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特表2025-500519操作決定方法、情報送信方法、端末デバイスおよびネットワークデバイス
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-01-09
(54)【発明の名称】操作決定方法、情報送信方法、端末デバイスおよびネットワークデバイス
(51)【国際特許分類】
H04W 4/20 20180101AFI20241226BHJP
H04W 84/06 20090101ALI20241226BHJP
H04W 16/28 20090101ALI20241226BHJP
H04W 52/02 20090101ALI20241226BHJP
H04W 28/04 20090101ALI20241226BHJP
【ＦＩ】
H04W4/20 110
H04W84/06
H04W16/28
H04W52/02 111
H04W28/04 110
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024538460
(86)(22)【出願日】2022-12-30
(85)【翻訳文提出日】2024-06-24
(86)【国際出願番号】 CN2022144042
(87)【国際公開番号】W WO2023125960
(87)【国際公開日】2023-07-06
(31)【優先権主張番号】202111666582.3
(32)【優先日】2021-12-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518389015
【氏名又は名称】中国移動通信有限公司研究院
【氏名又は名称原語表記】Ｃｈｉｎａ Ｍｏｂｉｌｅ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ Ｃｏ．， Ｌｔｄ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ
【住所又は居所原語表記】３２ Ｘｕａｎｗｕｍｅｎ Ｗｅｓｔ Ｓｔｒｅｅｔ， Ｘｉｃｈｅｎｇ Ｄｉｓｔｒｉｃｔ， Ｂｅｉｊｉｎｇ １０００５３， Ｃｈｉｎａ
(71)【出願人】
【識別番号】518301095
【氏名又は名称】中国移動通信集団有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100118913
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 邦生
(74)【代理人】
【識別番号】100142789
【弁理士】
【氏名又は名称】柳 順一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100201466
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 邦彦
(72)【発明者】
【氏名】チャイ， リー
(72)【発明者】
【氏名】タン， ジャヤオ
【テーマコード（参考）】
5K067
【Ｆターム（参考）】
5K067AA43
5K067CC22
5K067EE02
5K067EE10
5K067HH28
5K067KK02
(57)【要約】
本開示は、操作決定方法、情報送信方法、端末デバイスおよびネットワークデバイスを提供し、通信技術分野に関し、操作決定方法は、ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報および第１状態パラメータを受信するステップと、ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、前記端末デバイスの操作を決定するステップと、を含む。
【選択図】 図１
【選択図】 図１
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末デバイスによって実行される操作決定方法であって、ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報および第１状態パラメータを受信するステップと、
前記ネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータに基づいて、前記端末デバイスの操作を決定するステップと、を含む、
操作決定方法。
【請求項2】
前記ネットワーク補助情報は、少なくとも１つの非地上系ネットワークの位置情報、
少なくとも１つの非地上系ネットワークの軌道情報、
少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報、のうちの少なくとも１つを含み、前記少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報は、
指定時間における前記少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定位置における前記少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定された最低点の距離における前記少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、のうちの少なくとも１つを含む、
請求項１に記載の操作決定方法。
【請求項3】
ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報を受信するステップは、非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを受信し、前記システムメッセージ及び／又は前記専用シグナリングから前記ネットワーク補助情報を読み取るステップ、
非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、前記システムメッセージ及び／又は前記専用シグナリングから前記ネットワーク補助情報を読み取るステップ、のうちの少なくとも１つを含む、
請求項１に記載の操作決定方法。
【請求項4】
非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを受信し、前記システムメッセージ及び／又は前記専用シグナリングから前記ネットワーク補助情報を読み取るステップは、前記端末デバイスは、前記非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを組み合わせて第１組み合わせ情報を得て、前記第１組み合わせ情報から前記ネットワーク補助情報を読み取るステップ、
前記端末デバイスは、複数の非地上系ネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを組み合わせて第２組み合わせ情報を得て、前記第２組み合わせ情報から前記ネットワーク補助情報を読み取るステップ、のうちの少なくとも１つを含む、
請求項３に記載の操作決定方法。
【請求項5】
非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、前記システムメッセージ及び／又は前記専用シグナリングから前記ネットワーク補助情報を読み取るステップは、前記端末デバイスは、前記非地上系ネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、組み合わせて第３組み合わせ情報を得て、前記第３組み合わせ情報から前記ネットワーク補助情報を読み取るステップ、
前記端末デバイスは、前記他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、組み合わせて第４組み合わせ情報を得て、前記第４組み合わせ情報から前記ネットワーク補助情報を読み取るステップ、
前記端末デバイスは、前記非地上系ネットワークノードと前記他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、組み合わせて第５組み合わせ情報を得て、前記第５組み合わせ情報から前記ネットワーク補助情報を読み取るステップ、のうちの少なくとも１つを含む、
請求項３に記載の操作決定方法。
【請求項6】
ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報を受信するステップは、前記ネットワークデバイスから送信されたショートメッセージを受信するステップであって、前記ショートメッセージが第１識別子を含み、前記第１識別子が、非地上系ネットワークに関連する情報があるか否かを指示し、前記端末デバイスが前記第１識別子に基づいて前記ネットワーク補助情報を取得するステップ、
前記ネットワークデバイスがシステムメッセージにおいてブロードキャストした、前記ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む複数の第１関連関係を受信するステップであって、前記端末デバイスが前記第１関連関係に基づいて前記ネットワーク補助情報を取得し、前記第１関連関係が少なくとも１つの前記ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを指示する番号及び／又は順序を含むステップ、
複数の前記ネットワークデバイスがシステムメッセージにおいてブロードキャストした、少なくとも１つの前記ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む第２関連関係を受信するステップ、
前記ネットワークデバイスがブロードキャストした、第１フィールドを含むシステムメッセージ（ＳＩＢ）を受信するステップ、のうちの少なくとも１つを含み、ここで、前記端末デバイスは前記第１フィールドにより指示された情報に基づいて、
前記ＳＩＢには、前記ネットワーク補助情報が含まれていること又は前記ネットワーク補助情報が含まれていないこと、
前記ＳＩＢに含まれる前記ネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
前記ネットワーク補助情報における、前記ＳＩＢに含まれる前記ネットワーク補助情報のセグメントの位置、
前記ＳＩＢに含まれる前記ネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連する前記ネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
前記ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではなく、のうちの少なくとも１つを決定し、
前記第２関連関係は、
前記ネットワーク補助情報のセグメントの所在を運ぶ他のネットワークデバイス情報、
前記ネットワーク補助情報のセグメントの数、
衛星の数及び／又は衛星の情報、
前記ネットワーク補助情報のセグメントが所在するＳＩＢ番号、のうちの少なくとも１つを含み、
前記端末デバイスは前記第２関連関係に基づいて前記ネットワーク補助情報を取得する、
請求項３に記載の操作決定方法。
【請求項7】
前記第１状態パラメータは、前記端末デバイスのサービス特性に基づいて決定され、前記第１状態パラメータは、
不連続受信（ＤＲＸ）パラメータ、
ページングパラメータ、のうちの少なくとも１つを含む、
請求項１に記載の操作決定方法。
【請求項8】
前記ＤＲＸパラメータは、ＤＲＸの複数のタイマの時間長を含み、前記複数のタイマは、ＤＲＸ非アクティブタイマを含み、前記ＤＲＸ非アクティブタイマは、前記端末デバイスが物理ダウンリンク制御チャネル（ＰＤＣＣＨ）を受信し且つ前記ＰＤＣＣＨが新しいデータ伝送を指示する場合にオンになり、前記ネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータに基づいて、前記端末デバイスの操作を決定するステップは、
前記ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、前記ネットワーク補助情報に基づいて、在前記ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入るステップ、
前記ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、前記ネットワーク補助情報に基づいて、前記ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、前記ＤＲＸ非アクティブタイマの時間長より短く第１時間長より長いと決定した場合、前記端末デバイスは非アクティブ状態に入り、前記ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入るステップ、
前記ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、前記ネットワーク補助情報に基づいて、前記ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、前記第１時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持するステップ、のうちの少なくとも１つを含む、
請求項７に記載の操作決定方法。
【請求項9】
前記第１時間長は、前記端末デバイスによる受信されたダウンリンクデータの処理時間長とハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）フィードバック時間長との合計であり、又はダウンリンクＤＲＸ再送タイマの時間長である、請求項８に記載の操作決定方法。
【請求項10】
前記ＤＲＸパラメータは、ＤＲＸの複数のタイマの時間長を含み、前記複数のタイマは、ＤＲＸ ＨＡＲＱ往復時間（ＲＴＴ）タイマ及びＤＲＸ再送タイマを含み、前記ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマは、前記端末デバイスが受信された物理ダウンリンク共有チャネル（ＰＤＳＣＨ）を誤って復号した場合にオンになり、前記ネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータに基づいて、前記端末デバイスの操作を決定するステップは、
前記ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作中に、前記ネットワーク補助情報に基づいて、第１期間内に利用可能なビームがない持続時間長が、第２時間長以上であると決定した場合、現在の非アクティブ状態を維持し、前記ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマがタイムアウトになってリセットされた場合、ＤＲＸ再送タイマを起動しないステップと、
前記ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作中に、前記ネットワーク補助情報に基づいて、第１期間内に利用可能なビームがない持続時間長が第２時間長より小さいと決定した場合、現在の非アクティブ状態を維持し、前記ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマがタイムアウトになってリセットされた場合、前記ＤＲＸ再送タイマを起動するステップと、を含み、
前記第１期間は、前記ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作期間と第２期間との合計であり、前記第２期間の開始時間は、前記ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマのタイムアウト時間であり、前記第２期間の終了時間は、前記タイムアウト時間と前記ＤＲＸ再送タイマの時間長との合計の時間である、
請求項７に記載の操作決定方法。
【請求項11】
前記第２時間長は、前記ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの時間長とＤＲＸ再送タイマの時間長との合計である、請求項１０に記載の操作決定方法。
【請求項12】
前記ネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータに基づいて、前記端末デバイスの操作を決定するステップは、前記ＤＲＸ再送タイマの動作中に、前記ネットワーク補助情報に基づいて、前記ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入るステップ、
前記ＤＲＸ再送タイマの動作中に、前記ネットワーク補助情報に基づいて、前記ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間が、前記ＤＲＸ再送タイマの時間長より短く第３時間長より長いと決定した場合、非アクティブ状態に入り、前記ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入るステップ、
前記ＤＲＸ再送タイマの動作中に、前記ネットワーク補助情報に基づいて、前記ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、前記第３時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持するステップ、のうちのいずれか１つをさらに含む、
請求項１０に記載の操作決定方法。
【請求項13】
前記第３時間長は、前記端末デバイスが受信されたダウンリンクデータを処理する処理時間長とハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）フィードバック時間長との合計である、請求項１２に記載の操作決定方法。
【請求項14】
前記ＤＲＸパラメータは、ＤＲＸの複数のタイマの時間長を含み、前記複数のタイマは第１タイマをさらに含み、前記第１タイマは、前記端末デバイスがスケジュールリクエスト（ＳＲ）を送信した後にオンになり、前記ネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータに基づいて、前記端末デバイスの操作を決定するステップは、
前記第１タイマの動作中に、前記ネットワーク補助情報に基づいて、前記第１タイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入るステップ、
前記第１タイマの動作中に、前記ネットワーク補助情報に基づいて、前記第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、前記第１タイマの時間長より短く第４時間長より長いと決定した場合、前記端末デバイスを制御して非アクティブ状態に入らせ、前記第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入るステップ、
前記第１タイマの動作中に、前記ネットワーク補助情報に基づいて、前記第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、前記第４時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持するステップ、のうちのいずれか１つをさらに含む、
請求項７に記載の操作決定方法。
【請求項15】
前記第４時間長は、前記端末デバイスが、ターゲットスケジュールリクエストの送信から、前記ターゲットスケジュールリクエストに対応するアップリンクスケジューリングの受信までの時間長である、請求項１４に記載の操作決定方法。
【請求項16】
前記端末デバイスは、前記ページングパラメータに基づいて、前記端末デバイスに対応するページングタイミングを計算するステップと、前記ネットワーク補助情報に基づいて、前記端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長より短いと決定した場合、前記端末デバイスはアクティブ状態を維持し、ページングメッセージの受信を行い、又は、前記端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長以上であると決定した場合、前記端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ページングメッセージの受信を停止するステップと、をさらに含む、
請求項７に記載の操作決定方法。
【請求項17】
ネットワークデバイスによって実行される情報送信方法であって、端末デバイスのサービス特性に基づいて第１状態パラメータを決定するステップと、
前記端末デバイスにネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータを送信するステップと、を含む、
情報送信方法。
【請求項18】
前記ネットワーク補助情報は、非地上系ネットワークの位置情報、
非地上系ネットワークの軌道情報、
非地上系ネットワークのビーム情報、のうちの少なくとも１つを含み、前記非地上系ネットワークのビーム情報は、
指定時間における非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定位置における非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
非指定された最低点の距離における地上系ネットワークのアンテナ利得情報、のうちの少なくとも１つを含む、
請求項１７に記載の情報送信方法。
【請求項19】
前記端末デバイスにネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータを送信するステップは、前記ネットワーク補助情報を含むシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを前記端末デバイスに送信するステップ、
前記ネットワーク補助情報を含むシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを前記端末デバイスに複数回送信するステップ、のうちの少なくとも１つを含む、
請求項１７に記載の情報送信方法。
【請求項20】
前記端末デバイスにネットワーク補助情報を送信するステップは、前記端末デバイスにショートメッセージを送信するステップであって、前記ショートメッセージには、非地上系ネットワークに関連する情報があるか否かを指示する第１識別子が含まれ、前記第１識別子は、前記端末デバイスが前記第１識別子に基づいて前記ネットワーク補助情報を取得することに用いられるステップと、
システムメッセージにより、前記ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む複数の第１関連関係を前記端末デバイスにブロードキャストするステップであって、前記第１関連関係は、前記端末デバイスが前記関連関係に基づいて前記ネットワーク補助情報を取得することに用いられるステップ、
第１フィールドを含むＳＩＢを前記端末デバイスにブロードキャストするステップ、のうちの少なくとも１つをさらに含み、前記第１フィールドにより指示された情報は、前記端末デバイスが前記第１フィールドにより指示された情報に基づいて、
前記ＳＩＢには、前記ネットワーク補助情報が含まれていること又は前記ネットワーク補助情報が含まれていないこと、
前記ＳＩＢに含まれる前記ネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
前記ネットワーク補助情報における、前記ＳＩＢに含まれる前記ネットワーク補助情報のセグメントの位置、
前記ＳＩＢに含まれる前記ネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連する前記ネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
前記ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではないこと、のうちの少なくとも１つを決定することに用いられる、
請求項１９に記載の情報送信方法。
【請求項21】
端末デバイスであって、ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報および第１状態パラメータを受信するための第１受信モジュールと、
前記ネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータに基づいて、前記端末デバイスの操作を決定するための第１決定モジュールと、を含む、
端末デバイス。
【請求項22】
ネットワークデバイスであって、端末デバイスのサービス特性に基づいて第１状態パラメータを決定するための第２決定モジュールと、
前記端末デバイスにネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータを送信するための第１送信モジュールと、を含む、
ネットワークデバイス。
【請求項23】
送受信機とプロセッサを含む端末デバイスであって、前記送受信機は、ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報および第１状態パラメータを受信し、
前記プロセッサは、前記ネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータに基づいて、前記端末デバイスの操作を決定する、
端末デバイス。
【請求項24】
送受信機とプロセッサを含むネットワークデバイスであって、前記プロセッサは、端末デバイスのサービス特性に基づいて第１状態パラメータを決定し
前記送受信機は、前記端末デバイスにネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータを送信する、
ネットワークデバイス。
【請求項25】
端末デバイスであって、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラムとを含み、前記プログラムは、前記プロセッサによって実行される際に、請求項１～１６のいずれか一項に記載の前記操作決定方法のステップを実現する、端末デバイス
【請求項26】
ネットワークデバイスであって、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラムとを含み、前記プログラムは、前記プロセッサによって実行される際に、請求項１７～２０のいずれか一項に記載の前記情報送信方法のステップを実現する、ネットワークデバイス。
【請求項27】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行される際に、請求項１～１６のいずれか一項に記載の前記操作決定方法のステップを実現し、又は前記コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行される際に、請求項１７～２０のいずれか一項に記載の前記情報送信方法のステップを実現する、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互引用】
【0001】
本出願は、２０２１年１２月３１日に中国に提出した中国特許出願Ｎｏ．２０２１１１６６６５８２．３の優先権を主張し、その全内容は援用によりこれに組み込まれる。
【技術分野】
【0002】
本開示は通信技術分野に関し、特に操作決定方法、情報送信方法、端末デバイスおよびネットワークデバイスに関する。
【背景技術】
【0003】
不連続受信（Ｄｉｓｃｏｎｔｉｎｕｏｕｓ Ｒｅｃｅｐｔｉｏｎ、ＤＲＸ）モードでは、端末デバイスは物理ダウンリンク制御チャネル（Ｐｈｙｓｉｃａｌ Ｄｏｗｎｌｉｎｋ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｃｈａｎｎｅｌ、ＰＤＣＣＨ）を連続的にモニタするのではなく、周期的にモニタし、即ち、ＤＲＸモードでは、ＤＲＸ周期はアクティブ周期と非アクティブ周期を含み、アクティブ周期において端末デバイスはＰＤＣＣＨをモニタし、非アクティブ期間においてＰＤＣＣＨをモニタせず、このようにして、端末デバイスが連続的にモニタすることを回避することができ、これにより節電の目的を達成する。
【0004】
しかし、端末デバイスとネットワークデバイスとが通信する過程で、ネットワークによりデータの伝送を行う必要があり、しかし、端末デバイスは、アクティブ周期ではネットワーク被覆がない場合が発生しやすく、アクティブ周期に入っても効果的なモニタを実現できないので、電力の浪費が発生しやすく、即ち、ＤＲＸモードにおける端末デバイスの省電力効果が悪い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の実施例は操作決定方法、情報送信方法、端末デバイスおよびネットワークデバイスを提供することで、ＤＲＸモードにおける従来の端末デバイスの省電力効果が悪いとの課題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術的課題を解決するために、本開示は次のように実現される。
【0007】
第１態様によると、本開示の実施例は、端末デバイスに適用される操作決定方法を提供し、前記操作決定方法は、
ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報および第１状態パラメータを受信するステップと、
前記ネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータに基づいて、前記端末デバイスの操作を決定するステップと、を含む。
ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報および第１状態パラメータを受信するステップと、
前記ネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータに基づいて、前記端末デバイスの操作を決定するステップと、を含む。
【0008】
第２態様によると、本開示の実施例はネットワークデバイスに適用されるもう１つの操作決定方法を提供し、前記操作決定方法は、
端末デバイスのサービス特性に基づいて第１状態パラメータを決定するステップと、
前記端末デバイスにネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータを送信するステップと、を含む。
端末デバイスのサービス特性に基づいて第１状態パラメータを決定するステップと、
前記端末デバイスにネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータを送信するステップと、を含む。
【0009】
第３態様によると、本開示の実施例は端末デバイスを提供し、該端末デバイスは、
ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報および第１状態パラメータを受信するための第１受信モジュールと、
前記ネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータに基づいて、前記端末デバイスの操作を決定するための第１決定モジュールと、を含む。
ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報および第１状態パラメータを受信するための第１受信モジュールと、
前記ネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータに基づいて、前記端末デバイスの操作を決定するための第１決定モジュールと、を含む。
【0010】
第４態様によると、本開示の実施例はネットワークデバイスを提供し、該ネットワークデバイスは、
端末デバイスのサービス特性に基づいて第１状態パラメータを決定するための第２決定モジュールと、
前記端末デバイスにネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータを送信するための第１送信モジュールと、を含む。
端末デバイスのサービス特性に基づいて第１状態パラメータを決定するための第２決定モジュールと、
前記端末デバイスにネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータを送信するための第１送信モジュールと、を含む。
【0011】
第５態様によると、本開示の実施例は、送受信機とプロセッサを含む端末デバイスを提供し、
前記送受信機は、ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報および第１状態パラメータを受信し、
前記プロセッサは、前記ネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータに基づいて、前記端末デバイスの操作を決定する。
前記送受信機は、ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報および第１状態パラメータを受信し、
前記プロセッサは、前記ネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータに基づいて、前記端末デバイスの操作を決定する。
【0012】
第６態様によると、本開示の実施例は、送受信機とプロセッサを含むネットワークデバイスを提供し、
前記プロセッサは、端末デバイスのサービス特性に基づいて第１状態パラメータを決定し、
前記送受信機は、前記端末デバイスにネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータを送信する。
前記プロセッサは、端末デバイスのサービス特性に基づいて第１状態パラメータを決定し、
前記送受信機は、前記端末デバイスにネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータを送信する。
【0013】
第７態様によると、本開示の実施例は端末デバイスを提供し、該端末デバイスは、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラムとを含み、前記プログラムは前記プロセッサによって実行される際に上記第１態様に記載の操作決定方法のステップを実現する。
【0014】
第８態様によると、本開示の実施例はネットワークデバイスを提供し、該ネットワークデバイスは、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラムとを含み、前記プログラムは前記プロセッサによって実行される際に上記第２態様に記載の操作決定方法のステップを実現する。
【0015】
第９態様によると、本開示の実施例は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムはプロセッサにより実行される際に、上記第１態様に記載の方法のステップを実現し、又は前記コンピュータプログラムはプロセッサにより実行される際に、上記第２態様に記載の方法のステップを実現する。
【発明の効果】
【0016】
本開示の実施例では、端末デバイスの操作を決定する過程で、第１状態パラメータだけではなく、ネットワークデバイスが送信したネットワーク補助情報も考慮し、ネットワーク補助情報および前記第１状態パラメータを組み合わせて、前記端末デバイスの操作を決定し、端末デバイスの操作を決定する精度を向上させ、端末デバイスの操作が端末デバイスの電気量に影響するので、端末デバイスの省電力効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
本開示の実施例の技術案をより明確に説明するために、以下、本開示の実施例の説明において使用する必要がある図面を簡単に紹介し、明らかに、以下の説明における図面は本開示の一部の実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な工夫を行うことなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
【図1】本開示の実施例によって提供される操作決定方法のフローチャートである。
【図2】本開示の実施例によって提供されるＤＲＸ非アクティブタイマの原理図である。
【図3】本開示の実施例によって提供されるＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマおよびＤＲＸ再送タイマの原理図である。
【図4】本開示の実施例によって提供される、ＳＲを送信した後の状態の原理図である。
【図5】本開示の実施例によって提供される情報送信方法のフローチャートである。
【図8】ＤＲＸの原理図である。
【図9】本開示の実施例によって提供される端末デバイスの構造概略図である。
【図10】本開示の実施例によって提供されるネットワークデバイスの構造概略図である。
【図11】本開示の実施例によって提供される端末デバイスの構造概略図である。
【図12】本開示の実施例によって提供されるネットワークデバイスの構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本開示の実施例中における図面と組み合わせて、本開示の実施例における技術案を明確且つ完全に説明し、明らかに、説明される実施例は、すべての実施例ではなく、本開示の一部の実施例に過ぎない。本開示における実施例に基づいて、当業者が創造的な工夫なしに得られた他のすべての実施例は、いずれも本開示の保護範囲に属する。
【0019】
本明細書における「サービス」は、サービス、プロトコルデータユニット（Ｐｒｏｔｏｃｏｌ Ｄａｔａ Ｕｎｉｔ、ＰＤＵ）セッション、サービス品質（Ｑｕａｌｉｔｙ ｏｆ Ｓｅｒｖｉｃｅ、ＱｏＳ）フロー、ストリーム（Ｓｔｒｅａｍ）又はサービスデータフロー（ｓｅｒｖｉｃｅ ｄａｔａ ｆｌｏｗ）、無線ベアラ、論理チャネルという概念のうちの少なくとも１つを含んでもよい。
【0020】
本明細書における「データ」は、「データパケット」、「アップリンク共有物理チャネル伝送（Ｐｈｙｓｉｃａｌ Ｕｐｌｉｎｋ Ｓｈａｒｅ Ｃｈａｎｎｅｌ ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ、ＰＵＳＣＨ）」、「ダウンリンク共有物理チャネル伝送（Ｐｈｙｓｉｃａｌ Ｄｏｗｎｌｉｎｋ Ｓｈａｒｅ Ｃｈａｎｎｅｌ ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ、ＰＤＳＣＨ）」、「データユニット」、「伝送（ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ）」および「伝送ブロック」などのうちの１つ又は複数であってもよい。
【0021】
本開示における非地上系ネットワーク（Ｎｏｎ－ｔｅｒｒｅｓｔｒｉａｌ Ｎｅｔｗｏｒｋ、ＮＴＮ）は、従来の地上系ネットワークに対して、例えば衛星と高空プラットフォーム（ｓａｔｅｌｌｉｔｅｓ ａｎｄ Ｈｉｇｈ－Ａｌｔｉｔｕｄｅ Ｐｌａｔｆｏｒｍｓ、ＨＡＰ）、通信バルーン及び／又は飛行機など典型的なネットワークノードを用いる。
【0022】
本出願の明細書と特許請求の範囲における「第１」、「第２」などの用途は、類似する対象を区別するために使用され、特定の順序又は優先順位を説明するものでなくてもよい。なお、このように使用されるデータは、ここで説明される本出願の実施例を、ここで図示又は説明される以外の順序で実施できるように、適切な場合に交換可能である。また、「含む」や「有する」という用語およびそれらのあらゆる変形は、非排他的包含をカバーしようとしており、例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又はデバイスは、明確に列挙されたステップ又はユニットに限定されなくてもよく、明確に列挙されていないもの、或いはこれらのプロセス、方法、製品又はデバイスの固有の他のステップ又はユニットを含んでもよい。明細書および特許請求の範囲では、「及び／又は」は、接続される対象の少なくとも１つを表す。
【0023】
本明細書で説明される技術は、新しい無線（Ｎｅｗ Ｒａｄｉｏ、ＮＲ）システムおよびロングタームエボリューション（Ｌｏｎｇ Ｔｉｍｅ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ、ＬＴＥ）／ＬＴＥのエボリューション（ＬＴＥ－Ａｄｖａｎｃｅｄ、ＬＴＥ－Ａ）システムに限定されず、シンボル分割多元接続（Ｃｏｄｅ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＣＤＭＡ）、時分割多元接続（Ｔｉｍｅ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＴＤＭＡ）、周波数分割多元接続（Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＦＤＭＡ）、直交周波数分割多元接続（Ｏｒｔｈｏｇｏｎａｌ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＯＦＤＭＡ）、シングルキャリア周波数分割多元接続（Ｓｉｎｇｌｅ－ｃａｒｒｉｅｒ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ－Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＳＣ－ＦＤＭＡ）および他のシステムなど様々な無線通信システムに使用されてもよい。「システム」と「ネットワーク」という用語は、交換可能に使用されることが多い。ＣＤＭＡシステムは、ＣＤＭＡ２０００、汎用地上無線電接続（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｔｅｒｒｅｓｔｒｉａｌ Ｒａｄｉｏ Ａｃｃｅｓｓ、ＵＴＲＡ）などの無線電技術を実現することができる。ＵＴＲＡは広帯域ＣＤＭＡ（Ｗｉｄｅｂａｎｄ Ｃｏｄｅ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＷＣＤＭＡ（登録商標））及び他のＣＤＭＡ変形を含むことができる。ＴＤＭＡシステムは、グローバル移動通信システム（Ｇｌｏｂａｌ Ｓｙｓｔｅｍ ｆｏｒ Ｍｏｂｉｌｅ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ、ＧＳＭ）のような無線技術を実現することができる。ＯＦＤＭＡシステムは、ウルトラモバイル ブロードバンド（ＵｌｔｒａＭｏｂｉｌｅ Ｂｒｏａｄｂａｎｄ、ＵＭＢ）、進化型ＵＴＲＡ（Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ－ＵＴＲＡ、Ｅ－ＵＴＲＡ）、ＩＥＥＥ ８０２．２１（Ｗｉ－Ｆｉ）、ＩＥＥＥ ８０２．１６（ＷｉＭＡＸ）、ＩＥＥＥ ８０２．２０、Ｆｌａｓｈ－ＯＦＤＭなどの無線電技術を実現することができる。ＵＴＲＡとＥ－ＵＴＲＡはユニバーサル移動通信システム（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｍｏｂｉｌｅ Ｔｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ Ｓｙｓｔｅｍ、ＵＭＴＳ）の一部である。ＬＴＥとより高度なＬＴＥ（例えばＬＴＥ－Ａ）は、Ｅ－ＵＴＲＡを使用する新しいＵＭＴＳバージョンである。ＵＴＲＡ、Ｅ－ＵＴＲＡ、ＵＭＴＳ、ＬＴＥ、ＬＴＥ－Ａ及びＧＳＭは、「第３世代パートナーシッププロジェクト」（３ｒｄ Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ Ｐａｒｔｎｅｒｓｈｉｐ Ｐｒｏｊｅｃｔ、３ＧＰＰ(登録商標)）と呼ばれる組織からの文献で説明される。ＣＤＭＡ２０００とＵＭＢは、「第３世代パートナーシッププロジェクト２」（３ＧＰＰ２）と呼ばれる組織からの文献で説明される。本明細書で説明される技術は、以上で言及されたシステムと無線電技術に使用されてもよく、他のシステムと無線電技術に使用されてもよい。しかし、以下の説明は、ＮＲシステムを例として説明しており、これらの技術がＮＲシステムアプリケーション以外のアプリケーションに適用可能であるにもかかわらず、以下のほとんどの説明ではＮＲ用語を使用している。
【0024】
以下の説明は、例を提供するためのものであり、特許請求の範囲で説明される範囲、適用又は設定を限定するものではない。本開示の精神と範囲から逸脱することなく、検討される要素の機能又は配置を変更することができる。様々な例は適切に省略、置換してもよく、又は様々な手順やコンポーネントを追加してもよい。例えば、説明される方法を、説明される順序と異なる順序で実行してもよく、様々なステップを追加、省略、又は組み合わせてもよい。また、いくつかの例を参照して説明される特徴は、他の示において組み合わせられてもよい。
【0025】
【0026】
ステップ１０１：ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報および第１状態パラメータを受信する。
【0027】
ステップ１０２：ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定する。
【0028】
なお、ネットワーク補助情報は、端末デバイスに対応するネットワークカバレージ状況を決定するために使用されてもよく、第１状態パラメータは、端末デバイス状態に影響するパラメータとして理解してもよい。ネットワークデバイスによりネットワークデバイスにネットワーク補助情報および第１状態パラメータを送信し、端末デバイスはネットワーク補助情報および第１状態パラメータを受信した後、ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて端末デバイスの操作を決定することができる。端末デバイスの操作を決定することは、端末デバイスが特定の状態に入ることを決定することであってもよい。
【0029】
一例では、第１状態パラメータは、ネットワークデバイスが端末デバイスのサービス特性に基づいてされたものであり、第１状態パラメータは、
不連続受信ＤＲＸパラメータ、
ページングパラメータ、のうちの少なくとも１つを含む。
不連続受信ＤＲＸパラメータ、
ページングパラメータ、のうちの少なくとも１つを含む。
【0030】
本実施例では、端末デバイスの操作を決定する過程で、第１状態パラメータだけではなく、ネットワークデバイスが送信したネットワーク補助情報も考慮し、ネットワーク補助情報および第１状態パラメータを組み合わせて、端末デバイスの操作を決定し、端末デバイスの操作を決定する精度を向上させ、端末デバイスの操作が端末デバイスの電気量に影響するので、端末デバイスの省電力効果を向上させることができる。
【0031】
一実施例では、ネットワーク補助情報は、
少なくとも１つの非地上系ネットワークの位置情報、
少なくとも１つの非地上系ネットワークの軌道情報、
少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報、のうちの少なくとも１つを含み、少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報は、
指定時間における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定位置における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定された最低点の距離における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、のうちの少なくとも１つを含む。
少なくとも１つの非地上系ネットワークの位置情報、
少なくとも１つの非地上系ネットワークの軌道情報、
少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報、のうちの少なくとも１つを含み、少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報は、
指定時間における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定位置における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定された最低点の距離における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、のうちの少なくとも１つを含む。
【0032】
ネットワーク補助情報は、
少なくとも１つの非地上系ネットワークの位置情報の有効時間及び／又は更新周期、
少なくとも１つの非地上系ネットワークの軌道情報の有効時間及び／又は更新周期、
少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報の有効時間及び／又は更新周期、のうちの少なくとも１つをさらに含む。
少なくとも１つの非地上系ネットワークの位置情報の有効時間及び／又は更新周期、
少なくとも１つの非地上系ネットワークの軌道情報の有効時間及び／又は更新周期、
少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報の有効時間及び／又は更新周期、のうちの少なくとも１つをさらに含む。
【0033】
なお、非地上系ネットワーク（例えば衛星）の位置情報は、例えば経度、緯度、高さ及び／又は角度など衛星の位置座標情報であってもよく、衛星の動きの一次、二次及び／又は三次の時間導関数情報であってもよい。軌道情報は一時的又は平均的な軌道情報であってもよい。端末デバイスは非地上系ネットワークの位置情報と端末デバイス自体の位置情報を用いて、衛星による端末デバイスの有効カバレッジの推定を行うことができ、即ち、カバレッジ状況を決定し、有効カバレッジは、衛星が何時、端末デバイスへのカバレッジ提供を開始するか、衛星が何時、端末デバイスへのカバレッジ提供を停止するか、衛星が具体的な時間帯内に端末デバイスにカバレッジを提供すること、衛星が端末デバイスにカバレッジを提供できない時間帯、という以上の情報のうちの少なくとも１つによって決定することができる。非地上系ネットワークのビーム情報を用いて、端末デバイスに対する衛星の有効カバレッジを決定することができ、さらにビームのアンテナ利得に基づいて、端末デバイスに対する衛星の有効カバレッジをより正確に決定することができる。
【0034】
一実施例では、ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報を受信するステップは、
非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取るステップ、
非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取るステップ、のうちの少なくとも１つを含む。
非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取るステップ、
非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取るステップ、のうちの少なくとも１つを含む。
【0035】
なお、他のネットワークノードは、非地上系ネットワークノード以外の他のネットワークノードを指すものであってもよい。なお、上記ネットワークデバイスは、非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードであってもよく、エフェメリス情報のサイズが大きいため、非地上系ネットワークノードのメモリが限られるか又は送信されたシグナリングのサイズが限られる時、複数のネットワークノードにより送信してもよく、ネットワークノードにより、異なる衛星の情報を時間別にバッチで送信する。
【0036】
一実施例では、非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取るステップは、
端末デバイスが非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを組み合わせて、第１組み合わせ情報を得て、第１組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取るステップと、
端末デバイスが複数の非地上系ネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを組み合わせて、第２組み合わせ情報を得て、第２組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取るステップ、のうちの少なくとも１つを含む。
端末デバイスが非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを組み合わせて、第１組み合わせ情報を得て、第１組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取るステップと、
端末デバイスが複数の非地上系ネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを組み合わせて、第２組み合わせ情報を得て、第２組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取るステップ、のうちの少なくとも１つを含む。
【0037】
例えば、端末デバイスは衛星ネットワークノード１から第１部分のエフェメリス情報を取得し、そして衛星ネットワークノード２から第２部分のエフェメリス情報を取得し、そして組み合わせて必要な又は完全なエフェメリス情報を取得し、
又は、端末デバイスは衛星ネットワークノード１から第１部分のエフェメリス情報を取得し、且つ衛星ネットワークノード２と衛星ネットワークノード３から第２部分のエフェメリス情報と第３部分のエフェメリス情報をそれぞれ取得する必要があり、そして組み合わせて必要な又は完全なエフェメリス情報を取得し、
又は、端末デバイスは衛星ネットワークノード１から第１部分のエフェメリス情報を取得し、且つ衛星ネットワークノード２と衛星ネットワークノード３から、それぞれＴ２時間帯とＴ３時間帯に第２部分と第３部分のエフェメリス情報を取得する必要があり、そして組み合わせて必要な又は完全なエフェメリス情報を取得し、
又は、端末デバイスは衛星ネットワークノード１から第１部分のエフェメリス情報を取得し、且つ引き続き衛星ネットワークノード２のＳＩＢｘ（システムメッセージｘ）、ＳＩＢｙ（システムメッセージｙ）、衛星ネットワークノード３のＳＩＢｘから第２部分のエフェメリス情報と第３部分エフェメリス情報をそれぞれ取得する必要があり、そして組み合わせて必要な又は完全なエフェメリス情報を取得し、
又は、端末デバイスは、必要な又は完全なエフェメリス情報を得るために必要な１つの送信周期の情報を衛星ネットワークノード１から取得し、開始位置の情報を送信し、端末デバイスがＴ１時間帯、Ｔ２時間帯及びＴ３時間帯に第１部分のエフェメリス情報、第２部分のエフェメリス情報及び第３部分のエフェメリス情報をそれぞれ取得し得て、そして組み合わせて必要な又は完全なエフェメリス情報を取得し、
又は、端末デバイスは、必要な又は完全なエフェメリス情報を得るために必要な１つの送信周期の情報を衛星ネットワークノード１から取得し、開始位置の情報を送信し、端末デバイスがＴ１時間帯、Ｔ２時間帯及びＴ３時間帯にＳＩＢｘ、ＳＩＢｙおよびＳＩＢｚからそれぞれ第１部分のエフェメリス情報、第２部分のエフェメリス情報及び第３部分のエフェメリス情報を取得し得て、そして組み合わせて必要な又は完全なエフェメリス情報を取得し、
又は、端末デバイスは、必要な又は完全なエフェメリス情報を得るために必要な１つの送信周期の情報を衛星ネットワークノード１から取得し、開始位置の情報を送信し、端末デバイスがＴ１時間帯、Ｔ２時間帯及びＴ３時間帯にＳＩＢｘから第１部分のエフェメリス情報、第２部分のエフェメリス情報及び第３部分のエフェメリス情報を取得し得て、そして組み合わせて必要な又は完全なエフェメリス情報を取得する。
又は、端末デバイスは衛星ネットワークノード１から第１部分のエフェメリス情報を取得し、且つ衛星ネットワークノード２と衛星ネットワークノード３から第２部分のエフェメリス情報と第３部分のエフェメリス情報をそれぞれ取得する必要があり、そして組み合わせて必要な又は完全なエフェメリス情報を取得し、
又は、端末デバイスは衛星ネットワークノード１から第１部分のエフェメリス情報を取得し、且つ衛星ネットワークノード２と衛星ネットワークノード３から、それぞれＴ２時間帯とＴ３時間帯に第２部分と第３部分のエフェメリス情報を取得する必要があり、そして組み合わせて必要な又は完全なエフェメリス情報を取得し、
又は、端末デバイスは衛星ネットワークノード１から第１部分のエフェメリス情報を取得し、且つ引き続き衛星ネットワークノード２のＳＩＢｘ（システムメッセージｘ）、ＳＩＢｙ（システムメッセージｙ）、衛星ネットワークノード３のＳＩＢｘから第２部分のエフェメリス情報と第３部分エフェメリス情報をそれぞれ取得する必要があり、そして組み合わせて必要な又は完全なエフェメリス情報を取得し、
又は、端末デバイスは、必要な又は完全なエフェメリス情報を得るために必要な１つの送信周期の情報を衛星ネットワークノード１から取得し、開始位置の情報を送信し、端末デバイスがＴ１時間帯、Ｔ２時間帯及びＴ３時間帯に第１部分のエフェメリス情報、第２部分のエフェメリス情報及び第３部分のエフェメリス情報をそれぞれ取得し得て、そして組み合わせて必要な又は完全なエフェメリス情報を取得し、
又は、端末デバイスは、必要な又は完全なエフェメリス情報を得るために必要な１つの送信周期の情報を衛星ネットワークノード１から取得し、開始位置の情報を送信し、端末デバイスがＴ１時間帯、Ｔ２時間帯及びＴ３時間帯にＳＩＢｘ、ＳＩＢｙおよびＳＩＢｚからそれぞれ第１部分のエフェメリス情報、第２部分のエフェメリス情報及び第３部分のエフェメリス情報を取得し得て、そして組み合わせて必要な又は完全なエフェメリス情報を取得し、
又は、端末デバイスは、必要な又は完全なエフェメリス情報を得るために必要な１つの送信周期の情報を衛星ネットワークノード１から取得し、開始位置の情報を送信し、端末デバイスがＴ１時間帯、Ｔ２時間帯及びＴ３時間帯にＳＩＢｘから第１部分のエフェメリス情報、第２部分のエフェメリス情報及び第３部分のエフェメリス情報を取得し得て、そして組み合わせて必要な又は完全なエフェメリス情報を取得する。
【0038】
なお、以上の方法は、部分的に組み合わせて使用してもよいし、全部組み合わせて使用してもよい。
【0039】
以上の情報は、非地上系ネットワーク、地上系ネットワーク及び／又はコアネットワークにより端末デバイスに知らせることができる。
【0040】
エフェメリス情報のサイズが大きいため、非地上系ネットワークノードのメモリが限られる又は送信されるシグナリングサイズが限られる時、複数のネットワークノードにより送信し、そして端末デバイスにより組み合わせて、より多くの衛星の位置およびビームなどの補助情報を得る。
【0041】
一実施例では、非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取るステップは、
端末デバイスが、非地上系ネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、組み合わせて第３組み合わせ情報を得て、第３組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取るステップ、
端末デバイスが他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回送信し、組み合わせて第４組み合わせ情報を得て、第４組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取るステップ、
端末デバイスが、非地上系ネットワークノードと他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、組み合わせて第５組み合わせ情報を得て、第５組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取るステップ、のうちの少なくとも１つを含む。
端末デバイスが、非地上系ネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、組み合わせて第３組み合わせ情報を得て、第３組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取るステップ、
端末デバイスが他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回送信し、組み合わせて第４組み合わせ情報を得て、第４組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取るステップ、
端末デバイスが、非地上系ネットワークノードと他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、組み合わせて第５組み合わせ情報を得て、第５組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取るステップ、のうちの少なくとも１つを含む。
【0042】
即ち、本実施例では、ネットワークノードにより、異なる衛星の情報を時間別にバッチで送信し、そして端末デバイスにより組み合わせて、より多くの衛星の位置およびビームなどの補助情報を得る。
【0043】
一実施例では、ネットワークデバイスから送信されたショートメッセージを受信し、ショートメッセージには、非地上系ネットワークに関連する情報があるか否かを指示する第１識別子が含まれ、ここで、端末デバイスは第１識別子に基づいてネットワーク補助情報を取得し、
ネットワークデバイスがシステムメッセージにおいてブロードキャストした、ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む複数の第１関連関係を受信し、端末デバイスが、第１関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得し、第１関連関係が、少なくとも１つのネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを指示する番号及び／又は順序を含み、
複数のネットワークデバイスがシステムメッセージにおいてブロードキャストした、少なくとも１つのネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む第２関連関係を受信し、
ネットワークデバイスがブロードキャストしたＳＩＢを受信し、ＳＩＢに第１フィールドが含まれ、ここで、端末デバイスは、第１フィールドにより指示された情報に基づいて、
ＳＩＢには、ネットワーク補助情報が含まれていること又はネットワーク補助情報が含まれていないこと、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
ネットワーク補助情報における、ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントの位置、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連するネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではなく、のうちの少なくとも１つを決定し、
ここで、第２関連関係は、
ネットワーク補助情報のセグメントの所在を運ぶ他のネットワークデバイス情報、
ネットワーク補助情報のセグメントの数、
衛星の数及び／又は衛星の情報、
ネットワーク補助情報のセグメントが所在するＳＩＢ番号、のうちの少なくとも１つを含み、
ここで、端末デバイスは第２関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得する。
ネットワークデバイスがシステムメッセージにおいてブロードキャストした、ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む複数の第１関連関係を受信し、端末デバイスが、第１関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得し、第１関連関係が、少なくとも１つのネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを指示する番号及び／又は順序を含み、
複数のネットワークデバイスがシステムメッセージにおいてブロードキャストした、少なくとも１つのネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む第２関連関係を受信し、
ネットワークデバイスがブロードキャストしたＳＩＢを受信し、ＳＩＢに第１フィールドが含まれ、ここで、端末デバイスは、第１フィールドにより指示された情報に基づいて、
ＳＩＢには、ネットワーク補助情報が含まれていること又はネットワーク補助情報が含まれていないこと、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
ネットワーク補助情報における、ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントの位置、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連するネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではなく、のうちの少なくとも１つを決定し、
ここで、第２関連関係は、
ネットワーク補助情報のセグメントの所在を運ぶ他のネットワークデバイス情報、
ネットワーク補助情報のセグメントの数、
衛星の数及び／又は衛星の情報、
ネットワーク補助情報のセグメントが所在するＳＩＢ番号、のうちの少なくとも１つを含み、
ここで、端末デバイスは第２関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得する。
【0044】
ショートメッセージ即ちＳｈｏｒｔ Ｍｅｓｓａｇｅは、第１識別子を含んでもよく、第１識別子は、ネットワーク補助情報を指示することができ、端末デバイスは、第１識別子の指示に基づいてネットワーク補助情報を取得することができる。ブロードキャストの関連関係は、複数のＳＩＢの関連関係であり、複数のＳＩＢにおけるＳＩＢは、一部のネットワーク補助情報を含み、端末デバイスは、関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得することができる。また、ネットワークデバイスがブロードキャストしたＳＩＢを受信してもよく、該ＳＩＢは第１フィールド、例えば、ｓｉｂ－Ｓｅｇフィールドを含んでもよく、端末デバイスは、フィールドにより指示された情報に基づいて、
該ＳＩＢにネットワーク補助情報が含まれるか否か、
該ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
ネットワーク補助情報における該ＳＩＢに含まれる一部のネットワーク補助情報の位置、
該ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連するネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
該ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではなく、のうちの少なくとも１つを決定することができる。例えば、ｔｒｕｅに設定する場合は、この後にもエフェメリス情報をブロードキャストする関連するＳＩＢがあることを示し、ｆａｌｓｅに設定する場合、これがエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであることを示す。
該ＳＩＢにネットワーク補助情報が含まれるか否か、
該ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
ネットワーク補助情報における該ＳＩＢに含まれる一部のネットワーク補助情報の位置、
該ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連するネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
該ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではなく、のうちの少なくとも１つを決定することができる。例えば、ｔｒｕｅに設定する場合は、この後にもエフェメリス情報をブロードキャストする関連するＳＩＢがあることを示し、ｆａｌｓｅに設定する場合、これがエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであることを示す。
【0045】
具体的に、例えば、Ｓｈｏｒｔ Ｍｅｓｓａｇｅに新しい識別子を追加することで、衛星の情報があるか否かを指示し、端末は該識別子からの指示により、関連するエフェメリス情報を取得し、
ネットワークノードはシステム情報において、エフェメリス情報を含む複数の情報メッセージの関連関係をブロードキャストし、端末デバイスは関連関係に基づいて、関連するエフェメリス情報を取得し、
エフェメリス情報を含むシステムメッセージに１つのフィールド（例えばｓｉｂ－Ｓｅｇ）を追加し、該フィールドをｔｒｕｅに設定する場合は、この後にもエフェメリス情報をブロードキャストするＳＩＢもあることを示し、ｆａｌｓｅに設定する場合、これがエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであることを示す。
ネットワークノードはシステム情報において、エフェメリス情報を含む複数の情報メッセージの関連関係をブロードキャストし、端末デバイスは関連関係に基づいて、関連するエフェメリス情報を取得し、
エフェメリス情報を含むシステムメッセージに１つのフィールド（例えばｓｉｂ－Ｓｅｇ）を追加し、該フィールドをｔｒｕｅに設定する場合は、この後にもエフェメリス情報をブロードキャストするＳＩＢもあることを示し、ｆａｌｓｅに設定する場合、これがエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであることを示す。
【0046】
一実施例では、ＤＲＸパラメータは、ＤＲＸの複数のタイマの時間長を含み、複数のタイマは、ＤＲＸ非アクティブタイマを含み、ＤＲＸ非アクティブタイマは、端末デバイスが物理ダウンリンク制御チャネル（ＰＤＣＣＨ）を受信し且つＰＤＣＣＨが新しいデータ伝送を指示する場合にオンになり、
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定するステップは、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入るステップ、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、ＤＲＸ非アクティブタイマの時間長より短く第１時間長より長いと決定した場合、端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入るステップ、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第１時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持するステップ、のうちのいずれか１つを含む。
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定するステップは、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入るステップ、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、ＤＲＸ非アクティブタイマの時間長より短く第１時間長より長いと決定した場合、端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入るステップ、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第１時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持するステップ、のうちのいずれか１つを含む。
【0047】
図２に示すように、ＤＲＸ非アクティブタイマ、即ちｄｒｘ－ＩｎａｃｔｉｖｉｔｙＴｉｍｅｒは、物理ダウンリンク制御チャネル（ＰＤＣＣＨ、Ｐｈｙｓｉｃａｌ Ｄｏｗｎｌｉｎｋ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｃｈａｎｎｅｌ）を受信し且つ新データ伝送であると指示した時にオンになり、タイムアウトになるとスリープ状態（非アクティブ状態）に入り、ｄｒｘ－ＩｎａｃｔｉｖｉｔｙＴｉｍｅｒ動作中に、ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報と組み合わせて、利用可能なビームがないと検出した場合、事前にスリープ状態に入る。ｄｒｘ－ＩｎａｃｔｉｖｉｔｙＴｉｍｅｒ動作の中期に、利用可能なビームがない持続時間長ｎｏｎＢ１が第１時間長ｋ１以上である場合、スリープ状態に入り、タイマはリセットされず、引き続き動作し且つｎｏｎＢ１終了後にウェックアップされ、有効状態（アクティブ状態）に入る。ｄｒｘ－ＩｎａｃｔｉｖｉｔｙＴｉｍｅｒ動作の中期に、利用可能なビームがない持続時間長ｎｏｎＢ１がｋ１より小さい場合、スリープ状態に入らず、現在のアクティブ状態を維持する。即ち、本実施例では、ＤＲＸ非アクティブタイマだけではなく、ネットワーク補助情報も考慮し、ネットワーク補助情報に基づいて、利用可能なビームがあるか否かを決定することができ、端末デバイスはＤＲＸ非アクティブタイマおよびネットワーク補助情報を組み合わせて状態切り替えを行い、端末デバイスの省電力効果を向上させることができる。一例として、第１時間長は、端末デバイスが受信されたダウンリンクデータを処理する処理時間長とハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）フィードバック時間長との合計であってもよく、又はダウンリンクＤＲＸ再送タイマの時間長であってもよい。
【0048】
一実施例では、複数のタイマは、ＤＲＸハイブリッド自動再送要求（Ｈｙｂｒｉｄ Ａｕｔｏｍａｔｉｃ Ｒｅｐｅａｔ Ｒｅｑｕｅｓｔ、ＨＡＲＱ）往復時間（Ｒｏｕｎｄ Ｔｒｉｐ Ｔｉｍｅ、ＲＴＴ）タイマおよびＤＲＸ再送タイマを含み、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマは、端末デバイスが受信された物理ダウンリンク共有チャネル（ＰＤＳＣＨ）を誤って復号した場合にオンになり、
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定するステップは、
ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１期間内に利用可能なビームがない持続時間長が、第２時間長以上であると決定した場合、現在の非アクティブ状態を維持し、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマがタイムアウトになってリセットされた場合、ＤＲＸ再送タイマを起動しないステップと、
ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１期間内に利用可能なビームがない持続時間が、第２時間長より短いと決定した場合、現在の非アクティブ状態を維持し、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマがタイムアウトになってリセットされた場合、ＤＲＸ再送タイマを起動するステップと、を含む。
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定するステップは、
ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１期間内に利用可能なビームがない持続時間長が、第２時間長以上であると決定した場合、現在の非アクティブ状態を維持し、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマがタイムアウトになってリセットされた場合、ＤＲＸ再送タイマを起動しないステップと、
ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１期間内に利用可能なビームがない持続時間が、第２時間長より短いと決定した場合、現在の非アクティブ状態を維持し、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマがタイムアウトになってリセットされた場合、ＤＲＸ再送タイマを起動するステップと、を含む。
【0049】
ここで、第１期間は、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作期間と第２期間との合計であり、第２期間の開始時間は、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマのタイムアウト時間であり、第２期間の終了時間は、タイムアウト時間とＤＲＸ再送タイマの時間長との合計の時間である。ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマ。
【0050】
ＤＲＸ再送タイマはつまりｄｒｘ－ＲｅｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎＴｉｍｅｒであり、ＤＲＸ ＨＡＲＱ往復時間（ＲＴＴ）タイマはつまりＤＲＸ－ＨＡＲＱ－ＲＴＴ－Ｔｉｍｅｒであり、ＤＲＸ－ＨＡＲＱ－ＲＴＴ－Ｔｉｍｅｒは、ＰＤＳＣＨを誤って復号した場合にオンになる。例えば、ダウンリンクｄｒｘ－ＨＡＲＱ－ＲＴＴ－Ｔｉｍｅｒは、物理的意味では、該ダウンリンクプロセスの再送スケジューリングが該タイマの後にスケジューリングされ、スケジューリングウィンドウがｄｒｘ－ＲｅｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎＴｉｍｅｒＤＬ（ダウンリンクＤＲＸ再送タイマ）内にあるものとして理解されれてもよい。ｔｉｍｅｒ－ｄｒｘ－ＨＡＲＱ－ＲＴＴ－ＴｉｍｅｒＤＬの動作中に、ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報と組み合わせて、利用可能なビームがないと検出し、利用可能なビームがない持続時間長ｎｏｎＢ２がＫ２以上である場合、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマは現在のスリープ状態を維持し、タイマはリセットされ、ｄｒｘ－ＲｅｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎＴｉｍｅｒＤＬを起動しない。即ち、本実施例では、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマだけではなく、ネットワーク補助情報も考慮し、ネットワーク補助情報に基づいて、利用可能なビームがあるか否かを決定することができ、端末デバイスは、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマ及びネットワーク補助情報を組み合わせて状態切り替えを行い、端末デバイスの省電力効果を向上させることができる。一例として、第２時間長は、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの時間長とＤＲＸ再送タイマの時間長との合計であってもよい。
【0051】
一実施例では、ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定するステップは、
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入るステップ、
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間が、ＤＲＸ再送タイマの時間長より短く第３時間長より長いと決定した場合、非アクティブ状態に入り、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入るステップ、
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第３時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持するステップ、のうちのいずれか１つを含む。
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入るステップ、
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間が、ＤＲＸ再送タイマの時間長より短く第３時間長より長いと決定した場合、非アクティブ状態に入り、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入るステップ、
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第３時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持するステップ、のうちのいずれか１つを含む。
【0052】
図３に示すように、ｄｒｘ－ＲｅｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎＴｉｍｅｒＤＬは、ｄｒｘ－ＨＡＲＱ－ＲＴＴ－ＴｉｍｅｒＤＬがタイムアウトになった後にオンになり、ｄｒｘ－ＨＡＲＱ－ＲＴＴ－ＴｉｍｅｒＤＬは、ＰＤＳＣＨ（Ｐｈｙｓｉｃａｌ Ｄｏｗｎｌｉｎｋ Ｓｈａｒｅｄ Ｃｈａｎｎｅｌ、物理ダウンリンク共有チャネル）ＨＡＲＱ－ＡＣＫ（Ｈｙｂｒｉｄ Ａｕｔｏｍａｔｉｃ Ｒｅｐｅａｔ ｒｅｑｕｅｓｔ ＡＣＫ、ハイブリッド自動再送要求－確認）フィードバックの送信が最後のシンボルを完成した後にオンになり、各ダウンリンクプロセスはそれぞれ１つのｄｒｘ－ＨＡＲＱ－ＲＴＴ－ＴｉｍｅｒＤＬ／ｄｒｘ－ＲｅｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎＴｉｍｅｒＤＬに対応する。ｄｒｘ－ＲｅｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎＴｉｍｅｒＤＬの動作中に、ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報と組み合わせて、利用可能なビームがないと検出した場合、事前にスリープ状態を行う。ｄｒｘ－ＲｅｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎＴｉｍｅｒＤＬ動作の中期に、利用可能なビームがない持続時間長ｎｏｎＢ３がＫ３以上である場合、スリープ状態に入り、タイマはリセットされず、引き続き動作してｎｏｎＢ３終了後にウェイクアップされ、アクティブ状態に入る。ｄｒｘ－ＲｅｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎＴｉｍｅｒＤＬ動作の中期に、利用可能なビームがない持続時間長ｎｏｎＢ３がｋ３より小さい場合、スリープ状態に入らず、現在のアクティブ状態を維持する。即ち、本実施例では、ＤＲＸ再送タイマだけではなく、ネットワーク補助情報も考慮し、ネットワーク補助情報に基づいて、利用可能なビームがあるか否かを決定することができ、端末デバイスはＤＲＸ再送タイマおよびネットワーク補助情報を組み合わせて状態切り替えを行い、端末デバイスの省電力効果を向上させることができる。一例として、第３時間長は、前端末デバイスが受信されたダウンリンクデータを処理する処理時間長とハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）フィードバック時間長との合計である。
【0053】
一実施例では、複数のタイマは第１タイマをさらに含み、第１タイマは、端末デバイスがスケジュールリクエスト（ＳＲ）を送信した後にオンになり、
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定するステップは、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入るステップ、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第１タイマの時間長より短く第４時間長より長いと決定した場合、端末デバイスを制御して非アクティブ状態に入らせ、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入るステップ、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第４時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持するステップ、のうちのいずれか１つを含む。
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定するステップは、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入るステップ、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第１タイマの時間長より短く第４時間長より長いと決定した場合、端末デバイスを制御して非アクティブ状態に入らせ、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入るステップ、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第４時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持するステップ、のうちのいずれか１つを含む。
【0054】
図４に示すように、ＤＣＩは、Ｄｏｗｎｌｉｎｋ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎを指し、即ちダウンリンク制御情報であり、スケジュールリクエスト（ｓｃｈｅｄｕｌｉｎｇ ｒｅｑｕｅｓｔ、ＳＲ）が送信された後に、アップリンクの新しいデータスケジューリングを受信する前にＳＲがＰｅｎｄｉｎｇ（保留）状態であり、この期間もＡｃｔｉｖｅ Ｔｉｍｅ（アクティブ時間）に属し、第１タイマの動作中期に、利用可能なビームがない持続時間長ｎｏｎＢ４がＫ４以上である場合、スリープ状態に入り、タイマはリセットされず、引き続き動作し且つｎｏｎＢ４終了後にウェイクアップされ、アクティブ状態に入る。第１タイマの動作の中期に、利用可能なビームがない持続時間長ｎｏｎＢ４がＫより小さい場合、スリープ状態に入らず、現在のアクティブ状態を維持する。即ち、本実施例では、第１タイマだけではなく、ネットワーク補助情報も考慮し、ネットワーク補助情報に基づいて、利用可能なビームがあるか否かを決定することができ、端末デバイスは、第１タイマとネットワーク補助情報を組み合わせて状態切り替えを行い、端末デバイスの省電力効果を向上させることができる。一例として、第４時間長は、端末デバイスが、ターゲットスケジュールリクエストの送信から、ターゲットスケジュールリクエストに対応するアップリンクスケジューリングの受信までの時間長である。
【0055】
一実施例では、方法は、
端末デバイスが、ページングパラメータに基づいて、端末デバイスに対応するページングタイミングを計算するステップと、
ネットワーク補助情報に基づいて、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長より短いと決定した場合、端末デバイスはアクティブ状態を維持し、ページングメッセージの受信を行い、又は、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長以上であると決定した場合、端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ページングメッセージの受信を停止するステップと、をさらに含む。
端末デバイスが、ページングパラメータに基づいて、端末デバイスに対応するページングタイミングを計算するステップと、
ネットワーク補助情報に基づいて、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長より短いと決定した場合、端末デバイスはアクティブ状態を維持し、ページングメッセージの受信を行い、又は、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長以上であると決定した場合、端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ページングメッセージの受信を停止するステップと、をさらに含む。
【0056】
即ち、本実施例では、ネットワーク補助情報が決定した、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長と、１つのページングタイミングの時間長とを比較し、比較結果に基づいて状態の切り替えを行い、即ち、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長より短い場合、端末デバイスはアクティブ状態を維持し、ページングメッセージの受信を行い、又は、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長以上であると決定した場合、端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ページングメッセージの受信を停止し、このように、端末デバイスの省電力効果を向上させることができる。
【0057】
【0058】
ステップ５０１：端末デバイスのサービス特性に基づいて第１状態パラメータを決定する。
【0059】
ステップ５０２：端末デバイスにネットワーク補助情報および第１状態パラメータを送信する。
【0060】
一実施例では、ネットワーク補助情報は、
非地上系ネットワークの位置情報、
非地上系ネットワークの軌道情報、
非地上系ネットワークのビーム情報、のうちの少なくとも１つを含み、非地上系ネットワークのビーム情報は、
指定時間における非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定位置における非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
非指定された最低点の距離における地上系ネットワークのアンテナ利得情報、のうちの少なくとも１つを含む。
非地上系ネットワークの位置情報、
非地上系ネットワークの軌道情報、
非地上系ネットワークのビーム情報、のうちの少なくとも１つを含み、非地上系ネットワークのビーム情報は、
指定時間における非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定位置における非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
非指定された最低点の距離における地上系ネットワークのアンテナ利得情報、のうちの少なくとも１つを含む。
【0061】
一実施例では、端末デバイスにネットワーク補助情報および第１状態パラメータを送信するステップは、
ネットワーク補助情報を含むシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを端末デバイスに送信するステップと、
ネットワーク補助情報を含むシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを端末デバイスに複数回送信するステップと、を含む。
ネットワーク補助情報を含むシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを端末デバイスに送信するステップと、
ネットワーク補助情報を含むシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを端末デバイスに複数回送信するステップと、を含む。
【0062】
一実施例では、ネットワーク補助情報を端末デバイスに送信するステップは、
端末デバイスにショートメッセージを送信するステップであって、ショートメッセージには、非地上系ネットワークに関連する情報があるか否かを指示する第１識別子が含まれ、第１識別子が、端末デバイスが第１識別子に基づいてネットワーク補助情報を取得することに用いられるステップ、
システムメッセージにより、ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む複数の第１関連関係を端末デバイスにブロードキャストするステップであって、第１関連関係は、端末デバイスが関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得することに用いられるステップ、
第１フィールドを含むＳＩＢを端末デバイスにブロードキャストするステップ、のうちのいずれか１つをさらに含み、第１フィールドにより指示された情報は、端末デバイスが第１フィールドにより指示された情報に基づいて、
ＳＩＢには、ネットワーク補助情報が含まれていること又はネットワーク補助情報が含まれていないこと、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
ネットワーク補助情報における、ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントの位置、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連するネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではないこと、のうちの少なくとも１つを決定することに用いられる。
端末デバイスにショートメッセージを送信するステップであって、ショートメッセージには、非地上系ネットワークに関連する情報があるか否かを指示する第１識別子が含まれ、第１識別子が、端末デバイスが第１識別子に基づいてネットワーク補助情報を取得することに用いられるステップ、
システムメッセージにより、ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む複数の第１関連関係を端末デバイスにブロードキャストするステップであって、第１関連関係は、端末デバイスが関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得することに用いられるステップ、
第１フィールドを含むＳＩＢを端末デバイスにブロードキャストするステップ、のうちのいずれか１つをさらに含み、第１フィールドにより指示された情報は、端末デバイスが第１フィールドにより指示された情報に基づいて、
ＳＩＢには、ネットワーク補助情報が含まれていること又はネットワーク補助情報が含まれていないこと、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
ネットワーク補助情報における、ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントの位置、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連するネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではないこと、のうちの少なくとも１つを決定することに用いられる。
【0063】
以下、１つの具体的な実施例により上記方法のプロセスを具体的に説明する。
【0064】
衛星アンテナ技術の継続的な開発により、現在のワイド衛星システムのほとんどは、マルチスポットビーム衛星を用いてシステム容量を向上させ、現在のマルチスポットビーム衛星通信システムは、荷重において各ビームの周波数多重化を設計し、無線周波数電力には固定的な割り当て方式がない。マルチビームアンテナ技術は、広帯域衛星通信システムに必須の技術の１つとして、多くの実際の衛星通信システムにおいて幅広く適用されている。従来のマルチビーム衛星は、帯域幅と電力を各スポットビームに均等に割り当てるが、地上サービスの割り当てとニーズが不均一であるため、衛星システムのリソース利用率が低く、実際の通信容量は大幅に減少する。衛星リソースのニーズと構成とが一致しないという問題を解決するために、従来のマルチビームの基にビームホッピング（ｂｅａｍ ｈｏｐｐｉｎｇ、ＢＨ）が発展し、図６と図７に示すとおりである。衛星帯域幅全体をタイムスロット単位でビームに割り当てるという柔軟な割り当て方式は、各ビームの異なるサービスのニーズをよりよく満たすことができる。衛星ビームホッピング技術は、空間、時間、周波数および電力という４つの次元においてリソースの割り当てを行うことができ、その優れた柔軟性、リソース利用効率、および地上サービスに応じて動的に変化する能力により、高スループット衛星システムにおいて優れた適用性を示しており、図６では、ＬＥＯは低軌道衛星（ｌｏｗ－ｅａｒｔｈ ｏｒｂｉｔ ｓａｔｅｌｌｉｔｅ）であり、Ｕｎｉｔはユニットを表す。
【0065】
ＤＲＸ周期（ＤＲＸ Ｃｙｃｌｅ）について、図８に示すように、端末デバイスは、アクティブ期間（ｏｎ ｄｕｒａｔｉｏｎ）に起動しており、スリープ期間（ｏｐｐｏｒｔｕｎｉｔｙ ｆｏｒ ＤＲＸ）にスリープ状態である。スリープ状態の端末デバイスは、ＰＤＣＣＨのみを受信せず、他の物理チャネルのデータを受信することができ、例えば、ＰＤＳＣＨとＡＣＫ／ＮＡＣＫである。
【0066】
ネットワークデバイスはＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎＲｅｃｏｎｆｉｇ（ＲＲＣ接続設定シグナリング）を通じて、ある端末デバイスのＤＲＸ パラメータを通知し、ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎＳｅｔｕｐ（ＲＲＣ接続確立）シグナリングを通じて通知してもよい。幾つかの基本タイマのｔｉｍｅｒについて以下のように説明する。１）ｏｎＤｕｒａｔｉｏｎＴｉｍｅｒ：１つのＤＲＸ ｃｙｃｌｅ開始箇所から、連続的にモニタするＰＤＣＣＨサブフレーム数。２）ｄｒｘ－ＩｎａｃｔｉｖｉｔｙＴｉｍｅｒ：端末が、最初に送信されたアップリンクダウンリンクデータを示す１つのＰＤＣＣＨの復号に成功した後に、アクティブ状態のままである連続ＰＤＣＣＨサブフレーム数である。３）ｄｒｘ－ＲｅｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎＴｉｍｅｒ：端末がダウンリンク再送の受信を期待するサブフレームから、連続的に監視するＰＤＣＣＨサブフレーム数である。４）ｌｏｎｇＤＲＸ－ＣｙｃｌｅＳｔａｒｔｏｆｆｓｅｔ：ｌｏｎｇＤＲＸ－ｃｙｃｌｅとｄｒｘｓｔａｒｔｆｆｓｅｔを指定した。５）ｓｈｏｒｔＤＲＸ－ｃｙｃｌｅ：ｓｈｏｒｔＤＲＸ ｃｙｃｌｅの連続するサブフレーム数。６）ｄｒｘＳｈｏｒｔＣｙｃｌｅＴｉｍｅｒ：端末がどのぐらいの時間内にｓｈｏｒｔ ＤＲＸ ｃｙｃｌｅを使用するかを指定する。該値はｓｈｏｒｔ ＤＲＸ ｃｙｃｌｅの倍数である。
【0067】
本出願は、主に、衛星ビームホッピングを用いて実行するＤＲＸ機能操作を提供し、ネットワークデバイスが衛星基地局である場合を例として説明する。
【0068】
まず、衛星基地局１は１つの端末デバイス（ＵＥ）（又は１つのＵＥの１つ又は複数のサービス）を決定して異なる時間のビーム情報を使用させ、例えば、マルチビーム衛星システムでは、ビームフォーミングアンテナはカバレッジエリアにＫ個のポイントビームを生成し、合計帯域幅はＭｔｏｔａｌであり、ＢＨ技術を用いる衛星はシステム合計帯域幅をスロット単位で各ポイントビームに割り当て、例えば、スロット長さがＰ１である時間ウィンドウであり、最小スロット割り当て単位がＳｌｏｔであり、システムは各ビームの異なるサービスのニーズと現在の負荷条件に応じて対応する数のｓｌｏｔを割り当て、即ち、該ＵＥのサービスはＰ１の長さ内でｍ＋ｋ個のスロットを割り当て、ｍ個のスロットの時にａ個のビームであり、ｋ個のスロットの時にｂ個のビームであり、又は共同カバーする衛星基地局２は、１つのＵＥ（又は１つのＵＥの１つ又は複数のサービス）が異なる時間を使用するビーム情報を決定する。
【0069】
これに先立って、モバイルネットワークと衛星ネットワークの間でスペクトルが共有されているシーンでは、二種類の基地局の間は事前にポイントビームの間のフォーマットを協議し、両側のポイントビームｐａｔｔｅｒｎ（画像）を直交させてもよい。もう１つの態様では、ＵＥの移動性により、動的なビームｐａｔｔｅｒｎ直交解決案を導入する必要がある。２つのネットワークは事業者間で連携しているため、ネットワーク間の動的な対話は困難になる。そのため、ＵＥは２つのネットワークデバイスの信号を同時に受信することができ、ネットワークデバイス１が静的ｐａｔｔｅｒｎ以外のポイントビームを送信したと判明した時、メディアアクセス制御（Ｍｅｄｉｕｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｃｏｎｔｒｏｌ、ＭＡＣ）／ＤＣＩシグナリングを介してネットワークデバイス２に通知し、且つ電力値情報を運び、ネットワークデバイス２は、ＵＥからの報告により、ポイントビームの送信を修正するか否かを決定する。なお、衛星基地局は、そのカバレッジ内の端末デバイスのサービスニーズおよび基地局の現在の負荷状況に基づいて、ポイントビームに対応するスロットを割り当てることができ、ＵＥをカバーするポイントビーム情報をＵＥに送信し、即ち、該ポイントビーム情報はポイントビームシーケンスと、ポイントビームシーケンスのために割り当てたスロットとを含み、ポイントビームシーケンスのスロットは、衛星基地局がネットワークデバイスの複数のポイントビームによってカバーされる端末のサービスニーズおよびネットワークデバイスの現在の負荷状況に基づいて割り当てて得られたものである。
【0070】
次に、衛星基地局１はＵＥのサービス特性に基づいてＤＲＸパラメータを決定する。
【0071】
衛星基地局１は、決定されたビーム情報およびＤＲＸパラメータを端末デバイスＵＥに送信してもよく、本出願では、ＵＥがＰＤＣＣＨスケジューリングをモニタしない状態をスリープ状態と呼び、その逆をアクティブ状態と呼ぶ。
【0072】
端末デバイスは、送信されたポイントビーム情報およびＤＲＸパラメータに基づいて端末デバイスの状態を決定することで、省電力効果を向上させ、即ち、ビームホッピングの使用情報およびＤＲＸパラメータを用いて、再設計されたＤＲＸの機能とＵＥ側のタイマの使用とを組み合わせて、端末デバイスの状態を決定して、省電力効果を向上させる。
【0073】
図９を参照すると、図９は本開示の実施例によって提供される端末デバイスの構造概略図であり、図９に示すように、端末デバイス９００は、
ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報および第１状態パラメータを受信するための第１受信モジュール９０１と、
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定するための第１決定モジュール９０２と、を含む。
ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報および第１状態パラメータを受信するための第１受信モジュール９０１と、
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定するための第１決定モジュール９０２と、を含む。
【0074】
一実施例では、ネットワーク補助情報は、
少なくとも１つの非地上系ネットワークの位置情報、
少なくとも１つの非地上系ネットワークの軌道情報、
少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報、のうちの少なくとも１つを含み、少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報は、
指定時間における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定位置における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定された最低点の距離における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、のうちの少なくとも１つを含む。
少なくとも１つの非地上系ネットワークの位置情報、
少なくとも１つの非地上系ネットワークの軌道情報、
少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報、のうちの少なくとも１つを含み、少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報は、
指定時間における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定位置における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定された最低点の距離における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、のうちの少なくとも１つを含む。
【0075】
一実施例では、ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報を受信することは、
非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取ること、
非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取ること、のうちの少なくとも１つを含む。
非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取ること、
非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取ること、のうちの少なくとも１つを含む。
【0076】
一実施例では、非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取ることは、
端末デバイスが非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを組み合わせて、第１組み合わせ情報を得て、第１組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ることと、
端末デバイスが複数の非地上系ネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを組み合わせて、第２組み合わせ情報を得て、第２組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、のうちの少なくとも１つを含む。
端末デバイスが非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを組み合わせて、第１組み合わせ情報を得て、第１組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ることと、
端末デバイスが複数の非地上系ネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを組み合わせて、第２組み合わせ情報を得て、第２組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、のうちの少なくとも１つを含む。
【0077】
一実施例では、非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取ることは、
端末デバイスが、非地上系ネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、組み合わせて第３組み合わせ情報を得て、第３組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、
端末デバイスが他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回送信し、組み合わせて第４組み合わせ情報を得て、第４組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、
端末デバイスが、非地上系ネットワークノードと他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、組み合わせて第５組み合わせ情報を得て、第５組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、のうちの少なくとも１つを含む。
端末デバイスが、非地上系ネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、組み合わせて第３組み合わせ情報を得て、第３組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、
端末デバイスが他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回送信し、組み合わせて第４組み合わせ情報を得て、第４組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、
端末デバイスが、非地上系ネットワークノードと他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、組み合わせて第５組み合わせ情報を得て、第５組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、のうちの少なくとも１つを含む。
【0078】
一実施例では、ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報を受信することは、
ネットワークデバイスから送信されたショートメッセージを受信し、ショートメッセージには、非地上系ネットワークに関連する情報があるか否かを指示する第１識別子が含まれ、ここで、端末デバイスが第１識別子に基づいてネットワーク補助情報を取得すること、
ネットワークデバイスがシステムメッセージにおいてブロードキャストした、ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む複数の第１関連関係を受信し、端末デバイスが、第１関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得し、第１関連関係が、少なくとも１つのネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを指示する番号及び／又は順序を含むこと、
複数のネットワークデバイスがシステムメッセージにおいてブロードキャストした、少なくとも１つのネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む第２関連関係を受信すること、
ネットワークデバイスがブロードキャストした、第１フィールドを含むＳＩＢを受信すること、のうちの少なくとも１つを含み、ここで、端末デバイスは第１フィールドにより指示された情報に基づいて、
ＳＩＢには、ネットワーク補助情報が含まれていること又はネットワーク補助情報が含まれていないこと、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
ネットワーク補助情報における、ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントの位置、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連するネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではないこと、のうちの少なくとも１つを決定する。
ネットワークデバイスから送信されたショートメッセージを受信し、ショートメッセージには、非地上系ネットワークに関連する情報があるか否かを指示する第１識別子が含まれ、ここで、端末デバイスが第１識別子に基づいてネットワーク補助情報を取得すること、
ネットワークデバイスがシステムメッセージにおいてブロードキャストした、ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む複数の第１関連関係を受信し、端末デバイスが、第１関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得し、第１関連関係が、少なくとも１つのネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを指示する番号及び／又は順序を含むこと、
複数のネットワークデバイスがシステムメッセージにおいてブロードキャストした、少なくとも１つのネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む第２関連関係を受信すること、
ネットワークデバイスがブロードキャストした、第１フィールドを含むＳＩＢを受信すること、のうちの少なくとも１つを含み、ここで、端末デバイスは第１フィールドにより指示された情報に基づいて、
ＳＩＢには、ネットワーク補助情報が含まれていること又はネットワーク補助情報が含まれていないこと、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
ネットワーク補助情報における、ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントの位置、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連するネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではないこと、のうちの少なくとも１つを決定する。
【0079】
ここで、第２関連関係は、
ネットワーク補助情報のセグメントの所在を運ぶ他のネットワークデバイス情報、
ネットワーク補助情報のセグメントの数、
衛星の数及び／又は衛星の情報、
ネットワーク補助情報のセグメントが所在するＳＩＢ番号、のうちの少なくとも１つを含み、
ここで、端末デバイスは第２関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得する。
ネットワーク補助情報のセグメントの所在を運ぶ他のネットワークデバイス情報、
ネットワーク補助情報のセグメントの数、
衛星の数及び／又は衛星の情報、
ネットワーク補助情報のセグメントが所在するＳＩＢ番号、のうちの少なくとも１つを含み、
ここで、端末デバイスは第２関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得する。
【0080】
一実施例では、第１状態パラメータは、端末デバイスのサービス特性に基づいて決定され、
第１状態パラメータは、
不連続受信ＤＲＸパラメータ、
ページングパラメータ、のうちの少なくとも１つを含む。
第１状態パラメータは、
不連続受信ＤＲＸパラメータ、
ページングパラメータ、のうちの少なくとも１つを含む。
【0081】
一実施例では、ＤＲＸパラメータは、ＤＲＸの複数のタイマの時間長を含み、複数のタイマは、ＤＲＸ非アクティブタイマを含み、ＤＲＸ非アクティブタイマは、端末デバイスが物理ダウンリンク制御チャネル（ＰＤＣＣＨ）を受信し且つＰＤＣＣＨが新しいデータ伝送を指示する場合にオンになり、
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定することは、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、ＤＲＸ非アクティブタイマの時間長より短く第１時間長より長いと決定した場合、端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第１時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持すること、のうちのいずれか１つを含む。
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定することは、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、ＤＲＸ非アクティブタイマの時間長より短く第１時間長より長いと決定した場合、端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第１時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持すること、のうちのいずれか１つを含む。
【0082】
一実施例では、第１時間長は、端末デバイスが受信されたダウンリンクデータを処理する処理時間長とハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）フィードバック時間長との合計であり、又はダウンリンクＤＲＸ再送タイマの時間長である。
【0083】
一実施例では、複数のタイマは、ＤＲＸ ＨＡＲＱ往復時間（ＲＴＴ）タイマ及びＤＲＸ再送タイマを含み、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマは、端末デバイスが受信された物理ダウンリンク共有チャネル（ＰＤＳＣＨ）を誤って復号した場合にオンになり、
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定することは、
ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１期間内に利用可能なビームがない持続時間長が、第２時間長以上であると決定した場合、現在の非アクティブ状態を維持し、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマがタイムアウトになってリセットされた場合、ＤＲＸ再送タイマを起動しないことと、
ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１期間内に利用可能なビームがない持続時間が、第２時間長より短いと決定した場合、現在の非アクティブ状態を維持し、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマがタイムアウトになってリセットされた場合、ＤＲＸ再送タイマを起動することと、を含み、
ここで、第１期間は、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作期間と第２期間との合計であり、第２期間の開始時間は、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマのタイムアウト時間であり、第２期間の終了時間は、タイムアウト時間とＤＲＸ再送タイマの時間長との合計の時間である。
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定することは、
ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１期間内に利用可能なビームがない持続時間長が、第２時間長以上であると決定した場合、現在の非アクティブ状態を維持し、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマがタイムアウトになってリセットされた場合、ＤＲＸ再送タイマを起動しないことと、
ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１期間内に利用可能なビームがない持続時間が、第２時間長より短いと決定した場合、現在の非アクティブ状態を維持し、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマがタイムアウトになってリセットされた場合、ＤＲＸ再送タイマを起動することと、を含み、
ここで、第１期間は、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作期間と第２期間との合計であり、第２期間の開始時間は、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマのタイムアウト時間であり、第２期間の終了時間は、タイムアウト時間とＤＲＸ再送タイマの時間長との合計の時間である。
【0084】
一実施例では、第２時間長は、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの時間長とＤＲＸ再送タイマの時間長との合計である。
【0085】
一実施例では、ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定することは、
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間が、ＤＲＸ再送タイマの時間長より短く第３時間長より長いと決定した場合、非アクティブ状態に入り、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第３時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持すること、のうちのいずれか１つをさらに含む。
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間が、ＤＲＸ再送タイマの時間長より短く第３時間長より長いと決定した場合、非アクティブ状態に入り、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第３時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持すること、のうちのいずれか１つをさらに含む。
【0086】
一実施例では、第３時間長は、前端末デバイスが受信されたダウンリンクデータを処理する処理時間長とハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）フィードバック時間長との合計である。
【0087】
一実施例では、複数のタイマは第１タイマをさらに含み、第１タイマは、端末デバイスがスケジュールリクエスト（ＳＲ）を送信した後にオンになり、
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定することは、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入ること、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第１タイマの時間長より短く第４時間長より長いと決定した場合、端末デバイスを制御して非アクティブ状態に入らせ、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入ること、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第４時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持すること、のうちのいずれか１つをさらに含む。
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定することは、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入ること、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第１タイマの時間長より短く第４時間長より長いと決定した場合、端末デバイスを制御して非アクティブ状態に入らせ、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入ること、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第４時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持すること、のうちのいずれか１つをさらに含む。
【0088】
一実施例では、第４時間長は、端末デバイスが、ターゲットスケジュールリクエストの送信から、ターゲットスケジュールリクエストに対応するアップリンクスケジューリングの受信までの時間長である。
【0089】
一実施例では、端末デバイスは、
ページングパラメータに基づいて端末デバイスに対応するページングタイミングを計算するページングタイミング決定モジュールと、
ネットワーク補助情報に基づいて、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長より短いと決定した場合、端末デバイスはアクティブ状態を維持し、ページングメッセージの受信を行い、又は、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長以上であると決定した場合、端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ページングメッセージの受信を停止するための第３決定モジュールと、をさらに含む。
ページングパラメータに基づいて端末デバイスに対応するページングタイミングを計算するページングタイミング決定モジュールと、
ネットワーク補助情報に基づいて、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長より短いと決定した場合、端末デバイスはアクティブ状態を維持し、ページングメッセージの受信を行い、又は、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長以上であると決定した場合、端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ページングメッセージの受信を停止するための第３決定モジュールと、をさらに含む。
【0090】
図１０を参照すると、図１０は、本開示の実施例によって提供されるネットワークデバイスの構造概略図であり、図１０に示すように、ネットワークデバイス１０００は、
端末デバイスのサービス特性に基づいて第１状態パラメータを決定するための第２決定モジュール１００１と、
端末デバイスにネットワーク補助情報および第１状態パラメータを送信するための第１送信モジュール１００２と、を含む。
端末デバイスのサービス特性に基づいて第１状態パラメータを決定するための第２決定モジュール１００１と、
端末デバイスにネットワーク補助情報および第１状態パラメータを送信するための第１送信モジュール１００２と、を含む。
【0091】
一実施例では、ネットワーク補助情報は、
非地上系ネットワークの位置情報、
非地上系ネットワークの軌道情報、
非地上系ネットワークのビーム情報、のうちの少なくとも１つを含み、非地上系ネットワークのビーム情報は、
指定時間における非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定位置における非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
非指定された最低点の距離における地上系ネットワークのアンテナ利得情報、のうちの少なくとも１つを含む。
非地上系ネットワークの位置情報、
非地上系ネットワークの軌道情報、
非地上系ネットワークのビーム情報、のうちの少なくとも１つを含み、非地上系ネットワークのビーム情報は、
指定時間における非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定位置における非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
非指定された最低点の距離における地上系ネットワークのアンテナ利得情報、のうちの少なくとも１つを含む。
【0092】
一実施例では、ネットワーク補助情報および第１状態パラメータを端末デバイスに送信することは、
ネットワーク補助情報を含むシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを端末デバイスに送信すること、
ネットワーク補助情報を含むシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを端末デバイスに複数回送信すること、のうちのいずれか１つを含む。
ネットワーク補助情報を含むシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを端末デバイスに送信すること、
ネットワーク補助情報を含むシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを端末デバイスに複数回送信すること、のうちのいずれか１つを含む。
【0093】
一実施例では、ネットワーク補助情報を端末デバイスに送信することは、
ショートメッセージを端末デバイスに送信し、ショートメッセージには、非地上系ネットワークに関連する情報があるか否かを指示する第１識別子が含まれ、第１識別子が、端末デバイスが第１識別子に基づいてネットワーク補助情報を取得することに用いられること、
システムメッセージにより、ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む複数の第１関連関係を端末デバイスにブロードキャストし、第１関連関係は、端末デバイスが関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得することに用いられること、
第１フィールドを含むＳＩＢを端末デバイスにブロードキャストすること、のうちのいずれか１つを含み、ここで、第１フィールドにより指示された情報は、端末デバイスが第１フィールドにより指示された情報に基づいて、
ＳＩＢには、ネットワーク補助情報が含まれていること又はネットワーク補助情報が含まれていないこと、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
ネットワーク補助情報における、ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントの位置、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連するネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではないこと、のうちの少なくとも１つを決定することに用いられる。
ショートメッセージを端末デバイスに送信し、ショートメッセージには、非地上系ネットワークに関連する情報があるか否かを指示する第１識別子が含まれ、第１識別子が、端末デバイスが第１識別子に基づいてネットワーク補助情報を取得することに用いられること、
システムメッセージにより、ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む複数の第１関連関係を端末デバイスにブロードキャストし、第１関連関係は、端末デバイスが関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得することに用いられること、
第１フィールドを含むＳＩＢを端末デバイスにブロードキャストすること、のうちのいずれか１つを含み、ここで、第１フィールドにより指示された情報は、端末デバイスが第１フィールドにより指示された情報に基づいて、
ＳＩＢには、ネットワーク補助情報が含まれていること又はネットワーク補助情報が含まれていないこと、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
ネットワーク補助情報における、ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントの位置、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連するネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではないこと、のうちの少なくとも１つを決定することに用いられる。
【0094】
本開示の実施例は端末デバイスをさらに提供し、前記端末デバイスは、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶され且つプロセッサにおいて実行可能なプログラムとを含み、プログラムはプロセッサによって実行される際に上記操作決定方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同様な技術的効果を達成することができ、重複を回避するために、ここで詳しい説明を省略する。
【0095】
具体的に、図１１を参照すると、本開示の実施例は端末デバイスをさらに提供し、バス１１０１、送受信機１１０２、アンテナ１１０３、バスインターフェース１１０４、プロセッサ１１０５、及びメモリ１１０６を含む。
【0096】
ここで、送受信機は、ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報および第１状態パラメータを受信し、
プロセッサは、ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定する。
プロセッサは、ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定する。
【0097】
一実施例では、ネットワーク補助情報は、
少なくとも１つの非地上系ネットワークの位置情報、
少なくとも１つの非地上系ネットワークの軌道情報、
少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報、のうちの少なくとも１つを含み、少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報は、
指定時間における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定位置における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定された最低点の距離における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、のうちの少なくとも１つを含む。
少なくとも１つの非地上系ネットワークの位置情報、
少なくとも１つの非地上系ネットワークの軌道情報、
少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報、のうちの少なくとも１つを含み、少なくとも１つの非地上系ネットワークのビーム情報は、
指定時間における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定位置における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定された最低点の距離における少なくとも１つの非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、のうちの少なくとも１つを含む。
【0098】
一実施例では、ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報を受信することは、
非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取ること、
非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取ること、のうちの少なくとも１つを含む。
非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取ること、
非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取ること、のうちの少なくとも１つを含む。
【0099】
一実施例では、非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取ることは、
端末デバイスが非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを組み合わせて、第１組み合わせ情報を得て、第１組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、
端末デバイスが複数の非地上系ネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを組み合わせて、第２組み合わせ情報を得て、第２組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、のうちの少なくとも１つを含む。
端末デバイスが非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを組み合わせて、第１組み合わせ情報を得て、第１組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、
端末デバイスが複数の非地上系ネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを組み合わせて、第２組み合わせ情報を得て、第２組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、のうちの少なくとも１つを含む。
【0100】
一実施例では、非地上系ネットワークノード及び／又は他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、システムメッセージ及び／又は専用シグナリングからネットワーク補助情報を読み取ることは、
端末デバイスが、非地上系ネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、組み合わせて第３組み合わせ情報を得て、第３組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、
端末デバイスが他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回送信し、組み合わせて第４組み合わせ情報を得て、第４組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、
端末デバイスが、非地上系ネットワークノードと他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、組み合わせて第５組み合わせ情報を得て、第５組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、のうちの少なくとも１つを含む。
端末デバイスが、非地上系ネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、組み合わせて第３組み合わせ情報を得て、第３組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、
端末デバイスが他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回送信し、組み合わせて第４組み合わせ情報を得て、第４組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、
端末デバイスが、非地上系ネットワークノードと他のネットワークノードから送信されたシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを複数回受信し、組み合わせて第５組み合わせ情報を得て、第５組み合わせ情報からネットワーク補助情報を読み取ること、のうちの少なくとも１つを含む。
【0101】
一実施例では、ネットワークデバイスから送信されたネットワーク補助情報を受信することは、
ネットワークデバイスから送信されたショートメッセージを受信し、ショートメッセージには、非地上系ネットワークに関連する情報があるか否かを指示する第１識別子が含まれ、ここで、端末デバイスが第１識別子に基づいてネットワーク補助情報を取得すること、
ネットワークデバイスがシステムメッセージにおいてブロードキャストした、ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む複数の第１関連関係を受信し、端末デバイスが、第１関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得し、第１関連関係が、少なくとも１つのネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを指示する番号及び／又は順序を含むこと、
複数のネットワークデバイスがシステムメッセージにおいてブロードキャストした、少なくとも１つのネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む第２関連関係を受信すること、
ネットワークデバイスがブロードキャストした、第１フィールドを含むＳＩＢを受信すること、のうちの少なくとも１つを含み、端末デバイスは、第１フィールドにより指示された情報に基づいて、
ＳＩＢには、ネットワーク補助情報が含まれていること又はネットワーク補助情報が含まれていないこと、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
ネットワーク補助情報における、ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントの位置、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連するネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではないこと、の少なくとも１つを決定する。
ネットワークデバイスから送信されたショートメッセージを受信し、ショートメッセージには、非地上系ネットワークに関連する情報があるか否かを指示する第１識別子が含まれ、ここで、端末デバイスが第１識別子に基づいてネットワーク補助情報を取得すること、
ネットワークデバイスがシステムメッセージにおいてブロードキャストした、ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む複数の第１関連関係を受信し、端末デバイスが、第１関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得し、第１関連関係が、少なくとも１つのネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを指示する番号及び／又は順序を含むこと、
複数のネットワークデバイスがシステムメッセージにおいてブロードキャストした、少なくとも１つのネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む第２関連関係を受信すること、
ネットワークデバイスがブロードキャストした、第１フィールドを含むＳＩＢを受信すること、のうちの少なくとも１つを含み、端末デバイスは、第１フィールドにより指示された情報に基づいて、
ＳＩＢには、ネットワーク補助情報が含まれていること又はネットワーク補助情報が含まれていないこと、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
ネットワーク補助情報における、ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントの位置、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連するネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではないこと、の少なくとも１つを決定する。
【0102】
第２関連関係は、
ネットワーク補助情報のセグメントの所在を運ぶ他のネットワークデバイス情報、
ネットワーク補助情報のセグメントの数、
衛星の数及び／又は衛星の情報、
ネットワーク補助情報のセグメントが所在するＳＩＢ番号、のうちの少なくとも１つを含み、
ここで、端末デバイスは第２関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得する。
ネットワーク補助情報のセグメントの所在を運ぶ他のネットワークデバイス情報、
ネットワーク補助情報のセグメントの数、
衛星の数及び／又は衛星の情報、
ネットワーク補助情報のセグメントが所在するＳＩＢ番号、のうちの少なくとも１つを含み、
ここで、端末デバイスは第２関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得する。
【0103】
一実施例では、第１状態パラメータは、端末デバイスのサービス特性に基づいて決定され、
第１状態パラメータは、
不連続受信ＤＲＸパラメータ、
ページングパラメータ、のうちの少なくとも１つを含む。
第１状態パラメータは、
不連続受信ＤＲＸパラメータ、
ページングパラメータ、のうちの少なくとも１つを含む。
【0104】
一実施例では、ＤＲＸパラメータは、ＤＲＸの複数のタイマの時間長を含み、複数のタイマは、ＤＲＸ非アクティブタイマを含み、ＤＲＸ非アクティブタイマは、端末デバイスが物理ダウンリンク制御チャネル（ＰＤＣＣＨ）を受信し且つＰＤＣＣＨが新しいデータ伝送を指示する場合にオンになり、
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定することは、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、ＤＲＸ非アクティブタイマの時間長より短く第１時間長より長いと決定した場合、端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第１時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持すること、のうちのいずれか１つを含む。
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定することは、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、ＤＲＸ非アクティブタイマの時間長より短く第１時間長より長いと決定した場合、端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ非アクティブタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ非アクティブタイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第１時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持すること、のうちのいずれか１つを含む。
【0105】
一実施例では、第１時間長は、端末デバイスが受信されたダウンリンクデータを処理する処理時間長とハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）フィードバック時間長との合計であり、又はダウンリンクＤＲＸ再送タイマの時間長である。
【0106】
一実施例では、複数のタイマは、ＤＲＸ ＨＡＲＱ往復時間（ＲＴＴ）タイマ及びＤＲＸ再送タイマを含み、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマは、端末デバイスが受信された物理ダウンリンク共有チャネル（ＰＤＳＣＨ）を誤って復号した場合にオンになり、
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定することは、
ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１期間内に利用可能なビームがない持続時間長が、第２時間長以上であると決定した場合、現在の非アクティブ状態を維持し、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマがタイムアウトになってリセットされた場合、ＤＲＸ再送タイマを起動しないことと、
ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１期間内に利用可能なビームがない持続時間が、第２時間長より短いと決定した場合、現在の非アクティブ状態を維持し、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマがタイムアウトになってリセットされた場合、ＤＲＸ再送タイマを起動することと、を含み、
ここで、第１期間は、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作期間と第２期間との合計であり、第２期間の開始時間は、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマのタイムアウト時間であり、第２期間の終了時間は、タイムアウト時間とＤＲＸ再送タイマの時間長との合計の時間である。
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定することは、
ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１期間内に利用可能なビームがない持続時間長が、第２時間長以上であると決定した場合、現在の非アクティブ状態を維持し、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマがタイムアウトになってリセットされた場合、ＤＲＸ再送タイマを起動しないことと、
ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１期間内に利用可能なビームがない持続時間が、第２時間長より短いと決定した場合、現在の非アクティブ状態を維持し、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマがタイムアウトになってリセットされた場合、ＤＲＸ再送タイマを起動することと、を含み、
ここで、第１期間は、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの動作期間と第２期間との合計であり、第２期間の開始時間は、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマのタイムアウト時間であり、第２期間の終了時間は、タイムアウト時間とＤＲＸ再送タイマの時間長との合計の時間である。
【0107】
一実施例では、第２時間長は、ＤＲＸ ＨＡＲＱ ＲＴＴタイマの時間長とＤＲＸ再送タイマの時間長との合計である。
【0108】
一実施例では、ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定することは、
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間が、ＤＲＸ再送タイマの時間長より短く第３時間長より長いと決定した場合、非アクティブ状態に入り、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第３時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持すること、のうちのいずれか１つを含む。
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間が、ＤＲＸ再送タイマの時間長より短く第３時間長より長いと決定した場合、非アクティブ状態に入り、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入ること、
ＤＲＸ再送タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、ＤＲＸ再送タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第３時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持すること、のうちのいずれか１つを含む。
【0109】
一実施例では、第３時間長は、前端末デバイスが受信されたダウンリンクデータを処理する処理時間長とハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）フィードバック時間長との合計である。
【0110】
一実施例では、複数のタイマは第１タイマをさらに含み、第１タイマは、端末デバイスがスケジュールリクエスト（ＳＲ）を送信した後にオンになり、
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定することは、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入ること、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第１タイマの時間長より短く第４時間長より長いと決定した場合、端末デバイスを制御して非アクティブ状態に入らせ、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入ること、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第４時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持すること、のうちのいずれか１つを含む。
ネットワーク補助情報および第１状態パラメータに基づいて、端末デバイスの操作を決定することは、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがないと決定した場合、非アクティブ状態に入ること、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第１タイマの時間長より短く第４時間長より長いと決定した場合、端末デバイスを制御して非アクティブ状態に入らせ、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が終了した場合、アクティブ状態に入ること、
第１タイマの動作中に、ネットワーク補助情報に基づいて、第１タイマの動作期間に利用可能なビームがない持続時間長が、第４時間長以下であると決定した場合、現在のアクティブ状態を維持すること、のうちのいずれか１つを含む。
【0111】
一実施例では、第４時間長は、端末デバイスが、ターゲットスケジュールリクエストの送信から、ターゲットスケジュールリクエストに対応するアップリンクスケジューリングの受信までの時間長である。
【0112】
一実施例では、プロセッサはさらに、ページングパラメータに基づいて端末デバイスに対応するページングタイミングを計算し、
プロセッサは、ネットワーク補助情報に基づいて、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長より短いと決定した場合、端末デバイスはアクティブ状態を維持し、ページングメッセージの受信を行い、又は、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長以上であると決定した場合、端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ページングメッセージの受信を停止する。
プロセッサは、ネットワーク補助情報に基づいて、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長より短いと決定した場合、端末デバイスはアクティブ状態を維持し、ページングメッセージの受信を行い、又は、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長以上であると決定した場合、端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ページングメッセージの受信を停止する。
【0113】
端末デバイスは、ページングパラメータに基づいて、端末デバイスに対応するページングタイミングを計算し、
ネットワーク補助情報に基づいて、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長より短いと決定した場合、端末デバイスはアクティブ状態を維持し、ページングメッセージの受信を行い、又は、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長以上であると決定した場合、端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ページングメッセージの受信を停止する。
ネットワーク補助情報に基づいて、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長より短いと決定した場合、端末デバイスはアクティブ状態を維持し、ページングメッセージの受信を行い、又は、端末デバイスに対応するページングタイミングに利用可能なビームがない持続時間長が１つのページングタイミングの時間長以上であると決定した場合、端末デバイスは非アクティブ状態に入り、ページングメッセージの受信を停止する。
【0114】
図１１では、バスアーキテクチャはバス１１０１で表し、バス１１０１は、相互接続された任意の数のバスとブリッジを含んでもよく、バス１１０１は、プロセッサ１１０５を体表とする１つ又は複数のプロセッサと、メモリ１１０６を体表とするメモリとを含む様々な回路を一体として接続する。バス１１０１はさらに、周辺機器、電圧レギュレータおよび電力管理回路など様々な回路を一体として接続してもよく、これらはいずれも当分野の周知であるため、本明細では詳しい説明を省略する。バスインターフェース１１０４は、バス１１０１と送受信機１１０２との間のインターフェースを提供する。送受信機１１０２は１つの素子であってもよく、複数の素子であってもよく、例えば、伝送媒体において他の様々な装置と通信するユニットを提供するための複数の受信器と送信器である。プロセッサ１１０５により処理されたデータは、アンテナ１１０３により無線媒体において伝送され、さらに、アンテナ１１０３はさらにデータを受信し且つデータをプロセッサ１１０５に送信する。
【0115】
プロセッサ１１０５は、バス１１０１の管理と通常の処理に用いられ、タイミング、周辺インターフェース、電圧調整、電源管理及びその他の制御機能を含む様々な機能をさらに提供することができる。メモリ１１０６は、プロセッサ１１０５が操作を実行する際に使用するデータを記憶するために使用されてもよい。
【0116】
選択可能に、プロセッサ１１０５はＣＰＵ、ＡＳＩＣ、ＦＰＧＡ又はＣＰＬＤであってもよい。
【0117】
本開示の実施例はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、該コンピュータプログラムはプロセッサによって実行される際に、上記操作決定方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、繰り返しを回避するために、ここで詳しい説明を省略する。ここで、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えばメモリ（Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ、ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ、ＲＡＭ）、磁気ディスク又は光ディスクなどであってもよい。
【0118】
本開示の実施例は端末デバイスをさらに提供し、該端末デバイスは、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶され且つプロセッサにおいて実行可能なプログラムとを含み、プログラムはプロセッサによって実行される際に上記操作決定方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同様な技術的効果を達成することができ、繰り返しを回避するために、ここで詳しい説明を省略する。
【0119】
具体的に、図１２を参照すると、本開示の実施例は、バス１２０１、送受信機１２０２、アンテナ１２０３、バスインターフェース１２０４、プロセッサ１２０５及びメモリ１２０６を含むネットワークデバイスをさらに提供する。
【0120】
プロセッサは、端末デバイスのサービス特性に基づいて第１状態パラメータを決定し、
送受信機は、端末デバイスにネットワーク補助情報および第１状態パラメータを送信する。
送受信機は、端末デバイスにネットワーク補助情報および第１状態パラメータを送信する。
【0121】
一実施例では、ネットワーク補助情報は、
非地上系ネットワークの位置情報、
非地上系ネットワークの軌道情報、
非地上系ネットワークのビーム情報、のうちの少なくとも１つを含み、非地上系ネットワークのビーム情報は、
指定時間における非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定位置における非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
非指定された最低点の距離における地上系ネットワークのアンテナ利得情報、のうちの少なくとも１つを含む。
非地上系ネットワークの位置情報、
非地上系ネットワークの軌道情報、
非地上系ネットワークのビーム情報、のうちの少なくとも１つを含み、非地上系ネットワークのビーム情報は、
指定時間における非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
指定位置における非地上系ネットワークのアンテナ利得情報、
非指定された最低点の距離における地上系ネットワークのアンテナ利得情報、のうちの少なくとも１つを含む。
【0122】
一実施例では、ネットワーク補助情報および第１状態パラメータを端末デバイスに送信することは、
ネットワーク補助情報を含むシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを端末デバイスに送信すること、
ネットワーク補助情報を含むシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを端末デバイスに複数回送信すること、のうちの少なくとも１つを含む。
ネットワーク補助情報を含むシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを端末デバイスに送信すること、
ネットワーク補助情報を含むシステムメッセージ及び／又は専用シグナリングを端末デバイスに複数回送信すること、のうちの少なくとも１つを含む。
【0123】
一実施例では、ネットワーク補助情報を端末デバイスに送信することは、
端末デバイスにショートメッセージを送信し、ショートメッセージには、非地上系ネットワークに関連する情報があるか否かを指示する第１識別子が含まれ、ここで、第１識別子が、端末デバイスが第１識別子に基づいてネットワーク補助情報を取得することに用いられること、
システムメッセージにより、ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む複数の第１関連関係を端末デバイスにブロードキャストし、第１関連関係は、端末デバイスが関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得することに用いられること、
第１フィールドを含むＳＩＢを端末デバイスにブロードキャストすること、のうちの少なくとも１つを含み、ここで、第１フィールドにより指示された情報は、端末デバイスが第１フィールドにより指示された情報に基づいて、
ＳＩＢには、ネットワーク補助情報が含まれていること又はネットワーク補助情報が含まれていないこと、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
ネットワーク補助情報における、ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントの位置、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連するネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではないこと、のうちの少なくとも１つを決定することに用いられる。
端末デバイスにショートメッセージを送信し、ショートメッセージには、非地上系ネットワークに関連する情報があるか否かを指示する第１識別子が含まれ、ここで、第１識別子が、端末デバイスが第１識別子に基づいてネットワーク補助情報を取得することに用いられること、
システムメッセージにより、ネットワーク補助情報のセグメントのシステムメッセージを含む複数の第１関連関係を端末デバイスにブロードキャストし、第１関連関係は、端末デバイスが関連関係に基づいてネットワーク補助情報を取得することに用いられること、
第１フィールドを含むＳＩＢを端末デバイスにブロードキャストすること、のうちの少なくとも１つを含み、ここで、第１フィールドにより指示された情報は、端末デバイスが第１フィールドにより指示された情報に基づいて、
ＳＩＢには、ネットワーク補助情報が含まれていること又はネットワーク補助情報が含まれていないこと、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報が完全なものか、部分的なものか、
ネットワーク補助情報における、ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントの位置、
ＳＩＢに含まれるネットワーク補助情報のセグメントには、この後に関連するネットワーク補助情報のセグメントが存在するか否か、
ＳＩＢは、エフェメリス情報を含む最後のＳＩＢであり、又はエフェメリス情報を含む最後のＳＩＢではないこと、のうちの少なくとも１つを決定することに用いられる。
【0124】
図１２では、バスアーキテクチャはバス１２０１で表し、バス１２０１は、相互接続された任意の数のバスとブリッジを含んでもよく、バス１２０１は、プロセッサ１２０５を体表とする１つ又は複数のプロセッサと、メモリ１２０６を体表とするメモリとを含む様々な回路を一体として接続する。バス１２０１はさらに、周辺機器、電圧レギュレータおよび電力管理回路など様々な回路を一体として接続してもよく、これらはいずれも当分野の周知であるため、本明細では詳しい説明を省略する。バスインターフェース１２０４は、バス１２０１と送受信機１２０２との間のインターフェースを提供する。送受信機１２０２は１つの素子であってもよく、複数の素子であってもよく、例えば、伝送媒体において他の様々な装置と通信するユニットを提供するための複数の受信器と送信器である。プロセッサ１２０５により処理されたデータは、アンテナ１２０３により無線媒体において伝送され、さらに、アンテナ１２０３はさらにデータを受信し且つデータをプロセッサ１２０５に送信する。
【0125】
プロセッサ１２０５は、バス１２０１の管理と通常の処理に用いられ、タイミング、周辺インターフェース、電圧調整、電源管理及びその他の制御機能を含む様々な機能をさらに提供することができる。メモリ１２０６は、プロセッサ１２０５が操作を実行する際に使用するデータを記憶するために使用されてもよい。
【0126】
選択可能に、プロセッサ１２０５はＣＰＵ、ＡＳＩＣ、ＦＰＧＡ又はＣＰＬＤであってもよい。
【0127】
本開示の実施例はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶され、該コンピュータプログラムはプロセッサにより実行される際に上記操作決定方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同様な技術的効果を達成することができ、繰り返しを回避するために、ここで詳しい説明を省略する。ここで、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えばＲＯＭ、ＲＡＭ、磁気ディスク又は光ディスクなどであってもよい。
【0128】
なお、本明細書では、「含む」、「包含」との用語又は他の任意の変形は、非排他的な包含をカバーしようとしており、これにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置はそれらの要素だけではなく、明確に列挙された他の要素をも含み、或いは、このようなプロセス、方法、物品又は装置の固有の要素をさらに含む。さらなる制限がない限り、「１つの……を含む」という文によって限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素を含む場合を排除しない。
【0129】
以上の実施形態の説明により、当業者であれば、上記実施例方法が、ソフトウェアと必要な一般的なハードウェアプラットフォームを組み合わせる形態で実現可能であること明確に理解することができ、無論、ハードウェアにより実現してもよいが、ほとんどの場合、前者は好ましい実施形態である。このような理解に基づいて、本開示の技術案は、本質的には、従来技術に貢献する部分がソフトウェア製品の形で体現でき、該コンピュータソフトウェア製品は１つの記憶媒体（例えばＲＯＭ／ＲＡＭ、磁気ディスク、光ディスク）に記憶され、一台の端末（携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又は端末デバイスなどであってもよい）に本開示の各実施例の方法を実行させるために複数の命令を含む。
【0130】
など、本開示の実施例で説明されるこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又は他の組み合わせで実現可能である。ハードウェア実現、モジュール、ユニット、サブモジュール、サブユニットなどについて、１つ又は複数の特定用途向け集積回路（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｓｐｅｃｉｆｉｃ Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔｓ、ＡＳＩＣ）、デジタル信号プロセッサ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｉｇｎａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ、ＤＳＰ）、デジタル信号処理デバイス（ＤＳＰ Ｄｅｖｉｃｅ、ＤＳＰＤ）、プログラマブルロジックデバイス（Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｌｏｇｉｃ Ｄｅｖｉｃｅ、ＰＬＤ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（Ｆｉｅｌｄ－Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｇａｔｅ Ａｒｒａｙ、ＦＰＧＡ）、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本開示に記載の機能を実行するための他の電子ユニット又は他の組み合わせにおいて実現可能である。
【0131】
以上は図面と組み合わせて本開示の実施例を説明したが、本開示は上記具体的な実施形態に限らず、上記具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、当業者であれば、本開示の示唆の基に、本開示の趣旨と特許請求の範囲によって保護される範囲から逸脱しない限り、他の様々な形態が可能であり、これらはいずれも本開示の保護範囲に含まれる。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【国際調査報告】