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特表2025-505036スケジュールに基づいた情報処理方法、情報処理装置、機器、コンピュータ可読記憶媒体、及びコンピュータプログラム
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  • 特表-スケジュールに基づいた情報処理方法、情報処理装置、機器、コンピュータ可読記憶媒体、及びコンピュータプログラム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-02-19
(54)【発明の名称】スケジュールに基づいた情報処理方法、情報処理装置、機器、コンピュータ可読記憶媒体、及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/109 20230101AFI20250212BHJP
   G06F 3/0481 20220101ALI20250212BHJP
   G06F 3/0488 20220101ALI20250212BHJP
   H04M 1/72451 20210101ALI20250212BHJP
   G06Q 10/1093 20230101ALI20250212BHJP
【FI】
G06Q10/109
G06F3/0481
G06F3/0488
H04M1/72451
G06Q10/1093
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024547504
(86)(22)【出願日】2023-04-14
(85)【翻訳文提出日】2024-08-09
(86)【国際出願番号】 CN2023088351
(87)【国際公開番号】W WO2023213179
(87)【国際公開日】2023-11-09
(31)【優先権主張番号】202210486976.9
(32)【優先日】2022-05-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】110004381
【氏名又は名称】弁理士法人ITOH
(72)【発明者】
【氏名】ジアン,ユイ
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ジュアン
【テーマコード(参考)】
5E555
5K127
5L010
【Fターム(参考)】
5E555AA25
5E555AA52
5E555BA01
5E555BA67
5E555BB01
5E555BC17
5E555CA24
5E555CB02
5E555CB22
5E555CB42
5E555CB52
5E555CB53
5E555CC05
5E555DB03
5E555DB11
5E555DB18
5E555DC05
5E555DC13
5E555DC18
5E555DC40
5E555DD07
5E555EA08
5E555FA00
5K127BA03
5K127CB12
5K127CB22
5K127GD01
5K127JA50
5L010AA13
(57)【要約】
本出願は、スケジュールに基づいた情報処理方法を開示し、クライアントは、ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取ることができ、前記クライアントは、スケジュールパラメータ対象が前記ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを含む場合に、前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限を判定することができる。さらに、前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限に基づいて前記関連ページの提示スタイルを決定し、前記関連ページの提示スタイルを決定した後に、前記提示スタイルに基づいて、前記関連ページを表示する。それによって分かるように、本方案を利用すれば、統一した提示スタイルで各スケジュール関与オブジェクトに対応するユーザに前記ターゲットスケジュールの関連ページを提示することに比べて、本方案で提示される前記ターゲットスケジュールの関連ページは、その提示スタイルがユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限に合致することによって、提示される前記関連ページがユーザの需要に更に適合するようになる。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スケジュールに基づいた情報処理方法であって、
ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取ることと、
スケジュール関与オブジェクトが前記ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを含むことに応答して、前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限を判定することと、
前記操作権限に基づいて前記関連ページの提示スタイルを決定することと、
前記提示スタイルに基づいて、前記関連ページを表示することと、
を含む、ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項2】
ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限を判定することは、
ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧する権限を備えることを判定することを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記操作権限に基づいて前記関連ページの提示スタイルを決定することは、
ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧する権限を備えると判定したことに応答して、前記グループオブジェクトの情報と、前記グループオブジェクトに対応するページの提示をトリガーするための第一のコントロールとが前記関連ページに含まれると決定することを含む、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ユーザが前記第一のコントロールを介してトリガーした操作に応答して、前記グループオブジェクトに対応するページを提示することをさらに含む、ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記グループオブジェクトに対応するページは、
グループセッションインタフェースを含む、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項6】
ユーザが前記関連ページにおける第二のコントロールに対してトリガーした操作に応答して、前記ターゲットスケジュールに関連する会議グループのセッションインタフェースを表示することをさらに含み、
前記会議グループは、会議グループ作成権限を備えるユーザの会議グループ作成操作に基づいて作成して得られ、前記会議グループのグループメンバーは、前記ターゲットスケジュールのスケジュール関与オブジェクトを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取ることは、
前記ユーザがターゲットページにおいて前記ターゲットスケジュールに対してトリガーしたスケジュール閲覧操作を受け取ることを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ターゲットページは、カレンダページであり、又は、
前記ターゲットページは、スケジュールリマインダページであり、又は、
前記ターゲットページは、前記ターゲットスケジュールに関連する会議グループに対応するページであり、又は、
前記ターゲットページは、スケジュールプレビューページであり、前記スケジュールプレビューページは、前記スケジュール関与オブジェクトの複数のスケジュールの要約情報を含み、前記複数のスケジュールは、前記ターゲットスケジュールを含み、又は、
前記ターゲットページは、メールページである、ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記スケジュールリマインダページは、ユーザがスケジュールリマインダ情報に対して所定の操作をトリガーした後に表示されるものである、ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記スケジュールプレビューページは、ユーザがカレンダページにおいてホバー操作をトリガーした後に表示されるものである、ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記ターゲットスケジュールの関連ページは、前記ターゲットスケジュールの編集ページである、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項12】
ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取ることは、
前記ターゲットスケジュールに関連するマルチメディア会議に関するリマインダ情報であるターゲットリマインダ情報に対して前記ユーザがトリガーした所定の操作を受け取ることを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項13】
スケジュールに基づいた情報処理装置であって、
ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取るための受信ユニットと、
スケジュール関与オブジェクトが前記ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを含むことに応答して、前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限を判定するための第一の判定ユニットと、
前記操作権限に基づいて前記関連ページの提示スタイルを決定するための第二の決定ユニットと、
前記提示スタイルに基づいて、前記関連ページを表示するための第一の表示ユニットと、
を含む、ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項14】
プロセッサとメモリとを含み、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶された命令を実行して、前記機器に請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を実行させるために用いられる、ことを特徴とする機器。
【請求項15】
命令を含むコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記命令は、請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を実行するよう機器に指示する、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項16】
コンピュータ上で運行する時、コンピュータに請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2022年5月6日に中国国家知識産権局に提案され、出願番号が202210486976.9であり、出願名称が「スケジュールに基づいた情報処理方法及び装置」である中国特許出願の優先権を主張しており、その内容のすべては、援用により本出願に取り込まれる。
【0002】
本出願は、コンピュータ技術分野に関し、特にスケジュールに基づいた情報処理方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
いくつかのアプリケーションは、ユーザが計画に従って作業することを容易にするために、スケジュール作成機能を提供することができる。スケジュールを作成することにより、このスケジュールに関与するよう他のユーザを呼寄せることができる。スケジュール関与オブジェクトに対応するユーザは、スケジュールの関連ページを介してスケジュールに関する情報を閲覧することができる。
【0004】
どのようにスケジュールの関連ページに提示される内容を最適化するかは、現在解決の待たれる問題となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記技術問題を解決するか又は上記技術問題を少なくとも部分的に解決するために、本出願は、スケジュールに基づいた情報処理方法及び装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一の態様によれば、本出願の実施例は、スケジュールに基づいた情報処理方法を提供し、前記方法は、
ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取ることと、
スケジュール関与オブジェクトが前記ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを含むことに応答して、前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限を判定することと、
前記操作権限に基づいて前記関連ページの提示スタイルを決定することと、
前記提示スタイルに基づいて、前記関連ページを表示することと、を含む。
【0007】
選択的に、ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限を判定することは、
ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧する権限を備えることを判定することを含む。
【0008】
選択的に、前記操作権限に基づいて前記関連ページの提示スタイルを決定することは、
ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧する権限を備えると判定したことに応答して、前記グループオブジェクトの情報と、前記グループオブジェクトに対応するページの提示をトリガーするための第一のコントロールとが前記関連ページに含まれると決定することを含む。
【0009】
選択的に、前記方法は、
前記ユーザが前記第一のコントロールを介してトリガーした操作に応答して、前記グループオブジェクトに対応するページを提示することをさらに含む。
【0010】
選択的に、前記グループオブジェクトに対応するページは、
グループセッションインタフェースを含む。
【0011】
選択的に、前記方法は、
ユーザが前記関連ページにおける第二のコントロールに対してトリガーした操作に応答して、前記ターゲットスケジュールに関連する会議グループのセッションインタフェースを表示することをさらに含み、ここで、前記会議グループは、会議グループ作成権限を備えるユーザの会議グループ作成操作に基づいて作成して得られ、前記会議グループのグループメンバーは、前記ターゲットスケジュールのスケジュール関与オブジェクトを含む。
【0012】
選択的に、前記ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取ることは、
前記ユーザがターゲットページにおいて前記ターゲットスケジュールに対してトリガーしたスケジュール閲覧操作を受け取ることを含む。
【0013】
選択的に、
前記ターゲットページは、カレンダページであり、又は、
前記ターゲットページは、スケジュールリマインダページであり、又は、
前記ターゲットページは、前記ターゲットスケジュールに関連する会議グループに対応するページであり、又は、
前記ターゲットページは、スケジュールプレビューページであり、前記スケジュールプレビューページは、前記スケジュール関与オブジェクトの複数のスケジュールの要約情報を含み、前記複数のスケジュールは、前記ターゲットスケジュールを含み、又は、
前記ターゲットページは、メールページである。
【0014】
選択的に、前記スケジュールリマインダページは、ユーザがスケジュールリマインダ情報に対して所定の操作をトリガーした後に表示されてもよい。
【0015】
選択的に、前記スケジュールプレビューページは、ユーザがカレンダページにおいてホバー操作をトリガーした後に表示される。
【0016】
選択的に、前記ターゲットスケジュールの関連ページは、前記ターゲットスケジュールの編集ページである。
【0017】
選択的に、前記ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取ることは、
前記ターゲットスケジュールに関連するマルチメディア会議に関するリマインダ情報であるターゲットリマインダ情報に対して前記ユーザがトリガーした所定の操作を受け取ることを含む。
【0018】
第二の態様によれば、本出願の実施例は、スケジュールに基づいた情報処理装置を提供し、前記装置は、
ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取るための受信ユニットと、
スケジュール関与オブジェクトが前記ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを含むことに応答して、前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限を判定するための第一の判定ユニットと、
前記操作権限に基づいて前記関連ページの提示スタイルを決定するための第二の決定ユニットと、
前記提示スタイルに基づいて、前記関連ページを表示するための第一の表示ユニットと、を含む。
【0019】
選択的に、前記第一の判定ユニットは、
ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧する権限を備えると判定するために用いられる。
【0020】
選択的に、前記操作権限に基づいて前記関連ページの提示スタイルを決定することは、
ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧する権限を備えると判定したことに応答して、前記グループオブジェクトの情報と、前記グループオブジェクトに対応するページの提示をトリガーするための第一のコントロールとが前記関連ページに含まれると決定することを含む。
【0021】
選択的に、前記装置は、
前記ユーザが前記第一のコントロールを介してトリガーした操作に応答して、前記グループオブジェクトに対応するページを提示するための第二の表示ユニットをさらに含む。
【0022】
選択的に、前記グループオブジェクトに対応するページは、
グループセッションインタフェースを含む。
【0023】
選択的に、前記装置は、
ユーザが前記関連ページにおける第二のコントロールに対してトリガーした操作に応答して、前記ターゲットスケジュールに関連する会議グループのセッションインタフェースを表示するための第三の表示ユニットをさらに含み、ここで、前記会議グループは、会議グループ作成権限を備えるユーザの会議グループ作成操作に基づいて作成して得られ、前記会議グループのグループメンバーは、前記ターゲットスケジュールのスケジュール関与オブジェクトを含む。
【0024】
選択的に、前記受信ユニットは、
前記ユーザがターゲットページにおいて前記ターゲットスケジュールに対してトリガーしたスケジュール閲覧操作を受け取るために用いられる。
【0025】
選択的に、
前記ターゲットページは、カレンダページであり、又は、
前記ターゲットページは、スケジュールリマインダページであり、又は、
前記ターゲットページは、前記ターゲットスケジュールに関連する会議グループに対応するページであり、又は、
前記ターゲットページは、スケジュールプレビューページであり、前記スケジュールプレビューページは、前記スケジュール関与オブジェクトの複数のスケジュールの要約情報を含み、前記複数のスケジュールは、前記ターゲットスケジュールを含み、又は、
前記ターゲットページは、メールページである。
【0026】
選択的に、前記スケジュールリマインダページは、ユーザがスケジュールリマインダ情報に対して所定の操作をトリガーした後に表示されてもよい。
【0027】
選択的に、前記スケジュールプレビューページは、ユーザがカレンダページにおいてホバー操作をトリガーした後に表示される。
【0028】
選択的に、前記ターゲットスケジュールの関連ページは、前記ターゲットスケジュールの編集ページである。
【0029】
選択的に、前記受信ユニットは、
前記ターゲットスケジュールに関連するマルチメディア会議に関するリマインダ情報であるターゲットリマインダ情報に対して前記ユーザがトリガーした所定の操作を受け取るために用いられる。
【0030】
第三の態様によれば、本出願の実施例は、機器を提供し、前記機器は、プロセッサとメモリとを含み、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶された命令を実行して、前記機器に以上の第一の態様のいずれか1項に記載の方法を実行させるために用いられる。
【0031】
第四の態様によれば、本出願の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、このコンピュータ可読記憶媒体は、命令を含み、前記命令は、以上の第一の態様のいずれか1項に記載の方法を実行するよう機器に指示する。
【0032】
第五の態様によれば、本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ上で運行する時、コンピュータに以上の第一の態様のいずれか1項に記載の方法を実行させる。
【発明の効果】
【0033】
従来の技術に比べて、本出願の実施例は、以下の利点を有する。
【0034】
本出願の実施例は、スケジュールに基づいた情報処理方法を提供し、一例では、この方法は、クライアントによって実行されてもよい。前記クライアントは、ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取ることができ、その後、前記クライアントは、スケジュールパラメータ対象が前記ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを含む場合に、前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限を判定することができる。さらに、前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限に基づいて前記関連ページの提示スタイルを決定し、前記関連ページの提示スタイルを決定した後に、前記提示スタイルに基づいて、前記関連ページを表示する。それによって分かるように、本出願の実施例では、クライアント上にターゲットスケジュールの関連ページを提示する時、前記ユーザに対応するスケジュール関与オブジェクトがターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを含む場合、ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限に基づいて、前記関連ページの提示スタイルを決定する。このような方式を採用すれば、統一した提示スタイルで各スケジュール関与オブジェクトに対応するユーザに前記ターゲットスケジュールの関連ページを提示することに比べて、本方案で提示される前記ターゲットスケジュールの関連ページは、その提示スタイルがユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限に合致することによって、提示される前記関連ページがユーザの需要に更に適合するようになる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
本出願の実施例又は従来の技術における技術案をより明瞭に説明するために、以下は、実施例又は従来の技術記述において使用される必要のある図面を簡単に紹介し、自明なことに、以下の記述における図面は、本出願に記載されるいくつかの実施例にすぎず、当業者にとって、創造的な労力を払わない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
【0036】
図1】本出願の実施例によるスケジュールに基づいた情報処理方法のフローチャートである。
図2】本出願の実施例による関連ページの構造概略図である。
図3】本出願の実施例によるスケジュールに基づいた情報処理装置の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0037】
当業者に本出願の方案をより良く理解させるために、以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述し、明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例にすぎず、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0038】
本出願の発明者は、研究によって、スケジュール関与オブジェクトに対応するユーザがスケジュールの関連ページを介してスケジュールに関連する情報を閲覧できることを発見した。現在、統一した提示スタイルで各スケジュール関与オブジェクトに対応するユーザに前記ターゲットスケジュールの関連ページを提示する。しかしながら、このような提示スタイルは、往々してユーザの需要を満たすことができない。具体的には、一つのスケジュールにとって、このスケジュールは、対応するグループオブジェクトに関連付けられてもよく、このグループオブジェクトは、前記スケジュールの一部又はすべての関与オブジェクトを含んでもよい。スケジュールの関与者にとって、それが前記スケジュールに関連するグループオブジェクトを含む場合、このスケジュールの関連ページからこのグループオブジェクトの関連情報を得ることを望むか、又は、それが前記スケジュールの関連ページにおいて前記グループオブジェクトに関連する操作をトリガーすることを望む可能性がある。それに応じて、スケジュールの関与者が前記スケジュールに関連するグループオブジェクトを含まない場合、それは、前記スケジュールの関連ページにおいて前記グループオブジェクトに関連する操作をトリガーする需要がない。
【0039】
上記問題を解決するために、本出願の実施例は、スケジュールに基づいた情報処理方法及び装置を提供する。
【0040】
以下では、図面を結び付けながら、本出願の様々な非制限的な実施の形態を詳細に説明する。
【0041】
例示的な方法
図1を参照すると、この図は、本出願の実施例によるスケジュールに基づいた情報処理方法のフローチャートである。図1に示す方法は、例えばクライアントによって実行されてもよい。
【0042】
ここで言及されたクライアントについては、説明すべきこととして、ターゲットスケジュールは、複数のスケジュール関与オブジェクトを含んでもよく、ここで言及されたクライアントは、前記複数のスケジュール関与オブジェクトのうちのいずれか一つのスケジュール関与オブジェクトに対応するクライアントであってもよい。以下に言及されたユーザは、前記クライアント上で該当する操作を実行するユーザであってもよい。例えば、S101に言及されたユーザは、S102に言及された「スケジュール関与オブジェクト」に対応するクライアント上で該当する操作を実行するユーザであってもよい。
【0043】
本実施例では、前記方法は、例えば以下のステップS101~S104を含んでもよい。
【0044】
S101:ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取る。
【0045】
ターゲットスケジュールの関連ページは、ターゲットスケジュールに関連する情報を表示するために用いられ、本出願の実施例は、具体的に前記ターゲットスケジュール関連する情報を限定せず、前記ターゲットスケジュールの関連情報は、ターゲットスケジュールの名称、ターゲットスケジュールの時間、ターゲットスケジュールの関与オブジェクトなどを含んでもよく、ここで一つずつ列挙して説明しない。
【0046】
前記関連ページについて、説明すべきこととして、
一例では、前記関連ページは、前記ターゲットスケジュールの編集ページであってもよい。前記ターゲットスケジュールが関連するグループオブジェクトを備える場合、前記編集ページには、前記スケジュールに関連するグループオブジェクト関連する情報が含まれてもよい。
【0047】
また一例では、前記ユーザは、前記クライアント上でターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作をトリガーしてもよく、それに応じて、前記クライアントは、前記ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受信した後に、前記関連ページをさらに提示してもよい。
【0048】
本出願の実施例は、具体的に前記ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を限定しない。
【0049】
一例では、ターゲットスケジュールにとって、それが関連するマルチメディア会議、例えばビデオ会議を備えてもよいことを考慮する。それに応じて、クライアントは、前記マルチメディア会議に関するターゲットリマインダ情報、例えばマルチメディア会議が間もなく開始するか、又は、マルチメディア会議が進行中であることを提示してもよい。このような場合、前記ユーザは、前記ターゲットリマインダ情報に対して所定の操作をトリガーしてもよく、例えば前記ターゲットリマインダ情報をクリックする。それに応じて、前記クライアントは、前記ユーザがターゲットリマインダ情報に対してトリガーした所定の操作を受信した後に、前記ターゲットスケジュールの関連ページを提示してもよい。このような場合、前記ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作は、前記ユーザがターゲットリマインダ情報に対してトリガーした所定の操作であってもよい。
【0050】
また一例では、前記ユーザは、ターゲットページ上で前記ターゲットスケジュールに対してスケジュール閲覧操作をトリガーしてもよく、ユーザが前記ターゲットスケジュールに対してスケジュール閲覧操作をトリガーした後に、前記クライアントは、前記ターゲットスケジュールの関連ページを表示する。このような場合、前述ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作は、ユーザがターゲットページにおいて前記ターゲットスケジュールに対してトリガーしたスケジュール閲覧操作であってもよい。
【0051】
前記ターゲットページは、前記ターゲットスケジュールに関連するページであってもよい。次は、前記ターゲットページの複数の可能な場合について説明する。
【0052】
一例では、前述スケジュール関与オブジェクトのカレンダページに前記スケジュール関与オブジェクトに関連するスケジュールの要約情報が含まれてもよいが、ユーザがそのうちのいずれか一つのスケジュールの要約情報に対して、該当するスケジュールを閲覧する操作をトリガーしてもよいことを考慮する。例えば、ユーザは、ターゲットスケジュールの要約情報に対して、ターゲットスケジュールを閲覧する操作をトリガーしてもよい。そのため、一例として、前記ターゲットページは、カレンダページであってもよい。スケジュールの要約情報について、説明すべきこととして、スケジュールの要約情報は、スケジュールの一部の情報であってもよい。スケジュールの要約情報は、例えばスケジュールの名称、スケジュールの発生時間などを含んでもよく、ここで一つずつ列挙して説明しない。
【0053】
また一例では、前述スケジュール関与オブジェクトのスケジュールリマインダページに前記スケジュール関与オブジェクトに関連するスケジュールの要約情報が含まれてもよいが、ユーザがそのうちのいずれか一つのスケジュールの要約情報に対して、該当するスケジュールを閲覧する操作をトリガーしてもよいことを考慮する。例えば、ユーザは、ターゲットスケジュールの要約情報に対して、ターゲットスケジュールを閲覧する操作をトリガーしてもよい。そのため、一例として、前記ターゲットページは、スケジュールリマインダページであってもよい。ここで、いくつかの実施例では、前記スケジュールリマインダページは、インスタント通信セッションページであってもよく、例えばこのインスタント通信セッションページは、「スケジュールアシスタント」又は「カレンダアシスタント」に対応するインスタント通信セッションページであってもよい。「スケジュールアシスタント」又は「カレンダアシスタント」は、前記ターゲットスケジュールの開始前に、前記スケジュール関与オブジェクトに前記ターゲットスケジュールに対するスケジュールリマインダメッセージを送信してもよい。
【0054】
また別のいくつかの実施例では、前記スケジュールリマインダページは、ユーザがスケジュールリマインダ情報に対して所定の操作をトリガーした後に表示されてもよい。一例として、前記クライアントのホームページには、前記ターゲットスケジュールに対するスケジュールリマインダ情報が表示されており、ユーザが前記スケジュールリマインダ情報に対して所定の操作をトリガー(例えばユーザが前記スケジュールリマインダ情報をクリックし)した後に、前記クライアントは、対応するスケジュールリマインダページをさらに表示する。ここで言及されたスケジュールリマインダ情報は、前記スケジュール関与オブジェクトに関連するあるスケジュール(例えばターゲットスケジュール)の現在の状態を指示するために用いられてもよく、例えば前記ターゲットスケジュールが間もなく開始することを指示し、又は、前記ターゲットスケジュールが進行中であることを指示するために用いられる。
【0055】
また一例では、ターゲットスケジュールにとって、それが対応する会議グループを備えてもよく、この会議グループに対応するページにおいて、ユーザが前記ターゲットスケジュールに対するスケジュール閲覧操作をトリガーしてもよいことを考慮するため、一例として、前記ターゲットページは、前記ターゲットスケジュールに関連する会議グループに対応するページであってもよい。前記会議グループについて、説明すべきこととして、前記会議グループのメンバーは、前記ターゲットスケジュールのすべての関与オブジェクトを含む。
【0056】
また一例では、前記スケジュール関与オブジェクトにとって、それが複数のスケジュールに関連付けられてもよいことを考慮すると、これらの複数のスケジュールは、前記ターゲットスケジュールを含む。前記ユーザは、このスケジュール関与オブジェクトのスケジュールプレビューページを介して、前記スケジュール関与オブジェクトに関連する複数のスケジュールの要約情報を閲覧してもよい。即ち、前記スケジュールプレビューページは、前記スケジュール関与オブジェクトの複数のスケジュールの要約情報を含んでもよい。このような場合、前記ユーザは、前記スケジュールプレビューページにおけるターゲットスケジュールの要約情報に対して、前記ターゲットスケジュールに対するスケジュール閲覧操作をトリガーしてもよい。そのため、一例として、前記ターゲットページは、スケジュールプレビューページであってもよい。一例では、前記ユーザは、クライアントにより表示されるカレンダページに対してホバー操作をトリガーしてもよく、それに応じて、前記クライアントは、前記ホバー操作に応答して、前記スケジュールプレビューページを提示してもよい。
【0057】
別の例では、いくつかのシナリオにおいて、前記スケジュールに関連するオブジェクトによって受信又は送信されるメール内容がターゲットスケジュールの関連情報を含むことを考慮するため、一例では、前記ターゲットページは、メールページであってもよい。
【0058】
クライアントは、前記ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受信した後に、前記ターゲットスケジュールの関連ページをさらに提示してもよい。本出願の実施例では、前記クライアントは、まず前記関連ページの提示スタイルを決定した後に、前記提示スタイルに基づいて前記関連ページを提示してもよい。
【0059】
ここで、前記関連ページの提示スタイルを決定することは、以下のS102~S103によって実現されてもよい。
【0060】
S102:スケジュール関与オブジェクトが前記ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを含むことに応答して、前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限を判定する。
【0061】
前記クライアントは、まず前記スケジュール関与オブジェクトが前記ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを含むかどうかを決定してもよい。前記クライアントは、前記スケジュール関与オブジェクトが前記ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを備えると判定した後に、前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限を判定してもよい。ここで言及された前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限は、前記グループオブジェクトに関連する情報を閲覧する権限を含むが、それらに限らない。
【0062】
ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトについて、説明すべきこととして、グループオブジェクトにおけるユーザは、一つの全体としてターゲットスケジュールに関連付けられる。一例では、前記ターゲットスケジュールを作成する時、前記ターゲットスケジュールのために対応するグループオブジェクトに関連付けられてもよく、グループオブジェクトがターゲットスケジュールに関連付けられた後に、前記グループオブジェクトにおけるすべてのユーザは、いずれも前記ターゲットスケジュールに関連付けられる。
【0063】
一例では、前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限は、前記ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧する権限を備えることであってもよい。ここで言及された前記グループオブジェクトに対応するページは、前記グループオブジェクトに関連する情報を提示するためのページであってもよく、前記グループオブジェクトにおけるメンバーが情報インタラクションを行うページであってもよい。本出願の実施例は、具体的に限定しない。一例では、前記グループオブジェクトに対応するページは、グループセッションインタフェースであってもよく、いわゆるグループセッションインタフェースは、例えば、インスタント通信グループセッションインタフェースであってもよい。このような場合、グループオブジェクトを備えるスケジュール関与オブジェクトに対応するユーザにとって、それは、前記グループオブジェクトに対応するグループセッションインタフェースを閲覧する権限を備える。
【0064】
S103:前記操作権限に基づいて前記関連ページの提示スタイルを決定する。
【0065】
前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限を判定した後に、前記操作権限に基づいて、前記操作権限に合致する提示スタイルを決定してもよい。
【0066】
一例では、前記ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧する権限を備える場合、決定される提示スタイルは、ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧する権限を備えることに合致する。一例として、決定される提示スタイルは、前記グループオブジェクトの情報と第一のコントロールとが前記関連ページに含まれることであってもよい。ここで、前記グループオブジェクトの情報は、例えば前記グループオブジェクトの名称、及び前記グループオブジェクトのアイコンを含んでもよい。前記第一のコントロールは、前記グループオブジェクトに対応するページの提示をトリガーするために用いられる。このような場合、一例において、ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧する権限を備える場合、前記関連ページ中には、前記グループオブジェクトに対応するページの提示をトリガーするための第一のコントロールが表示されており、それによって、前記ユーザは、前記第一のコントロールに基づいて前記グループオブジェクトに対応するページを提示する操作をトリガーすることができる。このような場合、ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧することを望む時、ユーザは、まず多数のグループオブジェクトからターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを決定し、その後、ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトに対応するページを提示する操作をトリガーする必要はない。ユーザは、ターゲットスケジュールの関連ページを介して、前記ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを直接決定することができるとともに、ターゲットスケジュールの関連ページに表示される第一のコントロールを介して、ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトに対応するページを提示する操作を直接トリガーすることができ、ユーザ操作が便利である。
【0067】
前述したように、前記グループオブジェクトに対応するページは、インスタント通信グループセッションインタフェースであってもよいため、前記第一のコントロールは、ユーザがインスタント通信グループセッションインタフェースの提示をトリガーするコントロールである。一例では、前記第一のコントロールは、例えば前記関連ページ上の一つのアイコンに対応してもよい。
【0068】
S104:前記提示スタイルに基づいて、前記関連ページを表示する。
【0069】
前記提示スタイルを決定した後に、前記クライアントは、前記提示スタイルに基づいて前記関連ページを表示してもよい。例えば、前述したように、前記提示スタイルが、前記グループオブジェクトの情報と第一のコントロールとが前記関連ページに含まれることを指示する時、表示される前記関連ページには、前記グループオブジェクトの情報と第一のコントロールとが含まれる。
【0070】
一例では、前記第一のコントロールを含む関連ページを提示した後に、前記ユーザは、前記第一のコントロールを介して操作をトリガーしてもよく(例えば、関連ページ上に対応する前記第一のコントロールのアイコンをクリックし)、それに応じて、前記クライアントは、前記ユーザが前記第一のコントロールを介してトリガーした操作に応答して、前記グループオブジェクトに対応するページを提示してもよい。以上の記述から分かるように、本出願の実施例では、クライアント上にターゲットスケジュールの関連ページを提示する時、前記ユーザに対応するスケジュール関与オブジェクトがターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを含む場合、ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限に基づいて、前記関連ページの提示スタイルを決定する。このような方式を採用すれば、統一した提示スタイルで各スケジュール関与オブジェクトに対応するユーザに前記ターゲットスケジュールの関連ページを提示することに比べて、本方案で提示される前記ターゲットスケジュールの関連ページは、その提示スタイルがユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限に合致することによって、提示される前記関連ページがユーザの需要に更に適合するようになる。例を挙げて説明すると、前記ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧する権限を備える場合、前記関連ページには、前記関連オブジェクトの情報と、前記グループオブジェクトに対応するインスタント通信セッションインタフェースの提示をトリガーするための第一のコントロールとが表示されており、ユーザが第一のコントロールを介して操作をトリガーした後に、前記クライアントは、前記グループオブジェクトに対応するインスタント通信セッションインタフェースを提示し、ユーザ操作が便利である。
【0071】
一例では、前記ターゲットスケジュールは、関連する会議グループを備えてもよく、このような場合、前記関連ページには、第二のコントロールがさらに含まれてもよく、前記第二のコントロールは、前記会議グループのセッションインタフェースの表示をトリガーするために用いられる。このような場合、前記ユーザは、前記第二のコントロールを介して該当する操作をトリガーしてもよく、それに応じて、前記クライアントは、前記ユーザが前記第二のコントロールに対してトリガーした操作に応答して、前記ターゲットスケジュールに関連する会議グループのセッションインタフェースを表示してもよい。
【0072】
前記会議グループについて、説明すべきこととして、前記会議グループは、会議グループ作成権限を備えるユーザによって作成して得られてもよく、ここで、前記会議グループ作成権限を備えるユーザは、会議グループ作成操作をトリガーすることによって会議グループを作成することができる。会議グループの作成方式について、今回は詳細に説明しない。
【0073】
また、前記会議グループと上記グループオブジェクトとの相違点は、前記グループオブジェクトに前記ターゲットスケジュールの一部又はすべてのスケジュール関与オブジェクトが含まれてもよいが、前記会議グループのグループメンバーが前記ターゲットスケジュールのすべてのスケジュール関与オブジェクトを含むことである。
【0074】
本出願の実施例によるスケジュールに基づいた情報処理方法について、現在、図2と結び付けながら説明する。
【0075】
図2は、本出願の実施例による関連ページの構造概略図である。
【0076】
図2に示す関連ページは、ターゲットスケジュール(スケジュールA)の関連ページであり、図2に示す関連ページには、スケジュールAの名称、スケジュールAの時間、スケジュールAの主催者、スケジュールAの関与者数、関与者がスケジュールAへの参加に同意するかどうか、及びスケジュールAに関連付けられるグループオブジェクトが示されており、ここで、グループオブジェクトは、グループオブジェクト1とグループオブジェクト2とを含み、また、スケジュールAは、関連する会議グループをさらに備える。
【0077】
図2に示すように、前記関連ページには、コントロール201が含まれ、前記コントロール201は、以上の実施例で言及された第二のコントロールに対応することができ、ユーザが前記コントロール201をクリックした後に、前記クライアントは、前記ターゲットスケジュールに関連する会議グループのセッションインタフェースを提示することができる。
【0078】
前記関連ページには、グループオブジェクト1に関連するコントロール202がさらに含まれ、前記コントロール202は、以上の実施例における第一のコントロールに対応することができ、ユーザが前記コントロール202をクリックした後に、前記クライアントは、前記ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクト1に対応するページ、例えばグループオブジェクト1に対応するグループセッションインタフェースを提示することができる。また、前記関連ページには、グループオブジェクト1に関連するコントロール203がさらに含まれ、ユーザが前記コントロール203をクリックした後に、前記関連ページには、前記グループオブジェクト1のグループメンバーの情報が提示され、例えばグループメンバーのユーザ名とアバターが提示される。
【0079】
一例では、前記ユーザが前記コントロール202に対してホバー操作をトリガーした後に、前記クライアントは、前記関連ページに前記コントロール202に対応する機能を表示し、例えば前記クライアントは、「グループセッションインタフェースに入る」を表示してもよい。
【0080】
一例では、前記ユーザが前記コントロール203に対してホバー操作をトリガーした後に、前記クライアントは、前記関連ページに前記コントロール203に対応する機能を表示し、例えば前記クライアントは、「グループメンバーを展開する」を表示してもよい。
【0081】
一例では、前記関連ページには、グループオブジェクト2に関連する情報がさらに含まれ、前記ユーザは、前記グループオブジェクト2におけるメンバーではない。このような場合、一例では、前記関連ページには、前記グループオブジェクト2の情報が含まれ、グループオブジェクト2に関連する第一のコントロールが含まれない。
【0082】
また一例では、図2に示すように、前記関連ページには、コントロール204とコントロール205とが含まれ、ここで、コントロール204は、前記グループオブジェクト2に対応する第一のコントロールである。このような場合、いくつかの実施例では、前記コントロール204とコントロール205は、操作不可である。例えば、ユーザが前記コントロール204又はコントロール205に対して操作をトリガーした後に、前記クライアントは、応答しない。また別のいくつかの実施例では、前記ユーザが前記コントロール204又はコントロール205に対して操作をトリガーした後に、前記クライアントは、前記グループオブジェクトへの参加を申請するインタフェースを提示する。前記関連ページにおける他の内容については、ここで詳細に説明しない。
【0083】
例示的な機器
以上の実施例による方法に基づいて、本出願の実施例は、装置をさらに提供し、以下の図面を結び付けながらこの装置を紹介する。
【0084】
図3を参照すると、図3は、本出願の実施例によるスケジュールに基づいた情報処理装置の構造概略図である。前記装置300は、例えば、具体的に受信ユニット301と、第一の判定ユニット302と、第二の決定ユニット303と、第一の表示ユニット304とを含んでもよい。
【0085】
受信ユニット301は、ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取るために用いられ、
第一の判定ユニット302は、スケジュール関与オブジェクトが前記ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを含むことに応答して、前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限を判定するために用いられ、
第二の決定ユニット303は、前記操作権限に基づいて前記関連ページの提示スタイルを決定するために用いられ、
第一の表示ユニット304は、前記提示スタイルに基づいて、前記関連ページを表示するために用いられる。
【0086】
選択的に、前記第一の判定ユニット302は、
ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧する権限を備えると判定するために用いられる。
【0087】
選択的に、前記操作権限に基づいて前記関連ページの提示スタイルを決定することは、
ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧する権限を備えると判定したことに応答して、前記グループオブジェクトの情報と、前記グループオブジェクトに対応するページの提示をトリガーするための第一のコントロールとが前記関連ページに含まれると決定することを含む。
【0088】
選択的に、前記装置は、
前記ユーザが前記第一のコントロールを介してトリガーした操作に応答して、前記グループオブジェクトに対応するページを提示するための第二の表示ユニットをさらに含む。
【0089】
選択的に、前記グループオブジェクトに対応するページは、
グループセッションインタフェースを含む。
【0090】
選択的に、前記装置は、
ユーザが前記関連ページにおける第二のコントロールに対してトリガーした操作に応答して、前記ターゲットスケジュールに関連する会議グループのセッションインタフェースを表示するための第三の表示ユニットをさらに含み、ここで、前記会議グループは、会議グループ作成権限を備えるユーザの会議グループ作成操作に基づいて作成して得られ、前記会議グループのグループメンバーは、前記ターゲットスケジュールのスケジュール関与オブジェクトを含む。
【0091】
選択的に、前記受信ユニット301は、
前記ユーザがターゲットページにおいて前記ターゲットスケジュールに対してトリガーしたスケジュール閲覧操作を受け取るために用いられる。
【0092】
選択的に、
前記ターゲットページは、カレンダページであり、又は、
前記ターゲットページは、スケジュールリマインダページであり、又は、
前記ターゲットページは、前記ターゲットスケジュールに関連する会議グループに対応するページであり、又は、
前記ターゲットページは、スケジュールプレビューページであり、前記スケジュールプレビューページは、前記スケジュール関与オブジェクトの複数のスケジュールの要約情報を含み、前記複数のスケジュールは、前記ターゲットスケジュールを含み、又は、
前記ターゲットページは、メールページである。
【0093】
選択的に、前記スケジュールリマインダページは、ユーザがスケジュールリマインダ情報に対して所定の操作をトリガーした後に表示されてもよい。
【0094】
選択的に、前記スケジュールプレビューページは、ユーザがカレンダページにおいてホバー操作をトリガーした後に表示される。
【0095】
選択的に、前記ターゲットスケジュールの関連ページは、前記ターゲットスケジュールの編集ページである。
【0096】
選択的に、前記受信ユニット301は、
前記ターゲットスケジュールに関連するマルチメディア会議に関するリマインダ情報であるターゲットリマインダ情報に対して前記ユーザがトリガーした所定の操作を受け取るために用いられる。
【0097】
前記装置300が以上の方法の実施例による方法に対応する装置であり、前記装置300の各ユニットの具体的な実現がいずれも以上の方法の実施例と同一の構想であるため、前記装置300の各ユニットの具体的な実現については、以上の方法の実施例の記述部分を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0098】
本出願の実施例は、機器をさらに提供し、前記機器は、プロセッサとメモリとを含み、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶された命令を実行して、前記機器に以上の方法の実施例のいずれか1項に記載のスケジュールに基づいた情報処理方法を実行させるために用いられる。
【0099】
本出願の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、命令を含み、前記命令は、以上の方法の実施例のいずれか1項に記載のスケジュールに基づいた情報処理方法を実行するよう機器に指示する。
【0100】
本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ上で運行する時、コンピュータに以上の方法の実施例のいずれか1項に記載のスケジュールに基づいた情報処理方法を実行させる。
【0101】
当業者は、明細書を考慮し、ここで開示された発明を実践した後に、本出願の他の実施方案を容易に想到する。本出願は、本出願の任意の変形、用途又は適応的な変化をカバーすることを意図しており、これらの変形、用途又は適応的な変化は、本出願の一般的な原理に従い、本開示に開示されていない本技術分野における公知の常識又は慣用技術手段を含む。明細書と実施例は、例示的なものとしてのみ見なされ、本出願の真の範囲と精神は、以下の請求項によって指摘される。
【0102】
理解すべきこととして、本出願は、以上のすでに記述され、図面に示された正確な構造に限定されるものではなく、且つその範囲から逸脱することなく様々な修正と変更を行うことができる。本出願の範囲は、添付される請求項によってのみ制限される。
【0103】
上述したように本出願のより良い実施例にすぎず、本出願を制限するものではなく、本出願の精神と原則の範囲内で行われた任意の修正、同等の置き換え、改良などは、いずれも本出願の保護範囲内に含まれるべきである。
図1
図2
図3
【手続補正書】
【提出日】2024-08-09
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スケジュールに基づいた情報処理方法であって、
ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取ることと、
スケジュール関与オブジェクトが前記ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを含むことに応答して、前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限を判定することと、
前記操作権限に基づいて前記関連ページの提示スタイルを決定することと、
前記提示スタイルに基づいて、前記関連ページを表示することと、
を含む、ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項2】
ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限を判定することは、
ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧する権限を備えることを判定することを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記操作権限に基づいて前記関連ページの提示スタイルを決定することは、
ユーザが前記グループオブジェクトに対応するページを閲覧する権限を備えると判定したことに応答して、前記グループオブジェクトの情報と、前記グループオブジェクトに対応するページの提示をトリガーするための第一のコントロールとが前記関連ページに含まれると決定することを含む、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ユーザが前記第一のコントロールを介してトリガーした操作に応答して、前記グループオブジェクトに対応するページを提示することをさらに含む、ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記グループオブジェクトに対応するページは、
グループセッションインタフェースを含む、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項6】
ユーザが前記関連ページにおける第二のコントロールに対してトリガーした操作に応答して、前記ターゲットスケジュールに関連する会議グループのセッションインタフェースを表示することをさらに含み、
前記会議グループは、会議グループ作成権限を備えるユーザの会議グループ作成操作に基づいて作成して得られ、前記会議グループのグループメンバーは、前記ターゲットスケジュールのスケジュール関与オブジェクトを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取ることは、
前記ユーザがターゲットページにおいて前記ターゲットスケジュールに対してトリガーしたスケジュール閲覧操作を受け取ることを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ターゲットページは、カレンダページであり、又は、
前記ターゲットページは、スケジュールリマインダページであり、又は、
前記ターゲットページは、前記ターゲットスケジュールに関連する会議グループに対応するページであり、又は、
前記ターゲットページは、スケジュールプレビューページであり、前記スケジュールプレビューページは、前記スケジュール関与オブジェクトの複数のスケジュールの要約情報を含み、前記複数のスケジュールは、前記ターゲットスケジュールを含み、又は、
前記ターゲットページは、メールページである、ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記スケジュールリマインダページは、ユーザがスケジュールリマインダ情報に対して所定の操作をトリガーした後に表示されるものである、ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記スケジュールプレビューページは、ユーザがカレンダページにおいてホバー操作をトリガーした後に表示されるものである、ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記ターゲットスケジュールの関連ページは、前記ターゲットスケジュールの編集ページである、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項12】
ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取ることは、
前記ターゲットスケジュールに関連するマルチメディア会議に関するリマインダ情報であるターゲットリマインダ情報に対して前記ユーザがトリガーした所定の操作を受け取ることを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項13】
スケジュールに基づいた情報処理装置であって、
ユーザによりトリガーされた、ターゲットスケジュールの関連ページを表示する操作を受け取るための受信ユニットと、
スケジュール関与オブジェクトが前記ターゲットスケジュールに関連するグループオブジェクトを含むことに応答して、前記ユーザの前記グループオブジェクトに対する操作権限を判定するための第一の判定ユニットと、
前記操作権限に基づいて前記関連ページの提示スタイルを決定するための第二の決定ユニットと、
前記提示スタイルに基づいて、前記関連ページを表示するための第一の表示ユニットと、
を含む、ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項14】
プロセッサとメモリとを含み、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶された命令を実行して、器に請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を実行させるために用いられる、ことを特徴とする機器。
【請求項15】
命令を含むコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記命令は、請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を実行するよう機器に指示する、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項16】
コンピュータ上で動作するときに、コンピュータに請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータプログラ
【国際調査報告】