IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ コリア ハイドロ アンド ニュークリアー パワー カンパニー リミテッドの特許一覧

特表2024-545279ガラス化設備の遠隔再起動システムおよびその運用方法
<>
  • 特表-ガラス化設備の遠隔再起動システムおよびその運用方法 図1
  • 特表-ガラス化設備の遠隔再起動システムおよびその運用方法 図2
  • 特表-ガラス化設備の遠隔再起動システムおよびその運用方法 図3
  • 特表-ガラス化設備の遠隔再起動システムおよびその運用方法 図4
  • 特表-ガラス化設備の遠隔再起動システムおよびその運用方法 図5
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-05
(54)【発明の名称】ガラス化設備の遠隔再起動システムおよびその運用方法
(51)【国際特許分類】
   C03B 5/02 20060101AFI20241128BHJP
   G21F 9/16 20060101ALI20241128BHJP
【FI】
C03B5/02
G21F9/16 541P
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024537083
(86)(22)【出願日】2023-01-02
(85)【翻訳文提出日】2024-06-19
(86)【国際出願番号】 KR2023000030
(87)【国際公開番号】W WO2023132583
(87)【国際公開日】2023-07-13
(31)【優先権主張番号】10-2022-0000755
(32)【優先日】2022-01-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518442000
【氏名又は名称】コリア ハイドロ アンド ニュークリアー パワー カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000671
【氏名又は名称】IBC一番町弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】ファン,ヨン ファン
(72)【発明者】
【氏名】キム,チョン ウ
(72)【発明者】
【氏名】ファン,ソク ジュ
(72)【発明者】
【氏名】キム,デク マン
(57)【要約】
ガラス化設備の遠隔再起動システムおよびその運用方法を提供する。ガラス化設備の遠隔再起動システムの運用方法は、前記ガラス化設備が運用される段階;および前記ガラス化設備に対する電源喪失が発生する段階を含み、前記電源喪失は前記ガラス化設備の運営中または運営前に発生し、前記遠隔再起動システムは前記ガラス化設備に前記電源喪失が発生すると、前記ガラス化設備の再起動を補助し、前記遠隔再起動システムは、低温溶融炉と、前記低温溶融炉の内部に備えられるガラスフリットと、前記低温溶融炉の内部に前記ガラスフリットを加熱するためのチタンリングと、前記低温溶融炉の内部に投入され、前記ガラスフリットの再点火に適した状態で前記ガラスフリットを取り扱うためのバー(Bar)形状の取り扱いユニットを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガラス化設備の遠隔再起動システムの運用方法であって、
前記ガラス化設備が運用される段階;および
前記ガラス化設備に対する電源喪失が発生する段階を含み、
前記電源喪失は前記ガラス化設備の運営中または運営前に発生し、
前記遠隔再起動システムは前記ガラス化設備に前記電源喪失が発生すると、前記ガラス化設備の再起動を補助し、
前記遠隔再起動システムは、
低温溶融炉と、
前記低温溶融炉の内部に備えられるガラスフリットと、
前記低温溶融炉の内部に前記ガラスフリットを加熱するためのチタンリングと、
前記低温溶融炉の内部に投入され、前記ガラスフリットの再点火に適した状態で前記ガラスフリットを取り扱うためのバー(Bar)形状の取り扱いユニットを含む、ガラス化設備の遠隔再起動システムの運用方法。
【請求項2】
前記チタンリングは中央部に前記ガラスフリットの第1領域を収容するように位置する第1状態で備えられ、
前記取り扱いユニットは、
前記チタンリングの中央部に前記第1領域を物理的に取り扱い、少なくとも前記第1領域の前記ガラスフリットが前記第1領域の周縁部である第2領域に位置する第2状態になるようにする、請求項1に記載のガラス化設備の遠隔再起動システムの運用方法。
【請求項3】
前記ガラスフリットは、
前記第2状態で前記第1領域を中心に前記第2領域上で前記第1領域の前記ガラスフリットより高い水位に位置する、請求項2に記載のガラス化設備の遠隔再起動システムの運用方法。
【請求項4】
前記ガラスフリットは、
前記第2状態では前記第1領域の前記ガラスフリットが少なくとも前記チタンリングを覆うように位置する、請求項2に記載のガラス化設備の遠隔再起動システムの運用方法。
【請求項5】
前記第2領域の前記ガラスフリットは均一、不均一およびラウンド形状のうちいずれか一つの傾斜面をなすように形成される、請求項4に記載のガラス化設備の遠隔再起動システムの運用方法。
【請求項6】
前記取り扱いユニットは、
バー形状の本体部と、
前記本体部に設置され、前記第1領域の前記ガラスフリットを取り扱うための接触部を含み、
前記接触部は前記本体部から少なくとも周方向回転に基づいて前記ガラスフリットを取り扱う、請求項2に記載のガラス化設備の遠隔再起動システムの運用方法。
【請求項7】
前記低温溶融炉の内部に投入される前記取り扱いユニットの位置をガイドするためのガイドモジュールをさらに含み、
前記取り扱いユニットは、
前記本体部と前記接触部のうち少なくともいずれか一つが金属材質を含むように備えられ、
前記ガイドモジュールは、
設定範囲で磁力を発生させるように前記低温溶融炉または前記低温溶融炉の周辺に設置され、前記取り扱いユニットが前記低温溶融炉上に投入されると、前記磁力に基づいて前記取り扱いユニットの予め設定された初期位置に配置されるようにして前記ガラスフリットが扱われるようにする、請求項1に記載のガラス化設備の遠隔再起動システムの運用方法。
【請求項8】
前記ガラス化設備は、
前記低温溶融炉の内部に前記ガラスフリットの状態を感知する水位感知モジュールをさらに含み、
前記水位感知モジュールは、
前記ガラスフリットの状態を感知する撮影モジュールと、前記ガラスフリットの水位を感知する水位感知モジュールを含む、請求項4に記載のガラス化設備の遠隔再起動システムの運用方法。
【請求項9】
前記取り扱いユニットは前記チタンリングの中央部に進入できるように、少なくとも前記取り扱いユニットの内周面直径を超えない規格で備えられる、請求項1に記載のガラス化設備の遠隔再起動システムの運用方法。
【請求項10】
ガラス化設備の遠隔再起動システムであって、
低温溶融炉;
前記低温溶融炉の内部に備えられるガラスフリット;
前記低温溶融炉の内部に前記ガラスフリットを加熱するためのチタンリング;
前記低温溶融炉の内部に投入され、前記ガラスフリットの再点火に適した状態で前記ガラスフリットを取り扱うためのバー形状の取り扱いユニットを含む、ガラス化設備の遠隔再起動システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はガラス化設備の遠隔再起動システムおよびその運用方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ガラス化設備の低温溶融炉の起動のためにはチタンリング(Ti ring)を水平に配置し、周辺部にガラスフリット(frit)が適切に分布しなければならない。初期のガラス装填とチタンリングの配置作業は作業者が近接して適切に配置することが可能である。しかし、一時的な電源喪失などを理由によりガラス化設備が停止した場合、これを再起動するためにはガラス化設備ゲートを介して遠距離でチタンリングを水平に配置し、ガラスフリットを適切に分布させる工程が必須である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解決しようとする課題は、放射性廃棄物を処理するガラス化設備の電源喪失などの状況で停止した低温溶融炉を効果的に再起動させることにである。
【0004】
また、低温溶融炉の上部ゲートに投入されたチタンリングとガラスフリットを適切に配置して運用できるようにすることにある。
【0005】
また、チタンリングの周辺にガラスフリットを最適な形状に配置して初期点火動作を効率的に達成きるようにすることにある。
【0006】
また、放射性廃棄物を処理するガラス化設備に近接して作業をする場合、作業者の放射線被曝の発生を防止するために遠距離でチタンリングとガラスフリットを適切に制御できるようにすることにある。
【0007】
本発明の課題は以上で言及した課題に制限されず、言及されていないまた他の課題は以下の記載から当業者に明確に理解されるものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を達成するための本発明の一態様(aspect)によるガラス化設備の遠隔再起動システムの運用方法は、前記ガラス化設備が運用される段階;および前記ガラス化設備に対する電源喪失が発生する段階を含み、前記電源喪失は前記ガラス化設備の運営中または運営前に発生し、前記遠隔再起動システムは前記ガラス化設備に前記電源喪失が発生すると、前記ガラス化設備の再起動を補助し、前記ガラス化設備は、低温溶融炉と、前記低温溶融炉の内部に備えられるガラスフリットと、前記低温溶融炉の内部に前記ガラスフリットを加熱するためのチタンリングを含み、前記遠隔再起動システムは前記低温溶融炉の内部に投入され、前記ガラスフリットの再点火に適した状態で前記ガラスフリットを取り扱うためのバー(Bar)形状の取り扱いユニットを含む。
【0009】
また、前記チタンリングは中央部に前記ガラスフリットの第1領域を収容するように位置する第1状態で備えられ、前記取り扱いユニットは、前記チタンリングの中央部に前記第1領域を物理的に取り扱い、少なくとも前記第1領域の前記ガラスフリットが前記第1領域の周縁部である第2領域に位置する第2状態になるようにする。
【0010】
また、前記ガラスフリットは、前記第2状態で前記第1領域を中心に前記第2領域上で前記第1領域の前記ガラスフリットより高い水位に位置する。
【0011】
また、前記ガラスフリットは、前記第2状態では前記第1領域の前記ガラスフリットが少なくとも前記チタンリングを覆うように位置する。
【0012】
また、前記第2領域の前記ガラスフリットは均一、不均一およびラウンド形状のうちいずれか一つの傾斜面をなすように形成される。
【0013】
また、前記取り扱いユニットは、バー形状の本体部と、前記本体部に設置され、前記第1領域の前記ガラスフリットを取り扱うための接触部を含み、前記接触部は前記本体部から少なくとも周方向回転に基づいて前記ガラスフリットを取り扱う。
【0014】
また、前記低温溶融炉の内部に投入される前記取り扱いユニットの位置をガイドするためのガイドモジュールをさらに含み、前記取り扱いユニットは、前記本体部と前記接触部のうち少なくともいずれか一つが金属材質を含むように備えられ、前記ガイドモジュールは、設定範囲で磁力を発生させるように前記低温溶融炉または前記低温溶融炉の周辺に設置され、前記取り扱いユニットが前記低温溶融炉上に投入されると、前記磁力に基づいて前記取り扱いユニットの予め設定された初期位置に配置されるようにして前記ガラスフリットが扱われるようにする。
【0015】
また、前記ガラス化設備は、前記低温溶融炉の内部に前記ガラスフリットの状態を感知する水位感知モジュールをさらに含み、前記水位感知モジュールは、前記ガラスフリットの状態を感知する撮影モジュールと、前記ガラスフリットの水位を感知する水位感知モジュールを含む。
【0016】
また、前記取り扱いユニットは前記チタンリングの中央部に進入できるように、少なくとも前記取り扱いユニットの内周面直径を超えない規格で備えられる。
【0017】
前記課題を達成するための本発明の他の態様(aspect)によるガラス化設備の遠隔再起動システムは、前記ガラス化設備は、低温溶融炉と、前記低温溶融炉の内部に備えられるガラスフリットと、前記低温溶融炉の内部に前記ガラスフリットを加熱するためのチタンリングを含み、前記遠隔再起動システムは前記低温溶融炉の内部に投入され、前記ガラスフリットの再点火に適した状態で前記ガラスフリットを取り扱うためのバー(Bar)形状の取り扱いユニットを含み、前記ガラス化設備は運営前または運営中に電源喪失が発生し、前記遠隔再起動システムは、前記ガラス化設備に前記電源喪失が発生すると、前記低温溶融炉の内部に投入され、前記ガラスフリットの再点火に適した状態で前記ガラスフリットを取り扱うためのバー(Bar)形状の取り扱いユニットを含む。
【発明の効果】
【0018】
前記のような本発明によれば、次のような効果が一つあるいはそれ以上ある。
【0019】
本発明は、放射性廃棄物を処理するガラス化設備の電源喪失などの状況で停止した低温溶融炉を効果的に再起動することができる。
【0020】
また、低温溶融炉の上部ゲートに投入されたチタンリングとガラスフリットを適切に配置して運用することができる。
【0021】
また、チタンリングの周辺にガラスフリットを最適な形状に配置して初期点火過程を効率的に達成することができる。
【0022】
また、放射性廃棄物を処理するガラス化設備に近接して作業をする場合、作業者の放射線被曝の発生を防止するために遠距離でチタンリングとガラスフリットを適切に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】本発明の一実施形態によるガラス化設備の遠隔再起動システムの構成を示す概略図である。
図2図1によるガラスフリットが取り扱われる状態を示す図である。
図3図1によるガラスフリットが取り扱われる状態を示す図である。
図4図1によるガラスフリットが取り扱われる状態を示す図である。
図5】本発明の一実施形態によるガラス化設備の遠隔再起動システムの運用方法を順次に示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、添付する図面を参照して本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。本発明の利点および特徴、並びにこれらを達成する方法は添付する図面と共に詳細に後述する実施形態を参照すると明確になる。しかし、本発明は以下に開示する実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で実現することができ、本実施形態は単に本発明の開示を完全にし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供するものであり、本発明は請求項の範疇によってのみ定義される。明細書全体にわたって同一の参照符号は同一の構成要素を指すものとする。
【0025】
図1を参照すると、本発明の一実施形態によるガラス化設備の遠隔再起動システムは、低温溶融炉110、ガラスフリットF、チタンリング120、マニピュレータ125、取り扱いユニット130、ガイドモジュール140および状態感知モジュール150を含む。
【0026】
さらに前記取り扱いユニット130は本体部131および接触部132を含む。前記状態感知モジュール150は撮影モジュール151および水位感知モジュール152を含む。前記低温溶融炉110はタイプ別に所定形状で備えられる。
【0027】
前記ガラスフリットFは前記低温溶融炉110の内部に備えられる。前記チタンリング120は前記低温溶融炉110の内部に前記ガラスフリットFを加熱するように備えられる。
【0028】
なお、前記取り扱いユニット130は前記低温溶融炉110の内部に投入される。さらに前記取り扱いユニット130は前記ガラスフリットFの再点火に適した状態で前記ガラスフリットFを取り扱うためのバー(Bar)形状などを含む。
【0029】
図2を参照すると、前記チタンリング120は中央部に前記ガラスフリットFの第1領域L1を収容するように位置する第1状態で備えられる。ここで前記取り扱いユニット130は前記チタンリング120の中央部に前記第1領域L1に対する物理的な取り扱いをするためのものである。
【0030】
図3を参照すると、前記取り扱いユニット130は、例えば少なくとも前記第1領域L1の前記ガラスフリットFが前記第1領域L1の周縁部である第2領域L2に位置する第2状態になるようにするためのものである。
【0031】
前記ガラスフリットFは前記第2状態で前記第1領域L1を中心に前記第2領域L2上で前記第1領域L1の前記ガラスフリットFより高い水位に位置する。
【0032】
さらに前記ガラスフリットFは前記第2状態では前記第1領域L1の前記ガラスフリットFが少なくとも前記チタンリング120を覆うように位置する。前記第2領域L2の前記ガラスフリットFは均一、不均一およびラウンド形状のうちいずれか一つの傾斜面をなすように形成される。
【0033】
図1を参照すると、前記取り扱いユニット130の前記本体部131はバー形状を含む。前記取り扱いユニット130の前記接触部132は前記本体部131に設けられる。このような前記接触部132は前記第1領域L1の前記ガラスフリットFを取り扱う役割をする。
【0034】
このような前記接触部132は前記本体部131から少なくとも周方向回転に基づいて前記ガラスフリットFを取り扱う。前記ガイドモジュール140は前記低温溶融炉110の内部に投入される前記取り扱いユニット130の位置をガイドする役割をする。
【0035】
前記取り扱いユニット130は前記本体部131と前記接触部132の少なくともいずれか一つは金属材質を含むように備えられる。前記ガイドモジュール140は設定範囲で磁力を発生させるように前記低温溶融炉110または前記低温溶融炉110の周辺に設置される。
【0036】
ここで前記マニピュレータ125は前記取り扱いユニット130と連動して前記取り扱いユニット130の動作を操縦することができる。このような前記マニピュレータ125は、前記低温溶融炉110の外部に位置して前記取り扱いユニット130を操縦する。
【0037】
なお、前記ガイドモジュール140は、前記物理的な取り扱いをするために前記取り扱いユニット130が前記低温溶融炉110上に投入されると、前記引力と斥力のうち少なくともいずれか一つの磁力に基づいて前記取り扱いユニット130の予め設定された初期位置に配置されるようにする。
【0038】
前記ガラス化設備の前記状態感知モジュール150は、前記低温溶融炉の内部に前記ガラスフリットFの状態を感知する。このような前記状態感知モジュール150の前記撮影モジュール151は前記ガラスフリットFの状態を感知する。
【0039】
さらに前記状態感知モジュール150の前記水位感知モジュール152は、前記ガラスフリットFの水位を感知する役割を遂行する。前記取り扱いユニット130は、前記チタンリング120の中央部に進入できるように少なくとも前記取り扱いユニット130の内周面直径を超えない規格で備えられる。
【0040】
図5を参照すると、本発明の一実施形態によるガラス化設備の遠隔再起動システムの運用方法は前記ガラス化設備が運用される。ここで前記ガラス化設備に対する電源喪失が発生する。
【0041】
このような前記電源喪失は、前記ガラス化設備の動作中はもちろん動作前に発生することを含む。前記遠隔再起動システムは、前記ガラス化設備に前記電源喪失が発生すると、前記ガラス化設備の再起動を補助する。
【0042】
前記遠隔再起動システム100は、低温溶融炉110と、前記低温溶融炉110の内部に備えられるガラスフリットFと、前記低温溶融炉110の内部に前記ガラスフリットFを加熱するためのチタンリング120と、前記低温溶融炉110の内部に投入され、前記ガラスフリットFの再点火に適した状態で前記ガラスフリットFを取り扱うためのバー(Bar)形状の取り扱いユニット130を含む。
【0043】
以上と添付する図面を参照して本発明の実施形態について説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は、本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更せず、他の具体的な形態で実施できることを理解することができる。したがって、上記一実施形態はすべての面で例示的なものであり、限定的なものではないと理解しなければならない。
図1
図2
図3
図4
図5
【国際調査報告】