(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-02-06
(54)【発明の名称】非パブリックネットワーク(NPN)測定のためのシステムおよび方法
(51)【国際特許分類】
H04W 24/02 20090101AFI20250130BHJP
H04W 72/231 20230101ALI20250130BHJP
H04W 64/00 20090101ALI20250130BHJP
【FI】
H04W24/02
H04W72/231
H04W64/00 160
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024532800
(86)(22)【出願日】2022-08-05
(85)【翻訳文提出日】2024-08-13
(86)【国際出願番号】 CN2022110677
(87)【国際公開番号】W WO2024026870
(87)【国際公開日】2024-02-08
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza,Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】リウ, ジュアン
(72)【発明者】
【氏名】リー, ダペン
(72)【発明者】
【氏名】ハン, ジレン
(72)【発明者】
【氏名】ガオ, イン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン, マン
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA33
5K067DD17
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE16
5K067FF03
5K067JJ51
(57)【要約】
非パブリックネットワーク(NPN)測定のためのシステムおよび方法が提示される。無線通信ノードが、無線通信デバイスに、無線通信デバイスにより実行されるべき第1の測定の非パブリックネットワーク(NPN)範囲のインディケーションを含む第1の構成を含む第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを送信し得る。無線通信ノードは、NPN範囲にしたがって第1の測定を無線通信デバイスに実行させてもよい。無線通信ノードは、運用、管理、および保守(OAM)システムから、第1の測定のNPN範囲の第1のインディケーションを受信してもよい。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信ノードによって、無線通信デバイスに、前記無線通信デバイスにより実行されるべき第1の測定の非パブリックネットワーク(NPN)範囲のインディケーションを含む第1の構成を含む第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを送信することと、
前記NPN範囲にしたがって前記第1の測定を前記無線通信デバイスに実行させることと
を含む、方法。
【請求項2】
前記第1の構成は、ドライブテスト最小化(MDT)構成または体感品質(QoE)構成を含み、前記第1の測定は、MDT測定またはQoE測定を含み、前記方法は、
前記無線通信ノードにより、運用、管理、および保守(OAM)システムから、前記第1の測定の前記NPN範囲の第1のインディケーションを受信すること
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記NPN範囲は、
前記第1の測定のために許容されたスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)を示すためのSNPNの識別子のリスト、または
前記第1の測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すためのクローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト
のうちの少なくとも一方を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記無線通信ノードにより、少なくとも1つの候補デバイスから、運用、管理、および保守(OAM)システムからの、前記第1の測定の前記NPN範囲の第1のインディケーションと、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)からの、前記少なくとも1つの候補デバイスのそれぞれの前記第1の測定のそれぞれのNPN範囲の第2のインディケーションとにしたがって、前記無線通信デバイスを選択することと、
前記無線通信ノードによって、前記第1のインディケーションと前記第2のインディケーションとにしたがって、前記第1の構成における前記第1の測定の前記NPN範囲を構成することと、
前記無線通信ノードによって、第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを介して前記第1の構成を前記無線通信デバイスに送信することと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記無線通信ノードによって、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、前記無線通信デバイスと関連付けられる新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを受信することを含み、
前記NGAPメッセージは、前記第1の測定の前記NPN範囲の少なくとも第2のインディケーションを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記無線通信ノードによって、前記無線通信デバイスから、前記第1の測定の結果と、前記結果と関連付けられるスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)またはクローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別表示とを含む第2のRRCメッセージを受信することを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記無線通信ノードによって、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、前記無線通信デバイスと関連付けられる新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを受信することを含み、前記NGAPメッセージが前記第1の構成を含み、
前記第1の構成は、前記第1の測定の前記NPN範囲の前記インディケーションを含み、
前記第1の構成は、ドライブテスト最小化(MDT)構成を含み、前記第1の測定は、MDT測定を含み、または
前記第1の構成は、体感品質(QoE)構成を含み、前記第1の測定は、QoE測定を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記無線通信ノードによって、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、前記無線通信デバイスに対する体感品質(QoE)構成を受信することを含み、前記QoE構成は、
前記無線通信デバイスが高速シナリオにあるというインディケーション、または
エリアカバレッジのインディケーションであって、
広いエリア範囲に対するセル識別子の拡張リスト、
広いエリア範囲に対するトラッキングエリア(TA)の拡張リスト、
広いエリア範囲に対するパブリック陸上モバイルネットワーク(PLMN)識別子の拡張リスト、
広いエリア範囲に対するスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)識別子の拡張リスト、または
広いエリア範囲に対するクローズド・アクセス・グループ(CAG)識別子の拡張リスト
のうちの少なくとも1つを含む、エリアカバレッジのインディケーションと
のうちの少なくとも一方を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記無線通信デバイスによってアクセスされている後続の無線通信ノードは、前記QoE構成を要求するために、新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを前記AMFに送信する、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記AMFは、前記QoE構成の記憶されたコピーを取得し、前記NGAPメッセージに応答して、前記QoE構成を前記後続の無線通信ノードに送信する、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
無線通信デバイスによって、無線通信ノードから、前記無線通信デバイスによって実行されるべき第1の測定のNPN範囲のインディケーションを含む第1の構成を含む第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを受信することと、
前記無線通信デバイスによって、前記NPN範囲にしたがって前記第1の測定を行うことと
を含む、方法。
【請求項12】
少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときに請求項1から11のいずれか一項に記載の方法を前記少なくとも1つのプロセッサに実行させることができる命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項13】
請求項1から11のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される少なくとも1つのプロセッサを備える装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
技術分野
本開示は、一般に、非パブリックネットワーク(NPN)測定のためのシステムおよび方法を含むがこれらに限定されない無線通信に関する。
【背景技術】
【0002】
背景
標準化団体である第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))は、現在、5G新無線(5G NR)と呼ばれる新しい無線インターフェース、並びに次世代パケットコアネットワーク(NG-CNまたはNGC)の規定を進めている。5G NRは、3つの主要な構成要素、すなわち、5Gアクセスネットワーク(5G-AN)、5Gコアネットワーク(5GC)、およびユーザ機器(UE)を有する。異なるデータサービスおよび要件の有効化を容易にするために、ネットワーク機能とも呼ばれる5GCの要素は簡略化されており、それらの一部はソフトウェアベースであり、一部はハードウェアベースであるため、必要に応じて適合することができる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
概要
本明細書に開示された例示的な実施形態は、従来技術において提示された1つ以上の課題に関連する問題を解決すること、並びに添付の図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによって容易に明らかになる更なる特徴を提供することを対象とする。様々な実施形態によれば、例示的なシステム、方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品が本明細書に開示されている。しかしながら、これらの実施形態は、例として提示されており、限定するものではなく、また、本開示を読む当業者に明らかなように、開示された実施形態に対する様々な修正(例えば、様々な開示された例、実施形態、および/または実施態様からの特徴を組み合わせることを含む)は、本開示の範囲内に留まりながら行われ得る。
【0004】
少なくとも1つの態様は、以下のシステム、方法、装置、またはコンピュータ可読媒体に関する。無線通信ノード(例えば、gNB)が、無線通信デバイス(例えば、UE)に、無線通信デバイスにより実行されるべき第1の測定(例えば、MDTおよび/またはQoE測定)の非パブリックネットワーク(NPN)範囲のインディケーションを含む第1の構成(例えば、MDTおよび/またはQoE構成)を含む第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを送信し得る。無線通信ノードは、NPN範囲にしたがって(例えば、NPN範囲内で)第1の測定を無線通信デバイスに実行させ得る。
【0005】
幾つかの実施形態において、第1の構成は、ドライブテスト最小化(MDT)構成または体感品質(QoE)構成を含んでもよい。第1の測定は、MDT測定またはQoE測定を含んでもよい。無線通信ノードは、運用、管理、および保守(OAM)システムから、第1の測定のNPN範囲の第1のインディケーションを受信してもよい。特定の実施形態において、OAMシステムからのNPN範囲は、MDT/QOE構成の範囲外(MDT/QOE構成の測定範囲外)であってもよい。
【0006】
幾つかの実施形態において、NPN範囲は、第1の測定のために許容されたスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)を示すためのSNPNの識別子のリスト、または第1の測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すためのクローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト、のうちの少なくとも一方を含んでもよい。
【0007】
幾つかの実施形態において、無線通信ノードは、少なくとも1つの候補デバイスから、運用、管理、および保守(OAM)システムからの、第1の測定のNPN範囲の第1のインディケーションと、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)からの、少なくとも1つの候補デバイスのそれぞれの第1の測定のそれぞれのNPN範囲の第2のインディケーションとにしたがって、無線通信デバイスを選択してもよい。無線通信ノードは、第1のインディケーションと第2のインディケーションとにしたがって、第1の構成における第1の測定のNPN範囲を構成してもよい。無線通信ノードは、第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを介して第1の構成を無線通信デバイスに送信してもよい。幾つかの実施形態において、無線通信ノードは、第1の測定の結果と、無線通信デバイスからの結果と関連付けられるスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)またはクローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別表示とを含む第2のRRCメッセージを受信してもよい。
【0008】
幾つかの実施形態において、無線通信ノードは、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、無線通信デバイスと関連付けられる新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを受信してもよい。NGAPメッセージは、第1の測定のNPN範囲の少なくとも第2のインディケーションを含んでもよい。
【0009】
幾つかの実施形態において、無線通信ノードは、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、無線通信デバイスと関連付けられる新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを受信してもよい。NGAPメッセージは第1の構成を含んでもよい。第1の構成は、第1の測定のNPN範囲のインディケーションを含んでもよい。第1の構成は、ドライブテスト最小化(MDT)構成を含んでもよい。第1の測定は、MDT測定を含んでもよい。幾つかの実施形態では、第1の構成が体感品質(QoE)構成を含んでもよい。第1の測定がQoE測定を含んでもよい。
【0010】
幾つかの実施形態において、無線通信ノード(例えば、NG-RANノード1)は、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、無線通信デバイス(例えば、UE)に対する体感品質(QoE)構成を受信してもよい。QoE構成は、無線通信デバイスが高速シナリオにあるというインディケーション、または、エリアカバレッジのインディケーションであって、広いエリア範囲に対するセル識別子の拡張リスト、広いエリア範囲に対するトラッキングエリア(TA)の拡張リスト、広いエリア範囲に対するパブリック陸上モバイルネットワーク(PLMN)識別子の拡張リスト、広いエリア範囲対するスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)識別子の拡張リスト、または、広いエリア範囲に対するクローズド・アクセス・グループ(CAG)識別子の拡張リスト、のうちの少なくとも1つを含む、エリアカバレッジのインディケーション、のうちの少なくとも1つを含み得る。無線通信デバイスによってアクセスされている後続の無線通信ノード(例えば、NG-RANノードX)は、QoE構成を要求するために、新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージをAMFに送信してもよい。AMFは、QoE構成の記憶されたコピーを取得してもよく、NGAPメッセージに応答して、QoE構成を後続の無線通信ノードに送信してもよい。
【0011】
幾つかの実施形態において、無線通信デバイス(例えば、UE)は、無線通信ノード(例えば、gNB)から、無線通信デバイスによって実行されるべき第1の測定(例えば、MDTおよび/またはQoE測定)のNPN範囲のインディケーションを含む第1の構成(例えば、MDTおよび/またはQoE構成)を含む第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを受信してもよい。無線通信デバイスは、NPN範囲にしたがって第1の測定を行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本解決策の様々な例示的な実施形態が、以下の図または図面を参照して以下に詳細に記載される。図面は、例示のみを目的として提供されており、読者の本解決策の理解を容易にするために本解決策の例示的な実施形態を単に描写している。したがって、図面は、本解決策の広がり、範囲、または適用性を限定するものと見なされるべきではない。例示を明確かつ容易にするために、これらの図面は、必ずしも縮尺通りに描かれていないことに留意されたい。
【0013】
【
図1】本開示の一実施形態に係る、本明細書に開示された技術が実装され得るセルラ通信ネットワークの一例を示す。
【0014】
【
図2】本開示の幾つかの実施形態に係る、基地局およびユーザ機器デバイスの一例のブロック図を示す。
【0015】
【
図3】本開示の幾つかの実施形態に係る、非パブリックネットワーク(NPN)測定のための管理ベースのMDTに対するシーケンス図を示す。
【0016】
【
図4】本開示の幾つかの実施形態に係る、非パブリックネットワーク(NPN)測定のためのシグナリングベースのMDTに対するシーケンス図を示す。
【0017】
【
図5】本開示の幾つかの実施形態に係る、非パブリックネットワーク(NPN)測定のための管理ベースのQoEに対するシーケンス図を示す。
【0018】
【
図6】本開示の幾つかの実施形態に係る、非パブリックネットワーク(NPN)測定のためのシグナリングベースのQoEに対するシーケンス図を示す。
【0019】
【
図7】本開示の幾つかの実施形態に係る、(例えば、高速列車の状況における)シグナリングベースのQoE構成に対するシーケンス図を示す。
【0020】
【
図8】本開示の一実施形態に係る、非パブリックネットワーク(NPN)測定のためのフロー図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0021】
詳細な説明
1.移動通信技術および環境
図1は、本開示の実施形態による、本明細書に開示された技法が実装され得る例示的な無線通信ネットワークおよび/またはシステム100を示している。以下の説明では、無線通信ネットワーク100は、セルラーネットワークまたは狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)ネットワークなどの任意の無線ネットワークであってもよく、本明細書では「ネットワーク100」と呼ばれる。そのような例示的なネットワーク100は、通信リンク110(例えば、無線通信チャネル)を介して互いに通信することができる基地局102(以下「BS102」、無線通信ノードとも呼ばれる)およびユーザ機器デバイス104(以下「UE104」、無線通信デバイスとも呼ばれる)と、地理的エリア101に重なるセル126、130、132、134、136、138、および140のクラスタとを含む。
図1では、BS102およびUE104は、セル126のそれぞれの地理的境界内に含まれている。他のセル130、132、134、136、138および140のそれぞれは、意図されたユーザに適切な無線カバレッジを提供するために、その割り当てられた帯域幅において動作する少なくとも1つの基地局を含み得る。
【0022】
例えば、BS102は、UE104に適切なカバレッジを提供するために、割り当てられたチャネル伝送帯域幅において動作し得る。BS102およびUE104は、それぞれ、ダウンリンク無線フレーム118およびアップリンク無線フレーム124を介して通信することができる。各無線フレーム118/124は、データシンボル122/128を含む場合があるサブフレーム120/127にさらに分割される場合がある。本開示では、BS102およびUE104は、一般に、本明細書に開示された方法を実践することができる「通信ノード」の非限定的な例として本明細書に記載されている。そのような通信ノードは、本解決策の様々な実施形態にしたがって、無線および/または有線通信を行うことが可能であり得る。
【0023】
図2は、本解決策の幾つかの実施形態による、無線通信信号(例えば、OFDM/OFDMA信号)を伝送および受信するための例示的な無線通信システム200のブロック図を示している。システム200は、本明細書に詳細に記載される必要がない既知または従来の動作特徴をサポートするように構成された構成要素および要素を含む場合がある。例示的な一実施形態では、システム200は、前述したように、
図1の無線通信環境100などの無線通信環境においてデータシンボルを通信(例えば、伝送および受信)するために使用することができる。
【0024】
システム200は、一般に、基地局202(以下、「BS202」)およびユーザ機器デバイス204(以下、「UE204」)を含む。BS202は、BS(基地局)トランシーバモジュール210、BSアンテナ212、BSプロセッサモジュール214、BSメモリモジュール216、およびネットワーク通信モジュール218を含み、各モジュールは、データ通信バス220を介して必要に応じて互いに結合および相互接続される。UE204は、UE(ユーザ機器)トランシーバモジュール230、UEアンテナ232、UEメモリモジュール234、およびUEプロセッサモジュール236を含み、各モジュールは、データ通信バス240を介して必要に応じて互いに結合および相互接続される。BS202は、通信チャネル250を介してUE204と通信し、通信チャネル250は、本明細書に記載されたようなデータの伝送に適した任意の無線チャネルまたは他の媒体とすることができる。
【0025】
当業者によって理解されるように、システム200は、
図2に示すモジュール以外の任意の数のモジュールをさらに含み得る。当業者は、本明細書に開示された実施形態に関連して記載された様々な例示的なブロック、モジュール、回路、および処理ロジックが、ハードウェア、コンピュータ可読ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の実際的な組合せで実装され得ることを理解するであろう。ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアのこの互換性および適合性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能に関して全体的に記載されている。そのような機能がハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとして実装されるかどうかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課される設計制約に依存することができる。本明細書に説明する概念に精通した者は、各特定の用途に適した方法においてそのような機能を実施してもよいが、そのような実施判断は、本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
【0026】
幾つかの実施形態によれば、UEトランシーバ230は、本明細書では、アンテナ232に結合された回路をそれぞれ備える無線周波数(RF)送信機およびRF受信機を含む「アップリンク」トランシーバ230と呼ばれ得る。或いは、複信スイッチ(図示せず)は、アップリンク送信機または受信機をアップリンクアンテナに時間複信方式で結合してもよい。同様に、幾つかの実施形態によれば、BSトランシーバ210は、本明細書では、それぞれがアンテナ212に結合される回路を備えるRF送信機およびRF受信機を含む「ダウンリンク」トランシーバ210と呼ばれる場合がある。或いは、ダウンリンク複信スイッチは、ダウンリンク送信機または受信機をダウンリンクアンテナ212に時間複信方式で結合してもよい。2つのトランシーバモジュール210および230の動作は、ダウンリンク送信機がダウンリンクアンテナ212に結合されると同時に、アップリンク受信機回路が無線伝送リンク250を介して伝送を受信するためにアップリンクアンテナ232に結合されるように、時間調整される場合がある。反対に、2つのトランシーバ210および230の動作は、アップリンク送信機がアップリンクアンテナ232に結合されると同時に、ダウンリンク受信機が無線伝送リンク250を介して伝送を受信するためにダウンリンクアンテナ212に結合されるように、時間調整される場合がある。幾つかの実施形態では、複信方向の変化の間に最小ガード時間を有するクローズ時間同期がある。
【0027】
UEトランシーバ230および基地局トランシーバ210は、無線データ通信リンク250を介して通信し、特定の無線通信プロトコルおよび変調方式をサポートすることができる適切に構成されたRFアンテナ装置212/232と協働するように構成される。幾つかの例示的な実施形態では、UEトランシーバ210および基地局トランシーバ210は、ロングタームエボリューション(LTE)および新興の5G規格などの業界規格をサポートするように構成される。しかしながら、本開示は、特定の規格および関連するプロトコルへの適用に必ずしも限定されないことが理解される。むしろ、UEトランシーバ230および基地局トランシーバ210は、将来の規格またはその変形を含む代替的または追加的な無線データ通信プロトコルをサポートするように構成され得る。
【0028】
様々な実施形態によれば、BS202は、例えば、エボルブドノードB(eNB)、サービングeNB、ターゲットeNB、フェムトステーション、またはピコステーションであり得る。幾つかの実施形態では、UE204は、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、タブレット、ラップトップコンピュータ、ウェアラブルコンピューティングデバイスなどの様々なタイプのユーザデバイスにおいて具現化され得る。プロセッサモジュール214および236は、汎用プロセッサ、コンテンツアドレス可能メモリ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、任意の適切なプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書に記載された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実現されてもよい。このように、プロセッサは、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、状態機械などとして実現されてもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、デジタル信号プロセッサとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサコアと組み合わせた1つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
【0029】
さらに、本明細書に開示された実施形態に関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア、ファームウェア、それぞれプロセッサモジュール214および236によって実行されるソフトウェアモジュール、またはそれらの任意の実際的な組み合わせで直接具現化され得る。メモリモジュール216および234は、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当該技術分野において知られている任意の他の形態の記憶媒体として実現され得る。これに関連して、メモリモジュール216および234は、プロセッサモジュール210および230がそれぞれメモリモジュール216および234から情報を読み取り、それらに情報を書き込むことができるように、それぞれプロセッサモジュール210および230に結合され得る。メモリモジュール216および234はまた、それぞれのプロセッサモジュール210および230に統合されてもよい。幾つかの実施形態では、メモリモジュール216および234は、それぞれ、プロセッサモジュール210および230によってそれぞれ実行される命令の実行中に一時変数または他の中間情報を記憶するためのキャッシュメモリを含んでもよい。メモリモジュール216および234はまた、それぞれ、プロセッサモジュール210および230によってそれぞれ実行される命令を記憶するための不揮発性メモリを含み得る。
【0030】
ネットワーク通信モジュール218は、一般に、基地局トランシーバ210と、基地局202と通信するように構成された他のネットワーク構成要素および通信ノードとの間の双方向通信を可能にする、基地局202のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、処理ロジック、および/または他の構成要素を表す。例えば、ネットワーク通信モジュール218は、インターネットまたはWiMAXのトラフィックをサポートするように構成される場合がある。典型的な配置では、限定されないが、ネットワーク通信モジュール218は、基地局トランシーバ210が従来のイーサネット(登録商標)ベースのコンピュータネットワークと通信することができるように、802.3イーサネット(登録商標)インターフェースを提供する。このように、ネットワーク通信モジュール218は、コンピュータネットワーク(例えば、移動通信交換局(MSC))に接続するための物理インターフェースを含む場合がある。指定された動作または機能に関して本明細書で使用される「ために構成された」、「ように構成された」という用語、およびそれらの活用形は、指定された動作または機能を実施するように物理的に構成、プログラム、フォーマット、および/または配置されたデバイス、構成要素、回路、構造、機械、信号などを指す。
【0031】
開放型システム間相互接続(OSI)モデル(本明細書では「開放型システム間相互接続モデル」と呼ばれる)は、他のシステムとの相互接続および通信に開放されたシステム(例えば、無線通信デバイス、無線通信ノード)によって使用されるネットワーク通信を定義する概念的かつ論理的なレイアウトである。モデルは、7つのサブコンポーネントまたは層に分割され、それらのそれぞれは、その上および下の層に提供されるサービスの概念上の集合を表す。OSIモデルはまた、論理ネットワークを定義し、異なる層プロトコルを使用することによってコンピュータパケット転送を効果的に記述する。OSIモデルは、7層OSIモデルまたは7層モデルと呼ばれる場合もある。幾つかの実施形態では、第1の層は、物理層であり得る。幾つかの実施形態では、第2の層は、媒体アクセス制御(MAC)層であり得る。幾つかの実施形態では、第3の層は、無線リンク制御(RLC)層であり得る。幾つかの実施形態では、第4の層は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)層であり得る。幾つかの実施形態では、第5の層は、無線リソース制御(RRC)層であり得る。幾つかの実施形態では、第6の層は、非アクセス層(NAS)層またはインターネットプロトコル(IP)層であり得、第7の層は、他の層である。
【0032】
当業者が本解決策を作製および使用することを可能にするために、本解決策の様々な例示的な実施形態が添付の図面を参照して以下に記載される。当業者にとって明らかなように、本開示を読んだ後、本明細書に記載された例に対する様々な変更または修正が、本解決策の範囲から逸脱することなく行われることができる。したがって、本解決策は、本明細書に記載および例示された例示的な実施形態および用途に限定されない。さらに、本明細書に開示された方法におけるステップの特定の順序または階層は、単なる例示的な手法である。設計の選好に基づいて、開示された方法またはプロセスのステップの特定の順序または階層は、本解決策の範囲内に留まりながら並べ替えることができる。したがって、当業者は、本明細書に開示された方法および技法が、サンプルの順序で様々なステップまたは動作を提示し、本解決策が、特に明記しない限り、提示された特定の順序または階層に限定されないことを理解されよう。
【0033】
2.非パブリックネットワーク(NPN)測定のためのシステムおよび方法
ユーザの経験を理解する利点のために、体感品質(QoE)/ドライブレスト最小化(MDT)測定は、オペレータ/プロバイダの注目を集めている。体感品質(QoE)測定は、異なるアプリケーションに基づいて定義することができる。幾つかの実施形態では、QoE測定は、UEのアプリケーション層で行われてもよい。QoEは、スループット、データ損失、および/または待ち時間の測定を含み得る。ドライブレスト最小化(MDT)測定は、オペレータがネットワーク内のユーザデバイスを使用して、無線測定値および/または位置情報を含むモバイルネットワークデータを収集することを可能にするように設計/開発/適合されたメカニズムであり得る。
【0034】
MDTおよびQoEの両方の測定は、ネットワーク品質および/またはユーザサービス品質を評価するために重要であり得る。両方のタイプの測定は、次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)において、運用、管理、および保守(OAM)システム(例えば、管理ベースのQoE/MDT(M-QoE/MDT)、M-QoE、またはM-MDT)からの直接構成によって、またはUE関連のQoE/MDT構成を含むコアネットワーク(例えば、シグナリングベースのQoE/MDT(S-QoE/MDT)、S-QoE、またはS-MDT)からのシグナリングによって、起動され得る。
【0035】
5G/6G/その他のネットワークでは、非パブリックネットワーク(NPN)機能が実装され得る。NPNは、スタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)またはパブリックネットワーク統合NPN(PNI-NPN)であり得る。SNPNは、パブリック陸上モバイルネットワーク(PLMN)によって提供されるネットワーク機能に依存しない非パブリック用途に展開されたネットワークであり得る。PNI-NPNは、PLMNによって提供されるネットワーク機能に依存する非公的使用のために配備されるネットワークであり得る。PNI-NPNにおいて、クローズド・アクセス・グループ(CAG)は、CAGをサポートしているセルにアクセスすることを許可されている加入者のグループを識別/含むことができる。PNI-NPNセルは、1つ以上のCAGをサポートすることができる。
【0036】
ドライブテスト最小化(MDT)および/または体感品質(QoE)測定は、非パブリックネットワーク(NPN)におけるデータ収集をサポートしない場合がある。UEがNPNにアクセスするか、またはNPNのセルにキャンプオンすると、QoE/MDT測定は、幾つかのスタンドアロンの非パブリックネットワーク(SPNP)および/またはパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)内の幾つかの異なるクローズド・アクセス・グループ(CAG)におよび得る。しかしながら、UEは、どのSNPN/CAG測定値が収集されるべきかを知らない/識別しない/通知しない場合がある。
【0037】
既存のPNI-NPNの下では、PLMNの下のセルは、最大12のCAGをサポートすることができる。しかしながら、既存のMDT/QOE測定は、どのPLMNがUEによって測定されるべきかを指定するだけでよい。オペレータは、オペレータによって関係するCAGをサポートしていないPLMN下のセルが測定されるようにすることができる幾つかのCAGの測定値についてのみ関心がある/特定/通知することができる。SNPNセルの場合(PLMNと共有されていないSNPN、またはPLMNの下の物理セルが、最大12のSNPNネットワークによって共有され得るかどうかにかかわらず)、オペレータは、これらのSNPNのネットワーク最適化のために、幾つかのSNPNの測定値を懸念/識別/通知するのみであり得る。前述したように、UEは、全てのSNPNネットワーク、またはオペレータの関心のCAGをサポートしていないPLMN内のセルを測定することが可能である。その結果、UEのエネルギー消費量および/または無線インターフェースリソース消費量が大幅に増加する可能性がある。
【0038】
実施例1:NPNのための管理ベースのMDT
図3は、非パブリックネットワーク(NPN)測定のための管理ベースのMDTのためのシーケンス図を示す。
【0039】
ステップ1において、運用、管理、および保守(OAM)システムは、gNBにおいて管理ベースのMDT機能を構成するために、ドライブテスト最小化(MDT)構成をgNBに送信することができる。MDT構成は、MDT測定を構成するためのパラメータを含み得る。MDT構成(例えば、測定値のリスト、報告トリガ、報告間隔、ロギング間隔)におけるパラメータに加えて、MDT構成は、(UEのための測定の)NPN範囲も含み得る。NPN範囲は、第1の測定のために許容されたSNPNを示すための、スタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)の識別子のリスト、または、第1の測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すための、クローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト、のうちの少なくとも1つを含み得る。第1の測定は、MDTおよび/またはQoE測定とすることができる。
【0040】
ステップ2において、UEが非パブリックネットワーク(NPN)(例えば、SNPNまたはPNI-NPN)にアクセスすると、gNBは、UEと関連付けられる新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを受信し得る(例えば、初期コンテキストセットアップ要求、UEコンテキスト変更要求、またはハンドオーバ要求)。NGAPは、UEに関連付けられた管理ベースのMDT(M-MDT)許容されたNPN範囲情報を含むことができる。M-MDT許容されたNPN範囲情報は、第1の測定のために許容されたSNPNを示すための、スタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)の識別子のリスト、または、第1の測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すための、クローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト、のうちの少なくとも1つを含み得る。第1の測定は、MDTおよび/またはQoE測定とすることができる。gNBは、複数のUEがNPNネットワークにアクセスしている間に、複数のUEのM-MDT許容されたNPN範囲情報を受信することができる。
【0041】
ステップ3において、gNBは、MDTデータを収集するために適切なUEを選択することができる。選択は、AMFから受信したM-MDTのためのOAMの構成されたNPN範囲および/または対応するUEのM-MDT許容されたNPN範囲に基づくことができる。対応する選択されたUEのM-MDT許容されたNPN範囲と、M-MDTのためにOAMの構成されたNPN範囲との間に同じ部分が存在し得る。gNBは、M-MDTのためのOAMの構成されたNPN範囲および/またはAMFから受信した対応するUEのM-MDT許容されたNPN範囲にしたがって、UEに関連付けられたMDT構成においてNPN範囲を構成/設定/整列することができる。NPN範囲(例えば、設定/構成される)は、M-MDT用のOAMの構成されたNPN範囲と、AMFから受信した対応するUEのM-MDT許容されたNPN範囲の両方にあり得る。幾つかの実施形態では、gNBは、ステップ1におけるgNBのためのOAMの構成されたMDT構成にしたがって、UEのためのMDT構成の他のパラメータを構成することができる。
【0042】
ステップ4において、gNBは、UEのMDT測定をアクティブ化するために無線リソース構成(RRC)メッセージを送信することができる。RRCメッセージはUEのためのMDT構成を含み得る。MDT構成は、NPN範囲(例えば、第1の測定の範囲を示す)を備え得る。NPN範囲は、第1の測定のために許容されたSNPNを示すための、スタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)の識別子のリスト、または、第1の測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すための、クローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト、のうちの少なくとも1つを含み得る。第1の測定は、MDTおよび/またはQoE測定とすることができる。
【0043】
ステップ5において、UEがNPNネットワークにアクセスしている間、またはNPNネットワークにキャンプオンしている間に、UEは、受信したNPN範囲にしたがってMDT測定を実行することができる。UEは、NPN範囲によって識別されたエリア/範囲外でMDT測定を実行しなくてもよい。
【0044】
ステップ6において、UEは、MDT測定結果を報告するためにRRCメッセージを送信することができる。特定のNPN測定結果の関連するSNPN識別子またはCAG識別子を含めることができる。
【0045】
実施例2:NPNのためのシグナリングベースのMDT
図4は、非パブリックネットワーク(NPN)測定のためのシグナリングベースのMDTのためのシーケンス図を例示する。
【0046】
ステップ1において、UEが非パブリックネットワーク(NPN)(例えば、SNPNまたはPNI-NPN)にアクセスする場合、gNBは、UEと関連付けられるMDTアクティブ化のための新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを受信し得る(例えば、初期コンテキストセットアップ要求、UEコンテキスト変更要求、ハンドオーバ要求、またはトレース開始)。NGAPメッセージはMDT構成を含むことができる。MDT構成は、シグナリングベースのMDT(S-MDT)許容されたNPN範囲情報を含むことができる。S-MDT許容されたNPN範囲情報は、第1の測定のために許容されたSNPNを示すための、スタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)の識別子のリスト、または、第1の測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すための、クローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト、のうちの少なくとも1つを含み得る。第1の測定は、MDTおよび/またはQoE測定とすることができる。対応するNGAPメッセージ内のS-MDT許容されたNPN範囲情報は、MDT構成外とすることができる。
【0047】
ステップ2において、gNBは、受信したS-MDT許容されたNPN範囲情報にしたがって、UEに関連付けられたMDT測定のNPN範囲を構成することができる。gNBは、UEに関連付けられたMDT測定のNPN範囲を、受信したS-MDT許容されたNPN範囲と同じになるように設定/構成/整列することができる。gNBは、無線リソース構成(RRC)メッセージをUEに送信することができる。RRCメッセージは、UEのMDT測定をアクティブ化するためにUEに関連付けられたMDT構成を含み得る。MDT構成は、NPN範囲を備え得る。NPN範囲は、第1の測定のために許容されたSNPNを示すための、スタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)の識別子のリスト、または、第1の測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すための、クローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト、のうちの少なくとも1つを含み得る。第1の測定は、MDTおよび/またはQoE測定とすることができる。
【0048】
ステップ3において、UEがNPNネットワークにアクセスしている間、またはNPNネットワークにキャンプオンしている間に、UEは、受信したNPN範囲にしたがってMDT測定を実行することができる。UEは、NPN範囲によって識別/カバーされるエリア/範囲外でMDT測定を実行しなくてもよい。
【0049】
ステップ4において、UEは、MDT測定結果を報告するためにRRCメッセージを送信することができる。特定のNPN測定結果の関連するSNPN識別子またはCAG識別子を含めることができる。
【0050】
実施例3:NPNのための管理ベースのQoE
図5は、非パブリックネットワーク(NPN)測定のための管理ベースのQoEのためのシーケンス図を示す。
【0051】
ステップ1において、運用、管理、および保守(OAM)システムは、gNBにおいて管理ベースのQoE機能を構成するために、gNBに体感品質(QoE)構成を送信することができる。QoE構成は、QoE測定を構成するためのパラメータを含み得る。QoE構成におけるパラメータ(例えば、測定値、報告トリガ、報告間隔、ロギング間隔、またはQoEメトリックのリスト)に加えて、QoE構成は、(UEのための測定の)NPN範囲も含んでもよい。NPN範囲は、第1の測定のために許容されたSNPNを示すための、スタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)の識別子のリスト、または、第1の測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すための、クローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト、のうちの少なくとも1つを含み得る。第1の測定は、QoEおよび/またはMDT測定とすることができる。
【0052】
ステップ2において、UEが非パブリックネットワーク(NPN)(例えば、SNPNまたはPNI-NPN)にアクセスすると、gNBは、UEと関連付けられる新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを受信し得る(例えば、初期コンテキストセットアップ要求、UEコンテキスト変更要求、またはハンドオーバ要求)。NGAPは、UEと関連付けられた管理ベースのQoE(M-QoE)許容されたNPN範囲情報を含むことができる。M-QoE許容されたNPN範囲情報は、第1の測定に許容されたSNPNを示すための、スタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)の識別子のリスト、または、第1の測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すための、クローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト、のうちの少なくとも1つを含み得る。第1の測定は、QoEおよび/またはMDT測定とすることができる。gNBは、複数のUEがNPNネットワークにアクセスしている間に、複数のUEのM-QoE許容されたNPN範囲情報を受信することができる。
【0053】
ステップ3において、gNBは、QoEデータを収集するのに適したUEを選択することができる。選択は、AMFから受信したM-QoEのためのOAMの構成済みNPN範囲および/または対応するUEのM-QoE許容されたNPN範囲に基づくことができる。対応する選択されたUEのM-QoE許容されたNPN範囲と、M-QoE用のOAMの構成されたNPN範囲との間に同じ部分が存在し得る。gNBは、M-QoEのためのOAMの構成されたNPN範囲および/またはAMFから受信した対応するUEのM-QoE許容されたNPN範囲にしたがって、UEに関連付けられたQoE構成においてNPN範囲を構成/設定/整列することができる。設定されたNPN範囲は、M-QoE用のOAMの構成されたNPN範囲と、AMFから受信した対応するUEのM-QoE許容されたNPN範囲の両方にあり得る。幾つかの実施形態では、gNBは、ステップ1におけるgNBのOAMの構成されたQoE構成にしたがって、UEのQoE構成の他のパラメータを構成することができる。
【0054】
ステップ4において、gNBは、UEのQoE測定をアクティブ化するために、無線リソース構成(RRC)メッセージを送信することができる。RRCメッセージはUEのQoE構成を含んでよい。QoE構成は、NPN範囲を含んでもよい。NPN範囲は、第1の測定のために許容されたSNPNを示すための、スタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)の識別子のリスト、または、第1の測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すための、クローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト、のうちの少なくとも1つを含み得る。第1の測定は、QoEおよび/またはMDT測定とすることができる。
【0055】
ステップ5において、UEがNPNネットワークにアクセスしている間、またはNPNネットワークにキャンプオンしている間に、UEは、受信したNPN範囲にしたがってQoE測定を実行することができる。UEは、NPN範囲によって識別/指定されたエリア/範囲外でQoE測定を実施しなくてもよい。
【0056】
ステップ6において、UEは、QoE測定結果を報告するためにRRCメッセージを送信することができる。特定のNPN測定結果の関連するSNPN識別子またはCAG識別子を含めることができる。
【0057】
実施例4:NPNのためのシグナリングベースのQoE
図6は、非パブリックネットワーク(NPN)測定のためのシグナリングベースのQoEについてのシーケンス図を示す。
【0058】
ステップ1において、UEが非パブリックネットワーク(NPN)(例えば、SNPNまたはPNI-NPN)にアクセスすると、gNBは、UEと関連付けられるQoEアクティブ化のための新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを受信することができる(例えば、初期コンテキストセットアップ要求、UEコンテキスト変更要求、ハンドオーバ要求、またはトレース開始)。NGAPメッセージはQoE構成を含み得る。QoE構成は、シグナリングベースのQoE(S-QoE)許容されたNPN範囲情報を含み得る。S-QoE許容されたNPN範囲情報は、第1の測定に許容されたSNPNを示すための、スタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)の識別子のリスト、または、第1の測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すための、クローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト、のうちの少なくとも1つを含み得る。第1の測定は、QoEおよび/またはMDT測定とすることができる。対応するNGAPメッセージ内のS-QoE許容されたNPN範囲情報は、QoE構成外であり得る。
【0059】
ステップ2において、gNBは、受信したS-QoE許容されたNPN範囲情報にしたがって、UEに関連付けられたQoE測定のNPN範囲を構成することができる。gNBは、受信したS-QoE許容されたNPN範囲と同じになるように、UEに関連付けられたQoE測定のNPN範囲を設定/整列/構成することができる。gNBは、無線リソース構成(RRC)メッセージをUEに送信することができる。RRCメッセージは、UEのQoE測定をアクティブ化するためにUEに関連付けられたQoE構成を含み得る。QoE構成は、NPN範囲を含んでもよい。NPN範囲は、第1の測定のために許容されたSNPNを示すための、スタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)の識別子のリスト、または、第1の測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すための、クローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト、のうちの少なくとも1つを含み得る。第1の測定は、QoEおよび/またはMDT測定とすることができる。
【0060】
ステップ3において、UEがNPNネットワークにアクセスしている間、またはNPNネットワークにキャンプオンしている間に、UEは、受信したNPN範囲にしたがってQoE測定を実行することができる。UEは、NPN範囲によって識別されたエリア/範囲外でQoE測定を実施しなくてもよい。
【0061】
ステップ4において、UEは、QoE測定結果を報告するためにRRCメッセージを送信することができる。特定のNPN測定結果の関連するSNPN識別子またはCAG識別子を含めることができる。
【0062】
実施例5:高速列車のためのシグナリングベースのQoE構成
図7は、シグナリングベースのQoE構成(例えば、高速列車/輸送状況またはシナリオの場合)のシーケンス図を示す。例えば、高速列車シナリオでは、UEは、高速で走行している間に頻繁なハンドオーバを経験し得る。
図7では、NG-RANノード1(例えば、gNB1)は、UEが高速列車で接続する第1のNG-RANノードを示すことができる。NG-RANノード2(例えば、gNB2)は、高速列車を走行している間にUEが移動する第2のノードとすることができる。NG-RANノードX(例えば、gNB X)は、対応して高速列車(X>=2)においてUEが移動する番号XのNG-RANノードとすることができる。
【0063】
ステップ1において、NG-RANノード1は、RAN側から収集された測定結果にしたがって、UEが高速シナリオにあることを理解/決定することができる。
【0064】
ステップ2において、NG-RANノード1は、UEが高速シナリオ(例えば、高速で、例えば、定義された閾値よりも高い速度で移動するシナリオ)にあることを示すために、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)に高速インディケーションを送信することができる。AMFは、高速列車のQoE構成を準備することができる。
【0065】
ステップ3において、AMFは、高速列車シナリオでUEと関連付けられた専用QoE構成をNG-RANノード1に送信することができる。専用QoE構成は、無線通信デバイスが高速シナリオにあるというインディケーション、または、広いエリア範囲(例えば、高速列車の一部または全部のエリア)に対するセル識別子の拡張リスト、広いエリア範囲(例えば、高速列車の一部または全部のエリア)に対するトラッキングエリア(TA)の拡張リスト、広いエリア範囲(例えば、高速列車の一部または全部のエリア)に対するパブリック陸上モバイルネットワーク(PLMN)識別子の拡張リスト、広いエリア範囲(例えば、高速列車の一部または全部のエリア)に対するスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)識別子の拡張リスト、または、広いエリア範囲(例えば、高速列車の一部または全部のエリア)に対するクローズド・アクセス・グループ(CAG)識別子の拡張リストのうちの少なくとも1つを含む、エリアカバレッジ/範囲のインディケーションのうちの少なくとも1つを含み得る。エリアカバレッジ/範囲のインディケーションは、高速列車に沿った一部または全てのエリアをカバーすることができる。広いエリア範囲は、定義された/構成された/標準的な閾値を満たすおよび/または超える範囲および/またはエリアであり得る。幾つかの実施形態では、広いエリア範囲は、定義/構成/標準レンジ内の範囲とすることができる。
【0066】
ステップ4(任意選択)において、AMFは、専用QoE構成を記憶してもよい。
【0067】
ステップ1~4の後、NG-RANノード1は、専用QoE構成をUEに送信することができる。専用QoE構成は、UEへの専用エリア範囲を含んでもよい。UEは、専用エリア/範囲にしたがってQoE測定を実行してもよい。UEは、専用エリア範囲によって識別されたエリア/範囲外でQoE測定を実施しなくてもよい。UEが高速列車で移動するとき、UEは、頻繁なハンドオーバ(例えば、UEはNG-RANノードX(X>=2)に移動する)を経験し得る。
【0068】
ステップ5において、ハンドオーバシグナリングリソースの消費を低減するために、ソースNG-RANノードは、ハンドオーバ要求メッセージ内のターゲットNG-RANノードXにQoE構成を搬送しなくてもよい。NG-RANノードXは、UEに関連付けられたQoE構成を要求するために、新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージ(例えば、QoE構成要求メッセージ)をAMFに送信することができる。
【0069】
ステップ6において、AMFは、記憶された専用QoE構成をNG-RANノードXに送信することによって、QoE構成要求メッセージに応答することができる。
【0070】
ステップ6の後、NG-RANノードXは、UE側のQoE構成を認識することができる。QoE測定の継続性は、高速シナリオにおいてUEのためにサポートすることができる。
【0071】
上記の実施態様例からの1つ以上の特徴は、特定の実施態様例に限定されず、任意の態様で(例えば、任意の優先順位および/または順序で、同時にまたは他の方法で)組み合わせることができることを理解すべきである。
【0072】
図8は、非パブリックネットワーク(NPN)測定のための方法800のフロー図を示す。方法800は、
図1-
図2に関連して本明細書に詳述されている構成要素およびデバイスのうちの任意の1つ以上を使用して実施することができる。概要として、方法800は、幾つかの実施形態では、無線通信ノードによって実行されてもよい。実施形態に応じて、方法800では、追加の、より少ない、または異なる動作が実行され得る。動作の少なくとも1つの態様は、システム、方法、装置、またはコンピュータ可読媒体に関する。
【0073】
無線通信ノード(例えば、gNB)が、無線通信デバイス(例えば、UE)に、無線通信デバイスにより実行されるべき第1の測定(例えば、MDTおよび/またはQoE測定)の非パブリックネットワーク(NPN)範囲のインディケーションを含む第1の構成(例えば、MDTおよび/またはQoE構成)を含む第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを送信し得る。無線通信ノードは、NPN範囲にしたがって第1の測定を無線通信デバイスに実行させてもよい。
【0074】
幾つかの実施形態において、第1の構成は、ドライブテスト最小化(MDT)構成または体感品質(QoE)構成を含んでもよい。第1の測定は、MDT測定またはQoE測定を含んでもよい。無線通信ノードは、運用、管理、および保守(OAM)システムから、第1の測定のNPN範囲の第1のインディケーションを受信してもよい。
【0075】
幾つかの実施形態において、NPN範囲は、第1の測定のために許容されたスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)を示すためのSNPNの識別子のリスト、または第1の測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すためのクローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト、のうちの少なくとも一方を含んでもよい。
【0076】
幾つかの実施形態において、無線通信ノードは、少なくとも1つの候補デバイスから、運用、管理、および保守(OAM)システムからの、第1の測定のNPN範囲の第1のインディケーションと、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)からの、少なくとも1つの候補デバイスのそれぞれの第1の測定のそれぞれのNPN範囲の第2のインディケーションとにしたがって、無線通信デバイスを選択してもよい。無線通信ノードは、第1のインディケーションおよび第2のインディケーションにしたがって、第1の構成における第1の測定のNPN範囲を構成/指定/定義することができる。無線通信ノードは、第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを介して第1の構成を無線通信デバイスに送信してもよい。幾つかの実施形態において、無線通信ノードは、第1の測定の結果と、無線通信デバイスからの結果と関連付けられるスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)またはクローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別表示とを含む第2のRRCメッセージを受信してもよい。
【0077】
幾つかの実施形態において、無線通信ノードは、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、無線通信デバイスと関連付けられる新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを受信してもよい。NGAPメッセージは、第1の測定のNPN範囲の少なくとも第2のインディケーションを含んでもよい。
【0078】
幾つかの実施形態において、無線通信ノードは、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、無線通信デバイスと関連付けられる新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを受信してもよい。NGAPメッセージは第1の構成を含んでもよい。第1の構成は、第1の測定のNPN範囲のインディケーションを含んでもよい。第1の構成は、ドライブテスト最小化(MDT)構成を含んでもよい。第1の測定は、MDT測定を含んでもよい。幾つかの実施形態では、第1の構成が体感品質(QoE)構成を含んでもよい。第1の測定がQoE測定を含んでもよい。
【0079】
幾つかの実施形態において、無線通信ノード(例えば、NG-RANノード1)は、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、無線通信デバイス(例えば、UE)に対する体感品質(QoE)構成を受信してもよい。QoE構成は、無線通信デバイスが高速シナリオにあるというインディケーション、または、エリアカバレッジのインディケーションであって、広いエリア範囲に対するセル識別子の拡張リスト、広いエリア範囲に対するトラッキングエリア(TA)の拡張リスト、広いエリア範囲に対するパブリック陸上モバイルネットワーク(PLMN)識別子の拡張リスト、広いエリア範囲に対するスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)識別子の拡張リスト、または、広いエリア範囲に対するクローズド・アクセス・グループ(CAG)識別子の拡張リスト、のうちの少なくとも1つを含む、エリアカバレッジのインディケーション、のうちの少なくとも1つを含み得る。無線通信デバイスによってアクセスされている後続の無線通信ノード(例えば、NG-RANノードX)は、QoE構成を要求するために、新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージをAMFに送信してもよい。AMFは、記憶されたQoE構成のコピーを取得/アクセスしてもよく、NGAPメッセージに応答して、QoE構成を後続の無線通信ノードに送信してもよい。
【0080】
幾つかの実施形態では、無線通信デバイス(例えば、UE)は、無線通信ノード(例えば、gNB)から、無線通信デバイスによって実行されるべき第1の測定(例えば、MDTまたはQoE測定)のNPN範囲のインディケーションを含む第1の構成(例えば、MDTまたはQoE構成)を含む第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを受信し得る。無線通信デバイスは、NPN範囲にしたがって(例えば、NPN範囲内で、またはNPN範囲を超えずに)第1の測定を行ってもよい。
【0081】
本解決策の様々な実施形態が前述されてきたが、それらは限定ではなく例としてのみ提示されていることを理解すべきである。同様に、様々な図は、当業者が本解決策の例示的な特徴および機能を理解することを可能にするために提供される例示的なアーキテクチャまたは構成を描写することができる。しかしながら、そのような当業者であれば分かるように、解決策が示された例示的なアーキテクチャまたは構成に限定されず、様々な代替のアーキテクチャおよび構成を使用して実装され得る。さらに、当業者によって理解されるように、一実施形態の1つ以上の特徴は、本明細書に記載された別の実施形態の1つ以上の特徴と組み合わせることができる。したがって、本開示の広がりおよび範囲は、前述した例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではない。
【0082】
また、「第1」、「第2」などの呼称を使用する本明細書における要素へのいかなる言及も、概して、それらの要素の量または順序を限定するものではないことが理解される。むしろ、これらの呼称は、本明細書では、2つ以上の要素または要素の例を区別する便利な手段として使用することができる。したがって、第1および第2の要素への言及は、2つの要素のみを使用することができること、または第1の要素が何らかの方法で第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
【0083】
さらに、当業者は、情報および信号が様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表されることができることを理解するであろう。例えば、上記の説明において言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、およびシンボルは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁気粒子、光場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組合せによって表すことができる。
【0084】
当業者であれば分かるように、本明細書に開示された態様にとともに記載された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、方法、および機能のいずれも、電子ハードウェア(例えば、デジタル実装、アナログ実装、もしくは2つの組合せ)、ファームウェア、(便宜上、本明細書では「ソフトウェア」もしくは「ソフトウェアモジュール」と呼ぶことができる)命令を組み込んだ様々な形態のプログラムもしくは設計コード、またはこれらの技法の任意の組合せによって実装され得る。ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能に関して一般的に前述されている。そのような機能がハードウェア、ファームウェア、もしくはソフトウェアとして実装されるか、またはこれらの技法の組合せとして実装されるかは、特定の用途およびシステム全体に課された設計制約に依存する。当業者は、記載された機能を特定の用途ごとに様々な方法で実装することができるが、そのような実装判断は、本開示の範囲から逸脱するものではない。
【0085】
さらに、当業者は、本明細書に記載された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、デバイス、構成要素、および回路が、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、またはそれらの任意の組合せを含むことができる集積回路(IC)内に実装され得るか、またはそれによって実行され得ることを理解されよう。論理ブロック、モジュール、および回路は、ネットワーク内またはデバイス内の様々な構成要素と通信するためのアンテナおよび/またはトランシーバをさらに含むことができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと組み合わせた1つ以上のマイクロプロセッサ、または、本明細書に記載された機能を行うための任意の他の適切な構成として実装されることができる。
【0086】
ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上の1つ以上の命令またはコードとして記憶されることができる。したがって、本明細書に開示された方法またはアルゴリズムのステップは、コンピュータ可読媒体上に記憶されたソフトウェアとして実装することができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所にコンピュータプログラムまたはコードを転送することを可能にすることができる任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスすることができる任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを記憶するために使用されることができ、コンピュータによってアクセスすることができる任意の他の媒体を含むことができる。
【0087】
本明細書で使用される「モジュール」という用語は、本明細書で説明される関連する機能を行うためのソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、およびこれらの要素の任意の組み合わせを指す。さらに、説明の目的で、様々なモジュールは個別のモジュールとして記載されるが、当業者に明らかであるように、2つ以上のモジュールは、本解決策の実施形態による関連機能を実行する単一のモジュールを形成するために組み合わされる場合がある。
【0088】
さらに、本解決策の実施形態では、メモリまたは他の記憶装置、並びに通信構成要素が使用されてもよい。明確にするために、上記の説明は、異なる機能ユニットおよびプロセッサを参照して本解決策の実施形態を記載していることが理解され得る。しかしながら、本解決策を損なうことなく、異なる機能ユニット、処理論理要素、またはドメイン間の機能の任意の適切な配分が使用されてもよいことは明らかである。例えば、別々の処理論理要素またはコントローラによって行われるように示されている機能は、同じ処理論理要素またはコントローラによって行われてもよい。したがって、特定の機能ユニットへの言及は、厳密な論理的または物理的な構造または編成を示すのではなく、記載された機能を提供するための適切な手段への言及にすぎない。
【0089】
本開示に記載された実施形態に対する様々な修正は、当業者に容易に明らかであり、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用することができる。したがって、本開示は、本明細書に示された実施形態に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲に記載されるように、本明細書に開示された新規の特徴および原理と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2024-08-13
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信ノードによって、無線通信デバイスに、前記無線通信デバイスにより実行されるべき
ドライブテスト最小化(MDT)測定の非パブリックネットワーク(NPN)範囲のインディケーションを含む
MDT構成を含む第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを送信することと、
前記NPN範囲にしたがって前記
MDT測定を前記無線通信デバイスに実行させることと
を含む、方法。
【請求項2】
前記NPN範囲は、
前記
MDT測定のために許容されたスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)を示すためのSNPNの識別子のリスト、または
前記
MDT測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すためのクローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト
のうちの少なくとも一方を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記無線通信ノードによって、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、前記無線通信デバイスと関連付けられる新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを受信することを含み、前記NGAPメッセージ
は、MDT構成を
提供し、
前記NGAPメッセージによって提供される前記
MDT構成は、前記
MDT測定の前記NPN範囲
を示す、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記無線通信ノードによって、前記無線通信デバイスから、前記MDT測定の結果を含む第2のRRCメッセージを受信することであって、前記MDT測定は、前記NPN範囲にしたがって実行される、こと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
無線通信デバイスによって、無線通信ノードから、ドライブテスト最小化(MDT)測定の非パブリックネットワーク(NPN)範囲のインディケーションを含むMDT構成を含む第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを受信することと、
前記NPN範囲にしたがって前記MDT測定を前記無線通信デバイスによって実行することと
を含む、方法。
【請求項6】
前記NPN範囲は、
前記MDT測定のために許容されたスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)を示すためのSNPNの識別子のリスト、または
前記MDT測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すためのクローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト
のうちの少なくとも一方を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記NPN範囲にしたがって前記MDT測定を実行することは、前記NPN範囲によって示されるエリア内で前記MDT測定を実行することを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記無線通信デバイスによって、前記無線通信ノードに、前記MDT測定の結果を含む第2のRRCメッセージを送信することであって、前記MDT測定は、前記NPN範囲にしたがって実行される、こと
を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項9】
無線通信ノードであって、
少なくとも1つのプロセッサであって、
送信機を介して無線通信デバイスに、前記無線通信デバイスにより実行されるべきドライブテスト最小化(MDT)測定の非パブリックネットワーク(NPN)範囲のインディケーションを含むMDT構成を含む第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを送信することであって、
前記無線通信デバイスは、前記NPN範囲にしたがって前記MDT測定を実行する、こと
を行うように構成されている、少なくとも1つのプロセッサ
を備える、無線通信ノード。
【請求項10】
前記NPN範囲は、
前記MDT測定のために許容されたスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)を示すためのSNPNの識別子のリスト、または
前記MDT測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すためのクローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト
のうちの少なくとも一方を含む、請求項9に記載の無線通信ノード。
【請求項11】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
受信機を介して、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、前記無線通信デバイスと関連付けられる新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを受信することであって、前記NGAPメッセージは、前記MDT構成を提供し、
前記NGAPメッセージによって提供される前記MDT構成は、前記MDT構成の前記NPN範囲を示す、こと
を行うように構成されている、請求項9に記載の無線通信ノード。
【請求項12】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
受信機を介して、前記無線通信デバイスから、前記MDT測定の結果を含む第2のRRCメッセージを受信することであって、前記MDT測定は、前記NPN範囲にしたがって実行される、こと
を行うように構成されている、請求項9に記載の無線通信ノード。
【請求項13】
無線通信デバイスであって、
少なくとも1つのプロセッサであって、
受信機を介して、無線通信ノードから、ドライブテスト最小化(MDT)測定の非パブリックネットワーク(NPN)範囲のインディケーションを含むMDT構成を含む第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを受信することと、
前記NPN範囲にしたがって前記MDT測定を実行することと
を行うように構成されている、少なくとも1つのプロセッサ
を備える、無線通信デバイス。
【請求項14】
前記NPN範囲は、
前記MDT測定のために許容されたスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)を示すためのSNPNの識別子のリスト、または
前記MDT測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すためのクローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト
のうちの少なくとも一方を含む、請求項13に記載の無線通信デバイス。
【請求項15】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記NPN範囲によって示されるエリア内で前記MDT測定を実行するように構成されている、請求項13に記載の無線通信デバイス。
【請求項16】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記送信機を介して、前記無線通信ノードに、前記MDT測定の結果を含む第2のRRCメッセージを送信することであって、前記MDT測定は、前記NPN範囲にしたがって実行される、こと
を行うように構成されている、請求項13に記載の無線通信デバイス。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
幾つかの実施形態において、無線通信デバイス(例えば、UE)は、無線通信ノード(例えば、gNB)から、無線通信デバイスによって実行されるべき第1の測定(例えば、MDTおよび/またはQoE測定)のNPN範囲のインディケーションを含む第1の構成(例えば、MDTおよび/またはQoE構成)を含む第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを受信してもよい。無線通信デバイスは、NPN範囲にしたがって第1の測定を行ってもよい。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
無線通信ノードによって、無線通信デバイスに、上記無線通信デバイスにより実行されるべき第1の測定の非パブリックネットワーク(NPN)範囲のインディケーションを含む第1の構成を含む第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを送信することと、
上記NPN範囲にしたがって上記第1の測定を上記無線通信デバイスに実行させることと
を含む、方法。
(項目2)
上記第1の構成は、ドライブテスト最小化(MDT)構成または体感品質(QoE)構成を含み、上記第1の測定は、MDT測定またはQoE測定を含み、上記方法は、
上記無線通信ノードにより、運用、管理、および保守(OAM)システムから、上記第1の測定の上記NPN範囲の第1のインディケーションを受信すること
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記NPN範囲は、
上記第1の測定のために許容されたスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)を示すためのSNPNの識別子のリスト、または
上記第1の測定のために許容されたパブリックネットワーク統合非パブリックネットワーク(PNI-NPN)を示すためのクローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別子のリスト
のうちの少なくとも一方を含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
上記無線通信ノードにより、少なくとも1つの候補デバイスから、運用、管理、および保守(OAM)システムからの、上記第1の測定の上記NPN範囲の第1のインディケーションと、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)からの、上記少なくとも1つの候補デバイスのそれぞれの上記第1の測定のそれぞれのNPN範囲の第2のインディケーションとにしたがって、上記無線通信デバイスを選択することと、
上記無線通信ノードによって、上記第1のインディケーションと上記第2のインディケーションとにしたがって、上記第1の構成における上記第1の測定の上記NPN範囲を構成することと、
上記無線通信ノードによって、第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを介して上記第1の構成を上記無線通信デバイスに送信することと
を含む、項目1に記載の方法。
(項目5)
上記無線通信ノードによって、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、上記無線通信デバイスと関連付けられる新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを受信することを含み、
上記NGAPメッセージは、上記第1の測定の上記NPN範囲の少なくとも第2のインディケーションを含む、
項目1に記載の方法。
(項目6)
上記無線通信ノードによって、上記無線通信デバイスから、上記第1の測定の結果と、上記結果と関連付けられるスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)またはクローズド・アクセス・グループ(CAG)の識別表示とを含む第2のRRCメッセージを受信することを含む、項目4に記載の方法。
(項目7)
上記無線通信ノードによって、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、上記無線通信デバイスと関連付けられる新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを受信することを含み、上記NGAPメッセージが上記第1の構成を含み、
上記第1の構成は、上記第1の測定の上記NPN範囲の上記インディケーションを含み、
上記第1の構成は、ドライブテスト最小化(MDT)構成を含み、上記第1の測定は、MDT測定を含み、または
上記第1の構成は、体感品質(QoE)構成を含み、上記第1の測定は、QoE測定を含む、
項目1に記載の方法。
(項目8)
上記無線通信ノードによって、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、上記無線通信デバイスに対する体感品質(QoE)構成を受信することを含み、上記QoE構成は、
上記無線通信デバイスが高速シナリオにあるというインディケーション、または
エリアカバレッジのインディケーションであって、
広いエリア範囲に対するセル識別子の拡張リスト、
広いエリア範囲に対するトラッキングエリア(TA)の拡張リスト、
広いエリア範囲に対するパブリック陸上モバイルネットワーク(PLMN)識別子の拡張リスト、
広いエリア範囲に対するスタンドアロン非パブリックネットワーク(SNPN)識別子の拡張リスト、または
広いエリア範囲に対するクローズド・アクセス・グループ(CAG)識別子の拡張リスト
のうちの少なくとも1つを含む、エリアカバレッジのインディケーションと
のうちの少なくとも一方を含む、項目1に記載の方法。
(項目9)
上記無線通信デバイスによってアクセスされている後続の無線通信ノードは、上記QoE構成を要求するために、新世代アプリケーションプロトコル(NGAP)メッセージを上記AMFに送信する、項目8に記載の方法。
(項目10)
上記AMFは、上記QoE構成の記憶されたコピーを取得し、上記NGAPメッセージに応答して、上記QoE構成を上記後続の無線通信ノードに送信する、項目9に記載の方法。
(項目11)
無線通信デバイスによって、無線通信ノードから、上記無線通信デバイスによって実行されるべき第1の測定のNPN範囲のインディケーションを含む第1の構成を含む第1の無線リソース構成(RRC)メッセージを受信することと、
上記無線通信デバイスによって、上記NPN範囲にしたがって上記第1の測定を行うことと
を含む、方法。
(項目12)
少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときに項目1から11のいずれか一項に記載の方法を上記少なくとも1つのプロセッサに実行させることができる命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
(項目13)
項目1から11のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される少なくとも1つのプロセッサを備える装置。
【国際調査報告】