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特表2024-547145異形スクリーンの表示回路及び表示装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-26
(54)【発明の名称】異形スクリーンの表示回路及び表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/30 20060101AFI20241219BHJP
   G09F 9/302 20060101ALI20241219BHJP
   G09F 9/00 20060101ALI20241219BHJP
   G09G 3/20 20060101ALI20241219BHJP
   G09G 3/36 20060101ALI20241219BHJP
   G02F 1/13357 20060101ALI20241219BHJP
   G02F 1/1368 20060101ALI20241219BHJP
【FI】
G09F9/30 338
G09F9/30 308Z
G09F9/302 Z
G09F9/00 346Z
G09G3/20 680G
G09G3/20 680H
G09G3/20 622Z
G09G3/20 622G
G09G3/20 621M
G09G3/20 642A
G09G3/20 641C
G09G3/20 623R
G09G3/20 623Z
G09G3/20 622Q
G09G3/20 623Y
G09G3/36
G02F1/13357
G02F1/1368
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024539087
(86)(22)【出願日】2023-05-17
(85)【翻訳文提出日】2024-06-26
(86)【国際出願番号】 CN2023094633
(87)【国際公開番号】W WO2024051205
(87)【国際公開日】2024-03-14
(31)【優先権主張番号】202211095231.6
(32)【優先日】2022-09-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521141718
【氏名又は名称】恵科股▲分▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】HKC Corporation Limited
【住所又は居所原語表記】1F-3F, 5F-7F of Factory Building 1, 7F of Factory Building 6, Huike Industrial Park, No.1 Industrial 2nd Road, Shilong Community, Shiyan Street, Baoan District, Shenzhen, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】沈 ▲てぃん▼▲てぃん▼
(72)【発明者】
【氏名】李 栄栄
【テーマコード(参考)】
2H192
2H391
5C006
5C080
5C094
5G435
【Fターム(参考)】
2H192AA24
2H192CB12
2H192CB22
2H192CC22
2H391AA01
2H391FA08
5C006AA16
5C006AF35
5C006AF42
5C006AF43
5C006AF51
5C006AF71
5C006BB16
5C006BC02
5C006BC03
5C006BC11
5C006BC22
5C006BC23
5C006BF24
5C006BF28
5C006BF34
5C006BF37
5C006BF46
5C006BF49
5C006FA16
5C006FA22
5C080AA10
5C080BB06
5C080DD05
5C080EE29
5C080FF03
5C080FF11
5C080FF13
5C080JJ02
5C080JJ03
5C094AA01
5C094AA60
5C094BA03
5C094BA43
5C094CA20
5C094DA05
5C094DA13
5C094DB01
5C094DB04
5C094EA07
5C094FA01
5G435AA01
5G435BB12
5G435EE27
5G435EE31
(57)【要約】
本出願は、異形スクリーンの表示回路および表示装置を開示する。該異形スクリーンの表示回路は、異形スクリーンの異形領域に非矩形アレイで配列された複数の画素回路10を含む。画素回路10の各行の両端に位置する画素回路10をエッジ画素回路とし、ここで隣接する2つのエッジ画素回路のうちの一方が第N段のゲート信号線に接続され、他方のエッジ画素回路は第N+1段のゲート信号線に接続され、Nは0より大きい自然数である。分圧回路は隣接する2つのエッジ画素回路の蓄積電圧が等しくなるように、隣接する2つのエッジ画素回路にそれぞれ接続され、分圧回路の制御端は第N+M段のゲート信号線に接続され、Mは2より大きい自然数である。上記の方法に基づいて、異形スクリーンが表示するときのギザギザ効果を効果的に弱めることができ、異形スクリーンの表示効果を向上させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の画素回路と、分圧回路と、を含む異形スクリーンの表示回路であって、
複数の前記画素回路は前記異形スクリーンの異形領域に非矩形アレイで配列され、前記画素回路の各行の両端に位置する画素回路をエッジ画素回路とし、ここで隣接する2つの前記エッジ画素回路の一方は第N段のゲート信号線に接続され、他方の前記エッジ画素回路は第N+1段のゲート信号線に接続され、前記Nは0より大きい自然数であり、
前記分圧回路は、隣接する2つの前記エッジ画素回路の蓄積電圧が等しくなるように、隣接する2つの前記エッジ画素回路にそれぞれ接続され、前記分圧回路の制御端子は第N+M段のゲート信号線に接続され、前記Mは2より大きい自然数である、異形スクリーンの表示回路。
【請求項2】
前記表示回路は前記異形スクリーンの矩形領域に矩形アレイで配列された複数の前記画素回路及び前記異形スクリーンに非矩形アレイで配列された複数の前記画素回路を含む、請求項1に記載の異形スクリーンの表示回路。
【請求項3】
第N行の前記画素回路の一端に位置する前記エッジ画素回路は第1エッジ画素回路及び第2エッジ画素回路を含み、前記第1エッジ画素回路及び前記第2エッジ画素回路が隣接して設置され、
前記第1エッジ画素回路は前記第N段のゲート信号線に接続され、前記第2エッジ画素回路は前記第N+1段のゲート信号線に接続される、請求項1に記載の異形スクリーンの表示回路。
【請求項4】
複数の前記画素回路のうち前記エッジ画素回路以外の画素回路を非エッジ画素回路とし、且つ前記第1エッジ画素回路又は前記第2エッジ画素回路と同じ行に位置し且つ隣接する非エッジ画素回路を隣接エッジ画素回路とし、
隣接する前記第1エッジ画素回路、前記第2エッジ画素回路及び前記隣接エッジ画素回路は同じ段のデータ信号線に接続される、請求項3に記載の異形スクリーンの表示回路。
【請求項5】
現在の行の前記第1エッジ画素回路は前の行の前記画素回路に隣接して設置され、現在の行の前記第2エッジ画素回路は次の行の前記画素回路に隣接して設置される、請求項3に記載の異形スクリーンの表示回路。
【請求項6】
第N行の前記画素回路の一端に位置する前記エッジ画素回路を第1エッジ画素回路とし、第N+1行の画素回路の一端に位置し且つ前記第1エッジ画素回路に隣接する前記エッジ画素回路を第2エッジ画素回路とし、
前記第1エッジ画素回路が前記第N段のゲート信号線に接続され、前記第2エッジ画素回路が前記第N+1段のゲート信号線に接続される、請求項1に記載の異形スクリーンの表示回路。
【請求項7】
複数の前記画素回路のうち前記エッジ画素回路以外の前記画素回路を非エッジ画素回路とし、且つ前記第1エッジ画素回路と同じ行に位置し且つ隣接する非エッジ画素回路を第1隣接エッジ画素回路とし、前記第2エッジ画素回路と同じ行に位置し且つ隣接する非エッジ画素回路を第2隣接エッジ画素回路とし、
隣接する前記第1エッジ画素回路、前記第2エッジ画素回路、前記第1隣接エッジ画素回路及び前記第2隣接エッジ画素回路は同じ段のデータ信号線に接続される、請求項6に記載の異形スクリーンの表示回路。
【請求項8】
前記第N段のゲート信号線によって伝送された信号、前記第N+1段のゲート信号線によって伝送された信号、前記第N+M段のゲート信号線によって伝送された信号が前から後に順番に出力される、請求項1に記載の異形スクリーンの表示回路。
【請求項9】
前記Mは2に等しい、請求項1に記載の異形スクリーンの表示回路。
【請求項10】
前記第N+M段のゲート信号線によって伝送された信号は、前記第N+2段のゲート信号線によって伝送された信号であり、信号の出力順序について、前記第N+2段のゲート信号線によって伝送された信号が、前記第N+1段のゲート信号線で伝送された信号より後であり、前記第N+1段のゲート信号線によって伝送された信号が、前記第N段のゲート信号線によって伝送された信号より後である、請求項9に記載の異形スクリーンの表示回路。
【請求項11】
前記画素回路は第1スイッチトランジスタ及び蓄電コンデンサを含み、前記第1スイッチトランジスタの駆動端は対応するゲート信号線に接続され、前記第1スイッチトランジスタの第1端は対応するデータ信号線に接続され、前記第1スイッチトランジスタの第2端は前記蓄電コンデンサの第1端に接続され、前記蓄電コンデンサの第2端は対応する共通電極に接続される、請求項1に記載の異形スクリーンの表示回路。
【請求項12】
前記分圧回路は第2スイッチトランジスタを含み、前記第2スイッチトランジスタの第1端が前記隣接する2つの前記エッジ画素回路のうちの1つの前記エッジ画素回路における前記蓄電コンデンサの第1端に接続され、前記第2スイッチトランジスタの第2端が前記隣接する2つの前記エッジ画素回路うちの別の前記エッジ画素回路における前記蓄電コンデンサの第1端に接続され、前記第2スイッチトランジスタの駆動端が前記第N+M段のゲート信号線に接続される、請求項11に記載の異形スクリーンの表示回路。
【請求項13】
前記第1スイッチトランジスタと第2スイッチトランジスタはいずれも薄膜電界効果トランジスタである、請求項12に記載の異形スクリーンの表示回路。
【請求項14】
前記薄膜電界効果トランジスタは、基板層、第1金属層、第1絶縁層、半導体層、第2金属層、第2絶縁層および電極層を含む、請求項13に記載の異形スクリーンの表示回路。
【請求項15】
バックライトモジュールと請求項1に記載の前記表示回路を含む、表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
<関連出願の相互参照>
本出願は、2022年09月08日に提出された「異形スクリーンの表示回路及び表示装置」という名称及び2022110952316という出願番号である中国特許出願による優先権を請求し、この中国特許出願の全体内容がここに引用することにより本出願に組み込まれる。
【0002】
本出願は、表示技術分野に関し、特に、異形スクリーンの表示回路及び表示装置に関する。
【背景技術】
【0003】
時代の発展に伴い、人々は表示スクリーンに対する要求がますます高くなり、いくつかの特定の応用の場合において、ユーザの特定ニーズを満たすため、異形画面表示機能を備えた異形スクリーン(special shaped screen)を表示スクリーンとして採用される必要がある。
【0004】
従来技術の欠点は、異形スクリーンが一般的に弧状又は他の非規則的な形状のエッジ(unconventional shaped edge)を有するため、異形スクリーンにおける表示領域も一般的にアレイ状に配列された画素回路で構成され、これにより異形スクリーンのエッジに対応する表示画面のギザギザ効果が矩形スクリーンよりもっと深刻になり、それにより異形スクリーンの表示効果が悪い。
【発明の概要】
【0005】
本出願が主に解決しようとする技術的課題は異形スクリーンが表示される時のギザギザ効果をどのように弱め、異形スクリーンの表示効果を改善するかである。
【0006】
上記技術的問題を解決するために、本出願が採用する第1の技術的解決手段は以下のとおりである。異形スクリーンの表示回路であって、該表示回路は異形スクリーンの異形領域に非矩形アレイで配列された複数の画素回路を含み、各行の画素回路の両端に位置する画素回路をエッジ画素回路とし、ここで隣接する2つのエッジ画素回路の一方は第N段のゲート信号線に接続され、他方の画素回路が第N+1段のゲート信号線に接続され、Nが0より大きい自然数であり、分圧回路は、隣接する2つのエッジ画素回路の蓄積電圧が等しくなるように、隣接する2つのエッジ画素回路にそれぞれ接続され、分圧回路の制御端子は第N+M段のゲート信号線に接続され、Mは2より大きい自然数である。
【0007】
ここで、表示回路は異形スクリーンの矩形領域における矩形アレイで配列された複数の画素回路及び異形スクリーンにおける非矩形アレイで配列された複数の画素回路を含む。
【0008】
ここで、各行の画素回路の各端に位置するエッジ画素回路は第1エッジ画素回路及び第2エッジ画素回路を含み、第1エッジ画素回路と第2エッジ画素回路が隣接され、第1エッジ画素回路が第N段のゲート信号線に接続され、第2エッジ画素回路が第N+1段のゲート信号線に接続される。
【0009】
ここで、複数の画素回路のうちエッジ画素回路以外の画素回路を非エッジ画素回路とし、第1エッジ画素回路又は第2エッジ画素回路と同一行に位置し且つ隣接された非エッジ画素回路を隣接エッジ画素回路とし、隣接された第1エッジ画素回路、第2エッジ画素回路及び隣接エッジ画素回路が同じ段のデータ信号線に接続される。
【0010】
ここで、第N行の画素回路の一端に位置する画素回路を第1エッジ画素回路とし、第N+1行の画素回路の一端に位置し且つ第1エッジ画素回路に隣接する画素回路を第2エッジ画素回路とし、第1エッジ画素回路が第N段のゲート信号線に接続され、第2エッジ画素回路が第N+1段のゲート信号線に接続される。
【0011】
ここで、複数の画素回路のうちのエッジ画素回路以外の画素回路を非エッジ画素回路とし、第1エッジ画素回路と同じ行に位置し且つ隣接する非エッジ画素回路を第1隣接エッジ画素回路とし、第2エッジ画素回路と同じ行に位置し且つ隣接する非エッジ画素回路を第2隣接エッジ画素回路とし、隣接する第1エッジ画素回路、第2エッジ画素回路、第1隣接エッジ画素回路及び第2隣接エッジ画素回路は同じ段のデータ信号線に接続される。
【0012】
ここで、Mは2に等しい。
【0013】
ここで、画素回路は第1スイッチトランジスタ及び蓄積コンデンサを含み、第1スイッチトランジスタの駆動端は対応するゲート信号線に接続され、第1スイッチトランジスタの第1端は対応するデータ信号線に接続され、第1スイッチトランジスタの第2端は蓄積コンデンサの第1端に接続され、蓄積コンデンサの第2端は対応する共通電極に接続される。
【0014】
ここで、分圧回路は第2スイッチトランジスタを含み、第2スイッチトランジスタの第1端は隣接する2つのエッジ画素回路のうちの1つのエッジ画素回路における蓄積コンデンサの第1端に接続され、第2スイッチトランジスタの第2端は隣接する2つのエッジ画素回路における別のエッジ画素回路における蓄積コンデンサの第1端に接続され、第2スイッチトランジスタの駆動端は第N+M段のゲート信号線に接続される。
【0015】
ここで、上記技術的問題を解決するために、本出願が採用する第2技術的解決手段は以下のとおりである。表示装置であって、その表示装置はバックライトモジュール及び前記表示回路を含む。
【0016】
本出願の有益な効果は以下のとおりである。従来技術と異なり、本出願の技術的解決手段において、各行の画素回路の両端に位置する画素回路をエッジ画素回路とし、それにより隣接する2つのエッジ画素回路のうちの1つのエッジ画素回路が第N段のゲート信号線に接続されて第N段のゲート信号を受信し、隣接する2つのエッジ画素回路のうちの別のエッジ画素回路は第N+1段のゲート信号に接続されて第N+1段のゲート信号線を受信し、制御端を介して第N+M段のゲート信号線に接続される分圧回路は、第N+M段のゲート信号を受信する時に、該隣接する2つのエッジ画素回路における蓄電コンデンサの電圧を中和させ、さらに該隣接する2つのエッジ画素回路の蓄積電圧が等しくなり、該隣接する2つのエッジ画素回路はいずれも電圧が中和された後の蓄積電圧に対応する輝度で表示することができ、それにより異形スクリーンのエッジ部にある画素回路が表示している際に生じるギザギザ効果を弱め、異形スクリーンの表示効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本出願の異形スクリーンの表示回路の一実施形態の構造模式図である。
図2】本出願の異形スクリーンの表示回路の別の実施形態の構造模式図である。
図3】本出願の表示装置の一実施形態の構造模式図である。
図4】本出願の異形スクリーンの一実施形態の表示区域模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、添付の図面および実施形態を併せて本出願はさらに詳細に説明される。以下の実施形態は本出願を説明するためにのみ使用されており、本出願の範囲を限定するものではないことを特に指摘しておく。理解されるように、以下の実施形態は、本出願の実施形態の一部にすぎず、それらのすべてではない。本出願の実施形態に基づいて、当業者が進歩性のある労働を必要とせずに取得するすべての他の実施形態は、いずれも本出願の保護範囲に含まれる。
【0019】
本明細書における「実施形態」との言及は、実施形態に関連して説明された特定の特徴、構造または特性が、本出願の少なくとも1つの実施形態に含まれ得ることを意味する。本明細書の各場所に現れる該用語は、必ずしも同じ実施形態を指すわけではなく、他の実施形態と排他的な独立した実施形態或いは代替的な実施形態でもない。当業者であれば、本明細書に記載された実施形態が他の実施形態と組み合わせることができることを明示的かつ暗示的に理解する。
【0020】
本出願の説明において、特に明確に記載および限定されない限り、「取付」「設置」「連接」「接続」という用語は幅広く理解されるべきであることに留意されたい。例えば、固定接続、取り外し可能な接続又は一体型接続であってもよく、機械的接続、又は電気的接続であってもよく、直接接続、または中間媒体を介して間隔的な接続であってもよい。当業者であれば、特定の場合に応じて上記の用語の特定の意味を理解することができる。
【0021】
まず、最初に、異形スクリーンの全表示領域Dは異形領域及び矩形領域を含むことができることに留意すべきである。図4を参照すると、図4は本出願の異形スクリーンの一実施形態の表示領域の概略図である。図4に示すように、異形スクリーンの全表示領域Dは図に示された異形領域Aを含んでもよい。異形領域A内にアレイ状に配列された画素回路は非矩形の表示領域を構成し、異形スクリーンの全表示領域Dは図に示された矩形領域Bも含んでもよく、矩形領域B内にアレイ状に配列された画素回路は矩形の表示領域を構成する。
【0022】
本出願はまず異形スクリーンの表示回路を開示し、図1を参照すると、図1は本出願の異形スクリーンの表示回路の一実施形態の構造模式図である。図1に示すように、表示回路は異形スクリーンの異形領域に非矩形アレイ状で配列された複数の画素回路10を含み、図には画素回路10に対応する液晶層、電極層等の構造が示されていない。
【0023】
各行の各画素回路10の両端に位置する画素回路10は、エッジ画素回路として記録することができる。即ちエッジ画素回路は、いずれも異形スクリーンのエッジに位置する画素回路である。
【0024】
全ての行の画素回路10における隣接する2つのエッジ画素回路のうち一方のエッジ画素回路は第N段のゲート信号線に接続され、且つ該隣接する2つのエッジ画素回路のうち他方のエッジ画素回路は第N+1段のゲート信号線に接続され、Nは0より大きい自然数であり、それにより該隣接する2つのエッジ画素回路はそれぞれ対応するゲート信号線によって伝送されたゲート信号に基づいて表示することができる。
【0025】
具体的には、各画素回路10はいずれも第1スイッチトランジスタ101及び蓄積コンデンサ102を含むことができる。
【0026】
第1スイッチトランジスタ101の駆動端は対応するゲート信号線に接続され、第1スイッチトランジスタ101の第1端は対応するデータ信号線に接続され、第1スイッチトランジスタ101の第2端は蓄積コンデンサの第1端に接続され、蓄積コンデンサ102の第2端は対応する共通電極に接続される。
【0027】
第1スイッチトランジスタ101の駆動端は対応するゲート信号(例えば、図1における第N段のゲート信号線によって伝送された信号)を受信するために用いられ、第1スイッチトランジスタ101の第1端は対応するデータ信号(例えば、図1における第M+2段のデータ信号線によって伝送された信号)を受信することに用いられ、第1スイッチトランジスタ101の第2端は蓄積コンデンサ102の第1端に接続され、蓄積コンデンサ102の第2端は対応する共通電極の電圧信号(例えば、図1における共通電極によって伝送された信号)を受信することに用いられる。蓄積コンデンサ102は受信したデータ信号と共通電極の電圧信号との間の電圧差に基づいて電気エネルギーを蓄積することができ、それにより画素回路10における液晶層を蓄積された電気エネルギーに基づいて動作させることができ、画素回路10は対応する表示動作を行うことができる。ここで、データ信号は画素電圧信号と呼ばれることもできる。
【0028】
前記隣接する2つのエッジ画素回路のうちの一方を第1エッジ画素回路11とし、上記隣接する2つのエッジ画素回路のうちの他方を第2エッジ画素回路12とすることができる。第1エッジ画素回路11及び第2エッジ画素回路12はいずれも画素回路10であり、即ち図1に示すように、第1エッジ画素回路11又は第2エッジ画素回路12において、示されているスイッチトランジスタは第1エッジ画素回路11または第2エッジ画素回路12内の第1スイッチトランジスタ101であり、示されているコンデンサは即ち第1エッジ画素回路11または第2エッジ画素回路12の蓄積コンデンサ102である。
【0029】
表示回路はさらに分圧回路13を含み、分圧回路13はそれぞれ前記隣接する2つのエッジ画素回路に接続され、分圧回路の制御端は第N+M段のゲート信号線に接続され、Mは2より大きい自然数である。分圧回路は第N+M段のゲート信号線でのゲート信号を受信する時に、前記隣接する2つのエッジ画素回路の蓄積コンデンサ102の電圧を中和させることに用いられる。これにより、前記隣接する2つのエッジ画素回路の蓄積電圧を等しくさせ、隣接する2つのエッジ画素回路を中和された電圧に対応する輝度で表示させることができる。
【0030】
具体的には、表示回路において、すべてのゲート信号線におけるゲート信号は通常段番号に基づき、小さいものから大きいものまで1つずつ出力され、それにより表示スクリーン(例えば異形スクリーン)における各行の画素回路は対応するゲート信号を次々に受信することができる。これにより、表示スクリーン内に1回の画像の表示を完了するまで複数の画素回路が一行ずつ表示され、即ち第N段のゲート信号線で伝送される信号、第N+1段のゲート信号線で伝送される信号、第N+M段のゲート信号線で伝送されるは前から後に順次に出力される。
【0031】
分圧回路13は第2スイッチトランジスタ131をさらに含み、第2スイッチトランジスタ131の第1端が隣接された2つのエッジ画素回路のうちの1つのエッジ画素回路における蓄積コンデンサ102の第1端に接続され、第2スイッチトランジスタ131の第2端が隣接された2つのエッジ画素回路の別のエッジ画素回路における蓄積コンデンサ102の第1端に接続され、第2スイッチトランジスタ131の駆動端が第N+M段のゲート信号線に接続される。
【0032】
前記ゲート信号の出力方式に基づいて、第1エッジ画素回路11は、まず、第N段のゲート信号線によって伝送された信号を受信し、且つ対応するデータ信号に基づいて第1エッジ画素回路11における蓄積コンデンサ102を充電することができ、さらに第2エッジ画素回路12は第N+1段のゲート信号線によって伝送された信号を受信し、且つ対応するデータ信号に基づいて第2エッジ画素回路12の蓄積コンデンサ102を充電することができ、その後、第2スイッチトランジスタ131は第N+M段のゲート信号線によって伝送された信号を受信した後オンになり、第1エッジ画素回路11の蓄積コンデンサ102と第2エッジ画素回路12の蓄積コンデンサ102は並列接続され、それにより該2つの蓄積コンデンサ102のうち電圧の高い方のコンデンサが低い方のコンデンサを放電/充電し、該2つの蓄積コンデンサ102の電圧は、並列接続された後に中和されることができる。
【0033】
仮に第1エッジ画素回路11はその中の蓄積コンデンサ102が充電された後の初期電圧に基づいて表示する表示輝度が第1輝度であり、第1エッジ画素回路11はその中の蓄積コンデンサ102が充電された後の初期電圧に基づいて表示する表示輝度が第2輝度であると仮定すると、上記表示回路及びゲート信号の出力方式に基づき、第1エッジ画素回路11及び第2エッジ画素回路12をいずれも第三輝度で表示させることができ、ここで、第三輝度は第1輝度と第2輝度との間にある。
【0034】
具体的には、図1に示すように、Mは2であってもよく、即ち第N+M段のゲート信号線によって伝達された信号は第N+2段のゲート信号線によって伝達された信号である。ゲート信号線によって伝達された信号の出力順序について、第N+2段のゲート信号線によって伝達された信号は第N+1段のゲート信号線によって伝達された信号の後にあり、第N+1段のゲート信号線によって伝達された信号の出力順番は第N段のゲート信号線によって伝達された信号の後にある。
【0035】
上記方式に基づき、第1エッジ画素回路11及び第2エッジ画素回路12における蓄積コンデンサ102がいずれも充電動作を完了した後、該2つの蓄積コンデンサ102の並列接続を直ちに促進することができ、それによりコンデンサ間の電圧中和を完了し、第1画素回路11と第2画素回路12が、過剰な時間のために対応する蓄積キャパシタ102の初期電圧に基づいて過度に長時間表示されることを回避し異形スクリーンのギザギザ効果が現れる時間をさらに短縮することができ、異形スクリーンの表示効果を向上させることができる。
【0036】
具体的には、第1スイッチトランジスタ101及び第2スイッチトランジスタ131はいずれも薄膜電界効果トランジスタである。
【0037】
薄膜電界効果トランジスタは具体的には基板層、第1金属層、第1絶縁層、半導体層、第2金属層、第2絶縁層及び電極層を含むことができる。
【0038】
従来技術とは異なり、本出願の技術的解決策において、各行の画素回路の両端に位置する画素回路をエッジ画素回路とし、それにより隣接する2つのエッジ画素回路のうちの1つのエッジ画素回路が第N段のゲート信号を受信するために第N段のゲート信号線に接続され、隣接する2つのエッジ画素回路のうちの別のエッジ画素回路は第N+1段のゲート信号線を受信するために第N+1段のゲート信号に接続され、制御端を介して第N+M段のゲート信号線に接続された分圧回路は、第N+M段のゲート信号を受信する時に、該隣接する2つのエッジ画素回路の蓄電コンデンサの電圧を中和させ、さらに該隣接する2つのエッジ画素回路の蓄積電圧が等しくなり、該隣接する2つのエッジ画素回路はいずれも電圧の中和された後の蓄積電圧に対応する輝度で表示することができ、それにより異形スクリーンのエッジにある画素回路が表示する際に生じるギザギザ効果を弱め、異形スクリーンの表示効果を向上させることができる。
【0039】
一実施形態においては、表示回路は異形スクリーンの異形領域内に非矩形アレイで配列された複数の画素回路10を含むだけでなく、異形スクリーンの矩形領域内に矩形アレイで配列された複数の画素回路10を含むことができる。
【0040】
具体的には、図4に示すように、表示回路は異形領域Aに位置する画素回路10を含むだけでなく、矩形領域Bに位置する画素回路10を含んでもよい。即ち、異形領域Aにおける隣接する2つのエッジ画素回路であっても、矩形領域Bにおける隣接する2つのエッジ画素回路であっても、そのうちの一方が第N段のゲート信号線に接続することができ、そのうちの他方が第N+1段のゲート信号線に接続され、異形スクリーンの表示効果を向上させる。
【0041】
一実施形態において、図1に示すように、複数の画素回路10において、第N行の画素回路10の一端に位置するエッジ画素回路は第1エッジ画素回路11及び第2エッジ画素回路12を含み、第1エッジ画素回路11及び第2エッジ画素回路12が隣接して設置される。
【0042】
第1エッジ画素回路11は第N段のゲート信号線に接続され、第2エッジ画素回路12は第N+1段のゲート信号線に接続される。
【0043】
具体的には、異形スクリーンにおいて、画素回路の各行の一端(例えば左端)に位置するエッジ画素回路は第1エッジ画素回路11及び第2エッジ画素回路12を含むことができ、第1エッジ画素回路11と第2エッジ画素回路12は上下配列関係であってもよく、第1エッジ画素回路11は前の行の画素回路10に隣接され、第2エッジ画素回路12は次の行の画素回路10に隣接される。
【0044】
上記方式に基づき、全ての画素回路10における第1エッジ画素回路11及び第2エッジ画素回路12の各グループを、いずれも対応する上記第3輝度で表示させることができ、これにより異形スクリーンエッジにおけるギザギザ効果を弱め、異形スクリーンの表示効果を改善する。
【0045】
任意選択的に、複数の画素回路10のうちのエッジ画素回路以外の画素回路10を非エッジ画素回路とし、第1エッジ画素回路11又は第2エッジ画素回路12と同一行に位置し且つ隣接する非エッジ画素回路を隣接エッジ画素回路14とする。
【0046】
隣接する第1エッジ画素回路11、第2エッジ画素回路12及び隣接エッジ画素回路14は、同じ段のデータ信号線に接続される。
【0047】
隣接エッジ画素回路14は、異形スクリーンの非エッジに位置する。
【0048】
具体的には、隣接する第1エッジ画素回路11、第2エッジ画素回路12及び隣接エッジ画素回路14の上記第1スイッチトランジスタ101の第1端は、いずれも同一のデータ線に接続され、それにより対応するデータ信号(図1に示すように、第M+1段のデータ信号線によって送信された信号)を受信する。
【0049】
上記方式に基づき、第1エッジ画素回路11/第2エッジ画素回路12及び隣接エッジ画素回路14はそれぞれ異なるが近似の輝度で表示され、異形スクリーンのギザギザ効果をさらに弱め、異形スクリーンの表示効果を改善する。
【0050】
一実施形態において、図1に示すように、複数の画素回路10において、第N行の画素回路10の一端に位置するエッジ画素回路を第1エッジ画素回路11とし、第N+1行の画素回路の一端に位置し且つ第1エッジ画素回路11に隣接されるエッジ画素回路を第2エッジ画素回路12とする。
【0051】
第1エッジ画素回路11は第N段のゲート信号線に接続され、第2エッジ画素回路12は第N+1段のゲート信号線に接続される。
【0052】
具体的には、異形スクリーンにおいて、画素回路の各行の一端(例えば左側)に位置する画素回路の数は1つである。
【0053】
図2を参照すると、図2は本出願の異形スクリーンの表示回路の別の実施形態の構造模式図である。図2に示すように、全ての画素回路10において、第N行の左端に位置するエッジ画素回路は第1エッジ画素回路11であり、第N+1行の左端に位置するエッジ画素回路は第2エッジ画素回路12であり、該第1エッジ画素回路11は該第2エッジ画素回路12に隣接して設置される。
【0054】
上記方式に基づき、全ての画素回路10における各グループの第1エッジ画素回路11及び第2エッジ画素回路12をいずれも対応する上記第3輝度で表示させることができ、これにより異形スクリーンエッジにおけるギザギザ効果を弱め、異形スクリーンの表示効果を改善する。
【0055】
任意選択的に、複数の画素回路10のうちのエッジ画素回路以外の画素回路10を非エッジ画素回路とし、第1エッジ画素回路11と同じ行に位置し且つ隣接する非エッジ画素回路を第1隣接エッジ画素回路15とし、第2エッジ画素回路12と同じ行に位置し且つ隣接する非エッジ画素回路を第2隣接エッジ画素回路16とする。
【0056】
隣接する第1エッジ画素回路11、第2エッジ画素回路12、第1隣接エッジ画素回路15及び第2隣接エッジ画素回路16は、同じ段のデータ信号線に接続されている。
【0057】
例えば、図2に示すように、第N行の画素回路の左端のエッジ画素回路と同じ行に位置し且つ隣接する画素回路が第1隣接エッジ給電回路15であり、第N+1行の画素回路の左端のエッジ画素回路と同じ行に位置し且つ隣接する画素回路が第2隣接エッジ給電回路16である。第1隣接エッジ給電回路15及び第2隣接エッジ給電回路16はそれぞれ異形スクリーンの非エッジに位置する。
【0058】
具体的には、第1エッジ画素回路11、第2エッジ画素回路12、第1隣接エッジ給電回路15及び第2隣接エッジ給電回路16の第1スイッチトランジスタ101の第1端は、いずれも同じデータ線に接続され、それにより対応するデータ信号(図2に示される第M+1段のデータ信号線によって伝送された信号)を受信する。
【0059】
上記方式に基づき、第1隣接エッジ給電回路15を第1輝度で表示させ、且つ第2隣接エッジ給電回路16を第2輝度で表示させることができ、さらに第1エッジ画素回路11/第2エッジ画素回路12を第三輝度で表示させ、ここで、第3輝度は第1輝度と第2輝度との間にあり、それにより異形スクリーンのギザギザ効果をさらに弱め、異形スクリーンの表示効果を改善する。
【0060】
本出願はさらに表示装置を開示し、図3を参照すると、図3は本出願の表示装置の一実施形態の構造模式図である。図3に示すように、表示装置20はバックライトモジュール21及び表示回路22を含み、表示回路22は前記実施形態に記載されている任意の表示回路であってもよく、ここでは説明を省略する。
【0061】
従来技術とは異なり、本出願の技術的解決策において、画素回路の各行の両端に位置する画素回路をエッジ画素回路とし、それにより隣接する2つのエッジ画素回路のうちの1つのエッジ画素回路が第N段のゲート信号を受信するために第N段のゲート信号線に接続され、隣接する2つのエッジ画素回路のうちの別のエッジ画素回路は第N+1段のゲート信号線を受信するために第N+1段のゲート信号に接続され、制御端を介して第N+M段のゲート信号線に接続された分圧回路は、第N+M段のゲート信号を受信する時に、該隣接する2つのエッジ画素回路の蓄電コンデンサの電圧を中和させ、さらに該隣接する2つのエッジ画素回路の蓄積電圧が等しくなり、該隣接する2つのエッジ画素回路はいずれも電圧が中和された後の蓄積電圧に対応する輝度で表示することができ、それにより異形スクリーンのエッジにある画素回路が表示している際に生じるギザギザ効果を弱め、異形スクリーンの表示効果を向上させることができる。
【0062】
本出願の説明において、参考用語「一実施形態」、「いくつかの実施形態」、「例示」、「具体の例」、または「いくつかの例」という用語の説明への言及は、該実施形態または例に関連して説明された特定の特徴、構造、材料または特徴が本発明の少なくとも1つの実施形態または例に含まれることを意味する。本明細書において、上述した用語の概略的な表現は、必ずしも同一の実施形態又は例示に限定されるものではない。さらに、説明された具体的な特徴、構造、材料または特徴点は任意の1つまたは複数の実施例または例示において適切な方法で組み合わされてもよい。さらに、お互いに矛盾しない限り、当業者は本明細書に記載されている異なる実施形態または例を組み合わせてよく、異なる実施形態または例の特徴を組み合わせることができる。
【0063】
さらに、「第1」および「第2」という用語は、説明の目的でのみ使用されており、相対的な重要性を示したり暗示したり、あるいは示された技術的特徴の数を暗示したりすると解釈されるべきではない。従いまして、「第1」及び「第2」として定義される特徴は、その特徴の少なくとも1つを明示的または暗黙的に含むことができる。本出願の説明において、「複数」とは、別段の明確かつ具体的な定義がない限り、少なくとも二つ、例えば二つ、三つなどを意味する。
【0064】
フローチャートにおける、または本明細書の他の方法で説明される任意のプロセスまたは方法の説明は、特定の論理機能またはプロセスのステップを実現するための1つまたは複数の実行可能命令を含むコードのモジュール、コードのセグメントまたはコードの一部を表すもの理解することができる。さらに本出願の好ましい実施形態の範囲には、本出願の実施形態が属する技術分野の当業者には理解されるように、機能が図示または説明された順序で実行されず、機能に応じて実質的に同時にまたは逆の順序で実行される別の実現方式が含まれてもよい。
【0065】
フローチャートフローチャートに表される、または本明細書に他の方法で説明される論理および/またはステップは、例えば論理機能を実行するための実行可能命令の特定の順序のリストとみなされてもよく、あらゆるコンピュータ可読媒体に実現されることができ、それにより命令実行システム、装置またはデバイス(パソコン、サーバー、ネットワークデバイス或いはほかに命令実行システム、デバイス、または機器から命令をフェッチして実行するシステム)により使用され、或いはこれらの命令実行システム、装置またはデバイスと組み合わせて使用される。本明細書に関して、「コンピュータ可読媒体」は、プログラムを収容、記憶、通信、伝播、または送信できる命令実行システム、装置、或いはデバイスを含むデバイスであってもよく、またはこれらの命令実行システム、装置或いはデバイスと組み合わせて使用するデバイスであってもよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例(非網羅的なリスト)は、1つ或いは複数の配線を有する電気的接続部(電子デバイス)、ポータブルコンピュータディスクカートリッジ(磁気デバイス)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去及び編集可能な読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリー)、ファイバデバイス及びポータブル光ディスク読み取り専用メモリ(CDROM)を含む。さらに、コンピュータ可読媒体は、そこにプログラムが印刷される紙または他の適切な媒体であってもよい。これは、例えば、紙または他の媒体を光学的に走査することを介し、その後の編集、解釈または必要に応じて他の適切な方法で処理されて前記プログラムを電子的に得て、その後、コンピュータのメモリに記憶されるためである。
【0066】
以上は本出願の実施形態であって、本出願の特許範囲を制限するものではなく、本出願の明細書及び図面の内容を利用して行われる等価構造又は等価プロセス変換、又は他の関連する技術分野に直接又は間接的に適用されるものは、いずれも同様に本出願の特許保護範囲内に含まれる。
図1
図2
図3
図4
【国際調査報告】