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特表2025-501270リソース送信方法及びその装置、関連機器、並びに記憶媒体
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-01-17
(54)【発明の名称】リソース送信方法及びその装置、関連機器、並びに記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 72/04 20230101AFI20250109BHJP
H04W 88/06 20090101ALI20250109BHJP
H04W 74/0833 20240101ALI20250109BHJP
H04W 48/08 20090101ALI20250109BHJP
【ＦＩ】
H04W72/04
H04W88/06
H04W74/0833
H04W48/08
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024539683
(86)(22)【出願日】2022-12-21
(85)【翻訳文提出日】2024-07-30
(86)【国際出願番号】 CN2022140713
(87)【国際公開番号】W WO2023125199
(87)【国際公開日】2023-07-06
(31)【優先権主張番号】202111639888.X
(32)【優先日】2021-12-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518389015
【氏名又は名称】中国移動通信有限公司研究院
【氏名又は名称原語表記】Ｃｈｉｎａ Ｍｏｂｉｌｅ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ Ｃｏ．， Ｌｔｄ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ
【住所又は居所原語表記】３２ Ｘｕａｎｗｕｍｅｎ Ｗｅｓｔ Ｓｔｒｅｅｔ， Ｘｉｃｈｅｎｇ Ｄｉｓｔｒｉｃｔ， Ｂｅｉｊｉｎｇ １０００５３， Ｃｈｉｎａ
(71)【出願人】
【識別番号】507142144
【氏名又は名称】中国移動通信集団有限公司
【氏名又は名称原語表記】ＣＨＩＮＡ ＭＯＢＩＬＥ ＣＯＭＭＵＮＩＣＡＴＩＯＮＳ ＧＲＯＵＰ ＣＯ．， ＬＴＤ．
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【弁理士】
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100135703
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 英隆
(72)【発明者】
【氏名】董 静
(72)【発明者】
【氏名】王 啓星
(72)【発明者】
【氏名】劉 光毅
【テーマコード（参考）】
5K067
【Ｆターム（参考）】
5K067AA01
5K067DD34
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE23
5K067EE56
5K067JJ21
(57)【要約】
本願は、リソース送信方法及びその装置、端末、第１アクセスネットワーク機器、並びに記憶媒体を開示する。ここで、リソース送信方法は、端末が、第１アクセスネットワーク機器から送信された第１情報を受信することであって、第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを端末に提供することができ、第１情報は、第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを端末に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、ことと、第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信することと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末によって実行される、リソース送信方法であって、第１アクセスネットワーク機器から送信された第１情報を受信することであって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、ことと、
前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信することと、を含む、リソース送信方法。
【請求項2】
前記第１方式のアクセスは、無線周波数アクセスを含む、請求項１に記載のリソース送信方法。
【請求項3】
前記第２方式のアクセスは、光通信アクセスを含む、請求項２に記載のリソース送信方法。
【請求項4】
前記第１情報に基づいて、前記第２方式の前記第２信号によってマッピングされる前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定することは、前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定することと、を含む、
請求項１に記載のリソース送信方法。
【請求項5】
前記第１情報に基づいて、前記第２方式の前記第２信号によってマッピングされる前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定することは、前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定することと、を含む、
請求項１に記載のリソース送信方法。
【請求項6】
１つの第２方式の第２信号が少なくとも２つの第１方式の第１信号に対応することができる場合、前記第２情報が示す関連付け関係において、１つの第２方式の第２信号は、１つの第１方式の第１信号にのみ対応する、請求項１に記載のリソース送信方法。
【請求項7】
前記ランダムアクセス要求情報は、第２方式のランダムアクセスシーケンスと、
第２方式のランダムアクセスシーケンス及び前記第２方式のランダムアクセスシーケンスに関連する物理アップリンク共有チャネル（ＰＵＳＣＨ）又は物理アップリンク制御チャネル（ＰＵＣＣＨ）と、のうちの１つを含む、
請求項１ないし６のいずれか一項に記載のリソース送信方法。
【請求項8】
前記リソース送信方法は、前記第１アクセスネットワーク機器から送信された第４情報を受信することであって、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示する、ことと、
前記第４情報が第２方式のアクセスを許可することを指示する場合、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信することと、をさらに含む、
請求項１ないし６のいずれか一項に記載のリソース送信方法。
【請求項9】
第１アクセスネットワーク機器によって実行される、リソース送信方法であって、端末に第１情報を送信することであって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、ことと、
前記端末が第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース上で第１方式の第１信号に対応するビームを介して送信した第２方式のランダムアクセス要求情報を受信することと、
前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及びランダムアクセス要求情報のうちの少なくとも１つに基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することであって、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができる、ことと、を含む、リソース送信方法。
【請求項10】
前記第１方式のアクセスは、無線周波数アクセスを含む、請求項９に記載のリソース送信方法。
【請求項11】
前記第２方式のアクセスは、光通信アクセスを含む、請求項１０に記載のリソース送信方法。
【請求項12】
前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及びランダムアクセス要求情報のうちの少なくとも１つに基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することは、前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及びランダムアクセス要求情報のうちの少なくとも１つに基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することと、を含む、
請求項９に記載のリソース送信方法。
【請求項13】
前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及びランダムアクセス要求情報のうちの少なくとも１つに基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することは、前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及びランダムアクセス要求情報のうちの少なくとも１つに基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することと、を含む、
請求項９に記載のリソース送信方法。
【請求項14】
１つの第２方式の第２信号が少なくとも２つの第１方式の第１信号に対応することができる場合、前記第２情報が示す関連付け関係において、１つの第２方式の第２信号は、１つの第１方式の第１信号にのみ対応する、請求項９に記載のリソース送信方法。
【請求項15】
前記ランダムアクセス要求情報は、第２方式のランダムアクセスシーケンスと、
第２方式のランダムアクセスシーケンス及び前記第２方式のランダムアクセスシーケンスに関連するＰＵＳＣＨ又はＰＵＣＣＨと、のうちの１つを含む、
請求項９ないし１４のいずれか一項に記載のリソース送信方法。
【請求項16】
前記リソース送信方法は、前記端末に第４情報を送信することをさらに含み、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示する、
請求項９ないし１４のいずれか一項に記載のリソース送信方法。
【請求項17】
リソース送信装置であって、第１アクセスネットワーク機器から送信された第１情報を受信するように構成される受信ユニットであって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、受信ユニットと、
前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信するように構成される第１処理ユニットと、を備える、リソース送信装置。
【請求項18】
第１アクセスネットワーク機器に配置されたリソース送信装置であって、端末に第１情報を送信するように構成される送信ユニットであって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、送信ユニットと、
前記端末が第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース上で第１方式の第１信号に対応するビームを介して送信した第２方式のランダムアクセス要求情報を受信し、前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及びランダムアクセス要求情報のうちの少なくとも１つに基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成される第２処理ユニットであって、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができる、第２処理ユニットと、を備える、リソース送信装置。
【請求項19】
第１プロセッサ及び第１通信インターフェースを備える端末であって、前記第１通信インターフェースは、第１アクセスネットワーク機器から送信された第１情報を受信するように構成され、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含み、
前記第１プロセッサは、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、前記第１通信インターフェースを介して第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信するように構成される、端末。
【請求項20】
第２プロセッサ及び第２通信インターフェースを備えるアクセスネットワーク機器であって、前記第２通信インターフェースは、端末に第１情報を送信し、前記アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含み、
前記端末が第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース上で第１方式の第１信号に対応するビームを介して送信した第２方式のランダムアクセス要求情報を受信するように構成され、
前記第２プロセッサは、前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及びランダムアクセス要求情報のうちの少なくとも１つに基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成され、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができる、アクセスネットワーク機器。
【請求項21】
第１プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶した第１メモリと、を備える端末であって、前記第１プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することにより、請求項１ないし８のいずれか一項に記載のリソース送信方法におけるすべての処理を実行する、端末。
【請求項22】
第２プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶した第２メモリと、を備えるアクセスネットワーク機器であって、前記第２プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することにより、請求項９ないし１６のいずれか一項に記載のリソース送信方法におけるすべての処理を実行する、アクセスネットワーク機器。
【請求項23】
プロセッサに、請求項１ないし８のいずれか一項に記載のリソース送信方法におけるすべての処理を実現させるか、又は請求項９ないし１６のいずれか一項に記載のリソース送信方法におけるすべての処理を実現させるためのコンピュータプログラムが記憶された、記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、無線通信技術に関し、特に、リソース送信方法、関連機器及び記憶媒体に関する。
【0002】
（関連出願への相互参照）
本願は、２０２１年１２月２９日に中国特許局に提出された、出願番号が２０２１１１６３９８８８．Ｘである中国特許出願に基づいて提出されるものであり、当該中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容が参照によって本願に組み込まれている。
本願は、２０２１年１２月２９日に中国特許局に提出された、出願番号が２０２１１１６３９８８８．Ｘである中国特許出願に基づいて提出されるものであり、当該中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容が参照によって本願に組み込まれている。
【背景技術】
【0003】
屋内可視光通信（ＶＬＣ：Ｖｉｓｉｂｌｅ Ｌｉｇｈｔ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ）とは、発光ダイオード（ＬＥＤ：Ｌｉｇｈｔ Ｅｍｉｔｔｉｎｇ Ｄｉｏｄｅ）照明の高速点滅を利用して情報を伝送し、自由空間を伝送チャネルとする、高速で環境に優しい新しいタイプの屋内アクセスネットワーク技術である。光源であるＬＥＤ照明が発する光には一定の指向性があるため、それ自体のカバー範囲が狭く、ＶＬＣがカバーできない領域にユーザが移動するとサービスが中断されてしまう。一方、無線通信の透過性に比べ、ＶＬＣは、遮蔽物の影響を受けやすく、通信リンクが中断されてしまう。さらに、実際の適用において可視光アップリンクを実現することが難しいことを考慮して、ＶＬＣを他の無線アクセス方式と組み合わせて異種ネットワーク構築を行うことができる。例えば、無線周波数を例にとると、図１に示すように、ＶＬＣの異種ネットワーク構築において、可視光にはダウンリンクのみで、アップリンクは存在せず、無線周波数リンクには、アップリンクとダウンリンクの両方が存在すると仮定される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、異種ネットワーク構築において、初期アクセス遅延を低減しながら如何に高速にダウンリンクのアクセスを実行するかは、解決すべき緊急の課題となっている。
【0005】
関連技術的課題を解決するために、本願の実施例は、リソース送信方法、関連機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の実施例の技術的解決策は、以下のように実現される。
【0007】
本願の実施例は、端末によって実行される、リソース送信方法を提供し、前記方法は、
第１アクセスネットワーク機器から送信された第１情報を受信することであって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含むことと、
前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信することと、を含む。
第１アクセスネットワーク機器から送信された第１情報を受信することであって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含むことと、
前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信することと、を含む。
【0008】
上記の解決策において、前記第１方式のアクセスは、無線周波数アクセスを含む。
【0009】
上記の解決策において、前記第２方式のアクセスは、光通信アクセスを含む。
【0010】
上記の解決策において、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定することは、
前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定することと、を含む。
前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定することと、を含む。
【0011】
上記の解決策において、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定することは、
前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定することと、を含む。
前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定することと、を含む。
【0012】
上記の解決策において、１つの第２方式の第２信号が少なくとも２つの第１方式の第１信号に対応することができる場合、前記第２情報が示す関連付け関係において、１つの第２方式の第２信号は、１つの第１方式の第１信号にのみ対応する。
【0013】
上記の解決策において、前記ランダムアクセス要求情報は、
第２方式のランダムアクセスシーケンスと、
第２方式のランダムアクセスシーケンス及び前記第２方式のランダムアクセスシーケンスに関連する物理アップリンク共有チャネル（ＰＵＳＣＨ）又は物理アップリンク制御チャネル（ＰＵＣＣＨ）と、のうちの１つを含む。
第２方式のランダムアクセスシーケンスと、
第２方式のランダムアクセスシーケンス及び前記第２方式のランダムアクセスシーケンスに関連する物理アップリンク共有チャネル（ＰＵＳＣＨ）又は物理アップリンク制御チャネル（ＰＵＣＣＨ）と、のうちの１つを含む。
【0014】
上記の解決策において、前記方法は、
前記第１アクセスネットワーク機器から送信された第４情報を受信することであって、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示する、ことと、
前記第４情報が第２方式のアクセスを許可することを指示する場合、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信することと、をさらに含む。
前記第１アクセスネットワーク機器から送信された第４情報を受信することであって、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示する、ことと、
前記第４情報が第２方式のアクセスを許可することを指示する場合、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信することと、をさらに含む。
【0015】
本願の実施例はさらに、第１アクセスネットワーク機器によって実行される、リソース送信方法を提供し、前記方法は、
端末に第１情報を送信することであって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、ことと、
前記端末が第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース上で第１方式の第１信号に対応するビームを介して送信した第２方式のランダムアクセス要求情報を受信することと、
前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することであって、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することと、を含む。
端末に第１情報を送信することであって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、ことと、
前記端末が第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース上で第１方式の第１信号に対応するビームを介して送信した第２方式のランダムアクセス要求情報を受信することと、
前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することであって、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することと、を含む。
【0016】
上記の解決策において、前記第１方式のアクセスは、無線周波数アクセスを含む。
【0017】
上記の解決策において、前記第２方式のアクセスは、光通信アクセスを含む。
【0018】
上記の解決策において、前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することは、
前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することと、を含む。
前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することと、を含む。
【0019】
上記の解決策において、前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することは、
前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することと、を含む。
前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することと、を含む。
【0020】
上記の解決策において、１つの第２方式の第２信号が少なくとも２つの第１方式の第１信号に対応することができる場合、前記第２情報が示す関連付け関係において、１つの第２方式の第２信号は、１つの第１方式の第１信号にのみ対応する。
【0021】
上記の解決策において、前記ランダムアクセス要求情報は、
第２方式のランダムアクセスシーケンスと、
第２方式のランダムアクセスシーケンス及び前記第２方式のランダムアクセスシーケンスに関連するＰＵＳＣＨ又はＰＵＣＣＨと、のうちの１つを含む。
第２方式のランダムアクセスシーケンスと、
第２方式のランダムアクセスシーケンス及び前記第２方式のランダムアクセスシーケンスに関連するＰＵＳＣＨ又はＰＵＣＣＨと、のうちの１つを含む。
【0022】
上記の解決策において、前記方法は、
前記端末に第４情報を送信することをさらに含み、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示する。
前記端末に第４情報を送信することをさらに含み、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示する。
【0023】
本願の実施例はさらに、リソース送信装置を提供し、前記装置は、
第１アクセスネットワーク機器から送信された第１情報を受信するように構成される受信ユニットであって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、受信ユニットと、
前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信するように構成される第１処理ユニットと、を備える。
第１アクセスネットワーク機器から送信された第１情報を受信するように構成される受信ユニットであって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、受信ユニットと、
前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信するように構成される第１処理ユニットと、を備える。
【0024】
上記の解決策において、リソース送信装置は、第１アクセスネットワーク機器に配置され、前記装置は、
端末に第１情報を送信するように構成される送信ユニットであって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、送信ユニットと、
前記端末が第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース上で第１方式の第１信号に対応するビームを介して送信した第２方式のランダムアクセス要求情報を受信し、前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成される第２処理ユニットであって、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供する、第２処理ユニットと、を備える。
端末に第１情報を送信するように構成される送信ユニットであって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、送信ユニットと、
前記端末が第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース上で第１方式の第１信号に対応するビームを介して送信した第２方式のランダムアクセス要求情報を受信し、前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成される第２処理ユニットであって、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供する、第２処理ユニットと、を備える。
【0025】
上記の解決策において、端末は、第１プロセッサ及び第１通信インターフェースを備え、ここで、
前記第１通信インターフェースは、第１アクセスネットワーク機器から送信された第１情報を受信するように構成され、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含み、
前記第１プロセッサは、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、前記第１通信インターフェースを介して第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信するように構成される。
前記第１通信インターフェースは、第１アクセスネットワーク機器から送信された第１情報を受信するように構成され、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含み、
前記第１プロセッサは、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、前記第１通信インターフェースを介して第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信するように構成される。
【0026】
上記の解決策においてアクセスネットワーク機器は、第２プロセッサ及び第２通信インターフェースを備え、ここで、
前記第２通信インターフェースは、端末に第１情報を送信し、前記アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含み、
前記端末が第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース上で第１方式の第１信号に対応するビームを介して送信した第２方式のランダムアクセス要求情報を受信するように構成され、
前記第２プロセッサは、前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成され、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができる。
前記第２通信インターフェースは、端末に第１情報を送信し、前記アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含み、
前記端末が第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース上で第１方式の第１信号に対応するビームを介して送信した第２方式のランダムアクセス要求情報を受信するように構成され、
前記第２プロセッサは、前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成され、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができる。
【0027】
本願の実施例はさらに、第１プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶した第１メモリと、を備える端末を提供し、
ここで、前記第１プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することにより、上記の端末側のいずれか１つの方法におけるすべての処理を実行する。
ここで、前記第１プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することにより、上記の端末側のいずれか１つの方法におけるすべての処理を実行する。
【0028】
本願の実施例はさらに、第２プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶した第２メモリと、を備えるアクセスネットワーク機器を提供し、
ここで、前記第２プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することにより、上記の第１アクセスネットワーク機器側のいずれか１つの方法におけるすべての処理を実行する。
ここで、前記第２プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することにより、上記の第１アクセスネットワーク機器側のいずれか１つの方法におけるすべての処理を実行する。
【0029】
本願の実施例はさらに、プロセッサに、上記の端末側のいずれか１つの方法におけるすべての処理を実現させ、又は上記の第１アクセスネットワーク機器側のいずれか１つの方法におけるすべての処理を実現させるためのコンピュータプログラムが記憶された、記憶媒体を提供する。
【発明の効果】
【0030】
本願の実施例は、リソース送信方法、関連機器及び記憶媒体を提供し、第１アクセスネットワーク機器は、端末に第１情報を送信し、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は第２方式と異なる、第２情報と、第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含み、前記端末は、前記第１情報を受信した後、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定して、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信し、前記第１アクセスネットワーク機器は、前記ランダムアクセス要求情報を受信した後、前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定し、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができる。本願の実施例による解決策によれば、第１方式のアクセスネットワーク機器は、端末に情報を送信することで、端末が第２方式のランダムアクセスリソース、第２方式の第２信号、第１方式の第１信号のマッピング関係を確立できるようにし、それにより、端末が第２方式のランダムアクセスリソース及び最適な送信ビームを選択し、対応するランダムアクセス要求情報を送信できるようにし、このようにして、第１方式のアクセスネットワーク機器が、端末がアクセスしようとする第２方式のアクセスネットワーク機器を識別できるようにし、最適なアップリンクビームで受信することで、初期アクセス遅延を低減し、アクセスプロセスレートを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】ＶＬＣと無線周波数からなる異種ネットワークの概略図である。
【図2】ＶＬＣと無線周波数からなる異種ネットワークの初期アクセスプロセスの概略図である。
【図3】別のＶＬＣと無線周波数からなる異種ネットワークの初期アクセスプロセスの概略図である。
【図4】本願の実施例のリソース送信方法の例示的なフローチャートである。
【図5】本願の実施例の別のリソース送信方法の例示的なフローチャートである。
【図6】本願の実施例の第３種のリソース送信方法の例示的なフローチャートである。
【図7】本願の応用実施例のマッピング関係の概略図である。
【図8】本願の応用実施例の第２種のマッピング関係の概略図である。
【図9a】本願の応用実施例の第３種のマッピング関係の概略図である。
【図9b】本願の応用実施例の第３種のマッピング関係の概略図である。
【図9c】本願の応用実施例の第３種のマッピング関係の概略図である。
【図10】本願の応用実施例の第４種のマッピング関係の概略図である。
【図11】本願の応用実施例の第５種のマッピング関係の概略図である。
【図12a】本願の応用実施例の第６種のマッピング関係の概略図である。
【図12b】本願の応用実施例の第６種のマッピング関係の概略図である。
【図12c】本願の応用実施例の第６種のマッピング関係の概略図である。
【図13】本願の実施例のリソース送信装置の例示的な構造図である。
【図14】本願の実施例の別のリソース送信装置の例示的な構造図である。
【図15】本願の実施例の端末の例示的な構造図である。
【図16】本願の実施例のアクセスネットワーク機器の例示的な構造図である。
【図17】本願の実施例のリソース送信システム構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
以下では、図面及び実施例を参照して、本願についてさらに詳細に説明する。
【0033】
図１に示す異種ネットワーク構築において、図２に示すように、端末を起動した後、無線周波数アップリンク・ダウンリンクを介して同期やランダムアクセスなどの一連のプロセスを行い、まず、無線周波数基地局にアクセスし、その後、端末は、受信できるすべての可視光基地局の同期信号又は参照信号品質を測定し、無線周波数アップリンクを介して測定結果を無線周波数基地局に報告し、無線周波数基地局は、最高の品質の可視光基地局を選択して、無線リソース制御（ＲＲＣ：Ｒａｄｉｏ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｃｏｎｔｒｏｌ）の再構成を通じて追加する。ここで、異種ネットワーク構築システムに可視光アップリンクがないことを考慮して、端末は、可視光基地局と直接通信し、ランダムアクセスプロセスを介してアップリンク同期を行う必要がない。
【0034】
しかし、図２に示すプロセスから分かるように、可視光異種ネットワーク構築の初期アクセスプロセスでは、端末が可視光基地局にアクセスしたい場合、まず、無線周波数基地局にアクセスし、測定されたすべての可視光ダウンリンク品質を無線周波数基地局に報告し、その後、無線周波数基地局を介して適切な可視光基地局を追加して通信する必要があり、このプロセスは比較的に時間がかかる。したがって、図３に示すように、端末は、無線周波数アクセス段階で、可視光ダウンリンクを選択して直接アクセスすることができ、このようにして、測定報告及び無線周波数基地局の再構成プロセスが省略され、それにより、初期アクセス遅延が低減し、アクセスプロセスレートが向上する。
【0035】
ここで、異種ネットワーク構築の初期アクセスプロセスでは、端末は、無線周波数ダウンリンク及び可視光ダウンリンクから送信された同期信号／物理ブロードキャストチャネルブロック（ＳＳＢ：ＳＳ（Ｓｙｎｃｈｒｏｎｉｚｅｄ Ｓｉｇｎａｌ）／ＰＢＣＨ（Ｐｈｙｓｉｃａｌ Ｂｒｏａｄｃａｓｔ Ｃｈａｎｎｅｌ） Ｂｌｏｃｋ）を受信し、どうやって対応する物理ランダムアクセスチャネル（ＰＲＡＣＨ：Ｐｈｙｓｉｃａｌ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｃｈａｎｎｅｌ）伝送リソースを選択して、無線周波数基地局が、端末がアクセスしようとする可視光基地局を識別できるだけでなく、最適なアップリンクビームで受信できるようにするかについて、現在にはまだ効果的な解決策はない。
【0036】
これを鑑み、本願の様々な実施例では、第１方式のアクセスネットワーク機器は、端末に情報を送信することで、端末が第２方式のランダムアクセスリソース、第２方式の第２信号（同期信号と呼んでもよい）、第１方式の第１信号（同期信号と呼んでもよい）のマッピング関係を確立できるようにし、それにより、前記端末が第２方式のランダムアクセスリソース及び最適な送信ビームを選択し、対応するランダムアクセス要求情報を送信できるようにし、このようにして、第１方式のアクセスネットワーク機器が、端末がアクセスしようとする第２方式のアクセスネットワーク機器を識別できるようにし、最適なアップリンクビームで受信することで、初期アクセス遅延を低減し、アクセスプロセスレートを向上させることができる。
【0037】
本願の実施例は、端末によって実行されるリソース送信方法を提供し、図４に示すように、当該方法は、以下のステップを含む。
【0038】
ステップ４０１において、第１アクセスネットワーク機器から送信された第１情報を受信し、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンス（プリアンブル（英語ではＰｒｅａｍｂｌｅと表記できる））フォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む。
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンス（プリアンブル（英語ではＰｒｅａｍｂｌｅと表記できる））フォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む。
【0039】
ステップ４０２において、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信する。
【0040】
ここで、実際の適用では、前記端末は、ユーザ機器（ＵＥ：Ｕｓｅｒ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ）、端末機器、機器、又はユーザなどとも呼ばれる。
【0041】
前記第１アクセスネットワーク機器と第２アクセスネットワーク機器によって異種ネットワークが形成される。前記第１アクセスネットワーク機器は、マスターノード（ＭＮ：Ｍａｓｔｅｒ Ｎｏｄｅ）とも呼ばれ、それに対応して、前記第２アクセスネットワーク機器は、セカンダリノード（ＳＮ：Ｓｅｃｏｎｄａｒｙ Ｎｏｄｅ）とも呼ばれる。
【0042】
１つの実施例では、前記第１方式のアクセスは、無線周波数アクセスを含む。
【0043】
１つの実施例では、前記第２方式のアクセスは、光通信アクセスを含み、具体的には、ＶＬＣアクセス（可視光アクセスとも呼ばれる）であってもよく、つまり、前記第１アクセスネットワーク機器は、無線周波数アクセスを前記端末に提供することができ、前記第２アクセスネットワーク機器は、ＶＬＣアクセスを前記端末に提供することができ、それに対応して、前記第１アクセスネットワーク機器は、無線周波数アクセスポイント（ＡＰ：Ａｃｃｅｓｓ Ｐｏｉｎｔ）（無線周波数基地局とも呼ばれる）を含んでもよく、前記第２アクセスネットワーク機器は、ＲＬＣ（Ｒａｄｉｏ Ｌｉｎｋ Ｃｏｎｔｒｏｌ） ＡＰ（可視光基地局とも呼ばれる）を含む。
【0044】
ここで、前記端末は、無線周波数ダウンリンクを介して、前記第１アクセスネットワーク機器から送信されたデータと制御情報を受信することができる。それに対応して、前記端末は、無線周波数アップリンクを介して、データ及び／又はデータのフィードバック情報（即ち、ハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ：Ｈｙｂｒｉｄ ａｕｔｏｍａｔｉｃ ｒｅｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ ｒｅｑｕｅｓｔ）－ＡＣＫ（ＡＣＫｎｏｗｌｅｄｇｍｅｎｔ）情報）を送信することができる。この場合、前記端末は、ＶＬＣと無線周波数からなる異種ネットワーク内にある。この異種ネットワークでは、異種ネットワーク構築とは、ＶＬＣダウンリンク（可視光ダウンリンクとも呼ばれる）及び無線周波数アップリンクを指し、無線周波数ダウンリンクは、オンデマンドでオンにすることができる。
【0045】
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係は、第１方式の第１信号と第２方式の第２信号とのマッピング関係とも呼ばれ、どの第２方式の第２信号のカバー範囲が第１方式の第１信号のカバー範囲内にあるかを指し、例示的に、ＶＬＣと無線周波数からなる異種ネットワークでは、前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係は、どの可視光ＳＳＢのカバー範囲が無線周波数ＳＳＢのカバー範囲内にあるかを指す。
【0046】
ここで、実際の適用では、１つの第２方式の第２信号が少なくとも２つの第１方式の第１信号に対応することができる場合、シグナリングオーバーヘッドを節約するために、前記第２情報が示す関連付け関係において、１つの第２方式の第２信号は、１つの第１方式の第１信号にのみ対応する。
【0047】
前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報は、第２方式のＰＲＡＣＨ伝送機会（ＲＯと略称される）を含むことができる。ここで、実際の適用では、第２方式のＲＯと第１方式のＲＯは独立している（即ち、両者のＲＯが異なる）場合もあれば、独立していない（即ち、両者のＲＯが同じである）場合もある。第２方式のＲＯが第１方式のＲＯと同じである場合、シグナリングオーバーヘッドを節約するために、第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報をデフォルトにすることができ、第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報がデフォルトで第１方式のランダムアクセスリソースの構成情報と同じであることを表す。
【0048】
前記第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係とは、各第２方式のランダムアクセスリソースに関連する第２方式の第２信号の数を指し、例示的に、ＶＬＣと無線周波数からなる異種ネットワークにおいて、前記第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係とは、各可視光ＲＯに関連付けられた可視光ＳＳＢの数を指す。例示的に、ＲＯ１、ＲＯ２、ＲＯ３、ＲＯ４の４つのＲＯがあると仮定し、前記第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係が、各可視光ＲＯに１つの可視光ＳＳＢ（説明を簡単にするために、参照信号（ＲＳ）と呼ぶ）が関連付けていることを示す場合、ＲＳ１はＲＯ１にマッピングされ、ＲＳ２はＲＯ２にマッピングされ、ＲＳ３はＲＯ３にマッピングされ、ＲＳ４はＲＯ４にマッピングされ、前記第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係が、各可視光ＲＯに２つのＲＳが関連付けていることを示す場合、ＲＳ１とＲＳ２はＲＯ１にマッピングされ、ＲＳ３とＲＳ４はＲＯ２にマッピングされ、ＲＳ１とＲＳ２はＲＯ３にマッピングされ、ＲＳ３とＲＳ４はＲＯ４にマッピングされ、ここで、第２方式のランダムアクセスリソースをデフォルトの順序でマッピングすることができる。ここで、実際の適用では、各第２方式のランダムアクセスリソースに関連付けられた第２信号の数は、各第１方式のランダムアクセスリソースに関連付けられた第１信号の数と同じであってもよいし、異なってもよい。各第２方式のランダムアクセスリソースに関連付けられた第２信号の数が、各第１方式のランダムアクセスリソースに関連付けられた第１信号の数と同じである場合、シグナリングオーバーヘッドを節約するために、前記第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係の構成をデフォルトにすることができ、各第２方式のランダムアクセスリソースに関連付けられた第２信号の数がデフォルトで各第１方式のランダムアクセスリソースに関連付けられた第１信号の数と同じであることを表す。
【0049】
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットは、第１方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと同じであってもよいし、異なってもよい。ここで、第１方式のＲＯと第２方式のＲＯが独立している場合、異なるＲＯを通じて第１方式と第２方式を区別することが可能になったため、第１方式と第２方式に対して同じランダムアクセスシーケンスフォーマットを構成することができ、この場合、シグナリングオーバーヘッドを低減するために、第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットの構成をデフォルトにすることができ、第２方式のランダムアクセスシーケンスがデフォルトで第１方式のランダムアクセスシーケンスと同じであることを表す。
【0050】
実際の適用では、前記第１情報は、システムメッセージに搬送されることができ、例示的に、ＶＬＣと無線周波数からなる異種ネットワークでは、前記端末は、無線周波数ダウンリンク物理ブロードキャストチャネル（ＰＢＣＨ）の復調を完了した後、残余の最小システムメッセージ（即ち、ＳＩＢ１）を、無線周波数ダウンリンクを介して受信し、無線周波数ランダムアクセスパラメータの構成情報及び可視光ランダムアクセスパラメータの構成情報（即ち、第１情報）を取得する。ここで、前記ＲＦランダムアクセスパラメータの構成情報は、５Ｇ ＮＲと一致しており、ランダムアクセスシーケンスフォーマット、ＰＲＡＣＨ伝送機会、ランダムアクセスリソースとＳＳＢとの関連付け関係などを含む。
【0051】
ここで、実際の適用では、後方互換性を維持するために、前記第１アクセスネットワーク機器が第２方式のアクセスを許可するか否かを前記端末に追加的に指示することができる。
【0052】
これに基づいて、１つの実施例では、当該方法は、
前記端末に第４情報を送信することをさらに含み得、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示する。
前記端末に第４情報を送信することをさらに含み得、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示する。
【0053】
ここで、実際の適用では、前記第４情報は、ＰＢＣＨに搬送され得る。
【0054】
前記第４情報が第２方式のアクセスを許可することを指示する場合、前記端末は、ステップ４０２を実行する。
【0055】
例示的に、ＶＬＣと無線周波数からなる異種ネットワークでは、従来の５Ｇニューラジオ（ＮＲ）システムと比較して、無線周波数ＡＰから送信されたＳＳＢに運ばれるコンテンツは、無線周波数ＡＰが可視光基地局のアクセスを許可するか否かを追加的に示す必要があり、具体的には、５Ｇ ＮＲのＰＢＣＨのアイドル「ｓｐａｒｅ」フィールドに１ビット（ｂｉｔ）を設定することができ、当該ｂｉｔが１に設定された場合、無線周波数ＡＰが可視光ＡＰのアクセスを許可することを表し、０に設定された場合、無線周波数ＡＰが可視光ＡＰのアクセスを許可しないことを表す。
【0056】
実際の適用では、ステップ４０２において、前記端末は、受信された少なくとも１つの第２アクセスネットワーク機器の第２信号の信号品質及び第１情報に基づいて、第２方式の初期アクセスを行うか否かを判断し、具体的には、すべての第２信号の信号品質（例えば、参照信号受信電力（ＲＳＲＰ））がいずれも第１閾値（必要に応じて設定することができる）より小さい場合、前記端末は、直接に第１方式のランダムアクセスパラメータ構成情報に基づいて、第１方式のランダムアクセスプロセスを遂行し、少なくとも１つの第２信号の信号品質が第１閾値以上である場合、前記端末は、最良の信号品質を有する第２信号に基づいて第２方式の初期アクセスを行うことにより、アクセスの成功率を向上させることができる。
【0057】
ここで、最適な第２信号を決定した後、前記端末は、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース（即ち、最良の信号品質を有する第２信号に対応するランダムアクセスリソース）及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信する。
【0058】
具体的に、端末は、前記第１情報に基づいて、第２方式のランダムアクセスリソース、第２方式の第２信号、第１方式の第１信号のマッピング関係を確立し、その後、マッピング関係に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定する。
【0059】
ここで、マッピング関係を確立するとき、以下の２つの実施形態があり得る。
【0060】
第１の方式において、前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、それに対応して、前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定する。
【0061】
第２の方式において、前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、それに対応して、前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定する。
【0062】
ここで、実際の適用では、前記第１アクセスネットワーク機器は、マッピング順序を前記端末に指示することができ、それにより、前記端末が上記の２つのマッピング順序のうちの１つに従ってマッピングするようにする。
【0063】
これに基づいて、１つの実施例では、当該方法は、
前記第１アクセスネットワーク機器から送信された第５情報を受信することをさらに含み、前記第５情報は、前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示し、又は前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示する。
前記第１アクセスネットワーク機器から送信された第５情報を受信することをさらに含み、前記第５情報は、前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示し、又は前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示する。
【0064】
ここで、実際の適用では、前記第５情報は、システムメッセージに搬送され得る。例示的に、ＶＬＣと無線周波数からなる異種ネットワークでは、前記端末は、無線周波数ＳＩＢ１を介して、前記第５情報を取得する。
【0065】
本願の実施例において、異種ネットワーク構築構造の下で、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、決定された送信ビームの第１ランダムアクセスリソースでランダムアクセス要求情報を送信し、複数のビームをサポートする動作方式では、ランダムアクセスリソースと、ビームに対応する第１信号（第１信号の異なる伝送信号は、異なるビームを識別することができる）との関連付け関係を通じて、端末は、特定の第１信号の伝送信号に対応するランダムアクセスリソースでランダムアクセス要求情報を送信し、このようにして、ダウンリンクビーム選択の暗黙的な報告を実現すると同時に、後続のプロセスにおけるビームスキャンのオーバーヘッドが低減される。
【0066】
１つの実施例では、前記ランダムアクセス要求情報は、
第２方式のランダムアクセスシーケンスと、
第２方式のランダムアクセスシーケンス及び前記第２方式のランダムアクセスシーケンスに関連するＰＵＳＣＨ又はＰＵＣＣＨと、のうちの１つを含み得る。
第２方式のランダムアクセスシーケンスと、
第２方式のランダムアクセスシーケンス及び前記第２方式のランダムアクセスシーケンスに関連するＰＵＳＣＨ又はＰＵＣＣＨと、のうちの１つを含み得る。
【0067】
ここで、実際の適用では、前記ランダムアクセス要求情報が、第２方式のランダムアクセスシーケンス及び前記第２方式のランダムアクセスシーケンスに関連するＰＵＳＣＨ又はＰＵＣＣＨを含む場合、前記第１アクセスネットワーク機器は少なくとも、前記ランダムアクセス要求情報を用いて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定する。
【0068】
それに対応して、本願の実施例はさらに、第１アクセスネットワーク機器によって実行される、リソース送信方法を提供し、図５に示すように、当該方法は、以下のステップを含む。
【0069】
ステップ５０１において、端末に第１情報を送信し、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む。
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む。
【0070】
ステップ５０２において、前記端末が第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース上で第１方式の第１信号に対応するビームを介して送信した第２方式のランダムアクセス要求情報を受信する。
【0071】
ステップ５０３において、前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定し、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができる。
【0072】
ここで、１つの実施例において、当該方法は、
前記端末に第４情報を送信することをさらに含み得、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示する。
前記端末に第４情報を送信することをさらに含み得、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示する。
【0073】
実際の適用では、ステップ５０３において、前記第１アクセスネットワーク機器も、前記第１情報に基づいて、第２方式のランダムアクセスリソース、第２方式の第２信号、第１方式の第１信号のマッピング関係の確立を決定する必要があり、その後、第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報、確立されたマッピング関係に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定する。
【0074】
ここで、マッピング関係を確立するとき、端末と同様に、以下の２つの実施形態があり得る。
【0075】
第１の方式において、前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、それに対応して、前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づき、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定する。
【0076】
第２の方式において、前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、それに対応して、前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づき、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定する。
【0077】
ここで、実際の適用では、前記第１アクセスネットワーク機器は、マッピング順序を前記端末に指示することができ、それにより、前記端末が上記の２つのマッピング順序のうちの１つに従ってマッピングするようにする。
【0078】
これに基づいて、１つの実施例では、当該方法は、
前記端末に第５情報を送信することをさらに含み得、前記第５情報は、前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示し、又は前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示する。
前記端末に第５情報を送信することをさらに含み得、前記第５情報は、前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示し、又は前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示する。
【0079】
本願の実施例はさらに、リソース送信方法を提供し、図６に示すように、当該方法は、以下のステップを含む。
【0080】
ステップ６０１において、第１アクセスネットワーク機器は、端末に第１情報を送信し、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む。
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む。
【0081】
ステップ６０２において、前記端末は、前記第１情報を受信した後、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信する。
【0082】
ステップ６０３において、前記第１アクセスネットワーク機器は、前記ランダムアクセス要求情報を受信した後、前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定し、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができる。
【0083】
本願の実施例は、リソース送信方法を提供し、第１アクセスネットワーク機器は、端末に第１情報を送信し、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は第２方式と異なる、第２情報、第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報、第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報、第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマット、のうちの少なくとも１つを含み、前記端末は、前記第１情報を受信した後、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定して、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信し、前記第１アクセスネットワーク機器は、前記ランダムアクセス要求情報を受信した後、前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定し、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができる。本願の実施例による解決策によれば、第１方式のアクセスネットワーク機器は、端末に情報を送信することで、端末が第２方式のランダムアクセスリソース、第２方式の第２信号、第１方式の第１信号のマッピング関係を確立できるようにし、それにより、端末が第２方式のランダムアクセスリソース及び最適な送信ビームを選択し、対応するランダムアクセス要求情報を送信できるようにし、このようにして、第１方式のアクセスネットワーク機器が、端末がアクセスしようとする第２方式のアクセスネットワーク機器を識別できるようにし、最適なアップリンクビームで受信することで、初期アクセスの遅延を低減し、アクセスプロセスレートを向上させることができる。
【0084】
以下では、応用実施例を参照して、本願についてさらに詳細に説明する。
【0085】
応用実施例において、ＶＬＣと無線周波数によって異種ネットワークが構成される。
【0086】
応用実施例１
本応用実施例では、可視光ランダムアクセスパラメータの構成情報は、
無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係（どの可視光のＳＳＢのカバー範囲が無線周波数ＳＳＢのカバー範囲内にあるかを指す）、
可視光ランダムアクセス時間周波数領域リソース構成情報（ＲＯを指す）、
可視光ランダムアクセスリソースと可視光ＳＳＢとの関連付け関係（可視光ランダムアクセスリソースと可視光ＳＳＢとの関連付け関係は、各ＲＯに関連付けられたＳＳＢ数を指す）、
可視光ランダムアクセスシーケンスフォーマット（可視光ランダムアクセスシーケンスフォーマットは、無線周波数ランダムアクセスシーケンスフォーマットと異なり、又は同じである）、のうちの少なくとも１つを含み得る。
本応用実施例では、可視光ランダムアクセスパラメータの構成情報は、
無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係（どの可視光のＳＳＢのカバー範囲が無線周波数ＳＳＢのカバー範囲内にあるかを指す）、
可視光ランダムアクセス時間周波数領域リソース構成情報（ＲＯを指す）、
可視光ランダムアクセスリソースと可視光ＳＳＢとの関連付け関係（可視光ランダムアクセスリソースと可視光ＳＳＢとの関連付け関係は、各ＲＯに関連付けられたＳＳＢ数を指す）、
可視光ランダムアクセスシーケンスフォーマット（可視光ランダムアクセスシーケンスフォーマットは、無線周波数ランダムアクセスシーケンスフォーマットと異なり、又は同じである）、のうちの少なくとも１つを含み得る。
【0087】
ここで、光ランダムアクセスパラメータの構成情報は、ＳＩＢ１に搬送される。
【0088】
可視光ＲＯと無線周波数ＲＯは独立しているため、２つのＲＯの違いにより、無線周波数と可視光に分けることができ、無線周波数と可視光に対して異なるランダムアクセスシーケンスフォーマットを構成する必要はない。
【0089】
ここで、ＳＩＢ１情報のオーバーヘッドをさらに低減するために、可視光ランダムアクセスシーケンスフォーマットの構成をデフォルトにすることができ、可視光ランダムアクセスシーケンスデフォルトが無線周波数ランダムアクセスシーケンスと同じであることを表す。この場合、前記構成情報は、無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係、可視光ランダムアクセス時間周波数領域リソース構成、及び可視光ランダムアクセスリソースと可視光ＳＳＢとの関連付け関係を含み得る。
【0090】
さらに、可視光ランダムアクセスリソースと可視光ＳＳＢとの関連付け関係もデフォルトにすることができ、各可視光ＲＯに関連付けられたＳＳＢ数が、各無線周波数ＲＯに関連付けられたＳＳＢ数と同じであることを表す。すると、前記構成情報は、無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係、及び可視光ランダムアクセス時間周波数領域リソース構成のみを含む。
【0091】
端末は、無線周波数ダウンリンクＰＢＣＨの復調を完了した後、無線周波数ＳＩＢ１を介して、無線周波数と可視光ランダムアクセスパラメータの構成情報を取得する。ここで、前記無線周波数ランダムアクセスパラメータの構成情報は、５Ｇ ＮＲと一致してもよく、ランダムアクセスシーケンスフォーマット、ＰＲＡＣＨ伝送機会、ランダムアクセスリソースとＳＳＢとの関連付け関係などを含む。
【0092】
その後、端末は、受信された可視光ＳＳＢの信号品質及び無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係に基づいて、可視光基地局の初期アクセスを行うか否かを判断し、具体的には、
すべての可視光基地局の信号品質（例えば、ＲＳＲＰ）がいずれも第１閾値より小さい場合、端末は、直接に無線周波数ランダムアクセスパラメータ構成に従って無線周波数のランダムアクセスプロセスを遂行し、そうでない場合、端末は、無線周波数ＳＳＢとマッピング関係を有する可視光ＳＳＢにおいて、最良の信号品質の可視光ＳＳＢに基づいて、初期アクセスを行い（アクセスの成功率が向上する）、端末は、アクセスしようとする可視光ＳＳＢ及びそれに関連付けられたＲＯを決定した後、無線周波数ＳＳＢに対応するアップリンクビームを介して、対応するランダムアクセスシーケンスを送信し、
無線周波数基地局は、ＲＯの時間周波数領域位置及びランダムアクセスシーケンスインデックス（英語ではｉｎｄｅｘと表記できる）に基づいて、端末がアクセスしようとする可視光基地局を識別することができる。
すべての可視光基地局の信号品質（例えば、ＲＳＲＰ）がいずれも第１閾値より小さい場合、端末は、直接に無線周波数ランダムアクセスパラメータ構成に従って無線周波数のランダムアクセスプロセスを遂行し、そうでない場合、端末は、無線周波数ＳＳＢとマッピング関係を有する可視光ＳＳＢにおいて、最良の信号品質の可視光ＳＳＢに基づいて、初期アクセスを行い（アクセスの成功率が向上する）、端末は、アクセスしようとする可視光ＳＳＢ及びそれに関連付けられたＲＯを決定した後、無線周波数ＳＳＢに対応するアップリンクビームを介して、対応するランダムアクセスシーケンスを送信し、
無線周波数基地局は、ＲＯの時間周波数領域位置及びランダムアクセスシーケンスインデックス（英語ではｉｎｄｅｘと表記できる）に基づいて、端末がアクセスしようとする可視光基地局を識別することができる。
【0093】
ここで、端末は、構成された情報に基づいて、可視光ＰＲＡＣＨ伝送リソースと可視光ＳＳＢ及び無線周波数ＳＳＢとのマッピング関係を確立し、確立されたマッピング関係に基づいて、アクセスしようとする可視光ＳＳＢに対応するＲＯ及び無線周波数ＳＳＢを決定する。
【0094】
ここで、構成された情報は、
まず、可視光ＳＳＢを可視光ＲＯにマッピングしてから、可視光ＳＳＢを無線周波数ＳＳＢにマッピングすること、即ち、マッピング関係を確立するときの上記の第１の方式（以下の説明では、方式ａと呼ぶ）、
まず、無線周波数ＳＳＢを可視光ＳＳＢにマッピングしてから、可視光ＳＳＢを可視光ＲＯにマッピングすること、又はまず、可視光ＳＳＢを無線周波数ＳＳＢにマッピングしてから、可視光ＳＳＢ可視光ＲＯにマッピングすること、即ち、マッピング関係を確立するときの上記の第２の方式（以下の説明では、方式ｂと呼ぶ）、のうちの１つを含み得る。
まず、可視光ＳＳＢを可視光ＲＯにマッピングしてから、可視光ＳＳＢを無線周波数ＳＳＢにマッピングすること、即ち、マッピング関係を確立するときの上記の第１の方式（以下の説明では、方式ａと呼ぶ）、
まず、無線周波数ＳＳＢを可視光ＳＳＢにマッピングしてから、可視光ＳＳＢを可視光ＲＯにマッピングすること、又はまず、可視光ＳＳＢを無線周波数ＳＳＢにマッピングしてから、可視光ＳＳＢ可視光ＲＯにマッピングすること、即ち、マッピング関係を確立するときの上記の第２の方式（以下の説明では、方式ｂと呼ぶ）、のうちの１つを含み得る。
【0095】
以下では、例を参照して本応用実施例の解決策について詳細に説明する。
【0096】
例１
本例では、無線周波数基地局は、ＳＳＢ０、ＳＳＢ１、ＳＳＢ２、ＳＳＢ３の４つのＳＳＢを送信し、各可視光基地局は、１つのＳＳＢを送信し、合計４つの可視光基地局は、４つのセル、即ち、セル０、セル１、セル２、セル３にそれぞれ対応し、これら４つのセルのセルＩＤはそれぞれ、ＩＤ０、ＩＤ１、ＩＤ２、ＩＤ３であり、無線周波数基地局のＳＳＢと区別するために、可視光基地局によって送信される同期信号はＲＳと呼び、４つの可視光基地局のＳＳＢはそれぞれ、ＲＳ０（可視光基地局０）、ＲＳ１（可視光基地局１）、ＲＳ２（可視光基地局２）、ＲＳ３（可視光基地局３）である。
本例では、無線周波数基地局は、ＳＳＢ０、ＳＳＢ１、ＳＳＢ２、ＳＳＢ３の４つのＳＳＢを送信し、各可視光基地局は、１つのＳＳＢを送信し、合計４つの可視光基地局は、４つのセル、即ち、セル０、セル１、セル２、セル３にそれぞれ対応し、これら４つのセルのセルＩＤはそれぞれ、ＩＤ０、ＩＤ１、ＩＤ２、ＩＤ３であり、無線周波数基地局のＳＳＢと区別するために、可視光基地局によって送信される同期信号はＲＳと呼び、４つの可視光基地局のＳＳＢはそれぞれ、ＲＳ０（可視光基地局０）、ＲＳ１（可視光基地局１）、ＲＳ２（可視光基地局２）、ＲＳ３（可視光基地局３）である。
【0097】
端末が、無線周波数基地局から送信されたＳＳＢ１、可視光基地局１から送信されたＲＳ１と可視光基地局２から送信されたＲＳ２を検索したと仮定すると、ＳＳＢ１を復調することにより、無線周波数基地局セルＩＤが取得され、ＲＳ１及びＲＳ２を復調することにより、可視光基地局のセルＩＤ１とセルＩＤ２がそれぞれ取得される。
【0098】
端末は、無線周波数ダウンリンクを介いてランダムアクセスパラメータの構成情報を取得し、得られた構成情報が、無線周波数時間領域に４つのＲＯがあり、各ＲＯに１つのＳＳＢがマッピングされており、ランダムアクセスシーケンスフォーマットがＡであることと、可視光時間領域に４つの可視光ＲＯがあり、各ＲＯに１つのＲＳが関連付けられており、可視光ランダムアクセスシーケンスフォーマットがＢであることと、を含むと仮定する。無線周波数ＳＳＢと可視光ＲＳとのマッピング関係は、ＳＳＢ０はＲＳ０に対応し、ＳＳＢ１はＲＳ１に対応し、ＳＳＢ２はＲＳ２に対応し、ＳＳＢ３はＲＳ３に対応することである。
【0099】
構成情報が方式ａに従ってマッピングすることを指示する場合、図７に示すように、端末は、まず、ＲＳを可視光ＲＯにマッピングして、｛ＲＳ０－ＲＯ０｝、｛ＲＳ１－ＲＯ１｝、｛ＲＳ２－ＲＯ２｝、｛ＲＳ３－ＲＯ３｝を取得し、その後、ＲＳをＳＳＢにマッピングして、ＳＳＢ０｛ＲＳ０－ＲＯ０｝、ＳＳＢ１｛ＲＳ１－ＲＯ１｝、ＳＳＢ２｛ＲＳ２－ＲＯ２｝、ＳＳＢ３｛ＲＳ３－ＲＯ３｝を取得し、
構成情報が方式ｂに従ってマッピングすることを指示する場合、図７に示すように、端末は、まず、ＳＳＢをＲＳにマッピングして、｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、｛ＳＳＢ１－ＲＳ１｝、｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、｛ＳＳＢ３－ＲＳ３｝を取得し、それから、ＲＳを可視光ＲＯにマッピングして、ＲＯ０｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、ＲＯ１｛ＳＳＢ１－ＲＳ１｝、ＲＯ２｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、ＲＯ３｛ＳＳＢ３－ＲＳ３｝を取得する。
構成情報が方式ｂに従ってマッピングすることを指示する場合、図７に示すように、端末は、まず、ＳＳＢをＲＳにマッピングして、｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、｛ＳＳＢ１－ＲＳ１｝、｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、｛ＳＳＢ３－ＲＳ３｝を取得し、それから、ＲＳを可視光ＲＯにマッピングして、ＲＯ０｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、ＲＯ１｛ＳＳＢ１－ＲＳ１｝、ＲＯ２｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、ＲＯ３｛ＳＳＢ３－ＲＳ３｝を取得する。
【0100】
ＲＳ１の信号品質がＲＳ２より良いと仮定すると、端末は、ＩＤ１に対応するセル、即ち、セル１にアクセスすることを選択し、その後、端末は、ＲＯ１でＳＳＢ１ダウンリンクビームに対応するアップリンクビームを介していずれか１つのランダムアクセスシーケンスを送信し、無線周波数基地局は、ＲＯ１の時間周波数領域位置に基づいて、端末がアクセスしようとするのが可視光基地局１であることを識別する。
【0101】
例２
本例では、無線周波数基地局は、ＳＳＢ０、ＳＳＢ１、ＳＳＢ２、ＳＳＢ３の４つのＳＳＢを送信し、各可視光基地局は、１つのＳＳＢを送信し、合計４つの可視光基地局は、４つのセル、即ち、セル０、セル１、セル２、セル３にそれぞれ対応し、これら４つのセルのセルＩＤはそれぞれ、ＩＤ０、ＩＤ１、ＩＤ２、ＩＤ３であり、無線周波数基地局のＳＳＢと区別するために、可視光基地局によって送信される同期信号はＲＳと呼び、４つの可視光基地局のＳＳＢはそれぞれ、ＲＳ０（可視光基地局０）、ＲＳ１（可視光基地局１）、ＲＳ２（可視光基地局２）、ＲＳ３（可視光基地局３）である。
本例では、無線周波数基地局は、ＳＳＢ０、ＳＳＢ１、ＳＳＢ２、ＳＳＢ３の４つのＳＳＢを送信し、各可視光基地局は、１つのＳＳＢを送信し、合計４つの可視光基地局は、４つのセル、即ち、セル０、セル１、セル２、セル３にそれぞれ対応し、これら４つのセルのセルＩＤはそれぞれ、ＩＤ０、ＩＤ１、ＩＤ２、ＩＤ３であり、無線周波数基地局のＳＳＢと区別するために、可視光基地局によって送信される同期信号はＲＳと呼び、４つの可視光基地局のＳＳＢはそれぞれ、ＲＳ０（可視光基地局０）、ＲＳ１（可視光基地局１）、ＲＳ２（可視光基地局２）、ＲＳ３（可視光基地局３）である。
【0102】
端末が、無線周波数基地局から送信されたＳＳＢ１、可視光基地局０から送信されたＲＳ０と可視光基地局１から送信されたＲＳ１を検索したと仮定すると、ＳＳＢ１を復調することにより、無線周波数基地局セルＩＤが取得され、ＲＳ０及びＲＳ１を復調することにより、可視光基地局のセルＩＤ０とセルＩＤ１がそれぞれ取得される。
【0103】
端末は、無線周波数ダウンリンクを介いてランダムアクセスパラメータの構成情報を取得し、得られた構成情報が、無線周波数時間領域に４つのＲＯがあり、可視光時間領域に４つの可視光ＲＯがあり、各無線周波数と可視光ＲＯの両方に１つのＳＳＢ／ＲＳが関連付けられており、無線周波数と可視光のランダムアクセスシーケンスフォーマットがいずれもＡであることと、無線周波数ＳＳＢと可視光ＲＳとのマッピング関係が、ＳＳＢ０はＲＳ０とＲＳ１に対応し、ＳＳＢ２はＲＳ２に対応し、ＳＳＢ３はＲＳ３に対応することと、を含むと仮定する。
【0104】
構成情報が方式ａに従ってマッピングすることを指示する場合、図８に示すように、端末は、まず、ＲＳを可視光ＲＯにマッピングして、｛ＲＳ０－ＲＯ０｝、｛ＲＳ１－ＲＯ１｝、｛ＲＳ２－ＲＯ２｝、｛ＲＳ３－ＲＯ３｝を取得し、その後、ＲＳをＳＳＢにマッピングして、ＳＳＢ０｛ＲＳ０－ＲＯ０｝、ＳＳＢ０｛ＲＳ１－ＲＯ１｝、ＳＳＢ２｛ＲＳ２－ＲＯ２｝、ＳＳＢ３｛ＲＳ３－ＲＯ３｝を取得し、
構成情報が方式ｂに従ってマッピングすることを指示する場合、図８に示すように、端末は、まず、ＳＳＢをＲＳにマッピングして、｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、｛ＳＳＢ０－ＲＳ１｝、｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、｛ＳＳＢ３－ＲＳ３｝を取得し、それから、ＲＳを可視光ＲＯにマッピングして、ＲＯ０｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、ＲＯ１｛ＳＳＢ０－ＲＳ１｝、ＲＯ２｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、ＲＯ３｛ＳＳＢ３－ＲＳ３｝を取得する。
構成情報が方式ｂに従ってマッピングすることを指示する場合、図８に示すように、端末は、まず、ＳＳＢをＲＳにマッピングして、｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、｛ＳＳＢ０－ＲＳ１｝、｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、｛ＳＳＢ３－ＲＳ３｝を取得し、それから、ＲＳを可視光ＲＯにマッピングして、ＲＯ０｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、ＲＯ１｛ＳＳＢ０－ＲＳ１｝、ＲＯ２｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、ＲＯ３｛ＳＳＢ３－ＲＳ３｝を取得する。
【0105】
ＲＳ１の信号品質がＲＳ０より良いと仮定すると、端末は、ＩＤ１に対応するセル、即ち、セル１にアクセスすることを選択し、その後、端末は、ＲＯ１でＳＳＢ０ダウンリンクビームに対応するアップリンクビームを介していずれか１つのランダムアクセスシーケンスを送信し、無線周波数基地局は、ＲＯ１の時間周波数領域位置に基づいて、端末がアクセスしようとするのが可視光基地局１であることを識別する。
【0106】
上記の説明から分かるように、例１と例２における無線周波数ＳＳＢの数量と可視光ＳＳＢの数量（即ち、可視光基地局の数量）は同じであり、２つが異なる場合、処理プロセスは、上記のプロセスと同じであり、ここでは繰り返して説明しない。
【0107】
ここで、説明すべきこととして、上記の方式ａと上記の方式ｂでは、同数又は異なる数の無線周波数ＳＳＢ及び可視光ＳＳＢが占有する可視光ＲＯの数は異なる。
【0108】
例示的に、無線周波数基地局が、ＳＳＢ０、ＳＳＢ１、ＳＳＢ２、ＳＳＢ３の４つのＳＳＢを送信し、各可視光基地局が、１つのＳＳＢを送信し、合計５つの可視光基地局は、セル０、セル１、セル２、セル３、セル４にそれぞれ対応し、これら５つのセルのセルＩＤはそれぞれ、ＩＤ０、ＩＤ１、ＩＤ２、ＩＤ３、ＩＤ４であると仮定する。無線周波数時間領域に４つのＲＯがあり、可視光時間領域に５つの可視光ＲＯがあり、各無線周波数と可視光ＲＯの両方に１つのＳＳＢ／ＲＳが関連付けられており、無線周波数と可視光のランダムアクセスシーケンスフォーマットがいずれもＡであると仮定する。図９ａ～ｃは、無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係の数と可視光基地局の数量との関係の概略図であり、図９ａ～ｃから分かるように、無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係の数が可視光基地局の数量に等しい場合、方式ａと方式ｂが占有する可視光ＲＯ数が同じであり、無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係の数が可視光基地局の数量より大きい場合、方式ａはより少ない可視光ＲＯを占有できるが、１つの可視光ＳＳＢが１つの無線周波数ＳＳＢに対応するように制限すれば、方式ａとｂが占有する可視光ＲＯ数は同じであり、無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係の数が可視光基地局の数量より小さい場合、方式ｂはより少ない可視光ＲＯを占有できる。よって、実際の適用では、パスコマンドを使用して、方式ｂを採用して無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係を確立することを指示することができ、システムメッセージのオーバーヘッドを圧縮するために、１つの可視光ＳＳＢが複数の無線周波数ＳＳＢに対応する場合には、その中の１つの無線周波数ＳＳＢを選択すればよい。
【0109】
応用実施例２
５Ｇ ＮＲのＲＯ設計が多くの時間周波数リソースを占有していることを考慮すると、可視光用に新しいＲＯを再構成することが困難であり、且つＳＩＢ１情報のオーバーヘッドも大きい。したがって、応用実施例１と異なるのは、可視光ランダムアクセスパラメータの構成情報における可視光ランダムアクセス時間周波数領域リソースの構成をデフォルトにすることができ、可視光ＲＯがデフォルトで無線周波数ＲＯと同じであることを表す。この場合、可視光ランダムアクセスパラメータの構成情報は、無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係、可視光ランダムアクセスリソースと可視光ＳＳＢとの関連付け関係、及び可視光ランダムアクセスシーケンスフォーマットを含んでもよい。
５Ｇ ＮＲのＲＯ設計が多くの時間周波数リソースを占有していることを考慮すると、可視光用に新しいＲＯを再構成することが困難であり、且つＳＩＢ１情報のオーバーヘッドも大きい。したがって、応用実施例１と異なるのは、可視光ランダムアクセスパラメータの構成情報における可視光ランダムアクセス時間周波数領域リソースの構成をデフォルトにすることができ、可視光ＲＯがデフォルトで無線周波数ＲＯと同じであることを表す。この場合、可視光ランダムアクセスパラメータの構成情報は、無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係、可視光ランダムアクセスリソースと可視光ＳＳＢとの関連付け関係、及び可視光ランダムアクセスシーケンスフォーマットを含んでもよい。
【0110】
端末は、無線周波数ダウンリンクＰＢＣＨの復調を完了した後、無線周波数ＳＩＢ１を介して、無線周波数と可視光ランダムアクセスパラメータの構成情報を取得する。ここで、前記無線周波数ランダムアクセスパラメータの構成情報は、５Ｇ ＮＲと一致してもよく、ランダムアクセスシーケンスフォーマット、ＰＲＡＣＨ伝送機会、ランダムアクセスリソースとＳＳＢとの関連付け関係などを含む。
【0111】
その後、端末は、受信された可視光ＳＳＢの信号品質及び無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係に基づいて、可視光基地局の初期アクセスを行うか否かを判断し、すべての可視光基地局の信号品質（例えば、ＲＳＲＰ）がいずれも第１閾値より小さい場合、端末は、直接に無線周波数ランダムアクセスパラメータ構成に従って無線周波数のランダムアクセスプロセスを遂行し、そうでない場合、端末は、無線周波数ＳＳＢとマッピング関係を有する可視光ＳＳＢにおいて、最良の信号品質の可視光ＳＳＢに基づいて、初期アクセスを行い（アクセスの成功率が向上する）、端末は、アクセスしようとする可視光ＳＳＢ及びそれに関連付けられたＲＯを決定した後、無線周波数ＳＳＢに対応するアップリンクビームを介して、対応するランダムアクセスシーケンスを送信し、
無線周波数基地局は、ＲＯの時間周波数領域位置、ランダムアクセスシーケンスフォーマット及びランダムアクセスシーケンスインデックスに基づいて、端末がアクセスしようとする可視光基地局を識別することができる。
無線周波数基地局は、ＲＯの時間周波数領域位置、ランダムアクセスシーケンスフォーマット及びランダムアクセスシーケンスインデックスに基づいて、端末がアクセスしようとする可視光基地局を識別することができる。
【0112】
ここで、異なるランダムアクセスシーケンスフォーマットを通じて、端末がアクセスしようとするのが可視光基地局であるか無線周波数基地局であるかを識別する。ＳＩＢ１情報のオーバーヘッドをさらに低減するために、同じランダムアクセスシーケンスフォーマットの異なるインデックスを通じて、可視光基地局と無線周波数基地局を区別すること、即ち、可視光基地局と無線周波数基地局に対して異なるインデックスを選択することにより、可視光基地局と無線周波数基地局を区別することを考慮すると、可視光ランダムアクセスシーケンスフォーマットの構成をデフォルトにすることができ、可視光ランダムアクセスシーケンスデフォルトが無線周波数ランダムアクセスシーケンスと同じであることを表す。この場合、可視光ランダムアクセスパラメータの構成情報は、無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係、及び可視光ランダムアクセスリソースと可視光ＳＳＢとの関連付け関係を含んでもよい。さらに、可視光ランダムアクセスリソースと可視光ＳＳＢとの関連付け関係もデフォルトにすることができ、各可視光ＲＯに関連付けられたＳＳＢ数が、各無線周波数ＲＯに関連付けられたＳＳＢ数と同じであることを表す。この場合、可視光ランダムアクセスパラメータの構成情報は、無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係のみを含む。それに対応して、無線周波数基地局は、ＲＯの時間周波数領域位置、ランダムアクセスシーケンスに関連するＰＵＣＣＨ／ＰＵＳＣＨに基づいて、端末がアクセスしようとする可視光基地局を識別する。
【0113】
ここで、端末は、構成された情報に基づいて、可視光ＰＲＡＣＨ伝送リソースと可視光ＳＳＢ及び無線周波数ＳＳＢとのマッピング関係を確立し、確立されたマッピング関係に基づいて、アクセスしようとする可視光ＳＳＢに対応するＲＯ及び無線周波数ＳＳＢを決定する。
【0114】
ここで、構成された情報は、
まず、可視光ＳＳＢを可視光ＲＯにマッピングしてから、可視光ＳＳＢを無線周波数ＳＳＢにマッピングすること、即ち、マッピング関係を確立するときの上記の第１の方式（以下の説明では、方式ａと呼ぶ）、
まず、無線周波数ＳＳＢを可視光ＳＳＢにマッピングしてから、可視光ＳＳＢを可視光ＲＯにマッピングすること、又はまず、可視光ＳＳＢを無線周波数ＳＳＢにマッピングしてから、可視光ＳＳＢ可視光ＲＯにマッピングすること、即ち、マッピング関係を確立するときの上記の第２の方式（以下の説明では、方式ｂと呼ぶ）、のうちの１つを含み得る。
まず、可視光ＳＳＢを可視光ＲＯにマッピングしてから、可視光ＳＳＢを無線周波数ＳＳＢにマッピングすること、即ち、マッピング関係を確立するときの上記の第１の方式（以下の説明では、方式ａと呼ぶ）、
まず、無線周波数ＳＳＢを可視光ＳＳＢにマッピングしてから、可視光ＳＳＢを可視光ＲＯにマッピングすること、又はまず、可視光ＳＳＢを無線周波数ＳＳＢにマッピングしてから、可視光ＳＳＢ可視光ＲＯにマッピングすること、即ち、マッピング関係を確立するときの上記の第２の方式（以下の説明では、方式ｂと呼ぶ）、のうちの１つを含み得る。
【0115】
以下では、例を参照して本応用実施例の解決策について詳細に説明する。
【0116】
例１
本例では、無線周波数基地局は、ＳＳＢ０、ＳＳＢ１、ＳＳＢ２、ＳＳＢ３の４つのＳＳＢを送信し、各可視光基地局は、１つのＳＳＢを送信し、合計４つの可視光基地局は、４つのセル、即ち、セル０、セル１、セル２、セル３にそれぞれ対応し、これら４つのセルのセルＩＤはそれぞれ、ＩＤ０、ＩＤ１、ＩＤ２、ＩＤ３であり、無線周波数基地局のＳＳＢと区別するために、可視光基地局によって送信される同期信号はＲＳと呼び、４つの可視光基地局のＳＳＢはそれぞれ、ＲＳ０（可視光基地局０）、ＲＳ１（可視光基地局１）、ＲＳ２（可視光基地局２）、ＲＳ３（可視光基地局３）である。
本例では、無線周波数基地局は、ＳＳＢ０、ＳＳＢ１、ＳＳＢ２、ＳＳＢ３の４つのＳＳＢを送信し、各可視光基地局は、１つのＳＳＢを送信し、合計４つの可視光基地局は、４つのセル、即ち、セル０、セル１、セル２、セル３にそれぞれ対応し、これら４つのセルのセルＩＤはそれぞれ、ＩＤ０、ＩＤ１、ＩＤ２、ＩＤ３であり、無線周波数基地局のＳＳＢと区別するために、可視光基地局によって送信される同期信号はＲＳと呼び、４つの可視光基地局のＳＳＢはそれぞれ、ＲＳ０（可視光基地局０）、ＲＳ１（可視光基地局１）、ＲＳ２（可視光基地局２）、ＲＳ３（可視光基地局３）である。
【0117】
端末が、無線周波数基地局から送信されたＳＳＢ１、可視光基地局０から送信されたＲＳ０と可視光基地局１から送信されたＲＳ１を検索したと仮定すると、ＳＳＢ１を復調することにより、無線周波数基地局セルＩＤが取得され、ＲＳ０及びＲＳ１を復調することにより、可視光基地局のセルＩＤ０とセルＩＤ１がそれぞれ取得される。
【0118】
端末は、無線周波数ダウンリンクを介いてランダムアクセスパラメータの構成情報を取得し、得られた構成情報が、無線周波数と可視光時間領域に４つのＲＯがあり、無線周波数の各ＲＯに１つのＳＳＢがマッピングされており、無線周波数ランダムアクセスシーケンスフォーマットがＡであることと、可視光の各ＲＯに１つのＲＳが関連付けられており、可視光ランダムアクセスシーケンスフォーマットがＢであることと、無線周波数ＳＳＢと可視光ＲＳとのマッピング関係が、ＳＳＢ０とＳＳＢ１がＲＳ０に対応し、ＳＳＢ２がＲＳ２に対応し、ＳＳＢ３がＲＳ３に対応することと、を含むと仮定すると、
構成情報が方式ａに従ってマッピングすることを指示する場合、図１０に示すように、端末は、まず、ＲＳを可視光ＲＯにマッピングして、｛ＲＳ０－ＲＯ０｝、｛ＲＳ１－ＲＯ１｝、｛ＲＳ２－ＲＯ２｝、｛ＲＳ３－ＲＯ３｝を取得し、その後、ＲＳをＳＳＢにマッピングして、ＳＳＢ０｛ＲＳ０－ＲＯ０｝、ＳＳＢ１｛ＲＳ０－ＲＯ０｝、ＸＸＸ｛ＲＳ１－ＲＯ１｝、ＳＳＢ２｛ＲＳ２－ＲＯ２｝、ＳＳＢ３｛ＲＳ３－ＲＯ３｝を取得し、
構成情報が方式ｂに従ってマッピングすることを指示する場合、図１０に示すように、端末は、まず、ＳＳＢをＲＳにマッピングして、｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、｛ＳＳＢ１－ＲＳ０｝、｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、｛ＳＳＢ３－ＲＳ３｝を取得し、それから、ＲＳを可視光ＲＯにマッピングして、ＲＯ０｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、ＲＯ１｛ＳＳＢ１－ＲＳ０｝、ＲＯ２｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、ＲＯ３｛ＳＳＢ３－ＲＳ３｝を取得する。
構成情報が方式ａに従ってマッピングすることを指示する場合、図１０に示すように、端末は、まず、ＲＳを可視光ＲＯにマッピングして、｛ＲＳ０－ＲＯ０｝、｛ＲＳ１－ＲＯ１｝、｛ＲＳ２－ＲＯ２｝、｛ＲＳ３－ＲＯ３｝を取得し、その後、ＲＳをＳＳＢにマッピングして、ＳＳＢ０｛ＲＳ０－ＲＯ０｝、ＳＳＢ１｛ＲＳ０－ＲＯ０｝、ＸＸＸ｛ＲＳ１－ＲＯ１｝、ＳＳＢ２｛ＲＳ２－ＲＯ２｝、ＳＳＢ３｛ＲＳ３－ＲＯ３｝を取得し、
構成情報が方式ｂに従ってマッピングすることを指示する場合、図１０に示すように、端末は、まず、ＳＳＢをＲＳにマッピングして、｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、｛ＳＳＢ１－ＲＳ０｝、｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、｛ＳＳＢ３－ＲＳ３｝を取得し、それから、ＲＳを可視光ＲＯにマッピングして、ＲＯ０｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、ＲＯ１｛ＳＳＢ１－ＲＳ０｝、ＲＯ２｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、ＲＯ３｛ＳＳＢ３－ＲＳ３｝を取得する。
【0119】
ＲＳ１の信号品質がＲＳ０より良いと仮定すると、ＲＳ１に対応するアップリンク送信ビームがないことを考慮して、端末は、ＩＤ０に対応するセル、即ち、セル０にアクセスすることを選択する。
【0120】
ここで、端末が方式ａに従ってマッピングされている場合、ＲＯ０上でＳＳＢ０とＳＳＢ１に対応するアップリンクビームを介して送信することができ、無線周波数基地局が同時に５Ｇ端末のプリアンブルも受信する必要があることを考慮して、端末は、ＳＳＢ０に対応するアップリンクビームでフォーマットがＢである任意の１つのランダムアクセスシーケンスを送信することを選択し、端末が方式ｂに従ってマッピングされている場合、ＲＯ０上でＳＳＢ０に対応するアップリンクビームを介して送信し、又はＲＯ１上でＳＳＢ１に対応するアップリンクビームを介してフォーマットがＢである任意の１つのランダムアクセスシーケンスを送信することができ、無線周波数基地局は、ＲＯ０又はＲＯ１の時間周波数領域位置及びランダムアクセスシーケンスフォーマットに基づいて、端末がアクセスしようとするのが可視光基地局０であることを識別する。
【0121】
例２
本例では、無線周波数基地局は、ＳＳＢ０、ＳＳＢ１、ＳＳＢ２、ＳＳＢ３の４つのＳＳＢを送信し、各可視光基地局は、１つのＳＳＢを送信し、合計４つの可視光基地局は、４つのセル、即ち、セル０、セル１、セル２、セル３にそれぞれ対応し、これら４つのセルのセルＩＤはそれぞれ、ＩＤ０、ＩＤ１、ＩＤ２、ＩＤ３であり、無線周波数基地局のＳＳＢと区別するために、可視光基地局によって送信される同期信号はＲＳと呼び、４つの可視光基地局のＳＳＢはそれぞれ、ＲＳ０（可視光基地局０）、ＲＳ１（可視光基地局１）、ＲＳ２（可視光基地局２）、ＲＳ３（可視光基地局３）である。
本例では、無線周波数基地局は、ＳＳＢ０、ＳＳＢ１、ＳＳＢ２、ＳＳＢ３の４つのＳＳＢを送信し、各可視光基地局は、１つのＳＳＢを送信し、合計４つの可視光基地局は、４つのセル、即ち、セル０、セル１、セル２、セル３にそれぞれ対応し、これら４つのセルのセルＩＤはそれぞれ、ＩＤ０、ＩＤ１、ＩＤ２、ＩＤ３であり、無線周波数基地局のＳＳＢと区別するために、可視光基地局によって送信される同期信号はＲＳと呼び、４つの可視光基地局のＳＳＢはそれぞれ、ＲＳ０（可視光基地局０）、ＲＳ１（可視光基地局１）、ＲＳ２（可視光基地局２）、ＲＳ３（可視光基地局３）である。
【0122】
端末が、無線周波数基地局から送信されたＳＳＢ１、可視光基地局０から送信されたＲＳ０と可視光基地局１から送信されたＲＳ１を検索したと仮定すると、ＳＳＢ１を復調することにより、無線周波数基地局セルＩＤが取得され、ＲＳ０及びＲＳ１を復調することにより、可視光基地局のセルＩＤ０とセルＩＤ１がそれぞれ取得される。
【0123】
端末は、無線周波数ダウンリンクを介いてランダムアクセスパラメータの構成情報を取得し、得られた構成情報が、無線周波数と可視光時間領域に４つのＲＯがあり、各ＲＯに１つのＳＳＢ／ＲＳがマッピングされており（即ち、関連付けられている）、無線周波数と可視光のランダムアクセスシーケンスフォーマットが両方ともＡであることと、無線周波数ＳＳＢと可視光ＲＳとのマッピング関係が、ＳＳＢ０がＲＳ０に対応し、ＳＳＢ１がＲＳ１に対応し、ＳＳＢ２がＲＳ１とＲＳ２に対応し、ＳＳＢ３がＲＳ３に対応することと、を含むと仮定する。
【0124】
このとき、構成情報が方式ａに従ってマッピングすることを指示する場合、図１１に示すように、端末は、まず、ＲＳを可視光ＲＯにマッピングして、｛ＲＳ０－ＲＯ０｝、｛ＲＳ１－ＲＯ１｝、｛ＲＳ２－ＲＯ２｝、｛ＲＳ３－ＲＯ３｝を取得し、その後、ＲＳをＳＳＢにマッピングして、ＳＳＢ０｛ＲＳ０－ＲＯ０｝、ＳＳＢ１｛ＲＳ１－ＲＯ１｝、 ＳＳＢ２｛ＲＳ１－ＲＯ１｝、ＳＳＢ２｛ＲＳ２－ＲＯ２｝、ＳＳＢ３｛ＲＳ３－ＲＯ３｝を取得し、
構成情報が方式ｂに従ってマッピングすることを指示する場合、図１１に示すように、端末は、まず、ＳＳＢをＲＳにマッピングして、｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、｛ＳＳＢ１－ＲＳ１｝、｛ＳＳＢ２－ＲＳ１｝、｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、｛ＳＳＢ３－ＲＳ３｝を取得し、それから、ＲＳを可視光ＲＯにマッピングして、ＲＯ０｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、ＲＯ１｛ＳＳＢ１－ＲＳ１｝、ＲＯ２｛ＳＳＢ２－ＲＳ１｝、ＲＯ３｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、ＲＯ４｛ＳＳＢ３，ＲＳ３｝を取得する。
構成情報が方式ｂに従ってマッピングすることを指示する場合、図１１に示すように、端末は、まず、ＳＳＢをＲＳにマッピングして、｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、｛ＳＳＢ１－ＲＳ１｝、｛ＳＳＢ２－ＲＳ１｝、｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、｛ＳＳＢ３－ＲＳ３｝を取得し、それから、ＲＳを可視光ＲＯにマッピングして、ＲＯ０｛ＳＳＢ０－ＲＳ０｝、ＲＯ１｛ＳＳＢ１－ＲＳ１｝、ＲＯ２｛ＳＳＢ２－ＲＳ１｝、ＲＯ３｛ＳＳＢ２－ＲＳ２｝、ＲＯ４｛ＳＳＢ３，ＲＳ３｝を取得する。
【0125】
ＲＳ１の信号品質がＲＳ０より良いと仮定すると、端末は、ＩＤ１に対応するセル、即ち、セル１にアクセスすることを選択する。
【0126】
端末が方式ａに従ってマッピングされている場合、ＲＯ１上でＳＳＢ１とＳＳＢ２に対応するアップリンクビームを介して送信することができ、無線周波数基地局が同時に５Ｇ端末のプリアンブルも受信する必要があることを考慮して、端末は、ＳＳＢ１に対応するアップリンクビームで任意の１つのランダムアクセスシーケンスを送信することを選択することができる。
【0127】
ここで、方式ｂに対応するマッピングの場合、端末は、ＲＯ１上でＳＳＢ１に対応するアップリンクビームを介して送信することができ、又はＲＯ２上でＳＳＢ２に対応するアップリンクビームを介して、任意の１つのランダムアクセスシーケンスを送信することができ、この場合、他の可視光ＲＯにとって、可視光受信ビームは無線周波数受信ビームと異なるため、基地局がどちらを使用しても端末はアクセスできなくなるため、当該方式でマッピングすることができない。
【0128】
ここで、送信されるランダムアクセス要求情報は、具体的には、以下の２種類の情報を含み得る。
【0129】
第１種類は、ランダムアクセス要求情報が可視光ランダムアクセスシーケンスを含むことである。
【0130】
無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢの端末に関連付けられたランダムアクセスシーケンスの開始番号は異なり、合計Ｎ個のシーケンス（Ｎは、２以上である整数である）であると仮定すると、ＲＯ１の無線周波数ＳＳＢのシーケンス開始番号は０であり、可視光ＲＳのシーケンス開始番号はＮ／２であるが、このような方式では、アクセスできる端末の数量が減少し、従来（英語ではｌｅｇｅｎｃｙと表記できる）の端末に影響を与える。
【0131】
無線周波数基地局は、ＲＯ１の時間周波数領域位置、及びランダムアクセスシーケンスインデックスに基づいて、端末がアクセスしようとするのが可視光基地局１であると識別することができる。
【0132】
第２種類は、ランダムアクセス要求情報が可視光ランダムアクセスシーケンス及び関連するＰＵＳＣＨ／ＰＵＣＣＨを含むことである。
【0133】
無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢの端末に関連付けられたランダムアクセスシーケンスの開始番号は同じであり、このとき、端末は、プリアンブルとプリアンブルに関連するＰＵＳＣＨ／ＰＵＣＣＨを送信する必要があり、ここで、ＰＵＳＣＨ／ＰＵＣＣＨのコンテンツは、ビットマップ（ｂｉｔｍａｐ）を通じて、端末がアクセスしているのが無線周波数であるか可視光基地局であるかを指示することができる。
【0134】
無線周波数基地局は、ＲＯ１の時間周波数領域位置、プリアンブル及びプリアンブルに関連するＰＵＣＣＨ／ＰＵＳＣＨコンテンツに基づいて、端末がアクセスしようとするのが可視光基地局１であると識別する。
【0135】
例１と例２における無線周波数ＳＳＢの数量と可視光ＳＳＢの数量（即ち、可視光基地局の数量）は同じであり、２つが異なる場合、処理プロセスは、上記のプロセスと同じであり、ここでは繰り返して説明しない。
【0136】
ここで、説明すべきこととして、上記の方式ａと上記の方式ｂにおいて、無線周波数ＳＳＢの数量と可視光ＳＳＢの数量が異なる場合、方式ａと方式ｂのいずれにおいても、無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係の数に関係なく、同一のＲＯ上で、無線周波数プリアンブルに対応する送信ビームが可視光プリアンブルに対応する送信ビームと競合する状況が存在し、無線周波数基地局がどちらの送信ビームを受信しても、一部の端末がアクセスできないという問題が発生する。
【0137】
例示的に、無線周波数基地局が、ＳＳＢ０、ＳＳＢ１、ＳＳＢ２、ＳＳＢ３の４つのＳＳＢを送信し、各可視光基地局が、１つのＳＳＢを送信し、合計５つの可視光基地局は、セル０、セル１、セル２、セル３、セル４にそれぞれ対応し、これら５つのセルのセルＩＤはそれぞれ、ＩＤ０、ＩＤ１、ＩＤ２、ＩＤ３、ＩＤ４であると仮定する。無線周波数と可視光時間領域に４つのＲＯがあり、各無線周波数と可視光ＲＯの両方に１つのＳＳＢ／ＲＳが関連付けられており、無線周波数ランダムアクセスシーケンスフォーマットがＡであり、可視光ランダムアクセスシーケンスフォーマットがＢであると仮定する。図１２ａ～ｃは、無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係の数と、可視光基地局の数量との関係の概略図であり、図１２ａ～ｃから分かるように、無線周波数ＳＳＢの数量と可視光ＳＳＢの数量が異なる場合、方式ａと方式ｂのいずれにおいても、無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係の数に関係なく、同一のＲＯ上で、無線周波数プリアンブルに対応する送信ビームが可視光プリアンブルに対応する送信ビームと競合する状況が存在し、無線周波数基地局がどちらの送信ビームを受信しても、一部の端末がアクセスできないという問題が発生する。
【0138】
したがって、可視光基地局の数量と無線周波数ＳＳＢの数量が等しい場合、無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢとのマッピング関係は、シグナリング構成方式ａによって実現でき、且つシステムメッセージのオーバーヘッドを圧縮するために、１つの可視光ＳＳＢが複数の無線周波数ＳＳＢに対応する場合には、無線周波数ＳＳＢと無線周波数ランダムアクセスリソースとのマッピング関係を組み合わせて、そのうちの１つの無線周波数ＳＳＢを選択し、同一の可視光ＲＯにおいて、関連する無線周波数ＳＳＢと可視光ＳＳＢに関連する無線周波数ＳＳＢが同じであることを保証する。
【0139】
本願の応用実施例では、無線周波数リンクは、セルラーネット（４Ｇ／５Ｇなど）アップリンク・ダウンリンクであってもよく、可視光異種ネットワーク構築のランダムアクセスリソース送信方法設計を通じて、可視光ＰＲＡＣＨ伝送リソースと可視光ＳＳＢ及び無線周波数ＳＳＢとのマッピング関係を確立することにより、可視光基地局への端末アクセスの遅延が低減し、アクセスプロセスレートが向上する。
【0140】
本願の実施例の端末側の方法を実現するために、本願の実施例はさらに、端末に配置された、リソース送信装置を提供し、図１３に示すように、当該装置は、
第１アクセスネットワーク機器から送信された第１情報を受信するように構成される受信ユニット１３０１であって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、受信ユニット１３０１と、
前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信するように構成される第１処理ユニット１３０２と、を備える。
第１アクセスネットワーク機器から送信された第１情報を受信するように構成される受信ユニット１３０１であって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、受信ユニット１３０１と、
前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信するように構成される第１処理ユニット１３０２と、を備える。
【0141】
ここで、１つの実施例では、前記受信ユニット１３０１はさらに、前記第１アクセスネットワーク機器から送信された第４情報を受信するように構成され、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示し、
それに対応して、前記第４情報が第２方式のアクセスを許可することを指示する場合、前記第１処理ユニット１３０２は、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信する。
それに対応して、前記第４情報が第２方式のアクセスを許可することを指示する場合、前記第１処理ユニット１３０２は、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信する。
【0142】
１つの実施例では、前記第１処理ユニット１３０２は、
前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定するように構成される。
前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定するように構成される。
【0143】
１つの実施例では、前記第１処理ユニット１３０２は、
前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定するように構成される。
前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定するように構成される。
【0144】
ここで、１つの実施例では、前記受信ユニット１３０１はさらに、前記第１アクセスネットワーク機器から送信された第５情報を受信するように構成され、前記第５情報は、前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示し、又は前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示する。
【0145】
実際の適用では、前記受信ユニット１３０１は、リソース送信装置における通信インターフェースによって実現することができ、前記第１処理ユニットは、リソース送信装置におけるプロセッサによって通信インターフェースと組み合わせて実現することができる。
【0146】
本願の実施例の第１アクセスネットワーク機器側の方法を実現するために、本願の実施例はさらに、第１アクセスネットワーク機器に配置された、リソース送信装置を提供し、図１４に示すように、当該装置は、
端末に第１情報を送信するように構成される送信ユニット１４０１であって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、送信ユニット１４０１と、
前記端末が第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース上で第１方式の第１信号に対応するビームを介して送信した第２方式のランダムアクセス要求情報を受信し、前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成される第２処理ユニット１４０２であって、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができる、第２処理ユニット１４０２と、を備える。
端末に第１情報を送信するように構成される送信ユニット１４０１であって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、送信ユニット１４０１と、
前記端末が第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース上で第１方式の第１信号に対応するビームを介して送信した第２方式のランダムアクセス要求情報を受信し、前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成される第２処理ユニット１４０２であって、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができる、第２処理ユニット１４０２と、を備える。
【0147】
ここで、１つの実施例では、前記送信ユニット１４０１はさらに、前記端末に第４情報を送信するように構成され、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示する。
【0148】
１つの実施例では、前記第２処理ユニット１４０２は、
前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成される。
前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成される。
【0149】
１つの実施例では、前記第２処理ユニット１４０２は、
前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成される。
前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成される。
【0150】
ここで、１つの実施例では、前記送信ユニット１４０１はさらに、前記端末に第５情報を送信するように構成され、前記第５情報は、前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示し、又は前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示する。
【0151】
実際の適用では、前記送信ユニット１４０１は、リソース送信装置における通信インターフェースによって実現することができ、前記第２処理ユニット１４０２は、リソース送信装置におけるプロセッサによって通信インターフェースと組み合わせて実現することができる。
【0152】
なお、上記の実施例による情報伝送装置が情報を伝送するとき、上記の各プログラムモジュールの分割のみを例に挙げて説明したが、実際の応用では、必要に応じて上記の処理を異なるプログラムモジュールにより割り当てられて遂行してもよく、即ち、装置の内部構造を異なるプログラムモジュールに分割して、上述の処理のすべて又は一部を遂行する。さらに、上記の実施例による情報伝送装置は、情報伝送方法の実施例と同じ構想に属し、その具体的な実現プロセスについては方法の実施例を参照し、ここでは繰り返して説明しない。
【0153】
上記のプログラムモジュールのハードウェア実装に基づき、且つ本願の実施例の端末側の方法を実現するために、本願の実施例はさらに、端末を提供し、図１５に示すように、当該端末１５００は、
第１アクセスネットワーク機器及び第２アクセスネットワーク機器と情報インタラクションを行うことができる、第１通信インターフェース１５０１と、
第１アクセスネットワーク機器及び第２アクセスネットワーク機器との情報インタラクションを実現するために、前記第１通信インターフェース１５０１に接続され、コンピュータプログラムを実行することにより、上記の端末側の１つ又は複数の技術的解決策による方法を実行する、第１プロセッサ１５０２と、
第１メモリ１５０３と、を備え、前記コンピュータプログラムは、第１メモリ１５０３に記憶されている。
第１アクセスネットワーク機器及び第２アクセスネットワーク機器と情報インタラクションを行うことができる、第１通信インターフェース１５０１と、
第１アクセスネットワーク機器及び第２アクセスネットワーク機器との情報インタラクションを実現するために、前記第１通信インターフェース１５０１に接続され、コンピュータプログラムを実行することにより、上記の端末側の１つ又は複数の技術的解決策による方法を実行する、第１プロセッサ１５０２と、
第１メモリ１５０３と、を備え、前記コンピュータプログラムは、第１メモリ１５０３に記憶されている。
【0154】
具体的に、前記第１通信インターフェース１５０１は、第１アクセスネットワーク機器から送信された第１情報を受信するように構成され、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを端末１５００に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末１５００に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含み、
前記第１プロセッサ１５０２は、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、前記第１通信インターフェースを介して第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信するように構成される。
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末１５００に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含み、
前記第１プロセッサ１５０２は、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、前記第１通信インターフェースを介して第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信するように構成される。
【0155】
ここで、１つの実施例では、前記第１通信インターフェース１５０１はさらに、前記第１アクセスネットワーク機器から送信された第４情報を受信するように構成され、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示し、
それに対応して、前記第４情報が第２方式のアクセスを許可することを指示する場合、前記第１プロセッサ１５０２は、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、前記第１通信インターフェース１５０１を介して第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信する。
それに対応して、前記第４情報が第２方式のアクセスを許可することを指示する場合、前記第１プロセッサ１５０２は、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、前記第１通信インターフェース１５０１を介して第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信する。
【0156】
１つの実施例では、前記第１プロセッサ１５０２は、
前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定するように構成される。
前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定するように構成される。
【0157】
１つの実施例では、前記第１プロセッサ１５０２は、
前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定するように構成される。
前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定するように構成される。
【0158】
ここで、１つの実施例では、前記第１通信インターフェース１５０１はさらに、前記第１アクセスネットワーク機器から送信された第５情報を受信するように構成され、前記第５情報は、前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示し、又は前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示する。
【0159】
なお、第１プロセッサ１５０２及び第１通信インターフェース１５０１の具体的な処理プロセスは、上記の方法を参照して理解できる。
【0160】
もちろん、実際の適用では、端末１５００における各コンポーネントは、バスシステム１５０４によって結合される。理解できることとして、バスシステム１５０４は、これらのコンポーネント間の接続通信を実現するために使用される。データバスに加えて、バスシステム１５０４は、電力バス、制御バス及びステータス信号バスをさらに含む。しかし、説明を明確にするために、図１５では、様々なバスがバスシステム１５０４と表記されている。
【0161】
本願の実施例における第１メモリ１５０３は、様々なタイプのデータを記憶して、端末１５００の動作をサポートするように構成される。これらのデータの例には、端末１５００で動作される任意のコンピュータプログラムを含む。
【0162】
上記の本願の実施例で開示された方法は、前記第１プロセッサ１５０２に適用されるか、又は前記第１プロセッサ１５０２によって実現され得る。前記第１プロセッサ１５０２は、信号の処理能力を有する集積回路チップであり得る。実現プロセスにおいて、上記の方法の各ステップは、前記第１プロセッサ１５０２内のハードウェアの集積論理回路又はソフトウェアの形の命令によって遂行できる。上記の前記第１プロセッサ１５０２は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ：Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｉｇｎａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ）、又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであり得る。前記第１プロセッサ１５０２は、本願の実施例で開示された各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行できる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、又は任意の従来のプロセッサなどであり得る。本願の実施例で開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行されてもよいし、復号化プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールの形成すによって実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、記憶媒体に配置でき、当該記憶媒体は、第１メモリ１５０３に配置され、前記第１プロセッサ１５０２は、第１メモリ１５０３内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記の方法のステップを遂行する。
【0163】
例示的な実施例において、端末１５００は、１つ又は複数の特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ：Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｓｐｅｃｉｆｉｃ Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔ）、ＤＳＰ、プログラマブルロジックデバイス（ＰＬＤ：Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｌｏｇｉｃ Ｄｅｖｉｃｅ）、複合プログラマブルロジックデバイス（ＣＰＬＤ：Ｃｏｍｐｌｅｘ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｌｏｇｉｃ Ｄｅｖｉｃｅ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ：Ｆｉｅｌｄ－Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｇａｔｅ Ａｒｒａｙ）、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ（ＭＣＵ：Ｍｉｃｒｏ Ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｒ Ｕｎｉｔ）、マイクロプロセッサ（Ｍｉｃｒｏｐｒｏｃｅｓｓｏｒ）、又は他の電子素子で実現でき、上記の方法を実行するために使用され得る。
【0164】
上記のプログラムモジュールのハードウェア実装に基づき、且つ本願の実施例の第１アクセスネットワーク機器側の方法を実現するために、本願の実施例はさらに、アクセスネットワーク機器を提供し、図１６に示すように、当該アクセスネットワーク機器１６００は、
端末及び第２アクセスネットワーク機器と情報インタラクションを行うことができる、第２通信インターフェース１６０１と、
端末及び第２アクセスネットワーク機器との情報インタラクションを実現するために、前記第２通信インターフェース１６０１に接続され、コンピュータプログラムを実行することにより、上記の第１アクセスネットワーク機器側の１つ又は複数の技術的解決策による方法を実行する、第２プロセッサ１６０２と、
第２メモリ１６０３と、を備え、前記コンピュータプログラムは、第２メモリ１６０３に記憶されている。
端末及び第２アクセスネットワーク機器と情報インタラクションを行うことができる、第２通信インターフェース１６０１と、
端末及び第２アクセスネットワーク機器との情報インタラクションを実現するために、前記第２通信インターフェース１６０１に接続され、コンピュータプログラムを実行することにより、上記の第１アクセスネットワーク機器側の１つ又は複数の技術的解決策による方法を実行する、第２プロセッサ１６０２と、
第２メモリ１６０３と、を備え、前記コンピュータプログラムは、第２メモリ１６０３に記憶されている。
【0165】
具体的に、前記第２通信インターフェース１６０１は、端末に第１情報を送信し、前記第１アクセスネットワーク機器１６００は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含み、
前記端末が第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース上で第１方式の第１信号に対応するビームを介して送信した第２方式のランダムアクセス要求情報を受信するように構成され、
前記第２プロセッサ１６０２は、前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成され、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができる。
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含み、
前記端末が第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース上で第１方式の第１信号に対応するビームを介して送信した第２方式のランダムアクセス要求情報を受信するように構成され、
前記第２プロセッサ１６０２は、前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成され、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができる。
【0166】
ここで、１つの実施例では、前記第２通信インターフェース１６０１はさらに、前記端末に第４情報を送信するように構成され、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示する。
【0167】
１つの実施例において、前記第２プロセッサ１６０２は、
前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成される。
前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成される。
【0168】
１つの実施例において、前記第２プロセッサ１６０２は、
前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成される。
前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含み、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及び／又はランダムアクセス要求情報に基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定するように構成される。
【0169】
ここで、１つの実施例では、前記第２通信インターフェース１６０１はさらに、前記端末に第５情報を送信するように構成され、前記第５情報は、前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示し、又は前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行することを指示する。
【0170】
説明すべきこととして、前記第２プロセッサ１６０２及び第２通信インターフェース１６０１の具体的な処理プロセスは、上記の方法を参照して理解できる。
【0171】
もちろん、実際の適用において、アクセスネットワーク機器１６００内の各コンポーネントはバスシステム１６０４によって結合される。理解できることとして、バスシステム１６０４は、これらのコンポーネント間の接続通信を実現するために使用される。データバスに加えて、バスシステム１６０４は、電力バス、制御バス及びステータス信号バスをさらに含む。しかし、説明を明確にするために、図１６では、様々なバスがバスシステム１６０４と表記されている。
【0172】
本願の実施例における第２メモリ１６０３は、様々なタイプのデータを記憶して、アクセスネットワーク機器１６００の動作をサポートするように構成される。これらのデータの例には、アクセスネットワーク機器１６００で動作される任意のコンピュータプログラムを含む。
【0173】
上記の本願の実施例で開示された方法は、前記第２プロセッサ１６０２に適用されるか、又は前記第２プロセッサ１６０２によって実現され得る。前記第２プロセッサ１６０２は、信号の処理能力を有する集積回路チップであり得る。実現プロセスにおいて、上記の方法の各ステップは、前記第２プロセッサ１６０２内のハードウェアの集積論理回路又はソフトウェアの形の命令によって遂行できる。上記の前記第２プロセッサ１６０２は、汎用プロセッサ、ＤＳＰ、又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであり得る。前記第２プロセッサ１６０２は、本願の実施例で開示された各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行できる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、又は任意の従来のプロセッサなどであり得る。本願の実施例で開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行されてもよいし、復号化プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールの形成すによって実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、記憶媒体に配置でき、当該記憶媒体は、第２メモリ１６０３に配置され、前記第２プロセッサ１６０２は、第２メモリ１６０３内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記の方法のステップを遂行する。
【0174】
例示的な実施例において、アクセスネットワーク機器１６００は、１つ又は複数のＡＳＩＣ、ＤＳＰ、ＰＬＤ、ＣＰＬＤ、ＦＰＧＡ、汎用プロセッサ、コントローラ、ＭＣＵ、Ｍｉｃｒｏｐｒｏｃｅｓｓｏｒ、又は他の電子素子によって実現されることができ、上記の方法を実行するために使用される。
【0175】
理解できることとして、本願の実施例のメモリ（第１メモリ１５０３及び第２メモリ１６０３）は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよいし、揮発性メモリと非揮発性メモリの両方を含んでもよい。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ：Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、プログラマブル読み取り専用メモリ（ＰＲＯＭ：Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ（ＥＰＲＯＭ：Ｅｒａｓａｂｌｅ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ：Ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙ Ｅｒａｓａｂｌｅ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、磁気ランダムアクセスメモリ（ＦＲＡＭ（登録商標）：ｆｅｒｒｏｍａｇｎｅｔｉｃ ｒａｎｄｏｍ ａｃｃｅｓｓ ｍｅｍｏｒｙ）、フラッシュメモリ（Ｆｌａｓｈ Ｍｅｍｏｒｙ）、磁気表面メモリ、光ディスク、又はリードオンリーメモリ（ＣＤ－ＲＯＭ：Ｃｏｍｐａｃｔ Ｄｉｓｃ Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）であり得、磁気表面メモリは、磁気ディスクメモリ又は磁気テープメモリであり得る。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用される、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ：Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）であり得る。例示的であるが限定的ではない例示によれば、多くの形のＲＡＭ、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ（ＳＲＡＭ：Ｓｔａｔｉｃ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、同期スタティックランダムアクセスメモリ（ＳＳＲＡＭ：Ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ Ｓｔａｔｉｃ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、ダイナミックランダムアクセスメモリ（ＤＲＡＭ：Ｄｙｎａｍｉｃ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ（ＳＤＲＡＭ：Ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ Ｄｙｎａｍｉｃ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ（ＤＤＲＳＤＲＡＭ：Ｄｏｕｂｌｅ Ｄａｔａ Ｒａｔｅ Ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ Ｄｙｎａｍｉｃ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ（ＥＳＤＲＡＭ：Ｅｎｈａｎｃｅｄ Ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ Ｄｙｎａｍｉｃ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ（ＳＬＤＲＡＭ：ＳｙｎｃＬｉｎｋ Ｄｙｎａｍｉｃ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、ダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ（ＤＲＲＡＭ：：Ｄｉｒｅｃｔ Ｒａｍｂｕｓ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）などが利用可能である。本願の実施例で説明されるメモリは、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図する。
【0176】
本願の実施例による方法を実現するために、本願の実施例はさらに、リソース送信システムを提供し、図１７に示すように、当該システムは、第１アクセスネットワーク機器１７０１、少なくとも１つの第２アクセスネットワーク機器１７０２及び端末１７０３を備える。
【0177】
ここで、説明すべきこととして、第１アクセスネットワーク機器１７０１及び端末１７０３の具体的な処理プロセスは、上記で詳細に説明しており、ここでは、繰り返して説明しない。
【0178】
例示的な実施例において、本願の実施例はさらに、記憶媒体、即ち、コンピュータ記憶媒体を提供し、具体的には、コンピュータ可読記憶媒体であり、例えば、コンピュータプログラムが記憶された第１メモリ１５０３を含み、上記のコンピュータプログラムは、端末１５００の第１プロセッサ１５０２によって実行されることにより、上記の端末側の方法の前記ステップを遂行することができ、別の例として、コンピュータプログラムが記憶された第２メモリ１６０３を含み、上記のコンピュータプログラムは、アクセスネットワーク機器１６００の第２プロセッサ１６０２によって実行されることにより、上記の第１アクセスネットワーク機器側の方法の前記ステップを遂行することができる。コンピュータ可読記憶媒体は、ＦＲＡＭ、ＲＯＭ、ＰＲＯＭ、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、Ｆｌａｓｈ Ｍｅｍｏｒｙ、磁気表面メモリ、光ディスク、又はＣＤ－ＲＯＭなどのメモリであってもよい。
【0179】
説明すべきこととして、「第１」、「第２」等の用語は、類似する対象を区別するためのものであり、特定の順番又は先後順序を説明するために使用されるものではない。
【0180】
さらに、本願の実施例で説明された技術的解決策は、競合することなく、任意に組み合わせることができる。
【0181】
上記は、本願の好ましい実施例に過ぎず、本願の保護範囲を限定することを意図するものではない。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9a】
【図9b】
【図9c】
【図10】
【図11】
【図12a】
【図12b】
【図12c】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【手続補正書】
【提出日】2024-07-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末によって実行される、リソース送信方法であって、第１アクセスネットワーク機器から送信された第１情報を受信することであって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、ことと、
前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信することと、を含む、リソース送信方法。
【請求項2】
前記第１方式のアクセスは無線周波数アクセスを含むことと、前記第２方式のアクセスは光通信アクセスを含むことと、のうち少なくとも１つが適用される、
請求項１に記載のリソース送信方法。
【請求項3】
前記第１情報に基づいて、前記第２方式の前記第２信号によってマッピングされる前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定することは、前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定することと、を含む、
請求項１に記載のリソース送信方法。
【請求項4】
前記第１情報に基づいて、前記第２方式の前記第２信号によってマッピングされる前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定することは、前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記マッピング結果に基づいて、前記第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定することと、を含む、
請求項１に記載のリソース送信方法。
【請求項5】
１つの第２方式の第２信号が少なくとも２つの第１方式の第１信号に対応することができる場合、前記第２情報が示す関連付け関係において、１つの第２方式の第２信号は、１つの第１方式の第１信号にのみ対応する、請求項１に記載のリソース送信方法。
【請求項6】
前記ランダムアクセス要求情報は、第２方式のランダムアクセスシーケンスと、
第２方式のランダムアクセスシーケンス及び前記第２方式のランダムアクセスシーケンスに関連する物理アップリンク共有チャネル（ＰＵＳＣＨ）又は物理アップリンク制御チャネル（ＰＵＣＣＨ）と、のうちの１つを含む、
請求項１ないし５のいずれか一項に記載のリソース送信方法。
【請求項7】
前記リソース送信方法は、前記第１アクセスネットワーク機器から送信された第４情報を受信することであって、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示する、ことと、
前記第４情報が第２方式のアクセスを許可することを指示する場合、前記第１情報に基づいて、第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース及び対応する送信ビームを決定し、第２方式のランダムアクセス要求情報を第１アクセスネットワーク機器に送信することと、をさらに含む、
請求項１ないし５のいずれか一項に記載のリソース送信方法。
【請求項8】
第１アクセスネットワーク機器によって実行される、リソース送信方法であって、端末に第１情報を送信することであって、前記第１アクセスネットワーク機器は、第１方式のアクセスを前記端末に提供することができ、前記第１情報は、
前記第１方式の第１信号と第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第２情報であって、前記第１方式は、第２方式と異なる、第２情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報と、
第２方式のランダムアクセスリソースと第２方式の第２信号との関連付け関係を示す第３情報と、
第２方式のランダムアクセスシーケンスフォーマットと、のうちの少なくとも１つを含む、ことと、
前記端末が第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース上で第１方式の第１信号に対応するビームを介して送信した第２方式のランダムアクセス要求情報を受信することと、
前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及びランダムアクセス要求情報のうちの少なくとも１つに基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することであって、前記第２アクセスネットワーク機器は、第２方式のアクセスを前記端末に提供することができる、ことと、を含む、リソース送信方法。
【請求項9】
前記第１方式のアクセスは無線周波数アクセスを含むことと、前記第２方式のアクセスは光通信アクセスを含むことと、のうち少なくとも１つが適用される、
請求項８に記載のリソース送信方法。
【請求項10】
前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及びランダムアクセス要求情報のうちの少なくとも１つに基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することは、前記第１情報に基づいて、第１マッピング関係と第２マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及びランダムアクセス要求情報のうちの少なくとも１つに基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することと、を含む、
請求項８に記載のリソース送信方法。
【請求項11】
前記第２方式の第２信号によってマッピングされる第１ランダムアクセスリソース位置及びランダムアクセス要求情報のうちの少なくとも１つに基づいて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することは、前記第１情報に基づいて、第２マッピング関係と第１マッピング関係のマッピングを順次実行して、マッピング結果を得ることであって、前記第１マッピング関係は、前記第２方式のランダムアクセスリソースの構成情報及び前記第３情報に基づいて決定され、前記第１マッピング関係は、第２方式の第２信号と第２方式のランダムアクセスリソースとのマッピング関係を含み、前記第２マッピング関係は、前記第２情報に基づいて決定され、前記第２マッピング関係は、第２方式の第２信号と第１方式の第１信号とのマッピング関係を含む、ことと、
前記第１ランダムアクセスリソース位置及びランダムアクセス要求情報のうちの少なくとも１つに基づいて、前記マッピング結果と組み合わせて、前記端末によってアクセスされる第２アクセスネットワーク機器を決定することと、を含む、
請求項８に記載のリソース送信方法。
【請求項12】
１つの第２方式の第２信号が少なくとも２つの第１方式の第１信号に対応することができる場合、前記第２情報が示す関連付け関係において、１つの第２方式の第２信号は、１つの第１方式の第１信号にのみ対応する、請求項８に記載のリソース送信方法。
【請求項13】
前記ランダムアクセス要求情報は、第２方式のランダムアクセスシーケンスと、第２方式のランダムアクセスシーケンス及び前記第２方式のランダムアクセスシーケンスに関連するＰＵＳＣＨ又はＰＵＣＣＨと、のうちの１つを含むことと、前記リソース送信方法は、前記端末に第４情報を送信することをさらに含み、前記第４情報は、第２方式のアクセスを許可するか否かを指示する、ことと、のうち少なくとも１つが適用される、
請求項８ないし１２のいずれか一項に記載のリソース送信方法。
【請求項14】
第１プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶した第１メモリと、を備える端末であって、前記第１プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することにより、請求項１ないし５のいずれか一項に記載のリソース送信方法を実行する、端末。
【請求項15】
第２プロセッサと、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶した第２メモリと、を備えるアクセスネットワーク機器であって、前記第２プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することにより、請求項８ないし１２のいずれか一項に記載のリソース送信方法を実行する、アクセスネットワーク機器。
【国際調査報告】