特表 2025-501741 情報表示方法、装置、電子機器、記憶媒体及びプログラム製品

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公表特許公報(A)

(11)【公表番号】

(43)【公表日】2025-01-23

(54)【発明の名称】情報表示方法、装置、電子機器、記憶媒体及びプログラム製品

(51)【国際特許分類】

   H04N 21/472 20110101AFI20250116BHJP

   G06F 3/048 20130101ALI20250116BHJP

   H04N 21/431 20110101ALI20250116BHJP

【ＦＩ】

H04N21/472

G06F3/048

H04N21/431

【審査請求】有

【予備審査請求】未請求

(21)【出願番号】P 2024537418

(86)(22)【出願日】2023-02-13

(85)【翻訳文提出日】2024-06-20

(86)【国際出願番号】 CN2023075598

(87)【国際公開番号】W WO2023160416

(87)【国際公開日】2023-08-31

(31)【優先権主張番号】202210174154.7

(32)【優先日】2022-02-24

(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN

(81)【指定国・地域】

【公序良俗違反の表示】

（特許庁注：以下のものは登録商標）

１．ＪＡＶＡ

(71)【出願人】

【識別番号】521431088

【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司

【氏名又は名称原語表記】Ｂｅｉｊｉｎｇ Ｚｉｔｉａｏ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｃｏ．， Ｌｔｄ．

【住所又は居所原語表記】０２０７， ２／Ｆ， Ｂｕｉｌｄｉｎｇ ４， Ｚｉｊｉｎ Ｄｉｇｉｔａｌ Ｐａｒｋ， Ｈａｉｄｉａｎ Ｄｉｓｔｒｉｃｔ， Ｂｅｉｊｉｎｇ，Ｐ． Ｒ． Ｃｈｉｎａ

(74)【代理人】

【識別番号】100107766

【弁理士】

【氏名又は名称】伊東 忠重

(74)【代理人】

【識別番号】100229448

【弁理士】

【氏名又は名称】中槇 利明

(72)【発明者】

【氏名】ジャン，カイ

【テーマコード（参考）】

5C164

5E555

【Ｆターム（参考）】

5C164UB41S

5C164UB81P

5C164UD41P

5C164YA11

5E555AA25

5E555BA02

5E555BA04

5E555BB02

5E555BB04

5E555BC04

5E555CA12

5E555CB05

5E555CB16

5E555CB55

5E555CB57

5E555DB53

5E555DB57

5E555DC13

5E555FA00

(57)【要約】

本開示の実施例は、情報表示方法、装置、電子機器、記憶媒体、及びプログラム製品を提供する。該方法は、ビデオ再生ページに第1ビデオを再生するステップと、前記ビデオ再生ページに作用する情報表示操作に応答して、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードをビデオ再生ページに表示するステップであって、前記オブジェクトカードは、前記目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域と、前記目標オブジェクトに含まれる少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域と、を含む、ステップと、を含む。
【選択図】図1

【特許請求の範囲】

【請求項1】

情報表示方法であって、
ビデオ再生ページに第1ビデオを再生するステップと、
前記ビデオ再生ページに作用する情報表示操作に応答して、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示するステップであって、前記オブジェクトカードは、前記目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域と、前記目標オブジェクトの中に含まれる少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域と、を含む、ステップと、を含む、
方法。

【請求項2】

前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、当該方法は、
前記目標オブジェクトに対する第1確認操作に応答して、前記目標オブジェクトの詳細情報を表示するステップ、又は、
前記少なくとも1つの関連オブジェクトのうちの第1関連オブジェクトに対する第2確認操作に応答して、前記第1関連オブジェクトの詳細情報を表示するステップ、のうちの少なくとも1つを更に含む請求項1に記載の方法。

【請求項3】

前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、当該方法は、
前記目標オブジェクトに対する第1フィードバック操作に応答して、前記目標オブジェクトの第1フィードバックコントロールを表示するステップであって、前記第1フィードバックコントロールは、前記目標オブジェクトをフィードバックするようにトリガーするのに使用される、ステップ、又は、
前記少なくとも1つの関連オブジェクトのうちの第2関連オブジェクトに対する第2フィードバック操作に応答して、前記第2関連オブジェクトの第2フィードバックコントロールを表示するステップであって、前記第2フィードバックコントロールは、前記第2関連オブジェクトをフィードバックするようにトリガーするのに使用される、ステップ、のうちの少なくとも1つを更に含む請求項1に記載の方法。

【請求項4】

前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、当該方法は、
前記第2領域に作用する情報切替操作に応答して、前記第2領域に表示される関連オブジェクトの第2情報を切り替えるステップを更に含む請求項1に記載の方法。

【請求項5】

前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示するステップは、
前記ビデオ再生ページに前記目標オブジェクトに関連するあらかじめ設定されているページ背景を表示し、且つ、前記あらかじめ設定されているページ背景の上の層に前記目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示するステップを含む請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の方法。

【請求項6】

前記オブジェクトカードは、インタラクティブコントロールを表示するための第3領域を更に含み、前記インタラクティブコントロールは、オブジェクトリストコントロールを含み、当該方法は、
前記オブジェクトリストコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記目標オブジェクトの関連オブジェクトリストを表示するステップを更に含む請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の方法。

【請求項7】

前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、当該方法は、
前記ビデオ再生ページに作用するビデオ再生操作に応答して、前記オブジェクトカードを切り替えて、前記第1ビデオ又は第2ビデオを表示するステップであって、前記第2ビデオ及び前記第1ビデオは異なるビデオである、ステップを更に含む請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の方法。

【請求項8】

情報表示装置であって、
ビデオ再生ページに第1ビデオを再生するように設定される第1再生モジュールと、
前記ビデオ再生ページに作用する情報表示操作に応答して、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示するように設定される情報表示モジュールであって、前記オブジェクトカードは、前記目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域と、前記目標オブジェクトの中に含まれる少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域と、を含む、情報表示モジュールと、を備える、
情報表示装置。

【請求項9】

電子機器であって、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを格納するように設定されるメモリと、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるときに、前記1つ又は複数のプロセッサに請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の方法を実現させる、
電子機器。

【請求項10】

コンピュータ可読記憶媒体であって、
当該コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納し、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるときに、請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の方法を実現する、
コンピュータ可読記憶媒体。

【請求項11】

コンピュータプログラム製品であって、
当該コンピュータプログラム製品がコンピュータにより実行されるときに、前記コンピュータに請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の方法を実現させる、
コンピュータプログラム製品。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本願は、2022年02月24日にて中国特許庁に提出した中国特許出願第202210174154.7号に基づく優先権を主張し、以上に出願した全ての内容が援用により本願に取り込まれる。

【0002】

本開示の実施例は、コンピュータの技術分野に関し、例えば、情報表示方法、装置、電子機器、記憶媒体、及びプログラム製品に関する。

【背景技術】

【0003】

現在、ユーザーは、ビデオ再生ページからビデオを見ることができる。ところが、関連技術において、ビデオ再生ページに表示されるコンテンツが比較的単純であり、ユーザーの需要を満たすことができない。

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0004】

本開示の実施例は、情報表示方法、装置、電子機器、記憶媒体、及びプログラム製品を提供する。

【課題を解決するための手段】

【0005】

第1態様では、本開示の実施例は、情報表示方法を提供し、当該情報表示方法は、
ビデオ再生ページに第1ビデオを再生するステップと、
前記ビデオ再生ページに作用する情報表示操作に応答して、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを前記ビデオ再生ページに表示するステップであって、前記オブジェクトカードは、前記目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域と、前記目標オブジェクトの中に含まれる少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域と、を含む、ステップと、を含む。

【0006】

第2態様では、本開示の実施例は、情報表示装置を更に提供し、当該情報表示装置は、
ビデオ再生ページに第1ビデオを再生するように設定される第1再生モジュールと、
前記ビデオ再生ページに作用する情報表示操作に応答して、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを前記ビデオ再生ページに表示するように設定され、前記オブジェクトカードは、前記目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域と、前記目標オブジェクトの中に含まれる少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域と、を含む、情報表示モジュールと、を備える。

【0007】

第3態様では、本開示の実施例は、電子機器を更に提供し、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するように設定されるメモリと、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるときに、前記1つ又は複数のプロセッサに本開示の実施例に記載の情報表示方法を実現させる。

【0008】

第4態様では、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、当該コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納し、該プログラムがプロセッサにより実行されるときに、本開示の実施例に記載の情報表示方法を実現する。

【0009】

第5態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品を更に提供し、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータにより実行されるときに、前記コンピュータに本開示の実施例に記載の情報表示方法を実現させる。

【図面の簡単な説明】

【0010】

図面にわたって、同様又は類似の符号は同様又は類似の要素を示す。理解すべきことは、図面は模式的なものであり、現物及び要素は必ず比率で描かれたものとは限らないということである。

【0011】

【図1】図1は本開示の実施例に係る情報表示方法のフローチャートである。

【図2】図2は本開示の実施例に係るオブジェクトカードの模式図である。

【図3】図3は本開示の実施例に係る別の情報表示方法のフローチャートである。

【図4】図4は本開示の実施例に係る情報表示装置の構造ブロック図である。

【図5】図5は本開示の実施例に係る電子機器の構造模式図である。

【発明を実施するための形態】

【0012】

以下に図面を参照しながら本開示の実施例を説明する。図面に本開示のいくつかの実施例を示すが、理解すべきことは、本開示は様々な形式で実現されてもよく、且つここに説明される実施例に限ると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施例を提供する目的は本開示を徹底的且つ完全に理解することである。理解すべきことは、本開示の図面及び実施例は例示的なものであるに過ぎず、本開示の保護範囲を制限するためのものではないということである。

【0013】

理解すべきことは、本開示の方法実施形態に記載された各ステップは異なる順序で実行され、及び/又は同時に実行されてもよいということである。また、方法実施形態は添付のステップを含み、及び/又は示されるステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点で制限されるものではない。

【0014】

本明細書に使用される用語「含む」及びその変形は開放的な包含であり、即ち「○○を含むが、それらに限らない」の意味である。用語「基づく」は「少なくとも部分的に基づく」というものである。用語「1つの実施例」は「少なくとも1つの実施例」を示し、用語「別の実施例」は「少なくとも1つの別の実施例」を示し、用語「いくつかの実施例」は「少なくともいくつかの実施例」を示す。他の用語の関連定義は以下の説明において提供される。

【0015】

注意すべきことは、本開示に言及した「第1」、「第2」などの概念は異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものであるに過ぎず、これらの装置、モジュール又はユニットが実行する機能の順序又は相互依存関係を限定するものではないということである。

【0016】

注意すべきことは、本開示に言及した「1つ」、「複数」の修飾は模式的なものであって、制限的なものではなく、文脈に特に明確に指摘しない限り、「1つ又は複数」であると理解されるべきであるということである。

【0017】

本開示の実施形態における複数の装置同士が交換するメッセージ又は情報の名称は説明のためのものであるに過ぎず、これらのメッセージ又は情報の範囲を制限するためのものではない。

【0018】

図1は、本開示の実施例にしたがった情報表示方法のフローチャートである。該方法は、情報表示装置により実行されてもよく、該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアにより実現されてもよく、電子機器に配置されてもよく、代表的に、携帯電話又はタブレットコンピュータに配置されてもよい。本開示の実施例にしたがった情報表示方法は、ビデオ再生ページにオブジェクトカードを表示してもよい。図1に示すように、本実施例にしたがった情報表示方法は、以下のS101及びS102を含んでもよい。

【0019】

S101 ビデオ再生ページに第1ビデオを再生する。

【0020】

例えば、電子機器は、ユーザーの対応するトリガー操作に基づいてビデオ再生ページを表示し、且つ、ビデオ再生ページにビデオ(第1ビデオを含む)を再生してもよい。ビデオ再生ページは、ビデオを再生するためのページ、例えば、推奨ビデオを再生するための推奨ビデオ再生ページなどであってもよい。第1ビデオは、ビデオ再生ページに再生するビデオ、例えば、情報表示操作を受信した場合にビデオ再生ページに再生するビデオであってもよい。

【0021】

S102 前記ビデオ再生ページに作用する情報表示操作に応答して、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを前記ビデオ再生ページに表示し、前記オブジェクトカードは、前記目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域と、前記目標オブジェクトの中に含まれる少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域と、を含む。

【0022】

情報表示操作は、目標オブジェクトの情報を表示するための操作、例えば、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示するための操作であると理解されてもよく、該情報表示操作は、例えば、ビデオ切替操作、例えば、ビデオ再生ページに作用する垂直スワイプ操作であってもよい。目標オブジェクトは、ユーザーに推奨するオブジェクト、例えば、ユーザーに推奨する都市又は場所(例えば、ショッピングセンター、商店)などであってもよい。目標オブジェクトの第1情報は、目標オブジェクトの識別子情報(例えば、目標オブジェクトの名称)及び/又は説明情報を含んでもよい。

【0023】

目標オブジェクトのオブジェクトカード20は、目標オブジェクトの第1情報及び目標オブジェクトの関連オブジェクトの第2情報を表示するためのカードであってもよく、あらかじめ設定されている条件を満たす場合に、ビデオ再生ページのビデオストリームに追加されてもよい。電子機器は、ビデオ再生ページのビデオストリームに基づいて該オブジェクトカード20に切り替えられる場合に、目標オブジェクトの第1情報及び目標オブジェクトの関連オブジェクトの第2情報を表示してもよい。該あらかじめ設定されている条件は、ユーザーに目標オブジェクトを推奨するあらかじめ設定されている推奨条件であってもよく、必要に応じて設定されてもよく、本実施例においてこれを制限しない。図2に示すように、目標オブジェクトのオブジェクトカード20には、目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域及び目標オブジェクトの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域が含まれてもよく、コントロールを表示するための第3領域が更に設定されてもよい。

【0024】

目標オブジェクトの関連オブジェクトは、目標オブジェクトに含まれるとともに、推奨優先度が比較的高いサブオブジェクト(例えば、リソース)であってもよく、目標オブジェクトが都市である場合には、該関連オブジェクトは、例えば、該都市における観光地又はショッピングセンターなどであってもよく、目標オブジェクトがショッピングセンターである場合には、該関連オブジェクトは、例えば、該ショッピングセンターの中に含まれる商店などであってもよく、目標オブジェクトが商店である場合には、該関連オブジェクトは、例えば、該商店における商品などであってもよい。ここで、該ショッピングセンター/商店は、オフラインの物理的なショッピングセンター/物理的な商店であってもよく、オンラインの仮想的なショッピングセンター/仮想的な商店であってもよく、本実施例はこれを制限しない。関連オブジェクトの第2情報は、該関連オブジェクトの名称、ピクチャ及び/又は説明などの情報を含んでもよい。オブジェクトカードにおける第2領域に目標オブジェクトの一部の関連オブジェクトのオブジェクト情報が表示されてもよい。

【0025】

例えば、図2に示すように、ユーザーは、目標オブジェクトのオブジェクトカードを確認したいときに、ビデオ再生ページに情報表示操作を実行してもよい。それに対応して、電子機器は、ユーザーの情報表示操作を検出する場合に、現在再生している第1ビデオを切り替えて、目標オブジェクトのオブジェクトカード20を表示し、且つ、該オブジェクトカード20の第1領域に目標オブジェクトの第1情報を表示し、該オブジェクトの第2領域に目標オブジェクトの少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示してもよい。

【0026】

ビデオ切替操作としての情報表示操作を例として挙げると、現在の条件が目標オブジェクトを推奨するあらかじめ設定されている条件を満たす場合に、ビデオ再生ページのビデオストリームに目標オブジェクトのオブジェクトカードを追加してもよい。このようにして、ユーザーは、ビデオを切り替えたいときに、ビデオ再生ページに対してビデオ切替操作を実行してもよい。それに対応して、電子機器は、ビデオ切替操作を受信する場合に、該ビデオストリームに基づいてビデオ切替を実行し、且つ、切り替えにより、ビデオストリームの中に含まれる目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示する必要がある場合に、該ビデオ切替操作を情報表示操作として使用してもよく、該情報表示操作に応答して、該第1ビデオを切り替えて、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示してもよい。

【0027】

本実施例では、オブジェクトカードの形式で、ユーザーに推奨する目標オブジェクト及びその関連オブジェクトの関連情報をビデオ再生ページに表示することにより、ユーザーは、オブジェクトカードにより目標オブジェクト及びそれが提供するリソースを迅速に把握することができ、オブジェクトカードを閲覧する際に他のページ又は他のアプリケーションソフトウェアに切り替える必要がなく、ビデオ再生ページに表示されるコンテンツ及びビデオ再生ページにおけるコンテンツの表示形式を充実させ、且つユーザーの情報確認効率を向上させることができ、それによりユーザー体験を向上させる。

【0028】

1つの実施形態では、前記第1ビデオを切り替えて、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、当該方法は、前記目標オブジェクトに対する第1フィードバック操作に応答して、前記目標オブジェクトの第1フィードバックコントロールを表示するステップであって、前記第1フィードバックコントロールは、前記目標オブジェクトをフィードバックするようにトリガーするのに使用される、ステップをさらに含み、及び/又は、当該方法は、前記少なくとも1つの関連オブジェクトのうちの第2関連オブジェクトに対する第2フィードバック操作に応答して、前記第2関連オブジェクトの第2フィードバックコントロールを表示するステップであって、前記第2フィードバックコントロールは、前記第2関連オブジェクトをフィードバックするようにトリガーするのに使用される、ステップを更に含む。

【0029】

第1フィードバック操作は、例えば、(例えば、第1領域に作用する長押し操作等の)目標オブジェクトに対する長押し操作、又は、(例えば、ビデオ再生ページに作用する長押し操作等の)ビデオ再生ページに対する長押し操作等の目標オブジェクトにフィードバックを提供するために、目標オブジェクトを表示するためのフィードバックコントロールであってもよい。第2フィードバック操作は、例えば、ある関連オブジェクトに対する長押し操作等のその関連オブジェクトにフィードバックを提供するためにフィードバックコントロールを表示する操作であってもよい。第2関連オブジェクトは、該第2フィードバック操作が作用する関連オブジェクトであってもよい。第1フィードバックコントロールは、目標オブジェクトに対応するフィードバックコントロールであってもよく、第2フィードバックコントロールは、第2関連オブジェクトに対応するフィードバックコントロールであってもよい。第1フィードバックコントロール及び第2フィードバックコントロールは、非関心フィードバックを提供するためのフィードバックコントロール及び/又はクレームを行うフィードバックコントロールを含んでもよく、いいね、お気に入りなどのフィードバックを提供するフィードバックコントロールを更に含んでもよい。

【0030】

上記実施形態では、ユーザーは、目標オブジェクト/関連オブジェクトにフィードバックを提供するための対応するフィードバック操作を実行することによって、ビデオ再生ページに目標オブジェクト/関連オブジェクトのフィードバックコントロールを表示するように電子機器に指示してもよい。

【0031】

例えば、ユーザーは、目標オブジェクトにフィードバックを提供したいときに、第1フィードバック操作を実行してもよい。電子機器は、ユーザーの第1フィードバック操作を受信する場合に、例えば、目標オブジェクトのフィードバックパネルをビデオ再生ページに表示し、且つ、目標オブジェクトのフィードバックコントロールを該フィードバックパネルに表示し、又は、目標オブジェクトのフィードバックコントロールを目標オブジェクトカードの第3領域に表示する、といったように、目標オブジェクトの少なくとも1つのフィードバックコントロールを表示してもよい。これにより、ユーザーは、目標オブジェクトの対応するフィードバックコントロールが目標オブジェクトにフィードバックを提供するようにトリガーすることができる。それに対応して、電子機器は、ユーザーが目標オブジェクトのあるフィードバックコントロールをトリガーすることを検出する場合に、該フィードバックコントロールに対応するフィードバック情報を生成してサーバに送信してもよく、且つ、目標オブジェクトのフィードバックコントロールの表示を更にキャンセルしてもよい。

【0032】

ユーザーは、目標オブジェクトのある関連オブジェクトにフィードバックを提供したいときに、第2フィードバック操作を実行してもよい。電子機器は、ユーザーの第2フィードバック操作を受信する場合に、例えば、第2関連オブジェクトのフィードバックパネルをビデオ再生ページに表示し、且つ、第2関連オブジェクトのフィードバックコントロールを該フィードバックパネルに表示し、又は、第2関連オブジェクトのフィードバックコントロールを目標オブジェクトカードの第3領域に表示するといったように、該第2フィードバック操作が作用する関連オブジェクトを第2関連オブジェクトとして使用して、該第2関連オブジェクトの少なくとも1つのフィードバックコントロールを表示してもよい。これにより、ユーザーは、第2関連オブジェクトの対応するフィードバックコントロールが第2関連オブジェクトにフィードバックを提供するようにトリガーすることができる。それに対応して、電子機器は、ユーザーが第2関連オブジェクトのあるフィードバックコントロールをトリガーすることを検出する場合に、該フィードバックコントロールに対応するフィードバック情報を生成してサーバに送信してもよく、且つ、第2関連オブジェクトのフィードバックコントロールの表示を更にキャンセルしてもよい。

【0033】

1つの実施形態では、前記オブジェクトカードは、インタラクティブコントロールを表示するための第3領域を更に含み、前記インタラクティブコントロールは、オブジェクトリストコントロールを含み、当該方法は、前記オブジェクトリストコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記目標オブジェクトの関連オブジェクトリストを表示するステップを更に含む。

【0034】

第3領域は、目標オブジェクトのオブジェクトカードの中にインタラクティブコントロールを表示するための領域であってもよく、第3領域の中にオブジェクトリストコントロールなどのコントロールが表示されてもよく、該第3領域は、第1領域/第2領域の内に位置してもよく又は外に位置してもよい。該オブジェクトリストコントロールは、目標オブジェクトの関連オブジェクトリストを表示するように電子機器に指示するためのコントロールであってもよい。目標オブジェクトの関連オブジェクトリストは、目標オブジェクトの全ての関連オブジェクトの関連情報(例えば、第2情報)を表示するためのものであってもよい。

【0035】

例示的に、電子機器は、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示するときに、オブジェクトカードの第3領域(図2に示される)にオブジェクトリストコントロールを表示する。これにより、ユーザーは、第2領域に表示しない他の関連オブジェクトを確認したいときに、該オブジェクトリストコントロールをトリガーしてもよい。それに対応して、電子機器は、ユーザーがオブジェクトリストコントロールをトリガーすることを検出する場合に、例えば、オブジェクトカードの上の層に目標オブジェクトの関連オブジェクトリストを表示し、目標オブジェクトのオブジェクトカードを切り替えて、目標オブジェクトの関連オブジェクトリストを表示し、又は、現在のページをビデオ再生ページから関連オブジェクトページに切り替え、且つ、該関連オブジェクトページに目標オブジェクトの関連オブジェクトリストを表示する、といったように、目標オブジェクトの関連オブジェクトリストを表示してもよい。

【0036】

本実施例にしたがった情報表示方法は、ビデオ再生ページに第1ビデオを再生し、該ビデオ再生ページに作用する情報表示操作に応答して、該第1ビデオを切り替えて、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示し、該オブジェクトカードは、目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域と、目標オブジェクトの中に含まれる少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域と、を含む。本実施例では、オブジェクトカードの形式で、目標オブジェクト及びその関連オブジェクトの関連情報をビデオ再生ページに表示することによって、ビデオ再生ページに表示されるコンテンツ及びビデオ再生ページにおけるコンテンツの表示形式を豊かにし、且つ、ユーザーの情報確認効率を向上させることができ、それにより、ユーザー体験を向上させる。

【0037】

図3は、本開示の実施例にしたがった他の情報表示方法のフローチャートである。本実施例は、上記実施例のうちの1つ又は複数と組み合わせられてもよい。選択肢として、前記第1ビデオを切り替えて、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、当該方法は、前記目標オブジェクトに対する第1確認操作に応答して、前記目標オブジェクトの詳細情報を表示し、及び/又は、前記少なくとも1つの関連オブジェクトのうちの第1関連オブジェクトに対する第2確認操作に応答して、前記第1関連オブジェクトの詳細情報を表示するステップを更に含む。

【0038】

一実施例では、前記第1ビデオを切り替えて、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、当該方法は、前記第2領域に作用する情報切替操作に応答して、前記第2領域に表示される関連オブジェクトの第2情報を切り替えるステップを更に含む。

【0039】

一実施例では、前記第1ビデオを切り替えて、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示するステップは、前記目標オブジェクトに関連するあらかじめ設定されているページ背景を前記ビデオ再生ページに表示し、且つ、前記あらかじめ設定されているページ背景の上の層に前記目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示するステップを含む。

【0040】

一実施例では、前記第1ビデオを切り替えて、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、当該方法は、前記ビデオ再生ページに作用するビデオ再生操作に応答して、前記オブジェクトカードを切り替えて、前記第1ビデオ又は第2ビデオを表示するステップであって、前記第2ビデオ及び前記第1ビデオは、異なるビデオである、ステップを更に含む。

【0041】

それに対応して、図3に示すように、本実施例に係る情報表示方法は以下のS201乃至S206を含んでもよい。

【0042】

S201 ビデオ再生ページに第1ビデオを再生する。

【0043】

S202 前記ビデオ再生ページに作用する情報表示操作に応答して、前記ビデオ再生ページに前記目標オブジェクトに関連するあらかじめ設定されているページ背景を表示し、前記あらかじめ設定されているページ背景の上の層に前記目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示し、S203、S204、S205又はS206を実行し、前記オブジェクトカードは、前記目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域と、前記目標オブジェクトの中に含まれる少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域と、を含む。

【0044】

あらかじめ設定されているページ背景は、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示するときに、ビデオ再生ページにおける該オブジェクトカードの下の層に表示されるページ背景であってもよく、目標オブジェクトに関連付けられる(静的ピクチャ又は動的ピクチャを含む)ピクチャ、アニメーション又はビデオなどであってもよく、例えば、あらかじめ設定されているページ背景に目標オブジェクトの周辺又は内部の分布情報が表示されてもよい。ピクチャとしてのあらかじめ設定されているページ背景を例として挙げると、目標オブジェクトが都市である場合には、あらかじめ設定されているページ背景は、都市内の観光地及び/又はショッピングセンターなどのランドマークの分布図であってもよく、目標オブジェクトがショッピングセンターである場合には、あらかじめ設定されているページ背景は、ショッピングセンター内の商店の分布図(例えば、案内図)又はショッピングセンター及びその周辺場所の分布図であってもよく、目標オブジェクトが商店である場合には、あらかじめ設定されているページ背景は商店の案内図などであってもよく、それにより、ユーザーは、目標オブジェクトの分布情報を容易に理解することができる。

【0045】

例示的に、図2に示すように、電子機器は、ユーザーの情報表示操作を受信する場合に、第1ビデオの再生を停止してもよく、ビデオ再生ページに該目標オブジェクトに関連するあらかじめ設定されているページ背景(例えば、目標オブジェクトのオブジェクトカードに対応するあらかじめ設定されているページ背景)を表示し、且つ、該あらかじめ設定されているページ背景の上の層の設定位置に目標オブジェクトのオブジェクトカード20を表示する。ここで、該設定位置は、必要に応じて柔軟に設定されてもよく、例えば、該設定位置をビデオ再生ページの中央下側などに設定してもよい。

【0046】

S203 前記目標オブジェクトに対する第1確認操作に応答して、前記目標オブジェクトの詳細情報を表示し、操作を終了する。

【0047】

第1確認操作は、例えば、オブジェクトカードの第1領域に作用するクリック操作等の目標オブジェクトの詳細情報を確認する操作であってもよい。

【0048】

例えば、ユーザーは、目標オブジェクトの詳細情報を確認したいときに、目標オブジェクトに対する第1確認操作を実行し、例えば、第1領域に表示される目標オブジェクトの第1情報をクリックしてもよい。それに対応して、電子機器は、ユーザーの第1確認操作を受信する場合に、ユーザーに目標オブジェクトの詳細情報を表示してもよく、例えば、ビデオ再生ページに目標オブジェクトの詳細情報を表示し、例えば、目標オブジェクトのオブジェクトカードに目標オブジェクトの詳細情報を表示し、又は、目標オブジェクトのオブジェクトカードの上の層に目標オブジェクトの詳細情報を表示してもよく、現在のページをビデオ再生ページから目標オブジェクトの詳細ページに切り替え、且つ、該詳細ページに目標オブジェクトの詳細情報を表示してもよい。

【0049】

S204 前記第2領域に作用する情報切替操作に応答して、前記第2領域に表示される関連オブジェクトの第2情報を切り替える。

【0050】

情報切替操作は、例えば、第2領域に作用する水平スワイプ操作等のオブジェクトカードの第2領域に表示される関連オブジェクトの第2情報を切り替える操作であってもよい。

【0051】

本実施例では、ユーザーは、情報切替操作により第2領域に表示される関連オブジェクトの第2情報を切り替えることで、目標オブジェクトの異なる関連オブジェクトを確認することができる。

【0052】

例えば、電子機器は、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示するときに、(例えば、3つ又は5つ等の)あらかじめ設定されている数の関連オブジェクトの第2情報を該オブジェクトカードの第2領域に表示してもよい。これにより、ユーザーは、第2領域に表示される関連オブジェクトの第2情報を切り替えたいときに、第2領域に情報切替操作を実行することができる。それに対応して、電子機器は、ユーザーの情報切替操作を受信する場合に、目標オブジェクトの各々の関連オブジェクトについて、推奨優先度の高い順に、現在表示されている最後の関連オブジェクトの後に位置し、且つ、該関連オブジェクトとの距離が最も近いあらかじめ設定されている数の関連オブジェクトを表示対象の関連オブジェクトとし、且つ、第2領域に表示される関連オブジェクトの第2情報を該表示対象の関連オブジェクトの第2情報に切り替えてもよい。

【0053】

S205 前記少なくとも1つの関連オブジェクトのうちの第1関連オブジェクトに対する第2確認操作に応答して、前記第1関連オブジェクトの詳細情報を表示し、操作を終了する。

【0054】

第2確認操作は、例えば、オブジェクトカードの第2領域に表示されるある関連オブジェクトの第2情報に作用するクリック操作等の目標オブジェクトのある関連オブジェクトの詳細情報を確認するであってもよい。第1関連オブジェクトは、第2確認操作に対する関連オブジェクトであってもよい。

【0055】

例えば、ユーザーは、目標オブジェクトのある関連オブジェクト(即ち、第1関連オブジェクト)の詳細情報を確認したいときに、例えば、第2領域に表示される該関連オブジェクトの第2情報をクリックする操作等の該関連オブジェクトに対する第2確認操作を実行してもよい。それに対応して、電子機器は、ユーザーの第2確認操作を受信する場合に、ユーザーに該関連オブジェクトの詳細情報を表示してもよく、例えば、ビデオ再生ページに該関連オブジェクトの詳細情報を表示し、例えば、目標オブジェクトのオブジェクトカードに該関連オブジェクトの詳細情報を表示し、又は、目標オブジェクトのオブジェクトカードの上の層に該関連オブジェクトの詳細情報を表示してもよく、現在のページをビデオ再生ページから該関連オブジェクトの詳細ページに切り替え、且つ、該詳細ページに該関連オブジェクトの詳細情報を表示してもよい。

【0056】

これにより、該関連オブジェクトが商品である場合に、ユーザーは、該商品の詳細情報を確認して該商品に対する購入操作を完了することができ、その商品を購入する際に、他のアプリケーションソフトウェアに切り替える必要はなく、ユーザーが商品を購入する際に必要な操作を簡素化することができる。

【0057】

S206 前記ビデオ再生ページに作用するビデオ再生操作に応答して、前記オブジェクトカードを切り替えて、前記第1ビデオ又は第2ビデオを表示し、前記第2ビデオ及び前記第1ビデオは異なるビデオである。

【0058】

ビデオ再生操作は、例えば、ビデオ再生ページに作用する垂直スワイプ操作等のビデオ再生ページにビデオを再生し続けるように電子機器に指示する操作であってもよい。第1ビデオ及び第2ビデオは、ビデオ再生ページのビデオストリームにおける目標オブジェクトのオブジェクトカードの両側に位置し、且つ、目標オブジェクトのオブジェクトカードに隣接するビデオであってもよい。例えば、第1ビデオは、情報表示操作を受信する場合に、ビデオ再生ページに再生するビデオであってもよく、第2ビデオは、第1ビデオ以外のビデオ再生ページのビデオストリームにおける目標オブジェクトに隣接する他のビデオであってもよい。

【0059】

例示的に、ユーザーは、ビデオ再生ページからビデオを見続けることを望むときに、例えば、ビデオ再生ページに垂直にスワイプする操作等のビデオ再生操作を実行してもよい。それに対応して、電子機器は、ユーザーのビデオ再生操作を受信する場合に、ビデオ再生ページに表示される関連オブジェクトのオブジェクトカード及びあらかじめ設定されているページ背景を切り替えて、第1ビデオ又は第2ビデオを表示し、例えば、目標オブジェクトのオブジェクトカード及び目標オブジェクトに関連するあらかじめ設定されているページ背景の表示をキャンセルし、且つ、ビデオ再生ページに第1ビデオ又は第2ビデオを再生してもよい。

【0060】

垂直スワイプ操作としてのビデオ再生操作を例に挙げると、該ビデオ再生操作が下向きにスワイプするスワイプ操作である場合には、ビデオ再生ページに第1ビデオを再生してもよく、該ビデオ再生操作が上向きにスワイプするスワイプ操作である場合には、ビデオ再生ページに第2ビデオを再生してもよく、又は、代替的に、該ビデオ再生操作が上向きにスワイプするスワイプ操作である場合には、ビデオ再生ページに第1ビデオを再生してもよく、該ビデオ再生操作が下向きにスワイプするスワイプ操作である場合には、ビデオ能再生ページに第2ビデオを再生してもよい。

【0061】

本実施例にしたがった情報表示方法は、ユーザーの対応するトリガー操作に基づいて、第2領域に表示される関連オブジェクトの第2情報を切り替えて、目標オブジェクト/関連オブジェクトの詳細情報を表示し、又は、ビデオ再生ページにビデオを再生し続けることができ、それにより、ユーザーの異なる需要を満たし、ユーザーの体験を向上させる。

【0062】

図4は、本開示の実施例にしたがった情報表示装置の構造のブロック図である。該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアにより実現されてもよく、電子機器に配置されてもよく、代表的に、携帯電話又はタブレットコンピュータに配置されてもよく、情報表示方法を実行することで情報表示を行ってもよい。図4に示すように、本実施例に係る情報表示装置は、第1再生モジュール401及び情報表示モジュール402を備えてもよく、
第1再生モジュール401は、ビデオ再生ページに第1ビデオを再生するように設定され、
情報表示モジュール402は、前記ビデオ再生ページに作用する情報表示操作に応答して、前記第1ビデオを切り替えて、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示するように設定され、前記オブジェクトカードは、前記目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域と、前記目標オブジェクトの中に含まれる少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域と、を含む。

【0063】

本実施例にしたがった情報表示装置において、第1再生モジュールは、ビデオ再生ページに第1ビデオを再生し、情報表示モジュールは、該ビデオ再生ページに作用する情報表示操作に応答して、該第1ビデオを切り替えて、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示し、該オブジェクトカードは、目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域と、目標オブジェクトの中に含まれる少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域と、を含む。本実施例では、オブジェクトカードの形式で、目標オブジェクト及びその関連オブジェクトの関連情報をビデオ再生ページに表示することによって、ビデオ再生ページに表示されるコンテンツ及びビデオ再生ページにおけるコンテンツの表示形式を豊かにし、且つ、ユーザーの情報確認効率を向上させることができ、それにより、ユーザー体験を向上させる。

【0064】

一実施例では、本実施例にしたがった情報表示装置は、前記第1ビデオを切り替えて、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、前記目標オブジェクトに対する第1確認操作に応答して、前記目標オブジェクトの詳細情報を表示するように設定される第1詳細情報表示モジュール、及び/又は、前記少なくとも1つの関連オブジェクトのうちの第1関連オブジェクトに対する第2確認操作に応答して、前記第1関連オブジェクトの詳細情報を表示するように設定される第2詳細情報表示モジュールを更に備えてもよい。

【0065】

一実施例では、本実施例にしたがった情報表示装置は、前記第1ビデオを切り替えて、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、前記目標オブジェクトに対する第1フィードバック操作に応答して、前記目標オブジェクトの第1フィードバックコントロールを表示するように設定される第1フィードバックコントロール表示モジュールであって、前記第1フィードバックコントロールは、前記目標オブジェクトへのフィードバックをトリガーするのに使用される、第1フィードバックコントロール表示モジュール、及び/又は、前記少なくとも1つの関連オブジェクトのうちの第2関連オブジェクトに対する第2フィードバック操作に応答して、前記第2関連オブジェクトの第2フィードバックコントロールを表示するように設定される第2フィードバックコントロール表示モジュールであって、前記第2フィードバックコントロールは、前記第2関連オブジェクトへのフィードバックをトリガーするのに使用される、第2フィードバックコントロール表示モジュールを更に備えてもよい。

【0066】

一実施例では、本実施例にしたがった情報表示装置は、前記第1ビデオを切り替えて、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、前記第2領域に作用する情報切替操作に応答して、前記第2領域に表示される関連オブジェクトの第2情報を切り替えるように設定される情報切替モジュールを更に備えてもよい。

【0067】

上記実施例では、前記情報表示モジュール402は、前記ビデオ再生ページに前記目標オブジェクトに関連するあらかじめ設定されているページ背景を表示し、且つ、前記あらかじめ設定されているページ背景の上の層に前記目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示するように設定されてもよい。

【0068】

上記実施例では、前記オブジェクトカードは、インタラクティブコントロールを表示するための第3領域を更に含んでもよく、前記インタラクティブコントロールは、オブジェクトリストコントロールを含んでもよく、本実施例にしたがった情報表示装置は、前記オブジェクトリストコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記目標オブジェクトの関連オブジェクトリストを表示するように設定されるリスト表示モジュールを更に備えてもよい。

【0069】

一実施例では、本実施例にしたがった情報表示装置は、前記第1ビデオを切り替えて、目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、前記ビデオ再生ページに作用するビデオ再生操作に応答して、前記オブジェクトカードを切り替えて、前記第1ビデオ又は第2ビデオを表示するように設定され、前記第2ビデオ及び前記第1ビデオは異なるビデオである第2再生モジュールを更に備えてもよい。

【0070】

本開示の実施例にしたがった情報表示装置は、本開示の任意の実施例にしたがった情報表示方法を実行することができ、情報表示方法を実行することに対応する機能モジュール及び有益な効果を備える。本実施例に詳しく説明されていない技術的詳細は、本開示の任意の実施例にしたがった情報表示方法を参照してもよい。

【0071】

以下に図5を参照して、本開示の実施例を実現するのに適する(例えば、端末装置等の)電子機器500の構造模式図を示す。本開示の実施例にしたがった端末装置は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA、Personal Digital Assistant)、タブレットコンピュータ(PAD)、ポータブルメディアプレーヤー(PMP、Portable Media Player)、(例えば、車載ナビゲーション端末等の)車載端末などのモバイル端末、及びデジタルテレビ(TV、Television)、デスクトップパソコンなどの固定端末を含んでもよいが、それらに限らない。図5に示される電子機器は、一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲を何ら制限するものではない。

【0072】

図5に示すように、電子機器500は、読み出し専用メモリ(ROM、Read－Only Memory)502の中に格納されているプログラム又は記憶装置508からランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)503にロードされるプログラムに基づいて様々な適切な動作及び処理を実行することができる(例えば、セントラルプロセッサ、グラフィックプロセッサ等の)処理装置501を備えてもよい。RAM503に電子機器500の操作に必要な様々なプログラム及びデータが更に格納される。処理装置501、ROM502、及びRAM503は、バス504を介して互いに接続される。入力/出力(I/O、Input/Output)インターフェース505は、また、バス504に接続される。

【0073】

一般的に、例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置506、例えば、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)、拡声器、振動器などを含む出力装置507、例えば、磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置508、並びに、通信装置509は、I/Oインターフェース505に接続されてもよい。通信装置509は、電子機器500と他の装置とが無線又は有線通信を行うことでデータを交換することが許容される。図5に様々な装置を有する電子機器500を示すが、理解すべきことは、全ての図示の装置を実施又は具備するように求められるのではないということである。より多い装置又はより少ない装置を代替的に実施又は具備してもよい。

【0074】

特に、本開示の実施例に基づいて、以上にフローチャートを参照して説明した過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてもよい。例えば、本開示の実施例は、非一時的コンピュータ可読媒体の中に含まれるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、該コンピュータプログラムは、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは、通信装置509によりネットワークからダウンロードされてもよく及びインストールされてもよく、又は、記憶装置508からインストールされてもよく、又は、ROM502からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムが処理装置501により実行されるときに、本開示の実施例にしたがった方法に限定された上記機能を実行する。

【0075】

なお、本開示の上記のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、コンピュータ可読記憶媒体、又は上記両方の任意の組合せであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又は、任意の以上の組合せであってもよいが、それらに限らない。コンピュータ可読記憶媒体の例は、1つ又は複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能な且つプログラム可能な読み出し専用メモリ(EPROM、Erasable Programmable Read－Only Memory)又はフラッシュメモリ、光ファイバ、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD－ROM、Compact Disc Read－Only Memory)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記任意の適切な組合せを含んでもよいが、それらに限らない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを包含し又は格納するいかなる有形媒体であってもよく、該プログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用され、又は、それらと組み合わせて使用されてもよい。そして、本開示では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドにおいて又はキャリアの一部として伝播するデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ可読のプログラムコードが含まれる。このような伝播するデータ信号は、様々な形式を採用してもよく、該様々な形式は電磁信号、光信号又は上記任意の適切な組合せを含むが、それらに限らない。コンピュータ可読信号媒体は、更にコンピュータ可読記憶媒体以外のいかなるコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用され、又は、それらと組み合わせて使用されるプログラムを送信し、伝播させ又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、いかなる適切な媒体により伝送されてもよく、該適切な媒体は電線、光ケーブル、無線周波数(RF、Radio Frequency)など、又は、上記任意の適切な組合せを含むが、それらに限らない。

【0076】

いくつかの実施形態では、クライアント端末、サーバは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol、ハイパーテキストトランスファープロトコル)のようないかなる現在既知のもの又は将来研究開発するネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ、任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と互いに接続されてもよい。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(LAN、Local Area Network)、広域ネットワーク(WAN、Wide Area Network)、インターネット(Internet)(例えば、インターネット(internet))及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及びいかなる現在既知のもの又は将来研究開発するネットワークを含む。

【0077】

上記のコンピュータ可読媒体は、上記の電子機器の中に含まれるものであってもよく、独立して存在するが該電子機器に組み立てていないものであってもよい。

【0078】

上記のコンピュータ可読媒体に1つ又は複数のプログラムが含まれており、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器により実行されるときに、該電子機器は、ビデオ再生ページに第1ビデオを再生するステップと、前記ビデオ再生ページに作用する情報表示操作に応答して、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードをビデオ再生ページに表示し、前記オブジェクトカードは、前記目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域と、前記目標オブジェクトの中に含まれる少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域と、を含む、ステップと、を実行するようにする。

【0079】

記憶媒体は、非一時的な(non－transitory)記憶媒体であってもよい。

【0080】

1つの種類又は複数の種類のプログラミング言語又はそれらの組合せによって本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成してもよく、上記のプログラミング言語は、オブジェクト指向プログラミング言語、例えば、Java、Smalltalk、C＋＋を含むが、それらに限らず、通常の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似のプログラミング言語を更に含む。プログラムコードは、完全にユーザーコンピュータにおいて実行されてもよく、部分的にユーザーコンピュータにおいて実行されてもよく、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、部分的にユーザーコンピュータにおいて実行されるが部分的にリモートコンピュータにおいて実行されてもよく、又は、完全にリモートコンピュータ又はサーバにおいて実行されてもよい。リモートコンピュータに関わる場合には、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワーク経由でユーザーコンピュータに接続されてもよく、又は、外部コンピュータに接続されてもよい(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネット経由で接続される)。

【0081】

図面におけるフローチャート及びブロック図に本開示の様々な実施例にしたがったシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び操作を示す。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を代表してもよく、該モジュール、プログラムセグメント又はコードの一部は、規定されている論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含む。注意すべきことは、いくつかの代替としての実現において、ブロックに表記される機能も図面に表記される順序と異なる順序で発生してもよいということである。例えば、次々と示される2つのブロックは実際に基本的に同時に実行されてもよく、それらは逆の順序で実行されてもよい場合があり、これは関わる機能によって決定される。更に注意すべきことは、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、並びに、ブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組合せは、規定されている機能又は操作を実行する専用のハードウェアベースシステムにより実現されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組合せにより実現されてもよいということである。

【0082】

本開示の実施例に関わるユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよく、ハードウェアの方式で実現されてもよい。モジュールの名称は、ある場合に該ユニット自体を限定するものではない。

【0083】

本明細書における以上に説明された機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理部材により実行されてもよい。例えば、非制限的に、使用され得る例示的なハードウェア論理部材は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field Programmable Gate Array)、特定用途向け集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、専用標準製品(ASSP、Application Specific Standard Product)、システムオンチップ(SOC、System on Chip)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD、Complex Programmable Logic Device)などを含む。

【0084】

本開示の文脈において、機械可読媒体は、有形の媒体であってもよく、命令実行システム、装置又は機器が使用し、又は命令実行システム、装置又は機器と組み合わせて使用されるプログラムを包含し又は格納してもよい。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁、赤外、又は半導体システム、装置又は機器、又は、上記のもののいかなる適切な組合せを含んでもよいが、それらに限らない。機械可読記憶媒体の例は、1つ又は複数のワイヤによる電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD－ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置、又は、上記のもののいかなる適切な組合せを含む。

【0085】

本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例1では情報表示方法を提供し、
ビデオ再生ページに第1ビデオを再生するステップと、
前記ビデオ再生ページに作用する情報表示操作に応答して、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを前記ビデオ再生ページに表示するステップであって、前記オブジェクトカードは、前記目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域と、前記目標オブジェクトの中に含まれる少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域と、を含む、ステップと、を含む。

【0086】

本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例2では、例1に記載の方法に基づいて、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを前記ビデオ再生ページに表示した後に、当該方法は、
前記目標オブジェクトに対する第1確認操作に応答して、前記目標オブジェクトの詳細情報を表示するステップ、及び/又は、
前記少なくとも1つの関連オブジェクトのうちの第1関連オブジェクトに対する第2確認操作に応答して、前記第1関連オブジェクトの詳細情報を表示するステップ、を更に含む。

【0087】

本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例3では、例1に記載の方法に基づいて、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを前記ビデオ再生ページに表示した後に、当該方法は、
前記目標オブジェクトに対する第1フィードバック操作に応答して、前記目標オブジェクトの第1フィードバックコントロールを表示するステップであって、前記第1フィードバックコントロールは、前記目標オブジェクトをフィードバックするようにトリガーするのに使用される、ステップ、及び/又は、
前記少なくとも1つの関連オブジェクトのうちの第2関連オブジェクトに対する第2フィードバック操作に応答して、前記第2関連オブジェクトの第2フィードバックコントロールを表示するステップであって、前記第2フィードバックコントロールは、前記第2関連オブジェクトをフィードバックするようにトリガーするのに使用される、ステップ、を更に含む。

【0088】

本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例4では、例1に記載の方法に基づいて、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを前記ビデオ再生ページに表示した後に、当該方法は、
前記第2領域に作用する情報切替操作に応答して、前記第2領域に表示される関連オブジェクトの第2情報を切り替えるステップを更に含む。

【0089】

本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例5では、例1乃至例4のうちのいずれか1つに記載の方法に基づいて、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを前記ビデオ再生ページに表示するステップは、
前記ビデオ再生ページに前記目標オブジェクトに関連するあらかじめ設定されているページ背景を表示し、且つ、前記あらかじめ設定されているページ背景の上の層に前記目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示するステップを含む。

【0090】

本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例6では、例1乃至例4のうちのいずれか1つに記載の方法に基づいて、前記オブジェクトカードは、インタラクティブコントロールを表示するための第3領域を更に含み、前記インタラクティブコントロールは、オブジェクトリストコントロールを含み、当該方法は、
前記オブジェクトリストコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記目標オブジェクトの関連オブジェクトリストを表示するステップを更に含む。

【0091】

本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例7では、例1乃至例4のうちのいずれか1つに記載の方法に基づいて、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを前記ビデオ再生ページに表示した後に、当該方法は、
前記ビデオ再生ページに作用するビデオ再生操作に応答して、前記オブジェクトカードを切り替えて、前記第1ビデオ又は第2ビデオを表示するステップであって、前記第2ビデオ及び前記第1ビデオは異なるビデオである、ステップを更に含む。

【0092】

本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例8では、情報表示装置を提供し、
ビデオ再生ページに第1ビデオを再生するように設定される第1再生モジュールと、
前記ビデオ再生ページに作用する情報表示操作に応答して、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを前記ビデオ再生ページに表示するように設定される情報表示モジュールであって、前記オブジェクトカードは、前記目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域と、前記目標オブジェクトの中に含まれる少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域と、を含む、情報表示モジュールと、を備える。

【0093】

本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例9では、電子機器を提供し、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを格納するように設定されるメモリと、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるときに、前記1つ又は複数のプロセッサに例1乃至例7のうちのいずれか1つに記載の情報表示方法を実現させる。

【0094】

本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例10では、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、当該コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納し、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるときに、例1乃至例7のうちのいずれか1つに記載の方法を実現する。

【0095】

本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例11では、コンピュータプログラム製品を提供し、当該コンピュータプログラム製品がコンピュータにより実行されるときに、前記コンピュータに例1乃至例7のうちのいずれか1つに記載の方法を実現させる。

【0096】

本開示に関わる開示範囲は、上記の技術的特徴の特定の組み合わせによって形成される実施例に限らず、上記で開示されている概念から逸脱せずに上記の技術的特徴又はそれらの均等な特徴を任意に組み合わせてなる他の実施例も同様に含むと解釈されるべきである。例えば、上記特徴と本開示に開示される(がそれに限らない)類似の機能を有する技術的特徴とを互いに置換してなる実施例が挙げられる。

【0097】

また、特定の手順で各操作を説明したが、これらの操作が図示の特定の手順又は順次手順で実行するように実行されるように求められると理解されるべきではない。一定の環境において、マルチタスク及び同時処理が有利である可能性がある。同様に、以上の説明に複数の具体的な実現詳細が含まれるが、これらは本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。独立した実施例の文脈において説明されるいくつかの特徴は更に組み合わせて単一の実施例において実現されてもよい。それとは逆に、単一の実施例の文脈において説明される様々な特徴は独立して、又はいかなる適切なサブ組合せの方式で複数の実施例において実現されてもよい。

【0098】

構造的特徴及び/又は方法論理動作に固有の言語を採用して本主題を説明したが、添付の特許請求の範囲に限定される主題は、必ずしも以上に説明された特定の特徴又は動作に限定されるとは限らない。それとは逆に、以上に説明される特定の特徴及び動作は単に特許請求の範囲を実現する例示的な形式である。

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【手続補正書】

【提出日】2024-06-20

【手続補正1】

【補正対象書類名】特許請求の範囲

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正の内容】

【特許請求の範囲】

【請求項1】

情報表示方法であって、
ビデオ再生ページに第1ビデオを再生するステップと、
前記ビデオ再生ページに作用する情報表示操作に応答して、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを前記ビデオ再生ページに表示するステップであって、前記オブジェクトカードは、前記目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域と、前記目標オブジェクトの中に含まれる少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域と、を含む、ステップと、を含む、
方法。

【請求項2】

前記ビデオ再生ページに目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、当該方法は、
前記目標オブジェクトに対する第1確認操作に応答して、前記目標オブジェクトの詳細情報を表示するステップ、又は、
前記少なくとも1つの関連オブジェクトのうちの第1関連オブジェクトに対する第2確認操作に応答して、前記第1関連オブジェクトの詳細情報を表示するステップ、のうちの少なくとも1つを更に含む請求項1に記載の方法。

【請求項3】

前記ビデオ再生ページに目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、当該方法は、
前記目標オブジェクトに対する第1フィードバック操作に応答して、前記目標オブジェクトの第1フィードバックコントロールを表示するステップであって、前記第1フィードバックコントロールは、前記目標オブジェクトをフィードバックするようにトリガーするのに使用される、ステップ、又は、
前記少なくとも1つの関連オブジェクトのうちの第2関連オブジェクトに対する第2フィードバック操作に応答して、前記第2関連オブジェクトの第2フィードバックコントロールを表示するステップであって、前記第2フィードバックコントロールは、前記第2関連オブジェクトをフィードバックするようにトリガーするのに使用される、ステップ、のうちの少なくとも1つを更に含む請求項1に記載の方法。

【請求項4】

前記ビデオ再生ページに目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、当該方法は、
前記第2領域に作用する情報切替操作に応答して、前記第2領域に表示される関連オブジェクトの第2情報を切り替えるステップを更に含む請求項1に記載の方法。

【請求項5】

目標オブジェクトのオブジェクトカードを前記ビデオ再生ページに表示するステップは、
前記ビデオ再生ページに前記目標オブジェクトに関連するあらかじめ設定されているページ背景を表示し、且つ、前記あらかじめ設定されているページ背景の上の層に前記目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示するステップを含む請求項1に記載の方法。

【請求項6】

前記オブジェクトカードは、インタラクティブコントロールを表示するための第3領域を更に含み、前記インタラクティブコントロールは、オブジェクトリストコントロールを含み、当該方法は、
前記オブジェクトリストコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記目標オブジェクトの関連オブジェクトリストを表示するステップを更に含む請求項1に記載の方法。

【請求項7】

前記ビデオ再生ページに目標オブジェクトのオブジェクトカードを表示した後に、当該方法は、
前記ビデオ再生ページに作用するビデオ再生操作に応答して、第2ビデオの代わりに前記オブジェクトカードを前記ビデオ再生ページに表示するステップであって、前記第2ビデオ及び前記第1ビデオは異なるビデオである、ステップを更に含む請求項1に記載の方法。

【請求項8】

情報表示装置であって、
ビデオ再生ページに第1ビデオを再生するように設定される第1再生モジュールと、
前記ビデオ再生ページに作用する情報表示操作に応答して、前記第1ビデオの代わりに目標オブジェクトのオブジェクトカードを前記ビデオ再生ページに表示するように設定される情報表示モジュールであって、前記オブジェクトカードは、前記目標オブジェクトの第1情報を表示するための第1領域と、前記目標オブジェクトの中に含まれる少なくとも1つの関連オブジェクトの第2情報を表示するための第2領域と、を含む、情報表示モジュールと、を備える、
情報表示装置。

【請求項9】

電子機器であって、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを格納するように設定されるメモリと、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるときに、前記1つ又は複数のプロセッサに請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の方法を実現させる、
電子機器。

【請求項10】

コンピュータ可読記憶媒体であって、
当該コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納し、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるときに、請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の方法を実現する、
コンピュータ可読記憶媒体。

【請求項11】

コンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムがコンピュータにより実行されるときに、前記コンピュータに請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の方法を実現させる、
コンピュータプログラム。

【国際調査報告】