特表 2024-547045 セルラネットワークにおいてデータを視覚化するシステムおよび方法

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公表特許公報(A)

(11)【公表番号】

(43)【公表日】2024-12-26

(54)【発明の名称】セルラネットワークにおいてデータを視覚化するシステムおよび方法

(51)【国際特許分類】

   H04L 41/12 20220101AFI20241219BHJP

【ＦＩ】

H04L41/12

【審査請求】有

【予備審査請求】未請求

(21)【出願番号】P 2024536504

(86)(22)【出願日】2022-05-11

(85)【翻訳文提出日】2024-06-18

(86)【国際出願番号】 US2022028675

(87)【国際公開番号】W WO2023183011

(87)【国際公開日】2023-09-28

(31)【優先権主張番号】17/701,597

(32)【優先日】2022-03-22

(33)【優先権主張国・地域又は機関】US

(81)【指定国・地域】

【国等の委託研究の成果に係る記載事項】（出願人による申告）令和２年度、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構「ポスト５Ｇ情報通信システム基盤強化研究開発事業／ポスト５Ｇ情報通信システムの開発／クラウド型ネットワーク統合管理・自動最適化技術の開発（ＯＳＳ／ＭＡＮＯのソフトウェア）の研究」委託研究、産業技術力強化法第１７条の適用を受ける特許出願

(71)【出願人】

【識別番号】319010088

【氏名又は名称】楽天モバイル株式会社

(74)【代理人】

【識別番号】100109380

【弁理士】

【氏名又は名称】小西 恵

(74)【代理人】

【識別番号】100109036

【弁理士】

【氏名又は名称】永岡 重幸

(74)【代理人】

【識別番号】100188879

【弁理士】

【氏名又は名称】渡邉 未央子

(72)【発明者】

【氏名】シン，アビシェク

(72)【発明者】

【氏名】バット，アンシャル

(72)【発明者】

【氏名】アローラ，カラン

(72)【発明者】

【氏名】カンウィルカー，クナル

(72)【発明者】

【氏名】アトリ，ラウル

(72)【発明者】

【氏名】パワー，アロック

(72)【発明者】

【氏名】ソランキ，プリータム

(57)【要約】

セルラネットワークにおいてデータを視覚化するシステムおよび方法が開示される。一実施形態では、方法は、グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を使用してネットワークトポロジを提示することを含み、ネットワークトポロジは、セルラネットワークの少なくとも一部の表現である。ネットワークトポロジに関連するネットワークトポロジ選択が受信される。さらに、ネットワークトポロジ選択に関連するパラメータ構成データが生成される。パラメータの監査は、パラメータ構成データに従ってセルラネットワークのネットワーク要素に関して実施される。最後に、監査のレポートがユーザデバイスに送信され、レポートの視覚的表現がＧＵＩを使用して提示される。

【特許請求の範囲】

【請求項1】

セルラネットワークにおいてデータを視覚化する方法であって、
グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を使用して、セルラネットワークの少なくとも一部の表現であるネットワークトポロジを提示することと、
前記ネットワークトポロジに関連するネットワークトポロジ選択を受信することと、
前記ネットワークトポロジ選択に関連するパラメータ構成データを生成することと、
前記パラメータ構成データに従って前記セルラネットワークの１つまたは複数のネットワーク要素に関連するパラメータの監査を実施することと、
前記監査のレポートをユーザデバイスに送信することと、
前記ＧＵＩを使用して前記レポートの視覚的表現を提示することと
を含む、方法。

【請求項2】

前記パラメータ構成データは、前記監査が将来の時間において実施されるべきであることを示し、
前記パラメータの前記監査が、前記将来の時間中に実施される、
請求項１に記載の方法。

【請求項3】

前記パラメータ構成データは、前記監査がリアルタイムで実施されるべきであることを示し、
前記パラメータの前記監査が、リアルタイムで実施される、
請求項１に記載の方法。

【請求項4】

前記パラメータ構成データは、前記監査が定義された時間期間に基づいて周期的に実施されるべきであることを示し、
前記パラメータの前記監査が、前記定義された時間期間に基づいて周期的に実施される、
請求項１に記載の方法。

【請求項5】

前記セルラネットワーク内の少なくとも１つのネットワーク要素に関連付けられた前記パラメータのサブセットの履歴値を記憶することと、
前記ＧＵＩを使用して基本構成オプションを提示することと、
前記基本構成オプションの選択を受信したことに応答して、前記セルラネットワーク内の前記少なくとも１つのネットワーク要素と関連付けられた前記パラメータの前記サブセットを前記履歴値にリセットすることと
をさらに含む、請求項１に記載の方法。

【請求項6】

前記ＧＵＩを使用して前記ネットワークトポロジを提示することが、
前記セルラネットワーク内の異なるドメインの選択を可能にする前記ネットワークトポロジのドメインレベルを提示すること
を含む、請求項１に記載の方法。

【請求項7】

前記ＧＵＩを使用して前記ネットワークトポロジを提示することが、
前記セルラネットワーク内の異なるセルラネットワーク技術の選択を可能にする前記ネットワークトポロジのセルラネットワーク技術レベルを提示すること
を含む、請求項１に記載の方法。

【請求項8】

前記ネットワークトポロジ選択に関連する前記パラメータ構成データを生成することが、
前記パラメータの異なる特性に関するパラメータフィルタリングオプションを、前記ＧＵＩを使用して提示することと、
前記パラメータフィルタリングオプションの選択を受信することと、
選択された前記パラメータフィルタリングオプションに従って、かつ前記ネットワークトポロジ選択に従って定義された前記１つまたは複数のネットワーク要素から、検索されるべき前記パラメータが提供されるように、前記パラメータ構成データを生成することと
を含む、請求項１に記載の方法。

【請求項9】

セルラネットワークにおいてデータを視覚化するためのコンピュータデバイスであって、
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体と、
少なくとも１つのプロセッサであって、前記少なくとも１つのプロセッサが前記コンピュータ実行可能命令を実行すると、前記少なくとも１つのプロセッサが、
グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を使用して、セルラネットワークの少なくとも一部の表現であるネットワークトポロジを提示することと、
前記ネットワークトポロジに関連するネットワークトポロジ選択を受信することと、
前記ネットワークトポロジ選択に関連するパラメータ構成データを生成することと、
前記パラメータ構成データに従って前記セルラネットワークの１つまたは複数のネットワーク要素に関連するパラメータの監査を実施することと、
前記監査のレポートをユーザデバイスに送信することと、
前記ＧＵＩを使用して前記レポートの視覚的表現を提示することと
を行うように構成されている、少なくとも１つのプロセッサと
を備える、コンピュータデバイス。

【請求項10】

前記パラメータ構成データは、前記監査が将来の時間において実施されるべきであることを示し、
前記パラメータの前記監査が、前記将来の時間中に実施される、
請求項９に記載のコンピュータデバイス。

【請求項11】

前記パラメータ構成データは、前記監査がリアルタイムで実施されるべきであることを示し、
前記パラメータの前記監査が、リアルタイムで実施される、
請求項９に記載のコンピュータデバイス。

【請求項12】

前記パラメータ構成データは、前記監査が定義された時間期間に基づいて周期的に実施されるべきであることを示し、
前記パラメータの前記監査が、前記定義された時間期間に基づいて周期的に実施される、
請求項９に記載のコンピュータデバイス。

【請求項13】

前記少なくとも１つのプロセッサが、
前記セルラネットワーク内の少なくとも１つのネットワーク要素に関連付けられた前記パラメータのサブセットの履歴値を記憶することと、
前記ＧＵＩを使用して基本構成オプションを提示することと、
前記基本構成オプションの選択を受信したことに応答して、前記セルラネットワーク内の前記少なくとも１つのネットワーク要素と関連付けられた前記パラメータの前記サブセットを前記履歴値にリセットすることと
を行うようにさらに構成されている、請求項９に記載のコンピュータデバイス。

【請求項14】

前記少なくとも１つのプロセッサが、
前記セルラネットワーク内の異なるドメインの選択を可能にする前記ネットワークトポロジのドメインレベルを提示すること
によって、前記ＧＵＩを使用して前記ネットワークトポロジを提示するように構成されている、請求項９に記載のコンピュータデバイス。

【請求項15】

前記少なくとも１つのプロセッサが、
前記セルラネットワーク内の異なるセルラネットワーク技術の選択を可能にする前記ネットワークトポロジのセルラネットワーク技術レベルを提示すること
によって、前記ＧＵＩを使用して前記ネットワークトポロジを提示するように構成されている、請求項９に記載のコンピュータデバイス。

【請求項16】

前記少なくとも１つのプロセッサが、
前記パラメータの異なる特性に関するパラメータフィルタリングオプションを、前記ＧＵＩを使用して提示することと、
前記パラメータフィルタリングオプションの選択を受信することと、
選択された前記パラメータフィルタリングオプションに従って、かつ前記ネットワークトポロジ選択に従って定義された前記１つまたは複数のネットワーク要素から、検索されるべき前記パラメータが提供されるように、前記パラメータ構成データを生成することと
によって、前記ネットワークトポロジ選択に関連する前記パラメータ構成データを生成するように構成されている、請求項９に記載のコンピュータデバイス。

【請求項17】

コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、少なくとも１つのプロセッサが前記コンピュータ実行可能命令を実行すると、前記少なくとも１つのプロセッサが、
グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を使用して、セルラネットワークの少なくとも一部の表現であるネットワークトポロジを提示することと、
前記ネットワークトポロジに関連するネットワークトポロジ選択を受信することと、
前記ネットワークトポロジ選択に関連するパラメータ構成データを生成することと、
前記パラメータ構成データに従って前記セルラネットワークの１つまたは複数のネットワーク要素に関連するパラメータの監査を実施することと、
前記監査のレポートをユーザデバイスに送信することと、
前記ＧＵＩを使用して前記レポートの視覚的表現を提示することと
を行うように構成されている、非一時的コンピュータ可読媒体。

【請求項18】

前記パラメータ構成データは、前記監査が将来の時間において実施されるべきであることを示し、
前記パラメータの前記監査が、前記将来の時間中に実施される、
請求項１７に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。

【請求項19】

前記少なくとも１つのプロセッサが、
前記セルラネットワーク内の少なくとも１つのネットワーク要素に関連付けられた前記パラメータのサブセットの履歴値を記憶することと、
前記ＧＵＩを使用して基本構成オプションを提示することと、
前記基本構成オプションの選択を受信したことに応答して、前記セルラネットワーク内の前記少なくとも１つのネットワーク要素と関連付けられた前記パラメータの前記サブセットを前記履歴値にリセットすることと
を行うようにさらに構成されている、請求項１７に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。

【請求項20】

前記少なくとも１つのプロセッサが、
前記パラメータの異なる特性に関するパラメータフィルタリングオプションを、前記ＧＵＩを使用して提示することと、
前記パラメータフィルタリングオプションの選択を受信することと、
選択された前記パラメータフィルタリングオプションに従って、かつ前記ネットワークトポロジ選択に従って定義された前記１つまたは複数のネットワーク要素から、検索されるべき前記パラメータが提供されるように、前記パラメータ構成データを生成することと
によって、前記ネットワークトポロジ選択に関連する前記パラメータ構成データを生成するように構成されている、請求項１７に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

優先権の主張および相互参照
本出願は、２０２２年３月２２日に出願された米国非仮出願第１７／７０１，５９７号に対する優先権を主張するものであり、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
セルラネットワーク内のネットワーク要素からデータを取得するために、ユーザは、適切なクエリをルーティングし、適切な情報を取得するために、セルラネットワークのルーティングおよびセットアップを学習する。ユーザは、情報を見つけるためにルーティング情報を手動で入力する。ユーザはまた、データが取得されると、セルラネットワークについて学習された知識を使用してセルラネットワークにおけるタスクを実行する。ユーザは、システムにこれらのタスクを実行させるために手動で命令を入力することによってシステムを操作する。

【0002】

本開示の態様は、以下の詳細な説明を添付の図と併せて読めば最もよく理解される。業界の標準的慣行に従い、様々な特徴は縮尺通りに描かれていないことに留意されたい。実際には、種々の特徴の寸法は、議論を明確にするために、任意に増減され得る。

【図面の簡単な説明】

【0003】

【図1A】ある実施形態に係る、コンピュータシステムのブロック図である。

【0004】

【図1B】ある実施形態に係る、ユーザデバイスのブロック図である。

【0005】

【図2】ある実施形態に係る、セルラネットワーク監視ソフトウェアおよびセルラネットワーク１０６のブロック図である。

【0006】

【図3】ある実施形態に係る、グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）の一例である。

【0007】

【図4】ある実施形態に係る、パネルからのＭＳ管理システムの選択画面である。

【0008】

【図5】ある実施形態に係る、図３に関して上述したネットワークトポロジ選択および図４の構成詳細選択に応答して生成されるパラメータ構成データを含むテーブルである。

【0009】

【図6】ある実施形態に係る、ＧＵＩを使用するパネルである。

【0010】

【図7】ある実施形態に係る、パラメータの構成履歴を提示する、ＧＵＩを使用するパネルである。

【0011】

【図8】ある実施形態に係る、ＧＵＩを使用する、パラメータの異なる特性に関するパラメータフィルタリングオプションを有するパネルである。

【0012】

【図9】ある実施形態に係る、セルラネットワークにおいてデータを視覚化する方法のフローチャートである。

【0013】

【図10】ある実施形態に係る、ネットワークトポロジ選択に関連するパラメータ構成データを生成する方法に関連するフローチャートである。

【0014】

【図11】ある実施形態に係る、パラメータを履歴値にリセットする方法のフローチャートである。

【発明を実施するための形態】

【0015】

以下の開示は、提供される主題の異なる特徴を実装するための多くの異なる実施形態または例を提供する。本開示を簡単にするために、構成要素、値、動作、材料、配置などの特定の例が以下で説明される。当然ながら、これらは単なる例であり、限定することを意図するものではない。他の構成要素、値、動作、材料、配置などが企図される。例えば、以下の説明における第２の特徴の上または上方での第１の特徴の形成は、第１の特徴と第２の特徴とが直接接触して形成される実施形態を含み得、また、第１の特徴と第２の特徴とが直接接触し得ないように、第１の特徴と第２の特徴との間に追加の特徴が形成され得る実施形態も含み得る。加えて、本開示は、様々な例において参照番号および／または文字を繰り返すことがある。この繰り返しは、簡潔さおよび明瞭さを目的としたものであり、説明される様々な実施形態間および／または構成間の関係をそれ自体が規定するものではない。

【0016】

（オプションであり、該当する場合に使用）さらに、真下（ｂｅｎｅａｔｈ）、下方（ｂｅｌｏｗ）、下方（ｌｏｗｅｒ）、上方（ａｂｏｖｅ）、上方（ｕｐｐｅｒ）などの空間的に相対的な語は、本明細書では、図に示すような１つの要素または特徴と、別の１つまたは複数の要素または特徴との関係を説明するための説明を容易にするために使用され得る。空間的に相対的な用語は、図に示す向きに加えて、使用中または動作中のデバイスの異なる向きを包含することを意図するものである。装置は他の方向に向けられる（９０度または他の向きに回転される）ことがあり、本明細書で使用される空間的に相対的な記述子も同様にそれに応じて解釈され得る。

【0017】

セルラネットワークからデータを視覚化するシステムおよび方法が開示される。ある実施形態では、ユーザが関心のあるパラメータおよびネットワーク要素に関する選択を行い、パラメータを閲覧することを可能にするために、グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）が提示される。例えば、ＧＵＩは、セルラネットワークの少なくとも一部についてのセルラネットワーク内の構成要素の階層の表現であるネットワークトポロジを提示する。ある実施形態では、ネットワークトポロジは、ユーザがセルラネットワーク内のネットワーク要素を選択するために階層内のネットワーク選択を行うことが可能であるように階層的である。パラメータ構成データは、ネットワーク選択に基づいて生成される。ある実施形態では、パラメータ構成データは、ネットワーク要素に関連するパラメータを見つけて取得するためのデータを含む。パラメータ構成データに基づいてパラメータの監査が実施され、監査のレポートが生成される。レポートがユーザデバイスに送信され、レポートの視覚的表現がＧＵＩを使用して提示される。ある実施形態では、ユーザは、レポートに基づいてパラメータおよびネットワーク要素に関してアクションをとることが可能である。例えば、ユーザは、パラメータ値が変更された後にネットワーク停止が発生した場合、パラメータの値を以前の履歴値にロールバックすることを選択する。

【0018】

図１Ａは、ある実施形態に係る、コンピュータシステム１００のブロック図である。

【0019】

コンピュータシステム１００は、セルラネットワーク監視デバイス１０２と、少なくとも１つのデータベース１０４と、セルラネットワーク１０６とを含む。セルラネットワーク監視デバイス１０２およびセルラネットワーク１０６は、インターネットプロトコル（ＩＰ）ネットワーク１０８を通して互いに接続される。ある実施形態では、ＩＰネットワーク１０８は、広域ネットワーク（ＷＡＮ）（すなわち、インターネット）、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）、広域ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）などを含む。ある実施形態では、セルラネットワーク１０６は無線ＷＡＮ（ＷＷＡＮ）を含む。

【0020】

セルラネットワーク１０６は無線アクセスネットワーク（ＲＡＮ）１６０を含む。ＲＡＮ１６０は、セルラネットワーク１０６の無線要素である。ＲＡＮ１６０は、１つまたは複数の無線送受信機を含む基地局などのネットワーク要素１６２を含む。基地局は、セルと呼ばれるランド領域をカバーする。携帯電話、スマートフォン、ラップトップなどのユーザ機器は、セルをカバーする基地局の各々に接続する。ＲＡＮ１６０は、バックホールリンクを介してコア１７０に接続する。

【0021】

コア１７０は、セルラネットワーク１０６全体の中央部である。コア１７０は、モバイル加入者がサービス（例えば、国際通話、テキストメッセージング、ローカルセルラ通話）にアクセスすることを可能にする。ある実施形態では、コア１７０は、加入者プロファイル情報、加入者の位置、サービスの認証、音声セッションおよびデータセッションに必要な切り替え機能の維持などの重要な機能を担当する。コア１７０は、ネットワーク要素１７２を含む。ある実施形態では、ネットワーク要素１７２は、モビリティ管理エンティティ（ＭＭＥ）、サービングゲートウェイ１６６、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ＭＢＭＳ）ゲートウェイ、ブロードキャストマルチキャストサービスセンタ（ＢＭ－ＳＣ）、およびパケットデータネットワーク（ＰＤＮ）ゲートウェイを含む。ある実施形態では、ＭＭＥはホーム加入者サーバ（ＨＳＳ）と通信している。ＭＭＥは、ユーザ機器とコア１７０との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、ＭＭＥはベアラおよび接続管理を提供する。ある実施形態では、インターネットプロトコル（ＩＰ）パケットは、それ自体がＩＰネットワーク１０８に接続された、サービングゲートウェイ１６６を通して転送される。

【0022】

トランスポート１８０は、セルラネットワーク１０６のコア１７０とＲＡＮ１６０とを接続するトランスポートネットワークを指す。トランスポート１８０は、バックホールリンク、コネクタ、リレー、ボイスオーバＩＰデバイスなどのネットワーク要素１８２を含む。ある実施形態では、トランスポート１８０は、マクロセルをスモールセル、無線ユニット、デジタルユニットなどに接続するフロントホールを含む。ある実施形態では、ＲＡＮ１６０、コア１７０、およびトランスポート１８０は、セルラネットワーク１０６の異なるドメインと呼ばれる。

【0023】

セルラネットワーク監視デバイス１０２（ある実施形態ではサーバ１０２）は、少なくとも１つのプロセッサ１２６および非一時的コンピュータ可読媒体１２８を含むコンピュータデバイスである。非一時的コンピュータ可読媒体１２８は、コンピュータ実行可能命令１２４を記憶する。ある実施形態では、非一時的コンピュータ可読媒体１２８は、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読み出し専用メモリ（ＲＯＭ）、電気的消去可能プログラマブルＲＯＭ（ＥＥＰＲＯＭ）、光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、他の磁気記憶デバイス、前述のタイプのコンピュータ可読媒体の組合せ、またはコンピュータデバイスによってアクセスされ得る命令もしくはデータ構造の形態でコンピュータ実行可能コードを記憶するために使用され得るいずれかの他の媒体を含む。プロセッサ１２６がコンピュータ実行可能命令１２４を実行すると、プロセッサ１２６はセルラネットワーク監視ソフトウェア１２７を実行する。

【0024】

セルラネットワーク監視ソフトウェア１２７は、セルラネットワーク１０６内のデータ１１０を視覚化するように構成される。セルラネットワーク監視ソフトウェア１２７は、セルラネットワーク１０６からパラメータの値をキャプチャし、データベース１０４内の非一時的コンピュータ可読媒体１１６にデータ１１０としてパラメータを記憶するように構成される。パラメータは、セルラネットワーク１０６の異なるドメイン内のＮＥ１６２、１７２、１８２からキャプチャされる。セルラネットワーク監視ソフトウェア１２７は、ユーザがデータ１１０を視覚化することを可能にするグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を生成するように構成される。したがって、ユーザに、時間のかかるタスクであるセルラネットワーク１０６の個人的な知識に基づいてセルラネットワーク１０６を介して検索することを行わせるのではなく、セルラネットワーク監視ソフトウェア１２７は、セルラネットワーク１０６の異なるドメイン内のＮＥ１６２、１７２、１８２からのパラメータを容易に監視する能力を提供する。

【0025】

セルラネットワーク監視ソフトウェア１２７は、ＧＵＩを使用してネットワークトポロジを提示するように構成される。ネットワークトポロジは、セルラネットワーク１０６の少なくとも一部の視覚的表現である。ある実施形態では、ネットワークトポロジは、選択された特性に一致するＮＥ１６２、１７２、１８２を選択するためにユーザがネットワークトポロジ内で選択を行うことができるように、セルラネットワークの特性を一般化する視覚的表現である。

【0026】

セルラネットワーク監視ソフトウェア１２７は、ネットワークトポロジに関連するネットワークトポロジ選択をユーザデバイスから受信するように構成される。ある実施形態では、ネットワークトポロジは、ドメイン、ベンダ、サービスプロバイダ、および技術、地理的領域、デバイスタイプなどのネットワーク特性の選択を含む。ある実施形態では、ネットワークトポロジは階層的である。例えば、セルラネットワーク１０６のドメインは、ある実施形態では階層の最上位にある。ドメインのうちの１つが選択されると、セルラネットワーク１０６の技術タイプ（４Ｇ、５Ｇ、ＬＴＥなど）が選択可能になる。ある実施形態では、技術タイプの下に他の階層レベルが提供される。

【0027】

セルラネットワーク監視ソフトウェア１２７は、ネットワークトポロジ選択に関連するパラメータ構成データ１２９を生成するように構成される。ある実施形態では、パラメータ構成データ１２９は、キャプチャおよび／または取得されることになるパラメータの位置、パラメータをキャプチャおよび／または取得するためのタイムスロット、パラメータに関連するＮＥ１６２、１７２、１８２、パラメータを見つけるためのルーティングデータなどを含む。ある実施形態では、パラメータのキャプチャされた値は、その値は履歴値であるため、データ１１０として記憶される。ある実施形態では、パラメータの値は、ＮＥ１６２、１７２、１８２から直接リアルタイムでキャプチャされる。このように、キャプチャがリアルタイムで行われる状況では、パラメータ構成データ１２９は、ＮＥ１６２、１７２、１８２からパラメータの値を直接キャプチャするためのルーティングデータを含む。

【0028】

セルラネットワーク監視ソフトウェア１２７は、セルラネットワーク１０６のＮＥ１６２、１７２、１８２に関して監査を実施するように構成される。ある実施形態では、セルラネットワーク監視ソフトウェア１２７は、監査を実施するために、パラメータ構成データ１２９に従ってパラメータについての１つまたは複数の要求１５０を送信する。ある実施形態では、要求１５０は、データ１１０からパラメータの履歴値を取得するために、セルラネットワーク監視ソフトウェア１２７によってデータベース１０４に送信される。ある実施形態では、要求１５０は、リアルタイムでパラメータの値を取得するために、セルラネットワーク監視ソフトウェア１２７によって特定のＮＥ１６２、１７２、１８２に直接送信される。ある実施形態では、パラメータ構成データ１２９は、パラメータを受信するセルラネットワーク１０６内のＮＥ１６２、１７２、１８２を定義する。パラメータについての要求１５０は、パラメータ構成データ１２９において定義されたように、視覚的表現内のパラメータがＮＥ１６２、１７２、１８２からキャプチャされるように送信される。

【0029】

セルラネットワーク監視ソフトウェア１２７は、監査のレポート１１２を生成してユーザデバイスに送信するように構成される。レポート１１２は、パラメータ構成データ１２９に従って取得されたパラメータの値を含む。レポート１１２がユーザデバイスによって取得されると、セルラネットワーク監視ソフトウェア１２７は、ＧＵＩを使用してレポートの視覚的表現を提示するように構成される。ある実施形態では、ＧＵＩは、パラメータの値がキャプチャされたＮＥ１６２、１７２、１８２に関する詳細と共にパラメータの視覚的表現を有するパネルを提示する。ある実施形態では、監査は、リアルタイムで周期的に実行されるか、または将来のタイムスロットにスケジュールされる。ある実施形態では、特定のＮＥ１６２、１７２、１８２のパラメータ値の変更、ＮＥ１６２、１７２、１８２の構成変更履歴、ＮＥ１６２、１７２、１８２の構成監査情報、レイヤービュー、および基本構成へのロールバックに関連するオプションを含むいくつかの他の動作がＧＵＩを介して提供される。

【0030】

図１Ｂは、ある実施形態に係る、ユーザデバイス１９０のブロック図である。

【0031】

ユーザデバイス１９０は、ＩＰネットワーク１０８を介してセルラネットワーク監視ソフトウェア１２７と通信するように構成される。ユーザデバイス１９０は、１つまたは複数のプロセッサ１９６と、非一時的コンピュータ可読媒体１９５に記憶された、コンピュータ実行可能命令１９４とを含む。ある実施形態では、非一時的コンピュータ可読媒体１９５は、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読み出し専用メモリ（ＲＯＭ）、電気的消去可能プログラマブルＲＯＭ（ＥＥＰＲＯＭ）、光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、他の磁気記憶デバイス、前述のタイプのコンピュータ可読媒体の組合せ、またはコンピュータデバイスによってアクセスされ得る命令もしくはデータ構造の形態でコンピュータ実行可能コードを記憶するために使用され得るいずれかの他の媒体を含む。ユーザデバイス１９０の例には、携帯電話、スマートフォン、デスクトップ、セッション開始プロトコル（ＳＩＰ）電話、ラップトップ、スマートウォッチ、携帯情報端末（ＰＤＡ）、衛星無線機、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、ゲームコンソール、タブレット、スマートデバイス、およびウェアラブル通信デバイスが含まれる。

【0032】

コンピュータ実行可能命令がプロセッサ１９６によって実施されるとき、プロセッサ１９６は、ＧＵＩ１９８を実施するように構成される。ＧＵＩ１９８は、ＧＵＩ１９８を使用してネットワークトポロジを提示するように構成される。ネットワークトポロジは、セルラネットワーク１０６の少なくとも一部を表す。ある実施形態では、ユーザ１９２は、ネットワークトポロジに関連する選択を行うためにＧＵＩ１９８を介してユーザ入力を入力する。ある実施形態では、ユーザ１９２は、選択を通じて、ユーザ１９２がパラメータについて監査したいネットワーク要素１６２、１７２、１８２を選択している。さらに、ある実施形態では、ＧＵＩ１９８は、パラメータの異なる特性に関するパラメータフィルタリングオプションを、ＧＵＩ１９８を使用して提示する。ユーザ１９２は、ＧＵＩ１９８を介してユーザ入力を入力し、ユーザ入力は、パラメータフィルタリングオプションの選択である。ネットワークトポロジに関連する選択および／またはパラメータフィルタリングオプションの選択に基づいて、検索されることになるパラメータが、ネットワークトポロジの選択に従って、および／またはパラメータフィルタリングオプションに従って、かつネットワークトポロジ選択に従って定義されたネットワーク要素から提供されるように、パラメータ構成データが生成される。

【0033】

監査が実施されると、監査のレポート１１２がユーザデバイス１９０に送信される。ある実施形態では、レポート１１２は、他の関連データと共にパラメータの値を含む。ある実施形態では、パラメータの値は、選択されたネットワーク要素１６２、１７２、１８２から取得される。ある実施形態では、パラメータの値は、データベース１０４内のデータ１１０から取得される。ある実施形態では、パラメータの値は、定義された時間期間に従って周期的に取得される。例えば、定義された時間期間は、毎日、毎週、毎月、またはいずれかの他のタイプの定義された時間期間である。ある実施形態では、監査は、レポートが将来の時間からのパラメータの値を含むように、将来の時間に実施される。ある実施形態では、レポート１２２のパラメータの値は、リアルタイムでキャプチャされた。

【0034】

ＧＵＩ１９８は、レポートの視覚的表現を提示する。ある実施形態では、ＧＵＩ１９８は、ユーザ１９２がレポート内のパラメータに関連するアクションに関連するユーザ入力を提供することを可能にする。例えば、ある実施形態では、レポート１１２は、パラメータに関連する違反に関連するステータス情報を含む。例えば、パラメータ値は、セルラネットワーク１０６に問題があることを示す。ある実施形態では、ユーザ１９２は、違反を修正しようとしてＧＵＩ１９８を介してパラメータ値を変更することを許可される。ある実施形態では、ＧＵＩ１９８は、セルラネットワーク１０６で実行されることになっているスクリプトまたはタスクの実行に関して選択可能なオプションを提示する。

【0035】

ある実施形態では、パラメータ値に対する変更は、セルラネットワーク１０６における問題（例えば、停止）をもたらし得ることに留意されたい。したがって、データベース１０４は、データ１１０としてパラメータの履歴値を記憶する。ある実施形態では、ＧＵＩ１９８は、ＧＵＩ１９８を使用して基本構成オプションを提示する。ＧＵＩ１９８を介して基本構成オプションの選択を受信したことに応答して、セルラネットワーク監視ソフトウェア１２７は、セルラネットワーク１０６内の１つまたは複数のネットワーク要素１６２、１７２、１８２に関連付けられた選択されたパラメータを履歴値にリセットする。

【0036】

図２は、ある実施形態に係る、セルラネットワーク監視ソフトウェア２００およびセルラネットワーク１０６のブロック図である。

【0037】

セルラネットワーク監視ソフトウェア２００は、ある実施形態によれば、図１Ａのセルラネットワーク監視ソフトウェア１２７に対応する。

【0038】

セルラネットワーク監視ソフトウェア２００は、オーケストレータ２０２、コントローラ２０４、構成マネージャ２０６、およびＯＢＦ２０８を含む。オーケストレータ２０２は、セルラネットワーク１０６と通信するように監視エージェントを自動的に構成するように構成される。より具体的には、オーケストレータ２０２は、パラメータ構成データ１２９（図１Ａ参照）を生成するための構成マネージャ２０６へのプッシュを生成するように構成される。ある実施形態では、オーケストレータ２０２は、パラメータの動的値を取得することと、適切なデータを構成マネージャ２０６に提供することとをトリガするように構成される。構成マネージャ２０６は、パラメータの値をセルラネットワーク１０６またはデータベース１０４（図１Ａ参照）から送り、取得する。

【0039】

コントローラ２０４は、パラメータ構成データ１２９のルーティングデータを生成するように構成される。構成マネージャ２０６は、パラメータ構成データ１２９に基づく要求をＲＡＮ１６０、コア１７０、およびトランスポート１８０に送信するために、セルラネットワーク１０６に接続される。ＯＢＦ２０８は、パラメータのログおよび視覚化を生成するように構成され、構成マネージャ２０６は、ログをチェックし、視覚化を取得するように構成される。

【0040】

ある実施形態では、構成マネージャ２０６は、２つのカテゴリ、ＣＭａａＳおよびＳＤＮＣに分けられる。ある実施形態では、ＣＭａａＳとＳＤＮＣとは緩やかに動作可能に関連付けられる。ある実施形態では、ＣＭａａＳは、Ｎｅｔｃｏｎｆ ＧＷ、ＣＭ Ｍｉｃｒｏ ＦＥ、バックアップおよび復元、Ｌｉｖｙ、Ｍｙ ＳＱＬ、ｇＲＰＣプラグイン、およびＳＯＡＰを含む。ＣＭ Ｍｉｃｒｏ ＦＥは、構成マネージャ２０６へのエントリポイントを、構成マネージャ２０６によって構成されるＮＥ１６２、１７２、１８２に提供する。ＣＭ Ｍｉｃｒｏ ＦＥは、ＧＵＩおよび他の詳細を表示するＣＭａａＳのマイクロフロントエンドサービスである。バックアップおよび復元は、バックアップデータを維持するように構成される。Ｍｙ ＳＱＬは、データベース１０４とリレーショナルであり、持続性能力を有する。ＲＰＣプラグインは、ｇＲＰＣプロトコルに基づいて接続される。ＳＯＡＰは、ｇＲＰＣプロトコルに従って４Ｇ ＥＭＳネットワークデバイスと情報を交換する。

【0041】

ＳＤＮＣに関して、ＳＤＮＣは、ＮＢＩ、トランスフォーマ、ＣＬＩプラグイン、Ｎｅｔｃｏｎｆ ＳＳＨ、ＡＳＩＣプラグイン、Ｍｙ ＳＱＬ、ＢＧＰ－ＬＳトポロジ、ＢＧＰ－ＬＳ Ｄｅｍｏｎ、Ｇｒａｐｈ ＤＢ、およびｅＳＯＮを含む。ＳＤＮＣ－ＮＢＩは、ＣＭＡＡＳ、データベースインベントリ、およびオーケストレータ２０２のような他のＲＣＰアプリケーションによって消費されるＡＰＩを公開するＳＤＮＣノースバウンドサービスである。トランスフォーマは、ユーザデバイス１９０にプロビジョニングされることになるデバイス固有構成ペイロードの生成を担当するマイクロサービスである。トランスフォーマはまた、デバイス応答解析能力を有する。ＣＬＩプラグインは、ＳＳＨを介してネットワーク要素１６２、１７２、１８２へのＣＬＩアクセスを提供するマイクロサービスである。これは、ネットワーク要素１６２、１７２、１８２が構成をプロビジョニングするためのＮｅｔｃｏｎｆ、Ｒｅｓｔ、またはＲｅｓｔｃｏｎｆのような標準ＡＰＩアクセスをサポートしないシナリオで使用される。Ｎｅｔｃｏｎｆ ＳＳＨは、Ｎｅｔｃｏｎｆがサポートするデバイスへの標準的なＮｅｔｃｏｎｆ ＡＰＩアクセスを提供するマイクロサービスである。ＡＰＩＣプラグインは、Ｒｅｓｔインターフェースを介したＣｉｓｃｏ ＡＣＩへのｃｏｎｆｉｇプッシュをサポートする。ＭｙＳＱＬ（登録商標）は、ＳＤＮＣに持続性能力を提供する。ＢＧＰ－ＬＳトポロジは、ＢＧＰ－ＬＳトポロジを構築する機能を提供するサービスであり、トランスポートスライシングにおいてパスを生成しながら使用される。ＰＣＥは、所与のスライスパラメータを用いてパスを生成するパス計算エンジンである。ＢＧＰ－ＬＳ Ｄｅｍｏｎは、ＢＧＰ－ＬＳ ＤｅｍｏｎをＢＧＰピアとしてネットワークに登録し、ネットワーク全体のピア情報を収集する。グラフＤＢは、ＢＧＰ－ＬＳトポロジサービスによって構築されたＢＧＰ－ＬＳトポロジを記憶するために使用される。ｅＳＯＮは、ｇＲＰＣプラグイン、スマート機能、自動学習、および自動機能を介した自己観測ネットワークである。

【0042】

図３は、ある実施形態に係る、ＧＵＩ３００の一例である。

【0043】

ＧＵＩ３００は、図１Ａのセルラネットワーク監視ソフトウェア１２７および図１Ｂのユーザデバイス１９０によって実装される。ＧＵＩ３００は、図１のＧＵＩ１９８の一例である。

【0044】

ＧＵＩ３００は、ネットワークトポロジ３０４を有するパネル３０２を提示する。図３において、ネットワークトポロジ３０４を有するパネル３０２は、左側のパネルである。ＧＵＩ３００はパネル３０６も提示する。パネル３０６は、ネットワークトポロジ３０４からの選択に関連するパラメータおよび識別情報のレポートを提示する。

【0045】

ネットワークトポロジ３０４は、ドメイン選択３０８Ａ、３０８Ｂ、３０８Ｃを含む。ドメイン選択３０８Ａは、ユーザがＲＡＮ１６０（図１Ａおよび図２参照）内のＮＥ１６２のパラメータおよび他の情報を選択し、閲覧することを可能にする。ドメイン選択３０８Ｂは、ユーザがコア１７０（図１Ａおよび図２参照）内のＮＥ１７２のパラメータおよび他の情報を選択し、閲覧することを可能にする。ドメイン選択３０８Ｃは、ユーザがトランスポート１８０（図１Ａおよび図２参照）内のＮＥ１８２のパラメータおよび他の情報を選択し、閲覧することを可能にする。

【0046】

図３では、ＲＡＮ１６０についてのドメイン選択３０８Ａが選択されている。したがって、サービスプロバイダ選択３１０Ａ、３１０Ｂ、３１０Ｃは、ＧＵＩ３００を使用して提示される。サービスプロバイダ選択３１０Ａは、サービスプロバイダ１に関連するＮＥ１６２（すなわち、ＲＡＮ ＮＥ）を閲覧することである。サービスプロバイダ選択３１０Ｂは、サービスプロバイダ２に関連するＮＥ１６２を閲覧することである。サービスプロバイダ選択３１０Ｃは、サービスプロバイダ３に関連するＮＥ１６２を閲覧することである。図３では、サービスプロバイダ選択３１０Ａが選択されている。したがって、ＲＡＮ１６０内にあり、サービスプロバイダ２によってサービスされるＮＥ１６２に関連するパラメータおよび他の情報がパネル３０６に示されている。

【0047】

サービスプロバイダ選択３１０Ａの下で、ネットワークトポロジ３０４は、技術タイプ選択３１２Ａ、３１２Ｂを含む。技術タイプ選択３１２Ａは、４Ｇ技術の選択である。技術タイプ選択３１２Ｂは、５Ｇ技術の選択である。この場合、技術タイプ選択３１２Ａも技術タイプ選択３１２Ｂも選択されていない。したがって、ＲＡＮ１６０内にあり、サービスプロバイダ２によってサービスされ、４Ｇ技術または５Ｇ技術のいずれかであるＮＥ１６２に関連するパラメータおよび他の情報がパネル３０６に示されている。このように、ネットワークトポロジ３０４は階層的である。

【0048】

パネル３０６は、レポート１１２の視覚的表現である。パネル３０６は、上述したネットワークトポロジ選択に関連するパラメータおよび他のデータを含む。パネル３０６の左側（図３に示す）は、「ステータス」、「ドメイン」、「ＮＥ名」、「構成競合」、「ゴールデン競合」、「ＭＳ名」などのデータを示している。「ステータス」のフィールドは、パラメータがリアルタイムでキャプチャされているか（すなわち、オンエア）、（キャプチャの日時を含む）履歴パラメータ値であるか、またはパラメータが将来のタイムスロットでキャプチャされることになるかどうかを示す。「ドメイン」のフィールドは、パラメータがキャプチャされているＮＥのドメインを示す。「ＮＥ名」のフィールドは、パラメータがキャプチャされているＮＥ１６２の名前を示す。「構成競合」のフィールドは、パラメータが構成競合を示す値を有するかどうかを示す。したがって、構成競合があるＮＥ１６２のパラメータのパラメータ値が存在する場合、「構成競合」のフィールドは、「違反」の値を有する。構成競合があるＮＥ１６２のパラメータのパラメータ値が存在しない場合、「構成競合」のフィールドは、「同期」の値を有する。「ゴールデン競合」のフィールドは、パラメータが重要なシステム構成に関して範囲外の値を有するかどうかを示す。「ゴールデンパラメータ」と見なされるパラメータは、違反がネットワーク停止またはネットワーク性能の低下をもたらすことがあるので、セルラネットワーク１０６にとって特に重要である。ゴールデンパラメータに競合があるＮＥ１６２のパラメータのパラメータ値が存在する場合、「ゴールデン競合」のフィールドは、「違反」の値を有する。競合のあるゴールデンパラメータを有するＮＥ１６２のパラメータのパラメータ値が存在しない場合、「ゴールデン競合」のフィールドは、「同期」の値を有する。「ゴールデン競合」のフィールドは、パラメータが重要なシステム構成に関して範囲外の値を有するかどうかを示す。「ＭＳ名」のフィールドは、ＮＥ１６２を管理する要素管理システム（ＭＳ）の名前を示す。

【0049】

図４は、ある実施形態に係る、パネル３０６からのＭＳ管理システムの選択画面４００である。

【0050】

図４に示すように、構成詳細選択４０２は、ＭＳ管理システムについてのパラメータ情報によって示される。構成詳細選択４０２が選択されると、図３に関して上述したネットワークトポロジ選択および図４の構成詳細選択４０２に関連してパラメータ構成データが生成される。選択画面４００は、ＵＨＮ１０ＳＫ１００４００１６３という名前のＮＥ１６２に関連するフィールドを含む。ＵＨＮ１０ＳＫ１００４００１６３という名前のＮＥ１６２は、ＲＡＮ内にあり、サービスプロバイダ１によってサービスされ、４Ｇまたは５Ｇ技術のいずれかを実装する。

【0051】

図５は、ある実施形態に係る、図３に関して上述したネットワークトポロジ選択および図４の構成詳細選択４０２に応答して生成されるパラメータ構成データ５００を含むテーブルである。

【0052】

パラメータ構成データ５００は、図１Ａに示すパラメータ構成データ１２９の一例である。したがって、図３に関して上述したネットワークトポロジ選択のために、パラメータ構成データ５００は、「ドメイン」という名前のフィールドと、「サービスプロバイダ」という名前のフィールドと、「技術タイプ」という名前のフィールドとを含む。図５において、「ドメイン」フィールドはＲＡＮの値を有し、「サービスプロバイダ」フィールドはサービスプロバイダ１の値を有し、「技術タイプ」は４Ｇ、５Ｇの値を有する。図４に関して上述した構成詳細選択４０２により、パラメータ構成データ５００は、「ＮＥ名」のフィールドと「パラメータパス」のフィールドとを含む。図５において、「ＮＥ名」のフィールドは、値ＵＨＮ１０ＳＫ１００４００１６３を有し、「パラメータパス」のフィールドは、値／ｂｕｌｋＣＭＣｏｎｆｉｇＤａｔａを有する。図５において、「パラメータパス」のフィールドは、パラメータ値がセルラネットワーク１０６上またはデータベース１０４内のいずれかのどこでキャプチャまたは取得され得るかを示す。

【0053】

パラメータ構成データ５００は、「タイムスロット」のフィールドを有する。「タイムスロット」のフィールドは、パラメータがいつキャプチャされることになるかを示す。図５において、パラメータ構成データ５００は、パラメータのパラメータ値がリアルタイムでキャプチャされることになることを意味する値「オンエア」を示す。ある実施形態では、「タイムスロット」のフィールドは、データ１１０からパラメータの履歴値を取得するための過去のタイムスロットを示す。ある実施形態では、「タイムスロット」のフィールドは、パラメータを受信する将来のタイムスロットを示す。ある実施形態では、「タイムスロット」のフィールドは、パラメータが定義された時間期間（例えば、毎日、毎週、毎月）に基づいて周期的にキャプチャされることになることを示す。監査は、パラメータ構成データ５００に基づいて実施される。要求１５０（図１Ａ参照）は、パラメータ構成データ５００に基づいてセルラネットワーク監視ソフトウェア１２７によって生成される。このようにして、パラメータは、パラメータ構成データ１２９において定義されたように、ＧＵＩ３００によって取得され、視覚的表現で提示される。

【0054】

図６は、ある実施形態に係る、ＧＵＩ３００を使用するパネル６００である。

【0055】

パネルは、監査の結果生じたレポートの視覚的表現を含む。レポートは、図１Ａのレポート１１２の一例である。レポートは、図５のパラメータ構成データ５００の結果として、ＵＨＮ１０ＳＫ１００４００１６３という名前のＮＥのパラメータを含む。図６に示すように、パネル６００内の視覚的表現は、「ＮＥ名」、「ｅＮｏｄｅＢ ＩＤ」、「パラメータタイプ」、「機器タイプ」、「カテゴリ」、「パラメータ」、「Ｘパス」、および「現在値」という名前のフィールドを含む。「ＮＥ名」という名前のフィールドは、パラメータがキャプチャされるＮＥ１６２の名前である。「ｅＮｏｄｅＢ ＩＤ」という名前のフィールドは、パラメータがキャプチャされるセルの名前を識別する。「パラメータタイプ」という名前のフィールドは、パラメータのタイプ（パラメータがゴールデンパラメータであるかどうかを含む）を示す。「機器タイプ」は、パラメータがキャプチャされたＮＥ１６２の機器のタイプを識別する。「カテゴリ」のフィールドは、キャプチャされたパラメータのカテゴリを識別する。「パラメータ」という名前のフィールドは、キャプチャされたパラメータの名前を示す。「Ｘパス」という名前のフィールドは、パラメータをキャプチャするためのルーティングデータを識別する。「現在値」という名前のフィールドは、パラメータの現在値を示す。

【0056】

他の実施形態では、パラメータ構成データ５００は、ライブデータを要求する代わりに過去のタイムスロットを含むことに留意されたい。例えば、図１Ａのデータ１１０は、セルラネットワーク１０６内の１つまたは複数のＮＥ１６２、１７２、１８２に関連付けられたパラメータのサブセットの履歴値を記憶する。したがって、ＵＨＮ１０ＳＫ１００４００１６３という名前のＮＥのパラメータのデータ１１０内の過去にキャプチャされた値について、要求１５０がデータベース１０４に送信される。要求１５０は、過去のタイムスロットにおいてキャプチャされたパラメータ値を取得するためにデータベース１０４に送信される。

【0057】

他の実施形態では、パラメータ構成データ５００は、時間期間を含むことに留意されたい。したがって、時間期間に従って、ＵＨＮ１０ＳＫ１００４００１６３という名前のＮＥのパラメータのデータ１１０内のキャプチャされた値について、要求１５０がデータベース１０４に送信される。ある実施形態によれば、結果として得られるレポートは、時間期間に従ってユーザデバイス１９０に送られる。ある実施形態では、ＧＵＩ３００は、結果として得られるレポートを閲覧する準備ができていることを示すメニューを提示する。ユーザが閲覧することを選択すると、レポートの視覚的表現がＧＵＩ３００を使用して提供される。

【0058】

ある実施形態では、ＧＵＩ３００を使用して基本構成オプションが提示される。基本構成オプションは、パラメータを以前の値にリセットするオプションである。したがって、ある実施形態では、セルラネットワーク１０６内のＵＨＮ１０ＳＫ１００４００１６３という名前のＮＥに関連付けられたパラメータのサブセットは、基本構成オプションの選択を受信したことに応答して履歴値にリセットされる。「現在値」という名前のフィールドの代わりに、パネル６００は、パラメータの履歴値を含む「値」という名前のフィールドを含むことになる。

【0059】

他の実施形態では、パラメータ構成データ５００は、ライブデータを要求するかまたはライブデータを要求する代わりに将来のタイムスロットを含むことに留意されたい。ある実施形態では、要求１５０は、それらの将来のタイムスロット中にキャプチャされたパラメータ値が取得されるように送信される。したがって、パラメータは、パラメータ構成データ５００において定義された将来のタイムスロット中に、視覚的表現内のパラメータがキャプチャされるように送信される。「現在値」という名前のフィールドの代わりに、パネル６００は、将来のタイムスロット中にキャプチャされたパラメータの値を含む「値」という名前のフィールドを含むことになる。

【0060】

図４は、構成履歴選択４０４も示している。

【0061】

図７は、ある実施形態に係る、パラメータの構成履歴を提示する、ＧＵＩ３００を使用するパネル７００である。

【0062】

パネル７００は、図４の構成履歴選択４０４の選択に応答して表示される。パネル７００は、「機器タイプ」、「カテゴリ」、「パラメータ」、「Ｘパス」、「以前の日付」、「以前の値」、「更新日」、および「更新値」のフィールドを含む。「機器タイプ」のフィールドには、パラメータに関連する機器のタイプが記述される。「カテゴリ」のフィールドには、パラメータのカテゴリが記述される。「パラメータ」のフィールドは、パラメータを識別する。「Ｘパス」のフィールドは、パラメータのルーティングデータを識別する。「以前の日付」のフィールドには、現在のエントリの前にパラメータがキャプチャされた日付が記述される。「以前の日付」のフィールドには、現在のエントリの前のパラメータの値が記述される。「更新値」のフィールドは、現在のエントリのパラメータの値である。「更新日」のフィールドは、現在のエントリについてパラメータの値がキャプチャされた日付である。

【0063】

したがって、パネル７００は、データベース１０４内のデータ１１０の一部として記憶されている１つまたは複数のＮＥ１６２、１７２、１８２のパラメータの履歴値を示す。パネル７００は、異なる日付のパラメータの履歴値を一覧表示する。ある実施形態では、ＧＵＩは基本構成オプション４０６（図４参照）を提示する。基本構成オプション４０６の選択に応答して、セルラネットワーク１０６内の１つまたは複数のＮＥ１６２、１７２、１８２に関連付けられたパラメータは、履歴値になる。ある実施形態では、基本構成オプション４０６の選択に応答して、様々なパラメータが履歴値にリセットされる。

【0064】

図８は、ある実施形態に係る、ＧＵＩ３００を使用する、パラメータの異なる特性に関するパラメータフィルタリングオプションを有するパネル８００である。

【0065】

ユーザ１９２（図１Ｂ参照）は、パラメータフィルタリングオプションの選択をパネル８００に入力する。ある実施形態によれば、フィルタリングパラメータオプションの選択の結果として選択されたパラメータの視覚的表現がパネル８０２に提示される。

【0066】

パネル８００は、「パラメータタイプ」、「機器タイプ」、「カテゴリ」、「パラメータ」、「Ｘパス」、および「現在値」のパラメータフィルタリングオプションを含む。「パラメータタイプ」のフィールドは、異なるパラメータタイプのフィルタリングオプションを含む。「機器タイプ」のフィールドは、異なる機器タイプに関連するパラメータのフィルタリングオプションを含む。「カテゴリ」のフィールドは、パラメータの異なるカテゴリに関連するパラメータのフィルタリングオプションを含む。「パラメータ」のフィールドは、パラメータに関連するフィルタリングオプションを含む。「Ｘパス」のフィールドは、セルラネットワーク１０６の異なる位置から生じる値を有するパラメータのフィルタリングオプションを含む。「現在値」のフィールドは、パラメータの値の値範囲および／または値タイプのフィルタリングオプションを含む。

【0067】

図９は、ある実施形態に係る、セルラネットワークにおいてデータを視覚化する方法のフローチャート９００である。

【0068】

フローチャート９００は、ある実施形態に従って、図１Ａ～図１Ｂのコンピュータシステム１００または図１のセルラネットワーク監視ソフトウェア２００によって実施される。フローチャート９００はブロック９０２～９１２を含む。流れはブロック９０２において開始する。

【0069】

ブロック９０２において、ネットワークトポロジがグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）に提示され、ネットワークトポロジは、セルラネットワークの少なくとも一部の表現である。ＧＵＩの一例は、図３、図４、図６、図７、図８のＧＵＩ３００である。ネットワークトポロジの一例が図３のパネル３０２に示されている。セルラネットワークの一例は、図１および図２のセルラネットワーク１０６である。その後、流れはブロック９０４に進む。

【0070】

ブロック９０４において、ネットワークトポロジに関連するネットワークトポロジ選択が受信される。ネットワークトポロジ選択の例は、ドメイン３０８Ａ～３０８Ｃ、サービスプロバイダ３１０Ａ～３１０Ｃ、および技術３１２Ａ、３１２Ｂに対して行われるネットワークトポロジ選択である。その後、流れはブロック９０６に進む。

【0071】

ブロック９０６において、ネットワークトポロジ選択に関連するパラメータ構成データが生成される。パラメータ構成データの一例は、図１のパラメータ構成データ１２９および図５のパラメータ構成データ５００である。その後、流れはブロック９０８に進む。

【0072】

ブロック９０８において、パラメータの監査は、パラメータ構成データに従ってセルラネットワークのネットワーク要素に関して実施される。その後、流れはブロック９１０に進む。

【0073】

ブロック９１０において、監査のレポートがユーザデバイスに送信される。レポートの一例は、図１のレポート１１２として示されている。その後、流れはブロック９１２に進む。

【0074】

ブロック９１２において、レポートの視覚的表現がＧＵＩを使用して提示される。レポートの視覚的表現の一例は、図６のパネル６００である。

【0075】

図１０は、ある実施形態に係る、ネットワークトポロジ選択に関連するパラメータ構成データを生成する方法に関連するフローチャート１０００である。

【0076】

フローチャート１０００は、ある実施形態に係る、図９のブロック９０６の一部の一例である。フローチャート１０００はブロック１００２～１００６を含む。流れはブロック１００２において開始する。

【0077】

ブロック１００２において、パラメータの異なる特性に関するパラメータフィルタリングオプションがＧＵＩを使用して提示される。パラメータフィルタリングオプションは、図８のパネル８００に示されている。パネル８００のパラメータフィルタリングオプションは、「パラメータタイプ」、「機器タイプ」、「カテゴリ」、「パラメータ」、「Ｘパス」、および「現在値」のパラメータフィルタリングオプションを含む。その後、流れはブロック１００４に進む。

【0078】

ブロック１００４において、パラメータフィルタリングオプションの選択が受信される。その後、流れはブロック１００６に進む。

【0079】

ブロック１００６において、検索されるべきパラメータが、パラメータフィルタリングオプションに従って、かつネットワークトポロジ選択に従って定義されたネットワーク要素から提供されるように、パラメータ構成データが生成される。

【0080】

図１１は、ある実施形態に係る、パラメータを履歴値にリセットする方法のフローチャート１１００である。

【0081】

ある実施形態では、フローチャート１１００は、図９のブロック９１２の後に行われる。フローチャート１１００はブロック１１０２～１１０６を含む。流れはブロック１１０２において開始する。

【0082】

ブロック１１０２において、履歴値が、セルラネットワーク内の１つまたは複数のネットワーク要素に関連付けられたパラメータのサブセットについて記憶される。パラメータのサブセットの履歴値の例は、図７のパネル７００に示されている。その後、流れはブロック１１０４に進む。

【0083】

ブロック１１０４において、ＧＵＩを使用して基本構成オプションが提示される。基本構成オプションの一例が図４に基本構成オプション４０６として示されている。その後、流れはブロック１１０６に進む。

【0084】

ブロック１１０６において、セルラネットワーク内の１つまたは複数のネットワーク要素に関連付けられたパラメータのサブセットは、基本構成オプションの選択を受信したことに応答して履歴値にリセットされる。

【0085】

ある実施形態では、セルラネットワークにおいてデータを視覚化する方法は、グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を使用して、セルラネットワークの少なくとも一部の表現であるネットワークトポロジを提示することと、ネットワークトポロジに関連するネットワークトポロジ選択を受信することと、ネットワークトポロジ選択に関連するパラメータ構成データを生成することと、パラメータ構成データに従ってセルラネットワークのネットワーク要素に関連するパラメータの監査を実施することと、監査のレポートをユーザデバイスに送信することと、ＧＵＩを使用してレポートの視覚的表現を提示することとを含む。ある実施形態では、パラメータ構成データは、監査が将来の時間において実施されるべきであることを示し、パラメータの監査は、将来の時間中に実施される。ある実施形態では、パラメータ構成データは、監査がリアルタイムで実施されるべきであることを示し、パラメータの監査は、リアルタイムで実施される。ある実施形態では、パラメータ構成データは、監査が定義された時間期間に基づいて周期的に実施されるべきであることを示し、パラメータの監査は、定義された時間期間に基づいて周期的に実施される。ある実施形態では、本方法は、セルラネットワーク内の１つまたは複数のネットワーク要素に関連付けられたパラメータのサブセットの履歴値を記憶することと、ＧＵＩを使用して基本構成オプションを提示することと、基本構成オプションの選択を受信したことに応答して、セルラネットワーク内の１つまたは複数のネットワーク要素と関連付けられたパラメータのサブセットを履歴値にリセットすることとをさらに含む。ある実施形態では、ＧＵＩを使用してネットワークトポロジを提示することは、セルラネットワーク内の異なるドメインの選択を可能にするネットワークトポロジのドメインレベルを提示することを含む。ある実施形態では、ＧＵＩを使用してネットワークトポロジを提示することは、セルラネットワーク内の異なるセルラネットワーク技術の選択を可能にするネットワークトポロジのセルラネットワーク技術レベルを提示することを含む。ある実施形態では、ネットワークトポロジ選択に関連するパラメータ構成データを生成することは、パラメータの異なる特性に関するパラメータフィルタリングオプションを、ＧＵＩを使用して提示することと、パラメータフィルタリングオプションの選択を受信することと、パラメータフィルタリングオプションに従って、かつネットワークトポロジ選択に従って定義されたネットワーク要素から、検索されるべきパラメータが提供されるように、パラメータ構成データを生成することとを含む。

【0086】

ある実施形態では、セルラネットワークにおいてデータを視覚化するためのコンピュータデバイスは、コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体と、少なくとも１つのプロセッサであって、少なくとも１つのプロセッサがコンピュータ実行可能命令を実行すると、少なくとも１つのプロセッサが、グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を使用して、セルラネットワークの少なくとも一部の表現であるネットワークトポロジを提示することと、ネットワークトポロジに関連するネットワークトポロジ選択を受信することと、ネットワークトポロジ選択に関連するパラメータ構成データを生成することと、パラメータ構成データに従ってセルラネットワークのネットワーク要素に関連するパラメータの監査を実施することと、監査のレポートをユーザデバイスに送信することと、ＧＵＩを使用してレポートの視覚的表現を提示することとを行うように構成されている、少なくとも１つのプロセッサとを含む。ある実施形態では、パラメータ構成データは、監査が将来の時間において実施されるべきであることを示し、パラメータの監査は、将来の時間中に実施される。ある実施形態では、パラメータ構成データは、監査がリアルタイムで実施されるべきであることを示し、パラメータの監査は、リアルタイムで実施される。ある実施形態では、パラメータ構成データは、監査が定義された時間期間に基づいて周期的に実施されるべきであることを示し、パラメータの監査は、定義された時間期間に基づいて周期的に実施される。ある実施形態では、プロセッサは、セルラネットワーク内の１つまたは複数のネットワーク要素に関連付けられたパラメータのサブセットの履歴値を記憶することと、ＧＵＩを使用して基本構成オプションを提示することと、基本構成オプションの選択を受信したことに応答して、セルラネットワーク内の１つまたは複数のネットワーク要素と関連付けられたパラメータのサブセットを履歴値にリセットすることとを行うためにさらに構成されている。ある実施形態では、少なくとも１つのプロセッサは、セルラネットワーク内の異なるドメインの選択を可能にするネットワークトポロジのドメインレベルを提示することによって、ＧＵＩを使用してネットワークトポロジを提示するように構成されている。ある実施形態では、少なくとも１つのプロセッサは、セルラネットワーク内の異なるセルラネットワーク技術の選択を可能にするネットワークトポロジのセルラネットワーク技術レベルを提示することによって、ＧＵＩを使用してネットワークトポロジを提示するように構成されている。ある実施形態では、少なくとも１つのプロセッサは、パラメータの異なる特性に関するパラメータフィルタリングオプションを、ＧＵＩを使用して提示することと、パラメータフィルタリングオプションの選択を受信することと、パラメータフィルタリングオプションに従って、かつネットワークトポロジ選択に従って定義されたネットワーク要素から、検索されるべきパラメータが提供されるように、パラメータ構成データを生成することとによって、ネットワークトポロジ選択に関連するパラメータ構成データを生成するように構成されている。

【0087】

ある実施形態では、コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、少なくとも１つのプロセッサがコンピュータ実行可能命令を実行すると、少なくとも１つのプロセッサが、グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を使用して、セルラネットワークの少なくとも一部の表現であるネットワークトポロジを提示することと、ネットワークトポロジに関連するネットワークトポロジ選択を受信することと、ネットワークトポロジ選択に関連するパラメータ構成データを生成することと、パラメータ構成データに従ってセルラネットワークのネットワーク要素に関連するパラメータの監査を実施することと、監査のレポートをユーザデバイスに送信することと、ＧＵＩを使用してレポートの視覚的表現を提示することとを行うように構成されている、非一時的コンピュータ可読媒体。ある実施形態では、パラメータ構成データは、監査が将来の時間において実施されるべきであることを示し、パラメータの監査は、将来の時間中に実施される。ある実施形態では、少なくとも１つのプロセッサは、セルラネットワーク内の１つまたは複数のネットワーク要素に関連付けられたパラメータのサブセットの履歴値を記憶することと、ＧＵＩを使用して基本構成オプションを提示することと、基本構成オプションの選択を受信したことに応答して、セルラネットワーク内の１つまたは複数のネットワーク要素と関連付けられたパラメータのサブセットを履歴値にリセットすることとを行うようにさらに構成されている。ある実施形態では、少なくとも１つのプロセッサは、パラメータの異なる特性に関するパラメータフィルタリングオプションを、ＧＵＩを使用して提示することと、パラメータフィルタリングオプションの選択を受信することと、パラメータフィルタリングオプションに従って、かつネットワークトポロジ選択に従って定義されたネットワーク要素から、検索されるべきパラメータが提供されるように、パラメータ構成データを生成することとによって、ネットワークトポロジ選択に関連するパラメータ構成データを生成するように構成されている。

【0088】

上記は、当業者が本開示の態様をよりよく理解することができるように、ある実施形態の特徴を概説している。当業者は、本明細書に紹介の実施形態の同じ目的を実行し、および／または同じ利点を達成するための他のプロセスおよび構造を設計または修正するための基礎として、本開示を容易に使用し得ることを理解すべきである。当業者はまた、かかる同等の構成が本開示の趣旨および範囲から逸脱しないこと、ならびに本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、本明細書において種々の変更、置換、および変更を行ってもよいことを理解すべきである。

【0089】

本開示の態様は、以下の詳細な説明を添付の図と併せて読めば最もよく理解される。業界の標準的慣行に従い、様々な特徴は縮尺通りに描かれていないことに留意されたい。実際には、種々の特徴の寸法は、説明を明確にするために、任意に増減され得る。

【図1A】

【図1B】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【図8】

【図9】

【図10】

【図11】

【国際調査報告】