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特表2025-501776メッセージ処理方法、装置、機器及び媒体
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-01-23
(54)【発明の名称】メッセージ処理方法、装置、機器及び媒体
(51)【国際特許分類】
   H04L 51/21 20220101AFI20250116BHJP
【FI】
H04L51/21
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024539837
(86)(22)【出願日】2022-12-09
(85)【翻訳文提出日】2024-07-08
(86)【国際出願番号】 CN2022137996
(87)【国際公開番号】W WO2023124906
(87)【国際公開日】2023-07-06
(31)【優先権主張番号】202111668814.9
(32)【優先日】2021-12-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】110004381
【氏名又は名称】弁理士法人ITOH
(72)【発明者】
【氏名】リ,シュエハン
(72)【発明者】
【氏名】スン,ジエン
(57)【要約】
本開示は、メッセージ処理方法、装置、機器及び媒体を開示している。マージ転送によって形成された転送メッセージを、ソースセッションからターゲットセッションに転送した後、ターゲットセッションにおいて転送メッセージ内のカードメッセージを提示する場合、ソースセッションにおけるカードメッセージの提示スタイルを決定する。ソースセッションにおけるカードメッセージの提示スタイルを決定した後、該提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいてカードメッセージを提示する。つまり、本願の実施形態は、ソースセッションにおけるカードメッセージの提示スタイルを取得して、該提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいてカードメッセージをレンダリングすることで、マージ転送のカードメッセージと、ソースセッションにおけるカードメッセージの提示効果とを整合させ、レンダリング効果及び使用体験を向上させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マージ転送の方式で送信された転送メッセージを受信するステップであり、前記転送メッセージにカードメッセージが含まれ、前記カードメッセージのコンテンツが動的に変動可能であるステップと、
ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいて、前記カードメッセージを提示するステップと、を含むことを特徴とする、
メッセージ処理方法。
【請求項2】
前記ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいて、前記カードメッセージを提示するステップは、
前記カードメッセージに対応するメッセージ識別を取得するステップであり、前記メッセージ識別が、前記ソースセッションにおける前記カードメッセージの識別であるステップと、
前記メッセージ識別及び前記メッセージ識別と前記提示スタイルとを含む対応関係に基づいて前記ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルを決定するステップと、
前記提示スタイルに基づいて、前記カードメッセージが前記提示スタイルで前記ターゲットセッションに表示されるように、ターゲットセッションにおいて前記カードメッセージをレンダリングするステップと、を含むことを特徴とする、
請求項1に記載のメッセージ処理方法。
【請求項3】
前記ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいて、前記カードメッセージを提示するステップは、
前記ターゲットセッション内の前記転送メッセージに対する前記ターゲットセッション中の第1ユーザのトリガ操作に応答して、前記カードメッセージについて前記第1ユーザの有する権限を決定するステップであって、前記権限が、閲覧権限及び操作権限を含むステップと、
前記権限及び前記カードメッセージに基づいて、前記ソースセッションにおいてスタイルを提示し、前記第1ユーザのクライアントに提示された前記ターゲットセッションにおいて前記カードメッセージを提示するステップと、を含むことを特徴とする、
請求項1に記載のメッセージ処理方法。
【請求項4】
前記権限及び前記カードメッセージに基づいて、前記ソースセッションにおいてスタイルを提示し、前記第1ユーザのクライアントに提示された前記ターゲットセッションにおいて前記カードメッセージを提示するステップは、
前記権限及び前記カードメッセージに基づいて、前記ソースセッションにおいてスタイルを提示し、前記第1ユーザのクライアントに提示された前記ターゲットセッションにおいて、前記転送メッセージに対応するセッションレコードページにおいて前記カードメッセージを提示するステップを含むことを特徴とする、
請求項3に記載のメッセージ処理方法。
【請求項5】
前記権限及び前記カードメッセージに基づいて、前記ソースセッションにおいてスタイルを提示し、前記第1ユーザのクライアントに提示された前記ターゲットセッションにおいて前記カードメッセージを提示するステップは、
前記第1ユーザが閲覧権限を有することに応答して、前記ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルに基づいて、前記第1ユーザのクライアントに提示された前記ターゲットセッションにおいて、前記転送メッセージに対応するセッションレコードページにおいて前記カードメッセージに含まれる第1情報を提示するステップであり、前記第1情報は、カードのタイトル、カードに対応する時間情報及びカードを作成するユーザの情報中の少なくとも1つを含むステップを含むことを特徴とする、
請求項3又は4に記載のメッセージ処理方法。
【請求項6】
当該メッセージ処理方法は、
前記カードメッセージの第1コンポーネントに対する前記第1ユーザのトリガ操作に応答して、プリセットページによって前記第1情報を表示するステップ、を更に含むことを特徴とする、
請求項5に記載のメッセージ処理方法。
【請求項7】
当該メッセージ処理方法は、
前記カードメッセージの第2コンポーネントに対する前記第1ユーザのトリガ操作に応答して、前記第1ユーザが操作を行う権限を有しないことを提示するための提示メッセージを表示するステップ、を更に含むことを特徴とする、
請求項6に記載のメッセージ処理方法。
【請求項8】
当該メッセージ処理方法は、
前記第1ユーザが操作権限を有すること及び前記カードメッセージの第2コンポーネントに対するトリガ操作に応答して、前記第1ユーザを前記カードメッセージで指示されたイベントの参加者として決定するステップを更に含むことを特徴とする、
請求項3又は4に記載のメッセージ処理方法。
【請求項9】
当該メッセージ処理方法は、
前記第1ユーザを前記カードメッセージで指示されたイベントの参加者として決定するに応答して、前記転送メッセージに対応するセッションレコードページにおける前記カードメッセージを更新するステップを更に含むことを特徴とする
請求項8に記載のメッセージ処理方法。
【請求項10】
当該メッセージ処理方法は、
前記カードメッセージの第1コンポーネントに対する前記第1ユーザのトリガ操作に応答して、プリセットページを利用して前記カードメッセージに含まれている第1メッセージ及び第2メッセージを表示するステップを含み、前記第2メッセージ包括前記カードメッセージ所指示イベント各参加者の情報、を更に含むことを特徴とする、
請求項8又は9に記載のメッセージ処理方法。
【請求項11】
当該メッセージ処理方法は、
前記ソースセッションにおいて前記カードメッセージが変動することに応答して、前記ターゲットセッションの前記カードメッセージを更新するように、前記提示スタイルを更新するステップ、又は、
前記ターゲットセッションにおいて前記カードメッセージが変動することに応答して、前記ソースセッションにおける前記カードメッセージを更新するように、前記提示スタイルを更新するステップを更に含むことを特徴とする、
請求項1に記載のメッセージ処理方法。
【請求項12】
前記カードメッセージが変動することは、カードのタイトル、カードコンテンツ、又はカード状態の少なくとも1つが変動することを含むことを特徴とする、請求項11に記載のメッセージ処理方法。
【請求項13】
前記カードメッセージは、スケジュールカードメッセージ及びタスクカードメッセージを含むことを特徴とする、請求項1に記載のメッセージ処理方法。
【請求項14】
マージ転送の方式で送信された転送メッセージを受信するための受信手段であり、前記転送メッセージにカードメッセージが含まれ、前記カードメッセージのコンテンツが動的に変動可能である受信手段と、
ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいて、前記カードメッセージを提示する表示手段と、を備えることを特徴とする、
メッセージ処理装置。
【請求項15】
プロセッサと、メモリとを備え、
前記メモリは、指令又はコンピュータプログラムを記憶するためのものであり、
前記プロセッサは、前記電子機器に請求項1~13の何れか1項に記載のメッセージ処理方法を実行させるように、前記メモリにおける前記指令又はコンピュータプログラムを実行するために用いられることを特徴とする、
電子機器。
【請求項16】
指令が記憶されたコンピュータ読み取り可能記憶媒体であり、
前記指令が装置において実行されると、前記機器に請求項1~13の何れか1項に記載のメッセージ処理方法を実行させることを特徴とする、
コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
【請求項17】
前記コンピュータプログラム製品がコンピュータにおいて実行されると、コンピュータに請求項1~13の何れか1項に記載のメッセージ処理方法を実行させる、ことを特徴とする、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、2021年12月30日に出願された出願番号が202111668814.9であり、出願名称が「メッセージ処理方法、装置、機器及び媒体」である中国特許出願に基づく優先権を主張し、当該出願に記載された全ての記載コンテンツが援用により本願に組み込まれている。
【0002】
(技術分野)
本出願は、コンピュータ技術分野に関しており、特にメッセージ処理方法、装置、機器及び媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インスタントメッセージングソフトウェア(Instant Messaging、IM)において、メッセージ転送は、メッセージ同期及びメッセージ共有を実現するための常用の手段。メッセージ転送効率を向上させるために、マージ転送方式が提案されている。つまり、ユーザは、転送の必要がある複数のメッセージを一度に選択し、マージ転送によって複数のメッセージを1つのメッセージにマージし転送することができる。
【0004】
しかし、マージ転送の処理モードは、元のメッセージのテキストコンテンツを、マージ転送レコードページに提示するようにコピーする。このような処理モードでは、マージ転送が静的なテキストメッセージの表示のみに対応し、動的に変動可能であるメッセージをレンダリングすることができないため、提示効果に影響を与え、通信効率が低下する。
【発明の概要】
【0005】
上記のした事情に鑑み、本願の実施形態は、ソースセッションにおける提示スタイルに従って、ターゲットセッションにおいてカードメッセージを提示可能であるように、マージ転送中に動的に変動可能であるカードメッセージを動的レンダリングするメッセージ処理方法、装置、機器及び媒体を提供する。
【0006】
上記の目的を実現するために、本願の実施形態に係る技術手段は、以下の通りである。
【0007】
本願の実施形態の第1局面によれば、メッセージ処理方法を提供している。該方法は、
マージ転送の方式で送信された転送メッセージを受信するステップであり、前記転送メッセージにカードメッセージが含まれ、前記カードメッセージのコンテンツが動的に変動可能であるステップ、
ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいて、前記カードメッセージを提示するステップ、を含んでもよい。
【0008】
本願の実施形態の第2局面によれば、メッセージ処理装置を提供している。該装置は、
マージ転送の方式で送信された転送メッセージを受信するための受信手段であり、前記転送メッセージにカードメッセージが含まれ、前記カードメッセージのコンテンツが動的に変動可能である受信手段と、
ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいて、前記カードメッセージを提示する表示手段と、を備えてもよい。
【0009】
本願の実施形態の第3局面によれば、電子機器を提供している。前記機器は、プロセッサとメモリとを備え、
前記メモリは、指令又はコンピュータプログラムを記憶するためのものであり、
前記プロセッサは、前記電子機器に第1局面に記載のメッセージ処理方法を実行させるように、前記メモリにおける前記指令又はコンピュータプログラムを実行するために用いられる。
【0010】
本願の実施形態の第4局面によれば、コンピュータ読み取り可能記憶媒体を提供している。前記コンピュータ読み取り可能記憶媒体には、指令が記憶され、前記指令が装置において実行されると、前記機器に第1局面に記載のメッセージ処理方法を実行させる。
【0011】
本願の実施形態の第5局面によれば、コンピュータプログラム製品を提供している。当前記コンピュータプログラム製品がコンピュータにおいて実行されると、コンピュータに上記の第1局面に記載のメッセージ処理方法を実行させる。
【0012】
これで分かるように、本願の実施形態は、以下の有益な効果を奏する。
【0013】
本願の実施形態では、マージ転送によって形成された転送メッセージを、ソースセッションからターゲットセッションに転送する際に、ターゲットセッションにおいて転送メッセージ内のカードメッセージを提示する場合、ソースセッションにおけるカードメッセージの提示スタイルを決定する。ソースセッションにおけるカードメッセージの提示スタイルを決定した後、該提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいてカードメッセージを提示する。つまり、本願の実施形態は、ソースセッションにおけるカードメッセージの提示スタイルを取得して、該提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいてカードメッセージをレンダリングすることで、マージ転送のカードメッセージと、ソースセッションにおけるカードメッセージの提示効果とを整合させ、レンダリング効果及び使用体験を向上させ、通信効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
本開示の実施形態又は従来の技術の技術案をより明確に説明するために、実施形態又は従来の技術の説明に必要なの添付図面を簡単に紹介する。以下の説明における添付図面は、本明細書に記載された幾つかの実施形態に過ぎず、当業者にとって、創造的な工夫を要することなく、これらの添付図面によって他の添付図面を得られることは明らかである。
【0015】
図1a】マージ転送メッセージの表示模式図である。
図1b】マージ転送メッセージ内のカードメッセージの表示模式図である。
図2】本願の実施形態に係るメッセージ処理方法のフロー図である。
図3a】本願の実施形態に係るカードメッセージの表示模式図である。
図3b】本願の実施形態に係るセッションレkコードページにおけるカードメッセージの表示模式図である。
図3c】本願の実施形態に係る閲覧権限を有するカードメッセージの表示模式図である。
図3d】本願の実施形態に係る操作カードメッセージの結果模式図である。
図4a】本願の実施形態に係る参加スケジュールの表示模式図である。
図4b】本願の実施形態に係る別の参加スケジュールの表示模式図である。
図5】本願の実施形態に係るメッセージ処理装置の構成模式図である。
図6】本願の実施形態に係る電子機器の構成模式図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
当業者が本願発明の実施形態をよりよく理解できるようにするために、以下、本願発明の実施形態における添付図面を参照して、本願発明の実施形態における技術手段を、明確かつ完全に説明するが、説明した実施形態は、本願発明の実施形態の一部に過ぎず、実施形態の全てではないことは明らかである。本願の実施形態に基づいて、当業者が創造的工夫をすることなく得られる他の全ての実施形態は、本願の保護範囲に属する。
【0017】
マージ転送は、IM通信ソフトウェアにおける一般的なメッセージ配信方法として、ユーザが選択したメッセージを、元の送信者情報を保持するように、受信者に全然に提示する役割を果たす。図1aに示すように、ユーザは、マージ転送によってセッション1からセッション2に複数のメッセージを転送し、セッション2で転送されたメッセージは静的テキストメッセージとして提示される。 ユーザがセッション2で転送されたメッセージをクリックすると、全てのメッセージは、別のページによって完全に表示される。
【0018】
しかし、現在のマージ転送方法では、静的なリッチテキストメッセージの表示にのみ対応するが、動的に変更可能なカードメッセージの表示に対応しておらず、テキストコンテンツしか表示できないため、マージ転送中に、カードメッセージの実際の表示方式をレンダリングすることができず、レンダリング効果に影響を与える。 例えば、図1bに示すように、マージ転送されたメッセージはスケジュール招待カードを含み、スケジュール招待カードがマージ転送によってソースセッションからターゲットセッションに転送される場合、転送されたメッセージにスケジュール招待カードを含んでいる旨をテキストのみで提示することができ、スケジュール招待カードの具体的な表現形態でレンダリングすることができない。
【0019】
現在、マージ転送によってソースセッションからターゲットセッションにカードメッセージを転送する場合、カードメッセージに対して新しいメッセージ識別子及び新しい提示スタイルが再割り当てされ、該新しい提示スタイルがソースセッションにおけるカードメッセージのメッセージ識別子とは異なり、新しい提示スタイルが、ソースセッションにおけるカードメッセージの提示スタイルとは異なる。転送されたカードメッセージを、ターゲットセッションにいて提示する場合、新しいメッセージ識別子に基づいて、対応する新しい提示スタイルをサーバから検索し、新しい提示スタイルを用いてカードメッセージをレンダリングし提示するため、ターゲットセッションにおけるカードメッセージの提示効果は、ソースセッションにおける提示と整合しない。
【0020】
これに基づいて、本願の実施形態は、メッセージ表示方法を提供している。具体的には、ターゲットセッションがマージ転送されたカードメッセージを受信した後、ソースセッションにおけるマージ転送されたカードメッセージの提示スタイルを取得し、提示スタイルに従ってターゲットセッションに転送されたカードメッセージをレンダリングして表示することで、マージ転送されているカードメッセージの提示効果をソースセッションにおけるカードメッセージの提示効果と整合する。
【0021】
なお、本実施形態におけるカードメッセージとは、共有されるコンテンツをカードの形で提示すること(コンテンツ集約を実現すること)を指し、該カードによって提示されるコンテンツは、動的に変更されてもよい。更に、カードは、操作可能なボタンを含んでもよい。
【0022】
本願の実施形態に係る技術手段を容易に理解するために、以下、添付図面を参照して説明する。
【0023】
図2を参照すると、該図は、本願の実施形態に係るメッセージ処理方法のフロー図である。図2に示すように、該方法は、メッセージ表示装置によって実行することができる。メッセージ表示装置は、電子機器であってもよく、他の機器であってもよく、本明細書において限定されるものではない。中でも、電子機器は、携帯電話、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ノートコンピュータ、車載端末、ウェアラブル電子機器、オールインワンマシン、スマートホーム機器等の通信機能を有する機器であってもよく、仮想マシンやシミュレータによってシミュレートされた機器であってもよい。
【0024】
具体的には、図2に示すメッセージ処理方法は、以下を含む。
【0025】
S201:マージ転送の方式で送信された転送メッセージを受信し、該転送メッセージにカードメッセージが含まれている。
【0026】
本実施形態では、ユーザがソースセッションから1つ又は複数のメッセージを選択し、マージ転送によって転送する場合、ユーザによってトリガされたマージ転送指示を受信すると、選択された1つ又は複数のメッセージを、1つの転送メッセージとしてマージする。ユーザによって選択されたターゲットセッションに応答して、該転送メッセージをターゲットセッションに送信して、該ターゲットセッションが転送メッセージを受信した後、ターゲットセッションにおいて転送メッセージを表示する。
【0027】
特に、転送メッセージは、ユーザのトリガ操作に基づいて動的に変動可能なカードメッセージを含む。具体的には、該カードメッセージは、カードによって集約された情報をカード、例えば、カードタイトルやカードコンテンツなどの形式で提示する。カードメッセージは、オフィススイートアプリケーションにおけるスケジュールカード、タスクカードなどであってもよい。オフィススイートアプリケーションは、通常、インスタントメッセージングアプリケーションと、スケジュール、タスク、クラウドドキュメント、オーディオ及びビデオ会議などのアプリケーションのうちの1つ又は複数が統合されている。
【0028】
S202:ソースセッションにおけるカードメッセージの提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいてカードメッセージを提示する。
【0029】
転送メッセージをターゲットセッションに送信した場合、ターゲットセッションの位置するアプリケーションは、ソースセッションにおける転送メッセージ内のカードメッセージの提示スタイルを決定して、該提示スタイルに従って転送メッセージ内のカードメッセージをレンダリングすることで、カードメッセージを提示スタイルに従ってターゲットセッションにおいて表示する。
【0030】
ここで、ソースセッションにおける転送メッセージ内のカードメッセージの提示スタイルを決定することは、以下のように実現することができる。
【0031】
(1):カードメッセージに対応するメッセージ識別子を決定し、該メッセージ識別子が、ソースセッションにおけるカードメッセージの識別子である。
【0032】
(2):メッセージ識別子及び対応関係に基づいて、ソースセッションにおけるカードメッセージの提示スタイルを決定し、該対応関係が、メッセージ識別子及び提示スタイルを含む。
【0033】
本実施形態では、カードメッセージの、ターゲットセッションにおける提示効果とソースセッションにおける提示効果とを整合するために、ソースセッションにおけるカードメッセージに対応するメッセージ識別子をターゲットセッションに転送されたカードメッセージのメッセージ識別子として決定することで、ソースセッションにおけるカードメッセージと転送メッセージ内のカードメッセージとを対応付ける。カードメッセージに対応するメッセージ識別子を取得した後、該メッセージ識別子及び事前に確立された対応関係に基づいて、ソースセッションにおけるカードメッセージの提示スタイルを決定する。ここで、対応関係は、メッセージ識別子及び提示スタイルを含む。具体的には、該メッセージ識別子及び対応関係に基づいて、該メッセージ識別子で指示するカードメッセージの提示スタイルを検索する。つまり、本実施形態では、ソースセッションにおけるカードメッセージと転送メッセージ内のカードメッセージとは、同一のメッセージ識別子に対応し、該メッセージ識別子は、システムにおいて上記のカードメッセージを一意に指示するために用いらる。ターゲットセッションにおいて転送メッセージ内のカードメッセージを提示する場合、該メッセージ識別子によってサーバから対応するメッセージコンテンツ及び対応する提示スタイルを問い合わせて、メッセージコンテンツ及び該提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいてカードメッセージを提示することができる。
【0034】
ここで、ターゲットセッションにおける第1ユーザが転送メッセージをトリガした後、第1ユーザのトリガ操作に応答して、上記のソースセッションにおけるカードメッセージの対応するメッセージ識別子を決定する操作を実行することができる。第1ユーザがターゲットセッションにおける転送メッセージをトリガしない場合、転送メッセージ内のカードメッセージは、テキストの形式で表示することができる。
【0035】
(3):提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいてカードメッセージをレンダリングして、提示スタイルでカードメッセージをターゲットセッションに表示する。
【0036】
ソースセッションにおけるカードメッセージの提示スタイルを決定した後、該提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいてカードメッセージをレンダリングして、提示スタイルでカードメッセージをターゲットセッションにおいて表示することで、カードメッセージの、ターゲットセッションにおける提示スタイルとソースセッションにおける提示スタイルとを整合する。具体的には、提示スタイルに従って、転送メッセージ内のカードメッセージをレンダリングする場合、該転送メッセージに対応するセッションレコードページにおいて、カードメッセージをレンダリングすることで、該セッションレコードページにおいてカードメッセージの特定の形態を提示する。
【0037】
例えば、図3aに示すように、ターゲットセッションは、転送メッセージ301を含み、第1ユーザが転送メッセージ301をクリックすると、転送メッセージに対応するレコードページ302によって全ての情報を提示し、該ページにおいてカードメッセージをレンダリングすることで、カードメッセージの提示効果とソースセッションにおける提示効果とを整合することができる。
【0038】
これで分かるように、マージ転送によって形成された転送メッセージを、ソースセッションからターゲットセッションに転送する際に、転送メッセージ内のカードメッセージを表示する場合、ソースセッションにおけるカードメッセージの提示スタイルに基づいてカードメッセージをレンダリングすることで、提示スタイルに従って、ターゲットセッションにおいてカードメッセージを提示することで、マージ転送のカードメッセージとソースセッションにおけるカードメッセージとの提示効果を整合させ、レンダリング効果及び使用体験を向上させる。
【0039】
実際の適用では、ユーザの使用体験及び情報安全を両立するために、カードメッセージをレンダリングする際に、異なる閲覧者のカードメッセージにについて有する権限に基づいて異なるデータページを提示することで、各閲覧者が閲覧可能な情報は、閲覧者自体の有する権限を越えないようにすることができる。
【0040】
これにより、提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいてカードメッセージをレンダリングする際に、ターゲットセッションにおける転送メッセージのターゲットセッションの第1ユーザによるトリガ操作に応答して、該第1ユーザカードメッセージにについて有する権限を決定する。権限及び提示スタイルに基づいて、第1ユーザのクライアントに提示されたターゲットセッションにおいてカードメッセージ提示する。ここで、権限は、閲覧権限と操作権限とを含んでもよく、閲覧権限とは、第1ユーザがカードメッセージに対応する基本情報(第1情報)を閲覧できる、例えば、カードメッセージに対応するカードのタイトルや、カードに対応する時間情報及びカードを作成するユーザの情報等を検索できるという権限を指す。操作権限とは、第1ユーザがカードに表示された操作コンポーネントをトリガできるという権限を指す。
【0041】
なお、通常、転送メッセージ内のカードメッセージは、ターゲットセッションにおいて直接提示されず、第1ユーザが転送情報をトリガした後、転送メッセージに対応するセッションレコードページにおいて提示される。従って、第1ユーザのクライアントは、権限及び提示スタイルに基づいて、第1ユーザのクライアントに提示されたターゲットセッションにおいて、メッセージに対応するセッションチャットレコードページにおいてカードメッセージをレンダリングすることで、提示スタイルに従って、カードメッセージをターゲットセッションに表示する。
【0042】
好ましくは、第1ユーザが閲覧権限を有することに応答して、提示スタイルに基づいて、第1ユーザのクライアントに提示されたターゲットセッションにおいて、転送メッセージに対応するセッションレコードページにおいて、カードメッセージに含まれている第1メッセージを提示する。ここで、第1メッセージは、カードのタイトル、カードに対応する時間情報及びカードを作成するユーザの情報等を含んでいる。図3bに示すように、カードメッセージがスケジュール案内カードである場合、セッションレコードページ302に提示されたスケジュール案内は、タイトル303、スケジュールの具体的実施時間304を含んでいる。
【0043】
具体的には、転送メッセージに対応するセッションレコードページにおいてカードメッセージをレンダリングする場合、カードメッセージに対応する第1コンポーネント及び第2コンポーネントをレンダリングすることができる。ここで、第1コンポーネントが、カードメッセージにおける完全な情報を閲覧するために用いられ、第2コンポーネントが、操作権限を有するユーザをカードメッセージで指示されるイベントに追加するために用いられる。図3bにおいて、第1コンポーネントが、詳細表示コンポーネント305、第2コンポーネントが、参加スケジュールコンポーネント306である。
【0044】
ここで、第1ユーザが第1コンポーネントをトリガした後、プリセットページを利用して第1情報を表示sるう。該第1ユーザは、閲覧権限のみを有するため、第1プリセットページにも第1情報のみを表示する。図3cに示すように、詳細表示コンポーネント305に対する第1ユーザのトリガ操作に応答して、第1ユーザのクライアントに提示されたターゲットセッションにおいて、スケジュール詳細ページ307によってスケジュールタイトル、スケジュール時間及び作成スケジュールのユーザ情報(例えば、ユーザのアバター、ユーザ名等)を表示する。
【0045】
更に、カードメッセージ内の第2コンポーネントに対する第1ユーザのトリガ操作に応答して、提示メッセージを表示し、該提示メッセージが、第1ユーザに対して操作の権限がないことを提示するために用いられる。図3dに示すように、第1ユーザは、カードメッセージにおける参加スケジュールコンポーネント306を直接クリックする場合、ポップアップウィンドウの方式で提示メッセージを表示する。
【0046】
好ましくは、第1ユーザが操作権限を有すること及びカードメッセージ内の第2コンポーネントに対する第1ユーザのトリガ操作に応答して、第1ユーザをカードメッセージで指示されるイベントの参加者として決定する。
【0047】
更に、第1ユーザをカードメッセージで指示されるイベントの参加者として決定した後、転送メッセージに対応するセッションレコードページにおけるカードメッセージを更新する。つまり、第1ユーザをカードメッセージで指示されるイベントの参加者として決定した後、該カードメッセージで提示されるコンテンツは、変動する可能性があり、変動に応じてカードメッセージを更新する。例えば、図4aに示すように、第1ユーザが参加スケジュールコンポーネント306をクリックすることで、スケジュールの参加者になる場合、セッションレコードページのカードメッセージは、参加スケジュールコンポーネント306を表示せず、他のトリガ可能なコンポーネント、例えば、受け済みコンポーネント308、保留コンポーネント309及び拒否コンポーネント310等を表示する。
【0048】
第1ユーザがカードメッセージで指示されるイベントの参加者である場合、カードメッセージにおける第1コンポーネントに対する第1ユーザのトリガ操作に応答して、プリセットページを利用して、カードメッセージに含まれている第1メッセージ及び第2メッセージを表示する。ここで、第2メッセージは、カードメッセージで指示されるイベントの各参加者の情報及び他のより詳細な情報を含んでもよい。例えば、図4bに示すように、第1ユーザは、詳細表示コンポーネント305をクリックしてスケジュール詳細ページに移行し、該スケジュール詳細ページに完全なのスケジュール情報が表示されている。
【0049】
好ましくは、ソースセッションにおいてカードメッセージが変動したことに応答して、提示スタイルを更新して、ターゲットセッションのカードメッセージを更新することで、更新されたカードメッセージを転送メッセージに対応するセッションレコードページに表示することができる。つまり、ソースセッションにおけるカードメッセージが変動した場合、サーバに記憶された提示スタイルを更新し、その後、ターゲットセッションにおけるカード情報を表示する場合、カードメッセージに対応するメッセージ識別子及び対応関係に基づいて、サーバに対して、検索に対応するメッセージコンテンツ及び対応する更新された提示スタイルを検索することを要求して、更に、メッセージコンテンツ及び更新された提示スタイルに基づいて、レンダリングし表示することができる。
【0050】
好ましくは、ターゲットセッションにおいて、カードメッセージが変動したことに応答して、提示スタイルを更新して、ソースセッションのカードメッセージを更新することで、ソースセッションに更新されたカードメッセージを表示させる。つまり、ターゲットセッションにおいてカードメッセージが変動した場合、サーバ側に記憶された提示スタイルを更新する。ソースセッションにカードメッセージが表示されている場合、カードメッセージに対応するメッセージ識別子及び対応関係に基づいて、サーバに対して、対応するメッセージコンテンツ及び対応する更新された提示スタイルを検索することを要求して、メッセージコンテンツ及び更新された提示スタイルに基づいて、レンダリングし表示することができる。
【0051】
ここで、カードメッセージが変動したことは、カードのタイトル、カードコンテンツ又はカード状態の何れかが変動したことを含んでもよい。ここで、カード状態は、カードメッセージで指示されるイベントが異なる状態にあることを表示するために用いられる。異なるカード情報が分類された状態タイプが異なる可能性もあるが、本実施形態はここで限定しない。例えば、スケジュールカードは、有効状態及びキャンセル状態に分けられてもよく、タスクカードは、進行中及び完了済等に分けられてもよい。カード状態が変動した場合、それに対応するレンダリング方式が変動したため、カードメッセージ自体が変動した。例えば、有効化されたスケジュールカードは、オレンジ色にレンダリングされ、キャンセルされたスケジュールカードは、グレー色にレンダリングされる。
【0052】
本実施形態では、ユーザがソースセッションにおいてカードメッセージを操作しても、ターゲットセッションにおいてカードメッセージを操作しても、操作結果は、別のセッションに同期されることで、両方は、整合の提示効果を保持する。
【0053】
上記の方法実施形態によれば、本願の実施形態は、メッセージ処理装置及び電子機器を提供している。以下、添付図面を参照して説明する。
【0054】
図5を参照すると、該図は、本願の実施形態に係るメッセージ表示装置構成図である。図5に示すように、該装置500は、受信手段501と表示手段502を備えてもよい。
【0055】
受信手段501は、マージ転送の方式で送信された転送メッセージを受信するために用いられ、前記転送メッセージにカードメッセージが含まれ、前記カードメッセージのコンテンツが動的に変動可能である。
【0056】
表示手段502は、ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいて、前記カードメッセージを提示するために用いられる。
【0057】
具体的な実施形態では、前記表示手段502は、具体的に、前記カードメッセージに対応するメッセージ識別子を決定するために用いられる。前記メッセージ識別子は、ソースセッションにおけるカードメッセージの識別子であり、前記メッセージ識別子及び対応関係に基づいて前記ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルを決定し、前記対応関係は、前記メッセージ識別子と前記提示スタイルとを含み、前記提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいて前記カードメッセージをレンダリングし、前記カードメッセージが前記提示スタイルで前記ターゲットセッションに表示される。
【0058】
具体的な実施形態では、前記表示手段502は、具体的に、前記ターゲットセッション内の前記転送メッセージに対する前記ターゲットセッション中の第1ユーザのトリガ操作に応答して、前記カードメッセージについて前記第1ユーザの有する権限を決定するために用いられる。前記権限が閲覧権限及び操作権限を含み、前記権限及び前記カードメッセージに基づいて、前記ソースセッションにおいてスタイルを提示し、前記第1ユーザのクライアントに提示された前記ターゲットセッションにおいて前記カードメッセージを提示する。
【0059】
具体的な実施形態では、前記表示手段502は、具体的に、前記権限及び前記カードメッセージに基づいて、前記ソースセッションにおいてスタイルを提示し、前記第1ユーザのクライアントに提示された前記ターゲットセッションにおいて、前記転送メッセージに対応するセッションレコードページにおいて前記カードメッセージを提示するために用いられる。
【0060】
具体的な実施形態では、前記表示手段502は、具体的に、前記第1ユーザが閲覧権限を有することに応答して、前記ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルに基づいて、前記第1ユーザのクライアントに提示された前記ターゲットセッションにおいて、前記転送メッセージに対応するセッションレコードページにおいて前記カードメッセージに含まれている第1情報を提示するために用いられ、前記第1情報は、カードのタイトル、カードに対応する時間情報及びカードを作成するユーザの情報の少なくとも1つを含む。
【0061】
具体的な実施形態では、前記表示手段502は、具体的に、前記カードメッセージの第1コンポーネントに対する前記第1ユーザのトリガ操作に応答して、プリセットページによって前記第1情報を表示するために用いられる。
【0062】
具体的な実施形態では、前記表示手段502は、更に、前記カードメッセージの第2コンポーネントに対する前記第1ユーザのトリガ操作に応答して、前記第1ユーザが操作を行う権限を有しないことを提示するための提示メッセージを表示するために用いられる。
【0063】
具体的な実施形態では、前記装置は、追加手段を更に備え、
前記追加手段は、前記第1ユーザが操作権限を有すること及び前記カードメッセージの第2コンポーネントに対するトリガ操作に応答して、前記第1ユーザを前記カードメッセージで指示されたイベントの参加者として決定するために用いられる。
【0064】
具体的な実施形態では、前記装置は、更新手段を更に備え、
前記更新手段は、前記第1ユーザを前記カードメッセージで指示されたイベントの参加者として決定することに応答して、前記転送メッセージに対応するセッションレコードページにおける前記カードメッセージを更新するために用いられる。
【0065】
具体的な実施形態では、前記表示手段502は、更に、前記カードメッセージの第1コンポーネントに対する前記第1ユーザのトリガ操作に応答して、プリセットページを利用して前記カードメッセージに含まれている第1メッセージ及び第2メッセージを表示するために用いられ、前記第2メッセージは、前記カードメッセージで指示されるイベントの各参加者の情報を含む。
【0066】
具体的な実施形態では、前記装置は、更新手段を更に備え、
前記更新手段は、前記ソースセッションにおいて前記カードメッセージが変動することに応答して、更新提示スタイル、前記ターゲットセッションの前記カードメッセージを更新するために用いられる、又は、
前記更新手段は、前記ターゲットセッションにおいて前記カードメッセージが変動することに応答して、更新提示スタイル、前記ソースセッションにおける前記カードメッセージを更新するために用いられる。
【0067】
具体的な実施形態では、前記カードメッセージが変動することは、カードのタイトル、カードコンテンツ又はカード状態の少なくとも1つが変動することを含む。
【0068】
具体的な実施形態では、前記カードメッセージは、スケジュールカードメッセージ及びタスクカードメッセージを含む。つまり、幾つかの実施形態では、前記カードメッセージは、スケジュールカードメッセージであってもよい。他の幾つかの実施形態では、前記カードメッセージは、タスクカードメッセージであってもよい。
【0069】
なお、本実施形態では、各手段の具体的な実現は、上記の方法実施形態を参照することができる。本実施形態は、ここで重複説明を繰り返さない。
【0070】
図6は、本願の実施形態を実現するに適する電子機器600の構成模式図を示している。本願発明の実施形態における端末装置としては、例えば、携帯電話、ラップトップコンピュータ、デジタル放送受信機、PDA(Personal Digital Assistan、パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(portable android device、ポータブルアンドロイド(登録商標)デバイス)、PMP(Portable Media Player、ポータブルメディアプレイヤー)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)、PMP(Portable Multimedia Player、ポータブルマルチメディアプレイヤー)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)等の携帯端末、及び、例えば、デジタルTV(television、テレビ)、デスクトップコンピュータ等の固定端末を挙げられるが、これらに限定されるものではない。図6に例示した電子機器は、単なる一例であり、本願発明の実施の形態の機能や使用範囲を何ら限定するものではない。
【0071】
図6に示されるように、電子装置600は、読み取り専用メモリ(ROM)602に記憶されたプログラム、又は記憶装置608からランダムアクセスメモリ(RAM)603にロードされたプログラムに従って、様々な適切な動作及び処理を実行することができる処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックプロセッサなど)601を含むことができる。 また、RAM603には、電子装置600の動作に必要な各種のプログラムやデータが記憶されている。 処理装置601、ROM602及びRAM603は、バス604を介して互いに接続されている。 バス604には、入出力(I/O)インターフェース605も接続されている。
【0072】
一般的には、I/Oインターフェース605には、例えば、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置606や、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、バイブレータなどを含む出力装置607や、例えば、磁気テープ、ハードドライブなどを含む記憶装置608や、通信装置609が接続される。 通信装置 609は、電子装置600が他の装置と無線又は有線で通信してデータを交換できるようにすることができる。 図6には、様々なデバイスを備えた電子デバイス600が図示されているが、図示されたデバイスの全てを実施又は具備する必要はないことを理解されたい。より多くの又はより少ないデバイスを代替的に実施又は具備してもよい。
【0073】
特に、本開示の実施形態によれば、フロー図を参照して説明していたプロセスは、コンピュータソフトウェハプログラムとして実現されてもよい。例えば、本開示の実施形態は、非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体に担持されたコンピュータプログラムを備えるコンピュータプログラム製品を含み、該コンピュータプログラムは、本開示の実施形態のフロー図に示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施形態では、該コンピュータプログラムは、通信装置609によって、ネットワークからダウンロード又はインストールされてもよく、記憶装置608からインストールされてもよく、ROM602からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムがプロセッサ601によって実行されると、本開示の実施形態の方法において限定される上記の機能が実行される。本開示の実施形態は、前記コンピュータプログラムがプロセッサ601によって実行されると、本開示の実施形態の方法において限定される上記の機能を実行する。
【0074】
本願の実施形態に係る電子機器は、上述した実施形態に係るメッセージ処理方法とは同一の発明思想に属するものである。本実施形態において網羅的に説明されていない技術的詳細は、上述した実施形態を参照することができる。本実施形態は、上述した実施形態と同じ有益な効果を有する。
【0075】
本願の実施形態は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能媒体を提供する。ここで、前記プログラムがプロセッサによって実行されると、上述した実施形態の何れかに記載のメッセージ処理方法を実現する
【0076】
なお、本開示の上記のコンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ読み取り可能信号媒体、又はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、又はこれらの任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁気、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又は任意の以上の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤを有する電気コネクター、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読取り専用メモリ(EPROM、又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁記憶装置、又はこれらの任意の適切な組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。本開示では、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、指令実行システム、装置又は機器によって使用可能な、又はこれらと組み合わせて使用可能なプログラムを具備又は記憶する任意の有形媒体であってもよい。本開示では、コンピュータ読み取り可能信号媒体は、ベースバンドにおいて又はキャリアの一部として伝搬される、コンピュータ読み取り可能のプログラムコードを担持しているデータ信号を具備することができる。このような伝搬データ信号は、様々な形態を採用することができ、例えば、電磁気信号、光信号又は上記の任意の適切な組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。コンピュータ読み取り可能信号媒体は、指令実行システム、装置又はデバイスによって使用可能な、又はこれらと組み合わせて使用可能なプログラムを送信、伝搬又は伝送できれば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外の任意のコンピュータ読み取り可能媒体であってもよい。コンピュータ読み取り可能媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体で伝送することができる。例えば、電線、光ファイバケーブル、RF(ラジオ)など、又は上記の任意の適切な組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
【0077】
幾つかの実施形態では、クライアント、サーバは、例えば、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol、ハイパーテキスト伝送プロトコル)のような任意の既知又は将来開発のネットワークプロトコルを利用して通信し、任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と互いに接続することができる。通信ネットワークの例として、エリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、ワールドワイドウェブ(例えば、インターネット)及びエンドツーエンドットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドットワーク)、及び任意の既知又は将来開発のネットワークが挙げられる。
【0078】
上記のコンピュータ読み取り可能媒体は、上記の電子機器に含まれてもよく、該電子機器に組み付けられず個別に存在してもよい。
【0079】
前記コンピュータ読み取り可能媒体は、1つ又は複数のコンピュータプログラムが記憶され、当該1つ又は複数のプログラムが、当該電子機器によって実行されると、該電子機器に上記のメッセージ処理方法を実行させる。
【0080】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、1つ又は複数のプログラムプログラミング言語又はそれらの組み合わせで作成することができ、上記のプログラムプログラミング言語は、例えば、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向のプログラムプログラミング言語が挙げられるが、これらに限定されず、例えば、「C」言語又は類似のプログラムプログラミング言語などの通常の手続き型プログラムプログラミング言語も挙げられる。プログラムコードは、ユーザコンピュータにおいて完全に実行されてもよく、部分的にユーザコンピュータにおいて実行されてもよく、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、部分的にユーザコンピュータにおいて実行され、部分的に遠隔コンピュータにおいて実行されてもよく、完全に遠隔コンピュータ又はサーバに実行されてもよい。遠隔コンピュータを使用する場合、遠隔コンピュータは、例えば、エリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)などの任意の種類のネットワークを介して、ユーザコンピュータに接続してもよく、外部コンピュータに接続してもよい(例えば、インターネットサービスプロバイダによってインターネットを介して接続する)。
【0081】
添付図面のうちのフロー図及びブロック図は、本開示の様々な実施形態に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作を図示している。この点で、フロー図又はブロック図の各ブロックは、所定の論理機能を実現するための実行可能な1つ又は複数の指令を含む、1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことがある。代替としての幾つかの形態では、ブロックに示された機能は、添付図面に示された順序とは異なる順序で発生してもよいことにも留意すべきである。例えば、連続して表示される2つのブロックは、実際には、実質的に並列して実行可能であるが、関連の機能によっては、逆の順序で実行することもある。なお、ブロック図及び/又はフロー図の各ブロック、及びブロック図及び/又はフロー図におけるブロックの組み合わせは、、所定の機能又は操作を実行する専用のハードウェアによるシステムによって実現してもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ指令との組み合わせで実現してもよい。
【0082】
本開示の実施形態について説明していた手段は、ソフトウェハで実現してもよく、ハードウェアで実現してもよい。ここで、手段/モジュールの名称はその自体を限定しない場合がある。例えば、音声データ取得モジュールは「データ取得モジュール」と説明されることもある。
【0083】
本明細書で上述した機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理部件によって実行することができる。例えば、特に限定されず、使用可能な例示的ハードウェア論理部件は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複合プログラマブルロジックデバイス(CPLD)などが挙げられる。
【0084】
本開示の文脈では、コンピュータ読み取り可能媒体は、指令実行システム、装置又は機器によって、又は指令実行システム、装置又は機器と組み合わせて使用されるプログラムを具備又は記憶可能な有形の媒体であってもよい。機器読み取り可能媒体は、機器読み取り可能信号媒体、又は機器読み取り可能格納媒体であってもよい。機器読み取り可能媒体は、電機、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は、半導体システム、装置又は機器、又はこれらのコンテンツの任意の適切な組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。機器読み取り可能な記憶媒体のより具体的な示例は、1つ又は複数のワイヤによる電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読取り専用メモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置、又はこれらの任意の適切な組み合わせが挙げられる。
【0085】
なお、本明細書における各実施形態は、漸進的に説明していた。各実施形態は、他の実施形態の違いを中心として説明しており、各実施形態間の同一又は類似の部分は、互いに参照すればよい。実施形態に開示された装置は、実施形態に開示された方法に対応するため、説明は、比較的に簡単であり、関連部分は、方法部分の説明を参照すればよい。
【0086】
本開示では、「少なくとも1つ(項)」は1つ又は複数を意味し、「複数」は2つ又は2つ以上を意味することを理解されたい。「及び/又は 」は、関連オブジェクトの関連関係を説明するために用いされ、3種類の関係が存在し得ることを示す。例えば、「A及び/又はB」は、Aのみが存在すること、Bのみが存在すること、及びAとBの両方が存在することを示すことができる。ここで、AとBは単数又は複数であってもよい。文字「/」は一般的に、前後の関連オブジェクトが「又は」の関係であることを示す。 「~少なくとも1つ」という表現又はその類似表現は、単数(個)又は複数(個)の任意の組み合わせを含む、これらの任意の組み合わせを指す。 例えば、a、b、cのうち少なくとも1つ(個)は、a、b、c、「a及びb」、「a及びc」、「b及びc」、又は「a、b及びc」を示すことができる。a、b、cは、単数でも複数でもよい。
【0087】
なお、本明細書において、例えば、第1や第2などの関係用語は、1つの実体又は操作を別の実体又は操作と区別するためにのみ用いれ、これらの実体又は操作の間に、このような実際の関係又は順序が存在することを必ずしも要求又は示唆するものではない。且つ、用語「備える」、「含む」又は他の変形は、非排他的に含む意味をカバーするものであり、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は機器は、それらの要素だけでなく、明示的に挙げられない他の要素も含み、或いは、このようなプロセス、方法、物品又は機器に固有の要素も含む。更なる限定がない場合に、用語「含む」で限定される要素は、前記要素を含むプロセス、方法、物品又は機器には、別の同一の要素の存在を排除するものではない。
【0088】
本明細書で開示の実施形態を合わせて説明される方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、又はその両方の組み合わせで直接実施することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ(RAM)、メモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的にプログラム可能なROM、電気的に消去可能なプログラム可能なROM、レジスタ、ハードドライブ、リムーバブルディスク、CD-ROM、又は当分野において知られている他の形態の記憶媒体に配置することができる。
【0089】
開示された実施形態についての上記の説明により、当業者は、本開示を実現又は使用することができる。これらの実施形態の複数の変更は、当業者にとって自明である。本明細書において定義される一般的な原理は、本開示の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施形態で実現することができる。従って、本開示は、本明細書に示すこれらの実施形態によって限定されるものではなく、本明細書に開示された原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲に従う。
図1a
図1b
図2
図3a
図3b
図3c
図3d
図4a
図4b
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2024-07-08
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マージ転送の方式で送信された転送メッセージを受信するステップであり、前記転送メッセージにカードメッセージが含まれ、前記カードメッセージのコンテンツが動的に変動可能であるステップと、
ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいて、前記カードメッセージを提示するステップと、を含むことを特徴とする、
メッセージ処理方法。
【請求項2】
前記ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいて、前記カードメッセージを提示するステップは、
前記カードメッセージに対応するメッセージ識別を取得するステップであり、前記メッセージ識別が、前記ソースセッションにおける前記カードメッセージの識別であるステップと、
前記メッセージ識別及び前記メッセージ識別と前記提示スタイルとを含む対応関係に基づいて前記ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルを決定するステップと、
前記提示スタイルに基づいて、前記カードメッセージが前記提示スタイルで前記ターゲットセッションに表示されるように、ターゲットセッションにおいて前記カードメッセージをレンダリングするステップと、を含むことを特徴とする、
請求項1に記載のメッセージ処理方法。
【請求項3】
前記ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいて、前記カードメッセージを提示するステップは、
前記ターゲットセッション内の前記転送メッセージに対する前記ターゲットセッション中の第1ユーザのトリガ操作に応答して、前記カードメッセージについて前記第1ユーザの有する権限を決定するステップであって、前記権限が、閲覧権限及び操作権限を含むステップと、
前記権限及び前記カードメッセージに基づいて、前記ソースセッションにおいてスタイルを提示し、前記第1ユーザのクライアントに提示された前記ターゲットセッションにおいて前記カードメッセージを提示するステップと、を含むことを特徴とする、
請求項1に記載のメッセージ処理方法。
【請求項4】
前記権限及び前記カードメッセージに基づいて、前記ソースセッションにおいてスタイルを提示し、前記第1ユーザのクライアントに提示された前記ターゲットセッションにおいて前記カードメッセージを提示するステップは、
前記権限及び前記カードメッセージに基づいて、前記ソースセッションにおいてスタイルを提示し、前記第1ユーザのクライアントに提示された前記ターゲットセッションにおいて、前記転送メッセージに対応するセッションレコードページにおいて前記カードメッセージを提示するステップを含むことを特徴とする、
請求項3に記載のメッセージ処理方法。
【請求項5】
前記権限及び前記カードメッセージに基づいて、前記ソースセッションにおいてスタイルを提示し、前記第1ユーザのクライアントに提示された前記ターゲットセッションにおいて前記カードメッセージを提示するステップは、
前記第1ユーザが閲覧権限を有することに応答して、前記ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルに基づいて、前記第1ユーザのクライアントに提示された前記ターゲットセッションにおいて、前記転送メッセージに対応するセッションレコードページにおいて前記カードメッセージに含まれる第1情報を提示するステップであり、前記第1情報は、カードのタイトル、カードに対応する時間情報及びカードを作成するユーザの情報中の少なくとも1つを含むステップを含むことを特徴とする、
請求項に記載のメッセージ処理方法。
【請求項6】
当該メッセージ処理方法は、
前記カードメッセージの第1コンポーネントに対する前記第1ユーザのトリガ操作に応答して、プリセットページによって前記第1情報を表示するステップ、を更に含むことを特徴とする、
請求項5に記載のメッセージ処理方法。
【請求項7】
当該メッセージ処理方法は、
前記カードメッセージの第2コンポーネントに対する前記第1ユーザのトリガ操作に応答して、前記第1ユーザが操作を行う権限を有しないことを提示するための提示メッセージを表示するステップ、を更に含むことを特徴とする、
請求項6に記載のメッセージ処理方法。
【請求項8】
当該メッセージ処理方法は、
前記第1ユーザが操作権限を有すること及び前記カードメッセージの第2コンポーネントに対するトリガ操作に応答して、前記第1ユーザを前記カードメッセージで指示されたイベントの参加者として決定するステップを更に含むことを特徴とする、
請求項に記載のメッセージ処理方法。
【請求項9】
当該メッセージ処理方法は、
前記第1ユーザを前記カードメッセージで指示されたイベントの参加者として決定するに応答して、前記転送メッセージに対応するセッションレコードページにおける前記カードメッセージを更新するステップを更に含むことを特徴とする
請求項8に記載のメッセージ処理方法。
【請求項10】
当該メッセージ処理方法は、
前記カードメッセージの第1コンポーネントに対する前記第1ユーザのトリガ操作に応答して、プリセットページを利用して前記カードメッセージに含まれている第1メッセージ及び第2メッセージを表示するステップを含み、前記第2メッセージは、前記カードメッセージ指示されるイベント各参加者の情報を更に含むことを特徴とする、
請求項に記載のメッセージ処理方法。
【請求項11】
当該メッセージ処理方法は、
前記ソースセッションにおいて前記カードメッセージが変動することに応答して、前記ターゲットセッションの前記カードメッセージを更新するように、前記提示スタイルを更新するステップ、又は、
前記ターゲットセッションにおいて前記カードメッセージが変動することに応答して、前記ソースセッションにおける前記カードメッセージを更新するように、前記提示スタイルを更新するステップを更に含むことを特徴とする、
請求項1に記載のメッセージ処理方法。
【請求項12】
前記カードメッセージが変動することは、カードのタイトル、カードコンテンツ、又はカード状態の少なくとも1つが変動することを含むことを特徴とする、請求項11に記載のメッセージ処理方法。
【請求項13】
前記カードメッセージは、スケジュールカードメッセージ及びタスクカードメッセージを含むことを特徴とする、請求項1に記載のメッセージ処理方法。
【請求項14】
マージ転送の方式で送信された転送メッセージを受信するための受信手段であり、前記転送メッセージにカードメッセージが含まれ、前記カードメッセージのコンテンツが動的に変動可能である受信手段と、
ソースセッションにおける前記カードメッセージの提示スタイルに基づいて、ターゲットセッションにおいて、前記カードメッセージを提示する表示手段と、を備えることを特徴とする、
メッセージ処理装置。
【請求項15】
プロセッサと、メモリとを備え、
前記メモリは、指令又はコンピュータプログラムを記憶するためのものであり、
前記プロセッサは、子機器に請求項1~13の何れか1項に記載のメッセージ処理方法を実行させるように、前記メモリにおける前記指令又はコンピュータプログラムを実行するために用いられることを特徴とする、
電子機器。
【請求項16】
指令が記憶されたコンピュータ読み取り可能記憶媒体であり、
前記指令が装置において実行されると、電子機器に請求項1~13の何れか1項に記載のメッセージ処理方法を実行させることを特徴とする、
コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
【請求項17】
ンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されると、コンピュータに請求項1~13の何れか1項に記載のメッセージ処理方法を実行させる、ことを特徴とする、コンピュータプログラ
【国際調査報告】