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特表2024-546607検索コンテンツ共有方法、装置、コンピュータ機器およびコンピュータプログラム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-26
(54)【発明の名称】検索コンテンツ共有方法、装置、コンピュータ機器およびコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   H04L 51/52 20220101AFI20241219BHJP
   G06F 16/955 20190101ALI20241219BHJP
   G06F 16/9038 20190101ALI20241219BHJP
【FI】
H04L51/52
G06F16/955
G06F16/9038
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024531242
(86)(22)【出願日】2022-11-14
(85)【翻訳文提出日】2024-06-19
(86)【国際出願番号】 CN2022131661
(87)【国際公開番号】W WO2023155502
(87)【国際公開日】2023-08-24
(31)【優先権主張番号】202210158417.5
(32)【優先日】2022-02-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517392436
【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司
【氏名又は名称原語表記】TENCENT TECHNOLOGY (SHENZHEN) COMPANY LIMITED
【住所又は居所原語表記】35/F,Tencent Building,Kejizhongyi Road,Midwest District of Hi-tech Park,Nanshan District, Shenzhen,Guangdong 518057,CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【弁理士】
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】林 智源
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175GA01
5B175JA02
5B175JC04
(57)【要約】
本願の実施例は、コンピュータの技術分野に係る検索コンテンツ共有方法、装置およびコンピュータ機器を開示する。本願の実施例は、第1のクライアントから送信されたメッセージを受信するステップであって、メッセージは、ターゲット検索コンテンツを含み、ターゲット検索コンテンツは、第1のクライアントによって検索された、検索情報に関連する少なくとも1つの検索コンテンツからのものであるステップ(201)と、第2のクライアントの会話ページにターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するステップであって、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものであるステップ(202)と、検索識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示するステップであって、ソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含むステップ(203)と、を含むことができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ機器が実行する検索コンテンツ共有方法であって、
第1のクライアントから送信されたメッセージを受信するステップであって、前記メッセージは、ターゲット検索コンテンツを含み、前記ターゲット検索コンテンツは、前記第1のクライアントによって検索された、検索情報に関連する少なくとも1つの検索コンテンツからのものであるステップと、
第2のクライアントの会話ページに前記ターゲット検索コンテンツおよび前記ターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するステップと、
前記検索識別子に対するトリガー動作に応答して、前記ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示するステップであって、前記ソース情報は、前記検索情報に基づいて前記第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含むステップと、を含む、
ことを特徴とする検索コンテンツ共有方法。
【請求項2】
前記少なくとも1つの検索コンテンツは、前記第1のクライアントによって検索された複数のコンテンツタイプのうちの第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記検索識別子に対するトリガー動作に応答して、前記ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示する前記ステップは、
前記検索識別子に対するトリガー動作に応答して、前記第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示するステップを含み、
コンテンツ切り替え動作に応答して、第2のコンテンツタイプで検索情報に関連する検索コンテンツに切り替えて表示するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記検索識別子に対するトリガー動作に応答して、前記第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示する前記ステップは、
前記検索識別子に対するトリガー動作に応答して、検索コンテンツページを表示するステップであって、前記検索コンテンツページは、前記第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツおよび少なくとも1つのコンテンツタイプ識別子を含み、1つのコンテンツタイプ識別子は、1つのコンテンツタイプの検索コンテンツに対応するステップを含み、
前記コンテンツ切り替え動作に応答して、第2のコンテンツタイプで検索情報に関連する検索コンテンツに切り替えて表示する前記ステップは、
前記第2のコンテンツタイプに対応するコンテンツタイプ識別子に対するトリガー動作に応答して、前記第2のコンテンツタイプで検索情報に関連する検索コンテンツに切り替えて表示するステップを含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記検索識別子に対するトリガー動作に応答して、前記ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示する前記ステップは、
前記検索識別子に対するトリガー動作に応答して、前記検索識別子に対応する検索コンテンツ記述プロトコルを取得するステップと、
前記検索コンテンツ記述プロトコルを解析することにより、前記ターゲット検索コンテンツに対応する検索属性情報およびコンテンツタイプを得るステップと、
前記検索属性情報およびコンテンツタイプに基づいて、前記第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記検索属性情報およびコンテンツタイプに基づいて、前記第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示する前記ステップは、
前記検索属性情報を解析することにより、少なくとも1つの検索エンジンの検索エンジン識別子情報を得るステップと、
前記検索エンジン識別子情報に基づいて、検索情報を含む検索要求を前記少なくとも1つの検索エンジンに送信し、各検索エンジンから返された検索コンテンツを受信するステップと、
前記コンテンツタイプに基づいて、前記各検索エンジンから返された検索コンテンツに対して整合処理を行うことにより、前記第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを得て表示するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ソース情報は、前記検索情報をさらに含み、
前記検索情報に対する修正動作に応答して、修正された検索情報に関連する検索コンテンツを表示するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ソース情報は、起源識別子をさらに含み、1つの検索コンテンツは、1つの起源識別子に対応しており、
起源識別子に対するトリガー動作に応答して、前記起源識別子に対応する検索コンテンツの起源情報を表示するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記少なくとも1つの検索コンテンツは、前記第2のクライアントに対応する対象の属性情報に基づいて並び替えられた検索コンテンツを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記少なくとも1つの検索コンテンツは、異なる次元で前記検索情報と関連する検索コンテンツを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記検索識別子に対するトリガー動作に応答して、前記ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示する前記ステップは、
前記検索識別子に対するトリガー動作に応答して、前記検索識別子に対応する検索コンテンツ記述プロトコルを取得するステップと、
前記検索コンテンツ記述プロトコルを解析することにより、前記ターゲット検索コンテンツに対応する検索属性情報を得るステップと、
前記検索属性情報に基づいて、前記ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記検索属性情報に基づいて、前記ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示する前記ステップは、
前記検索属性情報に基づいて検索要求を生成するステップと、
前記検索要求をサーバに送信し、前記サーバが前記検索要求に基づいて検索することにより、前記ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を得るステップと、
前記サーバから送信されたソース情報を受信して表示するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第2のクライアントの会話ページに前記ターゲット検索コンテンツおよび前記ターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示する前記ステップは、
前記メッセージを解析することにより、前記ターゲット検索コンテンツに対応する対象識別子を得るステップと、
前記対象識別子に基づいて、前記第2のクライアントにおいてターゲット対象を特定するステップと、
前記ターゲット対象に対する会話ページを前記第2のクライアントに表示するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項14】
コンピュータ機器が実行する検索コンテンツ共有方法であって、
第1のクライアントの検索結果ページを表示するステップであって、前記検索結果ページは、検索情報に基づいて検索された検索結果を含み、前記検索結果は、少なくとも1つの検索コンテンツを含むステップと、
前記少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信するステップであって、前記メッセージは、前記メッセージを受信すると会話ページに前記ターゲット検索コンテンツおよび前記ターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するように、前記第2のクライアントに指示するステップと、を含む、
ことを特徴とする検索コンテンツ共有方法。
【請求項15】
前記検索結果ページは、少なくとも1つのコンテンツタイプ識別子をさらに含み、1つのコンテンツタイプ識別子は、1つのコンテンツタイプの検索コンテンツに対応しており、
前記第1のクライアントの検索結果ページを表示するステップであって、前記検索結果ページは、検索情報に基づいて検索された検索結果を含み、前記検索結果は、少なくとも1つの検索コンテンツを含む前記ステップは、
ターゲットコンテンツタイプ識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲットコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示するステップであって、前記ターゲットコンテンツタイプは、前記ターゲット検索コンテンツに対応するコンテンツタイプであるステップを含む、
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信する前記ステップは、
前記少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、前記ターゲット検索コンテンツの検索属性情報を生成するステップと、
前記検索属性情報および前記ターゲット検索コンテンツのコンテンツタイプを、予め設定された検索コンテンツ記述プロトコルに埋め込むことにより、ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを得るステップと、
前記ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを含むメッセージを前記第2のクライアントに送信するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信する前記ステップは、
前記少なくとも1つの検索コンテンツに対する選択動作に応答して、コンテンツ確認ページを表示するステップであって、前記コンテンツ確認ページは、前記ターゲット検索コンテンツを含むステップと、
前記コンテンツ確認ページに対する送信動作に応答して、前記コンテンツ確認ページにおけるターゲット検索コンテンツを前記第2のクライアントに送信するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
【請求項18】
前記少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信する前記ステップは、
前記ターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、送信対象選択ページを表示するステップであって、前記送信対象選択ページには、第1のクライアントの第1の対象と関連関係を有する少なくとも1つの選択候補対象が含まれるステップと、
前記少なくとも1つの選択候補対象のうちのターゲット対象に対する選択動作に応答して、前記第2のクライアントにおける前記ターゲット対象に前記メッセージを送信するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
【請求項19】
前記少なくとも1つの選択候補対象のうちのターゲット対象に対する選択動作に応答して、前記第2のクライアントにおける前記ターゲット対象に前記メッセージを送信する前記ステップは、
前記ターゲット対象に対する選択動作に応答して、前記ターゲット対象を認識することにより、前記ターゲット対象の対象識別子を得るステップと、
前記ターゲット検索コンテンツに基づいて、前記ターゲット検索コンテンツの検索属性情報を生成するステップと、
前記ターゲット検索コンテンツ、前記ターゲット検索コンテンツの検索属性情報および前記ターゲット対象の対象識別子に対してパケット化処理を行うことにより前記メッセージを得るステップと、
サーバに前記メッセージを送信することにより、前記サーバが前記第2のクライアントに前記メッセージを転送するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記ターゲット検索コンテンツに基づいて、前記ターゲット検索コンテンツの検索属性情報を生成する前記ステップは、
検索結果に対して情報抽出処理を行うことにより、前記検索結果に対応する検索エンジン識別子情報を得るステップと、
前記ターゲット検索コンテンツに対して認識処理を行うことにより、前記検索結果における前記ターゲット検索コンテンツの識別子情報を得るステップと、
前記検索エンジン識別子情報、前記識別子情報および前記ターゲット検索コンテンツに対応する検索情報に対して梱包処理を行うことにより、前記検索属性情報を得るステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項21】
第1のクライアントから送信されたメッセージを受信する受信ユニットであって、前記メッセージは、ターゲット検索コンテンツを含み、前記ターゲット検索コンテンツは、前記第1のクライアントによって検索された、検索情報に関連する少なくとも1つの検索コンテンツからのものである受信ユニットと、
第2のクライアントの会話ページに前記ターゲット検索コンテンツおよび前記ターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示する第1の表示ユニットと、
前記検索識別子に対するトリガー動作に応答して、前記ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示する第2の表示ユニットであって、前記ソース情報は、前記検索情報に基づいて前記第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含む第2の表示ユニットと、を含む、
ことを特徴とする検索コンテンツ共有装置。
【請求項22】
第1のクライアントの検索結果ページを表示する第3の表示ユニットであって、前記検索結果ページは、検索情報に基づいて検索された検索結果を含み、前記検索結果は、少なくとも1つの検索コンテンツを含む第3の表示ユニットと、
前記少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信する送信ユニットであって、前記メッセージは、メッセージを受信すると会話ページに前記ターゲット検索コンテンツおよび前記ターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するように、前記第2のクライアントに指示する送信ユニットと、を含む、
ことを特徴とする検索コンテンツ共有装置。
【請求項23】
メモリと、1つまたは複数のプロセッサとを含み、
前記メモリには、前記プロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに請求項1乃至20のいずれか1項に記載の検索コンテンツ共有方法を実行させるコンピュータ読み取り可能な命令が記憶されている、
ことを特徴とするコンピュータ機器。
【請求項24】
コンピュータ読み取り可能な命令を含むコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータ読み取り可能な命令がプロセッサによって実行されると、請求項1乃至20のいずれか1項に記載の検索コンテンツ共有方法を実現する、
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2022年02月21日に中国特許庁へ提出された出願番号が202210158417.5であり、出願名称が「検索コンテンツ共有方法、装置およびコンピュータ機器」である中国特許出願についての優先権を主張し、その全ての内容は参照により本願に組み込まれる。
【0002】
本願は、コンピュータの技術分野に関し、具体的には検索コンテンツ共有方法、装置、コンピュータ機器および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
情報技術およびインターネット技術の発展に伴い、コンピュータ機器は様々な機能、例えば検索機能などが派生された。人々は、コンピュータ機器の検索機能によって関連する検索コンテンツを迅速に検索することが可能となった。しかしながら、本願の発明者は、従来技術の実践によって、従来の検索機能では一般的に対象が関連する検索情報を入力してから、コンピュータ機器が検索情報に基づいて関連する検索コンテンツを検索し、そして、検索された検索コンテンツを他の対象と共有することができないことを発見した。すなわち、従来技術では、検索コンテンツの共有を実現できないため、他の対象が検索コンテンツのソース情報を直接取得することはできない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願による様々な実施例によれば、検索コンテンツ共有方法、装置、コンピュータ機器および記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願の実施例は、コンピュータ機器が実行する検索コンテンツ共有方法であって、
第1のクライアントから送信されたメッセージを受信するステップであって、前記メッセージは、ターゲット検索コンテンツを含み、前記ターゲット検索コンテンツは、前記第1のクライアントによって検索された、検索情報に関連する少なくとも1つの検索コンテンツからのものであるステップと、
第2のクライアントの会話ページに前記ターゲット検索コンテンツおよび前記ターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するステップであって、前記検索識別子は、前記ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものであるステップと、
前記検索識別子に対するトリガー動作に応答して、前記ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示するステップであって、前記ソース情報は、前記検索情報に基づいて前記第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含むステップと、を含む検索コンテンツ共有方法を提供する。
【0006】
これに応じて、本願の実施例は、
第1のクライアントから送信されたメッセージを受信する受信ユニットであって、前記メッセージは、ターゲット検索コンテンツを含み、前記ターゲット検索コンテンツは、前記第1のクライアントによって検索された、検索情報に関連する少なくとも1つの検索コンテンツからのものである受信ユニットと、
第2のクライアントの会話ページに前記ターゲット検索コンテンツおよび前記ターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示する第1の表示ユニットであって、前記検索識別子は、前記ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものである第1の表示ユニットと、
前記検索識別子に対するトリガー動作に応答して、前記ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示する第2の表示ユニットであって、前記ソース情報は、前記検索情報に基づいて前記第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含む第2の表示ユニットと、を含む検索コンテンツ共有装置をさらに提供する。
【0007】
本願の実施例は、コンピュータ機器が実行する別の検索コンテンツ共有方法であって、
第1のクライアントの検索結果ページを表示するステップであって、前記検索結果ページは、検索情報に基づいて検索された検索結果を含み、前記検索結果は、少なくとも1つの検索コンテンツを含むステップと、
前記少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信するステップであって、前記メッセージは、メッセージを受信すると会話ページに前記ターゲット検索コンテンツおよび前記ターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するように、前記第2のクライアントに指示し、前記検索識別子は、前記ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものであるステップと、を含む別の検索コンテンツ共有方法をさらに提供する。
【0008】
これに応じて、本願の実施例は、
第1のクライアントの検索結果ページを表示する第3の表示ユニットであって、前記検索結果ページは、検索情報に基づいて検索された検索結果を含み、前記検索結果は、少なくとも1つの検索コンテンツを含む第3の表示ユニットと、
前記少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信する送信ユニットであって、前記メッセージは、メッセージを受信すると会話ページに前記ターゲット検索コンテンツおよび前記ターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するように、前記第2のクライアントに指示し、前記検索識別子は、前記ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものである送信ユニットと、を含む別の検索コンテンツ共有装置をさらに提供する。
【0009】
コンピュータ機器は、メモリと、1つまたは複数のプロセッサとを含み、前記メモリには、コンピュータ読み取り可能な命令が記憶されており、前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記プロセッサによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサに上記の検索コンテンツ共有方法のステップを実行させる。
【0010】
1つまたは複数の非揮発性読み取り可能な記憶媒体は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサに上記の検索コンテンツ共有方法のステップを実行させるコンピュータ読み取り可能な命令が記憶されている。
【0011】
コンピュータプログラム製品は、プロセッサによって実行されると、上記の検索コンテンツ共有方法のステップを実現するコンピュータ読み取り可能な命令を含む。
【0012】
本願の1つまたは複数の実施例の詳細について、以下の図面および記載で説明する。本願の他の特徴、目的および利点は、明細書、図面および特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0013】
以下、本願の実施例の技術案をより明瞭に説明するために、実施例の説明に必要な図面を簡単に説明するが、以下で説明する図面は、本願の幾つかの実施例に関するものに過ぎず、当業者にとって、創造的な労働をせずにこれらの図面に基づいて他の図面を得られることは明らかなことである。
図1】本願の実施例による検索コンテンツ共有方法のシーンの模式図である。
図2】本願の実施例による検索コンテンツ共有方法のフローチャートを示す図である。
図3】本願の実施例による検索結果ページのシーンの模式図である。
図4】本願の実施例による検索結果ページの別のシーンの模式図である。
図5】本願の実施例によるコンテンツ確認ページを表示するシーンの模式図である。
図6】本願の実施例による送信対象選択ページのシーンの模式図である。
図7】本願の実施例による検索コンテンツ共有方法の別のフローチャートを示す図である。
図8】本願の実施例による会話ページのシーンの模式図である。
図9】本願の実施例による会話ページの別のシーンの模式図である。
図10】本願の実施例によるターゲット検索コンテンツのソース情報を表示するシーンの模式図である。
図11】本願の実施例による異なるコンテンツタイプの検索コンテンツを切り替えるシーンの模式図である。
図12】本願の実施例による異なるコンテンツタイプの検索コンテンツを切り替える別のシーンの模式図である。
図13】本願の実施例によるターゲット検索コンテンツのソース情報を表示する別のシーンの模式図である。
図14】本願の実施例によるターゲット検索コンテンツのソース情報を表示する別のシーンの模式図である。
図15】本願の実施例による検索コンテンツ共有方法の別のフローチャートを示す図である。
図16】本願の実施例によるコンテンツ確認ページを表示するシーンの模式図である。
図17】本願の実施例による検索コンテンツ共有方法の別のフローチャートを示す図である。
図18】本願の実施例による会話ページを表示するシーンの模式図である。
図19】本願の実施例によるターゲット検索コンテンツのソース情報を表示する別のシーンの模式図である。
図20】本願の実施例による検索コンテンツ共有方法の別のフローチャートを示す図である。
図21】本願の実施例による第2の検索コンテンツ共有装置の構造を示す図である。
図22】本願の実施例による第1の検索コンテンツ共有装置の構造を示す図である。
図23】本願の実施例によるコンピュータ機器の構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本願の実施例の解決手段について本願の実施例における図面を参照しながら明瞭かつ完全に説明するが、以下で説明される実施例は、単に本願の一部の実施例であり、全ての実施例ではない。当業者が本願の実施例に基づいて進歩性のある労働を付与せずに得られる他の実施例も、全て本発明の保護範囲に含まれる。
【0015】
本願の実施例は、検索コンテンツ共有方法、装置、コンピュータ機器および記憶媒体を提供する。
【0016】
本願の実施例は、第1のクライアントに適用可能な検索コンテンツ共有装置(第1の検索コンテンツ共有装置とも呼ぶ)と、第2のクライアントに適用可能な検索コンテンツ共有装置(第2の検索コンテンツ共有装置とも呼ぶ)とを含む検索コンテンツ共有システムを提供する。
【0017】
ここで、第1の検索コンテンツ共有装置はコンピュータ機器に集積されてもよく、第2の検索コンテンツ共有装置もコンピュータ機器に集積されてもよい。ここで、当該コンピュータ機器は、端末およびサーバなどのうちの少なくとも1つを含んでもよい。すなわち、本願の実施例による検索コンテンツ共有方法は、端末が実行してもよいし、サーバが実行してもよいし、互いに通信可能な端末とサーバとが共同で実行してもよい。
【0018】
ここで、端末は、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)、スマートホーム、ウェアラブル電子デバイス、VR/ARデバイス、車載コンピュータなどの端末機器であってもよい。ここで、端末機器は、クライアントをさらに含んでもよく、当該クライアントは、ゲームアプリケーションクライアント、ゲームプログラムを持っているブラウザクライアントまたはインスタントメッセージングクライアントなどであってもよい。
【0019】
サーバは、複数のヘテロジニアスシステムの間の相互通信サーバまたはバックグラウンドサーバであってもよいし、独立した物理サーバであってもよいし、複数の物理サーバからなるサーバクラスタまたは分散システムであってもよいし、クラウドサービス、クラウドデータベース、クラウドコンピューティング、クラウド関数、クラウドストレージ、ネットワークサービス、クラウド通信、ミドルウェアサービス、ドメイン名サービス、セキュリティサービス、およびビッグデータと人工知能プラットフォームなどの基礎クラウドコンピューティングサービスを提供するクラウドサーバなどであってもよい。
【0020】
例えば、図1に示すように、第1の検索コンテンツ共有装置は、第1の端末01に集積されてもよく、第1のクライアントの検索結果ページを表示し、少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信する。ここで、検索結果ページは、検索情報に基づいて検索された検索結果を含み、検索結果は、少なくとも1つの検索コンテンツを含み、メッセージは、メッセージを受信すると会話ページにおいてターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するように、第2のクライアントに指示し、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものである。
【0021】
また、図1に示すように、第2の検索コンテンツ共有装置は、第2の端末02に集積されてもよく、第1のクライアントから送信されたメッセージを受信し、第2のクライアントの会話ページにターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示し、検索識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示する。ここで、当該メッセージは、ターゲット検索コンテンツを含み、ターゲット検索コンテンツは、第1のクライアントによって検索された、検索情報に関連する少なくとも1つの検索コンテンツからのものであり、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものであり、ソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含む。
【0022】
幾つかの実施例では、検索コンテンツ共有システムは、第1の検索コンテンツ共有装置および第2の検索コンテンツ共有装置に加えて、メッセージ伝送装置をさらに含んでもよい。例えば、第1の検索コンテンツ共有装置が第1の端末に集積され、第2の検索コンテンツ共有装置が第2の端末に集積され、メッセージ伝送装置がサーバに集積されてもよい。ここで、第1の端末における第1のクライアントによって検索されたターゲット検索コンテンツは、サーバを介して第2の端末における第2のクライアントに送信されることができるため、第1のクライアントと第2のクライアントとの間でターゲット検索コンテンツを共有させることができる。ここで、第1の検索コンテンツ共有装置とメッセージ伝送装置とは、ネットワークを介して接続され、例えば有線または無線ネットワークを介して接続されてもよい。同様に、第2の検索コンテンツ共有装置とメッセージ伝送装置とは、ネットワークを介して接続され、例えば有線または無線ネットワークを介して接続されてもよい。
【0023】
以下、それぞれ詳しく説明する。なお、以下の実施例の説明順は、実施例の好ましい順序を限定するものではない。
【0024】
本願の実施例は、第1の検索コンテンツ共有装置の角度から説明され、当該第1の検索コンテンツ共有装置は、コンピュータ機器に集積されてもよく、当該コンピュータ機器は、サーバであってもよいし、端末などの装置であってもよい。
【0025】
図2に示すように、本願による検索コンテンツ共有方法の具体的なフローはステップ101~102を含む。
【0026】
ステップ101において、第1のクライアントの検索結果ページを表示し、検索結果ページは、検索情報に基づいて検索された検索結果を含み、検索結果は、少なくとも1つの検索コンテンツを含む。
【0027】
ここで、クライアントは、対象にローカルプログラムを提供するサービスを含み、サーバによって制御および管理され、ネットワークにおける様々なリソースを共有することができる。例えば、クライアントは、インスタントメッセージングクライアント、ブラウザクライアント、ゲームクライアント、ニュース情報クライアント、ビデオクライアントおよび音楽クライアントを含んでもよい。
【0028】
ここで、検索コンテンツは、検索情報に基づいて検索されたコンテンツを含むことができる。
【0029】
ここで、検索情報は、各検索コンテンツ同士の共通性を説明することができる。例えば、検索情報は、検索キーワード、検索画像、検索音声などのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0030】
例えば、検索情報が検索キーワードである場合、検索キーワードが「新年おめでとう」であれば、各検索コンテンツは、「新年おめでとう」に関連するコンテンツであってもよい。
【0031】
また、例えば、検索情報が検索音声である場合、検索音声が「宮保鶏丁」であれば、各検索コンテンツは、「宮保鶏丁」に関連するコンテンツであってもよい。
【0032】
また、例えば、検索情報が検索画像である場合、検索コンテンツは、検索画像に関連するコンテンツであってもよい。
【0033】
幾つかの実施例では、検索コンテンツは、複数の異なるコンテンツタイプを有してもよい。例えば、検索コンテンツは、絵文字コンテンツタイプ、音楽コンテンツタイプ、百科コンテンツタイプ、ニュースコンテンツタイプ、ビデオコンテンツタイプなどのうちの少なくとも1つのコンテンツタイプを含んでもよい。
【0034】
ここで、絵文字コンテンツタイプに属する検索コンテンツは、検索情報に関連する絵文字パッケージであってもよい。音楽コンテンツタイプに属する検索コンテンツは、検索情報に関連する歌曲であってもよい。百科コンテンツタイプに属する検索コンテンツは、検索情報に対する解釈および紹介であってもよい。ニュースコンテンツタイプに属する検索コンテンツは、検索情報に関連するニュースであってもよい。ビデオコンテンツタイプに属する検索コンテンツは、検索情報に関連するビデオであってもよい。
【0035】
例えば、100個の検索コンテンツがある場合、これらの100個の検索コンテンツのうち、ある検索コンテンツは絵文字コンテンツタイプに属し、ある検索コンテンツは音楽コンテンツタイプに属し、ある検索コンテンツは百科コンテンツタイプに属する。
【0036】
また、例えば、100個の「新年おめでとう」に関連する検索コンテンツが検索されており、これらの100個の検索コンテンツは、「新年おめでとう」に関連する絵文字パッケージ、「新年おめでとう」に関連する歌曲、「新年おめでとう」に関連するニュースおよび「新年おめでとう」に関連するビデオを含む。
【0037】
ここで、検索結果ページは、検索コンテンツを表示するページであってもよく、検索結果ページによって、第1のクライアントにおける第1の対象に1つの検索コンテンツの閲覧媒体を提供することができる。
【0038】
ここで、第1の対象は、第1のクライアントにログインした対象であってもよい。例えば、対象である「小明」が第1のクライアントにログインした場合、第1のクライアントに対応する第1の対象は「小明」であってもよい。
【0039】
幾つかの実施例では、複数の方式によって、第1のクライアントの検索結果ページを表示することができる。
【0040】
例えば、第1の対象は、第1のクライアントに対して動作を行うことにより、検索結果ページを表示するように第1のクライアントをトリガーすることができる。
【0041】
例えば、第1の対象は、検索情報を第1のクライアントに入力し、その後、第1のクライアントは、検索情報に基づいて検索を行って検索結果を得るとともに検索結果を含む検索結果ページを表示する。例えば、第1の対象は、第1のクライアントの文字検索欄に「新年おめでとう」を入力し、すると、第1のクライアントは、「新年おめでとう」という検索キーワードに基づいて検索を行い、検索された検索コンテンツを検索結果ページによって第1の対象に表示することができる。
【0042】
また、例えば、第1の対象は、音声によって、検索を行うように第1のクライアントをトリガーし、その後、第1のクライアントは、検索された検索結果を検索結果ページによって表示することができる。例えば、第1の対象は、音声によって、「新年おめでとう」を検索するように第1のクライアントをトリガーすると、第1のクライアントは、「新年おめでとう」という音声検索キーワードに基づいて検索を行い、検索された検索コンテンツを検索結果ページによって第1の対象に表示することができる。
【0043】
また、例えば、第1の対象は、画像によって、検索を行うように第1のクライアントをトリガーすると、第1のクライアントは、検索された検索結果を検索結果ページによって表示することができる。例えば、第1の対象は、画像を第1のクライアントにおける画像認識検索ボックスに入力することができる。その後、第1のクライアントは、画像を認識して画像の特徴情報を抽出し、当該画像の特徴情報に合致する検索コンテンツを検索することができる。その後、第1のクライアントは、検索された検索コンテンツを検索結果ページによって第1の対象に表示することができる。
【0044】
幾つかの実施例では、検索結果ページに表示される検索結果は、複数の異なるコンテンツタイプを有する検索コンテンツであってもよい。例えば、図3に示すように、検索情報が「新年おめでとう」という検索キーワードである場合、検索結果ページ001には、「新年おめでとう」に関連する歌曲、絵文字およびビデオなどが含まれてもよい。
【0045】
幾つかの実施例では、検索結果ページに表示される検索結果は、1つのコンテンツタイプのみを有する検索コンテンツであってもよい。例えば、図4に示すように、検索情報が「新年おめでとう」という検索キーワードである場合、検索結果ページ002には、「新年おめでとう」に関連する絵文字のみが表示されてもよい。
【0046】
ここで、検索結果ページに1つのコンテンツタイプの検索コンテンツが表示される場合、検索結果ページは、少なくとも1つのコンテンツタイプ識別子をさらに含んでもよく、1つのコンテンツタイプ識別子は、1つのコンテンツタイプの検索コンテンツに対応することができる。
【0047】
ここで、コンテンツタイプ識別子は、検索コンテンツのコンテンツタイプを標識する役割を果たすことができ、当該コンテンツタイプ識別子によって、現在閲覧している検索コンテンツがどのコンテンツタイプに属するかを対象に知らせることができる。例えば、当該コンテンツタイプ識別子は、検索結果ページに表示される1つのコントロールであってもよい。例えば、図4に示すように、図4における003は、コンテンツタイプ識別子であり、当該コンテンツタイプ識別子は、1つのコントロールであってもよい。
【0048】
幾つかの実施例では、コンテンツタイプ識別子が1つのコントロールである場合、第1の対象は、コンテンツタイプ識別子をトリガーすることにより、検索結果ページに当該コンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示させてもよい。
【0049】
幾つかの実施例では、「第1のクライアントの検索結果ページを表示し、検索結果ページは、検索情報に基づいて検索された検索結果を含み、検索結果は、少なくとも1つの検索コンテンツを含む」ステップは、
ターゲットコンテンツタイプ識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲットコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示するステップであって、ターゲットコンテンツタイプは、ターゲット検索コンテンツに対応するコンテンツタイプであるステップを含んでもよい。
【0050】
ここで、ターゲット検索コンテンツは、第1のクライアントにおける第1の対象が第2のクライアントにおける第2の対象に共有しようとする検索コンテンツを含むことができる。ターゲットコンテンツタイプ識別子は、ターゲットコンテンツタイプに対応するコンテンツタイプ識別子である。
【0051】
例えば、第1の対象である「小明」は、第1のクライアントによって「新年おめでとう」に関連するコンテンツを検索し、その後、「新年おめでとう」に関連する歌曲のうちの1つを「小紅」に共有しようとする場合、「小明」が共有しようとする歌曲をターゲット検索コンテンツとしてもよい。
【0052】
ここで、ターゲットコンテンツタイプは、ターゲット検索コンテンツに対応するコンテンツタイプであってもよい。例えば、「小明」が共有しようとする歌曲のコンテンツタイプは、音楽コンテンツタイプであり、音楽コンテンツタイプに対応するターゲットコンテンツタイプ識別子は、音楽コンテンツタイプ識別子である。
【0053】
幾つかの実施例では、第1の検索コンテンツ共有装置は、ターゲットコンテンツタイプ識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲットコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示してもよい。
【0054】
ここで、トリガー動作は、複数種類の動作を含むことができる。例えば、トリガー動作は、スライド動作またはクリック動作を含むことができる。
【0055】
例えば、「小明」は、「新年おめでとう」に関連する歌曲を「小紅」に共有しようとする場合、検索結果ページに音楽コンテンツタイプに関連する検索コンテンツを表示させることができるため、検索結果ページにおける音楽コンテンツタイプ識別子をクリックすることができる。「小明」が音楽コンテンツタイプ識別子をクリックすると、第1の検索コンテンツ共有装置は、音楽コンテンツタイプ識別子に対するトリガー動作に応答して、音楽コンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示することができる。
【0056】
また、例えば、「小明」は、「新年おめでとう」に関連する絵文字を「小紅」に共有しようとする場合、検索結果ページに絵文字コンテンツタイプに関連する検索コンテンツを表示させることができるため、検索結果ページにおける絵文字コンテンツタイプ識別子をクリックすることができる。「小明」が絵文字コンテンツタイプ識別子をクリックすると、第1の検索コンテンツ共有装置は、絵文字コンテンツタイプ識別子に対するトリガー動作に応答して、絵文字コンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示することができる。
【0057】
本実施例では、ターゲットコンテンツタイプ識別子によってターゲットコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを迅速かつ便利に表示することにより、インタラクション効率を向上させつつ、コンピュータリソースを節約する。
【0058】
ステップ102において、少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信し、メッセージは、メッセージを受信すると会話ページにターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するように、第2のクライアントに指示し、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものである。
【0059】
ここで、ターゲット検索コンテンツは、第1のクライアントが第2のクライアントに共有した検索コンテンツであってもよい。例えば、当該ターゲット検索コンテンツは、第1のクライアントの対象が少なくとも1つの検索コンテンツから選択して第2のクライアントに共有する検索コンテンツであってもよい。また、例えば、ターゲット検索コンテンツは、第1のクライアントが少なくとも1つの検索コンテンツから任意に選別して第2のクライアントに共有するコンテンツであってもよい。
【0060】
ここで、ターゲット検索コンテンツのソース情報は、第1のクライアントがターゲット検索コンテンツに対応する検索情報に基づいて検索された検索結果を含んでもよい。例えば、ターゲット検索コンテンツのソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された全ての検索コンテンツを含んでもよい。また、例えば、ターゲット検索コンテンツのソース情報によって、第1のクライアントがどのようにターゲット検索コンテンツを表示するか、および第1のクライアントがどのようにターゲット検索コンテンツを検索したかを知ることができる。
【0061】
ここで、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するために用いられてもよい。例えば、第2のクライアントにおける対象は、検索識別子をトリガーすることにより、第1のクライアントの検索結果ページと同じページを第2のクライアントに表示することができる。
【0062】
ここで、メッセージは、ターゲット検索コンテンツに基づいて生成されたものであるため、メッセージは、メッセージを受信すると会話ページにターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するように、第2のクライアントに指示することができる。
【0063】
ここで、送信動作は、メッセージを第1のクライアントから第2のクライアントに送信する動作を含んでもよい。例えば、当該送信動作は、シングルクリック動作、ダブルクリック動作、音声制御動作、またはスライド動作のうちの少なくとも1つであってもよい。
【0064】
幾つかの実施例では、第1のクライアントの第1の対象がターゲット検索コンテンツを第2のクライアントの第2の対象に送信する場合、送信の正確性を向上させるために、第1の検索コンテンツ共有装置は、第1の対象がターゲット検索コンテンツを確認するように、コンテンツ確認ページを第1の対象に表示してもよい。第1の対象が、ターゲット検索コンテンツが正確であると確認した場合、第1の検索コンテンツ共有装置は、ターゲット検索コンテンツを含むメッセージを第2のクライアントに送信することができる。
【0065】
具体的には、「少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信する」ステップは、
少なくとも1つの検索コンテンツに対する選択動作に応答して、コンテンツ確認ページを表示するステップであって、コンテンツ確認ページは、ターゲット検索コンテンツを含むステップと、
コンテンツ確認ページに対する送信動作に応答して、コンテンツ確認ページにおけるターゲット検索コンテンツを第2のクライアントに送信するステップと、を含んでもよい。
【0066】
幾つかの実施例では、第1の検索コンテンツ共有装置は、第1のクライアントの検索結果ページを表示し、検索結果ページは、少なくとも1つの検索コンテンツを含む。その後、第1の対象は、検索結果ページにおける検索コンテンツを選択する。第1の検索コンテンツ共有装置は、少なくとも1つの検索コンテンツに対する選択動作に応答して、ターゲット検索コンテンツを含むコンテンツ確認ページを表示してもよい。
【0067】
例えば、検索結果ページに1つのコンテンツタイプの検索コンテンツが表示されることを例として説明する。例えば、図5に示すように、第1の対象である「小明」が第1のクライアントによって「新年おめでとう」という検索キーワードに関連する絵文字を検索した場合、第1のクライアントは、「新年おめでとう」という検索キーワードに関連する複数の絵文字が含まれる検索結果ページ004を表示することができる。その後、「小明」は、検索結果ページ004における絵文字6を選択して「小紅」に共有しようとする。例えば、図5に示すように、「小明」が絵文字6をクリックすると、第1の検索コンテンツ共有装置は、当該絵文字6に対する選択動作に応答して、絵文字6を含むことができるコンテンツ確認ページ005を表示する。
【0068】
「小明」が、絵文字6が自ら「小紅」に共有しようとする検索コンテンツであると確認した場合、第1の検索コンテンツ共有装置は、コンテンツ確認ページ005に対する送信動作に応答して、コンテンツ確認ページにおけるターゲット検索コンテンツを第2のクライアントに送信することができる。
【0069】
本実施例では、コンテンツ確認ページに対する送信動作を受信した場合のみに第2のクライアントに送信することにより、送信エラーの回数を減少させることができ、インタラクション効率を向上させつつコンピュータリソースを節約する。
【0070】
幾つかの実施例では、第1のクライアントにおける第1の対象は、ターゲット検索コンテンツを第2の対象に共有することができるため、ターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第1の検索コンテンツ共有装置は、第1の対象がターゲット検索コンテンツの共有しようとするターゲット対象を選択するように、送信対象選択ページを表示してもよい。具体的には、「少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信する」ステップは、
ターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、送信対象選択ページを表示するステップであって、送信対象選択ページには、第1のクライアントの第1の対象と関連関係を有する少なくとも1つの選択候補対象が含まれるステップと、
少なくとも1つの選択候補対象のうちのターゲット対象に対する選択動作に応答して、第2のクライアントにおけるターゲット対象にメッセージを送信するステップと、を含んでもよい。
【0071】
ここで、選択候補対象は、第1のクライアントの第1の対象と関連関係を有する対象を含んでもよい。ここで、選択候補対象と第1の対象との間の関連関係は、第1のクライアントの性質によって決定されてもよい。例えば、第1のクライアントがインスタントメッセージングクライアントである場合、選択候補対象は、第1の対象のフレンドリストにおける対象であってもよい。また、例えば、第1のクライアントがゲームクライアントである場合、選択候補対象は、第1の対象と同一セットのゲームにある対象であってもよい。また、例えば、第1のクライアントが音楽クライアントである場合、選択候補対象は、第1の対象と、例えば、選択候補対象および第1の対象がともに同一の歌曲に対してコメントを行ったり、または、選択候補対象が第1の対象のコメントを返したりするなどのやり取りのある対象であってもよい。
【0072】
幾つかの実施例では、ターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、送信対象選択ページを表示してもよい。ここで、第1のクライアントがインスタントメッセージングクライアントであることを例として、例えば、図6に示すように、図6における006は、送信対象選択ページとしてもよい。ここで、図6において、選択候補対象は、「小紅」、「小黄」、「張三」および「李四」などを含んでもよい。また、選択候補対象は、グループチャット対象をさらに含んでもよい。例えば、図6に示すように、選択候補対象は、グループチャットAおよびグループチャットBをさらに含んでもよい。
【0073】
幾つかの実施例では、少なくとも1つの選択候補対象のうちのターゲット対象に対する選択動作に応答して、第2のクライアントにおけるターゲット対象にメッセージを送信してもよい。例えば、第1の対象である「小明」は、「小紅」をターゲット対象として選択する。その後、第1の検索コンテンツ共有装置は、ターゲット対象に対応するクライアント(第2のクライアントに相当する)にメッセージを送信してもよい。
【0074】
本実施例では、少なくとも1つの選択候補対象が含まれる送信対象選択ページを表示することにより、共有しようとする対象を柔軟に選択することができ、インタラクション効率を向上させつつコンピュータリソースを節約する。
【0075】
幾つかの実施例では、メッセージをターゲット対象に対応するクライアントに正確に送信するとともに、第2のクライアントがターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示して、ターゲット対象がターゲット検索コンテンツのソース情報を閲覧できるように、第2のクライアントに送信されるメッセージは、ターゲット対象の対象識別子およびターゲット検索コンテンツの検索属性情報を含んでもよい。
【0076】
具体的には、「少なくとも1つの選択候補対象のうちのターゲット対象に対する選択動作に応答して、第2のクライアントにおけるターゲット対象にメッセージを送信する」ステップは、
ターゲット対象に対する選択動作に応答して、ターゲット対象を認識することにより、ターゲット対象の対象識別子を得るステップと、
ターゲット検索コンテンツに基づいて、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報を生成するステップと、
ターゲット検索コンテンツ、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報およびターゲット対象の対象識別子に対してパケット化処理を行うことによりメッセージを得るステップと、
サーバが第2のクライアントにメッセージを転送するように、サーバにメッセージを送信するステップと、を含んでもよい。
【0077】
ここで、ターゲット対象の対象識別子は、ターゲット対象と他の対象とを区別するための情報を含んでもよい。
【0078】
ここで、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報は、検索次元でのターゲット検索コンテンツの性質と関係を説明することができる。例えば、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報は、ターゲット検索コンテンツがどのような検索エンジンによって検索されたかを示す情報、検索結果におけるターゲット検索コンテンツの識別子情報を含んでもよい。
【0079】
幾つかの実施例では、ターゲット対象に対する選択動作に応答して、ターゲット対象を認識することにより、ターゲット対象の対象識別子を得てもよい。ここで、第1のクライアントは、各対象のそれぞれの対象識別子を記憶することができる。そのため、第1の検索コンテンツ共有装置は、ターゲット対象に対する選択動作に応答して、第1のクライアントにおける記憶ファイルを認識することにより、ターゲット対象の対象識別子を得ることができる。
【0080】
本実施例では、メッセージにターゲット検索コンテンツの検索属性情報が含まれているため、メッセージを受信したコンピュータ機器は、検索属性情報に基づいて検索することで共有された検索コンテンツを得ることができ、検索効率を向上させつつコンピュータリソースを節約する。
【0081】
幾つかの実施例では、ターゲット検索コンテンツに基づいて、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報を生成してもよい。具体的には、「ターゲット検索コンテンツに基づいて、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報を生成する」ステップは、
検索結果に対して情報抽出処理を行うことにより、検索結果に対応する検索エンジン識別子情報を得るステップと、
ターゲット検索コンテンツに対して認識処理を行うことにより、検索結果におけるターゲット検索コンテンツの識別子情報を得るステップと、
検索エンジン識別子情報、識別子情報およびターゲット検索コンテンツに対応する検索情報に対して梱包処理を行うことにより、検索属性情報を得るステップと、を含んでもよい。
【0082】
ここで、検索エンジン識別子情報は、検索コンテンツがどのような検索エンジンによって検索されたかを説明することができる。例えば、検索結果が4つの検索エンジンに基づいて検索されたものである場合、検索エンジン識別子情報は、当該4つの検索エンジンに対応する識別子情報を含むことができる。
【0083】
ここで、検索結果におけるターゲット検索コンテンツの識別子情報は、検索結果におけるターゲット検索コンテンツの唯一の識別子ID(Identity document)であってもよい。例えば、検索結果におけるターゲット検索コンテンツの識別子情報は、検索エンジンにおけるターゲット検索コンテンツの唯一の識別子IDを指すことができる。また、例えば、検索結果におけるターゲット検索コンテンツの識別子情報は、検索エンジンにおける検索コンテンツの並び順を示すことができる。
【0084】
幾つかの実施例では、メッセージは、第2のクライアントにターゲット検索コンテンツのソース情報を表示させるために、検索結果に対応する検索エンジン識別子情報およびターゲット検索コンテンツの検索情報を持っていてもよい。これにより、第2のクライアントは、検索情報に基づいて関連する検索エンジンに検索要求を送信し、ターゲット検索コンテンツのソース情報を取得して表示することができる。また、メッセージは、第2のクライアントに提供され、取得したターゲット検索コンテンツのソース情報が正確であるか否かを第2のクライアントが特定するように、検索結果におけるターゲット検索コンテンツの識別子情報をさらに含んでもよい。
【0085】
そのため、第1の検索コンテンツ共有装置は、検索結果に対して情報抽出処理を行うことにより検索結果に対応する検索エンジン識別子情報を取得し、ターゲット検索コンテンツに対して認識処理を行うことにより検索結果におけるターゲット検索コンテンツの識別子情報を取得し、その後、検索エンジン識別子情報、識別子情報およびターゲット検索コンテンツに対応する検索情報に対して梱包処理を行うことにより検索属性情報を得ることができる。
【0086】
例えば、検索結果には、一般的に検索エンジン識別子情報が付けられており、そして、検索エンジン識別子情報を検索結果に関連するドキュメントに記憶する。そのため、第1の検索コンテンツ共有装置は、検索結果に関連するドキュメントに対してトラバースなどの動作を行うことにより、検索結果に対応する検索エンジン識別子情報を得ることができる。また、第1の検索コンテンツ共有装置は、検索結果に関連するドキュメントに対してトラバースなどの動作を行うことにより、検索結果における識別子情報を得ることもできる。その後、第1の検索コンテンツ共有装置は、検索エンジン識別子情報、識別子情報およびターゲット検索コンテンツを1つの完全な情報に整合することにより、検索属性情報を得ることができる。
【0087】
本実施例では、検索属性情報が、検索エンジン識別子情報と、検索結果におけるターゲット検索コンテンツの識別子情報とを含むため、メッセージを受信したコンピュータ機器は、検索属性情報に基づいてターゲット検索コンテンツを正確に取得することができ、検索コンテンツを取得する効率を向上させつつコンピュータリソースを節約する。
【0088】
幾つかの実施例では、ターゲット対象の対象識別子およびターゲット検索コンテンツの検索属性情報を得た後、ターゲット検索コンテンツ、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報およびターゲット対象の対象識別子に対してパケット化処理を行うことにより、メッセージを得てもよい。
【0089】
ここで、パケット化処理とは、ターゲット検索コンテンツ、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報およびターゲット対象の対象識別子を伝送可能なフォーマットに変換することにより、第1の検索コンテンツ共有装置がメッセージの送信に成功し、第2の検索コンテンツ共有装置がメッセージの受信に成功して、メッセージに含まれる内容を認識できることである。
【0090】
例えば、ターゲット検索コンテンツ、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報およびターゲット対象の対象識別子を、予め設定された通信プロトコルに従ってバイナリシリアル化し、すなわち、ターゲット検索コンテンツ、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報およびターゲット対象の対象識別子をバイナリで表すことができる。その後、変換されたバイナリシーケンスをメッセージとして送信することができる。
【0091】
幾つかの実施例では、第1の検索コンテンツ共有装置は、メッセージを第2のクライアントに送信する場合、メッセージをサーバに送信して、サーバを介して第2のクライアントに転送してもよい。ここで、サーバを介して第2のクライアントに転送する場合、サーバは、メッセージを受信した後、メッセージに含まれる情報に基づいてターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを生成し、ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルに基づいて当該メッセージを更新し、更新されたメッセージを第2の検索コンテンツ共有装置に転送することができる。
【0092】
ここで、検索コンテンツ記述プロトコルは、ターゲット検索コンテンツに関連する情報を記述するためのプロトコルであってもよく、様々なフィールドを有するとともに拡張性を有し、かつ、検索識別子が付けられていてもよい。例えば、検索コンテンツ記述プロトコルは、Appmsgであってもよい。ここで、クライアントサービスデータを記述するための拡張可能マークアップ言語(Extensible Markup Language、XML)テキストは、拡張性を有するとともに、異なるフィールドで異なるビジネスセマンティクスを定義する。
【0093】
幾つかの実施例では、サーバは、第1の検索コンテンツ共有装置から送信されたメッセージを受信すると、メッセージに含まれるターゲット検索コンテンツ、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報およびターゲット対象の対象識別子が得られる。その後、サーバは、ターゲット検索コンテンツ、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報およびターゲット対象の対象識別子を、予め設定された検索コンテンツ記述プロトコルにおける対応するフィールドに埋め込むことにより、埋め込まれた検索コンテンツ記述プロトコルを得る。その後、サーバは、埋め込まれた検索コンテンツ記述プロトコルに対して1つの検索識別子を生成し、当該検索識別子を埋め込まれた検索コンテンツ記述プロトコルに対応的に追加することにより、ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを得る。その後、サーバは、メッセージに含まれる情報をターゲット検索コンテンツ記述プロトコルに更新し、更新されたメッセージをターゲット対象の対象識別子に基づいて対応するクライアントに転送してもよい。
【0094】
幾つかの実施例では、情報のセキュリティを向上させるために、第1のクライアントは、メッセージを送信する前に、第1のクライアントに対応する対象と第2のクライアントに対応する対象との間の関連関係を判断する。その後、第1の対象と第2の対象との間の関連関係に基づいて、第2のクライアントの会話ページに検索識別子を表示するか否かを特定してもよい。
【0095】
具体的には、第1の検索コンテンツ共有装置は、対象識別子に基づいて第1のクライアントに対応する対象と第2のクライアントに対応する対象との間の関連関係を特定し、
当該関連関係を予め設定された関連関係とマッチングし、関連関係が予め設定された関連関係と一致している場合、検索識別子表示記号をメッセージに追加することにより、第2のクライアントが当該検索識別子表示記号に基づいて会話ページに検索識別子を表示することができる。
【0096】
ここで、第1のクライアントに対応する対象と第2のクライアントに対応する対象との間の関連関係は、第1の対象と第2の対象とがどのような関係を有するかを説明することができる。例えば、第1の対象と第2の対象との間の関連関係は、フレンド関係、非フレンド関係、やり取り頻繁関係、サムズアップ関係または伝言関係などであってもよい。
【0097】
例えば、第2のクライアントに対応する対象は、一人のみを含む可能性もあり、複数人を含む可能性もある。例えば、「小明」は、ターゲット検索コンテンツを「小紅」のみに共有する可能性もあるし、ターゲット検索コンテンツを、複数人が含まれるグループチャットに共有する可能性もある。複数人が含まれるグループチャットには、「小明」のフレンドではない他人、または「小明」とインタラクションしたことのない他人が含まれる可能性があり、検索識別子を表示すると、情報の漏洩を引き起こす可能性がある。
【0098】
そのため、第1の検索コンテンツ共有装置は、メッセージを送信する前に、第1のクライアントに対応する対象と第2のクライアントに対応する対象との間の関連関係を判断することにより、第2のクライアントに検索識別子を表示するか否かを判定することができる。
【0099】
ここで、予め設定された関連関係は、フレンド関係、伝言関係およびコメント関係を含んでもよい。
【0100】
例えば、第1の検索コンテンツ共有装置は、ターゲット検索コンテンツに対応する対象識別子を解析して得た後、当該ターゲット検索コンテンツを第2のクライアントにおけるどのような対象に共有しようとするかを知ることができる。その後、第1の検索コンテンツ共有装置は、第1のクライアントに対応する対象と第2のクライアントに対応する対象との間の関連関係を特定することができる。例えば、「小明」は、ターゲット検索コンテンツを1つのグループチャットに共有しようとする。次に、第1の検索コンテンツ共有装置は、「小明」と当該グループチャットにおける各対象のそれぞれとの関連関係を特定することができる。例えば、当該グループが「小明」とフレンドではない対象を含む場合、検索識別子表示記号をメッセージに追加しないことにより、第2のクライアントが会話ページに検索識別子を表示させないようにすることができる。また、例えば、「小明」が当該グループにおける全ての対象とフレンド関係である場合、検索識別子表示記号をメッセージに追加することにより、第2のクライアントが会話ページに検索識別子を表示させるようにすることができる。
【0101】
幾つかの実施例では、第1の検索コンテンツ共有装置は、ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを自ら生成し、ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを含むメッセージを第2のクライアントに送信してもよい。
【0102】
例えば、第1の検索コンテンツ共有装置は、ターゲット検索コンテンツ、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報およびターゲット対象の対象識別子などの情報を、予め設定された検索コンテンツ記述プロトコルに埋め込むことにより、ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを得て、ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを含むメッセージを第2のクライアントに送信してもよい。
【0103】
また、例えば、ターゲット検索コンテンツ、ターゲット検索コンテンツのコンテンツタイプ、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報およびターゲット対象の対象識別子を、予め設定された検索コンテンツ記述プロトコルに埋め込むことにより、ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを得てもよい。
【0104】
例えば、検索結果ページが少なくとも1つのコンテンツタイプ識別子をさらに含む場合、「少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信する」ステップは、
少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報を生成するステップと、
検索属性情報およびターゲット検索コンテンツのコンテンツタイプを、予め設定された検索コンテンツ記述プロトコルに埋め込むことにより、ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを得るステップと、
ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを含むメッセージを第2のクライアントに送信するステップと、を含んでもよい。
【0105】
ここで、ターゲット検索属性情報を生成する方式は、上記の「ターゲット検索コンテンツに基づいてターゲット検索コンテンツの検索属性情報を生成する」ステップを参照することができる。
【0106】
幾つかの実施例では、検索属性情報およびターゲット検索コンテンツのコンテンツタイプを、予め設定された検索コンテンツ記述プロトコルにおける対応するフィールドに埋め込むことにより、埋め込まれた検索コンテンツ記述プロトコルを得てもよい。また、第1の検索コンテンツ共有装置は、埋め込まれた検索コンテンツ記述プロトコルに基づいて検索識別子を生成して、検索識別子を埋め込まれた検索コンテンツ記述プロトコルに追加することにより、ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを得てもよい。
【0107】
ここで、ターゲット検索コンテンツのソース情報および検索識別子を検索コンテンツ記述プロトコルに埋め込むことにより、検索識別子とターゲット検索コンテンツのソース情報とを関連付けることができ、第2のクライアントにおける対象が検索識別子をトリガーした後、第2のクライアントにターゲット検索コンテンツのソース情報を表示することができる。
【0108】
幾つかの実施例では、第1の検索コンテンツ共有装置は、検索属性情報およびターゲット検索コンテンツのコンテンツタイプを、予め設定された検索コンテンツ記述プロトコルにおける対応するフィールドに埋め込む場合、第1のクライアントに対応する対象と第2のクライアントに対応する対象との関連関係に基づいて、予め設定された検索コンテンツ記述プロトコルに検索識別子を追加するか否かを判定してもよい。
【0109】
上記実施例では、送信されたメッセージがターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを含むため、メッセージを受信したコンピュータ機器は、ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルに基づいてターゲット検索コンテンツに対応する検索属性情報を正確に得ることができ、インタラクション効率を向上させつつコンピュータリソースを節約する。
【0110】
本願の実施例による検索コンテンツ共有方法は、第1のクライアントの検索結果ページを表示するステップであって、検索結果ページは、検索情報に基づいて検索された検索結果を含み、検索結果は、少なくとも1つの検索コンテンツを含むステップと、少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信するステップであって、メッセージは、メッセージを受信すると会話ページにターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するように、第2のクライアントに指示し、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものであるステップと、を含む。本願の実施例による方法によれば、第1の対象は、ターゲット検索コンテンツを、共有しようとする対象に共有転送することができ、転送されたターゲット検索コンテンツには検索識別子が付けられているので、共有される対象は、当該検索識別子をトリガーすることによって検索結果ページと同じページに迅速に入ることができ、これにより検索コンテンツの共有を実現し、検索効率を向上させつつ対象の即刻の検索要件を満足することができる。
【0111】
また、本願の実施例は、別の検索コンテンツ共有方法をさらに提供する。次に、第2の検索コンテンツ共有装置の角度から説明し、当該第2の検索コンテンツ共有装置は、コンピュータ機器に集積されてもよく、当該コンピュータ機器は、サーバであってもよいし、端末などの装置であってもよい。
【0112】
図7に示すように、以下のステップ201~203を含む検索コンテンツ共有方法が提供される。
【0113】
ステップ201において、第1のクライアントから送信されたメッセージを受信し、メッセージは、ターゲット検索コンテンツを含み、ターゲット検索コンテンツは、第1のクライアントによって検索された、検索情報に関連する少なくとも1つの検索コンテンツからのものである。
【0114】
ここで、ターゲット検索コンテンツは、第1のクライアントにおける第1の対象が第2のクライアントにおける第2の対象に共有しようとする検索コンテンツを含むことができる。
【0115】
ここで、検索コンテンツは、検索情報に基づいて検索されたコンテンツを含むことができる。
【0116】
ここで、検索情報は、検索コンテンツ間の共通性を説明することができる。例えば、検索情報は、検索キーワード、検索画像、検索音声などのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0117】
例えば、「小明」は、第1のクライアントにおいて「新年おめでとう」という検索キーワードに基づいて多くの絵文字を検索し、そのうちの1つの絵文字を「小紅」に共有する。すると、「小紅」の第2のクライアントは、「小明」が「小紅」に共有しようとする絵文字を含むことができるメッセージを受信することができる。
【0118】
ここで、第1のクライアントと第2のクライアントとは、同じものであってもよく、異なるものであってもよい。例えば、第1のクライアントがインスタントメッセージングクライアントAであり、第2のクライアントも当該インスタントメッセージングクライアントAであってもよい。また、例えば、第1のクライアントがインスタントメッセージングクライアントAであるが、第2のクライアントがインスタントメッセージングクライアントBであってもよい。また、例えば、第1のクライアントがインスタントメッセージングクライアントAであるが、第2のクライアントが音楽クライアントCであってもよい。また、例えば、第1のクライアントが音楽クライアントCであるが、第2のクライアントがビデオクライアントDであってもよい。
【0119】
ステップ202において、第2のクライアントの会話ページに、ターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示し、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものである。
【0120】
ここで、会話ページは、第1の対象が第2の対象とメッセージの交換を行うことができるページであってもよい。例えば、第2のクライアントは、会話ページによって、「小明」が「小紅」に送信したメッセージを「小紅」に表示することができる。
【0121】
ここで、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するために用いられてもよい。例えば、第2のクライアントにおける対象は、検索識別子をトリガーすることにより、第1のクライアントの検索結果ページと同じページを第2のクライアントに表示することができる。また、検索識別子情報は、第2のクライアントにおける第2の対象に対してヒントの役割を果たすこともできる。例えば、検索識別子は、対応する文字であり、当該文字は、第2のクライアントにおいてターゲット検索コンテンツのソース情報の表示をどのようにトリガーするかを第2の対象に提示してもよい。また、例えば、検索識別子は、対応する文字とアイコンであり、当該文字とアイコンとの組み合わせによって、第2のクライアントにおいてターゲット検索コンテンツのソース情報の表示をどのようにトリガーするかを第2の対象に提示してもよい。
【0122】
ここで、第2の対象は、第2のクライアントにログインしている対象であってもよい。例えば、第2のクライアントがインスタントメッセージングクライアントである場合、第2の対象は、第2のクライアントにおいて関連アカウントにログインされている対象であってもよい。この場合、第2のクライアントは、第2の対象の通信フレンド、アカウントレベルおよび基本的なアカウント設定情報を含んでもよい。また、例えば、第2のクライアントが音楽クライアントである場合、第2の対象が第2のクライアントにログインした場合、第2のクライアントは、第2の対象のお気に入り曲および注目歌手を含んでもよい。例えば、「小紅」が第2のクライアントにおいて関連アカウントにログインした場合、第2のクライアントの第2の対象は、「小紅」であってもよい。
【0123】
ここで、ターゲット検索コンテンツのソース情報は、第1のクライアントによってターゲット検索コンテンツに対応する検索情報に基づいて検索された検索結果を含んでもよい。例えば、ターゲット検索コンテンツのソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された全ての検索コンテンツを含んでもよい。また、例えば、ターゲット検索コンテンツのソース情報によって、第1のクライアントがどのようにターゲット検索コンテンツを表示するか、および第1のクライアントがどのようにターゲット検索コンテンツを検索したかを知ることができる。
【0124】
幾つかの実施例では、第2のクライアントの会話ページにターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示してもよい。例えば、図8に示すように、図8における007は会話ページであり、008はターゲット検索コンテンツであり、009は検索識別子である。
【0125】
幾つかの実施例では、第2の検索コンテンツ共有装置は、メッセージを受信した場合、メッセージを解析することにより、ターゲット検索コンテンツに対応する対象識別子を得て、当該対象識別子によってメッセージ受信エラーが存在するか否かを判断してもよい。具体的には、「第2のクライアントの会話ページにターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示する」ステップの前に、
メッセージを解析することにより、ターゲット検索コンテンツに対応する対象識別子を得るステップと、
対象識別子に基づいて、第2のクライアントにおいてターゲット対象を特定するステップと、
ターゲット対象に対する会話ページを第2のクライアントに表示するステップと、を含んでもよい。
【0126】
幾つかの実施例では、ターゲット検索コンテンツに対応する対象識別子を、第2のクライアントにログインされた対象の対象識別子とマッチングしてもよい。ターゲット検索コンテンツの対象識別子が第2のクライアントにおける対象識別子と同様である場合、メッセージの伝送が正確であることを表し、この場合、第2のクライアントにターゲット対象に対する会話ページを表示することができる。
【0127】
上記実施例では、メッセージを解析して得られたターゲット検索コンテンツに対応する対象識別子によって、ターゲット対象を迅速に特定することにより、ターゲット対象に対する会話ページを迅速に表示することができ、インタラクション効率を向上させる。
【0128】
ステップ203において、検索識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示し、ソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含む。
【0129】
幾つかの実施例では、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報に関連付け可能なヒント作用を果たすため、検索識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示することができ、ソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含む。
【0130】
例えば、図8に示すように、当該検索識別子009は、例えば「検索してみよう」のような文字の形式であってもよい。第2の対象が「検索してみよう」をクリックすると、第2の検索コンテンツ共有装置は、検索識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示することができ、ソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含む。
【0131】
また、例えば、検索識別子は、図9における010に示すように、音声によって、検索識別子に対するトリガー動作に応答してターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示するように、第2の検索コンテンツ共有装置をトリガーしてもよい。例えば、第2の対象が第2のクライアントに「検索してみよう」という音声情報を入力すると、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報の表示をトリガーすることができる。
【0132】
幾つかの実施例では、検索識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示し、ソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含む。ここで、第2のクライアントに表示される検索コンテンツは、第1のクライアントにおける検索結果ページに表示される検索コンテンツと同様であってもよい。
【0133】
幾つかの実施例では、ソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含み、当該少なくとも1つの検索コンテンツは、第1のクライアントによって検索された複数のコンテンツタイプのうちの第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを含んでもよい。
【0134】
ここで、当該第1のコンテンツタイプは、当該複数のコンテンツタイプのうちの1つのコンテンツタイプであってもよい。
【0135】
例えば、第1のクライアントは、複数の異なるコンテンツタイプの検索コンテンツを検索することができる。例えば、「小明」は、第1のクライアントによって「新年おめでとう」という検索キーワードに関連する検索コンテンツを検索する。ここで、第1のクライアントは、「新年おめでとう」に関連する絵文字パッケージ、「新年おめでとう」に関連する歌曲、「新年おめでとう」に関連するニュースおよび「新年おめでとう」に関連するビデオを検索したが、第2のクライアントにおいて、「新年おめでとう」に関連する絵文字パッケージのみを表示してもよい。
【0136】
幾つかの実施例では、ソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含み、当該少なくとも1つの検索コンテンツは、第1のクライアントによって検索された複数のコンテンツタイプのうちの第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを含むことができる場合、「検索識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示する」ステップは、
検索識別子に対するトリガー動作に応答して、第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示するステップを含んでもよい。
【0137】
例えば、図10に示すように、会話ページ011における検索識別子012に対するトリガー動作に応答して、第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示する。例えば、図10における013に示すように、絵文字タイプの検索コンテンツが表示されている。
【0138】
幾つかの実施例では、第2のクライアントに第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツが表示されている場合、コンテンツ切り替え動作に応答して、第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを、第2のコンテンツタイプで検索情報に関連する検索コンテンツに切り替えて表示してもよい。具体的には、本願の実施例による方法は、
コンテンツ切り替え動作に応答して、第2のコンテンツタイプで検索情報に関連する検索コンテンツに切り替えて表示するステップをさらに含んでもよい。
【0139】
例えば、図11に示すように、コンテンツ切り替え動作に応じて、絵文字コンテンツタイプの検索コンテンツ013を音楽コンテンツタイプの検索コンテンツ014に切り替えることができる。
【0140】
本実施例では、コンテンツ切り替え動作に応答して、異なるコンテンツタイプの検索コンテンツを柔軟に切り替えることができ、異なるコンテンツタイプの検索コンテンツを閲覧する効率を向上させる。
【0141】
幾つかの実施例では、第2のクライアントは、あるコンテンツタイプの検索コンテンツに加えて、各コンテンツタイプのそれぞれに対応するコンテンツタイプ識別子を表示してもよい。具体的には、「前記検索識別子に対するトリガー動作に応答して、前記第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示する」ステップは、
検索識別子に対するトリガー動作に応答して、検索コンテンツページを表示するステップであって、検索コンテンツページは、第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツおよび少なくとも1つのコンテンツタイプ識別子を含み、1つのコンテンツタイプ識別子は、1つのコンテンツタイプの検索コンテンツに対応するステップを含んでもよい。
【0142】
ここで、コンテンツタイプ識別子は、現在表示されている検索コンテンツがどのコンテンツタイプに属するかを対象に提示するためのものである。例えば、コンテンツタイプ識別子によって、「小紅」は、現在表示されている検索コンテンツが絵文字コンテンツタイプであるか歌曲コンテンツタイプであるかを知ることができる。
【0143】
また、コンテンツタイプ識別子は、異なるコンテンツタイプの検索コンテンツを表示するように切り替える機能を対象に提供することもできる。すなわち、コンテンツタイプ識別子は、1つのコントロールとして機能することができ、対象は、コンテンツタイプ識別子をトリガーすることにより、異なるコンテンツタイプの検索コンテンツの切り替え表示を実現することができる。例えば、コンテンツタイプ識別子に対してクリックまたはスライド等の動作を行うことにより、第1のコンテンツタイプの検索コンテンツを第2のコンテンツタイプの検索コンテンツに切り替えて表示することができる。具体的には、「コンテンツ切り替え動作に応答して、第2のコンテンツタイプで検索情報に関連する検索コンテンツに切り替えて表示する」ステップは、
第2のコンテンツタイプに対応するコンテンツタイプ識別子に対するトリガー動作に応答して、第2のコンテンツタイプで検索情報に関連する検索コンテンツに切り替えて表示するステップを含んでもよい。
【0144】
例えば、図12に示すように、検索識別子に対するトリガー動作に応答して、検索コンテンツページ015を表示し、当該検索コンテンツページ015には、複数のコンテンツタイプ識別子016、およびそのうちの1つのコンテンツタイプに対応する検索コンテンツが含まれてもよい。例えば、図12には、絵文字コンテンツタイプに対応する検索コンテンツが表示されている。
【0145】
ここで、第2のコンテンツタイプに対応するコンテンツタイプ識別子に対するトリガー動作に応答して、第2のコンテンツタイプで検索情報に関連する検索コンテンツに切り替えて表示する。例えば、図12における017に示すように、音楽コンテンツタイプ識別子に対するトリガー動作に応答して、絵文字コンテンツタイプに対応する検索コンテンツを音楽コンテンツタイプに対応する検索コンテンツに切り替えて表示することができる。
【0146】
本実施例では、異なるコンテンツタイプの検索コンテンツを柔軟に切り替えることができ、インタラクション効率を向上させる。
【0147】
幾つかの実施例では、ソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツをさらに含み、当該少なくとも1つの検索コンテンツは、第1のクライアントによって検索された全てのコンテンツタイプのうちの第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを含んでもよい。
【0148】
例えば、図13に示すように、会話ページ018における検索識別子に対するトリガー動作に応答して、第1のクライアントによって検索された全てのコンテンツタイプのうちの第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツ019を表示することができる。
【0149】
幾つかの実施例では、ターゲット検索コンテンツのソース情報は、検索情報をさらに含んでもよい。例えば、検索情報は、検索キーワード、検索画像、検索音声などのうちの少なくとも1つを含んでもよい。従って、検索識別子に対するトリガー動作に応答して、検索コンテンツに加えて、検索情報を表示することができる。例えば、図14に示すように、第2のクライアントは、検索コンテンツに加えて、「新年おめでとう」という検索情報020を表示することができる。
【0150】
また、第2のクライアントの対象は、当該検索情報を修正することもできる。第2の検索コンテンツ共有装置は、検索情報に対する修正動作に応答して、修正された検索情報に関連する検索コンテンツを表示することができる。
【0151】
具体的には、本願の実施例による方法は、
検索情報に対する修正動作に応答して、修正された検索情報に関連する検索コンテンツを表示するステップをさらに含んでもよい。
【0152】
例えば、図14に示すように、表示されている検索コンテンツは、「新年おめでとう」である。第2の対象が検索コンテンツを「恭喜發財」に修正すると、第2の検索コンテンツ共有装置は、修正された検索情報である「恭喜發財」に関連する検索コンテンツを表示することができる。
【0153】
本実施例では、検索情報に対する修正動作に応答することにより、検索情報の切り替えを迅速に実現して、表示されている検索コンテンツを迅速に切り替えることができ、検索コンテンツの切り替え効率を向上させる。
【0154】
幾つかの実施例では、ソース情報は、検索コンテンツに加えて、起源識別子を含み、1つの検索コンテンツは、1つの起源識別子に対応してもよい。ここで、起源識別子は、検索コンテンツの起源情報を標識するためのものである。ここで、検索コンテンツの起源情報は、検索エンジンが検索コンテンツを検索したときに検索コンテンツの位置するページ内のコンテンツを指してもよい。例えば、検索コンテンツが1つの絵文字であり、当該絵文字がある作成者によってウェブページで発表された絵文字パッケージに起源すると、検索コンテンツに対応する起源情報は、当該絵文字パッケージとなる。また、例えば、検索コンテンツは、1つのニュースであり、当該ニュースがある作成者によってニュースウェブサイトで発表されたニュースに起源すると、検索コンテンツに対応する起源情報は、当該ニュースウェブサイトに含まれるコンテンツを含んでもよい。
【0155】
幾つかの実施例では、当該起源識別子は、1つのコントロールとして機能することができるため、対象は、当該起源識別子をクリックすることにより、検索コンテンツに対応する起源情報を閲覧することができる。具体的には、本願の実施例による方法は、
起源識別子に対するトリガー動作に応答して、起源識別子に対応する検索コンテンツの起源情報を表示するステップをさらに含んでもよい。
【0156】
例えば、ソース情報には、「新年おめでとう」に関連する複数の絵文字が含まれ、各絵文字のそれぞれは、1つの対応する起源識別子を有する。第2の対象がそのうちの1つの絵文字の起源識別子をクリックすると、当該絵文字に対応するソースページを表示することができ、当該ソースページは、当該絵文字のソース情報を含むことができる。例えば、当該ソースページには、当該絵文字と同一の発表者である他の絵文字が含まれてもよい。
【0157】
本実施例では、起源識別子に対するトリガー動作に応答して、前記起源識別子に対応する検索コンテンツの起源情報を表示することにより、起源情報を迅速に照会することができ、インタラクション効率を向上させる。
【0158】
幾つかの実施例では、コンテンツ表示の知能性を向上させるために、ターゲット検索コンテンツに対応するソースを表示する前に、対象の属性情報に基づいてソース情報に含まれる検索コンテンツを並び替えることにより、表示される検索コンテンツを対象の属性情報に合致させてもよい。例えば、少なくとも1つの検索コンテンツは、第2のクライアントに対応する対象属性に基づいて並び替えられた検索コンテンツを含むことができるため、検索識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示することができる。
【0159】
ここで、対象の属性情報は、クライアントにおける対象の動作データまたは閲覧嗜好を含んでもよい。
【0160】
対象の属性情報に基づいて検索コンテンツを並び替えて、並び替えされた検索コンテンツを表示することにより、対象が興味を持ちやすい検索コンテンツを前に並び替えることができ、対象と検索コンテンツとのインタラクション率を向上させつつ、対象によるクライアントの使用感を向上させることができる。
【0161】
ここで、対象の属性情報に基づいて検索コンテンツを並び替える方式は、複数種類ある。例えば、人工知能アルゴリズムを利用して、対象の属性情報に基づいて検索コンテンツを並び替えることができる。
【0162】
本実施例では、検索コンテンツが第2のクライアントに対応する対象の属性情報に基づいて並び替えられるため、第2のクライアントの対象に適合する方式で検索コンテンツを表示することにより、対象と第2のクライアントに表示される検索コンテンツとのインタラクションを加速させることができ、インタラクション効率を向上させる。
【0163】
幾つかの実施例では、第1のクライアントは、検索情報に基づいて検索コンテンツを検索するときに、異なる次元で検索情報と関連する検索コンテンツを検索できてもよい。
【0164】
例えば、検索情報が文字である場合、第1のクライアントは、セマンティクス次元および単語次元などで検索情報と関連する検索コンテンツを検索することができる。例えば、検索情報は、「新年おめでとう」である場合、セマンティクス次元で「新年おめでとう」と関連する検索コンテンツは、「新年おめでとう」というセンテンスと関連する検索コンテンツを含み、単語次元で検索情報と関連する検索コンテンツは、「新年」という単語と関連する検索コンテンツを含むことができる。
【0165】
また、例えば、検索情報が画像である場合、第1のクライアントは、セマンティクス次元および画像次元などで検索情報と関連する検索コンテンツを検索することができる。
【0166】
幾つかの実施例では、第2のクライアントにおいて、当該検索コンテンツは、異なる次元で検索情報と関連する検索コンテンツを含むことができるため、検索識別子に対するトリガー動作に応答して、異なる次元で検索情報と関連する検索コンテンツを表示することができる。また、各次元の検索コンテンツのそれぞれに対応する次元が何であるかを表示することもできる。例えば、検索コンテンツに関連する次元が画像次元である場合、当該検索コンテンツに対応する次元が画像次元であることを表示することができる。
【0167】
本実施例では、少なくとも1つの検索コンテンツは、異なる次元で検索情報と関連する検索コンテンツを含むため、検索コンテンツの豊富さを向上させる。
【0168】
幾つかの実施例では、第2のクライアントにターゲット検索コンテンツのソース情報を正確に表示するために、第1のクライアントは、ターゲット検索コンテンツ、ターゲット検索コンテンツのソース情報および検索識別子などを、予め設定された検索コンテンツ記述プロトコルに埋め込むことにより、ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを得て、ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを含むメッセージを第2のクライアントに送信してもよい。そのため、第2のクライアントは、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を正確に表示するために、ターゲット検索コンテンツに対応する検索コンテンツ記述プロトコルを取得し、その後、当該検索コンテンツ記述プロトコルに基づいて、ソース情報を表示することができる。
【0169】
具体的には、「検索識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示する」ステップは、
検索識別子に対するトリガー動作に応答して、検索識別子に対応する検索コンテンツ記述プロトコルを取得するステップと、
検索コンテンツ記述プロトコルを解析することにより、ターゲット検索コンテンツに対応する検索属性情報を得るステップと、
検索属性情報に基づいて、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示するステップと、を含んでもよい。
【0170】
ここで、検索コンテンツ記述プロトコルは、ターゲット検索コンテンツに関連する情報を記述するためのプロトコルであってもよく、当該検索コンテンツ記述プロトコルは、様々なフィールドを有するとともに拡張性を有し、かつ、当該検索コンテンツ記述プロトコルには、検索識別子が付けられていてもよい。例えば、検索コンテンツ記述プロトコルは、Appmsgであってもよい。ここで、クライアントサービスデータを記述するための拡張可能マークアップ言語(Extensible Markup Language、XML)テキストは、拡張性を有するとともに、異なるフィールドで異なるビジネスセマンティクスを定義する。
【0171】
ここで、ターゲット検索コンテンツに対応する検索コンテンツ記述プロトコルは、ターゲット検索コンテンツを記述するプロトコルであってもよい。例えば、ターゲット検索コンテンツに対応する検索コンテンツ記述プロトコルは、ターゲット検索コンテンツがどのような検索エンジンによって検索されたものであるか、検索エンジンにおけるターゲット検索コンテンツの識別子情報が何であるか、ターゲット検索コンテンツのコンテンツタイプが何であるかを記述することができる。
【0172】
ここで、検索属性情報は、検索コンテンツ記述プロトコルに記録されターゲット検索コンテンツに関連する情報を含んでもよい。例えば、検索属性情報は、ターゲット検索コンテンツがどのような検索エンジンによって検索されたものであるか、検索エンジンにおけるターゲット検索コンテンツの識別子情報が何であるか、ターゲット検索コンテンツのコンテンツタイプが何であるかを含むことができる。例えば、検索属性情報は、検索エンジン識別子情報およびターゲット検索コンテンツの識別子情報などを含んでもよい。
【0173】
幾つかの実施例では、検索コンテンツ記述プロトコルを解析することにより、ターゲット検索コンテンツに対応する検索属性情報を得てもよい。例えば、検索コンテンツ記述プロトコルにおけるフィールドをトラバースすることにより、ターゲット検索コンテンツに対応する検索属性情報を得ることができる。
【0174】
本実施例では、検索コンテンツ記述プロトコルを解析することにより、ソース情報を迅速かつ正確に取得することができ、ソース情報の表示効率を向上させる。
【0175】
幾つかの実施例では、検索属性情報に基づいて、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示してもよい。ここで、検索属性情報に基づいてターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示する方式は、複数種類ある。
【0176】
例えば、第2の検索コンテンツ共有装置は、サーバによってターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を検索し、サーバから送信されたソース情報を受信して表示することができる。
【0177】
具体的には、「検索属性情報に基づいて、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示する」ステップは、
検索属性情報に基づいて検索要求を生成するステップと、
サーバが検索要求に基づいて検索するように、検索要求をサーバに送信することにより、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を得るステップと、
サーバから送信されたソース情報を受信して表示するステップと、を含んでもよい。
【0178】
例えば、第2のクライアントは、検索属性情報における検索エンジン識別子情報およびターゲット検索コンテンツの識別子情報に対してパケット化処理を実行することにより、当該検索要求を得ることができる。
【0179】
その後、サーバは、検索エンジン識別子情報およびターゲット検索コンテンツの識別子情報を含む検索要求に基づいて、異なる検索エンジンに検索要求を開始し、かつ異なる検索エンジンから返された検索結果を受信することができる。その後、サーバは、ターゲット検索コンテンツの識別子情報に基づいて、異なる検索エンジンから返された検索結果に対して整合処理を行うことによりソース情報を得て、当該ソース情報を第2のクライアントに返すことができる。その後、第2のクライアントは、サーバから送信されたソース情報を受信して表示することができる。
【0180】
また、例えば、第2の検索コンテンツ共有装置は、検索属性情報に基づいて、複数の異なる検索エンジンに検索要求を開始し、かつ異なる検索エンジンから返された検索結果を受信することができる。その後、第2のクライアントは、検索エンジン識別子情報およびターゲット検索コンテンツの識別子情報に基づいて、異なる検索エンジンから返された検索結果に対して整合処理を行うことにより、ソース情報を得て表示することができる。
【0181】
幾つかの実施例では、第2のクライアントに第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツが表示されている場合、「検索識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示し、ソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含む」ステップは、
検索識別子に対するトリガー動作に応答して、検索識別子に対応する検索コンテンツ記述プロトコルを取得するステップと、
検索コンテンツ記述プロトコルを解析することにより、ターゲット検索コンテンツに対応する検索属性情報およびコンテンツタイプを得るステップと、
検索属性情報およびコンテンツタイプに基づいて、第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示するステップと、を含んでもよい。
【0182】
ここで、検索属性情報およびコンテンツタイプに基づいて、第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示する方式は、複数種類ある。
【0183】
本実施例では、検索コンテンツ記述プロトコルを解析することにより、ターゲット検索コンテンツに対応する検索属性情報およびコンテンツタイプを迅速且つ正確に得ることができ、第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示する効率を向上させる。
【0184】
幾つかの実施例では、第2のクライアントは、サーバによってターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を検索し、サーバから送信されたソース情報を受信して表示してもよい。
【0185】
例えば、第2のクライアントは、検索属性情報およびコンテンツタイプに基づいて検索要求を生成し、検索要求をサーバに送信することができる。例えば、第2のクライアントは、検索属性情報におけるターゲット検索コンテンツの識別子情報およびコンテンツタイプに対してパケット化処理を行うことにより、検索要求を得ることができる。
【0186】
その後、第2のクライアントは、当該検索要求をサーバに送信することができる。サーバは、検索要求を受信した場合、ターゲット検索コンテンツの識別子情報およびコンテンツタイプを含む検索要求に基づいて、異なる検索エンジンに検索要求を開始し、異なる検索エンジンから返された検索結果を受信することができる。
【0187】
その後、サーバは、ターゲット検索コンテンツの識別子情報およびコンテンツタイプに基づいて、異なる検索エンジンから返された検索結果に対して整合処理を行うことにより、ソース情報を得て、当該ソース情報を第2のクライアントに返すことができる。その後、第2のクライアントは、サーバから送信されたソース情報を受信して表示することができる。
【0188】
幾つかの実施例では、第2のクライアントは、直接検索属性情報およびコンテンツタイプに基づいて第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示してもよい。具体的には、「検索属性情報およびコンテンツタイプに基づいて、第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示する」ステップは、
検索属性情報を解析することにより、少なくとも1つの検索エンジンの検索エンジン識別子情報を得るステップと、
検索エンジン識別子情報に基づいて、検索情報を含む検索要求を少なくとも1つの検索エンジンに送信し、各検索エンジンから返された検索コンテンツを受信するステップと、
コンテンツタイプに基づいて、各検索エンジンから返された検索コンテンツに対して整合処理を行うことにより、第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを得て表示するステップと、を含んでもよい。
【0189】
ここで、本願の実施例による検索エンジンは、通常の検索エンジンに加えて、バーティカル検索エンジンをさらに含んでもよい。ここで、バーティカル検索エンジンは、ある業界に対する専門的な検索エンジンとして、検索エンジンの細分化および延伸であり、特定ユーザの特定の検索要求に基づいて、ウェブサイト(ウェブページ)ライブラリにおけるある種類の専門的な情報を深く発掘して整合した後に、結果をある形式でユーザに返すことである。バーティカル検索は、通常の検索エンジンの情報量が大きく、照会が不正確であるとともに深さが十分ではないなどに対して提案された新たな検索エンジンサービスモードであって、ある特定の分野、ある特定の人群またはある特定のニーズに対して提供され、特定用途の情報および関連サービスを有する。
【0190】
本実施例では、検索属性情報を解析して検索エンジン識別子情報を得ることにより、第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを迅速に取得することができ、検索コンテンツの取得効率を向上させる。
【0191】
本願の実施例による検索コンテンツ共有方法は、第1のクライアントから送信されたメッセージを受信するステップであって、メッセージは、ターゲット検索コンテンツを含み、ターゲット検索コンテンツは、第1のクライアントによって検索された、検索情報に関連する少なくとも1つの検索コンテンツからのものであるステップと、第2のクライアントの会話ページにターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するステップであって、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものであるステップと、検索識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示するステップであって、ソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含むステップと、を含むことができる。本願の実施例によれば、検索コンテンツの共有を実現することができ、他の対象が検索コンテンツのソース情報を便利に取得することができ、検索の効率を向上させる。本願の実施例による方法によれば、第1のクライアントの対象は、ターゲット検索コンテンツを含むメッセージを第2のクライアントの対象に転送して共有することができる。第2のクライアントは、メッセージを受信すると、第1の対象と第2の対象との会話ページにターゲット検索コンテンツおよび検索識別子を表示することができる。第2の対象がターゲット検索コンテンツのソース情報を取得しようとする場合、第2の対象は、検索識別子をトリガーすることにより、ターゲット検索コンテンツのソース情報を便利かつ迅速に取得することができる。そのため、本願の実施例による方法によれば、転送して共有するコンテンツに関連する情報の検索を迅速に開始することができ、検索効率を向上させつつ、対象の即刻の検索ニーズを満足することができる。
【0192】
以下、上記実施例で説明された方法に基づいて、例を挙げてさらに詳細に説明する。
【0193】
本願の実施例は、第1の検索コンテンツ共有装置が端末に集積されることを例として本願の実施例の方法を説明する。
【0194】
幾つかの実施例では、図15に示すように、検索コンテンツ共有方法の具体的なフローは、以下のステップ301~302の通りである。
【0195】
ステップ301において、第1の端末は、第1のクライアントの検索結果ページを表示し、検索結果ページは、検索情報に基づいて検索された検索結果を含み、検索結果は、少なくとも1つの検索コンテンツを含む。
【0196】
例えば、第1のクライアントは、インスタントメッセージングクライアントである。「小明」が第1のクライアントにログインした対象であるため、第1のクライアントは、「小明」のフレンドリストなどの情報をさらに含む。
【0197】
例えば、「小明」は、第1のクライアントによって「新年おめでとう」という検索キーワードに関連する検索コンテンツを検索することができ、「小明」は、「新年おめでとう」に関連する絵文字を閲覧しようとする。そのため、第1の端末は、検索結果ページを表示することができ、当該検索結果ページは、「新年おめでとう」に関連する絵文字を含むことができる。例えば、図16における021に示すように、「新年おめでとう」に関連する絵文字を表示する。
【0198】
その後、図16における022に示すように、「小明」は、ターゲット検索コンテンツ(すなわち、絵文字6)を選択し、当該絵文字6をそのフレンドリストにおける「小紅」に共有することができる。
【0199】
ステップ302において、第1の端末は、少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信し、メッセージは、メッセージを受信すると会話ページにターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するように、第2のクライアントに指示し、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものである。
【0200】
例えば、第1の対象が図18における022の「友人へ送信」というコントロールをクリックして、関連するシングルチャットまたはグループチャットを選択した場合、ターゲット検索コンテンツを関連する会話に送信し、ターゲット検索コンテンツの左下隅に「検索してみよう」という検索識別子を付ける。
【0201】
例えば、「小明」が図18における022の「友人へ送信」というコントロールをクリックし、関連するシングルチャットまたはグループチャットを選択した場合、第1の端末は、情報を関連する会話に送信し、コンテンツの左下隅に「検索してみよう」というマイクロマークを付ける。
【0202】
例えば、図18に示すように、「小明」が当該絵文字6をそのフレンドリストにおける「小紅」に共有する動作をトリガーすると、第1の端末は、当該絵文字6に対する送信動作に応答して、当該絵文字6などの情報を含むメッセージを第2のクライアントに送信することができる。
【0203】
本願の実施例による検索コンテンツ共有方法は、第1の端末が第1のクライアントの検索結果ページを表示するステップであって、検索結果ページは、検索情報に基づいて検索された検索結果を含み、検索結果は、少なくとも1つの検索コンテンツを含むステップと、第1の端末が、少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信するステップであって、メッセージは、メッセージを受信すると会話ページにターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するように、第2のクライアントに指示し、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものであるステップと、を含むことができる。本願の実施例によれば、ターゲット検索コンテンツの共有を実現することができ、他の対象がターゲット検索コンテンツのソース情報を便利に取得することができ、検索の効率を向上させる。
【0204】
また、本願の実施例は、第2の検索コンテンツ共有装置が端末に集積されることを例として本願の実施例の方法を説明する。
【0205】
幾つかの実施例では、図17に示すように、検索コンテンツ共有方法の具体的なフローは、以下のステップ401~403の通りである。
【0206】
ステップ401において、第2の端末は、第1のクライアントから送信されたメッセージを受信し、メッセージは、ターゲット検索コンテンツを含み、ターゲット検索コンテンツは、第1のクライアントによって検索された、検索情報に関連する少なくとも1つの検索コンテンツからのものである。
【0207】
ステップ402において、第2の端末は、第2のクライアントの会話ページにターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示し、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものである。
【0208】
例えば、「小明」がターゲット検索コンテンツを「小紅」に共有した場合、「小紅」は、第2のクライアントの会話ページによってターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子が見える。例えば、図18における023に示すように、「小紅」は、第2のクライアントの会話ページによって「小明」が自分に共有した絵文字を見ることができる。ここで、当該絵文字は、「検索してみよう」という検索識別子が付けられることができる。
【0209】
ステップ403において、第2の端末は、検索識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示し、ソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含む。
【0210】
その後、「小紅」は、「検索してみよう」という検索識別子をクリックすることにより、第2のクライアントにおいて第1のクライアントにおけるターゲット検索コンテンツの検索結果ページを便利に表示させ、ターゲット検索コンテンツに関連する二次検索を迅速に開始することができる。例えば、図19における024に示すように、「検索してみよう」という検索識別子をクリックすることにより、検索されたページを表示する。
【0211】
本願の実施例による検索コンテンツ共有方法は、第2の端末が第1のクライアントから送信されたメッセージを受信するステップであって、メッセージは、ターゲット検索コンテンツを含み、ターゲット検索コンテンツは、第1のクライアントによって検索された、検索情報に関連する少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツであるステップと、第2の端末がターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を第2のクライアントの会話ページに表示するステップであって、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものであるステップと、第2の端末が、検索識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示するステップであって、ソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含むステップと、を含むことができる。本願の実施例によれば、ターゲット検索コンテンツの共有を実現することができ、他の対象がターゲット検索コンテンツのソース情報を便利に取得することができ、検索の効率を向上させる。
【0212】
また、本願の実施例は、第1の検索コンテンツ共有装置が第1の端末に集積され、第2の検索コンテンツ共有装置が第2の端末に集積され、メッセージ伝送装置がサーバに集積されることを例として本願の実施例の方法を説明する。
【0213】
幾つかの実施例では、図20に示すように、検索コンテンツ共有方法の具体的なフローは以下のステップ501~507の通りである。
【0214】
ステップ501において、第1の端末は、第1のクライアントの検索結果ページを表示し、検索結果ページは、検索情報に基づいて検索された検索結果を含み、検索結果は、少なくとも1つの検索コンテンツを含む。
【0215】
ステップ502において、第1の端末は、少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、サーバがメッセージを第2のクライアントに送信するように、サーバにメッセージを送信し、メッセージは、メッセージを受信すると会話ページにターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するように、第2のクライアントに指示し、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものである。
【0216】
例えば、「小明」がターゲット検索コンテンツを「小紅」に送信しようとする場合、第1の端末は、ターゲット検索コンテンツに対応する識別子情報(docidに相当する)、ターゲット検索コンテンツのコンテンツタイプ、および「小紅」に対応する対象識別子に対してパケット化処理を行うことによりメッセージを得て、メッセージをサーバに送信することができる。
【0217】
ステップ503において、サーバは、第1の端末から送信されたメッセージを受信し更新することにより、更新されたメッセージを得る。
【0218】
サーバが第1の端末から送信された「小明」が共有しようとするメッセージを受信した場合、クライアントは、docidおよびターゲット検索コンテンツのコンテンツタイプに基づいて対応するAppmsgを生成することができ、Appmsgには、「検索してみよう」のマイクロマーク情報が含まれる。その後、サーバは、Appmsgに基づいてメッセージを更新することにより、更新されたメッセージを得ることができる。
【0219】
ステップ504において、サーバは、更新されたメッセージを第2の端末に送信する。
【0220】
ステップ505において、第2の端末は、第1のクライアントから送信されたメッセージを受信し、メッセージは、ターゲット検索コンテンツを含み、ターゲット検索コンテンツは、第1のクライアントによって検索された、検索情報に関連する少なくとも1つの検索コンテンツからのものである。
【0221】
ステップ506において、第2の端末は、第2のクライアントの会話ページにターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示し、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものである。
【0222】
ステップ507において、第2の端末は、検索識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示し、ソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含む。
【0223】
例えば、「小紅」が会話ページにおけるAppmsgの「検索してみよう」という検索識別子をクリックした場合、第2のクライアントは、Appmsgを解析することにより、docidおよびターゲット検索コンテンツのコンテンツタイプを得て、検索情報、docidおよびターゲット検索コンテンツのコンテンツタイプをパケット化して、サーバに検索要求を送信することができる。
【0224】
その後、サーバは、コンテンツタイプ(例えば、絵文字コンテンツタイプ)、およびターゲット検索コンテンツに対応する検索情報(例えば、「新年おめでとう」)に基づいて、関連するバーティカル検索エンジン(例えば、絵文字検索、アプレット検索、公式アカウント検索、音楽検索、ニュース検索など)に検索要求を送信する。
【0225】
サーバは、検索したターゲット検索コンテンツのソース情報を第2のクライアントに返し、第2のクライアントは、ソース情報を第2のクライアントを介して「小紅」に表示する。
【0226】
本願の実施例によれば、ターゲット検索コンテンツの共有を実現することができ、他の対象がターゲット検索コンテンツのソース情報を便利に取得することができ、検索の効率を向上させる。
【0227】
本願の実施例による検索コンテンツ共有方法をよりよく実施するために、幾つかの実施例では、第1のクライアントに適用可能な検索コンテンツ共有装置(第1の検索コンテンツ共有装置とも呼ぶ)と、第2のクライアントに適用可能な検索コンテンツ共有装置(第2の検索コンテンツ共有装置とも呼ぶ)とを含む検索コンテンツ共有システムをさらに提供する。ここで、当該第1の検索コンテンツ共有装置および第2の検索コンテンツクライアントは、コンピュータ機器に集積されてもよい。名詞の意味は、上記検索コンテンツ共有方法と同様であり、具体的な実現の詳細は、方法実施例における説明を参照することができる。
【0228】
幾つかの実施例では、第2の検索コンテンツ共有装置を提供する。当該第2の検索コンテンツ共有装置は、具体的にコンピュータ機器に集積されてもよく、図21に示すように、当該検索コンテンツ共有装置は、受信ユニット601と、第1の表示ユニット602と、第2の表示ユニット603とを含み、具体的には、以下の通りである。
【0229】
受信ユニット601は、第1のクライアントから送信されたメッセージを受信するものであり、メッセージは、ターゲット検索コンテンツを含み、ターゲット検索コンテンツは、第1のクライアントによって検索された、検索情報に関連する少なくとも1つの検索コンテンツからのものである。
【0230】
第1の表示ユニット602は、第2のクライアントの会話ページにターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するものであり、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものである。
【0231】
第2の表示ユニット603は、検索識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示するものであり、ソース情報は、検索情報に基づいて第1のクライアントによって検索された少なくとも1つの検索コンテンツを含む。
【0232】
幾つかの実施例では、第2の表示ユニット603は、
検索識別子に対するトリガー動作に応答して、第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示する第1の表示サブユニットを含んでもよい。
【0233】
幾つかの実施例では、第2の表示ユニット603は、
コンテンツ切り替え動作に応答して、第2のコンテンツタイプで検索情報に関連する検索コンテンツに切り替えて表示する第2の表示サブユニットをさらに含んでもよい。
【0234】
幾つかの実施例では、第1の表示サブユニットは、
検索識別子に対するトリガー動作に応答して、検索コンテンツページを表示する第1の表示モジュールを含んでもよく、検索コンテンツページは、第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツおよび少なくとも1つのコンテンツタイプ識別子を含み、1つのコンテンツタイプ識別子は、1つのコンテンツタイプの検索コンテンツに対応する。
【0235】
幾つかの実施例では、第2の表示サブユニットは、
第2のコンテンツタイプに対応するコンテンツタイプ識別子に対するトリガー動作に応答して、第2のコンテンツタイプで検索情報に関連する検索コンテンツに切り替えて表示することを含んでもよい。
【0236】
幾つかの実施例では、第2の表示ユニット603は、
検索識別子に対するトリガー動作に応答して、検索識別子に対応する検索コンテンツ記述プロトコルを取得する第1の取得サブユニットと、
検索コンテンツ記述プロトコルを解析することにより、ターゲット検索コンテンツに対応する検索属性情報およびコンテンツタイプを得る第1の解析サブユニットと、
検索属性情報およびコンテンツタイプに基づいて、第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示する第3の表示サブユニットと、を含んでもよい。
【0237】
幾つかの実施例では、第3の表示サブユニットは、
検索属性情報を解析することにより、少なくとも1つの検索エンジンの検索エンジン識別子情報を得る第1の解析モジュールと、
検索エンジン識別子情報に基づいて、検索情報を含む検索要求を少なくとも1つの検索エンジンに送信し、各検索エンジンから返された検索コンテンツを受信する第1の送信モジュールと、
コンテンツタイプに基づいて、各検索エンジンから返された検索コンテンツに対して整合処理を行うことにより、第1のコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを得て表示する整合モジュールと、を含んでもよい。
【0238】
幾つかの実施例では、検索コンテンツ共有装置は、
検索情報に対する修正動作に応答して、修正された検索情報に関連する検索コンテンツを表示する第4の表示ユニットをさらに含んでもよい。
【0239】
幾つかの実施例では、第2の表示ユニット603は、
検索識別子に対するトリガー動作に応答して、検索識別子に対応する検索コンテンツ記述プロトコルを取得する第2の取得サブユニットと、
検索コンテンツ記述プロトコルを解析することにより、ターゲット検索コンテンツに対応する検索属性情報を得る第2の解析サブユニットと、
検索属性情報に基づいて、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を表示する第4の表示サブユニットと、をさらに含んでもよい。
【0240】
幾つかの実施例では、第4の表示サブユニットは、
検索属性情報に基づいて検索要求を生成する第1の生成モジュールと、
サーバが検索要求に基づいて検索するように、検索要求をサーバに送信することにより、ターゲット検索コンテンツに対応するソース情報を得る第2の送信モジュールと、
サーバから送信されたソース情報を受信して表示する第1の受信モジュールと、をさらに含んでもよい。
【0241】
幾つかの実施例では、第1の検索コンテンツ共有装置を提供する。当該第1の検索コンテンツ共有装置は、具体的にコンピュータ機器に集積されてもよく、図22に示すように、当該検索コンテンツ共有装置は、第3の表示ユニット701と、送信ユニット702とを含み、具体的には、以下の通りである。
【0242】
第3の表示ユニット701は、第1のクライアントの検索結果ページを表示するものであり、検索結果ページは、検索情報に基づいて検索された検索結果を含み、検索結果は、少なくとも1つの検索コンテンツを含む。
【0243】
送信ユニット702は、少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第2のクライアントにメッセージを送信し、メッセージは、メッセージを受信すると会話ページにターゲット検索コンテンツおよびターゲット検索コンテンツに対応する検索識別子を表示するように、第2のクライアントに指示し、検索識別子は、ターゲット検索コンテンツのソース情報を標識するためのものである。
【0244】
幾つかの実施例では、第3の表示ユニット701は、
ターゲットコンテンツタイプ識別子に対するトリガー動作に応答して、ターゲットコンテンツタイプに対応する検索コンテンツを表示する第5の表示サブユニットを含んでもよく、ターゲットコンテンツタイプは、ターゲット検索コンテンツに対応するコンテンツタイプである。
【0245】
幾つかの実施例では、送信ユニット702は、
少なくとも1つの検索コンテンツのうちのターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報を生成する第1の生成サブユニットと、
検索属性情報およびターゲット検索コンテンツのコンテンツタイプを、予め設定された検索コンテンツ記述プロトコルに埋め込むことにより、ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを得る埋め込みサブユニットと、
ターゲット検索コンテンツ記述プロトコルを含むメッセージを第2のクライアントに送信する第1の送信サブユニットと、を含んでもよい。
【0246】
幾つかの実施例では、送信ユニット702は、
少なくとも1つの検索コンテンツに対する選択動作に応答して、ターゲット検索コンテンツを含むコンテンツ確認ページを表示する第6の表示サブユニットと、
コンテンツ確認ページに対する送信動作に応答して、コンテンツ確認ページにおけるターゲット検索コンテンツを第2のクライアントに送信する第2の送信サブユニットと、をさらに含んでもよい。
【0247】
幾つかの実施例では、送信ユニット702は、
ターゲット検索コンテンツに対する送信動作に応答して、第1のクライアントの第1の対象と関連関係を有する少なくとも1つの選択候補対象が含まれる送信対象選択ページを表示する第7の表示サブユニットと、
少なくとも1つの選択候補対象のうちのターゲット対象に対する選択動作に応答して、第2のクライアントにおけるターゲット対象にメッセージを送信する第3の送信サブユニットと、を含んでもよい。
【0248】
幾つかの実施例では、第3の表示サブユニットは、
ターゲット対象に対する選択動作に応答して、ターゲット対象を認識することにより、ターゲット対象の対象識別子を得る第1の認識モジュールと、
ターゲット検索コンテンツに基づいて、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報を生成する第2の生成モジュールと、
ターゲット検索コンテンツ、ターゲット検索コンテンツの検索属性情報およびターゲット対象の対象識別子に対してパケット化処理を行うことによりメッセージを得るパケット化モジュールと、
サーバが第2のクライアントにメッセージを転送するように、サーバにメッセージを送信する第2の送信モジュールと、を含んでもよい。
【0249】
幾つかの実施例では、第2の生成モジュールは、
検索結果に対して情報抽出処理を行うことにより、検索結果に対応する検索エンジン識別子情報を得る情報抽出サブモジュールと、
ターゲット検索コンテンツに対して認識処理を行うことにより、検索結果におけるターゲット検索コンテンツの識別子情報を得る認識サブモジュールと、
検索エンジン識別子情報、識別子情報およびターゲット検索コンテンツに対応する検索情報に対して梱包処理を行うことにより、検索属性情報を得るパッケージ化サブモジュールと、を含んでもよい。
【0250】
具体的な実施の際、以上の各ユニットは、独立したエンティティとして実現されてもよいし、任意に組み合わせて同一またはいくつかのエンティティとして実現されてもよく、以上の各ユニットの具体的な実施は、前述した方法実施例を参照することができる。
【0251】
上記の検索コンテンツ共有装置によれば、ターゲット検索コンテンツの共有を実現することができ、他の対象がターゲット検索コンテンツのソース情報を便利に取得することができ、検索の効率を向上させる。
【0252】
本願の実施例は、コンピュータ機器をさらに提供する。当該コンピュータ機器は、端末またはサーバを含むことができ、例えば、コンピュータ機器は、検索コンテンツ共有端末とすることができ、当該端末は、携帯電話、タブレットなどであってもよい。また、例えば、コンピュータ機器は、サーバ、例えば検索コンテンツ共有サーバなどであってもよい。図23は、本願の実施例に係る端末の構造を示す図である。
【0253】
具体的には、当該コンピュータ機器は、1つまたはそれ以上の処理コアを含むプロセッサ801、1つまたはそれ以上のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であるメモリ802、電源803および入力ユニット804などの部材を含んでもよい。コンピュータ機器は、図23に示す構成に限定されず、図示よりも多くまたは少ない要素を含んだり、幾らかの要素を組み合わせたり、異なる要素の配置を採用したりしてもよいことは、当業者が容易に理解できるであろう。
【0254】
プロセッサ801は、当該コンピュータ機器の制御センターであり、各種のインターフェースおよび回線を利用してコンピュータ機器全体の各部を接続し、メモリ802に記憶されたソフトウェアプログラムおよび/またはモジュールを作動または実行し、メモリ802に記憶されたデータを呼び出すことにより、コンピュータ機器の各種の機能および処理データを実行する。選択的に、プロセッサ801は、1つまたは複数の処理コアを含んでもよい。好ましくは、プロセッサ801は、主にオペレーティングシステム、ユーザページおよびアプリケーションプログラムなどを処理するアプリケーションプロセッサと、主に無線通信を処理するモデムプロセッサとを集積することができる。なお、上記のモデムプロセッサは、プロセッサ801に集積されなくてもよい。
【0255】
メモリ802は、ソフトウェアプログラムおよびモジュールを記憶するために用いられ、プロセッサ801は、メモリ802に記憶されたソフトウェアプログラムおよびモジュールを作動させることにより、様々な機能アプリケーションおよびデータ処理を実行する。メモリ802は、主にプログラム記憶エリアとデータ記憶エリアとを含むことができ、プログラム記憶エリアは、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラム(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができ、データ記憶エリアは、コンピュータ機器の使用によって作成されるデータなどを記憶することができる。また、メモリ802は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、不揮発性メモリ、例えば少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、または他の揮発性固体記憶デバイスを含んでもよい。これに応じて、メモリ802は、プロセッサ801によるメモリ802へのアクセスを提供するメモリコントローラをさらに含んでもよい。
【0256】
コンピュータ機器は、各部材に電力を供給する電源803をさらに含み、好ましくは、電源803は、電源管理システムを介してプロセッサ801に論理的に接続されることにより、電源管理システムによって充電、放電および消費電力管理などの機能を実現する。電源803は、1つまたはそれ以上の直流または交流電源、再充電システム、電源故障検出回路、電源コンバータまたはインバータ、電源状態インジケータなどの任意の構成要素をさらに含んでもよい。
【0257】
コンピュータ機器は、入力ユニット804をさらに含んでもよく、当該入力ユニット804は、入力された数字または文字情報を受信し、ユーザ設定および機能制御に関するキーボード、マウス、ジョイスティック、光学またはトラックボールの信号入力を発生するために用いられる。
【0258】
図示しないが、コンピュータ機器は、表示ユニットなどをさらに備えてもよい。具体的には、本実施例では、コンピュータ機器におけるプロセッサ801は、以下の命令に従って、1つまたはそれ以上のアプリケーションプログラムのプロセスに対応する実行可能なファイルをメモリ802にロードし、プロセッサ801によってメモリ802に記憶されたアプリケーションプログラムを実行することにより、上記検索コンテンツ共有方法におけるステップを実現する。
【0259】
コンピュータ機器は、メモリと、1つまたは複数のプロセッサとを含み、メモリには、コンピュータ読み取り可能な命令が記憶され、コンピュータ読み取り可能な命令は、プロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに上記検索コンテンツ共有方法のステップを実行させる。
【0260】
本願の一側面によれば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されるコンピュータ命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータ機器のプロセッサがコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から当該コンピュータ命令を読み出して実行することにより、当該コンピュータ機器に上記の実施例における各種の好適な実施形態による方法を実行させる。
【0261】
コンピュータプログラム製品は、プロセッサによって実行される場合に上記の検索コンテンツ共有方法のステップを実現するコンピュータ読み取り可能な命令を含む。
【0262】
当業者が理解できるように、上記の実施例の各種方法におけるステップの全部または一部は、コンピュータ読み取り可能な命令によって完成されてもよく、またはコンピュータ読み取り可能な命令によって関連するハードウェアを制御して完成されてもよく、当該コンピュータ読み取り可能な命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶され、プロセッサがロードして実行されてもよい。
【0263】
1つまたは複数の非揮発性読み取り可能な記憶媒体は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに上記の検索コンテンツ共有方法のステップを実行させるコンピュータ読み取り可能な命令を記憶する。
【0264】
そのため、本願の実施例は、プロセッサによってロードされる場合に本願の実施例によるいずれか1つの検索コンテンツ共有方法におけるステップを実行するコンピュータ読み取り可能な命令が記憶されている記憶媒体をさらに提供する。例えば、当該コンピュータ読み取り可能な命令は、上記の検索コンテンツ共有方法におけるステップを実行することができる。
【0265】
当該記憶媒体に記憶されたコンピュータ読み取り可能な命令は、本願の実施例によるいずれか1つの検索コンテンツ共有方法のステップを実行することができるため、本願の実施例によるいずれか1つの検索コンテンツ共有方法が達成できる有益な効果を達成することができ、詳しくは、前述した実施例を参照されたい。
【0266】
以上、本願の実施例による検索コンテンツ共有方法、装置、コンピュータ機器および記録媒体について詳細に説明した。本明細書では、具体的な例を応用して本願の原理および実施形態を説明したが、以上の実施例の説明は本願の方法およびその核心思想に対する理解を支援するためのものに過ぎない。そして、当業者は、本願の思想に基づいて、具体的な実施の形態および応用範囲に変更を加えることができる。以上のように、本明細書の内容は本発明に対する制限であると理解されてはならない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
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図8
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図19
図20
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【国際調査報告】