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特表2024-546560ワイヤレス通信のための方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-26
(54)【発明の名称】ワイヤレス通信のための方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品
(51)【国際特許分類】
H04W 24/00 20090101AFI20241219BHJP
H04W 36/00 20090101ALI20241219BHJP
H04L 43/04 20220101ALI20241219BHJP
【ＦＩ】
H04W24/00
H04W36/00
H04L43/04
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024516700
(86)(22)【出願日】2021-12-17
(85)【翻訳文提出日】2024-04-10
(86)【国際出願番号】 CN2021139299
(87)【国際公開番号】W WO2023108645
(87)【国際公開日】2023-06-22
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ＺＴＥ ＣＯＲＰＯＲＡＴＩＯＮ
【住所又は居所原語表記】ＺＴＥ Ｐｌａｚａ，Ｋｅｊｉ Ｒｏａｄ Ｓｏｕｔｈ，Ｈｉ－Ｔｅｃｈ Ｉｎｄｕｓｔｒｉａｌ Ｐａｒｋ，Ｎａｎｓｈａｎ Ｓｈｅｎｚｈｅｎ，Ｇｕａｎｇｄｏｎｇ ５１８０５７ Ｃｈｉｎａ
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】弁理士法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ヤン，シャオジエン
(72)【発明者】
【氏名】ジュー，ジングオ
【テーマコード（参考）】
5K067
【Ｆターム（参考）】
5K067DD11
5K067DD17
5K067DD57
5K067EE16
(57)【要約】
ワイヤレス通信のための方法、デバイスおよびコンピュータプログラム製品が提供される。方法は、アクセスおよびモビリティ管理ノードによって、検知ネットワークノードから、第１のメッセージおよび１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子を受信することと、アクセスおよびモビリティ管理ノードによって、目標アクセスネットワークノードに検知データを生成するように要求するために、目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子に従って目標アクセスネットワークノードに第１のメッセージを送信することであって、検知データは、検知ネットワークノードに送信される、第１のメッセージを送信することと、アクセスおよびモビリティ管理ノードによって、検知ネットワークノードから、検知データによる算出結果を受信することとを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤレス通信方法であって、アクセスおよびモビリティ管理ノードによって、検知ネットワークノードから、第１のメッセージおよび１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子を受信することと、
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードによって、前記目標アクセスネットワークノードに検知データを生成するように要求するために、前記目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子に従って前記目標アクセスネットワークノードに前記第１のメッセージを送信することであって、前記検知データは、前記検知ネットワークノードに送信される、第１のメッセージを送信することと、
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードによって、前記検知ネットワークノードから、前記検知データによる算出結果を受信することと
を含む、ワイヤレス通信方法。
【請求項2】
前記検知データは、前記検知ネットワークノードと前記目標アクセスネットワークノードの各々との間の１つまたは複数のトンネルを介して前記検知ネットワークノードに送信される、請求項１に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項3】
前記第１のメッセージが、前記検知ネットワークノードのアドレス情報を含む、請求項１または２に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項4】
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、前記目標アクセスネットワークノードから前記目標アクセスネットワークノードのアドレス情報を受信し、前記目標アクセスネットワークノードの前記アドレス情報を前記検知ネットワークノードに送信するように構成されており、前記検知データは、前記検知ネットワークノードの前記アドレス情報および前記目標アクセスネットワークノードのアドレス情報に基づいて、１つまたは複数のトンネルを介して前記検知ネットワークノードに送信される、請求項３に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項5】
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、前記検知ネットワークノードのルーティング識別子を有する前記第１のメッセージを前記目標アクセスネットワークノードに送信し、前記ルーティング識別子を有する前記目標アクセスネットワークノードの前記アドレス情報を受信し、前記ルーティング識別子に従って前記目標アクセスネットワークノードの前記アドレス情報を前記検知ネットワークノードに送信するように構成されている、請求項４に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項6】
前記検知ネットワークノードの前記アドレス情報は、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス、およびＩＰポートを含む、請求項２～５のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項7】
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、前記検知データを受信し、前記検知ネットワークノードに前記検知データを送信するように構成されている、請求項１に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項8】
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、前記検知ネットワークノードのルーティング識別子を有する前記第１のメッセージを前記目標アクセスネットワークノードに送信し、前記ルーティング識別子を有する前記検知データを受信し、前記ルーティング識別子に従って前記検知ネットワークノードに前記検知データを送信するように構成されている、請求項７に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項9】
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、トラッキングエリアアイデンティティ（ＴＡＩ）リストを含む検知要求を受信するように構成されている、請求項１～８のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項10】
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、トラッキングエリアアイデンティティ（ＴＡＩ）リストに従って前記検知ネットワークノードを選択し、前記ＴＡＩリストを前記検知ネットワークノードに送信するように構成されている、請求項１～９のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項11】
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、検知サービス品質（ＱｏＳ）、または１つもしくは複数の物体タイプのうちの少なくとも１つを前記検知ネットワークノードに送信するように構成されている、請求項１～１０のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項12】
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、１つまたは複数の利用できないアクセスネットワークノードの情報を前記検知ネットワークノードに送信するように構成されている、請求項１～１１のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項13】
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、前記算出結果をネットワークエクスポージャノードまたはアプリケーションノードに送信するように構成されている、請求項１～１２のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項14】
ワイヤレス通信方法であって、検知ネットワークノードによって、アクセスおよびモビリティ管理ノードに、第１のメッセージおよび１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子を送信することであって、検知データを生成するように前記目標アクセスネットワークノードに要求するために、前記１つまたは複数の識別子に従って前記目標アクセスネットワークノードに前記第１のメッセージを転送するように前記アクセスおよびモビリティ管理ノードに要求する、送信することと、
前記検知ネットワークノードによって、前記検知データを受信することと、
前記検知ネットワークノードによって、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードに、前記検知データによる算出結果を送信することと
を含む、ワイヤレス通信方法。
【請求項15】
前記検知データは、前記検知ネットワークノードによって、前記検知ネットワークノードと前記目標アクセスネットワークノードの各々との間の１つまたは複数のトンネルを介して受信される、請求項１４に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項16】
前記第１のメッセージが、前記検知ネットワークノードのアドレス情報を含む、請求項１４または１５に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項17】
前記検知ネットワークノードは、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードから前記目標アクセスネットワークノードのアドレス情報を受信し、前記検知ネットワークノードの前記アドレス情報および前記目標アクセスネットワークノードのアドレス情報に基づいて、１つまたは複数のトンネルを介して前記検知データを受信するように構成されている、請求項１６に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項18】
前記検知ネットワークノードの前記アドレス情報は、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス、およびＩＰポートを含む、請求項１５～１７のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項19】
前記検知データは、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードを介して前記検知ネットワークノードによって受信される、請求項１４に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項20】
前記検知ネットワークノードは、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードからトラッキングエリアアイデンティティ（ＴＡＩ）リストを受信し、前記ＴＡＩリストに従って目標アクセスネットワークノードの前記１つまたは複数の識別子を決定するように構成されている、請求項１４～１９のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項21】
前記検知ネットワークノードは、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードから、検知サービス品質（ＱｏＳ）、または１つもしくは複数の物体タイプのうちの少なくとも１つを受信するように構成されている、請求項１４～２０のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項22】
前記検知ネットワークノードは、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードから、１つまたは複数の利用できないアクセスネットワークノードの情報を受信するように構成されている、請求項１４～２１のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項23】
ワイヤレス通信方法であって、アクセスネットワークノードによって、アクセスおよびモビリティ管理ノードから第１のメッセージを受信することと、
前記アクセスネットワークノードによって、前記第１のメッセージに従って検知データを生成するための測定を実行することと、
検知ネットワークノードが前記検知データに従って算出結果を生成することを可能にするために、前記アクセスネットワークノードによって、前記検知ネットワークノードに前記検知データを送信することと
を含む、ワイヤレス通信方法。
【請求項24】
前記検知データは、前記検知ネットワークノードと前記目標アクセスネットワークノードとの間のトンネルを介して前記検知ネットワークノードに送信される、請求項２３に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項25】
前記第１のメッセージが、前記検知ネットワークノードのアドレス情報を含む、請求項２３または２４に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項26】
前記アクセスネットワークノードは、前記アクセスネットワークノードのアドレス情報を、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードを介して前記検知ネットワークノードに送信するように構成されており、前記検知データは、前記検知ネットワークノードの前記アドレス情報および前記目標アクセスネットワークノードのアドレス情報に基づいて、トンネルを介して前記検知ネットワークノードに送信される、請求項２５に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項27】
前記アクセスネットワークノードは、前記検知ネットワークノードのルーティング識別子を有する前記第１のメッセージを受信し、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードが前記ルーティング識別子に従って前記目標アクセスネットワークノードの前記アドレス情報を前記検知ネットワークノードに送信することを可能にするために、前記ルーティング識別子を有する前記アクセスネットワークノードの前記アドレス情報を送信するように構成されている、請求項２６に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項28】
前記検知ネットワークノードの前記アドレス情報は、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス、およびＩＰポートを含む、請求項２４～２７のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項29】
前記アクセスネットワークノードは、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードを介して前記検知ネットワークノードに前記検知データを送信するように構成されている、請求項２３に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項30】
前記アクセスネットワークノードは、前記検知ネットワークノードのルーティング識別子を有する前記第１のメッセージを受信し、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードが前記ルーティング識別子に従って前記検知ネットワークノードに前記検知データを送信することを可能にするために、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードに前記ルーティング識別子を有する前記検知データを送信するように構成されている、請求項２９に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項31】
ワイヤレス通信方法であって、アクセスおよびモビリティ管理ノードが、１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードから検知データを取得するように検知ネットワークノードをトリガすることを可能にするために、ネットワークエクスポージャノードによって、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードに第１の検知要求を送信することと、
前記ネットワークエクスポージャノードによって、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードから、前記検知データによる算出結果を受信することと
を含む、ワイヤレス通信方法。
【請求項32】
前記ネットワークエクスポージャノードは、アプリケーションノードから第２の検知要求を受信し、前記アプリケーションノードからの前記第２の検知要求が許可されているか否かを判定するように構成されている、請求項３１に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項33】
前記第２の検知要求は目標エリアを含み、前記ネットワークエクスポージャノードは、前記目標エリアをトラッキングエリアアイデンティティ（ＴＡＩ）リストにマッピングするように構成されている、請求項３１または３２に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項34】
前記第２の検知要求は、検知サービス品質（ＱｏＳ）、または１つもしくは複数の物体タイプのうちの少なくとも１つを含む、請求項３２または３３に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項35】
前記ネットワークエクスポージャノードは、トラッキングエリアアイデンティティ（ＴＡＩ）リストに従って前記アクセスおよびモビリティ管理ノードを選択し、前記ＴＡＩリストを含む前記第１の検知要求を、選択された前記アクセスおよびモビリティ管理ノードに送信するように構成されている、請求項３１～３４のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項36】
ワイヤレス通信ノードであって、通信ユニットと、
プロセッサと
を備え、
前記プロセッサは、検知ネットワークノードから、第１のメッセージおよび１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子を受信することと、前記目標アクセスネットワークノードに検知データを生成するように要求するために、前記目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子に従って前記目標アクセスネットワークノードに前記第１のメッセージを送信することであって、前記検知データは、前記検知ネットワークノードに送信される、第１のメッセージを送信することと、前記検知ネットワークノードから、前記検知データによる算出結果を受信することとを行うように構成されている、ワイヤレス通信ノード。
【請求項37】
前記プロセッサは、請求項２～１３のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法を実施するようにさらに構成されている、請求項３６に記載のワイヤレス通信ノード。
【請求項38】
ワイヤレス通信ノードであって、通信ユニットと、
プロセッサと
を備え、
前記プロセッサは、アクセスおよびモビリティ管理ノードに、第１のメッセージおよび１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子を送信することであって、検知データを生成するように前記目標アクセスネットワークノードに要求するために、前記１つまたは複数の識別子に従って前記目標アクセスネットワークノードに前記第１のメッセージを転送するように前記アクセスおよびモビリティ管理ノードに要求する、送信することと、前記検知データを受信することと、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードに、前記検知データによる算出結果を送信することとを行うように構成されている、ワイヤレス通信ノード。
【請求項39】
前記プロセッサは、請求項１５～２２のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法を実施するようにさらに構成されている、請求項３８に記載のワイヤレス通信ノード。
【請求項40】
ワイヤレス通信ノードであって、通信ユニットと、
プロセッサと
を備え、
前記プロセッサは、アクセスおよびモビリティ管理ノードから第１のメッセージを受信することと、前記第１のメッセージに従って検知データを生成するための測定を実行することと、前記検知ネットワークノードが前記検知データに従って算出結果を生成することを可能にするために、検知ネットワークノードに前記検知データを送信することとを行うように構成されている、ワイヤレス通信ノード。
【請求項41】
前記プロセッサは、請求項２４～３０のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法を実施するようにさらに構成されている、請求項４０に記載のワイヤレス通信ノード。
【請求項42】
ワイヤレス通信ノードであって、通信ユニットと、
プロセッサと
を備え、
前記プロセッサは、アクセスおよびモビリティ管理ノードが、１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードから検知データを取得するように検知ネットワークノードをトリガすることを可能にするために、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードに第１の検知要求を送信することと、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードから、前記検知データによる算出結果を受信することとを行うように構成されている、ワイヤレス通信ノード。
【請求項43】
前記プロセッサは、請求項３２～３５のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法を実施するようにさらに構成されている、請求項４２に記載のワイヤレス通信ノード。
【請求項44】
コンピュータ可読プログラム媒体コードが格納されたコンピュータプログラム製品であって、前記コードは、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに請求項１～３５のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法を実施させる、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書は、一般に、ワイヤレス通信に関し、特に、第５世代（５Ｇ）通信に関する。
無線検知は、伝播中に周囲環境によって影響を受ける受信無線信号からの情報取り出しを指す。ユビキタス無線検知サービスは、以下のように例示される。
無線検知は、伝播中に周囲環境によって影響を受ける受信無線信号からの情報取り出しを指す。ユビキタス無線検知サービスは、以下のように例示される。
【0002】
－自動運転車両／ＵＡＶ（無人航空機）：自動運転車両／ＵＡＶは、障害物を回避し、経路を選択し、危険を検出し、交通規制に準拠することができる必要がある。自動運転車両／ＵＡＶに装備されたセンサに加えて、ワイヤレス信号を利用してこれらの検知機能をサポートまたは強化することができる。
【0003】
－環境マッピング：同時検知およびマッピングにワイヤレス信号を使用すると、周囲の物体（ランドマーク）の認識に役立つ。環境の認識後、環境の２Ｄ（２次元）／３Ｄ（３次元）マップを構築することにより、測位正確度をさらに向上し、環境関連使用を可能にすることができる。
【0004】
－気象または大気汚染の監視：受信電磁波信号の品質が、空気湿度およびキャリア周波数の変化による異なる減衰特性を反映する。これは、従来の湿度計または気象検出のための他のセンサを置き換えるために使用することができる。
【0005】
－リアルタイム監視：ワイヤレス信号は、侵入検出を含む一連のリアルタイム監視関連使用を容易にするために利用することができる。
【背景技術】
【0006】
セルラワイヤレス通信システムに検知能力を導入することは、特に下記のような通信と検知の両方の要求を有する産業のために、同じスペクトルおよびインフラストラクチャを使用するという利点を有する。
【0007】
高度道路交通は、新規のセルラ通信および検知／センサ技術を含むことによってより速く発展している。自動運転、リアルタイム動的３Ｄマップ生成および配布、ならびに安全監督には、ワイヤレス通信、例えば、動的３Ｄマップダウンロードをサポートするための高データレート、および動的３Ｄマップを生成するための検知／センサ能力に関するより多くの要件がある。
【0008】
将来、全車両の９０％超が４Ｇ（第４世代）／５Ｇ通信モジュールを有し、７０％の車両がＶ２Ｘ（車－車間・路車間）通信モジュールを有することが予想される。他方、車両と道路との協働は将来のトレンドであり、路側高度道路交通システム（ＩＴＳ）施設、例えばセンサおよびカメラの配備を加速させる。しかしながら、ワイヤレス通信および検知は、現在、協働することなく分離されている。ワイヤレス通信基地局がインフラストラクチャとして路側に沿って配置されていることを考慮すると、検知能力をサポートするセルラネットワークは、基地局サイトを共有することによってコストを削減し、高度道路交通のための実用性および柔軟性を高めることができる。
【0009】
さらに、ＵＡＶ産業は、ワイヤレス通信と検知とを調和させることに対して同様の要求を有する。大規模なＵＡＶ商業事業は、低高度航空交通の管理および監督を実現することを必要とする。また、リアルタイム検知能力は、法規制を遵守する上で重要な役割を果たす。５ＧＳ（５Ｇシステム）は、ＵＡＶの識別および追跡を可能にし、ＵＡＶコマンドおよび制御機能をサポートするように強化されている。通信能力と検知の両方は、ＵＡＶ使用、遠隔制御、ＵＡＶ交通管理などによって必要とされる。したがって、検知能力を提供する５ＧＳは、ＵＡＶ事業に利益をもたらすことができる。
【0010】
また、鉄道進入検出は、ワイヤレス通信と検知との調和を図って、運行効率および公共安全を向上させることが求められるもう１つの分野である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
（５Ｇ）通信ネットワークにおいて検知能力を可能にするために、（５Ｇ）ネットワークアーキテクチャを修正する必要があり得る。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本開示は、検知ネットワークノードが基地局から検知データを取得することを可能にする、ワイヤレス通信のための方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品に関する。
【0013】
本開示の一態様は、ワイヤレス通信方法に関する。一実施形態では、ワイヤレス通信方法は、アクセスおよびモビリティ管理ノードによって、検知ネットワークノードから、第１のメッセージおよび１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子を受信することと、アクセスおよびモビリティ管理ノードによって、目標アクセスネットワークノードに検知データを生成するように要求するために、目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子に従って目標アクセスネットワークノードに第１のメッセージを送信することであって、検知データは、検知ネットワークノードに送信される、第１のメッセージを送信することと、アクセスおよびモビリティ管理ノードによって、検知ネットワークノードから、検知データによる算出結果を受信することとを含む。
【0014】
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信方法に関する。一実施形態では、ワイヤレス通信方法は、検知ネットワークノードによって、アクセスおよびモビリティ管理ノードに、第１のメッセージおよび１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子を送信することであって、検知データを生成するように目標アクセスネットワークノードに要求するために、１つまたは複数の識別子に従って目標アクセスネットワークノードに第１のメッセージを転送するようにアクセスおよびモビリティ管理ノードに要求する、送信することと、検知ネットワークノードによって、検知データを受信することと、検知ネットワークノードによって、アクセスおよびモビリティ管理ノードに、検知データによる算出結果を送信することとを含む。
【0015】
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信方法に関する。一実施形態では、ワイヤレス通信方法は、アクセスネットワークノードによって、アクセスおよびモビリティ管理ノードから第１のメッセージを受信することと、アクセスネットワークノードによって、第１のメッセージに従って検知データを生成するための測定を実行することと、検知ネットワークノードが検知データに従って算出結果を生成することを可能にするために、アクセスネットワークノードによって、検知ネットワークノードに検知データを送信することとを含む。
【0016】
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信方法に関する。一実施形態では、ワイヤレス通信方法は、アクセスおよびモビリティ管理ノードが、１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードから検知データを取得するように検知ネットワークノードをトリガすることを可能にするために、ネットワークエクスポージャノードによって、アクセスおよびモビリティ管理ノードに第１の検知要求を送信することと、ネットワークエクスポージャノードによって、アクセスおよびモビリティ管理ノードから、検知データによる算出結果を受信することとを含む。
【0017】
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信ノードに関する。一実施形態では、ワイヤレス通信ノードは、通信ユニットおよびプロセッサを含む。プロセッサは、検知ネットワークノードから、第１のメッセージおよび１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子を受信することと、目標アクセスネットワークノードに検知データを生成するように要求するために、目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子に従って目標アクセスネットワークノードに第１のメッセージを送信することであって、検知データは、検知ネットワークノードに送信される、第１のメッセージを送信することと、検知ネットワークノードから、検知データによる算出結果を受信することとを行うように構成されている。
【0018】
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信ノードに関する。一実施形態では、ワイヤレス通信ノードは、通信ユニットおよびプロセッサを含む。プロセッサは、アクセスおよびモビリティ管理ノードに、第１のメッセージおよび１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子を送信することであって、検知データを生成するように目標アクセスネットワークノードに要求するために、１つまたは複数の識別子に従って目標アクセスネットワークノードに第１のメッセージを転送するようにアクセスおよびモビリティ管理ノードに要求する、送信することと、検知データを受信することと、アクセスおよびモビリティ管理ノードに、検知データによる算出結果を送信することとを行うように構成されている。
【0019】
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信ノードに関する。一実施形態では、ワイヤレス通信ノードは、通信ユニットおよびプロセッサを含む。プロセッサは、アクセスおよびモビリティ管理ノードから第１のメッセージを受信することと、第１のメッセージに従って検知データを生成するための測定を実行することと、検知ネットワークノードが検知データに従って算出結果を生成することを可能にするために、検知ネットワークノードに検知データを送信することとを行うように構成されている。
【0020】
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信ノードに関する。一実施形態では、ワイヤレス通信ノードは、通信ユニットおよびプロセッサを含む。プロセッサは、アクセスおよびモビリティ管理ノードが、１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードから検知データを取得するように検知ネットワークノードをトリガすることを可能にするために、アクセスおよびモビリティ管理ノードに第１の検知要求を送信することと、アクセスおよびモビリティ管理ノードから、検知データによる算出結果を受信することとを行うように構成されている。
【0021】
様々な実施形態は、有利には、以下の特徴を実装することができる。
好ましくは、検知データは、検知ネットワークノードと目標アクセスネットワークノードの各々との間の１つまたは複数のトンネルを介して検知ネットワークノードに送信される。
好ましくは、検知データは、検知ネットワークノードと目標アクセスネットワークノードの各々との間の１つまたは複数のトンネルを介して検知ネットワークノードに送信される。
【0022】
好ましくは、第１のメッセージは、検知ネットワークノードのアドレス情報を含む。
好ましくは、アクセスおよびモビリティ管理ノードは、目標アクセスネットワークノードから目標アクセスネットワークノードのアドレス情報を受信し、目標アクセスネットワークノードのアドレス情報を検知ネットワークノードに送信するように構成され、検知データは、検知ネットワークノードのアドレス情報および目標アクセスネットワークノードのアドレス情報に基づいて、１つまたは複数のトンネルを介して検知ネットワークノードに送信される。
好ましくは、アクセスおよびモビリティ管理ノードは、目標アクセスネットワークノードから目標アクセスネットワークノードのアドレス情報を受信し、目標アクセスネットワークノードのアドレス情報を検知ネットワークノードに送信するように構成され、検知データは、検知ネットワークノードのアドレス情報および目標アクセスネットワークノードのアドレス情報に基づいて、１つまたは複数のトンネルを介して検知ネットワークノードに送信される。
【0023】
好ましくは、アクセスおよびモビリティ管理ノードは、検知ネットワークノードのルーティング識別子を有する第１のメッセージを目標アクセスネットワークノードに送信し、ルーティング識別子を有する目標アクセスネットワークノードのアドレス情報を受信し、ルーティング識別子に従って目標アクセスネットワークノードのアドレス情報を検知ネットワークノードに送信するように構成される。
【0024】
好ましくは、検知ネットワークノードのアドレス情報は、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス、およびＩＰポートを含む。
【0025】
好ましくは、アクセスおよびモビリティ管理ノードは、検知データを受信し、検知ネットワークノードに検知データを送信するように構成される。
【0026】
好ましくは、アクセスおよびモビリティ管理ノードは、検知ネットワークノードのルーティング識別子を有する第１のメッセージを目標アクセスネットワークノードに送信し、ルーティング識別子を有する検知データを受信し、ルーティング識別子に従って検知ネットワークノードに検知データを送信するように構成される。
【0027】
好ましくは、アクセスおよびモビリティ管理ノードは、トラッキングエリアアイデンティティ（ＴＡＩ）リストを含む検知要求を受信するように構成される。
【0028】
好ましくは、アクセスおよびモビリティ管理ノードは、トラッキングエリアアイデンティティ（ＴＡＩ）リストに従って検知ネットワークノードを選択し、ＴＡＩリストを検知ネットワークノードに送信するように構成される。
【0029】
好ましくは、アクセスおよびモビリティ管理ノードは、検知サービス品質（ＱｏＳ）、または１つもしくは複数の物体タイプのうちの少なくとも１つを検知ネットワークノードに送信するように構成される。
【0030】
好ましくは、アクセスおよびモビリティ管理ノードは、１つまたは複数の利用できないアクセスネットワークノードの情報を検知ネットワークノードに送信するように構成される。
【0031】
好ましくは、アクセスおよびモビリティ管理ノードは、算出結果をネットワークエクスポージャノードまたはアプリケーションノードに送信するように構成される。
【0032】
好ましくは、検知ネットワークノードは、アクセスおよびモビリティ管理ノードから目標アクセスネットワークノードのアドレス情報を受信し、検知ネットワークノードのアドレス情報および目標アクセスネットワークノードのアドレス情報に基づいて、１つまたは複数のトンネルを介して検知データを受信するように構成される。
【0033】
好ましくは、検知ネットワークノードは、アクセスおよびモビリティ管理ノードからトラッキングエリアアイデンティティ（ＴＡＩ）リストを受信し、ＴＡＩリストに従って目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子を決定するように構成される。
【0034】
好ましくは、検知ネットワークノードは、アクセスおよびモビリティ管理ノードから、検知サービス品質（ＱｏＳ）、または１つもしくは複数の物体タイプのうちの少なくとも１つを受信するように構成される。
【0035】
好ましくは、検知ネットワークノードは、アクセスおよびモビリティ管理ノードから１つまたは複数の利用できないアクセスネットワークノードの情報を受信するように構成される。
【0036】
好ましくは、アクセスネットワークノードは、アクセスネットワークノードのアドレス情報を、アクセスおよびモビリティ管理ノードを介して検知ネットワークノードに送信するように構成される。
【0037】
好ましくは、検知データは、検知ネットワークノードのアドレス情報および目標アクセスネットワークノードのアドレス情報に基づいて、トンネルを介して検知ネットワークノードに送信される。
【0038】
好ましくは、アクセスネットワークノードは、検知ネットワークノードのルーティング識別子を有する第１のメッセージを受信し、アクセスおよびモビリティ管理ノードがルーティング識別子に従って目標アクセスネットワークノードのアドレス情報を検知ネットワークノードに送信することを可能にするために、ルーティング識別子を有するアクセスネットワークノードのアドレス情報を送信するように構成される。
【0039】
好ましくは、アクセスネットワークノードは、アクセスおよびモビリティ管理ノードを介して検知ネットワークノードに検知データを送信するように構成される。
【0040】
好ましくは、アクセスネットワークノードは、検知ネットワークノードのルーティング識別子を有する第１のメッセージを受信し、アクセスおよびモビリティ管理ノードがルーティング識別子に従って検知ネットワークノードに検知データを送信することを可能にするために、アクセスおよびモビリティ管理ノードにルーティング識別子を有する検知データを送信するように構成される。
【0041】
好ましくは、ネットワークエクスポージャノードは、アプリケーションノードから第２の検知要求を受信し、アプリケーションノードからの第２の検知要求が許可されているか否かを判定するように構成される。
【0042】
好ましくは、第２の検知要求は目標エリアを含み、ネットワークエクスポージャノードは、目標エリアをトラッキングエリアアイデンティティ（ＴＡＩ）リストにマッピングするように構成される。
【0043】
好ましくは、第２の検知要求は、検知サービス品質（ＱｏＳ）、または１つもしくは複数の物体タイプのうちの少なくとも１つを含む。
【0044】
好ましくは、ネットワークエクスポージャノードは、トラッキングエリアアイデンティティ（ＴＡＩ）リストに従ってアクセスおよびモビリティ管理ノードを選択し、ＴＡＩリストを含む第１の検知要求を、選択されたアクセスおよびモビリティ管理ノードに送信するように構成される。
【0045】
本開示は、コンピュータ可読プログラム媒体コードが格納されたコンピュータプログラム製品に関し、コードは、プロセッサによって実行されると、プロセッサに前述の方法のいずれか１つに記載のワイヤレス通信方法を実施させる。
【0046】
本明細書に開示されている例示的な実施形態は、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによって容易に明らかになる追加の特徴を提供することを目的とする。様々な実施形態によれば、例示的なシステム、方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品が本明細書に開示されている。しかしながら、これらの実施形態は限定ではなく例として提示されていることが理解され、本開示を読んだ当業者には、開示された実施形態に対する様々な変更が本開示の範囲内にとどまりながら行われ得ることが明らかであろう。
【0047】
したがって、本開示は、本明細書に記載および図示された例示的な実施形態および適用に限定されない。さらに、本明細書に開示される方法におけるステップの特定の順序および／または階層は、例示的なアプローチにすぎない。設計の好みに基づいて、開示された方法またはプロセスのステップの特定の順序または階層は、本開示の範囲内にとどまりながら再構成することができる。したがって、当業者は、本明細書に開示される方法および技術が、サンプルの順序で様々なステップまたは動作を提示し、本開示は、特に明記しない限り、提示される特定の順序または階層に限定されないことを理解するであろう。
【0048】
上記および他の態様ならびにそれらの実施態様は、図面、本明細書、および特許請求の範囲においてより詳細に説明されている。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本開示の一実施形態によるネットワークの概略図である。
【図2】本開示の一実施形態による検知アーキテクチャの概略図である。
【図3】本開示の一実施形態によるプロセスの概略図である。
【図4】本開示の一実施形態によるプロセスの概略図である。
【図5】本開示の一実施形態によるワイヤレスネットワークノードの概略図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0050】
図１は、本開示の一実施形態によるネットワーク（アーキテクチャ）の概略図を示す。図１に示すネットワークは、５Ｇシステム（５ＧＳ）内にあってもよい。各ＵＥの測位は、５ＧＳにおいてサポートされ得る。図１は、非ローミングユーザ機器（ＵＥ）のための（５ＧＳ）ロケーションサービスのアーキテクチャを示す。
【0051】
【0052】
２）（Ｒ）ＡＮ（（無線）アクセスネットワーク）：
（Ｒ）ＡＮは、目標ＵＥの測位、特定の目標ＵＥに関連しないロケーション関連情報の提供、およびＡＭＦ（アクセスおよびモビリティ管理機能）またはＬＭＦと目標ＵＥとの間の測位メッセージの送信などの様々な測位手順の処理に関与する。
（Ｒ）ＡＮは、目標ＵＥの測位、特定の目標ＵＥに関連しないロケーション関連情報の提供、およびＡＭＦ（アクセスおよびモビリティ管理機能）またはＬＭＦと目標ＵＥとの間の測位メッセージの送信などの様々な測位手順の処理に関与する。
【0053】
３）ＡＭＦ（アクセスおよびモビリティ管理機能）：
ＡＭＦは、すべてのタイプのロケーション要求について目標ＵＥの測位を管理するための機能を包含する。
ＡＭＦは、すべてのタイプのロケーション要求について目標ＵＥの測位を管理するための機能を包含する。
【0054】
４）ＬＭＦ（ロケーション管理機能）：
ＬＭＦは、５Ｇコアネットワーク（ＣＮ）に登録された、または５Ｇコアネットワーク（ＣＮ）にアクセスするＵＥのロケーションに必要なリソースの全体的な協調およびスケジューリングを管理する。ＬＭＦはまた、ＵＥの最終ロケーションおよび速度推定値を算出または検証し、達成された正確度を推定することができる。
ＬＭＦは、５Ｇコアネットワーク（ＣＮ）に登録された、または５Ｇコアネットワーク（ＣＮ）にアクセスするＵＥのロケーションに必要なリソースの全体的な協調およびスケジューリングを管理する。ＬＭＦはまた、ＵＥの最終ロケーションおよび速度推定値を算出または検証し、達成された正確度を推定することができる。
【0055】
５）ＵＤＭ（統合データ管理）：
ＵＤＭは、ロケーションサービス（ＬＣＳ）加入者、ＬＣＳプライバシプロファイル、およびルーティング情報を包含する。
ＵＤＭは、ロケーションサービス（ＬＣＳ）加入者、ＬＣＳプライバシプロファイル、およびルーティング情報を包含する。
【0056】
６）ＧＭＬＣ（ゲートウェイモバイルロケーションセンタ）：
ＧＭＬＣは、外部ＬＣＳクライアントが公衆陸上移動通信網（ＰＬＭＮ）においてアクセスする第１のノードである。ＡＦおよびＮＦ（ネットワーク機能）は、直接またはＮＥＦを介してＧＭＬＣにアクセスすることができる。ＧＭＬＣは、ＵＤＭからのルーティング情報および／または目標ＵＥプライバシ情報を要求することができる。外部ＬＣＳクライアントまたはＡＦの許可をチェックし、目標ＵＥのプライバシを検証した後、ＧＭＬＣはサービングＡＭＦにロケーション要求を転送する。
ＧＭＬＣは、外部ＬＣＳクライアントが公衆陸上移動通信網（ＰＬＭＮ）においてアクセスする第１のノードである。ＡＦおよびＮＦ（ネットワーク機能）は、直接またはＮＥＦを介してＧＭＬＣにアクセスすることができる。ＧＭＬＣは、ＵＤＭからのルーティング情報および／または目標ＵＥプライバシ情報を要求することができる。外部ＬＣＳクライアントまたはＡＦの許可をチェックし、目標ＵＥのプライバシを検証した後、ＧＭＬＣはサービングＡＭＦにロケーション要求を転送する。
【0057】
７）ＮＥＦ（ネットワークエクスポージャ機能）：
ＮＥＦは、外部ＡＦまたは内部ＡＦによってロケーションサービスにアクセスする手段を提供する。
ＮＥＦは、外部ＡＦまたは内部ＡＦによってロケーションサービスにアクセスする手段を提供する。
【0058】
８）ＡＦ（アプリケーション機能）：
ＡＦは、ＵＥのロケーションを要求する。
ＡＦは、ＵＥのロケーションを要求する。
【0059】
図２は、本開示の一実施形態による検知アーキテクチャの概略図を示す。検知をサポートするように５ＧＣを強化するために、図２に示す検知アーキテクチャは、以下の態様のうちの少なくとも１つを有する５ＧＣにおいて使用され得る。
【0060】
ｉ）ＡＦおよび／またはＮＥＦは、ＡＭＦを介して検知ＮＦ（検知ネットワーク機能）に検知要求を送る。
【0061】
ｉｉ）検知ＮＦは、送信ＲＡＮおよび複数の受信ＲＡＮから検知データを収集し、検知結果を算出する。
【0062】
ｉｉｉ）ＲＡＮからの検知データの収集は、ＲＡＮと検知ＮＦとの間のＮｘトンネルを介して、またはＲＡＮとＡＭＦとの間のＮ２インターフェースを介して実行される。
【0063】
いくつかの実施形態では、検知ＮＦは、ＬＭＦの能力の少なくとも一部を有し得る。いくつかの実施形態では、検知ＮＦは、ＬＭＦまたは他のＮＦと並置することができる。
【0064】
図３は、本開示の一実施形態によるプロセスの概略図を示す。図３では、検知ＮＦは、Ｎｘトンネルを通してＮＧ－ＲＡＮ（例えば、次世代ＲＡＮ）から検知データを収集する。具体的には、プロセスは以下のステップを含む。
【0065】
ステップ３０１：エリア内の物体（例えば、非ＵＥ物体）を認識するために、外部ＡＦが、エリアの検知要求をＮＥＦに送る。検知要求は、目標エリア（例えば、地理的領域）を含み、検知サービス品質（ＱｏＳ）、１つもしくは複数の物体タイプ（例えば、動的物体または静的物体）、および／または検知要件のための他の属性のうちの少なくとも１つをさらに含み得る。
【0066】
ＡＦが内部ＡＦである一実施形態では、内部ＡＦがＡＭＦを選択し、検知要求をＡＭＦに直接送ることができる。この実施形態では、検知要求は、目標トラッキングエリアアイデンティティ（ＴＡＩ）リストを含む。
【0067】
ステップ３０２：ＮＥＦは、ＡＦまたはＡＦからの検知要求が許可されているか否かを判定し、地理的領域をＴＡＩリストにマッピングする。ＡＦまたはＡＦからの検知要求が許可されている場合、ＮＥＦは、マッピングされたＴＡＩリストをサービスするＡＭＦを選択する（例えば、ＴＡＩリスト内のトラッキングエリアをサービスする）。
【0068】
ステップ３０３：ＮＥＦは、ＴＡＩリストを含む検知要求を選択されたＡＭＦに送る。
ステップ３０４：ＡＭＦは、ＴＡＩリストに基づいて検知ＮＦを選択する。一実施形態では、選択は、ネットワークリポジトリ機能（ＮＲＦ）クエリを使用して実施されてもよい。
ステップ３０４：ＡＭＦは、ＴＡＩリストに基づいて検知ＮＦを選択する。一実施形態では、選択は、ネットワークリポジトリ機能（ＮＲＦ）クエリを使用して実施されてもよい。
【0069】
ステップ３０５：ＡＭＦは、ＴＡＩリストに対応する検知データを要求するために、検知ＮＦに向けて検知決定要求を送る。ＡＭＦは、ＴＡＩリストを検知決定要求に含める。一実施形態では、ＡＭＦは、利用可能であれば、検知サービス品質（ＱｏＳ）、１つもしくは複数の物体タイプ（例えば、動的物体または静的物体）、および／または他の属性のうちの少なくとも１つをＡＦから受信した検知決定要求内にさらに含める。
【0070】
ステップ３０６：ＴＡＩリストにサービスするＮＧ－ＲＡＮノードから検知データを収集するために、検知ＮＦは、ＮＧ－ＲＡＮノードと検知ＮＦとの間のＮｘトンネルをセットアップするために、ＡＭＦに向けて検知リソースセットアップ要求を送る。検知リソースセットアップ要求は、検知ＮＦのアドレス情報（例えば、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレスおよびＩＰポート）を含み得る。一実施形態では、検知ＮＦは、ＮＧ－ＲＡＮノード識別子のリストおよび検知要件または検知命令を検知リソースセットアップ要求内にさらに含めることができる。一実施形態では、検知ＮＦは、ＴＡＩリストに従ってＮＧ－ＲＡＮノード識別子のリストを取得する。
【0071】
ステップ３０７：ＡＭＦは、検知ＮＦに検知リソースセットアップ応答を送る。検知リソースセットアップ応答は、利用できないＮＧ－ＲＡＮノード識別子を含み得る。
【0072】
ステップ３０８：ＡＭＦは、Ｎ２トランスポートメッセージにおいて、検知ＮＦのアドレス情報（例えば、ＩＰアドレスおよびＩＰポート）および検知要件または送信命令を、ステップ３０７で示されたＮＧ－ＲＡＮノードに転送する。ＡＭＦは、検知ＮＦを識別するためのルーティング識別子をＮ２トランスポートメッセージ内に含める。
【0073】
ステップ３０９：ＮＧ－ＲＡＮノードは、Ｎ２トランスポートメッセージにおいて、ＮＧ－ＲＡＮノードのアドレス情報（例えば、ＩＰアドレスおよびＩＰポート）をＡＭＦに返す。一実施形態では、目標ＮＧ－ＲＡＮノードはまた、ステップ３０８で受信されたルーティング識別子をＮ２トランスポートメッセージに含めることができる。
【0074】
ステップ３１０：ＡＭＦは、検知リソースセットアップ通知において、ＮＧ－ＲＡＮノードのアドレス情報（例えば、ＩＰアドレスおよびＩＰポート）を、ステップ３０９で受信されたルーティング識別子によって示される検知ＮＦに転送する。
【0075】
ステップ３１１：検知ＮＦは、ＡＭＦに検知リソースセットアップ通知応答を送る。
ステップ３１２：ＮＧ－ＲＡＮノードは、検知要件または検知命令に従って検知測定を実行し、検知ＮＦによって要求された検知データを得る。ステップ３１２は、検知要件または検知命令を受信した後に行うことができ、ステップの順序は上述した実施形態に限定されないことに留意されたい。
ステップ３１２：ＮＧ－ＲＡＮノードは、検知要件または検知命令に従って検知測定を実行し、検知ＮＦによって要求された検知データを得る。ステップ３１２は、検知要件または検知命令を受信した後に行うことができ、ステップの順序は上述した実施形態に限定されないことに留意されたい。
【0076】
ステップ３１３：ＮＧ－ＲＡＮノードは、Ｎｘトンネルを介して検知ＮＦに検知データを送る。一実施形態では、検知ＮＦがＮｘトンネルを介してＮＧ－ＲＡＮノードと検知情報をさらに交換する場合、ステップ３１２および３１３を繰り返すことができる。
【0077】
一実施形態では、ステップ３０８～３１３は、例えば、ＴＡＩリスト（ＴＡＩリストと関連付けられたトラッキングエリア（ＴＡ））をサービスする各ＮＧ－ＲＡＮノードに実行される。
【0078】
ステップ３１４：検知ＮＦは、ＮＧ－ＲＡＮノードから受信した検知データに基づいて検知結果を算出し、最終検知データ（例えば、算出結果）をＡＭＦに送る。
【0079】
ステップ３１５および３１６：ＡＭＦは、ＮＥＦを介して外部ＡＦに最終検知データを含む検知レポートを送る。
【0080】
ＡＦが内部ＡＦである一実施形態では、ＡＭＦは、最終検知データを含む検知レポートをＡＦに直接送る。
【0081】
一実施形態では、検知ＮＦとＮＧ－ＲＡＮノードとの間のＮＲ測位プロトコルＡ（ＮＲＰＰａ）プロトコルが、Ｎｘインターフェースをサポートするように発展される。
【0082】
一実施形態では、上述のルーティング識別子は、ＮＧ－ＲＡＮから正しい検知ＮＦに検知データを送信するためにＡＭＦによって使用される。例えば、２つの検知ＮＦ、すなわち検知ＮＦ１および検知ＮＦ２が、ＡＭＦを介してＮＧ－ＲＡＮからの検知データを同時に要求すると、検知ＮＦ１および検知ＮＦ２からの要求に応答して、ＡＭＦは、検知ＮＦ１および検知ＮＦ２に対する応答を直ちに返信し、これらの対のＨＴＴＰ（ハイパーテキスト転送プロトコル）要求および応答が終了する。その後、ＡＭＦが検知ＮＦ１および検知ＮＦ２に対応するルーティング識別子を有する検知データをＮＧ－ＲＡＮから受信すると、ＡＭＦは、受信した検知データを、通知要求を通じて検知ＮＦ１および検知ＮＦ２に報告する。通知要求はまったく新しいＨＴＴＰ要求であるため、ＡＭＦは、ＮＧ－ＲＡＮからの検知データの宛先を識別するために、検知ＮＦ１および検知ＮＦ２に対応するルーティング識別子を必要とする。
【0083】
いくつかの実施形態では、上記の動作を実行するために、２つ以上のＡＭＦがＮＥＦによって選択される。そのような場合、各ＡＭＦは、ＴＡＩリスト内のＴＡの一部をサービスすることができる。したがって、本開示は上記の実施形態に限定されない。
【0084】
同様に、いくつかの実施形態では、２つ以上の検知ＮＦが、上述の動作を実施するためにＡＭＦによって選択される。そのような場合、各検知ＮＦは、ＴＡＩリスト内のＴＡの一部をサービスすることができる。したがって、本開示は上記の実施形態に限定されない。
【0085】
図４は、本開示の一実施形態によるプロセスの概略図を示す。図４では、検知ＮＦは、Ｎ２インターフェースを通して、ＡＭＦを介してＮＧ－ＲＡＮから検知データを収集する。特に、図４に示すプロセスは、以下のステップを含む。
【0086】
ステップ４０１：エリア内の物体を認識するために、外部ＡＦが、エリアの検知要求をＮＥＦに送る。検知要求は、目標エリア（例えば、地理的領域）を含み、検知サービス品質（ＱｏＳ）、１つもしくは複数の物体タイプ（例えば、動的物体または静的物体）、および／または検知要件のための他の属性のうちの少なくとも１つをさらに含み得る。
【0087】
ＡＦが内部ＡＦである一実施形態では、内部ＡＦがＡＭＦを選択し、検知要求をＡＭＦに直接送ることができる。この実施形態では、検知要求は、目標ＴＡＩリストを含む。
【0088】
ステップ４０２：ＮＥＦは、ＡＦまたはＡＦからの検知要求が許可されているか否かを判定し、地理的領域をＴＡＩリストにマッピングする。ＡＦまたは検知要求が許可されている場合、ＮＥＦは、マッピングされたＴＡＩリストをサービスするＡＭＦを選択する。
【0089】
ステップ４０３：ＮＥＦは、ＴＡＩリストを含む検知要求を選択されたＡＭＦに送る。
ステップ４０４：ＡＭＦは、ＴＡＩリストに基づいて検知ＮＦを選択する。一実施形態では、選択は、ＮＲＦクエリを使用して実施されてもよい。
ステップ４０４：ＡＭＦは、ＴＡＩリストに基づいて検知ＮＦを選択する。一実施形態では、選択は、ＮＲＦクエリを使用して実施されてもよい。
【0090】
ステップ４０５：ＡＭＦは、ＴＡＩリストに対応する検知データを要求するために、検知ＮＦに向けて検知決定要求を送る。ＡＭＦは、ＴＡＩリストを検知決定要求に含める。一実施形態では、ＡＭＦは、利用可能であれば、検知サービス品質（ＱｏＳ）、１つもしくは複数の物体タイプ（例えば、動的物体または静的物体）、および／または他の属性のうちの少なくとも１つをＡＦから受信した検知決定要求内にさらに含める。
【0091】
ステップ４０６：ＴＡＩリストをサービスするＮＧ－ＲＡＮノードから検知データを収集するために、検知ＮＦはＡＭＦに向けて検知データ要求を送る。検知ＮＦは、ＮＧ－ＲＡＮノード識別子のリストおよび検知要件または検知命令を検知データ要求内に含める。一実施形態では、検知ＮＦは、ＴＡＩリストに従ってＮＧ－ＲＡＮノード識別子のリストを取得する。
【0092】
ステップ４０７：ＡＭＦは、検知ＮＦに検知データ応答を送る。検知データ応答は、利用できないＮＧ－ＲＡＮノード識別子を含み得る。
【0093】
ステップ４０８：ＡＭＦは、Ｎ２トランスポートメッセージにおいて、ステップ４０６で示されたＮＧ－ＲＡＮノードに検知要件または検知命令を転送する。一実施形態において、ＡＭＦは、検知ＮＦを識別するルーティング識別子をＮ２トランスポートメッセージ内にさらに含める。
【0094】
ステップ４０９：ＮＧ－ＲＡＮノードは、検知測定を実施し、検知ＮＦによって要求された検知データを得る。
【0095】
ステップ４１０：ＮＧ－ＲＡＮノードは、Ｎ２トランスポートメッセージにおいて検知データをＡＭＦに返す。一実施形態では、目標ＮＧ－ＲＡＮノードはまた、ステップ４０８で受信されたルーティング識別子をＮ２トランスポートメッセージに含めることができる。
【0096】
ステップ４１１：ＡＭＦは、検知データ通知において、ステップ４１０で受信されたルーティング識別子によって示される検知ＮＦに検知データを転送する。
【0097】
ステップ４１２：検知ＮＦは、ＡＭＦに検知データ通知応答を送る。ステップ４０８～４１２は、例えば、ＴＡＩリスト（ＴＡＩリストと関連付けられたＴＡ）をサービスする各ＮＧ－ＲＡＮノードについて実施されることに留意されたい。
【0098】
ステップ４１３：検知ＮＦは、ＮＧ－ＲＡＮノードから受信した検知データに基づいて検知結果を算出し、最終検知データをＡＭＦに送る。
【0099】
ステップ４１４および４１５：ＡＭＦは、ＮＥＦを介して（外部）ＡＦに最終検知データ（例えば、算出結果）を有する検知レポートを送る。
【0100】
ＡＦが内部ＡＦである一実施形態では、ＡＭＦは直接ＡＦに検知レポートを送る。
図４のプロセスの詳細は、上述の実施形態を参照することによって確認することができ、ここでは説明しない。
図４のプロセスの詳細は、上述の実施形態を参照することによって確認することができ、ここでは説明しない。
【0101】
本開示の一実施形態では、検知ＮＦは、以下のうちの少なくとも１つを実施することができる。
【0102】
１）ＡＭＦから検知要求を受信すること。
２）Ｎｘトンネルを通してアップリンクデータ（検知データ）を受信する検知ＮＦのＩＰアドレスおよびＩＰポートを、ＡＭＦを介してＮＧ－ＲＡＮに送ること。
２）Ｎｘトンネルを通してアップリンクデータ（検知データ）を受信する検知ＮＦのＩＰアドレスおよびＩＰポートを、ＡＭＦを介してＮＧ－ＲＡＮに送ること。
【0103】
３）Ｎｘトンネルを通してダウンリンクデータ（検知要求）を受信するＮＧ－ＲＡＮのＩＰアドレスおよびＩＰポートを、ＡＭＦを介してＮＧ－ＲＡＮから受信すること。
【0104】
４）ＡＭＦを介してＮＧ－ＲＡＮから検知データを要求すること。
５）Ｎｘトンネルを介してＮＧ－ＲＡＮから検知データを要求すること。
５）Ｎｘトンネルを介してＮＧ－ＲＡＮから検知データを要求すること。
【0105】
６）ＡＭＦを介してＮＧ－ＲＡＮから検知データを受信すること。
７）Ｎｘトンネルを介してＮＧ－ＲＡＮから検知データを受信すること。
７）Ｎｘトンネルを介してＮＧ－ＲＡＮから検知データを受信すること。
【0106】
８）ＮＧ－ＲＡＮから受信した検知データに基づいて検知結果を算出すること。
９）最終検知データを有する検知レポートをＡＭＦに送ること。
９）最終検知データを有する検知レポートをＡＭＦに送ること。
【0107】
１０）検知ＮＦがサービスすることができるＴＡＩリストをＮＲＦに登録すること。
本開示の一実施形態では、ＮＥＦは、以下のうちの少なくとも１つを実施することができる。
本開示の一実施形態では、ＮＥＦは、以下のうちの少なくとも１つを実施することができる。
【0108】
１）ＡＦ検知要求において示された目標エリア（例えば、地理的領域）をＴＡＩリストにマッピングすること。
【0109】
２）ＡＦ検知要求を許可すること。
３）ＴＡＩリストに基づいてＡＭＦを選択すること。
３）ＴＡＩリストに基づいてＡＭＦを選択すること。
【0110】
４）ＡＦ検知要求をＡＭＦに転送すること。
５）ＡＭＦから検知データを受信し、ＡＦに検知データを転送すること。
５）ＡＭＦから検知データを受信し、ＡＦに検知データを転送すること。
【0111】
本開示の一実施形態では、ＡＭＦは、以下のうちの少なくとも１つを実施することができる。
【0112】
１）（ＮＥＦを介して）ＡＦから（ＡＦ）検知要求を受信すること。
２）ＴＡＩリストに基づいてＮＲＦまたはローカル構成を介して検知ＮＦを選択すること。
２）ＴＡＩリストに基づいてＮＲＦまたはローカル構成を介して検知ＮＦを選択すること。
【0113】
３）検知ＮＦに検知要求を送ること。
４）検知ＮＦから、Ｎｘトンネルを通してアップリンクデータ（検知データ）を受信する検知ＮＦのＩＰアドレスおよびＩＰポートを受信すること。
４）検知ＮＦから、Ｎｘトンネルを通してアップリンクデータ（検知データ）を受信する検知ＮＦのＩＰアドレスおよびＩＰポートを受信すること。
【0114】
５）検知ＮＦのＩＰアドレスおよびＩＰポートをＮＧ－ＲＡＮに転送すること。
６）Ｎｘトンネルを通してダウンリンクデータ（検知要求）を受信するＮＧ－ＲＡＮのＩＰアドレスおよびＩＰポートを、ＮＧ－ＲＡＮから受信すること。
６）Ｎｘトンネルを通してダウンリンクデータ（検知要求）を受信するＮＧ－ＲＡＮのＩＰアドレスおよびＩＰポートを、ＮＧ－ＲＡＮから受信すること。
【0115】
７）ＮＧ－ＲＡＮのＩＰアドレスおよびＩＰポートを検知ＮＦに転送すること。
８）検知ＮＦから受信した検知要求をＮＧ－ＲＡＮに転送すること。
８）検知ＮＦから受信した検知要求をＮＧ－ＲＡＮに転送すること。
【0116】
９）ＮＧ－ＲＡＮから受信した検知データを検知ＮＦに転送すること。
１０）検知ＮＦから検知レポートを受信し、（ＮＥＦを介して）検知データをＡＦに転送すること。
１０）検知ＮＦから検知レポートを受信し、（ＮＥＦを介して）検知データをＡＦに転送すること。
【0117】
本開示の一実施形態では、ＮＧ－ＲＡＮ（ノード）は、以下のうちの少なくとも１つを実施することができる。
【0118】
１）ＡＭＦを介して検知ＮＦから、Ｎｘトンネルを通してアップリンクデータ（検知データ）を受信する検知ＮＦのＩＰアドレスおよびＩＰポートを受信すること。
【0119】
２）Ｎｘトンネルを通してダウンリンクデータ（検知要求）を受信する検知ＮＦのＩＰアドレスおよびＩＰポートを、ＡＭＦを介して検知ＮＦに送ること。
【0120】
３）ＡＭＦを介して検知ＮＦから検知要求を受信すること。
４）検知測定を実行し、検知ＮＦによって要求された検知データを得ること。
４）検知測定を実行し、検知ＮＦによって要求された検知データを得ること。
【0121】
５）Ｎｘトンネルを介して検知ＮＦに検知データを送ること。
６）ＡＭＦを介して検知ＮＦに検知データを送ること。
６）ＡＭＦを介して検知ＮＦに検知データを送ること。
【0122】
７）Ｎｘトンネルを介して検知ＮＦから検知要求を受信すること。
図５は、本開示の一実施形態によるワイヤレスネットワークノード６０の概略図に関する。ワイヤレスネットワークノード６０は、衛星、基地局（ＢＳ）、ネットワークエンティティ、モビリティ管理エンティティ（ＭＭＥ）、サービングゲートウェイ（Ｓ－ＧＷ）、パケットデータネットワーク（ＰＤＮ）ゲートウェイ（Ｐ－ＧＷ）、無線アクセスネットワーク（ＲＡＮ）ノード、次世代ＲＡＮ（ＮＧ－ＲＡＮ）ノード、ｇＮＢ、ｅＮＢ、ｇＮＢ中央ユニット（ｇＮＢ－ＣＵ）、ｇＮＢ分散ユニット（ｇＮＢ－ＤＵ）、データネットワーク、コアネットワーク、または無線ネットワークコントローラ（ＲＮＣ）であってもよく、本明細書では限定されない。加えて、ワイヤレスネットワークノード６０は、アクセスおよびモビリティ管理機能（ＡＭＦ）、セッション管理機能（ＳＭＦ）、ユーザプレース機能（ＵＰＦ）、ポリシ制御機能（ＰＣＦ）、アプリケーション機能（ＡＦ）、検知ＮＦ、ネットワークエクスポージャ機能（ＮＥＦ）などのような少なくとも１つのネットワーク機能を備える（その機能の少なくとも一部を実施する）ことができる。ワイヤレスネットワークノード６０は、マイクロプロセッサまたはＡＳＩＣなどのプロセッサ６００と、記憶ユニット６１０と、通信ユニット６２０とを含んでもよい。記憶ユニット６１０は、プロセッサ６００によってアクセスされ、実行されるプログラムコード６１２を記憶する任意のデータ記憶デバイスであってもよい。記憶ユニット６１２の例は、ＳＩＭ、ＲＯＭ、フラッシュメモリ、ＲＡＭ、ハードディスク、および光学データ記憶デバイスを含むが、これらに限定されない。通信ユニット６２０は、トランシーバであってもよく、プロセッサ６００の処理結果に従って信号（例えば、メッセージまたはパケット）を送受信するために使用される。一例では、通信ユニット６２０は、図５に示す少なくとも１つのアンテナ６２２を介して信号を送受信する。
図５は、本開示の一実施形態によるワイヤレスネットワークノード６０の概略図に関する。ワイヤレスネットワークノード６０は、衛星、基地局（ＢＳ）、ネットワークエンティティ、モビリティ管理エンティティ（ＭＭＥ）、サービングゲートウェイ（Ｓ－ＧＷ）、パケットデータネットワーク（ＰＤＮ）ゲートウェイ（Ｐ－ＧＷ）、無線アクセスネットワーク（ＲＡＮ）ノード、次世代ＲＡＮ（ＮＧ－ＲＡＮ）ノード、ｇＮＢ、ｅＮＢ、ｇＮＢ中央ユニット（ｇＮＢ－ＣＵ）、ｇＮＢ分散ユニット（ｇＮＢ－ＤＵ）、データネットワーク、コアネットワーク、または無線ネットワークコントローラ（ＲＮＣ）であってもよく、本明細書では限定されない。加えて、ワイヤレスネットワークノード６０は、アクセスおよびモビリティ管理機能（ＡＭＦ）、セッション管理機能（ＳＭＦ）、ユーザプレース機能（ＵＰＦ）、ポリシ制御機能（ＰＣＦ）、アプリケーション機能（ＡＦ）、検知ＮＦ、ネットワークエクスポージャ機能（ＮＥＦ）などのような少なくとも１つのネットワーク機能を備える（その機能の少なくとも一部を実施する）ことができる。ワイヤレスネットワークノード６０は、マイクロプロセッサまたはＡＳＩＣなどのプロセッサ６００と、記憶ユニット６１０と、通信ユニット６２０とを含んでもよい。記憶ユニット６１０は、プロセッサ６００によってアクセスされ、実行されるプログラムコード６１２を記憶する任意のデータ記憶デバイスであってもよい。記憶ユニット６１２の例は、ＳＩＭ、ＲＯＭ、フラッシュメモリ、ＲＡＭ、ハードディスク、および光学データ記憶デバイスを含むが、これらに限定されない。通信ユニット６２０は、トランシーバであってもよく、プロセッサ６００の処理結果に従って信号（例えば、メッセージまたはパケット）を送受信するために使用される。一例では、通信ユニット６２０は、図５に示す少なくとも１つのアンテナ６２２を介して信号を送受信する。
【0123】
一実施形態では、記憶ユニット６１０およびプログラムコード６１２は省略されてもよい。プロセッサ６００は、プログラムコードを記憶された記憶ユニットを含んでもよい。
【0124】
プロセッサ６００は、例えば、プログラムコード６１２を実行するステップによって、例示された実施形態に記載されている任意のステップをワイヤレスネットワークノード６０上で実施することができる。
【0125】
通信ユニット６２０は、トランシーバであってもよい。通信ユニット６２０は、代替として、または加えて、ワイヤレス端末（例えば、ユーザ機器または別のワイヤレスネットワークノード）との間で信号をそれぞれ送信および受信するように構成された送信ユニットと受信ユニットとを組み合わせてもよい。
【0126】
本開示の一実施形態によるワイヤレス通信方法も提供される。一実施形態では、ワイヤレス通信方法は、ワイヤレス通信ノード（例えば、ＡＭＦ）を使用することによって実施されてもよい。一実施形態では、ワイヤレス通信ノードは、上述のワイヤレス通信ノード６０を使用して実装されてもよいが、これに限定されない。
【0127】
一実施形態では、ワイヤレス通信方法は、アクセスおよびモビリティ管理ノードによって、検知ネットワークノードから、第１のメッセージおよび１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子を受信することと、アクセスおよびモビリティ管理ノードによって、目標アクセスネットワークノードに検知データを生成するように要求するために、目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子に従って目標アクセスネットワークノードに第１のメッセージを送信することであって、検知データは、検知ネットワークノードに送信される、第１のメッセージを送信することと、アクセスおよびモビリティ管理ノードによって、検知ネットワークノードから、検知データによる算出結果を受信することとを含む。
【0128】
一実施形態では、第１のメッセージは、上述の検知リソースセットアップ通知または検知データ要求とすることができるが、これに限定されない。一実施形態では、目標アクセスネットワークノードは、上述のＮＧ－ＲＡＮであってもよいが、これに限定されない。
【0129】
この点に関する詳細は、上記の段落を参照して確認することができ、ここでは繰り返さない。
【0130】
本開示の一実施形態による別のワイヤレス通信方法も提供される。一実施形態では、ワイヤレス通信方法は、ワイヤレス通信ノード（例えば、検知ＮＦ）を使用することによって実施されてもよい。一実施形態では、ワイヤレス通信ノードは、上述のワイヤレス通信ノード６０を使用して実装されてもよいが、これに限定されない。
【0131】
一実施形態では、ワイヤレス通信方法は、検知ネットワークノードによって、アクセスおよびモビリティ管理ノードに、第１のメッセージおよび１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子を送信することであって、検知データを生成するように目標アクセスネットワークノードに要求するために、１つまたは複数の識別子に従って目標アクセスネットワークノードに第１のメッセージを転送するようにアクセスおよびモビリティ管理ノードに要求する、送信することと、検知ネットワークノードによって、検知データを受信することと、検知ネットワークノードによって、アクセスおよびモビリティ管理ノードに、検知データによる算出結果を送信することとを含む。
【0132】
この点に関する詳細は、上記の段落を参照して確認することができ、ここでは繰り返さない。
【0133】
本開示の一実施形態による別のワイヤレス通信方法も提供される。一実施形態では、ワイヤレス通信方法は、ワイヤレス通信ノード（例えば、ＮＧ－ＲＡＮノード）を使用することによって実施されてもよい。一実施形態では、ワイヤレス通信ノードは、上述のワイヤレス通信ノード６０を使用して実装されてもよいが、これに限定されない。
【0134】
一実施形態では、ワイヤレス通信方法は、アクセスネットワークノードによって、アクセスおよびモビリティ管理ノードから第１のメッセージを受信することと、アクセスネットワークノードによって、第１のメッセージに従って検知データを生成するための測定を実行することと、検知ネットワークノードが検知データに従って算出結果を生成することを可能にするために、アクセスネットワークノードによって、検知ネットワークノードに検知データを送信することとを含む。
【0135】
この点に関する詳細は、上記の段落を参照して確認することができ、ここでは繰り返さない。
【0136】
本開示の一実施形態による別のワイヤレス通信方法も提供される。一実施形態では、ワイヤレス通信方法は、ワイヤレス通信ノード（例えば、ＮＥＦ）を使用することによって実施されてもよい。一実施形態では、ワイヤレス通信ノードは、上述のワイヤレス通信ノード６０を使用して実装されてもよいが、これに限定されない。
【0137】
一実施形態では、ワイヤレス通信方法は、アクセスおよびモビリティ管理ノードが、１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードから検知データを取得するように検知ネットワークノードをトリガすることを可能にするために、ネットワークエクスポージャノードによって、アクセスおよびモビリティ管理ノードに第１の検知要求を送信することと、ネットワークエクスポージャノードによって、アクセスおよびモビリティ管理ノードから、検知データによる算出結果を受信することとを含む。
【0138】
一実施形態において、ネットワークエクスポージャノードは、アプリケーションノードから第２の検知要求を受信し、アプリケーションノードからの第２の検知要求が許可されているか否かを判定するように構成される。
【0139】
一実施形態では、第１の検知要求は、上述のＮＥＦからＡＭＦへの検知要求であってもよいが、これに限定されない。一実施形態では、第２の要求は、上述のＡＦからＮＥＦへの検知要求であってもよいが、これに限定されない。
【0140】
この点に関する詳細は、上記の段落を参照して確認することができ、ここでは繰り返さない。
【0141】
以上、本開示の様々な実施形態について説明したが、それらは限定ではなく例としてのみ提示されていることを理解されたい。同様に、様々な図は、当業者が本開示の例示的な特徴および機能を理解することを可能にするために提供される例示的なアーキテクチャまたは構成を示すことができる。しかしながら、当業者は、本開示が、図示された例示的なアーキテクチャまたは構成に限定されず、様々な代替のアーキテクチャおよび構成を使用して実装され得ることを理解するであろう。さらに、当業者によって理解されるように、一実施形態の１つまたは複数の特徴は、本明細書に記載の別の実施形態の１つまたは複数の特徴と組み合わせることができる。したがって、本開示の幅および範囲は、上述の例示的な実施形態のいずれの実施形態によっても限定されるべきではない。
【0142】
「第１」、「第２」などの指定を使用する本明細書における要素へのいかなる言及も、一般に、それらの要素の数量または順序を限定しないことも理解される。むしろ、これらの指定は、本明細書では、２つ以上の要素または要素のインスタンスを区別する便利な手段として使用することができる。したがって、第１の要素および第２の要素への言及は、２つの要素のみが利用され得ること、または第１の要素が何らかの様態で第２の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。
【0143】
さらに、当業者は、情報および信号が、様々な異なる技術および技法のいずれか１つを使用して表現され得ることを理解するであろう。例えば、上記の説明で参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビットおよびシンボルは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは粒子、光場もしくは粒子、またはそれらの任意の組合せによって表すことができる。
【0144】
当業者には、本明細書に開示された態様に関連して記載された様々な例示的な論理ブロック、ユニット、プロセッサ、手段、回路、方法、および機能のいずれのものも、電子ハードウェア（例えば、デジタル実装、アナログ実装、または２つの組合せ）、ファームウェア、命令（便宜上、本明細書では「ソフトウェア」または「ソフトウェアユニット」として参照することができる）を組み込んだ様々な形態のプログラムもしくは設計コード、またはこれらの技法の任意の組合せによって実施され得ることがさらに理解されよう。
【0145】
ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアのこの互換性を明確に例示するために、様々な例示的な構成要素、ブロック、ユニット、回路、およびステップを、一般にそれらの機能の観点から上で説明した。そのような機能がハードウェア、ファームウェアもしくはソフトウェア、またはこれらの技法の組合せとして実装されるかは、システム全体に課される特定の用途および設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を特定の用途ごとに様々な方法で実施することができるが、そのような実施決定は本開示の範囲から逸脱するものではない。様々な実施形態によれば、プロセッサ、デバイス、構成要素、回路、構造、機械、ユニットなどは、本明細書に記載の１つまたは複数の機能を実行するように構成することができる。指定された動作または機能に関して本明細書で使用される「～ように構成されている」または「～ために構成されている」という用語は、指定された動作または機能を実行するように物理的に構築、プログラムおよび／または構成されたプロセッサ、デバイス、構成要素、回路、構造、機械、ユニットなどを指す。
【0146】
さらに、当業者は、本明細書に記載の様々な例示的な論理ブロック、ユニット、デバイス、構成要素、および回路を、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、もしくは他のプログラマブル論理デバイス、またはそれらの任意の組合せを含むことができる集積回路（ＩＣ）内で実装することができ、または実行することができることを理解するであろう。論理ブロック、ユニット、および回路は、ネットワーク内またはデバイス内の様々な構成要素と通信するためのアンテナおよび／またはトランシーバをさらに含むことができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替形態では、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、ＤＳＰとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、ＤＳＰコアと組み合わせた１つまたは複数のマイクロプロセッサ、または本明細書に記載された機能を実行するための他の任意の適切な構成として実装することができる。ソフトウェアにおいて実施される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に１つまたは複数の命令またはコードとして格納することができる。したがって、本明細書に開示される方法またはアルゴリズムのステップは、コンピュータ可読媒体に格納されたソフトウェアとして実装することができる。
【0147】
コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、コンピュータプログラムまたはコードをある場所から別の場所に転送することを可能にすることができる任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、ＣＤ－ＲＯＭもしくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを格納するために使用することができ、コンピュータによってアクセスすることができる任意の他の媒体を含むことができる。
【0148】
本明細書において、本明細書において使用されている「ユニット」という用語は、本明細書で説明される関連する機能を実行するためのソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、およびこれらの要素の任意の組合せを指す。さらに、説明の目的のために、様々なユニットは、個別のユニットとして説明される。しかしながら、当業者には明らかであるように、２つ以上のユニットを組み合わせて、本開示の実施形態による関連する機能を実行する単一のユニットを形成することができる。
【0149】
さらに、本開示の実施形態では、メモリまたは他の記憶装置、および通信構成要素を利用することができる。明確にするために、上記の説明は、異なる機能ユニットおよびプロセッサを参照して、本開示の実施形態を説明したことが理解されよう。しかしながら、本開示を損なうことなく、異なる機能ユニット、処理論理要素、または領域間での機能の任意の適切な分配が使用され得ることは明らかであろう。例えば、別個の処理論理要素またはコントローラによって実行されるように示されている機能は、同じ処理論理要素またはコントローラによって実行されてもよい。したがって、特定の機能ユニットへの言及は、厳密な論理的または物理的な構造または編成を示すのではなく、記載された機能を提供するための適切な手段への言及にすぎない。
【0150】
本開示において説明される実施態様への様々な変更が、当業者には容易に明らかであり、本明細書において定義される一般原則は、特許請求項の範囲から逸脱することなく、他の実施態様に適用することができる。したがって、本開示は、本明細書に示される実施態様に限定されることを意図するものではなく、添付の特許請求の範囲に記載されるように、本明細書に開示される新規の特徴および原理と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【手続補正書】
【提出日】2024-08-02
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤレス通信方法であって、アクセスおよびモビリティ管理ノードによって、検知ネットワークノードから、第１のメッセージおよび１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子を受信することと、
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードによって、前記目標アクセスネットワークノードに検知データを生成するように要求するために、前記目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子に従って前記目標アクセスネットワークノードに前記第１のメッセージを送信することであって、前記検知データは、前記検知ネットワークノードに送信される、第１のメッセージを送信することと、
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードによって、前記検知ネットワークノードから、前記検知データによる算出結果を受信することと
を含む、ワイヤレス通信方法。
【請求項2】
前記検知データは、前記検知ネットワークノードと前記目標アクセスネットワークノードの各々との間の１つまたは複数のトンネルを介して前記検知ネットワークノードに送信され、好ましくは、前記検知ネットワークノードの前記アドレス情報は、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス、およびＩＰポートを含む、請求項１に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項3】
前記第１のメッセージが、前記検知ネットワークノードのアドレス情報を含み、
好ましくは、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、前記目標アクセスネットワークノードから前記目標アクセスネットワークノードのアドレス情報を受信し、前記目標アクセスネットワークノードの前記アドレス情報を前記検知ネットワークノードに送信するように構成されており、前記検知データは、前記検知ネットワークノードの前記アドレス情報および前記目標アクセスネットワークノードのアドレス情報に基づいて、１つまたは複数のトンネルを介して前記検知ネットワークノードに送信され、
好ましくは、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、前記検知ネットワークノードのルーティング識別子を有する前記第１のメッセージを前記目標アクセスネットワークノードに送信し、前記ルーティング識別子を有する前記目標アクセスネットワークノードの前記アドレス情報を受信し、前記ルーティング識別子に従って前記目標アクセスネットワークノードの前記アドレス情報を前記検知ネットワークノードに送信するように構成されている、請求項１または２に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項4】
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、前記検知データを受信し、前記検知ネットワークノードに前記検知データを送信するように構成され、
好ましくは、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、前記検知ネットワークノードのルーティング識別子を有する前記第１のメッセージを前記目標アクセスネットワークノードに送信し、前記ルーティング識別子を有する前記検知データを受信し、前記ルーティング識別子に従って前記検知ネットワークノードに前記検知データを送信するように構成されている、請求項１に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項5】
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、トラッキングエリアアイデンティティ（ＴＡＩ）リストを含む検知要求を受信するように構成されている、請求項１～４のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項6】
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、トラッキングエリアアイデンティティ（ＴＡＩ）リストに従って前記検知ネットワークノードを選択し、前記ＴＡＩリストを前記検知ネットワークノードに送信するように構成され、
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、検知サービス品質（ＱｏＳ）、または１つもしくは複数の物体タイプのうちの少なくとも１つを前記検知ネットワークノードに送信するように構成され、
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、１つまたは複数の利用できないアクセスネットワークノードの情報を前記検知ネットワークノードに送信するように構成され、および／または、
前記アクセスおよびモビリティ管理ノードは、前記算出結果をネットワークエクスポージャノードまたはアプリケーションノードに送信するように構成されている、請求項１～５のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項7】
ワイヤレス通信方法であって、検知ネットワークノードによって、アクセスおよびモビリティ管理ノードに、第１のメッセージおよび１つまたは複数の目標アクセスネットワークノードの１つまたは複数の識別子を送信することであって、検知データを生成するように前記目標アクセスネットワークノードに要求するために、前記１つまたは複数の識別子に従って前記目標アクセスネットワークノードに前記第１のメッセージを転送するように前記アクセスおよびモビリティ管理ノードに要求する、送信することと、
前記検知ネットワークノードによって、前記検知データを受信することと、
前記検知ネットワークノードによって、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードに、前記検知データによる算出結果を送信することと
を含む、ワイヤレス通信方法。
【請求項8】
前記検知データは、前記検知ネットワークノードによって、前記検知ネットワークノードと前記目標アクセスネットワークノードの各々との間の１つまたは複数のトンネルを介して受信され、好ましくは、前記検知ネットワークノードの前記アドレス情報は、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス、およびＩＰポートを含む、請求項７に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項9】
前記第１のメッセージが、前記検知ネットワークノードのアドレス情報を含み、
好ましくは、前記検知ネットワークノードは、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードから前記目標アクセスネットワークノードのアドレス情報を受信し、前記検知ネットワークノードの前記アドレス情報および前記目標アクセスネットワークノードのアドレス情報に基づいて、１つまたは複数のトンネルを介して前記検知データを受信するように構成されている、、請求項７または８に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項10】
前記検知データは、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードを介して前記検知ネットワークノードによって受信される、請求項７に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項11】
前記検知ネットワークノードは、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードからトラッキングエリアアイデンティティ（ＴＡＩ）リストを受信し、前記ＴＡＩリストに従って目標アクセスネットワークノードの前記１つまたは複数の識別子を決定するように構成され、
前記検知ネットワークノードは、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードから、検知サービス品質（ＱｏＳ）、または１つもしくは複数の物体タイプのうちの少なくとも１つを受信するように構成され、および／または、
前記検知ネットワークノードは、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードから、１つまたは複数の利用できないアクセスネットワークノードの情報を受信するように構成されている、請求項７～１０のいずれか１項に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項12】
ワイヤレス通信方法であって、アクセスネットワークノードによって、アクセスおよびモビリティ管理ノードから第１のメッセージを受信することと、
前記アクセスネットワークノードによって、前記第１のメッセージに従って検知データを生成するための測定を実行することと、
検知ネットワークノードが前記検知データに従って算出結果を生成することを可能にするために、前記アクセスネットワークノードによって、前記検知ネットワークノードに前記検知データを送信することと
を含む、ワイヤレス通信方法。
【請求項13】
前記検知データは、前記検知ネットワークノードと前記目標アクセスネットワークノードとの間のトンネルを介して前記検知ネットワークノードに送信され、好ましくは、前記検知ネットワークノードの前記アドレス情報は、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス、およびＩＰポートを含む、請求項１２に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項14】
前記第１のメッセージが、前記検知ネットワークノードのアドレス情報を含み、
好ましくは、前記アクセスネットワークノードは、前記アクセスネットワークノードのアドレス情報を、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードを介して前記検知ネットワークノードに送信するように構成されており、前記検知データは、前記検知ネットワークノードの前記アドレス情報および前記目標アクセスネットワークノードのアドレス情報に基づいて、トンネルを介して前記検知ネットワークノードに送信され、
好ましくは、前記アクセスネットワークノードは、前記検知ネットワークノードのルーティング識別子を有する前記第１のメッセージを受信し、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードが前記ルーティング識別子に従って前記目標アクセスネットワークノードの前記アドレス情報を前記検知ネットワークノードに送信することを可能にするために、前記ルーティング識別子を有する前記アクセスネットワークノードの前記アドレス情報を送信するように構成されている、請求項１２または１３に記載のワイヤレス通信方法。
【請求項15】
前記アクセスネットワークノードは、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードを介して前記検知ネットワークノードに前記検知データを送信するように構成され、
好ましくは、前記アクセスネットワークノードは、前記検知ネットワークノードのルーティング識別子を有する前記第１のメッセージを受信し、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードが前記ルーティング識別子に従って前記検知ネットワークノードに前記検知データを送信することを可能にするために、前記アクセスおよびモビリティ管理ノードに前記ルーティング識別子を有する前記検知データを送信するように構成されている、請求項１２に記載のワイヤレス通信方法。
【国際調査報告】