(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-02-26
(54)【発明の名称】ビデオ生成方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06T 19/00 20110101AFI20250218BHJP
H04N 5/265 20060101ALI20250218BHJP
H04N 21/44 20110101ALI20250218BHJP
H04N 21/854 20110101ALI20250218BHJP
【FI】
G06T19/00 600
H04N5/265
H04N21/44
H04N21/854
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024543197
(86)(22)【出願日】2023-01-03
(85)【翻訳文提出日】2024-09-03
(86)【国際出願番号】 SG2023050001
(87)【国際公開番号】W WO2023140782
(87)【国際公開日】2023-07-27
(31)【優先権主張番号】202210068353.X
(32)【優先日】2022-01-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521388058
【氏名又は名称】レモン インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Lemon Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】110004381
【氏名又は名称】弁理士法人ITOH
(72)【発明者】
【氏名】チェン,ジンジェ
(72)【発明者】
【氏名】シュイ,ティエンヤン
(72)【発明者】
【氏名】ヤン,スヤオ
(72)【発明者】
【氏名】リ,ウェイカイ
(72)【発明者】
【氏名】チェン,ズハオ
(72)【発明者】
【氏名】オウ,チャンハオ
(72)【発明者】
【氏名】ジャオ,イシン
(72)【発明者】
【氏名】チェン,イリン
(72)【発明者】
【氏名】リ,サン ヒョプ
(72)【発明者】
【氏名】ユエ,イ
(72)【発明者】
【氏名】リアオ,ジェ
(72)【発明者】
【氏名】シ,ションチョアン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ズション
(72)【発明者】
【氏名】ワン,チュアン
(72)【発明者】
【氏名】スン,ジエン
(72)【発明者】
【氏名】ワン,アオユィ
【テーマコード(参考)】
5B050
5C023
5C164
【Fターム(参考)】
5B050AA10
5B050BA08
5B050BA09
5B050BA11
5B050BA13
5B050BA18
5B050BA20
5B050CA01
5B050DA01
5B050EA24
5B050EA26
5B050FA02
5C023AA11
5C023BA11
5C023CA01
5C164UA04S
5C164UB01P
5C164UB41S
5C164UB92S
5C164YA30
(57)【要約】
本開示は、ビデオ生成方法、装置、機器及び記憶媒体を提供し、前記方法は、まず、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を受付けると、現在のユーザの位置情報を取得することと、そして、現在のユーザの位置情報に基づいて、現在のユーザに対応するターゲット関心地点POIを決定し、ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得することと、現在のユーザの位置情報とターゲットPOIの位置情報とに基づいて、現在のユーザとターゲットPOIとの方向関係を決定し、方向関係に基づいて、エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示することと、さらに、エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトに基づいて、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応する結果ビデオを生成することとを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を受付けると、現在のユーザの位置情報を取得することと、
前記現在のユーザの位置情報に基づいて、前記現在のユーザに対応するターゲット関心地点POIを決定することと、
前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得して、前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIの位置情報とに基づいて、前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係を決定することと、
前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係に基づいて、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示することと、
前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトに基づいて、前記ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応する結果ビデオを生成することとを含む、ビデオ生成方法。
【請求項2】
前記の、前記現在のユーザの位置情報に基づいて、前記現在のユーザに対応するターゲット関心地点POIを決定することは、
前記現在のユーザの位置情報と、プリセットPOIリストにおける各POIとの距離を決定することと、
前記現在のユーザの位置情報との距離が最も短いPOIを、前記現在のユーザに対応するターゲットPOIとして決定することと、を含む、請求項1に記載のビデオ生成方法。
【請求項3】
前記の、前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得する前に、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIとの距離がプリセット第1の閾値よりも大きいか否かを判定することをさらに含み、
前記の、前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得することは、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIとの距離が前記プリセット第1の閾値よりも大きいと判定された場合、前記ターゲットPOIの第1のエフェクト・リソースを取得し、
そうでない場合、前記ターゲットPOIの第2のエフェクト・リソースを取得することを含む、請求項1に記載のビデオ生成方法。
【請求項4】
前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースには、提示対象情報が付いている、前記ターゲットPOIに関連付けられた第1の仮想オブジェクトが少なくとも1つ含まれ、
前記の、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示することは、
前記少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトを撮影ページに提示することと、
前記撮影ページにおけるターゲット第1の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット第1の仮想オブジェクトに付いている提示対象情報を提示することとを含む、請求項1に記載のビデオ生成方法。
【請求項5】
前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースには、仮想オブジェクト生成コントロールが含まれ、
前記の、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示することは、
前記仮想オブジェクト生成コントロールを撮影ページに提示することと、
前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記現在のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第2の仮想オブジェクトとすることと、
前記第2の仮想オブジェクトを前記撮影ページに提示することとを含む、請求項1に記載のビデオ生成方法。
【請求項6】
前記第1のエフェクト・リソースは、前記ターゲットPOIに関連付けられた少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトを含み、前記第2のエフェクト・リソースは、前記ターゲットPOIに関連付けられた少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトと第3の仮想オブジェクトとを含む、請求項3に記載のビデオ生成方法。
【請求項7】
ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を受付けると、現在のユーザの位置情報を取得するための位置取得モジュールと、
前記現在のユーザの位置情報に基づいて、前記現在のユーザに対応するターゲットPOIを決定するための関心地点POI決定モジュールと、
前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得するためのリソース取得モジュールと、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIの位置情報とに基づいて、前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係を決定するための方向決定モジュールと、
前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係に基づいて、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示するための提示モジュールと、
前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトに基づいて、前記ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応する結果ビデオを生成するための生成モジュールとを備える、ビデオ生成装置。
【請求項8】
端末機器で実行されると、請求項1~6のいずれか1項に記載のビデオ生成方法を前記端末機器に実現させる命令を記憶した、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項9】
メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサで実行可能であるコンピュータプログラムとを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、請求項1~6のいずれか1項に記載のビデオ生成方法を実現させる、電子機器。
【請求項10】
プロセッサによって実行されると、請求項1~6のいずれか1項に記載のビデオ生成方法を実現させるコンピュータプログラム/命令を含む、コンピュータプログラム製品。
【請求項11】
プロセッサによって実行されると、請求項1~6のいずれか1項に記載のビデオ生成方法を前記プロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、出願番号がCN202210068353.Xであり、出願日が2022年1月20日である出願を基礎としており、その優先権を主張し、該中国出願の全ての開示内容は参照により本出願に組み込まれる。
【0002】
技術分野
本開示は、データ処理技術の分野に関し、特にビデオ生成方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
拡張現実(Augmented Reality、ARと略称)技術は、仮想情報と実世界の情報を融合させる技術である。該技術は、リアルタイムの映像において仮想オブジェクトをレンダリングすることにより、仮想オブジェクトを実世界にロードしてインタラクションを行うことで、実環境と仮想オブジェクトとをリアルタイムで同じインタフェースに提示することを実現する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の側面によれば、本開示は、
ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を受付けると、現在のユーザの位置情報を取得することと、
前記現在のユーザの位置情報に基づいて、前記現在のユーザに対応するターゲット関心地点POIを決定することと、
前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得して、前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIの位置情報とに基づいて、前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係を決定することと、
前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係に基づいて、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示することと、
前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトに基づいて、前記ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応する結果ビデオを生成することとを含む、ビデオ生成方法を提供する。
【0005】
幾つかの実施例では、前記の、前記現在のユーザの位置情報に基づいて、前記現在のユーザに対応するターゲット関心地点POIを決定することは、
前記現在のユーザの位置情報と、プリセットPOIリストにおける各POIとの距離を決定することと、
前記現在のユーザの位置情報との距離が最も短いPOIを、前記現在のユーザに対応するターゲットPOIとして決定することと、を含む。
【0006】
幾つかの実施例では、前記の、前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得する前に、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIとの距離がプリセット第1の閾値よりも大きいか否かを判定することをさらに含み、
それに応じて、前記の、前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得することは、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIとの距離が前記プリセット第1の閾値よりも大きいと判定された場合、前記ターゲットPOIの第1のエフェクト・リソースを取得し、そうでない場合、前記ターゲットPOIの第2のエフェクト・リソースを取得することを含む。
【0007】
幾つかの実施例では、前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースには、提示対象情報が付いている、前記ターゲットPOIに関連付けられた第1の仮想オブジェクトが少なくとも1つ含まれ、前記の、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示することは、
前記少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトを撮影ページに提示することと、
前記撮影ページにおけるターゲット第1の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット第1の仮想オブジェクトに付いている提示対象情報を提示することとを含む。
【0008】
幾つかの実施例では、前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースには、仮想オブジェクト生成コントロールが含まれ、前記の、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示することは、
前記仮想オブジェクト生成コントロールを撮影ページに提示することと、
前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記現在のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第2の仮想オブジェクトとすることと、
前記第2の仮想オブジェクトを前記撮影ページに提示することとを含む。
【0009】
幾つかの実施例では、前記の、前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記現在のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成した後、
前記第2の仮想オブジェクトと前記ターゲットPOIを、前記第2の仮想オブジェクトと前記ターゲットPOIとの関連付けを確立するためのサービス側にアップロードすることをさらに含む。
【0010】
第2の側面によれば、本開示は、
ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を受付けると、現在のユーザの位置情報を取得するための位置取得モジュールと、
前記現在のユーザの位置情報に基づいて、前記現在のユーザに対応するターゲット関心地点POIを決定するためのPOI決定モジュールと、
前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得するためのリソース取得モジュールと、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIの位置情報とに基づいて、前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係を決定するための方向決定モジュールと、
前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係に基づいて、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示するための提示モジュールと、
前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトに基づいて、前記ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応する結果ビデオを生成するための生成モジュールとを備える、ビデオ生成装置を提供する。
【0011】
第3の側面によれば、本開示は、端末機器で実行されると、上記の方法を実現させる命令を前記端末機器に記憶したコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0012】
第4の側面によれば、本開示は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサで実行可能であるコンピュータプログラムとを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、上記の方法を実現させる機器を提供する。
【0013】
第5の側面によれば、本開示は、プロセッサによって実行されると、上記の方法を実現させるコンピュータプログラム/命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【0014】
第6の側面によれば、本開示は、プロセッサによって実行されると、上記いずれか1つの実施例によるビデオ生成方法を前記プロセッサに実行させる命令を含むコンピュータプログラムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
ここでの図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示しており、明細書とともに本開示の原理を説明するために用いられる。
【0016】
本開示の実施例又は従来技術における技術案をより明確に説明するために、以下は、実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に説明する。自明なことに、当業者であれば、創造的な労力を払うことなく、それらの図面に基づき、他の図面を取得することもできる。
【0017】
【
図1】本開示の実施例によるビデオ生成方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の実施例による撮影ページにおいてエフェクト・オブジェクトを表示することの例示図である。
【
図3】本開示の実施例によるビデオ生成装置の構成概略図である。
【
図4】本開示の実施例によるビデオ生成機器の構成概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下は、本開示の態様についてさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0019】
本開示を十分に理解させるために、以下の説明において、多くの具体的な詳細が説明されているが、本開示は、ここで説明されている形態と異なる他の形態で実施されてもよい。明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。
【0020】
ショットビデオ技術の発展に伴い、ショットビデオ・プラットフォームが支援する機能は益々豊かになってくる。しかし、現在では、AR技術を組み込んだショットビデオ・プラットフォームがまだない。ユーザは、ビデオを撮影する際に、ARエフェクトを付加することができなくて、ユーザの撮影体験に影響を与えた。
【0021】
上記課題を解決するために、本開示は、ユーザの現在位置に基づいて、対応するターゲットPOI及びターゲットPOIに関連付けられたエフェクト・リソースを決定し、ユーザの現在位置とターゲットPOIの位置とに基づいて、両者間の方向関係を決定し、さらに決定された方向関係に基づいて、エフェクト・リソースが呈示できる撮影エフェクトをユーザに提示することにより、ユーザが撮影したビデオにターゲットPOIの撮影エフェクトを融合させることができ、且つ、ユーザとターゲットPOIとの方向に応じた撮影エフェクトを呈示でき、ビデオ撮影機能を充実させたビデオ生成方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。
【0022】
ビデオコンテンツを豊かにし、ユーザの撮影体験を向上させるために、本開示の実施例は、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を受付けると、現在のユーザの位置情報を取得し、そして、現在のユーザの位置情報に基づいて、現在のユーザに対応するターゲット関心地点POIを決定し、ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得して、エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示し、さらに、エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトに基づいて、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応する結果ビデオを生成するビデオ生成方法を提供する。よって、本開示の実施例は、ユーザの現在位置に基づいて、対応するターゲットPOI及びターゲットPOIに関連付けられたエフェクト・リソースを決定し、ユーザの現在位置とターゲットPOIの位置とに基づいて、両者間の方向関係を決定し、さらに決定された方向関係に基づいて、エフェクト・リソースの呈示する撮影エフェクトをユーザに提示することにより、ユーザが撮影したビデオにターゲットPOIの撮影エフェクトを融合させることができ、且つ、ユーザとターゲットPOIとの方向に応じた撮影エフェクトを呈示でき、ビデオ撮影機能を充実させた。
【0023】
これに基づいて、本開示の実施例は、ビデオ生成方法を提供する。
図1は、本開示の実施例によるビデオ生成方法のフローチャートの概要図である。
図1を参照して、該方法は以下のステップを含む。
【0024】
S101:ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を受付けると、現在のユーザの位置情報を取得する。
【0025】
ここで、ターゲット・エフェクト・オブジェクトは、撮影ページに提示された複数のエフェクト・オブジェクトのうちのいずれか1つのエフェクト・オブジェクトであってもよく、エフェクト・オブジェクトは、予め設定されたARエフェクト・オブジェクトであってもよい。
【0026】
実際の応用では、ユーザが撮影ページを開くと、撮影ページには、それぞれ1つのエフェクト・オブジェクトに対応する、複数のオブジェクト・コントロールがユーザに表示される。ユーザは、オブジェクト・コントロールをタップすることにより、所望のエフェクト・オブジェクトを選択することができる。例示として、
図2に示すように、撮影ページには、コントロール1、コントロール2、コントロール3が表示され、各コントロールに対応するエフェクト・オブジェクトは、対応するアイコンにより表示される。ユーザがコントロール1をタップすると、コントロール1に対応するエフェクト・オブジェクトは、ターゲット・エフェクト・オブジェクトとして決定され、ショットビデオ・プラットフォームは、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を生成し、ショットビデオ・プラットフォームに対応する特殊効果モジュールは、ターゲット・エフェクト・オブジェクトの適用要求を受付けると、現在のユーザの位置情報を取得する。
【0027】
ここで、現在のユーザの位置情報は、ショートビデオ・プラットフォームの測位モジュールによって取得されてもよい。
【0028】
なお、関連法令に適合する前提で、現在のユーザが本開示によるビデオ生成方法を使用する意思があり、且つその位置情報を使用する権限を与えたと決定された場合、本開示の実施例は、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を受付けると、現在のユーザの位置情報を取得してもよい。
【0029】
S102:前記現在のユーザの位置情報に基づいて、前記現在のユーザに対応するターゲット関心地点POIを決定する。
【0030】
本開示の実施例では、現在のユーザの位置情報を取得した後、現在のユーザの位置情報に基づいて、現在のユーザに対応するターゲット関心地点(Point of Interest、POIと略称)を決定してもよい。
【0031】
幾つかの実施例では、現在のユーザの位置情報と、プリセットPOIリストにおける各POIとの距離を決定し、現在のユーザの位置情報との距離が最も短いPOIを、現在のユーザに対応するターゲットPOIとして決定してもよい。
【0032】
ここで、プリセットPOIリストは、予め作成されたものである。プリセットPOIリストにおける各POIは、実環境における比較的有名な観光地や、ランドマーク的な建築物などであってもよい。
【0033】
本開示の実施例では、現在のユーザの位置情報と、プリセットPOIリストにおける各POIの位置情報とに基づいて、現在のユーザと各POIとの距離を計算し、さらに、計算された距離に基づいて、各POIの中から、現在のユーザとの距離が最も短いPOIを選択して、現在のユーザに対応するターゲットPOIとしてもよい。これにより、ユーザとの距離が最も短いPOIを、現在のユーザに対応するターゲットPOIとして決定することで、後続の撮影ページに提示されるターゲットPOIのエフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトがユーザの現在の位置により合致するようにすることを実現し、ユーザの撮影体験を向上させるのに役立ちる。
【0034】
別の幾つかの実施例では、現在のユーザの位置情報に基づいて、POIデータベースから、現在のユーザの位置情報に近い複数の候補POIを選別し、複数の候補POIを選択対象として現在のユーザに提示して、現在のユーザが候補POIから選択した1つのPOIを、現在のユーザに対応するターゲットPOIとしてもよい。これにより、ユーザが自ら所望のPOIを選択することを実現し、柔軟性と個性化を向上させる。
【0035】
S103:前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得して、前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIの位置情報とに基づいて、前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係を決定する。
【0036】
S104:前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係に基づいて、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示する。
【0037】
ここで、ターゲットPOIのエフェクト・リソースは、ターゲットPOIに対応するターゲット・エフェクト・オブジェクトに合致する特殊効果テンプレート、他のユーザが投稿したターゲットPOIに関連付けられた特殊効果などを含んでもよい。エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトは、ターゲットPOIのエフェクト・リソースに基づいて生成されたアニメーションであってもよい。例えば、ターゲットPOIのエフェクト・リソースが仮想な風船である場合、撮影エフェクトは、仮想な風船がターゲットPOIへ漂うアニメーションであってもよい。
【0038】
また、ユーザがターゲットPOIの関連情報を容易に了解できるように、ターゲットPOIの名称をさらに取得し、エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを提示する際に、ターゲットPOIの近くにターゲットPOIの名称を表示してもよい。
【0039】
本開示の実施例では、現在のユーザに対応するターゲットPOIを決定した後、ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得して、現在のユーザの位置情報とターゲットPOIの位置情報とに基づいて、現在のユーザとターゲットPOIとの方向関係を決定してもよい。例えば、位置情報は、緯度経度座標で表されてもよい。現在のユーザの緯度経度座標と、ターゲットPOIの緯度経度座標とから、現在のユーザのターゲットPOIに対する方向を算出してもよいし、ターゲットPOIの現在のユーザに対する方向を算出してもよい。
【0040】
さらに、撮影エフェクトを発生させる際、現在のユーザとターゲットPOIとの方向関係に基づいて、エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示してもよい。これにより、ユーザとPOIとの方向関係に応じた撮影エフェクトを発生させることができる。異なる方向は、異なる撮影エフェクトに対応する。それにより、特殊効果においてPOIの実の向きを実現し、ユーザの撮影体験を向上させることができる。
【0041】
例示として、エフェクト・リソースが銀河である場合を例にして、ターゲットPOIが現在のユーザの左前方にあるとすると、ターゲットPOIが左前方にあってかつ銀河が現在のユーザの右前方からターゲットPOIの位置へ漂うという撮影エフェクトを発生させ、当該撮影エフェクトを撮影ページに提示してもよい。ターゲットPOIが現在のユーザの真正面にあるとすると、ターゲットPOIが真正面にあってかつ銀河がターゲットPOIの両側からターゲットPOIの位置へ漂うという撮影エフェクトを発生させてもよい。
【0042】
なお、本開示の実施例では、同一のターゲット・エフェクト・オブジェクトについて、異なるPOIに対応するバーチャル・エフェクトは、同じであってもよいし、異なっていてもよく、本開示はこれについて制限しない。
【0043】
幾つかの実施例では、ターゲットPOIのエフェクト・リソースには、提示対象情報が付いている、ターゲットPOIに関連付けられた第1の仮想オブジェクトが少なくとも1つ含まれる。前記の、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示することは、
前記少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトを撮影ページに提示することと、
前記撮影ページにおけるターゲット第1の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット第1の仮想オブジェクトに付いている提示対象情報を提示することとを含む。
【0044】
ここで、ターゲット第1の仮想オブジェクトは、撮影ページに提示された少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトのうちのいずれか1つの仮想オブジェクトである。ターゲット第1の仮想オブジェクトは、現在のユーザのトリガ操作に基づいて決定されてもよい。現在のユーザが撮影ページにおけるいずれか1つの第1の仮想オブジェクトに対してトリガ操作を実行した場合、トリガ操作が実行された該第1の仮想オブジェクトは、ターゲット第1の仮想オブジェクトとなる。
【0045】
実際の応用では、少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトを撮影ページに提示する際に、少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトを動的に提示することにより、当該少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトが撮影ページにアニメーション効果で呈示するようにする。理解できるように、ターゲットPOIが現在のユーザの左前方にある場合、撮影ページに提示された少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトは、現在のユーザの右前方から左前方へ漂ってもよい。それにより、仮想オブジェクトがターゲットPOIへ漂うエフェクトを実現する。
【0046】
撮影ページに提示された少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトについて、現在のユーザは、いずれかの第1の仮想オブジェクトに対してトリガ操作を実行してもよい。それにより、撮影ページにおけるターゲット第1の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、ターゲット第1の仮想オブジェクトに付いている提示対象情報を撮影ページに提示する。
【0047】
ここで、ターゲット第1の仮想オブジェクトに付いている提示対象情報は、ターゲット第1の仮想オブジェクトを投稿したユーザがターゲット第1の仮想オブジェクトの投稿時に入力した情報であってもよい。例えば、第1の仮想オブジェクトは、願い事の灯である場合に、提示対象情報は、ユーザが入力した願い事であってもよい。
【0048】
なお、本開示の実施例では、現在のユーザは、撮影ページのプレビュー画面に、即ち、撮影を開始する前に、撮影ページに提示された第1の仮想オブジェクトに対してトリガ操作を実行してもよい。現在のユーザは、ビデオの撮影中にも、撮影ページに提示された第1の仮想オブジェクトに対してトリガ操作を実行してもよい。このとき、トリガ操作の実行と、ターゲット第1の仮想オブジェクトに付いている提示対象情報の提示とのコンテンツもビデオに録画される。
【0049】
本開示の実施例では、ターゲットPOIに関連付けられた少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトを撮影ページに提示し、撮影ページにおけるターゲット第1の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、ターゲット第1の仮想オブジェクトに付いている提示対象情報を提示することによって、ユーザは、他人が投稿した仮想オブジェクト及び入力した情報を視聴することができ、ユーザが視聴可能なターゲットPOIのコンテンツはより多様化し、ユーザの参加感を高めるのに役に立つ。
【0050】
幾つかの実施例では、ターゲットPOIのエフェクト・リソースには、仮想オブジェクト生成コントロールが含まれ、前記の、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示することは、
前記仮想オブジェクト生成コントロールを撮影ページに提示することと、
前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記現在のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第2の仮想オブジェクトとすることと、
前記第2の仮想オブジェクトを前記撮影ページに提示することとを含む。
【0051】
ここで、仮想オブジェクト生成コントロールは、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに関連付けられた。例えば、ターゲット・エフェクト・オブジェクトが天灯である場合、仮想オブジェクト生成コントロールは、天灯を生成するためのコントロールである。また、例えば、ターゲット・エフェクト・オブジェクトが風船である場合、仮想オブジェクト生成コントロールは、風船を生成するためのコントロールである。
【0052】
本開示の実施例では、現在のユーザに対応するターゲットPOIを決定した後、ターゲットPOIに対応する、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに合致する仮想オブジェクト生成コントロールを取得し、仮想オブジェクト生成コントロールを撮影ページに提示してもよい。その後、仮想オブジェクト生成コントロールにより、現在のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、現在のユーザに対応する仮想オブジェクトを、第2の仮想オブジェクトとして撮影ページに提示する。
【0053】
例示として、現在のユーザによる仮想オブジェクト生成コントロールに対するトリガ操作を受け付けると、仮想オブジェクト生成コントロールにより、現在のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成してもよい。例えば、仮想オブジェクト生成コントロールは、天灯を生成するためのコントロールである。現在のユーザが該仮想オブジェクト生成コントロールをタップすると、現在のユーザに対応する天灯を生成して、生成された天灯は、撮影ページに提示される。
【0054】
例示として、現在のユーザによる仮想オブジェクト生成コントロールに対するトリガ操作を受け付けると、撮影ページに情報入力ウィンドウを提示し、現在のユーザが情報入力ウィンドウを介して入力した情報を受信し、入力が完了した後、現在のユーザが入力した情報と、仮想オブジェクト生成コントロールとにより、現在のユーザの入力した情報が付いていた仮想オブジェクトを生成して、第2の仮想オブジェクトとしてもよい。生成された第2の仮想オブジェクトは、撮影ページに提示される。第2の仮想オブジェクトを提示する際に、付いていた情報を提示してもよいし、非表示にしてもよく、本開示はこれについて制限しない。
【0055】
本開示の実施例では、仮想オブジェクト生成コントロールと現在のユーザに対応する仮想オブジェクトを撮影ページに提示する際に、ターゲットPOIと現在のユーザとの方向関係に基づいて提示を行う。例えば、ターゲットPOIが現在のユーザの左前方にある場合、仮想オブジェクト生成コントロールを撮影ページに提示する際に、仮想オブジェクト生成コントロールが現在のユーザの右上方から撮影ページの中央位置へ漂うという提示エフェクトを発生させ、また、現在のユーザに対応する仮想オブジェクトである第2の仮想オブジェクトを提示する際に、第2の仮想オブジェクトが現在の位置から現在のユーザの左前方へ漂うという提示エフェクトを発生させることで、現在のユーザに対応する仮想オブジェクトがターゲットPOIへ漂うという視覚効果を呈示してもよい。
【0056】
なお、本開示の実施例では、撮影ページのプレビュー画面に、即ち、撮影を開始する前に、現在のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、予め設定された画面に提示してもよい。ビデオの撮影中においても、現在のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、ビデオ画面に提示してもよい。
【0057】
本開示の実施例では、撮影ページにターゲットPOIに関連付けられた仮想オブジェクト生成コントロールを提示し、仮想オブジェクト生成コントロールにより、現在のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して撮影ページに提示することで、ユーザ自身の仮想オブジェクトを生成することを実現して、ユーザの参加感及び儀式感を高めるのに役に立ち、ユーザの撮影体験を向上させる。
【0058】
幾つかの実施例では、仮想オブジェクト生成コントロールにより、現在のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成した後、前記第2の仮想オブジェクトと前記ターゲットPOIを、前記第2の仮想オブジェクトと前記ターゲットPOIとの関連付けを確立するためのサービス側にアップロードしてもよい。
【0059】
本開示の実施例では、現在のユーザに対応する仮想オブジェクト(即ち、第2の仮想オブジェクト)をサービス側にアップロードし、サービス側に対して現在のユーザに対応する仮想オブジェクトとターゲットPOIとの関連付けを確立させて、サーバがターゲットPOIと仮想オブジェクトとを関連付けるようにすることで、ターゲットPOIのエフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示するためにデータ支援を提供し、他のユーザの撮影ページにターゲットPOIのエフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを提示する際に、現在のユーザに対応する仮想オブジェクトを提示することができ、各ユーザが他のユーザによりアップロードされた仮想オブジェクトを視聴することができる効果を実現し、ユーザの参加感を高めるのに役に立つ。
【0060】
なお、本開示の実施例は、現在のユーザの承認を得た場合、現在のユーザに対応する仮想オブジェクトとターゲットPOIをサービス側にアップロードしてもよい。
【0061】
S105:前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトに基づいて、前記ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応する結果ビデオを生成する。
【0062】
本開示の実施例による技術案は、従来技術と比較して少なくとも以下の利点を有する。
【0063】
本開示の実施例は、ビデオ生成方法を提供し、まず、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を受付けると、現在のユーザの位置情報を取得し、そして、現在のユーザの位置情報に基づいて、現在のユーザに対応するターゲット関心地点POIを決定し、ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得して、現在のユーザの位置情報とターゲットPOIの位置情報とに基づいて、現在のユーザとターゲットPOIとの方向関係を決定し、決定された方向関係に基づいて、エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示し、さらに、エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトに基づいて、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応する結果ビデオを生成する。よって、本開示の実施例は、ユーザの現在位置に基づいて、対応するターゲットPOI及びターゲットPOIに関連付けられたエフェクト・リソースを決定し、ユーザの現在位置とターゲットPOIの位置とに基づいて、両者間の方向関係を決定し、さらに決定された方向関係に基づいて、エフェクト・リソースの呈示する撮影エフェクトをユーザに提示することにより、ユーザが撮影したビデオにターゲットPOIの撮影エフェクトを融合させることができ、且つ、ユーザとターゲットPOIとの方向に応じた撮影エフェクトを呈示でき、ビデオ撮影機能を充実させた。
【0064】
理解できるように、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応する結果ビデオは、現在のユーザが撮影して得た、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応するバーチャル・エフェクトを含むビデオである。ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応するバーチャル・エフェクトは、ターゲットPOIのエフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトによって提示される。
【0065】
本開示の実施例では、ユーザが撮影を開始した後、ターゲットPOIのエフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトに基づいて、上記撮影エフェクトを含む結果ビデオを生成してもよい。該結果ビデオは、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応する。例えば、ターゲット・エフェクト・オブジェクトが天灯である場合、結果ビデオには仮想な天灯が含まれ、ターゲット・エフェクト・オブジェクトが風船である場合、結果ビデオには仮想な風船が含まれる。
【0066】
ターゲット・エフェクト・オブジェクトがARエフェクト・オブジェクトである場合、ターゲットPOIのエフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトは、ARエフェクトであり、ターゲットPOIのARエフェクトは、撮影ページに提示される。現在のユーザが撮影を完成して得た結果ビデオには、ターゲットPOIのARエフェクトが含まれる。例えば、ターゲット・エフェクト・オブジェクトが天灯である場合、撮影して得た結果ビデオには、ターゲットPOIと、多数の仮想な天灯とが含まれる。これらの仮想な天灯は、他のユーザがアップロードしたものであり、現在のユーザがアップロードしたものである可能性もある。これらの仮想な天灯は、結果ビデオにおいてアニメーションの形態で存在し、例えば、ターゲットPOIの近くで漂ってもよい。
【0067】
本開示の実施例によるビデオ生成方法では、まず、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を受付けると、現在のユーザの位置情報を取得し、そして、現在のユーザの位置情報に基づいて、現在のユーザに対応するターゲット関心地点POIを決定し、ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得して、現在のユーザの位置情報とターゲットPOIの位置情報とに基づいて、現在のユーザとターゲットPOIとの方向関係を決定し、決定された方向関係に基づいて、エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示し、さらに、エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトに基づいて、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応する結果ビデオを生成する。よって、本開示の実施例は、ユーザの現在位置に基づいて、対応するターゲットPOI及びターゲットPOIに関連付けられたエフェクト・リソースを決定し、ユーザの現在位置とターゲットPOIの位置とに基づいて、両者間の方向関係を決定し、さらに決定された方向関係に基づいて、エフェクト・リソースの呈示する撮影エフェクトをユーザに提示することにより、ユーザが撮影したビデオにターゲットPOIの撮影エフェクトを融合させることができ、且つ、ユーザとターゲットPOIとの方向に応じた撮影エフェクトを呈示でき、ビデオ撮影機能を充実させた。
【0068】
幾つかの実施例では、前記の、前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得する前に、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIとの距離がプリセット第1の閾値よりも大きいか否かを判定することをさらに含んでもよく、
それに応じて、前記の、前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得することは、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIとの距離が前記プリセット第1の閾値よりも大きいと判定された場合、前記ターゲットPOIの第1のエフェクト・リソースを取得し、そうでない場合、前記ターゲットPOIの第2のエフェクト・リソースを取得することを含む。
【0069】
ここで、プリセット第1の閾値は、予め設定されてもよい。例えば、プリセット第1の閾値が3キロメートルであるように設定してもよい。
【0070】
本開示の実施例では、現在のユーザに対応するターゲットPOIを決定した後、現在のユーザの位置情報とターゲットPOIとの距離をさらに計算して、該距離がプリセット第1の閾値よりも大きいか否かを判断してもよい。現在のユーザの位置情報とターゲットPOIとの距離がプリセット第1の閾値よりも大きい場合、ターゲットPOIの第1のエフェクト・リソースを取得し、現在のユーザの位置情報とターゲットPOIとの距離がプリセット第1の閾値以下である場合、ターゲットPOIの第2のエフェクト・リソースを取得する。
【0071】
ここで、第1のエフェクト・リソースと第2のエフェクト・リソースとは異なる。
【0072】
例示として、第2のエフェクト・リソースは、現在のユーザとターゲットPOIとの距離がプリセット第1の閾値範囲にあることに対応するエフェクト・リソースであるので、第2のエフェクト・リソースを、第1のエフェクト・リソースよりも豊にすることができる。ターゲット・エフェクト・オブジェクトが天灯である場合を例にして、第1のエフェクト・リソースは、銀河であってもよく、第2のエフェクト・リソースは、銀河と大きな天灯との組み合わせであってもよい。これにより、ターゲットPOIから遠いユーザは、銀河だけを見えるが、大きな天灯のエフェクトを見えない。一方、ターゲットPOIに近いユーザは、銀河を見ることができるだけでなく、大きな天灯のエフェクトも見える。
【0073】
本開示の実施例では、現在のユーザとターゲットPOIとの距離がプリセット第1の閾値よりも大きい場合、ターゲットPOIの第1のエフェクト・リソースを取得し、現在のユーザとターゲットPOIとの距離がプリセット第1の閾値以下である場合、ターゲットPOIの第2のエフェクト・リソースを取得する。それにより、ターゲットPOIポイントにいるユーザと、ターゲットPOIポイントにいないユーザとに異なる撮影エフェクトと視覚体験を提供することを実現し、ターゲットPOIポイントにいないユーザも完全なエフェクト体験を有することができるようにするのに役に立つ。さらに、ユーザがターゲットPOIポイントのエフェクトに興味を持つようにして、ユーザがターゲットPOIポイントへ行ってインタラクションを行うように誘導するのに役に立つ。
【0074】
幾つかの実施例では、第1のエフェクト・リソースは、ターゲットPOIに関連付けられた少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトを含み、第2のエフェクト・リソースは、ターゲットPOIに関連付けられた少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトと第3の仮想オブジェクトとを含む。第1の仮想オブジェクトは、例えば、他のユーザがターゲットPOIに対して飛び上げた天灯であってもよく、第3の仮想オブジェクトは、ターゲットPOIの近くにのみ提示可能な大きな天灯などであってもよい。
【0075】
上記の実施例と同じ発明の構想に基づいて、本開示の実施例は、ビデオ生成装置をさらに提供する。
図3は、本開示の実施例によるビデオ生成装置の構成概略図である。
図3を参照して、前記装置は、
ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を受付けると、現在のユーザの位置情報を取得するための位置取得モジュール301と、
前記現在のユーザの位置情報に基づいて、前記現在のユーザに対応するターゲット関心地点POIを決定するためのPOI決定モジュール302と、
前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得するためのリソース取得モジュール303と、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIの位置情報とに基づいて、前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係を決定するための方向決定モジュール304と、
前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係に基づいて、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示するための提示モジュール305と、
前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトに基づいて、前記ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応する結果ビデオを生成するための生成モジュール306とを備える。
【0076】
幾つかの実施例では、前記POI決定モジュール302は、
前記現在のユーザの位置情報と、プリセットPOIリストにおける各POIとの距離を決定するための距離計算部と、
前記現在のユーザの位置情報との距離が最も短いPOIを、前記現在のユーザに対応するターゲットPOIとして決定するためのPOI決定部と、を備える。
【0077】
幾つかの実施例では、前記装置は、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIとの距離がプリセット第1の閾値よりも大きいか否かを判定するための第2の判断モジュールをさらに備え、
それに応じて、前記リソース取得モジュール303は、さらに、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIとの距離が前記プリセット第1の閾値よりも大きいと判定された場合、前記ターゲットPOIの第1のエフェクト・リソースを取得し、そうでない場合、前記ターゲットPOIの第2のエフェクト・リソースを取得することに用いられる。
【0078】
幾つかの実施例では、前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースには、提示対象情報が付いている、前記ターゲットPOIに関連付けられた第1の仮想オブジェクトが少なくとも1つ含まれ、前記提示モジュール305は、さらに、
前記少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトを撮影ページに提示することと、
前記撮影ページにおけるターゲット第1の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット第1の仮想オブジェクトに付いている提示対象情報を提示することとに用いられる。
【0079】
幾つかの実施例では、前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースには、仮想オブジェクト生成コントロールが含まれ、前記提示モジュール305は、さらに、
前記仮想オブジェクト生成コントロールを撮影ページに提示することと、
前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記現在のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第2の仮想オブジェクトとすることと、
前記第2の仮想オブジェクトを前記撮影ページに提示することとに用いられる。
【0080】
幾つかの実施例では、前記第1のエフェクト・リソースは、前記ターゲットPOIに関連付けられた少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトを含み、前記第2のエフェクト・リソースは、前記ターゲットPOIに関連付けられた少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトと第3の仮想オブジェクトとを含む。
【0081】
本開示の実施例によるビデオ生成装置では、まず、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を受付けると、現在のユーザの位置情報を取得し、そして、現在のユーザの位置情報に基づいて、現在のユーザに対応するターゲット関心地点POIを決定し、ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得して、現在のユーザの位置情報とターゲットPOIの位置情報とに基づいて、現在のユーザとターゲットPOIとの方向関係を決定し、決定された方向関係に基づいて、エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示し、さらに、エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトに基づいて、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応する結果ビデオを生成する。よって、本開示の実施例は、ユーザの現在位置に基づいて、対応するターゲットPOI及びターゲットPOIに関連付けられたエフェクト・リソースを決定し、ユーザの現在位置とターゲットPOIの位置とに基づいて、両者間の方向関係を決定し、さらに決定された方向関係に基づいて、エフェクト・リソースの呈示する撮影エフェクトをユーザに提示することにより、ユーザが撮影したビデオにターゲットPOIの撮影エフェクトを融合させることができ、且つ、ユーザとターゲットPOIとの方向に応じた撮影エフェクトを呈示でき、ビデオ撮影機能を充実させた。
【0082】
上記の方法と装置に加え、本開示の実施例は、端末機器で実行されると、前記端末機器に本開示の実施例によるビデオ生成方法を実現させる命令が記憶されたコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【0083】
本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、本開示の実施例によるビデオ生成方法を実現させるコンピュータプログラム/命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【0084】
また、本開示の実施例は、ビデオ生成機器をさらに提供する。
図4に示すように、プロセッサ901と、メモリ902と、入力装置903と、出力装置904とを備えてもよい。ライブ配信ルームのページ提示機器におけるプロセッサ901の数は、1つ又は複数であってもよく、
図4では、1つのプロセッサを例にする。本開示の幾つかの実施例では、プロセッサ901、メモリ902、入力装置903及び出力装置904は、バス又は他の方式を介して接続されてもよく、
図4ではバスを介して接続される場合を例にする。
【0085】
メモリ902は、ソフトウェアのプログラム及びモジュールを記憶するために使用され得る。プロセッサ901は、メモリ902に記憶されたソフトウェアのプログラム及びモジュールを実行することによって、ライブ配信ルームのページ提示機器の様々な機能応用及びデータ処理を実行する。メモリ902は、主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでもよい。そのうち、プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションなどを記憶することができる。なお、メモリ902は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性ソリッドステートメモリデバイスをさらに含んでもよい。入力装置903は、ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を受信し、ユーザによる撮影ページにおける仮想オブジェクトに対するトリガ操作を受け付けるために使用されてもよい。
【0086】
本実施例では、プロセッサ901は、以下の命令に従って、1つ又は1つ以上のアプリケーションのプロセスに対応する実行可能なファイルをメモリ902にロードし、プロセッサ901がメモリ902に格納されたアプリケーションを実行することにより、上述したビデオ生成機器の各機能を実現する。
【0087】
なお、ここで、「第1」や「第2」などのような関係用語は、単に1つのエンティティ又は操作を他のエンティティ又は操作と区別する目的だけに用いられ、これらエンティティ又は操作間にこのような実際の関係又は順序が存在することを要求又は暗示するものではない。さらに、用語「備える」、「含む」又はその任意の他の変体は、非排他的な含有を示すことで、一系列の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、それらの要素だけでなく、明示されていない他の要素も含み、又はこのような過程、方法、物品又は機器に固有の要素も含む。さらに多い制限がない場合に、「1つの・・・を含む」によって限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、物品又は機器に他の同じ要素も含むことを除外しない。
【0088】
以上は本開示の具体的な実施形態にすぎず、当業者が本開示を理解又は実現することを可能にするために使用される。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者には自明となり、本明細書で定義される一般的な原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく他の実施例において実現され得る。従って、本開示は、本明細書のこれら実施例に限定されるものではなく、本明細書で開示される原理及び新規の特徴に適合する最も広い範囲を有する。
【手続補正書】
【提出日】2024-09-03
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を受付けると、現在のユーザの位置情報を取得することと、
前記現在のユーザの位置情報に基づいて、前記現在のユーザに対応するターゲット関心地点POIを決定することと、
前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得して、前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIの位置情報とに基づいて、前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係を決定することと、
前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係に基づいて、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示することと、
前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトに基づいて、前記ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応する結果ビデオを生成することとを含む、ビデオ生成方法。
【請求項2】
前記の、前記現在のユーザの位置情報に基づいて、前記現在のユーザに対応するターゲット関心地点POIを決定することは、
前記現在のユーザの位置情報と、プリセットPOIリストにおける各POIとの距離を決定することと、
前記現在のユーザの位置情報との距離が最も短いPOIを、前記現在のユーザに対応するターゲットPOIとして決定することと、を含む、請求項1に記載のビデオ生成方法。
【請求項3】
前記の、前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得する前に、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIとの距離がプリセット第1の閾値よりも大きいか否かを判定することをさらに含み、
前記の、前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得することは、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIとの距離が前記プリセット第1の閾値よりも大きいと判定された場合、前記ターゲットPOIの第1のエフェクト・リソースを取得
すること、
或いは
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIとの距離が前記プリセット第1の閾値以下であると判定された場合、前記ターゲットPOIの第2のエフェクト・リソースを取得することを含む、請求項1に記載のビデオ生成方法。
【請求項4】
前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースには、提示対象情報が付いている、前記ターゲットPOIに関連付けられた第1の仮想オブジェクトが少なくとも1つ含まれ、
前記の、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示することは、
前記少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトを撮影ページに提示することと、
前記撮影ページにおけるターゲット第1の仮想オブジェクトに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット第1の仮想オブジェクトに付いている提示対象情報を提示することとを含む、請求項1に記載のビデオ生成方法。
【請求項5】
前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースには、仮想オブジェクト生成コントロールが含まれ、
前記の、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示することは、
前記仮想オブジェクト生成コントロールを撮影ページに提示することと、
前記仮想オブジェクト生成コントロールにより、前記現在のユーザに対応する仮想オブジェクトを生成して、第2の仮想オブジェクトとすることと、
前記第2の仮想オブジェクトを前記撮影ページに提示することとを含む、請求項1に記載のビデオ生成方法。
【請求項6】
前記第1のエフェクト・リソースは、前記ターゲットPOIに関連付けられた少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトを含み、前記第2のエフェクト・リソースは、前記ターゲットPOIに関連付けられた少なくとも1つの第1の仮想オブジェクトと第3の仮想オブジェクトとを含む、請求項3に記載のビデオ生成方法。
【請求項7】
ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対する適用要求を受付けると、現在のユーザの位置情報を取得するための位置取得モジュールと、
前記現在のユーザの位置情報に基づいて、前記現在のユーザに対応するターゲットPOIを決定するための関心地点POI決定モジュールと、
前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得するためのリソース取得モジュールと、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIの位置情報とに基づいて、前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係を決定するための方向決定モジュールと、
前記現在のユーザと前記ターゲットPOIとの方向関係に基づいて、前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトを撮影ページに提示するための提示モジュールと、
前記エフェクト・リソースに対応する撮影エフェクトに基づいて、前記ターゲット・エフェクト・オブジェクトに対応する結果ビデオを生成するための生成モジュールとを備える、ビデオ生成装置。
【請求項8】
端末機器で実行されると、請求項1~6のいずれか1項に記載のビデオ生成方法を前記端末機器に実現させる命令を記憶した、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項9】
メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサで実行可能であるコンピュータプログラムとを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、請求項1~6のいずれか1項に記載のビデオ生成方法を実現させる、電子機器。
【請求項10】
プロセッサによって実行されると、請求項1~6のいずれか1項に記載のビデオ生成方法を実現させるコンピュータプログラム/命令を含む、コンピュータプログラム製品。
【請求項11】
プロセッサによって実行されると、請求項1~6のいずれか1項に記載のビデオ生成方法を前記プロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
幾つかの実施例では、前記の、前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得する前に、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIとの距離がプリセット第1の閾値よりも大きいか否かを判定することをさらに含み、
それに応じて、前記の、前記ターゲットPOIのエフェクト・リソースを取得することは、
前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIとの距離が前記プリセット第1の閾値よりも大きいと判定された場合、前記ターゲットPOIの第1のエフェクト・リソースを取得すること、或いは前記現在のユーザの位置情報と前記ターゲットPOIとの距離が前記プリセット第1の閾値以下であると判定された場合、前記ターゲットPOIの第2のエフェクト・リソースを取得することを含む。
【国際調査報告】