IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ グリーンオン カンパニー,リミテッドの特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-19
(54)【発明の名称】除菌および殺虫噴射器
(51)【国際特許分類】
   A61L 9/14 20060101AFI20241212BHJP
   B06B 1/06 20060101ALI20241212BHJP
   B05B 17/06 20060101ALI20241212BHJP
   B05B 7/24 20060101ALI20241212BHJP
【FI】
A61L9/14
B06B1/06
B05B17/06
B05B7/24
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024535180
(86)(22)【出願日】2022-05-10
(85)【翻訳文提出日】2024-06-20
(86)【国際出願番号】 KR2022006676
(87)【国際公開番号】W WO2023113113
(87)【国際公開日】2023-06-22
(31)【優先権主張番号】10-2021-0177489
(32)【優先日】2021-12-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524221019
【氏名又は名称】グリーンオン カンパニー,リミテッド
【氏名又は名称原語表記】GREENON CO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100166545
【弁理士】
【氏名又は名称】折坂 茂樹
(72)【発明者】
【氏名】ジョ,ボン-ジェ
【テーマコード(参考)】
4C180
4D074
4F033
5D107
【Fターム(参考)】
4C180AA07
4C180AA18
4C180CB01
4C180GG08
4C180HH05
4D074AA05
4D074BB06
4D074DD02
4D074DD34
4D074DD49
4F033QA10
4F033QB02Y
4F033QB03X
4F033QB12X
4F033QB17
4F033QD02
4F033QD11
4F033QF01X
4F033QF08Y
4F033QF23
5D107AA13
5D107BB02
5D107CC01
5D107FF03
5D107FF09
(57)【要約】
本発明に係る除菌および殺虫噴射器は、殺菌水が貯蔵される殺菌水容器、殺虫液が貯蔵される殺虫液容器、圧縮空気を選択的に殺菌水容器からの殺菌水を噴射したり、殺虫液容器に供給するように転換される三方弁、殺虫液容器内に位置し、コンプレッサから供給される圧縮空気および圧電素子によって振動を発生させる振動発生器、振動発生器の上部に位置した圧電素子、振動発生器の軸中心を上下に経て、圧縮空気を伝達する内部管、圧電素子よりも下に位置して、内部管を収容するホーンボディ、内部管からホーンボディを貫通するホーンボディ孔、ホーンボディと振動発生器の外形部との間の空間に形成された回流チャンバ、内部管からホーンボディのホーンボディ溝およびホーンボディ孔を通過した圧縮空気は、回流チャンバに沿って回流し、回流チャンバの圧縮空気は外形孔を通過してN個の翼振動板および底振動板に衝突し、ホーンボディ孔からホーンボディの下に行くほど幅が狭くなる形状を有するホーンボディ緩衝部222Bが形成される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
殺菌水が貯蔵される殺菌水容器;
殺虫液が貯蔵される殺虫液容器;
圧縮空気を選択的に前記殺菌水容器からの殺菌水を噴射したり、前記殺虫液容器に供給するように転換される三方弁;
前記殺虫液容器内に位置し、前記コンプレッサから供給される圧縮空気および圧電素子によって振動を発生させる振動発生器;
前記振動発生器の上部に位置した圧電素子;
前記振動発生器の軸中心を上下に経て、圧縮空気を伝達する内部管;
前記圧電素子よりも下に位置して、前記内部管を収容するホーンボディ;
前記内部管の所定位置に形成されたホーンボディ溝;
前記ホーンボディ溝から前記ホーンボディを貫通するホーンボディ孔;
前記ホーンボディと前記振動発生器の外形部との間の空間に形成された回流チャンバ;
前記内部管から前記ホーンボディの前記ホーンボディ孔および前記ホーンボディ孔を通過した前記圧縮空気は、前記回流チャンバに沿って回流し、
前記振動発生器の外形孔に形成されたN個の側面の一側に固定されながら、N個の側面を遮るN個の翼振動板;
前記振動発生器の底孔に形成されたN個の扇形底面を遮るN個の底振動板;
前記回流チャンバの圧縮空気は、前記外形孔を通過してN個の前記翼振動板および前記底振動板に衝突する、ことを特徴とする除菌および殺虫噴射器。
【請求項2】
前記ホーンボディ孔から前記ホーンボディの下に行くほど幅が狭くなる形状を有するホーンボディ緩衝部(222B)が形成される、ことを特徴とする請求項1に記載の除菌および殺虫噴射器。
【請求項3】
N個の前記翼振動板は、一側が前記外形部の一側面に固定され、前記翼振動板の他側は前記外形部の一側面から延長された長さを有する四角形板体である、ことを特徴とする請求項1に記載の除菌および殺虫噴射器。
【請求項4】
N個の前記底振動板は、一側が前記振動発生器の底中心に固定され、前記底振動板の他側は底中心から前記外形部の一側面に延長された長さを有する三角形板体である、ことを特徴とする請求項1に記載の除菌および殺虫噴射器。
【請求項5】
N個の前記底振動板は、底中心に底締結部によって固定され、前記底締結部の解体の時、圧縮空気によって前記振動発生器の内部パージングが可能である、ことを特徴とする請求項1に記載の除菌および殺虫噴射器。
【請求項6】
前記殺虫液容器の上部で連結される圧縮空気ラインに一側が固定され、他側は前記殺虫液容器の底面から所定距離離隔されて固定された、ことを特徴とする請求項1に記載の除菌および殺虫噴射器。
【請求項7】
前記ホーンボディ溝は、放射方向に円周に沿って曲面が形成され、高さが一定したディスク状ホーンボディ溝である、ことを特徴とする請求項1に記載の除菌および殺虫噴射器。
【請求項8】
前記ホーンボディ溝は、放射方向に断面が円錐状であり、頂点から母線の端末には放射方向に円周に沿って曲面が形成される円錐状ホーンボディ溝である、ことを特徴とする請求項1に記載の除菌および殺虫噴射器。
【請求項9】
前記溝ボディ孔は、前記ホーンボディ溝の断面のうち最も凸出した部分から形成される、ことを特徴とする請求項7または8に記載の除菌および殺虫噴射器。
【請求項10】
前記溝ボディ孔は、前記ホーンボディ溝から下向きに形成される、ことを特徴とする請求項7または8に記載の除菌および殺虫噴射器。
【請求項11】
前記溝ボディ孔は、前記ホーンボディ溝の円周に沿って所定角度で離隔されながら放射方向に位置し、体積部に対して垂直される、ことを特徴とする請求項7または8に記載の除菌および殺虫噴射器。
【請求項12】
前記ホーンボディ孔は、前記ホーンボディ溝から半径方向に行くほど断面積が狭くなる領域がある、ことを特徴とする請求項7または8に記載の除菌および殺虫噴射器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、除菌および殺虫噴射器に関し、より詳しくは、除菌バブル水の噴射器と殺虫液の噴射を独立にし、一体型に構成された除菌および殺虫噴射器に関する発明である。
【背景技術】
【0002】
殺虫、殺菌剤のような消毒薬剤は、噴射ノズルを介して液状状態で撒布されるノズル噴射装置、燃焼ガスとともに煙霧状態で噴射される煙霧消毒装置、気化されて燻蒸気状態で供給される気化消毒装置などによって対象物質に供給される。
【0003】
ノズル噴射装置または煙霧消毒装置は、人が着用した状態で作動されるか、車などに装着された状態で作動される。
【0004】
しかしながら、気化消毒装置は、振動によって消毒薬剤が気化されるため、相対的に構造が複雑で、必ず振動が発生し、人への着用或は移動が困難である。
【0005】
最近には、除菌のための殺菌水で取り替えたり注入が便利になりながらも容易に備えることができ、食品工場や大きなレストランのように、除菌だけでなく、殺虫が必要な環境でも適用できる噴射器に対する必要性が台頭されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、除菌および殺虫噴射器をコンパクトな構造に製作可能であり、運送および設置が容易な除菌および殺虫噴射器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記のような目的を達するために、本発明の一実施例の除菌および殺虫噴射器は、殺菌水が貯蔵される殺菌水容器、殺虫液が貯蔵される殺虫液容器、圧縮空気を選択的に前記殺菌水容器からの殺菌水を噴射したり、前記殺虫液容器に供給するように転換される三方弁、前記殺虫液容器内に位置し、前記コンプレッサから供給される圧縮空気および圧電素子によって振動を発生させる振動発生器、前記振動発生器の上部に位置した圧電素子、前記振動発生器の軸中心を上下に経て、圧縮空気を伝達する内部管、前記圧電素子よりも下に位置して、前記内部管を収容するホーンボディ、前記内部管から前記ホーンボディを貫通するホーンボディ溝、前記ホーンボディと前記振動発生器の外形部との間の空間に形成された回流チャンバ、前記内部管から前記ホーンボディのホーンボディ溝、およびホーンボディ孔を通過した前記圧縮空気は前記回流チャンバに沿って回流し、前記振動発生器の外形孔に形成されたN個の側面の一側に固定されながら、N個の側面を遮るN個の翼振動板、前記振動発生器の底孔に形成されたN個の扇形底面を遮るN個の底振動板、前記回流チャンバの圧縮空気は前記外形孔を通過してN個の前記翼振動板、および前記底振動板に衝突し、前記ホーンボディ孔から前記ホーンボディの下に行くほど幅が狭くなる形状を有するホーンボディ緩衝部222Bが形成される。
【0008】
また、N個の前記翼振動板は、一側が前記外形部の一側面に固定され、前記翼振動板の他側は前記外形部の一側面から延長された長さを有する四角形板体である。
【0009】
また、N個の前記底振動板は、一側が前記振動発生器の底中心に固定され、前記底振動板の他側は底中心から前記外形部の一側面に延長された長さを有する三角形板体である。
【0010】
また、N個の前記底振動板は、底中心に底締結部によって固定され、前記底締結部の解体の時、圧縮空気によって前記振動発生器の内部パージングが可能になる。
【0011】
また、前記殺虫液容器の上部で連結される圧縮空気ラインに一側が固定され、他側は前記殺虫液容器の底面から所定距離離隔されて固定される。
【0012】
また、ホーンボディ溝であって、ディスク状であり、放射方向に円周に沿って曲面が形成され、高さが一定したディスク状ホーンボディ溝であってもよく、断面が円錐状であり、頂点から母線の端末には放射方向に円周に沿って曲面が形成されると、円錐状ホーンボディ溝であってもよい。
【発明の効果】
【0013】
本発明の除菌および殺虫噴射器は、除菌バブル水噴射器および殺虫液噴射器に共通的に使用可能なコンプレッサおよび三方弁によって全体の大きさを減少させるという効果を奏する。
【0014】
また、除菌バブル水噴射器の電極モジュールの陰極板に突起を形成することにより、電極モジュールでのプラズマ反応をより拡大させるという効果を奏する。
【0015】
また、殺虫液噴射器のホーンボディ孔からホーンボディの下に行くほど幅が狭くなる形状を有するホーンボディ緩衝部222Bを形成することにより、圧縮空気による振動および衝撃を減少させることができる。
【0016】
また、殺虫液噴射器の振動発生器の側面に翼振動部、下面に底振動部を形成することにより、気化された殺虫液の大きさをさらに減少させることができる。
【0017】
また、底締結部244を解体する際に、圧縮空気による振動発生器の内部汚染や残留物のパージングも可能になる。
【0018】
また、殺虫液容器の上部で連結される圧縮空気ラインに一側が固定され、他側は前記殺虫液容器の底面から所定距離離隔されて固定され、このために、振動発生器の底面に殺虫液容器の底面に向かって固定するための脚が形成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の除菌および殺虫噴射器の内部である。
図2a】本発明の除菌バブル水噴射器の電極モジュールである。
図2b】本発明の除菌バブル水噴射器の電極モジュールである。
図2c】本発明の除菌バブル水噴射器の電極モジュールである。
図2d】本発明の除菌バブル水噴射器の電極モジュールである。
図3図2で陰極板が突起形状である電極モジュールである。
図4】本発明における殺虫液噴射器の構造である。
図5a図2の殺虫液噴射器における振動発生器内部のホーンボディ構造である。
図5b図2の殺虫液噴射器における振動発生器内部のホーンボディ構造である。
図5c図2の殺虫液噴射器における振動発生器内部のホーンボディ構造である。
図6a図3の振動発生器の側部構造である。
図6b図3の振動発生器の側部構造である。
図6c図3の振動発生器の側部構造である。
図7a図4の振動発生器の下部構造である。
図7b図4の振動発生器の下部構造である。
図8】除菌および殺虫噴射器の流れ図である。
図9a】ホーンボディの回流流動が促進された構造である。
図9b】ホーンボディの回流流動が促進された構造である。
図9c】ホーンボディの回流流動が促進された構造である。
図9d】ホーンボディの回流流動が促進された構造である。
図9f】ホーンボディの回流流動が促進された構造である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例の除菌および殺虫噴射器を説明する。
【0021】
外部ハウジング内にそれぞれ円柱状の除菌バブル水噴射器および殺虫液噴射器がそれぞれ位置する。除菌バブル水噴射器および殺虫液噴射器はいずれも外部から供給される圧縮空気によって作動する。本発明の除菌および殺虫噴射器は、全体を通称して表現し、それぞれは除菌バブル水噴射器および殺虫噴射器であり、除菌バブル水(HOCL、OH-、O)として殺菌水(塩+H、或いは水道水)が用いられる。図1は、本発明の除菌および殺虫噴射器の内部で、それぞれ円柱状の殺菌水容器100および殺虫液容器200を示す。容器とは、殺菌水および殺虫液を貯蔵するコンテナ或はタンクの役割だけでなく、反応が行われる経路を含む空間まで全部包括する。
【0022】
まず、除菌バブル水噴射器は、殺菌水容器100内に塩およびHを含む水道水または殺菌水(以下殺菌水)を殺菌水注入口110を介して注入して満たし、レベルセンサーによって水位を測定する。殺菌水容器と別途に設置されたポンプ120によって、殺菌水は殺菌水容器100の下端から電極モジュール130を通過した後、最終的に次亜塩素酸水として外部に噴射される。
【0023】
外部空気は、コンプレッサ20によって除菌および殺虫噴射器内に供給され、三方弁40によって除菌バブル水噴射器または殺虫噴射器の中で選択されて供給される。この時、圧力計30によって空気圧が測定される。
【0024】
殺菌水の噴射は、殺虫噴射器を稼動しない時、三方弁を調整して実行される。電極モジュール130を通過した殺菌水が排出される時、別途に備えられた平行するライン(圧力計左側のライン)を通じて圧縮空気が供給されることで、ポンピングされた殺菌水と圧縮空気は、2流体噴射ノズルを介して一緒に外部に噴射される。
【0025】
図1の殺虫液容器200は、外部から圧縮空気が伝達され、殺虫液を気化する振動発生器200が内蔵される円柱状のハウジングである。コンプレッサによって圧縮された外部空気は、三方弁40によって選択されて、殺虫液容器に圧縮空気が流入される。本明細書で気化とは、空気中に浮遊される大きさまで液体が微粒化された状態を意味する。
【0026】
即ち、コンプレッサ20によって殺虫液容器200に連結される圧縮空気供給管にソレノイドバルブとして、三方弁40が備えられる。
【0027】
この時、圧力計30で圧力を確認し、故障時、安全のために超過圧力に対して安全ピン60が設置される。エアヒーティングのためのヒータチューブ70を通過してチェックバルブを80を介して殺虫液容器200に流入される。殺虫液注入口90を介して殺虫液溶液が注入され、吐出口92を介して最終的に排出される。
【0028】
図2において、電極モジュールは加圧流動放射撹拌型で、殺菌水容器からポンプによって供給された殺菌水が電極組立体130と連結される電極組立体入口113を経て、電極組立体出口114を介して電極組立体130を経て流動することができる構造である。このために、積層面に沿って放射状流動路140を含む構造であってもよい。
【0029】
図2aおよび図2dによる電極モジュール130は、第1電極組立体131、第2電極組立体132、第3電極組立体133および第4電極組立体134を含む構成であってもよい。
【0030】
図2bおよび図2dは、電極モジュール130内の電極組立体で放射状流動を形成する殺菌水の流動方向を示す図で、第1、2、3、4電極組立体のそれぞれで互いに交互に配置される。
【0031】
第1電極組立体131は、殺菌水注入口110と対向する最外側に配置され、殺菌水注入口110から供給された殺菌水と対向する面に陽極板161が装着され、他側面に中心方向に流動路140が形成された構造であってもよい。
【0032】
第1電極組立体131は、側面で見た時、放射状スポーク構造が形成された円板状構造の電極装着本体135-1の一側に陽極板161を装着した構造であってもよい。
【0033】
電極装着本体135-1の中心には貫通口D1が形成されることができる。この時、第2電極組立体132に装着される陰極板162の中心にも貫通口D2が形成されることができ、この場合、陰極板162に形成された貫通口D2の内径は電極装着本体135-1に形成された貫通口D1の内径より所定大きさだけ大きく形成されることが好ましい。このような構造の貫通口D1、D2を介して殺菌水が流動することができる。
【0034】
第2電極装着本体135-2に形成された出入流路142-2は、第1電極組立体131の電極装着本体135-1に形成された貫通口137と対応する位置に形成されることが好ましい。
【0035】
通電可能な素材で構成されたメッシュ部材161-1を陽極板161の一側に付着して、流入される殺菌水に電流をより効果的に供給することができる。
【0036】
第2電極組立体132は、第1電極組立体131と隣接して積層され、第1電極組立体131と対向する面に陰極板162が装着され、他側面に中心方向に流動路140が形成されており、中心に他側面に貫通された流動路143が形成された構造であってもよい。
【0037】
第3電極組立体133は、第2電極組立体132と隣接して積層され、第2電極組立体132と対向する面に陽極板163が装着され、中心から放射状流動路140が形成され、他側面に陰極板164が装着された構造であってもよい。
【0038】
第4電極組立体134は、第3電極組立体133と隣接して積層され、第3電極組立体133と対向する面に放射状流動路140が形成され、他側面に陽極板165が装着された構造であってもよい。
【0039】
また、互いに異なる外径を有する電極組立体130が積層されて形成される段差部位には、電極組立体130の間に殺菌水が注入または排出されることができる出入流路142が形成されることが好ましい。
【0040】
電極モジュール130に形成された放射状流動路140に沿って流動する殺菌水は、電極組立体130の中心に向かって収斂されたり拡散される流動を繰り返すことにより、殺菌水に効果的に電流が供給されて、効果的な電気分解作用を果たすことができる。
【0041】
それぞれの電極組立体131、132、133、134には、特定位置に陽極板または陰極板の電極板161、162、163、164を配置することにより、多様な方向に流動する殺菌水に効果的に電流を供給して電気分解作用を果たすことができ、殺菌水として塩化ナトリウムが溶解された水を供給する場合、次亜塩素酸水を効果的に発生させることができ、殺菌水の改質化役割を効果的に実行することができる電極モジュール最適化装置を提供することができる。
【0042】
第1電極組立体131、第2電極組立体132、第3電極組立体133、および第4電極組立体134に装着される電極板161、162、163、164で、互いに隣接して配置される電極板161-162、162-163、163-164、164-165は、互いに異なる極性であることが好ましい。
【0043】
第2電極組立体132および第4電極組立体134の外周面は、ハウジング110の収納空間と対応する大きさの外径に形成されることが好ましい。これとともに、第1電極組立体131および第3電極組立体133の外周面は、第2電極組立体132または第4電極組立体134の外径よりも所定長さだけ大きさの小さい外径に形成されることが好ましい。
【0044】
第3電極組立体133および第4電極組立体134には、それぞれ互いに異なる極性の電源供給端子150がハウジング110の一側外部に所定長さだけ突出されるように装着されることができる。この時、第1電極組立体131は第4電極組立体134に装着された電源供給端子151から電源を受けることができ、第2電極組立体132は第3電極組立体133に装着された電源供給端子152から電源を受けることができる。
【0045】
ナット154は電源供給端子151、152と締結されて、電極モジュールを一体に結合させることができる。
【0046】
以下、それぞれの電極組立体131、132、133、134の構造についてより詳しく説明する。
【0047】
それぞれの電極組立体130(131、132、133、134)は、特定構造の電極装着本体135(135-1、135-2、135-3、135-4)および電極板160(161、161-1、162、163、164)を含む構成であってもよい。
【0048】
具体的には、電極装着本体135(135-1、135-2、135-3、135-4)は、所定大きさの外径に形成された円板状構造で、中心部分に所定大きさの外径に湾入されて、電極板装着溝136が形成された構造であることが好ましい。この時、電極板装着溝136に電極板160(161、161-1、162、163、164)が安定的に装着されることができる。
【0049】
また、電極装着本体135に形成された放射状流動路140は、電極板160が装着された電極装着本体135の一側と他側を貫通して連結する貫通構造であることが好ましい。この場合、放射状流動路140に沿って流動する殺菌水に電流を効果的に供給することができて、電気分解されたガスの生成効率を顕著に向上させることができる。
【0050】
放射状流動路140は、放射状構造および折曲された構造を同時に含む構造であってもよい。この場合、殺菌水の流動に多い渦流を形成させることができて、殺菌水に電流を効果的に供給することができて、結果的に電気分解作用を極大化させることができる。
【0051】
平面上で見た時、多角形構造の電極組立体130を構成する場合、ハウジング110の収納空間もこれと対応する構造に形成することが好ましい。
【0052】
ハウジング110の収納空間と対応する外径を有する円板構造の電極組立体130とこれより所定長さだけ大きさの小さい外径を有する円板構造のまた他の電極組立体130が2以上積層された構造であってもよい。
【0053】
この時、互いに異なる外径を有する電極組立体130が積層されて形成される段差部位には、電極組立体130の間に殺菌水が注入または排出されることができる出入流路142が形成されることが好ましい。
【0054】
一方、図3は、図2の電極モジュールを概念的に説明する図である。陽極板と陰極板は電極ハウジングを間に挟んで所定間隔を保持し、陽極板と陰極板との間には電気分解またはプラズマ反応が発生する。電極ハウジングは、殺菌水の移動のために放射状流路が形成される。陽極板と陰極板との間の電気分解またはプラズマ反応は、放射状流路によって干渉される領域を避けて、陽極板と陰極板が互いに対向する面、特に陰極板に複数のプラズマ反応のために電極突起が形成されることもできる。陽極板、陰極板およびその間に存在する電極ハウジングの結合体は複数形成されてもよく、これによって陰極板に形成される電極突起が形成されることができる。電極突起は、上狭下広の形状で、放射状流路によって干渉されないながらも、半径方向に所定間隔離隔して複数列形成されてもよい。電気分解またはプラズマ反応のために、DC或はAC電圧を印加してもよい。
【0055】
本発明の一実施例による電極モジュール最適化装置を含む電気化学反応システムを示す構成図が示されている。
【0056】
制御部は、濃度センサーからリアルタイムで検出されたデータに基づいて殺菌水の供給量、液相触媒物質の供給量、気体触媒物質の供給量、および電極モジュール最適化装置に提供される電力量を制御することにより、生成される次亜塩素酸水の濃度を既設定範囲内に簡単で、かつ安定的に制御することができる。
【0057】
本実施例による電気化学反応システムは、特定作用機序を通じて多様な流体物質を意図する特性に改質させることができる。
【0058】
具体的には、本実施例による電気化学反応システムの作用機序は、改質化しようとする殺菌水を所定大きさの圧力で加圧した状態で、電気分解またはプラズマを加える条件を有する。この時、電気分解またはプラズマを加える過程で気体が発生しながら発生環境を造成する。次の条件として、改質化しようとする殺菌水を所定大きさの圧力で加圧した状態で、特定気体を注入した後、電気分解またはプラズマを加える条件である。上記言及した特定気体は、プラズマ発生環境を造成するための気体として、水素、酸素、オゾン、窒素、二酸化炭素、アルゴン、有機物ガス、メタンなどを例に挙げることができる。
【0059】
この時、上記言及した殺菌水を所定大きさの圧力を加圧する場合、殺菌水は有機物質であってもよく、場合によっては、有機物質と無機物質を混合した流体であってもよい。また、上記言及した殺菌水は、粘度によって流動性を円滑に保持するために加熱してもよく、反応環境によって有機物質または有機物質と無機物質を混合した流体が加熱されてもよい。
【0060】
図4に殺虫液容器200の内部構造が示されている。殺虫液容器200の下端まで管路を介して供給された圧縮空気は、殺虫液容器200の下部に位置した振動発生器200に到逹する。殺虫液容器200には殺虫液注入口90を介して注入された殺虫液溶液が満たされ、水位センサー82によって現在水位が測定される。振動発生器200で殺虫液溶液が気化されると、殺虫液水溶液を通過して殺虫液容器200の上部中央に位置した吐出口92を介して殺虫液容器200の外に伝達される。
【0061】
一方、殺虫液水溶液を気化させるための振動発生器200の作動を制御する制御盤が備えられる。制御盤には外部と無線または有線で連結される連結ポートが備えられる。制御盤には、殺虫液容器200の内部に存在する殺虫液の水位を水位センサーによって測定し、殺虫液の不足や殺虫液の過多を知らせる通知装置が備えられてもよい。また、制御盤には、作動保持時間または作動開始時間を設定することができる設定部が形成されてもよい。水位センサー82は、殺虫液容器の内部に殺虫液の量を計測するために装着される。水位センサーには上限値と下限値が表示される。
【0062】
圧縮空気が殺虫液容器200に連結される圧縮空気供給管には、ベンチュリー管(図示しない)が備えられてもよい。ベンチュリー管によって流速が上昇し、負圧が発生し、別途の薬品や溶液がベンチュリー管を介して圧縮空気供給管に流入されることが可能である。
【0063】
即ち、ベンチュリー管は別途に備えられたタンクと連結されてもよい。タンクからベンチュリー管に薫蒸剤、N、CO、Heの何れか一つ以上の成分が担体気体とともに追加供給されることができる。
【0064】
図4および図5に示されたように、振動発生器200は、圧縮空気供給管と連結される供給パイプ210と、供給パイプ210の端部に連結されたホーンボディ220と、ホーンボディ220が内蔵される外形部230を有し、外形部230の表面には外形孔230Aが形成された外形孔形成面が形成され、外形孔形成面には翼振動板240が付着される。即ち、外形孔が形成されていない面には翼振動板240が付着されていない。
【0065】
図5に示されたホーンボディ220は、供給パイプ210と連通される内部管221、および内部管221が中心軸に沿って位置されるように内部管221の一部に放射状の所定空間であるホーンボディ溝223が内部に形成された体積部222を含む。外形部230の内部と内部管221が連通されるように、ホーンボディ溝223からホーンボディ孔224が体積部222を貫通して形成される。
【0066】
図6aで体積部には圧縮空気が流入される内部管の所定位置に形成されたホーンボディ溝223から放射方向にホーンボディ孔224が形成され、ホーンボディ孔224は、外形部230の内部空間に形成された回流チャンバ260に連通される。
【0067】
一方、ホーンボディ溝は、図5cに示すように円錐状に形成されてもよい。
【0068】
図5bにおけるホーンボディ溝は、ディスク状であり、放射方向に円周に沿って曲面が形成され、高さが一定したディスク状ホーンボディ溝223Aとし、図5cにおけるホーンボディ溝は、断面が円錐状で、頂点から母線の端部には放射方向に円周に沿って曲面が形成される円錐状ホーンボディ溝223Bと定義する。
【0069】
ディスク状ホーンボディ溝223Aおよび円錐状ホーンボディ溝223Bにそれぞれ形成されたホーンボディ孔は、図5aに示すように、放射方向に体積部222に対して垂直するように形成されてもよく、回流チャンバでの流動回流のために、体積部222に対して接線方向に形成されてもよい。
【0070】
また、ホーンボディ孔は、ホーンボディ220の外形部230の形状と関連される。即ち、ホーンボディ孔に対向する位置に外形孔230Aが形成されていない外形部230が位置する場合、ホーンボディ孔から気化された殺虫液の中で外形部の内面に衝突されないほど小さな大きさを有する殺虫液気化液滴のみが外形孔230Aを通過して排出されることができる。このために、外形孔の位置とホーンボディ孔の位置は放射方向で互いに重ならず、円周方向に互いに離隔された位置に設置されることが好ましい。
【0071】
図5aは、ホーンボディ溝223が形成された外部、図5bはホーンボディ220の内部に形成された左右空間、図5cはホーンボディ220の内部に形成された上下空間である。
【0072】
圧縮空気は、内部管221に沿って急激にホーンボディ溝223に流路が形成されるが、ホーンボディ220に急激な衝撃が形成されることを防止するために、図5bのホーンボディ内の左右空間を形成する。また、内部管221に沿って圧縮空気の一部は内部管221からホーンボディ溝が形成された区間を通って、体積部222の下部まで圧縮空気が到逹するようになることで、ホーンボディ220、特にホーンボディの下部に衝撃を形成する。
【0073】
図4に示すように、振動発生器200およびホーンボディ220が殺菌水容器200の上部に位置した圧縮空気供給ラインに一側が固定され、他側は殺菌水容器200の底面から所定距離を保持しなければならないことから所謂自由端を形成するので、振動や衝撃にさらに脆弱になることがある。したがって、圧縮空気による振動や衝撃を減少させるために、ホーンボディ緩衝部222Bを形成し、これはホーンボディ溝223から下に行くほど幅が狭くなる形状を有する。
【0074】
一方、ホーンボディ孔に対向する位置に外形孔230Aが形成された外形部230が位置すると、ホーンボディ孔から気化された殺虫液のうち外形孔230Aを通過した殺虫液気化液滴が外形孔230Aを通過して排出されることができる。
【0075】
一方、図5aおよび図6aにおいて、外形部230と体積部222との間には回流チャンバ260が形成される。圧縮空気は回流チャンバ260に沿って回流する。
【0076】
供給パイプ210で外形部230の内部に移動した圧縮空気が体積部222の表面に沿って回転されるように、体積部が下に行くほど傾斜するように形成されて、ホーンボディ220の断面は下へ行くほど小さくなり、ホーンボディと外形部との間の空間は上狭下広構造であってもよい。
【0077】
即ち、ホーンボディの体積部が傾斜するように形成されて下へ行くほど断面が小さくなって、ホーンボディの体積部と外形部との間の回流チャンバ260空間は下へ行くほど大きくなる上狭下広構造或は空間であってもよい。
【0078】
図5図6に示されたように、外形部230に圧縮空気が翼振動板240に向かって移動するように外形孔230Aが2つ以上形成される。外形孔230Aは、0.3~0.8mmの直径を有し、外形部230の表面に不規則または規則的に配列されてもよい。体積部との間に回流チャンバ空間を形成する前記外形部に外形孔が形成される。
【0079】
外形部230は、多角柱状に形成される。外形孔230Aは、外形部230の一側面に向かう翼振動板240の一面に向かって開口される。翼振動板240は、板体形態に形成される。翼振動板240は、一側は外形部230の一側面に固定され、翼振動板240の他側は外形部の一側面から延長された長さの板体を形成する。
【0080】
図6bに示すように、翼振動板の長さを延長するために、振動発生器の外形部230の断面は多角形に形成される。即ち、図6bの実施例では、外形部は断面が6角形(N=6)で、外形部の側面を成すN(Nは3以上の自然数)個の面には1つ以上の外形孔230Aが形成されてもよい。即ち、体積部222との間に回流チャンバ260空間を形成し、前記外形部を貫通して外形孔230Aが形成されてもよい。
【0081】
外形孔230Aが形成されたN個の面の一側に固定されながらN個の面を覆うN個の振動板240と、回流チャンバの圧縮空気は、外形孔を通過してN個の振動板にぶつかることができる。振動板240は、一側は外形部230の一側面に固定され、振動板240の他側は外形部の一側面から延長された長さの板体を形成することができる。
【0082】
即ち、外形部の表面は、それぞれ所定面積の数個の四角形の外面によって囲まれた形状であり、翼振動板は四角形で、その一側が外面の一側と重ねられるように固定され、翼振動板の他側は固定されず、外面から延長されて、振動発生部の外部に露出される。翼振動板の一側が外面の一側に固定されているが、翼振動板の他側を拘束する力はなく、翼振動板に一定した力や圧力が印加されると、固定された翼振動板の一側から遠くなるほど翼振動板の弾性力によって所定変位だけ撓って復元されながら振動を形成するようになる。
【0083】
即ち、外形孔230Aを介して翼振動板240に到逹した圧縮空気は翼振動板240と衝突する。翼振動板240は、流体力学的音源によって超音波および衝撃波が発生しながら無数の気泡が殺虫液容器に存在する殺虫液に発生される。
【0084】
また、外形部の断面はN角形だけでなく、円形であってもよい。外形部が円形である場合、振動板は円周に沿って形成されてもよい。この場合、底面は三角形の代りに扇形であってもよい。
【0085】
振動発生器200は、ホーンボディ220、外形部230、2つ以上の翼振動板240を振動させる圧電素子250をさらに含む。圧電素子250は、ホーンボディ220と供給パイプ210との間に位置される。圧電素子250が作動することによって、翼振動板240の振動が加速化される。翼振動板240に発生された気泡に衝撃が加えられて、微細な気化ガスが殺虫液に発生される。
【0086】
図7で、振動発生器200の側面に翼振動板240が形成されているように、下面には底振動板242が形成されてもよい。底振動板242は断面が外形部の断面と同一にN個の多角形(図7では三角形)の振動発生器の外形部の形状と同一である。振動発生器の外形部の断面が多角形ではない円形である場合、底振動板は扇形になる。
【0087】
本実施例において、底振動板のそれぞれは、図6bおよび図7aのように三角形形状であり、N個の三角形の共通の頂点には底締結部244によって締結されることができる。底締結部244は、内部管221の下部栓の役割を果たすとともに、底振動板を固定する。即ち、振動発生器の外面個数だけ分離されており、振動発生器の下面中央の底締結部244によって固定される。底締結部の底振動板と対向する振動発生器200の側面に外形孔230Aのように下面に底孔246が形成され、外形孔230Aと翼振動板242のように、底孔246に付着固定されず、微細距離離隔された底振動板242との衝突によって微粒化された殺虫液が発生する。
【0088】
一方、三角形の底振動板242は、振動発生器の下面の面積よりも大きくなるように半径方向に延長されて形成されてもよい。
【0089】
三角形の底振動板242は、振動発生器の下面を下方向、即ち振動発生器の長さ方向にさらに延長した位置に形成することによって、翼振動板242との干渉を避けることができる。
【0090】
また、図7bに示すように、底締結部244を解体する時、圧縮空気による振動発生器の内部汚染や残留物のパージングが底孔246を介して可能になる。
【0091】
図8において、除菌バブル水および殺虫液噴射器から発生された除菌バブル水および気化された殺虫液は、それぞれ除菌および殺虫噴射器の上部に位置した出口を介して排出される。除菌バブル水は、除菌および殺虫噴射器の後端に沿って上部に形成された流路に沿って除菌バブル水が流入され、三方弁から供給される圧縮空気によって除菌バブル水用2流体ノズルの形態で圧縮空気とともに除菌バブル水出口280を介して噴射され、噴射の時、空間内の拡散を調節するために、ファン290を除菌バブル水の出口よりも上に設置する。
【0092】
また、図9は、回流チャンバ260の回流流動を強化するための構造である。図9aは、内部管221の所定位置に形成されたディスク状ホーンボディ溝223Aから回流チャンバ260へのホーンボディ孔224の位置であってディスク状ホーンボディ溝の断面のうち最も凸出した部分からホーンボディ孔が形成される。図9bは、円錐状ホーンボディ溝223Bの場合であり、断面のうち最も凸出した部分からホーンボディ孔が形成される。図9cdは、ホーンボディ孔224が下向きに形成されたもので、運転中にホーンボディ溝が流体で満たされて、これ以上排出されない場合を防止するための構造である。この時、ホーンボディ孔の開示位置は、図9abよりも下に位置してもよい。図9eは、ホーンボディ孔を上で見下ろした場合で、所定角度離隔されながら放射方向に位置し、体積部に対して垂直する。図9fは、ホーンボディ孔が曲線に形成されたスワールタイプで回流チャンバでのスワール流動をより誘導することができる構造である。図9efは、ホーンボディ溝から遠くなるほど断面が狭くなるテーパタイプがあり得る。即ち、ホーンボディ溝から半径方向に行くほど断面積が狭くなる領域が部分的でも存在することがある。
【0093】
気化された殺虫液は、除菌バブル水用2流体ノズルよりも前に位置し、除菌バブル水用2流体ノズルの位置よりは低い位置に設置されることにより、除菌および殺虫噴射器からより近接した位置をターゲットに殺虫液出口270を介して殺虫液を噴射するようになる。
【0094】
除菌および殺虫噴射器を現場で運転するためのプログラムの形態で携帯可能なスマート機器に搭載されることができる。

図1
図2a
図2b
図2c
図2d
図3
図4
図5a
図5b
図5c
図6a
図6b
図6c
図7a
図7b
図8
図9a
図9b
図9c
図9d
図9e
図9f
【国際調査報告】