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特表2024-545639ビデオ処理方法、装置、電子機器、および記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-10
(54)【発明の名称】ビデオ処理方法、装置、電子機器、および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/433 20110101AFI20241203BHJP
【FI】
H04N21/433
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024534396
(86)(22)【出願日】2022-12-01
(85)【翻訳文提出日】2024-06-07
(86)【国際出願番号】 CN2022136020
(87)【国際公開番号】W WO2023103889
(87)【国際公開日】2023-06-15
(31)【優先権主張番号】202111493846.X
(32)【優先日】2021-12-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【弁理士】
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】ジャオ,ドン
(72)【発明者】
【氏名】ジョン,チウ
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164GA05
5C164MB01S
5C164UB38P
5C164UC31S
5C164UD42S
(57)【要約】
本開示の実施例は、ビデオ処理方法、装置、電子機器および記憶媒体を開示し、当該方法は、ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出するときに、ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信するステップであって、リソース構成情報は、ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータ、およびターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオの関連関係を含む、ステップと、ターゲットビデオを再生するためのトリガーを検出するときに、ターゲットビデオに対応するビデオ再生ページにジャンプし、関連関係に従って、ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定するステップと、少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードし、少なくとも1つの再生待ちのビデオのトリガー操作に従って、ビデオ再生ページに表示されるターゲットビデオを更新するステップと、を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出することに応答して、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信するステップであって、前記リソース構成情報は、前記ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータ、および前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオの関連関係を含む、ステップと、
前記ターゲットビデオを再生するためのトリガー操作を検出することに応答して、前記ターゲットビデオに対応するビデオ再生ページにジャンプし、前記関連関係に従って、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定するステップと、
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードし、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのトリガー操作に従って、前記ビデオ再生ページに表示されるターゲットビデオを更新するステップと、を含む、
方法。
【請求項2】
ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出することに応答して、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信するステップは、
現在の表示ページに表示されるビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出することに応答して、前記ターゲットビデオに関連付けられる前記リソース構成情報を配信するステップと、
表示対象のビデオストリームの中に前記ターゲットビデオが含まれると検出することに応答して、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信するステップと、のうちの少なくとも1つのステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ターゲットビデオを再生するためのトリガー操作を検出することに応答して、前記ターゲットビデオに対応するビデオ再生ページにジャンプするステップは、
前記ターゲットビデオを再生するコントロールのトリガー操作を検出することに応答して、前記ビデオ再生ページで前記ターゲットビデオを再生するために、前記ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータストリームを表示するビデオ再生ページにジャンプするステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記関連関係に基づいて、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定するステップは、
前記関連関係に基づいて、前記ターゲットビデオに関連付けられる次のレベルの再生待ちのビデオのうちの少なくとも1つを確定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードするステップは、
前記ターゲットビデオのロードが完了しているということを確定することに応答して、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをプリロードするか、または、
前記ターゲットビデオのローディングプログレスバーが予め設定されているプログレスバーの閾値に達していると検出することに応答して、前記ターゲットビデオおよび前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータを並行してロードするステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードするステップは、
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのうちの少なくとも1つのビデオクリップまたは予め設定されているフレーム数のマルチメディアデータをロードするステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのトリガー操作に従って、前記ビデオ再生ページに表示されるターゲットビデオを更新するステップは、
前記ビデオ再生ページに、前記少なくとも1つの表示対象のビデオに対応するビデオジャンプコントロールを表示し、前記ビデオジャンプコントロールのトリガー操作に従って、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオの中からターゲットの再生待ちのビデオを確定するステップと、
前記ターゲットの再生待ちのビデオに基づいて、前記ビデオ再生ページにおけるターゲットビデオを更新し、前記関連関係に従って、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定し、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードするように繰り返して実行するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出することに応答して、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信するように構成されるリソース構成情報配信モジュールであって、前記リソース構成情報は、前記ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータ、および前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオの関連関係を含む、リソース構成情報配信モジュールと、
前記ターゲットビデオを再生するためのトリガー操作を検出することに応答して、前記ターゲットビデオに対応するビデオ再生ページにジャンプし、前記関連関係に従って、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定するように構成される再生待ちのビデオ確定モジュールと、
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードし、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのトリガー操作に従って、前記ビデオ再生ページに表示されるターゲットビデオを更新するように構成されるビデオプリロードモジュールと、を含む、
ビデオ処理装置。
【請求項9】
1つまたは複数のプロセッサと、
1つまたは複数のプログラムを格納するように構成される記憶装置と、を含み、
前記1つまたは複数のプログラムが1つまたは複数のプロセッサによって実行されるときに、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の方法を実行させる、電子機器。
【請求項10】
コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能な命令が、コンピュータプロセッサによって実行されるときに、請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の方法を実行する、記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2021年12月8日に中国専利局に提出された、出願番号が第202111493846.Xである中国特許出願に基づく優先権を主張し、当該出願の内容の全体が本願の一部として援用される。
【0002】
本開示の実施例は、コンピュータ技術に関し、例えば、ビデオ処理方法、装置、電子機器、および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
スマート端末の普及に伴い、スマート端末を通じて対応するビデオコンテンツを閲覧するユーザーがますます増えている。従来のH5ページに基づいてインタラクティブビデオを再生する場合には、ビデオがロードされるまで長時間待つ必要があり、また、インタラクティブビデオの再生プロセスでは、ビデオの再生が完了した後にのみビデオをロードでき、待ち時間が長いため、ユーザーエクスペリエンスが低下する。
【発明の概要】
【0004】
本開示は、再生待ちのビデオをプリロードするためのビデオ処理方法、装置、電子機器および記憶媒体を提供し、これにより、再生待ちのビデオを再生する場合に長時間待つ必要がなく、それによって、ユーザの視聴効率を向上させ、ビデオ変換率を向上させる。
【0005】
第1態様では、本開示の実施例は、
ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出することに応答して、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信する(送信する)ステップであって、前記リソース構成情報は、前記ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータ、および前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオの関連関係を含む、ステップと、
前記ターゲットビデオを再生するためのトリガー操作を検出することに応答して、前記ターゲットビデオに対応するビデオ再生ページにジャンプし(ビデオ再生ページに切り替え)、前記関連関係に従って、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定するステップと、
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードし、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのトリガー操作に従って、前記ビデオ再生ページに表示されるターゲットビデオを更新するステップと、を含むビデオ処理方法を提供する。
【0006】
第2態様では、本開示の実施例は、
ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出することに応答して、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信するように構成されるリソース構成情報配信モジュールであって、前記リソース構成情報は、前記ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータ、および前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオの関連関係を含む、リソース構成情報配信モジュールと、
前記ターゲットビデオを再生するためのトリガー操作を検出することに応答して、前記ターゲットビデオに対応するビデオ再生ページにジャンプし、前記関連関係に従って、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定するように構成される再生待ちのビデオ確定モジュールと、
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードし、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのトリガー操作に従って、前記ビデオ再生ページに表示されるターゲットビデオを更新するように構成されるビデオプリロードモジュールと、を含むビデオ処理装置をさらに提供する。
【0007】
第3態様では、本開示の実施例は、
1つまたは複数のプロセッサと、
1つまたは複数のプログラムを格納するように構成される記憶装置と、を含み、
前記1つまたは複数のプログラムが前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるときに、前記1つまたは複数のプロセッサに、本開示の実施例のうちのいずれか1つに記載のビデオ処理方法を実行させる電子機器をさらに提供する。
【0008】
第4態様では、本開示の実施例は、コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータ実行可能な命令が、コンピュータプロセッサによって実行されるときに、本開示の実施例のいずれか1つに記載のビデオ処理方法を実行するように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図面全体を通じて、同じまたは類似の参照番号は、同じまたは類似の要素を指す。図面は概略的なものであり、素子および要素は必ずしも縮尺どおりに描かれていないということを理解するべきである。
【0010】
図1図1は、本開示の一実施例によって提供されるビデオ処理方法の概略的なフローチャートである。
図2図2は、本開示の一実施例によって提供されるリソース構成情報の概略図である。
図3図3は、本開示の別の実施例によって提供されるビデオ処理方法の概略的なフローチャートである。
図4図4は、本開示の一実施例によって提供されるビデオ処理装置の概略構造図である。
図5図5は、本発明の一実施例によって提供される電子機器の概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本開示の方法の実装形態において説明される複数のステップは、異なる順序で、および/または並行して実行可能であるということを理解するべきである。また、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、および/または図示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲は、これに関して限定されない。
【0012】
本明細書で使用される「含む」という用語およびその変形は、制限のないもの、即ち、「含むがそれに限定されない」である。「に基づく」という用語は、「少なくとも部分的に基づく」を意味する。「1つの実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を意味し、「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの追加の実施例」を意味し、「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語の関連する定義は、以下の説明で与えられる。
【0013】
なお、本開示で言及される「第1」および「第2」などの概念は、異なる装置、モジュールまたはユニットを区別するためにのみ使用され、これらの装置、モジュールまたはユニットによって実行される機能の順序または相互依存関係を制限するために使用されるものではない。なお、本開示で言及される「1つ」および「複数」の修飾は、例示的なものであり、限定的なものではなく、当業者であれば、文脈が明確に別段の指示をしない限り、「1つまたは複数」として理解されるべきである。
【0014】
本開示の実施形態における複数の装置間で交換されるメッセージまたは情報の名称は、説明のみを目的としており、これらのメッセージまたは情報の範囲を限定するために使用されるものではない。
【0015】
この技術的解決手段を説明する前に、まず、応用シナリオを例示的に説明することができる。この技術的解決手段は、H5ページに基づいてビデオを再生するシナリオに適用できる。例えば、あるアプリケーションには、サードパーティによって作成された再生待ちのビデオが統合され、例えば、再生待ちのビデオは、サードパーティによって挿入される広告であってもよく、当該再生待ちのビデオを再生する場合に、H5に基づいて当該再生待ちのビデオを再生するために、ビデオ再生ページにジャンプする(切り替える)必要がある。現在のアプリケーションソフトウェアの現在のプレーヤーがH5ページにジャンプしてビデオを再生する場合に、再生待ちのビデオに対応するデータをロードする必要があるため、ユーザーは、再生すべき時間を楽しむために、それにより長い時間で待つ必要があり、この待ち時間の間にユーザーがビデオ再生ページから離脱してしまう可能性があり、ユーザーエクスペリエンスが低下し、また、再生待ちのビデオの変換率が低下したりする場合があるため、その待ち時間の短縮が喫緊の課題となっている。なお、関連技術のビデオ再生ソフトウェアに存在するビデオの多くは、ネイティブビデオ、つまり、ネイティブプレーヤーに基づいて再生されるビデオであり、それに応じて他のビデオ再生ページにジャンプするビデオをH5ビデオとして扱う。
【0016】
図1は、本開示の一実施例によって提供されるビデオ処理方法の概略的なフローチャートである。本開示の実施例は、インターネットによってサポートされるビデオ再生ソフトウェアに、H5ページに基づくビデオ再生シナリオを挿入するのに適しており、当該方法は、ビデオ処理装置によって実行することができ、当該装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアの形で実現することができ、例えば、携帯端末、PC、サーバーなどの電子機器を通じて実現される。本開示の実施例によって提供されるビデオ処理方法は、サーバーによって、またはクライアントによって、またはクライアントとサーバーの協働によって実行することができる。
【0017】
図1に示すように、当該方法は、
S110、ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出するときに、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信する。
【0018】
本実施例によって提供されるビデオ処理方法を、任意のビデオ再生ソフトウェアに統合することができる。ビデオ再生ソフトウェアがトリガーされたと検出した後に、メインページに入ることができ、メインページには複数のビデオストリームを表示することが可能である。複数のビデオストリームは、ネイティブビデオストリームを含む。ネイティブビデオストリームは、ビデオ再生ソフトウェアに基づいて、ビデオをアップロードするユーザーによって記録されるビデオであるとして理解されてもよい。メインページに表示される複数のビデオストリームの中に、ネイティブビデオストリームを含んでもよく、H5ページに基づいて再生されるビデオストリームのファーストビューページまたはリンクを含んでもよい。H5ページに基づいて再生されるビデオストリームをターゲットビデオとして使用する。つまり、ターゲットビデオは、サードパーティのプラットフォームによって再生ソフトウェアに挿入されるビデオであってもよく、当該ビデオはH5ページに基づいて再生される。
【0019】
通常、ターゲットビデオは、ほとんど、広告ビデオ、ビジネスプロモーションビデオなどである。リソース構成情報は、ターゲットビデオに関連付けられる構成情報であり、例えば、リソース構成情報は、ターゲットビデオのマルチメディアデータ、ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオの関連情報を含む。
【0020】
なお、再生待ちのビデオは、また、H5ページに基づいて再生されるビデオである。ターゲットビデオを再生した後に、再生されるビデオを再生待ちのビデオとして使用する。
【0021】
本実施例において、ターゲットビデオは、インタラクティブビデオおよび/または非インタラクティブビデオであってもよい。インタラクティブビデオは、ユーザーのトリガー操作に基づいていずれのビデオにジャンプするかを確定するために、ディスプレイインターフェースにポップアップすることを可能とする対応するビデオジャンプコントロールであるとして理解されてもよい。ユーザーが上記のビデオジャンプコントロールをトリガーしない場合には、ビデオジャンプは実行されない。
【0022】
ターゲットビデオがインタラクティブビデオである場合に、ターゲットビデオに対応するビデオ再生ページに、少なくとも2つのビデオジャンプコントロールを表示することが可能である。各ビデオジャンプコントロールは、再生待ちのビデオに対応し、ビデオジャンプコントロールに対するユーザーのトリガー操作に基づいて、ジャンプされる再生待ちのビデオを確定する。即ち、ターゲットビデオに関連付けられる再生待ちのビデオの数は、ビデオジャンプコントロールの数と一致する。
【0023】
例えば、ターゲットビデオをビデオ再生ソフトウェアに統合することができ、ターゲットビデオは、H5ページに基づいて再生される統合されている広告ビデオであってもよい。ユーザーがビデオ再生ソフトウェアをトリガーするときに、当該ビデオ再生ソフトウェアのメインページに入ることができ、メインページには複数のビデオストリームを表示することが可能であり、複数のビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれていてもよく、又は、ターゲットビデオが含まれなくてもよい。複数のビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれている場合に、ユーザーは、ターゲットビデオをトリガーしてもよい。ターゲットビデオをトリガーしてH5ページに入るときにユーザーが長時間待たされるのを防ぐために、ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出するときに、ターゲットビデオのマルチメディアデータ、およびターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオの関連関係を配信することができ、関連関係に基づいて、ターゲットビデオの後に再生される可能性のある再生待ちのビデオをプリロードする。
【0024】
本実施例において、ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出する場合に、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信するステップは、現在表示されているページに表示されるビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出するときに、前記ターゲットビデオに関連付けられる前記リソース構成情報を配信するか、および/または、表示されるビデオストリームの中に前記と検出するときに、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信する、ステップを含む。
【0025】
ビデオ再生ソフトウェアのメインページに入ると、メインページでのユーザーのスライド操作に基づいて、メインページに表示される複数のビデオストリームを更新する。端末装置に現在表示されているページを現在の表示ページとして使用し、現在の表示ページがメインページであってもよい。同様に、現在の表示ページには複数のビデオストリームが含まれてもよく、複数のビデオストリームは、ターゲットビデオを含んでもよい。現在のページに表示されるビデオストリームの閲覧を終了するか、または現在のページに表示されるビデオストリームに興味がない場合に、ユーザーは、現在のページをリフレッシュすることができる。ページをリフレッシュした後に、現在の表示ページに表示されるビデオストリームを表示対象のビデオストリームとして使用する。表示対象のビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれてもよい。
【0026】
現在の表示ページの中の複数のビデオストリームがターゲットビデオを含むか、またはページをリフレッシュした後に複数の表示対象のビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれる場合に、当該ターゲットビデオに対応するリソース構成情報を配信することが可能であるということを理解することが可能である。
【0027】
なお、リソース構成情報の配信は、主に、リソース構成プラットフォームによって実行され、例えば、ターゲットビデオに関連付けられる構成情報をリソース配信プラットフォームに格納することが可能であり、ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれることが検出される場合に、リソース配信プラットフォームは、当該ターゲットビデオのリソース構成情報を配信することが可能である。
【0028】
なお、さらに、ターゲットビデオの数は、1つまたは複数であってもよく、その具体的な数は、実際のビジネスに対応する。ターゲットビデオの数が複数である場合に、リソース配信プラットフォームに対応して複数のターゲットビデオのリソース構成情報を格納することが可能である。例えば、ターゲットビデオと対応するリソース構成情報との間の対応関係を確立し、複数のビデオストリームの中に、あるターゲットビデオが含まれると検出する場合に、あるターゲットビデオのロゴに基づいて、対応関係から対応するリソース構成情報を確定して配信することが可能である。
【0029】
上記の技術的解決手段に基づいて、リソース構成情報は、ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータだけでなく、ターゲットビデオの中の複数のビデオフレームの素材ファイルも含み、例えば、素材ファイルは、ビデオフレームに表示されるビデオジャンプコントロールであってもよいということをさらに説明する必要がある。
【0030】
S120、前記ターゲットビデオを再生するためのトリガー操作を検出するときに、前記ターゲットビデオに対応するビデオ再生ページにジャンプし、前記関連関係に従って、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定する。
【0031】
通常、ユーザーが再生ソフトウェアに表示される複数のビデオストリームを閲覧するときに、ビデオストリームのうちの1つに興味がある場合には、再生をトリガーしてもよい。当然ながら、ユーザーがターゲットビデオに興味がある場合には、ターゲットビデオの再生をトリガーすることも可能である。ビデオ再生ページは、ターゲットビデオを表示するページ、例えば、H5ページであってもよい。即ち、ターゲットビデオは、予め設定されているタイプに属するビデオであり、そのリソース構成情報は、リソース配信プラットフォームの中に格納されているビデオであってもよい。他のビデオストリームのほとんどは、ネイティブビデオであり、ターゲットビデオは、ほとんどは、H5ビデオである。関連関係は、ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを含み、例えば、関連関係が図2に示され、ターゲットビデオは、videoであってもよく、ターゲットビデオに関連付けられる次のレベルの少なくとも1つの再生待ちのビデオは、2つあり、それぞれ、v_aおよびv_bである。v_aに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオは、1つ含み、v_a_aであり、v_bに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオは、1つあり、v_b_aであり、v_a_aに関連付けられる再生待ちのビデオは、2つあり、ぞれぞれ、v_a_a_aおよびv_a_a_bであり、v_b_aに関連付けられる再生待ちのビデオは、2つあり、それぞれv_b_a_aおよびv_b_a_bである。もちろん、図2は関連関係の概略図にすぎず、関連関係を網羅した図ではない。
【0032】
実際の使用の際に、ユーザーがターゲットビデオをトリガーしたか否かをリアルタイムでまたは定期的に検出することが可能であり、ユーザーがターゲットビデオをトリガーする場合に、ターゲットビデオに対応するビデオ再生ページにジャンプしてもよい。同時に、リソース配信プラットフォームによって事前に配信されているリソース構成情報の中の関連関係に基づいて、ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定することが可能である。
【0033】
つまり、前記ターゲットビデオを再生するためのトリガー操作を検出する場合に、前記ターゲットビデオに対応するビデオ再生ページにジャンプするステップは、前記ターゲットビデオを再生するコントロールに対するトリガー操作を検出する場合に、前記ビデオ再生ページで前記ターゲットビデオを再生するために、前記ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータストリームを表示するビデオ再生ページにジャンプするステップを含む。
【0034】
実際の使用の際に、ユーザーがターゲットビデオに興味がある場合に、ターゲットビデオを再生するためのコントロールをトリガーすることが可能であり、例えば、ターゲットビデオをクリックするときに、ターゲットビデオを表示するビデオ再生ページにジャンプすることが可能である。ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータストリームを当該ビデオ再生ページで再生してもよい。
【0035】
なお、S110によれば、ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれることを検出するときに、リソース配信プラットフォームは、ターゲットビデオに対応するリソース構成情報を配信することが可能であり、当該リソース構成情報は、ターゲットビデオのマルチメディアデータを含むということがわかる。したがって、ユーザーがターゲットビデオの再生をトリガーする場合に、ターゲットビデオに対応するリソース構成情報は、全部配信されている可能性があり、そのため、ビデオの再生時に長時間待つ必要がなく、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0036】
なお、さらに、具体的な使用の際に、ユーザーがターゲットビデオをトリガーするタイミングが不確実であるため、ターゲットビデオをトリガーするとき、ターゲットビデオに対応するリソース構成情報が配信完了している場合もあれば、完了していない場合もある。ターゲットビデオに対応する実行構成とリソース構成情報の配信が完了するときに、ターゲットビデオを再生する。
【0037】
通常、ページにターゲットビデオが含まれる場合に、ターゲットビデオのリソース構成情報を配信し、ターゲットビデオがトリガーされるときに、ターゲットビデオに対応するビデオ再生ページに直接入ることが可能である。
【0038】
なお、さらに、また、ターゲットビデオは、H5ページで再生されるため、ターゲットビデオを再生する前に、ビデオ再生をサポートするデータパッケージをロードする必要がある。例えば、データパッケージは、H5ページを実行するためのツールキットであってもよい。データパッケージのロードが完了し、リソース構成情報の配信が完了するときに、ビデオ再生ページでターゲットビデオを再生することが可能である。
【0039】
S130、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードし、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのトリガー操作に従って、前記ビデオ再生ページに表示されるターゲットビデオを更新する。
【0040】
マルチメディアデータは、再生待ちのビデオに対応するデータである。
【0041】
再生待ちのビデオを確定した後に、少なくとも1つの再生待ちのビデオに対応するマルチメディアデータをプリロードすることが可能であるので、再生待ちのビデオを再生する際に、長いロード時間を待つ必要がないということを理解するべきである。
【0042】
例えば、関連関係に基づいて、ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定した後に、再生待ちのビデオのマルチメディアデータを事前にロードすることが可能であり、ユーザーは、対応する再生待ちのビデオをトリガーすることが可能であり、ユーザーのトリガー操作に応じて、いずれの再生待ちのビデオのマルチメディアデータを継続的にロードする必要があり、いずれの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードする必要がないのかを確定する。
【0043】
上記の技術的解決手段に基づいて、帯域幅を占有するビデオのプリロードを回避するために、ターゲットビデオに直接的に関連付けられる次のレベルの再生待ちのビデオを少なくとも1つだけロードすることが可能である。
【0044】
上記の技術的解決手段に基づいて、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードするステップは、前記ターゲットビデオが全部ロードされたときに、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをプリロードするか、または、前記ターゲットビデオが予め設定されたフレーム数までロードされた後に、前記ターゲットビデオおよび前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータを並行にロードする、ステップを含む。
【0045】
ターゲットビデオのマルチメディアデータが完全である、つまり、ユーザーがターゲットビデオの視聴中に、フリーズしないように確保するために、ターゲットビデオのマルチメディアデータが全部ロードされた後に、ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードする。当然ながら、端末の性能及びネットワークパラメータが比較的良好である場合に、例えば、端末の性能は、プロセッサの性能であってもよく、ネットワークパラメータは、ネットワーク速度などであってもよく、ターゲットビデオが、予め設定されているフレーム数までロードされているか、またはターゲットビデオのビデオ再生長さに基づいて、予め設定されている長さまでロードされた後に、前記ターゲットビデオおよび前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータを並行してロードする。これにより、ターゲットビデオが再生中にフリーズしないことを保証することが可能であるとともに、ターゲットビデオの視聴が終了していなく、他の再生待ちのビデオを視聴する場合に、他の再生待ちのビデオも一定のフレーム数までプリロードされることを保証し、長い待ち時間を避ける。
【0046】
なお、複数のビデオストリームページから目的の再生ページにジャンプする、つまり、ターゲットビデオがファーストビュービデオである場合に、ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータは、ロードが完了されている可能性が高い。ターゲットビデオのコントロールをトリガーして再生待ちのビデオにジャンプするときに、この再生待ちのビデオをターゲットビデオとして使用することが可能であり、このとき、ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータは、ロードが完了されていてもよく、ロードが完了されていなくてもよい。この場合、ターゲットビデオに関連付けられる再生待ちのビデオのマルチメディアデータを、上記の方法でロードすることが可能である。
【0047】
実際の使用の際に、ターゲットビデオに関連付けられる再生待ちのビデオが2つあり、ユーザーは、いずれかの再生待ちのビデオを再生するようにトリガーでき、2つの再生待ちのビデオに対応するすべてのマルチメディアデータをロードする場合には、リソースの無駄につながる。このような状況を回避するために、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのうちの少なくとも1つの再生待ちのビデオクリップまたは予め設定されているフレーム数のマルチメディアデータをロードすることが可能である。
【0048】
1つの再生待ちのビデオは、複数の再生待ちのビデオクリップから構成されてもよい。再生待ちのビデオは、複数のビデオフレームから構成される。予め設定されているフレーム数は、予め設定されているとともにプリロードされているビデオフレームの数である。少なくとも1つの再生待ちのビデオクリップは、1つのクリップであってもよく又は2つのクリップであってもよく、もちろん、複数のビデオクリップであってもよいが、リソースを節約するために1つのビデオクリップであってもよい。
【0049】
例えば、ターゲットビデオの再生中に、ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオについて、各再生待ちのビデオの中のビデオクリップをロードすることが可能である。もちろん、再生待ちのビデオのすべてのマルチメディアデータをロードすることも可能である。ユーザーがある再生待ちのビデオに対応するコントロールをトリガーしたことを検出する場合には、別の再生待ちのビデオのデータをロードする必要はない。
【0050】
上記の技術的解決手段に基づいて、メモリの占有を避けるために、ロードされたが、再生されなかったすべての再生待ちのビデオのマルチメディアデータをクリアすることが可能であるということに留意するべきである。
【0051】
本実施例において、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオに対するトリガー操作に従って、前記ビデオ再生ページに表示されるターゲットビデオを更新するステップは、前記ビデオ再生ページに、前記少なくとも1つの表示対象のビデオに対応するビデオジャンプコントロールを表示し、前記ビデオジャンプコントロールのトリガー操作に従って、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオの中からターゲットの再生待ちのビデオを確定するステップと、前記ターゲットの再生待ちのビデオに基づいて、前記ビデオ再生ページのターゲットビデオを更新し、前記関連関係に従って前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定し、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードするように繰り返して実行するステップと、を含む。
【0052】
本開示の実施例による技術的解決手段は、現在の表示ページの中の複数のビデオストリームにターゲットビデオが含まれると検出する場合に、ターゲットビデオに対応するリソース構成情報を配信し、そのリソース構成情報に基づいて、ターゲットビデオに関連付けられる再生待ちのビデオを確定することが可能であり、また、再生待ちのビデオをプリロードし、これにより、再生待ちのビデオの再生操作を検出する場合に、直接的に再生できるようになり、ビデオロードの際にユーザーが長時間待ってビデオ再生インターフェースから離脱し、ビデオ変換効率が低下につながることを避け、リソース構成情報の関連関係に従って再生待ちのビデオを事前にプリロードするので、ユーザーが再生待ちのビデオの再生をトリガーするときに、長時間待つ必要がなく、これにより、ビデオの再生効率を向上させ、ビデオ変換率を向上させることが可能である。
【0053】
上述の実施例の一例として、図3は、本開示の別の実施例によって提供されるビデオ処理方法の概略的なフローチャートである。上記で説明されている実施例に基づいて、具体的な例を挙げて技術的解決手段を説明することが可能である。
【0054】
図3を参照すると、現在の表示ページにターゲットビデオが含まれるか、または、表示されるページの中のビデオストリームに、ターゲットビデオが含まれることを検出した後に、リソース配信プラットフォームに基づいて、ターゲットビデオに対応するリソース構成ファイルを配信することが可能である。例えば、リソース配信プラットフォームは、ターゲットビデオを再生するクライアントに、ターゲットビデオに対応するリソース構成ファイルを送信する。このときのターゲットビデオをファーストビュービデオとして使用することが可能である。現在の表示ページの中のfeedストリームは、ターゲットビデオ(サードパーティによって挿入される広告ビデオ)を含み、ユーザーがターゲットビデオをクリックするときに、ターゲットビデオを再生するビデオ再生ページにジャンプする、即ち、ビデオのランディングページが開かれる。ターゲットビデオをビデオ再生ページで再生することを実現するために、ビデオの再生をサポートするデータパッケージをプリロードし、例えば、まず、js(データパッケージ)のロードが完了したか否かを決定し、jsのロードが完了するときに、jsを実行するとともに、リソース構成ファイルの配信が完了したか否かを決定し、配信が完了するときに、ターゲットビデオをビデオ再生ページで再生することが可能である。
【0055】
リソース構成ファイルは、プロジェクトブランチ(つまり、ビデオとの関連関係)を含む。関連関係に基づいて、ターゲットビデオに関連付けられる複数の再生待ちのビデオのツリー関係図を確定することが可能である。ツリー関係図の各ノードは、いずれも、ビデオに対応することが可能である。関連関係に基づいて、ターゲットビデオに関連付けられる次のレベルの再生待ちのビデオを確定し、再生待ちのビデオをプリロードする。再生待ちのビデオに対応するボタンが表示インターフェースにポップアップするときに、そのボタンのトリガー操作に基づいて、ジャンプ先としての再生待ちのビデオを確定することが可能である。ジャンプ先としての再生待ちのビデオをターゲットビデオとして使用することができ、関連関係に基づいて、ターゲットビデオに関連付けられる再生待ちのビデオを確定し、マルチメディアデータをプリロードすることが可能である。最小限のロード回数を確保しながら、可能な限りスムーズにビデオを再生することが可能である。
【0056】
本開示の技術的解決手段は、この方法を使用してインタラクティブビデオを再生し、ターゲットビデオの再生待ち時間を4~6秒から1秒に短縮し、それによって、ユーザーの視聴体験を向上させることが可能である。
【0057】
本開示の実施例による技術的解決手段は、現在の表示ページの中の複数のビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出する場合に、ターゲットビデオに対応するリソース構成情報を配信し、そのリソース構成情報に基づいて、ターゲットビデオに関連付けられる再生待ちのビデオを確定することが可能であり、また、再生待ちのビデオをプリロードし、これにより、再生待ちのビデオの再生操作を検出するときに直接的に再生できるようになり、ビデオロードの際にユーザーが長時間待ってビデオ再生インターフェースから離脱し、ビデオ変換効率の低下につながることを避け、リソース構成情報の関連関係に従って、再生待ちのビデオを事前にプリロードするので、ユーザーが再生待ちのビデオの再生をトリガーするときに、長時間待つ必要がなく、これにより、ビデオ再生効率を向上させ、ビデオ変換率を向上させる。
【0058】
図4は、本開示の実施例によって提供されるビデオ処理装置の概略構造図であり、本開示の任意の実施例によって提供されるビデオ処理方法を実行することが可能であり、実行方法に対応する機能モジュールおよび有益な効果を有する。図4に示されているように、当該装置は、
ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出するときに、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信するように構成されるリソース構成情報配信モジュール310であって、前記リソース構成情報は、前記ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータ、および前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生されるビデオの関連関係を含む、リソース構成情報配信モジュール310と、前記ターゲットビデオを再生するためのトリガーを検出するときに、前記ターゲットビデオに対応するビデオ再生ページにジャンプし、前記関連関係に従って、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定するように構成される再生待ちのビデオ確定モジュール320と、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードし、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのトリガー操作に従って、前記ビデオ再生ページに表示されるターゲットビデオを更新するように構成されるビデオプリロードモジュール330と、を含む。
【0059】
上記の技術的解決手段に基づいて、前記リソース構成情報配信モジュールは、さらに、
現在の表示ページに表示されるビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出するときに、前記ターゲットビデオに関連付けられる前記リソース構成情報を配信するか、および/または、表示対象のビデオストリームの中に前記ターゲットビデオが含まれると検出するときに、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信するように構成される。
【0060】
上記の技術的解決手段に基づいて、前記再生待ちのビデオ確定モジュールは、さらに、前記ターゲットビデオを再生するコントロールのトリガー操作を検出するときに、前記ビデオ再生ページで前記ターゲットビデオを再生するために、前記ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータストリームを表示するビデオ再生ページにジャンプするように構成される。
【0061】
上記の技術的解決手段に基づいて、前記再生待ちのビデオ確定モジュールは、さらに、前記関連関係に基づいて、前記ターゲットビデオに関連付けられる次のレベルの再生待ちのビデオの少なくとも1つを確定するように構成される。
【0062】
上記の技術的解決手段に基づいて、前記ビデオロード確定モジュールは、さらに、前記ターゲットビデオのロードが完了するときに、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをプリロードするか、または、前記ターゲットビデオのローディングプログレスバーが予め設定されているプログレスバーの閾値に達していることを検出するときに、前記ターゲットビデオおよび前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータを並行してロードするように構成される。
【0063】
上記の技術的解決手段に基づいて、前記ビデオロード確定モジュールは、さらに、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのうちの少なくとも1つのビデオクリップ、または予め設定されているフレーム数のマルチメディアデータをロードするように構成される。
【0064】
上記の技術的解決手段に基づいて、前記ビデオロード確定モジュールは、さらに、前記ビデオ再生ページに前記少なくとも1つの表示対象のビデオに対応するビデオジャンプコントロールを表示し、前記ビデオジャンプコントロールのトリガー操作に従って、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオの中からターゲットの再生待ちのビデオを確定し、
前記ターゲットの再生待ちのビデオに基づいて、前記ビデオ再生ページにおけるターゲットビデオを更新し、前記関連関係に従って前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定し、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードするように繰り返して実行するように構成される。
【0065】
本開示の実施例による技術的解決手段は、現在の表示ページの中の複数のビデオストリームに、ターゲットビデオが含まれると検出するときに、ターゲットビデオに対応するリソース構成情報を配信し、そのリソース構成情報に基づいて、ターゲットビデオに関連付けられる再生待ちのビデオを確定することが可能であり、また、再生待ちのビデオをプリロードし、これにより、再生待ちのビデオの再生操作を検出するときに直接的に再生できるようになり、ビデオロードの際にユーザーが長時間待ってビデオ再生インターフェースから離脱し、ビデオ変換効率が低下につながるという不利益を避け、リソース構成情報の関連関係に従って、再生待ちのビデオを事前にプリロードするので、ユーザーが再生待ちのビデオの再生をトリガーするときに、長時間待つ必要がなく、これにより、ビデオ再生効率を向上させるとともに、ビデオ変換率を向上させる。
【0066】
図5は、本発明の実施例によって提供される電子機器の概略構造図である。以下では、図5を参照すると、本開示の実施例を実現するのに適した電子機器(例えば、図5の端末装置またはサーバー)400の概略構造図が示されている。本開示の実施例における端末装置は、携帯電話、ノート型コンピュータ、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(ポータブルマルチメディアプレーヤー)、車載端末(例えば、車載用ナビゲーション端末)などのモバイル端末や、デジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含むが、これらに限定されない。図5に示す電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能および使用範囲を限定するものではない。
【0067】
図5に示すように、電子機器400は、処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックスプロセッサなど)401を含むことができ、読み取り専用メモリ(ROM)402に格納されるプログラム、または記憶装置406からランダムアクセスメモリ(RAM)403にロードされたプログラムに従って、適切な様々な動作および処理を実行することができる。RAM403には、電子機器400の動作に必要な各種プログラムやデータも格納される。処理装置401、ROM402、RAM403は、バス404を介して互いに接続されている。編集/出力(I/O)インターフェース405もバス404に接続されている。
【0068】
一般的に、次の装置は、I/Oインターフェース405に接続することができる。例えば、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープなどの編集デバイス406と、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、バイブレータなどの出力装置407と、磁気テープやハードディスクなどの記憶装置406と、通信装置409とを含む。通信装置409は、電子機器400が他の機器と無線または有線で通信してデータを交換できるようにすることができる。図5は、様々な装置を備えた電子機器400を示すが、図示されたすべての装置を実施するかまたはそれらを備える必要がないということを理解するべきである。代わりに、より多くのまたはより少ない装置を実施するかまたはそれらを備えてもよい。
【0069】
本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して上で説明されたプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてもよい。例えば、本開示の実施例は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体に組み込まれたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信装置409を介してネットワークからダウンロードおよびインストールされてもよく、または記憶装置406から、またはROM402からインストールされてもよい。当該コンピュータプログラムが処理装置401によって実行されるとき、本開示の実施例の方法で定義された上述の機能を実行する。
【0070】
本開示の実施形態における複数の装置間で交換されるメッセージまたは情報の名称は、説明のみを目的としており、これらのメッセージまたは情報の範囲を限定するために使用されるものではない。
【0071】
本開示の実施例によって提供される電子機器と、上記の実施例によって提供されるビデオ処理方法とは、同一の開示概念に属するものであり、本実施例において詳細に説明されていない技術的詳細については、上記の実施例を参照することができる。本実施例は、上記実施例と同じ有益な効果を有する。
【0072】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが格納されているコンピュータ記憶媒体を提供し、当該プログラムがプロセッサによって実行されるときに、上記の実施例によって提供されるビデオ処理方法を実現する。
【0073】
なお、本開示において上記で説明されているコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能な信号媒体、またはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、または上記2つの任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光学、電磁、赤外線、または半導体のシステム、装置またはデバイス、またはそれらの任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例としては、1つまたは複数のワイヤを備えた電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードドライブ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。本開示において、コンピュータ読み取り可能な媒体は、プログラムを含むかまたは格納する任意の有形媒体であってよく、当該プログラムは、命令実行システム、装置、またはデバイス、またはそれらと組み合わせて使用されてもよい。本開示において、コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、ベースバンドの中で伝播される、または搬送波の一部として伝播され、その中にコンピュータ読み取り可能なプログラムコードが組み込まれたデータ信号を含んでもよい。このように伝播されるデータ信号は、電磁信号、光信号、または上記の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない、多くの形式をとることができる。コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイス、またはそれらと組み合わせて使用するためのプログラムを伝送、伝播、または送信できるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外の任意のコンピュータ読み取り可能な媒体であってもよい。コンピュータ読み取り可能な媒体に組み込まれたプログラムコードは、ワイヤ、光ケーブル、RF(無線周波数)など、またはそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない任意の適切な媒体を使用して送信されてもよい。
【0074】
いくつかの実施例において、クライアントとサーバーは、HTTP(HyperText Transfer Protocol,ハイパーテキスト転送プロトコル)などの現在知られている、または将来的に開発される任意のネットワークプロトコルを使用して通信することができ、任意の形式または媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と互いに接続することができる。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、ワイドエリアネットワーク同士間に接続されるネットワーク(例えば、インターネット)、およびエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、および現在知られているネットワーク、または将来的に開発されるネットワークが含まれる。
【0075】
上記コンピュータ読み取り可能な媒体は、上記電子機器に含まれていてもよく、当該電子機器に組み込まれずに独立して存在していてもよい。
【0076】
上記のコンピュータ読み取り可能な媒体には、1つまたは複数のプログラムが組み込まれ、上記の1つまたは複数のプログラムが電子機器によって実行されるときに、当該電子機器は、
ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出するときに、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信し、前記リソース構成情報は、前記ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータ、および前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオの関連関係を含み、
前記ターゲットビデオを再生するためのトリガー操作を検出するときに、前記ターゲットビデオに対応するビデオ再生ページにジャンプし、前記関連関係に従って、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定し、
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードし、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのトリガー操作に従って、前記ビデオ再生ページに表示されるターゲットビデオを更新する。
【0077】
これらには限定されないが、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」言語または類似のプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含む1つまたは複数のプログラミング言語によって、本開示の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成してもよい。プログラムコードは、ユーザーのコンピュータによって完全に実行されてもよく、ユーザーのコンピュータによって部分的に実行されてもよく、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、ユーザーのコンピュータによって部分的に実行され、リモートコンピュータによって部分的に実行されてもよく、リモートコンピュータまたはサーバーによって完全に実行されてもよい。リモートコンピュータに係る場合には、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)やワイドエリアネットワーク(WAN)などのあらゆる種類のネットワークを介して、ユーザーのコンピュータに接続されるか、または外部コンピュータ(例えば、インターネットサービスプロバイダーを介したインターネット接続)に接続されてもよい。
【0078】
図面におけるフローチャートおよびブロック図は、本開示のさまざまな実施例によるシステム、方法、およびコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能、および動作を示す。これに関して、フローチャートまたはブロック図の各ブロックは、指定されたロジック機能を実現するための1つまたは複数の実行可能な命令を含むモジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部を表すことができる。また、いくつかの代替実装では、ブロック内に示されている機能が、図に示されている順序と異なる順序で実行される可能性があるということに留意するべきである。例えば、次々に表示される2つのブロックは、実際には実質的に並行して実行されてもよく、関係する機能に応じて逆の順序で実行されてもよい。ブロック図および/またはフローチャート図の各ブロック、およびブロック図および/またはフローチャート図におけるブロックの組み合わせは、指定された機能または動作を実行する専用のハードウェアベースのシステムによって実現されてもよく、または特殊なハードウェアとコンピューター命令の組み合わせを使用して実現されてもよい。
【0079】
本開示の実施例に係るユニットは、ソフトウェアまたはハードウェアで実現されてもよい。ユニットの名称は、場合によっては当該ユニット自体を限定するものではなく、例えば、第1取得ユニットは、「少なくとも2つのインターネットプロトコルアドレスを取得するユニット」と表現されてもよい。
【0080】
本明細書で記述されている機能は、少なくとも部分的に、1つまたは複数のハードウェアロジックコンポーネントによって実行されてもよい。例えば、限定ではないが、使用可能なハードウェアロジックコンポーネントの典型的なタイプは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複雑なプログラマブルロジックデバイス(CPLD)などを含む。
【0081】
本開示の文脈において、機械読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置、または機器によって使用されるか、またはそれらと組み合わせて使用されるプログラムを含むか、または格納することができる有形の媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、機械読み取り可能な信号媒体または機械読み取り可能な記憶媒体であってもよい。機械読み取り可能な記憶媒体は、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、または半導体システム、装置または機器、またはそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。機械読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、1つまたは複数のワイヤベースの電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードドライブ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶機器、磁気記憶機器または上記の任意の適切な組み合わせを含む。
【0082】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例1]は、
ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出するときに、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信するステップであって、前記リソース構成情報は、前記ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータ、および前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオの関連関係を含む、ステップと、
前記ターゲットビデオを再生するためのトリガー操作を検出するときに、前記ターゲットビデオに対応するビデオ再生ページにジャンプし、前記関連関係に従って、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定するステップと、
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードし、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのトリガー操作に従って、前記ビデオ再生ページに表示されるターゲットビデオを更新するステップと、を含むビデオ処理方法を提供する。
【0083】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例2]は、以下を含むビデオ処理方法を提供する。
【0084】
例えば、ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出するときに、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信するステップは、
現在の表示ページに表示されるビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出するときに、前記ターゲットビデオに関連付けられる前記リソース構成情報を配信するか、および/または、
表示対象のビデオストリームの中に前記ターゲットビデオが含まれると検出するときに、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を配信する、ステップを含む。
【0085】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例3]は、以下を含むビデオ処理方法を提供する。
【0086】
例えば、前記ターゲットビデオを再生するためのトリガーを検出するときに、前記ターゲットビデオに対応するビデオ再生ページにジャンプするステップは、
前記ターゲットビデオを再生するコントロールのトリガー操作を検出するときに、前記ビデオ再生ページで前記ターゲットビデオを再生するために、前記ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータストリームを表示するビデオ再生ページにジャンプするステップを含む。
【0087】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例4]は、以下を含むビデオ処理方法を提供する。
【0088】
前記関連関係に基づいて、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定するステップは、
前記関連関係に基づいて、前記ターゲットビデオに関連付けられる次のレベルの再生待ちのビデオのうちの少なくとも1つを確定するステップを含む。
【0089】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例5]は、以下を含むビデオ処理方法を提供する。
【0090】
例えば、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードするステップは、
前記ターゲットビデオのロードが完了するときに、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをプリロードするか、または
前記ターゲットビデオのローディングプログレスバーが予め設定されているプログレスバーの閾値に達していると検出するときに、前記ターゲットビデオおよび前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータを並行してロードするステップを含む。
【0091】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例6]は、以下を含むビデオ処理方法を提供する。
【0092】
例えば、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードするステップは、
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのうちの少なくとも1つのビデオクリップまたは予め設定されているフレーム数のマルチメディアデータをロードするステップを含む。
【0093】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例7]は、以下を含むビデオ処理方法を提供する。
【0094】
例えば、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのトリガー操作に従って、前記ビデオ再生ページに表示されるターゲットビデオを更新するステップは、
前記ビデオ再生ページに、前記少なくとも1つの表示対象のビデオに対応するビデオジャンプコントロールを表示し、前記ビデオジャンプコントロールのトリガー操作に従って、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオの中からターゲットの再生待ちのビデオを確定するステップと、
前記ターゲットの再生待ちのビデオに基づいて、前記ビデオ再生ページにおけるターゲットビデオを更新し、前記関連関係に従って、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定し、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードするように繰り返して実行するステップと、を含む。
【0095】
また、様々な操作が特定の順序で示されているが、これは、これらの操作が示された特定の順序で実行されること、または連続した順序で実行されることを要求するものとして理解されるべきではない。特定の状況下では、マルチタスクと並列処理が有利な場合がある。同様に、いくつかの特定の実装の詳細が上記の説明に含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。別個の実施例の文脈で説明される特定の特徴は、単一の実施例において組み合わせて実現することもできる。逆に、単一の実施例の文脈で説明される様々な特徴は、複数の実施例で個別に、または任意の適切なサブコンビネーションで実現することもできる。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2024-06-07
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出することに応答して、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を送信するステップであって、前記リソース構成情報は、前記ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータ、および前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオの関連関係を含む、ステップと、
前記ターゲットビデオを再生するためのトリガー操作を検出することに応答して、ビデオ再生ページに切り替え、前記関連関係に従って、前記ターゲットビデオを表示し、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定するステップと、
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードし、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのトリガー操作に従って、前記ビデオ再生ページに表示されるターゲットビデオを前記少なくとも1つの再生待ちのビデオに切り替えるステップと、を含む、
方法。
【請求項2】
ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出することに応答して、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を送信するステップは、
現在の表示ページに表示されるビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出することに応答して、前記ターゲットビデオに関連付けられる前記リソース構成情報を送信するステップと、
表示対象のビデオストリームの中に前記ターゲットビデオが含まれると検出することに応答して、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を送信するステップと、のうちの少なくとも1つのステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ターゲットビデオを再生するためのトリガー操作を検出することに応答して、ビデオ再生ページに切り替えるステップは、
前記ターゲットビデオを再生するコントロールのトリガー操作を検出することに応答して、前記ビデオ再生ページで前記ターゲットビデオを再生するために、前記ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータストリームを表示するビデオ再生ページに切り替えるステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記関連関係に基づいて、前記ターゲットビデオを表示し、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定するステップは、
前記関連関係に基づいて、前記ターゲットビデオを表示し、前記ターゲットビデオに関連付けられる次のレベルの再生待ちのビデオのうちの少なくとも1つを確定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードするステップは、
前記ターゲットビデオのロードが完了しているということを確定することに応答して、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをプリロードするか、または、
前記ターゲットビデオのローディングプログレスバーが予め設定されているプログレスバーの閾値に達していると検出することに応答して、前記ターゲットビデオおよび前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータを並行してロードするステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードするステップは、
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのうちの少なくとも1つのビデオクリップまたは予め設定されているフレーム数のマルチメディアデータをロードするステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのトリガー操作に従って、前記ビデオ再生ページに表示されるターゲットビデオを前記少なくとも1つの再生待ちのビデオに切り替えるステップは、
前記ビデオ再生ページに、前記少なくとも1つの表示対象のビデオに対応するビデオジャンプコントロールを表示し、前記ビデオジャンプコントロールのトリガー操作に従って、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオの中からターゲットの再生待ちのビデオを確定するステップと、
前記ターゲットの再生待ちのビデオに基づいて、前記ビデオ再生ページにおけるターゲットビデオを更新し、前記関連関係に従って、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定し、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードするように繰り返して実行するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
ビデオストリームの中にターゲットビデオが含まれると検出することに応答して、前記ターゲットビデオに関連付けられるリソース構成情報を送信するように構成されるリソース構成情報送信モジュールであって、前記リソース構成情報は、前記ターゲットビデオに対応するマルチメディアデータ、および前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオの関連関係を含む、リソース構成情報送信モジュールと、
前記ターゲットビデオを再生するためのトリガー操作を検出することに応答して、ビデオ再生ページに切り替え、前記関連関係に従って、前記ターゲットビデオを表示し、前記ターゲットビデオに関連付けられる少なくとも1つの再生待ちのビデオを確定するように構成される再生待ちのビデオ確定モジュールと、
前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのマルチメディアデータをロードし、前記少なくとも1つの再生待ちのビデオのトリガー操作に従って、前記ビデオ再生ページに表示されるターゲットビデオを前記少なくとも1つの再生待ちのビデオに切り替えるように構成されるビデオプリロードモジュールと、を含む、
ビデオ処理装置。
【請求項9】
1つまたは複数のプロセッサと、
1つまたは複数のプログラムを格納するように構成される記憶装置と、を含み、
前記1つまたは複数のプログラムが1つまたは複数のプロセッサによって実行されるときに、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の方法を実行させる、電子機器。
【請求項10】
コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能な命令が、コンピュータプロセッサによって実行されるときに、請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の方法を実行する、記憶媒体。
【国際調査報告】