IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ コマーシャル・インダストリアル・マキナリア・カートン・オンデュラド・エセ・エレの特許一覧

特表2024-545341積層ダイ切断機用のダイ保持シリンダ
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-05
(54)【発明の名称】積層ダイ切断機用のダイ保持シリンダ
(51)【国際特許分類】
   B26F 1/44 20060101AFI20241128BHJP
   B26D 7/26 20060101ALI20241128BHJP
   B26F 1/38 20060101ALN20241128BHJP
【FI】
B26F1/44 E
B26F1/44 H
B26D7/26
B26F1/38 A
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024538343
(86)(22)【出願日】2022-12-20
(85)【翻訳文提出日】2024-08-20
(86)【国際出願番号】 ES2022070825
(87)【国際公開番号】W WO2023118638
(87)【国際公開日】2023-06-29
(31)【優先権主張番号】U202132520
(32)【優先日】2021-12-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】ES
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524236828
【氏名又は名称】コマーシャル・インダストリアル・マキナリア・カートン・オンデュラド・エセ・エレ
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ラモン・セラ・オビオル
(72)【発明者】
【氏名】ジョルディ・プイグ・バルガス
【テーマコード(参考)】
3C021
3C060
【Fターム(参考)】
3C021JA02
3C021JA08
3C021JA10
3C060AA01
3C060BA03
3C060BB01
3C060BC01
3C060BC11
3C060BC21
3C060BC26
3C060BD03
3C060BE07
3C060BG13
3C060BG20
(57)【要約】
シリンダは、格納式インサート(A1~A5)、(B9~B10)及び(C6~C8)への加圧流体送達のために提供された複数の供給分岐(A、B、C)を有する空気圧システムを備え、供給分岐は、円筒形本体の半径方向の半体によって規定された第1のゾーン(または、本明細書ではグループとも呼ばれる)に存在する複数の格納式インサートに作用する一方で、円筒形本体の他の半体の半径方向部分によって規定された格納式インサートの第2及び第3のゾーンが、供給分岐(A、B、C)によって供給されるように構成されている。これにより、予め固定された第2のタイルを望ましくないように脱落させること無く、2つのダイ半体のインサートに空気圧を加えることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
積層ダイ切断機用のダイ保持シリンダであって、その長手軸の周りを回転するように設けられた円筒形本体と、複数の保持アセンブリからなるダイに連結するように設けられた連結手段とを備え、各々の保持アセンブリは、円筒形本体の表面から突出するように構成された格納式インサートを有し、加圧流体によって供給される空気圧システムを介して作動可能であり、
空気圧システムは、格納式インサートへ向けて加圧流体を導くために設けられた複数の供給分岐を備え、該供給分岐は、円筒形本体の半径方向の半体によって規定された第1のゾーンに存在する複数の格納式インサートに作用する一方で、円筒形本体の他の半体に存在する半径方向の部分によって規定された格納式インサートの第2及び第3のゾーンが、供給分岐によって供給されるように構成されており、
流体の流れを制御するために制御ユニットに連結されたバルブ手段が設けられ、該バルブ手段を介して加圧流体の供給が1つまたは複数の供給分岐に選択的に送られて、対応するゾーンの格納式インサートを作動させるように構成されていることを特徴とする、ダイ保持シリンダ。
【請求項2】
前記バルブ手段は、少なくとも1つの逆止弁と、手動操作レバーによって操作可能なスイッチとを有する、ことを特徴とする請求項1に記載のダイ保持シリンダ。
【請求項3】
前記空気圧システムは、2つの加圧流体入口の供給分岐を有し、そのうちの1つは前記第1のゾーンに連結され、第2の供給分岐は前記第2及び第3のゾーンに連結されている、ことを特徴とする請求項1に記載のダイ保持シリンダ。
【請求項4】
前記空気圧システムは、3つの加圧流体入口の供給分岐を備え、前記供給分岐の各々は、それぞれのゾーンと流体連通している、ことを特徴とする請求項1に記載のダイ保持シリンダ。
【請求項5】
前記格納式インサートが、互いに平行に延在している複数の整列状態でシリンダの本体表面上に配置されている、ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のダイ保持シリンダ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、積層ダイ切断機(laminate die-cutting machine)用のダイ保持シリンダ(die-holding cylinder)に関する。
【0002】
より具体的には、本発明は、複数の動作モードを可能にする空気圧システムを特徴とし、特に包装産業でのその後の使用のために厚紙シートをダイ切断するために設計された、積層ダイ切断機用のダイ保持シリンダの開発を提案している。
【背景技術】
【0003】
回転式のダイ切断機(rotary die-cutting machine)では、切断される積層材料、例えば、箱の製造のための厚紙は、ダイが取り付けられた回転可能なダイ保持シリンダと、同じく回転可能な対向ダイシリンダ(counter-die cylinder)またはアンビル(anvil)との間を移動し、シリンダの各回転でダイが対向ダイに当たり、厚紙を切断または変形させている。
【0004】
ダイは、複数の保持アセンブリを備えた保持システムによってダイ保持シリンダに取り付けることができ、各々の保持アセンブリは、円筒形本体の表面から突出するように構成された格納式インサート(retractable insert)を有し、加圧流体によって供給される空気圧システムを介して操作可能である。この空気圧システムは、複数の格納式インサート(好ましくはマッシュルーム形のピン)によって形成された第1及び第2のグループを供給する加圧流体のための2つの分岐によって形成され、格納式インサートの各々のグループはシリンダの半分と関連付いている。
【0005】
提供されたインサートは、ダイに形成されたピンホールに挿入されている。インサートのピンは、インサートの底部側に圧力が加えられると外側に突出する。ピンは、圧力が無い場合に、ピンがダイをダイ保持シリンダ内に堅固に保持するように、ばね要素によって引き込まれている。
【0006】
この保持システムでは、シリンダ上に配置される第1のタイルは、第2のタイル(すなわちテールタイル)である。このタイルは、シリンダの「ゼロ」に位置するボルトに当接している。この点は重要であって、なぜなら、打ち抜き中に接線力に対して負荷がかかるのはボルトであり、インサートのピンでは無いからである。これらの係止がなければ、ピンを形成するロッドは、これらの接線力によって曲がる場合がある。
【0007】
ダイの第1のタイル(すなわちヘッドタイル)が次に配置され、前に取り付けられた第2のタイルに接触して当接しなければならず、これにより2つの半体が1つの連続したダイとして残る。
【0008】
記載された保持システムのインサートに作用する従来の空気圧回路は、2つの分岐に分割され、それぞれがシリンダの半分のインサートに供給している。
【0009】
2番目のタイルが短い場合、1番目のタイルは使用可能な全てのマッシュルームによっては固定さされない(2番目のタイルが短いため、シリンダの後半分にあるマッシュルームは1番目のタイルによって占有される)。しかしながら、これらのインサートを使用するためには、ダイの2つの半体のインサートに空気圧を加えなければならないが、これにより、以前に固定された第2のタイルを望ましくない形で落下させ、ダイ保持シリンダ上のダイの前の準備ステップを破損したり妨げたりするリスクがある。
【0010】
更に、出願人は現在のところ、本明細書に記載された全ての特徴を有する発明を認識していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【特許文献1】欧州特許出願公開第1008425号明細書
【特許文献2】欧州特許出願公開第1612009号明細書
【特許文献3】スペイン国特許出願公開第2155334号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明は、以下の説明から明らかになる他の追加の利点に加えて、上述の欠点を解決した、応用分野における新規であるダイ保持シリンダを提供することを目的として開発された。
【課題を解決するための手段】
【0013】
従って、本発明の目的は、積層ダイ切断機用のダイ保持シリンダを提供することであり、このシリンダは、その長手軸の周りを回転するように設けられた円筒形本体と、複数の保持アセンブリからなるダイに連結するように設けられた連結手段とを備え、各々の保持アセンブリは、円筒形本体の表面から突出するように構成された格納式インサートを有し、加圧流体によって供給される空気圧システムを介して作動可能である。特に、本発明は、空気圧システムが、格納式インサートに向けて加圧流体を導くために設けられた複数の供給分岐(supply branch)を備え、この供給分岐が、円筒形本体の半径方向の半体によって規定された第1のゾーン(または、本明細書においてグループとも呼ばれる)に存在する複数の格納式インサートに作用する一方で、円筒形本体の他の半体に存在する半径方向の部分によって規定された格納式インサートの第2及び第3のゾーンが、供給分岐によって供給されている、ことを特徴としている。
【0014】
更に、流体の流れを制御するために制御ユニットに連結されたバルブ手段が設けられ、このバルブ手段を通して加圧流体の供給が1つまたは複数の供給分岐に選択的に送られて、ダイ保持シリンダ上に配置されるダイの取付け要件に応じて、第1のゾーン、第2及び第3のゾーン、または第1及び第2のゾーンに対応する格納式インサートを作動させる。
【0015】
好ましくは、バルブ手段は、少なくとも1つの逆止弁と、手動操作レバーによって操作可能なスイッチとを含む。
【0016】
好ましい実施形態では、空気圧システムは、2つの加圧流体入口の供給分岐を有し、そのうちの1つは第1のゾーンに連結され、第2の供給分岐は第2及び第3のゾーンに連結されている。
【0017】
代替実施形態では、空気圧システムは、3つの加圧流体入口の供給分岐を備えても良く、供給分岐の各々は、それぞれのゾーンと流体連通している。
【0018】
これらの特徴のおかげで、空気圧を2つのダイ半体のインサートに加えることができ、すなわち、保持システムは、簡単且つ実用的な方法でダイのサイズに適合し、ダイの一部が脱落する危険無しに、より多くのまたはより少ない数のピンの動作を可能にしている。
【0019】
従って、記載されたダイ保持シリンダは、それが意図された目的のためにこれまで知られていなかった構造的及び構成的特性を有する革新的な構造を表し、その理由は、その実用性と共に、主張された独占的特権を得るための十分な根拠を与える。
【0020】
本発明のダイ保持シリンダの他の特徴及び利点は、添付の図面に非限定的な例として図示された好適な実施形態の説明から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本発明によるダイ保持シリンダの斜視図である。
図2】説明のために一部の部品を取り外したダイ保持シリンダの断面図である。
図3】先行技術のダイ保持シリンダの一部を形成する空気圧回路の概略図である。
図4a】本発明によるダイ保持シリンダ内のダイ部品(またはタイル)の連続組立図である。
図4b】本発明によるダイ保持シリンダ内のダイ部品(またはタイル)の連続組立図である。
図4c】本発明によるダイ保持シリンダ内のダイ部品(またはタイル)の連続組立図である。
図5a図4に示すダイ部品上の第2の部品(タイル)を示す連続組立図である。
図5b図4に示すダイ部品上の第2の部品(タイル)を示す連続組立図である。
図5c図4に示すダイ部品上の第2の部品(タイル)を示す連続組立図である。
図6】本発明によるシリンダの一部を形成する空気圧回路の第1の実施形態の概略図である。
図7】本発明によるシリンダの一部を形成する空気圧回路の第2の代替実施形態の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
前述の図面を考慮すると、採用された番号に従って、以下に示され、詳細に説明される部品及び要素を含む本発明の好ましい実施形態の例を図面から理解することができる。
【0023】
更に、明細書及び特許請求の範囲における第1、第2、第3等の用語は、類似の要素を区別するために使用され、必ずしも連続的または時系列を記述するために使用されるわけではない。これらの用語は、適切な状況では交換することができ、本発明の実施形態は、本明細書に記載または図示したもの以外の順序で動作することができる。
【0024】
更に、明細書及び特許請求の範囲における用語「トップ(top)」、「ボトム(bottom)」、「アップ(up)」、「ロー(low)」等は、説明の目的で使用され、必ずしも相対的な位置を説明するために使用されるものではない。
【0025】
図1及び図2は、積層ダイ切断機(図示せず)の一部を形成するように意図された、参照番号(1)で概略示されるダイ保持シリンダを示しており、該シリンダは、その各々の端部においてピボットシャフト(3)によってその長手方向軸の周りを回転するように設けられた円筒形本体(2)を備えている。更に、円筒形本体(2)の内部に配置され、円筒形本体(2)の表面から突出するように構成された格納式インサート(4)をそれぞれ有する複数の保持アセンブリからなるダイに連結するために設けられ、加圧流体によって供給される空気圧システムを介して操作可能な連結手段が設けられている。
【0026】
図3において、従来技術において既知の空気圧システムは、本質的に、複数の列の格納式インサート(A1~A5)及び(B6~B10)によってそれぞれ形成された第1及び第2のグループ(30、31)に供給する加圧流体を導くための2つの供給分岐(A、B)を備え、格納式インサートの各々のグループ(30、31)は、ゼロ基準線(図3参照)によって仮想的な方法で画定されたシリンダ(30、31)の半分に関連付けられている。供給分岐(A)は、空気供給ライン(5)を有し、供給分岐(B)は、空気供給ライン(6)を有し、両方とも、好ましくは2方向回転ジョイントによって、ダイ保持シリンダ(1)の外部の加圧空気供給源(図示せず)に接続されている。
【0027】
図3に記載されたこのシステムは、配置されるダイの第1のタイルが半周形状を有する場合に良好に機能する。しかし第1のタイルが180°よりもかなり小さい円弧形状を有する場合、ラインB6及びラインB7のインサートがアクティブ化されていないため、敷設される第2のタイルは完全には固定されず、そうでなければ、アラインメント(B8、B9及びB10)もアクティブ化され、第1のタイルが落下する原因となる。
【0028】
保持アセンブリの動作は、本出願と同じ出願人による特許文献3に記載されているものと同じであるので、これ以上詳細に説明しないことに留意されたい。
【0029】
図4a~図4c及び図5a~図5cは、本発明の改良された空気圧回路オブジェクトを備えたダイの配置を示しており、以下のように、2つの入口分岐を備えた図6に示す第1の好ましい実施形態と、3つの入口分岐を備えた図7に示す第2の実施形態の2つの実施形態が提案されている。
【0030】
次に図4a~図4cを参照すると、対向ダイシリンダ(1)上に第1のダイ部品(11)を位置決めする方法が示されている。まず、ダイ部品(11)の係止孔の大径部が保持システムのピンの位置と一致するように、ダイ部品(11)を対向ダイシリンダ(1)上に載置する(図4a参照)。次に、ダイ部品(11)と接触しているインサートに圧縮空気を加え、ピンが対応するキーホール(12)の大径部を通って出るようにする(図4b参照)。最後に、ダイ部品(11)を僅かに回転させて、各々のピンの頭部をダイ部品(11)のキーホール(12)の小径部に挿入し、次いで、インサートから圧力を除去して、ダイ部品(11)をダイシリンダ(1)内にしっかりと固定する(図4c参照)。
【0031】
ここで、図5a~図5cを参照すると、図6または図7に示すように、第2のダイ部品(13)をダイ保持シリンダ内に配置するには、まず、オペレータが第2のダイ部品(13)が配置されるダイ保持シリンダ(1)の領域を見ることができるように、ダイ保持シリンダ(1)を回転させる。次に、第2のダイ部品(13)は、キーホール(12)の大径部をインサート(4)のピンと一致させるように配置される(図5a参照)。そして、開回路のスイッチ(9)でダイに挿入された第1ハーフ(30)のインサートに対して加圧流体が印加され、円で示されたダイシリンダ(1)の第1ハーフのピンと第2ハーフ(31)のピンとが外方に突出する。このようにして、ダイ部品(11)は、ダイシリンダ(1)に取り付けられたままである(図5b参照)。最後に、ピンインサート(4)の頭部がキーホール(12)の小径部に位置するように第2のダイ部品(13)を僅かに回転させてインサートから加圧空気を抜き、ダイ部品(11)と第2のダイ部品(13)とをダイ保持シリンダ(1)に強固に固定する(図5c参照)。
【0032】
図6に示す第1の好ましい実施形態では、ダイ保持シリンダ(1)は、2つの供給分岐(A、B)と、格納式インサートの第1及び第2のグループ(30、31)とを有する空気圧回路を備えている。グループの1つ(31)は、2つのサブグループによって形成されている。供給分岐(A)は、流体の流れを制御するための制御ユニットに連結された、参照番号(7)で概略示されるバルブ手段によって、供給分岐(B)及び(C)と流体連通している。より具体的には、これらのバルブ手段は、逆止弁(70、71)と、手動レバーによって操作可能なスイッチとを備えている。これらの要素の組み合わせ及び配置は、図6に示すように、スイッチを閉じた状態で、空気圧回路の挙動が図3に示す従来の回路の挙動と同じであることを意味している。すなわち、供給分岐(A)はゾーン30内のインサートに作用し、供給分岐(B)はゾーン31内のインサートに作用している。一方、スイッチが開いている場合、分岐Bは第2のグループ(31)全体に作用し続けるが、供給分岐(A)は第1のグループ(30)全体に作用し、更に第2のグループ(31)のラインB6及びB7に作用している。
【0033】
図7は、同じ外部供給源によって供給される3つの独立した供給分岐(A、B、C)を有する空気圧回路を備えたダイ保持シリンダ(1)を示しており、少なくとも1つの長手方向にそれぞれ互いに平行に配置された複数の列の格納式インサート(A1-A5)、(B9-B10)及び(C6-C8)、少なくとも1つの長手方向にそれぞれ互いに平行に配置された(B9-B10)及び(C6-C8)によって形成される3つのグループが確立されるようになっており、これらは、ダイ保持シリンダに取り付けられるダイの必要性及び寸法に応じて個別に又は同時に駆動されている。
【0034】
尚、本発明に係るダイ保持シリンダの製造に用いられる細部、形状、寸法等は、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
図1
図2
図3
図4a-4c】
図5a-5c】
図6
図7
【国際調査報告】