(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-02-12
(54)【発明の名称】キャリア切り替えのための延期ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバック
(51)【国際特許分類】
H04W 28/04 20090101AFI20250204BHJP
H04W 72/231 20230101ALI20250204BHJP
H04W 72/232 20230101ALI20250204BHJP
H04L 1/1812 20230101ALI20250204BHJP
【FI】
H04W28/04 110
H04W72/231
H04W72/232
H04L1/1812
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024536273
(86)(22)【出願日】2022-12-19
(85)【翻訳文提出日】2024-06-17
(86)【国際出願番号】 US2022081933
(87)【国際公開番号】W WO2023133030
(87)【国際公開日】2023-07-13
(32)【優先日】2022-01-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2022-12-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】ディモウ、コンスタンティノス
(72)【発明者】
【氏名】ジョウ、ヤン
(72)【発明者】
【氏名】ルオ、タオ
【テーマコード(参考)】
5K014
5K067
【Fターム(参考)】
5K014DA02
5K014FA03
5K067AA33
5K067EE02
5K067EE10
5K067HH28
(57)【要約】
本開示は、キャリア切り替えのための延期ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックのためのシステム、方法、及び装置を提供する。本明細書において説明されるいくつかの態様は、キャリア切り替えの使用を要する様々な通信シナリオにおいて、ユーザ機器(UE)が延期HARQフィードバックを送信すること、ドロップすること、送信することを控えること、又はこれらの組み合わせを可能にする。UEは、キャリア切り替えがUEのために構成される場合に、本明細書において説明される別の技法を用いて、引き続き延期HARQフィードバックを延期すること、延期HARQフィードバックをドロップすること、非延期HARQフィードバックを送信すること、全てのHARQフィードバックをドロップすること、又は延期HARQフィードバックを処理することを可能にされる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を取得するように構成された第1のインターフェースと、
第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内での送信のために、前記ダウンリンク通信に関連付けられた延期ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを出力するように構成された前記第1のインターフェース又は第2のインターフェースと、
を備えるワイヤレス通信装置。
【請求項2】
前記延期HARQフィードバックが、前記第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンクリソースと前記第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースとの間の衝突に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のコンポーネントキャリア上の前記第1のアップリンクリソース及び前記第2のアップリンクリソースの前に、前記第1のコンポーネントキャリア上の前記第3のアップリンクリソースから延期される、請求項1に記載のワイヤレス通信装置。
【請求項3】
準静的物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)セルパターンに関連して、前記ダウンリンク通信を受信した後に、及び前記第2のコンポーネントキャリア上の前記第2のアップリンクリソースの前に、前記第1のコンポーネントキャリアから前記第2のコンポーネントキャリアへのキャリア切り替えを実行するように構成された処理システムを更に備える、請求項1に記載のワイヤレス通信装置。
【請求項4】
前記第1のインターフェース又は前記第2のインターフェースが、
前記第1のアップリンクリソース内での送信のために、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを出力するように構成されている、請求項1に記載のワイヤレス通信装置。
【請求項5】
前記延期HARQフィードバックが、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックを含み、
前記第1のインターフェース又は前記第2のインターフェースが、
前記第1の延期HARQフィードバックと共に前記第2のアップリンクリソース内での送信のために、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックを出力するように構成されている、請求項1に記載のワイヤレス通信装置。
【請求項6】
前記第1のインターフェース又は前記第2のインターフェースが、
前記第1の延期HARQフィードバック及び前記第2の延期HARQフィードバックと共に前記第2のアップリンクリソース内での送信のために、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを出力するように構成されている、請求項5に記載のワイヤレス通信装置。
【請求項7】
前記第1のインターフェース又は前記第2のインターフェースが、前記第2のアップリンクリソース内での送信のために前記延期HARQフィードバックを出力するために、
無線リソース制御(RRC)通信、
ダウンリンク制御情報(DCI)通信、又は
媒体アクセス制御(MAC)制御要素(MAC-CE)通信、
のうちの少なくとも1つにおいて受信された構成に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のアップリンクリソース内で前記延期HARQフィードバックを送信するように構成されている、請求項1に記載のワイヤレス通信装置。
【請求項8】
前記第2のコンポーネントキャリアがターゲット物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)キャリアに関連付けられ、
前記第1のアップリンクリソースが前記ターゲットPUCCHキャリア上の第1のターゲットスロット内に含まれ、
前記第2のアップリンクリソースが前記ターゲットPUCCHキャリア上の第2のターゲットスロット内に含まれる、請求項1に記載のワイヤレス通信装置。
【請求項9】
第1のコンポーネントキャリア上での送信のためにダウンリンク通信を出力するように構成された第1のインターフェースと、
第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる前記第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、前記ダウンリンク通信に関連付けられた延期ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを取得するように構成された前記第1のインターフェース又は第2のインターフェースと、
を備えるワイヤレス通信装置。
【請求項10】
前記延期HARQフィードバックが、前記第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンクリソースと前記第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースとの間の衝突に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のコンポーネントキャリア上の前記第1のアップリンクリソース及び前記第2のアップリンクリソースの前に、前記第1のコンポーネントキャリア上の前記第3のアップリンクリソースから延期される、請求項9に記載のワイヤレス通信装置。
【請求項11】
前記第1のインターフェース又は前記第2のインターフェースが、
前記第1のアップリンクリソース内から、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを取得するように構成されている、請求項9に記載のワイヤレス通信装置。
【請求項12】
前記延期HARQフィードバックが、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックを含み、
前記第1のインターフェース又は前記第2のインターフェースが、
前記第1の延期HARQフィードバックと共に前記第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックを取得するように構成されている、請求項9に記載のワイヤレス通信装置。
【請求項13】
前記第1のインターフェース又は前記第2のインターフェースが、
前記第1の延期HARQフィードバック及び前記第2の延期HARQフィードバックと共に前記第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを取得するように構成されている、請求項12に記載のワイヤレス通信装置。
【請求項14】
前記第1のインターフェース又は前記第2のインターフェースが、前記延期HARQフィードバックを受信するために、
前記延期HARQフィードバックに関連付けられたビット量が、前記延期HARQフィードバックに関連付けられた前記第1のアップリンクリソース内の利用可能ビット量を超えることに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のアップリンクリソース内で前記延期HARQフィードバックを取得するように構成されている、請求項9に記載のワイヤレス通信装置。
【請求項15】
前記第1のインターフェース又は前記第2のインターフェースが、
無線リソース制御(RRC)通信、
ダウンリンク制御情報(DCI)通信、又は
媒体アクセス制御(MAC)制御要素(MAC-CE)通信、
のうちの少なくとも1つにおいて、前記延期HARQフィードバックを提供することに関連付けられた構成を取得するように構成されている、請求項9に記載のワイヤレス通信装置。
【請求項16】
ワイヤレス通信装置によって実行される方法であって、
第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信することと、
第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、前記ダウンリンク通信に関連付けられた延期ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを送信することと、
を含む、方法。
【請求項17】
前記延期HARQフィードバックが、前記第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンクリソースと前記第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースとの間の衝突に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のコンポーネントキャリア上の前記第1のアップリンクリソース及び前記第2のアップリンクリソースの前に、前記第1のコンポーネントキャリア上の前記第3のアップリンクリソースから延期される、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
準静的物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)セルパターンに関連して、前記ダウンリンク通信を受信した後に、並びに前記第2のコンポーネントキャリア上の前記第1のアップリンクリソース及び前記第2のアップリンクリソースの前に、前記第1のコンポーネントキャリアから前記第2のコンポーネントキャリアへのキャリア切り替えを実行することを更に含む、請求項16に記載の方法。
【請求項19】
前記第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを更に含む、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
前記延期HARQフィードバックが、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックを含み、
前記方法が、
前記第1の延期HARQフィードバックと共に前記第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックを送信することを更に含む、請求項16に記載の方法。
【請求項21】
前記第1の延期HARQフィードバック及び前記第2の延期HARQフィードバックと共に前記第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを更に含む、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記第2のアップリンクリソース内で前記延期HARQフィードバックを送信することが、
無線リソース制御(RRC)通信、
ダウンリンク制御情報(DCI)通信、又は
媒体アクセス制御(MAC)制御要素(MAC-CE)通信、
のうちの少なくとも1つにおいて受信された構成に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のアップリンクリソース内で前記延期HARQフィードバックを送信することを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項23】
前記第2のコンポーネントキャリアがターゲット物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)キャリアに関連付けられ、
前記第1のアップリンクリソースが前記ターゲットPUCCHキャリア上の第1のターゲットスロット内に含まれ、
前記第2のアップリンクリソースが前記ターゲットPUCCHキャリア上の第2のターゲットスロット内に含まれる、請求項16に記載の方法。
【請求項24】
ワイヤレス通信装置によって実行される方法であって、
第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信することと、
第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる前記第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、前記ダウンリンク通信に関連付けられた延期ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを受信することと、
を含む、方法。
【請求項25】
前記延期HARQフィードバックが、前記第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンクリソースと前記第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースとの間の衝突に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のコンポーネントキャリア上の前記第1のアップリンクリソース及び前記第2のアップリンクリソースの前に、前記第1のコンポーネントキャリア上の前記第3のアップリンクリソースから延期される、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを受信することを更に含む、請求項24に記載の方法。
【請求項27】
前記延期HARQフィードバックが、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックを含み、
前記方法が、
前記第1の延期HARQフィードバックと共に前記第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックを受信することを更に含む、請求項24に記載の方法。
【請求項28】
前記第1の延期HARQフィードバック及び前記第2の延期HARQフィードバックと共に前記第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを受信することを更に含む、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記延期HARQフィードバックを受信することが、
前記延期HARQフィードバックに関連付けられたビット量が、前記延期HARQフィードバックに関連付けられた前記第1のアップリンクリソース内の利用可能ビット量を超えることに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のアップリンクリソース内で前記延期HARQフィードバックを受信することを含む、請求項24に記載の方法。
【請求項30】
前記方法が、
無線リソース制御(RRC)通信、
ダウンリンク制御情報(DCI)通信、又は
媒体アクセス制御(MAC)制御要素(MAC-CE)通信、
のうちの少なくとも1つにおいて、前記延期HARQフィードバックを提供することに関連付けられた構成を送信することを更に含む、請求項24に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
[0001] 本特許出願は、参照により本明細書に明確に組み込まれる、「DEFERRED HYBRID AUTOMATIC REPEAT REQUEST(HARQ)FEEDBACK FOR CARRIER SWITCHING」と題する、2022年1月10日に出願された、米国仮特許出願第63/298,058号、及び「DEFERRED HYBRID AUTOMATIC REPEAT REQUEST(HARQ)FEEDBACK FOR CARRIER SWITCHING」と題する、2022年12月16日に出願された、米国非仮特許出願第18/067,486号の優先権を主張する。
【0002】
[0002] 本開示の態様は、概して、ワイヤレス通信、及びキャリア切り替えのための延期ハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request、HARQ)フィードバックのための技法に関する。
【0003】
関連技術の記載
[0003] ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、及びブロードキャストなどの様々な遠隔通信サービスを提供するために、広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信電力など)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を用い得る。そのような多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)システム、時分割多元接続(time division multiple access、TDMA)システム、周波数分割多元接続(frequency division multiple access、FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency division multiple access、OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(single-carrier frequency division multiple access、SC-FDMA)システム、時分割同期符号分割多元接続(time division synchronous code division multiple access、TD-SCDMA)システム、及びロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)が挙げられる。LTE/LTE-Advancedは、第3世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project、3GPP)によって公表されたユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)モバイル規格に対する拡張のセットである。
【0004】
[0004] ワイヤレスネットワークは、単一のユーザ機器(user equipment、UE)又は複数のUEに関する通信をサポートする、1つ又は複数の基地局を含み得る。UEは、ダウンリンク通信及びアップリンク通信を介して、基地局と通信することができる。「ダウンリンク」(又は「DL」)は、基地局からUEへの通信リンクを指し、「アップリンク」(又は「UL」)は、UEから基地局への通信リンクを指す。
【0005】
[0005] これらの多元接続技術は、異なるUEが自治体レベル、国レベル、地域レベル、又はグローバルレベルで通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。5Gと呼ばれることもあるニューラジオ(NR)は、3GPPによって公表されたLTEモバイル規格に対する拡張のセットである。NRは、スペクトル効率を改善し、コストを低減し、サービスを改善し、新しいスペクトルを利用し、ダウンリンク上でサイクリックプレフィックス(CP)(CP-OFDM)を有する直交周波数分割多重化(OFDM)を使用し、アップリンク上でCP-OFDM又はシングルキャリア周波数分割多重化(SC-FDM)(離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-s-OFDM)としても知られる)を使用し、ビームフォーミング、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術、及びキャリアアグリゲーションをサポートすることによって、他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。
【発明の概要】
【0006】
[0006] 本開示のシステム、方法、及びデバイスは各々、いくつかの発明的態様を有し、それらのうちのどの単一の態様も、本明細書で開示する望ましい属性を単独で担うものではない。
【0007】
[0007] 本開示において説明される主題の1つの革新的態様は、ワイヤレス通信装置によって実行されるものの方法において実施され得る。本方法は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信することを含み得る。本方法は、延期HARQフィードバックがアップリンクリソース内の利用可能サイズを超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックをドロップすることを含み得る。
【0008】
[0008] いくつかの態様では、本方法は、準静的物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel、PUCCH)セルパターンに関連して、ダウンリンク通信を受信した後に、及び第2のコンポーネントキャリア上のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリアから第2のコンポーネントキャリアへのキャリア切り替えを実行することを含むことができる。いくつかの態様では、本方法は、アップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを含むことができる。いくつかの態様では、本方法は、第2のコンポーネントキャリア上の延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットをドロップすることを含むことができる。
【0009】
[0009] 本開示において説明される主題の別の革新的態様は、ワイヤレス通信装置において実装され得る。ワイヤレス通信装置は、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンク通信を取得するように構成された1つ又は複数のインターフェースを含み得る。ワイヤレス通信装置は、延期HARQフィードバックがアップリンクリソース内の利用可能サイズを超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックをドロップするように構成された処理システムを含み得る。
【0010】
[0010] 本開示で説明する主題の別の発明的態様は、非一時的コンピュータ可読媒体において実装され得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信のための1つ又は複数の命令を記憶し得る。1つ又は複数の命令は、ワイヤレス通信装置の1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、1つ又は複数のプロセッサに、ダウンリンク通信を、及び第2のコンポーネントキャリア上のアップリンクリソースの前に、受信させ得る。1つ又は複数の命令は、ワイヤレス通信装置の1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、1つ又は複数のプロセッサに、延期HARQフィードバックがアップリンクリソース内の利用可能サイズを超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックをドロップさせ得る。
【0011】
[0011] 本開示で説明する主題の別の発明的態様は、ワイヤレス通信のための装置において実装され得る。装置は、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンク通信を受信するための手段を含み得る。装置は、延期HARQフィードバックがアップリンクリソース内の利用可能サイズを超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックをドロップするための手段を含み得る。
【0012】
[0012] 本開示において説明される主題の別の革新的態様は、ワイヤレス通信装置によって実行される方法において実施され得る。本方法は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信することを含み得る。本方法は、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信することを含み得る。いくつかの態様では、第1のアップリンクリソースは第2のコンポーネントキャリア上に現れる。いくつかの態様では、延期HARQフィードバックは、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のアップリンクリソース内で送信される。
【0013】
[0013] いくつかの態様では、本方法は、準静的PUCCHセルパターンに関連して、ダウンリンク通信を受信した後に、及び第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリアから第2のコンポーネントキャリアへのキャリア切り替えを実行することを含むことができる。いくつかの態様では、キャリア切り替えは第1のアップリンクリソース及び第2のアップリンクリソースの前に実行される。いくつかの態様では、本方法は、延期HARQフィードバックに関連付けられたビット量が、延期HARQフィードバックに関連付けられた第1のアップリンクリソース内の利用可能ビット量を超えることに少なくとも部分的に基づいて、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することを含むことができる。いくつかの態様では、本方法は、アップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを含むことができる。いくつかの態様では、本方法は、第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットを送信することを含むことができる。
【0014】
[0014] 本開示において説明される主題の別の革新的態様は、ワイヤレス通信装置において実装され得る。ワイヤレス通信装置は、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンク通信を取得するように構成された1つ又は複数のインターフェースを含み得る。本方法は、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内での送信のために、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを出力するように構成された1つ又は複数のインターフェースを含み得る。いくつかの態様では、第1のアップリンクリソースは第2のコンポーネントキャリア上に現れる。いくつかの態様では、延期HARQフィードバックは、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のアップリンクリソース内で送信される。
【0015】
[0015] 本開示で説明する主題の別の発明的態様は、非一時的コンピュータ可読媒体において実装され得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信のための1つ又は複数の命令を記憶し得る。1つ又は複数の命令は、ワイヤレス通信装置の1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、1つ又は複数のプロセッサに、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信させ得る。1つ又は複数の命令は、ワイヤレス通信装置の1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、1つ又は複数のプロセッサに、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信させ得る。いくつかの態様では、第1のアップリンクリソースは第2のコンポーネントキャリア上に現れる。いくつかの態様では、延期HARQフィードバックは、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のアップリンクリソース内で送信される。
【0016】
[0016] 本開示で説明する主題の別の発明的態様は、ワイヤレス通信のための装置において実装され得る。装置は、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンク通信を受信するための手段を含み得る。装置は、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信するための手段を含み得る。いくつかの態様では、第1のアップリンクリソースは第2のコンポーネントキャリア上に現れる。いくつかの態様では、延期HARQフィードバックは、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のアップリンクリソース内で送信される。
【0017】
[0017] 本開示において説明される主題の別の革新的態様は、ワイヤレス通信装置によって実行される方法において実施され得る。本方法は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信することを含み得る。本方法は、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信することを含み得る。
【0018】
[0018] いくつかの態様では、本方法は、準静的PUCCHセルパターンに関連して、ダウンリンク通信を受信した後に、及び第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリアから第2のコンポーネントキャリアへの第1のキャリア切り替えを実行することと、準静的PUCCHセルパターンに関連して、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に、及び第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースの前に、第2のコンポーネントキャリアから第1のコンポーネントキャリアへの第2のキャリア切り替えを実行することと、を含むことができる。いくつかの態様では、本方法は、第2のアップリンクリソースの後に現れる第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソース内で、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを送信することを含むことができる。いくつかの態様では、本方法は、延期HARQフィードバックと共に、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース又は第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースのうちの少なくとも一方内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを含むことができる。
【0019】
[0019] 本開示において説明される主題の別の革新的態様は、ワイヤレス通信装置において実装され得る。ワイヤレス通信装置は、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンク通信を取得するように構成された1つ又は複数のインターフェースを含み得る。本方法は、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内での送信のために、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを出力するように構成された1つ又は複数のインターフェースを含み得る。
【0020】
[0020] 本開示で説明する主題の別の発明的態様は、非一時的コンピュータ可読媒体において実装され得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信のための1つ又は複数の命令を記憶し得る。1つ又は複数の命令は、ワイヤレス通信装置の1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、1つ又は複数のプロセッサに、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信させ得る。1つ又は複数の命令は、ワイヤレス通信装置の1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、1つ又は複数のプロセッサに、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信させ得る。
【0021】
[0021] 本開示で説明する主題の別の発明的態様は、ワイヤレス通信のための装置において実装され得る。装置は、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンク通信を受信するための手段を含み得る。装置は、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信するための手段を含み得る。
【0022】
[0022] 本開示において説明される主題の別の革新的態様は、ワイヤレス通信装置によって実行される方法において実施され得る。本方法は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信することを含み得る。本方法は、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信することを含み得る。
【0023】
[0023] いくつかの態様では、本方法は、第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを受信することを含むことができる。いくつかの態様では、本方法は、第1の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックを受信することを含むことができる。いくつかの態様では、本方法は、第1の延期HARQフィードバック及び第2の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを受信することを含むことができる。いくつかの態様では、本方法は、第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットを受信することを含むことができる。
【0024】
[0024] 本開示において説明される主題の別の革新的態様は、ワイヤレス通信装置において実装され得る。ワイヤレス通信装置は、第1のコンポーネントキャリア上での送信のためにダウンリンク通信を出力するように構成された1つ又は複数のインターフェースを含み得る。ワイヤレス通信装置は、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを取得するように構成された1つ又は複数のインターフェースを含み得る。
【0025】
[0025] 本開示で説明する主題の別の発明的態様は、非一時的コンピュータ可読媒体において実装され得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信のための1つ又は複数の命令を記憶し得る。1つ又は複数の命令は、ワイヤレス通信装置の1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、1つ又は複数のプロセッサに、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信させ得る。1つ又は複数の命令は、ワイヤレス通信装置の1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、1つ又は複数のプロセッサに、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信させ得る。
【0026】
[0026] 本開示で説明する主題の別の発明的態様は、ワイヤレス通信のための装置において実装され得る。装置は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信するための手段を含み得る。装置は、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信するための手段を含み得る。
【0027】
[0027] 本開示において説明される主題の別の革新的態様は、ワイヤレス通信装置によって実行される方法において実施され得る。本方法は、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信することを含み得る。
【0028】
[0028] いくつかの態様では、本方法は、延期HARQフィードバックと共に、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース又は第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースのうちの少なくとも一方内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを受信することを含むことができる。いくつかの態様では、本方法は、第1の延期HARQフィードバック及び第2の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを受信することを含むことができる。いくつかの態様では、本方法は、第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットを受信することを含むことができる。
【0029】
[0029] 本開示において説明される主題の別の革新的態様は、ワイヤレス通信装置において実装され得る。ワイヤレス通信装置は、第1のコンポーネントキャリア上での送信のためにダウンリンク通信を出力するように構成された1つ又は複数のインターフェースを含み得る。ワイヤレス通信装置は、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを取得するように構成された1つ又は複数のインターフェースを含み得る。
【0030】
[0030] 本開示で説明する主題の別の発明的態様は、非一時的コンピュータ可読媒体において実装され得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信のための1つ又は複数の命令を記憶し得る。1つ又は複数の命令は、ワイヤレス通信装置の1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、1つ又は複数のプロセッサに、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信させ得る。1つ又は複数の命令は、ワイヤレス通信装置の1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、1つ又は複数のプロセッサに、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信させ得る。
【0031】
[0031] 本開示で説明する主題の別の発明的態様は、ワイヤレス通信のための装置において実装され得る。装置は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信するための手段を含み得る。装置は、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信するための手段を含み得る。
【0032】
[0032] 態様は、一般に、添付の図面を参照して本明細書で十分に説明し、添付の図面によって示すような、方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、非一時的コンピュータ可読媒体、ユーザ機器、基地局、ワイヤレス通信デバイス、又は処理システムを含む。
【0033】
[0033] 本開示において説明される主題の1つ又は複数の実装形態の詳細は、添付の図面及び説明に記載されている。他の特徴、態様、及び利点は、説明、図面、及び特許請求の範囲から明らかになろう。以下の図の相対的な寸法が、縮尺で描かれていない場合があることに留意されたい。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【
図1】[0034] ワイヤレスネットワークの一例を示す図である。
【
図2】[0035] ワイヤレスネットワークにおいてユーザ機器(UE)と通信している基地局(BS)の一例を示す図である。
【
図3】[0036] オープン無線アクセスネットワーク(open radio access network、O-RAN)アーキテクチャの一例を示す図である。
【
図4】[0037] 延期ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックキャリア切り替えの一例を示す図である。
【
図5】[0038] キャリア切り替えの一例を示す図である。
【
図6】[0039] キャリア切り替えのための延期ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックに関連付けられた例を示す図である。
【
図7】キャリア切り替えのための延期ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックに関連付けられた例を示す図である。
【
図8】キャリア切り替えのための延期ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックに関連付けられた例を示す図である。
【
図9】[0040] 例えばUEによって実行される例示的なプロセスを示す図である。
【
図10】例えばUEによって実行される例示的なプロセスを示す図である。
【
図11】例えばUEによって実行される例示的なプロセスを示す図である。
【
図12】[0041] 例えばBSによって実行される例示的なプロセスを示す図である。
【
図13】例えばBSによって実行される例示的なプロセスを示す図である。
【
図14】[0042] ワイヤレス通信のための例示的な装置の図である。
【
図15】ワイヤレス通信のための例示的な装置の図である。
【
図16】ワイヤレス通信のための例示的な装置の図である。
【
図17】ワイヤレス通信のための例示的な装置の図である。
【
図18】ワイヤレス通信のための例示的な装置の図である。
【0035】
[0043] 様々な図面における同様の参照番号及び名称は、同様の要素を示す。
【発明を実施するための形態】
【0036】
[0044] 以下の説明は、本開示の発明的態様について説明する目的でいくつかの実装形態を対象としている。しかしながら、本明細書での教示が多数の異なる方法で適用され得ることを当業者は容易に認識されよう。本開示における例のうちのいくつかは、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレス規格、IEEE802.3イーサネット規格、及びIEEE1901電力線通信(PLC)規格によるワイヤレス及びワイヤードローカルエリアネットワーク(LAN)通信に基づく。しかしながら、記載された実装形態は、IEEE802.11規格、Bluetooth(登録商標)規格、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA:frequency division multiple access)、時分割多元接続(time division multiple access、TDMA)、移動体通信用グローバルシステム(Global System for Mobile communications、GSM)、GSM/汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、Enhanced Data GSM Environment(EDGE)、Terrestrial Trunked Radio(TETRA)、Wideband-CDMA(W-CDMA)、Evolution Data Optimized(EV-DO)、1xEV-DO、EV-DO Rev A、EV-DO Rev B、高速パケットアクセス(HSPA:High Speed Packet Access)、高速ダウンリンクパケットアクセス(High Speed Downlink Packet Access、HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(High Speed Uplink Packet Access、SUPA)、Evolved High Speed Packet Access(HSPA+)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)、AMPS、又は3G技術、4G技術、5G技術、又はそれらの更なる実装を利用するシステムなどのワイヤレス、セルラー又はモノのインターネット(internet of things、IOT)ネットワーク内で通信するために使用される他の既知の信号のいずれかを含むワイヤレス通信規格のいずれかに従って無線周波数信号を送信及び受信することができる任意のデバイス、システム又はネットワークにおいて実装され得る。
【0037】
[0045] 時分割二重化(time division duplexing、TDD)構成では、スロットフォーマットの変更のゆえにセミパーシステントスケジューリング(semi-persistent scheduling、SPS)を用いてスケジュールされたダウンリンク(downlink、DL)通信とアップリンク(uplink、UL)通信との間で衝突が生じ得る。例えば、スロットフォーマットの変更は、TDDスロットについて、TDDスロットがアップリンクスロットフォーマットからダウンリンクスロットフォーマットに変更される場合に生じ得、アップリンクハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバック送信がTDDスロット内のダウンリンクリソースと衝突する(時間領域において重なり合うか、周波数領域において重なり合うか、又はその両方)結果をもたらす。更に、HARQフィードバック送信が衝突のゆえに延期された場合において、HARQフィードバックリソースが第2のコンポーネントキャリア上でスケジュールされない場合、又は不十分なHARQフィードバックリソースが第2のコンポーネントキャリア上でスケジュールされた場合には、第1のコンポーネントキャリアから第2のコンポーネントキャリアへの準静的キャリア切り替えは、第2のコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックを送信することができなくなる結果をもたらし得る。
【0038】
[0046] 本明細書において説明されるいくつかの態様は、キャリア切り替えの使用を要する様々な通信シナリオにおいて、ユーザ機器(UE)が延期HARQフィードバックを送信すること、ドロップすること、送信することを控えること、又はこれらの組み合わせを可能にする。それゆえ、UEは、キャリア切り替えがUEのために構成される場合に、本明細書において説明される別の技法を用いて、引き続き延期HARQフィードバックを延期すること、延期HARQフィードバックをドロップすること、非延期HARQフィードバックを送信すること、全てのHARQフィードバックをドロップすること、又は延期HARQフィードバックを処理することを可能にされ得る。
【0039】
[0047] 以下の潜在的な利点のうちの1つ又は複数を実現するために、本開示で説明する主題の特定の実装形態が実施され得る。本明細書において説明されるいくつかの態様は、キャリア切り替えがUEのために構成される場合に、UEが、コンポーネントキャリア上のターゲットHARQフィードバックリソース内に含まれ得ない延期HARQフィードバックを処理することを可能にし得る。本明細書において説明されるいくつかの態様は、UEが延期HARQフィードバックをドロップすることを可能にし得、これはUEの複雑さを低減し(例えば、それは、延期HARQフィードバックを記憶若しくはバッファするためにより少数のメモリリソースを必要とすることによって、UEのハードウェアの複雑さを低減し得るか、又はそれは、延期HARQフィードバックの更なる延期のための論理が必要とされないため、UEのプログラミングの複雑さを低減し得るか、あるいはその両方であり得る)、さもなければUEにおいて延期HARQフィードバックを記憶するために使用されるであろうUEのメモリリソースの使用を低減し得る。本明細書において説明されるいくつかの態様は、UEが、コンポーネントキャリアの間の切り替えを行い、又は行わず)、引き続き延期HARQフィードバックを後続のリソースに延期することを可能にし得、これは、UEが延期HARQフィードバックを基地局などのネットワークエンティティに提供することを可能にし得る。これはUEのためのワイヤレス通信の信頼性を増大させ得る。
【0040】
[0048]
図1は、ワイヤレスネットワーク100の一例を示す図である。ワイヤレスネットワーク100は、例の中でも、5G(例えば、NR)ネットワーク又は4G(例えば、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE))ネットワークの要素であってもよく、又はそれらを含んでもよい。ワイヤレスネットワーク100は、1つ又は複数の基地局110(BS110a、BS110b、BS110c、及びBS110dとして示される)、ユーザ機器(UE)120又は複数のUE120(UE120a、UE120b、UE120c、UE120d、及びUE120eとして示される)、又は他のネットワークエンティティなどの、1つ又は複数のネットワークエンティティ又はワイヤレス通信装置を含み得る。基地局110は、UE120と通信するネットワークエンティティの一例である。基地局110(BSと呼ばれることがある)は、例えば、NR基地局、LTE基地局、ノードB、eNB(例えば、4Gにおける)、gNB(例えば、5Gにおける)、アクセスポイント、又は送信受信ポイント(transmission reception point、TRP)を含んでよい。各基地局110は、特定の地理的エリアに関する通信カバレージを提供することができる。第3世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project、3GPP)では、「セル」という用語は、この用語が使用される文脈に応じて、基地局110のカバレージエリア又はこのカバレージエリアにサービスする基地局サブシステムを指すことがある。
【0041】
[0049] 基地局110は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、又は別のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーすることができ、サービスに加入しているUE120による無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーすることができ、サービスに加入しているUE120による無制限のアクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(例えば、自宅)をカバーすることができ、フェムトセルとの関連付けを有するUE120(例えば、限定加入者グループ(closed subscriber group、CSG)内のUE120)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルに関する基地局110は、マクロ基地局と呼ばれることがある。ピコセルに関する基地局110は、ピコ基地局と呼ばれることがある。フェムトセルに関する基地局110は、フェムト基地局又は家庭内基地局と呼ばれることがある。
図1に示される例では、BS110aはマクロセル102aのためのマクロ基地局であってもよく、BS110bはピコセル102bのためのピコ基地局であってもよく、BS110cはフェムトセル102cのためのフェムト基地局であってもよい。基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセルをサポートし得る。
【0042】
[0050] いくつかの例では、セルは必ずしも固定ではないことがあり、セルの地理的エリアはモバイルである基地局110(例えば、モバイル基地局)のロケーションに従って移動することがある。いくつかの例では、基地局110は、任意の好適なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続、又は仮想ネットワークなど、様々なタイプのバックホールインターフェースを通じて、互いに又はワイヤレスネットワーク100内の1つ又は複数の他の基地局110又はネットワークノード(図示せず)に相互接続され得る。
【0043】
[0051] ワイヤレスネットワーク100は、1つ又は複数の中継局を含んでもよい。中継局とは、上流局(例えば、基地局110又はUE120)からデータの送信を受信し、データの送信を下流局(例えば、UE120又は基地局110)へ送ることができるエンティティである。中継局は、他のUE120に対する送信を中継することができるUE120であってもよい。
図1に示す例では、BS110d(例えば、中継基地局)は、BS110a(例えば、マクロ基地局)とUE120dとの間の通信を容易にするために、BS110a及びUE120dと通信し得る。通信を中継する基地局110は、中継局、中継基地局、又はリレーと呼ばれることがある。
【0044】
[0052] ワイヤレスネットワーク100は、マクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、又は中継基地局など、異なるタイプの基地局110を含む異種ネットワークであり得る。これらの異なるタイプの基地局110は、異なる送信電力レベル、異なるカバレージエリア、又はワイヤレスネットワーク100の中の干渉に対する異なる影響を有することがある。例えば、マクロ基地局は、高い送信電力レベル(例えば、5~40ワット)を有し得るのに対して、ピコ基地局、フェムト基地局、及び中継基地局は、より低い送信電力レベル(例えば、0.1~2ワット)を有し得る。
【0045】
[0053] ネットワークコントローラ130が、基地局110のセットに結合されているか、又は基地局110のセットと通信する場合があり、これらの基地局110に関する調整及び制御を提供することができる。ネットワークコントローラ130は、バックホール通信リンクを介して基地局110と通信することができる。基地局110は、ワイヤレス又は有線のバックホール通信リンクを介して、直接的又は間接的に、互いと通信し得る。
【0046】
[0054] UE120は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散している場合があり、各UE120は、固定又はモバイルである場合がある。UE120は、例えば、アクセス端末、端末、モバイル局、又は加入者ユニットを含んでよい。UE120は、セルラーフォン(例えば、スマートフォン)、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop、WLL)局、タブレット、カメラ、ゲームデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、医療デバイス、生体デバイス、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ、スマートクロージング、スマートグラス、スマートリストバンド、スマートジュエリー(例えば、スマートリング、若しくはスマートブレスレット))、エンターテインメントデバイス(例えば、音楽デバイス、ビデオデバイス、又は衛星ラジオ)、車両構成要素又はセンサー、スマートメーター/センサー、産業用製造機器、全地球測位システムデバイス、又はワイヤレス若しくはワイヤード媒体を介して通信するように構成された任意の他の好適なデバイスであってもよい。
【0047】
[0055] いくつかのUE120は、マシンタイプ通信(machine-type communication、MTC)UE、又は発展型若しくは拡張マシンタイプ通信(evolved or enhanced machine-type communication、eMTC)UEと見なされてもよい。MTC UE又はeMTC UEは、例えば、基地局、別のデバイス(例えば、リモートデバイス)、又は何らかの他のエンティティと通信し得る、ロボット、ドローン、リモートデバイス、センサー、メーター、モニタ、又はロケーションタグを含み得る。いくつかのUE120は、モノのインターネット(IoT)デバイスと見なされてよく、又はNB-IoT(狭帯域IoT)デバイスとして実装されてよい。いくつかのUE120は、顧客構内機器と見なされてもよい。UE120は、プロセッサ構成要素又はメモリ構成要素などの、UE120の構成要素を収容するハウジングの内部に含まれてもよい。いくつかの実施例では、プロセッサ構成要素及びメモリ構成要素は、互いに結合されてもよい。例えば、プロセッサ構成要素(例えば、1つ又は複数のプロセッサ)及びメモリ構成要素(例えば、メモリ)は、動作可能に結合され、通信可能に結合され、電子的に結合され、又は電気的に結合されてもよい。
【0048】
[0056] 概して、任意の数のワイヤレスネットワーク100を所与の地理的エリアにおいて展開することができる。各ワイヤレスネットワーク100は、特定のRATをサポートしてもよく、1つ又は複数の周波数上で動作することができる。RATは、無線技術又はエアインターフェースと呼ばれることがある。周波数は、キャリア又は周波数チャネルと呼ばれることがある。異なるRATのワイヤレスネットワーク間の干渉を回避するために、各周波数は、所与の地理的エリアにおいて単一のRATをサポートし得る。いくつかの場合、NRネットワーク又は5G RATネットワークを展開することができる。
【0049】
[0057] いくつかの例では、2つ以上のUE120(例えば、UE120a及びUE120eとして示されている)は、1つ又は複数のサイドリンクチャネルを使用して(例えば、互いと通信するための媒介として基地局110を使用せずに)直接通信し得る。例えば、UE120は、ピアツーピア(peer-to-peer、P2P)通信、デバイス間(device-to-device、D2D)通信、(例えば、車両間(device-to-device、V2V)プロトコル、ビークルツーインフラストラクチャ(vehicle-to-infrastructure、V2I)プロトコル、又は車歩間(vehicle-to-pedestrian、V2P)プロトコルを含んでもよい)ビークルツーエブリシング(vehicle-to-everything、V2X)プロトコル、又はメッシュネットワークを使用して通信してもよい。そのような例では、UE120は、スケジューリング動作、リソース選択動作、又は基地局110によって実施されるものとして本明細書の中の他の箇所で説明する他の動作を実施し得る。
【0050】
[0058] ワイヤレスネットワーク100のデバイスは、周波数又は波長によって様々なクラス、帯域、又はチャネルに細分化され得る電磁スペクトルを使用して通信し得る。例えば、ワイヤレスネットワーク100のデバイスは、1つ又は複数の動作帯域を使用して通信してもよい。5G NRでは、2つの初期動作帯域が、周波数範囲呼称FR1(410MHz~7.125GHz)及びFR2(24.25GHz~52.6GHz)として特定されている。FR1の一部分は6GHzよりも高いが、FR1は、しばしば、様々な文書及び論文において(互換的に)「サブ6GHz」帯域と呼ばれることを理解されたい。同様の命名法上の問題が、FR2に関して生じる場合があるが、これは、国際電気通信連合(International Telecommunications Union、ITU)によって「ミリメートル波」帯域として識別される極高周波(extremely high frequency、EHF)帯域(30GHz~300GHz)とは異なるにもかかわらず、文書及び論文において、多くの場合、「ミリメートル波」帯域と(互換的に)称される。
【0051】
[0059] FR1とFR2との間の周波数は、多くの場合、中間帯域周波数と称される。最近の5G NR研究では、これらの中間帯域周波数のための動作帯域を、周波数範囲呼称FR3(7.125GHz~24.25GHz)として、特定している。FR3内に収まる周波数帯域は、FR1特性又はFR2特性を継承してよく、したがって、FR1又はFR2の特徴を中間帯域周波数へ有効に拡張してよい。更に、より高い周波数帯域が、52.6GHzを超えて5G NR動作を拡張するために現在探求されている。例えば、3つのより高い動作帯域が周波数範囲呼称FR4a又はFR4-1(52.6GHz~71GHz)、FR4(52.6GHz~114.25GHz)、及びFR5(114.25GHz~300GHz)として特定されている。これらのより高い周波数帯域のそれぞれは、EHF帯域内に入る。
【0052】
[0060] これらの例を念頭に置いて、別段に明記されていない限り、「サブ6GHz」という用語が、本明細書で使用される場合、6GHzに満たないことがあり得るか、FR1内であり得るか、又は中間帯域周波数を含み得る周波数を、広く表す場合があることを理解されたい。更に、別段に明記されていない限り、「ミリメートル波」という用語が、本明細書で使用される場合、中間帯域周波数を含み得るか、FR2、FR4、FR4-a若しくはFR4-1、又はFR5内にあり得るか、あるいはEHF帯域内にあり得る周波数を、広く表す場合があることを理解されたい。これらの動作帯域内に含まれる周波数(例えば、FR1、FR2、FR3、FR4、FR4-a、FR4-1、又はFR5)は修正される場合があり、本明細書で説明する技法はそれらの修正された周波数範囲に適用可能であることが企図される。
【0053】
[0061] いくつかの態様では、UE120は、通信マネージャ140を含んでもよい。本明細書の他の場所でより詳細に説明されるように、通信マネージャ140は第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信し、延期HARQフィードバックがアップリンクリソース内の利用可能サイズを超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックをドロップし得る。追加又は代替として、通信マネージャ140は、本明細書で説明する1つ又は複数の他の動作を実施し得る。
【0054】
[0062] 本明細書の他の場所でより詳細に説明されるように、通信マネージャ140は第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信し、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信し得る。いくつかの態様では、第1のアップリンクリソースは第2のコンポーネントキャリア上に現れる。いくつかの態様では、延期HARQフィードバックは、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のアップリンクリソース内で送信される。追加又は代替として、通信マネージャ140は、本明細書で説明する1つ又は複数の他の動作を実施し得る。
【0055】
[0063] 本明細書の他の場所でより詳細に説明されるように、通信マネージャ140は第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信し、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信し得る。追加又は代替として、通信マネージャ140は、本明細書で説明する1つ又は複数の他の動作を実施し得る。
【0056】
[0064] いくつかの態様では、基地局110は、通信マネージャ150を含んでもよい。本明細書の他の場所でより詳細に説明されるように、通信マネージャ150は第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信し、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信し得る。追加又は代替として、通信マネージャ150は、本明細書で説明される1つ又は複数の他の動作を実行し得る。
【0057】
[0065] 本明細書の他の場所でより詳細に説明されるように、通信マネージャ150は第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信し、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信し得る。追加又は代替として、通信マネージャ150は、本明細書で説明される1つ又は複数の他の動作を実行し得る。
【0058】
[0066]
図2は、ワイヤレスネットワーク100の中でUE120と通信している基地局110の一例200を示す図である。基地局110は、T個のアンテナ(T≧1)などの、アンテナ234a~234tのセットを装備し得る。UE120は、R個のアンテナ(R≧1)などのアンテナ252a~252rのセットを装備し得る。
【0059】
[0067] 基地局110において、送信プロセッサ220は、UE120(又は、UE120のセット)を対象とするデータをデータソース212から受信することができる。送信プロセッサ220は、UE120から受信された1つ又は複数のチャネル品質インジケータ(channel quality indicators、CQIs)を使用して、そのUE120用の1つ又は複数の変調及び符号化方式(modulation and coding schemes、MCSs)を選択し得る。基地局110は、UE120用に選択されたMCSを使用してUE120に関するデータを処理(例えば、符号化及び変調)し得、データシンボルをUE120に提供し得る。送信プロセッサ220は、(例えば、半静的リソース区分情報(semi-static resource partitioning information、SRPI)のための)システム情報及び制御情報(例えば、CQI要求、グラント、又は上位レイヤシグナリング)を処理し、オーバーヘッドシンボル及び制御シンボルを提供し得る。送信プロセッサ220は、基準信号(例えば、セル固有基準信号(cell-specific reference signal、CRS)又は復調基準信号(demodulation reference signal、DMRS))及び同期信号(例えば、一次同期信号(primary synchronization signal、PSS)又は二次同期信号(secondary synchronization signal、SSS))のための基準シンボルを生成し得る。送信(transmit、TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、又は基準シンボルに対して空間処理(例えば、プリコーディング)を実施し得、出力シンボルストリーム(例えば、T個の出力シンボルストリーム)のセットを、モデム232a~232tとして示される、モデム232(例えば、T個のモデム)の対応するセットに提供し得る。例えば、各出力シンボルストリームは、モデム232の変調器構成要素(MODとして示される)に提供されてもよい。各モデム232は、それぞれの変調器構成要素を使用して(例えば、OFDM用に)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得し得る。各モデム232は、それぞれの変調器構成要素を更に使用して、出力サンプルストリームを処理(例えば、アナログにコンバート、増幅、フィルタ処理、又はアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。モデム232a~232tは、アンテナ234a~234tとして示される、アンテナ234(例えば、T個のアンテナ)の対応するセットを介して、ダウンリンク信号(例えば、T個のダウンリンク信号)のセットを送信し得る。
【0060】
[0068] UE120において、アンテナ252(アンテナ252a~252rとして示される)のセットは、ダウンリンク信号を基地局110又は他の基地局110から受信し得、受信信号(例えば、R個の受信信号)のセットを、モデム254a~254rとして示す、モデム254(例えば、R個のモデム)のセットに提供し得る。例えば、各受信信号は、モデム254の復調器構成要素(DEMODとして示される)に提供されてもよい。各モデム254は、それぞれの復調器構成要素を使用して受信信号を調整(例えば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、又はデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各モデム254は、復調器構成要素を使用して(例えば、OFDM用に)入力サンプルを更に処理して、受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器256は、モデム254から受信シンボルを取得してもよく、該当する場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実行してもよく、検出されたシンボルを提供してもよい。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調及び復号)し得、UE120のための復号されたデータをデータシンク260に提供し得、復号された制御情報及びシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に提供し得る。「コントローラ/プロセッサ」という用語は、1つ若しくは複数のコントローラ、1つ若しくは複数のプロセッサ、又はそれらの組み合わせを指すことがある。チャネルプロセッサは、例の中でも、基準信号受信電力(reference signal received power、RSRP)パラメータ、受信信号強度インジケータ(received signal strength indicator、RSSI)パラメータ、基準信号受信品質(reference signal received quality、RSRQ)パラメータ、又はCQIパラメータを決定し得る。いくつかの例では、UE120の1つ又は複数の構成要素は、ハウジングに含まれてもよい。
【0061】
[0069] ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294、コントローラ/プロセッサ290、及びメモリ292を含んでもよい。ネットワークコントローラ130は、例えば、コアネットワーク内の1つ又は複数のデバイスを含んでもよい。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294を介して、基地局110と通信することができる。
【0062】
[0070] 1つ若しくは複数のアンテナ(例えば、アンテナ234a~234t又はアンテナ252a~252r)は、例の中でも、1つ若しくは複数のアンテナパネル、1つ若しくは複数のアンテナグループ、アンテナ素子の1つ若しくは複数のセット、又は1つ若しくは複数のアンテナアレイを含んでもよく、又はそれらの内部に含まれてもよい。アンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ素子のセット、又はアンテナアレイは、(単一のハウジング又は複数のハウジングの中に)1つ若しくは複数のアンテナ素子、共面アンテナ素子のセット、非共面アンテナ素子のセット、又は
図2の1つ若しくは複数の構成要素など、1つ若しくは複数の送信若しくは受信構成要素に結合された1つ若しくは複数のアンテナ素子を含んでよい。
【0063】
[0071] アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262からのデータ及びコントローラ/プロセッサ280からの(例えば、RSRP、RSSI、RSRQ、又はCQIを含む報告用の)制御情報を受信し、処理し得る。送信プロセッサ264は、1つ又は複数の基準信号用の基準シンボルを生成することができる。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされ、(例えば、DFT-s-OFDM又はCP-OFDM用に)モデム254によって更に処理され、基地局110に送信され得る。いくつかの実施例では、UE120のモデム254は、変調器と復調器とを含んでもよい。いくつかの実施例では、UE120は送受信機を含む。トランシーバは、アンテナ252、モデム254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、又はTX MIMOプロセッサ266の任意の組み合わせを含み得る。トランシーバは、プロセッサ(例えば、コントローラ/プロセッサ280)及びメモリ282によって、本明細書に記載するプロセスのいずれかの態様を実施するのに使われてよい。
【0064】
[0072] 基地局110において、UE120又は他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、モデム232(例えば、モデム232の、DEMODとして示される、復調器構成要素)によって処理され、適用可能な場合、MIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によって更に処理されて、UE120によって送られた復号されたデータ及び制御情報を取得し得る。受信プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供することができる。基地局110は、通信ユニット244を含んでよく、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130と通信することができる。基地局110は、ダウンリンク通信又はアップリンク通信のために1つ又は複数のUE120をスケジュールするためのスケジューラ246を含んでよい。いくつかの実施例では、基地局110のモデム232は、変調器と復調器とを含み得る。いくつかの実施例では、基地局110は送受信機を含む。トランシーバは、アンテナ234、モデム232、MIMO検出器236、受信プロセッサ238、送信プロセッサ220、又はTX MIMOプロセッサ230の任意の組み合わせを含んでよい。トランシーバは、プロセッサ(例えば、コントローラ/プロセッサ240)及びメモリ242によって、本明細書に記載するプロセスのいずれかの態様を実行するために使用され得る。
【0065】
[0073] いくつかの態様では、コントローラ/プロセッサ280は、処理システムの構成要素とすることができる。処理システムは、一般に、入力を受信し、入力を処理して、(例えば、UE120の他のシステム又は構成要素に渡され得る)出力のセットを生成するシステム又は一連のマシン若しくは構成要素とすることができる。例えば、UE120の処理システムは、UE120の様々な他の構成要素又はサブ構成要素を含むシステムとすることができる。
【0066】
[0074] UE120の処理システムは、UE120の1つ若しくは複数の他の構成要素とインターフェースしてもよく、1つ若しくは複数の他の構成要素から受信された情報(入力又は信号など)を処理してもよく、又は1つ若しくは複数の他の構成要素に情報を出力してもよい。例えば、UE120のチップ又はモデムは、処理システムと、情報を受信又は取得するための第1のインターフェースと、情報を出力、送信、又は提供するための第2のインターフェースとを含み得る。いくつかの例では、第1のインターフェースは、チップ又はモデムの処理システムと受信機との間のインターフェースとすることができ、その結果、UE120は、情報又は信号入力を受信し、その情報は、処理システムに渡され得る。いくつかの例では、第2のインターフェースは、チップ又はモデムの処理システムと送信機との間のインターフェースとすることができ、その結果、UE120は、チップ又はモデムから出力された情報を送信し得る。当業者は、第2のインターフェースも情報又は信号入力を取得又は受信することができ、第1のインターフェースも情報を出力、送信、又は提供することができることを容易に認識するであろう。
【0067】
[0075] いくつかの態様では、コントローラ/プロセッサ240は、処理システムの構成要素であり得る。処理システムは、一般に、入力を受信し、入力を処理して、(例えば、基地局110の他のシステム又は構成要素に渡され得る)出力のセットを生成するシステム又は一連のマシン若しくは構成要素であり得る。例えば、基地局110の処理システムは、基地局110の様々な他の構成要素又はサブ構成要素を含むシステムとすることができる。
【0068】
[0076] 基地局110の処理システムは、基地局110の1つ若しくは複数の他の構成要素とインターフェースしてもよく、1つ若しくは複数の他の構成要素から受信された情報(入力又は信号など)を処理してもよく、又は1つ若しくは複数の他の構成要素に情報を出力してもよい。例えば、基地局110のチップ又はモデムは、処理システムと、情報を受信又は取得するための第1のインターフェースと、情報を出力、送信、又は提供するための第2のインターフェースとを含み得る。いくつかの例では、第1のインターフェースは、チップ又はモデムの処理システムと受信機との間のインターフェースであり得、その結果、基地局110は、情報又は信号入力を受信し、その情報は、処理システムに渡され得る。いくつかの例では、第2のインターフェースは、チップ又はモデムの処理システムと送信機との間のインターフェースであり得、その結果、基地局110は、チップ又はモデムから出力された情報を送信し得る。当業者は、第2のインターフェースも情報又は信号入力を取得又は受信することができ、第1のインターフェースも情報を出力、送信、又は提供することができることを容易に認識するであろう。
【0069】
[0077] 基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、又は
図2の任意の他の構成要素は、本明細書の他の場所でより詳細に説明するように、キャリア切り替えのための延期HARQフィードバックに関連付けられた1つ又は複数の技法を実行し得る。例えば、基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、又は
図2の任意の他の構成要素(若しくは構成要素の組み合わせ)は、例えば、
図9のプロセス900、
図10のプロセス1000、
図11のプロセス1100、
図12のプロセス1200、
図13のプロセス1300、又は本明細書で説明するような他のプロセスの動作を実行又は指示し得る。メモリ242及びメモリ282は、それぞれ、基地局110及びUE120に関する、データ及びプログラムコードを記憶することができる。いくつかの例では、メモリ242及びメモリ282は、ワイヤレス通信のための1つ又は複数の命令(例えば、コード又はプログラムコード)を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体を含んでもよい。例えば、1つ又は複数の命令は、基地局110又はUE120の1つ又は複数のプロセッサによって(例えば、直ちに、又はコンパイル、コンバート、又は解釈された後に)実行されると、1つ又は複数のプロセッサ、UE120、又は基地局110に、例えば、
図9のプロセス900、
図10のプロセス1000、
図11のプロセス1100、
図12のプロセス1200、
図13のプロセス1300、又は本明細書で説明するような他のプロセスの動作を実行又は指示させ得る。いくつかの例では、命令を実行することは、命令を実行すること、命令をコンバートすること、命令をコンパイルすること、又は命令を解釈することを含んでもよい。
【0070】
[0078] いくつかの態様では、UE120は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信するための手段、又は延期HARQフィードバックがアップリンクリソース内の利用可能サイズを超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックをドロップするための手段、あるいはこれらの組み合わせを含む。本明細書で説明する動作をUE120が実施する手段は、例えば、通信マネージャ140、アンテナ252、モデム254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、TX MIMOプロセッサ266、コントローラ/プロセッサ280、又はメモリ282のうちの1つ又は複数を含んでもよい。
【0071】
[0079] いくつかの態様では、UE120は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信するための手段、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信するための手段、又はこれらの組み合わせを含む。いくつかの態様では、第1のアップリンクリソースは第2のコンポーネントキャリア上に現れる。いくつかの態様では、UE120は、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信するための手段を含む。本明細書で説明する動作をUE120が実施する手段は、例えば、通信マネージャ140、アンテナ252、モデム254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、TX MIMOプロセッサ266、コントローラ/プロセッサ280、又はメモリ282のうちの1つ又は複数を含んでもよい。
【0072】
[0080] いくつかの態様では、UE120は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信するための手段、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信するための手段、又はこれらの組み合わせを含む。本明細書で説明する動作をUE120が実施する手段は、例えば、通信マネージャ140、アンテナ252、モデム254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、TX MIMOプロセッサ266、コントローラ/プロセッサ280、又はメモリ282のうちの1つ又は複数を含んでもよい。
【0073】
[0081] いくつかの態様では、基地局110は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信するための手段、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信するための手段、又はこれらの組み合わせを含む。本明細書において説明される動作を基地局110が実行する手段は、例えば、通信マネージャ150、送信プロセッサ220、TX MIMOプロセッサ230、モデム232、アンテナ234、MIMO検出器236、受信プロセッサ238、コントローラ/プロセッサ240、メモリ242、又はスケジューラ246のうちの1つ又は複数を含み得る。
【0074】
[0082] いくつかの態様では、基地局110は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信するための手段、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信するための手段、又はこれらの組み合わせを含む。本明細書において説明される動作を基地局110が実行する手段は、例えば、通信マネージャ150、送信プロセッサ220、TX MIMOプロセッサ230、モデム232、アンテナ234、MIMO検出器236、受信プロセッサ238、コントローラ/プロセッサ240、メモリ242、又はスケジューラ246のうちの1つ又は複数を含み得る。
【0075】
[0083]
図2のブロックは個別の構成要素として示されるが、ブロックに関して説明した機能は、単一のハードウェア、ソフトウェア、若しくは組み合わせ構成要素において、又は構成要素の様々な組み合わせにおいて実装されてもよい。例えば、送信プロセッサ264、受信プロセッサ258、TX MIMOプロセッサ266、又は別のプロセッサに関して説明した機能は、コントローラ/プロセッサ280によって実行されてもよく、又はコントローラ/プロセッサ280の制御下にあってもよい。
【0076】
[0084]
図3は、オープン無線アクセスネットワーク(O-RAN)アーキテクチャの一例300を示す図である。
図3に示されるように、O-RANアーキテクチャは、他の例の中でもとりわけ、バックホールリンクを介してコアネットワーク320と通信し、1つ又は複数のDU、330、及び1つ又は複数のRU340と通信する制御ユニット(control unit、CU)310などのネットワークエンティティ又はネットワークノードを含み得る。CU310は、それぞれのミッドホールリンクを介して1つ又は複数のDU330と通信し得る。DU330は各々、それぞれのフロントホールリンクを介して1つ又は複数のRU340と通信し得、RU340は各々、無線周波数(radio frequency、RF)アクセスリンクを介してそれぞれのUE120と通信し得る。DU330及びRU340は、それぞれO-RAN DU(O-DUs)330及びO-RAN RU(O-RUs)340と呼ばれることもある。
【0077】
[0085] いくつかの態様では、DU330及びRU340は、フロントホールリンクを介して通信するDU330及び1つ又は複数のRU340によって基地局110(例えば、eNB又はgNB)などのネットワークエンティティ又はネットワークノードの機能が提供される機能分割アーキテクチャに従って実装され得る。したがって、本明細書で説明するように、基地局110は、DU330と、コロケートされるか又は地理的に分散され得る1つ又は複数のRU340とを含み得る。いくつかの態様では、DU330及び関連RU340は、下位レイヤスプリット(lower layer split、LLS)制御プレーン(LLS-C)インターフェースを介してリアルタイム制御プレーン情報を交換するために、LLS管理プレーン(LLS-M)インターフェースを介して非リアルタイム管理情報を交換するために、又はLLSユーザプレーン(LLS-U)インターフェースを介してユーザプレーン情報を交換するために、フロントホールリンクを介して通信し得る。
【0078】
[0086] したがって、DU330は、1つ又は複数のRU340の動作を制御するための1つ又は複数の基地局機能を含む論理ユニットに対応し得る。例えば、いくつかの態様では、DU330は、下位レイヤ機能分割に基づいて、無線リンク制御(radio link control、RLC)レイヤ、媒体アクセス制御(medium access control、MAC)レイヤ、及び1つ又は複数の上位物理(high physical、PHY)レイヤ(例えば、前方誤り訂正(forward error correction、FEC)符号化及び復号、スクランブリング、又は変調及び復調)をホストし得る。パケットデータコンバージェンスプロトコル(packet data convergence protocol、PDCP)、無線リソース制御(radio resource control、RRC)、又はサービスデータ適応プロトコル(service data adaptation protocol、SDAP)などの上位レイヤ制御機能は、CU310によってホストされ得る。DU330によって制御されるRU(単数又は複数)340は、下位レイヤ機能分割に基づいて、RF処理機能、及び低PHYレイヤ機能(例えば、高速フーリエ変換(Fourier transform、FFT)、逆FFT(inverse FFT、iFFT)、デジタルビームフォーミング、又は物理ランダムアクセスチャネル(physical random access channel、PRACH)抽出及びフィルタリング)をホストする論理ノードに対応し得る。したがって、O-RANアーキテクチャでは、RU(単数又は複数)340は、UE120との全オーバージエア(over the air、OTA)通信を処理し、RU340(単数又は複数)との制御及びユーザプレーン通信のリアルタイム及び非リアルタイムの態様は、対応するDU330によって制御され、これは、DU(単数又は複数)330及びCU310がクラウドベースのRANアーキテクチャにおいて実装されることを可能にする。
【0079】
[0087] 更に、基地局110は、モノリシック基地局として、又はCU310、1つ又は複数のDU330、1つ又は複数のRU340、又はこれらの組み合わせを含む分離型基地局として実施され得る。いくつかの態様では、CU310、DU330、RU340、又はこれらの組み合わせは、1つ又は複数のネットワークエンティティ、1つ又は複数のネットワークコントローラ130、1つ又は複数のネットワークノード、又はこれらの組み合わせによって実施され得る。
【0080】
[0088]
図4は延期HARQフィードバックの一例400を示す図である。例400は、他の例の中でもとりわけ、
図1及び
図2に関して説明されたUE120と基地局110との間の通信、又はUE120と他の種類のワイヤレス通信デバイス(
図3に関して説明されたDU330、RU340、若しくはCU310などのネットワークエンティティ若しくはネットワークノート(notes)を含む)との間の通信を含み得る。
図4に示されるように、基地局110及びUE120はワイヤレスネットワーク100などのワイヤレスネットワーク内で1つ又は複数のスロット内で通信し得る。例えば、基地局110及びUE120はスロット0~9のうちの1つ又は複数内で通信し得る。しかし、基地局110及びUE120は異なる量のスロットにわたって通信し得る。更に、UE120は、スロットのうちの1つ又は複数内で、CU310、DU330、RU340、又は別のネットワークエンティティなどの別のネットワークエンティティ又はネットワークノードと通信し得る。加えて、又は代替的に、基地局110は、
図3に関して、又は本明細書の他の場所で説明される、CU310、DU330、RU340、又は別のネットワークエンティティのうちの1つ又は複数によって実施され得るか、又はそれらを含み得る。
【0081】
[0089] スロット0~9のうちの1つ又は複数は、スロットフォーマット、他の例の中でもとりわけ、このようなダウンリンクスロットフォーマット(ダウンリンク送信のために構成又はスケジュールされたスロット)、アップリンクスロットフォーマット(アップリンク送信のために構成又はスケジュールされたスロット)、あるいはフレキシブルスロットフォーマット(アップリンク送信又はダウンリンク送信のために動的に構成又はスケジュールされることを可能にされたスロット)を用いて構成又はスケジュールされ得る。いくつかの態様では、スロット0~9のうちの1つ又は複数は、スロットが複数の種類のシンボルを含むスロットフォーマットを用いて構成又はスケジュールされ得る。例えば、スロットは、スロット内の1つ又は複数のダウンリンクシンボル、スロット内の1つ又は複数のアップリンクシンボル、スロット内の1つ又は複数のフレキシブルシンボル、又はこれらの組み合わせを提供するスロットフォーマットを用いて構成又はスケジュールされ得る。
【0082】
[0090] スロットフォーマットは、異なるスロットがスロットフォーマットタイプを有するTDD方式で構成又はスケジュールされ得る。例えば、スロット0~4は第1のスロットフォーマット(スロットフォーマット1)を用いて構成又はスケジュールされ得、スロット5~9は第2のスロットフォーマット(スロットフォーマット2)を用いてスケジュールされ得る、などといった具合である。更に、ワイヤレスネットワーク100は、スロットのスロットフォーマットが動的に変更され得る、スロットフォーマットの変更をサポートし得るか、又はそれを可能にするように構成され得る。
【0083】
[0091]
図4の402において示されるように、基地局110(又は本明細書において説明される別のネットワークエンティティ)は、ダウンリンクスロットフォーマット(又は1つ又は複数のダウンリンクシンボルを含むスロットフォーマット)を用いて構成又はスケジュールされたスロット(例えば、スロット0)内でダウンリンク送信を実行し得る。404において、UE120は、アップリンクスロットフォーマット(又は1つ又は複数のアップリンクシンボルを含むスロットフォーマット)を用いて構成又はスケジュールされたスロット(例えば、スロット1)内でダウンリンク送信のためのHARQフィードバックを提供するように構成、命令、又はスケジュールされ得る。
【0084】
[0092] HARQフィードバックは、ダウンリンク送信の送達確認(ACK)又はダウンリンク送信のための否定ACK(NACK)を含み得る。ACKは、ダウンリンク送信がUE120によってうまく受信され、復号されたことを指示し得る。NACKは、ダウンリンク送信のための受信、復号、又はこれらの組み合わせがUE120によって成功しなかったことを指示し得る。いくつかの態様では、基地局110は、UE120からNACKを受信したことに基づいてダウンリンク送信の全て又は部分の再送信を実行し得る。このように、UE120は再送信を受信し、ダウンリンク送信の復号を再試行し得、これはワイヤレスネットワーク100内のワイヤレス通信の信頼性を増大させ得る。
【0085】
[0093] 406において、基地局110及びUE120が第1のスロットフォーマット(スロットフォーマット1)から第2のスロットフォーマット(スロットフォーマット2)へ切り替える、スロットフォーマットの変更が生じ得る。スロットフォーマットの変更は基地局110によってUE120に(例えば、動的又は準静的に)指示され得る。408において、基地局110は別のダウンリンク送信をUE120へ送信し得る。例えば、基地局基地局110はスロットフォーマットの変更後にスロット5内で別のダウンリンク送信をUE120へ送信し得る。
【0086】
[0094]
図4の410において示されるように、いくつかの場合には、HARQフィードバックの送信とダウンリンクリソースとの間で衝突が生じ得る。換言すれば、HARQフィードバックは、ダウンリンクスロットフォーマットを用いて構成又はスケジュールされたスロット又はシンボル内で送信されるようにスケジュールされ得る。これは、例えば、HARQフィードバックが、準静的に送信されるように構成又はスケジュールされる場合に、及びスロットフォーマットの変更のゆえに生じ得る。例えば、UE102は、第1のスロットフォーマット(スロットフォーマット1)によるアップリンクシンボルから第2のスロットフォーマット(スロットフォーマット2)によるダウンリンクシンボルに変更されたスロット6内のシンボル内でHARQフィードバックを送信するように準静的にスケジュール又は構成され得る。その結果、スロット6内のシンボルはもはやHARQフィードバックのアップリンク送信のために利用可能でないため、衝突が生じる(HARQフィードバック送信はスロット6内のダウンリンクシンボルと衝突する)。
【0087】
[0095]
図4の412において示されるように、いくつかの場合には、HARQフィードバックとダウンリンクリソースe(例えば、ダウンリンクシンボル)との間の衝突の場合には、UE120はHARQフィードバックの送信を、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースが利用可能である後続のスロットに延期し得る。いくつかの場合には、UE120はHARQフィードバックの送信を第1の利用可能なPUCCHリソースに延期し得る。例えば、UE120は次のスロット(スロット7)内の第1の利用可能なPUCCHリソースをHARQフィードバックの送信のために識別し得る)。いくつかの場合には、UE120はHARQフィードバックの送信を別の利用可能なPUCCHリソースに延期し得る。このように、UE120は、依然として、HARQフィードバックを基地局110へ送信することを可能にされ、これはワイヤレスネットワーク100における信頼性を増大させ得る。
【0088】
[0096]
図5はキャリア切り替えの一例500を示す図である。例500は、他の例の中でもとりわけ、
図1及び
図2に関して説明されたUE120と基地局110との間の通信、又はUE120と他の種類のワイヤレス通信デバイス(
図3に関して説明されたDU330、RU340、若しくはCU310などのネットワークエンティティ若しくはネットワークノート(notes)を含む)との間の通信を含み得る。
図5に示されるように、基地局110及びUE120はワイヤレスネットワーク100などのワイヤレスネットワーク内で1つ又は複数のスロット内で通信し得る。例えば、基地局110及びUE120はスロット0~9のうちの1つ又は複数内で通信し得る。しかし、基地局110及びUE120は異なる量のスロットにわたって通信し得る。更に、UE120は、スロットのうちの1つ又は複数内で、CU310、DU330、RU340、又は別のネットワークエンティティなどの別のネットワークエンティティ又はネットワークノードと通信し得る。加えて、又は代替的に、基地局110は、
図3に関して、又は本明細書の他の場所で説明される、CU310、DU330、RU340、又は別のネットワークエンティティのうちの1つ又は複数によって実施され得るか、又はそれらを含み得る。
【0089】
[0097]
図5に更に示されるように、UE120及び基地局110はCC0及びCC1などの複数のコンポーネントキャリア上で通信し得る。しかし、UE120及び基地局110は異なる量のコンポーネントキャリア上で通信し得る。コンポーネントキャリアは、UE120と基地局110との間の通信のために割り振られた帯域幅部分(bandwidth part、BWP)の周波数範囲のサブセットを含み得る。いくつかの場合には、複数のコンポーネントキャリアは同じBWP内又は異なるBWP内に含まれ得る。
【0090】
[0098]
図5に更に示されるように、コンポーネントキャリアの間のキャリア切り替えがUE120のためにサポートされ、可能にされ得る。キャリア切り替えは、PUCCHリソースが両方のコンポーネントキャリア上でスケジュールされ得る、PUCCHキャリア切り替えを含み得、これは、UE120が、異なるコンポーネントキャリア上のPUCCHリソースを使用するためにCC0とCC1とを切り替える結果をもたらす。キャリア切り替えは、ダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)内で基地局110によって動的に指示され得るか、無線リソース制御(RRC)構成内又は媒体アクセス制御チャネル(medium access control channel、MAC)制御要素(MAC-control element、MAC-CE)内でUE120のために準静的に構成され得るか、あるいはこれらの組み合わせであり得る。いくつかの場合には、準静的PUCCHキャリア切り替えは、適用可能なPUCCHセル(又はコンポーネントキャリア)のRRC構成された準静的時間領域PUCCHセルパターンに基づき得、異なるヌメロロジーを用いたPUCCHセル(又はコンポーネントキャリア)間の切り替えをサポートし得る。
【0091】
[0099] 準静的時間領域PUCCHセルパターンは、UE120が、PUCCHリソースを使用するために2つ以上のコンポーネントキャリアを切り替える結果をもたらす、2つ以上のコンポーネントキャリア上のPUCCHリソースの(準静的である)パターンを含み得る。一例として、準静的時間領域PUCCHセルパターンは、第1のコンポーネントキャリア上の第1のスロット内のPUCCHリソースを含み得、第2のコンポーネントキャリア上の(第1のスロットの後続の)第2のスロット内のPUCCHリソースを含み得、第1のコンポーネントキャリア上の(第2のスロットの後続の)第3のスロット内のPUCCHリソースを含み得る、などとなる。それゆえ、例示的な準静的時間領域PUCCHセルパターンを用いて構成されたUE120は、第1のコンポーネントキャリア上の第1のスロット内のPUCCHリソースを使用し得、第2のスロット内のPUCCHリソースを使用するべく第1のコンポーネントキャリアから第2のコンポーネントキャリアに切り替えるためのキャリア切り替えを実行し得、第3のスロット内のPUCCHリソースを使用するべく第2のコンポーネントキャリアから第1のコンポーネントキャリアに切り替えるためのキャリア切り替えを実行し得る、などとなる。
【0092】
[0100] 上述のことの一例として、502において、基地局110はダウンリンク送信をUE120へ送信し得る。UE120はCC0上でダウンリンク送信を受信し得る。504において、UE120は、CC0上でダウンリンク送信を受信した後にキャリア切り替えを実行し得る。キャリア切り替えはCC0からCC1への切り替えを含み得る。キャリア切り替えは、モデム254、アンテナ252、UE120の他のハードウェア、又はこれらの組み合わせを、CC1の周波数範囲上で動作するように調節又は調整することを含み得る。506において、UE120は、キャリア切り替えに基づいて、508におけるCC0上のスロット5内の最初にスケジュールされたPUCCHリソースの代わりに、CC1上のスロット4内のターゲットPUCCHリソース内でPUCCHリソースを送信し得る。
【0093】
[0101]
図6はキャリア切り替えのための延期HARQフィードバックの一例600を示す図である。例600は、他の例の中でもとりわけ、
図1及び
図2に関して説明されたUE120と基地局110との間の通信、又はUE120と他の種類のワイヤレス通信デバイス(
図3に関して説明されたDU330、RU340、若しくはCU310などのネットワークエンティティ若しくはネットワークノート(notes)を含む)との間の通信を含み得る。
図6に示されるように、基地局110及びUE120はワイヤレスネットワーク100などのワイヤレスネットワーク内で1つ又は複数のスロット内で通信し得る。例えば、基地局110及びUE120はスロット0~9のうちの1つ又は複数内で通信し得る。しかし、基地局110及びUE120は異なる量のスロットにわたって通信し得る。更に、UE120は、スロットのうちの1つ又は複数内で、CU310、DU330、RU340、又は別のネットワークエンティティなどの別のネットワークエンティティ又はネットワークノードと通信し得る。加えて、又は代替的に、基地局110は、
図3に関して、又は本明細書の他の場所で説明される、CU310、DU330、RU340、又は別のネットワークエンティティのうちの1つ又は複数によって実施され得るか、又はそれらを含み得る。更に、UE120及び基地局110は、CC0及びCC1を含む、複数のコンポーネントキャリア上で通信し得る。
【0094】
[0102] 例600では、HARQフィードバック延期及びキャリア切り替えがUE120のために構成され、可能にされ得る(準静的時間領域パターンに基づくSPS HARQ延期及びPUCCHセル切り替えの同時構成)。延期HARQフィードバックを送信するためのターゲットスロット決定のために、UE120は、まず、準静的時間領域PUCCHセルパターン、及び準静的PUCCHセル切り替えのための関連パラメータを用いて次のPUCCHスロットを決定し得る。UE120は、次に、UE120のためのSPS HARQ延期パラメータに基づいて、次のPUCCHスロットが延期HARQフィードバックのためのターゲットPUCCHスロットであるかどうかを決定し得る。次のPUCCHスロットがターゲットPUCCHスロットである場合には、UE120は、ターゲットPUCCHスロット内で延期HARQフィードバックを送信するべきかどうかを決定し得る。しかし、いくつかの場合には、(例えば、非延期HARQフィードバックもPUCCHリソース内で送信されることがスケジュールされているため)、延期HARQフィードバックはターゲットPUCCHスロット内のPUCCHリソースに収まらないことがある。例600では、UE120は、キャリア切り替えがUE120のために構成されている場合において、延期HARQフィードバックが大きすぎてターゲットPUCCHスロット内のPUCCHリソース内で送信され得ない場合には、延期HARQフィードバックをドロップするように構成されている。
【0095】
[0103] 602において、基地局110はダウンリンク送信をUE120へ送信し得る。UE120はCC0上でダウンリンク送信を受信し得る。その後、スロットフォーマットの変更がCC0上で生じ得る。例えば、スロット1のスロットフォーマットは、アップリンクスロットフォーマットから、又はアップリンクシンボルを含むスロットフォーマットから、ダウンリンクスロットフォーマットに、又はアップリンクシンボルを含まないスロットフォーマットに変更され得る(基地局110はスロット1をそのように再構成し得る)。その結果、604において、スロット1内において、HARQフィードバックの送信とスロット1内の1つ又は複数のダウンリンクシンボルとの間で衝突が生じ得る。UE120は、衝突に基づいてHARQフィードバックの送信を後続のスロットに延期すると決定し得る。例えば、606において、UE120は、CC0上のHARQ延期のための最初にスケジュールされたPUCCHリソースを、ダウンリンク送信のための延期HARQフィードバックの送信のために選択し得る。最初にスケジュールされたPUCCHリソースは、時間領域リソース、周波数領域リソース、又はこれらの組み合わせを含むアップリンクリソースを含み得る。
【0096】
[0104] 608において、UE120は、CC0上でダウンリンク送信を受信した後に、及び衝突後に、キャリア切り替えを実行し得る。キャリア切り替えはCC0からCC1への切り替えを含み得る。キャリア切り替えは、モデム254、アンテナ252、UE120の他のハードウェア、又はこれらの組み合わせを、CC1の周波数範囲上で動作するように調節又は調整することを含み得る。UE120は、準静的PUCCHセルパターンに基づいて、別の構成に基づいて、又は基地局110からのシグナリングに基づいてキャリア切り替えを実行し得る。
【0097】
[0105] 610において、UE120は、キャリア切り替えに基づいて、508におけるCC0上のスロット5内の最初にスケジュールされたPUCCHリソースの代わりに、(例えば、CC1上のスロット4内の)CC1上の延期HARQフィードバックの送信のためのターゲットPUCCHリソースを選択又は識別し得る。それゆえ、CC1はCC0からCC1へのキャリア切り替えに基づいて延期HARQフィードバックのためのターゲットコンポーネントキャリアになる。ターゲットPUCCHリソースは、時間領域リソース、周波数領域リソース、又はこれらの組み合わせを含むアップリンクリソースを含み得る。
【0098】
[0106] 612において、UE120は、延期HARQフィードバックがターゲットPUCCHリソース内の利用可能サイズを超えることに基づいて、又はHARQフィードバックがターゲットPUCCHリソース内の閾値を超えることに基づいて、CC1上で延期HARQフィードバックをドロップし得る。換言すれば、UE120は延期HARQフィードバックをターゲットPUCCHリソースの後の別のPUCCHリソースに更に延期せず、その代わりに、延期HARQフィードバックを完全にドロップするか、又はそれを送信することを控える。これは、UE120がターゲットPUCCHリソース内で非延期HARQフィードバックを処理するための複雑さを低減する。いくつかの態様では、別のダウンリンク通信のための非延期HARQフィードバックも、ターゲットPUCCHリソース内で送信されるようにスケジュール又は構成される場合にも、UE120は、HARQフィードバックがターゲットPUCCHリソース内で送信されないよう、非延期HARQフィードバックをドロップするか、又はそれを送信することを控え得る。代替的に、UE120はターゲットPUCCHリソース内で非延期HARQフィードバックを送信し得る。
【0099】
[0107] いくつかの態様では、UE120は、デプロイメント時に、延期HARQフィードバックがターゲットPUCCHリソースの利用可能サイズを超える場合には、UE120は延期HARQフィードバックをドロップするべきであると指示する構成を用いて構成される。いくつかの態様では、基地局110はRRC通信、DCI通信、MAC-CE通信、又は別の種類のダウンリンク通信内で構成を送信し(及びUE120は受信し)、UE120は構成に基づいて延期HARQフィードバックをドロップする。
【0100】
[0108] UE120は、HARQフィードバックはターゲットPUCCHリソース内の閾値又は利用可能サイズを超えると決定し得、HARQフィードバックがターゲットPUCCHリソース内の閾値又は利用可能サイズを超えると決定したことに基づいて、延期HARQフィードバックをドロップすると決定し得る。具体的には、UE120は、延期HARQフィードバックのためのビット量はターゲットPUCCHリソース内の利用可能ビット量を超えると決定し得る。
【0101】
[0109] いくつかの態様では、UE120は、ダウンリンク送信のためのHARQフィードバックの複数の繰り返しを送信するようにスケジュール又は構成される。UE120は、衝突に基づいて、(延期HARQフィードバックの繰り返しになる)繰り返しのサブセットを延期し、繰り返しの別のサブセットを送信し得るか、又はHARQフィードバックの全ての繰り返しを延期し得る。例600に関して説明される技法は、延期HARQフィードバックの繰り返しを処理することに拡張され得る。例えば、UE120は、延期HARQフィードバックの繰り返しのサブセットがターゲットPUCCHリソース内の利用可能サイズ(又は閾値)を超えることに基づいて、延期HARQフィードバックの繰り返しの少なくともサブセットをドロップするか、又はそれを送信することを控え得る。これは、UE120がターゲットPUCCHリソース内で非延期HARQフィードバックを処理するための複雑さを低減し、また、HARQフィードバックのいくらかの繰り返しはすでに基地局110によってうまく受信されていてもよいため、レイテンシ及びリソース消費も低減し得る。
【0102】
[0110] 加えて、又は代替的に、UE120は、CC0上の少なくとも1つのダウンリンク通信と衝突した延期HARQフィードバックの繰り返しの量が閾値を満たすことに基づいて、延期HARQフィードバックの繰り返しの少なくともサブセットをドロップするか、又はそれを送信することを控え得る。例えば、UE120は、15個の繰り返しのうちの10個がCC0上の少なくとも1つのダウンリンク通信と衝突することに基づいて、延期HARQフィードバックの繰り返しの少なくともサブセットをドロップし得る。別の例として、UE120は、繰り返しのうちの少なくとも50%以上がCC0上の少なくとも1つのダウンリンク通信と衝突することに基づいて、延期HARQフィードバックの繰り返しの少なくともサブセットをドロップし得る。
【0103】
[0111] 延期HARQフィードバックの繰り返しがターゲットPUCCHリソース内でドロップされる態様では、別のダウンリンク通信のための非延期HARQフィードバックも、ターゲットPUCCHリソース内で送信されるようにスケジュール又は構成される場合にも、UE120は、HARQフィードバックがターゲットPUCCHリソース内で送信されないよう、非延期HARQフィードバックをドロップするか、又はそれを送信することを控え得る。代替的に、UE120はターゲットPUCCHリソース内で非延期HARQフィードバックを送信し得る。
【0104】
[0112]
図7はキャリア切り替えのための延期HARQフィードバックの一例700を示す図である。例700は、他の例の中でもとりわけ、
図1及び
図2に関して説明されたUE120と基地局110との間の通信、又はUE120と他の種類のワイヤレス通信デバイス(
図3に関して説明されたDU330、RU340、若しくはCU310などのネットワークエンティティ若しくはネットワークノート(notes)を含む)との間の通信を含み得る。
図7に示されるように、基地局110及びUE120はワイヤレスネットワーク100などのワイヤレスネットワーク内で1つ又は複数のスロット内で通信し得る。例えば、基地局110及びUE120はスロット0~9のうちの1つ又は複数内で通信し得る。しかし、基地局110及びUE120は異なる量のスロットにわたって通信し得る。更に、UE120は、スロットのうちの1つ又は複数内で、CU310、DU330、RU340、又は別のネットワークエンティティなどの別のネットワークエンティティ又はネットワークノードと通信し得る。加えて、又は代替的に、基地局110は、
図3に関して、又は本明細書の他の場所で説明される、CU310、DU330、RU340、又は別のネットワークエンティティのうちの1つ又は複数によって実施され得るか、又はそれらを含み得る。更に、UE120及び基地局110は、CC0及びCC1を含む、複数のコンポーネントキャリア上で通信し得る。
【0105】
[0113] 例700では、HARQフィードバック延期及びキャリア切り替えがUE120のために構成され、可能にされ得る(準静的時間領域パターンに基づくSPS HARQ延期及びPUCCHセル切り替えの同時構成)。延期HARQフィードバックを送信するためのターゲットスロット決定のために、UE120は、まず、準静的時間領域PUCCHセルパターン、及び準静的PUCCHセル切り替えのための関連パラメータを用いて次のPUCCHスロットを決定し得る。UE120は、次に、UE120のためのSPS HARQ延期パラメータに基づいて、次のPUCCHスロットが延期HARQフィードバックのためのターゲットPUCCHスロットであるかどうかを決定し得る。次のPUCCHスロットがターゲットPUCCHスロットである場合には、UE120は、ターゲットPUCCHスロット内で延期HARQフィードバックを送信するべきかどうかを決定し得る。しかし、いくつかの場合には、(例えば、非延期HARQフィードバックもPUCCHリソース内で送信されることがスケジュールされているため)、延期HARQフィードバックはターゲットPUCCHスロット内のPUCCHリソースに収まらないことがある。例700では、UE120は、キャリア切り替えがUE120のために構成されている場合において、延期HARQフィードバックが大きすぎてターゲットPUCCHスロット内のPUCCHリソース内で送信され得ない場合には、引き続き延期HARQフィードバックを延期するように構成されている。具体的には、例700では、UE120は、UE120がターゲットコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックを送信するまで、ターゲットコンポーネントキャリア上にとどまる(換言すれば、UE120は準静的時間領域PUCCHセルパターンを無視する)。その後、UE120は準静的時間領域PUCCHセルパターンの順守を再開し得る。
【0106】
[0114] 702において、基地局110はダウンリンク送信をUE120へ送信し得る。UE120はCC0上でダウンリンク送信を受信し得る。その後、スロットフォーマットの変更がCC0上で生じ得る。例えば、スロット1のスロットフォーマットは、アップリンクスロットフォーマットから、又はアップリンクシンボルを含むスロットフォーマットから、ダウンリンクスロットフォーマットに、又はアップリンクシンボルを含まないスロットフォーマットに変更され得る(基地局110はスロット1をそのように再構成し得る)。その結果、704において、スロット1内において、HARQフィードバックの送信とスロット1内の1つ又は複数のダウンリンクシンボルとの間で衝突が生じ得る。UE120は、衝突に基づいてHARQフィードバックの送信を後続のスロットに延期すると決定し得る。例えば、706において、UE120は、CC0上のHARQ延期のための最初にスケジュールされたPUCCHリソースを、ダウンリンク送信のための延期HARQフィードバックの送信のために識別又は選択し得る。最初にスケジュールされたPUCCHリソースは、時間領域リソース、周波数領域リソース、又はこれらの組み合わせを含むアップリンクリソースを含み得る。
【0107】
[0115] 708において、UE120は、CC0上でダウンリンク送信を受信した後に、及び衝突後に、キャリア切り替えを実行し得る。キャリア切り替えはCC0からCC1への切り替えを含み得る。キャリア切り替えは、モデム254、アンテナ252、UE120の他のハードウェア、又はこれらの組み合わせを、CC1の周波数範囲上で動作するように調節又は調整することを含み得る。UE120は、準静的PUCCHセルパターンに基づいて、別の構成に基づいて、又は基地局110からのシグナリングに基づいてキャリア切り替えを実行し得る。
【0108】
[0116] 710において、UE120は、キャリア切り替えに基づいて、508におけるCC0上のスロット5内の最初にスケジュールされたPUCCHリソースの代わりに、(例えば、CC1上のスロット4内の)CC1上の延期HARQフィードバックの送信のためのターゲットPUCCHリソースを決定又は識別し得る。それゆえ、CC1はCC0からCC1へのキャリア切り替えに基づいて延期HARQフィードバックのためのターゲットコンポーネントキャリアになる。ターゲットPUCCHリソースは、時間領域リソース、周波数領域リソース、又はこれらの組み合わせを含むアップリンクリソースを含み得る。
【0109】
[0117] 712において、UE120は、延期HARQフィードバックがターゲットPUCCHリソース内の閾値を超えることに基づいて、引き続き延期HARQフィードバックの送信をCC1上の後続のPUCCHリソースに延期し得る。換言すれば、UE120がCC1上の延期HARQフィードバックのための後続のPUCCHを識別又は選択し、CC1上の後続のPUCCHリソース内で延期HARQフィードバックを送信する(及び基地局110が受信する)まで、UE120はCC1上にとどまる(再びCC0に切り替えない)。UE120は、たとえ、後続のダウンリンク送信のための新たなHARQビットが送信されることになる場合でも、CC1上で延期HARQフィードバックを送信するためにCC1上にとどまり得る。UE120は、その後、準静的時間領域PUCCHセルパターンに基づいてキャリア切り替えを再開し得る。
【0110】
[0118] UE120は、HARQフィードバックはターゲットPUCCHリソース内の閾値又は利用可能サイズを超えると決定し得、HARQフィードバックがターゲットPUCCHリソース内の閾値又は利用可能サイズを超えると決定したことに基づいて、後続のPUCCHリソース内で延期HARQフィードバックを送信すると決定し得る。具体的には、UE120は、延期HARQフィードバックのためのビット量はターゲットPUCCHリソース内の利用可能ビット量を超えると決定し得る。
【0111】
[0119] いくつかの態様では、UE120は、デプロイメント時に、延期HARQフィードバックがターゲットPUCCHリソースの利用可能サイズを超える場合には、UE120は後続のPUCCHリソース内で延期HARQフィードバックを送信し、準静的時間領域PUCCHセルパターンを無視するべきであると指示する構成を用いて構成される。いくつかの態様では、基地局110はRRC通信、DCI通信、MAC-CE通信、又は別の種類のダウンリンク通信内で構成を送信し(及びUE120は受信し)、UE120は構成に基づいて後続のPUCCHリソース内で延期HARQフィードバックを送信する(及び基地局110は受信する)。
【0112】
[0120] いくつかの態様では、別のダウンリンク通信のための非延期HARQフィードバックも、ターゲットPUCCHリソース内で送信されるようにスケジュール又は構成される場合にも、UE120は、HARQフィードバックがターゲットPUCCHリソース内で送信されないよう、非延期HARQフィードバックをドロップするか、又はそれを送信することを控え得る。代替的に、UE120はターゲットPUCCHリソース内で非延期HARQフィードバックを送信し得る(及び基地局110は受信し得る)。ターゲットPUCCHリソース内で送信されるようにスケジュールされた非延期HARQフィードバックも延期された場合には、UE120は延期HARQフィードバックと共に後続のPUCCHリソース内でこの別の延期HARQフィードバックを送信し得る(及び基地局110は受信し得る)。更に、UE120は、延期HARQフィードバック、別の延期HARQフィードバック、又はこれらの組み合わせと共に後続のPUCCHリソース内で別のダウンリンク通信のための別の非延期HARQフィードバックを送信し得る(及び基地局110は受信し得る)。
【0113】
[0121] いくつかの態様では、UE120は、ダウンリンク送信のためのHARQフィードバックの複数の繰り返しを送信するようにスケジュール又は構成される。UE120は、衝突に基づいて、(延期HARQフィードバックの繰り返しになる)繰り返しのサブセットを延期し得るか、又はHARQフィードバックの全ての繰り返しを延期し得る。例700に関して説明される技法は、延期HARQフィードバックの繰り返しを処理することに拡張され得る。例えば、UE120は、延期HARQフィードバックの繰り返しのサブセットがターゲットPUCCHリソース内の利用可能サイズ(又は閾値)を超えることに基づいて、CC1上の後続のPUCCHリソース内で延期HARQフィードバックの繰り返しの少なくともサブセットを送信し得る(及び基地局110は受信し得る)。延期HARQフィードバックの繰り返しがターゲットPUCCHリソースからCC1上の後続のPUCCHリソースに延期される態様では、UE120は、延期HARQフィードバックの繰り返しのサブセットと共に、ターゲットPUCCHリソース内で非延期HARQフィードバックの繰り返しを、後続のPUCCHリソース内で非延期HARQフィードバックの繰り返しを、後続のPUCCHリソース内で別の延期HARQフィードバックの繰り返しを、又はこれらの組み合わせを送信し得る(及び基地局110は受信し得る)。
【0114】
[0122]
図8はキャリア切り替えのための延期HARQフィードバックの一例800を示す図である。例800は、他の例の中でもとりわけ、
図1及び
図2に関して説明されたUE120と基地局110との間の通信、又はUE120と他の種類のワイヤレス通信デバイス(
図3に関して説明されたDU330、RU340、若しくはCU310などのネットワークエンティティ若しくはネットワークノート(notes)を含む)との間の通信を含み得る。
図8に示されるように、基地局110及びUE120はワイヤレスネットワーク100などのワイヤレスネットワーク内で1つ又は複数のスロット内で通信し得る。例えば、基地局110及びUE120はスロット0~9のうちの1つ又は複数内で通信し得る。しかし、基地局110及びUE120は異なる量のスロットにわたって通信し得る。更に、UE120は、スロットのうちの1つ又は複数内で、CU310、DU330、RU340、又は別のネットワークエンティティなどの別のネットワークエンティティ又はネットワークノードと通信し得る。加えて、又は代替的に、基地局110は、
図3に関して、又は本明細書の他の場所で説明される、CU310、DU330、RU340、又は別のネットワークエンティティのうちの1つ又は複数によって実施され得るか、又はそれらを含み得る。更に、UE120及び基地局110は、CC0及びCC1を含む、複数のコンポーネントキャリア上で通信し得る。
【0115】
[0123] 例800では、HARQフィードバック延期及びキャリア切り替えがUE120のために構成され、可能にされ得る(準静的時間領域パターンに基づくSPS HARQ延期及びPUCCHセル切り替えの同時構成)。延期HARQフィードバックを送信するためのターゲットスロット決定のために、UE120は、まず、準静的時間領域PUCCHセルパターン、及び準静的PUCCHセル切り替えのための関連パラメータを用いて次のPUCCHスロットを決定し得る。UE120は、次に、UE120のためのSPS HARQ延期パラメータに基づいて、次のPUCCHスロットが延期HARQフィードバックのためのターゲットPUCCHスロットであるかどうかを決定し得る。次のPUCCHスロットがターゲットPUCCHスロットである場合には、UE120は、ターゲットPUCCHスロット内で延期HARQフィードバックを送信するべきかどうかを決定し得る。しかし、いくつかの場合には、(例えば、非延期HARQフィードバックもPUCCHリソース内で送信されることがスケジュールされているため)、延期HARQフィードバックはターゲットPUCCHスロット内のPUCCHリソースに収まらないことがある。例800では、UE120は、キャリア切り替えがUE120のために構成されている場合において、延期HARQフィードバックが大きすぎてターゲットPUCCHスロット内のPUCCHリソース内で送信され得ない場合には、引き続き延期HARQフィードバックを延期するように構成されている。具体的には、例800では、UE120は準静的時間領域PUCCHセルパターンを順守するか、又はそれに従い、(準静的時間領域PUCCHセルパターンに基づいて)どちらかのコンポーネントキャリア上の後続のPUCCHリソースを、準静的時間領域PUCCHセルパターンに基づく延期HARQフィードバックの送信のために選択する。
【0116】
[0124] 802において、基地局110はダウンリンク送信をUE120へ送信し得る。UE120はCC0上でダウンリンク送信を受信し得る。その後、スロットフォーマットの変更がCC0上で生じ得る。例えば、スロット1のスロットフォーマットは、アップリンクスロットフォーマットから、又はアップリンクシンボルを含むスロットフォーマットから、ダウンリンクスロットフォーマットに、又はアップリンクシンボルを含まないスロットフォーマットに変更され得る(基地局110はスロット1をそのように再構成し得る)。その結果、804において、スロット1内において、HARQフィードバックの送信とスロット1内の1つ又は複数のダウンリンクシンボルとの間で衝突が生じ得る。UE120は、衝突に基づいてHARQフィードバックの送信を後続のスロットに延期すると決定し得る。例えば、806において、UE120は、CC0上のHARQ延期のための最初にスケジュールされたPUCCHリソースを、ダウンリンク送信のための延期HARQフィードバックの送信のために識別又は選択し得る。最初にスケジュールされたPUCCHリソースは、時間領域リソース、周波数領域リソース、又はこれらの組み合わせを含むアップリンクリソースを含み得る。
【0117】
[0125] 808において、UE120は、CC0上でダウンリンク送信を受信した後に、及び衝突後に、キャリア切り替えを実行し得る。キャリア切り替えはCC0からCC1への切り替えを含み得る。キャリア切り替えは、モデム254、アンテナ252、UE120の他のハードウェア、又はこれらの組み合わせを、CC1の周波数範囲上で動作するように調節又は調整することを含み得る。UE120は、準静的PUCCHセルパターンに基づいて、別の構成に基づいて、又は基地局110からのシグナリングに基づいてキャリア切り替えを実行し得る。
【0118】
[0126] 810において、UE120は、キャリア切り替えに基づいて、508におけるCC0上のスロット5内の最初にスケジュールされたPUCCHリソースの代わりに、(例えば、CC1上のスロット4内の)CC1上の延期HARQフィードバックの送信のためのターゲットPUCCHリソースを決定又は識別又は選択し得る。それゆえ、CC1はCC0からCC1へのキャリア切り替えに基づいて延期HARQフィードバックのためのターゲットコンポーネントキャリアになる。ターゲットPUCCHリソースは、時間領域リソース、周波数領域リソース、又はこれらの組み合わせを含むアップリンクリソースを含み得る。
【0119】
[0127] 812において、UE120は、延期HARQフィードバックがターゲットPUCCHリソース内の閾値を超えることに基づいて、引き続き延期HARQフィードバックの送信をCC0、CC1、又はこれらの組み合わせ上の1つ又は複数の後続のPUCCHリソースに延期し得る。換言すれば、UE120は、準静的時間領域PUCCHセルパターン(キャリア切り替えパターン)を順守するか、又はそれに従い得、UE120が延期HARQフィードバックを送信するために使用し得る(及び基地局110が受信するために使用し得る)CC0、CC1、又はこれらの組み合わせ上の延期HARQフィードバックのための1つ又は複数の後続のPUCCHリソースを識別又は選択し得る。
【0120】
[0128] 例えば、UE120は、CC1からCC0へのキャリア切り替えの前にCC1上の後続のPUCCHリソースを識別又は選択し得、キャリア切り替えの前にCC1上の後続のPUCCHリソース内で延期HARQフィードバックを送信し得る(及び基地局110は受信し得る)。別の例として、及び
図8に示されるように、UE120はCC1からCC0へのキャリア切り替えを実行し得、UE120はキャリア切り替え後にCC上の後続のPUCCHリソースを識別又は選択し得、UE120はキャリア切り替え後にCC0上の後続のPUCCHリソース内で延期HARQフィードバックを送信し得る(及び基地局110は受信し得る)。
【0121】
[0129] UE120は、HARQフィードバックはターゲットPUCCHリソース内の閾値又は利用可能サイズを超えると決定し得、HARQフィードバックがターゲットPUCCHリソース内の閾値又は利用可能サイズを超えると決定したことに基づいて、1つ又は複数の後続のPUCCHリソース内で延期HARQフィードバックを送信すると決定し得る。具体的には、UE120は、延期HARQフィードバックのためのビット量はターゲットPUCCHリソース内の利用可能ビット量を超えると決定し得る。
【0122】
[0130] いくつかの態様では、UE120は、デプロイメント時に、延期HARQフィードバックがターゲットPUCCHリソースの利用可能サイズを超える場合には、UE120は1つ又は複数の後続のPUCCHリソース内で延期HARQフィードバックを送信し、準静的時間領域PUCCHセルパターンを順守するべきであると指示する構成を用いて構成される。いくつかの態様では、基地局110はRRC通信、DCI通信、MAC-CE通信、又は別の種類のダウンリンク通信内で構成を送信し(及びUE120は受信し)、UE120は構成に基づいて後続のPUCCHリソース内で延期HARQフィードバックを送信する(及び基地局110は受信する)。
【0123】
[0131] いくつかの態様では、別のダウンリンク通信のための非延期HARQフィードバックも、ターゲットPUCCHリソース内で送信されるようにスケジュール又は構成される場合にも、UE120は、HARQフィードバックがターゲットPUCCHリソース内で送信されないよう、非延期HARQフィードバックをドロップするか、又はそれを送信することを控え得る。代替的に、UE120はターゲットPUCCHリソース内で非延期HARQフィードバックを送信し得る(及び基地局110は受信し得る)。ターゲットPUCCHリソース内で送信されるようにスケジュールされた非延期HARQフィードバックも延期された場合には、UE120は、延期HARQフィードバックと共に、CC0、CC1、又はこれらの組み合わせ上の1つ又は複数の後続のPUCCHリソース内でこの別の延期HARQフィードバックを送信し得る(及び基地局110は受信し得る)。更に、UE120は、延期HARQフィードバック、別の延期HARQフィードバック、又はこれらの組み合わせと共に、CC0、CC1、又はこれらの組み合わせ上の1つ又は複数の後続のPUCCHリソース内で別のダウンリンク通信のための別の非延期HARQフィードバックを送信し得る(及び基地局110は受信し得る)。
【0124】
[0132] いくつかの態様では、UE120は、ダウンリンク送信のためのHARQフィードバックの複数の繰り返しを送信するようにスケジュール又は構成される。UE120は、衝突に基づいて、(延期HARQフィードバックの繰り返しになる)繰り返しのサブセットを延期し得るか、又はHARQフィードバックの全ての繰り返し(例えば、まだ送信されていないHARQフィードバックの全ての繰り返し)を延期し得る。例800に関して説明される技法は、延期HARQフィードバックの繰り返しを処理することに拡張され得る。例えば、UE120は、延期HARQフィードバックの繰り返しのサブセットがターゲットPUCCHリソース内の利用可能サイズ(又は閾値)を超えることに基づいて、CC0、CC1、又はこれらの組み合わせ上の1つ又は複数の後続のPUCCHリソース内で延期HARQフィードバックの繰り返しの少なくともサブセットを送信し得る(及び基地局110は受信し得る)。延期HARQフィードバックの繰り返しがターゲットPUCCHリソースから1つ又は複数の後続のPUCCHリソースに延期される態様では、UE120は、延期HARQフィードバックの繰り返しのサブセットと共に、ターゲットPUCCHリソース内で非延期HARQフィードバックの繰り返しを、CC0、CC1、又はこれらの組み合わせ上の1つ又は複数の後続のPUCCHリソース内で非延期HARQフィードバックの繰り返しを、CC0、CC1、又はこれらの組み合わせ上の1つ又は複数の後続のPUCCHリソース内で別の延期HARQフィードバックの繰り返しを、あるいはこれらの組み合わせを送信し得る(及び基地局110は受信し得る)。
【0125】
[0133] いくつかの態様では、例600、700、及び800の技法が延期HARQフィードバックの繰り返しの処理のために組み合わせられ得る。例えば、UE120は、延期HARQフィードバックの繰り返しが閾値を超えることに基づいて、CC1上のターゲットPUCCHリソース内で延期HARQフィードバックの繰り返しの第1のサブセットをドロップするか、又はそれを送信することを控え得るか、延期HARQフィードバックの繰り返しが閾値を超えることに基づいて、CC1上の後続のPUCCHリソース内で(ターゲットPUCCHリソースから更に延期された)延期HARQフィードバックの繰り返しの第2のサブセットを送信し得るか、延期HARQフィードバックの繰り返しが閾値を超えることに基づいて、CC1上の後続のPUCCHリソース内で(ターゲットPUCCHリソースから更に延期された)延期HARQフィードバックの繰り返しの第2のサブセットを送信し得るか、あるいはキャリア切り替えのために延期HARQフィードバックを処理するために本明細書において説明される技法の別の組み合わせを用い得る。いくつかの態様では、基地局110は、UE120が構成に基づいて延期HARQフィードバックを処理するために用い得る技法の組み合わせを指示する構成を送信し得る(及びUE120は受信し得る)。いくつかの態様では、基地局110は、UE120が延期HARQフィードバックを処理するために用いるべき技法の組み合わせを変更又は修正するために構成を動的に更新し得る。
【0126】
[0134]
図9は、例えばUEによって実行される例示的なプロセス900を示す図である。プロセス900は、UE(例えば、UE120)が、キャリア切り替えのための延期HARQフィードバックに関連付けられた動作を実行する一例である。
【0127】
[0135]
図9に示されるように、いくつかの態様では、プロセス900は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信すること(ブロック910)を含み得る。例えば、UEは、(例えば、通信マネージャ140又は
図14に示される受信構成要素1402を用いることによって)、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信し得る。
【0128】
[0136]
図9に更に示されるように、いくつかの態様では、プロセス900は、延期HARQフィードバックがアップリンクリソース内の利用可能サイズを超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックをドロップすること(ブロック920)を含み得る。例えば、UEは、(例えば、通信マネージャ140、又は
図14に示されるドロップ構成要素1408を用いることによって)、延期HARQフィードバックがアップリンクリソース内の利用可能サイズを超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックをドロップし得る。
【0129】
[0137] プロセス900は、プロセス900に関して、又は本明細書の他の場所で説明される1つ若しくは複数の他のプロセスに関して説明される、任意の単一の態様又は態様の任意の組み合わせなどの、追加の態様を含み得る。
【0130】
[0138] 第1の追加の態様では、延期HARQフィードバックは、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンクリソースと第1のコンポーネントキャリア上の別のアップリンクリソースとの間の衝突に基づいて、第2のコンポーネントキャリア上のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリア上の別のアップリンクリソースから延期される。
【0131】
[0139] 第2の追加の態様では、単独で、又は第1の態様と組み合わせて、プロセス900は、準静的PUCCHセルパターンに関連して、ダウンリンク通信を受信した後に、及び第2のコンポーネントキャリア上のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリアから第2のコンポーネントキャリアへのキャリア切り替えを実行することを含む。
【0132】
[0140] 第3の追加の態様では、単独で、又は第1及び第2の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス900は、アップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを含む。
【0133】
[0141] 第4の追加の態様では、単独で、又は第1~第3の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス900は、アップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックをドロップすることを含む。
【0134】
[0142] 第5の追加の態様では、単独で、又は第1~第4の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックをドロップすることは、延期HARQフィードバックに関連付けられたビット量が、延期HARQフィードバックに関連付けられたアップリンクリソース内の利用可能ビット量を超えることに基づいて、延期HARQフィードバックをドロップすることを含む。
【0135】
[0143] 第6の追加の態様では、単独で、又は第1~第5の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックをドロップすることは、RRC通信、DCI通信、又はMAC-CE通信のうちの少なくとも1つにおいて受信された構成に基づいて、延期HARQフィードバックをドロップすることを含む。
【0136】
[0144] 第7の追加の態様では、単独で、又は第1~第6の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、第2のコンポーネントキャリアはターゲットPUCCHキャリアに関連付けられ、アップリンクリソースはターゲットPUCCHキャリア上のターゲットスロット内に含まれる。
【0137】
[0145] 第8の追加の態様では、単独で、又は第1~第7の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックは延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを含み、第2のコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックをドロップすることは、第2のコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットをドロップすることを含む。
【0138】
[0146] 第9の追加の態様では、単独で、又は第1~第8の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス900は、アップリンクリソースの後の別のアップリンクリソース内で、第1のコンポーネントキャリア又は第2のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも一方上で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを送信することを含む。
【0139】
[0147] 第10の追加の態様では、単独で、又は第1~第9の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス900は、アップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックをドロップすることを含む。
【0140】
[0148] 第11の追加の態様では、単独で、又は第1~第10の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス900は、アップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを含む。
【0141】
[0149] 第12の追加の態様では、単独で、又は第1~第11の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックは延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを含み、第2のコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックをドロップすることは、ダウンリンク通信又は別のダウンリンク通信のうちの少なくとも一方と衝突した延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの量が閾値を満たすことに基づいて、第2のコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットをドロップすることを含む。
【0142】
[0150]
図9は、プロセス900の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス900は、
図9に示すものと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、又は異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加又は代替として、プロセス900のブロックのうちの2つ以上が並行して実行されてもよい。
【0143】
[0151]
図10は、例えばUEによって実行される例示的なプロセス1000を示す図である。プロセス1000は、UE(例えば、UE120)が、キャリア切り替えのための延期HARQフィードバックに関連付けられた動作を実行する一例である。
【0144】
[0152]
図10に示されるように、いくつかの態様では、プロセス1000は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信すること(ブロック1010)を含み得る。例えば、UEは、(例えば、通信マネージャ140又は
図15に示される受信構成要素1502を用いることによって)、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信し得る。
【0145】
[0153]
図10に更に示されるように、いくつかの態様では、プロセス1000は、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信すること(ブロック1020)を含み得る。例えば、UEは、(例えば、通信マネージャ140又は
図15に示される送信構成要素1504を用いることによって)、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信し得る。いくつかの態様では、第1のアップリンクリソースは第2のコンポーネントキャリア上にある。いくつかの態様では、UEは、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信する。
【0146】
[0154] プロセス1000は、プロセス1000に関して、又は本明細書の他の場所で説明される1つ若しくは複数の他のプロセスに関して説明される、任意の単一の態様又は態様の任意の組み合わせなどの、追加の態様を含み得る。
【0147】
[0155] 第1の追加の態様では、延期HARQフィードバックは、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンクリソースと第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースとの間の衝突に基づいて、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース及び第2のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースから延期される。
【0148】
[0156] 第2の追加の態様では、単独で、又は第1の態様と組み合わせて、プロセス1000は、準静的PUCCHセルパターンに関連して、ダウンリンク通信を受信した後に、及び第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリアから第2のコンポーネントキャリアへのキャリア切り替えを実行することを含む。このような態様では、キャリア切り替えは第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース及び第2のアップリンクリソースの前に実行され得る。
【0149】
[0157] 第3の追加の態様では、単独で、又は第1及び第2の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1000は、第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを含む。
【0150】
[0158] 第4の追加の態様では、単独で、又は第1~第3の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックは、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックを含み、プロセス1000は、第1の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックを送信することを含む。
【0151】
[0159] 第5の追加の態様では、単独で、又は第1~第4の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1000は、第1の延期HARQフィードバック及び第2の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを含む。
【0152】
[0160] 第6の追加の態様では、単独で、又は第1~第5の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1000は、延期HARQフィードバックが第2のコンポーネントキャリア上で送信されるまで、第1のコンポーネントキャリア上にとどまることを含む。
【0153】
[0161] 第7の追加の態様では、単独で、又は第1~第6の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックを送信することは、延期HARQフィードバックに関連付けられたビット量が、延期HARQフィードバックに関連付けられた第1のアップリンクリソース内の利用可能ビット量を超えることに基づいて、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することを含む。
【0154】
[0162] 第8の追加の態様では、単独で、又は第1~第7の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することは、RRC通信、DCI通信、又はMAC-CE通信のうちの少なくとも1つにおいて受信された構成に基づいて、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することを含む。
【0155】
[0163] 第9の追加の態様では、単独で、又は第1~第8の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、第2のコンポーネントキャリアはターゲットPUCCHキャリアに関連付けられ、第1のアップリンクリソースはターゲットPUCCHキャリア上の第1のターゲットスロット内に含まれ、第2のアップリンクリソースはターゲットPUCCHキャリア上の第2のターゲットスロット内に含まれる。
【0156】
[0164] 第10の追加の態様では、単独で、又は第1~第9の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックは延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを含み、第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することは、第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットを送信することを含む。
【0157】
[0165] 第11の追加の態様では、単独で、又は第1~第10の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1000は、第2のアップリンクリソースの後に現れる第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソース内で、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを送信することを含む。
【0158】
[0166] 第12の追加の態様では、単独で、又は第1~第11の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1000は、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットをドロップすることを含む。
【0159】
[0167] 第13の追加の態様では、単独で、又は第1~第12の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1000は、第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを送信することを含む。
【0160】
[0168] 第14の追加の態様では、単独で、又は第1~第13の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しは、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックの第1の複数の繰り返しを含み、プロセス1000は、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットと共に第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックの第2の複数の繰り返しの少なくともサブセットを送信することを含む。
【0161】
[0169]
図10は、プロセス1000の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス1000は、
図10に示すものと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、又は異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加又は代替として、プロセス1000のブロックのうちの2つ以上が並行して実行されてもよい。
【0162】
[0170]
図11は、例えばUEによって実行される例示的なプロセス1100を示す図である。プロセス1100は、UE(例えば、UE120)が、キャリア切り替えのための延期HARQフィードバックに関連付けられた動作を実行する一例である。
【0163】
[0171]
図11に示されるように、いくつかの態様では、プロセス1100は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信すること(ブロック1110)を含み得る。例えば、UEは、(例えば、通信マネージャ140又は
図16に示される受信構成要素1602を用いることによって)、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信し得る。
【0164】
[0172]
図11に更に示されるように、いくつかの態様では、プロセス1100は、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信すること(ブロック1120)を含み得る。例えば、UEは、(例えば、通信マネージャ140又は
図16に示される送信構成要素1604を用いることによって)、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信し得る。
【0165】
[0173] プロセス1100は、プロセス1100に関して、又は本明細書の他の場所で説明される1つ若しくは複数の他のプロセスに関して説明される、任意の単一の態様又は態様の任意の組み合わせなどの、追加の態様を含み得る。
【0166】
[0174] 第1の追加の態様では、延期HARQフィードバックは、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンクリソースと第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースとの間の衝突に基づいて、第1のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース及び第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースから延期される。
【0167】
[0175] 第2の追加の態様では、単独で、又は第1の態様と組み合わせて、プロセス1100は、準静的PUCCHセルパターンに関連して、ダウンリンク通信を受信した後に、及び第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリアから第2のコンポーネントキャリアへの第1のキャリア切り替えを実行することと、準静的PUCCHセルパターンに関連して、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に、及び第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースの前に、第2のコンポーネントキャリアから第1のコンポーネントキャリアへの第2のキャリア切り替えを実行することと、を含む。
【0168】
[0176] 第3の追加の態様では、単独で、又は第1及び第2の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1100は、延期HARQフィードバックと共に、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース又は第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースのうちの少なくとも一方内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを含む。
【0169】
[0177] 第4の追加の態様では、単独で、又は第1~第3の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックは、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックを含み、プロセス1100は、第1の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックを送信することを含む。
【0170】
[0178] 第5の追加の態様では、単独で、又は第1~第4の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1100は、第1の延期HARQフィードバック及び第2の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを含む。
【0171】
[0179] 第6の追加の態様では、単独で、又は第1~第5の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックを送信することは、延期HARQフィードバックに関連付けられたビット量が、延期HARQフィードバックに関連付けられた第1のアップリンクリソース内の利用可能ビット量を超えたことに基づいて、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することを含む。
【0172】
[0180] 第7の追加の態様では、単独で、又は第1~第6の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することは、RRC通信、DCI通信、又はMAC-CE通信のうちの少なくとも1つにおいて受信された構成に基づいて、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することを含む。
【0173】
[0181] 第8の追加の態様では、単独で、又は第1~第7の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックは延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを含み、第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することは、第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットを送信することを含む。
【0174】
[0182] 第9の追加の態様では、単独で、又は第1~第8の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1100は、第1のアップリンクリソースの後の第3のアップリンクリソース内で、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを送信することを含む。
【0175】
[0183] 第10の追加の態様では、単独で、又は第1~第9の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1100は、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットをドロップすることを含む。
【0176】
[0184] 第11の追加の態様では、単独で、又は第1~第10の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1100は、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを送信することを含む。
【0177】
[0185] 第12の追加の態様では、単独で、又は第1~第11の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しは、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックの第1の複数の繰り返しを含み、プロセス1100は、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットと共に第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックの第2の複数の繰り返しの少なくともサブセットを送信することを含む。
【0178】
[0186]
図11は、プロセス1100の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス1100は、
図11に示すものと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、又は異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加又は代替として、プロセス1100のブロックのうちの2つ以上が並行して実行されてもよい。
【0179】
[0187]
図12は、例えばBSによって実行される例示的なプロセス1200を示す図である。プロセス1200は、基地局(例えば、基地局110)が、キャリア切り替えのための延期HARQフィードバックに関連付けられた動作を実行する一例である。
【0180】
[0188]
図12に示されるように、いくつかの態様では、プロセス1200は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信すること(ブロック1210)を含み得る。例えば、基地局は、(例えば、通信マネージャ150又は
図17に示される送信構成要素1704を用いることによって)、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信し得る。
【0181】
[0189]
図12に更に示されるように、いくつかの態様では、プロセス1200は、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信すること(ブロック1220)を含み得る。例えば、基地局は、(例えば、通信マネージャ150又は
図17に示される受信構成要素1702を用いることによって)、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信し得る。
【0182】
[0190] プロセス1200は、プロセス1200に関して、又は本明細書の他の場所で説明される1つ若しくは複数の他のプロセスに関して説明される、任意の単一の態様又は態様の任意の組み合わせなどの、追加の態様を含み得る。
【0183】
[0191] 第1の追加の態様では、延期HARQフィードバックは、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンクリソースと第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースとの間の衝突に基づいて、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース及び第2のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースから延期される。
【0184】
[0192] 第2の追加の態様では、単独で、又は第1の態様と組み合わせて、プロセス1200は、第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを受信することを含む。
【0185】
[0193] 第3の追加の態様では、単独で、又は第1及び第2の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックは、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックを含み、プロセス1200は、第1の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックを受信することを含む。
【0186】
[0194] 第4の追加の態様では、単独で、又は第1~第3の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1200は、第1の延期HARQフィードバック及び第2の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを受信することを含む。
【0187】
[0195] 第5の追加の態様では、単独で、又は第1~第4の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックを受信することは、延期HARQフィードバックに関連付けられたビット量が、延期HARQフィードバックに関連付けられた第1のアップリンクリソース内の利用可能ビット量を超えることに基づいて、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを受信することを含む。
【0188】
[0196] 第6の追加の態様では、単独で、又は第1~第5の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1200は、RRC通信、DCI通信、又はMAC-CE通信のうちの少なくとも1つにおいて、延期HARQフィードバックを提供することに関連付けられた構成を送信することを含む。
【0189】
[0197] 第7の追加の態様では、単独で、又は第1~第6の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、第2のコンポーネントキャリアはターゲット物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)キャリアに関連付けられ、第1のアップリンクリソースはターゲットPUCCHキャリア上の第1のターゲットスロット内に含まれ、第2のアップリンクリソースはターゲットPUCCHキャリア上の第2のターゲットスロット内に含まれる。
【0190】
[0198] 第8の追加の態様では、単独で、又は第1~第7の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックは延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを含み、第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを受信することは、第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットを受信することを含む。
【0191】
[0199] 第9の追加の態様では、単独で、又は第1~第8の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1200は、第2のアップリンクリソースの後に現れる第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソース内で、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを受信することを含む。
【0192】
[0200] 第10の追加の態様では、単独で、又は第1~第9の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1200は、第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを受信することを含む。
【0193】
[0201] 第11の追加の態様では、単独で、又は第1~第10の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しは、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックの第1の複数の繰り返しを含み、プロセス1200は、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットと共に第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックの第2の複数の繰り返しの少なくともサブセットを受信することを含む。
【0194】
[0202]
図12は、プロセス1200の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス1200は、
図12に示すものと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、又は異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加又は代替として、プロセス1200のブロックのうちの2つ以上が並行して実行されてもよい。
【0195】
[0203]
図13は、例えばBSによって実行される例示的なプロセス1300を示す図である。プロセス1300は、基地局(例えば、基地局110)が、キャリア切り替えのための延期HARQフィードバックに関連付けられた動作を実行する一例である。
【0196】
[0204]
図13に示されるように、いくつかの態様では、プロセス1300は、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信すること(ブロック1310)を含み得る。例えば、基地局は、(例えば、通信マネージャ150又は
図18に示される送信構成要素1804を用いることによって)、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信し得る。
【0197】
[0205]
図13に更に示されるように、いくつかの態様では、プロセス1300は、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信すること(ブロック1320)を含み得る。例えば、基地局は、(例えば、通信マネージャ150又は
図18に示される受信構成要素1802を用いることによって)、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信し得る。
【0198】
[0206] プロセス1300は、プロセス1300に関して、又は本明細書の他の場所で説明される1つ若しくは複数の他のプロセスに関して説明される、任意の単一の態様又は態様の任意の組み合わせなどの、追加の態様を含み得る。
【0199】
[0207] 第1の追加の態様では、延期HARQフィードバックは、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンクリソースと第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースとの間の衝突に基づいて、第1のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース及び第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースから延期される。
【0200】
[0208] 第2の追加の態様では、単独で、又は第1の態様と組み合わせて、プロセス1300は、延期HARQフィードバックと共に、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース又は第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースのうちの少なくとも一方内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを受信することを含む。
【0201】
[0209] 第3の追加の態様では、単独で、又は第1及び第2の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックは、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックを含み、プロセス1300は、第1の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックを受信することを含む。
【0202】
[0210] 第4の追加の態様では、単独で、又は第1~第3の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1300は、第1の延期HARQフィードバック及び第2の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを受信することを含む。
【0203】
[0211] 第5の追加の態様では、単独で、又は第1~第4の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックを受信することは、延期HARQフィードバックに関連付けられたビット量が、延期HARQフィードバックに関連付けられた第1のアップリンクリソース内の利用可能ビット量を超えたことに基づいて、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを受信することを含む。
【0204】
[0212] 第6の追加の態様では、単独で、又は第1~第5の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1300は、RRC通信、DCI通信、又はMAC-CE通信のうちの少なくとも1つにおいて、延期HARQフィードバックを提供することに関連付けられた構成を送信することを含む。
【0205】
[0213] 第7の追加の態様では、単独で、又は第1~第6の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックは延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを含み、第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを受信することは、第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットを受信することを含む。
【0206】
[0214] 第8の追加の態様では、単独で、又は第1~第7の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1300は、第1のアップリンクリソースの後の第3のアップリンクリソース内で、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを受信することを含む。
【0207】
[0215] 第9の追加の態様では、単独で、又は第1~第8の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス1300は、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを受信することを含む。
【0208】
[0216] 第10の追加の態様では、単独で、又は第1~第9の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しは、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックの第1の複数の繰り返しを含み、プロセス1300は、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットと共に第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックの第2の複数の繰り返しの少なくともサブセットを受信することを含む。
【0209】
[0217]
図13は、プロセス1300の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス1300は、
図13に示すものと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、又は異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加又は代替として、プロセス1300のブロックのうちの2つ以上が並行して実行されてもよい。
【0210】
[0218]
図14は、ワイヤレス通信のための例示的な装置1400の図である。装置1400はUE(UE120など)であり得るか、又は、UEは装置1400を含み得る。いくつかの態様では、装置1400は、(例えば、1つ若しくは複数のバス又は1つ若しくは複数の他の構成要素を介して)互いと通信していてもよい、受信構成要素1402及び送信構成要素1404を含む。示すように、装置1400は、受信構成要素1402と送信構成要素1404とを使用して、別の装置1406(UE、基地局、又は別のワイヤレス通信デバイスなど)と通信し得る。更に示すように、装置1400は通信マネージャ140を含み得る。通信マネージャ140は、数ある例の中でもとりわけ、ドロップ構成要素1408又は切り替え構成要素1410のうちの1つ又は複数を含み得る。
【0211】
[0219] いくつかの態様では、装置1400は、
図3~
図8に関して本明細書で説明した1つ又は複数の動作を実施するように構成され得る。追加又は代替として、装置1400は、
図9のプロセス900など、本明細書で説明した1つ又は複数のプロセス、又はそれらの組み合わせを実施するように構成され得る。いくつかの態様では、装置1400又は
図14に示される1つ若しくは複数の構成要素は、
図2に関して説明したUEの1つ又は複数の構成要素を含んでもよい。追加又は代替として、
図14に示される1つ又は複数の構成要素は、
図2に関して説明した1つ又は複数の構成要素内で実装されてもよい。追加又は代替として、構成要素のセットのうちの1つ又は複数の構成要素は、メモリ内に記憶されたソフトウェアとして少なくとも部分的に実装されてもよい。例えば、構成要素(又は、構成要素の一部分)は、非一時的コンピュータ可読媒体内に記憶され、かつ構成要素の機能又は動作を実施するようにコントローラ又はプロセッサによって実行可能な、命令又はコードとして実装され得る。
【0212】
[0220] 受信構成要素1402は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置1406から受信し得る。受信構成要素1402は、受信された通信を装置1400の1つ又は複数の他の構成要素に提供し得る。いくつかの態様では、受信構成要素1402は、受信された通信に対して信号処理(他の例の中でもとりわけ、フィルタリング、増幅、復調、アナログデジタル変換、逆多重化、デインターリービング、デマッピング、等化、干渉キャンセル、又は復号など)を実行し得、処理された信号を装置1400の1つ又は複数の他の構成要素に提供し得る。いくつかの態様では、受信構成要素1402は、
図2に関して説明されたUEの、1つ若しくは複数のアンテナ、モデム、復調器、MIMO検出器、受信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0213】
[0221] 送信構成要素1404は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置1406に送信し得る。いくつかの態様では、装置1400の1つ又は複数の他の構成要素は、通信を生成し得、生成された通信を装置1406への送信のために送信構成要素1404に提供し得る。いくつかの態様では、送信構成要素1404は、生成された通信に対して信号処理(他の例の中でもとりわけ、フィルタリング、増幅、変調、デジタルアナログ変換、多重化、インターリービング、マッピング、又は符号化など)を実行し得、処理された信号を装置1406に送信し得る。いくつかの態様では、送信構成要素1404は、
図2に関して説明されたUEの、1つ若しくは複数のアンテナ、モデム、変調器、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの態様では、送信構成要素1404は、トランシーバにおいて受信構成要素1402と併置され得る。
【0214】
[0222] 受信構成要素1402は(例えば、装置1406から)第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンク通信を受信し得る。ドロップ構成要素1408は、延期HARQフィードバックがアップリンクリソース内の利用可能サイズを超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックをドロップし得る。
【0215】
[0223] 切り替え構成要素1410は、準静的PUCCHセルパターンに関連して、ダウンリンク通信を受信した後に、及び第2のコンポーネントキャリア上のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリアから第2のコンポーネントキャリアへのキャリア切り替えを実行し得る。
【0216】
[0224] 送信構成要素1404は、アップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信し得る。
【0217】
[0225] ドロップ構成要素1408は、アップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックをドロップし得る。
【0218】
[0226] 送信構成要素1404は、アップリンクリソースの後の別のアップリンクリソース内で、第1のコンポーネントキャリア又は第2のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも一方上で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを(例えば、装置1406へ)送信し得る。
【0219】
[0227] ドロップ構成要素1408は、アップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックをドロップし得る。
【0220】
[0228] 送信構成要素1404は、アップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを(例えば、装置1406へ)送信し得る。
【0221】
[0229]
図14に示される構成要素の数及び配置は、一例として提供される。実際には、
図14に示される構成要素と比べて、追加の構成要素、より少ない構成要素、異なる構成要素、又は異なるように配置された構成要素があり得る。更に、
図14に示される2つ以上の構成要素が、単一の構成要素内に実装され得るか、又は
図14に示される単一の構成要素が、複数の分散された構成要素として実装され得る。追加又は代替として、
図14に示される(1つ又は複数の)構成要素のセットは、
図14に示される構成要素の別のセットによって実行されるものとして説明する1つ又は複数の機能を実行し得る。
【0222】
[0230]
図15は、ワイヤレス通信のための例示的な装置1500のブロック図である。装置1500はUE(例えば、UE120)であり得るか、又はUEが装置1500を含み得る。いくつかの態様では、装置1500は、(例えば、1つ若しくは複数のバス又は1つ若しくは複数の他の構成要素を介して)互いと通信していてもよい、受信構成要素1502及び送信構成要素1504を含む。示すように、装置1500は、受信構成要素1502と送信構成要素1504とを使用して、別の装置1506(UE、基地局、又は別のワイヤレス通信デバイスなど)と通信し得る。更に示すように、装置1500は通信マネージャ140を含み得る。通信マネージャ140は、数ある例の中でもとりわけ、ドロップ構成要素1508又は切り替え構成要素1510のうちの1つ又は複数を含み得る。
【0223】
[0231] いくつかの態様では、装置1500は、
図3~
図8に関して本明細書で説明した1つ又は複数の動作を実行するように構成され得る。追加又は代替として、装置1500は、
図10のプロセス1000など、本明細書で説明した1つ又は複数のプロセスを実行するように構成され得る。いくつかの態様では、装置1500又は
図15に示される1つ若しくは複数の構成要素は、
図2に関して説明したUEの1つ又は複数の構成要素を含んでもよい。追加又は代替として、
図15に示される1つ又は複数の構成要素は、
図2に関して説明した1つ又は複数の構成要素内で実装されてもよい。追加又は代替として、構成要素のセットのうちの1つ又は複数の構成要素は、メモリ内に記憶されたソフトウェアとして少なくとも部分的に実装されてもよい。例えば、構成要素(又は、構成要素の一部分)は、非一時的コンピュータ可読媒体内に記憶され、かつ構成要素の機能又は動作を実施するようにコントローラ又はプロセッサによって実行可能な、命令又はコードとして実装され得る。
【0224】
[0232] 受信構成要素1502は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置1506から受信し得る。受信構成要素1502は、受信された通信を装置1500の1つ又は複数の他の構成要素に提供し得る。いくつかの態様では、受信構成要素1502は、受信された通信に対して信号処理(他の例の中でもとりわけ、フィルタリング、増幅、復調、アナログデジタル変換、逆多重化、デインターリービング、デマッピング、等化、干渉キャンセル、又は復号など)を実施し得、処理された信号を装置1500の1つ又は複数の他の構成要素に提供し得る。いくつかの態様では、受信構成要素1502は、
図2に関して説明されたUEの、1つ若しくは複数のアンテナ、モデム、復調器、MIMO検出器、受信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0225】
[0233] 送信構成要素1504は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置1506に送信し得る。いくつかの態様では、装置1500の1つ又は複数の他の構成要素は、通信を生成し得、生成された通信を装置1506への送信のために送信構成要素1504に提供し得る。いくつかの態様では、送信構成要素1504は、生成された通信に対して信号処理(他の例の中でもとりわけ、フィルタリング、増幅、変調、デジタルアナログ変換、多重化、インターリービング、マッピング、又は符号化など)を実施し得、処理された信号を装置1506に送信し得る。いくつかの態様では、送信構成要素1504は、
図2に関して説明されたUEの、1つ若しくは複数のアンテナ、モデム、変調器、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの態様では、送信構成要素1504は、トランシーバにおいて受信構成要素1502と併置され得る。
【0226】
[0234] 受信構成要素1502は(例えば、装置1506から)第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンク通信を受信し得る。送信構成要素1504は、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを(例えば、装置1506へ)送信し得る。いくつかの態様では、第1のアップリンクリソースは第2のコンポーネントキャリア上にある。いくつかの態様では、装置1500は、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信する。
【0227】
[0235] 切り替え構成要素1510は、準静的PUCCHセルパターンに関連して、受信構成要素1502がダウンリンク通信を受信した後に、及び第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリアから第2のコンポーネントキャリアへのキャリア切り替えを実行し得る。このような態様では、キャリア切り替えは第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース及び第2のアップリンクリソースの前に実行され得る。
【0228】
[0236] 送信構成要素1504は、第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを(例えば、装置1506へ)送信し得る。
【0229】
[0237] 送信構成要素1504は、第1の延期HARQフィードバック及び第2の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを(例えば、装置1506へ)送信し得る。
【0230】
[0238] 切り替え構成要素1510は、延期HARQフィードバックが第2のコンポーネントキャリア上で送信構成要素1504によって送信されるまで、第1のコンポーネントキャリア上にとどまり得る。
【0231】
[0239] 送信構成要素1504は、第2のアップリンクリソースの後に現れる第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソース内で、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを(例えば、装置1506へ)送信し得る。
【0232】
[0240] ドロップ構成要素1508は延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットをドロップし得る。
【0233】
[0241] 送信構成要素1504は、第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを(装置1506へ)送信し得る。
【0234】
[0242]
図15に示される構成要素の数及び配置は、一例として提供される。実際には、
図15に示される構成要素と比べて、追加の構成要素、より少ない構成要素、異なる構成要素、又は異なるように配置された構成要素があり得る。更に、
図15に示される2つ以上の構成要素が、単一の構成要素内に実装され得るか、又は
図15に示される単一の構成要素が、複数の分散された構成要素として実装され得る。追加又は代替として、
図15に示される(1つ又は複数の)構成要素のセットは、
図15に示される構成要素の別のセットによって実行されるものとして説明する1つ又は複数の機能を実行し得る。
【0235】
[0243]
図16は、ワイヤレス通信のための例示的な装置1600のブロック図である。装置1600はUE(UE120)であり得るか、又はUEが装置1600を含み得る。いくつかの態様では、装置1600は、(例えば、1つ若しくは複数のバス又は1つ若しくは複数の他の構成要素を介して)互いと通信していてもよい、受信構成要素1602及び送信構成要素1604を含む。示すように、装置1600は、受信構成要素1602と送信構成要素1604とを使用して、別の装置1606(UE、基地局、又は別のワイヤレス通信デバイスなど)と通信し得る。更に示すように、装置1600は通信マネージャ140を含み得る。通信マネージャ140は、数ある例の中でもとりわけ、ドロップ構成要素1608又は切り替え構成要素1610のうちの1つ又は複数を含み得る。
【0236】
[0244] いくつかの態様では、装置1600は、
図3~
図8に関して本明細書で説明した1つ又は複数の動作を実行するように構成され得る。追加又は代替として、装置1600は、
図11のプロセス1100など、本明細書で説明した1つ又は複数のプロセスを実行するように構成され得る。いくつかの態様では、装置1600又は
図16に示される1つ若しくは複数の構成要素は、
図2に関して説明したUEの1つ又は複数の構成要素を含んでもよい。追加又は代替として、
図16に示される1つ又は複数の構成要素は、
図2に関して説明した1つ又は複数の構成要素内で実装されてもよい。追加又は代替として、構成要素のセットのうちの1つ又は複数の構成要素は、メモリ内に記憶されたソフトウェアとして少なくとも部分的に実装されてもよい。例えば、構成要素(又は、構成要素の一部分)は、非一時的コンピュータ可読媒体内に記憶され、かつ構成要素の機能又は動作を実施するようにコントローラ又はプロセッサによって実行可能な、命令又はコードとして実装され得る。
【0237】
[0245] 受信構成要素1602は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置1606から受信し得る。受信構成要素1602は、受信された通信を装置1600の1つ又は複数の他の構成要素に提供し得る。いくつかの態様では、受信構成要素1602は、受信された通信に対して信号処理(他の例の中でもとりわけ、フィルタリング、増幅、復調、アナログデジタル変換、逆多重化、デインターリービング、デマッピング、等化、干渉キャンセル、又は復号など)を実行し得、処理された信号を装置1600の1つ又は複数の他の構成要素に提供し得る。いくつかの態様では、受信構成要素1602は、
図2に関して説明されたUEの、1つ若しくは複数のアンテナ、モデム、復調器、MIMO検出器、受信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0238】
[0246] 送信構成要素1604は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置1606に送信し得る。いくつかの態様では、装置1600の1つ又は複数の他の構成要素は、通信を生成し得、生成された通信を装置1606への送信のために送信構成要素1604に提供し得る。いくつかの態様では、送信構成要素1604は、生成された通信に対して信号処理(他の例の中でもとりわけ、フィルタリング、増幅、変調、デジタルアナログ変換、多重化、インターリービング、マッピング、又は符号化など)を実行し得、処理された信号を装置1606に送信し得る。いくつかの態様では、送信構成要素1604は、
図2に関して説明されたUEの、1つ若しくは複数のアンテナ、モデム、変調器、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの態様では、送信構成要素1604は、トランシーバにおいて受信構成要素1602と併置され得る。
【0239】
[0247] 受信構成要素1602は(例えば、装置1606から)第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンク通信を受信し得る。送信構成要素1604は、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを(例えば、装置1606へ)送信し得る。
【0240】
[0248] 切り替え構成要素1610は、準静的PUCCHセルパターンに関連して、ダウンリンク通信を受信した後に、及び第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリアから第2のコンポーネントキャリアへの第1のキャリア切り替えを実行し得る。
【0241】
[0249] 切り替え構成要素1610は、準静的PUCCHセルパターンに関連して、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に、及び第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースの前に、第2のコンポーネントキャリアから第1のコンポーネントキャリアへの第2のキャリア切り替えを実行し得る。
【0242】
[0250] 送信構成要素1604は、延期HARQフィードバックと共に、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース又は第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースのうちの少なくとも一方内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを(例えば、装置1606へ)送信し得る。
【0243】
[0251] 送信構成要素1604は、第1の延期HARQフィードバック及び第2の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを(例えば、装置1606へ)送信し得る。
【0244】
[0252] 送信構成要素1604は、第1のアップリンクリソースの後の第3のアップリンクリソース内で、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを(例えば、装置1606へ)送信し得る。
【0245】
[0253] ドロップ構成要素1608は延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットをドロップし得る。
【0246】
[0254] 送信構成要素1604は、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを(例えば、装置1606へ)送信し得る。
【0247】
[0255]
図16に示される構成要素の数及び配置は、一例として提供される。実際には、
図16に示される構成要素と比べて、追加の構成要素、より少ない構成要素、異なる構成要素、又は異なるように配置された構成要素があり得る。更に、
図16に示される2つ以上の構成要素が、単一の構成要素内に実装され得るか、又は
図16に示される単一の構成要素が、複数の分散された構成要素として実装され得る。追加又は代替として、
図16に示される(1つ又は複数の)構成要素のセットは、
図16に示される構成要素の別のセットによって実行されるものとして説明する1つ又は複数の機能を実行し得る。
【0248】
[0256]
図17は、ワイヤレス通信のための例示的な装置1700のブロック図である。装置1700は基地局(基地局110、DU330、RU340、CU310)であり得るか、又は基地局が装置1700を含み得る。いくつかの態様では、装置1700は、(例えば、1つ若しくは複数のバス又は1つ若しくは複数の他の構成要素を介して)互いと通信していてもよい、受信構成要素1702及び送信構成要素1704を含む。示すように、装置1700は、受信構成要素1702と送信構成要素1704とを使用して、別の装置1706(UE、基地局、又は別のワイヤレス通信デバイスなど)と通信し得る。更に示すように、装置1700は通信マネージャ150を含み得る。
【0249】
[0257] いくつかの態様では、装置1700は、
図3~
図8に関して本明細書で説明した1つ又は複数の動作を実行するように構成され得る。追加又は代替として、装置1700は、
図12のプロセス1200など、本明細書で説明した1つ又は複数のプロセスを実行するように構成され得る。いくつかの態様では、装置1700又は
図17に示される1つ若しくは複数の構成要素は、
図2に関して説明した基地局の1つ又は複数の構成要素を含み得る。追加又は代替として、
図17に示される1つ又は複数の構成要素は、
図2に関して説明した1つ又は複数の構成要素内で実装され得る。追加又は代替として、構成要素のセットのうちの1つ又は複数の構成要素は、メモリ内に記憶されたソフトウェアとして少なくとも部分的に実装されてもよい。例えば、構成要素(又は、構成要素の一部分)は、非一時的コンピュータ可読媒体内に記憶され、かつ構成要素の機能又は動作を実施するようにコントローラ又はプロセッサによって実行可能な、命令又はコードとして実装され得る。
【0250】
[0258] 受信構成要素1702は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置1706から受信し得る。受信構成要素1702は、受信された通信を装置1700の1つ又は複数の他の構成要素に提供し得る。いくつかの態様では、受信構成要素1702は、受信された通信に対して信号処理(他の例の中でもとりわけ、フィルタリング、増幅、復調、アナログデジタル変換、逆多重化、デインターリービング、デマッピング、等化、干渉キャンセル、又は復号など)を実行し得、処理された信号を装置1700の1つ又は複数の他の構成要素に提供し得る。いくつかの態様では、受信構成要素1702は、
図2に関して説明された基地局の、1つ若しくは複数のアンテナ、モデム、復調器、MIMO検出器、受信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0251】
[0259] 送信構成要素1704は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置1706に送信し得る。いくつかの態様では、装置1700の1つ又は複数の他の構成要素は、通信を生成し得、生成された通信を装置1706への送信のために送信構成要素1704に提供し得る。いくつかの態様では、送信構成要素1704は、生成された通信に対して信号処理(他の例の中でもとりわけ、フィルタリング、増幅、変調、デジタルアナログ変換、多重化、インターリービング、マッピング、又は符号化など)を実行し得、処理された信号を装置1706に送信し得る。いくつかの態様では、送信構成要素1704は、
図2に関して説明された基地局の、1つ若しくは複数のアンテナ、モデム、変調器、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの態様では、送信構成要素1704は、トランシーバにおいて受信構成要素1702と併置され得る。
【0252】
[0260] 送信構成要素1704は第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を(例えば、装置1706へ)送信し得る。受信構成要素1702は、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを(例えば、装置1706から)受信し得る。
【0253】
[0261] 受信構成要素1702は、第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを(例えば、装置1706から)受信し得る。
【0254】
[0262] 受信構成要素1702は、第1の延期HARQフィードバック及び第2の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを(例えば、装置1706から)受信し得る。
【0255】
[0263] 送信構成要素1704は、RRC通信、DCI通信、又はMAC-CE通信のうちの少なくとも1つにおいて、延期HARQフィードバックを提供することに関連付けられた構成を(例えば、装置1706へ)送信し得る。
【0256】
[0264] 受信構成要素1702は、第2のアップリンクリソースの後に現れる第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソース内で、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを(例えば、装置1706から)受信し得る。
【0257】
[0265] 受信構成要素1702は、第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを(例えば、装置1706から)受信し得る。
【0258】
[0266]
図17に示される構成要素の数及び配置は、一例として提供される。実際には、
図17に示される構成要素と比べて、追加の構成要素、より少ない構成要素、異なる構成要素、又は異なるように配置された構成要素があり得る。更に、
図17に示される2つ以上の構成要素が、単一の構成要素内に実装され得るか、又は
図17に示される単一の構成要素が、複数の分散された構成要素として実装され得る。追加又は代替として、
図17に示される(1つ又は複数の)構成要素のセットは、
図17に示される構成要素の別のセットによって実行されるものとして説明する1つ又は複数の機能を実行し得る。
【0259】
[0267]
図18は、ワイヤレス通信のための例示的な装置1800のブロック図である。装置1800は、基地局であり得るか、又は基地局が装置1800を含み得る。いくつかの態様では、装置1800は、(例えば、1つ若しくは複数のバス又は1つ若しくは複数の他の構成要素を介して)互いと通信していてもよい、受信構成要素1802及び送信構成要素1804を含む。示すように、装置1800は、受信構成要素1802と送信構成要素1804とを使用して、別の装置1806(UE、基地局、又は別のワイヤレス通信デバイスなど)と通信し得る。更に示すように、装置1800は通信マネージャ150を含み得る。
【0260】
[0268] いくつかの態様では、装置1800は、
図3~
図8に関して本明細書で説明した1つ又は複数の動作を実行するように構成され得る。追加又は代替として、装置1800は、
図13のプロセス1300など、本明細書で説明した1つ又は複数のプロセスを実行するように構成され得る。いくつかの態様では、装置1800又は
図18に示される1つ若しくは複数の構成要素は、
図2に関して説明した基地局の1つ又は複数の構成要素を含み得る。追加又は代替として、
図18に示される1つ又は複数の構成要素は、
図2に関して説明した1つ又は複数の構成要素内で実装され得る。追加又は代替として、構成要素のセットのうちの1つ又は複数の構成要素は、メモリ内に記憶されたソフトウェアとして少なくとも部分的に実装されてもよい。例えば、構成要素(又は、構成要素の一部分)は、非一時的コンピュータ可読媒体内に記憶され、かつ構成要素の機能又は動作を実施するようにコントローラ又はプロセッサによって実行可能な、命令又はコードとして実装され得る。
【0261】
[0269] 受信構成要素1802は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置1806から受信し得る。受信構成要素1802は、受信された通信を装置1800の1つ又は複数の他の構成要素に提供し得る。いくつかの態様では、受信構成要素1802は、受信された通信に対して信号処理(他の例の中でもとりわけ、フィルタリング、増幅、復調、アナログデジタル変換、逆多重化、デインターリービング、デマッピング、等化、干渉キャンセル、又は復号など)を実行し得、処理された信号を装置1800の1つ又は複数の他の構成要素に提供し得る。いくつかの態様では、受信構成要素1802は、
図2に関して説明された基地局の、1つ若しくは複数のアンテナ、モデム、復調器、MIMO検出器、受信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0262】
[0270] 送信構成要素1804は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置1806に送信し得る。いくつかの態様では、装置1800の1つ又は複数の他の構成要素は、通信を生成し得、生成された通信を装置1806への送信のために送信構成要素1804に提供し得る。いくつかの態様では、送信構成要素1804は、生成された通信に対して信号処理(他の例の中でもとりわけ、フィルタリング、増幅、変調、デジタルアナログ変換、多重化、インターリービング、マッピング、又は符号化など)を実行し得、処理された信号を装置1806に送信し得る。いくつかの態様では、送信構成要素1804は、
図2に関して説明された基地局の、1つ若しくは複数のアンテナ、モデム、変調器、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの態様では、送信構成要素1804は、トランシーバにおいて受信構成要素1802と併置され得る。
【0263】
[0271] 送信構成要素1804は第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を(例えば、装置1806へ)送信し得る。受信構成要素1802は、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを(例えば、装置1806から)受信し得る。
【0264】
[0272] 受信構成要素1802は、延期HARQフィードバックと共に、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース又は第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースのうちの少なくとも一方内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを(例えば、装置1806から)受信し得る。
【0265】
[0273] 受信構成要素1802は、第1の延期HARQフィードバック及び第2の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを(例えば、装置1806から)受信し得る。
【0266】
[0274] 送信構成要素1804は、RRC)通信、DCI通信、又はMAC-CE通信のうちの少なくとも1つにおいて、延期HARQフィードバックを提供することに関連付けられた構成を(例えば、装置1806へ)送信し得る。
【0267】
[0275] 受信構成要素1802は、第1のアップリンクリソースの後の第3のアップリンクリソース内で、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを(例えば、装置1806から)受信し得る。
【0268】
[0276] 受信構成要素1802は、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを(例えば、装置1806から)受信し得る。
【0269】
[0277]
図18に示される構成要素の数及び配置は、一例として提供される。実際には、
図18に示される構成要素と比べて、追加の構成要素、より少ない構成要素、異なる構成要素、又は異なるように配置された構成要素があり得る。更に、
図18に示される2つ以上の構成要素が、単一の構成要素内に実装され得るか、又は
図18に示される単一の構成要素が、複数の分散された構成要素として実装され得る。追加又は代替として、
図18に示される(1つ又は複数の)構成要素のセットは、
図18に示される構成要素の別のセットによって実行されるものとして説明する1つ又は複数の機能を実行し得る。
【0270】
[0278] 以下は、本開示のいくつかの態様の概要を提供する。
【0271】
[0279] 態様1:ワイヤレス通信装置によって実行される方法であって、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信することと、延期HARQフィードバックがアップリンクリソース内の利用可能サイズを超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックをドロップすることと、を含む、方法。
【0272】
[0280] 態様2:延期HARQフィードバックが、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンクリソースと第1のコンポーネントキャリア上の別のアップリンクリソースとの間の衝突に少なくとも部分的に基づいて、第2のコンポーネントキャリア上のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリア上の別のアップリンクリソースから延期される、態様1に記載の方法。
【0273】
[0281] 態様3:準静的PUCCHセルパターンに関連して、ダウンリンク通信を受信した後に、及び第2のコンポーネントキャリア上のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリアから第2のコンポーネントキャリアへのキャリア切り替えを実行することを更に含む、態様1又は2に記載の方法。
【0274】
[0282] 態様4:アップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを更に含む、態様1~3のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0275】
[0283] 態様5:アップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックをドロップすることを更に含む、態様1~4のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0276】
[0284] 態様6:延期HARQフィードバックをドロップすることが、延期HARQフィードバックに関連付けられたビット量が、延期HARQフィードバックに関連付けられたアップリンクリソース内の利用可能ビット量を超えることに少なくとも部分的に基づいて、延期HARQフィードバックをドロップすることを含む、態様1~5のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0277】
[0285] 態様7:延期HARQフィードバックをドロップすることが、RRC通信、DCI通信、又はMAC-CE通信のうちの少なくとも1つにおいて受信された構成に少なくとも部分的に基づいて、延期HARQフィードバックをドロップすることを含む、態様1~6のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0278】
[0286] 態様8:第2のコンポーネントキャリアがターゲットPUCCHキャリアに関連付けられ、アップリンクリソースがターゲットPUCCHキャリア上のターゲットスロット内に含まれる、態様1~7のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0279】
[0287] 態様9:延期HARQフィードバックが延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを含み、第2のコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックをドロップすることが、第2のコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットをドロップすることを含む、態様1~8のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0280】
[0288] 態様10:アップリンクリソースの後の別のアップリンクリソース内で、第1のコンポーネントキャリア又は第2のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも一方上で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを送信することを更に含む、態様9に記載の方法。
【0281】
[0289] 態様11:アップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックをドロップすることを更に含む、態様9に記載の方法。
【0282】
[0290] 態様12:アップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックをドロップすることを更に含む、態様9に記載の方法。
【0283】
[0291] 態様13:延期HARQフィードバックが延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを含み、第2のコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックをドロップすることが、ダウンリンク通信又は別のダウンリンク通信のうちの少なくとも一方と衝突した延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの量が閾値を満たすことに少なくとも部分的に基づいて、第2のコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットをドロップすることを含む、態様1~12のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0284】
[0292] 態様14:Aワイヤレス通信装置によって実行される方法であって、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信することと、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信することと、を含む、方法。このような態様では、第1のアップリンクリソースは第2のコンポーネントキャリア上にあり得る。更に、このような態様では、ワイヤレス通信装置は、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信し得る。
【0285】
[0293] 態様15:延期HARQフィードバックが、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンクリソースと第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースとの間の衝突に少なくとも部分的に基づいて、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース及び第2のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースから延期される、態様14に記載の方法。
【0286】
[0294] 態様16:準静的PUCCHセルパターンに関連して、ダウンリンク通信を受信した後に、及び第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリアから第2のコンポーネントキャリアへのキャリア切り替えを実行することを更に含む、態様14又は15に記載の方法。このような態様では、キャリア切り替えは第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース及び第2のアップリンクリソースの前に実行され得る。
【0287】
[0295] 態様17:第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを更に含む、態様14~16のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0288】
[0296] 態様18:延期HARQフィードバックが、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックを含み、本方法が、第1の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックを送信することを更に含む、態様14~17のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0289】
[0297] 態様19:第1の延期HARQフィードバック及び第2の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを更に含む、態様18に記載の方法。
【0290】
[0298] 態様20:延期HARQフィードバックが第2のコンポーネントキャリア上で送信されるまで、第1のコンポーネントキャリア上にとどまることを更に含む、態様14~19のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0291】
[0299] 態様21:延期HARQフィードバックを送信することが、延期HARQフィードバックに関連付けられたビット量が、延期HARQフィードバックに関連付けられた第1のアップリンクリソース内の利用可能ビット量を超えることに少なくとも部分的に基づいて、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することを含む、態様14~21のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0292】
[0300] 態様22:第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することが、RRC通信、DCI通信、又はMAC-CE通信のうちの少なくとも1つにおいて受信された構成に少なくとも部分的に基づいて、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することを含む、態様14~22のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0293】
[0301] 態様23:第2のコンポーネントキャリアがターゲットPUCCHキャリアに関連付けられ、第1のアップリンクリソースがターゲットPUCCHキャリア上の第1のターゲットスロット内に含まれ、第2のアップリンクリソースがターゲットPUCCHキャリア上の第2のターゲットスロット内に含まれる、態様14~22のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0294】
[0302] 態様24:延期HARQフィードバックが延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを含み、第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することが、第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットを送信することを含む、態様14~23のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0295】
[0303] 態様25:第2のアップリンクリソースの後に現れる第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソース内で、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを送信することを更に含む、態様24に記載の方法。
【0296】
[0304] 態様26:延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットをドロップすることを更に含む、態様24又は25に記載の方法。
【0297】
[0305] 態様27:第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを送信することを更に含む、態様24に記載の方法。
【0298】
[0306] 態様28:延期HARQフィードバックの複数の繰り返しが、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックの第1の複数の繰り返しを含み、本方法が、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットと共に第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックの第2の複数の繰り返しの少なくともサブセットを送信することを更に含む、態様24~27のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0299】
[0307] 態様29:ワイヤレス通信装置によって実行される方法であって、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を受信することと、延期HARQフィードバックが第1のアップリンクリソース内の閾値を超えることに関連して、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを送信することと、を含む、方法。
【0300】
[0308] 態様30:延期HARQフィードバックが、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンクリソースと第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースとの間の衝突に少なくとも部分的に基づいて、第1のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース及び第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースから延期される、態様29に記載の方法。
【0301】
[0309] 態様31:準静的PUCCHセルパターンに関連して、ダウンリンク通信を受信した後に、及び第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリアから第2のコンポーネントキャリアへの第1のキャリア切り替えを実行することと、準静的PUCCHセルパターンに関連して、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に、及び第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースの前に、第2のコンポーネントキャリアから第1のコンポーネントキャリアへの第2のキャリア切り替えを実行することと、を更に含む、態様29又は30に記載の方法。
【0302】
[0310] 態様32:延期HARQフィードバックと共に、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース又は第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースのうちの少なくとも一方内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを更に含む、態様29~31のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0303】
[0311] 態様33:延期HARQフィードバックが、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックを含み、本方法が、第1の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックを送信することを更に含む、態様29~33のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0304】
[0312] 態様34:第1の延期HARQフィードバック及び第2の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを送信することを更に含む、態様33に記載の方法。
【0305】
[0313] 態様35:延期HARQフィードバックを送信することが、延期HARQフィードバックに関連付けられたビット量が、延期HARQフィードバックに関連付けられた第1のアップリンクリソース内の利用可能ビット量を超えたことに少なくとも部分的に基づいて、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することを含む、態様29~35のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0306】
[0314] 態様36:第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することが、RRC通信、DCI通信、又はMAC-CE通信のうちの少なくとも1つにおいて受信された構成に少なくとも部分的に基づいて、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することを含む、態様29~35のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0307】
[0315] 態様37:延期HARQフィードバックが延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを含み、第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを送信することが、第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットを送信することを含む、態様29~36のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0308】
[0316] 態様38:第1のアップリンクリソースの後の第3のアップリンクリソース内で、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを送信することを更に含む、態様37に記載の方法。
【0309】
[0317] 態様39:延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットをドロップすることを更に含む、態様37又は38に記載の方法。
【0310】
[0318] 態様40:第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを送信することを更に含む、態様37~39のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0311】
[0319] 態様41:延期HARQフィードバックの複数の繰り返しが、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックの第1の複数の繰り返しを含み、本方法が、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットと共に第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックの第2の複数の繰り返しの少なくともサブセットを送信することを更に含む、態様29~40のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0312】
[0320] 態様42:Aワイヤレス通信装置によって実行される方法であって、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信することと、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信することと、を含む、方法。
【0313】
[0321] 態様43:延期HARQフィードバックが、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンクリソースと第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースとの間の衝突に少なくとも部分的に基づいて、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース及び第2のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースから延期される、態様42に記載の方法。
【0314】
[0322] 態様44:第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを受信することを更に含む、態様42又は44に記載の方法。
【0315】
[0323] 態様45:延期HARQフィードバックが、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックを含み、本方法が、第1の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックを受信することを更に含む、態様42~44のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0316】
[0324] 態様46:第1の延期HARQフィードバック及び第2の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを受信することを更に含む、態様45のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0317】
[0325] 態様47:延期HARQフィードバックを受信することが、延期HARQフィードバックに関連付けられたビット量が、延期HARQフィードバックに関連付けられた第1のアップリンクリソース内の利用可能ビット量を超えることに少なくとも部分的に基づいて、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを受信することを含む、態様42~46のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0318】
[0326] 態様48:RRC通信、DCI通信、又はMAC-CE通信のうちの少なくとも1つにおいて、延期HARQフィードバックを提供することに関連付けられた構成を送信することを更に含む、態様42~47のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0319】
[0327] 態様49:第2のコンポーネントキャリアがターゲット物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)キャリアに関連付けられ、第1のアップリンクリソースがターゲットPUCCHキャリア上の第1のターゲットスロット内に含まれ、第2のアップリンクリソースがターゲットPUCCHキャリア上の第2のターゲットスロット内に含まれる、態様42~48のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0320】
[0328] 態様50:延期HARQフィードバックが延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを含み、第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを受信することが、第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットを受信することを含む、態様42~50のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0321】
[0329] 態様51:第2のアップリンクリソースの後に現れる第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソース内で、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを受信することを更に含む、態様50に記載の方法。
【0322】
[0330] 態様52:第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを受信することを更に含む、態様50又は51に記載の方法。
【0323】
[0331] 態様53:延期HARQフィードバックの複数の繰り返しが、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックの第1の複数の繰り返しを含み、本方法が、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットと共に第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックの第2の複数の繰り返しの少なくともサブセットを受信することを更に含む、態様50~52のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0324】
[0332] 態様54:Aワイヤレス通信装置によって実行される方法であって、第1のコンポーネントキャリア上でダウンリンク通信を送信することと、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、ダウンリンク通信に関連付けられた延期HARQフィードバックを受信することと、を含む、方法。
【0325】
[0333] 態様55:延期HARQフィードバックが、第1のコンポーネントキャリア上のダウンリンクリソースと第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースとの間の衝突に少なくとも部分的に基づいて、第1のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース及び第2のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースの前に、第1のコンポーネントキャリア上の第3のアップリンクリソースから延期される、態様54に記載の方法。
【0326】
[0334] 態様56:延期HARQフィードバックと共に、第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース又は第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソースのうちの少なくとも一方内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを受信することを更に含む、態様54又は55に記載の方法。
【0327】
[0335] 態様57:延期HARQフィードバックが、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックを含み、本方法が、第1の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックを受信することを更に含む、態様54~56のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0328】
[0336] 態様58:第1の延期HARQフィードバック及び第2の延期HARQフィードバックと共に第2のアップリンクリソース内で、第3のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックを受信することを更に含む、態様57に記載の方法。
【0329】
[0337] 態様59:延期HARQフィードバックを受信することが、延期HARQフィードバックに関連付けられたビット量が、延期HARQフィードバックに関連付けられた第1のアップリンクリソース内の利用可能ビット量を超えたことに少なくとも部分的に基づいて、第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを受信することを含む、態様54~58のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0330】
[0338] 態様60:RRC通信、DCI通信、又はMAC-CE通信のうちの少なくとも1つにおいて、延期HARQフィードバックを提供することに関連付けられた構成を送信することを更に含む、態様54~60のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0331】
[0339] 態様61:延期HARQフィードバックが延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを含み、第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックを受信することが、第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットを受信することを含む、態様54~60のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0332】
[0340] 態様62:第1のアップリンクリソースの後の第3のアップリンクリソース内で、第1のアップリンクリソースの後に現れる第2のコンポーネントキャリア上で延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの別のサブセットを受信することを更に含む、態様61に記載の方法。
【0333】
[0341] 態様63:第2のコンポーネントキャリア上の第1のアップリンクリソース内で、別のダウンリンク通信に関連付けられた非延期HARQフィードバックの複数の繰り返しを受信することを更に含む、態様61又は62に記載の方法。
【0334】
[0342] 態様64:延期HARQフィードバックの複数の繰り返しが、第1のダウンリンク通信に関連付けられた第1の延期HARQフィードバックの第1の複数の繰り返しを含み、本方法が、延期HARQフィードバックの複数の繰り返しの少なくともサブセットと共に第1のコンポーネントキャリア上の第2のアップリンクリソース内で、第2のダウンリンク通信に関連付けられた第2の延期HARQフィードバックの第2の複数の繰り返しの少なくともサブセットを受信することを更に含む、態様54~63のうちの1つ又は複数に記載の方法。
【0335】
[0343] 態様65:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリ内に記憶された命令とを含み、命令が、装置に態様1~13のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行させるためにプロセッサによって実行可能である、装置。
【0336】
[0344] 態様66:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つ又は複数のプロセッサとを含み、1つ又は複数のプロセッサが、態様1~13のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行するように構成されている、デバイス。
【0337】
[0345] 態様67:態様1~13のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行するための少なくとも1つの手段を含む、ワイヤレス通信のための装置。
【0338】
[0346] 態様68:ワイヤレス通信のためのコードであって、コードが、態様1~13のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行するためにプロセッサによって実行可能である命令を含む、コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体。
【0339】
[0347] 態様69:ワイヤレス通信のための命令のセットであって、命令のセットが、デバイスの1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様1~13のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行させる1つ又は複数の命令を含む、命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体。
【0340】
[0348] 態様70:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリ内に記憶された命令とを含み、命令が、装置に態様14~28のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行させるためにプロセッサによって実行可能である、装置。
【0341】
[0349] 態様71:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つ又は複数のプロセッサとを含み、1つ又は複数のプロセッサが、態様14~28のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行するように構成されている、デバイス。
【0342】
[0350] 態様72:態様14~28のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行するための少なくとも1つの手段を含む、ワイヤレス通信のための装置。
【0343】
[0351] 態様73:ワイヤレス通信のためのコードであって、コードが、態様14~28のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行するためにプロセッサによって実行可能である命令を含む、コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体。
【0344】
[0352] 態様74:ワイヤレス通信のための命令のセットであって、命令のセットが、デバイスの1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様14~28のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行させる1つ又は複数の命令を含む、命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体。
【0345】
[0353] 態様75:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリ内に記憶された命令とを含み、命令が、装置に態様29~41のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行させるためにプロセッサによって実行可能である、装置。
【0346】
[0354] 態様76:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つ又は複数のプロセッサとを含み、1つ又は複数のプロセッサが、態様29~41のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行するように構成されている、デバイス。
【0347】
[0355] 態様77:態様29~41のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行するための少なくとも1つの手段を含む、ワイヤレス通信のための装置。
【0348】
[0356] 態様78:ワイヤレス通信のためのコードであって、コードが、態様29~41のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行するためにプロセッサによって実行可能である命令を含む、コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体。
【0349】
[0357] 態様79:ワイヤレス通信のための命令のセットであって、命令のセットが、デバイスの1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様29~41のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行させる1つ又は複数の命令を含む、命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体。
【0350】
[0358] 態様80:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリ内に記憶された命令とを含み、命令が、装置に態様42~52のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行させるためにプロセッサによって実行可能である、装置。
【0351】
[0359] 態様81:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つ又は複数のプロセッサとを含み、1つ又は複数のプロセッサが、態様42~53のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行するように構成されている、デバイス。
【0352】
[0360] 態様82:態様42~53のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行するための少なくとも1つの手段を含む、ワイヤレス通信のための装置。
【0353】
[0361] 態様83:ワイヤレス通信のためのコードであって、コードが、態様42~53のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行するためにプロセッサによって実行可能である命令を含む、コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体。
【0354】
[0362] 態様84:ワイヤレス通信のための命令のセットであって、命令のセットが、デバイスの1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様42~53のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行させる1つ又は複数の命令を含む、命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体。
【0355】
[0363] 態様85:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリ内に記憶された命令とを含み、命令が、装置に態様54~64のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行させるためにプロセッサによって実行可能である、装置。
【0356】
[0364] 態様86:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つ又は複数のプロセッサとを含み、1つ又は複数のプロセッサが、態様54~64のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行するように構成されている、デバイス。
【0357】
[0365] 態様87:態様54~64のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行するための少なくとも1つの手段を含む、ワイヤレス通信のための装置。
【0358】
[0366] 態様88:ワイヤレス通信のためのコードであって、コードが、態様54~64のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行するためにプロセッサによって実行可能である命令を含む、コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体。
【0359】
[0367] 態様89:ワイヤレス通信のための命令のセットであって、命令のセットが、デバイスの1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様54~64のうちの1つ又は複数に記載の方法を実行させる1つ又は複数の命令を含む、命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体。
【0360】
[0368] 上記の開示は、例示及び説明を提供するが、網羅的であること又は態様を開示した厳密な形態に限定することは意図されていない。変更及び変形が、本開示に照らして行われてよく、又は態様の実践から獲得されてもよい。
【0361】
[0369] 本明細書で使用される「構成要素」という用語は、ハードウェア、ファームウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせとして、広く解釈されるものとする。本明細書で使用する「プロセッサ」は、ハードウェア、ファームウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実装される。本明細書で使用する「に基づいて」という句は、「に少なくとも部分的に基づいて」を意味するように広く解釈されるものとする。本明細書で使用されるとき、「閾値を満たすこと」は、文脈に応じて、例の中でも、値が閾値よりも大きいこと、閾値以上であること、閾値よりも小さいこと、閾値以下であること、閾値に等しいこと、又は閾値に等しくないことを指す場合がある。本明細書で使用される際、項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組組み合わせを指す。一例として、「a、b、又はcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a+b、a+c、b+c、及びa+b+cを包含するものとする。
【0362】
[0370] また、本明細書で使用される場合、冠詞「a」及び「an」は、1つ又は複数の項目を含むものとし、「1つ又は複数の」と互換的に使用されることがある。更に、本明細書で使用される場合、冠詞「the」は、冠詞「the」に関して言及される1つ又は複数の項目を含むものとし、「1つ又は複数の」と互換的に使用されてもよい。更に、本明細書で使用する「セット」及び「グループ」という用語は、1つ又は複数の項目(例えば、関連する項目、関連しない項目、関連する項目と関連しない項目との組み合わせ)を含むものとし、「1つ又は複数の」と互換的に使用されてよい。ただ1つの項目が意図されている場合、「ただ1つ」という語句、又は同様の言葉が使用される。また、本明細書で使用するとき、用語「有する(has)」、「有する(を有する)」、「有する(having)」、及び類似の用語は、これらの用語が修飾する要素を限定しないオープンエンド用語であることが意図される(例えば、Aを「有する」要素はBも有し得る)。更に、本明細書で使用される「又は(or)」という用語は、連続して使用されるときには包含的であるものとし、別段に明記されていない限り(例えば、「いずれか(either)」又は「のうちの1つのみ(only one of)」と組み合わせて使用される場合)、「及び/又は(and/or)」と互換的に使用されてもよい。
【0363】
[0371] 本明細書で開示する態様に関して説明する様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、回路及びアルゴリズムプロセスは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又はその両方の組み合わせとして実装され得る。ハードウェアとソフトウェアとの互換性は、概して機能の観点で説明されており、本明細書で説明した様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、及びプロセスに示されている。そのような機能性がハードウェアで実装されるのかそれともソフトウェアで実装されるのかは、特定の適用例及び全体的なシステムに課される設計制約によって決まる。
【0364】
[0372] 本明細書で開示する態様に関して説明した様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、及び回路を実装するために使用されるハードウェア及びデータ処理装置は、汎用シングルチップ若しくはマルチチッププロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)若しくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート若しくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、又は本明細書で説明した機能を実施するように設計されたそれらの任意の組み合わせを用いて実装又は実施され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、あるいは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又は状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つ若しくは複数のマイクロプロセッサ、又は任意の他のそのような構成として実装され得る。いくつかの態様では、特定のプロセス及び方法は、所与の機能に特有の回路によって実行され得る。
【0365】
[0373] 1つ又は複数の態様では、説明した機能は、本明細書で開示する構造及びそれらの構造的均等物を含む、ハードウェア、デジタル電子回路構成、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせで実装され得る。本明細書で説明する主題の態様はまた、データ処理装置によって実行するために、又はデータ処理装置の動作を制御するために、コンピュータ記憶媒体上で符号化された1つ又は複数のコンピュータプログラム(コンピュータプログラム命令の1つ又は複数のモジュールなど)として実装され得る。
【0366】
[0374] ソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、1つ又は複数の命令又はコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されてもよく、又はコンピュータ可読媒体を介して送信されてもよい。本明細書で開示する方法又はアルゴリズムのプロセスは、コンピュータ可読媒体上に存在し得るプロセッサ実行可能ソフトウェアモジュールにおいて実行され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所にコンピュータプログラムを転送することが可能になり得る任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であってよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM若しくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ若しくは他の磁気記憶デバイス、又は命令若しくはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを記憶するために使用され得ると共にコンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含んでよい。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれ得る。本明細書で使用するディスク(Disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)、及びBlu-rayディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。本明細書に記載の媒体の組み合わせも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。追加として、方法又はアルゴリズムの動作は、コード及び命令のうちの1つ又は任意の組み合わせ若しくはセットとして、コンピュータプログラム製品の中に組み込まれ得る機械可読媒体及びコンピュータ可読媒体上に存在してよい。
【0367】
[0375] 本開示で説明する態様に対する様々な変更形態が当業者には容易に明らかになる場合があり、本明細書で定義する一般原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく、他の態様に適用される場合がある。したがって、特許請求の範囲は、本明細書で示されている態様に限定されるものではなく、本開示、本明細書で開示する原理及び新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
【0368】
[0376] 加えて、「上側(upper)」及び「下側(lower)」という用語は図の説明を容易にするために使用されることがあり、適切に配向されたページ上の図の向きに対応する相対的な位置を示し、実装される任意のデバイスの適切な配向を反映しない場合があることを当業者は容易に諒解されよう。
【0369】
[0377] 別個の態様の文脈で本明細書で説明するいくつかの特徴はまた、単一の態様において組み合わせて実装され得る。逆に、単一の態様の文脈で説明する様々な特徴はまた、複数の態様において別々に、又は任意の適切な部分組み合わせにおいて実装され得る。その上、特徴は、いくつかの組み合わせで働くものとして説明されることがあり、そのようなものとして当初は特許請求されることさえあり得るが、特許請求される組み合わせからの1つ又は複数の特徴は、場合によっては、その組み合わせから削除されることがあり、特許請求される組み合わせは、部分組み合わせ又は部分組み合わせの変形形態を対象とすることがある。
【0370】
[0378] 同様に、動作は特定の順序で図面に示されるが、このことは、望ましい結果を達成するために、そのような動作が、示された特定の順序若しくは連続した順序で実施されること、又は示された全ての動作が実施されることを必要とするものとして理解されるべきでない。更に、図面は、1つ又は複数の例示的なプロセスを流れ図の形態で概略的に示すことがある。しかしながら、示されない他の動作が、概略的に図示される例示的なプロセスに組み込まれ得る。例えば、1つ又は複数の追加の動作が、図示した動作のうちのいずれかの前に、その後に、それと同時に、又はそれらの間に実行され得る。いくつかの状況では、マルチタスキング及び並列処理が有利であり得る。更に、説明した態様における様々なシステム構成要素の分離は、全ての態様においてそのような分離を必要とするものとして理解されるべきではなく、説明したプログラム構成要素及びシステムは、一般に、単一のソフトウェア製品において一緒に統合されるか、又は複数のソフトウェア製品にパッケージ化され得ることを理解されたい。加えて、他の態様は以下の特許請求の範囲内に入る。場合によっては、特許請求の範囲に記載されているアクションは、異なる順序で実行される場合があり、依然として望ましい結果を達成することができる。
【国際調査報告】