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特表2025-503239同期信号ブロック受信方法、同期信号ブロック送信方法及び関連機器
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-01-30
(54)【発明の名称】同期信号ブロック受信方法、同期信号ブロック送信方法及び関連機器
(51)【国際特許分類】
H04W 72/23 20230101AFI20250123BHJP
H04W 56/00 20090101ALI20250123BHJP
【ＦＩ】
H04W72/23
H04W56/00 130
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024544817
(86)(22)【出願日】2023-01-20
(85)【翻訳文提出日】2024-07-26
(86)【国際出願番号】 CN2023073274
(87)【国際公開番号】W WO2023143413
(87)【国際公開日】2023-08-03
(31)【優先権主張番号】202210102661.X
(32)【優先日】2022-01-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】ＶＩＶＯ ＭＯＢＩＬＥ ＣＯＭＭＵＮＩＣＡＴＩＯＮ ＣＯ．， ＬＴＤ．
【住所又は居所原語表記】Ｎｏ．１， ｖｉｖｏ Ｒｏａｄ， Ｃｈａｎｇ’ａｎ， Ｄｏｎｇｇｕａｎ，Ｇｕａｎｇｄｏｎｇ ５２３８６３， Ｃｈｉｎａ
(74)【代理人】
【識別番号】100159329
【弁理士】
【氏名又は名称】三縄 隆
(72)【発明者】
【氏名】王 理惠
(72)【発明者】
【氏名】潘 学明
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼ ▲凱▼
【テーマコード（参考）】
5K067
【Ｆターム（参考）】
5K067AA11
5K067DD25
5K067DD34
(57)【要約】
本出願は、同期信号ブロック受信方法、同期信号ブロック送信方法及び関連機器を公開し、通信技術分野に属し、本出願の実施例の同期信号ブロック受信方法は、端末がネットワーク側機器から第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を取得することと、端末が前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信することとを含み、ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
同期信号ブロック受信方法であって、この方法は、端末は、ネットワーク側機器から第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を取得することと、
前記端末は、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信することとを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む、同期信号ブロック受信方法。
【請求項2】
前記周波数領域開始位置は、周波数オフセット参照位置に基づいて決定され、前記周波数オフセット参照位置は、第一の帯域幅部分ＢＷＰの開始位置と、第一のＢＷＰの終了位置と、第二のＢＷＰの開始位置と、第二のＢＷＰの終了位置と、第二のＳＳＢの開始位置と、第二のＳＳＢの終了位置と、番号が０の制御リソースセットの開始位置と、番号が０の制御リソースセットの終了位置と、第一の制御リソースセットの開始位置と、第一の制御リソースセットの終了位置と、基準点Ａと、サービングセルの開始位置及びサービングセルの終了位置とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の制御リソースセットは、第一のＢＷＰ上に含まれる最小インデックスの制御リソースセット又は最大インデックスの制御リソースセットであり、前記第一のＢＷＰは、前記端末が前記第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、第二のＳＳＢを含むＢＷＰであり、前記第二のＳＳＢは、セル定義ＳＳＢである、請求項１に記載の方法。
【請求項3】
前記第一の制御リソースセットは、タイプ１の共通サーチスペースＣＳＳと、
タイプ２又はタイプ２ＡのＣＳＳと、
タイプ０又はタイプ０ＡのＣＳＳとのうちの少なくとも一つに関連する、請求項２に記載の方法。
【請求項4】
前記第一のＳＳＢの第二の情報は、システム情報と、第一の対象と、端末専用の無線リソース制御ＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つの第二のシグナリングによって運ばれ、ここで、前記第一の対象は、下りリンク物理層シグナリング又は層１シグナリングである、請求項１に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、前記端末が前記第一の対象によって運ばれる第二の情報及び第二の対象によって運ばれる第二の情報を受信した場合、前記端末は、前記第一の対象及び前記第二の対象に基づき、前記第一のＳＳＢの第二の情報を決定することをさらに含み、
ここで、前記第二の対象は、前記システム情報と、端末専用のＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つを含む、請求項４に記載の方法。
【請求項6】
前記第一のＳＳＢの第二の情報は、利用可能な情報と、
利用不可な情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更するように指示するための変更情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更しないように指示するための変更しない情報とのうちの少なくとも一つを含む、請求項４に記載の方法。
【請求項7】
前記利用可能な情報は、端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む、請求項６に記載の方法。
【請求項8】
前記第二の情報の有効化時間の時間長は、前記第二の情報の有効化時間は、上位層によって構成されることと、
前記第二の情報の有効化時間は、予め定義された又は予め構成された一定の時間であることと、
前記第二の情報の有効化時間は、ターゲット指示情報によって指示されることと、
前記第二の情報の有効化時間の終了時刻は、端末が次のターゲット指示情報を受信したことによって決定されることとのうちの少なくとも一つを満たし、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる、請求項７に記載の方法。
【請求項9】
前記第二の情報の有効化時間の開始時刻は、第一の時刻であって、前記第一の時刻は、ターゲット指示情報を受信した時刻又はターゲット指示情報を受信した次の時間ユニットの開始時刻である第一の時刻と、
ターゲットＳＳＢ周期の開始時刻であって、前記ターゲットＳＳＢ周期は、受信したターゲット指示情報に関連するＳＳＢ周期であるターゲットＳＳＢ周期の開始時刻と、
上位層によって構成された時間位置と、
ターゲット指示情報によって指示される第一の基準点とのうちの一つを含み、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる、請求項８に記載の方法。
【請求項10】
前記利用不可な情報は、端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信することを見なさず又は期待しないことと、
利用不可な第二の持続時間と、
利用不可な第二の基準点とのうちの少なくとも一つを含む、請求項６に記載の方法。
【請求項11】
前記端末が前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信した後、前記方法は、前記端末がターゲット指示情報を受信していない場合、前記端末は、前記第一のＳＳＢが利用可能であるか又は利用不可であるかを決定することをさらに含む、請求項１から１０のいずれか１項に記載の方法。
【請求項12】
前記周波数領域開始位置は、絶対周波数領域位置又は周波数オフセットパラメータによって構成される、請求項１から１０のいずれか１項に記載の方法。
【請求項13】
前記第一の情報は、ＢＷＰ共通下りリンクシグナリングと、
ＢＷＰ専用下りリンクシグナリングと、
システム情報ブロック周波数情報下りリンクシグナリングと、
周波数情報下りリンクシグナリングと、
サービングセル共通構成シグナリングと、
サービングセル構成シグナリングとのうちの少なくとも一つのシグナリングに含まれる、請求項１から１０のいずれか１項に記載の方法。
【請求項14】
前記第一の情報を搬送する第一のシグナリングは、端末専用シグナリング、セル専用シグナリング及びシステム情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項１から１０のいずれか１項に記載の方法。
【請求項15】
前記方法は、端末が第一のＢＷＰ上でページング又はページング早期指示をモニタリングする必要がある場合、前記端末は、前記第一のＳＳＢの第一の情報と第一のＳＳＢの第二の情報とのうちの少なくとも一つを受信したことを期待することをさらに含み、ここで、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである、請求項1から10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】
前記方法は、前記端末が、第一の上りリンクリソースに基づいて前記ネットワーク側機器に第一の要求を送信することをさらに含み、前記第一の要求は、前記ネットワーク側機器が第一のＢＷＰ上に前記第一のＳＳＢを送信するように要求するために用いられ、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである、請求項１から１０のいずれか１項に記載の方法。
【請求項17】
前記第一の上りリンクリソースは、物理ランダムアクセスチャネルリソース、メッセージ３に対応するリソース、メッセージＡに対応するリソース及び半静的に構成された許可された物理上りリンク共有チャネルリソースのうちのいずれか一つを含む、請求項１６に記載の方法。
【請求項18】
前記第一の要求の応答情報は、前記第一のＳＳＢの第一の情報と第一のＳＳＢの第二の情報とのうちの少なくとも一つを含む、請求項１６に記載の方法。
【請求項19】
同期信号ブロック送信方法であって、この方法は、ネットワーク側機器は、第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を送信することと、
前記ネットワーク側機器は、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを送信することとを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む、同期信号ブロック送信方法。
【請求項20】
前記周波数領域開始位置は、周波数オフセット参照位置に基づいて決定され、前記周波数オフセット参照位置は、第一の帯域幅部分ＢＷＰの開始位置と、第一のＢＷＰの終了位置と、第二のＢＷＰの開始位置と、第二のＢＷＰの終了位置と、第二のＳＳＢの開始位置と、第二のＳＳＢの終了位置と、番号が０の制御リソースセットの開始位置と、番号が０の制御リソースセットの終了位置と、第一の制御リソースセットの開始位置と、第一の制御リソースセットの終了位置と、基準点Ａと、サービングセルの開始位置及びサービングセルの終了位置とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の制御リソースセットは、第一のＢＷＰ上に含まれる最小インデックスの制御リソースセット又は最大インデックスの制御リソースセットであり、前記第一のＢＷＰは、端末が前記第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、第二のＳＳＢを含むＢＷＰであり、前記第二のＳＳＢは、セル定義ＳＳＢである、請求項１９に記載の方法。
【請求項21】
前記第一の制御リソースセットは、タイプ１の共通サーチスペースＣＳＳと、
タイプ２又はタイプ２ＡのＣＳＳと、
タイプ０又はタイプ０ＡのＣＳＳとのうちの少なくとも一つに関連する、請求項２０に記載の方法。
【請求項22】
前記第一のＳＳＢの第二の情報は、システム情報と、第一の対象と、端末専用の無線リソース制御ＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つの第二のシグナリングによって運ばれ、ここで、前記第一の対象は、下りリンク物理層シグナリング又は層１シグナリングである、請求項１９から２１のいずれか１項に記載の方法。
【請求項23】
前記第一のＳＳＢの第二の情報は、利用可能な情報と、
利用不可な情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更するように指示するための変更情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更しないように指示するための変更しない情報とのうちの少なくとも一つを含む、請求項２２に記載の方法。
【請求項24】
前記利用可能な情報は、端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む、請求項２３に記載の方法。
【請求項25】
前記第二の情報の有効化時間の時間長は、前記第二の情報の有効化時間は、上位層によって構成されることと、前記第二の情報の有効化時間は、予め定義された又は予め構成された一定の時間であることと、
前記第二の情報の有効化時間は、ターゲット指示情報によって指示されることと、
前記第二の情報の有効化時間の終了時刻は、端末が次のターゲット指示情報を受信したことによって決定されることとのうちの少なくとも一つを満たし、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる、請求項２４に記載の方法。
【請求項26】
前記第二の情報の有効化時間の開始時刻は、第一の時刻であって、前記第一の時刻は、ターゲット指示情報を受信した時刻又はターゲット指示情報を受信した次の時間ユニットの開始時刻である第一の時刻と、
ターゲットＳＳＢ周期の開始時刻であって、前記ターゲットＳＳＢ周期は、受信したターゲット指示情報に関連するＳＳＢ周期であるターゲットＳＳＢ周期の開始時刻と、
上位層によって構成された時間位置と、
ターゲット指示情報によって指示される第一の基準点とのうちの一つを含み、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる、請求項２５に記載の方法。
【請求項27】
前記利用不可な情報は、端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信することを見なさず又は期待しないことと、
利用不可な第二の持続時間と、
利用不可な第二の基準点とのうちの少なくとも一つを含む、請求項２３に記載の方法。
【請求項28】
同期信号ブロック受信装置であって、この装置は、ネットワーク側機器から第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を取得し、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信するための第一の受信モジュールを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む、同期信号ブロック受信装置。
【請求項29】
同期信号ブロック送信装置であって、この装置は、第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を送信し、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを送信するための第一の送信モジュールを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む、同期信号ブロック送信装置。
【請求項30】
プロセッサと、メモリとを含み、前記メモリは、前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令を記憶し、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項１から１８のいずれか１項に記載の同期信号ブロック受信方法のステップを実現する、端末。
【請求項31】
プロセッサと、メモリとを含み、前記メモリは、前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令を記憶し、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項１９から２７のいずれか１項に記載の同期信号ブロック送信方法のステップを実現する、ネットワーク側機器。
【請求項32】
プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項１から１８のいずれか１項に記載の同期信号ブロック受信方法のステップを実現し、又は請求項１９から２７のいずれか１項に記載の同期信号ブロック送信方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
（関連出願の相互参照）
本出願は、２０２２年０１月２７日に中国で提出された中国特許出願Ｎｏ．２０２２１０１０２６６１．Ｘの優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。
本出願は、２０２２年０１月２７日に中国で提出された中国特許出願Ｎｏ．２０２２１０１０２６６１．Ｘの優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。
【0002】
本出願は、通信技術分野に属し、具体的に同期信号ブロック受信方法、同期信号ブロック送信方法及び関連機器に関する。
【背景技術】
【0003】
通信技術の発展に伴い、通信システムにおいて能力低下（ｒｅｄｕｃｅｄ ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ、ＲｅｄＣａｐ）端末が出現している。ＲｅｄＣａｐ端末について、サポートする帯域幅は、一般的な端末の帯域幅能力以下であるため、ネットワーク側機器が一般的な端末のために構成する帯域幅部分（Ｂａｎｄｗｉｄｔｈ Ｐａｒｔ、ＢＷＰ）は、ＲｅｄＣａｐ端末の能力を超える可能性があり、ネットワーク側機器は、ＲｅｄＣａｐ端末に追加の第一のＢＷＰを構成することにより、この第一のＢＷＰの帯域幅をＲｅｄＣａｐ ＵＥの能力範囲内にすることができる。この第一のＢＷＰは、セル定義同期信号ブロック（Ｃｅｌｌ Ｄｅｆｉｎｉｎｇ Ｓｙｎｃｈｒｏｎｉｚａｔｉｏｎ Ｓｉｇｎａｌ ａｎｄ ＰＢＣＨ ｂｌｏｃｋ、ＣＤ－ＳＳＢ）を含まないため、この第一のＢＷＰ上でページングを監視することを考慮せず、ＣＤ－ＳＳＢを含む第二のＢＷＰ上に切り替えてページングを監視する必要があり、このようにシステムシグナリングオーバーヘッドが比較的大きく、リソースの浪費を引き起こす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願の実施例は、システムシグナリングオーバーヘッドが比較的大きく、リソースの浪費を引き起こすという問題を解決することができる同期信号ブロック受信方法、同期信号ブロック送信方法及び関連機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第一の態様によれば、同期信号ブロック受信方法を提供し、この方法は、
端末は、ネットワーク側機器から第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を取得することと、
端末は、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信することとを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
端末は、ネットワーク側機器から第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を取得することと、
端末は、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信することとを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
【0006】
第二の態様によれば、同期信号ブロック送信方法を提供し、この方法は、
ネットワーク側機器は、第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を送信することと、
前記ネットワーク側機器は、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを送信することとを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
ネットワーク側機器は、第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を送信することと、
前記ネットワーク側機器は、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを送信することとを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
【0007】
第三の態様によれば、同期信号ブロック受信装置を提供し、この装置は、
ネットワーク側機器から第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を取得し、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信するための第一の受信モジュールを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
ネットワーク側機器から第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を取得し、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信するための第一の受信モジュールを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
【0008】
第四の態様によれば、同期信号ブロック送信装置を提供し、この装置は、
第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を送信し、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを送信するための第一の送信モジュールを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を送信し、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを送信するための第一の送信モジュールを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
【0009】
第五の態様によれば、端末を提供し、この端末は、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリは、前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令を記憶し、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0010】
第六の態様によれば、端末を提供し、この端末は、プロセッサと通信インターフェースとを含み、ここで、前記通信インターフェースは、ネットワーク側機器から第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を取得し、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信するために用いられ、ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
【0011】
第七の態様によれば、ネットワーク側機器を提供し、このネットワーク側機器は、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリは、前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令を記憶し、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第二の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0012】
第八の態様によれば、ネットワーク側機器を提供し、このネットワーク側機器は、プロセッサと通信インターフェースとを含み、ここで、前記通信インターフェースは、第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を送信し、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを送信するために用いられ、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
【0013】
第九の態様によれば、端末及びネットワーク側機器を含む通信システムを提供し、前記端末は、第一の態様に記載の同期信号ブロック受信方法のステップを実行するために用いられ、前記ネットワーク側機器は、第二の態様に記載の同期信号ブロック送信方法のステップを実行するために用いられてもよい。
【0014】
第十の態様によれば、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体には、プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現し、または第二の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0015】
第十一の態様によれば、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、第一の態様に記載の方法のステップを実現し、又は第二の態様に記載の方法のステップを実現するために用いられる。
【0016】
第十三の態様によれば、コンピュータプログラム／プログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム／プログラム製品が記憶媒体に記憶され、前記コンピュータプログラム／プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、第一の態様に記載の方法のステップを実現し、又は第二の態様に記載の方法のステップを実現する。
【発明の効果】
【0017】
本出願の実施例は、第一のＳＳＢの構成を決定することにより、接続状態にあるＲｅｄＣａｐ端末が第一のＳＳＢを使用して無線リソース管理（Ｒａｄｉｏ ｒｅｓｏｕｒｃｅ ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ、ＲＲＭ）及び無線リンク監視（Ｒａｄｉｏ Ｌｉｎｋ Ｍｏｎｉｔｏｒｉｎｇ、ＲＬＭ）を行うことをサポートでき、またＩＤＬＥ／ＩＮＡＣＴＩＶＥにあるＲｅｄＣａｐ端末が第一のＳＳＢを使用してチャネル測定及びセル再選択などを行うこともサポートできる。このようにＲｅｄＣａｐ端末は、ＢＷＰの切り替えを行う必要がなく、ＲｅｄＣａｐ端末の操作複雑度を低下させ、シグナリング及びリソースのオーバーヘッドを低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本出願の実施例に適用可能なネットワークシステムの構造図である。
【図2】本出願の実施例による同期信号ブロック受信方法のフローチャートである。
【図3】本出願の実施例による同期信号ブロック送信方法のフローチャートである。
【図4】本出願の実施例による同期信号ブロック受信装置の構造図である。
【図5】本出願の実施例による同期信号ブロック送信装置の構造図である。
【図6】本出願の実施例による通信機器の構造図である。
【図7】本出願の実施例による端末の構造図である。
【図8】本出願の実施例によるネットワーク側機器の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭に記述し、明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者により得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0020】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用される用語は、適切な場合に交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能であり、且つ「第一」、「第二」によって区別される対象は、一般的には同一種類であり、対象の個数を限定せず、例えば第一の対象は、一つであってもよく、複数であってもよい。なお、明細書及び請求項における「及び／又は」は、接続される対象とのうちの少なくとも一つを表し、文字である「／」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0021】
指摘すべきこととして、本出願の実施例に記述された技術は、ロングタームエボリューション型（Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ、ＬＴＥ）／ＬＴＥの進化（ＬＴＥ－Ａｄｖａｎｃｅｄ、ＬＴＥ－Ａ）システムに限らず、他の無線通信システム、例えば符号分割多重接続（Ｃｏｄｅ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＣＤＭＡ）、時分割多重接続（Ｔｉｍｅ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＴＤＭＡ）、周波数分割多重接続（Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＦＤＭＡ）、直交周波数分割多重接続（Ｏｒｔｈｏｇｏｎａｌ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＯＦＤＭＡ）、単一キャリア周波数分割多重接続（Ｓｉｎｇｌｅ－ｃａｒｒｉｅｒ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＳＣ－ＦＤＭＡ）と他のシステムにも適用できる。本出願の実施例における用語である「システム」と「ネットワーク」は、常に交換可能に使用され、記述された技術は、以上に言及されたシステムとラジオ技術に用いられてもよく、他のシステムとラジオ技術に用いられてもよい。以下の記述は、例示の目的でニューラジオ（Ｎｅｗ Ｒａｄｉｏ、ＮＲ）システムを記述しているとともに、以下の大部分の記述においてＮＲ用語を使用しているが、これらの技術は、ＮＲシステムアプリケーション以外のアプリケーション、例えば第六世代（６ｔｈ Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ、６Ｇ）通信システムに適用されてもよい。
【0022】
図１は、本出願の実施例の応用可能な無線通信システムのブロック図を示す。無線通信システムは、端末１１と、ネットワーク側機器１２とを含む。ここで、端末１１は、携帯電話、タブレットパソコン（Ｔａｂｌｅｔ Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ）、ラップトップコンピュータ（Ｌａｐｔｏｐ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ）（又は、ノートパソコンと呼ばれる）、パーソナルデジタルアシスタント（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ、ＰＤＡ）、パームトップコンピュータ、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ（ｕｌｔｒａ－ｍｏｂｉｌｅ ｐｅｒｓｏｎａｌ ｃｏｍｐｕｔｅｒ、ＵＭＰＣ）、モバイルインターネットディバイス（Ｍｏｂｉｌｅ Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｄｅｖｉｃｅ、ＭＩＤ）、拡張現実（ａｕｇｍｅｎｔｅｄ ｒｅａｌｉｔｙ、ＡＲ）／仮想現実（ｖｉｒｔｕａｌ ｒｅａｌｉｔｙ、ＶＲ）機器、ロボット、ウェアラブルデバイス（Ｗｅａｒａｂｌｅ Ｄｅｖｉｃｅ）、車載機器（Ｖｅｈｉｃｌｅ Ｕｓｅｒ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ、ＶＵＥ）、歩行者端末（Ｐｅｄｅｓｔｒｉａｎ Ｕｓｅｒ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ、ＰＵＥ）、スマートホーム（無線通信機能を有するホーム機器、例えば冷蔵庫、テレビ、洗濯機又は家具など）、ゲーム機、パーソナルコンピュータ（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｃｏｍｐｕｔｅｒ、ＰＣ）、預入支払機又はセルフサービス機などの端末側機器であってもよく、ウェアラブルデバイスは、スマートウォッチ、スマートバンド、スマートイヤホン、スマートメガネ、スマートアクセサリー（スマート腕輪、スマートブレスレット、スマート指輪、スマートネックレス、スマート足輪、スマートアンクレットなど）、スマートリストバンド、スマート衣服などを含む。説明すべきこととして、本出願の実施例では、端末１１の具体的なタイプを限定しない。ネットワーク側機器１２は、アクセスネットワーク機器又はコアネットワーク機器を含んでもよく、ここで、アクセスネットワーク機器は、無線アクセスネットワーク機器、無線アクセスネットワーク（Ｒａｄｉｏ Ａｃｃｅｓｓ Ｎｅｔｗｏｒｋ、ＲＡＮ）、無線アクセスネットワーク機能又は無線アクセスネットワークユニットと呼ばれてもよい。アクセスネットワーク機器は、基地局、無線ローカルエリアネットワーク（Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ、ＷＬＡＮ）アクセスポイント又はＷｉＦｉノードなどを含んでもよく、基地局は、ノードＢ、進化ノードＢ（Ｅｖｏｌｖｅｄ Ｎｏｄｅ Ｂ、ｅＮＢ）、アクセスポイント、ベーストランシーバステーション（Ｂａｓｅ Ｔｒａｎｓｃｅｉｖｅｒ Ｓｔａｔｉｏｎ、ＢＴＳ）、ラジオ基地局、ラジオ送受信機、ベーシックサービスセット（Ｂａｓｉｃ Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｓｅｔ、ＢＳＳ）、拡張サービスセット（Ｅｘｔｅｎｄｅｄ Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｓｅｔ、ＥＳＳ）、家庭用Ｂノード、家庭用進化型Ｂノード、トランスミッションポイント（Ｔｒａｎｓｍｉｔｔｉｎｇ Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ Ｐｏｉｎｔ、ＴＲＰ）又は当分野における他のある適切な用語と呼ばれてもよく、同じ技術的効果が達成される限り、前記基地局は、特定の技術用語に限らず、説明すべきこととして、本出願の実施例においてＮＲシステムにおける基地局のみを例にするが、基地局の具体的なタイプを限定するものではない。
【0023】
理解を容易にするために、以下は、本出願の実施例に係わるいくつかの内容について説明する。
【0024】
一、同期信号ブロックの送信。
【0025】
ＮＲシステムの設計において、ＮＲ基地局は、端末が同期、システム情報取得、測定評価などを行うためにＳＳＢを送信する必要がある。一つのＳＳＢは、ＮＲ－同期信号（Ｓｙｎｃｈｒｏｎｉｓａｔｉｏｎ Ｓｉｇｎａｌ、ＳＳ）及びＮＲ－物理ブロードキャストチャネル（Ｐｈｙｓｉｃａｌ ｂｒｏａｄｃａｓｔ ｃｈａｎｎｅｌ、ＰＢＣＨ）の二つの部分で構成される。ここでＮＲ－ＳＳは、ＮＲ－プライマリ同期信号（Ｐｒｉｍａｒｙ Ｓｙｎｃｈｒｏｎｉｓａｔｉｏｎ Ｓｉｇｎａｌ、ＰＳＳ）とＮＲ－セカンダリ同期信号（Ｓｅｃｏｎｄａｒｙ ｓｙｎｃｈｒｏｎｉｚａｔｉｏｎ ｓｉｇｎａｌ、ＳＳＳ）の二つの部分に分けられる。ここでＮＲ－ＰＢＣＨは、システムマスター情報ブロック（Ｍａｓｔｅｒ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｂｌｏｃｋ、ＭＩＢ）を取得するために用いられる。ＭＩＢには、さらに下りリンク（Ｄｏｗｎｌｉｎｋ、ＤＬ）ベースバンドパラメータ（ｎｕｍｅｒｏｌｏｇｙ）情報が運ばれ、ＳＳＢのｎｕｍｅｒｏｌｏｇｙが残りの最小システム情報（Ｒｅｍａｉｎｉｎｇ Ｍｉｎｉｍｕｍ Ｓｙｓｔｅｍ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ、ＲＭＳＩ）、初期アクセスに用いられるｍｓｇ２／４、ブロードキャストのオープンシステム情報（Ｏｐｅｎ Ｓｙｓｔｅｍ Ｉｎｔｅｒｎｅｔｃｏｎｎｅｃｔ）ＯＳＩのｎｕｍｅｒｏｌｏｇｙと一致するか否かを指示するために用いられる。
【0026】
複数のＳＳＢは、一つのＳＳバーストセット（ｂｕｒｓｔ ｓｅｔ）を構成する。一つのＳＳキャリアｂｕｒｓｔ ｓｅｔに含まれる最大のＳＳＢ数は、ネットワークが使用するキャリア周波数に関連し、
周波数が３ＧＨｚよりも小さい場合、一つのＳＳ ｂｕｒｓｔ ｓｅｔに最大でＬ＝４個のＳＳＢを含めることができ、
キャリア周波数範囲が３ＧＨｚから６ＧＨｚである場合、一つのＳＳ ｂｕｒｓｔ ｓｅｔに最大でＬ＝８個のＳＳＢを含めることができ、
キャリア周波数範囲が６ＧＨｚ以上の場合、一つのＳＳ ｂｕｒｓｔ ｓｅｔに最大でＬ＝６４個のＳＳＢを含めることができる。
周波数が３ＧＨｚよりも小さい場合、一つのＳＳ ｂｕｒｓｔ ｓｅｔに最大でＬ＝４個のＳＳＢを含めることができ、
キャリア周波数範囲が３ＧＨｚから６ＧＨｚである場合、一つのＳＳ ｂｕｒｓｔ ｓｅｔに最大でＬ＝８個のＳＳＢを含めることができ、
キャリア周波数範囲が６ＧＨｚ以上の場合、一つのＳＳ ｂｕｒｓｔ ｓｅｔに最大でＬ＝６４個のＳＳＢを含めることができる。
【0027】
一つのＳＳ ｂｕｒｓｔ ｓｅｔ内に含まれるＳＳＢの数に関係なく、これらのＳＳＢは、いずれも一つの５ｍｓ送信ウィンドウ内で送信を完了する必要がある。
【0028】
ＮＲにおいて異なるｎｕｍｅｒｏｌｏｇｙをサポートし、且つＳＳＢシンボル及び他のシンボル（例えば、上りリンク制御が位置するシンボル、下りリンク制御が位置するシンボル、ガードインターバルが位置するシンボル及びデータ伝送に用いられるシンボルなど）は、異なるｎｕｍｅｒｏｌｏｇｙを採用し、且つ多重化（後述する他のシンボルとは、ＳＳＢと多重される他のシンボルの場合の他のシンボルを指す）を行う可能性がある。異なるｎｕｍｅｒｏｌｏｇｙにおいてＳＳＢのスロット（ｓｌｏｔ）内の可能な位置は、異なり、ＳＳＢが位置するｓｌｏｔは、５ｍｓ送信ウィンドウ内の位置も異なる可能性がある。６ＧＨｚ以上のＮＲが６０／１２０／２４０ｋＨｚのサブキャリア間隔をサポートする場合、６ＧＨｚ以下のＮＲが１５／３０／６０ｋＨｚのサブキャリア間隔をサポートし、ここでサブキャリア間隔が１５／３０／１２０／２４０ｋＨｚである場合、ＳＳＢを伝送することができる。サブキャリア間隔が１５／３０／６０／１２０ｋＨｚである場合、他のシンボルを伝送することができ、サブキャリア間隔が２４０ｋＨｚである場合、データの伝送に用いることができない。ＳＳＢのｎｕｍｅｒｏｌｏｇｙがいくつであっても、ＲＭＳＩ制御リソースセット（Ｃｏｎｔｒｏｌ ｒｅｓｏｕｒｃｅ ｓｅｔ、ＣＯＲＥＳＥＴ）のｎｕｍｅｒｏｌｏｇｙは、ＲＭＳＩのｎｕｍｅｒｏｌｏｇｙと一致する必要がある。
【0029】
ＮＲプロトコルに規定されたＳＳＢの送信位置は、以下のとおりである。
【0030】
一つのハーフフレームにおいて伝送されるＳＳＢ、ＳＳＢ Ｂｌｏｃｋの一番目のＯＦＤＭシンボルのシンボルインデックスは、ＳＳＢのサブキャリア間隔に関連し、ここで番号が０である直交周波数分割多重化（Ｏｒｔｈｏｇｏｎａｌ ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｍｕｌｔｉｐｌｅｘ、ＯＦＤＭ）シンボルは、５ｍｓハーフフレームにおける１番目のｓｌｏｔの一番目のＯＦＤＭシンボルである。
【0031】
ケース１において、１５ｋＨｚサブキャリア間隔、ＳＳＢを伝送する一番目のＯＦＤＭシンボルのシンボル番号は、｛２、８｝＋１４＊ｎである。キャリア周波数が３ＧＨｚ以下である場合、ｎ＝０，１である。キャリア周波数が３ＧＨｚよりも大きく、６ＧＨｚ以下である場合、ｎ＝０，１，２，３である。
【0032】
ケース２において、３０ｋＨｚサブキャリア間隔、ＳＳＢを伝送する一番目のＯＦＤＭシンボルのシンボル番号は、｛４，８，１６，２０｝＋２８＊ｎである。キャリア周波数が３ＧＨｚ以下である場合、ｎ＝０である。キャリア周波数が３ＧＨｚよりも大きく、６ＧＨｚ以下である場合、ｎ＝０，１である。
【0033】
ケース３において、３０ｋＨｚサブキャリア間隔、ＳＳＢを伝送する一番目のＯＦＤＭシンボルのシンボル番号が｛２，８｝＋１４＊ｎであり、キャリア周波数が３ＧＨｚ以下である場合、ｎ＝０，１である。キャリア周波数が３ＧＨｚよりも大きく、６ＧＨｚ以下である場合、ｎ＝０，１，２，３である。
【0034】
ケース４において、１２０ｋＨｚサブキャリア間隔、ＳＳＢを伝送する一番目のＯＦＤＭシンボルのシンボル番号は、｛４，８，１６，２０｝＋２８＊ｎである。キャリア周波数が６ＧＨｚよりも大きい場合、ｎ＝０，１，２，３，５，６，７，８，１０，１１，１２，１３，１５，１６，１７，１８である。
【0035】
二、システム情報の送信と受信
システム情報の送信は、同期信号ブロック送信に関連し、同期信号ブロックにおけるＰＢＣＨにおいて、ＳＩＢ－１をスケジューリングするシステム情報物理下りリンク制御チャネル（Ｐｈｙｓｉｃａｌ ｄｏｗｎｌｉｎｋ ｃｏｎｔｒｏｌ ｃｈａｎｎｅｌ、ＰＤＣＣＨ）のモニタリングパラメータを指示し、このＰＤＣＣＨのモニタリングオケージョン（ｍｏｎｉｔｏｒｉｎｇ ｏｃｃａｓｉｏｎ）及びＳＳＢの関連方式のうちの一つは、以下のとおりである：各ＳＳＢに関連するスケジューリングＳＩＢ－１のＰＤＣＣＨ ｍｏｎｉｔｏｒｉｎｇ ｏｃｃａｓｉｏｎは、連続する二つのｓｌｏｔのうちのＰＤＣＣＨ ｍｏｎｉｔｏｒｉｎｇ ｏｃｃａｓｉｏｎである。ＵＥは、ＳＳＢのインデックスに基づき、関連するスケジューリングＳＩＢ－１のＰＤＣＣＨ ｍｏｎｉｔｏｒｉｎｇ ｏｃｃａｓｉｏｎを決定し、且つＰＤＣＣＨのモニタリングを行う。このＰＤＣＣＨと関連する同期信号ブロックとの間に疑似コロケーション関係が満たされる。ここで、ＳＩＢは、システム情報ブロック（Ｓｙｓｔｅｍ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｂｌｏｃｋ）である。
システム情報の送信は、同期信号ブロック送信に関連し、同期信号ブロックにおけるＰＢＣＨにおいて、ＳＩＢ－１をスケジューリングするシステム情報物理下りリンク制御チャネル（Ｐｈｙｓｉｃａｌ ｄｏｗｎｌｉｎｋ ｃｏｎｔｒｏｌ ｃｈａｎｎｅｌ、ＰＤＣＣＨ）のモニタリングパラメータを指示し、このＰＤＣＣＨのモニタリングオケージョン（ｍｏｎｉｔｏｒｉｎｇ ｏｃｃａｓｉｏｎ）及びＳＳＢの関連方式のうちの一つは、以下のとおりである：各ＳＳＢに関連するスケジューリングＳＩＢ－１のＰＤＣＣＨ ｍｏｎｉｔｏｒｉｎｇ ｏｃｃａｓｉｏｎは、連続する二つのｓｌｏｔのうちのＰＤＣＣＨ ｍｏｎｉｔｏｒｉｎｇ ｏｃｃａｓｉｏｎである。ＵＥは、ＳＳＢのインデックスに基づき、関連するスケジューリングＳＩＢ－１のＰＤＣＣＨ ｍｏｎｉｔｏｒｉｎｇ ｏｃｃａｓｉｏｎを決定し、且つＰＤＣＣＨのモニタリングを行う。このＰＤＣＣＨと関連する同期信号ブロックとの間に疑似コロケーション関係が満たされる。ここで、ＳＩＢは、システム情報ブロック（Ｓｙｓｔｅｍ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｂｌｏｃｋ）である。
【0036】
三、ページングチャネルの送信。
【0037】
ＵＥは、端末識別子（ＵＥ－ＩＤ）及びアイドル状態での非連続受信（Ｄｉｓｃｏｎｔｉｎｕｏｕｓ Ｒｅｃｅｐｔｉｏｎ、ＤＲＸ）周期に基づいてページング（ｐａｇｉｎｇ）モニタリングを行うオケージョン（ｐａｇｉｎｇ ｏｃｃａｓｉｏｎ、ＰＯ）を決定し、一つのＰＯ内に複数のｐａｇｉｎｇ ＰＤＣＣＨ ｍｏｎｉｔｏｒｉｎｇ ｏｃｃａｓｉｏｎを含む。このＰＯ内のＮ個のＰＤＣＣＨ ｏｃｃａｓｉｏｎとネットワーク側機器から送信されたＮ個のＳＳＢとは、時間順に一対一で対応する。前記Ｎ個のＳＳＢは、ネットワークが上位層シグナリングによって構成した伝送のＮ個のＳＳＢである。第ｎ（１≦ｎ≦Ｎ）個のＳＳＢに対応する第ｎ个ｐａｇｉｎｇ ＰＤＣＣＨ ｍｏｎｉｔｏｒｉｎｇ ｏｃｃａｓｉｏｎにおいて疑似コロケーション関係（ｑｕａｓｉ ｃｏ－ｌｏｃａｔｅｄ、ＱＣＬ）を満たす。
【0038】
即ちページング信号もビームスキャン方式で送信され、ページングＰＤＣＣＨとページングＰＤＳＣＨによって送信されたビームと、対応するＳＳＢの送信に用いられるビームとは、同じである。
【0039】
四、Ｒｅｄｃａｐ ＵＥ。
【0040】
ＲｅｄＣａｐ ＵＥにについて、サポートする帯域幅は、一般的なＵＥの帯域幅能力以下であるため、ネットワーク側機器が一般的なＵＥのために構成するＢＷＰ帯域幅は、ＲｅｄＣａｐ端末の能力を超える可能性があり、ネットワークは、ＲｅｄＣａｐ端末に追加のＢＷＰを構成することにより、このＢＷＰの帯域幅は、ＲｅｄＣａｐ ＵＥの能力範囲内にすることができる。
【0041】
また、ＲｅｄＣａｐ ＵＥの受信アンテナ数が一般的なＵＥよりも少ないため、受信性能が一般的なＵＥより低く、それによりネットワーク側機器がより大きなオーバーヘッド、リソースを使用してＲｅｄＣａｐ ＵＥを伝送することを招く可能性がある。このようにネットワーク側機器により構成されたＢＷＰの帯域幅がＲｅｄＣａｐ ＵＥの能力範囲内にあっても、ネットワークが同じＢＷＰを使用して一般的なＵＥ及びＲｅｄＣａｐ ＵＥを伝送する場合、このＢＷＰ上の負荷が大きすぎ、一般的な端末伝送の輻輳を引き起こす可能性がある。従って現在の作業項目（Ｗｏｒｋ Ｉｔｅｍ）は、以下の結論を出した。
【0042】
ネットワーク側機器は、ＲｅｄＣａｐ端末のために単独の初期ＤＬ ＢＷＰ（即ち第一の初期ＢＷＰ）を構成することができ、この第一の初期ＢＷＰがＣＤ－ＳＳＢ（即ち第二のＳＳＢ）及び番号が０である制御リソースセット（ＣＯＲＥＳＥＴ＃０）全体を含まない場合、
この第一の初期ＢＷＰ上にランダムアクセスのために関連操作を行う検索空間が構成され、即ちタイプ１の共通検索空間セット（Ｔｙｐｅ １ Ｃｏｍｍｏｎ Ｓｅａｒｃｈ Ｓｐａｃｅ、Ｔｙｐｅ １ ＣＳＳ）が構成され、ページングに関連する検索空間が構成されていない場合、この第一の初期ＢＷＰ上にＳＳＢ、ＣＯＲＥＳＥＴ＃０及びＳＩＢを含まなくてもよい。
この第一の初期ＢＷＰ上にランダムアクセスのために関連操作を行う検索空間が構成され、即ちタイプ１の共通検索空間セット（Ｔｙｐｅ １ Ｃｏｍｍｏｎ Ｓｅａｒｃｈ Ｓｐａｃｅ、Ｔｙｐｅ １ ＣＳＳ）が構成され、ページングに関連する検索空間が構成されていない場合、この第一の初期ＢＷＰ上にＳＳＢ、ＣＯＲＥＳＥＴ＃０及びＳＩＢを含まなくてもよい。
【0043】
無線リソース制御アイドル（Ｒａｄｉｏ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｃｏｎｔｒｏｌ ＩＤＬＥ、ＲＲＣ＿ＩＤＬＥ）及びＲＲＣ非アクティブ（ＲＲＣ＿ＩＮＡＣＴＩＶＥ）のＲｅｄＣａｐ ＵＥは、第二のＳＳＢに関連する初期ＢＷＰ（即ち第二の初期ＢＷＰ）においてページングメッセージを監視する必要がある。ＲＲＣ＿ＩＤＬＥ及びＲＲＣ＿ＩＮＡＣＴＩＶＥのＲｅｄＣａｐ ＵＥは、第一のＳＳＢに関連する第一の初期ＢＷＰにおいてページングを監視することをさらに考慮しない。ここで第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢ（Ｎｏｎ Ｃｅｌｌ Ｄｅｆｉｎｉｎｇ ＳＳＢ、ＮＣＤ－ＳＳＢ）と理解されてもよい。
【0044】
ＲＲＣ接続（ＲＲＣ＿ＣＯＮＮＥＣＴＥＤ）のＲｅｄＣａｐ ＵＥに構成された下りリンクアクティブ化ＢＷＰ（以下第一のＢＷＰと呼ぶ）に対して、それが第二のＳＳＢ及びＣＯＲＥＳＥＴ＃０全体を含まない場合、
強制６－１特性（ＦＧ ６－１）のみをサポートし、オプションの６－１ａ特性（ＦＧ ６－１ａ）をサポートしないＲｅｄＣａｐ ＵＥは、サービングセルのための第一のＳＳＢを含むが、ＣＯＲＥＳＥＴ＃０／ＳＩＢを含まないことを期待し、
上記第一のＢＷＰは、ＲＲＣ＿ＩＤＬＥ／ＩＮＡＣＴＩＶＥ／ＣＯＮＮＥＣＴＥＤ ＵＥに対する第一の初期ＢＷＰであってもよく、ＲＲＣ＿ＣＯＮＮＥＣＴＥＤ状態にあるいずれかＵＥのアクティブ（Ａｃｔｉｖｅ）化されたＢＷＰであってもよい。
強制６－１特性（ＦＧ ６－１）のみをサポートし、オプションの６－１ａ特性（ＦＧ ６－１ａ）をサポートしないＲｅｄＣａｐ ＵＥは、サービングセルのための第一のＳＳＢを含むが、ＣＯＲＥＳＥＴ＃０／ＳＩＢを含まないことを期待し、
上記第一のＢＷＰは、ＲＲＣ＿ＩＤＬＥ／ＩＮＡＣＴＩＶＥ／ＣＯＮＮＥＣＴＥＤ ＵＥに対する第一の初期ＢＷＰであってもよく、ＲＲＣ＿ＣＯＮＮＥＣＴＥＤ状態にあるいずれかＵＥのアクティブ（Ａｃｔｉｖｅ）化されたＢＷＰであってもよい。
【0045】
選択的に、第一のＳＳＢの周期は、第二のＳＳＢと同じ構成を必要とせず、第一のＳＳＢの周期は、第二のＳＳＢの周期以上であるべきである。
【0046】
現在、第一のＳＳＢの構成シグナリング及びネットワークがＲＲＣ＿ＩＤＬＥ及びＲＲＣ＿ＩＮＡＣＴＩＶＥのＲｅｄＣａｐ ＵＥに第一のＳＳＢ利用可能性（ａｖａｉｌａｂｉｌｉｔｙ）を提供する方法は、定義されていない。
【0047】
以下では、図面を結び付けながら、いくつかの実施例及びその応用シナリオにより本出願の実施例による同期信号ブロック受信方法を詳細に説明する。
【0048】
図２を参照すると、本出願の実施例は、同期信号ブロック受信方法を提供し、この方法は、
端末は、ネットワーク側機器から第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を取得するステップ２０１と、
端末は、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信するステップ２０２とを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔（Ｓｕｂｃａｒｒｉｅｒ Ｓｐａｃｉｎｇ、ＳＣＳ）と、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子（Ｐｈｙｓｉｃａｌ Ｃｅｌｌ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｅｒ、ＰＣＩ）とのうちの少なくとも一つを含む。
端末は、ネットワーク側機器から第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を取得するステップ２０１と、
端末は、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信するステップ２０２とを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔（Ｓｕｂｃａｒｒｉｅｒ Ｓｐａｃｉｎｇ、ＳＣＳ）と、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子（Ｐｈｙｓｉｃａｌ Ｃｅｌｌ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｅｒ、ＰＣＩ）とのうちの少なくとも一つを含む。
【0049】
本出願の実施例では、上記端末は、ＲｅｄＣａｐ端末であってもよい。上記第一の情報は、第一のＳＳＢの一部の構成情報と理解されてもよい。第一の情報に第一のＳＳＢのＳＣＳ、ＳＳＢインデックス、ＳＳＢ周期、ＳＳＢ送信パワー及びＰＣＩのうちの少なくとも一つのパラメータが含まれていない場合、端末は、この少なくとも一つのパラメータが第二のＳＳＢにおける対応するパラメータと同じであることをデフォルトとすることができる。例えば、第一の情報が周波数領域開始位置、サブキャリア間隔（Ｓｕｂｃａｒｒｉｅｒ Ｓｐａｃｉｎｇ、ＳＣＳ）、ＳＳＢインデックス、ＳＳＢ周期及びＳＳＢ送信パワーを含む場合、端末は、第一のＳＳＢのＰＣＩが第二のＳＳＢのＰＣＩと同じであると仮定し、決定し又は見なしてもよい。
【0050】
本出願の実施例は、第一のＳＳＢの構成を決定することにより、接続状態にあるＲｅｄＣａｐ端末が第一のＳＳＢを使用して無線リソース管理（Ｒａｄｉｏ ｒｅｓｏｕｒｃｅ ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ、ＲＲＭ）及び無線リンク監視（Ｒａｄｉｏ Ｌｉｎｋ Ｍｏｎｉｔｏｒｉｎｇ、ＲＬＭ）を行うことをサポートでき、またＩＤＬＥ／ＩＮＡＣＴＩＶＥにあるＲｅｄＣａｐ端末が第一のＳＳＢを使用してチャネル測定及びセル再選択などを行うこともサポートできる。このようにＲｅｄＣａｐ端末は、ＢＷＰの切り替えを行う必要がなく、ＲｅｄＣａｐ端末の操作複雑度を低下させ、シグナリング及びリソースのオーバーヘッドを低下させることができる。
【0051】
選択的に、いくつかの実施例では、前記周波数領域開始位置は、絶対周波数領域位置又は周波数オフセットパラメータによって構成される。
【0052】
例えば、いくつかの実施例では、絶対周波数領域位置は、パラメータのｓｓｂＦｒｅｑｕｅｎｃｙ又はａｂｓｏｌｕｔｅＦｒｅｑｕｅｎｃｙＳＳＢによって構成されてもよい。この絶対周波数領域位置は、絶対無線周波数チャネル番号（Ａｂｓｏｌｕｔｅ Ｒａｄｉｏ－Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ Ｃｈａｎｎｅｌ Ｎｕｍｂｅｒ、ＡＲＦＣＮ）と呼ばれてもよい。理解すべきこととして、上記周波数オフセットパラメータは、オフセット値を指示するために用いられてもよい。例えば、このオフセット値及びプロトコルにより約定される周波数オフセット参照位置に基づいて周波数領域開始位置が決定されてもよい。
【0053】
選択的に、いくつかの実施例では、前記周波数領域開始位置は、周波数オフセット参照位置に基づいて決定され、前記周波数オフセット参照位置は、
第一の帯域幅部分ＢＷＰの開始位置と、第一のＢＷＰの終了位置と、第二のＢＷＰの開始位置と、第二のＢＷＰの終了位置と、第二のＳＳＢの開始位置と、第二のＳＳＢの終了位置と、番号が０の制御リソースセットの開始位置と、番号が０の制御リソースセットの終了位置と、第一の制御リソースセットの開始位置と、第一の制御リソースセットの終了位置と、基準点Ａ（Ｐｏｉｎｔ Ａ）と、サービングセルの開始位置及びサービングセルの終了位置とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の制御リソースセットは、第一のＢＷＰ上に含まれる最小インデックスの制御リソースセット又は最大インデックスの制御リソースセットであり、前記第一のＢＷＰは、前記端末が前記第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、第二のＳＳＢを含むＢＷＰであり、前記第二のＳＳＢは、セル定義ＳＳＢである。
第一の帯域幅部分ＢＷＰの開始位置と、第一のＢＷＰの終了位置と、第二のＢＷＰの開始位置と、第二のＢＷＰの終了位置と、第二のＳＳＢの開始位置と、第二のＳＳＢの終了位置と、番号が０の制御リソースセットの開始位置と、番号が０の制御リソースセットの終了位置と、第一の制御リソースセットの開始位置と、第一の制御リソースセットの終了位置と、基準点Ａ（Ｐｏｉｎｔ Ａ）と、サービングセルの開始位置及びサービングセルの終了位置とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の制御リソースセットは、第一のＢＷＰ上に含まれる最小インデックスの制御リソースセット又は最大インデックスの制御リソースセットであり、前記第一のＢＷＰは、前記端末が前記第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、第二のＳＳＢを含むＢＷＰであり、前記第二のＳＳＢは、セル定義ＳＳＢである。
【0054】
いくつかの実施例では、前記第一の制御リソースセットは、
タイプ１の共通サーチスペースＣＳＳと、
タイプ２又はタイプ２ＡのＣＳＳと、
タイプ０又はタイプ０ＡのＣＳＳとのうちの少なくとも一つに関連する。
タイプ１の共通サーチスペースＣＳＳと、
タイプ２又はタイプ２ＡのＣＳＳと、
タイプ０又はタイプ０ＡのＣＳＳとのうちの少なくとも一つに関連する。
【0055】
理解すべきこととして、本出願の実施例では、上記第一のＢＷＰは、ＲＲＣ＿ＩＤＬＥ、ＩＮＡＣＴＩＶＥ又はＣＯＮＮＥＣＴＥＤ端末に対する第一の初期ＢＷＰと理解されてもよく、ＲＲＣ＿ＣＯＮＮＥＣＴＥＤ状態にあるいずれか端末の一つのアクティブ化したたＢＷＰと理解されてもよい。
【0056】
選択的に、上記ＳＳＢインデックスは、パラメータＳＳＢ－Ｉｎｄｅｘ及び／又はｓｓｂ－ＰｏｓｉｔｉｏｎｓＩｎＢｕｒｓｔによって構成されてもよい。
【0057】
選択的に、いくつかの実施例では、前記第一の情報は、
ＢＷＰ共通下りリンクシグナリング（ＢＷＰ－ＤｏｗｎｌｉｎｋＣｏｍｍｏｎ）と、
ＢＷＰ専用下りリンクシグナリング（ＢＷＰ－ＤｏｗｎｌｉｎｋＤｅｄｉｃａｔｅｄ）と、
システム情報ブロック周波数情報下りリンクシグナリング（ＦｒｅｑｕｅｎｃｙＩｎｆｏＤＬ－ＳＩＢ）と、
周波数情報下りリンクシグナリング（ＦｒｅｑｕｅｎｃｙＩｎｆｏＤＬ）と、
サービングセル共通構成シグナリング（ＳｅｒｖｉｎｇＣｅｌｌＣｏｎｆｉｇＣｏｍｍｏｎ）と、
サービングセル構成シグナリング（ＳｅｒｖｉｎｇＣｅｌｌＣｏｎｆｉｇ）とのうちの少なくとも一つのシグナリングに含まれる。
ＢＷＰ共通下りリンクシグナリング（ＢＷＰ－ＤｏｗｎｌｉｎｋＣｏｍｍｏｎ）と、
ＢＷＰ専用下りリンクシグナリング（ＢＷＰ－ＤｏｗｎｌｉｎｋＤｅｄｉｃａｔｅｄ）と、
システム情報ブロック周波数情報下りリンクシグナリング（ＦｒｅｑｕｅｎｃｙＩｎｆｏＤＬ－ＳＩＢ）と、
周波数情報下りリンクシグナリング（ＦｒｅｑｕｅｎｃｙＩｎｆｏＤＬ）と、
サービングセル共通構成シグナリング（ＳｅｒｖｉｎｇＣｅｌｌＣｏｎｆｉｇＣｏｍｍｏｎ）と、
サービングセル構成シグナリング（ＳｅｒｖｉｎｇＣｅｌｌＣｏｎｆｉｇ）とのうちの少なくとも一つのシグナリングに含まれる。
【0058】
選択的に、前記第一の情報を搬送する第一のシグナリングは、
端末専用シグナリング、セル専用シグナリング及びシステム情報のうちの少なくとも一つを含む。
端末専用シグナリング、セル専用シグナリング及びシステム情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0059】
選択的に、上記第一のＳＳＢの構成情報は、上記第一の情報を含み、第二の情報をさらに含んでもよい。いくつかの実施例では、前記第一のＳＳＢの第二の情報は、システム情報と、第一の対象と、端末専用の無線リソース制御ＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つの第二のシグナリングによって運ばれ、
ここで、前記第一の対象は、下りリンク物理層シグナリング又は層１（ｌａｙｅｒ １）シグナリングである。
ここで、前記第一の対象は、下りリンク物理層シグナリング又は層１（ｌａｙｅｒ １）シグナリングである。
【0060】
例えば、ネットワーク側機器は、下りリンク制御情報ＤＣＩを介して第一のＳＳＢの第二の情報を送信してもよく、物理下りリンク共有チャネル（Ｐｈｙｓｉｃａｌ ｄｏｗｎｌｉｎｋ ｓｈａｒｅｄ ｃｈａｎｎｅｌ、ＰＤＳＣＨ）を介して第一のＳＳＢの第二の情報を送信してもよい。
【0061】
選択的に、上記ＤＣＩは、ページング早期指示（ｐａｇｉｎｇ ｅａｒｌｙ ｉｎｄｉｃａｔｉｏｎ、ＰＥＩ）を運ぶＤＣＩ又はページングをスケジューリングするＤＣＩであってもよい。
【0062】
選択的に、上記ＰＤＳＣＨは、好ましくページングをスケジューリングするＤＣＩによってスケジューリングされるＰＤＳＣＨである。
【0063】
選択的に、いくつかの実施例では、前記端末が前記第一の対象によって運ばれる第二の情報及び第二の対象によって運ばれる第二の情報を受信した場合、前記端末は、前記第一の対象及び前記第二の対象に基づき、前記第一のＳＳＢの第二の情報を決定し、
ここで、前記第二の対象は、前記システム情報と、端末専用のＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つを含む。
ここで、前記第二の対象は、前記システム情報と、端末専用のＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つを含む。
【0064】
本出願の実施例では、第一の対象の第二の情報を使用して第二の対象における第二の情報をオーバーレイ（ｏｖｅｒｗｒｉｔｅ）してもよい。例えば第一の対象における第二の情報が第二の対象における第二の情報の全てのパラメータ構成を含む場合、第一の対象の第二の情報を第一のＳＳＢの第二の情報として直接決定してもよく、第一の対象における第二の情報が第二の対象における第二の情報の一部のパラメータ構成を含む場合、前記一部のパラメータは、第一の対象の第二の情報に基づいて第二の対象における第二の情報を直接更新してもよい。
【0065】
例えば、第一の対象における第二の情報がＡ１、Ｂ１、Ｃ１及びＤを含み、第二の対象における第二の情報がＡ２、Ｂ２及びＣ２を含む場合、Ａ１、Ｂ１、Ｃ１及びＤを第一のＳＳＢの第二の情報として決定されてもよい。
【0066】
また例えば、第一の対象における第二の情報がＡ１、Ｂ１及びＣ１を含み、第二の対象における第二の情報がＡ２、Ｂ２、Ｃ２及びＥを含む場合、Ａ１、Ｂ１、Ｃ１及びＥを第一のＳＳＢの第二の情報として決定されてもよい。
【0067】
また例えば、第一の対象における第二の情報がＡ１、Ｂ１、Ｃ１及びＤを含み、第二の対象における第二の情報がＡ２、Ｂ２、Ｃ２及びＥを含む場合、Ａ１、Ｂ１、Ｃ１、Ｄ及びＥを第一のＳＳＢの第二の情報として決定されてもよい。
【0068】
選択的に、いくつかの実施例では、前記第一のＳＳＢの第二の情報は、
利用可能な情報と、
利用不可な情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更するように指示するための変更情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更しないように指示するための変更しない情報とのうちの少なくとも一つを含む。
利用可能な情報と、
利用不可な情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更するように指示するための変更情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更しないように指示するための変更しない情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0069】
本出願の実施例では、前記利用可能な情報は、
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0070】
理解すべきこととして、利用可能な情報が利用可能な第一の持続時間を含む場合、前記第二の情報の有効化時間の時間長は、第一の持続時間に等しい。
【0071】
選択的に、前記第二の情報の有効化時間の時間長は、
前記第二の情報の有効化時間は、上位層によって構成されることと、
前記第二の情報の有効化時間は、予め定義された又は予め構成された一定の時間であることと、
前記第二の情報の有効化時間は、ターゲット指示情報によって指示されることと、
前記第二の情報の有効化時間の終了時刻は、端末が次のターゲット指示情報を受信したことによって決定されることとのうちの少なくとも一つを満たし、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
前記第二の情報の有効化時間は、上位層によって構成されることと、
前記第二の情報の有効化時間は、予め定義された又は予め構成された一定の時間であることと、
前記第二の情報の有効化時間は、ターゲット指示情報によって指示されることと、
前記第二の情報の有効化時間の終了時刻は、端末が次のターゲット指示情報を受信したことによって決定されることとのうちの少なくとも一つを満たし、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
【0072】
前記第二の情報の有効化時間の終了時刻は、端末が次のターゲット指示情報を受信したことによって決定されることは、一つのターゲット指示情報を受信した場合に、次のターゲット指示情報を受信したまで、このターゲット指示情報に運ばれる第二の情報が直ちに有効化すると理解されてもよい。一つのターゲット指示情報を受信した場合、次のターゲット指示情報を受信したまで、このターゲット指示情報に運ばれる第二の情報は、上位層によって構成される又はプロトコルによって約定される又はターゲット指示情報により指示される開始時刻に応じて有効化すると理解されてもよい。
【0073】
選択的に、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻は、
第一の時刻であって、前記第一の時刻は、ターゲット指示情報を受信した時刻又はターゲット指示情報を受信した次の時間ユニットの開始時刻である第一の時刻と、
ターゲットＳＳＢ周期の開始時刻であって、前記ターゲットＳＳＢ周期は、受信したターゲット指示情報に関連するＳＳＢ周期であるターゲットＳＳＢ周期の開始時刻と、
上位層によって構成された時間位置と、
ターゲット指示情報によって指示される第一の基準点とのうちの一つを含み、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
第一の時刻であって、前記第一の時刻は、ターゲット指示情報を受信した時刻又はターゲット指示情報を受信した次の時間ユニットの開始時刻である第一の時刻と、
ターゲットＳＳＢ周期の開始時刻であって、前記ターゲットＳＳＢ周期は、受信したターゲット指示情報に関連するＳＳＢ周期であるターゲットＳＳＢ周期の開始時刻と、
上位層によって構成された時間位置と、
ターゲット指示情報によって指示される第一の基準点とのうちの一つを含み、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
【0074】
本出願の実施例では、上記時間ユニットは、サブフレーム、スロット又はシンボルなどであってもよく、ここでこれ以上の限定はしない。
【0075】
選択的に、いくつかの実施例では、前記利用不可な情報は、
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信することを見なさず又は期待しないことと、
利用不可な第二の持続時間と、
利用不可な第二の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信することを見なさず又は期待しないことと、
利用不可な第二の持続時間と、
利用不可な第二の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
【0076】
理解すべきこととして、上記変更情報は、前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報を利用不可な情報に変更し、又は前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用不可な情報に対して利用可能な情報に変更することと理解されてもよい。例えば、現在の層１シグナリングの指示は、前回の層１シグナリングにより指示される「利用可能」に対して「利用不可」に変更するか、又は前回の層１シグナリングにより指示される「利用不可」に対して「利用可能」に変更する。
【0077】
上記変更しない情報は、前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報に対して変更しないようにし、又は前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用不可な情報に対して変更しないようすると理解されてもよい。例えば、現在の層１シグナリングの指示は、前回の層１シグナリングにより指示される「利用可能」に対して変更せず、依然として「利用可能」である又は前回の層１シグナリングにより指示される「利用不可」に対して変更せず、依然として「利用不可」である。
【0078】
選択的に、いくつかの実施例では、前記端末が前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信した後、前記方法は、
前記端末がターゲット指示情報を受信していない場合、前記端末は、前記第一のＳＳＢが利用可能であるか又は利用不可であるかを決定することをさらに含む。
前記端末がターゲット指示情報を受信していない場合、前記端末は、前記第一のＳＳＢが利用可能であるか又は利用不可であるかを決定することをさらに含む。
【0079】
本出願の実施例では、端末が第一のＳＳＢの第一の情報を受信したが、この第一のＳＳＢの第二の情報の指示が端末に構成されていないか又は端末が第二の情報を検出していないと仮定すると、端末は、デフォルトで第一のＳＳＢが利用可能であるか又は利用不可であるかと見なす。
【0080】
選択的に、いくつかの実施例では、前記方法は、
端末が第一のＢＷＰ上でページング又はページング早期指示をモニタリングする必要がある場合、前記端末は、前記第一のＳＳＢの第一の情報と第一のＳＳＢの第二の情報とのうちの少なくとも一つを受信したことを期待することをさらに含み、ここで、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである。
端末が第一のＢＷＰ上でページング又はページング早期指示をモニタリングする必要がある場合、前記端末は、前記第一のＳＳＢの第一の情報と第一のＳＳＢの第二の情報とのうちの少なくとも一つを受信したことを期待することをさらに含み、ここで、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである。
【0081】
本出願の実施例では、上記端末は、ＲＲＣ＿ＩＤＬＥ状態又はＲＲＣ＿ＩＮＡＣＴＩＶＥ状態にある端末であってもよい。
【0082】
選択的に、いくつかの実施例では、前記方法は、
前記端末が、第一の上りリンクリソースに基づいて前記ネットワーク側機器に第一の要求を送信することをさらに含み、前記第一の要求は、前記ネットワーク側機器が第一のＢＷＰ上に前記第一のＳＳＢを送信するように要求するために用いられ、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである。
前記端末が、第一の上りリンクリソースに基づいて前記ネットワーク側機器に第一の要求を送信することをさらに含み、前記第一の要求は、前記ネットワーク側機器が第一のＢＷＰ上に前記第一のＳＳＢを送信するように要求するために用いられ、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである。
【0083】
本出願の実施例では、上記第一の上りリンクリソースは、
物理ランダムアクセスチャネルリソース、メッセージ３に対応するリソース、メッセージＡに対応するリソース及び半静的に構成された許可された物理上りリンク共有チャネルリソースのうちのいずれか一つを含んでもよい。
物理ランダムアクセスチャネルリソース、メッセージ３に対応するリソース、メッセージＡに対応するリソース及び半静的に構成された許可された物理上りリンク共有チャネルリソースのうちのいずれか一つを含んでもよい。
【0084】
ここで、メッセージ３及びメッセージＡは、ランダムアクセスフローにおけるメッセージと理解されてもよい。
【0085】
理解すべきこととして、第一の上りリンクリソースが物理ランダムアクセスチャネルリソースである場合、前記第一の要求の応答情報は、メッセージ２であってもよく、第一の上りリンクリソースがメッセージ３に対応するリソースである場合、前記第一の要求の応答情報は、メッセージ４であってもよく、第一の上りリンクリソースがメッセージＡに対応するリソースである場合、前記第一の要求の応答情報は、メッセージＢであってもよい。
【0086】
本出願の実施例では、上記第一の要求の応答情報は、前記第一のＳＳＢの第一の情報と第一のＳＳＢの第二の情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0087】
図３を参照すると、本出願の実施例は、同期信号ブロック送信方法をさらに提供し、この方法は、
ネットワーク側機器は、第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を送信するステップ３０１と、
前記ネットワーク側機器は、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを送信するステップ３０２とを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
ネットワーク側機器は、第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を送信するステップ３０１と、
前記ネットワーク側機器は、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを送信するステップ３０２とを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
【0088】
選択的に、前記周波数領域開始位置は、絶対周波数領域位置又は周波数オフセットパラメータによって構成される。
【0089】
選択的に、前記周波数領域開始位置は、周波数オフセット参照位置に基づいて決定され、前記周波数オフセット参照位置は、
第一の帯域幅部分ＢＷＰの開始位置と、第一のＢＷＰの終了位置と、第二のＢＷＰの開始位置と、第二のＢＷＰの終了位置と、第二のＳＳＢの開始位置と、第二のＳＳＢの終了位置と、番号が０の制御リソースセットの開始位置と、番号が０の制御リソースセットの終了位置と、第一の制御リソースセットの開始位置と、第一の制御リソースセットの終了位置と、基準点Ａと、サービングセルの開始位置及びサービングセルの終了位置とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の制御リソースセットは、第一のＢＷＰ上に含まれる最小インデックスの制御リソースセット又は最大インデックスの制御リソースセットであり、前記第一のＢＷＰは、端末が前記第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、第二のＳＳＢを含むＢＷＰであり、前記第二のＳＳＢは、セル定義ＳＳＢである。
第一の帯域幅部分ＢＷＰの開始位置と、第一のＢＷＰの終了位置と、第二のＢＷＰの開始位置と、第二のＢＷＰの終了位置と、第二のＳＳＢの開始位置と、第二のＳＳＢの終了位置と、番号が０の制御リソースセットの開始位置と、番号が０の制御リソースセットの終了位置と、第一の制御リソースセットの開始位置と、第一の制御リソースセットの終了位置と、基準点Ａと、サービングセルの開始位置及びサービングセルの終了位置とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の制御リソースセットは、第一のＢＷＰ上に含まれる最小インデックスの制御リソースセット又は最大インデックスの制御リソースセットであり、前記第一のＢＷＰは、端末が前記第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、第二のＳＳＢを含むＢＷＰであり、前記第二のＳＳＢは、セル定義ＳＳＢである。
【0090】
選択的に、前記第一の制御リソースセットは、
タイプ１の共通サーチスペースＣＳＳと、
タイプ２又はタイプ２ＡのＣＳＳと、
タイプ０又はタイプ０ＡのＣＳＳとのうちの少なくとも一つに関連する。
タイプ１の共通サーチスペースＣＳＳと、
タイプ２又はタイプ２ＡのＣＳＳと、
タイプ０又はタイプ０ＡのＣＳＳとのうちの少なくとも一つに関連する。
【0091】
選択的に、前記第一の情報は、
ＢＷＰ共通下りリンクシグナリングと、
ＢＷＰ専用下りリンクシグナリングと、
システム情報ブロック周波数情報下りリンクシグナリングと、
周波数情報下りリンクシグナリングと、
サービングセル共通構成シグナリングと、
サービングセル構成シグナリングとのうちの少なくとも一つのシグナリングに含まれる。
ＢＷＰ共通下りリンクシグナリングと、
ＢＷＰ専用下りリンクシグナリングと、
システム情報ブロック周波数情報下りリンクシグナリングと、
周波数情報下りリンクシグナリングと、
サービングセル共通構成シグナリングと、
サービングセル構成シグナリングとのうちの少なくとも一つのシグナリングに含まれる。
【0092】
選択的に、前記第一の情報を搬送する第一のシグナリングは、
端末専用シグナリング、セル専用シグナリング及びシステム情報のうちの少なくとも一つを含む。
端末専用シグナリング、セル専用シグナリング及びシステム情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0093】
選択的に、前記第一のＳＳＢの第二の情報は、システム情報と、第一の対象と、端末専用の無線リソース制御ＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つの第二のシグナリングによって運ばれ、
ここで、前記第一の対象は、下りリンク物理層シグナリング又は層１シグナリングである。
ここで、前記第一の対象は、下りリンク物理層シグナリング又は層１シグナリングである。
【0094】
選択的に、前記第一のＳＳＢの第二の情報は、
利用可能な情報と、
利用不可な情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更するように指示するための変更情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更しないように指示するための変更しない情報とのうちの少なくとも一つを含む。
利用可能な情報と、
利用不可な情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更するように指示するための変更情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更しないように指示するための変更しない情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0095】
選択的に、前記利用可能な情報は、
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
【0096】
選択的に、前記第二の情報の有効化時間の時間長は、
前記第二の情報の有効化時間は、上位層によって構成されることと、
前記第二の情報の有効化時間は、予め定義された又は予め構成された一定の時間であることと、
前記第二の情報の有効化時間は、ターゲット指示情報によって指示されることと、
前記第二の情報の有効化時間の終了時刻は、端末が次のターゲット指示情報を受信したことによって決定されることとのうちの少なくとも一つを満たし、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
前記第二の情報の有効化時間は、上位層によって構成されることと、
前記第二の情報の有効化時間は、予め定義された又は予め構成された一定の時間であることと、
前記第二の情報の有効化時間は、ターゲット指示情報によって指示されることと、
前記第二の情報の有効化時間の終了時刻は、端末が次のターゲット指示情報を受信したことによって決定されることとのうちの少なくとも一つを満たし、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
【0097】
選択的に、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻は、
第一の時刻であって、前記第一の時刻は、ターゲット指示情報を受信した時刻又はターゲット指示情報を受信した次の時間ユニットの開始時刻である第一の時刻と、
ターゲットＳＳＢ周期の開始時刻であって、前記ターゲットＳＳＢ周期は、受信したターゲット指示情報に関連するＳＳＢ周期であるターゲットＳＳＢ周期の開始時刻と、
上位層によって構成された時間位置と、
ターゲット指示情報によって指示される第一の基準点とのうちの一つを含み、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
第一の時刻であって、前記第一の時刻は、ターゲット指示情報を受信した時刻又はターゲット指示情報を受信した次の時間ユニットの開始時刻である第一の時刻と、
ターゲットＳＳＢ周期の開始時刻であって、前記ターゲットＳＳＢ周期は、受信したターゲット指示情報に関連するＳＳＢ周期であるターゲットＳＳＢ周期の開始時刻と、
上位層によって構成された時間位置と、
ターゲット指示情報によって指示される第一の基準点とのうちの一つを含み、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
【0098】
選択的に、前記利用不可な情報は、
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信することを見なさず又は期待しないことと、
利用不可な第二の持続時間と、
利用不可な第二の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信することを見なさず又は期待しないことと、
利用不可な第二の持続時間と、
利用不可な第二の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
【0099】
選択的に、前記方法は、
前記ネットワーク側機器は、第一の上りリンクリソースに基づいて端末によって送信された第一の要求を受信することをさらに含み、前記第一の要求は、前記ネットワーク側機器が第一のＢＷＰ上に前記第一のＳＳＢを送信するように要求するために用いられ、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである。
前記ネットワーク側機器は、第一の上りリンクリソースに基づいて端末によって送信された第一の要求を受信することをさらに含み、前記第一の要求は、前記ネットワーク側機器が第一のＢＷＰ上に前記第一のＳＳＢを送信するように要求するために用いられ、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである。
【0100】
選択的に、前記第一の上りリンクリソースは、
物理ランダムアクセスチャネルリソース、メッセージ３に対応するリソース、メッセージＡに対応するリソース及び半静的に構成された許可された物理上りリンク共有チャネルリソースのうちのいずれか一つを含む。
物理ランダムアクセスチャネルリソース、メッセージ３に対応するリソース、メッセージＡに対応するリソース及び半静的に構成された許可された物理上りリンク共有チャネルリソースのうちのいずれか一つを含む。
【0101】
選択的に、前記第一の要求の応答情報は、前記第一のＳＳＢの第一の情報と第一のＳＳＢの第二の情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0102】
本出願の実施例は、第一のＳＳＢの構成を決定することにより、接続状態にあるＲｅｄＣａｐ端末が第一のＳＳＢを使用して無線リソース管理（Ｒａｄｉｏ ｒｅｓｏｕｒｃｅ ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ、ＲＲＭ）及び無線リンク監視（Ｒａｄｉｏ Ｌｉｎｋ Ｍｏｎｉｔｏｒｉｎｇ、ＲＬＭ）を行うことをサポートでき、またＩＤＬＥ／ＩＮＡＣＴＩＶＥにあるＲｅｄＣａｐ端末が第一のＳＳＢを使用してチャネル測定及びセル再選択などを行うこともサポートできる。このようにＲｅｄＣａｐ端末は、ＢＷＰの切り替えを行う必要がなく、ＲｅｄＣａｐ端末の操作複雑度を低下させ、シグナリング及びリソースのオーバーヘッドを低下させることができる。
【0103】
本出願の実施例による同期信号ブロック受信方法は、実行主体が同期信号ブロック受信装置であってもよい。本出願の実施例では同期信号ブロック受信装置が同期信号ブロック受信方法を実行することを例に、本出願の実施例による同期信号ブロック受信装置を説明する。
【0104】
図４を参照すると、本出願の実施例は、同期信号ブロック受信装置をさらに提供し、この同期信号ブロック受信装置４００は、
ネットワーク側機器から第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を取得し、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信するための第一の受信モジュール４０１を含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
ネットワーク側機器から第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を取得し、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信するための第一の受信モジュール４０１を含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
【0105】
選択的に、前記周波数領域開始位置は、絶対周波数領域位置又は周波数オフセットパラメータによって構成される。
【0106】
選択的に、前記周波数領域開始位置は、周波数オフセット参照位置に基づいて決定され、前記周波数オフセット参照位置は、
第一の帯域幅部分ＢＷＰの開始位置と、第一のＢＷＰの終了位置と、第二のＢＷＰの開始位置と、第二のＢＷＰの終了位置と、第二のＳＳＢの開始位置と、第二のＳＳＢの終了位置と、番号が０の制御リソースセットの開始位置と、番号が０の制御リソースセットの終了位置と、第一の制御リソースセットの開始位置と、第一の制御リソースセットの終了位置と、基準点Ａと、サービングセルの開始位置及びサービングセルの終了位置とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の制御リソースセットは、第一のＢＷＰ上に含まれる最小インデックスの制御リソースセット又は最大インデックスの制御リソースセットであり、前記第一のＢＷＰは、前記端末が前記第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、第二のＳＳＢを含むＢＷＰであり、前記第二のＳＳＢは、セル定義ＳＳＢである。
第一の帯域幅部分ＢＷＰの開始位置と、第一のＢＷＰの終了位置と、第二のＢＷＰの開始位置と、第二のＢＷＰの終了位置と、第二のＳＳＢの開始位置と、第二のＳＳＢの終了位置と、番号が０の制御リソースセットの開始位置と、番号が０の制御リソースセットの終了位置と、第一の制御リソースセットの開始位置と、第一の制御リソースセットの終了位置と、基準点Ａと、サービングセルの開始位置及びサービングセルの終了位置とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の制御リソースセットは、第一のＢＷＰ上に含まれる最小インデックスの制御リソースセット又は最大インデックスの制御リソースセットであり、前記第一のＢＷＰは、前記端末が前記第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、第二のＳＳＢを含むＢＷＰであり、前記第二のＳＳＢは、セル定義ＳＳＢである。
【0107】
選択的に、前記第一の制御リソースセットは、
タイプ１の共通サーチスペースＣＳＳと、
タイプ２又はタイプ２ＡのＣＳＳと、
タイプ０又はタイプ０ＡのＣＳＳとのうちの少なくとも一つに関連する。
タイプ１の共通サーチスペースＣＳＳと、
タイプ２又はタイプ２ＡのＣＳＳと、
タイプ０又はタイプ０ＡのＣＳＳとのうちの少なくとも一つに関連する。
【0108】
選択的に、前記第一の情報は、
ＢＷＰ共通下りリンクシグナリングと、
ＢＷＰ専用下りリンクシグナリングと、
システム情報ブロック周波数情報下りリンクシグナリングと、
周波数情報下りリンクシグナリングと、
サービングセル共通構成シグナリングと、
サービングセル構成シグナリングとのうちの少なくとも一つのシグナリングに含まれる。
ＢＷＰ共通下りリンクシグナリングと、
ＢＷＰ専用下りリンクシグナリングと、
システム情報ブロック周波数情報下りリンクシグナリングと、
周波数情報下りリンクシグナリングと、
サービングセル共通構成シグナリングと、
サービングセル構成シグナリングとのうちの少なくとも一つのシグナリングに含まれる。
【0109】
選択的に、前記第一の情報を搬送する第一のシグナリングは、
端末専用シグナリング、セル専用シグナリング及びシステム情報のうちの少なくとも一つを含む。
端末専用シグナリング、セル専用シグナリング及びシステム情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0110】
選択的に、前記第一のＳＳＢの第二の情報は、システム情報と、第一の対象と、端末専用の無線リソース制御ＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つの第二のシグナリングによって運ばれ、
ここで、前記第一の対象は、下りリンク物理層シグナリング又は層１シグナリングである。
ここで、前記第一の対象は、下りリンク物理層シグナリング又は層１シグナリングである。
【0111】
選択的に、前記同期信号ブロック受信装置４００は、
前記端末が前記第一の対象によって運ばれる第二の情報及び第二の対象によって運ばれる第二の情報を受信した場合、前記第一の対象及び前記第二の対象に基づき、前記第一のＳＳＢの第二の情報を決定するための決定モジュールをさらに含み、
ここで、前記第二の対象は、前記システム情報と、端末専用のＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つを含む。
前記端末が前記第一の対象によって運ばれる第二の情報及び第二の対象によって運ばれる第二の情報を受信した場合、前記第一の対象及び前記第二の対象に基づき、前記第一のＳＳＢの第二の情報を決定するための決定モジュールをさらに含み、
ここで、前記第二の対象は、前記システム情報と、端末専用のＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つを含む。
【0112】
選択的に、前記第一のＳＳＢの第二の情報は、
利用可能な情報と、
利用不可な情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更するように指示するための変更情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更しないように指示するための変更しない情報とのうちの少なくとも一つを含む。
利用可能な情報と、
利用不可な情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更するように指示するための変更情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更しないように指示するための変更しない情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0113】
選択的に、前記利用可能な情報は、
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
【0114】
選択的に、前記第二の情報の有効化時間の時間長は、
前記第二の情報の有効化時間は、上位層によって構成されることと、
前記第二の情報の有効化時間は、予め定義された又は予め構成された一定の時間であることと、
前記第二の情報の有効化時間は、ターゲット指示情報によって指示されることと、
前記第二の情報の有効化時間の終了時刻は、端末が次のターゲット指示情報を受信したことによって決定されることとのうちの少なくとも一つを満たし、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
前記第二の情報の有効化時間は、上位層によって構成されることと、
前記第二の情報の有効化時間は、予め定義された又は予め構成された一定の時間であることと、
前記第二の情報の有効化時間は、ターゲット指示情報によって指示されることと、
前記第二の情報の有効化時間の終了時刻は、端末が次のターゲット指示情報を受信したことによって決定されることとのうちの少なくとも一つを満たし、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
【0115】
選択的に、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻は、
第一の時刻であって、前記第一の時刻は、ターゲット指示情報を受信した時刻又はターゲット指示情報を受信した次の時間ユニットの開始時刻である第一の時刻と、
ターゲットＳＳＢ周期の開始時刻であって、前記ターゲットＳＳＢ周期は、受信したターゲット指示情報に関連するＳＳＢ周期であるターゲットＳＳＢ周期の開始時刻と、
上位層によって構成された時間位置と、
ターゲット指示情報によって指示される第一の基準点とのうちの一つを含み、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
第一の時刻であって、前記第一の時刻は、ターゲット指示情報を受信した時刻又はターゲット指示情報を受信した次の時間ユニットの開始時刻である第一の時刻と、
ターゲットＳＳＢ周期の開始時刻であって、前記ターゲットＳＳＢ周期は、受信したターゲット指示情報に関連するＳＳＢ周期であるターゲットＳＳＢ周期の開始時刻と、
上位層によって構成された時間位置と、
ターゲット指示情報によって指示される第一の基準点とのうちの一つを含み、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
【0116】
選択的に、前記利用不可な情報は、
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信することを見なさず又は期待しないことと、
利用不可な第二の持続時間と、
利用不可な第二の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信することを見なさず又は期待しないことと、
利用不可な第二の持続時間と、
利用不可な第二の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
【0117】
選択的に、前記同期信号ブロック受信装置４００は、
前記端末がターゲット指示情報を受信していない場合、前記第一のＳＳＢが利用可能であるか又は利用不可であるかを決定するための決定モジュールをさらに含む。
前記端末がターゲット指示情報を受信していない場合、前記第一のＳＳＢが利用可能であるか又は利用不可であるかを決定するための決定モジュールをさらに含む。
【0118】
選択的に、前記同期信号ブロック受信装置４００は、
端末が第一のＢＷＰ上でページング又はページング早期指示をモニタリングする必要がある場合、前記第一のＳＳＢの第一の情報及び第一のＳＳＢの第二の情報のうちの少なくとも一つを受信したを期待するための処理モジュールをさらに含み、ここで、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである。
端末が第一のＢＷＰ上でページング又はページング早期指示をモニタリングする必要がある場合、前記第一のＳＳＢの第一の情報及び第一のＳＳＢの第二の情報のうちの少なくとも一つを受信したを期待するための処理モジュールをさらに含み、ここで、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである。
【0119】
選択的に、前記同期信号ブロック受信装置４００は、
第一の上りリンクリソースに基づいて前記ネットワーク側機器に第一の要求を送信するための第二の送信モジュールをさらに含み、前記第一の要求は、前記ネットワーク側機器が第一のＢＷＰ上に前記第一のＳＳＢを送信するように要求するために用いられ、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである。
第一の上りリンクリソースに基づいて前記ネットワーク側機器に第一の要求を送信するための第二の送信モジュールをさらに含み、前記第一の要求は、前記ネットワーク側機器が第一のＢＷＰ上に前記第一のＳＳＢを送信するように要求するために用いられ、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである。
【0120】
選択的に、前記第一の上りリンクリソースは、
物理ランダムアクセスチャネルリソース、メッセージ３に対応するリソース、メッセージＡに対応するリソース及び半静的に構成された許可された物理上りリンク共有チャネルリソースのうちのいずれか一つを含む。
物理ランダムアクセスチャネルリソース、メッセージ３に対応するリソース、メッセージＡに対応するリソース及び半静的に構成された許可された物理上りリンク共有チャネルリソースのうちのいずれか一つを含む。
【0121】
選択的に、前記第一の要求の応答情報は、前記第一のＳＳＢの第一の情報と第一のＳＳＢの第二の情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0122】
図５を参照すると、本出願の実施例は、同期信号ブロック送信装置をさらに提供し、この同期信号ブロック送信装置５００は、
第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を送信し、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを送信するための第一の送信モジュール５０１を含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を送信し、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを送信するための第一の送信モジュール５０１を含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
【0123】
選択的に、前記周波数領域開始位置は、絶対周波数領域位置又は周波数オフセットパラメータによって構成される。
【0124】
選択的に、前記周波数領域開始位置は、周波数オフセット参照位置に基づいて決定され、前記周波数オフセット参照位置は、
第一の帯域幅部分ＢＷＰの開始位置と、第一のＢＷＰの終了位置と、第二のＢＷＰの開始位置と、第二のＢＷＰの終了位置と、第二のＳＳＢの開始位置と、第二のＳＳＢの終了位置と、番号が０の制御リソースセットの開始位置と、番号が０の制御リソースセットの終了位置と、第一の制御リソースセットの開始位置と、第一の制御リソースセットの終了位置と、基準点Ａと、サービングセルの開始位置及びサービングセルの終了位置とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の制御リソースセットは、第一のＢＷＰ上に含まれる最小インデックスの制御リソースセット又は最大インデックスの制御リソースセットであり、前記第一のＢＷＰは、端末が前記第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、第二のＳＳＢを含むＢＷＰであり、前記第二のＳＳＢは、セル定義ＳＳＢである。
第一の帯域幅部分ＢＷＰの開始位置と、第一のＢＷＰの終了位置と、第二のＢＷＰの開始位置と、第二のＢＷＰの終了位置と、第二のＳＳＢの開始位置と、第二のＳＳＢの終了位置と、番号が０の制御リソースセットの開始位置と、番号が０の制御リソースセットの終了位置と、第一の制御リソースセットの開始位置と、第一の制御リソースセットの終了位置と、基準点Ａと、サービングセルの開始位置及びサービングセルの終了位置とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の制御リソースセットは、第一のＢＷＰ上に含まれる最小インデックスの制御リソースセット又は最大インデックスの制御リソースセットであり、前記第一のＢＷＰは、端末が前記第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、第二のＳＳＢを含むＢＷＰであり、前記第二のＳＳＢは、セル定義ＳＳＢである。
【0125】
選択的に、前記第一の制御リソースセットは、
タイプ１の共通サーチスペースＣＳＳと、
タイプ２又はタイプ２ＡのＣＳＳと、
タイプ０又はタイプ０ＡのＣＳＳとのうちの少なくとも一つに関連する。
タイプ１の共通サーチスペースＣＳＳと、
タイプ２又はタイプ２ＡのＣＳＳと、
タイプ０又はタイプ０ＡのＣＳＳとのうちの少なくとも一つに関連する。
【0126】
選択的に、前記第一の情報は、
ＢＷＰ共通下りリンクシグナリングと、
ＢＷＰ専用下りリンクシグナリングと、
システム情報ブロック周波数情報下りリンクシグナリングと、
周波数情報下りリンクシグナリングと、
サービングセル共通構成シグナリングと、
サービングセル構成シグナリングとのうちの少なくとも一つのシグナリングに含まれる。
ＢＷＰ共通下りリンクシグナリングと、
ＢＷＰ専用下りリンクシグナリングと、
システム情報ブロック周波数情報下りリンクシグナリングと、
周波数情報下りリンクシグナリングと、
サービングセル共通構成シグナリングと、
サービングセル構成シグナリングとのうちの少なくとも一つのシグナリングに含まれる。
【0127】
選択的に、前記第一の情報を搬送する第一のシグナリングは、
端末専用シグナリング、セル専用シグナリング及びシステム情報のうちの少なくとも一つを含む。
端末専用シグナリング、セル専用シグナリング及びシステム情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0128】
選択的に、前記第一のＳＳＢの第二の情報は、システム情報と、第一の対象と、端末専用の無線リソース制御ＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つの第二のシグナリングによって運ばれ、
ここで、前記第一の対象は、下りリンク物理層シグナリング又は層１シグナリングである。
ここで、前記第一の対象は、下りリンク物理層シグナリング又は層１シグナリングである。
【0129】
選択的に、前記第一のＳＳＢの第二の情報は、
利用可能な情報と、
利用不可な情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更するように指示するための変更情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更しないように指示するための変更しない情報とのうちの少なくとも一つを含む。
利用可能な情報と、
利用不可な情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更するように指示するための変更情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更しないように指示するための変更しない情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0130】
選択的に、前記利用可能な情報は、
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
【0131】
選択的に、前記第二の情報の有効化時間の時間長は、
前記第二の情報の有効化時間は、上位層によって構成されることと、
前記第二の情報の有効化時間は、予め定義された又は予め構成された一定の時間であることと、
前記第二の情報の有効化時間は、ターゲット指示情報によって指示されることと、
前記第二の情報の有効化時間の終了時刻は、端末が次のターゲット指示情報を受信したことによって決定されることとのうちの少なくとも一つを満たし、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
前記第二の情報の有効化時間は、上位層によって構成されることと、
前記第二の情報の有効化時間は、予め定義された又は予め構成された一定の時間であることと、
前記第二の情報の有効化時間は、ターゲット指示情報によって指示されることと、
前記第二の情報の有効化時間の終了時刻は、端末が次のターゲット指示情報を受信したことによって決定されることとのうちの少なくとも一つを満たし、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
【0132】
選択的に、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻は、
第一の時刻であって、前記第一の時刻は、ターゲット指示情報を受信した時刻又はターゲット指示情報を受信した次の時間ユニットの開始時刻である第一の時刻と、
ターゲットＳＳＢ周期の開始時刻であって、前記ターゲットＳＳＢ周期は、受信したターゲット指示情報に関連するＳＳＢ周期であるターゲットＳＳＢ周期の開始時刻と、
上位層によって構成された時間位置と、
ターゲット指示情報によって指示される第一の基準点とのうちの一つを含み、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
第一の時刻であって、前記第一の時刻は、ターゲット指示情報を受信した時刻又はターゲット指示情報を受信した次の時間ユニットの開始時刻である第一の時刻と、
ターゲットＳＳＢ周期の開始時刻であって、前記ターゲットＳＳＢ周期は、受信したターゲット指示情報に関連するＳＳＢ周期であるターゲットＳＳＢ周期の開始時刻と、
上位層によって構成された時間位置と、
ターゲット指示情報によって指示される第一の基準点とのうちの一つを含み、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
【0133】
選択的に、前記利用不可な情報は、
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信することを見なさず又は期待しないことと、
利用不可な第二の持続時間と、
利用不可な第二の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信することを見なさず又は期待しないことと、
利用不可な第二の持続時間と、
利用不可な第二の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
【0134】
選択的に、前記同期信号ブロック送信装置５００は、
第一の上りリンクリソースに基づいて端末によって送信された第一の要求を受信するための第二の受信モジュールをさらに含み、前記第一の要求は、前記ネットワーク側機器が第一のＢＷＰ上に前記第一のＳＳＢを送信するように要求するために用いられ、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである。
第一の上りリンクリソースに基づいて端末によって送信された第一の要求を受信するための第二の受信モジュールをさらに含み、前記第一の要求は、前記ネットワーク側機器が第一のＢＷＰ上に前記第一のＳＳＢを送信するように要求するために用いられ、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである。
【0135】
選択的に、前記第一の上りリンクリソースは、
物理ランダムアクセスチャネルリソース、メッセージ３に対応するリソース、メッセージＡに対応するリソース及び半静的に構成された許可された物理上りリンク共有チャネルリソースのうちのいずれか一つを含む。
物理ランダムアクセスチャネルリソース、メッセージ３に対応するリソース、メッセージＡに対応するリソース及び半静的に構成された許可された物理上りリンク共有チャネルリソースのうちのいずれか一つを含む。
【0136】
選択的に、前記第一の要求の応答情報は、前記第一のＳＳＢの第一の情報と第一のＳＳＢの第二の情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0137】
本出願の実施例における同期信号ブロック受信装置及び同期信号ブロック送信装置は、電子機器であってもよく、例えばオペレーティングシステムを有する電子機器であってもよく、電子機器における部材、例えば集積回路、又はチップであってもい。この電子機器は、端末であってもよく、端末以外の他の機器であってもよい。例示的には、端末は、以上に列挙された端末１１のタイプを含んでもよいが、それらに限らず、他の機器は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ（Ｎｅｔｗｏｒｋ Ａｔｔａｃｈｅｄ Ｓｔｏｒａｇｅ、ＮＡＳ）などであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0138】
本出願の実施例による同期信号ブロック受信装置及び同期信号ブロック送信装置は、図２から図３の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0139】
選択的に、図６に示すように、本出願の実施例は、通信機器６００をさらに提供し、プロセッサ６０１と、メモリ６０２とを含み、メモリ６０２に前記プロセッサ６０１上で運行できるプログラム又は命令が記憶され、例えば、この通信機器６００が端末である場合、このプログラム又は命令がプロセッサ６０１により実行される時、上記同期信号ブロック受信方法の実施例の各ステップを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。この通信機器６００がネットワーク側機器である場合、このプログラム又は命令がプロセッサ６０１により実行される時、上記同期信号ブロック送信方法の実施例の各ステップを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0140】
本出願の実施例は、端末をさらに提供し、この端末は、プロセッサと通信インターフェースとを含み、通信インターフェースは、ネットワーク側機器から第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を取得し、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信するために用いられ、ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。この端末実施例は上記端末側方法実施例に対応しており、上記方法実施例の各実施プロセスと実現方式はいずれもこの端末実施例に適用してもよく、且つ同じ技術効果を達成することができる。具体的に、図７は、本出願の実施例の端末を実現するハードウェア構造概略図である。
【0141】
この端末７００は、無線周波数ユニット７０１、ネットワークモジュール７０２、オーディオ出力ユニット７０３、入力ユニット７０４、センサ７０５、表示ユニット７０６、ユーザ入力ユニット７０７、インターフェースユニット７０８、メモリ７０９及びプロセッサ７１０などのうちの少なくとも一部の部材を含むが、それらに限らない。
【0142】
当業者であれば理解できるように、端末７００は、各部材に給電する電源（例えば、電池）をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ７１０にロジック的に接続されてもよく、それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現する。図７に示す端末構造は、端末に対する限定を構成せず、端末は、図示された部材の数よりも多い又は少ない部材、又はいくつかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよく、ここでこれ以上説明しない。
【0143】
理解すべきこととして、本出願の実施例では、入力ユニット７０４は、グラフィックスプロセッシングユニット（Ｇｒａｐｈｉｃｓ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ、ＧＰＵ）７０４１とマイクロホン７０４２を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ７０４１は、ビデオキャプチャパターン又は画像キャプチャパターンにおいて画像キャプチャ装置（例えば、カメラ）によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。表示ユニット７０６は、表示パネル７０６１を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどの形式で表示パネル７０６１が構成されてもよい。ユーザ入力ユニット７０７は、タッチパネル７０７１及び他の入力機器７０７２のうちの少なくとも一つを含む。タッチパネル７０７１は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル７０７１は、タッチ検出装置とタッチコントローラとの二つの部分を含んでもよい。他の入力機器７０７２は、物理的キーボード、機能キー（例えば、音量制御ボタン、スイッチボタンなど）、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らず、ここでこれ以上説明しない。
【0144】
本出願の実施例では、無線周波数ユニット７０１は、ネットワーク側機器からの下りリンクデータを受信した後、プロセッサ７１０に伝送して処理させることができ、また、無線周波数ユニット７０１は、ネットワーク側機器に上りリンクデータを送信することができる。一般的には、無線周波数ユニット７０１は、アンテナと、増幅器と、送受信機と、カプラと、低雑音増幅器と、デュプレクサなどとを含むが、それらに限らない。
【0145】
メモリ７０９は、ソフトウェアプログラム又は命令、及び各種のデータを記憶するために使用されてもよい。メモリ７０９は、主にプログラム又は命令を記憶する第一の記憶領域とデータを記憶する第二の記憶領域を含んでもよく、ここで、第一の記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム又は命令（例えば、音声再生機能、画像再生機能など）などを記憶することができる。また、メモリ７０９は、揮発性メモリ又は非揮発性メモリを含んでもよく、又は、メモリ７０９は、揮発性と非揮発性メモリの両方を含んでもよい。ここで、非揮発性メモリは、リードオンリーメモリ（Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ、ＲＯＭ）、プログラマブルリードオンリーメモリ（Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ＲＯＭ、ＰＲＯＭ）、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ（Ｅｒａｓａｂｌｅ ＰＲＯＭ、ＥＰＲＯＭ）、電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ（Ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙ ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ）又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ、ＲＡＭ）、スタティックランダムアクセスメモリ（Ｓｔａｔｉｃ ＲＡＭ、ＳＲＡＭ）、ダイナミックランダムアクセスメモリ（Ｄｙｎａｍｉｃ ＲＡＭ、ＤＲＡＭ）、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ（Ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ ＤＲＡＭ、ＳＤＲＡＭ）、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ（Ｄｏｕｂｌｅ Ｄａｔａ Ｒａｔｅ ＳＤＲＡＭ、ＤＤＲＳＤＲＡＭ）、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ（Ｅｎｈａｎｃｅｄ ＳＤＲＡＭ、ＥＳＤＲＡＭ）、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ（Ｓｙｎｃｈ ｌｉｎｋ ＤＲＡＭ、ＳＬＤＲＡＭ）及びダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ（Ｄｉｒｅｃｔ Ｒａｍｂｕｓ ＲＡＭ、ＤＲＲＡＭ）であってもよい。本出願の実施例におけるメモリ７０９は、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、それらに限らない。
【0146】
プロセッサ７１０は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよく、選択的に、プロセッサ７１０は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを統合し、ここで、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェースとアプリケーションプログラムなどに関する操作を処理するものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信信号を処理するものであり、例えばベースバンドプロセッサである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ７１０に統合されなくてもよい。
【0147】
ここで、無線周波数ユニット７０１は、ネットワーク側機器から第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を取得し、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信するために用いられ、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。
【0148】
選択的に、前記周波数領域開始位置は、絶対周波数領域位置又は周波数オフセットパラメータによって構成される。
【0149】
選択的に、前記周波数領域開始位置は、周波数オフセット参照位置に基づいて決定され、前記周波数オフセット参照位置は、
第一の帯域幅部分ＢＷＰの開始位置と、第一のＢＷＰの終了位置と、第二のＢＷＰの開始位置と、第二のＢＷＰの終了位置と、第二のＳＳＢの開始位置と、第二のＳＳＢの終了位置と、番号が０の制御リソースセットの開始位置と、番号が０の制御リソースセットの終了位置と、第一の制御リソースセットの開始位置と、第一の制御リソースセットの終了位置と、基準点Ａと、サービングセルの開始位置及びサービングセルの終了位置とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の制御リソースセットは、第一のＢＷＰ上に含まれる最小インデックスの制御リソースセット又は最大インデックスの制御リソースセットであり、前記第一のＢＷＰは、前記端末が前記第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、第二のＳＳＢを含むＢＷＰであり、前記第二のＳＳＢは、セル定義ＳＳＢである。
第一の帯域幅部分ＢＷＰの開始位置と、第一のＢＷＰの終了位置と、第二のＢＷＰの開始位置と、第二のＢＷＰの終了位置と、第二のＳＳＢの開始位置と、第二のＳＳＢの終了位置と、番号が０の制御リソースセットの開始位置と、番号が０の制御リソースセットの終了位置と、第一の制御リソースセットの開始位置と、第一の制御リソースセットの終了位置と、基準点Ａと、サービングセルの開始位置及びサービングセルの終了位置とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の制御リソースセットは、第一のＢＷＰ上に含まれる最小インデックスの制御リソースセット又は最大インデックスの制御リソースセットであり、前記第一のＢＷＰは、前記端末が前記第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、第二のＳＳＢを含むＢＷＰであり、前記第二のＳＳＢは、セル定義ＳＳＢである。
【0150】
選択的に、前記第一の制御リソースセットは、
タイプ１の共通サーチスペースＣＳＳと、
タイプ２又はタイプ２ＡのＣＳＳと、
タイプ０又はタイプ０ＡのＣＳＳとのうちの少なくとも一つに関連する。
タイプ１の共通サーチスペースＣＳＳと、
タイプ２又はタイプ２ＡのＣＳＳと、
タイプ０又はタイプ０ＡのＣＳＳとのうちの少なくとも一つに関連する。
【0151】
選択的に、前記第一の情報は、
ＢＷＰ共通下りリンクシグナリングと、
ＢＷＰ専用下りリンクシグナリングと、
システム情報ブロック周波数情報下りリンクシグナリングと、
周波数情報下りリンクシグナリングと、
サービングセル共通構成シグナリングと、
サービングセル構成シグナリングとのうちの少なくとも一つのシグナリングに含まれる。
ＢＷＰ共通下りリンクシグナリングと、
ＢＷＰ専用下りリンクシグナリングと、
システム情報ブロック周波数情報下りリンクシグナリングと、
周波数情報下りリンクシグナリングと、
サービングセル共通構成シグナリングと、
サービングセル構成シグナリングとのうちの少なくとも一つのシグナリングに含まれる。
【0152】
選択的に、前記第一の情報を搬送する第一のシグナリングは、
端末専用シグナリング、セル専用シグナリング及びシステム情報のうちの少なくとも一つを含む。
端末専用シグナリング、セル専用シグナリング及びシステム情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0153】
選択的に、前記第一のＳＳＢの第二の情報は、システム情報と、第一の対象と、端末専用の無線リソース制御ＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つの第二のシグナリングによって運ばれ、
ここで、前記第一の対象は、下りリンク物理層シグナリング又は層１シグナリングである。
ここで、前記第一の対象は、下りリンク物理層シグナリング又は層１シグナリングである。
【0154】
選択的に、前記プロセッサ７１０は、前記端末が前記第一の対象によって運ばれる第二の情報及び第二の対象によって運ばれる第二の情報を受信した場合、前記第一の対象及び前記第二の対象に基づき、前記第一のＳＳＢの第二の情報を決定するために用いられ、
ここで、前記第二の対象は、前記システム情報と、端末専用のＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つを含む。
ここで、前記第二の対象は、前記システム情報と、端末専用のＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つを含む。
【0155】
選択的に、前記第一のＳＳＢの第二の情報は、
利用可能な情報と、
利用不可な情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更するように指示するための変更情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更しないことを指示するための変更しない情報とのうちの少なくとも一つを含む。
利用可能な情報と、
利用不可な情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更するように指示するための変更情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更しないことを指示するための変更しない情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0156】
選択的に、前記利用可能な情報は、
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
【0157】
選択的に、前記第二の情報の有効化時間の時間長は、
前記第二の情報の有効化時間は、上位層によって構成されることと、
前記第二の情報の有効化時間は、予め定義された又は予め構成された一定の時間であることと、
前記第二の情報の有効化時間は、ターゲット指示情報によって指示されることと、
前記第二の情報の有効化時間の終了時刻は、端末が次のターゲット指示情報を受信したことによって決定されることとのうちの少なくとも一つを満たし、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
前記第二の情報の有効化時間は、上位層によって構成されることと、
前記第二の情報の有効化時間は、予め定義された又は予め構成された一定の時間であることと、
前記第二の情報の有効化時間は、ターゲット指示情報によって指示されることと、
前記第二の情報の有効化時間の終了時刻は、端末が次のターゲット指示情報を受信したことによって決定されることとのうちの少なくとも一つを満たし、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
【0158】
選択的に、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻は、
第一の時刻であって、前記第一の時刻は、ターゲット指示情報を受信した時刻又はターゲット指示情報を受信した次の時間ユニットの開始時刻である第一の時刻と、
ターゲットＳＳＢ周期の開始時刻であって、前記ターゲットＳＳＢ周期は、受信したターゲット指示情報に関連するＳＳＢ周期であるターゲットＳＳＢ周期の開始時刻と、
上位層によって構成された時間位置と、
ターゲット指示情報によって指示される第一の基準点とのうちの一つを含み、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
第一の時刻であって、前記第一の時刻は、ターゲット指示情報を受信した時刻又はターゲット指示情報を受信した次の時間ユニットの開始時刻である第一の時刻と、
ターゲットＳＳＢ周期の開始時刻であって、前記ターゲットＳＳＢ周期は、受信したターゲット指示情報に関連するＳＳＢ周期であるターゲットＳＳＢ周期の開始時刻と、
上位層によって構成された時間位置と、
ターゲット指示情報によって指示される第一の基準点とのうちの一つを含み、
ここで、前記ターゲット指示情報は、前記第二の情報を指示するために用いられる。
【0159】
選択的に、前記利用不可な情報は、
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信することを見なさず又は期待しないことと、
利用不可な第二の持続時間と、
利用不可な第二の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信することを見なさず又は期待しないことと、
利用不可な第二の持続時間と、
利用不可な第二の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
【0160】
選択的に、前記プロセッサ７１０は、前記端末がターゲット指示情報を受信していない場合、前記第一のＳＳＢが利用可能であるか又は利用不可であるかを決定するために用いられる。
【0161】
選択的に、前記プロセッサ７１０は、端末が第一のＢＷＰ上でページング又はページング早期指示をモニタリングする必要がある場合、前記第一のＳＳＢの第一の情報及び第一のＳＳＢの第二の情報のうちの少なくとも一つを受信したを期待するために用いられ、ここで、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである。
【0162】
選択的に、前記無線周波数ユニット７０１はさらに、第一の上りリンクリソースに基づいて前記ネットワーク側機器に第一の要求を送信するために用いられ、前記第一の要求は、前記ネットワーク側機器が第一のＢＷＰ上に前記第一のＳＳＢを送信するように要求するために用いられ、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである。
【0163】
選択的に、前記第一の上りリンクリソースは、
物理ランダムアクセスチャネルリソース、メッセージ３に対応するリソース、メッセージＡに対応するリソース及び半静的に構成された許可された物理上りリンク共有チャネルリソースのうちのいずれか一つを含む。
物理ランダムアクセスチャネルリソース、メッセージ３に対応するリソース、メッセージＡに対応するリソース及び半静的に構成された許可された物理上りリンク共有チャネルリソースのうちのいずれか一つを含む。
【0164】
選択的に、前記第一の要求の応答情報は、前記第一のＳＳＢの第一の情報と第一のＳＳＢの第二の情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0165】
本出願の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供し、このネットワーク側機器は、プロセッサと通信インターフェースとを含み、通信インターフェースは、第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を送信し、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを送信するために用いられ、、ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む。このネットワーク側機器の実施例は、上記ネットワーク側機器の方法の実施例に対応し、上記方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこのネットワーク側機器の実施例に適用でき、且つ同じ技術的効果を達成することができる。
【0166】
具体的に、本出願の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供する。図８に示すように、このネットワーク側機器８００は、アンテナ８０１と、無線周波数装置８０２と、ベースバンド装置８０３と、プロセッサ８０４と、メモリ８０５とを含む。アンテナ８０１と無線周波数装置８０２とが接続される。上りリンク方向において、無線周波数装置８０２は、アンテナ８０１を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置８０３に送信して処理させる。下りリンク方向において、ベースバンド装置８０３は、送信する情報を処理し、無線周波数装置８０２に送信し、無線周波数装置８０２は、受信した情報を処理した後にアンテナ８０１を介して送出する。
【0167】
以上の実施例においてネットワーク側機器により実行される方法は、ベースバンド装置８０３に実現されてもよく、このベースバンド装置８０３は、ベースバンドプロセッサを含む。
【0168】
ベースバンド装置８０３は、例えば少なくとも一つのベースバンドボードを含んでもよく、このベースバンドボード上に複数のチップが設置され、図８に示すように、そのうちの一つのチップは、例えばベースバンドプロセッサであり、バスインターフェースを介してメモリ８０５と接続されて、メモリ８０５におけるプログラムを呼び出し、以上の方法の実施例に示すネットワーク機器操作を実行する。
【0169】
このネットワーク側機器は、ネットワークインターフェース８０６をさらに含んでもよく、このインターフェースは、例えば共通公衆無線インターフェース（ｃｏｍｍｏｎ ｐｕｂｌｉｃ ｒａｄｉｏ ｉｎｔｅｒｆａｃｅ、ＣＰＲＩ）である。
【0170】
具体的には、本発明の実施例のネットワーク側機器８００は、メモリ８０５に記憶されており、且つプロセッサ８０４上で運行できる命令又はプログラムをさらに含み、プロセッサ８０４は、メモリ８０５における命令又はプログラムを呼び出し、図５に示す各モジュールにより実行される方法を実行し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0171】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体は、非揮発性であってもよく、揮発性であってもよく、前記可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記同期信号ブロック受信方法又は同期信号ブロック送信方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0172】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の端末におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリＲＯＭ、ランダムアクセスメモリＲＡＭ、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
【0173】
本出願の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記同期信号ブロック受信方法又は同期信号ブロック送信方法の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0174】
理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0175】
本出願の実施例は、コンピュータプログラム／プログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラム／プログラム製品は、非一時的可読記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム／プログラム製品は、少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、上記同期信号ブロック受信方法又は同期信号ブロック送信方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0176】
本出願の実施例は、端末及びネットワーク側機器を含む通信システムをさらに提供し、前記端末は、以上に記載の同期信号ブロック受信方法のステップを実行するために用いられ、前記ネットワーク側機器は、以上に記載の同期信号ブロック送信方法のステップを実行するために用いられてもよい。
【0177】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「が含まれる」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない限り、「…を一つ含む」という文章で限定された要素は、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素がさらに存在することを除外するものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施形態における方法及び装置の範囲は、示された又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば、記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行してもよく、かつ様々なステップについて追加、省略又は組み合わせを行ってもよい。また、いくつかの例示を参照して記述された特徴は、他の例示に組み合わせられてもよい。
【0178】
以上の実施形態の記述によって、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態で実現されてもよく、勿論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者がより好適な実施形態であることは、当業者であれば明瞭に理解できる。このような理解から、本出願の技術案の実質的又は従来の技術に寄与した部分は、コンピュータソフトウェア製品の形式で具現化され、このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体（例えば、ＲＯＭ／ＲＡＭ、磁気ディスク、光ディスク）に記憶され、一台の端末（携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい）に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるように、若干の命令を含んでもよい。
【0179】
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施形態に限らない。上記の具体的な実施形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と請求項が保護する範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【手続補正書】
【提出日】2024-07-26
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
同期信号ブロック受信方法であって、この方法は、端末は、ネットワーク側機器から第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を取得することと、
前記端末は、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを受信することとを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む、同期信号ブロック受信方法。
【請求項2】
前記第一のＳＳＢの第二の情報は、システム情報と、第一の対象と、端末専用の無線リソース制御ＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つの第二のシグナリングによって運ばれ、ここで、前記第一の対象は、下りリンク物理層シグナリング又は層１シグナリングである、請求項１に記載の方法。
【請求項3】
前記第一のＳＳＢの第二の情報は、利用可能な情報と、
利用不可な情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更するように指示するための変更情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更しないように指示するための変更しない情報とのうちの少なくとも一つを含む、請求項２に記載の方法。
【請求項4】
前記利用可能な情報は、端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の基準点は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む、請求項３に記載の方法。
【請求項5】
前記周波数領域開始位置は、絶対周波数領域位置又は周波数オフセットパラメータによって構成される、請求項１から４のいずれか１項に記載の方法。
【請求項6】
前記第一の情報は、ＢＷＰ共通下りリンクシグナリングと、
ＢＷＰ専用下りリンクシグナリングと、
システム情報ブロック周波数情報下りリンクシグナリングと、
周波数情報下りリンクシグナリングと、
サービングセル共通構成シグナリングと、
サービングセル構成シグナリングとのうちの少なくとも一つのシグナリングに含まれる、請求項１から４のいずれか１項に記載の方法。
【請求項7】
前記第一の情報を搬送する第一のシグナリングは、端末専用シグナリング、セル専用シグナリング及びシステム情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項１から４のいずれか１項に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、前記端末が、第一の上りリンクリソースに基づいて前記ネットワーク側機器に第一の要求を送信することをさらに含み、前記第一の要求は、前記ネットワーク側機器が第一のＢＷＰ上に前記第一のＳＳＢを送信するように要求するために用いられ、前記第一のＢＷＰは、前記端末が第二のＢＷＰから独立した初期ＢＷＰ及び前記端末がアクティブ化したＢＷＰのうちの少なくとも一つであり、前記第二のＢＷＰは、セル定義ＳＳＢを含むＢＷＰである、請求項１から４のいずれか１項に記載の方法。
【請求項9】
前記第一の上りリンクリソースは、物理ランダムアクセスチャネルリソース、メッセージ３に対応するリソース、メッセージＡに対応するリソース及び半静的に構成された許可された物理上りリンク共有チャネルリソースのうちのいずれか一つを含む、請求項８に記載の方法。
【請求項10】
同期信号ブロック送信方法であって、この方法は、ネットワーク側機器は、第一の同期信号ブロックＳＳＢの第一の情報を送信することと、
前記ネットワーク側機器は、前記第一の情報に基づいて前記第一のＳＳＢを送信することとを含み、
ここで、前記第一のＳＳＢは、非セル定義ＳＳＢであり、前記第一の情報は、周波数領域開始位置と、サブキャリア間隔ＳＣＳと、ＳＳＢインデックスと、ＳＳＢ周期と、ＳＳＢ送信パワーと、物理セル識別子ＰＣＩとのうちの少なくとも一つを含む、同期信号ブロック送信方法。
【請求項11】
前記第一のＳＳＢの第二の情報は、システム情報と、第一の対象と、端末専用の無線リソース制御ＲＲＣシグナリングと、ＲＲＣ接続解放メッセージとのうちの少なくとも一つの第二のシグナリングによって運ばれ、ここで、前記第一の対象は、下りリンク物理層シグナリング又は層１シグナリングである、請求項１０に記載の方法。
【請求項12】
前記第一のＳＳＢの第二の情報は、利用可能な情報と、
利用不可な情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更するように指示するための変更情報と、
前回受信した第二のシグナリングにより運ばれる第二の情報における利用可能な情報及び／又は利用不可な情報のうちの少なくとも一つを変更しないように指示するための変更しない情報とのうちの少なくとも一つを含む、請求項１１に記載の方法。
【請求項13】
プロセッサと、メモリとを含み、前記メモリは、前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令を記憶し、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項１に記載の同期信号ブロック受信方法のステップを実現する、端末。
【請求項14】
プロセッサと、メモリとを含み、前記メモリは、前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令を記憶し、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項１０から１２のいずれか１項に記載の同期信号ブロック送信方法のステップを実現する、ネットワーク側機器。
【請求項15】
プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項１に記載の同期信号ブロック受信方法のステップを実現し、又は請求項１０から１２のいずれか１項に記載の同期信号ブロック送信方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１６
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
第十二の態様によれば、コンピュータプログラム／プログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム／プログラム製品が記憶媒体に記憶され、前記コンピュータプログラム／プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、第一の態様に記載の方法のステップを実現し、又は第二の態様に記載の方法のステップを実現する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００６９
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0069】
本出願の実施例では、前記利用可能な情報は、
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の基準点は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の基準点は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００９５
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0095】
選択的に、前記利用可能な情報は、
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の基準点は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の基準点は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０１１３
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0113】
選択的に、前記利用可能な情報は、
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の基準点は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の基準点は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０１３０
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0130】
選択的に、前記利用可能な情報は、
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の基準点は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の基準点は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０１４３
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0143】
理解すべきこととして、本出願の実施例では、入力ユニット７０４は、グラフィックスプロセッサ（Ｇｒａｐｈｉｃｓ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ、ＧＰＵ）７０４１とマイクロホン７０４２を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ７０４１は、ビデオキャプチャパターン又は画像キャプチャパターンにおいて画像キャプチャ装置（例えば、カメラ）によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。表示ユニット７０６は、表示パネル７０６１を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどの形式で表示パネル７０６１が構成されてもよい。ユーザ入力ユニット７０７は、タッチパネル７０７１及び他の入力機器７０７２のうちの少なくとも一つを含む。タッチパネル７０７１は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル７０７１は、タッチ検出装置とタッチコントローラとの二つの部分を含んでもよい。他の入力機器７０７２は、物理的キーボード、機能キー（例えば、音量制御ボタン、スイッチボタンなど）、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らず、ここでこれ以上説明しない。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０１５６
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0156】
選択的に、前記利用可能な情報は、
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の基準点は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
端末は、ネットワーク側機器が前記第一のＳＳＢを送信したと見なすか又は期待することと、
利用可能な第一の持続時間であって、前記第一の持続時間は、前記第二の情報の有効化時間の時間長を決定するために用いられる利用可能な第一の持続時間と、
利用可能な第一の基準点であって、前記第一の基準点は、前記第二の情報の有効化時間の開始時刻を決定するために用いられる利用可能な第一の基準点とのうちの少なくとも一つを含む。
【国際調査報告】