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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-01-24
(54)【発明の名称】ビデオ生成方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 5/265 20060101AFI20250117BHJP
G06T 13/20 20110101ALI20250117BHJP
G06T 19/00 20110101ALI20250117BHJP
G06F 3/04845 20220101ALI20250117BHJP
H04N 21/854 20110101ALI20250117BHJP
【ＦＩ】
H04N5/265
G06T13/20
G06T19/00 600
G06F3/04845
H04N21/854
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024543178
(86)(22)【出願日】2023-01-03
(85)【翻訳文提出日】2024-08-23
(86)【国際出願番号】 SG2023050002
(87)【国際公開番号】W WO2023140783
(87)【国際公開日】2023-07-27
(31)【優先権主張番号】202210067195.6
(32)【優先日】2022-01-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521388058
【氏名又は名称】レモン インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Ｌｅｍｏｎ Ｉｎｃ．
(74)【代理人】
【識別番号】110004381
【氏名又は名称】弁理士法人ＩＴＯＨ
(72)【発明者】
【氏名】チェン，ジンジェ
(72)【発明者】
【氏名】シュイ，ティエンヤン
(72)【発明者】
【氏名】ヤン，スヤオ
(72)【発明者】
【氏名】リ，ウェイカイ
(72)【発明者】
【氏名】チェン，ズハオ
(72)【発明者】
【氏名】オウ，チャンハオ
(72)【発明者】
【氏名】ジャオ，イシン
(72)【発明者】
【氏名】レェオ，サン ヒョプ
(72)【発明者】
【氏名】チェン，イリン
(72)【発明者】
【氏名】ユエ，イ
(72)【発明者】
【氏名】リアオ，ジェ
(72)【発明者】
【氏名】シ，ションチョアン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン，ズション
(72)【発明者】
【氏名】ワン，チュアン
(72)【発明者】
【氏名】スン，ジエン
(72)【発明者】
【氏名】ワン，アオユィ
【テーマコード（参考）】
5B050
5C023
5C164
5E555
【Ｆターム（参考）】
5B050AA10
5B050BA06
5B050BA08
5B050BA09
5B050BA18
5B050BA20
5B050CA01
5B050DA01
5B050EA19
5B050EA24
5B050EA26
5B050FA02
5C023AA11
5C023BA11
5C023CA01
5C164MA03S
5C164MC04P
5C164UA04S
5C164UB41S
5C164UB81S
5C164YA11
5E555AA26
5E555BA02
5E555BB02
5E555BC18
5E555BE17
5E555CB47
5E555DB57
5E555DC19
5E555FA00
(57)【要約】
本開示は、ビデオ生成方法、装置、機器及び記憶媒体を提供し、前記方法では、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作を受付けると、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示し、プリセット・エフェクト・リソースには、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、各第１の仮想オブジェクトは、撮影ページにターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される。撮影ページにおける仮想オブジェクト生成コントロールにより、第２の仮想オブジェクトを生成し、第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作を受付けると、第２の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを撮影ページに提示し、さらに、該撮影ページに基づいて結果ビデオを生成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点（ＰＯＩ）のプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示することであって、前記プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、前記撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられる、表示することと、前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることと、
前記第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示することと、
前記撮影ページに基づいて結果ビデオを生成することと、を含む、
ビデオ生成方法。
【請求項2】
前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることは、前記仮想オブジェクト生成コントロールに対するトリガ操作に応答して、情報入力領域を含む仮想オブジェクト・テンプレートを前記撮影ページに提示することと、
前記情報入力領域における入力情報を受信すると、前記入力情報に基づいて、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることと、を含む、
請求項１に記載のビデオ生成方法。
【請求項3】
前記撮影ページに基づいて結果ビデオを生成する前に、前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトのうちのターゲット第１の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を前記撮影ページに提示することをさらに含み、前記ターゲット第１の仮想オブジェクトと、第２のユーザとが対応付けられて、前記第２のユーザと、前記ターゲットＰＯＩとが対応付けられている、
請求項１に記載のビデオ生成方法。
【請求項4】
前記ターゲット第1の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を前記撮影ページに提示した後、前記撮影ページにおいて前記ターゲット第１の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されるように制御することをさらに含む、請求項３に記載のビデオ生成方法。
【請求項5】
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示することは、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、少なくとも１つのＰＯＩから第１のユーザに対してターゲットＰＯＩを決定することであって、前記ターゲットＰＯＩと前記第１のユーザとの距離が最も近いことと、
前記第１のユーザと前記ターゲット関心地点ＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいか否かを判定することと、
前記第１のユーザと前記ターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さくないと判定された場合、プリセット第１のエフェクト・リソースを撮影ページに表示し、そうでない場合、プリセット第２のエフェクト・リソースを前記撮影ページに表示することと、を含み、前記プリセット第１のエフェクト・リソースと前記プリセット第２のエフェクト・リソースとは、異なるプリセット・エフェクト・リソースである、
請求項１に記載のビデオ生成方法。
【請求項6】
撮影ページに第１のエフェクト・リソースを表示した後、前記第１のユーザと前記ターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さいと判定された場合、前記プリセット第２のエフェクト・リソースに属する第３の仮想オブジェクトを前記撮影ページに追加表示することをさらに含む、
請求項５に記載のビデオ生成方法。
【請求項7】
前記プリセット第１のエフェクト・リソースは、前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトを含み、前記プリセット第２のエフェクト・リソースは、前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトと第４の仮想オブジェクトとを含む、請求項５に記載のビデオ生成方法。
【請求項8】
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点（ＰＯＩ）のプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示するための第１の表示モジュールであって、前記プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、前記撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられる、第１の表示モジュールと、前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとするための第１の生成モジュールと、
前記第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、プリセット第１の軌跡に従って、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示するための第１の提示モジュールと、
前記撮影ページに基づいて結果ビデオを生成するための第２の生成モジュールと、を含む、
ビデオ生成装置。
【請求項9】
端末機器で実行されると、請求項１～７のいずれか１項に記載のビデオ生成方法を前記端末機器に実現させる命令が記憶された、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項10】
メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサで実行可能であるコンピュータプログラムとを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、請求項１～７のいずれか１項に記載のビデオ生成方法を実現させる、ビデオ生成機器。
【請求項11】
プロセッサによって実行されると、請求項１～７のいずれか１項に記載のビデオ生成方法を実現させるコンピュータプログラム／命令を含む、コンピュータプログラム製品。
【請求項12】
プロセッサによって実行されると、請求項１～７のいずれか１項に記載のビデオ生成方法を前記プロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
（関連出願の相互参照）
本願は、出願番号がＣＮ２０２２１００６７１９５．６であり、出願日が２０２２年１月２０日である出願を基礎としており、その優先権を主張し、該中国出願の全ての開示内容は参照により本出願に組み込まれる。
本願は、出願番号がＣＮ２０２２１００６７１９５．６であり、出願日が２０２２年１月２０日である出願を基礎としており、その優先権を主張し、該中国出願の全ての開示内容は参照により本出願に組み込まれる。
【0002】
（技術分野）
本開示は、データ処理分野に関し、特にビデオ生成方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
本開示は、データ処理分野に関し、特にビデオ生成方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
拡張現実（Ａｕｇｍｅｎｔｅｄ Ｒｅａｌｉｔｙ、ＡＲと略称）技術は、仮想情報と実世界の情報とを融合させる技術である。該技術は、リアルタイム映像において仮想オブジェクトをレンダリングすることにより、仮想オブジェクトを実世界にロードしてインタラクションを行うことで、実環境と仮想オブジェクトとをリアルタイムで同じインタフェースに提示することを実現する。
【発明の概要】
【0004】
第１の側面によれば、本開示は、
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点（ＰＯＩ）のプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示することであって、プリセット・エフェクト・リソースには、撮影ページにおいてターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられることと、
仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることと、
第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、第２の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを撮影ページに提示することと、
撮影ページに基づいて結果ビデオを生成することと、を含む、ビデオ生成方法を提供する。
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点（ＰＯＩ）のプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示することであって、プリセット・エフェクト・リソースには、撮影ページにおいてターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられることと、
仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることと、
第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、第２の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを撮影ページに提示することと、
撮影ページに基づいて結果ビデオを生成することと、を含む、ビデオ生成方法を提供する。
【0005】
幾つかの実施例では、仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることは、
仮想オブジェクト生成コントロールに対するトリガ操作に応答して、情報入力領域を含む仮想オブジェクト・テンプレートを撮影ページに提示することと、
情報入力領域における入力情報を受信すると、入力情報に基づいて、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることとを含む。
仮想オブジェクト生成コントロールに対するトリガ操作に応答して、情報入力領域を含む仮想オブジェクト・テンプレートを撮影ページに提示することと、
情報入力領域における入力情報を受信すると、入力情報に基づいて、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることとを含む。
【0006】
幾つかの実施例では、撮影ページに基づいて結果ビデオを生成する前に、
少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトのうちのターゲット第１の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を撮影ページに提示することをさらに含み、ターゲット第１の仮想オブジェクトと、第２のユーザとが対応付けられて、第２のユーザと、ターゲットＰＯＩとが対応付けられている。
少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトのうちのターゲット第１の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を撮影ページに提示することをさらに含み、ターゲット第１の仮想オブジェクトと、第２のユーザとが対応付けられて、第２のユーザと、ターゲットＰＯＩとが対応付けられている。
【0007】
幾つかの実施例では、ターゲット仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を撮影ページに提示した後、
撮影ページにおいてターゲット第１の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されるように制御することをさらに含む。
撮影ページにおいてターゲット第１の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されるように制御することをさらに含む。
【0008】
幾つかの実施例では、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示することは、
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、少なくとも１つのＰＯＩから第１のユーザに対してターゲットＰＯＩを決定することであって、ターゲットＰＯＩと第１のユーザとの距離が最も近いことと、
第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいか否かを判定することと、
第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離が所定の距離閾値よりも小さくないと判定された場合、プリセット第１のエフェクト・リソースを撮影ページに表示し、そうでない場合、プリセット第２のエフェクト・リソースを撮影ページに表示することとを含み、所定の第１のエフェクト・リソースと所定の第２のエフェクト・リソースとは、異なるプリセット・エフェクト・リソースである。
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、少なくとも１つのＰＯＩから第１のユーザに対してターゲットＰＯＩを決定することであって、ターゲットＰＯＩと第１のユーザとの距離が最も近いことと、
第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいか否かを判定することと、
第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離が所定の距離閾値よりも小さくないと判定された場合、プリセット第１のエフェクト・リソースを撮影ページに表示し、そうでない場合、プリセット第２のエフェクト・リソースを撮影ページに表示することとを含み、所定の第１のエフェクト・リソースと所定の第２のエフェクト・リソースとは、異なるプリセット・エフェクト・リソースである。
【0009】
幾つかの実施例では、撮影ページに第１のエフェクト・リソースを表示した後、
第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいと判定された場合、プリセット第２のエフェクト・リソースに属する第３の仮想オブジェクトを撮影ページに追加表示することをさらに含む。
第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいと判定された場合、プリセット第２のエフェクト・リソースに属する第３の仮想オブジェクトを撮影ページに追加表示することをさらに含む。
【0010】
幾つかの実施例では、プリセット第１のエフェクト・リソースは、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトを含み、プリセット第２のエフェクト・リソースは、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトと第４の仮想オブジェクトとを含む。
【0011】
第２の側面によれば、本開示は、
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点ＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示するための第１の表示モジュールであって、プリセット・エフェクト・リソースには、撮影ページにおいてターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられる第１の表示モジュールと、
仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとするための第１の生成モジュールと、
第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、プリセット第１の軌跡に従って、第２の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを撮影ページに提示するための第１の提示モジュールと、
撮影ページに基づいて結果ビデオを生成するための第２の生成モジュールと、を含む、ビデオ生成装置をさらに提供する。
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点ＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示するための第１の表示モジュールであって、プリセット・エフェクト・リソースには、撮影ページにおいてターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられる第１の表示モジュールと、
仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとするための第１の生成モジュールと、
第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、プリセット第１の軌跡に従って、第２の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを撮影ページに提示するための第１の提示モジュールと、
撮影ページに基づいて結果ビデオを生成するための第２の生成モジュールと、を含む、ビデオ生成装置をさらに提供する。
【0012】
第３の側面によれば、本開示は、端末機器で実行されると、上記の方法を端末機器に実現させる命令が記憶された、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0013】
第４の側面によれば、本開示は、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され、且つプロセッサで実行可能であるコンピュータプログラムとを含み、プロセッサがコンピュータプログラムを実行すると、上記の方法を実現させる、機器を提供する。
【0014】
第５の側面によれば、本開示は、プロセッサによって実行されると、上記の方法を実現させるコンピュータプログラム／命令を含む、コンピュータプログラム製品を提供する。
【0015】
第６の側面によれば、本開示は、プロセッサによって実行されると、上記いずれか１つの実施例におけるビデオ生成方法をプロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータプログラムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
ここでの図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示しており、明細書とともに本開示の原理を説明するために用いられる。
【0017】
本開示の実施例又は従来技術における技術案をより明確に説明するために、以下は、実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に説明する。自明なことに、当業者であれば、創造的な労力を払うことなく、それらの図面に基づき、他の図面を取得することもできる。
【0018】
【図1】本開示の実施例によるビデオ生成方法のフローチャートである。
【図2】本開示の実施例による撮影ページの概略図である。
【図3】本開示の実施例による別の撮影ページの概略図である。
【図4】本開示の実施例によるさらに別の撮影ページの概略図である。
【図5】本開示の実施例によるビデオ生成装置の構成概略図である。
【図6】本開示の実施例によるビデオ生成機器の構成概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下は、本開示の態様についてさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0020】
本開示を十分に理解させるために、以下の説明において、多くの具体的な詳細が説明されているが、本開示は、ここで説明されている形態と異なる他の形態で実施されてもよい。明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。
【0021】
前に述べたように、ショートビデオ技術の発展に伴い、ユーザのビデオ撮影機能に対する需要は、ますます多様化している。従って、どのようにビデオを撮影する時にＡＲエフェクトを支援するかは、現在、早急に解決すべき技術的課題である。
【0022】
上記の課題を解決するために、本開示は、ターゲットＰＯＩに対応するプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに提示することができ、ユーザに対して仮想オブジェクト生成機能を提供し、撮影ページに提示された撮影エフェクトに基づいて結果ビデオを生成し、ビデオ撮影機能を充実させたビデオ生成方法を提供する。
【0023】
撮影機能への多様化した人々の需要を満たすために、本開示によるビデオ生成方法では、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作を受付けると、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示し、プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれる。そして、撮影ページにおける仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとし、第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作を受付けると、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示し、さらに、該撮影ページに基づいて結果ビデオを生成する。よって、本開示の実施例は、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに提示することができ、ユーザに対して第２の仮想オブジェクトを生成し、撮影ページに提示された撮影エフェクトに基づいて結果ビデオを生成し、ビデオ撮影機能を充実させた。
【0024】
【0025】
Ｓ１０１：プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点ＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示する。
【0026】
ここで、前記プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、前記撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられる。
【0027】
幾つかの実施例では、プリセット・エフェクト・エントリは、撮影ページに設けられ、撮影ページに提示されたエフェクト・リソースエントリのうちの１つとされてもよい。撮影ページにおけるプリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作を受付けると、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示する。ここで、プリセット・エフェクト・リソースは、拡張現実ＡＲエフェクト・リソースなどを含んでもよい。
【0028】
幾つかの実施例では、プリセット・エフェクト・エントリは、ビデオ再生ページに設けられたアンカーであってもよい。ユーザは、ビデオ再生ページにおけるプリセット・エフェクト・エントリをタップすることにより、撮影ページにジャンプし、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示する。
【0029】
なお、本開示の実施例におけるプリセット・エフェクト・エントリは、任意のページに設けられてもよく、本開示の実施例は、制限しない。
【0030】
本開示の実施例では、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩは、第１のユーザに対応するターゲットスポット、ターゲットレストラン、ターゲット遊園地、ターゲットデパートなどを含んでもよい。第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩは、第１のユーザとの距離が最も近いＰＯＩを指してもよく、又は第１のユーザによって選定されたＰＯＩなどを指してもよい。
【0031】
幾つかの実施例では、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作を受付けると、まず、第１のユーザ（現在のユーザともいう）の位置情報（例えば、ＧＰＳ測位情報）を決定し、第１のユーザの位置情報に基づいて、第１のユーザとの距離が最も近いＰＯＩをターゲットＰＯＩとして決定する。そして、ターゲットＰＯＩに対応するプリセット・エフェクト・リソースを取得する。例えば、コンテンツ・リソース・サーバからターゲットＰＯＩに対応するプリセット・エフェクト・リソースを取得してもよい。ここで、プリセット・エフェクト・リソースは、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトを含んでもよい。第１の仮想オブジェクトは、例えば、願掛け天灯オブジェクトなどであってもよい。プリセット・エフェクト・リソースには、銀河エフェクト・リソースや、ターゲットＰＯＩの名称アイコンなどがさらに含まれてもよい。ターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースは、ターゲットＰＯＩの特徴に基づいて予め配置されたエフェクト・リソースである。プリセット・エフェクト・リソースに基づいて、ユーザは、あたかもその場に身を置くかのように感じ、ビデオを撮影している間に、ターゲットＰＯＩの環境雰囲気に浸る。
【0032】
なお、関連法令に適合する前提で、現在のユーザが本開示によるビデオ生成方法を使用する意思があり、且つその位置情報を使用する権限を与えたと決定された場合、本開示の実施例は、ユーザの位置情報を取得してもよい。
【0033】
本開示の実施例では、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作を受付けると、プリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示する。例えば、ターゲットＰＯＩに対応する少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトを撮影ページに表示し、ターゲットＰＯＩと第１のユーザの位置情報に基づいて、撮影ページにおける各第１の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されるように制御する。
【0034】
本開示の実施例では、撮影ページには、ユーザによってタップしてトリガされると、第２の仮想オブジェクトとして第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成するための仮想オブジェクト生成コントロールが設けられてもよい。
【0035】
図２は、本開示の実施例による撮影ページの概略図である。図２を参照して、撮影ページには、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクト２０１が表示されている。ビデオ撮影エフェクトを豊かにするために、撮影ページには、他のエフェクト、例えば、銀河エフェクトや、中央の大きな天灯エフェクトなどが表示されてもよい。また、撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロール２０２がさらに設けられてもよい。
【0036】
本開示の実施例では、図２に示す撮影ページに提示されたターゲットＰＯＩのエフェクトは、撮影器が撮影した実世界の画面と融合され、同じ撮影ページに提示され、該撮影ページに基づいて撮影されたビデオには、実世界の画面だけでなく、表示された撮影エフェクト、例えば、ＡＲエフェクトなども含まれ、撮影機能を充実させた。
【0037】
幾つかの実施例では、ビデオ撮影機能を豊かにするために、第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離に基づいて、撮影ページに第１のユーザに対してエフェクト・リソースを区別して表示してもよい。
【0038】
実際の応用では、第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離が遠い場合、第１のユーザに対してプリセット第１のエフェクト・リソースを表示し、距離が近い場合、プリセット第２のエフェクト・リソースを表示してもよい。ここで、プリセット第１のエフェクト・リソースとプリセット第２のエフェクト・リソースとは異なる。例えば、具体的な状況に基づいて、プリセット第１のＡＲエフェクト・リソースと、プリセット第２のＡＲエフェクト・リソースとの表示エフェクトを設定してもよい。
【0039】
例えば、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、少なくとも１つのＰＯＩの中から第１のユーザに対してターゲットＰＯＩを決定し、前記ターゲットＰＯＩと前記第１のユーザとの距離が最も近い。そして、前記第１のユーザと前記ターゲット関心地点ＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいか否かを判定する。前記第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さくないと判定された場合、撮影ページに前記プリセット第１のエフェクト・リソースを表示し、そうでない場合、前記撮影ページに前記プリセット第２のエフェクト・リソースを表示する。プリセット第１のエフェクト・リソースと前記プリセット第２のエフェクト・リソースとは、異なるプリセット・エフェクト・リソースである。
【0040】
幾つかの実施例では、前記プリセット第１のエフェクト・リソースは、前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトを含んでもよく、前記プリセット第２のエフェクト・リソースは、前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトと第４の仮想オブジェクトとを含んでもよい。ここで、第４の仮想オブジェクトは、ターゲットＰＯＩに近い位置にしか表示されない仮想オブジェクト、例えば、中央の大きな天灯オブジェクトなどであってもよい。
【0041】
幾つかの実施例では、プリセット第１のエフェクト・リソースを撮影ページに表示した後、前記第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さいと判定された場合、撮影ページに既に表示された第１のエフェクト・リソースに加えて、第３の仮想オブジェクトを追加表示してもよい。例えば、第１のエフェクト・リソースの表示に加えて、撮影ページにおいて中央の大きな天灯エフェクト・オブジェクトの表示を追加することで、ターゲットＰＯＩに近づく過程を呈示する。
【0042】
実際の応用では、第１のユーザが、ターゲットＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも大きい位置から、ターゲットＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さい位置へ向かうと、撮影ページにおいて、プリセット第１のエフェクト・リソースの表示に加えて、第３の仮想オブジェクトの動的効果を追加表示してもよい。なお、第３の仮想オブジェクトと第４の仮想オブジェクトとは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
【0043】
Ｓ１０２：前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとする。
【0044】
本開示の実施例では、撮影ページにおける仮想オブジェクト生成コントロールに対するトリガ操作を受付けると、情報入力領域を含む仮想オブジェクト・テンプレートを撮影ページに提示してもよい。図３は、本開示の実施例による別の撮影ページの概略図である。図３に示すように、撮影ページには、情報入力領域３０２が含まれる仮想オブジェクト・テンプレート３０１が提示されている。
【0045】
実際の応用では、ユーザは、仮想オブジェクト・テンプレートにおける情報入力領域をタップすることにより、入力キーボードを呼び出し、入力キーボードにより情報入力領域において情報を入力した後、情報入力領域における入力情報に基づいて、第１のユーザに対して仮想オブジェクトを生成し、第２の仮想オブジェクトとする。即ち、該入力情報が付いている第２の仮想オブジェクトと第１のユーザとが紐付けられた。
【0046】
Ｓ１０３：前記第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示する。
【0047】
幾つかの実施例では、入力情報に基づいて第２の仮想オブジェクトを生成した後、第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作を受付けると、該第２の仮想オブジェクトが撮影ページにおいてターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されるエフェクトを制御してもよい。例えば、第２の仮想オブジェクトが、第１のユーザのカスタマイズした願掛け天灯オブジェクトであるとすると、第１のユーザのカスタマイズした願掛け天灯オブジェクトが撮影ページにおいて上方へ移動表示されるように制御して、願掛け天灯が撮影画面でターゲットＰＯＩの方向に漂うというエフェクトを呈示してもよい。
【0048】
幾つかの実施例では、撮影ページに提示された仮想オブジェクト・テンプレートには、移動表示トリガ・コントロールがさらに含まれる。図３に示すように、仮想オブジェクト・テンプレート３０１には、移動表示トリガ・コントロール３０３が含まれる。ユーザが、該移動表示トリガ・コントロール３０３をタップすることにより、第１のユーザに対して生成された第２の仮想オブジェクトがプリセット軌跡に従って移動表示されるようにトリガすることができる。第２の仮想オブジェクトが、第１のユーザのカスタマイズした願掛け天灯オブジェクトであるとする場合に、ユーザが移動表示トリガ・コントロール３０３をタップすると、第１のユーザのカスタマイズした願掛け天灯オブジェクトが点灯され、ターゲットＰＯＩへ飛ばされるというエフェクトをトリガし、願掛け天灯が点灯され、飛ばされるよりリアルな過程を提示することができる。
【0049】
幾つかの実施例では、撮影ページに表示された少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトのうちのターゲット第１の仮想オブジェクトに対するトリガ操作を受付けると、該ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を撮影ページに提示してもよい。ここで、該ターゲット第１の仮想オブジェクトと、第２のユーザとが対応付けられ、第２のユーザと、ターゲットＰＯＩとが対応付けられている。
【0050】
図４は、本開示の実施例によるさらに別の撮影ページの概略図である。図４に示すように、撮影ページには、入力情報が紐付けられた、ターゲット第１の仮想オブジェクト４０１が提示されている。ターゲット第１の仮想オブジェクトが第２のユーザによって飛ばされた願掛け天灯オブジェクトであるとすると、本開示の実施例は、ユーザが、他のユーザによって飛ばされた願掛け天灯オブジェクトをタップして他のユーザの願いを見る機能を支援することができる。ここで、ターゲット第１の仮想オブジェクトは、第２のユーザがターゲットＰＯＩが存在する位置で飛ばした願掛け天灯オブジェクトであってもよい。
【0051】
幾つかの実施例では、ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を撮影ページに提示した後、撮影ページにおいてターゲット仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩに向けて移動表示されるように制御してもよい。例えば、ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を撮影ページにおいて提示し始める時点で計時を開始し、計時が所定時間に達すると、撮影ページにおいてターゲット第１の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩに向けて移動表示されるように制御してもよい。ターゲット第１の仮想オブジェクトが第２のユーザによって飛ばされた願掛け天灯オブジェクトであるとすると、第１のユーザが第２のユーザによって飛ばされた願掛け天灯オブジェクトを見た後、第２のユーザの願掛け天灯オブジェクトが空へ漂い戻るというエフェクトを表示する。
【0052】
Ｓ１０４：前記撮影ページに基づいて結果ビデオを生成する。
【0053】
本開示の実施例による技術案は、従来技術と比較して少なくとも以下の利点を有する。
【0054】
本開示の実施例は、ビデオ生成方法を提供し、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作を受付けると、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示し、プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれる。そして、撮影ページにおける仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとし、第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作を受付けると、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示し、さらに、該撮影ページに基づいて結果ビデオを生成する。よって、本開示の実施例は、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに提示することができ、ユーザに対して仮想オブジェクトを生成し、撮影ページに提示された撮影エフェクトに基づいて結果ビデオを生成し、ビデオ撮影機能を充実させた。
【0055】
幾つかの実施例では、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースは、撮影ページの撮影レビュー画面に表示されてもよいし、撮影ページの撮影画面に表示されてもよい。
【0056】
実際の応用では、撮影ページにおける撮影コントロールに対するトリガ操作を受付けると、ビデオの撮影を開始し、撮影している間に、第１のユーザは、撮影ページに表示されたプリセット・エフェクト・リソースに基づいて、第２の仮想オブジェクトの生成や、第１のユーザに対して生成された第２の仮想オブジェクトが撮影ページにターゲットＰＯＩに向かって移動表示されるというエフェクトなどをトリガしてもよい。
【0057】
撮影ページにおける撮影コントロールに対する再度のトリガ操作を受付けると、ビデオの撮影を終了し、結果ビデオを得ることができる。ここで、結果ビデオには、撮影ページに表示された撮影エフェクトが含まれるだけでなく、第１のユーザの撮影ページにおけるインタラクション過程も含まれる。例えば、結果ビデオには、撮影ページに表示されていた願掛け天灯が表示されるだけでなく、第１のユーザにより願掛け天灯をカスタマイズして飛ばす過程がさらに含まれる。また、結果ビデオには、第１のユーザが他のユーザによって飛ばされた願掛け天灯における願いを見た過程などがさらに含まれてもよい。
【0058】
本開示の実施例によるビデオ生成方法では、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作を受付けると、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示し、プリセット・エフェクト・リソースには、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれる。そして、撮影ページにおける仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとし、該第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作を受付けると、ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを撮影ページに提示し、さらに、該撮影ページに基づいて結果ビデオを生成する。よって、本開示の実施例は、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに提示することができ、ユーザに対して第２の仮想オブジェクトを生成し、撮影ページに提示されたＡＲエフェクトに基づいて結果ビデオを生成し、ビデオ撮影機能を充実させた。
【0059】
上記の実施例と同じ発明の構想に基づいて、本開示の実施例は、ビデオ生成装置をさらに提供する。図５は、本開示の実施例によるビデオ生成装置の構成概略図である。図５を参照して、前記装置は、
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点ＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示するための第１の表示モジュールであって、前記プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、前記撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられる第１の表示モジュール５０１と、
前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとするための第１の生成モジュール５０２と、
前記第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示するための第１の提示モジュール５０３と、
前記撮影ページに基づいて結果ビデオを生成するための第２の生成モジュール５０４と、を備える。
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点ＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示するための第１の表示モジュールであって、前記プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、前記撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられる第１の表示モジュール５０１と、
前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとするための第１の生成モジュール５０２と、
前記第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示するための第１の提示モジュール５０３と、
前記撮影ページに基づいて結果ビデオを生成するための第２の生成モジュール５０４と、を備える。
【0060】
幾つかの実施例では、前記第１の生成モジュールは、
前記仮想オブジェクト生成コントロールに対するトリガ操作に応答して、情報入力領域を含む仮想オブジェクト・テンプレートを前記撮影ページに提示するための第１の提示サブモジュールと、
前記情報入力領域における入力情報を受信すると、前記入力情報に基づいて、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとするための第１の生成サブモジュールとを含む。
前記仮想オブジェクト生成コントロールに対するトリガ操作に応答して、情報入力領域を含む仮想オブジェクト・テンプレートを前記撮影ページに提示するための第１の提示サブモジュールと、
前記情報入力領域における入力情報を受信すると、前記入力情報に基づいて、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとするための第１の生成サブモジュールとを含む。
【0061】
幾つかの実施例では、前記装置は、
前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトのうちのターゲット第１の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を前記撮影ページに提示するための第２の提示モジュールをさらに備え、前記ターゲット第１の仮想オブジェクトと、第２のユーザとが対応付けられて、前記第２のユーザと、前記ターゲットＰＯＩとが対応付けられている。
前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトのうちのターゲット第１の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を前記撮影ページに提示するための第２の提示モジュールをさらに備え、前記ターゲット第１の仮想オブジェクトと、第２のユーザとが対応付けられて、前記第２のユーザと、前記ターゲットＰＯＩとが対応付けられている。
【0062】
幾つかの実施例では、前記装置は、
前記撮影ページにおいて前記ターゲット第１の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されるように制御するための第１の制御モジュールをさらに備える。
前記撮影ページにおいて前記ターゲット第１の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されるように制御するための第１の制御モジュールをさらに備える。
【0063】
幾つかの実施例では、前記プリセット・エフェクト・リソースは、プリセット第１のエフェクト・リソースとプリセット第２のエフェクト・リソースとを含み、前記第１の表示モジュールは、
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、少なくとも１つのＰＯＩから第１のユーザに対してターゲットＰＯＩを決定するための第１の決定サブモジュールであって、前記ターゲットＰＯＩと前記第１のユーザとの距離が最も近い第１の決定サブモジュールと、
前記第１のユーザと前記ターゲット関心地点ＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいか否かを判定するための第２の決定サブモジュールと、
前記第１のユーザと前記ターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さくないと判定された場合、前記プリセット第１のエフェクト・リソースを撮影ページに表示し、そうでない場合、プリセット第２のエフェクト・リソースを前記撮影ページに表示するための第１の表示サブモジュールとを備え、前記プリセット第１のエフェクト・リソースと前記プリセット第２のエフェクト・リソースとは、異なるプリセット・エフェクト・リソースである。
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、少なくとも１つのＰＯＩから第１のユーザに対してターゲットＰＯＩを決定するための第１の決定サブモジュールであって、前記ターゲットＰＯＩと前記第１のユーザとの距離が最も近い第１の決定サブモジュールと、
前記第１のユーザと前記ターゲット関心地点ＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいか否かを判定するための第２の決定サブモジュールと、
前記第１のユーザと前記ターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さくないと判定された場合、前記プリセット第１のエフェクト・リソースを撮影ページに表示し、そうでない場合、プリセット第２のエフェクト・リソースを前記撮影ページに表示するための第１の表示サブモジュールとを備え、前記プリセット第１のエフェクト・リソースと前記プリセット第２のエフェクト・リソースとは、異なるプリセット・エフェクト・リソースである。
【0064】
幾つかの実施例では、前記装置は、
前記第１のユーザと前記ターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さいと判定された場合、前記プリセット第２のエフェクト・リソースに属する第３の仮想オブジェクトを前記撮影ページに追加表示するための第２の表示サブモジュールをさらに備える。
前記第１のユーザと前記ターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さいと判定された場合、前記プリセット第２のエフェクト・リソースに属する第３の仮想オブジェクトを前記撮影ページに追加表示するための第２の表示サブモジュールをさらに備える。
【0065】
幾つかの実施例では、前記プリセット第１のエフェクト・リソースは、前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトを含み、前記プリセット第２のエフェクト・リソースは、前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトと第４の仮想オブジェクトとを含む。
【0066】
本開示の実施例によるビデオ生成装置では、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作を受付けると、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示し、プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれる。そして、撮影ページにおける仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとし、該第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作を受付けると、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示し、さらに、該撮影ページに基づいて結果ビデオを生成する。よって、本開示の実施例は、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに提示することができ、ユーザに対して第２の仮想オブジェクトを生成し、撮影ページに提示された撮影エフェクトに基づいて結果ビデオを生成し、ビデオ撮影機能を充実させた。
【0067】
上記の方法と装置に加え、本開示の実施例は、端末機器で実行されると、本開示の実施例によるビデオ生成方法を前記端末機器に実現させる命令が記憶されたコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【0068】
本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、本開示の実施例によるビデオ生成方法を実現させるコンピュータプログラム／命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【0069】
また、本開示の実施例は、ビデオ生成機器をさらに提供する。図６に示すように、プロセッサ６０１と、メモリ６０２と、入力装置６０３と、出力装置６０４とを備えてもよい。ビデオ生成機器におけるプロセッサ６０１の数は、１つ又は複数であってもよく、図６では、１つのプロセッサを例にする。本開示の幾つかの実施例では、プロセッサ６０１、メモリ６０２、入力装置６０３及び出力装置６０４は、バス又は他の方式を介して接続されてもよく、図６ではバスを介して接続される場合を例にする。
【0070】
メモリ６０２は、ソフトウェアのプログラム及びモジュールを記憶するために使用され得る。プロセッサ６０１は、メモリ６０２に記憶されたソフトウェアのプログラム及びモジュールを実行することによって、ビデオ生成機器の様々な機能応用及びデータ処理を実行する。メモリ６０２は、主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでもよい。そのうち、プログラム領域記憶は、オペレーティングシステム、少なくとも１つの機能に必要なアプリケーションなどを記憶することができる。なお、メモリ６０２は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば、少なくとも１つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性ソリッドステートメモリデバイスをさらに含んでもよい。入力装置６０３は、入力された数字又は文字情報の受信、ビデオ生成機器のユーザによる設定及び機能制御に関する信号入力の発生に使用され得る。
【0071】
本実施例では、プロセッサ６０１は、以下の命令に従って、１つ又は１つ以上のアプリケーションのプロセスに対応する実行可能なファイルをメモリ６０２にロードし、プロセッサ６０１がメモリ６０２に格納されたアプリケーションを実行することにより、上述したビデオ生成機器の各機能を実現する。
【0072】
なお、本明細書において、「第１」や「第２」などのような関係用語は、単に１つのエンティティ又は操作を他のエンティティ又は操作と区別する目的だけに用いられ、これらエンティティ又は操作間にこのような実際の関係又は順序が存在することを要求又は暗示するものではない。さらに、用語「備える」、「含む」又はその任意の他の変体は、非排他的な含有を示すことで、一系列の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、それらの要素だけでなく、明示されていない他の要素も含み、又はこのような過程、方法、物品又は機器に固有の要素も含む。さらに多い制限がない場合に、「１つの…を含む」によって限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、物品又は機器に他の同じ要素も含むことを除外しない。
【0073】
以上は本開示の具体的な実施形態にすぎず、当業者が本開示を理解又は実現することを可能にするために使用される。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者には自明となり、本明細書で定義される一般的な原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく他の実施例において実現され得る。従って、本開示は、本明細書のこれら実施例に限定されるものではなく、本明細書で開示される原理及び新規の特徴に適合する最も広い範囲を有する。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【手続補正書】
【提出日】2024-08-23
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点（ＰＯＩ）のプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示することであって、前記プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、前記撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられる、表示することと、前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることと、
前記第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示することと、
前記撮影ページに基づいて結果ビデオを生成することと、を含む、
ビデオ生成方法。
【請求項2】
前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることは、前記仮想オブジェクト生成コントロールに対するトリガ操作に応答して、情報入力領域を含む仮想オブジェクト・テンプレートを前記撮影ページに提示することと、
前記情報入力領域における入力情報を受信すると、前記入力情報に基づいて、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることと、を含む、
請求項１に記載のビデオ生成方法。
【請求項3】
前記撮影ページに基づいて結果ビデオを生成する前に、前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトのうちのターゲット第１の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を前記撮影ページに提示することをさらに含み、前記ターゲット第１の仮想オブジェクトと、第２のユーザとが対応付けられて、前記第２のユーザと、前記ターゲットＰＯＩとが対応付けられている、
請求項１に記載のビデオ生成方法。
【請求項4】
前記ターゲット第1の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を前記撮影ページに提示した後、前記撮影ページにおいて前記ターゲット第１の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されるように制御することをさらに含む、請求項３に記載のビデオ生成方法。
【請求項5】
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示することは、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、少なくとも１つのＰＯＩから第１のユーザに対してターゲットＰＯＩを決定することであって、前記ターゲットＰＯＩと前記第１のユーザとの距離が最も近いことと、
前記第１のユーザと前記ターゲット関心地点ＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいか否かを判定することと、
前記第１のユーザと前記ターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さくないと判定された場合、プリセット第１のエフェクト・リソースを撮影ページに表示すること、或いは、前記第１のユーザと前記ターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さいと判定された場合、プリセット第２のエフェクト・リソースを前記撮影ページに表示することと、を含み、前記プリセット第１のエフェクト・リソースと前記プリセット第２のエフェクト・リソースとは、異なるプリセット・エフェクト・リソースである、
請求項１に記載のビデオ生成方法。
【請求項6】
撮影ページに第１のエフェクト・リソースを表示した後、前記第１のユーザと前記ターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さいと判定された場合、前記プリセット第２のエフェクト・リソースに属する第３の仮想オブジェクトを前記撮影ページに追加表示することをさらに含む、
請求項５に記載のビデオ生成方法。
【請求項7】
前記プリセット第１のエフェクト・リソースは、前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトを含み、前記プリセット第２のエフェクト・リソースは、前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトと第４の仮想オブジェクトとを含む、請求項５に記載のビデオ生成方法。
【請求項8】
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点（ＰＯＩ）のプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示するための第１の表示モジュールであって、前記プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、前記撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられる、第１の表示モジュールと、前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとするための第１の生成モジュールと、
前記第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、プリセット第１の軌跡に従って、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示するための第１の提示モジュールと、
前記撮影ページに基づいて結果ビデオを生成するための第２の生成モジュールと、を含む、
ビデオ生成装置。
【請求項9】
端末機器で実行されると、請求項１～７のいずれか１項に記載のビデオ生成方法を前記端末機器に実現させる命令が記憶された、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項10】
メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサで実行可能であるコンピュータプログラムとを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、請求項１～７のいずれか１項に記載のビデオ生成方法を実現させる、ビデオ生成機器。
【請求項11】
プロセッサによって実行されると、請求項１～７のいずれか１項に記載のビデオ生成方法を前記プロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
（関連出願の相互参照）
本願は、出願番号がＣＮ２０２２１００６７１９５．６であり、出願日が２０２２年１月２０日である出願を基礎としており、その優先権を主張し、該中国出願の全ての開示内容は参照により本出願に組み込まれる。
本願は、出願番号がＣＮ２０２２１００６７１９５．６であり、出願日が２０２２年１月２０日である出願を基礎としており、その優先権を主張し、該中国出願の全ての開示内容は参照により本出願に組み込まれる。
【0002】
（技術分野）
本開示は、データ処理分野に関し、特にビデオ生成方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
本開示は、データ処理分野に関し、特にビデオ生成方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
拡張現実（Ａｕｇｍｅｎｔｅｄ Ｒｅａｌｉｔｙ、ＡＲと略称）技術は、仮想情報と実世界の情報とを融合させる技術である。該技術は、リアルタイム映像において仮想オブジェクトをレンダリングすることにより、仮想オブジェクトを実世界にロードしてインタラクションを行うことで、実環境と仮想オブジェクトとをリアルタイムで同じインタフェースに提示することを実現する。
【発明の概要】
【0004】
第１の側面によれば、本開示は、
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点（ＰＯＩ）のプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示することであって、プリセット・エフェクト・リソースには、撮影ページにおいてターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられることと、
仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることと、
第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、第２の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを撮影ページに提示することと、
撮影ページに基づいて結果ビデオを生成することと、を含む、ビデオ生成方法を提供する。
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点（ＰＯＩ）のプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示することであって、プリセット・エフェクト・リソースには、撮影ページにおいてターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられることと、
仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることと、
第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、第２の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを撮影ページに提示することと、
撮影ページに基づいて結果ビデオを生成することと、を含む、ビデオ生成方法を提供する。
【0005】
幾つかの実施例では、仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることは、
仮想オブジェクト生成コントロールに対するトリガ操作に応答して、情報入力領域を含む仮想オブジェクト・テンプレートを撮影ページに提示することと、
情報入力領域における入力情報を受信すると、入力情報に基づいて、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることとを含む。
仮想オブジェクト生成コントロールに対するトリガ操作に応答して、情報入力領域を含む仮想オブジェクト・テンプレートを撮影ページに提示することと、
情報入力領域における入力情報を受信すると、入力情報に基づいて、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとすることとを含む。
【0006】
幾つかの実施例では、撮影ページに基づいて結果ビデオを生成する前に、
少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトのうちのターゲット第１の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を撮影ページに提示することをさらに含み、ターゲット第１の仮想オブジェクトと、第２のユーザとが対応付けられて、第２のユーザと、ターゲットＰＯＩとが対応付けられている。
少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトのうちのターゲット第１の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を撮影ページに提示することをさらに含み、ターゲット第１の仮想オブジェクトと、第２のユーザとが対応付けられて、第２のユーザと、ターゲットＰＯＩとが対応付けられている。
【0007】
幾つかの実施例では、ターゲット仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を撮影ページに提示した後、
撮影ページにおいてターゲット第１の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されるように制御することをさらに含む。
撮影ページにおいてターゲット第１の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されるように制御することをさらに含む。
【0008】
幾つかの実施例では、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示することは、
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、少なくとも１つのＰＯＩから第１のユーザに対してターゲットＰＯＩを決定することであって、ターゲットＰＯＩと第１のユーザとの距離が最も近いことと、
第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいか否かを判定することと、
第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離が所定の距離閾値よりも小さくないと判定された場合、プリセット第１のエフェクト・リソースを撮影ページに表示すること、或いは、第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいと判定された場合、プリセット第２のエフェクト・リソースを撮影ページに表示することと、を含み、所定の第１のエフェクト・リソースと所定の第２のエフェクト・リソースとは、異なるプリセット・エフェクト・リソースである。
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、少なくとも１つのＰＯＩから第１のユーザに対してターゲットＰＯＩを決定することであって、ターゲットＰＯＩと第１のユーザとの距離が最も近いことと、
第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいか否かを判定することと、
第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離が所定の距離閾値よりも小さくないと判定された場合、プリセット第１のエフェクト・リソースを撮影ページに表示すること、或いは、第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいと判定された場合、プリセット第２のエフェクト・リソースを撮影ページに表示することと、を含み、所定の第１のエフェクト・リソースと所定の第２のエフェクト・リソースとは、異なるプリセット・エフェクト・リソースである。
【0009】
幾つかの実施例では、撮影ページに第１のエフェクト・リソースを表示した後、
第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいと判定された場合、プリセット第２のエフェクト・リソースに属する第３の仮想オブジェクトを撮影ページに追加表示することをさらに含む。
第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいと判定された場合、プリセット第２のエフェクト・リソースに属する第３の仮想オブジェクトを撮影ページに追加表示することをさらに含む。
【0010】
幾つかの実施例では、プリセット第１のエフェクト・リソースは、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトを含み、プリセット第２のエフェクト・リソースは、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトと第４の仮想オブジェクトとを含む。
【0011】
第２の側面によれば、本開示は、
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点ＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示するための第１の表示モジュールであって、プリセット・エフェクト・リソースには、撮影ページにおいてターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられる第１の表示モジュールと、
仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとするための第１の生成モジュールと、
第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、プリセット第１の軌跡に従って、第２の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを撮影ページに提示するための第１の提示モジュールと、
撮影ページに基づいて結果ビデオを生成するための第２の生成モジュールと、を含む、ビデオ生成装置をさらに提供する。
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点ＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示するための第１の表示モジュールであって、プリセット・エフェクト・リソースには、撮影ページにおいてターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられる第１の表示モジュールと、
仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとするための第１の生成モジュールと、
第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、プリセット第１の軌跡に従って、第２の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを撮影ページに提示するための第１の提示モジュールと、
撮影ページに基づいて結果ビデオを生成するための第２の生成モジュールと、を含む、ビデオ生成装置をさらに提供する。
【0012】
第３の側面によれば、本開示は、端末機器で実行されると、上記の方法を端末機器に実現させる命令が記憶された、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0013】
第４の側面によれば、本開示は、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され、且つプロセッサで実行可能であるコンピュータプログラムとを含み、プロセッサがコンピュータプログラムを実行すると、上記の方法を実現させる、機器を提供する。
【0014】
第５の側面によれば、本開示は、プロセッサによって実行されると、上記の方法を実現させるコンピュータプログラム／命令を含む、コンピュータプログラム製品を提供する。
【0015】
第６の側面によれば、本開示は、プロセッサによって実行されると、上記いずれか１つの実施例におけるビデオ生成方法をプロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータプログラムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
ここでの図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示しており、明細書とともに本開示の原理を説明するために用いられる。
【0017】
本開示の実施例又は従来技術における技術案をより明確に説明するために、以下は、実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に説明する。自明なことに、当業者であれば、創造的な労力を払うことなく、それらの図面に基づき、他の図面を取得することもできる。
【0018】
【図1】本開示の実施例によるビデオ生成方法のフローチャートである。
【図2】本開示の実施例による撮影ページの概略図である。
【図3】本開示の実施例による別の撮影ページの概略図である。
【図4】本開示の実施例によるさらに別の撮影ページの概略図である。
【図5】本開示の実施例によるビデオ生成装置の構成概略図である。
【図6】本開示の実施例によるビデオ生成機器の構成概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下は、本開示の態様についてさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0020】
本開示を十分に理解させるために、以下の説明において、多くの具体的な詳細が説明されているが、本開示は、ここで説明されている形態と異なる他の形態で実施されてもよい。明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。
【0021】
前に述べたように、ショートビデオ技術の発展に伴い、ユーザのビデオ撮影機能に対する需要は、ますます多様化している。従って、どのようにビデオを撮影する時にＡＲエフェクトを支援するかは、現在、早急に解決すべき技術的課題である。
【0022】
上記の課題を解決するために、本開示は、ターゲットＰＯＩに対応するプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに提示することができ、ユーザに対して仮想オブジェクト生成機能を提供し、撮影ページに提示された撮影エフェクトに基づいて結果ビデオを生成し、ビデオ撮影機能を充実させたビデオ生成方法を提供する。
【0023】
撮影機能への多様化した人々の需要を満たすために、本開示によるビデオ生成方法では、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作を受付けると、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示し、プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれる。そして、撮影ページにおける仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとし、第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作を受付けると、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示し、さらに、該撮影ページに基づいて結果ビデオを生成する。よって、本開示の実施例は、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに提示することができ、ユーザに対して第２の仮想オブジェクトを生成し、撮影ページに提示された撮影エフェクトに基づいて結果ビデオを生成し、ビデオ撮影機能を充実させた。
【0024】
【0025】
Ｓ１０１：プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点ＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示する。
【0026】
ここで、前記プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、前記撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられる。
【0027】
幾つかの実施例では、プリセット・エフェクト・エントリは、撮影ページに設けられ、撮影ページに提示されたエフェクト・リソースエントリのうちの１つとされてもよい。撮影ページにおけるプリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作を受付けると、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示する。ここで、プリセット・エフェクト・リソースは、拡張現実ＡＲエフェクト・リソースなどを含んでもよい。
【0028】
幾つかの実施例では、プリセット・エフェクト・エントリは、ビデオ再生ページに設けられたアンカーであってもよい。ユーザは、ビデオ再生ページにおけるプリセット・エフェクト・エントリをタップすることにより、撮影ページにジャンプし、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示する。
【0029】
なお、本開示の実施例におけるプリセット・エフェクト・エントリは、任意のページに設けられてもよく、本開示の実施例は、制限しない。
【0030】
本開示の実施例では、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩは、第１のユーザに対応するターゲットスポット、ターゲットレストラン、ターゲット遊園地、ターゲットデパートなどを含んでもよい。第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩは、第１のユーザとの距離が最も近いＰＯＩを指してもよく、又は第１のユーザによって選定されたＰＯＩなどを指してもよい。
【0031】
幾つかの実施例では、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作を受付けると、まず、第１のユーザ（現在のユーザともいう）の位置情報（例えば、ＧＰＳ測位情報）を決定し、第１のユーザの位置情報に基づいて、第１のユーザとの距離が最も近いＰＯＩをターゲットＰＯＩとして決定する。そして、ターゲットＰＯＩに対応するプリセット・エフェクト・リソースを取得する。例えば、コンテンツ・リソース・サーバからターゲットＰＯＩに対応するプリセット・エフェクト・リソースを取得してもよい。ここで、プリセット・エフェクト・リソースは、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトを含んでもよい。第１の仮想オブジェクトは、例えば、願掛け天灯オブジェクトなどであってもよい。プリセット・エフェクト・リソースには、銀河エフェクト・リソースや、ターゲットＰＯＩの名称アイコンなどがさらに含まれてもよい。ターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースは、ターゲットＰＯＩの特徴に基づいて予め配置されたエフェクト・リソースである。プリセット・エフェクト・リソースに基づいて、ユーザは、あたかもその場に身を置くかのように感じ、ビデオを撮影している間に、ターゲットＰＯＩの環境雰囲気に浸る。
【0032】
なお、関連法令に適合する前提で、現在のユーザが本開示によるビデオ生成方法を使用する意思があり、且つその位置情報を使用する権限を与えたと決定された場合、本開示の実施例は、ユーザの位置情報を取得してもよい。
【0033】
本開示の実施例では、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作を受付けると、プリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示する。例えば、ターゲットＰＯＩに対応する少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトを撮影ページに表示し、ターゲットＰＯＩと第１のユーザの位置情報に基づいて、撮影ページにおける各第１の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されるように制御する。
【0034】
本開示の実施例では、撮影ページには、ユーザによってタップしてトリガされると、第２の仮想オブジェクトとして第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成するための仮想オブジェクト生成コントロールが設けられてもよい。
【0035】
図２は、本開示の実施例による撮影ページの概略図である。図２を参照して、撮影ページには、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクト２０１が表示されている。ビデオ撮影エフェクトを豊かにするために、撮影ページには、他のエフェクト、例えば、銀河エフェクトや、中央の大きな天灯エフェクトなどが表示されてもよい。また、撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロール２０２がさらに設けられてもよい。
【0036】
本開示の実施例では、図２に示す撮影ページに提示されたターゲットＰＯＩのエフェクトは、撮影器が撮影した実世界の画面と融合され、同じ撮影ページに提示され、該撮影ページに基づいて撮影されたビデオには、実世界の画面だけでなく、表示された撮影エフェクト、例えば、ＡＲエフェクトなども含まれ、撮影機能を充実させた。
【0037】
幾つかの実施例では、ビデオ撮影機能を豊かにするために、第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離に基づいて、撮影ページに第１のユーザに対してエフェクト・リソースを区別して表示してもよい。
【0038】
実際の応用では、第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離が遠い場合、第１のユーザに対してプリセット第１のエフェクト・リソースを表示し、距離が近い場合、プリセット第２のエフェクト・リソースを表示してもよい。ここで、プリセット第１のエフェクト・リソースとプリセット第２のエフェクト・リソースとは異なる。例えば、具体的な状況に基づいて、プリセット第１のＡＲエフェクト・リソースと、プリセット第２のＡＲエフェクト・リソースとの表示エフェクトを設定してもよい。
【0039】
例えば、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、少なくとも１つのＰＯＩの中から第１のユーザに対してターゲットＰＯＩを決定し、前記ターゲットＰＯＩと前記第１のユーザとの距離が最も近い。そして、前記第１のユーザと前記ターゲット関心地点ＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいか否かを判定する。前記第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さくないと判定された場合、撮影ページに前記プリセット第１のエフェクト・リソースを表示し、そうでない場合、前記撮影ページに前記プリセット第２のエフェクト・リソースを表示する。プリセット第１のエフェクト・リソースと前記プリセット第２のエフェクト・リソースとは、異なるプリセット・エフェクト・リソースである。
【0040】
幾つかの実施例では、前記プリセット第１のエフェクト・リソースは、前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトを含んでもよく、前記プリセット第２のエフェクト・リソースは、前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトと第４の仮想オブジェクトとを含んでもよい。ここで、第４の仮想オブジェクトは、ターゲットＰＯＩに近い位置にしか表示されない仮想オブジェクト、例えば、中央の大きな天灯オブジェクトなどであってもよい。
【0041】
幾つかの実施例では、プリセット第１のエフェクト・リソースを撮影ページに表示した後、前記第１のユーザとターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さいと判定された場合、撮影ページに既に表示された第１のエフェクト・リソースに加えて、第３の仮想オブジェクトを追加表示してもよい。例えば、第１のエフェクト・リソースの表示に加えて、撮影ページにおいて中央の大きな天灯エフェクト・オブジェクトの表示を追加することで、ターゲットＰＯＩに近づく過程を呈示する。
【0042】
実際の応用では、第１のユーザが、ターゲットＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも大きい位置から、ターゲットＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さい位置へ向かうと、撮影ページにおいて、プリセット第１のエフェクト・リソースの表示に加えて、第３の仮想オブジェクトの動的効果を追加表示してもよい。なお、第３の仮想オブジェクトと第４の仮想オブジェクトとは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
【0043】
Ｓ１０２：前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとする。
【0044】
本開示の実施例では、撮影ページにおける仮想オブジェクト生成コントロールに対するトリガ操作を受付けると、情報入力領域を含む仮想オブジェクト・テンプレートを撮影ページに提示してもよい。図３は、本開示の実施例による別の撮影ページの概略図である。図３に示すように、撮影ページには、情報入力領域３０２が含まれる仮想オブジェクト・テンプレート３０１が提示されている。
【0045】
実際の応用では、ユーザは、仮想オブジェクト・テンプレートにおける情報入力領域をタップすることにより、入力キーボードを呼び出し、入力キーボードにより情報入力領域において情報を入力した後、情報入力領域における入力情報に基づいて、第１のユーザに対して仮想オブジェクトを生成し、第２の仮想オブジェクトとする。即ち、該入力情報が付いている第２の仮想オブジェクトと第１のユーザとが紐付けられた。
【0046】
Ｓ１０３：前記第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示する。
【0047】
幾つかの実施例では、入力情報に基づいて第２の仮想オブジェクトを生成した後、第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作を受付けると、該第２の仮想オブジェクトが撮影ページにおいてターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されるエフェクトを制御してもよい。例えば、第２の仮想オブジェクトが、第１のユーザのカスタマイズした願掛け天灯オブジェクトであるとすると、第１のユーザのカスタマイズした願掛け天灯オブジェクトが撮影ページにおいて上方へ移動表示されるように制御して、願掛け天灯が撮影画面でターゲットＰＯＩの方向に漂うというエフェクトを呈示してもよい。
【0048】
幾つかの実施例では、撮影ページに提示された仮想オブジェクト・テンプレートには、移動表示トリガ・コントロールがさらに含まれる。図３に示すように、仮想オブジェクト・テンプレート３０１には、移動表示トリガ・コントロール３０３が含まれる。ユーザが、該移動表示トリガ・コントロール３０３をタップすることにより、第１のユーザに対して生成された第２の仮想オブジェクトがプリセット軌跡に従って移動表示されるようにトリガすることができる。第２の仮想オブジェクトが、第１のユーザのカスタマイズした願掛け天灯オブジェクトであるとする場合に、ユーザが移動表示トリガ・コントロール３０３をタップすると、第１のユーザのカスタマイズした願掛け天灯オブジェクトが点灯され、ターゲットＰＯＩへ飛ばされるというエフェクトをトリガし、願掛け天灯が点灯され、飛ばされるよりリアルな過程を提示することができる。
【0049】
幾つかの実施例では、撮影ページに表示された少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトのうちのターゲット第１の仮想オブジェクトに対するトリガ操作を受付けると、該ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を撮影ページに提示してもよい。ここで、該ターゲット第１の仮想オブジェクトと、第２のユーザとが対応付けられ、第２のユーザと、ターゲットＰＯＩとが対応付けられている。
【0050】
図４は、本開示の実施例によるさらに別の撮影ページの概略図である。図４に示すように、撮影ページには、入力情報が紐付けられた、ターゲット第１の仮想オブジェクト４０１が提示されている。ターゲット第１の仮想オブジェクトが第２のユーザによって飛ばされた願掛け天灯オブジェクトであるとすると、本開示の実施例は、ユーザが、他のユーザによって飛ばされた願掛け天灯オブジェクトをタップして他のユーザの願いを見る機能を支援することができる。ここで、ターゲット第１の仮想オブジェクトは、第２のユーザがターゲットＰＯＩが存在する位置で飛ばした願掛け天灯オブジェクトであってもよい。
【0051】
幾つかの実施例では、ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を撮影ページに提示した後、撮影ページにおいてターゲット仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩに向けて移動表示されるように制御してもよい。例えば、ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を撮影ページにおいて提示し始める時点で計時を開始し、計時が所定時間に達すると、撮影ページにおいてターゲット第１の仮想オブジェクトがターゲットＰＯＩに向けて移動表示されるように制御してもよい。ターゲット第１の仮想オブジェクトが第２のユーザによって飛ばされた願掛け天灯オブジェクトであるとすると、第１のユーザが第２のユーザによって飛ばされた願掛け天灯オブジェクトを見た後、第２のユーザの願掛け天灯オブジェクトが空へ漂い戻るというエフェクトを表示する。
【0052】
Ｓ１０４：前記撮影ページに基づいて結果ビデオを生成する。
【0053】
本開示の実施例による技術案は、従来技術と比較して少なくとも以下の利点を有する。
【0054】
本開示の実施例は、ビデオ生成方法を提供し、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作を受付けると、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示し、プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれる。そして、撮影ページにおける仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとし、第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作を受付けると、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示し、さらに、該撮影ページに基づいて結果ビデオを生成する。よって、本開示の実施例は、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに提示することができ、ユーザに対して仮想オブジェクトを生成し、撮影ページに提示された撮影エフェクトに基づいて結果ビデオを生成し、ビデオ撮影機能を充実させた。
【0055】
幾つかの実施例では、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースは、撮影ページの撮影レビュー画面に表示されてもよいし、撮影ページの撮影画面に表示されてもよい。
【0056】
実際の応用では、撮影ページにおける撮影コントロールに対するトリガ操作を受付けると、ビデオの撮影を開始し、撮影している間に、第１のユーザは、撮影ページに表示されたプリセット・エフェクト・リソースに基づいて、第２の仮想オブジェクトの生成や、第１のユーザに対して生成された第２の仮想オブジェクトが撮影ページにターゲットＰＯＩに向かって移動表示されるというエフェクトなどをトリガしてもよい。
【0057】
撮影ページにおける撮影コントロールに対する再度のトリガ操作を受付けると、ビデオの撮影を終了し、結果ビデオを得ることができる。ここで、結果ビデオには、撮影ページに表示された撮影エフェクトが含まれるだけでなく、第１のユーザの撮影ページにおけるインタラクション過程も含まれる。例えば、結果ビデオには、撮影ページに表示されていた願掛け天灯が表示されるだけでなく、第１のユーザにより願掛け天灯をカスタマイズして飛ばす過程がさらに含まれる。また、結果ビデオには、第１のユーザが他のユーザによって飛ばされた願掛け天灯における願いを見た過程などがさらに含まれてもよい。
【0058】
本開示の実施例によるビデオ生成方法では、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作を受付けると、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示し、プリセット・エフェクト・リソースには、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれる。そして、撮影ページにおける仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとし、該第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作を受付けると、ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを撮影ページに提示し、さらに、該撮影ページに基づいて結果ビデオを生成する。よって、本開示の実施例は、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに提示することができ、ユーザに対して第２の仮想オブジェクトを生成し、撮影ページに提示されたＡＲエフェクトに基づいて結果ビデオを生成し、ビデオ撮影機能を充実させた。
【0059】
上記の実施例と同じ発明の構想に基づいて、本開示の実施例は、ビデオ生成装置をさらに提供する。図５は、本開示の実施例によるビデオ生成装置の構成概略図である。図５を参照して、前記装置は、
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点ＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示するための第１の表示モジュールであって、前記プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、前記撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられる第１の表示モジュール５０１と、
前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとするための第１の生成モジュール５０２と、
前記第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示するための第１の提示モジュール５０３と、
前記撮影ページに基づいて結果ビデオを生成するための第２の生成モジュール５０４と、を備える。
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、第１のユーザに対応するターゲット関心地点ＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示するための第１の表示モジュールであって、前記プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれ、前記撮影ページには、仮想オブジェクト生成コントロールが設けられる第１の表示モジュール５０１と、
前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとするための第１の生成モジュール５０２と、
前記第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示するための第１の提示モジュール５０３と、
前記撮影ページに基づいて結果ビデオを生成するための第２の生成モジュール５０４と、を備える。
【0060】
幾つかの実施例では、前記第１の生成モジュールは、
前記仮想オブジェクト生成コントロールに対するトリガ操作に応答して、情報入力領域を含む仮想オブジェクト・テンプレートを前記撮影ページに提示するための第１の提示サブモジュールと、
前記情報入力領域における入力情報を受信すると、前記入力情報に基づいて、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとするための第１の生成サブモジュールとを含む。
前記仮想オブジェクト生成コントロールに対するトリガ操作に応答して、情報入力領域を含む仮想オブジェクト・テンプレートを前記撮影ページに提示するための第１の提示サブモジュールと、
前記情報入力領域における入力情報を受信すると、前記入力情報に基づいて、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとするための第１の生成サブモジュールとを含む。
【0061】
幾つかの実施例では、前記装置は、
前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトのうちのターゲット第１の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を前記撮影ページに提示するための第２の提示モジュールをさらに備え、前記ターゲット第１の仮想オブジェクトと、第２のユーザとが対応付けられて、前記第２のユーザと、前記ターゲットＰＯＩとが対応付けられている。
前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトのうちのターゲット第１の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット第１の仮想オブジェクトに紐付けられた入力情報を前記撮影ページに提示するための第２の提示モジュールをさらに備え、前記ターゲット第１の仮想オブジェクトと、第２のユーザとが対応付けられて、前記第２のユーザと、前記ターゲットＰＯＩとが対応付けられている。
【0062】
幾つかの実施例では、前記装置は、
前記撮影ページにおいて前記ターゲット第１の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されるように制御するための第１の制御モジュールをさらに備える。
前記撮影ページにおいて前記ターゲット第１の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されるように制御するための第１の制御モジュールをさらに備える。
【0063】
幾つかの実施例では、前記プリセット・エフェクト・リソースは、プリセット第１のエフェクト・リソースとプリセット第２のエフェクト・リソースとを含み、前記第１の表示モジュールは、
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、少なくとも１つのＰＯＩから第１のユーザに対してターゲットＰＯＩを決定するための第１の決定サブモジュールであって、前記ターゲットＰＯＩと前記第１のユーザとの距離が最も近い第１の決定サブモジュールと、
前記第１のユーザと前記ターゲット関心地点ＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいか否かを判定するための第２の決定サブモジュールと、
前記第１のユーザと前記ターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さくないと判定された場合、前記プリセット第１のエフェクト・リソースを撮影ページに表示し、そうでない場合、プリセット第２のエフェクト・リソースを前記撮影ページに表示するための第１の表示サブモジュールとを備え、前記プリセット第１のエフェクト・リソースと前記プリセット第２のエフェクト・リソースとは、異なるプリセット・エフェクト・リソースである。
プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作に応答して、少なくとも１つのＰＯＩから第１のユーザに対してターゲットＰＯＩを決定するための第１の決定サブモジュールであって、前記ターゲットＰＯＩと前記第１のユーザとの距離が最も近い第１の決定サブモジュールと、
前記第１のユーザと前記ターゲット関心地点ＰＯＩとの距離がプリセット距離閾値よりも小さいか否かを判定するための第２の決定サブモジュールと、
前記第１のユーザと前記ターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さくないと判定された場合、前記プリセット第１のエフェクト・リソースを撮影ページに表示し、そうでない場合、プリセット第２のエフェクト・リソースを前記撮影ページに表示するための第１の表示サブモジュールとを備え、前記プリセット第１のエフェクト・リソースと前記プリセット第２のエフェクト・リソースとは、異なるプリセット・エフェクト・リソースである。
【0064】
幾つかの実施例では、前記装置は、
前記第１のユーザと前記ターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さいと判定された場合、前記プリセット第２のエフェクト・リソースに属する第３の仮想オブジェクトを前記撮影ページに追加表示するための第２の表示サブモジュールをさらに備える。
前記第１のユーザと前記ターゲットＰＯＩとの距離が前記プリセット距離閾値よりも小さいと判定された場合、前記プリセット第２のエフェクト・リソースに属する第３の仮想オブジェクトを前記撮影ページに追加表示するための第２の表示サブモジュールをさらに備える。
【0065】
幾つかの実施例では、前記プリセット第１のエフェクト・リソースは、前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトを含み、前記プリセット第２のエフェクト・リソースは、前記少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトと第４の仮想オブジェクトとを含む。
【0066】
本開示の実施例によるビデオ生成装置では、プリセット・エフェクト・エントリに対するトリガ操作を受付けると、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに表示し、プリセット・エフェクト・リソースには、前記撮影ページにおいて前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示される、少なくとも１つの第１の仮想オブジェクトが含まれる。そして、撮影ページにおける仮想オブジェクト生成コントロールにより、第１のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第２の仮想オブジェクトとし、該第２の仮想オブジェクトに対するトリガ操作を受付けると、前記第２の仮想オブジェクトが前記ターゲットＰＯＩが存在する方向に向けて移動表示されることを前記撮影ページに提示し、さらに、該撮影ページに基づいて結果ビデオを生成する。よって、本開示の実施例は、第１のユーザに対応するターゲットＰＯＩのプリセット・エフェクト・リソースを撮影ページに提示することができ、ユーザに対して第２の仮想オブジェクトを生成し、撮影ページに提示された撮影エフェクトに基づいて結果ビデオを生成し、ビデオ撮影機能を充実させた。
【0067】
上記の方法と装置に加え、本開示の実施例は、端末機器で実行されると、本開示の実施例によるビデオ生成方法を前記端末機器に実現させる命令が記憶されたコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【0068】
本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、本開示の実施例によるビデオ生成方法を実現させるコンピュータプログラム／命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【0069】
また、本開示の実施例は、ビデオ生成機器をさらに提供する。図６に示すように、プロセッサ６０１と、メモリ６０２と、入力装置６０３と、出力装置６０４とを備えてもよい。ビデオ生成機器におけるプロセッサ６０１の数は、１つ又は複数であってもよく、図６では、１つのプロセッサを例にする。本開示の幾つかの実施例では、プロセッサ６０１、メモリ６０２、入力装置６０３及び出力装置６０４は、バス又は他の方式を介して接続されてもよく、図６ではバスを介して接続される場合を例にする。
【0070】
メモリ６０２は、ソフトウェアのプログラム及びモジュールを記憶するために使用され得る。プロセッサ６０１は、メモリ６０２に記憶されたソフトウェアのプログラム及びモジュールを実行することによって、ビデオ生成機器の様々な機能応用及びデータ処理を実行する。メモリ６０２は、主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでもよい。そのうち、プログラム領域記憶は、オペレーティングシステム、少なくとも１つの機能に必要なアプリケーションなどを記憶することができる。なお、メモリ６０２は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば、少なくとも１つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性ソリッドステートメモリデバイスをさらに含んでもよい。入力装置６０３は、入力された数字又は文字情報の受信、ビデオ生成機器のユーザによる設定及び機能制御に関する信号入力の発生に使用され得る。
【0071】
本実施例では、プロセッサ６０１は、以下の命令に従って、１つ又は１つ以上のアプリケーションのプロセスに対応する実行可能なファイルをメモリ６０２にロードし、プロセッサ６０１がメモリ６０２に格納されたアプリケーションを実行することにより、上述したビデオ生成機器の各機能を実現する。
【0072】
なお、本明細書において、「第１」や「第２」などのような関係用語は、単に１つのエンティティ又は操作を他のエンティティ又は操作と区別する目的だけに用いられ、これらエンティティ又は操作間にこのような実際の関係又は順序が存在することを要求又は暗示するものではない。さらに、用語「備える」、「含む」又はその任意の他の変体は、非排他的な含有を示すことで、一系列の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、それらの要素だけでなく、明示されていない他の要素も含み、又はこのような過程、方法、物品又は機器に固有の要素も含む。さらに多い制限がない場合に、「１つの…を含む」によって限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、物品又は機器に他の同じ要素も含むことを除外しない。
【0073】
以上は本開示の具体的な実施形態にすぎず、当業者が本開示を理解又は実現することを可能にするために使用される。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者には自明となり、本明細書で定義される一般的な原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく他の実施例において実現され得る。従って、本開示は、本明細書のこれら実施例に限定されるものではなく、本明細書で開示される原理及び新規の特徴に適合する最も広い範囲を有する。
【国際調査報告】