(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-24
(54)【発明の名称】通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有
(51)【国際特許分類】
H04M 1/72412 20210101AFI20241217BHJP
H04L 65/10 20220101ALI20241217BHJP
H04N 21/436 20110101ALI20241217BHJP
H04N 7/14 20060101ALI20241217BHJP
【FI】
H04M1/72412
H04L65/10
H04N21/436
H04N7/14 150
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024528468
(86)(22)【出願日】2022-11-02
(85)【翻訳文提出日】2024-07-08
(86)【国際出願番号】 US2022079107
(87)【国際公開番号】W WO2023086744
(87)【国際公開日】2023-05-19
(32)【優先日】2021-11-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】595168543
【氏名又は名称】マイクロン テクノロジー,インク.
(74)【代理人】
【識別番号】110004185
【氏名又は名称】インフォート弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】スボッセブ ゾルタン
【テーマコード(参考)】
5C164
5K127
【Fターム(参考)】
5C164FA07
5C164FA09
5C164UA04S
5C164UB71P
5C164VA23P
5K127AA36
5K127BA03
5K127BB24
5K127DA12
5K127DA15
5K127GA14
5K127GB74
5K127GD07
5K127HA09
5K127KA01
5K127KA02
(57)【要約】
通信のための方法、システム、及びデバイスが記述されている。接続が、撮像デバイスを含む遠隔デバイスとデバイスとの間に確立され得る。接続を確立することに基づいて、撮像デバイスに関連する第1の視覚データが、デバイスにおいて受信され得る。デバイスと通信デバイスとの間の第2の接続が確立され得、デバイスと通信デバイスとの間の通信は、デバイスにおいて実行するアプリケーションを介してサポートされ得る。第2の接続を確立することに基づいて、視覚データが、アプリケーションを介してモバイルデバイスから通信デバイスに送信され得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カメラを備える車両との第1の接続を、モバイルデバイスによって確立することと、
前記車両との前記第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて前記カメラに関連する視覚データのセットを、前記車両から前記モバイルデバイスにおいて受信することと、
前記モバイルデバイスから遠隔にあるデバイスとの第2の接続を、前記モバイルデバイスのアプリケーションによって確立することであって、前記第2の接続が、前記モバイルデバイスと前記デバイスとの間のワイヤレス通信をサポートする、確立することと、
前記第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて前記車両から受信された視覚データの前記セットを、前記アプリケーションを介して前記モバイルデバイスから前記デバイスに送信することと
を含む、方法。
【請求項2】
前記車両が前記車両によって取得された視覚データの共有をサポートするかどうかに関する問合せを、前記車両との前記第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスから前記車両に送信することと、
前記車両が前記視覚データの共有をサポートするという指示を、前記問合せを送信することに少なくとも部分的に基づいて前記車両から受信することであって、視覚データの前記セットが、前記指示を受信することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスにおいて受信される、受信することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記車両の第1の識別子を前記アプリケーションのユーザのアカウントと、初期セットアップ手続き中に前記アプリケーションによって関連付けることと、
前記車両にインストールされた複数のカメラのそれぞれの組合せへのアクセスを他のユーザの他のアカウントに提供するマッピングを確立することを、前記初期セットアップ手続きを完了することに少なくとも部分的に基づいて、前記ユーザの前記アカウントに認可することであって、前記複数のカメラが、前記カメラを含む、認可することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記車両にインストールされたカメラのセットの指示を、前記アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラの前記セットが、前記カメラを含む、受信することと、
カメラの前記セットからの前記カメラの選択を、前記モバイルデバイスにおいて受信することであって、前記カメラの視覚データの前記セットが、前記カメラを選択することに少なくとも部分的に基づいて前記車両から前記モバイルデバイスにおいて受信される、受信することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
カメラの前記セットからの第2のカメラの第2の選択を、前記モバイルデバイスにおいて受信することと、
前記第2のカメラを選択することに少なくとも部分的に基づいて前記第2のカメラに関連する視覚データの第2のセットを、前記車両から前記モバイルデバイスにおいて受信することと、
視覚データの前記セットと同時に又は視覚データの前記セットの代わりに視覚データの前記第2のセットを、前記アプリケーションを介して前記デバイスに送信することと
をさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記モバイルデバイスのユーザの識別を、前記アプリケーションによって決定することであって、前記ユーザに指示されるカメラの前記セットが、前記ユーザの前記識別に少なくとも部分的に基づく、決定すること
をさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記車両にインストールされたカメラのセットの指示を、前記アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラの前記セットが、前記カメラを含む、受信することと、
前記アプリケーションを介してカメラの前記セットの前記指示を、前記第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスから前記デバイスに送信することと、
カメラの前記セットのうちの前記カメラの選択を、前記デバイスから受信することであって、視覚データの前記セットが、前記選択に少なくとも部分的に基づいて前記アプリケーションを介して前記デバイスに送信される、受信することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記車両とのそれぞれの接続を、複数のモバイルデバイスによって確立することであって、前記複数のモバイルデバイスのうちの各モバイルデバイスが、前記アプリケーションのそれぞれのインスタンスを実行し、前記複数のモバイルデバイスが、前記モバイルデバイスを含む、確立することと、
前記車両との前記それぞれの接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて視覚データの前記セットを、前記車両から前記複数のモバイルデバイスにおいて受信することと、
前記アプリケーションの前記それぞれのインスタンスを介して視覚データの前記セットを、前記複数のモバイルデバイスのうちの各モバイルデバイスから複数のデバイスのうちのそれぞれのデバイスに送信することであって、前記複数のデバイスが、前記デバイスを含む、送信することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記車両にインストールされたカメラのセットの指示を、前記それぞれの接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて前記複数のモバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラの前記セットが、前記カメラを含む、受信すること
をさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記アプリケーションを介して視覚データの第2のセットを、前記第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスから前記デバイスに送信することであって、視覚データの前記第2のセットが、前記モバイルデバイスの前記カメラによってキャプチャされ、前記車両の視覚データの前記セットが、視覚データの前記第2のセットの代わりに又は視覚データの前記第2のセットと同時に前記デバイスに送信される、送信すること
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記アプリケーションが、テキスト通信、音声通信、ビデオ通信、又はその任意の組合せをサポートする、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記車両との前記第1の接続が、前記アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいて確立される、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
他のデバイスとのワイヤレス通信をサポートする前記アプリケーションを、前記モバイルデバイスにおいて起動することであって、前記車両との前記第1の接続を確立することが、前記アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づく、起動すること
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと連結されたメモリと、
前記メモリに記憶され、
カメラを備える車両との第1の接続を、モバイルデバイスによって確立すること、
前記車両との前記第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて前記カメラに関連する視覚データのセットを、前記車両から前記モバイルデバイスにおいて受信すること、
前記モバイルデバイスから遠隔にあるデバイスとの第2の接続を、前記モバイルデバイスのアプリケーションによって確立することであって、前記第2の接続が、前記モバイルデバイスと前記デバイスとの間のワイヤレス通信をサポートする、確立すること、及び、
前記第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて前記車両から受信された視覚データの前記セットを、前記アプリケーションを介して前記モバイルデバイスから前記デバイスに送信すること
を前記装置に行わせるために前記プロセッサによって実行可能な命令と
を備える、装置。
【請求項15】
前記命令がさらに、
前記車両が前記車両によって取得された視覚データの共有をサポートするかどうかに関する問合せを、前記車両との前記第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスから前記車両に送信することと、
前記車両が前記視覚データの共有をサポートするという指示を、前記問合せを送信することに少なくとも部分的に基づいて前記車両から受信することであって、視覚データの前記セットが、前記指示を受信することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスにおいて受信される、受信することと
を行うために、前記プロセッサによって実行可能である、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
前記命令がさらに、
前記車両の第1の識別子を前記アプリケーションのユーザのアカウントと、初期セットアップ手続き中に前記アプリケーションによって関連付けることと、
前記車両にインストールされた複数のカメラのそれぞれの組合せへのアクセスを他のユーザの他のアカウントに提供するマッピングを確立することを、前記初期セットアップ手続きを完了することに少なくとも部分的に基づいて、前記ユーザの前記アカウントに認可することであって、前記複数のカメラが、前記カメラを含む、認可することと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、請求項14に記載の装置。
【請求項17】
前記命令がさらに、
前記車両にインストールされたカメラのセットの指示を、前記アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラの前記セットが、前記カメラを含む、受信することと、
カメラの前記セットからの前記カメラの選択を、前記モバイルデバイスにおいて受信することであって、前記カメラの視覚データの前記セットが、前記カメラを選択することに少なくとも部分的に基づいて前記車両から前記モバイルデバイスにおいて受信される、受信することと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、請求項14に記載の装置。
【請求項18】
前記命令がさらに、
前記車両にインストールされたカメラのセットの指示を、前記アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラの前記セットが、前記カメラを含む、受信することと、
前記アプリケーションを介してカメラの前記セットの前記指示を、前記第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスから前記デバイスに送信することと、
カメラの前記セットのうちの前記カメラの選択を、前記デバイスから受信することであって、視覚データの前記セットが、前記選択に少なくとも部分的に基づいて前記アプリケーションを介して前記デバイスに送信される、受信することと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、請求項14に記載の装置。
【請求項19】
前記命令がさらに、
前記車両とのそれぞれの接続を、複数のモバイルデバイスによって確立することであって、前記複数のモバイルデバイスのうちの各モバイルデバイスが、前記アプリケーションのそれぞれのインスタンスを実行し、前記複数のモバイルデバイスが、前記モバイルデバイスを含む、確立することと、
前記車両との前記それぞれの接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて視覚データの前記セットを、前記車両から前記複数のモバイルデバイスにおいて受信することと、
前記アプリケーションの前記それぞれのインスタンスを介して視覚データの前記セットを、前記複数のモバイルデバイスのうちの各モバイルデバイスから複数のデバイスのうちのそれぞれのデバイスに送信することであって、前記複数のデバイスが、前記デバイスを含む、送信することと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、請求項14に記載の装置。
【請求項20】
第2のデバイスにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードが、
カメラを備える車両との第1の接続を、モバイルデバイスによって確立することと、
前記車両との前記第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて前記カメラに関連する視覚データのセットを、前記車両から前記モバイルデバイスにおいて受信することと、
前記モバイルデバイスから遠隔にあるデバイスとの第2の接続を、前記モバイルデバイスのアプリケーションによって確立することであって、前記第2の接続が、前記モバイルデバイスと前記デバイスとの間のワイヤレス通信をサポートする、確立することと、
前記第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて前記車両から受信された視覚データの前記セットを、前記アプリケーションを介して前記モバイルデバイスから前記デバイスに送信することと
を行うためにプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項21】
前記コードがさらに、
前記車両が前記車両によって取得された視覚データの共有をサポートするかどうかに関する問合せを、前記車両との前記第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスから前記車両に送信することと、
前記車両が前記視覚データの共有をサポートするという指示を、前記問合せを送信することに少なくとも部分的に基づいて前記車両から受信することであって、視覚データの前記セットが、前記指示を受信することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスにおいて受信される、受信することと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、請求項20に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項22】
前記コードがさらに、
前記車両の第1の識別子を前記アプリケーションのユーザのアカウントと、初期セットアップ手続き中に前記アプリケーションによって関連付けることと、
前記車両にインストールされた複数のカメラのそれぞれの組合せへのアクセスを他のユーザの他のアカウントに提供するマッピングを確立することを、前記初期セットアップ手続きを完了することに少なくとも部分的に基づいて、前記ユーザの前記アカウントに認可することであって、前記複数のカメラが、前記カメラを含む、認可することと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、請求項20に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項23】
前記コードがさらに、
前記車両にインストールされたカメラのセットの指示を、前記アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラの前記セットが、前記カメラを含む、受信することと、
カメラの前記セットからの前記カメラの選択を、前記モバイルデバイスにおいて受信することであって、前記カメラの視覚データの前記セットが、前記カメラを選択することに少なくとも部分的に基づいて前記車両から前記モバイルデバイスにおいて受信される、受信することと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、請求項20に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項24】
前記コードがさらに、
前記車両にインストールされたカメラのセットの指示を、前記アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラの前記セットが、前記カメラを含む、受信することと、
前記アプリケーションを介してカメラの前記セットの前記指示を、前記第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスから前記デバイスに送信することと、
カメラの前記セットのうちの前記カメラの選択を、前記デバイスから受信することであって、視覚データの前記セットが、前記選択に少なくとも部分的に基づいて前記アプリケーションを介して前記デバイスに送信される、受信することと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、請求項20に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項25】
前記コードがさらに、
前記車両とのそれぞれの接続を、複数のモバイルデバイスによって確立することであって、前記複数のモバイルデバイスのうちの各モバイルデバイスが、前記アプリケーションのそれぞれのインスタンスを実行し、前記複数のモバイルデバイスが、前記モバイルデバイスを含む、確立することと、
前記車両との前記それぞれの接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて視覚データの前記セットを、前記車両から前記複数のモバイルデバイスにおいて受信することと、
前記アプリケーションの前記それぞれのインスタンスを介して視覚データの前記セットを、前記複数のモバイルデバイスのうちの各モバイルデバイスから複数のデバイスのうちのそれぞれのデバイスに送信することであって、前記複数のデバイスが、前記デバイスを含む、送信することと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、請求項20に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
クロスリファレンス
本特許出願は、その譲受人に割り当てられる、及び参照により本明細書に明確に組み込まれる、2021年11月15日に出願された、「SHARING EXTERNALLY CAPTURED CONTENT IN COMMUNICATIONS」と題された、Szubbocsevによる米国特許出願17/526,841の優先権を主張する。
【0002】
技術分野は、通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有に関する。
【背景技術】
【0003】
ネットワーク(たとえば、ワイヤードネットワーク又はワイヤレスネットワーク)にアクセスできるデバイスは、デバイス間のユーザ対ユーザの通信をサポートするアプリケーションでプログラムされ得る。これらのアプリケーションは、テキスト、音声、又はビデオベースのメッセージングアプリケーション(たとえば、ショートメッセージサービス(SMS)アプリケーション、チャットアプリケーションなど)、音声ベースの通話アプリケーション(たとえば、電話アプリケーション)、及びビデオベースの通話アプリケーション(たとえば、ビデオ会議アプリケーション)を含み得る。ビデオベースの通話アプリケーションは、ユーザがユーザ自身のそれぞれのデバイスによって取得されるビデオを互いに共有することを可能にし得る。いくつかの例では、アプリケーションは、テキストベースの、音声ベースの、及びビデオベースの機能性の組合せを含む。
【図面の簡単な説明】
【0004】
【
図1】本明細書に記載される例による通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートするシステムの一例を示す。
【
図2A】本明細書に記載される例による外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートする通信の例を示す。
【
図2B】本明細書に記載される例による外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートする通信の例を示す。
【
図3】本明細書に記載される例による外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートする動作の例示的セットを示す。
【
図4】本明細書で開示される例による通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートするモバイルデバイスのブロック図を示す。
【
図5】本明細書で開示される例による通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートする通信マネージャのブロック図を示す。
【
図6】本明細書で開示される例による通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートする遠隔デバイスのブロック図を示す。
【
図7】本明細書で開示される例による通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートするモバイルデバイス、遠隔デバイス、及び通信デバイスを含むシステムのブロック図を示す。
【
図8】本明細書に記載される例による外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートする動作の例示的セットを示す。
【発明を実施するための形態】
【0005】
モバイルデバイスは、車両が操作されている間にユーザ対ユーザの通信(たとえば、音声通話又はビデオ通話)をサポートする接続を、別のデバイスと確立するために使用され得る。接続を確立することに基づいて、モバイルデバイスのユーザは、ユーザ自身の周囲の状況の詳細を他のデバイスのユーザと共有することを望み得る。それを行うために、モバイルデバイスのユーザは、モバイルデバイスのビデオ通話機能性を有効にし得、モバイルデバイスにおける撮像デバイス(たとえば、背面カメラ)を使用して周囲の状況をキャプチャし得る。しかしながら、モバイルデバイスにおける撮像デバイスを使用して周囲の状況をキャプチャすることは、他のユーザの質の低い体験をもたらす(たとえば、カメラの視界が、車両のインテリアによって遮られた場合)、安全性に対する懸念を生じさせる(たとえば、運転者が、モバイルデバイスを使用している場合)、物的損害の懸念を生じさせる(たとえば、モバイルデバイスが、車両の外部に位置する場合)、又はその任意の組合せをもたらすことがある。
【0006】
向上した品質、モバイルデバイスへの低減されたリスク、運転者への低減されたリスク、又はその組合せをもって周辺環境の視覚的様相をモバイルデバイスが共有することを可能にするために、遠隔デバイス(たとえば、車両、観測タワーなど)における撮像デバイスが、モバイルデバイスにおける撮像デバイスの代わりにモバイルデバイスによって使用され得る。すなわち、モバイルデバイスは、遠隔デバイスにおける撮像デバイスによってキャプチャされた視覚データを、接続された通信デバイスと共有し得る。遠隔デバイス(たとえば、車両)によってキャプチャされた視覚データを、モバイルデバイスによって共有することによって、モバイルデバイスは、安全性及び財産への低減されたリスクをもって別のデバイスと遮るもののない視覚データを共有するために使用され得る。
【0007】
図1は、本明細書に記載される例による通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートするシステムの一例を示す。システム100は、車両115、モバイルデバイス102、通信デバイス104、ネットワーク125、及び観測デバイス105を含み得る。
【0008】
車両115は、動力車(たとえば、オートバイ、自動車、スポーツユーティリティ車両、トラック、バス、又はトラクタトレイラ)、有軌道車両(たとえば、列車、トラム、又は路面電車)、船舶(たとえば、船又はボート)、航空機(たとえば、飛行機、ヘリコプタ、又は軽航空機)、宇宙船、或いは水陸両用車でもよい。車両115は、1セットのセンサを備え得る。センサのセットは、1つ又は複数の撮像デバイス103(たとえば、車載カメラ、バックアップカメラ、レーダ、ライダ、又は他の撮像デバイス)を含み得る。撮像デバイス103は、静止画像(たとえば、スチールカメラ)、動画(たとえば、ビデオカメラ)、他のタイプの画像(たとえば、レーダ又はライダ)、或いはその組合せをキャプチャするように構成され得る。いくつかの例では、撮像デバイス103は、可視光スペクトル外の(たとえば、赤外線スペクトル内の)画像をキャプチャするように構成され得る。追加で、又は別法として、撮像デバイス103は、(たとえば、暗視技術を使用して)夜に視覚データをキャプチャするように構成され得る。撮像デバイス103はまた、音声をキャプチャするように構成され得る。
【0009】
撮像デバイス103は、異なる視界をキャプチャするために、車両115にわたり分散され得る。たとえば、車両115は、その後部、その運転者側、その乗客側、及びその前部にカメラを含み得る。異なるカメラが、車両115に関連する重複する及び重複しない視覚データをキャプチャするために使用され得る。いくつかの例では、車両115は、自律運転操作をサポートするために、撮像デバイス103によってキャプチャされた視覚データを使用し得る。
【0010】
モバイルデバイス102は、パーソナル電子デバイス、たとえば、携帯電話、ラップトップ、パーソナルコンピュータ、タブレット、電子リーダなどでもよい。モバイルデバイス102はまた、ワイヤレスデバイスでもよい。モバイルデバイス102は、1つ又は複数の撮像デバイス103を備え得る。いくつかの例では、モバイルデバイス102における撮像デバイス103は、車両115における撮像デバイス103とは異なって構成される。たとえば、モバイルデバイス102における撮像デバイス103のハードウェア又は機能性のうちの1つ又は両方が、車両115における撮像デバイス103のハードウェア又は機能性のうちの1つ又は両方とは異なり得る。モバイルデバイス102は、車両115と共に位置し得る。いくつかの例では、複数のモバイルデバイス(モバイルデバイス102を含む)が、車両115に含まれ得る。いくつかの例では、モバイルデバイス102は、車両115と一体化され得る(たとえば、車両のダッシュボードに組み込まれ得又はそこから取り外し可能であり得る)。
【0011】
モバイルデバイス102は、(たとえば、テキストネットワーク、音声ネットワーク、又はデータネットワークを介して)他のデバイスと通信する能力を有し得る。モバイルデバイス102は、1つ又は複数のアプリケーション(たとえば、ソフトウェアアプリケーション)を実行し得る。いくつかの例では、モバイルデバイス102が他のデバイス、たとえば、通信デバイス104との通信(たとえば、テキスト通信、音声通信、ビデオ通信)をサポートすることを可能にする通信アプリケーションが、モバイルデバイス102にインストールされる。
【0012】
モバイルデバイス102は、ネットワーク125にワイヤレスにアクセスし得る。ネットワーク125は、通信ネットワーク(たとえば、テキスト通信、音声通信、又はビデオ通信をサポートするネットワーク)でもよい。いくつかの例では、ネットワーク125は、データネットワーク(たとえば、インターネット)でもよい。モバイルデバイス102は、アクセスネットワーク、たとえば、セルラネットワーク、衛星ネットワーク、又はワイヤレスデータ転送をサポートする何らかの他のネットワークを介してネットワーク125にアクセスし得る。ネットワーク125は、ネットワーク125に接続された他のデバイス、たとえば、通信デバイス104へのアクセスをモバイルデバイス102に提供し得る。いくつかの例では、車両115は、ネットワーク125にワイヤレスにアクセスし得る。また、観測デバイス105は、ネットワーク125にワイヤレスにアクセスし得る。
【0013】
通信デバイス104は、(たとえば、テキストネットワーク、音声ネットワーク、又はデータネットワークを介して)他のデバイスと通信する能力を有し得る。通信デバイス104は、パーソナル電子デバイス、たとえば、携帯電話、ラップトップ、デスクトップ、パーソナルコンピュータ、タブレット、電子リーダなどでもよい。通信デバイス104は、ワイヤードデバイス又はワイヤレスデバイスでもよい。通信デバイス104は、アクセスネットワーク、たとえば、セルラネットワーク、衛星ネットワーク、又はワイヤードネットワーク(たとえば、ケーブルネットワーク、デジタル加入者線ネットワークなど)を介してネットワーク125にアクセスし得る。
【0014】
観測デバイス105は、観測デバイス105の視野内にある環境を観測するように構成されたデバイス(たとえば、柱又はタワー)でもよい。観測デバイス105は、1つ又は複数の撮像デバイス103を備え得る。いくつかの例では、観測デバイス105における撮像デバイス103は、車両115における、モバイルデバイス102における、又はその両方における撮像デバイス103とは異なって構成される。たとえば、車両115における撮像デバイス103は、異なるハードウェア(たとえば、追加の、より高品質の、複雑さの増した画像センサ、より大きなレンズなどを有するより大きなハードウェア)を使用し得、車両115における、モバイルデバイス102における、又はその両方における撮像デバイス103とは異なる機能性(たとえば、向上した拡大能力、強化された画像処理能力など)を有し得る。
【0015】
いくつかの例では、モバイルデバイス102は、車両115内にある間(たとえば、車両115が運転されている間)にユーザ対ユーザの通信(たとえば、音声通話又はビデオ通話)をサポートする接続を、別のデバイス(たとえば、通信デバイス104)と確立するために使用され得る。接続を確立することに基づいて、モバイルデバイス102のユーザは、ユーザ自身の周囲の状況の詳細を他のデバイスのユーザと共有することを望み得る。それを行うために、モバイルデバイス102のユーザは、モバイルデバイス102のビデオ通話機能性を有効にし得、モバイルデバイス102における撮像デバイス103(たとえば、背面カメラ)を使用して周囲の状況をキャプチャし得る。しかしながら、モバイルデバイス102における撮像デバイス103を使用して周囲の状況をキャプチャすることは、他のユーザの質の低い体験をもたらす(たとえば、カメラの視界が、車両のインテリアによって遮られた場合)、安全性に対する懸念を生じさせる(たとえば、運転者がモバイルデバイス102を使用している場合)、物的損害の懸念を生じさせる(たとえば、モバイルデバイス102が車両115の外部に位置する場合)、又はその任意の組合せをもたらすことがある。
【0016】
向上した品質、モバイルデバイスへの低減されたリスク、運転者への低減されたリスク、又はその組合せをもってモバイルデバイスが周辺環境の視覚的様相を共有することを可能にするために、遠隔デバイス(たとえば、車両、観測タワーなど)における撮像デバイスは、モバイルデバイスにおける撮像デバイスの代わりにモバイルデバイスによって使用され得る。すなわち、モバイルデバイスは、遠隔デバイスにおける撮像デバイスによってキャプチャされた視覚データを、接続された通信デバイスと共有し得る。遠隔デバイスは、その内部動作がモバイルデバイス102によって制御可能でない、モバイルデバイス102とは異なる処理電気回路構成を使用する、モバイルデバイス102とは物理的に別のデバイス、又はその任意の組合せでもよい。
【0017】
いくつかの例では、モバイルデバイス102において、テキスト、音声、ビデオ、又はその任意の組合せのワイヤレス通信をサポートするアプリケーションが、アクティブにされ得る。アプリケーションがアクティブにされる前又は後に、モバイルデバイス102と車両115との間の接続が確立され得る。接続は、ワイヤレス接続(たとえば、ブルートゥース若しくはWi-Fiを使用する)又はワイヤード接続(たとえば、ユニバーサルシリアルバス(USB)接続を使用する)でもよい。接続を確立することに基づいて、車両115によってキャプチャされた視覚データは、モバイルデバイス102において受信され得る。モバイルデバイス102と通信デバイス104と間の第2の接続もまた、(たとえば、ワイヤレスアクセスネットワーク及びデータネットワークを介して)確立され得る。第2の接続を確立することに基づいて、車両115によってキャプチャされた視覚データは、アプリケーションを介してモバイルデバイス102から通信デバイス104に送信され得る。
【0018】
遠隔デバイス(たとえば、車両)によってキャプチャされた視覚データを、モバイルデバイスによって共有することによって、モバイルデバイスは、安全性及び財産へのリスクの低下を有して別のデバイスと遮るもののない視覚データを共有するために使用され得る。
【0019】
図2Aは、本明細書に記載される例による外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートする通信の一例を示す。通信200は、2つのデバイス(モバイルデバイス202及び通信デバイス204)の間の通信の態様を示している。モバイルデバイス202及び通信デバイス204は、
図1のモバイルデバイス102及び通信デバイス104のそれぞれの例であり得る。いくつかの例では、モバイルデバイス202及び通信デバイス204のうちの1つ又は両方は、撮像デバイスを備えないことがある。
【0020】
モバイルデバイス202は、第1のメインディスプレイ205-1及び第1のローカルディスプレイ210-1を含み得る。第1のメインディスプレイ205-1は、通信デバイス204から受信された視覚データ(たとえば、ビデオフィード、写真など)、通信アプリケーションの機能性にアクセスするためのアイコン(たとえば、第1のカメラセレクタアイコン215-1)、及び通信アプリケーションの機能性を選択するためのメニュー(たとえば、第1のカメラメニュー220-1)を含む、通信アプリケーションによって生成されたデータを表示し得る。第1のローカルディスプレイ210-1はまた、モバイルデバイス202において生成された視覚データ(たとえば、モバイルデバイス202によってキャプチャされているビデオフィード)を含む、通信アプリケーションによって生成されたデータを表示し得る。通信デバイス204は、第2のメインディスプレイ205-2及びローカルディスプレイ210-2を同様に含み得る。また、通信デバイス204は、モバイルデバイス202において実行されている通信アプリケーションの異なるインスタンスを同様に実行し得る。
【0021】
本明細書に記載されるように、モバイルデバイス202は、遠隔デバイス、たとえば、車両又は観測タワーにおける撮像デバイスにアクセスすることが可能であり得る。いくつかの例では、モバイルデバイス202のユーザは、モバイルデバイス202によってキャプチャされた視覚データではなくて遠隔デバイスにおける撮像デバイスによってキャプチャされた視覚データを、通信デバイス204のユーザと共有することを望むことがある。そのような場合、モバイルデバイス202のユーザは、第1のカメラセレクタアイコン215-1をトグルし得る(たとえば、第1のメインディスプレイ205-1の対応するエリアに触れることによって)。いくつかの例では、第1のカメラセレクタアイコン215-1は、対応する画面エリア(たとえば、第1のメインディスプレイ205-1の左下の部分)に触れられると現れる、透明なアイコン又は隠されたアイコンでもよい。
【0022】
第1のカメラメニュー220-1は、第1のカメラセレクタアイコン215-1をトグルすることに基づいて、ユーザに提示され得、第1のカメラメニュー220-1は、モバイルデバイス202の前方視界又は後方視界カメラ、車両の前方視界、運転者像カメラ、乗客視界カメラ、後方視界カメラ、又はインテリア視界カメラ、近くのタワーカメラ、或いはその組合せを含む、利用可能なカメラのリストを含み得る。遠隔カメラが、利用不可能な場合、第1のカメラセレクタアイコン215-1は、灰色にされ得、又はディスプレイから完全に削除され得る。いくつかの例では、第1のカメラメニュー220-1の第1のオプション225-1は、車両の前方視界カメラを選択するために使用され得、第1のカメラメニュー220-1の第2のオプション225-2は、車両の運転者像カメラを選択するために使用され得る。いくつかの例では、1つ又は複数の無効にされたカメラが、モバイルデバイス202、通信デバイス204、又はその両方によってアクセス可能にならないように、モバイルデバイス202は、(たとえば、ユーザから)コマンドを受信して利用可能なカメラのうちの1つ又は複数を無効にし得る(たとえば、通話を確立する前又は通話中に)。
【0023】
通信デバイス204は、第2のカメラセレクタアイコン215-2及び第2のカメラメニュー220-2を同様に表示し得る。そのような場合、通信デバイス204は、モバイルデバイス202にアクセス可能な利用可能なカメラのセットの指示を受信し得る。利用可能なカメラのセットの指示を受信するために、通信デバイス204は、モバイルデバイス202がモバイルデバイス202におけるカメラ以外のカメラにアクセスすることができるかどうかを問い合わせるモバイルデバイス202へのメッセージを送信し得る。
【0024】
第1のカメラメニュー220-1を開くことに基づいて、モバイルデバイス202は、オプション225のうちの1つ、及び、それにより、利用可能なカメラのうちの1つの選択を(たとえば、モバイルデバイス202のユーザから)受信し得る。追加で、又は別法として、通信デバイス204は、第2のカメラメニュー220-2内のオプションのうちの1つ、及び、それにより、利用可能なカメラのうちの1つの選択を受信し得る。そのような場合、通信デバイス204は、選択されたオプションの指示をモバイルデバイス202に送信し得る。いくつかの例では、通信デバイス204からの選択を、モバイルデバイス202において受信することに基づいて、選択されたカメラによってキャプチャされた視覚データを通信デバイス204に送信するための許可を要求するプロンプトが、モバイルデバイスに表示され得る。いくつかの例では、第1のカメラメニュー220-1は、それと接続すべき利用可能な外部撮像デバイスを検索するための動作を含み得る。そのようなボタンは、利用可能な撮像デバイスを検索する、識別された撮像デバイスと接続する、又はその組合せの動作を開始し得る。
【0025】
図2Bは、本明細書に記載される例による外部でキャプチャされたコンテンツを共有する通信の一例を示す。接続された車両の運転者像カメラの選択を受信することに基づいて、モバイルデバイス202は、運転者像カメラによってキャプチャされた(又はキャプチャされている)視覚データを通信デバイス204に送信し得る。それに応じて、運転者像カメラの視覚データが、第2のメインディスプレイ205-2に表示され得る。いくつかの例では、運転者像カメラの視覚データが、モバイルデバイス202上のカメラによってキャプチャされた視覚データの代わりに第2のメインディスプレイ205-2に表示される。他の例では、運転者像カメラの視覚データは、モバイルデバイス202上のカメラによってキャプチャされた視覚データと共に第2のメインディスプレイ205-2に表示される(たとえば、分割画面ビューにおいて)。
【0026】
いくつかの例では、モバイルデバイス202によって通信デバイス204に送信されている視覚データは、第1のローカルディスプレイ210-1内にモバイルデバイス202において表示され得る。複数のカメラからの視覚データの複数のセットが、通信デバイス204に送信されているとき、第1のローカルディスプレイ210-1が、複数のセットのうちの1つ又は両方を表示するために使用され得る。
【0027】
いくつかの例では、異なるカメラ(たとえば、車両の前方視界カメラ)の選択は、モバイルデバイス202又は通信デバイス204において選択され得、モバイルデバイス202は、たとえば通信デバイス204に送信されている現在の視覚データのセットの代わりに又はそれに加えて、異なるカメラの視覚データを通信デバイス204に送信し得る。いくつかの例では、モバイルデバイス202又は通信デバイス204は、複数のカメラの選択を受信し得る。そのような場合、モバイルデバイス202は、複数のカメラから通信デバイス204に視覚データの複数のセットを送信し得、視覚データの複数のセットを同時に(たとえば、分割画面ビューにおいて)又は交互に見ることができる。
【0028】
ビデオ通話との関連で
図2A及び2Bには示されているが、遠隔デバイスにおいてキャプチャされた視覚データを共有する能力は、モバイルデバイス202及び通信デバイス204がテキストメッセージング又は音声通話を使用する通信をサポートしているときに、同様に使用され得る。
【0029】
図3は、本明細書に記載される例による外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートする動作の例示的セットを示す。
【0030】
プロセスの流れ300は、
図1を参照して説明される車両又は観測タワーの一例であり得る遠隔デバイス301、
図1及び2を参照して説明されるモバイルデバイス及び通信デバイスのそれぞれの例であり得るモバイルデバイス302及び通信デバイス304によって、実施され得る。いくつかの例では、遠隔デバイス301は、モバイルデバイス302の外部にあり撮像デバイスを備えるデバイスでもよい。1つ又は複数の遠隔デバイス301、モバイルデバイス302、及び通信デバイス304は、撮像デバイスを含み得、撮像デバイスは、カメラ、ビデオカメラ、測距デバイス、又はその任意の組合せでもよい。
【0031】
いくつかの例では、プロセスの流れ300は、通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートするために実施される動作の例示的シーケンスを示す。たとえば、プロセスの流れ300は、モバイルデバイスが遠隔デバイスにおける撮像デバイスにアクセスすることを可能にするために遠隔デバイスとモバイルデバイスとの間の接続を確立するための動作と、通信アプリケーション内の遠隔デバイスにおいてキャプチャされた視覚データを、モバイルデバイスによって通信デバイスに送信するための動作とを示す。
【0032】
プロセスの流れ300に記載の動作のうちの1つ又は複数は、プロセス内でより早く又はより後に実施する、省略する、置き換える、補足する、又は別の動作と組み合わせる、といったことができる。また、プロセスの流れ300に含まれていない本明細書に記載の付加的動作が含まれ得る。
【0033】
305において、遠隔デバイス301は、撮像デバイス構成を取得し得る。いくつかの例では、撮像デバイス構成は、製造プロセス中に構成され得る-たとえば、製造業者は、遠隔デバイスにおける撮像デバイスのうちのどれをアクセス可能にするかを選択し得る。いくつかの例では、撮像デバイス構成は、第1のセットのユーザ(たとえば、エンドユーザ)にアクセス可能にする遠隔デバイス301における第1のセットの撮像デバイス、及び第2のセットのユーザ(たとえば、製造業者又は権限を授けられた関係者)にアクセス可能にする遠隔デバイス301における第2のセットの撮像デバイスを構成し得る。
【0034】
310において、遠隔デバイス301とモバイルデバイス302との間の接続が確立され得る。いくつかの例では、遠隔デバイス301とモバイルデバイス302との間の接続は、プロトコルに従って確立され、プロトコルは、他のデバイスにアクセス可能な1つ又は複数の撮像デバイスを遠隔デバイス301が有するかどうかを決定するためのメッセージを交換することを含む。たとえば、モバイルデバイス302は、モバイルデバイス302にアクセス可能な撮像デバイスを遠隔デバイス301が有するかどうかを問い合わせる遠隔デバイス301へのメッセージを送信し得、遠隔デバイス301は、モバイルデバイス302にアクセス可能な1セットの撮像デバイスを示すメッセージで応答し得る。いくつかの例では、応答メッセージは、モバイルデバイス302の特質(たとえば、デバイスのタイプ、モバイルデバイス302の識別子、モバイルデバイスによって提供される認証証明書など)に基づいて異なるセットの撮像デバイスを指示する。いくつかの例では、遠隔デバイス301は、モバイルデバイス302を含む、複数のモバイルデバイスとの接続を確立し得る。
【0035】
異なるプロトコルは、遠隔デバイス301とモバイルデバイス302との間の接続がそれを介して確立され得る、遠隔デバイス301とモバイルデバイス302との間の初期通信リンクを確立するために使用され得る。初期通信リンクは、短距離ワイヤレス通信技術を使用して確立され得る。たとえば、ブルートゥースリンク、Wi-Fiリンク、又はワイヤードリンク(たとえば、USBプロトコルを使用する)が、初期通信リンクを確立するために使用され得る。
【0036】
いくつかの例では、利用可能な撮像デバイスのセットを指示する前に、遠隔デバイス301が、モバイルデバイス302に認証証明書を要求し得、又はモバイルデバイス302が、初期問合せメッセージで認証証明書を提供し得る。追加で、又は別法として、遠隔デバイス301は、遠隔デバイス301における1つ又は複数の撮像デバイスが、モバイルデバイスがアクセスして利用可能であるということをブロードキャストし得る。
【0037】
いくつかの例では、遠隔デバイス301とモバイルデバイス302との間の接続は、モバイルデバイス302が遠隔デバイス301の付近に入るときに(たとえば、モバイルデバイス302が車両に入るときに)、自動的に確立され得る。追加で、又は別法として、遠隔デバイス301とモバイルデバイス302との間の接続は、モバイルデバイスにおける通信アプリケーションがアクティブにされた後に確立され得る。追加で、又は別法として、遠隔デバイス301とモバイルデバイス302との間の接続は、アプリケーションで遠隔デバイス301を登録するための初期セットアップ手続きが完了した後に確立され得る。
【0038】
315において、通信アプリケーションは、モバイルデバイス302においてアクティブにされ得る(たとえば、ユーザ入力によって又は自動的に)。通信アプリケーションは、アプリケーションのユーザの間でテキストメッセージ、音声メッセージ、又は媒体(たとえば、写真、ビデオなど)メッセージを送信するために使用され得る。追加で、又は別法として、通信アプリケーションは、アプリケーションのユーザの間で音声通話、ビデオ通話、又はその両方を確立するために使用され得る。
【0039】
320において、通信アプリケーションを使用するためのユーザアカウントが、たとえば最初にユーザが通信アプリケーションを開くとき、モバイルデバイス302において作成され得る。ユーザアカウントを作成することは、名前、電話番号、アドレスなどを含む、ユーザの他の詳細と共にユーザからユーザ名及びパスワードを取得することを含み得る。
【0040】
325において、遠隔デバイスが、ユーザアカウントに登録され得る。すなわち、ユーザは、モバイルデバイス302のための利用可能なデバイスのリストに1つ又は複数の遠隔デバイスを追加し得る。いくつかの例では、他のユーザが遠隔デバイスを追加することを試みる場合に、通信アプリケーションが、遠隔デバイスを識別することができるように、遠隔デバイスは、一意の識別子を有し得る(たとえば、事前にプログラムされ得又は登録中に割り当てられ得る)。
【0041】
いくつかの例では、登録中、遠隔デバイス301は、登録要求の受信に応答してピンを(たとえば、ダッシュボードディスプレイに)表示し得る。モバイルデバイス302は、遠隔デバイス301の登録を完了する前に(たとえば、ユーザ入力として)ピンを受信し得る。いくつかの例では、遠隔デバイス301を登録するための第1のユーザのアカウントは、遠隔デバイス301に関する管理アカウントとして指定され得る。そのような場合、第1のユーザのアカウントは、他のモバイルデバイスが遠隔デバイス301とどのようにインターフェースするかを指示するルールを作成することを認可され得る。いくつかの例では、モバイルデバイス302は、他のユーザアカウントが遠隔デバイス301に登録するのを防ぐ入力を受信し得る。いくつかの例では、モバイルデバイス302は、遠隔デバイス301に登録する他のユーザアカウントにアクセス可能な遠隔デバイス301における撮像デバイスのサブセットを指示する入力を受信し得る。いくつかの例では、モバイルデバイス302は、遠隔デバイス301における撮像デバイス(たとえば、遠隔デバイス301の外部カメラ)のサブセットへアクセスすることを、遠隔デバイス301の存在を発見する任意の近くのモバイルデバイス(たとえば、ゲストアカウント)に許諾する入力を受信し得る。
【0042】
330において、モバイルデバイス302は、モバイルデバイス302がアクセスして利用可能な遠隔デバイス301における撮像デバイスのセットを識別し得る。たとえば、モバイルデバイス302は、遠隔デバイス301における1つ又は複数の利用可能な撮像デバイスを識別し得る。いくつかの例では、モバイルデバイス302は、撮像デバイスの選択されたサブセットによってキャプチャされた視覚データへのアクセスを取得するための1つ又は複数の利用可能な撮像デバイスのサブセットを選択する。
【0043】
335において、遠隔デバイス301は、遠隔デバイス301において構成された1つ又は複数の撮像デバイスによってキャプチャされた視覚データをバッファリングし得る。いくつかの例では、遠隔デバイス301は、遠隔デバイス301が電源を入れられるとき、視覚データのバッファリングを開始する。別法として、遠隔デバイス301は、モバイルデバイス302との接続を確立した後に視覚データをバッファリングし得る。別法として、遠隔デバイス301は、モバイルデバイス302との接続を確立した及びユーザアカウントに登録された後に、視覚データをバッファリングし得る。
【0044】
340において、モバイルデバイス302は、遠隔デバイス301から視覚データセットを受信し得る。視覚データセットは、遠隔デバイス301における1つ又は複数の撮像デバイスからキャプチャされた視覚データを含み得る。たとえば、視覚データセットは、第1の撮像デバイスによってキャプチャされた視覚データの第1のセットと第2の撮像デバイスによってキャプチャされた視覚データの第2のセットとを含み得る。視覚データセットは、バッファリングされた視覚データ、ライブ視覚データ(たとえば、写真若しくはビデオストリーム)、又はその両方を含み得、いくつかの例では、モバイルデバイス302は、330においてモバイルデバイスによって識別された1つ又は複数の撮像デバイスから視覚データを受信した。
【0045】
345において、モバイルデバイス302は、遠隔デバイス301から受信された視覚データをバッファリングし得る。たとえば、モバイルデバイス302は、存続期間内に(たとえば、最後の1時間以内に)受信された視覚データをバッファリングし得る。
【0046】
350において、モバイルデバイス302は、たとえば通話を行う前に、遠隔デバイス301の撮像デバイスのうちの1つ又は複数を選択して他の通信デバイスに利用可能にし得る。いくつかの例では、モバイルデバイス302は、遠隔デバイス301における利用可能な撮像デバイスを識別した後、撮像デバイスを選択する。モバイルデバイス302によって選択される撮像デバイスは、モバイルデバイス302によるアクセスのために330において選択された撮像デバイスと同じでも異なってもよい。
【0047】
355において、モバイルデバイス302は、通信アプリケーションを介して通信デバイス304との接続を確立し得る。モバイルデバイス302は、通信デバイス304との音声通話を確立し得る。或いは、モバイルデバイス302は、通信デバイス304とのビデオ通話を確立し得る。接続は、アクセスネットワーク(たとえば、セルラ若しくは衛星ネットワーク)、データネットワーク(たとえば、インターネット)、又はその両方を介して確立され得る。
【0048】
360において、通信データは、通信アプリケーションを介してモバイルデバイス302と通信デバイス304との間で交換され得る。通信データは、音声パケット、ビデオパケット、写真、テキストメッセージ、又はその任意の組合せを含み得る。いくつかの例では、ビデオパケット及び写真は、モバイルデバイス302における撮像デバイスによってキャプチャされたビデオに対応する。
【0049】
365において、モバイルデバイス302は、モバイルデバイス302における利用可能なカメラの指示を要求する通信304からの問合せメッセージを、通信アプリケーションのために信号伝達されるデータの一部として受信し得る。
【0050】
370において、モバイルデバイス302は、通信デバイス304から受信された問合せメッセージに対応する応答メッセージを、通信アプリケーションのために信号伝達されるデータの一部として送信し得る。応答メッセージは、モバイルデバイス302において利用可能な1つ又は複数の撮像デバイスの指示を含み得る。1つ又は複数の利用可能な撮像デバイスは、モバイルデバイス302における撮像デバイスのうちの1つ又は複数及び遠隔デバイス301における撮像デバイスのうちの1つ又は複数を含み得る。
【0051】
375において、モバイルデバイス302は、利用可能な撮像デバイスのうちの1つ又は複数の選択を受信し得る。たとえば、モバイルデバイス302は、モバイルデバイス302にアクセス可能な遠隔デバイス301における撮像デバイスのうちの1つ又は複数を選択し得る。
【0052】
380において、モバイルデバイス302は、モバイルデバイス302にアクセス可能な遠隔デバイス301の1つ又は複数の撮像デバイスを選択し得る。いくつかの例では、モバイルデバイス302は、1つ又は複数の撮像デバイスの選択をモバイルデバイス302のユーザから受信することに基づいて、1つ又は複数の撮像デバイスを選択し得る。他の例では、モバイルデバイスは、1つ又は複数の撮像デバイスの選択を通信デバイス304から受信することに基づいて、1つ又は複数の撮像デバイスを選択し得る。
【0053】
385において、モバイルデバイス302は、視覚データの第1のセットを通信デバイス304に送信し得る。視覚データの第1のセットは、380において選択された1つ又は複数の撮像デバイスによってキャプチャされたデータを含み得る。いくつかの例では、視覚データの第1のセットは、遠隔デバイス301における撮像デバイスによってキャプチャされた第1の視覚データを含む。視覚データの第1のセットはまた、遠隔デバイス301における第2の撮像デバイスによって又はモバイルデバイス302における撮像デバイスによってキャプチャされた第2の視覚データを含み得る。
【0054】
390において、モバイルデバイス302にアクセス可能な遠隔デバイス301の1つ又は複数の撮像デバイスを2度目に選択し得、1つ又は複数の撮像デバイスは、380において選択される1つ又は複数の撮像デバイスとは異なり得る。いくつかの例では、モバイルデバイス302は、1つ又は複数の撮像デバイスの第2の選択をモバイルデバイス302のユーザから受信することに基づいて、1つ又は複数の撮像デバイスを選択し得る。他の例では、モバイルデバイスは、1つ又は複数の撮像デバイスの第2の選択を通信デバイス304から受信することに基づいて、1つ又は複数の撮像デバイスを選択し得る。
【0055】
395において、モバイルデバイス302は、視覚データの第2のセットを通信デバイス304に送信し得る。
【0056】
いくつかの例では、モバイルデバイス302は、遠隔デバイス301との確立された接続を使用して遠隔デバイス301の使用をモニタし得る。そのような例では、モバイルデバイス302は、長距離ワイヤレス通信技術(たとえば、セルラ技術)を使用する通信リンクを確立し得る。モバイルデバイス302は、通信アプリケーションを使用して遠隔デバイス301における1つ又は複数の撮像デバイス(たとえば、内部又は外部撮像デバイス)に遠隔でアクセスし得る。
【0057】
図4は、本開示の態様による通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートするモバイルデバイスのブロック
図400を示す。モバイルデバイス402は、本明細書に記載されるモバイルデバイスの態様の一例であり得る。モバイルデバイス402は、受信器410、送信器415、通信マネージャ420、及び撮像デバイス425を含み得る。モバイルデバイス402はまた、プロセッサを含み得る。これらの構成要素のそれぞれは、互いに通信し得る(たとえば、1つ又は複数のバスを介して)。
【0058】
受信器410は、パケット、ユーザデータ、制御情報、又はその任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報は、モバイルデバイス402の他の構成要素に伝えられ得る。受信器410は、単一のアンテナ又は1セットの複数のアンテナを使用し得る。
【0059】
送信器415は、モバイルデバイス402の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信器415は、パケット、ユーザデータ、制御情報、又はその任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信器415は、送受信器において受信器410と並置され得る。送信器415は、単一のアンテナ又は1セットの複数のアンテナを使用し得る。
【0060】
撮像デバイス425は、モバイルデバイス402の付近において視覚データをキャプチャするための手段を提供し得る。撮像デバイス425は、視覚データをキャプチャするための構成要素と音声データをキャプチャするための構成要素とを含み得る。撮像デバイス425は、キャプチャされた視覚データ、音声データ、又はその両方をバッファリングするためのメモリを含み得る。
【0061】
通信マネージャ420、受信器410、送信器415、撮像デバイス425、或いはその様々な組合せ又は様々な構成要素は、本明細書に記載される通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有の様々な態様を実施するための手段の例であり得る。たとえば、通信マネージャ420、受信器410、送信器415、或いはその様々な組合せ又は構成要素は、本明細書に記載の機能のうちの1つ又は複数を実施するための方法をサポートし得る。
【0062】
いくつかの例では、通信マネージャ420、受信器410、送信器415、或いはその様々な組合せ又はその構成要素は、ハードウェアにおいて(たとえば、通信管理電気回路構成において)実装され得る。ハードウェアは、プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、個別のゲート又はトランジスタ論理、個別のハードウェア構成要素、或いは、本開示に記載の機能を実施するための手段として構成される又は他の方法でそれをサポートする、その任意の組合せを含み得る。いくつかの例では、プロセッサ及びプロセッサと連結されたメモリは、本明細書に記載の機能のうちの1つ又は複数を実施する(たとえば、メモリに記憶された命令を、プロセッサによって実行することによって)ように構成され得る。
【0063】
追加で、又は別法として、いくつかの例では、通信マネージャ420、受信器410、送信器415、或いはその様々な組合せ又は構成要素は、プロセッサによって実行されるコード(たとえば、通信管理ソフトウェア又はファームウェア)において実装され得る。プロセッサによって実行されるコードにおいて実装される場合、通信マネージャ420、受信器410、送信器415、或いはその様々な組合せ又は構成要素の機能は、汎用プロセッサ、DSP、中央処理装置(CPU)、ASIC、FPGA、或いはこれらの又は他のプログラマブル論理デバイスの任意の組合せ(たとえば、本開示に記載の機能を実施するための手段として構成される又は他の方法でそれをサポートする)によって、実施され得る。
【0064】
いくつかの例では、通信マネージャ420は、受信器410、送信器415、又はその両方を使用して又はそれらと他の方法で連携して様々な動作(たとえば、受信、モニタリング、送信)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ420は、情報を受信する、情報を送信する、又は本明細書に記載される様々な他の動作を実施するために、受信器410から情報を受信し得、送信器415に情報を送信し得、或いは受信器410、送信器415、又はその両方と組み合わせて統合され得る。通信マネージャ420はまた、撮像デバイス425から視覚データ、音声データ、又はその両方を受信し得、送信器415を使用して通信されるパケット内に撮像デバイスから受信されたデータを含み得る。
【0065】
通信マネージャ420は、本明細書で開示される例によるデバイスにおける通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ420は、カメラを含む車両との第1の接続を、モバイルデバイスによって確立するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。通信マネージャ420は、車両との第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてそのカメラに関連する視覚データのセットを、車両からモバイルデバイスにおいて受信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。通信マネージャ420は、モバイルデバイスから遠隔にあるデバイスとの第2の接続を、モバイルデバイスのアプリケーションによって確立するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、第2の接続は、モバイルデバイスとデバイスとの間のワイヤレス通信をサポートする。通信マネージャ420は、第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて車両から受信された視覚データのセットを、アプリケーションを介してモバイルデバイスからデバイスに送信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。
【0066】
図5は、本開示の態様による通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートする通信マネージャのブロック図を示す。通信マネージャ520は、
図4の通信マネージャ420の態様の一例であり得る。通信マネージャ520、又は様々なその構成要素は、本明細書に記載される通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有の様々な態様を実施するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ520は、短距離接続マネージャ530、視覚データマネージャ535、長距離接続マネージャ540、メッセージング構成要素545、遠隔デバイスマネージャ550、ユーザアカウントマネージャ555、アプリケーションマネージャ560、又はその任意の組合せを含み得る。これらの構成要素のそれぞれは、互いに直接に又は間接的に(たとえば、1つ又は複数のバスを介して)、通信し得る。
【0067】
短距離接続マネージャ530は、カメラを含む車両との第1の接続を、モバイルデバイスによって確立するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。視覚データマネージャ535は、車両との第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてそのカメラに関連する視覚データのセットを、車両からモバイルデバイスにおいて受信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。長距離接続マネージャ540は、モバイルデバイスから遠隔にあるデバイスとの第2の接続を、モバイルデバイスのアプリケーションによって確立するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、第2の接続は、モバイルデバイスとデバイスとの間のワイヤレス通信をサポートする。メッセージング構成要素545は、第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて車両から受信された視覚データのセットを、アプリケーションを介してモバイルデバイスからデバイスに送信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。
【0068】
いくつかの例では、視覚データマネージャ535は、車両が車両によって取得された視覚データの共有をサポートするかどうかに関する問合せを、車両との第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスから車両に送信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。いくつかの例では、視覚データマネージャ535は、車両が視覚データの共有をサポートするという指示を、問合せを送信することに少なくとも部分的に基づいて車両から受信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、視覚データのセットは、指示を受信することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスにおいて受信される。
【0069】
いくつかの例では、遠隔デバイスマネージャ550は、車両の第1の識別子をアプリケーションのユーザのアカウントと、初期セットアップ手続き中にアプリケーションによって関連付けるための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。いくつかの例では、ユーザアカウントマネージャ555は、車両にインストールされた複数のカメラのそれぞれの組合せへのアクセスを他のユーザの他のアカウントに提供するマッピングを確立することを、初期セットアップ手続きを完了することに少なくとも部分的に基づいて、ユーザのアカウントに認可することのための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、複数のカメラは、カメラを含む。
【0070】
いくつかの例では、視覚データマネージャ535は、車両にインストールされたカメラのセットの指示を、アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスにおいて受信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、カメラのセットは、カメラを含む。いくつかの例では、視覚データマネージャ535は、カメラのセットからのカメラの選択を、モバイルデバイスにおいて受信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、カメラの視覚データのセットは、カメラを選択することに少なくとも部分的に基づいて車両からモバイルデバイスにおいて受信される。
【0071】
いくつかの例では、視覚データマネージャ535は、カメラのセットからの第2のカメラの第2の選択を、モバイルデバイスにおいて受信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。いくつかの例では、視覚データマネージャ535は、第2のカメラを選択することに少なくとも部分的に基づいて第2のカメラに関連する視覚データの第2のセットを、車両からモバイルデバイスにおいて受信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。いくつかの例では、メッセージング構成要素545は、視覚データのセットと同時に又は視覚データのセットの代わりに視覚データの第2のセットを、アプリケーションを介してデバイスに送信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。
【0072】
いくつかの例では、ユーザアカウントマネージャ555は、モバイルデバイスのユーザの識別を、アプリケーションによって決定するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、ユーザに指示されるカメラのセットは、ユーザの識別に少なくとも部分的に基づく。
【0073】
いくつかの例では、視覚データマネージャ535は、車両にインストールされたカメラのセットの指示を、アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスにおいて受信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、カメラのセットは、カメラを含む。いくつかの例では、メッセージング構成要素545は、アプリケーションを介してカメラのセットの指示を、第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスからデバイスに送信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。いくつかの例では、視覚データマネージャ535は、カメラのセットのうちのカメラの選択を、デバイスから受信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、視覚データのセットは、選択に少なくとも部分的に基づいてアプリケーションを介してデバイスに送信される。
【0074】
いくつかの例では、複数のモバイルデバイスは、通信マネージャ515に類似する通信マネージャを含み得る。そのような場合、複数のモバイルデバイスのそれぞれにおける短距離接続マネージャ(短距離接続マネージャ530と類似する)は、車両とのそれぞれの接続を確立するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、複数のモバイルデバイスのうちの各モバイルデバイスは、アプリケーションのそれぞれのインスタンスを実行し、複数のモバイルデバイスは、通信マネージャ515を含むモバイルデバイスを含む。また、複数のモバイルデバイスのそれぞれにおける視覚データマネージャ(視覚データマネージャ535と類似する)は、車両とのそれぞれの接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて視覚データのセットを受信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。また、複数のモバイルデバイスのそれぞれにおけるメッセージング構成要素(メッセージング構成要素545と類似する)は、アプリケーションのそれぞれのインスタンスを介して視覚データのセットを、複数のデバイスのうちのそれぞれのデバイスに送信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、複数のデバイスは、デバイスを含む。
【0075】
いくつかの例では、視覚データマネージャ535は、車両にインストールされたカメラのセットの指示を、それぞれの接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて複数のモバイルデバイスにおいて受信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、カメラのセットは、カメラを含む。
【0076】
いくつかの例では、メッセージング構成要素545は、アプリケーションを介して視覚データの第2のセットを、第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスからデバイスに送信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、視覚データの第2のセットは、モバイルデバイスのカメラによってキャプチャされ、車両の視覚データのセットは、視覚データの第2のセットの代わりに又は視覚データの第2のセットと同時に送信される。
【0077】
いくつかの例では、アプリケーションは、テキスト通信、音声通信、ビデオ通信、又はその任意の組合せをサポートする。いくつかの例では、車両との第1の接続は、アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいて確立される。
【0078】
いくつかの例では、アプリケーションマネージャ560は、他のデバイスとのワイヤレス通信をサポートするアプリケーションを、モバイルデバイスにおいて起動するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、車両との第1の接続を確立することは、アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づく。
【0079】
図6は、本開示の態様による通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートする遠隔デバイスのブロック図を示す。遠隔デバイス601は、本明細書に記載される遠隔デバイスの構成要素の一例であり得又はそれを含み得る。遠隔デバイス601は、ワイヤレスに又はワイヤード接続を介して他のデバイス(たとえば、モバイルデバイス)と通信し得る。遠隔デバイス601は、通信を送信及び受信するための構成要素を含む双方向データ通信のための構成要素、たとえば、I/Oコントローラ610、送受信器615、通信マネージャ620、1つ又は複数のアンテナ625、メモリ630、コード635、プロセッサ640、及び撮像デバイス645を含み得る。これらの構成要素は、1つ又は複数のバス(たとえば、バス650)を介して電子通信し得又は他の方法で(たとえば、動作可能に、通信で、機能的に、電子的に、電気的に)連結され得る。
【0080】
I/Oコントローラ610は、遠隔デバイス601のための入力信号及び出力信号を管理し得る。I/Oコントローラ610はまた、遠隔デバイス601に統合されていない周辺機器を管理し得る。ある場合には、I/Oコントローラ610は、外部周辺機器への物理接続又は物理ポートを表し得る。ある場合には、I/Oコントローラ610は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS-DOS(登録商標)、MS-WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、又は別の公知のオペレーティングシステムなどのオペレーティングシステムを使用し得る。追加で、又は別法として、I/Oコントローラ610は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、又は類似のデバイスを表し得又はそれらと相互に作用し得る。ある場合には、I/Oコントローラ610は、プロセッサ、たとえば、プロセッサ640の一部として実装され得る。ある場合には、ユーザは、I/Oコントローラ610を介して又はI/Oコントローラ610によって制御されるハードウェア構成要素を介して遠隔デバイス601と相互に作用し得る。
【0081】
ある場合には、遠隔デバイス601は、複数のワイヤレス送信を同時に送信又は受信することが可能であり得る、1つ又は複数のアンテナ625を含み得る。送受信器615は、本明細書に記載されるように1つ又は複数のアンテナ625、ワイヤードリンク、又はワイヤレスリンクを介して双方向で通信し得る。いくつかの例では、1つ又は複数のアンテナ625は、短距離通信(たとえば、モバイルデバイスとの)、長距離通信(ネットワークを介する)、又はその両方をサポートする。
【0082】
たとえば、送受信器615は、ワイヤレス送受信器を表し得、別のワイヤレス送受信器と双方向で通信し得る。送受信器615はまた、パケットを変調するための、変調されたパケットを送信するために1つ又は複数のアンテナ625に提供するための、及び1つ又は複数のアンテナ625から受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。送受信器615、又は送受信器615及び1つ又は複数のアンテナ625は、本明細書に記載されるように、送信器、受信器、或いはその任意の組合せ又はその構成要素の一例であり得る。
【0083】
メモリ630は、ランダムアクセスメモリ(RAM)及びリードオンリメモリ(ROM)を含み得る。コード635は、メモリ630によって記憶され得る。コード635は、コンピュータ可読及びコンピュータ実行可能であり得、プロセッサ640によって実行されるとき、本明細書に記載の様々な機能を遠隔デバイス601に実施させる命令を含み得る。コード635は、システムメモリ又は別のタイプのメモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。ある場合には、コード635は、プロセッサ640によって直接実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされる及び実行されるとき)コンピュータに本明細書に記載の機能を実施させ得る。ある場合には、メモリ630は、特に、周辺構成要素又はデバイスとの相互作用などの基本ハードウェア又はソフトウェア動作を制御し得る基本入出力システム(BIOS)を含み得る。
【0084】
プロセッサ640は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別のゲート若しくはトランジスタ論理構成要素、個別のハードウェア構成要素、又はその任意の組合せ)を含み得る。ある場合には、プロセッサ640は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを操作するように構成され得る。他の場合には、メモリコントローラは、プロセッサ640に統合され得る。プロセッサ640は、様々な機能(たとえば、通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートする機能又はタスク)を遠隔デバイス601に実施させるためにメモリ(たとえば、メモリ630)に記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。たとえば、遠隔デバイス601又は遠隔デバイス601の構成要素は、プロセッサ640及びプロセッサ640に連結されたメモリ630を含み得、プロセッサ640及びメモリ630は、本明細書に記載の様々な機能を実施するように構成される。
【0085】
撮像デバイス645は、遠隔デバイス601の付近において視覚データ、音声データ、又はその両方をキャプチャするように構成され得る。撮像デバイス645によってキャプチャされたデータは、メモリ630に記憶され得る。
【0086】
通信マネージャ620は、遠隔デバイス601とアクセスネットワークとの間の通信(たとえば、制御及びデータ通信)を管理するように構成され得る。通信マネージャ620はまた、ワイヤレスリンク又はワイヤードリンクを介する遠隔デバイス601と別のデバイスとの間の通信を管理するように構成され得る。通信マネージャ620はまた、通信アプリケーションを介して生じるデバイス(たとえば、モバイルデバイス及び通信デバイス)間の通信の態様を管理するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ620は、モバイルデバイスからの遠隔デバイス601における1セットの利用可能なカメラの要求を処理するように構成され得る。通信マネージャ620はまた、視覚データ、音声データ、又はその両方をモバイルデバイスに送信するように構成され得る。
【0087】
通信マネージャ620は、モバイルデバイスとの短距離接続、ネットワークとの長距離接続、又はその両方を確立するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。通信マネージャ620はまた、遠隔デバイス601における1セットの利用可能な撮像デバイスを広告すること及び視覚データをモバイルデバイスに提供することに関連するプロトコルに従ってモバイルデバイスとの接続を確立するための手段として又はそれを他の方法でサポートするように構成され得る。
【0088】
いくつかの例では、通信マネージャ620は、送受信器615、1つ若しくは複数のアンテナ625、又はその任意の組合せを使用して或いはそれらと他の方法で連携して様々な動作(たとえば、受信、モニタリング、送信)を実施するように構成され得る。通信マネージャ620は、別個の構成要素として示されているが、いくつかの例では、通信マネージャ620を参照して説明される1つ又は複数の機能は、プロセッサ640、メモリ630、コード635、又はその任意の組合せによってサポート又は実施され得る。たとえば、コード635は、本明細書に記載される通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有の様々な態様を遠隔デバイス601に実施させるためにプロセッサ640によって実行可能な命令を含み得、或いは、プロセッサ640及びメモリ630は、そのような動作を実施又はサポートするように他の方法で構成され得る。
【0089】
図7は、本明細書で開示される例による通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートするモバイルデバイス、遠隔デバイス、及び通信デバイスを含むシステムのブロック図を示す。システム700は、モバイルデバイス702、遠隔デバイス701、ネットワーク755、及び通信デバイス704を含み得る。
【0090】
モバイルデバイス702は、本明細書に記載されるモバイルデバイスの構成要素の一例であり得又はそれを含み得る。モバイルデバイス702は、ワイヤレスに又はワイヤード接続を介して他のデバイス(たとえば、遠隔デバイス又は通信デバイス)と通信し得る。たとえば、モバイルデバイス702は、ワイヤレス接続又はワイヤード接続を介して遠隔デバイス701と通信し得、遠隔デバイス701は、本明細書に記載の遠隔デバイスの一例であり得る。モバイルデバイス702はまた、ワイヤレス接続を介してネットワーク755と通信し得、ネットワーク755は、本明細書に記載のネットワークの一例であり得る。ネットワーク755は、アクセスネットワーク(たとえば、セルラ又は衛星アクセスネットワーク)及びデータネットワークを含み得る。
【0091】
モバイルデバイス702は、通信を送信及び受信するための構成要素を含む双方向データ通信のための構成要素、たとえば、I/Oコントローラ710、送受信器715、通信マネージャ720、1つ又は複数のアンテナ725、メモリ730、コード735、プロセッサ740、及び撮像デバイス745を含み得る。これらの構成要素は、1つ又は複数のバス(たとえば、バス750)を介して電子通信し得又は他の方法で(たとえば、動作可能に、通信で、機能的に、電子的に、電気的に)連結され得る。
【0092】
I/Oコントローラ710は、モバイルデバイス702のための入力信号及び出力信号を管理し得る。I/Oコントローラ710はまた、モバイルデバイス702に統合されていない周辺機器を管理し得る。ある場合には、I/Oコントローラ710は、外部周辺機器への物理接続又は物理ポートを表し得る。ある場合には、I/Oコントローラ710は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS-DOS(登録商標)、MS-WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、又は別の公知のオペレーティングシステムなどのオペレーティングシステムを使用し得る。追加で、又は別法として、I/Oコントローラ710は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、又は類似のデバイスを表し得又はそれらと相互に作用し得る。ある場合には、I/Oコントローラ710は、プロセッサ、たとえば、プロセッサ740の一部として実装され得る。ある場合には、ユーザは、I/Oコントローラ710を介して又はI/Oコントローラ710によって制御されるハードウェア構成要素を介してモバイルデバイス702と相互に作用し得る。
【0093】
ある場合には、モバイルデバイス702は、複数のワイヤレス送信を同時に送信又は受信することが可能であり得る、1つ又は複数のアンテナ725を含み得る。1つ又は複数のアンテナ725は、短距離通信(たとえば、ブルートゥースを使用する)と長距離通信(たとえば、セルラ又は衛星技術を使用する)との両方をサポートするために使用され得る。
【0094】
送受信器715は、本明細書に記載されるように1つ又は複数のアンテナ725、ワイヤードリンク、又はワイヤレスリンクを介して双方向で通信し得る。たとえば、送受信器715は、ワイヤレス送受信器を表し得、別のワイヤレス送受信器と双方向で通信し得る。いくつかの例では、送受信器715は、ワイヤードリンクを介して又は1つ又は複数のアンテナ725を介するワイヤレスリンクを介して遠隔デバイス701と通信し得、ワイヤレスリンクを介してネットワーク755と通信し得る。送受信器715はまた、パケットを変調するために、送信のために1つ又は複数のアンテナ725に変調されたパケットを提供するために、及び1つ又は複数のアンテナ725から受信されたパケットを復調するために、モデムを含み得る。送受信器715、或いは送受信器715及び1つ又は複数のアンテナ725は、本明細書に記載されるように、送信器、受信器、或いはその任意の組合せ又はその構成要素の一例であり得る。
【0095】
メモリ730は、RAM及びROMを含み得る。コード735は、メモリ730によって記憶され得る。コード735は、コンピュータ可読及びコンピュータ実行可能であり得、プロセッサ740によって実行されるときに、モバイルデバイス702に本明細書に記載の様々な機能を実施させる命令を含み得る。コード735は、システムメモリ又は別のタイプのメモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。ある場合には、コード735は、プロセッサ740によって直接に実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされる及び実行されるときに)コンピュータに本明細書に記載の機能を実施させ得る。ある場合には、メモリ730は、特に、周辺構成要素又はデバイスとの相互作用などの基本ハードウェア又はソフトウェア動作を制御し得るBIOSを含み得る。
【0096】
プロセッサ740は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別のゲート又はトランジスタ論理構成要素、個別のハードウェア構成要素、或いはその任意の組合せ)を含み得る。ある場合には、プロセッサ740は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを操作するように構成され得る。他の場合には、メモリコントローラは、プロセッサ740に統合され得る。プロセッサ740は、メモリ(たとえば、メモリ730)に記憶されたコンピュータ可読命令を実行して様々な機能(たとえば、通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートする機能又はタスク)をモバイルデバイス702に実施させるように構成され得る。たとえば、モバイルデバイス702又はモバイルデバイス702の構成要素は、プロセッサ740及びプロセッサ740に連結されたメモリ730を含み得、プロセッサ740及びメモリ730は、本明細書に記載の様々な機能を実施するように構成される。
【0097】
撮像デバイス745は、モバイルデバイス702の付近において視覚データ、音声データ、又はその両方をキャプチャするように構成され得る。撮像デバイス745によってキャプチャされたデータは、メモリ730に記憶され得る。
【0098】
通信マネージャ720は、モバイルデバイス702とアクセスネットワークとの間の通信(たとえば、制御及びデータ通信)を管理するように構成され得る。通信マネージャ620はまた、ワイヤレスリンク又はワイヤードリンクを介する遠隔デバイス601と別のデバイスとの間の通信を管理するように構成され得る。通信マネージャ720はまた、通信アプリケーションを介して生じるデバイス(たとえば、遠隔デバイス701及び通信デバイス704)の間の通信の態様を管理するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ720は、モバイルデバイス702における1セットの利用可能な/アクセス可能なカメラの通信デバイス704からの要求を処理するように構成され得る。通信マネージャ720はまた、遠隔デバイス701から視覚データ、音声データ、又はその両方を受信するように構成され得、受信データを記憶する、受信データを中継する、又はその両方を行うようにさらに構成され得る。
【0099】
通信マネージャ720は、カメラを含む車両との第1の接続を、モバイルデバイスによって確立するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。通信マネージャ620は、車両との第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてそのカメラに関連する視覚データのセットを、車両からモバイルデバイスにおいて受信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。通信マネージャ620は、モバイルデバイスから遠隔にあるデバイスとの第2の接続を、モバイルデバイスのアプリケーションによって確立するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、第2の接続は、モバイルデバイスとデバイスとの間のワイヤレス通信をサポートする。通信マネージャ620は、第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて車両から受信された視覚データのセットを、アプリケーションを介してモバイルデバイスからデバイスに送信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。
【0100】
いくつかの例では、通信マネージャ720は、送受信器715、1つ又は複数のアンテナ725、又はその任意の組合せを使用して又はそれらと他の方法で連携して様々な動作(たとえば、受信、モニタリング、送信)を実施するように構成され得る。通信マネージャ720は、別個の構成要素として示されているが、いくつかの例では、通信マネージャ720を参照して説明されている1つ又は複数の機能は、プロセッサ740、メモリ730、コード735、又はその任意の組合せによってサポート又は実施され得る。たとえば、コード735が、本明細書に記載される通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有の様々な態様をモバイルデバイス702に実施させるためにプロセッサ740によって実行可能な命令を含み得、又はプロセッサ740及びメモリ730が、そのような動作を実施又はサポートするように他の方法で構成され得る。
【0101】
図8は、本明細書に記載される例による外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートする動作の例示的セットを示す。方法800の動作は、本明細書に記載されるようにモバイルデバイス又はその構成要素によって実装され得る。たとえば、方法800の動作は、
図1から5及び7を参照して説明されるようにモバイルデバイスによって実施され得る。いくつかの例では、モバイルデバイスは、記載された機能を実施するようにモバイルデバイスの機能要素を制御するために、1セットの命令を実行し得る。追加で、又は別法として、モバイルデバイスは、専用ハードウェアを使用して、記載された機能の態様を実施し得る。
【0102】
805において、方法は、カメラを含む車両との第1の接続を、モバイルデバイスによって確立することを含み得る。805の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、805の動作の態様は、
図5を参照して説明されるように短距離接続マネージャ530によって実施され得る。
【0103】
810において、方法は、車両との第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてそのカメラに関連する視覚データのセットを、車両からモバイルデバイスにおいて受信することを含み得る。810の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、810の動作の態様は、
図5を参照して説明されるように視覚データマネージャ535によって実施され得る。
【0104】
815において、方法は、モバイルデバイスから遠隔にあるデバイスとの第2の接続を、モバイルデバイスのアプリケーションによって確立することを含み得、第2の接続は、モバイルデバイスとデバイスとの間のワイヤレス通信をサポートする。815の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、815の動作の態様は、
図5を参照して説明されるように長距離接続マネージャ540によって実施され得る。
【0105】
820において、方法は、第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて車両から受信された視覚データのセットを、アプリケーションを介してモバイルデバイスからデバイスに送信することを含み得る。820の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、820の動作の態様は、
図5を参照して説明されるようにメッセージング構成要素545によって実施され得る。
【0106】
いくつかの例では、本明細書に記載の装置は、1つ又は複数の方法、たとえば、方法800を実施し得る。装置は、特徴、電気回路構成、論理、手段、又は命令(たとえば、プロセッサによって実行可能な命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体)、或いは本開示の以下の態様を実施するためのその任意の組合せを含み得る。
【0107】
態様1:カメラを含む車両との第1の接続を、モバイルデバイスによって確立することと、車両との第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてカメラに関連する視覚データのセットを、車両からモバイルデバイスにおいて受信することと、モバイルデバイスから遠隔にあるデバイスとの第2の接続を、モバイルデバイスのアプリケーションによって確立することであって、第2の接続は、モバイルデバイスとデバイスとの間のワイヤレス通信をサポートする、確立することと、第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて車両から受信された視覚データのセットを、アプリケーションを介してモバイルデバイスからデバイスに送信することとを行うための動作特徴、電気回路構成、論理、手段、又は命令、或いはその任意の組合せを含む、方法又は装置。
【0108】
態様2:車両が車両によって取得された視覚データの共有をサポートするかどうかに関する問合せを、車両との第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスから車両に送信することと、車両が視覚データの共有をサポートするという指示を、問合せを送信することに少なくとも部分的に基づいて車両から受信することであって、視覚データのセットは、指示を受信することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスにおいて受信される、受信することとを行うための動作、特徴、電気回路構成、論理、手段、又は命令、或いはその任意の組合せをさらに含む、態様1の方法又は装置。
【0109】
態様3:車両の第1の識別子をアプリケーションのユーザのアカウントと、初期セットアップ手続き中にアプリケーションによって関連付けることと、車両にインストールされた複数のカメラのそれぞれの組合せへのアクセスを他のユーザの他のアカウントに提供するマッピングを確立することを、初期セットアップ手続きを完了することに少なくとも部分的に基づいて、ユーザのアカウントに認可することであって、複数のカメラが、カメラを含む、認可することとを行うための動作、特徴、電気回路構成、論理、手段、又は命令、或いはその任意の組合せをさらに含む、態様1から2のいずれかの方法又は装置。
【0110】
態様4:車両にインストールされたカメラのセットの指示を、アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラのセットは、カメラを含む、受信することと、カメラのセットからのカメラの選択を、モバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラの視覚データのセットが、カメラを選択することに少なくとも部分的に基づいて車両からモバイルデバイスにおいて受信される、受信することとを行うための動作、特徴、電気回路構成、論理、手段、又は命令、或いはその任意の組合せをさらに含む、態様1から3のいずれかの方法又は装置。
【0111】
態様5:カメラのセットからの第2のカメラの第2の選択を、モバイルデバイスにおいて受信することと、第2のカメラを選択することに少なくとも部分的に基づいて第2のカメラに関連する視覚データの第2のセットを、車両からモバイルデバイスにおいて受信することと、視覚データのセットと同時に又は視覚データのセットの代わりに視覚データの第2のセットを、アプリケーションを介してデバイスに送信することとを行うための動作、特徴、電気回路構成、論理、手段、又は命令、或いはその任意の組合せをさらに含む、態様4の方法又は装置。
【0112】
態様6:モバイルデバイスのユーザの識別を、アプリケーションによって決定することであって、ユーザに指示されるカメラのセットは、ユーザの識別に少なくとも部分的に基づく、決定することを行うための動作、特徴、電気回路構成、論理、手段、又は命令、或いはその任意の組合せをさらに含む、態様4から5のいずれかの方法又は装置。
【0113】
態様7:車両にインストールされたカメラのセットの指示を、アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラのセットは、カメラを含む、受信することと、アプリケーションを介してカメラのセットの指示を、第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスからデバイスに送信することと、カメラのセットのうちのカメラの選択を、デバイスから受信することであって、視覚データのセットが、選択に少なくとも部分的に基づいてアプリケーションを介してデバイスに送信される、受信することとを行うための動作、特徴、電気回路構成、論理、手段、又は命令、或いはその任意の組合せをさらに含む、態様1から6のいずれかの方法又は装置。
【0114】
態様8:車両とのそれぞれの接続を、複数のモバイルデバイスによって確立することであって、複数のモバイルデバイスのうちの各モバイルデバイスは、アプリケーションのそれぞれのインスタンスを実行し、複数のモバイルデバイスは、モバイルデバイスを含む、確立することと、車両とのそれぞれの接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて視覚データのセットを、車両から複数のモバイルデバイスにおいて受信することと、アプリケーションのそれぞれのインスタンスを介して視覚データのセットを、複数のモバイルデバイスのうちの各モバイルデバイスから複数のデバイスのうちのそれぞれのデバイスに送信することであって、複数のデバイスは、デバイスを含む、送信することとを行うための動作、特徴、電気回路構成、論理、手段、又は命令、或いはその任意の組合せをさらに含む、態様1から7のいずれかの方法又は装置。
【0115】
態様9:車両にインストールされたカメラのセットの指示を、それぞれの接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて複数のモバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラのセットは、カメラを含む、受信することを行うための動作、特徴、電気回路構成、論理、手段、又は命令、或いはその任意の組合せをさらに含む、態様8の方法又は装置。
【0116】
態様10:アプリケーションを介して視覚データの第2のセットを、第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスからデバイスに送信することであって、視覚データの第2のセットは、モバイルデバイスのカメラによってキャプチャされ、車両の視覚データのセットは、視覚データの第2のセットの代わりに又は視覚データの第2のセットと同時に送信される、送信することを行うための動作、特徴、電気回路構成、論理、手段、又は命令、或いはその任意の組合せをさらに含む、態様1から9のいずれかの方法又は装置。
【0117】
態様11:アプリケーションが、テキスト通信、音声通信、ビデオ通信、又はその任意の組合せをサポートするので、動作、特徴、電気回路構成、論理、手段、又は命令、或いはその任意の組合せをさらに含む、態様1から10のいずれかの方法又は装置。
【0118】
態様12:車両との第1の接続が、アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいて確立されるので、動作、特徴、電気回路構成、論理、手段、又は命令、或いはその任意の組合せをさらに含む、態様1から11のいずれかの方法又は装置。
【0119】
態様13:他のデバイスとのワイヤレス通信をサポートするアプリケーションを、モバイルデバイスにおいて起動することであって、車両との第1の接続を確立することは、アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づく、起動することを行うための動作、特徴、電気回路構成、論理、手段、又は命令、或いはその任意の組合せをさらに含む、態様1から12のいずれかの方法又は装置。
【0120】
本明細書に記載の方法は可能な実装形態を記述するということと、動作及びステップは置き換える又は他の方法で修正することができるということと、他の実装形態が可能であるということとに留意されたい。さらに、方法のうちの2つ以上の方法の部分は、結合され得る。
【0121】
装置について説明する。以下では、本明細書に記載の装置の態様の概観を提供する。
【0122】
態様14:装置であって、プロセッサと、プロセッサと連結されたメモリと、メモリに記憶され、カメラを含む車両との第1の接続を、モバイルデバイスによって確立すること、車両との第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてカメラに関連する視覚データのセットを、車両からモバイルデバイスにおいて受信すること、モバイルデバイスから遠隔にあるデバイスとの第2の接続を、モバイルデバイスのアプリケーションによって確立することであって、第2の接続は、モバイルデバイスとデバイスとの間のワイヤレス通信をサポートする、確立すること、及び、第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて車両から受信された視覚データのセットを、アプリケーションを介してモバイルデバイスからデバイスに送信することを装置に行わせるためにプロセッサによって実行可能な命令とを含む、装置。
【0123】
態様15:命令がさらに、車両が車両によって取得された視覚データの共有をサポートするかどうかに関する問合せを、車両との第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスから車両に送信することと、車両が視覚データの共有をサポートするという指示を、問合せを送信することに少なくとも部分的に基づいて車両から受信することであって、視覚データのセットは、指示を受信することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスにおいて受信される、受信することとを行うためにプロセッサによって実行可能である、態様14の装置。
【0124】
態様16:命令がさらに、車両の第1の識別子をアプリケーションのユーザのアカウントと、初期セットアップ手続き中にアプリケーションによって関連付けることと、車両にインストールされた複数のカメラのそれぞれの組合せへのアクセスを他のユーザの他のアカウントに提供するマッピングを確立することを、初期セットアップ手続きを完了することに少なくとも部分的に基づいて、ユーザのアカウントに認可することであって、複数のカメラが、カメラを含む、認可することとを行うためにプロセッサによって実行可能である、態様14から15のいずれかの装置。
【0125】
態様17:命令がさらに、車両にインストールされたカメラのセットの指示を、アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラのセットは、カメラを含む、受信することと、カメラのセットからのカメラの選択を、モバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラの視覚データのセットは、カメラを選択することに少なくとも部分的に基づいて車両からモバイルデバイスにおいて受信される、受信することとを行うためにプロセッサによって実行可能である、態様14から16のいずれかの装置。
【0126】
態様18:命令がさらに、車両にインストールされたカメラのセットの指示を、アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラのセットは、カメラを含む、受信することと、アプリケーションを介してカメラのセットの指示を、第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスからデバイスに送信することと、カメラのセットのうちのカメラの選択を、デバイスから受信することであって、視覚データのセットは、選択に少なくとも部分的に基づいてアプリケーションを介してデバイスに送信される、受信することとを行うためにプロセッサによって実行可能である、態様14から17のいずれかの装置。
【0127】
態様19:命令がさらに、車両とのそれぞれの接続を、複数のモバイルデバイスによって確立することであって、複数のモバイルデバイスのうちの各モバイルデバイスは、アプリケーションのそれぞれのインスタンスを実行し、複数のモバイルデバイスは、モバイルデバイスを含む、確立することと、車両とのそれぞれの接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて視覚データのセットを、車両から複数のモバイルデバイスにおいて受信することと、アプリケーションのそれぞれのインスタンスを介して視覚データのセットを、複数のモバイルデバイスのうちの各モバイルデバイスから複数のデバイスのうちのそれぞれのデバイスに送信することであって、複数のデバイスは、デバイスを含む、送信することとを行うためにプロセッサによって実行可能である、態様14から18のいずれかの装置。
【0128】
非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。本明細書に記載の非一時的コンピュータ可読媒体の態様の概観を以下に提供する。
【0129】
態様20:第2のデバイスにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードは、カメラを含む車両との第1の接続を、モバイルデバイスによって確立することと、車両との第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてカメラに関連する視覚データのセットを、車両からモバイルデバイスにおいて受信することと、モバイルデバイスから遠隔にあるデバイスとの第2の接続を、モバイルデバイスのアプリケーションによって確立することであって、第2の接続は、モバイルデバイスとデバイスとの間のワイヤレス通信をサポートする、確立することと、第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて車両から受信された視覚データのセットを、アプリケーションを介してモバイルデバイスからデバイスに送信することとを行うためにプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0130】
態様21:コードがさらに、車両が車両によって取得された視覚データの共有をサポートするかどうかに関する問合せを、車両との第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスから車両に送信することと、車両が視覚データの共有をサポートするという指示を、問合せを送信することに少なくとも部分的に基づいて車両から受信することであって、視覚データのセットは、指示を受信することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスにおいて受信される、受信することとを行うためにプロセッサによって実行可能である、態様20の非一時的コンピュータ可読媒体。
【0131】
態様22:コードがさらに、車両の第1の識別子をアプリケーションのユーザのアカウントと、初期セットアップ手続き中にアプリケーションによって関連付けることと、車両にインストールされた複数のカメラのそれぞれの組合せへのアクセスを他のユーザの他のアカウントに提供するマッピングを確立することを、初期セットアップ手続きを完了することに少なくとも部分的に基づいて、ユーザのアカウントに認可することであって、複数のカメラが、カメラを含む、認可することとを行うためにプロセッサによって実行可能である、態様20から21のいずれかの非一時的コンピュータ可読媒体。
【0132】
態様23:コードがさらに、車両にインストールされたカメラのセットの指示を、アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラのセットは、カメラを含む、受信することと、カメラのセットからのカメラの選択を、モバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラの視覚データのセットは、カメラを選択することに少なくとも部分的に基づいて車両からモバイルデバイスにおいて受信される、受信することとを行うためにプロセッサによって実行可能である、態様20から22のいずれかの非一時的コンピュータ可読媒体。
【0133】
態様24:コードがさらに、車両にインストールされたカメラのセットの指示を、アプリケーションを起動することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスにおいて受信することであって、カメラのセットは、カメラを含む、受信することと、アプリケーションを介してカメラのセットの指示を、第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスからデバイスに送信することと、カメラのセットのうちのカメラの選択をデバイスから受信することであって、視覚データのセットは、選択に少なくとも部分的に基づいてアプリケーションを介してデバイスに送信される、受信することとを行うためにプロセッサによって実行可能である、態様20から23のいずれかの非一時的コンピュータ可読媒体。
【0134】
態様25:コードがさらに、車両とのそれぞれの接続を、複数のモバイルデバイスによって確立することであって、複数のモバイルデバイスのうちの各モバイルデバイスは、アプリケーションのそれぞれのインスタンスを実行し、複数のモバイルデバイスは、モバイルデバイスを含む、確立することと、車両とのそれぞれの接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて視覚データのセットを、車両から複数のモバイルデバイスにおいて受信することと、アプリケーションのそれぞれのインスタンスを介して視覚データのセットを、複数のモバイルデバイスのうちの各モバイルデバイスから複数のデバイスのうちのそれぞれのデバイスに送信することであって、複数のデバイスは、デバイスを含む、送信することとを行うためにプロセッサによって実行可能である、態様20から24のいずれかの非一時的コンピュータ可読媒体。
【0135】
本明細書に記載の情報及び信号は、様々な異なる技術及び技法のいずれかを使用して、表され得る。たとえば、前述を通して参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場又は磁性粒子、光学場又は粒子、或いはその任意の組合せによって表され得る。いくつかの図面は、単一の信号として信号を示すことがあるが、信号は、信号のバスを表し得、バスは、様々なビット幅を有し得る。
【0136】
「場合」、「とき」、「に基づく」、又は「に少なくとも部分的に基づく」という用語は、同義で使用され得る。一部の例では、「場合」、「とき」、「に基づく」、又は「に少なくとも部分的に基づく」という用語が、条件的アクション、条件的プロセス、又はプロセスの部分間の接続を記述するために使用される場合、それらの用語は、置き換え可能であり得る。
【0137】
「に応答して」という用語は、前の条件又はアクションの結果として、完全でない場合、少なくとも部分的に生じる1つの条件又はアクションを指し得る。たとえば、第1の条件又はアクションが実施され得、第2の条件又はアクションが、(第1の条件又はアクションの後に生じる1つ又は複数の他の中間条件又はアクションの直後でも、あるいはその後でも)生じる前の条件又はアクションの結果として少なくとも部分的に生じ得る。
【0138】
「決定する」又は「決定すること」という用語は、多種多様なアクションを包含し、したがって、「決定すること」は、算出すること、計算すること、処理すること、導出すること、調査すること、検索すること(たとえば、テーブル、データベース、又は別のデータ構造において検索することを介する)、確認することなどを含むことができる。また、「決定すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ内のデータにアクセスすること)などを含むことができる。また、「決定すること」は、解明すること、選択すること、選ぶこと、確立すること、及び他のそのような類似のアクションを含むことができる。
【0139】
添付の図面に関して、本明細書に明記された記述は、例示的構成を記述しており、実装され得る又は特許請求の範囲内にあるすべての例を表すわけではない。本明細書で使用される「例示的」という用語は、「一例、実例、又は例解の役割を果たすこと」を意味し、「好ましい」又は「他の例より有利な」ことを意味しない。詳細な記述は、記述される技法の理解をもたらすために、特定の詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの特定の詳細なしに実施され得る。いくつかの実例では、よく知られている構造及びデバイスは、記述される例の概念を分かりにくくすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
【0140】
添付の図において、類似の構成要素又は特徴は、同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、ハイフン及び類似の構成要素を区別する第2のラベルが参照レベルに続くことによって、区別され得る。単に第1の参照ラベルが、本明細書で使用される場合、その記述は、第2の参照ラベルにかかわらず同じ第1の参照ラベルを有する類似の構成要素のいずれか1つに適用可能である。
【0141】
本明細書に記載の機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、又はその任意の組合せにおいて実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、1つ又は複数の命令又はコードとして、コンピュータ可読媒体に記憶され得又はそれを介して送信され得る。他の例及び実装形態が、本開示及び添付の特許請求の範囲内にある。たとえば、ソフトウェアの特質により、前述の機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハード配線、又はこれらのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して、実装することができる。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が異なる物理的位置において実装されるように分散されることを含んで、様々な位置に物理的に位置し得る。
【0142】
たとえば、本明細書の開示に関して記述される様々な図解ブロック及び構成要素は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA又は他のプログラマブル論理デバイス、個別のゲート又はトランジスタ論理、個別のハードウェア構成要素、或いは、本明細書に記載の機能を実施するように設計されたその任意の組合せで実装又は実施され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでもよいが、代替では、プロセッサは、任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又は状態機械でもよい。プロセッサは、計算デバイスの組合せ(たとえば、DSP及びマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連動した1つ又は複数のマイクロプロセッサ、或いは任意の他のそのような構成)として実装され得る。
【0143】
特許請求の範囲を含む本明細書で使用されるとき、項目の羅列(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」又は「のうちの1つ又は複数」などの表現で始まる項目の羅列)において使用される「又は」は、たとえば、A、B、又はCのうちの少なくとも1つの羅列がA又はB又はC又はAB又はAC又はBC又はABC(すなわち、A及びB及びC)を意味するような、包含的な羅列を示す。また、本明細書で使用されるとき、「に基づく」という表現は、閉じたセットの条件を参照するものとして解釈されるべきではない。たとえば、「条件Aに基づく」として記述された例示的ステップは、本開示の範囲を逸脱せずに条件Aと条件Bとの両方に基づき得る。言い換えれば、本明細書で使用されるとき、「に基づく」という表現は、「に少なくとも部分的に基づく」という表現と同じように解釈されるべきである。
【0144】
コンピュータ可読媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用コンピュータ又は専用コンピュータによってアクセスすることができる任意の利用可能な媒体でもよい。限定としてではなく、例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、命令又はデータ構造の形で所望のプログラムコード手段を運搬する又は記憶するために使用することができる及び汎用コンピュータ若しくは専用コンピュータ、又は汎用プロセッサ若しくは専用プロセッサによってアクセスすることができる、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、コンパクトディスク(CD)ROM又は他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ又は他の磁気ストレージデバイス、或いは任意の他の非一時的媒体を含むことができる。また、任意の接続が、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、又は赤外線、無線、及びマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、又は他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、又は赤外線、無線、及びマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるとき、ディスク(disk及びdisc)は、CD、レーザーディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピディスク、及びブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常はデータを磁気的に再生し、一方、ディスク(disc)は、レーザーでデータを光学的に再生する。前述の組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲に含まれる。
【0145】
本明細書の記述は、当業者が本開示を実施する又は使用することを可能にするために提供される。本開示への様々な変更が、当業者に明らかになり、本明細書で定義される一般的原理は、本開示の範囲を逸脱せずに他の変更形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書に記載の例及び設計に限定されないが、本明細書で開示される原理及び新規の特徴と一致する最も広い範囲を認められるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2024-07-16
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】
クロスリファレンス
本特許出願は、その各々がその譲受人に割り当てられる、及びその各々が全体的に参照により本明細書に明確に組み込まれる、2021年11月15日に出願された、「SHARING EXTERNALLY CAPTURED CONTENT IN COMMUNICATIONS」と題された、Szubbocsev等による米国特許出願17/526,841の優先権を主張する2022年11月2日に出願された、「SHARING EXTERNALLY CAPTURED CONTENT IN COMMUNICATIONS」と題された、Szubbocsev等による国際特許出願番号PCT/US22/79107の国内段階出願である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0057】
図4は、本開示の態様による通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートするモバイルデバイスのブロック
図400を示す。モバイルデバイス402は、本明細書に記載されるモバイルデバイスの態様の一例であり得る。モバイルデバイス402は、受信器410、送信器
420、通信マネージャ
415、及び撮像デバイス425を含み得る。モバイルデバイス402はまた、プロセッサを含み得る。これらの構成要素のそれぞれは、互いに通信し得る(たとえば、1つ又は複数のバスを介して)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0059】
送信器420は、モバイルデバイス402の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信器420は、パケット、ユーザデータ、制御情報、又はその任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信器420は、送受信器において受信器410と並置され得る。送信器420は、単一のアンテナ又は1セットの複数のアンテナを使用し得る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0061】
通信マネージャ415、受信器410、送信器420、撮像デバイス425、或いはその様々な組合せ又は様々な構成要素は、本明細書に記載される通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有の様々な態様を実施するための手段の例であり得る。たとえば、通信マネージャ415、受信器410、送信器420、或いはその様々な組合せ又は構成要素は、本明細書に記載の機能のうちの1つ又は複数を実施するための方法をサポートし得る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0062】
いくつかの例では、通信マネージャ415、受信器410、送信器420、或いはその様々な組合せ又はその構成要素は、ハードウェアにおいて(たとえば、通信管理電気回路構成において)実装され得る。ハードウェアは、プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、個別のゲート又はトランジスタ論理、個別のハードウェア構成要素、或いは、本開示に記載の機能を実施するための手段として構成される又は他の方法でそれをサポートする、その任意の組合せを含み得る。いくつかの例では、プロセッサ及びプロセッサと連結されたメモリは、本明細書に記載の機能のうちの1つ又は複数を実施する(たとえば、メモリに記憶された命令を、プロセッサによって実行することによって)ように構成され得る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0063】
追加で、又は別法として、いくつかの例では、通信マネージャ415、受信器410、送信器420、或いはその様々な組合せ又は構成要素は、プロセッサによって実行されるコード(たとえば、通信管理ソフトウェア又はファームウェア)において実装され得る。プロセッサによって実行されるコードにおいて実装される場合、通信マネージャ415、受信器410、送信器420、或いはその様々な組合せ又は構成要素の機能は、汎用プロセッサ、DSP、中央処理装置(CPU)、ASIC、FPGA、或いはこれらの又は他のプログラマブル論理デバイスの任意の組合せ(たとえば、本開示に記載の機能を実施するための手段として構成される又は他の方法でそれをサポートする)によって、実施され得る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0064】
いくつかの例では、通信マネージャ415は、受信器410、送信器420、又はその両方を使用して又はそれらと他の方法で連携して様々な動作(たとえば、受信、モニタリング、送信)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ415は、情報を受信する、情報を送信する、又は本明細書に記載される様々な他の動作を実施するために、受信器410から情報を受信し得、送信器420に情報を送信し得、或いは受信器410、送信器420、又はその両方と組み合わせて統合され得る。通信マネージャ415はまた、撮像デバイス425から視覚データ、音声データ、又はその両方を受信し得、送信器420を使用して通信されるパケット内に撮像デバイスから受信されたデータを含み得る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0065】
通信マネージャ415は、本明細書で開示される例によるデバイスにおける通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ415は、カメラを含む車両との第1の接続を、モバイルデバイスによって確立するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。通信マネージャ415は、車両との第1の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいてそのカメラに関連する視覚データのセットを、車両からモバイルデバイスにおいて受信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。通信マネージャ415は、モバイルデバイスから遠隔にあるデバイスとの第2の接続を、モバイルデバイスのアプリケーションによって確立するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得、第2の接続は、モバイルデバイスとデバイスとの間のワイヤレス通信をサポートする。通信マネージャ415は、第2の接続を確立することに少なくとも部分的に基づいて車両から受信された視覚データのセットを、アプリケーションを介してモバイルデバイスからデバイスに送信するための手段として構成され得、又はそれを他の方法でサポートし得る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0066】
図5は、本開示の態様による通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有をサポートする通信マネージャのブロック図を示す。通信マネージャ
515は、
図4の通信マネージャ
415の態様の一例であり得る。通信マネージャ
515、又は様々なその構成要素は、本明細書に記載される通信における外部でキャプチャされたコンテンツの共有の様々な態様を実施するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ
515は、短距離接続マネージャ530、視覚データマネージャ535、長距離接続マネージャ540、メッセージング構成要素545、遠隔デバイスマネージャ550、ユーザアカウントマネージャ555、アプリケーションマネージャ560、又はその任意の組合せを含み得る。これらの構成要素のそれぞれは、互いに直接に又は間接的に(たとえば、1つ又は複数のバスを介して)、通信し得る。
【国際調査報告】