(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-01-23
(54)【発明の名称】動画生成方法、装置、電子機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 21/854 20110101AFI20250116BHJP
【FI】
H04N21/854
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024534699
(86)(22)【出願日】2022-12-13
(85)【翻訳文提出日】2024-06-11
(86)【国際出願番号】 CN2022138677
(87)【国際公開番号】W WO2023109813
(87)【国際公開日】2023-06-22
(31)【優先権主張番号】202111532213.5
(32)【優先日】2021-12-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】ハン,シュイユエ
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164FA29
5C164MC01P
5C164UB41S
5C164UB81S
5C164YA11
(57)【要約】
本開示の実施例には、動画生成方法、装置、電子機器及び記憶媒体が開示され、該方法は、第1の映像素材を取得し、前記第1の映像素材に使用された第1の画像編集テンプレートを決定することであって、前記第1の画像編集テンプレートは、第2の映像素材に対して実行される画像編集操作を配置して、前記第2の映像素材が前記画像編集操作に従って編集された後に前記第1の映像素材を生成するようにするためのものであり、前記第1の映像素材には、前記第1の画像編集テンプレートに対応する画像編集効果が呈示されることと、前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングすることと、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することとを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の映像素材を取得し、前記第1の映像素材に使用された第1の画像編集テンプレートを決定することであって、前記第1の画像編集テンプレートは、第2の映像素材に対して実行される画像編集操作を配置して、前記第2の映像素材が前記画像編集操作に従って編集された後に前記第1の映像素材を生成するようにするためのものであり、前記第1の映像素材には、前記第1の画像編集テンプレートに対応する画像編集効果が呈示されることと、
前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングすることと、
前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することとを含む、動画生成方法。
【請求項2】
前記動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成する前に、前記方法は、
目標ページにアクセスする操作に応答して、前記目標動画の動画表紙を生成して前記目標ページを表示することをさらに含み、
前記目標ページの第1の領域に、前記動画表紙及び前記動画表紙に関連付けられた再生コントロールとが表示され、前記目標ページの第2の領域に履歴映像素材が表示され、前記履歴映像素材は、前記第1の映像素材を含み、前記動画表紙は、前記第1の映像素材を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することは、
前記再生コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することを含み、
前記方法は、
前記再生コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記目標動画を再生する動画再生領域を含む動画詳細ページを表示することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記目標動画の数は複数であり、各目標動画の動画表紙は、前記第1の領域に、各々の生成時間の新しい順に順次配列され、最新に生成された動画表紙は、前記第1の領域の最も左に配列され、
前記目標動画の動画表紙には、それぞれ再生コントロールが関連付けられており、
前記動画再生領域で再生される前記目標動画は、複数の目標動画のうちの1つである、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記動画詳細ページには、前記目標動画の動画表紙と、前記動画表紙のそれぞれに関連付けられた再生コントロールとが表示され、
前記方法は、
前記動画再生領域で再生される目標動画の再生画面に作用する第1のトリガ操作に応答して、前記動画再生領域で再生される目標動画を他の動画表紙に対応する目標動画に切り替えること、
又は、前記動画詳細ページにおける目標再生コントロールに作用する第2のトリガ操作に応答して、前記動画再生領域で再生される目標動画を、前記目標再生コントロールに関連付けられた動画表紙に対応する目標動画に切り替えることをさらに含み、前記第2のトリガ操作は、前記動画詳細ページに表示された前記動画表紙にそれぞれ関連付けられた再生コントロールから前記目標再生コントロールを選択するためのものである、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
動画詳細ページを表示した後、前記方法は、
前記目標動画の動画表紙の生成時間に基づいて、新しい順に残りの動画表紙にそれぞれ対応する目標動画を順次生成することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記動画詳細ページには、素材入替コントロールが表示され、
前記方法は、
前記素材入替コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記履歴映像素材を表示することと、
第3の映像素材に作用する、表示された前記履歴映像素材から前記第3の映像素材を選択するための第3のトリガ操作に応答して、前記第3の映像素材に使用された第2の画像編集テンプレートを決定することと、
前記第2の画像編集テンプレートに基づいて、前記第3の映像素材に対して第2の動画クリップテンプレートをマッチングすることと、
前記第2の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第3の映像素材を編集して新しい目標動画を生成することと、
前記動画詳細ページに切り替え、前記動画再生領域で前記新しい目標動画を再生することとをさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項8】
前記動画詳細ページには、保存コントロールとシェアコントロールとが表示され、
前記方法は、
前記保存コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記目標動画を前記目標ページに保存することと、
前記シェアコントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記目標動画をローカルアルバムに保存すると共に、第1のサービス側が前記目標動画を予め設定されたクライアントにプッシュして再生するように、前記目標動画を第1のサービス側に送信することと、をさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項9】
第1の映像素材を取得することは、
履歴映像素材のそれぞれに使用された画像編集テンプレートを決定することと、
動画クリップテンプレートがバインディングされた画像編集テンプレートである目標画像編集テンプレートが使用された履歴映像素材を候補映像素材として決定することと、
前記候補映像素材から前記第1の映像素材を決定することとを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記候補映像素材から前記第1の映像素材を決定することは、
お気に入りタグにおいて前記候補映像素材が存在する場合、前記お気に入りタグにおける撮影時間が最新の候補映像素材を前記第1の映像素材として決定することと、
前記お気に入りタグにおいて前記候補映像素材が存在しない場合、デフォルトタグにおける撮影時間が最新の候補映像素材を前記第1の映像素材として決定することとを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングすることは、
前記第1の画像編集テンプレートにバインディングされた予め設定された動画クリップテンプレートを前記第1の動画クリップテンプレートとして決定することを含み、
前記予め設定された動画クリップテンプレートの数が複数である場合、前記第1の動画クリップテンプレートは、複数の前記予め設定された動画クリップテンプレートのうちのいずれか1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記第1の映像素材は、複数枚のピクチャを含み、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することは、
複数枚の前記ピクチャをそれぞれ前記第1の動画クリップテンプレートの異なる位置に埋めることを含み、
複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートは同じであり、複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートはいずれも前記第1の画像編集テンプレートであり、又は、複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートは異なり、複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートには、前記第1の画像編集テンプレートが含まれる、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングすることは、
前記第1の画像編集テンプレートに基づいて前記第1の映像素材のスタイル特徴を決定することと、
前記スタイル特徴及び候補動画クリップテンプレートのスタイル特徴に基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングすることとを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することは、
前記第1の動画クリップテンプレートが予め設定された動画クリップテンプレートである場合、提示情報を表示することと、
前記提示情報に対してトリガされた確認操作に応答して、前記第1の映像素材を第2のサービス側にアップロードし、前記第2のサービス側によって、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して前記目標動画を生成することと、
前記第2のサービス側から送信された前記目標動画を受信することとを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
第1の映像素材を取得し、前記第1の映像素材に使用された第1の画像編集テンプレートを決定するための取得モジュールであって、前記第1の画像編集テンプレートは、第2の映像素材に対して実行される画像編集操作を配置して、前記第2の映像素材が前記画像編集操作に従って編集された後に前記第1の映像素材を生成するようにするためのものであり、前記第1の映像素材には、前記第1の画像編集テンプレートに対応する画像編集効果が呈示される取得モジュールと、
前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングするためのマッチングモジュールと、
前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成するための第1の生成モジュールとを含む、動画生成装置。
【請求項16】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するための記憶装置と、を含み、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに請求項1~14のいずれか1項に記載の方法を実現させる、電子機器。
【請求項17】
プロセッサによって実行されると、請求項1~14のいずれか1項に記載の方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶された、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項18】
プロセッサによって実行されると、請求項1~14のいずれか1項に記載の方法を実現するコンピュータプログラムを含む、コンピュータプログラム製品。
【請求項19】
コンピュータによって実行されると、請求項1~14のいずれか1項に記載の方法を実現させるプログラムコードを含む、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
〔関連出願の相互参照〕
この出願は、出願番号が202111532213.5であり、出願日が2021年12月14日である中国出願を基礎として、その優先権を主張し、該中国出願の開示内容の全てが参照によって本出願に取り込まれる。
【0002】
本開示は、情報技術分野に関し、特に動画生成方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
端末技術及びインターネット技術の発展につれて、端末に適合するアプリケーションが増加しつつある。例えば、自撮りアプリケーションがある。ユーザは、自撮りアプリケーションにより、自撮りを実現し、見栄えの良いピクチャを得ることができる。
【0004】
しかし、現在の自撮りアプリケーションは、ユーザの自撮りピクチャに基づいて動画を自動的に生成することができず、ユーザが撮影したピクチャを動画の形態で呈示することができず、ユーザの使用体験が悪いという問題があった。
【発明の概要】
【0005】
上記技術課題を解決し、又は少なくとも部分的に上記技術課題を解決するために、本開示の実施例は、動画生成方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供し、映像素材に使用された画像編集テンプレートに基づいて動画を自動的に生成する目的を達成した。
【0006】
第1の側面によれば、本開示の実施例は、
第1の映像素材を取得し、前記第1の映像素材に使用された第1の画像編集テンプレートを決定することであって、前記第1の画像編集テンプレートは、第2の映像素材に対して実行される画像編集操作を配置して、前記第2の映像素材が前記画像編集操作に従って編集された後に前記第1の映像素材を生成するようにするためのものであり、前記第1の映像素材には、前記第1の画像編集テンプレートに対応する画像編集効果が呈示されることと、
前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングすることと、
前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することとを含む、動画生成方法を提供する。
【0007】
第2の側面によれば、本開示の実施例は、
第1の映像素材を取得し、前記第1の映像素材に使用された第1の画像編集テンプレートを決定するための取得モジュールであって、前記第1の画像編集テンプレートは、第2の映像素材に対して実行される画像編集操作を配置して、前記第2の映像素材が前記画像編集操作に従って編集された後に前記第1の映像素材を生成するようにするためのものであり、前記第1の映像素材には、前記第1の画像編集テンプレートに対応する画像編集効果が呈示される取得モジュールと、
前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングするためのマッチングモジュールと、
前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成するための第1の生成モジュールとを含む、動画生成装置をさらに提供する。
【0008】
第3の側面によれば、本開示の実施例は、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するための記憶装置と、を含み、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに上記の動画生成方法を実現させる電子機器をさらに提供する。
【0009】
第4の側面によれば、本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、上記の動画生成方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【0010】
第5の側面によれば、本開示の実施例は、コンピュータで運行されると、前記コンピュータに上記の動画生成方法を実現させるコンピュータプログラム又は命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【0011】
第6の側面によれば、本開示の実施例は、コンピュータによって実行されると、コンピュータに上記の動画生成方法を実現させるプログラムコードを含むコンピュータプログラムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本開示の各実施例の上記及び他の特徴、利点、並びに態様は、添付図面を結び付けながら、以下の発明を実施するための形態を参照することでより明らかとなる。全ての添付図面において、同一又は類似する要素を同一又は類似する符号で示している。添付図面は概略的なものであり、原本及び要素は必ずしも縮尺通りに描かれていないことを理解されたい。
【
図1】本開示の実施例における動画生成方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の実施例における動画生成方法のフローチャートである。
【
図3】本開示の実施例における目標ページの概略図である。
【
図4】本開示の実施例における別の目標ページの概略図である。
【
図5】本開示の実施例における動画詳細ページの概略図である。
【
図6】本開示の実施例における履歴映像素材を表示するページの概略図である。
【
図7】本開示の実施例における動画生成装置の構成概略図である。
【
図8】本開示の実施例における電子機器の構成概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下は、添付図面を参照しながら、本開示の実施例をより詳細に記述する。添付図面においては本開示の幾つかの実施例が示されたが、本開示を各種の形態で実現することができ、ここで記述された実施例に限定されると解釈されるべきではないことを理解されたい。逆に、これらの実施例は、本開示をより徹底的且つ完全に理解するために提供される。本開示の添付図面及び実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を制限するものではないことを理解されたい。
【0014】
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、且つ/又は並行して実行されてもよいことを理解されたい。さらに、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、且つ/又は示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点において制限されない。
【0015】
本明細書で使用される「含む」という用語及びその変形は、開放式包括であり、即ち、「を含むが、それらに限らない」を意味する。「基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に基づいて」を意味する。「一実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を意味し、「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を意味し、「幾つかの実施例」という用語は、「少なくとも幾つかの実施例」を意味する。他の用語の関連定義は、以下の説明において与えられる。
【0016】
なお、本開示で記載された「第1の」、「第2の」などの概念は、単に異なる装置、モジュール、又はユニットを区別するためのものであり、これらの装置、モジュール、又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではない。
【0017】
なお、本開示で記載された「1つ」、「複数」の修飾は、模式的なものであり、制限性のあるものではない。特別な説明がない限り、「1つ又は複数」と理解されるべきであることが当業者に自明である。
【0018】
本開示の実施形態における複数の装置間でやりとりされるメッセージ又は情報の名称は、説明的なものに過ぎず、これらメッセージ又は情報の範囲を制限するものではない。
【0019】
図1は、本開示の実施例における動画生成方法のフローチャートである。本実施例は、クライアントにおいて第1の映像素材に基づいて目標動画を生成する場合に適用可能である。該方法は、動画生成装置によって実行されてもよく、該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの方式で実現されてもよく、該装置は、電子機器、例えば端末に配置されてもよく、具体的には、スマートフォン、パームトップ、タブレット、ディスプレイ付きのウェアラブルデバイス、デスクトップ、ラップトップ、一体型機器、スマートホーム機器などを含むが、これらに限定されない。
【0020】
図1に示すように、この方法は、具体的には以下のようなステップを含んでもよい。
【0021】
S101:第1の映像素材を取得し、前記第1の映像素材に使用された第1の画像編集テンプレートを決定し、前記第1の画像編集テンプレートは、第2の映像素材に対して実行される画像編集操作を配置して、前記第2の映像素材が前記画像編集操作に従って編集された後に前記第1の映像素材を生成するようにするためのものであり、前記第1の映像素材には、前記第1の画像編集テンプレートに対応する画像編集効果が呈示される。
【0022】
ここで、第2の映像素材は、具体的にはピクチャであってもよく、該ピクチャは、ユーザがクライアント(例えば、ピクチャを美化するための何らかのアプリケーション)で撮影して得たものであってもよいし、ユーザのアルバムに記憶されたものであってもよく、ユーザがインターネットからダウンロードしたものであってもよい。
【0023】
さらに、第1の映像素材には、第1の画像編集テンプレートに対応する画像編集効果が呈示される(該画像編集効果は、例えば、肌を白くする効果、目を大きくしたり顔型を修正したりする効果、背景ステッカーを付加する効果などであってもよい)。言い換えれば、第1の映像素材には第1の画像編集テンプレートが使用されており、目的は、第1の映像素材に第1の画像編集テンプレートに対応する画像編集効果を呈示させることにより、ユーザが手軽に何らかの美化効果を有する第1の映像素材を得ることにあり、ユーザの使用体験を向上させる目的を達成することができる。
【0024】
第1の画像編集テンプレートを、幾つかの画像編集効果に対応する画像編集操作が配置された1つのプロファイルとして捉えることができる。ユーザが第1の画像編集テンプレートを使用して撮影すると、第1の画像編集テンプレートは、撮影されたオリジナルピクチャに適用されて、画像編集効果を有する最終的なピクチャが得られる。これは、実質的には、プロファイルに基づいてオリジナルピクチャに対して画像編集操作を行い、第1の画像編集テンプレートの画像編集効果と同じ最終的なピクチャを生成することである。例えば、第1の画像編集テンプレートは、オリジナルピクチャに所定のフィルタを付加し、認識された顔に所定の美顔効果を付加することを指示するためのものである。この所定のフィルタの付加や所定の美顔効果の付加を、第1の画像編集テンプレートが指示する画像編集操作として捉えることができる。
【0025】
理解できるように、オリジナルピクチャは、即座に撮影することにより得られたピクチャに限定されず、ローカルアルバムから選択され、又はインターネットからダウンロードされたものであってもよい。
【0026】
概略的に、第1の画像編集テンプレートは、第2の映像素材に対して実行される画像編集操作を配置して、前記第2の映像素材が前記画像編集操作に従って編集された後に前記第1の映像素材を生成するようにするためのものである。ここで、第2の映像素材を、第1の画像編集テンプレートが使用されていないオリジナル映像素材として捉えることができる。オリジナル映像素材を、第1の画像編集テンプレートが配置した画像編集操作に従って編集すると、前記第1の映像素材が生成される。
【0027】
S102:前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングする。
【0028】
ここで、第1の動画クリップテンプレートを、幾つかの動画クリップ効果に対応する動画編集操作が配置された1つのプロファイルとして捉えることもできる。第1の動画クリップテンプレートを適用して第1の映像素材を処理するとき、第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って第1の映像素材を編集処理し、第1の動画クリップテンプレートの動画クリップ効果と同じ目標動画を得ることに相当する。言い換えれば、第1の映像素材は、目標動画として処理され、且つ、該目標動画には、第1の動画クリップテンプレートに対応する動画クリップ効果が呈示される。例えば、第1の動画クリップテンプレートは、第1の映像素材を、指定された長さの前後2つのフリーズ画面の動画セグメントとして形成し、2つの動画セグメントの間に指定されたトランジション効果を付加し、指定された音楽を付加することを指示するためのものである。さらに、第1の映像素材は、具体的には2枚のピクチャを含んでもよく、上記前後2つの指定された長さのフリーズ画面の動画セグメントは、2枚のピクチャに基づいてそれぞれ生成される。ここで、前後2つの指定された長さのフリーズ画面の動画セグメントを形成し、指定されたトランジション効果と指定された音楽を付加することを、第1の動画クリップテンプレートが指定する動画編集操作として捉えることができる。
【0029】
幾つかの実施形態では、第1の画像編集テンプレートと動画クリップテンプレートとの間のバインディング関係を予め確立し、該バインディング関係に基づいて前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングしてもよい。より直接的には、第1の画像編集テンプレートにバインディングされた動画クリップテンプレートを前記第1の動画クリップテンプレートとして決定する。
【0030】
選択的に、第1の画像編集テンプレートにバインディングされた動画クリップテンプレートの数は、1つ又は複数である。第1の画像編集テンプレートにバインディングされた動画クリップテンプレートの数が複数である場合、前記第1の動画クリップテンプレートは、複数のうちのいずれか1つであってもよい。
【0031】
概略的に、前記第1の画像編集テンプレートにバインディングされた予め設定された動画クリップテンプレートを前記第1の動画クリップテンプレートとして決定する。ここで、前記予め設定された動画クリップテンプレートの数が複数である場合、前記第1の動画クリップテンプレートは、複数の前記予め設定された動画クリップテンプレートのうちのいずれか1つである。
【0032】
別の幾つかの実施形態では、第1の画像編集テンプレートのスタイル特徴に基づいて、第1の映像素材に対して動的に第1の動画クリップテンプレートをマッチングしてもよい。例えば、動画クリップ効果が第1の画像編集テンプレートのスタイル特徴に合致する動画クリップテンプレートを第1の動画クリップテンプレートとして決定する。概略的に、前述した、前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングすることは、前記第1の画像編集テンプレートに基づいて前記第1の映像素材のスタイル特徴を決定することと、前記スタイル特徴及び候補動画クリップテンプレートのスタイル特徴に基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングすることとを含む。
【0033】
S103:前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成する。
【0034】
選択的に、第1の映像素材は、1枚のピクチャ又は複数枚のピクチャを含んでもよい。複数枚のピクチャの各々に使用された画像編集テンプレートは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
【0035】
例示的に、前記第1の映像素材は、複数枚のピクチャを含み、前述した、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することは、複数枚の前記ピクチャをそれぞれ前記第1の動画クリップテンプレートの異なる位置に埋めることを含み、複数枚の前記ピクチャの各々に使用された画像編集テンプレートは同じであり、即ち、複数枚の前記ピクチャの各々に使用された画像編集テンプレートは同じであり、いずれも前記第1の画像編集テンプレートである。例えば、第1の映像素材は、2枚のピクチャを含み、それぞれが第1のピクチャaと第2のピクチャbである。その中、第1のピクチャaに使用された画像編集テンプレートは、第1の画像編集テンプレートであり、第2のピクチャbに使用された画像編集テンプレートも第1の画像編集テンプレートである。又は、複数枚の前記ピクチャの各々に使用された画像編集テンプレートは異なるが、複数枚の前記ピクチャの各々に使用された画像編集テンプレートには、前記第1の画像編集テンプレートが含まれる。例えば、第1の映像素材は、2枚のピクチャを含み、それぞれが第1のピクチャaと第2のピクチャbである。その中、第1のピクチャaに使用された画像編集テンプレートは、第2の画像編集テンプレートであり、第2のピクチャbに使用された画像編集テンプレートは、第1の画像編集テンプレートである。
【0036】
本実施例による動画生成方法は、第1の映像素材を取得すると、第1の映像素材に使用された第1の画像編集テンプレートを決定し、そして、第1の画像編集テンプレートに基づいて第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングし、最後に、第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、第1の映像素材を編集して目標動画を生成する。第1の映像素材に使用された第1の画像編集テンプレートに基づいて第1の映像素材の目標動画を自動的に生成する目的を達成した。なお、第1の画像編集テンプレートは、第2の映像素材に対して実行される画像編集操作を配置して、第2の映像素材が前記画像編集操作に従って編集された後に前記第1の映像素材を生成するようにするためのものであり、前記第1の映像素材には、前記第1の画像編集テンプレートに対応する画像編集効果が呈示される。
【0037】
上記の実施例に加えて、
図2に示す動画生成方法のフローチャートを参照する。本実施例は、具体的なクライアントと併せて、インタラクションの観点から動画生成方法についてさらに説明する。
【0038】
図2に示すように、この動画生成方法は、以下のようなステップを含む。
【0039】
ステップS201:目標ページにアクセスする操作に応答して、前記目標動画の動画表紙を生成して前記目標ページを表示すると共に、第1の映像素材を取得して前記第1の映像素材に使用された第1の画像編集テンプレートを決定し、前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングする。
【0040】
ここで、目標ページは、具体的には、撮影アプリケーションの下書きページであってもよい。下書きにアクセスするエントリコントロールに案内標識を表示して、ユーザが下書きページにアクセスして、さらに上記目標動画を消費するように案内する。
【0041】
例示的に、
図3に示す目標ページの概略図を参照すると、目標ページの第1の領域310には、動画表紙311と、動画表紙311に関連付けられた再生コントロール3111とが表示される。目標ページの第2の領域320には、履歴映像素材321が表示される。前記履歴映像素材には、前記第1の映像素材321aが含まれ、動画表紙311には、第1の映像素材321aが含まれる。
【0042】
目標ページに記憶された履歴映像素材から動画表紙を自動的に生成し、目標ページの第1の領域に動画表紙を表示することにより、ユーザが動画表紙をトリガして目標動画を見るように案内する目的を達成することができ、ユーザの使用体験を向上させることができる。
【0043】
さらに、動画表紙311の関連位置には、第1の動画クリップテンプレートの主題情報312がさらに表示されてもよい。動画表紙の関連位置に第1の動画クリップテンプレートの主題情報を表示することにより、ユーザは、動画表紙に対応する目標動画のクリップ効果を比較的に速く理解し、使用難易度を下げ、ユーザの使用体験を向上させるのに有利である。
【0044】
なお、目標ページが表示されるとき、第1の映像素材を含む動画表紙のみが生成され、第1の映像素材を含む前記目標動画は生成されていない。このように設置する理由は、ユーザの主観的行為を考慮して、ユーザが目標ページを見たとき、目標動画を見る場合と、目標動画を見ない場合があるからである。ユーザが目標動画を見ない場合、システムリソースを消費して目標動画を生成する必要がない。従って、ユーザが目標動画を見るインタラクティブ行為を検出した後、目標動画の生成操作を実行することで、システムリソースの消費を削減する目的を達成することができる。
【0045】
理解できるように、前記目標動画の動画表紙を生成することにも所定の時間がかかり、且つ、生成の速さは、クライアントのネットワーク状態と関係がある。従って、目標ページを表示するとき、動画表紙の生成が完全に完了されていない場合、ロード画面又は予め設定された画面を表示する。それにより、基本的なユーザ体験を確保すると共に、コンテンツがロードされていることをユーザに提示する。
【0046】
幾つかの選択的な実施例では、前記目標動画の数は複数であり、それに応じて、各目標動画は、それぞれ1つの動画表紙を有する。各目標動画の動画表紙は、前記第1の領域において、各々の生成時間の新しい順に順次配列され、最新に生成された動画表紙は、前記第1の領域の最も左に配列される。
【0047】
例示的に、
図4に示す別の目標ページの概略図を参照すると、目標ページの第1の領域310には、3つの動画表紙が表示され、それぞれが第1の動画表紙311、第2の動画表紙312、第3の動画表紙313である。その中、第1の動画表紙311には第1の再生コントロール3111が関連付けられ、第2の動画表紙312には第2の再生コントロール3121が関連付けられ、第3の動画表紙313には第3の再生コントロール3131が関連付けられる。その中、第1の動画表紙311は、最新に生成された動画表紙であり、第3の動画表紙313は、最も古く生成された動画表紙である。選択的に、第1の動画表紙311に含まれる映像素材の撮影時間は、第2の動画表紙312に含まれる映像素材の撮影時間よりも後であり、第2の動画表紙312に含まれる映像素材の撮影時間は、第3の動画表紙313に含まれる映像素材の撮影時間よりも後である。目標ページの第2の領域320には、履歴映像素材321が表示される。
【0048】
複数の動画表紙を生成して表示することにより、ユーザにもっと多くの選択を提供することができ、ユーザは、その中からより満足の行くものを選択して見ることができ、ユーザの使用体験を向上させることができる。クライアントを起動する度に、又は目標ページにアクセスする度に、前記複数の動画表紙に対して一回のリフレッシュを行う。具体的には、履歴映像素材の撮影時間に応じて、撮影時間が最新の映像素材を含む動画表紙を優先的に生成してもよい。
【0049】
ステップS202:前記再生コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成すると共に、前記目標動画を再生する動画再生領域を含む動画詳細ページを表示する。
【0050】
即ち、ユーザが再生コントロールをトリガしたときにのみ目標動画の生成操作を実行する。それにより、ユーザが目標動画を見ない場合にも目標動画の生成操作を実行することに起因するシステムリソースの浪費を回避することができる。
【0051】
具体的には、ユーザがトリガしたのが
図4における第1の再生コントロール3111である場合、動画再生領域で再生されるのは、第1の動画表紙311に対応する目標動画である。ユーザがトリガしたのが
図4における第2の再生コントロール3112である場合、動画再生領域で再生されるのは、第2の動画表紙312に対応する目標動画である。以下同様である。
【0052】
例示的に、
図5に示す動画詳細ページの概略図を参照すると、動画再生領域510、各目標動画の動画表紙(第1の動画表紙311、第2の動画表紙312、及び第3の動画表紙313)、第1の動画表紙311に関連付けられた第1の再生コントロール3111、第2の動画表紙312に関連付けられた第1の再生コントロール3121、第3の動画表紙313に関連付けられた第3の再生コントロール3131が含まれる。
【0053】
前記方法は、前記動画再生領域で再生される目標動画の再生画面に作用する第1のトリガ操作に応答して、前記動画再生領域で再生される目標動画を他の動画表紙に対応する目標動画に切り替えることをさらに含む。例えば、現在、動画再生領域510で再生されている目標動画が、第2の動画表紙312に対応する目標動画であり、ユーザが該目標動画の動画画面を左へスライドさせると、動画再生領域510で再生される目標動画を、第1の動画表紙311に対応する目標動画に切り替える。例えば、現在、動画再生領域510で再生されている目標動画が、第2の動画表紙312に対応する目標動画であり、ユーザが該目標動画の動画画面を右へスライドさせると、動画再生領域510で再生される目標動画を、第3の動画表紙313に対応する目標動画に切り替える。
【0054】
又は、前記動画詳細ページにおける目標再生コントロールに作用する第2のトリガ操作に応答して、前記動画再生領域で再生される目標動画を、前記目標再生コントロールに関連付けられた動画表紙に対応する目標動画に切り替える。ここで、前記第2のトリガ操作は、前記動画詳細ページに表示された前記各動画表紙にそれぞれ関連付けられた再生コントロールから前記目標再生コントロールを選択するためのものである。例えば、現在、動画再生領域510で再生されている目標動画が、第2の動画表紙312に対応する目標動画であり、ユーザが第1の動画表紙311に関連付けられた再生コントロール3111をトリガすると、動画再生領域510で再生される目標動画を、第1の動画表紙311に対応する目標動画に切り替える。
【0055】
ユーザが動画再生領域510で再生される目標動画を迅速に切り替えることができるように、前述した動画詳細ページを表示した後、前記方法は、前記各目標動画の動画表紙の生成時間に基づいて、新しい順に残りの動画表紙にそれぞれ対応する目標動画を順次生成することをさらに含む。例えば、ユーザが
図4における第1の動画表紙311をトリガすると、第1の動画表紙311に対応する目標動画を生成し、
図5に示す動画詳細ページにアクセスし、動画再生領域510で第1の動画表紙311に対応する目標動画を再生し、第1の動画表紙311に対応する目標動画を生成した後、第2の動画表紙312に対応する目標動画を生成する。第2の動画表紙312に対応する目標動画を生成した後、第3の動画表紙313に対応する目標動画を生成する。
【0056】
さらに、
図5に示すように、前記動画詳細ページには、素材入替コントロール520が表示される。前記方法は、素材入替コントロール520に作用するトリガ操作に応答して、前記履歴映像素材を表示することをさらに含み、該履歴映像素材は、動画形式の映像素材を含まなく、ピクチャ形式の映像素材を指してもよい。例示的に、
図6に示す履歴映像素材を表示するページの概略図を参照する。履歴映像素材は、具体的には、目標ページに保存された映像素材であってもよく、各映像素材は、撮影時間の新しい順に順次配列され、最新に撮影された素材は、最も前に配列されて表示され、最古に撮影された映像素材は、最も後に配列されて表示される。
【0057】
第3の映像素材に作用する、表示された前記履歴映像素材から前記第3の映像素材を選択するための第3のトリガ操作に応答して、前記第3の映像素材に使用された第2の画像編集テンプレートを決定する。前記第2の画像編集テンプレートに基づいて、前記第3の映像素材に対して第2の動画クリップテンプレートをマッチングする。前記第2の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第3の映像素材を編集して新しい目標動画を生成する。前記動画詳細ページに切り替え、前記動画再生領域で前記新しい目標動画を再生する。即ち、ユーザはカスタム的に映像素材を選択し、さらにユーザが選択した映像素材の目標動画を生成することができる。ユーザがカスタム的に映像素材を選択することをサポートし、ユーザが選択した映像素材に対する目標動画を生成することにより、ユーザのインタラクティブ体験を向上させる目的を達成することができる。
【0058】
さらに、
図5に示すように、前記動画詳細ページには、保存コントロール530とシェアコントロール540とが表示される。前記方法は、前記保存コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記目標動画を前記目標ページに保存することと、前記シェアコントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記目標動画をローカルアルバムに保存すると共に、前記第1のサービス側が前記目標動画を予め設定されたクライアントにプッシュして再生するように、前記目標動画を第1のサービス側に送信することと、をさらに含む。ここで、インタラクティブ体験を向上させるために、目標動画を保存している間にロード画面を表示し、保存完了後に、「下書きに保存した」という提示情報を表示する。
【0059】
シェアコントロール540を設けることにより、ユーザは、目標動画を1つのクライアントから別のクライアントに容易にシェアすることができ、ユーザの使用体験を向上させることができる。例えば、1つのクライアントが撮影クライアントであり、別のクライアントが動画制作クライアントである場合、ユーザは、1つのクライアントで撮影されたピクチャから目標動画を生成し、目標動画を動画制作クライアントにシェアしてもよい。
【0060】
幾つかの実施例では、前述した、第1の映像素材を取得することは、
各履歴映像素材のそれぞれに使用された画像編集テンプレートを決定することと、動画クリップテンプレートがバインディングされた画像編集テンプレートである目標画像編集テンプレートが使用された履歴映像素材を候補映像素材として決定することと、前記候補映像素材から前記第1の映像素材を決定することとを含む。即ち、優先的に予め設定された動画クリップテンプレートがバインディングされた画像編集テンプレートが使用された映像素材から第1の映像素材を取得する。
【0061】
前述した、前記候補映像素材から前記第1の映像素材を決定することは、
お気に入りタグにおいて前記候補映像素材が存在する場合、前記お気に入りタグにおける撮影時間が最新の候補映像素材を前記第1の映像素材として決定することと、前記お気に入りタグにおいて前記候補映像素材が存在しない場合、デフォルトタグにおける撮影時間が最新の候補映像素材を前記第1の映像素材として決定することとを含む。お気に入りタグから優先的に第1の映像素材を取得することにより、ユーザが比較的注目する映像素材に対して目標動画を生成する目的を達成することができ、ユーザが目標動画をシェアする可能性を高めることができ、ユーザの使用体験を向上させることができる。
【0062】
幾つかの実施形態では、例えば、第1の画像編集テンプレートAは、第1の動画クリップテンプレートUにバインディングされ、第2の画像編集テンプレートBには、動画クリップテンプレートがバインディングされていなく、第3の画像編集テンプレートCは、第2の動画クリップテンプレートV、第3の動画クリップテンプレートW、第4の動画クリップテンプレートX、第5の動画クリップテンプレートY、及び第6の動画クリップテンプレートZにバインディングされ、第4の画像編集テンプレートDは、第2の動画クリップテンプレートV、第3の動画クリップテンプレートW、第4の動画クリップテンプレートX、第5の動画クリップテンプレートY、及び第6の動画クリップテンプレートZにバインディングされ、第5の画像編集テンプレートEは、第2の動画クリップテンプレートV、第3の動画クリップテンプレートW、第4の動画クリップテンプレートX、第5の動画クリップテンプレートY、及び第6の動画クリップテンプレートZにバインディングされる。ユーザが第1の画像編集テンプレートAを使用して、時系列的に3枚の写真A1、A2、A3を撮影した場合、第1の動画クリップテンプレートUに基づいて、写真A3の目標動画を生成して、U-A3と記す。次に、ユーザは、第2の画像編集テンプレートBを使用して、時系列的に2枚の写真B1、B2を撮影した。第2の画像編集テンプレートBに動画クリップテンプレートがバインディングされていないため、写真B1、B2に対しては目標動画を生成せず、この時、依然として目標動画U-A3だけがある。次に、ユーザは、第3の画像編集テンプレートCを使用して写真C1を撮影した場合、ランダムに第5の動画クリップテンプレートYを使用して写真C1の目標動画を生成すると決定し、Y-C1と記す。後に生成された目標動画Y-C1は、先に生成された目標動画U-A3の左に配列され、このときの目標動画は、Y-C1、U-A3を含む。次に、ユーザは、第4の画像編集テンプレートDを使用して写真D1を撮影した場合、ランダムに第4の動画クリップテンプレートXを使用して写真D1の目標動画を生成すると決定し、このときの目標動画は、X-D1、Y-C1、U-A3を含む。次に、ユーザは、第1の画像編集テンプレートAを使用して写真A4を撮影した場合、第1の動画クリップテンプレートUを使用して写真A4の目標動画を生成する。目標動画の総数が3つに限定される場合、このときの目標動画は、U-A4、X-D1、Y-C1を含む。
【0063】
なお、一般的には、ユーザが目標ページにアクセスすると、各目標動画の動画表紙を生成し、各目標動画の動画クリップテンプレートを決定する。ユーザが再生コントロールをトリガすると、対応する目標動画を生成して、システムリソースに対する合理的な利用を実現する。ここで、いずれのステップで操作に失敗した場合でも、ユーザに対して提示情報を表示する。
【0064】
幾つかの複雑な動画クリップテンプレートに対して、映像素材をサービス側にアップロードし、サービス側が動画クリップテンプレートの編集操作に従って映像素材に対する編集処理を完成させる必要がある可能性がある。このとき、ユーザに提示して、ユーザの認可を得た後、映像素材をサービス側にアップロードする。概略的に、前述した、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することは、前記第1の動画クリップテンプレートが予め設定された動画クリップテンプレートである場合、提示情報を表示することと、前記提示情報に対してトリガされた確認操作に応答して、前記第1の映像素材を第2のサービス側にアップロードし、前記第2のサービス側によって、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して前記目標動画を生成することと、前記第2のサービス側から送信された前記目標動画を受信することとを含む。
【0065】
図7は、本開示の実施例における動画生成装置の構成概略図である。本開示の実施例による動画生成装置は、クライアントに配置されてもよい。該動画生成装置は、具体的には、取得モジュール710と、マッチングモジュール720と、第1の生成モジュール730とを含む。
【0066】
その中、取得モジュール710は、第1の映像素材を取得し、前記第1の映像素材に使用された第1の画像編集テンプレートを決定するためのものであり、前記第1の画像編集テンプレートは、第2の映像素材に対して実行される画像編集操作を配置して、前記第2の映像素材が前記画像編集操作に従って編集された後に前記第1の映像素材を生成するようにするためのものであり、前記第1の映像素材には、前記第1の画像編集テンプレートに対応する画像編集効果が呈示される。マッチングモジュール720は、前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングするためのものである。第1の生成モジュール730は、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成するためのものである。
【0067】
選択的に、
前述した、前記動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成する前に、目標ページにアクセスする操作に応答して、前記目標動画の動画表紙を生成して前記目標ページを表示するための生成表示モジュールをさらに含み、前記目標ページの第1の領域に、前記動画表紙と、前記動画表紙に関連付けられた再生コントロールとが表示され、前記目標ページの第2の領域に履歴映像素材が表示され、前記履歴映像素材は、前記第1の映像素材を含み、前記動画表紙は、前記第1の映像素材を含む。
【0068】
選択的に、第1の生成モジュール730は、具体的には、前記再生コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することに用いられる。
【0069】
選択的に、前記再生コントロールに作用するトリガ操作に応答して、動画詳細ページを表示するための動画詳細ページ表示モジュールをさらに含み、前記動画詳細ページは、動画再生領域を含み、前記動画再生領域で前記目標動画を再生する。
【0070】
選択的に、前記目標動画の数は複数であり、各目標動画の動画表紙は、前記第1の領域に、各々の生成時間の新しい順に順次配列され、最新に生成された動画表紙は、前記第1の領域の最も左に配列され、各目標動画の動画表紙には、それぞれ再生コントロールが関連付けられており、前記動画再生領域で再生される前記目標動画は、複数の目標動画のうちの1つである。
【0071】
選択的に、前記動画詳細ページには、前記各目標動画の動画表紙と、各動画表紙のそれぞれに関連付けられた再生コントロールとが表示される。
【0072】
選択的に、前記動画再生領域で再生される目標動画の再生画面に作用する第1のトリガ操作に応答して、前記動画再生領域で再生される目標動画を他の動画表紙に対応する目標動画に切り替え、又は、前記動画詳細ページにおける目標再生コントロールに作用する第2のトリガ操作に応答して、前記動画再生領域で再生される目標動画を、前記目標再生コントロールに関連付けられた動画表紙に対応する目標動画に切り替えるための第1の切替モジュールをさらに含み、前記第2のトリガ操作は、前記動画詳細ページに表示された前記各動画表紙にそれぞれ関連付けられた再生コントロールから前記目標再生コントロールを選択するためのものである。
【0073】
選択的に、前述した動画詳細ページを表示した後、前記各目標動画の動画表紙の生成時間に基づいて、新しい順に残りの動画表紙にそれぞれ対応する目標動画を順次生成するための第2の生成モジュールをさらに含む。
【0074】
選択的に、前記動画詳細ページには、素材入替コントロールが表示される。
【0075】
選択的に、前記素材入替コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記履歴映像素材を表示するための素材表示モジュールと、第3の映像素材に作用する、表示された前記履歴映像素材から前記第3の映像素材を選択するための第3のトリガ操作に応答して、前記第3の映像素材に使用された第2の画像編集テンプレートを決定するための決定モジュールとをさらに含み、マッチングモジュール720は、さらに、前記第2の画像編集テンプレートに基づいて、前記第3の映像素材に対して第2の動画クリップテンプレートをマッチングすることに用いられ、第1の生成モジュール730は、さらに、前記第2の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第3の映像素材を編集して新しい目標動画を生成することに用いられ、第2の切替モジュールは、前記動画詳細ページに切り替え、前記動画再生領域で前記新しい目標動画を再生することに用いられる。
【0076】
選択的に、前記動画詳細ページには、保存コントロールとシェアコントロールとが表示される。
【0077】
選択的に、前記保存コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記目標動画を前記目標ページに保存するための保存モジュールと、前記シェアコントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記目標動画をローカルアルバムに保存すると共に、前記第1のサービス側が前記目標動画を予め設定されたクライアントにプッシュして再生するように、前記目標動画を第1のサービス側に送信するためのシェアモジュールと、をさらに含む。
【0078】
選択的に、取得モジュール710は、
各履歴映像素材のそれぞれに使用された画像編集テンプレートを決定するための第1の決定部と、動画クリップテンプレートがバインディングされた画像編集テンプレートである目標画像編集テンプレートが使用された履歴映像素材を候補映像素材として決定するための第2の決定部と、前記候補映像素材から前記第1の映像素材を決定するための第3の決定部とを含む。
【0079】
選択的に、前記第3の決定部は、具体的には、お気に入りタグにおいて前記候補映像素材が存在する場合、前記お気に入りタグにおける撮影時間が最新の候補映像素材を前記第1の映像素材として決定し、前記お気に入りタグにおいて前記候補映像素材が存在しない場合、デフォルトタグにおける撮影時間が最新の候補映像素材を前記第1の映像素材として決定することに用いられる。
【0080】
選択的に、マッチングモジュール720は、具体的には、前記第1の画像編集テンプレートにバインディングされた予め設定された動画クリップテンプレートを前記第1の動画クリップテンプレートとして決定することに用いられ、前記予め設定された動画クリップテンプレートの数が複数である場合、前記第1の動画クリップテンプレートは、複数の前記予め設定された動画クリップテンプレートのうちのいずれか1つである。又は、前記第1の画像編集テンプレートに基づいて前記第1の映像素材のスタイル特徴を決定し、前記スタイル特徴及び候補動画クリップテンプレートのスタイル特徴に基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングする。
【0081】
選択的に、前記第1の映像素材は、複数枚のピクチャを含み、第1の生成モジュール730は、具体的には、複数枚の前記ピクチャをそれぞれ前記第1の動画クリップテンプレートの異なる位置に埋めることに用いられ、複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートは同じであり、複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートはいずれも前記第1の画像編集テンプレートであり、又は、複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートは異なり、複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートには、前記第1の画像編集テンプレートが含まれる。
【0082】
選択的に、第1の生成モジュール730は、
前記第1の動画クリップテンプレートが予め設定された動画クリップテンプレートである場合、提示情報を表示するための表示部と、前記提示情報に対してトリガされた確認操作に応答して、前記第1の映像素材を前記第2のサービス側にアップロードし、第2のサービス側によって、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して前記目標動画を生成するようにするための送信部と、前記第2のサービス側から送信された前記目標動画を受信するための受信部とを含む。
【0083】
本開示の実施例による動画生成装置は、本開示の方法実施例による動画生成方法においてクライアントが実行するステップを実行することができ、ここでは、備える実行ステップ及び有益な効果についてこれ以上説明しない。
【0084】
なお、上記各モジュールは、それらが実現した具体的な機能に基づいて区分したロジックモジュールだけであり、具体的な実装形態を制限しておらず、例えば、ソフトウェア、ハードウェア、又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせにより実現され得る。実際に実装される時、上記各モジュールは、独立した物理エンティティとして実現されてもよく、又は単一のエンティティ(例えば、プロセッサ(CPU又はDSPなど)、集積回路など)により実現され得る。また、上記各モジュールを図中に破線で示すことは、これら各モジュールが実際に存在しなくてもよく、それらにより実現される操作/機能を装置又は処理回路自体で実現してもよいことを示す。
【0085】
また、示されていないが、該装置は、装置、装置に含まれる各モジュールが動作中に発生する様々な情報、動作用のプログラムやデータ、通信部によって送信されるデータなどを記憶し得るメモリを含んでもよい。メモリは、揮発性メモリ及び/又は不揮発性メモリであり得る。例えば、メモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミック型ランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、フラッシュメモリを含んでもよいが、これらに限定されない。もちろん、メモリは、該装置の外部に位置してもよい。
【0086】
図8は、本開示の実施例における電子機器の構造概略図である。以下、本開示の実施例を実現することに適合する電子機器500の構造概略図を示す
図8を具体的に参照する。本開示の実施例における電子機器500は、例えば、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(可搬式マルチメディア再生機)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)、ウェアラブルデバイスなどの携帯端末、及び例えばデジタルTV、デスクトップコンピュータ、スマートハウスなどの固定端末を含み得るが、それらに限らない。
図8に示された電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に何の制限も加えない。
【0087】
図8に示すように、電子機器500は処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックプロセッサーなど)501を含んでもよく、それはリードオンリーメモリ(ROM)502に記憶されたプログラム又は記憶装置508からランダムアクセスメモリ(RAM)503にロードされたプログラムによって各種の適切な動作及び処理を実行して本開示の実施例による方法を実現させることができる。RAM 503には、電子機器500の操作に必要な各種のプログラムやデータがさらに格納されている。処理装置501、ROM 502及びRAM 503は、バス504を介して相互に接続される。入力/出力(I/O)インタフェース505もバス504に接続される。
【0088】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラヘッド、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置506と、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカー、発振器などを含む出力装置507と、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置508と、通信装置509とがI/Oインタフェース505に接続されていてもよい。通信装置509は電子機器500が他のデバイスと無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。
図8に各種の装置を備えた電子機器500が示されているが、示された装置の全てを実施したり、具備したりすることを要求する意図がないことを理解されたい。それ以上又は以下の装置を代替的に実施したり、具備したりすることが可能である。
【0089】
特に、本開示の実施例によれば、上述したフローチャートを参照しながら記述されたプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実現できる。例えば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を含み、それは非一時的なコンピュータ可読媒体に搭載された、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含むことにより、上記の方法を実現させる。このような実施例では、このコンピュータプログラムは通信装置509によってネットワークからダウンロード及びインストールされ、又は記憶装置508からインストールされ、又はROM 502からインストールされ得る。処理装置501によってこのコンピュータプログラムが実行されると、本開示の実施例の方法で限定された上記機能を実行する。
【0090】
なお、本開示における上記コンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又はそれらの任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス或いはそれらの任意の組み合わせであってもよいが、それらに限らない。コンピュータ可読記憶媒体は、より具体的な例として、1つ又は複数の導線を有する電気接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むか記憶するいかなる有形媒体であってもよく、このプログラムはコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、それらと組み合わせて使用されることが可能である。本開示では、コンピュータ可読信号媒体はベースバンドで伝播されるデータ信号又は搬送波で一部を伝播するデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードを搭載した。このように伝播されるデータ信号は多種の形式を採用してもよく、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限らない。コンピュータ可読信号媒体はさらにコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、このコンピュータ可読信号媒体はコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるかそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で伝送可能であり、電線、光ケーブル、RF(ラジオ周波数)など又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。
【0091】
幾つかの実施形態において、クライアント、サーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキスト転送プロトコル)などの任意の現在既知の又は将来開発されるネットワークプロトコルを用いて通信することができ、任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、インターネット(例えば、Internet)、及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、並びに現在既知の又は将来開発される任意のネットワークを含む。
【0092】
上記コンピュータ可読媒体は上記電子機器に含まれるものであってもよいし、該電子機器に実装されていない単独したものであってもよい。
【0093】
上記コンピュータ可読媒体には、1つ又は複数のプログラムが搭載されており、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器によって実行されると、該電子機器に、第1の映像素材を取得し、前記第1の映像素材に使用された第1の画像編集テンプレートを決定することであって、前記第1の画像編集テンプレートは、第2の映像素材に対して実行される画像編集操作を配置して、前記第2の映像素材が前記画像編集操作に従って編集された後に前記第1の映像素材を生成するようにするためのものであり、前記第1の映像素材には、前記第1の画像編集テンプレートに対応する画像編集効果が呈示されることと、前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングすることと、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することとを実行させる。
【0094】
選択的に、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器によって実行されると、該電子機器は、上記実施例に記載された他のステップを実行してもよい。
【0095】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは1種又は多種のプログラミング言語又はそれらの組み合わせを用いて書くことが可能であり、上記プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava、Smalltalk、C++を含み、更に一般の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似的なプログラミング言語を含むが、それらに限らない。プログラムコードは完全にユーザコンピュータで実行したり、部分的にユーザコンピュータで実行したり、独立したソフトウェアパッケージとして実行したり、一部をユーザコンピュータで一部をリモートコンピュータで実行したり、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行したりすることができる。リモートコンピュータの場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意のネットワークによってユーザコンピュータに接続でき、又は、外部コンピュータに接続できる(例えば、インターネットサービスプロバイダーを用いてインターネット経由で接続する)。
【0096】
添付図面のうちフローチャート及びブロック図は本開示の様々な実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び動作を示す。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは1つのモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分を代表することができ、このモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分は指定された論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能コマンドを含む。なお、幾つかの置換としての実現では、ブロックに表記される機能は図面に付したものと異なる順序で実現してもよい。例えば、係る機能によって、2つの連続的に示されたブロックは実質的に同時に実行してもよく、また、それらは逆な順序で実行してもよい場合がある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定される機能又は操作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現してもよいし、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現してもよい。
【0097】
本開示の実施例に係るユニットはソフトウェアで実現してもよいし、ハードウェアで実現してもよい。ここで、ユニットの名称は該ユニット自身を限定しない場合がある。
【0098】
本明細書で上述された機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理構成要素によって実行され得る。例えば、使用可能な例示的なハードウェア論理構成要素は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブル論理装置(CPLD)などを含むが、それらに限らない。
【0099】
本開示において、機械可読媒体は、有形媒体であってもよく、コマンド実行システム、装置、又はデバイスによって使用され、又はコマンド実行システム、装置、又はデバイスと組み合わせて使用されるプログラムを含み、又は記憶することができる。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であり得る。機械可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体システム、装置、もしくはデバイス、又は上記の任意の好適な組み合わせを含み得るが、それらに限らない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の配線に基づく電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含む。
【0100】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示は、第1の映像素材を取得し、前記第1の映像素材に使用された第1の画像編集テンプレートを決定することであって、前記第1の画像編集テンプレートは、第2の映像素材に対して実行される画像編集操作を配置して、前記第2の映像素材が前記画像編集操作に従って編集された後に前記第1の映像素材を生成するようにするためのものであり、前記第1の映像素材には、前記第1の画像編集テンプレートに対応する画像編集効果が呈示されることと、前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングすることと、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することとを含む動画生成方法を提供する。
【0101】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成方法において、選択的に、前述した、前記動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成する前に、前記方法は、目標ページにアクセスする操作に応答して、前記目標動画の動画表紙を生成して前記目標ページを表示することをさらに含み、前記目標ページの第1の領域に、前記動画表紙と、前記動画表紙に関連付けられた再生コントロールとが表示され、前記目標ページの第2の領域に履歴映像素材が表示され、前記履歴映像素材は、前記第1の映像素材を含み、前記動画表紙は、前記第1の映像素材を含む。
【0102】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成方法において、選択的に、前述した、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することは、前記再生コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することを含み、前記方法は、前記再生コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記目標動画を再生する動画再生領域を含む動画詳細ページを表示することをさらに含む。
【0103】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成方法において、選択的に、前記目標動画の数は複数であり、各目標動画の動画表紙は、前記第1の領域に、各々の生成時間の新しい順に順次配列され、最新に生成された動画表紙は、前記第1の領域の最も左に配列され、各目標動画の動画表紙には、それぞれ再生コントロールが関連付けられており、前記動画再生領域で再生される前記目標動画は、複数の目標動画のうちの1つである。
【0104】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成方法において、選択的に、前記動画詳細ページには、前記各目標動画の動画表紙と、各動画表紙のそれぞれに関連付けられた再生コントロールとが表示され、前記方法は、前記動画再生領域で再生される目標動画の再生画面に作用する第1のトリガ操作に応答して、前記動画再生領域で再生される目標動画を他の動画表紙に対応する目標動画に切り替え、又は、前記動画詳細ページにおける目標再生コントロールに作用する第2のトリガ操作に応答して、前記動画再生領域で再生される目標動画を、前記目標再生コントロールに関連付けられた動画表紙に対応する目標動画に切り替えることをさらに含み、前記第2のトリガ操作は、前記動画詳細ページに表示された前記各動画表紙にそれぞれ関連付けられた再生コントロールから前記目標再生コントロールを選択するためのものである。
【0105】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成方法において、選択的に、前述した動画詳細ページを表示した後、前記方法は、前記各目標動画の動画表紙の生成時間に基づいて、新しい順に残りの動画表紙にそれぞれ対応する目標動画を順次生成することをさらに含む。
【0106】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成方法において、選択的に、前記動画詳細ページには、素材入替コントロールが表示され、前記方法は、前記素材入替コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記履歴映像素材を表示することと、第3の映像素材に作用する、表示された前記履歴映像素材から前記第3の映像素材を選択するための第3のトリガ操作に応答して、前記第3の映像素材に使用された第2の画像編集テンプレートを決定することと、前記第2の画像編集テンプレートに基づいて、前記第3の映像素材に対して第2の動画クリップテンプレートをマッチングすることと、前記第2の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第3の映像素材を編集して新しい目標動画を生成することと、前記動画詳細ページに切り替え、前記動画再生領域で前記新しい目標動画を再生することとをさらに含む。
【0107】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成方法において、選択的に、前記動画詳細ページには、保存コントロールとシェアコントロールとが表示され、前記方法は、前記保存コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記目標動画を前記目標ページに保存することと、前記シェアコントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記目標動画をローカルアルバムに保存すると共に、第1のサービス側が前記目標動画を予め設定されたクライアントにプッシュして再生するように、前記目標動画を前記第1のサービス側に送信することと、をさらに含む。
【0108】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成方法において、選択的に、前述した、第1の映像素材を取得することは、各履歴映像素材のそれぞれに使用された画像編集テンプレートを決定することと、動画クリップテンプレートがバインディングされた画像編集テンプレートである目標画像編集テンプレートが使用された履歴映像素材を候補映像素材として決定することと、前記候補映像素材から前記第1の映像素材を決定することとを含む。
【0109】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成方法において、選択的に、前述した、前記候補映像素材から前記第1の映像素材を決定することは、お気に入りタグにおいて前記候補映像素材が存在する場合、前記お気に入りタグにおける撮影時間が最新の候補映像素材を前記第1の映像素材として決定することと、前記お気に入りタグにおいて前記候補映像素材が存在しない場合、デフォルトタグにおける撮影時間が最新の候補映像素材を前記第1の映像素材として決定することとを含む。
【0110】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成方法において、選択的に、前述した、前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングすることは、前記第1の画像編集テンプレートにバインディングされた予め設定された動画クリップテンプレートを前記第1の動画クリップテンプレートとして決定することを含み、前記予め設定された動画クリップテンプレートの数が複数である場合、前記第1の動画クリップテンプレートは、複数の前記予め設定された動画クリップテンプレートのうちのいずれか1つである。
【0111】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成方法において、選択的に、前記第1の映像素材は、複数枚のピクチャを含み、前述した、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することは、複数枚の前記ピクチャをそれぞれ前記第1の動画クリップテンプレートの異なる位置に埋めることを含み、複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートは同じであり、複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートはいずれも前記第1の画像編集テンプレートであり、又は、複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートは異なり、複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートには、前記第1の画像編集テンプレートが含まれる。
【0112】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成方法において、選択的に、前述した、前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングすることは、前記第1の画像編集テンプレートに基づいて前記第1の映像素材のスタイル特徴を決定することと、前記スタイル特徴及び候補動画クリップテンプレートのスタイル特徴に基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングすることとを含む。
【0113】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成方法において、選択的に、前述した、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することは、前記第1の動画クリップテンプレートが予め設定された動画クリップテンプレートである場合、提示情報を表示することと、前記提示情報に対してトリガされた確認操作に応答して、前記第1の映像素材を第2のサービス側にアップロードし、前記第2のサービス側によって、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して前記目標動画を生成することと、前記第2のサービス側から送信された前記目標動画を受信することとを含む。
【0114】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示は、第1の映像素材を取得し、前記第1の映像素材に使用された第1の画像編集テンプレートを決定するための取得モジュールであって、前記第1の画像編集テンプレートは、第2の映像素材に対して実行される画像編集操作を配置して、前記第2の映像素材が前記画像編集操作に従って編集された後に前記第1の映像素材を生成するようにするためのものであり、前記第1の映像素材には、前記第1の画像編集テンプレートに対応する画像編集効果が呈示される取得モジュールと、前記第1の画像編集テンプレートに基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングするためのマッチングモジュールと、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成するための第1の生成モジュールとを含む動画生成装置を提供する。
【0115】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、前述した、前記動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成する前に、目標ページにアクセスする操作に応答して、前記目標動画の動画表紙を生成して前記目標ページを表示するための生成表示モジュールをさらに含み、前記目標ページの第1の領域に、前記動画表紙と、前記動画表紙に関連付けられた再生コントロールとが表示され、前記目標ページの第2の領域に履歴映像素材が表示され、前記履歴映像素材は、前記第1の映像素材を含み、前記動画表紙は、前記第1の映像素材を含む。
【0116】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、第1の生成モジュールは、具体的には、前記再生コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して目標動画を生成することに用いられる。
【0117】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、前記再生コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記目標動画を再生する動画再生領域を含む動画詳細ページを表示するための動画詳細ページ表示モジュールをさらに含む。
【0118】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、前記目標動画の数は複数であり、各目標動画の動画表紙は、前記第1の領域に、各々の生成時間の新しい順に順次配列され、最新に生成された動画表紙は、前記第1の領域の最も左に配列され、各目標動画の動画表紙には、それぞれ再生コントロールが関連付けられており、前記動画再生領域で再生される前記目標動画は、複数の目標動画のうちの1つである。
【0119】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、前記動画詳細ページには、前記各目標動画の動画表紙と、各動画表紙のそれぞれに関連付けられた再生コントロールとが表示される。
【0120】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、前記動画再生領域で再生される目標動画の再生画面に作用する第1のトリガ操作に応答して、前記動画再生領域で再生される目標動画を他の動画表紙に対応する目標動画に切り替え、又は、前記動画詳細ページにおける目標再生コントロールに作用する第2のトリガ操作に応答して、前記動画再生領域で再生される目標動画を、前記目標再生コントロールに関連付けられた動画表紙に対応する目標動画に切り替えるための第1の切替モジュールをさらに含み、前記第2のトリガ操作は、前記動画詳細ページに表示された前記各動画表紙にそれぞれ関連付けられた再生コントロールから前記目標再生コントロールを選択するためのものである。
【0121】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、前述した動画詳細ページを表示した後、前記各目標動画の動画表紙の生成時間に基づいて、新しい順に残りの動画表紙にそれぞれ対応する目標動画を順次生成するための第2の生成モジュールをさらに含む。
【0122】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、前記動画詳細ページには、素材入替コントロールが表示される。
【0123】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、前記素材入替コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記履歴映像素材を表示するための素材表示モジュールと、第3の映像素材に作用する、
表示された前記履歴映像素材から前記第3の映像素材を選択するための第3のトリガ操作に応答して、前記第3の映像素材に使用された第2の画像編集テンプレートを決定するための決定モジュールとをさらに含み、マッチングモジュール720は、さらに、前記第2の画像編集テンプレートに基づいて、前記第3の映像素材に対して第2の動画クリップテンプレートをマッチングすることに用いられ、第1の生成モジュール730は、さらに、前記第2の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第3の映像素材を編集して新しい目標動画を生成することに用いられ、第2の切替モジュールは、前記動画詳細ページに切り替え、前記動画再生領域で前記新しい目標動画を再生することに用いられる。
【0124】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、前記動画詳細ページには、保存コントロールとシェアコントロールとが表示される。
【0125】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、前記保存コントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記目標動画を前記目標ページに保存するための保存モジュールと、前記シェアコントロールに作用するトリガ操作に応答して、前記目標動画をローカルアルバムに保存すると共に、前記第1のサービス側が前記目標動画を予め設定されたクライアントにプッシュして再生するように、前記目標動画を第1のサービス側に送信するためのシェアモジュールと、をさらに含む。
【0126】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、取得モジュールは、各履歴映像素材のそれぞれに使用された画像編集テンプレートを決定するための第1の決定部と、動画クリップテンプレートがバインディングされた画像編集テンプレートである目標画像編集テンプレートが使用された履歴映像素材を候補映像素材として決定するための第2の決定部と、前記候補映像素材から前記第1の映像素材を決定するための第3の決定部とを含む。
【0127】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、前記第3の決定部は、具体的には、お気に入りタグにおいて前記候補映像素材が存在する場合、前記お気に入りタグにおける撮影時間が最新の候補映像素材を前記第1の映像素材として決定し、前記お気に入りタグにおいて前記候補映像素材が存在しない場合、デフォルトタグにおける撮影時間が最新の候補映像素材を前記第1の映像素材として決定することに用いられる。
【0128】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、マッチングモジュールは、具体的には、前記第1の画像編集テンプレートにバインディングされた予め設定された動画クリップテンプレートを前記第1の動画クリップテンプレートとして決定することに用いられ、前記予め設定された動画クリップテンプレートの数が複数である場合、前記第1の動画クリップテンプレートは、複数の前記予め設定された動画クリップテンプレートのうちのいずれか1つである。又は、前記第1の画像編集テンプレートに基づいて前記第1の映像素材のスタイル特徴を決定し、前記スタイル特徴及び候補動画クリップテンプレートのスタイル特徴に基づいて、前記第1の映像素材に対して第1の動画クリップテンプレートをマッチングする。
【0129】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、前記第1の映像素材は、複数枚のピクチャを含み、第1の生成モジュールは、具体的には、複数枚の前記ピクチャをそれぞれ前記第1の動画クリップテンプレートの異なる位置に埋めることに用いられ、複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートは同じであり、複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートはいずれも前記第1の画像編集テンプレートであり、又は、複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートは異なり、複数枚の前記ピクチャのそれぞれに使用された画像編集テンプレートには、前記第1の画像編集テンプレートが含まれる。
【0130】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示による動画生成装置において、選択的に、第1の生成モジュールは、前記第1の動画クリップテンプレートが予め設定された動画クリップテンプレートである場合、提示情報を表示するための表示部と、前記提示情報に対してトリガされた確認操作に応答して、前記第1の映像素材を第2のサービス側にアップロードし、前記第2のサービス側によって、前記第1の動画クリップテンプレートが配置した動画編集操作に従って、前記第1の映像素材を編集して前記目標動画を生成するための送信部と、前記第2のサービス側から送信された前記目標動画を受信するための受信部とを含む。
【0131】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示は、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに本開示によるいずれかに記載の方法を実現させる電子機器を提供する。
【0132】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示は、プロセッサによって実行されると、本開示によるいずれかに記載の方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0133】
本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、上記の方法を実現させるコンピュータプログラム又は命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【0134】
本開示の実施例は、コンピュータによって実行されると、コンピュータに上記の方法を実現させるプログラムコードを含むコンピュータプログラムをさらに提供する。
【0135】
上述したのは本開示の好ましい実施例及び適用する技術原理の説明に過ぎない。本開示に係る開示の範囲は、上記技術的特徴の特定組合による技術案に限定されなく、上記開示の構想を逸脱することなく上記技術的特徴又はそれと同等な特徴を任意に組み合わせて形成した他の技術案をも含むべきであることが当業者に自明である。例えば、上記特徴と本開示に開示された(それらに限らない)類似的な機能を有する技術的特徴とが互いに取り替えて形成した技術案をも含む。
【0136】
また、各操作は、特定の順序で記述されているが、これは、そのような操作が示されている特定の順序で、又は順次的な順序で実行されることを求めている、と理解されるべきではない。所定の環境では、マルチタスク及び並行処理が有利であり得る。同様に、若干の具体的な実現の詳細が上記の記述に含まれるが、それらは、本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。単一の実施例のコンテキストで記載されているある特徴は、単一の実施例で組み合わせても実装可能である。逆に、単一の実施例のコンテキストで記載されている様々な特徴はまた、複数の実施例で別々に、又は何らかの適切なサブコンビネーションで実装可能である。
【0137】
本主題は、構造的特徴及び/又は方法論理動作に特有の言語で記述されたが、添付の特許請求の範囲に限定された主題は、必ずしも上記で記述された特定の特徴又は動作に限定されないことを理解されたい。むしろ、上述された特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形態に過ぎない。
【国際調査報告】