(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-01-23
(54)【発明の名称】合成写真データを伝送する方法、装置、システムおよび電子デバイス
(51)【国際特許分類】
H04N 1/00 20060101AFI20250116BHJP
【FI】
H04N1/00 114C
H04N1/00 127Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024534103
(86)(22)【出願日】2022-05-07
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-11-05
(85)【翻訳文提出日】2024-06-06
(86)【国際出願番号】 CN2022091375
(87)【国際公開番号】W WO2023201784
(87)【国際公開日】2023-10-26
(31)【優先権主張番号】202210403529.2
(32)【優先日】2022-04-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】517326969
【氏名又は名称】深▲セン▼市緑聯科技股▲フン▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Ugreen Group Limited
【住所又は居所原語表記】4/F, PLANT 6, 1F-6/F, BLOCK 7, YUAN ZONE, GAOFENG COMMUNITY, DALANG STREET, LONGHUA DISTRICT, SHENZHEN, CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】張 清森
(72)【発明者】
【氏名】陳 俊霊
(72)【発明者】
【氏名】黄 家樹
(72)【発明者】
【氏名】易 啓邦
(72)【発明者】
【氏名】陳 偉明
(57)【要約】
本発明は、合成写真データを伝送する方法、装置、システム、デバイス、記憶媒体およびプログラム製品を開示する。当該方法は、第1ユーザからトリガされた第1伝送リクエストに応答し、前記第1伝送リクエストに応じた、少なくとも1つの第1写真データと、前記第1写真データに対応する少なくとも1つの第1ビデオデータとを含む目標合成写真データを取得することと、前記第1写真データに基づいて、前記目標合成写真データを圧縮、処理して、前記第1写真データとデータ外観が同じの第1圧縮データを得ることと、前記第1圧縮データを、前記第1伝送リクエストに対応する第1端末位置に伝送することと、を含む。このように、本発明によれば、ユーザが合成写真データの伝送中に写真データの主観的知覚を常に維持することができ、ユーザの誤操作を効率的に減らし、ユーザの使用体験を向上させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
合成写真データを伝送する方法であって、
第1ユーザからトリガされた第1伝送リクエストに応答し、前記第1伝送リクエストに応じた、少なくとも1つの第1写真データと、前記第1写真データに対応する少なくとも1つの第1ビデオデータとを含む目標合成写真データを取得することと、
前記第1写真データに基づいて、前記目標合成写真データを圧縮、処理して、前記第1写真データとデータ外観が同じの第1圧縮データを得ることと、
前記第1圧縮データを、前記第1伝送リクエストに対応する第1端末位置に伝送することと、を含むことを特徴とする合成写真データを伝送する方法。
【請求項2】
前記第1写真データに基づいて、前記目標合成写真データを圧縮、処理して、前記第1写真データとデータ外観が同じの第1圧縮データを得ることは、
前記第1写真データの第1データ名および第1データ拡張子を取得することと、
前記目標合成写真データを圧縮して第1圧縮データを得ることと、
前記第1圧縮データのデータ名を前記第1データ名として決定することと、
前記第1圧縮データのデータ拡張子を前記第1データ拡張子として決定することと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項3】
前記第1端末位置において第2ユーザから伝送された、前記データ外観が前記第1圧縮データと同じの第1判断待ちデータを取得することと、
前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断し、第1判断結果を得ることと、
前記第1判断結果が正の場合、前記第1判断待ちデータを展開して保存することと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項4】
前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断することは、
伝送時に前記第1判断待ちデータに付随されるID情報により、前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断すること、および/または、
前記第1判断待ちデータのデータ内容を分析することにより、前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断すること、および/または、
前記第1判断待ちデータのデータファイルヘッダー情報を読み取ることで、前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断することと、を含むことを特徴とする請求項3に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項5】
前記第1判断待ちデータを展開して保存することは、
前記第1判断待ちデータを展開し、少なくとも1つの第2写真データと、前記第2写真データに対応する少なくとも1つの第2ビデオデータとを得ることと、
前記第2写真データと前記第2ビデオデータとのデータ対応関係を構築することと、
前記第2写真データおよび前記第2ビデオデータをそれぞれ分析して保存することと、を含むことを特徴とする請求項4に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項6】
前記第2ユーザの照会リクエストに応答して前記第2写真データを決定することと、
前記第2写真データを、前記第2ユーザに対応するユーザ端末に送信して照会に用いることと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項7】
第3ユーザからトリガされた第2伝送リクエストに応答し、少なくとも1つの第3写真データと、前記第3写真データに対応する少なくとも1つの第3ビデオデータとを取得することと、
前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断し、第2判断結果を得ることと、
前記第2判断結果に基づいて、前記第3写真データおよび/または前記第3ビデオデータを、前記第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送することと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項8】
前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断することは、
前記第3ユーザに対応するユーザ端末の端末デバイス情報を取得することと、
前記端末デバイス情報に基づいて、前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断することと、を含むことを特徴とする請求項7に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項9】
前記端末デバイス情報は、前記ユーザ端末にインストールされたソフトウェア情報、前記ユーザ端末の性能情報および前記ユーザ端末の履歴データ処理記録のうちの少なくとも1つを含み、および/または、
前記端末デバイス情報に基づいて、前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断することは、
前記ユーザ端末にインストールされたソフトウェア情報に基づいて、合成写真データを処理可能なソフトウェアを前記ユーザ端末にインストールしたか否かを判断し、判断結果が正の場合、第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えると決定することと、および/または、
前記ユーザ端末の性能情報が予め設定された性能閾値よりも大きいか否かを判断し、判断結果が正の場合、前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えると決定することと、および/または、
前記ユーザ端末の履歴データ処理記録に、合成写真データの処理記録が存在するか否か、または合成写真データの処理に失敗した記録が存在しないか否かを判断し、判断結果が正の場合、前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えると決定することと、を含むことを特徴とする請求項8に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項10】
前記第2判断結果に基づいて、前記第3写真データおよび/または前記第3ビデオデータを、前記第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送することは、
前記第2判断結果が正の場合、前記第3写真データおよび前記第3ビデオデータを圧縮、処理して第2圧縮データを得るとともに、データ外観が前記第3写真データと同じの前記第2圧縮データを、前記第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送することと、
前記第2判断結果が否の場合、前記第3写真データを前記第2端末位置に伝送することと、を含むことを特徴とする請求項7に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項11】
前記第2端末位置において、前記データ外観が前記第2圧縮データと同じの第2判断待ちデータを受信することと、
前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断して第3判断結果を得ることと、
前記第3判断結果が正の場合、前記第2判断待ちデータを展開して保存することと、をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項12】
前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断することは、
伝送時に前記第2判断待ちデータに付随されるID情報により、前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断すること、および/または、
前記第2判断待ちデータのデータ内容を分析することにより、前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断すること、および/または、
前記第2判断待ちデータのデータファイルヘッダー情報を読み取ることで、前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断することと、を含むことを特徴とする請求項11に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項13】
前記データ外観は、データ名、データサムネイル画像、データ拡張子およびデータIDのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項14】
前記データ名は、データファイルのファイル名であり、および/または、
前記データサムネイル画像は、データファイルのフォルダアイコンまたはデータファイルの特定のプログラムにおけるサムネイル展示画像であることを特徴とする請求項13に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項15】
前記データ拡張子は、データファイルフォマードの拡張子を表し、および/または、
前記データIDは、データに付随されてそのデータ内容を識別するためのIDであることを特徴とする請求項13に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項16】
合成写真データを伝送する装置であって、
第1ユーザからトリガされた第1伝送リクエストに応答し、前記第1伝送リクエストに応じた、少なくとも1つの第1写真データと、前記第1写真データに対応する少なくとも1つの第1ビデオデータとを含む目標合成写真データを取得するためのデータ取得モジュールと、
前記第1写真データに基づいて、前記目標合成写真データを圧縮、処理して、前記第1写真データとデータ外観が同じの第1圧縮データを得るための圧縮処理モジュールと、
前記第1圧縮データを、前記第1伝送リクエストに対応する第1端末位置に伝送するためのデータ伝送モジュールと、を含むことを特徴とする合成写真データを伝送する装置。
【請求項17】
前記圧縮処理モジュールは、前記第1写真データに基づいて、前記目標合成写真データを圧縮、処理して、前記第1写真データとデータ外観が同じの第1圧縮データを得る具体的な形態として、
前記第1写真データの第1データ名および第1データ拡張子を取得することと、
前記目標合成写真データを圧縮して第1圧縮データを得ることと、
前記第1圧縮データのデータ名を前記第1データ名として決定することと、
前記第1圧縮データのデータ拡張子を前記第1データ拡張子として決定することと、を含むことを特徴とする請求項16に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項18】
データ保存モジュールをさらに含み、
前記データ保存モジュールは、
前記第1端末位置において第2ユーザから伝送された、前記データ外観が前記第1圧縮データと同じの第1判断待ちデータを取得するステップと、
前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断し、第1判断結果を得るステップと、
前記第1判断結果が正の場合、前記第1判断待ちデータを展開して保存するステップと、を実行することを特徴とする請求項16に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項19】
前記データ保存モジュールは、前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断する具体的な形態として、
伝送時に前記第1判断待ちデータに付随されるID情報により、前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断すること、および/または、
前記第1判断待ちデータのデータ内容を分析することにより、前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断すること、および/または、
前記第1判断待ちデータのデータファイルヘッダー情報を読み取ることで、前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断することと、を含むことを特徴とする請求項18に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項20】
前記データ保存モジュールは、前記第1判断待ちデータを展開して保存する具体的な形態として、
前記第1判断待ちデータを展開し、少なくとも1つの第2写真データと、前記第2写真データに対応する少なくとも1つの第2ビデオデータとを得ることと、
前記第2写真データと前記第2ビデオデータとのデータ対応関係を構築することと、
前記第2写真データおよび前記第2ビデオデータをそれぞれ分析して保存することと、を含むことを特徴とする請求項19に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項21】
照会モジュールをさらに含み、
前記照会モジュールは、
前記第2ユーザの照会リクエストに応答して前記第2写真データを決定するステップと、
前記第2写真データを、前記第2ユーザに対応するユーザ端末に送信して照会に用いるステップと、を実行することを特徴とする請求項20に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項22】
伝送判断モジュールをさらに含み、
前記伝送判断モジュールは、
第3ユーザからトリガされた第2伝送リクエストに応答し、少なくとも1つの第3写真データと、前記第3写真データに対応する少なくとも1つの第3ビデオデータとを取得するステップと、
前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断し、第2判断結果を得るステップと、
前記第2判断結果に基づいて、前記第3写真データおよび/または前記第3ビデオデータを、前記第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送するステップと、を実行することを特徴とする請求項16に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項23】
前記伝送判断モジュールは、前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断する具体的な形態として、
前記第3ユーザに対応するユーザ端末の端末デバイス情報を取得することと、
前記端末デバイス情報に基づいて、前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断することと、を含むことを特徴とする請求項22に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項24】
前記端末デバイス情報は、前記ユーザ端末にインストールされたソフトウェア情報、前記ユーザ端末の性能情報および前記ユーザ端末の履歴データ処理記録のうちの少なくとも1つを含み、および/または、
前記伝送判断モジュールは、前記端末デバイス情報に基づいて、前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断する具体的な形態として、
前記ユーザ端末にインストールされたソフトウェア情報に基づいて、合成写真データを処理可能なソフトウェアを前記ユーザ端末にインストールしたか否かを判断し、判断結果が正の場合、第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えると決定すること、および/または、
前記ユーザ端末の性能情報が予め設定された性能閾値よりも大きいか否かを判断し、判断結果が正の場合、前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えると決定すること、および/または、
前記ユーザ端末の履歴データ処理記録に、合成写真データの処理記録が存在するか否か、または合成写真データの処理に失敗した記録が存在するか否かを判断し、判断結果が正の場合、前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えると決定すること、を含むことを特徴とする請求項23に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項25】
前記伝送判断モジュールは、前記第2判断結果に基づいて、前記第3写真データおよび/または前記第3ビデオデータを、前記第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送する具体的な形態として、
前記第2判断結果が正の場合、前記第3写真データおよび前記第3ビデオデータを圧縮、処理して第2圧縮データを得るとともに、データ外観が前記第3写真データと同じの前記第2圧縮データを、前記第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送することと、
前記第2判断結果が否の場合、前記第3写真データを前記第2端末位置に伝送することと、を含むことを特徴とする請求項22に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項26】
保存判断モジュールをさらに含み、
前記保存判断モジュールは、
前記第2端末位置において、前記データ外観が前記第2圧縮データと同じの第2判断待ちデータを受信するステップと、
前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断して第3判断結果を得るステップと、
前記第3判断結果が正の場合、前記第2判断待ちデータを展開して保存するステップと、を実行することを特徴とする請求項25に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項27】
前記保存判断モジュールは、前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断する具体的な形態として、
伝送時に前記第2判断待ちデータに付随されるID情報により、前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断すること、および/または、
前記第2判断待ちデータのデータ内容を分析することにより、前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断すること、および/または、
前記第2判断待ちデータのデータファイルヘッダー情報を読み取ることで、前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断することと、を含むことを特徴とする請求項26に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項28】
第1端末、第2端末、および請求項16に記載の合成写真データを伝送する装置を含むことを特徴とする合成写真データを伝送するシステム。
【請求項29】
電子デバイスであって、
実行プログラムコードが記憶されているメモリと、
前記メモリに結合するプロセッサと、を含み、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶されている前記実行プログラムコードを呼び出し、請求項1~15のいずれか一項に記載の合成写真データを伝送する方法を実行することを特徴とする電子デバイス。
【請求項30】
コンピュータ記憶媒体であって、
コンピュータコマンドが記憶されており、
前記コンピュータコマンドが呼び出されると、請求項1~15のいずれか一項に記載の合成写真データを伝送する方法が実行されることを特徴とするコンピュータ記憶媒体。
【請求項31】
コンピュータプログラム/コマンドを含むコンピュータプログラム製品であって、
前記コンピュータプログラム/コマンドがプロセッサによって実行されると、請求項1~15のいずれか一項に記載の合成写真データを伝送する方法が実行されることを特徴とするコンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、データ伝送技術領域に関し、特に、合成写真データを伝送する方法、装置、システム、デバイス、記憶媒体およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
撮像技術の発展に伴い、多くの企業は、消費者の支持を得るためにより面白い写真技術を開発し始めている。写真合成技術は、そのうちの1つであり、写真データと、この写真データの撮像時間前後の一部のビデオデータとを含む複合型の写真データ、例えば、iPhone(登録商標)携帯電話のライブフォント(Live Photos)を生成可能である。サムスンのGalaxy S7携帯電話またはCamera MXソフトウェアにも類似の写真技術が導入されている。
【0003】
しかしながら、従来のデータ伝送技術でこのような合成写真データを伝送する場合、例えば、合成写真データをクラウドにバックアップする場合、そのデータ内容が複雑であるとともに、伝送時に多種のデータの一様性を維持する必要があるため、通常、合成写真データを1つの圧縮形式にカプセル化して伝送し、例えば、iPhone携帯電話の場合にlivp形式にカプセル化する。ところで、このような圧縮形式は、一般的に、システムによって認識できないほか、ユーザによっても直接認識できない。
【0004】
従来のような形態により、データ伝送時に、現在伝送される圧縮データがどの写真データであるかを検知できず、使用体験が低下するほか、データの誤認識による誤操作を起こしやすい。このように、従来技術に欠陥があることは、解決されるべき問題となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、合成写真データを伝送する方法、装置、システム、デバイス、記憶媒体およびプログラムを提供し、ユーザが合成写真データの伝送中に写真データの主観的知覚を常に維持することができ、ユーザの誤操作を効率的に減らし、ユーザの使用体験を向上させる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した技術問題を解決するために、本発明の第1態様は、合成写真データを伝送する方法を開示する。前記方法は、
第1ユーザからトリガされた第1伝送リクエストに応答し、前記第1伝送リクエストに応じた、少なくとも1つの第1写真データと、前記第1写真データに対応する少なくとも1つの第1ビデオデータとを含む目標合成写真データを取得することと、
前記第1写真データに基づいて、前記目標合成写真データを圧縮、処理して、前記第1写真データとデータ外観が同じの第1圧縮データを得ることと、
前記第1圧縮データを、前記第1伝送リクエストに対応する第1端末位置に伝送することと、を含む。
【0007】
一選択可能な実施形態として、本発明の第1態様では、前記第1写真データに基づいて、前記目標合成写真データを圧縮、処理して、前記第1写真データとデータ外観が同じの第1圧縮データを得ることは、
前記第1写真データの第1データ名および第1データ拡張子を取得することと、
前記目標合成写真データを圧縮して第1圧縮データを得ることと、
前記第1圧縮データのデータ名を前記第1データ名として決定することと、
前記第1圧縮データのデータ拡張子を前記第1データ拡張子として決定することと、を含む。
【0008】
一選択可能な実施形態として、本発明の第1態様では、前記方法は、
前記第1端末位置において第2ユーザから伝送された、前記データ外観が前記第1圧縮データと同じの第1判断待ちデータを取得することと、
前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断し、第1判断結果を得ることと、
前記第1判断結果が正の場合、前記第1判断待ちデータを展開して保存することと、をさらに含む。
【0009】
一選択可能な実施形態として、本発明の第1態様では、前記第1判断待ちデータを展開して保存することは、
前記第1判断待ちデータを展開し、少なくとも1つの第2写真データと、前記第2写真データに対応する少なくとも1つの第2ビデオデータとを得ることと、
前記第2写真データと前記第2ビデオデータとのデータ対応関係を構築することと、
前記第2写真データおよび前記第2ビデオデータを分析して保存することと、を含む。
【0010】
一選択可能な実施形態として、本発明の第1態様では、前記方法は、
第3ユーザからトリガされた第2伝送リクエストに応答し、少なくとも1つの第3写真データと、前記第3写真データに対応する少なくとも1つの第3ビデオデータとを取得することと、
前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断し、第2判断結果を得ることと、
前記第2判断結果に基づいて、前記第3写真データおよび/または前記第3ビデオデータを、前記第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送することと、をさらに含む。
一選択可能な実施形態として、本発明の第1態様では、前記第2判断結果に基づいて、前記第3写真データおよび/または前記第3ビデオデータを、前記第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送することは、
前記第2判断結果が正の場合、前記第3写真データおよび前記第3ビデオデータを圧縮、処理し、データ外観が前記第3写真データと同じの第2圧縮データを得て、前記第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送することと、
前記第2判断結果が否の場合、前記第3写真データを前記第2端末位置に伝送することと、を含む。
【0011】
一選択可能な実施形態として、本発明の第1態様では、前記方法は、
前記第2端末位置において、前記データ外観が前記第2圧縮データと同じの第2判断待ちデータを受信することと、
前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断して第3判断結果を得ることと、
前記第3判断結果が正の場合、前記第2判断待ちデータを展開して保存することと、をさらに含む。
【0012】
一選択可能な実施形態として、本発明の第1態様では、前記データ外観は、データ名、データサムネイル画像、データ拡張子およびデータIDのうちの少なくとも1つを含む。
【0013】
本発明の第2態様は、合成写真データを伝送する装置を開示する。前記装置は、
第1ユーザからトリガされた第1伝送リクエストに応答し、前記第1伝送リクエストに応じた、少なくとも1つの第1写真データと、前記第1写真データに対応する少なくとも1つの第1ビデオデータとを含む目標合成写真データを取得するためのデータ取得モジュールと、
前記第1写真データに基づいて、前記目標合成写真データを圧縮、処理して、前記第1写真データとデータ外観が同じの第1圧縮データを得るための圧縮処理モジュールと、
前記第1圧縮データを、前記第1伝送リクエストに対応する第1端末位置に伝送するためのデータ伝送モジュールと、を含む。
【0014】
一選択可能な実施形態として、本発明の第2態様では、前記圧縮処理モジュールは、前記第1写真データに基づいて前記目標合成写真データを圧縮、処理して、前記第1写真データとデータ外観が同じの第1圧縮データを得る具体的な形態として、
前記第1写真データの第1データ名および第1データ拡張子を取得することと、
前記目標合成写真データを圧縮して第1圧縮データを得ることと、
前記第1圧縮データのデータ名を前記第1データ名として決定することと、
前記第1圧縮データのデータ拡張子を前記第1データ拡張子として決定することと、を含む。
【0015】
一選択可能な実施形態として、本発明の第2態様では、前記装置は、データ保存モジュールをさらに含む。
前記データ保存モジュールは、
前記第1端末位置において第2ユーザから伝送された、前記データ外観が前記第1圧縮データと同じの第1判断待ちデータを取得するステップと、
前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断し、第1判断結果を得るステップと、
前記第1判断結果が正の場合、前記第1判断待ちデータを展開して保存するステップと、を実行する。
【0016】
一選択可能な実施形態として、本発明の第2態様では、前記データ保存モジュールが前記第1判断待ちデータを展開して保存する具体的な形態として、
前記第1判断待ちデータを展開し、少なくとも1つの第2写真データと、前記第2写真データに対応する少なくとも1つの第2ビデオデータとを得ることと、
前記第2写真データと前記第2ビデオデータとのデータ対応関係を構築することと、
前記第2写真データおよび前記第2ビデオデータをそれぞれ分析して保存することと、を含む。
【0017】
一選択可能な実施形態として、本発明の第2態様では、前記装置は、伝送判断モジュールをさらに含む。前記伝送判断モジュールは、
第3ユーザからトリガされた第2伝送リクエストに応答し、少なくとも1つの第3写真データと、前記第3写真データに対応する少なくとも1つの第3ビデオデータとを取得するステップと、
前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断し、第2判断結果を得るステップと、
前記第2判断結果に基づいて、前記第3写真データおよび/または前記第3ビデオデータを、前記第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送するステップと、を実行する。
【0018】
一選択可能な実施形態として、本発明の第2態様では、前記伝送判断モジュールは、前記第2判断結果に基づいて前記第3写真データおよび/または前記第3ビデオデータを、前記第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送する具体的な形態として、
前記第2判断結果が正の場合、前記第3写真データおよび前記第3ビデオデータを圧縮、処理し、データ外観が前記第3写真データと同じの第2圧縮データを得て、前記第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送することと、
前記第2判断結果が否の場合、前記第3写真データを前記第2端末位置に伝送することと、を含む。
【0019】
一選択可能な実施形態として、本発明の第2態様では、前記装置は、保存判断モジュールをさらに含む。前記保存判断モジュールは、
前記第2端末位置において、前記データ外観が前記第2圧縮データと同じの第2判断待ちデータを受信するステップと、
前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断して第3判断結果を得るステップと、
前記第3判断結果が正の場合、前記第2判断待ちデータを展開して保存するステップと、を実行する。
【0020】
一選択可能な実施形態として、本発明の第2態様では、前記データ外観は、データ名、データサムネイル画像、データ拡張子およびデータIDのうちの少なくとも1つを含む。
【0021】
本発明の第3態様は、合成写真データを伝送するシステムを開示する。前記システムは、第1端末、第2端末、および本発明の第2態様に開示の合成写真データを伝送する装置を含む。
【0022】
本発明の第4態様は、電子デバイスを開示する。前記電子デバイスは、実行プログラムコードが記憶されているメモリと、 前記メモリに結合するプロセッサと、を含む。前記プロセッサは、前記メモリに記憶されている前記実行プログラムコードを呼び出し、本発明の第1態様に開示の合成写真データを伝送する方法の一部または全てのステップを実行する。
【0023】
本発明の第5態様は、コンピュータ記憶媒体を開示する。前記コンピュータ記憶媒体には、コンピュータコマンドが記憶されている。前記コンピュータコマンドが呼び出されると、本発明の第1態様に記載の合成写真データを伝送する方法の一部または全てのステップを実行する。
【0024】
本発明の第6態様は、コンピュータプログラム製品を開示する。前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム/コマンドを含む。前記コンピュータプログラム/コマンドがプロセッサによって実行されると、本発明の第1態様に開示の合成写真データを伝送する方法の一部または全てのステップを実現する。
【0025】
従来技術に比べて、本発明は以下の有益な効果を有する。
本発明は、合成写真データを圧縮した後に、データ外観をそのうちの写真データと同じに修正してデータを伝送することができる。これにより、ユーザが合成写真データの伝送中に写真データの主観的知覚を常に維持することができ、ユーザの誤操作を効率的に減らし、ユーザの使用体験を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
本発明の実施例の技術案をより明確に説明するために、以下、本発明の実施例の記述に使用される添付の図面を簡単に説明する。当然ながら、以下記述される図面は、本発明の一部の実施例にすぎない。当業者であれば、これらの図面に基づいて、いかなる創造的な努力も必要とせずに、他の図面を得ることができる。
【
図1】本発明の実施例に開示されている合成写真データを伝送する方法のフローチャートである。
【
図2】本発明の実施例に開示されている他の合成写真データを伝送する方法のフローチャートである。
【
図3】本発明の実施例に開示されている別の合成写真データを伝送する方法のフローチャートである。
【
図4】本発明の実施例に開示されている別の合成写真データを伝送する方法のフローチャートである。
【
図5】本発明の実施例に開示されている合成写真データを伝送する装置の構成を示す図である。
【
図6】本発明の実施例に開示されている電子デバイスの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
当業者が本発明の技術案をより理解するために、以下、本発明の実施例における添付の図面を参照して、本発明の実施例における技術案を明瞭かつ充分に説明する。当然ながら、記述される実施例は、本発明の実施例の一部にすぎず、全ての実施形態ではない。当業者であれば本発明の実施例に基づいて創造的な労力を必要とすることなく得ることができる他の全ての実施例は、本発明の保護範囲に包含される。
【0028】
本発明の明細書、特許請求の範囲、および図面において使用される「第1」、「第2」などの用語は、異なる対象を区別するために設定されているが、特定の順序を示すためのものではない。さらに、「含む」、「有する」などの用語およびそのあらゆる他の変形は、非排他的であるように意図されている。例えば、一連のステップまたはユニットのプロセス、方法、装置、製品、または列挙されたステップまたはユニットを含み、あるいは備えることにとどまらず、むしろ、列挙されていない他のステップおよびユニットをさらに含み、あるいは備えてもよく、プロセス、方法、システム、製品、または装置の固有のステップまたはユニットをさらに含んでもよい。
【0029】
本開示において言及される「実施例」は、実施例と組み合わせて説明される特定の特徴、構造、および特性が、本発明の少なくとも1つの実施例に含まれてよいことを意味する。本明細書における用語の多数回の使用は、必ずしも同じ実施例を指すものではないし、他の実施例と相互に排他的な独立または予備の実施例ではない。本明細書に記載の実施例を他の実施例と組み合わせることが可能であることを、当業者であれば明示または示唆によって理解することができる。
【0030】
本発明は、合成写真データを伝送する方法、装置、システム、デバイス、記憶媒体およびプログラムを開示し、合成写真データを圧縮した後に、データ外観をそのうちの写真データと同じに修正してデータを伝送することができる。これにより、ユーザが合成写真データの伝送中に写真データの主観的知覚を常に維持することができ、ユーザの誤操作を効率的に減らし、ユーザの使用体験を向上させる。以下、それぞれを詳しく説明する。
【0031】
実施例1
図1を参照し、
図1は、本発明の実施例に開示されている合成写真データを伝送する方法のフローチャートである。
図1で記述される方法は、対応する、合成写真データを伝送する装置、例えば、伝送端末、伝送デバイスまたは伝送サーバーに応用可能である。このサーバーは、クラウドサーバーまたはローカルサーバーであってもよいが、本発明の実施例はこれらに限定されない。
【0032】
好ましくは、本発明の実施例に係る方法は、合成写真データが記憶されているユーザ端末、例えば、コンピュータ、携帯電話または他のデバイス端末に適用可能であるとともに、ユーザ端末によって実行され、合成写真データの伝送を実現し、例えば、合成写真データをクラウドのサーバーにバックアップする。
【0033】
具体的には、
図1に示すように、この合成写真データを伝送する方法は以下の操作を含んでもよい。
101:第1ユーザからトリガされた第1伝送リクエストに応答し、第1伝送リクエストに応じた目標合成写真データを取得する。
【0034】
具体的には、本発明の前記目標合成写真データは、少なくとも1つの第1写真データと、第1写真データに対応する少なくとも1つの第1ビデオデータとを含む。選択的には、第1ビデオデータは、第1写真データを含むビデオデータであり、例えば、そのうちの特定した少なくとも1フレームの画像が第1写真データであってもよい。一部の選択可能な実施例では、第1ビデオデータにおける、第1写真データに対応するビデオフレームが中間フレームの位置にある。例えば、第1ビデオデータに対応する撮影周期は、第1写真データの撮影時点前後の予め設定された時間であってもよい。従来技術では、合成写真データ、例えば、ライブフォントは、一般的に、1つの写真データと1つのビデオデータを含み、その関係が上記通りであるが、本発明の前記データ内容に合致する他の合成写真データ種類であれば、いずれも本発明の保護範囲内に含まれることを説明されたい。
【0035】
選択的には、第1伝送リクエストは、第1ユーザがキーボードやマウス、タッチディスプレイなどのヒューマンコンピュータインタラクションデバイス、例えば、携帯電話端末のタッチディスプレイによってトリガされてもよい。選択的には、第1伝送リクエストは、伝送したい第1端末位置および目標合成写真データの記憶位置を指示可能であり、これにより、本方法の実行主体が記憶位置から目標合成写真データを直接取得可能である。
【0036】
102:第1写真データに基づいて、目標合成写真データを圧縮、処理して、第1写真データとデータ外観が同じの第1圧縮データを得る。
【0037】
選択的には、本発明の前記データ外観は、データ名、データサムネイル画像、データ拡張子およびデータIDのうちの少なくとも1つを含んでもよい。選択的には、データ名は、例えば、データファイルのファイル名であってもよい。選択的には、データサムネイル画像は、データファイルのファイルアイコンまたはデータファイルの特定のプログラムにおけるサムネイル展示画像であってもよい。選択的には、データ拡張子は、データファイル形式を表すための拡張子であってもよく、例えば、「.txt」でテキスト形式のデータを表し、「.jpg」で画像形式のデータを表す。選択的には、データIDは、データに付随されてそのデータ内容、例えば、特定のデータビットのデータ内容を識別するためのIDであってもよい。
【0038】
選択的には、目標合成写真データを圧縮する形態としては、データ圧縮アルゴリズムで圧縮を行ってもよいし、従来の圧縮ソフトウェア、例えば、ZIPまたはRARによって圧縮を行ってもよい。
【0039】
このステップにより、圧縮後の目標合成写真データのデータ外観は第1写真データと同じである。ユーザは、撮影時に、一般的に、合成写真データにおける写真データのみを検知識別できるため、このステップによれば、その時に伝送されそうとする第1圧縮データが第1写真データに対応するデータであると直接識別することができ、後続のデータ伝送時に現在伝送される圧縮データがどの写真データであるかを検知可能であり、データの誤認識による誤操作がなく、使用体験が優れる。
【0040】
103:第1圧縮データを、第1伝送リクエストに対応する第1端末位置に伝送する。
【0041】
選択的には、第1端末位置は、この方法の実行主体の所在するデバイス以外の他のデバイスの位置、例えば、NAS(Network Attached Storage:ネットワーク・アタッチド・ストレージ)サーバーのネットワークアドレスであることで、デバイスの間のデータ伝送を実現してもよい。選択的には、第1端末位置は、この方法の実行主体の所在するデバイス内における、目標合成写真データの記憶位置以外の他の記憶位置であることで、デバイス内のデータ伝送を実現してもよい。本発明はこれらに限定されない。
【0042】
このように、本発明の実施例で説明される方法を実施すれば、合成写真データを圧縮した後に、データ外観をそのうちの写真データと同じに修正してデータを伝送する。こうすることで、ユーザが合成写真データの伝送中に写真データの主観的知覚を常に維持することができ、ユーザの誤操作を効率的に減らし、ユーザの使用体験を向上させる。
【0043】
一選択可能な実施例として、上記のステップ102では、第1写真データに基づいて、目標合成写真データを圧縮、処理して、第1写真データとデータ外観が同じの第1圧縮データを得ることは、
第1写真データの第1データ名および第1データ拡張子を取得することと、
目標合成写真データを圧縮して第1圧縮データを得ることと、
第1圧縮データのデータ名を第1データ名として決定することと、
第1圧縮データのデータ拡張子を第1データ拡張子として決定することと、を含む。
【0044】
選択的には、第1圧縮データの他のデータ外観、例えば、データサムネイルまたはデータIDを修正することで、第1圧縮データのデータ外観を第1写真データと同じにしてもよい。
【0045】
このように、当該選択可能な実施例によれば、合成写真データを圧縮した後に、データ名およびデータ拡張子をそのうちの写真データと同じに修正してデータを伝送することができる。こうすることで、ユーザが合成写真データの伝送中に写真データの主観的知覚をより明確に維持することができ、ユーザの誤操作を効率的に減らし、ユーザの使用体験を向上させる。
【0046】
実施例2
図2を参照し、
図2は、本発明の実施例に開示されている他の合成写真データを伝送する方法のフローチャートである。なお、
図2で記述される方法は、対応する、合成写真データを伝送する装置、例えば、伝送端末、伝送デバイスまたは伝送サーバーに応用可能である。このサーバーは、クラウドサーバーまたはローカルサーバーであってもよいが、本発明の実施例はこれらに限定されない。好ましくは、本発明の実施例に係る方法は、ユーザからアップロードしてバックアップされる合成写真データを受信するサーバー端末、例えば、実施例1の前記第1端末位置に対応するローカルサーバーまたはクラウドサーバーに適用することで、合成写真データのオンラインバックアップを実現してもよい。選択的には、本発明の実施例に係るデータ伝送方法は、実施例1のデータ伝送方法と共に実行されてもよいし、単独に実行されてもよいが、本発明はこれらに限定されない。
【0047】
具体的には、
図2に示すように、この合成写真データを伝送する方法は、以下の操作を含んでもよい。
201:第1端末位置において第2ユーザから伝送された第1判断待ちデータを取得する。
【0048】
具体的には、第1判断待ちデータのデータ外観は、第1圧縮データと同じである。選択的には、第1判断待ちデータのデータ外観は、写真データであってもよい。データ外観の説明については、実施例1の記述を参照する。
【0049】
選択的には、第1判断待ちデータは、第2ユーザに対応するユーザ端末が実施例1のステップを実施することで第1端末位置に伝送されてもよい。選択的には、第1圧縮データは、第2ユーザに対応するユーザ端末が実施例1のステップを実施することで、第2ユーザに対応する合成写真データを圧縮、処理した後に得られてもよい。合成写真データの説明については、実施例1における目標合成写真データの記述を参照する。
【0050】
202:第1判断待ちデータが第1圧縮データであるか否かを判断し、第1判断結果を得る。
【0051】
このステップでは、第1判断待ちデータのデータ外観が第1圧縮データと同じであることで、本実施例の実行主体には、受信したデータが圧縮された合成写真データであるか、または正常な写真データであるかが明確ではないため、判断操作を実行して後続の処理ステップを決定する必要がある。
【0052】
選択的には、第1判断待ちデータが第1圧縮データであるか否かを判断する形態としては、伝送時に第1判断待ちデータに付随されるID情報によって直接判断を行い、例えば、第2ユーザに対応するユーザ端末が第1判断待ちデータを伝送する場合、そのデータ内容を指示するための1つのパラメータをID情報としてついでに伝送してもよい。選択的には、第1判断待ちデータのデータ内容を分析して判断を行い、例えば、第1判断待ちデータのデータファイルヘッダー情報を読み取って判断を行ってもよい。例えば、第1判断待ちデータのデータファイルの最初の3バイトを読み取るとともに、この最初の3バイトが504B03であるか否かを判断し、正の場合に第1判断待ちデータが圧縮ファイル、すなわち、第1圧縮データであると判断する。
【0053】
203:第1判断結果が正の場合、第1判断待ちデータを展開して保存する。
【0054】
選択的には、第1判断結果が否の場合、第1判断待ちデータがそのデータ外観で示されるデータファイルであり、データ外観が修正された状況ではないため、第1判断待ちデータを直接保存してもよい。
【0055】
このように、本発明の実施例で記述される方法を実施すれば、合成写真データを圧縮した後に、データ外観をそのうちの写真データと同じに修正してデータを伝送することで、ユーザが合成写真データの伝送中に写真データの主観的知覚を常に維持することができ、ユーザの誤操作を効率的に減らし、ユーザの使用体験を向上させる。一方、受信したデータが圧縮、修正された合成写真データであるか否かを判断し、正の場合にこのデータを展開して保存することで、データ伝送のプロセス全体を完成するとともに、展開して保存されるデータを次のデータ復元またはデータ処理に用いることができる。
【0056】
一選択可能な実施例では、上記のステップ203の、第1判断待ちデータを展開して保存することは、
第1判断待ちデータを展開し、少なくとも1つの第2写真データと、第2写真データに対応する少なくとも1つの第2ビデオデータとを得ることと、
第2写真データと第2ビデオデータとのデータ対応関係を構築することと、
第2写真データおよび第2ビデオデータをそれぞれ保存することと、を含む。
【0057】
選択的には、第2写真データと第2ビデオデータとのデータ対応関係は、データ対応関係表の構築または両者のデータ外観の修正によって構築されてもよい。第2写真データおよび第2ビデオデータのより多くの技術的詳細については、実施例1における第1写真データと第1ビデオデータの記述を参照してもよく、ここで詳細な説明を省略する。
【0058】
選択的には、第2写真データおよび第2ビデオデータをそれぞれ保存し、第2ユーザが閲覧可能な記憶空間内に第2写真データを保存することで、第2ユーザによる操作情報を容易に受信してもよいし、第2写真データの記憶位置と異なる記憶空間内に第2ビデオデータを保存することで、両者の分類と保存を実現してもよい。
【0059】
選択的には、この方法は、第2ユーザの照会リクエストに応答して第2写真データを決定するステップと、第2写真データを、第2ユーザに対応するユーザ端末に送信して照会に用いるステップと、をさらに含む。
【0060】
上記のステップでは、第2ユーザの照会リクエストに応答可能であり、第2ユーザが閲覧可能な記憶空間内に保存されている第2写真データを、第2ユーザに対応するユーザ端末に送信することで、第2ユーザは、この第1判断待ちデータ(第1圧縮データ)を伝送する過程のみならず、その後にデータの保存状況を照会する過程でも、統一された、写真データをデータ外観とするデータのみを見ることになる。これにより、ユーザが合成写真データの伝送中に写真データの主観的知覚を常に維持することができ、ユーザの誤操作を効率的に減らし、ユーザの使用体験を向上させる。
【0061】
このように、この選択可能な実施例を実施することで、第1判断待ちデータが圧縮された合成写真データであると決定した後、第1判断待ちデータを展開するとともに、ビデオデータと写真データの連絡を構築することができ、これにより、データ伝送のプロセス全体を完成することができるとともに、連絡を構築されたデータにより、さらなるデータ復元またはデータ処理の操作をより効率的に実行することができる。
【0062】
実施例3
図3を参照し、
図3は、本発明の実施例に開示されている別の合成写真データを伝送する方法のフローチャートである。なお、
図3で記述される方法は、対応する合成写真データを伝送する装置、例えば、伝送端末、伝送デバイスまたは伝送サーバーに応用可能である。このサーバーは、クラウドサーバーまたはローカルサーバーであってもよいが、本発明の実施例はこれらに限定されない。好ましくは、本発明の実施例に係る方法は、ユーザからアップロードしてバックアップされる合成写真データを記憶するためのサーバー端末、例えば、実施例1の前記第1端末位置に対応するローカルサーバーまたはクラウドサーバーに適用することで、合成写真データをユーザの端末に伝送し、例えば、合成写真データをローカル操作に復元させてもよい。選択的には、本発明の実施例に係るデータ伝送方法は、実施例1および/または実施例2のデータ伝送方法と共に実行されてもよいし、単独に実行されてもよいが、本発明はこれらに限定されない。
【0063】
具体的には、
図3に示すように、この合成写真データを伝送する方法は、以下の操作を含んでもよい。
301:第3ユーザからトリガされた第2伝送リクエストに応答し、少なくとも1つの第3写真データと、第3写真データに対応する少なくとも1つの第3ビデオデータとを取得する。
【0064】
選択的には、第2伝送リクエストは、第3ユーザが対応するユーザ端末のキーボードやマウス、タッチディスプレイなどのヒューマンコンピュータインタラクションデバイス、例えば、携帯電話端末のタッチディスプレイによってトリガされてもよい。選択的には、第2伝送リクエストは、伝送したい第2端末位置および合成写真データの本実施例の実行主体における記憶位置を指示可能であり、これにより、本方法の実行主体が記憶位置から合成写真データ、すなわち、少なくとも1つの第3写真データと、第3写真データに対応する少なくとも1つの第3ビデオデータとを直接取得可能である。合成写真データの説明については、実施例1における合成写真データの記述を参照する。
【0065】
選択的には、少なくとも1つの第3写真データと、第3写真データに対応する少なくとも1つの第3ビデオデータとは、第3ユーザに対応するユーザ端末が実施例1のステップを実施して本実施例の実行主体に送信されるとともに、本実施例の実行主体が実施例2のステップによって保存される。第3写真データおよび第3ビデオデータのより多くの技術的詳細については、実施例1における第1写真データと第1ビデオデータの記述を参照してもよく、ここで詳細な説明を省略する。
【0066】
302:第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断し、第2判断結果を得る。
【0067】
選択的には、第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断することは、
第3ユーザに対応するユーザ端末の端末デバイス情報を取得することと、
端末デバイス情報に基づいて、第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断することと、を含んでもよい。
【0068】
なお、端末デバイス情報は、ユーザ端末にインストールされたソフトウェア情報、ユーザ端末の性能情報、およびユーザ端末の履歴データ処理記録のうちの少なくとも1つを含んでもよい。選択的には、ユーザ端末にインストールされたソフトウェア情報に基づいて、ユーザ端末に合成写真データを処理可能なソフトウェアがインストールされたか否かを判断してもよく、判断結果が正の場合、第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えると決定する。選択的には、ユーザ端末の性能情報が予め設定された性能閾値よりも大きいか否かを判断してもよく、判断結果が正の場合、第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えると決定する。選択的には、ユーザ端末の履歴データ処理記録に、合成写真データの処理記録が存在するか否かを判断してもよいし、合成写真データの処理に失敗した記録が存在しないか否かを判断してもよく、判断結果が正の場合、第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えると決定する。
【0069】
303:第2判断結果に基づいて、第3写真データおよび/または第3ビデオデータを、第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送する。
【0070】
選択的には、第2伝送リクエストに対応する第2端末位置は、第3ユーザに対応するユーザ端末を指示してデバイス間のデータ伝送を実現してもよいし、本実施例の実行主体における1つのデバイス記憶位置を指示してデバイス内のデータ伝送を実現してもよい。
【0071】
このように、本発明の実施例で記述される方法を実施すれば、ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断してデータの伝送形態を決定することができ、これにより、例えば、データ復元のデータ伝送シーンでは、ユーザデバイスの性能によってデータを柔軟に伝送してユーザの体験を向上させることができる。
【0072】
一選択可能な実施例として、上記のステップ303では、第2判断結果に基づいて、第3写真データおよび/または第3ビデオデータを、第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送することは以下のことを含む。
第2判断結果が正の場合、第3写真データおよび第3ビデオデータを圧縮、処理して第2圧縮データを得るとともに、第2圧縮データを、第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送する。
【0073】
第2判断結果が否の場合、第3写真データを第2端末位置に伝送する。
【0074】
なお、第2圧縮データのデータ外観は、第3写真データと同じである。選択的には、第3写真データおよび第3ビデオデータを圧縮、処理するステップについては、実施例1の第1写真データおよび第1ビデオデータを圧縮、処理するステップを参照してもよく、ここで詳細な説明を省略する。
【0075】
このステップにより、ユーザが合成写真データを処理する能力を備えなければ、写真データをそのままユーザに送信して照会し、ユーザがこの能力を備えれば、合成写真データを圧縮し、圧縮された合成写真データのデータ外観を第3写真データと同じにする。ユーザは、撮影中に、一般的に、合成写真データにおける写真データのみに検知、識別の能力を備える。そのため、このステップによれば、ユーザは、この際に伝送されようとする第2圧縮データが第3写真データに対応するデータであることを直接に識別でき、後続のデータ伝送時に現在伝送される圧縮データがどの写真データであるかを検知でき、データの誤認識による誤操作がなく、使用体験が優れる。
【0076】
この選択可能な実施例を実施すれば、ユーザのデバイス状況によってデータ処理を柔軟に行うことができるとともに、ユーザが処理能力を備える場合、合成写真データを圧縮した後に、データ外観をそのうちの写真データと同じに修正してデータを伝送することで、ユーザが合成写真データの伝送中に写真データの主観的知覚を常に維持することができ、ユーザの誤操作を効率的に減らし、ユーザの使用体験を向上させる。
【0077】
実施例4
図4を参照し、
図4は、本発明の実施例に開示されている別の合成写真データを伝送する方法のフローチャートである。なお、
図4で記述される方法は、対応する合成写真データを伝送する装置、例えば、伝送端末、伝送デバイスまたは伝送サーバーに応用可能である。このサーバーは、クラウドサーバーまたはローカルサーバーであってもよいが、本発明の実施例はこれらに限定されない。好ましくは、本発明の実施例に係る方法は、ユーザからアップロードしてバックアップされる合成写真データを記憶するサーバー端末から、ローカルのユーザ端末、例えば、実施例3の前記第2端末位置に対応するユーザ端末までにデータを復元させることに適用することで、合成写真データをユーザ端末に復元させることができる。選択的には、本発明の実施例に係るデータ伝送方法は、上記の実施例の少なくとも1つの前記データ伝送方法と共に実行されてもよいし、単独に実行されてもよいが、本発明はこれらに限定されない。
【0078】
具体的には、
図4に示すように、この合成写真データを伝送する方法は、以下の操作を含んでもよい。
401:第2端末位置において第2判断待ちデータを受信する。
【0079】
具体的には、第2判断待ちデータのデータ外観は、第2圧縮データと同じである。選択的には、第2判断待ちデータは、サーバー端末によって本実施例の実行主体の第2端末位置まで送信されてもよい。選択的には、第2判断待ちデータのデータ外観は、写真データのデータ外観であってもよい。データ外観の技術的詳細については、実施例1の記述を参照してもよい。
【0080】
選択的には、第2圧縮データは、サーバー端末が実施例3のステップで合成写真データを圧縮、処理して得られてもよい。
【0081】
402:第2判断待ちデータが第2圧縮データであるか否かを判断して第3判断結果を得る。
【0082】
このステップでは、第2判断待ちデータのデータ外観が第2圧縮データと同じであることで、本実施例の実行主体には、受信したデータが圧縮された合成写真データであるか、または正常な写真データであるかが明確ではないため、判断操作を実行して後続の処理ステップを決定する必要がある。
【0083】
選択的には、第2判断待ちデータが第2圧縮データであるか否かを判断する形態については、実施例2における、第1判断待ちデータが第1圧縮データであるか否かを判断する形態を参照してもよく、ここで詳細な説明を省略する。
【0084】
403:第3判断結果が正の場合、第2判断待ちデータを展開して保存する。
【0085】
選択的には、第3判断結果が否の場合、第2判断待ちデータがそのデータ外観で示されるデータファイルであり、データ外観が修正された状況ではないため、第2判断待ちデータを直接保存してもよい。
【0086】
選択的には、第2判断待ちデータを展開して保存する形態については、実施例2における、第1判断待ちデータを展開して保存する形態の記述を参照してもよく、ここで詳細な説明を省略する。
【0087】
このように、本発明の実施例で記述される方法を実施すれば、合成写真データを圧縮した後に、データ外観をそのうちの写真データと同じに修正してデータを伝送することで、ユーザが合成写真データの伝送中に写真データの主観的知覚を常に維持することができ、ユーザの誤操作を効率的に減らし、ユーザの使用体験を向上させる。一方、受信したデータが圧縮、修正された合成写真データであるか否かを判断し、正の場合にこのデータを展開して保存することで、データ伝送のプロセス全体を完成するとともに、展開して保存されるデータを次のデータ復元またはデータ処理に用いることができる。
【0088】
実施例5
図5を参照し、
図5は、本発明の実施例に開示されている合成写真データを伝送する装置の構成を示す図である。なお、
図5で記述される装置は、対応するデータ処理装置、例えば、伝送端末、伝送デバイスまたは伝送サーバーに応用可能である。このサーバーは、クラウドサーバーまたはローカルサーバーであってもよい。
図5に示すように、この装置は、以下のモジュールを含んでもよい。
データ取得モジュール501は、第1ユーザからトリガされた第1伝送リクエストに応答し、第1伝送リクエストに応じた目標合成写真データを取得する。
【0089】
選択的には、第1伝送リクエストは、第1ユーザがキーボードやマウス、タッチディスプレイなどのヒューマンコンピュータインタラクションデバイス、例えば、携帯電話端末のタッチディスプレイによってトリガされてもよい。選択的には、第1伝送リクエストは、伝送したい第1端末位置および目標合成写真データの記憶位置を指示可能であり、これにより、データ取得モジュール501が記憶位置から目標合成写真データを直接取得可能である。
【0090】
圧縮処理モジュール502は、第1写真データに基づいて、目標合成写真データを圧縮、処理して、第1写真データとデータ外観が同じの第1圧縮データを得る。
【0091】
選択的には、本発明の前記データ外観は、データ名、データサムネイル画像、データ拡張子およびデータIDのうちの少なくとも1つを含んでもよい。選択的には、データ名は、例えば、データファイルのファイル名であってもよい。選択的には、データサムネイル画像は、データファイルのファイルアイコンまたはデータファイルの特定のプログラムにおけるサムネイル展示画像であってもよい。選択的には、データ拡張子は、データファイル形式を表すための拡張子であってもよく、例えば、「.txt」でテキスト形式のデータを表し、「.jpg」で画像形式のデータを表す。選択的には、データIDは、データに付随されてそのデータ内容、例えば、特定のデータビットのデータ内容を識別するためのタグであってもよい。
【0092】
選択的には、目標合成写真データを圧縮する形態としては、データ圧縮アルゴリズムで圧縮を行ってもよいし、従来の圧縮ソフトウェア、例えば、ZIPまたはRARによって圧縮を行ってもよい。
【0093】
圧縮処理モジュール502によって圧縮された目標合成写真データのデータ外観は第1写真データと同じである。ユーザは、撮影時に、一般的に、合成写真データにおける写真データのみを検知識別できるため、このステップによれば、その時に伝送されそうとする第1圧縮データが第1写真データに対応するデータであると直接識別することができ、後続のデータ伝送時に現在伝送される圧縮データがどの写真データであるかを検知可能であり、データの誤認識による誤操作がなく、使用体験が優れる。
【0094】
データ伝送モジュール503は、第1圧縮データを、第1伝送リクエストに対応する第1端末位置に伝送する。
【0095】
選択的には、第1端末位置は、当該伝送装置の所在するデバイス以外の他のデバイスの位置、例えば、NAS(Network Attached Storage:ネットワーク・アタッチド・ストレージ)サーバーのネットワークアドレスであることで、デバイスの間のデータ伝送を実現してもよい。選択的には、第1端末位置は、当該伝送装置の所在するデバイス内における、目標合成写真データの記憶位置以外の他の記憶位置であることで、デバイス内のデータ伝送を実現してもよい。本発明ではこれらに限定されない。
【0096】
このように、本発明の実施例で説明される伝送装置は、合成写真データを圧縮した後に、データ外観をそのうちの写真データと同じに修正してデータを伝送することができる。こうすることで、ユーザが合成写真データの伝送中に写真データの主観的知覚を常に維持することができ、ユーザの誤操作を効率的に減らし、ユーザの使用体験を向上させる。
【0097】
一選択可能な実施例として、圧縮処理モジュール502は、第1写真データに基づいて目標合成写真データを圧縮、処理して、第1写真データとデータ外観が同じの第1圧縮データを得る具体的な形態として、
第1写真データの第1データ名および第1データ拡張子を取得することと、
目標合成写真データを圧縮して第1圧縮データを得ることと、
第1圧縮データのデータ名を第1データ名として決定することと、
第1圧縮データのデータ拡張子を第1データ拡張子として決定することと、を含む。
【0098】
選択的には、第1圧縮データの他のデータ外観、例えば、データサムネイルまたはデータIDを修正することで、第1圧縮データのデータ外観を第1写真データと同じにしてもよい。
【0099】
このように、当該選択可能な実施例によれば、合成写真データを圧縮した後に、データ名およびデータ拡張子をそのうちの写真データと同じに修正してデータを伝送することができる。こうすることで、ユーザが合成写真データの伝送中に写真データの主観的知覚をより明確に維持することができ、ユーザの誤操作を効率的に減らし、ユーザの使用体験を向上させる。
【0100】
一選択可能な実施例では、前記伝送装置は、データ保存モジュールをさらに含む。このデータ保存モジュールは、第1端末位置において第2ユーザから伝送された、データ外観が第1圧縮データと同じの第1判断待ちデータを取得するステップと、第1判断待ちデータが第1圧縮データであるか否かを判断し、第1判断結果を得るステップと、第1判断結果が正の場合、第1判断待ちデータを展開して保存するステップとを実行する。
【0101】
具体的には、第1判断待ちデータのデータ外観は第1圧縮データと同じである。選択的には、第1判断待ちデータのデータ外観は、写真データであってもよい。
【0102】
このステップでは、第1判断待ちデータのデータ外観が第1圧縮データと同じであることで、本実施例の実行主体には、受信したデータが圧縮された合成写真データであるか、または正常な写真データであるかが明確ではないため、判断操作を実行して後続の処理ステップを決定する必要がある。
【0103】
本選択可能な実施例では、第1判断待ちデータのデータ外観が第1圧縮データと同じであることで、当該データ保存モジュールには、受信したデータが圧縮された合成写真データであるか、または正常な写真データであるかが明確ではないため、判断操作を実行して後続の処理ステップを決定する必要がある。
【0104】
選択的には、第1判断待ちデータが第1圧縮データであるか否かを判断する形態としては、伝送時に第1判断待ちデータに付随されるID情報によって直接判断を行い、例えば、第2ユーザに対応するユーザ端末が第1判断待ちデータを伝送する場合、そのデータ内容を指示するための1つのパラメータをID情報としてついでに伝送してもよい。選択的には、第1判断待ちデータのデータ内容を分析して判断を行い、例えば、第1判断待ちデータのデータファイルヘッダー情報を読み取って判断を行ってもよい。例えば、第1判断待ちデータのデータファイルの最初の3バイトを読み取るとともに、この最初の3バイトが504B03であるか否かを判断し、正の場合に第1判断待ちデータが圧縮ファイル、すなわち、第1圧縮データであると判断する。
【0105】
選択的には、第1判断結果が否の場合、第1判断待ちデータがそのデータ外観で示されるデータファイルであり、データ外観が修正された状況ではないため、第1判断待ちデータを直接保存してもよい。
【0106】
このように、この選択可能な実施例によれば、受信したデータが圧縮、修正された合成写真データであるか否かを判断し、正の場合にこのデータを展開して保存することで、データ伝送のプロセス全体を完成するとともに、展開して保存されるデータを次のデータ復元またはデータ処理に用いることができる。
【0107】
一選択可能な実施例では、データ保存モジュールは、第1判断待ちデータを展開して保存する具体的な形態は、
第1判断待ちデータを展開し、少なくとも1つの第2写真データと、第2写真データに対応する少なくとも1つの第2ビデオデータとを得ることと、
第2写真データと第2ビデオデータとのデータ対応関係を構築することと、
第2写真データおよび第2ビデオデータをそれぞれ保存することと、を含む。
【0108】
選択的には、第2写真データと第2ビデオデータとのデータ対応関係は、データ対応関係表の構築または両者のデータ外観の修正によって構築されてもよい。第2写真データおよび第2ビデオデータのより多くの技術的詳細については、上記の第1写真データと第1ビデオデータの記述を参照してもよく、ここで詳細な説明を省略する。
【0109】
選択的には、第2写真データおよび第2ビデオデータをそれぞれ保存し、第2ユーザが閲覧可能な記憶空間内に第2写真データを保存することで、第2ユーザによる操作情報を容易に受信してもよいし、第2写真データの記憶位置と異なる記憶空間内に第2ビデオデータを保存することで、両者の分類と保存を実現してもよい。
【0110】
選択的には、この装置は、照会モジュールをさらに含んでもよい。この照会モジュールは、第2ユーザの照会リクエストに応答して第2写真データを決定するステップと、第2写真データを、第2ユーザに対応するユーザ端末に送信して照会に用いるステップとを実行する。
【0111】
上記の照会モジュールは、第2ユーザの照会リクエストに応答可能であり、第2ユーザが閲覧可能な記憶空間内に保存されている第2写真データを、第2ユーザに対応するユーザ端末に送信することで、第2ユーザは、この第1判断待ちデータ(第1圧縮データ)を伝送する過程のみならず、その後にデータの保存状況を照会する過程でも、統一された、写真データをデータ外観とするデータのみを見ることになる。これにより、ユーザが合成写真データの伝送中に写真データの主観的知覚を常に維持することができ、ユーザの誤操作を効率的に減らし、ユーザの使用体験を向上させる。
【0112】
このように、この選択可能な実施例を実施することで、第1判断待ちデータが圧縮された合成写真データであると決定した後、第1判断待ちデータを展開するとともに、ビデオデータと写真データの連絡を構築することができ、これにより、データ伝送のプロセス全体を完成することができるとともに、連絡を構築されたデータにより、さらなるデータ復元またはデータ処理の操作をより効率的に実行することができる。
【0113】
一選択可能な実施例では、この装置は、伝送判断モジュールをさらに含んでもよい。伝送判断モジュールは、
第3ユーザからトリガされた第2伝送リクエストに応答し、少なくとも1つの第3写真データと、第3写真データに対応する少なくとも1つの第3ビデオデータとを取得するステップと、
第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断し、第2判断結果を得るステップと、
第2判断結果に基づいて、第3写真データおよび/または第3ビデオデータを、第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送するステップと、を実行する。
【0114】
選択的には、第2伝送リクエストは、第3ユーザが対応するユーザ端末のキーボードやマウス、タッチディスプレイなどのヒューマンコンピュータインタラクションデバイス、例えば、携帯電話端末のタッチディスプレイによってトリガされてもよい。選択的には、第2伝送リクエストは、伝送したい第2端末位置および合成写真データの当該伝送判断モジュールにおける記憶位置を指示可能であり、これにより、当該伝送判断モジュールが記憶位置から合成写真データ、すなわち、少なくとも1つの第3写真データと、第3写真データに対応する少なくとも1つの第3ビデオデータとを直接取得可能である。第3写真データおよび第3ビデオデータのより多くの技術的詳細については、上記の第1写真データと第1ビデオデータの記述を参照してもよく、ここで詳細な説明を省略する。
【0115】
選択的には、第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断することは、
第3ユーザに対応するユーザ端末の端末デバイス情報を取得することと、
端末デバイス情報に基づいて、第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断することと、を含んでもよい。
【0116】
なお、端末デバイス情報は、ユーザ端末にインストールされたソフトウェア情報、ユーザ端末の性能情報、およびユーザ端末の履歴データ処理記録のうちの少なくとも1つを含んでもよい。選択的には、ユーザ端末にインストールされたソフトウェア情報に基づいて、ユーザ端末に合成写真データを処理可能なソフトウェアがインストールされたか否かを判断してもよく、判断結果が正の場合、第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えると決定する。選択的には、ユーザ端末の性能情報が予め設定された性能閾値よりも大きいか否かを判断してもよく、判断結果が正の場合、第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えると決定する。選択的には、ユーザ端末の履歴データ処理記録に、合成写真データの処理記録が存在するか否かを判断してもよいし、合成写真データの処理に失敗した記録が存在しないか否かを判断してもよく、判断結果が正の場合、第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えると決定する。
【0117】
選択的には、第2伝送リクエストに対応する第2端末位置は、第3ユーザに対応するユーザ端末を指示してデバイス間のデータ伝送を実現してもよいし、この伝送装置の所在するデバイスにおける1つのデバイス記憶位置を指示してデバイス内のデータ伝送を実現してもよい。
【0118】
このように、当該選択可能な実施例を実施すれば、ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断してデータの伝送形態を決定することができ、これにより、例えば、データ復元のデータ伝送シーンでは、ユーザデバイスの性能によってデータを柔軟に伝送してユーザの体験を向上させることができる。
【0119】
一選択可能な実施例として、伝送判断モジュールは、第2判断結果に基づいて、第3写真データおよび/または第3ビデオデータを、第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送する具体的な形態として、
第2判断結果が正の場合、第3写真データおよび第3ビデオデータを圧縮、処理して第2圧縮データを得るとともに、第2圧縮データを、第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送することと、
第2判断結果が否の場合、第3写真データを第2端末位置に伝送することと、を含む。
【0120】
なお、第2圧縮データのデータ外観は、第3写真データと同じである。選択的には、第3写真データおよび第3ビデオデータを圧縮、処理するステップについては、上記の第1写真データおよび第1ビデオデータを圧縮、処理するステップを参照してもよく、ここで詳細な説明を省略する。
【0121】
このステップにより、ユーザが合成写真データを処理する能力を備えなければ、写真データをそのままユーザに送信して照会し、ユーザがこの能力を備えれば、合成写真データを圧縮し、圧縮された合成写真データのデータ外観を第3写真データと同じにする。ユーザは、撮影中に、一般的に、合成写真データにおける写真データのみに検知、識別の能力を備える。そのため、このステップによれば、ユーザは、この際に伝送されようとする第2圧縮データが第3写真データに対応するデータであることを直接に識別でき、後続のデータ伝送時に現在伝送される圧縮データがどの写真データであるかを検知でき、データの誤認識による誤操作がなく、使用体験が優れる。
【0122】
この選択可能な実施例を実施すれば、ユーザのデバイス状況によってデータ処理を柔軟に行うことができるとともに、ユーザが処理能力を備える場合、合成写真データを圧縮した後に、データ外観をそのうちの写真データと同じに修正してデータを伝送することで、ユーザが合成写真データの伝送中に写真データの主観的知覚を常に維持することができ、ユーザの誤操作を効率的に減らし、ユーザの使用体験を向上させる。
【0123】
一選択可能な実施例では、この装置は、保存判断モジュールをさらに含んでもよい。保存判断モジュールは、第2端末位置において第2判断待ちデータを受信するステップと、第2判断待ちデータが第2圧縮データであるか否かを判断して第3判断結果を得るステップと、第3判断結果が正の場合、第2判断待ちデータを展開して保存するステップとを実行する。
【0124】
具体的には、第2判断待ちデータのデータ外観は、第2圧縮データと同じである。選択的には、第2判断待ちデータは、サーバー端末によって本実施例の実行主体の第2端末位置まで送信されてもよい。選択的には、第2判断待ちデータのデータ外観は、写真データのデータ外観であってもよい。
【0125】
この選択可能な実施例では、第2判断待ちデータのデータ外観が第2圧縮データと同じであることで、保存判断モジュールには、受信したデータが圧縮された合成写真データであるか、または正常な写真データであるかが明確ではないため、判断操作を実行して後続の処理ステップを決定する必要がある。選択的には、第2判断待ちデータが第2圧縮データであるか否かを判断する形態については、上述した、第1判断待ちデータが第1圧縮データであるか否かを判断する形態を参照してもよく、ここで詳細な説明を省略する。
【0126】
選択的には、第3判断結果が否の場合、第2判断待ちデータがそのデータ外観で示されるデータファイルであり、データ外観が修正された状況ではないため、第2判断待ちデータを直接保存してもよい。選択的には、第2判断待ちデータを展開して保存する形態については、上述した、第1判断待ちデータを展開して保存する形態の記述を参照してもよく、ここで詳細な説明を省略する。
【0127】
このように、この選択可能な実施例を実施すれば、受信したデータが圧縮、修正された合成写真データであるか否かを判断し、正の場合にこのデータを展開して保存することで、データ伝送のプロセス全体を完成するとともに、展開して保存されるデータを次のデータ復元またはデータ処理に用いることができる。
【0128】
実施例6
本発明の実施例は、合成写真データを伝送するシステムを開示する。このシステムは、第1端末、第2端末および実施例5に開示されている合成写真データを伝送する装置を含む。なお、合成写真データを伝送する装置は、実施例5に開示されている機能モジュールで合成写真データの伝送を実現することができ、第1端末の第1端末位置および/または第2端末の第2端末位置にデータを伝送する。
【0129】
実施例7
図6を参照し、
図6は、本発明の実施例に開示されている電子デバイスの構成を示す図である。
図6に示すように、この電子デバイスは、実行プログラムコードが記憶されているメモリ601と、メモリ601に結合するプロセッサ602と、を含んでもよい。プロセッサ602は、メモリ601に記憶されている実行プログラムコードを呼び出し、本発明の実施例1~実施例4の少なくとも1つに開示の合成写真データを伝送する方法の一部または全てのステップを実行する。
【0130】
上記の電子デバイスで前記コンピュータプログラムを実行する場合に合成写真データの伝送を実現する具体的な技術的詳細については、前記の方法のステップで詳細に説明したため、ここで詳細な説明を省略する。
【0131】
実施例8
本発明の実施例は、コンピュータ記憶媒体を開示する。このコンピュータ記憶媒体には、コンピュータコマンドが記憶されている。このコンピュータコマンドが呼び出されると、本発明の実施例1~実施例4の少なくとも1つに開示の合成写真データを伝送する方法の一部または全てのステップを実行する。
【0132】
実施例9
本発明の実施例は、コンピュータプログラム/コマンドを含むコンピュータプログラム製品を開示する。このコンピュータプログラム/コマンドがプロセッサによって実行されると、本発明の実施例1~実施例4の少なくとも一つに開示の合成写真データを伝送する方法の一部または全てのステップを実行する。
【0133】
実施例10
本発明の実施例は、ユーザ端末を開示する。このユーザ端末は、本発明の実施例1および/または実施例4に開示の合成写真データを伝送する方法の一部または全てのステップを実行する。
【0134】
実施例11
本発明の実施例は、サーバーを開示する。このサーバーは、本発明の実施例2および/または実施例3に開示の合成写真データを伝送する方法の一部または全てのステップを実行する。
【0135】
上記は、本明細書の特定の実施例を記載している。他の実施形態は、添付の特許請求の範囲内にある。いくつかの場合では、特許請求の範囲に記載された動作またはステップは、実施例のものとは異なる順序で実施され得、それでも、所望の結果を達成することができる。また、添付の図面に記載されているプロセスは、所望の結果を達成するために示されている特定の順序または連続した順序を必ずしも必要とされない。いくつかの実施形態では、マルチタスクおよび並列処理も実行可能であるか、または有利である可能性があり得る。
【0136】
本明細書における各実施例は、いずれも漸進的方法で説明される。各実施例の同一または同様の部分については、お互いに参照されたい。各実施例の他の実施形態と異なる部分については、詳しく説明される。特に、装置、デバイス、不揮発性コンピュータ読み取り可能な記録媒体の実施例は、方法の実施例と基本的に類似するため、簡潔に説明される。関連部分については、方法の実施例の説明の一部を参照すればよい。
【0137】
本明細書の実施例に係る装置、デバイス、不揮発性コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、方法に対応する。したがって、装置、デバイス、不揮発性コンピュータ記憶媒体もまた、対応する方法の有益な技術的効果と同様の有益な技術的効果を有する。方法の有益な技術的効果は上記で詳細に説明されるため、対応する装置、デバイス、不揮発性コンピュータ記憶媒体の有益な技術的効果は、ここで再び説明されない。
【0138】
1990年代においては、技術の改善を、ハードウェア改善(例えば、ダイオードやトランジスタ、スイッチなどの回路構造の改善)とソフトウェア改善(方法の手順の改善)との間で明確に区別して得た。しかしながら、技術の発展に伴い、多くの方法の手順の改善は、ハードウェア回路構造の直接的な改善として扱ってもよい。ほぼすべての設計者が、改善した方法の手順をハードウェア回路にプログラムして、対応するハードウェア回路構造を得る。したがって、ハードウェアエンティティモジュールを使用して方法の手順の改善を実施できないとは言えない。例えば、プログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)(例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))は、このような集積回路であり、その論理機能がユーザによって実行されるコンポーネントプログラミングによって決定される。設計者は、専用集積回路チップを設計および製造するようにチップ製造業者に要求することなく、自発的プログラミングを行い、デジタルシステムを単一のPLDに「集積」する。さらに、集積回路チップを手動で製造する代わりに、このようなプログラミングは、プログラム開発中に使用されるソフトウェアコンパイラに類似した、「ロジックコンパイラ」(Logica compiler)というソフトウェアを使用してほとんどが実施される。コンパイルする前の元のコードはまた、ハードウェア記述言語(Hardware Description Language:HDL)と称する特定のプログラミング言語で書かれる。また、HDLは、一種のみではなく、ABEL(Advanced Boolean Expression Language)やAHDL(Altera Hardware Description Language)、Confluence、CUPL(Cornell University Programming Language)、HDCal、JHDL(Java Hardware Description Language)、Lava、Lola、MyHDL、PALASM、RHDL(Ruby Hardware Description Language)などの2種以上が存在する。現在、VHDL(Very-High-Speed Integrated Circuit Hardware Description Language)およびVerilogは、最も一般的に使用されている。この論理的な方法の手順を実施するハードウェア回路が容易に得られるように、方法の手順を、上記のハードウェア記述言語を使用して論理的にプログラミングするとともに集積回路にプログラミングすればよいことは当業者に理解されるべきである。
【0139】
コントローラは、任意の適切な形態で実装されてもよい。例えば、コントローラとしては、マイクロプロセッサもしくはプロセッサ、およびマイクロプロセッサもしくはプロセッサで実行可能なコンピュータ可読プログラムコード(例えば、ソフトウェアまたはファームウェア)を記憶するコンピュータ可読媒体、ロジックゲート、スイッチ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブルロジックコントローラ、組み込みマイクロプロセッサが用いられてもよい。コントローラの例としては、ARC 625D、Atmel AT91SAM、Microchip PIC18F26K20、およびSilicone Labs C8051F320であるマイクロプロセッサを含むが、これらに限定されない。また、メモリコントローラは、メモリの制御ロジックの一部として実装されてもよい。当業者にとって、純粋なコンピュータ可読プログラムコードを使用してコントローラを実現するほか、コントローラがロジックゲート、スイッチ、特定用途向け集積回路、プログラマブルロジックコントローラ、組み込みマイクロコントローラなどの形式で同一の機能をさらに実施することができるように、方法におけるステップを論理的にプログラミングし得ることが明確である。したがって、このようなコントローラは、ハードウェアコンポーネントとみなされてもよく、コントローラに含まれて様々な機能を実現するように構成された装置も、ハードウェアコンポーネントにおける構造とみなされてもよい。また、様々な機能を実現するように構成された装置は、方法を実現するためのソフトウェアモジュールにおける構造とみなされてもよいし、ハードウェアコンポーネントにおける構造とみなされてもよい。
【0140】
上述した実施例で説明したシステム、装置、モジュール、またはユニットは、具体的に、コンピュータチップまたはエンティティによって実装されてもよいし、ある機能を有する製品によって実装されてもよい。典型的な実施デバイスは、コンピュータである。具体的には、コンピュータは、例えば、パーソナルコンピュータ、ノートパソコン、セルラ電話、カメラ電話、スマートフォン、携帯端末、メディアプレーヤ、ナビゲーションデバイス、電子メールデバイス、ゲームコンソール、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイス、またはこれらのデバイスの任意の組合せであってもよい。
【0141】
説明を簡潔にするために、機能を様々なユニットに分割して上記の装置を説明する。当然ながら、本明細書を実施する際には、各ユニットの機能は、同一または複数のソフトウェアおよび/またはハードウェアにおいて実施されてもよい。
【0142】
本明細書の実施例により、方法、システム、またはコンピュータプログラム製品が提供されることを当業者に理解されたい。したがって、本明細書の実施例は、ハードウェアのみの実施例、ソフトウェアのみの実施例、またはソフトウェアとハードウェアとの組合せを用いた実施例の形態を使用してもよい。さらに、本明細書の実施例は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む1つまたは複数のコンピュータ使用可能記憶媒体(ディスクメモリやCD-ROM、光学メモリなどを含むがこれらに限定されない)で実施されるコンピュータプログラム製品の形態を使用してもよい。
【0143】
本明細書は、本明細書の実施例に係る方法、デバイス(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明する。コンピュータプログラム命令によってフローチャートおよび/またはブロック図における各プロセスおよび/または各ブロックならびにフローチャートおよび/またはブロック図におけるプロセスおよび/またはブロックの組合せが実施されてもよいことを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは任意の他のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサによって実行された命令がフローチャートにおける1つまたは複数のプロセスおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおける特定の機能を実施するための装置を生成するように、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、または任意の他のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサに提供され、1つの機械を生成してもよい。
【0144】
これらのコンピュータプログラム命令は、このコンピュータ可読メモリに記憶されている命令が命令装置を含む製品を生成するように、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理デバイスが特定の方法で動作するように命令し得るコンピュータ可読メモリに記憶されてもよい。この命令装置は、フローチャートにおける1つまたは複数のプロセスおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおける特定の機能を実施する。
【0145】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理デバイスにロードされてもよく、これにより、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理デバイスで一連の操作ステップを実行してコンピュータ実施処理を生成している。こうすることで、コンピュータまたは他のプログラマブルデバイスで実行される命令は、フローチャートの1つまたは複数のプロセスおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおける特定の機能を実施するためのステップを提供する。
【0146】
典型的な設定においては、コンピューティングデバイスは、1つまたは複数のプロセッサ(CPU)、入力/出力インターフェース、ネットワークインターフェース、およびメモリを含む。
【0147】
メモリは、例えば、リードオンリーメモリ(ROM)またはフラッシュメモリ(flash RAM)などの、コンピュータ可読媒体における永続ストレージ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、および/または不揮発性メモリを含んでもよい。メモリは、コンピュータ可読媒体の例である。
【0148】
コンピュータ可読媒体は、任意の方法または技術で情報ストレージを実現可能な持続性、非持続性、携帯可能、および携帯不可の媒体を含む。情報は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータであってもよい。コンピュータ記憶媒体は、例として、パラメータランダムアクセスメモリ(PRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、他のタイプのランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、他のメモリ技術と、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、他の光学ストレージ、磁気テープ、磁気ディスクストレージ、他の磁気ストレージデバイス、またはコンピューティングデバイスによってアクセス可能な情報を記憶するための任意の他の非伝送媒体を含むが、これらに限定されない。本明細書における定義に基づいて、コンピュータ可読媒体は、例えば、変調データ信号およびキャリアといった、一時的コンピュータ可読媒体(transitory media)を含まない。
【0149】
また、「含む」、「備える」といった用語、またはそれらの任意の他の変形体は、非排他的な包含をカバーすることを意図し、その結果、一連の要素を含むプロセス、方法、商品もしくはデバイスが、これらの要素だけでなく、明示的に記載していない他の要素も含むか、または、そのようなプロセス、方法、商品もしくはデバイスに備えられる要素をさらに含むことを説明されたい。「・・・を1つ含む」で限定される要素は、さらなる制限がない状態で、前記要素を含むプロセス、方法、商品、またはデバイスにおける他の同一要素の存在を除外しない。
【0150】
本明細書は、例えば、プログラムモジュールといった、コンピュータによって実行されるコンピュータ実行可能命令の一般的な状況において説明してもよい。一般的に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行したり特定の抽象データタイプを実施したりするためのルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含む。また、本明細書は、分散コンピューティング環境において実施されてもよい。これらの分散コンピューティング環境において、タスクは、通信ネットワークを介して接続されたリモート処理デバイスによって行われる。分散コンピューティング環境において、プログラムモジュールは、ストレージデバイスを含むローカルコンピュータ記憶媒体およびリモートコンピュータ記憶媒体に位置してもよい。
【0151】
本明細書における各実施例は、いずれも漸進的方法で説明される。各実施例の同一または同様の部分については、お互いに参照されたい。各実施例の他の実施形態と異なる部分については、詳しく説明される。特に、システム実施例は、方法の実施例と基本的に類似するため、簡潔に説明される。関連部分については、方法の実施例の説明の一部を参照すればよい。
【0152】
なお、本発明の実施例に係る合成写真データの伝送方法、装置、システム、デバイス、記憶媒体およびプログラムで開示されるのは本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明の技術案を説明するためのものであり、それを制限するものではなく、上記の実施例を参照して本発明を詳しく説明したが、当業者であれば理解されるように、それは依然として上記各実施例に記載された技術案を修正し、またはその中の一部の技術的特徴を等価置換することができるが、これらの修正又は置換は、対応する技術的解決策の本質を本発明の各実施例の技術的解決策の趣旨及び範囲から逸脱させるものではない。
【手続補正書】
【提出日】2024-06-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
合成写真データを伝送する方法であって、
第1ユーザからトリガされた第1伝送リクエストに応答し、前記第1伝送リクエストに応じた、少なくとも1つの第1写真データと、前記第1写真データに対応する少なくとも1つの第1ビデオデータとを含む目標合成写真データを取得することと、
前記第1写真データに基づいて、前記目標合成写真データを圧縮、処理して、前記第1写真データとデータ外観が同じの第1圧縮データを得ることと、
前記第1圧縮データを、前記第1伝送リクエストに対応する第1端末位置に伝送することと、を含むことを特徴とする合成写真データを伝送する方法。
【請求項2】
前記第1写真データに基づいて、前記目標合成写真データを圧縮、処理して、前記第1写真データとデータ外観が同じの第1圧縮データを得ることは、
前記第1写真データの第1データ名および第1データ拡張子を取得することと、
前記目標合成写真データを圧縮して第1圧縮データを得ることと、
前記第1圧縮データのデータ名を前記第1データ名として決定することと、
前記第1圧縮データのデータ拡張子を前記第1データ拡張子として決定することと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項3】
前記第1端末位置において第2ユーザから伝送された、前記データ外観が前記第1圧縮データと同じの第1判断待ちデータを取得することと、
前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断し、第1判断結果を得ることと、
前記第1判断結果が正の場合、前記第1判断待ちデータを展開して保存することと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項4】
前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断することは、
伝送時に前記第1判断待ちデータに付随されるID情報により、前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断すること、および/または、
前記第1判断待ちデータのデータ内容を分析することにより、前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断すること、および/または、
前記第1判断待ちデータのデータファイルヘッダー情報を読み取ることで、前記第1判断待ちデータが前記第1圧縮データであるか否かを判断することと、を含むことを特徴とする請求項3に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項5】
前記第1判断待ちデータを展開して保存することは、
前記第1判断待ちデータを展開し、少なくとも1つの第2写真データと、前記第2写真データに対応する少なくとも1つの第2ビデオデータとを得ることと、
前記第2写真データと前記第2ビデオデータとのデータ対応関係を構築することと、
前記第2写真データおよび前記第2ビデオデータをそれぞれ分析して保存することと、を含むことを特徴とする請求項4に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項6】
前記第2ユーザの照会リクエストに応答して前記第2写真データを決定することと、
前記第2写真データを、前記第2ユーザに対応するユーザ端末に送信して照会に用いることと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項7】
第3ユーザからトリガされた第2伝送リクエストに応答し、少なくとも1つの第3写真データと、前記第3写真データに対応する少なくとも1つの第3ビデオデータとを取得することと、
前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断し、第2判断結果を得ることと、
前記第2判断結果に基づいて、前記第3写真データおよび/または前記第3ビデオデータを、前記第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送することと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項8】
前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断することは、
前記第3ユーザに対応するユーザ端末の端末デバイス情報を取得することと、
前記端末デバイス情報に基づいて、前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断することと、を含むことを特徴とする請求項7に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項9】
前記端末デバイス情報は、前記ユーザ端末にインストールされたソフトウェア情報、前記ユーザ端末の性能情報および前記ユーザ端末の履歴データ処理記録のうちの少なくとも1つを含み、および/または、
前記端末デバイス情報に基づいて、前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えるか否かを判断することは、
前記ユーザ端末にインストールされたソフトウェア情報に基づいて、合成写真データを処理可能なソフトウェアを前記ユーザ端末にインストールしたか否かを判断し、判断結果が正の場合、第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えると決定することと、および/または、
前記ユーザ端末の性能情報が予め設定された性能閾値よりも大きいか否かを判断し、判断結果が正の場合、前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えると決定することと、および/または、
前記ユーザ端末の履歴データ処理記録に、合成写真データの処理記録が存在するか否か、または合成写真データの処理に失敗した記録が存在しないか否かを判断し、判断結果が正の場合、前記第3ユーザが合成写真データを処理するデバイス条件を備えると決定することと、を含むことを特徴とする請求項8に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項10】
前記第2判断結果に基づいて、前記第3写真データおよび/または前記第3ビデオデータを、前記第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送することは、
前記第2判断結果が正の場合、前記第3写真データおよび前記第3ビデオデータを圧縮、処理して第2圧縮データを得るとともに、データ外観が前記第3写真データと同じの前記第2圧縮データを、前記第2伝送リクエストに対応する第2端末位置に伝送することと、
前記第2判断結果が否の場合、前記第3写真データを前記第2端末位置に伝送することと、を含むことを特徴とする請求項7に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項11】
前記第2端末位置において、前記データ外観が前記第2圧縮データと同じの第2判断待ちデータを受信することと、
前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断して第3判断結果を得ることと、
前記第3判断結果が正の場合、前記第2判断待ちデータを展開して保存することと、をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項12】
前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断することは、
伝送時に前記第2判断待ちデータに付随されるID情報により、前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断すること、および/または、
前記第2判断待ちデータのデータ内容を分析することにより、前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断すること、および/または、
前記第2判断待ちデータのデータファイルヘッダー情報を読み取ることで、前記第2判断待ちデータが前記第2圧縮データであるか否かを判断することと、を含むことを特徴とする請求項11に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項13】
前記データ外観は、データ名、データサムネイル画像、データ拡張子およびデータIDのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項14】
前記データ名は、データファイルのファイル名であり、および/または、
前記データサムネイル画像は、データファイルのフォルダアイコンまたはデータファイルの特定のプログラムにおけるサムネイル展示画像であることを特徴とする請求項13に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項15】
前記データ拡張子は、データファイルフォマードの拡張子を表し、および/または、
前記データIDは、データに付随されてそのデータ内容を識別するためのIDであることを特徴とする請求項13に記載の合成写真データを伝送する方法。
【請求項16】
電子デバイスであって、
実行プログラムコードが記憶されているメモリと、
前記メモリに結合するプロセッサと、を含み、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶されている前記実行プログラムコードを呼び出し、請求項1~15のいずれか一項に記載の合成写真データを伝送する方法を実行することを特徴とする電子デバイス。
【請求項17】
コンピュータ記憶媒体であって、
コンピュータコマンドが記憶されており、
前記コンピュータコマンドが呼び出されると、請求項1~15のいずれか一項に記載の合成写真データを伝送する方法が実行されることを特徴とするコンピュータ記憶媒体。
【国際調査報告】