(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-02-06
(54)【発明の名称】タスク処理方法、装置、電子機器及びコンピュータ可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 8/73 20180101AFI20250130BHJP
【FI】
G06F8/73
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024547029
(86)(22)【出願日】2023-02-08
(85)【翻訳文提出日】2024-09-25
(86)【国際出願番号】 CN2023075037
(87)【国際公開番号】W WO2023151597
(87)【国際公開日】2023-08-17
(31)【優先権主張番号】202210122506.4
(32)【優先日】2022-02-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】110004381
【氏名又は名称】弁理士法人ITOH
(72)【発明者】
【氏名】ウ,ダンニ
(72)【発明者】
【氏名】フゥ,ヨンニン
【テーマコード(参考)】
5B376
【Fターム(参考)】
5B376BB13
5B376BB19
(57)【要約】
本開示は、タスク処理方法、装置、電子機器及びコンピュータ可読記憶媒体を提供する。この方法は、第一のサービスタイプクライアントにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報と、ターゲットタスクを修正する編集データとを含むターゲットタスクの編集情報を受信することと、ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、ターゲットタスクを含む第二のサービスタイプクライアントを決定することと、第二のサービスタイプクライアントがターゲットタスクを同期的に修正するように、第二のサービスタイプクライアントにターゲットタスクの編集情報を送信することと、同様に、第二のサービスタイプクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信した時、第一のサービスタイプクライアントがターゲットタスクを同期的に修正するように、第一のサービスタイプクライアントにターゲットタスクの編集情報を送信することと、を含む。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一のサービスタイプクライアントにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報と、ターゲットタスクを修正する編集データとを含むターゲットタスクの編集情報を受信することと、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、前記ターゲットタスクを含む第二のサービスタイプクライアントを決定することと、
前記第二のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期して修正するように、前記第二のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信することと、
同様に、前記第二のサービスタイプクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信した時、前記第一のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期して修正するように、前記第一のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信することと、を含む、
タスク処理方法。
【請求項2】
前記第一のサービスタイプクライアントは、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントであり、前記第二のサービスタイプクライアントは、インスタント通信アプリケーションクライアントである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第一のサービスタイプクライアントにおいて、ドキュメントブロックをオンラインドキュメントの最小表示単位とし、一つのオンラインドキュメントは、一つ又は複数のドキュメントブロックから構成され、
前記ターゲットタスクは、オンラインドキュメントにおける一つのドキュメントブロックを占有し、且つ前記ドキュメントブロックには、前記ターゲットタスクのインデックス情報のみが記憶される、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第一のデータ取得要求をタスクサーバに送信することと、
前記タスクサーバにより送信される、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第一のデータ取得応答を受信することと、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、前記ドキュメント内の前記タスクタイプドキュメントブロックの位置に前記タスク内容データを表示することと、を含む、
タスク処理方法。
【請求項5】
第二のサービスタイプクライアントの前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに対する編集操作に応答して、前記タスクサーバが前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを更新するように、前記編集操作に対応する更新内容が含まれるデータ更新要求を前記タスクサーバに送信することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第一のサービスタイプクライアントのドキュメントにおける前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに対する編集操作に応答して、前記タスクサーバが前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを更新するように、前記編集操作に対応する更新内容が含まれるデータ更新要求を前記タスクサーバに送信することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
第二のサービスタイプクライアントのタスクパネルに対する開き要求に応答して、前記タスクパネルに含まれるターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第二のデータ取得要求をタスクサーバに送信することと、
前記タスクサーバにより送信される、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第二のデータ取得応答を受信することと、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、前記タスクパネル内に前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを表示することと、をさらに含む、
請求項4~6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、タスクサーバに第一のデータ取得要求を送信することは、
第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、ドキュメントサーバから前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報を取得し、タスクサーバに第一のデータ取得要求を送信することを含む、
請求項4に記載の方法。
【請求項9】
前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックが開いている状態で、前記タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信することをさらに含み、前記データ更新要求には、更新データが含まれ、前記データ更新要求は、受信された更新データに基づいて前記タスクタイプドキュメントブロックを更新しレンダリングするよう前記ドキュメントに要求するために用いられる、請求項5に記載の方法。
【請求項10】
第二のサービスタイプクライアントにおけるタスクパネルが開いている状態で、前記タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信することをさらに含み、前記データ更新要求には、更新データが含まれ、前記データ更新要求は、受信された更新データに基づいて前記タスクタイプドキュメントブロックを更新しレンダリングするよう前記タスクパネルに要求するために用いられる、請求項6に記載の方法。
【請求項11】
前記第一のサービスタイプクライアントにおいて、ドキュメントブロックをオンラインドキュメントの最小表示単位とし、一つのオンラインドキュメントは、一つ又は複数のドキュメントブロックから構成され、
前記ターゲットタスクは、オンラインドキュメントにおける一つのタスクタイプドキュメントブロックを占有し、且つ前記タスクタイプドキュメントブロックには、前記ターゲットタスクのインデックス情報のみが記憶される、
請求項4に記載の方法。
【請求項12】
第一のサービスタイプクライアントにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報と、ターゲットタスクを修正する編集データとを含むターゲットタスクの編集情報を受信するための受信モジュールと、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、前記ターゲットタスクを含む第二のサービスタイプクライアントを決定するための決定モジュールと、
前記第二のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期的に修正するように、前記第二のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信することと、前記第二のサービスタイプクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信した時、前記第一のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期的に修正するように、前記第一のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信することとに用いられる送信モジュールと、を備える、
タスク処理装置。
【請求項13】
第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第一のデータ取得要求をタスクサーバに送信するための送信モジュールと、
前記タスクサーバにより送信される、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第一のデータ取得応答を受信するための受信モジュールと、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、前記ドキュメント内の前記タスクタイプドキュメントブロックの位置に前記タスク内容データを表示するための表示モジュールと、を備える、
タスク処理装置。
【請求項14】
プロセッサを備える電子機器であって、
前記プロセッサは、メモリに記憶されるコンピュータプログラムを実行するために用いられ、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行される時、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法のステップ、又は請求項4~11のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する、
電子機器。
【請求項15】
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行される時、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法のステップ、又は請求項4~11のいずれか1項に記載の方法のステップを実現することを特徴とする、
コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項16】
コンピュータ上で運行する時、前記コンピュータに請求項1~3のいずれか1項に記載の方法のステップ、又は請求項4~11のいずれか1項に記載の方法のステップを実行させる、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の参照)
本開示は、2022年2月9日に出願され、出願名称が「タスク処理方法、装置、電子機器及びコンピュータ可読記憶媒体」であり、中国特許出願番号が「202210122506.4」である出願の優先権を主張し、この中国特許出願のすべての内容は、参照により本開示に組み込まれる。
【0002】
(技術分野)
本開示は、コンピュータ技術分野に関し、特にタスク処理方法、装置、電子機器及びコンピュータ可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インスタント通信ツールの発展に伴い、インスタント通信ツールの機能は、インスタントメッセージの送信にとどまらず、徐々に様々なオフィスアプリケーション製品を集積し、共同作業のプラットフォームとなっている。例えば、多くの共同作業プラットフォームは、インスタント通信アプリケーション、オンラインドキュメント、メールボックスなどを一体化している。ここで、オンラインドキュメントは、クラウドドキュメントである。
【0004】
関連技術では、インスタント通信アプリケーションにおいてタスクを作成して、ユーザが仕事進捗を記録・計画することを支援することができる。なお、オンラインドキュメントは、効率的な共同作業内容の媒体として、ユーザは、オンラインドキュメントにおいてタスクを作成することもできる。しかしながら、同一ユーザのタスクがオンラインドキュメントとインスタント通信アプリケーションに点在してしまい、管理が不便であり、ユーザに多くの不便をもたらす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、ドキュメントとタスクセンターのタスク内容データとを同期させ、ユーザのタスク管理を容易にすることができるタスク処理方法、装置、電子機器及びコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一の態様によれば、本開示は、タスク処理方法を提供する。この方法は、
第一のサービスタイプクライアントにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報と、ターゲットタスクを修正する編集データとを含むターゲットタスクの編集情報を受信することと、
ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、ターゲットタスクを含む第二のサービスタイプクライアントを決定することと、
第二のサービスタイプクライアントがターゲットタスクを同期して修正するように、第二のサービスタイプクライアントにターゲットタスクの編集情報を送信することと、
同様に、第二のサービスタイプクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信した時、第一のサービスタイプクライアントがターゲットタスクを同期して修正するように、第一のサービスタイプクライアントにターゲットタスクの編集情報を送信することと、を含む。
【0007】
第二の態様によれば、本開示は、タスク処理方法を提供する。この方法は、
第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第一のデータ取得要求をタスクサーバに送信することと、
タスクサーバにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第一のデータ取得応答を受信することと、
ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、ドキュメント内のタスクタイプドキュメントブロック位置にタスク内容データを表示することと、を含む。
【0008】
第三の態様によれば、本開示の実施例は、タスク処理装置を提供する。この装置は、
第一のサービスタイプクライアントにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報と、ターゲットタスクを修正する編集データとを含むターゲットタスクの編集情報を受信するための受信モジュールと、
ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、ターゲットタスクを含む第二のサービスタイプクライアントを決定するための決定モジュールと、
第二のサービスタイプクライアントがターゲットタスクを同期して修正するように、第二のサービスタイプクライアントにターゲットタスクの編集情報を送信することと、第二のサービスタイプクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信した時、第一のサービスタイプクライアントがターゲットタスクを同期して修正するように、第一のサービスタイプクライアントにターゲットタスクの編集情報を送信することとに用いられる送信モジュールとを含む。
【0009】
第四の態様によれば、本開示の実施例は、タスク処理装置を提供する。この装置は、
第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第一のデータ取得要求をタスクサーバに送信するための送信モジュールと、
タスクサーバにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第一のデータ取得応答を受信するための受信モジュールと、
ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、ドキュメント内のタスクタイプドキュメントブロック位置にタスク内容データを表示するための表示モジュールと、を含む。
【0010】
第五の態様によれば、本開示の実施例は、電子機器を提供する。この電子機器は、プロセッサを備える。プロセッサは、メモリに記憶されるコンピュータプログラムを実行するために用いられ、コンピュータプログラムがプロセッサにより実行される時、第一の態様又は第二の態様によるいずれか一つの方法のステップを実現する。
【0011】
第六の態様によれば、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体の上には、コンピュータプログラムが記憶されている。プログラムがプロセッサにより実行される時、第一の態様又は第二の態様によるいずれか一つの方法のステップを実現する。
【0012】
第七の態様によれば、本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータ上で運行する時、コンピュータに第一の態様又は第二の態様によるいずれか一つの方法のステップを実行させる。
【発明の効果】
【0013】
本開示の実施例による技術案では、第一のサービスタイプクライアントにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報と、ターゲットタスクを修正する編集データとを含むターゲットタスクの編集情報を受信することと、ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、ターゲットタスクを含む第二のサービスタイプクライアントを決定し、第二のサービスタイプクライアントがターゲットタスクを同期して修正するように、第二のサービスタイプクライアントにターゲットタスクの編集情報を送信する。同様に、第二のサービスタイプクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信した時、第一のサービスタイプクライアントがターゲットタスクを同期して修正するように、第一のサービスタイプクライアントにターゲットタスクの編集情報を送信する。このように、第一のサービスタイプクライアントのタスク内容データを第二のサービスタイプクライアントに同期させることができ、且つ第二のサービスタイプクライアントのタスク内容データを第一のサービスタイプクライアントに同期させることができ、それによってドキュメントとタスクセンターのタスク内容データとを同期させ、ユーザのタスク管理を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
ここでの図面は、明細書に組み込まれて本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示しており、明細書と共に本開示の原理を解釈するために用いられる。
【0015】
本開示の実施例又は従来の技術における技術案をより明瞭に説明するために、以下は、実施例又は従来の技術記述において使用される必要な図面を簡単に紹介する。自明なことに、当業者にとって、創造的な労力を払わない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
【
図1B】本開示による別の表示画面の概略図である。
【
図1C】本開示によるまた別の表示画面の概略図である。
【
図1D】本開示によるまた別の表示画面の概略図である。
【
図1E】本開示によるまた別の表示画面の概略図である。
【
図2A】本開示によるまた別の表示画面の概略図である。
【
図2B】本開示によるまた別の表示画面の概略図である。
【
図3】本開示によるタスク処理方法のフローチャートである。
【
図4】本開示による別のタスク処理方法のフローチャートである。
【
図5】本開示によるまた別の表示画面の概略図である。
【
図6】本開示によるまた別のタスク処理方法のフローチャートである。
【
図7】本開示によるまた別のタスク処理方法のフローチャートである。
【
図8】本開示によるまた別のタスク処理方法のフローチャートである。
【
図9】本開示によるまた別のタスク処理方法のフローチャートである。
【
図10】本開示によるまた別のタスク処理方法のフローチャートである。
【
図11】本開示によるまた別のタスク処理方法のフローチャートである。
【
図12】本開示によるタスク処理装置の構造概略図である。
【
図13】本開示による別のタスク処理装置の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本開示の上記目的、特徴と利点をより明瞭に理解できるように、以下は、本開示の方案をさらに記述する。説明すべきこととして、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせることが可能である。
【0017】
以下の記述において、本開示を十分に理解することを容易にするために多くの具体的な詳細が記述されているが、本開示は、ここで記述されるものと異なる他の方式で実施されてもよい。明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例にすぎず、すべての実施例ではない。
【0018】
本開示の技術案は、端末機器に用いられてもよい。ここで、端末機器は、コンピュータ、タブレット、携帯電話又は他のスマート電子機器などであってもよい。端末機器は、ディスプレイを有する。ここで、ディスプレイは、タッチスクリーンであってもよいし、非タッチスクリーンであってもよい。タッチスクリーンを有する端末機器について、ユーザは、ジェスチャ、指又はタッチツール(例えば、スタイラス)を介して端末機器とのインタラクション操作を実現することができる。非タッチスクリーンの端末機器について、外部機器(例えば、マウス又はキーボードなど)を介して端末機器とのインタラクション操作を実現することができる。
【0019】
本開示における技術案は、
図1Aと
図1Bに示すように、共同作業プラットフォームとしてのインスタント通信アプリケーションプログラムに用いられてもよい。このインスタント通信アプリケーションプログラムには、複数のアプリケーションクライアントが含まれ、例えばインスタント通信アプリケーションクライアントとオンラインドキュメントアプリケーションクライアントを含み、インスタント通信アプリケーションプログラム内でオンラインドキュメントを新規作成することができる。オンラインドキュメントを新規作成するトリガー操作が完了した後に、インスタント通信アプリケーションプログラムは、インスタント通信アプリケーションクライアントからオンラインドキュメントアプリケーションクライアントにジャンプする。オンラインドキュメントアプリケーションクライアントのオンラインドキュメント表示インタフェースは、
図1Cに示すとおりである。ドキュメント表示インタフェースにおいて、現在開かれているオンラインドキュメントの具体的な内容を編集することができ、例えば
図1Cに示すように、ユーザは、タイトル編集領域に現在オンラインドキュメントの名称を編集することができ、本文編集領域に現在オンラインドキュメントの内容を編集することができる。
【0020】
図1Cに示すオンラインドキュメントは、その最小の表示ユニットがドキュメントブロックであり、つまり各オンラインドキュメントは、複数のドキュメントブロックから構成され、各ドキュメントブロックは、一つのタイプに対応する。オンラインドキュメントは、様々なタイプのドキュメントブロックを含んでもよい。例えば、ドキュメントブロックのタイプは、テキストタイプ、タスクタイプ、オーディオタイプ、ビデオタイプ、テーブルタイプ、ファイルタイプなどであってもよい。
図1Cと
図1Dに示す操作に基づいて、ユーザは、オンラインドキュメントにおける各ドキュメントブロックのタイプを選択することができる。例示的には、現在のドキュメントブロックのタイプをタスクタイプとして選択することができる。
図1Dに示すように、タスクタイプの選択が完了した後に、タスクタイプドキュメントブロックの編集インタフェースが表示される。
図1Eに示すように、タスクタイプドキュメントブロックの編集インタフェースにタスク名称、タスク実行者、タスク締め切り時間、タスクフォロワー、タスクリマインダなどのタスク内容データを追加してもよい。
【0021】
オンラインドキュメントアプリケーションクライアントのドキュメントにおいて、タスクタイプドキュメントブロックのタスク内容データ編集が完了した後に、インスタント通信アプリケーションクライアントのタスクパネルで該当するタスクを同期して確立してもよい。例えば、
図1Eに示すオンラインドキュメントアプリケーションクライアントのオンラインドキュメントにおいて、タスクタイプドキュメントブロックの編集インタフェースにタスク名称を年末作業量統計、タスク実行者をユーザA、タスク締め切り時間を2021年12月31日18:00として追加すると、
図2に示すように、インスタント通信アプリケーションクライアントのタスクパネルに一つのタスクが確立され、且つこのタスクのタスク名称は、年末作業量統計であり、タスク実行者は、ユーザAであり、タスク添加締め切り時間は、2021年12月31日18:00である。
【0022】
本開示における
図1、
図2と
図6は、インスタント通信アプリケーションプログラムの表示インタフェースの概略にすぎず、インスタント通信アプリケーションプログラムの表示インタフェースにおける各表示ボックスの位置とインタフェース全体に示す割合を限定するものではない。
【0023】
本開示の技術案では、第一のサービスタイプクライアントにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報と、ターゲットタスクを修正する編集データとを含むターゲットタスクの編集情報を受信することと、ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、ターゲットタスクを含む第二のサービスタイプクライアントを決定し、第二のサービスタイプクライアントがターゲットタスクを同期して修正するように、第二のサービスタイプクライアントにターゲットタスクの編集情報を送信する。同様に、第二のサービスタイプクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信した時、第一のサービスタイプクライアントがターゲットタスクを同期して修正するように、第一のサービスタイプクライアントにターゲットタスクの編集情報を送信する。このように、第一のサービスタイプクライアントのタスク内容データを第二のサービスタイプクライアントに同期させることができ、且つ第二のサービスタイプクライアントのタスク内容データを第一のサービスタイプクライアントに同期させることができ、それによってドキュメントとタスクセンターのタスク内容データとを同期させ、ユーザのタスク管理を容易にすることができる。
【0024】
以下、いくつかの具体的な実施例で本開示の技術案を詳細に記述する。
【0025】
図3は、本開示によるタスク処理方法のフローチャートである。
図3に示すように、以下のステップを含む。
【0026】
S101では、第一のサービスタイプクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信する。
【0027】
ここで、前記ターゲットタスクの編集情報は、ターゲットタスクのインデックス情報と、ターゲットタスクを修正する編集データとを含む。
【0028】
例示的には、第一のサービスタイプクライアントは、インスタント通信アプリケーションプログラムにおけるオンラインドキュメントアプリケーションクライアントであってもよい。トリガーオンラインドキュメントアプリケーションクライアントコントロールを介してオンラインドキュメントアプリケーションクライアントの表示インタフェースに入ることができる。
図1Aに示すように、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントの表示インタフェースには、複数のオンラインドキュメントが表示されてもよい。ユーザは、自身のニーズに基づいて複数のオンラインドキュメントから一つを選択してトリガーすることによって、このオンラインドキュメントに対する開き要求を生成することができ、例えば
図1Aに示すオンラインドキュメントアプリケーションクライアントの表示インタフェースからドキュメント1を選択し、ドキュメント1の開き要求を生成することができる。
【0029】
オンラインドキュメントを開いた後に、
図2Bに示すように、ユーザは、ドキュメント1におけるターゲットタスクに対して、ターゲットタスクの編集データを修正することができる。ドキュメント1におけるターゲットタスクは、一つであってもよいし複数であってもよい。ドキュメント1におけるすべてのターゲットタスクのそれぞれのインデックス情報及び各ターゲットタスクを修正する編集データに基づいて、ターゲットタスクの編集情報を生成する。オンラインドキュメントアプリケーションクライアントは、生成された編集情報をタスクサーバに送信してもよい。例えば、
図2Bに示すように、ドキュメント1におけるターゲットタスクを修正する編集データは、ターゲットタスクの実行者がユーザAであり、ターゲットタスクの締め切り時間が2021年12月31日18:00であるものであってもよい。
【0030】
S102では、前記ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、前記ターゲットタスクを含む第二のサービスタイプクライアントを決定する。
【0031】
例示的には、第二のサービスタイプクライアントは、インスタント通信アプリケーションクライアントであってもよい。タスクサーバは、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信した後に、ターゲットタスクの編集情報に基づいてターゲットタスクのインデックス情報を取得することができる。タスクサーバは、ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、ターゲットタスクの受信端がインスタント通信アプリケーションクライアントであることを決定することができる。ここで、インスタント通信アプリケーションクライアントには、ターゲットタスクが含まれる。
【0032】
S103では、前記第二のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期して修正するように、前記第二のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信する。
【0033】
タスクサーバは、ターゲットタスクの編集情報をインスタント通信アプリケーションクライアントに送信する。インスタント通信アプリケーションクライアントは、ターゲットタスクの編集情報を受信した後に、タスクパネルにおける修正後のターゲットタスクのタスク内容データとオンラインドキュメントにおける修正後のターゲットタスクのタスク内容データとが同じとなるように、タスクパネルにターゲットタスクのタスク内容データを修正する。
【0034】
例えば、ユーザオンラインドキュメントアプリケーションクライアントのドキュメント1において、ターゲットタスクを修正する編集データは、
図2Bに示すように、ターゲットタスクの実行者がユーザAであり、ターゲットタスクの締め切り時間が2021年12月31日18:00であるものであってもよい。すると、インスタント通信アプリケーションクライアントのタスクパネルにおいて、
図2Aに示すように、同期ターゲットタスクのタスク実行者は、ユーザAであり、ターゲットタスクのタスク締め切り時間は、2021年12月31日18:00である。
【0035】
S104では、前記第二のサービスタイプクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信した時、前記第一のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期して修正するように、前記第一のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信する。
【0036】
インスタント通信アプリケーションクライアントがタスクサーバにターゲットタスクの編集情報を送信すると、タスクサーバは、ターゲットタスクの編集情報をオンラインドキュメントアプリケーションクライアントに送信することができる。オンラインドキュメントアプリケーションクライアントは、ターゲットタスクの編集情報を受信した後に、オンラインドキュメントにおける修正後のターゲットタスクのタスク内容データとタスクパネル中修正後のターゲットタスクのタスク内容データとが同じとなるように、オンラインドキュメントにターゲットタスクのタスク内容データを修正する。
【0037】
例えば、インスタント通信アプリケーションクライアントのタスクパネルにおいて、ターゲットタスクを修正する編集データは、
図2Aに示すように、ターゲットタスクの実行者がユーザAであり、ターゲットタスクのタスク締め切り時間が2021年12月31日18:00であるものであってもよい。すると、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントのドキュメント1において、
図2Bに示すように、同期ターゲットタスクのタスク実行者は、ユーザAであり、ターゲットタスクのタスク締め切り時間は、2021年12月31日18:00である。
【0038】
本実施例では、第一のサービスタイプクライアントにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報と、ターゲットタスクを修正する編集データとを含むターゲットタスクの編集情報を受信し、ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、ターゲットタスクを含む第二のサービスタイプクライアントを決定し、第二のサービスタイプクライアントがターゲットタスクを同期して修正するように、第二のサービスタイプクライアントにターゲットタスクの編集情報を送信する。同様に、第二のサービスタイプクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信した時、第一のサービスタイプクライアントがターゲットタスクを同期して修正するように、第一のサービスタイプクライアントにターゲットタスクの編集情報を送信する。このように、第一のサービスタイプクライアントのタスク内容データを第二のサービスタイプクライアントに同期させることができ、且つ第二のサービスタイプクライアントのタスク内容データを第一のサービスタイプクライアントに同期させることができ、それによってドキュメントとタスクセンターのタスク内容データとを同期させ、ユーザのタスク管理を容易にすることができる。
【0039】
いくつかの実施例では、上記実施例に基づいて、第一のサービスタイプクライアントにおいて、ドキュメントブロックをオンラインドキュメントの最小表示単位とする。一つのオンラインドキュメントは、一つ又は複数のドキュメントブロックから構成される。ターゲットタスクは、オンラインドキュメントにおける一つのドキュメントブロックを占有し、且つドキュメントブロックには、ターゲットタスクのインデックス情報のみが記憶される。
【0040】
例示的には、第一のサービスタイプクライアントは、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントであり、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントにおけるドキュメントは、一つ又は複数のドキュメントブロックを含んでもよい。ここで、ドキュメントブロックは、オンラインドキュメントにおける最小の表示ユニットである。ドキュメントブロックは、テキストタイプドキュメントブロック、タスクタイプドキュメントブロック、ビデオタイプドキュメントブロック、オーディオタイプドキュメントブロック、テーブルタイプドキュメントブロックとファイルタイプドキュメントブロックなどのうちの少なくとも一つであってもよい。オンラインドキュメントにタスクタイプドキュメントブロックが含まれ、各タスクタイプドキュメントブロックが一つのターゲットタスクに対応する。各ターゲットタスクが一つのインデックス情報に対応する場合、オンラインドキュメントの開き要求を生成した後に、オンラインドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、タスク内容データ取得要求を生成してもよい。オンラインドキュメントアプリケーションクライアントのオンラインドキュメントの開き要求に応答して、タスク内容データ取得要求をタスクサーバに送信する。オンラインドキュメントに複数のタスクタイプドキュメントブロックが含まれる場合、複数のタスクタイプドキュメントブロックのそれぞれに対応するターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、一つのタスク内容データ取得要求を生成してもよい。即ち、タスク内容データ取得要求には、複数のターゲットタスクのインデックス情報が含まれ、各タスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報に対して一つのタスク内容データ取得要求を生成してもよい。このように複数のタスク内容データ取得要求を生成することができ、且つタスク内容データ取得要求は、ターゲットタスクのインデックス情報に一対一に対応する。複数のタスク内容データ取得要求が生成された場合、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントは、複数のタスク内容データ取得要求をタスクサーバに同時に又は順に送信してもよい。
【0041】
共同作業プラットフォームとしてのインスタント通信アプリケーションプログラムは、複数のアプリケーションを含んでおり、複数のアプリケーションクライアントの集合として理解されてもよい。例えばインスタント通信アプリケーションプログラムには、インスタント通信アプリケーションクライアントとオンラインドキュメントアプリケーションクライアントが含まれ、インスタント通信アプリケーションプログラム内の複数のアプリケーションの間、及び/又はインスタント通信アプリケーションプログラムと他の外部システムとの間で、情報インタラクションと相互作用が発生する。異なるアプリケーションの情報をスムーズに流通させるために、インスタント通信アプリケーションプログラムは、ブロックベースのフレームワークを1式提供することができ、それによって、ファーストパーティアプリケーション、サードパーティアプリケーションは、インスタント通信アプリケーションプログラム上で柔軟で展開され、インタラクション可能なアプリケーションセグメントを作成して開発し、インスタント通信アプリケーションプログラムの内外、例えばオンラインドキュメントアプリケーションクライアント、インスタント通信アプリケーションクライアント、サードパーティページなどの環境に集積することができ、且つ自由に流通させることができる。インスタント通信アプリケーションプログラムによって提供されるブロックベース(例えば、上記実施例におけるドキュメントブロック)のフレームワークは、ファーストパーティアプリケーション、サードパーティアプリケーションが内部情報を開放し、内部情報を標準フォーマットのデータに変換し、このデータを表示するアセンブリを一つ提供することができる標準フレームワークである。この標準フォーマットのデータとこの標準フォーマットのデータのレビューとを組み合わせると、アセンブリ、即ちブロック(Block)になる。インスタント通信アプリケーションプログラム内のアプリケーションクライアント又はサードパーティアプリケーションには、これらのブロックを組み込み、表示してもよいが、異なるアプリケーションが同一のブロックを組み込む時、表示されるのは同一のアセンブリである。
【0042】
図4は、本開示による別のタスク処理方法のフローチャートである。
図4に示すように、以下のステップを含む。
【0043】
S201では、第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、タスクサーバに第一のデータ取得要求を送信する。
【0044】
ここで、前記第一のデータ取得要求には、前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報が含まれる。
【0045】
例示的には、第一のサービスタイプクライアントは、インスタント通信アプリケーションプログラムにおけるオンラインドキュメントアプリケーションクライアントであってもよい。オンラインドキュメントアプリケーションクライアントコントロールをトリガーすることによって、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントの表示インタフェースに入ることができる。
図1Aに示すように、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントの表示インタフェースには、複数のオンラインドキュメントが表示されてもよい。ユーザは、自身のニーズに基づいて複数のオンラインドキュメントから一つを選択してトリガーすることによって、このオンラインドキュメントに対する開き要求を生成することができる。例えば、
図1Aに示すオンラインドキュメントアプリケーションクライアントの表示インタフェースからドキュメント1を選択し、ドキュメント1の開き要求を生成することができる。
【0046】
オンラインドキュメントには、複数のドキュメントブロックが含まれる可能性がある。複数のドキュメントブロックは、テキストタイプドキュメントブロック、タスクタイプドキュメントブロック、ビデオタイプドキュメントブロック、オーディオタイプドキュメントブロック、テーブルタイプドキュメントブロックとファイルタイプドキュメントブロックなどのうちの少なくとも一つであってもよい。例示的には、オンラインドキュメントにタスクタイプドキュメントブロックが含まれ、各タスクタイプドキュメントブロックが一つのタスクに対応する。各タスクが一つのインデックス情報に対応する場合、オンラインドキュメントの開き要求を生成した後、オンラインドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、タスク内容データ取得要求を生成してもよい。オンラインドキュメントアプリケーションクライアントのオンラインドキュメントの開き要求に応答して、タスク内容データ取得要求をタスクサーバに送信する。オンラインドキュメントに複数のタスクタイプドキュメントブロックが含まれる場合、複数のタスクタイプドキュメントブロックのそれぞれに対応するターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、一つのタスク内容データ取得要求を生成してもよい。即ち、タスク内容データ取得要求には、複数のターゲットタスクのインデックス情報が含まれ、各タスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報に対して一つのタスク内容データ取得要求を生成してもよい。このように複数のタスク内容データ取得要求を生成することができ、且つタスク内容データ取得要求は、ターゲットタスクのインデックス情報に一対一に対応する。複数のタスク内容データ取得要求が生成された場合、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントは、複数のタスク内容データ取得要求をタスクサーバに同時に又は順に送信してもよい。
【0047】
例えば、オンラインドキュメントに一つのタスクタイプドキュメントブロックが含まれ、このタスクタイプドキュメントブロックがターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応する場合、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に基づいてタスク内容データ取得要求R1を生成し、タスク内容データ取得要求R1をタスクサーバに送信してもよい。オンラインドキュメントに二つのタスクタイプドキュメントブロックが含まれ、且つ二つのタスクタイプドキュメントブロックがそれぞれターゲットタスク1のインデックス情報T1とターゲットタスク2のT2に対応する場合、ターゲットタスク1のインデックス情報T1とターゲットタスク2のインデックス情報T2に基づいて、それぞれタスク内容データ取得要求R1とタスク内容データ取得要求R2を生成し、タスク内容データ取得要求R1とタスク内容データ取得要求R2をタスクサーバに同時に又は順に送信してもよい。又は、ターゲットタスク1のインデックス情報T1とターゲットタスク2のインデックス情報T2に基づいてタスク内容データ取得要求R1’を生成し、タスク内容データ取得要求R1’をタスクサーバに送信してもよい。
【0048】
S202では、前記タスクサーバにより送信される第一のデータ取得応答を受信する。
【0049】
前記第一のデータ取得応答には、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる。
【0050】
タスクサーバは、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントにより送信されるタスク内容データ取得要求を受信するとともに、このタスク内容データ取得要求を解析すると、該当するターゲットタスクのインデックス情報を得て、ターゲットタスクのインデックス情報に基づいてタスクサーバ内部に記憶されるタスク内容データを検索し、ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを取得することができる。取得されたタスク内容データに基づいて、タスク内容データ取得応答を生成する。オンラインドキュメントに一つのタスクタイプドキュメントブロックが含まれる場合、タスク内容データ取得応答には、ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる。ドキュメントに複数のタスクタイプドキュメントブロックが含まれる場合、タスク内容データ取得応答には、複数のターゲットタスクのインデックス情報及びそれぞれに対応するタスク内容データが含まれる。タスクサーバは、タスク内容データ取得応答をオンラインドキュメントアプリケーションクライアントに返送することができる。
【0051】
例えば、上記実施例に基づいて、オンラインドキュメントに一つのタスクタイプドキュメントブロックが含まれる場合、タスクサーバは、タスク内容データ取得要求R1を受信し、タスク内容データ取得要求R1を解析してターゲットタスク1のインデックス情報T1を得ることができ、タスクサーバ自体が記憶しているタスク内容データに基づいて、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応するタスク内容データM1を得ることができ、タスク内容データM1に基づいて、タスク内容データ取得応答A1を生成し、タスク内容データ取得応答A1をオンラインドキュメントアプリケーションクライアントに返送する。オンラインドキュメントに二つのタスクタイプドキュメントブロックが含まれる場合、タスクサーバは、受信されたタスク内容データ取得要求を解析して、ターゲットタスク1のインデックス情報T1とターゲットタスク2のインデックス情報T2を得ることができ、タスクサーバ自体が記憶しているタスク内容データに基づいて、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応するタスク内容データM1及びターゲットタスク2のインデックス情報T2に対応するタスク内容データM2を決定することができ、ターゲットタスク1のインデックス情報T1及びその対応するタスク内容データM1と、ターゲットタスク2のインデックス情報T2及びその対応するタスク内容データM2とに基づいて、タスク内容データ取得応答A1とタスク内容データ取得応答A2をそれぞれ生成し、タスク内容データ取得応答A1とタスク内容データ取得応答A2をオンラインドキュメントアプリケーションクライアントに同時に又は順に返送することができ、又はターゲットタスク1のインデックス情報T1及びその対応するタスク内容データM1と、ターゲットタスク2のインデックス情報T2及びその対応するタスク内容データM2とに基づいて、タスク内容データ取得応答A1’を生成し、タスク内容データ取得応答A1’をオンラインドキュメントアプリケーションクライアントに返すことができる。
【0052】
S203では、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、前記ドキュメント内の前記タスクタイプドキュメントブロック位置に前記タスク内容データを表示する。
【0053】
オンラインドキュメントに一つのタスクタイプドキュメントブロックが含まれる場合、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントは、受信されたタスク内容データ取得応答を解析して、ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを得て、タスク内容データをオンラインドキュメント内のタスクタイプドキュメントブロックに表示することができる。オンラインドキュメントに複数のタスクタイプドキュメントブロックが含まれる場合、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントは、受信されたタスク内容データ取得応答を解析して、複数のターゲットタスクのインデックス情報及びそれぞれに対応するタスク内容データを得て、各タスク内容データをオンラインドキュメント内に対応するタスクタイプドキュメントブロックに表示することができる。
【0054】
例えば、上記実施例に基づいて、オンラインドキュメントに一つのタスクタイプドキュメントブロックが含まれる場合、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントは、タスク内容データ取得応答A1を解析して、タスク内容データM1を得て、タスク内容データM1をオンラインドキュメント内のタスクタイプドキュメントブロックに表示する。オンラインドキュメントに二つのタスクタイプドキュメントブロックが含まれる場合、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントは、タスク内容データ取得応答A1とタスク内容データ取得応答A2、又はタスク内容データ取得応答A1’を解析して、ターゲットタスク1のインデックス情報T1及びその対応するタスク内容データM1と、ターゲットタスク2のインデックス情報T2及びその対応するタスク内容データM2とを得て、タスク内容データM1をオンラインドキュメント内のターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応するタスクタイプドキュメントブロックに表示し、タスク内容データM2をオンラインドキュメント内のターゲットタスク2のインデックス情報T2に対応するタスクタイプドキュメントブロックに表示することができる。
【0055】
本実施例では、第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第一のデータ取得要求をタスクサーバに送信し、タスクサーバにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第一のデータ取得応答を受信し、ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、ドキュメント内のタスクタイプドキュメントブロック位置にタスク内容データを表示する。このように、ドキュメントにおけるタスク内容データは、タスクサーバに記憶され、ユーザのドキュメントに対する権限を検証することなくタスク内容データを取得することができ、それによってドキュメントにおけるタスク内容データを同期させることができる。
【0056】
図5は、本開示によるまた別のタスク処理方法のフローチャートである。
図5は、
図4に示す実施例に基づいて、以下のステップをさらに含む。
【0057】
S204では、第二のサービスタイプクライアントの前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに対する編集操作に応答して、前記タスクサーバにデータ更新要求を送信する。
【0058】
前記タスクサーバが前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを更新するように、前記データ更新要求には、前記編集操作に対応する更新内容が含まれる。
【0059】
例示的には、第二のサービスタイプクライアントは、インスタント通信アプリケーションクライアントであってもよい。インスタント通信アプリケーションクライアントのタスクパネルコントロールをトリガーすることによって、タスクパネルの表示インタフェースに入ることができる。
図2Aに示すように、タスクパネルには、少なくとも一つのタスクが含まれる。ユーザは、自身のニーズに基づいて少なくとも一つのタスクから一つのタスクを選択してトリガーすることによって、このタスクの編集インタフェースに入ることができる。例えば
図2Aに示すように、タスクパネルには、一つのタスクが含まれる。
図6に示すように、このタスクをトリガーすることによってこのタスクの編集インタフェースに入る。ユーザは、タスクの編集インタフェースにおいてタスク内容データを編集してもよい。例えば、タスクのタスク名称、タスク実行者、タスクフォロワー、タスク締め切り時間などを編集してもよい。
【0060】
タスクパネルにおけるタスク内容データは、オンラインドキュメント内のタスクタイプドキュメントブロックのターゲットタスクのインデックス情報に対応する。ユーザは、タスクパネルにおいてタスク内容データの編集を完了した後に、インスタント通信アプリケーションクライアントは、編集後のタスク内容データ及びその対応するターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、データ更新要求を生成することができる。タスクパネルにおけるタスク内容データに対する編集操作に応答して、インスタント通信アプリケーションクライアントは、データ更新要求をタスクサーバに送信する。タスクサーバは、データ更新要求を受信した後に、データ更新要求を解析することにより、タスクパネルにおける更新後のタスク内容データ及びその対応するターゲットタスクのインデックス情報を得て、タスクサーバに記憶された、このターゲットタスクのインデックス情報に対応する元のタスク内容データを更新後のタスク内容データに置き換えることができる。
【0061】
例えば、ユーザは、タスクパネルにおいてタスク内容データM1のタスク締め切り時間を編集し、タスク内容データM1は、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応し、編集前の元のタスク締め切り時間は、2021年12月31日であり、更新後のタスク締め切り時間は、2022年1月5日であり、更新後のタスク内容データをタスク内容データM1’としてもよい。そうすると、タスク内容データM1’は、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応する。インスタント通信アプリケーションクライアントは、タスク内容データM1’及びその対応するターゲットタスク1のインデックス情報T1に基づいて、データ更新要求G1を生成する。タスクサーバは、データ更新要求G1を受信して解析する。タスク内容データM1’及びその対応するターゲットタスク1のインデックス情報T1を得て、タスクサーバ自体が記憶している、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応するタスク内容データM1を探し出し、タスク内容データM1をタスク内容データM1’に更新する。
【0062】
本実施例では、第二のサービスタイプクライアントのターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに対する編集操作に応答して、タスクサーバがターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを更新するように、編集操作に対応する更新内容が含まれるデータ更新要求をタスクサーバに送信する。このように、タスクパネルにおけるタスク内容データを編集することによりタスクサーバ内に記憶されるタスク内容データを更新することができ、それによってオンラインドキュメント内に表示されるタスク内容データとタスクパネルにおけるタスク内容データとを同期させることができる。
【0063】
図7は、本開示によるまた別のタスク処理方法のフローチャートである。
図7は、
図4に示す実施例に基づいて、以下のステップをさらに含む。
【0064】
S205では、前記第一のサービスタイプクライアントのドキュメントにおける前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに対する編集操作に応答して、前記タスクサーバにデータ更新要求を送信する。
【0065】
前記タスクサーバが前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを更新するように、前記データ更新要求には、前記編集操作に対応する更新内容が含まれる。
【0066】
インスタント通信アプリケーションプログラムにおけるオンラインドキュメントアプリケーションクライアントコントロールを介して、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントの表示インタフェースに入ることができる。
図1Aに示すように、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントの表示インタフェースには、少なくとも一つのオンラインドキュメントが表示されてもよい。ユーザは、自身のニーズに基づいて複数のオンラインドキュメントから一つのオンラインドキュメントを選択してトリガーすることによって、このオンラインドキュメントの表示インタフェースに入ることができる。例えば、
図1Aに示すように、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントの表示インタフェースには、複数のオンラインドキュメントが表示されている。
図2Bに示すように、名称がドキュメント1であるオンラインドキュメントを選択してトリガーすることによって、ドキュメント1の表示インタフェースに入ることができる。ユーザは、ドキュメント1の表示インタフェースにおいてタスクタイプドキュメントブロック内のタスク内容データを編集することができる。例えば、タスク名称、タスク実行者、タスクフォロワー、タスク締め切り時間などを編集することができる。
【0067】
オンラインドキュメント内の各タスクタイプドキュメントブロックは、一つのターゲットタスクのインデックス情報に対応し、ユーザは、ドキュメント内のタスクタイプドキュメントブロックにおいてタスク内容データの編集を完了した後に、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントは、編集後のタスク内容データ及びその対応するターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、データ更新要求を生成することができる。タスクタイプドキュメントブロックにおけるタスク内容データに対する編集操作に応答して、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントは、データ更新要求をタスクサーバに送信する。タスクサーバは、データ更新要求を受信した後に、データ更新要求を解析することにより、タスクタイプドキュメントブロックにおける更新後のタスク内容データ及びその対応するターゲットタスクのインデックス情報を得て、タスクサーバに記憶された、このターゲットタスクのインデックス情報に対応する元のタスク内容データを更新後のタスク内容データに置き換えることができる。
【0068】
例えば、ユーザは、ドキュメント内のタスクタイプドキュメントブロックにおいてタスクタイプドキュメントブロック1のタスク内容データM1のタスク締め切り時間を編集し、タスク内容データM1は、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応し、編集前の元のタスク締め切り時間は、2021年12月31日であり、更新後のタスク締め切り時間は、2022年1月5日であり、更新後のタスク内容データをタスク内容データM1’としてもよい。そうすると、タスク内容データM1’は、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応する。オンラインドキュメントアプリケーションクライアントは、タスク内容データM1’及びその対応するターゲットタスク1のインデックス情報T1に基づいて、データ更新要求G1を生成する。タスクサーバは、データ更新要求G1を受信して解析し、タスク内容データM1’及びその対応するターゲットタスク1のインデックス情報T1を得て、タスクサーバ自体が記憶している、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応するタスク内容データM1を探し出し、タスク内容データM1をタスク内容データM1’に更新する。
【0069】
本実施例では、第一のサービスタイプクライアントのドキュメントにおけるターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに対する編集操作に応答して、タスクサーバがターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを更新するように、編集操作に対応する更新内容が含まれるデータ更新要求をタスクサーバに送信する。このように、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントにおけるドキュメントのタスクタイプからドキュメントブロックタスクサーバ内に記憶されるタスク内容データを更新することができ、それによってタスクパネルにおけるタスク内容データとドキュメント内に表示されるタスク内容データとを同期させることができる。
【0070】
図8は、本開示によるまた別のタスク処理方法のフローチャートである。
図8は、
図4に示す実施例に基づいて、以下のステップをさらに含む。
【0071】
S2061では、第二のサービスタイプクライアントのタスクパネルに対する開き要求に応答して、タスクサーバに第二のデータ取得要求を送信する。
【0072】
ここで、前記第二のデータ取得要求には、前記タスクパネルに含まれるターゲットタスクのインデックス情報が含まれる。
【0073】
タスクパネルには、一つのターゲットタスク又は複数のターゲットタスクが含まれる。ここで、各ターゲットタスクは、一つのインデックス情報に対応する。このように、タスクパネルは、一つ又は複数のターゲットタスクのインデックス情報を含んでもよい。タスクパネルに含まれる一つ又は複数のターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、タスク内容データ取得要求を生成することができる。タスクパネルの開き要求に応答して、インスタント通信アプリケーションクライアントは、タスク内容データ取得要求をタスクサーバに送信する。例示的には、タスクパネルに複数のターゲットタスクが含まれる場合、複数のターゲットタスクのそれぞれのインデックス情報に基づいて、一つのタスク内容データ取得要求を生成してもよい。即ち、タスク内容データ取得要求には、複数のターゲットタスクのインデックス情報が含まれ、各ターゲットタスクのインデックス情報に対して一つのタスク内容データ取得要求を生成してもよい。このように、複数のタスク内容データ取得要求を生成することができ、且つタスク内容データ取得要求は、ターゲットタスクのインデックス情報に一対一に対応する。複数のタスク内容データ取得要求が生成された場合、インスタント通信アプリケーションクライアントは、複数のタスク内容データ取得要求をタスクサーバに同時に又は順に送信してもよい。
【0074】
例えば、タスクパネルに一つのターゲットタスク1が含まれ、ターゲットタスク1のインデックス情報がT1である場合、インスタント通信アプリケーションクライアントは、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に基づいてタスク内容データ取得要求R3を生成し、タスク内容データ取得要求R3をタスクサーバに送信してもよい。タスクパネルに二つのターゲットタスクが含まれ、且つ二つのターゲットタスクのインデックス情報がそれぞれターゲットタスク1のインデックス情報T1とターゲットタスク2のインデックス情報T2である場合、インスタント通信アプリケーションクライアントは、ターゲットタスク1のインデックス情報T1とターゲットタスク2のインデックス情報T2に基づいて、タスク内容データ取得要求R3とタスク内容データ取得要求R4をそれぞれ生成し、タスク内容データ取得要求R3とタスク内容データ取得要求R4をタスクサーバに同時に又は順に送信してもよいし、又はターゲットタスク1のインデックス情報T1とターゲットタスク2のインデックス情報T2に基づいてタスク内容データ取得要求R3’を生成し、タスク内容データ取得要求R3’をタスクサーバに送信してもよい。
【0075】
S2062では、前記タスクサーバにより送信される第二のデータ取得応答を受信する。
【0076】
前記第二のデータ取得応答には、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる。
【0077】
タスクサーバは、インスタント通信アプリケーションクライアントにより送信されるタスク内容データ取得要求を受信して、このタスク内容データ取得要求を解析する。このように、該当するターゲットタスクのインデックス情報を得て、ターゲットタスクのインデックス情報に基づいてタスクサーバ内部に記憶されるタスク内容データを検索し、ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを取得することができる。取得されたタスク内容データに基づいて、タスク内容データ取得応答を生成する。タスクパネルに一つのターゲットタスクが含まれる場合、タスク内容データ取得応答には、ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる。タスクパネルに複数のターゲットタスクが含まれる場合、タスク内容データ取得応答には、複数のターゲットタスクのインデックス情報のそれぞれに対応するタスク内容データが含まれる。タスクサーバは、タスク内容データ取得応答をインスタント通信アプリケーションクライアントに返送することができる。
【0078】
例えば、上記実施例に基づいて、タスクパネルに一つのターゲットタスクが含まれる場合、タスクサーバは、タスク内容データ取得要求R3を受信し、タスク内容データ取得要求R3を解析してターゲットタスク1のインデックス情報T1を得ることができ、タスクサーバ自体が記憶しているタスク内容データに基づいて、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応するタスク内容データM1を得ることができ、タスク内容データM1に基づいて、タスク内容データ取得応答A3を生成し、タスク内容データ取得応答A3をインスタント通信アプリケーションクライアントに返送する。タスクパネルに複数のターゲットタスクが含まれる場合、タスクサーバは、受信されたタスク内容データ取得要求を解析して、ターゲットタスク1のインデックス情報T1とターゲットタスク2のインデックス情報T2を得ることができ、タスクサーバ自体が記憶しているタスク内容データに基づいて、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応するタスク内容データM1及びターゲットタスク2のインデックス情報T2に対応するタスク内容データM2を決定することができ、ターゲットタスク1のインデックス情報T1及びその対応するタスク内容データM1と、ターゲットタスク2のインデックス情報T2及びその対応するタスク内容データM2とに基づいて、タスク内容データ取得応答A3とタスク内容データ取得応答A4をそれぞれ生成し、タスク内容データ取得応答A3とタスク内容データ取得応答A4をインスタント通信アプリケーションクライアントに同時に又は順に返送してもよいし、又はターゲットタスク1のインデックス情報T1及びその対応するタスク内容データM1と、ターゲットタスク2のインデックス情報T2及びその対応するタスク内容データM2とに基づいて、タスク内容データ取得応答A3’を生成し、タスク内容データ取得応答A3’をインスタント通信アプリケーションクライアントに返送してもよい。
【0079】
S2063では、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、前記タスクパネル内に前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを表示する。
【0080】
タスクパネルに一つのターゲットタスクが含まれる場合、インスタント通信アプリケーションクライアントは、受信されたタスク内容データ取得応答を解析して、ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを得て、タスク内容データをタスクパネルに表示することができる。タスクパネルに複数のターゲットタスクが含まれる場合、インスタント通信アプリケーションクライアントは、受信されたタスク内容データ取得応答を解析して、複数のターゲットタスクのインデックス情報及びそれぞれに対応するタスク内容データを得て、各タスク内容データをタスクパネル内の対応する領域に表示することができる。
【0081】
例えば、上記実施例に基づいて、タスクパネルに一つのターゲットタスクが含まれる場合、インスタント通信アプリケーションクライアントは、タスク内容データ取得応答A3を解析して、タスク内容データM1を得て、タスク内容データM1をタスクパネルに表示する。タスクパネルに二つのターゲットタスクが含まれる場合、インスタント通信アプリケーションクライアントは、タスク内容データ取得応答A3とタスク内容データ取得応答A4、又はタスク内容データ取得応答A3’を解析して、ターゲットタスク1のインデックス情報T1及びその対応するタスク内容データM1と、ターゲットタスク2のインデックス情報T2及びその対応するタスク内容データM2とを得て、タスク内容データM1をタスクパネル内のターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応する領域に表示し、タスク内容データM2をタスクパネル内のターゲットタスク2のインデックス情報T2に対応する領域に表示してもよい。
【0082】
本実施例では、第二のサービスタイプクライアントのタスクパネルに対する開き要求に応答して、タスクパネルに含まれるターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第二のデータ取得要求をタスクサーバに送信し、タスクサーバにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第二のデータ取得応答を受信し、ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、タスクパネル内にターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを表示する。このように、タスクパネル内のタスク内容データは、タスクサーバに記憶され、それによってドキュメントにおけるタスク内容データとタスクパネルにおけるタスク内容データとの間の相互同期を実現することができる。
【0083】
図9は、本開示によるまた別のタスク処理方法のフローチャートである。
図9は、
図4に示す実施例に基づいて、S201を実行する時の可能な実現方式の具体的な記述は、以下のとおりである。
【0084】
S201’では、第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、ドキュメントサーバから前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報を取得し、タスクサーバに第一のデータ取得要求を送信する。
【0085】
オンラインドキュメント内の各タスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報は、いずれもオンラインドキュメントサーバに記憶されている。オンラインドキュメントアプリケーションクライアントのオンラインドキュメントの開き要求に応答して、オンラインドキュメントサーバからこのオンラインドキュメントにおけるすべてのタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報を取得することができる。オンラインドキュメントアプリケーションクライアントは、各ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、タスク内容データ取得要求を生成し、タスク内容データ取得要求をタスクサーバに送信して、オンラインドキュメント内の各タスクタイプドキュメントブロックに表示されるタスク内容データを取得することもできる。
【0086】
例示的には、実行ドキュメントに一つのタスクタイプドキュメントブロックが含まれている。オンラインドキュメントの開き要求に応答して、オンラインドキュメントサーバからターゲットタスク1のインデックス情報T1を取得し、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に基づいてタスク内容データ取得要求R1を生成することができる。例示的には、オンラインドキュメントには、複数のタスクタイプドキュメントブロックが含まれている。オンラインドキュメントの開き要求に応答して、オンラインドキュメントサーバからターゲットタスク1のインデックス情報T1とターゲットタスク2のインデックス情報T2を取得し、ターゲットタスク1のインデックス情報T1とターゲットタスク2のインデックス情報T2に基づいて、タスク内容データ取得要求R1とタスク内容データ取得要求R2をそれぞれ生成することもできるし、又はタスク内容データ取得要求R1’を生成することもできる。
【0087】
図10は、本開示によるまた別のタスク処理方法のフローチャートである。
図10は、
図5に示す実施例に基づいて、以下のステップをさらに含む。
【0088】
S207では、前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックが開いている状態で、前記タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信する。
【0089】
前記データ更新要求には、更新データが含まれている。前記データ更新要求は、受信された更新データに基づいて前記タスクタイプドキュメントブロックを更新しレンダリングするよう前記ドキュメントに要求するために用いられる。
【0090】
例示的には、インスタント通信アプリケーションプログラムにおけるオンラインドキュメントアプリケーションクライアントは、開き状態にあり、且つオンラインドキュメントアプリケーションクライアント中には、開き状態にある一つのオンラインドキュメントが表示されている。オンラインドキュメントには、少なくとも一つのタスクタイプドキュメントブロックが含まれ、各タスクタイプドキュメントブロックは、一つのターゲットタスクのインデックス情報に対応する。ユーザが現在インスタント通信アプリケーションクライアントのタスクパネルにおいて一つのタスク内容データを更新していて、且つ更新されるタスク内容データに対応するターゲットタスクのインデックス情報が、現在開かれているオンラインドキュメントにおけるすべてのタスクタイプドキュメントブロックのうちのいずれか一つのタスクタイプドキュメントブロックに対応する場合、タスクサーバに記憶された該当するタスク内容データが更新される。タスクサーバにおけるタスク内容データの更新が完了した後に、更新後のタスク内容データ及び対応するターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、データ更新要求を生成し、データ更新要求をオンラインドキュメントアプリケーションクライアントに送信する。
【0091】
オンラインドキュメントアプリケーションクライアントは、タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信し、データ更新要求を解析して更新後のタスク内容データ及びその対応するターゲットタスクのインデックス情報を得て、ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、更新後のタスク内容データを現在開かれているオンラインドキュメント内に対応するタスクタイプドキュメントブロックに表示し、オンラインドキュメントにおけるタスク内容データのリアルタイムな更新/同期を完了することができる。
【0092】
例えば、ユーザは、インスタント通信アプリケーションクライアントのタスクパネルにおいてタスク内容データを更新し、更新後のタスク内容データがM1’であり、更新前のタスク内容データがM1である。タスク内容データM1/タスク内容データM1’は、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応する。タスクサーバは、受信されたインスタント通信アプリケーションクライアントにより送信されるターゲットタスク1のインデックス情報T1及びその対応するタスク内容データM1’に基づいて、データ更新要求G1’を生成することができる。開かれているオンラインドキュメントにタスクマークT1に対応する一つのタスクタイプドキュメントブロックが存在する場合、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントは、受信されたデータ更新要求G1’を解析して、ターゲットタスク1のインデックス情報T1及びその対応するタスク内容データM1’を得ることができ、タスク内容データM1’を現在開かれているオンラインドキュメントにおけるターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応するタスクタイプドキュメントブロック内に表示することができる。
【0093】
本実施例では、ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックが開いている状態で、タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信する。データ更新要求には、更新データが含まれている。データ更新要求は、受信された更新データに基づいてタスクタイプドキュメントブロックを更新しレンダリングするようドキュメントに要求するために用いられる。これにより、ドキュメントが開かれている状態で、現在のタスクパネルにおけるタスク内容データの更新に基づいて、余分な操作を行う必要がなく、タスクタイプドキュメントブロックに更新後のタスク内容データをリアルタイムに更新し表示することができる。これにより、ドキュメントにおけるタスク内容データのリアルタイムな自動同期を実現することができる。
【0094】
図11は、本開示によるまた別のタスク処理方法のフローチャートである。
図11は、
図7に示す実施例に基づいて、以下のステップをさらに含む。
【0095】
S208では、第二のサービスタイプクライアントにおけるタスクパネルが開いている状態で、前記タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信する。
【0096】
前記データ更新要求には、更新データが含まれている。前記データ更新要求は、受信された更新データに基づいて前記タスクタイプドキュメントブロックを更新しレンダリングするよう前記タスクパネルに要求するために用いられる。
【0097】
例示的には、インスタント通信アプリケーションクライアントのタスクパネルは、開き状態にあり、且つタスクパネルには、少なくとも一つのターゲットタスクが表示され、各ターゲットタスクは、一つのインデックス情報に対応する。ユーザが現在オンラインドキュメント内の一つのタスクタイプドキュメントブロックにおいてタスク内容データを更新していて、且つ更新されるタスク内容データに対応するターゲットタスクのインデックス情報がタスクパネルに表示されるすべてのターゲットタスクのうちのいずれか一つのターゲットタスクに対応する場合、タスクサーバに記憶された該当するタスク内容データが更新される。タスクサーバにおけるタスク内容データの更新が完了した後に、更新後のタスク内容データ及び対応するターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、データ更新要求を生成し、データ更新要求をインスタント通信アプリケーションクライアントに送信する。
【0098】
インスタント通信アプリケーションクライアントは、タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信し、データ更新要求を解析して更新後のタスク内容データ及びその対応するターゲットタスクのインデックス情報を得て、ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、更新後のタスク内容データをタスクパネルにおけるターゲットタスクのインデックス情報に対応する領域に表示し、タスクパネルにおけるタスク内容データのリアルタイムな更新/同期を完了することができる。
【0099】
例えば、ユーザは、オンラインドキュメント内の一つのタスクタイプドキュメントブロックにおいてタスク内容データを更新し、更新後のタスク内容データがM1’であり、更新前のタスク内容データがM1である。タスク内容データM1/タスク内容データM1’は、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応する。タスクサーバは、受信されたインスタント通信アプリケーションクライアントにより送信されるターゲットタスク1のインデックス情報T1及びその対応するタスク内容データM1’に基づいて、データ更新要求G1’を生成することができる。タスクパネルにターゲットタスク1のインデックス情報T1が含まれる場合、インスタント通信アプリケーションクライアントは、受信されたデータ更新要求G1’を解析して、ターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応するタスク内容データM1’を得ることができ、タスク内容データM1’をタスクパネルにおけるターゲットタスク1のインデックス情報T1に対応する領域に表示することができる。
【0100】
本実施例では、第二のサービスタイプクライアントにおけるタスクパネルが開いている状態で、タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信する。データ更新要求には、更新データが含まれている。データ更新要求は、受信された更新データに基づいてタスクタイプドキュメントブロックを更新しレンダリングするようタスクパネルに要求するために用いられる。これにより、タスクパネルが開かれている状態で、現在のドキュメント内のタスク内容データの更新に基づいて、余分な操作を行う必要がなく、更新後のタスク内容データをリアルタイムに更新し表示することができる。これにより、タスクパネルにおけるタスク内容データのリアルタイムな自動同期を実現することができる。
【0101】
いくつかの実施例では、上記実施例に基づいて、前記第一のサービスタイプクライアントにおいて、ドキュメントブロックをオンラインドキュメントの最小表示単位とし、一つのオンラインドキュメントは、一つ又は複数のドキュメントブロックから構成される。前記ターゲットタスクは、オンラインドキュメントにおける一つのタスクタイプドキュメントブロックを占有し、且つ前記タスクタイプドキュメントブロックには、前記ターゲットタスクのインデックス情報のみが記憶される。
【0102】
本開示の実施例は、タスク処理装置をさらに提供する。
図12は、本開示によるタスク処理装置の構造概略図である。
図12に示すように、タスク処理装置は、
第一のサービスタイプクライアントにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報と、ターゲットタスクを修正する編集データとを含むターゲットタスクの編集情報を受信するための受信モジュール110と、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、前記ターゲットタスクを含む第二のサービスタイプクライアントを決定するための決定モジュール120と、
前記第二のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期して修正するように、前記第二のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信することと、前記第二のサービスタイプクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信した時、前記第一のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期して修正するように、前記第一のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信することとに用いられる送信モジュール130とを備える。
【0103】
いくつかの実施例では、前記第一のサービスタイプクライアントは、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントであり、前記第二のサービスタイプクライアントは、インスタント通信アプリケーションクライアントである。
【0104】
いくつかの実施例では、前記第一のサービスタイプクライアントにおいて、ドキュメントブロックをオンラインドキュメントの最小表示単位とし、一つのオンラインドキュメントは、一つ又は複数のドキュメントブロックから構成される。前記ターゲットタスクは、オンラインドキュメントにおける一つのドキュメントブロックを占有し、且つ前記ドキュメントブロックには、前記ターゲットタスクのインデックス情報のみが記憶される。
【0105】
本開示の実施例は、タスク処理装置をさらに提供する。
図13は、本開示による別のタスク処理装置の構造概略図である。
図13に示すように、タスク処理装置は、
第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第一のデータ取得要求をタスクサーバに送信するための送信モジュール210と、
前記タスクサーバにより送信される、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第一のデータ取得応答を受信するための受信モジュール220と、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、前記ドキュメント内の前記タスクタイプドキュメントブロック位置に前記タスク内容データを表示するための表示モジュール230と、を備える。
【0106】
いくつかの実施例では、送信モジュール210はさらに、第二のサービスタイプクライアントの前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに対する編集操作に応答して、前記タスクサーバが前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを更新するように、前記編集操作に対応する更新内容が含まれるデータ更新要求を前記タスクサーバに送信するために用いられる。
【0107】
いくつかの実施例では、送信モジュール210はさらに、前記第一のサービスタイプクライアントのドキュメントにおける前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに対する編集操作に応答して、前記タスクサーバが前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを更新するように、前記編集操作に対応する更新内容が含まれるデータ更新要求を前記タスクサーバに送信するために用いられる。
【0108】
いくつかの実施例では、送信モジュール210はさらに、第二のサービスタイプクライアントのタスクパネルに対する開き要求に応答して、前記タスクパネルに含まれるターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第二のデータ取得要求をタスクサーバに送信するために用いられる。
【0109】
受信モジュール220はさらに、前記タスクサーバにより送信される、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第二のデータ取得応答を受信するために用いられる。
【0110】
表示モジュール230はさらに、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、前記タスクパネル内に前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを表示するために用いられる。
【0111】
いくつかの実施例では、送信モジュール210はさらに、第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、ドキュメントサーバから前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報を取得し、タスクサーバに第一のデータ取得要求を送信するために用いられる。
【0112】
いくつかの実施例では、受信モジュール220はさらに、前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックが開いている状態で、前記タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信するために用いられる。前記データ更新要求には、更新データが含まれている。前記データ更新要求は、受信された更新データに基づいて前記タスクタイプドキュメントブロックを更新しレンダリングするよう前記ドキュメントに要求するために用いられる。
【0113】
いくつかの実施例では、受信モジュール220はさらに、第二のサービスタイプクライアントにおけるタスクパネルが開いている状態で、前記タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信するために用いられる。前記データ更新要求には、更新データが含まれている。前記データ更新要求は、受信された更新データに基づいて前記タスクタイプドキュメントブロックを更新しレンダリングするよう前記タスクパネルに要求するために用いられる。
【0114】
いくつかの実施例では、前記第一のサービスタイプクライアントにおいて、ドキュメントブロックをオンラインドキュメントの最小表示単位とし、一つのオンラインドキュメントは、一つ又は複数のドキュメントブロックから構成される。前記ターゲットタスクは、オンラインドキュメントにおける一つのタスクタイプドキュメントブロックを占有し、且つ前記タスクタイプドキュメントブロックには、前記ターゲットタスクのインデックス情報のみが記憶される。
【0115】
本発明の実施例による装置は、本発明の任意の実施例による方法を実行することができ、実行方法の該当する機能モジュールと有益な効果を備える。
【0116】
本開示は、電子機器を提供する。電子機器は、プロセッサを備える。前記プロセッサは、メモリに記憶されるコンピュータプログラムを実行するために用いられる。前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時に上記いずれか一つの方法の実施例のステップを実現する。
【0117】
本開示は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体の上には、コンピュータプログラムが記憶されている。前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行される時、上記いずれか一つの方法の実施例のステップを実現することを特徴とする。
【0118】
本開示は、コンピュータプログラム製品を提供する。前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ上で運行する時、前記コンピュータに上記いずれか一つの方法の実施例のステップを実行させることを特徴とする。
【0119】
第一の態様によれば、本開示は、タスク処理方法を提供する。この方法は、
第一のサービスタイプクライアントにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報と、ターゲットタスクを修正する編集データとを含むターゲットタスクの編集情報を受信することと、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、前記ターゲットタスクを含む第二のサービスタイプクライアントを決定することと、
前記第二のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期して修正するように、前記第二のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信することと、
同様に、前記第二のサービスタイプクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信した時、前記第一のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期して修正するように、前記第一のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信することと、を含む。
【0120】
いくつかの実施例では、前記第一のサービスタイプクライアントは、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントであり、前記第二のサービスタイプクライアントは、インスタント通信アプリケーションクライアントである。
【0121】
いくつかの実施例では、前記第一のサービスタイプクライアントにおいて、ドキュメントブロックをオンラインドキュメントの最小表示単位とし、一つのオンラインドキュメントは、一つ又は複数のドキュメントブロックから構成される。前記ターゲットタスクは、オンラインドキュメントにおける一つのドキュメントブロックを占有し、且つ前記ドキュメントブロックには、前記ターゲットタスクのインデックス情報のみが記憶される。
【0122】
第二の態様によれば、本開示は、タスク処理方法を提供する。この方法は、
第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第一のデータ取得要求をタスクサーバに送信することと、
前記タスクサーバにより送信される、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第一のデータ取得応答を受信することと、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、前記ドキュメント内の前記タスクタイプドキュメントブロック位置に前記タスク内容データを表示することと、を含む。
【0123】
いくつかの実施例では、前記方法は、第二のサービスタイプクライアントの前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに対する編集操作に応答して、前記タスクサーバが前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを更新するように、前記編集操作に対応する更新内容が含まれるデータ更新要求を前記タスクサーバに送信することをさらに含む。
【0124】
いくつかの実施例では、前記方法は、前記第一のサービスタイプクライアントのドキュメントにおける前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに対する編集操作に応答して、前記タスクサーバが前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを更新するように、前記編集操作に対応する更新内容が含まれるデータ更新要求を前記タスクサーバに送信することをさらに含む。
【0125】
いくつかの実施例では、前記方法は、第二のサービスタイプクライアントのタスクパネルに対する開き要求に応答して、前記タスクパネルに含まれるターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第二のデータ取得要求をタスクサーバに送信することと、
前記タスクサーバにより送信される、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第二のデータ取得応答を受信することと、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、前記タスクパネル内に前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを表示することと、をさらに含む。
【0126】
いくつかの実施例では、第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、タスクサーバに第一のデータ取得要求を送信することは、
第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、ドキュメントサーバから前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報を取得し、タスクサーバに第一のデータ取得要求を送信することを含む。
【0127】
いくつかの実施例では、前記方法は、前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックが開いている状態で、前記タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信することをさらに含む。前記データ更新要求には、更新データが含まれている。前記データ更新要求は、受信された更新データに基づいて前記タスクタイプドキュメントブロックを更新しレンダリングするよう前記ドキュメントに要求するために用いられる。
【0128】
いくつかの実施例では、前記方法は、第二のサービスタイプクライアントにおけるタスクパネルが開いている状態で、前記タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信することをさらに含み、前記データ更新要求には、更新データが含まれ、前記データ更新要求は、受信された更新データに基づいて前記タスクタイプドキュメントブロックを更新しレンダリングするよう前記タスクパネルに要求するために用いられる。
【0129】
いくつかの実施例では、前記第一のサービスタイプクライアントにおいて、ドキュメントブロックをオンラインドキュメントの最小表示単位とし、一つのオンラインドキュメントは、一つ又は複数のドキュメントブロックから構成される。前記ターゲットタスクは、オンラインドキュメントにおける一つのタスクタイプドキュメントブロックを占有し、且つ前記タスクタイプドキュメントブロックには、前記ターゲットタスクのインデックス情報のみが記憶される。
【0130】
第三の態様によれば、本開示は、タスク処理装置を提供する。この装置は、
第一のサービスタイプクライアントにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報と、ターゲットタスクを修正する編集データとを含むターゲットタスクの編集情報を受信するための受信モジュールと、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、前記ターゲットタスクを含む第二のサービスタイプクライアントを決定するための決定モジュールと、
前記第二のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期して修正するように、前記第二のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信することと、前記第二のサービスタイプクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信した時、前記第一のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期して修正するように、前記第一のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信することとに用いられる送信モジュールとを備える。
いくつかの実施例では、前記第一のサービスタイプクライアントは、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントであり、前記第二のサービスタイプクライアントは、インスタント通信アプリケーションクライアントである。
【0131】
いくつかの実施例では、前記第一のサービスタイプクライアントにおいて、ドキュメントブロックをオンラインドキュメントの最小表示単位とし、一つのオンラインドキュメントは、一つ又は複数のドキュメントブロックから構成される。前記ターゲットタスクは、オンラインドキュメントにおける一つのドキュメントブロックを占有し、且つ前記ドキュメントブロックには、前記ターゲットタスクのインデックス情報のみが記憶される。
【0132】
第四の態様によれば、本開示は、タスク処理装置を提供する。この装置は、
第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第一のデータ取得要求をタスクサーバに送信するための送信モジュールと、
前記タスクサーバにより送信される、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第一のデータ取得応答を受信するための受信モジュールと、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、前記ドキュメント内の前記タスクタイプドキュメントブロック位置に前記タスク内容データを表示するための表示モジュールと、を備える。
【0133】
いくつかの実施例では、送信モジュールはさらに、第二のサービスタイプクライアントの前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに対する編集操作に応答して、前記タスクサーバが前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを更新するように、前記編集操作に対応する更新内容が含まれるデータ更新要求を前記タスクサーバに送信するために用いられる。
【0134】
いくつかの実施例では、送信モジュールはさらに、前記第一のサービスタイプクライアントのドキュメントにおける前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに対する編集操作に応答して、前記タスクサーバが前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを更新するように、前記編集操作に対応する更新内容が含まれるデータ更新要求を前記タスクサーバに送信するために用いられる。
【0135】
いくつかの実施例では、送信モジュールはさらに、第二のサービスタイプクライアントのタスクパネルに対する開き要求に応答して、前記タスクパネルに含まれるターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第二のデータ取得要求をタスクサーバに送信するために用いられる。
【0136】
受信モジュールはさらに、前記タスクサーバにより送信される、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第二のデータ取得応答を受信するために用いられる。
【0137】
表示モジュールはさらに、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、前記タスクパネル内に前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを表示するために用いられる。
【0138】
いくつかの実施例では、送信モジュールはさらに、第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、ドキュメントサーバから前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報を取得し、タスクサーバに第一のデータ取得要求を送信するために用いられる。
【0139】
いくつかの実施例では、受信モジュールはさらに、前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックが開いている状態で、前記タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信するために用いられる。前記データ更新要求には、更新データが含まれている。前記データ更新要求は、受信された更新データに基づいて前記タスクタイプドキュメントブロックを更新しレンダリングするよう前記ドキュメントに要求するために用いられる。
【0140】
いくつかの実施例では、受信モジュールはさらに、第二のサービスタイプクライアントにおけるタスクパネルが開いている状態で、前記タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信するために用いられる。前記データ更新要求には、更新データが含まれている。前記データ更新要求は、受信された更新データに基づいて前記タスクタイプドキュメントブロックを更新しレンダリングするよう前記タスクパネルに要求するために用いられる。
【0141】
いくつかの実施例では、前記第一のサービスタイプクライアントにおいて、ドキュメントブロックをオンラインドキュメントの最小表示単位とし、一つのオンラインドキュメントは、一つ又は複数のドキュメントブロックから構成される。前記ターゲットタスクは、オンラインドキュメントにおける一つのタスクタイプドキュメントブロックを占有し、且つ前記タスクタイプドキュメントブロックには、前記ターゲットタスクのインデックス情報のみが記憶される。
【0142】
第五の態様によれば、本開示は、電子機器を提供する。この電子機器は、プロセッサを備える。前記プロセッサは、メモリに記憶されるコンピュータプログラムを実行するために用いられる。前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行される時、第一の態様又は第二の態様によるいずれか一つの方法のステップを実現する。
【0143】
第六の態様によれば、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体の上には、コンピュータプログラムが記憶されている。前記プログラムがプロセッサにより実行される時、第一の態様又は第二の態様によるいずれか一つの方法のステップを実現する。
【0144】
第七の態様によれば、本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供する。前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ上で運行する時、前記コンピュータに第一の態様又は第二の態様によるいずれか一つの方法のステップを実行させる。
【0145】
説明すべきこととして、本明細書では、「第一」と「第二」などのような関係用語は、一つのエンティティ又は操作を別のエンティティ又は操作から区別するためにのみ用いられ、これらのエンティティ又は操作の間に任意のこのような実際の関係又は順序が存在することを必ずしも要求又は暗示するものではない。そして、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は機器は、それらの要素を含むだけではなく、明確に挙げられていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は機器に固有の要素をさらに含む。それ以上の制限がない場合に、「一つの……を含む」という文章によって限定される要素は、前記要素を含むプロセス、方法、物品又は機器中に別の同じ要素が存在することを排除するものではない。
【0146】
以上は、当業者が本開示を理解又は実現することを可能にする本開示の具体的な実施の形態にすぎない。これらの実施例の様々な修正は、当業者にとって明らかであり、本明細書で定義される一般的な原理は、本開示の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施例で実現されてもよい。そのため、本開示は、本明細書に記載されるこれらの実施例に制限されるのではなく、本明細書に開示された原理と新規な特徴と一致する最も広範囲に適合すべきである。
【手続補正書】
【提出日】2024-09-25
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一のサービスタイプクライアントにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報と、ターゲットタスクを修正する編集データとを含むターゲットタスクの編集情報を受信することと、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、前記ターゲットタスクを含む第二のサービスタイプクライアントを決定することと、
前記第二のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期して修正するように、前記第二のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信することと、
前記第二のサービスタイプクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信した時、前記第一のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期して修正するように、前記第一のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信することと、を含む、
タスク処理方法。
【請求項2】
前記第一のサービスタイプクライアントは、オンラインドキュメントアプリケーションクライアントであり、前記第二のサービスタイプクライアントは、インスタント通信アプリケーションクライアントである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第一のサービスタイプクライアントにおいて、ドキュメントブロックをオンラインドキュメントの最小表示単位とし、一つのオンラインドキュメントは、一つ又は複数のドキュメントブロックから構成され、
前記ターゲットタスクは、オンラインドキュメントにおける一つのドキュメントブロックを占有し、且つ前記ドキュメントブロックには、前記ターゲットタスクのインデックス情報のみが記憶される、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第一のデータ取得要求をタスクサーバに送信することと、
前記タスクサーバにより送信される、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第一のデータ取得応答を受信することと、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、前記ドキュメント内の前記タスクタイプドキュメントブロックの位置に前記タスク内容データを表示することと、を含む、
タスク処理方法。
【請求項5】
第二のサービスタイプクライアントの前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに対する編集操作に応答して、前記タスクサーバが前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを更新するように、前記編集操作に対応する更新内容が含まれるデータ更新要求を前記タスクサーバに送信することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第一のサービスタイプクライアントのドキュメントにおける前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに対する編集操作に応答して、前記タスクサーバが前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを更新するように、前記編集操作に対応する更新内容が含まれるデータ更新要求を前記タスクサーバに送信することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
第二のサービスタイプクライアントのタスクパネルに対する開き要求に応答して、前記タスクパネルに含まれるターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第二のデータ取得要求をタスクサーバに送信することと、
前記タスクサーバにより送信される、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第二のデータ取得応答を受信することと、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、前記タスクパネル内に前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データを表示することと、をさらに含む、
請求項4~6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、タスクサーバに第一のデータ取得要求を送信することは、
第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、ドキュメントサーバから前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報を取得し、タスクサーバに第一のデータ取得要求を送信することを含む、
請求項4に記載の方法。
【請求項9】
前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックが開いている状態で、前記タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信することをさらに含み、前記データ更新要求には、更新データが含まれ、前記データ更新要求は、受信された更新データに基づいて前記タスクタイプドキュメントブロックを更新しレンダリングするよう前記ドキュメントに要求するために用いられる、請求項5に記載の方法。
【請求項10】
第二のサービスタイプクライアントにおけるタスクパネルが開いている状態で、前記タスクサーバにより送信されるデータ更新要求を受信することをさらに含み、前記データ更新要求には、更新データが含まれ、前記データ更新要求は、受信された更新データに基づいて前記タスクタイプドキュメントブロックを更新しレンダリングするよう前記タスクパネルに要求するために用いられる、請求項6に記載の方法。
【請求項11】
前記第一のサービスタイプクライアントにおいて、ドキュメントブロックをオンラインドキュメントの最小表示単位とし、一つのオンラインドキュメントは、一つ又は複数のドキュメントブロックから構成され、
前記ターゲットタスクは、オンラインドキュメントにおける一つのタスクタイプドキュメントブロックを占有し、且つ前記タスクタイプドキュメントブロックには、前記ターゲットタスクのインデックス情報のみが記憶される、
請求項4に記載の方法。
【請求項12】
第一のサービスタイプクライアントにより送信される、ターゲットタスクのインデックス情報と、ターゲットタスクを修正する編集データとを含むターゲットタスクの編集情報を受信するための受信モジュールと、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に基づいて、前記ターゲットタスクを含む第二のサービスタイプクライアントを決定するための決定モジュールと、
前記第二のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期的に修正するように、前記第二のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信することと、前記第二のサービスタイプクライアントにより送信されるターゲットタスクの編集情報を受信した時、前記第一のサービスタイプクライアントが前記ターゲットタスクを同期的に修正するように、前記第一のサービスタイプクライアントに前記ターゲットタスクの編集情報を送信することとに用いられる送信モジュールと、を備える、
タスク処理装置。
【請求項13】
第一のサービスタイプクライアントのドキュメントに対する開き要求に応答して、前記ドキュメントにおけるタスクタイプドキュメントブロックに対応するターゲットタスクのインデックス情報が含まれる第一のデータ取得要求をタスクサーバに送信するための送信モジュールと、
前記タスクサーバにより送信される、前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データが含まれる第一のデータ取得応答を受信するための受信モジュールと、
前記ターゲットタスクのインデックス情報に対応するタスク内容データに基づいて、前記ドキュメント内の前記タスクタイプドキュメントブロックの位置に前記タスク内容データを表示するための表示モジュールと、を備える、
タスク処理装置。
【請求項14】
プロセッサを備える電子機器であって、
前記プロセッサは、メモリに記憶されるコンピュータプログラムを実行するために用いられ、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行される時、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法のステップ、又は請求項4~
6又は8~11のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する、
電子機器。
【請求項15】
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行される時、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法のステップ、又は請求項4~
6又は8~11のいずれか1項に記載の方法のステップを実現することを特徴とする、
コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項16】
コンピュータ上で運行する時、前記コンピュータに請求項1~3のいずれか1項に記載の方法のステップ、又は請求項4~
6又は8~11のいずれか1項に記載の方法のステップを実行させる、コンピュータプログラ
ム。
【国際調査報告】