IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司の特許一覧

特表2025-500903シェア方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品
<>
  • 特表-シェア方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品 図1
  • 特表-シェア方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品 図2
  • 特表-シェア方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品 図3
  • 特表-シェア方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品 図4
  • 特表-シェア方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品 図5
  • 特表-シェア方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品 図6
  • 特表-シェア方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品 図7
  • 特表-シェア方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品 図8
  • 特表-シェア方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品 図9
  • 特表-シェア方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品 図10
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-01-15
(54)【発明の名称】シェア方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品
(51)【国際特許分類】
   H04L 51/10 20220101AFI20250107BHJP
   H04L 51/04 20220101ALI20250107BHJP
【FI】
H04L51/10
H04L51/04
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024536018
(86)(22)【出願日】2022-12-09
(85)【翻訳文提出日】2024-08-14
(86)【国際出願番号】 CN2022137871
(87)【国際公開番号】W WO2023109670
(87)【国際公開日】2023-06-22
(31)【優先権主張番号】202111530234.3
(32)【優先日】2021-12-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ANDROID
2.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【弁理士】
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】シュイ,ジエンナン
(72)【発明者】
【氏名】ジャオ,ユィシュアン
(72)【発明者】
【氏名】ポン,ユィチェン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ユィハン
(57)【要約】
本開示の実施例は、シェア方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品を提供する。この方法は、第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取るステップと、前記シェア操作に応答して、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信するステップと、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信することに応答して、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示するステップであって、前記伝言コントロールは、インスタントメッセージを送信するようにインスタントメッセージ入力領域の表示をトリガーするのに用いられる、ステップと、を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シェア方法であって、当該シェア方法は、
第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取るステップと、
前記シェア操作に応答して、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信するステップと、
前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信することに応答して、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示するステップであって、前記伝言コントロールは、インスタントメッセージを送信するようにインスタントメッセージ入力領域の表示をトリガーするのに用いられる、ステップと、
を含む、
方法。
【請求項2】
前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示するステップは、
前記第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールを伝言コントロールに切り替えて表示するステップ、又は、
現在のインタフェースに前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示し、前記現在のインタフェースに前記第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールを表示するように保持するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取るステップは、
第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールに作用したシェアトリガー操作を受け取るステップを含み、
第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取る前に、当該シェア方法は、
前記ターゲット作品のシェアパネルを表示するステップをさらに含み、前記シェアパネルには少なくとも一つのシェアすべき対象の対象情報及び前記シェアすべき対象に一対一に対応するシェアコントロールが表示され、前記シェアすべき対象は、前記第一のターゲットシェア対象を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示した後に、当該シェア方法は、
現在のインタフェースに表示されるいずれか一つの伝言コントロールに対する伝言トリガー操作に応答して、インスタントメッセージ入力領域が含まれる伝言パネルを表示するステップと、
伝言送信操作に応答して、ユーザにより前記インスタントメッセージ入力領域に入力された伝言メッセージを取得し、前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で前記ターゲット作品の少なくとも一つのターゲットシェア対象に送信するステップと、をさらに含む、請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で前記ターゲット作品の少なくとも一つのターゲットシェア対象に送信するステップは、
前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式でターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象に送信するステップを含み、
前記ターゲット伝言コントロールは、前記伝言トリガー操作の作用した伝言コントロールである、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
現在のインタフェースにはユーザと前記ターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象との間のインスタントメッセージ記録が表示される、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記伝言パネルには第一のチャットコントロールが表示され、前記第一のチャットコントロールは、ユーザと前記ターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースの表示をトリガーするのに用いられる、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記伝言パネルには少なくとも一つの第二のターゲットシェア対象の識別情報が表示され、前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で前記ターゲット作品の少なくとも一つのターゲットシェア対象に送信するステップは、
ユーザにより選択された識別情報に対応する第二のターゲットシェア対象に前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で送信するステップを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示した後に、当該シェア方法は、
所定の条件を満たす場合に、前記第一のターゲットシェア対象に対応する第二のチャットコントロールを表示するステップをさらに含み、
前記第二のチャットコントロールは、ユーザと前記第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースの表示をトリガーするのに用いられる、請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記所定の条件は、
前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールのトリガー回数が所定の回数閾値に達していることと、
ユーザと前記第一のターゲットシェア対象とのインタラクティブデータが所定の条件を満たすことと、
ユーザについて、前記第一のターゲットシェア対象により送信された未読メッセージが存在することと、
のうちの少なくとも一つを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
シェア装置であって、当該シェア装置は、
第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取るように構成されるシェア操作受取モジュールと、
前記シェア操作に応答して、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信するように構成されるシェアモジュールと、
前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信することに応答して、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示するように構成される伝言コントロール表示モジュールであって、前記伝言コントロールは、インスタントメッセージを送信するようにインスタントメッセージ入力領域を表示するのに用いられる、伝言コントロール表示モジュールと、を含む、
シェア装置。
【請求項12】
プロセッサと、
プログラムを記憶するように構成されているメモリと、を含み、
前記プログラムが前記プロセッサにより実行されるときに、前記プロセッサが請求項1から10のうちのいずれか1項に記載の方法を実現する、電子機器。
【請求項13】
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるときに、請求項1から10のうちのいずれか1項に記載の方法を実現する、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項14】
コンピュータにより実行されるときに、請求項1から10のうちのいずれか1項に記載の方法を前記コンピュータに実現させる、コンピュータプログラム製品。

【発明の詳細な説明】
【関連出願への相互参照】
【0001】
本開示は、2021年12月14日に中国特許局で提出され、出願番号が202111530234.3の中国特許出願の優先権を主張し、以上の出願の内容の全ては、引用により本出願に取り込まれる。
【技術分野】
【0002】
本開示の実施例は、コンピュータ技術分野に関し、例えばシェア方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品に関する。
【背景技術】
【0003】
関連技術では、ユーザがビデオを視聴する時、友達を一括で選択して、彼が現在視聴しているビデオをシェアすることができ、シェア前に伝言メッセージを入力して、シェア時に選択された友達に伝言することができる。
【0004】
しかしながら、関連技術では、ユーザが、シェアするビデオに伝言する方式が比較的に単一であり、ユーザの需要を満たすことができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の実施例は、ユーザが多様な伝言需要を満たすために、シェア方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一の態様によれば、本開示の実施例は、シェア方法を提供し、このシェア方法は、
第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取るステップと、
前記シェア操作に応答して、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信するステップと、
前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信することに応答して、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示するステップであって、前記伝言コントロールは、インスタントメッセージを送信するようにインスタントメッセージ入力領域の表示をトリガーするのに用いられる、ステップと、を含む。
【0007】
第二の態様によれば、本開示の実施例は、シェア装置をさらに提供し、このシェア装置は、
第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取るように構成されているシェア操作受取モジュールと、
前記シェア操作に応答して、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信するように構成されているシェアモジュールと、
前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信することに応答して、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示するように構成されている伝言コントロール表示モジュールであって、前記伝言コントロールは、インスタントメッセージを送信するようにインスタントメッセージ入力領域を表示するのに用いられる、伝言コントロール表示モジュールと、を含む。
【0008】
第三の態様によれば、本開示の実施例は、電子機器をさらに提供し、この電子機器は、
プロセッサと、
プログラムを記憶するように構成されているメモリと、を含み、
前記プログラムが前記プロセッサにより実行されるときに、前記プロセッサが本開示の実施例に記載のシェア方法を実現する。
【0009】
第四の態様によれば、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるときに、本開示の実施例に記載のシェア方法を実現する。
【0010】
第五の態様によれば、本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータにより実行されるときに、前記コンピュータが本開示の実施例に記載のシェア方法を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図面を通して、同様又は類似の符号は、同一または類似の要素を表す。理解すべきこととして、図面は、概略的であり、部材と要素は、必ずしも比例して描かれていない。
図1】本開示の実施例によるシェア方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例によるシェアコントロールの表示概略図である。
図3】本開示の実施例による伝言コントロールの表示概略図である。
図4】本開示の実施例による別の伝言コントロールの表示概略図である。
図5】本開示の実施例による別の伝言コントロールの表示概略図である。
図6】本開示の実施例による別のシェア方法のフローチャートである。
図7】本開示の実施例によるシェアパネルの概略図である。
図8】本開示の実施例による伝言パネルの概略図である。
図9】本開示の実施例によるシェア装置の構造ブロック図である。
図10】本開示の実施例による電子機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して本開示の実施例を記述する。図面には本開示のいくつかの実施例が示されるが、理解すべきこととして、本開示は、様々な形式で実現でき、そしてここに記載された実施例に限定されると解釈すべきではない。理解すべきこととして、本開示の図面及び実施例は、例示的な作用にのみ使用される。
【0013】
理解すべきこととして、本開示の方法の実施例に記載された各ステップは、異なる順序で実行することができ、および/または並列に実行することができる。なお、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよい及び/又は示されるステップの実行を省略してもよい。
【0014】
本明細書で使用される用語の「含む」及びその変形は、「含むが、それらに限らない」という開放的な包含である。用語の「に基づく」は「少なくとも部分的に基づく」である。用語の「一つの実施例」は、「少なくとも一つの実施例」を表し、用語の「別の実施例」は、「少なくとも一つの別の実施例」を表し、用語の「いくつかの実施例」は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連定義は、以下の記述において与えられる。
【0015】
注意すべきこととして、本開示で言及した「第一」、「第二」などの概念は、異なる装置、モジュールまたはユニットを区別するためだけに使用され、これらの装置、モジュール又はユニットが実行する機能の順序又は相互依存関係を限定するために使用されるものではない。
【0016】
注意すべきこととして、本開示で言及した「一つ」、「複数」の修飾は、概略的であり、当業者にとって、理解すべきこととして、コンテキストで特に明示的に指摘されない限り、「一つ又は複数」と理解すべきである。
【0017】
本開示の実施形態における複数の装置の間でインタラクションされるメッセージ又は情報の名称は、説明するためにだけ使用され、これらのメッセージ又は情報の範囲を限制するために使用されるものではない。
【0018】
図1は、本開示の実施例によるシェア方法のフローチャートである。この方法は、シェア装置により実行されてもよく、ここで、この装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアにより実現されてもよく、電子機器に配置されてもよく、例えば、携帯電話又はタブレットコンピュータに配置されてもよい。本開示の実施例によるシェア方法は、自分の投稿した又は視聴した作品を他の対象にシェアするシナリオに適用される。図1に示すように、本実施例によるシェア方法は、以下のことを含んでもよい。
【0019】
S101、第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取る。
【0020】
第一のターゲットシェア対象は、ユーザがターゲット作品をシェアしようとする対象、例えば、ユーザがターゲット作品をシェアしようとする他のユーザ又はメッセージグループなどとして理解されてもよい。これに応じて、このターゲット作品は、ユーザがシェアしようとする作品であってもよく、ユーザ、他のユーザ又は事業者により投稿された作品、例えば、ユーザ、他のユーザ又は事業者により投稿されたビデオ、オーディオ又は文章などであってもよい。シェア操作は、第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするように電子機器に指示する操作、例えば、第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールをトリガーする操作又は第一のターゲットシェア対象をシェア対象として選択した後にシェアコントロールをトリガーする操作などであってもよい。
【0021】
例示的に、ユーザは、ターゲット作品を視聴し、第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアしようとする時、第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールをトリガーし、又は、第一のターゲットシェア対象をシェア対象として選択してシェアコントロールをトリガーすることができる。これに応じて、電子機器は、ユーザがシェアコントロールをトリガーする操作を検出する時に、シェア操作を受け取ったことを決定し、このシェア操作が対象とする作品をターゲット作品とし、このシェア操作が対象とするシェア対象を第一のターゲットシェア対象とすることができる。
【0022】
S102、前記シェア操作に応答して、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信する。
【0023】
例示的に、電子機器は、ユーザのシェア操作を受け取ると、ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で第一のターゲットシェア対象に送信し、例えば、サーバにシェア要求を送信して、このターゲット作品をインスタントメッセージの形式で第一のターゲットシェア対象に送信するようにサーバに要求することができ、これに応じて、サーバは、電子機器により送信されたシェア要求を受け取った後に、シェア要求に運ばれる作品識別(標識)に基づいてターゲット作品を取得し、シェア要求に運ばれる対象識別に基づいて、このターゲット作品をインスタントメッセージの形式でこの対象識別に対応する第一のターゲットシェア対象に送信することによって、第一のターゲットシェア対象にこのターゲット作品をシェアすることを実現する。
【0024】
S103、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信することに応答して、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示し、前記伝言コントロールは、インスタントメッセージを送信するようにインスタントメッセージ入力領域の表示をトリガーするのに用いられる。
【0025】
例示的に、第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアした後に、この第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示し、例えば、現在のインタフェース又はシェアパネルに第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示することができる。それによって、ユーザは、この伝言コントロールをトリガーすることにより、インスタントメッセージ入力領域を表示するように電子機器に指示して、第一のターゲットシェア対象及び/又はターゲット作品の他のターゲットシェア対象にインスタントメッセージを送信することができる。例えば、このインスタントメッセージは、ビデオ、オーディオ、ピクチャー又は文字などであってもよい。
【0026】
本実施例では、ユーザがターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアした後に、このターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示することにより、ユーザがシェア完了後に依然として現在のインタフェースにターゲットシェア対象に対して一回又は複数回の伝言を行い、又は、異なるターゲットシェア対象に対して意図的に伝言することができ、このターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースに入る必要もなく、すべてのターゲットシェア対象に対して同様な伝言を行う必要もなく、ユーザがシェアした後に伝言する時に必要な操作を簡略化し、且つユーザの多様な伝言需要を満たすことができる。
【0027】
一つの実施形態では、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示することは、前記第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールを伝言コントロールに切り替えて表示すること、又は、現在のインタフェースに前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示し、前記現在のインタフェースに前記第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールを表示するように保持することを含む。
【0028】
上記実施形態では、図2に示すように、現在のインタフェースにはシェアすべき対象(第一のターゲットシェア対象を含む)に対応するシェアコントロール20が表示されてもよい。それによって、ターゲット作品を第一のターゲットシェア対象にシェアした後に、この現在のインタフェースに表示された、この第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロール20をこの第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロール21に切り替えて表示し、即ち現在のインタフェースにこの第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロール20を表示することを停止し、現在のインタフェースにこの第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロール21を表示することができ、図3に示す(図において三番目のシェアすべき対象が第一のターゲットシェア対象であることを例にする)。現在のインタフェースにこの第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロール21を追加して表示し、現在のインタフェースにこの第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロール20を表示することを保持することもでき、図4に示す(図において三番目のシェアすべき対象が第一のターゲットシェア対象であることを例にする)。
【0029】
理解できるように、現在のインタフェースには第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールが表示されていない時に、ターゲット作品を第一のターゲットシェア対象にシェアした後に、図5に示すように、直接現在のインタフェースにこの第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロール21を表示することができる。
【0030】
本実施例によるシェア方法は、第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取り、このシェア操作に応答して、このターゲット作品をインスタントメッセージの形式でこの第一のターゲットシェア対象に送信し、このターゲット作品をインスタントメッセージの形式でこの第一のターゲットシェア対象に送信することに応答して、この第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示し、この伝言コントロールは、インスタントメッセージ入力領域の表示をトリガーして、インスタントメッセージを送信するのに用いられる。本実施例は、上記技術案を採用することにより、対象にターゲット作品をシェアする操作の完了後に、現在のシェアインタフェースにこの対象に対応する伝言コントロールを表示し、ユーザがこの対象に伝言メッセージを送信し、ユーザ操作を簡略化し、ユーザの体験を高めることができる。
【0031】
図6は、本開示の実施例による別のシェア方法のフローチャートである。本実施例における態様は、上記実施例における一つ又は複数の選択的な態様に組み合わせられてもよい。選択的に、第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取ることは、第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールに作用したシェアトリガー操作を受け取ることを含み、第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取る前に、この方法は、ターゲット作品のシェアパネルを表示することをさらに含み、前記シェアパネルには少なくとも一つのシェアすべき対象の対象情報及び前記シェアすべき対象に一対一に対応するシェアコントロールが表示され、前記シェアすべき対象は、前記第一のターゲットシェア対象を含む。
【0032】
選択的に、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示した後に、この方法は、現在のインタフェースに表示されるいずれか一つの伝言コントロールに対する伝言トリガー操作に応答して、インスタントメッセージ入力領域が含まれる伝言パネルを表示することと、伝言送信操作に応答して、ユーザにより前記インスタントメッセージ入力領域に入力された伝言メッセージを取得し、前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で前記ターゲット作品の少なくとも一つのターゲットシェア対象に送信することとをさらに含む。
【0033】
選択的に、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示した後に、この方法は、所定の条件を満たす場合に、前記第一のターゲットシェア対象に対応する第二のチャットコントロールを表示することをさらに含み、前記第二のチャットコントロールは、ユーザと前記第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースの表示をトリガーするのに用いられる。
【0034】
これに応じて、図6に示すように、本実施例によるシェア方法は、以下のことを含んでもよい。
【0035】
S201、ターゲット作品のシェアパネルを表示し、前記シェアパネルには少なくとも一つのシェアすべき対象の対象情報及び前記シェアすべき対象に一対一に対応するシェアコントロールが表示され、前記シェアすべき対象は、第一のターゲットシェア対象を含む。
【0036】
シェアすべき対象は、ユーザがターゲット作品をシェアできる対象、例えば、他のユーザ又はメッセージグループなどであってもよい。シェアすべき対象の対象情報は、シェアすべき対象の名称及び/又はアバターなどを含んでもよい。
【0037】
例示的に、ユーザは、ターゲット作品をチェックし、ターゲット作品をシェアしようとする時に、ターゲット作品のシェアパネル22を表示するように電子機器に指示し、例えば、ターゲット作品に対応する転送コントロール又はターゲット作品の表示インタフェースに長押し操作などを実行するようにトリガーすることができる。これに応じて、電子機器は、ユーザが転送コントロールをトリガーする操作又はユーザの長押し操作を検出する時に、図2に示すように、ターゲット作品のシェアパネル22を表示し、このシェアパネル22に各々のシェアすべき対象の対象情報及び各々のシェアすべき対象に一対一に対応するシェアコントロール20を表示する。
【0038】
S202、第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールに作用したシェアトリガー操作を受け取る。
【0039】
S203、前記シェアトリガー操作に応答して、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信する。
【0040】
シェアトリガー操作は、シェアパネルに表示されたシェアコントロールをトリガーする操作であってもよい。第一のターゲットシェア対象は、このシェアトリガー操作の作用したシェアコントロールに対応するシェアすべき対象であってもよい。
【0041】
例示的に、ユーザは、シェアすべき対象にターゲット作品をシェアしようとする時に、シェアパネルに表示された、このシェアすべき対象に対応するシェアコントロールをトリガーすることができる。これに応じて、電子機器は、ユーザがシェアパネルに表示されたシェアコントロールをトリガーすることを検出する時に、このシェアコントロールに対応するシェアすべき対象を第一のターゲットシェア対象とし、ターゲット作品をインスタントメッセージの形式でこの第一のターゲットシェア対象に送信することができる。
【0042】
本実施例では、各々のシェアすべき対象のために一対一に対応するシェアコントロールを設定することにより、ユーザが該当するシェアすべき対象に対応するシェアコントロールを直接トリガーして、ターゲット作品をこのシェアすべき対象にシェアすることができ、ユーザがシェアしようとするシェアすべき対象を選択してからシェアコントロールをトリガーしてシェアする必要がなく、ユーザがシェア過程で実行すべき操作を簡略化し、ターゲット作品のシェア速度を高め、それによってユーザの体験を高めることができる。
【0043】
S204、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信することに応答して、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示し、S205又はS207を実行し、前記伝言コントロールは、インスタントメッセージを送信するようにインスタントメッセージ入力領域の表示をトリガーするのに用いられる。
【0044】
理解できるように、本実施例では、シェアパネルの中に第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示してもよく、シェアパネルの外に第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示してもよく、本実施例では、シェアパネルの中に第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示することを例にして説明する。
【0045】
S205、現在のインタフェースに表示されるいずれか一つの伝言コントロールに対する伝言トリガー操作に応答して、インスタントメッセージ入力領域が含まれる伝言パネルを表示する。
【0046】
例示的に、ユーザの少なくとも一回のシェアトリガー操作に基づいてターゲット作品を少なくとも一つの第一のターゲットシェア対象にシェアした後に、現在のインタフェースにはこの少なくとも一つの第一のターゲットシェア対象に一対一に対応する伝言コントロール21が表示されている。図7に示すように、ユーザが伝言しようとする時に、現在のインタフェースに伝言コントロール21が表示される。これに応じて、電子機器は、ユーザが現在のインタフェースに表示された伝言コントロール21をトリガーすることを検出する時に、図8に示されているように、伝言パネル80を表示し、且つ伝言パネル80にインスタントメッセージ入力領域81を表示して、ユーザが伝言メッセージを入力することができるようにする。
【0047】
S206、伝言送信操作に応答して、ユーザにより前記インスタントメッセージ入力領域に入力された伝言メッセージを取得し、前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で前記ターゲット作品の少なくとも一つのターゲットシェア対象に送信し、操作を終了させる。
【0048】
伝言送信操作は、伝言メッセージを送信するように電子機器に指示する操作、例えば、伝言パネル又は仮想キーボードに表示された送信コントロールをトリガーする操作などであってもよい。ターゲットシェア対象は、ユーザがすでにターゲット作品をシェアしたシェアすべき対象として理解されてもよく、それは、第一のターゲットシェア対象を含んでもよい。
【0049】
例示的に、図8に示すように、ユーザは、送信しようとする伝言メッセージをこのメッセージ入力領域81に入力し、入力完了後に伝言パネル又は仮想キーボードに表示された送信コントロール82をトリガーすることができる。これに応じて、電子機器は、ユーザが送信コントロール82をトリガーすることを検出する時に、伝言送信操作を受け取っているということを決定し、この伝言送信操作に応答して、ユーザが伝言パネルのインスタントメッセージ入力領域81に入力した伝言メッセージを取得し、この伝言メッセージをインスタントメッセージの形式でターゲット作品の少なくとも一つのターゲットシェア対象に送信し、例えば、ユーザが伝言トリガー操作を実行する時にトリガーした伝言コントロールに対応するターゲットシェア対象にこの伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で送信し、及び/又は、ユーザにより選択されたターゲットシェア対象などに伝言メッセージをインスタントメッセージの方式で送信することができる。
【0050】
一つの実施形態では、ユーザが伝言トリガー操作を実行する時にトリガーした伝言コントロールに対応するターゲットシェア対象に伝言メッセージを送信し、この時、前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で前記ターゲット作品の少なくとも一つのターゲットシェア対象に送信することは、前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式でターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象に送信することを含んでもよく、前記ターゲット伝言コントロールは、前記伝言トリガー操作の作用した伝言コントロールである。
【0051】
上記実施形態では、ユーザが伝言コントロールをトリガーすることを検出する時に、現在のインタフェースにインスタントメッセージ入力領域を表示するほか、さらにユーザと彼によりトリガーされた伝言コントロール(即ち、ターゲット伝言コントロール)に対応する第一のターゲットシェア対象との間のインスタントメッセージ記録を現在のインタフェースに表示してもよく、即ち現在のインタフェースにはユーザと前記ターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象との間のインスタントメッセージ記録がさらに表示されてもよく、例えば、ユーザがチェックするために、伝言パネルの中に、又は伝言パネルの外の領域に、ユーザと彼によりトリガーされた伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象との間の最近の設定された期間内のインスタントメッセージ記録を表示し、又は、二者の間の最近の設定された数のインスタントメッセージ記録を表示してもよい。
【0052】
なお、選択的に、前記伝言パネルには第一のチャットコントロールがさらに表示されてもよく、前記第一のチャットコントロールは、ユーザと前記ターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースの表示をトリガーするために用いられる。それによって、ユーザは、この第一のチャットコントロールをトリガーすることにより、直接切り替えて、彼とこの第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースに入ることができ、まず他のインタフェース(例えば、連絡先インタフェース又はメッセージインタフェースなど)に切り替えてから、この他のインタフェースから切り替えて彼とこの第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースに入る必要がなく、ユーザに必要な操作を簡略化する。
【0053】
第一のチャットコントロールは、ユーザによりトリガーされた伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象に対応するチャットコントロールとして理解されてもよく、その伝言コントロールがトリガーされるときに、ユーザとこの第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースを表示するように電子機器に指示するのに用いられてもよい。
【0054】
例示的に、電子機器は、ユーザが伝言コントロールをトリガーすることを検出する時に、伝言パネルを表示し、この伝言パネルにインスタントメッセージ入力領域及びチャットコントロールを表示する。それによって、ユーザが彼とこの伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースに入ろうとする時に、このチャットコントロールをトリガーすることができる。これに応じて、電子機器は、ユーザが伝言パネルに表示されたチャットコントロールをトリガーすることを検出する時に、ユーザが彼とこの第一のターゲットシェア対象との間のインスタントメッセージ記録をチェックし、及び/又は、この第一のターゲットシェア対象にインスタントメッセージを送信するために、現在のインタフェースをユーザとこの第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースに切り替えることができる。
【0055】
別の実施形態では、伝言メッセージをユーザにより選択されたターゲットシェア対象に送信することができ、この時に、選択的に、前記伝言パネルには少なくとも一つの第二のターゲットシェア対象の識別情報が表示されており、前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で前記ターゲット作品の少なくとも一つのターゲットシェア対象に送信することは、ユーザにより選択された識別情報に対応する第二のターゲットシェア対象に前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で送信することを含む。
【0056】
第二のターゲットシェア対象は、ユーザによりトリガーされた伝言コントロールに対応するターゲットシェア対象より前の他のターゲットシェア対象であってもよい。第二のターゲットシェア対象の識別情報は、この第二のターゲットシェア対象の名称及び/又はアバターなどを含んでもよい。
【0057】
上記実施形態では、ユーザがすでにターゲット作品を複数のターゲット対象にシェアしている場合に、即ちユーザによりトリガーされた伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象以外の第二のターゲットシェア対象が存在する場合に、第二の電子機器は、伝言パネルを表示する時に、この伝言パネルに各々の第二のターゲットシェア対象の識別情報を表示することができる。それによって、ユーザは、伝言メッセージを送信しようとする第二のターゲットシェア対象の識別情報を選択して、該当する第二のターゲットシェア対象を選択し、伝言送信操作を実行することができる。これに応じて、電子機器は、ユーザの伝言送信操作を受け取ると、ユーザによりインスタントメッセージ入力領域に入力された伝言メッセージをユーザにより選択された識別情報に対応する第二のターゲットシェア対象に送信することができる。
【0058】
なお、伝言パネルにはターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象の識別情報がさらに表示されてもよく、それによって、ユーザは、必要に応じてこの第一のターゲットシェア対象の識別情報を選択してもよく又は選択しなくてもよく、これに応じて、電子機器は、ユーザの選択に基づいて、ユーザによりインスタントメッセージ入力領域に入力された伝言メッセージをこの第一のターゲットシェア対象に送信してもよく、又はこの第一のターゲットシェア対象に送信しなくてもよい。
【0059】
理解できるように、本実施例は、伝言パネルにターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象の識別情報を表示しなくてもよい。この時に、デフォルトでこの第一のターゲットシェア対象の識別情報が選択状態にあり、即ち電子機器がユーザの伝言送信操作を受け取ると、ユーザによりインスタントメッセージ入力領域に入力された伝言メッセージをターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象及びユーザにより選択された識別情報に対応する第二のターゲットシェア対象に送信することができる。
【0060】
S207、所定の条件を満たす場合に、前記第一のターゲットシェア対象に対応する第二のチャットコントロールを表示し、前記第二のチャットコントロールは、ユーザと前記第一のターゲットシェア対象との間のインスタントインタフェースの表示をトリガーするのに用いられる。
【0061】
本実施例では、所定の条件を満たす時に、さらに第一のターゲットシェア対象に対応する第二のチャットコントロールを表示することができ、ユーザがこの第二のチャットコントロールをトリガーすることにより、切り替えて彼とこの第一のターゲットシェア対象のインスタントインタフェースに入ることができ、ユーザがインスタントインタフェースに入るのに必要な操作を簡略化する。
【0062】
第二のチャットコントロールは、所定の条件を満たす第一のターゲットシェア対象に対応するチャットコントロールであってもよく、トリガーされる時に、ユーザとこの第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースを表示するように電子機器に指示するのに用いられてもよい。
【0063】
この所定の条件は、必要に応じて設定されてもよく、例示的に、前記所定の条件は、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールのトリガー回数が所定の回数閾値に達したことと、ユーザと前記第一のターゲットシェア対象とのインタラクティブデータが所定の条件を満たすことと、ユーザに前記第一のターゲットシェア対象により送信された未読メッセージが存在することと、のうちの少なくとも一つを含む。即ち、ターゲットシェア対象の伝言コントロールトリガー操作が所定の回数閾値に達した場合に、(例えば、インタラクティブ回数が所定のインタラクティブ回数閾値に達する場合及び/又はインタラクティブ周波数が所定のインタラクティブ周波数閾値などに達する場合等の)ユーザとターゲットシェア対象とのインタラクティブデータが所定の条件を満たす場合に及び/又はユーザにはこのターゲットシェア対象により送信された未読メッセージが存在する場合に、この第一のターゲットシェア対象に対応するチャットコントロールを表示する。
【0064】
例示的に、電子機器は、所定の条件を満たす第一のターゲットシェア対象に対応するチャットコントロールを表示する。それによって、ユーザが彼と第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースに入ろうとする時に、この第一のターゲットシェア対象に対応するチャットコントロールをトリガーすることができる。これに応じて、電子機器は、ユーザが彼とこの第一のターゲットシェア対象との間のインスタントメッセージ記録をチェックし、及び/又は、この第一のターゲットシェア対象にインスタントメッセージを送信するために、ユーザがチャットコントロールをトリガーすることを検出する時に、現在のインタフェースをユーザとこのチャットコントロールに対応する第一のターゲットシェア対象のインスタントインタフェースに切り替えることができる。
【0065】
本実施例によるシェア方法は、伝言コントロールを表示することにより、ユーザがシェア完了後に依然として伝言コントロールによって他のユーザに伝言メッセージを送信するようにトリガーすることができ、ユーザがシェアした後に伝言するのに必要な操作を簡略化し、且つユーザが意図的に異なるユーザに対して異なる伝言を行う需要を満たすことができる。
【0066】
図9は、本開示の実施例によるシェア装置の構造ブロック図である。この装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアにより実現されてもよく、電子機器に配置されてもよく、例えば、携帯電話又はタブレットコンピュータに配置されてもよく、シェア方法を実行することにより、ターゲット作品に対するシェアと伝言を実現することができる。図9に示すように、本実施例によるシェア装置は、シェア操作受取モジュール901、シェアモジュール902及び伝言コントロール表示モジュール902を含んでもよく、ここで、
シェア操作受取モジュール901は、第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取るように構成されており、
シェアモジュール902は、前記シェア操作に応答して、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信するように構成されており、
伝言コントロール表示モジュール902は、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信することに応答して、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示するように構成されており、前記伝言コントロールは、インスタントメッセージを送信するようにインスタントメッセージ入力領域を表示するのに用いられる。
本実施例によるシェア装置は、シェア操作受取モジュールが第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取り、シェアモジュールがこのシェア操作に応答して、このターゲット作品をインスタントメッセージの形式でこの第一のターゲットシェア対象に送信し、伝言コントロール表示モジュールがこのターゲット作品をインスタントメッセージの形式でこの第一のターゲットシェア対象に送信することに応答して、この第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示し、この伝言コントロールは、インスタントメッセージを送信するようにインスタントメッセージ入力領域の表示をするのに用いられる。本実施例は、上記技術案を採用することにより、対象にターゲット作品をシェアする操作の完了後に、現在のシェアインタフェースにこの対象に対応する伝言コントロールを表示し、ユーザがこの対象に伝言メッセージを送信し、ユーザ操作を簡略化し、ユーザの体験を高めることができる。
【0067】
上記態様では、前記伝言コントロール表示モジュール903は、前記第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールを伝言コントロールに切り替えて表示すること、又は、現在のインタフェースに前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示し、前記現在のインタフェースに前記第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールを表示するように保持することにより、第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示するように構成されていてもよい。
【0068】
上記態様では、前記シェア操作受取モジュール901は、第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールに作用したシェアトリガー操作を受け取ることにより、第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取るように構成されていてもよく、本実施例によるシェア装置は、第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取る前に、ターゲット作品のシェアパネルを表示するように構成されるシェアパネル表示モジュールをさらに含んでもよく、前記シェアパネルには少なくとも一つのシェアすべき対象の対象情報及び前記シェアすべき対象に一対一に対応するシェアコントロールが表示され、前記シェアすべき対象は、前記第一のターゲットシェア対象を含む。
【0069】
一実施例では、本実施例によるシェア装置は、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示した後に、現在のインタフェースに表示されるいずれか一つの伝言コントロールに対する伝言トリガー操作に応答して、インスタントメッセージ入力領域が含まれる伝言パネルを表示するように構成される伝言パネル表示モジュールと、伝言送信操作に応答して、ユーザにより前記インスタントメッセージ入力領域に入力された伝言メッセージを取得し、前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で前記ターゲット作品の少なくとも一つのターゲットシェア対象に送信するように構成されている伝言メッセージ送信モジュールと、をさらに含んでもよい。
【0070】
上記態様では、前記伝言メッセージ送信モジュールは、前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式でターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象に送信することにより、伝言メッセージを第一のターゲットシェア対象に送信するように構成されてもよく、前記ターゲット伝言コントロールは、前記伝言トリガー操作の作用した伝言コントロールである。
【0071】
上記態様では、現在のインタフェースにはユーザと前記ターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象との間のインスタントメッセージ記録が表示されてもよい。
【0072】
上記態様では、前記伝言パネルには第一のチャットコントロールが表示されてもよく、前記第一のチャットコントロールは、ユーザと前記ターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースの表示をトリガーするのに用いられてもよい。
【0073】
上記態様では、前記伝言パネルには少なくとも一つの第二のターゲットシェア対象の識別情報を表示してもよく、前記伝言メッセージ送信モジュールは、ユーザにより選択された識別情報に対応する第二のターゲットシェア対象に前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で送信することにより、伝言メッセージを第二のターゲットシェア対象に送信するように構成されてもよい。
【0074】
一実施例では、本実施例によるシェア装置は、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示した後に、所定の条件を満たす場合に、前記第一のターゲットシェア対象に対応する第二のチャットコントロールを表示するように構成されるチャットコントロール表示モジュールをさらに含んでもよく、前記第二のチャットコントロールは、ユーザと前記第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースの表示をトリガーするのに用いられる。
【0075】
上記態様では、前記所定の条件は、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールのトリガー回数が所定の回数閾値に達していることと、ユーザと前記第一のターゲットシェア対象とのインタラクティブデータが所定の条件を満たすことと、ユーザについて前記第一のターゲットシェア対象により送信された未読メッセージが存在することと、のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0076】
本開示の実施例によるシェア装置は、本開示のいずれかの実施例によるシェア方法を実行し、シェア方法の実行に対応する機能モジュールと有益な効果を備えることができる。本実施例で詳しく記述されていない技術詳細は、本開示のいずれかの実施例によるシェア方法を参照すればよい。
【0077】
以下、図10を参照すると、本開示の実施例を実現するための電子機器(例えば端末機器)1000の構造概略図を示す。本開示の実施例における端末機器は、例えば移動電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、タブレットコンピュータ(Portable Android Device、PAD)、携帯型マルチメディアプレーヤー(Portable Media Player、PMP)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)などの移動端末及び例えばデジタルテレビ機(デジタルTV)、デスクトップパソコンなどの固定端末を含んでもよい。図10に示される電子機器は単なる一例である。
【0078】
図10に示すように、電子機器1000は、リードオンリーメモリ(Read Only Memory、ROM)1002に記憶されたプログラム又は記憶装置1008からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)1003にロードされたプログラムに基づいて、様々な適切な動作および処理を実行することができる処理装置(例えば中央プロセッサ、グラフィックスプロセッサなど)1001を含んでもよい。RAM 1003には、さらに電子機器1000の操作に必要な様々なプログラムとデータが記憶されている。処理装置1001、ROM 1002及びRAM 1003は、バス1004を介して互いに接続されている。入力/出力(Input/Output、I/O)インターフェース1005もバス1004に接続されている。
【0079】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置1006、例えば液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカ、振動器などを含む出力装置1007、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置1008、及び通信装置1009は、I/Oインターフェース1005に接続することができる。通信装置1009は、電子機器1000が他の機器とデータを交換するために無線または有線通信することを可能にすることができる。図10は、様々な装置を有する電子機器1000を示すが、理解すべきこととして、示された装置のすべてを実施または備える必要はない。より多くまたはより少ない装置を実施または備えることができる。
【0080】
一実施例では、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して上述した過程をコンピュータソフトウェアプログラムとして実現することができる。例えば、本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品を含み、非一時的コンピュータ可読媒体に運ばれるコンピュータプログラムを含み、このコンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、このコンピュータプログラムは、通信装置1009を介してネットワークからダウンロードされてインストールされてもよく、又は記憶装置1008からインストールされてもよく又はROM1002からインストールされてもよい。このコンピュータプログラムが処理装置1001により実行されると、本開示の実施例の方法で限定される上記機能を実行する。
【0081】
説明すべきこととして、本開示の上記コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記両方の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば電気、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又は以上の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体の例は。少なくとも一つの導線を有する電気的接続、携帯型コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(例えば、電子プログラマブルリードオンリーメモリ(Electronic Programable Read Only Memory、EPROM)又はフラッシュ)、光ファイバ、携帯型コンパクトディスクリードオンリーメモリ(Compact Disc-Read Only Memory、CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記適切な組み合わせを含んでもよい。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含む又は記憶する有形媒体であってもよく、このプログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用されてもよく又はそれらと組み合わせて使用されてもよい。本開示では、コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読プログラムコードが運ばれている、ベースバンドで又はキャリアの一部として伝播されるデータ信号を含んでもよい。このような伝播されるデータ信号は、電磁信号、光信号又は上記適切な組み合わせを含む様々な形式を採用してもよい。コンピュータ可読信号媒体は、さらにコンピュータ可読記憶媒体以外のコンピュータ可読媒体であってもよく、このコンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用される又はそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、電線、光ケーブル、無線周波数(Radio Frequency、RF)など、又は上記適切な組み合わせを含む適切な媒体で伝送されてもよい。
【0082】
いくつかの実施形態では、クライアント、サーバは、例えばハイパーテキスト伝送プロトコル(HyperText Transfer Protocol、HTTP)のような現在知られている又は将来開発されるネットワークプロトコルを使用して通信することができるとともに、いずれかの形式又は媒体のデジタルデータと通信(例えば、通信ネットワークを介して)接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LAN)、広域ネットワーク(Wide Area Network、WAN)、外部ネットワーク(例えば、インターネット)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、Ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び現在知られている又は将来開発されるネットワークを含む。
【0083】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれてもよく、この電子機器に組み込まれずに別個に存在してもよい。
【0084】
上記コンピュータ可読媒体に少なくとも一つのプログラムが運ばれており、上記少なくとも一つのプログラムがこの電子機器により実行されると、第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取ることと、前記シェア操作に応答して、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信することと、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信することに応答して、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示することとをこの電子機器に実行させ、ここで、前記伝言コントロールは、インスタントメッセージ入力領域の表示をトリガーして、インスタントメッセージを送信するために用いられる。
【0085】
一つ以上のプログラム設計言語又はそれらの組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを記述することができ、上記プログラム設計言語は、オブジェクト指向プログラム設計言語例えばJava、Smalltalk、C++を含み、一般的なプロシージャプログラム設計言語例えば「C」言語又は類似しているプログラム設計言語をさらに含む。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータ上で実行されてもよく、部分的にユーザコンピュータ上で実行されてもよく、一つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、部分的にユーザコンピュータで部分的にリモートコンピュータ上で実行されてもよく、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバ上で実行されてもよい。リモートコンピュータに関連する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含むいずれかの種類のネットワークを介してユーザコンピュータ、又は、外部コンピュータに接続されてもよい(例えばインターネットサービスプロバイダーを利用してインターネットを介して接続される)。
【0086】
図面におけるフローチャートとブロック図は、本開示の様々な実施例によるシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能と操作を示す。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、一つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができ、このモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は、規定される論理機能を実現するための少なくとも一つの実行可能命令を含む。注意すべきこととして、代替としてのいくつかの実現において、ブロックにマーキングされる機能は、図面にマーキングされる順序とは異なる順序で発生してもよい。例えば、連続的に示される二つのブロックは、実際に基本的に並列に実行されてもよく、関連する機能に応じて逆の順序で実行されてもよい。注意すべきこととして、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、規定される機能又は操作を実行する、ハードウェアに基づく専用のシステムで実現されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実現されてもよい。
【0087】
本開示の実施例の記述に係るユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよく、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、モジュールの名称は、場合によってはこのユニット自体に対する限定を構成しない。
【0088】
本明細書で上述した機能は、少なくとも部分的に少なくとも一つのハードウェア論理部材により実行されてもよい。例えば、使用できる例示的なタイプのハードウェア論理部品は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け汎用製品(Application Specific Standard Parts、ASSP)、システムオンチップ(System on Chip、SOC)、複雑プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)などを含む。
【0089】
本開示のコンテキストでは、マシン可読媒体は、命令実行システム、装置又は機器により使用される又は命令実行システム、装置又は機器と組み合わせて使用されるプログラムを含むか、記憶することができる有形の媒体であってもよい。マシン可読媒体は、マシン可読信号媒体又はマシン可読記憶媒体であってもよい。マシン可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線的、又は半導体システム、装置又は機器、又は上記内容の適切な組み合わせを含んでもよい。マシン可読記憶媒体の例は、少なくとも一つのワイヤに基づく電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学記憶機器、磁気記憶機器、又は上記内容の適切な組み合わせを含んでもよい。
【0090】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例1は、シェア方法を提供し、このシェア方法は、
第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取るステップと、
前記シェア操作に応答して、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信するステップと、
前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信することに応答して、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示するステップであって、前記伝言コントロールは、インスタントメッセージを送信するようにインスタントメッセージ入力領域の表示をトリガーするのに用いられる、ステップと、を含む。
【0091】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例2は、例1に記載の方法に基づくものであり、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示するステップは、
前記第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールを伝言コントロールに切り替えて表示するステップ、又は、
現在のインタフェースに前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示し、前記現在のインタフェースに前記第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールを表示するように保持するステップ、を含む。
【0092】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例3は、例2に記載の方法に基づくものであり、第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取るステップは、
第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールに作用したシェアトリガー操作を受け取るステップを含み、
第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取る前に、この方法は、
前記ターゲット作品のシェアパネルを表示するステップをさらに含み、前記シェアパネルには少なくとも一つのシェアすべき対象の対象情報及び前記シェアすべき対象に一対一に対応するシェアコントロールが表示され、前記シェアすべき対象は、前記第一のターゲットシェア対象を含む。
【0093】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例4は、例1から3のうちのいずれか1つに記載の方法に基づくものであり、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示した後に、この方法は、
現在のインタフェースに表示されるいずれか一つの伝言コントロールに対する伝言トリガー操作に応答して、インスタントメッセージ入力領域が含まれる伝言パネルを表示するステップと、
伝言送信操作に応答して、ユーザにより前記インスタントメッセージ入力領域に入力された伝言メッセージを取得し、前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で前記ターゲット作品の少なくとも一つのターゲットシェア対象に送信するステップと、をさらに含む。
【0094】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例5は、例4に記載の方法に基づくものであり、前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で前記ターゲット作品の少なくとも一つのターゲットシェア対象に送信するステップは、
前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式でターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象に送信するステップを含み、前記ターゲット伝言コントロールは、前記伝言トリガー操作の作用した伝言コントロールである。
【0095】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例6は、例5に記載の方法に基づくものであり、現在のインタフェースにはユーザと前記ターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象との間のインスタントメッセージ記録が表示される。
【0096】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例7は、例5に記載の方法に基づくものであり、前記伝言パネルには第一のチャットコントロールが表示され、前記第一のチャットコントロールは、ユーザと前記ターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースの表示をトリガーするのに用いられる。
【0097】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例8は、例4に記載の方法に基づくものであり、前記伝言パネルには少なくとも一つの第二のターゲットシェア対象の識別情報が表示され、前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で前記ターゲット作品の少なくとも一つのターゲットシェア対象に送信するステップは、
ユーザにより選択された識別情報に対応する第二のターゲットシェア対象に前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で送信するステップを含む。
【0098】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例9は、例1から3のうちのいずれか1つに記載の方法に基づくものであり、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示した後に、この方法は、
所定の条件を満たす場合に、前記第一のターゲットシェア対象に対応する第二のチャットコントロールを表示するステップをさらに含み、前記第二のチャットコントロールは、ユーザと前記第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースの表示をトリガーするのに用いられる。
【0099】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例10は、例9に記載の方法に基づくものであり、前記所定の条件は、
前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールのトリガー回数が所定の回数閾値に達していることと、
ユーザと前記第一のターゲットシェア対象とのインタラクティブデータが所定の条件を満たすことと、
ユーザについて、前記第一のターゲットシェア対象により送信された未読メッセージが存在することと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0100】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例11は、シェア装置を提供し、このシェア装置は、
第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取るように構成されるシェア操作受取モジュールと、
前記シェア操作に応答して、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信するように構成されるシェアモジュールと、
前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信することに応答して、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示するように構成される伝言コントロール表示モジュールであって、記伝言コントロールは、インスタントメッセージを送信するようにインスタントメッセージ入力領域を表示するのに用いられる、伝言コントロール表示モジュールと、を含む。
【0101】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例12は、電子機器を提供し、この電子機器は、
プロセッサと、
プログラムを記憶するように構成されるメモリと、を含み、
前記プログラムが前記プロセッサにより実行されるときに、前記プロセッサが例1から10のうちのいずれか1つに記載のシェア方法を実現する。
【0102】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例13は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるときに、例1から10のうちのいずれか1つに記載のシェア方法を実現する。
【0103】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、例14は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータにより実行されるときに、前記コンピュータが例1から10のうちのいずれか1つに記載のシェア方法を実現する。

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【手続補正書】
【提出日】2024-08-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シェア方法であって、当該シェア方法は、
第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取るステップと、
前記シェア操作に応答して、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信するステップと、
前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信することに応答して、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示するステップであって、前記伝言コントロールは、インスタントメッセージを送信するようにインスタントメッセージ入力領域の表示をトリガーするのに用いられる、ステップと、
を含む、
方法。
【請求項2】
前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示するステップは、
前記第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールを伝言コントロールに切り替えて表示するステップ、又は、
現在のインタフェースに前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示し、前記現在のインタフェースに前記第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールを表示するように保持するステップ、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取るステップは、
第一のターゲットシェア対象に対応するシェアコントロールに作用したシェアトリガー操作を受け取るステップを含み、
第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取る前に、当該シェア方法は、
前記ターゲット作品のシェアパネルを表示するステップをさらに含み、前記シェアパネルには少なくとも一つのシェアすべき対象の対象情報及び前記シェアすべき対象に一対一に対応するシェアコントロールが表示され、前記シェアすべき対象は、前記第一のターゲットシェア対象を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示した後に、当該シェア方法は、
現在のインタフェースに表示されるいずれか一つの伝言コントロールに対する伝言トリガー操作に応答して、インスタントメッセージ入力領域が含まれる伝言パネルを表示するステップと、
伝言送信操作に応答して、ユーザにより前記インスタントメッセージ入力領域に入力された伝言メッセージを取得し、前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で前記ターゲット作品の少なくとも一つのターゲットシェア対象に送信するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で前記ターゲット作品の少なくとも一つのターゲットシェア対象に送信するステップは、
前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式でターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象に送信するステップを含み、
前記ターゲット伝言コントロールは、前記伝言トリガー操作の作用した伝言コントロールである、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
現在のインタフェースにはユーザと前記ターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象との間のインスタントメッセージ記録が表示される、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記伝言パネルには第一のチャットコントロールが表示され、前記第一のチャットコントロールは、ユーザと前記ターゲット伝言コントロールに対応する第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースの表示をトリガーするのに用いられる、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記伝言パネルには少なくとも一つの第二のターゲットシェア対象の識別情報が表示され、前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で前記ターゲット作品の少なくとも一つのターゲットシェア対象に送信するステップは、
ユーザにより選択された識別情報に対応する第二のターゲットシェア対象に前記伝言メッセージをインスタントメッセージの形式で送信するステップを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示した後に、当該シェア方法は、
所定の条件を満たす場合に、前記第一のターゲットシェア対象に対応する第二のチャットコントロールを表示するステップをさらに含み、
前記第二のチャットコントロールは、ユーザと前記第一のターゲットシェア対象とのインスタントインタフェースの表示をトリガーするのに用いられる、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記所定の条件は、
前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールのトリガー回数が所定の回数閾値に達していることと、
ユーザと前記第一のターゲットシェア対象とのインタラクティブデータが所定の条件を満たすことと、
ユーザについて、前記第一のターゲットシェア対象により送信された未読メッセージが存在することと、
のうちの少なくとも一つを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
シェア装置であって、当該シェア装置は、
第一のターゲットシェア対象にターゲット作品をシェアするシェア操作を受け取るように構成されるシェア操作受取モジュールと、
前記シェア操作に応答して、前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信するように構成されるシェアモジュールと、
前記ターゲット作品をインスタントメッセージの形式で前記第一のターゲットシェア対象に送信することに応答して、前記第一のターゲットシェア対象に対応する伝言コントロールを表示するように構成される伝言コントロール表示モジュールであって、前記伝言コントロールは、インスタントメッセージを送信するようにインスタントメッセージ入力領域を表示するのに用いられる、伝言コントロール表示モジュールと、を含む、
シェア装置。
【請求項12】
プロセッサと、
プログラムを記憶するように構成されるメモリと、を含み、
前記プログラムが前記プロセッサにより実行されるときに、前記プロセッサが請求項1から10のうちのいずれか1項に記載の方法を実現する、電子機器。
【請求項13】
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるときに、請求項1から10のうちのいずれか1項に記載の方法を実現する、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項14】
コンピュータにより実行されるときに、請求項1から10のうちのいずれか1項に記載の方法を前記コンピュータに実現させる、コンピュータプログラム。
【国際調査報告】