(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-10
(54)【発明の名称】皮膚美容機器用ハンドピース
(51)【国際特許分類】
A61B 17/00 20060101AFI20241203BHJP
【FI】
A61B17/00 700
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024539870
(86)(22)【出願日】2023-06-27
(85)【翻訳文提出日】2024-07-01
(86)【国際出願番号】 KR2023008978
(87)【国際公開番号】W WO2024005519
(87)【国際公開日】2024-01-04
(31)【優先権主張番号】10-2022-0080906
(32)【優先日】2022-06-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】519069383
【氏名又は名称】ヴィオル カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100121382
【氏名又は名称】山下 託嗣
(72)【発明者】
【氏名】パク,ヨン ソク
(72)【発明者】
【氏名】イ,スジ
【テーマコード(参考)】
4C160
【Fターム(参考)】
4C160JJ22
4C160JJ33
4C160KL03
4C160MM22
(57)【要約】
本発明による皮膚美容機器用ハンドピースは、手で作動可能なハンドピース本体;前記ハンドピース本体の端部に連結されて皮膚を治療する皮膚治療部;前記皮膚治療部に設置され、前記皮膚と皮膚治療部との間の圧力をセンシングする圧力センシング部;および、前記圧力センシング部によって測定された圧力値に応じて複数の色で発光する圧力表示部を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
手で操作可能なハンドピース本体;
前記ハンドピース本体の端部に連結され、皮膚を治療する皮膚治療部;
前記皮膚治療部に設置され、皮膚と前記皮膚治療部との間の圧力をセンシングする圧力センシング部;および、
前記圧力センシング部によって測定された圧力値に応じて複数の色で発光する圧力表示部
を含む、皮膚美容機器用ハンドピース。
【請求項2】
前記圧力センシング部は、
前記皮膚治療部の複数の地点に設置され、複数の圧力値を測定する複数の圧力センサーを含む、請求項1に記載の皮膚美容機器用ハンドピース。
【請求項3】
前記複数の圧力センサーは、前記皮膚治療部の先端面の周縁に沿って、同じ間隔で配置される、請求項2に記載の皮膚美容機器用ハンドピース。
【請求項4】
前記圧力表示部は、
前記複数の圧力センサーによって測定された前記複数の圧力値、および、前記複数の圧力値の間の偏差に応じて複数の色で発光する、請求項2に記載の皮膚美容機器用ハンドピース。
【請求項5】
前記複数の圧力センサーによって測定された前記複数の圧力値、および、前記複数の圧力値の間の偏差に応じた制御信号を、前記圧力表示部に伝達し、前記圧力表示部を制御する制御部
をさらに含む、請求項4に記載の皮膚美容機器用ハンドピース。
【請求項6】
前記圧力センシング部は、
前記ハンドピース本体と前記皮膚治療部との間に設置され、前記皮膚治療部が皮膚を加圧する圧力に応じて長さが変形される複数の弾性組立体を含む、請求項1に記載の皮膚美容機器用ハンドピース。
【請求項7】
前記弾性組立体は、段ごとに互いに異なる弾性係数を有する弾性体をそれぞれ搭載する多段ポゴピン(pogo pin)を含む、請求項6に記載の皮膚美容機器用ハンドピース。
【請求項8】
前記多段ポゴピンは、
前記皮膚治療部と隣接した上段ポゴピン、
前記ハンドピース本体と隣接した下段ポゴピン、および、
前記上段ポゴピンと前記下段ポゴピンとの間に位置する中段ポゴピン
を含み、
前記上段ポゴピン、前記中段ポゴピン、および前記下段ポゴピンにそれぞれ搭載された前記弾性体の弾性係数は、前記上段ポゴピンから前記下段ポゴピンへと行くほど大きくなる、請求項7に記載の皮膚美容機器用ハンドピース。
【請求項9】
前記上段ポゴピンに搭載された上段弾性体の弾性係数は、所定の圧力基準範囲未満であり、
前記中段ポゴピンに搭載された中段弾性体の弾性係数は、前記圧力基準範囲内であり、
前記下段ポゴピンに搭載された下段弾性体の弾性係数は、前記圧力基準範囲を超える、請求項8に記載の皮膚美容機器用ハンドピース。
【請求項10】
前記圧力表示部は、
前記弾性組立体の長さが変形することによって複数の色で発光する、請求項6に記載の皮膚美容機器用ハンドピース。
【請求項11】
前記弾性組立体の長さの変形に応じた制御信号を前記圧力表示部に伝達し、前記圧力表示部を制御する制御部
をさらに含む、請求項10に記載の皮膚美容機器用ハンドピース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚美容機器用ハンドピースに関し、より詳しくは、皮膚に伝達される圧力を視覚的に確認できる皮膚美容機器用ハンドピースに関する。
【背景技術】
【0002】
最近、皮膚美容や肥満治療などのために、HIFU(High Intensity Focused Ultrasound)、RF(Radio Frequency)、ガルバニック、超音波などの様々な機能を有する家庭用皮膚美容機器が開発されている。家庭用皮膚美容機器の使用者は、大部分が非専門家であるため、家庭用皮膚美容機器のエネルギー出力値は、病院用皮膚美容機器よりも顕著に低く設定されている。したがって、家庭用皮膚美容機器は、正確な圧力および傾きなどで使用者の皮膚と接触しなければ、実際的な治療効果を期待できない。
【0003】
また、病院用皮膚美容機器も、ラビング(Rubbing)動作が要求される非侵襲的(non-invasive)施術の時には、治療効果を高めるためには所定の圧力を維持しなければならないが、施術者の感覚または経験に依存している。したがって、不規則な強度、温度または圧力の摩擦が皮膚を損傷させる可能性があり、これによりウイルス感染の経路を提供するという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明では、圧力を視覚的に確認することができ、施術者の感覚または経験と関係なく、常に最適な圧力で施術が可能な皮膚美容機器用ハンドピースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明による皮膚美容機器用ハンドピースは、手で操作可能なハンドピース本体;前記ハンドピース本体の端部に連結され、皮膚を治療する皮膚治療部;前記皮膚治療部に設置され、前記皮膚と皮膚治療部との間の圧力をセンシングする圧力センシング部;および、前記圧力センシング部によって測定された圧力値に応じて複数の色で発光する圧力表示部を含む。
【0006】
前記複数の圧力センサーは、前記皮膚治療部の先端面の端部に沿って等間隔で配置することができる。
【0007】
前記圧力センシング部は、前記皮膚治療部の複数の地点に設置され、複数の圧力値を測定する複数の圧力センサーを含むことができる。
【0008】
前記圧力表示部は、前記複数の圧力センサーによって測定された前記複数の圧力値、および前記複数の圧力値の間の偏差に応じて複数の色で発光することができる。
【0009】
前記複数の圧力センサーによって測定された前記複数の圧力値、および、前記複数の圧力値の間の偏差に応じた制御信号を、前記圧力表示部に伝達して前記圧力表示部を制御する制御部をさらに含むことができる。
【0010】
前記圧力センシング部は、前記ハンドピース本体と前記皮膚治療部との間に設置され、前記皮膚治療部が前記皮膚を加圧する圧力に応じて長さが変形される複数の弾性組立体を含むことができる。
【0011】
前記弾性組立体は、段ごとに互いに異なる弾性係数を有する弾性体をそれぞれ搭載する多段ポゴピン(pogo pin)を含むことができる。
【0012】
前記多段ポゴピンは、前記皮膚治療部と隣接する上段ポゴピン、前記ハンドピース本体と隣接する下段ポゴピン、そして前記上段ポゴピンと前記下段ポゴピンとの間に位置する中段ポゴピンを含み、前記上段ポゴピン、前記中段ポゴピン、及び前記下段ポゴピンにそれぞれ搭載された前記弾性体の弾性係数は、前記上段ポゴピンから前記下段ポゴピンに行くほど大きくなりうる。
【0013】
前記上段ポゴピンに搭載された上段弾性体の弾性係数は、所定の圧力基準範囲未満であり、前記中段ポゴピンに搭載された中段弾性体の弾性係数は、前記圧力基準範囲内であり、前記下段ポゴピンに搭載された下段弾性体の弾性係数は、前記圧力基準範囲を超えるのでありうる。
【0014】
前記圧力表示部は、前記弾性組立体の長さが変形することに伴い、複数の色で発光することができる。
【0015】
前記弾性組立体の長さの変形に応じた制御信号を、前記圧力表示部に伝達し、前記圧力表示部を制御する制御部をさらに含むことができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明の一実施例による皮膚美容機器用ハンドピースは、圧力表示部を利用して皮膚に及ぼす圧力を視覚的に確認できることから、施術者の感覚または経験と関係なく、常に最適の圧力で施術することが可能である。
【0017】
また、施術者または使用者が、圧力表示部に表示された圧力および偏差を確認することで、リアルタイムで皮膚に及ぼす圧力および偏差を調節することができるので、施術効果を極大化することができる。
【0018】
また、施術者または使用者が皮膚に対する安定性を即座に確認できるので、製品信頼度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の一実施例による皮膚美容機器用ハンドピースの概略的な平面図である。
【
図2】一実施例による複数の圧力センサーの配置構造を説明する図面である。
【
図3】他の実施例による複数の圧力センサーの配置構造を説明する図面である。
【
図4】本発明の一実施例による皮膚美容機器用ハンドピースが、使用者の皮膚を加圧する圧力に応じた圧力表示部の色変化を示した図面である。
【
図5】本発明の他の実施例による皮膚美容機器用ハンドピースの概略的な平面図である。
【
図7】本発明の他の実施例による皮膚美容機器用ハンドピースが使用者の皮膚を加圧する圧力に応じた圧力表示部の色変化を示した図面である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施例について、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳しく説明する。本発明は、様々な異なる形態に具現されうるのであり、ここで説明する実施例に限られない。
【0021】
図1は、本発明の一実施例による皮膚美容機器用ハンドピースの概略的な平面図である。
【0022】
図1に示したように、本発明の一実施例による皮膚美容機器用ハンドピース(Handpiece)は、ハンドピース本体100、皮膚治療部200、圧力センシング部300、圧力表示部400、及び制御部500を含む。
【0023】
ハンドピース本体100は、通常、手で容易に握ることができる変形された円筒形状を有するが、必ずしもこれに限定されるものではなく、様々な形状が可能である。
【0024】
皮膚治療部200は、ハンドピース本体100の端部に連結され、皮膚を治療することができる。皮膚治療部200は、鋭い針の形状のニードル部を含むことができるが、必ずしもこれに限定されるものではなく、皮膚を治療できる構造であれば、様々な構造が可能である。つまり、皮膚治療部200は、HIFU、ガルバニック、非侵襲または侵襲のRF施術などが可能な構造でありうる。
【0025】
圧力センシング部300は、皮膚治療部200に設置され、皮膚(S)と皮膚治療部200との間の圧力をセンシングすることができる。
【0026】
圧力センシング部300は、皮膚治療部200の複数の地点に設置され、複数の圧力値を測定する複数の圧力センサー310を含むことができる。
【0027】
図2は、一実施例による複数の圧力センサーの配置構造を説明する図であり、
図3は、他の実施例による複数の圧力センサーの配置構造を説明する図である。
【0028】
図2および
図3に示したように、複数の圧力センサー310は、少なくとも2つ以上であってもよく、皮膚治療部200の先端面に配置することができる。このような複数の圧力センサー310は、皮膚治療部200の先端面の周縁に沿って同じ間隔で配置することができる。
【0029】
一実施例として、
図2に示したように、2つの圧力センサー310が、皮膚治療部200の先端面の周縁に沿って同じ間隔で配置されうる。ここで、2つの圧力センサー310は、皮膚治療部200の先端面の幅方向(W)へと最大に離隔して配置されうる。
【0030】
また、他の実施例として、
図3に示したように、4つの圧力センサー310が、皮膚治療部200の先端面の周縁に沿って同じ間隔で配置されうる。ここで、4つの圧力センサー310は、皮膚治療部200の先端面の周縁に沿って最大に離隔して配置されうる。
【0031】
このように、複数の圧力センサー310は、皮膚治療部200の先端面の周縁に沿って同じ間隔で配置されることによって、本発明の一実施例による皮膚美容機器用ハンドピースがどちらかに傾いたり、皮膚治療部200の先端面の一部が皮膚(S)から離れた状態で圧力が測定されたりすることを防止することができる。したがって、より正確に、皮膚(S)と皮膚治療部200との間の圧力をセンシングすることができる。
【0032】
図2および
図3に示した実施例では、それぞれ2つおよび4つの圧力センサーの配置構造について説明したが、必ずこれに限定されるものではなく、より正確な圧力測定のために、複数の圧力センサー310の配置構造は様々に変更適用することができる。
【0033】
圧力表示部400は、圧力センシング部300によって測定された圧力値に応じて、複数の色で発光することができる。具体的に、圧力表示部400は、複数の圧力センサー310によって測定された複数の圧力値、および複数の圧力値の間の偏差に応じて、複数の色で発光することができる。このような圧力表示部400はLEDで構成することができる。
【0034】
制御部500は、複数の圧力センサー310によって測定された複数の圧力値、および複数の圧力値の間の偏差に応じた制御信号を、圧力表示部400に伝達し、圧力表示部400を制御することができる。
【0035】
図4は、本発明の一実施例による、皮膚美容機器用ハンドピースが使用者の皮膚を加圧する圧力に応じた圧力表示部の色変化を示した図面である。
【0036】
図4に示したように、本発明の一実施例による皮膚美容機器用ハンドピースが使用者の皮膚(S)に及ぼす圧力を増加させることにより、圧力表示部400の色は、黄色(Y)、緑色(G)、そして赤色(R)に変化することができる。圧力表示部400の色が黄色(Y)の場合には、圧力および偏差の基準範囲に未達であり、圧力表示部400の色が緑色(G)の場合には、圧力および偏差の基準範囲を満足しており、圧力表示部400の色が赤色(R)の場合には、圧力および偏差の基準範囲を超えているということを表示することができる。
【0037】
本実施例では、黄色(Y)、緑色(G)、そして赤色(R)で圧力表示部400の色が変化したが、必ずこれに限定されるものではなく、様々な色に変化して圧力変化を表示することができる。
【0038】
このように、本発明の一実施例による皮膚美容機器用ハンドピースは、圧力表示部を利用して、皮膚に及ぼす圧力および偏差を視覚的に確認することができることから、施術者または使用者の感覚または経験と関係なく、常に最適の圧力で施術が可能である。
【0039】
つまり、施術者または使用者が圧力表示部に表示された圧力および偏差を確認し、リアルタイムで、皮膚に及ぼす圧力および偏差を調節することができるので、施術効果を極大化することができる。
【0040】
また、施術者または使用者が、皮膚に対する安定性を即座に確認することができるので、製品信頼度を向上させることができる。
【0041】
一方、前記一実施例では、圧力センシング部が複数の圧力センサーを含むが、圧力センシング部が弾性組立体を含む他の実施例も可能である。
【0042】
以下、
図5~
図7を参照して、本発明の他の実施例による皮膚美容機器用ハンドピースに対して詳しく説明する。
【0043】
図5は、本発明の他の実施例による皮膚美容機器用ハンドピースの概略的な平面図である。
【0044】
図5に示した他の実施例は、
図1に示した一実施例と比較して、圧力センシング部の構造だけを除いて実質的に同じであるため、繰り返しの説明は省略する。
【0045】
図5に示したように、本発明の他の実施例による皮膚美容機器用ハンドピースは、ハンドピース本体100、皮膚治療部200、圧力センシング部300、圧力表示部400、及び制御部500を含む。
【0046】
圧力センシング部300は、ハンドピース本体100と皮膚治療部200との間に設置することができる。圧力センシング部300は、皮膚治療部200が皮膚(S)を加圧する圧力に応じて長さが変形する、複数の弾性組立体320を含むことができる。一つの弾性組立体320は、段ごとに互いに異なる弾性係数を有する弾性体32をそれぞれ搭載する、多段ポゴピン(pogo pin)を含むことができる。以下、弾性組立体320は、多段ポゴピンを例に挙げて説明する。
【0047】
【0048】
図6に示したように、多段ポゴピン320は、皮膚治療部200と隣接する上段ポゴピン320u、ハンドピース本体100と隣接した下段ポゴピン320d、及び、上段ポゴピン320uと下段ポゴピン320dとの間に位置する中段ポゴピン320mを含むことができる。
【0049】
ここで、上段ポゴピン320u、中段ポゴピン320m、及び、下段ポゴピン320dに、それぞれ搭載された弾性体32の弾性係数は、上段ポゴピン320u、中段ポゴピン320m、そして下段ポゴピン320dに行くほど、大きくなりうる。上段ポゴピン320u、中段ポゴピン320m、及び下段ポゴピン320dのそれぞれの弾性体32u、32m、32dの弾性係数は、既(予め)設定された圧力基準に対応させることができる。
【0050】
つまり、上段ポゴピン320uに搭載された上段弾性体32uの弾性係数は、所定の圧力基準範囲未満であり、中段ポゴピン320mに搭載された中段弾性体32mの弾性係数は、圧力基準範囲内であり、下段ポゴピン320dに搭載された下段弾性体32dの弾性係数は、圧力基準範囲を超えるのでありうる。
【0051】
圧力表示部400は、弾性組立体320の長さ(L)が変形することによって、複数の色で発光することができる。このような圧力表示部400は、LEDで構成することができる。
【0052】
制御部500は、弾性組立体の長さ変形による制御信号を圧力表示部400に伝達し、圧力表示部400を制御することができる。
【0053】
図7は、本発明の他の実施例による、皮膚美容機器用ハンドピースが使用者の皮膚を加圧する圧力による圧力表示部の色の変化を示した図面である。
【0054】
図7に示したように、本発明の他の実施例による皮膚美容機器用ハンドピースが使用者の皮膚(S)に及ぼす圧力を増加させることによって、弾性組立体320の長さがL、L’、そしてL”に変化し、これに対応して圧力表示部400の色も黄色(Y)、緑色(G)、そして赤色(R)に変化するのでありうる。圧力表示部400の色が黄色(Y)の場合には、圧力基準範囲に未達であり、圧力表示部400の色が緑色(G)の場合には、圧力基準範囲を満足し、圧力表示部400の色が赤色(R)の場合には、圧力基準範囲を超えるということを表示することができる。
【0055】
本開示を先に記載したように好ましい実施例を通じて説明したが、本発明は、これに限定されず、以下に記載する特許請求の範囲の範囲を逸脱しない限り、様々な修正及び変形が可能であることを、本発明が属する技術分野に従事する者は容易に理解するであろう。
【国際調査報告】