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特表2025-506287ビデオの情報表示方法、デバイス、記憶媒体、およびプログラム製品

書誌要約請求の範囲詳細な説明課題実施例実施するための形態図面の説明

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公表特許公報(A)

(11)【公表番号】

(43)【公表日】2025-03-07

(54)【発明の名称】ビデオの情報表示方法、デバイス、記憶媒体、およびプログラム製品

(51)【国際特許分類】

H04N 21/431 20110101AFI20250228BHJP

【ＦＩ】

H04N21/431

【審査請求】有

【予備審査請求】未請求

(21)【出願番号】P 2024550573

(86)(22)【出願日】2023-02-21

(85)【翻訳文提出日】2024-10-24

(86)【国際出願番号】 CN2023077440

(87)【国際公開番号】W WO2023160548

(87)【国際公開日】2023-08-31

(31)【優先権主張番号】202210173229.X

(32)【優先日】2022-02-24

(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN

(81)【指定国・地域】

(71)【出願人】

【識別番号】523037233

【氏名又は名称】北京有竹居▲網▼絡技▲術▼有限公司

(74)【代理人】

【識別番号】110004381

【氏名又は名称】弁理士法人ＩＴＯＨ

(72)【発明者】

【氏名】ニィウ，ホォイジェン

(72)【発明者】

【氏名】リィウ，スイ

【テーマコード（参考）】

5C164

【Ｆターム（参考）】

5C164UB41S

5C164UB81P

5C164YA11

(57)【要約】

本発明の実施例は、ビデオの情報表示方法、デバイス、記憶媒体、およびプログラム製品を提供する。ビデオ再生インターフェースにおけるコメントコントロールに対するトリガ操作を受信し、トリガ操作に応答して情報展示パネルを表示し、ここで、情報展示パネルには、第１タブと第２タブとが表示されており、第１タブは、現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付けられ、第２タブは、現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられる。ビデオ再生インターフェースの情報展示パネルに第１タブと第２タブとを表示し、第１タブを現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付け、第２タブを現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付ける。
【選択図】図２

【特許請求の範囲】

【請求項1】

ビデオ再生インターフェースにおけるコメントコントロールに対するトリガ操作を受信することと、
前記トリガ操作に応答して情報展示パネルを表示することであり、前記情報展示パネル上には第１タブと第２タブとが表示されており、前記第１タブは現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付けられ、前記第２タブは前記現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられることと、を含む、
ビデオの情報表示方法。

【請求項2】

前記情報展示パネル上に、現在再生ビデオのビデオコメント情報または現在再生ビデオのビデオ関連対象情報を表示し、前記表示されるビデオコメント情報またはビデオ関連対象情報に関連付けられているタブは、強調表示状態にある、
請求項１に記載のビデオの情報表示方法。

【請求項3】

前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報の数をそれぞれ取得することと、
前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報の数に基づいて展開対象のタブページおよび遮蔽対象のタブページを決定することであり、タブページは前記情報展示パネルにおける第１タブまたは第２タブに対応するページであることと、
前記情報展示パネル上に前記遮蔽対象のタブページを遮蔽表示し、前記展開対象のタブページを展開表示し、前記展開対象のタブページにおいて対応情報を表示することと、をさらに含む、
請求項１または２に記載のビデオの情報表示方法。

【請求項4】

前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報の数に基づいて展開対象のタブページおよび遮蔽対象のタブページを決定することは、
前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報のうち一方の情報の数が０であると、数が０である情報に対応するタブページを遮蔽対象のタブページとして決定し、他方の情報に対応するタブページを展開対象のタブページとして決定することを含む、
請求項３に記載のビデオの情報表示方法。

【請求項5】

タブページ切替操作に応答して、現在展開されているタブページを遮蔽し、現在遮蔽されているタブページのうちの１つまたは複数のタブページを展開することをさらに含む、
請求項１乃至４のいずれか１項に記載のビデオの情報表示方法。

【請求項6】

ビデオ関連対象が複数存在するとき、前記情報展示パネルにおいて当該複数のビデオ関連対象の対象標識を展示することと、
目標ビデオ関連対象の対象標識に対するトリガ操作に応答して、前記情報展示パネル上に目標ビデオ関連対象情報を表示することと、をさらに含む、
請求項１乃至５のいずれか１項に記載のビデオの情報表示方法。

【請求項7】

現在再生ビデオにビデオ関連対象が存在するか否かを判断することと、
現在再生ビデオにビデオ関連対象が存在すると判断されると、前記情報展示パネル上に前記第２タブを表示することと、をさらに含む、
請求項１乃至６のいずれか１項に記載のビデオの情報表示方法。

【請求項8】

ビデオ再生インターフェースにおけるコメントコントロールに対するトリガ操作を受信するための入力ユニットと、
前記トリガ操作に応答して情報展示パネルを表示するための表示ユニットであり、前記情報展示パネル上には第１タブと第２タブとが表示されており、前記第１タブは現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付けられ、前記第２タブは前記現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられる表示ユニットと、を備える、
ビデオの情報表示デバイス。

【請求項9】

少なくとも１つのプロセッサとメモリとを備え、
前記メモリは、コンピュータ実行命令を記憶し、
前記少なくとも１つのプロセッサにより前記メモリに記憶されたコンピュータ実行命令を実行することによって、請求項１乃至７のいずれか１項に記載のビデオの情報表示方法を前記少なくとも１つのプロセッサに実行させる、
電子デバイス。

【請求項10】

コンピュータ実行命令が記憶されており、プロセッサにより前記コンピュータ実行命令が実行されると、請求項１乃至７のいずれか１項に記載のビデオの情報表示方法が実現される、
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。

【請求項11】

コンピュータ実行命令を含み、プロセッサにより前記コンピュータ実行命令が実行されると、請求項１乃至７のいずれか１項に記載のビデオの情報表示方法が実現される、
コンピュータプログラム製品。

【請求項12】

プロセッサによって実行されると、請求項１乃至７のいずれか１項に記載のビデオの情報表示方法が実現される、
コンピュータプログラム。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

［関連出願の相互参照］
本出願は、２０２２年２月２４日に中国国家知識産権局に提出した、出願番号が２０２２１０１７３２２９.Ｘ、発明名称が「ビデオの情報表示方法、デバイス、記憶媒体、およびプログラム製品」である中国特許出願の優先権を主張し、その全内容は参照により本明細書に組み込まれる。

【0002】

［技術分野］
本発明の実施例は、コンピュータとネットワーク通信技術の分野に関し、特に、ビデオの情報表示方法、デバイス、記憶媒体、およびプログラム製品に関する。

【背景技術】

【0003】

ビデオ技術の発展に伴い、ビデオプラットフォーム中のビデオに関連商品などの特定の対象を関連付けることができるようになり、ユーザがビデオを視聴する際にショッピングするのを便利にすることができる。

【発明の概要】

【0004】

本発明の実施例は、ユーザがビデオの視聴中にビデオコメント情報とビデオ関連対象情報を見るのを便利にし、ユーザの操作を簡素化するための、ビデオの情報表示方法、デバイス、記憶媒体、およびプログラム製品を提供する。

【0005】

第１の態様によると、本発明の実施例は、ビデオの情報表示方法を提供し、当該方法は、
ビデオ再生インターフェースにおけるコメントコントロールに対するトリガ操作を受信することと、
前記トリガ操作に応答して情報展示パネルを表示することであって、前記情報展示パネル上には第１タブと第２タブとが表示されており、前記第１タブは現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付けられ、前記第２タブは前記現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられることと、を含む。

【0006】

第２の態様によると、本発明の実施例は、ビデオの情報表示デバイスを提供し、当該デバイスは、
ビデオ再生インターフェースにおけるコメントコントロールに対するトリガ操作を受信するための入力ユニットと、
前記トリガ操作に応答して情報展示パネルを表示するための表示ユニットであって、前記情報展示パネル上には第１タブと第２タブとが表示されており、前記第１タブは現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付けられ、前記第２タブは前記現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられる表示ユニットと、を備える。

【0007】

第３の態様によると、本発明の実施例は、電子デバイスを提供し、当該電子デバイスは、少なくとも１つのプロセッサとメモリとを備え、
前記メモリは、コンピュータ実行命令を記憶し、
前記少なくとも１つのプロセッサにより前記メモリに記憶されたコンピュータ実行命令を実行することによって、前記少なくとも１つのプロセッサに上記の第１の態様および第１の態様の様々な可能の設計に記載のビデオの情報表示方法を実行させる。

【0008】

第４の態様によると、本発明の実施例は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、コンピュータ実行命令が記憶されており、プロセッサにより前記コンピュータ実行命令が実行されると、上記の第１の態様および第１の態様の様々な可能の設計に記載のビデオの情報表示方法が実現される。

【0009】

第５の態様によると、本発明の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供し、当該プログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記の第１の態様および第１の態様の様々な可能の設計に記載のビデオの情報表示方法が実現される。

【0010】

第６の態様によると、本発明の実施例は、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記の第１の態様および第１の態様の様々な可能の設計に記載のビデオの情報表示方法が実現される。

【図面の簡単な説明】

【0011】

本発明の実施例または先行技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下では、実施例または先行技術の説明において使用する必要がある図面を簡単に紹介する。以下の説明における図面は本発明のいくつかの実施例であり、当業者にとって、創造的な労力を必要とせずに、これらの図面から他の図面を得ることができることは明らかである。

【図1】本発明の一実施例によって提供されるビデオの情報表示方法のインターフェースの例示図である。

【図2】本発明の一実施例によって提供されるビデオの情報表示方法のフローの概略図である。

【図3】本発明の別の実施例によって提供されるビデオの情報表示方法のフローの概略図である。

【図4】本発明の実施例によって提供されるビデオの情報表示デバイスの構造のブロック図である。

【図5】本発明の実施例によって提供される電子デバイスのハードウェア構造の概略図である。

【発明を実施するための形態】

【0012】

本発明の実施例の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするために、以下では、本発明の実施例中の図面と併せて、本発明の実施例中の技術的解決策を明確かつ完全に説明する。説明される実施例は、本発明の一部の実施例であり、全ての実施例ではないことは明らかである。本発明中の実施例に基づいて、当業者であれば創造的な労力を要することなく得られる全ての他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。

【0013】

【0014】

ユーザがビデオを視聴する際に、ビデオ関連対象の詳細情報を了解する必要があると、ビデオ関連対象のページにジャンプし、ジャンプ後のページでビデオ関連対象の詳細情報を見る必要がある。例えば、ユーザは、ビデオ関連商品の商品評価を見る必要がある場合に、商品リンクをクリックして、商品リンクに対応するページに含まれた商品評価を探してみる必要があり、操作が不便であり、ユーザ体験に影響を与える。

【0015】

上述した技術的問題を解決するために、本発明の実施例は、ビデオの情報表示方法を提供し、当該方法は、ビデオ再生インターフェースにおけるコメントコントロールに対するトリガ操作を受信し、トリガ操作に応答して情報展示パネルを表示し、ここで、情報展示パネルには、第１タブと第２タブとが表示されており、第１タブは、現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付けられ、第２タブは、現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられる。本発明の実施例において、ビデオ再生インターフェースの情報展示パネルに第１タブと第２タブとを表示し、第１タブを現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付け、第２タブを現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けることによって、ユーザがビデオの視聴中にビデオコメント情報とビデオ関連対象情報を見るのを便利にすることができ、ビデオ関連対象のページにジャンプしてビデオ関連対象情報を見る必要がなく、ユーザの操作を簡素化し、ユーザ体験を向上させることができる。

【0016】

本発明の実施例のビデオの情報表示方法は、図１に示されたように、ビデオ再生インターフェース１０１にコメントコントロールのトリガボタン１０２が設置されている。ユーザがトリガボタン１０２でコメントコントロールをトリガすると、ビデオ再生インターフェース１０１に情報展示パネル１０３が表示される。情報展示パネル１０３には第１タブ１０４と第２タブ１０５が表示され、各々のタブには図１に展開表示された第２タブ１０５に対応するタブページ１０６のようなタブページが対応されており、これにより、異なるタブページを利用してビデオコメント情報およびビデオ関連対象情報を展示する。図１においては、第２タブ１０５に対応するタブページ１０６には、複数のビデオ関連対象情報（ビデオ関連対象が商品である場合、ビデオ関連対象情報は商品評価情報であり得る）が展開表示されており、第１タブ１０４に対応するタブページは遮蔽されており、ユーザがタブページを切り替えたとき、例えば、第２タブに対応するタブページを第１タブに対応するタブページに切り替えたとき、第２タブ１０５に対応するタブページを遮蔽し、第１タブ１０４に対応するタブページを展開し、第１タブ１０４に対応するタブページにビデオコメント情報を表示することができる。

【0017】

以下では、具体的な実施例と併せて本発明の実施例によって提供される方法を詳細に紹介する。

【0018】

図２を参照すると、図２は、本発明の実施例によって提供されるビデオの情報表示方法のフローの概略図１である。本実施例の方法は、端末デバイスまたはサーバに適用され得、当該ビデオの情報表示方法は、以下のステップを含む。

【0019】

Ｓ２０１において、ビデオ再生インターフェースにおけるコメントコントロールに対するトリガ操作を受信する。

【0020】

Ｓ２０２において、前記トリガ操作に応答して情報展示パネルを表示し、ここで、前記情報展示パネル上には第１タブと第２タブとが表示されており、前記第１タブは現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付けられ、前記第２タブは前記現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられる。

【0021】

本実施例において、ビデオ再生インターフェースにはコメントコントロールが含まれており、ユーザは、コメントコントロールのボタンをクリックするなどして、コメントコントロールをトリガし、ビデオ再生インターフェースにおいてコメントコントロールに対応する情報展示パネルを表示することができる。

【0022】

本実施例において、ビデオ再生インターフェースの現在再生ビデオにビデオ関連対象が存在すると、情報展示インターフェースに第１タブと第２タブとを表示することができ、ここで、第１タブは、現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付けられ、第２タブは、現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられており、第１タブと第２タブとは異なる種類のタブあってもよく、前記タブは、対話可能な標識（例えば対話可能なボタン）であり、それぞれ異なる種類の情報に関連付けられおり、前記関連付けは、具体的には、異なる種類のタブと異なる種類の情報との間の具体的な対応関係であってもよく、これにより、タブがトリガされる際に対応する種類の情報が展示される。

【0023】

例を挙げて説明すると、選択的な一実施例において、ビデオ関連対象は、ビデオにおいて言及される対象であってもよいし、ビデオに関連する対象であってもよい。ビデオ関連対象情報は、ビデオにおける対象に対するユーザの評価情報など、現在再生ビデオにおいて言及される対象に関連する情報であってもよい。ビデオコメント情報は、前記ビデオ関連対象情報以外のビデオ自体に対するユーザのコメント情報など、ビデオに対するユーザのコメント情報であってもよい。いくつかのマーケティングタイプのビデオ（インフルエンサーマーケティングビデオ、商品紹介ビデオなど）の場合、ビデオ関連対象は、商品であってもよく、前記情報展示インターフェースには、ビデオ関連商品リンクアンカー、ショッピングカート、商品サムネイルなど、ビデオ関連対象の対象標識が展示されてもよい。この場合、ビデオ関連対象情報は、商品情報であってもよく、ここで、商品情報は、商品評価情報および／または商品属性情報などを含むがこれらに限定されない。商品評価情報は、購入したユーザの商品に対する評価テキスト、写真、ビデオであり、さらに評価時刻が含まれてもよく、ここで、写真およびビデオをクリックすると、大きな画像モード照会、マルチピクチャーサポートスライド切替に入ることができ、商品属性情報は、商品名称、価格情報、ブランド情報、販売数量、商品紹介情報などを含むがこれらに限定されず、これにより、ユーザがビデオの視聴中に商品を迅速に了解するのを便利にし、インタラクティブな体験を向上させることができる。

【0024】

コメントコントロールをトリガしてコメントパネルを展開し、コメントパネルにビデオコメント情報を展示する方法と比較すると、本発明においては、情報展示パネルを表示し、ここで、前記情報展示パネル上には第１タブと第２タブとが表示されており、前記第１タブは現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付けられ、前記第２タブは前記現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられており、これにより、ユーザがビデオ関連する多次元情報を迅速に見るのを便利にし、ユーザが必要に応じて異なる次元の情報を切り替えて見るのに役立つことができる。

【0025】

選択的な別の実施例において、いくつかの映画やテレビドラマのビデオの場合、ビデオ関連対象は、ビデオ内の俳優であってもよく、ビデオ関連対象情報は、俳優情報であってもよく、前記情報展示インターフェースには、俳優のアバター標識、俳優のプロフィールリンクアンカーなど、ビデオ関連対象の対象標識が展示されてもよく、ユーザがビデオの視聴中に俳優情報を了解するのを便利にし、視聴中のインタラクティブな体験を向上させることができる。

【0026】

本実施例において、ユーザがコメントコントロールをトリガした後、現在再生ビデオのビデオコメント情報およびビデオ関連対象情報を取得することができ、ここで、ビデオ関連対象情報は、ビデオ関連対象のページからリアルタイムに取得することができ、または、予め取得して現在再生ビデオと関連付けてサーバに記憶しておき、さらにサーバにビデオ関連対象情報を要求することができ、または、他の手段でビデオ関連対象情報を取得することもでき、ここでは限定しない。

【0027】

さらに、ビデオ再生インターフェースにおいて情報展示パネルを表示する際に、情報展示パネル上に第１タブと第２タブとを表示し、ここで、第１タブは、現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付けられ、第２タブは、現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられる。

【0028】

より具体的に、各々のタブは、１つのタブページに対応され、第１タブに対応するタブページは、現在再生ビデオのビデオコメント情報を展示するために使用され、第２タブに対応するタブページは、現在再生ビデオのビデオ関連対象情報を展示するために使用される。すなわち、本実施例においては、ビデオコメント情報およびビデオ関連対象情報をそれぞれ異なるタブページに展示することによって、ユーザがビデオ再生インターフェースにおける情報展示パネル上のビデオコメント情報とビデオ関連対象情報を見ることができるようにし、特に、ビデオ関連対象情報を見る際に、ビデオ関連対象のページにジャンプしてビデオ関連対象の詳細情報を見る必要がなくなり、操作を簡素化し、ユーザ体験を向上させる。

【0029】

現在再生ビデオにビデオ関連対象が存在する可能性もあるし、ビデオ関連対象が存在しない可能性もあるため、ビデオ関連対象が存在する場合、ビデオコメント情報およびビデオ関連対象情報をそれぞれ情報展示パネル上の異なるタブページに展示することができる。すなわち、現在再生ビデオにビデオ関連対象が存在すると判断されると、情報展示パネル上に第２タブを表示し、ビデオ関連対象が存在しない場合には、情報展示パネル上にビデオコメント情報を展示すればよく、ビデオ関連対象情報を取得して異なるタブページに展示する必要がない。すなわち、現在再生ビデオにビデオ関連対象が存在しないと判断されると、情報展示パネル上に第２タブを表示する必要がなく、このため、上述した２つの場合を区別するために、ユーザがコメントコントロールをトリガした後、ビデオ再生インターフェースにおいて情報展示パネルを表示する前に、現在再生ビデオにビデオ関連対象が存在するか否かを判断することができることを説明する必要がある。

【0030】

本実施例によって提供されるビデオの情報表示方法は、ビデオ再生インターフェースにおけるコメントコントロールに対するトリガ操作を受信し、トリガ操作に応答して情報展示パネルを表示し、ここで、情報展示パネルには、第１タブと第２タブとが表示されており、第１タブは、現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付けられ、第２タブは、現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられる。本実施例において、ビデオ再生インターフェースの情報展示パネルに第１タブと第２タブとを表示し、第１タブを現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付け、第２タブを現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けることによって、ユーザがビデオの視聴中にビデオコメント情報とビデオ関連対象情報を見るのを便利にすることができ、ビデオ関連対象のページにジャンプしてビデオ関連対象情報を見る必要がなく、ユーザの操作を簡素化し、ユーザ体験を向上させることができる。

【0031】

選択的な一実施例において、情報展示パネル上に、現在再生ビデオのビデオコメント情報または現在再生ビデオのビデオ関連対象情報を表示し、前記表示されるビデオコメント情報またはビデオ関連対象情報に関連付けられているタブは、強調表示状態にある。

【0032】

本実施例において、情報展示パネルを表示する際に、情報展示パネルに現在再生ビデオのビデオコメント情報または現在再生ビデオのビデオ関連対象情報を表示することができ、情報展示パネルに現在再生ビデオのビデオコメント情報を表示すると、表示されるビデオコメント情報に関連付けられているタブは選択された状態などの強調表示状態にあり、情報展示パネルに現在再生ビデオのビデオ関連対象情報を表示すると、表示される現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられているタブは選択された状態などの強調表示状態にある。選択された状態と選択されていない状態の表示効果は異なるので、ユーザのインタラクションな操作を便利にする。

【0033】

選択的な一実施例において、タブページの形態を利用して情報展示するときに、第１タブと第２タブはそれぞれタブページに対応し、前記タブと、対応するタブページと、タブページに表示される情報とは、関連／対応関係を有するので、連動して展示される。情報展示パネルの表示領域は限られているため、１つのタブページを展開し、他のタブページを遮蔽する必要があり、これにより表示スペースを節約し、ユーザの評価閲覧に必要に応じて柔軟に切り替えて調整することができる。さらに、上述した実施例のＳ２０２に記載の情報展示パネルを表示することは、具体的に、
前記情報展示パネルにおいて非デフォルトのタブページを遮蔽し、デフォルトのタブページを展開し、デフォルトのタブページに対応情報を表示することであって、前記デフォルトのタブページは前記ビデオコメント情報に対応するタブページまたは前記ビデオ関連対象情報に対応するタブページであることを含んでもよい。

【0034】

本実施例において、１つのデフォルトのタブページを、展開するタブページとして設定し、非デフォルトのタブページを遮蔽し、デフォルトのタブページはビデオコメント情報に対応するタブページまたはビデオ関連対象情報に対応するタブページであってもよい。例を挙げて説明すると、ビデオ関連対象情報に対応するタブページをデフォルトのタブページとして設定すると、ユーザがコメントコントロールをトリガした後、情報展示パネルにおいてビデオ関連対象情報に対応するタブページを直接展開し、他のタブページを折り畳んで遮蔽する。

【0035】

選択的な別の実施例において、上述した実施例のＳ２０２に記載の前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報をそれぞれ異なるタブページに展示することは、図３に示されるように、具体的に以下のステップを含んでもよい。

【0036】

Ｓ３０１において、前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報の数をそれぞれ取得し、
Ｓ３０２において、前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報の数に基づいて展開対象のタブページおよび遮蔽対象のタブページを決定し、
ここで、タブページは前記情報展示パネルにおける第１タブまたは第２タブに対応するページであり、
Ｓ３０３において、情報展示パネル上に前記遮蔽対象のタブページを遮蔽表示し、前記展開対象のタブページを展開表示し、展開対象のタブページにおいて対応情報を表示する。

【0037】

本実施例において、ビデオコメント情報の数およびビデオ関連対象情報の数に基づいて展開対象のタブページおよび遮蔽対象のタブページを決定することができ、ビデオコメント情報の数はビデオコメントの数であり、ビデオ関連対象情報の数は商品評価の数である。さらに、ユーザがコメントコントロールをトリガした後、情報展示パネルにおいて遮蔽対象のタブページを遮蔽し、展開対象のタブページを展開する。前記対応情報は、前記展開対象のタブページに対応する情報であり、例えば、展開対象のタブページは、ビデオに関連する商品の評価ページ（ビデオ関連対象情報に対応するタブページ）であり、前記対応情報は、商品評価情報（ビデオ関連対象情報）である。前記展開対象のタブページは、ビデオのコメントページ（ビデオコメント情報に対応するタブページ）であり、前記対応情報は、ビデオコメント情報である。

【0038】

選択的に、情報の数がより多い１つのタブページを展開対象のタブページとして使用することができ、例えば、ビデオコメント情報の数がより多いと、ビデオコメント情報に対応するタブページを展開対象のタブページとして決定し、他のタブページを遮蔽対象のタブページとして決定する。

【0039】

選択的に、ビデオコメント情報およびビデオ関連対象情報のうち一方の情報の数が０であると、数が０である情報に対応するタブページを遮蔽対象のタブページとして決定し、他方の情報に対応するタブページを展開対象のタブページとして決定する。例えば、ビデオコメント情報の数が０であると、ビデオコメント情報に対応するタブページを遮蔽対象のタブページとして決定し、数が０ではないビデオ関連対象情報に対応するタブページを展開対象のタブページとして決定し、または、ビデオ関連対象情報の数が０であると、ビデオ関連対象情報に対応するタブページを遮蔽対象のタブページとして決定し、数が０ではないビデオコメント情報に対応するタブページを展開対象のタブページとして決定する。選択的に、数が全て０であると、デフォルトのタブページを展開し、非デフォルトのタブページを折り畳むことができる。

【0040】

選択的に、ビデオコメント情報の数およびビデオ関連対象情報の数を対応するタブページのタブにおいて表示することができる。

【0041】

上述したいずれかの実施例に基づき、情報展示パネルにおいて１つのタブページを展開し、他のタブページを遮蔽するので、ユーザは、遮蔽されたタブページにおける情報を見たいときには、タブページ切替操作をトリガすることができ、例えば、遮蔽されたタブページのタブをクリックし、または、スライド操作でタブページの切替をトリガすることができ、さらに、タブページ切替操作に応答して、現在展開されているタブページを遮蔽し、現在遮蔽されているタブページのうちの１つまたは複数のタブページを展開し、選択的に、毎回の切替操作は、現在展開されているタブページを遮蔽し、現在遮蔽されている１つの指定されたタブページまたは隣接するタブページを展開することができる。

【0042】

上述したいずれかの実施例に基づき、現在再生ビデオのビデオ関連対象は複数存在する可能性があり、情報展示パネルにおいて当該複数のビデオ関連対象の対象標識を展示することができ、例えば、現在再生ビデオに複数の商品が関連付けられていると、情報展示パネルにおいて展示商品写真および／または名称などの複数の商品の標識を展示する。

【0043】

さらに、ユーザは、特定の目標ビデオ関連対象の対象標識をクリックするなどして、特定の目標ビデオ関連対象の対象標識をトリガすることができ、目標ビデオ関連対象の対象標識に対するトリガ操作に応答して、情報展示パネル上に目標ビデオ関連対象情報を表示し、ここで、前記目標ビデオ関連対象は、前記現在再生ビデオのビデオ関連対象のうちのいずれかのビデオ関連対象であってもよい。例を挙げて説明すると、現在再生ビデオに複数の商品が関連付けられており、ビデオ関連対象情報に対応するタブページにおいて表示されたものが商品評価である場合、ユーザが特定の目標商品の標識をトリガすると、目標商品の商品評価を選別して、ビデオ関連対象情報に対応するタブページに表示することによって、ユーザが目標商品の商品評価のみを見るのを便利にする。

【0044】

上述したいずれかの実施例に基づき、情報展示パネルにおけるビデオコメント情報に対して「いいね」および返信を行う機能と同様に、本実施例においては、ビデオ関連対象情報に対応するタブページにおいて「いいね」機能や返信機能を提供することができる。

【0045】

選択的に、ビデオ関連対象情報に対応するタブページにおける各々のビデオ関連対象情報の表示領域には、「いいね」ボタンがさらに含まれ、「いいね」ボタンに対するトリガ操作に応答して、「いいね」ボタンをハイライトし、ビデオ関連対象情報の表示領域に当該ビデオ関連対象情報の「いいね」の累積数を更新して表示する。ここで、「いいね」ボタンが「いいね」されていない場合には、灰色であり、テキストを展示せず、すでに「いいね」された後にはハイライトし、対応する「いいね」の数を表示することができる。

【0046】

さらに、当該ビデオ関連対象情報が「いいね」された後、ビデオ関連対象情報の発表者のクライアントに「いいね」提示情報を送信することができ、
選択的に、ビデオ関連対象情報に対応するタブページにおける各々のビデオ関連対象情報の表示領域には、返信ボタンがさらに含まれており、返信ボタンに対するトリガ操作に応答して、入力ボックスを表示し、ユーザが入力ボックスに返信内容入力して提出する操作に応答して、返信内容を当該ビデオ関連対象情報の表示領域に表示することができ、例えば、当該ビデオ関連対象情報の下方に表示することができ、複数の返信内容が存在する場合、一部の返信内容を遮蔽することができる。

【0047】

さらに、当該ビデオ関連対象情報が返信された後、ビデオ関連対象情報の発表者のクライアントに返信内容を含む返信提示情報を送信することにより、当該ビデオ関連対象情報の発表者が前記返信内容に返信するのを便利にし、さらに、当該ビデオ関連対象情報の発表者の返信内容も当該ビデオ関連対象情報の表示領域に表示し、
上述したいずれかの実施例に基づき、ビデオ関連対象情報のタブページには、各々のビデオ関連対象情報の発表時間がさらに含まれてもよい。商品評価の例をとると、選択的に、評価時刻がＴ日以内で、現在から１ｈ以内であるとき、現在からの分間隔を展示し（例えば、１１:２０に評価を書き、１１:３０にタブページを開くとき、「１０分前」を展示し）、評価時刻がＴ日１ｈ後からＴ日以内で、現在から１ｈ以上であるとき、現在からの時間隔を展示し（例えば、１１：００に評価を書き、１２：００にタブページを開くとき、「１時間前」を展示し）、評価時刻がＴ日からＴ－２日以内であるとき、昨日の具体的な時間を展示し（例えば、昨日１１:２０に評価を書き、今日１０:００にタブページを開くとき、「昨日１１:２０」（２４時間制）を展示し）、評価時刻がＴ－３日以内であるとき、現在からの日数を展示し（例えば、１１月１８日に評価を書き、１１月１９日にタブページを開くとき、「１日前を展示し」）、評価時刻がＴ－３日以上であると、具体的な日付を展示する（例えば、１１月１０日に評価を書き、今日１０:００にタブページを開くとき、「１１－１０」を展示する）。

【0048】

上記の実施例のビデオの情報表示方法に対応して、図４は、本発明の実施例によって提供されるビデオの情報表示デバイスの構造のブロック図である。説明の便宜上、本発明の実施例に関連する部分のみが示される。図４を参照すると、前記ビデオの情報表示デバイス４００は、入力ユニット４０１と表示ユニット４０２とを備える。

【0049】

ここで、入力ユニット４０１は、ビデオ再生インターフェースにおけるコメントコントロールに対するトリガ操作を受信し、
表示ユニット４０２は、前記トリガ操作に応答して情報展示パネルを表示し、ここで、前記情報展示パネル上には第１タブと第２タブとが表示されており、前記第１タブは現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付けられ、前記第２タブは前記現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられる。

【0050】

本発明の１つまたは複数の実施例において、前記情報展示パネル上に、現在再生ビデオのビデオコメント情報または現在再生ビデオのビデオ関連対象情報を表示し、前記表示されるビデオコメント情報またはビデオ関連対象情報に関連付けられているタブは、強調表示状態にある。

【0051】

本発明の１つまたは複数の実施例において、前記表示ユニット４０２は、情報展示パネルを表示する際に、
前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報の数をそれぞれ取得し、
前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報の数に基づいて展開対象のタブページおよび遮蔽対象のタブページを決定し、ここで、タブページは前記情報展示パネルにおける第１タブまたは第２タブに対応するページであり、
情報展示パネル上に前記遮蔽対象のタブページを遮蔽表示し、前記展開対象のタブページを展開表示し、展開対象のタブページにおいて対応情報を表示する。

【0052】

本発明の１つまたは複数の実施例において、前記表示ユニット４０２は、前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報の数に基づいて展開対象のタブページおよび遮蔽対象のタブページを決定する際に、
前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報のうち一方の情報の数が０であると、数が０である情報に対応するタブページを遮蔽対象のタブページとして決定し、他方の情報に対応するタブページを展開対象のタブページとして決定する。

【0053】

本発明の１つまたは複数の実施例において、前記表示ユニット４０２は、さらに、
タブページ切替操作に応答して、現在展開されているタブページを遮蔽し、現在遮蔽されているタブページのうちの１つまたは複数のタブページを展開する。

【0054】

本発明の１つまたは複数の実施例において、前記表示ユニット４０２は、さらに、
ビデオ関連対象が複数存在するとき、前記情報展示パネルにおいて当該複数のビデオ関連対象の対象標識を展示し、
目標ビデオ関連対象の対象標識に対するトリガ操作に応答して、前記情報展示パネル上に目標ビデオ関連対象情報を表示する。

【0055】

本発明の１つまたは複数の実施例において、前記デバイスは、
現在再生ビデオにビデオ関連対象が存在するか否かを判断するための判断ユニット４０３をさらに備え、
前記表示ユニット４０２は、さらに、現在再生ビデオにビデオ関連対象が存在すると判断されると、前記情報展示パネル上に前記第２タブを表示する。

【0056】

本実施例によって提供されるビデオの情報表示デバイスは、上述した方法の実施例の技術的解決策を実行するために用いられ、その実現原理および技術的効果は同様であり、本実施例ではこれ以上説明しない。

【0057】

図５を参照すると、本発明の実施例を実現するに適した電子デバイス５００の構造の概略図を示し、当該電子デバイス５００は、端末デバイスまたはサーバであってもよい。ここで、端末デバイスは、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント（ＰｅｒｓｏｎａｌＤｉｇｉｔａｌＡｓｓｉｓｔａｎｔ、ＰＤＡ）、タブレットコンピュータ（ＰｏｒｔａｂｌｅＡｎｄｒｏｉｄ（登録商標）Ｄｅｖｉｃｅ、ＰＡＤ）、ポータブルマルチメディアプレーヤ（ＰｏｒｔａｂｌｅＭｅｄｉａＰｌａｙｅｒ、ＰＭＰ）、車載端末（例えば、カーナビゲーション端末）などの携帯端末、および、デジタルＴＶ、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含んでもよいがこれらに限定されない。図５に示す電子デバイスは単なる一例であり、本発明の実施例の機能と使用範囲に何ら制限を与えるものではない。

【0058】

図５に示されたように、電子デバイス５００は、読み取り専用メモリ（ＲｅａｄＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ、ＲＯＭ）５０２に記憶されたプログラムまたは記憶装置５０８からランダムアクセスメモリ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ、ＲＡＭ）５０３にロードされたプログラムに基づいて様々な適切な動作および処理を実行することができる処理装置（例えば、中央処理装置、グラフィックプロセッサなど）５０１を含んでもよい。ＲＡＭ５０３には、電子デバイス５００の動作に必要な様々なプログラムとデータがさらに記憶されている。処理装置５０１、ＲＯＭ５０２、および、ＲＡＭ５０３は、バス５０４を介して互いに接続されている。入出力（Ｉｎｐｕｔ／Ｏｕｔｐｕｔ、Ｉ／Ｏ）インターフェース５０５もバス５０４に接続されている。

【0059】

通常、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置５０６、液晶ディスプレイ（ＬｉｑｕｉｄＣｒｙｓｔａｌＤｉｓｐｌａｙ、ＬＣＤ）、スピーカー、バイブレータなどを含む出力装置５０７、磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置５０８、および、通信装置５０９のような装置は、Ｉ／Ｏインターフェース５０５に接続されてもよい。通信装置５０９は、電子デバイス５００が他のデバイスとデータを交換するために無線または有線通信することを可能にすることができる。図面では様々な装置を有する電子デバイス５００が示されているが、全ての示された装置を実装または有する必要はないことを理解すべきである。より多くのまたはより少ない装置を代替的に実装または有してもよい。

【0060】

特に、本発明の実施例によれば、上述したフローチャートを参照して説明したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実装されてもよい。例えば、本発明の実施例は、コンピュータ読み取り可能な媒体上に担持されるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示された方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信装置５０９を介してネットワークからダウンロードされてインストールされるか、または、記憶装置５０８またはＲＯＭ５０２からインストールされてもよい。当該コンピュータプログラムが処理装置５０１によって実行されると、本発明の実施例の方法に限定される上述の機能が実行される。

【0061】

本発明の上述したコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能な信号媒体、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、または、上記両者の任意の組み合わせであってもよいことに留意すべきである。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁気、赤外線、または半導体のシステム、装置またはデバイス、あるいは、これらの任意の組み合わせであってもよいがこれらに限定されない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、１本または複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ（ＥｒａｓａｂｌｅＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＲｅａｄＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ、ＥＰＲＯＭ、またはフラッシュメモリ）、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ（ＣｏｍｐａｃｔＤｉｓｃＲｅａｄＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ、ＣＤ－ＲＯＭ）、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または、上述の任意の適切な組み合わせを含んでもよいがこれらに限定されない。本発明において、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、当該プログラム、命令実行システム、装置、または、デバイスによって、命令実行システム、装置、または、デバイスと組み合わせて使用され得るプログラムを含むかまたは記憶している有形媒体であってもよい。また、本発明において、コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、ベースバンドで、またはコンピュータ読み取り可能なプログラムコードを運ぶキャリアの一部として伝搬されるデータ信号を含んでよい。このような伝搬されるデータ信号は、電磁信号、光信号、または、上述の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない、様々な形態をとることができる。コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、さらに、命令実行システム、装置、または、デバイスによって使用するための、または、命令実行システム、装置、または、デバイスと組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝播、または伝送する、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外の任意のコンピュータ読み取り可能な媒体であってもよい。コンピュータ読み取り可能な媒体に含まれるプログラムコードは、有線、光ファイバーケーブル、ＲＦ（ＲａｄｉｏＦｒｅｑｕｅｎｃｙ、無線周波数）、または、上述の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない、任意の適切な媒体を使用して伝送することができる。

【0062】

上述のコンピュータ読み取り可能な媒体は、上述の電子デバイスに含まれていてもよいし、別個に存在し、前記電子デバイスに組み立てられていなくてもよい。

【0063】

上述したコンピュータ読み取り可能な媒体には、１つまたは複数のプログラムが担持され、上述した１つまたは複数のプログラムが当該電子デバイスによって実行されると、当該電子デバイスに上述した実施例に示された方法を実行させる。

【0064】

１つまたは複数プログラミング言語またはその組み合わせで、本発明の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを記述することができ、上述のプログラミング言語は、Ｊａｖａ（登録商標）、Ｓｍａｌｌｔａｌｋ、Ｃ＋＋などのオブジェクト指向プログラミング言語を含み、さらに、「Ｃ」言語などの従来の手続き型プログラミング言語または類似のプログラミング言語を含む。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータ上で実行されてもよいし、部分的にユーザコンピュータ上でされてもよいし、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行されてもよいし、部分的にユーザコンピュータ上で実行し、部分的にリモートコンピュータ上で実行されてもよいし、完全にリモートコンピュータまたはサーバ上で実行されてもよい。リモートコンピュータに関連する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク（ＬｏｃａｌＡｒｅａＮｅｔｗｏｒｋ、ＬＡＮ）またはワイドエリアネットワーク（ＷｉｄｅＡｒｅａＮｅｔｗｏｒｋ、ＷＡＮ）を含む任意の種類のネットワークを介してユーザコンピュータに接続されてもよいし、または、外部コンピュータに接続されてもよい（例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する）。

【0065】

図面の中のフローチャートおよびブロック図は、本発明の様々な実施例に従うシステム、方法、および、コンピュータプログラム製品の実装可能なアーキテクチャ、機能、および、操作を示す。この角度から、フローチャートまたはブロック図における各ボックスは、指定された論理機能を実装するための１つまたは複数の実行可能命令を含み、１つのモジュール、プログラムセグメント、または、コードの一部を表すことができる。また、代替としてのいくつかの実装では、ボックス内に示された機能は、図面に示された順序とは異なる順序で発生されてもよいことに留意すべきである。例えば、連続して表されている２つのボックスは、実際には実質的に並行して実行されてもよいし、関係する機能によっては、逆の順序で実行されてもよい。また、ブロック図および／またはフローチャート内の各ボックスおよびブロック図および／またはフローチャート内のボックスの組み合わせは、指定された機能または操作を実行する専用のハードウェアベースのシステムで実装されてもよいし、または、専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実装されてもよいことに留意すべきである。

【0066】

本発明の実施例に関与するものとして説明されるユニットは、ソフトウェアによって実装されてもよいし、ハードウェアによって実装されてもよい。ここで、ユニットの名称は、特定の場合における当該ユニット自体の限定を構成するものではなく、例えば、第１取得ユニットは「少なくとも２つのＩＰアドレスを取得するユニット」として説明されてもよい。

【0067】

本明細書で上述した機能は、少なくとも部分的に、１つまたは複数のハードウェア論理構成要素によって実行されてもよい。例えば、非限定的に、使用され得る例示的な種類のハードウェア論理構成要素は、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦｉｅｌｄＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＧａｔｅＡｒｒａｙ、ＦＰＧＡ）、特定用途向け集積回路（ＡｐｐｌｉｃａｔｉｏｎＳｐｅｃｉｆｉｃＩｎｔｅｇｒａｔｅｄＣｉｒｃｕｉｔ、ＡＳＩＣ）、特定用途向け標準製品（ＡｐｐｌｉｃａｔｉｏｎＳｐｅｃｉｆｉｃＳｔａｎｄａｒｄＰｒｏｄｕｃｔ、ＡＳＳＰ）、システムオンチップ（ＳｙｓｔｅｍｏｎＣｈｉｐ、ＳＯＣ）、複合プログラマブル論理デバイス（ＣｏｍｐｌｅｘＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＬｏｇｉｃＤｅｖｉｃｅ、ＣＰＬＤ）などを含む。

【0068】

本発明の文脈では、機械読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置、または、デバイスによって、命令実行システム、装置、または、デバイスと組み合わせて使用され得るプログラムを含むかまたは記憶することができる有形の媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、機械読み取り可能な信号媒体または機械読み取り可能な記憶媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、または半導体システム、装置、もしくはデバイス、またはこれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいがこれらに限定されない。機械読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例としては、１つまたは複数のワイヤに基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ（ＥＰＲＯＭまたはフラッシュメモリ）、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ（ＣＤ－ＲＯＭ）、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または、上述の任意の適切な組み合わせを含む。

【0069】

第１の態様において、本発明の１つまたは複数の実施例によると、ビデオの情報表示方法を提供し、当該方法は、
ビデオ再生インターフェースにおけるコメントコントロールに対するトリガ操作を受信することと、
前記トリガ操作に応答して情報展示パネルを表示することであって、前記情報展示パネル上には第１タブと第２タブとが表示されており、前記第１タブは現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付けられ、前記第２タブは前記現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられることと、を含む。

【0070】

本発明の１つまたは複数の実施例によると、前記情報展示パネル上に、現在再生ビデオのビデオコメント情報または現在再生ビデオのビデオ関連対象情報を表示し、前記表示されるビデオコメント情報またはビデオ関連対象情報に関連付けられているタブは、強調表示状態にある。

【0071】

本発明の１つまたは複数の実施例によると、前記方法は、
前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報の数をそれぞれ取得することと、
前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報の数に基づいて展開対象のタブページおよび遮蔽対象のタブページを決定することであって、タブページは前記情報展示パネルにおける第１タブまたは第２タブに対応するページであることと、
情報展示パネル上に前記遮蔽対象のタブページを遮蔽表示し、前記展開対象のタブページを展開表示し、展開対象のタブページにおいて対応情報を表示することと、をさらに含む。

【0072】

本発明の１つまたは複数の実施例によると、前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報の数に基づいて展開対象のタブページおよび遮蔽対象のタブページを決定することは、
前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報のうち一方の情報の数が０であると、数が０である情報に対応するタブページを遮蔽対象のタブページとして決定し、他方の情報に対応するタブページを展開対象のタブページとして決定することを含む。

【0073】

本発明の１つまたは複数の実施例によると、前記方法は、
タブページ切替操作に応答して、現在展開されているタブページを遮蔽し、現在遮蔽されているタブページのうちの１つまたは複数のタブページを展開することをさらに含む。

【0074】

本発明の１つまたは複数の実施例によると、前記方法は、
ビデオ関連対象が複数存在するとき、前記情報展示パネルにおいて当該複数のビデオ関連対象の対象標識を展示することと、
目標ビデオ関連対象の対象標識に対するトリガ操作に応答して、前記情報展示パネル上に目標ビデオ関連対象情報を表示することと、をさらに含む。

【0075】

本発明の１つまたは複数の実施例によると、前記方法は、
現在再生ビデオにビデオ関連対象が存在するか否かを判断することと、
現在再生ビデオにビデオ関連対象が存在すると判断されると、前記情報展示パネル上に前記第２タブを表示することと、をさらに含む。

【0076】

第２の態様において、本発明の１つまたは複数の実施例によると、ビデオの情報表示デバイスを提供し、当該デバイスは、
ビデオ再生インターフェースにおけるコメントコントロールに対するトリガ操作を受信するための入力ユニットと、
前記トリガ操作に応答して情報展示パネルを表示するための表示ユニットであって、前記情報展示パネル上には第１タブと第２タブとが表示されており、前記第１タブは現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付けられ、前記第２タブは前記現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられる表示ユニットと、を備える。

【0077】

【0078】

本発明の１つまたは複数の実施例によると、前記表示ユニットは、情報展示パネルを表示する際に、
前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報の数をそれぞれ取得し、
前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報の数に基づいて展開対象のタブページおよび遮蔽対象のタブページを決定し、タブページは前記情報展示パネルにおける第１タブまたは第２タブに対応するページであり、
情報展示パネル上に前記遮蔽対象のタブページを遮蔽表示し、前記展開対象のタブページを展開表示し、展開対象のタブページにおいて対応情報を表示する。

【0079】

本発明の１つまたは複数の実施例によると、前記表示ユニットは、前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報の数に基づいて展開対象のタブページおよび遮蔽対象のタブページを決定する際に、
前記ビデオコメント情報および前記ビデオ関連対象情報のうち一方の情報の数が０であると、数が０である情報に対応するタブページを遮蔽対象のタブページとして決定し、他方の情報に対応するタブページを展開対象のタブページとして決定する。

【0080】

本発明の１つまたは複数の実施例によると、前記表示ユニットは、さらに、
タブページ切替操作に応答して、現在展開されているタブページを遮蔽し、現在遮蔽されているタブページのうちの１つまたは複数のタブページを展開する。

【0081】

本発明の１つまたは複数の実施例によると、前記表示ユニットは、さらに、
ビデオ関連対象が複数存在するとき、前記情報展示パネルにおいて当該複数のビデオ関連対象の対象標識を展示し、
目標ビデオ関連対象の対象標識に対するトリガ操作に応答して、前記情報展示パネル上に目標ビデオ関連対象情報を表示する。

【0082】

本発明の１つまたは複数の実施例によると、前記デバイスは、
現在再生ビデオにビデオ関連対象が存在するか否かを判断するための判断ユニットをさらに備え、
前記表示ユニットは、さらに、現在再生ビデオにビデオ関連対象が存在すると判断されると、前記情報展示パネル上に前記第２タブを表示する。

【0083】

第３の態様において、本発明の１つまたは複数の実施例によると、電子デバイスを提供し、当該電子デバイスは、少なくとも１つのプロセッサとメモリとを備え、
前記メモリは、コンピュータ実行命令を記憶し、
前記少なくとも１つのプロセッサにより前記メモリに記憶されたコンピュータ実行命令を実行することによって、前記少なくとも１つのプロセッサに上記の第１の態様および第１の態様の様々な可能の設計に記載のビデオの情報表示方法を実行させる。

【0084】

第４の態様において、本発明の１つまたは複数の実施例によると、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、コンピュータ実行命令が記憶されており、プロセッサにより前記コンピュータ実行命令を実行する際に、上記の第１の態様および第１の態様の様々な可能の設計に記載のビデオの情報表示方法が実現される。

【0085】

第５の態様において、本発明の１つまたは複数の実施例によると、コンピュータプログラム製品を提供し、当該コンピュータプログラム製品は、コンピュータ実行命令を含み、プロセッサにより前記コンピュータ実行命令を実行する際に、上記の第１の態様および第１の態様の様々な可能の設計に記載のビデオの情報表示方法が実現される。

【0086】

第６の態様によると、本発明の実施例は、コンピュータプログラムを提供し、当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される際に、上記の第１の態様および第１の態様の様々な可能の設計に記載のビデオの情報表示方法が実現される。

【0087】

本発明の実施例によって提供されるビデオの情報表示方法、デバイス、記憶媒体、およびプログラム製品によると、ビデオ再生インターフェースにおけるコメントコントロールに対するトリガ操作を受信し、トリガ操作に応答して情報展示パネルを表示し、ここで、情報展示パネルには、第１タブと第２タブとが表示されており、第１タブは、現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付けられ、第２タブは、現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けられる。本発明の実施例において、ビデオ再生インターフェースの情報展示パネルに第１タブと第２タブとを表示し、第１タブを現在再生ビデオのビデオコメント情報に関連付け、第２タブを現在再生ビデオのビデオ関連対象情報に関連付けることによって、ユーザがビデオの視聴中にビデオコメント情報とビデオ関連対象情報を見るのを便利にすることができ、ビデオ関連対象のページにジャンプしてビデオ関連対象情報を見る必要がなく、ユーザの操作を簡素化し、ユーザ体験を向上させることができる。

【0088】

上記の説明は、本発明の好ましい実施例であり、適用される技術的原理の説明に過ぎない。当業者であれば、本発明に関わる発明の範囲は、上記技術的特徴の特定の組み合わせによって形成される技術的解決策に限定されるものではなく、上記発明の概念から逸脱することなく、上記技術的特徴またはそれらと同等の特徴の任意の組み合わせによって形成される他の技術的解決策も含むことを理解すべきである。例えば、上記特徴と本発明に開示された（ただし、これらに限定されない）同様の機能を有する技術的特徴とを切り替えて形成される技術的解決策も含むことを理解すべきである。

【0089】

なお、各操作は特定の順序で描かれているが、これは、これらの操作が示された特定の順序または順序に従って順に実行ことを要求するものであると理解すべきではない。特定の環境においてマルチ事項および並列処理は有利である場合がある。同様に、上記の議論にいくつかの具体的な実現の詳細が含まれているが、これらは、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。別々の実施例の文脈で説明した特定の特徴は、単一の実施例において組み合わせて実現することもできる。逆に、単一の実施例の文脈において説明した様々な特徴も、個別に、または任意の適切なサブ組み合わせの方式で複数の実施例において実現されることができる。

【0090】

本主題は、構造の特徴および／または方法の論理的動作に特有の言葉で説明されてきたが、添付の特許請求の範囲において限定される主題は、必ずしも上述した特定の特徴または動作に限定されるものでないことを理解すべきである。逆に、上述した特定の特徴と動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形態に過ぎない。

【図1】