(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-10
(54)【発明の名称】通信方法、装置、通信機器及び可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 88/00 20090101AFI20241203BHJP
【FI】
H04W88/00
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024538457
(86)(22)【出願日】2022-12-29
(85)【翻訳文提出日】2024-06-24
(86)【国際出願番号】 CN2022143641
(87)【国際公開番号】W WO2023125870
(87)【国際公開日】2023-07-06
(31)【優先権主張番号】202111673083.7
(32)【優先日】2021-12-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100159329
【氏名又は名称】三縄 隆
(72)【発明者】
【氏名】▲孫▼ ▲鵬▼
(72)【発明者】
【氏名】袁 雁南
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE16
5K067FF01
5K067HH21
(57)【要約】
本開示は、通信方法、装置、通信機器及び可読記憶媒体を開示し、通信技術分野に属し、本開示の実施例の通信方法は、第二の端が、ターゲット対象の基準点での処理方式を指示するための第一の指示情報を受信することと、前記第二の端が、前記処理方式に従って前記基準点において前記ターゲット対象を処理することとを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信方法であって、
第二の端が、ターゲット対象の基準点での処理方式を指示するための第一の指示情報を受信することと、
前記第二の端が、前記処理方式に従って前記基準点において前記ターゲット対象を処理することとを含む、通信方法。
【請求項2】
前記基準点は、
事前定義と、
プロトコルによる約定と、
第三の端により送信された、前記基準点を指示するための第二の指示情報とのうちの少なくとも一つに基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記処理方式は、
人工知能AIモデルに基づく処理方式と、
前記第二の端を含むターゲット端により決定される処理方式とのうちのいずれか一つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記AIモデルに基づく処理方式は、
前記AIモデルのモデル接続関係と、
前記AIモデルの起動方式と、
前記基準点を含む、前記AIモデルに対応する処理ドメインの関連情報とのうちの少なくとも一つにより指示される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記AIモデルのモデル接続関係は、
前記AIモデルの処理順序と、
前記AIモデルの間の入出力関係とのうちの少なくとも一つを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第二の端が、前記処理方式に従って前記基準点において前記ターゲット対象を処理することは、
前記AIモデルのモデル接続関係が前記AIモデルの処理順序を含む場合に、前記第二の端が前記AIモデルの処理順序に従って第一の応用AIモデルを決定し、前記AIモデルの処理順序に従って前記第一の応用AIモデルを起動し、前記ターゲット対象を処理することと、
前記AIモデルのモデル接続関係が前記AIモデルの間の入出力関係を含む場合に、前記第二の端が前記AIモデルの間の入出力関係に従って第二の応用AIモデルを決定し、前記第二の応用AIモデルによって前記ターゲット対象を処理することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第一の指示情報は、前記AIモデルのモデル接続関係を指示するための第一のターゲット情報を含み、前記第一のターゲット情報は、
前記第二の端を含むターゲット端により使用されるAIモデルを指示するためのモデル識別子と、
異なるAIモデルの間の接続関係を指示するためのモデル接続識別子とのうちの少なくとも一つを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記第一のターゲット情報は、前記モデル識別子を含むモデル構成情報を含み、
前記モデル構成情報は、さらにAIモデルの入力を構成して第一の対象を参照するために用いられ、前記第一の対象は、予め設定される基準点と、他のAIモデルの出力とのうちの少なくとも一つを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記AIモデルの起動方式は、
予め設定される起動時間に基づいて起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータが到着した場合に起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータのうちの少なくとも一つの基準点のデータが更新された場合に起動することと、
前記AIモデルに必要な入力がすべて到着した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルが処理を完了した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルの出力が更新された場合に起動することと、
前記AIモデルが一つ前のAIモデルの入力を受信した場合に起動することと、
前記AIモデルが別のAIモデルの予め設定される出力値を受信した場合に起動することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項10】
起動される前記AIモデルの数は、少なくとも一つである、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記処理ドメインの数は、少なくとも一つであり、前記処理ドメインは、
前記基準点の機能と、
前記AIモデルの入出力と前記基準点との間の関係と、
前記AIモデルの間のモデル接続関係とのうちの少なくとも一つにより決定される、請求項4に記載の方法。
【請求項12】
前記処理ドメインの関連情報は、
前記処理ドメインに対応する処理時間制約と、
前記処理ドメインに対応する処理方式とのうちの少なくとも一つを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項13】
前記処理ドメインに対応する処理時間制約又は前記処理ドメインに対応する処理方式は、前記AIモデルの起動方式と、前記AIモデルの起動時間と、前記AIモデルの終了時間と、前記AIモデルの処理時間長とのうちの少なくとも一つを含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
異なる前記処理ドメインは、それぞれの前記処理時間制約に対応する、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
異なる前記処理ドメインは、それぞれの前記処理方式に対応する、請求項12に記載の方法。
【請求項16】
前記方法は、
前記第二の端が、第一の機能を要求するための第一のサービス要求を第四の端に送信することと、
前記第二の端が、前記第四の端により送信された第一の機能の記述情報を受信することと、
前記第二の端が、前記第一の機能の記述情報に基づいてターゲット対象を処理することとをさらに含み、
ここで、前記第一の機能の記述情報は、第一の端に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記第二の端が、前記第一の機能の記述情報に基づいてターゲット対象を処理することは、
前記第一の機能の記述情報が前記第一の端に対応する前記基準点を含む場合に、前記第二の端が前記基準点において前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記基準点と前記処理方式との関係を含む場合に、前記第二の端が前記基準点において対応する処理方式に従って前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理ドメインの関連情報を含む場合に、前記第二の端が前記処理ドメインに含まれるターゲット基準点を取得し、前記ターゲット基準点において前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理方式を含む場合に、前記第二の端が前記処理方式に従って前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデル情報を含む場合に、前記第二の端が前記AIモデル情報に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルのモデル接続関係を含む場合に、前記第二の端が前記AIモデルの接続関係に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルの起動方式を含む場合に、前記第二の端が前記AIモデルの起動方式に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記AIモデルの起動方式に従って前記ターゲットAIモデルを起動して、前記ターゲット対象を処理することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記方法は、
前記第二の端が、前記第一の端と前記第四の端とのうちの少なくとも一つにより送信された更新された第一の機能の記述情報を受信することをさらに含む、請求項16に記載の方法。
【請求項19】
前記方法は、
前記第二の端が、第一の方式を要求するための第二のサービス要求を第五の端に送信することと、
前記第二の端が、前記第五の端により送信された第一の方式の記述情報を受信することと、
前記第二の端が、前記第一の方式の記述情報に基づいてターゲット対象を処理することとをさらに含み、
ここで、前記第一の方式の記述情報は、前記第一の方式に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記方法は、
前記第二の端が、第一の端と前記第五の端とのうちの少なくとも一つにより送信された更新された第一の方式の記述情報を受信することをさらに含む、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記第一の指示情報は、さらに、前記基準点に対するテスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる、請求項1に記載の方法。
【請求項22】
前記方法は、
前記第二の端が前記テスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つに基づいて前記基準点をテストすることをさらに含む、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
通信方法であって、
第一の端が、基準点に対応する第一の指示情報を少なくとも一つの第二の端とインタラクションすることを含み、前記第一の指示情報は、ターゲット対象の前記基準点での処理方式を指示するために用いられる、通信方法。
【請求項24】
前記基準点は、
事前定義と、
プロトコルによる約定と、
第三の端により送信された、前記基準点を指示するための第二の指示情報とのうちの少なくとも一つに基づいて決定される、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記処理方式は、
人工知能AIモデルに基づく処理方式と、
前記第一の端又は前記第二の端であるターゲット端により決定される処理方式とのうちのいずれか一つを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
前記AIモデルに基づく処理方式は、
前記AIモデルのモデル接続関係と、
前記AIモデルの起動方式と、
前記基準点を含む、前記AIモデルに対応する処理ドメインの関連情報とのうちの少なくとも一つにより指示される、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記方法は、
前記第一の端が、第一の機能の登録を要求する第一の要求を第四の端に送信することをさらに含み、
ここで、前記第一の機能の記述情報は、前記第一の機能に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインと、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項28】
前記方法は、
前記第二の端が第一の機能を第四の端に要求した場合に、前記第一の端が第一の機能の記述情報に基づいて、第一のターゲット対象を処理し、又は前記第一の端が第三の指示情報を第六の端とインタラクションすることをさらに含み、前記第三の指示情報は、前記第一の機能の記述情報に基づいて第二のターゲット対象を処理するよう前記第六の端に指示するために用いられ、前記第六の端は、前記第一の端と関連関係があるエンティティであり、
ここで、前記第一の機能の記述情報は、前記第一の機能に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項29】
前記第一の端が第一の機能の記述情報に基づいて、第一のターゲット対象を処理することは、
前記第一の機能の記述情報が前記第一の端に対応する前記基準点を含む場合に、前記第一の端が前記基準点において前記第一のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記基準点と前記処理方式との関係を含む場合に、前記第一の端が前記基準点において対応する処理方式に従って前記第一のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理ドメインを含む場合に、前記第一の端が前記処理ドメインに含まれる基準点を取得し、前記基準点において前記第一のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理方式を含む場合に、前記第一の端が前記処理方式に従って前記第一のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデル情報を含む場合に、前記第一の端が前記AIモデル情報に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記第一のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルのモデル接続関係を含む場合に、前記第一の端が前記AIモデルの接続関係に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記第一のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルの起動方式を含む場合に、前記第一の端が前記AIモデルの起動方式に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記AIモデルの起動方式に従って前記ターゲットAIモデルを起動して、前記第一のターゲット対象を処理することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記方法は、
前記第一の機能の記述情報が更新された場合に、前記第一の端が、更新された第一の機能の記述情報を前記第四の端と前記第二の端とのうちの少なくとも一つに送信することをさらに含む、請求項27から29のいずれか1項に記載の方法。
【請求項31】
前記方法は、
前記第一の端が第一の方式の登録を要求する第二の要求を第五の端に送信することをさらに含み、
ここで、前記第一の方式の記述情報は、前記第一の方式に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項32】
前記方法は、
前記第二の端が第一の方式を第五の端に要求した場合に、前記第一の端が、前記第一の方式の記述情報に従って第四のターゲット対象を処理する方式であるターゲット方式に基づいて第三のターゲット対象を処理することをさらに含み、
ここで、前記第一の方式の記述情報は、前記第一の方式に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項33】
前記方法は、
前記第一の方式の記述情報が更新された場合に、前記第一の端が更新された第一の方式の記述情報を前記第五の端と前記第二の端とのうちの少なくとも一つに送信することをさらに含む、請求項31又は32に記載の方法。
【請求項34】
前記第一の指示情報は、さらに、前記基準点に対するテスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる、請求項23に記載の方法。
【請求項35】
前記方法は、
前記第一の端が前記テスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つに基づいて前記基準点をテストすることをさらに含む、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
通信装置であって、
ターゲット対象の基準点での処理方式を指示するための第一の指示情報を受信するための受信モジュールと、
前記処理方式に従って前記基準点において前記ターゲット対象を処理するための処理モジュールとを含む、通信装置。
【請求項37】
通信装置であって、
基準点に対応する第一の指示情報を少なくとも一つの第二の端とインタラクションするための送信モジュールを含み、前記第一の指示情報は、ターゲット対象の前記基準点での処理方式を指示するために用いられる、通信装置。
【請求項38】
プロセッサとメモリとを含み、前記メモリが前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令を記憶する通信機器であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から22のいずれか1項に記載の通信方法のステップを実現し、又は請求項23から35のいずれか1項に記載の通信方法のステップを実現する、通信機器。
【請求項39】
プログラム又は命令を記憶する可読記憶媒体であって、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から22のいずれか1項に記載の通信方法のステップを実現し、又は請求項23から35のいずれか1項に記載の通信方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本開示は、2021年12月31日に中国で提出された中国特許出願No.202111673083.7の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。
【0002】
本開示は、通信技術分野に属し、具体的に通信方法、装置、通信機器及び可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
関連技術における無線通信システムでは、通信機器は、一般的には構成された処理方式により信号やデータなどを処理し、例えばプロトコルによる約定の方式に基づいてチャネルコーディングなどを行い、このような方式により、通信機器による信号やデータなどに対する処理方式の柔軟性が比較的悪くなってしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の実施例は、通信機器による信号やデータなどに対する処理方式の柔軟性が比較的悪いという関連技術における問題を解決できる通信方法、装置、通信機器及び可読記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第一の態様は、通信方法を提供し、この通信方法は、
第二の端が、ターゲット対象の基準点での処理方式を指示するための第一の指示情報を受信することと、
前記第二の端が、前記処理方式に従って前記基準点において前記ターゲット対象を処理することとを含む。
【0006】
第二の態様は、通信方法を提供し、この通信方法は、
第一の端が、基準点に対応する第一の指示情報を少なくとも一つの第二の端とインタラクションすることを含み、前記第一の指示情報は、ターゲット対象の前記基準点での処理方式を指示するために用いられる。
【0007】
第三の態様は、通信装置を提供し、この通信装置は、
ターゲット対象の基準点での処理方式を指示するための第一の指示情報を受信するための受信モジュールと、
前記処理方式に従って前記基準点において前記ターゲット対象を処理するための処理モジュールとを含む。
【0008】
第四の態様は、通信装置を提供し、この通信装置は、
基準点に対応する第一の指示情報を少なくとも一つの第二の端とインタラクションするための送信モジュールを含み、前記第一の指示情報は、ターゲット対象の前記基準点での処理方式を指示するために用いられる。
【0009】
第五の態様は、通信機器を提供し、この通信機器は、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリは、前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令を記憶し、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の通信方法のステップを実現し、又は第二の態様に記載の通信方法のステップを実現する。
【0010】
第六の態様は、プログラム又は命令を記憶する可読記憶媒体を提供し、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の通信方法のステップを実現し、又は第二の態様に記載の通信方法のステップを実現する。
【0011】
第七の態様は、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、第一の態様に記載の通信方法のステップを実現し、又は第二の態様に記載の通信方法のステップを実現するために用いられる。
【0012】
第八の態様は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、非一時的な記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム製品は、少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、第一の態様に記載の通信方法のステップを実現し、又は第二の態様に記載の通信方法のステップを実現する。
【発明の効果】
【0013】
本開示の実施例では、第一の端は、第一の指示情報を少なくとも一つの第二の端とインタラクションすることで、第一の指示情報によりターゲット対象の基準点での処理方式を第二の端に通知し、さらに第二の端は、前記第一の指示情報に基づいて、ターゲット対象の基準点での処理方式に従ってターゲット対象を処理することができる。このように、第一の端によって第二の端によるターゲット対象に対する基準点での処理方式を指示することができ、通信機器による信号、データや業務などに対する処理方式がより柔軟になる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本開示の実施例が応用可能な無線通信システムのブロック図である。
【
図2】本開示の実施例による通信方法のフローチャートである。
【
図3】本開示の実施例による別の通信方法のフローチャートである。
【
図4】本開示の実施例による通信装置の構造図である。
【
図5】本開示の実施例による別の通信装置の構造図である。
【
図6】本開示の実施例による通信機器の構造図である。
【
図8】本開示の実施例によるネットワーク側機器の構造図である。
【
図9】本開示の実施例による別のネットワーク側機器の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下は、本開示の実施例における図面を結び付けながら、本開示の実施例における技術案を明瞭に記述し、明らかに、記述された実施例は、本開示の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本開示における実施例に基づいて、当業者により得られたすべての他の実施例は、いずれも本開示の保護範囲に属する。
【0016】
本開示の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用される用語は、適切な場合に交換可能であり、それにより本開示の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能であり、且つ「第一」、「第二」によって区別される対象は、一般的には同一種類であり、対象の個数を限定せず、例えば第一の対象は、一つであってもよく、複数であってもよい。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0017】
指摘すべきこととして、本開示の実施例に記述された技術は、ロングタームエボリューション型(Long Term Evolution、LTE)/LTEの進化(LTE-Advanced、LTE-A)システムに限らず、他の無線通信システム、例えば符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、CDMA)、時分割多重接続(Time Division Multiple Access、TDMA)、周波数分割多重接続(Frequency Division Multiple Access、FDMA)、直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、OFDMA)、単一キャリア周波数分割多重接続(Single-carrier Frequency Division Multiple Access、SC-FDMA)と他のシステムにも適用することができる。本開示の実施例における用語である「システム」と「ネットワーク」は、常に交換可能に使用され、記述された技術は、以上に言及されたシステムとラジオ技術に用いられてもよく、他のシステムとラジオ技術に用いられてもよい。以下の記述は、例示の目的でニューラジオ(New Radio、NR)システムを記述しているとともに、以下の大部分の記述においてNR用語を使用しているが、これらの技術は、NRシステム応用以外の応用、例えば第六世代(6th Generation、6G)通信システムに応用されてもよい。
【0018】
図1は、本開示の実施例が応用可能な無線通信システムのブロック図を示す。無線通信システムは、端末11とネットワーク側機器12とを含む。ここで、端末11は、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)(又は、ノートパソコンと呼ばれる)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、パームトップコンピュータ、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、モバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Device、MID)、拡張現実(augmented reality、AR)/仮想現実(virtual reality、VR)デバイス、ロボット、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)、車載機器(Vehicle User Equipment、VUE)、歩行者端末(Pedestrian User Equipment、PUE)、スマートホーム(無線通信機能を有するホーム機器、例えば冷蔵庫、テレビ、洗濯機又は家具など)、ゲーム機、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、預入支払機又はセルフサービス機などの端末側機器であってもよく、ウェアラブルデバイスは、スマートウォッチ、スマートブレスレット、スマートイヤホン、スマートメガネ、スマートアクセサリー(スマートブレスレット、スマートハンドチェーン、スマート指輪、スマートネックレス、スマート足首ブレスレット、スマートアンクレットなど)、スマートバンド、スマート衣類などを含む。説明すべきこととして、本開示の実施例は、端末11の具体的なタイプを限定するものではない。ネットワーク側機器12は、アクセスネットワーク機器又はコアネットワーク機器を含んでもよく、ここで、アクセスネットワーク機器は、無線アクセスネットワーク機器、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)、無線アクセスネットワーク機能又は無線アクセスネットワークユニットと呼ばれてもよい。アクセスネットワーク機器は、基地局、ワイアレスローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Networks、WLAN)アクセスポイント又はWiFiノードなどを含んでもよく、基地局は、ノードB、進化ノードB(eNB)、アクセスポイント、ベーストランシーバステーション(Base Transceiver Station、BTS)、ラジオ基地局、ラジオ送受信機、ベーシックサービスセット(Basic Service Set、BSS)、拡張サービスセット(Extended Service Set、ESS)、家庭用Bノード、家庭用進化型Bノード、トランスミッションポイント(Transmission Reception Point、TRP)又は当分野における他のある適切な用語と呼ばれてもよく、同じ技術的効果が達成される限り、前記基地局は、特定の技術用語に限らず、説明すべきこととして、本開示の実施例ではNRシステムにおける基地局を例として紹介し、基地局の具体的なタイプを限定するものではない。コアネットワーク機器は、コアネットワークノード、コアネットワーク機能、移動管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)、アクセス移動管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)、セッション管理機能(Session Management Function、SMF)、ユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)、ポリシー制御機能(Policy Control Function、PCF)、ポリシーと課金ルール機能ユニット(Policy and Charging Rules Function、PCRF)、エッジアプリケーションサービス発見機能(Edge Application Server Discovery Function、EASDF)、統一データ管理(Unified Data Management、UDM)、統一データリポジトリ(Unified Data Repository、UDR)、ホームユーザサーバ(Home Subscriber Server、HSS)、集中式ネットワーク構成(Centralized network configuration、CNC)、ネットワーク記憶機能(Network Repository Function、NRF)、ネットワーク開放機能(Network Exposure Function、NEF)、ローカルNEF(Local NEF、又はL-NEF)、バインディングサポート機能(Binding Support Function、BSF)、応用機能(Application Function、AF)などのうちの少なくとも一つを含んでもよいがこれに限らない。説明すべきこととして、本開示の実施例ではNRシステムにおけるコアネットワーク機器を例として紹介し、コアネットワーク機器の具体的なタイプを限定するものではない。
【0019】
以下では、図面を結び付けながら、いくつかの実施例及びその応用シナリオにより本開示の実施例による通信方法を詳細に説明する。
【0020】
図2を参照すると、
図2は、本開示の実施例による通信方法のフローチャートであり、
図2に示すように、前記方法は、
第二の端が、ターゲット対象の基準点での処理方式を指示するための第一の指示情報を受信するステップ201と、
前記第二の端が、前記処理方式に従って前記基準点において前記ターゲット対象を処理するステップ202とを含む。
【0021】
本開示の実施例では、前記第一の端と第二の端は、送信機能と受信機能を有する通信機器である。例えば、前記第一の端は、ネットワーク側機器と端末とのうちの一方で、前記第二の端は、ネットワーク側機器と端末とのうちの他方であり、又は、前記第一の端と前記第二の端は、端末の異なるノードであり、又は、前記第一の端と前記第二の端は、ネットワーク側機器の異なるノードである。
【0022】
説明すべきこととして、前記ネットワーク側機器は、アクセスネットワーク機器(例えば、基地局)とコアネットワーク機器とを含んでもよい。選択的に、前記第一の端は、アクセスネットワーク機器で、第二の端は、コアネットワーク機器であり、又は、第一の端は、端末で、第二の端は、コアネットワーク機器又はアクセスネットワーク機器であり、又は、前記第一の端と前記第二の端は、アクセスネットワーク機器の異なるノードであり、又は、前記第一の端と前記第二の端は、コアネットワーク機器の異なるノードであってもよいなど、本開示の実施例では、一々列挙しない。また、第一の端と第二の端は、特に指すものではなく、第一の端は、いくつかのシナリオで第二の端、及び後続実施例に言及された第三の端、第四の端、第五の端などであってもよく、同様に、第二の端は、いくつかのシナリオで、第一の端、及び後続実施例に言及された第三の端、第四の端、第五の端などであってもよい。
【0023】
本開示の実施例では、第二の端は、第一の指示情報を受信し、前記第一の指示情報は、第一の端により送信されてもよい。選択的に、第一の端は、少なくとも一つの第二の端に第一の指示情報をインタラクションしてもよく、例えば第一の端は、少なくとも一つの第二の端に第一の指示情報をブロードキャストし、又は第一の端は、第二の端に第一の指示情報を直接に送信し、又は第一の端は、第一の指示情報を別の機器を介して第二の端に送信してもよく、例えばコアネットワークは、基地局に第一の指示情報を送信し、基地局は、第一の指示情報を端末に送信する。
【0024】
説明すべきこととして、前記基準点は、第一の端と第二の端により予め決定される基準点であってもよい。選択的に、前記基準点は、
事前定義と、
プロトコルによる約定と、
第三の端により送信された、前記基準点を指示するための第二の指示情報とのうちの少なくとも一つに基づいて決定される。
【0025】
例えば、基準点の位置は、プロトコルにより約定されており、さらに第一の端と第二の端は、プロトコルによる約定に基づいて基準点の位置を決定することができ、又は、第三の端は、基準点位置を指示するための第二の指示情報を第一の端及び/又は第二の端に送信してもよく、第一の端のみが第二の指示情報を受信した場合に、第一の端は、前記第二の指示情報を第二の端に送信してもよく、第二の端のみが第二の指示情報を受信した場合に、第二の端は、前記第二の指示情報を第一の端に送信してもよく、又は、基準点は、事前定義されてもよい。
【0026】
説明すべきこととして、前記基準点は、二つの通信機器の間又は二つの機能モジュールの間で約定された処理位置と見なされてもよく、又は処理インタフェース又はインタラクションインタフェースなどと呼ばれてもよく、又は二つの通信機器の間又は二つの機能モジュールの間のプロトコルマッピング関係と見なされてもよい。以下、通信システムにおいて応用可能ないくつかの基準点が列挙されている。
【0027】
選択的に、アナログデジタル変換(Analog to Digital、AD)及び/又はデジタルアナログ変換(Digital to Analog、DA)後のベースバンド受信信号を基準点ReP.0.0.0と定義し、
高速フーリエ逆変換(Inverse Fast Fourier Transform、IFFT)変換後の信号を基準点ReP.0.0.1と定義し、
有用な基準信号(Reference Signal、RE)を取り出してからリソースをデマッピングする信号(ソフト情報)を基準点ReP.0.0.2と定義し、
復号化後のビットシーケンスに対応する信号を基準点ReP.0.0.3と定義し、
ビットシーケンスの検査、解読情報を基準点ReP.0.0.4と定義し、
ビット情報のメディアアクセス制御(Medium Access Control、MAC)層への配信点に対応する基準点をReP.0.0.5と定義し、
物理下りリンク共有チャネル(Physical downlink shared channel、PDSCH)の上記受信リンクに対応する基準点をReP.0.1.1~ReP.0.1.3と定義し、
PDSCH復号化後の確認(Acknowledged、ACK)及び/又は非確認(Unacknowledged、NACK)のビットシーケンスを基準点ReP.0.1.4と定義し、
PDSCHにより受信された伝送ブロック(Transport Block、TB)のMAC層への配信点に対応する基準点をReP.0.1.5と定義し、
物理上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)の送信リンクがMAC層から受信したTBブロックに対応する基準点(reference point、REP)をReP.0.2.0と定義し、
PUSCHに対応するチャネルのコーディング後の基準点をReP.0.2.1と定義し、
PUSCHのコーディング変調後の基準点をReP.0.2.2と定義し、
PUSCHのマルチアンテナ処理後の基準点をReP.0.2.3と定義し、
PUSCH高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform、FFT)変換後の基準点をReP.0.2.4と定義する。
【0028】
本開示の実施例では、前記ターゲット対象は、データと、信号と、業務とのうちの少なくとも一つを含む。例えば、第一の指示情報は、IFFT変換後の信号を基準点ReP.0.0.1において処理すること、復号化後のビットシーケンスに対応する信号を基準点ReP.0.0.3において処理することなどを指示するために用いられてもよい。
【0029】
本開示の実施例では、第二の端は、第一の指示情報を受信し、第一の指示情報によりターゲット対象の基準点での処理方式を決定し、さらに第二の端は、前記第一の指示情報に基づいて、ターゲット対象の基準点での処理方式に従ってターゲット対象を処理することができる。このように、第二の端によるターゲット対象に対する基準点での処理方式は、第一の指示情報により決定することができ、通信機器による信号、データや業務などに対する処理方式がより柔軟になり、また、それにより、通信機器の間では、該当する能力インタラクションフローを確立することができ、通信機器の間で信号、データや業務などに対する処理方式を効果的に連携させることができる。
【0030】
選択的に、前記処理方式は、
人工知能(Artificial Intelligence、AI)モデルに基づく処理方式と、
定義されていない(Non-defined)処理方式と、
前記第二の端を含むターゲット端により決定される処理方式とのうちのいずれか一つを含む。
【0031】
選択的に、第一の指示情報がターゲット対象の基準点での処理方式を含まず、このような場合に、前記処理方式は、定義されていない(Non-defined)処理方式であり、第二の端が自ら決めると見なすことができる。
【0032】
又は、ターゲット端は、第一の端であってもよく、第一の端は、処理方式を自ら決め、第一の指示情報により第二の端に通知してもよく、又は、第一の端は、第二の端が処理方式を自ら決めることを第一の指示情報により指示してもよい。
【0033】
説明すべきこととして、前記処理方式がAIモデルに基づく処理方式である場合に、前記第一の指示情報は、AIモデルのタイプ、入出力、重みパラメータなどの情報を含んでもよい。ここで、AIモデルに基づく処理方式は、ニューラルネットワークに基づく処理方式と呼ばれてもよい。選択的に、前記処理方式は、他のAI又は機械学習処理方式、例えばガウス過程、ベイジアンネットワーク、強化学習などであってもよい。
【0034】
選択的に、前記AIモデルに基づく処理方式は、
前記AIモデルのモデル接続関係と、
前記AIモデルの起動方式と、
前記基準点を含む、前記AIモデルに対応する処理ドメインの関連情報とのうちの少なくとも一つにより指示される。
【0035】
例えば、ターゲット対象の基準点での処理方式がAIモデルに基づく処理方式であることを指示するように、前記第一の指示情報は、前記AIモデルの接続関係を含んでもよく、このような場合に、ターゲット対象は、少なくとも二つのAIモデルによって処理してもよく、第一の指示情報は、前記少なくとも二つのAIモデルのモデル接続関係を含む。
【0036】
選択的に、前記AIモデルのモデル接続関係は、前記AIモデルの処理順序と、前記AIモデルの間の入出力関係とのうちの少なくとも一つを含む。
【0037】
例示的に、第一の指示情報が、ターゲット対象を基準点において少なくとも二つのAIモデルに基づいて処理することを指示する場合に、前記第一の指示情報は、前記少なくとも二つのAIモデルの処理順序、例えば約定される基準点から、まずどのAIモデルにより処理するか、さらにどのAIモデルにより処理するかを含んでもよい。理解できるように、第二の端は、前記第一の指示情報に基づいて、第一の指示情報により指示されるAIモデルの処理順序に従って、予め約定される基準点においてターゲット対象を処理することができる。
【0038】
又は、前記第一の指示情報は、AIモデルの間の入出力関係、例えば一つのAIモデルのいくつかの入力を別の一つ又は複数のAIモデルのいくつかの出力として用いることを含んでもよい。
【0039】
又は、前記第一の指示情報は、前記AIモデルの処理順序及び前記AIモデルの間の入出力関係を含んでもよく、ここでこれ以上列挙しない。
【0040】
選択的に、前記第二の端が、前記処理方式に従って前記基準点において前記ターゲット対象を処理することは、
前記AIモデルのモデル接続関係が前記AIモデルの処理順序を含む場合に、前記第二の端が前記AIモデルの処理順序に従って第一の応用AIモデルを決定し、前記AIモデルの処理順序に従って前記第一の応用AIモデルを起動し、前記ターゲット対象を処理することと、
前記AIモデルのモデル接続関係が前記AIモデルの間の入出力関係を含む場合に、前記第二の端が前記AIモデルの間の入出力関係に従って第二の応用AIモデルを決定し、前記第二の応用AIモデルによって前記ターゲット対象を処理することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0041】
ここで、前記第一の応用AIモデルと第二の応用AIモデルの数は、複数であってもよい。
【0042】
選択的に、前記第一の指示情報は、第一のターゲット情報を含み、前記第一のターゲット情報は、前記AIモデルのモデル接続関係を指示するために用いられ、前記第一のターゲット情報は、
前記第二の端を含む前記ターゲット端により使用されるAIモデルを指示するためのモデル識別子と、
異なるAIモデルの間の接続関係を指示するためのモデル接続識別子とのうちの少なくとも一つを含む。
【0043】
例示的に、第一の指示情報において、第一のターゲット情報は、「モデル追加リスト」(「modelAddModList」)であると定義してもよく、ここで、モデル構成情報(modelConfiguration)に対応するモデル識別子(modelID)を参照して、第二の端により使用されるAIモデルのモデル識別子の指示に用いる。又は、第一の指示情報において、第一のターゲット情報は、「モデルトポロジー追加リスト」(「modelTopologyAddModList」)であると定義してもよく、ここで、モデルトポロジー構成情報(modelTopologyConfiguration)に対応するモデル接続識別子(modTopID)を参照して、異なるAIモデルの間の接続関係の指示に用いる。
【0044】
例えば、前述で定義された基準点を利用し、modelAddModListが以下のmodelID、model.0.0.0~model.0.0.3、model.0.1.0~model.0.1.4、model.0.2.0~model.0.2.3を含むように構成し、各modelIDに対応するmodelConfigurationにおいてmodelの処理方式(non-defined、又はAIモデルに基づく処理、又は他の機械学習処理方式)を構成し、modelConfigurationとしてAIモデルの構造、対応するパラメータなどをさらに構成してもよく、modelConfigurationにはmodelの入力基準点と出力基準点がさらに構成されており、例えばmodel.0.0.0の入力基準点をReP.0.0.0に、出力基準点をReP.0.0.1に定義し、上記modelの定義、及び該当する入力基準点、出力基準点の関係により、該当する接続関係を確立する。
【0045】
また例えば、modelTopologyAddModListを構成してAIモデルのモデル接続関係を指示してもよく、modelTopologyAddModListにおいてmodel情報処理の接続関係を構成し、例えばtopologyID1に対応する接続関係は、topology.0.0=sequential(model.0.0.0、model.0.0.1、model.0.0.2、model.0.0.3)を含み、この時、modelの間の接続基準点を定義することなく、model.0.0.0の入力基準点とmodel.0.0.3に対応する出力基準点のみを定義すればよい。
【0046】
選択的に、前記第一のターゲット情報は、前記モデル識別子を含むモデル構成情報を含み、前記モデル構成情報は、さらにAIモデルの入力を構成して第一の対象を参照するために用いられ、前記第一の対象は、予め設定される基準点と、他のAIモデルの出力とのうちの少なくとも一つを含む。
【0047】
例えば、モデル構成情報(modelConfiguration)には一つの入力情報エレメント(input information elements、input IE)が含まれ、このinput IEは、予め設定される基準点をAIモデルの入力として参照し、例えば基準点Xデータ点Y(referencePonitX.datapointY)をAIモデルのうちの一つの入力として参照してもよく、前記AIモデルが複数の入力を有する場合に、引き続き他の予め設定される基準点をAIモデルの他の入力として参照し、例えば基準点Xデータ点Z(referencePonitX.datapointZ)を参照してもよい。
【0048】
又は、モデル構成情報におけるinput IEは、他のAIモデルの出力を参照して、あるAIモデルの入力として定義してもよい。
【0049】
説明すべきこととして、モデル構成情報の、AIモデルの入力を構成するための参照が予め設定される基準点を含む場合に、予め設定される基準点の数を考慮する必要がある。選択的に、前記予め設定される基準点の数が複数の場合に、複数の前記予め設定される基準点は、予め設定される順序に従って並べられて、一つのAIモデルの入力を形成する。
【0050】
本開示の実施例では、ターゲット対象の予め約定される基準点での処理方式がAIモデルに基づく処理方式であることを指示するように、前記第一の指示情報は、AIモデルの起動方式をさらに含んでもよい。
【0051】
選択的に、前記AIモデルの起動方式は、
予め設定される起動時間に基づいて起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータが到着した場合に起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータのうちの少なくとも一つの基準点のデータが更新された場合に起動することと、
前記AIモデルに必要な入力がすべて到着した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルが処理を完了した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルの出力が更新された場合に起動することと、
前記AIモデルが一つ前のAIモデルの入力を受信した場合に起動することと、
前記AIモデルが別のAIモデルの予め設定される出力値を受信した場合に起動することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0052】
説明すべきこととして、第一の端は、前記第一の指示情報においてAIモデルの起動方式を構成してもよく、又は起動条件、有効化条件などとも呼ばれ、さらに、それによりAIモデルをいつ起動するか及び/又はどのように起動するかを第二の端に通知し、ターゲット対象に対する処理を実現する。
【0053】
例えば、すでに複数のAIモデルのモデル接続関係が決定された場合に、第一の指示情報は、各AIモデルが予め設定される起動時間に基づいて起動されることを構成してもよく、さらに第二の端は、前記第一の指示情報に基づいて、対応するAIモデルを起動して処理を開始するには、待ち時間がどこまでかかるかを知ることができる。
【0054】
又は、第一の指示情報は、AIモデルの起動方式として、前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータが対応する基準点に到達した場合に、前記AIモデルを起動するように構成してもよい。例えば、AIモデルが三つの基準点に対応すると、この三つの基準点の入力がすべてそれぞれの基準点に到着した後に、前記AIモデルを起動する。
【0055】
又は、第一の指示情報は、さらに、AIモデルの起動方式として、前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータのうちの少なくとも一つの基準点のデータが更新された場合に、前記AIモデルを起動するように構成してもよい。例えば、AIモデルが三つの基準点に対応すると、そのうちの一つの基準点のデータが更新された場合に、前記AIモデルを起動する。
【0056】
又は、第一の指示情報は、AIモデルに必要な入力がすべて到達した場合に前記AIモデルを起動するように構成してもよい。
【0057】
又は、あるAIモデルの起動は、特定のAIモデルの入力、出力又は処理などに依存して実現してもよい。例えば、第一の指示情報は、あるAIモデルが、他の一つ又は複数の予め設定されるAIモデルが処理を完了した場合に起動されるように構成してもよく、又はあるAIモデルが、他の一つ又は複数の予め設定されるAIモデルの出力が更新された場合に起動されるように構成してもよく、又はあるAIモデルが、他の一つ又は複数の予め設定されるAIモデルが処理を完了し且つ出力が更新された場合に起動されるように構成してもよい。ここで、AIモデルが処理を完了することは、AIモデルの出力を得ることであってもよい。
【0058】
又は、あるAIモデルの起動は、特定のAIモデルの入力又は出力値に依存して実現してもよい。例えば、複数のAIモデルに対して、前記複数のAIモデルのモデル接続関係が決定された場合に、第一の指示情報は、そのうちのあるAIモデルが、一つ前のAIモデルの入力を受信した場合に起動されるように構成してもよく、又は、第一の指示情報は、そのうちあるAIモデルが、他のAIモデルの特定の出力値を受信した場合に起動されるように構成してもよい。
【0059】
無論、前記AIモデルの起動方式は、上記いくつかの方式のうちの少なくとも一つを含んでもよく、ここでこれ以上列挙しない。
【0060】
例示的に、以下、いくつかのAIモデルの起動方式又は起動条件を列挙する。
【0061】
model.0.0.1起動:基準点ReP.0.0.0のデータが到着し、又は一つ前のmodelが起動処理を通知することであって、前記の一つ前のmodelとは、決定されたモデル接続関係においてmodel.0.0.1の前に並べられる一つ前のmodelであってもよく、後続の一つ前のmodelは、すべてこのように理解されてもよく、以下は説明を省略すること、
model.0.0.2起動:基準点ReP.0.0.1のデータが到着し、又は一つ前のmodelが起動処理を通知すること、
model.0.0.3起動:基準点ReP.0.0.2のデータが到着し、又は一つ前のmodelが起動処理を通知すること、
model.0.1.1起動:基準点ReP.0.0.4のメッセージに、model.0.1.0のメッセージにおける起動の具体的な時間に基づいて起動することが指示され、且つ基準点ReP.0.1.1のデータが到着すること、
model.0.1.2起動:基準点ReP.0.1.2のデータが到着し、又は一つ前のmodelが起動処理を通知すること、
model.0.1.3起動:基準点ReP.0.1.3のデータが到着し、又は一つ前のmodelが起動処理を通知すること、
model.0.1.4起動:基準点ReP.0.1.4のデータが到着し、又は一つ前のmodelが起動処理を通知すること、
model.0.2.1起動:基準点ReP.0.0.4のメッセージにmodel.0.2.1が指示され、model.0.1.1のメッセージにおける起動の具体的な時間に基づいて起動し、又は基準点ReP.0.2.0における指示情報(例えば起動時間を指示し、起動するかどうかを指示する)、及び基準点におけるデータが到着したかどうかに基づいて起動すること、
model.0.2.2起動:基準点ReP.0.2.2のデータが到着し、又は一つ前のmodelが起動処理を通知すること、
model.0.2.3起動:基準点ReP.0.2.3のデータが到着し、又は一つ前のmodelが起動処理を通知すること、
model.0.2.4起動:基準点ReP.0.2.4のデータが到着し、又は一つ前のmodelが起動処理を通知すること。
【0062】
本開示の実施例では、起動される前記AIモデルの数は、少なくとも一つであってもよい。例えば、少なくとも一つの予め設定されるAIモデルが処理を完了した場合に、複数のAIモデルの起動をトリガーしてもよい。
【0063】
本開示の実施例では、第一の指示情報は、さらに、ターゲット対象の予め約定される基準点での処理方式がAIモデルに基づく処理方式であることを、前記AIモデルに対応する処理ドメインの関連情報により指示してもよい。ここで、処理ドメインは、基準点の集合と見なされてもよく、基準点の数が複数であると仮定すると、異なる基準点の異なる機能に基づいて処理ドメインを分けてもよく、同一の処理ドメインにおける基準点に対応する機能は、同じであり、例えばチャネルコーデック処理ドメイン、マルチアンテナ処理ドメインなどに分けしてもよい。
【0064】
選択的に、前記処理ドメインの数は、少なくとも一つであり、前記処理ドメインは、前記基準点の機能と、前記AIモデルの入出力と前記基準点との間の関係と、前記AIモデルの間のモデル接続関係とのうちの少なくとも一つにより決定される。
【0065】
例えば、基準点の機能に基づいて処理ドメインを分けてもよく、さらに基準点の機能により処理ドメインを決定することができる。又は、AIモデルの入出力と基準点との間の関係を構成するが、基準点が処理ドメインに属し、さらに処理ドメインを決定することができ、AIモデルと処理ドメインとの間の関係を決定することができる。又は、複数のAIモデルの間のモデル接続関係により対応する処理ドメインを決定してもよく、例えば二つのAIモデルの間に位置するAIモデルは、前記二つのAIモデルの位置する処理ドメインと同じである。
【0066】
選択的に、前記処理ドメインの関連情報は、前記処理ドメインに対応する処理時間制約と、前記処理ドメインに対応する処理方式とのうちの少なくとも一つを含む。ここで、前記処理時間制約は、AIモデルの対応する処理ドメインでの処理時間長、起動時間などであってもよく、前記処理方式は、AIモデルの対応する処理ドメインでの起動方式、処理時間長などであってもよい。
【0067】
選択的に、前記処理ドメインに対応する処理方式は、前記AIモデルの起動方式と、前記AIモデルの起動時間と、前記AIモデルの終了時間と、前記AIモデルの処理時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0068】
選択的に、前記処理ドメインに対応する処理時間制約は、前記AIモデルの起動方式と、前記AIモデルの起動時間と、前記AIモデルの終了時間と、前記AIモデルの処理時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0069】
説明すべきこととして、処理ドメインに対応する処理時間制約に含まれる内容は、処理ドメインに対応する処理方式に含まれる内容と異なってもよい。例えば、処理ドメインに対応する処理時間制約は、前記AIモデルの起動時間と、前記AIモデルの終了時間とを含み、前記処理ドメインに対応する処理方式は、前記AIモデルの起動方式を含む。
【0070】
選択的に、異なる前記処理ドメインは、それぞれの前記処理時間制約に対応し、異なる前記処理ドメインは、それぞれの前記処理方式に対応する。
【0071】
本開示の実施例では、前記第一の指示情報は、さらに、前記基準点に対するテスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つを指示するために用いられ、さらに第二の端は、前記第一の指示情報において運ばれる、前記基準点に対するテスト方式とテスト要件に基づいて、基準点をテストし、例えばターゲット対象の基準点での処理安定性、処理性能などをテストすることができる。
【0072】
選択的に、前記方法は、
前記第二の端が前記テスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つに基づいて前記基準点をテストすることをさらに含む。
【0073】
理解できるように、第二の端は、前記テスト方式及び/又はテスト要件に基づいて基準点をテストし、例えばターゲット対象の基準点での処理安定性、処理性能などをテストすることができる。また、第二の端は、さらに、AIモデルに基づく処理方式に対して該当するテスト方式及び/又はテスト要件を確立することができ、第二の端は、前記AIモデルに基づく処理方式もテストし、例えばAIモデルの処理安定性、処理性能などをテストすることができる。
【0074】
本開示の実施例では、前記方法は、
前記第二の端が、第一の機能を要求するための第一のサービス要求を第四の端に送信することと、
前記第二の端が、前記第四の端により送信された第一の機能の記述情報を受信することと、
前記第二の端が、前記第一の機能の記述情報に基づいてターゲット対象を処理することとをさらに含み、
ここで、前記第一の機能の記述情報は、前記第一の端に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0075】
説明すべきこととして、前記第一の端は、第一の機能の登録を要求するための第一の要求を第四の端に送信してもよく、ここで、前記第一の機能の記述情報は、前記第一の端に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0076】
ここで、前記第四の端は、ネットワークリポジトリ機能(Network Repository Function、NRF)であってもよく、このNRFは、利用可能なネットワーク機能例の記述、各ネットワーク機能例のサポートするサービス及び各ネットワーク機能の依存するサービスのメンテナンスを担当する。選択的に、前記第四の端は、さらに、他の通信機器であってもよく、本開示の実施例は、これに対して具体的に限定しない。
【0077】
本開示の実施例では、第一の端は、第一の要求を第四の端に送信して、第四の端において第一の機能を登録することを要求し、前記第一の要求は、前記第一の機能の記述情報を運んでもよく、前記第一の機能を記述するために用いられる。例えば、前記第一の機能の記述情報は、AIモデル情報、例えばAIモデル又はAIモデルリスト、例えばmodel.0.0.0、又はAIモデルリスト[model.0.0.0,model.0.0.1,model.0.0.3]を含んでもよく、さらに前記AIモデル情報に基づいて、第一の機能がどれらのAIモデルにより処理されるかを決定することができる。
【0078】
また例えば、前記第一の機能の記述情報は、第一の端に対応する基準点を含み、さらに、それによりどれらの基準点においてターゲット対象の処理を行うかを決定する。又は、前記第一の機能の記述情報は、処理方式を含み、例えば前記処理方式は、AIモデルに基づく処理方式、定義されていない処理方式、ターゲット端が自ら決める処理方式などを含む。又は、前記第一の機能の記述情報は、基準点と処理方式との関係、例えば基準点ReP.0.0.0が処理方式1を応用し、基準点ReP.0.0.0と基準点ReP.0.0.1が処理方式2を応用することを含む。
【0079】
説明すべきこととして、前記第一の機能の記述情報は、処理ドメインの関連情報をさらに含んでもよく、例えば前述した処理ドメインは、基準点を含み、さらに前記処理ドメインに基づいて、どれらの基準点においてターゲット対象の処理を行うかを決定することができる。また、前記処理ドメインに基づいて、基準点の機能、AIモデルの入出力と基準点との間の関係、AIモデルの間のモデル接続関係などを決定することができ、前記処理ドメインの関連情報は、処理ドメインに対応する処理時間制約及び/又は処理ドメインに対応する処理方式を含む。前記処理ドメインの関連情報については、具体的に前述の実施例における記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0080】
また、前記第一の機能の記述情報は、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とをさらに含んでもよく、前記AIモデル情報、AIモデルのモデル接続関係、AIモデルの起動方式の関連概念は、具体的に前述の実施例における記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0081】
説明すべきこととして、前記第一の機能の記述情報は、前記第一の機能に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含み、さらに前記第一の機能の記述情報に具体的に含まれる情報内容は、様々な方式があってもよく、本開示の実施例では、一々列挙しない。
【0082】
本開示の実施例では、前記第二の端は、第一の機能を要求する第一のサービス要求を第四の端に送信し、第四の端は、登録した第一の機能に対応する記述情報を第二の端に送信することができ、さらに第二の端は、第一の機能の記述情報に基づいて、ターゲット対象を処理する。ここで、前記ターゲット対象は、前述の実施例におけるターゲット対象と同じであっても異なっていてもよく、例えば第一の指示情報により指示される信号の基準点での処理方式であり、ここで第二の端は、第一の機能の記述情報に基づいて、ある業務を処理する。
【0083】
説明すべきこととして、第四の端は、第一の端により送信された第一の要求に基づいて、第一の機能を登録してもよく、さらに第二の端又は第一の端以外の他の通信機器は、第一のサービス要求を第四の端に送信して、第一の機能を要求することができ、このような場合に、第一の端は、前記第一の機能の記述情報に基づいて、ターゲット対象を処理する。ここで、前記第一の機能の記述情報は、具体的に前述を参照してもよく、ここでこれ以上説明しない。
【0084】
また説明すべきこととして、前記第二の端が第一のサービス要求を第四の端に送信し且つ第一の機能を要求する場合に、第一の端は、さらに、それと関連関係がある第六の端と第三の指示情報をインタラクションすることができ、さらに第六の端は、第一の機能の記述情報に基づいて、ターゲット対象を処理することもできる。ここで、前記第六の端は、第一の端及び第四の端と異なる、それら以外の通信機器であってもよい。
【0085】
選択的に、前記第二の端が、前記第一の機能の記述情報に基づいてターゲット対象を処理することは、
前記第一の機能の記述情報が前記第一の端に対応する前記基準点を含む場合に、前記第二の端が前記基準点において前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記基準点と前記処理方式との関係を含む場合に、前記第二の端が前記基準点において対応する処理方式に従って前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理ドメインの関連情報を含む場合に、前記第二の端が前記処理ドメインに含まれるターゲット基準点を取得し、前記ターゲット基準点において前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理方式を含む場合に、前記第二の端が前記処理方式に従って前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデル情報を含む場合に、前記第二の端が前記AIモデル情報に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルのモデル接続関係を含む場合に、前記第二の端が前記AIモデルの接続関係に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルの起動方式を含む場合に、前記第二の端が前記AIモデルの起動方式に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記AIモデルの起動方式に従って前記ターゲットAIモデルを起動して、前記ターゲット対象を処理することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0086】
さらに、前記第一の機能の記述情報が更新された場合に、前記方法は、
前記第二の端が、前記第一の端と前記第四の端とのうちの少なくとも一つにより送信された更新された第一の機能の記述情報を受信することをさらに含んでもよい。
【0087】
例えば、第一の機能の記述情報は、AIモデルの起動方式を含み、AIモデルの起動方式が更新された場合に、第一の端は、更新されたAIモデルの起動方式を第四の端及び/又は第二の端に送信する。また例えば、第一の機能の記述情報は、第一の端に対応する基準点を含み、第一の端に対応する基準点が更新された場合に、第一の端は、更新された基準点を第四の端及び/又は第二の端に送信する。理解できるように、前記第一の機能の記述情報に含まれる情報内容は、他の場合であってもよく、ここでこれ以上列挙しない。
【0088】
選択的に、第四の端は、受信した、更新された第一の機能の記述情報を第二の端に送信することができ、さらに第二の端は直接に、第一の端により送信された更新された第一の機能の記述情報を受信し、又は第四の端により送信された更新された第一の機能の記述情報を受信することができる。
【0089】
本開示の実施例では、
前記第一の端は、第一の方式の登録を要求する第二の要求を第五の端に送信し、
このような場合に、前記方法は、
前記第二の端が、第一の方式を要求するための第二のサービス要求を第五の端に送信することと、
前記第二の端が、前記第五の端により送信された第一の方式の記述情報を受信することと、
前記第二の端が、前記第一の方式の記述情報に基づいてターゲット対象を処理することとをさらに含んでもよく、
ここで、前記第一の方式の記述情報は、前記第一の方式に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0090】
説明すべきこととして、前記第五の端は、ネットワークリポジトリ機能(Network Repository Function、NRF)であってもよい。選択的に、第五の端と第四の端とは、同一の通信機器であってもよく、又は異なる通信機器であってもよい。
【0091】
本開示の実施例では、第一の端は、第二の要求を第五の端に送信することで、第五の端において第一の方式を登録することを要求し、前記第一の要求は、前記第一の方式の記述情報を運んでもよく、前記第一の方式を記述するために用いられる。前記第一の方式の記述情報は、前記第一の方式に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含み、前記第一の方式の記述情報に含まれる具体的な内容は様々な可能性があり、本実施例は具体的に列挙しない。
【0092】
ここで、前記基準点、前記処理方式、前記基準点と前記処理方式との関係、処理ドメインの関連情報、AIモデル情報、AIモデルのモデル接続関係とAIモデルの起動方式の具体的な概念は、前述の実施例における記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0093】
選択的に、前記第二の端が、前記第一の方式の記述情報に基づいてターゲット対象を処理することは、
前記第一の方式の記述情報が前記第一の方式に対応する前記基準点を含む場合に、前記第二の端が前記基準点においてターゲット対象を処理することと、
前記第一の方式の記述情報が前記基準点と前記処理方式との関係を含む場合に、前記第二の端が前記基準点において対応する処理方式に従ってターゲット対象を処理することと、
前記第一の方式の記述情報が前記処理ドメインの関連情報を含む場合に、前記第二の端が前記処理ドメインに含まれるターゲット基準点を取得し、前記ターゲット基準点においてターゲット対象を処理することと、
前記第一の方式の記述情報が前記処理方式を含む場合に、前記第二の端が前記処理方式に従ってターゲット対象を処理することと、
前記第一の方式の記述情報が前記AIモデル情報を含む場合に、前記第二の端が前記AIモデル情報に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいてターゲット対象を処理することと、
前記第一の方式の記述情報が前記AIモデルのモデル接続関係を含む場合に、前記第二の端が前記AIモデルの接続関係に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいてターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルの起動方式を含む場合に、前記第二の端が前記AIモデルの起動方式に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記AIモデルの起動方式に従って前記ターゲットAIモデルを起動して、ターゲット対象を処理することとを含む。
【0094】
選択的に、前記第二の端が第一の方式を第五の端に要求した場合に、前記第一の端は、前記第一の方式の記述情報に従って第四のターゲット対象を処理する方式であるターゲット方式に基づいて第三のターゲット対象を処理する。
【0095】
選択的に、前記第一の端が前記第一の方式の記述情報に基づいて、第四のターゲット対象を処理することは、
前記第一の方式の記述情報が前記第一の方式に対応する前記基準点を含む場合に、前記第一の端が前記基準点において第四のターゲット対象を処理することと、
前記第一の方式の記述情報が前記基準点と前記処理方式との関係を含む場合に、前記第一の端が前記基準点において対応する処理方式に従って第四のターゲット対象を処理することと、
前記第一の方式の記述情報が前記処理ドメインの関連情報を含む場合に、前記第一の端が前記処理ドメインに含まれるターゲット基準点を取得し、前記ターゲット基準点において第四のターゲット対象を処理することと、
前記第一の方式の記述情報が前記処理方式を含む場合に、前記第一の端が前記処理方式に従って第四のターゲット対象を処理することと、
前記第一の方式の記述情報が前記AIモデル情報を含む場合に、前記第一の端が前記AIモデル情報に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて第四のターゲット対象を処理することと、
前記第一の方式の記述情報が前記AIモデルのモデル接続関係を含む場合に、前記第一の端が前記AIモデルの接続関係に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて第四のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルの起動方式を含む場合に、前記第一の端が前記AIモデルの起動方式に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記AIモデルの起動方式に従って前記ターゲットAIモデルを起動して、第四のターゲット対象を処理することとを含む。
【0096】
選択的に、前記第一の方式の記述情報が更新された場合に、前記方法は、
前記第二の端が前記第一の端と前記第五の端とのうちの少なくとも一つにより送信された更新された第一の方式の記述情報を受信することをさらに含む。
【0097】
例えば、第一の方式の記述情報は、AIモデルの起動方式を含み、AIモデルの起動方式が更新された場合に、第一の端は、更新されたAIモデルの起動方式を第五の端及び/又は第二の端に送信する。また例えば、第一の方式の記述情報は、第一の方式に対応する基準点を含み、第一の方式に対応する基準点が更新された場合に、第一の端は、更新された基準点を第五の端及び/又は第二の端に送信する。理解できるように、前記第一の方式の記述情報に含まれる情報内容は、他の場合であってもよく、ここでこれ以上列挙しない。
【0098】
選択的に、第五の端は、受信した、更新された第一の方式の記述情報を第二の端に送信することができ、さらに第二の端は直接に、第一の端により送信された更新された第一の方式の記述情報を受信し、又は第五の端により送信された更新された第一の方式の記述情報を受信することができる。
【0099】
よりよく理解するために、以下、具体的な実施例によって、本開示の実施例の上記方案を説明する。
【0100】
ネットワーク機能A(即ち上記第一の機能)の記述情報が以下のうちの少なくとも一つを含むと仮定する。
【0101】
(1)ネットワーク機能Aに含まれるAIモデル又はAIモデルリスト、例えばmodel.0.0.0又は[model.0.0.0,model.0.0.1,model.0.0.3]である。
【0102】
(2)ネットワーク機能Aによって生成されるサービス情報、例えばパケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCP)サービスデータユニット(Service Data Unit、SDU)、無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)SDU、メディアアクセス制御(Medium Access Control、MAC)SDU、伝送ブロック(Transport Block、TB)などであり、選択的に、サービスと基準点とのマッピング関係をさらに含んでもよく、例えばサービス1は、基準点ReP.0.0.0に用いられてもよく、サービス2は、基準点ReP.0.0.0とReP.0.0.1に用いられてもよい。
【0103】
(3)ネットワーク機能Aが依存又は消費するサービス情報、即ち起動関係/有効化条件、例えばタイミング情報又は時間情報、イベント情報、又はMAC SDU、TBブロックデータなどである。
【0104】
(4)ネットワーク機能Aの属する処理ドメインである。
【0105】
同様に、ネットワーク機能Bの記述情報、ネットワーク機能Cの記述情報などをさらに含んでもよく、ここで列挙しない。関連するインタラクションプロセスの概要は以下の通りである。
【0106】
ネットワーク機能A、B又はCは、まずネットワーク機能登録を担当するネットワークリポジトリ機能(Network Repository Function、NRF)に登録し、このネットワークリポジトリ機能は、利用可能なネットワーク機能例の記述情報、各ネットワーク機能例のサポートするサービス、及び各ネットワーク機能の依存するサービスのメンテナンスを担当し、
ネットワーク機能A、B又はCの記述情報が構成により更新され又は自ら更新した場合に、ネットワークリポジトリ機能にその記述情報を更新する必要があり、
ネットワーク機能Aが第一のサービスを使用する必要がある場合に、ネットワーク機能Aは、ネットワーク機能/サービス発見要求をネットワークリポジトリ機能に送信してもよく、その中にその必要なサービス記述情報と性能要件が含まれ、
ネットワークリポジトリ機能は、その発見できるネットワーク機能に基づいて、要求される機能/サービスを満たすネットワーク機能情報を提供し、
ネットワーク機能Aは、受信した情報に基づいて、このネットワーク機能によって生成されるサービスを使用する。
【0107】
ネットワーク機能Aは、このサービスを持続的に使用する必要がある場合に、このサービスを提供するネットワーク機能構成(profile)更新情報をネットワークリポジトリ機能にサブスクリプションすることができる。更新情報を受信していない場合に、その後、ネットワーク機能は、この機能によって生成されるサービスを直接に使用することができる。更新情報を受信し、且つ更新情報がネットワーク機能Aに使用されるサービスに影響を与える場合に、ネットワーク機能Aは、その必要な機能/サービス発見要求を再びネットワークリポジトリ機能に送信することができる。
【0108】
図3を参照すると、
図3は、本開示の実施例による別の通信方法のフローチャートであり、
図3に示すように、前記通信方法は、
第一の端が、基準点に対応する第一の指示情報を少なくとも一つの第二の端とインタラクションするステップ301を含み、前記第一の指示情報は、ターゲット対象の前記基準点での処理方式を指示するために用いられる。
【0109】
選択的に、前記基準点は、
事前定義と、
プロトコルによる約定と、
第三の端により送信された、前記基準点を指示するための第二の指示情報とのうちの少なくとも一つに基づいて決定される。
【0110】
選択的に、前記処理方式は、
AIモデルに基づく処理方式と、
前記第一の端又は前記第二の端であるターゲット端により決定される処理方式とのうちのいずれか一つを含む。
【0111】
選択的に、前記AIモデルに基づく処理方式は、
前記AIモデルのモデル接続関係と、
前記AIモデルの起動方式と、
前記基準点を含む、前記AIモデルに対応する処理ドメインの関連情報とのうちの少なくとも一つにより指示される。
【0112】
選択的に、前記AIモデルのモデル接続関係は、
前記AIモデルの処理順序と、
前記AIモデルの間の入出力関係とのうちの少なくとも一つを含む。
【0113】
選択的に、前記第一の指示情報は、第一のターゲット情報を含み、前記第一のターゲット情報は、前記AIモデルのモデル接続関係を指示するために用いられ、前記第一のターゲット情報は、
前記第一の端と前記第二の端とのうちの少なくとも一つを含むターゲット端により使用されるAIモデルを指示するためのモデル識別子と、
異なるAIモデルの間の接続関係を指示するためのモデル接続識別子とのうちの少なくとも一つを含む。
【0114】
選択的に、前記第一のターゲット情報は、前記モデル識別子を含むモデル構成情報を含み、
前記モデル構成情報は、さらにAIモデルの入力を構成して第一の対象を参照するために用いられ、前記第一の対象は、予め設定される基準点と、他のAIモデルの出力とのうちの少なくとも一つを含む。
【0115】
選択的に、前記予め設定される基準点の数が複数の場合に、複数の前記予め設定される基準点は、予め設定される順序に従って並べられる。
【0116】
選択的に、前記AIモデルの起動方式は、
予め設定される起動時間に基づいて起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータが到着した場合に起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータのうちの少なくとも一つの基準点のデータが更新された場合に起動することと、
前記AIモデルに必要な入力がすべて到着した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルが処理を完了した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルの出力が更新された場合に起動することと、
前記AIモデルが一つ前のAIモデルの入力を受信した場合に起動することと、
前記AIモデルが別のAIモデルの予め設定される出力値を受信した場合に起動することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0117】
選択的に、起動される前記AIモデルの数は、少なくとも一つである。
【0118】
選択的に、前記処理ドメインの数は、少なくとも一つであり、前記処理ドメインは、
前記基準点の機能と、
前記AIモデルの入出力と前記基準点との間の関係と、
前記AIモデルの間のモデル接続関係とのうちの少なくとも一つにより決定される。
【0119】
選択的に、前記処理ドメインの関連情報は、
前記処理ドメインに対応する処理時間制約と。
【0120】
前記処理ドメインに対応する処理方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0121】
選択的に、前記処理ドメインに対応する処理方式は、前記AIモデルの起動方式と、前記AIモデルの起動時間と、前記AIモデルの終了時間と、前記AIモデルの処理時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0122】
選択的に、前記処理ドメインに対応する処理時間制約は、前記AIモデルの起動方式と、前記AIモデルの起動時間と、前記AIモデルの終了時間と、前記AIモデルの処理時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0123】
選択的に、異なる前記処理ドメインは、それぞれの前記処理時間制約に対応する。
【0124】
選択的に、異なる前記処理ドメインは、それぞれの前記処理方式に対応する。
【0125】
選択的に、前記方法は、
前記第一の端が、第一の機能の登録を要求する第一の要求を第四の端に送信することをさらに含み、
ここで、前記第一の機能の記述情報は、前記第一の機能に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインと、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0126】
選択的に、前記方法は、
前記第二の端が第一の機能を第四の端に要求した場合に、前記第一の端が第一の機能の記述情報に基づいて、第一のターゲット対象を処理し、又は前記第一の端が第三の指示情報を第六の端とインタラクションすることをさらに含み、前記第三の指示情報は、前記第一の機能の記述情報に基づいて第二のターゲット対象を処理するよう前記第六の端に指示するために用いられ、前記第六の端は、前記第一の端と関連関係があるエンティティであり、
ここで、前記第一の機能の記述情報は、前記第一の機能に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0127】
選択的に、前記第一の端が第一の機能の記述情報に基づいて、第一のターゲット対象を処理することは、
前記第一の機能の記述情報が前記第一の端に対応する前記基準点を含む場合に、前記第一の端が前記基準点において前記第三のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記基準点と前記処理方式との関係を含む場合に、前記第一の端が前記基準点において対応する処理方式に従って前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理ドメインを含む場合に、前記第一の端が前記処理ドメインに含まれる基準点を取得し、前記基準点において前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理方式を含む場合に、前記第一の端が前記処理方式に従って前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデル情報を含む場合に、前記第一の端が前記AIモデル情報に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルのモデル接続関係を含む場合に、前記第一の端が前記AIモデルの接続関係に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルの起動方式を含む場合に、前記第一の端が前記AIモデルの起動方式に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記AIモデルの起動方式に従って前記ターゲットAIモデルを起動して、前記ターゲット対象を処理することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0128】
選択的に、前記方法は、
前記第一の機能の記述情報が更新された場合に、前記第一の端が、更新された第一の機能の記述情報を前記第四の端と前記第二の端とのうちの少なくとも一つに送信することをさらに含む。
【0129】
選択的に、前記方法は、
前記第一の端が第一の方式の登録を要求する第二の要求を第五の端に送信することをさらに含み、
ここで、前記第一の方式の記述情報は、前記第一の方式に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0130】
選択的に、前記方法は、
前記第二の端が第一の方式を第五の端に要求した場合に、前記第一の端が、前記第一の方式の記述情報に従って第四のターゲット対象を処理する方式であるターゲット方式に基づいて第三のターゲット対象を処理することをさらに含み、
ここで、前記第一の方式の記述情報は、前記第一の方式に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0131】
選択的に、前記方法は、
前記第一の方式の記述情報が更新された場合に、前記第一の端が更新された第一の方式の記述情報を前記第五の端と前記第二の端とのうちの少なくとも一つに送信することをさらに含む。
【0132】
選択的に、前記第一の指示情報は、さらに、前記基準点に対するテスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
【0133】
選択的に、前記方法は、
前記第一の端が前記テスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つに基づいて前記基準点をテストすることをさらに含む。
【0134】
説明すべきこととして、本開示の実施例による通信方法は、第一の端に応用され、上記
図2の実施例による、第二の端に応用される通信方法に対応し、本開示の実施例における関連概念及び関連ステップの具体的な実現プロセスは、上記
図2に記載の方法の実施例における記述を参照すればよく、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0135】
本開示の実施例では、第一の端は、ターゲット対象に対する基準点での処理方式を第二の端とインタラクションすることができ、通信機器による信号、データや業務などに対する処理方式がより柔軟になる。また、それにより、通信機器の間では、該当する能力インタラクションフローを確立することができ、通信機器の間で信号、データや業務などに対する処理方式を効果的に連携させることができる。
【0136】
本開示の実施例による通信方法の実行本体は、通信装置であってもよい。本開示の実施例では通信装置が通信方法を実行することを例として、本開示の実施例による通信装置を説明する。
【0137】
図4を参照すると、
図4は、本開示の実施例による別の通信装置の構造図であり、
図4に示すように、前記通信装置400は、
ターゲット対象の基準点での処理方式を指示するための第一の指示情報を受信するための受信モジュール401と、
前記処理方式に従って前記基準点において前記ターゲット対象を処理するための処理モジュール402とを含む。
【0138】
選択的に、前記基準点は、
事前定義と、
プロトコルによる約定と、
第三の端により送信された、前記基準点を指示するための第二の指示情報とのうちの少なくとも一つに基づいて決定される。
【0139】
選択的に、前記処理方式は、
人工知能AIモデルに基づく処理方式と、
前記第二の端を含むターゲット端により決定される処理方式とのうちのいずれか一つを含む。
【0140】
選択的に、前記AIモデルに基づく処理方式は、
前記AIモデルのモデル接続関係と、
前記AIモデルの起動方式と、
前記基準点を含む、前記AIモデルに対応する処理ドメインの関連情報とのうちの少なくとも一つにより指示される。
【0141】
選択的に、前記AIモデルのモデル接続関係は、
前記AIモデルの処理順序と、
前記AIモデルの間の入出力関係とのうちの少なくとも一つを含む。
【0142】
選択的に、前記処理モジュール402は、さらに、
前記AIモデルのモデル接続関係が前記AIモデルの処理順序を含む場合に、前記AIモデルの処理順序に従って第一の応用AIモデルを決定し、前記AIモデルの処理順序に従って前記第一の応用AIモデルを起動し、前記ターゲット対象を処理することと、
前記AIモデルのモデル接続関係が前記AIモデルの間の入出力関係を含む場合に、前記AIモデルの間の入出力関係に従って第二の応用AIモデルを決定し、前記第二の応用AIモデルによって前記ターゲット対象を処理することとのうちの少なくとも一つを実行するために用いられる。
【0143】
選択的に、前記第一の指示情報は、第一のターゲット情報を含み、前記第一のターゲット情報は、前記AIモデルのモデル接続関係を指示するために用いられ、前記第一のターゲット情報は、
前記第二の端を含むターゲット端により使用されるAIモデルを指示するためのモデル識別子と、
異なるAIモデルの間の接続関係を指示するためのモデル接続識別子とのうちの少なくとも一つを含む。
【0144】
選択的に、前記第一のターゲット情報は、前記モデル識別子を含むモデル構成情報を含み、
前記モデル構成情報は、さらにAIモデルの入力を構成して第一の対象を参照するために用いられ、前記第一の対象は、予め設定される基準点と、他のAIモデルの出力とのうちの少なくとも一つを含む。
【0145】
選択的に、前記予め設定される基準点の数が複数の場合に、複数の前記予め設定される基準点は、予め設定される順序に従って並べられる。
【0146】
選択的に、前記AIモデルの起動方式は、
予め設定される起動時間に基づいて起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータが到着した場合に起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータのうちの少なくとも一つの基準点のデータが更新された場合に起動することと、
前記AIモデルに必要な入力がすべて到着した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルが処理を完了した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルの出力が更新された場合に起動することと、
前記AIモデルが一つ前のAIモデルの入力を受信した場合に起動することと、
前記AIモデルが別のAIモデルの予め設定される出力値を受信した場合に起動することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0147】
選択的に、起動される前記AIモデルの数は、少なくとも一つである。
【0148】
選択的に、前記処理ドメインの数は、少なくとも一つであり、前記処理ドメインは、
前記基準点の機能と、
前記AIモデルの入出力と前記基準点との間の関係と、
前記AIモデルの間のモデル接続関係とのうちの少なくとも一つにより決定される。
【0149】
選択的に、前記処理ドメインの関連情報は、
前記処理ドメインに対応する処理時間制約と。
【0150】
前記処理ドメインに対応する処理方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0151】
選択的に、前記処理ドメインに対応する処理方式は、前記AIモデルの起動方式と、前記AIモデルの起動時間と、前記AIモデルの終了時間と、前記AIモデルの処理時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0152】
選択的に、前記処理ドメインに対応する処理時間制約は、前記AIモデルの起動方式と、前記AIモデルの起動時間と、前記AIモデルの終了時間と、前記AIモデルの処理時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0153】
選択的に、異なる前記処理ドメインは、それぞれの前記処理時間制約に対応する。
【0154】
選択的に、異なる前記処理ドメインは、それぞれの前記処理方式に対応する。
【0155】
選択的に、前記装置は、送信モジュールをさらに含み、
前記送信モジュールは、第一の機能を要求するための第一のサービス要求を第四の端に送信するために用いられ、
受信モジュール401は、さらに、前記第四の端により送信された第一の機能の記述情報を受信するために用いられ、
処理モジュール402は、さらに、前記第一の機能の記述情報に基づいて、前記ターゲット対象を処理するために用いられ、
ここで、前記第一の機能の記述情報は、前記第一の端に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0156】
選択的に、処理モジュール402は、さらに、
前記第一の機能の記述情報が前記第一の端に対応する前記基準点を含む場合に、前記基準点において前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記基準点と前記処理方式との関係を含む場合に、前記基準点において対応する処理方式に従って前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理ドメインの関連情報を含む場合に、前記処理ドメインに含まれるターゲット基準点を取得し、前記ターゲット基準点において前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理方式を含む場合に、前記処理方式に従って前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデル情報を含む場合に、前記AIモデル情報に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルのモデル接続関係を含む場合に、前記AIモデルの接続関係に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルの起動方式を含む場合に、前記AIモデルの起動方式に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記AIモデルの起動方式に従って前記ターゲットAIモデルを起動して、前記ターゲット対象を処理することとのうちの少なくとも一つを実行するために用いられる。
【0157】
選択的に、受信モジュール401は、さらに、
前記第一の端と前記第四の端とのうちの少なくとも一つにより送信された更新された第一の機能の記述情報を受信するために用いられる。
【0158】
選択的に、送信モジュールは、さらに、第一の方式を要求するための第二のサービス要求を第五の端に送信するために用いられ、
受信モジュール401は、さらに、前記第五の端により送信された第一の方式の記述情報を受信するために用いられ、
処理モジュール402は、さらに、前記第一の方式の記述情報に基づいて、前記ターゲット対象を処理するために用いられ、
ここで、前記第一の方式の記述情報は、前記第一の方式に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0159】
選択的に、受信モジュール401は、さらに、
前記第一の端と前記第五の端とのうちの少なくとも一つにより送信された更新された第一の方式の記述情報を受信するために用いられる。
【0160】
選択的に、前記第一の指示情報は、さらに、前記基準点に対するテスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
【0161】
選択的に、前記装置は、テストモジュールをさらに含み、前記テストモジュールは、
前記テスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つに基づいて前記基準点をテストするために用いられる。
【0162】
本開示の実施例による方案では、前記装置は、第一の指示情報に基づいて、ターゲット対象の基準点での処理方式に従ってターゲット対象の処理を実行することができ、通信機器による信号、データや業務などに対する処理方式がより柔軟になり、また、それにより、通信機器の間では、該当する能力インタラクションフローを確立することができ、通信機器の間で信号、データや業務などに対する処理方式を効果的に連携させることができる。
【0163】
本開示の実施例における通信装置400は、電子機器、例えばオペレーティングシステムを有する電子機器であってもよく、電子機器における部材、例えば集積回路又はチップであってもよい。この電子機器は、端末であってもよく、端末以外の他の機器であってもよい。例示的には、端末は、以上に列挙された端末11のタイプを含んでもよいが、それらに限らず、他の機器は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ(Network Attached Storage、NAS)などであってもよく、本開示の実施例は、具体的に限定しない。
【0164】
本開示の実施例による通信装置400は、
図2の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0165】
図5を参照すると、
図5は、本開示の実施例による通信装置の構造図であり、
図5に示すように、前記通信装置500は、
基準点に対応する第一の指示情報を少なくとも一つの第二の端とインタラクションするための送信モジュール501を含み、前記第一の指示情報は、ターゲット対象の前記基準点での処理方式を指示するために用いられる。
【0166】
選択的に、前記基準点は、
事前定義と、
プロトコルによる約定と、
第三の端により送信された、前記基準点を指示するための第二の指示情報とのうちの少なくとも一つに基づいて決定される。
【0167】
選択的に、前記処理方式は、
人工知能AIモデルに基づく処理方式と、
前記第一の端又は前記第二の端であるターゲット端により決定される処理方式とのうちのいずれか一つを含む。
【0168】
選択的に、前記AIモデルに基づく処理方式は、
前記AIモデルのモデル接続関係と、
前記AIモデルの起動方式と、
前記基準点を含む、前記AIモデルに対応する処理ドメインの関連情報とのうちの少なくとも一つにより指示される。
【0169】
選択的に、前記AIモデルのモデル接続関係は、
前記AIモデルの処理順序と、
前記AIモデルの間の入出力関係とのうちの少なくとも一つを含む。
【0170】
選択的に、前記第一の指示情報は、第一のターゲット情報を含み、前記第一のターゲット情報は、前記AIモデルのモデル接続関係を指示するために用いられ、前記第一のターゲット情報は、
前記第二の端により使用されるAIモデルを指示するためのモデル識別子と、
異なるAIモデルの間の接続関係を指示するためのモデル接続識別子とのうちの少なくとも一つを含む。
【0171】
選択的に、前記第一のターゲット情報は、前記モデル識別子を含むモデル構成情報を含み、
前記モデル構成情報は、さらにAIモデルの入力を構成して第一の対象を参照するために用いられ、前記第一の対象は、予め設定される基準点と、他のAIモデルの出力とのうちの少なくとも一つを含む。
【0172】
選択的に、前記予め設定される基準点の数が複数の場合に、複数の前記予め設定される基準点は、予め設定される順序に従って並べられる。
【0173】
選択的に、前記AIモデルの起動方式は、
予め設定される起動時間に基づいて起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータが到着した場合に起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータのうちの少なくとも一つの基準点のデータが更新された場合に起動することと、
前記AIモデルに必要な入力がすべて到着した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルが処理を完了した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルの出力が更新された場合に起動することと、
前記AIモデルが一つ前のAIモデルの入力を受信した場合に起動することと、
前記AIモデルが別のAIモデルの予め設定される出力値を受信した場合に起動することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0174】
選択的に、起動される前記AIモデルの数は、少なくとも一つである。
【0175】
選択的に、前記処理ドメインの数は、少なくとも一つであり、前記処理ドメインは、
前記基準点の機能と、
前記AIモデルの入出力と前記基準点との間の関係と、
前記AIモデルの間のモデル接続関係とのうちの少なくとも一つにより決定される。
【0176】
選択的に、前記処理ドメインの関連情報は、
前記処理ドメインに対応する処理時間制約と、
前記処理ドメインに対応する処理方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0177】
選択的に、前記処理ドメインに対応する処理方式は、前記AIモデルの起動方式と、前記AIモデルの起動時間と、前記AIモデルの終了時間と、前記AIモデルの処理時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0178】
選択的に、前記処理ドメインに対応する処理時間制約は、前記AIモデルの起動方式と、前記AIモデルの起動時間と、前記AIモデルの終了時間と、前記AIモデルの処理時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0179】
選択的に、異なる前記処理ドメインは、それぞれの前記処理時間制約に対応する。
【0180】
選択的に、異なる前記処理ドメインは、それぞれの前記処理方式に対応する。
【0181】
選択的に、送信モジュール501は、さらに、
第一の機能の登録を要求する第一の要求を第四の端に送信するために用いられ、
ここで、前記第一の機能の記述情報は、前記第一の端に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインと、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0182】
選択的に、前記装置は、処理モジュールをさらに含み、前記処理モジュールは、
前記第二の端が第一の機能を第四の端に要求した場合に、第一の機能の記述情報に基づいて、第一のターゲット対象を処理し、又は、第三の指示情報を第六の端とインタラクションするために用いられ、前記第三の指示情報は、前記第一の機能の記述情報に基づいて第二のターゲット対象を処理するよう前記第六の端に指示するために用いられ、前記第六の端は、前記第一の端と関連関係があるエンティティであり、
ここで、前記第一の機能の記述情報は、前記第一の機能に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0183】
選択的に、前記処理モジュールは、
前記第一の機能の記述情報が前記第一の端に対応する前記基準点を含む場合に、前記基準点において前記第一のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記基準点と前記処理方式との関係を含む場合に、前記基準点において対応する処理方式に従って前記第一のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理ドメインを含む場合に、前記処理ドメインに含まれるターゲット基準点を取得し、前記ターゲット基準点において前記第一のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理方式を含む場合に、前記処理方式に従って前記第一のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデル情報を含む場合に、前記AIモデル情報に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記第一のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルのモデル接続関係を含む場合に、前記AIモデルの接続関係に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記第一のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルの起動方式を含む場合に、前記AIモデルの起動方式に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記AIモデルの起動方式に従って前記ターゲットAIモデルを起動して、前記第一のターゲット対象を処理することとのうちの少なくとも一つを実行するために用いられる。
【0184】
選択的に、送信モジュール501は、さらに、
前記第一の機能の記述情報が更新された場合に、更新された第一の機能の記述情報を前記第四の端と前記第二の端とのうちの少なくとも一つに送信するために用いられる。
【0185】
選択的に、送信モジュール501は、さらに、
第一の方式の登録を要求する第二の要求を第五の端に送信するために用いられ、
ここで、前記第一の方式の記述情報は、前記第一の方式に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0186】
選択的に、処理モジュールは、さらに、
前記第二の端が第一の方式を第五の端に要求した場合に、前記第一の方式の記述情報に従って第四のターゲット対象を処理する方式であるターゲット方式に基づいて第三のターゲット対象を処理するために用いられ、
ここで、前記第一の方式の記述情報は、前記第一の方式に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0187】
選択的に、送信モジュール501は、さらに、
前記第一の方式の記述情報が更新された場合に、更新された第一の方式の記述情報を前記第五の端と前記第二の端とのうちの少なくとも一つに送信するために用いられる。
【0188】
選択的に、前記第一の指示情報は、さらに、前記基準点に対するテスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
【0189】
選択的に、前記装置は、テストモジュールをさらに含み、前記テストモジュールは、
前記第一の端が前記テスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つに基づいて前記基準点をテストするために用いられる。
【0190】
本開示の実施例による方案は、前記装置によって第二の端によるターゲット対象に対する基準点での処理方式を指示することができ、通信機器による信号、データや業務などに対する処理方式がより柔軟になり、また、それにより、通信機器の間では、該当する能力インタラクションフローを確立することができ、通信機器の間で信号、データや業務などに対する処理方式を効果的に連携させることができる。
【0191】
本開示の実施例による通信装置500は、
図3の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0192】
選択的に、
図6に示すように、本開示の実施例は、通信機器600をさらに提供し、プロセッサ601とメモリ602とを含み、メモリ602には前記プロセッサ601上で運行できるプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサ601により実行される時、上記
図2又は
図3に記載の通信方法の実施例の各ステップを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0193】
本開示の実施例は、端末をさらに提供し、上記
図2又は
図3の方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこの端末の実施例に適用することができ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。具体的に、
図7は、本開示の実施例の端末を実現するハードウェア構造概略図である。
【0194】
この端末700は、無線周波数ユニット701、ネットワークモジュール702、オーディオ出力ユニット703、入力ユニット704、センサ705、表示ユニット706、ユーザ入力ユニット707、インターフェースユニット708、メモリ709及びプロセッサ710などのうちの少なくとも一部の部材を含むが、それらに限らない。
【0195】
当業者であれば理解できるように、端末700は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ710にロジック的に接続されてもよく、それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。
図7に示す端末構造は、端末に対する限定を構成せず、端末は、図示された部材の数よりも多く又は少ない部材、又はいくつかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよく、ここでこれ以上説明しない。
【0196】
理解すべきこととして、本開示の実施例では、入力ユニット704は、グラフィックス処理ユニット(Graphics Processing Unit、GPU)7041とマイクロホン7042とを含んでもよく、グラフィックスプロセッサ7041は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。表示ユニット706は、表示パネル7061を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどの形式で表示パネル7061が構成されてもよい。ユーザ入力ユニット707は、タッチパネル7071及び他の入力機器7072のうちの少なくとも一つを含む。タッチパネル7071は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル7071は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。他の入力機器7072は、物理的キーボード、機能キー(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らず、ここでこれ以上説明しない。
【0197】
本開示の実施例では、無線周波数ユニット701は、ネットワーク側機器からの下りリンクのデータを受信すると、プロセッサ710に伝送して処理させることができ、また、無線周波数ユニット701は、ネットワーク側機器に上りリンクデータを送信することができる。一般的には、無線周波数ユニット701は、アンテナ、増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。
【0198】
メモリ709は、ソフトウェアプログラム又は命令及び様々なデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ709は、主に、プログラム又は命令を記憶する第一の記憶エリアと、データを記憶する第二の記憶エリアとを含んでもよく、ここで、第一の記憶エリアは、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム又は命令(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができる。なお、メモリ709は、揮発性メモリ又は非揮発性メモリを含んでもよく、又は、メモリ709は、揮発性と非揮発性メモリの両方を含んでもよい。ここで、非揮発性メモリは、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDRSDRAM)、補強型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synch link DRAM、SLDRAM)とダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DRRAM)であってもよい。本開示の実施例におけるメモリ709は、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、それらに限らない。
【0199】
プロセッサ710は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ710は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサが集積され、ここで、アプリケーションプロセッサは、オペレーティングシステム、ユーザインタフェースとアプリケーションプログラムなどに関わる操作を主に処理し、モデムプロセッサは、無線通信信号、例えばベースバンドプロセッサを主に処理する。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ710に集積されなくてもよい。
【0200】
本開示の実施例の一つの実施の形態では、端末700は、第一の端である。
【0201】
ここで、無線周波数ユニット701は、基準点に対応する第一の指示情報を少なくとも一つの第二の端とインタラクションするために用いられ、前記第一の指示情報は、ターゲット対象の前記基準点での処理方式を指示するために用いられる。
【0202】
選択的に、前記基準点は、
事前定義と、
プロトコルによる約定と、
第三の端により送信された、前記基準点を指示するための第二の指示情報とのうちの少なくとも一つに基づいて決定される。
【0203】
選択的に、前記処理方式は、
人工知能AIモデルに基づく処理方式と、
前記第二の端を含むターゲット端により決定される処理方式とのうちのいずれか一つを含む。
【0204】
選択的に、前記AIモデルに基づく処理方式は、
前記AIモデルのモデル接続関係と、
前記AIモデルの起動方式と、
前記基準点を含む処理ドメインの関連情報とのうちの少なくとも一つにより指示される。
【0205】
選択的に、前記AIモデルのモデル接続関係は、
前記AIモデルの処理順序と、
前記AIモデルの間の入出力関係とのうちの少なくとも一つを含む。
【0206】
選択的に、前記第一の指示情報は、第一のターゲット情報を含み、前記第一のターゲット情報は、前記AIモデルのモデル接続関係を指示するために用いられ、前記第一のターゲット情報は、
前記第二の端を含むターゲット端により使用されるAIモデルを指示するためのモデル識別子と、
異なるAIモデルの間の接続関係を指示するためのモデル接続識別子とのうちの少なくとも一つを含む。
【0207】
選択的に、前記第一のターゲット情報は、前記モデル識別子を含むモデル構成情報を含み、
前記モデル構成情報は、さらにAIモデルの入力を構成して第一の対象を参照するために用いられ、前記第一の対象は、予め設定される基準点と、他のAIモデルの出力とのうちの少なくとも一つを含む。
【0208】
選択的に、前記予め設定される基準点の数が複数の場合に、複数の前記予め設定される基準点は、予め設定される順序に従って並べられる。
【0209】
選択的に、前記AIモデルの起動方式は、
予め設定される起動時間に基づいて起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータが到着した場合に起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータのうちの少なくとも一つの基準点のデータが更新された場合に起動することと、
前記AIモデルに必要な入力がすべて到着した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルが処理を完了した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルの出力が更新された場合に起動することと、
前記AIモデルが一つ前のAIモデルの入力を受信した場合に起動することと、
前記AIモデルが別のAIモデルの予め設定される出力値を受信した場合に起動することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0210】
選択的に、起動される前記AIモデルの数は、少なくとも一つである。
【0211】
選択的に、前記処理ドメインの数は、少なくとも一つであり、前記処理ドメインは、
前記基準点の機能と、
前記AIモデルの入出力と前記基準点との間の関係と、
前記AIモデルの間のモデル接続関係とのうちの少なくとも一つにより決定される。
【0212】
選択的に、前記処理ドメインの関連情報は、
前記処理ドメインに対応する処理時間制約と、
前記処理ドメインに対応する処理方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0213】
選択的に、前記処理ドメインに対応する処理方式は、前記AIモデルの起動方式と、前記AIモデルの起動時間と、前記AIモデルの終了時間と、前記AIモデルの処理時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0214】
選択的に、前記処理ドメインに対応する処理時間制約は、前記AIモデルの起動方式と、前記AIモデルの起動時間と、前記AIモデルの終了時間と、前記AIモデルの処理時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0215】
選択的に、異なる前記処理ドメインは、それぞれの前記処理時間制約に対応する。
【0216】
選択的に、異なる前記処理ドメインは、それぞれの前記処理方式に対応する。
【0217】
選択的に、無線周波数ユニット701は、さらに、第一の機能の登録を要求するための第一の要求を第四の端に送信するために用いられ、
ここで、前記第一の機能の記述情報は、前記第一の端に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインと、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0218】
選択的に、プロセッサ710は、前記第二の端が第一の機能を第四の端に要求した場合に、第一の機能の記述情報に基づいて、ターゲット対象を処理し、又は、第三の指示情報を第六の端とインタラクションするために用いられ、前記第三の指示情報は、前記第一の機能の記述情報に基づいて第二のターゲット対象を処理するよう前記第六の端に指示するために用いられ、前記第六の端は、前記第一の端と関連関係があるエンティティであり、
ここで、前記第一の機能の記述情報は、前記第一の機能に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0219】
選択的に、プロセッサ710は、さらに、
前記第一の機能の記述情報が前記第一の端に対応する前記基準点を含む場合に、前記第一の端が前記基準点において前記第三のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記基準点と前記処理方式との関係を含む場合に、前記第一の端が前記基準点において対応する処理方式に従って前記第三のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理ドメインを含む場合に、前記第一の端が前記処理ドメインに含まれるターゲット基準点を取得し、前記ターゲット基準点において前記第三のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理方式を含む場合に、前記第一の端が前記処理方式に従って前記第三のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデル情報を含む場合に、前記第一の端が前記AIモデル情報に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記第三のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルのモデル接続関係を含む場合に、前記第一の端が前記AIモデルの接続関係に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記第三のターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルの起動方式を含む場合に、前記第一の端が前記AIモデルの起動方式に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記AIモデルの起動方式に従って前記ターゲットAIモデルを起動して、前記第三のターゲット対象を処理することとのうちの少なくとも一つを実行するために用いられる。
【0220】
選択的に、無線周波数ユニット701は、さらに、前記第一の機能の記述情報が更新された場合に、更新された第一の機能の記述情報を前記第四の端と前記第二の端とのうちの少なくとも一つに送信するために用いられる。
【0221】
選択的に、無線周波数ユニット701は、さらに、第一の方式の登録を要求するための第二の要求を第五の端に送信するために用いられ、
ここで、前記第一の方式の記述情報は、前記第一の方式に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0222】
選択的に、プロセッサ710は、さらに、前記第二の端が第一の方式を第五の端に要求した場合に、前記第一の方式の記述情報に従って第四のターゲット対象を処理する方式であるターゲット方式に基づいて第三のターゲット対象を処理するために用いられ、
ここで、前記第一の方式の記述情報は、前記第一の方式に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0223】
選択的に、無線周波数ユニット701は、さらに、前記第一の方式の記述情報が更新された場合に、更新された第一の方式の記述情報を前記第五の端と前記第二の端とのうちの少なくとも一つに送信するために用いられる。
【0224】
選択的に、前記第一の指示情報は、さらに、前記基準点に対するテスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
【0225】
選択的に、プロセッサ710は、さらに、前記テスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つに基づいて前記基準点をテストするために用いられる。
【0226】
本開示の実施例の別の実施の形態では、端末700は、第二の端である。
【0227】
ここで、無線周波数ユニット701は、ターゲット対象の基準点での処理方式を指示するための第一の指示情報を受信するために用いられ、
プロセッサ710は、前記処理方式に従って前記基準点において前記ターゲット対象を処理するために用いられる。
【0228】
選択的に、前記基準点は、
事前定義と、
プロトコルによる約定と、
第三の端により送信された、前記基準点を指示するための第二の指示情報とのうちの少なくとも一つに基づいて決定される。
【0229】
選択的に、前記処理方式は、
人工知能AIモデルに基づく処理方式と、
前記第一の端又は前記第二の端であるターゲット端により決定される処理方式とのうちのいずれか一つを含む。
【0230】
選択的に、前記AIモデルに基づく処理方式は、
前記AIモデルのモデル接続関係と、
前記AIモデルの起動方式と、
前記基準点を含む処理ドメインの関連情報とのうちの少なくとも一つにより指示される。
【0231】
選択的に、前記AIモデルのモデル接続関係は、
前記AIモデルの処理順序と、
前記AIモデルの間の入出力関係とのうちの少なくとも一つを含む。
【0232】
選択的に、プロセッサ710は、さらに、
前記AIモデルのモデル接続関係が前記AIモデルの処理順序を含む場合に、前記AIモデルの処理順序に従って第一の応用AIモデルを決定し、前記AIモデルの処理順序に従って前記第一の応用AIモデルを起動し、前記ターゲット対象を処理することと、
前記AIモデルのモデル接続関係が前記AIモデルの間の入出力関係を含む場合に、前記AIモデルの間の入出力関係に従って第二の応用AIモデルを決定し、前記第二の応用AIモデルによって前記ターゲット対象を処理することとのうちの少なくとも一つを実行するために用いられる。
【0233】
選択的に、前記第一の指示情報は、第一のターゲット情報を含み、前記第一のターゲット情報は、前記AIモデルのモデル接続関係を指示するために用いられ、前記第一のターゲット情報は、
前記第一の端と前記第二の端とのうちの少なくとも一つを含むターゲット端により使用されるAIモデルを指示するためのモデル識別子と、
異なるAIモデルの間の接続関係を指示するためのモデル接続識別子とのうちの少なくとも一つを含む。
【0234】
選択的に、前記第一のターゲット情報は、前記モデル識別子を含むモデル構成情報を含み、
前記モデル構成情報は、さらにAIモデルの入力を構成して第一の対象を参照するために用いられ、前記第一の対象は、予め設定される基準点と、他のAIモデルの出力とのうちの少なくとも一つを含む。
【0235】
選択的に、前記予め設定される基準点の数が複数の場合に、複数の前記予め設定される基準点は、予め設定される順序に従って並べられる。
【0236】
選択的に、前記AIモデルの起動方式は、
予め設定される起動時間に基づいて起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータが到着した場合に起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータのうちの少なくとも一つの基準点のデータが更新された場合に起動することと、
前記AIモデルに必要な入力がすべて到着した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルが処理を完了した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルの出力が更新された場合に起動することと、
前記AIモデルが一つ前のAIモデルの入力を受信した場合に起動することと、
前記AIモデルが別のAIモデルの予め設定される出力値を受信した場合に起動することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0237】
選択的に、起動される前記AIモデルの数は、少なくとも一つである。
【0238】
選択的に、前記処理ドメインの数は、少なくとも一つであり、前記処理ドメインは、
前記基準点の機能と、
前記AIモデルの入出力と前記基準点との間の関係と、
前記AIモデルの間のモデル接続関係とのうちの少なくとも一つにより決定される。
【0239】
選択的に、前記処理ドメインの関連情報は、
前記処理ドメインに対応する処理時間制約と、
前記処理ドメインに対応する処理方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0240】
選択的に、前記処理ドメインに対応する処理方式は、前記AIモデルの起動方式と、前記AIモデルの起動時間と、前記AIモデルの終了時間と、前記AIモデルの処理時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0241】
選択的に、前記処理ドメインに対応する処理時間制約は、前記AIモデルの起動方式と、前記AIモデルの起動時間と、前記AIモデルの終了時間と、前記AIモデルの処理時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0242】
選択的に、異なる前記処理ドメインは、それぞれの前記処理時間制約に対応する。
【0243】
選択的に、異なる前記処理ドメインは、それぞれの前記処理方式に対応する。
【0244】
選択的に、無線周波数ユニット701は、さらに、第一の機能を要求するための第一のサービス要求を第四の端に送信し、且つ、
前記第四の端により送信された第一の機能の記述情報を受信するために用いられ、
プロセッサ710は、さらに、前記第一の機能の記述情報に基づいて、前記ターゲット対象を処理するために用いられ、
ここで、前記第一の機能の記述情報は、前記第一の端に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0245】
選択的に、プロセッサ710は、さらに、
前記第一の機能の記述情報が前記第一の端に対応する前記基準点を含む場合に、前記基準点において前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記基準点と前記処理方式との関係を含む場合に、前記基準点において対応する処理方式に従って前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理ドメインの関連情報を含む場合に、前記処理ドメインに含まれるターゲット基準点を取得し、前記ターゲット基準点において前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記処理方式を含む場合に、前記処理方式に従って前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデル情報を含む場合に、前記AIモデル情報に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルのモデル接続関係を含む場合に、前記AIモデルの接続関係に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記ターゲットAIモデルに基づいて前記ターゲット対象を処理することと、
前記第一の機能の記述情報が前記AIモデルの起動方式を含む場合に、前記AIモデルの起動方式に基づいてターゲットAIモデルを決定し、前記AIモデルの起動方式に従って前記ターゲットAIモデルを起動して、前記ターゲット対象を処理することとのうちの少なくとも一つを実行するために用いられる。
【0246】
選択的に、無線周波数ユニット701は、さらに、
前記第一の端と前記第四の端とのうちの少なくとも一つにより送信された更新された第一の機能の記述情報を受信するために用いられる。
【0247】
選択的に、無線周波数ユニット701は、さらに、第一の方式を要求するための第二のサービス要求を第五の端に送信し、且つ、
前記第五の端により送信された第一の方式の記述情報を受信するために用いられ、
プロセッサ710は、さらに、前記第一の方式の記述情報に基づいて、前記ターゲット対象を処理するために用いられ、
ここで、前記第一の方式の記述情報は、前記第一の方式に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む。
【0248】
選択的に、無線周波数ユニット701は、さらに、
前記第一の端と前記第五の端とのうちの少なくとも一つにより送信された更新された第一の方式の記述情報を受信するために用いられる。
【0249】
選択的に、前記第一の指示情報は、さらに、前記基準点に対するテスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
【0250】
選択的に、プロセッサ710は、さらに、前記テスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つに基づいて前記基準点をテストするために用いられる。
【0251】
本開示の実施例による端末700は、ターゲット対象の予め約定される基準点での処理方式を他の通信機器とインタラクションすることができ、通信機器による信号、データや業務などに対する処理方式がより柔軟になる。
【0252】
本開示の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供し、上記
図2と
図3に記載の方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこのネットワーク側機器の実施例に適用することができ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。
【0253】
具体的に、本開示の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供する。
図8に示すように、このネットワーク側機器800は、アンテナ81、無線周波数装置82、ベースバンド装置83、プロセッサ84及びメモリ85を含む。アンテナ81と無線周波数装置82とは接続される。上りリンク方向において、無線周波数装置82は、アンテナ81を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置83に送信して処理させる。下りリンク方向において、ベースバンド装置83は、送信する情報を処理し、無線周波数装置82に送信し、無線周波数装置82は、受信した情報を処理した後にアンテナ81を介して送出する。
【0254】
以上の実施例においてネットワーク側機器により実行される方法は、ベースバンド装置83に実現されてもよく、このベースバンド装置83は、ベースバンドプロセッサを含む。
【0255】
ベースバンド装置83は、例えば少なくとも一つのベースバンドボードを含んでもよく、このベースバンドボード上に複数のチップが設置され、
図8に示すように、そのうちの一つのチップは、例えばベースバンドプロセッサであり、バスインターフェースを介してメモリ85と接続されて、メモリ85におけるプログラムを呼び出し、以上の方法の実施例に示すネットワーク機器操作を実行する。
【0256】
このネットワーク側機器は、ネットワークインターフェース86をさらに含んでもよく、このインターフェースは、例えば共通公衆無線インターフェース(common public radio interface、CPRI)である。
【0257】
具体的に、本開示の実施例のネットワーク側機器800は、メモリ85に記憶されており、且つプロセッサ84上で運行できる命令又はプログラムをさらに含み、プロセッサ84は、メモリ85における命令又はプログラムを呼び出し、
図4又は
図5に示す各モジュールにより実行される方法を実行し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0258】
具体的に、本開示の実施例は、別のネットワーク側機器をさらに提供する。
図9に示すように、このネットワーク側機器900は、プロセッサ901、ネットワークインターフェース902及びメモリ903を含む。ここで、ネットワークインターフェース902は、例えば共通公衆無線インターフェース(common public radio interface、CPRI)である。
【0259】
具体的に、本開示の実施例のネットワーク側機器900は、メモリ903に記憶されており、且つプロセッサ901上で運行できる命令又はプログラムをさらに含み、プロセッサ901は、メモリ903における命令又はプログラムを呼び出し、
図4又は
図5に示す各モジュールにより実行される方法を実行し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0260】
本開示の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記
図2又は
図3に記載の方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0261】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の端末におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリROM、ランダムアクセスメモリRAM、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
【0262】
本開示の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記
図2又は
図3に記載の方法の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0263】
理解すべきこととして、本開示の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0264】
本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラム製品は、非一時的な記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム製品は、少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、上記
図2又は
図3に記載の方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0265】
本開示の実施例は、端末とネットワーク側機器とを含む通信システムをさらに提供し、前記端末は、上記
図2に記載の方法のステップを実行するために用いられてもよく、前記ネットワーク側機器は、以上の
図3に記載の方法のステップを実行するために用いられてもよく、又は、前記端末は、上記
図3に記載の方法のステップを実行するために用いられてもよく、前記ネットワーク側機器は、以上の
図2に記載の方法のステップを実行するために用いられてもよい。
【0266】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「……を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本開示の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。
【0267】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本開示の技術案は、実質には又は関連技術に寄与した部分は、コンピュータソフトウェア製品の形式で具現化されてもよく、このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶されており、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい)に本開示の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
【0268】
以上は、図面を結び付けながら、本開示の実施例を記述したが、本開示は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本開示の示唆で、本開示の趣旨と特許請求の範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本開示の保護範囲に属する。
【手続補正書】
【提出日】2024-06-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信方法であって、
第二の端が、ターゲット対象の基準点での処理方式を指示するための第一の指示情報を受信することと、
前記第二の端が、前記処理方式に従って前記基準点において前記ターゲット対象を処理することとを含む、通信方法。
【請求項2】
前記基準点は、
事前定義と、
プロトコルによる約定と、
第三の端により送信された、前記基準点を指示するための第二の指示情報とのうちの少なくとも一つに基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記処理方式は、
人工知能AIモデルに基づく処理方式と、
前記第二の端を含むターゲット端により決定される処理方式とのうちのいずれか一つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記AIモデルに基づく処理方式は、
前記AIモデルのモデル接続関係と、
前記AIモデルの起動方式と、
前記基準点を含む、前記AIモデルに対応する処理ドメインの関連情報とのうちの少なくとも一つにより指示される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記AIモデルのモデル接続関係は、
前記AIモデルの処理順序と、
前記AIモデルの間の入出力関係とのうちの少なくとも一つを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第二の端が、前記処理方式に従って前記基準点において前記ターゲット対象を処理することは、
前記AIモデルのモデル接続関係が前記AIモデルの処理順序を含む場合に、前記第二の端が前記AIモデルの処理順序に従って第一の応用AIモデルを決定し、前記AIモデルの処理順序に従って前記第一の応用AIモデルを起動し、前記ターゲット対象を処理することと、
前記AIモデルのモデル接続関係が前記AIモデルの間の入出力関係を含む場合に、前記第二の端が前記AIモデルの間の入出力関係に従って第二の応用AIモデルを決定し、前記第二の応用AIモデルによって前記ターゲット対象を処理することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第一の指示情報は、前記AIモデルのモデル接続関係を指示するための第一のターゲット情報を含み、前記第一のターゲット情報は、
前記第二の端を含むターゲット端により使用されるAIモデルを指示するためのモデル識別子と、
異なるAIモデルの間の接続関係を指示するためのモデル接続識別子とのうちの少なくとも一つを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記AIモデルの起動方式は、
予め設定される起動時間に基づいて起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータが到着した場合に起動することと、
前記AIモデルに対応する少なくとも一つの基準点のデータのうちの少なくとも一つの基準点のデータが更新された場合に起動することと、
前記AIモデルに必要な入力がすべて到着した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルが処理を完了した場合に起動することと、
少なくとも一つの予め設定されるAIモデルの出力が更新された場合に起動することと、
前記AIモデルが一つ前のAIモデルの入力を受信した場合に起動することと、
前記AIモデルが別のAIモデルの予め設定される出力値を受信した場合に起動することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
前記処理ドメインの数は、少なくとも一つであり、前記処理ドメインは、
前記基準点の機能と、
前記AIモデルの入出力と前記基準点との間の関係と、
前記AIモデルの間のモデル接続関係とのうちの少なくとも一つにより決定される、請求項4に記載の方法。
【請求項10】
前記処理ドメインの関連情報は、
前記処理ドメインに対応する処理時間制約と、
前記処理ドメインに対応する処理方式とのうちの少なくとも一つを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項11】
前記処理ドメインに対応する処理時間制約又は前記処理ドメインに対応する処理方式は、前記AIモデルの起動方式と、前記AIモデルの起動時間と、前記AIモデルの終了時間と、前記AIモデルの処理時間長とのうちの少なくとも一つを含む、請求項
10に記載の方法。
【請求項12】
前記方法は、
前記第二の端が、第一の方式を要求するための第二のサービス要求を第五の端に送信することと、
前記第二の端が、前記第五の端により送信された第一の方式の記述情報を受信することと、
前記第二の端が、前記第一の方式の記述情報に基づいてターゲット対象を処理することとをさらに含み、
ここで、前記第一の方式の記述情報は、前記第一の方式に対応する前記基準点と、前記処理方式と、前記基準点と前記処理方式との関係と、処理ドメインの関連情報と、AIモデル情報と、AIモデルのモデル接続関係と、AIモデルの起動方式とのうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記第一の指示情報は、さらに、前記基準点に対するテスト方式とテスト要件とのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
通信方法であって、
第一の端が、基準点に対応する第一の指示情報を少なくとも一つの第二の端とインタラクションすることを含み、前記第一の指示情報は、ターゲット対象の前記基準点での処理方式を指示するために用いられる、通信方法。
【請求項15】
プロセッサとメモリとを含み、前記メモリが前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令を記憶する通信機器であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から
13のいずれか1項に記載の通信方法のステップを実現し、又は請求項
14に記載の通信方法のステップを実現する、通信機器。
【国際調査報告】