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特表2025-501785吸水調湿、滑り止めが可能な火山岩板材製品及び製造方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-01-24
(54)【発明の名称】吸水調湿、滑り止めが可能な火山岩板材製品及び製造方法
(51)【国際特許分類】
C04B 28/18 20060101AFI20250117BHJP
C04B 14/14 20060101ALI20250117BHJP
C04B 14/42 20060101ALI20250117BHJP
C04B 16/02 20060101ALI20250117BHJP
C04B 16/06 20060101ALI20250117BHJP
C04B 22/16 20060101ALI20250117BHJP
C04B 22/14 20060101ALI20250117BHJP
C04B 24/26 20060101ALI20250117BHJP
B28B 1/52 20060101ALI20250117BHJP
A47G 27/02 20060101ALI20250117BHJP
【ＦＩ】
C04B28/18
C04B14/14
C04B14/42 Z
C04B16/02 Z
C04B16/06 A
C04B22/16 Z
C04B22/14 B
C04B24/26 B
B28B1/52
A47G27/02 101Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021569870
(86)(22)【出願日】2021-07-26
(85)【翻訳文提出日】2021-11-04
(86)【国際出願番号】 CN2021108376
(87)【国際公開番号】W WO2023279452
(87)【国際公開日】2023-01-12
(31)【優先権主張番号】202110779599.3
(32)【優先日】2021-07-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521510165
【氏名又は名称】牛 紅武
(74)【代理人】
【識別番号】521509837
【氏名又は名称】小川産業株式会社
(72)【発明者】
【氏名】牛 紅武
(72)【発明者】
【氏名】牛 慧
(72)【発明者】
【氏名】牛 志遠
(72)【発明者】
【氏名】牛 志杰
(72)【発明者】
【氏名】葛 東方
【テーマコード（参考）】
3B120
4G052
4G112
【Ｆターム（参考）】
3B120AA24
3B120AA28
3B120AA30
3B120AA50
3B120AC10
3B120EA01
3B120EA03
3B120EB03
3B120EB25
4G052GA02
4G052GA12
4G052GA17
4G052GB81
4G112MB23
4G112MB41
4G112MD00
4G112PA07
4G112PA17
4G112PA22
4G112PA24
4G112PB11
4G112PB13
4G112PB29
4G112PE04
4G112PE06
(57)【要約】
本発明は、吸水調湿、滑り止めの火山岩板材製品であり、以下の成分を含むことを特徴とする：６５－８５重量％の火山岩、４０－５５重量％の石灰、２８－３５重量％の繊維材料、３－１５重量％の添加剤。火山岩の効率的な利用及び他の成分との組み合わせによって、製品の湿度調整機能、滑り止め機能、防カビ機能、断熱機能、噪音減少機能などの特性が有する。且つて構造強度は他の類似製品よりも優れている。そして、製品のコストは低く、幅広い用途のニーズにも対応できる。同時に、製品の製造加工プロセスにおいては、現在の既存製造加工プロセスの変更はわずかであり、生産投資は少ないである。火山岩の新しい用途を生み出すだけでなく、環境にも優しくて、サイクルが実現できる。環境保護の要件を満たし、人々の日常生活のエコニーズに対応することもできる。炭素排出量の削減に積極的な役割を果たせる。
【特許請求の範囲】
【請求項9】
前記吸水吸湿、滑り止めが可能な火山岩板材の製造方法は請求の範囲第１～８項記載の何れかの火成岩板材の特徴として、６５－８５重量％の火成岩、４０－５５重量％の石灰、２８－３５重量％の繊維材料、３－１５重量％の添加剤を原材料とする。上記各原材料を８０メッシュ以上に粉砕し、混合攪拌した混合原材料である。
上記混合した原材料を混錬し、フロースラリー法または抄造法により半製品プレートに調製した後、半製品であるプレートをオートクレーブに入れて、硬化処理し、最終的に板形状の製品を得る。
【請求項10】
前記請求項目９に記載された方法で、オートクレーブに入れて、１－１０Ｍｐａ飽和蒸気圧、１２－２４時間の定圧で硬化処理する特徴とする。【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般家庭用品材料の技術分野において、特に吸水吸湿及び滑り止めがある火山岩板材製品及び製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
日常生活では、バスルームやキッチンなどに頻繁的に水が使われる。そのため普段は床の湿度が高くて、お年寄りや子供が滑って転倒することが多いである。現在は床にマットを敷いて、このうような問題を対処している。しかし、滑り止めマットは通常ゴム素材で作られている。ゴム素材には吸湿機能が無くて、バスルームやキッチンなどの湿度を調整することはできない。
湿度が高い条件下では、ゴム製滑り止めマットは菌の繁殖によって、カビが発生しやすくて、ゴム製滑り止めマットの使用に影響を与える。
湿度が高い条件下では、ゴム製滑り止めマットは菌の繁殖によって、カビが発生しやすくて、ゴム製滑り止めマットの使用に影響を与える。
【発明の概要】
【0003】
上記の技術的問題を解決するために、本発明は、吸水調湿、滑り止めである火山岩板材製品およびその製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の技術概要は以下の通りである。
吸水吸湿、滑り止めが可能な火山岩板材である。
以下の成分を含むことを特徴とする：６５－８５重量％の火山岩、４０－５５重量％の石灰、２８－３５重量％の繊維材料、３－１５重量％の添加剤。
上記の目的を達成するために、本発明の技術概要は以下の通りである。
吸水吸湿、滑り止めが可能な火山岩板材である。
以下の成分を含むことを特徴とする：６５－８５重量％の火山岩、４０－５５重量％の石灰、２８－３５重量％の繊維材料、３－１５重量％の添加剤。
【0004】
本発明の好ましい解決策として、火山岩の粒直径は８０メッシュ以上である。
本発明の好ましい解決策として、添加剤には結合剤、安定剤、防カビ剤、減水剤のうちの一種または複数種を含むことを特徴とする。
本発明の好ましい解決策として、結合剤には石膏、リン酸塩および水溶性ポリビニルアルコールのうちの一種または複数種から使用されることを特徴とする。
本発明の好ましい解決策として、安定剤には三塩基性硫酸鉛、二塩基性ステアリン酸鉛、ステアリン酸亜鉛およびステアリン酸カルシウムのうちの一種または複数種から使用されることを特徴とする。
本発明の好ましい解決策として、防カビ剤には広域スペクトルの抗菌剤、有機銅塩、有機スズ塩、フェノール、イミダゾール、ピリジン、チアゾール、クロロフェノール、第四アンモニウム塩誘導体、有機酸一種以上が使用されることを特徴とする。
本発明の好ましい解決策として、火山岩板材は難燃剤がメラミンシアヌレート難燃剤（ＭＣＡ難燃剤）、ポリ塩化ビニリデン難燃剤、パークロロエチレン難燃剤、フェノール樹脂難燃剤のうちの一種または複数種から使用されることを特徴とする。
本発明の好ましい解決策として、添加剤には結合剤、安定剤、防カビ剤、減水剤のうちの一種または複数種を含むことを特徴とする。
本発明の好ましい解決策として、結合剤には石膏、リン酸塩および水溶性ポリビニルアルコールのうちの一種または複数種から使用されることを特徴とする。
本発明の好ましい解決策として、安定剤には三塩基性硫酸鉛、二塩基性ステアリン酸鉛、ステアリン酸亜鉛およびステアリン酸カルシウムのうちの一種または複数種から使用されることを特徴とする。
本発明の好ましい解決策として、防カビ剤には広域スペクトルの抗菌剤、有機銅塩、有機スズ塩、フェノール、イミダゾール、ピリジン、チアゾール、クロロフェノール、第四アンモニウム塩誘導体、有機酸一種以上が使用されることを特徴とする。
本発明の好ましい解決策として、火山岩板材は難燃剤がメラミンシアヌレート難燃剤（ＭＣＡ難燃剤）、ポリ塩化ビニリデン難燃剤、パークロロエチレン難燃剤、フェノール樹脂難燃剤のうちの一種または複数種から使用されることを特徴とする。
【0005】
他方、下記のように本発明はまた、上記の技術的解決策のいずれかに記載されている火山岩滑り止めおよび断熱板材を製造する方法を提供する。
以下の成分を含むことを特徴とする：６５－８５重量％の火山岩、４０－５５重量％の石灰、２８－３５重量％の繊維材料、３－１５重量％の添加剤。
上記各原材料を８０メッシュ以上に粉砕し、混合攪拌した混合原材料である。
上記混合した原材料を混錬し、フロースラリー法または抄造法により半製品プレートに調製した後、半製品であるプレートをオートクレーブに入れて、硬化処理し、最終的に板形状の製品を得る。
本発明の好ましい解決策として、記載された方法で、オートクレーブに入れて、１－１０Ｍｐａ飽和蒸気圧、１２－２４時間の定圧で硬化処理する特徴とする。
以下の成分を含むことを特徴とする：６５－８５重量％の火山岩、４０－５５重量％の石灰、２８－３５重量％の繊維材料、３－１５重量％の添加剤。
上記各原材料を８０メッシュ以上に粉砕し、混合攪拌した混合原材料である。
上記混合した原材料を混錬し、フロースラリー法または抄造法により半製品プレートに調製した後、半製品であるプレートをオートクレーブに入れて、硬化処理し、最終的に板形状の製品を得る。
本発明の好ましい解決策として、記載された方法で、オートクレーブに入れて、１－１０Ｍｐａ飽和蒸気圧、１２－２４時間の定圧で硬化処理する特徴とする。
【0006】
上記述べたとおり、本発明は以下の有益な効果を有する。
本発明は、吸水調湿、滑り止めである火山岩製品およびその製造方法を提供することにある。火山岩の効率的な利用及び他の成分との組み合わせによって、製品の湿度調整機能、滑り止め機能、防カビ機能、断熱機能、噪音減少機能などの特性が有する。且つて構造強度は他の類似製品よりも優れている。そして、製品のコストは低く、幅広い用途のニーズにも対応できる。同時に、製品の製造加工プロセスにおいては、現在の既存製造加工プロセスの変更はわずかであり、生産投資は少ないである。火山岩の新しい用途を生み出すだけでなく、環境にも優しくて、サイクルが実現できる。環境保護の要件を満たし、人々の日常生活のエコニーズに対応することもできる。炭素排出量の削減に積極的な役割を果たせる。
本発明は、吸水調湿、滑り止めである火山岩製品およびその製造方法を提供することにある。火山岩の効率的な利用及び他の成分との組み合わせによって、製品の湿度調整機能、滑り止め機能、防カビ機能、断熱機能、噪音減少機能などの特性が有する。且つて構造強度は他の類似製品よりも優れている。そして、製品のコストは低く、幅広い用途のニーズにも対応できる。同時に、製品の製造加工プロセスにおいては、現在の既存製造加工プロセスの変更はわずかであり、生産投資は少ないである。火山岩の新しい用途を生み出すだけでなく、環境にも優しくて、サイクルが実現できる。環境保護の要件を満たし、人々の日常生活のエコニーズに対応することもできる。炭素排出量の削減に積極的な役割を果たせる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
下記のうように、本発明の実施形態における技術的解決策を説明する。但し、記載された実施形態はすべての実施形態ではなく、本発明の実施形態の一部にすぎない。本発明の実施形態に基づいて、創造的な作業なしに当業者によって得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲に含まれるものとする。
実施例一
実施例一
【0008】
吸水吸湿、滑り止めが可能な火山岩板材製品である。以下の成分を含むことを特徴とする：６５－８５重量％の火山岩、４０－５５重量％の石灰、２８－３５重量％の繊維材料、３－１５重量％の添加剤。
【0009】
火山岩とは噴出岩とも呼ばれている。火成岩の一種で、火山活動中に放出されるマグマが急冷された上で形成された岩石である。堆積岩と比べ、形成形態、環境形態、存在地域などによって、異なっている。火山岩は優れている機能性があり、一般的な石材の特徴をもっている以外には、その他の機能性もある。
【0010】
火山岩材料は、耐風化、耐酸性、耐アルカリ性、非放射性などの特徴性能がある。天然な多孔質の形状特徴は、遮音とノイズ軽減効果があり、聴覚環境にも優れている。独特な吸収発揮機能を持ち、空気湿度を調節することは可能である。環境改善もできる。そのナチュラルな色は光のまぶしさを効果的に軽減することができ、視覚環境を大いに改善できる。このようなさ様々な優れている特徴を有する。建築上及び内装上においては、人々が求めている自然な風合いと環境保護のニーズにも満足できる。
【0012】
火山岩は多孔質の形状特徴があり、建築材料の中で唯一な天然な吸音材料である。山岩は噴火後の火山溶岩の凝縮によって形成され、高温で形成されたため光を吸収し遮熱機能がある。火山岩は多孔質の形状特徴は吸湿及び調節機能もある。火山岩には３０種類以上の微量元素がある。関節痛、炎症、皮膚病などにも優れた治療効果がある。
【0013】
本発明実施例の中では火山岩原料の粒直径は８０メッシュ以上である。或いは火山岩原料を加工した粒直径は８０メッシュ以上であり、粒直径２００メッシュ以上の火山岩原料を使用することである。
石灰は生石灰と消石灰であり、アルカリ性が強いものである。使用する凝縮性材料として、常温下で活性シリカと反応し、水硬化を形成します。製品の通常の成形を保つことできる。全ての炭酸カルシウムを主成分とする天然岩は例えば石灰石、苦灰質石灰岩などの石灰として使用できる。従って、原材料は広く分布しており、尚且つ製造工程が簡単のため、製品化するコストを大幅に削減できる。
石灰は生石灰と消石灰であり、アルカリ性が強いものである。使用する凝縮性材料として、常温下で活性シリカと反応し、水硬化を形成します。製品の通常の成形を保つことできる。全ての炭酸カルシウムを主成分とする天然岩は例えば石灰石、苦灰質石灰岩などの石灰として使用できる。従って、原材料は広く分布しており、尚且つ製造工程が簡単のため、製品化するコストを大幅に削減できる。
【0014】
本発明実施例の中では繊維材料は木製繊維、ガラス繊維、ポリフェニル繊維、炭酸アンモニウムアルミニウム繊維、ポリプロピレン繊維中の一種または複数種が混合されることを特徴とする。添加剤は、結合剤、安定剤、防カビ剤および難燃剤の一種または複数種が含まれることの特徴とする。
【0015】
結合剤には石膏、リン酸塩および水溶性ポリビニルアルコールのうちの一種または複数種から使用されることを特徴とする。結合剤は製品を結合固めし、製品の結合強度を向上させる。安定剤は三塩基性硫酸鉛、二塩基性ステアリン酸鉛、ステアリン酸亜鉛およびステアリン酸カルシウムのうちの一種または複数種から使用されることを特徴とする。安定剤は製品成型後の形状を保つ目的である。防カビ剤には広域スペクトルの抗菌剤、有機銅塩、有機スズ塩、フェノール、イミダゾール、ピリジン、チアゾール、クロロフェノール、第四アンモニウム塩誘導体、有機酸一種以上が使用されることを特徴とする。防カビ剤は製品のカビ発生の可能性を抑える。難燃剤はメラミンシアヌレート難燃剤（ＭＣＡ難燃剤）、ポリ塩化ビニリデン難燃剤、パークロロエチレン難燃剤、フェノール樹脂難燃剤のうちの一種または複数種から使用されることを特徴とする。難燃剤は製品全体の難燃性を向上させる。その他の実施例の中においては、活性炭、モンモリロナイト、光触媒などの材料を添加することも可能で、製品の防カビ性、消臭性をアップすることはできる。
【0016】
そして、本発明は上記のべた製造技術上における吸水調湿、滑り止めのある火山岩板材製品およびその製造方法を提供することもある。
手順一：６５－８５重量％の火山岩、４０－５５重量％の石灰、２８－３５重量％の繊維材料、３－１５重量％の添加剤を原材料する。
手順二：各原材料を選別し、８０メッシュ以上に粉砕し、混合攪拌したうえで混合原材料が得られる。火山岩原料を加工した粒直径は８０メッシュ以上を優先的に使用する。混合攪拌する際は適量な水を加えることによって、泥状の原料を形成する。工程後半の板材を製造することを準備する。そして、混合攪拌したうえで、加工プロセスによって、混合攪拌した原料を常温化で１５－２５°Ｃの温度、６０－９５％の湿度の環境内で１０～１５日間を置く。
手順三：混合攪拌した原料をフロースラリー法または抄造法によりプレート胚に調製した後、プレート胚をオートクレーブに送って硬化処理し、最終的にプレート製品が得られる。オートクレーブは１－１０Ｍｐａ飽和蒸気圧下、１２－２４時間の定圧処理、通常硬化が完了した後、ボードの水分を以下に乾燥させるために乾燥機を使用する。処理ニーズに応じてボードを乾燥させることもできる。１０ｗｔ％以下乾燥が完了した後、火山岩板材を研磨、艶出し、カット、彫刻、およびその他のプロセスを実行して、様々なサイズおよびパターン形状の火山岩板形状の製品を加工することは可能である。
手順一：６５－８５重量％の火山岩、４０－５５重量％の石灰、２８－３５重量％の繊維材料、３－１５重量％の添加剤を原材料する。
手順二：各原材料を選別し、８０メッシュ以上に粉砕し、混合攪拌したうえで混合原材料が得られる。火山岩原料を加工した粒直径は８０メッシュ以上を優先的に使用する。混合攪拌する際は適量な水を加えることによって、泥状の原料を形成する。工程後半の板材を製造することを準備する。そして、混合攪拌したうえで、加工プロセスによって、混合攪拌した原料を常温化で１５－２５°Ｃの温度、６０－９５％の湿度の環境内で１０～１５日間を置く。
手順三：混合攪拌した原料をフロースラリー法または抄造法によりプレート胚に調製した後、プレート胚をオートクレーブに送って硬化処理し、最終的にプレート製品が得られる。オートクレーブは１－１０Ｍｐａ飽和蒸気圧下、１２－２４時間の定圧処理、通常硬化が完了した後、ボードの水分を以下に乾燥させるために乾燥機を使用する。処理ニーズに応じてボードを乾燥させることもできる。１０ｗｔ％以下乾燥が完了した後、火山岩板材を研磨、艶出し、カット、彫刻、およびその他のプロセスを実行して、様々なサイズおよびパターン形状の火山岩板形状の製品を加工することは可能である。
【0017】
火山岩の効率的な利用及び他の成分との組み合わせによって、製品の湿度調整機能、滑り止め機能、防カビ機能、断熱機能、噪音減少機能などの特性が有する。且つて構造強度は他の類似製品よりも優れているそして、製品のコストは低く、幅広い用途のニーズにも対応できる。同時に、製品の製造加工プロセスにおいては、現在の既存製造加工プロセスの変更はわずかであり、生産投資は少ないである。火山岩の新しい用途を生み出すだけでなく、環境にも優しくて、サイクルが実現できる。環境保護の要件を満たし、人々の日常生活のエコーニーズに対応することもできる。炭素排出量の削減に積極的な役割を果たせる。
実施例二
実施例二
【0018】
吸水吸湿、滑り止めが可能な火山岩板材製品である。以下の成分を含むことを特徴とする：６５重量％の火山岩、４０重量％の石灰、２８重量％の繊維材料、３重量％の添加剤。
【0019】
本発明実施例の中では繊維材料は、天然再生可能な木材を処理することによって得られる有機綿状繊維材料である。無毒、無臭、非汚染および非放射性の特性を有する。木質繊維の構造は毛細管の効果により、製品内の水分を泥原料表面と界面にすばやく転移することができる。製品内部の水分を均一に分散させて、斑点形成を大幅に減らすこともできる。
【0020】
さらに、木質繊維は製品の結合強度と表面強度を大幅に向上させることができる。乾燥プロセス中では製本の張力低下によって、ひび割れ防止効果がある。使用中の製品品質を保つことができる。木質繊維は水に溶かしずらくて、弱アルカリ、アルカリ性溶液に弱いだ。製品全体の耐腐食性を効果的に向上させる。木材繊維は原材料を加工する中において、混合した原材料が製造プロセスの中で均一に元形状を保つことができる。そして製品の収縮と膨張を抑える。これにより、製品の精度要件が大幅に改善され、完成品の品質標準が保てる。
【0021】
添加剤は結合剤、安定剤、防カビ剤および難燃剤である。結合剤には石膏、安定剤には三塩基性硫酸鉛、防カビ剤には広域スペクトルの抗菌剤、難燃剤がメラミンシアヌレート難燃剤（ＭＣＡ難燃剤）である。
【0022】
そして、本発明は上記のべた製造技術上における吸水調湿、滑り止めのある火山岩板材製品およびその製造方法を提供することもある。
手順一：６５－８５重量％の火山岩、４０－５５重量％の石灰、２８－３５重量％の繊維材料、３－１５重量％の添加剤を原材料する。
手順二：各原材料を選別し、８０メッシュ以上に粉砕し、混合攪拌したうえで混合原材料が得られる。火山岩原料を加工した粒直径は８０メッシュ以上を優先的に使用する。混合攪拌する際は適量な水を加えることによって、泥状の原料を形成する。工程後半の板材を製造することを準備する。そして、混合攪拌したうえで、加工プロセスによって、混合攪拌した原料を常温化で１５－２５°Ｃの温度、６０－９５％の湿度の環境内で１０～１５日間を置く。
手順三：混合攪拌した原料をフロースラリー法または抄造法によりプレート胚に調製した後、プレート胚をオートクレーブに送って硬化処理し、最終的にプレート製品が得られる。オートクレーブは１－１０Ｍｐａ飽和蒸気圧下、１２－２４時間の定圧処理、通常硬化が完了した後、ボードの水分を以下に乾燥させるために乾燥機を使用する。処理ニーズに応じてボードを乾燥させることもできる。１０ｗｔ％以下乾燥が完了した後、火山岩板材を研磨、艶出し、カット、彫刻およびその他のプロセスを実行して、様々なサイズおよびパターン形状の火山岩板形状の製品を加工することは可能である。
手順一：６５－８５重量％の火山岩、４０－５５重量％の石灰、２８－３５重量％の繊維材料、３－１５重量％の添加剤を原材料する。
手順二：各原材料を選別し、８０メッシュ以上に粉砕し、混合攪拌したうえで混合原材料が得られる。火山岩原料を加工した粒直径は８０メッシュ以上を優先的に使用する。混合攪拌する際は適量な水を加えることによって、泥状の原料を形成する。工程後半の板材を製造することを準備する。そして、混合攪拌したうえで、加工プロセスによって、混合攪拌した原料を常温化で１５－２５°Ｃの温度、６０－９５％の湿度の環境内で１０～１５日間を置く。
手順三：混合攪拌した原料をフロースラリー法または抄造法によりプレート胚に調製した後、プレート胚をオートクレーブに送って硬化処理し、最終的にプレート製品が得られる。オートクレーブは１－１０Ｍｐａ飽和蒸気圧下、１２－２４時間の定圧処理、通常硬化が完了した後、ボードの水分を以下に乾燥させるために乾燥機を使用する。処理ニーズに応じてボードを乾燥させることもできる。１０ｗｔ％以下乾燥が完了した後、火山岩板材を研磨、艶出し、カット、彫刻およびその他のプロセスを実行して、様々なサイズおよびパターン形状の火山岩板形状の製品を加工することは可能である。
【0023】
火山岩の効率的な利用及び他の成分との組み合わせによって、製品の湿度調整機能、滑り止め機能、防カビ機能、断熱機能、噪音減少機能などの特性が有する。且つて構造強度は他の類似製品よりも優れているそして、製品のコストは低く、幅広い用途のニーズにも対応できる。同時に、製品の製造加工プロセスにおいては、現在の既存製造加工プロセスの変更はわずかであり、生産投資は少ないである。火山岩の新しい用途を生み出すだけでなく、環境にも優しくて、サイクルが実現できる。環境保護の要件を満たし、人々の日常生活のエコニーズに対応することもできる。炭素排出量の削減に積極的な役割を果たせる。
実施例三
実施例三
【0024】
吸水吸湿、滑り止めが可能な火山岩板材製品である。以下の成分を含むことを特徴とする：８５重量％の火山岩、５５重量％の石灰、３５重量％の繊維材料、１５重量％の添加剤を原材料する。
【0025】
本発明実施例の中では添加剤は結合剤、安定剤、防カビ剤および難燃剤である。結合剤にはリン酸塩、安定剤には二塩基性ステアリン酸鉛、防カビ剤には広域スペクトルの抗菌剤、難燃剤にはポリ塩化ビニリデン難燃剤である。
【0026】
そして、本発明は上記のべた製造技術上における吸水調湿、滑り止めのある火山岩板材製品およびその製造方法を提供することもある。
手順一：８５重量％の火山岩、５５重量％の石灰、３５重量％の繊維材料、１５重量％の添加剤を原材料する。
手順二：各原材料を選別し、２００メッシュ以上に粉砕し、混合攪拌したうえで混合原材料が得られる。火山岩原料を加工した粒直径は８０メッシュ以上を優先的に使用する。混合攪拌する際は適量な水を加えることによって、泥状の原料を形成する。工程後半の板材を製造することを準備する。そして、混合攪拌したうえで、加工プロセスによって、混合攪拌した原料を常温化で２２°Ｃの温度、８０％の湿度の環境内で１２日間を置く。
手順三：混合攪拌した原料をフロースラリー法または抄造法によりプレート胚に調製した後、プレート胚をオートクレーブに送って硬化処理し、最終的にプレート製品が得られる。オートクレーブは８Ｍｐａ飽和蒸気圧下、１８時間の定圧処理、通常硬化が完了した後、ボードの水分を以下に乾燥させるために乾燥機を使用する。処理ニーズに応じてボードを乾燥させることもできる。１０ｗｔ％以下乾燥が完了した後、火山岩板材を研磨、艶出し、カット、彫刻およびその他のプロセスを実行して、様々なサイズおよびパターン形状の火山岩板形状の製品を加工することは可能である。
実施例四
手順一：８５重量％の火山岩、５５重量％の石灰、３５重量％の繊維材料、１５重量％の添加剤を原材料する。
手順二：各原材料を選別し、２００メッシュ以上に粉砕し、混合攪拌したうえで混合原材料が得られる。火山岩原料を加工した粒直径は８０メッシュ以上を優先的に使用する。混合攪拌する際は適量な水を加えることによって、泥状の原料を形成する。工程後半の板材を製造することを準備する。そして、混合攪拌したうえで、加工プロセスによって、混合攪拌した原料を常温化で２２°Ｃの温度、８０％の湿度の環境内で１２日間を置く。
手順三：混合攪拌した原料をフロースラリー法または抄造法によりプレート胚に調製した後、プレート胚をオートクレーブに送って硬化処理し、最終的にプレート製品が得られる。オートクレーブは８Ｍｐａ飽和蒸気圧下、１８時間の定圧処理、通常硬化が完了した後、ボードの水分を以下に乾燥させるために乾燥機を使用する。処理ニーズに応じてボードを乾燥させることもできる。１０ｗｔ％以下乾燥が完了した後、火山岩板材を研磨、艶出し、カット、彫刻およびその他のプロセスを実行して、様々なサイズおよびパターン形状の火山岩板形状の製品を加工することは可能である。
実施例四
【0027】
吸水吸湿、滑り止めが可能な火山岩板材製品である。以下の成分を含むことを特徴とする：７５重量％の火山岩、５０重量％の石灰、３２重量％の繊維材料、１０重量％の添加剤を原材料する。
本発明実施例の中では、繊維は石綿であり、添加剤は結合剤、安定剤、防カビ剤および難燃剤である。結合剤には水溶性ポリビニルアルコール、安定剤にはステアリン酸亜鉛、防カビ剤には有機スズ塩、難燃剤にはフェノール樹脂難燃剤である。
本発明実施例の中では、繊維は石綿であり、添加剤は結合剤、安定剤、防カビ剤および難燃剤である。結合剤には水溶性ポリビニルアルコール、安定剤にはステアリン酸亜鉛、防カビ剤には有機スズ塩、難燃剤にはフェノール樹脂難燃剤である。
【0028】
そして、本発明は上記のべた製造技術上における吸水調湿、滑り止めのある火山岩板材製品およびその製造方法を提供することもある。
手順一：７５重量％の火山岩、５０重量％の石灰、３２重量％の繊維材料、１０重量％の添加剤を原材料する。
手順二：各原材料を選別し、２００メッシュ以上に粉砕し、混合攪拌したうえで混合原材料が得られる。火山岩原料を加工した粒直径は８０メッシュ以上を優先的に使用する。混合攪拌する際は適量な水を加えることによって、泥状の原料を形成する。工程後半の板材を製造することを準備する。そして、混合攪拌したうえで、加工プロセスによって、混合攪拌した原料を常温化で２５°Ｃの温度、９５％の湿度の環境内で１５日間を置く。
手順三：混合攪拌した原料をフロースラリー法または抄造法によりプレート胚に調製した後、プレート胚をオートクレーブに送って硬化処理し、最終的にプレート製品が得られる。オートクレーブは１０Ｍｐａ飽和蒸気圧下、２４時間の定圧処理、通常硬化が完了した後、ボードの水分を以下に乾燥させるために乾燥機を使用する。処理ニーズに応じてボードを乾燥させることもできる。１０ｗｔ％以下乾燥が完了した後、火山岩板材を研磨、艶出し、カット、彫刻およびその他のプロセスを実行して、様々なサイズおよびパターン形状の火山岩板形状の製品を加工することは可能である。
手順一：７５重量％の火山岩、５０重量％の石灰、３２重量％の繊維材料、１０重量％の添加剤を原材料する。
手順二：各原材料を選別し、２００メッシュ以上に粉砕し、混合攪拌したうえで混合原材料が得られる。火山岩原料を加工した粒直径は８０メッシュ以上を優先的に使用する。混合攪拌する際は適量な水を加えることによって、泥状の原料を形成する。工程後半の板材を製造することを準備する。そして、混合攪拌したうえで、加工プロセスによって、混合攪拌した原料を常温化で２５°Ｃの温度、９５％の湿度の環境内で１５日間を置く。
手順三：混合攪拌した原料をフロースラリー法または抄造法によりプレート胚に調製した後、プレート胚をオートクレーブに送って硬化処理し、最終的にプレート製品が得られる。オートクレーブは１０Ｍｐａ飽和蒸気圧下、２４時間の定圧処理、通常硬化が完了した後、ボードの水分を以下に乾燥させるために乾燥機を使用する。処理ニーズに応じてボードを乾燥させることもできる。１０ｗｔ％以下乾燥が完了した後、火山岩板材を研磨、艶出し、カット、彫刻およびその他のプロセスを実行して、様々なサイズおよびパターン形状の火山岩板形状の製品を加工することは可能である。
【0029】
実施例二～実施例四で生産した板材製品の滑り止め係数、ノイズ減少係数及び吸水率の検査結果は下記になる。
【0030】
上記の滑り止め係数は板材製品表面の滑り止め係数である。ノイズ減少係数は２５０、５００、１０００、２０００ＨＺ周波数で測定された吸音係数の平均値である、吸水率は板材の水を吸収する能力である。本実験の測定は、板材を２５°Ｃの蒸留水に１分間浸すことで、増加した質量と元質量との測定パーセンテージである。
【0031】
上記のデータからみれば、火山岩の割合が増加するにつれて、滑り止め係数、騒音低減係数、吸水率も増加する。開示された実施形態の上記の説明は、当業者が実現または使用することを可能にする。上記、開示した実施例の説明はこれらの実施形態に対する様々な修正は、当業者には明らかであろう。本発明の精神または範囲から逸脱することなく、この記事で定義された一般原理を使用できることは容易に理解できる。この場合、それは他の実施形態で実施される。したがって、本発明は、この記事に示されているものに限定されない。これらの実施形態は、この記述に開示されている原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲に適用する。
【国際調査報告】