(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-02-06
(54)【発明の名称】半導体技術における高密度線形キャパシタ
(51)【国際特許分類】
H10D 1/68 20250101AFI20250130BHJP
H01G 4/33 20060101ALI20250130BHJP
H01G 4/30 20060101ALI20250130BHJP
【FI】
H01L27/04 C
H01G4/33 102
H01G4/30 541
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024546170
(86)(22)【出願日】2023-01-18
(85)【翻訳文提出日】2024-08-02
(86)【国際出願番号】 US2023011020
(87)【国際公開番号】W WO2023150021
(87)【国際公開日】2023-08-10
(32)【優先日】2022-02-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】507364838
【氏名又は名称】クアルコム,インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100163522
【氏名又は名称】黒田 晋平
(72)【発明者】
【氏名】ブルース・リー
(72)【発明者】
【氏名】チャンドラ・サティヤ・プリヤンカ・ティルパティ
(72)【発明者】
【氏名】リアン・ダイ
(72)【発明者】
【氏名】ディネシュ・ジャガンナート・アラディ
【テーマコード(参考)】
5E001
5E082
5F038
【Fターム(参考)】
5E001AB01
5E001AC02
5E082AB01
5E082EE23
5E082FF05
5E082FG27
5F038AC04
5F038AC05
5F038AC07
5F038AC14
5F038CA16
5F038CD13
5F038CD14
(57)【要約】
デバイスは、第1の方向に延びている第2のノードに結合された第1の複数のMEOLインタコネクトを含む。第1の複数のMEOLインタコネクトは、MEOLの第2の端子インタコネクトの第1及び第2のサブセットを含む。デバイスは、第1の方向に延びている第1のノードに結合された第2の複数のMEOLインタコネクトを含む。第2の複数のMEOLインタコネクトは、MEOLの第1の端子インタコネクトの第1及び第2のサブセットを含む。MEOLの第1の端子インタコネクトの第1のサブセットと第2の端子インタコネクトの第1のサブセットとは、インタリーブされており、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第1のサブセットである。MEOLの第1の端子インタコネクトの第2のサブセットと第2の端子インタコネクトの第2のサブセットとは、インタリーブされており、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第2のサブセットである。デバイスは、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第1のサブセットと第2のサブセットとの間で第1の方向に直交する第2の方向に延びている第1の複数のゲートインタコネクト又は第1の複数のOD領域のうちの少なくとも一方を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
デバイスであって、
第2のノードに結合されており、前記デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている第1の複数のミドルエンドオブライン(MEOL)インタコネクトであって、MEOLの第2の端子インタコネクトの第1のサブセット及びMEOLの第2の端子インタコネクトの第2のサブセットを少なくとも含む、第1の複数のMEOLインタコネクトと、
第1のノードに結合されており、前記デバイスの少なくとも一部分にわたって前記第1の方向に延びている第2の複数のMEOLインタコネクトであって、MEOLの第1の端子インタコネクトの第1のサブセット及びMEOLの第1の端子インタコネクトの第2のサブセットを少なくとも含み、前記MEOLの第2の端子インタコネクトの第1のサブセットと前記MEOLの第1の端子インタコネクトの第1のサブセットとは、インタリーブされており、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第1のサブセットであり、前記MEOLの第2の端子インタコネクトの第2のサブセットと前記MEOLの第1の端子インタコネクトの第2のサブセットとは、インタリーブされており、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第2のサブセットである、第2の複数のMEOLインタコネクトと、
前記インタリーブされたMEOLインタコネクトの第1のサブセットと前記インタリーブされたMEOLインタコネクトの第2のサブセットとの間で第2の方向に延びている第1の複数のゲートインタコネクト又は第1の複数の酸化物拡散(OD)領域のうちの少なくとも一方であって、前記第2の方向が前記第1の方向に直交している、第1の複数のゲートインタコネクト又は第1の複数の酸化物拡散(OD)領域のうちの少なくとも一方と、
を備える、デバイス。
【請求項2】
前記第1の複数のMEOLインタコネクトは、キャパシタの第2の端子の少なくとも一部分であるように構成されており、前記第2の複数のMEOLインタコネクトは、前記キャパシタの第1の端子の少なくとも一部分であるように構成されている、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記第1の複数のゲートインタコネクト又は前記第1の複数のOD領域のうちの前記少なくとも一方は、前記第1の複数のゲートインタコネクト及び前記第1の複数のOD領域の両方を備え、前記第1の複数のゲートインタコネクトと前記第1の複数のOD領域とは、インタリーブされている、請求項1に記載のデバイス。
【請求項4】
前記第1の複数のゲートインタコネクト及び前記第1の複数のOD領域は、フローティング状態である、請求項3に記載のデバイス。
【請求項5】
前記第1の複数のMEOLインタコネクトは、MEOLの第2の端子インタコネクトの第3のサブセットと、MEOLの第2の端子インタコネクトの第4のサブセットと、を更に備え、
前記第2の複数のMEOLインタコネクトは、MEOLの第1の端子インタコネクトの第3のサブセットと、MEOLの第1の端子インタコネクトの第4のサブセットと、を更に備え、
前記MEOLの第2の端子インタコネクトの第3のサブセットは、前記MEOLの第1の端子インタコネクトの第3のサブセットとインタリーブされており、
前記MEOLの第2の端子インタコネクトの第4のサブセットは、前記MEOLの第1の端子インタコネクトの第4のサブセットとインタリーブされている、
請求項1に記載のデバイス。
【請求項6】
前記MEOLの第2の端子インタコネクトの第3のサブセット及び前記MEOLの第1の端子インタコネクトの第3のサブセットは、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第3のサブセットであり、前記MEOLの第2の端子インタコネクトの第4のサブセット及び前記MEOLの第1の端子インタコネクトの第4のサブセットは、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第4のサブセットである、請求項5に記載のデバイス。
【請求項7】
前記第1の複数のゲートインタコネクト又は前記第1の複数のOD領域のうちの前記少なくとも一方は、前記第1の複数のゲートインタコネクト及び前記第1の複数のOD領域の両方を備え、前記第1の複数のゲートインタコネクトと前記第1の複数のOD領域とは、インタリーブされており、
前記第1の複数のゲートインタコネクト及び前記第1の複数のOD領域は、フローティング状態である、
請求項6に記載のデバイス。
【請求項8】
前記インタリーブされたMEOLインタコネクトの第2のサブセットと前記インタリーブされたMEOLインタコネクトの第3のサブセットとの間で第2の方向に延びている第2の複数のゲートインタコネクトを更に備え、前記第2の複数のゲートインタコネクトは、フローティング状態である、請求項7に記載のデバイス。
【請求項9】
前記インタリーブされたMEOLインタコネクトの第3のサブセットと前記インタリーブされたMEOLインタコネクトの第4のサブセットとの間で前記第2の方向に延びている第3の複数のゲートインタコネクトと、
前記インタリーブされたMEOLインタコネクトの第3のサブセットと前記インタリーブされたMEOLインタコネクトの第4のサブセットとの間で前記第2の方向に延びている第2の複数のOD領域であって、前記第3の複数のゲートインタコネクトと前記第2の複数のOD領域とが、インタリーブされている、第2の複数のOD領域と、
を更に備え
前記第3の複数のゲートインタコネクト及び前記第2の複数のOD領域は、フローティング状態である、
請求項8に記載のデバイス。
【請求項10】
前記デバイス全体にわたって延びているn型ウェル(nウェル)を更に備え、前記nウェルは、前記第1の複数のMEOLインタコネクト及び前記第2の複数のMEOLインタコネクトの下方にある、請求項1に記載のデバイス。
【請求項11】
前記第1の複数のMEOLインタコネクトは、前記nウェルに結合されている、請求項10に記載のデバイス。
【請求項12】
第3のノードは、前記nウェルに結合されており、前記第3のノードは、前記第1のノード及び前記第2のノードに接続されていない、請求項10に記載のデバイス。
【請求項13】
前記第2のノードに結合された第2の端子と、前記第1のノードに結合された第1の端子とを有するバックエンドオブライン(BEOL)金属-酸化物-金属(MOM)キャパシタを更に備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項14】
前記デバイスの第1の側における前記第1の複数のMEOLインタコネクトを前記第2のノードに結合するビアの第1のセットと、
前記デバイスの第2の側における前記第2の複数のMEOLインタコネクトを前記第1のノードに結合するビアの第2のセットと、
を更に備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項15】
前記第2のノードに結合されており、前記デバイスの少なくとも一部分にわたって前記第1の方向に延びている第3の複数のMEOLインタコネクトであって、前記第1の複数のMEOLインタコネクトと前記第3の複数のMEOLインタコネクトとが同一直線上にある、第3の複数のMEOLインタコネクトと、
前記第1のノードに結合されており、前記デバイスの少なくとも一部分にわたって前記第1の方向に延びている第4の複数のMEOLインタコネクトと、
を更に備え、
前記第3の複数のMEOLインタコネクトと前記第4の複数のMEOLインタコネクトとは、インタリーブされている、
請求項1に記載のデバイス。
【請求項16】
前記デバイスの第1の側における前記第1の複数のMEOLインタコネクトを前記第2のノードに結合するビアの第1のセットと、
前記第2の複数のMEOLインタコネクト及び前記第4の複数のMEOLインタコネクトを前記第1のノードに結合するビアの第2のセットと、
前記デバイスの第2の側における前記第3の複数のMEOLインタコネクトを前記第2のノードに結合するビアの第3のセットと、
を更に備える、請求項15に記載のデバイス。
【請求項17】
前記ビアの第2のセットは、前記デバイスのほぼ中心にある、請求項16に記載のデバイス。
【請求項18】
前記デバイス全体にわたって前記第2の方向に延びており、前記デバイスの第1の側に隣接している第1のインタコネクトであって、前記第1の複数のMEOLインタコネクト及び前記第2のノードに結合されている、第1のインタコネクトと、
前記デバイス全体にわたって前記第2の方向に延びている第2のインタコネクトであって、前記第2の複数のMEOLインタコネクト及び前記第1のノードに結合されている、第2のインタコネクトと、
を更に備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項19】
前記第1の複数のMEOLインタコネクトは、前記第1のインタコネクトから前記第2のインタコネクトに向かって前記第1の方向にフィンガとして延びており、前記第2の複数のMEOLインタコネクトは、前記第2のインタコネクトから前記第1のインタコネクトに向かって前記第1の方向にフィンガとして延びている、請求項18に記載のデバイス。
【請求項20】
前記第1のインタコネクト及び前記第2のインタコネクトの各々は、第1のタイプのインタコネクトであり、前記第1の複数のMEOLインタコネクト及び前記第2の複数のMEOLインタコネクトの各インタコネクトは、第2のタイプのインタコネクトである、請求項18に記載のデバイス。
【請求項21】
前記第1のインタコネクト及び前記第2のインタコネクトの各々は、前記第1の方向及び前記第2の方向に直交する第3の方向において第1の厚さを有し、前記第1の複数のMEOLインタコネクト及び前記第2の複数のMEOLインタコネクトの各インタコネクトは、前記第3の方向において第2の厚さを有し、前記第2の厚さは、前記第1の厚さよりも大きい、請求項20に記載のデバイス。
【請求項22】
前記第1のインタコネクトと前記第1の複数のMEOLインタコネクトとは、同じ層上で一緒に結合しており、前記第2のインタコネクトと前記第2の複数のMEOLインタコネクトとは、同じ層上で一緒に結合している、請求項18に記載のデバイス。
【請求項23】
前記第1のインタコネクト及び前記第2のインタコネクトは、MEOLインタコネクトである、請求項18に記載のデバイス。
【請求項24】
前記第2のインタコネクトは、前記デバイスの第2の側にほぼ隣接しており、前記第2の側は、前記第1の方向において前記第1の側の反対側にある、請求項18に記載のデバイス。
【請求項25】
前記デバイス全体にわたって前記第2の方向に延びている第3のインタコネクトを更に備え、前記第3のインタコネクトは、前記デバイスの前記第2の側に隣接しており、前記第3のインタコネクトは、前記第1のインタコネクトに結合されている、請求項24に記載のデバイス。
【請求項26】
前記デバイスの第3の側にバックエンドオブライン(BEOL)インタコネクトを更に備え、前記BEOLインタコネクトは、前記第1のインタコネクトと前記第3のインタコネクトとを一緒に結合する、請求項25に記載のデバイス。
【請求項27】
前記第3のインタコネクトは、MEOLインタコネクトである、請求項25に記載のデバイス。
【請求項28】
前記第2のインタコネクトは、前記デバイスのほぼ中央にあり、前記デバイスは、
前記デバイス全体にわたって前記第2の方向に延びており、前記デバイスの第2の側に隣接している第3のインタコネクトであって、前記第2の側が、前記第1の方向において前記第1の側の反対側にある、第3のインタコネクトと、
前記第3のインタコネクトに接触しており、前記第3のインタコネクトから前記第2のインタコネクトに向かって前記第1の方向にフィンガとして延びている第3の複数のMEOLインタコネクトと、
前記第2のインタコネクトに接触しており、前記第2のインタコネクトから前記第3のインタコネクトに向かって前記第1の方向にフィンガとして延びている第4の複数のMEOLインタコネクトと、
を更に備え、
前記第3の複数のMEOLインタコネクトと前記第4の複数のMEOLインタコネクトとは、インタリーブされている、
請求項18に記載のデバイス。
【請求項29】
前記第1のインタコネクト、前記第1の複数のMEOLインタコネクト、前記第3のインタコネクト、及び前記第3の複数のMEOLインタコネクトは、キャパシタの第2の端子の少なくとも一部分であるように構成されており、前記第2のインタコネクト、前記第2の複数のMEOLインタコネクト、及び前記第4の複数のMEOLインタコネクトは、前記キャパシタの第1の端子の少なくとも一部分であるように構成されている、請求項28に記載のデバイス。
【請求項30】
前記第3のインタコネクトは、MEOLインタコネクトである、請求項28に記載のデバイス。
【請求項31】
前記第1の複数のゲートインタコネクトの各ゲートインタコネクトは、バルク基板から第3の方向にh
B1の高さを有し、前記第1の複数のMEOLインタコネクト及び前記第2の複数のMEOLインタコネクトの各MEOLインタコネクトは、前記バルク基板から前記第3の方向にhの高さを有し、前記第3の方向は、前記第1の方向及び前記第2の方向に直交しており、前記第1の複数のMEOLインタコネクト及び前記第2の複数のMEOLインタコネクトの各MEOLインタコネクトの前記第3の方向における厚さは、h-h
B1に等しい、請求項1に記載のデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、2022年02月07日に出願された「HIGH DENSITY LINEAR CAPACITOR IN SEMICONDUCTOR TECHNOLOGIES」と題する米国特許出願第17/650,233号の利益を主張し、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる。
【0002】
本開示は、概して、レイアウト構造に関し、より詳細には、半導体技術における高密度線形キャパシタに関する。
【0003】
導入
典型的な集積回路(IC)は、逐次形成された層のスタックを含む。各層は、前層の上に積み重ねられるか又はオーバーレイされ、トランジスタ(例えば、電界効果トランジスタ(field effect transistors、FETs)、フィンFET(fin FETs、FinFETs)、全周ゲート型(gate-all-around、GAA)FET(gate-all-around (GAA)FETs、GAAFETs)、及び/又は他のマルチゲートFET)を画定してトランジスタを回路の中に接続する形状を形成するためにパターニングされ得る。デバイスは、特定のレイアウト構造に基づいて配置され得る。現在、改良されたより高密度の線形キャパシタが必要とされている。
【発明の概要】
【0004】
本開示の一態様では、デバイスは、第2のノードに結合されており、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている第1の複数のミドルエンドオブライン(middle-end-of-line、MEOL)インタコネクトを含む。第1の複数のMEOLインタコネクトは、MEOLの第2の端子インタコネクトの第1のサブセット及びMEOLの第2の端子インタコネクトの第2のサブセットを少なくとも含む。デバイスは、第1のノードに結合されており、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている第2の複数のMEOLインタコネクトを更に含む。第2の複数のMEOLインタコネクトは、MEOLの第1の端子インタコネクトの第1のサブセット及びMEOLの第1の端子インタコネクトの第2のサブセットを少なくとも含む。MEOLの第2の端子インタコネクトの第1のサブセットとMEOLの第1の端子インタコネクトの第1のサブセットとは、インタリーブされており、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第1のサブセットである。MEOLの第2の端子インタコネクトの第2のサブセットとMEOLの第1の端子インタコネクトの第2のサブセットとは、インタリーブされており、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第2のサブセットである。デバイスは、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第1のサブセットとインタリーブされたMEOLインタコネクトの第2のサブセットとの間で第2の方向に延びている第1の複数のゲートインタコネクト又は第1の複数の酸化物拡散(OD)領域のうちの少なくとも一方を更に含む。第2の方向は、第1の方向に直交している。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【
図1】IC内の様々な層の側面図を示す第1の図である。
【
図2】IC内の様々な層の側面図を示す第2の図である。
【
図3】第1の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す図である。
【
図4】第2の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す図である。
【
図5】第3の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す図である。
【
図6】
図5に示される高密度線形キャパシタの一部分の側面図を概念的に示す図である。
【
図7】第4の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す図である。
【
図8】第1の構成に基づく高密度線形キャパシタの上部の上面図を概念的に示す図である。
【
図9】
図5、
図8の高密度線形キャパシタのそれぞれの一部分の上面図を一緒に概念的に示す図である。
【
図10】第5の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す図である。
【
図11】第6の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す図である。
【
図12】第2の構成に基づく高密度線形キャパシタの上部の上面図を概念的に示す図である。
【
図13】
図10、
図12の高密度線形キャパシタのそれぞれの一部分の上面図を一緒に概念的に示す図である。
【
図14】第7の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す図である。
【
図15】第8の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す図である。
【
図16】第9の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す図である。
【
図17】第10の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
添付の図面に関して以下に記載する「発明を実施するための形態」は、様々な構成について説明するものであり、本明細書で説明する概念が実践され得る唯一の構成を表すことを意図するものではない。「発明を実施するための形態」は、様々な概念の完全な理解をもたらすことを目的とする、具体的な詳細を含む。しかしながら、当業者には、これらの具体的な詳細を伴わずとも、これらの概念を実践することができる点が明らかとなるであろう。いくつかの事例では、そのような概念を不明瞭にすることを回避するために、周知の構造及び構成要素は、ブロック図の形態で示されている。装置及び方法が以下の「発明を実施するための形態」において説明され、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズム、要素などによって添付の図面に示され得る。
【0007】
図1は、セルデバイス及びIC内の様々な層の側面図を示す第1の
図100である。様々な層がz方向に変化する(第3の方向と表示されている)。
図1に示すように、トランジスタは、ゲート102(場合によってはPOLYと呼ばれ得るが、ゲートは金属、ポリシリコン、又はポリシリコンと金属の組み合わせから形成されることもある)と、ソース104と、ドレイン106とを有する。ゲート102は、ゲートインタコネクトによって形成されている。ソース104及びドレイン106は、バルクシリコン基板101上のフィン104、106によって形成されてもよい。バルクシリコン基板101は、ウェハ又はスライスと呼ばれることがある。バルクシリコン基板101は、非常に少量の特定の不純物(例えば、0.0001%のホウ素、リン、ヒ素、アンチモン等)が溶融物に添加されることによって形成されてもよく、この溶融物は、バルクp型(p型基板又はP-基板とも呼ばれる)又はバルクn型(n型基板又はN-基板とも呼ばれる)のいずれかとしてバルクシリコン基板101(上記の不純物をベースとして、約99.9999%シリコンであり得る)を画定する。ゲート102は、第2の方向(例えば、図面のページにおけるy軸に沿った垂直方向)に延び得、フィン104、106は、第2の方向に直交する第1の方向(例えば、x軸に沿った水平方向)に延びてもよい。接触層インタコネクト108(金属POLY(metal POLY、MP)層インタコネクト、接触B(contact B、CB)層インタコネクト、又はミドルエンドオブライン(MEOL)インタコネクトとも呼ばれる)は、ゲート102に接触し得る。トレンチシリサイド(trench silicide、TS)109は、ソース104及び/又はドレイン106に接触し得る。接触層インタコネクト110(金属拡散(metal diffusion、MD)層インタコネクト、接触A(contact A、CA)層インタコネクト、又はMEOLインタコネクトとも呼ばれる)は、TS層109に接触し得る。接触層インタコネクト110、108の上部は、バルクシリコン基板101からの高さが、それぞれh
A2、h
B2であり、接触層インタコネクト110、108の下部のバルクシリコン基板101からの高さは、それぞれh
A1、h
B1である。したがって、接触層インタコネクト110のz方向における厚さは、t
A=h
A2-h
A1であり、接触層インタコネクト108のz方向における厚さは、t
B=h
B2-h
B1である。一構成では、
【0008】
【0009】
である(これらの両方がhに等しいものとして示される)。ゲート102は、TS層109の高さhA1よりも低い高さhB1を有するので、接触層インタコネクト108の厚さtBは、接触層インタコネクト110の厚さtAよりも大きい。ビア112(ビアA(via A、VA)とも呼ばれる)は、接触層インタコネクト110に接触し得る。金属1(metal 1、M1)層インタコネクト114は、ビア112に接触し得る。M1層インタコネクト114は、第1の方向に延びているように示されているが、また、第2の方向に延びてもよい。ビアV1116は、M1層インタコネクト114に接触し得る。金属2(metal 2、M2)層インタコネクト118は、ビアV1116に接触し得る。M2層インタコネクト118は、第2の方向に延びているように示されているが、代替的に、第1の方向に延びてもよい。上位層は、ビアV2を含むビア層と、金属3(metal 3、M3)層インタコネクトを含むM3層と、上位ビア/金属層とを含む。M3層及びそれより上位層のインタコネクトは、第1の方向又は第2の方向に延びてもよい。金属q(metal q、Mq)層以上の金属層は、第1の方向及び第2の方向の両方に延びてもよい。セルデバイスは、(図示されるような)FinFET、GAAFET、又は他のマルチゲートFETを用いて実装され得る。複数のデバイス全体にわたる連続したOD領域の場合、フィンは、複数のデバイス全体にわたって(第1の方向に)連続している。複数のデバイス全体にわたる不連続のOD領域の場合、フィンは、複数のデバイスの異なるセット間の拡散ブレーク(例えば、第2の方向に延びているシングル/ダブル拡散ブレーク)において分離している。
【0010】
図2は、標準セル及びIC内の様々な層の側面図を示す第2の
図200である。様々な層がz方向に変化する(第3の方向と表示されている)。
図2に示すように、トランジスタは、ゲート202と、ソース204と、ドレイン206とを有する。ゲート202は、ゲートインタコネクトによって形成されている。ソース204及びドレイン206は、バルクシリコン基板201上のフィン204、206によって形成されてもよい。バルクシリコン基板201は、ウェハ又はスライスと呼ばれることがある。バルクシリコン基板201は、非常に少量の特定の不純物(例えば、0.0001%のホウ素、リン、ヒ素、アンチモン等)が溶融物に添加されることによって形成されてもよく、この溶融物は、バルクp型(p型基板又はP-基板とも呼ばれる)又はバルクn型(n型基板又はN-基板とも呼ばれる)のいずれかとしてバルクシリコン基板201(上記の不純物をベースとして、約99.9999%シリコンであり得る)を画定する。ゲート202は、第2の方向(例えば、図面のページにおけるy軸に沿った垂直方向)に延び得、フィン204、206は、第2の方向に直交する第1の方向(例えば、x軸に沿った水平方向)に延びてもよい。接触層インタコネクト208(MP層インタコネクト又はCB層インタコネクトとも呼ばれる)は、ゲート202に接触し得る。TS層209は、ソース204及び/又はドレイン206に接触し得る。接触層インタコネクト210(MD層インタコネクト、CA層インタコネクト、又はMEOLインタコネクトとも呼ばれる)は、TS層209に接触し得る。上述したように、接触層インタコネクト208の厚さt
Bは、接触層インタコネクト210の厚さt
Aよりも大きい。ビア212(ビアB(via B、VB)とも呼ばれる)は、接触層インタコネクト208に接触し得る。M
1層インタコネクト214は、ビア212に接触し得る。M
1層インタコネクト214は、第1の方向に延びているように示されているが、また、第2の方向に延びてもよい。ビアV
1216は、M
1層インタコネクト214に接触し得る。M
2層インタコネクト218は、ビアV
1216に接触し得る。M
2層インタコネクト218は、第2の方向に延びているように示されているが、代替的に、第1の方向に延びてもよい。上位層は、ビアV
2を含むビア層と、M
3層インタコネクトを含むM
3層と、上位ビア/金属層とを含む。M
3層及びそれより上位層のインタコネクトは、第1の方向又は第2の方向に延びてもよい。M
q層以上の金属層は、第1の方向及び第2の方向の両方に延びてもよい。セルデバイスは、(図示されるような)FinFET、GAAFET、又は他のマルチゲートFETを用いて実装され得る。複数のデバイス全体にわたる連続したOD領域の場合、フィンは、複数のデバイスにわたって(第1の方向に)連続している。複数のデバイス全体にわたる不連続のOD領域の場合、フィンは、複数のデバイスの異なるセット間の拡散ブレーク(例えば、第2の方向に延びているシングル/ダブル拡散ブレーク)において分離している。
【0011】
再び
図1、
図2を参照すると、ゲート102、202、ドレイン106、206、及びソース104、204を含むトランジスタは、フロントエンドオブライン(front-end-of-line、FEOL)層上にある。接触層インタコネクト108、208及び接触層インタコネクト110、210は、MEOL層上にある。M
1層114、214及び上位金属層(例えば、M
2層118、218)を含む金属層は、バックエンドオブライン(back-end-of-line、BEOL)層上にある。
【0012】
信号処理又は回路補償のために線形キャパシタが必要とされる多くのアナログ回路がある。例えば、線形キャパシタは、低ドロップアウトレギュレータ(low-dropout regulator、LDO)又は増幅器などのフィードバック回路においてミラー補償キャパシタとして使用され得る。別の例では、線形キャパシタは、アナログデジタル変換器(analog to digital converter、ADC)などのスイッチトキャパシタ回路において使用され得る。線形キャパシタとは、その静電容量がその端子間の電圧に依存しないキャパシタを指す。線形性は多くのアナログ用途において重要である。FinFET技術の高いウェハコストを考慮すると、集積回路(IC)チップ面積を低減するために高密度キャパシタが望ましい。金属酸化膜半導体(Metal oxide semiconductor、MOS)キャパシタは、高密度を有するが、非線形性が高く、その結果、信号経路キャパシタとして適していない。互いにかみ合うフィンガを有する既存の金属キャパシタは線形であるが、密度が低い。
【0013】
図3~
図17に関して以下で説明するように、既存の金属-酸化物-金属(metal-oxide-metal、MOM)キャパシタよりも高い密度を有するキャパシタの異なる構成が提供される。提供されるキャパシタは、上部端子(上部プレートとも呼ばれる)及び下部端子(下部プレートとも呼ばれる)を有し、上部端子及び下部端子の一部分はMEOL層上にあり、上部端子及び下部端子のMEOLインタコネクトはインタリーブされている。MEOL層上にある上部端子及び下部端子の一部分は、MEOLキャパシタと呼ばれることがある。上述したように、MEOL層は、接触層インタコネクト108、208と、接触層インタコネクト110、210とを含む。接触層インタコネクト108、208は、CB/MP層インタコネクト、又は一般にMEOLインタコネクトと呼ばれることがある。接触層インタコネクト110、210は、CA/MD層インタコネクト、又は一般にMEOLインタコネクトと呼ばれることがある。本明細書では、接触層インタコネクト110、210はタイプA MEOLインタコネクトと呼ばれ、接触層インタコネクト108、208はタイプB MEOLインタコネクトと呼ばれる。
図3~
図17に関連して説明したように、MEOLキャパシタは、インタリーブされたタイプB MEOLインタコネクトを用いて形成されてもよく、タイプB MEOLインタコネクトの上部/下部端子サブセットを一緒に連結するタイプA MEOLインタコネクトを更に含んでもよい。
【0014】
図3は、第1の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す
図300である。
図3に示すように、MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセットは、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている。MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセットは、ビア312tを介して第1のノードに結合されている。一例では、第1のノードはキャパシタ370の上部端子である。加えて、MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットは、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている。MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットは、ビア312bを介して第2のノードに結合されている。ビア312t、312bは、パターンキーにおいて312として識別される。一例では、第2のノードはキャパシタ370の下部端子である。MEOLインタコネクト308t
1、308b
1のセット、MEOLインタコネクト308t
2、308b
2のセット、MEOLインタコネクト308t
3、308b
3のセット、及びMEOLインタコネクト308t
4、308b
4のセットは各々、第1の方向にインタリーブされている。MEOLインタコネクト308t
1、308b
1のセットとMEOLインタコネクト308t
2、308b
2のセットとの間で、330における複数のゲートインタコネクト302(POLY接点(POLY contact、PC)と呼ばれることがある)及び複数のOD領域305(アクティブRX領域と呼ばれることがある)は、第1の方向に直交する第2の方向に延びてもよい。330における複数のゲートインタコネクト302と複数のOD領域305とは、インタリーブされ得る。加えて、MEOLインタコネクト308t
2、308b
2のセットとMEOLインタコネクト308t
3、308b
3のセットとの間で、332における複数のゲートインタコネクト302は、第2の方向に延びてもよい。代替的に、MEOLインタコネクト308t
2、308b
2のセットとMEOLインタコネクト308t
3、308b
3のセットとの間で、332における複数のOD領域305が第2の方向に延びてもよい。更に、MEOLインタコネクト308t
3、308b
3のセットとMEOLインタコネクト308t
4、308b
4のセットとの間で、334における複数のゲートインタコネクト302及び複数のOD領域305が第2の方向に延びてもよい。334における複数のゲートインタコネクト302と複数のOD領域305とは、インタリーブされ得る。330、332、334における複数のゲートインタコネクト302及び330、334における複数のOD領域305は、フローティング状態であってもよく、いかなるノード又は電圧にも連結されなくてもよい。330、332、334における複数のゲートインタコネクト302及び330、334における複数のOD領域305は、PC/RX密度要件を満たすための充填物として使用され得る。PC/RX密度要件がない場合、追加のMEOLインタコネクトが、領域330、332、334において利用されて、インタリーブされたMEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4、308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセット(パターンキーにおいて308として識別される)の実効静電容量を増加させ得る。
【0015】
MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセットは、キャパシタ370の第1の端子の少なくとも一部分であるように構成されており、MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットは、キャパシタ370の第2の端子の少なくとも一部分であるように構成されている。キャパシタ370の追加部分を
図8に示す。一構成では、MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセット、及びMEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットの各MEOLインタコネクト308は、タイプB MEOLインタコネクトであり、タイプB MEOLインタコネクトは、上述したように、MP/CB接触層インタコネクト108、208であってもよい。
【0016】
図4は、第2の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す
図400である。
図4に示すように、
図3に示すデバイスは、デバイス全体にわたって延びているn型ウェル(nウェル)480を含んでもよく、nウェル480は、インタリーブされたMEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4、308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットの下方にある。第1の構成では、MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットは、nウェル480に結合されている。このような構成では、第1のノード(キャパシタ370の上部端子)は基板から遮蔽される。第2のノード(下部端子)をnウェルに連結することによって第1のノード(上部端子)を基板から遮蔽すると、第1のノード上の寄生容量が低減する(例えば、全静電容量の4%から0.6%に低減する)。しかしながら、そのような構成では、第2のノード(下部端子)は、非線形であるより大きい寄生容量を有する(例えば、全静電容量の4.5%から20%~22%に増加する)ことになり、キャパシタ370を含む信号経路を通してより大きい駆動強度を必要とすることになる。第2の構成では、第3のノードがnウェル480に結合されており、第3のノードは、第1のノード(キャパシタ370の上部端子)及び第2のノード(キャパシタ370の下部端子)に接続されていない。
【0017】
図5は、第3の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す
図500である。
図5に示すように、MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセットは、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている。MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセットは、第1の方向に直交する第2の方向に延びているMEOLインタコネクト310tによって一緒に結合されている。MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4及びMEOLインタコネクト310tのセットは、バルクシリコン基板101、201から同じ高さh(
図1、
図2参照)にあるので、一緒に短絡される。MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセットは、結果的に、MEOLインタコネクト310tからフィンガとして延びている。MEOLインタコネクト310tは、第1のノードに結合されている。一例では、第1のノードはキャパシタ370の上部端子である。加えて、MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットは、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている。MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットは、第2の方向に延びているMEOLインタコネクト310bによって一緒に結合されている。MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセット及びMEOLインタコネクト310bは、バルクシリコン基板101、201から同じ高さh(
図1、
図2参照)にあるので、一緒に短絡される。MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットは、結果的に、MEOLインタコネクト310bからフィンガとして延びている。MEOLインタコネクト310bは、第2のノードに結合されている。一例では、第2のノードはキャパシタ370の下部端子である。MEOLインタコネクト310t、310bは、パターンキーにおいて310として識別される。MEOLインタコネクト308t
1、308b
1のセット、MEOLインタコネクト308t
2、308b
2のセット、MEOLインタコネクト308t
3、308b
3のセット、及びMEOLインタコネクト308t
4、308b
4のセットは各々、第1の方向にインタリーブされている。MEOLインタコネクト308t
1、308b
1のセットとMEOLインタコネクト308t
2、308b
2のセットとの間で、330における複数のゲートインタコネクト302及び複数のOD領域305は、第2の方向に延びてもよい。330における複数のゲートインタコネクト302と複数のOD領域305とは、インタリーブされ得る。加えて、MEOLインタコネクト308t
2、308b
2のセットとMEOLインタコネクト308t
3、308b
3のセットとの間で、332における複数のゲートインタコネクト302は、第2の方向に延びてもよい。更に、MEOLインタコネクト308t
3、308b
3のセットとMEOLインタコネクト308t
4、308b
4のセットとの間で、334における複数のゲートインタコネクト302及び複数のOD領域305が第2の方向に延びてもよい。334における複数のゲートインタコネクト302と複数のOD領域305とは、インタリーブされ得る。330、332、334における複数のゲートインタコネクト302及び330、334における複数のOD領域305は、フローティング状態であってもよく、いかなるノード又は電圧にも連結されなくてもよい。330、332、334における複数のゲートインタコネクト302及び330、334における複数のOD領域305は、PC/RX密度要件を満たすための充填物として使用され得る。PC/RX密度要件がない場合、追加のMEOLインタコネクトが、領域330、332、334において利用されて、インタリーブされたMEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4、308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットの実効静電容量を増加させ得る。
【0018】
MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセット及びMEOLインタコネクト310tは、キャパシタ370の第1の端子の少なくとも一部分であるように構成されており、MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセット及びMEOLインタコネクト310bは、キャパシタ370の第2の端子の少なくとも一部分であるように構成されている。キャパシタ370の追加部分を
図8に示す。一構成では、MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセット、及びMEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットの各MEOLインタコネクト308は、タイプB MEOLインタコネクトであり、タイプB MEOLインタコネクトは、上述したように、MP/CB接触層インタコネクト108、208であってもよい。更に、そのような構成では、MEOLインタコネクト310t、310bの各々は、タイプA MEOLインタコネクトであり、タイプA MEOLインタコネクトは、上述したように、MD/CA接触層インタコネクト110、210であってもよい。
【0019】
点線部分の第1の方向における矢印360の方向における側面図が
図6に示されている。
図6の側面図は、MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4、308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットとMEOLインタコネクト310t、310bとの間の相対的な厚さの差を示す。
【0020】
図6は、
図5に示される高密度線形キャパシタの一部分の側面図を概念的に示す
図600である。
図6に示されるように、タイプB MEOLインタコネクト308及びタイプA MEOLインタコネクト310は、バルクシリコン基板101、201から高さhにある。タイプB MEOLインタコネクトの下面は、トランジスタゲート102、202の高さである高さh
B1にある。したがって、タイプB MEOLインタコネクトの厚さt
Bは、h-h
B1に等しい。
図6に示すように、タイプB MEOLインタコネクトの厚さt
Bは、タイプA MEOLインタコネクトの厚さt
Aよりも大きい。
【0021】
図7は、第4の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す
図700である。
図7に示すように、
図5に示すデバイスは、デバイス全体にわたって延びているnウェル780を含んでもよく、nウェル780は、インタリーブされたMEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4、308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットの下方にあり、かつMEOLインタコネクト310t、310bの下方にある。第1の構成では、MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセット及びMEOLインタコネクト310bは、nウェル780に結合されている。このような構成では、第1のノード(キャパシタ370の上部端子)は基板から遮蔽される。第2のノード(下部端子)をnウェルに連結することによって第1のノード(上部端子)を基板から遮蔽すると、第1のノード上の寄生容量が低減する(例えば、全静電容量の4%から0.6%に低減する)。しかしながら、そのような構成では、第2のノード(下部端子)は、非線形であるより大きい寄生容量を有する(例えば、全静電容量の4.5%から20%~22%に増加する)ことになり、キャパシタ370を含む信号経路を通してより大きい駆動強度を必要とすることになる。第2の構成では、第3のノードがnウェル780に結合されており、第3のノードは、第1のノード(キャパシタ370の上部端子)及び第2のノード(キャパシタ370の下部端子)に接続されていない。
【0022】
図8は、第1の構成に基づく高密度線形キャパシタの上部の上面図を概念的に示す
図800である。
図9は、
図5、
図8の高密度線形キャパシタのそれぞれの一部分の上面図を一緒に概念的に示す
図900である。
図8に示すように、キャパシタ370(MOMキャパシタと呼ばれることがある)の上部は、第2の方向に延びているフィンガを有する第1の櫛形構造840tと、第2の方向に延びているフィンガを有する第2の櫛形構造840bとを含む。第1の櫛形構造840tのフィンガと第2の櫛形構造840bのフィンガとは、インタリーブされている。第1の櫛形構造840t及び第2の櫛形構造840bの各々は、金属層M
1~M
x上にフィンガを含んでもよく、ここでx>1である。例えば、
図8に示すようにx=3である場合、第1の櫛形構造840t及び第2の櫛形構造840bは、下部金属層M
1、M
2、及びM
3上にフィンガを含むことになる。別の例では、x=5である場合、第1の櫛形構造840t及び第2の櫛形構造840bは、下部金属層M
1、M
2、及びM
3上に、並びに金属4(C
4)層及び金属5(C
5)層(より広く、更に離間している)を含む中央金属層上にフィンガを含むことになる。櫛形構造840tは、
図3、
図4のMEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセットに、又は
図5、
図7のMEOLインタコネクト310tに接続する側面端子842tを含む(
図9参照)。櫛形構造840bは、
図3、
図4におけるMEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットに、又は
図5、
図7におけるMEOLインタコネクト310bに接続する側面端子842bを含む(
図9参照)。第1の櫛形構造840t及びMEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセットは共に、キャパシタ370の上部端子(すなわち、第1のノード)である。第2の櫛形構造840b及びMEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットは共に、キャパシタ370の下部端子(すなわち、第2のノード)である。
図9に示すように、
図5のMEOLキャパシタ及び
図8のBEOL MOMキャパシタは並列に結合されており、密度が増加した1つのMEOL-BEOLキャパシタ370を提供する。
【0023】
図10は、第5の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す
図1000である。
図10に示すように、MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセットは、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている。MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセットは、第2の方向に延びているMEOLインタコネクト310tによって一緒に結合されている。MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセット及びMEOLインタコネクト310tは、一緒に短絡される。MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセットは、結果的に、MEOLインタコネクト310tからフィンガとして延びている。MEOLインタコネクト310tは、第1のノードに結合されている。一例では、第1のノードはキャパシタ370の上部端子である。加えて、MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットは、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている。MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットは、第2の方向に延びているMEOLインタコネクト310bによって一緒に結合されている。MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセット及びMEOLインタコネクト310bは、一緒に短絡される。MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットは、結果的に、MEOLインタコネクト310bからフィンガとして延びている。MEOLインタコネクト310bは、第2のノードに結合されている。一例では、第2のノードはキャパシタ370の下部端子である。MEOLインタコネクト308t
1、308b
1のセット、MEOLインタコネクト308t
2、308b
2のセット、MEOLインタコネクト308t
3、308b
3のセット、及びMEOLインタコネクト308t
4、308b
4のセットは各々、第1の方向にインタリーブされている。
【0024】
MEOLインタコネクト310tに隣接するMEOLインタコネクト1010bは、第2のノードに結合されている。MEOLインタコネクト1010bは、MEOLインタコネクト310tが、MEOLインタコネクト310tに結合してMEOLインタコネクト310t上に寄生容量を引き起こす可能性がある近くのローカル/グローバルルーティングインタコネクトからより分離されるように、MEOLインタコネクト310tを遮蔽する。そのような設計は、キャパシタ370の上部端子が比較的より低い寄生容量を有するべきである用途に適し得る。
【0025】
MEOLインタコネクト308t1、308b1のセットとMEOLインタコネクト308t2、308b2のセットとの間で、330における複数のゲートインタコネクト302及び複数のOD領域305は、第2の方向に延びてもよい。330における複数のゲートインタコネクト302と複数のOD領域305とは、インタリーブされ得る。加えて、MEOLインタコネクト308t2、308b2のセットとMEOLインタコネクト308t3、308b3のセットとの間で、332における複数のゲートインタコネクト302は、第2の方向に延びてもよい。更に、MEOLインタコネクト308t3、308b3のセットとMEOLインタコネクト308t4、308b4のセットとの間で、334における複数のゲートインタコネクト302及び複数のOD領域305が第2の方向に延びてもよい。334における複数のゲートインタコネクト302と複数のOD領域305とは、インタリーブされ得る。330、332、334における複数のゲートインタコネクト302及び330、334における複数のOD領域305は、フローティング状態であってもよく、いかなるノード又は電圧にも連結されなくてもよい。330、332、334における複数のゲートインタコネクト302及び330、334における複数のOD領域305は、PC/RX密度要件を満たすための充填物として使用され得る。PC/RX密度要件がない場合、追加のMEOLインタコネクトが、領域330、332、334において利用されて、インタリーブされたMEOLインタコネクト308t1、308t2、308t3、308t4、308b1、308b2、308b3、308b4のセットの実効静電容量を増加させ得る。
【0026】
MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセット及びMEOLインタコネクト310tは、キャパシタ370の第1の端子の少なくとも一部分であるように構成されており、MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセット及びMEOLインタコネクト310b、1010bは、キャパシタ370の第2の端子の少なくとも一部分であるように構成されている。キャパシタ370の追加部分を
図12に示す。上述したように、MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセット及びMEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットの各MEOLインタコネクト308は、タイプB MEOLインタコネクトであってもよく、タイプB MEOLインタコネクトは、MP/CB接触層インタコネクト108、208であってもよい。加えて、MEOLインタコネクト310t、310b、1010bの各々は、タイプA MEOLインタコネクトであってもよく、タイプA MEOLインタコネクトは、MD/CA接触層インタコネクト110、210であってもよい。
【0027】
図11は、第6の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す
図1100である。
図11に示すように、
図10に示すデバイスは、デバイス全体にわたって延びているnウェル1180を含んでもよく、nウェル1180は、インタリーブされたMEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4、308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットの下方にあり、かつMEOLインタコネクト310t、310bの下方にある。第1の構成では、MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセット及びMEOLインタコネクト310b、1010bは、nウェル1180に結合されている。このような構成では、第1のノード(キャパシタ370の上部端子)は基板から遮蔽される。第2のノード(下部端子)をnウェルに連結することによって第1のノード(上部端子)を基板から遮蔽すると、第1のノード上の寄生容量が低減する(例えば、全静電容量の4%から0.6%に低減する)。しかしながら、そのような構成では、第2のノード(下部端子)は、非線形であるより大きい寄生容量を有する(例えば、全静電容量の4.5%から20%~22%に増加する)ことになり、キャパシタ370を含む信号経路を通してより大きい駆動強度を必要とすることになる。第2の構成では、第3のノードがnウェル1180に結合されており、第3のノードは、第1のノード(キャパシタ370の上部端子)及び第2のノード(キャパシタ370の下部端子)に接続されていない。
【0028】
図12は、第2の構成に基づく高密度線形キャパシタの上部の上面図を概念的に示す
図1200である。
図13は、
図10、
図12の高密度線形キャパシタのそれぞれの一部分の上面図を一緒に概念的に示す
図1300である。
図12に示すように、キャパシタ370(すなわち、MOMキャパシタ)の上部は、第2の方向に延びているフィンガを有する第1の櫛形構造1240tと、第2の方向に延びているフィンガを有する第2の櫛形構造1240bとを含む。第1の櫛形構造1240tのフィンガと第2の櫛形構造1240bのフィンガとは、インタリーブされている。第1の櫛形構造1240t及び第2の櫛形構造1240bの各々は、金属層M
1~M
x上にフィンガを含んでもよく、ここでx>1である。例えば、
図12に示すようにx=3である場合、第1の櫛形構造1240t及び第2の櫛形構造1240bは、下部金属層M
1、M
2、及びM
3上にフィンガを含むことになる。別の例では、x=5の場合、第1の櫛形構造1240t及び第2の櫛形構造1240bは、下部金属層M
1、M
2、及びM
3上、並びに中央金属層C
4及びC
5上にフィンガを含むことになる。櫛形構造1240tは、(
図8、
図9に関連して説明した)MEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセットに接続するか、又は
図10、
図11におけるMEOLインタコネクト310tに(
図13参照)接続する側面端子1242tを含む。櫛形構造1240bは、(
図8、
図9に関連して説明した)MEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットに接続するか、又は
図10、
図11のMEOLインタコネクト310bに(
図13参照)接続する側面端子1242bを含む。櫛形構造1240bは、
図10、
図11のMEOLインタコネクト1010bに接続する側面端子1244bを更に含む(
図13参照)。側面端子1244bは、MEOLインタコネクト1010bがMEOLインタコネクト310tを遮蔽し、MEOLインタコネクト310tに結合してMEOLインタコネクト310t上に寄生容量を引き起こす可能性がある近くのローカル/グローバルルーティングインタコネクトからMEOLインタコネクト310tを分離することができるように、第2のノード(すなわち、下部端子)をMEOLインタコネクト1010bに接続する。第1の櫛形構造1240t及びMEOLインタコネクト308t
1、308t
2、308t
3、308t
4のセットは共に、キャパシタ370の上部端子(すなわち、第1のノード)である。第2の櫛形構造1240b及びMEOLインタコネクト308b
1、308b
2、308b
3、308b
4のセットは共に、キャパシタ370の下部端子(すなわち、第2のノード)である。
図13に示されるように、
図10のMEOLキャパシタ及び
図12のBEOL MOMキャパシタは並列に結合されており、密度が増加した1つのMEOL-BEOLキャパシタ370を提供する。
【0029】
図14は、第7の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す
図1400である。
図14に示すように、MEOLインタコネクト1410tは、デバイスのほぼ中央を横切って第2の方向に延びている。MEOLインタコネクト1408t
1、1408t
2、1408t
3、1408t
4、1408t
5、1408t
6、1408t
7、1408t
8のセットは、デバイスの一部分にわたって第1の方向にMEOLインタコネクト1410tからフィンガとして延び、第1の方向は第2の方向に直交している。MEOLインタコネクト1408t
1、1408t
2、1408t
3、1408t
4、1408t
5、1408t
6、1408t
7、1408t
8のセットは、MEOLインタコネクト1410tによって一緒に結合されている。MEOLインタコネクト1408t
1、1408t
2、1408t
3、1408t
4、1408t
5、1408t
6、1408t
7、1408t
8のセット及びMEOLインタコネクト1410tは、バルクシリコン基板101、201から同じ高さh(
図1、
図2参照)にあるので、一緒に短絡される。MEOLインタコネクト1410tは、第1のノードに結合されている。一例では、第1のノードはキャパシタ370の上部端子である。
【0030】
MEOLインタコネクト1410b
1は、デバイスの第1の側(図の右側)を横切って第2の方向に延びている。MEOLインタコネクト1408b
1、1408b
2、1408b
3、1408b
4のセットは、デバイスの一部分にわたって第1の方向にMEOLインタコネクト1410b
1からフィンガとして延びている。MEOLインタコネクト1408b
1、1408b
2、1408b
3、1408b
4のセットは、MEOLインタコネクト1410b
1によって一緒に結合されている。MEOLインタコネクト1408b
1、1408b
2、1408b
3、1408b
4のセット及びMEOLインタコネクト1410b
1は、バルクシリコン基板101、201から同じ高さh(
図1、
図2参照)にあるので、一緒に短絡される。MEOLインタコネクト1410b
1は、第2のノードに結合されている。一例では、第2のノードはキャパシタ370の下部端子である。
【0031】
MEOLインタコネクト1410b
2は、デバイスの第2の側部(図の左側)にわたって第2の方向に延びている。MEOLインタコネクト1410t、1410b
1、1410b
2は、パターンキーにおいて1410として識別される。MEOLインタコネクト1408b
5、1408b
6、1408b
7、1408b
8のセットは、デバイスの一部分にわたって第1の方向にMEOLインタコネクト1410b
2からフィンガとして延びている。MEOLインタコネクト1408b
5、1408b
6、1408b
7、1408b
8のセットは、MEOLインタコネクト1410b
2によって一緒に結合されている。MEOLインタコネクト1408b
5、1408b
6、1408b
7、1408b
8のセット及びMEOLインタコネクト1410b
2は、バルクシリコン基板101、201から同じ高さh(
図1、
図2参照)にあるので、一緒に短絡される。MEOLインタコネクト1410b
2は、第2のノードに結合されている。
【0032】
MEOLインタコネクト1408b1、1408t1のセット、MEOLインタコネクト1408b2、1408t2のセット、MEOLインタコネクト1408b3、1408t3のセット、及びMEOLインタコネクト1408b4、1408t4のセットは各々、デバイスの第1の半分上で第1の方向にインタリーブされている。MEOLインタコネクト1408b5、1408t5のセット、MEOLインタコネクト1408b6、1408t6のセット、MEOLインタコネクト1408b7、1408t7のセット、及びMEOLインタコネクト1408b8、1408t8のセットは各々、デバイスの第2の半分上で第1の方向にインタリーブされている。
【0033】
この構成では、MEOLインタコネクト1410b
1、1410b
2は、MEOLインタコネクト1408t
1、1408t
2、1408t
3、1408t
4、1408t
5、1408t
6、1408t
7、1408t
8及びMEOLインタコネクト1410tを遮蔽し、それによって、第1のノード上の寄生容量を増加させ得るローカル/グローバルルーティングインタコネクトへの第1のノード(上部端子)の結合を低減する。更に、MEOLインタコネクト1408t
1、1408t
2、1408t
3、1408t
4、1408t
5、1408t
6、1408t
7、1408t
8、1408b
1、1408b
2、1408b
3、1408b
4、1408b
5、1408b
6、1408b
7、1408b
8(パターンキーにおいて1408として識別される)は各々、MEOLインタコネクト308の長さの約半分である。MEOLインタコネクト1408の低減された長さは、
図3~
図5、
図7、
図9~
図11、及び
図13に示されるフィンガと比較して、フィンガの抵抗を著しく低減し、それによって、キャパシタ370の品質(Q)係数(Q値)を増加させる。Q値は抵抗に反比例する。フィンガの抵抗が効果的に半減されるので、Q値は効果的に倍増される。
【0034】
MEOLインタコネクト1408t1、1408b1、1408t5、1408b5のセットと、MEOLインタコネクト1408t2、1408b2、1408t6、1408b6のセットとの間で、1430における複数のゲートインタコネクト1402及び複数のOD領域1405は、第2の方向に延びてもよい。1430における複数のゲートインタコネクト1402と複数のOD領域1405とは、インタリーブされ得る。加えて、MEOLインタコネクト1408t2、1408b2、1408t6、1408b6のセットと、MEOLインタコネクト1408t3、1408b3、1408t7、1408b7のセットとの間で、1432における複数のゲートインタコネクト1402は、第2の方向に延びてもよい。更に、MEOLインタコネクト1408t3、1408b3、1408t7、1408b7のセットとMEOLインタコネクト1408t4、1408b4、1408t8、1408b8のセットとの間で、1434における複数のゲートインタコネクト1402及び複数のOD領域1405は、第2の方向に延びてよい。1434における複数のゲートインタコネクト1402と複数のOD領域1405とは、インタリーブされ得る。1430、1432、1434における複数のゲートインタコネクト1402及び1430、1434における複数のOD領域1405は、フローティング状態であってもよく、いかなるノード又は電圧にも連結されなくてもよい。1430、1432、1434における複数のゲートインタコネクト1402及び1430、1434における複数のOD領域1405は、PC/RX密度要件を満たすための充填物として使用され得る。PC/RX密度要件がない場合、追加のMEOLインタコネクトが領域1430、1432、1434において利用されて、インタリーブされたMEOLインタコネクト1408t1、1408t2、1408t3、1408t4、1408t5、1408t6、1408t7、1408t8、1408b1、1408b2、1408b3、1408b4、1408b5、1408b6、1408b7、1408b8のセットの実効静電容量を増加させ得る。
【0035】
MEOLインタコネクト1408t1、1408t2、1408t3、1408t4、1408t5、1408t6、1408t7、1408t8のセット及びMEOLインタコネクト1410tは、キャパシタ370の第1の端子の少なくとも一部分であるように構成されており、MEOLインタコネクト1408b1、1408b2、1408b3、1408b4、1408b5、1408b6、1408b7、1408b8のセット及びMEOLインタコネクト1410b1、1410b2は、キャパシタ370の第2の端子の少なくとも一部分であるように構成されている。キャパシタ370の追加部分は、例えば、金属層M1、M2、M3、C4、C5など、より高い金属層上にある。一構成では、MEOLインタコネクト1408t1、1408t2、1408t3、1408t4、1408t5、1408t6、1408t7、1408t8及びMEOLインタコネクト1408b1、1408b2、1408b3、1408b4、1408b5、1408b6、1408b7、1408b8のセットの各MEOLインタコネクト1408は、タイプB MEOLインタコネクトであり、タイプB MEOLインタコネクトは、上述したように、MP/CB接触層インタコネクト108、208であってもよい。更に、そのような構成では、MEOLインタコネクト1410t、1410b1、1410b2の各々は、タイプA MEOLインタコネクトであり、タイプA MEOLインタコネクトは、上述したように、MD/CA接触層インタコネクト110、210であってもよい。
【0036】
図15は、第8の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す
図1500である。
図15に示すように、
図14に示すデバイスは、デバイス全体にわたって延びているnウェル1580を含んでもよく、nウェル1580は、インタリーブされたMEOLインタコネクト1408t
1、1408t
2、1408t
3、1408t
4、1408t
5、1408t
6、1408t
7、1408t
8、1408b
1、1408b
2、1408b
3、1408b
4、1408b
5、1408b
6、1408b
7、1408b
8のセットの下方にあり、かつMEOLインタコネクト1410t、1410b
1、1410b
2の下方にある。第1の構成では、MEOLインタコネクト1408b
1、1408b
2、1408b
3、1408b
4、1408b
5、1408b
6、1408b
7、1408b
8のセット及びMEOLインタコネクト1410b
1、1410b
2は、nウェル1580に結合されている。このような構成では、第1のノード(キャパシタ370の上部端子)は基板から遮蔽される。第2のノード(下部端子)をnウェルに連結することによって第1のノード(上部端子)を基板から遮蔽すると、第1のノード上の寄生容量が低減する(例えば、全静電容量の4%から0.6%に低減する)。しかしながら、そのような構成では、第2のノード(下部端子)は、非線形であるより大きい寄生容量を有する(例えば、全静電容量の4.5%から20%~22%に増加する)ことになり、キャパシタ370を含む信号経路を通してより大きい駆動強度を必要とすることになる。第2の構成では、第3のノードがnウェル1580に結合されており、第3のノードは、第1のノード(キャパシタ370の上部端子)及び第2のノード(キャパシタ370の下部端子)に接続されていない。
【0037】
図16は、第9の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す
図1600である。
図16に示されており、
図3の構成と同様であるように、タイプA MEOLインタコネクト1410を使用せずに、MEOLインタコネクト1408t
1、1408t
2、1408t
3、1408t
4、1408t
5、1408t
6、1408t
7、1408t
8のセットは、ビア1612tを介して第1のノードに結合され得、MEOLインタコネクト1408b
1、1408b
2、1408b
3、1408b
4のセットは、ビア1612b
1を介して第2のノードに結合され得、MEOLインタコネクト1408b
5、1408b
6、1408b
7、1408b
8のセットは、ビア1612b
2を介して第2のノードに結合され得る。ビア1612t、1612b
1、1612b
2は、パターンキーにおいて1612として識別される。
【0038】
図17は、第10の構成に基づく高密度線形キャパシタの一部分の上面図を概念的に示す
図1700である。
図17に示すように、
図16に示すデバイスは、デバイス全体にわたって延びているnウェル1780を含んでもよく、nウェル1780は、インタリーブされたMEOLインタコネクト1408t
1、1408t
2、1408t
3、1408t
4、1408t
5、1408t
6、1408t
7、1408t
8、1408b
1、1408b
2、1408b
3、1408b
4、1408b
5、1408b
6、1408b
7、1408b
8のセットの下方にあり、かつMEOLインタコネクト1410t、1410b
1、1410b
2の下方にある。第1の構成では、MEOLインタコネクト1408b
1、1408b
2、1408b
3、1408b
4、1408b
5、1408b
6、1408b
7、1408b
8のセット及びMEOLインタコネクト1410b
1、1410b
2は、nウェル1780に結合されている。このような構成では、第1のノード(キャパシタ370の上部端子)は基板から遮蔽される。第2のノード(下部端子)をnウェルに連結することによって第1のノード(上部端子)を基板から遮蔽すると、第1のノード上の寄生容量が低減する(例えば、全静電容量の4%から0.6%に低減する)。しかしながら、そのような構成では、第2のノード(下部端子)は、非線形であるより大きい寄生容量を有する(例えば、全静電容量の4.5%から20%~22%に増加する)ことになり、キャパシタ370を含む信号経路を通してより大きい駆動強度を必要とすることになる。第2の構成では、第3のノードがnウェル1780に結合されており、第3のノードは、第1のノード(キャパシタ370の上部端子)及び第2のノード(キャパシタ370の下部端子)に接続されていない。
【0039】
図3~
図17を再び参照すると、デバイスは、第2のノード(例えば、キャパシタ370の下部端子)に結合されており、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308b
1、308b
2、1408b
1、1408b
2)を含む。第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308b
1、308b
2、1408b
1、1408b
2)は、少なくとも、MEOLの第2の端子インタコネクトの第1のサブセット(例えば、308b
1、1408b
1)と、MEOLの第2の端子インタコネクトの第2のサブセット(例えば、308b
2、1408b
2)とを含む。第1の複数のMEOLインタコネクトは、308b
1、308b
2、308b
3、及び308b
4のうちの少なくとも2つ、又は1408b
1、1408b
2、1408b
3、及び1408b
4のうちの少なくとも2つであり得るので、他の例が可能であることに留意されたい。デバイスは、第1のノード(例えば、キャパシタ370の上部端子)に結合されており、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308t
1、308t
2、1408t
1、1408t
2)を含む。第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308t
1、308t
2、1408t
1、1408t
2)は、少なくとも、MEOLの第1の端子インタコネクトの第1のサブセット(例えば、308t
1、1408t
1)と、MEOLの第1の端子インタコネクトの第2のサブセット(例えば、308t
2、1408t
2)とを含む。第2の複数のMEOLインタコネクトは、308t
1、308t
2、308t
3、及び308t
4のうちの少なくとも2つ、又は1408t
1、1408t
2、1408t
3、及び1408t
4のうちの少なくとも2つであり得るので、他の例が可能であることに留意されたい。第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308b
1、308b
2、1408b
1、1408b
2)と第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308t
1、308t
2、1408t
1、1408t
2)とは、インタリーブされている。具体的には、MEOLの第2の端子インタコネクトの第1のサブセット(例えば、308b
1、1408b
1)とMEOLの第1の端子インタコネクトの第1のサブセット(例えば、308t
1、1408t
1)とは、インタリーブされており、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第1のサブセット(例えば、308b
1、308t
1、1408b
1、1408t
1)である。加えて、MEOLの第2の端子インタコネクトの第2のサブセット(例えば、308b
2、1408b
2)とMEOLの第1の端子インタコネクトの第2のサブセット(例えば、308t
2、1408t
2)とは、インタリーブされており、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第2のサブセット(例えば、308b
2、308t
2、1408b
2、1408t
2)である。デバイスは、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第1のサブセット(例えば、308b
1、308t
1、1408b
1、1408t
1)と、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第2のサブセット(例えば、308b
2、308t
2、1408b
2、1408t
2)との間を第2の方向に延びている(330、332、334、1430、1432、1434における)第1の複数のゲートインタコネクト302、1402、又は(330、334、1430、1434における)第1の複数のOD領域305、1405のうちの少なくとも1つを更に含む。第2の方向は、第1の方向に直交している。
【0040】
一構成では、第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308b1、308b2、1408b1、1408b2)は、キャパシタ370の第2の端子(例えば、下部端子)の少なくとも一部分であるように構成され、第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308t1、308t2、1408t1、1408t2)は、キャパシタ370の第1の端子(例えば、上部端子)の少なくとも一部分であるように構成されている。
【0041】
一構成では、デバイスは、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第1のサブセット(例えば、308b1、308t1、1408b1、1408t1)と、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第2のサブセット(例えば、308b2、308t2、1408b2、1408t2)との間を第2の方向に延びている(330、334、1430、1434における)第1の複数のOD領域305、1405と(330、334、1430、1434における)第1の複数のゲートインタコネクト302、1402の両方を含む。第1の複数のゲートインタコネクト302、1402と第1の複数のOD領域305、1405とは、インタリーブされている。一構成では、第1の複数のゲートインタコネクト302、1402及び第1の複数のOD領域305、1405はフローティング状態であり得る。
【0042】
一構成では、第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308b1、308b2、308b3、308b4、1408b1、1408b2、1408b3、1408b4)は、MEOLの第2の端子インタコネクトの第3のサブセット(例えば、308b3、1408b3)と、MEOLの第2の端子インタコネクトの第4のサブセット(例えば、308b4、1408b4)とを更に含む。加えて、そのような構成では、第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308t1、308t2、308t3、308t4。1408t1、1408t2、1408t3、1408t4)は、MEOLの第1の端子インタコネクトの第3のサブセット(例えば、308t3、1408t3)と、MEOLの第1の端子インタコネクトの第4のサブセット(例えば、308t1、1408t4)とを更に含む。MEOLの第2の端子インタコネクトの第3のサブセット(例えば、308b3、1408b3)は、MEOLの第1の端子インタコネクトの第3のサブセット(例えば、308t3、1408t3)とインタリーブされている。MEOLの第2の端子インタコネクトの第4のサブセット(例えば、308b4、1408b4)は、MEOLの第1の端子インタコネクトの第4のサブセット(例えば、308t4、1408t4)とインタリーブされている。
【0043】
一構成では、MEOLの第2の端子インタコネクトの第3のサブセット(例えば、308b3、1408b3)及びMEOLの第1の端子インタコネクトの第3のサブセット(例えば、308t3、1408t3)は、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第3のサブセット(例えば、308b3、308t3、1408b3、1408t3)であり、MEOLの第2の端子インタコネクトの第4のサブセット(例えば、308b4、1408b4)及びMEOLの第1の端子インタコネクトの第4のサブセット(例えば、308t4、1408t4)は、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第4のサブセット(例えば、308b4、308t4、1408b4、1408t4)である。
【0044】
一構成では、デバイスは、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第1のサブセット(例えば、308b1、308t1、1408b1、1408t1)とインタリーブされたMEOLインタコネクトの第2のサブセット(例えば、308b2、308t2、1408b2,1408t2)との間で第2の方向に延びている、(例えば、330における)第1の複数のOD領域305、1405と(例えば、330における)第1の複数のゲートインタコネクト302、1402の両方を含む。第1の複数のゲートインタコネクト302、1402と第1の複数のOD領域305、1405とは、インタリーブされている。そのような構成では、第1の複数のゲートインタコネクト302、1402及び第1の複数のOD領域305、1405はフローティング状態であり得る。
【0045】
一構成では、デバイスは、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第2のサブセット(例えば、308b2、308t2、1408b2、1408t2)とインタリーブされたMEOLインタコネクトの第3のサブセット(例えば、308b3、308t3、1408b3、1408t3)との間で第2の方向に延びている(例えば、332における)第2の複数のゲートインタコネクト302、1402を更に含む。そのような構成では、第2の複数のゲートインタコネクト302、1402はフローティング状態であり得る。
【0046】
一構成では、デバイスは、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第3のサブセット(例えば、308b3、308t3、1408b3、1408t3)とインタリーブされたMEOLインタコネクトの第4のサブセット(例えば、308b4、308t4、1408b4、1408t4)との間で第2の方向に延びている(例えば、334における)第3の複数のゲートインタコネクト302、1402を更に含む。加えて、そのような構成では、デバイスは、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第3のサブセット(例えば、308b3、308t3、1408b3、1408t3)とインタリーブされたMEOLインタコネクトの第4のサブセット(例えば、308b4、308t4、1408b4、1408t4)との間で第2の方向に延びている(例えば、334における)第2の複数のOD領域305、1405を更に含む。第3の複数のゲートインタコネクト302、1402と第2の複数のOD領域305、1405とはインタリーブされている。そのような構成では、第3の複数のゲートインタコネクト302、1402及び第2の複数のOD領域305、1405はフローティング状態であり得る。
【0047】
一構成において、デバイスは、デバイス全体にわたって延びているnウェル480、780、1180、1580を更に含む。nウェル480、780、1180、1580は、第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308b1、308b2、308b3、308b4、1408b1、1408b2、1408b3、1408b4)及び第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308t1、308t2、308t3、308t4、1408t1、1408t2、1408t3,1408t4)の下方にある。第1の構成では、第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308b1、308b2、308b3、308b4、1408b1、1408b2、1408b3、1408b4)は、nウェル480、780、1180、1580に結合され得る。第2の構成では、第3のノードがnウェル480、780、1180、1580に結合され得、第3のノードは、第1のノード(例えば、キャパシタ370の上部端子)及び第2のノード(例えば、キャパシタ370の下部端子)に接続されていない。
【0048】
一構成では、デバイスは、第2のノードに結合された第2の端子(例えば、キャパシタ370の下部端子)と、第1のノードに結合された第1の端子(例えば、キャパシタ370の上部端子)とを有するBEOL MOMキャパシタ800、1200を更に含む。
図9、
図13に示すように、
図5、
図10に示すキャパシタ370(すなわち、MEOLキャパシタ)の下部は、
図8、
図12に示すキャパシタ370(すなわち、BEOL MOMキャパシタ)の上部に結合されている。
図3、
図4、
図7、
図11、
図14~
図17に示すキャパシタ370(すなわち、MEOLキャパシタ)の下部は、キャパシタ370(すなわち、BEOL MOMキャパシタ(
図8、
図12参照)の上部にも結合され得ることに留意されたい。
【0049】
一構成では、
図3、
図4、
図16、
図17に示すように、デバイスは、デバイスの第1の側における第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308b
1、308b
2、308b
3、308b
4、1408b
1、1408b
2、1408b
3、1408b
4)を第2のノードに結合するビアの第1のセット312b、1612b
1を更に含み、第2の側における第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308t
1、308t
2、308t
3、308t
4、1408t
1、1408t
2、1408t
3、1408t
4)をデバイスの第1のノードに結合するビアの第2のセット312t、1612tを含む。
【0050】
一構成では、
図14~
図17に示されるように、デバイスは、第2のノードに結合されており、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている第3の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408b
5、1408b
6)を更に含む。第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408b
1、1408b
2)及び第3の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408b
5、1408b
6)は、同一直線上にある。第1の複数のMEOLインタコネクトは、1408b
1、1408b
2、1408b
3、及び1408b
4のうちの少なくとも2つであり得、第3の複数のMEOLインタコネクトは、MEOLインタコネクト1408b
5、1408b
6、1408b
7、及び1408b
8の対応するセットのうちの少なくとも2つであり得るので、他の例が可能であることに留意されたい。加えて、デバイスは、第1のノードに結合されており、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている第4の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408t
5、1408t
6)を更に含む。第3の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408b
5、1408b
6)と、第4の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408t
5、1408t
6)とは、インタリーブされている。第3の複数のMEOLインタコネクトは、1408b
5、1408b
6、1408b
7、及び1408b
8のうちの少なくとも2つであり得、第4の複数のMEOLインタコネクトは、MEOLインタコネクト1408t
5、1408t
6、1408t
7、及び1408t
8の対応するセットのうちの少なくとも2つであり得るので、他の例が可能であることに留意されたい。
【0051】
一構成では、
図16、
図17に示すように、デバイスは、デバイスの第1の側における第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408b
1、1408b
2、1408b
3、1408b
4)を第2のノードに結合するビアの第1のセット1612b
1と、第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408t
1、1408t
2、1408t
3、1408t
4)及び第4の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408t
5、1408t
6、1408t
7、1408t
8)を第1のノードに結合するビアの第2のセット1612tと、第2の側における第3の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408b
5、1408b
6、1408b
7、1408b
8)をデバイスの第2のノードに結合するビアの第3のセット1612b
2と、を更に含む。ビアの第2のセット1612tは、デバイスのほぼ中心にあり得る。
【0052】
一構成では、
図5、
図7、
図10、
図11、
図14、
図15に示すように、デバイスは、デバイス全体にわたって第2の方向に延びており、かつデバイスの第1の側に隣接している第1のインタコネクト310b、1410b
1を更に含む。第1のインタコネクト310b、1410b
1は、第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308b
1、308b
2、308b
3、308b
4、1408b
1、1408b
2、1408b
3、1408b
4)及び第2のノードに結合されている。加えて、デバイスは、デバイス全体にわたって第2の方向に延びている第2のインタコネクト310t、1410tを更に含む。第2のインタコネクト310t、1410tは、第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308t
1、308t
2、308t
3、308t
4、1408t
1、1408t
2、1408t
3、1408t
4)及び第1のノードに結合されている。
【0053】
一構成では、第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308b1、308b2、308b3、308b4、1408b1、1408b2、1408b3、1408b4)は、第1のインタコネクト310b、1410b1から第2のインタコネクト310t、1410tに向かって第1の方向にフィンガとして延びており、第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308t1、308t2、308t3、308t4、1408t1、1408t2、1408t3、1408t4)は、第2のインタコネクト310t、1410tから第1のインタコネクト310b、1410b1に向かって第1の方向にフィンガとして延びている。
【0054】
一構成では、第1のインタコネクト310b、1410b1及び第2のインタコネクト310t、1410tの各々は、第1のタイプのインタコネクト(例えば、タイプA MEOLインタコネクト)であり、第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308b1、308b2、308b3、308b4、1408b1、1408b2、1408b3、1408b4)及び第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308t1、308t2、308t3、308t4、1408t1、1408t2、1408t3、1408t4)は、第2のタイプのインタコネクト(例えば、タイプB MEOLインタコネクト)である。
【0055】
一構成では、第1のインタコネクト310b、1410b1及び第2のインタコネクト310t、1410tの各々は、第1の方向及び第2の方向に直交する第3の方向に第1の厚さtAを有し、第1の複数のMEOLインタコネクトの各インタコネクト(例えば、308b1、308b2、308b3、308b4、1408b1、1408b2、1408b3、1408b4)及び第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308t1、308t2、308t3、308t4、1408t1、1408t2、1408t3、1408t4)は、第3の方向に第2の厚さtBを有し、第2の厚さtBは、第1の厚さtAよりも大きい。
【0056】
一構成では、第1のインタコネクト310b、1410b1と第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308b1、308b2、308b3、308b4、1408b1、1408b2、1408b3、1408b4)とは、同じ層上で一緒に結合しており、第2のインタコネクト310t、1410tと第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308t1、308t2、308t3、308t4、1408t1、1408t2、1408t3、1408t4)とは、同じ層上で一緒に結合している。一構成では、第1のインタコネクト310b、1410b1及び第2のインタコネクト310t、1410tはMEOLインタコネクトである。
【0057】
一構成では、
図5、
図7、
図10、
図11に示すように、第2のインタコネクト310tは、デバイスの第2の側にほぼ隣接しており、第2の側は、第1の方向において第1の側の反対側にある。一構成では、
図10、
図11に示すように、デバイスは、デバイス全体にわたって第2の方向に延びている第3のインタコネクト1010bを更に含む。第3のインタコネクト1010bは、デバイスの第2の側に隣接している。第3のインタコネクト1010bは、第1のインタコネクト310bに結合されている。一構成では、
図12、
図13に示すように、デバイスは、デバイスの第3の側にBEOLインタコネクト1240bを更に含む。BEOLインタコネクト1240bは、第1のインタコネクト310bと第3のインタコネクト1010bとを一緒に結合している。一構成では、第3のインタコネクト1010bは、MEOLインタコネクト(例えば、タイプB MEOLインタコネクト)である。
【0058】
一構成では、
図14、
図15に示すように、第2のインタコネクト1410tは、デバイスのほぼ中央にある。そのような構成では、デバイスは、デバイス全体にわたって第2の方向に延びており、かつデバイスの第2の側に隣接している第3のインタコネクト1410b
2を更に含む。第2の側は、第1の方向において第1の側の反対側にある。加えて、デバイスは、第3のインタコネクト1410b
2に接触し、第3のインタコネクト1410b
2から第2のインタコネクト1410tに向かって第1の方向にフィンガとして延びている第3の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408b
5、1408b
6、1408b
7、1408b
8)を含む。更に、デバイスは、第2のインタコネクト1410tに接触しており、第2のインタコネクト1410tから第3のインタコネクト1410b
2に向かって第1の方向にフィンガとして延びている第4の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408t
5、1408t
6、1408t
7、1408t
8)を含む。第3の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408b
5、1408b
6、1408b
7、1408b
8)と第4の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408t
5、1408t
6、1408t
7、1408t
8)とは、インタリーブされている。一構成では、第1のインタコネクト1410b
1、第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408b
1、1408b
2、1408b
3、1408b
4)、第3のインタコネクト1410b
2、及び第3の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408b
5、1408b
6、1408b
7、1408b
8)は、キャパシタの第2の端子の少なくとも一部分であるように構成されており、第2のインタコネクト1410t、第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408t
1、1408t
2、1408t
3、1408t
4)、及び第4の複数のMEOLインタコネクト(例えば、1408t
5、1408t
6、1408t
7、1408t
8)は、キャパシタの第1の端子の少なくとも一部分であるように構成されている。一構成では、第3のインタコネクト1410b
2はMEOLインタコネクトである。
【0059】
一構成では、
図1、
図2、
図6に示すように、第1の複数のゲートインタコネクトの各ゲートインタコネクトは、バルク基板から第3の方向にh
B1の高さを有し、第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308b
1、308b
2、308b
3、308b
4、1408b
1、1408b
2、1408b
3、1408b
4)及び第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308t
1、308t
2、308t
3、308t
4、1408t
1、1408t
2、1408t
3、1408t
4)の各MEOLインタコネクト108、110、208、210、308、310、1408、1410は、バルク基板から第3の方向にhの高さを有する。第3の方向は、第1の方向及び第2の方向に直交している。第1の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308b
1、308b
2、308b
3、308b
4、1408b
1、1408b
2、1408b
3、1408b
4)及び第2の複数のMEOLインタコネクト(例えば、308t
1、308t
2、308t
3、308t
4、1408t
1、1408t
2、1408t
3、1408t
4)の各MEOLインタコネクト108、110、208、210、308、310、1408、1410の第3の方向における厚さは、h-h
B1に等しい。
【0060】
図3~
図17を再び参照すると、既存のMOMキャパシタよりも高い密度を有するキャパシタの異なる構成が提供される。提供されるキャパシタは、上部端子及び下部端子を有し、上部端子及び下部端子の一部分はMEOL層上にあり、上部端子及び下部端子のMEOLインタコネクトはインタリーブされている。具体的には、インタリーブされたMEOLインタコネクトは、タイプB MEOLインタコネクトであってもよい。インタリーブされたタイプB MEOLインタコネクトは、MEOLキャパシタと呼ばれることがある。いくつかの構成では、
図3、
図4、
図16、
図17に示すように、インタリーブされたタイプB MEOLインタコネクトは、ビアを介してBEOL MOMキャパシタに結合されており、他の構成では、
図5、
図7、
図10、
図11、
図14、
図15に示すように、インタリーブされたタイプB MEOLインタコネクトは、タイプA MEOLインタコネクトと一緒に結合されており、タイプA MEOLインタコネクトは、BEOL MOMキャパシタに結合されている。MEOLキャパシタ及びBEOL MOMキャパシタは、一緒に並列に結合されており、1つのキャパシタとして動作する。提供されたキャパシタは、MEOLキャパシタに起因して密度を44%増加させる。いくつかの構成では、
図5、
図7、
図10、
図11、
図14、
図15に示すように、下部端子は、上部端子上の寄生容量を低減するために上部端子を遮蔽してもよい。いくつかの構成では、
図14、
図15に示すように、上部端子は、下部端子によって遮蔽され、Q値は、他の構成と比較して増加される。いくつかの構成では、
図7、
図11、
図15、
図17に示すように、デバイスはnウェルを含んでもよく、nウェルは、下部端子に連結されたときに、下部端子上の寄生容量を増加させることを犠牲にして、上部端子上の寄生容量を更に低減し得る。上述したように、下部端子のインタリーブされたMEOLインタコネクトをnウェルに連結すると、上部端子寄生容量対全静電容量比が4%から0.6%に低減するが、キャパシタの非線形性が高くなり、下部端子寄生容量対全静電容量比が4.5%から20%~22%に増加することを犠牲にしている。
【0061】
開示されるプロセスにおけるステップの特定の順序又は階層が、例示的な手法の例示であることが理解される。設計選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序又は階層が並べ替えられてよいことが理解されよう。更に、いくつかのステップは、組み合わせられてよく、又は省略されてよい。添付の方法の請求項は、様々なステップの要素を例示的な順序で提示しており、提示された特定の順序又は階層に限定されることは意図されない。
【0062】
前述の説明は、本明細書で説明する様々な態様を、あらゆる当業者が実践することを可能にするために提供されている。これらの態様に対する様々な修正が、当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義する一般的原理は、他の態様に適用することもできる。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示す態様に限定されることを意図するものではなく、請求項の文言に矛盾しない最大の範囲を与えられるべきものとし、要素への単数形での言及は、別段に明記されていない限り、「唯一無二」を意味するものではなく、「1つ又は複数」を意味するものとする。「例示的(exemplary)」という語は、「例、事例、又は例示としての役割を果たすこと」を意味するために本明細書で使用される。「例示的」として本明細書において説明されるいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好ましい又は有利であると解釈されるべきではない。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は、1つ又は複数を指す。「A、B、又はCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つ」、及び「A、B、C、又はこれらの任意の組み合わせ」などの組み合わせは、A、B、及び/又はCの任意の組み合わせを含み、複数のA、複数のB、又は、複数のCを含み得る。特に、「A、B、又はCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つ」、及び「A、B、C、又はこれらの任意の組み合わせ」などの組み合わせは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとB、AとC、BとC、又はAとBとCであり得、ここで、このような任意の組み合わせは、A、B、又はCの1つ若しくは複数のメンバーを含み得る。当業者に知られているか、又は後に知られるようになる、本開示全体を通じて説明される様々な態様の要素のすべての構造的及び機能的等価物は、参照により本明細書に明示的に組み込まれ、請求項によって包含されることを意図される。更には、本明細書で開示するものはいずれも、そのような開示が特許請求の範囲において明示的に列挙されているか否かにかかわらず、公に供されることを意図するものではない。特許請求の範囲のいかなる要素も、要素が「ための手段(means for)」という句を使用して明確に記載されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
【0063】
以下の例は、例示的なものにすぎず、限定なしで、本明細書に記載する他の実施態様又は教示の態様と組み合わされ得る。
【0064】
態様1は、第2のノードに結合されており、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている第1の複数のミドルエンドオブライン(MEOL)インタコネクトを含むデバイスである。第1の複数のMEOLインタコネクトは、MEOLの第2の端子インタコネクトの第1のサブセット及びMEOLの第2の端子インタコネクトの第2のサブセットを少なくとも含む。デバイスは、第1のノードに結合されており、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている第2の複数のMEOLインタコネクトを更に含む。第2の複数のMEOLインタコネクトは、MEOLの第1の端子インタコネクトの第1のサブセット及びMEOLの第1の端子インタコネクトの第2のサブセットを少なくとも含む。MEOLの第2の端子インタコネクトの第1のサブセットとMEOLの第1の端子インタコネクトの第1のサブセットとは、インタリーブされており、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第1のサブセットである。MEOLの第2の端子インタコネクトの第2のサブセットとMEOLの第1の端子インタコネクトの第2のサブセットとは、インタリーブされており、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第2のサブセットである。デバイスは、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第1のサブセットとインタリーブされたMEOLインタコネクトの第2のサブセットとの間で第2の方向に延びている第1の複数のゲートインタコネクト又は第1の複数の酸化物拡散(OD)領域のうちの少なくとも一方を更に含む。第2の方向は、第1の方向に直交している。
【0065】
態様2は、第1の複数のMEOLインタコネクトが、キャパシタの第2の端子の少なくとも一部分であるように構成されており、第2の複数のMEOLインタコネクトが、キャパシタの第1の端子の少なくとも一部分であるように構成されている、態様1のデバイスである。
【0066】
態様3は、第1の複数のゲートインタコネクト又は第1の複数のOD領域のうちの少なくとも一方が、第1の複数のゲートインタコネクト及び第1の複数のOD領域の両方を備え、第1の複数のゲートインタコネクトと第1の複数のOD領域とがインタリーブされている、態様1及び2のいずれかのデバイスである。
【0067】
態様4は、第1の複数のゲートインタコネクト及び第1の複数のOD領域がフローティング状態である、態様3のデバイスである。
【0068】
態様5は、第1の複数のMEOLインタコネクトが、MEOLの第2の端子インタコネクトの第3のサブセットと、MEOLの第2の端子インタコネクトの第4のサブセットと、を更に備え、第2の複数のMEOLインタコネクトが、MEOLの第1の端子インタコネクトの第3のサブセットと、MEOLの第1の端子インタコネクトの第4のサブセットと、を更に備え、MEOLの第2の端子インタコネクトの第3のサブセットが、MEOLの第1の端子インタコネクトの第3のサブセットとインタリーブされており、MEOLの第2の端子インタコネクトの第4のサブセットが、MEOLの第1の端子インタコネクトの第4のサブセットとインタリーブされている、態様1~4のいずれかのデバイスである。
【0069】
態様6は、MEOLの第2の端子インタコネクトの第3のサブセット及びMEOLの第1の端子インタコネクトの第3のサブセットが、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第3のサブセットであり、MEOLの第2の端子インタコネクトの第4のサブセット及びMEOLの第1の端子インタコネクトの第4のサブセットが、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第4のサブセットである、態様5のデバイスである。
【0070】
態様7は、第1の複数のゲートインタコネクト又は第1の複数のOD領域のうちの少なくとも一方が、第1の複数のゲートインタコネクト及び第1の複数のOD領域の両方を備え、第1の複数のゲートインタコネクトと第1の複数のOD領域とがインタリーブされており、第1の複数のゲートインタコネクト及び第1の複数のOD領域がフローティング状態である、態様6のデバイスである。
【0071】
態様8は、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第2のサブセットとインタリーブされたMEOLインタコネクトの第3のサブセットとの間で第2の方向に延びている第2の複数のゲートインタコネクトを更に備え、第2の複数のゲートインタコネクトがフローティング状態である、態様7のデバイスである。
【0072】
態様9は、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第3のサブセットとインタリーブされたMEOLインタコネクトの第4のサブセットとの間で第2の方向に延びている第3の複数のゲートインタコネクトと、インタリーブされたMEOLインタコネクトの第3のサブセットとインタリーブされたMEOLインタコネクトの第4のサブセットとの間で第2の方向に延びている第2の複数のOD領域であって、第3の複数のゲートインタコネクトと第2の複数のOD領域とがインタリーブされている、第2の複数のOD領域と、を更に備え、第3の複数のゲートインタコネクト及び第2の複数のOD領域がフローティング状態である、態様8のデバイスである。
【0073】
態様10は、デバイス全体にわたって延びているnウェルを更に備え、nウェルが、第1の複数のMEOLインタコネクト及び第2の複数のMEOLインタコネクトの下方にある、態様1~9のいずれかのデバイスである。
【0074】
態様11は、第1の複数のMEOLインタコネクトがnウェルに結合されている、態様10のデバイスである。
【0075】
態様12は、第3のノードがnウェルに結合されており、第3のノードが第1のノード及び第2のノードに接続されていない、態様10のデバイスである。
【0076】
態様13は、第2のノードに結合された第2の端子と、第1のノードに結合された第1の端子とを有するバックエンドオブライン(BEOL)金属-酸化物-金属(MOM)キャパシタを更に備える、態様1~12のいずれかのデバイスである。
【0077】
態様14は、デバイスの第1の側における第1の複数のMEOLインタコネクトを第2のノードに結合するビアの第1のセットと、デバイスの第2の側における第2の複数のMEOLインタコネクトを第1のノードに結合するビアの第2のセットと、を更に備える、態様1~13のいずれかのデバイスである。
【0078】
態様15は、第2のノードに結合されており、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている第3の複数のMEOLインタコネクトであって、第1の複数のMEOLインタコネクト及び第3の複数のMEOLインタコネクトが同一直線上にある、第3の複数のMEOLインタコネクトと、第1のノードに結合されており、デバイスの少なくとも一部分にわたって第1の方向に延びている第4の複数のMEOLインタコネクトと、を更に備え、第3の複数のMEOLインタコネクトと第4の複数のMEOLインタコネクトとがインタリーブされている、態様1~14のいずれかのデバイスである。
【0079】
態様16は、デバイスの第1の側における第1の複数のMEOLインタコネクトを第2のノードに結合するビアの第1のセットと、第2の複数のMEOLインタコネクト及び第4の複数のMEOLインタコネクトを第1のノードに結合するビアの第2のセットと、デバイスの第2の側における第3の複数のMEOLインタコネクトを第2のノードに結合するビアの第3のセットと、を更に備える、態様15のデバイスである。
【0080】
態様17は、ビアの第2のセットが、デバイスのほぼ中心にある、態様16のデバイスである。
【0081】
態様18は、デバイス全体にわたって第2の方向に延びており、デバイスの第1の側に隣接している第1のインタコネクトであって、第1の複数のMEOLインタコネクト及び第2のノードに結合されている、第1のインタコネクトと、デバイス全体にわたって第2の方向に延びており、第2の複数のMEOLインタコネクト及び第1のノードに結合されている、第2のインタコネクトと、を更に備える、態様1~13及び15のいずれかのデバイスである。
【0082】
態様19は、第1の複数のMEOLインタコネクトが、第1のインタコネクトから第2のインタコネクトに向かって第1の方向にフィンガとして延びており、第2の複数のMEOLインタコネクトが、第2のインタコネクトから第1のインタコネクトに向かって第1の方向にフィンガとして延びている、態様18のデバイスである。
【0083】
態様20は、第1のインタコネクト及び第2のインタコネクトの各々が、第1のタイプのインタコネクトであり、第1の複数のMEOLインタコネクト及び第2の複数のMEOLインタコネクトの各インタコネクトが、第2のタイプのインタコネクトである、態様18及び19のいずれかのデバイスである。
【0084】
態様21は、第1のインタコネクト及び第2のインタコネクトの各々が、第1の方向及び第2の方向に直交する第3の方向において第1の厚さを有し、第1の複数のMEOLインタコネクト及び第2の複数のMEOLインタコネクトの各インタコネクトが、第3の方向において第2の厚さを有し、第2の厚さが、第1の厚さよりも大きい、態様20のデバイスである。
【0085】
態様22は、第1のインタコネクトと第1の複数のMEOLインタコネクトとが、同じ層上で互いに結合しており、第2のインタコネクトと第2の複数のMEOLインタコネクトとが、同じ層上で一緒に結合している、態様18~21のいずれかのデバイスである。
【0086】
態様23は、第1のインタコネクト及び第2のインタコネクトがMEOLインタコネクトである、態様18~22のいずれかのデバイスである。
【0087】
態様24は、第2のインタコネクトが、デバイスの第2の側にほぼ隣接しており、第2の側が、第1の方向において第1の側の反対側にある、態様18~23のいずれかのデバイスである。
【0088】
態様25は、デバイス全体にわたって第2の方向に延びている第3のインタコネクトを更に備え、第3のインタコネクトが、デバイスの第2の側に隣接しており、第3のインタコネクトが、第1のインタコネクトに結合されている、態様24のデバイスである。
【0089】
態様26は、デバイスの第3の側にBEOLインタコネクトを更に備え、BEOLインタコネクトが、第1のインタコネクトと第3のインタコネクトとを一緒に結合する、態様25のデバイスである。
【0090】
態様27は、第3のインタコネクトがMEOLインタコネクトである、態様25及び26のいずれかのデバイスである。
【0091】
態様28は、第2のインタコネクトが、デバイスのほぼ中央にあり、デバイスが、デバイス全体にわたって第2の方向に延びており、デバイスの第2の側に隣接している第3のインタコネクトであって、第2の側が第1の方向において第1の側の反対側にある、第3のインタコネクトと、第3のインタコネクトに接触しており、第3のインタコネクトから第2のインタコネクトに向かって第1の方向にフィンガとして延びている第3の複数のMEOLインタコネクトと、第2のインタコネクトに接触しており、第2のインタコネクトから第3のインタコネクトに向かって第1の方向にフィンガとして延びている第4の複数のMEOLインタコネクトと、を更に備え、第3の複数のMEOLインタコネクトと第4の複数のMEOLインタコネクトとがインタリーブされている、態様18~23のいずれかのデバイスである。
【0092】
態様29は、第1のインタコネクト、第1の複数のMEOLインタコネクト、第3のインタコネクト、及び第3の複数のMEOLインタコネクトが、キャパシタの第2の端子の少なくとも一部分であるように構成されており、第2のインタコネクト、第2の複数のMEOLインタコネクト、及び第4の複数のMEOLインタコネクトが、キャパシタの第1の端子の少なくとも一部分であるように構成されている、態様28のデバイスである。
【0093】
態様30は、第3のインタコネクトがMEOLインタコネクトである、態様28及び29のいずれかのデバイスである。
【0094】
態様31は、第1の複数のゲートインタコネクトの各ゲートインタコネクトが、バルク基板から第3の方向にhB1の高さを有し、第1の複数のMEOLインタコネクト及び第2の複数のMEOLインタコネクトの各MEOLインタコネクトが、バルク基板から第3の方向にhの高さを有し、第3の方向が、第1の方向及び第2の方向に直交しており、第1の複数のMEOLインタコネクト及び第2の複数のMEOLインタコネクトの各MEOLインタコネクトの第3の方向における厚さが、h-hB1に等しい、態様1~30のいずれかのデバイスである。
【国際調査報告】