(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-02-19
(54)【発明の名称】情報提示方法、装置、デバイス、および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 21/431 20110101AFI20250212BHJP
H04N 21/4788 20110101ALI20250212BHJP
G06F 3/04817 20220101ALI20250212BHJP
H04L 67/2869 20220101ALI20250212BHJP
H04L 51/10 20220101ALI20250212BHJP
【FI】
H04N21/431
H04N21/4788
G06F3/04817
H04L67/2869
H04L51/10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024539839
(86)(22)【出願日】2023-04-28
(85)【翻訳文提出日】2024-07-01
(86)【国際出願番号】 CN2023091693
(87)【国際公開番号】W WO2023213245
(87)【国際公開日】2023-11-09
(31)【優先権主張番号】202210488369.6
(32)【優先日】2022-05-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】110004381
【氏名又は名称】弁理士法人ITOH
(72)【発明者】
【氏名】チェン,シュユイ
(72)【発明者】
【氏名】ジョウ,ズジュン
(72)【発明者】
【氏名】チェン,ハイユン
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C164FA08
5C164UA04S
5C164UA43S
5C164UB41S
5C164UB88P
5C164UB92P
5C164UD63P
5C164YA11
5E555AA02
5E555AA61
5E555BA02
5E555BA06
5E555BB02
5E555BB06
5E555BC04
5E555CA12
5E555CB14
5E555CB34
5E555CC03
5E555DA02
5E555DB04
5E555DB05
5E555DB18
5E555DC13
5E555DC21
5E555FA00
(57)【要約】
本開示の実施例は、情報提示方法、装置、デバイス、および記憶媒体を開示する。当該方法は、1ユーザーに対応する第1コンテンツをプリセットアプリケーションのターゲットページで表示し、フローティングコントロールを前記ターゲットページで表示し、共有メディアストリームを前記フローティングコントロール内に表示するステップであって、前記共有メディアストリームは、前記第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションに対応するメディアストリームを含むステップと、プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するステップとを含み、前記プリセットコントロールは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションの関連情報を表示すること、および前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御することのうちの少なくとも1つに使用される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1ユーザー側に適用される情報提示方法であって、
第1ユーザーに対応する第1コンテンツをプリセットアプリケーションのターゲットページで表示し、フローティングコントロールを前記ターゲットページで表示し、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示するステップであって、前記共有メディアストリームは、前記第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションに対応するメディアストリームを含む、ステップと、
プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するステップとを含み、前記プリセットコントロールは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションの関連情報を表示すること、および前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御することのうちの少なくとも1つに使用される、情報提示方法。
【請求項2】
前記関連情報は、前記共有インタラクションによって生成された会話メッセージを含み、前記の、プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するステップは、
すべての第2ユーザーのうちの少なくとも1人の第2ユーザーの会話メッセージを受信したことに応答して、第1プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示するステップを含み、前記第1プリセットコントロールは、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーのユーザー識別子、および前記会話メッセージのうちの少なくとも1つを表示するために使用される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記会話メッセージに対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーに対するメッセージインタラクションページを提示するステップをさらに含み、前記メッセージインタラクションページは、前記第1ユーザーと、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーとが会話メッセージのインタラクションを行うために使用される、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記メッセージインタラクションページは、前記ターゲットページの上層に位置し、前記メッセージインタラクションページのサイズが前記ターゲットページのサイズ以下である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1コンテンツは、第1メディアストリームを含み、前記第1メディアストリームと前記共有メディアストリームは異なる、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記の、プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するステップは、
前記フローティングコントロールに対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、第2プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するステップを含み、前記第2プリセットコントロールは、前記第1ユーザーと、前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御するために使用される、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記共有メディアストリームは、画像および音声を含み、前記の、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示するステップは、
前記共有メディアストリーム中の画像を前記フローティングコントロールに表示し、前記共有メディアストリーム中の音声の再生を禁止するステップを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記共有インタラクションは、前記第1ユーザーと、前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間のリアルタイム通話をサポートし、
前記方法は、前記共有メディアストリーム中の画像を前記フローティングコントロールに表示し、前記共有メディアストリーム中の音声の再生を禁止する場合、すべての第2ユーザーのうちの少なくとも1人の第2ユーザーのリアルタイム通話データを受信したことに応答して、前記リアルタイム通話データに対応する音声を再生するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記共有インタラクションは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間のリアルタイム通話をサポートし、前記の、プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するステップは、
すべての第2ユーザーの少なくとも1人の第2ユーザーのリアルタイム通話データを受信したことに応答して、第3プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するステップを含み、前記第3プリセットコントロールは、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーに対応するユーザー識別子、およびすべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーのリアルタイム通話データに対応する画像のうちの少なくとも1つを表示するために使用される、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示する前に、
前記第1ユーザーに対応する前記第1メディアストリームの第1決定方法と前記少なくとも1人の第2ユーザーに対応する第2メディアストリームの第2決定方法に基づいて、ターゲット決定方法を生成するステップと、
前記ターゲット決定方法に基づいて、共有メディアストリームを決定するステップとをさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項11】
共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示するプロセスにおいて、前記方法は、
現在提示されている前記共有メディアストリーム中のメディアコンテンツに基づいて、前記フローティングコントロールのサイズを調整するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記の、プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するステップは、
第3ユーザーが前記共有インタラクションに参加することに応答して、第4プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するステップを含み、前記第4プリセットコントロールは、前記第3ユーザーに対応するユーザー識別子を表示するために使用される、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
ターゲットユーザーが前記共有インタラクションを終了することに応答して、前記共有インタラクション中の前記ターゲットユーザー以外の少なくとも1人のユーザーのメディアストリームの決定方法に基づいて、前記共有メディアストリームを更新するステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項14】
前記フローティングコントロール中のターゲットユーザーの識別子に対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、前記共有インタラクションがビデオ通話シナリオで開始されたと決定した場合、前記第1ユーザー側の通話画像、および第2ユーザー側の通話画像のうちの少なくとも1つがオンになったか否かを判断し、前記第1ユーザー側の通話画像、および第2ユーザー側の通話画像のうちの少なくとも1つがオンになったという決定結果が出ると、それに応答して、前記ターゲットページをビデオ通話ページに切り替えるか、または、
前記フローティングコントロール中のターゲットユーザーの識別子に対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、前記フローティングコントロールをビデオ通話モードに切り替えるステップをさらに含み、前記ビデオ通話モードでは、前記フローティングコントロールは、前記第1ユーザーのビデオ通話画面、および前記ターゲットユーザーの識別子に対応するユーザーのビデオ通話画面のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記第2プリセットコントロールは、フローティングコントロールクローズコントロールを含み、第2プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示した後、
前記フローティングコントロールクローズコントロールに対しての、前記第1ユーザーのトリガー操作に応答し、前記共有インタラクションがビデオ通話シナリオで開始されたか否かを判断するステップと、
前記共有インタラクションが前記ビデオ通話シナリオで開始されたという決定結果が出ると、それに応答して、前記ターゲットページをビデオ通話ページに切り替え、前記フローティングコントロールを非表示にし、フローティングコントロール戻しコントロールを前記ビデオ通話ページに表示し、
前記共有インタラクションが前記ビデオ通話シナリオで開始されたことではないという決定結果が出ると、それに応答して、前記フローティングコントロールを閉じるステップとをさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項16】
前記第2プリセットコントロールは、共有ユーザー招待コントロール、共有ページ切り替えコントロール、前記共有メディアストリーム中のメディアコンテンツ切り替えコントロール、リアルタイム通話用のビデオ画面コントロール、およびリアルタイム通話用の音声コントロールのうちの少なくとも1つを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項17】
前記プリセットアプリケーションで前記ターゲットページがプリセットページに切り替えられた後、前記プリセットページで前記フローティングコントロールを表示し続け、前記フローティングコントロールで前記共有メディアストリームを表示し続けるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記フローティングコントロールは、カスタムビューの形式で存在し、前記カスタムビューにはプリセットコントロールがカプセル化され、前記共有メディアストリームは、前記カスタムビューで起動されるプレーヤーを通じて表示され、
前記プリセットアプリケーションで前記ターゲットページがプリセットページに切り替えられた後、前記プリセットページで前記フローティングコントロールを表示し続け、前記フローティングコントロールで前記共有メディアストリームを表示し続けるステップは、
前記ターゲットページを第1ページに切り替える操作に応答して、前記ターゲットページから前記カスタムビューを削除し、前記第1ページがプリセットホワイトリストに含まれるか否かを判断し、前記第1ページがプリセットホワイトリストに含まれるという決定結果が出ると、それに応答して、前記第1ページがプリセットページであると決定し、前記第1ページを表示するステップと、
前記カスタムビューを前記第1ページに追加し、前記プレーヤーを使用して前記共有メディアストリームの提示を続けるステップとを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
第1ユーザー側に適用される情報提示装置であって、
第1ユーザーに対応する第1コンテンツをプリセットアプリケーションのターゲットページで提示し、フローティングコントロールを前記ターゲットページで表示し、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示するように構成されるメディアストリーム提示モジュールであって、前記共有メディアストリームは、前記第1ユーザーと、少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションに対応するメディアストリームを含む、メディアストリーム提示モジュールと、
プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するように構成されるコントロール表示モジュールとを含み、前記プリセットコントロールは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションの関連情報を表示すること、および前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御することのうちの少なくとも1つのために使用される、情報提示装置。
【請求項20】
請求項2~18のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されるモジュールを含む、請求項19に記載の装置。
【請求項21】
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを記憶するように構成される記憶装置とを含み、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサは、請求項1~18のいずれか一項に記載の情報提示方法を実現できる、電子デバイス。
【請求項22】
コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能な命令が、コンピュータのプロセッサによって実行されるときに、請求項1~18のいずれか一項に記載の情報提示方法を実行するために用いられる、記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2022年05月06日に中国専利局に提出された出願番号が第202210488369.6である中国特許出願の優先権を主張し、当該出願に開示されている内容の全体が本願の一部として援用される。
【0002】
本開示の実施例は、インターネット技術の分野に関し、例えば、情報提示方法、装置、デバイス、および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術と端末技術の急速な発展に伴い、ユーザー間のインタラクションは、ますます便利になっている。複数のユーザーは、同じメディアストリームコンテンツを共有できるようになり、メディアストリームを共有するユーザーは、リアルタイムで音声通信することもできる。
【発明の概要】
【0004】
本開示の実施例は、メディアストリームに基づいた情報提示手段を最適化できる情報提示方法、装置、デバイス、および記憶媒体を提供する。
【0005】
本開示の実施例は、第1ユーザーに対応する第1コンテンツをプリセットアプリケーションのターゲットページで表示し、フローティングコントロールを前記ターゲットページで表示し、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示するステップであって、前記共有メディアストリームは、前記第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションに対応するメディアストリームを含む、ステップと、プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するステップとを含む、第1ユーザー側に適用される情報提示方法を提供し、前記プリセットコントロールは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションの関連情報を表示すること、および前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御することのうちの少なくとも1つに使用される。
【0006】
本開示の実施例は、第1ユーザーに対応する第1コンテンツをプリセットアプリケーションのターゲットページで表示し、フローティングコントロールを前記ターゲットページで表示し、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示するように構成されるメディアストリーム提示モジュールであって、前記共有メディアストリームは、前記第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションに対応するメディアストリームを含むメディアストリーム表示モジュールと、プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するように構成されるコントロール表示モジュールとを含む、第1ユーザー側に配置される情報提示装置をさらに提供し、前記プリセットコントロールは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションの関連情報を表示すること、および前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御することのうちの少なくとも1つに使用される。
【0007】
本開示の実施例は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプログラムを記憶するように構成される記憶装置とを含む電子デバイスをさらに提供し、前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに、本開示の実施例によって提供される情報提示方法を実現させる。
【0008】
本開示の実施例は、コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータ実行可能な命令が、コンピュータプロセッサによって実行されるときに、本願の実施例によって提供される情報提示方法を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】
図1は、本開示の実施例によって提供される情報提示方法による適用可能な適用シナリオのシナリオアーキテクチャ図である。
【
図2】
図2は、本開示の実施例によって提供される情報提示方法の概略的なフローチャートである。
【
図3】
図3は、本開示の実施例によって提供されるインターフェースの概略図である。
【
図4】
図4は、本開示の実施例によって提供される別の情報提示方法の概略的なフローチャートである。
【
図5】
図5は、本開示の実施例によって提供される別のインターフェースインタラクションの概略図である。
【
図6】
図6は、本開示の実施例によって提供される別のインターフェースインタラクションの概略図である。
【
図7】
図7は、本開示の実施例によって提供されるフローティングコントロールの概略構造図である。
【
図8】
図8は、本開示の実施例によって提供される情報提示装置の概略構造図である。
【
図9】
図9は、本開示の実施例によって提供される電子デバイスの概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施例について、図面を参照しながら説明する。本開示のいくつかの実施例が図面に示されているが、理解できるように、本開示は、複数の形態で実現することができ、本明細書に記載の実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施例は、本開示をより徹底的かつ完全に理解するために提供されるものである。理解できるように、本開示の図面および実施例は、例示のみを目的としており、本開示の保護範囲を限定するものではない。
【0011】
理解できるように、本開示の方法の実施形態において説明される複数のステップは、異なる順序で、および/または並行して実行可能である。また、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、および/または、図示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲は、この面に関して限定されない。
【0012】
本明細書で使用される用語の「含む」およびその変形は、「含むが、それらに限らない」という開放的な包含である。用語の「に基づく」は「少なくとも部分的に基づく」である。用語の「1つの実施例」は、「少なくとも1つの実施例」を表し、用語の「別の実施例」は、「少なくとも1つの別の実施例」を表し、用語の「いくつかの実施例」は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連定義は、以下の記述において与えられる。
【0013】
なお、本開示で言及される「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュールまたはユニットを区別するためにのみ使用され、これらの装置、モジュールまたはユニットによって実行される機能の順序または相互依存関係を制限するために使用されるものではない。
【0014】
なお、本開示で言及される「1つ」、「複数」の修飾は、例示的なものであり、限定的なものではなく、当業者であれば、文脈が明確に別段の指示をしない限り、「1つまたは複数」として理解されるべきである。
【0015】
本開示の実施形態における複数の装置間でインタラクトされるメッセージまたは情報の名称は、例示のみを目的としており、これらのメッセージまたは情報の範囲を限定するために使用されるものではない。
【0016】
理解できるように、本開示の複数の実施例で開示される技術的解決手段を使用する前に、本開示に係る個人情報の種類、利用範囲、利用シーンなどを、関係法令に従い適切な手段によりユーザーに通知し、ご本人の同意を得るべきである。
【0017】
例えば、ユーザーからのアクティブなリクエストを受信すると、それに応答して、ユーザーに要求された操作にはユーザーの個人情報の取得と使用が必要であることを明確に通知するプロンプトメッセージを、ユーザーに送信する。したがって、ユーザーは、プロンプトメッセージに基づいて、本開示の技術的解決手段の動作を実行する電子デバイス、アプリケーション、サーバー、または記憶媒体などのソフトウェアまたはハードウェアに個人情報を提供するか否かを自分で決めることができる。
【0018】
選択可能であるが限定されない実現形態として、ユーザーのアクティブな要求を受信すると、それに応答して、プロンプトメッセージをユーザーに送信する方法は、例えば、ポップアップウィンドウであってもよく、ポップアップウィンドウにおいて、テキストでプロンプトメッセージを示すことができる。また、ポップアップウィンドウには、個人情報を電子デバイスに提供することについて、ユーザーが「同意する」または「同意しない」を選択するための選択コントロールも含むことができる。
【0019】
理解できるように、ユーザーに通知し、ユーザーの許可を得る上記のプロセスは、単なる例示であり、本開示の実現形態を限定するものではなく、関連する法令を満たす他の方法も本開示の実現形態に適用できる。
【0020】
理解できるように、本技術的解決手段に係るデータ(データ自体、データの取得または使用を含むが、これらに限定されない)は、対応する法令、および関連規定の要件に準拠する必要がある。
【0021】
図1は、本開示の実施例によって提供される情報提示方法による適用可能な適用シナリオのシナリオアーキテクチャ図である。
図1を参照すると、当該適用シナリオは、サーバー100、第1電子デバイス101、および第2電子デバイス102を含むことができる。なお、電子デバイスの数は、より多く配置されてもよいが、その数は限定されなく、
図1は、例示的な説明としてのみ使用される。複数の電子デバイスは、サーバーと通信接続され、情報インタラクションを実現する。前記電子デバイスは、携帯電話、スマートウォッチ、タブレットコンピュータ、またはパーソナルデジタルアシスタントなどのモバイルデバイスであってもよく、デスクトップコンピュータなどのデバイスであってもよい。電子デバイスを使用するユーザーは、電子デバイスにインストールされたプリセットアプリケーションを通じて、リアルタイム通話、コンテンツ共有、メッセージインタラクションなどを行うことができる。コンテンツ共有には、メディアストリーム共有(以下、共有インタラクションと呼ばれる)が含むことができる。サーバーは、プリセットアプリケーションにサポートを提供できる。例示的に、複数のユーザーが共有インタラクションを行う場合、各ユーザーは、ビデオの切り替えなど、共有ビデオストリームを制御できる。本開示の実施例において、プリセットアプリケーションの種類は限定されず、例えば、ビデオアプリケーション、ライブ配信アプリケーション、情報アプリケーションなど、または他の種類のアプリケーションであってもよい。
【0022】
図2は、本開示の実施例によって提供される情報提示方法の概略的なフローチャートである。本開示の実施例は、メディアストリーム提示の場合に適用し、当該方法が情報提示装置によって実行することができ、当該装置が、ソフトウェアおよび/またはハードウェアの形態で実現することができ、選択可能に、電子デバイスを介して実現可能であり、メディアストリーム共有に参加する任意のユーザーが使用する電子デバイスであってもよい。
【0023】
図2に示すように、前記方法は、以下のステップを含む。
【0024】
ステップ201、第1ユーザーに対応する第1コンテンツをプリセットアプリケーションのターゲットページで表示し、フローティングコントロールを前記ターゲットページで表示し、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示し、前記共有メディアストリームは、前記第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションに対応するメディアストリームを含む。
【0025】
本開示の実施例において、第1ユーザーは、プリセットアプリケーションを現在使用しているユーザー、即ちローカルユーザーであり、当該プリセットアプリケーションに現在ログインしているアカウントは、第1ユーザーのアカウントであると理解できる。ターゲットページは、プリセットアプリケーションプログラム中の、第1ユーザーに対応するコンテンツを表示するためのページとして理解することができ、コンテンツの種類は限定されず、例えば、メディアコンテンツであってもよい。選択可能に、コンテンツにはメディアストリームが含まれ、ユーザーに対応するメディアストリームは、当該ユーザー向けにプッシュされるパーソナライズされたメディアストリームとして理解できる。第1コンテンツは、第1メディアストリームを含み、第1メディアストリームは、第1ユーザーにプッシュされるメディアストリームであってよく、例えば、第1ユーザーに基づいて対応するメディアストリーム決定方法を生成し、当該メディアストリーム決定方法に基づいて、第1ユーザー向けのパーソナライズされた第1メディアストリームを決定する。メディアストリームに含まれるメディアコンテンツは、画像、グラフィックとテキスト、オーディオ、またはビデオなどを含むことができる。
【0026】
本開示の実施例において、2人以上のユーザーがリアルタイムなメディアストリーム共有をサポートすることができ、第2ユーザーは、第1ユーザーと同じメディアストリームを共有するユーザー、即ちエンドユーザーとして理解することができ、第2ユーザーの数は1人以上であってもよいが、限定されない。共有メディアストリームは、第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションに対応するメディアストリームを含む。即ち、共有インタラクションに参加する各ユーザーは、自分が使用する電子デバイスによって共有メディアストリームを視聴することができる。共有メディアストリームのソースは制限されない。
【0027】
例示的に、フローティングコントロールは、ビュー要素として理解でき、フローティングコントロールをターゲットページで表示することは、当該ビュー要素をターゲットページの上にオーバーレイで表示すると理解できる。フローティングコントロールのプロパティ、例えば、形状、サイズ、色、透明度、および表示位置などは、実際のニーズに応じて設定でき、例えば、フローティングコントロールをフローティングボックス型のコントロールにすることができる。フローティングコントロールが表示された後、ユーザーはドラッグ操作を入力することにより、フローティングコントロールの表示位置を調整することができる。選択可能に、フローティングコントロールの少なくとも1つの枠線または少なくとも2つの枠線は、前記ターゲットページの境界と重なる。
【0028】
本開示の実施例において、第1ユーザーに対応する第1コンテンツをターゲットページに表示することに加えて、フローティングコントロールもターゲットページに表示し、共有メディアストリームをフローティングコントロールに表示し、それにより、第1ユーザーは、自分のページのコンテンツと共有メディアストリームを同時に視聴でき、ユーザーエクスペリエンスの向上に役立つ。
【0029】
図3は、本開示の実施例によって提供されるインターフェースの概略図である。
図3に示すように、ターゲットページ301には第1メディアストリームが表示され、ターゲットページ301にはフローティングコントロール302が表示される。選択可能に、フローティングコントロール302は、ターゲットページ301の左上隅に位置し、フローティングコントロール302の左境界および上境界はそれぞれ、ターゲットページ301の左境界および上境界と重なる。
【0030】
なお、メディアストリーム共有インタラクションに参加しているユーザーは、同じ共有スペースに存在すると理解することもできる。第1ユーザーが当該共有スペースを作成して、他のユーザーを当該共有スペースに参加するように招待する場合、他のユーザーが当該共有スペースに参加する前に、第2ユーザーが現在存在しないとみなすことができ、共有メディアストリームをフローティングコントロールに表示し、再生中に第2ユーザーの参加を待つことができ、さらに、すべての第2ユーザーが当該共有スペースから離れて、当該共有スペースには第1ユーザーだけが残る場合、共有メディアストリームをフローティングコントロールに表示し続けることもできる。
【0031】
ステップ202、プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示し、前記プリセットコントロールは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションの関連情報を表示するか、および/または前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御する。
【0032】
例示的に、プリセットコントロールは、フローティングコントロール内に常に表示することも、プリセットの表示条件が満たされた場合に表示することもできる。選択可能に、共有メディアストリームを表示するプロセス中、フローティングコントロール内にコントロールを表示しなくてもよく、したがって、共有メディアストリームのコンテンツに対するコントロールの干渉を減らし、フローティングコントロールが純粋なコンテンツを表示できるようになり、それにより、ユーザーは、純粋な視聴体験を得ることができる。ユーザーが共有インタラクションを設定したい場合、フローティングコントロールにトリガー操作を入力でき、トリガー操作の種類は制限されなく、例えば、クリックまたは長押しなどであってもよい。ユーザーがフローティングコントロールをトリガーした後、プリセットコントロールがフローティングコントロールに表示される。選択可能に、メッセージまたは通知を受信したときに、プリセットコントロールを表示する。プリセットコントロールの種類、表示位置および数は、実際のニーズに応じて設定できる。
【0033】
図3に示すように、プリセットコントロール303は、フローティングコントロールの右下隅に表示することができる。
【0034】
例示的に、プリセットコントロールは、第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションの関連情報を表示するために使用することができ、その関連情報は、例えば、共有インタラクションに参加するユーザーのユーザー識別子、および共有インタラクションのプロセス中に送信されるインタラクションメッセージなどを含むことができる。プリセットコントロールは、第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御するために使用することもでき、即ち、プリセットコントロールに基づいて、共有インタラクションの制御操作を入力し、異なる制御操作に応じて、それぞれ異なるコントロールを設定できる。例えば、プリセットコントロールは、共有ユーザー招待コントロール、共有ページ切り替えコントロール、フローティングコントロールクローズコントロール、共有メディアストリームの提示一時停止コントロール、共有メディアストリーム中のメディアコンテンツ切り替えコントロール、リアルタイム通話用のビデオ画面コントロール、およびリアルタイム通話用の音声コントロール(例えば、マイクスイッチコントロール)のうちの少なくとも1つを含むことができる。同様に、プリセットコントロールを介して入力される制御操作は、共有ユーザーの招待操作、共有ページへの切り替え操作、フローティングコントロールを閉じる操作、共有メディアストリームの提示を一時停止する操作、共有メディアストリーム中の前のメディアコンテンツまたは次のメディアコンテンツへの切り替えの操作、およびリアルタイム通話のマイクスイッチをオンまたはオフにする操作などを含むことができる。
【0035】
本願の実施例によって提供される情報提示方法において、第1ユーザーに対応する第1コンテンツをプリセットアプリケーションのターゲットページで表示し、フローティングコントロールをターゲットページで表示し、第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションに対応するメディアストリームを含む共有メディアストリームを、フローティングコントロールに表示し、共有インタラクションの関連情報を表示するか、および/または共有インタラクションを制御するためのプリセットコントロールを、フローティングコントロールに表示する。上記の技術的解決手段により、第1ユーザーは、アプリケーションインターフェースで自分のページのコンテンツと、第2ユーザーと共有されるメディアストリームを同時に視聴でき、フローティングコントロールのプリセットコントロールを直接介して共有インタラクションを制御するか、または共有インタラクションの関連情報をフローティングコントロールに表示することができ、共有インタラクションの利便性を向上させ、メディアストリーム共有プロセス中のユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0036】
本開示の実施例において、共有メディアストリームのソースは限定されない。第1コンテンツが第1メディアストリームを含む場合、第1メディアストリームは、共有メディアストリームと異なる。例示的に、共有メディアストリームは、共有インタラクションを開始するユーザーによって設定することができ、共有インタラクションを開始するユーザーに対応するメディアストリームに基づいて決定することができ、例えば、プリセットのフィルタリングルールに基づいて、当該ユーザーに対応するメディアストリームをフィルタリングした後、共有メディアストリームを取得する。プリセットのフィルタリングルールは、例えば、グラフィックスおよびテキストメディアコンテンツのフィルタリングを含むことができる。それらは、共有インタラクションに参加する少なくとも2人のユーザーそれぞれに対応するメディアストリームに基づいて決定することもでき、例えば、第1ユーザーに対応する第1メディアストリームと、第2ユーザーに対応する第2メディアストリームとをマージして、共有メディアストリームを取得する。
【0037】
選択可能に、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示する前に、前記第1ユーザーに対応する第1メディアストリームの第1決定方法と前記少なくとも1人の第2ユーザーに対応する第2メディアストリームの第2決定方法に基づいて、ターゲット決定方法を生成するステップと、前記ターゲット決定方法に基づいて共有メディアストリームを決定するステップとをさらに含む。このように設定して、ターゲット決定方法に基づいて複数のユーザーが共通に関心を持つメディアストリームを決定して、メディアストリームを共有できる。第2ユーザーの数が少なくとも2人である場合、ターゲット決定方法を生成するための上記第2決定方法は、1人の第2ユーザーに対応する第2決定方法を含むことができ、少なくとも2人の第2ユーザーそれぞれに対応する第2決定方法を含むことができる。
【0038】
例示的に、第1ユーザーは、ユーザーAであり、第2ユーザーは、ユーザーBとユーザーCを含み、ユーザーAは、共有インタラクションを開始し、次のいずれか一つの方法で共有メディアストリームを決定できる。例えば、ユーザーAのメディアストリームをフィルタリングした後、共有メディアストリームを取得する。別の例は、ユーザーA、ユーザーB、およびユーザーCのそれぞれに対応するメディアストリームをマージして、共有メディアストリームを取得する。さらなる例として、ユーザーA、ユーザーB、ユーザーCのそれぞれに対応するメディアストリーム推奨アルゴリズムに基づいて、ターゲット推奨アルゴリズムを生成し、ターゲット推奨アルゴリズムに基づいて共有メディアストリームを決定する。
【0039】
いくつかの実施例において、前記関連情報は、前記共有インタラクションによって生成された会話メッセージを含み、プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示するステップは、すべての第2ユーザーのうちの少なくとも1人の第2ユーザーの会話メッセージを受信すると、それに応答して、第1プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示するステップを含み、前記第1プリセットコントロールは、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーのユーザー識別子および/または前記会話メッセージを表示するために使用される。例示的に、前記会話メッセージは、テキスト、音声、または画像の形態のうちの少なくとも1種のメッセージを含むことができる。このように設定して、ローカルユーザーとエンドユーザーの間のインスタントメッセージインタラクションをサポートでき、会話メッセージをフローティングコントロールに表示し、ローカルユーザーは、ページの切り替え操作などを実行せずに、フローティングコントロールからメッセージの内容のすべてまたは一部を直接確認でき、メッセージインタラクションの利便性を向上させ、さらに、ユーザー識別子を提示し、それにより、ローカルユーザーは、メッセージを送信したユーザーが誰であるかを明確にし、インタラクション効率を向上させることができる。会話メッセージを提示する場合、メッセージコンテンツの全部または一部を表示でき、それは、メッセージコンテンツの文字列長とフローティングコントロールの表示サイズに基づいて、動的に決定できる。ユーザー識別子は、ユーザー名、ユーザーのニックネーム、ユーザーのアイコンなどであってもよい。
【0040】
選択可能に、第1プリセットコントロールを、第1プリセットの時間で、フローティングコントロール内に表示することができる。例示的に、少なくとも2人のユーザーに対応するユーザー識別子および/または会話メッセージを、フローティングコントロールに同時に表示することができる。会話メッセージの表示形式は限定されず、例えば、ふきだし形式で表示されてもよい。第1プリセットコントロールが第2ユーザーのユーザー識別子を表示するために使用される場合、前記会話メッセージを、共有メディアストリームを表示するフローティングコントロールの外側の関連領域に表示することができる。関連領域は、例えば、フローティングコントロールの上方、その下、左側または右側などであってもよく、当該関連領域は、ターゲットページ中のフローティングコントロールの相対位置に基づいて、動的に決定できる。即ち、共有メディアストリームを表示するフローティングコントロールとは別のフローティングコントロールで、共有インタラクションの関連情報を表示できる。
【0041】
いくつかの実施例において、前記会話メッセージに対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーに対するメッセージインタラクションページを表示するステップをさらに含み、前記メッセージインタラクションページは、前記第1ユーザーと、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーとが、会話メッセージのインタラクションを行うために使用される。このように設定して、第1ユーザーは、第2ユーザーのメッセージに返信しやすくなる。選択可能に、前記フローティングコントロールの表示優先度は、前記メッセージインタラクションページの表示優先度よりも高く、それにより、返信プロセス中に、第1ユーザーが共有メディアストリームを視聴することに影響を与えない。
【0042】
例示的に、フローティングコントロールの表示優先度は、メッセージインタラクションページの表示優先度よりも高いことは、メッセージインタラクションページの表示がフローティングコントロールの表示を妨げることはないと理解でき、例えば、フローティングコントロールがメッセージインタラクションページの上層に表示される。選択可能に、前記メッセージインタラクションページは、前記ターゲットページの上層に位置し、メッセージインタラクションページのサイズがターゲットページのサイズ以下であってもよい。メッセージインタラクションページは、戻しコントロールを含むことができ、当該方法は、第1ユーザーが戻しコントロールをトリガーすることに応答して、ターゲットページに戻すステップをさらに含むことができる。
【0043】
いくつかの実施例において、プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示するステップは、前記フローティングコントロールに対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、第2プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示し、前記第2プリセットコントロールは、前記第1ユーザーと、前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御するために使用される。
【0044】
いくつかの実施例において、前記第2プリセットコントロールは、共有ページ切り替えコントロールを含み、プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示した後、前記共有ページ切り替えコントロールに対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、前記ターゲットページを共有ページに切り替え、前記共有メディアストリームを前記共有ページに表示し続けるステップをさらに含み、前記共有ページには、前記共有ページをフローティングコントロールに切り替えるためのフローティングコントロール切り替えコントロールが含まれる。このように設定して、ユーザーは、共有ページとフローティングコントロールの間で切り替えることができ、現在の共有メディアストリームの視聴モードをより柔軟に選択できる。
【0045】
例示的に、共有ページとフローティングコントロールの間の切り替えプロセス中に、共有メディアストリーム中のメディアコンテンツの提示の進行状況は影響を受けず、共有ページまたはフローティングコントロールのサイズに合わせるために、メディアコンテンツ中の画像の表示サイズを調整することができる。
【0046】
いくつかの実施例において、当該方法は、前記共有メディアストリームを前記共有ページ内に提示するプロセス中に、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーが、前記フローティングコントロール切り替えコントロールをトリガーすることによって、前記第2ユーザー側の共有ページをフローティングコントロールに切り替えたことを検出すると、前記共有メディアストリームを前記共有ページに表示し続けるステップをさらに含む。このように設定して、メディアストリームの共有プロセス中に、エンドユーザーが共有メディアストリームの提示モードを切り替えるときに、ローカルユーザー側への影響が軽減され、ローカルユーザーの視聴体験を保証する。
【0047】
いくつかの実施例において、前記共有メディアストリームは、画像および音声を含み、共有メディアストリームを前記フローティングコントロール内に表示するステップは、前記共有メディアストリーム中の画像を前記フローティングコントロール内に表示し、前記共有メディアストリームからの音声の再生を禁止するステップを含む。第1メディアストリームの画像をターゲットページに表示し、第1メディアストリームの音声を再生し、即ち、第1メディアストリームは、ターゲットページで正常に提示することができる。このように設定して、第1メディアストリームと共有メディアストリームの両方にも音声が含まれる場合、2つのメディアストリームの音声を同時に再生することによる相互干渉を回避することができ、ローカルユーザーが自分のメディアストリームを視聴する体験を確保できる。なお、ローカルユーザーが共有メディアストリームの音声を聞きたい場合は、共有ページに切り替えて共有メディアストリームを提示できる。
【0048】
いくつかの実施例において、前記共有インタラクションは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間のリアルタイム通話をサポートし、前記方法は、前記共有メディアストリーム中の画像を前記フローティングコントロール内に表示し、前記共有メディアストリーム中の音声の再生を禁止する場合、すべての第2ユーザーのうちの少なくとも1人のリアルタイム通話データを受信したことに応答して、前記リアルタイム通話データに対応する音声を再生するステップをさらに含む。このような設定により、メディアストリームの共有プロセス中にローカルユーザーとエンドユーザーの間のリアルタイム音声通信をサポートし、ユーザー間のインタラクションの利便性を向上させ、共有メディアストリーム中の音声の再生を禁止する上、通話音声の正常再生、ユーザー間の音声通信の流暢性を確保する。
【0049】
いくつかの実施例において、前記共有インタラクションは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間のリアルタイム通話をサポートし、プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示するステップは、すべての第2ユーザーの少なくとも1人のリアルタイム通話データを受信したことに応答し、第3プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示するステップを含み、前記第3プリセットコントロールは、すべての第2ユーザーのうちの少なくとも1人の第2ユーザーに対応するユーザー識別子および/またはすべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人のリアルタイム通話データを表示するために使用される。リアルタイムの通話データにより、ローカルユーザーが現在話しているユーザーの身分をさらに明確にすることができ、インタラクション効率を向上させる。
【0050】
リアルタイム通話データに対応する画像は、例えば、ビデオ通話のビデオ画面であってもよい。選択可能に、第3プリセットコントロールを、第2プリセットの時間で、前記フローティングコントロール内に表示することができる。例示的に、第2プリセットの時間は、実際のニーズに応じて例えば、2秒に予め設定することができ、リアルタイム通話データに対応する再生時間に応じて設定することもでき、例えば、エンドユーザーが5秒間話す場合、第2プリセットの時間を5秒に設定することもできる。第2ユーザーのユーザー識別子を提示する場合、リアルタイム通話データに対応する所属ユーザー(即ち、話しているユーザー)のユーザー識別子を提示してもよく、すべての第2ユーザーのユーザー識別子を提示してもよい。この場合、リアルタイム通話データに対応するユーザーのユーザー識別子を区別して提示することができるため、ローカルユーザーは、共有インタラクションに参加しているすべてのユーザーを明確にわかるとともに、現在話しているユーザーを明確に識別することができる。区別して提示することは、ユーザー識別子の枠線または提示効果が異なると指すことができ、例えば、所属していないユーザーのユーザー識別子に比べて、所属ユーザーのユーザー識別子の枠線を太くしたり、フラッシングなどの動的な効果を付加したりすることが挙げられる。
【0051】
いくつかの実施例において、共有メディアストリームを前記フローティングコントロール内に表示するプロセスは、現在提示されている前記共有メディアストリーム中のメディアコンテンツに基づいて、前記フローティングコントロールのサイズを調整するステップをさらに含む。この設定により、フローティングコントロールのサイズをメディアコンテンツとよりよく一致させ、表示エクスペリエンスを向上させることができる。
【0052】
例示的に、現在提示された共有メディアストリーム中のメディアコンテンツの画像サイズに応じて、フローティングコントロールのサイズを調整でき、例えば、フローティングコントロールのアスペクト比を画像のアスペクト比に調整する。例えば、画像のアスペクト比が16:9の場合は、フローティングコントロールのアスペクト比を16:9に調整できる。画像のアスペクト比が9:16の場合は、フローティングコントロールのアスペクト比を9:16に調整することができる。
【0053】
いくつかの実施例において、プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示するステップは、第3ユーザーが前記共有インタラクションに参加することに応答して、第4プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示し、前記第4プリセットコントロールは、前記第3ユーザーに対応するユーザー識別子を表示するために使用される。このように設定して、新しいユーザーが参加する場合、その新しいユーザーに対応するユーザー識別子を提示することで、その新しいユーザーの参加を第1ユーザーに通知し、メディアストリーム視聴への干渉を軽減し、視聴体験を確保する。
【0054】
選択可能に、第3ユーザーに対応するユーザー識別子を、第3プリセットの時間で、フローティングコントロールに表示する。また、第2ユーザーに対応するユーザー識別子を第4プリセットの時間で提示することもできる。このようにして、新しいユーザーが参加するときに、第1ユーザーは、共有インタラクションに参加するすべてのユーザーを明確かつ直感的に確認できる。選択可能に、第3ユーザーのユーザー識別子と第2ユーザーのユーザー識別子が同時に提示される場合、2人のユーザー識別子を区別して提示し、第1ユーザーが新しいユーザーをすぐに識別できるようにすることができる。例示的に、第3ユーザーは、参加に成功した後、新しい第2ユーザーになることができる。
【0055】
いくつかの実施例において、ターゲットユーザーが前記共有インタラクションを終了することに応答して、前記共有インタラクション中の前記ターゲットユーザー以外の少なくとも1人のユーザーのメディアストリームの決定方法に基づいて、前記共有メディアストリームを更新するステップをさらに含む。このように設定して、ユーザーが共有インタラクションを終了すると、共有メディアストリームを適切なタイミングで更新することができ、それにより、共有メディアストリームが残ったユーザーの視聴により適していることを確保し、更新方法は、上記の共有メディアストリームのソースの関連説明を参照できるが、ここでは、繰り返して説明しない。なお、共有インタラクションの開始ユーザーに対応するメディアストリームに基づいて共有メディアストリームを決定し、ターゲットユーザーが開始ユーザーの場合、招待を受け入れた最初のユーザーまたは開始ユーザー以外の任意のユーザーに対応するメディアストリームに基づいて、新しい共有メディアストリームを決定することができる。
【0056】
いくつかの実施例において、前記フローティングコントロール中のターゲットユーザー識別子に対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、前記共有インタラクションがビデオ通話シナリオで開始されたと決定した場合、前記第1ユーザー側の通話画像および/または前記第2ユーザー側の通話画像がオンになったか否かを判断し、オンになった場合、前記ターゲットページをビデオ通話ページに切り替えるか、前記フローティングコントロール中のターゲットユーザー識別子に対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、前記フローティングコントロールをビデオ通話モードに切り替えるステップをさらに含み、前記ビデオ通話モードでは、前記フローティングコントロールは、前記第1ユーザーのビデオ通話画面および/または前記ターゲットユーザーの識別子に対応するユーザーのビデオ通話画面を含む。このように設定して、ビデオ通話シナリオで共有を開始する場合に、ビデオ通話画面を確認するためのショートカットを提供できる。
【0057】
例示的に、ビデオ通話ページは、前記第1ユーザーのビデオ通話画面および/または前記ターゲットユーザー識別子に対応するユーザーのビデオ通話画面を含み、ターゲットページをビデオ通話ページに切り替えるとともに、フローティングコントロールを非表示にすることができ、フローティングコントロールを表示し続けることもでき、つまり共有メディアストリームの提示を続けることができ、それにより、第1ユーザーがビデオ通話画面を見ながら共有メディアストリームを視聴できる。
【0058】
例示的に、前記フローティングコントロールをビデオ通話モードに切り替えるとともに、第1メディアストリームをターゲットページに表示し続けることができ、それにより、第1ユーザーは、ビデオ通話画面を見ながら自分のメディアストリームを視聴することもできる。
【0059】
選択可能に、前記共有インタラクションがビデオ通話シナリオで開始されないと判定された場合、または第1ユーザー側の通話画像および/または第2ユーザー側の通話画像がオンになっていないと判定された場合、前記フローティングコントロールのターゲットユーザー識別子に対する第1ユーザーのトリガー操作を受信した後、ターゲットページおよびフローティングコントロールの現在の表示モードを維持できる。
【0060】
いくつかの実施例において、前記第2プリセットコントロールは、フローティングコントロールクローズコントロールを含む。第2プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示した後、前記フローティングコントロールクローズコントロールに対しての、前記第1ユーザーのトリガー操作に応答し、共有インタラクションがビデオ通話シナリオで開始されたか否かを判断し、共有インタラクションがビデオ通話シナリオで開始されたと判断すると、前記ターゲットページをビデオ通話ページに切り替え、前記フローティングコントロールを非表示にし、フローティングコントロール戻しコントロールを前記ビデオ通話ページに表示し、前記共有インタラクションが前記ビデオ通話シナリオで開始されない場合は、前記フローティングコントロールを閉じるステップをさらに含む。このように設定して、フローティングコントロールクローズコントロールの機能を再利用し、当該コントロールがトリガーされると、共有インタラクションが開始されるさまざまなシナリオに応じて、さまざまな方法で応答できる。ビデオ通話の開始シナリオでは、ビデオ通話ページに切り替えながら共有インタラクションを保持し、フローティングコントロール戻しコントロールを提供し、当該フローティングコントロール戻しコントロールにより、ターゲットページに戻ってフローティングコントロールを表示でき、共有インタラクションを再度開始する必要がなく、ビデオ通話ページとフローティングコントロールをすばやく切り替えるユーザーのニーズを満たす。
【0061】
いくつかの実施例において、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示するステップは、前記少なくとも1人の第2ユーザーに対応するすべての第2ユーザー側がフローティングコントロールを介して共有メディアストリームを表示することを検出し、それに応答して、共有メディアストリーム中の少なくとも2つのメディアコンテンツを、前記フローティングコントロール内に自動的かつ継続的に再生する。このように設定して、第1ユーザーがフローティングコントロールモードで共有メディアストリームを視聴している中に、共有インタラクションに参加している他のユーザーがフローティングコントロールモードに入ったことを検出すると、共有メディアストリーム中のメディアコンテンツを自動的かつ継続的に再生でき、ユーザーの共有コンテンツのアクティブな切り替え操作を低減させる。選択可能に、第1ユーザーは、ターゲットページにおいて、第1メディアストリーム中のメディアコンテンツの切り替え操作を実行できる。
【0062】
いくつかの実施例において、前記プリセットアプリケーション中の前記ターゲットページからプリセットページに切り替えた後、前記プリセットページで前記フローティングコントロールを表示し続け、前記フローティングコントロールで前記共有メディアストリームを表示し続けるステップをさらに含む。このように設定して、ページ切り替え処理中もフローティングコントロールの表示を維持することができ、それにより、第1ユーザーは、プリセットアプリケーションにおいて第1メディアストリームの視聴以外の操作を行う際にも、共有メディアストリームを視聴することができる。選択可能に、プリセットページは、ターゲットページを除くプリセットアプリケーション中のすべてのページであってもよく、これにより、プリセットアプリケーション中のフローティングコントロールのグローバル表示を実現する。
【0063】
いくつかの実施例において、前記フローティングコントロールは、カスタムビューの形式で存在し、前記カスタムビューにはプリセットコントロールがカプセル化され、前記共有メディアストリームは、前記カスタムビューで起動されるプレーヤーを通じて表示される。前記プリセットアプリケーションにおいて、前記ターゲットページからプリセットページに切り替えた後、前記プリセットページで前記フローティングコントロールを表示し続け、前記フローティングコントロールで前記共有メディアストリームを表示し続けるステップは、前記ターゲットページを第1ページに切り替える操作に応答して、前記ターゲットページから前記カスタムビューを削除し、前記第1ページがプリセットホワイトリストに含まれているか否かを判断し、前記第1ページがプリセットホワイトリストに含まれる場合、前記第1ページがプリセットページであると決定し、前記第1ページを表示するステップと、前記カスタムビューを前記第1ページに追加し、前記プレーヤーを使用して前記共有メディアストリームの提示を続ける。このように設定して、カスタムビューをターゲットページに追加することによってフローティングコントロールを実現し、関連テクノロジのピクチャインピクチャの実現方法と比較して、フローティングコントロールにより豊富な機能を与え、より多くのスタイルのコントロールを表示でき、表示効果やインタラクション効果を向上させ、ホワイトリストを設定することにより、フローティングコントロールを表示できるページをより柔軟に設定できる。
【0064】
いくつかの実施例において、前記プリセットアプリケーションがバックグラウンド実行状態に切り替えられた後も、前記フローティングコントロールを画面に表示し続け、前記フローティングコントロールで前記共有メディアストリームを表示し続けるステップをさらに含む。このように設定して、第1ユーザーは、プリセットアプリケーションがバックグラウンドにあるときでも、共有メディアストリームを視聴することができる。
【0065】
選択可能に、前記フローティングコントロールを画面に表示し続けた後、前記フローティングコントロールに対する第1ユーザーのトリガー操作に応答して、前記プリセットアプリケーションをフォアグラウンド実行状態に切り替え、前記プリセットアプリケーションでフローティングコントロールを表示するステップをさらに含むことができる。
【0066】
いくつかの実施例において、前記プリセットアプリケーションがバックグラウンド実行状態に切り替えられた後、前記フローティングコントロールを画面に表示し続け、前記共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示し続けるステップは、前記プリセットアプリケーションがバックグラウンド実行状態に切り替えられたことを検出すると、システムのフローティングウィンドウサービスを開始するステップと、前記フローティングウィンドウサービスを使用して、フローティングウィンドウを作成し、カスタムビューを前記フローティングウィンドウに追加するステップであって、前記カスタムビューのサイズは、前記フローティングコントロールのサイズと一致し、前記カスタムビューは、前記プリセットコントロールを表示するために使用される、ステップと、前記カスタムビューでプレーヤーを開始し、前記プレーヤーを使用して前記共有メディアストリームを表示するステップとを含む。このように設定して、プリセットアプリケーションがバックグラウンド実行状態に切り替えられた後に、システムレベルのフローティングウィンドウを作成可能であり、カスタムビューのコンテナとしてフローティングウィンドウを使用し、フローティングウィンドウにカスタムビューを追加して、カスタムビューでプレーヤーを起動して、共有メディアストリームの表示を続ける。
【0067】
図4は、本開示の実施例によって提供される別の情報提示方法の概略的なフローチャートである。本開示の実施例は、上記の実施例における複数の任意の解決手段に基づいて説明される。当該方法は、以下のステップを含む。
【0068】
ステップ401、第1ユーザーに対応する第1メディアストリームをプリセットアプリケーションのターゲットページで表示し、フローティングコントロールをターゲットページに表示し、共有メディアストリームの画像をフローティングコントロールに表示し、共有メディアストリーム中の音声の再生を禁止する。
【0069】
例示的に、プリセットアプリケーションにおいて、複数の共有開始シナリオをサポートすることができ、共有開始操作を入力するためのページは、共有開始シナリオをサポートする任意のページであってもよく、ターゲットページまたは会話ページなどの他のページを含むことができる。
【0070】
例示的に、ターゲットページ以外のページ(第2ページとして記録することができる)が共有開始操作を受信した後、第2ページがプリセットホワイトリストに含まれるか否かを判断することができる。プリセットホワイトリストに含まれるページは、フローティングコントロールの表示が許可されるページであり、第2ページがプリセットホワイトリストに含まれる場合、フローティングコントロールを第2ページに表示でき、第2ページがプリセットホワイトリストに含まれない場合、第2ページを共有ページに切り替え、フローティングコントロール切り替えコントロールを共有ページに表示することができ、それにより、ユーザーは、自分の希望に応じて共有ページをフローティングコントロールモードに切り替えることができる。
【0071】
例示的に、共有インタラクションを開始するときにユーザーを招待することを選択したり、フローティングコントロールを表示した後に、ユーザーを招待することができる。選択可能に、会話ページで共有インタラクションを開始すると、その会話ページに対応する会話メンバーを共有インタラクションに参加するように自動的に招待できる。会話ページに対応する会話メンバーにはユーザーA(第1ユーザー)とユーザーBが含まれると仮定し、共有インタラクションを開始するとき、共有スペースに参加するように、ユーザーBを自動的に招待する。会話ページに対応する会話メンバーにはユーザーA(第1ユーザー)、ユーザーBとユーザーCが含まれると仮定し、共有インタラクションを開始するときに、共有スペースに参加するようにユーザーBとユーザーCを自動的に招待できる。
【0072】
選択可能に、第1ユーザーが共有インタラクションを開始した後、他のユーザーが共有インタラクションに参加する前に、第1ユーザーに対応する第1メディアストリームに基づいて、共有メディアストリームを決定することができる。第2ユーザーが共有インタラクションに参加した後、第1メディアストリームの第1決定方法と第2ユーザーに対応する第2メディアストリームの第2決定方法に基づいて、ターゲット決定方法を生成し、ターゲット決定方法に基づいて共有メディアストリームを決定する。
【0073】
例示的に、プリセットアプリケーションのフローティングコントロールは、カスタムビューの形式で存在し、カスタムビューにはプリセットコントロールがカプセル化され、共有メディアストリームは、カスタムビューで起動されるプレーヤーを通じて表示される。共有インタラクションを開始した後、カスタムビューを作成し、そのカスタムビューをターゲットページに追加し、カスタムビューでプレーヤーを起動できる。
【0074】
選択可能に、フローティングコントロールの少なくとも2つの枠線が現在のページの境界と重なり、フローティングコントロールがページ境界に吸着される視覚効果を実現する。
【0075】
図5は、本開示の実施例によって提供される別のインターフェースインタラクションの概略図である。フローティングコントロール502をターゲットページ501に表示し、フローティングコントロール502は、ターゲットページ501の上境界と右境界に吸着される。画像と音声を含む、ユーザーAの第1メディアストリーム中のメディアコンテンツを、ターゲットページ501で再生させ、共有メディアストリーム中のメディアコンテンツの画像をフローティングコントロール502で再生させる。
【0076】
選択可能に、フローティングコントロールに対する第1ユーザーのドラッグ操作に応答して、前記ドラッグ操作に基づいてフローティングコントロールの表示位置を動的に調整し、第1ユーザーがドラッグ操作を終了したことに応答して、フローティングコントロールの現在位置を決定し、現在の位置に基づいて、ターゲットページ中のフローティングコントロールの表示位置を決定する。例えば、ターゲットページを左右2つの領域に等分し、現在の位置に対応する座標点が位置するターゲット領域を決定する。ターゲット領域が左領域の場合、フローティングコントロールの表示位置の左上隅の点の横座標を、ターゲットページの左上隅の点の横座標に設定し、ターゲット領域が右領域の場合、フローティングコントロールの表示位置の左上隅の点の横座標を、ターゲットページの左上隅の点の横座標に画面の幅を加えた値からフローティングコントロールの幅を引いた値に設定する。
【0077】
ステップ402、フローティングコントロールに対する第1ユーザーのトリガー操作に応答して、第2プリセットコントロールをフローティングコントロールに表示する。
【0078】
第2プリセットコントロールは、第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御するために使用される。フローティングコントロールがトリガーされるたびに、表示される第2プリセットコントロールの種類とタイプは、現在のシナリオに基づいて動的に決定することができる。
【0079】
図5に示すように、第2ユーザーがすでに共有に参加したと仮定し、ローカルユーザーがフローティングコントロール502をクリックした後、共有ページ切り替えコントロール503、フローティングコントロールクローズコントロール504、および共有メディアストリーム再生制御コントロール505(前への切り替え、次への切り替えなど、提示一時停止コントロールおよび共有メディアストリーム中のメディアコンテンツ切り替えコントロールを含むことができる)、およびリアルタイム通話用のマイクスイッチコントロール506を表示することができ、共有インタラクションに参加するユーザーB(第2ユーザー)のユーザー識別子507をさらに表示することができる。選択可能に、現在共有インタラクションに参加した第2ユーザーがいない場合、ユーザー識別子507を共有ユーザー招待コントロールに置き換えることができる。第1ユーザーが共有ユーザー招待コントロールをトリガーすると、ユーザーリストが表示され、第1ユーザーは、そのユーザーリストから招待されるユーザーを選択することができる。選択可能に、グループチャットで共有を開始すると、ユーザーリストには、対応するグループ中のチャットメンバーが表示することができ、また、ユーザーリストには第1ユーザーの友人全員が表示することができる。
【0080】
選択可能に、第1ユーザーがプリセットコントロールをトリガーした後、すべてのプリセットコントロールを非表示にすることができる。第1ユーザーが指定時間内にプリセットコントロールをトリガーしなかった場合、すべてのプリセットコントロールを非表示にすることもできる。
【0081】
ステップ403、共有ページ切り替えコントロールに対する第1ユーザーのトリガー操作に応答して、ターゲットページを共有ページに切り替え、共有ページで共有メディアストリームを表示し続ける。ここで、共有ページには、フローティングコントロール切り替えコントロールが含まれる。
【0082】
図5に示すように、ユーザーAが共有ページ切り替えコントロール503をクリックすると、ターゲットページを共有ページ508に切り替え、共有メディアストリームを共有ページ508に表示し続ける。共有ページ508は、フローティングコントロール切り替えコントロール509を含む。
【0083】
ステップ404、フローティングコントロール切り替えコントロールに対する第1ユーザーのトリガー操作に応答して、共有ページをターゲットページに切り替え、共有メディアストリームをフローティングコントロール内に表示し続ける。
【0084】
図5に示すように、ユーザーAがフローティングコントロール切り替えコントロール509をクリックすると、共有ページをターゲットページに切り替え、共有メディアストリームをフローティングコントロールに表示し続ける。
【0085】
ステップ405、すべての第2ユーザーのうちの少なくとも1人のリアルタイム通話データを受信したことに応答して、リアルタイム通話データに対応する音声を再生し、すべての第2ユーザーのうちの少なくとも1人の第2ユーザーに対応するユーザー識別子を、フローティングコントロールに第2プリセットの時間で提示する。
【0086】
例示的に、第1ユーザーがフローティングコントロールモードで複数のメディアストリームを視聴している中に、第2ユーザーがリアルタイム音声で第1ユーザーと話す場合、ローカル端末は、第2ユーザーのリアルタイム通話データを受信し、リアルタイム通話データに対応する音声を再生し、
図5に示すように、ユーザーBに対応するユーザー識別子507をフローティングコントロール内に提示することができる。提示時間は、2秒などの第1プリセットの時間であってもよい。
【0087】
ステップ406、共有インタラクション中のすべてのユーザーがフローティングコントロールを介して共有メディアストリームを表示していることを検出し、それに応答して、共有メディアストリーム中のメディアコンテンツを、フローティングコントロールで自動的かつ継続的に再生し、自動再生プロセス中に、メディアコンテンツ中の画像のアスペクト比に応じて、フローティングコントロールのアスペクト比を動的に調整することができる。
【0088】
図5に示すように、アスペクト比が16:9のメディアコンテンツを自動再生する場合、フローティングコントロールのアスペクト比を適応的に調整し、垂直画面モードのフローティングコントロールを水平画面モードのフローティングコントロール510に切り替えることができる。
【0089】
ステップ407、第3ユーザーが共有インタラクションに参加したことに応答して、第3ユーザーに対応するユーザー識別子を、第3プリセットの時間で、フローティングコントロールに表示する。
【0090】
例示的に、
図5に示すように、第3ユーザーが新たに共有インタラクションに参加したと仮定すると、ユーザーC(第3ユーザー)のユーザー識別子511をフローティングコントロールに表示し、表示時間は例えば、5秒であって、ユーザー識別子の枠線を太くして点滅させることができる。続いて、ユーザーCは、第2ユーザーのメンバーとなる。つまり、この時点では、ユーザーBとユーザーCの両方は、第2ユーザーとみなされる。
【0091】
ステップ408、すべての第2ユーザーのうちの少なくとも1人の第2ユーザーの会話メッセージを受信したことに応答して、すべてのユーザーのうちの少なくとも1人の第2ユーザーのユーザー識別子および会話メッセージを、第1プリセットの時間で、フローティングコントロールに表示する。
【0092】
例示的に、
図5に示すように、ユーザーCが「ここにいるよ」という会話メッセージを送信した後、ユーザーCのユーザー識別子および会話メッセージ512をフローティングコントロールに表示することができ、その提示時間は、例えば、3秒とすることができる。
【0093】
ステップ409、会話メッセージに対する第1ユーザーのトリガー操作に応答して、すべての第2ユーザーのうちの少なくとも1人の第2ユーザーに対してメッセージインタラクションページを表示する。ここで、フローティングコントロールの表示優先度は、メッセージインタラクションページの表示優先度よりも高い。
【0094】
図6は、本開示の実施例によって提供される別のインターフェースインタラクションの概略図であり、例示的に、会話メッセージ512の表示プロセスにおいて、共有メディアストリームが9:16のアスペクト比を有するメディアコンテンツに自動的に切り替わり、縦画面モードのフローティングコントロールに自動的に切り替わることができ、ユーザーAが会話メッセージ512をクリックした後、メッセージインタラクションページ513が表示され、このとき、フローティングコントロールは、メッセージインタラクションページ513の上層に表示される。メッセージインタラクションページ513は、ユーザーA、ユーザーB、およびユーザーCに対応するグループ会話における履歴メッセージ記録、ならびにユーザーCによって送信されたばかりの会話メッセージ512を表示することができる。ユーザーAは、メッセージインタラクションページ513に基づいてユーザーCに返信できる。
【0095】
ステップ410、ターゲットユーザーが共有インタラクションを終了することに応答して、共有インタラクション中のターゲットユーザー以外の少なくとも1人のユーザーのメディアストリームの決定方法に基づいて、共有メディアストリームを更新する。
【0096】
例示的に、ユーザーBが共有インタラクションを終了すると仮定すると、ユーザーAとユーザーCのそれぞれに対応するメディアストリームの決定方法に基づいて、共有メディアストリームを再決定することができる。
【0097】
ステップ411、プリセットアプリケーション中のターゲットページからプリセットページに切り替えた後、プリセットページでフローティングコントロールを表示し続け、フローティングコントロールで共有メディアストリームを表示し続ける。
【0098】
例示的に、ターゲットページを第1ページに切り替える操作に応答して、ターゲットページから前記カスタムビューを削除し、第1ページがプリセットホワイトリストに含まれるか否かを判断し、第1ページがプリセットホワイトリストに含まれる場合、第1ページがプリセットページであると決定し、第1ページを表示するステップと、カスタムビューを第1ページに追加し、プレーヤーを使用して共有メディアストリームの提示を続ける。
【0099】
図6に示すように、ユーザーAがメッセージインタラクションページ513を閉じた後も、自分のメディアストリームを視聴し続けることができると仮定する。ユーザーAは、現在ターゲットページに表示されるメディアコンテンツに興味があり、メディアコンテンツ発行者であるユーザーXXについて引き続き知りたい場合、ユーザーXXのアイコン514をクリックして(つまり、第1ページに切り替える操作を入力する)、ユーザーXXの個人ホームページ515(第1ページ)に入り、ターゲットページからカスタムビューを削除し、個人ホームページ515がプリセットホワイトリストに含まれる場合、個人ホームページ515にカスタムビューを追加し、プレーヤーを使用して、共有メディアストリームを表示し続けることができる。
【0100】
例示的に、プリセットアプリケーション中のアクティビティ(Activity)のライフサイクルを検出でき、1つのアクティビティは、1つのページに対応し、ライフサイクル中の開始関数(onstart)と終了関数(onstop)を検出することであってもよく、ターゲットページのアクティビティに対応する終了関数が呼び出されたと検出した場合、ターゲットページが表示を終了する必要があると考えられる。第1ページのアクティビティに対応する開始関数が呼び出されたことを検出した場合、第1ページが表示を開始する必要があると考えられ、ターゲットページから第1ページへの切り替え操作を検出したと考えられ、このとき、第1ページがフローティングコントロールを表示する条件を備えるか否かを判断でき、即ち、第1ページがプリセットページであるか否かを判断でき、アクティビティのホワイトリストでクエリーして第1ページに対応するアクティビティがあると、第1ページがプリセットページであることを意味する。フローティングコントロールがターゲットページにすでに存在するため、再作成する必要がなく、ターゲットページからカスタムビューを削除し(例えば、remove view関数を呼び出すことができる)、カスタムビューを第1ページに追加する(例えば、addview関数を呼び出すことができる)。選択可能に、第1ページがプリセットページではない場合、カスタムビューを破棄し、プリセットページに切り替えるときにカスタムビューを再作成できる。
【0101】
ステップ412、プリセットアプリケーションがバックグラウンド実行状態に切り替えられた後も、フローティングコントロールを画面に表示し続け、フローティングコントロールで共有メディアストリームを表示し続けるステップをさらに含む。
【0102】
例示的に、
図6に示すように、ユーザーAが画面の下部の縁部から上へのスワイプ操作を入力すると、プリセットアプリケーションをバックグラウンド実行状態に切り替えることができる。このとき、画面にはデスクトップインターフェースが表示され、インターフェースにはアプリケーションのアイコンが表示され、画面上にフローティングコントロールを表示し続けて、ユーザーAが共有メディアストリームの視聴を継続できるようにする。
【0103】
例示的に、プリセットアプリケーションをバックグラウンド実行状態に切り替えたことを検出すると、システムのフローティングウィンドウサービスを開始し、フローティングウィンドウサービスを使用して、フローティングウィンドウを作成し、カスタムビューをフローティングウィンドウに追加し、カスタムビューのサイズは、フローティングコントロールのサイズと一致し、カスタムビューには、前記プリセットコントロールがカプセル化され、カスタムビューでプレーヤーを開始し、プレーヤーを使用して前記共有メディアストリームを表示する。
【0104】
例示的に、
図7は、本開示の実施例によって提供されるフローティングコントロールの概略構造図である。
図7に示すように、プリセットアプリケーションの外側に表示されるフローティングコントロールは、3層構造を含むことができ、最下層は、システムレベルのフローティングウィンドウ701であり、中間層はカスタムビュー702であり、最上層はプレーヤー層703である。カスタムビュー702は、プレーヤー層703のコンテナとして理解することができ、システムレベルのフローティングウィンドウ701は、カスタムビュー702のコンテナとして理解することができる。
【0105】
例示的に、プリセットアプリケーションがバックグラウンド実行状態に切り替えられた後、システムのフローティングウィンドウサービス(service)(当該サービスは、フォアグラウンドサービスまたはバックグラウンドサービスであってもよく、電子デバイスのオペレーティングシステムのバージョンに応じて決定できる)を開始でき、当該サービスが開始された後、システムによって許可されたとみなされ、フローティングウィンドウ(例えば、フローティングウィンドウの初期化とフローティングウィンドウの関連パラメーターの構成が含まれる)を作成でき、フローティングウィンドウにカスタムビューを追加し、フローティングウィンドウがドラッグをサポートするようにするために、ドラッグイベントをさらに追加できる。カスタムビューを介して共有メディアストリームを取得し、プレーヤーを起動し、プレーヤーに対応するビューをカスタムビュー追加し、共有メディアストリーム中のメディアコンテンツのサイズに基づいて、フローティングコントロールのサイズを決定し、フローティングコントロールを表示し、プレーヤーを通じて共有メディアストリーム中のメディアコンテンツを再生する。選択可能に、フローティングコントロールをトリガーした後、プリセットアプリケーションを起動するか、プリセットアプリケーションをフォアグラウンド実行状態に切り替えて、プリセットアプリケーションに入った後のページがプリセットページであるか否かに基づいて、ページ上にフローティングコントロールを表示し続けるか否かを決定する。
【0106】
本開示の実施例によって提供される情報提示方法によれば、第1ユーザーは、アプリケーションのインターフェースで自分のメディアストリームと、第2ユーザーと共有されるメディアストリームとを同時に視聴することができる。フローティングコントロールにおける共有メディアストリームの音声が再生されないが、相手の音声を再生し、共有メディアストリームの音声が自分のメディアストリームに干渉することを軽減しながら、スムーズな音声コミュニケーションを行うことができる。同時に、ユーザーは、フローティングコントロールのプリセットコントロールを通じて共有インタラクションを直接設定できるため、共有設定の利便性を向上させ、フローティングコントロールには新しく加入したユーザーやエンドユーザーの会話メッセージなどの関連情報も表示でき、インタラクションの利便性がさらに向上し、プリセットページに切り替えたり、プリセットアプリケーションをバックグラウンドに切り替えたりしても、共有メディアストリームを引き続きフローティングコントロールモードで表示できるため、さまざまなシナリオで共有メディアストリームを視聴するユーザーのニーズに応え、ユーザーエクスペリエンスをさらに向上させる。
【0107】
図8は、本開示の実施例によって提供される情報提示装置の概略構造図である。
図8に示すように、当該装置は、第1ユーザー側で配置され、前記装置は、第1ユーザーに対応する第1メディアストリームをプリセットアプリケーションのターゲットページで表示し、フローティングコントロールを前記ターゲットページで表示し、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示するように構成されるメディアストリーム提示モジュール801であって、前記共有メディアストリームは、前記第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションに対応するメディアストリームを含むメディアストリーム提示モジュール801と、プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するように構成されるコントロール表示モジュール802とを含み、前記プリセットコントロールは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションの関連情報を表示するか、および/または前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御するために使用される。
【0108】
本開示の実施例によって提供される情報提示装置において、第1ユーザーに対応する第1コンテンツをプリセットアプリケーションのターゲットページで表示し、フローティングコントロールをターゲットページで表示し、第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションに対応するメディアストリームを含む共有メディアストリームを、フローティングコントロールに表示し、共有インタラクションの関連情報を表示するか、および/または共有インタラクションを制御するためのプリセットコントロールを、フローティングコントロールに表示する。上記の技術的解決手段を採用することにより、第1ユーザーは、アプリケーションインターフェースで自分のページのコンテンツと、第2ユーザーと共有されるメディアストリームを同時に視聴でき、フローティングコントロールのプリセットコントロールを直接介して共有インタラクションを制御するか、または共有インタラクションの関連情報をフローティングコントロールに表示することができ、共有インタラクションの利便性を向上させ、メディアストリーム共有プロセス中のユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0109】
選択可能に、前記関連情報は、前記共有インタラクションによって生成された会話メッセージを含み、前記コントロール表示モジュール802は、すべての第2ユーザーのうちの少なくとも1人の第2ユーザーの会話メッセージを受信すると、それに応答して、第1プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示するように構成され、前記第1プリセットコントロールは、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーのユーザー識別子および/または前記会話メッセージを表示するために使用される。
【0110】
選択可能に、当該装置は、前記会話メッセージに対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーに対するメッセージインタラクションページを提示するように構成されるメッセージインタラクションページ提示モジュールをさらに含み、前記メッセージインタラクションページは、前記第1ユーザーと、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーとが会話メッセージのインタラクションを行うために使用される。
【0111】
選択可能に、前記メッセージインタラクションページは、前記ターゲットページの上層に位置し、前記メッセージインタラクションページのサイズがターゲットページのサイズ以下である。
【0112】
選択可能に、前記第1コンテンツは、第1メディアストリームを含み、前記第1メディアストリームと前記共有メディアストリームは異なる。
【0113】
選択可能に、前記コントロール表示モジュール802は、前記フローティングコントロールに対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、第2プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するように構成され、前記第2プリセットコントロールは、前記第1ユーザーと、前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御するために使用される。
【0114】
選択可能に、前記第2プリセットコントロールは、共有ページ切り替えコントロールを含み、当該装置は、プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示した後、前記第1ユーザーによる前記共有ページ切り替えコントロールのトリガー操作に応答して、前記ターゲットページを共有ページに切り替え、前記共有メディアストリームを前記共有ページに表示し続けるステップをさらに含み、前記共有ページには、前記共有ページをフローティングコントロールに切り替えるためのフローティングコントロール切り替えコントロールが含まれる。
【0115】
選択可能に、当該装置は、前記共有メディアストリームを前記共有ページ内に提示するプロセス中に、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーが、前記フローティングコントロール切り替えコントロールをトリガーすることによって、前記第2ユーザー側の共有ページをフローティングコントロールを切り替えたことを検出すると、前記共有メディアストリームを前記共有ページに表示し続けるように構成される第2切り替えモジュールをさらに含む。
【0116】
選択可能に、前記共有メディアストリームは、画像および音声を含み、共有メディアストリームを前記フローティングコントロール内に表示するステップは、前記共有メディアストリーム中の画像を前記フローティングコントロール内に表示し、前記共有メディアストリームからの音声の再生を禁止するステップを含む。
【0117】
選択可能に、共有インタラクションは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間のリアルタイム通話をサポートし、当該装置は、前記共有画像ストリーム中の画像を前記フローティングコントロール内に表示し、前記共有メディアストリーム中の音声の再生を禁止する場合、すべての第2ユーザーのうちの少なくとも1人が第2ユーザーのリアルタイム通話データを受信したことに応答して、前記リアルタイム通話データに対応する音声を再生するように構成される通話音声再生モジュールをさらに含む。
【0118】
選択可能に、共有インタラクションは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間のリアルタイム通話をサポートし、前記コントロール表示モジュール802は、すべての第2ユーザーの少なくとも1人のリアルタイム通話データを受信したことに応答し、第3プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示するように構成され、前記第3プリセットコントロールは、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーに対応するユーザー識別子および/またはすべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人のリアルタイム通話データを表示するために使用される。
【0119】
選択可能に、当該装置は、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示する前に、前記第1ユーザーに対応する第1メディアストリームの第1決定方法と前記第2ユーザーに対応する第2メディアストリームの第2決定方法に基づいて、ターゲット決定方法を生成するように構成されるターゲット決定方法生成モジュールと、前記ターゲット決定方法に基づいて共有メディアストリームを決定するように構成される共有メディアストリーム決定モジュールとをさらに含む。
【0120】
選択可能に、当該装置は、共有メディアストリームを前記フローティングコントロール内に表示するプロセスにおいて、現在提示されている前記共有メディアストリーム中のメディアコンテンツに基づいて、前記フローティングコントロールのサイズを調整するように構成されるサイズ調整モジュールをさらに含む。
【0121】
選択可能に、前記コントロール表示モジュール802は、第3ユーザーが共有インタラクションに参加することに応答して、第4プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するように構成され、前記第4プリセットコントロールは、前記第3ユーザーに対応するユーザー識別子を表示するために使用される。
【0122】
選択可能に、当該装置は、ターゲットユーザーが共有インタラクションを終了することに応答して、前記共有インタラクション中の前記ターゲットユーザー以外の少なくとも1人のユーザーのメディアストリームの決定方法に基づいて、前記共有メディアストリームを更新するように構成される共有メディアストリーム更新モジュールをさらに含む。
【0123】
選択可能に、当該装置は、前記フローティングコントロール中のターゲットユーザー識別子に対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、共有インタラクションがビデオ通話シナリオで開始されたと決定した場合、第1ユーザー側の通話画像および/または第2ユーザー側の通話画像がオンになったか否かを判断し、第1ユーザー側の通話画像および/または第2ユーザー側の通話画像がオンになった場合、前記ターゲットページをビデオ通話ページに切り替えるか、前記フローティングコントロール中のターゲットユーザーの識別子に対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、前記フローティングコントロールをビデオ通話モードに切り替えるように構成される第3切り替えモジュールを含み、前記ビデオ通話モードでは、前記フローティングコントロールは、前記第1ユーザーのビデオ通話画面および/または前記ターゲットユーザーの識別子に対応するユーザーのビデオ通話画面を含む。
【0124】
選択可能に、前記第2プリセットコントロールは、フローティングコントロールクローズコントロールを含む。当該装置は、第2プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示した後、前記フローティングコントロールクローズコントロールに対しての、前記第1ユーザーのトリガー操作に応答し、共有インタラクションがビデオ通話シナリオで開始されるか否かを判断するように構成される判断モジュールと、共有インタラクションがビデオ通話シナリオで開始される場合、前記ターゲットページを前記ビデオ通話ページに切り替え、前記フローティングコントロールを非表示にし、フローティングコントロール戻しコントロールを前記ビデオ通話ページに表示するように構成されるフローティングコントロール隠しモジュールと、共有インタラクションがビデオ通話シナリオで開始されない場合は、前記フローティングコントロールを閉じるように構成されるフローティングコントロールクローズモジュールとをさらに含む。
【0125】
選択可能に、前記第2プリセットコントロールは、共有ユーザー招待コントロール、共有ページ切り替えコントロール、共有メディアストリーム中のメディアコンテンツ切り替えコントロール、リアルタイム通話用のビデオ画面コントロール、およびリアルタイム通話用の音声コントロールのうちの少なくとも1つを含む。
【0126】
選択可能に、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示するステップは、前記少なくとも1人の第2ユーザーに対応するすべての第2ユーザー側がフローティングコントロールを介して共有メディアストリームを表示していることを検出し、それに応答して、共有メディアストリーム中の少なくとも2つのメディアコンテンツを、前記フローティングコントロール内に自動的かつ継続的に再生するステップを含む。
【0127】
選択可能に、当該装置は、前記プリセットアプリケーションで前記ターゲットページがプリセットページに切り替えられた後、前記プリセットページで前記フローティングコントロールを表示し続け、前記フローティングコントロールで前記共有メディアストリームを表示し続けるように構成される第1提示モジュールをさらに含む。
【0128】
選択可能に、前記フローティングコントロールは、カスタムビューの形式で存在し、前記カスタムビューには、前記プリセットコントロールがカプセル化され、前記共有メディアストリームは、前記カスタムビューで起動されたプレーヤーを通じて提示される。第1提示モジュールは、前記ターゲットページを第1ページに切り替える操作に応答して、前記ターゲットページから前記カスタムビューを削除し、前記第1ページがプリセットホワイトリストに含まれるか否かを判断し、前記第1ページがプリセットホワイトリストに含まれる場合、前記第1ページがプリセットページであると決定し、前記第1ページを表示し、前記カスタムビューを前記第1ページに追加し、前記プレーヤーを使用して前記共有メディアストリームの提示を続けるように構成される。
【0129】
選択可能に、当該装置は、前記プリセットアプリケーションがバックグラウンド実行状態に切り替えられた後も、フローティングコントロールを画面に表示し続け、フローティングコントロールで前記共有メディアストリームを表示し続けるように構成される第2提示モジュールをさらに含む。
【0130】
選択可能に、第2提示モジュールは、前記プリセットアプリケーションがバックグラウンド実行状態に切り替えられたことを検出すると、システムのフローティングウィンドウサービスを開始し、前記フローティングウィンドウサービスを使用して、フローティングウィンドウを作成し、カスタムビューを前記フローティングウィンドウに追加し、前記カスタムビューのサイズは、前記フローティングコントロールのサイズと一致し、前記カスタムビューには、前記プリセットコントロールがカプセル化され、前記カスタムビューでプレーヤーを起動し、前記プレーヤーを使用して前記共有メディアストリームを提示し続けるように構成される。
【0131】
本開示の実施例によって提供される情報提示装置は、本開示の任意の実施例によって提供される情報提示方法を実行可能であり、実行方法に対応する機能モジュールを備える。
【0132】
なお、上記の装置に含まれる複数のユニットやモジュールは、機能ロジックに基づいて区画されているだけであり、対応する機能を実現できる限り、上記の区画に限定されず、さらに、複数の機能ユニットの名称は、相互の区別を容易にするためのものであり、本開示の実施例の保護範囲を限定するために使用されるものではない。
【0133】
図9は、本開示の実施例によって提供される電子デバイスの概略構造図である。以下、
図9を参照すると、本開示の実施例を実現するのに適した電子デバイス(例えば、
図9の端末デバイスまたはサーバ)900の概略構造図が示されている。本開示の実施例における端末デバイスは、携帯電話、ノート型コンピュータ、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)、タブレットコンピュータ(Portable Android Device,PAD)、ポータブルマルチメディアプレーヤー(Portable Media Player,PMP)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などのモバイル端末およびデジタルテレビ(Television,TV)、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含むが、これらに限定されない。
図9に示す電子デバイスは一例に過ぎず、本開示の実施例の機能および使用範囲を限定するものではない。
【0134】
図9に示すように、電子デバイス900は、処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックスプロセッサなど)901を含むことができ、処理装置901は、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)902に記憶されるプログラム、または記憶装置908からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)903にロードされたプログラムに基づいて、複数の適切な動作および処理を実行することができる。RAM903には、電子デバイス900の動作に必要な各種プログラムやデータも記憶される。処理装置901、ROM902、RAM903は、バス904を介して相互に接続されている。入力/出力(Input/Output,I/O)インターフェース905もバス904に接続されている。
【0135】
一般に、次の装置は、I/Oインターフェース905に接続することができる。例えば、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープなどの入力装置906と、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display,LCD)、スピーカ、バイブレータなどの出力装置907と、例えば、磁気テープやハードディスクなどの記憶装置908と、通信装置909とを含む。通信装置909は、電子デバイス900が他のデバイスと無線または有線で通信してデータを交換できるようにすることができる。
図9は、様々な装置を備えた電子デバイス900を示すが、理解できるように、図示されたすべての装置を実施するかまたはそれらを備える必要がない。代わりに、より多くのまたはより少ない装置を実施するかまたはそれらを備えることができる。
【0136】
本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して上で説明されたプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてもよい。例えば、本開示の実施例は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体に組み込まれたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信装置909を介してネットワークからダウンロードおよびインストールされてもよく、または記憶装置908から、またはROM902からインストールされてもよい。当該コンピュータプログラムが処理装置901によって実行されると、本開示の実施例の方法で定義された上述の機能を実行する。
【0137】
本開示の実施形態における複数の装置間でインタラクトされるメッセージまたは情報の名称は、例示のみを目的としており、これらのメッセージまたは情報の範囲を限定するために使用されるものではない。
【0138】
本開示の実施例によって提供される電子デバイスと、上記の実施例によって提供される情報提示方法とは、同一の開示概念に属するものであり、本実施例において詳細に説明されていない技術的詳細については、上記の実施例を参照することができる。
【0139】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体を提供し、当該プログラムがプロセッサによって実行されるとき、上記の実施例によって提供された情報提示方法を実現する。
【0140】
なお、本開示において上述したコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能な信号媒体、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、または上記2つの任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光学、電磁、赤外線、または半導体のシステム、装置またはデバイス、またはそれらの任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例としては、1つ以上のワイヤを備えた電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードドライブ、RAM、ROM、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory,EPROM)またはフラッシュメモリ、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory,CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。本開示において、コンピュータ読み取り可能な媒体は、プログラムを含むかまたは記憶する任意の有形媒体であってよく、当該プログラムは、命令実行システム、装置、またはデバイス、またはそれらの組み合わせによって使用することができる。本開示において、コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、ベースバンドで伝播される、または搬送波の一部として伝播され、その中にコンピュータ読み取り可能なプログラムコードが組み込まれたデータ信号を含むことができる。このように伝播されるデータ信号は、電磁信号、光信号、または上記の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない、多くの形式をとることができる。コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイス、またはそれらの組み合わせによって使用するためのプログラムを伝送、伝播、または送信できるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外の任意のコンピュータ読み取り可能な媒体であってもよい。コンピュータ読み取り可能な媒体上に組み込まれたプログラムコードは、ワイヤ、光ケーブル、無線周波数(Radio Frequency,RF)など、またはそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない任意の適切な媒体を使用して送信されてもよい。
【0141】
いくつかの実施例において、クライアントとサーバは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HyperText Transfer Protocol,HTTP)などの現在知られている、または将来開発される任意のネットワークプロトコルを使用して通信することができ、任意の形式または媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)相互接続を行うことができる。通信ネットワークの例には、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network,LAN)、ワイドエリアネットワーク(Wide Area Network,WAN)、ワイドエリアネットワーク同士間に接続されるネットワーク(例えば、インターネット)、およびエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、および現在知られているネットワーク、または将来開発されるネットワークが含まれる。
【0142】
上記コンピュータ読み取り可能な媒体は、上記電子デバイスに含まれていてもよく、当該電子デバイスに組み込まれずに独立して存在していてもよい。
【0143】
上記のコンピュータ読み取り可能な媒体には、1つ以上のプログラムが運ばれており、上記の1つ以上のプログラムが当該電子デバイスによって実行されると、当該電子デバイスは、次の操作を行う。第1ユーザーに対応する第1メディアストリームをプリセットアプリケーションのターゲットページで表示し、フローティングコントロールを前記ターゲットページで表示し、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示し、前記共有メディアストリームは、前記第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションに対応するメディアストリームを含み、プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示し、前記プリセットコントロールは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションの関連情報を表示するか、および/または前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御するために使用される。
【0144】
本開示の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードを、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」言語または類似のプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含むが、これらに限定されない1つまたは複数のプログラミング言語で書くことができる。プログラムコードは、ユーザーのコンピュータ上で完全に実行することも、ユーザーのコンピュータ上で部分的に実行することも、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行することも、ユーザーのコンピュータ上で部分的に実行し、リモートコンピュータ上で部分的に実行することも、リモートコンピュータまたはサーバーで完全に実行することもできる。リモートコンピュータが関係する場合では、リモートコンピュータは、LANまたはWANを含むあらゆる種類のネットワークを介して、ユーザーのコンピュータに接続されるか、または外部コンピュータ(例えば、インターネットサービスプロバイダーを介したインターネット接続)に接続することができる。
【0145】
図面におけるフローチャートおよびブロック図は、本開示のさまざまな実施例によるシステム、方法、およびコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能性、および動作を示す。これに関して、フローチャートまたはブロック図の各ブロックは、指定された論理機能を実現するための1つ以上の実行可能な命令を含むモジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部を表すことができる。また、いくつかの代替実装では、ブロック内に示されている機能が、図に示されている順序と異なる順序で実行される可能性があることにも留意されたい。例えば、次々に表示される2つのブロックは、実際には実質的に並行して実行されてもよく、関係する機能に応じて逆の順序で実行されてもよい。ブロック図および/またはフローチャート図の各ブロック、およびブロック図および/またはフローチャート図におけるブロックの組み合わせは、指定された機能または動作を実行する専用のハードウェアベースのシステムによって実現できるか、または特殊なハードウェアとコンピューター命令の組み合わせを使用して実現できる。
【0146】
本開示の実施例に係るユニットは、ソフトウェアまたはハードウェアで実現することができる。モジュールの名称は、ある場合には当該モジュール自体を制限するものではなく、例えば、メディアストリーム表示モジュールは、「第1ユーザーに対応する第1コンテンツをプリセットアプリケーションのターゲットページで表示し、フローティングコントロールを前記ターゲットページで表示し、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示し、前記共有メディアストリームは、前記第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションに対応するメディアストリームを含む」と記述することもできる。
【0147】
本明細書で記述した機能は、少なくとも部分的に、1つまたは複数のハードウェア論理コンポーネントによって実行することができる。例えば、限定されないが、使用可能なハードウェア論理コンポーネントの典型的なタイプとしては、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array,FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)、特定用途向け標準製品(Application Specific Standard Parts,ASSP)、システムオンチップ(System on Chip,SOC)、複雑なプログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device,CPLD)などを含む。
【0148】
本願の文脈において、機械読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用されるか、またはそれらの組み合わせによって使用されるプログラムを含むか、または記憶することができる有形の媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、機械読み取り可能な信号媒体または機械読み取り可能な記憶媒体であってもよい。機械読み取り可能な記憶媒体は、電子、磁気、光、電磁、赤外線、または半導体システム、装置またはデバイス、またはそれらの任意の適切な組み合わせを含むことができるが、これらに限定されない。機械読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例には、1つまたは複数のワイヤベースの電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードドライブ、RAM、ROM、EPROMまたはフラッシュメモリ、光ファイバ、CD-ROM、光記憶デバイス、磁気記憶デバイスまたは上記の任意の適切な組み合わせが含まれる。
【0149】
本開示の1つ以上の実施例によれば、第1ユーザーに対応する第1コンテンツをプリセットアプリケーションのターゲットページで表示し、フローティングコントロールを前記ターゲットページで表示し、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示するステップであって、前記共有メディアストリームは、前記第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションに対応するメディアストリームを含むステップと、プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するステップとを含む、第1ユーザー側に適用される情報提示方法を提供し、前記プリセットコントロールは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションの関連情報を表示するか、および/または前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御するために使用される。
【0150】
本開示の1つ以上の実施例によれば、前記関連情報は、前記共有インタラクションによって生成された会話メッセージを含み、プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示するステップは、すべての第2ユーザーのうちの少なくとも1人の第2ユーザーの会話メッセージを受信すると、それに応答して、第1プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示するステップを含み、前記第1プリセットコントロールは、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーのユーザー識別子および/または前記少なくとも1人の第2ユーザーの会話メッセージを表示するために使用される。
【0151】
本開示の1つ以上の実施例によれば、前記会話メッセージに対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーに対するメッセージインタラクションページを表示するステップをさらに含み、前記メッセージインタラクションページは、前記第1ユーザーと、すべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人の第2ユーザーとが会話メッセージのインタラクションを行うために使用される。
【0152】
本開示の1つ以上の実施例によれば、前記メッセージインタラクションページは、前記ターゲットページの上層に位置し、前記メッセージインタラクションページのサイズがターゲットページのサイズ以下である。
【0153】
本開示の1つ以上の実施例によれば、前記第1コンテンツは、第1メディアストリームを含み、前記第1メディアストリームと前記共有メディアストリームは異なる。
【0154】
本開示の1つ以上の実施例によれば、プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示するステップは、前記フローティングコントロールに対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、第2プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示し、前記第2プリセットコントロールは、前記第1ユーザーと、前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御するために使用される。
【0155】
本開示の1つ以上の実施例によれば、前記共有メディアストリームは、画像および音声を含み、共有メディアストリームを前記フローティングコントロール内に表示するステップは、前記共有画像ストリーム中の画像を前記フローティングコントロール内に表示し、前記共有メディアストリームからの音声の再生を禁止するステップを含む。
【0156】
本開示の1つ以上の実施例によれば、前記共有インタラクションは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間のリアルタイム通話をサポートし、前記方法は、前記共有画像ストリーム中の画像を前記フローティングコントロール内に表示し、前記共有メディアストリーム中の音声の再生を禁止する場合、すべての第2ユーザーのうちの少なくとも1人のリアルタイム通話データを受信したことに応答して、前記リアルタイム通話データに対応する音声を再生する。
【0157】
本開示の1つ以上の実施例によれば、前記共有インタラクションは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間のリアルタイム通話をサポートし、プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示するステップは、すべての第2ユーザーの少なくとも1人のリアルタイム通話データを受信したことに応答し、第3プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示するステップを含み、前記第3プリセットコントロールは、すべての第2ユーザーのうちの少なくとも1人の第2ユーザーに対応するユーザー識別子および/またはすべての第2ユーザーのうちの前記少なくとも1人のリアルタイム通話データに対応する画像を表示するために使用される。
【0158】
本開示の1つ以上の実施例によれば、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示する前に、前記第1ユーザーに対応する第1メディアストリームの第1決定方法と前記少なくとも1人の第2ユーザーに対応する第2メディアストリームの第2決定方法に基づいて、ターゲット決定方法を生成するステップと、前記ターゲット決定方法に基づいて共有メディアストリームを決定するステップとをさらに含む。
【0159】
本開示の1つ以上の実施例によれば、共有メディアストリームを前記フローティングコントロール内に表示するプロセスにおいて、前記方法は、現在提示されている前記共有メディアストリーム中のメディアコンテンツに基づいて、前記フローティングコントロールのサイズを調整するステップをさらに含む。
【0160】
本開示の1つ以上の実施例によれば、プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示するステップは、第3ユーザーが前記共有インタラクションに参加することに応答して、第4プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示し、前記第4プリセットコントロールは、前記第3ユーザーに対応するユーザー識別子を表示するために使用される。
【0161】
本開示の1つ以上の実施例によれば、ターゲットユーザーが前記共有インタラクションを終了することに応答して、前記共有インタラクション中の前記ターゲットユーザー以外の少なくとも1人のユーザーのメディアストリームの決定方法に基づいて、前記共有メディアストリームを更新するステップをさらに含む。
【0162】
本開示の1つ以上の実施例によれば、前記フローティングコントロール中のターゲットユーザーの識別子に対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、前記共有インタラクションがビデオ通話シナリオで開始されたと決定した場合、前記第1ユーザー側の通話画像および/または第2ユーザー側の通話画像がオンになったか否かを決定し、オンになった場合、前記ターゲットページをビデオ通話ページに切り替えるか、または、前記フローティングコントロール中のターゲットユーザーの識別子に対する前記第1ユーザーのトリガー操作に応答して、前記フローティングコントロールをビデオ通話モードに切り替えるステップをさらに含み、前記ビデオ通話モードでは、前記フローティングコントロールは、前記第1ユーザーのビデオ通話画面および/または前記ターゲットユーザーの識別子に対応するユーザーのビデオ通話画面を含む。
【0163】
本開示の1つ以上の実施例によれば、前記第2プリセットコントロールは、フローティングコントロールクローズコントロールを含む。第2プリセットコントロールを前記フローティングコントロール内に表示した後、前記フローティングコントロールクローズコントロールに対しての、前記第1ユーザーのトリガー操作に応答し、前記共有インタラクションがビデオ通話シナリオで開始されたか否かを判断し、そうであると、前記ターゲットページを前記ビデオ通話ページに切り替え、前記フローティングコントロールを非表示にし、フローティングコントロール戻しコントロールを前記ビデオ通話ページに表示し、前記共有インタラクションがビデオ通話シナリオで開始されない場合、前記フローティングコントロールを閉じるステップをさらに含む。
【0164】
本開示の1つ以上の実施例によれば、前記第2プリセットコントロールは、共有ユーザー招待コントロール、共有ページ切り替えコントロール、共有メディアストリーム中のメディアコンテンツ切り替えコントロール、リアルタイム通話用のビデオ画面コントロール、およびリアルタイム通話用の音声コントロールのうちの少なくとも1つを含む。
【0165】
本開示の1つ以上の実施例によれば、前記プリセットアプリケーションで前記ターゲットページがプリセットページに切り替えられた後、前記プリセットページで前記フローティングコントロールを表示し続け、前記フローティングコントロールで前記共有メディアストリームを表示し続けるステップをさらに含む。
【0166】
本開示の1つ以上の実施例によれば、前記フローティングコントロールは、カスタムビューの形式で存在し、前記カスタムビューには、前記プリセットコントロールがカプセル化され、前記共有メディアストリームは、前記カスタムビューで起動されたプレーヤーを通じて表示される。前記プリセットアプリケーションにおいて、前記ターゲットページがプリセットページに切り替えられた後、前記プリセットページで前記フローティングコントロールを表示し続け、前記フローティングコントロールで前記共有メディアストリームを表示し続けるステップは、前記ターゲットページを第1ページに切り替える操作に応答して、前記ターゲットページから前記カスタムビューを削除し、前記第1ページがプリセットホワイトリストに含まれるか否かを判断し、前記第1ページがプリセットホワイトリストに含まれる場合、前記第1ページがプリセットページであると決定し、前記第1ページを表示するステップと、前記カスタムビューを前記第1ページに追加し、前記プレーヤーを使用して前記共有メディアストリームの提示を続ける。
【0167】
本開示の1つ以上の実施例によれば、第1ユーザーに対応する第1コンテンツをプリセットアプリケーションのターゲットページで表示し、フローティングコントロールを前記ターゲットページで表示し、共有メディアストリームを前記フローティングコントロールに表示するように構成されるメディアストリーム提示モジュールであって、前記共有メディアストリームは、前記第1ユーザーと少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションに対応するメディアストリームを含む、メディアストリーム提示モジュールと、プリセットコントロールを前記フローティングコントロールに表示するように構成されるコントロール表示モジュールとを含む、第1ユーザー側に配置される情報提示装置を提供し、前記プリセットコントロールは、前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションの関連情報を表示するか、および/または前記第1ユーザーと前記少なくとも1人の第2ユーザーとの間の共有インタラクションを制御するために使用される。
【0168】
本開示の1つ以上の実施例によれば、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプログラムを記憶するように構成される記憶装置とを含む電子デバイスを提供し、前記1つ以上のプログラムが前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記1つ以上のプロセッサは、本開示の実施例によって提供される情報提示方法を実行する。
【0169】
本開示の1つ以上の実施例によれば、コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体を提供し、前記コンピュータ実行可能な命令が、コンピュータプロセッサによって実行されると、本開示の実施例によって提供される情報提示方法を実行する。
【0170】
上記の説明は、本開示の実施例および適用される技術原理の単なる説明にすぎない。当業者であれば理解できるように、本開示に係る開示範囲は、上記の技術的特徴の特定の組み合わせからなる技術的手段に限定されるものではなく、上記の技術的特徴からなる実施形態、または上記に開示された概念から逸脱することなく、上記の技術的特徴またはそれらの同等の特徴の任意の組み合わせによって形成される他の技術的手段もカバーされるべきである。例えば、上記の特徴を、類似の機能を有する本開示に開示される技術的特徴(ただし、これに限定されない)に置き換えることによってを技術的手段形成する。
【0171】
さらに、複数の操作が特定の順序で示されているが、これは、これらの操作が示された特定の順序で実行されること、または連続した順序で実行されることを要求するものとして理解されるべきではない。特定の状況下では、マルチタスクと並列処理が有利な場合がある。同様に、複数の実現の詳細が上記の説明に含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。別個の実施例の文脈で説明されるいくつかの特徴は、単一の実施例において組み合わせて実現することもできる。逆に、単一の実施例の文脈で説明される様々な特徴は、複数の実施例で個別に、または任意の適切なサブコンビネーションで実現することもできる。
【国際調査報告】