(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-02-19
(54)【発明の名称】情報伝送方法、装置、通信デバイス及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 8/24 20090101AFI20250212BHJP
H04W 68/00 20090101ALI20250212BHJP
【FI】
H04W8/24
H04W68/00
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024541639
(86)(22)【出願日】2022-01-10
(85)【翻訳文提出日】2024-07-10
(86)【国際出願番号】 CN2022071124
(87)【国際公開番号】W WO2023130475
(87)【国際公開日】2023-07-13
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.018, Floor 8, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【氏名又は名称】内藤 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100108213
【氏名又は名称】阿部 豊隆
(72)【発明者】
【氏名】リー,ヤンフア
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067CC13
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
(57)【要約】
本発明の実施例は情報伝送方法、装置、通信デバイス及び記憶媒体に関するものであり、基地局は第1の能力指示情報を受信し、ここで、前記第1の能力指示情報は、ユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基地局によって実行される情報伝送方法であって、
第1の能力指示情報を受信するステップであって、前記第1の能力指示情報は、ユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示するステップを含む、
情報伝送方法。
【請求項2】
前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
第1の能力指示情報が、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることを指示することに応答して、前記UEが前記第1類のPEIをサポートすると決定するステップと、
第1の能力指示情報が、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEI及び少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートしないことを指示することに応答して、前記UEが前記第1類のPEIをサポートしないと決定するステップとのうちの少なくとも1つをさらに含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の能力指示情報を受信するステップは、
前記UEから送信された、前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信するステップと、
前記UEから送信された、前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信するステップと、
コアネットワークから送信された前記第1の能力指示情報を受信するステップと、
対向基地局から送信された前記第1の能力指示情報を受信するステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記コアネットワークから送信された前記第1の能力指示情報を受信するステップは、
前記コアネットワークから送信された前記UEの前記第1類のページンググループ化方式のグループ情報を受信したことに応答して、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすると決定するステップを含む、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
対向基地局に前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信するステップと、
対向基地局に前記UEが前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信するステップと、
コアネットワークに前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信するステップと、
コアネットワークに前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信するステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項9】
前記UEに第3の能力指示情報を送信するステップであって、前記第3の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能なPEIを決定するために用いられるステップをさらに含む、
請求項1~8のいずれかに記載の方法。
【請求項10】
前記第3の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能な、
第1類のPEIと、
第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIであって、前記第1類のPEIは第2類のPEIと異なるものと、
第2類のページンググルーピング方式に対応する前記第2類のPEIと、
前記第1類のページンググループ化方式及び前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIとのうちの少なくとも1つを決定するために用いられる、
請求項9に記載の方法。
【請求項11】
ユーザイクイップメント(UE)によって実行される情報伝送方法であって、
第1の能力指示情報を送信するステップであって、前記第1の能力指示情報はUEがページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示するステップを含む、
情報伝送方法。
【請求項12】
前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる、
請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む、
請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記第1の能力指示情報を送信するステップは、
前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を基地局に送信するステップと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を基地局に送信するステップと、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第1の能力指示情報をコアネットワークに送信するステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項16】
基地局からの第2の能力指示情報を受信するステップであって、前記第2の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能なPEIを決定するために用いられるステップをさらに含む、
請求項11~15のいずれかに記載の方法。
【請求項17】
前記第2の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能な、
第1類のPEIと、
第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIであって、前記第1類のPEIは第2類のPEIと異なるものと、
第2類のページンググルーピング方式に対応する前記第2類のPEIと、
前記第1類のページンググループ化方式及び前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIとのうちの少なくとも1つを決定するために用いられる、
請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記UEがサポートするPEIに基づいて、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするか否かを決定するステップをさらに含む、
請求項16に記載の方法。
【請求項19】
前記UEがサポートするPEIに基づいて、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするか否かを決定するステップは、
前記UEが前記基地局の送信可能なPEIをサポートすると決定することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップと、
前記UEが前記基地局の送信可能なPEIをサポートしないと決定することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングしないステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記UEが前記基地局の送信可能なPEIをサポートすると決定することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップは、
前記基地局が第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップと、
前記基地局が第2類のPEIを送信でき、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記基地局が前記第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップは、
前記基地局が前記第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のPEI及び前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップと、
前記基地局が前記第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記基地局が前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップは、
前記基地局が少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップと、
前記基地局が少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが少なくとも前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記基地局が少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップは、
前記基地局が少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のページンググループ化方式のグループ情報を有することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップを含む、
請求項22に記載の方法。
【請求項24】
コアネットワークによって実行される情報伝送方法であって、
第1の能力指示情報を受信するステップであって、前記第1の能力指示情報は、ユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示するステップを含む、
情報伝送方法。
【請求項25】
前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる、
請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む、
請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む、
請求項26に記載の方法。
【請求項28】
第1の能力指示情報を受信するステップは、
前記UEからの、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信するステップと、
基地局からの、前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信するステップと、
基地局からの、前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信するステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項25に記載の方法。
【請求項29】
基地局に前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2のUE能力指示情報を送信するステップと、
基地局に前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2のUE能力指示情報を送信するステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項25~28のいずれかに記載の方法。
【請求項30】
情報伝送装置であって、
第1の能力指示情報を受信するように構成される第1の受信モジュールであって、前記第1の能力指示情報はユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示する第1の受信モジュールを含む、
情報伝送装置。
【請求項31】
前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる、
請求項30に記載の装置。
【請求項32】
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む、
請求項31に記載の装置。
【請求項33】
前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む、
請求項32に記載の装置。
【請求項34】
第1の能力指示情報が、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることを指示することに応答して、前記UEが前記第1類のPEIをサポートすると決定するように構成される第1の決定モジュールと、
第1の能力指示情報が、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEI及び少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートしないことを指示することに応答して、前記UEが前記第1類のPEIをサポートしないと決定するように構成される第2の決定モジュールとのうちの少なくとも1つをさらに含む、
請求項31に記載の装置。
【請求項35】
前記第1の受信モジュールは、
前記UEから送信された、前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信することと、
前記UEから送信された、前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信することと、
コアネットワークから送信された前記第1の能力指示情報を受信することと、
対向基地局から送信された前記第1の能力指示情報を受信することとのうちの少なくとも1つのように構成される、
請求項31に記載の装置。
【請求項36】
前記第1の受信モジュールは、
前記コアネットワークから送信された前記UEの前記第1類のページンググループ化方式のグループ情報を受信したことに応答して、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすると決定するように構成される、
請求項35に記載の装置。
【請求項37】
対向基地局に前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信することと、
対向基地局に前記UEが前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信することと、
コアネットワークに前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信することと、
コアネットワークに前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信することとのうちの少なくとも1つのように構成される第1の送信モジュールをさらに含む、
請求項31に記載の装置。
【請求項38】
前記UEに第3の能力指示情報を送信するように構成される第2の送信モジュールであって、前記第3の能力指示情報は、前記UEが基地局の送信可能なPEIを決定するために用いられる第2の送信モジュールをさらに含む、
請求項31~37のいずれかに記載の装置。
【請求項39】
前記第3の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能な、
第1類のPEIと、
第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIであって、前記第1類のPEIは第2類のPEIと異なるものと、
第2類のページンググルーピング方式に対応する前記第2類のPEIと、
前記第1類のページンググループ化方式及び前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIとのうちの少なくとも1つを決定するために用いられる、
請求項38に記載の装置。
【請求項40】
情報伝送装置であって、
第1の能力指示情報を送信するように構成される第3の送信モジュールであって、前記第1の能力指示情報はユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示する第3の送信モジュールを含む、
情報伝送装置。
【請求項41】
前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる、
請求項40に記載の装置。
【請求項42】
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む、
請求項41に記載の装置。
【請求項43】
前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む、
請求項42に記載の装置。
【請求項44】
前記第3の送信モジュールは、
前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を基地局に送信することと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を基地局に送信することと、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第1の能力指示情報をコアネットワークに送信することとのうちの少なくとも1つのように構成される、
請求項41に記載の装置。
【請求項45】
基地局からの第2の能力指示情報を受信するように構成される第2の受信モジュールであって、前記第2の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能なPEIを決定するために用いられる第2の受信モジュールをさらに含む、
請求項41に記載の装置。
【請求項46】
前記第2の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能な、
第1類のPEIと、
第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIであって、前記第1類のPEIは第2類のPEIと異なるものと、
第2類のページンググルーピング方式に対応する前記第2類のPEIと、
前記第1類のページンググループ化方式及び前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIとのうちの少なくとも1つを決定するために用いられる、
請求項45に記載の装置。
【請求項47】
前記UEがサポートするPEIに基づいて、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするか否かを決定するように構成される第3の決定モジュールをさらに含む、
請求項45に記載の装置。
【請求項48】
前記第3の決定モジュールは、
前記UEが前記基地局の送信可能なPEIをサポートすると決定することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することと、
前記UEが前記基地局の送信可能なPEIをサポートしないと決定することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングしないと決定することとのうちの少なくとも1つのように構成される、
請求項47に記載の装置。
【請求項49】
前記第3の決定モジュールは、
前記基地局が第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することと、
前記基地局が第2類のPEIを送信でき、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することとのうちの少なくとも1つのように構成される、
請求項48に記載の装置。
【請求項50】
前記第3の決定モジュールは、
前記基地局が前記第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のPEI及び前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することと、
前記基地局が前記第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することとのうちの少なくとも1つのように構成される請求項、
49に記載の装置。
【請求項51】
前記第3の決定モジュールは、
前記基地局が少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することと、
前記基地局が少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが少なくとも前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することとのうちの少なくとも1つのように構成される、
請求項49に記載の装置。
【請求項52】
前記第3の決定モジュールは、
前記基地局が少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のページンググループ化方式のグループ情報を有することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定するように構成される、
請求項51に記載の装置。
【請求項53】
情報伝送装置であって、
第1の能力指示情報を受信するように構成される第3の受信モジュールであって、前記第1の能力指示情報はユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示する第3の受信モジュールを含む、
情報伝送装置。
【請求項54】
前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる、
請求項53に記載の装置。
【請求項55】
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む、
請求項54に記載の装置。
【請求項56】
前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む、
請求項55に記載の装置。
【請求項57】
前記第3の受信モジュールは、
前記UEからの、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信することと、
基地局からの、前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信することと、
基地局からの、前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信することとのうちの少なくとも1つのように構成される、
請求項54に記載の装置。
【請求項58】
基地局に前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2のUE能力指示情報を送信ことと、
基地局に前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2のUE能力指示情報を送信することとのうちの少なくとも1つのように構成される第4の送信モジュールをさらに含む、
請求項54~57のいずれかに記載の装置。
【請求項59】
通信デバイス装置であって、
プロセッサと、メモリと、メモリに記憶され、前記プロセッサにより実行可能な実行プログラムと、を含む通信デバイスであって、前記プロセッサが前記実行プログラムを実行する時に、請求項1~10又は請求項11~23又は請求項24~29のいずれかに記載の情報伝送方法のステップを実行する、
通信デバイス装置。
【請求項60】
実行可能なプログラムが記憶されている記憶媒体であって、
前記実行可能なプログラムはプロセッサによって実行される時に、請求項1~10又は請求項11~23又は請求項24~29のいずれかに記載の情報伝送方法のステップを実現する、
記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は無線通信技術の分野に関するが、無線通信技術の分野に限定されず、特に情報伝送方法、装置、通信デバイス及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
関連技術では、ページングオケージョン(PO、Paging Occasion)で、全てのユーザイクイップメント(UserEquipment)はページングメッセージをモニタリングするようにウェイクアップされる。UE個体は、それがPO内でページングされる確率が異なる。ページングされる確率が低いUEはページングされる確率が高いUEとともにウェイクアップされ、ページングされる確率が低いUEは誤ってウェイクアップされる確率が高く、それにより多くの偽警報(False Alarm)が生成され、余分な電力損失を引き起こす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これに鑑みて、本開示の実施例は情報伝送方法、装置、通信デバイス及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の実施例の第1の態様によれば、基地局によって実行される情報伝送方法が提供され、前記方法は、
第1の能力指示情報を受信するステップであって、前記第1の能力指示情報は、ユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示するステップを含む。
【0005】
本開示の実施例の第2の態様によれば、ユーザイクイップメント(UE)によって実行される情報伝送方法が提供され、前記方法は、
第1の能力指示情報を送信するステップであって、前記第1の能力指示情報はUEがページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示するステップを含む。
【0006】
本開示の実施例の第3の態様によれば、コアネットワークによって実行される情報伝送方法が提供され、前記方法は、
第1の能力指示情報を受信するステップであって、前記第1の能力指示情報は、ユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示するステップを含む。
【0007】
本開示の実施例の第4の態様によれば、情報伝送装置が提供され、ここで、前記装置は、
第1の能力指示情報を受信するように構成される第1の受信モジュールであって、前記第1の能力指示情報はユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示する第1の受信モジュールを含む。
【0008】
本開示の実施例の第5の態様によれば、情報伝送装置が提供され、ここで、前記装置は、
第1の能力指示情報を送信するように構成される第3の送信モジュールであって、前記第1の能力指示情報はユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示する第3の送信モジュールを含む。
【0009】
本開示の実施例の第6の態様によれば、情報伝送装置が提供され、ここで、前記装置は、
第1の能力指示情報を受信するように構成される第3の受信モジュールであって、前記第1の能力指示情報はユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示する第3の受信モジュールを含む。
【0010】
本開示の実施例の第7の態様によれば、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶され、前記プロセッサにより実行可能な実行プログラムと、を含む通信デバイス装置であって、前記プロセッサが前記実行プログラムを実行する時に、第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載の情報伝送方法のステップを実行する通信デバイス装置が提供される。
【0011】
本開示の実施例の第8の態様によれば、実行可能なプログラムが記憶されている記憶媒体であって、前記実行可能なプログラムがプロセッサによって実行される時に前記第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載の情報伝送方法のステップを実現する記憶媒体が提供される。
【発明の効果】
【0012】
本開示の実施例は情報伝送方法、装置、通信デバイス及び記憶媒体を提供する。基地局は第1の能力指示情報を受信し、ここで、前記第1の能力指示情報は、UEがPEIをサポートするか否かを指示する。このように、能力指示情報によってUEがPEIをサポートするか否かを指示する。基地局はUEのPEI能力を決定することができ、基地局がUEのPEI能力を決定しないため、UE能力に対する誤判が発生することを減少させ、基地局によるUEのPEI能力に対する判断の正確性を向上させる。
【0013】
以上の一般的な説明及び後続する詳細説明は単なる例示的且つ解釈的なものであり、本開示の実施例を限定するものではないことを理解されたいであろう。
【図面の簡単な説明】
【0014】
ここでの図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本発明に符合する実施例を示し、明細書とともに本発明の実施例の原理を解釈するために用いられる。
【
図1】1つの例示的な実施例により示される無線通信システムの構造の模式図である。
【
図2】1つの例示的な実施例により示される情報伝送方法のフローチャートである。
【
図3】1つの例示的な実施例により示される別の情報伝送方法のフローチャートである。
【
図4】1つの例示的な実施例により示されるさらに別の情報伝送方法のフローチャートである。
【
図5】1つの例示的な実施例により示されるさらに別の情報伝送方法のフローチャートである。
【
図6】1つの例示的な実施例により示されるさらに別の情報伝送方法のフローチャートである。
【
図7】1つの例示的な実施例により示されるさらに別の情報伝送方法のフローチャートである。
【
図8】1つの例示的な実施例により示されるさらに別の情報伝送方法のフローチャートである。
【
図9】1つの例示的な実施例により示されるさらに別の情報伝送方法のフローチャートである。
【
図10】1つの例示的な実施例により示されるさらに別の情報伝送方法のフローチャートである。
【
図11】1つの例示的な実施例により示される情報伝送装置のブロック図である。
【
図12】1つの例示的な実施例により示される別の情報伝送装置のブロック図である。
【
図13】1つの例示的な実施例により示されるさらに別の情報伝送装置のブロック図である。
【
図14】1つの例示的な実施例により示される情報伝送のための装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
ここで、例示的な実施例について詳細に説明し、その例を図面において表示する。以下の説明が図面にかかわる場合、特に断りのない限り、異なる図中の同じの数字は同じ又は類似の要素を表す。以下の例示的な実施例において説明される実施形態は、本発明の実施例に一致する全ての実施形態を示すものではない。これに対して、それらは、特許請求の範囲に詳しく記載されるような、本発明の実施例のいくつかの態様に一致する装置及び方法の例に過ぎない。
【0016】
本開示の実施例において使用される用語は、特定の実施例を説明するためにのみ用いられ、本開示の実施例を限定することを意図していない。本開示の実施例及び添付の特許請求の範囲において使用される単数形の「一種」、「前記」及び「当該」は、コンテキストにおいて他の意味が明確に指示されない限り、複数形を含むことも意図している。本明細書において使用される用語の「及び/又は」は、1つ以上の関連する列挙項目の任意又はあらゆる可能な組み合わせを含むことを意味していることを理解されたい。
【0017】
本開示の実施例において、第1、第2、第3などの用語を用いて様々な情報を説明することがあるが、これらの情報はこれらの用語に限定されるものではないことを理解されたい。これらの用語は、同じ種類の情報同士を区別するためにのみ使用される。例えば、本開示の実施例の範囲から逸脱することなく、第1の情報を第2の情報と呼んでもよく、同様に、第2の情報を第1の情報と呼んでもよい。コンテキストに応じて、本明細書において使用される「であれば」という語は、「…のとき」、「…の場合」又は「決定することに応答し」と解釈されてもよい。
【0018】
図1を参照して、それは本開示の実施例にて提供される無線通信システムの構造の概略図を示す。
図1に示すように、無線通信システムは、セルラ移動通信技術に基づく通信システムであり、当該無線通信システムは複数の端末11及び複数の基地局12を含むことができる。
【0019】
そのうち、端末11はユーザに音声及び/又はデータの接続性を提供するデバイスを意味することができる。端末11は無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を介して1つ又は複数のコアネットワークと通信することができ、端末11はモノのインターネットの端末であってもよく、例えばセンサデバイス、携帯電話(又は「セルラ」電話と呼ばれる)及びモノのインターネットの端末を有するコンピュータが挙げられ、例えば、固定式、携帯式、ポケット式、手持ち式、コンピュータ内蔵又は車載の装置であってもよい。例えば、局(station、STA)、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者局(subscriber station)、移動局(mobile station)、モバイル(mobile)、リモート局(remote station)、アクセスポイント、リモート端末(remote terminal)、アクセス端末(access terminal)、ユーザ端末(user terminal)、ユーザエージェント(user agent)、ユーザイクイップメント(user device)、又はユーザ端末(user equipment、UE)が挙げられる。又は、端末11は、無人航空機のデバイスとすることもできる。又は、端末11は車載デバイスとすることもでき、例えば、無線通信機能を有するトリップコンピュータであってもよく、又はトリップコンピュータが外付けされる無線通信デバイスであってもよい。又は、端末11は路側デバイスとすることもでき、例えば、無線通信機能を有する街灯、信号機又は他の路側デバイスなどであってもよい。
【0020】
基地局12は無線通信システムにおけるネットワーク側デバイスであってもよい。ここで、当該無線通信システムは第四世代移動通信技術(the 4th generation mobile communication、4G)システムであってもよく、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システムとも呼ばれ、又は、当該無線通信システムは5Gシステムとすることもでき、新たなエアインタフェース(new radio、NR)システム若しくは5G NRシステムとも呼ばれる。又は、当該無線通信システムは5Gシステムの次世代システムとすることもできる。ここで、5GシステムにおけるアクセスネットワークはNG-RAN (New Generation-Radio Access Network、新世代無線アクセスネットワーク)と呼ばれてもよい。又は、MTCシステムとする。
【0021】
ここで、基地局12は4Gシステムにおいて採用される発展型基地局(eNB)であってもよい。又は、基地局12は5Gシステムにおいて集中分散型アーキテクチャを採用する基地局(gNB)とすることもできる。基地局12は集中分散型アーキテクチャを採用する場合、一般的に集中ユニット(central unit、CU)及び少なくとも2つの分散ユニット(distributed unit、DU)を含む。集中ユニットにパケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCP)層、無線リンク層制御プロトコル(Radio Link Control、RLC)層、メディアアクセス制御(Medium Access Control、MAC)層のプロトコルスタックが設けられ、分散ユニットに物理(Physical、PHY)層プロトコルスタックが設けられ、本開示の実施例は基地局12の具体的な実現方式について限定しない。
【0022】
基地局12と端末11との間は無線エアインタフェースを介して無線接続を確立することができる。異なる実施形態では、当該無線エアインタフェースは第四世代移動通信ネットワーク技術(4G)標準に基づく無線エアインタフェースであり、又は、当該無線エアインタフェースは第五世代移動通信ネットワーク技術(5G)標準に基づく無線エアインタフェースであり、例えば当該無線エアインタフェースは新たなエアインタフェースであり、又は、当該無線エアインタフェースは5Gの次世代移動通信ネットワーク技術標準に基づく無線エアインタフェースであってもよい。
【0023】
いくつかの実施例において、端末11同士はE2E(End to End、エンドツーエンド)接続をさらに確立することができる。例えば、車のインターネット通信(vehicle to everything、V2X)におけるV2V(vehicle to vehicle、車車間)通信、V2I(vehicle to Infrastructure、路車間)通信及びV2P(vehicle to pedestrian、人車間)通信などのシーンが挙げられる。
【0024】
いくつかの実施例において、上記無線通信システムはネットワーク管理デバイス13をさらに含むことができる。
【0025】
複数の基地局12はそれぞれネットワーク管理デバイス13に接続される。ここで、ネットワーク管理デバイス13は無線通信システムにおけるコアネットワークデバイスであってもよく、例えば、当該ネットワーク管理デバイス13は進化したパケットコアネットワーク(Evolved Packet Core、EPC)における移動性管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)であってもよい。又は、当該ネットワーク管理デバイスは他のコアネットワークデバイスとすることもでき、例えば、サービングゲートウェイ(Serving Gate Way、SGW)、パブリックデータネットワークゲートウェイ(Public Data Network Gate Way、PGW)、ポリシー及び課金ルール機能ユニット(Policy and Charging Rules Function、PCRF)若しくはホーム加入者サーバ(Home Subscriber Server、HSS)などが挙げられる。ネットワーク管理デバイス13の実現形態について、本開示の実施例は限定しない。
【0026】
本開示の実施例に係る実行主体は、セルラ移動通信システムにおける携帯電話端末と、例えば基地局などのアクセスネットワークデバイス、及びコアネットワークなど、ネットワーク側デバイスとを含むが、これらに限定されるものではない。
【0027】
PO内で、全てのUEがウェイクアップされる状況に応じて、UEに対してページンググループ化を行うことができる。グループ情報は、ページング下り制御情報(Paging DCI)に載せられてもよいし、ページング事前指示(PEI、Paging Earlier Indication)PEIに載せられてもよい。UEはグループ情報に基づいてPO内でウェイクアップされるか否かを判断する。グループ情報はUEが位置するグループを決定するために用いることができる。例えば、グループ情報はグループ識別子などを含んでもよい。
【0028】
1つのグループ化方式はUE識別子情報(UE-ID)に基づいてグループ化を行うことである。式(1)に基づいてグループを決定することができる。
【数1】
【0029】
【0030】
もう1つのグループ化方式はコアネットワークを統合ノードとして行われる。可視グループ化は、NRにおいてグループ識別子(subgroup ID)を直接割り当てる。この場合、ネットワークは当該subgroup IDを割り当てる時、実現に基づき、例えば、端末属性、又は統計したページング確率などに応じて割り当てる。
【0031】
一例として、PEIは1つのビットを用いて全てのUEをウェイクアップすることができ、すなわち、グループ化されないUEをウェイクアップすることができる。
【0032】
したがって、2種類のページンググループ化方式が採用され、PEIがグループ化されないUEをウェイクアップできる場合に、PEIに基づいてUEをどのようにウェイクアップするかは、早急に解決すべき問題である。
【0033】
図2に示すように、この例示的な実施例は、セルラ移動通信システムの基地局により実行可能な情報伝送方法であって、
第1の能力指示情報を受信するステップであって、前記第1の能力指示情報は、UEがPEIをサポートするか否かを指示するステップ201を含む情報伝送方法を提供する。
【0034】
PEIはUEが所定のページングオケージョン(PO、Paging Occasion)内でウェイクアップされページングメッセージをモニタリングすることを指示するために用いることができる。ここで、所定のPOはPEI後の1つ又は複数のPOを含むことができる。PEIをサポートするか否かは、PEIの指示に基づいて所定のPO内でウェイクアップされることをサポートするか否かを含むが、これに限定されるものではない。
【0035】
PEIは全てのUEをウェイクアップするために用いられてもよいし、所定の範囲(例えば所定のグループ、所定のタイプなど)のUEをウェイクアップするために用いられてもよい。PEIは、異なるグループのUEをウェイクアップするために用いられる異なるグループのUEに応じる指示情報を含むことができる。PEIをサポートするか否かは、全てのUEをウェイクアップするPEIをサポートするか否か、及び/又は所定の範囲のUEをウェイクアップするPEIをサポートするか否かを含むことができるが、これらに限定されるものではない。
【0036】
能力指示情報は、UEが基地局に送信するものであってもよく、コアネットワークが基地局に送信するものであってもよく、対向基地局が送信するものであってもよい。
【0037】
UEはランダムアクセス過程、又はRRC接続を確立した後などの状況において、上りシグナリングにより能力指示情報を載せることができる。
【0038】
基地局は能力指示情報を受信した後、UEがPEIをサポートするか否かを決定することができる。UEがPEIをサポートすれば、基地局はUEがサポートするPEIを用いてPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップする。それにより、基地局はUEがPEIをサポートするか否かを決定できないため、UEがPEIをサポートしない場合にUEにPEIを送信し、又はUEがPEIをサポートする場合にUEにPEIを送信しない状況を減少させる。UEがPEIをサポートしない場合にUEにPEIを送信すると、基地局の動作負荷を増加させ、UEがPEIをサポートする場合にUEにPEIを送信しないと、UEがPEIを受信できないため、頻繁にウェイクアップされてPOをモニタリングする必要があり、UEの電力損失を引き起こす。
【0039】
このように、能力指示情報によってUEがPEIをサポートするか否かを指示する。基地局はUEのPEI能力を決定することができ、基地局がUEのPEI能力を決定しないため、UE能力に対する誤判が発生することを減少させ、基地局によるUEのPEI能力に対する判断の正確性を向上させる。
【0040】
1つの実施例において、前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる。
【0041】
1つの実施例において、第1類のPEIは、UEをウェイクアップするか否かを指示するために用いられる1つのビットを有することができる。第1類のPEIはページング指示以外に、後続して他の情報を載せるように拡張するために用いることもできる。例えば、参照信号使用可能性指示情報を載せる。本明細書では、第1類のPEIの好ましい実施例は、非グループ化を指示するためのPEIである。
【0042】
1つの実施例として、第2類のPEIは、UEをウェイクアップするか否かを指示するために用いられる複数のビットを有することができる。
【0043】
第1類のPEIは共通PEIであり、同じPOのモニタリングを必要とする全てのUEをウェイクアップするために用いることができ、
第2類のPEIはページンググループに応じるPEIであり、ページンググループに応じて、同じPOをモニタリングする対応するページンググループ内の全てのUEをウェイクアップするために用いることができる。
【0044】
PEIが1つのビットを有し、すなわちPEIが第1類のPEIである場合、PEIは当該PEIを受信した全てのUEをウェイクアップするために用いることができる。すなわち、第1類のPEIは、UEのページンググループを区別しない。
【0045】
PEIが複数のビットを有し、すなわちPEIが第2類のPEIである場合、複数のビットのうち各ビットは1つ又は複数のページンググループのUEをウェイクアップするために用いることができる。すなわち、第2類のPEIは、UEのページンググループを区別する。
【0046】
一例として、PEIはPOnumPerPEI個の、subgroupsNumPerPOフィールドと呼ばれてもよいセグメントを含んでもよい。各セグメントは1つのPOに対応してもよい。各セグメントはsubgroupsNumPerPO個のビットを含み、各ビットは、1つ又は複数のページンググループを対応するPOでウェイクアップするか否かを指示するために用いられる1つのページング指示を担持する。
【0047】
PEIは第1類のPEIであり、subgroupsNumPerPOフィールドは、当該PEIを受信した全てのUEをPO内でページングメッセージをモニタリングするようにウェイクアップするために用いられる1つのビットのページング指示ビットを有する。例えば、当該ページング指示ビットが「1」の場合、当該PEIを受信した全てのUEをPO期間内にページングメッセージをモニタリングするようにウェイクアップし、当該ページング指示ビットが「0」の場合、UEがPO期間内にスリープ状態を保持し、例えばRRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態などを保持することを指示する。
【0048】
PEIは第2類のPEIであり、subgroupsNumPerPOフィールドは複数のビットを有し、各ビットは1つのページンググループに対応することができ、異なるページンググループのUEは自身のページンググループに対応するビットに基づいてPO期間内にウェイクアップされるか否かを決定する。例えば、subgroupsNumPerPOフィールドは、それぞれ2つのページンググループに対応する2つのビットを有し、そのうちの1つのビットが「1」の場合、当該ビットに対応するページンググループのUEをPO内でページングメッセージをモニタリングするようにウィクアップし、そのうちの1つのビットが「0」の場合、当該ビットに対応するページンググループのUEがPO内でスリープ状態を保持することを指示する。
【0049】
能力指示情報はUEが第1類のPEI及び/又は第2類のPEIをサポートするか否かを指示するために用いることができる。
【0050】
能力指示情報はUEが第1類のPEIをサポートすることを指示すれば、基地局は第1類のPEIを用いてPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップすることができる。UEが各POでウェイクアップされる必要がある状況を減少させ、UEの電力損失を減少させる。
【0051】
能力指示情報はUEが第2類のPEIをサポートすることを指示すれば、基地局は第2類のPEIを用いてページンググループに基づいてPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップすることができる。UEが位置するページンググループがページングされない場合、POでウェイクアップされる状況を減少させ、UEの電力損失を減少させる。
【0052】
このように、能力指示情報によってUEがPEIをサポートするか否かを指示する。基地局はUEのPEI能力を決定することができ、さらにUEのPEI能力に基づいて、UEがサポートするPEIを送信してPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップし、UEをウェイクアップする必要がない場合、UEをモニタリングするようにウェイクアップせず、UEが頻繁にウェイクアップされることによる電力損失を減少させる。
【0053】
1つの実施例において、前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む。
【0054】
第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式は異なる方式を用いてページンググループを分割する。第1類のページンググループ化方式及び第2類のページング方式は異なるネットワークノードによって実行されてもよい。第1類のページンググループ化及び第2類のページングは同一のネットワークノードによって実行されてもよい。
【0055】
コアネットワーク又は基地局などはそれぞれ異なるページンググループ化方式を用いてページンググループを分割することができ、それにより異なるタイプのページンググループを生成する。各ページンググループ化方式はそれぞれ複数のページンググループを分割することができる。例えば、UEのサービスタイプに基づいてグループ化してもよく、又はUEの伝送レートに基づいてグループ化してもよい。
【0056】
少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIは、少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応するページンググループのUEをウェイクアップするか否かを指示するために用いることができる。
【0057】
少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIは、少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応するページンググループのUEをウェイクアップするか否かを指示するために用いることができる。
【0058】
1つの実施例において、
前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む。
【0059】
第1類のページンググループ化方式はコアネットワークがUE属性に基づいてページンググループを分割する方式であってもよい。ここで、UE属性はUEのサービスタイプ、UEの伝送数、UEの伝送帯域幅などを含むことができるが、これらに限定されるものではない。
【0060】
第2類のページンググループ化方式はアクセスネットワークデバイス、例えば基地局がUE識別子情報(UE-ID)に基づいてページンググループを分割する方式であってもよい。例えば、基地局は式(1)を用いてUEのページンググループを決定してもよい。
【0061】
第2類のPEIの複数のビットのうち各ビットはそれぞれ1つ又は複数のページンググループを所定のPO内でウェイクアップするか否かを指示するために用いることができる。ここで、ページンググループは、第1類のページンググループ化方式で分割されたページンググループ、又は第2類のページンググループ化方式で分割されたページンググループを含むことができる。
【0062】
一例として、第2類のPEIは8つのビットを有してもよく、そのうち、4つのビットのうち各ビットはそれぞれ第1類のページンググループ化方式を用いて分割された4つのページンググループのうちの1つのページンググループを指示するために用いられ、他の4つのビットのうち各ビットはそれぞれ第2類のページンググループ化方式を用いて分割された4つのページンググループのうちの1つのページンググループを指示するために用いられる。
【0063】
少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIは、第1類のページンググループ化方式のみに対応する第2類のPEIを含んでもよく、第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式に同時に対応する第2類のPEIを含んでもよい。
【0064】
少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIは、第2類のページンググループ化方式のみに対応する第2類のPEIを含んでもよく、第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式に同時に対応する第2類のPEIを含んでもよい。
【0065】
能力指示情報によってUEが異なるタイプのページンググループに対応するPEIをサポートするか否かを指示する。基地局は異なるページンググループタイプに対応するPEIに対するUEのサポート能力を決定することができ、さらに基地局はUEにページンググループタイプに対応するPEIを送信してPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップすることができ、UEが他のタイプのページンググループのPO内でウェイクアップされる状況を減少させ、UEが無効POでウェイクアップされることによる電力損失を減少させる。
【0066】
図3に示すように、この例示的な実施例は情報伝送方法を提供し、前記方法は以下のステップ301a及びステップ301bの少なくとも1つを含む。
【0067】
ステップ301aにおいて、第1の能力指示情報が、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることを指示することに応答して、前記UEが前記第1類のPEIをサポートすると決定する。
【0068】
ステップ301bにおいて、第1の能力指示情報が、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEI及び少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートしないことを指示することに応答して、前記UEが前記第1類のPEIをサポートしないと決定する。
【0069】
ここで、ステップ301a又は301bは単独で実施してもよいし、ステップ201と組み合わせて実施してもよい。
【0070】
能力指示情報は顕在的指示の方式によりUEがPEI、及び異なるページンググループ化方式に対応するPEIなどをサポートするか否かを指示することができる。能力指示情報は暗黙的指示の方式によりUEがPEI、及び異なるページンググループ化方式に対応するPEIなどをサポートするか否かを指示することもできる。
【0071】
一例として、能力指示情報はUEが第2類のPEIをサポートすることを指示する場合、能力指示情報はUEが第1類のPEIを同時にサポートすることを暗黙的に指示することができる。ここで、第2類のPEIは、少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEI、及び/又は少なくとも前記第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを含むことができる。
【0072】
一例として、能力指示情報はUEが第2類のPEIをサポートしないことを指示する場合、能力指示情報はUEが第1類のPEIもサポートしないことを暗黙的に指示する。ここで、第2類のPEIは、少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEI及び少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを含むことができる。
【0073】
能力指示情報が顕在的指示及び/又は暗黙的指示の方式を用いることは通信プロトコルによって規定することができ、又はコアネットワークと基地局とUEとが互いに協議して定めることができる。
【0074】
能力指示情報が顕在的指示及び/又は暗黙的指示の方式を用いることは以下の方式を用いることができる、これらに限定されるものではない。
【0075】
方式1、UEが第1類のPEI及び第2類のPEIをサポートするか否かを単独で指示することができる。
能力指示情報は単独で基地局にUEが第1類のPEIをサポートすることを指示することができ、
能力指示情報は単独で基地局にUEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートすることを指示することができる。
【0076】
方式2、1つ能力表示情報により、第1類のPEI及び第2類のPEIをサポートするか否かを指示する。
能力指示情報はUEが第2類のPEIをサポートすることを指示するとともに、UEが第1類のPEIをサポートすることを暗黙的に指示する。
【0077】
UEは第1類のPEIをサポートすれば、第1類のPEIをサポートすることを指示する上で第2類のPEIをサポートすることをさらに指示する能力指示情報を報告することができる。
【0078】
UEは第1類のPEIをサポートすることを指示する能力指示情報のみを報告するとともに、第2類のPEIをサポートしないことを暗黙的に指示することができる。
【0079】
UEは第1類のPEI及び第2類のPEIを同時にサポートすることを指示する能力指示情報を報告することができ、能力指示情報は2つのフラグビット(flag)を用いてそれぞれUEが第1類のPEI及び第2類のPEIをサポートすることを指示することができる。
【0080】
UEは第1類のPEIをサポートするが、第2類のPEIをサポートしないことを指示する能力指示情報を報告することができ、flagを報告しないことにより、第1類のPEIのみをサポートすることを表現することができ、すなわちフラグビット(flag)のデフォルト(absence)により第2類のPEIをサポートしないことを暗黙的に表現することができる。
【0081】
UEは第2類のPEIをサポートすることを指示する能力指示情報を報告することができ、第2類のPEIをサポートすることを報告することはUEが第1類のPEIもサポートすることを暗黙的に表現する。
【0082】
上記したUEが報告する能力指示情報が、UEが第2類のPEIをサポートするか否かを指示することは、UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを指示することを含むことができる。
【0083】
方式3、UEは少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのみを基地局に報告することができる。
【0084】
基地局はさらにコアネットワークからUEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かの能力指示情報を取得することができ、すなわちコアネットワークからUEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを取得し、基地局は2つアプローチを合わせてUEの能力を得る。
【0085】
基地局はUEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートし、又は少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートすると決定すると、UEが第1類のPEIをサポートすると決定する。
【0086】
基地局はUEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートせず、少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートしないと決定すると、UEが第1類のPEIをサポートしないと決定する。
【0087】
1つの実施例において、第1の能力指示情報を受信するステップは、
前記UEから送信された、前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信するステップと、
前記UEから送信された、前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信するステップと、
コアネットワークから送信された前記第1の能力指示情報を受信するステップと、
対向基地局から送信された前記第1の能力指示情報を受信するステップとのうちの少なくとも1つを含む。
【0088】
UEは自身が第1類のPEIをサポートするか否かを決定することができ、したがって、UEが第1類のPEIをサポートするか否かを指示する能力指示情報をUEによって基地局に送信することができる。
【0089】
UEは自身が少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを決定することができる。例えば、UEは自身がUE_IDに基づいてページンググループ化を行う方式をサポートするか否かを決定することができ、したがって、UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを指示する能力指示情報をUEによって基地局に送信することができる。
【0090】
一例として、基地局はUEから報告された能力指示情報に基づいて、端末が少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートすると決定する。基地局はUEから報告された能力指示情報に基づいて、端末が少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートしないと決定する。又は、基地局は能力指示情報を受信しなければ、端末が少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートしないと決定する。
【0091】
1つの実施例において、能力指示情報はUE能力情報(UE Capability Information)又は上り補助メッセージに載せることができる。UE能力情報は少なくともUEがサポートする周波数を指示するために用いられる。
【0092】
UEはRRC接続状態から解放される時、上り補助メッセージによって能力指示情報を載せることができる。
【0093】
能力指示情報はコアネットワークによって基地局に送信されるものであってもよく、能力指示情報はUEが第1類のPEIをサポートするか否か、及びUEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを指示する。
【0094】
UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かは、UEがNASシグナリングによってコアネットワークに報告することができ、したがって、コアネットワークから基地局に送信される能力指示情報はUEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かをさらに指示することができる。
【0095】
一例として、端末が少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かは、基地局がコアネットワークから送信された能力指示情報に基づいて顕在的指示によって決定するものである。
【0096】
UEの能力はさらに基地局間に伝送することができる。能力指示情報は対向基地局によって送信することができる。
【0097】
一例として、UEは非アクティブ状態のUEであってもよく、対向基地局はUEのアンカー基地局であってもよく、アンカー基地局はUEがPEIをサポートするか否かの能力指示情報を保留し、UEが現在の基地局のカバレッジ範囲内でセル再選択を行う時に、現在の基地局はアンカー基地局から能力指示情報を取得し、さらにUEがPEIをサポートするか否かを決定することができる。
【0098】
一例として、非アクティブ状態のUEにセル再選択が発生する時、基地局はアンカー基地局から端末の報告した能力を取得する。
【0099】
例えば、能力指示情報をUEのコンテキスト応答に載せて基地局に送信してもよい。能力指示情報をコアネットワークからのページング(Paging)メッセージに載せて基地局に送信してもよい。
【0100】
基地局は対向基地局から送信された能力指示情報に基づいてUEが第1類のPEIをサポートするか否かを直接決定することができ、
基地局は対向基地局から送信された能力指示情報に基づいてUEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを直接決定することができ、
基地局は対向基地局から送信された能力指示情報に基づいてUEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを直接決定することができ、
基地局はUEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートし、又はUEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートすることに基づいて、UEが第1類のPEIをサポートすると決定し、
基地局はUEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートせず、又はUEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートしないことに基づいて、UEが第1類のPEIをサポートしないと決定する。
【0101】
1つの実施例において、対向基地局がUEの第1類のページンググループ化方式のグループ情報を送信することに応答して、UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートすると決定する。
【0102】
1つの実施例において、コアネットワークから送信された前記第1の能力指示情報を受信するステップは、
前記コアネットワークから送信された前記UEの前記第1類のページンググループ化方式のグループ情報を受信したことに応答して、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすると決定するステップを含む。
【0103】
第1の能力指示情報はUEの第1類のページンググループ化方式のグループ情報であってもよい。コアネットワークが基地局にUEの第1類のページンググループ化方式のグループ情報を送信する場合、UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートすると決定することができる。
【0104】
グループ情報はページンググループを指示するために用いることができる。グループ情報はUEのグループ識別子(subgroup ID)であってもよい。コアネットワークが当該UEに対してグループ識別子を割り当てれば、端末が少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートすると決定することができる。コアネットワークから送信されたグループ情報は端末が少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートすることを暗黙的に表現する方式として考えることができる。
【0105】
一例として、端末が少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートすることは、基地局がコアネットワークから送信されたグループ識別子に基づいて決定することである。
【0106】
図4に示すように、この例示的な実施例は情報伝送方法を提供し、前記方法はステップ401a~ステップ401dの少なくとも1つをさらに含む。
【0107】
ステップ401aにおいて、対向基地局に前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信する。
【0108】
ステップ401bにおいて、対向基地局に前記UEが前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信する。
【0109】
ステップ401cにおいて、コアネットワークに前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信する。
【0110】
ステップ401dにおいて、コアネットワークに前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信する。
【0111】
ここで、ステップ401a、ステップ401b、ステップ401c及び/又はステップ401dは、単独で実施してもよいし、ステップ301a、ステップ301b及び/又はステップ201と組み合わせて実施してもよい。
【0112】
UEの能力はさらに基地局間に伝送することができる。基地局は能力指示情報を対向基地局に送信することができる。
【0113】
一例として、UEは非アクティブ状態のUEであってもよく、対向基地局はUEがセル再選択を行う基地局であってもよく、アンカー基地局はUEがPEIをサポートするか否かの能力指示情報を保留し、UEが対向基地局のカバレッジ範囲内でセル再選択を行う時、アンカー基地局は対向基地局に能力指示情報を送信することができ、対向基地局はUEがPEIをサポートするか否かを決定することができる。
【0114】
基地局間で伝送される能力指示情報は、UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、UEが第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを指示することができる。
【0115】
基地局はUEから報告された能力指示情報を受信した後、コアネットワークにUEの能力を報告することができる。UEから報告された能力指示情報は、UEが第1類のPEIをサポートするか否か、及び/又は、UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを指示するために用いることができる。したがって、基地局から送信された能力指示情報も、UEが第1類のPEIをサポートするか否か、及び/又は、UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを指示するために用いることができる。
【0116】
一例として、UEは能力指示情報によってUEがPEIをサポートする能力を基地局に報告し、基地局はさらに能力指示情報によってコアネットワークに通知し、能力指示情報はUEが第1類のPEIをサポートするか否か、及び/又は、UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを指示することができる。UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かは端末がNASシグナリングによってコアネットワークに伝達されるものであり、そのため、基地局は報告する必要がない。
【0117】
一例として、能力指示情報は以下のメッセージに載せることができる。
UE CAPABILITY INFO INDICATION、
RRC INACTIVE TRANSITION REPORT。
【0118】
1つの実施例において、基地局はUEにUEがサポートするPEIを送信する。
【0119】
基地局はUEのサポート可能なPEIを決定した後、後続するページングプロセスにおいてUEにUEのサポート可能なPEIを送信することができる。このように、基地局はUEがサポートするPEIを送信してPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップすることができ、UEをウェイクアップする必要がない場合、UEをモニタリングするようにウェイクアップせず、UEが頻繁にウェイクアップされることによる電力損失を減少させる。
【0120】
図5に示すように、この例示的な実施例は情報伝送方法を提供し、前記方法はステップ501をさらに含む。
【0121】
ステップ501において、前記UEに第3の能力指示情報を送信し、ここで、前記第3の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能なPEIを決定するために用いられる。
【0122】
ここで、ステップ501は単独で実施してもよいし、ステップ301a、ステップ301b、ステップ401a、ステップ401b、ステップ401c、ステップ401d及び/又はステップ201と組み合わせて実施してもよい。
【0123】
能力指示情報は、基地局の送信可能なPEIを指示することができる。UEは基地局の送信可能なPEI、及びUE自身がサポートするPEIに基づいて、基地局から送信されるPEIをモニタリングするか否かを決定することができる。
【0124】
一例として、UEが基地局から送信されたPEIをサポートできれば、UEはPEIをモニタリングすることができる。UEが基地局から送信されたPEIをサポートしなければ、UEは基地局から送信されたPEIをモニタリングしなくてもよい。
【0125】
UEが基地局のPEIをモニタリングしなければ、UEは各POでウェイクアップされページングメッセージをモニタリングしてもよい。
【0126】
能力指示情報は共通シグナリングに載せることができる。例えば、能力指示情報をシステムメッセージに載せてUEにブロードキャストしてもよい。
【0127】
能力指示情報は専用シグナリングに載せることができる。例えば、能力指示情報をRRCメッセージに載せてUEに送信してもよい。
【0128】
1つの実施例において、前記第3の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能な、
前記第1類のPEIと、
第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIであって、前記第2類のPEIは複数のビットを含むものと、
第2類のページンググルーピング方式に対応する前記第2類のPEIと、
前記第1類のページンググループ化方式及び前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIとのうちの少なくとも1つを決定するために用いられる。
【0129】
一例として、基地局が第1類のPEIを送信できれば、第1類のPEIをサポートするUEは当該PEIをモニタリングし、PEIの指示に基づいてページングメッセージをモニタリングしてもよい。
【0130】
一例として、基地局が第1類のPEIを送信できれば、第1類のPEIをサポートしないUEは当該PEIをモニタリングせず、従来(legacy)のページング方式に戻って、各POでページングメッセージをモニタリングするようにウェイクアップされてもよい。
【0131】
一例として、基地局が第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信できれば、第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするUEは当該PEIをモニタリングし、PEIの指示に基づいてページングメッセージをモニタリングしてもよい。
【0132】
1つの実施例において、UEは自身の第1類のページンググループ化方式のグループ情報、及びPEIの指示に基づいて、POでウェイクアップされる必要があるか否かを決定する。
【0133】
例えば、PEIは第1類のページンググループ化方式におけるウェイクアップする必要があるグループを指示してもよく、UEは自身のグループがウェイクアップされる必要があるか否かを決定することができる。
【0134】
一例として、基地局が第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信できれば、第1類のページング方式に対応する第2類のPEIをサポートしない場合は当該PEIをモニタリングせず、従来(legacy)のページング方式に戻って、各POでページングメッセージをモニタリングするようにウィクアップされてもよい。
【0135】
1つの実施例において、基地局が第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信できれば、第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするUEは第1類のページンググループ化方式のグループ情報が構成される場合しか、基地局から送信されたPEIをモニタリングせず、そうでなければ、UEはPEIをモニタリングしない。
【0136】
一例として、基地局が第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信できれば、第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするUEは当該PEIをモニタリングし、PEIの指示に基づいてページングメッセージをモニタリングしてもよい。
【0137】
一例として、基地局が第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信できれば、第2類のページンググループに対応する第2類のPEIをサポートしない場合は当該PEIをモニタリングせず、従来(legacy)のページング方式に戻って、各POでページングメッセージをモニタリングするようにウィクアップされてもよい。
【0138】
一例として、基地局は第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信でき、UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートし、又は少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートすれば、UEは当該PEIをモニタリングし、PEIの指示に基づいてページングメッセージをモニタリングしてもよい。
【0139】
一例として、基地局は第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信でき、UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIもサポートせず、少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIもサポートしなければ、UEは当該PEIをモニタリングせず、従来(legacy)のページング方式に戻って、各POでページングメッセージをモニタリングするようにウィクアップされてもよい。
【0140】
1つの実施例において、基地局が第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信できれば、第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIのみをサポートするUEは第1類のページンググループ化方式のグループ情報が構成される場合しか、基地局から送信されたPEIをモニタリングせず、そうでなければ、UEはPEIをモニタリングしない。
【0141】
1つの実施例において、基地局ga第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信でき、UEga少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEI、及び少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートすれば、UEは基地局から送信されたPEIをモニタリングし、それぞれUEの第1類のページンググループ化方式のグループ情報及び第2類のページンググループ化方式のグループ情報を用いてPEIを検出し、第1類のページンググループ化方式のグループ情報に対応するグループ又は第2類のページンググループ化方式のグループ情報に対応するページンググループがPOでウェイクアップされるか否かを決定することができる。ここで、UEの第1類のページンググループ化方式のグループ情報はコアネットワークによって割り当てられたグループ識別子であってもよく、UEの第1類のページンググループ化方式のグループ情報はUE_IDに基づいて決定されたグループ識別子であってもよい。
【0142】
図6に示すように、この例示的な実施例は、セルラ移動通信システムのUEによって実行可能な情報伝送方法を提供し、前記方法はステップ601を含む。
【0143】
ステップ601において、第1の能力指示情報を送信し、ここで、前記第1の能力指示情報はUEがPEIをサポートするか否かを指示する。
【0144】
PEIはUEが所定のページングオケージョン(PO、Paging Occasion)内でウェイクアップされページングメッセージをモニタリングすることを指示するために用いることができる。ここで、所定のPOはPEI後の1つ又は複数のPOを含むことができる。PEIをサポートするか否かは、PEIの指示に基づいて所定のPO内でウェイクアップされることをサポートするか否かを含むが、これに限定されるものではない。
【0145】
PEIは全てのUEをウェイクアップするために用いられてもよいし、所定の範囲(例えば所定のグループ、所定のタイプなど)のUEをウェイクアップするために用いられてもよい。PEIは、異なるグループのUEをウェイクアップするために、異なるグループのUEに対する指示情報を含むことができる。PEIをサポートするか否かは、全てのUEをウェイクアップするPEIをサポートするか否か、及び/又は所定の範囲のUEをウェイクアップするPEIをサポートするか否かを含むことができるが、これらに限定されるものではない。
【0146】
UEはランダムアクセス過程、又はRRC接続を確立した後などの状況において、上りシグナリングにより能力指示情報を載せてもよい。UEはNASシグナリングなどによって能力指示情報を載せてもよい。
能力指示情報は基地局又はコアネットワークなどによって受信されてもよい。
【0147】
基地局は能力指示情報を受信した後、UEがPEIをサポートするか否かを決定することができる。UEがPEIをサポートすれば、基地局はUEがサポートするPEIを用いてPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップする。それにより、基地局はUEがPEIをサポートするか否かを決定できないため、UEがPEIをサポートしない場合にUEにPEIを送信し、又はUEがPEIをサポートする場合にUEにPEIを送信しない状況を減少させる。UEがPEIをサポートしない場合にUEにPEIを送信すると、基地局の動作負荷を増加させ、UEがPEIをサポートする場合にUEにPEIを送信しないと、UEがPEIを受信できないため、POのモニタリングを頻繁にウェイクアップする必要があり、UEの電力損失を引き起こす。
【0148】
このように、能力指示情報によってUEがPEIをサポートするか否かを指示する。基地局はUEのPEI能力を決定することができ、基地局がUEのPEI能力を決定しないため、UE能力に対する誤判が発生することを減少させ、基地局によるUEのPEI能力に対する判断の正確性を向上させる。
【0149】
1つの実施例において、前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる。
【0150】
第1類のPEIは、UEをウェイクアップするか否かを指示するために用いられる1つのビットを有することができる。第2類のPEIは、UEをウェイクアップするか否かを指示するために用いられる複数のビットを有することができる。
【0151】
第1類のPEIは共通PEIであり、同じPOのモニタリングを必要とする全てのUEをウェイクアップするために用いることができ、
第2類のPEIはページンググループに応じるPEIであり、ページンググループに応じて、同じPOをモニタリングする対応するページンググループ内の全てのUEをウェイクアップするために用いることができる。
【0152】
PEIが1つのビットを有し、すなわちPEIが第1類のPEIである場合、PEIは当該PEIを受信した全てのUEをウェイクアップするために用いることができる。すなわち、第1類のPEIは、UEのページンググループを区別しない。
【0153】
PEIが複数のビットを有し、すなわちPEIが第2類のPEIである場合、複数のビットのうち各ビットは1つ又は複数のページンググループのUEをウェイクアップするために用いることができる。すなわち、第2類のPEIは、UEのページンググループを区別する。
【0154】
一例として、PEIはPOnumPerPEI個の、subgroupsNumPerPOフィールドと呼ばれてもよいセグメントを含んでもよい。各セグメントは1つのPOに対応してもよい。各セグメントはsubgroupsNumPerPO個のビットを含み、各ビットは、1つ又は複数のページンググループを対応するPOでウェイクアップするか否かを指示するために用いられる1つのページング指示を担持する。
【0155】
PEIは第1類のPEIであり、subgroupsNumPerPOフィールドは、当該PEIを受信した全てのUEをPO内でページングメッセージをモニタリングするようにウェイクアップするために用いられる1つのビットのページング指示ビットを有する。例えば、当該ページング指示ビットフィールドが「1」の場合、当該PEIを受信した全てのUEをPO期間内にページングメッセージをモニタリングするようにウェイクアップし、当該ページング指示ビットフィールドが「0」の場合、UEがPO期間内にスリープ状態を保持し、例えばRRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態などを保持することを指示する。
【0156】
PEIは第2類のPEIであり、subgroupsNumPerPOフィールドは複数のビットを有し、各ビットは1つのページンググループに対応することができ、異なるページンググループのUEは自身のページンググループに対応するビットに基づいてPO期間内にウェイクアップされるか否かを決定する。例えば、subgroupsNumPerPOフィールドは、それぞれ2つのページンググループに対応する2つのビットを有し、そのうちの1つのビットが「1」の場合、当該ビットに対応するページンググループのUEをPO内でページングメッセージをモニタリングするようにウィクアップし、そのうちの1つのビットが「0」の場合、当該ビットに対応するページンググループのUEがPO内でスリープ状態を保持することを指示する。
【0157】
能力指示情報はUEが第1類のPEI及び/又は第2類のPEIをサポートするか否かを指示するために用いることができる。
【0158】
能力指示情報はUEが第1類のPEIをサポートすることを指示すれば、基地局は第1類のPEIを用いてPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップすることができる。UEが各POでウェイクアップされる必要がある状況を減少させ、UEの電力損失を減少させる。
【0159】
能力指示情報はUEが第2類のPEIをサポートすることを指示すれば、基地局は第2類のPEIを用いてページンググループに基づいてPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップすることができる。UEが位置するページンググループがページングされない場合、POでウェイクアップされる状況を減少させ、UEの電力損失を減少させる。
【0160】
このように、能力指示情報によってUEがPEIをサポートするか否かを指示する。基地局はUEのPEI能力を決定することができ、さらにUEのPEI能力に基づいて、UEがサポートするPEIを送信してPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップし、UEをウェイクアップする必要がない場合、UEをモニタリングするようにウェイクアップせず、UEが頻繁にウェイクアップされることによる電力損失を減少させる。
【0161】
1つの実施例において、前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む。
【0162】
第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式は異なる方式を用いてページンググループを分割する。第1類のページンググループ化方式及び第2類のページング化方式は異なるネットワークノードによって実行されてもよい。第1類のページンググループ化及び第2類のページングは同一のネットワークノードによって実行されてもよい。
【0163】
コアネットワーク又は基地局などはそれぞれ異なるページンググループ化方式を用いてページンググループを分割することができ、それにより異なるタイプのページンググループを生成する。各ページンググループ化方式はそれぞれ複数のページンググループを分割することができる。例えば、UEのトラヒックタイプに基づいてグループ化してもよく、又はUEの伝送レートに基づいてグループ化してもよい。
【0164】
少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIは、少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応するページンググループのUEをウェイクアップするか否かを指示するために用いることができる。
【0165】
少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIは、少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応するページンググループのUEをウェイクアップするか否かを指示するために用いることができる。
【0166】
1つの実施例において、前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む。
【0167】
第1類のページンググループ化方式はコアネットワークがUE属性に基づいてページンググループを分割する方式であってもよい。ここで、UE属性はUEのサービスタイプ、UEの伝送数、UEの伝送帯域幅などを含むことができるが、これらに限定されるものではない。
【0168】
第2類のページンググループ化方式は基地局がUE識別子情報(UE-ID)に基づいてページンググループを分割する方式であってもよい。例えば、基地局は式(1)を用いてUEのページンググループを決定してもよい。
【0169】
第2類のPEIの複数のビットのうち各ビットはそれぞれ1つ又は複数のページンググループを所定のPO内でウェイクアップするか否かを指示するために用いることができる。ここで、ページンググループは、第1類のページンググループ化方式で分割されたページンググループ、又は第2類のページンググループ化方式で分割されたページンググループを含むことができる。
【0170】
一例として、第2類のPEIは8つのビットを有してもよく、そのうち、4つのビットのうち各ビットはそれぞれ第1類のページンググループ化方式を用いて分割された4つのページンググループのうちの1つのページンググループを指示するために用いられ、他の4つのビットのうち各ビットはそれぞれ第2類のページンググループ化方式を用いて分割された4つのページンググループのうちの1つのページンググループを指示するために用いられる。
【0171】
少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIは、第1類のページンググループ化方式のみに対応する第2類のPEIを含んでもよく、第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式に同時に対応する第2類のPEIを含んでもよい。
【0172】
少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIは、第2類のページンググループ化方式のみに対応する第2類のPEIを含んでもよく、第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式に同時に対応する第2類のPEIを含んでもよい。
【0173】
能力指示情報によってUEが異なるタイプのページンググループに対応するPEIをサポートするか否かを指示する。基地局は異なるページンググループタイプに対応するPEIに対するUEのサポート能力を決定することができ、さらに基地局はUEにページンググループタイプに対応するPEIを送信してPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップすることができ、UEが他のタイプのページンググループのPO内でウェイクアップされる状況を減少させ、UEが無効POでウェイクアップされることによる電力損失を減少させる。
【0174】
1つの実施例において、第1の能力指示情報を送信するステップは、
前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を基地局に送信するステップと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を基地局に送信するステップと、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第1の能力指示情報をコアネットワークに送信するステップとのうちの少なくとも1つを含む。
【0175】
UEは自身が第1類のPEIをサポートするか否かを決定することができ、したがって、UEが第1類のPEIをサポートするか否かを指示する能力指示情報をUEによって基地局に送信することができる。
【0176】
UEは自身が少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを決定することができる。例えば、UEは自身がUE_IDに基づいてページンググループ化を行う方式をサポートするか否かを決定することができ、したがって、UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを指示する能力指示情報をUEによって基地局に送信することができる。
【0177】
一例として、基地局はUEから報告された能力指示情報に基づいて、端末が少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートすると決定する。基地局はUEから報告された能力指示情報に基づいて、端末が少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートしないと決定する。又は、基地局は能力指示情報を受信しなければ、端末が少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートしないと決定する。
【0178】
1つの実施例において、能力指示情報はUE能力情報(UE Capability Information)又は上り補助メッセージに載せることができる。UE能力情報は少なくともUEがサポートする周波数を指示するために用いられる。
【0179】
UEはRRC接続状態から解放される時、上り補助メッセージによって能力指示情報を載せることができる。
【0180】
UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かは、UEがNASシグナリングによってコアネットワークに報告することができ、したがって、コアネットワークから基地局に送信される能力指示情報はUEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かをさらに指示することができる。
【0181】
一例として、端末が少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かは、基地局がコアネットワークから送信された能力指示情報に基づいて顕在的指示によって決定するものである。
【0182】
図7に示すように、この例示的な実施例は情報伝送方法を提供し、前記方法はステップ701をさらに含む。
【0183】
ステップ701において、基地局からの第2の能力指示情報を受信し、ここで、前記第2の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能なPEIを決定するために用いられる。
【0184】
ここで、ステップ701は単独で実施してもよいし、ステップ601と組み合わせて実施してもよい。
【0185】
能力指示情報は、基地局の送信可能なPEIを指示することができる。UEは基地局の送信可能なPEI、及びUE自身がサポートするPEIに基づいて、基地局から送信されるPEIをモニタリングするか否かを決定することができる。
【0186】
一例として、UEが基地局から送信されたPEIをサポートできれば、UEはPEIをモニタリングすることができる。UEが基地局から送信されたPEIをサポートしなければ、UEは基地局から送信されたPEIをモニタリングしなくてもよい。
【0187】
UEが基地局のPEIをモニタリングしなければ、UEは各POでウェイクアップされページングメッセージをモニタリングしてもよい。
【0188】
能力指示情報は共通シグナリングに載せることができる。例えば、能力指示情報をシステムメッセージに載せてUEにブロードキャストしてもよい。
【0189】
能力指示情報は専用シグナリングに載せることができる。例えば、能力指示情報をRRCメッセージに載せてUEに送信してもよい。
【0190】
1つの実施例において、前記第2の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能な、
第1類のPEIと、
第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIであって、前記第1類のPEIは第2類のPEIと異なるものと、
第2類のページンググルーピング方式に対応する前記第2類のPEIと、
前記第1類のページンググループ化方式及び前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIとのうちの少なくとも1つを決定するために用いられる。
【0191】
図8に示すように、この例示的な実施例は情報伝送方法を提供し、前記方法はステップ801をさらに含む。
【0192】
ステップ801において、前記UEがサポートするPEIに基づいて、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするか否かを決定する。
【0193】
ここで、ステップ801は単独で実施してもよいし、ステップ601及び/又はステップ701と組み合わせて実施してもよい。
【0194】
UEは自身の能力に基づいて、基地局から送信されたPEIをモニタリングするか否かを決定することができる。PEIをモニタリングしなければ、関連技術の解決手段を用いて、各PO内でページングメッセージをモニタリングすることができる。
【0195】
1つの実施例において、前記UEがサポートするPEIに基づいて、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするか否かを決定するステップは、
前記UEが前記基地局の送信可能なPEIをサポートすると決定することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップと、
前記UEが前記基地局の送信可能なPEIをサポートしないと決定することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングしないステップとのうちの少なくとも1つを含む。
【0196】
UEが基地局から送信されたPEIをサポートすれば、UEはPEIをモニタリングすることができ、PEIの指示に基づいてPO内でウェイクアップされることができる。各POでもウェイクアップする状況を減少させ、UEの電力消費を節約する。
【0197】
UEが基地局から送信されたPEIをサポートしなければ、UEは関連技術の方法を用いて、各POでウェイクアップされ、ページングメッセージのモニタリングを行う。ページングメッセージのモニタリングを漏れる状況を減少させる。
【0198】
1つの実施例において、前記UEが前記基地局の送信可能なPEIをサポートすると決定することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップは、
前記基地局が第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップと、
前記基地局が第2類のPEIを送信でき、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップとのうちの少なくとも1つを含む。
【0199】
一例として、基地局が第1類のPEIを送信できれば、第1類のPEIをサポートするUEは当該PEIをモニタリングし、PEIの指示に基づいてページングメッセージをモニタリングしてもよい。
【0200】
一例として、基地局が第1類のPEIを送信できれば、第1類のPEIをサポートしないUEは当該PEIをモニタリングせず、従来(legacy)のページング化方式に戻って、各POでページングメッセージをモニタリングするようにウェイクアップされてもよい。
【0201】
一例として、基地局が第2類のPEIを送信できれば、第2類のPEIをサポートするUEは当該PEIをモニタリングし、PEIの指示に基づいてページングメッセージをモニタリングしてもよい。
【0202】
一例として、基地局が第2類のPEIを送信できれば、第2類のPEIをサポートしないUEは当該PEIをモニタリングせず、従来(legacy)のページング化方式に戻って、各POでページングメッセージをモニタリングするようにウェイクアップされてもよい。
【0203】
1つの実施例において、UEは自身の第1類のページンググループ化方式及び/又は第2類のページンググループ化方式のグループ情報、及びPEIの指示に基づいて、POでウェイクアップされる必要があるか否かを決定する。
【0204】
例えば、PEIは少なくともウェイクアップする必要がある第1類のページンググループ化方式のページンググループを指示することができ、UEは自身の第1類のページンググループ化方式のページンググループがウェイクアップされる必要があるか否かを決定することができ、
又は、
PEIは少なくともウェイクアップする必要がある第2類のページンググループ化方式のページンググループを指示することができ、UEは自身の第2類のページンググループ化方式のページンググループがウェイクアップされる必要があるか否かを決定することができる。
【0205】
1つの実施例において、前記基地局が前記第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップは、
前記基地局が前記第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のPEI及び前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップと、
前記基地局が前記第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップとのうちの少なくとも1つを含む。
【0206】
UEの能力を指示する能力指示情報は顕在的指示の方式によりUEがPEIをサポートするか否か、及び異なるページンググループ化方式に対応するPEIなどを指示することができる。
【0207】
UEの能力を指示する能力指示情報はUEが第1類のPEI及び第2類のPEIをサポートすることを指示し、そうすると、基地局が第1類のPEIを送信できる場合、UEは基地局から送信されたPEIをモニタリングすることができる。
【0208】
UEの能力を指示する能力指示情報はUEが第2類のPEIをサポートすることを指示し、能力指示情報はUEが第1類のPEIを同時にサポートすることを暗黙的に指示することができる。この場合に、基地局が第1類のPEIをサポートすれば、UEは基地局から送信されたPEIをモニタリングすることができる。
【0209】
1つの実施例において、前記基地局が前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップは、
前記基地局が少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップと、
前記基地局が少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが少なくとも前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップとのうちの少なくとも1つを含む。
【0210】
一例として、基地局が第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信できれば、第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするUEは当該PEIをモニタリングし、PEIの指示に基づいてページングメッセージをモニタリングしてもよい。
【0211】
一例として、基地局が第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信できれば、第1類のページング方式に対応する第2類のPEIをサポートしない場合は当該PEIをモニタリングせず、従来(legacy)のページング方式に戻って、各POでページングメッセージをモニタリングするようにウィクアップされてもよい。
【0212】
一例として、基地局が第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信できれば、第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするUEは当該PEIをモニタリングし、PEIの指示に基づいてページングメッセージをモニタリングしてもよい。
【0213】
一例として、基地局が第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信できれば、第2類のページンググループに対応する第2類のPEIをサポートしない場合は当該PEIをモニタリングせず、従来(legacy)のページング方式に戻って、各POでページングメッセージをモニタリングするようにウィクアップされてもよい。
【0214】
一例として、基地局は第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信でき、UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートし、又は少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートすれば、UEは当該PEIをモニタリングし、PEIの指示に基づいてページングメッセージをモニタリングしてもよい。
【0215】
一例として、基地局は第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信することができ、UEは少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEもサポートせず、少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEもサポートしなければ、UEは当該PEIをモニタリングせず、従来(legacy)のページング方式に戻って、各POでページングメッセージをモニタリングするようにウィクアップされてもよい。
【0216】
1つの実施例において、前記基地局が少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップは、
前記基地局が少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のページンググループ化方式のグループ情報を有することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップを含む。
【0217】
一例として、基地局が第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信できれば、第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするUEは第1類のページンググループ化方式のグループ情報が構成される場合しか、基地局から送信されたPEIをモニタリングせず、そうでなければ、UEはPEIをモニタリングしない。
【0218】
一例として、基地局が第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信できれば、第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIのみをサポートするUEは第1類のページンググループ化方式のグループ情報が構成される場合しか、基地局から送信されたPEIをモニタリングせず、そうでなければ、UEはPEIをモニタリングしない。
【0219】
一例として、基地局が第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIを送信でき、UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEI、及び少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートすれば、UEは基地局から送信されたPEIをモニタリングし、それぞれUEの第1類のページンググループ化方式のグループ情報及び第2類のページンググループ化方式のグループ情報を用いてPEIを検出し、第1類のページンググループ化方式のグループ情報に対応するグループ又は第2類のページンググループ化方式のグループ情報に対応するページンググループがPOでウェイクアップされるか否かを決定することができる。ここで、UEの第1類のページンググループ化方式のグループ情報はコアネットワークによって割り当てられたグループ識別子であってもよく、UEの第1類のページンググループ化方式のグループ情報はUE_IDに基づいて決定されたグループ識別子であってもよい。
【0220】
図9に示すように、この例示的な実施例は、セルラ移動通信システムのコアネットワークによって実行可能な情報伝送方法を提供し、前記方法はステップ901を含む。
【0221】
ステップ901において、第1の能力指示情報を受信し、ここで、前記第1の能力指示情報は、UEがPEIをサポートするか否かを指示する。
【0222】
PEIはUEが所定のページングオケージョン(PO、Paging Occasion)内でウェイクアップされページングメッセージをモニタリングすることを指示するために用いることができる。ここで、所定のPOはPEI後の1つ又は複数のPOを含むことができる。PEIをサポートするか否かは、PEIの指示に基づいて所定のPO内でウェイクアップされることをサポートするか否かを含むが、これに限定されるものではない。
【0223】
PEIは全てのUEをウェイクアップするために用いられてもよいし、所定の範囲(例えば所定のグループ、所定のタイプなど)のUEをウェイクアップするために用いられてもよい。PEIは、異なるグループのUEをウェイクアップするために、異なるグループのUEに対する指示情報を含むことができる。PEIをサポートするか否かは、全てのUEをウェイクアップするPEIをサポートするか否か、及び/又は所定の範囲のUEをウェイクアップするPEIをサポートするか否かを含むことができるが、これらに限定されるものではない。
【0224】
ページング情報を載せる以外に、PEIは拡張として他の情報を載せてもよい。
【0225】
能力指示情報は、基地局がコアネットワークに報告するものであってもよいし、UEがコアネットワークに送信するものであってもよい。UEはNASシグナリングなどによって能力指示情報を載せてもよい。
【0226】
コアネットワークは能力指示情報を受信した後、UEがPEIをサポートするか否かを決定することができる。UEがPEIをサポートすれば、コアネットワークはUEがサポートするPEIを用いてPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップする。それにより、ネットワークはUEがPEIをサポートするか否かを決定できないため、UEがPEIをサポートしない場合にUEにPEIを送信し、又はUEがPEIをサポートする場合にUEにPEIを送信しない状況を減少させる。UEがPEIをサポートしない場合にUEにPEIを送信すると、コアネットワークの動作負荷を増加させ、UEがPEIをサポートする場合にUEにPEIを送信しないと、UEがPEIを受信できないため、POのモニタリングを頻繁にウェイクアップする必要があり、UEの電力損失を引き起こす。
【0227】
このように、能力指示情報によってUEがPEIをサポートするか否かを指示する。コアネットワークはUEのPEI能力を決定することができ、コアネットワークがUEのPEI能力を決定しないため、UE能力に対する誤判が発生することを減少させ、コアネットワークによるUEのPEI能力に対する判断の正確性を向上させる。
【0228】
1つの実施例において、前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる。
【0229】
第1類のPEIは、UEをウェイクアップするか否かを指示するために用いられる1つのビットを有することができ、すなわちページンググループを載せないPEIである。
【0230】
第1類のPEIは後続してページング以外の用途に拡張してもよい。
【0231】
要すると、第1類のPEIをサポートするとは、端末がPEIという信号をモニタリングする能力を有することであり、ここで、当該信号はページングを載せてもよく、他の情報を載せるために用いられてもよい。
【0232】
第2類のPEIは、UEをウェイクアップするか否かを指示するために用いられる複数のビットを有することができ、すなわちページンググループPEIである。
【0233】
第2類のPEIは第1類のPEIのサブセットであってもよい。
【0234】
1つの実施例において、第1類のPEIは共通PEI又は非グループ化PEIであり、同じPOをモニタリングする必要がある全てのUE又は全てのグループのUEをウェイクアップするために用いることができ、
1つの実施例において、第2類のPEIはページンググループに応じるPEIであり、ページンググループに応じて、同じPOをモニタリングする対応するページンググループ内の全てのUEをウェイクアップするために用いることができる。
【0235】
PEIが1つのビットを有し、すなわちPEIが第1類のPEIである場合、PEIは当該PEIを受信した全てのUEをウェイクアップするために用いることができる。すなわち、第1類のPEIは、UEのページンググループを区別しない。
【0236】
PEIが複数のビットを有し、すなわちPEIが第2類のPEIである場合、複数のビットのうち各ビットは1つ又は複数のページンググループのUEをウェイクアップするために用いることができる。すなわち、第2類のPEIは、UEのページンググループを区別する。
【0237】
一例として、PEIはPOnumPerPEI個の、subgroupsNumPerPOフィールドと呼ばれてもよいセグメントを含んでもよい。各セグメントは1つのPOに対応することができる。各セグメントはsubgroupsNumPerPO個のビットを含み、各ビットは、1つ又は複数のページンググループを対応するPOでウェイクアップするか否かを指示するために用いられる1つのページング指示を担持する。
【0238】
PEIは第1類のPEIであり、subgroupsNumPerPOフィールドは、当該PEIを受信した全てのUEをPO内でページングメッセージをモニタリングするようにウェイクアップするために用いられる1つのビットのページング指示ビットを有する。例えば、当該ページング指示ビットが「1」の場合、当該PEIを受信した全てのUEをPO期間内にページングメッセージをモニタリングするようにウェイクアップし、当該ページング指示ビットフィールドが「0」の場合、UEがPO期間内にスリープ状態を保持し、例えばRRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態などを保持することを指示する。
【0239】
PEIは第2類のPEIであり、subgroupsNumPerPOフィールドは複数のビットを有し、各ビットは1つのページンググループに対応することができ、異なるページンググループのUEは自身のページンググループに対応するビットに基づいてPO期間内にウェイクアップされるか否かを決定する。例えば、subgroupsNumPerPOフィールドは、それぞれ2つのページンググループに対応する2つのビットを有し、そのうちの1つのビットが「1」の場合、当該ビットに対応するページンググループのUEをPO内でページングメッセージをモニタリングするようにウィクアップし、そのうちの1つのビットが「0」の場合、当該ビットに対応するページンググループのUEがPO内でスリープ状態を保持することを指示する。
【0240】
能力指示情報はUEが第1類のPEI及び/又は第2類のPEIをサポートするか否かを指示するために用いることができる。
【0241】
能力指示情報はUEが第1類のPEIをサポートすることを指示すれば、基地局は第1類のPEIを用いてPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップすることができる。UEが各POでウェイクアップされる必要がある状況を減少させ、UEの電力損失を減少させる。
【0242】
能力指示情報はUEが第2類のPEIをサポートすることを指示すれば、基地局は第2類のPEIを用いてページンググループに基づいてPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップすることができる。UEが位置するページンググループがページングされない場合、POでウェイクアップされる状況を減少させ、UEの電力損失を減少させる。
【0243】
このように、能力指示情報によってUEがPEIをサポートするか否かを指示する。基地局はUEのPEI能力を決定することができ、さらにUEのPEI能力に基づいて、UEがサポートするPEIを送信してPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップし、UEをウェイクアップする必要がない場合、UEをモニタリングするようにウェイクアップせず、UEが頻繁にウェイクアップされることによる電力損失を減少させる。
【0244】
1つの実施例において、前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む。
【0245】
第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式は異なる方式を用いてページンググループを分割する。第1類のページンググループ化方式及び第2類のページング化方式は異なるネットワークノードによって実行されてもよい。第1類のページンググループ化及び第2類のページングは同一のネットワークノードによって実行されてもよい。
【0246】
コアネットワーク又は基地局などはそれぞれ異なるページンググループ化方式を用いてページンググループを分割することができ、それにより異なるタイプのページンググループを生成する。各ページンググループ化方式はそれぞれ複数のページンググループを分割することができる。例えば、UEのトラヒックタイプに基づいてグループ化してもよく、又はUEの伝送レートに基づいてグループ化してもよい。
【0247】
少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIは、少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応するページンググループのUEをウェイクアップするか否かを指示するために用いることができる。
【0248】
少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIは、少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応するページンググループのUEをウェイクアップするか否かを指示するために用いることができる。
【0249】
1つの実施例において、前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む。
【0250】
第1類のページンググループ化方式はコアネットワークがUE属性に基づいてページンググループを分割する方式であってもよい。ここで、UE属性はUEのサービスタイプ、UEの伝送数、UEの伝送帯域幅などを含むことができるが、これらに限定されるものではない。
【0251】
第2類のページンググループ化方式は基地局がUE識別子情報(UE-ID)に基づいてページンググループを分割する方式であってもよい。例えば、基地局は式(1)を用いてUEのページンググループを決定してもよい。
【0252】
第2類のPEIの複数のビットのうち各ビットはそれぞれ1つ又は複数のページンググループを所定のPO内でウェイクアップするか否かを指示するために用いることができる。ここで、ページンググループは、第1類のページンググループ化方式で分割されたページンググループ、又は第2類のページンググループ化方式で分割されたページンググループを含むことができる。
【0253】
一例として、第2類のPEIは8つのビットを有してもよく、そのうち、4つのビットのうち各ビットはそれぞれ第1類のページンググループ化方式を用いて分割された4つのページンググループのうちの1つのページンググループを指示するために用いられ、他の4つのビットのうち各ビットはそれぞれ第2類のページンググループ化方式を用いて分割された4つのページンググループのうちの1つのページンググループを指示するために用いられる。
【0254】
少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIは、第1類のページンググループ化方式のみに対応する第2類のPEIを含んでもよく、第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式に同時に対応する第2類のPEIを含んでもよい。
【0255】
少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIは、第2類のページンググループ化方式のみに対応する第2類のPEIを含んでもよく、第1類のページンググループ化方式及び第2類のページンググループ化方式に同時に対応する第2類のPEIを含んでもよい。
【0256】
能力指示情報によってUEが異なるタイプのページンググループに対応するPEIをサポートするか否かを指示する。基地局は異なるページンググループタイプに対応するPEIに対するUEのサポート能力を決定することができ、さらに基地局はUEにページンググループタイプに対応するPEIを送信してPOをモニタリングするようにUEをウェイクアップすることができ、UEが他のタイプのページンググループのPO内でウェイクアップされる状況を減少させ、UEが無効POでウェイクアップされることによる電力損失を減少させる。
【0257】
1つの実施例において、第1の能力指示情報を受信するステップは、
前記UEからの、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信するステップと、
基地局からの、前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信するステップと、
基地局からの、前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信するステップとのうちの少なくとも1つを含む。
【0258】
能力指示情報はUEによってコアネットワークに送信されるものであってもよい。例えば、UEはNASシグナリングによって能力指示情報を載せることができる。
【0259】
一例として、UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かは、UEがNASシグナリングによってコアネットワークに報告することができ、したがって、コアネットワークから基地局に送信される能力指示情報はUEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かをさらに指示することができる。
【0260】
一例として、端末が少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かは、基地局がコアネットワークから送信された能力指示情報に基づいて顕在的指示によって決定するものである。
【0261】
基地局はUEから報告された能力指示情報を受信した後、コアネットワークにUEの能力を報告することができる。UEから報告された能力指示情報は、UEが第1類のPEIをサポートするか否か、及び/又は、UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを指示するために用いることができる。したがって、基地局から送信された能力指示情報も、UEが第1類のPEIをサポートするか否か、及び/又は、UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを指示するために用いることができる。
【0262】
一例として、UEは能力指示情報によってUEがPEIをサポートする能力を基地局に報告し、基地局はさらに能力指示情報によってコアネットワークに通知し、能力指示情報はUEが第1類のPEIをサポートするか否か、及び/又は、UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを指示することができる。UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かは端末がNASシグナリングによってコアネットワークに伝達されるものであり、そのため、基地局は報告する必要がない。
【0263】
一例として、能力指示情報は以下のメッセージに載せることができる。
UE CAPABILITY INFO INDICATION、
RRC INACTIVE TRANSITION REPORT。
【0264】
図10に示すように、この例示的な実施例は情報伝送方法を提供し、前記方法は以下のステップ1001a、ステップ1001bの少なくとも1つをさらに含む。
【0265】
ステップ1001aにおいて、基地局に前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2のUE能力指示情報を送信する。
【0266】
ステップ1001bにおいて、基地局に前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2のUE能力指示情報を送信する。
【0267】
ここで、ステップ1001a及び/又はステップ1001bは、単独で実施してもよいし、ステップ901と組み合わせて実施してもよい。
【0268】
能力指示情報はコアネットワークによって基地局に送信されるものであってもよく、能力指示情報はUEが第1類のPEIをサポートするか否か、及びUEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かを指示する。
【0269】
UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かは、UEがNASシグナリングによってコアネットワークに報告することができ、したがって、コアネットワークから基地局に送信される能力指示情報はUEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かをさらに指示することができる。
【0270】
一例として、端末が少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かは、基地局がコアネットワークから送信された能力指示情報に基づいて顕在的指示によって決定するものである。
【0271】
UEの能力はさらに基地局間に伝送することができる。能力指示情報は対向基地局によって送信することができる。
【0272】
以下、上記したあらゆる実施例に合わせて具体的な例を提供する。
【0273】
1、基地局がページング事前指示(PEI)に対する端末のサポート能力を取得する方式を保護する。
【0274】
2、基地局は端末が報告した能力指示情報からUEがページンググループ化手段をサポートするか否かの能力を取得する。
【0275】
a)当該情報はネットワークがページンググループ化を行う基準として用いられる。
【0276】
b)1つの実施例として、ページンググループ化手段能力は端末がUE-IDページンググループ化手段をサポートすることを報告する能力であってもよく、ここで、UE-IDページンググループ化手段をサポートする能力とは、端末が上記第2類のページンググループに対応する第2類のPEIをサポートすることである。(端末は能力2タイプの端末である)
【0277】
c)1つの実施例として、ページンググループ化手段能力は端末がPEI手段をサポートすることを報告する能力であってもよく、ここで、PEIをサポートする能力とは、端末が上記第1類のPEIをサポートすることである。(端末は能力1タイプの端末である)。第1類のPEIはグループ化されないページング事前指示を載せるために用いられる場合、グループ化されないPEIをサポートする能力を含む。
【0278】
シグナリングの設計形式は以下のとおりであり、
Capabiltiy1-PEI ENUMERATED {true} OPTIONAL、
Capabiltiy2-UEID-subgrouping ENUMERATED {true} OPTIONAL。
【0279】
さらに、複数種類の端末能力分類方式が存在する。
【0280】
1)方式1
複数種類の能力に関連関係がなく、
能力1を報告する端末はPEIモニタリングをサポートし、
能力2を報告する端末はPEIグループページングモニタリングをサポートし、
すなわち、2つの能力は独立して報告する。
【0281】
2)方式2
能力2のサポートは、能力1をサポートすることを暗黙的に指示し、すなわち、能力2は能力1のサブセットである。端末は、能力1が(真)tureのことを報告する上で、能力2をサポートすることをさらに指示することができ、(この場合、2種類の端末はいずれもPEIサポート能力端末と総称することができる)
端末は能力1をサポートすることのみを報告することができ、(能力2をサポートしないことを暗黙的に含む)
端末は能力1をサポートするとともに、能力2をサポートすることを報告することができ、すなわち、2つのフラグビット(flag)はいずれも真(true)を報告し、
端末は能力1をサポートするとともに、能力2をサポートしないことを同時に報告することができ、flagを報告しないことによって能力1のみをサポートすることを表現することができ、すなわち、フラグビット(flag)のデフォルト(absence)で能力2をサポートしないことを暗黙的に表現し、
端末は能力2をサポートすることのみを報告することができ、能力2をサポートすることを報告することは端末が能力1もサポートすることを暗黙的に表現する。
【0282】
3)方式3
端末はUE-IDページンググループ化手段をサポートする能力(能力2)のみを基地局に報告し、
基地局はコアネットワークから端末がコアネットワークのページンググループ化手段をサポートするか否かを取得し、すなわち、コアネットワークから端末が能力3を有するか否かを取得し、基地局は2種類のアプローチを合わせて端末の能力を得、ここで、コアネットワークのページンググループ化手段をサポートする能力は、端末が上記第1類のページンググループに対応する第2類のPEIをサポートすることである。
【0283】
基地局は端末がUE-IDをサポートするページンググループ化手段(能力2)をサポートすること、又はコアネットワークのページンググループ化手段(能力3)をサポートすることを取得し、すなわちそのうちの少なくとも1つをサポートすれば、PEIをサポートし、すなわち端末の能力1をサポートする。このとき、PEIをサポートする能力は端末がUE-IDページンググループ化手段(能力2)をサポートすること、又はコアネットワークのページンググループ化手段(能力3)をサポートすることによって暗黙的に表現される。すなわち、UE-IDページンググループ化手段をサポートし、又はコアネットワークのページンググループ化手段をサポートすれば、端末がPEIをサポートすることを表現する。
【0284】
基地局は端末がUE-IDページンググループ化手段(能力2)をサポートしないとともにコアネットワークのページンググループ化手段(能力3)をサポートしないことを取得し、すなわち両方ともサポートしない場合、PEIをサポートせず、すなわち端末の能力1をサポートしない。
【0285】
理解を容易にするために、端末がページンググループ化手段をサポートするか否かにより、端末がPEIをサポートするか否かを表現するのは、R17バージョンでは、ページンググループ情報がPEIのみを用いて送信されるからである。PEIは、現在、主にページンググループ情報を担当するために用いられる。
【0286】
一例として、基地局が、端末がUE-IDページンググループ化手段をサポートすることを取得するとは、基地局がUEから受信した能力指示情報の報告にサポートが載せられることであってもよく、
一例として、基地局が、端末がUE-IDページンググループ化手段をサポートしないことを取得するとは、基地局がUEから受信した能力指示情報の報告にサポートしないことが載せられ、又は報告指示を受信しないことであってもよく、
基地局が、端末がコアネットワークのページンググループ化手段能力(能力3)をサポートすることを取得するとは、基地局がコアネットワークからグループIDを取得し、コアネットワークが当該ユーザに対してグループIDを割り当て、端末が必ずコアネットワークのページンググループ化手段をサポートする能力を有すると決定することであってもよく、これは暗黙的指示である。
【0287】
基地局が、端末がコアネットワークのページンググループ化手段能力(能力3)をサポートすることを取得することは、基地局がコアネットワークからサポートするか否かを指示する表示を得ることであってもよく、すなわち、1つの表示指示ビットを用いてサポートするか否かを報告する。
【0288】
3、端末の基地局への通知のための能力報告
1)従来のUE能力による報告
2)上り補助情報(UAI、Uplink Assistant Info)による報告。
【0289】
一実施例として、UEは接続状態から離れるよう希望する時に当該補助情報を報告することができ、ページンググループの参照補助情報は端末が接続状態から離れる時に有用である。
【0290】
4、端末の報告する能力がコアネットワークと基地局との間に伝達可能である。
【0291】
a)一例として、端末の報告する能力は能力1及び能力2を含む。
【0292】
b)一実施例として、UE能力を基地局に報告し、基地局はUE CAPABILITY INFO INDICATIONによってコアネットワークに通知し(能力1又は能力2)、能力3は端末がNASによりコアネットワークに伝達されるため基地局に直接報告する必要がない。
【0293】
さらに以下のメッセージによってUE能力を基地局に報告してもよい。
RRC INACTIVE TRANSITION REPORT
【0294】
c)一実施例として、コアネットワークはページング(paging)メッセージにおいて基地局に伝達する
【0295】
表示方式:ページングメッセージにUE能力情報(能力1及び/又は能力2又は能力3)が載せられ、そのうち、能力3は端末がNASによりコアネットワークに伝達されるものである。
【0296】
能力3は明示と暗黙方式によって指示することができる。
【0297】
暗黙指示とは、上記したページングメッセージにコアネットワークから割り当てられたページンググループ情報が載せられることであり、当該端末が能力3を有することを表現する。
【0298】
d)一実施例として、コアネットワークは以下のメッセージにおいてUE能力を基地局に伝達する。
INITIAL CONTEXT SETUP REQUEST、
UE CONTEXT MODIFICATION REQUEST、
HANDOVER REQUEST、
PATH SWITCH REQUEST ACKNOWLEDGE。
【0299】
5、1に基づくものであり、端末の能力である能力1及び/又は能力2、及び端末がコアネットワークページンググループ化手段をサポートするか否か(能力3)は基地局の間に伝達可能である。
シーン1:ハンドオーバが発生する時、基地局はハンドオーバ要求メッセージから端末の能力を取得する。
シーン2:非アクティブ状態のユーザにセル再選択が発生する時、基地局はアンカー基地局から端末の能力を取得する。
【0300】
a)一実施例として、UEのコンテキスト応答において端末の能力を載せることができる。
【0301】
b)一実施例として、アクセスネットワークページング(RAN Paging)メッセージにUE能力の指示情報を載せ、
目標基地局(対向基地局)は能力1を直接取得することができ、
目標基地局は能力2を直接取得することができ、
目標基地局は能力3を直接取得することができ、
目標基地局は能力2又は能力3のサポートを直接取得して能力1のサポートを知ることができ、
目標基地局は能力2をサポートしないとともに能力3をサポートすることを直接取得して、能力1をサポートしないことを推定することができ、
コアネットワークのグループIDを載せる場合は端末が能力3をサポートすることを暗黙的に表現する。
【0302】
6、端末コアネットワークは端末能力及び基地局のページング手段サポート能力に基づいて以下の行為を決定する。
【0303】
a)基地局のページング手段サポート能力を公共又は専用シグナリングの方式によりUEに通知する。
【0304】
b)PEIサポート能力を有する端末は基地局能力に基づいてPEIをモニタリングし、自身能力に基づいてPEI又はページングメッセージのモニタリングを行う(ネットワークには、能力1端末、能力2端末、能力3端末、及び能力2と能力3を同時に有する端末が存在する)。
【0305】
基地局能力は非グループ化PEI又はグループ化PEIを配信すること、すなわち第1類の基地局能力及び第2類の基地局能力に分けられる。
ケース(Case)1:
基地局は非グループ化PEIを送信する:能力1サポート端末、能力2サポート端末、能力3サポート端末及び能力2と能力3を同時に有する端末はいずれもモニタリングが必要であり、ウェイクアップされ、
能力1のみをサポートする端末は当該タイプのPEIをサポートし、このとき、PEIを利用してページングメッセージのモニタリングを行い(すなわち当該PEIにウェイクアップされる)、
又は能力2及び/又は3をサポートする端末は当該タイプのPEIをサポートし、このとき、PEIを用いてページングメッセージのモニタリングを行い(すなわち当該PEIにウェイクアップされる)、
PEIを用いてページングメッセージのモニタリングを行うとは、PEIの指示に基づいて後続するPOのモニタリングを行うか否かことであり、PEIに基づいてページングメッセージのモニタリングを行わないとは、PEIの指示に基づいて後続するPOのモニタリングを行うか否かことではなく、POのモニタリングを直接行い、すなわち従来(Legacy)のページングモニタリング方式であり、
能力1サポートを報告する端末は当該タイプのPEIをサポートし、このとき、PEIを利用してページングメッセージのモニタリングを行い(すなわち当該PEIにウェイクアップされる)、
又は能力1をサポートする上で能力2/3をさらにサポートする端末は当該タイプのPEIをサポートし、このときにも、PEIを使用してページングのモニタリングを行い(すなわち当該PEIにウェイクアップされる)、
能力2をサポートし又は能力3をサポートすることにより能力1をサポートすることを知られる端末がPEIを利用してページングメッセージのモニタリングを行い(すなわち当該PEIにウェイクアップされる)、
能力2をサポートしないとともに能力3をサポートしないことにより能力1をサポートしないことを推定される端末は、このとき、legacy paging方式に戻る。
【0306】
ケース(Case)2:
基地局はグループ化PEIを送信する:基地局能力はコアネットワークグループ化PEI、UE-IDグループ化PEIを配信し、又はコアネットワークグループ化方式PEI及びUE-IDグループ化PEIを同時にサポートするように分けられ、それぞれ第2類の基地局能力、第3類の基地局能力及び第4類の基地局能力と呼ばれる。
【0307】
A.能力1のタイプのみをサポートするユーザは当該タイプのPEIをサポートすることができず、このとき、グループ化PEIを利用してページングメッセージのモニタリングを行うことができず、すなわちユーザは従来(Legacy)のモニタリングモードに戻らなければならない(すなわちPEIモニタリングを必要としない)。
【0308】
端末が能力1のみをサポートすることをどのように判定するかは、状況に応じて検討することができる。
1)方式1、単独で報告するのは能力1のみをサポートし、
2)方式2、上記説明に基づいて能力1のみをサポートし、
3)方式3、能力2も能力3もサポートしない端末である。
【0309】
ページンググループ化能力を有する端末(能力2をサポートし、又は能力3をサポートする端末)はPEIをモニタリングし、具体的には、
B.UE-IDグループ化モードのみをサポートする基地局(第2類の基地局能力)に対して、
能力2をサポートする端末はグループ化PEIを利用してページングメッセージのモニタリングを行うことができ(コアネットワークにgroup IDを割り当てられるか否かを問わない)、属するグループがウェイクアップされるか否かをチェックする必要があり、
UE-idグループ化方式をサポートしない端末ユーザ、例えばUE能力3端末は当該タイプのPEIをサポートできず、このとき、グループ化PEIを利用してページングメッセージのモニタリングを行うことができず、すなわちユーザは従来(Legacy)のモニタリングモードに戻らなければならない(すなわちPEIモニタリングを必要としない)。
【0310】
C.CN-assginグループ化モードのみをサポートする基地局(第3類の基地局能力)に対して、
能力3をサポートする端末はグループ化PEIを利用してページングメッセージのモニタリングを行うことができ、能力3を有しない端末はPEIをモニタリングせず、
さらに、コアネットワークにgroupIDのみを割り当てられたユーザはその属するグループがウェイクアップされるか否かを決定する必要があり、割り当てられないユーザはPEIをモニタリングする必要がなく、コアネットワークにグループIDを割り当てられないユーザが能力3をサポートする能力を有しても、PEIモニタリングを行う必要がないためであり、フローの簡略化及び省電力の役割を果たす。
【0311】
能力2のみをサポートする端末(すなわちUE-idグループ化方式のみをサポートし、CNグループ化能力をサポートしない端末)は、当該タイプのPEIをサポートすることができず、このとき、グループ化PEIを利用してページングメッセージのモニタリングを行うことができず、すなわちユーザは従来(Legacy)のモニタリングモードに戻らなければならない(すなわちPEIモニタリングを必要としない)。
【0312】
このように、端末が基地局の能力を取得し、基地局から配信されたページングPEIのタイプと自身がサポートする能力がマッチングしないことを見出した場合、PEIモニタリングを行う必要がなく、フローの簡略化及び省電力の役割を果たす。
【0313】
D.CN-assginグループ化モード+UE-IDグループ化モードをサポートする基地局(第4類の基地局能力)に対して、
UE-IDグループ化方式又はCNグループ化方式をサポートする端末ユーザはグループ化PEIを利用してページングメッセージのモニタリングを行い、属するグループがウェイクアップされるか否かをチェックする必要があり、
さらに、コアネットワークにgroupIDのみを割り当てられたユーザはその属するグループがウェイクアップされるか否かをチェックする必要があり、割り当てられないユーザは同時に能力2を有すれば、PEIをモニタリングする必要があり、そうでなければPEIをモニタリングする必要がない。
【0314】
本発明の実施例は、
図11に示すように、セルラ移動無線通信の基地局に適用される情報伝送装置をさらに提供し、前記装置100は、
第1の能力指示情報を受信するように構成される第1の受信モジュール110であって、前記第1の能力指示情報はユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示する第1の受信モジュール110を含む。
【0315】
1つの実施例において、前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる。
【0316】
1つの実施例において、前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む。
【0317】
1つの実施例において、前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む。
【0318】
1つの実施例において、前記装置は、
第1の能力指示情報が、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることを指示することに応答して、前記UEが前記第1類のPEIをサポートすると決定するように構成される第1の決定モジュール120と、
第1の能力指示情報が、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEI及び少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートしないことを指示することに応答して、前記UEが前記第1類のPEIをサポートしないと決定するように構成される第2の決定モジュール130とのうちの少なくとも1つをさらに含む。
【0319】
1つの実施例において、前記第1の受信モジュール110は、具体的には、
前記UEから送信された、前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信することと、
前記UEから送信された、前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信することと、
コアネットワークから送信された前記第1の能力指示情報を受信することと、
対向基地局から送信された前記第1の能力指示情報を受信することとのうちの少なくとも1つのように構成される。
【0320】
1つの実施例において、前記第1の受信モジュール110は、具体的には、
前記コアネットワークから送信された前記UEの前記第1類のページンググループ化方式のグループ情報を受信したことに応答して、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすると決定するように構成される。
【0321】
1つの実施例において、前記装置は、
対向基地局に前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信することと、
対向基地局に前記UEが前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信することと、
コアネットワークに前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信することと、
コアネットワークに前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信することとのうちの少なくとも1つのように構成される第1の送信モジュール140をさらに含む。
【0322】
1つの実施例において、前記装置は、
前記UEに第3の能力指示情報を送信するように構成される第2の送信モジュール150であって、前記第3の能力指示情報は、前記UEが基地局の送信可能なPEIを決定するために用いられる第2の送信モジュール150をさらに含む。
【0323】
1つの実施例において、前記第3の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能な、
第1類のPEIと、
第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIであって、前記第1類のPEIは第2類のPEIと異なるものと、
第2類のページンググルーピング方式に対応する前記第2類のPEIと、
前記第1類のページンググループ化方式及び前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIとのうちの少なくとも1つを決定するために用いられる。
【0324】
本発明の実施例は、
図12に示すように、セルラ移動無線通信のUEに適用される情報伝送装置をさらに提供し、前記装置200は、
第1の能力指示情報を送信するように構成される第3の送信モジュール210であって、前記第1の能力指示情報はユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示する第3の送信モジュール210を含む。
【0325】
1つの実施例において、前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる。
【0326】
1つの実施例において、前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む。
【0327】
1つの実施例において、前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む。
【0328】
1つの実施例において、前記第3の送信モジュール210は、具体的には、
前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を基地局に送信することと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を基地局に送信することと、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第1の能力指示情報をコアネットワークに送信することとのうちの少なくとも1つのように構成される。
【0329】
1つの実施例において、前記装置は、
基地局からの第2の能力指示情報を受信するように構成される第2の受信モジュール220であって、前記第2の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能なPEIを決定するために用いられる第2の受信モジュール220をさらに含む。
【0330】
1つの実施例において、前記第2の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能な、
第1類のPEIと、
第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIであって、前記第1類のPEIは第2類のPEIと異なるものと、
第2類のページンググルーピング方式に対応する前記第2類のPEIと、
前記第1類のページンググループ化方式及び前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIとのうちの少なくとも1つを決定するために用いられる。
【0331】
1つの実施例において、前記装置は、
前記UEがサポートするPEIに基づいて、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするか否かを決定するように構成される第3の決定モジュール230をさらに含む。
【0332】
1つの実施例において、前記第3の決定モジュール230は、具体的には、
前記UEが前記基地局の送信可能なPEIをサポートすると決定することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することと、
前記UEが前記基地局の送信可能なPEIをサポートしないと決定することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングしないと決定することとのうちの少なくとも1つのように構成される。
【0333】
1つの実施例において、前記第2の決定モジュール230は、具体的には、
前記基地局が第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することと、
前記基地局が第2類のPEIを送信でき、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することとのうちの少なくとも1つのように構成される。
【0334】
1つの実施例において、前記第2の決定モジュール230は、具体的には、
前記基地局が前記第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のPEI及び前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することと、
前記基地局が前記第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することとのうちの少なくとも1つのように構成される。
【0335】
1つの実施例において、前記第2の決定モジュール230は、具体的には、
前記基地局が少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することと、
前記基地局が少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが少なくとも前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することとのうちの少なくとも1つのように構成される。
【0336】
1つの実施例において、前記第2の決定モジュール230は、具体的には、
前記基地局が少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のページンググループ化方式のグループ情報を有することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定するように構成される。
【0337】
本発明の実施例は、
図13に示すように、セルラ移動無線通信のコアネットワークに適用される情報伝送装置をさらに提供し、前記装置300は、
第1の能力指示情報を受信するように構成される第3の受信モジュール310であって、前記第1の能力指示情報はユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示する第3の受信モジュール310を含む。
【0338】
1つの実施例において、前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる。
【0339】
1つの実施例において、前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む。
【0340】
1つの実施例において、前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む。
【0341】
1つの実施例において、前記第3の受信モジュール310は、
前記UEからの、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信することと、
基地局からの、前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信することと、
基地局からの、前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信することとのうちの少なくとも1つのように構成される。
【0342】
1つの実施例において、前記装置は、
基地局に前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2のUE能力指示情報を送信することと、
基地局に前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2のUE能力指示情報を送信することとの少なくともの1つのように構成される第4の送信モジュール320をさらに含む。
【0343】
例示的な実施例において、第1の受信モジュール110、第1の決定モジュール120、第2の決定モジュール130、第1の送信モジュール140、第2の送信モジュール150、第3の送信モジュール210、第2の受信モジュール220、第3の決定モジュール230、第3の受信モジュール310及び第4の送信モジュール320などは1つ又は複数の中央処理装置(CPU、Central Processing Unit)、グラフィックス処理装置(GPU、Graphics Processing Unit)、ベースバンドプロセッサ(BP、Baseband Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、DSP、プログラマブルロジックデバイス(PLD、Programmable Logic Device)、複雑なプログラマブルロジックデバイス(CPLD、Complex Programmable Logic Device)、 フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field -Programmable Gate Array)、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ(MCU、Micro Controller Unit)、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、又は他の電子素子で実現され、前記方法を実行するために用いられる。
【0344】
図14は1つの例示的な実施例により示される情報伝送のための装置3000のブロック図である。例えば、装置3000は携帯電話、コンピュータ、デジタルブロードキャスト端末、メッセージ送受信デバイス、 ゲームコンソール、タブレット、医療デバイス、フィットネスデバイス、パーソナルデジタルアシスタントなどであってもよい。
【0345】
図14に示すように、装置3000は、処理コンポーネント3002、メモリ3004、電力コンポーネント3006、マルチメディアコンポーネント3008、オーディオコンポーネント3010、入力/出力(I/O)インタフェース3012、センサコンポーネント3014、及び通信コンポーネント3016のうち1つ又は複数のコンポーネントを含むことができる。
【0346】
処理コンポーネント3002は、一般的に、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連する操作のような装置3000の全体操作を制御するものである。処理コンポーネント3002は、上記方法の全部又は一部のステップを完了するように、1つ又は複数のプロセッサ3020を含んで命令を実行することができる。また、処理コンポーネント3002は、処理コンポーネント3002と他のコンポーネントとの間のインタラクションを容易にするように、1つ又は複数のモジュールを含むことができる。例えば、マルチメディアコンポーネント3008と処理コンポーネント3002との間のインタラクションを容易にするように、処理コンポーネント3002はマルチメディアモジュールを含んでもよい。
【0347】
メモリ3004は、装置3000での操作をサポートするように、各種のデータを記憶するように構成される。これらのデータの例は、装置3000上で操作されるあらゆるアプリケーションプログラムや方法の命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、ピクチャ、映像などを含む。メモリ3004は、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、リードオンリーメモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク又は光ディスクといったあらゆるタイプの揮発性若しくは不揮発性記憶デバイス、又はそれらの組み合わせにより実現することができる。
【0348】
電源コンポーネント3006は、装置3000の各種のコンポーネントに電力を供給する。電源コンポーネント3006は、電源管理システム、1つ又は複数の電源、及び装置3000のために電力を生成し、管理し、分配することに関連する他のコンポーネントを含むことができる。
【0349】
マルチメディアコンポーネント3008は前記装置3000とユーザとの間にある、出力インタフェースを提供する画面を含む。いくつかの実施例において、画面は液晶ディスプレイ(LCD)とタッチパネル(TP)を含むことができる。スクリーンがタッチパネルを含む場合、ユーザからの入力信号を受信するタッチスクリーンとして実現してもよい。タッチパネルは、タッチ、スライド及びタッチパネルでのジェスチャを検知するために、1つ以上のタッチセンサを含む。タッチセンサはタッチ又はスライド動作の境界を検知するだけでなく、さらにタッチ又はスライド動作に関連する持続時間及び圧力を検出することができる。いくつかの実施例において、マルチメディアコンポーネント3008は1つのフロントカメラ及び/又はリアカメラを含む。装置3000が、例えば撮影モード又は映像モードのような操作モードにある場合、フロントカメラ及び/又はリアカメラは外部のマルチメディアデータを受信することができる。それぞれのフロントカメラ及びリアカメラは特定の光学レンズシステム、又は焦点距離及び光学ズーム機能を有するものであってもよい。
【0350】
オーディオコンポーネント3010はオーディオ信号を出力及び/又は入力するように構成される。例えば、オーディオコンポーネント3010は、1つのマイク(MIC)を含み、装置3000が、例えば呼び出しモード、記録モード及び音声認識モードのような操作モードにある場合、マイクは外部音声信号を受信するように構成される。受信したオーディオ信号を、さらに、メモリ3004に記憶するか、又は通信コンポーネント3016を介して送信することができる。いくつかの実施例において、オーディオコンポーネント3010は、オーディオ信号を出力するための1つのスピーカをさらに含む。
【0351】
I/Oインタフェース3012は処理コンポーネント3002と周辺インタフェースモジュールとの間にインタフェースを提供し、上記周辺インタフェースモジュールはキーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、音量ボタン、スタートボタン及びロックボタンを含むことができるが、これらに限定されるものではない。
【0352】
センサコンポーネント3014は、装置3000に各態様の状態評価を提供するための1つ又は複数のセンサを含む。例えば、センサコンポーネント3014は、装置3000のオン/オフ状態、コンポーネントの相対的な位置決めを検出することができ、例えば、コンポーネントは装置3000のディスプレイ及びキーボードであり、センサコンポーネント3014は、さらに、装置3000又は装置3000の1つのコンポーネントの位置変化、ユーザと装置3000が接触するか否か、装置3000の方位又は加速/減速、及び装置3000の温度変化を検出することができる。センサコンポーネント3014は、いかなる物理的接触もない場合に付近の物体の存在を検出するために構成される近接センサを含むことができる。センサコンポーネント3014は、さらに、例えばCMOSやCCDイメージセンサといった、イメージング用途のために用いられる光センサを含むことができる。いくつかの実施例において、当該センサコンポーネント3014は加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ又は温度センサをさらに含むことができる。
【0353】
通信コンポーネント3016は、装置3000と他の装置との間の有線又は無線方式の通信を容易にするように構成される。装置3000は、例えばWi-Fi、2G若しくは3G、又はそれらの組み合わせのような、通信規格に基づく無線ネットワークにアクセスすることができる。例示的な一実施例において、通信コンポーネント3016は、ブロードキャストチャネルを介して、外部ブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号又はブロードキャスト関連情報を受信する。1つの例示的な実施例において、近距離通信を促進するように、通信コンポーネント3016は、さらに、近距離無線通信(NFC)モジュールを含む。例えば、NFCモジュールは無線周波数識別(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(BT)技術及びその他の技術に基づいて実現することができる。
【0354】
例示的な実施例において、装置3000は1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ又は他の電子部品によって実現され、上記方法を実行するために用いることができる。
例示的な実施例において、さらに、命令を含む非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、例えば命令を含むメモリ3004が挙げられ、上記命令は装置3000のプロセッサ3020によって実行されることで上記方法を完了することができる。例えば、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体はROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、及び光データ記憶デバイスなどであってもよい。
【0355】
当業者は、明細書を考慮し、ここで開示された発明を実施すると、本発明の実施例の他の実施形態を容易に想到し得る。本願は本発明の実施例の任意の変形、用途又は適応的変化をカバーすることを意図しており、これらの変形、用途又は適応的変化は本発明の実施例の一般的な原理に従い、本開示の実施例に開示されていない本技術分野における周知の知識又は慣用技術手段を含む。明細書及び実施例は単なる例示的なものとして見なされ、本発明の実施例の真の範囲及び趣旨は特許請求の範囲によって示される。
【0356】
本発明の実施例は、以上に記載され且つ図面において示された精確な構造に制限されるものではなく、その範囲から逸脱せず、様々な補正及び変化を行うことができることを理解されたい。本発明の実施例の範囲は、添付の特許請求の範囲のみによって制限される。
【手続補正書】
【提出日】2024-07-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基地局によって実行される情報伝送方法であって、
第1の能力指示情報を受信するステップであって、前記第1の能力指示情報は、ユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示するステップを含む、
情報伝送方法。
【請求項2】
前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
第1の能力指示情報が、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることを指示することに応答して、前記UEが前記第1類のPEIをサポートすると決定するステップと、
第1の能力指示情報が、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEI及び少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートしないことを指示することに応答して、前記UEが前記第1類のPEIをサポートしないと決定するステップとのうちの少なくとも1つをさらに含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の能力指示情報を受信するステップは、
前記UEから送信された、前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信するステップと、
前記UEから送信された、前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信するステップと、
コアネットワークから送信された前記第1の能力指示情報を受信するステップと、
対向基地局から送信された前記第1の能力指示情報を受信するステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記コアネットワークから送信された前記第1の能力指示情報を受信するステップは、
前記コアネットワークから送信された前記UEの前記第1類のページンググループ化方式のグループ情報を受信したことに応答して、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすると決定するステップを含む、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
対向基地局に前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信するステップと、
対向基地局に前記UEが前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信するステップと、
コアネットワークに前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信するステップと、
コアネットワークに前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信するステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項9】
前記UEに第3の能力指示情報を送信するステップであって、前記第3の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能なPEIを決定するために用いられるステップをさらに含む、
請求項
1に記載の方法。
【請求項10】
前記第3の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能な、
第1類のPEIと、
第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIであって、前記第1類のPEIは第2類のPEIと異なるものと、
第2類のページンググルーピング方式に対応する前記第2類のPEIと、
前記第1類のページンググループ化方式及び前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIとのうちの少なくとも1つを決定するために用いられる、
請求項9に記載の方法。
【請求項11】
ユーザイクイップメント(UE)によって実行される情報伝送方法であって、
第1の能力指示情報を送信するステップであって、前記第1の能力指示情報はUEがページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示するステップを含む、
情報伝送方法。
【請求項12】
前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる、
請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む、
請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記第1の能力指示情報を送信するステップは、
前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を基地局に送信するステップと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を基地局に送信するステップと、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第1の能力指示情報をコアネットワークに送信するステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項16】
基地局からの第2の能力指示情報を受信するステップであって、前記第2の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能なPEIを決定するために用いられるステップをさらに含む、
請求項1
1に記載の方法。
【請求項17】
前記第2の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能な、
第1類のPEIと、
第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIであって、前記第1類のPEIは第2類のPEIと異なるものと、
第2類のページンググルーピング方式に対応する前記第2類のPEIと、
前記第1類のページンググループ化方式及び前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIとのうちの少なくとも1つを決定するために用いられる、
請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記UEがサポートするPEIに基づいて、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするか否かを決定するステップをさらに含む、
請求項16に記載の方法。
【請求項19】
前記UEがサポートするPEIに基づいて、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするか否かを決定するステップは、
前記UEが前記基地局の送信可能なPEIをサポートすると決定することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップと、
前記UEが前記基地局の送信可能なPEIをサポートしないと決定することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングしないステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記UEが前記基地局の送信可能なPEIをサポートすると決定することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップは、
前記基地局が第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップと、
前記基地局が第2類のPEIを送信でき、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記基地局が前記第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップは、
前記基地局が前記第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のPEI及び前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップと、
前記基地局が前記第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記基地局が前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップは、
前記基地局が少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップと、
前記基地局が少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが少なくとも前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記基地局が少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップは、
前記基地局が少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のページンググループ化方式のグループ情報を有することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするステップを含む、
請求項22に記載の方法。
【請求項24】
コアネットワークによって実行される情報伝送方法であって、
第1の能力指示情報を受信するステップであって、前記第1の能力指示情報は、ユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示するステップを含む、
情報伝送方法。
【請求項25】
前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる、
請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む、
請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む、
請求項26に記載の方法。
【請求項28】
第1の能力指示情報を受信するステップは、
前記UEからの、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信するステップと、
基地局からの、前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信するステップと、
基地局からの、前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信するステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項25に記載の方法。
【請求項29】
基地局に前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2のUE能力指示情報を送信するステップと、
基地局に前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2のUE能力指示情報を送信するステップとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項2
5に記載の方法。
【請求項30】
情報伝送装置であって、
第1の能力指示情報を受信するように構成される第1の受信モジュールであって、前記第1の能力指示情報はユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示する第1の受信モジュールを含む、
情報伝送装置。
【請求項31】
前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる、
請求項30に記載の装置。
【請求項32】
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む、
請求項31に記載の装置。
【請求項33】
前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む、
請求項32に記載の装置。
【請求項34】
第1の能力指示情報が、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることを指示することに応答して、前記UEが前記第1類のPEIをサポートすると決定するように構成される第1の決定モジュールと、
第1の能力指示情報が、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEI及び少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートしないことを指示することに応答して、前記UEが前記第1類のPEIをサポートしないと決定するように構成される第2の決定モジュールとのうちの少なくとも1つをさらに含む、
請求項31に記載の装置。
【請求項35】
前記第1の受信モジュールは、
前記UEから送信された、前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信することと、
前記UEから送信された、前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信することと、
コアネットワークから送信された前記第1の能力指示情報を受信することと、
対向基地局から送信された前記第1の能力指示情報を受信することとのうちの少なくとも1つのように構成される、
請求項31に記載の装置。
【請求項36】
前記第1の受信モジュールは、
前記コアネットワークから送信された前記UEの前記第1類のページンググループ化方式のグループ情報を受信したことに応答して、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすると決定するように構成される、
請求項35に記載の装置。
【請求項37】
対向基地局に前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信することと、
対向基地局に前記UEが前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信することと、
コアネットワークに前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信することと、
コアネットワークに前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2の能力指示情報を送信することとのうちの少なくとも1つのように構成される第1の送信モジュールをさらに含む、
請求項31に記載の装置。
【請求項38】
前記UEに第3の能力指示情報を送信するように構成される第2の送信モジュールであって、前記第3の能力指示情報は、前記UEが基地局の送信可能なPEIを決定するために用いられる第2の送信モジュールをさらに含む、
請求項31~37のいずれかに記載の装置。
【請求項39】
前記第3の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能な、
第1類のPEIと、
第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIであって、前記第1類のPEIは第2類のPEIと異なるものと、
第2類のページンググルーピング方式に対応する前記第2類のPEIと、
前記第1類のページンググループ化方式及び前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIとのうちの少なくとも1つを決定するために用いられる、
請求項38に記載の装置。
【請求項40】
情報伝送装置であって、
第1の能力指示情報を送信するように構成される第3の送信モジュールであって、前記第1の能力指示情報はユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示する第3の送信モジュールを含む、
情報伝送装置。
【請求項41】
前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる、
請求項40に記載の装置。
【請求項42】
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む、
請求項41に記載の装置。
【請求項43】
前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む、
請求項42に記載の装置。
【請求項44】
前記第3の送信モジュールは、
前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を基地局に送信することと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を基地局に送信することと、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第1の能力指示情報をコアネットワークに送信することとのうちの少なくとも1つのように構成される、
請求項41に記載の装置。
【請求項45】
基地局からの第2の能力指示情報を受信するように構成される第2の受信モジュールであって、前記第2の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能なPEIを決定するために用いられる第2の受信モジュールをさらに含む、
請求項41に記載の装置。
【請求項46】
前記第2の能力指示情報は、前記UEが前記基地局の送信可能な、
第1類のPEIと、
第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIであって、前記第1類のPEIは第2類のPEIと異なるものと、
第2類のページンググルーピング方式に対応する前記第2類のPEIと、
前記第1類のページンググループ化方式及び前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIとのうちの少なくとも1つを決定するために用いられる、
請求項45に記載の装置。
【請求項47】
前記UEがサポートするPEIに基づいて、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングするか否かを決定するように構成される第3の決定モジュールをさらに含む、
請求項45に記載の装置。
【請求項48】
前記第3の決定モジュールは、
前記UEが前記基地局の送信可能なPEIをサポートすると決定することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することと、
前記UEが前記基地局の送信可能なPEIをサポートしないと決定することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングしないと決定することとのうちの少なくとも1つのように構成される、
請求項47に記載の装置。
【請求項49】
前記第3の決定モジュールは、
前記基地局が第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することと、
前記基地局が第2類のPEIを送信でき、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することとのうちの少なくとも1つのように構成される、
請求項48に記載の装置。
【請求項50】
前記第3の決定モジュールは、
前記基地局が前記第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のPEI及び前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することと、
前記基地局が前記第1類のPEIを送信でき、前記UEが前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することとのうちの少なくとも1つのように構成される、請求項、49に記載の装置。
【請求項51】
前記第3の決定モジュールは、
前記基地局が少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することと、
前記基地局が少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが少なくとも前記第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートすることに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定することとのうちの少なくとも1つのように構成される、
請求項49に記載の装置。
【請求項52】
前記第3の決定モジュールは、
前記基地局が少なくとも前記第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIを送信でき、前記UEが前記第1類のページンググループ化方式のグループ情報を有することに応答して、前記基地局から送信されたPEIをモニタリングすると決定するように構成される、
請求項51に記載の装置。
【請求項53】
情報伝送装置であって、
第1の能力指示情報を受信するように構成される第3の受信モジュールであって、前記第1の能力指示情報はユーザイクイップメント(UE)がページング事前指示(PEI)をサポートするか否かを指示する第3の受信モジュールを含む、
情報伝送装置。
【請求項54】
前記第1の能力指示情報は、
前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことであって、前記第1類のPEIが第2類のPEIと異なることとのうちの少なくとも1つを指示するために用いられる、
請求項53に記載の装置。
【請求項55】
前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かのことは、
前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのことと、
前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する第2類のPEIをサポートするか否かのこととのうちの少なくとも1つを含む、
請求項54に記載の装置。
【請求項56】
前記第1類のページンググループ化方式は、コアネットワークによってページンググループを決定するページンググループ化方式を含み、
前記第2類のページンググループ化方式は、UE識別子に基づいてページンググループを決定するページンググループ化方式を含む、
請求項55に記載の装置。
【請求項57】
前記第3の受信モジュールは、
前記UEからの、前記UEが少なくとも第1類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信することと、
基地局からの、前記UEが前記第1類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信することと、
基地局からの、前記UEが少なくとも第2類のページンググループ化方式に対応する前記第2類のPEIをサポートするか否かを指示する前記第1の能力指示情報を受信することとのうちの少なくとも1つのように構成される、
請求項54に記載の装置。
【請求項58】
基地局に前記UEが第1類のPEIをサポートするか否かを指示する第2のUE能力指示情報を送信ことと、
基地局に前記UEが第2類のPEIをサポートするか否かを指示する第2のUE能力指示情報を送信することとのうちの少なくとも1つのように構成される第4の送信モジュールをさらに含む、
請求項54~57のいずれかに記載の装置。
【請求項59】
通信デバイス装置であって、
プロセッサと、メモリと、メモリに記憶され、前記プロセッサにより実行可能な実行プログラムと、を含む通信デバイスであって、前記プロセッサが前記実行プログラムを実行する時に、請求項1~10又は請求項11~23又は請求項24~29のいずれかに記載の情報伝送方法のステップを実行する、
通信デバイス装置。
【請求項60】
実行可能なプログラムが記憶されている記憶媒体であって、
前記実行可能なプログラムはプロセッサによって実行される時に、請求項1~10又は請求項11~23又は請求項24~29のいずれかに記載の情報伝送方法のステップを実現する、
記憶媒体。
【国際調査報告】