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特表2025-504778送信の繰り返しのためのリソースグループ化
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-02-19
(54)【発明の名称】送信の繰り返しのためのリソースグループ化
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/1268 20230101AFI20250212BHJP
   H04W 72/044 20230101ALI20250212BHJP
   H04W 72/56 20230101ALI20250212BHJP
   H04W 72/23 20230101ALI20250212BHJP
【FI】
H04W72/1268
H04W72/044
H04W72/56
H04W72/23
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024540647
(86)(22)【出願日】2023-01-03
(85)【翻訳文提出日】2024-08-28
(86)【国際出願番号】 US2023010058
(87)【国際公開番号】W WO2023130121
(87)【国際公開日】2023-07-06
(31)【優先権主張番号】63/296,030
(32)【優先日】2022-01-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.VERILOG
2.SIMULINK
3.MATLAB
4.JAVA
5.BLUETOOTH
6.3GPP
7.STATEFLOW
8.LABVIEW
(71)【出願人】
【識別番号】518272407
【氏名又は名称】コムキャスト ケーブル コミュニケーションズ, エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】110001416
【氏名又は名称】弁理士法人信栄事務所
(72)【発明者】
【氏名】シリク,アリ チャガタイ
(72)【発明者】
【氏名】チョウ,フー
(72)【発明者】
【氏名】ディナン,エスマイル ヒジャズ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
(57)【要約】
無線デバイスは、基地局と通信するためのリソースで構成され得る。少なくとも二つの送信および受信ポイントを使用して、サウンディング基準信号(SRS)リソースなどのリソースを使用して、一つまたは複数の繰り返しを送信し得る。繰り返しは、リソースの可用性に基づき、単一の送信よりも優先され得る。例えば、繰り返しのためのリソースで構成されるより低い優先度タイプの情報の送信は、単一の送信のみのためのリソースで構成されるより高い優先度タイプの情報の送信よりも優先されてもよく、その結果、繰り返しの利用の増加が達成され得る。
【選択図】図20A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、
無線デバイスによって、
単一のSRSリソースセットで構成される第一のサウンディング基準信号(SRS)リソースセットリスト、
ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット2_0と関連付けられる第二のSRSリソースセットリスト、および
構成されるアップリンクグラントのための少なくとも二つのSRSリソースインジケーター(SRI)フィールド、を示す一つまたは複数の構成パラメーターを受信することと、
前記第一のSRSリソースセットリストが単一のSRSリソースセットで構成されることに基づき、かつ前記第二のSRSリソースセットリストが少なくとも二つのSRSリソースセットで構成されることに基づき、前記構成されるアップリンクグラントについて、前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットを使用して、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信を送信することと、を含む、方法。
【請求項2】
前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットを使用して前記PUSCH送信を前記送信することが、
前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセット内の第一のSRSリソースによって示される、第一の空間フィルターまたは第一のプリコーダーのうちの少なくとも一つを使用して、第一の送信において少なくとも一つのトランスポートブロックを送信することと、
前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースによって示される、第二の空間フィルターまたは第二のプリコーダーのうちの少なくとも一つを使用して、第二の送信において前記少なくとも一つのトランスポートブロックを送信することと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
拡張モバイルブロードバンド(eMBB)データが、前記第一のSRSリソースセットリストの前記単一のSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介してアップリンク送信に利用可能であると決定することと、
超高信頼性低遅延通信(URLLC)データが、前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介してアップリンク送信において、繰り返し利用可能であると決定することと、をさらに含み、
前記PUSCH送信を前記送信することが、少なくとも一つのトランスポートブロックの少なくとも一回の繰り返しで前記URLLCデータを送信することを含む、請求項1~2のいずれか一項に記載の方法。
【請求項4】
前記一つまたは複数の構成パラメーターが、
前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットに対する第一のSRSリソースセットインデックス、および
前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセットに対する第二のSRSリソースセットインデックス、を示し、前記第一のSRSリソースセットインデックスが、前記第二のSRSリソースセットインデックスよりも小さい、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記PUSCH送信を前記送信した後に、前記第一のSRSリソースセットリストが前記少なくとも二つのSRSリソースセットを含むように変更されることを示す一つまたは複数の第二の構成パラメーターを受信することと、
前記少なくとも二つのSRSリソースセットを含む前記第一のSRSリソースセットリストに基づき、前記構成されるアップリンクグラントのために、前記第一のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介して第二のPUSCH送信を送信することと、をさらに含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第一のSRIフィールドが、前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットにおける第一のSRSリソースを示し、
前記少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第二のSRIフィールドが、前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースを示す、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
方法であって、
基地局によって、
単一のSRSリソースセットで構成される第一のサウンディング基準信号(SRS)リソースセットリスト、
ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット2_0と関連付けられる第二のSRSリソースセットリスト、および
構成されるアップリンクグラントのための少なくとも二つのSRSリソースインジケーター(SRI)フィールド、を示す一つまたは複数の構成パラメーターを送信することと、
前記第一のSRSリソースセットリストが単一のSRSリソースセットで構成されることに基づき、かつ前記第二のSRSリソースセットリストが少なくとも二つのSRSリソースセットで構成されることに基づき、前記構成されるアップリンクグラントについて、前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットを使用して、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信を受信することと、を含む、方法。
【請求項8】
前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットを使用して前記PUSCH送信を前記受信することが、
前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセット内の第一のSRSリソースによって示される第一の空間を使用して、第一の受信において少なくとも一つのトランスポートブロックを受信することと、
前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースによって示される第二の空間フィルターを使用して、第二の受信において前記少なくとも一つのトランスポートブロックを受信することと、を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記一つまたは複数の構成パラメーターが、
前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットに対する第一のSRSリソースセットインデックス、および
前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセットに対する第二のSRSリソースセットインデックス、を示し、前記第一のSRSリソースセットインデックスが、前記第二のSRSリソースセットインデックスよりも小さい、請求項7~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記PUSCH送信を前記受信した後、前記第一のSRSリソースセットリストが前記少なくとも二つのSRSリソースセットを含むように変更されることを示す一つまたは複数の第二の構成パラメーターを送信することと、
前記少なくとも二つのSRSリソースセットを含む前記第一のSRSリソースセットリストに基づき、前記構成されるグラントのため、前記第一のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介して第二のPUSCHを受信することと、をさらに含む、請求項7~9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第一のSRIフィールドが、前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットにおける第一のSRSリソースを示し、
前記少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第二のSRIフィールドが、前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースを示す、請求項7~10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
前記第一のSRSリソースセットリストが、DCIフォーマット0_1を使用して、ダウンリンク制御情報(DCI)のSRIフィールドによって示され、および
前記第二のSRSリソースセットリストが、DCIフォーマット0_2を使用してDCIのSRIフィールドによって示される、請求項7~11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項13】
コンピューティング装置であって、一つまたは複数のプロセッサーと、前記一つまたは複数のプロセッサーによって実行されると、前記コンピューティング装置に、
請求項1~6のいずれか一項に記載の方法、または
請求項7~12のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を格納するメモリーと、を含む、コンピューティング装置。
【請求項14】
システムであって、
請求項1~6のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される無線デバイスと、
請求項7~12のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される基地局と、を含む、システム。
【請求項15】
実行時に、
請求項1~6のいずれか一項に記載の方法、または
請求項7~12のいずれか一項に記載の方法の実行を引き起こす命令を格納した、コンピューター可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2022年1月3日に出願された米国仮特許出願第63/296,030号の利益を主張する。上述の出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
無線デバイスは、送信および受信ポイント(TRP)を使用して基地局と通信する。無線デバイスは、TRPを使用して通信するためのサウンディング基準信号(SRS)リソースで構成される。
【発明の概要】
【0003】
以下の概要は、特定の機能について簡略化された概要を示すものである。概要は広範な概要ではなく、キーとなるまたは重要な要素を特定することを意図したものではない。
【0004】
無線デバイスは、基地局と通信するためのリソースで構成され得る。例えば、SRSリソースなどの時間/周波数リソースは、送信のために無線デバイスによって使用され得る。これらの時間/周波数リソース(例えば、SRSリソースセット)のうちの少なくともいくつかは、送信に使用されるコンポーネント(例えば、TRP、アンテナ、アンテナパネルなど)に対して構成され得る。例えば、無線デバイスは、時間/周波数リソース(例えば、SRSリソースセット)のそれぞれの量で構成され得る、構成要素(例えば、TRP)の数量を含んでもよく、無線デバイスがメッセージの繰り返しを送信することを可能にしてもよく、これにより、メッセージの受信が成功する可能性が増加し得る。しかしながら、第一のメッセージの繰り返しは、例えば、第二のメッセージが第一のメッセージよりも高い優先度を有し、繰り返しのための十分なリソースなしで構成される場合、不可能であり得る。例えば少なくともいくつかの時間/周波数リソースが、一つまたは複数のSRSリソースセットが、第一のタイプの通信(例えば、超高信頼性低遅延通信(uRLLC)または任意の他のタイプもしくは通信)に対する、第一のSRSリソースセットリストに含まれる、および一つまたは複数のSRSリソースセットが、第二のタイプの通信(例えば、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)または任意の他のタイプの通信)に対する、第二のSRSリソースセットリストに含まれる、ように、通信のタイプに対してグループ化され得る(例えば、一つまたは複数のSRSリソースセットが、SRSリソースセットリスト内にグループ化され得る)。優先度の低いメッセージが、その優先度の低いメッセージの通信タイプと関連付けられるSRSリソースセットリスト内に構成される少なくとも二つのSRSリソースセットを有し、優先度のより高いメッセージが、その優先度のより高いメッセージの通信タイプと関連付けられるSRSリソースセットリスト内に構成される一つのSRSリソースセットのみを有する場合、優先度レベルがどのメッセージが送信されるかを決定する場合、繰り返しは不可能であり得る。結果として、構成されるリソースは、無駄/使用され得ない(例えば、優先度の低いメッセージが二つのTRPを介して繰り返し送信され得るにもかかわらず、優先度の高いメッセージが一つのTRPを介して送信され得る)。しかしながら、本明細書に記載されるように、複数の構成要素(例えば、複数のTRP)を介してメッセージの繰り返しに適応し得るリソース(例えば、SRSリソースセットリスト)で構成される通信は、メッセージタイプの優先度レベルよりも優先されてもよく、これは、繰り返しの使用を増加させて得、次に、構成されるリソースの効率の増加および/または無線通信の受信成功の可能性の増加などの利点を提供し得る。
【0005】
これらおよびその他の特徴および利点は、以下でより詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
一部の特徴は、限定ではなく例として添付図面に示される。図面では、同様の数字が同様の要素を参照している。
図1A図1Aは、通信ネットワークの実施例を示す。
図1B図1Bは、通信ネットワークの実施例を示す。
図2A図2Aは、例示的なユーザープレーンを示す。
図2B図2Bは、制御プレーン構成の実施例を示す。
図3図3は、プロトコル層の実施例を示す。
図4A図4Aは、ユーザープレーン構成のダウンリンクデータフローの実施例を示す。
図4B図4Bは、MACプロトコルデータユニット(PDU)の媒体アクセス制御(MAC)サブヘッダーの例示的なフォーマットを示す。
図5A図5Aは、ダウンリンクチャネルのマッピング例を示す。
図5B図5Bは、アップリンクチャネルのマッピング例を示す。
図6図6は、無線リソース制御(RRC)状態およびRRC状態移行の実施例を示す。
図7図7は、フレームの構成例を示す。
図8図8は、一つまたは複数のキャリアの例示的なリソース構成を示す。
図9図9は、帯域幅部分(BWP)の構成例を示す。
図10A図10Aは、コンポーネントキャリアに基づく、例示的なキャリアアグリゲーション構成を示す。
図10B図10Bは、セルのグループ例を示す。
図11A図11Aは、一つまたは複数の同期信号/物理ブロードキャストチャネル(SS/PBCH)ブロックの例示的なマッピングを示す。
図11B図11Bは、一つまたは複数のチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)のマッピング例を示す。
図12A図12Aは、ダウンリンクビーム管理手順の実施例を示す。
図12B図12Bは、アップリンクビーム管理手順の実施例を示す。
図13A図13Aは、4ステップランダムアクセス手順の実施例を示す。
図13B図13Bは、2ステップランダムアクセス手順の実施例を示す。
図13C図13Cは、2ステップランダムアクセス手順の実施例を示す。
図14A図14Aは、制御リソースセット(CORESET)構成の実施例を示す。
図14B図14Bは、制御チャネル要素のリソース要素グループ(CCE-to-REG)へのマッピングの実施例を示す。
図15A図15Aは、無線デバイスと基地局との間の通信の実施例を示す。
図15B図15Bは、本明細書に記載されるさまざまなデバイスのいずれかを実施するために使用され得るコンピューティング装置の例示的な要素を示す。
図16A図16Aは、アップリンクおよびダウンリンク信号送信の実施例を示す。
図16B図16Bは、アップリンクおよびダウンリンク信号送信の実施例を示す。
図16C図16Cは、アップリンクおよびダウンリンク信号送信の実施例を示す。
図16D図16Dは、アップリンクおよびダウンリンク信号送信の実施例を示す。
図17図17は、例示的なTCI状態更新を示す。
図18A図18Aは、統一ビーム更新の例示的な方法を示す。
図18B図18Bは、統一ビーム更新の例示的な方法を示す。
図19A図19Aは、アップリンク送信/受信の例を示す。
図19B図19Bは、アップリンク送信/受信の例を示す。
図20A図20Aは、アップリンク送信および受信の方法の例を示す。
図20B図20Bは、アップリンク送信および受信の方法の例を示す。
図21図21は、アップリンク送信の例示的な方法を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
添付図面および説明は、実施例を提供する。図面および/または記載に示す実施例は非排他的であり、図示および記載される特徴は、他の実施例で実践され得ることが理解されるべきである。例は、マルチキャリア通信システムの技術分野で使用され得る無線通信システムの動作のために提供される。より具体的には、本明細書に開示される技術は、無線通信露出検出および/または報告に関連し得る。
【0008】
図1Aは、通信ネットワーク100の実施例を示す。通信ネットワーク100は、移動通信ネットワークを含み得る。通信ネットワーク100は、例えば、ネットワークオペレーターによって運営/管理/実行される、公共の土地の携帯ネットワーク(PLMN)を含んでもよい。通信ネットワーク100は、コアネットワーク(CN)102、無線アクセスネットワーク(RAN)104、および/または無線デバイス106のうちの一つまたは複数を含んでもよい。通信ネットワーク100は、一つまたは複数のデータネットワーク(DN)108を含んでもよい、および/または通信ネットワーク100内の装置は、それと通信し得る(例えば、CN102を介して)。無線デバイス106は、パブリックDN(例えば、インターネット)、プライベートDN、および/またはオペレーター内DNなど、一つまたは複数のDN108と通信し得る。無線デバイス106は、RAN104および/またはCN102を介して、一つまたは複数のDN108と通信し得る。CN102は、一つまたは複数のDN108への一つまたは複数のインターフェイスを有する無線デバイス106を提供/構成し得る。インターフェイス機能の一部として、CN102は、無線デバイス106と一つまたは複数のDN108との間のエンドツーエンドの接続をセットアップし、無線デバイス106を認証し、充電機能を提供/構成し得る。
【0009】
無線デバイス106は、エアーインターフェイスを介した無線通信を介してRAN104と通信し得る。RAN104は、さまざまな通信(例えば、有線通信および/または無線通信)を介してCN102と通信し得る。無線デバイス106は、RAN104を介してCN102との接続を確立し得る。RAN104は、例えば、無線通信の一部として、スケジューリング、無線リソース管理、および/または再送信プロトコルを提供/構成し得る。エアーインターフェイスにわたって/介してRAN104から無線デバイス106への通信方向は、ダウンリンクおよび/またはダウンリンク通信方向と呼んでもよい。無線デバイス106からエアーインターフェイスにわたって/介してRAN104への通信方向は、アップリンクおよび/またはアップリンク通信方向と呼んでもよい。ダウンリンク送信は、例えば、周波数分割二重化(FDD)、時間分割二重化(TDD)、任意の他の二重化スキーム、および/またはそれらの一つまたは複数の組み合わせのうちの少なくとも一つに基づき、アップリンク送信から分離および/または区別され得る。
【0010】
全体で使用されるとき、用語「無線デバイス」は、モバイル装置、無線通信が構成または使用可能な固定(例えば、非携帯)装置、コンピューティング装置、ノード、無線通信可能なデバイス、または信号を送信および/または受信できる任意のその他のデバイスのうちの一つまたは複数を含み得る。非限定的な実施例として、無線デバイスが、例えば、電話、携帯電話、Wi-Fi電話、スマートフォン、タブレット、コンピューター、ラップトップ、センサー、メーター、ウェアラブルデバイス、モノのインターネット(IoT)デバイス、ホットスポット、セルラーリピーター、車両道路側ユニット(RSU)、中継ノード、自動車、無線ユーザー装置(例えば、ユーザー機器(UE)、ユーザー端末(UT)など)、アクセス端末(AT)、モバイルステーション、受話器、無線送受信ユニット(WTRU)、無線通信装置、および/またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。
【0011】
RAN104は、一つまたは複数の基地局(図示せず)を含んでもよい。全体を通して使用されるように、「基地局」という用語は、基地局、ノード、ノードB(NB)、進化NodeB(eNB)、gNB、ng-eNB、中継ノード(例えば、統合アクセスおよびバックホール(IAB)ノードなど)、ドナーノード(例えば、ドナーeNB、ドナーgNBなど)、アクセスポイント(例えば、Wi-Fiアクセスポイントなど)、送受信ポイント(TRP)、コンピューティング装置、無線通信が可能なデバイス、または信号を送信および/または受信できるその他のデバイスのうちの一つまたは複数を含み得る。基地局が、上記に列挙された各要素のうちの一つまたは複数を含んでもよい。例えば、基地局が、一つまたは複数のTRPを含んでもよい。他の非限定的な実施例として、基地局が、例えば、ノードB(例えば、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)および/または第三世代(3G)規格に関連付けられている)、進化ノードB(eNB)(例えば、進化ユニバーサル地上無線アクセス(E-UTRA)および/または第四世代(4G)標準に関連付けられている)、リモート無線ヘッド(RRH)、一つまたは複数のリモート無線ヘッド(RRH)に結合されるベースバンド処理ユニット、ドナーノードのカバレッジエリアを拡張するために使用されるリピーターノードまたは中継ノード、次世代進化ノードB(ng-eNB)、ジェネレーションノードB(gNB)(例えば、NRおよび/または第五世代(5G)規格に関連付けられている)、アクセスポイント(AP)(例えば、例えば、Wi-Fiまたは他の適切な無線通信規格に関連する)、その他の世代の基地局、および/またはそれらの任意の組み合わせのうちの一つまたは複数を含み得る。基地局が、少なくとも一つの基地局中央装置(例えば、gNB中央ユニット(gNB-CU))、および少なくとも一つの基地局分散装置(例えば、gNB分散ユニット(gNB-DU))などの一つまたは複数の装置を含んでもよい。
【0012】
基地局(例えば、RAN104内)は、無線デバイス106と無線で(例えば、エアーインターフェイスを介して)通信するための一つまたは複数のアンテナのセットを含んでもよい。一つまたは複数の基地局が、複数のセルまたはセクター(例えば、三つのセル、三つのセクター、任意の他のセルの数量、または任意の他のセクターの数量)をそれぞれ制御するためのアンテナのセット(例えば、三つのセットまたは任意の他の数量のセット)を含んでもよい。セルのサイズは、受信機(例えば、基地局受信機)が、セル内で動作する送信機(例えば、無線デバイス送信機)から送信を首尾よく受信し得る範囲によって決定され得る。基地局の一つまたは複数のセル(例えば、単独でまたは他のセルとの組み合わせ)は、無線デバイスモビリティをサポートするために、広い地理的エリアにわたって無線デバイス106に無線カバレッジを提供/構成し得る。三つのセクター(例えば、またはnセクター、ここでnは任意の数量nを指す)を含む基地局が、3セクターサイト(例えば、またはnセクターサイト)または3セクター基地局(例えば、nセクター基地局)と呼んでもよい。
【0013】
一つまたは複数の基地局(例えば、RAN104において)は、三つより多いまたはそれ未満のセクターを有するセクターサイトとして実装され得る。RAN104の一つまたは複数の基地局が、アクセスポイントとして、複数のRRHに結合されるベースバンド処理装置/ユニットとして、および/またはノード(例えば、ドナーノード)のカバレッジエリアを拡張するために使用されるリピータまたは中継ノードとして実装され得る。RRHに結合されるベースバンド処理装置/ユニットは、例えば、ベースバンド処理装置/ユニットがベースバンド処理装置/ユニットのプール内に集中型であってもよく、または仮想化され得る、集中型またはクラウドRANアーキテクチャーの一部であり得る。リピーターノードは、ドナーノードから受信した無線信号を増幅および送信(例えば、伝送、再伝送、再ブロードキャストなど)し得る。中継ノードは、リピーターノードと実質的に同じ/類似の機能を実行し得る。中継ノードは、例えば、無線信号を増幅および送信する前にノイズを除去するために、ドナーノードから受信した無線信号をデコードし得る。
【0014】
RAN104は、類似のアンテナパターンおよび/または類似の高レベル送信電力を有する基地局(例えば、マクロセル基地局)の均質なネットワークとして配備され得る。RAN104は、基地局(例えば、異なるアンテナパターンを有する異なる基地局)の異種ネットワークとして配備され得る。異種ネットワークでは、小さなセル基地局を使用して、小さなカバレッジエリア、例えば、他の基地局(例えば、マクロセル基地局)によって提供/構成される比較的大きなカバレッジエリアと重複するカバレッジエリアを提供/構成し得る。小さなカバレッジエリアは、データトラフィックの多いエリア(またはいわゆる「ホットスポット」)または弱いマクロセルカバレッジのエリアに提供/構成され得る。小さなセル基地局の実施例は、カバレッジエリアの減少順に、マイクロセル基地局、ピコセル基地局、およびフェムトセル基地局またはホーム基地局を含み得る。
【0015】
本明細書に記載される実施例は、さまざまなタイプの通信で使用され得る。例えば、通信は、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)(例えば、通信ネットワーク100のものと類似した一つまたは複数のネットワーク要素)によるものであり得る、通信は、電気電子技術者協会(IEEE)によるものであり得る、通信は、国際電気通信連合(ITU)によるものであり得る、通信は、国際標準化機構(ISO)によるものであり得る。3GPPは、UMTSとして知られる3Gネットワーク、ロング・ターム・エボリューション(LTE)およびLTE Advanced(LTE-A)として知られる4Gネットワーク、および5Gシステム(5GS)およびNRシステムとして知られる5Gネットワークという、複数の世代のモバイルネットワークの仕様を生成してきた。3GPPは、追加の世代の通信ネットワーク(例えば、6Gおよび/または任意の他の世代の通信ネットワーク)の仕様を生成し得る。実施例は、次世代RAN(NG-RAN)と呼ばれる3GPP 5Gネットワークの一つまたは複数の要素(例えば、RAN)、または3GPPネットワークおよび/または非3GPPネットワークなどの任意の他の通信ネットワークを参照して説明され得る。本明細書に記載される実施例は、3Gおよび/または4Gネットワークなどの他の通信ネットワーク、およびまだ最終化/明文化されていない通信ネットワーク(例えば、3GPP 6Gネットワーク)、衛星通信ネットワーク、および/または任意の他の通信ネットワークに適用され得る。NG-RANは、NRと呼ばれる5G無線アクセス技術を実装および更新し、4G無線アクセス技術および/または他の3GPPおよび/または非3GPP無線アクセス技術などの他の無線アクセス技術を実装するために提供され得る。
【0016】
図1Bは、通信ネットワーク150の実施例を示す。通信ネットワークは、移動通信ネットワークを含んでもよい。通信ネットワーク150は、例えば、ネットワークオペレーターによって運営/管理/実行されるPLMNを含んでもよい。通信ネットワーク150は、CN152(例えば、5Gコアネットワーク(5G-CN))、RAN154(例えば、NG-RAN)、および/または無線デバイス156Aおよび156B(まとめて無線デバイス156)のうちの一つまたは複数を含んでもよい。通信ネットワーク150は、一つまたは複数のデータネットワーク(DN)170を含んでもよい、および/または通信ネットワーク150内の装置は、それと通信し得る(例えば、CN152を介して)。これらの構成要素は、図1Aに関して説明された対応する構成要素と実質的に同じまたは同様の方法で実装および動作することができる。
【0017】
CN152(例えば、5G-CN)は、無線デバイス156を、パブリックDN(例えば、インターネット)、プライベートDN、および/またはオペレーター内DNなどの一つまたは複数のDN170への一つまたは複数のインターフェイスで提供/構成し得る。インターフェイス機能の一部として、CN152(例えば、5G-CN)は、無線デバイス156と一つまたは複数のDNとの間のエンドツーエンドの接続をセットアップし、無線デバイス156を認証し、および/または充電機能を提供/構成し得る。CN152(例えば、5G-CN)は、他のCN(例えば、3GPP 4G CNなど)とは異なり得るサービスベースのアーキテクチャーであり得る。CN152(例えば、5G-CN)のノードのアーキテクチャーは、他のネットワーク機能へのインターフェイスを介してサービスを提供するネットワーク機能として定義され得る。CN152(例えば、5G CN)のネットワーク機能は、例えば、専用または共有ハードウェア上のネットワーク要素として、専用または共有ハードウェア上で動作するソフトウェアインスタンスとして、および/またはプラットフォーム(例えば、クラウドベースのプラットフォーム)上でインスタンス化された仮想化機能として、いくつかの方法で実装され得る。
【0018】
CN152(例えば、5G-CN)は、別個の構成要素または一つの構成要素AMF/UPFデバイス158であり得るアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)デバイス158Aおよび/またはユーザープレーン機能(UPF)デバイス158Bを含んでもよい。UPFデバイス158Bは、RAN154(例えば、NG-RAN)と一つまたは複数のDN170との間のゲートウェイとして機能し得る。UPFデバイス158Bは、パケットルーティングおよび転送、パケット検査およびユーザープレーンポリシールールの実施、トラフィック利用の報告、一つまたは複数のDN170へのトラフィックフローのルーティングをサポートするアップリンク分類、ユーザープレーンに対するサービス品質(QoS)処理(例えば、パケットフィルターリング、ゲーティング、アップリンク/ダウンリンクレート実施、およびアップリンクトラフィック検証)、ダウンリンクパケットバッファリング、および/またはダウンリンクデータ通知トリガーなどの機能を実行し得る。UPFデバイス158Bは、イントラ/インター無線アクセス技術(RAT)モビリティのアンカーポイント、一つまたは複数のDNに相互接続される外部プロトコル(またはパケット)データユニット(PDU)セッションポイント、および/または分岐ポイントとして機能して、マルチホームPDUセッションをサポートし得る。無線デバイス156は、無線デバイスとDNとの間の論理接続であり得るPDUセッションを介してサービスを受信するように構成され得る。
【0019】
AMFデバイス158Aは、非アクセス層(NAS)シグナリングの終了、NASシグナリングセキュリティ、アクセス層(AS)のセキュリティ管理、アクセスネットワーク(3GPPアクセスネットワークおよび/または非3GPPネットワークなど)間のモビリティのためのCN間ノードシグナリング、アイドルモードの無線デバイスの到達可能性(例えば、ページング再送信の制御と実行のためのアイドルモードのUE到達可能性)、登録エリア管理、システム内およびシステム間のモビリティサポート、アクセス認証、ローミング権の確認、モビリティ管理制御を含むアクセスグラント(例えば、サブスクリプションとポリシー)、ネットワークスライシングサポート、および/またはセッション管理機能(SMF)の選択などの機能を実行し得る。NASは、CNと無線デバイスとの間で動作する機能を指してもよく、ASは、無線デバイスとRANとの間で動作する機能を指し得る。
【0020】
CN152(例えば、5G-CN)は、図1Bに示され得ない一つまたは複数の追加のネットワーク機能を含み得る。CN152(例えば、5G-CN)は、セッション管理機能(SMF)、NRリポジトリ機能(NRF)、ポリシー制御機能(PCF)、ネットワーク露出機能(NEF)、統一データ管理(UDM)、アプリケーション機能(AF)、認証サーバー機能(AUSF)、および/または任意の他の機能のうちの少なくとも一つを実装する、一つまたは複数の装置を含んでもよい。
【0021】
RAN154(例えば、NG-RAN)は、無線通信(例えば、エアーインターフェイスを介して)を介して無線デバイス156と通信し得る。無線デバイス156は、RAN154を介してCN152と通信し得る。RAN154(例えば、NG-RAN)は、一つまたは複数の第一のタイプの基地局(例えば、gNB160AおよびgNB160B(まとめてgNB160)を含むgNB)、および/または一つまたは複数の第二のタイプの基地局(例えば、ng-eNB162Aおよびng-eB162B(まとめてng eNB162))を含み得る。RAN154は、基地局のタイプの任意の数量のうちの一つまたは複数を含んでもよい。gNB160およびngeNBs162は、基地局と呼んでもよい。基地局(例えば、gNB160およびng eNB162)は、無線デバイス156と無線で通信する(例えば、エアーインターフェイスを介して)ための一つまたは複数のアンテナのセットを含んでもよい。一つまたは複数の基地局(例えば、gNB160および/またはng eNB162)は、複数のセル(またはセクター)をそれぞれ制御するための複数のアンテナセットを含んでもよい。基地局(例えば、gNB160およびng-eNB162)のセルは、無線デバイスモビリティをサポートするために、広い地理的エリアにわたって無線デバイス156に無線カバレッジを提供し得る。
【0022】
基地局(例えば、gNB160および/またはng-eNBs162)は、第一のインターフェイス(例えば、NGインターフェイス)を介してCN152(例えば、5G CN)に接続されてもよく、また第二のインターフェイス(例えば、Xnインターフェイス)を介して他の基地局に接続され得る。NGおよびXnインターフェイスは、インターネットプロトコル(IP)トランスポートネットワークなどの基となるトランスポートネットワーク上に、直接的な物理的接続および/または間接接続を使用して確立され得る。基地局(例えば、gNB160および/またはng-eNBs162)は、第三のインターフェイス(例えば、Uuインターフェイス)を介して無線デバイス156と通信し得る。基地局(例えば、gNB160A)は、Uuインターフェイスを介して無線デバイス156Aと通信し得る。NG、Xn、およびUuインターフェイスは、プロトコルスタックと関連付けられてもよい。インターフェイスに関連付けられるプロトコルスタックは、データおよびシグナリングメッセージを交換するため図1Bに示すネットワーク要素によって使用され得る。プロトコルスタックは、二つのプレーン、すなわち、ユーザープレーンおよび制御プレーンを含んでもよい。任意の他の数量のプレーンを使用し得る(例えば、プロトコルスタック内)。ユーザープレーンは、ユーザーにとって関心対象のデータを処理し得る。制御プレーンは、ネットワーク要素に対する関心対象のシグナリングメッセージを処理し得る。
【0023】
一つまたは複数の基地局(例えば、gNB160および/またはng-eNB162)は、一つまたは複数のインターフェイス(例えば、NGインターフェイス)を介して、AMF/UPF158などの一つまたは複数のAMF/UPFデバイスと通信し得る。基地局(例えば、gNB160A)は、NGユーザープレーン(NG-U)インターフェイスを介して、AMF/UPF158のUPF158Bと通信し、および/またはそれらに接続し得る。NG-Uインターフェイスは、基地局(例えば、gNB160A)とUPFデバイス(例えば、UPF158B)との間のユーザープレーンPDUの送達(例えば、非保証送達)を提供/実施し得る。基地局(例えば、gNB160A)は、NG制御プレーン(NG-C)インターフェイスを介してAMFデバイス(例えば、AMF158A)と通信してもよく、および/またはそれらに接続され得る。NG-Cインターフェイスは、例えば、NGインターフェイス管理、無線デバイスコンテキスト管理(例えば、UEコンテキスト管理)、無線デバイスモビリティ管理(例えば、UEモビリティ管理)、NASメッセージのトランスポート、ページング、PDUセッション管理、構成転送、および/または警告メッセージ送信を提供/実行し得る。
【0024】
無線デバイスが、ユーザープレーン構成および制御プレーン構成のために、インターフェイス(例えば、Uuインターフェイス)を介して基地局にアクセスし得る。基地局(例えば、gNB160)は、Uuインターフェイスを介して、無線デバイス156に向かってユーザープレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供し得る。基地局(例えば、gNB160A)は、第一のプロトコルスタックに関連付けられるUuインターフェイス上の無線デバイス156Aに向かって、ユーザープレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供し得る。基地局(例えば、ng-eNB162)は、進化UMTS地上無線アクセス(E UTRA)ユーザープレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を、Uuインターフェイス(例えば、E UTRAは、3GPP 4G無線アクセス技術を指し得る)を介して無線デバイス156に提供し得る。基地局(例えば、ng-eNB162B)は、第二のプロトコルスタックに関連付けられるUuインターフェイスを介して、無線デバイス156Bに向かってE UTRAユーザープレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供し得る。ユーザープレーンおよび制御プレーンプロトコル終端は、例えば、NRユーザープレーンおよび制御プレーンプロトコル終端、4Gユーザープレーンおよび制御プレーンプロトコル終端などを含み得る。
【0025】
CN152(例えば、5G-CN)は、一つまたは複数の無線アクセス(例えば、NR、4G、および/または任意の他の無線アクセス)を処理するように構成され得る。また、NRネットワーク/デバイス(または任意の第一のネットワーク/デバイス)が、非スタンドアローンモード(例えば、非スタンドアローン動作)で4Gコアネットワーク/デバイス(または任意の第二のネットワーク/デバイス)に接続することが可能であり得る。非スタンドアローンモード/動作では、4Gコアネットワークを使用して、制御プレーン機能(例えば、初期アクセス、モビリティ、および/またはページング)を提供(または少なくともサポート)し得る。一つのAMF/UPF158のみが図1Bに示されるが、一つまたは複数の基地局(例えば、一つまたは複数のgNBおよび/または一つまたは複数のng-eNB)は、複数のAMF/UPFノードに接続されてもよく、例えば、冗長性を提供し、および/または複数のAMF/UPFノードにわたって共有を負荷し得る。
【0026】
ネットワーク要素間(例えば、図1Bに示されるネットワーク要素)のインターフェイス(例えば、Uu、Xn、および/またはNGインターフェイス)は、ネットワーク要素がデータとシグナリングメッセージを交換するために使用できるプロトコルスタックに関連付けられてもよい。プロトコルスタックは、ユーザープレーンおよび制御プレーンの二つのプレーンを含んでもよい。任意の他の数量のプレーンを使用し得る(例えば、プロトコルスタック内)。ユーザープレーンは、ユーザーに関連付けられるデータ(例えば、ユーザーに対する関心対象のデータ)を処理し得る。制御プレーンは、一つまたは複数のネットワーク要素(例えば、ネットワーク要素に対する関心対象のシグナリングメッセージ)に関連付けられるデータを処理し得る。
【0027】
図1Aの通信ネットワーク100および/または図1BAの通信ネットワーク150は、例えば、コンピューティング装置、無線デバイス、モバイル装置、受話器、タブレット、ラップトップ、モノのインターネット(IoT)デバイス、ホットスポット、セルラーリピーター、コンピューティング装置、および/またはより一般的にはユーザー機器(例えば、UE)などの任意の数量/数および/またはタイプのデバイスを含み得る。上述のタイプの装置のうちの一つまたは複数が本明細書に参照され得るが(例えば、UE、無線デバイス、コンピューティング装置など)、本明細書の任意の装置が、上述のタイプの装置または類似の装置のうちの任意の一つまたは複数を含んでもよいことが理解されるべきである。通信ネットワーク、および本明細書に参照される任意の他のネットワークは、LTEネットワーク、5Gネットワーク、衛星ネットワーク、および/または無線通信のための任意の他のネットワーク(例えば、任意の3GPPネットワークおよび/または任意の非3GPPネットワーク)を含んでもよい。本明細書に記述される装置、システム、および/または方法は、一般に、一つまたは複数のネットワーク内の一つまたは複数の装置(例えば、無線デバイス、基地局、eNB、gNB、コンピューティング装置など)に実装されるように記述され得るが、一つまたは複数の特徴およびステップが、任意のデバイスおよび/または任意のネットワークに実装され得ることが理解されるであろう。
【0028】
図2Aは、ユーザープレーン構成の実施例を示す。ユーザープレーン構成は、例えば、NRユーザープレーンプロトコルスタックを含み得る。図2Bは、制御プレーン構成の実施例を示す。制御プレーン構成は、例えば、NR制御プレーンプロトコルスタックを含み得る。ユーザープレーン構成および/または制御プレーン構成のうちの一つまたは複数は、無線デバイス210と基地局220との間にあり得るUuインターフェイスを使用し得る。図2Aおよび図2Aに示されるプロトコルスタックは、例えば、図1Bに示される無線デバイス156Aと基地局160Aとの間のUuインターフェイスに使用されるものと実質的に同じまたは類似し得る。
【0029】
ユーザープレーン構成(例えば、NRユーザープレーンプロトコルスタック)は、(例えば、図2Aに示されるように)無線デバイス210および基地局220に実装される複数の層(例えば、五層またはその他の数量の層)を含んでもよい。プロトコルスタックの底部で、物理層(PHYs)211および221は、プロトコルスタックの上位層にトランスポートサービスを提供し得、オープンシステム相互接続(OSI)モデルの層1に対応し得る。PHY211の上のプロトコル層は、媒体アクセス制御層(MAC)212、無線リンク制御層(RLC)213、パケットデータ収束プロトコル層(PDCP)214、および/またはサービスデータアプリケーションプロトコル層(SDAP)215を含んでもよい。PHY221の上のプロトコル層は、媒体アクセス制御層(MAC)222、無線リンク制御層(RLC)223、パケットデータ収束プロトコル層(PDCP)224、および/またはサービスデータアプリケーションプロトコル層(SDAP)225を含んでもよい。PHY211の上の四つのプロトコル層のうちの一つまたは複数は、OSIモデルの層2またはデータリンク層に対応し得る。PHY221の上の四つのプロトコル層のうちの一つまたは複数は、OSIモデルの層2またはデータリンク層に対応し得る。
【0030】
図3は、プロトコル層の実施例を示す。プロトコル層は、例えば、NRユーザープレーンプロトコルスタックのプロトコル層を含んでもよい。一つまたは複数のサービスは、プロトコル層の間に提供され得る。SDAP(例えば、図2Aおよび図3に示すSDAPS215および225)は、サービス品質(QoS)フロー処理を実行し得る。無線デバイス(例えば、無線デバイス106、156A、156B、および210)は、無線デバイスとDNとの間の論理接続であり得るPDUセッションを介して/それを介してサービスを受信し得る。PDUセッションは、一つまたは複数のQoSフロー310を有し得る。CNのUPF(例えば、UPF158B)は、例えば、一つまたは複数のQoS要件(例えば、遅延、データレート、エラーレート、および/または任意の他の品質/サービス要件に関して)に基づき、PDUセッションの一つまたは複数のQoSフローにIPパケットをマッピングし得る。SDAP215および225は、一つまたは複数のQoSフロー310と一つまたは複数の無線ベアラー320(例えば、データ無線ベアラー)との間のマッピング/マッピング解除を実行し得る。一つまたは複数のQoSフロー310と無線ベアラー320との間のマッピング/マッピング解除は、基地局220のSDAP225によって決定され得る。無線デバイス210のSDAP215は、反射マッピングおよび/または基地局220から受信した制御シグナリングを介して、QoSフロー310と無線ベアラー320との間のマッピングについて知らされ得る。反射マッピングについては、基地局220のSDAP225は、無線デバイス210のSDAP215によって監視/検出/特定/指示/観察され得るQoSフローインジケーター(QFI)でダウンリンクパケットをマークして、一つまたは複数のQoSフロー310と無線ベアラー320との間のマッピング/マッピング解除を決定し得る。
【0031】
PDCP(例えば、図2Aおよび図3に示すPDCP214および224)は、例えば、エアーインターフェイスを介して伝送(または、送信)する必要のあり得るデータの数量を低減するためにヘッダー圧縮/圧縮解除、エアーインターフェイスを介して伝送(または、送信)されたデータの不正な復号化を防止するために暗号化/解読化、および/または完全性保護(例えば、制御メッセージが意図されたソースから生じるのを確実にするため)を実行し得る。PDCP214および224は、例えば、ハンドオーバー(例えば、イントラgNBハンドオーバー)のために、未配信パケットの再送信、パケットの連続配信および再配列、ならびに/または重複して受信されたパケットの除去を実行し得る。PDCP214および224は、例えば、受信されるパケットの可能性を改善するために、パケット重複を実行し得る。受信機は、パケットを重複して受信してもよく、任意の重複パケットを除去し得る。パケット重複は、高い信頼性を必要とするサービスなど、特定のサービスに有用であり得る。
【0032】
PDCP層(例えば、PDCP214および224)は、分割無線ベアラーとRLCチャネル(例えば、RLCチャネル330)との間のマッピング/マッピング解除を行ってもよい(例えば、二重接続シナリオ/構成において)。二重接続とは、無線デバイスが複数のセル(例えば、二つのセル)、またはより広くは、マスターセルグループ(MCG)および二次セルグループ(SCG)を含む複数のセルグループと通信することを可能にする技術を指し得る。分割ベアラーは、例えば、単一の無線ベアラー(例えば、SDAP215および225へのサービスとしてPDCP214および224によって提供/構成される無線ベアラーの一つなど)が、二重接続でセルグループによって処理される場合に、構成および/または使用され得る。PDCP214および224は、分割無線ベアラーと、セルグループに属するRLCチャネル330との間のマッピング/マッピング解除とし得る。
【0033】
RLC層(例えば、RLC213および223)は、セグメンテーション、自動繰り返し要求(ARQ)を介して再送信、および/またはMAC層から受信した複製データユニットの除去(例えば、それぞれMAC212および222)を実行し得る。RLC層(例えば、RLC 213および223)は、複数の送信モード(例えば、三つの送信モード:透過モード(TM)、非確認応答モード(UM)、および確認応答モード(AM))をサポートできる。RLC層は、例えば、RLC層が動作している送信モードに基づき、一つまたは複数の上記の機能を実行し得る。RLC構成は、論理チャネル毎であり得る。RLC構成は、ヌメロロジーおよび/または送信時間間隔(TTI)の期間(または他の期間)に依存し得ない。RLC層(例えば、RLC213および223)は、図3に示されるようなPDCP層(例えば、それぞれPDCP214および224)へのサービスとしてRLCチャネルを提供/構成し得る。
【0034】
MAC層(例えば、MAC212および222)は、論理チャネルの多重化/多重分離、および/または論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピングを実行し得る。多重化/多重分離は、一つまたは複数の論理チャネルに属するデータユニット/データ部分の、PHY層(例えば、それぞれ、PHY211および221)へ/から送達されるトランスポートブロック(TB)への/からの多重化/多重分離を含み得る。基地局(例えば、MAC222)のMAC層は、動的スケジューリングを介して、無線デバイス間のスケジューリング、スケジューリング情報レポート、および/または優先処理を行うように構成され得る。スケジューリングは、ダウンリンク/またはアップリンクのために基地局(例えば、MAC222の基地局220)によって行われてもよい。MAC層(例えば、MAC212および222)は、ハイブリッド自動繰り返し要求(HARQ)(例えば、キャリアアグリゲーション(CA)の場合、キャリアごとに一つのHARQエンティティ)を介してエラー訂正、論理チャネルの優先順位付けを介して無線デバイス210の論理チャネル間の優先処理、および/またはパディングを行うように構成され得る。MAC層(例えば、MAC212およびMAC222)は、一つまたは複数のヌメロロジーおよび/または送信タイミングをサポートし得る。コマンドは論理チャネル優先順位のマッピング制限は、論理チャネルがどのヌメロロジーおよび/または送信タイミングを使用し得るかを制御し得る。MAC層(例えば、MAC212および222)は、サービスとして、RLC層(例えば、RLC213および223)に論理チャネル340を提供/構成し得る。
【0035】
PHY層(例えば、PHY211および221)は、例えば、情報を送信および/または受信するために(例えば、エアーインターフェイスを介して)、物理チャネルおよび/またはデジタルおよびアナログ信号処理機能へのトランスポートチャネルのマッピングを実行し得る。デジタルおよび/またはアナログ信号処理機能は、例えば、符号化/復号化および/または変調/復調を含み得る。PHY層(例えば、PHY211および221)は、マルチアンテナマッピングを実行し得る。PHY層(例えば、PHY211および221)は、MAC層(例えば、それぞれMAC212および222)に、サービスとして、一つまたは複数のトランスポートチャネル(例えば、トランスポートチャネル350)を提供/構成し得る。
【0036】
図4Aは、ユーザープレーン構成のダウンリンクデータフローの実施例を示す。ユーザープレーン構成は、例えば、図2Aに示されるNRユーザープレーンプロトコルスタックを含み得る。一つまたは複数のTBは、例えば、ユーザープレーンプロトコルスタックを介してデータフローに基づき生成され得る。図4Aに示すように、NRユーザープレーンプロトコルスタックを介して三つのIPパケット(n、n+1、およびm)のダウンリンクデータフローは、二つのTB(例えば、基地局220)を生成し得る。NRユーザープレーンプロトコルスタックを介してアップリンクデータフローは、図4Aに示されるダウンリンクデータフローと同様であり得る。三つのIPパケット(n、n+1、およびm)は、例えば、NRユーザープレーンプロトコルスタックを介してアップリンクデータフローに基づき、二つのTBから決定され得る。第一の数量のパケット(例えば、3または任意の他の数量)は、第二の数量のTB(例えば、二つまたは別の数量)から決定され得る。
【0037】
ダウンリンクデータフローは、例えば、SDAP225が、一つまたは複数のQoSフローから三つのIPパケット(または他の数量のIPパケット)を受信し、三つのパケット(または他の数量のパケット)を無線ベアラー(例えば、無線ベアラー402および404)にマップする場合に開始され得る。SDAP225は、IPパケットnおよびn+1を第一の無線ベアラー402にマッピングし、IPパケットmを第二の無線ベアラー404にマッピングし得る。SDAPヘッダー(図4Aに示される各SDAP SDUの前に「H」でラベル付けされる)をIPパケットに追加して、PDCPSDUと呼んでもよいSDAP PDUを生成することができる。より高いプロトコル層との間で転送されるデータユニットは、より低いプロトコル層のサービスデータユニット(SDU)と呼んでもよく、より低いプロトコル層との間で転送されるデータユニットは、より高いプロトコル層のプロトコルデータユニット(PDU)と呼んでもよい。図4Aに示すように、SDAP225からのデータユニットは、より低いプロトコル層PDCP224のSDU(例えば、PDCP SDU)であってもよく、SDAP225のPDU(例えば、SDAP PDU)であり得る。
【0038】
各プロトコル層(例えば、図4Aに示すように、プロトコル層)、または少なくとも一部のプロトコル層は、自身の機能(例えば、図3に関して記述された各プロトコル層の一つまたは複数の機能)を実行し、対応するヘッダーを加え、および/またはそれぞれの出力を次の下位層(例えば、そのそれぞれの下層)に転送にし得る。PDCP224は、IPヘッダー圧縮および/または暗号化を行ってもよい。PDCP224は、その出力(例えば、RLC SDUであるPDCP PDU)をRLC223に転送し得る。RLC223は、任意選択で、セグメンテーション(例えば、図4AにおけるIPパケットに対して示される)を実行し得る。RLC223は、その出力(例えば、それぞれのサブヘッダーを二つのSDUセグメント(SDU Segs)に追加することによって生成される、二つのMAC SDUである二つのRLC PDU)をMAC222に転送し得る。MAC222は、いくつかのRLC PDU(MAC SDU)を多重化し得る。MAC222は、MACサブヘッダーをRLC PDU(MAC SDU)に接続し、TBを形成し得る。MACサブヘッダーは、MAC PDU(例えば、図4Aに示すように、NR構成において)にわたって分布され得る。MACサブヘッダーは、MAC PDUの先頭(例えば、LTE構成において)に完全に位置し得る。NR MAC PDU構造は、例えば、MAC PDUサブヘッダーが完全なMAC PDUを組み立てる前に計算される場合、処理時間および/または関連遅延を低減し得る。
【0039】
図4Bは、MAC PDUにおけるMACサブヘッダーの例示的なフォーマットを示す。MAC PDUは、MACサブヘッダー(H)およびMAC SDUを含んでもよい。一つまたは複数のMACサブヘッダーの各々は、MACサブヘッダーが対応するMAC SDUの長さ(例えば、バイト)を示すためのSDU長さフィールド、MAC SDUが多重分離プロセスを支援するために開始した論理チャネルを識別/示すための論理チャネル識別子(LCD)フィールド、SDU長さフィールドのサイズを示すためのフラグ(F)、および将来の使用のための予約ビット(R)フィールドを含み得る。
【0040】
一つまたは複数のMAC制御要素(CE)は、MAC223またはMAC222などのMAC層によってMAC PDUに追加または挿入され得る。図4Bに示すように、二つのMAC CEを二つのMAC PDUの前に挿入/追加し得る。MAC CEは、(図4Bに示されるように)ダウンリンク送信のために、MAC PDUの先頭に挿入/追加され得る。アップリンク送信のために、MAC PDUの終端に一つまたは複数のMAC CEを挿入/追加し得る。MAC CEは、インバンド制御シグナリングに使用され得る。MAC CEの実施例としては、バッファステータスレポートや電力ヘッドルームレポートなどのスケジューリング関連MAC CE、起動/停止MAC CE(例えば、PDCP重複検出の起動/停止、チャネル状態情報(CSI)レポート、サウンディング基準信号(SRS)送信、および事前構成済みコンポーネントのためのMAC CE)、不連続受信(DRX)関連MAC CE、タイミングアドバンスMAC CE、およびランダムアクセス関連MAC CEが挙げられてもよい。MAC CEは、MAC SDU用のMACサブヘッダーに記述されたフォーマットと類似したフォーマットのMACサブヘッダーによって先行されてもよく、対応するMAC CEに含まれる制御情報のタイプを示すLCIDフィールド内の予約値で識別され得る。
【0041】
図5Aは、ダウンリンクチャネルのマッピング例を示す。アップリンクチャネルのマッピングは、ダウンリンクのチャネル間のマッピング(例えば、論理チャネル、トランスポートチャネル、および物理チャネル)を含み得る。図5Bは、アップリンクチャネルのマッピング例を示す。アップリンクチャネルのマッピングは、アップリンクのチャネル間のマッピング(例えば、論理チャネル、トランスポートチャネル、および物理チャネル)を含み得る。情報は、RLC、MAC、およびプロトコルスタック(例えば、NRプロトコルスタック)のPHY層の間のチャネルを通して/通過され得る。論理チャネルは、RLC層とMAC層との間に使用され得る。論理チャネルは、制御および/または構成情報(例えば、NR制御プレーン内)を運ぶことができる制御チャネルとして、またはデータ(例えば、NRユーザープレーン内)を運ぶことができるトラフィックチャネルとして分類/表示され得る。論理チャネルは、特定の無線デバイスに専用であり得る専用論理チャネルとして、および/または二つ以上の無線デバイス(例えば、無線デバイスのグループ)によって使用され得る共通の論理チャネルとして分類/表示され得る。
【0042】
論理チャネルは、それが運ぶ情報のタイプによって定義され得る。論理チャネルのセット(例えば、NR構成で)は、以下に記載される一つまたは複数のチャネルを含んでもよい。ページング制御チャネル(PCCH)は、その位置がセルレベルでネットワークに知られていない無線デバイスのページングに使用される一つまたは複数のページングメッセージを含み得る/運び得る。ブロードキャスト制御チャネル(BCCH)は、マスター情報ブロック(MIB)およびいくつかのシステム情報ブロック(SIB)の形態で、システム情報メッセージを含み得る/運び得る。システム情報メッセージは、セルがどのように構成され、セル内でどのように動作するかについての情報を得るために無線デバイスによって使用され得る。共通制御チャネル(CCCH)は、ランダムアクセスとともに制御メッセージを含み得る/運び得る。専用制御チャネル(DCCH)は、特定の無線デバイスへ/からの制御メッセージを含み得/運び得、構成情報で無線デバイスを構成し得る。専用トラフィックチャネル(DTCH)は、特定の無線デバイスへ/特定の無線デバイスからユーザーデータを含み得る/運び得る。
【0043】
トランスポートチャネルは、MAC層とPHY層との間で使用され得る。トランスポートチャネルは、(例えば、エアーインターフェイスを介して)それらが運ぶ情報がどのように送信/伝送されるかによって定義され得る。トランスポートチャネルのセット(例えば、NR構成または任意の他の構成によって画定され得る)は、以下のチャネルのうちの一つまたは複数を含み得る。ページングチャネル(PCH)は、PCCHから発信されたページングメッセージを含み得る/運び得る。ブロードキャストチャネル(BCH)は、BCCHからのMIBを含み得る/運び得る。ダウンリンク共有チャネル(DL-SCH)は、BCCHからのSIBを含むダウンリンクデータおよびシグナリングメッセージを含み得る/運び得る。アップリンク共有チャネル(UL-SCH)は、アップリンクデータおよびシグナリングメッセージを含み得る/運び得る。ランダムアクセスチャネル(RACH)は、事前のスケジューリングなしにネットワークへのアクセスを有する無線デバイスを提供し得る。
【0044】
PHY層は、物理チャネルを使用して、PHY層の処理レベル間で情報をパス/転送し得る。物理チャネルは、一つまたは複数のトランスポートチャネルの情報を運ぶための時間周波数リソースの関連セットを有し得る。PHY層は、PHY層の低レベル動作をサポートするための制御情報を生成し得る。PHY層は、物理制御チャネル(例えば、L1/L2制御チャネルと呼ばれる)を介して、制御情報をPHY層のより低いレベルへ提供/転送し得る。物理チャネルおよび物理制御チャネル(例えば、NR構成または任意の他の構成によって定義され得る)のセットは、以下のチャネルのうちの一つまたは複数を含み得る。物理ブロードキャストチャネル(PBCH)は、BCHからのMIBを含み得る/運び得る。物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)は、DL-SCHからのダウンリンクデータおよびシグナリングメッセージ、ならびにPCHからのページングメッセージを含み得る/運び得る。物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)は、ダウンリンクスケジューリングコマンド、アップリンクスケジューリンググラント、およびアップリンク電力制御コマンドを含み得るダウンリンク制御情報(DCI)を含み得る/運び得る。物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)は、以下に説明するように、UL-SCHからのアップリンクデータおよびシグナリングメッセージ、ならびに一部の実施例ではアップリンク制御情報(UCI)を含み得る/運び得る。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)は、HARQ確認応答、チャネル品質インジケーター(CQI)、プレコーディングマトリックスインジケーター(PMI)、ランクインジケーター(RI)、およびスケジューリング要求(SR)を含み得るUCIを含み得る/運び得る。物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を、ランダムアクセスに使用し得る。
【0045】
物理層は、物理制御チャネルに類似し得る、物理層の低レベル動作をサポートするために、物理信号を生成し得る。図5Aおよび図5Bに示すように、物理層信号(例えば、NR構成またはその他の構成によって定義され得る)は、一次同期信号(PSS)、二次同期信号(SSS)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)、復調基準信号(DM-RS)、サウンディング基準信号(SRS)、位相追跡基準信号(PT RS)、および/またはその他の任意の信号を含み得る。
【0046】
一つまたは複数のチャネル(例えば、論理チャネル、トランスポートチャネル、物理チャネルなど)を使用して、制御プランプロトコルスタック(例えば、NR制御プレーンプロトコルスタック)に関連付けられる機能を実行し得る。図2Bは、制御プレーン構成の実施例(例えば、NR制御プレーンプロトコルスタック)を示す。図2Bでは、制御プレーン構成(例えば、NR制御プレーンプロトコルスタック)は、実質的に同一の/類似の一つまたは複数のプロトコル層(例えば、PHY211および221、MAC212および222、RLC213および223、ならびにPDCP214および224)を、例示的なユーザープレーン構成(例えば、NRユーザープレーンプロトコルスタック)として使用し得る。類似の四つのプロトコル層は、PHY211および221、MAC212および222、RLC213および223、ならびにPDCP214および224を含み得る。制御プレーン構成(例えば、NR制御プレーンスタック)は、例えば、SDAP215および225を有する代わりに、制御プレーン構成(例えば、NR制御プレーンプロトコルスタック)の最上部に、無線リソース制御(RRC)216および226およびNASプロトコル217および237を有し得る。制御プレーン構成は、NASプロトコル237を含むAMF230を含んでもよい。
【0047】
NASプロトコル217および237は、無線デバイス210とAMF230(例えば、AMF158Aまたは任意の他のAMF)との間に、および/またはより広くは、無線デバイス210とCN(例えば、CN152または任意の他のCN)との間に、制御プレーン機能を提供し得る。NASプロトコル217および237は、NASメッセージと呼ばれるシグナリングメッセージを介して、無線デバイス210とAMF230との間の制御プレーン機能を提供し得る。無線デバイス210とAMF230との間には、それを介してNASメッセージが送信され得る直接経路はなくてもよい。NASメッセージは、UuおよびNGインターフェイスのASを使用してトランスポートされ得る。NASプロトコル217および237は、認証、セキュリティ、接続セットアップ、モビリティ管理、セッション管理、および/またはその他の任意の機能などの制御プレーン機能を提供し得る。
【0048】
RRC216および226は、無線デバイス210と基地局220との間の、および/またはより広くは、無線デバイス210とRAN(例えば、基地局220)との間の制御プレーン機能を提供/構成し得る。RRC層216および226は、RRCメッセージと呼んでもよいシグナリングメッセージを介して、無線デバイス210と基地局220との間の制御プレーン機能を提供/構成し得る。RRCメッセージは、シグナリング無線ベアラーおよび同一/類似のPDCP、RLC、MAC、およびPHYプロトコル層を使用して、無線デバイス210とRAN(例えば、基地局220)との間で送信/伝送され得る。MAC層は、制御プレーンおよびユーザープレーンデータを同じTBに多重化し得る。RRC層216および226は、ASおよびNASに関連するシステム情報のブロードキャスト、CNまたはRANによって開始されたページング、無線デバイス210とRAN(例えば、基地局220)との間のRRC接続の確立、メンテナンス、およびリリース、キー管理を含むセキュリティ機能、シグナリング無線ベアラーおよびデータ無線ベアラーの確立、構成、メンテナンス、およびリリース、モビリティ機能、QoS管理機能、無線デバイス測定レポート(無線デバイス測定レポートなど)およびレポートの制御、無線リンク障害(RLF)からの検出と復旧、および/またはNASメッセージ転送の機能のうちの一つまたは複数などの制御プレーン機能を提供/構成することができる。RRC接続の確立の一部として、RRC層216および226は、無線デバイス210とRAN(例えば、基地局220)との間の通信のためのパラメーターの構成を伴い得る、RRCコンテキストを確立し得る。
【0049】
図6は、RRC状態およびRRC状態移行の実施例を示す。無線デバイスのRRC状態は、別のRRC状態(例えば、無線デバイスのRRC状態移行)に変更され得る。無線デバイスが、無線デバイス106、210、または任意の他の無線デバイスと実質的に同一または類似し得る。無線デバイスが、RRC接続602(例えば、RRC_CONNECTED)、RRCアイドル606(例えば、RRC_IDLE)、およびRRC非アクティブ604(例えば、RRC_INACTIVE)を含む三つのRRC状態など、複数の状態のうちの少なくとも一つであり得る。RRC非アクティブ604は、RRC接続されるが非アクティブであり得る。
【0050】
RRC接続は、無線デバイスに対して確立され得る。例えば、これは、RRC接続状態の間であり得る。RRC接続状態の間(例えば、RRC接続602の間)、無線デバイスが、確立されたRRCコンテキストを有してもよく、基地局と少なくとも一つのRRC接続を有し得る。基地局が、一つまたは複数の基地局のうちの一つに類似し得る(例えば、図1Aに示されるRAN104の一つまたは複数の基地局、図1Bに示されるgNB160またはng-eNB162のうちの一つ、図2Aおよび図2Bに示される基地局220、またはその他の基地局)。無線デバイスが接続される(例えば、RRC接続を確立した)基地局が、無線デバイスに対するRRCコンテキストを有し得る。無線デバイスコンテキスト(例えば、UEコンテキスト)と呼んでもよいRRCコンテキストは、無線デバイスと基地局との間の通信のためのパラメーターを含んでもよい。これらのパラメーターは、例えば、下記の一つまたは複数を含んでもよい。ASコンテキスト、無線リンク構成パラメーター、ベアラー構成情報(例えば、データ無線ベアラー、シグナリング無線ベアラー、論理チャネル、QoSフロー、および/またはPDUセッションに関連する)、セキュリティ情報、および/または層構成情報(例えば、PHY、MAC、RLC、PDCP、および/またはSDAP層構成情報)。RRC接続状態(例えば、RRC接続602)の間、無線デバイスのモビリティは、RAN(例えば、RAN104またはNGRAN154)によって管理/制御され得る。無線デバイスが、サービングセルおよび隣接セルから送信される一つまたは複数の信号に基づき、受信信号レベル(例えば、基準信号レベル、基準信号受信電力、基準信号受信品質、受信信号強度インジケーターなど)を測定し得る。無線デバイスが、これらの測定値を、サービング基地局(例えば、無線デバイスに現在サービスを提供する基地局)に報告し得る。無線デバイスのサービング基地局が、例えば、報告された測定値に基づき、隣接基地局のうちの一つのセルへのハンドオーバーを要求し得る。RRC状態は、接続リリース手順608を介して、RRC接続状態(例えば、RRC接続602)からRRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)に移行し得る。RRC状態は、接続停止手順610を介して、RRC接続状態(例えば、RRC接続602)からRRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)に移行し得る。
【0051】
RRCコンテキストは、無線デバイスに対して確立され得ない。例えば、これは、RRCアイドル状態の間とすることができる。RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)の間、RRCコンテキストは、無線デバイスに対して確立され得ない。RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)の間、無線デバイスが、基地局とのRRC接続を有し得ない。RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)の間、無線デバイスが、ほとんどの時間の間、スリープ状態(例えば、電池電力を節約するため)であり得る。無線デバイスが、定期的に(例えば、不連続受信(DRX毎)サイクル)起きて、ページングメッセージ(例えば、RANから設定されたページングメッセージ)を監視することができる。無線デバイスのモビリティは、セル再選択の手順を介して無線デバイスによって管理され得る。RRC状態は、ランダムアクセス手順を伴い得る接続確立手順612を介して、RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)からRRC接続状態(例えば、RRC接続602)に移行し得る。
【0052】
以前に確立されたRRCコンテキストは、無線デバイスに対して維持され得る。例えば、これは、RRC非アクティブ状態の間とすることができる。RRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)の間、以前に確立されたRRCコンテキストは、無線デバイスおよび基地局内で維持され得る。RRCコンテキストのメンテナンスは、RRC接続状態(例えば、RRC接続602)への高速遷移を、RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)からRRC接続状態(例えば、RRC接続602)への遷移と比較して、より少ないシグナリングオーバーヘッドで有効化/可能とし得る。RRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)の間、無線デバイスが、スリープ状態にあり、無線デバイスのモビリティは、セル再選択を介して無線デバイスによって管理/制御され得る。RRC状態は、接続再開手順614を介して、RRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)から、RRC接続状態(例えば、RRC接続602)に移行し得る。RRC状態は、接続リリース手順608と同一または類似の接続リリース手順616を介して、RRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)からRRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)に移行し得る。
【0053】
RRC状態は、モビリティ管理機構と関連付けられてもよい。RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)およびRRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)の間、モビリティは、セル再選択を介して無線デバイスによって管理/制御され得る。RRCアイドル状態(例えば、RRCのアイドル606)中またはRRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)中のモビリティ管理の目的は、移動通信ネットワーク全体にわたってページングメッセージをブロードキャストする必要なく、ネットワークが、ページングメッセージを介してイベントを無線デバイスに通知できるように有効化/可能にすることであり得る。RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)の間、またはRRCアイドル状態(例えば、RRC非アクティブ604)の間で使用されるモビリティ管理機構は、例えば、ページングメッセージが、無線デバイスが現在(例えば、ページングメッセージを移動通信ネットワーク全体にわたって送信するのではなく)中にあるセルグループのセルにわたってブロードキャストされ得るように、ネットワークが、セルグループレベルで無線デバイスを追跡することを有効化/可能にし得る。RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)およびRRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)のモビリティ管理機構は、無線デバイスをセルグループレベルで追跡し得る。モビリティ管理機構は、例えば、異なる粒度のグループ化を使用して、追跡を行ってもよい。複数のレベルのセルグループ化の粒度(例えば、三つのレベルのセルグループ化の粒度:個々のセル、RANエリア識別子(RAI)によって識別されたRANエリア内のセル、および追跡エリアと呼ばれ、追跡エリア識別子(TAI)によって識別されたRANエリアのグループ内のセル)が存在し得る。
【0054】
追跡エリアは、無線デバイスを追跡するために使用され得る(例えば、CNレベルで無線デバイスの位置を追跡する)。CN(例えば、CN102、5G CN152、または任意の他のCN)は、無線デバイス登録エリア(例えば、UE登録エリア)に関連付けられるTAIのリストを無線デバイスに送信し得る。無線デバイスが、CNが無線デバイスの位置を更新することを可能にし、例えば、無線デバイスが、(例えば、セル再選択を介して)、UE登録エリアに関連付けられるTAIのリストに含まれない、TAIに関連付けられるセルに移動した場合に、無線デバイスに新しいUE登録エリアを提供するように、CNで登録更新を行ってもよい。
【0055】
RANエリアは、無線デバイス(例えば、RANレベルでの無線デバイスの位置)を追跡するために使用され得る。RRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)の無線デバイスについて、無線デバイスが、RAN通知エリアで割り当て/提供/構成され得る。RAN通知エリアは、一つまたは複数のセルアイデンティティ(例えば、RAIのリストおよび/またはTAIのリスト)を含み得る。基地局が、一つまたは複数のRAN通知エリアに属し得る。セルは、一つまたは複数のRAN通知エリアに属し得る。無線デバイスが、例えば、無線デバイスが、無線デバイスに割り当てられ/提供/構成されるRAN通知エリアに含まれないセルに(例えば、セル再選択を介して)移動する場合、無線デバイスのRAN通知エリアを更新するために、RANで通知エリアを更新し得る。
【0056】
無線デバイス用のRRCコンテキストを格納する基地局または無線デバイスの最終サービング基地局が、アンカー基地局と呼んでもよい。アンカー基地局が、少なくとも無線デバイスがアンカー基地局のRAN通知エリアに留まる期間、および/または無線デバイスがRRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)に留まる期間、無線デバイスに対するRRCコンテキストを維持し得る。
【0057】
基地局(例えば、図1BのgNB160または任意の他の基地局)は、中央ユニット(例えば、gNB CUなどの基地局中央ユニット)および一つまたは複数の分散ユニット(例えば、gNB DUなどの基地局分散ユニット)の二つの部分に分割され得る。基地局中央ユニット(CU)は、F1インターフェイス(例えば、NR構成で定義されるF1インターフェイス)を使用して、一つまたは複数の基地局分散ユニット(DU)に結合され得る。基地局CUは、RRC層、PDCP層、およびSDAP層を含んでもよい。基地局分散ユニット(DU)は、RLC層、MAC層、およびPHY層を含んでもよい。
【0058】
物理信号および物理チャネル(例えば、図5Aおよび図5B)は、一つまたは複数のシンボル(例えば、NR構成の直交周波数分割多重化(OFDM)シンボル、または任意の他のシンボル)上にマッピングされ得る。OFDMは、データをF直交サブキャリア(またはトーン)を介して送信/伝送するマルチキャリア通信方式である。データは、ソースシンボルと呼ばれ、例えば、データの送信前に、F平行シンボルストリームに分割される、一連の複雑なシンボル(例えば、M直交振幅変調(M-QAM)シンボルまたはM相シフトキー(M PSK)シンボルまたは任意の他の変調シンボル)にマッピングされ得る。F平行シンボルストリームは、それらが周波数ドメインの中にあるかのように扱われ得る。F平行シンボルは、それらを時間ドメインに変換する逆高速フーリエ変換(IFFT)ブロックへの入力として使用され得る。IFFTブロックは、F平行シンボルストリームのそれぞれから一つずつ、一度にFソースシンボルに取り得る。IFFTブロックは、各ソースシンボルを使用して、F直交サブキャリアに対応するF正弦波基底関数の一つの振幅および位相を変調し得る。IFFTブロックの出力は、F直交サブキャリアの総和を表すF時間ドメインサンプルであり得る。F時間ドメインサンプルは、単一のOFDMシンボルを形成し得る。IFFTブロックによって提供/出力されるOFDMシンボルは、例えば、一つまたは複数のプロセス(例えば、サイクリックプレフィックスの追加)およびアップコンバージョンの後、キャリア周波数でエアーインターフェイスを介して送信/伝送され得る。F平行シンボルストリームは、例えば、IFFTブロックによって処理される前に、高速フーリエ変換(FFT)ブロックを使用して混合され得る。この操作は、離散フーリエ変換(DFT)であらかじめ符号化されたOFDMシンボルを生成してもよく、ピーク対平均電力比(PAPR)を減少させるために、アップリンクの一つまたは複数の無線デバイスによって使用され得る。逆処理は、FFTブロックを使用して受信機でOFDMシンボルに対して実行されて、ソースシンボルにマッピングされたデータを復元することができる。
【0059】
図7は、フレームの構成例を示す。フレームは、例えば、OFDMシンボルがグループ化され得るNR無線フレームを含み得る。フレーム(例えば、NR無線フレーム)は、システムフレーム番号(SFN)または任意の他の値によって識別/示されることができる。SFNは、1024フレームの期間で繰り返し得る。一つのNRフレームは、持続時間10ミリ秒(ms)であってもよく、持続時間1ミリ秒である10個のサブフレームを含んでもよい。サブフレームは、(例えば、ヌメロロジーおよび/または異なるサブキャリア間隔に応じて)一つまたは複数のスロットに分割され得る。一つまたは複数のスロットの各々は、例えば、スロット当たり14個のOFDMシンボルを含み得る。任意の数量のシンボル、スロット、または持続時間を、任意の時間間隔に使用し得る。
【0060】
スロットの持続時間は、スロットのOFDMシンボルに使用されるヌメロロジーに依存し得る。例えば、異なる配備(例えば、キャリア周波数が1GHz未満であるセルからmm波範囲のキャリア周波数を有するセルまで)を収容するために、柔軟なヌメロロジーがサポートされ得る。例えば、NR構成または任意の他の無線構成において、柔軟なヌメロロジーがサポートされ得る。ヌメロロジーは、サブキャリア間隔および/またはサイクリックプレフィックス持続時間の観点から定義され得る。サブキャリア間隔は、15kHzのベースラインサブキャリア間隔から2の累乗によってスケールアップされ得る。サイクリックプレフィックス持続時間は、例えば、NR構成または他の任意の無線構成におけるヌメロロジーのために、4.7マイクロ秒のベースラインサイクリックプレフィックス持続時間から2の累乗によってスケールダウンされ得る。ヌメロロジーは、以下のサブキャリア間隔/サイクリックプレフィックス持続時間の組み合わせで定義され得る:15kHz/4.7マイクロ秒、30kHz/2.3マイクロ秒、60kHz/1.2マイクロ秒、120kHz/0.59マイクロ秒、240kHz/0.29マイクロ秒、および/または任意の他のサブキャリア間隔/サイクリックプレフィックス持続時間の組み合わせ。
【0061】
スロットは、固定数/数量のOFDMシンボル(例えば、14のOFDMシンボル)を有し得る。より高いサブキャリア間隔を有するヌメロロジーは、より短いスロット持続時間およびサブフレーム当たりのより多くのスロットを有し得る。ヌメロロジー依存性スロット持続時間およびサブフレーム当たりのスロット送信構造の実施例を図7に示す(サブキャリア間隔が240kHzのヌメロロジーは図7には示されていない)。サブフレーム(例えば、NR構成で)は、ヌメロロジー非依存時間基準として使用され得る。スロットは、アップリンクおよびダウンリンク送信がスケジュールされるユニットとして使用され得る。スケジューリング(例えば、NR構成において)は、スロット持続時間から分離され得る。スケジューリングは、任意のOFDMシンボルで開始することができる。スケジューリングは、例えば、低遅延をサポートするために、送信に必要なだけ多くのシンボルに対して継続し得る。これらの部分スロット送信は、ミニスロットまたはサブスロット送信と呼んでもよい。
【0062】
図8は、一つまたは複数のキャリアの例示的なリソース構成を示す。リソース構成は、NRキャリアまたはその他の任意のキャリアのための時間および周波数ドメインにおいてスロットを含み得る。スロットは、リソース要素(RE)およびリソースブロック(RB)を含んでもよい。リソース要素(RE)は、最小の物理リソース(例えば、NR構成)であり得る。REは、図8に示されるように、周波数ドメインの一つのサブキャリアによって、時間ドメインの一つのOFDMシンボルをまたいでもよい。RBは、図8に示されるように、周波数ドメインで12個の連続するREをまたいでもよい。キャリア(例えば、NRキャリア)は、特定量のRBおよび/またはサブキャリア(例えば、275RBまたは275×12=3300サブキャリア)の幅に限定され得る。こうした制限は、使用される場合、サブキャリア間隔(例えば、それぞれ15、30、60、および120kHzのサブキャリア間隔に対する50、100、200、および400MHzのキャリア周波数)に基づき、キャリア(例えば、NRキャリア)周波数を制限し得る。400MHzの帯域幅は、キャリア当たり400MHzの帯域幅制限に基づき設定され得る。その他の任意の帯域幅は、キャリア当たりの帯域幅制限に基づき設定され得る。
【0063】
キャリアの全帯域幅にわたって単一のヌメロロジーを使用することができる(例えば、図8に示されるようなNR)。他の例示的な構成では、複数のヌメロロジーが、同じキャリア上でサポートされ得る。NRおよび/または他のアクセス技術は、幅広いキャリア帯域幅(例えば、120kHzのサブキャリア間隔に対して最大400MHz)をサポートし得る。全ての無線デバイスが、(例えば、ハードウェアの制限および/または異なる無線デバイス能力のために)全キャリア帯域幅を受信できるわけではない。全キャリア帯域幅の受信および/または利用は、例えば、無線デバイスの電力消費に関して、禁止され得る。無線デバイスが、例えば、無線デバイスが受信を予定されるトラフィック量に基づき(例えば、電力消費量を低減するため、および/または他の目的のために)、無線デバイスの受信帯域幅のサイズを適合させ得る。こうした適合は、帯域幅適合と呼んでもよい。
【0064】
一つまたは複数の帯域幅部分(BWP)の構成は、完全なキャリア帯域幅を受信できない一つまたは複数の無線デバイスをサポートし得る。BWPは、例えば、全キャリア帯域幅を受信できないこのような無線デバイスに対する帯域幅適合をサポートし得る。BWP(例えば、NR構成のBWP)は、キャリア上の連続RBのサブセットによって定義され得る。無線デバイスが、サービングセル当たり一つまたは複数のダウンリンクBWP、およびサービングセル当たり一つまたは複数のアップリンクBWP(例えば、サービングセル当たり最大四つのダウンリンクBWP、およびサービングセル当たり最大四つのアップリンクBWP)で構成され得る(例えば、RRC層を介して)。サービングセルに対して構成されるBWPのうちの一つまたは複数は、例えば、所定の時点で、アクティブであり得る。一つまたは複数のBWPは、サービングセルのアクティブBWPと呼んでもよい。サービングセルは、アップリンクキャリアに一つまたは複数の第一のアクティブBWP、および例えば、サービングセルが二次アップリンクキャリアで構成される場合に、二次アップリンクキャリアに一つまたは複数の第二のアクティブBWPを有し得る。
【0065】
構成されるダウンリンクBWPのセットからのダウンリンクBWPは、構成されるアップリンクBWPのセットからのアップリンクBWPとリンクされ得る(例えば、非ペアースペクトルに対して)。ダウンリンクBWPとアップリンクBWPは、例えば、ダウンリンクBWPのダウンリンクBWPインデックスとアップリンクBWPのアップリンクBWPインデックスが同じである場合、リンクされ得る。無線デバイスが、ダウンリンクBWPの中心周波数が、アップリンクBWPの中心周波数と同じである(例えば、非ペアースペクトルに対して)と予想し得る。
【0066】
基地局が、少なくとも一つの検索空間に対して、一つまたは複数の制御リソースセット(CORESET)で無線デバイスを構成し得る。基地局が、例えば、一次セル(PCell)または二次セル(SCell)上に構成されるダウンリンクBWPのセットのダウンリンクBWPのために、一つまたは複数のCORESETで無線デバイスを構成し得る。検索空間は、無線デバイスが制御情報を監視/検出/検出/識別し得る、時間および周波数ドメイン内のセットの位置を含み得る。検索空間は、無線デバイス固有の検索空間(例えば、UE固有の検索空間)または共通検索空間(例えば、複数の無線デバイスまたは無線ユーザー装置のグループによって潜在的に使用可能)であり得る。基地局が、アクティブダウンリンクBWPにおいて、PCell上または一次二次セル(PSCell)上の共通検索空間で無線デバイスのグループを構成し得る。
【0067】
基地局が、例えば、構成されるアップリンクBWPのセット内のアップリンクBWPのために、一つまたは複数のPUCCH送信用の一つまたは複数のリソースセットで無線デバイスを構成し得る。無線デバイスが、例えば、ダウンリンクBWPに対する、構成されるヌメロロジー(例えば、構成されるサブキャリア間隔および/または構成されるサイクリックプレフィックス持続時間)に従って、ダウンリンクBWP内のダウンリンク受信(例えば、PDCCHまたはPDSCH)を受信し得る。無線デバイスが、例えば、構成されるヌメロロジー(例えば、構成されるサブキャリア間隔および/またはアップリンクBWPに対して構成されるサイクリックプレフィックス長)に従って、アップリンクBWPでアップリンク送信(例えば、PUCCHまたはPUSCH)を送信/伝送し得る。
【0068】
一つまたは複数のBWPインジケーターフィールドは、ダウンリンク制御情報(DCI)で提供/含まれ得る。BWPインジケーターフィールドの値は、構成されるBWPのセットのどのBWPが、一つまたは複数のダウンリンク受信に対するアクティブダウンリンクBWPであるかを示し得る。一つまたは複数のBWPインジケーターフィールドの値は、一つまたは複数のアップリンク送信に対してアクティブアップリンクBWPを示し得る。
【0069】
基地局が、PCellに関連付けられる構成されるダウンリンクBWPのセット内のデフォルトダウンリンクBWPで無線デバイスを半静的に構成し得る。デフォルトダウンリンクBWPは、例えば、基地局が無線デバイスに対して/にデフォルトダウンリンクBWPを提供/構成しない場合、初期アクティブダウンリンクBWPであり得る。無線デバイスが、例えば、PBCHを使用して取得されたCORESET構成に基づき、どのBWPが初期アクティブダウンリンクBWPであるかを決定し得る。
【0070】
基地局が、PCellに対してBWP非アクティビティタイマー値で無線デバイスを構成し得る。無線デバイスが、任意の適切な時点で、BWP非アクティビティタイマーを開始または再開し得る。無線デバイスが、例えば、一つまたは複数の条件が満たされた場合に、BWP非アクティビティタイマーを開始または再開し得る。一つまたは複数の条件は、無線デバイスが、ペアースペクトル動作のためのデフォルトダウンリンクBWP以外のアクティブダウンリンクBWPを示すDCIを検出すること、無線デバイスが、非ペアースペクトル動作のためのデフォルトダウンリンクBWP以外のアクティブダウンリンクBWPを示すDCIを検出すること、および/または無線デバイスが、非ペアースペクトル動作のためのデフォルトアップリンクBWP以外のアクティブアップリンクBWPを示すDCIを検出することのうちの少なくとも一つを含むことができる。無線デバイスが、例えば、無線デバイスが時間間隔(例えば、1ミリ秒または0.5ミリ秒)の間にDCIを検出しない場合、BWP非アクティビティタイマーを、満了に向かって開始/実行し得る(例えば、ゼロからBWP非アクティビティタイマー値までインクリメントするか、またはBWP非アクティビティタイマー値からゼロまで減少する)。無線デバイスが、例えば、BWP非アクティビティタイマーが満了になった場合、アクティブダウンリンクBWPからデフォルトダウンリンクBWPに切り替え得る。
【0071】
基地局が、一つまたは複数のBWPで無線デバイスを半静的に構成し得る。無線デバイスが、例えば、アクティブBWPとして第二のBWPを示すDCIを受信したことに基づき(例えば、その後、またはそれに応答して)、アクティブBWPを第一のBWPから第二のBWPに切り替えてもよい。無線デバイスが、例えば、(例えば、第二のBWPがデフォルトBWPである場合)BWP非アクティビティタイマーの満了に基づき(例えば、その後、またはそれに応答して)、アクティブBWPを第一のBWPから第二のBWPに切り替えることができる。
【0072】
ダウンリンクBWPスイッチングは、アクティブダウンリンクBWPを第一のダウンリンクBWPから第二のダウンリンクBWPに切り替えることを指し得る(例えば、第二のダウンリンクBWPが起動され、第一のダウンリンクBWPが停止される)。アップリンクBWPスイッチングは、アクティブアップリンクBWPを第一のアップリンクBWPから第二のアップリンクBWPに切り替えることを指し得る(例えば、第二のアップリンクBWPが起動され、第一のアップリンクBWPが停止される)。ダウンリンクおよびアップリンクBWPスイッチングは、独立して(例えば、ペアースペクトル/スペクトルで)行われてもよい。ダウンリンクおよびアップリンクBWPスイッチングは、同時に(例えば、非ペアースペクトル/スペクトルで)行われてもよい。構成されるBWP間の切り替えは、例えば、RRCシグナリング、DCIシグナリング、BWP非アクティビティタイマーの満了、および/またはランダムアクセスの開始に基づき発生し得る。
【0073】
図9は、構成されるBWPの実施例を示す。複数のBWP(例えば、NRキャリアに対して構成される三つのBWP)を使用した帯域幅適合が、利用可能であり得る。複数のBWP(例えば、三つのBWP)で構成される無線デバイスが、切り替え点で、一つのBWPから別のBWPに切り替えてもよい。BWPは、40MHzの帯域幅および15kHzのサブキャリア間隔を有するBWP902、10MHzの帯域幅および15kHzのサブキャリア間隔を有するBWP904、および20MHzの帯域幅および60kHzのサブキャリア間隔を有するBWP906を含み得る。BWP902は、初期アクティブBWPであってもよく、BWP904は、デフォルトBWPであり得る。無線デバイスが、切り替え点においてBWP間で切り替えてもよい。無線デバイスが、切り替え点908でBWP902からBWP904に切り替えてもよい。切り替え点908での切り替えは、任意の適切な理由のために行われてもよい。切り替え点908での切り替えは、例えば、(例えば、デフォルトBWPへの切り替えを示す)BWP非アクティビティタイマーの満了に基づき(例えば、その後、またはそれに応答して)、に発生し得る。切り替え点908での切り替えは、例えば、BWP904をアクティブBWPとして示すDCIを受信したことに基づき(例えば、その後、またはそれに応答して)発生し得る。無線デバイスが、例えば、BWP906を新しいアクティブBWPとして示すDCIを受信した後、またはそれに応答して、アクティブBWP904からBWP906への切り替え点910で切り替えてもよい。無線デバイスが、例えば、BWP非アクティビティタイマーの満了に基づき(例えば、その後、またはそれに応答して)、アクティブBWP906からBWP904への切り替え点912で切り替えてもよい。無線デバイスが、例えば、BWP904を新しいアクティブBWPとして示すDCIを受信した後、またはそれに応答してアクティブBWP906からBWP904への切り替え点912で切り替えてもよい。無線デバイスが、例えば、BWP902を新しいアクティブBWPとして示すDCIを受信した後、またはそれに応答してアクティブBWP904からBWP902への切り替え点914で切り替えてもよい。
【0074】
二次セル上のBWPを切り替えるための無線デバイス手順は、例えば、無線デバイスが、構成されるダウンリンクBWPのセットおよびタイマー値におけるデフォルトダウンリンクBWPで二次セルに対して構成される場合、一次セル上のものと同一/類似し得る。無線デバイスが、無線デバイスが一次セルに対してタイマー値および/またはデフォルトBWPを使用するのと同じ/同様の様式で、二次セルに対してタイマー値およびデフォルトダウンリンクBWPを使用し得る。タイマー値(例えば、BWP非アクティビティタイマー)は、例えば、RRCシグナリングまたは他の任意のシグナリングを介して、セル(例えば、一つまたは複数のBWPに対して)ごとに構成され得る。一つまたは複数のアクティブBWPは、例えば、BWP非アクティビティタイマーの満了に基づき、別のBWPに切り替わってもよい。
【0075】
二つ以上のキャリアがアグリゲーションされてもよく、データは、キャリアアグリゲーション(CA)を使用して(例えば、データレートを増加させるために)、同じ無線デバイスとの間で同時に送信/伝送され得る。CAのアグリゲーションキャリアは、コンポーネントキャリア(CC)と呼んでもよい。例えば、CAが構成/使用される場合、無線デバイス(例えば、CC用の一つのサービングセル)用の複数の数/数量のサービングセルがあり得る。CCは、周波数ドメイン内に複数の構成を有し得る。
【0076】
図10Aは、CCに基づくCA構成の実施例を示す。図10Aに示すように、CA構成の三つのタイプは、帯域内(連続)構成1002、帯域内(非連続)構成1004、および/または帯域内構成1006を含み得る。帯域内(連続)構成1002では、二つのCCは、同じ周波数帯(周波数帯A)にアグリゲーションされてもよく、周波数帯内で互いに直接隣接して位置し得る。帯域内(非連続)構成1004では、二つのCCは、同じ周波数帯(周波数帯A)にアグリゲーションされ得るが、ギャップによって周波数帯内で互いに分離され得る。帯域内構成1006では、二つのCCが、異なる周波数帯(例えば、それぞれ、周波数帯Aおよび周波数帯B)の中に位置し得る。
【0077】
ネットワークは、アグリゲーションされ得るCCの最大数量を設定し得る(例えば、最大32のCCがNRでアグリゲーションされてもよく、または任意の他の数量が他のシステムでアグリゲーションされ得る)。アグリゲーションCCは、同じまたは異なる帯域幅、サブキャリア間隔、および/または二重化スキーム(TDD、FDD、またはその他の任意の二重化スキーム)を有し得る。CAを使用する無線デバイス用のサービングセルは、ダウンリンクCCを有し得る。一つまたは複数のアップリンクCCは、任意に、(例えば、FDDに対して)サービングセル用に構成され得る。アップリンクキャリアよりも多くのダウンリンクキャリアをアグリゲーションする能力は、例えば、無線デバイスがアップリンクよりもダウンリンクにおいてより多くのデータトラフィックを有する場合に有用であり得る。
【0078】
無線デバイス用のアグリゲーションセルの一つは、例えば、CAが構成される場合に、一次セル(PCell)と呼んでもよい。PCellは、無線が、例えば、RRC接続確立、RRC接続再確立、および/またはハンドオーバーの間またはそこへ、最初に接続するか、またはアクセスする、サービングセルであり得る。PCellは、無線デバイスにNASモビリティ情報とセキュリティ入力を提供/構成し得る。無線デバイスが、異なるPCellを有し得る。ダウンリンクについては、PCellに対応するキャリアは、ダウンリンク一次セルCC(DL PCC)と呼んでもよい。アップリンクについて、PCellに対応するキャリアは、アップリンク一次セルCC(UL PCC)と呼んでもよい。無線デバイス用の他のアグリゲーションセル(例えば、DL PCCおよびUL PCC以外のCCと関連付けられる)は、二次セル(SCell)と呼んでもよい。SCellは、例えば、PCellが無線デバイスに対して構成された後に構成され得る。SCellは、RRC接続再構成手順を介して構成され得る。ダウンリンクについて、SCellに対応するキャリアは、ダウンリンク二次CC(DL SCC)と呼んでもよい。アップリンクについては、SCellに対応するキャリアをアップリンク二次CC(UL SCC)と呼んでもよい。
【0079】
無線デバイス用に構成されるSCellは、例えば、トラフィックおよびチャネル条件に基づき、起動または停止され得る。SCellの停止により、無線デバイスが、SCell上のPDCCHおよびPDSCH受信、およびSCell上の、PUSCH、SRSおよびCQI送信を停止し得る。構成されるSCellは、例えばMACCE(例えば、図4Bに関して説明されたMAC CE)を使用して起動または停止され得る。MAC CEは、ビットマップ(例えば、SCellあたり1ビット)を使用して、無線デバイスに対してどのSCell(例えば、構成されるSCellのサブセット内)が起動または停止されるかを示し得る。構成されるSCellは、例えば、SCell停止タイマー(例えば、SCell当たり一つのSCell停止タイマーが構成され得る)の満了に基づき(例えば、その後、またはそれに応答して)停止され得る。
【0080】
DCIは、セルに対するスケジューリング割り当て、およびスケジューリンググラントなどの制御情報を含み得る。DCIは、自己スケジューリングと呼んでもよい、スケジューリング割り当ておよび/またはスケジューリンググラントに対応するセルを介して送信/伝送され得る。セルの制御情報を含むDCIは、クロスキャリアスケジューリングと呼んでもよい別のセルを介して送信/伝送され得る。アップリンク制御情報(UCI)は、アグリゲーションセルに対するHARQ確認応答およびチャネル状態フィードバック(例えば、CQI、PMI、および/またはRI)などの制御情報を含み得る。UCIは、PCellまたは特定のSCell(例えば、PUCCHで構成されるSCell)のアップリンク制御チャネル(例えば、PUCCH)を介して送信/伝送され得る。アグリゲーションされたダウンリンクCCの数が多いと、PCellのPUCCHが過負荷になり得る。セルは、複数のPUCCHグループに分けられてもよい。
【0081】
図10Bは、セルのグループ例を示す。アグリゲーションセルは、(例えば、図10Bに示されるように)一つまたは複数のPUCCHグループに構成され得る。一つまたは複数のセルグループまたは一つまたは複数のアップリンク制御チャネルグループ(例えば、PUCCHグループ1010およびPUCCHグループ1050)は、それぞれ一つまたは複数のダウンリンクCCを含んでもよい。PUCCHグループ1010は、一つまたは複数のダウンリンクCC、例えば、三つのダウンリンクCC、つまりPCell1011(例えば、DL PCC)、SCell1012(例えば、DL SCC)、およびSCell1013(例えば、DL SCC)を含んでもよい。PUCCHグループ1050は、一つまたは複数のダウンリンクCC、例えば、三つのダウンリンクCC、つまりPUCCH SCell(またはPSCell)1051(例えば、DL SCC)、SCell1052(例えば、DL SCC)、およびSCell1053(例えば、DL SCC)を含んでもよい。PUCCHグループ1010の一つまたは複数のアップリンクCCは、PCell1021(例えば、UL PCC)、SCell1022(例えば、UL SCC)、およびSCell1023(例えば、UL SCC)として構成され得る。PUCCHグループ1050の一つまたは複数のアップリンクCCは、PUCCH SCell(またはPSCell)1061(例えば、UL SCC)、SCell1062(例えば、UL SCC)、およびSCell1063(例えば、UL SCC)として構成され得る。UCI1031、UCI1032、およびUCI1033として示されるPUCCHグループ1010のダウンリンクCCに関連するUCIは、PCell1021のアップリンクを介して(例えば、PCell1021のPUCCHを介して)送信/伝送され得る。UCI1071、UCI1072、およびUCI1073として示されるPUCCHグループ1050のダウンリンクCCに関連するUCIは、PUCCH SCell(またはPSCell)1061のアップリンクを介して(例えば、PUCCH SCell1061のPUCCHを介して)送信/伝送され得る。単一のアップリンクPCellは、例えば、図10Bに示されるアグリゲーションセルが、PUCCHグループ1010およびPUCCHグループ1050に分割されていない場合、六つのダウンリンクCCに関連するUCIを送信/伝送するように構成できる。PCell1021は、例えば、UCI1031、1032、1033、1071、1072、および1073がPCell1021を介して送信/伝送される場合、過負荷になり得る。PCell1021とPUCCH SCell(またはPSCell)1061との間のUCIの送信を分けることによって、過負荷を防止および/または低減することができる。
【0082】
PCellは、ダウンリンクキャリア(例えば、PCell1011)およびアップリンクキャリア(例えば、PCell1021)を含み得る。SCellは、ダウンリンクキャリアのみを含み得る。ダウンリンクキャリアと、任意選択的にアップリンクキャリアと、を含むセルには、物理セルIDおよびセルインデックスが割り当てられ得る。物理セルIDまたはセルインデックスは、例えば、物理セルIDが使用されるコンテキストに応じて、セルのダウンリンクキャリアおよび/またはアップリンクキャリアを表示/識別し得る。物理セルIDは、例えば、ダウンリンクコンポーネントキャリアを介して送信/伝送される同期信号(例えば、PSSおよび/またはSSS)を使用して決定され得る。セルインデックスは、例えば、一つまたは複数のRRCメッセージを使用して決定され得る。物理セルIDは、キャリアIDと呼んでもよく、セルインデックスは、キャリアインデックスと呼んでもよい。第一のダウンリンクキャリアに対する第一の物理セルIDは、第一のダウンリンクキャリアを含むセルに対する第一の物理セルIDを指し得る。実質的に同じ/類似の概念が、例えば、キャリアの起動に適用され得る。第一のキャリアの起動は、第一のキャリアを含むセルの起動を指し得る。
【0083】
PHY層のマルチキャリアの性質は、MAC層に(例えば、CA構成で)露出/示され得る。HARQエンティティは、サービングセル上で動作し得る。トランスポートブロックは、サービングセル当たりの割り当て/グラント当たりに生成され得る。トランスポートブロックおよびトランスポートブロックの潜在的なHARQ再送信は、サービングセルにマッピングされ得る。
【0084】
ダウンリンクについて、基地局が、一つまたは複数の無線デバイスに、一つまたは複数の基準信号(RS)(例えば、PSS、SSS、CSI-RS、DM-RS、および/またはPT-RS)を送信/伝送(例えば、ユニキャスト、マルチキャスト、および/またはブロードキャスト)し得る。アップリンクについて、一つまたは複数の無線デバイスが、一つまたは複数のRSを基地局(例えば、DM-RS、PT-RS、および/またはSRS)に送信/伝送し得る。PSSおよびSSSは、基地局によって送信/伝送されてもよく、一つまたは複数の無線デバイスによって使用され、一つまたは複数の無線デバイスを基地局と同期化し得る。同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロックは、PSS、SSS、およびPBCHを含んでもよい。基地局が、SSBと呼んでもよい、SS/PBCHブロックのバーストを定期的に送信/伝送し得る。
【0085】
図11Aは、一つまたは複数のSS/PBCHブロックのマッピング例を示す。SS/PBCHブロックのバーストは、一つまたは複数のSS/PBCHブロック(例えば、図11Aに示されるような4つのSS/PBCHブロック)を含み得る。バーストは、定期的に送信/伝送され得る(例えば、2フレームごと、20ミリ秒ごと、または任意の他の持続時間)。バーストは、ハーフフレーム(例えば、5ミリ秒の持続時間を有する第一のハーフフレーム)に限定され得る。こうしたパラメーター(例えば、バースト当たりのSS/PBCHブロックの数、バーストの周期性、フレーム内のバーストの位置)は、例えば、SS/PBCHブロックが送信/伝送されるセルのキャリア周波数、セルのヌメロロジーまたはサブキャリア間隔、ネットワークによる構成(例えば、RRCシグナリングを使用して)、および/または任意の他の適切な因子のうちの少なくとも一つに基づき構成され得る。無線デバイスが、例えば、無線ネットワークが、異なるサブキャリア間隔を想定する無線デバイスを構成しない限り、監視されるキャリア周波数に基づき、SS/PBCHブロックに対してサブキャリア間隔を想定し得る。
【0086】
SS/PBCHブロックは、時間ドメイン内の一つまたは複数のOFDMシンボル(例えば、図11Aに示す4つのOFDMシンボル、または任意の他の数量/数のシンボル)をまたいでもよい、および周波数ドメイン内の一つまたは複数のサブキャリア(例えば、240個の連続サブキャリアまたは任意の他の数量/数のサブキャリア)をまたいでもよい。PSS、SSS、およびPBCHは、共通中心周波数を有し得る。PSSは、最初に送信/伝送されてもよく、例えば、1つのOFDMシンボルおよび127個のサブキャリアをまたいでもよい。SSSは、PSSの後に送信/伝送されてもよく(例えば、二つのシンボルの後)、1つのOFDMシンボルおよび127個のサブキャリアをまたいでもよい。PBCHは、(例えば、次の3つのOFDMシンボルにわたって)PSS後送信/伝送され得、240のサブキャリアをまたいでもよく(例えば、図11Aに示されるような第二および第四のOFDMシンボルにおいて)、および/または240未満のサブキャリアをまたいでもよい(例えば、図11Aに示されるような第三のOFDMシンボルにおいて)。
【0087】
時間および周波数ドメインにおけるSS/PBCHブロックの位置は、無線デバイス(例えば、無線デバイスがセルを検索している場合)に知られていなくてもよい。無線デバイスが、例えば、セルを見つけて選択するために、PSSのキャリアを監視し得る。無線デバイスが、キャリア内の周波数位置を監視し得る。無線デバイスが、例えば、ある期間(例えば、20ミリ秒)後にPSSが見つからない場合、キャリア内の異なる周波数位置でPSSを検索し得る。無線デバイスが、例えば、同期ラスタによって示されるように、キャリア内の異なる周波数位置でPSSを検索し得る。無線デバイスが、PSSが時間ドメインおよび周波数ドメイン内の場所で発見された場合、例えば、SS/PBCHブロックの既知の構造に基づき、それぞれ、SSSおよびPBCHの位置を決定し得る。SS/PBCHブロックは、セル定義SSブロック(CD-SSB)であり得る。一次セルは、CD-SSBと関連付けられてもよい。CD-SSBは、同期ラスタ上に位置し得る。セル選択/検索および/または再選択は、CD-SSBに基づいてもよい。
【0088】
SS/PBCHブロックは、無線デバイスによってセルの一つまたは複数のパラメーターを決定するために使用され得る。無線デバイスが、例えば、PSSおよびSSSの配列それぞれに基づき、セルの物理セル識別子(PCI)を決定し得る。無線デバイスが、例えば、SS/PBCHブロックの位置に基づき、セルのフレーム境界の位置を決定し得る。SS/PBCHブロックは、送信パターンに従って送信/伝送されたことを示し得る。送信パターンにおけるSS/PBCHブロックは、フレーム境界からの既知の距離(例えば、一つまたは複数のネットワーク、一つまたは複数の基地局、および一つまたは複数の無線デバイスの間のRAN構成のための事前定義される距離)であり得る。
【0089】
PBCHは、QPSK変調および/または順方向エラー訂正(FEC)を使用し得る。FECは、極性符号化を使用し得る。PBCHによってスパンされる一つまたは複数のシンボルは、PBCHの復調のために一つまたは複数のDM-RSを含んでもよく、またはそれを担持し得る。PBCHは、セルの現在のシステムフレーム番号(SFN)および/またはSS/PBCHブロックタイミングインデックスの表示を含み得る。これらのパラメーターは、無線デバイスの基地局への時間同期を容易にし得る。PBCHは、無線デバイスに一つまたは複数のパラメーターを送信/伝送するために使用されるMIBを含んでもよい。MIBは、無線デバイスによって使用され、セルに関連付けられる残りの最小システム情報(RSSI)を見つけることができる。RMSIは、システム情報ブロックタイプ1(SIB1)を含んでもよい。SIB1は、セルにアクセスするための無線デバイスのための情報を含み得る。無線デバイスが、PDSCHをスケジュールするために使用され得るPDCCHを監視するためにMIBの一つまたは複数のパラメーターを使用し得る。PDSCHは、SIB1を含んでもよい。SIB1は、MIBで提供/含まれるパラメーターを使用してデコードされ得る。PBCHはSIB1が存在しないことを示し得る。例えば、PBCHが、SIB1が存在しないことを示すことに基づき、無線デバイスが周波数を指し得る。無線デバイスが、無線デバイスが向けられる周波数でSS/PBCHブロックを検索し得る。
【0090】
無線デバイスが、同じSS/PBCHブロックインデックスで送信/伝送された一つまたは複数のSS/PBCHブロックが、準コロケーションされる(QCL化)(例えば、実質的に同じ/類似のドップラー拡散、ドップラーシフト、平均利得、平均遅延、および/または空間Rxパラメーターを有する)と仮定し得る。無線デバイスは、異なるSS/PBCHブロックインデックスを有するSS/PBCHブロック送信に対してQCLを想定しなくてもよい。SS/PBCHブロック(例えば、半フレーム内にあるブロック)は、空間方向(例えば、セルのカバレッジエリアにわたる異なるビームを使用して)に送信/伝送され得る。第一のSS/PBCHブロックは、第一のビームを使用して第一の空間方向に送信/伝送されてもよく、第二のSS/PBCHブロックは、第二のビームを使用して第二の空間方向に送信/伝送されてもよく、第三のSS/PBCHブロックは、第三のビームを使用して第三の空間方向に送信/伝送されてもよく、第四のSS/PBCHブロックは、第四のビームを使用して第四の空間方向に送信/伝送され得る。
【0091】
基地局が、例えば、キャリアの周波数スパン内で、複数のSS/PBCHブロックを送信/伝送し得る。複数のSS/PBCHブロックの第一のSS/PBCHブロックの第一のPCIは、複数のSS/PBCHブロックの第二のSS/PBCHブロックの第二のPCIとは異なり得る。異なる周波数位置で送信/伝送されるSS/PBCHブロックのPCIは、異なってもよく、または実質的に同一であり得る。
【0092】
CSI-RSは、基地局によって送信/伝送され、無線デバイスによってチャネル状態情報(CSI)を獲得/取得/決定するために使用され得る。基地局が、チャネル推定またはその他の任意の適切な目的のために、一つまたは複数のCSI-RSを用いて無線デバイスを構成し得る。基地局が、同一/類似のCSI-RSのうちの一つまたは複数で無線デバイスを構成し得る。無線デバイスが、一つまたは複数のCSI-RSを測定し得る。無線デバイスが、例えば、一つまたは複数のダウンリンクCSI-RSの測定に基づき、ダウンリンクチャネル状態を推定し、および/またはCSIレポートを生成することができる。無線デバイスが、CSIレポートを基地局に送信/伝送し得る(例えば、定期的なCSIレポート、半持続的CSIレポート、および/または不定期CSIレポートに基づく)。基地局が、無線デバイスによって提供されるフィードバック(例えば、推定ダウンリンクチャネル状態)を使用して、リンク適合を実行し得る。
【0093】
基地局が、一つまたは複数のCSI-RSリソースセットを用いて、無線デバイスを半静的に構成し得る。CSI-RSリソースは、時間および周波数ドメイン内の位置および周期性と関連付けられてもよい。基地局が、CSI-RSリソースを選択的に起動および/または停止し得る。基地局が、CSI-RSリソースセット内のCSI-RSリソースが起動および/または停止されることを無線デバイスに示し得る。
【0094】
基地局が、CSI測定値を報告するように無線デバイスを構成し得る。基地局が、定期的に、不定期に、または半永久的にCSIレポートを提供するように、無線デバイスを構成し得る。定期的なCSIレポートのために、無線デバイスが、複数のCSIレポート書のタイミングおよび/または周期性で構成され得る。非周期的CSIレポートについては、基地局がCSIレポートを要求し得る。基地局が、無線デバイスに、構成されるCSI-RSリソースを測定し、測定値に関連するCSIレポートを提供するよう命令し得る。半持続的CSIレポートについては、基地局が、無線デバイスが定期的に送信/伝送し、周期的レポートを選択的に起動または停止するよう(例えば、一つまたは複数の起動/停止MAC CEおよび/または一つまたは複数のDCIを介して)構成し得る。基地局が、例えば、RRCシグナリングを使用して、CSI-RSリソースセットおよびCSIレポートを用いて無線デバイスを構成し得る。
【0095】
CSI-RS構成は、例えば、最大32個のアンテナポート(または任意の他の数量のアンテナポート)を示す、一つまたは複数のパラメーターを含み得る。無線デバイスが、ダウンリンクCSI-RSおよびCORESETが空間的にQCL化され、ダウンリンクCSI-RSに関連付けられるリソース要素がCORESETに対して構成される物理リソースブロック(PRB)の外側にある場合など、ダウンリンクCSI-RSおよびCORESETに対して同じOFDMシンボルを使用/採用するように構成され得る。無線デバイスが、例えば、ダウンリンクCSI-RSおよびSS/PBCHブロックが空間的にQCL化され、ダウンリンクCSI-RSに関連付けられるリソース要素がSS/PBCHブロックに対して構成されるPRBの外部にある場合、ダウンリンクCSI-RSおよびSS/PBCHブロックに対して同じOFDMシンボルを使用/採用するように構成され得る。
【0096】
ダウンリンクDM-RSは、基地局によって送信/伝送され、チャネル推定のために無線デバイスによって受信/使用され得る。ダウンリンクDM-RSは、一つまたは複数のダウンリンク物理チャネル(例えば、PDSCH)のコヒーレント復調に使用され得る。ネットワーク(例えば、NRネットワーク)は、データ復調のために、一つまたは複数の可変および/または構成可能なDM-RSパターンをサポートし得る。少なくとも一つのダウンリンクDM-RS構成は、フロントロードDM-RSパターンをサポートし得る。フロントロードDM-RSは、一つまたは複数のOFDMシンボル(例えば、一つまたは二つの隣接するOFDMシンボル)上にマッピングされ得る。基地局が、PDSCHのフロントロードDM-RSシンボルの数/数量(例えば、最大数/数量)で、無線デバイスを半静的に構成し得る。DM-RS構成は、一つまたは複数のDM-RSポートをサポートし得る。DM-RS構成は、無線デバイス当たり最大八つの直交ダウンリンクDM-RSポートをサポートし得る(例えば、単一のユーザーMIMOに対して)。DM-RS構成は、無線デバイス当たり最大4つの直交ダウンリンクDM-RSポートをサポートし得る(例えば、マルチユーザー-MIMOに対して)。無線ネットワークは、ダウンリンクおよびアップリンクのための共通DM-RS構造をサポートし得る(例えば、少なくともCP-OFDMについて)。DM-RS位置、DM-RSパターン、および/またはスクランブル配列は、同一であっても異なり得る。基地局が、ダウンリンクDM-RSおよび対応するPDSCHを、例えば、同じプリコーディングマトリックスを使用して送信/伝送し得る。無線デバイスが、PDSCHのコヒーレント復調/チャネル推定のために、一つまたは複数のダウンリンクDM-RSを使用し得る。
【0097】
送信機(例えば、基地局の送信機)は、送信帯域幅の一部に対してプリコーダーマトリックスを使用し得る。送信機は、第一の帯域幅に第一のプリコーダーマトリックスを、第二の帯域幅に第二のプリコーダーマトリックスを使用し得る。第一のプリコーダーマトリックスと第二のプリコーダーマトリックスは、例えば、第一の帯域幅が第二の帯域幅とは異なることに基づき異なり得る。無線デバイスが、同じプリコーディングマトリックスがPRBのセットにわたって使用されると想定し得る。PRBのセットは、プリコーディングリソースブロックグループ(PRG)として決定/示唆/識別/示されることができる。
【0098】
PDSCHは、一つまたは複数の層を含んでもよい。無線デバイスが、DM-RSを有する少なくとも一つのシンボルが、PDSCHの一つまたは複数の層の層上に存在すると想定し得る。上位層は、PDSCHに対して一つまたは複数のDM-RS(例えば、PDSCHに対して最大3つのDMRS)を構成し得る。ダウンリンクPT-RSは、基地局によって送信/伝送されてもよく、例えば、位相雑音補償のために無線デバイスによって使用され得る。ダウンリンクPT-RSが存在するかどうかは、RRC構成に依存し得る。ダウンリンクPT-RSの存在および/またはパターンは、無線デバイス固有の基準に基づき、例えば、RRCシグナリングの組み合わせ、および/または他の目的(例えば、変調および符号化方式(MCS))に使用/採用される一つまたは複数のパラメーターとの関連付けを使用して構成され、これはDCIによって示され得る。ダウンリンクPT-RSの動的な存在は、構成される場合、少なくともMCSを含む一つまたは複数のDCIパラメーターに関連付けられ得る。ネットワーク(例えば、NRネットワーク)は、時間および/または周波数ドメインに定義される複数のPT-RS密度をサポートし得る。周波数ドメイン密度(構成/存在する場合)は、予定された帯域幅の少なくとも一つの構成と関連付けられてもよい。無線デバイスが、DM-RSポートおよびPT-RSポートに対して同じプリコーディングを想定し得る。PT-RSポートの数量/数は、予定されたリソース内のDM-RSポートの数量/数よりも小さくてもよい。ダウンリンクPT-RSは、無線デバイスに対して予定された時間/周波数持続時間で構成/割り当て/制限され得る。ダウンリンクPT-RSは、例えば、受信機での位相追跡を促進するために、シンボルを介して送信/伝送され得る。
【0099】
無線デバイスが、例えば、チャネル推定のために、アップリンクDM-RSを基地局に送信/伝送し得る。基地局が、一つまたは複数のアップリンク物理チャネルのコヒーレント復調のためにアップリンクDM-RSを使用し得る。無線デバイスが、PUSCHおよび/またはPUCCHでアップリンクDM-RSを送信/伝送し得る。アップリンクDM-RSは、対応する物理チャネルに関連付けられる周波数の範囲に類似する周波数の範囲をまたいでもよい。基地局が、一つまたは複数のアップリンクDM-RS構成で無線デバイスを構成し得る。少なくとも一つのDM-RS構成は、フロントロードDM-RSパターンをサポートし得る。フロントロードDM-RSは、一つまたは複数のOFDMシンボル(例えば、一つまたは二つの隣接するOFDMシンボル)上にマッピングされ得る。一つまたは複数のアップリンクDM-RSは、PUSCHおよび/またはPUCCHの一つまたは複数のシンボルで送信/伝送するよう構成され得る。基地局が、無線デバイスが、単一のシンボルDM-RSおよび/またはダブルシンボルDM-RSをスケジュールするために使用し得る、PUSCHおよび/またはPUCCH用のフロントロードDM-RSシンボルの数/量(例えば、最大数/量)で無線デバイスを半静的に構成し得る。ネットワーク(例えば、NRネットワーク)は、ダウンリンクおよびアップリンク用の共通DM-RS構造をサポートし得る(例えば、サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重化(CP-OFDM)に対して)。DM-RS位置、DM-RSパターン、および/またはDM-RSのスクランブル配列は、実質的に同一であっても異なっていてもよい。
【0100】
PUSCHは、一つまたは複数の層を含んでもよい。無線デバイスが、PUSCHの一つまたは複数の層の層上に存在するDM-RSを用いて、少なくとも一つのシンボルを送信/伝送し得る。上位層は、PUSCHに対して一つまたは複数のDM-RS(例えば、最大三つのDMRS)を構成し得る。アップリンクPT-RS(位相追跡および/または位相雑音補償のために基地局によって使用され得る)は、例えば、無線デバイスのRRC構成に応じて、存在してもよく、存在しなくてもよい。アップリンクPT-RSの存在および/またはパターンは、例えば、RRCシグナリングおよび/または他の目的(例えば、MCS)のために構成/採用される一つまたは複数のパラメーターの組み合わせによって、無線デバイス固有ベース(例えば、UE固有ベース)で構成されてもよく、これはDCIによって示され得る。アップリンクPT-RSの動的存在は、構成される場合、少なくともMCSを含む一つまたは複数のDCIパラメーターと関連付けられてもよい。無線ネットワークは、時間/周波数ドメインで画定される複数のアップリンクPT-RS密度をサポートし得る。周波数ドメイン密度(構成/存在する場合)は、予定された帯域幅の少なくとも一つの構成と関連付けられてもよい。無線デバイスが、DM-RSポートおよびPT-RSポートに対して同じプリコーディングを想定し得る。PT-RSポートの数量/数は、予定されたリソース内のDM-RSポートの数量/数よりも小さくてもよい。アップリンクPT-RSは、無線デバイスに対して予定された時間/周波数持続時間で構成/割り当て/制限され得る。
【0101】
一つまたは複数のSRSは、例えば、アップリンクチャネル依存スケジューリングおよび/またはリンク適合をサポートするために、チャネル状態推定のために、無線デバイスによって基地局に送信/伝送され得る。無線デバイスによって送信/伝送されるSRSは、基地局が一つまたは複数の周波数でアップリンクチャネル状態を推定することを有効化/可能にし得る。基地局のスケジューラは、推定アップリンクチャネル状態を使用/採用して、無線デバイス用のアップリンクPUSCH送信用の一つまたは複数のリソースブロックを割り当て得る。基地局が、一つまたは複数のSRSリソースセットで無線デバイスを半静的に構成し得る。SRSリソースセットの場合、基地局が、一つまたは複数のSRSリソースで無線デバイスを構成し得る。SRSリソースセット適用性は、例えば、上位層(例えば、RRC)パラメーターによって構成され得る。一つまたは複数のSRSリソースセット(例えば、同一/類似の時間ドメイン挙動、周期的、非周期的、および/または同種のものを有する)のあるSRSリソースセット内のSRSリソースは、例えば、上位層パラメーターがビーム管理を示す場合などに、瞬間(例えば、同時に)送信/伝送され得る。無線デバイスが、SRSリソースセット内の一つまたは複数のSRSリソースを送信/伝送し得る。ネットワーク(例えば、NRネットワーク)は、非周期的、周期的、および/または半持続的SRS送信をサポートし得る。無線デバイスが、例えば、一つまたは複数のトリガータイプに基づき、SRSリソースを送信/伝送し得る。一つまたは複数のトリガータイプは、上位層シグナリング(例えば、RRC)および/または一つまたは複数のDCIフォーマットを含み得る。少なくとも一つのDCIフォーマットは、無線デバイスに対して使用/採用されて、一つまたは複数の構成されるSRSリソースセットのうちの少なくとも一つを選択し得る。SRSトリガータイプ0は、上位層シグナリングに基づきトリガーされるSRSを指し得る。SRSトリガータイプ1は、一つまたは複数のDCIフォーマットに基づきトリガーされたSRSを指し得る。無線デバイスが、例えば、PUSCHとSRSが同じスロットで送信/伝送される場合、PUSCHと対応するアップリンクDM-RSの送信後に、SRSを送信/伝送するように構成され得る。基地局が、SRSリソース構成識別子、SRSポートの数、SRSリソース構成の時間ドメイン挙動(例えば、周期的、半永続的、または非周期的SRSの表示)、スロット、ミニスロット、および/またはサブフレームレベル周期性、周期的および/または非周期的SRSリソースのためのオフセット、SRSリソース内のOFDMシンボルの数、SRSリソースの開始OFDMシンボル、SRS帯域幅、周波数ホッピング帯域幅、サイクリックシフト、および/またはSRSシーケンスIDの少なくとも一つを示す一つまたは複数のSRS構成パラメーターを用いて無線デバイスを準統計学的に構成することができる。
【0102】
アンテナポートは、アンテナポート上のシンボルが伝達されるチャネルが、同じアンテナポート上の別のシンボルが伝達されるチャネルから推測され得るように、決定/画定され得る。受信機は、例えば、第一のシンボルおよび第二のシンボルが同じアンテナポート上で送信/伝送される場合など、アンテナポート上の第一のシンボルを搬送するためのチャネルから、アンテナポート上の第二のシンボルを搬送するためのチャネル(例えば、フェードゲイン、マルチパス遅延、および/または同種のもの)を推測/決定し得る。第一のアンテナポートおよび第二のアンテナポートは、例えば、第一のアンテナポート上の第一のシンボルが搬送されるチャネルの一つまたは複数の大規模特性が、第二のアンテナポート上の第二のシンボルが搬送されるチャネルから推測され得る場合、準コロケーションされる(QCL化)と呼んでもよい。一つまたは複数の大規模特性は、遅延拡散、ドップラー拡散、ドップラーシフト、平均利得、平均遅延、および/または空間受信(Rx)パラメーターのうちの少なくとも一つを含み得る。
【0103】
ビーム形成を使用するチャネルは、ビーム管理を必要とし得る。ビーム管理は、ビーム測定、ビーム選択、および/またはビーム表示を含み得る。ビームは、一つまたは複数の基準信号と関連付けられてもよい。ビームは、一つまたは複数のビーム形成基準信号によって識別され得る。無線デバイスが、例えば、一つまたは複数のダウンリンク基準信号(例えば、CSI-RS)に基づき、ダウンリンクビーム測定を実行し、ビーム測定レポートを生成し得る。無線デバイスが、例えば、RRC接続が基地局とセットアップされた後、ダウンリンクビーム測定手順を実行し得る。
【0104】
図11Bは、一つまたは複数のCSI-RSのマッピング例を示す。CSI-RSは、時間ドメインおよび周波数ドメイン内にマッピングされ得る。図11Bに示す各矩形のブロックは、セルの帯域幅内のリソースブロック(RB)に対応し得る。基地局が、一つまたは複数のCSI-RSを示すCSI-RSリソース構成パラメーターを含む一つまたは複数のRRCメッセージを送信/伝送し得る。一つまたは複数のパラメーターは、CSI-RSリソース構成のための上位層シグナリング(例えば、RRCおよび/またはMACシグナリング)によって構成され得る。パラメーターの一つまたは複数は、CSI-RSリソース構成アイデンティティ、CSI-RSポートの数、CSI-RS構成(例えば、サブフレーム内のシンボルおよびリソース要素(RE)の位置)、CSI-RSサブフレーム構成(例えば、サブフレーム位置、オフセット、および無線フレームの周期性)、CSI-RS電力パラメーター、CSI-RSシーケンスパラメーター、符号分割多重化(CDM)タイプパラメーター、周波数密度、送信コーム、準コロケーション(QCL)パラメーター(例えば、QCL-scramblingidentity、crs-portscount、mbsfn-subframeconfiglist、csi-rs-configZPid、qcl-csi-rs-configNZPid)、および/または他の無線リソースパラメーターの少なくとも一つを含み得る。
【0105】
一つまたは複数のビームは、無線デバイス固有の構成の無線デバイスに対して構成され得る。三つのビームを図11B(ビーム#1、ビーム#2、およびビーム#3)に示すが、より多くのまたはより少ないビームが構成され得る。ビーム#1は、第一のシンボルのRBの一つまたは複数のサブキャリアで送信/伝送され得るCSI-RS1101で割り当てられてもよい。ビーム#2は、第二のシンボルのRBの一つまたは複数のサブキャリアで送信/伝送され得るCSI-RS1102で割り当てられてもよい。ビーム#3は、第三のシンボルのRB内の一つまたは複数のサブキャリアで送信/伝送され得るCSI-RS1103で割り当てられてもよい。基地局が、同じRB内の他のサブキャリア(例えば、CSI-RS1101を送信/伝送するために使用されないもの)を使用して、例えば、周波数分割多重化(FDM)を使用することによって、別の無線デバイス用のビームに関連付けられる別のCSI-RSを送信し得る。無線デバイスに使用されるビームは、例えば、時間ドメイン多重化(TDM)を使用することによって、無線デバイス用のビームが、他の無線デバイスのビームによって使用されるシンボルとは異なるシンボルを使用するように構成され得る。無線デバイスが、例えば、TDMを使用することによって、直交シンボル(例えば、重複シンボルなし)のビームで送達され得る。
【0106】
CSI-RS(例えば、CSI-RS1101、1102、1103)は、基地局によって送信/伝送されてもよく、一つまたは複数の測定のために無線デバイスによって使用され得る。無線デバイスが、構成されるCSI-RSリソースのRSRPを測定し得る。基地局が、レポート構成で無線デバイスを構成してもよく、無線デバイスが、レポート構成に基づき、RSRP測定値をネットワーク(例えば、一つまたは複数の基地局を介して)に報告し得る。基地局が、報告された測定結果に基づき、いくつかの基準信号を含む一つまたは複数の送信構成表示(TCI)状態を決定し得る。基地局が、無線デバイスに(例えば、RRCシグナリング、MAC CE、および/またはDCIを介して)一つまたは複数のTCI状態を示し得る。無線デバイスが、一つまたは複数のTCI状態に基づき決定されるRxビームでダウンリンク送信を受信し得る。無線デバイスが、ビームビームコレスポンデンス能力を有してもよく、または有さなくてもよい。無線デバイスが、無線デバイスがビームビームコレスポンデンス能力を有する場合、例えば、対応するRxビームの空間ドメインフィルターに基づき、送信(Tx)ビームの空間ドメインフィルターを決定し得る。無線デバイスが、例えば、無線デバイスがビームビームコレスポンデンス能力を有していない場合など、Txビームの空間ドメインフィルターを決定するために、アップリンクビーム選択手順を実行し得る。無線デバイスが、例えば、基地局によって無線デバイスに構成される一つまたは複数のサウンディング基準信号(SRS)リソースに基づき、アップリンクビーム選択手順を実行し得る。基地局が、例えば、無線デバイスによって送信/伝送される一つまたは複数のSRSリソースの測定値に基づき、無線デバイス用のアップリンクビームを選択および表示し得る。
【0107】
無線デバイスが、例えば、ビーム管理手順において、一つまたは複数のビームペアリンクのチャネル品質を決定/評価(例えば、測定)し得る。ビームペアリンクは、基地局のTxビームおよび無線デバイスのRxビームを含んでもよい。基地局のTxビームは、ダウンリンク信号を送信/伝送してもよく、無線デバイスのRxビームは、ダウンリンク信号を受信し得る。無線デバイスが、例えば、評価/決定に基づき、ビーム測定レポートを送信/伝送し得る。ビーム測定レポートは、一つまたは複数のビーム識別(例えば、ビームインデックス、基準信号インデックス、または類似のもの)、RSRP、プリコーディングマトリックスインジケーター(PMI)、チャネル品質インジケーター(CQI)、および/またはランクインジケーター(RI)のうちの少なくとも一つを含む、一つまたは複数のビームペア品質パラメーターを示し得る。
【0108】
図12Aは、ダウンリンクビーム管理手順の実施例を示す。一つまたは複数のダウンリンクビーム管理手順(例えば、ダウンリンクビーム管理手順P1、P2、およびP3)を実施することができる。手順P1は、TRP(または複数のTRP)のTxビーム上の測定(例えば、無線デバイス測定)を可能にし得る(例えば、一つまたは複数の基地局Txビームおよび/または無線デバイスRxビームの選択をサポートするため)。基地局のTxビームおよび無線デバイスのRxビームは、それぞれP1の上部列およびP1の底部列に楕円形として示される。ビーム形成(例えば、TRPで)は、一セットのビーム(例えば、破線の矢印により示される反時計回りの方向に回転された楕円として、P1およびP2の上部列に示されるビームスイープ)に対するTxビームスイープを含んでもよい。ビーム形成(例えば、無線デバイスで)は、ビームのセットに対するRxビームスイープ(例えば、破線矢印によって示される計回りの方向に回転された楕円として、P1およびP3の底部列に示されるビームスイープ)を含み得る。手順P2を使用して、(P2の上部列で、破線の矢印で示される反時計回りの方向に回転された楕円として示される)TRPのTxビーム上の測定(例えば、無線デバイス測定)を可能にし得る。無線デバイスおよび/または基地局が、例えば、手順P2で使用されるビームのセットよりも小さなセットのビームを使用して、または手順P1で使用されるビームよりも狭いビームを使用して、手順P1を実行し得る。手順P2は、ビーム精密化と呼んでもよい。無線デバイスが、例えば、基地局の同じTxビームを使用し、および無線デバイスのRxビームをスイープすることによって、Rxビーム決定のための手順P3を実行し得る。
【0109】
図12Bは、アップリンクビーム管理手順の実施例を示す。一つまたは複数のアップリンクビーム管理手順(例えば、アップリンクビーム管理手順U1、U2、およびU3)を実施することができる。手順U1は、基地局が無線デバイスのTxビーム上で測定を実行すること(例えば、無線デバイスの一つまたは複数のTxビームおよび/または基地局のRxビームの選択をサポートするために)を可能にするように使用され得る。無線デバイスのTxビームおよび基地局のRxビームは、それぞれU1の上部列およびU1の底部列に楕円形として示される)。ビーム形成(例えば、無線デバイスで)は、一つまたは複数のビームスイープ、例えば、ビームのセット(U1およびU3の底部列に、破線の矢印で示される計回りの方向に回転された楕円として示される)からのTxビームスイープを含んでもよい。ビーム形成(例えば、基地局で)は、一つまたは複数のビームスイープ、例えば、ビームのセット(U1およびU2の上部列に、破線矢印によって示される反時計回りの方向に回転された楕円として示される)からのRxビームスイープを含んでもよい。手順U2は、例えば無線デバイス(UEなど)が固定Txビームを使用する場合に、基地局がRxビームを調整できるようにするために使用できる。無線デバイスおよび/または基地局が、例えば、手順P1で使用されるビームのセットよりも小さなセットのビームを使用して、または手順P1で使用されるビームよりも狭いビームを使用して、手順U2を実行し得る。手順U2は、ビーム精密化と呼んでもよい。無線デバイスが、例えば、基地局が固定Rxビームを使用する場合など、そのTxビームを調整する手順U3を実行し得る。
【0110】
無線デバイスが、例えば、ビーム障害の検出に基づき、ビーム障害復旧(BFR)手順を開始/スタート/実行し得る。無線デバイスが、例えば、BFR手順の開始に基づき、BFR要求(例えば、プリアンブル、UCI、SR、MAC CE、および/または同種のもの)を送信/伝送し得る。無線デバイスが、例えば、関連する制御チャネルのビームペアリンクの品質が不十分である(例えば、エラーレート閾値よりも高いエラーレート、受信信号パワー閾値より低い受信信号パワー、タイマーの満了、および/または類似のものを有する)という決定に基づき、ビーム障害を検出し得る。
【0111】
無線デバイスが、例えば、一つまたは複数のSS/PBCHブロック、一つまたは複数のCSI-RSリソース、および/または一つまたは複数のDM-RSを含む一つまたは複数の基準信号(RS)を使用して、ビームペアリンクの品質を測定し得る。ビームペアリンクの品質は、ブロックエラーレート(BLER)、RSRP値、信号対干渉+ノイズ比(SINR)値、RSRQ値、および/またはRSリソース上で測定されるCSI値のうちの一つまたは複数に基づいてもよい。基地局が、RSリソースが、チャネル(例えば、制御チャネル、共有データチャネル、および/または同種のもの)の一つまたは複数のDM-RSでQCL化されたことを示し得る。チャネルのRSリソースおよび一つまたは複数のDM-RSは、例えば、RSリソースを介して無線デバイスへ送信されるチャネル特性(例えば、ドップラーシフト、ドップラー拡散、平均遅延、遅延拡散、空間Rxパラメーター、フェード、および/または同種のもの)が、チャネルを介して無線デバイスへ送信されるチャネル特性と類似または同一である場合に、QCL化され得る。
【0112】
ネットワーク(例えば、gNBおよび/またはng-eNBを含むNRネットワーク)および/または無線デバイスが、ランダムアクセス手順を開始/スタート/実行し得る。RRCアイドル(例えば、RRC_IDLE)状態および/またはRRC非アクティブ(例えば、RRC_INACTIVE)状態の無線デバイスが、ランダムアクセス手順を開始/実行して、ネットワークへの接続セットアップを要求し得る。無線デバイスが、RRC接続(例えば、RRC_CONNECTED)状態からランダムアクセス手順を開始/スタート/実行し得る。無線デバイスが、ランダムアクセス手順を開始/スタート/実行して、アップリンクリソースを要求し(例えば、利用可能なPUCCHリソースがない場合、SRのアップリンク送信のために)、および/またはアップリンクタイミングを獲得/取得/決定し得る(例えば、アップリンク同期状態が非同期の場合)。無線デバイスが、ランダムアクセス手順を開始/スタート/実行して、一つまたは複数のシステム情報ブロック(SIB)(例えば、SIB2、SIB3などの他のシステム情報ブロック、および/または類似のもの)を要求し得る。無線デバイスが、ビーム障害復旧要求に対するランダムアクセス手順を開始/スタート/実行し得る。ネットワークは、例えば、ハンドオーバーおよび/またはSCell追加のための時間アライメントを確立するためのランダムアクセス手順を開始/スタート/実行し得る。
【0113】
図13Aは、4ステップランダムアクセス手順の実施例を示す。4ステップランダムアクセス手順は、4ステップの競合ベースのランダムアクセス手順を含み得る。基地局が、例えば、ランダムアクセス手順を開始する前に、構成メッセージ1310を無線デバイスに送信/伝送し得る。4ステップランダムアクセス手順は、第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)、第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)、第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)、および第四のメッセージ(例えば、Msg 4 1314)を含む、四つのメッセージの送信を含み得る。第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)は、プリアンブル(またはランダムアクセスプリアンブル)を含んでもよい。第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)は、プリアンブルと呼んでもよい。第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)は、ランダムアクセス応答(RAR)として含んでもよい。第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)は、RARと呼んでもよい。
【0114】
構成メッセージ1310は、例えば、一つまたは複数のRRCメッセージを使用して送信/伝送され得る。一つまたは複数のRRCメッセージは、無線デバイスへの一つまたは複数のランダムアクセスチャネル(RACH)パラメーターを示し得る。一つまたは複数のRACHパラメーターは、一つまたは複数のランダムアクセス手順の一般的なパラメーター(例えば、RACH-configGeneral)、セル固有のパラメーター(例えば、RACH-ConfigCommon)、および/または専用パラメーター(例えば、RACH-configDedicated)のうちの少なくとも一つを含み得る。基地局が、一つまたは複数のRRCメッセージを一つまたは複数の無線デバイスに送信/伝送(例えば、ブロードキャストまたはマルチキャスト)し得る。一つまたは複数のRRCメッセージは、無線デバイス固有であり得る。無線デバイス固有な一つまたは複数のRRCメッセージは、例えば、RRC接続(例えば、RRC_CONNECTED)状態および/またはRRC非アクティブ(例えば、RRC_INACTIVE)状態の無線デバイスに送信/伝送される専用RRCメッセージであり得る。無線デバイスが、一つまたは複数のRACHパラメーターに基づき、第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)および/または第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)を送信するための時間周波数リソースおよび/またはアップリンク送信電力を決定し得る。無線デバイスが、例えば、一つまたは複数のRACHパラメーターに基づき、第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)および第四のメッセージ(例えば、Msg 4 1314)を受信するための受信タイミングおよびダウンリンクチャネルを決定し得る。
【0115】
構成メッセージ1310で提供/構成/含まれる一つまたは複数のRACHパラメーターは、第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)の送信に利用可能な一つまたは複数の物理RACH(PRACH)機会を示し得る。一つまたは複数のPRACH機会は、事前定義されていてもよい(例えば、一つまたは複数の基地局を含むネットワークによって)。一つまたは複数のRACHパラメーターは、一つまたは複数のPRACH機会(例えば、prach-ConfigIndex)の一つまたは複数の利用可能なセットを示し得る。一つまたは複数のRACHパラメーターは、(a)一つまたは複数のPRACH機会と、(b)一つまたは複数の基準信号との間の関連を示し得る。一つまたは複数のRACHパラメーターは、(a)一つまたは複数のプリアンブルと、(b)一つまたは複数の基準信号との間の関連を示し得る。一つまたは複数の基準信号は、SS/PBCHブロックおよび/またはCSI-RSであり得る。一つまたは複数のRACHパラメーターは、PRACH機会にマッピングされたSS/PBCHブロックの数量/数、および/またはSS/PBCHブロックにマッピングされたプリアンブルの数量/数を示し得る。
【0116】
構成メッセージ1310で提供/構成/含まれる一つまたは複数のRACHパラメーターを使用して、第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)および/または第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)のアップリンク送信電力を決定し得る。一つまたは複数のRACHパラメーターは、プリアンブル送信用の基準電力(例えば、受信した標的電力および/またはプリアンブル送信の初期電力)を示し得る。一つまたは複数のRACHパラメーターによって示される一つまたは複数の電力オフセットがあり得る。一つまたは複数のRACHパラメーターは、電力ランピングステップ、SSBとCSI-RSとの間の電力オフセット、第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)と第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)の送信との間の電力オフセット、および/またはプリアンブルグループ間の電力オフセット値を示し得る。一つまたは複数のRACHパラメーターは、例えば、無線デバイスが、少なくとも一つの基準信号(例えば、SSBおよび/またはCSI-RS)および/またはアップリンクキャリア(例えば、正常アップリンク(NUL)キャリアおよび/または補完的アップリンク(SUL)キャリア)を決定し得ることに基づき、一つまたは複数の閾値を示し得る。
【0117】
第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)は、一つまたは複数のプリアンブル送信(例えば、プリアンブル送信および一つまたは複数のプリアンブル再送信)を含んでもよい。RRCメッセージは、一つまたは複数のプリアンブルグループ(例えば、グループAおよび/またはグループB)を構成するために使用され得る。プリアンブルグループは、一つまたは複数のプリアンブルを含み得る。無線デバイスが、例えば、経路損失測定および/または第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)のサイズに基づき、プリアンブルグループを決定し得る。無線デバイスが、一つまたは複数の基準信号(例えば、SSBおよび/またはCSI-RS)のRSRPを測定し、RSRP閾値(例えば、rsrp-ThresholdSSBおよび/またはrsrp-ThresholdCSI-RS)を超えるRSRPを有する少なくとも一つの基準信号を決定し得る。無線デバイスが、例えば、一つまたは複数のプリアンブルと少なくとも一つの基準信号との間の関連付けがRRCメッセージによって構成される場合、一つまたは複数の基準信号および/または選択されたプリアンブルグループに関連付けられる少なくとも一つのプレアンブルを選択し得る。
【0118】
無線デバイスが、例えば、構成メッセージ1310で提供/構成/含まれる一つまたは複数のRACHパラメーターに基づき、プリアンブルを決定し得る。無線デバイスが、例えば、経路損失測定、RSRP測定、および/または第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)のサイズに基づき、プリアンブルを決定し得る。一つまたは複数のRACHパラメーターは、プリアンブルフォーマット、プリアンブル送信の最大数量/数、および/または一つまたは複数のプリアンブルグループ(例えば、グループAおよびグループB)を決定するための一つまたは複数の閾値を示し得る。基地局は、一つまたは複数のRACHパラメーターを使用して、一つまたは複数のプリアンブルと一つまたは複数の基準信号(例えば、SSBおよび/またはCSI-RS)との間の関連付けを用いて無線デバイスを構成し得る。無線デバイスは、例えば、関連付けが構成される場合、関連付けに基づき、第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)に含まれるプリアンブルを決定し得る。第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)は、一つまたは複数のPRACH機会を介して基地局に送信/伝送され得る。無線デバイスが、プリアンブルの選択およびPRACH機会の決定のために、一つまたは複数の基準信号(例えば、SSBおよび/またはCSI-RS)を使用し得る。一つまたは複数のRACHパラメーター(例えば、ra-ssb-OccasionMskIndexおよび/またはra-OccasionList)は、PRACH機会と一つまたは複数の基準信号との間の関連付けを示し得る。
【0119】
無線デバイスが、例えば、(例えば、RARを監視するための監視ウィンドウなどの)プリアンブル送信に基づき(例えば、その後、またはそれに応答して)応答が受信されない場合、プリアンブル再送信を実行し得る。無線デバイスが、プリアンブル再送信のためのアップリンク送信電力を増加させ得る。無線デバイスが、例えば、経路損失測定および/またはネットワークによって構成されるターゲット受信プリアンブル電力に基づき、初期プリアンブル送信電力を選択し得る。無線デバイスが、プリアンブルを再送信/再伝送することを決定してもよく、アップリンク送信電力をランプアップし得る。無線デバイスが、プリアンブル再送信のためのランピングステップを示す、一つまたは複数のRACHパラメーター(例えば、PREAMBLE_POWER_RAMPING_STEP)を受信し得る。ランピングステップは、再送信のためのアップリンク送信電力のインクリメント増加の量であり得る。無線デバイスが、例えば、無線デバイスが、前のプリアンブル送信と同じ基準信号(例えば、SSBおよび/またはCSI-RS)を決定する場合、アップリンク送信電力を増大させ得る。無線デバイスが、例えば、カウンターパラメーター(例えば、PREAMBLE_TRANSMISSION_counter)を使用して、プリアンブル送信および/または再送信の数量/数をカウントし得る。無線デバイスが、ランダムアクセス手順が、例えば、プリアンブル送信の数量/数が、成功応答(例えば、RAR)を受信せずに、一つまたは複数のRACHパラメーター(例えば、preambleTransMax)によって構成される閾値を超える場合、成功しなかったと決定し得る。
【0120】
第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)(例えば、無線デバイスによって受信される)は、RARを含んでもよい。第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)は、複数の無線デバイスに対応する複数のRARを含んでもよい。第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)は、例えば、第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)の送信/伝送に基づき(例えば、その後、それに応答して)受信され得る。第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)は、DL-SCH上でスケジュールされてもよく、例えば、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA RNTI)を使用して、PDCCHによって示され得る。第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)は、第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)が基地局によって受信されたことを示し得る。第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)は、無線デバイスの送信タイミングを調整するために無線デバイスによって使用され得る時間アライメントコマンド、第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)の送信のためのスケジューリンググラント、および/または一時セルRNTI(TC-RNTI)を含んでもよい。無線デバイスは、例えば、第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)を送信/伝送した後に、第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)についてPDCCHを監視する時間ウィンドウ(例えば、ra-Responseウィンドウ)を決定/開始し得る(例えば、プリアンブル)。無線デバイスが、例えば、無線デバイスが第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)(例えば、プリアンブル)を送信/伝送するために使用するPRACH機会に基づき、時間ウィンドウの開始時間を決定し得る。無線デバイスが、プリアンブル(例えば、シンボルプリアンブル送信を含む第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)が完了した、またはプリアンブル送信の終了からの第一のPDCCH機会にあるシンボル)を含む第一のメッセージの最後のシンボル(例えば、Msg 1 1311)の一つまたは複数のシンボルの後、時間ウィンドウを開始し得る。一つまたは複数のシンボルは、ヌメロロジーに基づき決定され得る。PDCCHは、RRCメッセージによって構成される共通検索空間(例えば、Type1-PDCCH共通検索空間)にマッピングされ得る。無線デバイスが、例えば、RNTIに基づき、RARを識別/決定し得る。ランダムアクセス手順を開始/スタートする一つまたは複数のイベントに応じて、無線ネットワーク一時識別子(RNTI)を使用し得る。無線デバイスが、例えば、ランダムアクセスまたは他の任意の目的に関連する一つまたは複数の通信のために、RA-RNTIを使用し得る。RA-RNTIは、無線デバイスがプリアンブルを送信/伝送するPRACH機会と関連付けられてもよい。無線デバイスが、例えば、OFDMシンボルインデックス、スロットインデックス、周波数ドメインインデックス、および/またはPRACH機会のULキャリアインジケーターのうちの少なくとも一つに基づき、RA-RNTIを決定し得る。RA-RNTIの実施例は、以下のように決定され得る。
RA-RNTI=1+s_id+14×t_id+14×80×f_id+14×80×8×ul_carrier_idd
ここで、s_idは、PRACH機会の第一のOFDMシンボルのインデックス(例えば、0≦s_id<14)であってもよく、t_idは、システムフレーム内のPRACH機会の第一のスロットのインデックス(例えば、0≦t_id<80)であってもよく、f_idは、周波数ドメイン内のPRACH機会のインデックス(例えば、0≦f_id<8)であってもよく、ul_carrier_idは、プリアンブル送信に使用されるULキャリアであり得る(例えば、NULキャリアの場合は0、SULキャリアの場合は1)。
【0121】
無線デバイスが、例えば、(例えば、Msg 2 1312で識別されたリソースを使用して)第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)の受信成功に基づき(例えば、その後、またはそれに応答して)、第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)を送信/伝送し得る。第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)は、例えば、競合ベースのランダムアクセス手順における競合解決のために使用され得る。複数の無線デバイスが、同じプリアンブルを基地局に送信/伝送してもよく、基地局が、無線デバイスに対応するRARを送信/伝送し得る。衝突は、例えば、複数の無線デバイスが、RARをそれ自体に対応するものとして解釈する場合に、起こり得る。競合解決(例えば、第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)および第四のメッセージ(例えば、Msg 4 1314)を使用して)を使用して、無線デバイスが別の無線デバイスのアイデンティティを誤って使用しない可能性を増大させてもよい。無線デバイスが、例えば、競合解決を実施するために、第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)(例えば、割り当てられている場合、C-RNTI、第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)に含まれるTC RNTI、および/または任意の他の適切な識別子)に装置識別子を含み得る。
【0122】
第四のメッセージ(例えば、Msg 4 1314)は、例えば、第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)の送信/伝送に基づき(例えば、その後、またはそれに応答して)受信され得る。基地局が、例えば、C-RNTIが第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)に含まれていた場合など、C-RNTIを使用して、PDCCH上の無線をアドレスし得る(例えば、基地局が、PDCCHを無線デバイスに送信し得る)。ランダムアクセス手順は、例えば、無線デバイスの固有のC RNTIがPDCCH上で検出される場合(例えば、PDCCHがC-RNTIによってスクランブルされる)、成功したと決定され得る。第四のメッセージ(例えば、Msg 4 1314)は、例えば、TC RNTIが、第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)に含まれる場合(例えば、無線デバイスが、RRCアイドル(例えば、RRC_IDLE)状態である場合、またはそうでない場合基地局に接続される場合)、TC RNTIと関連付けられるDL-SCHを使用して受信され得る。例えば、MAC PDUが首尾よくデコードされ、MAC PDUが、第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)で送信/伝送されるCCCH SDUに合致するか、または他の方法で対応する無線デバイス競合解決アイデンティティMAC CEを含む場合、無線デバイスが、競合解決が成功したと決定してもよく、および/または無線デバイスが、ランダムアクセス手順が首尾よく完了したと決定し得る。
【0123】
無線デバイスが、SULキャリアおよび/またはNULキャリアで構成され得る。初期アクセス(例えば、ランダムアクセス)は、アップリンクキャリアを介してサポートされ得る。基地局が、複数のRACH構成(例えば、一方がSULキャリア用であり、他方がNULキャリア用である、二つの別個のRACH構成)を有する無線デバイスを構成し得る。SULキャリアで構成されるセル内のランダムアクセスの場合、ネットワークは、どのキャリア(NULまたはSUL)を使用するかを示し得る。無線デバイスが、例えば、一つまたは複数の基準信号(例えば、NULキャリアに関連付けられる一つまたは複数の基準信号)の測定品質がブロードキャスト閾値よりも低い場合、SULキャリアを使用するように決定し得る。ランダムアクセス手順(例えば、第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)および/または第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313))のアップリンク送信は、選択されたキャリア上に留まってもよく、または選択されたキャリアを介して行われてもよい。無線デバイスが、ランダムアクセス手順(例えば、Msg 1 1311とMsg 3 1313との間で)の間にアップリンクキャリアを切り替えてもよい。無線デバイスが、例えば、チャネルクリア評価(例えば、リッスン・ビフォア・トーク)に基づき、第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)および/または第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)に対するアップリンクキャリアを決定および/または切り替え得る。
【0124】
図13Bは、2ステップランダムアクセス手順を示す。2ステップランダムアクセス手順は、2ステップの競合のないランダムアクセス手順を含み得る。4ステップの競合ベースのランダムアクセス手順と同様に、基地局が、手順の開始前に、構成メッセージ1320を無線デバイスに送信/伝送し得る。構成メッセージ1320は、構成メッセージ1310に対して一部の点で類似し得る。図13Bに示す手順は、二つのメッセージ、第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1321)および第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1322)の送信を含み得る。第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1321)および第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1322)は、それぞれ、第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)および第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)に対して、いくつかの点で類似し得る。2ステップの競合のないランダムアクセス手順は、第三のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)および/または第四のメッセージ(例えば、Msg 4 1314)に類似したメッセージを含み得ない。
【0125】
2ステップ(例えば、競合なし)のランダムアクセス手順は、ビーム障害復旧、他のSI要求、SCell追加、および/またはハンドオーバーのために構成/開始され得る。基地局が、無線デバイスに、第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1321)に使用されるプリアンブルを表示または割り当て得る。無線デバイスが、PDCCHおよび/またはRRCを介して基地局から、プリアンブル(例えば、ra-PreambleIndex)の表示を受信し得る。
【0126】
無線デバイスが、例えば、プリアンブルを送信/伝送したことに基づき(例えば、その後、またはそれに応答して)、RARに対しPDCCHを監視するための時間ウィンドウ(例えば、ra-Responseウィンドウ)を開始し得る。基地局が、RRCメッセージ(例えば、recoverySearchSpaceId)によって示される検索空間に、別個の時間ウィンドウおよび/または別個のPDCCHなど、一つまたは複数のビーム障害復旧パラメーターで無線デバイスを構成し得る。基地局が、例えば、ビーム障害復旧要求に関連して、一つまたは複数のビーム障害復旧パラメーターを構成し得る。PDCCHおよび/またはRARを監視するための別個の時間ウィンドウは、ビーム障害復旧要求を送信/伝送した後に開始するよう構成され得る(例えば、ウィンドウは、ビーム障害復旧要求を送信/伝送した後に任意の数量のシンボルおよび/またはスロットを開始し得る)。無線デバイスが、検索空間上のCell RNTI(C-RNTI)にアドレス付けられたPDCCH送信に対し監視することができる。2ステップ(例えば、競合なし)のランダムアクセス手順の間、無線デバイスが、例えば、第一のメッセージ(例えば、Msg 1 1321)を送信/伝送し、対応する第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1322)を受信したことに基づき(例えば、その後、またはそれに応答して)、ランダムアクセス手順が成功したと決定し得る。無線デバイスが、例えば、PDCCH送信が対応するC-RNTIにアドレス指定される場合に、ランダムアクセス手順が正常に完了したと決定し得る。無線デバイスが、例えば、無線デバイスが、無線デバイスによって送信/伝送されるプリアンブルに対応するプリアンブル識別子を含むRARを受信し、および/またはRARが、プリアンブル識別子を有するMACサブPDUを含む場合、ランダムアクセス手順が首尾よく完了したと決定し得る。無線デバイスが、SI要求に対する確認応答の表示として応答を決定し得る。
【0127】
図13Cは、2ステップランダムアクセス手順の実施例を示す。図13Aおよび13Bに示すランダムアクセス手順に類似して、基地局が、手順の開始前に、構成メッセージ1330を無線デバイスに送信/伝送し得る。構成メッセージ1330は、構成メッセージ1310および/または構成メッセージ1320に対して一部の点で類似し得る。図13Cに示す手順は、複数のメッセージ(例えば、第一のメッセージ(例えば、Msg A 1331)および第二のメッセージ(例えば、Msg B 1332)を含む二つのメッセージ)の送信を含み得る。
【0128】
Msg A 1320は、無線デバイスによってアップリンク送信で送信/伝送され得る。Msg A 1320は、プリアンブル1341の一つまたは複数の送信および/またはトランスポートブロック1342の一つまたは複数の送信を含み得る。トランスポートブロック1342は、第三のメッセージの内容(例えば、Msg 3 1313)(例えば、図13Aに示される)と類似および/または同等である内容を含み得る。トランスポートブロック1342は、UCI(例えば、SR、HARQ ACK/NACK、および/または類似のもの)を含み得る。無線デバイスは、例えば、第一のメッセージ(例えば、Msg A 1331)を送信/伝送したことに基づき(例えば、その後、それに応答して)、第二のメッセージ(例えば、Msg B 1332)を受信し得る。第二のメッセージ(例えば、Msg B 1332)は、第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)(例えば、図13Aに示されるRAR)の内容、第二のメッセージ(例えば、Msg 2 1322)(例えば、図13Bに示されるRAR)の内容、および/または第四のメッセージ(例えば、Msg 4 1314)(例えば、図13Aに示される)と類似および/または同等である内容を含み得る。
【0129】
無線デバイスが、2ステップランダムアクセス手順(例えば、図13Cに示す2ステップランダムアクセス手順)を、ライセンスされたスペクトルおよび/またはライセンスされていないスペクトルに対して、スタート/開始し得る。無線デバイスが、一つまたは複数の要因に基づき、2ステップランダムアクセス手順をスタート/開始するかどうかを決定し得る。一つまたは複数の要因は、使用中の無線アクセス技術(例えば、LTE、NR、および/または同種のもの)、無線デバイスが有効なTAを有するかどうか、セルサイズ、無線デバイスのRRC状態、スペクトルのタイプ(例えば、ライセンスされたもの対ライセンスされていないもの)、および/またはその他の任意の適切な因子のうちの少なくとも一つを含み得る。
【0130】
無線デバイスが、構成メッセージ1330に含まれる2ステップのRACHパラメーターに基づき、(例えば、第一のメッセージ(例えば、Msg A 1331)に含まれる)プリアンブル1341および/またはトランスポートブロック1342の無線リソースおよび/またはアップリンク送信電力を決定し得る。RACHパラメーターは、プリアンブル1341および/またはトランスポートブロック1342のMCS、時間周波数リソース、および/または電力制御を示し得る。プリアンブル1341(例えば、PRACH)の送信のための時間周波数リソースおよびトランスポートブロック1342(例えば、PUSCH)の送信のための時間周波数リソースは、FDM、TDM、および/またはCDMを使用して多重化され得る。RACHパラメーターは、無線デバイスが、第二のメッセージ(例えば、Msg B 1332)を監視および/または受信するための受信タイミングおよびダウンリンクチャネルを決定することを可能にし得る。
【0131】
トランスポートブロック1342は、データ(例えば、遅延に敏感なデータ)、無線デバイスの識別子、セキュリティ情報、および/またはデバイス情報(例えば、International Mobile Subscriber Identity(IMSI))を含み得る。基地局が、第一のメッセージ(例えば、Msg A 1331)に対する応答として、第二のメッセージ(例えば、Msg B 1332)を送信/伝送し得る。第二のメッセージ(例えば、Msg B 1332)は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンスコマンド、電力制御コマンド、アップリンクグラント(例えば、無線リソース割り当ておよび/またはMCS)、無線デバイス識別子(例えば、競合解決のためのUE識別子)、および/またはRNTI(例えば、C-RNTIまたはTC-RNTI)のうちの少なくとも一つを含んでもよい。無線デバイスが、例えば、第二のメッセージ(例えば、Msg B 1332)のプリアンブル識別子が無線デバイスによって送信/伝送されたプリアンブルに対応するか、一致する場合、および/または第二のメッセージ(例えば、Msg B 1332)の無線デバイスの識別子が第一のメッセージ(例えば、Msg A 1331)の無線デバイスの識別子に対応するか、一致する場合(例えば、トランスポートブロック1342)、2ステップランダムアクセス手順が正常に完了したと決定し得る。
【0132】
無線デバイスおよび基地局が、制御シグナリング(例えば、制御情報)を交換し得る。制御シグナリングは、L1/L2制御シグナリングと呼ばれてもよく、無線デバイスまたは基地局のPHY層(例えば、層1)および/またはMAC層(例えば、層2)に由来し得る。制御シグナリングは、基地局から無線デバイスへ送信/伝送されるダウンリンク制御シグナリング、および/または無線デバイスから基地局へ送信/伝送されるアップリンク制御シグナリングを含み得る。
【0133】
ダウンリンク制御シグナリングは、ダウンリンクスケジューリング割り当て、アップリンク無線リソースおよび/またはトランスポートフォーマットを示すアップリンクスケジューリンググラント、スロットフォーマット情報、プリエンプション表示、電力制御コマンド、および/またはその他の任意の適切なシグナリングのうちの少なくとも一つを含んでもよい。無線デバイスが、基地局によってPDCCHを介して送信/伝送されるペイロード内のダウンリンク制御シグナリングを受信し得る。PDCCHを介して送信/伝送されるペイロードは、ダウンリンク制御情報(DCI)と呼んでもよい。PDCCHは、無線デバイスのグループに共通なグループ共通PDCCH(GC-PDCCH)であり得る。GC-PDCCHは、グループ共通RNTIによってスクランブルされ得る。
【0134】
基地局が、例えば、送信エラーの検出を容易にするために、一つまたは複数の巡回冗長検査(CRC)パリティビットをDCIに接続し得る。基地局が、例えば、DCIが無線デバイス(または無線デバイスのグループ)を意図したものである場合、無線デバイスの識別子(または無線デバイスのグループの識別子)でCRCパリティビットをスクランブルし得る。識別子を用いてCRCパリティビットをスクランブルすることが、識別子値およびCRCパリティビットのModulo-2追加(または排他的OR演算)を含んでもよい。識別子は、RNTIの16ビット値を含み得る。
【0135】
DCIは、異なる目的に使用され得る。目的は、CRCパリティビットをスクランブルするために使用されるRNTIのタイプによって示され得る。ページングRNTI(P-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、ページング情報および/またはシステム情報変更通知を示し得る。P-RNTIは、十六進法で「FFFE」として事前定義され得る。システム情報RNTI(SI-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、システム情報のブロードキャスト送信を示し得る。SI-RNTIは、十六進法で「FFFF」として事前定義され得る。ランダムアクセスRNTI(RA-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、ランダムアクセス応答(RAR)を示し得る。セルRNTI(C-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、動的スケジュールのユニキャスト送信および/またはPDCCH順序のランダムアクセスのトリガーを示し得る。一時セルRNTI(TC-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを持つDCIは、競合解決を示しえる(例えば、図13Aに示されるMsg 3 1313に類似するMsg 3)。基地局によって無線デバイスに対して構成される他のRNTIの符号化は、構成されるスケジューリングRNTI(CS RNTI)、送信電力制御PUCCH RNTI(TPC PUCCH-RNTI)、送信電力制御PUSCH RNTI(TPC-PUSCH-RNTI)、送信電力制御SRS RNTI(TPC-SRS-RNTI)、Interruption RNTI(INT-RNTI)、スロットフォーマット表示RNTI(SFI-RNTI)、半持続的CSI RNTI(SP-CSI-RNTI)、変調および符号化スキームCell RNTI(MCS-C RNTI)、および/または類似のものを含む。
【0136】
基地局は、例えば、DCIの目的および/または内容に応じて、一つまたは複数のDCIフォーマットでDCIを送信/伝送し得る。DCIフォーマット0_0は、セル内のPUSCHのスケジューリングに使用され得る。DCIフォーマット0_0は、フォールバックDCIフォーマットであり得る(例えば、コンパクトなDCIペイロードを有する)。DCIフォーマット0_1は、セル内のPUSCHのスケジューリングに使用され得る(例えば、DCIフォーマット0_0よりも多くのDCIペイロードを有する)。DCIフォーマット1_0は、セル内のPDSCHのスケジューリングに使用され得る。DCIフォーマット1_0は、フォールバックDCIフォーマットであり得る(例えば、コンパクトなDCIペイロードを有する)。DCIフォーマット1_1は、セル内のPDSCHのスケジューリングに使用され得る(例えば、DCIフォーマット1_0よりも多くのDCIペイロードを有する)。DCIフォーマット2_0は、無線デバイスのグループにスロットフォーマット表示を提供するために使用され得る。DCIフォーマット2_1は、無線デバイスのグループが無線デバイスのグループに対して意図されていないと想定し得る、物理リソースブロックおよび/またはOFDMシンボルの無線デバイスのグループに情報提供/通知するために使用され得る。DCIフォーマット2_2は、PUCCHまたはPUSCHに対する送信電力制御(TPC)コマンドの送信に使用され得る。DCIフォーマット2_3は、一つまたは複数の無線デバイスによるSRS送信用のTPCコマンドのグループの送信に使用され得る。新しい機能のためのDCIフォーマットが、今後のリリースで定義され得る。DCIフォーマットは、異なるDCIサイズを有するか、または同じDCIサイズを共有し得る。
【0137】
基地局が、例えば、DCIをRNTIでスクランブルした後、チャネル符号化(例えば、極性符号化)、レートマッチング、スクランブルおよび/またはQPSK変調を用いてDCIを処理し得る。基地局が、PDCCHのために使用および/または構成されるリソース要素上に、符号化および変調されたDCIをマッピングし得る。基地局が、例えば、DCIのペイロードサイズおよび/または基地局のカバレッジに基づき、いくつかの連続した制御チャネル要素(CCE)を占有するPDCCHを介して、DCIを送信/伝送し得る。連続するCCEの数(アグリゲーションレベルと称される)は、1、2、4、8、16、および/または任意の他の好適な数であり得る。CCEは、リソース要素グループ(REG)の数(例えば、6)を含み得る。REGは、OFDMシンボルにおけるリソースブロックを含み得る。リソース要素上のコード化および変調されたDCIのマッピングは、CCEおよびREGのマッピング(例えば、CCE~REGマッピング)に基づいてもよい。
【0138】
図14Aは、CORESET構成の実施例を示す。CORESET構成は、帯域幅部分または任意の他の周波数帯用であり得る。基地局が、一つまたは複数の制御リソースセット(CORESET)上のPDCCHを介してDCIを送信/伝送し得る。CORESETは、無線デバイスが一つまたは複数の検索空間を使用してDCIを復号化しようと試みる/試行する時間周波数リソースを含んでもよい。基地局が、時間周波数ドメイン内のCORESETのサイズおよび位置を構成し得る。第一のCORESET1401および第二のCORESET1402は、スロット内の第一のシンボルで発生してもよく、または設定/構成され得る。第一のCORESET1401は、周波数ドメイン内の第二のCORESET1402と重複し得る。第三のCORESET1403は、スロット内の第三のシンボルで発生してもよく、または設定/構成され得る。第四のCORESET1404は、スロット内の第七のシンボルで発生してもよく、または設定/構成され得る。CORESETは、周波数ドメイン内に異なる数のリソースブロックを有し得る。
【0139】
図14Bは、CCE~REGマッピングの実施例を示す。CCE~REGマッピングは、CORESETおよびPDCCH処理を介してDCI送信に対して実施され得る。CCE~REGマッピングは、インターリーブマッピング(例えば、周波数多様性を提供する目的)または非インターリーブマッピング(例えば、干渉調整および/または制御チャネルの周波数選択送信を促進する目的)であり得る。基地局が、異なるまたは同一のCCE~REGマッピングを異なるCORESETで実行し得る。CORESETは、CCE~REGマッピングと関連付けられてもよい(例えば、RRC構成によって)。CORESETは、アンテナポートQCLパラメーターで構成され得る。アンテナポートのQCLパラメーターは、CORESETを介してPDCCH受信用のDM-RSのQCL情報を示し得る。
【0140】
基地局が、一つまたは複数のCORESETおよび一つまたは複数の検索空間セットの構成パラメーターを含む一つまたは複数のRRCメッセージを、無線デバイスに送信/伝送し得る。構成パラメーターは、検索空間セットとCORESETとの間の関連を示し得る。検索空間セットは、(例えば、所与のアグリゲーションレベルで)CCEによって形成されるPDCCH候補のセットを含んでもよい。構成パラメーターは、アグリゲーションレベルごとに監視されるいくつかのPDCCH候補、PDCCH監視周期性およびPDCCH監視パターン、無線デバイスによって監視される一つまたは複数のDCIフォーマット、および/または検索空間セットが、共通検索空間セットまたは無線デバイス固有の検索空間セット(例えば、UE固有の検索空間セット)であるかどうかのうちの少なくとも一つを示し得る。共通検索空間セット内のCCEのセットは、事前定義され、無線デバイスに既知であり得る。無線デバイス固有の検索空間セット(例えば、UE固有の検索空間セット)におけるCCEのセットは、例えば、無線デバイス(例えば、C-RNTI)のアイデンティティに基づき構成され得る。
【0141】
図14Bで、無線デバイスが、一つまたは複数のRRCメッセージに基づき、CORESETの時間周波数リソースを決定し得る。無線デバイスが、例えば、CORESETの構成パラメーターに基づき、CORESETのCCE~REGマッピング(例えば、インターリーブまたは非インターリーブ、および/またはマッピングパラメーター)を決定し得る。無線デバイスが、例えば、一つまたは複数のRRCメッセージに基づき、CORESET上に/のために構成されるいくつかの(例えば、最大で10)検索空間セットを決定し得る。無線デバイスが、検索空間セットの構成パラメーターに従って、PDCCH候補のセットを監視し得る。無線デバイスは、一つまたは複数のDCIを検出するために、一つまたは複数のCORESET内のPDCCH候補のセットを監視し得る。監視は、監視されたDCIフォーマットに従って、PDCCH候補のセットの一つまたは複数のPDCCH候補を復号化することを含み得る。監視は、可能性のある(または構成される)PDCCH位置、可能な(または構成される)PDCCHフォーマット(例えば、CCEの数、共通検索空間におけるPDCCH候補の数、および/または無線デバイス固有の検索空間におけるPDCCH候補の数)、および可能な(または構成される)DCIフォーマットで一つまたは複数のPDCCH候補のDCI内容を復号することを含み得る。復号化は、ブラインド復号化と称され得る。無線デバイスが、例えば、CRCチェック(例えば、RNTI値に一致するDCIのCRCパリティビットのスクランブルビット)に基づき(例えば、その後、それに応答して)、DCIを、無線デバイスに対して有効であると決定し得る。無線デバイスが、DCIに含まれる情報(例えば、スケジューリング割り当て、アップリンクグラント、電力制御、スロットフォーマット表示、ダウンリンクプリエンプション、および/または同種のもの)を処理し得る。
【0142】
アップリンク制御シグナリング(UCIなど)を基地局に送信/伝送することができる。アップリンク制御シグナリングは、受信したDL-SCHトランスポートブロックに対するHARQ確認応答を含んでもよい。無線デバイスが、例えば、DL-SCHトランスポートブロックの受信に基づき(例えば、その後、それに応答して)、HARQ確認応答を送信/伝送し得る。アップリンク制御シグナリングは、物理ダウンリンクチャネルのチャネル品質を示すCSIを含んでもよい。無線デバイスが、CSIを基地局に送信/伝送し得る。基地局が、受信したCSIに基づき、ダウンリンク送信の送信フォーマットパラメーター(例えば、マルチアンテナおよびビーム形成スキームを含む)を決定し得る。アップリンク制御シグナリングは、スケジューリング要求(SR)を含み得る。無線デバイスが、アップリンクデータが基地局に送信可能であることを示すSRを送信/伝送し得る。無線デバイスが、PUCCHまたはPUSCHを介して、UCI(例えば、HARQ確認応答(HARQ-ACK)、CSIレポート、SRなど)を送信/伝送し得る。無線デバイスが、いくつかのPUCCHフォーマットのうちの一つを使用して、PUCCHを介してアップリンク制御シグナリングを送信/伝送し得る。
【0143】
複数のPUCCHフォーマット(例えば、五つのPUCCHフォーマット)があり得る。無線デバイスが、例えば、UCIのサイズ(例えば、UCI送信のアップリンクシンボルの数量/数およびUCIビットの数)に基づき、PUCCHフォーマットを決定し得る。PUCCHフォーマット0は、一つまたは二つのOFDMシンボルの長さを有してもよく、二つ以下のビットを含んでもよい。無線デバイスが、例えば、送信が一つまたは二つのシンボルにわたって/介しており、ポジティブまたはネガティブSR(HARQ-ACK/SRビット)を有するHARQ-ACK情報ビットの数量/数が一つまたは二つである場合、PUCCHフォーマット0を使用して、PUCCHリソースを介してUCIを送信/伝送し得る。PUCCHフォーマット1は、いくつかのOFDMシンボル(例えば、4~14個のOFDMシンボルの間)を占めてもよく、2ビット以下のビットを含んでもよい。無線デバイスが、例えば、送信が四つ以上のシンボルにわたって/介しており、かつHARQ-ACK/SRビットの数が一つまたは二つである場合、PUCCHフォーマット1を使用し得る。PUCCHフォーマット2は、一つまたは二つのOFDMシンボルを占有してもよく、2ビット超を含んでもよい。無線デバイスが、例えば、送信が一つまたは二つのシンボルにわたって/介しており、UCIビットの数量/数が二つ以上である場合、PUCCHフォーマット2を使用し得る。PUCCHフォーマット3は、いくつかのOFDMシンボル(例えば、4~14個のOFDMシンボルの間)を占めてもよく、2ビット超を含んでもよい。無線デバイスが、例えば、送信が四つ以上のシンボルであり、UCIビットの数量/数は二つ以上であり、PUCCHリソースが直交カバーコード(OCC)を含まない場合、PUCCHフォーマット3を使用し得る。PUCCHフォーマット4は、いくつかのOFDMシンボル(例えば、4~14個のOFDMシンボルの間)を占めてもよく、2ビット超を含んでもよい。無線デバイスが、例えば、送信が四つ以上のシンボルであり、UCIビットの数量/数が二つ以上であり、PUCCHリソースがOCCを含む場合、PUCCHフォーマット4を使用し得る。
【0144】
基地局が、例えば、RRCメッセージを使用して、複数のPUCCHリソースセットの無線デバイスに構成パラメーターを送信/伝送し得る。複数のPUCCHリソースセット(例えば、NRでは最大四つのセット、または他のシステムでは最大任意の他の数量のセット)は、セルのアップリンクBWP上に構成され得る。PUCCHリソースセットは、PUCCHリソースセットインデックス、PUCCHリソース識別子(例えば、pucch-Resourceid)によって識別されるPUCCHリソースを有する複数のPUCCHリソース、および/または無線デバイスが、PUCCHリソースセット内の複数のPUCCHリソースのうちの一つを使用して送信することができるいくつかの(例えば、最大数)UCI情報ビットで構成され得る。無線デバイスが、複数のPUCCHリソースセットで構成される場合、例えば、UCI情報ビット(例えば、HARQ-ACK、SR、および/またはCSI)の合計ビット長に基づき、複数のPUCCHリソースセットのうちの一つを選択し得る。無線デバイスが、例えば、UCI情報ビットの合計ビット長が2以下である場合に、PUCCHリソースセットインデックスが「0」に等しい第一のPUCCHリソースセットを選択し得る。無線デバイスが、例えば、UCI情報ビットの合計ビット長が2より大きく、かつ第一の構成値と等しいか、またはそれ以下の場合、PUCCHリソースセットインデックスが「1」に等しい第二のPUCCHリソースセットを選択し得る。無線デバイスが、例えば、UCI情報ビットの合計ビット長が第一の構成値より大きく、第二の構成値以下である場合に、PUCCHリソースセットインデックスが「2」と等しい第三のPUCCHリソースセットを選択し得る。無線デバイスが、例えば、UCI情報ビットの合計ビット長が第二の構成値より大きく、かつ第三の値(例えば、1406、1706、または任意の他のビット数)以下である場合に、PUCCHリソースセットインデックスが「3」と等しい第四のPUCCHリソースセットを選択し得る。
【0145】
無線デバイスが、例えば、複数のPUCCHリソースセットからPUCCHリソースセットを決定した後、UCI(HARQ-ACK、CSI、および/またはSR)送信用のPUCCHリソースセットからPUCCHリソースを決定し得る。無線デバイスが、例えば、PDCCH上で/を介して受信された(例えば、DCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1で)DCIにおけるPUCCHリソースインジケーターに基づき、PUCCHリソースを決定し得る。DCI内のnビット(例えば3ビット)のPUCCHリソースインジケーターは、PUCCHリソースセット内の複数の(例えば、八つの)PUCCHリソースのうちの一つを示し得る。無線デバイスが、例えば、PUCCHリソースインジケーターに基づき、DCIのPUCCHリソースインジケーターによって示されるPUCCHリソースを使用して、UCI(HARQ-ACK、CSIおよび/またはSR)を送信/伝送し得る。
【0146】
図15Aは、無線デバイスと基地局との間の通信の例を示す。無線デバイス1502および基地局1504は、図1Aに示す通信ネットワーク100、図1Bに示される通信ネットワーク150、またはその他の通信ネットワークなど通信ネットワークの一部であり得る。通信ネットワークは、図15Aに示されるものと実質的に同じまたは類似の構成を有する二つ以上の無線デバイスおよび/または二つ以上の基地局を含み得る。
【0147】
基地局1504は、無線デバイス1502を、エアーインターフェイス(または無線インターフェイス)1506上で無線通信を介してコアネットワーク(図示せず)に接続し得る。基地局1504からエアーインターフェイス1506上の無線デバイス1502への通信方向は、ダウンリンクと呼んでもよい。無線デバイス1502からエアーインターフェイス上の基地局1504への通信方向は、アップリンクと呼んでもよい。ダウンリンク送信は、例えば、さまざまな二重方式(例えば、FDD、TDD、および/または二重化技術のいくつかの組み合わせ)を使用して、アップリンク送信から分離され得る。
【0148】
ダウンリンクについて、基地局1504から無線デバイス1502に送信されるデータは、基地局1504の処理システム1508に提供/転送/送信され得る。データは、例えば、コアネットワークによって、処理システム1508に提供/転送/送信され得る。アップリンクについては、無線デバイス1502から基地局1504に送信されるデータは、無線デバイス1502の処理システム1518に提供/転送/送信され得る。処理システム1508および処理システム1518は、層3および層2のOSI機能を実装して、送信のためにデータを処理し得る。層2は、例えば、図2A図2B図3、および図4Aに関して説明したSDAP層、PDCP層、RLC層、およびMAC層を含み得る。層3は、例えば、図2Bに関して説明されたRRC層を含み得る。
【0149】
無線デバイス1502に送信されるデータは、例えば、処理システム1508によって処理された後、基地局1504の送信処理システム1510に提供/転送/送信され得る。基地局1504に送信されるデータは、例えば、処理システム1518によって処理された後、無線デバイス1502の送信処理システム1520に提供/転送/送信され得る。送信処理システム1510および送信処理システム1520は、層1のOSI機能を実装し得る。層1は、例えば、図2A図2B図3、および図4Aに関して説明されたPHY層を含み得る。送信処理のために、PHY層は、例えば、トランスポートチャネルの順方向エラー訂正符号化、インターリーブ、レートマッチング、トランスポートチャネルの物理チャネルへのマッピング、物理チャネルの変調、多重入力多重出力(MIMO)またはマルチアンテナ処理、および/または類似のものを実行し得る。
【0150】
基地局1504の受信処理システム1512は、無線デバイス1502からアップリンク送信を受信し得る。基地局1504の受信処理システム1512は、一つまたは複数のTRPを含んでもよい。無線デバイス1502の受信処理システム1522は、基地局1504からダウンリンク送信を受信し得る。無線デバイス1502の受信処理システム1522は、一つまたは複数のアンテナパネルを含んでもよい。受信処理システム1512および受信処理システム1522は、層1のOSI機能を実装し得る。層1は、例えば、図2A図2B図3、および図4Aに関して説明されたPHY層を含み得る。受信処理のために、PHY層は、例えば、エラー検出、順方向エラー訂正復号、デインターリーブ、物理チャネルへのトランスポートチャネルのデマッピング、物理チャネルの復調、MIMOまたはマルチアンテナ処理、および/または類似のものを実行し得る。
【0151】
基地局1504は、複数のアンテナ(例えば、複数のアンテナパネル、複数のTRPなど)を含んでもよい。無線デバイス1502は、複数のアンテナ(例えば、複数のアンテナパネルなど)を含んでもよい。複数のアンテナは、空間多重化(例えば、単一ユーザーMIMOまたはマルチユーザーMIMO)、送信/受信多様性、および/またはビームフォーミングなどの一つまたは複数のMIMOまたはマルチアンテナ技術を実施するために使用され得る。無線デバイス1502および/または基地局1504は、単一のアンテナを有し得る。
【0152】
処理システム1508および処理システム1518は、それぞれメモリー1514およびメモリー1524と関連付けられ得る。メモリー1514およびメモリー1524(例えば、一つまたは複数の非一時的コンピューター可読媒体)は、処理システム1508および/または処理システム1518によってそれぞれ実行され得るコンピュータープログラム命令またはコードを記憶して、一つまたは複数の機能(例えば、本明細書に記述された一つまたは複数の機能、および一般的なコンピューター、プロセッサー、メモリー、および/または他の周辺機器のその他の機能)を実行し得る。送信処理システム1510および/または受信処理システム1512は、それぞれの機能のうちの一つまたは複数を行うために実行され得るコンピュータープログラム命令またはコードを格納する、メモリー1514および/または別のメモリー(例えば、一つまたは複数の非一時的コンピューター可読媒体)に結合され得る。送信処理システム1520および/または受信処理システム1522は、それぞれの機能のうちの一つまたは複数を行うために実行され得るコンピュータープログラム命令またはコードを格納する、メモリー1524および/または別のメモリー(例えば、一つまたは複数の非一時的コンピューター可読媒体)に結合され得る。
【0153】
処理システム1508および/または処理システム1518は、一つまたは複数のコントローラーおよび/または一つまたは複数のプロセッサーを含み得る。一つまたは複数のコントローラーおよび/または一つまたは複数のプロセッサーは、例えば、汎用プロセッサー、デジタル信号プロセッサー(DSP)、マイクロコントローラー、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)および/または他のプログラマーブルロジックデバイス、ディスクリートゲートおよび/またはトランジスターロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、オンボードユニット、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。処理システム1508および/または処理システム1518は、信号符号化/処理、データ処理、電力制御、入力/出力処理、および/または無線デバイス1502および/または基地局1504が無線環境で動作することを可能にし得る任意の他の機能のうちの少なくとも一つを実行し得る。
【0154】
処理システム1508は、一つまたは複数の周辺装置1516に接続され得る。処理システム1518は、一つまたは複数の周辺装置1526に接続され得る。一つまたは複数の周辺装置1516および一つまたは複数の周辺装置1526は、特徴および/または機能を提供するソフトウェアおよび/またはハードウェア、例えばスピーカー、マイク、キーパッド、表示装置、タッチパッド、電源、衛星トランシーバー、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、ハンズフリーヘッドセット、周波数変調(FM)無線ユニット、メディアプレーヤー、インターネットブラウザ、電子制御ユニット(例えば、車両用)、および/または一つまたは複数のセンサー(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、温度センサー、レーダーセンサー、ライダーセンサー、超音波センサー、光センサー、カメラ、および/または類似のもの)を含んでもよい。処理システム1508および/または処理システム1518は、一つまたは複数の周辺装置1516および/または一つまたは複数の周辺装置1526から入力データ(例えば、ユーザー入力データ)を受信し、および/またはそれらに出力データ(例えば、ユーザー出力データ)を提供し得る。無線デバイス1502の処理システム1518は、電源から電力を受信してもよく、および/または無線デバイス1502の他の構成要素に電力を分配するように構成され得る。電源は、一つまたは複数の電源、例えば、バッテリー、太陽電池、燃料電池、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。処理システム1508は、グローバル位置決めシステム(GPS)チップセット1517に接続され得る。処理システム1518は、グローバル位置決めシステム(GPS)チップセット1527に接続され得る。GPSチップセット1517およびGPSチップセット1527は、それぞれ無線デバイス1502および基地局1504の地理的位置情報を決定し、提供するように構成され得る。
【0155】
図15Bは、本明細書に記載のさまざまな装置のいずれかを実施するために使用され得るコンピューティング装置の例示的な要素を示し、例えば、基地局160A、160B、162A、162B、220、および/または1504、無線デバイス106、156A、156B、210、および/または1502、または本明細書に記載される任意の他の基地局、無線デバイス、AMF、UPF、ネットワーク装置、またはコンピューティング装置を含む。コンピューティング装置1530は、ランダムアクセスメモリー(RAM)1533、リムーバブル媒体1534(ユニバーサルシリアルバス(USB)ドライブ、コンパクトディスク(CD)もしくはデジタル多用途ディスク(DVD)、もしくはフロッピーディスクドライブなど)、または任意の他の所望の記憶媒体に格納される命令を実行し得る、一つまたは複数のプロセッサー1531を含み得る。命令はまた、接続される(または内部)ハードドライブ1535に記憶され得る。コンピューティング装置1530はまた、プロセッサー1531上で実行されるプロセス、およびコンピューティング装置1530の任意のハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素(例えば、ROM1532、RAM1533、リムーバブル媒体1534、ハードドライブ1535、デバイスコントローラー1537、ネットワークインターフェイス1539、GPS1541、Bluetoothインターフェイス1542、WiFiインターフェイス1543など)へのアクセスを要求する任意のプロセスを監視するための一つまたは複数のコンピュータープログラムの命令を実行し得るセキュリティプロセッサー(図示せず)を含んでもよい。コンピューティング装置1530は、ディスプレイ1536(例えば、スクリーン、表示装置、モニター、テレビなど)などの一つまたは複数の出力装置を含んでもよく、ビデオプロセッサーなどの一つまたは複数の出力デバイスコントローラー1537を含んでもよい。また、リモートコントロール、キーボード、マウス、タッチスクリーン、マイクなど、一つまたは複数のユーザー入力装置1538があり得る。コンピューティング装置1530はまた、有線インターフェイス、無線インターフェイス、または二つの組み合わせであり得る、ネットワークインターフェイス1539などの一つまたは複数のネットワークインターフェイスを含んでもよい。ネットワークインターフェイス1539は、コンピューティング装置1530がネットワーク1540(例えば、RAN、またはその他の任意のネットワーク)と通信するためのインターフェイスを提供し得る。ネットワークインターフェイス1539は、モデム(例えば、ケーブルモデム)を含んでもよく、外部ネットワーク1540は、通信リンク、外部ネットワーク、家庭内ネットワーク、プロバイダーの無線、同軸、ファイバ、またはハイブリッドファイバー/同軸分配システム(例えば、DOCSISネットワーク)、または任意の他の所望のネットワークを含んでもよい。さらに、コンピューティング装置1530は、グローバル位置決め信号を受信および処理し、外部サーバーおよびアンテナから可能な支援を得て、コンピューティング装置1530の地理的位置を決定するように構成され得る、グローバル位置決めシステム(GPS)マイクロプロセッサー1541などの位置検出装置を含んでもよい。
【0156】
図15Bは、ハードウェア構成であり得るが、示されるコンポーネントは、同様にソフトウェアとして実装され得る。所望の場合には、コンピューティング装置1530の構成要素を追加、除去、結合、分割などするように変更を加えてもよい。さらに、構成要素は、基本的なコンピューティング装置および構成要素を使用して実装されてもよく、同じ構成要素(例えば、プロセッサー1531、ROMストレージ1532、ディスプレイ1536など)を使用して、本明細書に記載される他のコンピューティング装置および構成要素のいずれかを実装し得る。例えば、本明細書で説明されるさまざまな構成要素は、図15Bに示すように、コンピューター可読媒体に格納されたコンピューター実行可能命令を実行するプロセッサーなどの構成要素を有するコンピューティング装置を使用して実装され得る。本明細書に記載されるエンティティの一部または全ては、ソフトウェアベースであってもよく、共通の物理プラットフォームに共存し得る(例えば、要求エンティティは、依存エンティティとは別のソフトウェアプロセスおよびプログラムであってもよく、それら両方とも共通のコンピューティング装置上でソフトウェアとして実行され得る)。
【0157】
図16Aは、アップリンク送信のための例示的な構造を示す。物理アップリンク共有チャネルを表すベースバンド信号の処理は、一つまたは複数の機能を含み得る/実行し得る。この一つまたは複数の機能は、スクランブリング、複素数値シンボルを生成するためのスクランブルビットの変調、一つまたはいくつかの送信層上への複素数値変調シンボルのマッピング、複素数値シンボルを生成するための変換プリコーディング、複素数値シンボルのプリコーディング、プリコーディングされた複素数値シンボルのリソース要素へのマッピング、複素数値時間ドメイン単一キャリア周波数分割多重アクセス(SC-FDMA)、アンテナポートに対するCP-OFDM信号、または任意の他の信号の生成、および/または同様のものの少なくとも一つを含むことができる。アップリンク送信用のSC-FDMA信号は、例えば、変換プリコーディングが有効化される場合に生成され得る。アップリンク送信用のCP-OFDM信号は、例えば、変換プリコーディングが有効になっていない場合(例えば、図16Aに示されるように)、生成され得る。これらの機能は例であり、アップリンク送信のための他の機構を実装し得る。
【0158】
図16Bは、ベースバンド信号のキャリア周波数への変調およびアップコンバージョンのための例示的な構造を示す。ベースバンド信号は、アンテナポートおよび/または複素数値物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)ベースバンド信号に対する、複素数値SC-FDMA、CP-OFDMベースバンド信号(または任意の他のベースバンド信号)であり得る。フィルターリングは、例えば、送信前に実施/採用され得る。
【0159】
図16Cは、ダウンリンク送信の例示的な構造を示す。物理ダウンリンクチャネルを表すベースバンド信号の処理は、一つまたは複数の機能を含み得る/実行し得る。この一つまたは複数の機能は、物理チャネル上で/を介して送信/伝送されるべきコードワード内の符号化されたビットのスクランブリング、複素数値変調シンボルを生成するためのスクランブルされたビットの変調、複素数値変調シンボルの一つまたはいくつかの送信層上へのマッピング、アンテナポート上での送信のための層上にある複素数値変調シンボルのプリコーディング、アンテナポートの複素数値変調シンボルのリソース要素へのマッピング、アンテナポート毎の複素数値時間ドメインOFDM信号の生成、および/または同様のものを含むことができる。これらの機能は、ダウンリンク送信のための実施例であり、その他の機構を実装し得る。
【0160】
図16Dは、ベースバンド信号のキャリア周波数への変調およびアップコンバージョンのための例示的な構造を示す。ベースバンド信号は、アンテナポートまたは任意の他の信号に対する複素数値OFDMベースバンド信号であり得る。フィルターリングは、例えば、送信前に実施/採用され得る。
【0161】
無線デバイスが、基地局から、複数のセル(例えば、一次セル、一つまたは複数の二次セル)の構成パラメーターを含む一つまたは複数のメッセージ(例えば、RRCメッセージ)を受信し得る。無線デバイスが、複数のセルを介して、少なくとも一つの基地局(例えば、二重接続の二つ以上の基地局)と通信し得る。一つまたは複数のメッセージ(例えば、構成パラメーターの一部として)は、無線デバイスを構成するためのPHY、MAC、RLC、PCDP、SDAP、RRC層のパラメーターを含んでもよい。構成パラメーターは、PHYおよびMAC層チャネル、ベアラーなどを構成するためのパラメーターを含み得る。構成パラメーターは、PHY、MAC、RLC、PCDP、SDAP、RRC層、および/または通信チャネルに対するタイマーの値を示すパラメーターを含み得る。
【0162】
タイマーは、例えば、開始されると、実行を開始し、停止されるか、または満了するまで、実行を続けることができる。タイマーは、動いていない場合に開始され得るか、動いている場合に再起動され得る。タイマーは、値と関連付けられてもよい(例えば、タイマーは、ある値から開始または再開されてもよく、またはゼロから開始され、値に到達したら満了し得る)。タイマーの持続時間は、例えば(例えば、BWPスイッチングにより)タイマーが停止するか、または満了するまで更新され得ない。タイマーを使用して、プロセスの時間期間/ウィンドウを測定し得る。一つまたは複数のタイマーまたは他のパラメーターに関連する実施および/または手順に関して、一つまたは複数のタイマーまたは他のパラメーターを実施するための複数の方法があり得ることが理解されよう。タイマーを実施する複数の方法のうちの一つまたは複数を使用して、手順の時間期間/ウィンドウを測定することができる。ランダムアクセス応答ウィンドウタイマーは、ランダムアクセス応答を受信するための時間のウィンドウを測定するために使用され得る。二つのタイムスタンプ間の時間差は、例えば、ランダムアクセス応答ウィンドウタイマーを開始して、タイマーの満了を決定する代わりに、使用され得る。時間ウィンドウを測定するためのプロセスは、例えば、タイマーが再開された場合に再開され得る。他の実施例の実施は、時間ウィンドウの測定を再開するために構成/提供され得る。
【0163】
無線デバイスは、例えば、基地局から、構成パラメーターを受信し得る。構成パラメーターは、アップリンクリソース(および/またはアップリンクリソースセット/グループ)について、フィールド(例えば、統一TCI状態インデックス、TRPインデックス、コアセットプールインデックスなど)に対する/その値を示し得る。アップリンクリソースは、PUCCHリソースであり得る。アップリンクリソースは、SRSリソースであり得る。アップリンクリソースセット/グループは、PUCCHリソースグループであり得る。アップリンクリソースセット/グループは、SRSリソースセットであり得る。
【0164】
無線デバイスは、少なくとも第一のTCI状態および第二のTCI状態を含む、二つのTCI状態(例えば、二つの統一されたTCI状態)の起動を示す第一のダウンリンクメッセージ(例えば、DCI、MAC-CE)を受信し得る。第一のTCI状態は、第一のTRPに関連付けられ得る。第二のTCI状態は、第二のTRPに関連付けられ得る。無線デバイスは、例えば、フィールドの値に基づき、アップリンクリソースを介してアップリンク信号の送信のために、第一のTCI状態および/または第二のTCI状態を適用/使用し得る。無線デバイスは、例えば、値が0(例えば、0、00)に等しい場合、第一のTCI状態を使用し得る。無線デバイスは、例えば、値が1(例えば、1、01)に等しい場合、第二のTCI状態を使用し得る。無線デバイスは、例えば、値が2(例えば、10、11)に等しい場合、第一のTCI状態および第二のTCI状態を使用し得る。
【0165】
無線デバイスは、第三のTCI状態(例えば、単一/一つのTCI状態)の起動を示す第二のダウンリンクメッセージ(例えば、DCI、MAC-CE)を受信し得る。少なくとも一部のシステムでは、フィールドの値は、アップリンクリソースを介してアップリンク信号の送信に適用/使用するためのTCI状態を決定するために使用され得る。この動作は、例えば、単一のTCI状態が起動される場合、効率的ではあり得ない。無線デバイスは、フィールドの値に関係なく、アップリンクリソースを介してアップリンク信号の送信のために第三のTCI状態を適用/使用し得る。無線デバイスは、例えば、第二のダウンリンクメッセージが単一/一つのTCI状態の起動を示す場合、フィールドの値を無視し得る。無線デバイスは、例えば、第二のダウンリンクメッセージが単一/一つのTCI状態の起動を示す場合、アップリンクリソースを介してアップリンク信号の送信のために単一/一つのTCI状態を適用/使用し得る。無線デバイスは、アップリンクリソースを介してアップリンク信号の送信を中断し得る。無線デバイスは、例えば、第三のTCI状態が第一のTRPと関連付けられ、フィールドの値が第二のTRPに関連付けられていることに基づき(またはその逆)、アップリンクリソースを介してアップリンク信号の送信を一時停止し得る。無線デバイスは、例えば、第三のTCI状態が第一のTRPに関連付けられ、第二のアップリンクリソースのフィールドの第二の値が第一のTRPに関連付けられることに基づき、第二のアップリンクリソースを介してアップリンク信号の送信のために第三のTCI状態を適用/使用し得る。構成パラメーターは、第二のアップリンクリソースについて、フィールドに対する/その第二の値を示し得る。
【0166】
無線デバイスは、例えば、基地局から、構成パラメーターを受信し得る。構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットリストと第二のSRSリソースセットリストを示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、構成されるアップリンクグラント(例えば、タイプ1構成されるアップリンクグラント)に対して二つのSRIフィールドを示し得る。
【0167】
第一のSRSリソースセットリストは、二つのSRSリソースセットを含み得る。第二のSRSリソースセットリストは、二つのSRSリソースセットを含み得る。少なくとも一部のシステムでは、無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントのために、第一のSRSリソースセットリスト内の二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、構成されるアップリンクグラントについて、二つのSRIフィールドを示すことに基づき(例えば、それに応答して)、第一のSRSリソースセットリスト内の二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。構成されるアップリンクグラント内のSRIフィールドは、例えば、無線デバイスが二つのSRSリソースセットリストで構成される場合、二つのSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModListおよびsrs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2)のうちの一つのSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)内のSRSリソースセット内のSRSリソースを示し得る(例えば、常に示し得る)。SRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットの数量/数は、1、2、または任意の他の数量/数であり得る(例えば、srs-ResourceSetToAddModListおよびsrs-ResourceSetToAddModListはそれぞれ、一つまたは二つのSRSリソースセットを含み得る)。構成されるアップリンクグラントのSRIフィールドは、例えば、一つまたは二つのSRIフィールドが構成されるアップリンクグラントに対して構成される場合、第一のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)内のSRSリソースセット内のSRSリソースを示し得る(例えば、常に示し得る)。例えば、少なくとも一部のシステムでは、構成されるアップリンクグラントのSRIフィールドは、srs-ResourceSetToAddModListのSRSリソースセット内のSRSリソースを常に示すことができる。第一のSRSリソースリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)は、第二のSRSリソースリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2)よりも高い優先度を有し得、これは、第一のSRSリソースリストが、構成されるグラントのSRIフィールドによって示されることをもたらし得る。
【0168】
少なくともいくつかのシステムでは、第一のSRSリソースセットリストは、単一のSRSリソースセットを含んでもよく、第二のSRSリソースセットリストは、二つ(またはそれ以上)のSRSリソースセットを含んでもよい。少なくとも一部の無線通信は、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、構成されるアップリンクグラントについて、二つのSRIフィールドおよび第一のSRSリソースセットリストが、単一のSRSリソースセットを含むことを示す場合、効率的ではあり得ない。少なくとも一部の無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントに対して、二つのSRSリソースセットに基づきトランスポートブロックを送信し得ない(例えば、伝送し得ない)。例えば、基地局は、第一のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)内の単一のSRSリソースセット、および第二のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2)内の二つのSRSリソースセットを構成し得る。少なくとも一部の無線通信では、第一のSRSリソースセットリストは、送信(例えば、uRLLC送信)のための第二のタイプの情報よりも優先され得る、送信(例えば、eMBB送信)のための第一のタイプの情報のために構成され得る(またはそれに関連付けられ得る)。第二のSRSリソースセットリストは、例えば、SRSリソースセットリストのうちの一つのみが使用され得る場合(例えば、単一のTRPモードで、TRPが単一のSRSリソースセットリストに関連付けられている)、第一のSRSリソースセットリストのリソースが、第二のSRSリソースセットリストのリソースの代わりに使用され得るように、送信のための第二の(または他の)タイプの情報のために構成され得る(またはそれに関連付けられ得る)。しかしながら、二つのSRIフィールドが構成されるアップリンクグラントに対して構成される場合、第一のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)を優先することは効率的ではあり得ない。例えば、第一のSRSリソースセットリストをこのように優先することによって、無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)内の単一のSRSリソースセットを使用することによって、構成されるアップリンクグラントの二つのSRIフィールドのうちの一つを無視するか、またはマルチTRPの繰り返し(例えば、マルチTRP PUSCHの繰り返し)をサポートしないことのいずれかを必要とし得る。リスト内に構成されるSRSリソースの量を考慮することなく、特定のSRSリソースセットリストを優先することによって、送信の信頼性および/または堅牢性が低減され得る。
【0169】
本明細書に記載されるように、優先順位付けは、無線通信を改善するために、より大量のSRSリソースセットで構成されるSRSリソースセットリストの使用に適用され得る。例えば、二つのSRSリソースセットが第一のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)に構成される場合、構成されるアップリンクグラントの二つのSRIフィールドは、第一のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)内の二つのSRSリソースセットを示し得る。しかしながら、一つのSRSリソースセットのみが第一のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)で構成され、第二のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2)が二つのSRSリソースセットで構成される場合、構成されるアップリンクグラントの二つのSRIフィールドは、第二のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2)内の二つのSRSリソースセットを示し得る。本明細書に記載される(例えば、図20Aおよび図20B)、無線デバイスは、例えば、第一のSRSリソースセットリストが単一のSRSリソースセットを含み、第二のSRSリソースセットリストが二つ(またはそれ以上)のSRSリソースセットを含む場合、構成されるアップリンクグラントのために、第二のSRSリソースセットリスト内の二つ(またはそれ以上)のSRSリソースセットに基づき、メッセージ(例えば、少なくとも一つのトランスポートブロック)を送信(例えば、伝送)するように構成され得る。無線デバイスは、例えば、無線デバイスが、第一のリソースリスト(例えば、単一の送信)に基づき送信のために構成される第二のより高い優先度のメッセージを有し得る場合であっても、第二のSRSリソースリストに基づき(例えば、繰り返しを使用して)メッセージを送信し得る。二つ(またはそれ以上)のSRSリソースセットのこの使用は、例えば、伝送の信頼性および/または堅牢性の向上などの利点を提供し得る、単一の送信にわたる繰り返しの使用を可能にし得る。
【0170】
別の実施例では、少なくとも一部の無線デバイスは、構成パラメーターを受信し得る(例えば、基地局から)。構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットリストと第二のSRSリソースセットリストを示し得る。第一のSRSリソースセットリストは、SRSリソースセットを含み得る。第二のSRSリソースセットリストは、SRSリソースセットを含み得る。少なくとも一部のシステムでは、そのような無線デバイスが、第一のSRSリソースセット内のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号を起動する、または更新する表示(例えば、MAC-CEが、その起動(またはその更新)を示す)を受信し得る場合、無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号を適用/使用し得る。第一のSRSリソースセットリストは、二つのSRSリソースセットを含み得る。第二のSRSリソースセットリストは、二つのSRSリソースセットを含み得る。こうした無線デバイスは、例えば、無線デバイスが、第一のSRSリソースセット内の二つのSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットの経路損失基準信号を起動する、または更新する表示(例えば、MAC-CEが、その起動(またはその更新)を示す)を受信する場合、第一のSRSリソースセットまたは第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットに対して経路損失基準信号を使用するかどうかを知り得ない。例えば第一のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)内の二つのSRSリソースセット、および第二のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2)内の二つのSRSリソースセットが構成され、第一のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)内の第一のSRSリソースセットの経路損失基準信号が、更新される場合、こうした無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2)内のどのSRSリソースセットを更新すべきかを決定することができ得ない。この不確実性は、こうした無線デバイスと基地局との間のミスアライメント(例えば、電力制御のずれ、送信電力のずれ、経路損失基準信号のずれなど)をもたらし得る。例えば、こうした無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリストの第二のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号を適用/使用し得、基地局は、無線デバイスが、経路損失基準信号を第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットに適用すると想定し得、無線デバイスと基地局との間のミスアライメントをもたらす。
【0171】
本明細書に記載されるように、拡張経路損失基準信号更新動作は、例えば、第一のSRSリソースセットリストが二つのSRSリソースセットを含み、第二のSRSリソースセットリストが二つのSRSリソースセットを含む場合に実行され得る。例えば、無線デバイスが、第一のSRSリソースセット内の二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号を起動する、または更新する表示(例えば、MAC-CEが、その起動(またはその更新)を示す)を受信する場合、無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットに対して/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得る。無線デバイスは、例えば、無線デバイスが、第一のSRSリソースセット内の二つのSRSリソースセットの第二のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号を起動する、または更新する表示(例えば、MAC-CEが、その起動(またはその更新)を示す)を受信する場合、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットに対して経路損失基準信号を使用し得る。本明細書に記載されるように(例えば、図21に関して)、第一のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)における第一/第二のSRSリソースセットの経路損失基準信号が更新された場合、無線デバイスはまた、第二のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2)における第一/第二のSRSリソースセットの経路損失基準信号を更新し得る。第一のSRSリソースセット(第一のSRSリソースセットリストおよび/または第二のSRSリソースセットリスト内)は、(第一のSRSリソースセットリストおよび/または第二のSRSリソースセットリスト内)第二のSRSリソースセットの第二のSRSリソースセットインデックスよりも低い、最も低いSRSリソースセットインデックスまたは第一のSRSリソースセットインデックスを伴って/使用して識別/示され得る。第二のSRSリソースセット(第一のSRSリソースセットリストおよび/または第二のSRSリソースセットリスト内)は、(第一のSRSリソースセットリストおよび/または第二のSRSリソースセットリスト内)第二のSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットインデックスよりも高い、最も高いSRSリソースセットインデックスまたは第二のSRSリソースセットインデックスを伴って/使用して識別/示され得る。説明された経路損失基準更新/起動はまた、第一のSRSリソースセットリストが二つのSRSリソースセットを含み、第二のSRSリソースセットリストが単一のSRSリソースセットを含む場合、および/または第一のSRSリソースセットリストが単一のSRSリソースセットを含み、第二のSRSリソースセットリストが二つのSRSリソースセットを含む場合に適用され得る。本明細書に記載される経路損失基準更新/起動動作は、ビームミスアライメントの低減などの利点を提供し得、これは、再送信の低減、遅延/遅れの低減、および/または電力消費の低減をもたらし得る。
【0172】
図17は、例示的なTCI状態更新を示す。TCI状態更新は、統一ビーム更新を含み得る。無線デバイス1701は、一つまたは複数のメッセージを受信し得る(例えば、時刻T)。無線デバイス1701は、本明細書に記載の任意のコンピューティング装置(例えば、基地局、中継ノード、無線デバイスなど)を含み得るコンピューティング装置1702から、一つまたは複数のメッセージを受信し得る。例えば、無線デバイス1701は、基地局から一つまたは複数のメッセージを受信し得る。無線デバイス1701は、中継ノードから一つまたは複数のメッセージを受信し得る。無線デバイス1701は、別の無線デバイス(例えば、TRP、車両、リモート無線ヘッドなど)から一つまたは複数のメッセージを受信し得る。一つまたは複数のメッセージは、一つまたは複数の構成パラメーター(例えば、図17の時刻Tでの構成パラメーター)を含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、RRC構成パラメーターを含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、RRC再構成パラメーターを含み得る。
【0173】
一つまたは複数の構成パラメーターが複数のセルのためあり得る。複数のセルはセルを含むことができる。セルは、例えば、サービングセルであり得る。一つまたは複数の構成パラメーターのうちの少なくとも一つの構成パラメーターは、セルのためのものであり得る。セルは、一次セル(PCell)であり得る。セルは、二次セル(SCell)であり得る。セルは、PUCCH(例えば、PUCCH SCell)のために/で構成される二次セルであり得る。セルは、例えば、ライセンスされていない帯域で動作しているライセンスされていないセルであり得る。セルは、例えば、ライセンスされた帯域で動作するライセンスされたセルであり得る。セルは、第一の周波数範囲(例えば、FR1)において動作し得る。FR1は、例えば、6GHz(または任意の他の周波数もしくは周波数範囲)未満の周波数帯を含み得る。セルは、第二の周波数範囲(例えば、FR2)において動作し得る。FR2は、例えば、24GHz~52.6GHzの周波数帯(または任意の他の周波数もしくは周波数範囲)を含み得る。セルは第三の周波数範囲(FR3)で動作し得る。FR3は、例えば、52.6GHz~71GHzの周波数帯(または任意の他の周波数もしくは周波数範囲)を含み得る。FR3は、例えば、52.6GHz(または任意の他の周波数)から始まる(またはそれを超える)周波数帯を含み得る。
【0174】
無線デバイスは、第一の時間および第一の周波数で、セルを介して/セルのアップリンク送信(例えば、PUSCH、PUCCH、SRS)を実行し得る。無線デバイスは、第二の時間および第二の周波数で、セルを介して/セルのダウンリンク受信(例えば、PDCCH、PDSCH)を実行し得る。セルは、時間分割二重(TDD)モードで動作し得る。例えば、TDDモードでは、第一の周波数と第二の周波数は同じになり得る。第一の時間および第二の時間は、例えば、TDDモードで異なり得る。セルは、周波数分割二重(FDD)モードで動作し得る。例えば、FDDモードでは、第一周波数と第二周波数は異なり得る。例えば、FDDモードでは、第一の時間と第二の時間は同じになり得る。セルは、例えば、第一の周波数および第二の周波数が同一であっても異なっていてもよく、および/または第一の時間および第二の時間が同一であっても異なっていてもよい、コード分割多重化(CDM)モードで動作し得る。セルは、例えば、第一の周波数および第二の周波数が同一であっても異なっていてもよく、および/または第一の時間および第二の時間が同一であっても異なっていてもよい、空間ドメイン多重化(SDM)モードで動作し得る。セルは、TDDモード、FDDモード、CDMモード、および/またはSDMモードのうちの一つまたは複数で動作し得る。
【0175】
無線デバイスは、複数のRRCモードのRRCモードであり得る。例えば、無線デバイスはRRC接続モードになり得る。無線デバイスは、RRCアイドルモードであり得る。無線デバイスは、RRC非アクティブモードであり得る。
【0176】
セルは複数のBWPを含み得る。複数のBWPは、セルのアップリンクBWPを含む一つまたは複数のアップリンクBWPを含み得る。複数のBWPは、セルのダウンリンクBWPを含む一つまたは複数のダウンリンクBWPを含み得る。
【0177】
複数のBWPのうちの一つのBWPは、アクティブ状態と非アクティブ状態の一つになる。一つまたは複数のダウンリンクBWPのうちの一つのダウンリンクBWPがアクティブ状態の場合、無線デバイスは、ダウンリンクBWP上/ダウンリンクBWP用/ダウンリンクBWP経由でダウンリンクチャネル/信号(例えば、PDCCH、DCI、CSI-RS、PDSCH)を監視し得る。一つまたは複数のダウンリンクBWPのうちの一つのダウンリンクBWPがアクティブ状態の場合、無線デバイスは、ダウンリンクBWP上/それ経由/それ用のPDSCHを受信し得る。一つまたは複数のダウンリンクBWPのうちの一つのダウンリンクBWPが非アクティブ状態の場合、無線デバイスは、ダウンリンクBWP上/それ経由/それ用のダウンリンクチャネル/信号(例えば、PDCCH、DCI、CSI-RS、PDSCH)を監視し得ない。一つまたは複数のダウンリンクBWPのうちの一つのダウンリンクBWPが非アクティブ状態の場合、無線デバイスは、ダウンリンクBWP上/それ経由/それ用のダウンリンクチャネル/信号(例えば、PDCCH、DCI、CSI-RS、PDSCH)の監視(または受信)を停止し得る。一つまたは複数のダウンリンクBWPのダウンリンクBWPの非アクティブ状態では、無線デバイスは、ダウンリンクBWP上/それ経由/それ用のPDSCHを受信しえない。一つまたは複数のダウンリンクBWPのうちの一つのダウンリンクBWPが非アクティブ状態の場合、無線デバイスは、ダウンリンクBWP上/それ経由/それ用のPDSCHの受信を停止し得る。
【0178】
一つまたは複数のアップリンクBWPのアップリンクBWPのアクティブ状態では、無線デバイスは、アップリンクBWP上で/を介してアップリンク信号/チャネル(例えば、PUCCH、プリアンブル、PUSCH、PRACH、SRSなど)を送信(例えば、伝送)し得る。一つまたは複数のアップリンクBWPのアップリンクBWPの非アクティブ状態では、無線デバイスは、アップリンクBWP上で/を介してアップリンク信号/チャネル(例えば、PUCCH、プリアンブル、PUSCH、PRACH、SRSなど)を送信(例えば、伝送)しえない。
【0179】
無線デバイスは、セルの一つまたは複数のダウンリンクBWPのダウンリンクBWPを起動し得る。ダウンリンクBWPを起動することが、ダウンリンクBWPをセルのアクティブなダウンリンクBWPとして設定すること(または切り替えること)を含み得る。ダウンリンクBWPを起動することが、ダウンリンクBWPをアクティブ状態に設定することを含み得る。ダウンリンクBWPを起動することが、ダウンリンクBWPを非アクティブ状態からアクティブ状態にスイッチングすることを含み得る。
【0180】
無線デバイスは、セルの一つまたは複数のアップリンクBWPのうちのアップリンクBWPを起動し得る。アップリンクBWPを起動することが、無線デバイスが、アップリンクBWPをセルのアクティブアップリンクBWPとして設定すること(またはそれにスイッチングすること)を含み得る。アップリンクBWPを起動することが、アップリンクBWPをアクティブ状態に設定することを含み得る。アップリンクBWPを起動することが、アップリンクBWPを非アクティブ状態からアクティブ状態にスイッチングすることを含み得る。
【0181】
一つまたは複数の構成パラメーターが、セルの(アクティブな)ダウンリンクBWPのためのものであり得る。一つまたは複数の構成パラメーターの少なくとも一つの構成パラメーターが、セルのダウンリンクBWPのためのものであり得る。
【0182】
一つまたは複数の構成パラメーターが、セルの(アクティブな)アップリンクBWPのためのものであり得る。一つまたは複数の構成パラメーターの少なくとも一つの構成パラメーターが、セルのアップリンクBWPのためのものであり得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、ダウンリンクBWPに対するサブキャリア間隔(またはヌメロロジ)を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、アップリンクBWPに対するサブキャリア間隔(またはヌメロロジ)を示し得る。
【0183】
(ダウンリンクBWPおよび/またはアップリンクBWPの)サブキャリア間隔の値は、例えば、15kHz(μ=0)、または任意の他の周波数もしくは周波数範囲であり得る/示し得る。サブキャリア間隔の値は、例えば、30kHz(μ=1)であり得る/示し得る。サブキャリア間隔の値は、例えば、60kHz(μ=2)であり得る/示し得る。サブキャリア間隔の値は、例えば、120kHz(μ=3)であり得る/示し得る。サブキャリア間隔の値は、例えば、240kHz(μ=4)であり得る/示し得る。サブキャリア間隔の値は、例えば、480kHz(μ=5)であり得る/示し得る。サブキャリア間隔の値は、例えば、960kHz(μ=6)であり得る/示し得る。例えば、480kHzは、FR3で有効/適用可能であり得る。例えば、960kHzは、FR3で有効/適用可能であり得る。例えば、240kHzは、FR3で有効/適用可能であり得る。例えば、120kHzは、FR3で有効/適用可能であり得る。任意の周波数または周波数の範囲は、任意のFR(n)に有効/適用可能であり得る(例えば、μは任意の値と等しくてもよい)。
【0184】
一つまたは複数の構成パラメーターは、複数の制御リソースセット(CORESET)を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、セルの(アクティブな)ダウンリンクBWPの複数のCORESETを示し得る。(アクティブ)ダウンリンクBWPは、複数のCORESETを含み得る。
【0185】
一つまたは複数の構成パラメーターは、複数のCORESETに対して複数のCORESETインデックス/識別子/インジケーター(例えば、上位層パラメーターControlResourceSetIdによって提供される)を示し得る。複数のCORESETの各CORESETは、複数のCORESETインデックスのそれぞれのCORESETインデックスによって識別/示され得る。複数のCORESETのうちの第一のCORESETは、複数のCORESETインデックスのうちの第一のCORESETインデックスによって識別され得る。複数のCORESETのうちの第二のCORESETは、複数のCORESETインデックスのうちの第二のCORESETインデックスによって識別され得る。
【0186】
一つまたは複数の構成パラメーターは、(例えば、PDSCH_Config、PUSCH_Config、PDCCH_Config、PUCCH_Configなどの上位層パラメーターtci-StatesToAddModListによって提供される)複数のTCI状態を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、時刻T図17に示すように、一つまたは複数のメッセージ1710で送信/受信され得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、例えばセルのダウンリンクBWPの複数のTCI状態を示すことができる。図17において、複数のTCI状態は、TCI状態1、TCI状態2、...、TCI状態Mを含むことができる。
【0187】
複数のTCI状態の数量/数は、例えば、128(例えば、M=128)または任意の他の値と等しくてもよい。複数のTCI状態の数量/数は、例えば、64(例えば、M=64)に等しくてもよい。複数のTCI状態の数量/数は、例えば、32(例えば、M=32)に等しくてもよい。複数のTCI状態の数量/数は、無線デバイスの能力に基づいてもよい。無線デバイスは、TCI状態の最大数量/数を示す能力メッセージ(例えば、UE能力メッセージ)を送信(例えば、伝送)し得る。一つまたは複数の構成パラメーターによって示される複数のTCI状態の数量/数は、TCI状態の最大数以下であり得る。
【0188】
一つまたは複数の構成パラメーターは、複数のTCI状態に対する複数のTCI状態インデックス/識別子/インジケーター(例えば、上位層パラメーターTCI-StateIdによって提供される)を示し得る。複数のTCI状態の各TCI状態は、複数のTCI状態インデックスのそれぞれのTCI状態インデックスによって識別/示され得る。複数のTCI状態のうちの第一のTCI状態は、複数のTCI状態インデックスのうちの第一のTCI状態インデックスによって識別され得る。複数のTCI状態のうちの第二のTCI状態は、複数のTCI状態インデックスのうちの第二のTCI状態インデックスによって識別され得る。
【0189】
複数のTCI状態(または複数のTCI状態のうちの少なくとも一つのTCI状態)は、セルの/のためのPDSCH送信/受信を(復号化)するためのものであり得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、セルのダウンリンクBWPの/のためのPDSCH送信/受信を復号化するための複数のTCI状態(または複数のTCI状態のうちの少なくとも一つのTCI状態)を示すことができる。複数のTCI状態のうちのTCI状態は、PDSCH送信/受信のDM-RS(またはDM-RSアンテナポート)の/のための準コロケーションの基準信号(例えば、SourceRs-Infoによって)を示し得る。
【0190】
複数のTCI状態(または複数のTCI状態のうちの少なくとも一つのTCI状態)は、セルの/のためのPDCCH送信/受信のためのものであり得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、セルのダウンリンクBWPの/のためのPDCCH送信/受信のための複数のTCI状態(または複数のTCI状態のうちの少なくとも一つのTCI状態)を示し得る。複数のTCI状態のうちのTCI状態は、PDCCH送信/受信のDM-RS(またはDM-RSアンテナポート)の/のための準コロケーションの基準信号を示し得る。
【0191】
複数のTCI状態(または複数のTCI状態のうちの少なくとも一つのTCI状態)は、セルの/のためのCSI-RS送信/受信のためのものであり得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、セルのダウンリンクBWPの/のためのCSI-RS送信/受信のための複数のTCI状態(または複数のTCI状態のうちの少なくとも一つのTCI状態)を示し得る。複数のTCI状態のうちのTCI状態は、CSI-RS送信/受信の/のための準コロケーションの基準信号を示し得る。
【0192】
複数のTCI状態(または複数のTCI状態のうちの少なくとも一つのTCI状態)は、セルのアップリンクリソース(例えば、PUSCHリソース、PUCCHリソース、SRSリソース)の/のための/上の/を介してアップリンク信号(例えば、UCI、動的グラントPUSCH、構成されるアップリンクグラントベースのPUSCH、SRS、PUCCH、トランスポートブロック、SR、CSI、HARQ-ACK)の送信のためのものであり得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、セルのアップリンクBWPのアップリンクリソースの/のための/上の/を介してアップリンク信号の送信のための複数のTCI状態(または複数のTCI状態のうちの少なくとも一つのTCI状態)を示すことができる。無線デバイスは、アップリンク信号の送信のために、複数のTCI状態のうちのTCI状態によって(またはそれにおいて)示される基準信号に基づき、空間ドメイン送信フィルター/ビームを決定し得る。
【0193】
複数のTCI状態プール/グループは、複数のTCI状態を含み得る。例えば、二つのTCI状態プール/グループは、複数のTCI状態を含み得る。二つのTCI状態プールのうちの第一のTCI状態プールは、複数のTCI状態のうちの複数のダウンリンクTCI状態を含み得る。二つのTCI状態プールのうちの第二のTCI状態プールは、複数のTCI状態のうちの複数のアップリンクTCI状態を含み得る。
【0194】
(単一の)TCI状態プール/グループは、複数のTCI状態を含み得る。複数のTCI状態は、複数のダウンリンクTCI状態を含み得る/であり得る。複数のTCI状態は、複数のアップリンクTCI状態を含み得る/であり得る。
【0195】
無線デバイスは、トランスポートブロックの受信/復号化(またはPDSCH送信/受信)のために、複数のダウンリンクTCI状態を適用/使用し得る。無線デバイスは、例えば、セルのダウンリンクBWPに対してスケジュールされるトランスポートブロックの受信/復号化(またはPDSCH送信/受信)のために、複数のダウンリンクTCI状態を使用し得る。無線デバイスは、例えば、セルのダウンリンクBWPを介してダウンリンク信号の受信(例えば、PDSCH送信/受信、PDCCH送信/受信、DCI、トランスポートブロック、CSI-RSなど)のために、複数のダウンリンクTCI状態を使用し得る。例えば、無線デバイスは、アップリンク信号の送信(例えば、PUSCH送信、PUCCH送信、UCI、トランスポートブロック、SRSなど)のために、複数のダウンリンクTCI状態(または複数のダウンリンクTCI状態の各TCI状態)を使用しえない。複数のダウンリンクTCI状態のうちのTCI状態は、ダウンリンク信号(例えば、PDSCH/PDCCH送信/受信)のDM-RSの準コロケーションの基準信号を示し/有し/含み得る。基準信号は、ダウンリンク信号のDM-RSと準コロケーションされ得る。基準信号は、準コロケーションタイプ(例えば、QCLタイプA、QCLタイプB、QCLタイプC、QCLタイプD、QCLタイプEなど)に関して、ダウンリンク信号のDM-RSと準コロケーションされ得る。TCI状態は、基準信号に対して、準コロケーションタイプを示し得る/含み得る/有し得る。複数のダウンリンクTCI状態のうちのTCI状態は、ダウンリンク信号の受信(例えば、CSI-RS)の/のための準コロケーションの基準信号を示し得る。複数のダウンリンクTCI状態の各TCI状態は、ダウンリンク信号のDM-RS(例えば、PDSCH/PDCCH送信/受信)の/のための準コロケーションに対するそれぞれの基準信号を示し得る。複数のダウンリンクTCI状態の各TCI状態は、ダウンリンク信号(例えば、CSI-RS)の受信の/のための準コロケーションに対するそれぞれの基準信号を示し得る。
【0196】
無線デバイスは、トランスポートブロックの送信(またはPUSCH送信)のために、複数のアップリンクTCI状態を適用/使用し得る。無線デバイスは、例えば、セルのアップリンクBWPに対してスケジュール/構成されるトランスポートブロックの送信(またはPUSCH送信)のために、複数のアップリンクTCI状態を使用し得る。無線デバイスは、例えば、セルのアップリンクBWPを介してアップリンク信号の送信(例えば、PUSCH送信、PUCCH送信、UCI、トランスポートブロック、SRSなど)のために、複数のアップリンクTCI状態を使用し得る。無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信(例えば、PDSCH送信/受信、PDCCH送信/受信、DCI、トランスポートブロック、CSI-RSなど)のために、複数のアップリンクTCI状態(または複数のアップリンクTCI状態の各TCI状態)を使用しえない。無線デバイスは、アップリンク信号の送信のための複数のアップリンクTCI状態のうちのTCI状態によって(またはTCI状態において)示される基準信号に基づき、空間ドメイン送信フィルター/ビームを決定し得る。無線デバイスは、アップリンク信号の送信のために、複数のアップリンクTCI状態の各TCI状態によって示される(または各TCI状態にある)基準信号に基づき、それぞれの空間ドメイン送信フィルター/ビームを決定することができる。無線デバイスは、アップリンク信号の送信のための複数のアップリンクTCI状態のうちのTCI状態によって示される(またはそれらに含まれる、またはそれらと関連付けられる、またはマッピングされる)一つまたは複数の電力制御パラメーター(例えば、ターゲット受信電力、閉ループインデックス、経路損失補償係数、アルファ、経路損失基準信号など)に基づき、送信電力を決定し得る。無線デバイスは、アップリンク信号の送信のために、複数のアップリンクTCI状態の各TCI状態によって示される(またはそれらに含まれる、またはそれらと関連付けられる、またはマッピングされる)一つまたは複数の電力制御パラメーターに基づき、それぞれの送信電力を決定し得る。
【0197】
(単一の)TCI状態プール/グループは、複数のTCI状態を含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、例えば、TCI状態プールの数に基づき、ジョイント/共通UL/DL TCI状態モードおよび別個のUL/DL TCI状態モードを示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、例えば、(単一の)TCI状態プール/グループを示す一つまたは複数の構成パラメーターに基づき、ジョイント/共通UL/DL TCI状態モードを示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、例えば、二つのTCI状態プール/グループを示す一つまたは複数の構成パラメーターに基づき、別個のUL/DL TCI状態モードを示し得る。
【0198】
一つまたは複数の構成パラメーターは、例えば、ジョイント/共通UL/DL TCI状態モードまたは別個のUL/DL TCI状態モードを示すTCIタイプパラメーターを含み得る。TCIタイプパラメーターは、ジョイント/共通UL/DL TCI状態モードを示す、「ジョイント」または「ジョイントUL/DL TCI状態」に設定され得る。TCIタイプパラメーターは、別個のUL/DL TCI状態モードを示す、「分離」または「分離UL/DL TCI状態」に設定され得る。
【0199】
複数のTCI状態は、複数の共通/ジョイントTCI状態(または複数の共通/ジョイントアップリンクおよびダウンリンクTCI状態)であり得る/含んでもよい。無線デバイスは、例えば、セルのダウンリンクBWPを介してダウンリンク信号(例えば、PDSCH、PDCCH、CSI-RS、DCI、トランスポートブロックなど)の受信のために、複数の共通/ジョイントTCI状態を使用し得る。無線デバイスは、例えば、セルのアップリンクBWPを介してアップリンク信号(例えば、PUSCH、PUCCH、UCI、トランスポートブロック、SRSなど)の送信のために、複数の共通/ジョイントTCI状態を使用し得る。無線デバイスは、例えば、ダウンリンク信号の受信およびアップリンク信号の送信のために、複数の共通/ジョイントTCI状態の各TCI状態を使用し得る。複数のTCI状態(または複数の共通/ジョイントTCI状態)のTCI状態は、ダウンリンク信号(例えば、PDSCH/PDCCH送信/受信)のDM-RSの/のための準コロケーションの基準信号を示し得る。複数のTCI状態(または複数の共通/ジョイントTCI状態)のTCI状態は、ダウンリンク信号(例えば、CSI-RS)の受信の/のための準コロケーションの基準信号を示し得る。複数のTCI状態(または複数の共通/ジョイントTCI状態)の各TCI状態は、ダウンリンク信号(例えば、PDSCH/PDCCH送信/受信)のDM-RSの/のための準コロケーションに対するそれぞれの基準信号を示し得る。複数のTCI状態(または複数の共通/ジョイントTCI状態)の各TCI状態は、ダウンリンク信号(例えば、CSI-RS)の受信の/のための準コロケーションのためのそれぞれの基準信号を示し得る。無線デバイスは、アップリンク信号の送信のために、複数のTCI状態(または複数の共通/ジョイントTCI状態)のうちのTCI状態によって(または該TCI状態において)示される基準信号に基づき、空間ドメイン送信フィルター/ビームを決定し得る。無線デバイスは、アップリンク信号の送信のために、複数のTCI状態(または複数の共通/ジョイントTCI状態)の各TCI状態によって(またはそれらにおいて)示される基準信号に基づき、それぞれの空間ドメイン送信フィルター/ビームを決定し得る。
【0200】
一つまたは複数の構成パラメーターが、セルのダウンリンクBWPの一つまたは複数のTCI状態を示し得ない。一つまたは複数のTCI状態パラメーター/構成は、一つまたは複数の構成パラメーターに存在し得ない。一つまたは複数の構成パラメーターは、セルのダウンリンクBWPにおける/のための一つまたは複数のTCI状態パラメーター/構成を含み得ない。一つまたは複数の構成パラメーターは、例えば、基準セルの基準BWP(例えば、基準ダウンリンクBWP)について、複数のTCI状態を示し得る。複数のセルは、基準セルを含んでもよい。無線デバイスは、基準セルの基準BWPの複数のTCI状態を、セルのダウンリンクBWPに適用/使用し得る(または関連付けられる)。一つまたは複数の構成パラメーターは、セル(またはセルのダウンリンクBWP)に対して、基準セルの基準BWPの(またはそれに関連付けられ得る)複数のTCI状態を適用/使用するために、基準セルの基準BWPを示し得る。
【0201】
無線デバイスは、図17に示すような起動コマンド1720を受信することができる。起動コマンドは、複数のTCI状態のサブセットの起動を示す、一つまたは複数のメッセージ(例えば、図17の時刻TでのDCI、MAC-CE、UE固有のMAC CEのTCI状態の起動/停止、起動コマンド)で送信/受信され得る。起動コマンドは、複数のTCI状態のサブセットを起動/選択/表示/更新し得る。複数のTCI状態のサブセットは、例えば、複数のTCI状態の一つまたは複数のTCI状態を含み得る/であり得る。複数のTCI状態のサブセットは、例えば、複数のTCI状態の第一の複数のTCI状態を含み得る/であり得る。例えば、図17では、複数のTCI状態のサブセットは、TCI状態4、TCI状態5、TCI状態8、TCI状態26、TCI状態61、およびTCI状態42である。
【0202】
起動コマンドは、複数のTCI状態のサブセットの/を示す/を識別する少なくとも一つのTCI状態インデックスを示す/含む一つまたは複数のフィールドを含み得る。複数のTCI状態インデックスは、少なくとも一つのTCI状態インデックスを含み得る。複数のTCI状態のサブセットの各TCI状態は、少なくとも一つのTCI状態インデックスのそれぞれのTCI状態インデックスによって識別/示され得る。一つまたは複数のフィールドには、複数のTCI状態のサブセットの起動を示す値(例えば、1)が設定され得る。複数のTCI状態のサブセットが値に設定されることを示す一つまたは複数のフィールドに基づき、無線デバイスは、複数のTCI状態のサブセットを起動し得る。無線デバイスは、例えば、複数のTCI状態のサブセットを起動する/選択する/示す/更新する起動コマンドを受信することに基づき、複数のTCI状態のサブセットを起動し得る。
【0203】
無線デバイスは、複数のTCI状態のサブセットを、一つまたは複数のTCIコードポイント(例えば、図17における、TCIコードポイント内の000、001、...、110、および011)にマッピングし得る。複数のTCI状態のサブセットを一つまたは複数のTCIコードポイントにマッピングすることが、複数のTCI状態のサブセットを一つまたは複数のTCIコードポイントに/においてグループ化することを含み得る。一つまたは複数のTCIコードポイントの各TCIコードポイントは、複数のTCI状態のサブセットのそれぞれのTCI状態を含む/示すことができる。例えば、図17では、TCI状態4はTCIコードポイント000にマッピングされ得、TCI状態5およびTCI状態8はTCIコードポイント001にマッピングされ得、TCI状態26およびTCI状態61はTCIコードポイント110にマッピングされ得、TCI状態42はTCIコードポイント111にマッピングされ得る。一つまたは複数のTCIコードポイントの各TCIコードポイントは、DCI内のTCIフィールドの値と等しくなり得る。DCIは、トランスポートブロック(例えば、PDSCH、PUSCH)をスケジュールしてもよく、スケジュールしなくてもよい。DCI内のTCIフィールドは、一つまたは複数のTCIコードポイントのうちのTCIコードポイントを指示し得る(またはそれに等しくてもよい)。TCIコードポイントは、複数のTCI状態のサブセットのうちの少なくとも一つのTCI状態を含み得る/示し得る。
【0204】
複数のTCI状態のサブセットのTCI状態は、準コロケーションタイプ(例えば、QCLタイプA、QCLタイプD)を有する/に対する基準信号を示し得る。TCI状態は、基準信号に対するBWPインデックス/IDおよび/またはセルインデックス/IDを含み得ない/示し得ない。無線デバイスは、基準信号が、TCI状態が適用されるセルのダウンリンクBWPで構成されると想定し得る。
【0205】
複数のTCI状態のサブセットは、セルの/のためのPDSCH送信/受信を(復号化)するためであり得る。起動コマンドは、セルのダウンリンクBWPの/のためのPDSCH送信/受信を復号化するための複数のTCI状態のサブセットの起動を示し得る。
【0206】
複数のTCI状態のサブセットは、セルのアップリンクリソース(例えば、PUSCHリソース、PUCCHリソース、SRSリソース)の/そのための/その上の/それを介してアップリンク信号(例えば、UCI、PUSCH、SRS、PUCCH、トランスポートブロック、SR、CSI、HARQ-ACK)の送信用であり得る。起動コマンドは、セルのアップリンクBWPのアップリンクリソースの/そのための/その上の/それを介してアップリンク信号の送信のための複数のTCI状態のサブセットの起動を示し得る。
【0207】
複数のTCI状態のサブセットは、一つまたは複数のダウンリンクTCI状態であり得る/含み得る。無線デバイスは、トランスポートブロック(またはPDSCH送信/受信)の受信/復号化のために、一つまたは複数のダウンリンクTCI状態を使用し得る。無線デバイスは、例えば、セルのダウンリンクBWPに対してスケジュール/構成されるトランスポートブロック(またはPDSCH送信/受信)の受信/復号化のために、一つまたは複数のダウンリンクTCI状態を使用し得る。無線デバイスは、例えば、セルのダウンリンクBWPを介してダウンリンク信号(例えば、PDSCH、PDCCH、DCI、CSI-RS、トランスポートブロックなど)の受信のために、一つまたは複数のダウンリンクTCI状態を使用し得る。
【0208】
複数のTCI状態のサブセットは、一つまたは複数のアップリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。無線デバイスは、トランスポートブロック(またはPUSCH送信)の送信のために、一つまたは複数のアップリンクTCI状態を使用し得る。無線デバイスは、例えば、セルのアップリンクBWPに対してスケジュール/構成されるトランスポートブロック(またはPUSCH送信)の送信のために、一つまたは複数のアップリンクTCI状態を使用し得る。無線デバイスは、例えば、セルのアップリンクBWPを介してアップリンク信号(例えば、PUSCH、PUCCH、UCI、トランスポートブロック、SRSなど)の送信のために、一つまたは複数のアップリンクTCI状態を使用し得る。
【0209】
複数のTCI状態のサブセットは、一つまたは複数の共通/ジョイントTCI状態であり得る/含んでもよい。無線デバイスは、例えば、セルのダウンリンクBWPを介してダウンリンク信号(例えば、PDSCH、PDCCH、DCI、CSI-RS、トランスポートブロックなど)の受信のために、一つまたは複数の共通/ジョイントTCI状態を使用し得る。無線デバイスは、例えば、セルのアップリンクBWPを介してアップリンク信号(例えば、PUSCH、PUCCH、UCI、トランスポートブロック、SRSなど)の送信のために、一つまたは複数の共通/ジョイントTCI状態を使用し得る。例えば、無線デバイスは、セルのダウンリンクBWPを介してダウンリンク信号の受信、およびセルのアップリンクBWPを介してアップリンク信号の送信のために、一つまたは複数の共通/ジョイントTCI状態を使用し得る。
【0210】
無線デバイスは、図17に示すように、ダウンリンク信号1730およびまたは1740を受信し得る。ダウンリンク信号は、一つまたは複数のメッセージで送信/受信され得る。ダウンリンク信号は、日付および/または制御情報(例えば、トランスポートブロック、PDCCH/PDSCH送信、CSI-RS、非周期CSI-RS、DCIなど)を含み得る。無線デバイスは、例えば、複数のTCI状態のサブセットのTCI状態に基づき、ダウンリンク信号を受信し得る。無線デバイスは、例えば、ダウンリンク信号の受信/送信をスケジューリング/トリガーするDCIを受信し得る。DCIは、例えば、動的アップリンク/ダウンリンクグラントを示し得る。DCIは、例えば、SPS PDSCH送信の起動を示し得る。無線デバイスは、SPS PDSCH送信のための/そのダウンリンク信号(例えば、トランスポートブロック)を受信し得る。DCIは、TCI状態を示すTCIフィールド(またはTCI状態を含む/示すTCIコードポイント)を含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、ダウンリンク信号(例えば、周期的CSI-RS、PDCCH/PDSCH送信など)の送信/受信を示し/構成し/スケジュールし/トリガーし得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、ダウンリンク信号の送信/受信のためのTCI状態を示すTCIフィールド(またはTCI状態を含む/示すTCIコードポイント)を含み得る/示し得る。
【0211】
TCI状態に基づきダウンリンク信号を受信することが、ダウンリンク信号(例えば、PDSCH/PDCCH送信、トランスポートブロック)の少なくとも一つのDMRSアンテナポートがTCI状態によって示される基準信号(例えば、CSI-RS、SS/PBCHブロック、SRS、PUCCHなど)と準コロケーションされることを含み得る。ダウンリンク信号の少なくとも一つのDMRSアンテナポートは、準コロケーションタイプ(例えば、QCL TypeA、QCL TypeB、QCL TypeC、QCL TypeDなど)に関して基準信号と準コロケーションされ得る。TCI状態は、準コロケーションタイプを示し得る/含み得る/有し得る。TCI状態は、基準信号を示す/識別する基準信号インデックスを含み得る/有し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、TCI状態について、基準信号インデックスを示すことができる。
【0212】
TCI状態に基づきダウンリンク信号を受信することが、ダウンリンク信号(例えば、CSI-RS、DM-RS)が、TCI状態によって示される基準信号(例えば、CSI-RS、SS/PBCHブロック、SRS、PUCCHなど)と準コロケーションされることを含み得る。ダウンリンク信号は、準コロケーションタイプ(例えば、QCL TypeA、QCL TypeB、QCL TypeC、QCL TypeDなど)に関して、基準信号と準コロケーションされ得る。TCI状態は、準コロケーションタイプを示し得る/含み得る/有し得る。TCI状態は、基準信号を示す/識別する基準信号インデックスを含み得る/有し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、TCI状態について、基準信号インデックスを示すことができる。
【0213】
TCI状態に基づきダウンリンク信号を受信することが、TCI状態によって示される基準信号を受信するために使用される空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームを用いてダウンリンク信号を受信することを含み得る。ダウンリンク信号を受信するために使用される空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームは、基準信号を受信するために使用される空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。
【0214】
無線デバイスは、複数のTCI状態のサブセットのTCI状態に基づき、アップリンク信号(例えば、トランスポートブロック、PUCCH/PUSCH送信、SRS、非周期SRS、PUCCH、非周期PUCCH、UCIなど)を送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、例えば、アップリンク信号の送信をスケジューリング/トリガーするDCIを受信し得る。DCIは、例えば、動的アップリンク/ダウンリンクグラントを示し得る。DCIは、例えば、構成されるアップリンクグラント(例えば、タイプ2の構成されるアップリンクグラント)の起動を示し得る。無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントのための/そのアップリンク信号(トランスポートブロックなど)を送信し得る(例えば、伝送)。DCIは、TCI状態を示すTCIフィールド(またはTCI状態を含む/示すTCIコードポイント)を含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、アップリンク信号(例えば、周期的SRS、PUCCH/PUSCH送信、周期的PUCCH、構成されるアップリンクグラントなど)の送信を示し/構成し/スケジュールし/トリガーし得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、アップリンク信号の送信のためのTCI状態を示すTCIフィールド(またはTCI状態を含む/示すTCIコードポイント)を含み得る/示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、構成されるアップリンクグラント(タイプ1構成されるアップリンクグラントなど)のTCI状態を示す。無線デバイスは、構成されるアップリンクグラント(タイプ1構成されるアップリンクグラントなど)のための/そのアップリンク信号(トランスポートブロックなど)を送信(例えば、伝送)し得る。
【0215】
TCI状態に基づきアップリンク信号を送信(例えば、伝送)することが、TCI状態によって示される基準信号(例えば、CSI-RS、SS/PBCHブロック、SRS、PUCCH)に基づき決定される空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームを用いてアップリンク信号を送信することを含み得る。アップリンク信号を送信するために使用される空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームは、基準信号(例えば、SRS、PUCCH)を送信するために使用される空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。アップリンク信号を送信するために使用される空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームは、基準信号(例えば、CSI-RS、SS/PBCHブロック)を受信するために使用される空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。
【0216】
無線デバイスは、DCIについて、TCI状態に基づき、CORESET内/CORESETを介してPDCCH送信を監視し得る。複数のCORESETは、CORESETを含み得る。セルのダウンリンクBWP(またはダウンリンクBWP内の一つまたは複数のCORESET)は、CORESETを含み得る。複数のTCI状態のサブセットは、TCI状態を含むことができる。TCI状態のサブセットは、TCI状態を含んでもよく、含まなくてもよい。無線デバイスは、CORESETに対するTCI状態の起動を示す第二の起動コマンドを受信し得る。第二の起動コマンドは、起動コマンドと同じであっても、そうでなくてもよい(図17における時刻T)。TCI状態に基づきCORESETにおけるPDCCH送信を監視することが、CORESETにおけるPDCCH送信の少なくとも一つのDMRSアンテナポートが、TCI状態によって示される基準信号(例えば、CSI-RS、SS/PBCHブロック、SRSなど)と準コロケーションされることを含み得る。少なくとも一つのDMRSアンテナポートは、準コロケーションタイプ(例えば、QCL TypeA、QCL TypeB、QCL TypeC、QCL TypeDなど)に関して基準信号と準コロケーションされ得る。TCI状態は、準コロケーションタイプを示し得る/含み得る/有し得る。
【0217】
一つまたは複数のTCIコードポイントの数量/数は、1に等しくてもよい。一つまたは複数のTCIコードポイントは、(単一の)TCIコードポイントであり得る。(単一の)TCIコードポイントは、複数のTCI状態のうちの少なくとも二つのTCI状態を示し得る。複数のTCI状態のサブセットは、少なくとも二つのTCI状態であり得る。無線デバイスは、例えば、一つまたは複数のTCIコードポイントの数が1に等しいことに基づき、少なくとも二つのTCI状態のうちの一つまたは複数のTCI状態の起動を示すDCIを受信し得ない。無線デバイスは、例えば、少なくとも二つのTCI状態の起動を示す起動コマンドに基づき、少なくとも二つのTCI状態のうちの一つまたは複数のTCI状態の起動を示すDCIを受信し得ない。
【0218】
一つまたは複数のTCIコードポイントの数量/数は、1より大きくてもよい。無線デバイスは、DCI(例えば、図17の時刻TでのDCI1)を受信し得る。DCIは、例えば、DCIフォーマット1_1であり得る。DCIは、例えば、DCIフォーマット1_2であり得る。DCIは、例えば、DCIフォーマット1_xであってもよく、ここで、x=0、1、2、...である。DCIは、例えば、DCIフォーマット0_xであってもよく、ここで、x=0、1、2、...である。
【0219】
DCIはTCIフィールドを含み得る。TCIフィールドは、一つまたは複数のTCIコードポイントのうちの一つのTCIコードポイントを示し得る。TCIフィールド(例えば、図17のステップ1730での110、または図17のステップ1740での111)の値は、例えば、TCIコードポイントと等しくてもよい。TCIフィールドの値は、例えば、TCIコードポイントを示し得る。TCIコードポイント(例えば、110)は、少なくとも二つのTCI状態を示し得る/含み得る。少なくとも二つのTCI状態は、第一のTCI状態と第二のTCI状態を含み得る。例えば、図17では、第一のTCI状態は、TCI状態26である。第二のTCI状態は、TCI状態61である。任意のTCIコードポイントは、任意の一つまたは複数のTCI状態(例えば、一つのTCI状態、二つのTCI状態、または任意の数量のTCI状態)を示し得る/含み得る。DCIは、一つのTCI状態(例えば、図17の時刻TでのTCI状態42)の起動を示す。DCIは、少なくとも二つのTCI状態(または任意の他の数量のTCI状態)の起動を示し得る。
【0220】
少なくとも二つのTCI状態は、少なくとも二つの統一されたTCI状態であり得る/含んでもよい。第一のTCI状態は、第一の統一されたTCI状態であり得る/含んでもよい。第二のTCI状態は、第二の統一されたTCI状態であり得る/含んでもよい。
【0221】
第一のTCI状態(例えば、TCI状態26)は、少なくとも二つのTCI状態のベクトル/セット/リストにおける第一の/開始の/最も早い/初期のTCI状態であり得る。第一のTCI状態は、少なくとも二つのTCI状態のベクトル/セット/リストにおける第一の/開始の/最も早い要素であり得る。第一のTCI状態は、TCIコードポイントにおける(またはそれによって示される)少なくとも二つのTCI状態のうちの第一の/開始の/最も早いTCI状態であり得る。第一のTCI状態の場所/位置は、少なくとも二つのTCI状態のベクトルにおいて、最も早い/最も高い/最も低くてもよい。第一のTCI状態の場所/位置は、少なくとも二つのTCI状態のベクトルにおける第二のTCI状態の場所/位置よりも早く(または前)てもよい。第一のTCI状態は、少なくとも二つのTCI状態のベクトル/セット/リストで最初に発生し得る。第一の/開始の/最も早いTCI状態(または第一のTCI状態)は、例えば、少なくとも二つのTCI状態のベクトルが[TCI状態26、TCI状態61]と等しい場合、TCI状態26である。第一の/開始の/最も早いTCI状態(または第一のTCI状態)は、例えば、少なくとも二つのTCI状態のベクトルが[TCI状態2、TCI状態1]と等しい場合、TCI状態2である。
【0222】
第二のTCI状態(例えば、TCI状態61)は、少なくとも二つのTCI状態のベクトル/セット/リストにおける第二の/第二の開始の/第二の最も早いTCI状態であり得る。第二のTCI状態は、少なくとも二つのTCI状態のベクトル/セット/リストにおける第二の/第二の開始の/第二の最も早い要素であり得る。第二のTCI状態は、TCIコードポイントにおける(またはそれによって示される)少なくとも二つのTCI状態のうちの第二の/第二の開始の/第二の最も早いTCI状態であり得る。第二のTCI状態の場所/位置は、少なくとも二つのTCI状態のベクトルにおいて、二番目に早い/二番目に高い/二番目に低いものであり得る。第一のTCI状態の場所/位置は、少なくとも二つのTCI状態のベクトルにおける第二のTCI状態の場所/位置よりも早く(または前)てもよい。第二のTCI状態の場所/位置は、少なくとも二つのTCI状態のベクトルにおける第一のTCI状態の場所/位置よりも遅く(例えば、後)てもよい。第二のTCI状態は、少なくとも二つのTCI状態のベクトル/セット/リストで二番目に発生し得る。第二の/第二の開始の/第二の最も早いTCI状態(または第二のTCI状態)は、例えば、少なくとも二つのTCI状態のベクトルが[TCI状態26、TCI状態61]と等しい場合、TCI状態61である。第二の/第二の開始の/第二の最も早いTCI状態(または第二のTCI状態)は、例えば、少なくとも二つのTCI状態のベクトルが[TCI状態2、TCI状態1]と等しい場合、TCI状態1である。
【0223】
DCIは、トランスポートブロック(例えば、PDSCH、PUSCH)の送信をスケジュールし得る。DCIは、例えば、トランスポートブロックのリソースを示すダウンリンク割り当てを含み得る。DCIは、例えば、トランスポートブロックのリソースを示すアップリンクグラント/割り当てを含み得る。無線デバイスは、リソースを介して、トランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。
【0224】
DCIは、トランスポートブロックの送信(例えば、PDSCH/PUSCH送信)をスケジュールし得ない。DCIは、例えば、ダウンリンク割り当てを含み得ない。DCIは、例えば、アップリンクグラント/割り当てを含み得ない。DCIのため/そのCRCは、RNTI(例えば、CS-RNTI)でスクランブルされ得る。DCIのRVフィールドは、例えば、基地局によって、1(例えば、全ての「1」)に設定され得る(または示し得る、または等しくてもよい)。DCIのMCSフィールドは、例えば、基地局によって、一つ(例えば、全ての「1」)に設定され得る(または示し得る、または等しくてもよい)。DCIの新しいデータインジケーター(NDI)フィールドは、例えば、基地局によってゼロに設定され得る(またはゼロを示し得る、または等しくてもよい)。DCIのFDRAフィールドは、例えば、FDRAタイプ0に対して、ゼロ(例えば、全ての「0」)に設定され得る(または示し得る、または等しくてもよい)。DCIのFDRAフィールドは、例えば、FDRAタイプ1に対して、1(例えば、全ての「1」)に設定され得る(または示し得る、または等しくてもよい)。DCIのFDRAフィールドは、例えば、動的スイッチに対して、ゼロ(例えば、全ての「0」)に設定され得る(または示し得る、または等しくてもよい)。
【0225】
無線デバイスは、PUCCHリソースを介してアップリンク信号(例えば、HARQ-ACKまたはHARQ-ACK情報を有するPUCCH)を送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、例えば、DCIによってスケジュールされるトランスポートブロックのために、アップリンク信号を送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、例えば、DCIに対して、アップリンク信号を送信(例えば、伝送)し得る(例えば、DCIがトランスポートブロックの送信をスケジュールしない場合)。
【0226】
無線デバイスは、例えば、アップリンク信号(またはHARQ-ACK情報を有するPUCCH)の最後の/終了の/最新のシンボルから/その後に、シンボルの数(例えば、ビーム適用時間、MAC-CE起動時間、
【数1】
)の後である/発生する、開始の/初期の/最も早い/第一のスロットから開始する少なくとも二つのTCI状態を適用(または使用を開始)し得る。無線デバイスは、アップリンク信号の最後の/終了の/最新のシンボルから/その後に、少なくともシンボルの数量/数(例えば、ビーム適用時間、MAC-CE起動時間)である、開始の/初期の/最も早い/第一のスロットから開始する少なくとも二つのTCI状態を適用(または使用を開始)し得る。開始の/初期の/最も早い/第一のスロットは、少なくとも、アップリンク信号の最後の/終了の/最も遅いシンボルから/その後に、シンボルの数量/数を発生し得る。シンボルの数量/数(例えば、ビーム適用時間)は、無線デバイスの能力に基づいてもよい。例えば、無線デバイスは、シンボルの数量/数を示す能力メッセージ(例えば、UE能力メッセージ)を送信(例えば、伝送)し得る。例えば、無線デバイスは、シンボルの最小および/または最大数量/数を示す能力メッセージ(例えば、UE能力メッセージ)を送信(例えば、伝送)し得る。一つまたは複数の構成パラメーター(例えば、RRCパラメーターbeamAppTimeによる)は、シンボルの数量/数を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーター(例えば、RRCパラメーターbeamAppTimeによる)は、例えば、シンボルの最小/最大数に基づき、シンボルの数量/数を示し得る。シンボルの数量/数は、例えば、シンボルの最小および/または最大数量/数以上であり得る。シンボルの数量/数は、例えば、シンボルの最小および/または最大数量/数以下であり得る。シンボルの数量/数は、例えば、ダウンリンクBWPのサブキャリア間隔(例えば、μ)に基づいてもよい。シンボルの数量/数は、例えば、アップリンクBWPのサブキャリア間隔(例えば、μ)に基づいてもよい。
【0227】
無線デバイスは、例えば、一つまたは複数のTCIコードポイントの数が1に等しいことに基づき、開始の/初期の/最も早い/第一のスロットから開始する起動コマンドによって示され/起動される少なくとも二つのTCI状態(例えば、図17の時刻TでのDCI1)を適用(または使用を開始)し得る。
【0228】
無線デバイスは、例えば、一つまたは複数のTCIコードポイントの数が1よりも大きいことに基づき、開始の/初期の/最も早い/第一のスロットから開始するDCI(例えば、図17の時刻Tで)によって示され/起動される少なくとも二つのTCI状態を適用(または使用を開始)し得る。
【0229】
少なくとも二つのTCI状態は、少なくとも二つのアップリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。複数のアップリンクTCI状態は、少なくとも二つのアップリンクTCI状態を含み得る。第一のTCI状態は、少なくとも二つのアップリンクTCI状態の第一のアップリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。第二のTCI状態は、少なくとも二つのアップリンクTCI状態の第二のアップリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。無線デバイスは、例えば、セルのアップリンクBWPを介してアップリンク信号(例えば、PUSCH送信、PUCCH送信、UCI、トランスポートブロック、SRSなど)の送信のために、少なくとも二つのアップリンクTCI状態を適用/使用し得る。
【0230】
アップリンク信号の送信のために少なくとも二つのアップリンクTCI状態を使用/適用することが、第一のアップリンクTCI状態によって示される第一の基準信号に基づき決定される第一の空間ドメイン送信フィルター/ビームを用いて、一つまたは複数の第一のアップリンク信号(例えば、PUSCH送信、PUCCH送信、UCI、トランスポートブロック、SRSなど)を送信(例えば、伝送)することを含み得る。第一の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームは、例えば、第一の基準信号を受信するために使用される空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。第一の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームは、例えば、第一の基準信号を送信(例えば、伝送)するために使用される空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。アップリンク信号の送信のために少なくとも二つのアップリンクTCI状態を使用/適用することが、第一のアップリンクTCI状態によって示される(またはそれらに含まれる、またはそれらに関連付けられるか、またはマッピングされる)一つまたは複数の第一の電力制御パラメーター(例えば、ターゲット受信電力、閉ループインデックス、経路損失補償係数、アルファ、経路損失基準信号など)に基づき決定される第一の送信電力で、一つまたは複数の第一のアップリンク信号を送信(例えば、伝送)することを含み得る。アップリンク信号は、一つまたは複数の第一のアップリンク信号を含み得る。アップリンク信号の送信のために少なくとも二つのアップリンクTCI状態を使用/適用することが、第二のアップリンクTCI状態によって示される第二の基準信号に基づき決定される第二の空間ドメイン送信フィルター/ビームを用いて、一つまたは複数の第二のアップリンク信号(例えば、PUSCH送信、PUCCH送信、UCI、トランスポートブロック、SRSなど)を送信(例えば、伝送)することを含み得る。第二の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームは、例えば、第二の基準信号を受信するために使用される空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。第二の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームは、例えば、第二の基準信号を送信(例えば、伝送)するために使用される空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。アップリンク信号の送信のために少なくとも二つのアップリンクTCI状態を使用/適用することが、第二のアップリンクTCI状態によって示される(またはそれらに含まれる、またはそれらに関連付けられる、またはマッピングされる)一つまたは複数の第二の電力制御パラメーター(例えば、ターゲット受信電力、閉ループインデックス、経路損失補償係数、アルファ、経路損失基準信号など)に基づき決定される第二の送信電力で、一つまたは複数の第二のアップリンク信号を送信(例えば、伝送)することを含み得る。アップリンク信号は、一つまたは複数の第二のアップリンク信号を含み得る。
【0231】
少なくとも二つのTCI状態は、少なくとも二つのダウンリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。複数のダウンリンクTCI状態は、少なくとも二つのダウンリンクTCI状態を含み得る。第一のTCI状態は、少なくとも二つのダウンリンクTCI状態の第一のダウンリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。第二のTCI状態は、少なくとも二つのダウンリンクTCI状態の第二のダウンリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。無線デバイスは、例えば、セルのダウンリンクBWPを介してダウンリンク信号の受信(例えば、PDSCH送信/受信、PDCCH送信/受信、CSI-RS、DMRSなど)のために、少なくとも二つのダウンリンクTCI状態を適用/使用し得る。
【0232】
ダウンリンク信号の受信のために少なくとも二つのダウンリンクTCI状態を使用/適用することが、第一のダウンリンクTCI状態によって示される第一の基準信号に基づき決定される第一の空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームを用いて、一つまたは複数の第一のダウンリンク信号(例えば、PDSCH、PDCCH、CSI-RS、DMRSなど)を受信することを含み得る。第一の空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームは、例えば、第一の基準信号を受信するために使用される空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。第一の空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームは、例えば、第一の基準信号を送信(例えば、伝送)するために使用される空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。ダウンリンク信号は、一つまたは複数の第一のダウンリンク信号を含み得る。ダウンリンク信号の受信のために少なくとも二つのダウンリンクTCI状態を使用/適用することが、第二のダウンリンクTCI状態によって示される第二の基準信号に基づき決定される第二の空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームを用いて、一つまたは複数の第二のダウンリンク信号(例えば、PDSCH、PDCCH、CSI-RS、DMRSなど)を受信することを含み得る。第二の空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームは、例えば、第二の基準信号を受信するために使用される空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。第二の空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームは、例えば、第二の基準信号を送信(例えば、伝送)するために使用される空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。ダウンリンク信号は、一つまたは複数の第二のダウンリンク信号を含み得る。
【0233】
ダウンリンク信号の受信のために少なくとも二つのダウンリンクTCI状態を使用/適用することが、一つまたは複数の第一のダウンリンク信号(例えば、PDSCH、PDCCH、CSI-RS、DMRSなど)のDM-RS(またはDM-RSアンテナポート)が第一のダウンリンクTCI状態によって示される第一の基準信号と準コロケーションされることを含み得る。一つまたは複数の第一のダウンリンク信号のDM-RS(またはDM-RSアンテナポート)は、第一のダウンリンクTCI状態によって示される第一の準コロケーションタイプ(例えば、QCLタイプA、QCLタイプB、QCLタイプC、QCLタイプD、QCLタイプEなど)に関して、第一の基準信号と準コロケーションされ得る。ダウンリンク信号の受信のために少なくとも二つのダウンリンクTCI状態を使用/適用することが、一つまたは複数の第二のダウンリンク信号(例えば、PDSCH、PDCCH、CSI-RS、DMRSなど)のDM-RS(またはDM-RSアンテナポート)が第二のダウンリンクTCI状態によって示される第二の基準信号と準コロケーションされることを含み得る。一つまたは複数の第二のダウンリンク信号のDM-RS(またはDM-RSアンテナポート)は、第二のダウンリンクTCI状態によって示される第二の準コロケーションタイプ(例えば、QCLタイプA、QCLタイプB、QCLタイプC、QCLタイプD、QCLタイプEなど)に関して、第二の基準信号と準コロケーションされ得る。
【0234】
ダウンリンク信号の受信のために少なくとも二つのダウンリンクTCI状態を使用/適用することが、一つまたは複数の第一のダウンリンク信号(例えば、CSI-RS、DMRSなど)が、第一のダウンリンクTCI状態によって示される第一の基準信号と準コロケーションされることを含み得る。一つまたは複数の第一のダウンリンク信号は、第一のダウンリンクTCI状態によって示される第一の準コロケーションタイプに関して、第一の基準信号と準コロケーションされ得る。ダウンリンク信号の受信のために少なくとも二つのダウンリンクTCI状態を使用/適用することが、一つまたは複数の第二のダウンリンク信号(例えば、CSI-RS、DMRSなど)が、第二のダウンリンクTCI状態によって示される第二の基準信号と準コロケーションされることを含み得る。一つまたは複数の第二のダウンリンク信号は、第二のダウンリンクTCI状態によって示される第二の準コロケーションタイプに関して、第二の基準信号と準コロケーションされ得る。
【0235】
少なくとも二つのTCI状態は、少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態(または少なくとも二つの共通/ジョイントアップリンクおよびダウンリンクTCI状態)であり得る/含んでもよい。複数の共通/ジョイントTCI状態は、少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態を含み得る。第一のTCI状態は、少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態の第一の共通/ジョイントTCI状態であり得る/含んでもよい。第二のTCI状態は、少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態の第二の共通/ジョイントTCI状態であり得る/含んでもよい。無線デバイスは、例えば、セルのダウンリンクBWPを介してダウンリンク信号(例えば、PDSCH、PDCCH、CSI-RS、DMRSなど)の受信のために、少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態を適用/使用し得る。無線デバイスは、例えば、セルのアップリンクBWPを介してアップリンク信号(例えば、PUSCH、PUCCH、UCI、トランスポートブロック、SRSなど)の送信のために、少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態を適用/使用し得る。無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信およびアップリンク信号の送信のために、少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態を適用/使用し得る。
【0236】
ダウンリンク信号の受信のために少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態を使用/適用することが、第一の共通/ジョイントTCI状態によって示される第一の基準信号に基づき決定される第一の空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームを用いて、一つまたは複数の第一のダウンリンク信号(例えば、PDSCH、PDCCH、CSI-RS、DMRSなど)を受信することを含み得る。第一の空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームは、例えば、第一の基準信号を受信するために使用される空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。第一の空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームは、例えば、第一の基準信号を送信(例えば、伝送)するために使用される空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。ダウンリンク信号は、一つまたは複数の第一のダウンリンク信号を含み得る。ダウンリンク信号の受信のために少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態を使用/適用することが、第二の共通/ジョイントTCI状態によって示される第二の基準信号に基づき決定される第二の空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームを用いて、一つまたは複数の第二のダウンリンク信号(例えば、PDSCH、PDCCH、CSI-RS、DMRSなど)を受信することを含み得る。第二の空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームは、例えば、第二の基準信号を受信するために使用される空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。第二の空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームは、例えば、第二の基準信号を送信(例えば、伝送)するために使用される空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。ダウンリンク信号は、一つまたは複数の第二のダウンリンク信号を含み得る。
【0237】
ダウンリンク信号の受信のために少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態を使用/適用することが、一つまたは複数の第一のダウンリンク信号(例えば、PDSCH、PDCCH、CSI-RS、DMRSなど)のDMRS(またはDM-RSアンテナポート)が、第一の共通/ジョイントTCI状態によって示される第一の基準信号と準コロケーションされることを含み得る。一つまたは複数の第一のダウンリンク信号のDM-RS(またはDM-RSアンテナポート)は、第一の共通/ジョイントTCI状態によって示される第一の準コロケーションタイプ(例えば、QCLタイプA、QCLタイプB、QCLタイプC、QCLタイプD、QCLタイプEなど)に関して、第一の基準信号と準コロケーションされ得る。ダウンリンク信号の受信のために少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態を使用/適用することが、一つまたは複数の第二のダウンリンク信号(例えば、PDSCH、PDCCH、CSI-RS、DMRSなど)のDMRS(またはDM-RSアンテナポート)が第二の共通/ジョイントTCI状態によって示される第二の基準信号と準コロケーションされることを含み得る。一つまたは複数の第二のダウンリンク信号のDM-RS(またはDM-RSアンテナポート)は、第二の共通/ジョイントTCI状態によって示される第二の準コロケーションタイプ(例えば、QCLタイプA、QCLタイプB、QCLタイプC、QCLタイプD、QCLタイプEなど)に関して、第二の基準信号と準コロケーションされ得る。
【0238】
ダウンリンク信号の受信のために少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態を使用/適用することが、一つまたは複数の第一のダウンリンク信号(例えば、CSI-RS、DMRSなど)が、第一の共通/ジョイントTCI状態によって示される第一の基準信号と準コロケーションされることを含み得る。一つまたは複数の第一のダウンリンク信号は、第一の共通/ジョイントTCI状態によって示される第一の準コロケーションタイプに関して、第一の基準信号と準コロケーションされ得る。ダウンリンク信号の受信のために少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態を使用/適用することが、一つまたは複数の第二のダウンリンク信号(例えば、CSI-RS、DMRSなど)が第二の共通/ジョイントTCI状態によって示される第二の基準信号と準コロケーションされることを含み得る。一つまたは複数の第二のダウンリンク信号は、第二の共通/ジョイントTCI状態によって示される第二の準コロケーションタイプに関して、第二の基準信号と準コロケーションされ得る。
【0239】
アップリンク信号の送信のために少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態を使用/適用することが、第一の共通/ジョイントTCI状態によって示される第一の基準信号に基づき決定される第一の空間ドメイン送信フィルター/ビームを用いて、一つまたは複数の第一のアップリンク信号(例えば、PUSCH送信、PUCCH送信、UCI、トランスポートブロック、SRSなど)を送信(例えば、伝送)することを含み得る。第一の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームは、例えば、第一の基準信号を受信するために使用される空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。第一の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームは、例えば、第一の基準信号を送信(例えば、伝送)するために使用される空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。アップリンク信号の送信のために少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態を使用/適用することが、第一の共通/ジョイントTCI状態によって示される(またはそれらに含まれる、またはそれらと関連付けられる、もしくはマッピングされる)一つまたは複数の第一の電力制御パラメーター(例えば、ターゲット受信電力、閉ループインデックス、経路損失補償係数、アルファ、経路損失基準信号、およびこれに類するもの)基づいて決定される第一の送信電力で、一つまたは複数の第一のアップリンク信号を送信すること(例えば、伝送すること)を含み得る。アップリンク信号は、一つまたは複数の第一のアップリンク信号を含み得る。
【0240】
アップリンク信号の送信のために少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態を使用/適用することが、第二の共通/ジョイントTCI状態によって示される第二の基準信号に基づき決定される第二の空間ドメイン送信フィルター/ビームを用いて、一つまたは複数の第二のアップリンク信号(例えば、PUSCH送信、PUCCH送信、UCI、トランスポートブロック、SRSなど)を送信(例えば、伝送)することを含み得る。第二の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームは、例えば、第二の基準信号を受信するために使用される空間ドメイン受信/受信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。第二の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームは、例えば、第二の基準信号を送信(例えば、伝送)するために使用される空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームと同じ(または実質的に同じ、x度間隔、x=0、1、5、10など)であり得る。アップリンク信号の送信のために少なくとも二つの共通/ジョイントTCI状態を使用/適用することが、第二の共通/ジョイントTCI状態によって示される(またはそれらに含まれる、またはそれらと関連付けられる、もしくはマッピングされる)一つまたは複数の第二の電力制御パラメーター(例えば、ターゲット受信電力、閉ループインデックス、経路損失補償係数、アルファ、経路損失基準信号、およびこれに類するもの)に基づき決定される、第二の送信電力で、一つまたは複数の第二のアップリンク信号を送信すること(例えば、伝送すること)を含み得る。アップリンク信号は、一つまたは複数の第二のアップリンク信号を含み得る。
【0241】
少なくともいくつかの無線通信では、統一/ジョイント送信構成インジケーター(TCI)状態が使用され得る。無線デバイスは、例えば、無線デバイスが統一/ジョイントTCI状態で示され/起動される場合、全てのアップリンク信号(例えば、PUSCH/PUCCH/SRS)の送信および全てのダウンリンク信号(例えば、PDSCH/PDCCH/CSI-RS)の受信のために、統一/ジョイントTCI状態を適用し得る。統一/ジョイントTCI状態を使用することが、各チャネルに対するTCI状態(またはビーム)起動の数量/数を別々に減少させ得、これは、ビーム起動シグナリングを低減し得る。単一のビーム起動シグナリングを用いて統一/ジョイントTCI状態を使用することによって、無線デバイスは、全てのアップリンク送信および/またはダウンリンク受信に対して同じビームを使用し得る。少なくともいくつかの無線通信では、二つの統一/ジョイントTCI状態が使用され得る。例えば、第一の統一/ジョイントTCI状態が第一のTRPと関連付けられ得、第二の統一/ジョイントTCI状態が第二のTRPと関連付けられ得る。フィールド(例えば、統一TCI状態フィールド、TRPフィールドなど)は、アップリンクチャネルおよびダウンリンクチャネルのために構成され得る。フィールドの値は、第一の統一/ジョイントTCIおよび/または第二の統一/ジョイントTCI状態を適用することを示し得る。少なくとも一部の実例では、基地局は、単一のTRPモードに切り替えることを決定し得、従って、単一の統一/ジョイントTCI状態を起動し得る。しかしながら、無線デバイスは、例えば、基地局に対する無線デバイスの位置および/または速度に応じて、基地局が単一の統一/ジョイントTCI状態を起動したことを(例えば、十分な時間で)決定することができ得ない。無線デバイスは、二つの統一/ジョイントTCI状態(例えば、二つのTRPまたはマルチTRPモード)から単一の統一/ジョイントTCI状態(例えば、単一のTRPモード)への基地局切り替えを解釈/処理することができ得ない。追加的または代替的に、無線デバイスは、無線デバイスが単一の統一されたTCI状態に切り替えられる場合、一つまたは複数のチャネルに使用するTCI状態を決定することができ得ない。例えば、第一のチャネル(例えば、PDSCH)は、統一TCI状態フィールドの第一の値(例えば、0)で構成され得、第二のチャネル(例えば、PDCCH)は、統一TCI状態フィールドの第二の値(例えば、1)で構成され得る。二つの統一されたTCI状態が起動される場合(例えば、マルチTRPモードがオンになっている)、無線デバイスは、統一TCI状態フィールドの第一の値を用いて/使用して、第一の統一されたTCI状態を第一のチャネルに適用し得、無線デバイスは、統一TCI状態フィールドの第二の値を用いて/使用して、第二の統一されたTCI状態を第二のチャネルに適用し得る。しかしながら、単一の統一されたTCI状態が切り替えられる(例えば、単一のTRPモードがオンにされる)場合、第一の値および第二の値は、単一の統一されたTCI状態のみが起動され得るため、任意の関連するTCI状態を指し得ない。従って、こうした無線デバイスは、例えば、単一の統一されたTCI状態が起動される場合に、一つまたは複数のチャネルに使用するTCI状態を決定/選択することにおいて困難を経験し得る。
【0242】
本明細書に記載されるように、二つの統一/ジョイントTCI状態と単一の統一/ジョイントTCI状態とを切り替えるための無線通信が強化され得る。無線デバイスは、無線デバイスのアップリンク/ダウンリンクチャネルがフィールド(例えば、統一TCI状態フィールド、TRPフィールドなど)で構成される場合、および無線デバイスが単一の統一/ジョイントTCI状態で示され/構成される場合、無線デバイスが一つまたは複数のデフォルト動作(例えば、デフォルトルールに従って基地局によって既知)を実行し得るように構成され得る。例えば、無線デバイスは、フィールドを無視し、単一の統一/ジョイントTCI状態をアップリンク/ダウンリンクチャネルに適用し得、および/または無線デバイスは、アップリンク/ダウンリンクチャネルの送信/受信を一時停止/停止/クリア/リリースし得る。無線デバイスは、例えば、単一の統一/ジョイントTCI状態TCI状態とTRPとの間の関係/マッピング/関連付けに基づき、送信/受信を一時停止/停止/クリア/リリースし得る。本明細書に記載されるように(例えば、図18Aおよび図18B)、本明細書に記載されるように予測可能/デフォルトの様式で動作するように無線デバイスを構成することによって、無線デバイスおよび基地局は、例えば、二つの統一/ジョイントTCI状態と単一の統一/ジョイントTCI状態との間で切り替える場合、無線通信におけるアライメントを改善し得る。
【0243】
図18Aおよび図18Bは、統一ビーム更新の例示的な方法を示す。ステップ1810では、無線デバイスは、セルの一つまたは複数の構成パラメーターを含む一つまたは複数のメッセージを(例えば、基地局から)受信し得る。ステップ1805では、基地局は、一つまたは複数の構成パラメーターを含む一つまたは複数のメッセージを無線デバイスに送信(例えば、伝送)することができる。一つまたは複数の構成パラメーターは、複数のTCI状態を示し得る。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターは、セルのアップリンクBWPについて、複数のTCI状態を示し得る。例えば、一つまたは複数の構成パラメーターは、セルのダウンリンクBWPについて、複数のTCI状態を示すことができる。
【0244】
無線デバイスは、アップリンクBWPをセルのアクティブアップリンクBWPとして起動(および/または設定)し得る。無線デバイスは、ダウンリンクBWPをセルのアクティブダウンリンクBWPとして起動(および/または設定)し得る。例えば、基地局は、アップリンクBWPの起動を示すダウンリンクメッセージ(例えば、DCI、MAC-CE、RRCメッセージ)を送信(例えば、伝送)し得る。例えば、基地局は、ダウンリンクBWPの起動を示すダウンリンクメッセージ(例えば、DCI、MAC-CE、RRCメッセージ)を送信(例えば、伝送)し得る。
【0245】
複数のTCI状態は、複数のジョイント/ダウンリンクTCI状態(またはジョイントアップリンク/ダウンリンクTCI状態)を含み得る。複数のTCI状態は、複数のアップリンクTCI状態を含み得る。複数のTCI状態は、複数のダウンリンクTCI状態を含み得る。
【0246】
一つまたは複数の構成パラメーターは、アップリンクリソースグループ/セット(またはアップリンクリソースグループ/セット内のアップリンクリソース)について、少なくとも二つのTCI状態のうちの少なくとも一つのTCI状態を示す値を有するフィールド(例えば、統一/共通/ジョイントTCI状態インデックスフィールド、TRPインデックスフィールド、コアセットプールインデックスフィールドなど)を示し得る。
【0247】
アップリンクリソースグループ/セットは、PUCCHリソースグループを含み得る/であり得る。アップリンクリソースは、PUCCHリソースであり得る。アップリンクリソースグループ/セットは、SRSリソースセットを含み得る/であり得る。アップリンクリソースは、SRSリソースであり得る。アップリンクBWPは、アップリンクリソースを含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、アップリンクBWPについて、アップリンクリソース(またはアップリンクリソースグループ/セット)を示し得る。
【0248】
一つまたは複数の構成パラメーターは、アップリンクリソースグループ/セット(またはアップリンクリソース)に対して、共通/統一されたTCI状態を適用/使用することを示すパラメーター(例えば、ApplyTCI-State-UL-List、ApplyTCI-State-DL-List、ApplyTCI-State-List、Use-Indicated-TCI-State、Use-Indicated-UL-TCI-State、Use-Indicated-DL-TCI-State、Follow-Unified-TCI-State、Follow-Unified-UL-TCI-State、Follow-Unified-DL-TCI-Stateなど)を含み得る/示し得る。パラメーターは、「有効」に設定され得る。
【0249】
ステップ1820で、無線デバイスは、複数のTCI状態のサブセットの起動を示す起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI)を受信し得る。ステップ1815で、基地局は、複数のTCI状態のサブセットの起動を示す起動コマンドを送信(例えば、伝送)し得る。
【0250】
無線デバイスは、複数のTCI状態のサブセットを一つまたは複数のTCIコードポイントにマッピングし得る。一つまたは複数のTCIコードポイントの各TCIコードポイントは、複数のTCI状態のサブセットのそれぞれのTCI状態を示し得る。基地局は、複数のTCI状態のサブセットを、一つまたは複数のTCIコードポイントにマッピングし得る。
【0251】
無線デバイスは、制御メッセージ/コマンド(例えば、DCI、MAC-CE)を受信し得る(例えば、ステップ1820で)。基地局は、制御メッセージ/コマンドを送信(例えば、伝送)し得る(例えば、ステップ1815で)。制御メッセージは、少なくとも二つの送信構成インジケーター(TCI)状態の起動を示し得る。複数のTCI状態のサブセットは、少なくとも二つのTCI状態を含み得る。制御メッセージ(例えば、DCI)は、少なくとも二つのTCI状態を示すTCIフィールドを含み得る。一つまたは複数のTCIコードポイントのうちのTCIコードポイントは、少なくとも二つのTCI状態を示し得る/含み得る。TCIフィールドはTCIコードポイントを示し得る。制御メッセージは、例えば、起動コマンドであり得る。少なくとも二つのTCI状態は、複数のTCI状態のサブセットであり得る。一つまたは複数のTCIコードポイントは、単一のTCIコードポイントであり得る(含んでもよい。)。
【0252】
少なくとも二つのTCI状態は、少なくとも二つのジョイント/共通/統一TCI状態であり得る/含んでもよい。少なくとも二つのTCI状態は、少なくとも二つのジョイント/共通/統一アップリンクおよびダウンリンクTCI状態であり得る/含み得る。少なくとも二つのTCI状態は、少なくとも二つのジョイント/共通/統一アップリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。少なくとも二つのTCI状態は、少なくとも二つのアップリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。少なくとも二つのTCI状態は、少なくとも二つのジョイント/共通/統一ダウンリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。少なくとも二つのTCI状態は、少なくとも二つのダウンリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。
【0253】
ステップ1830で、無線デバイスは、アップリンクリソースを介して、フィールドの値によって示される少なくとも一つのTCI状態に基づき(例えば、少なくとも二つのTCI状態に基づき)、アップリンク信号(例えば、HARQ-ACK、SR、CSIレポート、UCI、SRSなど)を送信(例えば、伝送)し得る。ステップ1835で、基地局は、アップリンクリソースを介して、フィールドの値によって示される少なくとも一つのTCI状態に基づき(例えば、少なくとも二つのTCI状態に基づき)、アップリンク信号を受信し得る。無線デバイスは、アップリンクリソースを介して、例えば、制御メッセージ/コマンドが、少なくとも二つのTCI状態の起動を示すことに基づき(例えば、それに応答して)、フィールドの値によって示される少なくとも一つのTCI状態に基づき、アップリンク信号を送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、アップリンクリソースを介して、例えば、制御メッセージ/コマンドが二つ以上のTCI状態の起動を示すことに基づき(例えば、それに応答して)、フィールドの値によって示される少なくとも一つのTCI状態に基づき、アップリンク信号を送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、アップリンクリソースを介して、例えば、制御メッセージ/コマンドが、二つのTCI状態の起動を示すことに基づき(例えば、それに応答して)、フィールドの値によって示される少なくとも一つのTCI状態に基づき、アップリンク信号を送信(例えば、伝送)し得る。基地局は、アップリンクリソースを介して、例えば、制御メッセージ/コマンドが、少なくとも二つのTCI状態の起動を示すことに基づき(例えば、それに応答して)、フィールドの値によって示される少なくとも一つのTCI状態に基づき、アップリンク信号を受信し得る。
【0254】
無線デバイスは、アップリンクリソースを介してアップリンク信号の送信のために、少なくとも一つのTCI状態を適用/使用し得る。アップリンクリソースを介してアップリンク信号の送信のために少なくとも一つのTCI状態を適用/使用することが、アップリンクリソースを介して、少なくとも一つのTCI状態に基づき決定される少なくとも一つの空間ドメイン送信フィルターを用いて(またはそれらに基づき)アップリンク信号を送信すること(例えば、伝送すること)を含み得る。無線デバイスは、例えば、少なくとも一つのTCI状態のそれぞれのTCI状態に基づき、少なくとも一つの空間ドメイン送信フィルターの各空間ドメイン送信フィルターを決定することができる。無線デバイスは、例えば、少なくとも一つのTCI状態のそれぞれのTCI状態によって示される基準信号に基づき、少なくとも一つの空間ドメイン送信フィルターの各空間ドメイン送信フィルターを決定することができる。アップリンクリソースを介してアップリンク信号の送信のために少なくとも一つのTCI状態を適用/使用することが、アップリンクリソースを介して、少なくとも一つのTCI状態に基づき決定される少なくとも一つの送信電力で(またはそれらに基づき)アップリンク信号を送信(例えば、伝送)することを含み得る。無線デバイスは、例えば、少なくとも一つのTCI状態のそれぞれのTCI状態に基づき、少なくとも一つの送信電力の各送信電力を決定することができる。無線デバイスは、例えば、少なくとも一つのTCI状態のそれぞれのTCI状態によって示される(またはそれに関連付けられるか、またはマッピングされるか、またはそれらに含まれる)一つまたは複数の電力制御パラメーターに基づき、少なくとも一つの送信電力の各送信電力を決定し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、少なくとも一つのTCI状態の各TCI状態について、一つまたは複数の電力制御パラメーターを含むそれぞれの電力制御パラメーターセットを示し得る。
【0255】
基地局は、アップリンクリソースを介してアップリンク信号の受信のために、少なくとも一つのTCI状態を適用/使用し得る。アップリンクリソースを介してアップリンク信号の受信のために少なくとも一つのTCI状態を適用/使用することが、アップリンクリソースを介して、少なくとも一つのTCI状態に基づき決定される少なくとも一つの空間ドメイン受信/受信フィルターを用いて(またはそれらに基づき)アップリンク信号を受信することを含み得る。基地局は、例えば、少なくとも一つのTCI状態のそれぞれのTCI状態に基づき、少なくとも一つの空間ドメイン受信フィルターの各空間ドメイン受信フィルターを決定し得る。基地局は、例えば、少なくとも一つのTCI状態のそれぞれのTCI状態によって示される基準信号に基づき、少なくとも一つの空間ドメイン受信フィルターの各空間ドメイン受信フィルターを決定し得る。
【0256】
少なくとも一つのTCI状態は、例えば、フィールドの値が第一の値(例えば、00、または0)と等しいことに基づき、少なくとも二つのTCI状態の第一のTCI状態であり得る。少なくとも一つのTCI状態は、例えば、フィールドの値が第二の値(例えば、01または1)と等しいことに基づき、少なくとも二つのTCI状態の第二のTCI状態であり得る。少なくとも一つのTCI状態は、例えば、値が第三の値(例えば、10)と等しいことに基づき、第一のTCI状態および第二のTCI状態であり得る。少なくとも一つのTCI状態は、例えば、値が第四の値(例えば、11)と等しいことに基づき、第一のTCI状態および第二のTCI状態であり得る。
【0257】
無線デバイスは、アップリンクリソースグループ/セット内のアップリンクリソースを介して、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、アップリンクリソースグループ(またはアップリンクリソース)に対して、パラメーターを含む/示すことに基づき(例えば、それに応答して)、少なくとも一つのTCI状態に基づき、アップリンク信号を送信(例えば、伝送)し得る。基地局は、アップリンクリソースを介して、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、アップリンクリソースグループ(またはアップリンクリソース)に対して、パラメーターを含む/示すにことに基づき(例えば、それに応答して)、少なくとも一つのTCI状態に基づき、アップリンク信号を受信し得る。
【0258】
制御メッセージは、TCI状態の起動を示し得る。複数のTCI状態のサブセットは、TCI状態を含むことができる。制御メッセージによって起動/示されるTCI状態の数は、1に等しくてもよい。制御メッセージは、単一/一つのTCI状態の起動を示し得る。
【0259】
制御メッセージ(例えば、DCI)は、TCI状態を示すTCIフィールドを含み得る。一つまたは複数のTCIコードポイントのうちの一つのTCIコードポイントは、TCI状態を示し得る/含み得る。TCIフィールドはTCIコードポイントを示し得る。
【0260】
制御メッセージは、例えば、起動コマンドであり得る。少なくとも二つのTCI状態は、複数のTCI状態のサブセットであり得る。一つまたは複数のTCIコードポイントは、単一のTCIコードポイントであり得る(含んでもよい。)。
【0261】
TCI状態は、ジョイント/共通/統一TCI状態であり得る/含んでもよい。TCI状態は、ジョイント/共通/統一アップリンクおよびダウンリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。TCI状態は、ジョイント/共通/統一アップリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。TCI状態は、アップリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。TCI状態は、ジョイント/共通/統一ダウンリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。TCI状態は、ダウンリンクTCI状態であり得る/含んでもよい。
【0262】
ステップ1840で、無線デバイスは、アップリンクリソースを介して、制御メッセージによって示されるTCI状態に基づき、アップリンク信号(例えば、HARQ-ACK、SR、CSIレポート、UCI、SRSなど)を送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、アップリンクリソースを介して、例えば、フィールドの値に関係なく、TCI状態に基づきアップリンク信号を送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、アップリンクリソースを介して、例えば、フィールドの値を無視することに基づき(例えば、それに応答して)、TCI状態に基づきアップリンク信号を送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、アップリンクリソースを介して、例えば、制御メッセージ/コマンドが、TCI状態の起動を示すことに基づき(例えば、それに応答して)、TCI状態に基づきアップリンク信号を送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、アップリンクリソースを介して、例えば、制御メッセージ/コマンドが、単一/一つのTCI状態の起動を示すことに基づき(例えば、それに応答して)、(および/または少なくともTCI状態が起動されていないと決定することに基づき)、TCI状態に基づき、アップリンク信号を送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、例えば、制御メッセージ/コマンドが単一/一つのTCI状態の起動を示すことに基づき、フィールドの値を無視し得る。
【0263】
ステップ1845で、基地局は、アップリンクリソースを介して、制御メッセージによって示されるTCI状態に基づき、アップリンク信号を受信し得る。基地局は、アップリンクリソースを介して、例えば、フィールドの値に関係なく、TCI状態に基づきアップリンク信号を受信し得る。基地局は、アップリンクリソースを介して、例えば、フィールドの値を無視することに基づき(例えば、それに応答して)、TCI状態に基づきアップリンク信号を受信し得る。基地局は、アップリンクリソースを介して、例えば、制御メッセージ/コマンドが、TCI状態の起動を示すことに基づき(例えば、それに応答して)、TCI状態に基づきアップリンク信号を受信し得る。基地局は、アップリンクリソースを介して、例えば、制御メッセージ/コマンドが、単一/一つのTCI状態の起動を示すことに基づき(例えば、それに応答して)、(および/または少なくともTCI状態が起動されていないと決定することに基づき)TCI状態に基づきアップリンク信号を受信し得る。基地局は、例えば、制御メッセージ/コマンドが単一/一つのTCI状態の起動を示すことに基づき、フィールドの値を無視し得る。
【0264】
無線デバイスは、アップリンクリソースを介してアップリンク信号の送信のためにTCI状態を適用/使用し得る。アップリンクリソースを介してアップリンク信号の送信のために少なくとも一つのTCI状態を適用/使用することが、アップリンクリソースを介して、TCI状態によって示される基準信号に基づき決定される空間ドメイン送信フィルターを用いて(またはそれらに基づき)アップリンク信号を送信すること(例えば、伝送すること)を含み得る。アップリンクリソースを介してアップリンク信号の送信のために、少なくとも一つのTCI状態を適用/使用することが、アップリンクリソースを介して、TCI状態によって示される(またはそれに関連付けられる、もしくはマッピングされる、もしくは含まれる)一つまたは複数の電力制御パラメーターに基づき決定される送信電力を用いて(またはそれらに基づき)アップリンク信号を送信(例えば、伝送)することを含み得る。
【0265】
基地局は、アップリンクリソースを介してアップリンク信号の受信のためにTCI状態を適用/使用し得る。アップリンクリソースを介してアップリンク信号の受信のために少なくとも一つのTCI状態を適用/使用することが、アップリンクリソースを介して、TCI状態によって示される基準信号に基づき決定される空間ドメイン受信フィルターを用いて(またはそれらに基づき)アップリンク信号を受信することを含み得る。
【0266】
無線デバイスは、アップリンクリソースグループ/セット内のアップリンクリソースを介して、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、アップリンクリソースグループ(またはアップリンクリソース)について、パラメーターを含む/示すことに基づき(例えば、それに応答して)、TCI状態に基づき、アップリンク信号を送信(例えば、伝送)し得る。基地局は、アップリンクリソースを介して、TCI状態に基づき、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、アップリンクリソースグループ(またはアップリンクリソース)に対して、パラメーターを含む/示すことに基づき(例えば、それに応答して)、アップリンク信号を受信し得る。
【0267】
TCI状態は、フィールドの第二の値(例えば、統一/共通/ジョイントTCI状態インデックスフィールド、TRPインデックスフィールド、コアセットプールインデックスフィールド、PCIインデックスなど)と関連付けられてもよい。一つまたは複数の構成パラメーターは、TCI状態について、フィールドの第二の値を示し得る。複数のTCI状態のサブセットの起動を示す起動コマンドは、TCI状態について、フィールドの第二の値を示し得る。制御メッセージ/コマンドは、TCI状態について、フィールドの第二の値を示し得る。
【0268】
無線デバイスは、アップリンクリソースを介してアップリンク信号(例えば、HARQ-ACK、SR、CSIレポート、UCI、SRSなど)の送信を一時停止/停止/中止し得る。無線デバイスは、例えば、TCI状態の(またはそれに関連付けられる)フィールドの第二の値が、アップリンクリソース(またはアップリンクリソースセット/グループ)のフィールドの値とは異なる(または等しくない)ことに基づき、アップリンクリソースを介してアップリンク信号の送信を一時停止/停止/中止し得る。
【0269】
無線デバイスは、アップリンクリソースを介して、TCI状態に基づき、例えば、TCI状態の(またはそれに関連付けられる)フィールドの第二の値が、アップリンクリソース(またはアップリンクリソースセット/グループ)のフィールドの値と同じである(または等しい)ことに基づき(例えば、それに応答して)、アップリンク信号を送信(例えば、伝送)し得る。
【0270】
図19Aおよび図19Bは、アップリンク送信/受信の例を示す。図20Aおよび図20Bはそれぞれ、アップリンク送信および受信の方法の例を示す。図21は、アップリンク送信の例示的な方法を示す。
【0271】
一つまたは複数の構成パラメーターは、構成されるアップリンクグラントを示すパラメーター(例えば、ConfiguredGrantConfig)を含み得る。構成されるアップリンクグラントは、例えば、タイプ1の構成アップリンクグラントである。構成されるアップリンクグラントは、例えば、タイプ2の構成アップリンクグラントである。
【0272】
一つまたは複数の構成パラメーターは、構成されるアップリンクグラントについて、少なくとも二つの電力制御フィールド/パラメーター/値(例えば、p0-PUSCH-Alpha)を示し得る。少なくとも二つの電力制御フィールド/パラメーター/値は、少なくとも二つのターゲット受信電力フィールド/パラメーター/値を含み得る/であり得る。少なくとも二つの電力制御フィールド/パラメーター/値は、少なくとも二つの経路損失補償係数フィールド/パラメーター/値(例えば、p0-PUSCH-Alpha)を含み得る/であり得る。少なくとも二つの電力制御フィールド/パラメーター/値は、少なくとも二つの経路損失基準信号(例えば、pathlossReferenceIndex)を含み得る/であり得る。少なくとも二つの電力制御フィールド/パラメーター/値は、少なくとも二つの閉ループインデックス/値/フィールド(例えば、powerControlLoopToUse)を含み得る/であり得る。
【0273】
図20では、ステップ2010で、無線デバイスは、一つまたは複数の構成パラメーターを受信し得る。ステップ2005で、基地局は、一つまたは複数の構成パラメーターを送信(例えば、伝送)し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、構成されるアップリンクグラントに対して、少なくとも二つのSRSリソースインジケーター(SRI)フィールドを示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、構成されるアップリンクグラントに対して、少なくとも二つのprecodingAndNumberOfLayersフィールドを示し得る。一つまたは複数の構成パラメーター(例えば、図17で考察される)は、少なくとも二つのSRSリソースセットリストを示し得る。少なくとも二つのSRSリソースセットリストは、第一のSRSリソースセットリスト(例えば、図19Aおよび図19Bの第1のSRSリソースセットリスト)および第二のSRSリソースセットリスト(例えば、図19Aおよび図19Bの第2のSRSリソースセットリスト)を含み得る。
【0274】
一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットリストを示す第一のSRSパラメーター(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)を含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットリストを示す第二のSRSパラメーター(例えば、srs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2)を含み得る。
【0275】
図19Aでは、第一のSRSリソースセットリストは、SRSリソースセットを含み得る。第一のSRSリソースセットリストは、単一/一つのSRSリソースセットを含み得る。第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットの数は、1に等しくてもよい。図19Aでは、第二のSRSリソースセットリストは、少なくとも二つのSRSリソースセットを含み得る。第二のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットの数量/数は、二つ以上であり得る。第二のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットの数量/数は、例えば、2に等しくてもよい。少なくとも二つのSRSリソースセットは、第一のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットを含み得る。図20Aにおいて、ステップ2015で、基地局は、「NO」パスを決定し得る。ステップ2020で、無線デバイスは、「NO」パスを選択/決定し得る。無線デバイスは、例えば、単一/一つのSRSリソースセットを含む第一のSRSリソースセットリストに基づき、「NO」パスを選択/決定し得る。無線デバイスは、例えば、第一のSRSリソースセットリストが、二つのSRSリソースセット(または二つ以上のSRSリソースセット)を含まないことに基づき、「NO」パスを選択/決定し得る。
【0276】
一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットについて、使用を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、SRSリソースセットについて、使用を示す使用パラメーター(例えば、使用)を含み得る。使用は、例えば、「コードブック」に設定され得る。使用は、例えば、「非コードブック」に設定され得る。
【0277】
一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットに対し、使用状示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットについて、使用を示す使用パラメーター(例えば、使用)を含み得る。使用は、例えば、「コードブック」に設定され得る。使用は、例えば、「非コードブック」に設定され得る。
【0278】
一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットについて、使用を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットについて、使用を示す使用パラメーター(例えば、使用)を含み得る。使用は、例えば、「コードブック」に設定され得る。使用は、例えば、「非コードブック」に設定され得る。
【0279】
一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットについて、第一のSRSリソースセットインデックス/インジケーター/識別子(例えば、srs-ResourceSetId)を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットについて、第二のSRSリソースセットインデックス/インジケーター/識別子を示し得る。第一のSRSリソースセットインデックス/インジケーター/識別子は、第二のSRSリソースセットインデックス/インジケーター/識別子よりも低くてもよい。
【0280】
第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットは、一つまたは複数のSRSリソースを含み得る。第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットは、SRSリソースセット内の一つまたは複数のSRSリソースのうちの第一の数のSRSリソースを含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、SRSリソース(例えば、N_SRS,0_2)の数を示し得る。例えば、SRSリソースセット内の一つまたは複数のSRSリソースは、{SRSリソース1、SRSリソース2、SRSリソース3、SRSリソース4}を含み得る/であり得る。第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットは、例えば、SRSリソースの数が2に等しい場合、{SRSリソース1、SRSリソース2}を含み得る。第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットは、例えば、SRSリソースの数が3に等しい場合、{SRSリソース1、SRSリソース2、SRSリソース3}を含み得る。第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットは、例えば、SRSリソースの数が4に等しい場合、{SRSリソース1、SRSリソース2、SRSリソース3、SRSリソース4}を含み得る。第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットは、例えば、第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットのサブセットであり得る。第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットは、関連付けられ得る。第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットは、例えば、第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットが、第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットのサブセットであることに基づき、関連付けられ得る。
【0281】
第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットは、例えば、第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットのサブセットではあり得ない。第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットは、関連付けられ得ない。第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットは、例えば、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットが、第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットのサブセットではないことに基づき、関連付けられ得ない。
【0282】
図20では、ステップ2010で、無線デバイスは、例えば、(例えば、ステップ2005で)第一のSRSリソースセットリスト、第二のSRSリソースセットリストを示す構成パラメーターを送信し得る基地局から、および構成されるアップリンクグラントのために、二つのSRIフィールドを受信し得る。ステップ2040で、無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントのために、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロック(またはPUSCH送信)を送信(例えば、伝送)し得る。ステップ2045で、基地局は、構成されるアップリンクグラントについて、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを受信し得る。無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、第二のSRSリソースセットリスト内の/その第一のSRSリソースセット、および第二のSRSリソースセットリスト内の/その第二のSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。
【0283】
無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、構成されるアップリンクグラントについて、少なくとも二つの電力制御フィールド/パラメーター/値(例えば、p0-PUSCH-Alpha、pathlossReferenceIndex、powerControlLoopToUse)を示すことに基づき(例えば、それに応答して)、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、構成されるアップリンクグラントについて、少なくとも二つのSRIフィールドを示すことに基づき(例えば、それに応答して)、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、構成されるアップリンクグラントについて、少なくとも二つのprecodingAndNumberOfLayersフィールドを示すことに基づき(例えば、それに応答して)、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。
【0284】
無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、例えば、第一のSRSリソースセットリストが、単一の/一つのSRSリソースセットを含むことに基づき(例えば、それに応答して)、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、第一のSRSリソースセットリストについて、単一/一つのSRSリソースセットを示すことに基づき(例えば、それに応答して)、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。
【0285】
無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、例えば、)第二のSRSリソースセットリストが、二つ以上のSRSリソースセットを含む(または二つのSRSリソースセットを含むことに基づき(例えば、それに応答して)、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、第二のSRSリソースセットリストについて、二つ以上のSRSリソースセットを示す(または二つのSRSリソースセットを含む)ことに基づき(例えば、それに応答して)、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、第二のSRSリソースセットリストについて、少なくとも二つのSRSリソースセットを示すことに基づき(例えば、それに応答して)、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。
【0286】
無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックの一つまたは複数の第一の繰り返しを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第一の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームを用いて、トランスポートブロックの一つまたは複数の第一の繰り返しを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセット内の第一のSRSリソースに基づき、第一の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームを決定できる。少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第一のSRIフィールドは、第一のSRSリソースを示し得る。第一のSRSリソースセット内のSRSリソースの数量/数は、1より大きくてもよい。第一のSRSリソースセット内のSRSリソースの数量/数は、1に等しくてもよい。第一のSRSリソースセットは、第一のSRSリソースとは異なる第二のSRSリソースを含み得ない。
【0287】
無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックの一つまたは複数の第二の繰り返しを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第二の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームを用いて、トランスポートブロックの一つまたは複数の第二の繰り返しを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第二のSRSリソースセットにおける第二のSRSリソースに基づき、第二の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームを決定し得る。少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第二のSRIフィールドは、第二のSRSリソースを示し得る。第二のSRSリソースセット内のSRSリソースの数は、1より大きくてもよい。第二のSRSリソースセット内のSRSリソースの数は、1に等しくてもよい。第二のSRSリソースセットは、第二のSRSリソースとは異なるSRSリソースを含み得ない。
【0288】
図21では、ステップ2110で、無線デバイスは、例えば、基地局から、第一のSRSリソースセットリスト、第二のSRSリソースセットリストを示す構成パラメーターを受信し得る。第二のSRSリソースセットリストは、二つのSRSリソースセットを含み得る。ステップ2120で、無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットの経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS経路損失基準RS更新MAC CE)を受信し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、SRSリソースセットについて、経路損失基準信号を含む複数の経路損失基準信号(例えば、上位層/RRCパラメーターpathlossReferenceRSListによって示される)を示し得る。起動コマンドは、SRSリソースセットのSRSリソースセットインデックスを含む第一のフィールドを含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、SRSリソースセットの場合、SRSリソースセットインデックスを示し得る。起動コマンドは、経路損失基準信号を示す第二のフィールドを含み得る。第二のフィールドは、経路損失基準信号を示す/含む/識別する経路損失基準RSインデックスを含み得る。
【0289】
ステップ2130で、無線デバイスは、経路損失基準信号をSRSリソースセットに/のために適用/使用し得る。無線デバイスは、SRSリソースセットの各SRSリソースに/に対して、経路損失基準信号を適用/使用し得る。経路損失基準信号をSRSリソースセットに適用することが、SRSリソースセット内のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)することを含み得る。無線デバイスは、SRSリソースセット内のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、SRSリソースセットの各SRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定されるそれぞれの送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)し得る。例えば、無線デバイスは、SRSリソースセット内の第一のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される第一の送信電力で第一のSRSを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、SRSリソースセット内の第二のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される第二の送信電力で第二のSRSを送信(例えば、伝送)し得る。
【0290】
無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセットの各SRSリソースに対して経路損失基準信号を適用/使用し得る。経路損失基準信号を第一のSRSリソースセットに適用することが、第一のSRSリソースセット内のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)することを含み得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセット内のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセットの各SRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定されるそれぞれの送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)し得る。例えば、無線デバイスは、第一のSRSリソースセット内の第一のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される第一の送信電力で第一のSRSを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される第二の送信電力で第二のSRSを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、例えば、第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットが関連付けられることに基づき、第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットに対して経路損失基準信号を使用し得る。
【0291】
無線デバイスは、経路損失基準信号を、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットに/それに対して適用され得ない/使用され得ない。無線デバイスは、第二のSRSリソースセット内のSRSリソースを介して、構成された/起動された経路損失基準信号に基づき決定される送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、例えば、第二のSRSリソースセットに対して構成された/起動された経路損失基準信号を示すことができる。無線デバイスは、例えば、第二のSRSリソースセットに対して構成された/起動された経路損失基準信号を示すMAC-CEを受信し得る。無線デバイスは、例えば、第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットが関連付けられていないことに基づき、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得ない。
【0292】
基地局は、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットの経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS Pathloss Reference RS Update MAC CE)を送信し得ない(例えば、伝送し得ない)。基地局は、例えば、第一のSRSリソースセットリスト内の/それに対する第一のSRSリソースセットを示す、一つまたは複数の構成パラメーターに基づき、第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS経路損失基準RS更新MAC CE)を送信し得ない(例えば、伝送し得ない)。無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS Pathloss Reference RS Update MAC CE)を受信することを予期し得る/予期しない。基地局は、経路損失基準信号の起動/更新を示し、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットインデックスを含む、起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS経路損失基準RS更新MAC CE)を送信し得ない(例えば、伝送し得ない)。無線デバイスは、経路損失基準信号の起動/更新を示し、第二のSRSリソースセットリスト内に第一のSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットインデックスを含む、起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS経路損失基準RS更新MAC CE)を受信することを予期する/期待しえない。
【0293】
無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットの経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS経路損失基準RS更新MAC CE)を受信し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットについて、経路損失基準信号を含む複数の経路損失基準信号(例えば、上位層/RRCパラメーターpathlossReferenceRSListによって示される)を示し得る。起動コマンドは、第二のSRSリソースセットの第二のSRSリソースセットインデックスを含む第一のフィールドを含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットについて、第二のSRSリソースセットインデックスを示し得る。起動コマンドは、経路損失基準信号を示す第二のフィールドを含み得る。第二のフィールドは、経路損失基準信号を示す/含む/識別する経路損失基準RSインデックスを含み得る。無線デバイスは、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、第一のSRSリソースセットリスト内の/それに対する第二のSRSリソースセットを示さないことに基づき、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンドを受信し得る。無線デバイスは、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、第一のSRSリソースセットリスト内の/それに対する単一の/一つのSRSリソースセットを示すことに基づき、第二のSRSリソースセットリストにおける第二のSRSリソースセットの経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンドを受信し得る。基地局は、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、第一のSRSリソースセットリスト内の/それに対する第二のSRSリソースセットを示さないことに基づき、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンドを送信(例えば、伝送)し得る。基地局は、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、第一のSRSリソースセットリスト内の/それに対する単一の/一つのSRSリソースセットを示すことに基づき、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンドを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第二のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得る。
【0294】
図19Bでは、第一のSRSリソースセットリストは、少なくとも二つのSRSリソースセットを含み得る。第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットの数量/数は、二つ以上であり得る。第一のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットの数量/数は、例えば、2に等しくてもよい。少なくとも二つのSRSリソースセットは、第一のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットを含み得る。図19Bでは、第二のSRSリソースセットリストは、少なくとも二つのSRSリソースセットを含み得る。第二のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットの数は、二つ以上であり得る。第二のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセットの数は、例えば、2に等しくてもよい。少なくとも二つのSRSリソースセットは、第一のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットを含み得る。図20では、ステップ2015で、基地局は、「YES」パスを選択/決定し得る。ステップ2020で、無線デバイスは、「YES」パスを選択/決定し得る。無線デバイスは、例えば、二つ以上のSRSリソースセットを含む第一のSRSリソースセットリストに基づき、「YES」パスを選択/決定し得る。無線デバイスは、例えば、少なくとも二つのSRSリソースセットを含む第一のSRSリソースセットリストに基づき、「YES」パスを選択/決定し得る。
【0295】
一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットについて、使用を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットについて、使用を示す使用パラメーター(例えば、使用)を含み得る。使用は、例えば、「コードブック」に設定され得る。使用は、例えば、「非コードブック」に設定され得る。
【0296】
一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットに対し、使用を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットについて、使用を示す使用パラメーター(例えば、使用)を含み得る。使用は、例えば、「コードブック」に設定され得る。使用は、例えば、「非コードブック」に設定され得る。
【0297】
一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットに対し、使用状示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットについて、使用を示す使用パラメーター(例えば、使用)を含み得る。使用は、例えば、「コードブック」に設定され得る。使用は、例えば、「非コードブック」に設定され得る。
【0298】
一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットについて、使用を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットについて、使用を示す使用パラメーター(例えば、使用)を含み得る。使用は、例えば、「コードブック」に設定され得る。使用は、例えば、「非コードブック」に設定され得る。
【0299】
一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットについて、第一のSRSリソースセットインデックス/インジケーター/識別子(例えば、srs-ResourceSetId)を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットについて、第二のSRSリソースセットインデックス/インジケーター/識別子を示し得る。第一のSRSリソースセットインデックス/インジケーター/識別子は、第二のSRSリソースセットインデックス/インジケーター/識別子よりも低くてもよい。
【0300】
一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットについて、第一のSRSリソースセットインデックス/インジケーター/識別子(例えば、srs-ResourceSetId)を示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットについて、第二のSRSリソースセットインデックス/インジケーター/識別子を示し得る。第一のSRSリソースセットインデックス/インジケーター/識別子は、第二のSRSリソースセットインデックス/インジケーター/識別子よりも低くてもよい。
【0301】
第一のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットは、一つまたは複数のSRSリソースを含み得る。第二のSRSリソースセットリストにおける第一のSRSリソースセットは、第一のSRSリソースセットリストの/その中の第一のSRSリソースセットにおける一つまたは複数のSRSリソースのうちの第一の数のSRSリソースを含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、SRSリソース(例えば、N_SRS,0_2)の数を示し得る。例えば、第一のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセット内の一つまたは複数のSRSリソースは、{SRSリソース1、SRSリソース2、SRSリソース3、SRSリソース4}を含み得る/であり得る。第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットは、例えば、SRSリソースの数が2に等しい場合、{SRSリソース1、SRSリソース2}を含み得る。第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットは、例えば、SRSリソースの数が3に等しい場合、{SRSリソース1、SRSリソース2、SRSリソース3}を含み得る。第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットは、例えば、SRSリソースの数が4に等しい場合、{SRSリソース1、SRSリソース2、SRSリソース3、SRSリソース4}を含み得る。第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットは、例えば、第一のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットのサブセットであり得る。第一のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットは、関連付けられ得る。第一のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットは、例えば、第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットが、第一のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットのサブセットであることに基づき、関連付けられ得る。
【0302】
第一のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットは、一つまたは複数のSRSリソースを含み得る。第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットは、第一のSRSリソースセットリストの第二のSRSリソースセット内の一つまたは複数のSRSリソースのうちの第一の数のSRSリソースを含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、SRSリソース(例えば、N_SRS,0_2)の数を示し得る。例えば、第一のSRSリソースセットリストの第二のSRSリソースセット内の一つまたは複数のSRSリソースは、{SRSリソース1、SRSリソース2、SRSリソース3、SRSリソース4}を含み得る/であり得る。第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットは、例えば、SRSリソースの数が2に等しい場合、{SRSリソース1、SRSリソース2}を含み得る。第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットは、例えば、SRSリソースの数が3に等しい場合、{SRSリソース1、SRSリソース2、SRSリソース3}を含み得る。第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットは、例えば、SRSリソースの数が4に等しい場合、{SRSリソース1、SRSリソース2、SRSリソース3、SRSリソース4}を含み得る。第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットは、例えば、第一のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットのサブセットであり得る。第一のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットは、関連付けられ得る。第一のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットは、例えば、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットが、第一のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットのサブセットであることに基づき、関連付けられ得る。
【0303】
図20では、ステップ2030で、無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントのために、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロック(またはPUSCH送信)を送信(例えば、伝送)し得る。ステップ2035で、基地局は、構成されるグラントのため、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを受信し得る。無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、第一のSRSリソースセットリスト内の/その第一のSRSリソースセット、および第一のSRSリソースセットリスト内の/その第二のSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。
【0304】
無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、構成されるアップリンクグラントについて、少なくとも二つの電力制御フィールド/パラメーター/値(例えば、p0-PUSCH-Alpha、pathlossReferenceIndex、powerControlLoopToUse)を示すことに基づき(例えば、それに応答して)、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、構成されるアップリンクグラントについて、少なくとも二つのSRIフィールドを示すことに基づき(例えば、それに応答して)、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、構成されるアップリンクグラントについて、少なくとも二つのprecodingAndNumberOfLayersフィールドを示すことに基づき(例えば、それに応答して)、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。
【0305】
無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、例えば、第一のSRSリソースセットリストが、二つ以上のSRSリソースセットを含む(または二つのSRSリソースセットを含む)ことに基づき(例えば、それに応答して)、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、第一のSRSリソースセットリストについて、二つ以上のSRSリソースセットを示す(または二つのSRSリソースセットを含む)ことに基づき(例えば、それに応答して)、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、第一のSRSリソースセットリストについて、少なくとも二つのSRSリソースセットを示すことに基づき(例えば、それに応答して)、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。
【0306】
無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックの一つまたは複数の第一の繰り返しを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第一の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームを用いて、少なくとも一つのトランスポートブロックの一つまたは複数の第一の繰り返しを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセット内の第一のSRSリソースに基づき、第一の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームを決定できる。少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第一のSRIフィールドは、第一のSRSリソースを示し得る。第一のSRSリソースセット内のSRSリソースの数量/数は、1より大きくてもよい。第一のSRSリソースセット内のSRSリソースの数量/数は、1に等しくてもよい。第一のSRSリソースセットは、第一のSRSリソースとは異なる第二のSRSリソースを含み得ない。
【0307】
無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットに基づき、少なくとも一つのトランスポートブロックの一つまたは複数の第二の繰り返しを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第二の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームを用いて、少なくとも一つのトランスポートブロックの一つまたは複数の第二の繰り返しを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第二のSRSリソースセットにおける第二のSRSリソースに基づき、第二の空間ドメイン送信/送信フィルター/ビームを決定し得る。少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第二のSRIフィールドは、第二のSRSリソースを示し得る。第二のSRSリソースセット内のSRSリソースの数は、1より大きくてもよい。第二のSRSリソースセット内のSRSリソースの数は、1に等しくてもよい。第二のSRSリソースセットは、第二のSRSリソースとは異なるSRSリソースを含み得ない。
【0308】
図21では、ステップ2120で、無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS Pathloss Reference RS Update MAC CE)を受信し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットについて、経路損失基準信号を含む複数の経路損失基準信号(例えば、上位層/RRCパラメーターpathlossReferenceRSListによって示される)を示し得る。起動コマンドは、第一のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットインデックスを含む第一のフィールドを含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットについて、第一のSRSリソースセットインデックスを示し得る。起動コマンドは、経路損失基準信号を示す第二のフィールドを含み得る。第二のフィールドは、経路損失基準信号を示す/含む/識別する経路損失基準RSインデックスを含み得る。
【0309】
ステップ2130で、無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセットの各SRSリソースに対して経路損失基準信号を適用/使用し得る。経路損失基準信号を第一のSRSリソースセットに適用することが、第一のSRSリソースセット内のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される送信電力でSRSを送信することを含み得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセット内のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセットの各SRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定されるそれぞれの送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)し得る。例えば、無線デバイスは、第一のSRSリソースセット内の第一のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される第一の送信電力で第一のSRSを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される第二の送信電力で第二のSRSを送信(例えば、伝送)し得る。
【0310】
無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセットの各SRSリソースに対して経路損失基準信号を適用/使用し得る。経路損失基準信号を第一のSRSリソースセットに適用することが、第一のSRSリソースセット内のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される送信電力でSRSを送信することを含み得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセット内のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセットの各SRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定されるそれぞれの送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)し得る。例えば、無線デバイスは、第一のSRSリソースセット内の第一のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される第一の送信電力で第一のSRSを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される第二の送信電力で第二のSRSを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、例えば、第一のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットと、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットとが関連付けられることに基づき、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得る。無線デバイスは、例えば、第一のSRSリソースセットリストにおける/その第一のSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットインデックスが第一のSRSリソースセットリストにおいて最も低く、第二のSRSリソースセットリストにおける/その第一のSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットインデックスが第二のSRSリソースセットリストにおいて最も低いことに基づき、第二のSRSリソースセットリストにおける第一のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得る。
【0311】
無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得ない。無線デバイスは、第二のSRSリソースセット内のSRSリソースを介して、構成された/起動された経路損失基準信号に基づき決定される送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、例えば、第二のSRSリソースセットに対して構成された/起動された経路損失基準信号を示すことができる。無線デバイスは、例えば、第二のSRSリソースセットに対して構成された/起動された経路損失基準信号を示すMAC-CEを受信し得る。無線デバイスは、例えば、第一のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットリストの第二のSRSリソースセットが関連付けられないことに基づき、第二のSRSリソースセットリストの第二のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得ない。無線デバイスは、例えば、第一のSRSリソースセットリストにおける/その第一のSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットインデックスが第一のSRSリソースセットリストにおいて最も低いこと、および第二のSRSリソースセットリストにおける/その第二のSRSリソースセットの第二のSRSリソースセットインデックスが第二のSRSリソースセットリストにおいて最も低いことに基づき、第二のSRSリソースセットリストにおける第二のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得ない。
【0312】
基地局は、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS経路損失基準RS更新MAC CE)を送信(例えば、伝送)し得ない。基地局は、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、第一のSRSリソースセットリスト内の/それに対する第一のSRSリソースセットを示すことに基づき、第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS経路損失基準RS更新MAC CE)を送信(例えば、伝送)し得ない。無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS Pathloss Reference RS Update MAC CE)を受信することを予期し得る/予期しない。基地局は、経路損失基準信号の起動/更新を示し、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットインデックスを含む、起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS経路損失基準RS更新MAC CE)を送信し得ない(例えば、伝送し得ない)。無線デバイスは、経路損失基準信号の起動/更新を示し、第二のSRSリソースセットリスト内に第一のSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットインデックスを含む、起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS経路損失基準RS更新MAC CE)を受信することを予期する/期待しえない。
【0313】
無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリストにおける第二のSRSリソースセットの経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS経路損失基準RS更新MAC CE)を受信し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットについて、経路損失基準信号を含む複数の経路損失基準信号(例えば、上位層/RRCパラメーターpathlossReferenceRSListによって示される)を示し得る。起動コマンドは、第一のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットの第二のSRSリソースセットインデックスを含む第一のフィールドを含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットについて、第二のSRSリソースセットインデックスを示し得る。起動コマンドは、経路損失基準信号を示す第二のフィールドを含み得る。第二のフィールドは、経路損失基準信号を示す/含む/識別する経路損失基準RSインデックスを含み得る。
【0314】
無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットに対して経路損失基準信号を使用し得る。無線デバイスは、第二のSRSリソースセットの各SRSリソースに対して経路損失基準信号を使用し得る。経路損失基準信号を第二のSRSリソースセットに適用することが、第二のSRSリソースセット内のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)することを含み得る。無線デバイスは、第二のSRSリソースセット内のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第二のSRSリソースセットの各SRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定されるそれぞれの送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)し得る。例えば、無線デバイスは、第二のSRSリソースセットの第一のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される第一の送信電力で第一のSRSを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される第二の送信電力で第二のSRSを送信(例えば、伝送)し得る。
【0315】
無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリストの第二のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得る。無線デバイスは、第二のSRSリソースセットの各SRSリソースに対して経路損失基準信号を適用/使用し得る。経路損失基準信号を第二のSRSリソースセットに適用することが、第二のSRSリソースセット内のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)することを含み得る。無線デバイスは、第二のSRSリソースセット内のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第二のSRSリソースセットの各SRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定されるそれぞれの送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)し得る。例えば、無線デバイスは、第二のSRSリソースセットの第一のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される第一の送信電力で第一のSRSを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースを介して、経路損失基準信号に基づき決定される第二の送信電力で第二のSRSを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、例えば、第一のSRSリソースセットリストの第二のSRSリソースセットと、第二のSRSリソースセットリストの第二のSRSリソースセットとが関連付けられることに基づき、第二のSRSリソースセットリストの第二のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得る。無線デバイスは、例えば、第一のSRSリソースセットリストにおける/その第二のSRSリソースセットの第二のSRSリソースセットインデックスが第一のSRSリソースセットリストにおいて最も高いこと、および第二のSRSリソースセットリストにおける/その第二のSRSリソースセットの第二のSRSリソースセットインデックスが第二のSRSリソースセットリストにおいて最も高いことに基づき、第二のSRSリソースセットリストの第二のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得る。
【0316】
無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得ない。無線デバイスは、第一のSRSリソースセット内のSRSリソースを介して、構成された/起動された経路損失基準信号に基づき決定される送信電力でSRSを送信(例えば、伝送)し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、例えば、第一のSRSリソースセットに対する構成された/起動された経路損失基準信号を示し得る。無線デバイスは、例えば、第一のSRSリソースセットに対して構成された/起動された経路損失基準信号を示すMAC-CEを受信し得る。無線デバイスは、例えば、第一のSRSリソースセットリストの第二のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットが関連付けられないことに基づき、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得ない。無線デバイスは、例えば、第一のSRSリソースセットリストにおける/その第二のSRSリソースセットの第二のSRSリソースセットインデックスが第一のSRSリソースセットリストにおいて最も高いこと、および第二のSRSリソースセットリストにおける/その第一のSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットインデックスが第二のSRSリソースセットリストにおいて最も低いことに基づき、第二のSRSリソースセットリストにおける第一のSRSリソースセットに/のために、経路損失基準信号を適用/使用し得ない。
【0317】
基地局は、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットの経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS Pathloss Reference RS Update MAC CE)を送信し得ない(例えば、伝送し得ない)。基地局は、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターが、第一のSRSリソースセットリスト内の/それに対する第二のSRSリソースセットを示すことに基づき、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS経路損失基準RS更新MAC CE)を送信し得ない(例えば、伝送し得ない)。無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットの経路損失基準信号の起動/更新を示す起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS Pathloss Reference RS Update MAC CE)を受信することを予期し得る/予期しない。基地局は、経路損失基準信号の起動/更新を示し、第二のSRSリソースセットリスト内に第二のSRSリソースセットの第二のSRSリソースセットインデックスを含む、起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS経路損失基準RS更新MAC CE)を送信し得ない(例えば、伝送し得ない)。無線デバイスは、経路損失基準信号の起動/更新を示し、かつ第二のSRSリソースセットリスト内に第二のSRSリソースセットの第二のSRSリソースセットインデックスを含む、起動コマンド(例えば、MAC-CE、DCI、SRS経路損失基準RS更新MAC CE)を受信することを予期する/期待しえない。
【0318】
無線デバイスが、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、一つまたは複数の構成パラメーターを受信し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、単一のSRSリソースセットを用いて構成される第一のサウンディング基準信号(SRS)リソースセットリストと、ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット2_0と関連付けられる第二のSRSリソースセットリストと、構成されるアップリンクグラントのための少なくとも二つのSRSリソースインジケーター(SRI)フィールドと、を示し得る。第一のSRSリソースセットリストが単一のSRSリソースセットで構成されることに基づき、かつ第二のSRSリソースセットリストが少なくとも二つのSRSリソースセットで構成されることに基づき、無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットを使用して、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信を送信し得る。PUSCH送信を送信した後、無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリストが、一つのSRSリソースセットまたは二つのSRSリソースセットのいずれかで構成され、第二のSRSリソースセットリストが、一つのSRSリソースセットまたは二つのSRSリソースセットのいずれかで構成されるように、一つまたは複数の構成パラメーターを更新する一つまたは複数の表示を受信し、無線デバイスは、構成されるSRSリソースセットの数量に基づき決定される一つまたは複数のリソースを介して第二のPUSCHを送信してもよく、二つのSRSリソースセットが第一のSRSリソースセットリストに構成される場合、次いで、少なくとも二つのSRIフィールドが、第一のSRSリソースセットリスト内の少なくとも二つのSRSリソースセット内の二つのSRSリソースを示し、一つのSRSリソースセットが第一のSRSリソースセットリストに構成される場合、および二つのSRSリソースセットが第二のSRSリソースセットリストに構成される場合、次いで、少なくとも二つのSRIフィールドが、第二のSRSリソースセットリスト内の少なくとも二つのSRSリソースセット内の二つのSRSリソースを示す。無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットにおける第一のSRSリソースによって示される、第一の空間フィルターまたは第一のプリコーダーのうちの少なくとも一つを使用して、第一の送信において少なくとも一つのトランスポートブロックを送信すること、および第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセットにおける第二のSRSリソースによって示される、第二の空間フィルターまたは第二のプリコーダーのうちの少なくとも一つを使用して、第二の送信において少なくとも一つのトランスポートブロックを送信すること、によって、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットを使用して、PUSCH送信を送信し得る。無線デバイスは、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)データが、第一のSRSリソースセットリストの単一のSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介してアップリンク送信のために、利用可能であると決定し得る、および超高信頼性低遅延通信(URLLC)データが、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介してアップリンク送信において繰り返し利用可能であると決定し得る。PUSCH送信を送信することが、少なくとも一つのトランスポートブロックの少なくとも一回の繰り返しでURLLCデータを送信することを含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットに対する第一のSRSリソースセットインデックスと、少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセットに対する第二のSRSリソースセットインデックスとを示し得、第一のSRSリソースセットインデックスは、第二のSRSリソースセットインデックスよりも小さい。PUSCH送信を送信した後、無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリストが、少なくとも二つのSRSリソースセットを含むように変更されることを示す一つまたは複数の第二の構成パラメーターを受信し得、第一のSRSリソースセットリストが、少なくとも二つのSRSリソースセットを含むことに基づき、無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントに対して、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介して第二のPUSCH送信を送信し得る。少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第一のSRIフィールドは、少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットにおける第一のSRSリソースを示し得、少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第二のSRIフィールドは、少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセットにおける第二のSRSリソースを示し得る。第一のSRSリソースセットリストは、DCIフォーマット0_1を使用して、ダウンリンク制御情報(DCI)のSRIフィールドによって示され得る。第二のSRSリソースセットリストは、DCIフォーマット0_2を使用して、DCIのSRIフィールドによって示され得る。無線デバイスは、一つまたは複数のプロセッサーと、一つまたは複数のプロセッサーによって実行されると本明細書で説明する方法を実行する命令を格納するメモリーとを含んでもよい。システムは、説明した方法、追加の操作を実行するように構成される、および/または追加の要素を含むように構成される無線デバイスと、一つまたは複数の構成パラメーターを送信するように構成される基地局とを含むことができる。コンピューター可読媒体は、実行されると、記載された方法の性能、追加の動作を引き起こす、および/または追加の要素を含む命令を格納し得る。基地局は、複数の操作を含む対応する方法を実行し得る。基地局は、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターを送信することによって、対応する方法を実行し得る。
【0319】
基地局が、複数の動作を含む方法を実行し得る。基地局は、一つまたは複数の構成パラメーターを送信し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、単一のSRSリソースセットを用いて構成される第一のサウンディング基準信号(SRS)リソースセットリストと、ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット2_0と関連付けられる第二のSRSリソースセットリストと、構成されるアップリンクグラントのための少なくとも二つのSRSリソースインジケーター(SRI)フィールドと、を示し得る。第一のSRSリソースセットリストが単一のSRSリソースセットで構成されることに基づき、かつ第二のSRSリソースセットリストが少なくとも二つのSRSリソースセットで構成されることに基づき、基地局は、構成されるアップリンクグラントについて、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットを使用して、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信を受信し得る。PUSCH送信を受信した後、基地局は、第一のSRSリソースセットリストが、一つのSRSリソースセットまたは二つのSRSリソースセットのいずれかで構成され、第二のSRSリソースセットリストが、一つのSRSリソースセットまたは二つのSRSリソースセットのいずれかで構成されるように、一つまたは複数の構成パラメーターを更新するための一つまたは複数の表示を送信し得る。基地局は、構成されるSRSリソースセットの数量に基づき決定される一つまたは複数のリソースを介して第二のPUSCH送信を受信してもよく、二つのSRSリソースセットが第一のSRSリソースセットリストに構成される場合、次いで、少なくとも二つのSRIフィールドが、第一のSRSリソースセットリスト内の少なくとも二つのSRSリソースセット内の二つのSRSリソースを示し、および一つのSRSリソースセットが第一のSRSリソースセットリストに構成される場合、および二つのSRSリソースセットが第二のSRSリソースセットリストに構成される場合、次いで、少なくとも二つのSRIフィールドが、第二のSRSリソースセットリスト内の少なくとも二つのSRSリソースセット内の二つのSRSリソースを示す。基地局は、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセット内の第一のSRSリソースによって示される第一の空間を使用して、第一の受信における少なくとも一つのトランスポートブロックを受信すること、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースによって示される第二の空間フィルターを使用して、第二の受信で少なくとも一つのトランスポートブロックを受信すること、によって第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットを使用して、PUSCH送信を受信し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットに対する第一のSRSリソースセットインデックスと、少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセットに対する第二のSRSリソースセットインデックスとを示し、第一のSRSリソースセットインデックスは、第二のSRSリソースセットインデックスよりも小さい。PUSCH送信を受信した後、基地局は、第一のSRSリソースセットリストが少なくとも二つのSRSリソースセットを含むように変更されることを示す一つまたは複数の第二の構成パラメーターを送信し得る。少なくとも二つのSRSリソースセットを含む第一のSRSリソースセットリストに基づき、基地局は、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介して、第二のPUSCH送信を受信し得る。少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第一のSRIフィールドは、少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットにおける第一のSRSリソースを示し得る。少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第二のSRIフィールドは、少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースを示し得る。第一のSRSリソースセットリストは、DCIフォーマット0_1を使用して、ダウンリンク制御情報(DCI)のSRIフィールドによって示され得る。第二のSRSリソースセットリストは、DCIフォーマット0_2を使用して、DCIのSRIフィールドによって示され得る。基地局は、一つまたは複数のプロセッサーと、一つまたは複数のプロセッサーによって実行されると本明細書に記載の方法を実行する命令を格納するメモリーとを含んでもよい。システムは、説明した方法、追加の操作を実行し、および/または追加の要素を含むように構成される基地局と、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信するように構成される無線デバイスとを含み得る。コンピューター可読媒体は、実行されると、記載された方法の性能、追加の動作を引き起こす、および/または追加の要素を含む命令を格納し得る。無線デバイスは、複数の操作を含む対応する方法を実行し得る。無線デバイスは、例えば、PUSCH送信を送信することによって、対応する方法を実行し得る。
【0320】
無線デバイスが、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、構成されるグラントのための少なくとも二つのSRSリソースインジケーター(SRI)フィールドを示し、かつ少なくとも二つのサウンディング基準信号(SRS)リソースセットリストを示す、一つまたは複数の構成パラメーターを受信し得る。少なくとも二つのSRSリソースセットリストのうちの第一のSRSリソースセットリストは、一つのSRSリソースセットまたは二つのSRSリソースセットのいずれかで構成され得る。少なくとも二つのSRSリソースセットリストのうちの第二のSRSリソースセットリストは、一つのSRSリソースセットまたは二つのSRSリソースセットのいずれかで構成され得、ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット2_0と関連付けられ得る。無線デバイスは、構成されるグラントのため、構成されるSRSリソースセットの数量に基づき決定される一つまたは複数のリソースを介して、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信を送信し得る。二つのSRSリソースセットが第一のSRSリソースセットリストに構成される場合、少なくとも二つのSRIフィールドは、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセット内の二つのSRSリソースを示し得る。一つのSRSリソースセットが第一のSRSリソースセットリストに構成され、二つのSRSリソースセットが第二のSRSリソースセットリストに構成される場合、次に少なくとも二つのSRIフィールドは、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセット内の二つのSRSリソースを示し得る。無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットにおける第一のSRSリソースによって示される、第一の空間フィルターまたは第一のプリコーダーのうちの少なくとも一つを使用して、第一の送信において少なくとも一つのトランスポートブロックを送信すること、および第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースによって示される、第二の空間フィルターまたは第二のプリコーダーのうちの少なくとも一つを使用して、第二の送信において少なくとも一つのトランスポートブロックを送信すること、によって、PUSCH送信を送信し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリストの単一のSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介して、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)データがアップリンク送信に利用可能であると決定し得、第一のSRSリソースセットリストは、一つのSRSリソースセットのみで構成される。無線デバイスは、超高信頼性低遅延通信(URLLC)データが、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介してアップリンク送信において繰り返し利用可能であると決定し得、無線デバイスは、少なくとも一つのトランスポートブロックの少なくとも一つの繰り返しにおいてURLLCデータを送信することによって、PUSCH送信を送信し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットに対する第一のSRSリソースセットインデックスと、第二のSRSリソースセットリストの第二のSRSリソースセットに対する第二のSRSリソースセットインデックスとを示し得、第一のSRSリソースセットインデックスは、第二のSRSリソースセットインデックスよりも小さい。PUSCH送信を送信した後、無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリストが少なくとも二つのSRSリソースセットを含むように変更されることを示す一つまたは複数の第二の構成パラメーターを受信し得る。少なくとも二つのSRSリソースセットを含む第一のSRSリソースセットリストに基づき、無線デバイスは、構成されるグラントのため、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介して第二のPUSCH送信を送信し得る。無線デバイスは、一つまたは複数のプロセッサーと、一つまたは複数のプロセッサーによって実行されると本明細書で説明する方法を実行する命令を格納するメモリーとを含んでもよい。システムは、説明した方法、追加の操作を実行するように構成される、および/または追加の要素を含むように構成される無線デバイスと、一つまたは複数の構成パラメーターを送信するように構成される基地局とを含むことができる。コンピューター可読媒体は、実行されると、記載された方法の性能、追加の動作を引き起こす、および/または追加の要素を含む命令を格納し得る。基地局は、複数の操作を含む対応する方法を実行し得る。基地局は、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターを送信することによって、対応する方法を実行し得る。
【0321】
無線デバイスが、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、一つまたは複数の構成パラメーターを受信し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットリストおよび第二のSRSリソースセットリストを含む少なくとも二つのサウンディング基準信号(SRS)リソースセットリストと、第一のSRIフィールドおよび第二のSRIフィールドを含む少なくとも二つのSRSリソースインジケーター(SRI)フィールドと、を示し得る。少なくとも二つのSRSリソースセットを含む第二のSRSリソースセットリストに基づき、かつ単一のSRSリソースセットを含む第一のSRSリソースセットリストに基づき、無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントに対して、少なくとも二つのSRIフィールドによって示される一つまたは複数のリソースを介して少なくとも一つのトランスポートブロックを送信し、第一のSRIフィールドが、第二のSRSリソースセットリスト内の少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセット内の第一のSRSリソースを示し、第二のSRIフィールドが、第二のSRSリソースセットリスト内の少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースを示す。無線デバイスは、第一のSRSリソースと関連付けられる第一の空間フィルターを介して少なくとも一つのトランスポートブロックを送信すること、および第二のSRSリソースと関連付けられる第二の空間フィルターを介して少なくとも一つのトランスポートブロックを送信することによって、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信し得る。無線デバイスは、一つまたは複数のプロセッサーと、一つまたは複数のプロセッサーによって実行されると本明細書で説明する方法を実行する命令を格納するメモリーとを含んでもよい。システムは、説明した方法、追加の操作を実行するように構成される、および/または追加の要素を含むように構成される無線デバイスと、一つまたは複数の構成パラメーターを送信するように構成される基地局とを含むことができる。コンピューター可読媒体は、実行されると、記載された方法の性能、追加の動作を引き起こす、および/または追加の要素を含む命令を格納し得る。基地局は、複数の操作を含む対応する方法を実行し得る。基地局は、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターを送信することによって、対応する方法を実行し得る。
【0322】
無線デバイスが、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、一つまたは複数の構成パラメーターを含む一つまたは複数のメッセージを受信し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、単一のSRSリソースセットを含む第一のサウンディング基準信号(SRS)リソースセットリストと、ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット2_0のため、少なくとも二つのSRSリソースセットを含む第二のSRSリソースセットリストと、構成されるアップリンクグラントのための少なくとも二つのSRSリソースインジケーター(SRI)フィールドとを示し得る。単一のSRSリソースセットを含む第一のSRSリソースセットリストに基づき(またはそれに応答して)、無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントに対して、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づくトランスポートブロックを送信し得、少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第一のSRIフィールドが、少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットにおける第一のSRSリソース、および少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第二のSRIフィールドが、少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセットにおけるの第二のSRSリソースを示す。無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントについて、少なくとも二つのSRIフィールドを示す一つまたは複数の構成パラメーターにさらに基づき、トランスポートブロックを送信し得る。無線デバイスは、一つまたは複数の構成パラメーターが、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットを示すことに応答して、トランスポートブロックをさらに送信し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットと第二のSRSリソースセットの両方について、コードブックへの使用セットを示し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットおよび第二のSRSリソースセットの両方について、非コードブックに設定された使用を示し得る。構成されるアップリンクグラントは、タイプ1の構成されるアップリンクグラントであり得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットリストを示す第一のSRSリソースセットリストパラメーター(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)と、第二のSRSリソースセットリストを示す第二のSRSリソースセットリストパラメーター(例えば、srs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2)と、を含む。無線デバイスは、第一のSRSリソースセットにおける第一のSRSリソースに基づくトランスポートブロックの一つまたは複数の第一の繰り返しと、第二のSRSリソースセットにおける第二のSRSリソースに基づくトランスポートブロックの一つまたは複数の第二の繰り返しとを送信することによって、トランスポートブロックを送信し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、第一のSRSリソースセットに対する第一のSRSリソースセットインデックス、および第二のSRSリソースセットに対する第二のSRSリソースセットインデックスを示し得る。第一のSRSリソースセットインデックスは、第二のSRSリソースセットインデックスよりも低くてもよい。第一のSRSリソースセットリスト内の単一のSRSリソースセットは、一つまたは複数のSRSリソースを含んでもよく、第二のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットは、一つまたは複数のSRSリソースのうちの少なくとも一つのSRSリソースを含み得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、少なくとも一つのSRSリソースの数を示し得る。無線デバイスは、少なくとも二つのSRSリソースセットを含む第一のSRSリソースセットリストを示す一つまたは複数の第二の構成パラメーターを受信し得る。少なくとも二つのSRSリソースセットを含む第一のSRSリソースセットリストに基づき(またはそれに応答して)、無線デバイスは、構成されるアップリンクグラントに対して、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットに基づく第二のトランスポートブロックを送信し得、第一のSRIフィールドが、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットにおける第一のSRSリソースを示し、少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第二のSRIフィールドが、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースを示す。一つまたは複数の第二の構成パラメーターは、第二のSRSリソースセットリストに対して単一のSRSリソースセットを示し得る。無線デバイスは、一つまたは複数のプロセッサーと、一つまたは複数のプロセッサーによって実行されると本明細書で説明する方法を実行する命令を格納するメモリーとを含んでもよい。システムは、説明した方法、追加の操作を実行するように構成される、および/または追加の要素を含むように構成される無線デバイスと、一つまたは複数の構成パラメーターを送信するように構成される基地局とを含むことができる。コンピューター可読媒体は、実行されると、記載された方法の性能、追加の動作を引き起こす、および/または追加の要素を含む命令を格納し得る。基地局は、複数の操作を含む対応する方法を実行し得る。基地局は、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターを送信することによって、対応する方法を実行し得る。
【0323】
無線デバイスが、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、一つまたは複数の構成パラメーターを含む一つまたは複数のメッセージを受信し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、アップリンクリソースセットに対し、フィールドの値を示し得る。無線デバイスは、少なくとも二つの送信構成インジケーター(TCI)状態の起動を示す第一の制御メッセージを受信し得る。無線デバイスは、アップリンクリソースセット内のアップリンクリソースを介して、少なくとも二つのTCI状態のうちの少なくとも一つの第一のTCI状態に基づき、第一のアップリンク信号を送信し得、フィールドの値は、少なくとも一つの第一のTCI状態を示す。無線デバイスは、TCI状態の起動を示す第二の制御メッセージを受信し得る。無線デバイスは、アップリンクリソースを介して、TCI状態に基づき第二のアップリンク信号を送信し得る。無線デバイスは、TCI状態の起動を示す第二の制御メッセージに基づき、フィールドの値を無視し得る。無線デバイスは、フィールドの値に関係なく、第二のアップリンク信号を送信することによって、TCI状態に基づき第二のアップリンク信号を送信し得る。無線デバイスは、単一のTCI状態の起動を示す第二の制御メッセージに応答して第二のアップリンク信号を送信することによって、TCI状態に基づき第二のアップリンク信号を送信し得る。TCI状態は、単一のTCI状態であり得る。アップリンクリソースセットは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースセットを含んでもよい。アップリンクリソースはPUCCHリソースを含み得る。アップリンク信号は、アップリンク制御情報(UCI)を含み得る。アップリンクリソースセットは、サウンディング基準信号(SRS)リソースセットを含み得る。アップリンクリソースはSRSリソースを含み得る。アップリンク信号は、SRSを含み得る。フィールドは、統一TCI状態フィールドであり得る。無線デバイスは、一つまたは複数のプロセッサーと、一つまたは複数のプロセッサーによって実行されると本明細書で説明する方法を実行する命令を格納するメモリーとを含んでもよい。システムは、説明した方法、追加の操作を実行するように構成される、および/または追加の要素を含むように構成される無線デバイスと、一つまたは複数の構成パラメーターを送信するように構成される基地局とを含むことができる。コンピューター可読媒体は、実行されると、記載された方法の性能、追加の動作を引き起こす、および/または追加の要素を含む命令を格納し得る。基地局は、複数の操作を含む対応する方法を実行し得る。基地局は、例えば、一つまたは複数の構成パラメーターを送信することによって、対応する方法を実行し得る。
【0324】
無線デバイスが、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、基地局から、一つまたは複数の構成パラメーターを含む一つまたは複数のメッセージを受信し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、単一のSRSリソースセットを含む第一のサウンディング基準信号(SRS)リソースセットリストと、少なくとも二つのSRSリソースセットを含む第二のSRSリソースセットリストとを示し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリスト内の単一のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号の起動を示す起動コマンドを受信し得る。無線デバイスは、経路損失基準信号を、第一のSRSリソースセットリスト内の単一のSRSリソースセットと、第二のSRSリソースセットリスト内の少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットとに適用し得る。無線デバイスは、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットの第二のSRSリソースセットに対する第二の経路損失基準信号の起動を示す第二の起動コマンドを受信し得る。無線デバイスは、第二の経路損失基準信号を第二のSRSリソースセットに適用し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリスト内の単一のSRSリソースセットに第二の経路損失基準信号を適用し得ない。無線デバイスは、基地局から、第一のSRSリソースセットおよび第一のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号の起動を示す第三の起動コマンドを受信し得ない。無線デバイスは、一つまたは複数のプロセッサーと、一つまたは複数のプロセッサーによって実行されると本明細書で説明する方法を実行する命令を格納するメモリーとを含んでもよい。システムは、記載された方法、追加の動作を実施し、および/または追加の要素を含むように構成される無線デバイスと、一つまたは複数のメッセージを送信するように構成される基地局とを含み得る。コンピューター可読媒体は、実行されると、記載された方法の性能、追加の動作を引き起こす、および/または追加の要素を含む命令を格納し得る。基地局は、複数の操作を含む対応する方法を実行し得る。基地局は、例えば、一つまたは複数のメッセージを送信することによって、対応する方法を実行し得る。
【0325】
無線デバイスが、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、一つまたは複数の構成パラメーターを含む一つまたは複数のメッセージを受信し得る。一つまたは複数の構成パラメーターは、少なくとも二つの第一のSRSリソースセットを含む第一のサウンディング基準信号(SRS)リソースセットリストと、少なくとも二つの第二のSRSリソースセットを含む第二のSRSリソースセットリストとを示し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つの第一のSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットに対する経路損失基準信号の起動を示す起動コマンドを受信し得る。無線デバイスは、経路損失基準信号を、第一のSRSリソースセットリスト内の第一のSRSリソースセットと、第二のSRSリソースセットリスト内の少なくとも二つの第二のSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットとに適用し得る。無線デバイスは、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つの第一のSRSリソースセットの第二のSRSリソースセットに対する第二の経路損失基準信号の起動を示す第二の起動コマンドを受信し得る。無線デバイスは、第二の経路損失基準信号を、第一のSRSリソースセットリスト内の第二のSRSリソースセットと、第二のSRSリソースセットリスト内の少なくとも二つの第二のSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセットとに適用し得る。無線デバイスは、一つまたは複数のプロセッサーと、一つまたは複数のプロセッサーによって実行されると本明細書で説明する方法を実行する命令を格納するメモリーとを含んでもよい。システムは、記載された方法、追加の動作を実施し、および/または追加の要素を含むように構成される無線デバイスと、一つまたは複数のメッセージを送信するように構成される基地局とを含み得る。コンピューター可読媒体は、実行されると、記載された方法の性能、追加の動作を引き起こす、および/または追加の要素を含む命令を格納し得る。基地局は、複数の操作を含む対応する方法を実行し得る。基地局は、例えば、一つまたは複数のメッセージを送信することによって、対応する方法を実行し得る。
【0326】
以下、さまざまな特性が、番号付き条項または段落のセットにおいて強調表示される。これらの特徴は、本発明または発明の概念を限定していると解釈されるものではなく、本明細書に記述されるいくつかの特徴の強調として、そのような特徴の特定の順序の重要性または関連性を示唆することなく、単に提供されるものである。
【0327】
条項1.
無線デバイスによって、単一のSRSリソースセットで構成される第一のサウンディング基準信号(SRS)リソースセットリストと、ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット2_0と関連付けられる第二のSRSリソースセットリストと、構成されるアップリンクグラントのための少なくとも二つのSRSリソースインジケーター(SRI)フィールドと、を示す一つまたは複数の構成パラメーターを受信することを含む、方法。
【0328】
条項2.
第一のSRSリソースセットリストが単一のSRSリソースセットで構成されることに基づき、かつ第二のSRSリソースセットリストが少なくとも二つのSRSリソースセットで構成されることに基づき、構成されるアップリンクグラントについて、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットを使用して、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信を送信することをさらに含む、条項1に記載の方法。
【0329】
条項3.
PUSCH送信を送信した後、第一のSRSリソースセットリストが、一つのSRSリソースセットまたは二つのSRSリソースセットのいずれかで構成され、および第二のSRSリソースセットリストが、一つのSRSリソースセットまたは二つのSRSリソースセットのいずれかで構成されるように、一つまたは複数の構成パラメーターを更新する一つまたは複数の表示を受信することをさらに含む、条項1~2のいずれか一項に記載の方法。
【0330】
条項4.
構成されるSRSリソースセットの数量に基づき決定される一つまたは複数のリソースを介して第二のPUSCH送信を送信することをさらに含み、二つのSRSリソースセットが第一のSRSリソースセットリストに構成される場合、次いで、少なくとも二つのSRIフィールドが、第一のSRSリソースセットリスト内の少なくとも二つのSRSリソースセット内の二つのSRSリソースを示し、一つのSRSリソースセットが第一のSRSリソースセットリストに構成される場合、および二つのSRSリソースセットが第二のSRSリソースセットリストに構成される場合、次いで、少なくとも二つのSRIフィールドが、第二のSRSリソースセットリスト内の少なくとも二つのSRSリソースセット内の二つのSRSリソースを示す、条項1~3のいずれか一項に記載の方法、
【0331】
条項5.
第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットを使用してPUSCH送信を送信することが、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットにおける第一のSRSリソースによって示される、第一の空間フィルターまたは第一のプリコーダーのうちの少なくとも一つを使用して、第一の送信において少なくとも一つのトランスポートブロックを送信することと、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセットにおける第二のSRSリソースによって示される、第二の空間フィルターまたは第二のプリコーダーのうちの少なくとも一つを使用して、第二の送信において少なくとも一つのトランスポートブロックを送信することと、を含む、条項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【0332】
条項6.
拡張モバイルブロードバンド(eMBB)データが、第一のSRSリソースセットリストの単一のSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介してアップリンク送信のために、利用可能であると決定することと、超高信頼性低遅延通信(URLLC)データが、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介してアップリンク送信において繰り返し利用可能であると決定することと、をさらに含み、PUSCH送信を送信することが、少なくとも一つのトランスポートブロックの少なくとも一回の繰り返しでURLLCデータを送信することを含む、条項1~5のいずれか一項に記載の方法、
【0333】
条項7.
一つまたは複数の構成パラメーターが、少なくとも二つのSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットに対する第一のSRSリソースセットインデックス、および少なくとも二つのSRSリソースセットの第二のSRSリソースセットに対する第二のSRSリソースセットインデックスを示し、第一のSRSリソースセットインデックスが、第二のSRSリソースセットインデックスよりも小さい、条項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【0334】
条項8.
PUSCH送信を送信した後、第一のSRSリソースセットリストが少なくとも二つのSRSリソースセットを含むように変更されることを示す一つまたは複数の第二の構成パラメーターを受信することと、少なくとも二つのSRSリソースセットを含む第一のSRSリソースセットリストに基づき、構成されるアップリンクグラントに対して、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介して第二のPUSCH送信を送信することと、をさらに含む、条項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【0335】
条項9.
少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第一のSRIフィールドが、少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットにおける第一のSRSリソースを示し、少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第二のSRIフィールドが、少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセットにおける第二のSRSリソースを示す、条項1~8のいずれか一項に記載の方法。
【0336】
条項10.
第一のSRSリソースセットリストが、DCIフォーマット0_1を使用してダウンリンク制御情報(DCI)のSRIフィールドによって示され、第二のSRSリソースセットリストが、DCIフォーマット0_2を使用してDCIのSRIフィールドによって示される、条項1~9のいずれか一項に記載の方法。
【0337】
条項11.
一つまたは複数のプロセッサーと、一つまたは複数のプロセッサーによって実行されると、コンピューティング装置に条項1~10のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を格納するメモリーとを含む、コンピューティング装置。
【0338】
条項12.
条項1~10のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される無線デバイスと、一つまたは複数の構成パラメーターを送信するように構成される基地局とを含む、システム。
【0339】
条項13.
実行されると、条項1~10のいずれか一項に記載の方法の性能を生じさせる命令を格納するコンピューター可読媒体。
【0340】
条項14.
基地局によって、単一のSRSリソースセットで構成される第一のサウンディング基準信号(SRS)リソースセットリストと、ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット2_0と関連付けられる第二のSRSリソースセットリストと、構成されるアップリンクグラントのための少なくとも二つのSRSリソースインジケーター(SRI)フィールドと、を示す一つまたは複数の構成パラメーターを送信することを含む、方法。
【0341】
条項15.
第一のSRSリソースセットリストが単一のSRSリソースセットで構成されることに基づき、および第二のSRSリソースセットリストが少なくとも二つのSRSリソースセットで構成されることに基づき、構成されるアップリンクグラントについて、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットを使用して、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信を受信することをさらに含む、条項14に記載の方法。
【0342】
条項16.
PUSCH送信を受信した後、第一のSRSリソースセットリストが、一つのSRSリソースセットまたは二つのSRSリソースセットのいずれかで構成され、および第二のSRSリソースセットリストが、一つのSRSリソースセットまたは二つのSRSリソースセットのいずれかで構成されるように、一つまたは複数の構成パラメーターを更新するための一つまたは複数の表示を送信することをさらに含む、条項14~15のいずれか一項に記載の方法。
【0343】
条項17.
構成されるSRSリソースセットの数量に基づき決定される一つまたは複数のリソースを介して第二のPUSCH送信を受信することを、さらに含み、二つのSRSリソースセットが第一のSRSリソースセットリストに構成される場合、次いで、少なくとも二つのSRIフィールドが、第一のSRSリソースセットリスト内の少なくとも二つのSRSリソースセット内の二つのSRSリソースを示し、一つのSRSリソースセットが第一のSRSリソースセットリストに構成される場合、および二つのSRSリソースセットが第二のSRSリソースセットリストに構成される場合、次いで、少なくとも二つのSRIフィールドが、第二のSRSリソースセットリスト内の少なくとも二つのSRSリソースセット内の二つのSRSリソースを示す、条項14~16のいずれか一項に記載の方法、
【0344】
条項18.
第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットを使用してPUSCH送信を受信することが、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセット内の第一のSRSリソースによって示される第一の空間を使用して、第一の受信において少なくとも一つのトランスポートブロックを受信することと、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースによって示される第二の空間フィルターを使用して、第二の受信において少なくとも一つのトランスポートブロックを受信することと、を含む、条項14~17のいずれか一項に記載の方法、
【0345】
条項19.
一つまたは複数の構成パラメーターが、少なくとも二つのSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットに対する第一のSRSリソースセットインデックス、および少なくとも二つのSRSリソースセットの第二のSRSリソースセットに対する第二のSRSリソースセットインデックスを示し、第一のSRSリソースセットインデックスが、第二のSRSリソースセットインデックスよりも小さい、条項14~18のいずれか一項に記載の方法。
【0346】
条項20.
PUSCH送信を受信した後、第一のSRSリソースセットリストが少なくとも二つのSRSリソースセットを含むように変更されることを示す一つまたは複数の第二の構成パラメーターを送信することをさらに含む、条項14~19のいずれか一項に記載の方法。
【0347】
条項21.
少なくとも二つのSRSリソースセットを含む第一のSRSリソースセットリストに基づき、構成されるグラントのため、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介して第二のPUSCH送信を受信することをさらに含む、条項14~20のいずれか一項に記載の方法。
【0348】
条項22.
少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第一のSRIフィールドが、少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットにおける第一のSRSリソースを示し、少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第二のSRIフィールドが、少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセットにおける第二のSRSリソースを示す、条項14~21のいずれか一項に記載の方法。
【0349】
条項23.
第一のSRSリソースセットリストが、DCIフォーマット0_1を使用してダウンリンク制御情報(DCI)のSRIフィールドによって示され、第二のSRSリソースセットリストが、DCIフォーマット0_2を使用してDCIのSRIフィールドによって示される、条項14~22のいずれか一項に記載の方法。
【0350】
条項24.
一つまたは複数のプロセッサーと、一つまたは複数のプロセッサーによって実行されると、コンピューティング装置に条項14~23のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を格納するメモリーとを含む、コンピューティング装置。
【0351】
条項25.
条項14~23のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される基地局と、PUSCH送信を送信するように構成される無線デバイスと、を含む、システム。
【0352】
条項26.
実行されると、条項14~23のいずれか一項に記載の方法の性能を生じさせる命令を格納するコンピューター可読媒体。
【0353】
条項27.
一つまたは複数のプロセッサーと、一つまたは複数のプロセッサーによって実行されると、コンピューティング装置に条項1~10のいずれか一項に記載の方法、または条項14~23のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を格納するメモリーとを含む、コンピューティング装置。
【0354】
条項28.
条項1~10のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される無線デバイスと、条項14~23のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される基地局とを含む、システム。
【0355】
条項29.
実行されると、条項1~10のいずれか一項に記載の方法、または条項14~23のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を格納するコンピューター可読媒体。
【0356】
条項30.
無線デバイスによって、構成されるグラントのための少なくとも二つのSRSリソースインジケーター(SRI)フィールドを示し、および少なくとも二つのサウンディング基準信号(SRS)リソースセットリストを示す、一つまたは複数の構成パラメーターを、受信することを含み、少なくとも二つのSRSリソースセットリストのうちの第一のSRSリソースセットリストが、一つのSRSリソースセットまたは二つのSRSリソースセットのいずれかで構成され、および少なくとも二つのSRSリソースセットリストのうちの第二のSRSリソースセットリストが、一つのSRSリソースセットまたは二つのSRSリソースセットのいずれかで構成され、およびダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット2_0と関連付けられる、方法。
【0357】
条項31.
構成されるグラントのため、構成されるSRSリソースセットの数量に基づき決定される一つまたは複数のリソースを介して物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信を、送信することをさらに含み、二つのSRSリソースセットが第一のSRSリソースセットリストに構成される場合、次いで、少なくとも二つのSRIフィールドが、第一のSRSリソースセットリスト内の少なくとも二つのSRSリソースセット内の二つのSRSリソースを示し、一つのSRSリソースセットが第一のSRSリソースセットリストに構成される場合、および二つのSRSリソースセットが第二のSRSリソースセットリストに構成される場合、次いで、少なくとも二つのSRIフィールドが、第二のSRSリソースセットリスト内の少なくとも二つのSRSリソースセット内の二つのSRSリソースを示す、条項30に記載の方法。
【0358】
条項32.
PUSCH送信を送信することが、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットの第一のSRSリソースセットにおける第一のSRSリソースによって示される、第一の空間フィルター、または第一のプリコーダーのうちの少なくとも一つを使用して、第一の送信において、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信することと、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセットにおける第二のSRSリソースによって示される、第二の空間フィルター、または第二のプリコーダーのうちの少なくとも一つを使用して、第二の送信において、少なくとも一つのトランスポートブロックを送信することと、を含む、条項30~31のいずれか一項に記載の方法。
【0359】
条項33.
拡張モバイルブロードバンド(eMBB)データが、第一のSRSリソースセットリストの単一のSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介してアップリンク送信のために、利用可能であると決定することであって、第一のSRSリソースセットリストが、一つのSRSリソースセットのみを用いて構成されるように、決定することと、超高信頼性低遅延通信(URLLC)データが、第二のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介してアップリンク送信において繰り返し利用可能であると決定することと、をさらに含み、PUSCH送信を送信することが、少なくとも一つのトランスポートブロックの少なくとも一回の繰り返しでURLLCデータを送信することを含む、条項30~32のいずれか一項に記載の方法。
【0360】
条項34.
一つまたは複数の構成パラメーターが、第二のSRSリソースセットリストの第一のSRSリソースセットに対する第一のSRSリソースセットインデックス、および第二のSRSリソースセットリストの第二のSRSリソースセットに対する第二のSRSリソースセットインデックスを示し、第一のSRSリソースセットインデックスが、第二のSRSリソースセットインデックスよりも小さい、条項30~33のいずれか一項に記載の方法。
【0361】
条項35.
PUSCH送信を送信した後、第一のSRSリソースセットリストが少なくとも二つのSRSリソースセットを含むように変更されることを示す一つまたは複数の第二の構成パラメーターを受信することと、少なくとも二つのSRSリソースセットを含む第一のSRSリソースセットリストに基づき、構成されるグラントのため、第一のSRSリソースセットリストの少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介して第二のPUSCH送信を送信することと、をさらに含む、条項30~34のいずれか一項に記載の方法。
【0362】
条項36.
一つまたは複数のプロセッサーと、一つまたは複数のプロセッサーによって実行されると、コンピューティング装置に条項30~35のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を格納するメモリーとを含む、コンピューティング装置。
【0363】
条項37.
条項30~35のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される無線デバイスと、一つまたは複数の構成パラメーターを送信するように構成される基地局と、を含む、システム。
【0364】
条項38.
実行されると、条項30~35のいずれか一項に記載の方法の性能を生じさせる命令を格納するコンピューター可読媒体。
【0365】
本明細書に記述された動作のうちの一つまたは複数は、条件付きであり得る。例えば、無線デバイス、基地局、無線環境、ネットワーク、上記の組み合わせ、および/または類似のものなどにおいてのように、特定の基準が満たされた場合に、一つまたは複数の動作を実施することができる。例示的な基準は、無線デバイスおよび/またはネットワークノード構成、トラフィック負荷、初期システムセットアップ、パケットサイズ、トラフィック特性、上記の組み合わせ、および/または類似のものなど、一つまたは複数の条件に基づいてもよい。一つまたは複数の基準が満たされる場合、さまざまな実施例を使用し得る。本明細書に記載される実施例の任意の部分を任意の順序で、任意の条件に基づき実装することが可能であり得る。
【0366】
基地局が、無線デバイスのうちの一つまたは複数と通信し得る。無線デバイスおよび/または基地局が、複数の技術、および/または同じ技術の複数のリリースをサポートし得る。無線デバイスが、無線デバイスのカテゴリーおよび/または能力に応じて、いくつかの特定の能力を有し得る。基地局が、複数のセクター、セル、および/または送信エンティティの一部を含んでもよい。複数の無線デバイスと通信する基地局が、カバレッジエリア内の総無線デバイスのサブセットと通信する基地局を指し得る。本明細書で言及される無線デバイスが、所与の能力を有する、および基地局の所与のセクターにおける、所与のLTE、5G、または他の3GPPもしくはnon-3GPPリリースと互換性のある複数の無線デバイスに対応し得る。複数の無線デバイスが、選択された複数の無線デバイス、カバレッジエリア内の総無線デバイスのサブセット、および/または無線デバイスの任意のグループを指し得る。こうした装置は、本明細書の図面および/または説明、および/または類似のものに基づき、またはそれらに従って、動作、機能、および/または実行し得る。例えば、これらの無線デバイスおよび/または基地局が、LTE、5G、または他の3GPPもしくはnon-3GPP技術の旧リリースに基づき実行し得るため、本開示の方法に準拠しない、複数の基地局および/または複数の無線デバイスが、カバレッジエリア内にあり得る。
【0367】
一つまたは複数のパラメーター、フィールド、および/または情報要素(IE)は、一つまたは複数の情報オブジェクト、値、および/または任意の他の情報を含み得る。情報オブジェクトは、一つまたは複数の他の物体を含んでもよい。少なくともいくつかの(または全て)パラメーター、フィールド、IE、および/または同種のものが使用されてもよく、コンテキストに応じて互換性があり得る。意味または定義が与えられる場合、かかる意味または定義が支配する。
【0368】
本明細書に記載される実施例の一つまたは複数の要素は、モジュールとして実装され得る。モジュールは、定義された機能を実行する要素、および/または他の要素への定義されたインターフェイスを有する要素であり得る。モジュールは、ハードウェア、ハードウェアと組み合わせたソフトウェア、ファームウェア、ウエットウェア(例えば、生物学的要素を有するハードウェア)、またはそれらの組み合わせに実装されてもよく、それら全ては、挙動的に等価であり得る。例えば、モジュールは、ハードウェアマシン(C、C++、Fortran、Java、Basic、Matlabなど)もしくはSimulink、Stateflow、GNU Octave、またはLabVIEWMathScriptで実行されるように構成されるコンピューター言語で記述されたソフトウェアルーチンで実装され得る。追加的または代替的に、ディスクリートまたはプログラム可能なアナログ、デジタルおよび/または量子ハードウェアを組み込んだ物理ハードウェアを使用してモジュールを実装することが可能であり得る。プログラム可能ハードウェアの実施例としては、コンピューター、マイクロコントローラー、マイクロプロセッサー、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および/または複雑なプログラマブル論理デバイス(CPLD)を含み得る。コンピューター、マイクロコントローラー、および/またはマイクロプロセッサーは、アセンブリー、C、C++などの言語を使用してプログラムされ得る。FPGA、ASIC、CPLDは、多くの場合、プログラマブルデバイスの機能が少ない内部ハードウェアモジュール間の接続を構成し得るVHSICハードウェア記述言語(VHDL)またはVerilogなどのハードウェア記述言語(HDL)を使用してプログラムされる。上述の技術は、機能的モジュールの結果を達成するために組み合わせて使用され得る。
【0369】
本明細書に記載される一つまたは複数の特徴は、一つまたは複数のコンピューターまたは他のデバイスによって実行される、一つまたは複数のプログラムモジュールにおける場合と同様、コンピューターで使用可能なデータおよび/またはコンピューター実行可能命令に実装され得る。一般に、プログラムモジュールは、コンピューター内のプロセッサーまたはデータ処理装置によって実行されると、特定のタスクを実行する、または特定の抽象データ型を実現するルーチン、プログラム、物体、構成要素、データ構造などを含む。コンピューター実行可能命令が、ハードディスク、光ディスク、リムーバブルストレージ媒体、ソリッドステートメモリー、RAMなどの一つまたは複数のコンピューター可読媒体上に記憶され得る。プログラムモジュールの機能は、所望に応じて組み合わせられてもよく、または分配され得る。機能性は、ファームウェアまたはハードウェア等価物、例えば集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などにおいて、全部または一部で実装され得る。特定のデータ構造を使用して、本明細書に記述される一つまたは複数の特徴をより効果的に実装することができ、かかるデータ構造は、本明細書に記述されるコンピューター実行可能命令およびコンピューターで使用可能なデータの範囲内で意図される。
【0370】
非一時的な有形コンピューター可読媒体は、本明細書に記載されるマルチキャリア通信の動作を引き起こすように構成される一つまたは複数のプロセッサーによって実行可能な命令を含み得る。製造品は、プログラム可能ハードウェアがデバイス(例えば、無線デバイス、無線コミュニケータ、無線デバイス、基地局など)が本明細書に記載のマルチキャリア通信の動作を可能にさせることを可能にするためにその上に符号化された命令を有する非一時的な有形のコンピューター可読な機械アクセス可能媒体を含み得る。デバイス、またはシステム内などの一つまたは複数の装置は、一つまたは複数のプロセッサー、メモリー、インターフェイス、および/または同種のものを含み得る。他の実施例は、基地局、無線デバイスまたはユーザー機器(無線デバイス)、サーバー、スイッチ、アンテナ、および/または類似のものなどの装置を含む通信ネットワークを含み得る。ネットワークは、携帯電話、無線、WiFi、4G、5G、3GPPまたはその他の携帯電話規格または推奨の任意の世代、任意の非3GPPネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク、無線パーソナルエリアネットワーク、無線アドホックネットワーク、無線メトロポリタンエリアネットワーク、無線ワイドエリアネットワーク、グローバルエリアネットワーク、衛星ネットワーク、スペースネットワーク、および無線通信を使用する任意の他のネットワークを含むが、これらに限定されない、任意の無線技術を含み得る。任意のデバイス(例えば、無線デバイス、基地局、または任意のその他のデバイス)またはデバイスの組み合わせを使用して、例えば、上記ステップのうちの一つまたは複数のうちの任意の相補的なステップまたは複数のステップを含む、本明細書に記載のステップのうちの一つまたは複数のうちの任意の組み合わせを実行し得る。
【0371】
実施例は上記に記載されるが、これらの実施例の特徴および/またはステップは、任意の所望の様式で組み合わせ、分割、省略、再構成、改訂、および/または拡張され得る。当業者には、さまざまな変更、改変、および改善が容易に起こるであろう。かかる変更、修正、および改善は、本明細書に明示的に記載されていないが、本明細書の一部となることが意図され、本明細書の記載の趣旨および範囲内であることが意図される。従って、前述の説明は、例示のみを目的としており、限定するものではない。
図1A
図1B
図2A
図2B
図3
図4A
図4B
図5A
図5B
図6
図7
図8
図9
図10A
図10B
図11A
図11B
図12A
図12B
図13A
図13B
図13C
図14A
図14B
図15A
図15B
図16A
図16B
図16C
図16D
図17
図18A
図18B
図19A
図19B
図20A
図20B
図21
【手続補正書】
【提出日】2024-08-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、
無線デバイスによって、
単一のSRSリソースセットで構成される第一のサウンディング基準信号(SRS)リソースセットリスト、
ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット2_0と関連付けられる第二のSRSリソースセットリスト、および
構成されるアップリンクグラントのための少なくとも二つのSRSリソースインジケーター(SRI)フィールド、を示す一つまたは複数の構成パラメーターを受信することと、
前記第一のSRSリソースセットリストが単一のSRSリソースセットで構成されることに基づき、かつ前記第二のSRSリソースセットリストが少なくとも二つのSRSリソースセットで構成されることに基づき、前記構成されるアップリンクグラントについて、前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットを使用して、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信を送信することと、を含む、方法。
【請求項2】
前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットを使用して前記PUSCH送信を前記送信することが、
前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセット内の第一のSRSリソースによって示される、第一の空間フィルターまたは第一のプリコーダーのうちの少なくとも一つを使用して、第一の送信において少なくとも一つのトランスポートブロックを送信することと、
前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースによって示される、第二の空間フィルターまたは第二のプリコーダーのうちの少なくとも一つを使用して、第二の送信において前記少なくとも一つのトランスポートブロックを送信することと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
拡張モバイルブロードバンド(eMBB)データが、前記第一のSRSリソースセットリストの前記単一のSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介してアップリンク送信に利用可能であると決定することと、
超高信頼性低遅延通信(URLLC)データが、前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介してアップリンク送信において、繰り返し利用可能であると決定することと、をさらに含み、
前記PUSCH送信を前記送信することが、少なくとも一つのトランスポートブロックの少なくとも一回の繰り返しで前記URLLCデータを送信することを含む、請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記一つまたは複数の構成パラメーターが、
前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットに対する第一のSRSリソースセットインデックス、および
前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセットに対する第二のSRSリソースセットインデックス、を示し、前記第一のSRSリソースセットインデックスが、前記第二のSRSリソースセットインデックスよりも小さい、請求項1記載の方法。
【請求項5】
前記PUSCH送信を前記送信した後に、前記第一のSRSリソースセットリストが前記少なくとも二つのSRSリソースセットを含むように変更されることを示す一つまたは複数の第二の構成パラメーターを受信することと、
前記少なくとも二つのSRSリソースセットを含む前記第一のSRSリソースセットリストに基づき、前記構成されるアップリンクグラントのために、前記第一のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介して第二のPUSCH送信を送信することと、をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第一のSRIフィールドが、前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットにおける第一のSRSリソースを示し、
前記少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第二のSRIフィールドが、前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースを示す、請求項1記載の方法。
【請求項7】
方法であって、
基地局によって、
単一のSRSリソースセットで構成される第一のサウンディング基準信号(SRS)リソースセットリスト、
ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット2_0と関連付けられる第二のSRSリソースセットリスト、および
構成されるアップリンクグラントのための少なくとも二つのSRSリソースインジケーター(SRI)フィールド、を示す一つまたは複数の構成パラメーターを送信することと、
前記第一のSRSリソースセットリストが単一のSRSリソースセットで構成されることに基づき、かつ前記第二のSRSリソースセットリストが少なくとも二つのSRSリソースセットで構成されることに基づき、前記構成されるアップリンクグラントについて、前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットを使用して、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信を受信することと、を含む、方法。
【請求項8】
前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットを使用して前記PUSCH送信を前記受信することが、
前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセット内の第一のSRSリソースによって示される第一の空間を使用して、第一の受信において少なくとも一つのトランスポートブロックを受信することと、
前記第二のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースによって示される第二の空間フィルターを使用して、第二の受信において前記少なくとも一つのトランスポートブロックを受信することと、を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記一つまたは複数の構成パラメーターが、
前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットに対する第一のSRSリソースセットインデックス、および
前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセットに対する第二のSRSリソースセットインデックス、を示し、前記第一のSRSリソースセットインデックスが、前記第二のSRSリソースセットインデックスよりも小さい、請求項7記載の方法。
【請求項10】
前記PUSCH送信を前記受信した後、前記第一のSRSリソースセットリストが前記少なくとも二つのSRSリソースセットを含むように変更されることを示す一つまたは複数の第二の構成パラメーターを送信することと、
前記少なくとも二つのSRSリソースセットを含む前記第一のSRSリソースセットリストに基づき、前記構成されるグラントのため、前記第一のSRSリソースセットリストの前記少なくとも二つのSRSリソースセットによって示される一つまたは複数のリソースを介して第二のPUSCHを受信することと、をさらに含む、請求項7記載の方法。
【請求項11】
前記少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第一のSRIフィールドが、前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第一のSRSリソースセットにおける第一のSRSリソースを示し、
前記少なくとも二つのSRIフィールドのうちの第二のSRIフィールドが、前記少なくとも二つのSRSリソースセットのうちの第二のSRSリソースセット内の第二のSRSリソースを示す、請求項7記載の方法。
【請求項12】
前記第一のSRSリソースセットリストが、DCIフォーマット0_1を使用して、ダウンリンク制御情報(DCI)のSRIフィールドによって示され、および
前記第二のSRSリソースセットリストが、DCIフォーマット0_2を使用してDCIのSRIフィールドによって示される、請求項7記載の方法。
【請求項13】
コンピューティング装置であって、一つまたは複数のプロセッサーと、前記一つまたは複数のプロセッサーによって実行されると、前記コンピューティング装置に、
請求項1~6のいずれか一項に記載の方法、または
請求項7~12のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を格納するメモリーと、を含む、コンピューティング装置。
【請求項14】
システムであって、
請求項1~6のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される無線デバイスと、
請求項7~12のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される基地局と、を含む、システム。
【請求項15】
実行時に、
請求項1~6のいずれか一項に記載の方法、または
請求項7~12のいずれか一項に記載の方法の実行を引き起こす命令を格納した、コンピューター可読媒体。
【国際調査報告】