(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-01-24
(54)【発明の名称】ビデオ編集方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06T 1/00 20060101AFI20250117BHJP
G11B 27/02 20060101ALI20250117BHJP
【FI】
G06T1/00 A
G11B27/02 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023578683
(86)(22)【出願日】2023-12-14
(85)【翻訳文提出日】2023-12-20
(86)【国際出願番号】 CN2023138943
(87)【国際公開番号】W WO2024131648
(87)【国際公開日】2024-06-27
(31)【優先権主張番号】202211652470.7
(32)【優先日】2022-12-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ジォン,ハオウェン
(72)【発明者】
【氏名】ゾン,シアンルォイ
(72)【発明者】
【氏名】ウ,ファン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,チィジ
【テーマコード(参考)】
5B050
5D110
【Fターム(参考)】
5B050CA07
5B050EA12
5B050EA19
5B050FA05
5D110AA27
5D110AA29
5D110CA05
5D110CA06
5D110CA07
5D110CA10
(57)【要約】
本開示は、ビデオ編集方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体に関し、ここで、この方法は、ビデオ編集テンプレートを取得し、ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメントにターゲットビデオ素材をインポートし、さらに複合セグメントを形成するトリガー操作に応答し、上記一つ又は複数の指定ビデオセグメントに基づいてターゲットビデオ素材をインポートし、及びビデオ編集テンプレートによって指示されたビデオ編集操作を組み合わせてターゲット複合セグメントを形成し、ターゲット複合セグメントを第一ビデオ編集トラックに追加する。複合セグメント機能とビデオ編集テンプレートとを組み合わせることにより、ユーザは、複合セグメント全体の編集操作を行い、ユーザがビデオ編集テンプレートを使用してビデオ編集を行う処理効率を向上させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオ編集方法であって、
一つ又は複数の指定ビデオセグメントに指定編集操作を追加することを指示するためのビデオ編集テンプレートを取得することであって、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントの編集トラックセグメント及び追加された前記指定編集操作の編集トラックセグメントの組み合わせにより編集トラック集合に対応する複合セグメントを得ることができることと、
ビデオ素材をインポートするトリガー操作に応答し、前記ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメントに、該当するターゲットビデオ素材をインポートすることと、
複合セグメントを形成するトリガー操作に応答し、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントにインポートされた前記ターゲットビデオ素材と前記ビデオ編集テンプレートによって指示された指定編集操作とを組み合わせてターゲット複合セグメントを形成し、前記ターゲット複合セグメントを第一ビデオ編集トラックに追加することと、を含む、方法。
【請求項2】
ビデオ素材をインポートするトリガー操作に応答し、前記ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメントに、該当するターゲットビデオ素材をインポートすることは、
前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントに1対1で対応するセグメント識別子を提示することと、
前記セグメント識別子に対するトリガー操作に応答し、前記セグメント識別子に対応する指定ビデオセグメントにターゲットビデオ素材を追加することと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントに1対1で対応するセグメント識別子を提示することは、
前記ビデオ編集テンプレートに対応する複合セグメントを取得し、前記複合セグメントを前記第一ビデオ編集トラックに追加することと、
前記複合セグメントに対するトリガー操作に応答し、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントに1対1で対応するセグメント識別子を提示することと、を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記指定ビデオセグメントにインポートされたターゲットビデオ素材をカッティングし、前記指定ビデオセグメントにインポートされたターゲットビデオ素材をクリアし、又は、前記指定ビデオセグメントにインポートされたターゲットビデオ素材を置き換えることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ターゲット複合セグメントへの組み合わせをアンロックするトリガー操作に応答し、前記ターゲット複合セグメントを形成するための各指定ビデオセグメント及び指定編集操作にそれぞれ対応するビデオ編集トラックを表示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ビデオ編集テンプレートによって指示されたテキスト編集操作に対応するテキストコンテンツを編集することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ビデオ編集テンプレートに使用されるオーディオ素材を置き換えることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ターゲット複合セグメントを合成するトリガー操作に応答し、前記ターゲット複合セグメントに含まれる各編集トラックセグメントにおけるターゲットビデオ素材及び追加された指定編集操作をビデオ合成して合成ビデオを得ることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
一つ又は複数の指定ビデオセグメントに指定編集操作を追加することを指示するためのビデオ編集テンプレートを取得するための取得モジュールであって、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントの編集トラックセグメント及び追加された前記指定編集操作の編集トラックセグメントの組み合わせにより編集トラック集合に対応する複合セグメントを得ることができる取得モジュールと、
ビデオ素材をインポートするトリガー操作に応答し、前記ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメントに、該当するターゲットビデオ素材をインポートし、複合セグメントを形成するトリガー操作に応答し、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントにインポートされた前記ターゲットビデオ素材と前記ビデオ編集テンプレートによって指示された指定編集操作とを組み合わせてターゲット複合セグメントを形成し、前記ターゲット複合セグメントを第一ビデオ編集トラックに追加するための処理モジュールと、を含む、ビデオ編集装置。
【請求項10】
メモリとプロセッサとを含み、
前記メモリは、コンピュータプログラム命令を記憶するように構成され、
前記プロセッサは、前記電子機器が請求項1~8のいずれか1項に記載のビデオ編集方法を実現するように、前記コンピュータプログラム命令を実行するように構成される、電子機器。
【請求項11】
コンピュータプログラム命令を含み、
電子機器の少なくとも一つのプロセッサは、前記電子機器が請求項1~8のいずれか1項に記載のビデオ編集方法を実現するように、前記コンピュータプログラム命令を実行する、可読記憶媒体。
【請求項12】
電子機器が請求項1~8のいずれか1項に記載のビデオ編集方法を実現するように、前記電子機器により実行される、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、ビデオ処理技術分野に関し、特にビデオ編集方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネット技術の絶えない急速な発展に伴い、ますます多くのユーザは、ビデオの形式で生活を記録することを好むようになっており、ユーザは、常に複数のビデオ素材を一つの視覚効果が豊かなビデオに編集することを好むようになっている。
【0003】
ユーザの編集を容易にし、ユーザのビデオ編集スキルに対する要求を低減させるために、いくつかのビデオ編集系アプリケーションは、ユーザにビデオ編集テンプレートを提供しており、ユーザは、編集したいビデオ素材をインポートすることで、ビデオ編集テンプレートによって指示された編集操作を使用してビデオ素材を編集して一つの完全なビデオに統合することができる。しかしながら、ビデオ編集系アプリケーションを用いてビデオ編集を行う時、一般的にはビデオ編集テンプレートによって指示されたビデオ編集トラックに必要なビデオ素材をインポートした後に、テンプレート編集ページに入り、ユーザはテンプレート編集ページにおいて、各ビデオ編集トラックにおけるビデオ素材を調整し又は新たな編集操作を加えることは、編集効率が比較的低いため、どのようにユーザビデオ編集テンプレートを使用してビデオ編集を行う効率をさらに向上させるかは、現在早急な解決が待たれる課題となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記技術課題を解決するために、本開示は、ビデオ編集方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第一態様によれば、本開示は、ビデオ編集方法を提供しており、
一つ又は複数の指定ビデオセグメントに指定編集操作を追加することを指示するためのビデオ編集テンプレートを取得することであって、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントの編集トラックセグメント及び追加された前記指定編集操作の編集トラックセグメントの組み合わせにより編集トラック集合に対応する複合セグメントを得ることができることと、
ビデオ素材をインポートするトリガー操作に応答し、前記ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメントに、該当するターゲットビデオ素材をインポートすることと、
複合セグメントを形成するトリガー操作に応答し、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントにインポートされた前記ターゲットビデオ素材と前記ビデオ編集テンプレートによって指示された指定編集操作とを組み合わせてターゲット複合セグメントを形成し、前記ターゲット複合セグメントを前記第一ビデオ編集トラックに追加することと、を含む。
【0006】
いくつかの実施例では、ビデオ素材をインポートするトリガー操作に応答し、前記ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメントに、該当するターゲットビデオ素材をインポートすることは、
前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントに1対1で対応するセグメント識別子を提示することと、
前記セグメント識別子に対するトリガー操作に応答し、前記セグメント識別子に対応する指定ビデオセグメントにターゲットビデオ素材を追加することと、を含む。
【0007】
いくつかの実施例では、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントに1対1で対応するセグメント識別子を提示することは、
前記ビデオ編集テンプレートに対応する複合セグメントを提示し、前記複合セグメント前記第一ビデオ編集トラックに追加することと、
前記複合セグメントに対するトリガー操作に応答し、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントに1対1で対応するセグメント識別子を提示することと、を含む。
【0008】
いくつかの実施例では、前記指定ビデオセグメントにインポートされたターゲットビデオ素材をカッティングし、前記指定ビデオセグメントにインポートされたターゲットビデオ素材をクリアし、又は、前記指定ビデオセグメントにインポートされたターゲットビデオ素材を置き換えることをさらに含む。
【0009】
いくつかの実施例では、前記ターゲット複合セグメントへの組み合わせをアンロックするトリガー操作に応答し、前記ターゲット複合セグメントを形成するための各指定ビデオセグメント及び指定編集操作にそれぞれ対応するビデオ編集トラックを表示することをさらに含む。
【0010】
いくつかの実施例では、前記方法は、前記ビデオ編集テンプレートによって指示されたテキスト編集操作に対応するテキストコンテンツを編集することをさらに含む。
【0011】
いくつかの実施例では、前記方法は、前記ビデオ編集テンプレートに使用されるオーディオ素材を置き換えることをさらに含む。
【0012】
いくつかの実施例では、前記ターゲット複合セグメントを合成するトリガー操作に応答し、前記ターゲット複合セグメントに含まれる各編集トラックセグメントにおけるターゲットビデオ素材及び追加された指定編集操作をビデオ合成して合成ビデオを得ることをさらに含む。
【0013】
第二態様によれば、本開示は、ビデオ編集装置を提供しており、
一つ又は複数の指定ビデオセグメントに指定編集操作を追加することを指示するためのビデオ編集テンプレートを取得するための取得モジュールであって、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントの編集トラックセグメント及び追加された前記指定編集操作の編集トラックセグメントの組み合わせにより編集トラック集合に対応する複合セグメントを得ることができる取得モジュールと、
ビデオ素材をインポートするトリガー操作に応答し、前記ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメントに、該当するターゲットビデオ素材をインポートし、
複合セグメントを形成するトリガー操作に応答し、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントにインポートされた前記ターゲットビデオ素材と前記ビデオ編集テンプレートによって指示された指定編集操作とを組み合わせてターゲット複合セグメントを形成し、前記ターゲット複合セグメントを前記第一ビデオ編集トラックに追加するための処理モジュールとを含む。
【0014】
第三態様によれば、本開示は、電子機器を提供しており、メモリとプロセッサとを含み、
前記メモリは、コンピュータプログラム命令を記憶するように構成され、
前記プロセッサは、前記電子機器が第一態様及び第一態様のいずれか1項に記載のビデオ編集方法を実現するように、前記コンピュータプログラム命令を実行するように構成される。
【0015】
第四態様によれば、本開示は、可読記憶媒体を提供しており、コンピュータプログラム命令を含み、電子機器の少なくとも一つのプロセッサは、前記電子機器が第一態様及び第一態様のいずれか1項に記載のビデオ編集方法を実現するように、前記コンピュータプログラム命令を実行する。
【0016】
第五態様によれば、本開示は、コンピュータプログラム製品を提供しており、電子機器は、前記電子機器が第一態様及び第一態様のいずれか1項に記載のビデオ編集方法を実現するように、前記コンピュータプログラム製品を実行する。
【発明の効果】
【0017】
本開示は、ビデオ編集方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体を提供しており、ここで、この方法は、ビデオ編集テンプレートを取得し、ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメントにターゲットビデオ素材をインポートし、さらに複合セグメントを形成するトリガー操作に応答し、上記一つ又は複数の指定ビデオセグメントに基づいてターゲットビデオ素材をインポートし、及びビデオ編集テンプレートによって指示されたビデオ編集操作を組み合わせてターゲット複合セグメントを形成し、ターゲット複合セグメントを第一ビデオ編集トラックに追加する。複合セグメント機能とビデオ編集テンプレートとを組み合わせることにより、ユーザは、複合セグメント全体の編集操作を行い、ユーザがビデオ編集テンプレートを使用してビデオ編集を行う処理効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
ここでの図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示し、明細書とともに本開示の原理を解釈するために用いられる。
【0019】
本開示の実施例又は従来の技術における技術案をより明瞭に説明するために、以下は、実施例又は従来の技術記述において使用される必要のある図面を簡単に紹介し、自明なことに、当業者にとって、創造的な労力を払わない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
【0020】
【
図1】本開示の一実施例によるビデオ編集方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の別の実施例によるビデオ編集方法のフローチャートである。
【
図3】本開示の別の実施例によるビデオ編集方法のフローチャートである。
【
図4A】本開示によるインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図4B】本開示によるインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図4C】本開示によるインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図4D】本開示によるインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図4E】本開示によるインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図4F】本開示によるインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図4G】本開示によるインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図4H】本開示によるインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図4I】本開示によるインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図5】本開示の一実施例によるビデオ編集装置の構造図である。
【
図6】本開示の一実施例による電子機器の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本開示の上記目的、特徴と利点をより明瞭に理解するために、以下は、本開示の方案をさらに記述する。説明すべきこととして、衝突しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせられる可能である。
【0022】
本開示の十分な理解を容易にするために以下の記述において多くの具体的な詳細が記述されるが、本開示は、ここで記述されるものと異なる他の方式で実施されてもよく、明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例にすぎず、すべての実施例ではない。
【0023】
例示的に、本開示によるビデオ編集方法は、ビデオ編集装置によって実現されてもよく、ビデオ編集装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの方式で実現されてもよく、一般的には電子機器に集積されてもよい。ここで、電子機器は、タブレットパソコン、ウェアラブルデバイス、拡張現実(augmented reality、AR)/仮想現実(virtual reality、VR)デバイス、ノートパソコン、デスクトップパソコン、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ネットブック、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)などの電子機器であってもよいが、それらに限らず、本開示は、電子機器の具体的なタイプについていかなる制限もしない。
【0024】
下記の実施例では、電子機器を例にして、図面と応用シナリオとを結び付けながら、本開示によるビデオ編集方法について詳細に記述する。
【0025】
図1は、本開示の一実施例によるビデオ編集方法のフローチャートである。
図1に示すように、本実施例の方法は、以下のステップを含む。
【0026】
S101において、ビデオ編集テンプレートを取得し、ここで、ビデオ編集テンプレートは、一つ又は複数の指定ビデオセグメントに指定編集操作を追加することを指示するために用いられ、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントの編集トラックセグメント及び追加された前記指定編集操作の編集トラックセグメントの組み合わせは、編集トラック集合に対応する複合セグメントを得ることができる。
【0027】
ここで、複合セグメントは、一つ又は複数のビデオセグメントに対応する編集トラックセグメントと指定編集操作に対応する編集トラックセグメントとの組み合わせにより形成される編集トラック集合に対応するセグメントであり、複合セグメントを形成するための各指定ビデオセグメントに対応する編集トラックセグメント及び指定編集操作の編集トラックセグメントは、タイムラインでの位置が一定の相対関係を維持し、後続に各指定ビデオセグメントにインポートされたビデオ素材とビデオ編集テンプレートによって指示された指定編集操作とがそれぞれタイムラインでカバーされる位置区間において相対関係を維持すると理解されてもよい。複合セグメントを形成することにより、これらの編集トラックセグメント集合における各編集トラックセグメントにおける素材を一つの全体として操作されることができ、ユーザにとって極めて便利である。なお、ビデオ編集テンプレートには、どれらの指定ビデオセグメント及び指定ビデオセグメントに加えられたビデオ編集操作が複合セグメントを形成するために用いられるかを指示するための指示情報が含まれてもよい。
【0028】
ここで、電子機器には、ビデオ編集系アプリケーション(以下、アプリと略称する)がインストールされてもよく、アプリケーションを起動すると、ユーザは、異なるビデオ編集テンプレートを用いて編集して得られたテンプレートビデオを閲覧することができ、ここで言及されたテンプレートビデオは、クリエイターがビデオ編集テンプレートを利用して創作して得るものであり、アプリケーションに公開されたビデオであり、テンプレートビデオの再生ページには、ビデオ編集テンプレートの使用エントリが含まれてもよく、ユーザは、使用エントリに対するトリガー操作を入力し、このビデオ編集テンプレートを使用してビデオ編集を行うようにトリガーし、ここで、使用エントリに対するトリガーは、クリック、ダブルクリック、長押し、スワイプなどのタイプの操作であってもよいが、それらに限らない。
【0029】
アプリケーションは、ビデオ編集テンプレートの使用エントリに対するトリガー操作に応答し、ビデオ編集テンプレートを取得し、電子機器のローカルキャッシュから取得してもよく、サービス端から取得してもよい。なお、ビデオ編集テンプレートは、指定ビデオセグメントの数、順序、時間長などの情報、指定編集操作の情報、指定編集操作がどのビデオセグメントに加えられたビデオ素材であるかの情報などを含んでもよい。ここで、指定ビデオセグメントは、ビデオ編集テンプレートによって指示された、ビデオ素材を追加していないビデオ編集トラックセグメントであると理解されてもよく、指定ビデオセグメントの数は、一つ又は複数であってもよく、本開示は、これに対して限定せず、指定編集操作は、エフェクト操作、フィルター操作、音楽操作、文字操作、音楽編集操作などの一つ又は複数の操作を含んでもよいが、それらに限らない。
【0030】
S102において、ビデオ素材をインポートするトリガー操作に応答し、ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメントに、該当するターゲットビデオ素材をインポートする。
【0031】
いくつかの実施例では、ユーザがビデオ編集テンプレートの使用をトリガーすると、アプリケーションは、ビデオ編集テンプレートによって指示された各指定ビデオセグメントに1対1で対応するセグメント識別子を表示することができ、ユーザは、セグメント識別子を操作することにより指定ビデオセグメントにビデオ素材をインポートする。ここで、セグメント識別子は、任意の方法で実現されてもよく、例えば文字、アイコン、画像などの一つ又は複数の方式を組み合わせて実現され、本開示は、これに対して限定しない。
【0032】
ここで、ユーザは、ファイルをローカルフォルダ/メディアライブラリからセグメント識別子に対応する位置にドラッグして選択されたファイルをセグメント識別子に対応するビデオセグメントに追加してもよく、ここで、ローカルフォルダの位置は、アプリケーションに位置する必要があり、又は、セグメント識別子を操作することによりローカルファイルフィルタを呼び出してビデオセグメントにファイルを追加してもよく、又は、アプリケーションによって提供された素材ライブラリを介してセグメント識別子に対応するビデオセグメントにビデオ素材を追加してもよく、素材ライブラリは、ローカル素材ライブラリであってもよく、クラウド素材ライブラリであってもよい。
【0033】
別のいくつかの実施例では、ユーザがビデオ編集テンプレートの使用をトリガーすると、アプリケーションは、ビデオ編集テンプレートに対応する複合セグメントを表示することができ、ユーザは、ビデオ編集トラックにおける複合セグメントを操作することにより、アプリケーションがビデオ編集テンプレートによって指示された各指定ビデオセグメントに1対1で対応するセグメント識別子を表示するようにトリガーし、さらに、ユーザは、セグメント識別子を操作することにより指定ビデオセグメントにビデオ素材をインポートする。ここで、ビデオ編集テンプレートに対応する複合セグメントに対応する編集トラックセグメント集合における各指定ビデオセグメントに対応する編集トラックセグメントには、いかなるビデオ素材も追加されていなくてもよく、予め設定されるビデオ素材が追加されていてもよく、予め設定されるビデオ素材は、任意の素材、例えばビデオ編集テンプレートの表紙で生成されたビデオ素材であってもよい。
【0034】
ここで、第一ビデオ編集トラックにおける複合セグメントによってカバーされる位置区間には、一つ又は複数の指定ビデオセグメントにそれぞれ対応する編集トラックセグメント識別子が含まれてもよく、ある指定ビデオセグメントの編集トラックセグメント識別子を操作することにより、該当する指定ビデオセグメントにターゲットビデオ素材をインポートするようにトリガーし、ここで、編集トラックセグメント集合における各編集トラックセグメントに1対1で対応する編集トラックセグメント識別子は、それぞれのタイムラインでの前後位置に従って並べ表示され、重なる場合、階層の比較的高い編集トラックセグメントに対応する編集トラックセグメント識別子を表示する。無論、第一ビデオ編集トラックには、一部の編集トラックセグメントに対応する編集トラックセグメント識別子が表示されてもよく、例えばビデオ素材をインポートする必要がある編集トラックセグメントの編集トラックセグメント識別子が表示され、指定編集操作に対応する編集トラックセグメントに対応する編集トラックセグメント識別子が非表示される。
【0035】
アプリケーションは、第一ビデオ編集トラックにおける編集トラックセグメント識別子に対応するトリガー操作に応答し、複合セグメントを形成するための各指定ビデオセグメントに1対1で対応するセグメント識別子を提示し、ユーザによって選択された指定ビデオセグメントにポジショニングすることができる。
【0036】
ビデオ編集テンプレートには、どれらの指定ビデオセグメント及び指定ビデオセグメントに加えられたビデオ編集操作が複合セグメントを形成するために用いられるかを指示するための指示情報が含まれてもよい。アプリケーションは、ビデオ編集テンプレートを取得した後に指示情報に基づいて、ビデオ編集テンプレートに対応する複合セグメントを形成するための各指定ビデオセグメント及び指定ビデオセグメントに加えられた指定編集操作を決定し、これらの指定ビデオセグメント及び指定編集操作を同期組み合わせて複合セグメントを得る。
【0037】
第一ビデオ編集トラックは、複合セグメントに対応するビデオ編集トラックであり、即ち、ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオ編集トラック及び加えられた編集操作の同期組み合わせ状態でのビデオ編集トラックであり、複合セグメントが組み合わせを解除した時、ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメント及び加えられた指定編集操作は、それぞれの第二ビデオ編集トラックにそれぞれ対応する。
【0038】
なお、第一ビデオ編集トラックには、ビデオ編集テンプレートによって指示された他のビデオセグメント、例えば、ユーザが編集権限を持たないビデオセグメントが追加されていてもよい。無論、第一ビデオ編集トラックには、複合セグメントのみが含まれていてもよく、本開示は、これに対して限定しない。
【0039】
S103において、複合セグメントを形成するトリガー操作に応答し、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントにインポートされた前記ターゲットビデオ素材と前記ビデオ編集テンプレートによって指示された指定編集操作とを組み合わせてターゲット複合セグメントを形成し、前記ターゲット複合セグメントを第一ビデオ編集トラックに追加する。
【0040】
いくつかの実施例では、ユーザは、アプリケーションによって提供されたページでの関連するコントロールを操作することにより、ターゲット複合セグメントの形成をトリガーすることができ、アプリケーションは、トリガー操作に応答し、ユーザによってインポートされたターゲットビデオ素材及びビデオ編集テンプレートによって指示された指定編集操作に基づいて組み合わせてターゲット複合セグメントを形成する。
【0041】
別のいくつかの実施例では、ユーザによってインポートされたターゲットビデオ素材、ビデオ編集テンプレートに対応する複合セグメントに含まれる、置き換えられていない予め設定されるビデオ素材、及びビデオ編集テンプレートによって指示された指定編集操作を組み合わせてターゲット複合セグメントを得てもよい。
【0042】
説明すべきこととして、組み合わせる際に、各指定ビデオセグメントに対応する編集トラックセグメント及び指定編集操作に対応する編集トラックセグメントタイムラインでの相対関係は、そのまま変わらない。ビデオ編集テンプレートに対応する複合セグメントとターゲット複合セグメントとを比較すると、相違点は、一部又はすべての指定ビデオセグメントにおけるビデオ素材が変化したことである。
【0043】
ターゲット複合セグメントを第一ビデオ編集トラックに追加すると、ユーザは、第一ビデオ編集トラックにおけるターゲット複合セグメント全体に対して編集操作を行うことができる。
【0044】
本実施例の方法は、複合セグメント機能とビデオ編集テンプレートとを組み合わせることにより、ユーザがビデオ編集テンプレートによって指示された指定ビデオセグメントにターゲットビデオ素材をインポートし、複合セグメントを形成して該当するビデオ編集トラックに追加すると、ユーザは、複合セグメント全体の編集操作を行うことができ、複合セグメントを使用することで複雑な編集項目を簡単化することができ、それによってユーザがビデオ編集テンプレートを使用してビデオ編集を行う処理効率を向上させる。なお、一般的には複合セグメントを形成するビデオ素材及びビデオ編集操作の数は、複数であり、複合セグメントに対応するビデオ編集トラック数は、複合セグメントを形成するためのビデオ素材及びビデオ編集操作にそれぞれ対応するビデオ編集トラック総数よりもはるかに少なく、それによって分かるように、複合セグメントを使用することで、テンプレート編集ページに表示される要素を簡略化し、視覚効果を向上させることもできる。
【0045】
図1に示す実施例に基づいて、ユーザが複合セグメントの合成をトリガーするトリガーを入力し得て、アプリケーションがターゲット複合セグメントを合成するトリガー操作に応答し、ターゲット複合セグメントに含まれるビデオ素材及び追加された指定編集操作をビデオ合成して合成ビデオを得ることをさらに含んでもよい。
【0046】
図2は、本開示の別の実施例によるビデオ編集方法のフローチャートである。
図2に示すように、本実施例の方法は、以下のステップを含む。
【0047】
S201において、ビデオ編集テンプレートを取得し、ここで、ビデオ編集テンプレートは、一つ又は複数の指定ビデオセグメントに指定編集操作を追加することを指示するために用いられ、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントの編集トラックセグメント及び追加された前記指定編集操作の編集トラックセグメントの組み合わせは、編集トラック集合に対応する複合セグメントを得ることができる。
【0048】
S202において、ビデオ素材をインポートするトリガー操作に応答し、ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメントに、該当するターゲットビデオ素材をインポートする。
【0049】
S203において、複合セグメントを形成するトリガー操作に応答し、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントにインポートされた前記ターゲットビデオ素材と前記ビデオ編集テンプレートによって指示された指定編集操作とを組み合わせてターゲット複合セグメントを形成し、前記ターゲット複合セグメントを第一ビデオ編集トラックに追加する。
【0050】
本実施例のステップS201からステップS203は、それぞれ
図1に示す実施例のステップS101からステップS103に類似し、前述の
図1に示す実施例の詳細な記述を参照することができ、ここでこれ以上説明しない。
【0051】
ユーザの多様化したビデオ編集需要を満たすために、アプリケーションは、さらにユーザがインポートされたターゲットビデオ素材を再編集することをサポートし、ユーザがビデオ編集テンプレートによって指示されたテキスト編集操作を修正することをサポートし、ユーザがビデオ編集テンプレートによって指示された音楽編集操作を修正することなどをサポートする。例示的に、ステップS203の後に、ステップS204からステップS206のうちの一つ又は複数を実行してもよい。
【0052】
S204において、前記指定ビデオセグメントにインポートされたターゲットビデオ素材に対して編集し、前記編集は、カッティング、クリア及び置き換えのうちの一つ又は複数を含む。
【0053】
アプリケーションは、関連ユーザインタフェースに第一複合セグメントを形成するための各指定ビデオセグメントに対応するセグメント識別子を表示し、ここで、ターゲットビデオ素材がインポートされたビデオセグメントと、ターゲットビデオ素材がインポートされていないビデオセグメントとは、それぞれ異なるビデオセグメント識別子様式に対応してもよく、ユーザが容易に区別するために、ユーザは、ターゲットビデオ素材がインポートされたビデオセグメントに対応するセグメント識別子をトリガー操作することにより、素材編集ページに入るようにトリガーし、素材編集ページにおいて提供される編集アセンブリなどを使用してターゲットビデオ素材を編集することができる。
【0054】
S205において、前記ビデオ編集テンプレートによって指示されたテキスト編集操作に対応するテキストコンテンツを編集する。
【0055】
いくつかの実施例では、アプリケーションは、プレビュー再生領域を提供することができ、ユーザは、プレビュー再生領域においてテキスト編集操作に対応するテキストコンテンツを修正する。
【0056】
別のいくつかの実施例では、アプリケーションは、関連領域においてビデオ編集テンプレートによって指示されたすべてのテキスト編集操作をアグリゲーション提示し、例えば追加順序に従って並べ表示することもでき、各テキスト編集操作は、一つのテキストボックスに対応し、ユーザは、テキストボックスにおけるテキストコンテンツを修正することができる。
【0057】
S206において、前記ビデオ編集テンプレートに使用されるオーディオ素材を置き換える。
【0058】
アプリケーションは、関連ユーザインタフェース領域においてビデオ編集テンプレートによって指示されたすべてのオーディオ追加操作をアグリゲーション提示し、例えば追加順序に従って追加された一つ又は複数のオーディオ素材を並べ表示することもでき、ユーザは、ビデオ編集テンプレートによって指示されたオーディオ素材を削除し、ユーザの期待に適合するターゲットオーディオ素材をインポートする。ここで、ターゲットオーディオ素材は、複合セグメント全体に用いられてもよく、ターゲットオーディオ素材の時間長が不足している時に自動サイクルが可能である。
【0059】
ユーザは、上記ステップS204からステップS206のうちのいずれか一つ又は複数のステップを実行して第二複合セグメントを調整することができ、期待効果を達成するまで複数回繰り返し実行することができ、それによって第一ビデオ編集トラックにおける複合セグメントの更新を再トリガーすることができる。
【0060】
説明すべきこととして、ステップS205とステップS206は、ステップS202又はステップS203の前に実行されてもよい。
【0061】
図2に示す実施例に基づいて、以下のステップをさらに含んでもよい。
【0062】
S207において、複合セグメントを合成するトリガー操作に応答し、第一ビデオ編集トラックにおける複合セグメントに含まれるビデオ素材及び追加された指定編集操作をビデオ合成して合成ビデオを得る。
【0063】
ユーザは、アプリケーションによって提供された、合成ビデオをトリガーするコントロールを操作することによりアプリケーションに合成命令を入力することができ、アプリケーションは、合成命令に応答し、第一ビデオ編集トラックにおける複合セグメントに含まれるビデオ素材及び追加された指定編集操作をビデオ合成して合成ビデオを得る。
【0064】
図3は、本開示の一実施例によるビデオ編集方法のフローチャートである。
図3に示すように、本実施例の方法は、以下のステップを含む。
【0065】
S301において、ビデオ編集テンプレートを取得し、ここで、ビデオ編集テンプレートは、一つ又は複数の指定ビデオセグメントに指定編集操作を追加することを指示するために用いられ、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントの編集トラックセグメント及び追加された前記指定編集操作の編集トラックセグメントの組み合わせは、編集トラック集合に対応する複合セグメントを得ることができる。
【0066】
S302において、ビデオ素材をインポートするトリガー操作に応答し、ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメントに、該当するターゲットビデオ素材をインポートする。
【0067】
S303において、複合セグメントを形成するトリガー操作に応答し、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントにインポートされた前記ターゲットビデオ素材と前記ビデオ編集テンプレートによって指示された指定編集操作とを組み合わせてターゲット複合セグメントを形成し、前記ターゲット複合セグメントを第一ビデオ編集トラックに追加する。
【0068】
本実施例のステップS301からステップS303は、それぞれ
図1に示す実施例のステップS101からステップS103に類似し、前述の
図1に示す実施例の詳細な記述を参照することができ、ここでこれ以上説明しない。
【0069】
S304において、ターゲット複合セグメントへの組み合わせをアンロックするトリガー操作に応答し、ターゲット複合セグメントを形成するための各ビデオ素材及び各ビデオ編集操作にそれぞれ対応する第二ビデオ編集トラックを表示する。
【0070】
ターゲット複合セグメントの同期組み合わせのアンロックは、ターゲット複合セグメントを形成する各ビデオ素材及び指定編集操作のタイムラインでの相対関係を取り消すと理解されてもよい。そして、複合セグメントをアンロックした後に、アプリケーションは、各ビデオ素材及び各指定編集操作に1対1で対応する第二ビデオ編集トラックを提示することができ、ビデオ素材に対応する指定ビデオセグメントは、第二ビデオ編集トラックにおける編集トラックセグメントであり、指定編集操作は、第二ビデオ編集トラックにおいて該当する範囲をカバーし、このようにユーザが単一のビデオ素材又は単一の指定編集操作を調整すること、例えばあるビデオ素材を削除すること、ある指定編集操作を削除すること、指定編集操作のタイムラインでのカバー範囲を調整することなどを容易にすることができ、それによってユーザがビデオ編集テンプレートを調整するという需要を満たし、ビデオ編集の柔軟性を向上させる。
【0071】
いくつかの場合に、ユーザは、保持している仮想リソースを介して複合セグメントをアンロックする権限を交換し、権限をアンロックした後に、上記アンロックのトリガー操作を実行することができる。理解すべきこととして、他の方式で権限を取得することもでき、本開示は、これに対して限定しない。
【0072】
その後、ユーザは、第二ビデオ編集トラックにおけるビデオ素材又は単一の指定編集操作を調整し、及び合成ビデオをトリガーすることができる。
【0073】
前述の記述に基づいて、
図4A~
図4Iに示すインタラクションインタフェースの概略図を結び付けて、本開示によるビデオ編集方法について詳細に記述する。説明を容易にするために、
図4A~
図4Iにおいて、電子機器をノートパソコンとし、ノートパソコンにビデオ編集ツール(以下、アプリ1と略称する)をインストールし、アプリ1が提供するビデオ編集テンプレートによりビデオ編集を行うことを例に挙げて説明する。
【0074】
図4A~
図4Iを参照すると、
図4A~
図4Iは、本開示の実施例によるヒューマンコンピュータインタラクションインタフェースの概略図である。
【0075】
ここで、アプリ1は、異なるページにおいてテンプレートビデオアグリゲーションページに入るエントリを提供し、テンプレートビデオアグリゲーションページを介してテンプレートビデオを閲覧し、編集効果が期待に適合するビデオ編集テンプレートを選択することができ、再生テンプレートビデオのウィンドウにおいてビデオ編集テンプレートの使用エントリを設定することができ、ユーザは、使用エントリを操作することによりビデオ編集テンプレートの使用をトリガーすることができる。
【0076】
例示的に、ローンチパッドにおけるエントリを介してテンプレートビデオアグリゲーションページに入ってもよく、又は、ローンチパッドを介して編集ページに入り、さらに編集ページにおけるエントリを介してテンプレートビデオアグリゲーションページに入ってもよい。
【0077】
ここで、アプリ1を起動すると、まずローンチパッドに入り、電子機器において
図4Aに示すローンチパッドを提示するためのユーザインタフェース11が表示される。ユーザインタフェース11は、テンプレートビデオアグリゲーションページに入るためのコントロール401を含む。アプリ1は、ユーザのコントロール401に対するトリガー操作(例えばクリック操作)に応答し、電子機器において
図4Bに示すユーザインタフェース12を表示してもよく、ユーザインタフェース12は、テンプレートビデオアグリゲーションページ(即ち、フィードストリームページ)用のウィンドウを含んでもよく、ページの上部にサーチボックス402が表示されてもよく、左側領域403は、リスト区画を表示し、右側領域404は、フィードストリーム、即ち継続的に更新されてユーザに提示されるテンプレートビデオの情報ストリームである。
【0078】
ここで、テンプレートビデオアグリゲーションページのウィンドウサイズは、1055*704であってもよいが、それに限らず、ウィンドウを全画面状態に切り替えてもよく、ドラッグの方式でズームしてもよく、位置の移動をサポートしてもよい。
図4Bに示すのは、全画面状態である。
【0079】
ウィンドウに表示されたサーチボックス402に対して、サーチボックス402は、ウィンドウ上部位置に常駐してもよく、デフォルトの文字内容「同じタイプによる編集の名称/タイプをサーチします」を表示してもよく、サーチボックス402をクリックすると文字を入力することができ、サーチボックスをクリックすると、デフォルトの文字内容は、提示されなくなり、ユーザが所望のビデオ編集テンプレートを迅速に見つけることができるように、ユーザが文字内容を入力する過程においてユーザに推薦語を提示してもよく、推薦語は、使用量の比較的高いビデオ編集テンプレートの名称などであってもよく、ユーザは、マウスの移動により推薦語を選択し又は電子機器の外付けキーボード上の上下ボタンを操作することにより、推薦語を選択することができ、マウスをクリックし又はキーボード上の確認ボタンを操作することにより、アプリ1は、ユーザが選択した推薦語に基づいてサーチして得られたサーチ結果を提示する。サーチ結果を提示する時、左側領域403は、選択されておらず、左側領域403におけるあるオプションが再選択されれば、アプリ1が最後に記憶した位置に再ポジショニングされることができる。
【0080】
左側領域403には、ビデオ編集テンプレートのカテゴリタグが表示されてもよく、例えば、コレクション/お気に入り、購入済み、おすすめ、人気、アンロック済み、スタックポイント、オープニング、エンディング、日常の断片、スタイルブロックバスター、vlogなどの一つ又は複数のテンプレートカテゴリタグを含んでもよい。ユーザは、カテゴリオプションを切り替えることにより異なるタイプのビデオ編集テンプレートを見ることができる。
【0081】
右側領域404は、フィードストリームであり、デフォルトで横画面テンプレートであってもよく、なお、あるカテゴリをある位置にスワイプし、カテゴリタグ又はモジュールタグを切り替え、このカテゴリタグに戻ると、この時にフィードページが回収されていない場合、依然として前回に閲覧した位置にポジショニングし、フィードページがすでに回収された場合、前回に閲覧した位置に戻る必要がない。領域404には、テンプレートビデオの表紙が提示されてもよく、表紙は、表紙を完全に提示することを保証するように元のテンプレートビデオの表紙の比率でズームしてもよく、表紙の下方にはビデオ編集テンプレートの名称又は他の情報(例えば編集効果)が提示されてもよく、ビデオ編集テンプレートの名称が占有するより多くの領域を減少させるために、一行を提示してもよく、一行を超えて提示できない部分は、省略符号を使用して表してもよい。なお、ビデオ編集テンプレートの使用量、テンプレートビデオの時間長など情報を提示してもよい。あるテンプレートビデオの表紙にマウスを浮かせると、ユーザが該当するビデオ編集テンプレートをコレクションにすることを容易にするために、コレクションボタンを表示してもよい。ユーザが該当するビデオ編集テンプレートをダウンロードすることを容易にするために、ダウンロードボタンを表示してもよい。
【0082】
領域404は、ビデオ編集テンプレートのフィルタリングをトリガーするためのコントロール405をさらに含み、ユーザは、フィルタリング条件、例えばビデオセグメントの数、テンプレート時間長などを設定することによりフィルタリングを行うことができる。
【0083】
説明すべきこととして、あるカテゴリタグに初めて入る時、アプリ1は、このカテゴリタグに対応するフィードコンテンツをロードしてもよく、ロード中にプロセスが予期せず終了した場合、このカテゴリタグに入ると、このカテゴリタグに対応するフィードコンテンツをリロードし、手動で更新をクリックしてもよく、例えば単一のカテゴリタグのページで更新をクリックすると、現在のリスト内容を更新することができ、ロードに失敗した場合、提示情報を表示することができ、例えば「ネットワーク異常があり、再試行してください」と提示される。又は、フィードコンテンツを分割してロードしてもよく、毎回予め設定される数のフィードコンテンツをロードし、ユーザが閲覧している過程において次のフィードコンテンツをロードしてもよく、ロード様式は、ページの下部に表示されてもよく、ロードに失敗した場合、下部に「これ以上ロードします」という提示情報が提示されてもよく、提示をクリックするか又はドロップダウンを1回継続すると、リロードがトリガーされる。いくつかの場合に、コンテンツをこれ以上ロードできない可能性があり、すると下部に「これ以上のコンテンツはありません」という提示内容が提示されてもよい。いくつかの場合に、予め設定される時間長を超えてもフィードコンテンツを成功にロードできなかったことが現れる可能性があり、すると「ロードがタイムアウトしましたが、再試行してください」という提示情報が表示されてもよい。いくつかの場合に、あるカテゴリタグの下にフィードコンテンツがない状況が存在し、アプリ1がフィードコンテンツをロードできない可能性があり、すると「一時的にコンテンツがありませんが、クリックして再試行してください」という提示情報が表示されてもよく、クリックするとカテゴリリストを再プルすることができ、ユーザは、他のカテゴリタグを選択してビデオ編集テンプレートを見ることができる。
【0084】
ユーザがあるテンプレートビデオの表紙にマウスを浮かせると、該当する位置にテンプレートビデオのコンテンツを再生することができるとともに、ループ再生することができる。ユーザがテンプレートビデオの表紙をクリックすると、アプリ1は、電子機器において
図4Cに示すユーザインタフェース13を表示することができ、ユーザインタフェース13は、テンプレートビデオを再生し、ストリーミングプレビューをサポートするために用いられる。
【0085】
再生領域406にマウスを浮かせると、アプリ1は、プログレスバー、再生/一時停止ボタン及び全画面ボタンを表示することができ、マウスが再生領域406から離れると、上記プログレスバー、再生/一時停止ボタン及び全画面ボタンは、表示されなくなる。
【0086】
ユーザインタフェース13には、テンプレートビデオのクリエイターの名称、アバター、テンプレートタイトル、時間長、素材量、使用量、コレクション量、サブタイトル及びコレクションボタンのうちの一つ又は複数の情報を提示することもできる。
【0087】
ユーザインタフェース13は、閉じるボタン407をさらに含み、閉じるボタンをクリックすると、
図4Bに示すページの表示に戻る。
【0088】
ユーザインタフェース13は、エントリ408をさらに含み、アプリ1は、エントリ408に対するトリガー操作を受信すると、ビデオ編集テンプレートの情報を取得し、テンプレート編集ページに入り、ビデオ編集テンプレートのダウンロードに失敗した場合、アプリ1は、ユーザに「テンプレートのロードに失敗しましたが、再試行してください」という提示情報を提示することができる。
【0089】
上記
図4A~
図4Cに示すのは、ローンチパッドを介してビデオ編集テンプレートの使用をトリガーする実現方式であり、次に、
図4D~
図4Eを通じて編集ページによりビデオ編集テンプレートの使用をトリガーする実現方式を示す。
【0090】
図4Aに示すユーザインタフェース11は、編集ページに入るためのコントロール409を含み、ユーザがマウスでコントロール409をクリックすると、電子機器は、
図4Dに示す編集ページを表示するためのユーザインタフェース14を表示することができる。
【0091】
図4Dに示すように、ユーザインタフェース14は、領域410、領域411、領域412及び領域413を含む。領域410は、素材パネルを提示するために用いられ、素材パネルは、主にメディア、オーディオ、テキスト、ステッカー、エフェクト、トランジション、フィルター、テンプレート関連する機能を提供し、素材パネルは、上記様々な機能に対応するタグを含んでもよく、関連タグをクリックすることにより関連機能を使用し、ここで、テンプレートに対応するタグ414を含む。
【0092】
領域411は、ユーザが編集効果をプレビューするためのプレビュー再生領域であり、領域411は、再生タイムラインを含んでもよく、再生進捗、再生/一時停止ボタン、全画面ボタン、拡大縮小再生画面ボタン、画幅比率設定ボタンを表示する。領域412は、パラメータパネルを提示するために用いられ、パラメータパネルは、異なる場合に異なる関連パラメータを表示することができ、例えばいくつかの場合にパラメータパネルによりドラフト名称、保存場所、解像度、ドラフトフレームレート、インポート方式などを設定することができる。説明すべきこととして、ユーザがタイムラインにビデオ素材をインポートしていない場合、パラメータパネルには、編集ドラフト関連パラメータを表示し、修正機能を提供することができ、ユーザがタイムラインにビデオ素材をインポートしている場合、パラメータパネルは、関連編集パラメータ、例えば画面、オーディオ、変速、動画、トラッキング、調節などの関連パラメータを表示することができ、設定することもできる。領域413は、主に編集操作パネルを表示するために用いられ、ビデオ編集トラックを表示し、及び分割、撤回、回復、削除、リバース、ミラーリング、回転、カッティング、録音、メイン編集トラック磁気吸引をオフにする、自動吸着をオフにする、連動をオフにする、プレビュー軸をオンにする、タイムラインをズームするなどの関連編集ツールを表示することができる。
図4Dにおいて、領域411から領域413について関連するコントロールレイアウトを示しておらず、実際の応用において、領域411から領域413におけるパネルレイアウトは、必要に応じて設定し、任意の方式で実現することができ、本開示は、これに対して限定しない。
【0093】
ユーザがマウスでコントロール414をクリックすると、アプリ1は、インタフェースを更新し、更新後のユーザインタフェースにおける素材パネルは、
図4Eに示すとおりであり、プレーヤー、パラメータパネル及び編集操作パネルは、この時に
図4Dに示す実施例に示す内容を表示し続けることができる。
【0094】
図4Eに示すように、領域410に含まれる領域415には、テンプレートカテゴリタグが表示され、例えばコレクション/お気に入り、アンロック済み、おすすめ、スタックポイント、オープニング、エンディング、日常の断片、スタイルブロックバスター、vlogタグを含む。領域415は、素材パックタグをさらに含んでもよく、ユーザは、素材パックタグにより様々な方式でターゲットビデオ素材をインポートすることができる。領域410には、サーチボックス416、領域417及びフィルタリングエントリ418が表示されてもよく、領域417は、テンプレートビデオをアグリゲーション提示するために用いられ、領域417は、各テンプレートビデオの表紙を含んでもよく、ユーザが、あるテンプレートビデオを選択してマウスでテンプレートビデオをクリックすると、領域411においてテンプレートビデオのコンテンツが再生される。ここで、ユーザがテンプレートビデオの位置にマウスを移動すると、テンプレートビデオに対応するコレクション及び追加ボタンを提示することができ、ユーザは、マウスでコレクションボタンをクリックすることでテンプレートビデオをコレクションリストに追加することができ、マウスで追加ボタンをクリックすることでテンプレートビデオに対応するビデオ編集テンプレートの使用をトリガーすることができる。又は、ドラッグの方式でテンプレートビデオに対応するビデオ編集テンプレートの使用をトリガーすることもできる。ここで、テンプレートビデオの表紙領域にマウスを浮かせると、アプリ1は、リソースバンドルを自動的にダウンロードしない(即ちビデオ編集テンプレートを自動的にダウンロードしない)。ダウンロードされていないか又は依頼リソースがダウンロードされていないビデオ編集テンプレートをタイムラインにドラッグすると、ダウンロード状態の提示内容、例えば「同じタイプによる編集はダウンロード中です」と提示され、ダウンロードに失敗した場合、提示内容、例えば「ダウンロードに失敗しましたが、クリックして再試行してください」と提示されてもよい。
【0095】
図4D~
図4Eは、編集ページにおけるエントリによりビデオ編集テンプレートの使用をトリガーする実現方式を示した。
【0096】
上記のいずれか一つの方式でビデオ編集テンプレートの使用をトリガーすると、下記フローに入る。例示的に、アプリ1は、電子機器において
図4Fに示すユーザインタフェース16を表示する。
【0097】
図4Fに示すように、ユーザインタフェース16は、領域419、領域420、領域421及び領域422を含む。ここで、領域419は、素材パネルを提示するために用いられ、この時、素材パネルは、メディアモジュールとオーディオモジュールとを表示することができ、ここで、メディアモジュールは、ビデオ素材のインポートを実現することができ、ここで、ローカルからインポートされ、クラウド素材からインポートされてもよく、アプリ1が提供する素材ライブラリからインポートされてもよく、オーディオモジュールは、オーディオ素材のインポートを実現することができ、ローカルからインポートされてもよく、コレクションのオーディオ素材に基づいてもよい。領域419は、メディアモジュールに対応するタグ423及びオーディオモジュールに対応するタグ424を含んでもよい。ユーザインタフェース16に入ると、素材パネルは、デフォルトでメディアモジュールのローカルカテゴリタグの下にポジショニングしてもよい。領域419に含まれる領域425は、各カテゴリタグの下の素材識別子、例えばメディア素材の表紙、メディア素材の名称、時間長及び追加状態などを提示することができる。領域425は、表示方式(例えば)、ある種別のメディア素材を表示する関連するコントロール(図示せず)の並び替え及び設定をさらに含んでもよい。
【0098】
領域420は、ユーザが編集効果をプレビューすることを容易にするプレビュー再生ウィンドウである。領域420には、時間情報、再生プログレスバー、再生/一時停止ボタン及び全画面ボタンが提示されてもよい。
【0099】
領域421は、パラメータパネルを提示するために用いられ、この時、パラメータパネルには、ビデオ編集テンプレートによって指示されたテキスト編集操作に対応するテキストコンテンツ及びビデオ編集テンプレートによって採用されるオーディオが表示されるために用いられ、ここで、テキストタグとオーディオタグとを含んでもよく、ビデオ編集テンプレートに使用される各段落のテキストコンテンツ及びオーディオ素材を切り替え表示するために用いられる。
【0100】
領域422は、ビデオ編集トラックを提示するために用いられ、ビデオ編集トラックには第一複合セグメントが追加されており、第一複合セグメントを形成するための各指定ビデオセグメントに追加された予め設定されるビデオ素材は、テンプレートビデオの表紙図に基づいて生成されることができる。領域422は、撤回、進め、置き換え、削除、カッティング時間長、カッティング、ミラーリング、回転などのコントロールを表示することもできる。
【0101】
第一複合セグメントがビデオ編集トラックのタイムラインでカバーする位置区間は、各ビデオ素材に対応する位置区間を含んでもよく、ユーザがマウスを第一複合セグメントにポジショニングすると、現在マウスを浮かせている位置に基づいて、該当するビデオセグメントにおける予め設定されるビデオ素材を置き換えることができることをユーザに提示する提示情報を表示することができ、ユーザがマウスでクリック操作を実行すると、アプリ1は、電子機器において
図4Gに示すユーザインタフェース17を表示することができる。
【0102】
図4Gに示すユーザインタフェース17を参照すると、領域422には、複合セグメントを形成する各指定ビデオセグメントに対応するセグメント識別子が表示され、予め設定されるビデオ素材が置き換えられていないセグメント識別子/ターゲットビデオ素材がインポートされていないセグメント識別子は、デフォルト様式で表示されてもよく、予め設定されるビデオ素材が置き換えられたセグメント識別子/ターゲットビデオ素材がインポートされたセグメント識別子は、ターゲットビデオ素材の縮略図を採用してもよい。説明すべきこととして、ユーザインタフェース17に基づいて、ターゲットビデオ素材がインポートされていない場合に、領域420における再生ボタンをクリックすると、テンプレートビデオの表紙から予め設定されるビデオ素材を生成し、予め設定されるビデオ素材に指定編集操作を加えるプレビュー画面を再生することができる。
【0103】
ここで、ユーザのビデオ編集トラックにおけるトリガー操作に基づいてユーザがどのビデオセグメントにおけるビデオ素材の置き換えをトリガーするかを決定することができ、
図4Gを表示する時、このビデオセグメントに対応するセグメント識別子にポジショニングすることができる。ユーザインタフェース17において、ユーザは、マウスで選択されたセグメント識別子を切り替えることができる。セグメント識別子に対応する指定ビデオセグメントにおける予め設定されるビデオ素材の置き換えは、ファイルをローカルフォルダ/メディアライブラリからセグメント識別子にドラッグして置き換えることであって、ドラッグされたファイル(素材)の時間長が短すぎてビデオセグメント要求を満たすことができない場合、「素材が短すぎて、置き換えられません」という提示情報が表示され、ここで、ローカルファイルのドラッグがマウスを離れた対応領域にポジショニングされる必要があり、対応領域にポジショニングされると、マウスが追加状態になることと、ローカルフォルダからファイルをドラッグすることであって、ローカルフォルダがアプリ1に位置するように維持する必要があることとのいずれか一つの方式で実現されてもよいが、それに限らない。マウスでセグメント識別子をクリックし、ローカルファイルフィルタを呼び出して、ファイルを選択して確認した後に置き換えてもよく、素材の時間長が短すぎてビデオセグメント要求を満たすことができない場合、「素材が短すぎて、置き換えられません」という提示情報が表示され、なお、ファイルを選択した後に、ツールバーにおける置き換えツールをクリックすると、ビデオ素材の置き換えを実現することもできる。素材パネルから素材に対応する追加ボタンをクリックすると、デフォルトで最初の置き換えられていないセグメント識別子に対応する指定ビデオセグメントに追加されてもよい。素材パネルからダウンロードされていない素材を選択して素材パネルに追加すると、ロード動画が表示され、ダウンロードに失敗すれば、再試行ボタンが表示される。ビデオ素材がクラウド素材である場合、クラウド素材の上にマウスを浮かせると、自動的にダウンロードし、クラウド素材がダウンロードされていない状態でセグメント識別子にドラッグされることをサポートし、セグメント識別子に対応する位置にロード提示情報、例えば「素材ダウンロード中です」と表示され、ダウンロードに失敗すれば、「ダウンロードに失敗しましたが、クリックして試行してください」という提示情報が提示される。
【0104】
インポートされたビデオ素材と指定ビデオセグメントの時間長とが一致しない可能性があるため、置き換えた後にデフォルトでビデオ素材のオープニングから該当する時間長のセグメントを指定ビデオセグメントにおけるターゲットビデオ素材として選択してもよい。
【0105】
ユーザがクリックして選択し、あるセグメント識別子にポジショニングすると、マウスの右クリックでアプリ1がメニューを表示するようにトリガーしてもよく、メニューは、ローカルから置き換えるオプション、セグメント時間長を調整するオプション、ビデオ素材をカッティングするオプション、削除オプションを含んでもよく、ユーザは、上記メニューによりセグメント識別子に対応する指定ビデオセグメントにおけるターゲットビデオ素材を調整することができる。セグメント時間長を調整する時、ユーザインタフェースには、
図4Hに示すユーザインタフェース18が表示されてもよく、ユーザインタフェース18には、トリミングウィンドウが含まれ、トリミングウィンドウの上方には、ビデオ素材のプレビュー画面が表示され、下方には、タイムラインが表示されるとともに、切り取り枠によって切り取られたターゲットビデオ素材がカバーする時間範囲を標記し、切り取り枠の位置をドラッグすることによって切り取られたターゲットビデオ素材を調整し、ウィンドウにおける確認ボタンをクリックすることによってセグメント時間長の調整を完了させることができる。ビデオ素材をカッティングする時、
図4Iに示すウィンドウを表示してもよく、上方には、カッティング編集領域が表示され、ユーザは、カッティング編集領域においてカッティング枠のサイズを調整することにより、ビデオ素材の画面をカッティングすることができ、なお、ウィンドウ下方に近い位置に回転角度を調整するコントロール、カッティング比率を選択するコントロール及びリセットボタンが表示されてもよい。
【0106】
一つ又は複数のビデオセグメントにおける予め設定されるビデオ素材を置き換えた後に、ユーザは、領域420における再生ボタンをクリックすることにより、複合セグメントの先頭にポジショニングして再生を開始するようにカスタイマイズすることができ、指定ビデオセグメントに対応するビデオ素材が再生されると、該当するセグメント識別子が自動的にハイライト表示され、指定ビデオセグメントが時間的にオーバーラップしている場合、デフォルトで階層のより高い指定ビデオセグメントに対応するセグメント識別子を選択してハイライト表示される。
【0107】
なお、あるセグメント識別子が選択されると、パラメータパネルは、音量調節ボタンを提示し、この指定ビデオセグメントにおけるオーディオの音量サイズを調整することをサポートすることができる。
【0108】
領域422には、確認ボタンが含まれてもよく、ユーザがマウスでボタンを操作すると、ユーザにより各指定ビデオセグメントにインポートされたターゲットビデオ素材及び指定ビデオセグメントに加えられた指定編集操作に基づいてターゲット複合セグメントを形成し、ビデオ編集トラックに追加することは、ターゲット複合セグメントを形成し、ターゲット複合セグメントを現在の編集ドラフトにインポートしたことに相当する。アプリ1が置き換えられていない予め設定されるビデオ素材の存在を検出すると、ユーザがマウスで確認ボタンをクリックした後に、アプリ1は、ポップアップウィンドウを表示して「置き換えられていない素材がありますが、続行しますか」を提示することができ、キャンセルボタンと確認ボタンを提供し、ユーザがマウスで確認ボタンをクリックすると、正常ドラフトに入り、キャンセルボタンをクリックすると、テンプレート編集ページに戻る。
【0109】
図4Gに示す実施例に基づいて、ユーザは、領域421においてテキストタグを選択することにより、領域421にビデオ編集テンプレートに使用される各段落のテキストコンテンツを表示するようにトリガーすることができ、各段落のテキストコンテンツは、一つのテキストボックスに対応し、ユーザがマウスでこのテキストボックスをクリックすると、テキストボックスにおけるテキストコンテンツを修正することができる。又は、操作領域420を操作し、領域420においてプレビューされるテキストコンテンツをダブルクリックすることにより、テキストコンテンツを修正することもでき、領域421は、対応するテキストに自動的にポジショニングし、それに応じて更新する。
【0110】
図4Gに示す実施例に基づいて、ユーザは、領域421においてオーディオタグを選択することにより、領域421にビデオ編集テンプレートに使用されるオーディオ素材の識別子を表示するようにトリガーし、さらに、該当するコントロールにより所望の新たなオーディオ素材を削除し、及びインポートして置き換えることができる。
【0111】
なお、フィードストリームからビデオ編集テンプレートに入るが、初回の編集が完了していない場合、パネルを閉じた後にデフォルトでフィードストリームインタフェースが表示され、フィードストリームからビデオ編集テンプレートに入り、初回の編集が完了した場合、パネルを閉じた後にローンチパッドインタフェースに戻り、素材パネルからビデオ編集テンプレートを追加した場合、パネルを閉じた後にローンチパッドインタフェースに戻る。
【0112】
いくつかの場合に、ユーザは、ドラフトをアンロックすることもでき、アンロックレポートは、すべてのビデオ編集トラックをアンロックして提示すると理解されてもよく、複合セグメントを形成するすべてのビデオ素材及び指定編集操作のタイムラインでの相対関係を解除したことに相当し、ユーザがアンロックをトリガーする時、「ドラフトをアンロックすると複合セグメントが展開されます」という提示情報を表示することができ、ユーザがアンロックを確認し、アンロックフローを完了した後に、アプリ1は、複合セグメントを展開し、各ビデオ素材及び指定編集操作にそれぞれ対応するビデオトラックを表示することができ、ユーザは、ビデオ素材及び指定編集操作を単独で調整することができ、ユーザがビデオ編集テンプレートを調整したことに相当し、それによってユーザの編集需要を満たす。
【0113】
図4A~
図4Iに示す実施例を結び付けて、本開示は、ビデオ編集テンプレートと複合セグメント機能とを組み合わせることにより、ユーザがビデオ編集テンプレートによって指示された指定ビデオセグメントにターゲットビデオ素材をインポートし、複合セグメントを形成して該当するビデオ編集トラックに追加すると、ユーザは、複合セグメント全体を編集することができ、複合セグメントを使用することで複雑な編集項目を簡単化することができ、それによってユーザがビデオ編集テンプレートを使用してビデオ編集を行う処理効率を向上させる。なお、一般的には複合セグメントを形成するビデオ素材及びビデオ編集操作の数は、複数であり、複合セグメントに対応するビデオ編集トラック数は、複合セグメントを形成するためのビデオ素材及びビデオ編集操作にそれぞれ対応するビデオ編集トラック総数よりもはるかに少なく、それによって分かるように、複合セグメントを使用することで、テンプレート編集ページに表示される要素を簡略化し、視覚効果を向上させることもできる。なお、ユーザアンロックドラフトの能力もリザーブされており、ユーザがビデオ編集テンプレートを調整することを容易にし、ユーザの編集需要を満たし、編集体験を向上させる。
【0114】
図5は、本開示の一実施例によるビデオ編集装置の構造図である。
図5に示すように、本実施例によるビデオ編集装置500は、
一つ又は複数の指定ビデオセグメントに指定編集操作を追加することを指示するためのビデオ編集テンプレートを取得するための取得モジュール501であって、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントの編集トラックセグメント及び追加された前記指定編集操作の編集トラックセグメントの組み合わせにより編集トラック集合に対応する複合セグメントを得ることができる取得モジュール501と、
ビデオ素材をインポートするトリガー操作に応答し、前記ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメントに、該当するターゲットビデオ素材をインポートし、及び、複合セグメントを形成するトリガー操作に応答し、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントにインポートされた前記ターゲットビデオ素材と前記ビデオ編集テンプレートによって指示された指定編集操作とを組み合わせてターゲット複合セグメントを形成し、前記ターゲット複合セグメントを前記第一ビデオ編集トラックに追加するための処理モジュール502と、を含む。
【0115】
いくつかの実施例では、前記処理モジュール502は、具体的にビデオ編集装置500が前記一つ又は複数のビデオセグメントに1対1で対応するセグメント識別子を提示するように制御するために用いられ、前記処理モジュール502はさらに、前記セグメント識別子に対するトリガー操作に応答し、前記セグメント識別子に対応する指定ビデオセグメントにターゲットビデオ素材を追加するために用いられる。
【0116】
いくつかの実施例では、前記処理モジュール502は、具体的に前記ビデオ編集テンプレートに対応する複合セグメントを取得し、前記複合セグメントを前記第一ビデオ編集トラックに追加することと、前記複合セグメントに対するトリガー操作に応答し、ビデオ編集装置500が前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントに1対1で対応するセグメント識別子を提示するように制御することとに用いられる。
【0117】
いくつかの実施例では、前記処理モジュール502はさらに、前記指定ビデオセグメントにインポートされたターゲットビデオ素材をカッティングし、前記指定ビデオセグメントにインポートされたターゲットビデオ素材をクリアし、又は、前記指定ビデオセグメントにインポートされたターゲットビデオ素材を置き換えるために用いられる。
【0118】
いくつかの実施例では、前記処理モジュール502はさらに、前記ターゲット複合セグメントへの組み合わせをアンロックするトリガー操作に応答し、前記ターゲット複合セグメントを形成するための各指定ビデオセグメント及び指定編集操作にそれぞれ対応するビデオ編集トラックを表示するために用いられる。
【0119】
いくつかの実施例では、前記処理モジュール502はさらに、前記ビデオ編集テンプレートによって指示されたテキスト編集操作に対応するテキストコンテンツを編集するために用いられる。
【0120】
いくつかの実施例では、前記処理モジュール502はさらに、前記ビデオ編集テンプレートに使用されるオーディオ素材を置き換えるために用いられる。
【0121】
いくつかの実施例では、前記処理モジュール502はさらに、前記ターゲット複合セグメントを合成するトリガー操作に応答し、前記ターゲット複合セグメントに含まれる各編集トラックセグメントにおけるターゲットビデオ素材及び追加された指定編集操作をビデオ合成して合成ビデオを得るために用いられる。
【0122】
本実施例によるビデオ編集装置は、前述のいずれか一つの方法の実施例の技術案を実現するために用いられてもよく、その実現原理及び技術的効果は、類似しており、前述方法の実施例の詳細な記述を参照することができ、簡明のため、ここでこれ以上説明しない。
【0123】
図6は、本開示の一実施例による電子機器の構造図である。
図6に示すように、本実施例による電子機器600は、メモリ601とプロセッサ602とを含む。
【0124】
ここで、メモリ601は、独立した物理的ユニットであってもよく、バス603を介してプロセッサ602に接続されてもよい。メモリ601と、プロセッサ602とは、集積され、ハードウェアなどによって実現されてもよい。
【0125】
メモリ601は、プログラム命令を記憶するために用いられ、プロセッサ602は、このプログラム命令を呼び出し、以上のいずれか一つの方法の実施例の操作を実行する。
【0126】
選択的に、上記実施例の方法のうちの一部又はすべてがソフトウェアによって実現される場合、上記電子機器600は、プロセッサ602を含んでもよい。プログラムを記憶するためのメモリ601は、電子機器600の外部に位置し、プロセッサ602は、回路/電線を介してメモリに接続され、メモリに記憶されたプログラムを読み取って実行するために用いられる。
【0127】
プロセッサ602は、中央処理装置(central processing unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(network processor、NP)又はCPUとNPとの組み合わせであってもよい。
【0128】
プロセッサ602は、ハードウェアチップをさらに含んでもよい。上記ハードウェアチップは、専用集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(programmable logic device、PLD)又はその組み合わせであってもよい。上記PLDは、複雑プログラマブルロジックデバイス(complex programmable logic device、CPLD)、フィールドプログラマブル論理ゲートアレイ(field-programmable gate array、FPGA)、ジェネリックアレイ ロジック(generic array logic、GAL)又はその任意の組み合わせであってもよい。
【0129】
メモリ601は、揮発性メモリ(volatile memory)、例えばランダムアクセスメモリ(random-access memory、RAM)を含んでもよく、メモリは、非揮発性メモリ(non-volatile memory)、例えばフラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスク(hard disk drive、HDD)又はソリッドステートドライブ(solid-state drive、SSD)を含んでもよく、メモリは、上記種類のメモリの組み合わせをさらに含んでもよい。
【0130】
本開示の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、この可読記憶媒体は、コンピュータプログラム命令を含み、コンピュータプログラム命令が電子機器の少なくとも一つのプロセッサにより実行されると、上記のいずれか一つの方法の実施例に示すビデオ編集方法を実現する。
【0131】
本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム命令を含み、前記コンピュータプログラム命令は、可読記憶媒体に記憶されており、前記電子機器の少なくとも一つのプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラム命令を読み取ることができ、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記電子機器が上記のいずれか一つの方法の実施例に示すビデオ編集方法を実現するように、前記コンピュータプログラム命令を実行する。
【0132】
説明すべきこととして、本明細書では、「第一」と「第二」などの関係用語は、一つのエンティティ又は操作を別のエンティティ又は操作から区別するためにのみ用いられ、これらのエンティティ又は操作の間に任意のこのような実際の関係又は順序が存在することを必ずしも要求又は暗示するものではない。そして、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は機器は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又は、このようなプロセス、方法、物品又は機器に固有の要素をさらに含む。それ以上の制限がない場合に、「一つの……を含む」という文言によって限定される要素は、前記要素を含むプロセス、方法、物品又は機器に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。
【0133】
上記は、当業者が本開示を理解又は実現できるような本開示の具体的な実施の形態にすぎない。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者にとって明白であり、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施例で実現することができる。そのため、本開示は、本明細書に記載されたこれらの実施例に限定されるものではなく、本明細書に開示された原理及び新規特徴と一致する最も広い範囲に適合する必要がある。
【手続補正書】
【提出日】2023-12-20
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオ編集方法であって、
一つ又は複数の指定ビデオセグメントに指定編集操作を追加することを指示するためのビデオ編集テンプレートを取得することであって、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントの編集トラックセグメント及び追加された前記指定編集操作の編集トラックセグメントの組み合わせにより編集トラック集合に対応する複合セグメントを得ることができることと、
ビデオ素材をインポートするトリガー操作に応答し、前記ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメントに、該当するターゲットビデオ素材をインポートすることと、
複合セグメントを形成するトリガー操作に応答し、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントにインポートされた前記ターゲットビデオ素材と前記ビデオ編集テンプレートによって指示された指定編集操作とを組み合わせてターゲット複合セグメントを形成し、前記ターゲット複合セグメントを第一ビデオ編集トラックに追加することと、を含む、方法。
【請求項2】
ビデオ素材をインポートするトリガー操作に応答し、前記ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメントに、該当するターゲットビデオ素材をインポートすることは、
前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントに1対1で対応するセグメント識別子を提示することと、
前記セグメント識別子に対するトリガー操作に応答し、前記セグメント識別子に対応する指定ビデオセグメントにターゲットビデオ素材を追加することと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントに1対1で対応するセグメント識別子を提示することは、
前記ビデオ編集テンプレートに対応する複合セグメントを取得し、前記複合セグメントを前記第一ビデオ編集トラックに追加することと、
前記複合セグメントに対するトリガー操作に応答し、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントに1対1で対応するセグメント識別子を提示することと、を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記指定ビデオセグメントにインポートされたターゲットビデオ素材をカッティングし、前記指定ビデオセグメントにインポートされたターゲットビデオ素材をクリアし、又は、前記指定ビデオセグメントにインポートされたターゲットビデオ素材を置き換えることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ターゲット複合セグメントへの組み合わせをアンロックするトリガー操作に応答し、前記ターゲット複合セグメントを形成するための各指定ビデオセグメント及び指定編集操作にそれぞれ対応するビデオ編集トラックを表示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ビデオ編集テンプレートによって指示されたテキスト編集操作に対応するテキストコンテンツを編集することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ビデオ編集テンプレートに使用されるオーディオ素材を置き換えることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ターゲット複合セグメントを合成するトリガー操作に応答し、前記ターゲット複合セグメントに含まれる各編集トラックセグメントにおけるターゲットビデオ素材及び追加された指定編集操作をビデオ合成して合成ビデオを得ることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
一つ又は複数の指定ビデオセグメントに指定編集操作を追加することを指示するためのビデオ編集テンプレートを取得するための取得モジュールであって、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントの編集トラックセグメント及び追加された前記指定編集操作の編集トラックセグメントの組み合わせにより編集トラック集合に対応する複合セグメントを得ることができる取得モジュールと、
ビデオ素材をインポートするトリガー操作に応答し、前記ビデオ編集テンプレートによって指示された一つ又は複数の指定ビデオセグメントに、該当するターゲットビデオ素材をインポートし、複合セグメントを形成するトリガー操作に応答し、前記一つ又は複数の指定ビデオセグメントにインポートされた前記ターゲットビデオ素材と前記ビデオ編集テンプレートによって指示された指定編集操作とを組み合わせてターゲット複合セグメントを形成し、前記ターゲット複合セグメントを第一ビデオ編集トラックに追加するための処理モジュールと、を含む、ビデオ編集装置。
【請求項10】
メモリとプロセッサとを含み、
前記メモリは、コンピュータプログラム命令を記憶するように構成され、
前記プロセッサは、前記電子機器が請求項1~8のいずれか1項に記載のビデオ編集方法を実現するように、前記コンピュータプログラム命令を実行するように構成される、電子機器。
【請求項11】
コンピュータプログラム命令を含み、
電子機器の少なくとも一つのプロセッサは、
電子機器が請求項1~8のいずれか1項に記載のビデオ編集方法を実現するように、前記コンピュータプログラム命令を実行する、可読記憶媒体。
【請求項12】
電子機器が請求項1~8のいずれか1項に記載のビデオ編集方法を実現するように、前記電子機器により実行される、コンピュータプログラ
ム。
【国際調査報告】