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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-02-12
(54)【発明の名称】測定レポート報告方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 24/10 20090101AFI20250204BHJP
   H04W 92/18 20090101ALI20250204BHJP
   H04W 72/231 20230101ALI20250204BHJP
   H04W 4/40 20180101ALN20250204BHJP
【FI】
H04W24/10
H04W92/18
H04W72/231
H04W4/40
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024541622
(86)(22)【出願日】2022-01-10
(85)【翻訳文提出日】2024-07-10
(86)【国際出願番号】 CN2022071142
(87)【国際公開番号】W WO2023130479
(87)【国際公開日】2023-07-13
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.3GPP
(71)【出願人】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.018, Floor 8, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100108213
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 豊隆
(72)【発明者】
【氏名】ヤン,シン
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD44
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE22
5K067EE25
5K067HH22
(57)【要約】
本発明の実施例は、動き検出方法、装置、機器及び媒体を開示し、モバイルキャリア検出技術分野に関する。当該方法は、モバイルキャリアにおけるスマートデバイスの現在の姿勢及び前記モバイルキャリアが異なる動き状態における前記スマートデバイスの加速度に基づいて、予めトレーニングされたモデルを検証して、検証されたモデルを予測モデルとするステップと、収集した前記スマートデバイスの加速度を前記予測モデルに入力して、前記モバイルキャリアの予測された動き状態を出力するステップと、を含む。本発明の実施例が提供する動き検出方法、装置、機器及び媒体は、モバイルキャリアの動き状態に対する正確な決定を実現する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
測定レポート報告方法であって、第1の端末に適用され、
サイドリンク発見基準信号受信電力(SD-RSRP)とサイドリンク通信信号受信電力(SL-RSRP)とを取得するステップと、
前記SD-RSRPと前記SL-RSRPとに基づいて、基地局に測定レポートを送信することを決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする測定レポート報告方法。
【請求項2】
前記SD-RSRPと前記SL-RSRPとに基づいて、基地局に測定レポートを送信することを決定するステップは、
前記SD-RSRPと前記SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定し、基地局に測定レポートを送信するステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の測定レポート報告方法。
【請求項3】
前記進入条件が満たされると決定し、基地局に測定レポートを送信するステップは、
前記進入条件が満たされる継続時間長が第1の時間閾値を超えることに応答して、前記進入条件が満たされるセルを記録し、基地局に前記測定レポートを送信することを決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の測定レポート報告方法。
【請求項4】
前記SD-RSRPと前記SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するステップと、
前記第1のオフセット値と、前記第2のオフセット値と、前記第1の閾値と、前記第2の閾値と、前記SD-RSRPと、前記SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の測定レポート報告方法。
【請求項5】
前記第1のオフセット値と、前記第2のオフセット値と、前記第1の閾値と、前記第2の閾値と、前記SD-RSRPと、前記SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
前記SL-RSRPに前記第1のオフセット値を加算した値が前記第1の閾値より小さいか、又は前記SD-RSRPに前記第2のオフセット値を加算した値が前記第2の閾値より小さい場合、進入条件が満たされると決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項4に記載の測定レポート報告方法。
【請求項6】
前記第1のオフセット値と、前記第2のオフセット値と、前記第1の閾値と、前記第2の閾値と、前記SD-RSRPと、前記SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
前記SL-RSRPに前記第1のオフセット値を加算した値が前記第1の閾値より大きいか、又は前記SD-RSRPに前記第2のオフセット値を加算した値が前記第2の閾値より大きい場合、進入条件が満たされると決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項4に記載の測定レポート報告方法。
【請求項7】
前記第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するステップは、
第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、
前記サイドリンクRRCメッセージに基づいて、前記第1のオフセット値、前記第2のオフセット値、前記第1の閾値、及び前記第2の閾値を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項4~6のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項8】
前記方法は、
発見信号伝送に使用されるリソースプールに基づいて、前記第2のオフセット値と前記第2の閾値とを決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項3~5のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項9】
前記発見信号伝送に使用可能なリソースプールは複数であり、各リソースプールは、1つの前記第2の閾値に対応する、
ことを特徴とする請求項8に記載の測定レポート報告方法。
【請求項10】
前記方法は、
前記第1の閾値と第4のオフセット値を決定し、前記第2の閾値が前記第1の閾値と前記第4のオフセット値との合計であると決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項3~5のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項11】
前記SD-RSRPと前記SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
第3のオフセット値と第3の閾値とを決定し、第1の端末とセルの第1のチャネル測定結果を取得するステップと、
前記第3のオフセット値と、前記第3の閾値と、前記第1のチャネル測定結果とに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の測定レポート報告方法。
【請求項12】
前記第3のオフセット値と、前記第3の閾値と、前記第1のチャネル測定結果とに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
前記第1のチャネル測定結果に前記第3のオフセット値を加算した値が前記第3の閾値より大きい場合、進入条件が満たされると決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の測定レポート報告方法。
【請求項13】
前記第3のオフセット値と、前記第3の閾値と、前記第1のチャネル測定結果とに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
前記第1のチャネル測定結果に前記第3のオフセット値を加算した値が前記第3の閾値より小さい場合、進入条件が満たされると決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の測定レポート報告方法。
【請求項14】
前記第3のオフセット値と第3の閾値とを決定するステップは、
第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、
前記サイドリンクRRCメッセージに基づいて、前記第3のオフセット値と前記第3の閾値を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項11~13のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項15】
前記SD-RSRPと前記SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するステップ、及び第1の端末とセルの第1のチャネル測定結果を取得するステップと、
前記第1のオフセット値と、前記第2のオフセット値と、前記第1の閾値と、前記第2の閾値と、前記第3のオフセット値と、前記第3の閾値と、前記第1のチャネル測定結果と、前記SD-RSRPと、前記SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の測定レポート報告方法。
【請求項16】
前記第1のオフセット値と、前記第2のオフセット値と、前記第1の閾値と、前記第2の閾値と、前記第3のオフセット値と、前記第3の閾値と、前記第1のチャネル測定結果と、前記SD-RSRPと、前記SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
前記SL-RSRPに前記第1のオフセット値を加算した値が前記第1の閾値より小さいか、又は前記SD-RSRPに前記第2のオフセット値を加算した値が前記第2の閾値より小さく、且つ前記第1のチャネル測定結果に前記第3のオフセット値を加算した値が前記第3の閾値より大きい場合、進入条件が満たされると決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項15に記載の測定レポート報告方法。
【請求項17】
前記第1のオフセット値と、前記第2のオフセット値と、前記第1の閾値と、前記第2の閾値と、前記第3のオフセット値と、前記第3の閾値と、前記第1のチャネル測定結果と、前記SD-RSRPと、前記SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
前記SL-RSRPに前記第1のオフセット値を加算した値が前記第1の閾値より大きいか、又は前記SD-RSRPに前記第2のオフセット値を加算した値が前記第2の閾値より大きく、且つ前記第1のチャネル測定結果に前記第3のオフセット値を加算した値が前記第3の閾値より小さい場合、進入条件が満たされると決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項15に記載の測定レポート報告方法。
【請求項18】
前記第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するステップは、
第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、
前記サイドリンクRRCメッセージに基づいて、前記第1のオフセット値、前記第2のオフセット値、前記第1の閾値、前記第2の閾値、前記第3のオフセット値、及び前記第3の閾値を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項15~17のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項19】
前記第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するステップは、
基地局のRRCメッセージを受信するステップと、
前記RRCメッセージに基づいて、前記第1のオフセット値、前記第2のオフセット値、前記第1の閾値、前記第2の閾値、前記第3のオフセット値、及び前記第3の閾値を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項15~17のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項20】
前記方法は、
発見信号伝送に使用されるリソースプールに基づいて、前記第2のオフセット値と前記第2の閾値とを決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項15~17のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項21】
前記発見信号伝送に使用可能なリソースプールは複数であり、各リソースプールは、1つの前記第2の閾値に対応する、
ことを特徴とする請求項20に記載の測定レポート報告方法。
【請求項22】
前記方法は、
前記第2のオフセット値が前記第1のオフセット値に等しいこと、及び/又は前記第2の閾値が前記第1の閾値に等しいことを決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項15~17のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項23】
前記方法は、
前記第1の閾値と第4のオフセット値を決定し、前記第2の閾値が前記第1の閾値と前記第4のオフセット値との合計であると決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項15~17のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項24】
前記測定レポートは、前記進入条件が満たされるセル又は第1の端末を含む、
ことを特徴とする請求項2~23のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項25】
前記測定レポートには、前記SD-RSRP、前記SL-RSRP、及び前記第1のチャネル測定結果が運ばれる、
ことを特徴とする請求項11~23のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項26】
前記方法は、
前記SD-RSRPと前記SL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1~25のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項27】
前記方法は、前記離脱条件が満たされる継続時間長が第2の時間閾値を超えることに応答して、記録された前記進入条件が満たされるセル又は第1の端末が存在する場合、記録された前記進入条件が満たされるセル又は第1の端末を削除するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項26に記載の測定レポート報告方法。
【請求項28】
前記SD-RSRPと前記SL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定するステップは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するステップと、
前記第1のオフセット値と、前記第2のオフセット値と、前記第1の閾値と、前記第2の閾値と、前記SD-RSRPと、前記SL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項26又は27に記載の測定レポート報告方法。
【請求項29】
前記第1のオフセット値と、前記第2のオフセット値と、前記第1の閾値と、前記第2の閾値と、前記SD-RSRPと、前記SL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定するステップは、
前記SL-RSRPから前記第1のオフセット値を減算した値が前記第1の閾値より大きいか、又は前記SD-RSRPから前記第2のオフセット値を減算した値が前記第2の閾値より大きい場合、離脱条件が満たされると決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項28に記載の測定レポート報告方法。
【請求項30】
前記第1のオフセット値と、前記第2のオフセット値と、前記第1の閾値と、前記第2の閾値と、前記SD-RSRPと、前記SL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定するステップは、
前記SL-RSRPから前記第1のオフセット値を減算した値が前記第1の閾値より小さいか、又は前記SD-RSRPから前記第2のオフセット値を減算した値が前記第2の閾値より小さい場合、離脱条件が満たされると決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項28に記載の測定レポート報告方法。
【請求項31】
前記第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するステップは、
第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、
前記サイドリンクRRCメッセージに基づいて、前記第1のオフセット値、前記第2のオフセット値、前記第1の閾値、及び前記第2の閾値を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項28~30のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項32】
前記方法は、
発見信号伝送に使用されるリソースプールに基づいて、前記第2のオフセット値と前記第2の閾値とを決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項28~30のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項33】
前記発見信号伝送に使用可能なリソースプールは複数であり、各リソースプールは、1つの前記第2の閾値に対応する、
ことを特徴とする請求項32に記載の測定レポート報告方法。
【請求項34】
前記方法は、
前記第1の閾値と第4のオフセット値を決定し、前記第2の閾値が前記第1の閾値と前記第4のオフセット値との合計であると決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項28~30のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項35】
前記SD-RSRPと前記SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
第3のオフセット値と第3の閾値とを決定し、第1の端末とセルの第1のチャネル測定結果を取得するステップと、
前記第3のオフセット値と、前記第3の閾値と、前記第1のチャネル測定結果とに基づいて、離脱条件が満たされると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項26又は27に記載の測定レポート報告方法。
【請求項36】
前記第3のオフセット値と、前記第3の閾値と、前記第1のチャネル測定結果とに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
前記第1のチャネル測定結果から前記第3のオフセット値を減算した値が前記第3の閾値より小さい場合、離脱条件が満たされると決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項35に記載の測定レポート報告方法。
【請求項37】
前記第3のオフセット値と、前記第3の閾値と、前記第1のチャネル測定結果とに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
前記第1のチャネル測定結果から前記第3のオフセット値を減算した値が前記第3の閾値より大きい場合、離脱条件が満たされると決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項35に記載の測定レポート報告方法。
【請求項38】
前記第3のオフセット値と第3の閾値とを決定するステップは、
第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、
前記サイドリンクRRCメッセージに基づいて、前記第3のオフセット値と前記第3の閾値を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項35~37のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項39】
前記SD-RSRPと前記SL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定するステップは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するステップ、及び第1の端末とセルの第1のチャネル測定結果を取得するステップと、
前記第1のオフセット値と、前記第2のオフセット値と、前記第1の閾値と、前記第2の閾値と、前記第3のオフセット値と、前記第3の閾値と、前記第1のチャネル測定結果とに基づいて、離脱条件が満たされると決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項26又は27に記載の測定レポート報告方法。
【請求項40】
前記第1のオフセット値と、前記第2のオフセット値と、前記第1の閾値と、前記第2の閾値と、前記第3のオフセット値と、前記第3の閾値と、前記第1のチャネル測定結果とに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
前記SL-RSRPから前記第1のオフセット値を減算した値が前記第1の閾値より大きいか、又は前記SD-RSRPから前記第2のオフセット値を減算した値が前記第2の閾値より大きく、且つ前記第1のチャネル測定結果から前記第3のオフセット値を減算した値が前記第3の閾値より小さい場合、離脱条件が満たされると決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項39に記載の測定レポート報告方法。
【請求項41】
前記第1のオフセット値と、前記第2のオフセット値と、前記第1の閾値と、前記第2の閾値と、前記第3のオフセット値と、前記第3の閾値と、前記第1のチャネル測定結果とに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
前記SL-RSRPから前記第1のオフセット値を減算した値が前記第1の閾値より小さいか、又は前記SD-RSRPから前記第2のオフセット値を減算した値が前記第2の閾値より小さい場合、且つ前記第1のチャネル測定結果から前記第3のオフセット値を減算した値が前記第3の閾値より大きい場合、離脱条件が満たされると決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項39に記載の測定レポート報告方法。
【請求項42】
前記第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するステップは、
第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、
前記サイドリンクRRCメッセージに基づいて、前記第1のオフセット値、前記第2のオフセット値、前記第1の閾値、前記第2の閾値、前記第3のオフセット値、及び前記第3の閾値を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項39~41のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項43】
前記第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するステップは、
基地局のRRCメッセージを受信するステップと、
前記RRCメッセージに基づいて、前記第1のオフセット値、前記第2のオフセット値、前記第1の閾値、前記第2の閾値、前記第3のオフセット値、及び前記第3の閾値を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項39~42のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項44】
前記方法は、
発見信号伝送に使用されるリソースプールに基づいて、前記第2のオフセット値と前記第2の閾値とを決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項39~42のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項45】
前記発見信号伝送に使用可能なリソースプールは複数であり、各リソースプールは、1つの前記第2の閾値に対応する、
ことを特徴とする請求項44に記載の測定レポート報告方法。
【請求項46】
前記方法は、
前記第1の閾値と第4のオフセット値を決定し、前記第2の閾値が前記第1の閾値と前記第4のオフセット値との合計であると決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項39~42のいずれかに記載の測定レポート報告方法。
【請求項47】
測定レポート報告方法であって、第2の端末に適用され、
第1の端末にサイドリンクRRCメッセージを送信するステップを含み、前記サイドリンクRRCメッセージは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値と、
第3のオフセット値及び第3の閾値と、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値と、のうちの任意の1つを含む、
ことを特徴とする測定レポート報告方法。
【請求項48】
前記方法は、
SD-RSRPとSL-RSRPとの差に基づいて、決定前記第2のオフセット値をさらに含む、
ことを特徴とする請求項52に記載の測定レポート報告方法。
【請求項49】
測定レポート報告方法であって、前記方法は基地局に適用され、
第1の端末にRRCメッセージを送信するステップを含み、前記RRCメッセージは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値と、
第3のオフセット値及び第3の閾値と、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値と、のうちの任意の1つを含む、
ことを特徴とする測定レポート報告方法。
【請求項50】
測定レポート報告装置であって、
SD-RSRPとSL-RSRPとを取得するためのデータ取得モジュールと、
前記SD-RSRPと前記SL-RSRPとに基づいて、基地局に測定レポートを送信することを決定するための第1の送信モジュールと、を含む、
ことを特徴とする測定レポート報告装置。
【請求項51】
測定レポート報告装置であって、
第1の端末にサイドリンクRRCメッセージを送信するための第2の送信モジュールを含み、
前記サイドリンクRRCメッセージは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値と、
第3のオフセット値及び第3の閾値と、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値と、のうちの任意の1つを含む、
ことを特徴とする測定レポート報告装置。
【請求項52】
測定レポート報告装置であって、
第1の端末にRRCメッセージを送信するための第3の送信モジュールを含み、
前記RRCメッセージは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値と、
第3のオフセット値及び第3の閾値と、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値と、のうちの任意の1つを含む、
ことを特徴とする測定レポート報告装置。
【請求項53】
通信装置であって、
前記装置は、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリにコンピュータプログラムが記憶され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行して、前記装置に請求項1~46のいずれかに記載の方法を実行させるか、又は前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行して、前記装置に請求項47又は48に記載の方法を実行させるか、又は前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行して、前記装置に請求項49に記載の方法を実行させる、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項54】
通信装置であって、
プロセッサとインタフェース回路とを含み、
前記インタフェース回路は、コード命令を受信して前記プロセッサに伝送し、
前記プロセッサは、前記コード命令を実行して請求項1~46のいずれかに記載の方法を実行するか、又は前記コード命令を実行して請求項47又は48に記載の方法を実行するか、又は前記コード命令を実行して請求項49に記載の方法を実行する、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項55】
命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記命令が実行される場合、請求項1~46のいずれかに記載の方法が実現されるか、又は、前記命令が実行される場合、請求項47又は48に記載の方法が実現されるか、又は、前記命令が実行される場合、請求項49に記載の方法を実行される、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、通信技術分野に関し、特に、測定レポート報告方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
第3世代パートナーシップ計画(third generation partnership project、3GPP)R12(リリース12、release 12)が開始され、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)は、セルラネットワークにおける端末から端末への通信をサポートする。車両から万物(vehicle to everything、V2X)において、基地局と端末との間のリンク(例えば、アップリンク(uplink、UL)とダウンリンク(downlink、DL))、又は端末と端末との間のサイトリンク(sidelink、SL)を介して通信することができる。
【0003】
端末と端末との間の通信は、送受信関係に基づいて、他の端末の中継によって基地局との通信を実現する端末をリモート(remote)端末、中継機能を提供する端末を中継(relay)端末と呼ぶ。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の実施例は、測定レポート報告方法及び装置を提供し、車と任意の事物(vehicle to everything、V2X)との通信、車間の通信長期進化技術(long term evolution-vehicle、LTE-V)、車両と車両(vehicle to vehicle、V2V)との通信など、カーネットワークに適用することができ、又はスマート運転、スマートネットワーク車などの分野で使用することができ、少なくとも関連技術において、端末がSL-RSRP又はSD-RSRPに基づいて基地局に測定レポートを報告するかどうかを評価する際、報告されるトリガオケージョンが異なり、早すぎ、又は遅すぎに測定レポートを報告する問題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様では、本開示の実施例は測定レポート報告方法を提供し、当該方法は、第1の端末に適用され、当該方法は、サイドリンク発見基準信号受信電力(SD-RSRP)とサイドリンク通信信号受信電力(SL-RSRP)とを取得するステップと、前記SD-RSRPと前記SL-RSRPとに基づいて、基地局に測定レポートを送信することを決定するステップと、を含む。
【0006】
当該技術案では、本開示の実施例を実施することで、SD-RSRPとSL-RSRPとを取得し、同時にSD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、基地局に測定レポートを送信することを決定し、これにより、SL-RSRP又はSD-RSRPに基づいて基地局に測定レポートを報告するか否かを評価する場合、報告されたトリガオケージョンが異なると、早すぎ、又は遅すぎに測定レポートを報告する問題を回避することができ、SL-RSRP又はSD-RSRPを使用して基地局に測定レポートを報告するか否かを評価する場合、報告オケージョンを一致させて、正確に測定レポートを報告することを実現する。
【0007】
第2の態様では、本開示の実施例は別の測定レポート報告方法を提供し、当該方法は、第2の端末に適用され、当該方法は、第1の端末にサイドリンクRRCメッセージを送信するステップを含み、前記サイドリンクRRCメッセージは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値と、
第3のオフセット値及び第3の閾値と、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値と、のうちの任意の1つを含む、
【0008】
第3の態様では、本開示の実施例もう1つの測定レポート報告方法を提供し、当該方法は基地局に適用され、当該方法は、第1の端末にRRCメッセージを送信するステップを含み、前記RRCメッセージは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値と、
第3のオフセット値及び第3の閾値と、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値と、のうちの任意の1つを含む、
【0009】
第4の態様では、本開示の実施例は測定レポート報告装置を提供し、当該測定レポート報告装置は、上述第1の態様の方法の第1の端末の一部又は全部の機能を実現する。
【0010】
実現方式では、測定レポート報告装置は、SD-RSRPとSL-RSRPとを取得するためのデータ取得モジュールと、前記SD-RSRPと前記SL-RSRPとに基づいて、基地局に測定レポートを送信することを決定するための第1の送信モジュールと、を含む。
【0011】
第5の態様では、本開示の実施例は別の測定レポート報告装置を提供し、当該測定レポート報告装置は、上述第2の態様に記載の方法の例の第2の端末の一部又は全部の機能を実現する。
【0012】
実現方式では、測定レポート報告装置は、第1の端末にサイドリンクRRCメッセージを送信するための第2の送信モジュールを含み、
前記サイドリンクRRCメッセージは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値と、
第3のオフセット値及び第3の閾値と、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値と、のうちの任意の1つを含む、
【0013】
第6の態様では、本開示の実施例はもう1つの測定レポート報告装置を提供し、当該測定レポート報告装置は上述第3の態様に記載の方法の例の基地局の一部又は全部の機能を実現する。
【0014】
実現方式では、測定レポート報告装置は、第1の端末にRRCメッセージを送信するための第3の送信モジュールを含み、
前記RRCメッセージは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値と、
第3のオフセット値及び第3の閾値と、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値と、のうちの任意の1つを含む、
【0015】
第7の態様では、本開示の実施例は通信装置を提供し、当該通信装置、プロセッサとメモリとを含み、当該プロセッサがメモリ内のコンピュータプログラムを呼び出す場合、上述第1の態様に記載の方法を実行するか、又は当該プロセッサがメモリ内のコンピュータプログラムを呼び出す場合、上述第2の態様に記載の方法を実行するか、又は当該プロセッサがメモリ内のコンピュータプログラムを呼び出す場合、上述第3の態様に記載の方法を実行する。
【0016】
第8の態様では、本開示の実施例は通信装置を提供し、当該通信装置は、プロセッサとメモリとを含み、当該メモリにコンピュータプログラムが記憶され、前記プロセッサが当該メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行して、当該通信装置が上述第1の態様に記載の方法を実行するか、又は前記プロセッサが当該メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行して、当該通信装置が上述第2の態様に記載の方法を実行するか、又は前記プロセッサが当該メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行して、当該通信装置が上述第3の態様に記載の方法を実行する。
【0017】
第9の態様では、本開示の実施例は通信装置を提供し、当該装置は、プロセッサとインタフェース回路を含み、当該インタフェース回路は、コード命令を受信して当該プロセッサに伝送し、当該プロセッサは、前記コード命令を実行して当該装置が上述第1の態様に記載の方法を実行するか、又は当該プロセッサは、前記コード命令を実行して当該装置が上述第2の態様に記載の方法を実行するか、又は当該プロセッサは、前記コード命令を実行して当該装置が上述第3の態様に記載の方法を実行する。
【0018】
第10の態様では、本発明実施例はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、上述端末デバイスによって使用される命令を記憶するために用いられ、前記命令が実行される場合、前記端末デバイスが上述第1の態様に記載の方法を実行するか、又は前記命令が実行される場合、前記端末デバイスが上述第2の態様に記載の方法を実行するか、又は前記命令が実行される場合、前記端末デバイスが上述第3の態様に記載の方法を実行する。
【0019】
第11の態様では、本開示はコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品をさらに提供し、コンピュータプログラムがコンピュータで実行される場合、コンピュータが上述第1の態様に記載の方法を実行するか、又はコンピュータプログラムがコンピュータで実行される場合、コンピュータが上述第2の態様に記載の方法を実行するか、又はコンピュータプログラムがコンピュータで実行される場合、コンピュータが上述第3の態様に記載の方法を実行する。
【0020】
第12の態様では、本開示はチップシステムを提供し、当該チップシステムが少なくとも1つのプロセッサとインターフェースを含み、第1の端末が第1の態様に関する機能を実現することをサポートするために用いられ、例えば、上述方法に関するデータと情報のうちの少なくとも1つを決定又は処理する。可能な設計では、前記チップシステムはメモリをさらに含み、前記メモリは、端末デバイスに必要なコンピュータプログラムとデータを保存するために用いられる。当該チップシステム、チップで構成されることができ、チップと他のディスクリートデバイスを含むこともできる。
【0021】
第13の態様では、本開示はチップシステムを提供し、当該チップシステムが少なくとも1つのプロセッサとインターフェースを含み、第2の端末が第2の態様に関する機能を実現することをサポートするために用いられ、例えば、上述方法に関するデータと情報のうちの少なくとも1つを決定又は処理する。可能な設計では、前記チップシステムはメモリをさらに含み、前記メモリは、端末デバイスに必要なコンピュータプログラムとデータを保存するために用いられる。当該チップシステム、チップで構成されることができ、チップと他のディスクリートデバイスを含むこともできる。
【0022】
第14の態様では、本開示はチップシステムを提供し、当該チップシステムが少なくとも1つのプロセッサとインターフェースを含み、基地局が第3の態様に関する機能を実現することをサポートするために用いられ、例えば、上述方法に関するデータと情報のうちの少なくとも1つを決定又は処理する。可能な設計では、前記チップシステムはメモリをさらに含み、前記メモリは、ために用いられる保存基地局必要のコンピュータプログラムとデータ。当該チップシステム、チップで構成されることができ、チップと他のディスクリートデバイスを含むこともできる。
【0023】
第15の態様では、本開示はコンピュータプログラムを提供し、コンピュータプログラムがコンピュータで実行される場合、コンピュータが上述第1の態様に記載の方法を実行するか、又はコンピュータプログラムがコンピュータで実行される場合、コンピュータが上述第2の態様に記載の方法を実行するか、又はコンピュータプログラムがコンピュータで実行される場合、コンピュータが上述第3の態様に記載の方法を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
本開示の実施例又は背景技術における技術案をより明確に説明するために、以下、本開示の実施例又は背景技術において使用する必要がある図面を説明する。
図1】本開示の実施例により提供される通信システムのアーキテクチャ図である。
図2】本開示の実施例により提供される測定レポート報告方法のフローチャートである。
図3】本開示の実施例により提供される別の測定レポート報告方法のフローチャートである。
図4】本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
図5】本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
図6】本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
図7】本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
図8】本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
図9】本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
図10】本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
図11】本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
図12】本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
図13】本開示の実施例により提供される測定レポート報告装置の構成図である。
図14】本開示の実施例により提供される別の測定レポート報告装置の構成図である。
図15】本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告装置の構成図である。
図16】本開示の実施例により提供される通信装置の構成図である。
図17】本開示の実施例により提供されるチップの構成概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本出願の実施例に開示されているマルチTRP向けの伝送設定方法及装置をよりよく理解するために、以下では、まず、本出願の実施例に適用される通信システムについて説明する。
【0026】
図1を参照すると、図1は本出願の実施例に提供される通信システムのアーキテクチャの概略図である。当該通信システムは、1つの基地局、1つのリモート端末、及び1つの中継端末を含むことができるが、これに限定されない。図1に示すデバイスの数と形態は、例を挙げるだけで本出願の実施例の限定を構成するものではなく、実際のアプリケーションには、2つ又は2つ以上の基地局、2つ又は2つ以上のリモート端末、2つ又は2つ以上の中継端末を含むことができる。図1に示す通信システムは、TRP1とするネットワークデバイス1011、TRP2とするネットワークデバイス1012、およびユーザ機器102を含むことを例とする。なお、図1に示す通信システムは1つの基地局11、1つのリモート端末12、及び1つの中継端末13を含むことを例とする。
【0027】
なお、本開示の実施例の技術案は、様々な通信システムに適用可能である。例えば、長期的進化(long term evolution、LTE)システム、第5世代(5th generation、5G)移動通信システム、5G新しい無線(new radio、NR)システム、又は他の将来の新型移動通信システムなどに適用してもよい。
【0028】
本開示の実施例における基地局101はネットワーク側の信号送受信用の実体である。例えば、基地局101は進化型基地局(evolved NodeB、eNB)、伝送ポイント(transmission reception point、TRP)、NRシステムにおける次世代基地局(next generation NodeB、gNB)、他の将来の移動通信システムにおける基地局又は無線忠実度(wireless fidelity、WiFi)システムにおけるアクセスポイントなどであってもよい。本開示の実施例は、基地局に対して用いる具体的な技術と具体的なデバイス形態を限定しない。本開示の実施例によって提供される基地局は、中央ユニット(central unit、CU)と分散ユニット(distributed unit、DU)で構成されてもよく、ここで、CUは制御ユニット(control unit)とも呼ばれ、CU-DUの構造を使用することで、基地局、例えば基地局のプロトコル層を分けることができ、プロトコル層の一部の機能をCUで集中的に制御し、残りの部分又はすべてのプロトコル層の機能をDUにおいて分散させて、CUによりDUを集中的に制御する。
【0029】
本開示の実施例におけるリモート端末12と中継端末13は、ユーザ側の信号送受信用の実体であり、例えば携帯電話である。端末デバイスは、端末デバイス(terminal)、ユーザデバイス(user equipment、UE)、移動局(mobile station、MS)、移動端末デバイス(mobile terminal、MT)などと呼ばれてもよい。端末デバイスは、通信機能を備える自動車、スマートカー、携帯電話(mobile phone)、ウェアラブルデバイス、タブレット(Pad)、無線送受信機能を搭載したパソコン、仮想現実(virtual reality、VR)端末デバイス、拡張現実(augmented reality、AR)端末デバイス、産業用制御(industrial control)における無線端末デバイス、無人運転(self-driving)における無線端末デバイス、遠隔手術(remote medical surgery)における無線端末デバイス、スマートグリッド(smart grid)における無線端末デバイス、輸送の安全(transportation safety)における無線端末デバイス、スマートシティ(smart city)における無線端末デバイス、スマートホーム(smart home)における無線端末デバイスなどであってもよい。本開示の実施例が端末デバイスに対して用いる具体的な技術と具体的なデバイス形態を限定しない。
【0030】
なお、本開示の実施例で説明される通信システムは、本開示の実施例の技術案をより明確に説明するためであり、本開示の実施例によって提供される技術案を限定するものではない。当業者であれば分かるように、システムアーキテクチャの進化と新たなビジネスシナリオの出現に伴い、本開示の実施例によって提供される技術案は、同様に、類似する技術的課題に適用可能である。
【0031】
関連技術では、端末はsidelink送信を行う際に、伝送方式に応じてPSSCH(physical sidelink shared channel、物理共有チャネル)に対して異なる送信電力制御方式を使用する。ユニキャスト送信を使用する場合、リソースプール混雑率(Congestion Busy Rate、CBR)、端末と基地局間のチャネル品質(RSRP)、およびリモート端末と中継端末間のチャネル品質(SL-RSRP)を考慮する必要がある。マルチキャストとブロードキャストを使用する場合は、リソースプール混雑率(Congestion Busy Rate、CBR)、端末と基地局との間のチャネル品質を考慮する必要がある。端末はリソースプール全体のすべての位置のリソース使用状況を測定し、異なるリソースプールに異なるCBR測定結果がある可能性があることを計算する。
【0032】
測定報告が満たす必要がある条件は、リモート端末と中継端末との間のチャネル測定結果が一定の閾値より小さく、リモート端末とセルとの間のチャネル測定結果が一定の閾値より高い場合、基地局に測定レポートを報告することを実行する。
【0033】
しかし、リモート端末と中継端末との間のチャネル測定結果は、sidelink通信信号を測定することによって取得されたSL-RSRP(Sidelink Reference Signal Receiving Power、サイドリンク通信信号受信電力)であってもよいし、発見信号を測定することによって取得されたSD-RSRP(Sidelink Discovery Reference Signal Receiving Power、サイドリンク発見基準信号受信電力)であってもよい。リモート端末と中継端末との間にsidelink通信がある場合、SL-RSRPのみを使用して基地局に測定レポートを報告するか否かを評価する。sidelink通信がない場合、SL-RSRPを測定することはできない。この場合、SD-RSRPを使用して、基地局に測定レポートを報告するか否かを評価することができる。
【0034】
sidelink通信と発見信号の送信方式が異なるため、送信電力が異なり、同じ中継端末について、リモート端末によって測定されたSL-RSRPとSD-RSRPも異なるため、端末がSL-RSRP又はSD-RSRPに基づいて基地局に測定レポートを報告するか否かを評価する場合、報告されたトリガオケージョンが異なると、早すぎ、又は遅すぎに測定レポートを報告することになる。
【0035】
これに基づいて、本開示の実施例では、測定レポート報告方法及び装置を提供し、少なくとも関連技術において、端末がSL-RSRP又はSD-RSRPに基づいて基地局に測定レポートを報告するか否かを評価する場合、報告されたトリガオケージョンが異なると、早すぎ、又は遅すぎに測定レポートを報告する問題を解决する。
【0036】
以下は図面を組み合わせて本開示により提供される測定レポート報告方法及び装置を詳細に説明する。
【0037】
図2を参照し、図2は本開示の実施例により提供される測定レポート報告方法のフローチャートである。
【0038】
図2に示すように、当該方法は、第1の端末に適用され、当該方法は、以下のステップを含むことができるが、これらに限定しなく、
S21:サイドリンク発見基準信号受信電力(SD-RSRP)とサイドリンク通信信号受信電力(SL-RSRP)とを取得する。
【0039】
S22:SD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、基地局に測定レポートを送信することを決定する。
【0040】
本開示の実施例では、第1の端末はリモート端末であってもよい。
【0041】
本開示の実施例では、SD-RSRPとSL-RSRPとを取得し、同時にSD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、基地局に測定レポートを送信することを決定し、これにより、SL-RSRP又はSD-RSRPに基づいて基地局に測定レポートを報告するか否かを評価する場合、報告されたトリガオケージョンが異なると、早すぎ、又は遅すぎに測定レポートを報告する問題を回避することができ、SL-RSRP又はSD-RSRPを使用して基地局に測定レポートを報告するか否かを評価する場合、報告オケージョンを一致させて、正確に測定レポートを報告することを実現する。正確に測定レポートを報告することを実現する
【0042】
図3に示すように、いくつかの実施例では、S22は以下のステップを含み
S221:SD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定する。
【0043】
本開示の実施例では、第1の端末はSD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定することができる。
【0044】
S222:進入条件が満たされる継続時間長が第1の時間閾値を超えることに応答して、進入条件が満たされるセルを記録し、基地局に測定レポートを送信することを決定する。
【0045】
第1の時間閾値は、必要に応じて設定することができ、本開示の実施例は具体的に限定しない。
【0046】
本開示の実施例では、第1の端末はSD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定し、進入条件が満たされる継続時間長が第1の時間閾値を超えることに応答して、進入条件が満たされるセルを記録し、基地局に測定レポートを送信することを決定する。
【0047】
本開示の実施例では、第1の端末はSD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定された場合、進入条件が満たされる継続時間長を統計し、進入条件が満たされる継続時間長が第1の時間閾値を超える場合、進入条件が満たされるセルを記録し、基地局に測定レポートを送信することを決定する。
【0048】
なお、本開示の実施例では、SD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定し、進入条件はSD-RSRPとSL-RSRPと同時に関連することができ、同時にSD-RSRPとSL-RSRPによって進入条件が満たされることを判断する。
【0049】
いくつかの実施例では、測定レポートは、進入条件が満たされるセル又は第1の端末を含む。
【0050】
いくつかの実施例では、測定レポートはSD-RSRPとSL-RSRPを運ぶ。
【0051】
図4に示すように、いくつかの実施例では、S22は以下のステップを含み、
S223:SD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定する。
【0052】
本開示の実施例では、第1の端末はSD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定することができる。
【0053】
S224:離脱条件が満たされる継続時間長が第2の時間閾値を超えることに応答して、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末が存在する場合、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末を削除する。
【0054】
第2の時間閾値は、必要に応じて設定することができ、本開示の実施例は具体的に限定しない。
【0055】
本開示の実施例では、第1の端末はSD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定し、また、離脱条件が満たされる継続時間長が第2の時間閾値を超えることに応答して、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末が存在する場合、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末を削除する。
【0056】
本開示の実施例では、第1の端末はSD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされることが決定された場合、離脱条件が満たされる継続時間長を統計し、離脱条件が満たされる継続時間長が第2の時間閾値を超える時、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末が存在する場合、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末を削除する。
【0057】
なお、本開示の実施例では、SD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定し、離脱条件はSD-RSRPとSL-RSRPと同時に関連することができ、同時にSD-RSRPとSL-RSRPによって離脱条件が満たされることを判断する。
【0058】
図5を参照し、図5は本開示の実施例により提供される別の測定レポート報告方法のフローチャートである。
【0059】
図5に示すように、当該方法は、第1の端末に適用され、当該方法は、以下のステップを含むことができるが、これらに限定しなく、
S51:サイドリンク発見基準信号受信電力(SD-RSRP)とサイドリンク通信信号受信電力(SL-RSRP)とを取得する。
【0060】
S52:SD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定し、進入条件が満たされる継続時間長が第1の時間閾値を超えることに応答して、進入条件が満たされるセルを記録し、基地局に測定レポートを送信することを決定し、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定し、第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、SD-RSRPと、SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定する。
【0061】
本開示の実施例では、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値の値は、必要に応じて設定することができ、本開示の実施例は具体的に限定しない。
【0062】
いくつかの実施例では、第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、SD-RSRPと、SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
SL-RSRPに第1のオフセット値を加算した値が第1の閾値より小さいか、又はSD-RSRPに第2のオフセット値を加算した値が第2の閾値より小さい場合、進入条件が満たされると決定するステップを含む。
【0063】
例示的には、Mr+Hys<Thresh1、又は、MrD+HysD<Thresh1Dである場合、進入条件が満たされると決定し、MrはSL-RSRPであり、Hysは第1のオフセット値であり、Thresh1は第1の閾値であり、MrDはSD-RSRPであり、HysDは第2のオフセット値であり、Thresh1Dは第2の閾値である。
【0064】
別のいくつかの実施例では、第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、SD-RSRPと、SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
SL-RSRPに第1のオフセット値を加算した値が第1の閾値より大きいか、又はSD-RSRPに第2のオフセット値を加算した値が第2の閾値より大きい場合、進入条件が満たされると決定するステップを含む。
【0065】
例示的には、Mr+Hys>Thresh1、又は、MrD+HysD>Thresh1Dである場合、進入条件が満たされると決定し、MrはSL-RSRPであり、Hysは第1のオフセット値であり、Thresh1は第1の閾値であり、MrDはSD-RSRPであり、HysDは第2のオフセット値であり、Thresh1Dは第2の閾値である。
【0066】
いくつかの実施例では、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するステップは、
第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)(radio resource control、無線リソース制御)メッセージを受信するステップと、サイドリンクRRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するステップと、を含む。
【0067】
別のいくつかの実施例では、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するステップは、
基地局のRRCメッセージを受信するステップと、RRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するステップと、を含む。
【0068】
さらに別のいくつかの実施例では、発見信号伝送に使用されるリソースプールに基づいて、第2のオフセット値と第2の閾値を決定する。
【0069】
いくつかの実施例では、発見信号伝送に使用可能なリソースプールは複数であり、各リソースプールは1つの第2の閾値に対応する。
【0070】
いくつかの実施例では、第2のオフセット値と第2の閾値を設定せず、第2のオフセット値が第1のオフセット値に等しいこと、及び/又は第2の閾値が第1の閾値に等しいことを決定する。
【0071】
さらに別のいくつかの実施例では、第2の閾値を設定せず、第1の閾値と第4のオフセット値を決定し、第2の閾値が第1の閾値と第4のオフセット値との合計であると決定する。
【0072】
いくつかの実施例では、測定レポートは、進入条件が満たされるセル又は第1の端末を含む。
【0073】
いくつかの実施例では、測定レポートには、SD-RSRP、SL-RSRP、及び第1のチャネル測定結果が運ばれる。
【0074】
図6を参照し、図6は本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
【0075】
図6に示すように、当該方法は、第1の端末に適用され、当該方法は、以下のステップを含むことができるが、これらに限定しなく、
S61:サイドリンク発見基準信号受信電力(SD-RSRP)とサイドリンク通信信号受信電力(SL-RSRP)とを取得する。
【0076】
S62:SD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定し、進入条件が満たされる継続時間長が第1の時間閾値を超えることに応答して、進入条件が満たされるセルを記録し、基地局に測定レポートを送信することを決定し、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定し、第1の端末とセルの第1のチャネル測定結果を取得し、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果とに基づいて、進入条件が満たされると決定する。
【0077】
本開示の実施例では、第3のオフセット値と第3の閾値の値は、必要に応じて設定することができ、本開示の実施例は具体的に限定しない。
【0078】
本開示の実施例では、第1のチャネル測定結果はRSRP(Reference Signal Receiving Power、基準信号受信電力)であってもよい。
【0079】
いくつかの実施例では、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果とに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
第1のチャネル測定結果に第3のオフセット値を加算した値が第3の閾値より大きい場合、進入条件が満たされると決定するステップを含む。
【0080】
例示的には、Mn+Ofn+Ocn>Thresh2、Mnは第1のチャネル測定結果であり、Ofn+Ocnは第3のオフセット値であり、Thresh2は第3の閾値である。
【0081】
別のいくつかの実施例では、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果とに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
第1のチャネル測定結果に第3のオフセット値を加算した値が第3の閾値より小さい場合、進入条件が満たされると決定するステップを含む。
【0082】
例示的には、Mn+Ofn+Ocn<Thresh2、Mnは第1のチャネル測定結果であり、Ofn+Ocnは第3のオフセット値であり、Thresh2は第3の閾値である。
【0083】
いくつかの実施例では、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定するステップは、
第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、サイドリンクRRCメッセージに基づいて、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定するステップと、を含む。
【0084】
別のいくつかの実施例では、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定するステップは、
基地局のRRCメッセージを受信するステップと、RRCメッセージに基づいて、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定するステップと、を含む。
【0085】
図7を参照し、図7は本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
【0086】
図7に示すように、当該方法は、第1の端末に適用され、当該方法は、以下のステップを含むことができるが、これらに限定しなく、
S71:サイドリンク発見基準信号受信電力(SD-RSRP)とサイドリンク通信信号受信電力(SL-RSRP)とを取得する。
【0087】
S72:SD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定し、進入条件が満たされる継続時間長が第1の時間閾値を超えることに応答して、進入条件が満たされるセルを記録し、基地局に測定レポートを送信することを決定し、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定し、及び第1の端末とセルの第1のチャネル測定結果を取得し、第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果と、SD-RSRPと、SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定する。
【0088】
本開示の実施例では、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、第3の閾値の値は、必要に応じて設定することができ、本開示の実施例は具体的に限定しない。
【0089】
いくつかの実施例では、第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果と、SD-RSRPと、SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
SL-RSRPに第1のオフセット値を加算した値が第1の閾値より小さいか、又はSD-RSRPに第2のオフセット値を加算した値が第2の閾値より小さく、且つ第1のチャネル測定結果に第3のオフセット値を加算した値が第3の閾値より大きい場合、進入条件が満たされると決定するステップを含む。
【0090】
例示的には、Mr+Hys<Thresh1、又は、MrD+HysD<Thresh1D、またMn+Ofn+Ocn>Thresh2である場合、進入条件が満たされると決定し、MrはSL-RSRPであり、Hysは第1のオフセット値であり、Thresh1は第1の閾値であり、MrDはSD-RSRPであり、HysDは第2のオフセット値であり、Thresh1Dは第2の閾値である、Mnは第1のチャネル測定結果であり、Ofn+Ocnは第3のオフセット値であり、Thresh2は第3の閾値である。
【0091】
別のいくつかの実施例では、第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果と、SD-RSRPと、SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
SL-RSRPに第1のオフセット値を加算した値が第1の閾値より大きいか、又はSD-RSRPに第2のオフセット値を加算した値が第2の閾値より大きく、且つ第1のチャネル測定結果に第3のオフセット値を加算した値が第3の閾値より小さい場合、進入条件が満たされると決定するステップを含む。
【0092】
例示的には、Mr+Hys>Thresh1、又は、MrD+HysD>Thresh1D、またMn+Ofn+Ocn<Thresh2である場合、進入条件が満たされると決定し、MrはSL-RSRPであり、Hysは第1のオフセット値であり、Thresh1は第1の閾値であり、MrDはSD-RSRPであり、HysDは第2のオフセット値であり、Thresh1Dは第2の閾値である、Mnは第1のチャネル測定結果であり、Ofn+Ocnは第3のオフセット値であり、Thresh2は第3の閾値である。
【0093】
いくつかの実施例では、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するステップは、
第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、サイドリンクRRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するステップを含む。
【0094】
別のいくつかの実施例では、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するステップは、
基地局のRRCメッセージを受信するステップと、RRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するステップと、を含む。
【0095】
さらに別のいくつかの実施例では、発見信号伝送に使用されるリソースプールに基づいて、第2のオフセット値と第2の閾値を決定する。
【0096】
いくつかの実施例では、発見信号伝送に使用可能なリソースプールは複数であり、各リソースプールは1つの第2の閾値に対応する。
【0097】
いくつかの実施例では、第2のオフセット値と第2の閾値を設定せず、第2のオフセット値が第1のオフセット値に等しいこと、及び/又は第2の閾値が第1の閾値に等しいことを決定する。
【0098】
さらに別のいくつかの実施例では、第2の閾値を設定せず、第1の閾値と第4のオフセット値を決定し、第2の閾値が第1の閾値と第4のオフセット値との合計であると決定する。
【0099】
いくつかの実施例では、測定レポートは、進入条件が満たされるセル又は第1の端末を含む。
【0100】
いくつかの実施例では、測定レポートには、SD-RSRP、SL-RSRP、及び第1のチャネル測定結果が運ばれる。
【0101】
図8を参照し、図8は本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
【0102】
図8に示すように、当該方法は、第1の端末に適用され、当該方法は、以下のステップを含むことができるが、これらに限定しなく、
S81:サイドリンク発見基準信号受信電力(SD-RSRP)とサイドリンク通信信号受信電力(SL-RSRP)とを取得する。
【0103】
S82:SD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定し、離脱条件が満たされる継続時間長が第2の時間閾値を超えることに応答して、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末が存在する場合、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末を削除し、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定し、第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、SD-RSRPと、SL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定する。
【0104】
本開示の実施例では、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値の値は、必要に応じて設定することができ、本開示の実施例は具体的に限定しない。
【0105】
いくつかの実施例では、第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、SD-RSRPと、SL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定するステップは、
SL-RSRPから第1のオフセット値を減算した値が第1の閾値より大きいか、又はSD-RSRPから第2のオフセット値を減算した値が第2の閾値より大きい場合、離脱条件が満たされると決定するステップを含む。
【0106】
別のいくつかの実施例では、第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、SD-RSRPと、SL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定するステップは、
SL-RSRPから第1のオフセット値を減算した値が第1の閾値より小さいか、又はSD-RSRPから第2のオフセット値を減算した値が第2の閾値より小さい場合、離脱条件が満たされると決定するステップを含む。
【0107】
いくつかの実施例では、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するステップは、
第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、サイドリンクRRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するステップを含む。
【0108】
別のいくつかの実施例では、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するステップは、
基地局のRRCメッセージを受信するステップと、RRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するステップと、を含む。
【0109】
さらに別のいくつかの実施例では、発見信号伝送に使用されるリソースプールに基づいて、第2のオフセット値と第2の閾値を決定する。
【0110】
いくつかの実施例では、発見信号伝送に使用可能なリソースプールは複数であり、各リソースプールは1つの第2の閾値に対応する。
【0111】
いくつかの実施例では、第2のオフセット値と第2の閾値を設定せず、第2のオフセット値が第1のオフセット値に等しいこと、及び/又は第2の閾値が第1の閾値に等しいことを決定する。
【0112】
さらに別のいくつかの実施例では、第2の閾値を設定せず、第1の閾値と第4のオフセット値を決定し、第2の閾値が第1の閾値と第4のオフセット値との合計であると決定する。
【0113】
図9を参照し、図9は本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
【0114】
図9に示すように、当該方法は、第1の端末に適用され、当該方法は、以下のステップを含むことができるが、これらに限定しなく、
S91:サイドリンク発見基準信号受信電力(SD-RSRP)とサイドリンク通信信号受信電力(SL-RSRP)とを取得する。
【0115】
S92:SD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定し、離脱条件が満たされる継続時間長が第2の時間閾値を超えることに応答して、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末が存在する場合、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末を削除し、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定し、第1の端末とセルの第1のチャネル測定結果を取得し、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果とに基づいて、離脱条件が満たされると決定する。
【0116】
本開示の実施例では、第3のオフセット値と第3の閾値の値は、必要に応じて設定することができ、本開示の実施例は具体的に限定しない。
【0117】
いくつかの実施例では、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果とに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
第1のチャネル測定結果から第3のオフセット値を減算した値が第3の閾値より小さい場合、離脱条件が満たされると決定するステップを含む。
【0118】
別のいくつかの実施例では、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果とに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
第1のチャネル測定結果から第3のオフセット値を減算した値が第3の閾値より大きい場合、離脱条件が満たされると決定するステップを含む。
【0119】
いくつかの実施例では、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定するステップは、
第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、サイドリンクRRCメッセージに基づいて、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定ステップと、を含む。
【0120】
別のいくつかの実施例では、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定するステップは、
基地局のRRCメッセージを受信するステップと、RRCメッセージに基づいて、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定ステップと、を含む。
【0121】
図10を参照し、図10は本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
【0122】
図10に示すように、当該方法は、第1の端末に適用され、当該方法は、以下のステップを含むことができるが、これらに限定しなく、
S101:サイドリンク発見基準信号受信電力(SD-RSRP)とサイドリンク通信信号受信電力(SL-RSRP)とを取得する。
【0123】
S102:SD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定し、離脱条件が満たされる継続時間長が第2の時間閾値を超えることに応答して、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末が存在する場合、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末を削除し、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するステップ、及び第1の端末とセルの第1のチャネル測定結果を取得し、第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果とに基づいて、離脱条件が満たされると決定する。
【0124】
本開示の実施例では、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値の値は、必要に応じて設定することができ、本開示の実施例は具体的に限定しない。
【0125】
いくつかの実施例では、第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果とに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
SL-RSRPから第1のオフセット値を減算した値が第1の閾値より大きいか、又はSD-RSRPから第2のオフセット値を減算した値が第2の閾値より大きく、且つ第1のチャネル測定結果から第3のオフセット値を減算した値が第3の閾値より小さい場合、離脱条件が満たされると決定するステップを含む。
【0126】
別のいくつかの実施例では、第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果とに基づいて、進入条件が満たされると決定するステップは、
SL-RSRPから第1のオフセット値を減算した値が第1の閾値より小さいか、又はSD-RSRPから第2のオフセット値を減算した値が第2の閾値より小さい場合、且つ第1のチャネル測定結果から第3のオフセット値を減算した値が第3の閾値より大きい場合、離脱条件が満たされると決定するステップを含む。
【0127】
いくつかの実施例では、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するステップは、
第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、サイドリンクRRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するステップと、を含む。
【0128】
別のいくつかの実施例では、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するステップは、
基地局のRRCメッセージを受信するステップと、RRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するステップと、を含む。
【0129】
さらに別のいくつかの実施例では、発見信号伝送に使用されるリソースプールに基づいて、第2のオフセット値と第2の閾値を決定する。
【0130】
いくつかの実施例では、発見信号伝送に使用可能なリソースプールは複数であり、各リソースプールは1つの第2の閾値に対応する。
【0131】
いくつかの実施例では、第2のオフセット値と第2の閾値を設定せず、第2のオフセット値が第1のオフセット値に等しいこと、及び/又は第2の閾値が第1の閾値に等しいことを決定する。
【0132】
さらに別のいくつかの実施例では、第2の閾値を設定せず、第1の閾値と第4のオフセット値を決定し、第2の閾値が第1の閾値と第4のオフセット値との合計であると決定する。
【0133】
図11を参照し、図11は本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
【0134】
図11に示すように、当該方法は、第2の端末に適用され、当該方法は、以下のステップを含むことができるが、これらに限定しなく、
S111:第1の端末にサイドリンクRRCメッセージを送信し、サイドリンクRRCメッセージは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値と、
第3のオフセット値及び第3の閾値と、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値と、のうちの任意の1つを含む。
【0135】
本開示の実施例では、第2の端末は中継端末であってもよい。
【0136】
いくつかの実施例では、SD-RSRPとSL-RSRPとの差に基づいて、第2のオフセット値を決定する。
【0137】
本開示の実施例では、第1の端末は第2の端末によって送信されたサイドリンクRRCメッセージを受信し、対応する情報を取得し、SD-RSRPとSL-RSRPとが取得された場合、同時にSD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、基地局に測定レポートを送信することを決定することができ、これにより、SL-RSRP又はSD-RSRPに基づいて基地局に測定レポートを報告するか否かを評価する場合、報告されたトリガオケージョンが異なると、早すぎ、又は遅すぎに測定レポートを報告する問題を回避することができ、SL-RSRP又はSD-RSRPを使用して基地局に測定レポートを報告するか否かを評価する場合、報告オケージョンを一致させて、正確に測定レポートを報告することを実現する。
【0138】
図12を参照し、図12は本開示の実施例により提供されるもう1つの測定レポート報告方法のフローチャートである。
【0139】
図12に示すように、当該方法は基地局に適用され、当該方法は、以下のステップを含むことができるが、これらに限定しなく、
S121:第1の端末にRRCメッセージを送信し、RRCメッセージは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値と、
第3のオフセット値及び第3の閾値と、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値と、のうちの任意の1つを含む。
【0140】
本開示の実施例では、第1の端末は基地局によって送信されたRRCメッセージを受信し、対応する情報を取得し、SD-RSRPとSL-RSRPとが取得された場合、同時にSD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、基地局に測定レポートを送信することを決定することができ、これにより、SL-RSRP又はSD-RSRPに基づいて基地局に測定レポートを報告するか否かを評価する場合、報告されたトリガオケージョンが異なると、早すぎ、又は遅すぎに測定レポートを報告する問題を回避することができ、SL-RSRP又はSD-RSRPを使用して基地局に測定レポートを報告するか否かを評価する場合、報告オケージョンを一致させて、正確に測定レポートを報告することを実現する。
【0141】
上述本開示により提供される実施例では、それぞれ基地局、第1の端末、第2の端末の角度から本開示の実施例により提供される方法を説明する。上述本開示の実施例により提供される方法の各機能を実現するために、基地局と第1の端末は、ハードウェア構造、ソフトウェアモジュールを含むことができ、ハードウェア構造、ソフトウェアモジュール、又はハードウェア構造にソフトウェアモジュールを加える形式で上述各機能を実現する。上述各機能のうちのある機能は、ハードウェア構造、ソフトウェアモジュール、又はハードウェア構造にソフトウェアモジュールを加える方式として実行することができる。
【0142】
図13を参照し、図13は本開示の実施例により提供される測定レポート報告装置13の構成図である。
【0143】
図13に示すように、本開示の実施例により提供される測定レポート報告装置13は、データ取得モジュール131と第1の送信モジュール132とを含む。
【0144】
データ取得モジュール131は、SD-RSRPとSL-RSRPとを取得するために用いられる。
【0145】
第1の送信モジュール132は、SD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、基地局に測定レポートを送信することを決定するために用いられる。
【0146】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、具体的には、SD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定し、進入条件が満たされる継続時間長が第1の時間閾値を超えることに応答して、進入条件が満たされるセルを記録し、基地局に測定レポートを送信することを決定するために用いられる。
【0147】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定し、第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、SD-RSRPと、SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するために用いられる。
【0148】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、SL-RSRPに第1のオフセット値を加算した値が第1の閾値より小さいか、又はSD-RSRPに第2のオフセット値を加算した値が第2の閾値より小さい場合、進入条件が満たされると決定するために用いられる。
【0149】
別のいくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、SL-RSRPに第1のオフセット値を加算した値が第1の閾値より大きいか、又はSD-RSRPに第2のオフセット値を加算した値が第2の閾値より大きい場合、進入条件が満たされると決定するために用いられる。
【0150】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信し、サイドリンクRRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するために用いられる。
【0151】
別のいくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、基地局のRRCメッセージを受信するし、RRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するために用いられる。
【0152】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、発見信号伝送に使用されるリソースプールに基づいて、第2のオフセット値と第2の閾値を決定するために用いられる。
【0153】
いくつかの実施例では、発見信号伝送に使用可能なリソースプールは複数であり、各リソースプールは1つの第2の閾値に対応する。
【0154】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第2のオフセット値が第1のオフセット値に等しいこと、及び/又は第2の閾値が第1の閾値に等しいことを決定するために用いられる。
【0155】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第1の閾値と第4のオフセット値を決定し、第2の閾値が第1の閾値と第4のオフセット値との合計であると決定するために用いられる。
【0156】
別のいくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、具体的には、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定し、第1の端末とセルの第1のチャネル測定結果を取得し、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果とに基づいて、進入条件が満たされると決定するために用いられる。
【0157】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに第1のチャネル測定結果に第3のオフセット値を加算した値が第3の閾値より大きい場合、進入条件が満たされると決定する、ために用いられる。
【0158】
別のいくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第1のチャネル測定結果に第3のオフセット値を加算した値が第3の閾値より小さい場合、進入条件が満たされると決定するために用いられる。
【0159】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信し、サイドリンクRRCメッセージに基づいて、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定するために用いられる。
【0160】
別のいくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、基地局のRRCメッセージを受信し、RRCメッセージに基づいて、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定するために用いられる。
【0161】
さらに別のいくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、具体的には、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定し、及び第1の端末とセルの第1のチャネル測定結果を取得し、
第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果と、SD-RSRPと、SL-RSRPとに基づいて、進入条件が満たされると決定するために用いられる。
【0162】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、SL-RSRPに第1のオフセット値を加算した値が第1の閾値より小さいか、又はSD-RSRPに第2のオフセット値を加算した値が第2の閾値より小さく、且つ第1のチャネル測定結果に第3のオフセット値を加算した値が第3の閾値より大きい場合、進入条件が満たされると決定するために用いられる。
【0163】
別のいくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、SL-RSRPに第1のオフセット値を加算した値が第1の閾値より大きいか、又はSD-RSRPに第2のオフセット値を加算した値が第2の閾値より大きく、且つ第1のチャネル測定結果に第3のオフセット値を加算した値が第3の閾値より小さい場合、進入条件が満たされると決定するために用いられる。
【0164】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信し、サイドリンクRRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するために用いられる。
【0165】
別のいくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、基地局のRRCメッセージを受信し、RRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するために用いられる。
【0166】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、発見信号伝送に使用されるリソースプールに基づいて、第2のオフセット値と第2の閾値を決定するために用いられる。
【0167】
いくつかの実施例では、発見信号伝送に使用可能なリソースプールは複数であり、各リソースプールは1つの第2の閾値に対応する。
【0168】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第2のオフセット値が第1のオフセット値に等しいこと、及び/又は第2の閾値が第1の閾値に等しいことを決定するために用いられる。
【0169】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第1の閾値と第4のオフセット値を決定し、第2の閾値が第1の閾値と第4のオフセット値との合計であると決定するために用いられる。
【0170】
いくつかの実施例では、測定レポートは、進入条件が満たされるセル又は第1の端末を含む。
【0171】
いくつかの実施例では、測定レポートには、SD-RSRP、SL-RSRP、及び第1のチャネル測定結果が運ばれる。
【0172】
別のいくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、具体的には、SD-RSRPとSL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定し、離脱条件が満たされる継続時間長が第2の時間閾値を超えることに応答して、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末が存在する場合、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末を削除するために用いられる。
【0173】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定し、第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、SD-RSRPと、SL-RSRPとに基づいて、離脱条件が満たされると決定するために用いられる。
【0174】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、SL-RSRPから第1のオフセット値を減算した値が第1の閾値より大きいか、又はSD-RSRPから第2のオフセット値を減算した値が第2の閾値より大きい場合、離脱条件が満たされると決定するために用いられる。
【0175】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、SL-RSRPから第1のオフセット値を減算した値が第1の閾値より小さいか、又はSD-RSRPから第2のオフセット値を減算した値が第2の閾値より小さい場合、離脱条件が満たされると決定するために用いられる。
【0176】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信し、サイドリンクRRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するために用いられる。
【0177】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、基地局のRRCメッセージを受信するし、RRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値を決定するために用いられる。
【0178】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、発見信号伝送に使用されるリソースプールに基づいて、第2のオフセット値と第2の閾値を決定するために用いられる。
【0179】
いくつかの実施例では、発見信号伝送に使用可能なリソースプールは複数であり、各リソースプールは1つの第2の閾値に対応する。
【0180】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、ために用いられる第2のオフセット値が第1のオフセット値に等しいこと、及び/又は第2の閾値が第1の閾値に等しいことを決定する。
【0181】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第1の閾値と第4のオフセット値を決定し、第2の閾値が第1の閾値と第4のオフセット値との合計であると決定するために用いられる。
【0182】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定し、第1の端末とセルの第1のチャネル測定結果を取得し、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果とに基づいて、離脱条件が満たされると決定するために用いられる。
【0183】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第1のチャネル測定結果から第3のオフセット値を減算した値が第3の閾値より小さい場合、離脱条件が満たされると決定するために用いられる。
【0184】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第1のチャネル測定結果から第3のオフセット値を減算した値が第3の閾値より大きい場合、離脱条件が満たされると決定するために用いられる。
【0185】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信し、サイドリンクRRCメッセージに基づいて、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定するために用いられる。
【0186】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、基地局のRRCメッセージを受信し、RRCメッセージに基づいて、第3のオフセット値と第3の閾値とを決定するために用いられる。
【0187】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定し、及び第1の端末とセルの第1のチャネル測定結果を取得し、第1のオフセット値と、第2のオフセット値と、第1の閾値と、第2の閾値と、第3のオフセット値と、第3の閾値と、第1のチャネル測定結果とに基づいて、離脱条件が満たされると決定するために用いられる。
【0188】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、SL-RSRPから第1のオフセット値を減算した値が第1の閾値より大きいか、又はSD-RSRPから第2のオフセット値を減算した値が第2の閾値より大きく、且つ第1のチャネル測定結果から第3のオフセット値を減算した値が第3の閾値より小さい場合、離脱条件が満たされると決定するために用いられる。
【0189】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、SL-RSRPから第1のオフセット値を減算した値が第1の閾値より小さいか、又はSD-RSRPから第2のオフセット値を減算した値が第2の閾値より小さい場合、且つ第1のチャネル測定結果から第3のオフセット値を減算した値が第3の閾値より大きい場合、離脱条件が満たされると決定するために用いられる。
【0190】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第2の端末のサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信し、サイドリンクRRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するために用いられる。
【0191】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、基地局のRRCメッセージを受信し、RRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値を決定するために用いられる。
【0192】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、発見信号伝送に使用されるリソースプールに基づいて、第2のオフセット値と第2の閾値を決定するために用いられる。
【0193】
いくつかの実施例では、発見信号伝送に使用可能なリソースプールは複数であり、各リソースプールは1つの第2の閾値に対応する。
【0194】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第2のオフセット値が第1のオフセット値に等しいこと、及び/又は第2の閾値が第1の閾値に等しいことを決定するために用いられる。
【0195】
いくつかの実施例では、第1の送信モジュール132は、さらに、第1の閾値と第4のオフセット値を決定し、第2の閾値が第1の閾値と第4のオフセット値との合計であると決定するために用いられる。
【0196】
図14を参照し、本開示の実施例により提供される測定レポート報告装置14の構成図である。
【0197】
図14に示すように、本開示の実施例により提供される測定レポート報告装置14は、第2の送信モジュール141を含む。
【0198】
第2の送信モジュール141は、第1の端末にサイドリンクRRCメッセージを送信するために用いられ、
サイドリンクRRCメッセージは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値と、
第3のオフセット値及び第3の閾値と、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値と、のうちの任意の1つを含む。
【0199】
いくつかの実施例では、第2の送信モジュール141は、さらに、SD-RSRPとSL-RSRPとの差に基づいて、第2のオフセット値を決定するために用いられる。
【0200】
図15を参照し、本開示の実施例により提供される測定レポート報告装置15の構成図である。
【0201】
図15に示すように、本開示の実施例により提供される測定レポート報告装置15は、第3の送信モジュール151を含む。
【0202】
第3の送信モジュール151は、第1の端末にRRCメッセージを送信するために用いられ、
RRCメッセージは、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、及び第2の閾値と、
第3のオフセット値及び第3の閾値と、
第1のオフセット値、第2のオフセット値、第1の閾値、第2の閾値、第3のオフセット値、及び第3の閾値と、のうちの任意の1つを含む。
【0203】
上述実施例の測定レポート報告装置について、その中の各モジュール実行操作の具体的な方式は既当該方法に関連する実施例から詳細に説明し、ここでは詳細に説明しない。
【0204】
本開示の上述実施例により提供される測定レポート報告装置は、上記のいくつかの実施例により提供される測定レポート報告方法と同じ又は類似する有益な効果を有し、ここではこれ以上説明しない。
【0205】
図16を参照し、図16は本開示の実施例により提供される通信装置1000の構成概略図である。通信装置1000は、基地局であってもよく、第1の端末であってもよく、第2の端末であってもよく、上記方法を実現するように基地局をサポートするチップ、チップシステム、又はプロセッサなどであってもよく、上記方法を実現するように端末をサポートするチップ、チップシステム、又はプロセッサなどであってもよい。当該通信装置1000は上記方法実施例で説明される方法を実現するために使用されてもよく、具体的に、上記方法実施例における説明を参照されたい。
【0206】
通信装置1000は、ネットワーク側デバイスであってもよく、端末デバイスであってもよく、上記方法を実現するようにネットワーク側をサポートするチップ、チップシステム、又はプロセッサなどであってもよく、上記方法を実現するように端末デバイスをサポートするチップ、チップシステム、又はプロセッサなどであってもよく、当該通信装置1000は上記方法実施例で説明される方法を実現するために使用されてもよく、具体的に、上記方法実施例における説明を参照されたい。
【0207】
通信装置1000は、1つまたは複数のプロセッサ1001を含んでもよい。プロセッサ1001は汎用プロセッサ又は専用プロセッサなどであってもよい。例えば、ベースバンドプロセッサ又は中央プロセッサであってもよい。ベースバンドプロセッサは、通信プロトコル及び通信データを処理するために使用されてもよく、中央プロセッサは、通信装置(例えば、基地局、ベースバンドチップ、端末デバイス、端末デバイスチップ、DU又はCUなど)を制御し、コンピュータプログラムを実行し、コンピュータプログラムのデータを処理するために使用されてもよい。
【0208】
選択可能に、通信装置1000は、コンピュータプログラム1004が記憶されている1つ又は複数のメモリ1002を含んでもよく、メモリ1002は前記コンピュータプログラム1004を実行することで、通信装置1000に上記方法実施例で説明される方法を実行させる。選択可能に、前記メモリ1002にはデータが記憶されてもよい。通信装置1000とメモリ1002は独立して設置されてもよく、一体として統合されてもよい。
【0209】
選択可能に、通信装置1000は、送受信機1005、アンテナ1006をさらに含んでもよい。送受信機1005は送受信ユニット、送受信機、又は送受信回路などと呼ばれてもよく、送受信機能を実現するために使用される。送受信機は受信機と送信機を含んでもよく、受信機1005は受信装置又は受信回路などと呼ばれてもよく、受信機能を実現するために使用され、送信機は送信装置又は送信回路などと呼ばれてもよく、送信機能を実現するために使用される。
【0210】
選択可能に、通信装置1000は、1つ又は複数のインターフェース回路1007をさらに含んでもよい。インターフェース回路1007はコード命令を受信してプロセッサ1001に伝送するために使用される。プロセッサ1001は前記コード命令を実行することで、通信装置1000に上記方法実施例で説明される方法を実行させる。
【0211】
通信装置1000は第1の端末であり、プロセッサ1001は、図2のS21とS22、図3のS31とS32、図4のS41とS42、図5のS51とS52、図6のS61とS62、図7のS71とS72、図8のS81とS82、図9のS91とS92、図10のS101とS102を実行するために用いられる。
【0212】
通信装置1000は第2の端末であり、プロセッサ1001は図11のS111を実行するために用いられる。
【0213】
通信装置1000は基地局であり、プロセッサ1001は図12のS121を実行するために用いられる。
【0214】
1つの実現形態では、プロセッサ1001は、受信と送信機能を実現するための送受信機を含んでもよい。例えば、当該送受信機は送受信回路であってもよく、又はインターフェースであってもよく、又はインターフェース回路であってもよい。受信と送信機能を実現するための送受信回路、インターフェース又はインターフェース回路は分離したものであってもよく、一体に統合されたものであってもよい。上記送受信回路、インターフェース又はインターフェース回路は、コード/データの読み書きに使用可能であり、又は、上記送受信回路、インターフェース又はインターフェース回路は信号の伝送又は伝達に使用可能である。
【0215】
1つの実現形態では、プロセッサ1001にはコンピュータプログラム1003が記憶されてもよく、コンピュータプログラム1003がプロセッサ1001において実行されることにより、通信装置1000は、上記方法実施例で説明される方法を実行することができる。コンピュータプログラム1003は、プロセッサ1001に埋め込まれてもよく、この場合、プロセッサ1001はハードウェアにより実現され得る。
【0216】
1つの実現形態では、通信装置1000は回路を含んでもよく、前記回路は、前述した方法実施例における送信または受信または通信の機能を実現することができる。本開示で説明されるプロセッサと送受信機は、集積回路(integrated circuit、IC)、アナログIC、高周波集積回路RFIC、混合信号IC、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、印刷回路板(printed circuit board、PCB)、電子デバイスなどに集積することができる。当該プロセッサと送受信機は、様々なICプロセス技術により製造可能であり、例えば相補型金属酸化膜半導体(complementary metal oxide semiconductor、CMOS)、N型金属酸化物半導体(nMetal-oxide-semiconductor、NMOS)、P型金属酸化物半導体(positive channel metal oxide semiconductor、PMOS)、バイポーラトランジスタ(bipolar junction transistor、BJT)、バイポーラCMOS(BiCMOS)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、ガリウムヒ素(Gas)などである。
【0217】
以上の実施例の説明における通信装置は、端末デバイス(例えば、上記方法の実施例の端末デバイス)であってもよく、しかし、本開示で説明される通信装置の範囲はこれに限らず、且つ通信装置の構造は図16によって制限されなくてもよい。通信装置は独立したデバイスまたは大きいデバイスの一部であってもよい。例えば前記通信装置は以下のとおりであってもよい。
(1)独立した集積回路IC、またはチップ、または、チップシステムまたはサブシステム、
(2)1つまたは複数のICを有するセットであって、選択可能に、当該ICセットは、データ、コンピュータプログラムを記憶するための記憶部品を含んでもよいもの、
(3)ASIC、例えばモデム(Modem)、
(4)他のデバイスに組み込み可能なモジュール、
(5)受信機、端末デバイス、インテリジェント端末デバイス、セルラ電話、無線デバイス、ハンドヘルド、モバイルユニット、車載デバイス、基地局、クラウドデバイス、人工知能デバイスなど、
(6)その他。
【0218】
通信装置がチップ又はチップシステムであってもよい場合については図11を参照されたく、本開示の実施例で提供されるチップの構造図である。
【0219】
チップ1100はプロセッサ1101とインターフェース1103を含む。ここで、プロセッサ1101の数は1つ又は複数であってもよく、インターフェース1103の数は複数であってもよい。
【0220】
チップが本開示の実施例の端末デバイスの機能の実現に用いられる場合について、
インターフェース1103は、コード命令を受信して前記プロセッサに伝送するために使用され、
【0221】
プロセッサ1101は、コード命令を実行することで、以上の一部の実施例に記載の測定レポート報告方法を実行するために使用される。
【0222】
チップが本開示の実施例のネットワーク側デバイスの機能の実現に用いられる場合について、
インターフェース1103は、コード命令を受信して前記プロセッサに伝送するために使用される。
【0223】
プロセッサ1101は、コード命令を実行することで、以上の一部の実施例に記載の測定レポート報告方法を実行するために使用される。
【0224】
選択可能に、チップ1100は、必要なコンピュータプログラムとデータを記憶するためのメモリ1102をさらに含む。
【0225】
当業者であれば分かるように、本開示の実施例において列挙された様々な例示的な論理ブロック(illustrative logical block)とステップ(step)は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両者の組み合わせによって実現可能である。このような機能がハードウェアによって実現されるか、それともソフトウェアによって実現されるかは、特定の応用とシステム全体の設計要件に応じたものである。当業者は特定の適用のそれぞれに対して、様々な方法を用いて前記機能を実現することができるが、このような実現は本開示の実施例の保護範囲を超えたものとして理解すべきではない。
【0226】
本開示は、命令が記憶されている読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、当該命令はコンピュータによって実行される際に上記いずれか1つの方法実施例の機能を実現する。
【0227】
本開示はコンピュータプログラム製品をさらに提供し、当該コンピュータプログラム製品はコンピュータにより実行される際に上記いずれか1つの方法実施例の機能を実現する。
【0228】
上記実施例では、そのすべてまたは一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア又はその任意の組み合わせで実現可能である。ソフトウェアを用いて実現する際に、そのすべてまたは一部はコンピュータプログラム製品の形式で実現可能である。前記コンピュータプログラム製品は1つまたは複数のコンピュータプログラムを含む。コンピュータにおいて前記コンピュータプログラムをロードし且つ実行する際に、本開示の実施例の記載に従うフローまたは機能を全部又は部分的に生成する。前記コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又はその他のプログラマブルデバイスであってもよい。前記コンピュータプログラムはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶可能であり、又は1つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体からもう1つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に伝送可能であり、例えば、前記コンピュータプログラムは、1つのウェブサイト、コンピュータ、サーバまたはデータセンタから、有線(例えば同軸ケーブル、光ファイバ、デジタルユーザライン(digital subscriber line、DSL))または無線(例えば赤外線、無線、マイクロ波等)方式により、もう1つのウェブサイト、コンピュータ、サーバまたはデータセンタに伝送することができる。前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータにアクセス可能な任意の使用可能なメディア、又は1つまたは複数の使用可能なメディア統合を含むサーバ、データセンタなどのデータストレージデバイスであってもよい。前記使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ)、光媒体(例えば、高密度デジタルビデオディスク(digital video disc、DVD))、又は半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブ(solid state disk、SSD))などであってもよい。
【0229】
当業者であれば分かるように、本開示に係る第1、第2などの様々な数字の番号は、説明を容易にするために行った区分であり、本開示の実施例の範囲を限定するものではなく、優先順位をも表す。
【0230】
本開示における「少なくとも1つ」は、「1つまたは複数」として説明されてもよく、複数とは、2つ、3つ、4つ又はそれ以上であってもよく、本開示で限定されない。本開示の実施例では、1つの技術的特徴について、「第1」、「第2」、「第3」、「A」、「B」、「C」と「D」などにより、当該種類の技術的特徴における技術的特徴を区別し、当該「第1」、「第2」、「第3」、「A」、「B」、「C」と「D」によって説明された技術的特徴の間には、優先順位又はサイズ順序がない。
【0231】
本開示における各テーブルによって示される対応関係は事前に設定されてもよく、事前に定義されてもよい。各表における情報のとり得る値は単なる例に過ぎず、他の値に設定してもよく、本開示では限定されない。情報と各パラメータとの対応関係を設定する時に、必ずしも各テーブルに示すすべての対応関係を設定しなければならないとは限らない。例えば、本開示のテーブルにおいて、一部の行に示す対応関係は設定しなくてもよい。また、上記テーブルに対して、分割、結合など適切な変形調整を行ってもよい。上記各テーブルのテーマに示すパラメータの名称も、通信装置にとって理解可能な他の名称と呼んでもよく、そのパラメータの取り得る値又は表示方式は、通信装置にとって理解可能な他の取り得る値又は表示方式であってもよい。上記各テーブルは実現時に、例えば配列、キュー、コンテナ、スタック、線形リスト、ポインタ、リンクリスト、ツリー、グラフ、構造体、クラス、ヒープ、ハッシュテーブルなど他のデータ構造を用いてもよい。
【0232】
本開示における事前定義は、定義、事前定義、記憶、事前記憶、事前規定、事前設定、硬化、または事前焼成として理解してもよい。
【0233】
当業者であれば理解できるように、本明細書で開示された実施例で説明された各例のユニットおよびアルゴリズムステップと組み合わせて、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせで実現可能である。これらの機能は果たしてハードウェアで実行されるか、それともソフトウェア方式で実行されるかは、技術案の特定の適用と設計制約条件によるものである。当業者であれば、それぞれの特定の適用に対して、異なる方法を用いて、説明された機能を実現できるが、このような実現は、本開示の範囲を超えたものとして見なすべきではない。
【0234】
当業者であればはっきりと理解できるように、説明の便宜および簡素化のために、上記で説明されたシステム、装置およびユニットの具体的な作業プロセスは、前述した方法の実施例における対応するプロセスを参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
【0235】
以上に記載されたのは、本開示の具体的な実施形態に過ぎず、本開示の保護範囲はこれに限らず、当業者であれば、本開示で開示された技術的範囲を逸脱しない限り、容易に想到し得る変化又は置換は、いずれも本開示の保護範囲に含まれるべきである。したがって、本開示の保護範囲は、前記特許請求の範囲に準じなければならない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
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図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
【手続補正書】
【提出日】2024-07-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
測定レポート報告方法であって、第1の端末に適用され、
基地局の無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、
前記RRCメッセージに基づいて、第1の閾値と第2の閾値を決定するステップと、
前記第1の閾値とサイドリンク通信信号受信電力(SL-RSRP)とに基づいて、又は前記第2の閾値とサイドリンク発見基準信号受信電力(SD-RSRP)とに基づいて前記基地局に測定レポートを送信することを決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする測定レポート報告方法。
【請求項2】
前記第1の閾値とSL-RSRPとに基づいて、又は前記第2の閾値とSD-RSRPとに基づいて前記基地局に測定レポートを送信することを決定するステップは、
前記SL-RSRPに第1のオフセット値を加算した値が前記第1の閾値より小さいか、又は前記SD-RSRPに第2のオフセット値を加算した値が前記第2の閾値より小さい場合、進入条件が満たされると決定し、前記基地局に前記測定レポートを送信するステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の測定レポート報告方法。
【請求項3】
前記方法は、
前記SL-RSRPから第1のオフセット値を減算した値が前記第1の閾値より大きいか、又は前記SD-RSRPから第2のオフセット値を減算した値が前記第2の閾値より大きい場合、離脱条件が満たされると決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の測定レポート報告方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記RRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値と第2のオフセット値のうちの少なくとも1つを決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の測定レポート報告方法。
【請求項5】
前記方法は、
第2の端末によって送信されたサイドリンク無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、
前記サイドリンクRRCメッセージに基づいて、第1のオフセット値と第2のオフセット値のうちの少なくとも1つを決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の測定レポート報告方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記第2の閾値が前記第1の閾値に等しいこと、及び/又は前記第2のオフセット値が前記第1のオフセット値に等しいことを決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の測定レポート報告方法。
【請求項7】
前記進入条件が満たされると決定し、前記基地局に前記測定レポートを送信するステップは、
前記進入条件が満たされる継続時間長が第1の時間閾値を超えると決定し、前記進入条件が満たされるセルを記録し、前記基地局に前記測定レポートを送信することを決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の測定レポート報告方法。
【請求項8】
前記測定レポートは、前記進入条件が満たされるセル又は前記第1の端末を含む
ことを特徴とする請求項2に記載の測定レポート報告方法。
【請求項9】
前記測定レポートには、前記SD-RSRP、前記SL-RSRP、及び前記第1の端末とセルの第1のチャネル測定結果が運ばれる、
ことを特徴とする請求項1に記載の測定レポート報告方法。
【請求項10】
前記方法は、
前記離脱条件が満たされる継続時間長が第2の時間閾値を超えると決定し、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末が存在する場合、記録された進入条件が満たされるセル又は第1の端末を削除するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の測定レポート報告方法。
【請求項11】
測定レポート報告方法であって、第2の端末に適用され、
第1の端末にサイドリンクRRCメッセージを送信するステップを含み、前記サイドリンクRRCメッセージは、前記第1の端末が第1のオフセット値と第2のオフセット値のうちの少なくとも1つを決定するために用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の測定レポート報告方法。
【請求項12】
前記方法は、
SD-RSRPとSL-RSRPとの差に基づいて、前記第2のオフセット値を決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の測定レポート報告方法。
【請求項13】
測定レポート報告方法であって、基地局に適用され、
第1の端末にRRCメッセージを送信するステップを含み、前記RRCメッセージは、前記第1の端末が第1の閾値と第2の閾値を決定するために用いられる、
ことを特徴とする測定レポート報告方法。
【請求項14】
前記RRCメッセージは、前記第1の端末が第1のオフセット値と第2のオフセット値のうちの少なくとも1つを決定するために用いられる、
ことを特徴とする請求項13に記載の測定レポート報告方法。
【請求項15】
測定レポート報告装置であって、
基地局のRRCメッセージを受信するために送受信モジュールと、
前記RRCメッセージに基づいて、第1の閾値と第2の閾値を決定するために処理モジュールと、を含み、
前記処理モジュールは、さらに、前記第1の閾値とSL-RSRPとに基づいて、又は前記第2の閾値とSD-RSRPとに基づいて前記基地局に測定レポートを送信することを決定するために用いられる、
ことを特徴とする測定レポート報告装置。
【請求項16】
測定レポート報告装置であって、
第1の端末にサイドリンクRRCメッセージを送信するための送受信モジュールを含み、前記サイドリンクRRCメッセージは、前記第1の端末が第1のオフセット値と第2のオフセット値のうちの少なくとも1つを決定するために用いられる、
ことを特徴とする測定レポート報告装置。
【請求項17】
測定レポート報告装置であって、
第1の端末にRRCメッセージを送信するための送受信モジュールを含み、前記RRCメッセージは、前記第1の端末が第1の閾値と第2の閾値を決定するために用いられる、
ことを特徴とする測定レポート報告装置。
【請求項18】
通信装置であって、
前記装置は、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリにコンピュータプログラムが記憶され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行して、前記装置に請求項1~10のいずれかに記載の方法を実行させるか、又は前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行して、前記装置に請求項11又は12に記載の方法を実行させるか、又は前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行して、前記装置に請求項13又は14に記載の方法を実行させる、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項19】
通信装置であって、
プロセッサとインタフェース回路とを含み、
前記インタフェース回路は、コード命令を受信して前記プロセッサに伝送し、
前記プロセッサは、前記コード命令を実行して請求項1~10のいずれかに記載の方法を実行するか、又は前記コード命令を実行して請求項11又は12に記載の方法を実行するか、又は前記コード命令を実行して請求項13又は14に記載の方法を実行する、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項20】
命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記命令が実行される場合、請求項1~10のいずれかに記載の方法が実現されるか、又は、前記命令が実行される場合、請求項11又は12に記載の方法が実現されるか、又は、前記命令が実行される場合、請求項13又は14に記載の方法を実行される、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【国際調査報告】