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特表2025-502913ユーザ機器の測位を改良するためのシステムおよび方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-01-30
(54)【発明の名称】ユーザ機器の測位を改良するためのシステムおよび方法
(51)【国際特許分類】
   H04W 64/00 20090101AFI20250123BHJP
   H04W 72/0453 20230101ALI20250123BHJP
【FI】
H04W64/00
H04W72/0453
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024527359
(86)(22)【出願日】2022-07-18
(85)【翻訳文提出日】2024-07-23
(86)【国際出願番号】 CN2022106321
(87)【国際公開番号】W WO2024016128
(87)【国際公開日】2024-01-25
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza,Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】ゾン, ディ
(72)【発明者】
【氏名】ジャン, チュアンシン
(72)【発明者】
【氏名】パン, ユー
(72)【発明者】
【氏名】ロウ, ジュンペン
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD57
5K067EE02
5K067EE10
5K067JJ51
(57)【要約】
本開示は、概して、限定ではないが、ユーザ機器(UE)の測位のためのシステムおよび方法を含む、無線通信に関する。提示されるものは、測位のためのシステム、方法、装置、またはコンピュータ可読媒体である。無線通信ノードは、無線通信デバイスに関連する測位方法と関連付けられる条件を識別してもよい。無線通信ノードは、測位方法と関連付けられる測定結果または補助データのうちの少なくとも一方が条件を満たすかどうかに基づいて、認定フラグの値を決定してもよい。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信方法であって、
無線通信ノードによって、無線通信デバイスに関連する測位方法と関連付けられる条件を識別することと、
前記無線通信ノードによって、前記測位方法と関連付けられる測定結果または補助データのうちの少なくとも1つが前記条件を満たすかどうかに基づいて、認定フラグの値を決定することと
を含む、無線通信方法。
【請求項2】
前記認定フラグは、特定の測位方法のための特定の無線通信ノードのために構成される、請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項3】
前記無線通信ノードによって、前記特定の測位方法と関連付けられる複数の誤差源に関して論理演算を実施し、前記認定フラグの値を決定することをさらに含む、請求項2に記載の無線通信方法。
【請求項4】
前記認定フラグは、特定の測位基準信号(PRS)リソースに基づいて構成される、請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項5】
前記認定フラグは、特定の測位基準信号(PRS)周波数層に基づいて構成される、請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項6】
前記認定フラグは、前記特定の測位方法のために構成される、請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項7】
前記無線通信ノードによって、前記無線通信デバイスによって設定される前記認定フラグの値をコアネットワークに報告することをさらに含む、請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項8】
前記無線通信ノードによって、前記認定フラグの値を計算することと、
前記無線通信ノードによって、前記認定フラグの値をコアネットワークに報告することと
をさらに含む、請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項9】
前記無線通信ノードによって、前記条件を示すメッセージをコアネットワークから受信することをさらに含み、
前記メッセージは、媒体アクセス制御(MAC)層または無線リソース制御(RRC)層のうちの少なくとも1つを通して伝送される、請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項10】
前記無線通信ノードによって、複数の測位方法およびそれらの個別の完全性パラメータを示すメッセージをコアネットワークから受信することと、
前記無線通信ノードによって、前記複数の測位方法のそれぞれと関連付けられる認定フラグの値をコアネットワークに報告することと
をさらに含む、請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項11】
プロセッサと、メモリとを備える無線通信装置であって、前記プロセッサは、前記メモリからコードを読み取り、請求項1-10のうちのいずれかに列挙される方法を実施するように構成される、無線通信装置。
【請求項12】
コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、その上に記憶されるコンピュータ可読プログラム媒体コードを備え、前記コードは、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、請求項1-10のうちのいずれかに列挙される方法を実施させる、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、概して、限定ではないが、ユーザ機器(UE)の測位のためのシステムおよび方法を含む、無線通信に関する。
【背景技術】
【0002】
標準化機関である、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))は、現在、5G新規無線(5G NR)および次世代パケットコアネットワーク(NG-CNまたはNGC)と呼ばれる、新規無線インターフェースを規定する段階にある。5G NRは、3つの主要なコンポーネント、すなわち、5Gアクセスネットワーク(5G-AN)と、5Gコアネットワーク(5GC)と、ユーザ機器(UE)とを有するであろう。異なるデータサービスおよび要件の使用可能性を促進するために、ネットワーク機能とも呼ばれる、5GCの要素が、必要性に従って適合され得るように、ソフトウェアベースである、それらのうちのいくつかを用いて簡略化されている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本明細書に開示される例示的実施形態は、先行技術に提示される問題のうちの1つまたはそれを上回るものに関連する課題を解決すること、および付随の図面と併せて検討されるときに以下の詳細な説明を参照することによって容易に明白な状態となるであろう、付加的特徴を提供することを対象とする。種々の実施形態によると、例示的システム、方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品が、本明細書に開示される。しかしながら、これらの実施形態は、限定ではなく、実施例として提示されることを理解されたく、開示される実施形態に対する種々の修正が、本開示の範囲内に留まりながら行われ得ることが、本開示を熟読する当業者に明白となるであろう。
【0004】
少なくとも1つの側面は、測位のためのシステム、方法、装置、またはコンピュータ可読媒体を対象とする。無線通信ノードは、無線通信デバイスに関連する測位方法と関連付けられる条件を識別してもよい。無線通信ノードは、測位方法と関連付けられる測定結果または補助データのうちの少なくとも1つが条件を満たすかどうかに基づいて、認定フラグの値を決定してもよい。
【0005】
いくつかの実施形態では、認定フラグは、特定の測位方法のための特定の無線通信ノードのために構成されてもよい。いくつかの実施形態では、無線通信ノードは、特定の測位方法と関連付けられる複数の誤差源に関して論理演算を実施し、認定フラグの値を決定してもよい。
【0006】
いくつかの実施形態では、認定フラグは、特定の測位基準信号(PRS)リソースに基づいて構成されてもよい。いくつかの実施形態では、認定フラグは、特定の測位基準信号(PRS)周波数層に基づいて構成されてもよい。いくつかの実施形態では、認定フラグは、特定の測位方法のために構成されてもよい。
【0007】
いくつかの実施形態では、無線通信ノードは、無線通信デバイスによって設定される認定フラグの値をコアネットワークに報告してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信ノードは、認定フラグの値を計算してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信ノードは、認定フラグの値をコアネットワークに報告してもよい。
【0008】
いくつかの実施形態では、無線通信ノードは、条件を示すメッセージをコアネットワークから受信してもよい。いくつかの実施形態では、メッセージは、媒体アクセス制御(MAC)層または無線リソース制御(RRC)層のうちの少なくとも1つを通して伝送されてもよい。
【0009】
いくつかの実施形態では、無線通信ノードは、複数の測位方法およびそれらの個別の完全性パラメータを示すメッセージをコアネットワークから受信してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信ノードは、複数の測位方法のそれぞれと関連付けられる認定フラグの値をコアネットワークに報告してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本ソリューションの種々の例示的実施形態が、以下の図または図面を参照して下記に詳細に説明される。図面は、例証の目的のためにのみ提供され、本ソリューションの読者の理解を促進するために本ソリューションの例示的実施形態を描写するにすぎない。したがって、図面は、本ソリューションの範疇、範囲、または可用性の限定と見なされるべきではない。例証の明確化および容易性のために、これらの図面が、必ずしも縮尺通りに描かれているわけではないことに留意されたい。
【0011】
図1図1は、本開示のある実施形態による、本明細書に開示される技法が実装され得る、例示的セルラー通信ネットワークを図示する。
【0012】
図2図2は、本開示のいくつかの実施形態による、例示的基地局およびユーザ機器デバイスのブロック図を図示する。
【0013】
図3図3は、例証的実施形態による、例示的ダウンリンク測位方法認定構成プロシージャのブロック図を図示する。
【0014】
図4図4は、例証的実施形態による、例示的アップリンク測位方法認定構成プロシージャのブロック図を図示する。
【0015】
図5図5は、例証的実施形態による、測位方法と測定値との間の例示的マッピングのブロック図を図示する。
【0016】
図6図6は、例証的実施形態による、無線通信デバイスの測位のためのプロセスのフロー図を図示する。
【発明を実施するための形態】
【0017】
詳細な説明
本ソリューションの種々の例示的実施形態は、当業者が本ソリューションを作製および使用することを可能にするために、付随の図を参照して下記に説明される。当業者に明白となるであろうように、本開示を熟読後、本明細書に説明される実施例への種々の変更または修正が、本ソリューションの範囲から逸脱することなく、行われることができる。したがって、本ソリューションは、本明細書に説明および図示される例示的実施形態および用途に限定されない。加えて、本明細書に開示される方法におけるステップの特定の順序または階層は、例示的アプローチにすぎない。設計選好に基づいて、開示される方法またはプロセスのステップの特定の順序または階層は、本ソリューションの範囲内に留まりながら、再配列されることができる。したがって、当業者は、本明細書に開示される方法および技法が、種々のステップまたは行為をサンプル順序において提示すること、および本ソリューションが、明示的に別様に記載されない限り、提示される特定の順序または階層に限定されないことを理解するであろう。
【0018】
1.モバイル通信技術および環境
図1は、本開示のある実施形態による、本明細書に開示される技法が実装され得る、例示的無線通信ネットワークおよび/またはシステム100を図示する。以下の議論では、無線通信ネットワーク100は、セルラーネットワークまたは狭帯域モノのインターネット(NE-IoT)ネットワーク等の任意の無線ネットワークであってもよく、本明細書では「ネットワーク100」と称される。そのような例示的ネットワーク100は、基地局102(以降、「BS102」、無線通信ノードとも称される)と、通信リンク110(例えば、無線通信チャネル)を介して相互と通信し得る、ユーザ機器デバイス104(以降、「UE104」、無線通信デバイスとも称される)と、地理的エリア101にオーバーレイする、セル126、130、132、134、136、138、および140のクラスタとを含む。図1では、BS102およびUE104は、セル126の個別の地理的境界内に含有される。他のセル130、132、134、136、138、および140はそれぞれ、その配分された帯域幅において動作し、適正な無線カバレッジをその意図されるユーザに提供する、少なくとも1つの基地局を含んでもよい。
【0019】
例えば、BS102は、配分されたチャネル伝送帯域幅において動作し、適正なカバレッジをUE104に提供し得る。BS102およびUE104は、それぞれ、ダウンリンク無線フレーム118およびアップリンク無線フレーム124を介して通信してもよい。各無線フレーム118/124は、データシンボル122/128を含み得る、サブフレーム120/127にさらに分割されてもよい。本開示では、BS102およびUE104は、本明細書では、概して、本明細書に開示される方法を実践し得る、「通信ノード」の非限定的実施例として説明される。そのような通信ノードは、本ソリューションの種々の実施形態に従って、無線および/または有線通信することが可能であり得る。
【0020】
図2は、本ソリューションのいくつかの実施形態による、無線通信信号(例えば、OFDM/OFDMA信号)を伝送および受信するための例示的無線通信システム200のブロック図を図示する。システム200は、本明細書に詳細に説明される必要はない、公知または従来の動作特徴をサポートするように構成される、コンポーネントと、要素とを含んでもよい。一例証的実施形態では、システム200は、上記に説明されるように、図1の無線通信環境100等の無線通信環境内でデータシンボルを通信(例えば、伝送および受信)するために使用されることができる。
【0021】
システム200は、概して、基地局202(以降、「BS202」)と、ユーザ機器デバイス204(以降、「UE204」)とを含む。BS202は、BS(基地局)送受信機モジュール210と、BSアンテナ212と、BSプロセッサモジュール214と、BSメモリモジュール216と、ネットワーク通信モジュール218とを含み、各モジュールは、必要に応じて、データ通信バス220を介して、相互と結合および相互接続される。UE204は、UE(ユーザ機器)送受信機モジュール230と、UEアンテナ232と、UEメモリモジュール234と、UEプロセッサモジュール236とを含み、各モジュールは、必要に応じて、データ通信バス240を介して、相互と結合および相互接続される。BS202は、本明細書に説明されるようなデータの伝送のために好適である、任意の無線チャネルまたは他の媒体であり得る、通信チャネル250を介して、UE204と通信する。
【0022】
当業者によって理解されるであろうように、システム200はさらに、図2に示されるモジュール以外の任意の数のモジュールを含んでもよい。当業者は、本明細書に開示される実施形態と関連して説明される、種々の例証的ブロック、モジュール、回路、および処理論理が、ハードウェア、コンピュータ可読ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の実践的組み合わせにおいて実装され得ることを理解するであろう。ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアの本可換性および互換性を明確に例証するために、種々の例証的コンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概して、それらの機能性の観点から説明される。そのような機能性が、ハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとして実装されるかどうかは、特定の用途およびシステム全体に課される設計制約に依存し得る。本明細書に説明される概念に精通する者は、そのような機能性を特定の用途毎に好適な様式で実装し得るが、そのような実装決定は、本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
【0023】
いくつかの実施形態によると、UE送受信機230は、本明細書では、それぞれ、アンテナ232に結合される回路網を備える、無線周波数(RF)伝送機と、RF受信機とを含む、「アップリンク」送受信機230と称され得る。デュプレックススイッチ(図示せず)が、代替として、時間デュプレックス方式において、アップリンク伝送機または受信機をアップリンクアンテナに結合してもよい。同様に、いくつかの実施形態によると、BS送受信機210は、本明細書では、それぞれ、アンテナ212に結合される回路網を備える、RF伝送機と、RF受信機とを含む、「ダウンリンク」送受信機210と称され得る。ダウンリンクデュプレックススイッチが、代替として、時間デュプレックス方式において、ダウンリンク伝送機または受信機をダウンリンクアンテナ212に結合してもよい。2つの送受信機モジュール210および230の動作は、ダウンリンク送信機が、ダウンリンクアンテナ212に結合されるのと同時に、アップリンク受信機回路網が、無線伝送リンク250を経由した伝送の受信のためにアップリンクアンテナ232に結合されるように、時間的に協調されてもよい。逆に、2つの送受信機210および230の動作は、アップリンク伝送機が、アップリンクアンテナ232に結合されるのと同時に、ダウンリンク受信機が、無線伝送リンク250を経由した伝送の受信のためにダウンリンクアンテナ212に結合されるように、時間的に協調されてもよい。いくつかの実施形態では、デュプレックス方向の変化間に、最小限の保護時間を伴う近接時間同期が、存在する。
【0024】
UE送受信機230および基地局送受信機210は、無線データ通信リンク250を介して通信し、特定の無線通信プロトコルおよび変調スキームをサポートし得る、好適に構成されたRFアンテナ配列212/232と協働するように構成される。いくつかの例証的実施形態では、UE送受信機210および基地局送受信機210は、ロングタームエボリューション(LTE)および新興の5G規格および同等物等の産業規格をサポートするように構成される。しかしながら、本開示は、必ずしも、特定の規格および関連付けられたプロトコルに用途が限定されないことを理解されたい。むしろ、UE送受信機230および基地局送受信機210は、将来的規格またはそれらの変形例を含む、代替的または付加的な無線データ通信プロトコルをサポートするように構成されてもよい。
【0025】
種々の実施形態によると、BS202は、例えば、進化型ノードB(eNB)、サービングeNB、標的eNB、フェムトステーション、またはピコステーションであってもよい。いくつかの実施形態では、UE204は、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、タブレット、ラップトップコンピュータ、ウェアラブルコンピューティングデバイス等の種々のタイプのユーザデバイスにおいて具現化されてもよい。プロセッサモジュール214および236は、本明細書に説明される機能を実施するように設計される、汎用目的プロセッサ、連想メモリ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、任意の好適なプログラマブル論理デバイス、離散ゲートまたはトランジスタ論理、離散ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせとともに実装または実現されてもよい。このように、プロセッサは、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、状態機械、または同等物として実現され得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、デジタル信号プロセッサおよびマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサコアと併せた1つまたはそれを上回るマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成の組み合わせとして実装されてもよい。
【0026】
さらに、本明細書に開示される実施形態と関連して説明される方法またはアルゴリズムのステップは、直接、それぞれ、プロセッサモジュール214および236によって実行される、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、またはそれらの任意の実践的組み合わせにおいて具現化され得る。メモリモジュール216および234は、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野において公知の任意の他の形態の記憶媒体として実現され得る。本点について、メモリモジュール216および234は、プロセッサモジュール210および230が、それぞれ、メモリモジュール216および234から情報を読み取り、そこに情報を書き込み得るように、それぞれ、プロセッサモジュール210および230に結合されてもよい。メモリモジュール216および234はまた、それらの個別のプロセッサモジュール210および230の中に統合されてもよい。いくつかの実施形態では、メモリモジュール216および234はそれぞれ、プロセッサモジュール210および230によってそれぞれ実行されるべき命令の実行の間に、一時変数または他の介在情報を記憶するための、キャッシュメモリを含んでもよい。メモリモジュール216および234はまた、それぞれ、プロセッサモジュール210および230によってそれぞれ実行されるべき命令を記憶するための、不揮発性メモリを含んでもよい。
【0027】
ネットワーク通信モジュール218は、概して、基地局送受信機210と、基地局202と通信するように構成される、他のネットワークコンポーネントおよび通信ノードとの間の双方向通信を可能にする、基地局202のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、処理論理、および/または他のコンポーネントを表す。例えば、ネットワーク通信モジュール218は、インターネットまたはWiMAXトラフィックをサポートするように構成されてもよい。典型的展開では、限定ではないが、ネットワーク通信モジュール218は、基地局送受信機210が、従来のイーサネット(登録商標)ベースのコンピュータネットワークと通信し得るように、802.3イーサネット(登録商標)インターフェースを提供する。このように、ネットワーク通信モジュール218は、コンピュータネットワーク(例えば、移動交換局(MSC))への接続のための物理インターフェースを含んでもよい。規定された動作または機能に関して本明細書で使用されるように、用語「configured for(~のために構成される)」、「configured to(~するように構成される)」、およびそれらの活用形は、規定された動作または機能を実施するように物理的に構築される、プログラムされる、フォーマット化される、および/または配列される、デバイス、コンポーネント、回路、構造、機械、信号等を指す。
【0028】
開放型システム間相互接続(OSI)モデル(本明細書では、「開放型システム間相互接続モデル」と称される)は、他のシステムとの相互接続および通信に対して開放している、システム(例えば、無線通信デバイス、無線通信ノード)によって使用されるネットワーク通信を定義する、概念的かつ論理的レイアウトである。本モデルは、そのそれぞれが、その上方および下方の層に提供されるサービスの概念的集合を表す、7つのサブコンポーネントまたは層に分かれる。OSIモデルはまた、論理的ネットワークを定義し、異なる層プロトコルを使用することによって、コンピュータパケット転送を効果的に説明する。OSIモデルはまた、7層OSIモデルまたは7層モデルとも称され得る。いくつかの実施形態では、第1の層は、物理層であってもよい。いくつかの実施形態では、第2の層は、媒体アクセス制御(MAC)層であってもよい。いくつかの実施形態では、第3の層は、無線リンク制御(RLC)層であってもよい。いくつかの実施形態では、第4の層は、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)層であってもよい。いくつかの実施形態では、第5の層は、無線リソース制御(RRC)層であってもよい。いくつかの実施形態では、第6の層は、非アクセス層(NAS)層またはインターネットプロトコル(IP)層であってもよく、第7の層は、他の層であってもよい。
【0029】
2.ユーザ機器の測位を改良するためのシステムおよび方法
測位完全性は、全地球ナビゲーション衛星システム(GNSS)測位方法および補助GNSS測位方法のために検討され得る。測位完全性は、位置推定値の信用性を評価するための方法を提供し得る。そのような測位完全性の範囲は、あるアプローチ下における無線アクセス技術(RAT)無依存測位方法に制限され得る。測位完全性方法をRAT依存測位および識別の方法に拡張させ、RAT依存測位完全性に関して場所管理機能(LMF)とユーザ機器(UE)との間でシグナリング伝送プロシージャを実施することもまた、検討され得る。本明細書において提示されるものは、RAT依存測位方法のためにシグナリングプロシージャを実施するためのシステムおよび方法である。下記におけるものは、プロシージャを報告する間に伝送または報告されると考えられる、説明される詳細なコンテンツである。
【0030】
測位完全性は、測位システムによって提供される位置関連データの正確度の信用性、および測位システムが意図された動作に関する条件を満たさないときに場所サービス(LCS)クライアントに時宜を得た有効な警告を提供するための能力の尺度であり得る。統計評価のために、保護レベル(PL)が、規定される信頼度における測位誤差のリアルタイムの上界を測定するために定義されてもよい。信頼度は、標的完全性リスク(TIR)確率によって決定されてもよい。PLは、とりわけ、TIR、アラート時間(TTA)、測位誤差(PE)等の種々の要因に依存し得る。PLは、例えば、以下の不等式を満たし得る。
単位時間あたりの確率[TTAより長くあるための((PE>AL)および(PL<=AL))]<要求されるTIR (方程式2.1)
PLが、水平面内または垂直軸上の測位誤差を境界するとき、これは、それぞれ、水平保護レベル(HPL)または垂直保護レベル(VPL)と称され得る。PLに関する特定の方程式は、これが実装定義であるであるため、規定されない場合がある。PLが有効であると見なされるためには、PLは、上記の不等式を満たすべきである。
【0031】
実施形態1:無線アクセス技術(RAT)依存測位方法
一般に、測位完全性は、測位システムによって提供される位置関連データの正確度の信用性、および測位システムが意図された動作に関する条件を満たさないときにLCSクライアントに時宜を得た有効な警告を提供するための能力の尺度であり得る。測位完全性監視は、GNSSサービスプロバイダによってすでにサポートされている場合がある。測位完全性から恩恵を享受し得る、接続されたデバイスの収益活動協調体制を拡張させるためのある規格が、存在し得る。
【0032】
故に、完全性がアプリケーションまたはLCSクライアントが正しい決定を行うことを可能にし得るように、A-GNSSのための完全性プロシージャを、(例えば、Rel-16および17に定義されるような)全ての無線測位方法を含む、RAT依存測位に拡張させることが、有益であり得る。例えば、無線測位システムが自動運転ユースケースのために十分に正確な測位サービスを提供し得ないとき、本システムは、警告のためにLCSクライアントに懸念イベント報告をトリガすることができ、次いで、運転モードは、安全のために手動運転に切り替えられることができる。
【0033】
測位完全性をRAT依存測位方法に拡張させるために、RAT依存測位方法のために規定される、新しい誤差源および完全性パラメータが、検討され得る。RAT依存測位方法のための誤差源は、以下を含み得る。タイミングベースの測位方法では、誤差源は、とりわけ、伝送/受信ポイント(TRP)またはUE測定誤差(例えば、とりわけ、着信時間(ToA)および受信-伝送タイミング差)と、補助データ(例えば、TRP場所、TRP間同期化誤差)の誤差とを含み得る。角度ベースの測位方法下において、誤差源は、とりわけ、TRPまたはUE測定誤差(例えば、到着角(AoA)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信経路電力(RSRPP))と、補助データ(例えば、TRP場所およびTRPビームアンテナ情報)の誤差とを含み得る。サイドリンク測位等の他の測位方法に関する、付加的な誤差源が、存在し得る。
【0034】
完全性パラメータは、新規無線(NR)特有補助データ情報内に含まれてもよい。パラメータは、誤差(例えば、上記で議論されるような誤差源の起点)と、境界とを含んでもよい。完全性境界は、RAT依存測位方法と関連付けられる残余誤差の統計分布を提供し得る。境界は、上記で議論されるように、方程式2.1に従って算出され得る。完全性オーバーバウンディングモデルにおいて使用される平均値および標準偏差の形態において、境界は、特定の誤差源に対応し得る。これらの源は、誤差源および測位方法に従って、UE側または場所管理機能(LMF)側においてLCSに報告されてもよい。
【0035】
補助データ(例えば、TRP場所)からの誤差源に関して、境界は、LMF側において計算されてもよい。測定結果からの誤差源に関して、境界は、ダウンリンク測位方法(例えば、ダウンリンク到達時間差(DL-TDOA))内でUE側において計算されてもよい。境界は、アップリンク測位方法(例えば、アップリンク到着角(UL-AOA))内でgNB側において計算されてもよい。境界は、TRP毎に報告されてもよい。
【0036】
認定フラグに関して、補助データ内で提供される条件が、有効時間の間に充足され得ない場合、TRPは、完全性算出のために報告されない場合があり、認定フラグは、「真」に設定されるべきである。認定フラグは、特定の誤差に対応し得る。閾値に関して、閾値は、上記の認定フラグの節に述べられる条件を表し得る。TTAに関して、TTAは、誤差が境界を超過するときから認定フラグが発行されることになるまでの最大許容経過時間を定義してもよい。RAT依存測位方法下において、TTAは、測位基準信号(PRS)リソース毎に構成されることができる。加えて、完全性リスク配分最大値および最小値(IRmaxおよびIRmin)のための許容可能値は、クライアントによって選択されてもよい。値は、完全性サービスパラメータに従って、ネットワークからサービスパラメータとして提供されてもよい。境界算出のために、値は、ネットワークからサービスパラメータを提供されてもよい。
【0037】
実施形態2:認定フラグ構成
認定フラグは、特定の誤差に対応してもよい。補助データ内に提供される条件が、有効時間の間に充足され得ない場合、認定フラグは、「真」に設定されてもよい。RAT依存測位方法では、補助データ内の全ての種類の測定結果または誤差が、完全性算出のために有効である場合、認定フラグが、コンピューティングエンティティに通知するために再利用されることができる。例えば、DL-TDOA測位方法では、ToAは、プロシージャの間に完全性結果に影響を及ぼし得る、潜在的誤差源のうちの1つと見なされ得る。完全性算出のための本TRPでは、測定結果内のToAが、十分に不十分である場合、本TRP内に構成される認定フラグは、本TRP内でのPL算出が、終結されるべきであるように、「真」に設定されてもよい。
【0038】
認定フラグ構成の一般的プロシージャが、測定結果および補助データの両方からの誤差源起点を考慮して、ダウンリンク測位方法およびアップリンク測位方法の両方に関して図3および4に示される。図3は、ダウンリンク測位方法認定構成プロシージャを図示する。図4は、アップリンク測位方法認定構成プロシージャを図示する。認定フラグ構成の粒度について、下記に提示されるように考えられる、4つのケースが、存在し得る。
【0039】
ケース1
認定フラグは、各測位方法に関してTRP毎に構成されてもよい。本ケースは、測定結果が、TRP毎に補助データ内で転送されると考え得る。RRC構成の実施例は、以下の通りである。
【化1】
【0040】
ケース2
誤差源がビーム情報を起点とし得ることを考慮すると、認定フラグが、PRSリソース毎に構成されることができる。完全性結果は、ビーム毎に監視されてもよく、フラグは、ビーム情報がある条件を満たし得ない場合、「真」に設定されてもよい。RRC構成の実施例は、以下の通りである。
【化2-1】
【化2-2】
【0041】
ケース3
TRPとTRP場所との間の同期化等のいくつかの誤差源があることを考慮すると、認定フラグがTPR毎に構成される場合、これらの誤差源は、網羅されない場合がある。これらを考慮するために、認定フラグは、PRS周波数層等のより大きいスケールから構成されてもよい。RRC構成の実施例は、以下の通りである。
【化3】
【0042】
ケース4
誤差源のタイプが、異なる測位方法において変動し、認定フラグを設定するための条件も、変動するため、フラグは、測位方法毎に構成されてもよい。RRC構成の実施例は、以下の通りである。
【化4-1】
【化4-2】
【0043】
認定フラグ報告のために、結果は、測位方法毎に報告されてもよい。例えば、DL-TDOA下において、報告は、以下のように設定されてもよい。
【化5】
【0044】
実施形態3:測定結果を通知する場所管理機能(LMF)
精密な認定フラグを報告するために、UEおよびgNBは、潜在的誤差リソースからの測定結果が十分に不十分であるかどうかを取得してもよい。したがって、LMFは、UEまたはgNBに、潜在的誤差源からの各測定結果に関する閾値を通知してもよい。完全性算出のためのTRPでは、測定結果が、期待される閾値より不十分である場合、フラグは、「真」に設定されてもよい。
【0045】
誤差源のタイプが、測位方法に従って変動するため、測定閾値は、方法毎に構成されてもよい。図5は、測位方法と測定値との間のマッピングを示す。プロシージャは、以下の通りであり得る。閾値は、媒体アクセス制御(MAC)層または無線リソース制御(RRC)層上で設定されることができる。測定結果と閾値との間の比較が、異なるエンティティ内で生じてもよい。ダウンリンク測位方法(例えば、DL-TDOA)に関して、UEは、測定のための認定フラグを計算してもよい。アップリンク測位方法(例えば、UL-AOA)に関して、gNBは、結果を計算し、認定フラグを報告してもよい。対応するコンピューティングエンティティが、認定フラグをLMFに送り返してもよい。
【0046】
閾値は、以下のように(実施例としてDL-TDOAを用いて)構成されることができる。
【化6-1】
【化6-2】
【0047】
実施形態4:伝送/受信ポイントの数を通知する場所サービス(LCS)
RAT依存測位プロシージャでは、周波数層毎のTRPの最大値は、例えば、64であってもよい。したがって、完全性結果が、各TRP内でLCSに報告される場合、冗長性が、存在し得る。これを解決するために、LCSは、算出エンティティに、完全性結果を報告する、TRPの数を通知することができる。算出エンティティは、数に従って、対応するTRPを選択してもよい。
【0048】
プロシージャは、以下の通りであり得る。LMFは、UEまたはgNBに、補助データ内で完全性報告のために使用されるTRPの数を通知してもよい。数は、例えば、以下の様式において構成されることができる。
【化7】
【0049】
続いて、UEまたはgNBは、完全性結果を報告するために使用されるTRPを決定する。算出エンティティは、最良の測定結果を有するTRPを識別することができる。最良の測定結果は、上記の節において述べられる比較を通して入手され得る。基準信号時間差(RSTD)に関して、基準TRPが、使用されてもよく、フラグが、「偽」に設定されてもよい。UEまたはgNBは、完全性結果を報告するために使用されるTRP IDをLMFにフィードバックしてもよい。TRPを選定するためのシグナリングは、以下、すなわち、MAC層またはRRC層のうちの少なくとも1つであることができる。
【0050】
実施形態5:複数の測位方法の組み合わせ
複数の測位方法が測位のために組み合わせられる、いくつかのケースが、存在し得る。単一の測位方法と異なり、誤差源が、プロシージャ内に含まれる全ての測位方法に関して定義されてもよい。加えて、認定フラグおよび境界が、特定の誤差源に対応するため、認定フラグは、方法毎にLMFに報告されてもよい。複数の認定フラグが、規定されると、フラグのうちのいずれかが「真」に設定されるときに、方程式2.2内の認定条件が、存在し得る。完全性結果は、含まれる全ての測位方法に依拠し得る。
【0051】
プロシージャは、以下の通りであることができる。LMFは、UEまたはgNBに複数の測位方法を通知し、それに応じて、とりわけ、閾値と、完全性算出のために使用されるTRPの数と、TTAと、TIRとを含む、補助データ内の対応する完全性パラメータを提供してもよい。方法毎に、UEまたはgNBは、測定結果および対応する認定フラグを報告してもよい。コンピューティングエンティティは、対応する境界およびPL値を計算および報告してもよい。LMFは、報告情報を組み合わせてもよく、完全性結果を結論付けてもよい。
【0052】
実施形態6:無線通信デバイスの測位のためのプロセス
ここで図6を参照すると、描写されるものは、無線通信デバイスの測位のためのプロセス600のフロー図である。プロセス600は、とりわけ、基地局102または202およびユーザ機器(UE)104または204等、本明細書に説明されるコンポーネントのうちのいずれかによって実施される、またはそれを使用して実装されてもよい。プロセス600下において、コアネットワークは、測位方法のための条件を伴うメッセージを無線通信ノードに送信してもよい(605)。無線通信ノードは、測位方法のための条件を伴うメッセージを受信してもよい(610)。無線通信ノードは、測位方法のための条件を識別してもよい(615)。無線通信ノードは、測位を実施してもよい(620)。無線通信デバイスは、測定結果を報告してもよい(625)。無線通信ノードは、認定フラグのための値を決定してもよい(630)。無線通信ノードは、認定フラグのための値を報告してもよい(635)。コアネットワークは、認定フラグのための値を受信してもよい(640)。
【0053】
さらに詳細には、コアネットワーク(例えば、場所管理機能)は、測位方法のための条件を伴うメッセージを無線通信ノード(例えば、基地局102または202または伝送/受信ポイント(TRP))に提供、伝送、または別様に送信してもよい(605)。条件は、無線通信デバイス(例えば、ユーザ機器104または204)に関連する測位方法を実施するときに満たされるべき閾値または他の制約を識別してもよい。測位方法は、無線アクセス技術(RAT)依存方法であってもよい。測位方法は、例えば、アップリンクまたはダウンリンク構成内に、とりわけ、タイミングベースの測位方法または角度ベースの測位方法を含んでもよい。
【0054】
メッセージは、測位方法と関連付けられる条件を含む、識別する、または別様に示してもよい。いくつかの実施形態では、メッセージは、測位方法のための条件を含む、補助データを含む、または識別してもよい。メッセージはまた、実施されるべき1つまたはそれを上回る測位方法を示してもよい。メッセージは、実施されるべき複数の測位方法を識別してもよい。測位方法毎に、メッセージは、1つまたはそれを上回る対応する完全性パラメータであってもよい。完全性パラメータは、実施されるべき測位方法のタイプに特有であってもよく、測位方法と関連付けられる補助データの一部として含まれてもよい。いくつかの実施形態では、メッセージは、媒体アクセス制御(MAC)層または無線リソース制御(RRC)層を通して通信または伝送されてもよい。無線通信ノードは、コアネットワークから、測位方法のための条件を伴うメッセージを識別、読み出し、または別様に受信してもよい(610)。
【0055】
無線通信ノードは、無線通信デバイスに関連する測位方法と関連付けられる条件を決定または別様に識別してもよい(615)。コアネットワークからの受信に応じて、無線通信ノードは、メッセージから測位方法のための条件を抽出または識別してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信ノードは、メッセージ内に示される測位方法毎の条件を識別してもよい。無線通信ノードは、測位方法に対応する完全性パラメータを識別してもよい。
【0056】
無線通信ノードは、測位方法に従って無線通信デバイスを用いて測位方法を行う、または実施してもよい(620)。上記に議論されるように、測位方法は、例えば、アップリンクまたはダウンリンク構成内に、とりわけ、タイミングベースの測位方法または角度ベースの測位方法を含んでもよい。いくつかの実施形態では、無線通信ノードは、メッセージによって識別されるような各測位方法を実施してもよい。
【0057】
無線通信デバイスは、無線通信ノードに測定結果を提供、伝送、または別様に報告してもよい(625)。測位方法を実施することにおいて、無線通信デバイスは、測位方法に従って、測定結果を計算、決定、または別様に発生させてもよい。例えば、測位方法が、タイミングベースであるとき、無線通信デバイスは、とりわけ、着信時間(ToA)または受信-伝送タイミング差を決定してもよい。測位方法が、角度ベースであるとき、無線通信デバイスは、とりわけ、到着角(AoA)、基準信号受信電力(RSRP)、および基準信号受信経路電力(RSRPP)を決定してもよい。実施することから、無線通信ノードは、無線通信デバイスから測位方法のための測定結果を受信、読み出し、または別様に識別してもよい。
【0058】
無線通信ノードは、認定フラグのための値を計算、設定、または別様に決定してもよい(630)。いくつかの実施形態では、無線通信ノードは、実施される測位方法毎に認定フラグのための値を決定してもよい。認定フラグのための値は、測位方法と関連付けられてもよい。例えば、認定フラグは、測位方法と関連付けられる、1つまたはそれを上回る誤差に対応してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信ノードは、実施される測位方法毎に認定フラグのための値を決定してもよい。いくつかの実施形態では、認定フラグは、特定の測位方法のための特定の無線通信ノードのために構成されてもよい。いくつかの実施形態では、無線通信ノードは、無線通信デバイスによって設定された、認定フラグのための値を読み出す、または識別してもよい。
【0059】
認定フラグのための値を計算または設定するために、無線通信ノードは、測位方法と関連付けられる測定結果または補助データが、条件を満たすかどうかを決定してもよい。決定は、測定結果または補助データが設定された期間内に条件を満たすかどうかに基づいてもよい。いくつかの実施形態では、無線通信ノードは、認定フラグの値を決定するために、特定の測位方法と関連付けられる複数の誤差源に関して論理演算を行う、実行する、または別様に実施してもよい。論理演算は、特定の測位方法と関連付けられる誤差源の組み合わせ(例えば、完全性境界)を規定、定義、または別様に識別してもよい。誤差源は、測位方法のタイプ(例えば、タイミングベース、角度ベース、および他の方法)に依存してもよい。
【0060】
決定に基づいて、無線通信ノードは、認定フラグのための値を設定してもよい。測定結果または補助データが、条件を満たすと、無線通信ノードは、認定フラグを第1の値(例えば、「真」のブール値)に設定してもよい。例えば、測定誤差が、条件によって定義される閾値内である場合、無線通信ノードは、認定フラグを「真」に設定してもよい。他方では、測定結果または補助データが、条件を満たさないとき、無線通信は、認定フラグを第2の値(例えば、「偽」のブール値)に設定してもよい。例えば、測定誤差が、条件によって定義される閾値から外れている場合、無線通信ノードは、認定フラグを「真」に設定してもよい。
【0061】
認定は、(例えば、無線通信ノードによって)RRC構成を使用して構成されてもよい。いくつかの実施形態では、認定フラグは、実施される測位方法毎に無線通信ノード(例えば、TRP)毎ベースで構成されてもよい。いくつかの実施形態では、認定フラグは、特定の測位基準信号(PRS)リソースに基づいて構成されてもよい。PRSは、測位方法のために使用される、基準信号であってもよく、PRSリソースは、例えば、ビームに対応してもよい。いくつかの実施形態では、認定フラグは、特定のPRS周波数層に基づいて構成されてもよい。PRS周波数層は、例えば、PRSのための周波数層に対応してもよい。いくつかの実施形態では、認定値は、特定の測位方法のために構成されてもよい。
【0062】
無線通信ノードは、コアネットワークに、認定フラグのための値を提供、伝送、または別様に報告してもよい(635)。認定フラグの値は、測位方法と関連付けられる、対応する測定結果または補助データとともに報告されてもよい。いくつかの実施形態では、コアネットワークに報告される認定フラグのための値は、無線通信デバイスによって設定されてもよい。ある実施形態では、無線通信は、実施される測位方法のそれぞれと関連付けられる認定フラグのための値を報告してもよい。コアネットワークは、無線通信ノードから認定フラグのための値を識別、読み出す、または別様に受信してもよい(640)。いくつかの実施形態では、コアネットワークは、無線通信ノードから、対応する測定値または補助データに加えて、認定フラグのための値を受信してもよい。認定フラグ、測定結果、および補助データのための値を使用して、コアネットワークは、測位方法のための完全性結果を決定してもよい。
【0063】
本ソリューションの種々の実施形態が、上記に説明されているが、それらは、限定としてではなく、実施例として提示されているにすぎないことを理解されたい。同様に、種々の略図は、例示的アーキテクチャまたは構成を描写し得、これは、当業者が、本ソリューションの例示的特徴および機能を理解することを可能にするために提供される。しかしながら、そのような当業者は、本ソリューションが、図示される例示的アーキテクチャまたは構成に制限されず、様々な代替アーキテクチャおよび構成を使用して実装され得ることを理解するであろう。加えて、当業者によって理解されるであろうように、一実施形態の1つまたはそれを上回る特徴は、本明細書に説明される別の実施形態の1つまたはそれを上回る特徴と組み合わせられることができる。したがって、本開示の範疇および範囲は、上記に説明される例証的実施形態のうちのいずれによっても限定されるべきではない。
【0064】
また、「第1」、「第2」等の指定を使用した本明細書における要素の任意の呼称は、概して、それらの要素の数量または順序を限定するものではないことも理解されたい。むしろ、これらの指定は、本明細書では、2つまたはそれを上回る要素または要素のインスタンスを区別する便宜的手段として使用されることができる。したがって、第1および第2の要素の呼称は、2つのみの要素が採用され得ること、または第1の要素がある様式において第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。
【0065】
加えて、当業者は、情報および信号が様々な異なる技術および技法のいずれを使用しても表され得ることを理解するであろう。例えば、上記の説明において参照され得る、例えば、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、およびシンボルは、電圧、電流、電磁波、磁場または粒子、光場または粒子、またはそれらの任意の組み合わせによって表されることができる。
【0066】
当業者はさらに、本明細書に開示される側面と関連して説明される、種々の例証的論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、方法、および機能のいずれかが、電子ハードウェア(例えば、デジタル実装、アナログ実装、またはその2つの組み合わせ)、ファームウェア、命令を組み込む種々の形態のプログラムまたは設計コード(本明細書では、便宜上、「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュールと称され得る)、またはこれらの技法の任意の組み合わせによって実装され得ることを理解するであろう。ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアの本可換性を明確に例証するために、種々の例証的コンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概して、それらの機能性の観点から上記に説明されている。そのような機能性が、ハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェア、またはこれらの技法の組み合わせとして実装されるかどうかは、特定の用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。当業者は、説明される機能性を特定の用途毎に種々の方法において実装することができるが、そのような実装決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じさせるものではない。
【0067】
さらに、当業者は、本明細書に説明される種々の例証的論理ブロック、モジュール、デバイス、コンポーネント、および回路が、汎用目的プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル論理デバイス、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る、集積回路(IC)内に実装される、またはそれによって実施され得ることを理解するであろう。論理ブロック、モジュール、および回路はさらに、アンテナおよび/または送受信機を含み、ネットワーク内またはデバイス内の種々のコンポーネントと通信することができる。汎用目的プロセッサは、マイクロプロセッサであることができるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、または状態機械であることができる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPおよびマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併せた1つまたはそれを上回るマイクロプロセッサ、または任意の他の好適な構成の組み合わせとして実装され、本明細書に説明される機能を実施することができる。
【0068】
ソフトウェアの中に実装される場合、機能は、1つまたはそれを上回る命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されることができる。したがって、本明細書に開示される方法またはアルゴリズムのステップは、コンピュータ可読媒体上に記憶されるソフトウェアとして実装されることができる。コンピュータ可読媒体は、1つの地理的場所から別のものにコンピュータプログラムまたはコードを転送することが可能にされ得る任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と、通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の利用可能な媒体であることができる。限定ではなく、実施例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM、または他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、または他の磁気記憶デバイス、または所望のプログラムコードを命令またはデータ構造の形態で記憶するために使用され得、かつコンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含むことができる。
【0069】
本書では、本明細書で使用されるような用語「モジュール」は、本明細書に説明される関連付けられる機能を実施するためのソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、およびこれらの要素の任意の組み合わせを指す。加えて、議論の目的のために、種々のモジュールが、離散モジュールとして説明され、しかしながら、当業者に明白となるであろうように、2つまたはそれを上回るモジュールが、組み合わせられ、本ソリューションの実施形態に従って関連付けられる機能を実施する、単一モジュールを形成してもよい。
【0070】
加えて、メモリまたは他の記憶装置および通信コンポーネントが、本ソリューションの実施形態において採用されてもよい。明確化の目的のために、上記の説明は、異なる機能ユニットおよびプロセッサを参照して本ソリューションの実施形態を説明していることを理解されたい。しかしながら、異なる機能ユニット、処理論理要素、またはドメイン間の機能性の任意の好適な分布が、本ソリューションを損なうことなく使用され得ることが明白となるであろう。例えば、別個の処理論理要素またはコントローラによって実施されるように例証される機能性が、同一の処理論理要素またはコントローラによって実施されてもよい。故に、特定の機能ユニットの呼称は、厳密な論理または物理構造または組織を示すのではなく、説明される機能性を提供するための好適な手段の呼称にすぎない。
【0071】
本開示に説明される実施形態への種々の修正は、当業者に容易に明白となり、本明細書に定義された一般的原理は、本開示の範囲から逸脱することなく、他の実施形態にも適用されることができる。したがって、本開示は、本明細書に示される実施形態に限定されることを意図するものではなく、下記の請求項において列挙されるような、本明細書に開示される新規の特徴および原理に一貫する、最も広い範囲を与えられるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2024-07-23
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信方法であって、
無線通信ノードによって、無線通信デバイスに関連する測位方法と関連付けられる条件を識別することと、
前記無線通信ノードによって、前記測位方法と関連付けられ補助データのうちの少なくとも1つが前記条件を満たすかどうかに基づいて、認定フラグの値を決定することと
を含む、無線通信方法。
【請求項2】
前記認定フラグは、特定の測位基準信号(PRS)周波数層に基づいて構成される、請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項3】
前記認定フラグは、前測位方法のために構成される、請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項4】
前記認定フラグは、前記測位方法のための特定の伝送/受信ポイント(TRP)に基づいて構成される、請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項5】
1つまたはそれを上回るプロセッサと、メモリとを備える無線通信装置であって、前記1つまたはそれを上回るプロセッサは、前記メモリからコードを読み取り、前記無線通信装置に、請求項1-のうちのいずれかに列挙される方法を実施させるように構成される、無線通信装置。
【請求項6】
コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、その上に記憶されるコンピュータ可読プログラム媒体コードを備え、前記コードは、装置のプロセッサによって実行されると、前記装置に、請求項1-のうちのいずれかに列挙される方法を実施させる、コンピュータプログラム製品。
【請求項7】
無線通信方法であって、
無線通信デバイスによって、補助データのうちの少なくとも1つに従って測位方法を実施すること
を含み、
無線通信ノードは、前記測位方法と関連付けられる前記補助データのうちの少なくとも1つが条件を満たすかどうかに基づいて、認定フラグの値を決定するように構成される、無線通信方法。
【請求項8】
前記認定フラグは、特定の測位基準信号(PRS)周波数層に基づいて構成される、請求項7に記載の無線通信方法。
【請求項9】
前記認定フラグは、前記測位方法のために構成される、請求項7に記載の無線通信方法。
【請求項10】
前記認定フラグは、前記測位方法のための伝送/受信ポイント(TRP)に基づいて構成される、請求項7に記載の無線通信方法。
【請求項11】
補助情報を受信することは、前記無線通信ノードから前記補助情報を受信することをさらに含む、請求項7に記載の無線通信方法。
【請求項12】
1つまたはそれを上回るプロセッサと、メモリとを備える無線通信装置であって、前記1つまたはそれを上回るプロセッサは、前記メモリからコードを読み取り、前記無線通信装置に、請求項7-11のうちのいずれかに列挙される方法を実施させるように構成される、無線通信装置。
【請求項13】
コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、その上に記憶されるコンピュータ可読プログラム媒体コードを備え、前記コードは、装置のプロセッサによって実行されると、前記装置に、請求項7-11のうちのいずれかに列挙される方法を実施させる、コンピュータプログラム製品。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
いくつかの実施形態では、無線通信ノードは、複数の測位方法およびそれらの個別の完全性パラメータを示すメッセージをコアネットワークから受信してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信ノードは、複数の測位方法のそれぞれと関連付けられる認定フラグの値をコアネットワークに報告してもよい。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
無線通信方法であって、
無線通信ノードによって、無線通信デバイスに関連する測位方法と関連付けられる条件を識別することと、
上記無線通信ノードによって、上記測位方法と関連付けられる測定結果または補助データのうちの少なくとも1つが上記条件を満たすかどうかに基づいて、認定フラグの値を決定することと
を含む、無線通信方法。
(項目2)
上記認定フラグは、特定の測位方法のための特定の無線通信ノードのために構成される、項目1に記載の無線通信方法。
(項目3)
上記無線通信ノードによって、上記特定の測位方法と関連付けられる複数の誤差源に関して論理演算を実施し、上記認定フラグの値を決定することをさらに含む、項目2に記載の無線通信方法。
(項目4)
上記認定フラグは、特定の測位基準信号(PRS)リソースに基づいて構成される、項目1に記載の無線通信方法。
(項目5)
上記認定フラグは、特定の測位基準信号(PRS)周波数層に基づいて構成される、項目1に記載の無線通信方法。
(項目6)
上記認定フラグは、上記特定の測位方法のために構成される、項目1に記載の無線通信方法。
(項目7)
上記無線通信ノードによって、上記無線通信デバイスによって設定される上記認定フラグの値をコアネットワークに報告することをさらに含む、項目1に記載の無線通信方法。
(項目8)
上記無線通信ノードによって、上記認定フラグの値を計算することと、
上記無線通信ノードによって、上記認定フラグの値をコアネットワークに報告することと
をさらに含む、項目1に記載の無線通信方法。
(項目9)
上記無線通信ノードによって、上記条件を示すメッセージをコアネットワークから受信することをさらに含み、
上記メッセージは、媒体アクセス制御(MAC)層または無線リソース制御(RRC)層のうちの少なくとも1つを通して伝送される、項目1に記載の無線通信方法。
(項目10)
上記無線通信ノードによって、複数の測位方法およびそれらの個別の完全性パラメータを示すメッセージをコアネットワークから受信することと、
上記無線通信ノードによって、上記複数の測位方法のそれぞれと関連付けられる認定フラグの値をコアネットワークに報告することと
をさらに含む、項目1に記載の無線通信方法。
(項目11)
プロセッサと、メモリとを備える無線通信装置であって、上記プロセッサは、上記メモリからコードを読み取り、項目1-10のうちのいずれかに列挙される方法を実施するように構成される、無線通信装置。
(項目12)
コンピュータプログラム製品であって、上記コンピュータプログラム製品は、その上に記憶されるコンピュータ可読プログラム媒体コードを備え、上記コードは、プロセッサによって実行されると、上記プロセッサに、項目1-10のうちのいずれかに列挙される方法を実施させる、コンピュータプログラム製品。
【国際調査報告】