(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-01-22
(54)【発明の名称】インタラクティブ方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品
(51)【国際特許分類】
H04N 21/431 20110101AFI20250115BHJP
H04N 21/442 20110101ALI20250115BHJP
G06F 3/0488 20220101ALN20250115BHJP
【FI】
H04N21/431
H04N21/442
G06F3/0488
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024540575
(86)(22)【出願日】2022-12-15
(85)【翻訳文提出日】2024-07-03
(86)【国際出願番号】 CN2022139419
(87)【国際公開番号】W WO2023130937
(87)【国際公開日】2023-07-13
(31)【優先権主張番号】202210007525.2
(32)【優先日】2022-01-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523037233
【氏名又は名称】北京有竹居▲網▼絡技▲術▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110004381
【氏名又は名称】弁理士法人ITOH
(72)【発明者】
【氏名】ツェン,ミンディ
(72)【発明者】
【氏名】ジュ,シアオルアン
(72)【発明者】
【氏名】ション,モンシュエ
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C164FA25
5C164UA04S
5C164UB41P
5C164UB92P
5C164YA11
5C164YA21
5E555AA44
5E555BA04
5E555BB04
5E555BC01
5E555CA10
5E555CB14
5E555CB21
5E555CB47
5E555DA02
5E555DB53
5E555DB57
5E555DC05
5E555FA00
(57)【要約】
本開示は、インタラクティブ方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品を提供する。前記インタラクティブ方法は、第1の制御コマンドに応答して、前記表示インタフェースで背景ビデオ画像を再生することと、前記背景ビデオ画像の第1の所定の領域に、インタラクティブコンポーネントの初期画面を表示することと、ユーザの指定動作がトリガした第2の制御コマンドに応答して、前記インタラクティブコンポーネントが前記初期画面からターゲット画面に変化するように制御することと、前記インタラクティブコンポーネントが前記ターゲット画面を表示することに応答して、前記表示インタフェースにターゲット画像ページを表示するように制御することとを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示インタフェースを備えた端末機器に応用されるインタラクティブ方法であって、
第1の制御コマンドに応答して、前記表示インタフェースで背景ビデオ画像を再生することと、
前記背景ビデオ画像の第1の所定の領域に、インタラクティブコンポーネントの初期画面を表示することと、
ユーザの指定動作がトリガした第2の制御コマンドに応答して、前記インタラクティブコンポーネントが前記初期画面からターゲット画面に変化するように制御することと、
前記インタラクティブコンポーネントが前記ターゲット画面を表示することに応答して、前記表示インタフェースにターゲット画像ページを表示するように制御することとを含む、インタラクティブ方法。
【請求項2】
前記背景ビデオ画像の第1の所定の領域に、インタラクティブコンポーネントの初期画面を表示する前に、前記背景ビデオ画像の第2の所定の領域に、第1のビデオペンダントを表示することと、
前記第1のビデオペンダントが所定の条件を満たす場合、前記第1の所定の領域に前記インタラクティブコンポーネントを表示することとをさらに含む、請求項1に記載のインタラクティブ方法。
【請求項3】
前記第1のビデオペンダントが所定の条件を満たすことは、
前記第1のビデオペンダントが第1の表示状態から第2の表示状態に変化したことを含む、請求項2に記載のインタラクティブ方法。
【請求項4】
ユーザによる前記第1のビデオペンダントに対するタップ操作がトリガした第1のタップタッチコマンドに応答して、前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御することをさらに含み、
前記第1のビデオペンダントは、前記第1の表示状態又は前記第2の表示状態にある、請求項3に記載のインタラクティブ方法。
【請求項5】
ユーザによる前記第1のビデオペンダントに対するタップ操作がトリガした第1のタップタッチコマンドに応答して、前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御することは、
ユーザによる前記第1のビデオペンダントに対するタップ操作がトリガした第1のタップタッチコマンドに応答して、前記ターゲット画像ページを表示したことがない場合、前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御することを含む、請求項4に記載のインタラクティブ方法。
【請求項6】
前記第2の制御コマンドは、前記端末機器の動きによりトリガされ、前記端末機器の動きは、ユーザの指定動作により制御される、請求項1に記載のインタラクティブ方法。
【請求項7】
前記端末機器の動きにより前記第2の制御コマンドをトリガすることは、
前記端末機器が所定の回動角度、所定の回動方向、所定の回動回数、又は所定の回動速度のうちの少なくとも1つで動くことにより、前記第2の制御コマンドをトリガすることを含む、請求項6に記載のインタラクティブ方法。
【請求項8】
前記インタラクティブコンポーネントは、コンパスを含む、請求項7に記載のインタラクティブ方法。
【請求項9】
インタラクティブコンポーネントの初期画面を表示することは、
前記コンパスにおけるポインタの初期方位とターゲット方位、及びユーザに指定動作を行うように指示するためのプロンプト情報を表示することを含み、前記初期方位と前記ターゲット方位とが重ならない、請求項8に記載のインタラクティブ方法。
【請求項10】
前記インタラクティブコンポーネントが前記初期画面からターゲット画面に変化するように制御することは、
前記第2の制御コマンドに基づいて、前記ポインタが回転して前記ターゲット方位を指すように制御することを含む、請求項8に記載のインタラクティブ方法。
【請求項11】
前記ターゲット方位は、収集された端末機器の機器方位情報に基づいて決定され、又は、
前記ターゲット方位は、ランダムに取得された方位情報である、請求項9に記載のインタラクティブ方法。
【請求項12】
前記インタラクティブコンポーネントが前記ターゲット画面を表示することに応答して、前記表示インタフェースにターゲット画像ページを表示するように制御することは、
前記ポインタが前記ターゲット方位を指すことに応答して、前記コンパスを非表示にすることと、
前記背景ビデオ画像の第3の所定の領域に、所定のアニメーションを表示することと、
前記所定のアニメーションの再生が終了した場合、前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御することとを含む、請求項8に記載のインタラクティブ方法。
【請求項13】
前記ターゲット画像ページの第3の所定の領域には、第2のビデオペンダントが表示され、前記インタラクティブ方法は、
前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御した後、ユーザによる前記第2のビデオペンダントに対するタップ操作がトリガした第2のタップタッチコマンドに応答して、前記ターゲット画像ページの第4の所定の領域にアクティビティ選択アイコンを表示することと、
ユーザによる前記アクティビティ選択アイコンに対するタップ操作がトリガした第3のタップタッチコマンドに応答して、前記表示インタフェースにアクティビティ参加ページを表示するように制御することとをさらに含む、請求項1に記載のインタラクティブ方法。
【請求項14】
第1の制御コマンドに応答して、前記表示インタフェースで背景ビデオ画像を再生するための再生モジュールと、
前記背景ビデオ画像の第1の所定の領域に、インタラクティブコンポーネントの初期画面を表示するための表示モジュールと、
ユーザの指定動作がトリガした第2の制御コマンドに応答して、前記インタラクティブコンポーネントが前記初期画面からターゲット画面に変化するように制御するための第1の制御モジュールと、
前記インタラクティブコンポーネントが前記ターゲット画面を表示することに応答して、前記表示インタフェースにターゲット画像ページを表示するように制御するための第2の制御モジュールとを含む、インタラクティブ装置。
【請求項15】
メモリと、
前記メモリに結合され、前記メモリに記憶されたコマンドに基づいて、請求項1~13のいずれか1項に記載のインタラクティブ方法を実行するように構成されたプロセッサとを含む、端末機器。
【請求項16】
プロセッサによって実行されると、請求項1~13のいずれか1項に記載のインタラクティブ方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶された、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項17】
プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに請求項1~13のいずれか1項に記載のインタラクティブ方法を実行させるコマンドを含む、コンピュータプログラム製品。
【請求項18】
プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに請求項1~13のいずれか1項に記載の方法を実行させるコマンドを含む、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
この出願は、中国出願番号が202210007525.2であり、出願日が2022年1月5日である出願を基礎としており、その優先権を主張し、該中国出願の開示内容の全てが参照によって本出願に取り込まれる。
【0002】
技術分野
本開示は、画像処理技術分野に関し、特にインタラクティブ方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品に関する。
【背景技術】
【0003】
広告は、ある特定の必要性のために、所定の形式のメディアによって、公開的且つ広く公衆に情報を伝達する宣伝手段である。現在では、広告をカード、ページ、又はビデオの形態で呈示するのが主流であり、ユーザは、視聴者として広告コンテンツを受動的に受け取るしかない。現在のインタラクティブ広告は、幾つかの簡単なインタラクティブ機能を提供する。
【発明の概要】
【0004】
本開示は、表示インタフェースを備えた端末機器に応用されるインタラクティブ方法を提供する。前記方法は、
第1の制御コマンドに応答して、前記表示インタフェースで背景ビデオ画像を再生することと、
前記背景ビデオ画像の第1の所定の領域に、インタラクティブコンポーネントの初期画面を表示することと、
ユーザの指定動作がトリガした第2の制御コマンドに応答して、前記インタラクティブコンポーネントが前記初期画面からターゲット画面に変化するように制御することと、
前記インタラクティブコンポーネントが前記ターゲット画面を表示することに応答して、前記表示インタフェースにターゲット画像ページを表示するように制御することとを含む。
【0005】
幾つかの実施例では、
前述した、前記背景ビデオ画像の第1の所定の領域に、インタラクティブコンポーネントの初期画面を表示する前に、前記背景ビデオ画像の第2の所定の領域に、第1のビデオペンダントを表示することと、
前記第1のビデオペンダントが所定の条件を満たす場合、前記第1の所定の領域に前記インタラクティブコンポーネントを表示することとをさらに含む。
【0006】
幾つかの実施例では、前記第1のビデオペンダントが所定の条件を満たすことは、前記第1のビデオペンダントが第1の表示状態から第2の表示状態に変化したことを含む。
【0007】
幾つかの実施例では、
ユーザによる前記第1のビデオペンダントに対するタップ操作がトリガした第1のタップタッチコマンドに応答して、前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御することをさらに含み、
前記第1のビデオペンダントは、前記第1の表示状態又は前記第2の表示状態にある。
【0008】
幾つかの実施例では、前述した、ユーザによる前記第1のビデオペンダントに対するタップ操作がトリガした第1のタップタッチコマンドに応答して、前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御することは、
ユーザによる前記第1のビデオペンダントに対するタップ操作がトリガした第1のタップタッチコマンドに応答して、前記ターゲット画像ページを表示したことがない場合、前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御することを含む。
【0009】
幾つかの実施例では、前記第2の制御コマンドは、前記端末機器の動きによりトリガされ、前記端末機器の動きは、ユーザの指定動作により制御される。
【0010】
幾つかの実施例では、前述した、前記端末機器の動きにより前記第2の制御コマンドをトリガすることは、
前記端末機器が所定の回動角度、所定の回動方向、所定の回動回数、又は所定の回動速度のうちの少なくとも1つで動くことにより、前記第2の制御コマンドをトリガすることを含む。
【0011】
幾つかの実施例では、前記インタラクティブコンポーネントは、コンパスを含む。
【0012】
幾つかの実施例では、前述した、インタラクティブコンポーネントの初期画面を表示することは、前記コンパスにおけるポインタの初期方位とターゲット方位、及びユーザに指定動作を行うように指示するためのプロンプト情報を表示することを含み、前記初期方位と前記ターゲット方位とが重ならない。
【0013】
幾つかの実施例では、前述した、前記インタラクティブコンポーネントが前記初期画面からターゲット画面に変化するように制御することは、前記第2の制御コマンドに基づいて、前記ポインタが回転して前記ターゲット方位を指すように制御することを含む。
【0014】
幾つかの実施例では、前記ターゲット方位は、収集された端末機器の機器方位情報に基づいて決定され、又は、前記ターゲット方位は、ランダムに取得された方位情報である。
【0015】
幾つかの実施例では、前述した、前記インタラクティブコンポーネントが前記ターゲット画面を表示することに応答して、前記表示インタフェースにターゲット画像ページを表示するように制御することは、
前記ポインタが前記ターゲット方位を指すことに応答して、前記コンパスを非表示にすることと、
前記背景ビデオ画像の第3の所定の領域に所定のアニメーションを表示することと、
前記所定のアニメーションの再生が終了した場合、前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御することとを含む。
【0016】
幾つかの実施例では、前記ターゲット画像ページの第3の所定の領域には、第2のビデオペンダントが表示され、前記インタラクティブ方法は、
前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御した後、ユーザによる前記第2のビデオペンダントに対するタップ操作がトリガした第2のタップタッチコマンドに応答して、前記ターゲット画像ページの第4の所定の領域にアクティビティ選択アイコンを表示することと、
ユーザによる前記アクティビティ選択アイコンに対するタップ操作がトリガした第3のタップタッチコマンドに応答して、前記表示インタフェースにアクティビティ参加ページを表示するように制御することとをさらに含む。
【0017】
本開示は、
第1の制御コマンドに応答して、前記表示インタフェースで背景ビデオ画像を再生するための再生モジュールと、
前記背景ビデオ画像の第1の所定の領域に、インタラクティブコンポーネントの初期画面を表示するための表示モジュールと、
ユーザの指定動作がトリガした第2の制御コマンドに応答して、前記インタラクティブコンポーネントが前記初期画面からターゲット画面に変化するように制御するための第1の制御モジュールと、
前記インタラクティブコンポーネントが前記ターゲット画面を表示することに応答して、前記表示インタフェースにターゲット画像ページを表示するように制御するための第2の制御モジュールとを含む、インタラクティブ装置をさらに提供する。
【0018】
本開示は、メモリと、前記メモリに結合され、前記メモリに記憶されたコマンドに基づいて、上記のいずれか1項に記載のインタラクティブ方法を実行するように構成されたプロセッサとを含む、端末機器をさらに提供する。
【0019】
本開示は、プロセッサによって実行されると、上記のいずれか1項に記載のインタラクティブ方法を実行するコンピュータプログラムが記憶された、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【0020】
本開示は、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに上記のいずれか1項に記載のインタラクティブ方法を実行させるコマンドを含む、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【0021】
本開示は、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに上記のいずれか1項に記載のインタラクティブ方法を実行させるコマンドを含む、コンピュータプログラムをさらに提供する。
【図面の簡単な説明】
【0022】
本開示又は関連技術における技術案をより明確的に説明するために、以下は、実施例又は関連技術の説明に必要な図面を簡単に説明する。言うまでもなく、以下の説明における図面は、本開示の実施例に過ぎず、当業者であれば、格別創意を要することなく、これらの図面に基づく他の図面を得られる。
【0023】
【
図1】本開示の実施例による例示的なシステムの概略図である。
【
図2】本開示の実施例によるインタラクティブ方法の流れを示す概略図である。
【
図3】本開示の実施例による表示インタフェースの概略図である。
【
図4】本開示の実施例による第1のビデオペンダントの第1の表示状態の表示の概略図である。
【
図5】本開示の実施例によるインタラクティブコンポーネントの初期画面の表示の概略図である。
【
図6】本開示の実施例によるインタラクティブコンポーネントのターゲット画面の表示の概略図である。
【
図7】本開示の実施例による別のインタラクティブコンポーネントの初期画面の表示の概略図である。
【
図8】本開示の実施例による別のインタラクティブコンポーネントのターゲット画面の表示の概略図である。
【
図9】本開示の実施例によるインタラクティブ方法の別の流れを示す概略図である。
【
図10】本開示の実施例による所定のアニメーションの表示の概略図である。
【
図11】本開示の実施例によるターゲット画像ページの表示の概略図である。
【
図12】本開示の実施例による第2のビデオペンダントの表示の概略図である。
【
図13】本開示の実施例によるインタラクティブ装置の構成概略図である。
【
図14】本開示の実施例による端末機器の構成概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本開示の目的、技術案及び利点をより明瞭にするために、以下は、具体的な実施例を結び付けながら、図面を参照して、本開示をさらに詳細に説明する。
【0025】
なお、本開示の実施例で使用される技術的用語又は科学的用語は、特に明記しない限り、本開示が属する技術分野の当業者によって理解される通常の意味を有するべきである。本開示の実施例で使用される用語「第1」、「第2」及び類似の用語は、いかなる順序、数量又は重要性を示すものではなく、異なる構成要素を区別するために使用されるだけである。「含む」又は「包含」などの類似の用語は、その用語の前に存在する要素又は物品が、その用語の後にある要素又は物品及びその均等物を包含することを意味し、他の要素又は物品を排除するものではない。「接続」又は「接する」などの類する用語は、物理的又は機械的な接続に限定されず、直接的又は間接的を問わず、電気的な接続を含んでもよい。「上」、「下」、「左」、「右」などは、相対的な位置関係を示すためのものであり、説明された対象の絶対的な位置が変化すると、該相対的な位置関係も相応に変化する可能性がある。
【0026】
図1は、本開示の実施例によるインタラクティブ方法に応用できる装置の実施例の例示的なシステム100の概略図を示す。
【0027】
図1に示すように、システム100は、サーバ140と、少なくとも1つの端末機器120とを含み、サーバ140と端末機器120とは、無線ネットワーク又は有線ネットワークを介して接続される。
【0028】
サーバ140は、1つのサーバ、複数のサーバ、クラウドコンピューティングプラットフォーム、又は仮想化センターのうちの少なくとも1つを含む。サーバ140は、ビデオ画像の呈示をサポートする様々なアプリケーションにバックグラウンドサービスを提供するために使用される。選択的に、サーバ140は、主要な計算作業を担い、端末機器は、副次的な計算作業を担い、又は、サーバ140は、副次的な計算作業を担い、端末機器は、主要な計算作業を担い、又は、サーバ140と端末機器との間で分散型演算アーキテクチャを採用して協調演算を行う。
【0029】
端末機器120は、無線ネットワーク又は有線ネットワークを介してサーバ140とインタラクティブして、サーバ140から送信されたメッセージを受信し、又はサーバ140にメッセージを送信してもよい。端末機器には、ビデオ画像の呈示をサポートするアプリケーション、例えば、ビデオ再生ソフトウェア、ショートビデオ再生ソフトウェア、ライブ配信ソフトウェア、ソーシャルプラットフォームソフトウェアなどがインストールされてもよく、起動アニメーションの再生をサポートする様々なソフトウェアであってもよい。端末機器120は、スマートフォン、タブレットなどを含むが、これらに限定されない。
【0030】
幾つかの実施例では、システム100は、インタラクティブ広告の配信及び再生を実現することができる。サーバ140に記憶されたインタラクティブ広告のデータファイルは、無線ネットワーク又は有線ネットワークを介して端末機器120に配信される。端末機器120は、該データファイルに基づいて、対応するインタラクティブ広告を再生して、端末機器120を所持するユーザ910に情報を伝達してもよい。
【0031】
幾つかの実施例では、システム100は、制御機器をさらに含んでもよく、該制御機器は、インタラクティブ広告の開発者又は運用保守者に対応する機器であってもよい。開発者又は運用保守者は、該制御機器により、インタラクティブ広告に必要なデータを編集して、さらに相応なインタラクティブ広告のデータファイルを生成してサーバ140に記憶してもよい。
【0032】
現在では、端末機器120で再生されるインタラクティブ広告は、アプリケーションの起動時にシェイクという遊び方を追加するのが主流である。アプリケーションの起動段階で、コピーを提示して、ユーザに携帯電話を振って広告ランディングページにアクセスするようにプロンプトし、ジャイロにより、ユーザの振り幅を検出して、広告ランディングページにアクセスするか否かを判断する。
【0033】
しかし、このようなインタラクティブ広告のインタラクティブ方式が単一であり、ユーザの興味を引きにくい。また、携帯電話などの端末機器は、「携帯電話を把持して正常に振る」と、「広告をトリガするために振る」との境界を判断しにくく、ユーザが広告ランディングページにアクセスして広告を視聴したくなく、携帯電話を把持して正常に振る(例えば、歩く、乗車することにより振る)場合でも、広告が誤ってトリガされて広告ランディングページに入ってしまい、かえってユーザの体験に影響を与える。
【0034】
これに鑑み、上記の課題を解決するために、本開示の実施例は、インタラクティブ方法を提供する。
【0035】
図2は、本開示の実施例によるインタラクティブ方法の流れを示す概略図である。ここで、該インタラクティブ方法は、表示インタフェースを備えた端末機器に応用される。前記方法は、以下のステップを含む。
【0036】
ステップS101:第1の制御コマンドに応答して、前記表示インタフェースで背景ビデオ画像を再生する。
【0037】
ステップS103:前記背景ビデオ画像の第1の所定の領域に、インタラクティブコンポーネントの初期画面を表示する。
【0038】
ステップS105:ユーザの指定動作がトリガした第2の制御コマンドに応答して、前記インタラクティブコンポーネントが前記初期画面からターゲット画面に変化するように制御する。
【0039】
ステップS107:前記インタラクティブコンポーネントが前記ターゲット画面を表示することに応答して、前記表示インタフェースにターゲット画像ページを表示するように制御する。
【0040】
本実施例によるインタラクティブ方法は、表示インタフェースで背景ビデオ画像を再生する時、第1の所定の領域にインタラクティブコンポーネントを表示し、ユーザの指定動作がトリガした第2の制御コマンドに基づいて、インタラクティブコンポーネントが初期画面からターゲット画面に変化するように制御し、インタラクティブコンポーネントがターゲット画面を表示する時、表示インタフェースにターゲット画像ページ、即ち、広告ランディングページを表示するように制御することで、インタラクティブ広告の再生を実現する。本実施例では、ユーザの指定動作により、インタラクティブコンポーネントの表示を制御し、インタラクティブコンポーネントがターゲット画面を表示する時のみ、ターゲット画像ページを表示することができるため、ユーザに誤ってトリガされることがなく、ユーザにより良い体験をもたらす。
【0041】
以下は、
図1に示すシステム100を結び付けながら、本開示の実施例によるシステム100の実装形態についてさらに説明する。
【0042】
図3に示すように、端末機器120には、ディスプレイが設けられ、ディスプレイは、ビデオ画像の呈示をサポートするアプリケーションの表示インタフェース121を表示するためのものである。ユーザ910は、端末機器120を操作制御することによって、端末機器120がユーザ910の操作制御に基づいて第1の制御コマンドを生成するようにする。端末機器120は、第1の制御コマンドの制御下で、表示インタフェース121で背景ビデオ画像を再生する。
【0043】
幾つかの実施例では、本実施例において、背景ビデオ画像は、ビデオ再生ソフトウェアが再生するビデオ画像、ショートビデオ再生ソフトウェアが再生するショートビデオ画像、ライブ配信ソフトウェアが再生するライブ配信ビデオ画像を含んでもよく、又は、ソフトウェアの起動ビデオアニメーション画像などであってもよい。それに応じて、第1の制御コマンドは、タップ再生コマンド、ソフトウェア起動コマンドなどであってもよい。ここで、背景ビデオ画像は、動画像であってもよいし、静止画像であってもよく、本実施例はこれについて制限を加えない。
【0044】
具体的な一実施例では、背景ビデオ画像は、ショートビデオ画像である。ユーザ910は、端末機器120のディスプレイでスワイプ操作を行うことにより、第1の制御コマンドを生成する。該第1の制御コマンドは、ショートビデオ画像の切り替えを制御するためのものである。第1の制御コマンドの制御下で、端末機器120の表示インタフェース121は、1つ前のビデオ画像の表示から、現在の背景ビデオ画像の表示へと徐々に変化する。
【0045】
幾つかの実施例では、
図3に示すように、背景ビデオ画像には、該背景ビデオ画像の第1の所定の情報211及び第2の所定の情報212が表示される。第1の所定の情報211と第2の所定の情報212は、背景ビデオ画像の左下隅に表示される。具体的な一実施例では、第1の所定の情報211は、該背景ビデオ画像の名称であってもよく、第2の所定の情報212は、該背景ビデオ画像の紹介情報を含む。
【0046】
幾つかの実施例では、前記インタラクティブ方法は、以下のステップをさらに含む。
【0047】
ステップS201:前記背景ビデオ画像の第2の所定の領域に、第1のビデオペンダントを表示する。
【0048】
図4に示すように、本実施例では、表示インタフェース121で背景ビデオ画像の再生が開始されると、背景ビデオ画像の第2の所定の領域に第1のビデオペンダント213が表示される。幾つかの具体的な実施例では、第2の所定の領域は、第1の所定の情報211の上方に位置してもよく、即ち、第1のビデオペンダント213は、第1の所定の情報211の上方に設けられてもよい。
【0049】
本実施例では、端末機器120は、背景ビデオ画像を表示する前に、第1のビデオペンダント213のデータファイルを予め取得してレンダリングし、ロードしてもよい。これにより、背景ビデオ画像のロード時のデータ処理量を減少させ、第1のビデオペンダント213の表示効果を確保し、端末機器120の演算負荷を軽減できる。例えば、端末機器120の表示インタフェース121に1つ前のビデオ画像が表示される時、これから再生する背景ビデオ画像とマッチングする第1のビデオペンダント213のデータファイルを取得し、レンダリングし、ロードしてもよい。端末機器120の表示インタフェース121に背景ビデオ画像が表示される時、第2の所定の領域に第1のビデオペンダント213を表示してもよい。
【0050】
幾つかの実施例では、本実施例において、端末機器120が第1のビデオペンダント213のデータファイルのロードに失敗し、又はレンダリングに失敗した場合、第1のビデオペンダント213を表示せず、背景ビデオ画像のみを再生する。
【0051】
ステップS202:前記第1のビデオペンダントが所定の条件を満たす場合、前記第1の所定の領域に前記インタラクティブコンポーネントを表示する。
【0052】
本実施例では、前記第1のビデオペンダント213が所定の条件を満たすことは、前記第1のビデオペンダントが第1の表示状態から第2の表示状態に変化したことを含む。
【0053】
図4に示すように、前記第1のビデオペンダント213が第1の表示状態にある場合、前記第1のビデオペンダント213は、プログレスバー、文字情報及び画像情報を含む。ここで、文字情報は、「AAA」などのプロンプト情報を含んでもよく、画像情報は、動的又は静的な漫画画像であってもよい。即ち、表示インタフェース121で背景ビデオ画像の再生が開始されると、第1の所定の情報211、例えば、背景ビデオ画像の名称の上方に、プログレスバーを含む第1のビデオペンダント213を表示して、プログレスバーが動き始める。プログレスバーの進捗が終了すると、
図5に示すように、第1のビデオペンダント213は、現在の第1の表示状態から第2の表示状態に変化する。前記第1のビデオペンダント213が第2の表示状態にある場合、前記第1のビデオペンダント213は、「BBB」などの文字情報を含む。
【0054】
前記第1のビデオペンダント213が第2の表示状態にある場合、前記背景ビデオ画像の第1の所定の領域に、インタラクティブコンポーネントを表示する。幾つかの実施例では、第1の所定の領域は、背景ビデオ画像の中央領域であってもよい。
【0055】
別の幾つかの実施例では、前記第1のビデオペンダント213が所定の条件を満たすことは、第1のビデオペンダント213が所定の時間表示されることを含む。即ち、本実施例では、第1のビデオペンダント213が所定の時間表示されると、前記背景ビデオ画像の第1の所定の領域に、インタラクティブコンポーネントを表示する。
【0056】
本実施例では、端末機器120は、背景ビデオ画像を表示する前に、インタラクティブコンポーネントのデータファイルを予め取得してレンダリングし、ロードしてもよい。これにより、背景ビデオ画像のロード時のデータ処理量を減少させ、インタラクティブコンポーネントの表示効果を確保し、端末機器120の演算負荷を軽減できる。例えば、端末機器120の表示インタフェース121に1つ前のビデオ画像が表示される時、これから再生する背景ビデオ画像とマッチングするインタラクティブコンポーネントのデータファイルを取得し、レンダリングし、ロードしてもよい。端末機器120の表示インタフェース121に背景ビデオ画像が表示される時、第1の所定の領域にインタラクティブコンポーネントを表示してもよい。
【0057】
幾つかの実施例では、本実施例において、インタラクティブコンポーネントのデータファイルのロード及びレンダリングが成功したか否かを判断する必要がある。端末機器120がインタラクティブコンポーネントのデータファイルのロードに失敗し、又はレンダリングに失敗した場合、インタラクティブコンポーネントを表示せず、背景ビデオ画像のみを再生する。端末機器120がインタラクティブコンポーネントのデータファイルのロードに成功し、且つレンダリングに成功した場合、第1の所定の領域にインタラクティブコンポーネントを表示する。
【0058】
前記背景ビデオ画像の第1の所定の領域にインタラクティブコンポーネントを表示する時、まずインタラクティブコンポーネントの初期画面を表示する。その後、ユーザの指定動作がトリガした第2の制御コマンドに基づいて、前記インタラクティブコンポーネントが前記初期画面からターゲット画面に変化するように制御する。
【0059】
幾つかの実施例では、ステップS105に述べたユーザの指定動作がトリガした第2の制御コマンドに応答することは、ユーザの指定動作に基づいて前記端末機器が動くように制御し、前記端末機器の動きにより前記第2の制御コマンドをトリガすることを含む。ここで、前述した、前記端末機器の動きにより前記第2の制御コマンドをトリガすることは、前記端末機器が所定の回動角度、所定の回動方向、所定の回動回数、又は所定の回動速度のうちの少なくとも1つで動くことにより、前記第2の制御コマンドをトリガすることを含む。
【0060】
幾つかの実施例では、本実施例において、所定の時間、例えば、3秒以内に、前記インタラクティブコンポーネントが前記初期画面からターゲット画面に変化するように制御することをユーザに指示し、所定の時間内に、インタラクティブコンポーネントが初期画面からターゲット画面に変化しなかった場合、端末機器120は、ユーザがターゲット画像ページにアクセスしたくないと判断し、端末機器120は、インタラクティブコンポーネントが非表示にされるように制御する。
【0061】
本実施例では、インタラクティブコンポーネントの初期画面が表示される時、指定動作により、端末機器120が動くように制御して第2の制御コマンドをトリガすることをユーザに指示するための指示情報も表示される。ここで、ユーザの指定動作は、所定の回動角度、所定の回動方向、所定の回動回数、又は所定の回動速度のうちの少なくとも1つで端末機器120の少なくとも一部が動くように制御することを含み、例えば、端末機器120を水平方向に回転させるように制御し、端末機器120を左側へ反転させるように制御し、端末機器120を左右に3回振るように制御するなどであってもよく、本実施例はこれについて制限を加えない。
【0062】
ユーザ910が上記の指定動作で端末機器120が動くように制御すると、端末機器120の第2の制御コマンドをトリガすることができる。そうすると、端末機器120は、該第2の制御コマンドに基づいて、前記インタラクティブコンポーネントが前記初期画面からターゲット画面に変化するように制御する。
【0063】
具体的な一実施例では、
図5に示すように、前記インタラクティブコンポーネント214は、コンパスを含む。インタラクティブコンポーネント214の初期画面には、コンパスにおけるポインタ2142の初期方位とターゲット方位2141、及びユーザ910に指定動作を行うように指示するためのプロンプト情報が含まれる。このため、コンパスの初期画面には、コンパスのポインタ2142の初期方位とターゲット方位2141、及びユーザ910に指定動作を行うように指示するためのプロンプト情報が表示される。
【0064】
ポインタ2142の初期方位とターゲット方位2141とが重ならない。幾つかの実施例では、ポインタ2142の初期方位とターゲット方位2141との角度は、所定の閾値よりも大きい。これにより、ポインタ2142の初期方位とターゲット方位2141との角度が小さすぎて、端末機器120が正常に振ることに起因する誤トリガを回避する。ここで、後続の使用を容易にするために、端末機器120は、jsbファイルを呼び出して、ポインタ2142の初期方位とターゲット方位2141との夾角情報を取得してもよい。
【0065】
図5に示すように、具体的な一実施例では、コンパスにおけるポインタ2142のターゲット方位2141は、「東」であり、又は「西」、「南」、「北」などの様々な方向であってもよく、本実施例ではこれについて制限を加えない。
【0066】
コンパスにおけるポインタ2142のターゲット方位2141は、ユーザから権限を得た場合、端末機器120の機器方位情報、例えば、ジャイロパラメータを収集し、前記機器方位情報に基づいて前記ターゲット方位2141を決定してもよい。
【0067】
又は、ユーザから権限を得ておらず、又は機器方位情報を収集できないなどの場合、ランダムに1つの方位情報を取得して前記ターゲット方位としてもよい。
【0068】
図5に示すように、コンパスにおけるポインタ2142のターゲット方位2141が「東」である場合を例にして、ユーザ910に指定動作を行うように指示するためのプロンプト情報は、「画面を回転させて東方向に向けてください」という文字プロンプト情報であってもよく、又は、画像などの他の形式のプロンプト情報であってもよく、本実施例はこれについて制限を加えない。
【0069】
その後、ユーザ910は、該プロンプト情報に基づいて、端末機器120を回転させてもよい。端末機器120は、機器内のジャイロパラメータを収集し、機器の回転角度、方向などの情報を取得し、機器の回転角度、方向などの情報に基づいて、コンパスにおけるポインタ2142が初期方位からターゲット方位2141に徐々に移動するように制御し、このプロセスにおいて、端末機器120の第2の制御コマンドをトリガする。これにより、端末機器120は、該第2の制御コマンドに基づいて、前記ポインタ2142が徐々に前記ターゲット方位2141を指すように、前記ポインタ2142を回転させるように制御してもよい。ポインタ2142が徐々にターゲット方位2141を指していくと、
図6に示すように、コンパスは、初期画面からターゲット画面に変化する。
【0070】
幾つかの実施例では、このプロセスにおいて、端末機器120が、所定の角度、例えば、10度を超えた操作の存在を検出しない場合、コンパスを所定の時間、例えば、2秒提示した後、消えさせる。
【0071】
幾つかの実施例では、このプロセスにおいて、端末機器120が振動するように制御してもよい。例えば、コンパスが初期画面からターゲット画面に変化した後、端末機器120が振動するように制御してターゲット画像ページにアクセスすることをユーザにプロンプトする。上記の実施例における端末機器120の振動は、例示に過ぎず、本実施例では、端末機器120の振動制御は、必要に応じて調整することができ、本実施例は、これについて制限を加えない。
【0072】
別の幾つかの実施例では、
図7に示すように、前記インタラクティブコンポーネント217の初期画面は、中央に位置するボールと、ターゲットホールとを含み、該ターゲットホールは、インタラクティブコンポーネント217における任意の位置に現れてもよい。この時、ユーザ910に指定動作を行うように指示するためのプロンプト情報は、「画面を反転させてボールをホールに入れてください」という文字プロンプト情報であってもよい。よって、ユーザは、端末機器120を右側へ反転させて第2の制御コマンドをトリガする。それにより、端末機器120は、該第2の制御コマンドに基づいて、ボールを徐々にターゲットホールに入れるように制御することができる。ボールがターゲットホールに入ると、
図8に示すように、インタラクティブコンポーネント217は、初期画面からターゲット画面に変化する。
【0073】
インタラクティブコンポーネントがターゲット画面を表示すると、端末機器120は、前記表示インタフェース121にターゲット画像ページを表示するように制御してもよい。幾つかの実施例では、該ステップは、具体的には以下のステップを含む。
【0074】
ステップS301:前記ポインタが前記ターゲット方位を指すことに応答して、前記インタラクティブコンポーネントを非表示にする。
【0075】
ステップS303:前記背景ビデオ画像の第3の所定の領域に、所定のアニメーションを表示する。
【0076】
ステップS305:前記所定のアニメーションの再生が終了すると、前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御する。
【0077】
本実施例では、ポインタ2142が前記ターゲット方位2141を指すと、即ち、インタラクティブコンポーネント214が初期画面からターゲット画面に変化した後、インタラクティブコンポーネント214、即ち、コンパスが非表示にされるとともに、背景ビデオ画像の第3の所定の領域に所定のアニメーションを表示し、また、背景ビデオがミュートし、所定の効果音、例えば、背景音楽と口頭放送を再生するように制御する。ここで、該所定のアニメーションは、文字情報、イースター・エッグリソース情報、トランジションアニメーションなどを含んでもよい。例えば、
図10に示すように、背景ビデオ画像の中央領域に「CCC」という文字情報を表示し、背景ビデオ画像の下部領域に漫画アニメキャラクタを表示し、その後、背景ビデオ画像の上部領域にラッキーマネーを撒き散らすアニメキャラクタなどのイースター・エッグリソース情報を表示する。その後、雲層のトランジションアニメーションを表示してもよい。所定のアニメーションの再生が終了すると、
図11に示すように、端末機器120は、前記表示インタフェース121に前記ターゲット画像ページを表示するように制御する。
【0078】
幾つかの実施例では、本実施例において、端末機器120は、背景ビデオ画像を表示する前に、イースター・エッグリソース情報、トランジションアニメーションなどのデータファイルを予め取得してもよい。これにより、背景ビデオ画像のロード時のデータ処理量を減少させ、インタラクティブコンポーネント214の表示効果を確保し、端末機器120の演算負荷を軽減できる。例えば、端末機器120は、所定の時間前に、サーバ140からイースター・エッグリソース情報、トランジションアニメーションなどのデータファイルを予めプルして端末機器120に格納し、イースター・エッグリソース情報、トランジションアニメーションなどのデータファイルの有効化時間を設定してもよい。イースター・エッグリソース情報、トランジションアニメーションなどのデータファイルが有効化され、且つ端末機器120の表示インタフェース121に1つ前のビデオ画像が表示されると、これから再生する背景ビデオ画像とマッチングするイースター・エッグリソース情報、トランジションアニメーションなどのデータファイルを取得し、レンダリングし、ロードしてもよく、それにより、背景ビデオ画像を再生する時、イースター・エッグリソース情報、トランジションアニメーションなどを表示する。
【0079】
幾つかの実施例では、
図11に示すように、前記ターゲット画像ページの第3の所定の領域には、第2のビデオペンダント215が表示され、前述した、前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御した後、以下のステップをさらに含む。
【0080】
ステップS401:ユーザによる前記第2のビデオペンダントに対するタップ操作がトリガした第2のタップタッチコマンドに応答して、前記ターゲット画像ページの第4の所定の領域にアクティビティ選択アイコンを表示する。
【0081】
ステップS402:ユーザによる前記アクティビティ選択アイコンに対するタップ操作がトリガした第3のタップタッチコマンドに応答して、前記表示インタフェースにアクティビティ参加ページを表示するように制御する。
【0082】
本実施例では、第2のビデオペンダント215は、「今すぐ参加」などの情報を表示してもよい。ユーザ910がターゲット画像ページにおける第2のビデオペンダント215に対してタップ操作を行うと、端末機器120で前記第2のタップタッチコマンドをトリガし、前記第2のタップタッチコマンドに基づいて、端末機器が、
図12に示すように、前記ターゲット画像ページの第4の所定の領域にアクティビティ選択アイコン216を表示するように制御してもよい。この時、ターゲット画像ページの第4の所定の領域以外の領域の透過率が低下して、アクティビティ選択アイコン216を鮮明に表示する。そして、端末機器120は、ユーザによるアクティビティ選択アイコン216に対するタップ操作がトリガした第3のタップタッチコマンドを受け付け、ユーザが「挑戦」をタップすると、該第3のタップタッチコマンドに基づいて、前記表示インタフェースにアクティビティ参加ページを表示するように制御する。ユーザが「放棄」をタップすると、アクティビティ参加ページにジャンプしない。
【0083】
別の幾つかの実施例では、
図4、
図5に示すように、第1のビデオペンダント213が第1の表示状態又は第2の表示状態にある場合、ユーザ910が第1のビデオペンダント213をタップすると、
図11に示すように、端末機器は、ユーザによる前記第1のビデオペンダントに対するタップ操作がトリガした第1のタップタッチコマンドを受け付け、該第1のタップタッチコマンドに基づいて、前記表示インタフェース121に前記ターゲット画像ページを表示するするように制御する。
【0084】
本実施例では、第1のビデオペンダント213が第1の表示状態にあるか第2の表示状態にあるかに関わらず、ターゲット画像ページにジャンプするデータファイルを含む。ユーザが第1のビデオペンダント213を直接的にタップすると、ユーザがインタラクティブコンポーネント214とインタラクティブするか否かに関わらず、表示インタフェース121に前記ターゲット画像ページを表示するようにしてもよい。
【0085】
幾つかの実施例では、本実施例において、ユーザ910が第1のビデオペンダント213をタップして、端末機器が第1のタップタッチコマンドを受け付けると、端末機器120は、ユーザから権限を得た場合、ユーザの現在のアカウント情報を取得し、該ユーザが前記ターゲット画像ページを表示したことがあるか否か、又は第2のビデオペンダント215を介してアクティビティ参加ページにアクセスしたことがあるか否かを判断し、そうであれば、アクティビティ参加ページを表示せず、第1のビデオペンダント213を折りたたむ。そうでない場合、前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御する。
【0086】
なお、本開示の実施例の方法は、1つの機器、例えば、1つのコンピュータ又はサーバなどによって実行されてもよい。本実施例の方法は、分散型シナリオにも適用でき、互いに連携する複数の機器によって完成されてもよい。このような分散型シナリオの場合、これら複数の機器のうちの1つの機器は、本開示の実施例の方法における1つ又は複数のステップのみを実行してもよく、これら複数の機器同士は、インタラクティブして前記方法を完成させる。
【0087】
なお、本開示の幾つかの実施例について上記のように説明した。他の実施例は、添付の特許請求の範囲にある。場合によっては、特許請求の範囲に記載された動作又はステップは、上記の実施例における順序と異なる順序で実行されてもよく、依然として所望の結果を実現することができる。さらに、所望の結果を実現するために、図面に示されたプロセスは、必ずしも示された特定の順序又は連続的な順序を必要としない。幾つかの実施形態では、マルチタスク処理と並行処理も可能であり、又は有利であり得る。
【0088】
同じ発明構想に基づき、上記のいずれかの実施例の方法に対応して、本開示は、インタラクティブ装置をさらに提供する。
【0089】
図13を参照して、前記インタラクティブ装置は、
第1の制御コマンドに応答して、前記表示インタフェースで背景ビデオ画像を再生するための再生モジュール11と、
前記背景ビデオ画像の第1の所定の領域に、インタラクティブコンポーネントの初期画面を表示するための表示モジュール12と、
ユーザの指定動作がトリガした第2の制御コマンドに応答して、前記インタラクティブコンポーネントが前記初期画面からターゲット画面に変化するように制御するための第1の制御モジュール13と、
前記インタラクティブコンポーネントが前記ターゲット画面を表示することに応答して、前記表示インタフェースにターゲット画像ページを表示するように制御するための第2の制御モジュール14とを含む。
【0090】
幾つかの実施例では、表示モジュール12は、さらに、前記背景ビデオ画像の第1の所定の領域に、インタラクティブコンポーネントの初期画面を表示する前に、前記背景ビデオ画像の第2の所定の領域に、第1のビデオペンダントを表示することと、前記第1のビデオペンダントが所定の条件を満たす場合、前記第1の所定の領域に前記インタラクティブコンポーネントを表示することとに用いられる。
【0091】
幾つかの実施例では、前記第1のビデオペンダントが所定の条件を満たすことは、前記第1のビデオペンダントが第1の表示状態から第2の表示状態に変化したことを含む。
【0092】
幾つかの実施例では、表示モジュール12は、さらに、ユーザによる前記第1のビデオペンダントに対するタップ操作がトリガした第1のタップタッチコマンドに応答して、前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御することに用いられ、前記第1のビデオペンダントは、前記第1の表示状態又は前記第2の表示状態にある。
【0093】
幾つかの実施例では、表示モジュール12は、さらに、
ユーザによる前記第1のビデオペンダントに対するタップ操作がトリガした第1のタップタッチコマンドに応答して、前記ターゲット画像ページを表示したことがない場合、前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御することに用いられる。
【0094】
幾つかの実施例では、前記第2の制御コマンドは、前記端末機器の動きによりトリガされ、前記端末機器の動きは、ユーザの指定動作により制御される。
【0095】
幾つかの実施例では、第1の制御モジュール13は、さらに、前記端末機器が所定の回動角度、所定の回動方向、所定の回動回数、又は所定の回動速度のうちの少なくとも1つで動くことにより、前記第2の制御コマンドをトリガすることに用いられる。
【0096】
幾つかの実施例では、前記インタラクティブコンポーネントは、コンパスを含み、前記表示モジュール12は、さらに、前記コンパスにおけるポインタの初期方位とターゲット方位、及びユーザに指定動作を行うように指示するためのプロンプト情報を表示することに用いられ、前記初期方位と前記ターゲット方位とが重ならない。
【0097】
前記第1の制御モジュール13は、さらに、前記第2の制御コマンドに基づいて、前記ポインタが回転して前記ターゲット方位を指すように制御することを実現することに用いられる。
【0098】
幾つかの実施例では、前記ターゲット方位は、収集された端末機器の機器方位情報に基づいて決定され、又は、前記ターゲット方位は、ランダムに取得された方位情報である。
【0099】
幾つかの実施例では、前記第2の制御モジュール14は、さらに、
前記ポインタが前記ターゲット方位を指すことに応答して、前記コンパスを非表示にすることと、
前記背景ビデオ画像の第3の所定の領域に、所定のアニメーションを表示することと、
前記所定のアニメーションの再生が終了した場合、前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御することとに用いられる。
【0100】
幾つかの実施例では、前記ターゲット画像ページの第3の所定の領域には、第2のビデオペンダントが表示され、表示モジュール12は、さらに、
前記表示インタフェースに前記ターゲット画像ページを表示するように制御した後、ユーザによる前記第2のビデオペンダントに対するタップ操作がトリガした第2のタップタッチコマンドに応答して、前記ターゲット画像ページの第4の所定の領域にアクティビティ選択アイコンを表示することと、
ユーザによる前記アクティビティ選択アイコンに対するタップ操作がトリガした第3のタップタッチコマンドに応答して、前記表示インタフェースにアクティビティ参加ページを表示するように制御することとに用いられる。
【0101】
説明の便宜上、上記の装置について説明する時、機能に基づいて各モジュールに分けてそれぞれ説明した。もちろん、本開示を実施するにあたり、各モジュールの機能を同一又は複数のソフトウェア及び/又はハードウェアで実現してもよい。
【0102】
上記の実施例の装置は、前述したいずれか1つの実施例における相応なサービス編成方法を実現するためのものであり、相応な方法の実施例の有益な効果を有し、ここではこれ以上説明しない。
【0103】
同じ発明構想に基づき、上記のいずれかの実施例の方法に対応して、本開示は、メモリ、プロセッサ、及び、メモリに記憶され、且つプロセッサで運行可能であるコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、上記のいずれか1つの実施例に記載の方法を実現させる端末機器をさらに提供する。
【0104】
図14は、本実施例によるより具体的な電子機器のハードウェア構成概略図である。該機器は、プロセッサ1010と、メモリ1020と、入出力インタフェース1030と、通信インタフェース1040と、バス1050とを含んでもよい。その中、プロセッサ1010と、メモリ1020と、入出力インタフェース1030と、通信インタフェース1040とは、バス1050を介して、互いの機器内部の通信接続を実現する。
【0105】
プロセッサ1010は、汎用CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、或いは1つ又は複数の集積回路などの形態で実現されて、関連プログラムを実行することによって、本明細書の実施例による技術案を実現してもよい。
【0106】
メモリ1020は、ROM(Read Only Memory、リードオンリーメモリ)、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)、静的記憶機器、動的記憶機器などの形態で実現されてもよい。メモリ1020は、オペレーティングシステムや他のアプリケーションを記憶することができ、ソフトウェア又はファームウェアにより本明細書の実施例による技術案を実現する場合、関連プログラムコードは、メモリ1020に保存され、プロセッサ1010により呼び出されて実行される。
【0107】
入出力インタフェース1030は、入出力モジュールを接続して、情報の入出力を実現するために用いられる。入出力モジュールは、コンポーネントとして機器(図示せず)に配置されてもよく、機器に外部接続されて相応な機能を提供してもよい。ここで、入力機器しては、キーボード、マウス、タッチパネル、マイク、各種センサなどを含んでもよく、出力機器としては、ディスプレイ、スピーカ、バイブレータ、インジケータランプなどを含んでもよい。
【0108】
通信インタフェース1040は、通信モジュール(図示せず)を接続して、本機器と他の機器との通信インタラクティブを実現するために用いられる。ここで、通信モジュールは、有線方式(例えば、USB、ネットワーク回線など)で通信を実現してもよいし、無線方式(例えば、モバイルネットワーク、WiFi、ブルートゥース(登録商標)など)で通信を実現してもよい。
【0109】
バス1050は、経路を含み、機器の各コンポーネント(例えば、プロセッサ1010、メモリ1020、入出力インタフェース1030、通信インタフェース1040)の間で情報を伝達する。
【0110】
なお、上記の機器として、プロセッサ1010、メモリ1020、入出力インタフェース1030、通信インタフェース1040及びバス1050のみを示したが、具体的に実施する時、該機器は、通常の動作を実現するために必要な他のコンポーネントをさらに含んでもよい。また、当業者が理解できるように、上記の機器は、本明細書の実施例の態様を実現するために必要なコンポーネントのみを含んでもよく、必ずしも図面に示された全てのコンポーネントを含む必要がない。
【0111】
上記の実施例の電子機器は、前述したいずれか1つの実施例における相応な方法を実現するためのものであり、相応な方法の実施例の有益な効果を有し、ここではこれ以上説明しない。
【0112】
同じ発明構想に基づき、上記のいずれかの実施例の方法に対応して、本開示は、前記コンピュータに上記のいずれか1つの実施例に記載の方法を実行させるためのコンピュータコマンドを記憶した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【0113】
本実施例のコンピュータ可読媒体は、永続的及び非永続的、リムーバブル及び非リムーバブル媒体を含み、任意の方法又は技術によって情報記憶を実現してもよい。情報は、コンピュータ可読コマンド、データ構造、プログラムのモジュール、又は他のデータであってもよい。コンピュータの記憶媒体の例としては、相変化メモリ(PRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、他のタイプのランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ又は他のメモリ技術、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)又は他の光記憶デバイス、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶デバイス又は他の磁気記憶デバイス、又はコンピューティングデバイスによってアクセスされ得る情報を記憶するために使用され得る任意の他の非伝送媒体を含んでもよいが、それらに限定されない。
【0114】
上記の実施例の記憶媒体に記憶されたコンピュータコマンドは、前記コンピュータに上記のいずれか1つの実施例に記載の方法を実行させるためのものであり、相応な方法の実施例の有益な効果を有し、ここではこれ以上説明しない。
【0115】
同じ発明構想に基づき、上記のいずれかの実施例の方法に対応して、本出願は、コンピュータ可読コマンドを有する非一時的な有形コンピュータ可読媒体を有するコンピュータプログラム製品をさらに提供する。幾つかの実施例では、前記コンピュータ可読コマンドは、1つ又は複数のプロセッサによって実行され、前記プロセッサに前述した方法を実行させる。方法の各実施例における各ステップに対応する実行主体に対応して、相応なステップを実行するプロセッサは、相応な実行主体に属してもよい。
【0116】
上記の実施例のコンピュータプログラム製品は、プロセッサに上記のいずれか1つの実施例に記載の方法を実行させるためのものであり、相応な方法の実施例の有益な効果を有し、ここではこれ以上説明しない。
【0117】
本出願の各実施例における「装置」、「モジュール」などは、ハードウェアユニット、ソフトウェアユニット、又はそれらの組み合わせによって実施されてもよい。ハードウェアユニットの例としては、機器、要素、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、回路素子(例えば、トランジスタ、抵抗器、キャパシタ、インダクタなど)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、メモリユニット、論理ゲート、レジスタ、半導体デバイス、チップ、マイクロチップ、チップセットなどを含んでもよい。ソフトウェアユニットの例としては、ソフトウェア要素、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、機械プログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブプログラム、関数、方法、手順、ソフトウェアインタフェース、アプリケーションプログラムインタフェース(API)、コマンドセット、計算コード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、ワード、値、記号、又はそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。実施例がハードウェアユニット及び/又はソフトウェアユニットによって実施されるか否かの決定は、任意の数の要因、例えば、所与の実装に対して所望した通り、所望の計算速度、電力レベル、耐熱性、処理サイクルコスト、入力データレート、出力データレート、メモリリソース、データバス速度、及び他の設計又は性能制約などに応じて変化してもよい。
【0118】
幾つかの実施例は、製造品を含んでもよい。製造品は、ロジックを記憶するための記憶媒体を含んでもよい。記憶媒体の例としては、電子データを記憶できる1つ又は複数のタイプのコンピュータ可読記憶媒体を含んでもよく、揮発性メモリ又は不揮発性メモリ、着脱可能メモリ又は着脱不能メモリ、消去可能メモリ又は消去不能メモリ、書き込み可能メモリ又は再書き込み可能メモリなどを含む。ロジックの例としては、様々なソフトウェアユニット、例えば、ソフトウェア要素、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、機械プログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブプログラム、関数、方法、手順、ソフトウェアインタフェース、アプリケーションプログラムインタフェース(API)、コマンドセット、計算コード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、ワード、値、記号、又はそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。一実施例では、例えば、製造品は、コンピュータによって実行されると、コンピュータに、説明された実施例による方法及び/又は操作を実行させる、実行可能なコンピュータプログラムコマンドを記憶してもよい。実行可能なコンピュータプログラムコマンドは、任意の適切なタイプのコード、例えば、ソースコード、コンパイル済みコード、解釈済みコード、実行可能なコード、静的コード、動的コードなどを含んでもよい。実行可能なコンピュータプログラムコマンドは、予め定義されたコンピュータ言語、方式、又はシンタックスで実施されて、コンピュータに所定の機能を実行するように命令するためのものである。コマンドは、任意の適切な高レベル、低レベル、オブジェクト指向、視覚的、コンパイル済み、及び/又は解釈済みプログラミング言語によって実施され得る。
【0119】
当業者であれば理解できるように、上記の実施例の説明は、いずれも例示に過ぎず、本開示の範囲(請求項を含む)がこれらの例に限定されることを示唆することを意図するものではない。本開示の思想の下で、上記の実施例又は異なる実施例における技術的特徴の間は組み合わせられてもよく、ステップは任意の順序で実現されてもよく、上述した本開示の実施例の異なる態様の多くの他の変化があり、簡明のため、それらは詳細に提供されていない。
【0120】
また、説明と検討を簡単にするために、また、本開示の実施例を理解しやすいようにするために、提供される図面には、集積回路(IC)チップと他の部材との周知の電源/接地接続が示されてもよいし、示されなくてもよい。また、本開示の実施例が理解しにくいことを避けるために、ブロック図の形態で装置を示してもよい。また、これは、これらのブロック図の装置に関する実施形態の詳細が、本開示の実施例を実施するプラットフォームに大きく依存するという事実を考慮する(即ち、これらの詳細は、当業者の理解の範囲内に完全に入るべきである)。具体的な詳細(例えば、回路)を説明して本開示の例示的な実施例を説明する場合、これらの具体的な詳細がない場合、又はこれらの具体的な詳細に変化がある場合、本開示の実施例を実施し得ることが当業者にとって自明である。従って、これらの説明は、説明の目的に用いられ、制限的なものではないと見なされるべきである。
【0121】
本開示の具体的な実施例を結び付けながら、本開示について説明したが、上記の説明から、これらの実施例の多くの代替、修正、及び変形は、当業者にとって自明である。例えば、他のメモリアーキテクチャ(例えば、ダイナミックRAM(DRAM))は、検討された実施例を使用し得る。
【0122】
本開示の実施例は、添付の請求項の広い範囲に入る全てのそのような代替、修正、及び変形を含むことを意図する。従って、本開示の実施例の精神及び原則内で行う任意の省略、修正、等価物、改良などがいずれも本開示の保護範囲内に含まれるべきである。
【国際調査報告】