(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-02-19
(54)【発明の名称】ユーザの顔をゲームキャラクターと組み合わせ、変更されたキャラクターを共有するための技法
(51)【国際特許分類】
A63F 13/655 20140101AFI20250212BHJP
G06T 11/80 20060101ALI20250212BHJP
A63F 13/60 20140101ALI20250212BHJP
A63F 13/35 20140101ALI20250212BHJP
H04L 67/131 20220101ALI20250212BHJP
G06T 13/40 20110101ALI20250212BHJP
【FI】
A63F13/655
G06T11/80 A
A63F13/60
A63F13/35
H04L67/131
G06T13/40
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024538474
(86)(22)【出願日】2022-12-31
(85)【翻訳文提出日】2024-06-24
(86)【国際出願番号】 US2022082672
(87)【国際公開番号】W WO2023133079
(87)【国際公開日】2023-07-13
(32)【優先日】2022-01-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】310021766
【氏名又は名称】株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント
(74)【代理人】
【識別番号】100105924
【氏名又は名称】森下 賢樹
(72)【発明者】
【氏名】ヒラカワ、ケン ヨシヒコ
(72)【発明者】
【氏名】サイトウ、ケイスケ
(72)【発明者】
【氏名】モラレス、ダニエル
(72)【発明者】
【氏名】クリシュナムルティ、ディリップ
(72)【発明者】
【氏名】ブラウン、キース ディー.
(72)【発明者】
【氏名】カワサキ、タクヤ
【テーマコード(参考)】
5B050
【Fターム(参考)】
5B050BA06
5B050BA12
5B050CA07
5B050DA01
5B050DA10
5B050EA07
5B050EA19
5B050FA02
5B050GA08
(57)【要約】
本技法は、コンピュータゲームキャラクター(302)と、サーバに、第1のユーザの写真を生成し、写真をサーバに送信するように動作可能な、写真に従ってキャラクターを変更する(408)写真アプリを第1のユーザ装置にダウンロードさせるために、少なくとも第1のユーザ装置のカメラによってスキャン可能な第1のスキャン可能なコード(SC)(304)と、をディスプレイ(200)上に提示する。変更された顔を有するキャラクター(602)は、写真に従って変更された顔を有するキャラクターの画像を送信して、第2のユーザ装置が写真に従って変更された顔を有するキャラクターを表示することができるようにするために、サーバに、第2のユーザ装置を選択する(808)ように動作可能な共有アプリを、第1のユーザ装置にダウンロードさせるようにスキャンできる第2のSC(604)とともに提示される。
【選択図】
図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
デバイスであって、
一時的な信号ではなく、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含む少なくとも1つのストレージデバイスを備え、前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサに、
少なくとも第1のキャラクターを含む少なくとも1つのコンピュータゲームを、少なくとも1つのディスプレイ上に提示させ、
少なくとも1つのサーバに、少なくとも第1のユーザの写真を生成し、前記写真を前記少なくとも1つのサーバに送信するように動作可能である写真アプリケーション(アプリ)を第1のユーザ装置にダウンロードさせるために、少なくとも前記第1のユーザ装置のカメラによってスキャン可能な少なくとも第1のスキャン可能なコード(SC)を、前記ディスプレイ上に提示させ、
前記写真に従って変更された顔を有する前記第1のキャラクターの画像を、前記少なくとも1つのサーバから受信させ、
前記写真に従って変更された前記顔を有する前記キャラクターを、前記少なくとも1つのディスプレイ上に提示させ、
前記写真に従って変更された前記顔を有する前記キャラクターの画像を送信して、第2のユーザ装置が、前記写真に従って変更された前記顔を有する前記キャラクターを表示することができるようにするために、前記少なくとも1つのサーバに、前記第2のユーザ装置を選択するように動作可能な共有アプリを前記第1のユーザ装置にダウンロードさせるために、前記第1のユーザ装置のカメラによってスキャン可能な少なくとも第2のSCを前記ディスプレイ上に提示させる、デバイス。
【請求項2】
前記ディスプレイが、TVを含み、前記第1及び第2のユーザ装置が、携帯電話を含む、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記SCが、クイックレスポンス(QR)コードを含む、請求項1に記載のデバイス。
【請求項4】
前記少なくとも1つのプロセッサを備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項5】
前記少なくとも1つのサーバを含む、請求項4に記載のデバイス。
【請求項6】
前記第1及び第2のユーザ装置を含む、請求項5に記載のデバイス。
【請求項7】
前記命令が、前記第1のSCとともに、前記写真をアップロードするために前記第1のSCをスキャンするようにプロンプトを提示するように実行可能である、請求項1に記載のデバイス。
【請求項8】
前記命令が、前記第2のSCとともに、前記写真を共有するために前記第2のSCをスキャンするようにプロンプトを提示するように実行可能である、請求項1に記載のデバイス。
【請求項9】
方法であって、
少なくとも第1のキャラクターを含む少なくとも1つのコンピュータゲームを、少なくとも1つのディスプレイ上に提示することと、
少なくとも1つのサーバに、少なくとも第1のユーザの写真を生成し、前記写真を前記少なくとも1つのサーバに送信するように動作可能である写真アプリケーション(アプリ)を第1のユーザ装置にダウンロードさせるために、少なくとも前記第1のユーザ装置のカメラによってスキャン可能な少なくとも第1のスキャン可能なコード(SC)を、前記ディスプレイ上に提示することと、
前記写真に従って変更された顔を有する前記第1のキャラクターの画像を、前記少なくとも1つのサーバから受信することと、
前記写真に従って変更された前記顔を有する前記キャラクターを、前記少なくとも1つのディスプレイ上に提示することと、
前記写真に従って変更された前記顔を有する前記キャラクターの画像を送信して、第2のユーザ装置が、前記写真に従って変更された前記顔を有する前記キャラクターを表示することができるようにするために、前記少なくとも1つのサーバに、前記第2のユーザ装置を選択するように動作可能な共有アプリを前記第1のユーザ装置にダウンロードさせるために、前記第1のユーザ装置のカメラによってスキャン可能な少なくとも第2のSCを前記ディスプレイ上に提示することと、を含む、方法。
【請求項10】
前記ディスプレイが、TVを含み、前記第1及び第2のユーザ装置が、携帯電話を含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記SCが、クイックレスポンス(QR)コードを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記第1のSCとともに、前記写真をアップロードするために前記第1のSCをスキャンするようにプロンプトを提示することを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項13】
前記第2のSCとともに、前記写真を共有するために前記第2のSCをスキャンするようにプロンプトを提示することを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項14】
デバイスであって、
少なくとも第1のキャラクターを含む少なくとも1つの動画を、少なくとも1つのディスプレイ上に提示し、
少なくとも第1のユーザの写真を生成し、前記写真をアップロードするように動作可能である写真アプリケーション(アプリ)を第1のユーザ装置上で呼び出すために、少なくとも前記第1のユーザ装置のカメラによってスキャン可能な少なくとも第1のスキャン可能なコード(SC)を、前記ディスプレイ上に提示し、
前記写真に従って変更された顔を有する前記第1のキャラクターの画像を受信し、
前記写真に従って変更された前記顔を有する前記キャラクターを、前記少なくとも1つのディスプレイ上に提示し、
かつ、前記写真に従って変更された前記顔を有する前記キャラクターの画像を送信して、第2のユーザ装置が、前記写真に従って変更された前記顔を有する前記キャラクターを表示することができるようにするために、前記第2のユーザ装置を選択するように動作可能な共有アプリを前記第1のユーザ装置上で呼び出すために、前記第1のユーザ装置のカメラによってスキャン可能な少なくとも第2のSCを前記ディスプレイ上に提示するための命令でプログラムされた少なくとも1つのプロセッサを備える、デバイス。
【請求項15】
前記ディスプレイが、TVを含み、前記第1及び第2のユーザ装置が、電話を含む、請求項14に記載のデバイス。
【請求項16】
前記SCが、クイックレスポンス(QR)コードを含む、請求項14に記載のデバイス。
【請求項17】
前記第1及び第2のユーザ装置を含む、請求項14に記載のデバイス。
【請求項18】
前記命令が、前記第1のSCとともに、前記写真をアップロードするために前記第1のSCをスキャンするようにプロンプトを提示するように実行可能である、請求項14に記載のデバイス。
【請求項19】
前記命令が、前記第2のSCとともに、前記写真を共有するために前記第2のSCをスキャンするようにプロンプトを提示するように実行可能である、請求項14に記載のデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、概して、プレーヤーがリアルタイムで自分のゲーム体験を取り換え、パーソナライズすることを可能にする、高速かつ正確な顔取り換えゲーム技術のための技法に関する。
【背景技術】
【0002】
本明細書で認識されるように、ゲーマーの顔をコンピュータキャラクター上にモーフィングすることは、特に、楽しみをフレンドと共有するためのものが用意されていたら、楽しく、興味深いものになるだろう。
【発明の概要】
【0003】
したがって、一態様では、一時的な信号ではない少なくとも1つのストレージデバイスは、プロセッサに、少なくとも第1のキャラクターを含む少なくとも1つのコンピュータゲームを少なくとも1つのディスプレイ上に提示させるための、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含む。命令は、少なくとも1つのサーバに写真アプリケーション(アプリ)を第1のユーザ装置にダウンロードさせるために、少なくとも第1のユーザ装置のカメラによってスキャン可能な少なくとも第1のスキャン可能なコード(SC)をディスプレイ上に提示するように実行可能である。写真アプリは、少なくとも第1のユーザの写真を生成し、その写真を少なくとも1つのサーバに送信するように動作可能である。命令は、写真に従って変更された顔を有する第1のキャラクターの画像をサーバから受信し、写真に従って変更された顔を有するキャラクターをディスプレイ上に提示するように実行可能である。命令は、写真に従って変更された顔を有するキャラクターの画像を送信して、第2のユーザ装置が写真に従って変更された顔を有するキャラクターを表示することができるようにするために、サーバに、第2のユーザ装置を選択するように動作可能な共有アプリを第1のユーザ装置にダウンロードさせるために、第1のユーザ装置のカメラによってスキャン可能な少なくとも第2のSCを、ディスプレイ上に提示するように更に実行可能である。
【0004】
ディスプレイは、TVを含んでもよく、第1及び第2のユーザ装置は、携帯電話であってもよい。SCは、クイックレスポンス(QR)コードを含んでもよい。
【0005】
非限定的な例では、本命令は、第1のSCとともに、写真をアップロードするために第1のSCをスキャンするようにプロンプトを提示するように実行可能であり得る。所望であれば、本命令は、第2のSCとともに、写真を共有するために第2のSCをスキャンするようにプロンプトを提示するように実行可能であり得る。
【0006】
上記のロジックを伴う方法もまた開示される。
【0007】
別の態様では、デバイスは、少なくとも第1のキャラクターを含む少なくとも1つの動画を少なくとも1つのディスプレイ上に提示するための命令でプログラムされた少なくとも1つのプロセッサを有する。プロセッサは、第1のユーザ装置上で、少なくとも第1のユーザの写真を生成し、写真をアップロードするように動作可能な写真アプリケーション(アプリ)を呼び出すために、少なくとも第1のユーザ装置のカメラによってスキャン可能な少なくとも第1のスキャン可能なコード(SC)を、ディスプレイ上に提示するようにプログラムされている。プロセッサは、写真に従って変更された顔を有する第1のキャラクターの画像を受信し、写真に従って変更された顔を有するキャラクターを少なくとも1つのディスプレイ上に提示し、写真に従って変更された顔を有するキャラクターの画像を送信して、第2のユーザ装置が写真に従って変更された顔を有するキャラクターを表示することができるようにするために、第2のユーザ装置を選択するように動作可能な共有アプリを第1のユーザ装置上で呼び出すために、第1のユーザ装置のカメラによってスキャン可能な少なくとも第2のSCを、ディスプレイ上に提示するようにプログラムされている。
【0008】
本出願の詳細は、その構造及び動作の両方に関して、添付図面を参照することにより最良に理解することができ、図中の同様の参照番号は同様の部品を示す。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本原理に従った例示的なシステムのブロック図である。
【
図2】本原理に沿ってコンピュータシミュレーションが提示されているディスプレイの第1の例示的なスクリーンショットを例解する。
【
図3】本原理に沿ってコンピュータシミュレーションが提示されているディスプレイの第2の例示的なスクリーンショットを例解する。
【
図4】本原理に沿った例示的なロジックを例示的なフローチャート形式で例解する。
【
図5】本原理に沿ったコンピュータシミュレーションが提示されているディスプレイの第3の例示的なスクリーンショットを例解する。
【
図6】本原理に沿ったコンピュータシミュレーションが提示されているディスプレイの第4の例示的なスクリーンショットを例解する。
【
図7】本原理に沿った追加の例示的なロジックを例示的なフローチャート形式で例解する。
【
図8】ゲーマーの携帯電話の第1の例示的なスクリーンショットを例解する。
【
図9】ゲーマーの携帯電話の第2の例示的なスクリーンショットを例解する。
【
図10】選択されたフレンドの携帯電話の例示的なスクリーンショットを例解する。
【
図12】シミュレーションを更にパーソナライズするために使用できる、例示的なユーザインターフェース(UI)のスクリーンショットである。
【
図13】シミュレーションを更にパーソナライズするために使用できる、例示的なユーザインターフェース(UI)のスクリーンショットである。
【
図14】シミュレーションを更にパーソナライズするために使用できる、例示的なユーザインターフェース(UI)のスクリーンショットである。
【
図15】シミュレーションを更にパーソナライズするために使用できる、例示的なユーザインターフェース(UI)のスクリーンショットである。
【
図16】シミュレーションを更にパーソナライズするために使用できる、例示的なユーザインターフェース(UI)のスクリーンショットである。
【
図17】シミュレーションを更にパーソナライズするために使用できる、例示的なユーザインターフェース(UI)のスクリーンショットである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示は、概して、コンピュータゲームネットワークに限定されないコンシューマエレクトロニクス(CE)デバイスネットワークの態様を含むコンピュータエコシステムに関する。本明細書におけるシステムは、クライアントコンポーネントとサーバコンポーネントとの間でデータが交換され得るように、ネットワーク経由で接続され得るサーバコンポーネント及びクライアントコンポーネントを含み得る。クライアントコンポーネントは、ソニーPlayStation(商標登録)又はMicrosoft、若しくは任天堂若しくは他のメーカー製のゲームコンソールなどのゲームコンソール、仮想現実(VR)ヘッドセット、拡張現実(AR)ヘッドセット、ポータブルテレビ(例えば、スマートテレビ、インターネット対応テレビ)、ラップトップ及びタブレットコンピュータなどのポータブルコンピュータ、スマートフォンを含む他のモバイルデバイスを含む1つ以上のコンピューティングデバイス、並びに後述する追加の例を含み得る。これらのクライアントデバイスは、様々な動作環境で動作し得る。例えば、クライアントコンピュータの一部は、例として、Linux(登録商標)オペレーティングシステム、Microsoftのオペレーティングシステム、又はUnix(登録商標)オペレーティングシステム、又はApple社製若しくはGoogle製のオペレーティングシステムを採用し得る。これらの動作環境は、Microsoft若しくはGoogle、若しくはMozillaによって作製されたブラウザー、又は後述するインターネットサーバがホストするウェブサイトにアクセスできる他のブラウザープログラムなど、1つ以上のブラウジングプログラムを実行するために使用され得る。また、本原理による動作環境は、1つ以上のコンピュータゲームプログラムを実行するために使用され得る。
【0011】
インターネットなどのネットワーク経由でデータを受信及び送信するようにサーバを構成する命令を実行する1つ以上のプロセッサを含み得るサーバ及び/又はゲートウェイが使用され得る。あるいは、クライアント及びサーバは、ローカルイントラネット又は仮想プライベートネットワークで接続することもできる。サーバ又はコントローラは、ソニーPlayStation(商標登録)などのゲームコンソール、パーソナルコンピュータなどによって具体化され得る。
【0012】
クライアントとサーバとの間でネットワークを経由して、情報が交換され得る。この目的及びセキュリティのために、サーバ及び/又はクライアントは、ファイアウォール、ロードバランサ、一時ストレージ、及びプロキシ、並びに信頼性及びセキュリティのための他のネットワークインフラを含み得る。1つ以上のサーバは、オンラインソーシャルウェブサイト又はゲーマーネットワークのような安全なコミュニティをネットワークメンバーに提供する方法を実装する装置を形成し得る。
【0013】
プロセッサは、アドレス線、データ線、及び制御線、及びレジスタ、及びシフトレジスタなどの様々な配線によってロジックを実行できるシングルチップ又はマルチチップのプロセッサであり得る。
【0014】
ある実施形態に含まれるコンポーネントは、他の実施形態でも適切な組み合わせで使用できる。例えば、本明細書に記載される及び/又は図面に示される様々なコンポーネントはいずれも、他の実施形態と組み合わされ、交換され、又は他の実施形態から除外され得る。
【0015】
「A、B、及びCのうちの少なくとも1つを有するシステム」(同様に「A、B、又はCのうちの少なくとも1つを有するシステム」、及び「A、B、Cのうちの少なくとも1つを有するシステム」)は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、A及びBを一緒に、A及びCを一緒に、B及びCを一緒に、並びに/又はA、B、及びCを一緒に有するシステムを含む。
【0016】
ここで具体的に
図1を参照すると、例示的なシステム10が示されており、このシステム10は、上述の例示的なデバイスのうちの1つ以上を含み得、本原理に従って以下に更に説明する。システム10に含まれる例示的なデバイスの第1は、TVチューナー(等価的に、TVを制御するセットトップボックス)を伴うインターネット対応TVなどのオーディオビデオデバイス(AVD)12などのコンシューマエレクトロニクス(CE)デバイスであるが、これに限定されない。AVD12はまた、代替的に、コンピュータ化されたインターネット対応(「スマート」)電話、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、スマートメガネ又はVRヘッドセットなどのヘッドマウントデバイス(HMD)及び/又はヘッドセット、別のウェアラブルなコンピュータ化されたデバイス、コンピュータ化されたインターネット対応音楽プレーヤー、コンピュータ化されたインターネット対応ヘッドフォン、植込み型スキンデバイスなどのコンピュータ化されたインターネット対応植込み型デバイスであり得る。それにもかかわらず、AVD12は、本原理を実現する(例えば、本原理を実現するために他のCEデバイスと通信し、本明細書に記載のロジックを実行し、本明細書に記載の任意の他の機能及び/又は動作を実行する)ように構成されていることを理解されたい。
【0017】
したがって、このような原理を実現するために、AVD12は
図1に示されたコンポーネントの一部又は全部によって確立することができる。例えば、AVD12は、高精細若しくは超高精細「4K」又はそれ以上のフラットスクリーンによって実装され得る1つ以上のタッチ対応ディスプレイ14を含むことができる。タッチ対応ディスプレイ(複数可)14は、例えば、本原理と一致するタッチ感知用の電極のグリッドを有する容量式又は抵抗式タッチ感知層を含み得る。
【0018】
AVD12はまた、本原理に従ってオーディオを出力するための1つ以上のスピーカ16と、AVD12を制御するためにAVD12に可聴式コマンドを入力するためのオーディオ受信器/マイクロフォンなどの少なくとも1つの追加入力デバイス18とを含み得る。例示的なAVD12はまた、1つ以上のプロセッサ24の制御下で、インターネット、WAN、LANなどの少なくとも1つのネットワーク22を経由して通信するための1つ以上のネットワークインターフェース20を含み得る。したがって、インターフェース20は、限定はしないが、メッシュネットワークトランシーバなどであるがそれに限定されない、無線コンピュータネットワークインターフェースの実施例であるWi-Fiトランシーバであり得る。プロセッサ24は、ディスプレイ14を制御してその上に画像を提示すること、及びそこから入力を受信することなど、本明細書に記載されるAVD12の他の要素を含め、本原理を実現するためにAVD12を制御することを理解されたい。更に、ネットワークインターフェース20は、有線若しくは無線のモデム若しくはルータ、又は無線電話トランシーバ、又は前述のWi-Fiトランシーバなどの他の適切なインターフェースであり得ることに留意されたい。
【0019】
上記に加えて、AVD12は、別のCEデバイスに物理的に接続するための高精細マルチメディアインターフェース(HDMI(登録商標))ポート若しくはユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、及び/又はヘッドフォンを通してAVD12からユーザにオーディオを提示するためにヘッドフォンをAVD12に接続するためのヘッドフォンポートのような1つ以上の入力及び/又は出力ポート26を含み得る。例えば、入力ポート26は、有線又は無線で、ケーブル又は衛星のオーディオビデオコンテンツの供給源26aに接続することができる。したがって、供給源26aは、別個又は統合されたセットトップボックス、あるいは衛星受信機であり得る。あるいは、供給源26aは、コンテンツを含むゲームコンソール又はディスクプレーヤーであり得る。ゲームコンソールとして実装される場合の供給源26aは、CEデバイス48に関連して以下に記載されるコンポーネントの一部又は全部を含み得る。
【0020】
AVD12は、一時的な信号ではないディスクベースストレージ又はソリッドステートストレージなどの1つ以上のコンピュータメモリ/コンピュータ可読記憶媒28を更に含み得、場合によっては、スタンドアロンデバイスとして、又はAVプログラムを再生するためのAVDの筐体の内部若しくは外部のいずれかでパーソナルビデオレコーディングデバイス(PVR)若しくはビデオディスクプレーヤーとして、又はリムーバブルメモリメディア若しくは後述のサーバとして、AVDの筐体内部で具現化される。また、一部の実施形態では、AVD12は、衛星又は携帯電話基地局から地理的位置情報を受信し、その情報をプロセッサ24に提供し、並びに/又はプロセッサ24と連動してAVD12が配設される高度を判定するように構成されている、携帯電話受信器、GPS受信器及び/若しくは高度計30などの位置若しくは所在地受信器を含むことができるが、これらに限定されない。コンポーネント30はまた、AVD12の所在地及び向きを三次元で判定するために、典型的には加速度計、ジャイロスコープ、及び磁気計の組み合わせを含む慣性測定ユニット(IMU)によって、又はイベントベースのセンサによって実装され得る。
【0021】
AVD12の説明を続けると、一部の実施形態では、AVD12は、赤外線カメラ、ウェブカムなどのデジタルカメラ、イベントベースのセンサ、及び/又はAVD12に統合され、プロセッサ24によって制御可能で、本原理に従って写真/画像及び/又は動画を収集することができるカメラなど、1つ以上のカメラ32を含み得る。また、AVD12には、Bluetooth(登録商標)及び/又は近距離無線通信(NFC)の技術をそれぞれ使用して他のデバイスと通信するためのBluetooth(登録商標)トランシーバ34及び他のNFC要素36が含まれてもよい。例示的なNFC要素は、無線周波数識別(RFID)要素であってもよい。
【0022】
更に引き続き、AVD12は、プロセッサ24に入力を提供する1つ以上の補助センサ38(例えば、感圧センサ、モーションセンサ(例えば加速度計、ジャイロスコープ、サイクロメータ、又は磁気センサなど)、赤外線(IR)センサ、光学センサ、速度及び/又はケイデンスセンサ、イベントベースのセンサ、(例えば、ジェスチャコマンドを感知するための)ジェスチャセンサ)を含み得る。例えば、補助センサ38のうちの1つ以上は、タッチ対応ディスプレイ14自体の層を形成する1つ以上の圧力センサを含み得、限定されないが、圧電式圧力センサ、容量式圧力センサ、ピエゾ抵抗ひずみゲージ、光学式圧力センサ、電磁式圧力センサなどであり得る。
【0023】
AVD12はまた、プロセッサ24に入力を提供する地上波テレビ放送を受信するための地上波テレビ放送ポート40を含み得る。上記に加えて、AVD12はまた、IRデータ協会(IRDA)デバイスなどの赤外線(IR)送信器及び/又はIR受信器及び/又はIRトランシーバ42を含み得ることに留意されたい。バッテリ(図示せず)が、AVD12に電力を供給するために提供され得、また、運動エネルギーを、バッテリを充電するための電力及び/又はAVD12に供給するための電力に変換する運動エネルギー収穫器であり得る。グラフィックス処理ユニット(GPU)44及びフィールドプログラマブルゲートアレイ46も含み得る。1つ以上の触覚/振動生成器47は、デバイスを保持する、又はデバイスと接触している人によって感知されることができる触覚信号を生成するために提供され得る。触覚生成器47は、様々な周波数及び/又は振幅の振動、並びに様々な方向への模擬的な力を生成するために、モータの制御下で(そして同様に、プロセッサ24のようなプロセッサによって制御され得る)シャフトが回転できるように、モータの回転可能なシャフトを介して、中心及び/又はバランスがずれた重りに接続された電気モータを使用して、AVD12の全て又は一部を振動させ得る。
【0024】
引き続き
図1を参照するが、AVD12に加えて、システム10は、1つ以上の他のCEデバイスタイプを含み得る。一例では、第1のCEデバイス48は、AVD12に直接送信されるコマンドを介して、及び/又は後述のサーバを通して、コンピュータゲームの音声及び映像をAVD12に送信するために使用できるコンピュータゲームコンソールであり得、一方、第2のCEデバイス50は、第1のCEデバイス48と同様のコンポーネントを含み得る。示される例では、第2のCEデバイス50は、プレーヤーによって操作されるコンピュータゲームコントローラ、又はプレーヤーによって装着されるヘッドマウントディスプレイ(HMD)として構成され得る。HMDは、AR/MRコンテンツ又はVRコンテンツをそれぞれ提示するためのヘッドアップ式透明ディスプレイ又は非透明ディスプレイを含み得る。
【0025】
示される例では、CEデバイスは2つしか示されていないが、これより少ない数又はより多い数のデバイスが使用され得ることを理解されたい。本明細書におけるデバイスは、AVD12について示したコンポーネントの一部又は全部を実装し得る。以下の図に示されるコンポーネントのうちのいずれも、AVD12の場合に示されるコンポーネントの一部又は全部を組み込み得る。
【0026】
ここで、前述の少なくとも1つのサーバ52を参照すると、少なくとも1つのサーバプロセッサ54と、ディスクベースストレージ又はソリッドステートストレージなどの少なくとも1つの有形コンピュータ可読記憶媒体56と、サーバプロセッサ54の制御下で、ネットワーク22を経由して
図1の他のデバイスとの通信を可能にし、実際に本原理に従ってサーバとクライアントデバイスとの間の通信を容易にし得る少なくとも1つのネットワークインターフェース58と、を含む。ネットワークインターフェース58は、例えば、有線若しくは無線のモデム若しくはルータ、Wi-Fiトランシーバ、又は、例えば、無線電話トランシーバなどの他の適切なインターフェースであり得ることに留意されたい。
【0027】
したがって、一部の実施形態では、サーバ52は、インターネットサーバ又はサーバ「ファーム」全体であり得、例えば、ネットワークゲームアプリケーションのための例示的な実施形態において、システム10のデバイスがサーバ52を介して「クラウド」環境にアクセスし得るような「クラウド」機能を含み、かつ実行し得る。あるいは、サーバ52は、
図1に示した他のデバイスと同じ部屋又はその近くにある1つ以上のゲームコンソール又は他のコンピュータによって実装され得る。
【0028】
以下の図に示されるコンポーネントは、
図1に示されるコンポーネントの一部又は全部を含み得る。本明細書で記載されるユーザインターフェース(UI)は、統合され、及び/又は拡張され得、UI要素は、UI間でミックスされて、調和し得る。
【0029】
図2は、示される非限定的な例では、それぞれのコンピュータゲームからの動画又は静止画像を提示するゲームウィンドウ204を含む、メインアプリケーション(「アプリ」)の制御下でUI202を提示する、本明細書に記載の任意のディスプレイ、例えば、ビデオゲームが提示されているTVなどのディスプレイ200を例解する。ウィンドウ204の下には、「新規」、「フレンドに人気」、「最高のひととき」(ゲームの繰り返し又は視聴されたセグメントを表すか、又はユーザが「いいね」したゲームのセグメントを表す)、及び「トロフィータイム」などのゲームのそれぞれのカテゴリを表す機能ウィンドウ206があり、ユーザ又は他のユーザが賞を獲得したゲーム又はゲームセグメントを表す。
【0030】
図3に示されるUI300は、自動で、又はユーザの選択に応じて、ディスプレイ200上に提示され得る。
図3の非限定的な例では、コンピュータゲームのキャラクターが静止画又は動画で現れるキャラクターウィンドウ302が示される。ユーザが提示されるクリップを選択してもよく、又はクリップがユーザのために自動で選択されてもよい。ユーザが変更されるべきキャラクターをゲームから選択してもよく、キャラクターがユーザのために自動で選択されてもよい。
【0031】
また、例えば、スマートフォンなどのユーザ装置のカメラによってスキャンされ得る、クイックレスポンス(QR)コード、又はバーコード、又は他のコードなどのスキャン可能なコード(SC)304が現れる。プロンプト306はまた、ユーザに特定の目的のためにコードをスキャンすることを促すように表示され得、示される例では、直後に説明される目的でユーザの写真(「自撮り写真」)をアップロードするためである。
【0032】
実際、ここで
図4に目を向けると、ブロック400において、例えば、電話などのユーザ装置を操作するユーザは、
図3に示されるコード304をスキャンするように電話上のカメラを動作する。これにより、電話は、本明細書では「自撮りアプリ」と呼ばれるアプリケーションを開き、これは、ブロック404においてユーザ自身によって撮影された写真が、ブロック406においてユーザがセルフィーアプリによって提示された自分の電話上の「アップロード」ボタンを選択したときに、
図1に示されるサーバ52などのサーバにアップロードされることを許可するためのウェブアプリである。コードをスキャンすることによって、本質的に、携帯電話、サーバ、又はそれら2つの組み合わせによってホストされるハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)ウェブページの統一資源一覧(URL)が呼び出される。
【0033】
サーバは、ユーザの画像を受信し、ブロック408において、ユーザの画像に従って、
図3の302に示されるキャラクターの顔を変更し、必要に応じて体も変更する。他の実施形態では、ユーザ装置が、顔を変更し、必要に応じて、キャラクターの体も変更する。他の実施形態では、サーバは、ユーザ装置と協働して、顔及び/又は体を変更する。一部の実施形態では、ユーザは、ゲーム又はクリップのどちらが、低品質又は高品質の動画で提示されるべきかを決定するための入力を提供し得、したがって、ユーザの顔で変更するために、それぞれ、より少ない時間又はより長い時間を要する。
【0034】
非限定的な例では、「Faceswap」として知られるPythonスクリプトが使用され得、ライブラリが元動画を引き受け、自撮り写真を動画内の顔にマージする。
【0035】
非限定的な例では、ユーザの画像は、ゲームキャラクターの画像とブレンドされ得る。ブレンドは、任意の適切なブレンドアルゴリズムを使用して達成され得る。例えば、ユーザ画像及びキャラクター画像のブレンドは、ビットマップを使用し、対応するビットを平均して平均画像を生成するか、レイヤマスクを使用するか、又はアルファブレンドを使用して行われ得、2つの画像の合成は、典型的にはピクセルごとになど、ピクセル透過率(アルファ)値に基づいてピクセルカラー値を組み合わせることから導出される。ブレンドは、顔の特徴のみであってもよく、又はユーザの全身画像をキャラクターの全身画像とブレンドすることによって行われてもよい。
【0036】
図5は、ディスプレイ200上に提示され得るUI500を例解し、そこには、ゲームキャラクターの静止画像又は動画像502が、
図4のブロック406でサーバにアップロードされたユーザの画像504と横に並べて表示される。次に、
図4のブロック408における動作の後、少なくともキャラクター602の顔がユーザの画像に基づいているように、ユーザの画像に従って変更されたゲームキャラクター602を示しているUI600が、ディスプレイ200上に提示され得る。ゲームは、キャラクターの顔がユーザの顔であるように見えることを除いて、ゲームコントローラの制御下で、ゲームプログラムによって動くキャラクター602で実行することができる。
【0037】
UI600はまた、ユーザの画像に従って変更されたゲームキャラクター602の画像を共有するためにスキャンされ得る第2のコード604を提示し得る。この効果にプロンプト606が提示され得る。
【0038】
したがって、
図7のブロック700において、ユーザは、
図6に示されるコード604をスキャンするために、電話などの自分の装置を操作し得る。これにより、ブロック702において、ユーザ装置は、
図8に示される共有アプリを開く。
【0039】
より具体的には、
図8は、
図6のコード604をスキャンし、その結果、共有アプリに従ってUI802を提示したユーザ装置800を例解する。UI802は、ゲームのタイトル806及び共有セレクタ808とともに、コンピュータゲームからのシーン804を提示する。共有セレクタ808を選択すると、
図9に示されるUI900をユーザ装置800上に表示させ得る。UI900は、動画をチェックアウトするためのプロンプト902を含んでもよく、その下にセレクタ904があり、装置800に記憶されているフレンドリストからフレンドなどの受信者を選択するように各々選択可能であり得る。送信モードセレクタ906は、セレクタ904を使用して選択されたフレンドへの送信モードを指定するように選択されてもよい。限定されない送信モードは、例えば、インスタントメッセージ又は他のタイプの電話メッセージ、ウェブブラウザーを介した送信などを含み得る。
【0040】
ユーザが受信者(複数可)及び送信モードを選択すると、選択された送信モードに適した受信者のネットワークアドレス又は電子メールアドレス又は電話番号にアクセスされ、データは、受信者に関連付けられ、
図10に示される装置1000に送信される。受信装置1000は、
図6の602に示されるように、ユーザの画像に従って変更されたゲームキャラクターを表示するコンピュータゲームのシーン1002を提示する。ゲーム及び/又はキャラクターのタイトル1004が、送信ユーザの名前1006とともに提示され得る。
【0041】
図11は、上記で論じられた技法をカプセル化する。メインアプリ1100は、1102において、
図1に示されるサーバ52などのサーバ1104から動画を取得する。ゲーム動画は、
図2に示され、上述したディスプレイ200上に提示され得る。ユーザは、自分の装置800を用いて、1106に示されるように第1のコード304をスキャンし、自撮りアプリを実行し、1108に示されるようにユーザの画像をサーバに送信する。
【0042】
それに応答して、1110で示されるように、サーバは、提示するために画像をディスプレイ200に送信する。キャラクターが変更されているゲーム動画のユーザ画像及びIDは、矢印1112によって示されるように、サーバとディスプレイとの間で交換される。したがって、ディスプレイは、1114で示されるようにユーザ画像に従って変更されたキャラクターを含む変更された動画を取得し、矢印1116によって示されるように共有アプリを呼び出すためにユーザ装置800によってスキャンされる第2のコード604を提示する。
【0043】
上記の技法は、リアルタイム又は非リアルタイムで実行され得る。ユーザによって入力されたテキスト、及びユーザによって話され、マイクロフォンを使用して拾った音声は、ゲームキャラクター上にモーフィングしてもよく、更に以下に記載されるようにしてもよい。
【0044】
図12は、例えば、UI1202を提示することができるユーザ装置のディスプレイを含む、本明細書における任意のディスプレイなどのディスプレイ1200を例解する。示される非限定的な例では、UIは、ゲームデザイナによって提供されたゲームキャラクターの画像1204、又は上記の開示に従ってユーザの顔を有するように修正されたゲームキャラクターの画像1204を含む。
【0045】
プロンプト1206は、ユーザが、ユーザの名前(セレクタ1208を選択することによって)又はユーザによって入力された別の空想的な名前(セレクタ/入力フィールド1210を選択することによって)を使用するためにキャラクター1204に関連付けられたゲームの本来の会話を変更することを可能にするために提示され得る。その後、ゲーム及び/又はゲームの選択されたクリップが提示されると、キャラクター204の本来の名前が発せられるたびに、代わりにユーザによって選択された名前が再生されるように、オーディオスピーカ上で再生される会話が変更される。
【0046】
図13は、例えば、UI1302を提示することができるユーザ装置のディスプレイを含む、本明細書における任意のディスプレイなどのディスプレイ1300を例解する。示される非限定的な例では、UIは、ゲームデザイナによって提供されたゲームキャラクターの画像1304、又は上記の開示に従ってユーザの顔を有するように修正されたゲームキャラクターの画像1304を含む。
【0047】
プロンプト1306は、例えば、セレクタ1308を選択することによって、ユーザが.gifファイルを作成することを可能にするために提示され得る。これに応じて、クリップは.gif形式の画像ファイルに変換される。
【0048】
図14は、例えば、UI1402を提示することができるユーザ装置のディスプレイを含む、本明細書における任意のディスプレイなどのディスプレイ1400を例解する。示される非限定的な例では、UIは、開始(左側)から終了(右側)までのゲームタイムラインの画像1404を含み、タイムライン内の複数のフレーム1406は、動画として再生されたときにゲーム内で表示される時間である。スライダ1408が提供され得、破線矢印1410によって示されるようにタイムラインに沿って左右に移動させて、上記の
図1~
図11で説明されるクリップを開始するフレーム1406を選択することができる。ストップフレームを選択して、クリップの終わりを選択することもできる。
【0049】
図15は、エンドユーザがキャラクターの顔の視覚的属性を変更することを可能にするためにパレットを提供することができることを例解する。
【0050】
より具体的には、
図15は、例えば、UI1502を提示することができるユーザ装置のディスプレイを含む、本明細書の任意のディスプレイなどのディスプレイ1500を例解する。示される非限定的な例では、UIは、ゲームデザイナによって提供されたゲームキャラクターの画像1504、又は上記の開示に従ってユーザの顔を有するように修正されたゲームキャラクターの画像1504を含む。
【0051】
キャラクター1504の顔の色を定義するために、ユーザによって選択することができるカラーセレクタ1506が提供され得る。年齢セレクタ1508が提供され得、キャラクター1504の顔の年齢を定義するためにユーザによって選択することができる(低い年齢が選択されたときに第1の数のしわ線が顔に課され、高い年齢が選択されたときに第1の数よりも大きい第2の数のしわ線が顔に課されるように、高い年齢を示すより多くのしわ線などを有する)。
【0052】
図16は、例えば、UI1602を提示することができるユーザ装置のディスプレイを含む、本明細書における任意のディスプレイなどのディスプレイ1600を例解する。示される非限定的な例では、UIは、ゲームデザイナによって提供されたゲームキャラクターの画像1604、又は上記の開示に従ってユーザの顔を有するように修正されたゲームキャラクターの画像1604を含む。
【0053】
UI1602は、ユーザが、キャラクターによって話される会話にユーザの声を吹き替えることを可能にするように選択可能なセレクタ1606を含み得る。ユーザは、例えば、ユーザ装置上のマイクロフォンによって、1608で示されるように、自分の声のクリップを録音してもよい。録音された音声の音声特性は、キャラクター1604の音声を変更するために使用される。
【0054】
また、必要に応じて、ユーザは、セレクタ1610を選択して、キャラクター1604にゲーム本来のゲーム会話であるが、必要に応じてユーザの声で話すようにさせてもよく、又はセレクタ1612を選択して、キャラクター1604にユーザによって作成された会話を話すようにさせてもよい。ユーザによって作成された会話は、セレクタ1614を選択して、ユーザ装置のマイクロフォンに所望の会話を指示するか、又は音声に変換され、キャラクター1604又は他のキャラクターの会話に使用されるテキストを1616で入力するかのいずれかによって作成してもよい。
【0055】
図17は、エンドユーザがテンプレートを選択して、テキストを拡大縮小し、単語を強調してアニメーション化し、テキストを動画クリップの一部に調整できることを例解する。より具体的には、例えば、UI1702を提示することができるユーザ装置のディスプレイを含む、本明細書の任意のディスプレイなどのディスプレイ1700は、ゲームデザイナによって提供されたゲームキャラクターの画像、又は上記の開示に従って、ユーザの顔を有するように修正されたゲームキャラクターの画像を含むことができる。
【0056】
UI1702は、テキストサイズセレクタ1704を含み得、ユーザによって入力された又はフレンドから受信したように、ゲームプレイ中にディスプレイ上に提示されるテキストのサイズ及び必要に応じて位置をユーザが選択することを可能にする。UI1702はまた、アニメーションセレクタ1706を含み得、フィールド1708においてユーザによって定義されるような単語のタイプ及び特定の単語自体を含む、ゲームプレイ中にどのテキスト用語がアニメーション化されるか、又は着色されるか、又はそうでなければ強調されるかを定義することを可能にしてもよい。
【0057】
機械学習は、フレンドをまとめるために使用され得、そこで、ゲームコンソールは、例えば、トロフィーが獲得されたゲームの期間の動画をキャプチャし、ユーザ装置のフレンドのリスト上のフレンドの間で動画を共有することができる。
【0058】
本明細書では、特定の実施形態を示し、詳細に説明するが、本発明によって包含される主題は、特許請求の範囲によってのみ限定されることを理解されたい。
【国際調査報告】