(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-01-15
(54)【発明の名称】動画セットの提示方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 21/482 20110101AFI20250107BHJP
H04N 21/4722 20110101ALI20250107BHJP
G06F 3/0482 20130101ALI20250107BHJP
【FI】
H04N21/482
H04N21/4722
G06F3/0482
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024537343
(86)(22)【出願日】2022-12-20
(85)【翻訳文提出日】2024-08-19
(86)【国際出願番号】 CN2022140347
(87)【国際公開番号】W WO2023116691
(87)【国際公開日】2023-06-29
(31)【優先権主張番号】202111564700.X
(32)【優先日】2021-12-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】チェン,シティン
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ジィアシン
(72)【発明者】
【氏名】リン,イジン
(72)【発明者】
【氏名】シェン,ミン
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C164FA06
5C164UA04S
5C164UB41S
5C164UD42P
5C164UD52P
5C164YA11
5E555AA22
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5E555DB18
5E555DB24
5E555DB41
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5E555DB56
5E555DB57
5E555DC11
5E555DC31
5E555DC35
5E555DC36
5E555DC85
5E555FA00
(57)【要約】
本開示は、動画セットの提示方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体に関し、該方法は、第2のページに、ディレクトリの形態で動画セットにおける動画編集スキルを解説する複数の第1の動画を提示する。ディレクトリで動画セットを提示する際に、第1の動画に対応するサブディレクトリは、複数の異なる階層のディレクトリ項目を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のページを提示し、前記第1のページにおける、動画セットの情報提示ページである第2のページにアクセスするための特定のエントリに対するユーザのトリガ操作を取得することと、
前記特定のエントリに対するトリガ操作に応答して、前記第2のページを提示することであって、前記第2のページには、ディレクトリの形態で前記動画セットに含まれる複数の第1の動画が提示され、前記ディレクトリは、前記第1の動画に対応するサブディレクトリを含み、前記第1の動画に対応するサブディレクトリは、複数の異なる階層のディレクトリ項目を含み、前記複数の異なる階層のディレクトリ項目は、前記第1の動画の関連情報と、第2の動画の関連情報とを提示するためのものであり、前記第2の動画は、前記第1の動画についてフィードバックするインタラクティブ動画である、ことと、を含む、動画セットの提示方法。
【請求項2】
前記方法は、
前記第1の動画のレッスン開始状態、ユーザが前記第1の動画を視聴する進捗、前記第1の動画の現在の再生状態のうちの1つ又は複数を示すための、前記第1の動画に対応する第1のタグを前記第2のページに提示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、
ユーザによる前記第2のページにおける目標第1の動画に対応する第1のタグに対するトリガ操作に応答して、前記第2のページの背景画像領域に前記目標第1の動画を提示することをさらに含み、前記動画セットにおける複数の第1の動画は、前記目標第1の動画を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
目標動画レッスンがライブ配信動画であり、且つ現在ライブ配信している場合、前記方法は、
ユーザによる前記背景画像領域に対するトリガ操作に応答して、前記目標第1の動画に対応するライブ配信ルームにアクセスし、前記ライブ配信ルームの画面を提示することをさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前述した、前記特定のエントリに対するトリガ操作に応答して、前記第2のページを提示することは、
前記特定のエントリに対するトリガ操作に応答して、前記第2のページを提示する際に、前記ディレクトリを、指定されたサブディレクトリの位置に位置決めすることを含み、前記指定されたサブディレクトリは、前記ユーザが前回視聴した最後の前記第1の動画に基づいて決定される、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記第2のページに、各前記第2の動画に対応する第2のタグを提示することをさらに含み、前記第2のタグは、第3のページにアクセスするためのものであり、前記第3のページは、前記第2の動画の情報提示ページである、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記方法は、
前記第2の動画に対応する前記第2のタグに対するトリガ操作に応答して、前記第3のページにアクセスすることをさらに含み、前記第3のページは、ユーザが前記第2の動画を発行するエントリを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記動画セットに含まれる複数の第1の動画は、動画編集関連スキルを解説する複数の第1の動画である、請求項1~7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
第1のページを提示するための提示モジュールと、
前記第1のページにおける、動画セットの情報提示ページである第2のページにアクセスするための特定のエントリに対するユーザのトリガ操作を取得するための取得モジュールと、
前記特定のエントリに対するトリガ操作に応答して、前記第2のページを提示するための提示モジュールであって、前記第2のページには、ディレクトリの形態で前記動画セットに含まれる複数の第1の動画が提示され、前記ディレクトリは、前記第1の動画に対応するサブディレクトリを含み、前記第1の動画に対応するサブディレクトリは、複数の異なる階層のディレクトリ項目を含み、前記複数の異なる階層のディレクトリ項目は、前記第1の動画の関連情報と、第2の動画の関連情報とを提示するためのものであり、前記第2の動画は、前記第1の動画についてフィードバックするインタラクティブ動画である、提示モジュールと、を含む、動画セットの提示装置。
【請求項10】
メモリと、プロセッサとを含む電子機器であって、
前記メモリは、コンピュータプログラム命令を記憶するように構成され、
前記プロセッサは、前記コンピュータプログラム命令を実行して、前記電子機器に請求項1~8のいずれか1項に記載の動画セットの提示方法を実現させるように構成された、電子機器。
【請求項11】
コンピュータプログラム命令を含む可読記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラム命令が電子機器の少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記電子機器に請求項1~8のいずれか1項に記載の動画セットの提示方法を実現させる、可読記憶媒体。
【請求項12】
コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに請求項1~8のいずれか1項に記載の動画セットの提示方法を実現させる、コンピュータプログラム製品。
【請求項13】
コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに請求項1~8のいずれか1項に記載の動画セットの提示方法を実現させるプログラムコードを含む、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
この出願は、中国出願番号が202111564700.Xであり、出願日が2021年12月20日である中国出願を基礎としており、その優先権を主張し、この中国出願の開示内容の全てが本出願に取り込まれる。
【0002】
本開示は、コンピュータ技術分野に関し、特に動画セットの提示方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
動画を視聴することは、ユーザが知識を了解、学習する重要なルートである。例えば、ユーザは、動画編集に関する動画から動画編集スキルを学習すること、画像処理に関する動画から画像処理スキルを学習すること等ができる。ユーザの視聴を容易にするために、アプリケーションは、一般的には、同じ種類の動画をセットの形でユーザに提示する。ユーザは、動画セットから視聴したい動画を選択して再生することで、動画で解説された内容を学習することができる。
【発明の概要】
【0004】
上記技術課題を解決するために、本開示は、動画セットの提示方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体を提供する。
【0005】
第1の側面によれば、本開示は、
第1のページを提示し、前記第1のページにおける、動画セットの情報提示ページである第2のページにアクセスするための特定のエントリに対するユーザのトリガ操作を取得することと、
前記特定のエントリに対するトリガ操作に応答して、前記第2のページを提示することであって、前記第2のページには、ディレクトリの形態で前記動画セットに含まれる複数の第1の動画が提示され、前記ディレクトリは、前記第1の動画に対応するサブディレクトリを含み、前記第1の動画に対応するサブディレクトリは、複数の異なる階層のディレクトリ項目を含み、前記複数の異なる階層のディレクトリ項目は、前記第1の動画の関連情報と、第2の動画の関連情報とを提示するためのものであり、前記第2の動画は、前記第1の動画についてフィードバックするインタラクティブ動画である、ことと、を含む、動画セットの提示方法を提供する。
【0006】
第2の側面によれば、本開示は、
第1のページを提示するための提示モジュールと、
前記第1のページにおける、動画セットの情報提示ページである第2のページにアクセスするための特定のエントリに対するユーザのトリガ操作を取得するための取得モジュールと、
前記特定のエントリに対するトリガ操作に応答して、前記第2のページを提示するための提示モジュールであって、前記第2のページには、ディレクトリの形態で前記動画セットに含まれる複数の第1の動画が提示され、前記ディレクトリは、前記第1の動画に対応するサブディレクトリを含み、前記第1の動画に対応するサブディレクトリは、複数の異なる階層のディレクトリ項目を含み、前記複数の異なる階層のディレクトリ項目は、前記第1の動画の関連情報と、第2の動画の関連情報とを提示するためのものであり、前記第2の動画は、前記第1の動画についてフィードバックするインタラクティブ動画である、提示モジュールと、を含む、動画セットの提示装置を提供する。
【0007】
第3の側面によれば、本開示は、メモリと、プロセッサとを含む電子機器であって、
前記メモリは、コンピュータプログラム命令を記憶するように構成され、
前記プロセッサは、前記コンピュータプログラム命令を実行して、前記電子機器に第1の側面のいずれか1項に記載の動画セットの提示方法を実現させるように構成された、電子機器を提供する。
【0008】
第4の側面によれば、本開示は、電子機器の少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記電子機器に第1の側面のいずれか1項に記載の動画セットの提示方法を実現させるコンピュータプログラム命令を含む、可読記憶媒体を提供する。
【0009】
第5の側面によれば、本開示は、コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに第1の側面のいずれか1項に記載の動画セットの提示方法を実現させるコンピュータプログラム製品を提供する。
【0010】
第6の側面によれば、本開示は、コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに第1の側面のいずれか1項に記載の動画セットの提示方法を実現させるプログラムコードを含むコンピュータプログラムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
ここでの図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示しており、明細書とともに本開示の原理を説明するために用いられる。
【0012】
本開示の実施例又は従来技術における技術案をより明確に説明するために、以下は、実施例又は従来技術の説明において使用必要である図面を簡単に説明する。自明なことに、当業者であれば、創造的な労力を払うことなく、それらの図面に基づき、他の図面を得ることもできる。
【
図1A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1C】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1D】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1E】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1F】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1G】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1H】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図2】本開示の一実施例による動画セットの提示方法のフローチャートである。
【
図3】本開示の一実施例による動画セットの提示方法のフローチャートである。
【
図4】本開示の一実施例による動画セットの提示方法のフローチャートである。
【
図5】本開示の一実施例による動画セットの提示装置の構成概略図である。
【
図6】本開示の一実施例による電子機器の構成概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下は、本開示の方案についてさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0014】
本開示を十分に理解できるように、以下の説明において、多くの具体的な詳細が説明されているが、本開示は、ここで説明されている形態と異なる他の形態で実施されてもよい。明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。
【0015】
現在では、アプリケーションは、ディレクトリリストの形態で動画セットを提示するが、アプリケーションが採用するディレクトリリストの構造は単一であり、ユーザの動画セットにおける動画視聴への興味に大きな影響を与える。
【0016】
本開示による動画セットの提示方法、装置、電子機器、可読記憶媒体及びコンピュータプログラム製品において、該方法は、第2のページに、ディレクトリの形態で動画セットにおける第1の動画を提示する。ディレクトリで動画セットを提示する際に、第1の動画に対応するサブディレクトリは、複数の異なる階層のディレクトリ項目を含み、上記複数の異なる階層のディレクトリ項目により、第1の動画の関連情報と、第1の動画についてフィードバックするための第2の動画の関連情報とを提示する。ユーザは、異なる階層のディレクトリ項目により、第1の動画に関するもっと多くの情報を取得することができる。それにより、ユーザの第1の動画の視聴への興味が高まる。また、上下階層関係を有するディレクトリ項目により第1の動画の関連情報を提示することで、第2のページの構造がより明晰になり、階層もより豊富になり、ユーザに良好な視覚感覚を齎すことができる。
【0017】
ここで、動画セットに含まれる第1の動画は、ライブ配信動画であってもよいし、予め録画された動画であってもよい。即ち、動画セットにおける複数の第1の動画は、全てがライブ配信動画であってもよいし、全てが予め録画された動画であってもよい。又は、動画セットは、ライブ配信動画及び予め録画された動画を同時に含んでもよく、本開示はこれについて限定しない。動画が他の形態で発行され得る場合、動画セットは、他の形態で発行された第1の動画をさらに含んでもよい。
【0018】
なお、第1の動画がライブ配信動画であってもよいことを、ユーザがライブ配信ルームにアクセスすることにより、ライブ配信画面を視聴することで動画内容を得ることとして捉えてもよい。
【0019】
また、本開示は、第1の動画の内容、時間長などのパラメータについて限定しない。第1の動画は、動画編集関連スキルに関する任意の解説動画であってもよく、例えば、動画編集スキルを解説する動画である。本開示は、動画編集関連スキルの種類について限定しない。例えば、動画編集関連スキルは、動画色調整スキル、料理撮影スキル、風景撮影スキル、さわやかスタイル動画制作スキルなどであってもよい。なお、本開示は、他の内容を含む動画にも適用可能であり、同様にユーザの動画視聴への興味を高めることができ、ユーザに良好な視覚感覚を齎すことができる。
【0020】
また、第1の動画に対して、レッスン開始時間をさらに配置してもよい。動画セットにおける複数の第1の動画にそれぞれ対応するサブディレクトリの、ディレクトリ構造全体における位置は、第1の動画のレッスン開始時間の早い順に配列されてもよく、第1の動画のレッスン開始時間が早いほど、この第1の動画に対応するサブディレクトリの、ディレクトリ構造全体における位置は前に位置するようになり、第1の動画のレッスン開始時間が遅いほど、この第1の動画に対応するサブディレクトリの、ディレクトリ構造全体における位置は後に位置するようになる。
【0021】
幾つかの場合において、第2のページに動画セットの詳細を提示する際に、さらに第2のページに第1の動画に対応する第1のタグを提示し、異なる状態の第1のタグにより、第1の動画のレッスン開始状態、ユーザが第1の動画を視聴する進捗、第1の動画の現在の再生状態などのうちの1つ又は複数を示してもよい。また、ユーザは、第1のタグを操作することにより、第1の動画を再生してもよい。
【0022】
幾つかの場合において、動画セットに対して、1つ又は複数のインタラクティブタスクをさらに配置してもよい。それにより、ユーザは、1つ又は複数の第2の動画をフィードバックすることができる。ここで、第2の動画を、ユーザが1つ又は複数の第1の動画で解説された動画編集スキルを採用して編集した動画として捉えてもよい。従って、第2のページに第2の動画に関するディレクトリ項目をさらに配置してもよい。それにより、ユーザは、第2の動画に関するディレクトリ項目に基づいて、第2の動画の関連情報を明確に知ることができる。また、ユーザは、第2の動画を編集している間に、動画セットで解説された動画編集スキルに慣れつつあり、把握することができる。同時に、インタラクティブすることにより、ユーザが動画編集スキルに慣れるようになり、面白味も増し、ユーザの動画撮影、編集、発行への興味を高める上で有利である。
【0023】
幾つかの場合において、第2の動画に対して、第2のページには、第2の動画の完了進捗がさらに提示されてもよい。完了進捗は、例えば、完了済み、アップロード待ち、レビュー中などの幾つかの状態を含んでもよい。また、第2の動画に対して、第2のタグをさらに配置してもよい。ユーザは、第2のタグを操作することにより、第3のページにアクセスしてもよい。第3のページにより、ユーザは、第2の動画に関するもっと多くの情報を取得することができ、且つ、第3のページに設けられたエントリ又はタグにより、第2の動画に関する操作を実行することができる。
【0024】
ここで、本開示の動画セットの提示方法は、本開示の実施例による動画セットの提示装置によって実行されることができ、該装置は、任意のソフトウェア及び/又はハードウェアの形態で実現され得る。例示的に、動画セットの提示装置は、タブレット、携帯電話(例えば、折り畳みスマホ、大画面スマホなど)、ウェアラブルデバイス、車載機器、拡張現実(augmented reality、AR)/仮想現実(virtual reality、VR)機器、ノートパソコン、ウルトラモバイルパソコン(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ネットブック、パーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、スマートテレビ、スマートスクリーン、ハイビジョン、4Kテレビなどのモノのインターネット(the internet of things、IOT)機器であってもよく、本開示は、電子機器の具体的な種類を何ら制限しない。
【0025】
ここで、本開示は、電子機器のオペレーティングシステムの種類について限定しない。例えば、Androidシステム、Linux(登録商標)システム、Windowsシステム、iOSシステムなどである。
【0026】
前の説明に基づいて、本開示の実施例は、電子機器を例にして、図面及び応用場面と併せて、本開示による動画セットの提示方法について詳細に説明する。
【0027】
図1A~
図1Hを参照して、本開示による動画セットの提示方法の具体的な実装プロセスについて説明する。説明の便宜上、
図1A~
図1Hでは、電子機器が携帯電話であり、携帯電話にAPP 1(アプリケーション1と略称)がインストールされている場合を例にする。アプリケーション1は、動画セットを提供することができ、動画セットに複数の第1の動画が含まれる。
【0028】
図1A~
図1Hを参照する。
図1A~
図1Hは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。以下は、動画セットに対して第2の動画をフィードバックする必要がない場合と、第2の動画をフィードバックする必要がある場合とで、本開示による方法についてそれぞれ説明する。
【0029】
以下の実施例では、動画セットが10個の動画を含み、それぞれ動画1から動画10と記し、その中、動画1から動画4はいずれもレッスン開始済みであり、開始される直前の動画は動画5であると仮定する。
【0030】
ケース1:動画セットに対する第2の動画をフィードバックする必要がない
動画セットに対して第2の動画をフィードバックする必要がない場合、アプリケーション1は、ディレクトリにより、動画セットに含まれる各第1の動画を提示してもよい。ここで、ディレクトリは、各第1の動画にそれぞれ対応するサブディレクトリを含んでもよい。例えば、アプリケーション1は、ディレクトリにより、動画セットに含まれる10個の動画を提示してもよい。ディレクトリは、動画1から動画10にそれぞれ対応するサブディレクトリを含んでもよい。
【0031】
例示的に、アプリケーション1がユーザによる動画セット詳細ページにアクセスする特定のエントリに対するトリガ操作を受け付けると、アプリケーション1は、例示的には、
図1Aに示すようなユーザインタフェース11を携帯電話に表示してもよい。ユーザインタフェース11は、動画セット詳細ページを提示するためのものである。
【0032】
ここで、ユーザインタフェース11は、背景画像領域101、タグ102、タグ103、タグ104、及び領域105を含む。
【0033】
背景画像領域101は、動画セット詳細ページのヘッダ領域である。本開示は、背景画像領域101の領域サイズ、領域位置、領域形状などのパラメータについて限定しない。例えば、背景画像領域101は、長方形であってもよく、動画セット詳細ページの上部に位置する。
【0034】
異なる段階では、背景画像領域101に異なる情報が提示されてもよい。
【0035】
例えば、動画セットにおける動画がレッスン未開始段階である場合、背景画像領域101に、ユーザが設定した画像又はアプリケーション1が設定したデフォルト画像が提示されてもよい。レッスン開始までの時間が所定の時間長を満たす場合、背景画像領域101に、直近の1つの動画のレッスン開始カウントダウン情報が提示されてもよい。又は、第1の動画がレッスン未開始段階である場合、背景画像領域101に、動画セットに対して制作された短い動画がさらに提示されてもよい。
【0036】
動画セットにおける動画がレッスン開始時間に達したら、アプリケーション1は、ユーザのトリガ操作に応答して、背景画像領域101に再生条件を満たす動画の画面をさらに提示してもよい。又は、動画セットにおける一部の動画がレッスン開始時間に達したら、背景画像領域101に、開始される直前の動画までのカウントダウン情報をさらに提示してもよい。
【0037】
例示的に、
図1Bに示す実施例では、背景画像領域101に、開始される直前の第1の動画(動画5と仮定する)のレッスン開始時間までのカウントダウン情報を提示し、「xx日xx時xx分xx秒」というスタイルでカウントダウン情報を提示するが、勿論、他のスタイルで提示してもよく、本開示は、カウントダウン情報の具体的な提示スタイルについて限定しない。
【0038】
背景画像領域を十分に利用して、動画セットの関連情報を提示することにより、ユーザは、動画セット詳細ページにアクセスする際に、背景画像領域から、動画セットに関するもっと多くの情報を得ることができ、ユーザの動画視聴への興味を高める上で有利である。
【0039】
タグ102は、アプリケーション1が領域105に動画セットのプロフィール情報を表示するようにトリガするためのものである。本開示は、タグ102の実装形態について限定しない。タグ102は、文字、アイコン、シンボルなどの1つ又は複数の形態により実現され得る。例えば、
図1Aにおいて、タグ102は、「プロフィール」という文字により実現される。
【0040】
タグ103は、アプリケーション1が領域105にディレクトリの形態で動画セットに含まれる複数の第1の動画の関連情報を提示するようにトリガするためのものである。本開示は、タグ103の実装形態について限定しない。タグ103は、文字、アイコン、シンボルなどの1つ又は複数の形態により実現され得る。例えば、
図1Aにおいて、タグ103は、「レッスン」という文字により実現される。
【0041】
タグ104は、アプリケーション1が領域105に動画セットに対する評価情報を表示するようにトリガするためのものである。本開示は、タグ104の実装形態について限定しない。タグ104は、文字、アイコン、シンボルなどの1つ又は複数の形態により実現され得る。例えば、
図1Aにおいて、タグ104は、「評価」という文字により実現される。
【0042】
図1Aに示すように、動画セット詳細ページにアクセスすると、アプリケーション1は、デフォルトでタグ102に位置決めし、即ち、デフォルトで領域105に動画セットのプロフィール情報を表示する。ここで、動画セットのプロフィール情報を表示することとは、プロファイル情報を領域105の上部に寄せて提示することをいう。プロフィール情報の内容は領域105を埋め尽くせない可能性があるため、領域105に一部のディレクトリの詳細な内容を表示してもよい。
【0043】
可能な一実施形態では、アプリケーション1は、ユーザによるタグ103に対するトリガ操作を受け付けると、タグ103に位置決めし、領域105に動画セットに対応するディレクトリを表示し、即ち、動画セットに対応するディレクトリを領域105の上部に寄せて提示する。
【0044】
別の可能な実施形態では、アプリケーション1は、領域105におけるユーザのスライド操作を受け付けると、領域105に動画セットに対応するディレクトリを表示し、領域105にディレクトリが提示されると、タグ103に位置決めしてもよい。
【0045】
ここで、動画セットに対応するディレクトリは、多階層ディレクトリ構造を採用してもよい。本開示は、ディレクトリ構造の階層数について限定しない。
【0046】
可能な一実施形態として、アプリケーション1は、ユーザによるタグ103に対するトリガ操作を受け付けると、例示的には、
図1Bに示すようなユーザインタフェース12を携帯電話に表示してもよい。
【0047】
別の可能な実施形態として、アプリケーション1は、ユーザによるタグ103に対するトリガ操作を受け付けると、例示的には、
図1Cに示すようなユーザインタフェース13を携帯電話に表示してもよい。
【0048】
ここで、
図1Bに示すユーザインタフェース12と
図1Cに示すユーザインタフェース13は、いずれも多階層ディレクトリ構造を採用して動画セットの詳細を提示するが、ディレクトリの階層が異なり、即ち、ディレクトリの構造が異なる点で相違する。
【0049】
図1Bに示すユーザインタフェース12と
図1Cに示すユーザインタフェース13を参照して、領域105にディレクトリの形態で動画セットを提示する際に、各第1の動画に対応するサブディレクトリの、ディレクトリ構造全体における位置は、第1の動画のレッスン開始時間の順序に従って決定されてもよく、第1の動画のレッスン開始時間が早いほど、この第1の動画に対応するサブディレクトリの、ディレクトリ構造全体における位置は前に位置するようになり、第1の動画のレッスン開始時間が遅いほど、この第1の動画に対応するサブディレクトリの、ディレクトリ構造全体における位置は後に位置するようになる。
【0050】
以下は、
図1Bと
図1Cにそれぞれ示す多階層ディレクトリ構造について詳細に説明する。その中、
図1Bに示す実施例では、2段ディレクトリ構造が採用され、
図1Cに示す実施例では、3段ディレクトリ構造が採用される。
【0051】
(1)2段ディレクトリ構造が採用される
図1Bに示すように、領域105において、第1の動画は、1つの提示領域105aに対応してもよい。提示領域105aは、該第1の動画に対応するサブディレクトリを提示するためのものである。ここで、第1の動画に対応するサブディレクトリは、2段のディレクトリ項目を含んでもよく、それぞれディレクトリ項目105bとディレクトリ項目105cである。ディレクトリ項目105cを、ディレクトリ項目105bのサブディレクトリ項目として捉えてもよい。その中、ディレクトリ項目105bは、第1の動画の第1の情報を提示してもよく、ディレクトリ項目105cは、第1の動画の第2の情報を提示してもよい。例えば、第1の動画の第1の情報は、第1の動画のタイトル又はレッスン開始時間などを含んでもよいが、これらに限定されない。第1の動画の第2の情報は、第1の動画の名称、発行者ニックネームなどを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0052】
また、提示領域105aには、第1の動画の他の関連情報、例えば、第1の動画の時間長、第1の動画の発行者のニックネーム、第1の動画の種類などの情報がさらに提示されてもよい。ここでいう第1の動画の種類とは、第1の動画がライブ配信動画であるか、予め録画された動画であるかを表す。
【0053】
幾つかの場合において、第1の動画は、複数のサブ動画を含んでもよい。その場合、該第1の動画に対応する提示領域に、ディレクトリ項目105bが含まれてもよい。ディレクトリ項目105bは、複数の下位ディレクトリ項目105cに対応し、各ディレクトリ項目105cは、1つのサブ動画に関連付けられる。
【0054】
例えば、
図1Bにおける動画2に示すように、動画2が動画21と動画22という2つのサブ動画を含むと仮定すると、動画2に対応するディレクトリ項目105bは、2つの下位ディレクトリ項目105cを含んでもよく、2つの下位ディレクトリ項目105cは、それぞれ動画21の名称と動画22の名称を提示するためのものである。
【0055】
図1Bには、第1の動画が2つのサブ動画を含む場合が示されているが、実際の応用において、第1の動画は、もっと多くの数のサブ動画を含んでもよく、実装形態はこれと類似しており、簡明にするため、ここではこれ以上説明しない。また、実際の応用において、動画セットにおける全ての第1の動画にいずれもサブ動画が含まれない場合もあり得る。
【0056】
また、動画セット詳細ページに動画セットが提示される際に、第1の動画に対応するサブディレクトリに第1の動画に対応する番号がさらに含まれてもよい。それにより、ユーザは、動画セットに含まれる第1の動画の動画セットにおける順序を明確に知ることができ、番号に基づいて、了解したい動画を容易に探す。
【0057】
(2)3段ディレクトリ構造が採用される
図1Cに示すディレクトリ構造は、
図1Bに示すディレクトリ構造よりも階層が多く、構造が複雑である。理解できるように、
図1Cに示すディレクトリが表現できる動画セットの関連情報も多い。
【0058】
図1Cに示すように、動画セットに対応する全体ディレクトリは、1つ又は複数のディレクトリ項目105dをさらに含む。ディレクトリ項目105dは、1つ又は複数の第1の動画にそれぞれ対応するサブディレクトリの上位ディレクトリ項目であってもよい。
【0059】
ここで、ディレクトリ項目105dは、関連付けられた1つ又は複数の第1の動画の関連情報を表現するために使用され得る。本開示は、ディレクトリ項目105dによって表現される具体的な情報について限定しない。例えば、
図1Cに示すように、ディレクトリ項目105dは、関連付けられた複数の第1の動画が属する学習段階の情報を表現するために使用される。即ち、予め異なる学習段階を分け、各学習段階が動画セットにおける1つ又は複数の第1の動画に対応してもよい。それにより、ユーザは、ディレクトリ項目105dにより、動画セットの全体的なアレンジメントを明確に了解することができ、また、ユーザが現在どの学習段階に位置するかを明確に了解することができる。
【0060】
例えば、
図1Cに示すように、1番目のディレクトリ項目105dは、動画1と動画2が第1の段階に属し、動画3から動画5が第2の段階に属し、動画6から動画9が第3の段階に属し、動画10が第4の段階であることを表すために使用される。従って、ディレクトリには4つのディレクトリ項目105dが含まれてもよい。その中、1番目のディレクトリ項目105dは、動画1に対応する第1のサブディレクトリ及び動画2に対応する第1のサブディレクトリの上位ディレクトリ項目として、動画1と動画2が第1の段階に属することを表す。1番目のディレクトリ項目105dは、「第1の段階XXX」という文字で上記情報を表現してもよく、その中、「XXX」は、該第1の段階の主題を表してもよい。同様に、2番目のディレクトリ項目105dは、動画3に対応する第1のサブディレクトリ、動画4に対応する第1のサブディレクトリ、及び動画5に対応する第1のサブディレクトリの上位ディレクトリ項目として、動画3、動画4、及び動画5が第2の段階に属することを表してもよい。2番目のディレクトリ項目105dは、「第2の段階XXX」という文字で上記情報を表現してもよく、その中、「XXX」は、該第2の段階の主題を表してもよい。同様に、3番目のディレクトリ項目105dは、動画6から動画9にそれぞれ対応する第1のサブディレクトリの上位ディレクトリ項目として、動画6から動画9が第3の段階に属することを表してもよい。3番目のディレクトリ項目105dは、「第3の段階XXX」という文字で上記情報を表現してもよく、その中、「XXX」は、該第3の段階の主題を表してもよい。同様に、4番目のディレクトリ項目105dは、動画10に対応する第1のサブディレクトリの上位ディレクトリ項目として、動画10が第4の段階に属することを表してもよい。4番目のディレクトリ項目105dは、「第4の段階XXX」という文字で上記情報を表現してもよく、その中、「XXX」は、該第4の段階の主題を表してもよい。
【0061】
図1Cに示すように、上記4つのディレクトリ項目105dは、ディレクトリ構造において、同じ階層のディレクトリ項目に属する。携帯電話の画面サイズの制約により、
図1Cに示すユーザインタフェースには、1番目のディレクトリ項目105dと2番目のディレクトリ項目105dのみが示される。アプリケーション1は、ユーザによる領域105に対するスライド操作に応答して、3番目のディレクトリ項目105d及び4番目のディレクトリ項目105dを提示してもよい。
【0062】
なお、ディレクトリ項目105dは、関連付けられた複数の第1の動画に対応する学習段階の情報を表現するとは限らず、他の情報、例えば、時間ノード情報などを表現してもよい。本開示は、具体的な情報内容について限定しない。
【0063】
図1Cに示すユーザインタフェースにおける提示領域105aの実装形態、第1の動画に対応するサブディレクトリの実装形態は、
図1Bに示す実施例と類似しており、
図1Bに示す実施例の説明を参照すればよく、簡明にするため、ここではこれ以上説明しない。
【0064】
なお、
図1B及び
図1Cにそれぞれ示す2段ディレクトリ構造と3段ディレクトリ構造は、あくまで例示であり、実際の応用において、より多くの階層を有するディレクトリリストを採用して動画セットを提示してもよい。
【0065】
次に、引き続き
図1Bに示すユーザインタフェース12を基に、本開示による動画セットの提示方法について詳細に説明する。
【0066】
動画セット詳細ページを提示する際に、第1の動画に対して、タグをさらに配置し、タグに対応する異なる状態により、第1の動画のレッスン開始状態、ユーザが第1の動画を視聴する進捗、第1の動画の現在の再生状態のうちの1つ又は複数を示してもよい。また、ユーザは、このタグを操作することにより、第1の動画を再生してもよい。
【0067】
本開示は、第1の動画に対応するタグの実装形態について限定しない。第1の動画に対応するタグは、文字、シンボル、アニメーション、数字などの1つ又は複数の形態により実現され得る。第1の動画に対応するタグの異なる状態は、異なる形態により実現され得る。
【0068】
例えば、第1の動画に対応するタグが第1の状態(再生状態として捉えてもよい)である場合、ユーザが現在第1の動画を再生していることを示してもよい。第1の状態は、該第1の動画がレッスン開始済み状態であることを示してもよい。例示的に、第1の動画に対応するタグが第1の状態であることは、アニメーション、文字などの形態により実現され得る。
【0069】
第1の動画に対応するタグが第2の状態である場合、第1の動画が現在レッスン開始状態であることを示してもよい。例示的に、該第1の動画がライブ配信動画であると仮定すると、第2の状態に対応するアイコンを表示して、ライブ配信ルームで該第1の動画の内容が解説されていることをユーザに提示してもよい。
【0070】
第1の動画に対応するタグが第3の状態である場合、ユーザが該第1の動画の全ての内容を学習したことを示してもよい。第3の状態は、さらに、該第1の動画がレッスン開始済み状態であり、再生進捗を有し、且つ現在再生されていないことを示してもよい。例示的に、第1の動画に対応するタグが第3の状態であることは、任意の形態により実現され得る。例えば、第3の状態は、丸とチェックマークの中心が重なる形態により実現され、ユーザが該動画レッスンの全ての内容を学習したことを示す。
【0071】
第1の動画に対応するタグが第4の状態である場合、ユーザが該第1の動画の一部の内容を学習したことを示してもよい。第4の状態は、さらに、該第1の動画がレッスン開始済み状態であり、再生進捗を有し、且つ現在再生されていないことを示してもよい。例示的に、第1の動画に対応するタグが第4の状態であることは、数字とアイコンの組み合わせの形態により実現され得る。数字とアイコンにより、いずれもユーザが該第1の動画を学習する進捗を提示することができる。
【0072】
第1の動画に対応するタグが第5の状態である場合、該第1の動画がレッスン開始済み状態であり、且つユーザが該第1の動画の内容の学習を開始していないことを示してもよい。例示的に、第1の動画に対応するタグが第5の状態であることは、シンボルの形態により実現され得る。シンボルにより、ユーザが操作して第1の動画を再生するようにユーザを案内することができる。それにより、ユーザは、該第1の動画を学習したことがないが、該第1の動画を視聴、学習できることを了解することができる。
【0073】
第1の動画に対応するタグが第6の状態である場合、第1の動画が現在レッスン未開始状態であることを示してもよい。例示的に、第6の状態は、非表示状態であってもよい。即ち、第1の動画に対応する提示領域に該第1の動画に対応するタグを表示しなくてもよい。その場合、該第1の動画が現在レッスン未開始状態であり、ユーザが第1の動画に対する操作を実行できないことを示す。
【0074】
なお、第1の動画に対応するタグが異なる状態であることは、任意の形態により実現されてもよく、以上はあくまで例示であり、異なる状態の実装形態に対する制限ではない。
【0075】
引き続き
図1Bを参照して、ユーザインタフェース12には、動画レッスンに対応するタグ106がさらに含まれる。ユーザインタフェース12に提示された動画セットにおける先頭から5つの動画レッスンを例にして、動画レッスンに対応するタグの6つの状態及び6つの状態間の切り替え方式についてそれぞれ説明する。
【0076】
前述した説明から分かるように、アプリケーション1は、動画セット詳細ページの背景画像領域に第1の動画の画面を再生又はプレビューすることをサポートする。ユーザがこれまで既に動画1の全ての内容を学習したと仮定すると、
図1Bに示す実施例では、動画1に対応するタグ106は、第3の状態である。アプリケーション1は、ユーザによる動画1に対応するタグ106に対するトリガ操作を受け付けると、例示的には、
図1Dに示すようなユーザインタフェース14を表示する。
図1Dに示すユーザインタフェース14を参照して、アプリケーション1は、背景画像領域101に動画1を再生し、且つ、ディレクトリリストにおける動画レッスン1に対応するタグ106の状態は、第3の状態から第1の状態に切り替えられ、アニメーションにより、現在動画1が再生されていることを示す。
【0077】
ユーザが既に動画2の全ての内容を学習したと仮定すると、
図1Bに示すように、動画2に対応するタグ106は、第3の状態である。タグ106に対応する第3の状態は、丸とチェックマークの中心が相互に重なるようにして実現される。ユーザは、パターンにより、既に動画2の全ての内容を学習したことを明確に了解することができる。
【0078】
同様に、動画2は学習済みの動画であるため、アプリケーション1は、学習済みの動画のプレイバックをサポートする。従って、アプリケーション1が動画2のタグ106に対するトリガ操作を受け付けると、アプリケーション1は、背景画像領域101で動画2の画面を再生する。且つ、ディレクトリリストにおける動画2に対応するタグ106の状態は、第3の状態から第1の状態に切り替えられ、アニメーションにより、現在動画2が再生されていることを示す。ページ表示の方式は、
図1Dと類似しており、簡明にするため、ここではこれ以上説明しない。
【0079】
ユーザが既に動画3の一部の内容を学習し、例えば、内容の65%を学習したと仮定すると、
図1Bに示すように、動画3に対応するタグ106は、第4の状態である。タグ106に対応する第4の状態は、特定の色で環状パターンの領域を塗りつぶすことと、数字「65%」との組み合わせにより実現され得る。ユーザは、環状パターンにおける特定の色が占める面積と数字とにより、動画3に対する学習進捗を明確に了解することができる。
【0080】
同様に、動画3が、学習されたが、学習が全て完了されていない動画であるため、アプリケーション1は、該動画3のプレイバックをサポートする。従って、アプリケーション1が動画3のタグ106に対するトリガ操作を受け付けると、アプリケーション1は、背景画像領域101で動画3の画面を再生する。且つ、ディレクトリリストにおける動画3に対応するタグ106の状態は、第4の状態から第1の状態に切り替えられ、アニメーションにより、現在動画3が再生されていることを示す。ページ表示の方式は、
図1Dと類似しており、簡明にするため、ここではこれ以上説明しない。
【0081】
また、アプリケーション1は、ユーザが動画3を学習する進捗に応じて、対応するタグ106の状態を更新してもよい。例えば、ユーザが今回動画3の全ての内容を学習し終えた場合、動画3の再生が終了するとき、動画3に対応するタグ106を第1の状態から第3の状態に切り替える。それにより、ユーザは、動画3の全ての内容を学習したことを明確に了解することができる。
【0082】
動画4がライブ配信動画であり、且つ、現在ライブ配信ルームで該動画4の内容が解説されていると仮定すると、
図1Bに示すように、動画4に対応するタグ106は、第2の状態である。動画4に対応するタグ106が第2の状態であることは、「ライブ配信中」という文字とアニメーションとの組み合わせにより実現される。ユーザは、「ライブ配信中」という文字とアニメーションにより、ライブ配信ルームで動画の内容が解説されていることを明確に了解することができる。
【0083】
動画4がライブ配信レッスンであり、且つ現在ライブ配信されているので、ユーザが動画をプレビューし、ライブ配信ルームにアクセスして該動画の内容を学習することを容易にするために、アプリケーション1が動画4のタグ106に対するトリガ操作を受け付けると、アプリケーション1は、背景画像領域101で動画4に対応するライブ配信ルームの画面を再生する。ディレクトリリストにおける動画4に対応するタグ106の状態は、第2の状態のままであってもよい。ページ表示の方式は、
図1Dと類似しており、簡明にするため、ここではこれ以上説明しない。また、ユーザは、背景画像領域を操作(例えば、タップ操作)することにより、動画4に対応するライブ配信ルームにアクセスすることができる。
【0084】
上記動画1から動画3は、いずれもレッスン開始済み状態である。ユーザは、相応なタグ106を操作することにより、動画レッスンをプレイバック再生することができる。
【0085】
動画5に対応するタグ106は、第6の状態であり、即ち、動画5に対応するタグ106は、非表示状態である。このため、動画5が現在レッスン開始時間に達していないことを表す。
【0086】
動画5が現在ではレッスン開始時間に達していないため、動画5の画面を再生することができない。アプリケーション1が動画5に対応する提示領域に対するトリガ操作を受け付けると、アプリケーション1は、予め設定された提示情報を提示してもよい。例えば、アプリケーション1は、提示ウィンドウを表示し、提示ウィンドウに「レッスンがまだ始まっていないので、もう少しお待ちください」という文字提示内容を表示してもよい。勿論、文字提示内容は、前述した例に限定されない。提示ウィンドウは、アニメーションや音声など他の方式を組み合わせて、現在では該動画のレッスン開始時間に達していないことをユーザに提示してもよい。
【0087】
なお、レッスン開始時間、ユーザ学習状況、及びユーザのトリガ操作に応じて、動画セットにおける各動画にそれぞれ対応するタグ106の状態は、上記第1の状態から第6の状態の間で切り替えられてもよい。
【0088】
なお、タグ106について、実際のニーズに応じて状態の数を配置してもよく、タグ106が上記6種類の状態に対応するとは限らない。実際の応用において、状態の数は、より少なくても、より多くてもよく、本開示はこれについて限定しない。
【0089】
ケース2:動画セットに対する第2の動画をフィードバックする必要がある
動画セットに対する第2の動画をフィードバックする必要がある場合、アプリケーション1は、ディレクトリで動画セットの情報を提示する際に、第2の動画に対応するディレクトリ項目を、第1の動画に対応するサブディレクトリにおける1つのディレクトリ項目として、第2の動画の関連情報を表現してもよい。
【0090】
幾つかの場合において、ユーザは、動画セットにおける第1の動画を視聴した後、第1の動画で解説された動画編集スキルに基づいて動画を編集してもよい。ユーザは、編集済みの第2の動画をアップロードしてもよい。ユーザがアップロードした編集済みの第2の動画に対して、アプリケーション1により自動的に又は手動で評点、レビューなどを行う。その後、第2の動画の総合評価結果をユーザにフィードバックしてもよい。インタラクティブすることにより、ユーザは、第1の動画で解説された動画編集スキルに慣れて把握することができる。
【0091】
ユーザが第2の動画の詳細情報を明確に了解できるように、第2の動画の関連情報と、動画セットの関連情報とをまとめてディレクトリに提示してもよい。
【0092】
アプリケーション1がユーザによる動画セット詳細ページにアクセスする特定のエントリに対するトリガ操作を受け付けると、アプリケーション1は、例示的には、
図1Eに示すようなユーザインタフェース15を携帯電話に表示してもよい。ユーザインタフェース15は、動画セット詳細ページを提示するためのものである。
【0093】
ここで、ユーザインタフェース15は、背景画像領域201、タグ202、タグ203、タグ204、及び領域205を含む。
【0094】
ここで、
図1Eに示す実施例における背景画像領域201、タグ202、タグ203及びタグ204の実装形態は、
図1Aに示す実施例における背景画像領域101、タグ102、タグ103、タグ104の実装形態と類似しており、前述した
図1Aに示す実施例の詳細な説明を参照すればよく、簡明にするため、ここではこれ以上説明しない。
【0095】
領域205と領域105とは、タグ103に位置決めすると、アプリケーション1が領域205にディレクトリの形態で動画セットに含まれる複数の第1の動画及び第2の動画を提示する点で相違する。
【0096】
幾つかの場合において、第2の動画が動画セットにおける指定された第1の動画に関連付けられてもよいことを、第2の動画が、ユーザが、関連付けられた第1の動画についてフィードバックするインタラクティブ動画であることとして捉えてもよい。ディレクトリにおける第2の動画と第1の動画との関連性を高めるために、関連付けられた第1の動画に対応するサブディレクトリの、ディレクトリ構造全体における位置に基づいて、第2の動画に対応するディレクトリ項目の、ディレクトリ構造における位置を決定してもよい。
【0097】
別の幾つかの場合において、第2の動画に第1の動画との相関関係が配置されていない可能性がある。その場合、第2の動画をフィードバックすることを発行した時間に基づいて、第2の動画に対応するディレクトリ項目の、ディレクトリ構造全体における位置を決定してもよい。
【0098】
以下は、2つの異なる場合についてそれぞれ説明する。
【0099】
(1)第2の動画は第1の動画に関連付けられる
図1Eに示すように、アプリケーション1が2段ディレクトリ構造を採用して第1の動画に対応するサブディレクトリと、第2の動画に対応するディレクトリ項目とを領域205に提示できると仮定する。なお、アプリケーション1は、より多くの階層を有するディレクトリ構造を採用して領域205に提示してもよい。本開示はこれについて限定しない。
【0100】
図1Eに示すように、領域205において、第1の動画は、1つの提示領域205aに対応してもよい。提示領域205aは、第1の動画に対応するサブディレクトリを含む。サブディレクトリは、ディレクトリ項目205b及びディレクトリ項目205cを含む。ディレクトリ項目205cは、ディレクトリ項目205bのサブディレクトリ項目である。ここで、ディレクトリ項目205b及びディレクトリ項目205cは、それぞれ
図1Aに示す実施例におけるディレクトリ項目105bとディレクトリ項目105cと類似しており、
図1Aに示す実施例の詳細な説明を参照すればよく、簡明にするため、ここではこれ以上説明しない。
【0101】
また、第2の動画は、1つの提示領域205dに対応する。提示領域205dは、第2の動画に対応するディレクトリ項目205eを含む。ディレクトリ項目205eは、第2の動画の関連情報を提示してもよい。例えば、ディレクトリ項目205eは、第2の動画の名称、主題、撮影要求、編集要求などを提示する。
【0102】
第2の動画が第1の動画に関連付けられた場合、第2の動画に対応するディレクトリ項目の、ディレクトリ構造全体における位置は、関連付けられた第1の動画に対応するサブディレクトリの、ディレクトリ構造全体における位置に関連付けられ、第2の動画に対応するディレクトリ項目は、関連付けられた第1の動画に対応するサブディレクトリにおける1つのディレクトリ項目である。
【0103】
図1Eに示すように、動画2が1つの第2の動画に対応すると仮定すると、該第2の動画に対応するディレクトリ項目は、動画2に対応するサブディレクトリの下に位置し、第2の動画に対応するディレクトリ項目は、動画2に対応するサブディレクトリにおける1つのディレクトリ項目である。
【0104】
また、提示領域205dには、タグ205fがさらに含まれてもよい。タグ205fにより、第2の動画の状態を提示することができ、且つ、タグ205fにより、第2の動画の詳細ページにアクセスすることができる。
【0105】
本開示は、タグ205fの実装形態について限定しない。例えば、タグ205fは、文字、アイコン、シンボル、アニメーション効果などの1つ又は複数の形態により実現され得る。例示的に、
図1Eに示すように、動画編集タスクは、現在、提出待ち状態であるため、「提出待ち」という文字により、「>」というシンボルを組み合わせて、第2の動画の詳細ページにアクセスするエントリを示してもよい。
【0106】
また、提示領域205dには、第2の動画に対応する発行状態、提出済み人数、締め日など第2の動画に関する他の情報がさらに提示されてもよい。
【0107】
アプリケーション1が第2の動画の詳細ページにアクセスするためのエントリに対するトリガ操作を受け付けると、アプリケーション1は、第2の動画の詳細ページにジャンプしてもよい。第2の動画の詳細ページは、リストの形態で動画セットに関する全ての第2の動画の詳細を提示してもよく、且つ、各第2の動画に対して、ユーザが編集済みの第2の動画をアップロードするエントリを提供してもよい。本開示は、第2の動画の詳細ページの具体的な実装形態について限定しない。
【0108】
(2)第2の動画が第1の動画に関連付けられていない
第2の動画に第1の動画との相関関係が配置されていない場合、第2の動画のタスク発行時間に基づいて、第2の動画に対応するディレクトリの、ディレクトリ構造全体における位置を決定してもよい。
【0109】
例示的に、動画セットにおける先頭から5つの動画の発行時間が、順に、10月1日、10月3日、10月5日、10月7日、10月10日であり、且つ、動画セットについて、2つのインタラクティブ動画、即ち、2つの第2の動画をフィードバックする必要があると仮定すると、フィードバックすべき2つの第2の動画の各々と第1の動画との相関関係が配置されていないため、発行者が第2の動画をフィードバックするタスクを発行したタスク発行時間に基づいて、第2の動画に対応するディレクトリ項目の、ディレクトリ構造全体における位置を決定してもよい。
【0110】
例示的に、
図1Fに示すように、第2の動画1に対応するインタラクティブタスクの発行時間が10月4日であり、第2の動画2に対応するインタラクティブタスクの発行時間が10月9日であると仮定すると、ディレクトリにおいて、第2の動画1に対応するディレクトリ項目の、ディレクトリ構造全体における位置は、動画2に対応するサブディレクトリの下に位置し、第2の動画2に対応するディレクトリ項目の、ディレクトリ構造全体における位置は、動画4に対応するサブディレクトリの下に位置する。
【0111】
図1Fに示すように、第2の動画が第1の動画に関連付けられていない場合、ディレクトリ構造全体において、第2の動画に対応するディレクトリ項目は、第1の動画に対応するサブディレクトリと同じ階層に属する。
【0112】
同様に、3段ディレクトリ構造を採用して動画セットと第2の動画に対応するディレクトリ項目を提示する場合、第2の動画に対応するディレクトリ項目の、ディレクトリ構造全体における実装形態は、2段ディレクトリ構造を採用して動画セットと第2の動画の関連情報を提示する場合と類似しており、簡明にするため、ここではこれ以上説明しない。例えば、第1の動画に対応するサブディレクトリと第2の動画に対応するディレクトリ項目に対して、より上位のディレクトリ項目を設定して、第1の動画及び第2の動画の関連情報を表現してもよい。
【0113】
また、ユーザが前回視聴した第1の動画の位置を素早く見つけることができるように、アプリケーション1は、動画セット詳細ページを表示する際に、ユーザが前回視聴した最後の第1の動画から、提示するサブディレクトリの位置を位置決めしてもよい。
【0114】
ここで、ユーザが前回再生した最後の第1の動画を再生し終えていない場合、ディレクトリ位置を、前回再生し終わった第1の動画に対応するサブディレクトリの位置に位置決めしてもよい。ユーザが前回再生した最後の第1の動画を全て再生し終えた場合、ディレクトリ位置を、前回再生し終わった動画の次の動画に対応するサブディレクトリの位置に位置決めしてもよい。
【0115】
動画セットに10個の動画があり、ユーザが前回動画3まで視聴したと仮定すると、動画セット詳細ページを提示する際に、ユーザが前回動画3を再生し終えたか否かに応じて、ディレクトリ位置を、動画3に対応するサブディレクトリの位置、又は動画4に対応するサブディレクトリの位置に位置決めしてもよい。
【0116】
動画セットに10個の動画が含まれ、且つ動画セットが第2の動画をフィードバックする必要がなく、ユーザが前回再生した動画3が再生し終わっていないと仮定すると、ディレクトリ位置を、動画3に対応するサブディレクトリの位置に位置決めし、
図1Gに示すユーザインタフェースを表示してもよい。ここで、
図1Gに示すユーザインタフェース17は、領域301、タグ302、タグ303、タグ304、及び領域305を含み、領域301、タグ302、タグ303、タグ304、及び領域305は、それぞれ
図1Aに示す領域101、タグ102、タグ103、タグ104、及び領域105と類似し、具体的な実装形態は、
図1Aにおける領域105に関する詳細な説明を参照すればよい。
【0117】
領域305にディレクトリ構造全体を提示し、且つ、ディレクトリ位置を、動画3に対応するサブディレクトリの位置に位置決めする。領域305に動画3に対応するサブディレクトリを強調表示してもよい。それにより、現在位置決めされているサブディレクトリの位置が明確になる。ユーザに良好な視覚体験をもたらすことができるように、該動画の前の動画をタグ302、タグ303、タグ304の位置に寄せ、且つ領域305の上部領域に動画3の前の動画(即ち、動画2)及び後の動画レッスン(即ち、動画4)にそれぞれ対応するサブディレクトリを提示してもよい。
【0118】
ここで、動画3に対応するサブディレクトリの強調表示は、色、輝度、動画3に対応する展示領域の塗りつぶし色などにより実現され得る。本開示は、サブディレクトリの強調表示の具体的な実装形態について限定しない。
【0119】
図1Gに示す実施例を参照して、前回動画3が再生し終わっていなく、再生進捗が80%であると仮定すると、動画3に対応する第1のタグの状態は、第4の状態であり、パターンと数字との組み合わせにより、第4の状態を実現する。
【0120】
ユーザが前回再生した動画3が全て再生し終わったと仮定すると、ディレクトリ位置を、動画4に対応する第1のサブディレクトリの位置に位置決めし、
図1Hに示すユーザインタフェースを表示してもよい。ここで、
図1Hに示すユーザインタフェース18は、領域401、タグ402、タグ403、タグ404、及び領域405を含み、領域401、タグ402、タグ403、タグ404、及び領域405は、それぞれ
図1Aに示す領域101、タグ102、タグ103、タグ104、及び領域105と類似しており、具体的な実装形態は、
図1Aにおける領域105に関する詳細な説明を参照すればよい。
【0121】
領域405にディレクトリ構造全体を提示し、且つ、ディレクトリ位置を、動画4に対応するサブディレクトリの位置に位置決めする。領域405に動画4に対応するサブディレクトリを強調表示してもよい。それにより、現在位置決めされているサブディレクトリの位置が明確になる。ユーザに良好な視覚体験をもたらすことができるように、該動画の前の動画をタグ402、タグ403、タグ404の位置に寄せ、且つ領域405の上部領域に動画4の前の動画(即ち、動画3)及び後の動画レッスン(即ち、動画5)にそれぞれ対応する第1のサブディレクトリを提示してもよい。
【0122】
ここで、動画4に対応する第1のサブディレクトリの強調表示は、色、輝度、動画4に対応する展示領域の塗りつぶし色などにより実現され得る。本開示は、第1のサブディレクトリの強調表示の具体的な実装形態について限定しいない。
【0123】
図1Hに示す実施例を参照して、前回動画4が全て再生し終わったため、動画4に対応する第1のタグの状態は、第3の状態であり、シンボルにより第3の状態を実現する。
【0124】
前述した説明を参照して、第5の動画がレッスン未開始であるため、ユーザが前回再生した動画が動画4であり、且つ前回動画4が全て再生し終わった場合、今回動画セット詳細ページにアクセスすると、ディレクトリを動画5に対応するサブディレクトリに位置決めしてもよい。しかし、動画5がレッスン未開始であるため、動画5に対応する第1のタグは、第6の状態、即ち、非表示状態であってもよい。アプリケーション1は、動画5に対応する提示領域に対するトリガ操作を受け付けると、予め設定された提示情報を提示してもよい。例えば、アプリケーション1は、提示ウィンドウを表示し、提示ウィンドウに「レッスンがまだ始まっていないので、もう少しお待ちください」という文字提示内容を表示してもよい。勿論、文字提示内容は、前述した例に限定されない。提示ウィンドウは、アニメーションや音声など他の方式を組み合わせて、現在では該動画のレッスン開始時間に達していないことをユーザに提示してもよい。
【0125】
図1A~
図1Hに示す実施例に基づいて、
図2に示す実施例と併せて、本開示による動画セットの提示方法の具体的な実装形態について詳細に説明する。
【0126】
図2は、本開示の一実施例による動画セットの提示方法のフローチャートを示す図である。
図2に示すように、本実施例による方法は、以下のステップを含む。
【0127】
S201:第1のページを提示し、第1のページにおける、動画セットの情報提示ページである第2のページにアクセスするための特定のエントリに対するユーザのトリガ操作を取得する。
【0128】
動画セットは、動画編集関連スキルを解説する複数の第1の動画を含む。第2のページは、動画セット詳細ページなど他の名称とも称され得る。
【0129】
可能な一実施形態として、電子機器にアプリケーションをインストールしてもよい。アプリケーションを起動すると、アプリケーションは、動画セット詳細ページにアクセスする特定のエントリを提供することができる。ユーザは、タップ又は長押しなどのトリガ操作によって、アプリケーションに特定のエントリに対する操作命令を入力することができる。さらに、アプリケーションは、特定のエントリに対する操作命令を受信することができる。
【0130】
本開示は、特定のエントリが位置するページ(即ち、第1のページ)について限定しない。例えば、特定のエントリは、アプリケーションのトップページに位置してもよく、又は、特定のエントリは、アプリケーションの他のページに位置してもよく、本開示は、これについて限定しない。
【0131】
また、本開示は、特定のエントリのスタイルについて限定しない。文字、アイコン、シンボル、アニメーションなどのいずれか1つ又は複数の形態により実現され得る。
【0132】
S202:ユーザによる特定のエントリに対するトリガ操作に応答して、動画セット詳細ページを提示する。動画セット詳細ページには、ディレクトリの形態で動画セットに含まれる複数の動画レッスンが提示される。ディレクトリは、第1の動画に対応するサブディレクトリを含み、サブディレクトリに含まれる複数の異なる階層のディレクトリ項目は、第1の動画の関連情報を提示するためのものである。
【0133】
ここで、第1の動画に対応するサブディレクトリは、多階層ディレクトリ構造であってもよく、即ち、サブディレクトリの階層数は、2階層又は2階層以上であってもよい。それに応じて、動画セットに対応する全体のディレクトリ構造は、2階層又は2階層以上である。
【0134】
なお、動画セットにおける複数の第1の動画にそれぞれ対応するサブディレクトリの階層数は、同じであっても異なっていてもよく、本開示はこれについて限定しない。
【0135】
ここで、サブディレクトリに含まれる複数の異なる階層のディレクトリ項目は、第1の動画の関連情報を提示するためのものであり、本開示は、異なる階層のディレクトリ項目が提示する第1の動画の情報について限定しない。
【0136】
例えば、サブディレクトリは、2階層のディレクトリ構造であり、第1の階層のディレクトリ項目は、第1の動画のタイトルを提示してもよく、第2の階層のディレクトリ項目は、第1の動画の名称を提示してもよく、例示的に、
図1Bに示す実施例を参照すればよい。
【0137】
また、例えば、サブディレクトリの上位ディレクトリ項目として、より上位階層のディレクトリ項目をさらに設けて、関連付けられた1つ又は複数の第1の動画の関連情報を提示してもよい。本開示は、上位階層のディレクトリ項目の具体的な内容について限定せず、例えば、1つ又は複数の第1の動画の学習段階情報、時間ノード情報などを表してもよい。例示的に、
図1Cに示す実施例を参照すればよい。
【0138】
実際の応用において、ユーザは、初めて第2のページにアクセスする場合もあれば、初めて第2のページにアクセスするのではない場合もある。
【0139】
ユーザが初めて第2のページにアクセスする場合、ディレクトリを第1の動画に対応するサブディレクトリの位置に位置決めして提示してもよい。
【0140】
ユーザが初めて第2のページにアクセスするのではない場合、ユーザが前回再生した最後の動画が全て再生し終わったか否かに応じて、提示すべきサブディレクトリの位置を決定してもよい。例示的に、ユーザが前回再生した最後の動画が再生し終わっていない場合、ディレクトリを、前回再生し終わっていない動画に対応するサブディレクトリの位置に位置決めして提示してもよい。ユーザが前回再生した最後の動画が全て再生し終わった場合、該動画の次の動画に対応するサブディレクトリの位置に位置決めして提示してもよい。提示している間に、位置決めされたサブディレクトリを強調提示してもよいし、位置決めされたサブディレクトリの前のサブディレクトリ及び後のサブディレクトリを露出させてもよい。例示的に、前述した
図1G及び
図1Hに示す実施例の実装形態を参照してもよい。
【0141】
勿論、他のスタイルを採用して、位置決めされたディレクトリ位置を提示してもよく、本開示は、これについて限定しない。例えば、位置決めされたサブディレクトリを、ディレクトリが提示された領域の上部に密着して提示し、前の動画に対応するサブディレクトリをとっておかなくてもよく、又は、位置決めされたサブディレクトリを強調提示する際に、サブディレクトリに含まれる文字のみを強調表示してもよい。
【0142】
本開示による方法は、第2のページに、ディレクトリの形態で動画セットにおける動画編集スキルを解説する複数の第1の動画を提示する。ディレクトリで動画セットを提示する際に、第1の動画に対応するサブディレクトリは、複数の異なる階層のディレクトリ項目を含み、上記複数の異なる階層のディレクトリ項目により、第1の動画の関連情報を提示する。ユーザは、異なる階層のディレクトリ項目により、第1の動画に関するもっと多くの情報を取得することができる。それにより、ユーザの動画視聴への興味が高まる。また、上下階層関係を有する豊富なディレクトリで動画セットを提示することで、ページの構造がより明晰になり、階層もより豊富になり、ユーザに良好な視覚感覚を齎すことができる。
【0143】
図3は、本開示の一実施例による動画セットの提示方法のフローチャートを示す図である。
図3に示すように、本実施例による方法は、
図2に示す実施例に基づいて、以下のステップをさらに含む。
【0144】
S203:第1の動画のレッスン開始状態、ユーザが第1の動画を視聴する進捗、第1の動画の現在の再生状態のうちの1つ又は複数を示すための、前記第1の動画に対応する第1のタグを第2のページに提示する。
【0145】
本開示は、第1のタグに対応する具体的な状態の数について限定しない。例示的に、前述した実施例の説明を参照して、第1のタグは、6つの状態に対応してもよい。第1の動画のレッスン開始時間、ユーザ学習状況、ユーザのトリガ操作などに基づいて、第1の動画に対応する第1のタグの状態を上記6つの状態間で切り替えてもよい。
【0146】
また、本開示は、異なる状態の第1のタグの具体的な実装形態について限定せず、文字、シンボル、アイコン、アニメーション効果、数字などの1つ又は複数の形態により実現され得る。例示的に、前述した
図1Bに示す実施例を参照すればよい。
【0147】
本実施例では、動画セットにおける第1の動画に第1のタグを配置し、異なる状態の第1のタグにより、第1の動画の状態を示し、且つ、第1のタグにより、ユーザが第1の動画を操作するエントリを提供する。それにより、ユーザが該第1の動画の詳細を見ることを大いに容易にする。
【0148】
選択的に、
図3に示す実施例に基づいて、S203の後、以下のステップをさらに含んでもよい。
【0149】
S204:ユーザによる前記背景画像領域に対するトリガ操作に応答して、前記第1の動画に対応するライブ配信ルームにアクセスし、前記ライブ配信ルームの画面を提示する。
【0150】
前述した説明を参照して、第1のタグは、ユーザが第1の動画を操作するエントリを提供する。アプリケーションがユーザによる第1の動画に対応する第1のタグに対するトリガ操作を受け付けると、アプリケーションは、ユーザが選択した第1の動画が再生条件を満たすか否かを決定し、ユーザが選択した第1の動画が再生条件を満たすと決定した場合、動画セット詳細ページの背景画像領域に該第1の動画の画面を再生してもよい。
【0151】
幾つかの可能な実施形態では、ユーザが選択した第1の動画がレッスン開始時間に達したと決定した場合、ユーザが選択した第1の動画の前の第1の動画が再生されたか否かにかかわらず、背景画像領域にユーザが選択した第1の動画を再生してもよい。
【0152】
別の幾つかの可能な実施形態では、ユーザがある第1の動画を再生したい場合、該第1の動画の前の第1の動画が全て再生されたという条件を満たす必要がある。そのため、アプリケーションは、ユーザによる、選択した第1の動画に対応する第1のタグに対するトリガ操作を受け付けると、まず、ユーザが選択した第1の動画がレッスン開始時間に達したと決定し、且つユーザが選択した第1の動画の前の第1の動画が全て再生されたと決定した場合、背景画像領域にユーザが選択した第1の動画を再生してもよい。そうでないと、提示情報を提示して、前の第1の動画を全て再生した場合にのみ、現在選択している第1の動画を再生できることをユーザに提示してもよい。
【0153】
幾つかの場合において、動画セットにおいて試し視聴動画を指定してもよい。ユーザが選択した第1の動画が、指定された試し視聴動画である場合、動画セット詳細ページの背景画像領域に、指定された試し視聴動画の画面を再生してもよい。
【0154】
ユーザが第1の動画の再生を停止したい場合、背景画像領域を操作することにより実現してもよいし、現在再生されている第1の動画に対応する第1のタグを操作することにより実現してもよい。
【0155】
本実施例は、第1のタグにより、ユーザが動画を操作、プレビュー再生するエントリを提供し、ユーザの利便性を大いに向上させる。また、第2のページの背景画像領域を十分に利用して、ページジャンプすることなく動画画面再生を実現することができ、ページジャンプして動画を再生する場合よりも、本開示による方式は便利である。
【0156】
図4は、本開示の一実施例による動画セットの提示方法のフローチャートを示す図である。
図4に示すように、本実施例による方法は、以下のステップを含む。
【0157】
S401:第1のページを提示し、第1のページにおける、動画セットの情報提示ページである第2のページにアクセスするための特定のエントリに対するユーザのトリガ操作を取得する。
【0158】
本実施例におけるステップS401は、
図2に示す実施例におけるステップS201と類似しており、
図2に示す実施例の詳細な説明を参照すればよく、簡明にするため、ここではこれ以上説明しない。
【0159】
S402:ユーザによる特定のエントリに対するトリガ操作に応答して、動画セット詳細ページを提示する。動画セット詳細ページには、ディレクトリの形態で動画セットに含まれる複数の動画レッスンが提示される。ディレクトリは、第1の動画に対応するサブディレクトリを含み、サブディレクトリに含まれる複数の異なる階層のディレクトリ項目は、第1の動画の関連情報と、第2の動画の関連情報とを提示するためのものであり、第2の動画は、前記第1の動画についてフィードバックするインタラクティブ動画である。
【0160】
本ステップにおけるサブディレクトリ中の第1の動画の関連情報を提示するためのディレクトリ項目の実装形態は、
図2に示す実施例におけるステップS202の詳細な説明を参照すればよく、簡明にするため、ここではこれ以上説明しない。
【0161】
サブディレクトリには、第2の動画の関連情報を表すためのディレクトリ項目が含まれてもよい。ここで、第2の動画の関連情報を表すためのディレクトリ項目は、1階層又は多階層ディレクトリ構造により実現され得る。ディレクトリ全体に複数の第2の動画が含まれる場合、各第2の動画にそれぞれ対応するディレクトリ項目の構造は、同じであっても異なっていてもよい。
【0162】
前述した説明を参照して、実際の応用において、第2の動画は、動画セットにおける1つ又は複数の第1の動画と相関関係を有してもよい。その場合、第2の動画に対応するディレクトリ項目の、ディレクトリ構造全体における位置は、関連付けられた第1の動画に対応するサブディレクトリの、ディレクトリ構造全体における位置に関連付けられてもよい。例示的に、第2のサブディレクトリの、ディレクトリ構造全体における位置は、
図1Eに示す実施例を参照すればよい。第2の動画に対応するディレクトリ項目は、関連付けられた第1の動画に対応するサブディレクトリにおける1つのディレクトリ項目である。
【0163】
第2の動画に第1の動画との相関関係が配置されなくてもよい。第2の動画に対応するタスク発行時間に基づいて、第2の動画に対応するディレクトリ項目の、ディレクトリ構造全体における位置を決定する。例示的に、第2の動画に対応するディレクトリ項目の、ディレクトリ構造全体における位置は、
図1Fに示す実施例を参照すればよい。
【0164】
本実施例による方法は、ディレクトリに第1の動画と第2の動画の関連情報を提示する。それにより、ユーザは、現在の第1の動画の学習状況と、関連付けられた第2の動画の完成状況を明確に了解することができる。
【0165】
図4に示す実施例に基づいて、動画セット詳細ページには、各前記第2の動画にそれぞれ対応する第2のタグがさらに提示されてもよい。
【0166】
本方案において、第2のタグは、現在の第2の動画の完了進捗を表してもよく、且つ、第2のタグは、同時に第3のページにアクセスするエントリとされてもよい。第3のページは、第2の動画の情報提示ページであり、即ち、前述した第2の動画の詳細ページに対応する。本開示は、第2のタグの具体的な実装形態について限定しない。第2のタグは、文字、アイコン、シンボル、アニメーション効果などの1つ又は複数の形態により実現され得る。ここで、完了進捗は、例えば、アップロード待ち、レビュー中、完了済みなど幾つかの異なる場合を含んでもよい。例示的に、
図1Eに示す実施例における第2のタグの実装形態を参照すればよい。
【0167】
これに基づいて、アプリケーション1は、ユーザによる第2のタグに対するトリガ操作を受け付けると、第3のページにアクセスしてもよい。第3のページには、リストの形態で動画セットに関する全体又は一部の第2の動画の関連情報を提示してもよい。関連情報は、例えば、完了進捗情報、総合評点情報などを含んでもよい。
【0168】
本開示は、第2のページの具体的な実装形態について限定せず、リストの形態で提示されてもよいし、他の形態で提示されてもよい。
【0169】
なお、
図3の実施例と
図4の実施例は、組み合わせられてもよく、即ち、第2のページに第1の動画に対応する第1のタグを提示して、第1の動画の状態を表してもよい。
【0170】
例示的に、本開示は、動画セットの提示装置をさらに提供する。
【0171】
図5は、本開示の一実施例による動画セットの提示装置の構成概略図である。
図5に示すように、本実施例による動画セットの提示装置500は、
第1のページを提示するための提示モジュール502と、
前記第1のページにおける、動画編集関連スキルを解説する複数の第1の動画を含む動画セットの情報提示ページである第2のページにアクセスするための特定のエントリに対するユーザのトリガ操作を取得するための取得モジュール501と、を含む。
【0172】
提示モジュール502は、前記特定のエントリに対するトリガ操作に応答して、前記第2のページを提示するために使用され、前記第2のページには、ディレクトリの形態で前記動画セットに含まれる複数の第1の動画が提示され、前記ディレクトリは、前記第1の動画に対応するサブディレクトリを含み、前記第1の動画に対応するサブディレクトリは、複数の異なる階層のディレクトリ項目を含み、前記複数の異なる階層のディレクトリ項目は、前記第1の動画の関連情報と、第2の動画の関連情報とを提示するためのものであり、前記第2の動画は、前記第1の動画についてフィードバックするインタラクティブ動画である。
【0173】
可能な一実施形態として、提示モジュール502は、さらに、前記第2のページに、前記第1の動画に対応する第1のタグを提示するために使用され、前記第1のタグは、前記第1の動画のレッスン開始状態、ユーザが前記第1の動画を視聴する進捗、前記第1の動画の現在の再生状態のうちの1つ又は複数を示すためのものである。
【0174】
可能な一実施形態として、取得モジュール501は、さらに、ユーザによる第2のページにおける目標第1の動画に対応する第1のタグに対するトリガ操作を受け付けるために使用される。
【0175】
提示モジュール502は、さらに、ユーザによる前記第2のページにおける前記目標第1の動画に対応する第1のタグに対するトリガ操作に応答して、前記第2のページの背景画像領域に前記目標第1の動画を提示するために使用され、前記レッスンセットにおける複数の第1の動画は、前記目標第1の動画を含む。
【0176】
可能な一実施形態として、前記目標動画レッスンがライブ配信動画であり、且つ現在ライブ配信している場合、取得モジュール501は、さらに、前記背景画像領域に対するトリガ操作を受け付けるために使用される。
【0177】
提示モジュール502は、さらに、ユーザによる前記背景画像領域に対するトリガ操作に応答して、前記目標第1の動画に対応するライブ配信ルームにアクセスし、前記ライブ配信ルームの画面を提示するために使用される。
【0178】
可能な一実施形態として、提示モジュール502は、具体的には、前記特定のエントリに対するトリガ操作に応答して、前記第2のページを提示する際に、前記ディレクトリを、指定されたサブディレクトリの位置に位置決めするために使用され、前記指定されたサブディレクトリは、前記ユーザが前回視聴した最後の前記第1の動画に基づいて決定される。
【0179】
可能な一実施形態として、提示モジュール502は、さらに、前記第2のページに、前記第2の動画に対応する第2のタグを提示するために使用され、前記第2のタグは、第3のページにアクセスするためのものであり、前記第3のページは、前記第2の動画の情報提示ページである。
【0180】
可能な一実施形態として、取得モジュール501は、さらに、ユーザによる前記第2の動画に対応する前記第2のタグに対するトリガ操作を取得するために使用される。
【0181】
提示モジュール502は、さらに、前記第2の動画に対応する前記第2のタグに対するトリガ操作に応答して、前記第3のページにアクセスするために使用され、前記第3のページは、ユーザが前記第2の動画を発行するエントリを含む。
【0182】
本実施例による動画セットの提示装置は、前記いずれか1つの方法実施例の技術案を実行するために使用されてもよく、その実現原理及び技術的効果は類似しており、前述した方法実施例の詳細な説明を参照すればよく、簡明にするため、ここではこれ以上説明しない。
【0183】
なお、上記各モジュール及び/又はユニットは、それらが実現する具体的な機能に基づいて区分したロジックモジュールだけであり、具体的な実装形態を制限しておらず、例えば、ソフトウェア、ハードウェア、又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせにより実現され得る。実際に実装される時、上記各モジュール及び/又はユニットは、独立した物理エンティティとして実現されてもよく、又はシングルのエンティティ(例えば、プロセッサ(CPU又はDSPなど)、集積回路など)により実現され得る。また、上記各モジュール及び/又はユニットを図中に破線で示すことは、これらモジュール及び/又はユニットが実際に存在しなくてもよく、それらにより実現される操作/機能を装置自体又は装置におけるプロセッサなどにより実現され得ることを示す。
【0184】
図6は、本開示の一実施例による電子機器の構成概略図である。
図6に示すように、本実施例による電子機器600は、メモリ601と、プロセッサ602とを含む。
【0185】
ここで、メモリ601は、独立した物理的手段であってもよく、バス603を介してプロセッサ602と接続され得る。メモリ601、プロセッサ602は、一体に集積され、ハードウェアなどにより実現され得る。
【0186】
メモリ601は、プロセッサ602が呼び出して、上記のいずれか1つの方法実施例の操作を実行するプログラム命令を記憶するために使用される。
【0187】
選択的に、上記の実施例の方法における一部又は全部がソフトウェアにより実現される場合、上記の電子機器600は、プロセッサ602のみを含んでもよい。プログラムを記憶するためのメモリ601は、電子機器600の外部にあり、プロセッサ602は、メモリに記憶されたプログラムを読み取って実行するために、回路/配線を介してメモリに接続される。
【0188】
プロセッサ602は、中央処理装置(central processing unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(network processor、NP)、又はCPUとNPの組み合わせであってもよい。
【0189】
プロセッサ602は、ハードウェアチップをさらに含んでもよい。上記のハードウェアチップは、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(programmable logic device、PLD)、又はこれらの組み合わせであってもよい。上記のPLDは、複雑なプログラマブルロジックデバイス(complex programmable logic device、CPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field-programmable gate array、FPGA)、汎用アレイロジック(generic array logic、GAL)又はこれらの任意の組み合わせであってもよい。
【0190】
メモリ601は、揮発性メモリ(volatile memory)、例えば、ランダムアクセスメモリ(random-access memory、RAM)を含んでもよい。また、メモリは、不揮発性メモリ(non-volatile memory)、例えば、フラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスク(hard disk drive、HDD)又はソリッドステートハードディスク(solid-state drive、SSD)を含んでもよい。メモリは、上記の種類のメモリの組み合わせをさらに含んでもよい。
【0191】
本開示の実施例は、電子機器の少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、上記いずれか1つの方法実施例に記載の動画セットの提示方法を実現させるコンピュータプログラム命令を含む可読記憶媒体をさらに提供する。
【0192】
本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記プログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムは、可読記憶媒体に記憶され、前記電子機器の少なくとも1つのプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取り可能であり、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行して、前記電子機器に、上記いずれか1つの方法実施例に記載の動画セットの提示方法を実現させる。
【0193】
本開示の実施例は、コンピュータによって実行されると、コンピュータに上記いずれか1つの方法実施例に記載の動画セットの提示方法を実現させるプログラムコードを含むコンピュータプログラムをさらに提供する。
【0194】
なお、本明細書において、「第1」及び「第2」などのような関係用語は、単に1つのエンティティ又は操作を他のエンティティ又は操作と区別する目的だけに用いられ、これらエンティティ又は操作間にこのような実際の関係又は順序が存在することを要求又は暗示するものではない。さらに、用語「含む」、「包含する」又はその任意の他の変体は、非排他的な含有を示すことであり、一系列の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、それらの要素だけでなく、明示されていない他の要素も含み、又はこのような過程、方法、物品又は機器に固有の要素も含む。さらに多い制限がない場合に、「1つの・・・を含む」によって限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、物品又は機器に他の同じ要素も含むことを除外しない。
【0195】
以上は本開示の具体的な実施形態にすぎず、当業者が本開示を理解又は実現することを可能にするために使用される。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者には自明となり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することがない場合、他の実施例において実現され得る。従って、本開示は、本明細書のこれら実施例に限定されるものではなく、本明細書で開示される原理及び新規の特徴に適合する最も広い範囲を有する。
【国際調査報告】