(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-02-14
(54)【発明の名称】方法、システム、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
G06T 13/80 20110101AFI20250206BHJP
G06F 3/04845 20220101ALI20250206BHJP
H04N 5/91 20060101ALI20250206BHJP
H04N 5/93 20060101ALI20250206BHJP
H04N 21/431 20110101ALI20250206BHJP
H04N 21/488 20110101ALI20250206BHJP
【FI】
G06T13/80 C
G06F3/04845
H04N5/91
H04N5/93
H04N21/431
H04N21/488
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024545814
(86)(22)【出願日】2023-01-16
(85)【翻訳文提出日】2024-08-14
(86)【国際出願番号】 SG2023050030
(87)【国際公開番号】W WO2023146469
(87)【国際公開日】2023-08-03
(32)【優先日】2022-01-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521388058
【氏名又は名称】レモン インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Lemon Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】110004381
【氏名又は名称】弁理士法人ITOH
(72)【発明者】
【氏名】ログマニ,マスード
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ソン クアン
(72)【発明者】
【氏名】リ,ヤンリ
(72)【発明者】
【氏名】リ,チェンユイ
(72)【発明者】
【氏名】ジャオ,ドン
(72)【発明者】
【氏名】シ,シンイ
(72)【発明者】
【氏名】ジャオ,ジンジン
(72)【発明者】
【氏名】ニューバーグ,ニック
(72)【発明者】
【氏名】ジョウ,リン
(72)【発明者】
【氏名】ニ,グアンヤオ
(72)【発明者】
【氏名】ホアン,ジエン
(72)【発明者】
【氏名】スン,チェン
(72)【発明者】
【氏名】タッカー,リチャード エフ.
【テーマコード(参考)】
5B050
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
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5E555AA61
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(57)【要約】
本開示は、インタラクティブエフェクトを用いたコンテンツとのインタラクションを容易にするための技術を説明する。この技術は、複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられた第1のコンピューティング装置からビデオを受信することを含む。ビデオは、インタラクティブエフェクトを用いて生成されている。インタラクティブエフェクトは、ビデオのフレームの少なくとも1つのサブセット上で少なくとも1つのコンポーネントをオーバーレイすることを含む。インタラクティブエフェクトは、ビデオが複数のユーザのうちの他のユーザとインタラクションされることを可能にする。ビデオは、該複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられた第2のコンピューティング装置において提示される。ビデオは、ビデオとのインタラクションの方法に関する命令を示す情報を含む。第2のユーザによるビデオとのインタラクションの指示を受信することに応じて、少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられたアニメーションの表示を第2のコンピューティング装置において自動的に引き起こしてもよい。
【選択図】
図14
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられた第1のコンピューティング装置から、第1のビデオを受信することであって、前記第1のビデオが、前記第1のビデオのフレームの少なくとも1つのサブセット上に少なくとも1つのコンポーネントをオーバーレイすることを含む第1のインタラクティブエフェクトを用いて生成され、前記第1のインタラクティブエフェクトが、前記第1のビデオが前記複数のユーザのうちの他のユーザとインタラクションされることを可能にすることと、
前記第1のビデオを、前記複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられた第2のコンピューティング装置において提示することであって、前記第1のビデオは、前記第1のビデオとインタラクションする仕方に関する命令を示す情報を含むことと、
前記第2のユーザによる前記第1のビデオとのインタラクションの指示を受信することに応じて、前記少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられたアニメーションを前記第2のコンピューティング装置において自動的に表示することを引き起こすことと、
を含む方法。
【請求項2】
所定の画像又は所定のメッセージのうちの少なくとも1つの表示を、前記少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられた前記アニメーションの表示の後に引き起こすこと、
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第1のインターフェースを前記第1のコンピューティング装置において表示するための情報を送信すること、をさらに含み、
前記第1のインターフェースは、前記第1のインタラクティブエフェクトに関連付けられた情報を含む
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のインタラクティブエフェクトを用いて前記第1のビデオを生成する処理の期間中に、前記第1のコンピューティング装置でインタラクションのシミュレーションを引き起こすこと、
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のコンピューティング装置での第2のインターフェースの表示を引き起こすこと、をさらに含み、
前記第2のインターフェースは、前記少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられる要素が前記第1のユーザにより作成、編集、又は削除されるように設定されている
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のビデオ内に指示性コンテンツを含めることを前記第1のユーザにリマインドする情報の表示を引き起こすこと、をさらに含み、前記指示性コンテンツは、前記第1のビデオとインタラクションする仕方を前記複数のユーザのうちの前記他のユーザに指示する
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記少なくとも1つのコンポーネントは、2次元コンピュータ生成グラフィック又は3次元コンピュータ生成グラフィックのうちの少なくとも1つを含む
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第2のユーザによる前記第1のビデオとのインタラクションの前記指示を受信することは、
前記第2のユーザが既に前記第2のコンピューティング装置を振った又は回転したことを示す情報を受信すること、又は
前記第2のユーザが既に前記第2のコンピューティング装置のインターフェース上で少なくとも1つのユーザジェスチャを実行したことを示す情報を受信すること、
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられたアニメーションを前記第2のコンピューティング装置において自動的に表示することを引き起こすことは、
前記少なくとも1つのコンポーネントを、前記第2のコンピューティング装置のインターフェース上で移動させること、
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記少なくとも1つのコンポーネントの移動に対応するサウンドの出力を引き起こすこと、
をさらに含む請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記第1のインタラクティブエフェクトを用いて生成された第2のビデオを前記第2のコンピューティング装置から受信することと、
前記第2のビデオを、前記複数のユーザのうちの第3のユーザに関連付けられた第3のコンピューティング装置において提示することであって、前記第2のビデオは、前記第2のビデオとインタラクションする仕方に関する命令を示す情報を含むことと、
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記第1のビデオは第2のインタラクティブエフェクトも用いて生成され、前記第2のインタラクティブエフェクトは、前記第1のビデオのフレームの少なくとも1つの他のサブセット上に少なくとも1つの他のコンポーネントをオーバーレイすることを含み、前記第2のインタラクティブエフェクトが、前記第1のビデオが前記複数のユーザのうちの前記他のユーザとインタラクションされることを可能にする
請求項1に記載の方法。
【請求項13】
少なくとも1つのメモリと通信する少なくとも1つのプロセッサを備えるシステムであって、
前記少なくとも1つのメモリはコンピュータ可読命令を含み、前記コンピュータ可読命令は、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合、前記少なくとも1つのプロセッサに、
複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられた第1のコンピューティング装置からビデオを受信することであって、前記ビデオが、前記ビデオのフレームの少なくとも1つのサブセット上に少なくとも1つのコンポーネントをオーバーレイすることを含むインタラクティブエフェクトを用いて生成され、前記インタラクティブエフェクトが、前記ビデオが前記複数のユーザのうちの他のユーザとインタラクションされることを可能にすることと、
前記ビデオを、前記複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられた第2のコンピューティング装置において提示することであって、前記ビデオは、前記ビデオとインタラクションする仕方に関する命令を示す情報を含むことと、
前記第2のユーザによる前記ビデオとのインタラクションの指示を受信することに応じて、前記少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられたアニメーションを前記第2のコンピューティング装置において自動的に表示することを引き起こすことと、
を含むオペレーションを実行させる
システム。
【請求項14】
前記オペレーションは、
所定の画像又は所定のメッセージのうちの少なくとも1つの表示を、前記少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられた前記アニメーションの表示の後に引き起こすこと、
をさらに含む請求項13に記載のシステム。
【請求項15】
前記オペレーションは、
前記インタラクティブエフェクトを用いて前記ビデオを生成する処理の期間中に、前記第1のコンピューティング装置でインタラクションのシミュレーションを引き起こすこと、
をさらに含む請求項13に記載のシステム。
【請求項16】
前記オペレーションは、
前記ビデオ内に指示性コンテンツを含めることを前記第1のユーザにリマインドする情報の表示を引き起こすこと、をさらに含み、
前記指示性コンテンツは、前記ビデオとインタラクションする仕方を前記複数のユーザのうちの前記他のユーザに指示する
請求項13に記載のシステム。
【請求項17】
コンピュータ可読命令が記憶されている非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記コンピュータ可読命令は、プロセッサにより実行されると、前記プロセッサに、
複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられた第1のコンピューティング装置からビデオを受信することであって、前記ビデオが、前記ビデオのフレームの少なくとも1つのサブセット上に少なくとも1つのコンポーネントをオーバーレイすることを含むインタラクティブエフェクトを用いて生成され、前記インタラクティブエフェクトが、前記ビデオが前記複数のユーザのうちの他のユーザとインタラクションされることを可能にすることと、
前記ビデオを、前記複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられた第2のコンピューティング装置において提示することであって、前記ビデオは、前記ビデオとインタラクションする仕方に関する命令を示す情報を含むことと、
前記第2のユーザによる前記ビデオとのインタラクションの指示を受信することに応じて、前記少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられたアニメーションを前記第2のコンピューティング装置において自動的に表示することを引き起こすことと、
を含むオペレーションを実現させる非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項18】
前記オペレーションは、
所定の画像又は所定のメッセージのうちの少なくとも1つの表示を、前記少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられた前記アニメーションの表示の後に引き起こすこと、
をさらに含む請求項17に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項19】
前記オペレーションは、
前記インタラクティブエフェクトを用いて前記ビデオを生成する処理の期間中に、前記第1のコンピューティング装置でインタラクションのシミュレーションを引き起こすこと、
をさらに含む請求項17に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項20】
前記オペレーションは、
前記ビデオ内に指示性コンテンツを含めることを前記第1のユーザにリマインドする情報の表示を引き起こすこと、をさらに含み、
前記指示性コンテンツは、前記ビデオとインタラクションする仕方を前記複数のユーザのうちの前記他のユーザに指示する
請求項17に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2022年1月31日に出願された米国特許第17/589,673号(発明名称:インタラクティブエフェクトを用いたコンテンツ作成)の優先権を主張し、該出願の開示内容は、引用により全体として本願に組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
インターネットに基づくツールを使って行われるコミュニケーションが増えている。インターネットに基づくツールは、任意のソフトウェア又はプラットフォームとすることができる。YouTube(登録商標)やFaceBook(登録商標)のような既存のソーシャルメディアプラットフォームは、ユーザ同士が静的なアプリケーションやウェブページを介して画像や動画などの情報を共有することでコミュニケーションすることを可能にしている。携帯電話などの通信機器がますます高性能化する中、人々は新しいエンターテインメント、ソーシャルネットワークや通信の方法を求め続けている。
【図面の簡単な説明】
【0003】
以下の詳細な説明は、添付図面と合わせて読むとよりよく理解できる。説明のために、本開示の様々な態様の例示的な実施形態が添付図面に示されているが、本発明は、開示されている特定の方法及び手段に限定されない。
【0004】
【
図1】コンテンツを配信するための例示的なシステムを示す図である。
【0005】
【
図2】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0006】
【
図3】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0007】
【
図4A】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0008】
【
図4B】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0009】
【
図5A】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0010】
【
図5B】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0011】
【
図6A】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0012】
【
図6B】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0013】
【
図7A】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0014】
【
図7B】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0015】
【
図8】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0016】
【
図9】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0017】
【
図10】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0018】
【
図11A】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0019】
【
図11B】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0020】
【
図12A】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0021】
【
図12B】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0022】
【
図13】本開示にかかるコンテンツ配信アプリケーションの別の例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0023】
【
図14】本開示にかかるユーザ装置により実行可能な例示的なコンテンツ作成方法を示す図である。
【0024】
【
図15】本開示にかかるユーザ装置により実行可能な別の例示的なコンテンツ作成方法を示す図である。
【0025】
【
図16】本開示にかかるユーザ装置により実行可能な別の例示的なコンテンツ作成方法を示す図である。
【0026】
【
図17】本明細書に開示されたいずれかの方法を実行するために使用可能な例示的なコンピューティング装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
コンテンツ配信プラットフォームは、多数の拡張現実(AR:augmented reality)レンズ、フィルタ、又はエフェクトをそれらのユーザにより使用されるために提供するかもしれない。例えば、コンテンツ配信プラットフォームは、コンテンツ配信プラットフォームのユーザが写真又はビデオを作成するために使用できる1つ又は複数のARレンズ、フィルタ又はエフェクトを提供してもよい。ユーザが1つ又は複数のARレンズ、フィルタ、又はエフェクトを用いてビデオ又は写真を作成する場合、ビデオ又は写真は、写真上又はビデオフレームの少なくともサブセット上にオーバーレイされる1つ又は複数のARコンポーネントを特徴としてもよい。ARコンポーネントは、例えば、2次元コンピュータ生成グラフィック及び/又は3次元コンピュータ生成グラフィックを含んでもよい。
【0028】
しかしながら、このようなARレンズ、フィルタ、又はエフェクトは、新しいコンテンツを作成するのではなく、コンテンツを見たいコンテンツ配信プラットフォームのユーザには利用されない可能性がある。例えば、ARレンズ、フィルタ、又はエフェクトは、ユーザが他のユーザが見るために新しいビデオを作成する場合にのみ使用される可能性がある。多くの場合、ユーザはカメラを開かずにコンテンツを見たり消費したりするためだけにコンテンツ配信プラットフォームを利用するかもしれない。これらのユーザは、複数のステップを実行してカメラを開かない限り、ARレンズ、フィルタ、エフェクトを体験したり、ARレンズ、フィルタ、エフェクトとインタラクションしたりする機会はない。したがって、コンテンツ作成及び配信技術の改善が求められている。
【0029】
本開示は、コンテンツ、例えば、ビデオを作成するために使用可能なインタラクティブエフェクトについて説明する。これらのインタラクティブエフェクトを用いて作成されたコンテンツは、他のユーザへ配信され、他のユーザにより閲覧されてもよい。他のユーザは、コンテンツを見たり、閲覧中にコンテンツとインタラクションしたりしてもよい。インタラクティブエフェクトを用いたコンテンツ作成を容易にすることにより、本開示に記載の技術は、コンテンツを作成したりカメラを開いたりすることなく、コンテンツ配信プラットフォームのより多くのユーザがARレンズ、フィルタ、又はエフェクトを体験することを可能にする。結果として、コンテンツ配信プラットフォーム上のユーザ体験が向上する。
【0030】
図1はコンテンツを配信するための例示的なシステム100を示す。システム100は、クラウドネットワーク102と複数のクライアント装置104a~dとを含んでもよい。クラウドネットワーク102と複数のクライアント装置104a~dとは、1つ又は複数のネットワーク120を介して互いに通信してもよい。
【0031】
クラウドネットワーク102は、単一の建物のようなデータセンターに配置されてもよく、又は異なる地理的位置(例えば、いくつかの建物)に分散されていてもよい。クラウドネットワーク102は、1つ又は複数のネットワーク120を介してサービスを提供してもよい。ネットワーク120は、ルータ、スイッチ、マルチプレクサ、ハブ、モデム、ブリッジ、リピータ、ファイアウォール、プロキシ装置、及び/又は同様の装置など、様々なネットワーク装置を含む。ネットワーク120は、同軸ケーブルリンク、ツイストペアケーブルリンク、光ファイバリンク、それらの組み合わせなどの物理的リンクを含んでもよい。ネットワーク120は、セルラーリンク、衛星リンク、Wi-Fiリンクなどの無線リンクを含んでもよい。
【0032】
クラウドネットワーク102は、様々なサービスをホストする複数のコンピューティングノード118を含んでもよい。一実施形態において、ノード118はビデオサービス112をホストする。ビデオサービス112は、インターネットプロトコルビデオストリーミングサービスのようなコンテンツストリーミングサービスを含んでもよい。ビデオサービス112は様々な送信技術を介してコンテンツ116を配信するように設定されてもよい。ビデオサービス112は、ビデオ、音声、テキストデータ、それらの組み合わせなどのコンテンツ116を提供するように設定されている。コンテンツ116は、コンテンツストリーム(例えば、ビデオストリーム、オーディオストリーム、情報ストリーム)、コンテンツファイル(例えば、ビデオファイル、オーディオファイル、テキストファイル)、及び/又は他のデータを含んでもよい。コンテンツ116は、データベース114に格納されることができる。例えば、ビデオサービス112は、ビデオ共有サービス、ビデオホスティングプラットフォーム、コンテンツ配信プラットフォーム、コラボレーションゲームプラットフォームなどを含んでもよい。
【0033】
一実施形態において、ビデオサービス112により配信又は提供されるコンテンツ116は、ショートビデオを含む。ショートビデオは、1分、5分、又は他の所定の分など、所定の時間制限以下の持続時間を有することができる。限定ではなく、一例として、ショートビデオは、互いに結合された少なくとも1つ、且つ4つ以下の15秒セグメントを含んでもよい。短いビデオ持続時間は、ユーザが短い時間枠内で大量のビデオを見ることを可能にする、エンターテインメントを迅速且つ連続的に閲覧者に提供することができる。このような迅速で連続のエンターテインメントは、ソーシャルメディアプラットフォームで流行する可能性がある。他の実施形態において、ビデオサービス112により配信又は提供されるコンテンツ116は、ショートビデオの代わりに又はその追加としてロングビデオを含む。
【0034】
ビデオ、例えばショートビデオ及び/又はロングビデオは、テレビ番組又は映画からの音楽又は音声のような、事前記録のオーディオオーバーレイを含んでもよい。ビデオが事前記録のオーディオオーバーレイを含む場合、ビデオは、事前記録のオーディオとともに、1人又は複数の人が口パクやダンスをするか、又はそれらの体を他の方法で動かすことを特徴としてもよい。例えば、ビデオは、ヒット曲に合わせて個人で完成させる「ダンスチャレンジ」を特徴としてもよく、又は、ビデオは、2人がリップシンクや2人踊りに参加することを特徴としてもよい。別の例として、ビデオは、個人が、事前記録のオーディオオーバーレイに対応するように、例えば、事前記録のオーディオオーバーレイにより特徴付けされる事前記録の歌曲のビート又はリズムに対応するように、自分の体を動かすことを要求するチャレンジを達成することを特徴としてもよい。他のビデオは、事前記録のオーディオオーバーライドを含まなくてもよい。例えば、これらのビデオは、個人がスポーツをしたり、いたずらをしたり、美容やファッションのアドバイス、料理のコツ、家の内装のコツなどのアドバイスをすることを特徴としてもよい。
【0035】
一実施形態において、コンテンツ116は、ネットワーク120を介して異なるクライアント装置104に出力されてもよい。コンテンツ116は、クライアント装置104にストリーミングされてもよい。コンテンツストリームは、ビデオサービス112から受信されたビデオ、例えばショートビデオ及び又はロングビデオのストリームであってもよい。複数のクライアント装置104は、ビデオサービス112からコンテンツ116にアクセスするように設定されてもよい。一実施形態において、クライアント装置104は、コンテンツアプリケーション106を含んでもよい。コンテンツアプリケーション106は、コンテンツ116をクライアント装置104に関連付けられたユーザに出力(例えば、表示、レンダリング、提示)するコンテンツは、ビデオ、音声、コメント、テキストデータなどを含んでもよい。
【0036】
複数のクライアント装置104は、任意のタイプのコンピューティング装置、例えばモバイル装置、タブレット装置、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、スマートテレビ又は他のスマート装置(例えば、スマートウォッチ、スマートスピーカ、スマート眼鏡、スマートヘルメット)、ゲーム装置、セットトップボックス、デジタルストリーミング装置、ロボット等を含んでもよい。複数のクライアント装置104は、1人又は複数のユーザに関連付けられてもよい。単一のユーザは、複数のクライアント装置104のうちの1つ又は複数を使用してクラウドネットワーク102にアクセスしてもよい。複数のクライアント装置104は、様々な場所に移動し、異なるネットワークを使用してクラウドネットワーク102にアクセスしてもよい。
【0037】
ビデオサービス112は、ユーザから入力を受け取るように設定されてもよい。ユーザは、ビデオサービス112のユーザとして登録されてもよく、クライアント装置104上で動作するコンテンツアプリケーション106のユーザであってもよい。ユーザ入力は、ユーザにより作成されたショートビデオ、ショートビデオに関連付けられるユーザコメント、又はショートビデオに関連付けられた「いいね」を含んでもよい。ユーザ入力は、接続要求と、テキストデータ、デジタル画像データ又はユーザコンテンツなどのユーザ入力データとを含んでもよい。接続要求は、クライアント装置104a~dからの、ビデオサービス112に接続する要求を含んでもよい。ユーザ入力データは、ビデオ及び/又はユーザコメントなど、ショートビデオサービス112に接続されているユーザがビデオサービス112の他の接続されているユーザと共有することを望む情報を含んでもよい。
【0038】
ビデオサービス112は、異なるタイプのクライアント装置104を使用するユーザから異なるタイプの入力を受信できるかもしれない。例えば、携帯電話又はタブレットなどの第1のユーザ装置上でコンテンツアプリケーション106を使用するユーザは、コンテンツアプリケーション106を使用してビデオを作成し、アップロードできるかもしれない。異なる携帯電話又はタブレット上でコンテンツアプリケーション106を使用するユーザは、ショートビデオ又は他のユーザにより書かれたコメントを見たり、コメントしたり、「いいね」できるかもしれない。別の例において、スマートテレビ、ラップトップ、デスクトップ、又はゲーム装置上でコンテンツアプリケーション106を使用するユーザは、コンテンツアプリケーション106を使用してショートビデオを作成及びアップロードしたり、ショートビデオにコメントしたりすることができないかもしれない。代わりに、スマートテレビ、ラップトップ、デスクトップ、又はゲーム装置上でコンテンツアプリケーション106を使用するユーザは、コンテンツアプリケーション106を使用して、ショートビデオを見たり、他のユーザが残したコメントを見たり、ショートビデオを「いいね」したりすることしかできないかもしれない。
【0039】
一実施形態において、ユーザは、クライアント装置104上のコンテンツアプリケーション106を使用して、ビデオを作成し、クラウドネットワーク102にアップロードしてもよい。クライアント装置104は、コンテンツアプリケーション106のインターフェース108にアクセスすることができる。インターフェース108は、入力要素を含んでもよい。例えば、入力要素は、ユーザがビデオを作成することを可能にするように設定されてもよい。ビデオを作成するために、ユーザは、クライアント装置104のカメラのような画像取得装置又はマイクにアクセスする許可をコンテンツアプリケーション106に与えてもよい。コンテンツアプリケーション106を使用して、ユーザは、ビデオの持続時間を選択するか、又はビデオの速度、例えば「スローモーション」又は「スピードアップ」を設定してもよい。
【0040】
ユーザは、コンテンツアプリケーション106を用いてビデオを編集してもよい。ユーザは、1つ又は複数のテキスト、フィルタ、サウンド、又はビューティエフェクト又はインタラクティブエフェクトなどのエフェクトをビデオに追加してもよい。事前記録のオーディオオーバーレイをビデオに追加するために、ユーザは、コンテンツアプリケーション106のサウンドライブラリから歌曲又はサウンドクリップを選択してもよい。サウンドライブラリには、異なる歌曲、サウンドエフェクト、又は映画、アルバム、テレビ番組からのオーディオクリップを含んでもよい。事前記録のオーディオオーバーレイをビデオに追加することに加えて、又は追加する代わりに、ユーザは、コンテンツアプリケーション106を使用して、ビデオにナレーションを追加してもよい。ナレーションは、ユーザがクライアント装置104のマイクを使用して記録したサウンドであってもよい。ユーザは、ビデオにテキストオーバーレイを追加することができ、コンテンツアプリケーション106を使用して、テキストオーバーレイがビデオにいつ現れることを望むかを指定してもよい。ユーザは、ビデオに、キャプション、位置タグ、及び1つ又は複数のハッシュタグを割り振り、ビデオの主題を示してもよい。コンテンツアプリケーション106は、ビデオについての「カバー画像」として使用するために、ビデオのフレームを選択するようにユーザに促してもよい。
【0041】
ユーザがビデオを作成した後、ユーザは、コンテンツアプリケーション106を使用して、ビデオをクラウドネットワーク102にアップロードし、且つ/又はビデオをユーザ装置104にローカルに保存してもよい。ユーザがビデオをクラウドネットワーク102にアップロードするとき、ユーザは、ビデオをコンテンツアプリケーション106の他の全てのユーザが閲覧可能にするか、コンテンツアプリケーション106のユーザのサブセットだけが閲覧可能にするかを選択してもよい。ビデオサービス112は、アップロードされたビデオ及びビデオに関連付けられた任意のメタデータを1つ又は複数のデータベース114に記憶してもよい。
【0042】
一実施形態において、ユーザは、クライアント装置104上のコンテンツアプリケーション106を使用して、ビデオ上で入力を提供してもよい。クライアント装置104は、ユーザがビデオに関連付けられる入力を提供することを可能にするコンテンツアプリケーション106のインターフェース108にアクセスしてもよい。インターフェース108は、入力要素を含んでもよい。例えば、入力要素は、特定のビデオに関連付けられたコメント又は「いいね」などのユーザからの入力を受け取るように設定されてもよい。入力がコメントである場合、コンテンツアプリケーション106は、ユーザが自分の入力に関連付けられる絵文字を設定することを許可することができる。コンテンツアプリケーション106は、ユーザがいつコメントを書き込んだかなど、入力についての時間情報を決定することができる。コンテンツアプリケーション106は、入力及び関連付けられたメタデータをクラウドネットワーク102に送信することができる。例えば、コンテンツアプリケーション106は、コメント、コメントを書いたユーザの識別子及びコメントについての時間情報をクラウドネットワーク102に送信してもよい。ビデオサービス112は、入力及び関連付けられたメタデータをデータベース114に記憶してもよい。
【0043】
ビデオサービス112は、アップロードされたビデオとユーザ入力とを他のユーザに出力するように設定されてもよい。ユーザは、ビデオサービス112のユーザとして登録され、他のユーザが作成したビデオを見てもよい。ユーザは、クライアント装置104上で動作するコンテンツアプリケーション106のユーザであってもよい。コンテンツアプリケーション106は、ビデオとユーザコメントとを、クライアント装置104に関連付けられたユーザに出力(表示、レンダリング、提示)してもよい。クライアント装置104は、コンテンツアプリケーション106のインターフェース108にアクセスすることができる。インターフェース108は、出力要素を含んでもよい。出力要素は、ユーザがビデオを選択して見られるように、異なるビデオに関する情報を表示するように設定されてもよい。例えば、出力要素は、ビデオに関連付けられた複数のカバー画像、字幕、又はハッシュタグを表示するように設定されてもよい。出力要素はまた、各ビデオに関連付けられたカテゴリに従ってビデオを配置するように設定されてもよい。
【0044】
一実施形態において、ビデオに関連付けられたユーザコメントは、同じビデオを見ている他のユーザに出力されてもよい。例えば、ビデオにアクセスしている全てのユーザは、ビデオに関連付けられたコメントを見てもよい。ビデオサービス112は、ビデオと関連付けられたコメントとを同時に出力してもよい。コメントは、ビデオサービス112によりリアルタイム又はほぼリアルタイムに出力されてもよい。コンテンツアプリケーション106は、クライアント装置104上に様々な方法でビデオとコメントとを表示してもよい。例えば、コメントは、コンテンツ上のオーバーレイに表示されたり、コンテンツの隣のオーバーレイに表示されたりしてもよい。別の例として、ビデオに関連付けられた他のユーザのコメントを見たいユーザは、コメントを見るためにボタンを選択する必要があるかもしれない。コメントは表示時にアニメーション表示されてもよい。例えば、コメントはビデオを横切って又はオーバーレイを横切ってスクロール表示されてもよい。
【0045】
一実施形態において、ユーザは、ビデオサービス112により提供される複数のインタラクティブエフェクトから選択されたインタラクティブエフェクトを用いて、コンテンツアプリケーション106でビデオを作成してもよい。各インタラクティブエフェクトは、ビデオのフレームの少なくとも1つのサブセット上で少なくとも1つのコンポーネントをオーバーレイすることを含んでもよい。インタラクティブエフェクトは、Effect SDK及びLUAスクリプト言語を使用して開発されてもよい。例えば、コンポーネントは、1つ又は複数の2D又は3次元(3D)コンピュータ生成グラフィックを含んでもよい。例えば、Helium(エンジン)とLynx(フレームワーク)を使用して、任意の2D又は3D UIコンポーネントを個別の層としてビデオ上にレンダリングしてもよい。この層の上でこれらのUIコンポーネントを定義することにより、閲覧者が別のユーザのエフェクトビデオと「インタラクション」する方法が事前定義される。
【0046】
インタラクティブエフェクトは、ビデオが複数のユーザのうちの他のユーザとインタラクションされることを可能にする。ビデオがこのインタラクティブエフェクトを用いて作成された後、そのビデオはクラウドネットワーク102にアップロードされてもよく、且つ/又は、そのビデオをユーザ装置104にローカルに保存してもよい。ビデオサービス112は、ビデオサービス112のユーザとして登録されている他のユーザに、このインタラクティブエフェクトを用いて作成された、アップロードされたビデオを出力するように設定されてもよい。他のユーザは、インタラクティブエフェクトを用いて作成されたビデオを消費してもよく、他のユーザはビデオとインタラクションしてもよい。例えば、他のユーザがビデオとインタラクションする場合、少なくとも1つのオーバーレイコンポーネントに関連付けられたアニメーションが引き起こされてもよい。
【0047】
例えば、インタラクティブエフェクトを用いて作成されたビデオは、公開される場合、ビデオサービス112に送信されてもよい。ビデオサービス112は、Helium及びLynxを使用して、ビデオ上にJavaScript(登録商標)アプリケーションをレンダリングしてもよい。Lynx CanvasはHeliumを使用してネイティブレンダリング能力で描画する。閲覧者がビデオを見るとき、閲覧者はそのビデオについてジェスチャを行うように要求されてもよい。閲覧者がジェスチャをトリガーすると、Interaction APIはこの情報を得て、Rendering APIを使用してビデオ上に追加の2D又は3DアニメーションをレンダリングするためにLynxを使用するようクライアントに通知する。
【0048】
いくつかの実施形態において、ユーザは、複数のエフェクトを用いて、コンテンツアプリケーション106を用いてビデオを作成してもよい。該複数のエフェクトは、ビデオサービス112により提供される複数のインタラクティブエフェクトから選択された1つ又は複数のインタラクティブエフェクトを含んでもよい。例えば、第1のエフェクトを用いてビデオの第1の部分を作成し、第2の異なるエフェクトを用いてビデオの第2の部分を作成してもよい。第1のエフェクト及び/又は第2のエフェクトは、ビデオの閲覧者がビデオと「インタラクション」することを可能にするインタラクティブエフェクトであってもよい。例えば、第1のエフェクトがインタラクティブであるが、第2のエフェクトがそうでない場合、ビデオの閲覧者は、ビデオの第1の部分の間、ビデオとインタラクションすることができるが、ビデオの第2の部分の間、ビデオとインタラクションすることができないかもしれない。第1のエフェクトと第2のエフェクトとの両方がインタラクティブである場合、ビデオの閲覧者は、ビデオの第1の部分の間、第1のエフェクトに対応する第1の方法でビデオとインタラクションすることができ、ビデオの第2の部分の間、第2のエフェクトに対応する第2の方法でビデオとインタラクションすることができるかもしれない。単一のビデオは、任意の数のインタラクティブエフェクト又はその他のエフェクトを用いて作成されてもよい。
【0049】
複数のコンピューティングノード118は、ショートビデオサービス112に関連付けられるタスクを処理してもよい。複数のコンピューティングノード118は、1つ又は複数のコンピューティング装置、1つ又は複数のプロセッサ、1つ又は複数の仮想コンピューティングインスタンス、それらの組み合わせなどとして実装されてもよい。複数のコンピューティングノード118は、1つ又は複数のコンピューティング装置により実装されてもよい。1つ又は複数のコンピューティング装置は、仮想化コンピューティングインスタンスを含んでもよい。仮想化コンピューティングインスタンスは、仮想マシン、例えばコンピュータシステム、オペレーティングシステム、サーバなどのエミュレーションを含んでもよい。仮想マシンは、仮想イメージ及び/又はエミュレーションのための特定のソフトウェア(例えば、オペレーティングシステム、専用アプリケーション、サーバ)を定義する他のデータに基づいて、コンピューティング装置によりロードされてもよい。異なるタイプのプロセッシングサービスについての需要が変化すると、異なる仮想マシンを1つ又は複数のコンピューティング装置においてロード及び/又は終了されてもよい。同じコンピューティング装置上の異なる仮想マシンの使用を管理するために、ハイパーバイザを実装してもよい。
【0050】
上記したように、ユーザは、クライアント装置104上のコンテンツアプリケーション106を使用して、ビデオを作成してクラウドネットワーク102にアップロードしてもよい。いくつかの実施形態において、ユーザは、ビデオサービス112により提供される複数のインタラクティブエフェクトから選択されたインタラクティブエフェクトを用いてビデオを作成することができる。インタラクティブエフェクトを用いて作成されたビデオは、ビデオの閲覧者によりインタラクションされてもよい。
図2は、コンテンツアプリケーション106のユーザインターフェース(UI)200の一例を示す。クライアント装置104a~dのユーザは、UI 200を使用して、インタラクティブエフェクトを用いてビデオを作成することができる。例えば、ユーザは、エフェクトアイコン202を選択してもよい。ユーザがエフェクトアイコン202を選択した場合、ユーザは、複数の異なるエフェクトオプションからエフェクトを選択することができる。エフェクトオプションのうちの1つ又は複数は、インタラクティブエフェクトであってもよい。ユーザがインタラクティブエフェクトを選択した場合、プロンプト204が、UI 200上に現れてもよい。例えば、ユーザがインタラクティブエフェクトを用いてビデオを作成するのが初めてである場合、プロンプト204が現れてもよい。ユーザが後でインタラクティブエフェクトを用いてビデオを作成するときに、ユーザがプロンプト204を再び現れることを望まない場合、ユーザは、ボックス208を選択することにより、それを示してもよい。デフォルトでは、ボックス208がチェックされていてもよい。プロンプト204は、選択されたエフェクトがイタラクティブであり、選択されたエフェクトを用いて作成されたビデオが、ビデオの閲覧者によりイタラクティブされることができることをユーザに通知してもよい。ユーザは、追加として、ボックス206から時間を選択することにより、ビデオに関連付けられる時間を選択することができるかもしれない。例えば、ユーザは、ビデオを3分間、60秒間、15秒間、又は任意の他の持続時間であるようにしたいことを示すことができるかもしれない。
【0051】
いくつかの実施形態において、ビデオサービス112により提供される各インタラクティブエフェクトは、それ自体のデフォルト背景に関連付けられる。ユーザは、ピクチャ又は画像をアップロードしてデフォルト背景を入れ換えるように促されてもよい。
図3は、コンテンツアプリケーション106のUI 300の一例を示す。UI 300は、プロンプト302を含む。プロンプト302は、自分のピクチャ又は画像をアップロードして、選択されたインタラクティブエフェクトに関連付けられるデフォルト背景を変更するように、ユーザに指示してもよい。自分のピクチャ又は画像をアップロードして、選択されたインタラクティブエフェクトに関連付けられるデフォルト背景を入れ換えたいとユーザが決定した場合、ユーザは、アップロードボタン304を選択することができる。逆に、デフォルト背景を入れ換えたくないとユーザが決定した場合、ユーザは自分のピクチャ/画像をアップロードしたくないかもしれない。結果として、ユーザは、アップロードボタン304を選択しなくてもよい。
【0052】
図4A~
図7Bは、第1のインタラクティブエフェクトを用いてビデオを作成するユーザに関連付けられるコンテンツアプリケーション106の例示的なUIを示す。
図4Aに示すように、ユーザは、インタラクティブエフェクトボタン402を選択してもよい。ユーザがビデオサービス112により提供される様々なインタラクティブエフェクトを見たい場合、ユーザはインタラクティブエフェクトボタン402を選択してもよい。ユーザがボタン402を選択すると、ビデオサービス112により提供されるインタラクティブエフェクトに関連付けられる様々なアイコンがUI 400上に表示されてもよい。アイコンの各々は、ビデオサービス112により提供される特定のインタラクティブエフェクトに対応してもよい。ユーザは、UI 400からアイコン404を選択してもよい。アイコン404は、第1のインタラクティブエフェクトに対応する。アイコン404を選択することにより、ユーザは、ユーザが第1のインタラクティブエフェクトを用いてビデオを作成したいことを示す。第1のインタラクティブエフェクトに関連付けられた名前406は、UI 400上、例えばUI 400の上部又はヘッダ上に現れてもよい。
【0053】
上述したように、いくつかの実施形態において、ビデオサービス112により提供される各インタラクティブエフェクトは、それ自体のデフォルト背景に関連付けられる。第1のインタラクティブエフェクトは、第1のデフォルト背景に関連付けられてもよい。ユーザは、ピクチャ又は画像をアップロードして第1のデフォルト背景を入れ換えるように促されてもよい。
図4Bに示すように、ユーザは、UI 401上に示されるボックス408内で予め作成された様々な背景画像オプションをスクロールして閲覧してもよい。ユーザは、追加として又は代替として、ピクチャ又は画像をアップロードして第1のデフォルト背景を入れ換えてもよい。自分のピクチャ又は画像をアップロードして、第1のインタラクティブエフェクトに関連付けられる第1のデフォルト背景を入れ換えたいとユーザが決定した場合、ユーザは、ボックス408内のアップロードボタンを選択することができる。逆に、第1のデフォルト背景を入れ換えたくないとユーザが決定した場合、ユーザは自分のピクチャ/画像をアップロードしたくないかもしれない。結果として、ユーザは、ボックス408内のアップロードボタンを選択しなくてもよい。
【0054】
いくつかの実施形態において、背景が(デフォルトで又はその他の方法で)選択された後、ユーザの身体部分(例えば、ユーザの顔)が、ビデオのフレームの該少なくとも1つのサブセット上にオーバーレイされる2次元(2D)又は3次元(3D)コンポーネント上に置かれてもよい。例えば、2次元(2D)又は3次元(3D)コンポーネントは、ボトル及び/又はグラスを持っている踊る身体であってもよい。ユーザが写真撮影又はビデオ撮影を開始する前に、ユーザの身体部分を2Dキャラクタ上に置いてもよい。例えば、
図1のUI 500に示すように、2Dキャラクタは、ボトルを持っている踊るキャラクタ502であってもよい。ユーザの顔504は、ユーザの顔が踊る身体に付加されたように見えるように、踊るキャラクタの顔上に置かれてもよい。
【0055】
UI 500に関連付けられるクライアント装置104は、クライアント装置104のカメラにより取得されたフィードを利用して、オブジェクトの1つ又は複数の部分、例えばユーザの1つ又は複数の身体部分を検出(例えば位置決め)してもよい。例えば、クライアント装置104は、カメラにより取得されたフィードを利用して、ユーザの頭部又は顔を検出してもよい。カメラにより検出された1つ又は複数の身体部分は、2Dキャラクタ上に置かれる身体部分を含んでもよい。
【0056】
いくつかの実施形態において、ユーザの身体部分(例えば、ユーザの顔504)が2Dキャラクタ502上に置かれた後であって、ユーザが写真撮影又はビデオ撮影を開始する前に、第1のインタラクティブエフェクトに関連付けられるインタラクションをシミュレーションしてもよい。例えば、閲覧者と、第1のインタラクティブエフェクトを用いて既に作成されたビデオとのインタラクションはシミュレートされてもよい。このようにして、ビデオを作成するユーザは、インタラクションを体験し、第1のインタラクティブエフェクトを用いて自分のビデオを作成したいか否かを決定してもよい。ビデオの閲覧者もビデオとインタラクションすることができるようになることを示すテキストは、UI 500上に表示されてもよい。指示506は、UI 500上に現れてもよい。指示506は、ビデオとインタラクションする仕方をユーザに指示するテキスト及び/又はグラフィック命令を含んでもよい。例えば、指示506は、クライアント装置104を振るようにユーザに指示するテキストを含んでもよい。UI 500はまた、閲覧者が同じ方法で(例えば、電話を振ることにより)ビデオとインタラクションできるようになることをユーザにリマインドするテキスト又は/又はグラフィックを含んでもよい。
【0057】
ユーザが指示506により提供される命令に従う場合、2Dキャラクタ502に関連付けられるアニメーションが引き起こされてもよい。例えば、ユーザがクライアント装置104を振ると、
図5Bに図示されるUI 501に示されるように、2Dキャラクタが持っているボトルの栓がポンと抜ける、且つ/又は噴射するように見えてもよい。いくつかの実施形態において、ユーザが指示506により提供される命令に従う場合、サウンドの出力が追加として又は代替として引き起こされてもよい。サウンドは、2Dキャラクタ502に関連付けられるアニメーションに対応してもよい。例えば、このサウンドは、UI 501上で栓がポンと抜けるボトルに対応する「ポンと抜けるコルク」サウンドであってもよい。ユーザは、第1のインタラクティブエフェクトを有するビデオを記録することができる。第1のインタラクティブエフェクトを有するビデオを記録するために、ユーザは記録開始ボタン510を選択することができる。
【0058】
ユーザは、第1のインタラクティブエフェクトを有するビデオを記録することができる。いくつかの実施形態において、ビデオとインタラクションする仕方を閲覧者に口頭で指示するようにユーザにリマインドするメッセージ又は命令が現れてもよい。例えば、ビデオの記録中に、ユーザが、携帯電話を振って驚かされるようにユーザたちに口頭で指示すべきであることをユーザにリマインドしてもよい。ビデオが記録されている間、ユーザは、踊ってボトル及び/又はグラスを持っている2Dキャラクタの頭に表示されたい様々な顔表情を作ることができる。しかしながら、2Dの踊るキャラクタの位置を変更したり、拡大縮小したりすることはできない可能性がある。ユーザがビデオを記録している間、ユーザは、第1のインタラクティブエフェクトに関連付けられるインタラクションを見ることができない可能性がある。ビデオの閲覧者がビデオとインタラクションすることができるようになることをユーザにリマインドするテキストは、UI上に表示されてもよい。ユーザが録画を終了する場合、ユーザは、
図6AのUI 600に示される録画終了ボタン602を選択することができる。ユーザが記録を終了した場合、ユーザは、
図6Bに図示されるUI 601により示されるように、第1のインタラクティブエフェクトを用いて作成したビデオをプレビューすることができる。ユーザは、第1のインタラクティブエフェクトを用いて作成したビデオをプレビューするとき、ビデオとインタラクションすることができないかもしれない。
【0059】
上述したように、ユーザが第1のインタラクティブエフェクトを用いてビデオを作成した後、ユーザは、コンテンツアプリケーション106を使用して、第1のインタラクティブエフェクトを用いて作成したビデオをクラウドネットワーク102にアップロードし、且つ/又はビデオをユーザ装置104にローカルに保存してもよい。ユーザが第1のインタラクティブエフェクトを用いて作成したビデオをクラウドネットワーク102にアップロードするとき、ユーザは、ビデオをコンテンツアプリケーション106の他の全てのユーザが閲覧可能にするか、コンテンツアプリケーション106のユーザのサブセットだけが閲覧可能にするかを選択してもよい。ビデオサービス112は、アップロードされた、第1のインタラクティブエフェクトを用いて作成されたビデオ及び任意の関連付けられたメタデータを1つ又は複数のデータベース114に記憶してもよい。
【0060】
ビデオサービス112は、アップロードされた、第1のインタラクティブエフェクトを用いて作成されたビデオを他のユーザに閲覧用に出力するように設定されてもよい。他のユーザは、コンテンツアプリケーション106のインターフェース108上で、第1のインタラクティブエフェクトを用いて作成されたビデオを見てもよい。
図7A~
図7Bは、第1のインタラクティブエフェクトを用いて作成され、アップロードされたビデオを見る異なるユーザを図示するUI 700~701を示す。第1のインタラクティブエフェクトを用いて作成されたアップロードされたビデオを該異なるユーザが見ている間、プロンプト702はUI 700上に現れてもよい。プロンプト702は、ビデオとのインタラクションの方法について指示してもよい。例えば、プロンプト702は、該異なるユーザがビデオを見ているクライアント装置104を振るように該異なるユーザに指示してもよい。
【0061】
該異なるユーザが指示702により提供される命令に従う場合、ビデオ内の特徴とされる2Dキャラクタに関連付けられるアニメーションが引き起こされてもよい。例えば、該異なるユーザがクライアント装置104を振ると、UI 701に示されるように、2Dキャラクタが持っているボトルの栓がポンと抜ける、且つ/又は噴射するように見えてもよい。いくつかの実施形態において、該異なるユーザが指示702により提供される命令に従う場合、サウンドの出力が追加として又は代替として引き起こされてもよい。サウンドは、2Dキャラクタに関連付けられるアニメーションに対応してもよい。例えば、このサウンドは、UI 701上で栓がポンと抜けるボトルに対応する「ポンと抜けるコルク」サウンドであってもよい。
【0062】
図8~
図13は、第2の異なるインタラクティブエフェクトを用いてビデオを作成するユーザに関連付けられるコンテンツアプリケーション106の例示的なUIを示す。
図8に示すように、ユーザは、インタラクティブエフェクトボタン402を選択してもよい。ユーザがビデオサービス112により提供される様々なインタラクティブエフェクトを見たい場合、ユーザはインタラクティブエフェクトボタン402を選択してもよい。ユーザがボタン402を選択すると、ビデオサービス112により提供されるインタラクティブエフェクトに関連付けられる様々なアイコンがUI 800上に表示されてもよい。アイコンの各々は、ビデオサービス112により提供される特定のインタラクティブエフェクトに対応してもよい。ユーザは、UI 800からアイコン804を選択してもよい。アイコン804は、第2のインタラクティブエフェクトに対応する。第2のインタラクティブエフェクトは、上述した第1のインタラクティブエフェクトとは異なる。アイコン804を選択することにより、ユーザは、ユーザが第2のインタラクティブエフェクトを用いてビデオを作成したいことを示す。第2のインタラクティブエフェクトに関連付けられた名前806は、UI 800上、例えばUI 800の上部又はヘッダ上に現れてもよい。
【0063】
上述したように、いくつかの実施形態において、ビデオサービス112により提供される各インタラクティブエフェクトは、それ自体のデフォルト背景に関連付けられる。第2のインタラクティブエフェクトは、第2のデフォルト背景に関連付けられてもよい。ユーザは、ピクチャ又は画像をアップロードして第2のデフォルト背景を入れ換えるように促されてもよい。
図8に示すように、ユーザは、UI 800上に示されるボックス808内で予め作成された様々な背景画像オプションをスクロールして閲覧してもよい。ユーザは、追加として又は代替として、ピクチャ又は画像をアップロードして第2のデフォルト背景を入れ換えてもよい。自分のピクチャ又は画像をアップロードして、第2のインタラクティブエフェクトに関連付けられる第2のデフォルト背景を入れ換えたいとユーザが決定した場合、ユーザは、ボックス808内のアップロードボタンを選択することができる。逆に、第2のデフォルト背景を入れ換えたくないとユーザが決定した場合、ユーザは自分のピクチャ/画像をアップロードしたくないかもしれない。結果として、ユーザは、ボックス808内のアップロードボタンを選択しなくてもよい。
【0064】
いくつかの実施形態において、背景が(デフォルトで又はその他の方法で)選択された後、ユーザは、自分のスクリーン上にバブルのような2D又は3Dコンポーネントを描くように促されてもよい。2D又は3Dコンポーネントは、ビデオのフレームの少なくとも1つのサブセット上にオーバーレイされてもよい。
図9に示すように、プロンプト902は、UI 900上に現れてもよい。プロンプト902は、ユーザに、例えばペイントブラシを使用して、自分のスクリーン上にバブルを描くように指示する。ユーザがUI 900上の既存のボタン上に描くことを防止してもよい。描くステップの間、ユーザに、自分のこの第2のインタラクティブエフェクトを用いて作成されたビデオがバブルにより覆われることを警告又は通知してもよい。ユーザがビデオを公開した後にのみバブルが現れることをユーザに通知するテキストがUI 900上に表示されてもよい。描くステップの間に、ユーザは、ユーザが既に描いた1つ又は複数のバブルを消去及び/又は改めて描くことができるかもしれない。
【0065】
いくつかの実施形態において、2D又は3Dコンポーネントが描かれた後であって、ユーザが写真撮影又はビデオ撮影を開始する前に、第2のインタラクティブエフェクトに関連付けられるインタラクションをシミュレーションしてもよい。例えば、閲覧者と、第2のインタラクティブエフェクトを用いて既に作成されたビデオとのインタラクションはシミュレートされてもよい。このようにして、ビデオを作成するユーザは、インタラクションを体験し、第2のインタラクティブエフェクトを用いて自分のビデオを作成したいか否かを決定してもよい。
図10に示すように、ユーザにより描かれたバブルでUI 1000を覆うことにより、第2のインタラクティブエフェクトをシミュレーションしてもよい。指示1006は、UI 1000上に現れてもよい。指示1006は、ビデオとインタラクションする仕方をユーザに知らせるテキスト及び/又はグラフィック命令を含んでもよい。例えば、指示1006は、クライアント装置104の画面をタップして既に描かれたバブルを割るようにユーザに指示するテキストを含んでもよい。UI 1000はまた、閲覧者が同じ方法で(例えば、タップしてバブルを割ることにより)ビデオとインタラクションできるようになることをユーザにリマインドするテキスト又は/又はグラフィックを含んでもよい。
【0066】
ユーザが指示1006により提供される命令に従う場合、2D又は3Dコンポーネントに関連付けられるアニメーションが引き起こされてもよい。例えば、ユーザがクライアント装置104の画面をタップすると、ユーザにより描かれたバブルが弾けたり、割れたりするように見えてもよい。いくつかの実施形態において、ユーザが指示1006により提供される命令に従う場合、サウンドの出力が追加として又は代替として引き起こされてもよい。サウンドは、2D又は3Dコンポーネントに関連付けられるアニメーションに対応してもよい。例えば、このサウンドは、割れるバブルに対応する「弾けるバブル」サウンドであってもよい。ユーザは、第2のインタラクティブエフェクトを有するビデオを記録することができる。第2のインタラクティブエフェクトを有するビデオを記録するために、ユーザは記録開始ボタン1010を選択することができる。
【0067】
ユーザは、第2のインタラクティブエフェクトを有するビデオを記録することができる。
図11Aには、ビデオを記録するユーザを図示するUI 1100が示されている。ユーザがビデオの録画を開始すると、バブルが消えてもよく、ユーザは、通常のグリーンスクリーンエフェクトであるかのようにこのエフェクトを用いてビデオを録画することができる。いくつかの実施形態において、ビデオとインタラクションする仕方を閲覧者に口頭で指示するようにユーザにリマインドするメッセージ又は命令が現れてもよい。例えば、ビデオの記録中に、ユーザが、画面をタップしてバブルを割って驚かされるようにユーザたちに口頭で指示すべきであることをユーザにリマインドしてもよい。例えば、ユーザは、バブルを割ってビデオ内のユーザの服装を見るように閲覧者に口頭で指示してもよい。
【0068】
ユーザが録画を終了する場合、ユーザは、
図11AのUI 1100に示される録画終了ボタン1106を選択することができる。ユーザが記録を終了した場合、ユーザは、
図11Bに図示されるUI 1101により示されるように、第2のインタラクティブエフェクトを用いて作成したビデオをプレビューすることができる。ユーザは、第2のインタラクティブエフェクトを用いて作成したビデオをプレビューするとき、ビデオとインタラクションすることができないかもしれない。例えば、ユーザは、ビデオをプレビューしているときに、バブルを見ることができないかもしれない。
【0069】
上述したように、ユーザが第2のインタラクティブエフェクトを用いてビデオを作成した後、ユーザは、コンテンツアプリケーション106を使用して、第2のインタラクティブエフェクトを用いて作成したビデオをクラウドネットワーク102にアップロードし、且つ/又はビデオをユーザ装置104にローカルに保存してもよい。ユーザが第2のインタラクティブエフェクトを用いて作成したビデオをクラウドネットワーク102にアップロードするとき、ユーザは、ビデオをコンテンツアプリケーション106の他の全てのユーザが閲覧可能にするか、コンテンツアプリケーション106のユーザのサブセットだけが閲覧可能にするかを選択してもよい。ビデオサービス112は、アップロードされた、第2のインタラクティブエフェクトを用いて作成されたビデオ及び任意の関連付けられたメタデータを1つ又は複数のデータベース114に記憶してもよい。
【0070】
ビデオサービス112は、アップロードされた、第2のインタラクティブエフェクトを用いて作成されたビデオを他のユーザに閲覧用に出力するように設定されてもよい。他のユーザは、コンテンツアプリケーション106のインターフェース108上で、第2のインタラクティブエフェクトを用いて作成されたビデオを見てもよい。
図12A~
図12Bは、第2のインタラクティブエフェクトを用いて作成され、アップロードされたビデオを見る異なるユーザを図示するUI 1200~1201を示す。第2のインタラクティブエフェクトを用いて作成されたアップロードされたビデオを該異なるユーザが見ている間、プロンプト1202はUI 1200上に現れてもよい。プロンプト1202は、ビデオとのインタラクションの方法について指示してもよい。例えば、プロンプト1202は、該異なるユーザがビデオを見ているクライアント装置104の画面をタップしてバブルを割るように該異なるユーザに指示してもよい。
【0071】
該異なるユーザが指示1202により提供される命令に従う場合、ビデオ内の特徴とされる2D又は3Dコンポーネントに関連付けられるアニメーションが引き起こされてもよい。例えば、異なるユーザがクライアント装置104の画面をタップすると、UI 1201に示されるように、バブルが弾けるか又は割れるように見えてもよい。いくつかの実施形態において、該異なるユーザが指示1202により提供される命令に従う場合、サウンドの出力が追加として又は代替として引き起こされてもよい。サウンドは、2D又は3Dコンポーネントに関連付けられるアニメーションに対応してもよい。例えば、このサウンドは、UI 1201上の割れるバブルに対応する「弾けるバブル」サウンドであってもよい。
【0072】
いくつかの実施形態において、異なるユーザはバブル上でタップしてそれらを割らなければならない。異なるユーザがスクリーン上で所定の回数(例えば、3回)タップすると、全てのバブルが自動的に割れ、UI 1202上で上方へ浮き上がってもよい。バブルが上方へ浮き上がると、所定の画像及び/又は所定のメッセージが表示されてもよい。例えば、
図13は、バブルが画面から浮き上がった後に表示される画像1302を描いたUI 1300を示している。画像1302は、ロゴ又は任意の他の画像であってもよい。メッセージは、追加として又は代替として表示されてもよい。
【0073】
図14は、ビデオサービス(例えば、ビデオサービス112)により実行される例示的なプロセス1400を示す。ビデオサービス112は、プロセス1400を実行して、配信されるコンテンツとのユーザインタラクションを増加させてもよい。
図14では一連のオペレーションとして説明されているが、当業者であれば、様々な実施形態において、説明されたオペレーションを追加、除去、並べ替え、又は修正してもよいことを理解できるはずである。
【0074】
1402において、複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられた第1のコンピューティング装置からビデオを受信してもよい。該複数のユーザは、例えば、ビデオサービス112の登録ユーザであってもよい。受信されたビデオは、インタラクティブエフェクトを用いて生成されている可能性がある。例えば、第1のユーザは、
図4A~
図13に関して上述した第1又は第2のインタラクティブエフェクトを用いてビデオを作成したかもしれない。インタラクティブエフェクトは、ビデオのフレームの少なくとも1つのサブセット上で少なくとも1つのコンポーネントをオーバーレイすることを含んでもよい。該少なくとも1つのコンポーネントは、2次元コンピュータ生成グラフィック又は3次元コンピュータ生成グラフィックのうちの少なくとも1つを含んでもよい。例えば、該少なくとも1つのコンポーネントは、上述した、ボトル及びグラスを持った踊るキャラクタ及び/又はバブルを含んでもよい。インタラクティブエフェクトは、ビデオが複数のユーザのうちの他のユーザとインタラクションされることを可能にする。
【0075】
1404において、ビデオは、該複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられた第2のコンピューティング装置において提示されてもよい。例えば、ビデオの出力は、第2のコンピューティング装置を介して引き起こされてもよい。第2のユーザは、第2のコンピューティング装置上でビデオを消費又は閲覧してもよい。ビデオは、ビデオとのインタラクションの方法に関する命令を示す情報を含んでもよい。例えば、第2のコンピューティング装置においてビデオを提示することは、第2のコンピューティング装置のインターフェース上でテキストを出力することを含んでもよい。このテキストは、第2のユーザがビデオとインタラクションする仕方に関する命令を含んでもよい。例えば、このテキストは、第2のコンピューティング装置を振る又は回転するように第2のユーザに指示してもよい。別の例として、このテキストは、第2のコンピューティング装置のインターフェース上で少なくとも1つのユーザジェスチャ(例えば、タップ、スワイプ、クリック)を実行するように第2のユーザに指示してもよい。
【0076】
1406において、第2のユーザによるビデオとのインタラクションの指示が受信されたことに応じて、第2のコンピューティング装置上の少なくとも1つのコンポーネントに関連するアニメーションの表示を自動的に引き起こしてもよい。例えば、第2のユーザが命令(第2のコンピューティング装置を振るか回転するか、又は少なくとも1つのユーザジェスチャを実行する)に従う場合、該少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられるアニメーションが引き起こされてもよい。例えば、
図7Bに関連して上述したように、第2のユーザが第2のコンピューティング装置を振ると、2Dキャラクタが持っているボトルは、栓がポンと抜ける、且つ/又は噴射するように見えてもよい。別の例として、
図12Bに関連して上述されたように、第2のユーザが第2のコンピューティング装置の画面をタップすると、バブルが弾けるか又は割れるように見えてもよい。
【0077】
ビデオを見ることに応じて、第2のユーザは、インタラクティブエフェクトを用いて自分のビデオを作成したいかもしれない。第2のユーザは、インタラクティブエフェクトを用いて新しいビデオを作成し、ビデオサービス112の他のユーザに配信するために、例えばビデオサービス112に、この新しいビデオをアップロードしてもよい。ビデオサービス112は、第2のユーザに関連付けられた第2のコンピューティング装置から新しいビデオを受信し、ビデオサービス112の他のユーザにこの新しいビデオを提示してもよい。例えば、この新しいビデオは、複数のユーザのうちの第3のユーザに関連付けられた第3のコンピューティング装置において提示されてもよい。第2のビデオは、ビデオとのインタラクションの方法に関する命令を示す情報を含んでもよい。
【0078】
図15は、ビデオサービス(例えば、ビデオサービス112)により実行される例示的なプロセス1500を示す。ビデオサービス112は、プロセス1500を実行して、配信されるコンテンツとのユーザインタラクションを増加させてもよい。
図15では一連のオペレーションとして説明されているが、当業者であれば、様々な実施形態において、説明されたオペレーションを追加、除去、並べ替え、又は修正してもよいことを理解できるはずである。
【0079】
1502において、複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられた第1のコンピューティング装置からビデオを受信してもよい。該複数のユーザは、例えば、ビデオサービス112の登録ユーザであってもよい。受信されたビデオは、インタラクティブエフェクトを用いて生成されている可能性がある。例えば、第1のユーザは、
図4A~
図13に関して上述した第1又は第2のインタラクティブエフェクトを用いてビデオを作成したかもしれない。インタラクティブエフェクトは、ビデオのフレームの少なくとも1つのサブセット上で少なくとも1つのコンポーネントをオーバーレイすることを含んでもよい。該少なくとも1つのコンポーネントは、2次元コンピュータ生成グラフィック又は3次元コンピュータ生成グラフィックのうちの少なくとも1つを含んでもよい。例えば、該少なくとも1つのコンポーネントは、上述した、ボトル及びグラスを持った踊るキャラクタ及び/又はバブルを含んでもよい。インタラクティブエフェクトは、ビデオが複数のユーザのうちの他のユーザとインタラクションされることを可能にする。
【0080】
1504において、ビデオは、該複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられた第2のコンピューティング装置において提示されてもよい。例えば、ビデオの出力は、第2のコンピューティング装置を介して引き起こされてもよい。第2のユーザは、第2のコンピューティング装置上でビデオを消費又は閲覧してもよい。ビデオは、ビデオとのインタラクションの方法に関する命令を示す情報を含んでもよい。例えば、第2のコンピューティング装置においてビデオを提示することは、第2のコンピューティング装置のインターフェース上でテキストを出力することを含んでもよい。このテキストは、第2のユーザがビデオとインタラクションする仕方に関する命令を含んでもよい。例えば、このテキストは、第2のコンピューティング装置を振る又は回転するように第2のユーザに指示してもよい。別の例として、このテキストは、第2のコンピューティング装置のインターフェース上で少なくとも1つのユーザジェスチャ(例えば、タップ、スワイプ、クリック)を実行するように第2のユーザに指示してもよい。
【0081】
1506において、第2のユーザによるビデオとのインタラクションの指示が受信されたことに応じて、第2のコンピューティング装置上の少なくとも1つのコンポーネントに関連するアニメーションの表示を自動的に引き起こしてもよい。例えば、第2のユーザが命令(第2のコンピューティング装置を振るか回転するか、又は少なくとも1つのユーザジェスチャを実行する)に従う場合、該少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられるアニメーションが引き起こされてもよい。例えば、
図7Bに関連して上述したように、第2のユーザが第2のコンピューティング装置を振ると、2Dキャラクタが持っているボトルは、栓がポンと抜ける、且つ/又は噴射するように見えてもよい。別の例として、
図12Bに関連して上述されたように、第2のユーザが第2のコンピューティング装置の画面をタップすると、バブルが弾けるか又は割れるように見えてもよい。
【0082】
1508において、該少なくとも1つのコンポーネントの移動に対応するサウンドの出力を引き起こしてもよい。例えば、
図7Bに関連して上述したように、このサウンドは、2Dキャラクタ502に関連付けられたアニメーションに対応してもよい。例えば、このサウンドは、栓がポンと抜けるボトルに対応する「ポンと抜けるコルク」サウンドであってもよい。別の例として、
図12Bに関連して上述したように、このサウンドは、バブルに関連付けられたアニメーションに対応してもよい。例えば、このサウンドは、割れるバブルに対応する「弾けるバブル」サウンドであってもよい。1510において、所定の画像又は所定のメッセージのうちの少なくとも1つの表示は、該少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられたアニメーションの表示の後に引き起こされてもよい。例えば、
図13に関連して上述したように、この画像は、ロゴ又は任意の他の画像であってもよい。メッセージは、追加として又は代替として表示されてもよい。
【0083】
図16は、ビデオサービス(例えば、ビデオサービス112)により実行される例示的なプロセス1600を示す。ビデオサービス112は、プロセス1600を実行して、配信されるコンテンツとのユーザインタラクションを増加させてもよい。
図16では一連のオペレーションとして説明されているが、当業者であれば、様々な実施形態において、説明されたオペレーションを追加、除去、並べ替え、又は修正してもよいことを理解できるはずである。
【0084】
1602において、複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられた第1のコンピューティング装置において第1のインターフェースを表示するために情報を送信してもよい。該複数のユーザは、例えば、ビデオサービス112の登録ユーザであってもよい。第1のインターフェースは、インタラクティブエフェクトに関連付けられる情報を含む。このインタラクティブエフェクトは、このインタラクティブエフェクトを用いて作成されたビデオが該複数のユーザのうちの他のユーザとインタラクションされることを可能にする。インタラクティブエフェクトは、ビデオのフレームの少なくとも1つのサブセット上で少なくとも1つのコンポーネントをオーバーレイすることを含んでもよい。該少なくとも1つのコンポーネントは、2次元コンピュータ生成グラフィック又は3次元コンピュータ生成グラフィックのうちの少なくとも1つを含んでもよい。例えば、該少なくとも1つのコンポーネントは、上述した、ボトル及びグラスを持った踊るキャラクタ及び/又はバブルを含んでもよい。インタラクティブエフェクトは、ビデオが複数のユーザのうちの他のユーザとインタラクションされることを可能にする。
【0085】
上述したように、第1のユーザは、ビデオサービス112により提供される複数のインタラクティブエフェクトから選択されたインタラクティブエフェクトを用いてビデオを作成することができる。ユーザがビデオの作成に用いたいインタラクティブエフェクトをユーザが選択した場合、プロンプトは、第1のユーザに関連付けられた第1のコンピューティング装置のインターフェース上に現れてもよい。例えば、ユーザがインタラクティブエフェクトを用いてビデオを作成するのが初めてである場合、プロンプトが現れてもよい。いくつかの実施形態において、ビデオサービス112により提供される各インタラクティブエフェクトは、それ自体のデフォルト背景に関連付けられる。第1のユーザは、ピクチャ又は画像をアップロードしてデフォルト背景を入れ換えるように促されてもよい。自分のピクチャ又は画像をアップロードして、選択されたインタラクティブエフェクトに関連付けられるデフォルト背景を入れ換えたいとユーザが決定した場合、ユーザは、このようにしてもよい。逆に、デフォルト背景を入れ換えたくないとユーザが決定した場合、ユーザは自分のピクチャ/画像をアップロードしたくないかもしれない。
【0086】
1604において、ビデオ内に指示性コンテンツを含めることを第1のユーザにリマインドする情報の表示を引き起こしてもよい。指示性コンテンツは、ビデオとインタラクションする仕方を該複数のユーザのうちの他のユーザに指示する。例えば、ビデオとインタラクションする仕方を閲覧者に口頭で指示するように第1のユーザにリマインドするメッセージ又は命令の表示を引き起こしてもよい。例えば、ビデオの記録中に、第1のユーザが、振る、回転する、又は閲覧者のコンピューティング装置のインターフェース上で少なくとも1つのユーザジェスチャ(例えば、タップ、スワイプ、クリック)を実行するように閲覧者に口頭で指示すべきであることを、第1のユーザにリマインドしてもよい。
【0087】
1606において、インタラクティブエフェクトを用いてビデオを生成する処理の期間中に、第1のコンピューティング装置上でインタラクションのシミュレーションを引き起こしてもよい。例えば、第1のユーザが実際に写真撮影又はビデオ撮影を開始する前に、インタラクティブエフェクトに関連付けられるインタラクションをシミュレーションしてもよい。例えば、閲覧者と、インタラクティブエフェクトを用いて既に作成されたビデオとのインタラクションはシミュレートされてもよい。このようにして、ビデオを作成する第1のユーザは、インタラクションを体験し、インタラクティブエフェクトを用いて自分のビデオを作成したいか否かを決定してもよい。ビデオの閲覧者もビデオとインタラクションすることができるようになることを示すテキストは、第1のコンピューティング装置のインターフェース上に表示されてもよい。
【0088】
インタラクションをシミュレーションすることは、ビデオとインタラクションする仕方を第1のユーザに指示するテキスト及び/又はグラフィック命令を含む指示の表示を引き起こすことを含んでもよい。例えば、この指示は、振る、回転する、又は第1のコンピューティング装置のインターフェース上で少なくとも1つのユーザジェスチャ(例えば、タップ、スワイプ、クリック)を実行するように第1のユーザに指示するテキストを含んでもよい。インターフェースはまた、閲覧者が同じ方法でビデオとインタラクションできるようになることを第1のユーザにリマインドするテキスト又は/又はグラフィックを含んでもよい。ユーザが指示により提供される命令に従う場合、該少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられるアニメーションが第1のコンピューティング装置上で引き起こされてもよい。いくつかの実施形態において、該第1のユーザが指示により提供される命令に従う場合、サウンドの出力が追加として又は代替として引き起こされてもよい。サウンドは、該少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられるアニメーションに対応してもよい。
【0089】
1608において、第1のコンピューティング装置での第2のインターフェースの表示を引き起こしてもよい。第2のインターフェースは、該少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられる要素が第1のユーザにより作成、編集、又は削除されるように設定される。例えば、
図9に関連して上述したように、ユーザは、ユーザが既に描いた1つ又は複数のバブルを消去及び/又は改めて描くことができるかもしれない。1610において、第1のコンピューティング装置からビデオを受信してもよい。受信されたビデオは、インタラクティブエフェクトを用いて生成されている可能性がある。例えば、第1のユーザは、
図4A~
図13に関して上述した第1又は第2のインタラクティブエフェクトを用いてビデオを作成したかもしれない。1612において、ビデオは、該複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられた第2のコンピューティング装置において提示されてもよい。例えば、ビデオの出力は、第2のコンピューティング装置を介して引き起こされてもよい。第2のユーザは、第2のコンピューティング装置上でビデオを消費又は閲覧してもよい。ビデオは、ビデオとのインタラクションの方法に関する命令を示す情報を含んでもよい。例えば、第2のコンピューティング装置においてビデオを提示することは、第2のコンピューティング装置のインターフェース上でテキストを出力することを含んでもよい。このテキストは、第2のユーザがビデオとインタラクションする仕方に関する命令を含んでもよい。例えば、このテキストは、第2のコンピューティング装置を振る又は回転するように第2のユーザに指示してもよい。別の例として、このテキストは、第2のコンピューティング装置のインターフェース上で少なくとも1つのユーザジェスチャ(例えば、タップ、スワイプ、クリック)を実行するように第2のユーザに指示してもよい。
【0090】
1614において、第2のユーザによるビデオとのインタラクションの指示が受信されたことに応じて、第2のコンピューティング装置上の少なくとも1つのコンポーネントに関連するアニメーションの表示を自動的に引き起こしてもよい。例えば、第2のユーザが命令(第2のコンピューティング装置を振るか回転するか、又は少なくとも1つのユーザジェスチャを実行する)に従う場合、該少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられるアニメーションが引き起こされてもよい。例えば、
図7Bに関連して上述したように、第2のユーザが第2のコンピューティング装置を振ると、2Dキャラクタが持っているボトルは、栓がポンと抜ける、且つ/又は噴射するように見えてもよい。別の例として、
図12Bに関連して上述されたように、第2のユーザが第2のコンピューティング装置の画面をタップすると、バブルが弾けるか又は割れるように見えてもよい。
【0091】
図17は、
図1に示されたサービス、ネットワーク、モジュール、及び/又は装置のような、様々な態様で使用されてもよいコンピューティング装置を示す。
図1のアーキテクチャ例に関して、メッセージサービス、インターフェースサービス、プロセッシングサービス、コンテンツサービス、クラウドネットワーク、及びクライアントはそれぞれ、
図17のコンピューティング装置1700の1つ又は複数のインスタンスにより実現されてもよい。
図17に示されるコンピュータアーキテクチャは、従来のサーバコンピュータ、ワークステーション、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレット、ネットワーク装置、PDA、電子リーダ、デジタル携帯電話、又は他のコンピューティングノードを示し、本明細書に記載された方法を実装するなど、本明細書に記載されたコンピュータの任意の態様を実行するために使用されてもよい。
【0092】
コンピューティング装置1700は、システムバス又は他の電気通信経路を介して複数のコンポーネント又は装置に接続されることのできるプリント回路基板である基板又は「マザーボード」を含んでもよい。1つ又は複数の中央処理装置(CPU)1704は、チップセット1706と結合して動作してもよい。CPU 1704は、コンピューティング装置1700のオペレーションに必要な算術演算及び論理演算を実行する標準的なプログラマブルプロセッサであってもよい。
【0093】
CPU 1704は、1つの離散的な物理状態から次の状態に移行して必要なオペレーションを、これらの状態を区別して変化させるスイッチング素子を操作することにより、実行してもよい。スイッチング素子は、2つのバイナリ状態のうちの1つを維持する電子回路、例えばフリップフロップと、1つ又は複数の他のスイッチング素子の状態の論理的な組み合わせに基づいて出力状態を提供する電子回路、例えば論理ゲートとを典型的に含んでもよい。これらの基本スイッチング素子を組み合わせて、レジスタ、加減算器、算術論理ユニット、浮動小数点ユニット等を含むより複雑な論理回路を作成してもよい。
【0094】
CPU 1704は、GPUのような他の処理ユニットで拡張されてもよく、又はそれらにより置き換えられてもよい。GPUは、グラフィック及び他の視覚化関連処理のような高度な並列計算に特化されているが必ずしも限定されていない処理ユニットを含んでもよい。
【0095】
チップセット1706は、CPU 1704と、基板上の残りのコンポーネント及び装置との間のインターフェースを提供してもよい。チップセット1706は、コンピューティング装置1700内の主メモリとして使用されるランダムアクセスメモリ(RAM)1708へのインターフェースを提供してもよい。チップセット1706はまた、コンピューティング装置1700を起動し、様々なコンポーネントと装置との間で情報を送信するのを容易にすることができる基本ルーチンを記憶するために、コンピュータ可読記憶媒体、例えば読取専用メモリ(ROM)1720又は不揮発性RAM(NVRAM)(図示せず)へのインターフェースを提供してもよい。本明細書で説明される態様によれば、ROM 1720又はNVRAMは、コンピューティング装置1700のオペレーションに必要な他のソフトウェアコンポーネントを記憶してもよい。
【0096】
コンピューティング装置1700は、ローカルエリアネットワーク(LAN)を介した遠隔コンピューティングノード及びコンピュータシステムへの論理接続を使用して、ネットワーク環境で動作してもよい。チップセット1706は、ギガビットイーサネット(登録商標)アダプタなどのネットワークインターフェースコントローラ(NIC)1722を介してネットワーク接続を提供するための機能を含んでもよい。NIC 1722は、ネットワーク1716を介してコンピューティング装置1700を他のコンピューティングノードに接続することが可能であってもよい。複数のNIC 1722はコンピューティング装置1700内に存在して、コンピューティング装置を他のタイプのネットワーク及び遠隔コンピュータシステムに接続してもよいことを理解すべきである。
【0097】
コンピューティング装置1700は、コンピュータのために不揮発性記憶装置を提供する大容量記憶装置1728に接続されてもよい。大容量記憶装置1728は、本明細書でより詳細に説明されたシステムプログラム、アプリケーションプログラム、他のプログラムモジュール、及びデータを記憶してもよい。大容量記憶装置1728は、チップセット1706に接続された記憶コントローラ1724を介してコンピューティング装置1700に接続されてもよい。大容量記憶装置1728は、1つ又は複数の物理記憶ユニットで構成されてもよい。大容量記憶装置1728は、管理コンポーネント1710を含んでもよい。記憶コントローラ1724は、シリアルアタッチドSCSI(SAS)インターフェース、シリアルアドバンスドテクノロジーアタッチメント(SATA)インターフェース、ファイバチャネル(FC)インターフェース、又はコンピュータと物理記憶ユニットとの間で物理的に接続してデータを送信するための他のタイプのインターフェースを介して物理記憶ユニットとインターフェースしてもよい。
【0098】
コンピューティング装置1700は、物理記憶ユニットの物理的状態を変換して記憶されている情報を反映することにより、データを大容量記憶装置1728上に記憶してもよい。物理的状態の特定の変換は、様々な要因及び本明細書の異なる実施態様に依存してもよい。このような要因の例には、物理記憶装置を実現するための技術、及び大容量記憶装置1728が一次記憶装置又は二次記憶装置などとして特徴を有する否かが含まれるが、これらに限定されるものではない。
【0099】
例えば、コンピューティング装置1700は、磁気ディスクドライブユニット内の特定位置の磁気特性、光学記憶ユニット内の特定位置の反射特性又は屈折特性、又は固体記憶ユニット内の特定のキャパシタ、トランジスタ又は他のディスクリートコンポーネントの電気特性を変更するために、記憶コントローラ1724を介して命令を出すことにより情報を大容量記憶装置1728に記憶してもよい。本明細書の範囲及び精神から逸脱することなく、物理媒体の他の変換が可能であり、前述の例は、単にその説明を容易にするためだけに提供されている。コンピューティング装置1700はさらに、物理記憶ユニット内の1つ又は複数の特定位置の物理的状態又は特徴を検出することにより、大容量記憶装置1728から情報を読み取ってもよい。
【0100】
上述の大容量記憶装置1728に加えて、コンピューティング装置1700は、プログラムモジュール、データ構造、又は他のデータなどの情報を記憶及び検索するために、他のコンピュータ可読記憶媒体にアクセスできてもよい。当業者であれば、コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的データの記憶を提供し、コンピューティング装置1700によりアクセス可能な任意の利用可能な媒体とすることができることを理解できるはずである。
【0101】
限定ではなく、一例として、コンピュータ可読記憶媒体は、揮発性及び不揮発性、一時的コンピュータ可読記憶媒体及び非一時的コンピュータ可読記憶媒体、並びに任意の方法又は技術で実現される取り外し可能な媒体及び取り外し不可能な媒体を含んでもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、RAM、ROM、消去可能なプログラマブルROM(EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュメモリ又は他のソリッドステートメモリ技術、コンパクトディスクROM(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、高解像度DVD(「HD-DVD」)、BLU-RAY(登録商標)又は他の光学ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ、他の磁気記憶装置、又は所望の情報を非一時的な方法で記憶するために使用できる任意の他の媒体を含むが、これらに限定されない。
【0102】
図17に示す大容量記憶装置1728のような大容量記憶装置は、コンピューティング装置1700のオペレーションを制御するためのオペレーティングシステムを記憶してもよい。オペレーティングシステムには、1バージョンのLINUX(登録商標)オペレーティングシステムが含まれてもよい。オペレーティングシステムには、マイクロソフト社の1バージョンのWINDOWS(登録商標) SERVERオペレーティングシステムが含まれてもよい。別の態様によれば、オペレーティングシステムには、1バージョンのUNIX(登録商標)オペレーティングシステムが含まれてもよい。また、IOSやANDROID(登録商標)のような、各種携帯電話オペレーティングシステムを利用してもよい。他のオペレーティングシステムも利用してもよいことを理解すべきである。大容量記憶装置1728は、コンピューティング装置1700により使用される他のシステム又はアプリケーション及びデータを記憶してもよい。
【0103】
大容量記憶装置1728又は他のコンピュータ可読記憶媒体はまた、コンピューティング装置1700にロードされると、コンピューティング装置を汎用コンピューティングシステムから本明細書で説明される態様を実装できる専用コンピュータに変換するコンピュータ実行可能命令で符号化されてもよい。上述したように、これらのコンピュータ実行可能命令は、CPU 1704がどのように状態間を遷移するかを規定することにより、コンピューティング装置1700を変換する。コンピューティング装置1700は、コンピューティング装置1700により実行されたときに本明細書に記載された方法を実行することができるコンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体にアクセスできてもよい。
【0104】
図17に示されるコンピューティング装置1700のようなコンピューティング装置は、キーボード、マウス、タッチパッド、タッチスクリーン、電子スタイラスペン、又は他のタイプの入力装置のような複数の入力装置からの入力を受信し、処理するための入出力コントローラ1732をさらに含んでもよい。同様に、入出力コントローラ1732は、コンピュータモニタ、フラットパネルディスプレイ、デジタルプロジェクタ、プリンタ、プロッタ、又は他のタイプの出力装置などのディスプレイに出力を提供してもよい。コンピューティング装置1700は、
図17に示された全ての構成要素を含まなくてもよく、
図17に明示的に示されていない他の構成要素を含んでもよく、又は
図17に示されたアーキテクチャとは全く異なるアーキテクチャを利用していてもよいことを、理解すべきである。
【0105】
本明細書で説明するように、コンピューティング装置は、
図17のコンピューティング装置1700のような物理コンピューティング装置であってもよい。コンピューティングノードはまた、仮想マシンホストプロセス及び1つ又は複数の仮想マシンインスタンスを含んでもよい。コンピュータ実行可能命令は、仮想マシンのコンテキスト内に記憶され実行される命令を解釈及び/又は実行することにより、コンピューティング装置の物理ハードウェアにより間接的に実行されてもよい。
【0106】
方法及びシステムは、特定の方法、特定のコンポーネント、又は特定の実施態様に限定されないことを理解すべきである。本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明する目的のためだけに使用され、限定することを意図していないことも理解すべきである。
【0107】
明細書及び添付の特許請求の範囲において使用される場合、単数形「1」、「1つ」及び「該」は、文脈が明示的に別段の指示をしていない限り、複数の参照対象を含む。範囲は、本明細書では、「約」1つの特定の値から、及び/又は「約」別の特定の値までと表されてもよい。このような範囲が表される場合、別の実施形態は、該1つの特定の値から及び/又は該別の特定の値までの範囲を含む。同様に、先行詞「約」を使用することにより値を近似値として表す場合、該特定の値が他の実施形態を形成することを理解すべきである。さらに、各範囲の端点は、他の端点に対しても、他の端点から独立しても有意であることを理解すべきである。
【0108】
「任意の」又は「任意に」は、後に説明されるイベント又は状況が発生する可能性も発生しない可能性もあり、明細書には、前記イベント又は状況が発生する場合と発生しない場合が含まれることを意味する。
【0109】
本明細書の説明及び特許請求の範囲全体において、単語「含む」及びその単語の変形、例えば「含んでいる」、「包含する」は「含むが、これに限定されない」ことを意味し、例えば、他の構成要素、整数、又はステップを除外することを意図しない。「例示的」は、「~の例」を表し、好ましい又は望ましい実施形態の指示を伝えることを意図しない。「のような」は制限する意味ではなく、解釈の目的で使われる。
【0110】
記載された方法及びシステムを実行するために使用できる構成要素が記載されている。これらの構成要素の組合せ、サブセット、相互作用、グループ等を説明する際に、これらの構成要素の様々な個別及び集合的な組合せ及び順列のそれぞれに対する具体的な参照は明示的に説明されない場合があり、そのそれぞれが全ての方法及びシステムについて、本明細書で具体的に想定され、説明されることを理解すべきである。これは、記載された方法におけるオペレーションを含むがこれに限定されない、本願の全ての態様に適用される。したがって、実行可能な様々な追加のオペレーションが存在する場合、これらの追加のオペレーションのそれぞれは、説明された方法の任意の特定の実施形態又は実施形態の組み合わせで実行可能であることを理解すべきである。
【0111】
本方法及びシステムは、以下の好ましい実施形態及びそれに含まれる例の詳細な説明、並びに添付の図面及びそれらの説明を参照することにより、より容易に理解することができる。
【0112】
当業者が理解するように、方法及びシステムは、完全なハードウェア実施形態、完全なソフトウェア実施形態、又はソフトウェア及びハードウェアの態様を組み合わせた実施形態の形態をとってもよい。さらに、本方法及びシステムは、記憶媒体に具現化されたコンピュータ可読プログラム命令(例えば、コンピュータソフトウェア)を有するコンピュータ可読記憶媒体上のコンピュータプログラム製品の形態をとってもよい。より具体的には、本方法及びシステムは、ウェブ実装のコンピュータソフトウェアの形態をとってもよい。ハードディスク、CD-ROM、光学記憶装置又は磁気記憶装置を含む任意の適切なコンピュータ可読記憶媒体を利用してもよい。
【0113】
方法、システム、装置、及びコンピュータプログラム製品のブロック図及びフローチャートを参照して、方法及びシステムの実施形態を以下に説明する。ブロック図及びフローチャートの各ブロック、並びにブロック図及びフローチャートのブロックの組み合わせは、それぞれコンピュータプログラム命令により実現されてもよいことを理解すべきである。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置上で実行される命令がフローチャートの1つ又は複数のブロック内で指定された機能を実現するための手段を生成するように、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータ処理装置にロードされてマシンを生成してもよい。
【0114】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読メモリに記憶された命令がフローチャートの1つ又は複数のブロック内で規定された機能を実現するためのコンピュータ可読命令を含む製品を生成するように、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置を特定の方法で動作させるように指示することができるコンピュータ可読メモリに記憶されてもよい。コンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置上で実行される命令がフローチャートの1つ又は複数のブロック内で規定された機能を実現するためのステップを提供するように、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置にロードされて、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置上で一連のオペレーションステップを実行させて、コンピュータ実現プロセスを生成してもよい。
【0115】
上述した様々な特性及びプロセスは、互いに独立して使用されてもよく、又は様々な方法で組み合わされてもよい。全ての可能な組み合わせ及びサブコンビネーションは、本開示の範囲内に入ることを意図している。さらに、いくつかの実施において、一部の方法又はプロセスブロックを省略してもよい。本明細書で説明される方法及びプロセスは、任意の特定の順序に限定されるものではなく、それに関連するブロック又は状態は、適切な他の順序で実行されてもよい。例えば、説明されたブロック又は状態は、特別に説明された順番以外の順番で実行されてもよく、あるいは、複数のブロック又は状態は、単一のブロック又は状態内で結合されてもよい。例示的なブロック又は状態は、連続的に、並列に、又は何らかの他の方法で実行されてもよい。ブロック又は状態は、説明された例示的な実施形態に追加されてもよいし、開示された例示的な実施形態から削除されてもよい。本明細書に記載された例示的なシステム及びコンポーネントは、説明されたものとは異なるように設定されてもよい。例えば、説明された例示的な実施形態と比較して、要素を追加したり、削除したり、又は再配置したりしてもよい。
【0116】
また、様々なアイテムは、使用中にメモリ内又は記憶装置において記憶されるように示されており、これらのアイテム又はその一部は、メモリ管理及びデータ完全性の目的のために、メモリと他の記憶装置との間で移転されてもよいことも理解されるはずである。代替として、他の実施形態において、ソフトウェアモジュール及び/又はシステムの一部又は全部を別の装置においてメモリ内で実行し、コンピュータ間通信を介して図示のコンピューティングシステムと通信してもよい。さらに、いくつかの実施形態において、システム及び/又はモジュールの一部又は全部は、他の方法で、例えば少なくとも部分的にファームウェア及び/又はハードウェアで実装又は提供されてもよく、ハードウェアは、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、標準集積回路、コントローラ(例えば、適切な命令を実行することにより、また、マイクロコントローラ及び/又は埋め込みコントローラを含む)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、複合プログラマブル論理装置(CPLD)などを含むが、これらに限定されない。モジュール、システム、及びデータ構造の一部又は全部は、適切な装置により又は適切な接続を介して読み取るために、ハードディスク、メモリ、ネットワーク、又はポータブルメディア製品などのコンピュータ可読媒体上に(例えば、ソフトウェア命令又は構造化データとして)記憶されてもよい。システム、モジュール、及びデータ構造は、無線に基づく媒体及び有線/ケーブルに基づく媒体を含む、様々なコンピュータ可読伝送媒体上で、生成されたデータ信号として(例えば、搬送波又は他のアナログ又はデジタル伝搬信号の一部として)送信されてもよく、コンピュータ可読伝送媒体にはが含まれ、(例えば、単一又は多重化アナログ信号の一部として、又は複数の離散デジタルパケット又はフレームとして)様々な形態をとってもよい。他の実施形態において、そのようなコンピュータプログラム製品は、他の形態をとることもできる。したがって、本発明は、他のコンピュータシステム構成で実施することができる。
【0117】
好ましい実施形態及び特定の例に関連して方法及びシステムを説明してきたが、本明細書の実施形態は全ての態様において限定的ではなく例示的であることを意図しているので、範囲を特定の実施形態に限定することは意図されていない。
【0118】
特に明記されていない限り、本明細書に記載されている方法は、そのオペレーションが特定の順序で実行することを要求するものではない。したがって、方法請求項がそのオペレーションが従うべき順序を実際に記載していない場合、又はオペレーションが特定の順序に限定されることが請求項又は明細書に具体的に記載されていない場合、いかなる態様においても順序を推論することを意図するものではない。これは、ステップの配置やオペレーションフローに関する論理的な問題、文法的な構成や句読点から得られる単純な意味、明細書に記載されている実施形態の数又はタイプを含む、解釈のための任意の可能な非表現的な根拠に適用される。
【0119】
当業者にとって明らかなように、本開示の範囲又は精神から逸脱することなく、様々な修正及び変更が可能である。本明細書及び本明細書に記載された実践を考慮すると、他の実施形態は当業者にとって自明であろう。本明細書及び例示的な図面は、例示的であるとのみ見なされることが意図されており、その真の範囲及び精神は、以下の特許請求の範囲により示される。
【手続補正書】
【提出日】2024-08-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられた第1のコンピューティング装置から、第1のビデオを受信することであって、前記第1のビデオが、前記第1のビデオのフレームの少なくとも1つのサブセット上に少なくとも1つのコンポーネントをオーバーレイすることを含む第1のインタラクティブエフェクトを用いて生成され、前記第1のインタラクティブエフェクトが、前記第1のビデオが前記複数のユーザのうちの他のユーザとインタラクションされることを可能にすることと、
前記第1のビデオを、前記複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられた第2のコンピューティング装置において提示することであって、前記第1のビデオは、前記第1のビデオとインタラクションする仕方に関する命令を示す情報を含むことと、
前記第2のユーザによる前記第1のビデオとのインタラクションの指示を受信することに応じて、前記少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられたアニメーションを前記第2のコンピューティング装置において自動的に表示することを引き起こすことと、
を含む方法。
【請求項2】
所定の画像又は所定のメッセージのうちの少なくとも1つの表示を、前記少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられた前記アニメーションの表示の後に引き起こすこと、
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第1のインターフェースを前記第1のコンピューティング装置において表示するための情報を送信すること、をさらに含み、
前記第1のインターフェースは、前記第1のインタラクティブエフェクトに関連付けられた情報を含む
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のインタラクティブエフェクトを用いて前記第1のビデオを生成する処理の期間中に、前記第1のコンピューティング装置でインタラクションのシミュレーションを引き起こすこと、
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のコンピューティング装置での第2のインターフェースの表示を引き起こすこと、をさらに含み、
前記第2のインターフェースは、前記少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられる要素が前記第1のユーザにより作成、編集、又は削除されるように設定されている
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のビデオ内に指示性コンテンツを含めることを前記第1のユーザにリマインドする情報の表示を引き起こすこと、をさらに含み、前記指示性コンテンツは、前記第1のビデオとインタラクションする仕方を前記複数のユーザのうちの前記他のユーザに指示する
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記少なくとも1つのコンポーネントは、2次元コンピュータ生成グラフィック又は3次元コンピュータ生成グラフィックのうちの少なくとも1つを含む
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第2のユーザによる前記第1のビデオとのインタラクションの前記指示を受信することは、
前記第2のユーザが既に前記第2のコンピューティング装置を振った又は回転したことを示す情報を受信すること、又は
前記第2のユーザが既に前記第2のコンピューティング装置のインターフェース上で少なくとも1つのユーザジェスチャを実行したことを示す情報を受信すること、
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記少なくとも1つのコンポーネントに関連付けられたアニメーションを前記第2のコンピューティング装置において自動的に表示することを引き起こすことは、
前記少なくとも1つのコンポーネントを、前記第2のコンピューティング装置のインターフェース上で移動させること、
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記少なくとも1つのコンポーネントの移動に対応するサウンドの出力を引き起こすこと、
をさらに含む請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記第1のインタラクティブエフェクトを用いて生成された第2のビデオを前記第2のコンピューティング装置から受信することと、
前記第2のビデオを、前記複数のユーザのうちの第3のユーザに関連付けられた第3のコンピューティング装置において提示することであって、前記第2のビデオは、前記第2のビデオとインタラクションする仕方に関する命令を示す情報を含むことと、
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記第1のビデオは第2のインタラクティブエフェクトも用いて生成され、前記第2のインタラクティブエフェクトは、前記第1のビデオのフレームの少なくとも1つの他のサブセット上に少なくとも1つの他のコンポーネントをオーバーレイすることを含み、前記第2のインタラクティブエフェクトが、前記第1のビデオが前記複数のユーザのうちの前記他のユーザとインタラクションされることを可能にする
請求項1に記載の方法。
【請求項13】
少なくとも1つのメモリと通信する少なくとも1つのプロセッサを備えるシステムであって、
前記少なくとも1つのメモリがコンピュータ可読命令を含み、前記コンピュータ可読命令は、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合、前記少なくとも1つのプロセッサに、
請求項1~12のいずれか一項に記載の方法を実行させるシステム。
【請求項14】
コンピュータ可読命令が記憶されている非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記コンピュータ可読命令は、プロセッサにより実行された場合、前記プロセッサに、
請求項11~12のいずれか一項に記載の方法を実現させる非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項15】
コンピュータにより実行されると、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法を前記コンピュータに実現させる、コンピュータプログラム。
【国際調査報告】