(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-26
(54)【発明の名称】身体の末端部位の血管拡張装置
(51)【国際特許分類】
A61H 19/00 20060101AFI20241219BHJP
A61H 7/00 20060101ALI20241219BHJP
【FI】
A61H19/00
A61H7/00 310E
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024534697
(86)(22)【出願日】2022-06-03
(85)【翻訳文提出日】2024-06-10
(86)【国際出願番号】 KR2022007952
(87)【国際公開番号】W WO2023113118
(87)【国際公開日】2023-06-22
(31)【優先権主張番号】10-2021-0178073
(32)【優先日】2021-12-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524220621
【氏名又は名称】キム,クァン ソク
(74)【代理人】
【識別番号】100084375
【氏名又は名称】板谷 康夫
(74)【代理人】
【識別番号】100142077
【氏名又は名称】板谷 真之
(72)【発明者】
【氏名】キム,クァン ソク
【テーマコード(参考)】
4C074
4C100
【Fターム(参考)】
4C074AA01
4C074BB05
4C074CC18
4C074DD10
4C074FF01
4C074GG01
4C100AB02
4C100AB07
4C100BA02
4C100BB01
4C100BB05
4C100CA01
4C100DA08
4C100DA10
4C100EA13
(57)【要約】
本発明は、身体の末端部位の血管拡張装置に関し、具体的には、使用の時、身体の末端部位の血管の拡張を図って、血流の流れを円滑にすることによって、血液循環機能の向上および身体活力度を高めることができる身体の末端部位の血管拡張装置に関する。このために、本発明は、内側に身体の末端部位が挿入される第1収容空間が形成され、密閉された一側部位に向かって挿入された身体の末端部位を密着しながら囲むように伸縮性を有する材質からなり、側面に複数の微細切開孔が形成された本体と、内側に本体が挿入装着される第2収容空間が形成され、一側端部に減圧器が分離可能に連結される吸入孔が形成されて、減圧器で第2収容空間の空気を吸入して真空状態に誘導するハウジングと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内側に身体の末端部位が挿入される第1収容空間が形成され、密閉された一側部位に向かって挿入された身体の末端部位を密着しながら囲むように伸縮性を有する材質からなり、側面に複数の微細切開孔が形成された本体と、
内側に前記本体が挿入して装着される第2収容空間が形成され、一側端部に減圧器が分離可能に連結される吸入孔が形成されて、前記減圧器で前記第2収容空間の空気を吸入して真空状態に誘導するハウジングと、
を含み、
前記本体は、外周面の周り方向または一側から他側方向に複数個が突出して形成されて、前記減圧器を通じた前記第2収容空間の減圧時に前記微細切開孔の過度な拡張を防止する防止突起を含む、ことを特徴とする身体の末端部位の血管拡張装置。
【請求項2】
前記本体は、身体の末端部位が挿入される他側部位に外周面の周囲に沿って曲がり、一側に延長される形状を有する嵌め込み式キャップを備え、前記本体の他側端部の外周面と前記嵌め込み式キャップの内周面との間に前記ハウジングの他側端部が嵌め込まれて互いに密着される形状で装着される、ことを特徴とする請求項1に記載の身体の末端部位の血管拡張装置。
【請求項3】
前記本体は、
内周面の周りに沿って一つ以上が突出して形成されて、前記第1収容空間に挿入された身体の末端部位を密着して支持する環状の支持突起と、
前記支持突起を除いた内周面に複数が突出して形成されて、前記第1収容空間に挿入された身体の末端部位を密着して刺激する刺激突起と、
を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の身体の末端部位の血管拡張装置。
【請求項4】
複数の前記微細切開孔は、前記減圧器を通じた前記第2収容空間の減圧の時、微細に拡張される、ことを特徴とする請求項1に記載の身体の末端部位の血管拡張装置。
【請求項5】
前記本体は、内周面と外周面との間に形成されて、空気の注入または吸入による前記支持突起の伸縮を誘導する伸縮ロッドがさらに形成され、
前記ハウジングは、前記伸縮ロッドの入口側に装着されるエア管が挿入されるように挿入孔がさらに形成され、
前記エア管は、エアポンプと連結される、ことを特徴とする請求項3に記載の身体の末端部位の血管拡張装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、身体の末端部位の血管拡張装置に関し、具体的には、使用の時、身体の末端部位(手、足または陰茎)の血管の拡張を図って、血流の流れを円滑にすることによって、血液循環機能の向上および身体活力度を高めることができる身体の末端部位の血管拡張装置に関する。
【背景技術】
【0002】
人間の体において血管は時間が経つにつれて老化による縮小や老廃物などが積もって血液循環に障害をもたらすようになる。
特に、身体の末端部位(手、足または陰茎)に行くほど血液循環の障害現象がより深刻になり、これによる血液循環機能の低下および手足冷え症などの問題が発生し、全体的な身体活力度が低下するしかなかった。
【0003】
一方、文明の発達と交通手段の便利に伴い、男性の身体の末端部位のうち性機能が弱化され、男性の性器に関する様々な疾病を誘発するようになった。
男性の性器と係わる疾病としては、勃起不全、ペロニー病、早漏または遅漏などがあり、これに対する改善策として、薬物または補助食品を摂取するか、物理的手術または手術などが適用される。
このように勃起不全を含む男性の性器と係わる疾病を解消するために、本出願人により先出願された(特許文献1)大韓民国登録特許公報第10-1119668号には、陰茎の勃起状態にかかわらず挿入および引出が可能であり、陰茎の亀頭部の大きさを拡大させることができる海綿体拡大装置が開示されている。
【0004】
しかしながら、上述したような効果を具現するための技術的改善にもかかわらず、陰茎の亀頭部と密着される部位に直径の大きい孔が形成されているため、海綿体拡大装置の使用過程で減圧器を通じた真空の誘導時に、陰茎の亀頭部が孔を通過して表に押し出されながら水膨れや出血などの肌損傷を誘発するという問題があった。
そこで、身体の末端部位(手、足または陰茎)の血液循環障害を改善するための技術開発が要求されている実情がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】大韓民国登録特許公報第10-1119668号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前述した問題点を解決するために案出されたものであり、使用の時、身体の末端部位(手、足または陰茎)の血管の拡張を図ることができるようにし、特に、身体の末端部位(手、足または陰茎)に適用した時、肌の損傷を抑制した状態で血管や陰茎海綿体の拡張を誘導することができるようにする、身体の末端部位の血管拡張装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達するための本発明に係る身体の末端部位の血管拡張装置は、内側に身体の末端部位が挿入される第1収容空間が形成され、密閉された一側部位に向かって挿入された身体の末端部位を密着しながら囲むように伸縮性を有する材質からなり、側面に複数の微細切開孔が形成された本体と、内側に前記本体が挿入装着される第2収容空間が形成され、一側端部に減圧器が分離可能に連結される吸入孔を形成して、前記減圧器で前記第2収容空間の空気を吸入して真空状態に誘導するハウジングと、を含む。
前記本体は、身体の末端部位が挿入される他側部位に外周面の周りに沿って曲がり、一側に延長される形状を有する嵌め込み式キャップを備え、前記本体の他側端部の外周面と前記嵌め込み式キャップの内周面との間に前記ハウジングの他側端部が嵌め込まれて互いに密着される形状で装着されることができる。
【0008】
前記本体は、内周面の周りによって一つ以上が突出して形成されて、前記第1収容空間に挿入された身体の末端部位を密着して支持する環状の支持突起;前記支持突起を除いた内周面に複数が突出して形成されて、前記第1収容空間に挿入された身体の末端部位を密着して刺激する刺激突起と、外周面の周り方向または一側から他側方向に複数個が突出して形成されて、前記減圧器を通じた前記第2収容空間の減圧の時、前記微細切開孔の過度な拡張を防止する防止突起と、を含むことができる。
【0009】
複数の前記微細切開孔は、前記減圧器を通じた前記第2収容空間の減圧の時、微細に拡張されることができる。
【0010】
前記本体には、内周面と外周面との間に形成されて、空気の注入または吸入による前記支持突起の伸縮を誘導する伸縮ロッドがさらに形成され、前記ハウジングには、前記伸縮ロッドの入口側に装着されるエア管が挿入されるように挿入孔がさらに形成され、前記エア管はエアポンプと連結されることができる。
【発明の効果】
【0011】
このように、本発明に係る身体の末端部位の血管拡張装置は、使用の時、身体の末端部位(手、足または陰茎)の血管の拡張を図って、血流の流れを円滑にすることによって、身体の末端部位を含んだ血液循環機能を向上させ、これによって身体活力度を高めることができるという効果を奏する。
また、身体の末端部位(手、足または陰茎)の血管の拡張を図る際に、肌自体の過度な拡張を制限することによって、肌の損傷は抑制した状態で、血管や陰茎海綿体の拡張を誘導することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明に係る身体の末端部位の血管拡張装置を概略的に示した斜視図である。
【
図2】本発明に係る身体の末端部位の血管拡張装置を概略的に示した切開斜視図である。
【
図3】本発明に係る身体の末端部位の血管拡張装置を概略的に示した分解斜視図である。
【
図4】本発明に係る身体の末端部位の血管拡張装置を概略的に示した断面図である。
【
図5】本発明に係る身体の末端部位の血管拡張装置を概略的に示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明は、最善の形態として、内側に身体の末端部位(手、足または陰茎)が挿入される第1収容空間が形成され、密閉された一側部位に向かって挿入された身体の末端部位を密着しながら囲むように伸縮性を有する材質からなり、側面に複数の微細切開孔が形成された本体と、内側に前記本体が挿入して装着される第2収容空間が形成され、一側端部に減圧器が分離可能に連結される吸入孔が形成されて、前記減圧器で前記第2収容空間の空気を吸入して真空状態に誘導するハウジングと、を含み、前記本体は、外周面の周り方向または一側から他側方向に複数個が突出して形成されて、前記減圧器を通じた前記第2収容空間の減圧の時、前記微細切開孔の過度な拡張を防止する防止突起;を含むことを特徴とする身体の末端部位の血管拡張装置を提供する。
【0014】
<実施形態>
以下、添付した図面を参照して本発明の具体的な実施形態に対する構成および作用について詳しく説明すれば、次の通りである。
ここで、各図面の構成要素に対して参照符号を付ける際において、同じ構成要素に限っては、たとえ他の図面上に表示されても、できるだけ同じ符号で標記されていることに留意されるべきである。
そして、本発明を説明する際において、係わる公知機能あるいは構成に対する具体的な説明は、本発明の要旨を曖昧にしないようにするために省略する。
また、ある部分がある構成要素を「含む」とする場合、これは特に反対される記載がない限り、他の構成要素を除くのではなく、他の構成要素をさらに含んでもよいことを意味する。
【0015】
また、本発明を説明する際において、一側は
図1を基準として吸入孔が形成された側またはその部分を指称し、他側はこれと反対される嵌め込み式キャップが形成された側またはその部分を指称する。また、内側の表現は、各構成または各構成によって区画された内側方向またはその方向にある部位を指称し、外側の表現は、内側の表現と反対方向またはその方向にある部位を指称するものとして説明する。
【0016】
図示したように、本発明に係る身体の末端部位の血管拡張装置は、使用の時、身体の末端部位(手、足または陰茎)の血管の拡張を図って、血流の流れを円滑にすることによって、血液循環機能の向上および身体活力度を高めることができるようになる。特に、身体の末端部位(手、足または陰茎)に適用した場合、肌が過度に拡張されることを制限して、肌の損傷を抑制しながら、内部の血管または陰茎海綿体の拡張を誘導することができることを顕著な特徴とする。
【0017】
このための本発明の身体の末端部位の血管拡張装置は、
図1~
図5に示したように、大きく、本体10、およびハウジング20を含んでなる。
まず、本発明の本体10は、内側に身体の末端部位(手、足または陰茎)が挿入される第1収容空間11が形成され、密閉された一側部位に向かって挿入された身体の末端部位を密着しながら囲むように伸縮性を有する材質からなり、側面に複数の微細切開孔12が形成された構成からなり得る。
例えば、本体10は、円柱と類似する形状で、シリコン、ゴムまたはラテックスなど伸縮性と弾性を有する材質からなってもよい。
また、本体10は、身体の末端部位である手や足または陰茎に対応するように既設定された大きさと形状からなってもよい。
【0018】
ここで、上述した複数の微細切開孔12は、
図4のように、後述する減圧器Rを通じた第2収容空間21の減圧の時、微細に拡張されることができる。
これによって、後述する減圧器Rを通じた減圧の時、装置内で適切な空気の循環を具現して上述した第1収容空間11に挿入された身体の末端部位の肌が通常の風船のように過度に膨張されることを抑制した状態で、血管または陰茎海綿体のみ拡張されるようにして、身体の末端部位の円滑な血液供給と血液循環を具現することができる。
例えば、後述する減圧器Rを通じて高い真空圧力を加える場合、本体10の外周面はハウジング20の内周面と面接触する形状と類似するように密着され、本体10の内周面は、身体の末端部位の肌を加圧して、血管または陰茎海綿体の拡張を誘導するようになる。
もし、上述した減圧過程で、本体10の外周面とハウジング20の内周面が密着されない場合、これは身体の末端部位の血管または陰茎海綿体の純粋な拡張のみを誘導できなかったまま、身体の末端部位の肌の損傷を誘発する虞があるからである。
【0019】
また、本体10は、身体の末端部位が挿入される他側部位に外周面の周りに沿って曲がり、一側に延長される形状を有する嵌め込み式キャップ13を備えることができる。
これによって、伸縮性および弾性を有する材質からなる本体10の他側端部の外周面と嵌め込み式キャップ13の内周面との間に、後述するハウジング20の他側端部が嵌め込まれて、相互密着(圧着)された形状で装着されることにより、結合力が増大されて、装置の安定的な使用を誘導することができる。
【0020】
この時、本体10の他側端部、すなわち身体の末端部位が挿入される入口を身体の末端部位に対応するように緩い曲線形状に構成して、後述する減圧器Rを通じた減圧によって身体の末端部位が第1収容空間11に自然に吸い込まれることができるようにすることによって、便利に使用するようにすることが好ましい(
図2および
図4参照)。
例えば、上述した第1収容空間11に身体の末端部位を挿入する前に、通常のゲルを塗って柔らかい使用感を確保することができるようにする。
【0021】
また、本発明の本体10が伸縮性を有する材質からなることによって、真空圧力を加える時、身体の末端部位の構造上、血液が肌の表皮側のみに集中される現象を防止しながら、肌の表皮を強く取るようになって、身体の末端部位の血管または陰茎海綿体のみの純粋な拡張を誘導することができる。
【0022】
かかる本体10が有する伸縮性の程度を説明すると、それ程度が些細で、本体10が硬い材質からなると、真空圧力を加えた時、身体の末端部位の拡張を誘導し出すことができず、逆に伸縮性の程度が大きすぎる場合には、真空圧力を加えた時、身体の末端部位の肌だけ伸びるようになるか、血管または陰茎海綿体が急激に拡張されて、傷などの損傷を誘発する虞がある。
【0023】
また、本体10は、
図2、
図4および
図5のように、内周面の周りに沿って一つ以上が突出して形成されて、上述した第1収容空間11に挿入された身体の末端部位を密着して支持する環状の支持突起14を含んだ構成からなってもよい。
【0024】
しかも、上述した支持突起14を除いた内周面に複数が突出して形成されて、第1収容空間11に挿入された身体の末端部位を密着して、後述する減圧器Rを通じた第2収容空間21の減圧の時、身体の末端部位の肌を刺激する刺激突起15を含んだ構成からなってもよい。
【0025】
さらに、外周面の周り方向または一側から他側方向に複数個が突出して形成されて、上述した減圧器Rを通じた第2収容空間21の減圧の時、微細切開孔12の過度な拡張を防止する防止突起17を含んだ構成からなってもよい。
これによって、後述する減圧器Rを通じた負圧によって、第1収容空間11に挿入された身体の末端部位の血管の拡張の時、支持突起14および刺激突起15を通じて身体の末端部位を加圧または刺激することができ、かかる支持突起14および刺激突起15は、身体の末端部位に対する柔らかいマッサージ機能をしながら、肌の内側の血管または陰茎海綿体がより安定的で、かつ効率的に拡張できるようにする要因として作用することができるものである。
【0026】
特に、支持突起14および刺激突起15の構成によって、身体の末端部位に血液がよりたくさん供給されるようになる。すなわち、支持突起14および刺激突起15が身体の末端部位に刺激を与えるようになることは、真空圧力を加える前から身体の末端部位の血管または陰茎海綿体に血液が集中されやすくすることによって、強制的に血液が集中されるようにするのではなく、自然に血液が集まるように誘導して、より安全で、かつ効率的な使用を具現することができる。
【0027】
しかも、上述した支持突起14および刺激突起15とともに、外側の防止突起17の構成によって、本体10の外周面と内周面との間の適切な厚さを確保することができるようになって、負圧の作用の時、微細切開孔12が過度に拡張されるように作用して、身体の末端部位の過度な肌拡張を遮断して、肌の損傷を防止することができる。
【0028】
本発明のハウジング20は、
図1、
図3~
図5のように、内側に本体10が挿入装着される第2収容空間21が形成され、一側端部に減圧器Rが分離可能に連結される吸入孔22が形成されて、減圧器Rに第2収容空間21の空気を吸入して真空状態に誘導することができる。
このように、上述した第2収容空間21の真空状態を誘導することによって、上述した負圧によって身体の末端部位の血管または陰茎海綿体を拡張することができる。
【0029】
このようなハウジング20は、上述したように、本体10の他側端部の外周面と嵌め込み式キャップ13の内周面との間に他側端部が嵌め込まれて、本体10と密着(圧着)する形状で装着されることができる。
【0030】
一方、また他の実施形態において、本発明に係る身体の末端部位の血管拡張装置は、
図5のように、上述した本体10は、内周面と外周面との間に形成されて、空気の注入または吸入による支持突起14だけでなく、刺激突起15の伸縮(伸長または収縮)を誘導する伸縮ロッド16をさらに形成してもよい。
【0031】
ここで、ハウジング20は、伸縮ロッド16の入口側に装着されるエア管Aが挿入されるように、挿入孔25をさらに形成することができ、上述したエア管Aは、エアポンプPと連結されることができる。
この時、上述した伸縮ロッド16は、本体10に形成する際に微細切開孔12が形成された区間ではその形成を排除することが好ましく、必要によって、本体10の一部部分または全体部分に対して形成してもよいことは勿論である。
これによって、使用過程で、上述した支持突起14はもちろん、刺激突起15の伸縮を誘導および調節して、身体の末端部位に適切な刺激を加えたり解除することを繰り返すことによって、血管または陰茎海綿体の拡張と血液循環に役に立つことができる。
例えば、上述したエアポンプPは使用者が手動で空気を注入したり注入を解除することができ、タイマーが備えられたエアポンプPを適用して、自動に空気の注入とその注入の解除を繰り返すことができる。
【0032】
以上、本発明を特定の具体的な実施形態を例示して説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内で多様な変更と修正が可能であることは勿論である。
【国際調査報告】