプロシージャを実行するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを監視することは、BWP切り替えプロシージャを実行することに基づき得る。
【0051】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のダウンリンクBWP内のCORESET及びSSセットを使用して、又は第2のダウンリンクBWP内のCORESET及びSSセットを使用して、UEの第1の動作モード又はUEの第2の動作モードに関連付けられた1つ又は複数のプロシージャを実行するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得、1つ又は複数のプロシージャは、システム情報取得プロシージャ、システム情報更新プロシージャ、モビリティプロシージャ、ページング動作、ランダムアクセスプロシージャ、スモールデータ転送プロシージャ、オンデマンドシステム情報送信要求プロシージャ、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0052】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1の動作モード及び第2の動作モードは、UEのRRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態に対応し、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットは、CSSセットを含む。
【0053】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1の動作モード及び第2の動作モードは、UEのRRC非アクティブ状態又はRRC接続状態に対応し、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットは、UE固有探索空間(USS)セット、CSSセット、又は両方を含む。
【0054】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のダウンリンクBWP及び第2のダウンリンクBWPは、異なる周波数範囲に対応する。
【0055】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のダウンリンクBWPは、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態にあるUEによるセル選択プロシージャ又はセル再選択プロシージャのために構成された第1のCSSを含み、第2のダウンリンクBWPは、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態にあるUEによるランダムアクセスプロシージャ又はページング動作のために構成された少なくとも第2のCSSを含む。
【0056】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のダウンリンクBWPは、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態にあるUEによるシステム情報取得プロシージャ、システム情報更新プロシージャ、モビリティプロシージャ、又はページング動作のために構成された1つ又は複数のCSSを含む。
【0057】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、UEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のCSSセットのためのAL、監視周期、又は監視機会構成のうちの1つ又は複数を示すSIBを受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得る。
【0058】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1の動作モードにあるUEによって、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを介して、ネットワークエンティティからCD-SSB、システム情報メッセージ、ページング動作のメッセージ、PEIメッセージ、ランダムアクセスメッセージ、又はそれらの組み合わせを受信するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0059】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、ネットワークエンティティから、第1のダウンリンクBWPのSSセット内のPDCCHメッセージのための第1のDCIサイズアライメント、第2のダウンリンクBWPのSSセット内のPDCCHメッセージのための第2のDCIサイズアライメント、又は両方を示すSIBを受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得る。
【0060】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを介して、ネットワークエンティティからランダムアクセスメッセージ、システム情報メッセージ、マルチキャストメッセージ、ブロードキャストメッセージ、ページング動作のメッセージ、SDT、又はNCD-SSBのうちの1つ又は複数を受信するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0061】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、第2のダウンリンクBWP内のPRBの量を示す制御シグナリングを受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、PRBの量は、第2のダウンリンクBWP内のCORESETのCCE AL、第2のダウンリンクBWP内のCORESETの持続時間、第2のダウンリンクBWP内のCORESETの総量、UEのRRC状態、又はそれらの組み合わせに基づき得る。
【0062】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、第2のダウンリンクBWP内のSSセットのためのCCE AL、第2のダウンリンクBWP内のSSセットのためのブラインド復号候補の量、又は両方を示すシステム情報メッセージ、RRCメッセージ、ブロードキャストメッセージ、又はマルチキャストメッセージのうちの1つ又は複数を受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得る。
【0063】
ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信の方法について説明する。方法は、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信することであって、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応する、ことと、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを介してメッセージの第1のセットを送信することと、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを介してメッセージの第2のセットを送信することとを含み得る。
【0064】
ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための装置について説明する。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに(例えば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、及び/又は電気的に)結合されたメモリとを含み得、メモリは、装置に、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信させ、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応し得、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを介してメッセージの第1のセットを送信させ、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを介してメッセージの第2のセットを送信させるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶している。
【0065】
ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。装置は、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信するための手段であって、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応するための、手段と、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを介してメッセージの第1のセットを送信するための手段と、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを介してメッセージの第2のセットを送信するための手段とを含み得る。
【0066】
ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。コードは、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信し、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応し、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを介してメッセージの第1のセットを送信し、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを介してメッセージの第2のセットを送信するように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0067】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの量に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの量を判定することと、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの量の指示をUEに送信することと、のための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0068】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの量と、UEの異なるダウンリンクBWP内の制御リソースの合計とに基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの量を判定することと、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの量の指示をUEに送信することと、のための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0069】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のダウンリンクBWP内のSSセットの量と、UEの異なるダウンリンクBWP内のSSセットの合計と、ネットワークエンティティと接続することを許可され得るUEの能力に関係するSSセットの閾値量とに基づいて、第2のダウンリンクBWP内のSSセットの数を判定することと、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの量の指示をUEに送信することと、のための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0070】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを送信することは、第1のダウンリンクBWPに関連するパラメータの第1のセット又は第2のダウンリンクBWPに関連するパラメータの第2のセットの一方又は両方を示す制御シグナリングを送信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、パラメータの第1のセットが、第1のダウンリンクBWPに関連付けられた帯域幅、初期PRBロケーション、ヌメロロジ、又はそれらの組み合わせを含み、パラメータの第2のセットが、第2のダウンリンクBWPに関連付けられた帯域幅、初期PRBロケーション、ヌメロロジ、又はそれらの組み合わせを含み得、パラメータの第1のセットは、パラメータの第2のセットとは異なり得る。
【0071】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを送信することは、第1のダウンリンクBWPのための構成を示すMIBをUEに送信することと、第2のダウンリンクBWPのための構成を示すSIB、専用RRCメッセージ、マルチキャストメッセージ、又はブロードキャストメッセージのうちの1つ又は複数を、UEに送信することと、のための動作、特徴、手段、又は命令を含み得る。
【0072】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1の動作モード及び第2の動作モードは、UEのRRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態に対応し、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットは、CSSセットを含む。
【0073】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1の動作モード及び第2の動作モードは、UEのRRC非アクティブ状態又はRRC接続状態に対応し、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットは、USSセット、CSSセット、又は両方を含む。
【0074】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のダウンリンクBWP及び第2のダウンリンクBWPは、異なる周波数範囲に対応する。
【0075】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のダウンリンクBWPは、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態にあるUEによるセル選択プロシージャ又はセル再選択プロシージャのために構成された第1のCSSを含み、第2のダウンリンクBWPは、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態にあるUEによるランダムアクセスプロシージャ又はページング動作のために構成された少なくとも第2のCSSを含む。
【0076】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のダウンリンクBWPは、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態にあるUEによるシステム情報取得プロシージャ、システム情報更新プロシージャ、モビリティプロシージャ、又はページング動作のために構成された1つ又は複数のCSSを含む。
【0077】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを送信することは、UEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のCSSセットのためのAL、監視周期、又は監視機会構成のうちの1つ又は複数を示すSIBを送信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得る。
【0078】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを介して、ネットワークエンティティからCD-SSB、システム情報メッセージ、ページング動作のメッセージ、ランダムアクセスメッセージ、又はそれらの組み合わせを送信するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0079】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを送信することは、第1のダウンリンクBWPのSSセット内のPDCCHメッセージのための第1のDCIサイズアライメント、第2のダウンリンクBWPのSSセット内のPDCCHメッセージのための第2のDCIサイズアライメント、又は両方を示すSIBを送信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得る。
【0080】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを介して、ランダムアクセスメッセージ、システム情報メッセージ、マルチキャストメッセージ、ブロードキャストメッセージ、ページング動作のメッセージ、SDT、又はNCD-SSBのうちの1つ又は複数を送信するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0081】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを送信することは、第2のダウンリンクBWP内のPRBの量を示す制御シグナリングを送信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、PRBの量は、第2のダウンリンクBWP内のCORESETのCCE AL、第2のダウンリンクBWP内のCORESETの持続時間、第2のダウンリンクBWP内のCORESETの総量、UEのRRC状態、又はそれらの組み合わせに基づき得る。
【0082】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを送信することは、第2のダウンリンクBWP内のSSセットのためのCCE AL、第2のダウンリンクBWP内のSSセットのためのブラインド復号候補の量、又は両方を示すシステム情報メッセージ、RRCメッセージ、ブロードキャストメッセージ、又はマルチキャストメッセージのうちの1つ又は複数を送信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得る。
【0083】
UEにおけるワイヤレス通信のための方法について説明する。方法は、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信することであって、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応する、ことと、第1の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを受信することと、第2の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してシステム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信することとを含み得る。
【0084】
UEにおけるワイヤレス通信のための装置について記載する。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに(例えば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、及び/又は電気的に)結合されたメモリとを含み得、メモリは、装置に、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信させ、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応し、第1の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを受信させ、第2の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してシステム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信させるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶している。
【0085】
UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について記載する。装置は、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信するための手段であって、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応する、手段と、第1の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを受信するための手段と、第2の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してシステム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信するための手段とを含み得る。
【0086】
UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について記載する。コードは、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信し、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応し、第1の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを受信し、第2の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してシステム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信するように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0087】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第2のダウンリンクBWP内の第2のリソースセットを介して、ネットワークエンティティとランダムアクセスプロシージャを実行するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0088】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信することは、ランダムアクセスプロシージャに従って、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して、ネットワークエンティティからランダムアクセスメッセージを受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、ランダムアクセスメッセージは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0089】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信することは、第2のダウンリンクBWPがページング動作のために構成されたCSSを含まないことを識別することに基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して、ネットワークエンティティからランダムアクセスメッセージを受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、ランダムアクセスメッセージは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0090】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信することは、第2のダウンリンクBWPがページング動作のために構成されたCSSを含むことを識別することに基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して、ネットワークエンティティからページング動作のメッセージを受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、ページング動作のメッセージは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0091】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信することは、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してネットワークエンティティからページング動作のメッセージを受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、ページング動作のメッセージは、ネットワークエンティティからのダウンリンクSDTをスケジュールし、ページング動作のメッセージに従ってネットワークエンティティからのダウンリンクSDTのための第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを監視し、ダウンリンクSDTは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0092】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信することは、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してネットワークエンティティからPDCCH送信を受信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、PDCCH送信は、ネットワークエンティティからのブロードキャスト又はマルチキャスト物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信をスケジュールし、PDCCH送信に従ってネットワークエンティティからのブロードキャスト又はマルチキャストPDSCH送信のためのリソースの第2のセットを監視し、ブロードキャスト又はマルチキャストPDSCH送信は、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0093】
ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信の方法について説明する。方法は、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信することであって、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応する、ことと、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを送信することと、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信することとを含み得る。
【0094】
ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための装置について説明する。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに(例えば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、及び/又は電気的に)結合されたメモリとを含み得、メモリは、装置に、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信させ、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応し得、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを送信させ、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信させるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶している。
【0095】
ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。装置は、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信するための手段であって、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応する、ことと、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを送信するための手段と、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信するための手段とを含み得る。
【0096】
ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。コードは、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信し、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応し、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを送信し、構成に従って、かつUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信するように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0097】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第2のダウンリンクBWP内の第2のリソースセットを介して、UEとランダムアクセスプロシージャを実行するための動作、特徴、手段、又は命令を更に含み得る。
【0098】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信することは、ランダムアクセスプロシージャに従って、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して、UEにランダムアクセスメッセージを送信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、ランダムアクセスメッセージは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0099】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信することは、第2のダウンリンクBWPがページング動作のために構成されたCSSを含まないことを識別することに基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して、UEにランダムアクセスメッセージを送信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、ランダムアクセスメッセージは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0100】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信することは、第2のダウンリンクBWPがページング動作のために構成されたCSSを含むことを識別することに基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して、UEにページング動作のメッセージを送信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、ページング動作のメッセージは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0101】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信することは、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してUEにページング動作のメッセージを送信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、ページング動作のメッセージは、ネットワークエンティティからのダウンリンクSDTをスケジュールし、ページング動作のメッセージに従って、リソースの第2のセットを介して、ダウンリンクSDTをUEに送信し、ダウンリンクSDTは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0102】
本明細書で説明される方法、装置、及び非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信することは、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してPDCCH送信を送信するための動作、特徴、手段、又は命令を含み得、PDCCH送信は、ネットワークエンティティからのブロードキャスト又はマルチキャストPDSCH送信をスケジュールし、PDCCH送信に従って、リソースの第2のセットを介して、ブロードキャスト又はマルチキャストPDSCH送信を送信し、ブロードキャスト又はマルチキャストPDSCH送信は、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【図面の簡単な説明】
【0103】
図1】本開示の態様による、複数のダウンリンク帯域幅部分(BWPs)におけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートするワイヤレス通信システムの例を示す。
図2】本開示の態様による、複数のダウンリンク帯域幅部分(BWPs)におけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートするワイヤレス通信システムの例を示す。
図3A】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートするリソース図の例を示す。
図3B】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートするリソース図の例を示す。
図4】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートするプロセスフローの例を示す。
図5】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートするプロセスフローの例を示す。
図6】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートするデバイスのブロック図を示す。
図7】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートするデバイスのブロック図を示す。
図8】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートする通信マネージャのブロック図を示す。
図9】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートするデバイスを含むシステムの図を示す。
図10】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートするデバイスのブロック図を示す。
図11】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートするデバイスのブロック図を示す。
図12】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートする通信マネージャのブロック図を示す。
図13】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートするデバイスを含むシステムの図を示す。
図14】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートする方法を示すフローチャートを示す。
図15】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートする方法を示すフローチャートを示す。
図16】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートする方法を示すフローチャートを示す。
図17】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートする方法を示すフローチャートを示す。
図18】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートする方法を示すフローチャートを示す。
図19】本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートする方法を示すフローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
【0104】
他のユーザ機器(UEs)と比較して、低減された能力の(RedCap)UEは、低減された処理能力、より高いバッテリ寿命、及びより低い全体的なコストに関連付けられ得る。したがって、RedCap UEは、他の例の中でもとりわけ、モノのインターネット(IoT)、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、及びビークルツーエブリシング(V2X)アプリケーションに適し得る。場合によっては、アイドルモード又は非アクティブモードにあるRedCap UEは、システム情報更新、ページングメッセージ(例えば、ページング動作のメッセージ)、又はネットワークエンティティからのセル定義(CD)同期信号ブロック(SSB)について、第1のダウンリンク帯域幅部分(BWP)を監視するように構成され得る。RedCap UEはまた、RedCap UEに固有であり得る第2の初期ダウンリンクBWPを用いて構成され得る。RedCap UEは、ネットワークエンティティからのランダムアクセスメッセージ、ページングメッセージ、又は非セル定義(NCD)SSBについて第2のダウンリンクBWPを監視することができる。
【0105】
しかしながら、第1のダウンリンクBWP及び第2のダウンリンクBWPが異なる周波数帯域に対応する場合、第1のダウンリンクBWPと第2のダウンリンクBWPの両方を監視することは、RedCap UEにおけるより大きい電力消費及び低減された処理効率をもたらし得る。例えば、RedCap UEは、第1のダウンリンクBWP内のリソース及び第2のダウンリンクBWP内のリソース上で、これらのリソース上でネットワークエンティティからダウンリンク送信を受信するようにスケジュールされていない場合であっても、比較的多数のブラインド復号動作(例えば、通知及びスケジューリング情報についてダウンリンクチャネルを監視すること)を実行することができる。
【0106】
アイドル又は非アクティブRedCap UEのためのダウンリンク監視プロシージャに関連付けられた処理コスト及び電力消費を低減するために、第1のダウンリンクBWP及び第2のダウンリンクBWP(例えば、RedCap UEのために構成されたダウンリンクBWP)内の制御リソースの総数は、制御リソースセット(CORESET)の閾値数及び探索空間(SS)の閾値数に制約され得る。例えば、ネットワークエンティティは、第1のダウンリンクBWP及び第2のダウンリンクBWP内のCORESET及びSSの総数が閾値未満であるように、第1のダウンリンクBWP及び第2のダウンリンクBWPを構成することができる。いくつかの例では、第1のダウンリンクBWP及び第2のダウンリンクBWP内のCORESET及びSSの総数は、非RedCap UEの能力に依存し得る。
【0107】
ネットワークエンティティ(例えば、基地局)は、システム情報又は無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して、第1のダウンリンクBWP及び第2のダウンリンクBWPを用いてRedCap UEを構成することができる。ネットワークエンティティが第1のダウンリンクBWP及び第2のダウンリンクBWPでRedCap UEを構成した後、RedCap UEは、ネットワークエンティティによって提供された情報に従って、第1のダウンリンクBWP及び第2のダウンリンクBWPの両方を監視することができる。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、第2のダウンリンクBWP内のリソースを介して、RedCap UEにシステム情報更新又は公衆警告システム(PWS)通知を送信することができる。
【0108】
本開示の態様は、以下の利点のうちの1つ又は複数を実現するために実施され得る。説明される技術は、他の利益の中でもとりわけ、RedCap UEにおけるより大きい処理効率及び低減された電力消費をサポートし得る。例えば、本明細書で説明する技術は、RedCap UEがアイドル又は非アクティブモードで動作している間に監視するように構成された制御リソース(例えば、CORESETs、SSs)の数を低減することができ、これは、RedCap UEによって実行されるアイドル又は非アクティブ物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視アクティビティに関連付けられた処理コスト及び電力消費を低減することができる。具体的には、説明される技術は、RedCap UEによって実行されるブラインド復号動作の数を低減することができ、これは、RedCap UEが、より高い処理効率(例えば、より少ない処理リソースを使用して)及び低減された電力消費でアイドル又は非アクティブモード動作を実行することを可能にし得る。
【0109】
本開示の態様は、最初に、ワイヤレス通信システム、リソース図、及びプロセスフローの文脈で説明される。本開示の態様は、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視に関する装置図、システム図、及びフローチャートによって更に示され、それらを参照して説明される。
【0110】
図1は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視をサポートするワイヤレス通信システム100の例を示す。ワイヤレス通信システム100は、1つ又は複数の基地局105、1つ又は複数のUE115、及びコアネットワーク130を含み得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク、LTEアドバンスト(LTE-A)ネットワーク、LTE-A Proネットワーク、又は新無線(NR)ネットワークであってもよい。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、拡張ブロードバンド通信、超高信頼通信、低レイテンシ通信、低コストかつ低複雑度のデバイスとの通信、又はそれらの任意の組み合わせをサポートし得る。
【0111】
基地局105は、ワイヤレス通信システム100を形成するために地理的エリア全体にわたって分散されることがあり、異なる形態のデバイス、又は異なる能力を有するデバイスであり得る。基地局105及びUE115は、1つ又は複数の通信リンク125を介してワイヤレスに通信し得る。各基地局105は、UE115及び基地局105が1つ又は複数の通信リンク125を確立し得る、カバレッジエリア110を提供し得る。カバレッジエリア110は、基地局105及びUE115が1つ又は複数の無線アクセス技術に従って信号の通信をサポートし得る、地理的エリアの例であり得る。
【0112】
UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散していることがあり、各UE115は固定式又は移動式であることがある。UE115はまた、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、リモートデバイス、ハンドヘルドデバイス、若しくは加入者デバイス、又は何らかの他の好適な用語で呼ばれることがあり、「デバイス」は、ユニット、局、端末、又はクライアントと呼ばれることもある。UE115は、セルラーフォン、スマートフォン、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、マルチメディア/エンターテインメントデバイス(例えば、ラジオ、MP3プレーヤ、ビデオデバイス)、カメラ、ゲーム機、ナビゲーション/測位デバイス(例えば、GPS(全地球測位システム)に例えば基づくGNSS(全地球航法衛星システム)デバイス、Beidou、GLONASS、若しくはGalileo、地上ベースのデバイス)、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ネットブック、スマートブック、パーソナルコンピュータ、スマートデバイス、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ、スマート衣料品、スマートグラス、仮想現実ゴーグル、スマートリストバンド、スマートジュエリー(例えば、スマートリング、スマートブレスレット))、ドローン、ロボット/ロボットデバイス、車両、車両用デバイス、メーター(例えば、パーキングメーター、電気メーター、ガスメーター、水道メーター)、モニタ、ガスポンプ、家電(例えば、台所用器具、洗濯機、乾燥機)、ロケーションタグ、医療/ヘルスケアデバイス、インプラント、センサー/アクチュエータ、ディスプレイなどのデバイス、又はワイヤレス若しくはワイヤード媒体を介して通信するように構成された、任意の他の適したデバイスであってもよい。いくつかの例では、UE115はまた、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、モノのインターネット(IoT)デバイス、あらゆるモノのインターネット(IoE:Internet of Everything)デバイス、又はMTCデバイスを指すことがあり、それらは、アプライアンス、ドローン、ロボット、車両、又はメーターなどの様々な物品の中に実装され得る。
【0113】
いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100の1つ又は複数の構成要素は、ネットワークノードとして動作し得るか、又はネットワークノードと呼ばれ得る。本明細書で使用される場合、ネットワークノードは、本明細書で説明する任意の技術を実行するように構成された任意のUE115、基地局105、コアネットワーク130のエンティティ、装置、デバイス、又はコンピューティングシステムを指すことがある。例えば、ネットワークノードは、UE115であり得る。別の例として、ネットワークノードは、基地局105であり得る。別の例として、第1のネットワークノードは、第2のネットワークノード又は第3のネットワークノードと通信するように構成され得る。この例の一態様では、第1のネットワークノードはUE115であり得、第2のネットワークノードは基地局105であり得、第3のネットワークノードはUE115であり得る。この例の別の態様では、第1のネットワークノードはUE115であり得、第2のネットワークノードは基地局105であり得、第3のネットワークノードは基地局105であり得る。この例の更に他の態様では、第1のネットワークノード、第2のネットワークノード、及び第3のネットワークノードは、異なり得る。同様に、UE115、基地局105、装置、デバイス、又はコンピューティングシステムへの言及は、ネットワークノードであるUE115、基地局105、装置、デバイス、又はコンピューティングシステムの開示を含み得る。例えば、UE115が基地局105から情報を受信するように構成されるという開示は、第1のネットワークノードが第2のネットワークノードから情報を受信するように構成されることも開示する。この例では、本開示と一致して、第1のネットワークノードは、情報を受信するように構成された第1のUE115、第1の基地局105、第1の装置、第1のデバイス、又は第1のコンピューティングシステムを指すことがあり、第2のネットワークノードは、第2のUE115、第2の基地局105、第2の装置、第2のデバイス、又は第2のコンピューティングシステムを指すことがある。
【0114】
基地局105は、コアネットワーク130と通信し得る、若しくは基地局105どうしで互いに通信し得る、又は両方の通信を行い得る。例えば、基地局105は、1つ又は複数のバックホールリンク120を通して(例えば、S1、N2、N3、又は他のインターフェースを介して)コアネットワーク130とインターフェースし得る。基地局105は、バックホールリンク120を介して(例えば、X2、Xn、又は他のインターフェースを介して)、直接(例えば、基地局105どうしの間で直接)若しくは間接的に(例えば、コアネットワーク130を介して)のいずれかで、又は両方で互いに通信し得る。いくつかの例では、バックホールリンク120は、1つ又は複数のワイヤレスリンクであってもよく、又は1つ又は複数のワイヤレスリンクを含んでもよい。
【0115】
本明細書で説明される基地局105の1つ又は複数は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、NodeB、eNodeB(eNB)、次世代NodeB若しくはgiga-NodeB(そのいずれもがgNBと呼ばれることがある)、Home NodeB、Home eNodeB、又は他の適切な用語を含んでもよく、あるいは当業者によってそのように呼ばれることがある。
【0116】
UE115は、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、リモートデバイス、ハンドヘルドデバイス、若しくは加入者デバイス、又は何らかの他の適切な用語を含むことがあり、あるいはそのように呼ばれることがあり、「デバイス」は、様々な例の中でも、ユニット、局、端末、又はクライアントと呼ばれることもある。UE115はまた、セルラーフォン、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、又はパーソナルコンピュータなどのパーソナル電子デバイスを含み得るか、又はそのように呼ばれることがある。いくつかの例では、UE115は、様々な例の中でも、電化製品、又は車両、メーターなどの様々な物品において実装され得る、様々な例の中でも、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop、WLL)局、モノのインターネット(Internet of Things、IoT)デバイス、あらゆるモノのインターネット(Internet of Everything、IoE)デバイス、又はマシンタイプ通信(machine type communications、MTC)デバイスを含んでよく、又はそのように呼ばれることがある。
【0117】
本明細書で説明されるUE115は、図1に示されるように、リレーとして働くことがあり得る他のUE115、並びに、様々な例の中でも、マクロeNB若しくはgNB、スモールセルeNB若しくはgNB、又は中継基地局を含む、基地局105及びネットワーク機器などの、様々なタイプのデバイスと通信することが可能であり得る。
【0118】
UE115及び基地局105は、1つ又は複数のキャリア上で1つ又は複数の通信リンク125を介して互いにワイヤレスに通信し得る。「キャリア」という用語は、通信リンク125をサポートするための定義された物理層構造を有する無線周波数スペクトルリソースのセットを指すことがある。例えば、通信リンク125に使用されるキャリアは、所与の無線アクセス技術(例えば、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NR)のための1つ又は複数の物理レイヤチャネルに従って動作される無線周波数スペクトル帯域(例えば、BWP)の一部分を含み得る。各物理層チャネルは、収集シグナリング(例えば、同期信号、システム情報)、キャリアに対する動作を協調させる制御シグナリング、ユーザデータ、又は他のシグナリングを搬送し得る。ワイヤレス通信システム100は、キャリアアグリゲーション又はマルチキャリア動作を使用する、UE115との通信をサポートし得る。UE115は、キャリアアグリゲーション構成に従って、複数のダウンリンクコンポーネントキャリア及び1つ又は複数のアップリンクコンポーネントキャリアで構成され得る。キャリアアグリゲーションは、周波数分割複信(frequency division duplexing、FDD)コンポーネントキャリアと時分割複信(time division duplexing、TDD)コンポーネントキャリアとの両方で使用され得る。
【0119】
いくつかの例では(例えば、キャリアアグリゲーション構成では)、キャリアはまた、他のキャリアに対する動作を協調させる収集シグナリング又は制御シグナリングも有し得る。キャリアは、周波数チャネル(例えば、発展型ユニバーサルモバイル電気通信システム地上波無線アクセス(evolved universal mobile telecommunication system terrestrial radio access、E-UTRA)絶対無線周波数チャネル番号(E-UTRA absolute radio frequency channel number、EARFCN))に関連付けられることがあり、UE115による発見のためにチャネルラスタに従って配置され得る。キャリアは、初期収集及び接続が、UE115によってキャリアを介して行われ得る、スタンドアロンモードで動作し得るか、又はキャリアは、接続が(例えば、同じ又は異なる無線アクセス技術の)異なるキャリアを使用してアンカリングされる、非スタンドアロンモードで動作し得る。
【0120】
ワイヤレス通信システム100の中に示される通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク送信、又は基地局105からUE115へのダウンリンク送信を含んでよい。キャリアは、(例えば、FDDモードでは)ダウンリンク通信若しくはアップリンク通信を搬送してもよく、又は(例えば、TDDモードでは)ダウンリンク通信及びアップリンク通信を搬送するように構成されてもよい。
【0121】
キャリアは、無線周波数スペクトルの特定の帯域幅に関連付けられてもよく、いくつかの例では、キャリア帯域幅は、キャリア又はワイヤレス通信システム100の「システム帯域幅」と呼ばれることがある。例えば、キャリア帯域幅は、特定の無線アクセス技術のキャリアのためのいくつかの判定された帯域幅のうちの1つ(例えば、1.4、3、5、10、15、20、40、又は80メガヘルツ(MHz))であってよい。ワイヤレス通信システム100のデバイス(例えば、基地局105、UE115、又は両方)は、特定のキャリア帯域幅を介する通信をサポートするハードウェア構成を有してよく、又はキャリア帯域幅のセットのうちの1つを介する通信をサポートするように構成可能であってもよい。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、複数のキャリア帯域幅に関連付けられたキャリアを介して同時通信をサポートする基地局105又はUE115を含み得る。いくつかの例では、サービスされる各UE115は、キャリア帯域幅の部分(例えば、サブバンド、BWP)又は全てにわたって動作するように構成され得る。
【0122】
キャリア上で送信される信号波形は、(例えば、直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)又は離散フーリエ変換拡散OFDM(discrete Fourier transform spread OFDM、DFT-S-OFDM)などのマルチキャリア変調(multi-carrier modulation、MCM)技法を使用して)複数のサブキャリアから構成され得る。MCM技法を採用するシステムでは、リソースエレメントは、1つのシンボル期間(例えば、1つの変調シンボルの持続時間)及び1本のサブキャリアからなっていてもよく、ここで、シンボル期間及びサブキャリア間隔は、逆関係にある。各リソースエレメントによって搬送されるビットの数は、変調方式(例えば、変調方式の次数、変調方式のコーディングレート、又は両方)に依存し得る。したがって、UE115が受信するリソースエレメントが多ければ多いほど、また変調方式の次数が高ければ高いほど、UE115にとってデータレートはますます高くなり得る。ワイヤレス通信リソースは、無線周波数スペクトルリソース、時間リソース、及び空間リソース(例えば、空間レイヤ又はビーム)の組み合わせを指すことがあり、複数の空間レイヤの使用は、UE115との通信に対してデータレート又はデータ完全性を更に高め得る。
【0123】
キャリアに対する1つ又は複数のヌメロロジがサポートされてもよく、ヌメロロジは、サブキャリア間隔(Δf)及びサイクリックプレフィックスを含み得る。キャリアは、同じか又は異なるヌメロロジを有する1つ又は複数のBWPに分割され得る。いくつかの例では、UE115は複数のBWPとともに構成され得る。いくつかの例では、キャリアに対する単一のBWPが所与の時間にアクティブであってよく、UE115のための通信は、1つ又は複数のアクティブなBWPに制限される場合がある。
【0124】
基地局105又はUE115のための時間間隔は、例えば、T=1/(Δfmax・N)秒のサンプリング期間を指し得る基本時間単位の倍数で表現され得、ここで、Δfmaxは、サポートされる最大のサブキャリア間隔を表し得、Nは、サポートされる最大の離散フーリエ変換(DFT)サイズを表し得る。通信リソースの時間間隔は、指定された持続時間(例えば、10ミリ秒(ms))を各々が有する無線フレームに従って編成され得る。各無線フレームは、(例えば、0から1023に及ぶ)システムフレーム番号(system frame number、SFN)によって識別され得る。
【0125】
各フレームは、複数の連続的に番号付けされたサブフレーム又はスロットを含んでもよく、各サブフレーム又はスロットは、同じ持続時間を有してもよい。いくつかの例では、フレームは(例えば、時間領域において)サブフレームに分割されてもよく、各サブフレームはいくつかのスロットに更に分割されてもよい。代替として、各フレームは可変数のスロットを含んでよく、スロットの数はサブキャリア間隔に依存し得る。各スロットは、(例えば、各シンボル期間にプリペンドされたサイクリックプレフィックスの長さに応じて)いくつかのシンボル期間を含んでよい。いくつかのワイヤレス通信システムでは、スロットが、1つ又は複数のシンボルを含む複数のミニスロットに更に分割されることがある。サイクリックプレフィックスを除いて、各シンボル期間は、1つ又は複数(例えば、N個の)サンプリング期間を含み得る。シンボル期間の持続時間は、サブキャリア間隔又は動作の周波数帯域に依存し得る。
【0126】
サブフレーム、スロット、ミニスロット、又はシンボルは、ワイヤレス通信システム100の(例えば、時間領域における)最小スケジューリング単位であることがあり、送信時間間隔(transmission time interval、TTI)と呼ばれることがある。いくつかの例では、TTI持続時間(例えば、TTIの中のシンボル期間の数)は可変であってよい。追加又は代替として、ワイヤレス通信システム100の最小スケジューリング単位は、(例えば、短縮TTI(shortened TTI、sTTI)のバーストの中で)動的に選択されてよい。
【0127】
物理チャネルは、様々な技法に従ってキャリア上で多重化されてもよい。物理制御チャネル及び物理データチャネルは、例えば、時分割多重化(TDM)技法、周波数分割多重化(FDM)技法、又はハイブリッドTDM-FDM技法のうちの1つ又は複数を使用してダウンリンクキャリア上で多重化されてもよい。物理制御チャネルのための制御領域(例えば、CORESET)は、シンボル期間の数によって定義されることがあり、キャリアのシステム帯域幅、又はシステム帯域幅のサブセットに及び得る。1つ又は複数の制御領域(例えば、CORESETs)が、UE115のセットのために構成され得る。例えば、UE115のうちの1つ又は複数は、1つ又は複数のSSセットに従って制御情報について制御領域を監視又は探索することができ、各SSセットは、カスケード方式で配置された1つ又は複数のアグリゲーションレベル(ALs)内の1つ又は複数の制御チャネル候補を含む場合がある。制御チャネル候補のためのALは、所与のペイロードサイズを有する制御情報フォーマットのための符号化された情報に関連付けられたいくつかの制御チャネルリソース(例えば、制御チャネル要素(control channel elements、CCEs))を指すことがある。SSセットは、複数のUE115に制御情報を送るように構成された共通探索空間セット(CSS)と、特定のUE115及びUSSに制御情報を送るためのUE固有SSセットとを含む場合がある。
【0128】
各基地局105は、1つ又は複数のセル、例えば、マクロセル、スモールセル、ホットスポット、若しくは他のタイプのセル、又はこれらの任意の組み合わせを介して、通信カバレッジを提供し得る。「セル」という用語は、基地局105との(例えば、キャリア上での)通信のために使用される論理通信エンティティを指すことがあり、近隣セルを区別するための識別子(例えば、物理セル識別子(PCID)、仮想セル識別子(VCID)、又はその他)と関連付けられ得る。いくつかの例では、セルはまた、論理通信エンティティが動作する地理的カバレッジエリア110又は地理的カバレッジエリア110の一部分(例えば、セクタ)を指すことがある。そのようなセルは、基地局105の能力などの様々な要因に応じて、より小さいエリア(例えば、構造物、構造物のサブセット)からより大きいエリアに及ぶことがある。例えば、セルは、とりわけ、建物、建物のサブセット、又は地理的カバレッジエリア110の間の若しくは地理的カバレッジエリア110と重複する外部空間であってもよく、又はそれらを含んでもよい。
【0129】
マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、マクロセルをサポートするネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較して低電力の基地局105と関連付けられることがあり、スモールセルは、マクロセルと同じ又はマクロセルとは異なる(例えば、ライセンス、アンライセンス)周波数帯域において動作することがある。スモールセルは、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115に無制限アクセスを提供してもよく、又はスモールセルとの関連付けを有するUE115(例えば、限定加入者グループ(closed subscriber group:CSG)内のUE115、自宅又はオフィス内のユーザに関連付けられたUE115)に制限付きアクセスを提供してもよい。基地局105は、1つ又は複数のセルをサポートしてもよく、1つ又は複数のコンポーネントキャリアを使用して1つ又は複数のセル上での通信をサポートしてもよい。
【0130】
いくつかの例では、キャリアは、複数のセルをサポートすることができ、異なるセルは、異なるタイプのデバイスにアクセスを提供し得る異なるプロトコルタイプ(例えば、MTC、狭帯域IoT(narrowband IoT、NB-IoT)、拡張モバイルブロードバンド(enhanced mobile broadband、eMBB))に従って構成され得る。
【0131】
いくつかの例では、基地局105は移動可能であってもよく、したがって、移動する地理的カバレッジエリア110に通信カバレッジを提供してもよい。いくつかの例では、異なる技術に関連付けられた異なる地理的カバレッジエリア110が重複することがあるが、異なる地理的カバレッジエリア110は同じ基地局105によってサポートされてもよい。他の例では、異なる技術に関連付けられた重複する地理的カバレッジエリア110が、異なる基地局105によってサポートされてもよい。ワイヤレス通信システム100は、例えば、異なるタイプの基地局105が同じか又は異なる無線アクセス技術を使用して様々な地理的カバレッジエリア110にカバレッジを提供する、異種ネットワークを含んでもよい。
【0132】
MTCデバイス又はIoTデバイスなどのいくつかのUE115は、低コスト又は低複雑度のデバイスであることがあり、(例えば、マシンツーマシン(M2M)通信を介した)マシン間の自動化された通信を提供し得る。M2M通信又はMTCは、人間が介在することなくデバイスが互いに又は基地局105と通信することを可能にする、データ通信技術を指すことがある。いくつかの例では、M2M通信又はMTCは、センサー又はメーターを組み込んで情報を測定又は捕捉し、その情報を利用することができる中央サーバ若しくはアプリケーションプログラムにその情報をリレーするか、又はプログラム若しくはアプリケーションと対話する人間にその情報を提示する、デバイスからの通信を含み得る。いくつかのUE115は、情報を収集し、又は機械の自動化された挙動を可能にするように設計されてもよい。MTCデバイスの用途の例は、スマートメータリング、インベントリ監視、水位監視、機器監視、ヘルスケア監視、野生生物監視、天候及び地質学的事象監視、フリート管理及び追跡、リモートセキュリティ検知、物理的アクセス制御、並びにトランザクションベースのビジネス課金を含む。一態様では、本明細書で開示する技術は、MTC UE又はIoT UE115に適用可能であり得る。MTC UE又はIoT UE115は、MTC/拡張MTC(カテゴリ(category、CAT)-M、CAT M1とも呼ばれるeMTC)UE、NB-IoT(CAT NB1とも呼ばれる)UE115、並びに他のタイプのUE115を含み得る。eMTC及びNB-IoTは、これらの技術から進化し得るか又はこれらの技術に基づき得る、将来の技術を指すことがある。例えば、eMTCは、FeMTC(更なるeMTC)、eFeMTC(更なる拡張eMTC)、及びmMTC(マッシブMTC)を含み得、NB-IoTは、eNB-IoT(拡張NB-IoT)、及びFeNB-IoT(更なる拡張NB-IoT)を含み得る。
【0133】
いくつかのUE115は、半二重通信などの、電力消費を低減する動作モード(例えば、送信又は受信を介した一方向通信をサポートするが、送信及び受信を同時にはサポートしないモード)を採用するように設定され得る。いくつかの例では、半二重通信は、低減されたピークレートで実行されてよい。UE115のための他の電力節約技法は、アクティブな通信に関与していないときに電力節約ディープスリープモードに入ること、(例えば、狭帯域通信に従って)限られた帯域幅にわたって動作すること、又はこれらの技法の組み合わせを含む。例えば、いくつかのUE115は、キャリア内の、キャリアのガードバンド内の、又はキャリアの外側の定義された部分又は範囲(例えば、サブキャリア又はリソースブロックのセット)に関連付けられた狭帯域プロトコルタイプを使用する動作のために構成され得る。
【0134】
ワイヤレス通信システム100は、超高信頼通信若しくは低レイテンシ通信、又はそれらの様々な組み合わせをサポートするように構成され得る。例えば、ワイヤレス通信システム100は、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)をサポートするように構成され得る。UE115は、超高信頼、低レイテンシ、又はクリティカル機能をサポートするように設計され得る。超高信頼通信は、プライベート通信又はグループ通信を含み得、プッシュツートーク、ビデオ、データなどの1つ又は複数のサービスによってサポートされ得る。超高信頼、低レイテンシ機能のサポートは、サービスの優先順位付けを含み得、そのようなサービスは、公共安全又は一般的な商用用途に使用され得る。超高信頼、低レイテンシ、及び超高信頼低レイテンシという用語は、本明細書では互換的に使用され得る。
【0135】
いくつかの例では、UE115はまた、デバイス間(device-to-device、D2D)通信リンク135を介して(例えば、ピアツーピア(peer-to-peer、P2P)プロトコル又はD2Dプロトコルを使用して)他のUE115と直接通信することが可能であり得る。D2D通信を利用する1つ又は複数のUE115は、基地局105の地理的カバレッジエリア110内にあってもよい。そのようなグループの中の他のUE115は、基地局105の地理的カバレッジエリア110の外にあることがあり、又は場合によっては基地局105からの送信を受信できないことがある。いくつかの例では、D2D通信を介して通信するUE115のグループは、各UE115がグループ内の他の全ての他のUE115に送信を行う、1対多(1:M)システムを利用し得る。いくつかの例では、基地局105は、D2D通信のためのリソースのスケジューリングを容易にする。他の場合には、D2D通信は、基地局105が関与することなくUE115間で実行される。
【0136】
いくつかのシステムでは、D2D通信リンクは、車両(例えば、UE115)間の、サイドリンク通信チャネルなどの通信チャネルの例であり得る。いくつかの例では、車両は、ビークルツーエブリシング(vehicle-to-everything、V2X)通信、ビークルツービークル(vehicle-to-vehicle、V2V)通信、又はこれらの何らかの組み合わせを使用して通信し得る。車両は、交通状態、信号スケジューリング、天候、安全、緊急事態に関連する情報、又はV2Xシステムに関係する任意の他の情報をシグナリングし得る。いくつかの例では、V2Xシステム内の車両は、路側ユニットなどの路側インフラストラクチャと、若しくはビークルツーネットワーク(vehicle-to-network、V2N)通信を使用して1つ又は複数のネットワークノード(例えば、基地局105)を介してネットワークと、又は両方と通信し得る。
【0137】
コアネットワーク130は、ユーザ認証、アクセス認可、トラッキング、インターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)接続性、及び他のアクセス機能、ルーティング機能、又はモビリティ機能を提供し得る。コアネットワーク130は、発展型パケットコア(evolved packet core、EPC)又は5Gコア(5G core、5GC)であってよく、発展型パケットコア(EPC)又は5Gコア(5GC)は、アクセス及びモビリティを管理する少なくとも1つの制御プレーンエンティティ(例えば、モビリティ管理エンティティ(mobility management entity、MME)、アクセス及びモビリティ管理機能(access and mobility management function、AMF))、並びにパケットをルーティングするか又は外部ネットワークに相互接続する少なくとも1つのユーザプレーンエンティティ(例えば、サービングゲートウェイ(serving gateway、S-GW)、パケットデータネットワーク(Packet Data Network、PDN)ゲートウェイ(PDN gateway、P-GW)、又はユーザプレーン機能(user plane function、UPF))を含んでよい。制御プレーンエンティティは、コアネットワーク130に関連付けられた基地局105によってサービスされるUE115のための、モビリティ、認証、及びベアラ管理などの非アクセス層(non-access stratum、NAS)機能を管理し得る。ユーザIPパケットは、IPアドレス割り当て並びに他の機能を提供し得るユーザプレーンエンティティを通じて転送され得る。ユーザプレーンエンティティは、1つ又は複数のネットワーク事業者のためのIPサービス150に接続され得る。IPサービス150は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IP Multimedia Subsystem、IMS)、又はパケット交換ストリーミングサービスへのアクセスを含み得る。
【0138】
基地局105などのネットワークデバイスのうちのいくつかは、アクセスノードコントローラ(access node controller、ANC)の一例であってもよいアクセスネットワークエンティティ140などのサブコンポーネントを含み得る。各アクセスネットワークエンティティ140は、ラジオヘッド、スマートラジオヘッド、又は送受信ポイント(transmission/reception points、TRPs)と呼ばれることがある、1つ又は複数の他のアクセスネットワーク送信エンティティ145を通して、UE115と通信し得る。各アクセスネットワーク送信エンティティ145は、1つ又は複数のアンテナパネルを含んでよい。いくつかの構成では、各アクセスネットワークエンティティ140又は基地局105の様々な機能は、様々なネットワークデバイス(例えば、ラジオヘッド及びANCs)にわたって分散されてもよく、又は単一のネットワークデバイス(例えば、基地局105)に統合されてもよい。
【0139】
ワイヤレス通信システム100は、通常、300メガヘルツ(MHz)から300ギガヘルツ(GHz)の範囲の中の、1つ又は複数の周波数帯域を使用して動作し得る。一般に、300MHzから3GHzまでの領域は、波長が約1デシメートルから1メートルまでの長さに及ぶので、極超短波(ultra-high frequency、UHF)領域又はデシメートル帯域として知られている。UHF波は、建物及び環境特性によって遮断又は方向転換されることがあるが、その波は、屋内に位置するUE115にマクロセルがサービスを提供するのに十分に、構造物を貫通し得る。UHF波の送信は、300MHz未満のスペクトルの短波(high frequency、HF)又は超短波(very high frequency、VHF)部分のより低い周波数及びより長い波を使用する送信と比較して、より小型のアンテナ及びより短い距離(例えば、100キロメートル未満)に関連し得る。
【0140】
ワイヤレス通信システム100はまた、センチメートル帯域としても知られている、3GHzから30GHzまでの周波数帯域を使用する超高周波(super high frequency、SHF)領域において、又はミリメートル帯域としても知られている、(例えば、30GHzから300GHzまでの)スペクトルの極高周波(extremely high frequency、EHF)領域において動作することができる。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、UE115と基地局105との間のミリメートル波(millimeter wave、mmW)通信をサポートすることができ、それぞれのデバイスのEHFアンテナは、UHFアンテナよりも小型で間隔がより密であり得る。いくつかの例では、このことはデバイス内でのアンテナアレイの使用を容易にし得る。しかしながら、EHF送信の伝搬は、SHF送信又はUHF送信よりも更に大きい大気減衰を受けることがあり、距離がより短いことがある。本明細書で開示される技法は、1つ又は複数の異なる周波数領域を使用する送信にわたって採用されることがあり、これらの周波数領域にわたる帯域の指定された使用は、国又は規制団体によって異なることがある。
【0141】
ワイヤレス通信システム100は、認可無線周波数スペクトル帯域と無認可無線周波数スペクトル帯域との両方を利用し得る。例えば、ワイヤレス通信システム100は、5GHz産業科学医療用(industrial, scientific,and medical、ISM)帯域などの無認可帯域において、ライセンス支援アクセス(License Assisted Access、LAA)、LTEアンライセンス(LTE-Unlicensed、LTE-U)無線アクセス技術、又はNR技術を利用し得る。無認可無線周波数スペクトル帯域の中で動作するとき、基地局105及びUE115などのデバイスは、衝突検出及び回避のためのキャリア検知を利用し得る。いくつかの例では、無認可帯域の中での動作は、認可帯域(例えば、LAA)の中で動作するコンポーネントキャリアと連携したキャリアアグリゲーション構成に基づいてよい。無認可スペクトルにおける動作は、例の中でもとりわけ、ダウンリンク送信、アップリンク送信、P2P送信、又はD2D送信などを含み得る。
【0142】
基地局105又はUE115は、送信ダイバーシティ、受信ダイバーシティ、多入力多出力(multiple-input multiple-output、MIMO)通信、又はビームフォーミングなどの技法を利用するのに使われ得る複数のアンテナを装備してよい。基地局105又はUE115のアンテナは、MIMO動作をサポートし得るか又はビームフォーミングを送信若しくは受信し得る、1つ又は複数のアンテナアレイ又はアンテナパネル内に位置し得る。例えば、1つ又は複数の基地局アンテナ又はアンテナアレイは、アンテナタワーなどのアンテナアセンブリにおいて一緒に置かれてもよい。いくつかの例では、基地局105と関連付けられるアンテナ又はアンテナアレイは、多様な地理的位置に位置し得る。基地局105は、基地局105がUE115との通信のビームフォーミングをサポートするために使用し得る、アンテナポートのいくつかの行及び列を有するアンテナアレイを有してもよい。同様に、UE115は、様々なMIMO動作又はビームフォーミング動作をサポートし得る、1つ又は複数のアンテナアレイを有し得る。追加又は代替として、アンテナパネルは、アンテナポートを介して送信される信号のための無線周波数ビームフォーミングをサポートし得る。
【0143】
基地局105又はUE115は、異なる空間層を介して複数の信号を送信又は受信することによってマルチパス信号伝搬を活用し、スペクトル効率を高めるために、MIMO通信を使用し得る。そのような技法は空間多重化と呼ばれることがある。複数の信号が、例えば、異なるアンテナ又はアンテナの異なる組み合わせを介して送信デバイスによって送信されてよい。同様に、複数の信号が、異なるアンテナ又はアンテナの異なる組み合わせを介して受信デバイスによって受信されてよい。複数の信号の各々は、別個の空間ストリームと呼ばれることがあり、同じデータストリーム(例えば、同じコードワード)又は異なるデータストリーム(例えば、異なるコードワード)に関連付けられたビットを搬送し得る。異なる空間レイヤは、チャネル測定及び報告のために使用される異なるアンテナポートと関連付けられ得る。MIMO技法は、複数の空間レイヤが、同じ受信デバイスへ送信されるシングルユーザMIMO(single-user MIMO、SU-MIMO)、及び複数の空間レイヤが、複数のデバイスへ送信されるマルチユーザMIMO(multiple-user MIMO、MU-MIMO)を含む。
【0144】
空間フィルタリング、指向性送信、又は指向性受信と呼ばれることもあるビームフォーミングは、送信デバイスと受信デバイスとの間の空間経路に沿ってアンテナビーム(例えば、送信ビーム、受信ビーム)を成形又はステアリングするために送信デバイス又は受信デバイス(例えば、基地局105、UE115)において使用され得る信号処理技法である。ビームフォーミングは、アンテナアレイに対して特定の方位で伝搬するいくつかの信号が強め合う干渉を受けるが、他の信号が弱め合う干渉を受けるように、アンテナアレイのアンテナ素子を介して通信される信号を合成することによって達成され得る。アンテナ素子を介して通信される信号の調整は、送信デバイス又は受信デバイスが、振幅オフセット、位相オフセット、又は両方を、デバイスに関連付けられたアンテナ素子を介して搬送される信号に適用することを含んでよい。アンテナ素子の各々に関連付けられた調整は、(例えば、送信デバイス若しくは受信デバイスのアンテナアレイに対する、又はいくつかの他の方位に対する)特定の方位に関連付けられたビームフォーミング重みセットによって定義され得る。
【0145】
ワイヤレス通信システム100は、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースのネットワークであり得る。ユーザプレーンでは、ベアラ又はパケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCP)レイヤにおける通信はIPベースであってよい。無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)レイヤは、論理チャネル上で通信するためにパケットセグメンテーション及びリアセンブリを実行し得る。メディアアクセス制御(MAC)層は、優先度処理と、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化とを実行し得る。MACレイヤはまた、MACレイヤにおける再送信をサポートしてリンク効率を改善するために、誤り検出技法、誤り訂正技法、又は両方を使用し得る。制御プレーンでは、RRCプロトコルレイヤは、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートする、UE115と基地局105又はコアネットワーク130との間のRRC接続の確立、構成、及び保守を行い得る。物理レイヤにおいて、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされ得る。
【0146】
UE115及び基地局105は、データの受信に成功する可能性を高めるために、データの再送信をサポートし得る。ハイブリッド自動再送要求(Hybrid automatic repeat request、HARQ)フィードバックは、データが通信リンク125上で正しく受信される可能性を高めるための1つの技法である。HARQは、誤り検出(例えば、巡回冗長検査(cyclic redundancy check、CRC)を使用する)、前方誤り訂正(forward error correction、FEC)、及び再送信(例えば、自動再送要求(automatic repeat request、ARQ))の組み合わせを含み得る。HARQは、劣悪な無線条件(例えば、低い信号対雑音条件)でのMAC層におけるスループットを改善し得る。いくつかの例では、デバイスは、デバイスが特定のスロットの中の以前のシンボルにおいて受信されたデータに対してそのスロットの中でHARQフィードバックを提供し得る、同一スロットHARQフィードバックをサポートし得る。他の場合には、デバイスは、後続のスロットの中で、又は何らかの他の時間間隔に従って、HARQフィードバックを提供し得る。
【0147】
他のeMBB及びURLLCデバイスと比較して、RedCap UE115は、より低いコスト及びより低い複雑さに関連付けられ得る。例えば、RedCap UE115は、低減された帯域幅能力又は低減された最小数の受信ブランチを有し得る。追加又は代替として、RedCap UE115は、より低い最大数のダウンリンクMIMOレイヤ、より低い最大変調次数、又は低減された複信動作能力を用いて構成され得る。一例として、初期アクセス中及び初期アクセス後の周波数範囲1(FR1)RedCap UE115の最大帯域幅は20MHzであり得、初期アクセス中及び初期アクセス後の周波数範囲2(FR2)RedCap UE115の最大帯域幅は100MHzであり得る。場合によっては、RedCap UE115は、キャリアアグリゲーション及びデュアル接続性をサポートすることもサポートしないこともある。RedCap UE115は、一度に単一の周波数帯域における動作のためのスタンドアロンモード又は単一接続性をサポートし得る。
【0148】
他のUE115が最低2つの受信アンテナポートを装備している周波数帯域の場合、RedCap UE115によってサポートされる受信ブランチの最小数は1に設定され得る。しかしながら、いくつかのRedCap UE115は、これらの周波数帯域において2つの受信ブランチをサポートし得る。他のUE115(例えば、2つの受信ブランチをもつ車両UE115以外)が最低4つの受信アンテナポートを装備している周波数帯域の場合、RedCap UE115によってサポートされる受信ブランチの最小数も1に設定され得る。しかしながら、いくつかのRedCap UE115は、これらの周波数帯域において2つの受信ブランチを同様にサポートし得る。場合によっては、基地局105は、UE115によってサポートされる受信ブランチの数を判定することが可能であり得る。
【0149】
1つの受信ブランチを有するRedCap UE115は、1つのダウンリンクMIMOレイヤをサポートすることが可能であり得る。同様に、2つの受信ブランチを有するRedCap UE115は、2つのダウンリンクMIMOレイヤをサポートすることが可能であり得る。ダウンリンクにおける256QAMのサポートは、FR1 RedCap UE115に対してオプションであり得る(例えば、必須ではない)。いくつかのRedCap UE115は、半二重又は周波数分割複信(FDD)タイプA通信をサポートし得る。他のRedCap UE115はまた、全二重FDD及び時分割複信(TDD)をサポートし得る。
【0150】
RedCap UE115のいくつかの例は、ウェアラブルデバイス、接続された産業デバイス、及びスマートシティデバイスを含み得る。ウェアラブルデバイスは、他の例の中でもとりわけ、スマートウォッチ、AR若しくはVRグラス、又はeHealth及び医療監視デバイスを含み得る。ウェアラブルデバイスは、ダウンリンクが多い基準レート(例えば、ダウンリンクの場合は5-50Mbps、アップリンクの場合は2-5Mbps)、150Mbpsのピークダウンリンクレート、及び50Mbpsのピークアップリンクデータレートを有し得る。ウェアラブルデバイスは、概して、eMBBのために使用されるレイテンシ及び信頼性制約に対応するレイテンシ及び信頼性制約を有し得る。ウェアラブルデバイスのバッテリ寿命は、一般に、複数日(例えば、最大で1又は2週間)続く。
【0151】
接続された産業デバイスは、他の例の中でもとりわけ、圧力センサー、湿度センサー、動きセンサー、熱センサー、加速度計、及びアクチュエータを含み得る。接続された産業用デバイスは、アップリンクヘビー基準レート(例えば、2Mbps)、100ms未満のレイテンシ(例えば、安全関連センサーについては5~10ms)、約99.99%の信頼性、及び少なくとも数年のバッテリ寿命を有し得る。スマートシティデバイスは、ビデオ監視のために使用され得る。スマートシティデバイスは、アップリンクヘビー基準レート(例えば、エコノミーデバイスについては2~4Mbps、ハイエンドデバイスについては7.5~25Mbps)、500ms未満のレイテンシ、及び比較的高い信頼性(例えば、99%~99.9%)を有し得る。RedCapデバイスの低減された複雑さは、コンパクトな形状因子を有するデバイス設計を可能にし得る。RedCapデバイスは、5G NRのために構成された全てのTDD及びFDD周波数帯域をサポートすることができる。
【0152】
ワイヤレス通信システム100は、初期ダウンリンクBWPにおいてSSB送信をサポートし得る。FR1では、RedCap UE115は、CD-SSB受信のために割り当てられたリソースとCORESET#0の全てとを含む第1のダウンリンクBWP(例えば、非RedCap UEのためのデフォルト初期ダウンリンクBWP)で構成され得る。RedCap UE115はまた、(例えば、第1のダウンリンクBWPとは別個の)第2のダウンリンクBWPを用いて構成され得る。第2のダウンリンクBWPがランダムアクセスのために構成されているが、アイドル又は非アクティブモードにおけるページングのために構成されていない場合、RedCap UE115は、第2のダウンリンクBWPが、SSB受信、CORESET#0のために割り当てられたリソース、又はシステム情報ブロック(SIB)受信のために割り当てられたリソースを含むことを予想しないことがある。
【0153】
例えば、RedCap UE115が第2のダウンリンクBWPにおいてランダムアクセスを実行する場合、RedCap UE115は、CORESET#0を含む第1のダウンリンクBWPにおいてページングメッセージを監視するように構成されなくてもよい。第2のダウンリンクBWPがページングのために構成されている場合、RedCap UE115は、第2のダウンリンクBWPがRedCap UEのサービングセルからNCD-SSBを受信するために割り当てられたリソースを含むことを予想し得るが、第2のダウンリンクBWPがCORESET#0又はSIB受信のために割り当てられたリソースを含むことを予想しないことがある。例えば、第2のダウンリンクBWP(例えば、RedCap UEのための別個のSIB構成された初期ダウンリンクBWP)がCORESET#0の全てを含む場合、RedCap UE115は、初期アクセス中にダウンリンクにおいてCORESET#0の帯域幅及びロケーションを使用し得る。
【0154】
第2のダウンリンクBWPにおけるNCD-SSBの周期性は、第1のダウンリンクBWPにおけるCD-SSBの周期性と同じであってもよく、異なっていてもよい。しかしながら、NCD-SSBの周期性は、CD-SSBの周期性より小さくなくてもよい。第2のダウンリンクBWP(例えば、別個の初期構成されたダウンリンクBWP)がCORESET#0の全てを含むように構成される場合、RedCap UE115は、第2のダウンリンクBWPにおいてCD-SSBを受信することを予期し得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、SSBリソース、マスタ情報ブロック(MIB)構成CORESET#0、又はSIB1リソースを、これらのリソースが第2のダウンリンクBWP内に配置されるように構成することを判定し得る。いくつかのSSB及びCORESET#0多重化パターンの場合、第2のダウンリンクBWP(例えば、別個の初期構成されたダウンリンクBWP)がCORESET#0の全てを含むように構成される場合、RedCap UE115は、第2のダウンリンクBWPにおいてCD-SSBを受信することを予期し得る。
【0155】
ワイヤレス通信システム100は、他の利益の中でもとりわけ、RedCap UE115におけるより大きい処理効率及び低減された電力消費をサポートし得る。例えば、本明細書で説明する技術は、RedCap UE115がアイドル又は非アクティブモードで動作している間に監視するように構成された制御リソース(例えば、CORESETs、SSs)の数を低減することができ、これは、RedCap UE115によって実行されるアイドル又は非アクティブ物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視アクティビティに関連付けられた処理コスト及び電力消費を低減することができる。具体的には、説明される技術は、RedCap UE115によって実行されるブラインド復号動作の数を低減することができ、これは、RedCap UE115が、より高い処理効率(例えば、より少ない処理リソースを使用して)及び低減された電力消費でアイドル又は非アクティブモード動作を実行することを可能にし得る。
【0156】
図2は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視をサポートするワイヤレス通信システム200の例を示す。ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレス通信システム100の態様を実装し得、又はそれらによって実装され得る。例えば、ワイヤレス通信システム200は、図1を参照して説明した対応するデバイスの例であり得る基地局105-aとUE115-aとを含む場合がある。基地局105-a(例えば、ネットワークエンティティ)及びUE115-a(例えば、RedCap UE)は、図1を参照して説明した地理的カバレッジエリア110の一例であり得る地理的カバレッジエリア110-a内で通信し得る。ワイヤレス通信システム200では、UE115-aは、様々なアイドル又は非アクティブモード動作を実行しながら、第1のダウンリンクBWPと第2のBWPとの間で切り替わり得る。
【0157】
FR1及びFR2の両方において、別個の初期ダウンリンクBWPが、アイドル又は非アクティブRedCap UEのために(例えば、SIBを介して)構成され得る。この別個の初期ダウンリンクBWPは、RedCap UEによってサポートされる最大帯域幅によって制約され得る。CD-SSBリソース及びMIB構成CORESET#0は、RedCap UEのために構成される、この別個の初期ダウンリンクBWP内に位置してもしなくてもよい。RedCap固有の初期ダウンリンクBWPが、MIBによって構成されたCORESET#0全体を含まない場合、別個の共通CORESET及びSSセットが、RedCap固有の初期ダウンリンクBWP内で構成され得る。セル探索及びシステム情報取得のために、アイドル又は非アクティブRedCap UEは、SIB1及び他のシステム情報(OSI)のためのCORESET#0及びCSSセットを監視し得る。他のアイドル又は非アクティブモードプロシージャのための共通CORESET及びSSセットは、RedCap固有初期ダウンリンクBWPにおいて、又はCORESET#0の帯域幅内で構成されることができる。
【0158】
非RedCap UEに対して指定された様々なルールに従って、各ダウンリンクBWPは、coresetPoolIndexが提供されない場合、又はcoresetPoolIndexが提供され、coresetPoolIndexの値が全てのCORESETに対して同じである場合、P≦3 CORESET、第1のCORESETに対してcoresetPoolIndexが提供されない場合、又はcoresetPoolIndexが提供され、coresetPoolIndexの値が第1のCORESETに対して0であり、第2のCORESETに対して1である場合、P≦5 CORESET、及びS≦10探索空間セット(SSセットインデックスとCORESETインデックスとの間の関連付けに基づいて判定される)で、上位レイヤシグナリングを介して提供され得る。
【0159】
非RedCap UEのためのSIB 1構成初期ダウンリンクBWPとは対照的に、SIBを介して構成されたRedCap固有初期ダウンリンクBWPは、CORESET#0を含まなくてもよい。従って、CORESET及びSSセット構成ルールは、アイドル又は非アクティブRedCap UEのために修正され得る。UE複雑度低減と、異なるUEタイプ間の共存との間の適切なバランスを達成するために、説明される技術は、CORESET#0とRedCap固有の初期ダウンリンクBWPとの間で切り替えて、様々なアイドル又は非アクティブモードプロシージャを実行するように構成される、アイドル又は非アクティブモードにあるRedCap UEのための改善されたPDCCH監視プロシージャを提供する。
【0160】
ワイヤレス通信システム200は、アイドル又は非アクティブRedCap UEについてのダウンリンクチャネル監視の効率を改善するCORESET及びSSセット構成をサポートし得る。(例えば、CORESET#0を含むダウンリンクBWPとは異なる)別個の初期ダウンリンクBWPを用いて構成されたアイドル又は非アクティブRedCap UEの場合、別個の初期ダウンリンクBWPの帯域幅は、6Q物理リソースブロック(PRB)以上であり得、別個の初期ダウンリンクBWPのための基準ヌメロロジは、CORESET#0のために使用される基準ヌメロロジとは別個に構成され得る。変数Qは、以下に示される式1によって定義され得、ここで、Predcapは、RedCap UEの別個の初期ダウンリンクBWPにおいて構成されたCORESETの総数を示す。
【0161】
【数1】
【0162】
アイドル状態のRedCap UEの場合、Predcapは、CSSセットに関連付けられたCORESETの数を含む。非アクティブ状態のRedCap UEの場合Predcapは、CSSセット及びUE固有探索空間(USS)セットに関連付けられたCORESETの数を含む。アイドル又は非アクティブモードプロシージャに関連付けられたCORESET及びSSセットは、RedCap UEのための別個の初期ダウンリンクBWPと同様に、CORESET#0において共同で構成され得る。
【0163】
アイドル又は非アクティブモードプロシージャの例は、数ある例の中でも、SIB1又はOSI取得、RedCap固有システム情報のオンデマンド送信、ページング動作、ページング早期指示(PEI)受信、モビリティプロシージャ、ランダムアクセスプロシージャ(例えば、タイプ1又はタイプ2ランダムアクセスプロシージャ)、構成されたグラントに基づくか又はランダムアクセスプロシージャ(例えば、タイプ1又はタイプ2ランダムアクセスプロシージャ)に従うスモールアップリンクデータ転送、あるいはページングメッセージ、マルチキャストメッセージ、又はブロードキャストメッセージによってトリガされるスモールダウンリンクデータ転送を含む。PEIは、ページング動作においてUE電力節約を提供することができるPDCCHメッセージの例であり得る。本明細書で説明されるように、モビリティプロシージャは、セルレベルモビリティプロシージャ(例えば、セル選択、セル再選択、ハンドオーバ)と、TRPレベル又はビームレベルモビリティプロシージャとを含み得る。
【0164】
アイドルモードプロシージャ及び非アクティブモードプロシージャのためのCORESET及びSSセットは、同じダウンリンクBWP内で構成され得るか、又は、異なるダウンリンクBWPにわたって分散され得る。例えば、アイドルRedCap UEのためのランダムアクセスCSSは、RedCap固有の初期ダウンリンクBWPにおいて構成され得るが、非アクティブRedCap UEのためのランダムアクセスCSSは、CORESET#0内で構成され得る。追加又は代替として、アイドル又は非アクティブUEによるシステム情報取得又はページング受信のためのCSSセットは、CORESET#0内で構成され得る。
【0165】
MIB構成CORESET#0(例えば、PCORESET0、SCORESET0)及びSIB構成の別個の初期ダウンリンクBWP(例えば、PRedCap、SRedCap)に構成されたCORESET及びSSセットの総数は、P及びSによって上限を定められてもよく、P及びSは、非RedCap UEのダウンリンクBWPに構成されたCORESET及びSSセットの総数に対応する。具体的には、CORESET#0内のCORESET及び別個の初期ダウンリンクBWPの総数は、不等式PCORESET0+PRedCap≦P(例えば、P≦3である)に従って判定されてもよく、CORESET#0内のSSセット及び別個の初期ダウンリンクBWPの総数は、不等式SCORESET0+SRedCap≦S(例えば、S≦10)に従って判定されてもよい。
【0166】
制御チャネル要素(CCE)アグリゲーションレベル(AL)及びRedCap固有の初期ダウンリンクBWPにおいて構成されたSSセットのためのブラインド復号候補の量は、システム情報(例えば、アイドル及び非アクティブRedCap UEの場合)又はRRCシグナリング(例えば、非アクティブRedCap UEの場合)を介してRedCap UEに明示的に提供され得る。別個の初期ダウンリンクBWPにおいて構成されたCSSセットのためのALは、最大値(例えば、4、CORESET#0内のSIB1によって構成されたCSSセットのための最小AL)未満であり得る。CORESET#0のSSセット及び別個の初期ダウンリンクBWPにおけるPDCCH送信のためのダウンリンク制御情報(DCI)サイズアライメントは、SIBを介して有効化又は無効化され得る。
【0167】
図2の例では、基地局105-aは、1つ又は複数の制御メッセージ205をUE115-aに送信し得る。1つ又は複数の制御メッセージは、UE115-aの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UE115-aの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示し得る。いくつかの例では、基地局105-aは、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介してUE115-aに1つ又は複数の制御メッセージ205-aを送信し得る。追加又は代替として、基地局105-aは、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して、1つ又は複数の制御メッセージ205-bをUE115-aに送信し得る。
【0168】
基地局105-aはまた、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してUE115-aにSSB210を送信してもよい。例えば、基地局105-aは、(例えば、UE115-aが第1の動作モードにある間に)第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介してUE115-aにCD-SSB 210-aを送信し得、(例えば、UE115-aが第2の動作モードにある間に)第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してUE115-aにNCD-SSB 210-bを送信し得る。例えば、UE115-aが第1の動作モードから第2の動作モードに遷移する場合、UE115-aは、第1のダウンリンクBWPから第2のダウンリンクBWPへのBWP切り替えプロシージャを実行し得る。
【0169】
いくつかの例では、UE115-aは、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して基地局105-aからPWS通知215を受信し得る。同様に、UE115-aは、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して基地局105-aからシステム情報更新220を受信し得る。基地局105-aは、数ある例の中でもとりわけ、ランダムアクセスメッセージ(例えば、msgB若しくはmsg4)、ページングメッセージ、ページングによってトリガされるダウンリンクスモールデータ送信(SDT)、又はPDCCHによってトリガされるマルチキャスト若しくはブロードキャスト物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信を介して、PWS通知215又はシステム情報更新220を示し得る。
【0170】
ワイヤレス通信システム200は、他の利益の中でもとりわけ、UE115-a(例えば、RedCap UE)におけるより大きい処理効率及び低減された電力消費をサポートし得る。例えば、本明細書で説明される技術は、UE115-aがアイドル又は非アクティブモードで動作している間に監視するように構成される制御リソース(例えば、CORESET、SS)の数を低減し得、これは、UE115-aによって実行されるアイドル又は非アクティブ物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視アクティビティに関連付けられた処理コスト及び電力消費を低減し得る。具体的には、説明される技術は、UE115-aによって実行されるブラインド復号動作の数を低減し得、それは、UE115-aが、(例えば、より少ない処理リソースを使用して)より高い処理効率及び低減された電力消費でアイドル又は非アクティブモード動作を実行することを可能にし得る。
【0171】
図3A及び3Bは、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートするリソース図300及びリソース図301の例を示す。リソース図300及びリソース図301は、ワイヤレス通信システム100又はワイヤレス通信システム200の態様を実装し得、又はそれらによって実装され得る。例えば、リソース図300及びリソース図301は、図1及び図2を参照しながら説明した対応するデバイスの例であり得る、UE115(例えば、RedCap UE)又は基地局105(例えば、ネットワークエンティティ)を実装するか、又はそれらによって実装され得る。リソース図300及びリソース図301では、アイドル又は非アクティブモードにあるRedCap UEは、ネットワークエンティティからのダウンリンクメッセージを監視するために、第1のダウンリンクBWPと第2のダウンリンクBWPとの間で切り替わり得る。
【0172】
リソース図300及びリソース図301は、アイドル及び非アクティブRedCap UEのためのシステム情報更新及びPWS通知をサポートし得る。別個の初期ダウンリンクBWPにおいてランダムアクセスプロシージャを実行するアイドル又は非アクティブRedCap UEについて、ページングCSSが別個の初期ダウンリンクBWP内で構成されない場合、RedCap UEについてのPWS通知及びシステム情報更新は、msg4(例えば、タイプ-1ランダムアクセスプロシージャにおいて)又はmsgB(例えば、タイプ-2ランダムアクセスプロシージャにおいて)を介して示され得る。しかしながら、ページングCSSが、アイドル及び非アクティブRedCap UEのために別個の初期ダウンリンクBWP内で構成される場合、RedCap UEのためのPWS通知及びシステム情報更新は、ページングメッセージ(例えば、ショートメッセージ又はページングメッセージ)を介して示されることができる。加えて、又は代替として、PWS通知又はシステム情報更新は、ページングによってトリガされるダウンリンクスモールデータ送信を介して、別個の初期ダウンリンクBWP内で配信されることができる。PWS通知及びシステム情報更新はまた、(別個の初期ダウンリンクBWP内で構成される)searchSpaceBroadcastに関連付けられたPDCCH送信によってスケジュールされたブロードキャスト又はマルチキャストPDSCH送信を介して配信されることができる。
【0173】
図3Aの例では、アイドルRedCap UEは、CD-SSB、システム情報、ページングメッセージ、又はそれらの組み合わせを受信するために、サービングセルのCORESET#0にキャンプオンし得る。したがって、アイドル状態のRedCap UEは、ランダムアクセスを実行するために、又は接続モードへの移行を開始するために、別個の初期ダウンリンクBWPに切り替えることができる。別個の初期BWPにおいてランダムアクセスを実行するアイドルRedCap UEは、ネットワークエンティティとのRRC接続を確立する前に、CORESET#0においてページングメッセージを監視することを控えることができる。RedCap UEのためのシステム情報更新及びPWS通知は、RedCap固有の初期ダウンリンクBWPにおいてスケジュールされたmsg4又はmsgB送信を介して配信され得る。
【0174】
アイドルRedCap UEは、CD-SSB 305について第1のダウンリンクBWPを監視するように構成されてもよい。第1のダウンリンクBWPは、CORESET#0 310と、システム情報取得プロシージャ及びシステム情報更新プロシージャのために構成された1つ又は複数のCORESET及びCSS 315とを含み得る。例えば、アイドルRedCap UEは、1つ又は複数のCORESET及びCSS 315を介してネットワークエンティティからSIB1又はOSIを受信することができる。いくつかの例では、アイドルRedCap UEは、第1の動作モードから第2の動作モードに遷移することに基づいて、第1のダウンリンクBWPから第2のダウンリンクBWPへのBWP切り替えプロシージャを実行し得る。第2のダウンリンクBWPは、初期アクセスのために構成された1つ又は複数のCORESET及びCSS 320と、RedCap UEのために構成された初期ダウンリンクBWP 325と、1つ又は複数の物理アップリンク共有チャネル(PUCCH)リソース330と、初期アップリンクBWP 335と、1つ又は複数のランダムアクセスチャネル(RACH)機会340とを含み得る。
【0175】
図3Bの例では、アイドル又は非アクティブRedCap UEは、CORESET#0においてCD-SSB及びシステム情報を受信し得る。アイドル又は非アクティブRedCap UEはまた、NCD-SSBを受信し、別個の初期ダウンリンクBWPにおいてページングメッセージを監視し得る。システム情報更新又はPWS通知の指示は、ページングメッセージ又はショートメッセージを介してアイドル又は非アクティブRedCap UEに配信され得る。加えて、又は代替として、システム情報更新及びPWS通知は、ページングメッセージによってトリガされるダウンリンクスモールデータ送信を介して、アイドル又は非アクティブRedCap UEに配信されることができる。アイドル又は非アクティブRedCap UEはまた、別個の初期ダウンリンクBWPにおいて構成され得るsearchSpaceBroadcastに関連付けられた1つ又は複数のブロードキャスト送信、マルチキャスト送信、PDCCH送信、又はPDSCH送信を介して、システム情報更新及びPWS通知を受信し得る。
【0176】
アイドル又は非アクティブRedCap UEは、CD-SSB 345について第1のダウンリンクBWPを監視するように構成され得る。第1のダウンリンクBWPは、CORESET#0 350と、システム情報取得プロシージャ及びシステム情報更新プロシージャのために構成された1つ又は複数のCORESET及びCSS 355とを含み得る。例えば、アイドル又は非アクティブRedCap UEは、1つ又は複数のCORESET及びCSS 355を介してネットワークエンティティからSIB1又はOSIを受信し得る。いくつかの例では、アイドル又は非アクティブRedCap UEは、第1の動作モードから第2の動作モードに遷移することに基づいて、第1のダウンリンクBWPから第2のダウンリンクBWPへのBWP切り替えプロシージャを実行し得る。アイドル又は非アクティブRedCap UEは、NCD-SSB 360について第2のダウンリンクBWPを監視するように構成され得る。第2のダウンリンクBWPは、ページング及びマルチキャストブロードキャストサービス(MBS)のために構成された1つ又は複数のCORESET及びCSS 365と、RedCap UEのために構成された初期ダウンリンクBWP 370と、1つ又は複数のPUCCHリソース375と、初期アップリンクBWP 380とを含み得る。
【0177】
リソース図300及びリソース図301は、他の利益の中でも、RedCap UEにおけるより大きい処理効率及び低減された電力消費をサポートし得る。例えば、本明細書で説明する技術は、RedCap UEがアイドル又は非アクティブモードで動作している間に監視するように構成された制御リソース(例えば、CORESETs、SSs)の数を低減することができ、これは、RedCap UEによって実行されるアイドル又は非アクティブ物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視アクティビティに関連付けられた処理コスト及び電力消費を低減することができる。具体的には、説明される技術は、RedCap UEによって実行されるブラインド復号動作の数を低減することができ、これは、RedCap UEが、より高い処理効率(例えば、より少ない処理リソースを使用して)及び低減された電力消費でアイドル又は非アクティブモード動作を実行することを可能にし得る。
【0178】
図4は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視をサポートするプロセスフロー400の例を示す。プロセスフロー400は、ワイヤレス通信システム100又はワイヤレス通信システム200の態様を実装し得、又はそれによって実装され得る。例えば、プロセスフロー400は、図1及び図2を参照しながら説明した対応するデバイスの例であり得る、基地局105-b(例えば、ネットワークエンティティ)及びUE115-b(例えば、RedCap UE)を含み得る。プロセスフロー400の以下の説明では、UE115-bと基地局105-bとの間の動作は、示されているのとは異なる順序で又は異なる時間に実行され得る。追加又は代替として、いくつかの動作はまた、プロセスフロー400から省略されてもよく、他の動作がプロセスフロー400に追加されてもよい。図4の例では、UE115-b(例えば、アイドル又は非アクティブRedCap UE)は、基地局105-bからのダウンリンクメッセージについて第1のダウンリンクBWPと第2のダウンリンクBWPとを監視するように構成され得る。
【0179】
405において、UE115-bは、基地局105-bから、UE115-bの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWPと、UE115-bの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWPと、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットと、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットとのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信し得る。例えば、UE115-bは、第1のダウンリンクBWP及び制御リソースの第1のセットのための構成を示すMIBを受信し得る。同様に、UE115-bは、第2のダウンリンクBWP及び制御リソースの第2のセットのための構成を示す、SIB、専用RRCメッセージ、マルチキャストメッセージ、又はブロードキャストメッセージを受信し得る。いくつかの例では、第1のダウンリンクBWP及び第2のダウンリンクBWPは、(例えば、キャリア帯域幅内の)異なる周波数範囲に対応し得る。
【0180】
構成の少なくとも一部分は、UE115-bの能力又はUE115-bの動作モードに対応し得る。いくつかの例では、UE115-bの第1の動作モードとUE115-bの第2の動作モードの両方が、同じRRC状態に対応し得る。例えば、UE115-bの第1の動作モード及びUE115-bの第2の動作モードは、UE115-bのRRCアイドル状態(RRC_IDLE)又はRRC非アクティブ状態(RRC_INACTIVE)に対応し得る。そのような例では、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットは、CSSを含み得、他のSSを除外し得る。他の例では、UE115-bの第1の動作モード及びUE115-bの第2の動作モードは、UE115-bのRRC非アクティブ状態(RRC_INACTIVE)又はRRC接続状態(RRC_CONNECTED)に対応し得る。そのような例では、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットは、CSS、USS、又は両方を含み得る。
【0181】
1つ又は複数の制御メッセージはまた、第1のダウンリンクBWPに関係するパラメータの第1のセット又は第2のダウンリンクBWPに関係するパラメータの第2のセットの一方又は両方を示し得る。パラメータの第1のセットは、第1のダウンリンクBWPに関連付けられた帯域幅、初期PRBロケーション、ヌメロロジ、又はそれらの組み合わせを含み得、パラメータの第2のセットは、第2のダウンリンクBWPに関連付けられた帯域幅、初期PRBロケーション、ヌメロロジ、又はそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの例では、パラメータの第1のセットは、パラメータの第2のセットとは異なり得る。追加又は代替として、1つ又は複数の制御メッセージは、第2のダウンリンクBWP内のCORESETのCCE AL、第2のダウンリンクBWP内のCORESETの持続時間、第2のダウンリンクBWP内のCORESETの総量、UE115-bのRRC状態、又はそれらの組み合わせに基づき得る、第2のダウンリンクBWP内のPRBの量を示し得る。1つ又は複数の制御メッセージはまた、第2のダウンリンクBWP内のSSセットのためのCCE AL、第2のダウンリンクBWP内のSSセットのためのブラインド復号候補の量、又は両方を示す、システム情報メッセージ、RRCメッセージ、ブロードキャストメッセージ、又はマルチキャストメッセージを含み得る。
【0182】
410において、UE115-bは、第1のダウンリンクBWP中の制御リソースの量、UE115-bの異なるダウンリンクBWP中の制御リソースの合計、及びUE115-bの能力に関係する制御リソースの閾値量に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソース(例えば、CORESET、SS)の量を判定し得る。いくつかの例では、第1のダウンリンクBWPは、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態にあるUEによるセル選択プロシージャ又はセル再選択プロシージャのために構成された第1のCSSを含み得る。第1のダウンリンクBWPはまた、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態にあるUEによる、システム情報取得プロシージャ、システム情報更新プロシージャ、モビリティプロシージャ、又はページング受信プロシージャのために構成された1つ又は複数のCSSを含み得る。追加又は代替として、第2のダウンリンクBWPは、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態にあるUEによるランダムアクセスプロシージャ又はページング受信プロシージャのために構成された第2のCSSを含み得る。
【0183】
415において、UE115-bは、UE115-bが第1の動作モードにある間、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを監視し得る。UE115-bは、構成に従って、及びUE115-bの能力に基づいて、制御リソースの第1のセットを監視し得る。いくつかの例では、UE115-bは、第1のダウンリンクBWP内のCORESET及びSSを使用して、UE115-bの第1の動作モードに関連付けられた1つ又は複数のプロシージャを実行し得る。例えば、UE115-bは、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを使用して、システム情報更新プロシージャ、モビリティプロシージャ、ページング受信プロシージャ(ページング動作とも呼ばれる)、ランダムアクセスプロシージャ、スモールデータ転送プロシージャ、又はオンデマンドシステム情報送信要求プロシージャのうちの1つ又は複数を実行し得る。
【0184】
420において、UE115-bは、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを介して基地局105-bから1つ又は複数のメッセージを受信し得る。例えば、UE115-bは、UE115-bの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のCSSセットのためのAL、監視周期、又は監視機会構成のうちの1つ又は複数を示すSIBを受信し得る。追加又は代替として、UE115-bは、UE115-bの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを介して、基地局105-bからCD-SSB、システム情報メッセージ、ページングメッセージ、PEIメッセージ、ランダムアクセスメッセージ、又はそれらの組み合わせを(第1の動作モード中に)受信し得る。UE115-bはまた、第1のダウンリンクBWPのSSにおけるPDCCHメッセージのための第1のDCIサイズアライメント、第2のダウンリンクBWPのSSにおけるPDCCHメッセージのための第2のDCIサイズアライメント、又はその両方を示すSIBを受信し得る。
【0185】
425において、UE115-bは、第1の動作モードから第2の動作モードに遷移することに基づいて、第1のダウンリンクBWPから第2のBWPへのBWP切り替えプロシージャを実行し得る。430において、UE115-bは、UE115-bが第2の動作モードにある間、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを監視し得る。UE115-bは、構成に従って、及びUE115-bの能力に基づいて、制御リソースの第2のセットを監視し得る。いくつかの例では、UE115-bは、第2のダウンリンクBWP内のCORESET及びSSを使用して、UE115-bの第2の動作モードに関連付けられた1つ又は複数のプロシージャを実行し得る。例えば、UE115-bは、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを使用して、システム情報更新プロシージャ、モビリティプロシージャ、ページング受信プロシージャ、ランダムアクセスプロシージャ、スモールデータ転送プロシージャ、又はオンデマンドシステム情報送信要求プロシージャのうちの1つ又は複数を実行し得る。
【0186】
435において、UE115-bは、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを介して基地局105-bから1つ又は複数のメッセージを受信し得る。例えば、UE115-bは、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを介して基地局105-bから、ランダムアクセスメッセージ、システム情報メッセージ、マルチキャストメッセージ、ブロードキャストメッセージ、ページングメッセージ、SDT(例えば、アップリンク又はダウンリンク)、又はNCD-SSBのうちの1つ又は複数を受信し得る。図5を参照しながら説明されたように、UE115-bはまた、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを介して基地局105-bからシステム情報更新又はPWS通知を受信し得る。
【0187】
プロセスフロー400は、他の利益の中でもとりわけ、UE115-b(例えば、RedCap UE)におけるより大きい処理効率及び低減された電力消費をサポートし得る。例えば、本明細書で説明される技術は、UE115-bがアイドル又は非アクティブモードで動作している間に監視するように構成される制御リソース(例えば、CORESET、SS)の数を低減し得、これは、UE115-bによって実行されるアイドル又は非アクティブ物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視アクティビティに関連付けられた処理コスト及び電力消費を低減し得る。具体的には、説明される技術は、UE115-bによって実行されるブラインド復号動作の数を低減し得、それは、UE115-bが、(例えば、より少ない処理リソースを使用して)より高い処理効率及び低減された電力消費でアイドル又は非アクティブモード動作を実行することを可能にし得る。
【0188】
図5は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートするプロセスフロー500の例を例示する。プロセスフロー500は、ワイヤレス通信システム100又はワイヤレス通信システム200の態様を実装し得、又はそれらによって実装され得る。例えば、プロセスフロー500は、図1及び図2を参照しながら説明した対応するデバイスの例であり得る、基地局105-c(例えば、ネットワークエンティティ)及びUE115-c(例えば、RedCap UE)を含み得る。プロセスフロー500の以下の説明では、UE115-cと基地局105-cとの間の動作は、示されているのとは異なる順序で又は異なる時間に実行され得る。追加又は代替として、いくつかの動作はまた、プロセスフロー500から省略されてもよく、他の動作がプロセスフロー500に追加されてもよい。図5の例では、UE115-cは、アイドル又は非アクティブRedCap UEのために構成されたダウンリンクBWP中のリソースを介して、基地局105-cからシステム情報更新又はPWS通知を受信し得る。
【0189】
505において、UE115-cは、基地局105-cから1つ又は複数の制御メッセージを受信し得る。1つ又は複数の制御メッセージは、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示し得る。構成の少なくとも一部分は、UE115-cの能力に対応し得る。510において、UE115-cは、UE115-cが第1の動作モードにある間、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを監視し得る。UE115-cは、(1つ又は複数の制御メッセージによって示される)構成に従って、及びUE115-cの能力に基づいて、リソースの第1のセットを監視し得る。515において、UE115-cは、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して基地局105-cから1つ又は複数のメッセージを受信し得る。UE115-cは、構成に従って、及びUE115-cの能力に基づいて、1つ又は複数のメッセージを受信し得る。
【0190】
520において、UE115-cは、第1の動作モードから第2の動作モードに遷移することに基づいて、第1のダウンリンクBWPから第2のダウンリンクBWPへのBWP切り替えプロシージャを実行し得る。いくつかの例では、第1の動作モード及び第2の動作モードは、同じRRC状態に対応し得る。例えば、第1の動作モード及び第2の動作モードは、RRCアイドル状態(例えば、RRC_IDLE)又はRRC非アクティブ状態(RRC_INACTIVE)に対応し得る。言い換えれば、UE115-cは、同じRRC状態にとどまりながら、異なる動作モード間で遷移し得る。これらの異なる動作モードは、異なるダウンリンクBWPに関連付けられ得る。525において、UE115-cは、(例えば、UE115-cが第2の動作モードにある間に)第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを監視し得る。UE115-cは、構成に従って、及びUE115-cの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを監視し得る。
【0191】
いくつかの例では、UE115-cは、(第2の動作モードにある間に)530において基地局105-cとのランダムアクセスプロシージャを実行し得る。UE115-cは、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してランダムアクセスプロシージャを実行し得る。535において、UE115-cは、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して基地局105-cからシステム情報更新を受信し得る。540において、UE115-cは、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して基地局105-cからPWS通知を受信し得る。いくつかの例では、UE115-cは、基地局105-cがランダムアクセスプロシージャ中に(例えば、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して)送信し得るランダムアクセスメッセージ(例えば、msgB又はmsg4)を介して、システム情報更新又はPWS通知を受信し得る。
【0192】
基地局105-cは、例えば、第2のダウンリンクBWPがページング動作のために構成されたCSSを含まない場合、ランダムアクセスメッセージを介してシステム情報更新又はPWS通知を送信し得る。第2のダウンリンクBWPがページング動作のために構成されたCSSを含む場合、基地局105-cは、ページングメッセージを介してシステム情報更新又はPWS通知を示し得る。他の例では、基地局105-cは、ページングによってトリガされるSDTを介してシステム情報更新又はPWS通知を示し得る。例えば、基地局105-cは、基地局105-cからのダウンリンクSDTをスケジュールするページングメッセージを(例えば、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して)送信し得る。基地局105-cは、ページングメッセージに従ってダウンリンクSDTを送信することができ、ダウンリンクSDTにシステム情報更新又はPWS通知を含めることができる。同様に、基地局105-cは、基地局105-cからのブロードキャスト又はマルチキャストPDSCHメッセージをスケジュールするPDCCHメッセージを(例えば、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介して)送信し得る。基地局105-cは、PDCCHメッセージに従ってブロードキャスト又はマルチキャストPDSCHメッセージを送信し得、ブロードキャスト又はマルチキャストPDSCHメッセージ中にシステム情報更新又はPWS通知を含み得る。
【0193】
プロセスフロー500は、他の利益の中でもとりわけ、UE115-c(例えば、RedCap UE)におけるより大きい処理効率及び低減された電力消費をサポートし得る。例えば、本明細書で説明される技術は、UE115-cがアイドル又は非アクティブモードで動作している間に監視するように構成される制御リソース(例えば、CORESET、SS)の数を低減し得、これは、UE115-cによって実行されるアイドル又は非アクティブ物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視アクティビティに関連付けられた処理コスト及び電力消費を低減し得る。具体的には、説明される技術は、UE115-cによって実行されるブラインド復号動作の数を低減し得、それは、UE115-cが、(例えば、より少ない処理リソースを使用して)より高い処理効率及び低減された電力消費でアイドル又は非アクティブモード動作を実行することを可能にし得る。
【0194】
図6は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視をサポートするデバイス605のブロック図600を示す。デバイス605は、本明細書で記載されるUE115(例えば、RedCap UE)の態様の一例であってもよい。デバイス605は、受信機610、送信機615、及び通信マネージャ620を備えてもよい。デバイス605は、少なくとも1つのプロセッサも含み得る。これらのコンポーネントの各々は、(例えば、1つ又は複数のバスを介して)互いに通信していてもよい。
【0195】
受信機610は、様々な情報チャネル(例えば、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視に関連する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、又はそれらの任意の組み合わせなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報は、デバイス605の他の構成要素に渡されてもよい。受信機610は、単一のアンテナ又は複数のアンテナのセットを利用してもよい。
【0196】
送信機615は、デバイス605の他の構成要素によって生成される信号を送信するための手段を提供することができる。例えば、送信機615は、様々な情報チャネル(例えば、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視に関連する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、又はそれらの任意の組み合わせなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機615は、送受信機モジュール内で受信機610と併置することができる。送信機615は、単一のアンテナ又は複数のアンテナのセットを利用してもよい。
【0197】
通信マネージャ620、受信機610、送信機615、又はそれらの様々な組み合わせ若しくはそれらの様々な構成要素は、本明細書に記載する、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視の様々な態様を実行するための手段の例であり得る。例えば、通信マネージャ620、受信機610、送信機615、又はそれらの様々な組み合わせ若しくは構成要素は、本明細書で記載される機能のうちの1つ又は複数を実行する方法をサポートし得る。
【0198】
いくつかの例では、通信マネージャ620、受信機610、送信機615、又はそれらの様々な組み合わせ若しくは構成要素は、(例えば、通信管理回路において)ハードウェアで実装することができる。ハードウェアは、本開示で説明する機能を実行するための手段として構成されるか、又はその手段を他の方法でサポートする、少なくとも1つのプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)若しくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート若しくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。いくつかの例では、少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのプロセッサと(例えば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、及び/又は電気的に)結合されたメモリは、(例えば、メモリに記憶された命令を少なくとも1つのプロセッサによって実行することによって)本明細書で説明する機能のうちの1つ又は複数を実行するように構成され得る。
【0199】
追加又は代替として、いくつかの例では、通信マネージャ620、受信機610、送信機615、又はそれらの様々な組み合わせ若しくは構成要素は、ハードウェア、(例えば、少なくとも1つのプロセッサによって実行されるソフトウェア、又はそれらの任意の組み合わせに実装される場合がある。少なくとも1つのプロセッサによって実行されるソフトウェアにおいて実装される場合、通信マネージャ620、受信機610、送信機615、又はそれらの様々な組み合わせ若しくは構成要素の機能は、汎用プロセッサ、DSP、中央処理ユニット(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、ASIC、FPGA、又は(例えば、本開示で説明する機能を実行するための手段として構成されるか、又はその手段を他の方法でサポートする)これらの若しくは他のプログラマブル論理デバイスの任意の組み合わせによって実行され得る。
【0200】
いくつかの例では、通信マネージャ620は、受信機610、送信機615、又はその両方を使用して、又は他の方法でそれらと協働して、様々な動作(例えば、受信すること、監視すること、送信すること)を実行するように構成することができる。例えば、通信マネージャ620は、受信機610から情報を受信し、送信機615に情報を送信してもよく、あるいは受信機610、送信機615、又はその両方と組み合わせて一体化され、情報を受信し、情報を送信し、若しくは本明細書で記載される様々な他の動作を実行してもよい。
【0201】
通信マネージャ620は、本明細書で開示される例に従って、デバイス605におけるワイヤレス通信をサポートし得る。例えば、通信マネージャ620は、ネットワークエンティティから、デバイス605の第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、デバイス605の第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部分はデバイス605の能力に対応する。通信マネージャ620は、構成に従って、及びデバイス605の能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを第1の動作モードのデバイス605によって監視するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ620は、構成に従って、及びデバイス605の能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを、第2の動作モードのデバイス605によって監視するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0202】
追加又は代替として、通信マネージャ620は、本明細書で開示される例による、デバイス605におけるワイヤレス通信をサポートすることができる。例えば、通信マネージャ620は、ネットワークエンティティから、デバイス605の第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、デバイス605の第2の動作モードに関連付けられた2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部分は、デバイス605の能力に対応する。通信マネージャ620は、構成に従って、及びデバイス605の能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを第1の動作モードのデバイス605によって受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ620は、構成に従って、及びデバイス605の能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してシステム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を第2の動作モードのデバイス605によって受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0203】
本明細書に記載された例に従って通信マネージャ620を含めるか又は構成することにより、デバイス605(例えば、受信機610、送信機615、通信マネージャ620、又はそれらの組み合わせを制御するか、場合によってはそれらに(例えば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、及び/又は電気的に)結合された少なくとも1つのプロセッサ)は、処理を低減し、電力消費を低減するための技術をサポートし得る。例えば、本明細書で説明する技術は、デバイス605がアイドル又は非アクティブモードにある間に監視するように構成されたリソースの数を低減することによって、デバイス605におけるダウンリンクチャネル監視プロシージャに関連付けられた処理効率及び電力消費を改善し得る。
【0204】
図7は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視をサポートするデバイス705のブロック図700を示す。デバイス705は、本明細書で記載されるデバイス605又はUE115(例えば、RedCap UE)の態様の一例であってもよい。デバイス705は、受信機710、送信機715、及び通信マネージャ720を備えてもよい。デバイス705は、少なくとも1つのプロセッサも含み得る。これらのコンポーネントの各々は、(例えば、1つ又は複数のバスを介して)互いに通信していてもよい。
【0205】
受信機710は、様々な情報チャネル(例えば、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視に関連する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、又はそれらの任意の組み合わせなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報は、デバイス705の他の構成要素に渡されてもよい。受信機710は、単一のアンテナ又は複数のアンテナのセットを利用してもよい。
【0206】
送信機715は、デバイス705の他の構成要素によって生成される信号を送信するための手段を提供することができる。例えば、送信機715は、様々な情報チャネル(例えば、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視に関連する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、又はそれらの任意の組み合わせなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機715は、送受信機モジュール内で受信機710と併置することができる。送信機715は、単一のアンテナ又は複数のアンテナのセットを利用してもよい。
【0207】
デバイス705、又はその様々な構成要素は、本明細書に記載する、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視の様々な態様を実行するための手段の例であり得る。例えば、通信マネージャ720は、制御メッセージ受信機725、第1のダウンリンクBWP監視構成要素730、第2のダウンリンクBWP監視構成要素735、メッセージ受信構成要素740、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。通信マネージャ720は、本明細書で記載される通信マネージャ620の態様の一例であってもよい。いくつかの例では、通信マネージャ720又はその様々な構成要素は、受信機710、送信機715、又はその両方を使用して、又は他の方法でそれらと協働して、様々な動作(例えば、受信すること、監視すること、送信すること)を実行するように構成することができる。例えば、通信マネージャ720は、受信機710から情報を受信し、送信機715に情報を送信してもよく、あるいは受信機710、送信機715、又はその両方と組み合わせて一体化され、情報を受信し、情報を送信し、若しくは本明細書で記載される様々な他の動作を実行してもよい。
【0208】
通信マネージャ720は、本明細書で開示される例に従って、デバイス705におけるワイヤレス通信をサポートし得る。制御メッセージ受信機725は、ネットワークエンティティから、デバイス705の第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、デバイス705の第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部は、デバイス705の能力に対応する。第1のダウンリンクBWP監視構成要素730は、第1の動作モードにあるデバイス705によって、構成に従って、及びデバイス705の能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを監視するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。第2のダウンリンクBWP監視構成要素735は、第2の動作モードにあるデバイス705によって、構成に従って、及びデバイス705の能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを監視するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0209】
追加又は代替として、通信マネージャ720は、本明細書で開示する例に従って、デバイス705におけるワイヤレス通信をサポートし得る。制御メッセージ受信機725は、ネットワークエンティティから、デバイス705の第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、デバイス705の第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部分は、デバイス705の能力に対応する。メッセージ受信構成要素740は、構成に従って、及びデバイス705の能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを、第1の動作モードのデバイス705によって受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。メッセージ受信構成要素740は、構成に従って、及びデバイス705の能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してシステム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を、第2の動作モードのデバイス705によって受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0210】
図8は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートする通信マネージャ820のブロック図800を示す。通信マネージャ820は、本明細書で記載される通信マネージャ620、通信マネージャ720、又はその両方の態様の一例であってもよい。通信マネージャ820、又はその様々な構成要素は、本明細書に記載する、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視の様々な態様を実行するための手段の例であり得る。例えば、通信マネージャ820は、制御メッセージ受信機825、第1のダウンリンクBWP監視構成要素830、第2のダウンリンクBWP監視構成要素835、メッセージ受信構成要素840、リソース判定構成要素845、BWP切り替え構成要素850、プロシージャ実行構成要素855、動作モード構成要素860、制御リソース構成要素865、ランダムアクセス実行構成要素870、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。これらのコンポーネントの各々は、(例えば、1つ又は複数のバスを介して)互いに直接又は間接的に通信してもよい。
【0211】
通信マネージャ820は、本明細書で開示するような例に従ってUE(例えば、RedCap UE)におけるワイヤレス通信をサポートし得る。制御メッセージ受信機825は、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部は、UEの能力に対応する。第1のダウンリンクBWP監視構成要素830は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第1の動作モードにあるUEによって、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを監視するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。第2のダウンリンクBWP監視構成要素835は、第2の動作モードにあるUEによって、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを監視するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0212】
いくつかの例では、第1のダウンリンクBWP監視構成要素830は、第1の動作モードにあるUEによって、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを監視するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、制御メッセージ受信機825は、ネットワークエンティティから、制御リソースの第1のセットを介して、第2のダウンリンクBWPのための構成と第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットとを示す1つ又は複数の制御メッセージを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、リソース判定構成要素845は、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの量に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの量を判定するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0213】
いくつかの例では、リソース判定構成要素845は、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの量、UEの異なるダウンリンクBWP内の制御リソースの合計、及びUEの能力に対応する制御リソースの閾値量に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの量を判定するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0214】
いくつかの例では、リソース判定構成要素845は、第1のダウンリンクBWP内のSSセットの量と、UEの異なるダウンリンクBWP内のSSセットの合計と、UEの能力に対応するSSセットの閾値量とに基づいて、第2のダウンリンクBWP内のSSセットの量を判定するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0215】
いくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することをサポートするために、制御メッセージ受信機825は、第1のダウンリンクBWPに関係するパラメータの第1のセット又は第2のダウンリンクBWPに関係するパラメータの第2のセットの一方又は両方を示す制御シグナリングを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、パラメータの第1のセットは、第1のダウンリンクBWPに関連付けられた帯域幅、初期PRBロケーション、ヌメロロジ、又はそれらの組み合わせを含み得、パラメータの第2のセットは、第2のダウンリンクBWPに関連付けられた帯域幅、初期PRBロケーション、ヌメロロジ、又はそれらの組み合わせを含み得、パラメータの第1のセットは、パラメータの第2のセットとは異なり得る。
【0216】
いくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することをサポートするために、制御メッセージ受信機825は、第1のダウンリンクBWPのための構成を示すマスタ情報ブロックをネットワークエンティティから受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することをサポートするために、制御メッセージ受信機825は、ネットワークエンティティから、第2のダウンリンクBWPのための構成を示すSIB、専用RRCメッセージ、マルチキャストメッセージ、又はブロードキャストメッセージのうちの1つ又は複数を受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0217】
いくつかの例では、BWP切り替え構成要素850は、第1の動作モードから第2の動作モードに遷移することに基づいて、第1のダウンリンクBWPから第2のダウンリンクBWPへのBWP切り替えプロシージャを実行するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを監視することは、BWP切り替えプロシージャを実行することに基づく。
【0218】
いくつかの例では、プロシージャ実行構成要素855は、第1のダウンリンクBWP内のCORESET及びSSセットを使用して、又は第2のダウンリンクBWP内のCORESET及びSSセットを使用して、UEの第1の動作モード又はUEの第2の動作モードに関連付けられた1つ又は複数のプロシージャを実行するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、1つ又は複数のプロシージャは、システム情報取得プロシージャ、システム情報更新プロシージャ、モビリティプロシージャ、ページング動作、ランダムアクセスプロシージャ、スモールデータ転送プロシージャ、オンデマンドシステム情報送信要求プロシージャ、又はそれらの組み合わせを含む。
【0219】
いくつかの例では、第1の動作モード及び第2の動作モードは、UEのRRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態に対応する。いくつかの例では、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットは、CSSセットを含む。
【0220】
いくつかの例では、第1の動作モード及び第2の動作モードは、UEのRRC非アクティブ状態又はRRC接続状態に対応する。いくつかの例では、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットは、USSセット、CSSセット、又はその両方を含む。いくつかの例では、第1のダウンリンクBWP及び第2のダウンリンクBWPは、異なる周波数範囲に対応する。
【0221】
いくつかの例では、第1のダウンリンクBWPは、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態にあるUEによるセル選択プロシージャ又はセル再選択プロシージャのために構成された第1のCSSを含む。いくつかの例では、第2のダウンリンクBWPは、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態にあるUEによるランダムアクセスプロシージャ又はページング動作のために構成された少なくとも第2のCSSを含む。
【0222】
いくつかの例では、第1のダウンリンクBWPは、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態にあるUEによるシステム情報取得プロシージャ、システム情報更新プロシージャ、モビリティプロシージャ、又はページング動作のために構成された1つ又は複数のCSSを含む。
【0223】
いくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することをサポートするために、制御メッセージ受信機825は、UEの能力に基づいて第2のダウンリンクBWP内のCSSセットのためのAL、監視周期、又は監視機会構成のうちの1つ又は複数を示すSIBを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0224】
いくつかの例では、メッセージ受信構成要素840は、第1の動作モードのUEによって、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを介して、ネットワークエンティティからCD-SSB、システム情報メッセージ、ページングメッセージ、PEIメッセージ、ランダムアクセスメッセージ、又はそれらの組み合わせを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0225】
いくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することをサポートするために、メッセージ受信構成要素840は、ネットワークエンティティから、第1のダウンリンクBWPのSSセット内のPDCCHメッセージのための第1のDCIサイズアライメント、第2のダウンリンクBWPのSSセット内のPDCCHメッセージのための第2のDCIサイズアライメント、又は両方を示すSIBを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0226】
いくつかの例では、メッセージ受信構成要素840は、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを介してネットワークエンティティからランダムアクセスメッセージ、システム情報メッセージ、マルチキャストメッセージ、ブロードキャストメッセージ、ページングメッセージ、SDT、又はNCD-SSBのうちの1つ又は複数を受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0227】
いくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することをサポートするために、制御メッセージ受信機825は、第2のダウンリンクBWP内のPRBの数を示す制御シグナリングを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、PRBの量は、第2のダウンリンクBWP内のCORESETのCCE AL、第2のダウンリンクBWP内のCORESETの持続時間、第2のダウンリンクBWP内のCORESETの総量、UEのRRC状態、又はそれらの組み合わせに基づき得る。
【0228】
いくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを受信することをサポートするために、制御メッセージ受信機825は、第2のダウンリンクBWP内のSSセットのためのCCE AL、第2のダウンリンクBWP内のSSセットのためのブラインド復号候補の量、又は両方を示すシステム情報メッセージ、RRCメッセージ、ブロードキャストメッセージ、又はマルチキャストメッセージのうちの1つ又は複数を受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0229】
追加又は代替として、通信マネージャ820は、本明細書に開示された実施例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートすることができる。いくつかの例では、制御メッセージ受信機825は、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部分はUEの能力に対応し得る。メッセージ受信構成要素840は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを、第1の動作モードにあるUEによって受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、メッセージ受信構成要素840は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してシステム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を、第2の動作モードにあるUEによって受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0230】
いくつかの例では、ランダムアクセス実行構成要素870は、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してネットワークエンティティとのランダムアクセスプロシージャを実行するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0231】
いくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信することをサポートするために、メッセージ受信構成要素840は、ランダムアクセスプロシージャに従って、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してネットワークエンティティからランダムアクセスメッセージを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、ランダムアクセスメッセージは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0232】
いくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信することをサポートするために、メッセージ受信構成要素840は、第2のダウンリンクBWPがページング動作のために構成されたCSSを含まないことを識別することに基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してネットワークエンティティからランダムアクセスメッセージを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、ランダムアクセスメッセージは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0233】
いくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信することをサポートするために、メッセージ受信構成要素840は、第2のダウンリンクBWPがページング動作のために構成されたCSSを含むことを識別することに基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してネットワークエンティティからページングメッセージを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、ページングメッセージは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0234】
いくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信することをサポートするために、メッセージ受信構成要素840は、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してネットワークエンティティからページングメッセージを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、ページングメッセージは、ネットワークエンティティからのダウンリンクSDTをスケジュールし得る。いくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信することをサポートするために、第2のダウンリンクBWP監視構成要素835は、ページングメッセージに従ってネットワークエンティティからのダウンリンクSDTについて第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを監視するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、ダウンリンクSDTは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0235】
いくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信することをサポートするために、制御メッセージ受信機825は、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してネットワークエンティティからPDCCH送信を受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、PDCCH送信は、ネットワークエンティティからのブロードキャスト又はマルチキャストPDSCH送信をスケジュールし得る。いくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を受信することをサポートするために、第2のダウンリンクBWP監視構成要素835は、PDCCH送信に従ってネットワークエンティティからのブロードキャスト又はマルチキャストPDSCH送信のためのリソースの第2のセットを監視するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、ブロードキャスト又はマルチキャストPDSCH送信は、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0236】
図9は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視をサポートするデバイス905を含むシステム900の図解を示す。デバイス905は、本明細書で記載されるデバイス605、デバイス705、又はUE115(例えば、RedCap UE)の構成要素の一例であってもよく、又はそれらを含んでもよい。デバイス905は、1つ又は複数の基地局105、UE115、又はそれらの任意の組み合わせとワイヤレス通信し得る。デバイス905は、通信マネージャ920、入出力(input/output、I/O)コントローラ910、送受信機915、アンテナ925、メモリ930、コード935、及びプロセッサ940等の、通信を送信及び受信するための構成要素を含む、双方向の音声及びデータ通信のための構成要素を含むことができる。これらの構成要素は、1つ又は複数のバス(例えば、バス945)を介して電子通信していてもよく、又は他の方法で(例えば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、電気的に)結合されていてもよい。
【0237】
I/Oコントローラ910は、デバイス905のための入力信号及び出力信号を管理してもよい。I/Oコントローラ910はまた、デバイス905と一体化されていない周辺装置を管理してもよい。場合によっては、I/Oコントローラ910は、外部周辺装置への物理接続又はポートを表してもよい。場合によっては、I/Oコントローラ910は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS-DOS(登録商標)、MS-WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、又は別の既知のオペレーティングシステム等のオペレーティングシステムを利用してもよい。追加又は代替として、I/Oコントローラ910は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、若しくは類似のデバイスを表してもよく、又はそれらと相互作用することができる。場合によっては、I/Oコントローラ910は、プロセッサ940等のプロセッサの一部として実装されてもよい。場合によっては、ユーザは、I/Oコントローラ910を介して、又はI/Oコントローラ910によって制御されるハードウェア構成要素を介して、デバイス905と相互作用することができる。
【0238】
場合によっては、デバイス905は、単一のアンテナ925を備えてもよい。しかしながら、いくつかの他の場合、デバイス905は、2つ以上のアンテナ925を有してもよく、2つ以上のアンテナは、複数のワイヤレス送信を同時に送信又は受信することが可能であり得る。送受信機915は、本明細書で記載される1つ又は複数のアンテナ925、有線リンク、又はワイヤレスリンクを介して、双方向に通信することができる。例えば、送受信機915は、ワイヤレス送受信機を表すことができ、別のワイヤレス送受信機と双方向に通信することができる。送受信機915はまた、パケットを変調して変調されたパケットを送信のために1つ又は複数のアンテナ925に提供するための、かつ1つ又は複数のアンテナ925から受信されたパケットを復調するための、モデムを備えてもよい。送受信機915、又は送受信機915及び1つ又は複数のアンテナ925は、本明細書で記載される送信機615、送信機715、受信機610、受信機710、又はそれらの任意の組み合わせ若しくはそれらの構成要素の一例であってもよい。
【0239】
メモリ930は、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)及び読取り専用メモリ(read-only memory、ROM)を含んでもよい。メモリ930は、プロセッサ940によって実行されると、本明細書で記載される様々な機能をデバイス905に実行させる命令を含む、コンピュータ可読コンピュータ実行可能コード935を記憶することができる。コード935は、システムメモリ又は別のタイプのメモリ等の、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶されてもよい。場合によっては、コード935は、プロセッサ940によって直接的に実行可能でない場合があるが、(例えば、コンパイルされ実行されると)本明細書で記載される機能をコンピュータに実行させることができる。場合によっては、メモリ930は、特に、周辺構成要素又は周辺デバイスとの相互作用等の、基本的なハードウェア動作又はソフトウェア動作を制御することができる基本I/Oシステム(basic I/O system、BIOS)を含むことができる。
【0240】
プロセッサ940は、インテリジェントハードウェアデバイス、(例えば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、GPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲート若しくはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、又はそれらの任意の組み合わせ)を含んでもよい。場合によっては、プロセッサ940は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成することができる。いくつかの他の場合には、メモリコントローラは、プロセッサ940と一体化することができる。プロセッサ940は、デバイス905に様々な機能(例えば、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートする機能又はタスク)を実施させるための、メモリ(例えば、メモリ930)中に記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。例えば、デバイス905、又はデバイス905の構成要素が、プロセッサ940、及びプロセッサ940と(例えば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、及び/又は電気的に)結合されたメモリ930を含んでもよく、プロセッサ940及びメモリ930は、本明細書で記載される様々な機能を実行するように構成される。
【0241】
通信マネージャ920は、本明細書で開示される例に従って、デバイス905におけるワイヤレス通信をサポートし得る。例えば、通信マネージャ920は、ネットワークエンティティから、デバイス905の第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、デバイス905の第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部分はデバイス905の能力に対応し得る。通信マネージャ920は、構成に従って、及びデバイス905の能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを第1の動作モードのデバイス905によって監視するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ920は、構成に従って、及びデバイス905の能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを、第2の動作モードのデバイス905によって監視するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0242】
追加又は代替として、通信マネージャ920は、本明細書で開示する例に従って、デバイス905におけるワイヤレス通信をサポートし得る。例えば、通信マネージャ920は、ネットワークエンティティから、デバイス905の第1の動作モードに関連する第1のダウンリンクBWP、デバイス905の第2の動作モードに関連する第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部分は、デバイス905の能力に対応し得る。通信マネージャ920は、構成に従って、及びデバイス905の能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを第1の動作モードのデバイス905によって受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ920は、構成に従って、及びデバイス905の能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してシステム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を第2の動作モードのデバイス905によって受信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0243】
本明細書で説明する例に従って通信マネージャ920を含めるか又は構成することによって、デバイス905(例えば、RedCap UE)は、改善されたダウンリンクチャネル監視のための技術をサポートし得る。例えば、デバイス905が、アイドル又は非アクティブ状態で動作している間に異なるダウンリンクBWPを監視するように構成される場合、本明細書で説明する技術は、異なるダウンリンクBWP中のCORESET及びSSの総数を低減することを可能にし得る。結果として、デバイス905は、より少ない制御リソースを監視し得、それは、デバイス905が、他の利益の中でもとりわけ、より低い処理オーバーヘッド及び低減された電力消費でダウンリンクチャネル監視を実行することを可能にし得る。
【0244】
いくつかの例では、通信マネージャ920は、送受信機915、1つ又は複数のアンテナ925、若しくはそれらの任意の組み合わせを使用して、又は他の方法でそれらと協働して、様々な動作(例えば、受信すること、監視すること、送信すること)を実行するように構成することができる。通信マネージャ920は、別個の構成要素として示されているが、いくつかの例では、通信マネージャ920に関して記載される1つ又は複数の機能は、プロセッサ940、メモリ930、コード935、又はそれらの任意の組み合わせによってサポートされる、又は実行される場合がある。例えば、コード935は、本明細書に記載する、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視の様々な態様をデバイス905に実施させるようにプロセッサ940によって実行可能な命令を含むことができ、又はプロセッサ940及びメモリ930は場合によっては、そのような動作を実施若しくはサポートするように構成され得る。
【0245】
図10は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視をサポートするデバイス1005のブロック図1000を示す。デバイス1005は、本明細書で記載される基地局105(例えば、ネットワークエンティティ)の態様の一例であり得る。デバイス1005は、受信機1010、送信機1015、及び通信マネージャ1020を備えてもよい。デバイス1005は、少なくとも1つのプロセッサも含み得る。これらのコンポーネントの各々は、(例えば、1つ又は複数のバスを介して)互いに通信していてもよい。
【0246】
受信機1010は、様々な情報チャネル(例えば、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視に関連する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、又はそれらの任意の組み合わせなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報は、デバイス1005の他の構成要素に渡されてもよい。受信機1010は、単一のアンテナ又は複数のアンテナのセットを利用してもよい。
【0247】
送信機1015は、デバイス1005の他の構成要素によって生成される信号を送信するための手段を提供することができる。例えば、送信機1015は、様々な情報チャネル(例えば、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視に関連付けられた制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、又はそれらの任意の組み合わせなどの情報を送信することができる。いくつかの例では、送信機1015は、送受信機モジュール内で受信機1010と併置することができる。送信機1015は、単一のアンテナ又は複数のアンテナのセットを利用してもよい。
【0248】
通信マネージャ1020、受信機1010、送信機1015、又はそれらの様々な組み合わせ若しくはそれらの様々な構成要素は、本明細書に記載された複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視の様々な態様を実行するための手段の例であり得る。例えば、通信マネージャ1020、受信機1010、送信機1015、又はそれらの様々な組み合わせ若しくは構成要素は、本明細書で記載される機能のうちの1つ又は複数を実行する方法をサポートし得る。
【0249】
いくつかの例では、通信マネージャ1020、受信機1010、送信機1015、又はそれらの様々な組み合わせ若しくは構成要素は、(例えば、通信管理回路において)ハードウェアで実装することができる。ハードウェアは、本開示で説明する機能を実行するための手段として構成されるか、又はその手段を他の方法でサポートする、少なくとも1つのプロセッサ、DSP、ASIC、FPGA若しくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート若しくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。いくつかの例では、少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのプロセッサと(例えば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、及び/又は電気的に)結合されたメモリは、(例えば、メモリに記憶された命令を少なくとも1つのプロセッサによって実行することによって)本明細書で説明する機能のうちの1つ又は複数を実行するように構成され得る。
【0250】
追加又は代替として、いくつかの例では、通信マネージャ1020、受信機1010、送信機1015、又はそれらの様々な組み合わせ若しくは構成要素は、ハードウェア、(例えば、少なくとも1つのプロセッサによって実行される)ソフトウェア、又はそれらの任意の組み合わせに実装される場合がある。少なくとも1つのプロセッサによって実行されるソフトウェアにおいて実装される場合、通信マネージャ1020、受信機1010、送信機1015、又はそれらの様々な組み合わせ若しくは構成要素の機能は、汎用プロセッサ、DSP、CPU、GPU、ASIC、FPGA、又は(例えば、本開示で説明する機能を実行するための手段として構成されるか、又はその手段を他の方法でサポートする)これらの若しくは他のプログラマブル論理デバイスの任意の組み合わせによって実行され得る。
【0251】
いくつかの例では、通信マネージャ1020は、受信機1010、送信機1015、又はその両方を使用して、又は他の方法でそれらと協働して、様々な動作(例えば、受信すること、監視すること、送信すること)を実行するように構成することができる。例えば、通信マネージャ1020は、受信機1010から情報を受信し、送信機1015に情報を送信してもよく、あるいは受信機1010、送信機1015、又はその両方と組み合わせて一体化され、情報を受信し、情報を送信し、若しくは本明細書で記載される様々な他の動作を実行してもよい。
【0252】
通信マネージャ1020は、本明細書で開示される例に従って、デバイス1005におけるワイヤレス通信をサポートし得る。例えば、通信マネージャ1020は、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部はUEの能力に対応し得る。通信マネージャ1020は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを介してメッセージの第1のセットを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ1020は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを介してメッセージの第2のセットを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0253】
追加又は代替として、通信マネージャ1020は、本明細書で開示する例に従って、デバイス1005におけるワイヤレス通信をサポートし得る。例えば、通信マネージャ1020は、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部分はUEの能力に対応し得る。通信マネージャ1020は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ1020は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してシステム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0254】
本明細書に記載された例に従って通信マネージャ1020を含めるか又は構成することにより、デバイス1005(例えば、受信機1010、送信機1015、通信マネージャ1020、又はそれらの組み合わせを制御するか、場合によってはそれらに(例えば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、及び/又は電気的に)結合された少なくとも1つのプロセッサ)は、処理を低減し、電力消費を低減するための技術をサポートし得る。例えば、本明細書で説明する技術は、デバイス1005によって構成された様々なダウンリンクBWP中のCORESET及びSSの総数を制約することをサポートし得る。これらのダウンリンクBWP中の制御リソースの総数を制約することは、デバイス1005と、デバイス1005に関連付けられたアイドル又は非アクティブRedCap UEとの間の通信の効率を改善し得る。
【0255】
図11は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視をサポートするデバイス1105のブロック図1100を示す。デバイス1105は、本明細書で記載されるデバイス1005又は基地局105(例えば、ネットワークエンティティ)の態様の一例であり得る。デバイス1105は、受信機1110、送信機1115、及び通信マネージャ1120を備えてもよい。デバイス1105は、少なくとも1つのプロセッサも含み得る。これらのコンポーネントの各々は、(例えば、1つ又は複数のバスを介して)互いに通信していてもよい。
【0256】
受信機1110は、様々な情報チャネル(例えば、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視に関連する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、又はそれらの任意の組み合わせなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報は、デバイス1105の他の構成要素に渡されてもよい。受信機1110は、単一のアンテナ又は複数のアンテナのセットを利用してもよい。
【0257】
送信機1115は、デバイス1105の他の構成要素によって生成される信号を送信するための手段を提供することができる。例えば、送信機1115は、様々な情報チャネル(例えば、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視に関連する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、又はそれらの任意の組み合わせなどの情報を送信することができる。いくつかの例では、送信機1115は、送受信機モジュール内で受信機1110と併置することができる。送信機1115は、単一のアンテナ又は複数のアンテナのセットを利用してもよい。
【0258】
デバイス1105、又はその様々な構成要素は、本明細書に記載する、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視の様々な態様を実行するための手段の例であり得る。例えば、通信マネージャ1120は、制御メッセージ送信機1125、第1のダウンリンクBWP送信構成要素1130、第2のダウンリンクBWP送信構成要素1135、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。通信マネージャ1120は、本明細書で記載される通信マネージャ1020の態様の一例であってもよい。いくつかの例では、通信マネージャ1120又はその様々な構成要素は、受信機1110、送信機1115、又はその両方を使用して、又は他の方法でそれらと協働して、様々な動作(例えば、受信すること、監視すること、送信すること)を実行するように構成することができる。例えば、通信マネージャ1120は、受信機1110から情報を受信し、送信機1115に情報を送信してもよく、あるいは受信機1110、送信機1115、又はその両方と組み合わせて一体化され、情報を受信し、情報を送信し、若しくは本明細書で記載される様々な他の動作を実行してもよい。
【0259】
通信マネージャ1120は、本明細書で開示される例に従って、デバイス1105におけるワイヤレス通信をサポートし得る。制御メッセージ送信機1125は、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部分はUEの能力に対応する。第1のダウンリンクBWP送信構成要素1130は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを介してメッセージの第1のセットを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。第2のダウンリンクBWP送信構成要素1135は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを介してメッセージの第2のセットを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0260】
追加又は代替として、通信マネージャ1120は、本明細書で開示される例による、デバイス1105におけるワイヤレス通信をサポートすることができる。制御メッセージ送信機1125は、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部分はUEの能力に対応する。第1のダウンリンクBWP送信構成要素1130は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。第2のダウンリンクBWP送信構成要素1135は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してシステム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0261】
図12は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートする通信マネージャ1220のブロック図1200を示す。通信マネージャ1220は、本明細書で記載される通信マネージャ1020、通信マネージャ1120、又はその両方の態様の一例であってもよい。通信マネージャ1220、又はその様々な構成要素は、本明細書に記載する、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視の様々な態様を実行するための手段の例であり得る。例えば、通信マネージャ1220は、制御メッセージ送信機1225、第1のダウンリンクBWP送信構成要素1230、第2のダウンリンクBWP送信構成要素1235、リソース判定構成要素1240、動作モード構成要素1245、制御リソース構成要素1250、メッセージ送信構成要素1255、ランダムアクセス構成要素1260、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。これらのコンポーネントの各々は、(例えば、1つ又は複数のバスを介して)互いに直接又は間接的に通信してもよい。
【0262】
通信マネージャ1220は、本明細書で開示する例に従ってネットワークエンティティにおいてワイヤレス通信をサポートし得る。制御メッセージ送信機1225は、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部分はUEの能力に対応する。第1のダウンリンクBWP送信構成要素1230は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを介してメッセージの第1のセットを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。第2のダウンリンクBWP送信構成要素1235は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを介してメッセージの第2のセットを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0263】
いくつかの例では、リソース判定構成要素1240は、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの量に基づいて第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの量を判定するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、制御メッセージ送信機1225は、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの量の指示をUEに送信するための手段として構成されるか、又は他の方法でサポートし得る。
【0264】
いくつかの例では、リソース判定構成要素1240は、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの量と、UEの異なるダウンリンクBWP内の制御リソースの合計とに基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの量を判定するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、制御メッセージ送信機1225は、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの量の指示をUEに送信するための手段として構成されるか、又は他の方法でサポートし得る。
【0265】
いくつかの例では、リソース判定構成要素1240は、第1のダウンリンクBWP内のSSセットの量と、UEの異なるダウンリンクBWP内のSSセットの合計と、ネットワークエンティティと接続することを許可されたUEの能力に関係するSSセットの閾値量とに基づいて、第2のダウンリンクBWP内のSSセットの数を判定するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、制御メッセージ送信機1225は、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの量の指示をUEに送信するための手段として構成されるか、又は他の方法でサポートし得る。
【0266】
いくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを送信することをサポートするために、制御メッセージ送信機1225は、第1のダウンリンクBWPに関係するパラメータの第1のセット又は第2のダウンリンクBWPに関係するパラメータの第2のセットの一方又は両方を示す制御シグナリングを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、パラメータの第1のセットは、第1のダウンリンクBWPに関連付けられた帯域幅、初期PRBロケーション、ヌメロロジ、又はそれらの組み合わせを含み得、パラメータの第2のセットは、第2のダウンリンクBWPに関連付けられた帯域幅、初期PRBロケーション、ヌメロロジ、又はそれらの組み合わせを含み得、パラメータの第1のセットは、パラメータの第2のセットとは異なり得る。
【0267】
いくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを送信することをサポートするために、制御メッセージ送信機1225は、第1のダウンリンクBWPのための構成を示すMIBをUEに送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを送信することをサポートするために、制御メッセージ送信機1225は、第2のダウンリンクBWPのための構成を示すSIB、専用RRCメッセージ、マルチキャストメッセージ、又はブロードキャストメッセージのうちの1つ又は複数をUEに送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0268】
いくつかの例では、第1の動作モード及び第2の動作モードは、UEのRRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態に対応する。いくつかの例では、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットは、CSSセットを含む。
【0269】
いくつかの例では、第1の動作モード及び第2の動作モードは、UEのRRC非アクティブ状態又はRRC接続状態に対応する。いくつかの例では、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットは、USSセット、CSSセット、又はその両方を含む。いくつかの例では、第1のダウンリンクBWP及び第2のダウンリンクBWPは、異なる周波数範囲に対応する。
【0270】
いくつかの例では、第1のダウンリンクBWPは、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態にあるUEによるセル選択プロシージャ又はセル再選択プロシージャのために構成された第1のCSSを含む。いくつかの例では、第2のダウンリンクBWPは、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態にあるUEによるランダムアクセスプロシージャ又はページング動作のために構成された少なくとも第2のCSSを含む。
【0271】
いくつかの例では、第1のダウンリンクBWPは、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態にあるUEによるシステム情報取得プロシージャ、システム情報更新プロシージャ、モビリティプロシージャ、又はページング動作のために構成された1つ又は複数のCSSを含む。
【0272】
いくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを送信することをサポートするために、制御メッセージ送信機1225は、UEの能力に基づいて第2のダウンリンクBWP内のCSSセットのためのAL、監視周期、又は監視機会構成のうちの1つ又は複数を示すSIBを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0273】
いくつかの例では、メッセージ送信構成要素1255は、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを介してネットワークエンティティからCD-SSB、システム情報メッセージ、ページングメッセージ、PEIメッセージ、ランダムアクセスメッセージ、又はそれらの組み合わせを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0274】
いくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを送信することをサポートするために、メッセージ送信構成要素1255は、第1のダウンリンクBWPのSSセット内のPDCCHメッセージのための第1のDCIサイズアライメント、第2のダウンリンクBWPのSSセット内のPDCCHメッセージのための第2のDCIサイズアライメント、又は両方を示すSIBを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0275】
いくつかの例では、メッセージ送信構成要素1255は、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを介して、ランダムアクセスメッセージ、システム情報メッセージ、マルチキャストメッセージ、ブロードキャストメッセージ、ページングメッセージ、SDT、又はNCD-SSBのうちの1つ又は複数を送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0276】
いくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを送信することをサポートするために、制御メッセージ送信機1225は、第2のダウンリンクBWP内のPRBの数を示す制御シグナリングを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、PRBの数は、第2のダウンリンクBWP内のCORESETのCCE AL、第2のダウンリンクBWP内のCORESETの持続時間、第2のダウンリンクBWP内のCORESETの総量、UEのRRC状態、又はそれらの組み合わせに基づく。
【0277】
いくつかの例では、1つ又は複数の制御メッセージを送信することをサポートするために、制御メッセージ送信機1225は、第2のダウンリンクBWP内のSSセットのためのCCE AL、第2のダウンリンクBWP内のSSセットのためのブラインド復号候補の量、又は両方を示すシステム情報メッセージ、RRCメッセージ、ブロードキャストメッセージ、又はマルチキャストメッセージのうちの1つ又は複数を送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0278】
追加又は代替として、通信マネージャ1220は、本明細書に開示された実施例による、ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信をサポートすることができる。いくつかの例では、制御メッセージ送信機1225は、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部分はUEの能力に対応する。いくつかの例では、第1のダウンリンクBWP送信構成要素1230は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、第2のダウンリンクBWP送信構成要素1235は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してシステム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0279】
いくつかの例では、ランダムアクセス構成要素1260は、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してUEとのランダムアクセスプロシージャを実行するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0280】
いくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信することをサポートするために、第2のダウンリンクBWP送信構成要素1235は、ランダムアクセスプロシージャに従って第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してUEにランダムアクセスメッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、ランダムアクセスメッセージは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0281】
いくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信することをサポートするために、第2のダウンリンクBWP送信構成要素1235は、第2のダウンリンクBWPがページング動作のために構成されたCSSを含まないことを識別することに基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してUEにランダムアクセスメッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、ランダムアクセスメッセージは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0282】
いくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信することをサポートするために、第2のダウンリンクBWP送信構成要素1235は、第2のダウンリンクBWPがページング動作のために構成されたCSSを含むことを識別することに基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してUEにページングメッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、ページングメッセージは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0283】
いくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信することをサポートするために、第2のダウンリンクBWP送信構成要素1235は、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してUEにページングメッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、ページングメッセージは、ネットワークエンティティからのダウンリンクSDTをスケジュールし得る。いくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信することをサポートするために、第2のダウンリンクBWP送信構成要素1235は、ページングメッセージに従ってリソースの第2のセットを介してUEにダウンリンクSDTを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、ダウンリンクSDTは、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0284】
いくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信することをサポートするために、第2のダウンリンクBWP送信構成要素1235は、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してUEにPDCCH送信を送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、PDCCH送信は、ネットワークエンティティからのブロードキャスト又はマルチキャストPDSCH送信をスケジュールし得る。いくつかの例では、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信することをサポートするために、第2のダウンリンクBWP送信構成要素1235は、PDCCH送信に従ってリソースの第2のセットを介してブロードキャスト又はマルチキャストPDSCH送信を送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、ブロードキャスト又はマルチキャストPDSCH送信は、システム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を示し得る。
【0285】
図13は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視をサポートするデバイス1305を含むシステム1300の図を示す。デバイス1305は、本明細書で記載されるデバイス1005、デバイス1105、若しくは基地局105(例えば、ネットワークエンティティ)の構成要素の一例であってもよく、又はそれを含んでもよい。デバイス1305は、通信マネージャ1320、ネットワーク通信マネージャ1310、送受信機1315、アンテナ1325、メモリ1330、コード1335、プロセッサ1340、及び局間通信マネージャ1345等の、通信を送信及び受信するための構成要素を含む、双方向の音声及びデータ通信のための構成要素を含むことができる。これらの構成要素は、1つ又は複数のバス(例えば、バス1350)を介して電子通信していてもよく、又は他の方法で(例えば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、電気的に)結合されていてもよい。
【0286】
ネットワーク通信マネージャ1310は、(例えば、1つ又は複数の有線バックホールリンクを介した)コアネットワーク130との通信を管理することができる。例えば、ネットワーク通信マネージャ1310は、1つ又は複数のUE115等のクライアントデバイスのためのデータ通信の転送を管理してもよい。
【0287】
場合によっては、デバイス1305は、単一のアンテナ1325を備えてもよい。しかしながら、いくつかの他の場合、デバイス1305は、2つ以上のアンテナ1325を有してもよく、2つ以上のアンテナは、複数のワイヤレス送信を同時に送信又は受信することが可能であり得る。送受信機1315は、本明細書で記載される1つ又は複数のアンテナ1325、有線リンク、又はワイヤレスリンクを介して、双方向に通信することができる。例えば、送受信機1315は、ワイヤレス送受信機を表すことができ、別のワイヤレス送受信機と双方向に通信することができる。送受信機1315はまた、パケットを変調して変調されたパケットを送信のために1つ又は複数のアンテナ1325に提供するための、かつ1つ又は複数のアンテナ1325から受信されたパケットを復調するための、モデムを備えてもよい。送受信機1315、又は送受信機1315及び1つ又は複数のアンテナ1325は、本明細書で記載される送信機1015、送信機1115、受信機1010、受信機1110、又はそれらの任意の組み合わせ若しくはそれらの構成要素の一例であってもよい。
【0288】
メモリ1330は、RAM及びROMを含んでもよい。メモリ1330は、プロセッサ1340によって実行されると、本明細書で記載される様々な機能をデバイス1305に実行させる命令を含む、コンピュータ可読コンピュータ実行可能コード1335を記憶することができる。コード1335は、システムメモリ又は別のタイプのメモリ等の、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶されてもよい。場合によっては、コード1335は、プロセッサ1340によって直接的に実行可能でない場合があるが、(例えば、コンパイルされ実行されると)本明細書で記載される機能をコンピュータに実行させることができる。場合によっては、メモリ1330は、特に、周辺構成要素又は周辺デバイスとの相互作用等の、基本的なハードウェア又はソフトウェア動作を制御することができるBIOSを含むことができる。
【0289】
プロセッサ1340は、インテリジェントハードウェアデバイス、(例えば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、GPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲート若しくはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、又はそれらの任意の組み合わせ)を含んでもよい。場合によっては、プロセッサ1340は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成することができる。いくつかの他の場合には、メモリコントローラは、プロセッサ1340と一体化することができる。プロセッサ1340は、デバイス1305に様々な機能(例えば、複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視をサポートする機能又はタスク)を実施させるための、メモリ(例えば、メモリ1330)中に記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。例えば、デバイス1305、又はデバイス1305の構成要素が、プロセッサ1340、及びプロセッサ1340と(例えば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、及び/又は電気的に)結合されたメモリ1330を含んでもよく、プロセッサ1340及びメモリ1330は、本明細書で記載される様々な機能を実行するように構成される。
【0290】
局間通信マネージャ1345は、他の基地局105との通信を管理してもよく、他の基地局105と協働してUE115との通信を制御するためのコントローラ又はスケジューラを含んでもよい。例えば、局間通信マネージャ1345は、ビームフォーミング又はジョイント送信等の様々な干渉緩和技術のために、UE115への送信のためのスケジューリングを協調させてもよい。いくつかの例では、局間通信マネージャ1345は、基地局105の間で通信を行うために、LTE/LTE-Aワイヤレス通信ネットワーク技術内のX2インターフェースを提供し得る。
【0291】
通信マネージャ1320は、本明細書で開示される例に従って、デバイス1305におけるワイヤレス通信をサポートし得る。例えば、通信マネージャ1320は、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部分はUEの能力に対応し得る。通信マネージャ1320は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内の制御リソースの第1のセットを介してメッセージの第1のセットを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ1320は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内の制御リソースの第2のセットを介してメッセージの第2のセットを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0292】
追加又は代替として、通信マネージャ1320は、本明細書で開示される例による、デバイス1305におけるワイヤレス通信をサポートすることができる。例えば、通信マネージャ1320は、UEの第1の動作モードに関連する第1のダウンリンクBWP、UEの第2の動作モードに関連する第2のダウンリンクBWP、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得、構成の少なくとも一部分はUEの能力に対応し得る。通信マネージャ1320は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第1のダウンリンクBWP内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ1320は、構成に従って、及びUEの能力に基づいて、第2のダウンリンクBWP内のリソースの第2のセットを介してシステム情報メッセージ又はPWSメッセージの一方又は両方を送信するための手段として構成され得るか、又は他の方法でそれをサポートし得る。
【0293】
本明細書で説明される例に従って通信マネージャ1320を含むか又はそれを構成することによって、デバイス1305は、デバイス1305における改善されたアイドルモードプロシージャ又は非アクティブモードプロシージャのための技術をサポートし得る。例えば、本明細書で説明する技術は、デバイス1305によって実行されるページングプロシージャ、システム情報取得プロシージャ、システム情報更新プロシージャ、SDTプロシージャ、又はMBSプロシージャの効率(例えば、処理効率、電力効率)を改善し得る。
【0294】
いくつかの例では、通信マネージャ1320は、送受信機1315、1つ又は複数のアンテナ1325、若しくはそれらの任意の組み合わせを使用して、又は他の方法でそれらと協働して、様々な動作(例えば、受信すること、監視すること、送信すること)を実行するように構成することができる。通信マネージャ1320は、別個の構成要素として示されているが、いくつかの例では、通信マネージャ1320に関して記載される1つ又は複数の機能は、プロセッサ1340、メモリ1330、コード1335、又はそれらの任意の組み合わせによってサポートされる、又は実行される場合がある。例えば、コード1335は、本明細書に記載の複数のダウンリンクBWPにおけるダウンリンク制御チャネル監視の様々な態様をデバイス1305に実行させるようにプロセッサ1340によって実行可能な命令を含むことができ、又はプロセッサ1340及びメモリ1330は、そのような動作を実行又はサポートするように別の方法で構成され得る。
【0295】
図14は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視をサポートする方法1400を例示するフローチャートを示す。方法1400の動作は、UE(例えば、RedCap UE)又はそれの構成要素によって実装され得る。例えば、方法1400の動作は、図1図9を参照して記載されるように、UE115によって実行することができる。いくつかの例では、UEは、説明された機能を実行するようにUEの機能要素を制御するために、命令のセットを実行し得る。追加又は代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、説明する機能の態様を実行し得る。
【0296】
1405において、方法は、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンク帯域幅部分、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンク帯域幅部分、第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信することであって、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応する、ことを含み得る。1405の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1405の動作の態様は、図8を参照しながら説明された制御メッセージ受信機825によって実施され得る。
【0297】
1410において、本方法は、構成に従って、及びUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第1の動作モードにあるUEによって、第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第1のセットを監視することを含み得る。1410の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1410の動作の態様は、図8を参照して説明したように、第1のダウンリンクBWP監視構成要素830によって実行されてもよい。
【0298】
1415において、方法は、第2の動作モードにあるUEによって、構成に従って、及びUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットを監視することを含み得る。1415の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1415の動作の態様は、図8を参照して説明したように、第2のダウンリンクBWP監視構成要素835によって実行されてもよい。
【0299】
図15は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視をサポートする方法1500を例示するフローチャートを示す。方法1500の動作は、ネットワークエンティティ又はその構成要素によって実装され得る。例えば、方法1500の動作は、図1図5及び図10図13を参照して記載されるように、基地局105によって実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、説明する機能を実行するようにネットワークエンティティの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加又は代替として、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、説明する機能の態様を実行し得る。
【0300】
1505において、方法は、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンク帯域幅部分、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンク帯域幅部分、第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信することであって、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応する、ことを含み得る。1505の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1505の動作の態様は、図12を参照しながら説明された制御メッセージ送信機1225によって実施され得る。
【0301】
1510において、方法は、構成に従って、及びUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第1のセットを介してメッセージの第1のセットを送信することを含み得る。1510の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1510の動作の態様は、図12を参照して説明したように、第1のダウンリンクBWP送信構成要素1230によって実行されてもよい。
【0302】
1515において、本方法は、構成に従って、及びUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットを介してメッセージの第2のセットを送信することを含み得る。1515の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1515の動作の態様は、図12を参照して説明したように、第2のダウンリンクBWP送信構成要素1235によって実行されてもよい。
【0303】
図16は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視をサポートする方法1600を例示するフローチャートを示す。方法1600の動作は、UE(例えば、RedCap UE)又はその構成要素によって実装され得る。例えば、方法1600の動作は、図1図9を参照して記載されるように、UE115によって実行することができる。いくつかの例では、UEは、説明された機能を実行するようにUEの機能要素を制御するために、命令のセットを実行し得る。追加又は代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、説明する機能の態様を実行し得る。
【0304】
1605において、方法は、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンク帯域幅部分、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンク帯域幅部分、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信することを含み得、構成の少なくとも一部分はUEの能力に対応し得る。1605の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1605の動作の態様は、図8を参照して説明したように、制御メッセージ受信機825によって実行され得る。
【0305】
1610において、本方法は、第1の動作モードにあるUEによって、構成に従って、及びUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを受信することを含み得る。1610の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1610の動作の態様は、図8を参照して記載されるように、メッセージ受信構成要素840によって実行することができる。
【0306】
1615において、本方法は、構成に従って、及びUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を、第2の動作モードにあるUEによって受信することを含み得る。1615の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1615の動作の態様は、図8を参照して記載されるように、メッセージ受信構成要素840によって実行することができる。
【0307】
図17は、本開示の態様による、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視をサポートする方法1700を例示するフローチャートを示す。方法1700の動作は、ネットワークエンティティ又はその構成要素によって実装され得る。例えば、方法1700の動作は、図1図5及び図10図13を参照して記載されるように、基地局105によって実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、説明する機能を実行するようにネットワークエンティティの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加又は代替として、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、説明する機能の態様を実行し得る。
【0308】
1705において、方法は、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンク帯域幅部分、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンク帯域幅部分、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信することであって、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応する、ことを含み得る。1705の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1705の動作の態様は、図12を参照して説明したように、制御メッセージ送信機1225によって実行され得る。
【0309】
1710において、方法は、構成に従って、及びUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを送信することを含み得る。1710の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1710の動作の態様は、図12を参照して説明したように、第1のダウンリンクBWP送信構成要素1230によって実行されてもよい。
【0310】
1715において、方法は、構成に従って、及びUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を送信することを含み得る。1715の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1715の動作の態様は、図12を参照して説明したように、第2のダウンリンクBWP送信構成要素1235によって実行されてもよい。
【0311】
図18は、本開示の1つ又は複数の態様による、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視をサポートする方法1800を示すフローチャートを例示する。方法1800の動作は、UE又はその構成要素によって実装され得る。例えば、方法1800の動作は、図1図6を参照して記載されるように、UE115によって実行することができる。いくつかの例では、UEは、説明された機能を実行するようにUEの機能要素を制御するために、命令のセットを実行し得る。追加又は代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、説明する機能の態様を実行し得る。
【0312】
1805において、方法は、第1のダウンリンク帯域幅部分のための第1の構成と、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分のための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを受信することであって、第1の構成が、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを識別し、第2の構成が、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを識別する、ことを含み得る。1805の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1805の動作の態様は、図8を参照して説明したように、制御メッセージ受信機825によって実行され得る。
【0313】
1810において、方法は、第1の構成、UEの無線リソース制御状態、及びUEの能力に従って、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを監視することを含み得る。1810の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1810の動作の態様は、図8を参照して説明したように、第1のダウンリンクBWP監視構成要素830によって実行されてもよい。
【0314】
1815において、方法は、第2の構成、UEの無線リソース制御状態、及びUEの能力に従って、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを監視することを含んでもよい。1815の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1815の動作の態様は、図8を参照して説明したように、第2のダウンリンクBWP監視構成要素835によって実行されてもよい。
【0315】
図19は、本開示の1つ又は複数の態様による、複数のダウンリンクBWPにおいてダウンリンク制御チャネル監視をサポートする方法1900を示すフローチャートを例示する。方法1900の動作は、ネットワークエンティティ又はその構成要素によって実装され得る。例えば、方法1900の動作は、図1及び図2並びに図7図10を参照しながら説明したように、アクセスネットワークエンティティ140によって実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、説明する機能を実行するようにネットワークエンティティの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加又は代替として、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、説明する機能の態様を実行し得る。
【0316】
1905において、方法は、第1のダウンリンク帯域幅部分のための第1の構成と、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分のための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを送信することであって、第1の構成が、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを識別し、第2の構成が、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを識別する、ことを含み得る。1905の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1905の動作の態様は、図12を参照して説明したように、制御メッセージ送信機1225によって実行され得る。
【0317】
1910において、方法は、1つ又は複数の制御メッセージによって示される第1の構成に従って、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを介して、第1のダウンリンクメッセージを低減された能力のUEに送信することを含んでもよい。1910の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1910の動作の態様は、図12を参照しながら説明したような第1のダウンリンクBWP送信構成要素1230によって実行され得る。
【0318】
1915において、方法は、1つ又は複数の制御メッセージによって示される第2の構成に従って、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、低減された能力のUEに第2のダウンリンクメッセージを送信することを含んでもよい。1915の動作は、本明細書で開示されるような例に従って実行することができる。いくつかの例では、1915の動作の態様は、図12を参照して説明したように、第2のダウンリンクBWP送信構成要素1235によって実行されてもよい。
【0319】
以下は、本開示の態様の概要を提供する。
態様1:UEにおけるワイヤレス通信のための方法であって、第1のダウンリンク帯域幅部分のための第1の構成と、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分のための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを受信することであって、第1の構成が、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを識別し、第2の構成が、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを識別する、ことと、第1の構成、UEの無線リソース制御状態、及びUEの能力に従って、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを監視することと、第2の構成、UEの無線リソース制御状態、及びUEの能力に従って、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを監視することと、を含む、方法。
【0320】
態様2:第1の構成に少なくとも部分的に基づいて、第1のダウンリンク帯域幅部分のためのパラメータの第1のセットを判定することであって、パラメータの第1のセットが、第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットのためのサイクリックプレフィックス、サブキャリア間隔、リソースブロックの数、又はシンボルの数のうちの1つ又は複数を含む、ことと、第2の構成に少なくとも部分的に基づいて、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分のためのパラメータの第2のセットを判定することであって、パラメータの第2のセットが、第2のダウンリンク帯域幅部分のための帯域幅、第1の物理リソースブロック、又はサブキャリア間隔のうちの1つ又は複数を含む、ことと、を更に含む、態様1に記載の方法。
【0321】
態様3:リソースの第1のセットを監視することは、第1の構成及びUEの能力に従って、第1のダウンリンク帯域幅部分内の共通探索空間を介してページング動作の少なくとも1つのメッセージを受信することを含み、第1のダウンリンク帯域幅部分が、ゼロ(0)のインデックスを有する制御リソースセットを含む、態様1又は2に記載の方法。
【0322】
態様4:リソースの第2のセットを監視することが、第2の構成、UEの無線リソース制御状態、及びUEの能力に従って、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して1つ又は複数のランダムアクセスメッセージを受信することを含み、第2のダウンリンク帯域幅部分が、ゼロ(0)のインデックスを有する制御リソースセットを含まない、態様1から3のいずれかに記載の方法。
【0323】
態様5:第1のダウンリンク帯域幅部分内の1つ又は複数の物理ダウンリンク制御チャネルリソースを介して、第1のダウンリンク帯域幅部分内の第1のシステム情報ブロックの送信をスケジュールするダウンリンクメッセージを受信することを更に含み、第1のシステム情報ブロックが、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分の第2の構成を示す、態様1から4のいずれかに記載の方法。
【0324】
態様6:リソースの第1のセットを監視することは、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを介して、1つ又は複数のセル定義同期信号ブロックを受信することと、1つ又は複数のセル定義同期信号ブロックの測定値に少なくとも部分的に基づいて、セル選択プロシージャを実行することと、を含む、態様1から5のいずれかに記載の方法。
【0325】
態様7:1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、第1のダウンリンク帯域幅部分又は第2のダウンリンク帯域幅部分におけるダウンリンクスモールデータ送信のために構成された探索空間の指示を受信することと、指示に従ってダウンリンクスモールデータ送信のために探索空間を監視することと、を含む、態様1から6のいずれかに記載の方法。
【0326】
態様8:1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第1の構成を示すマスタ情報ブロックを受信することと、第2のダウンリンク帯域幅部分の第2の構成を示すシステム情報ブロックを受信することと、を含む、態様1から7のいずれかに記載の方法。
【0327】
態様9:低減された能力のUEに固有である第1のダウンリンク帯域幅部分又は第2のダウンリンク帯域幅部分内の1つ又は複数の制御リソースセット又は探索空間セットを介して、システム情報メッセージ、ページング動作のメッセージ、ランダムアクセスメッセージ、スモールデータ送信、ブロードキャストメッセージ、公衆警報システム通知、又は非セル定義同期信号ブロックのうちの1つ又は複数を受信することを更に含む、態様1から8のいずれかに記載の方法。
【0328】
態様10:第1の構成、UEの無線リソース制御状態、及びUEの能力に従って、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを介して、セル定義同期信号ブロック、システム情報メッセージ、ページング動作のメッセージ、又はランダムアクセスメッセージのうちの1つ又は複数を受信することを更に含む、態様1から9のいずれかに記載の方法。
【0329】
態様11:UEのために構成されたアップリンク帯域幅部分内の1つ又は複数のリソースを介して、スモールデータ送信、ランダムアクセスメッセージ、UEモビリティ情報、又はオンデマンドシステム情報の要求のうちの1つ又は複数を送信することを更に含む、態様1から10のいずれかに記載の方法。
【0330】
態様12:UEのために構成されたアップリンク帯域幅部分内の1つ又は複数のリソースを介して、オンデマンドシステム情報に対する要求を送信することと、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセット、又は第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介してオンデマンドシステム情報を受信することとを更に含む、態様1から11のいずれかに記載の方法。
【0331】
態様13:UEが、ランダムアクセスプロシージャに従ってオンデマンドシステム情報の要求を送信する、態様12に記載の方法。
【0332】
態様14:低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分の帯域幅が、UEによってサポートされる最大ダウンリンク帯域幅以下である、態様1から13のいずれかに記載の方法。
【0333】
態様15:1つ又は複数の制御メッセージが、マスタ情報ブロック、システム情報ブロック、無線リソース制御メッセージ、又はそれらの組み合わせを含む、態様1から14のいずれかに記載の方法。
【0334】
態様16:第1のダウンリンク帯域幅部分が、セル定義同期信号ブロックの受信のために使用される、態様1から15のいずれかに記載の方法。
【0335】
態様17:UEが低減された能力のUEであり、UEの無線リソース制御状態が、アイドル無線リソース制御状態又は非アクティブ無線リソース制御状態を含む、態様1から16のいずれかに記載の方法。
【0336】
態様18:第1のダウンリンク帯域幅部分が、セル選択プロシージャ又はセル再選択プロシージャのために構成された共通探索空間の第1のセットを備え、第2のダウンリンク帯域幅部分が、ランダムアクセスプロシージャ又はページング動作のために構成された共通探索空間の第2のセットを備える、態様1から17のいずれかに記載の方法。
【0337】
態様19:第1のダウンリンク帯域幅部分が、システム情報取得又はページング動作のために構成された1つ又は複数の共通探索空間を備える、態様1から18のいずれかに記載の方法。
【0338】
態様20:第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの量、UEの他のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの合計、UEによってサポートされる制御リソースセットの閾値量、又はそれらの組み合わせに少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの量を判定することを更に含む、態様1から19のいずれかに記載の方法。
【0339】
態様21:第1のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットの量、UEの他のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットの合計、UEによってサポートされる探索空間セットの閾値量、又はそれらの組み合わせに少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットの量を判定することを更に含む、態様1から20のいずれかに記載の方法。
【0340】
態様22:第1のダウンリンク帯域幅部分に関連付けられた第1の動作モードから第2のダウンリンク帯域幅部分に関連付けられた第2の動作モードに遷移した後に、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替えることを更に含む、態様1から21のいずれかに記載の方法。
【0341】
態様23:1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分内の共通探索空間セットのためのアグリゲーションレベル、監視周期、又は監視機会構成のうちの少なくとも1つを示すシステム情報を受信することを含む、態様1から22のいずれかに記載の方法。
【0342】
態様24:1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、第1のダウンリンク帯域幅部分の探索空間セット内でスケジュールされた物理ダウンリンク制御チャネルメッセージのための第1のダウンリンク制御情報サイズアライメント、第2のダウンリンク帯域幅部分の探索空間セット内でスケジュールされた物理ダウンリンク制御チャネルメッセージのための第2のダウンリンク制御情報サイズアライメント、又は両方を示すシステム情報ブロックを受信することを含む、態様1から23のいずれかに記載の方法。
【0343】
態様25:1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分内の物理リソースブロックの量の指示を受信することを含み、物理リソースブロックの量が、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの制御チャネル要素アグリゲーションレベル、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの持続時間、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの総数、UEの無線リソース制御状態、又はそれらの組み合わせに少なくとも部分的に基づく、態様1から24のいずれかに記載の方法。
【0344】
態様26:1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、第2のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットのための制御チャネル要素アグリゲーションレベル、第2のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットのためのブラインド復号候補の量、又は両方を示す、システム情報メッセージ、無線リソース制御メッセージ、ブロードキャストメッセージ、又はマルチキャストメッセージのうちの1つ又は複数を受信することを含む、態様1から25のいずれかに記載の方法。
【0345】
態様27:ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための方法であって、第1のダウンリンク帯域幅部分のための第1の構成と、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分のための第2の構成とを示す1つ又は複数の制御メッセージを受信することであって、第1の構成が、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを識別し、第2の構成が、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを識別する、ことと、1つ又は複数の制御メッセージによって示される第1の構成に従って、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを介して、第1のダウンリンクメッセージを低減された能力のUEに送信することと、1つ又は複数の制御メッセージによって示される第2の構成に従って、低減された能力のUEに固有である第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、低減された能力のUEに第2のダウンリンクメッセージを送信することと、を含む、方法。
【0346】
態様28:第1のダウンリンクメッセージを送信することが、第1の構成に従って、第1のダウンリンク帯域幅部分内の共通探索空間を介してページング動作の少なくとも1つのメッセージを低減された能力のUEに送信することを含み、第1のダウンリンク帯域幅部分が、ゼロ(0)のインデックスを有する制御リソースセットを含む、態様27に記載の方法。
【0347】
態様29:UEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサと結合されたメモリとを備え、メモリが、UEに態様1から26のいずれかに記載の方法を実行させるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶している、装置。
【0348】
態様30:UEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、態様1~26のいずれかに記載の方法を実行するための少なくとも1つの手段を含む、装置。
【0349】
態様31:UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様1~26のいずれかに記載の方法を実行するように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0350】
態様32:ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための装置であって、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサと結合されたメモリとを備え、メモリが、ネットワークエンティティに態様27又は28に記載の方法を実行させるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶している、装置。
【0351】
態様33:ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための装置であって、態様27又は28に記載の方法を実行するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0352】
態様34:ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様27又は28のいずれかに記載の方法を実行するように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0353】
態様35:UEにおけるワイヤレス通信のための方法であって、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンク帯域幅部分、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンク帯域幅部分、第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信することであって、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応する、ことと、第1の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第1のセットを監視することと、第2の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットを監視することと、を含む、方法。
【0354】
態様36:第1の動作モードのUEによって、第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第1のセットを監視することと、ネットワークエンティティから、制御リソースの第1のセットを介して、第2のダウンリンク帯域幅部分及び第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信することと、第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの量に少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの量を判定することと、を更に含む、態様35に記載の方法。
【0355】
態様37:第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの量、UEの異なるダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの合計、及びUEの能力に対応する制御リソースの閾値量に少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの量を判定することを更に含む、態様35又は36に記載の方法。
【0356】
態様38:第1のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットの量、UEの異なるダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットの合計、及びUEの能力に対応する探索空間セットの閾値量に少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットの量を判定することを更に含む、態様35から37のいずれかに記載の方法。
【0357】
態様39:1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、第1のダウンリンク帯域幅部分に関連するパラメータの第1のセット又は第2のダウンリンク帯域幅部分に関連するパラメータの第2のセットの一方又は両方を示す制御シグナリングを受信することを含み、パラメータの第1のセットが、第1のダウンリンク帯域幅部分に関連付けられた帯域幅、初期物理リソースブロックロケーション、ヌメロロジ、又はそれらの組み合わせを含み、パラメータの第2のセットが、第2のダウンリンク帯域幅部分に関連付けられた帯域幅、初期物理リソースブロックロケーション、ヌメロロジ、又はそれらの組み合わせを含み、パラメータの第1のセットが、パラメータの第2のセットとは異なる、態様35から38のいずれかに記載の方法。
【0358】
態様40:1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、ネットワークエンティティから、第1のダウンリンク帯域幅部分のための構成を示すマスタ情報ブロックを受信することと、ネットワークエンティティから、システム情報ブロック、専用無線リソース制御メッセージ、マルチキャストメッセージ、又は第2のダウンリンク帯域幅部分のための構成を示すブロードキャストメッセージのうちの1つ又は複数を受信することと、を含む、態様35から39のいずれかに記載の方法。
【0359】
態様41:第1の動作モードから第2の動作モードに遷移することに少なくとも部分的に基づいて、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分への帯域幅部分切り替えプロシージャを実行することを更に含み、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットを監視することが、帯域幅部分切り替えプロシージャを実行することに少なくとも部分的に基づく、態様35から40のいずれかに記載の方法。
【0360】
態様42:第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセット及び探索空間セットを使用して、又は第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセット及び探索空間セットを使用して、UEの第1の動作モード又はUEの第2の動作モードに関連付けられた1つ又は複数のプロシージャを実行することを更に含み、1つ又は複数のプロシージャが、システム情報取得プロシージャ、システム情報更新プロシージャ、モビリティプロシージャ、ページング動作、ランダムアクセスプロシージャ、スモールデータ転送プロシージャ、オンデマンドシステム情報送信要求プロシージャ、又はそれらの組み合わせを含む、態様35から41のいずれかに記載の方法。
【0361】
態様43:第1の動作モード及び第2の動作モードが、UEの無線リソース制御アイドル状態又は無線リソース制御非アクティブ状態に対応し、第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第1のセット及び第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットが、共通探索空間セットを含む、態様35から42のいずれかに記載の方法。
【0362】
態様44:第1の動作モード及び第2の動作モードが、UEの無線リソース制御非アクティブ状態又は無線リソース制御接続状態に対応し、第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第1のセット及び第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットが、UE固有探索空間セット、共通探索空間セット、又はその両方を含む、態様35から42のいずれかに記載の方法。
【0363】
態様45:第1のダウンリンク帯域幅部分及び第2のダウンリンク帯域幅部分が、異なる周波数範囲に対応する、態様35から44のいずれかに記載の方法。
【0364】
態様46:第1のダウンリンク帯域幅部分が、無線リソース制御アイドル状態又は無線リソース制御非アクティブ状態にあるUEによるセル選択プロシージャ又はセル再選択プロシージャのために構成された第1の共通探索空間を含み、第2のダウンリンク帯域幅部分が、無線リソース制御アイドル状態又は無線リソース制御非アクティブ状態にあるUEによるランダムアクセスプロシージャ又はページング動作のために構成された少なくとも第2の共通探索空間を含む、態様35から45のいずれかに記載の方法。
【0365】
態様47:第1のダウンリンク帯域幅部分が、無線リソース制御アイドル状態又は無線リソース制御非アクティブ状態にあるUEによる、システム情報取得プロシージャ、システム情報更新プロシージャ、モビリティプロシージャ、又はページング動作のために構成された1つ又は複数の共通探索空間を含む、態様35から46のいずれかに記載の方法。
【0366】
態様48:1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、UEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内の共通探索空間セットのためのアグリゲーションレベル、監視周期、又は監視機会構成のうちの1つ又は複数を示すシステム情報ブロックを受信することを含む、態様35から47のいずれかの方法。
【0367】
態様49:第1の動作モードのUEによって、セル定義同期信号ブロック、システム情報メッセージ、ページング動作のメッセージ、ランダムアクセスメッセージ、又はそれらの組み合わせを、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第1のセットを介して、受信することを更に含む、態様35から48のいずれかに記載の方法。
【0368】
態様50:1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、ネットワークエンティティから、第1のダウンリンク帯域幅部分の探索空間セット内の物理ダウンリンク制御チャネルメッセージのための第1のダウンリンク制御情報サイズアライメント、第2のダウンリンク帯域幅部分の探索空間セット内の物理ダウンリンク制御チャネルメッセージのための第2のダウンリンク制御情報サイズアライメント、又は両方を示すシステム情報ブロックを受信することを含む、態様35から49のいずれかに記載の方法。
【0369】
態様51:第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットを介してネットワークエンティティから、ランダムアクセスメッセージ、システム情報メッセージ、マルチキャストメッセージ、ブロードキャストメッセージ、ページング動作のメッセージ、スモールデータ送信、又は非セル定義同期信号ブロックのうちの1つ又は複数を受信することを更に含む、態様35から50のいずれかに記載の方法。
【0370】
態様52:1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、第2のダウンリンク帯域幅部分内の物理リソースブロックの量を示す制御シグナリングを受信することを含み、物理リソースブロックの量が、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの制御チャネル要素アグリゲーションレベル、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの持続時間、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの総量、UEの無線リソース制御状態、又はそれらの組み合わせに少なくとも部分的に基づく、態様35から51のいずれかに記載の方法。
【0371】
態様53:1つ又は複数の制御メッセージを受信することは、第2のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットのための制御チャネル要素アグリゲーションレベル、第2のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットのためのブラインド復号候補の量、又は両方を示す、システム情報メッセージ、無線リソース制御メッセージ、ブロードキャストメッセージ、又はマルチキャストメッセージのうちの1つ又は複数を受信することを含む、態様35から52のいずれかに記載の方法。
【0372】
態様54:ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための方法であって、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンク帯域幅部分、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンク帯域幅部分、第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第1のセット、及び第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信することであって、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応する、ことと、構成に従って、かつUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第1のセットを介して、メッセージの第1のセットを送信することと、構成に従って、かつUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットを介してメッセージの第2のセットを送信することと、を含む、方法。
【0373】
態様55:第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの量に少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの量を判定することと、UEに、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの量の指示を送信することとを更に含む、態様54に記載の方法。
【0374】
態様56:第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの量と、UEの異なるダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの合計とに少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの量を判定することと、UEに、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの量の指示を送信することとを更に含む、態様54又は55に記載の方法。
【0375】
態様57:第1のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットの量、UEの異なるダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットの合計、及びネットワークエンティティと接続することが許可されるUEの能力に関係する探索空間セットの閾値量に少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットの量を判定することと、UEに、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの量の指示を送信することとを更に含む、態様54から56のいずれかに記載の方法。
【0376】
態様58:1つ又は複数の制御メッセージを送信することが、第1のダウンリンク帯域幅部分に関連するパラメータの第1のセット又は第2のダウンリンク帯域幅部分に関連するパラメータの第2のセットの一方又は両方を示す制御シグナリングを送信することを含み、パラメータの第1のセットが、第1のダウンリンク帯域幅部分に関連付けられた帯域幅、初期物理リソースブロックロケーション、ヌメロロジ、又はそれらの組み合わせを含み、パラメータの第2のセットが、第2のダウンリンク帯域幅部分に関連付けられた帯域幅、初期物理リソースブロックロケーション、ヌメロロジ、又はそれらの組み合わせを含み、パラメータの第1のセットが、パラメータの第2のセットとは異なる、態様54から57のいずれかに記載の方法。
【0377】
態様59:1つ又は複数の制御メッセージを送信することが、UEに、第1のダウンリンク帯域幅部分のための構成を示すマスタ情報ブロックを送信することと、UEに、システム情報ブロック、専用無線リソース制御メッセージ、マルチキャストメッセージ、又は第2のダウンリンク帯域幅部分のための構成を示すブロードキャストメッセージのうちの1つ又は複数を送信することと、を含む、態様54から58のいずれかに記載の方法。
【0378】
態様60:第1の動作モード及び第2の動作モードが、UEの無線リソース制御アイドル状態又は無線リソース制御非アクティブ状態に対応し、第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第1のセット及び第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットが、共通探索空間セットを含む、態様54から59のいずれかに記載の方法。
【0379】
態様61:第1の動作モード及び第2の動作モードが、UEの無線リソース制御非アクティブ状態又は無線リソース制御接続状態に対応し、第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第1のセット及び第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットが、UE固有探索空間セット、共通探索空間セット、又はその両方を含む、態様54から59のいずれかに記載の方法。
【0380】
態様62:第1のダウンリンク帯域幅部分及び第2のダウンリンク帯域幅部分が、異なる周波数範囲に対応する、態様54から61のいずれかに記載の方法。
【0381】
態様63:第1のダウンリンク帯域幅部分が、無線リソース制御アイドル状態又は無線リソース制御非アクティブ状態にあるUEによるセル選択プロシージャ又はセル再選択プロシージャのために構成された第1の共通探索空間を含み、第2のダウンリンク帯域幅部分が、無線リソース制御アイドル状態又は無線リソース制御非アクティブ状態にあるUEによるランダムアクセスプロシージャ又はページング動作のために構成された少なくとも第2の共通探索空間を含む、態様54から62のいずれかに記載の方法。
【0382】
態様64:第1のダウンリンク帯域幅部分が、無線リソース制御アイドル状態又は無線リソース制御非アクティブ状態にあるUEによる、システム情報取得プロシージャ、システム情報更新プロシージャ、モビリティプロシージャ、又はページング動作のために構成された1つ又は複数の共通探索空間を含む、態様54から63のいずれかに記載の方法。
【0383】
態様65:1つ又は複数の制御メッセージを送信することが、UEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内の共通探索空間セットのためのアグリゲーションレベル、監視周期、又は監視機会構成のうちの1つ又は複数を示すシステム情報ブロックを送信することを含む、態様54から64のいずれかに記載の方法。
【0384】
態様66:セル定義同期信号ブロック、システム情報メッセージ、ページング動作のメッセージ、ランダムアクセスメッセージ、又はそれらの組み合わせを、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第1のセットを介して、送信することを更に含む、態様54から65のいずれかに記載の方法。
【0385】
態様67:1つ又は複数の制御メッセージを送信することが、第1のダウンリンク帯域幅部分の探索空間セット内の物理ダウンリンク制御チャネルメッセージのための第1のダウンリンク制御情報サイズアライメント、第2のダウンリンク帯域幅部分の探索空間セット内の物理ダウンリンク制御チャネルメッセージのための第2のダウンリンク制御情報サイズアライメント、又は両方を示すシステム情報ブロックを送信することを含む、態様54から66のいずれかに記載の方法。
【0386】
態様68:第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースの第2のセットを介して、ランダムアクセスメッセージ、システム情報メッセージ、マルチキャストメッセージ、ブロードキャストメッセージ、ページング動作のメッセージ、スモールデータ送信、又は非セル定義同期信号ブロックのうちの1つ又は複数を送信することを更に含む、態様54から67のいずれかに記載の方法。
【0387】
態様69:1つ又は複数の制御メッセージを送信することが、第2のダウンリンク帯域幅部分内の物理リソースブロックの量を示す制御シグナリングを送信することを含み、物理リソースブロックの量が、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの制御チャネル要素アグリゲーションレベル、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの持続時間、第2のダウンリンク帯域幅部分内の制御リソースセットの総量、UEの無線リソース制御状態、又はそれらの組み合わせに少なくとも部分的に基づく、態様54から68のいずれかに記載の方法。
【0388】
態様70:1つ又は複数の制御メッセージを送信することが、第2のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットのための制御チャネル要素アグリゲーションレベル、第2のダウンリンク帯域幅部分内の探索空間セットのためのブラインド復号候補の量、又は両方を示す、システム情報メッセージ、無線リソース制御メッセージ、ブロードキャストメッセージ、又はマルチキャストメッセージのうちの1つ又は複数を送信することを含む、態様54から69のいずれかに記載の方法。
【0389】
態様71:UEにおけるワイヤレス通信のための方法であって、ネットワークエンティティから、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンク帯域幅部分、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンク帯域幅部分、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを受信することであって、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応する、ことと、第1の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを受信することと、第2の動作モードのUEによって、構成に従って、かつUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を受信することと、を含む、方法。
【0390】
態様72:第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、ネットワークエンティティとのランダムアクセスプロシージャを実行することを更に含む、態様71に記載の方法。
【0391】
態様73:システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を受信することが、ランダムアクセスプロシージャに従って、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、ネットワークエンティティからランダムアクセスメッセージを受信することを含み、ランダムアクセスメッセージが、システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を示す、態様72に記載の方法。
【0392】
態様74:システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を受信することが、第2のダウンリンク帯域幅部分がページング動作のために構成された共通探索空間を含まないことを識別することに少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、ネットワークエンティティからランダムアクセスメッセージを受信することを含み、ランダムアクセスメッセージが、システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を示す、態様71から73のいずれかに記載の方法。
【0393】
態様75:システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を受信することが、第2のダウンリンク帯域幅部分がページング動作のために構成された共通探索空間を含むことを識別することに少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、ネットワークエンティティからページング動作のメッセージを受信することを含み、ページング動作のメッセージが、システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を示す、態様71に記載の方法。
【0394】
態様76:システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を受信することが、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、ネットワークエンティティからページング動作のメッセージを受信することであって、ページング動作のメッセージがネットワークエンティティからのダウンリンクスモールデータ送信をスケジュールする、ことと、ページング動作のメッセージに従って、ネットワークエンティティからのダウンリンクスモールデータ送信のために、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを監視することであって、ダウンリンクスモールデータ送信がシステム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を示す、ことと、を含む、態様71に記載の方法。
【0395】
態様77:システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を受信することが、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介してネットワークエンティティから物理ダウンリンク制御チャネル送信を受信することであって、物理ダウンリンク制御チャネル送信は、ネットワークエンティティからのブロードキャスト又はマルチキャスト物理ダウンリンク共有チャネル送信をスケジュールする、ことと、物理ダウンリンク制御チャネル送信に従ってネットワークエンティティからのブロードキャスト又はマルチキャスト物理ダウンリンク共有チャネル送信のためのリソースの第2のセットを監視することであって、ブロードキャスト又はマルチキャスト物理ダウンリンク共有チャネル送信が、システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を示す、ことと、を含む、態様71に記載の方法。
【0396】
態様78:ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための方法であって、UEの第1の動作モードに関連付けられた第1のダウンリンク帯域幅部分、UEの第2の動作モードに関連付けられた第2のダウンリンク帯域幅部分、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセット、及び第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットのための構成を示す1つ又は複数の制御メッセージを送信することであって、構成の少なくとも一部分がUEの能力に対応する、ことと、構成に従って、かつUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第1のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第1のセットを介して1つ又は複数のメッセージを送信することと、構成に従って、かつUEの能力に少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を送信することと、を含む、方法。
【0397】
態様79:第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、UEとのランダムアクセスプロシージャを実行することを更に含む、態様78に記載の方法。
【0398】
態様80:システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を送信することが、ランダムアクセスプロシージャに従って、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、UEにランダムアクセスメッセージを送信することを含み、ランダムアクセスメッセージが、システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を示す、態様79に記載の方法。
【0399】
態様81:システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を送信することが、第2のダウンリンク帯域幅部分がページング動作のために構成された共通探索空間を含まないことを識別することに少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、UEにランダムアクセスメッセージを送信することを含み、ランダムアクセスメッセージが、システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を示す、態様78から80のいずれかに記載の方法。
【0400】
態様82:システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を送信することが、第2のダウンリンク帯域幅部分がページング動作のために構成された共通探索空間を含むことを識別することに少なくとも部分的に基づいて、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、UEにページング動作のメッセージを送信することを含み、ページング動作のメッセージが、システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を示す、態様78に記載の方法。
【0401】
態様83:システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を送信することが、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介して、UEにページング動作のメッセージを送信することであって、ページング動作のメッセージがネットワークエンティティからのダウンリンクスモールデータ送信をスケジュールする、ことと、ページング動作のメッセージに従って、リソースの第2のセットを介してUEに、ダウンリンクスモールデータ送信を送信することであって、ダウンリンクスモールデータ送信がシステム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を示す、ことと、を含む、態様78に記載の方法。
【0402】
態様84:システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を送信することが、第2のダウンリンク帯域幅部分内のリソースの第2のセットを介してUEに、物理ダウンリンク制御チャネル送信を送信することであって、物理ダウンリンク制御チャネル送信は、ネットワークエンティティからのブロードキャスト又はマルチキャスト物理ダウンリンク共有チャネル送信をスケジュールする、ことと、物理ダウンリンク制御チャネル送信に従ってリソースの第2のセットを介して、ブロードキャスト又はマルチキャスト物理ダウンリンク共有チャネル送信を送信することであって、ブロードキャスト又はマルチキャスト物理ダウンリンク共有チャネル送信が、システム情報メッセージ又は公衆警告システムメッセージの一方又は両方を示す、ことと、を含む、態様78に記載の方法。
【0403】
態様85:UEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサと結合されたメモリとを備え、メモリが、UEに態様35から53のいずれかに記載の方法を実行させるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶している、装置。
【0404】
態様86:UEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、態様35から53のいずれかに記載の方法を実行する少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0405】
態様87:UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様35から53のいずれかに記載の方法を実行するように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0406】
態様88:ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための装置であって、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサと結合されたメモリとを備え、メモリが、ネットワークエンティティに態様54から70のいずれかに記載の方法を実行させるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶している、装置。
【0407】
態様89:ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための装置であって、態様54から70のいずれかに記載の方法を実行するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0408】
態様90:ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様54から70のいずれかに記載の方法を実行するように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0409】
態様91:UEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサと結合されたメモリとを備え、メモリが、UEに態様71から77のいずれかに記載の方法を実行させるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶している、装置。
【0410】
態様92:UEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、態様71から77のいずれかに記載の方法を実行する少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0411】
態様93:UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様71から77のいずれかに記載の方法を実行するように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0412】
態様94:ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための装置であって、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサと結合されたメモリとを備え、メモリが、ネットワークエンティティに態様78から84のいずれかに記載の方法を実行させるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶している、装置。
【0413】
態様95:ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のための装置であって、態様78から84のいずれかに記載の方法を実行するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0414】
態様96:ネットワークエンティティにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様78から84のいずれかに記載の方法を実行するように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0415】
本明細書で説明した方法は可能な実装形態について説明するものであること、動作及びステップが再構成されるか又は別様に修正される場合があること、並びに他の実装形態が可能であることに留意されたい。更に、これらの方法の2つ以上からの態様が組み合わせられてもよい。
【0416】
LTE、LTE-A、LTE-A Pro、又はNRシステムの態様が例として説明されることがあり、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、又はNR用語が説明の大部分において使用されることがあるが、本明細書で説明する技法はLTE、LTE-A、LTE-A Pro、又はNRネットワーク以外にも適用可能である。例えば、説明する技法は、ウルトラモバイルブロードバンド(Ultra Mobile Broadband、UMB)、米国電気電子技術者協会(Institute of Electrical and Electronics Engineer、IEEE)802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDMなどの様々な他のワイヤレス通信システム、並びに本明細書で明示的に述べられない将来のシステム及び無線技術を含む他のシステム及び無線技術に適用可能であり得る。
【0417】
本明細書で説明された情報及び信号は、多種多様な技術及び技法のいずれかを使って表され得る。例えば、説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場若しくは磁性粒子、光場若しくは光学粒子、又はそれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
【0418】
本明細書の本開示に関して説明する様々な例示的なブロック及び構成要素は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、CPU、GPU、FPGA若しくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート若しくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、又は本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組み合わせを用いて実装又は実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよいが、代替として、プロセッサは、任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又は状態機械であってよい。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組み合わせ(例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つ又は複数のマイクロプロセッサ、又は任意の他のそのような構成)として実装されてもよい。
【0419】
本明細書で説明する機能は、ハードウェア、少なくとも1つのプロセッサによって実行されるソフトウェア、又はそれらの任意の組み合わせにおいて実装され得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、又は他の名称で呼ばれるかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、又は関数を意味するように広く解釈されるべきである。少なくとも1つのプロセッサによって実行されるソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、1つ又は複数の命令又はコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、又はコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例及び実装形態が、本開示及び添付の特許請求の範囲内にある。例えば、ソフトウェアの性質に起因して、本明細書で説明する機能は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ハードワイヤリング、又はこれらのうちのいずれかの組み合わせを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が異なる物理的位置において実装されるように分散されることを含めて、様々な場所に物理的に配置されてもよい。
【0420】
コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの移送を容易にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用コンピュータ又は専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であってよい。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、相変化メモリ、コンパクトディスク(CD)ROM又は他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ又は他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令又はデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送又は記憶するために使用され得るとともに、汎用コンピュータ若しくは専用コンピュータ又は汎用プロセッサ若しくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の非一時的媒体を含み得る。また、任意の接続がコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(digital subscriber line、DSL)、又は赤外線、無線、及びマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、又は赤外線、無線、及びマイクロ波などのワイヤレス技術は、コンピュータ可読媒体の定義の中に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)及びディスク(disc)は、CD、レーザーディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスク及びBlu-ray(登録商標)ディスクを含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
【0421】
特許請求の範囲内を含めて本明細書で使用する場合、項目のリスト(例えば、「のうちの少なくとも1つ」又は「のうちの1つ又は複数」などの句で終わる項目のリスト)において使用される「又は」は、例えば、A、B、又はCのうちの少なくとも1つのリストがA又はB又はC又はAB又はAC又はBC又はABC(例えば、A及びB及びC)を意味するような包含的リストを示す。また、本明細書で使用する「に基づいて」という句は、条件の閉集合への言及として解釈されるべきではない。例えば、「条件Aに基づいて」として説明される例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、条件Aと条件Bの両方に基づいてもよい。言い換えれば、本明細書で使用されるとき、「に基づいて」という句は、「に少なくとも部分的に基づいて」という句と同じように解釈されるものとする。本明細書で使用する「及び/又は」という用語は、2つ以上の項目のリストにおいて使用されるとき、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で採用され得ること、又は列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組み合わせが採用され得ることを意味する。例えば、組成物が成分A、B、及び/又はCを含有すると記載されている場合、組成物はAのみ、Bのみ、Cのみ、A及びBの組み合わせ、A及びCの組み合わせ、B及びCの組み合わせ、又はA、B、及びCの組み合わせ、を含有し得る。
【0422】
「判定する(determine)」又は「判定すること(determining)」あるいは「識別する(identify)」又は「識別すること(identifying)」という用語は、多種多様な活動を包含し、従って、「判定すること」又は「識別すること」は、計算すること、算出すること、処理すること、導出すること、調査すること、探すこと(テーブル、データベース、又は別のデータ構造の中を探すことなどを介して)、又は確かめることを含み得る。また、「判定すること」又は「識別すること」は、受信すること(情報又はシグナリングを受信すること、例えば、判定するための情報又はシグナリングを受信すること、識別するための情報又はシグナリングを受信することなど)又はアクセスすること(メモリ内のデータにアクセスすること、又は情報にアクセスすることなど)を含むことができる。また、「判定すること」又は「識別すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立すること、及び他の同様の行為を含むことができる。
【0423】
添付の図において、同様のコンポーネント又は特徴は、同じ参照ラベルを有し得る。更に、同じタイプの様々なコンポーネントは、参照ラベルの後に、ダッシュと、類似のコンポーネントを区別する第2のラベルとを付けることによって区別され得る。第1の参照ラベルだけが本明細書において使用される場合、説明は、第2の参照ラベル、又は他の後続の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する類似のコンポーネントのいずれにも適用可能である。
【0424】
添付の図面に関して本明細書に記載される説明は、例示的な構成を説明しており、実装され得るか又は特許請求の範囲内に入る全ての例を表すとは限らない。本明細書で使用される「例」という用語は、「例、事例、又は例示としての役割を果たすこと」を意味し、「好ましい」又は「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明された技法の理解をもたらすための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法はこれらの具体的な詳細なしに実践され得る。いくつかの事例では、説明した例の概念を不明瞭にすることを回避するために、知られている構造及びデバイスはブロック図の形態で示される。
【0425】
本明細書の説明は、当業者が本開示を作成又は使用することを可能にするために与えられる。本開示の様々な修正が当業者に明らかになり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明された例及び設計に限定されず、本明細書で開示される原理及び新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
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【国際調査報告】