IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 深▲せん▼市不停科技有限公司の特許一覧

<>
  • 特表-調理装置 図1
  • 特表-調理装置 図2
  • 特表-調理装置 図3
  • 特表-調理装置 図4
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-01-24
(54)【発明の名称】調理装置
(51)【国際特許分類】
   A47J 27/00 20060101AFI20250117BHJP
【FI】
A47J27/00 102
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024563749
(86)(22)【出願日】2022-12-09
(85)【翻訳文提出日】2024-08-06
(86)【国際出願番号】 CN2022137749
(87)【国際公開番号】W WO2023134347
(87)【国際公開日】2023-07-20
(31)【優先権主張番号】202220117574.7
(32)【優先日】2022-01-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524270291
【氏名又は名称】深▲せん▼市不停科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN BOTINKIT CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】Room 2006, Cable Information Transmission Building, No. 3369 Binhai Avenue, Haizhu Community, Yuehai Street, Nanshan District, Shenzhen, Guangdong 518000, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】劉 甫壮
(72)【発明者】
【氏名】付 強
(72)【発明者】
【氏名】関 晨宇
【テーマコード(参考)】
4B055
【Fターム(参考)】
4B055AA09
4B055BA13
4B055CA05
4B055CA71
4B055CB02
4B055CB03
4B055CC61
4B055DA01
4B055DB14
(57)【要約】
本願は、鍋本体と加熱装置とを備える調理装置を開示し、前記加熱装置が前記鍋本体の外周に設けられ、前記加熱装置と前記鍋本体の外周との間に予め設けられた距離があり、前記予め設けられた距離の値の範囲は、15mm~20mmである。本願の調理装置の加熱装置は、前記鍋本体の外周に設けられ、前記加熱装置と前記鍋本体の外周との間に予め設けられた距離があり、前記予め設けられた距離の値の範囲は、15mm~20mmである。このようにして、前記加熱装置が前記鍋本体を加熱するとき、前記予め設定された距離の作用の下で、冷却ファンの空気対流効果を効果的に改善させ、加熱部材の放熱効果を大幅に改善させ、加熱装置の鍋本体に対する加熱効果を確保するとともに、加熱装置乃至調理装置全体の使用寿命を延ばすことができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
鍋本体と加熱装置とを備える調理装置であって、前記加熱装置が前記鍋本体の外周に設けられ、前記加熱装置と前記鍋本体の外周との間に予め設けられた距離があり、前記予め設けられた距離の値の範囲は、15mm~20mmである、ことを特徴とする調理装置。
【請求項2】
前記加熱装置は、固定枠と加熱部材とを含み、前記固定枠は、前記鍋本体の外側に覆われ、前記加熱部材は、前記固定枠に固定される、ことを特徴とする請求項1に記載の調理装置。
【請求項3】
前記加熱部材は、電熱線を前記固定枠に巻き付けることによって形成され、前記加熱部材が前記鍋本体の上部の形状に合わせた円筒面と、鍋本体の下部の形状に合わせた円筒面又は球面とを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の調理装置。
【請求項4】
前記固定枠は、上下に配置された上部固定枠と下部固定枠とからなり、前記上部固定枠が前記鍋本体の上部の形状に合わせられ、前記下部固定枠が前記鍋本体の下部の形状に合わせられる、ことを特徴とする請求項2に記載の調理装置。
【請求項5】
前記上部固定枠の前記鍋本体に近い面は円筒面であり、及び/又は前記下部固定枠の前記鍋本体に近い面は、円筒面又は球面である、ことを特徴とする請求項4に記載の調理装置。
【請求項6】
前記固定枠の材料は、耐熱材料からなる、ことを特徴とする請求項2に記載の調理装置。
【請求項7】
前記固定枠の少なくとも一側には固定辺が設けられ、前記固定辺には少なくとも1つの固定穴が設けられる、ことを特徴とする請求項2に記載の調理装置。
【請求項8】
前記加熱部材は、電熱線を前記固定枠に巻き付けて形成される円形構造又は楕円形構造である、ことを特徴とする請求項2に記載の調理装置。
【請求項9】
前記加熱部材の外周を取り囲むシールドカバーをさらに備える、ことを特徴とする請求項1に記載の調理装置。
【請求項10】
前記シールドカバーは、導電性材料からなる、ことを特徴とする請求項9に記載の調理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願の実施例は、調理器具の技術分野に関し、特に調理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
人々の生活のペースが加速するにつれて、自動調理ができ、手を解放し、便利で手早く調理できる調理器具を必要とする人がますます増えている。調理機はマイコン制御により、人の手を介さずに自動調理が可能で、一つの鍋で多用途に使え、手間も省け、煙も出ないため、ますます多くのユーザーに愛用されている。
【0003】
従来技術において、鍋本体の加熱装置は、加熱コイルを用いて鍋本体を加熱し、電磁誘導により発熱するものが一般的であるが、鍋本体の熱輻射、つまり加熱コイル自体が発生する熱は、加熱コイルの温度を上昇させ、コイル及び固定枠の寿命に影響を与えるため、鍋本体を加熱する際、温度制御が難しく、加熱装置の寿命に影響を与える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願の実施例は、調理装置の加熱装置の加熱均一性を向上させ、加熱装置の寿命を延ばすという技術的課題を改善するために、調理装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この目的を達成するために、本考案は、以下の技術的解決手段を採用する。
【0006】
鍋本体と加熱装置とを備える調理装置であって、前記加熱装置が前記鍋本体の外周に設けられ、前記加熱装置と前記鍋本体の外周との間には予め設けられた距離があり、前記予め設けられた距離の値の範囲は、15mm~20mmである。
【0007】
一実施例において、前記加熱装置は、固定枠と加熱部材とを含み、前記固定枠は、前記鍋本体の外側に覆われ、前記加熱部材が前記固定枠に固定される。
【0008】
一実施例において、前記加熱部材は、電熱線を前記固定枠に巻き付けることによって形成され、前記加熱部材が前記鍋本体の上部の形状に合わせた円筒面と、前記鍋本体の下部の形状に合わせた円筒面又は球面とを含む。
【0009】
一実施例において、前記固定枠は、上下に配置された上部固定枠と下部固定枠とからなり、前記上部固定枠が前記鍋本体の上部の形状に合わせ、前記下部固定枠が前記鍋本体の下部の形状に合わせる。
【0010】
一実施例において、前記上部固定枠の前記鍋本体に近い面は円筒面であり、及び/又は前記下部固定枠の前記鍋本体に近い面は、円筒面又は球面である。
【0011】
一実施例において、前記固定枠は、耐熱材料からなる。
【0012】
一実施例において、前記固定枠の少なくとも一側には固定辺が設けられ、前記固定辺には少なくとも1つの固定穴が設けられる。
【0013】
一実施例において、前記加熱部材は、電熱線を前記固定枠に巻き付けて形成される円形構造又は楕円形構造である。
【0014】
一実施例において、前記加熱部材の外周を取り囲むシールドカバーをさらに含む。
【0015】
一実施例において、前記シールドカバーは、導電性材料からなる。
【発明の効果】
【0016】
本願の有益な効果は、以下のとおりである。
【0017】
本願の調理装置の加熱装置は、前記鍋本体の外周に設けられ、前記加熱装置と前記鍋本体の外周との間に予め設けられた距離があり、前記予め設けられた距離の値の範囲は、15mm~20mmである。このようにして、前記加熱装置が前記鍋本体を加熱するとき、前記予め設定された距離の作用の下で、冷却ファンの空気対流効果を効果的に改善させ、加熱部材の放熱効果を大幅に改善させ、加熱装置の鍋本体に対する加熱効果を確保するとともに、加熱装置乃至調理装置全体の使用寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
本願の実施例又は従来の技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、実施例又は従来技術の説明に使用する必要がある図面を以下に簡単に紹介する。明らかに、以下の説明における図面は、本願のいくつかの実施例にすぎない。当業者であれば、創造的な努力をすることなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
【0019】
図1】本願の実施例による鍋本体及び加熱装置の概略構造図である。
図2】本願の実施例1による加熱装置の1つの概略構造図である。
図3】本願の実施例1による加熱装置のもう1つの概略構造図である。
図4】本願の実施例2による加熱装置の概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本願の目的、技術的解決手段および利点をより明確にするために、本願の実施例における図面を参照しながら、本願の技術的解決手段を実施形態を通じて詳細に説明する。明らかに、説明された実施例は、本願の実施例の一部であるが、すべての実施例ではなく、矛盾がなければ、本願の実施例および実施例における特徴を互いに組み合わせることができる。本願の実施例に基づいて、創造的な努力なしに当業者によって得られる他のすべての実施例は、本願の保護の範囲内に含まれる。
【0021】
なお、図面において、同一又は類似の番号は、同一又は類似の要素又は同一又は類似の機能を備える要素を表し、本願の説明において、「中心」、「縦方向」、「横方向」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「頂部」、「底部」、「内部」、「外部」などの用語で示される向きや位置関係は、添付の図面に示す向きや位置関係に基づいたものであり、単に本願の説明を容易にし、説明を簡略化するためのものであり、言及される装置又は要素が特定の向きを持たなければならないこと、特定の向きで構成および操作されなければならないことを示したり暗示したりするのではなく、したがって、本願の保護範囲の限定として理解することはできず、本願の説明において、「第1の」、「第2の」などは、それらの重要性、順序などを示すものではなく、互いを区別するためにのみ使用される。
【0022】
本願の説明において、別段に明確に制限されていない限り、「取付」、「連結」、「接続」、という用語は、広い意味で理解されるべきであり、例えば、固定接続、可動的な接続であってもよく、取り外し可能な接続であってもよく、機械的な接続であってもよく、電気的な接続であってもよく、直接的な接続であってもよく、中間媒体を介した間接的な接続であってもよく、2つの要素間の内部連通などであってもよい。当業者であれば、本願における上記用語の具体的な意味は、ケースバイケースで理解することができる。
【0023】
図1に示すように、調理装置であって、鍋本体10と加熱装置20とを備え、前記加熱装置20が前記鍋本体10の外周に設けられ、前記鍋本体10の形状に合わせ、前記加熱装置20と前記鍋本体10の外周との間に予め設けられた距離があり、前記予め設けられた距離の値の範囲は、15mm~20mmである。
【0024】
前記調理装置の加熱装置20は、前記鍋本体10の外周に設けられ、前記加熱装置20の形状と前記鍋本体10の形状とが一致し、前記加熱装置20と前記鍋本体10の外周との間に予め設けられた距離があり、前記予め設けられた距離の値の範囲は、15mm~20mmである。このようにして、前記加熱装置20が前記鍋本体10を加熱するとき、前記予め設定された距離の作用の下で、前記加熱装置20と前記鍋本体10との間の熱伝導を低減することができ、加熱装置20の鍋本体10に対する加熱効果を確保するとともに、加熱装置乃至調理装置全体の使用寿命を延ばすことができる。
【0025】
図2及び図3に示すように、前記加熱装置20は、固定枠24と加熱部材22とを含み、前記固定枠24は、前記鍋本体10の外側に覆われ、前記加熱部材22が前記固定枠24に固定される。本願の実施例において、前記鍋本体の外径と前記加熱部材26の内径との間の距離の値の範囲が15mm~20mmである。前記固定枠24を介して、前記加熱部材22を、前記鍋本体10の外周に配置し、鍋本体10を加熱する。
【0026】
前記加熱部材22は、電熱線を前記固定枠24に巻き付けて形成される円形構造又は楕円形構造である。電熱線を前記固定枠24に巻き付ける場合、電熱線を前記固定枠24に密着して巻き付け、この巻き付け方法は、図2又は図3に示すように、放射状に巻いて、円形又は楕円形の電熱線加熱領域を形成するか、又は、ブラケットを取り囲んで巻いて、円形又は楕円形の輪郭を持つ電熱線加熱領域を形成することを採用する。どのような巻き方を選択する場合でも、角のない滑らかな巻き方を心がける必要がある。鍋本体の空焚きを避けるために、前記加熱部材22の最高位置は、高すぎ(鍋本体10の上縁に近づきすぎ)てはいけない。前記加熱部材22の幅(即ち、鍋本体10の周方向)は、限定されるものではなく、鍋本体10の加熱面積を増大させて加熱効率を向上させるために、必要なだけ広くすることができる。
【0027】
前記加熱部材22は、前記鍋本体の上部の形状に合わせた円筒面と、前記鍋本体10の下部の形状に合わせた円筒面又は球面とを含む。前記鍋本体10が上から下まで柱状構造である場合、電熱線を巻回して形成される前記加熱部材22の、鍋本体に近い面の上部は、鍋本体10の形状に合わせた柱状構造となり、前記加熱部材22の鍋本体に近い面の下部は、鍋本体10の形状に合わせた柱状構造となっている。前記鍋本体10の形状が球状釜構造である場合、球状釜構造は、上部の柱状構造と下部の球形構造との組み合わせにより形成され、前記加熱部材22の前記鍋本体に近い面の上部を適応的に変更させ、即ち、前記加熱部材22の前記鍋本体に近い面の上部の形状を円筒面に設定し、前記加熱部材22の鍋本体10に近い面の下部を球面に設定する。本願では、鍋本体10の異なる形状に応じて前記加熱部材22の形状を調整し、加熱部材22と鍋本体10との間の距離を等しくし、加熱の安定性を維持する。
【0028】
本実施例において、前記固定枠24は、上下に配置された上部固定枠242と下部固定枠244とからなり、前記上部固定枠242が前記鍋本体10の上部の形状に合わせ、前記下部固定枠244が前記鍋本体10の下部の形状に合わせる。前記鍋本体10が上から下まで柱状構造である場合、前記上部固定枠242および下部固定枠244は、いずれも鍋本体10の形状に合わせた柱状構造であり、即ち、前記上部固定枠242の前記鍋本体10に近い面は円筒面であり、前記下部固定枠244の前記鍋本体10に近い面も円筒面である。前記鍋本体10の形状が球状釜構造である場合、球状釜構造は、上部の円筒構造と下部の球形構造との組み合わせにより形成されたと理解でき、前記鍋本体10の柱状構造に合わせた上部固定金具242の形状を円筒面とし、前記鍋本体10の球面構造に合わせた下部固定枠244の形状を球面とする。本願において、鍋本体10の異なる形状に応じて固定枠24をセグメント化して設計し、前記固定枠に固定される加熱部材22の形状を調整し、加熱部材22と鍋本体10との間の距離を等しくし、加熱の安定性を維持する。
【0029】
前記固定枠24の少なくとも一側には固定辺266が設けられ、前記固定辺266には少なくとも1つの固定穴268が設けられる。前記固定穴268にネジやボルトなどの締結具を通って前記固定枠24を鍋本体アセンブリに固定し、即ち、固定枠24を調理装置の鍋本体10の外周に固定する。
【0030】
前記固定枠24は、耐熱材料からなり、好ましくはエンジニアリングプラスチック又はナイロンなどの耐熱性プラスチックで形成される。加熱装置20が作動しているとき、前記固定枠24の寿命は、長期間の高温使用環境によって影響を受けることはない。
【0031】
図4に示すように、前記加熱装置20は、前記加熱装置20の外周を取り囲むシールドカバー28をさらに含む。前記シールドカバー28の両側からシールドカバー固定辺が延在し、前記シールドカバー固定辺にはシールドカバー固定穴が設けられ、ボルト又はネジなどの締結具が前記シールドカバー固定穴を貫通して、前記シールドカバーを鍋本体アセンブリと固定させる。前記シールドカバー28は、電磁場を遮蔽し、加熱部材22がその外側の金属シェルを加熱するのを防ぐために、前記加熱部材22、さらには加熱領域全体をうまく取り囲むことができる。好ましくは、前記シールドカバー28は、鍋本体の円弧状の外周に適合するようにセグメント化した構造又は円弧状の構造を有し、その高さは前記加熱部材22の高さとほぼ等しい。前記シールドカバー28は、導電性に優れた材料、好ましくは金属アルミニウム、銅およびそれらの合金などの導電性に優れた材料で形成される。
【0032】
前記固定枠24は、耐熱材料からなる。好ましくは、エンジニアリングプラスチック又はナイロンなどの耐熱性プラスチックで形成される。
【0033】
上記は、本願のより好ましい実施例および適用される技術原理の単なる説明にすぎない。当業者は、本願が本明細書に記載される特定の実施例に限定されず、本願の保護範囲から逸脱することなく、当業者によって様々な明らかな変更、再調整、および置換が可能であることを理解することができる。したがって、上記の実施例を通じて本願を詳細に説明したが、本願は上記の実施例に限定されるものではなく、本願の概念から逸脱することなく、他の同等の実施例をさらに含むことができ、本願の範囲は、添付の特許請求の範囲によって決定される。
【符号の説明】
【0034】
10 鍋本体
20 加熱装置
22 加熱部材
24 固定枠
242 上部固定枠
244 下部固定枠
266 固定辺
268 固定穴
28 シールドカバー
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2024-08-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
鍋本体と加熱装置とを備える調理装置であって、前記加熱装置が前記鍋本体の外周に設けられ、前記加熱装置と前記鍋本体の外周との間に予め設けられた距離があり、前記予め設けられた距離の値の範囲は、15mm~20mmである、ことを特徴とする調理装置。
【請求項2】
前記加熱装置は、固定枠と加熱部材とを含み、前記固定枠は、前記鍋本体の外側に覆われ、前記加熱部材は、前記固定枠に固定される、ことを特徴とする請求項1に記載の調理装置。
【請求項3】
前記加熱部材は、電熱線を前記固定枠に巻き付けることによって形成され、前記加熱部材が前記鍋本体の上部の形状に合わせた円筒面と、鍋本体の下部の形状に合わせた円筒面又は球面とを含む、ことを特徴とする請求項に記載の調理装置。
【請求項4】
前記固定枠は、上下に配置された上部固定枠と下部固定枠とからなり、前記上部固定枠が前記鍋本体の上部の形状に合わせられ、前記下部固定枠が前記鍋本体の下部の形状に合わせられる、ことを特徴とする請求項2に記載の調理装置。
【請求項5】
前記上部固定枠の前記鍋本体に近い面は円筒面であり、及び/又は前記下部固定枠の前記鍋本体に近い面は、円筒面又は球面である、ことを特徴とする請求項4に記載の調理装置。
【請求項6】
前記固定枠の材料は、耐熱材料からなる、ことを特徴とする請求項2に記載の調理装置。
【請求項7】
前記固定枠の少なくとも一側には固定辺が設けられ、前記固定辺には少なくとも1つの固定穴が設けられる、ことを特徴とする請求項2に記載の調理装置。
【請求項8】
前記加熱部材は、電熱線を前記固定枠に巻き付けて形成される円形構造又は楕円形構造である、ことを特徴とする請求項2に記載の調理装置。
【請求項9】
前記加熱部材の外周を取り囲むシールドカバーをさらに備える、ことを特徴とする請求項に記載の調理装置。
【請求項10】
前記シールドカバーは、導電性材料からなる、ことを特徴とする請求項9に記載の調理装置。
【国際調査報告】