(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-07-30
(54)【発明の名称】MUSIMデバイスのための利用不可能期間サポート
(51)【国際特許分類】
H04W 60/04 20090101AFI20250723BHJP
H04W 60/06 20090101ALI20250723BHJP
H04W 88/06 20090101ALI20250723BHJP
【FI】
H04W60/04
H04W60/06
H04W88/06
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024559246
(86)(22)【出願日】2024-04-04
(85)【翻訳文提出日】2024-11-01
(86)【国際出願番号】 US2024022990
(87)【国際公開番号】W WO2024211514
(87)【国際公開日】2024-10-10
(32)【優先日】2023-04-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】510030995
【氏名又は名称】インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】110002848
【氏名又は名称】弁理士法人NIP&SBPJ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】セティ、アヌジ
(72)【発明者】
【氏名】スターシニック、マイケル
(72)【発明者】
【氏名】アフマド、サード
(72)【発明者】
【氏名】オルベラ-ヘルナンデス、ウリセス
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD11
5K067EE04
5K067EE10
5K067EE16
(57)【要約】
デバイスは、マルチユニバーサル加入者識別モジュール(MUSIM)デバイスであり得る。デバイスは、例えば、第2のネットワークとの利用不可能期間機能を有効にするために、第1の登録要求を第1のネットワークに送り得る。登録要求は、第1の利用不可能持続時間を示し得る。デバイスは、利用不可能イベントがトリガされると決定し得る。デバイスは、デバイスがある時間期間にわたって利用不可能になることを決定し得る。デバイスは、第1の登録応答、例えば、第1の登録受諾メッセージを受信し得る。第1の登録応答は、第1の登録持続時間を示し得る。デバイスは、第2の利用不可能持続時間を決定し得る。デバイスは、第2の登録要求を第2のネットワークに送り、例えば、第2の利用不可能持続時間を示し得る。デバイスは、第2の登録応答を受信し得る。第2の登録応答は、第2の登録受諾メッセージであり得る。第2の登録応答は、第2の登録持続時間を示し得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線送信/受信ユニット(WTRU)であって、
プロセッサを備え、前記プロセッサが、
利用不可能期間に関連付けられた第1の利用不可能持続時間を示す第1の登録要求を、第1のネットワークに送ることと、
第1の登録持続時間を示す第1の登録応答を、前記第1のネットワークから受信することと、
前記第1の利用不可能持続時間に基づいて第2の利用不可能持続時間を決定することと、
前記第2の利用不可能持続時間を示す第2の登録要求を、第2のネットワークに送ることと、
第2の登録持続時間を示す第2の登録応答を、前記第2のネットワークから受信することと、を行うように構成されている、WTRU。
【請求項2】
前記WTRUが、マルチユニバーサル加入者識別モジュール(MUSIM)デバイスである、請求項1に記載のWTRU。
【請求項3】
前記プロセッサが、
前記WTRUがある時間期間にわたって利用不可能になると決定するように構成されており、前記第1の利用不可能持続時間は、前記WTRUがある時間期間にわたって利用不可能になるという前記決定に基づいて決定される、請求項1又は2に記載のWTRU。
【請求項4】
前記プロセッサが、
利用不可能イベントがトリガされると決定するように更に構成されており、前記WTRUがある時間期間にわたって利用不可能になるという前記決定が、前記利用不可能イベントがトリガされるという前記決定に基づく、請求項3に記載のWTRU。
【請求項5】
前記第1の登録持続時間が、前記第1の利用不可能持続時間以上であり、前記第2の登録持続時間が、前記第2の利用不可能持続時間以上である、請求項1~4のいずれか一項に記載のWTRU。
【請求項6】
前記第2の利用不可能持続時間が、前記第1の登録持続時間以上である、請求項5に記載のWTRU。
【請求項7】
前記第1の登録要求が、前記第1のネットワークとの利用不可能期間機能を有効にすることを更に示し、前記第2の登録要求が、前記第2のネットワークとの前記利用不可能期間機能を有効にすることを更に示す、請求項1~6のいずれか一項に記載のWTRU。
【請求項8】
前記第1の登録応答が、第1の登録受諾メッセージであり、前記第2の登録応答が、第2の登録受諾メッセージである、請求項1~7のいずれか一項に記載のWTRU。
【請求項9】
方法であって、
利用不可能期間に関連付けられた第1の利用不可能持続時間を示す第1の登録要求を、第1のネットワークに送ることと、
第1の登録持続時間を示す第1の登録応答を、前記第1のネットワークから受信することと、
前記第1の利用不可能持続時間に基づいて第2の利用不可能持続時間を決定することと、
前記第2の利用不可能持続時間を示す第2の登録要求を、第2のネットワークに送ることと、
第2の登録持続時間を示す第2の登録応答を、前記第2のネットワークから受信することと、を含む、方法。
【請求項10】
前記方法は、マルチユニバーサル加入者識別モジュール(MUSIM)デバイスに関連するものである、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
方法が、
WTRUがある時間期間にわたって利用不可能になると決定することを更に含み、前記第1の利用不可能持続時間は、前記WTRUがある時間期間にわたって利用不可能になるという前記決定に基づいて決定される、請求項9又は10に記載の方法。
【請求項12】
前記方法が、
利用不可能イベントがトリガされると決定することを更に含み、前記WTRUがある時間期間にわたって利用不可能になるという前記決定が、前記利用不可能イベントがトリガされるという前記決定に基づく、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第1の登録持続時間が、前記第1の利用不可能持続時間以上であり、前記第2の登録持続時間が、前記第2の利用不可能持続時間以上である、請求項9~12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
前記第2の利用不可能持続時間が、前記第1の登録持続時間以上である、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記第1の登録要求が、前記第1のネットワークとの利用不可能期間機能を有効にすることを更に示し、前記第2の登録要求が、前記第2のネットワークとの前記利用不可能期間機能を有効にすることを更に示す、請求項9~14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項16】
前記第1の登録応答が、第1の登録受諾メッセージであり、前記第2の登録応答が、第2の登録受諾メッセージである、請求項9~15のいずれか一項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2023年4月6日に出願された米国仮出願第63/457,515号の利益を主張するものであり、その内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
無線通信を使用するモバイル通信は、進化し続けている。第5世代は、5Gと称される場合がある。以前の(旧式の)世代のモバイル通信は、例えば、第4世代(fourth generation、4G)ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)であり得る。
【発明の概要】
【0003】
無線送信/受信ユニット(wireless transmit/receive unit、WTRU)が非3GPPアクセスに(例えば、非3GPPアクセスのみに)登録されている間の利用不可能期間サポートに関連するシステム、方法、及び手段が本明細書で説明される。
【0004】
デバイス(例えば、WTRU、アクセス及びモビリティ機能(access and mobility function、AMF)を備えるデバイスなどのネットワークデバイス)は、以下のアクションのうちの1つ以上を実行し得る。デバイスは、例えば、非アクセス層(non-access stratus、NAS)シグナリングを介して、登録要求を(例えば、ネットワークエンティティに)送り得る。登録要求は、第1の持続時間(例えば、WTRUに関連付けられた利用不可能持続時間)を含み得る。デバイスは、登録受諾メッセージを受信し得る。登録受諾メッセージは、WTRUが利用可能であるとき(例えば、利用不可能イベント/持続時間が経過した後)に、デバイスがネットワークエンティティに知らせるべきかどうかを示し得る。デバイスは、利用不可能イベントが終了したと決定し得る。WTRUは、WTRUが利用可能になったことをネットワークエンティティに知らせるかどうかを(例えば、登録受諾メッセージに基づいて)決定し得る。デバイスは、登録更新要求を送り得る。登録更新要求は、利用不可能イベントが終了したという決定、及びWTRUが利用可能になったときにWTRUがネットワークエンティティに通知すべきであるという決定に基づいて送られ得る。登録更新要求は、WTRUが利用可能であることを示し得る。
【0005】
デバイスは、例えば、輻輳を示す指示をネットワークから受信し得る。デバイスは、第2の持続時間(例えば、輻輳に関連付けられたバックオフ持続時間)を示す指示を受信し得る。第2の持続時間は、決定され得る。第1の持続時間は、第2の持続時間以上であり得る。
【0006】
デバイスは、第1の持続時間(例えば、WTRUに関連付けられた利用不可能期間)を示す登録要求メッセージを(例えば、WTRUから)受信し得る。登録要求は、利用不可能情報に関連付けられ得る。デバイスは、WTRUが更新メッセージを(例えば、第1の持続時間の後に)送るべきかどうかを決定し得る。デバイスは、登録受諾メッセージを(例えば、WTRUに)送り得る。デバイスは、例えば、登録要求が利用不可能情報に関連付けられているという決定に基づいて、登録受諾メッセージを送り得る。登録受諾メッセージは、登録要求メッセージに関連付けられた受諾を示し得る。登録受諾メッセージは、(例えば、WTRUが不連続なカバレッジに関連付けられているかどうかに基づいて)WTRUが第1の持続時間の後に更新メッセージを送るべきかどうかを示し得る。登録受諾メッセージは、例えば、WTRUが不連続なカバレッジに関連付けられている場合、(例えば、第1の持続時間の後に)更新メッセージを送ることを控えることを示し得る。デバイスは、第1の持続時間の後にWTRUが利用可能であるかどうかを決定し得る。デバイスは、例えば、WTRUが第1の持続時間後に更新メッセージを送るべきであることを登録受諾メッセージが示す場合、更新メッセージがWTRUから(例えば、第1の持続時間が満了する前に)受信されたかどうかを決定し得る。WTRUは、例えば、第1の持続時間が満了する前に更新メッセージが受信された場合に、利用可能であると決定され得る。デバイスは、例えば輻輳に関連付けられた拒否メッセージを送り得る。拒否メッセージは、第2の持続時間を示し得る。第1の持続時間は、第2の持続時間未満であり得る。
【0007】
デバイスは、マルチユニバーサル加入者識別モジュール(multi-universal subscriber identity module、MUSIM)デバイスであり得る。デバイスは、第1の登録要求を第1のネットワークに送り得る。第1の登録要求は、第2のネットワークとの利用不可能期間機能を有効にすることを示し得る。登録要求は、利用不可能期間に関連付けられた第1の利用不可能持続時間を示し得る。デバイスは、利用不可能イベントがトリガされると決定し得る。デバイスは、デバイス(例えば、WTRU)がある時間期間にわたって利用不可能になることを決定し得る。デバイスが時間期間にわたって利用不可能になるという決定は、利用不可能イベントがトリガされるという決定に基づき得る。第1の利用不可能持続時間は、デバイスが時間期間にわたって利用不可能になるという決定に基づいて決定され得る。デバイスは、(例えば、第1のネットワークから)第1の登録応答を受信し得る。第1の登録応答は、第1の登録受諾メッセージであり得る。第1の登録応答は、第1の登録持続時間を示し得る。第1の登録持続時間は、第1の利用不可能持続時間以上であり得る。デバイスは、例えば、第1の利用不可能持続時間に基づいて、第2の利用不可能持続時間を決定し得る。デバイスは、第2の登録要求を第2のネットワークに送り得る。第2の登録要求は、第2のネットワークとの利用不可能期間機能を有効にすることを示し得る。第2の登録要求は、第2の利用不可能持続時間を示し得る。デバイスは、第2のネットワークから第2の登録応答を受信し得る。第2の登録応答は、第2の登録受諾メッセージであり得る。第2の登録応答は、第2の登録持続時間を示し得る。第2の登録持続時間は、第2の利用不可能持続時間以上であり得る。第2の利用不可能持続時間は、第1の登録持続時間以上であり得る。
【0008】
デバイスは、二重登録に関連付けられたアクションを実行し得る。デバイスは、(例えば、WTRUから)登録要求を受信し得る。登録要求は、利用不可能期間情報を示し得る。登録要求は、利用不可能期間情報を示し得る利用不可能期間情報要素を含み得る。利用不可能期間情報は、例えば、WTRUに関連付けられた利用不可能持続時間を示し得る。デバイスは、エンティティ(例えば、モビリティ管理エンティティ)に通知を送り得る。通知は、WTRUがある期間にわたって利用不可能であることを示し得る。デバイスは、(例えば、エンティティから)通知応答を受信し得る。通知応答は、エンティティがWTRUの利用不可能を受諾したという指示を示し得る。通知応答は、追跡エリア更新持続時間を示し得る。通知応答は、エンティティがWTRUの利用不可能及び追跡エリア更新持続時間を受諾したという指示を示し得る。デバイスは、例えば、通知応答に基づいて、登録受諾メッセージを(例えば、WTRUに)送り得る。登録受諾メッセージは、追跡エリア更新持続時間を示し得る。登録受諾メッセージは、例えば、利用不可能イベントが完了したことに基づいて、エンティティとの追跡エリア更新を実行するようにWTRUに示し得る。
【0009】
デバイスは、非3GPPアクセスに関連付けられたアクションを実行し得る。デバイスは、(例えば、WTRUから)登録要求を受信し得る。登録要求は、第1の持続時間を示し得る。第1の持続時間は、利用不可能期間であり得る。登録要求は、例えば、第1の持続時間を示す情報要素を含み得る。登録要求は、非3GPPアクセスネットワークを介して送られ得る。デバイスは、例えば、第1の持続時間が受諾されたことを示す登録応答を送り得る。第1の持続時間の受諾の指示は、受諾された利用不可能期間持続時間を示し得る。受諾された利用不可能期間持続時間は、要求された第1の持続時間以上であり得る。登録応答は、非3GPPアクセスネットワークを介した登録要求の受信と、第1の持続時間を示す登録要求とに基づいて送られ得る。デバイスは、例えば、第2の持続時間が経過したという決定に基づいて、WTRUが到達不可能であると決定し得る。第2の持続時間は、登録要求に関連付けられた利用不可能期間持続時間に関連付けられ得るか、又はそれに等しくあり得る。デバイスは、接続性喪失の再ポストを送り得る。接続性喪失報告は、利用不可能期間を示し得る。接続性喪失報告は、利用不可能期間がネットワークエクスポージャ機能に送られることを示し得る。デバイスは、WTRUからNASメッセージを受信し得る。デバイスは、例えば、受信したNASメッセージに基づいて、第2の持続時間に関連付けられた追跡を停止すること、WTRUが到達可能であると決定すること、WTRUが接続状態にあると決定すること、などのうちの1つ以上を実行し得る。デバイスは、第2の持続時間が満了したという決定に基づいて、WTRUを登録解除し得る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1A】1つ以上の開示された実施形態が実施され得る、例示的な通信システムを例解するシステム図である。
【
図1B】一実施形態による、
図1Aに例解される通信システム内で使用され得る、例示的な無線送信/受信ユニット(WTRU)を例解するシステム図である。
【
図1C】一実施形態による、
図1Aに例解される通信システム内で使用され得る、例示的な無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)及び例示的なコアネットワーク(core network、CN)を例解するシステム図である。
【
図1D】一実施形態による、
図1Aに例解される通信システム内で使用され得る、更なる例示的なRAN及び更なる例示的なCNを例解するシステム図である。
【
図2】NASレベル輻輳制御がアクティブである間の利用不可能イベントの一例を例解する。
【
図3】非3GPPアクセスを介して登録されたWTRUによって利用不可能期間機能が使用されるときの一例を例解する。
【
図4】ネットワークにわたる利用不可能調整の一例を例解する。
【
図5】複数のネットワーク(例えば、両方の5Gネットワーク)が利用不可能機能をサポートするときの複数のネットワークにわたる利用不可能調整の一例を例解する。
【
図6】ネットワークのうちの1つがMUSIM WTRUの利用不可能機能をサポートしないときの複数のネットワークにわたる利用不可能調整の一例を例解する。
【
図7】WTRUが5GMM及びEMMコンテキストを有する二重登録シナリオの一例を例解する。
【
図8】改善されたデータ分析を生成するために利用不可能情報を使用する一例を例解する。
【
図9】利用不可能期間に入るリレーWTRUの一例を例解する。
【
図10】リモートWTRUが利用不可能期間に入る一例を例解する。
【
図11】利用不可能期間拒絶のWTRU処理のための論理の一例を例示する。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1Aは、1つ以上の開示された実施形態が実施され得る、例示的な通信システム100を例解する図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージ伝達、ブロードキャストなどのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する多重アクセスシステムであり得る。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共有を通じて、このようなコンテンツにアクセスすることを可能にし得る。例えば、通信システム100は、コード分割多重アクセス(code division multiple access、CDMA)、時分割多重アクセス(time division multiple access、TDMA)、周波数分割多重アクセス(frequency division multiple access、FDMA)、直交FDMA(orthogonal FDMA、OFDMA)、シングルキャリアFDMA(single-carrier FDMA、SC-FDMA)、ゼロテールユニークワードDFT-Spread OFDM(zero-tail unique-word DFT-Spread OFDM、ZT UW DTS-s OFDM)、ユニークワードOFDM(unique word OFDM、UW-OFDM)、リソースブロックフィルタ処理OFDM、フィルタバンク多重キャリア(filter bank multicarrier、FBMC)などの、1つ以上のチャネルアクセス方法を用い得る。
【0012】
図1Aに示すように、通信システム100は、無線送信/受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102dと、RAN104/113と、CN106/115と、公衆交換電話ネットワーク(public switched telephone network、PSTN)108と、インターネット110と、他のネットワーク112と、を含み得るが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、及び/又はネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境において動作し、かつ/又は通信するように構成された、任意のタイプのデバイスであり得る。例として、それらのうちのいずれかが「局(station)」及び/又は「STA」と称され得るWTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信及び/又は受信するように構成され得、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動局、固定加入者ユニット又は移動加入者ユニット、加入ベースのユニット、ページャ、携帯電話、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、ホットスポット又はMi-Fiデバイス、モノのインターネット(Internet of Things、loT)デバイス、ウォッチ又は他の着用式の、ヘッドマウントディスプレイ(head-mounted display、HMD)、車両、ドローン、医療デバイス及びアプリケーション(例えば、リモート手術用)、工業用デバイス及びアプリケーション(例えば、工業用及び/又は自動処理チェーンコンテキストで動作するロボット及び/又は他の無線デバイス)、家電デバイス、商業用無線ネットワーク及び/又は工業用無線ネットワークで動作するデバイスなどを含み得る。WTRU102a、102b、102c、及び102dのいずれも、互換的にUEと称され得る。
【0013】
通信システム100はまた、基地局114a及び/又は基地局114bを含み得る。基地局114a、114bの各々は、CN106/115、インターネット110、及び/又は他のネットワーク112などの、1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェース接続するように構成された、任意のタイプのデバイスであり得る。例として、基地局114a、114bは、基地局トランシーバ(base transceiver station、BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、gNB、NRノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(access point、AP)、無線ルータなどであり得る。基地局114a、114bは、各々単一の要素として描示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局及び/又はネットワーク要素を含み得ることが理解されよう。
【0014】
基地局114aは、基地局コントローラ(base station controller、BSC)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、リレーノードなど、他の基地局及び/又はネットワーク要素(図示せず)もまた含み得る、RAN104/113の一部であり得る。基地局114a及び/又は基地局114bは、セル(図示せず)と称され得る、1つ以上の搬送波周波数で無線信号を送信及び/又は受信するように構成され得る。これらの周波数は、認可スペクトル、未認可スペクトル、又は認可スペクトルと未認可スペクトルとの組み合わせであり得る。セルは、相対的に固定され得るか、又は経時的に変化し得る特定の地理的エリアに、無線サービスのカバレッジを提供し得る。セルは、セルセクタに更に分けられ得る。例えば、基地局114aと関連付けられたセルは、3つのセクタに分けられ得る。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つのトランシーバを、すなわち、セルのセクタごとに1つのトランシーバを含み得る。一実施形態では、基地局114aは、多重入力多重出力(multiple-input multiple output、MIMO)技術を採用し得、セルのセクタごとに複数のトランシーバを利用し得る。例えば、ビーム形成を使用して、所望の空間方向に信号を送信及び/又は受信し得る。
【0015】
基地局114a、114bは、エアーインターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上と通信し得、このエアーインターフェースは、任意の好適な無線通信リンク(例えば、無線周波数(radio frequency、RF)、マイクロ波、センチメートル波、マイクロメートル波、赤外線(infrared、IR)、紫外線(ultraviolet、UV)、可視光など)であり得る。エアーインターフェース116は、任意の好適な無線アクセス技術(radio access technology、RAT)を使用して確立され得る。
【0016】
より具体的には、上記のように、通信システム100は、多重アクセスシステムであり得るが、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAなどの、1つ以上のチャネルアクセス方式を用い得る。例えば、RAN104/113内の基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)地上無線アクセス(Terrestrial Radio Access、UTRA)などの無線技術を実施し得、これは、広帯域CDMA(wideband CDMA、WCDMA)を使用して、エアーインターフェース115/116/117を確立し得る。WCDMAは、高速パケットアクセス(High-Speed Packet Access、HSPA)及び/又は進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含み得る。HSPAは、高速ダウンリンク(Downlink、DL)パケットアクセス(High-Speed Downlink Packet Access、HSDPA)及び/又は高速アップリンクパケットアクセス(High-Speed UL Packet Access、HSUPA)を含み得る。
【0017】
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、進化型UMTS地上無線アクセス(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access、E-UTRA)などの無線技術を実施し得、これは、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)及び/又はLTE-Advanced(LTE-A)及び/又はLTE-Advanced Pro(LTE-A Pro)を使用してエアーインターフェース116を確立し得る。
【0018】
一実施形態では、基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、新無線(New Radio、NR)を使用してエアーインターフェース116を確立し得る、NR無線アクセスなどの無線技術を実施し得る。
【0019】
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、複数の無線アクセス技術を実施し得る。例えば、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、例えば、デュアルコネクティビティ(dual connectivity、DC)原理を使用して、LTE無線アクセス及びNR無線アクセスを一緒に実施し得る。したがって、WTRU102a、102b、102cによって利用されるエアーインターフェースは、複数のタイプの無線アクセス技術、及び/又は複数のタイプの基地局(例えば、eNB及びgNB)との間で送られる送信によって特徴付けられ得る。
【0020】
他の実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.11(すなわち、無線フィデリティ(Wireless Fidelity、WiFi)、IEEE802.16(すなわち、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV-DO、暫定規格2000(Interim Standard、IS-2000)、暫定規格95(IS-95)、暫定規格856(IS-856)、汎欧州デジタル移動電話方式(Global System for Mobile communications、GSM)、GSM進化型高速データレート(Enhanced Data rates for GSM Evolution、EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実施し得る。
【0021】
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、又はアクセスポイントであり得、事業所、家庭、車両、キャンパス、工業施設、(例えば、ドローンによる使用のための)空中回廊、道路などのような局所的エリアにおける無線接続を容易にするために、任意の好適なRATを利用し得る。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実施して、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)を確立し得る。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実施して、無線パーソナルエリアネットワーク(wireless personal area network、WPAN)を確立し得る。更に別の一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NRなど)を利用して、ピコセル又はフェムトセルを確立し得る。
図1Aに示すように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有し得る。したがって、基地局114bは、CN106/115を介してインターネット110にアクセスする必要がない場合がある。
【0022】
RAN104/113は、CN106/115と通信し得るが、これは、音声、データ、アプリケーション、及び/又はボイスオーバインターネットプロトコル(voice over internet protocol、VoIP)サービスを、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上に提供するように構成された、任意のタイプのネットワークであり得る。データは、例えば、異なるスループット要件、待ち時間要件、誤り許容要件、信頼性要件、データスループット要件、モビリティ要件などの、様々なサービス品質(quality of service、QoS)要件を有し得る。CN106/115は、呼制御、支払い請求サービス、移動体ロケーションベースのサービス、プリペイド通話、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供し得、かつ/又はユーザ認証などの高レベルセキュリティ機能を実行し得る。
図1Aには示していないが、RAN104/113及び/又はCN106/115は、RAN104/113と同じRAT又は異なるRATを採用する、他のRANと、直接又は間接的に通信し得ることが理解されよう。例えば、NR無線技術を利用し得るRAN104/113に接続されていることに加えて、CN106/115はまた、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMAX、E-UTRA、又はWiFi無線技術を用いて、別のRAN(図示せず)と通信し得る。
【0023】
CN106/115はまた、PSTN108、インターネット110、及び/又は他のネットワーク112にアクセスするために、WTRU102a、102b、102c、102dのためのゲートウェイとしての機能を果たし得る。PSTN108は、従来型電話サービス(plain old telephone service、POTS)を提供する回線交換電話網を含み得る。インターネット110は、相互接続されたコンピュータネットワーク及びデバイスのグローバルシステムを含み得、これらのネットワーク及びデバイスは、送信制御プロトコル(transmission control protocol、TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(user datagram protocol、UDP)、及び/又はTCP/IPインターネットプロトコルスイートのインターネットプロトコル(internet protocol、IP)などの、共通通信プロトコルを使用する。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は運用されている、有線通信ネットワーク及び/又は無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク112は、RAN104/113と同じRAT又は異なるRATを用い得る、1つ以上のRANに接続された別のCNを含み得る。
【0024】
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dのいくつか又は全ては、マルチモード機能を含み得る(例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための複数のトランシーバを含み得る)。例えば、
図1Aに示すWTRU102cは、セルラベースの無線技術を採用し得る基地局114a、及びIEEE802無線技術を採用し得る基地局114bと通信するように構成され得る。
【0025】
図1Bは、例示的なWTRU102を例解するシステム図である。
図1Bに示すように、WTRU102は、とりわけ、プロセッサ118、トランシーバ120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、非リムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、全地球測位システム(global positioning system、GPS)チップセット136、及び/又は他の周辺機器138を含み得る。WTRU102は、一実施形態との一貫性を有したまま、前述の要素の任意の部分的組み合わせを含み得ることが理解されよう。
【0026】
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連付けられた1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuits、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Arrays、FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(integrated circuit、IC)、状態機械などで、あり得る。プロセッサ118は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、及び/又はWTRU102が無線環境で動作することを可能にする任意の他の機能を実行し得る。プロセッサ118は、送信/受信要素122に結合され得るトランシーバ120に結合され得る。
図1Bは、プロセッサ118及びトランシーバ120を別個の構成要素として描示するが、プロセッサ118及びトランシーバ120は、電子パッケージ又はチップにおいて一体に統合され得るということが理解されよう。
【0027】
送信/受信要素122は、エアーインターフェース116を介して、基地局(例えば、基地局114a)との間で信号を送信するか、又は受信するように構成され得る。例えば、一実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号を送信及び/又は受信するように構成されたアンテナであり得る。一実施形態では、送信/受信要素122は、例えば、IR信号、UV信号、又は可視光信号を送信、かつ/又は受信するように構成されたエミッタ/検出器であり得る。更に別の実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号及び光信号の両方を送信及び/又は受信するように構成され得る。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信かつ/又は受信するように構成され得ることが理解されよう。
【0028】
送信/受信要素122は、単一の要素として
図1Bに描示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含み得る。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を採用し得る。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアーインターフェース116を介して無線信号を送受信するための2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含み得る。
【0029】
トランシーバ120は、送信/受信要素122によって送信される信号を変調し、送信/受信要素122によって受信される信号を復調するように構成され得る。上記のように、WTRU102は、マルチモード機能を有し得る。したがって、トランシーバ120は、例えば、NR及びIEEE802.11などの複数のRATを介してWTRU102が通信することを可能にするための複数のトランシーバを含み得る。
【0030】
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)ディスプレイユニット若しくは有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)ディスプレイユニット)に結合され得、これらからユーザが入力したデータを受信し得る。プロセッサ118はまた、ユーザデータをスピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128に出力し得る。加えて、プロセッサ118は、非リムーバブルメモリ130及び/又はリムーバブルメモリ132などの任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、当該メモリにデータを記憶し得る。非リムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(random-access memory、RAM)、読み取り専用メモリ(read-only memory、ROM)、ハードディスク、又は任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(secure digital、SD)メモリカードなどを含み得る。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバ又はホームコンピュータ(図示せず)上など、WTRU102上に物理的に位置していないメモリから情報にアクセスして、当該メモリにデータを記憶し得る。
【0031】
プロセッサ118は、電源134から電力を受信し得、WTRU102における他の構成要素に電力を分配し、かつ/又は制御するように構成され得る。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の好適なデバイスであり得る。例えば、電源134は、1つ以上の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(nickel-cadmium、NiCd)、ニッケル亜鉛(nickel-zinc、NiZn)、ニッケル金属水素化物(nickel metal hydride、NiMH)、リチウムイオン(lithium-ion、Li-ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含み得る。
【0032】
プロセッサ118はまた、GPSチップセット136に結合され得るが、これは、WTRU102の現在のロケーションに関するロケーション情報(例えば、経度及び緯度)を提供するように構成され得る。GPSチップセット136からの情報に加えて、又はその代わりに、WTRU102は、エアーインターフェース116を介して基地局(例えば、基地局114a、114b)からロケーション情報を受信し、かつ/又は2つ以上の近接基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて、そのロケーションを決定し得る。WTRU102は、一実施形態との一貫性を有したまま、任意の好適なロケーション決定方法によってロケーション情報を取得し得ることが理解されよう。
【0033】
プロセッサ118は、他の周辺機器138に更に結合され得るが、他の周辺機器138には、追加の特徴、機能、及び/又は有線若しくは無線接続を提供する1つ以上のソフトウェア及び/又はハードウェアモジュールが含まれ得る。例えば、周辺機器138には、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、(写真及び/又はビデオのための)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)ポート、振動デバイス、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(frequency modulated、FM)無線ユニット、デジタル音楽プレイヤ、メディアプレイヤ、ビデオゲームプレイヤモジュール、インターネットブラウザ、仮想現実及び/又は拡張現実(Virtual Reality/Augmented Reality、VR/AR)デバイス、アクティビティトラッカなどが含まれ得る。周辺機器138は、1つ以上のセンサを含み得、センサは、ジャイロスコープ、加速度計、ホール効果センサ、磁力計、方位センサ、近接センサ、温度センサ、時間センサ、ジオロケーションセンサ、高度計、光センサ、タッチセンサ、磁力計、気圧計、ジェスチャセンサ、生体認証センサ、及び/又は湿度センサのうちの1つ以上であり得る。
【0034】
WTRU102は、(例えば、UL(例えば、送信用)及びダウンリンク(例えば、受信用)の両方のための特定のサブフレームと関連付けられた信号のいくつか又は全ての送信及び受信が、並列及び/又は同時であり得る、全二重無線機を含み得る。全二重無線機は、ハードウェア(例えば、チョーク)又はプロセッサ(例えば、別個のプロセッサ(図示せず)又はプロセッサ118を介して)を介した信号処理のいずれかを介して自己干渉を低減し、かつ又は実質的に排除するための干渉管理ユニットを含み得る。一実施形態では、WRTU102は、(例えば、UL(例えば、送信用)又はダウンリンク(例えば、受信用)のいずれかのための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のうちのいくつか又は全てのうちのどれかの送信及び受信のための、半二重無線機を含み得る。
【0035】
図1Cは、一実施形態にかかる、RAN104及びCN106を例解するシステム図である。上記のように、RAN104は、エアーインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するために、E-UTRA無線技術を採用し得る。RAN104はまた、CN106と通信し得る。
【0036】
RAN104は、eノードB160a、160b、160cを含み得るが、RAN104は、一実施形態との一貫性を有したまま、任意の数のeノードBを含み得るということが理解されよう。eノードB160a、160b、160cは各々、エアーインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含み得る。一実施形態では、eノードB160a、160b、160cは、MIMO技術を実施し得る。したがって、eノードB160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、かつ/又はWTRU102aから無線信号を受信し得る。
【0037】
eノードB160a、160b、160cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられ得、かつ無線リソース管理意思決定、ハンドオーバ意思決定、UL及び/又はDLにおけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成され得る。
図1Cに示すように、eノードB160a、160b、160cは、X2インターフェースを介して互いに通信し得る。
【0038】
図1Cに示すCN106は、モビリティ管理エンティティ(mobility management entity、MME)162、サービングゲートウェイ(serving gateway、SGW)164、及びパケットデータネットワーク(packet data network、PDN)ゲートウェイ(又はPGW)166を含み得る。前述の要素の各々は、CN106の一部として描示されているが、これらの要素のいずれも、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は運営され得ることが理解されよう。
【0039】
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeノードB162a、162b、162cの各々に接続され得、制御ノードとして機能し得る。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中に特定のサービングゲートウェイを選択すること、などの役割を果たし得る。MME162は、RAN104と、GSM及び/又はWCDMAなどの他の無線技術を採用する他のRAN(図示せず)との間で切り替えるための制御プレーン機能を提供し得る。
【0040】
SGW164は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeノードB160a、160b、160cの各々に接続され得る。SGW164は、概して、ユーザデータパケットを、WTRU102a、102b、102cとの間でルーティングして、転送し得る。SGW164は、eノードB間ハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカする機能、DLデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能であるときにページングをトリガする機能、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理及び記憶する機能などの、他の機能を実行し得る。
【0041】
SGW164は、PGW166に接続され得るが、PGW166は、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。
【0042】
CN106は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、CN106は、WTRU102a、102b、102cと従来の地上回線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN108などの回路交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IP multimedia subsystem、IMS)サーバ)を含み得るか、又はこれと通信し得る。加えて、CN106は、WTRU102a、102b、102cに、他のネットワーク112へのアクセスを提供し得、この他のネットワークは、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は運用されている他の有線及び/又は無線ネットワークを含み得る。
【0043】
WTRUは、無線端末として
図1A~
図1Dに説明されているが、ある特定の代表的な実施形態では、このような端末は、通信ネットワークとの有線通信インターフェースを(例えば、一時的又は永久的に)使用し得ることが企図される。
【0044】
代表的な実施形態では、他のネットワーク112は、WLANであり得る。
【0045】
インフラストラクチャ基本サービスセット(Basic Service Set、BSS)モードのWLANは、BSSのアクセスポイント(AP)及びAPと関連付けられた1つ以上の局(STA)を有し得る。APは、配信システム(Distribution System、DS)若しくはBSSに入り、かつ/又はBSSから出るトラフィックを搬送する、別のタイプの有線ネットワーク/無線ネットワークへのアクセス又はインターフェースを有し得る。BSS外を起点とする、STAへのトラフィックは、APを通って到達し得、STAに送られ得る。STAを起点としてBSS外の宛先へと向かうトラフィックは、それぞれの宛先に送られるように、APに送られ得る。BSS内のSTA間のトラフィックは、例えば、APを通って送られ得、ソースSTAは、APにトラフィックを送り得、APは、トラフィックを宛先STAに送り得る。BSS内のSTA間のトラフィックは、ピアツーピアトラフィックとしてみなされ得る、かつ/又は称され得る。ピアツーピアトラフィックは、ソースSTAと宛先STAとの間で(例えば、これらの間で直接的に)、直接リンクセットアップ(direct link setup、DLS)を使用して送られ得る。ある特定の代表的な実施形態では、DLSは、802.11e DLS又は802.11zトンネル化DLS(tunneled DLS、TDLS)を使用し得る。独立BSS(Independent BSS、IBSS)モードを使用するWLANは、APを有しない場合があり、IBSS内又はこれを使用するSTA(例えば、STAの全て)は、互いに直接通信し得る。通信のIBSSモードは、本明細書では、「アドホック」通信モードと称され得る。
【0046】
802.11acインフラストラクチャ動作モード又は同様の動作モードを使用する際、APは、プライマリチャネルなどの固定チャネル上にビーコンを送信し得る。プライマリチャネルは、固定幅(例えば、20MHz幅の帯域幅)又はシグナリングを介して動的に設定される幅であり得る。プライマリチャネルは、BSSの動作チャネルであり得るが、APとの接続を確立するためにSTAによって使用され得る。ある特定の代表的な実施形態では、例えば、802.11システムにおいて、衝突回避を備えたキャリア感知多重アクセス(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance、CSMA/CA)が実施され得る。CSMA/CAの場合、APを含むSTA(例えば、全てのSTA)は、プライマリチャネルを感知し得る。プライマリチャネルが特定のSTAによってビジーであると感知/検出、かつ/又は決定された場合、特定のSTAは、バックオフされ得る。1つのSTA(例えば、1つの局のみ)は、所与のBSSにおいて、任意の所与の時間に送信され得る。
【0047】
高スループット(High Throughput、HT)STAは、通信のための40MHz幅のチャネルを使用し得、この40MHz幅のチャネルは、例えば、プライマリ20MHzチャネルと、隣接又は非隣接の20MHzチャネルとの組み合わせを介して形成され得る。
【0048】
非常に高いスループット(Very High Throughput、VHT)STAは、20MHz、40MHz、80MHz、及び/又は160MHz幅のチャネルをサポートし得る。40MHz及び/又は80MHzチャネルは、隣接する複数の20MHzチャネルを組み合わせることによって形成され得る。160MHzチャネルは、8つの連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって、又は80+80構成と称され得る2つの隣接していない80MHzチャネルを組み合わせることによって、形成され得る。80+80構成の場合、チャネル符号化後、データは、データを2つのストリームに分け得るセグメントパーサを通過し得る。逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform、IFFT)処理、及び時間領域処理は、各ストリームで別個に行われ得る。ストリームは、2つの80MHzチャネルにマッピングされ得、データは、送信STAによって送信され得る。受信STAの受信機では、80+80構成に対する上記で説明される動作は逆にされ得、組み合わされたデータは媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)に送られ得る。
【0049】
サブ1GHzの動作モードは、802.11af及び802.11ahによってサポートされる。チャネル動作帯域幅及び搬送波は、802.11n及び802.11acで使用されるものと比較して、802.11af及び802.11ahでは低減される。802.11afは、TVホワイトスペース(TV White Space、TVWS)スペクトルにおいて、5MHz、10MHz、及び20MHzの帯域幅をサポートし、802.11ahは、非TVWSスペクトルを使用して、1MHz、2MHz、4MHz、8MHz、及び16MHzの帯域幅をサポートする。代表的な実施形態によれば、802.11ahは、マクロ通信範囲エリア内のMTCデバイスなど、メータタイプの制御/マシンタイプ通信をサポートし得る。MTCデバイスは、ある特定の性能、例えば、ある特定の及び/又は限定された帯域幅のためのサポート(例えば、これらのみをサポートする)を含む、限定された性能を有し得る。MTCデバイスは、(例えば、非常に長いバッテリ寿命を維持するために)閾値を上回るバッテリ寿命を有するバッテリを含み得る。
【0050】
複数のチャネル、並びに802.11n、802.11ac、802.11af、及び802.11ahなどのチャネル帯域幅をサポートし得るWLANシステムは、プライマリチャネルとして指定され得るチャネルを含む。プライマリチャネルは、BSSにおける全てのSTAによってサポートされる最大共通動作帯域幅に等しい帯域幅を有し得る。プライマリチャネルの帯域幅は、最小帯域幅動作モードをサポートするBSSで動作する全てのSTAの中から、STAによって設定され、かつ/又は制限され得る。802.11ahの実施例では、プライマリチャネルは、AP、及びBSSにおける他のSTAが2MHz、4MHz、8MHz、16MHz、及び/又は他のチャネル帯域幅動作モードをサポートする場合であっても、1MHzモードをサポートする(例えば、これのみをサポートする)STA(例えば、MTC型デバイス)に対して1MHz幅であり得る。キャリア感知及び/又はネットワーク割り当てベクトル(Network Allocation Vector、NAV)設定は、プライマリチャネルのステータスに依存し得る。例えば、APに送信する(1MHz動作モードのみをサポートする)STAに起因して、プライマリチャネルが動作中である場合、周波数帯域の大部分が動作休止のままであり、利用可能であり得るとしても、利用可能な周波数帯域全体が動作中であるとみなされ得る。
【0051】
米国では、802.11ahにより使用され得る利用可能な周波数帯域は、902MHz~928MHzである。韓国では、利用可能な周波数帯域は917.5MHz~923.5MHzである。日本では、利用可能な周波数帯域は916.5MHz~927.5MHzである。802.11ahに利用可能な総帯域幅は、国のコードに応じて6MHz~26MHzである。
【0052】
図1Dは、一実施形態による、RAN113及びCN115を例解するシステム図である。上記のように、RAN113は、エアーインターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102cと通信するために、NR無線技術を採用し得る。RAN113はまた、CN115と通信し得る。
【0053】
RAN113は、gNB180a、180b、180cを含み得るが、RAN113は、一実施形態との一貫性を有したまま、任意の数のgNBを含み得ることが理解されよう。gNB180a、180b、180cは各々、エアーインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含み得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、MIMO技術を実施し得る。例えば、gNB180a、108bは、ビーム形成を利用して、gNB180a、180b、180cに信号を送信し得る、かつ/又はgNB180a、180b、180cから信号を受信し得る。したがって、gNB180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aとの間で無線信号を送信、かつ/又は受信し得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、キャリアアグリゲーション技術を実施し得る。例えば、gNB180aは、複数の要素搬送波をWTRU102a(図示せず)に送信し得る。こうした要素搬送波のサブセットは、未認可スペクトル上にあり得るが、残りの要素搬送波は、認可スペクトル上にあり得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、協調マルチポイント(Coordinated Multi-Point、CoMP)技術を実施し得る。例えば、WTRU102aは、gNB180a及びgNB180b(及び/又はgNB180c)からの協調送信を受信し得る。
【0054】
WTRU102a、102b、102cは、スケーラブルなニューメロロジと関連付けられた送信を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。例えば、OFDMシンボル間隔及び/又はOFDMサブキャリア間隔は、無線送信スペクトルの異なる送信、異なるセル、及び/又は異なる部分に対して変化し得る。WTRU102a、102b、102cは、(例えば、様々な数のOFDMシンボルを含む、かつ/又は様々な長さの絶対時間が持続する)様々な又はスケーラブルな長さのサブフレーム又は送信時間間隔(transmission time interval、TTI)を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。
【0055】
gNB180a、180b、180cは、スタンドアロン構成及び/又は非スタンドアロン構成でWTRU102a、102b、102cと通信するように構成され得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、他のRAN(例えば、eノードB160a、160b、160cなど)にアクセスすることもなく、gNB180a、180b、180cと通信し得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、モビリティアンカポイントとしてgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上を利用し得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、未認可帯域における信号を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。非スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、gNB180a、180b、180cと通信し、これらに接続する一方で、eノードB160a、160b、160cなどの別のRANとも通信し、これらに接続し得る。例えば、WTRU102a、102b、102cは、1つ以上のgNB180a、180b、180c及び1つ以上のeノードB160a、160b、160cと実質的に同時に通信するためのDC原理を実施し得る。非スタンドアロン構成では、eノードB160a、160b、160cは、WTRU102a、102b、102cのモビリティアンカとして機能し得、gNB180a、180b、180cは、WTRU102a、102b、102cをサービス提供するための追加のカバレッジ及び/又はスループットを提供し得る。
【0056】
gNB180a、180b、180cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられ得、無線リソース管理意思決定、ハンドオーバ意思決定、UL及び/又はDLにおけるユーザのスケジューリング、ネットワークスライシングのサポート、デュアルコネクティビティ、NRとE-UTRAとの間のインターワーキング、ユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)184a、184bへのユーザプレーンデータの経路指定、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)182a、182bへの制御プレーン情報の経路指定などを処理するように構成され得る。
図1Dに示すように、gNB180a、180b、180cは、Xnインターフェースを介して互いに通信し得る。
【0057】
図1Dに示すCN115は、少なくとも1つのAMF182a、182b、少なくとも1つのUPF184a、184b、少なくとも1つのセッション管理機能(Session Management Function、SMF)183a、183b、及び場合によってはデータネットワーク(Data Network、DN)185a、185bを含み得る。前述の要素の各々は、CN115の一部として描示されているが、これらの要素のいずれも、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は運営され得ることが理解されよう。
【0058】
AMF182a、182bは、N2インターフェースを介してRAN113におけるgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続され得、制御ノードとして機能し得る。例えば、AMF182a、182bは、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ネットワークスライシングのサポート(例えば、異なる要件を有する異なるPDUセッションの処理)、特定のSMF183a、183bの選択、登録エリアの管理、NASシグナリングの終了、モビリティ管理などの役割を果たし得る。ネットワークスライスは、WTRU102a、102b、102cを利用しているサービスのタイプに基づいて、WTRU102a、102b、102cのCNサポートをカスタマイズするために、AMF182a、182bによって使用され得る。例えば、異なるネットワークスライスは、超高信頼低遅延(ultra-reliable low latency、URLLC)アクセスに依存するサービス、拡張大規模モバイルブロードバンド(enhanced massive mobile broadband、eMBB)アクセスに依存するサービス、マシンタイプ通信(machine type communication、MTC)アクセスのためのサービスなどの異なる使用事例のために確立され得る。AMF162は、RAN113と、LTE、LTE-A、LTE-A Pro及び/又はWiFiなどの非3GPPアクセス技術などの他の無線技術を用いる他のRAN(図示せず)との間で交換するための制御プレーン機能を提供し得る。
【0059】
SMF183a、183bは、N11インターフェースを介して、CN115内のAMF182a、182bに接続され得る。SMF183a、183bはまた、N4インターフェースを介して、CN115内のUPF184a、184bに接続され得る。SMF183a、183bは、UPF184a、184bを選択及び制御し、UPF184a、184bを通るトラフィックのルーティングを構成し得る。SMF183a、183bは、UE IPアドレスを管理し、配分すること、PDUセッションを管理すること、ポリシー執行及びQoSを制御すること、ダウンリンクデータ通知を提供することなどの、他の機能を実行し得る。PDUセッションタイプは、IPベース、非IPベース、イーサネットベースなどであり得る。
【0060】
UPF184a、184bは、N3インターフェースを介して、RAN113内のgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続され得、これにより、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。UPF184、184bは、パケットを経路指定し、転送すること、ユーザプレーンポリシーを執行すること、多重ホームPDUセッションをサポートすること、ユーザプレーンQoSを処理すること、ダウンリンクパケットをバッファリングすること、モビリティアンカリングを提供することなどの、他の機能を実行し得る。
【0061】
CN115は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、CN115は、CN115とPSTN108との間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含み得るか、又はこれと通信し得る。加えて、CN115は、WTRU102a、102b、102cに、他のネットワーク112へのアクセスを提供し得、この他のネットワークは、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は運用されている他の有線及び/又は無線ネットワークを含み得る。一実施形態では、WTRU102a、102b、102cは、UPF184a、184bへのN3インターフェース、及びUPF184a、184bとDN185a、185bとの間のN6インターフェースを介して、UPF184a、184bを通じて、ローカルデータネットワーク(DN)185a、185bに接続され得る。
【0062】
図1A~
図1D、及び
図1A~
図1Dの対応する説明から見て、WTRU102a~d、基地局114a及びb、eノードB160a~c、MME162、SGW164、PGW166、gNB180a~c、AMF182a及びb、UPF184a及びb、SMF183a及びb、DN185a及びb、並びに/又は本明細書に記載される任意の他のデバイスのうちの1つ以上に関する、本明細書に記載される機能のうちの1つ以上又は全ては、1つ以上のエミュレーションデバイス(図示せず)によって実行されてもよい。エミュレーションデバイスは、本明細書に説明される機能のうちの1つ以上又は全てをエミュレートするように構成された1つ以上のデバイスであり得る。例えば、エミュレーションデバイスを使用して、他のデバイスを試験し、かつ/又は、ネットワーク及び/若しくはWTRU機能をシミュレートし得る。
【0063】
エミュレーションデバイスは、ラボ環境及び/又は事業者ネットワーク環境における他のデバイスの1つ以上の試験を実施するように設計され得る。例えば、1つ以上のエミュレーションデバイスは、通信ネットワーク内の他のデバイスを試験するために、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として完全に若しくは部分的に実施及び/又は展開されている間、1つ以上若しくは全ての機能を実行し得る。1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として一時的に実施/展開されている間、1つ以上若しくは全ての機能を実行し得る。エミュレーションデバイスは、試験を目的として、別のデバイスに直接結合され得、かつ/又は地上波無線通信を使用して、試験を実行し得る。
【0064】
1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として実施/展開されていない間、全てを含む1つ以上の機能を実行し得る。例えば、エミュレーションデバイスは、1つ以上の構成要素の試験を実施するために、試験実験室での試験シナリオ、並びに/又は展開されていない(例えば、試験用の)有線及び/若しくは無線通信ネットワークにおいて利用され得る。1つ以上のエミュレーションデバイスは、試験機器であり得る。RF回路(例えば、1つ以上のアンテナを含み得る)を介した直接RF結合及び/又は無線通信は、データを送信及び/又は受信するように、エミュレーションデバイスによって使用され得る。
【0065】
本明細書におけるタイマへの言及は、時間の判定又は期間の判定を指し得る。本明細書におけるタイマ満了への言及は、時間が生じたこと、又は時間期間が満了したことを判定することを指し得る。本明細書におけるタイマへの言及は、時間、時間期間、時間の追跡、時間期間の追跡などを指し得る。旧式の技術又は旧式のハンドオーバへの言及は、NRと比較したLTEなどの旧式の技術、又は技術の旧式のバージョン、例えば、技術のより新しいバージョン/リリース(例えば、後のNRリリース)と比較した技術のより前のバージョン/リリース(例えば、より前のNRリリース)を示し得る。本明細書における特定のタイマへの言及は、タイマの一例として提供され得る。
【0066】
無線送信/受信ユニット(WTRU)が非3GPPアクセスに(例えば、非3GPPアクセスのみに)登録されている間の利用不可能期間サポートに関連するシステム、方法、及び手段が本明細書で説明される。
【0067】
デバイス(例えば、WTRU、アクセス及びモビリティ機能(AMF)を備えるデバイスなどのネットワークデバイス)は、以下のアクションのうちの1つ以上を実行し得る。デバイスは、例えば、非アクセス層(NAS)シグナリングを介して、登録要求を(例えば、ネットワークエンティティに)送り得る。登録要求は、第1の持続時間(例えば、WTRUに関連付けられた利用不可能持続時間)を含み得る。デバイスは、登録受諾メッセージを受信し得る。登録受諾メッセージは、WTRUが利用可能であるとき(例えば、利用不可能イベント/持続時間が経過した後)に、デバイスがネットワークエンティティに知らせるべきかどうかを示し得る。デバイスは、利用不可能イベントが終了したと決定し得る。WTRUは、WTRUが利用可能になったことをネットワークエンティティに知らせるかどうかを(例えば、登録受諾メッセージに基づいて)決定し得る。デバイスは、登録更新要求を送り得る。登録更新要求は、利用不可能イベントが終了したという決定、及びWTRUが利用可能になったときにWTRUがネットワークエンティティに通知すべきであるという決定に基づいて送られ得る。登録更新要求は、WTRUが利用可能であることを示し得る。
【0068】
デバイスは、例えば、輻輳を示す指示をネットワークから受信し得る。デバイスは、第2の持続時間(例えば、輻輳に関連付けられたバックオフ持続時間)を示す指示を受信し得る。第2の持続時間は、決定され得る。第1の持続時間は、第2の持続時間以上であり得る。
【0069】
デバイスは、第1の持続時間(例えば、WTRUに関連付けられた利用不可能期間)を示す登録要求メッセージを(例えば、WTRUから)受信し得る。登録要求は、利用不可能情報に関連付けられ得る。デバイスは、WTRUが更新メッセージを(例えば、第1の持続時間の後に)送るべきかどうかを決定し得る。デバイスは、登録受諾メッセージを(例えば、WTRUに)送り得る。デバイスは、例えば、登録要求が利用不可能情報に関連付けられているという決定に基づいて、登録受諾メッセージを送り得る。登録受諾メッセージは、登録要求メッセージに関連付けられた受諾を示し得る。登録受諾メッセージは、(例えば、WTRUが不連続なカバレッジに関連付けられているかどうかに基づいて)WTRUが第1の持続時間の後に更新メッセージを送るべきどうかを示し得る。登録受諾メッセージは、例えば、WTRUが不連続なカバレッジに関連付けられている場合、(例えば、第1の持続時間の後に)更新メッセージを送ることを控えることを示し得る。デバイスは、第1の持続時間の後にWTRUが利用可能であるかどうかを決定し得る。デバイスは、例えば、WTRUが第1の持続時間後に更新メッセージを送るべきであることを登録受諾メッセージが示す場合、更新メッセージがWTRUから(例えば、第1の持続時間が満了する前に)受信されたかどうかを決定し得る。WTRUは、例えば、第1の持続時間が満了する前に更新メッセージが受信された場合に、利用可能であると決定され得る。デバイスは、例えば輻輳に関連付けられた拒否メッセージを送り得る。拒否メッセージは、第2の持続時間を示し得る。第1の持続時間は、第2の持続時間未満であり得る。
【0070】
デバイスは、マルチユニバーサル加入者識別モジュール(MUSIM)デバイスであり得る。デバイスは、第1の登録要求を第1のネットワークに送り得る。第1の登録要求は、第2のネットワークとの利用不可能期間機能を有効にすることを示し得る。登録要求は、利用不可能期間に関連付けられた第1の利用不可能持続時間を示し得る。デバイスは、利用不可能イベントがトリガされると決定し得る。デバイスは、デバイス(例えば、WTRU)がある時間期間にわたって利用不可能になることを決定し得る。デバイスが時間期間にわたって利用不可能になるという決定は、利用不可能イベントがトリガされるという決定に基づき得る。第1の利用不可能持続時間は、デバイスが時間期間にわたって利用不可能になるという決定に基づいて決定され得る。デバイスは、(例えば、第1のネットワークから)第1の登録応答を受信し得る。第1の登録応答は、第1の登録受諾メッセージであり得る。第1の登録応答は、第1の登録持続時間を示し得る。第1の登録持続時間は、第1の利用不可能持続時間以上であり得る。デバイスは、例えば、第1の利用不可能持続時間に基づいて、第2の利用不可能持続時間を決定し得る。デバイスは、第2の登録要求を第2のネットワークに送り得る。第2の登録要求は、第2のネットワークとの利用不可能期間機能を有効にすることを示し得る。第2の登録要求は、第2の利用不可能持続時間を示し得る。デバイスは、第2のネットワークから第2の登録応答を受信し得る。第2の登録応答は、第2の登録受諾メッセージであり得る。第2の登録応答は、第2の登録持続時間を示し得る。第2の登録持続時間は、第2の利用不可能持続時間以上であり得る。第2の利用不可能持続時間は、第1の登録持続時間以上であり得る。
【0071】
デバイスは、二重登録に関連付けられたアクションを実行し得る。デバイスは、(例えば、WTRUから)登録要求を受信し得る。登録要求は、利用不可能期間情報を示し得る。登録要求は、利用不可能期間情報を示し得る利用不可能期間情報要素を含み得る。利用不可能期間情報は、例えば、WTRUに関連付けられた利用不可能持続時間を示し得る。デバイスは、エンティティ(例えば、モビリティ管理エンティティ)に通知を送り得る。通知は、WTRUがある期間にわたって利用不可能であることを示し得る。デバイスは、(例えば、エンティティから)通知応答を受信し得る。通知応答は、エンティティがWTRUの利用不可能を受諾したという指示を示し得る。通知応答は、追跡エリア更新持続時間を示し得る。通知応答は、エンティティがWTRUの利用不可能及び追跡エリア更新持続時間を受諾したという指示を示し得る。デバイスは、例えば、通知応答に基づいて、登録受諾メッセージを(例えば、WTRUに)送り得る。登録受諾メッセージは、追跡エリア更新持続時間を示し得る。登録受諾メッセージは、例えば、利用不可能イベントが完了したことに基づいて、エンティティとの追跡エリア更新を実行するようにWTRUに示し得る。
【0072】
デバイスは、非3GPPアクセスに関連付けられたアクションを実行し得る。デバイスは、(例えば、WTRUから)登録要求を受信し得る。登録要求は、第1の持続時間を示し得る。第1の持続時間は、利用不可能期間であり得る。登録要求は、例えば、第1の持続時間を示す情報要素を含み得る。登録要求は、非3GPPアクセスネットワークを介して送られ得る。デバイスは、例えば、第1の持続時間が受諾されたことを示す登録応答を送り得る。第1の持続時間の受諾の指示は、受諾された利用不可能期間持続時間を示し得る。受諾された利用不可能期間持続時間は、要求された第1の持続時間以上であり得る。登録応答は、非3GPPアクセスネットワークを介した登録要求の受信と、第1の持続時間を示す登録要求とに基づいて送られ得る。デバイスは、例えば、第2の持続時間が経過したという決定に基づいて、WTRUが到達不可能であると決定し得る。第2の持続時間は、登録要求に関連付けられた利用不可能期間持続時間に関連付けられ得るか、又はそれに等しくあり得る。デバイスは、接続性喪失の再ポストを送り得る。接続性喪失報告は、利用不可能期間を示し得る。接続性喪失報告は、利用不可能期間がネットワークエクスポージャ機能に送られることを示し得る。デバイスは、WTRUからNASメッセージを受信し得る。デバイスは、例えば、受信したNASメッセージに基づいて、第2の持続時間に関連付けられた追跡を停止すること、WTRUが到達可能であると決定すること、WTRUが接続状態にあると決定すること、などのうちの1つ以上を実行し得る。デバイスは、第2の持続時間が満了したという決定に基づいて、WTRUを登録解除し得る。
【0073】
WTRUが非3GPPアクセスに(例えば、非3GPPアクセスのみに)登録されている間の利用不可能期間サポートに関連するシステム、方法、及び手段が本明細書で説明される。
【0074】
デバイス(例えば、アクセス及びモビリティ機能(AMF)を備えるデバイスなどのネットワークデバイス)は、以下のアクションのうちの1つ以上を実行し得る(例えば、実行するように構成されている)。デバイスは、登録要求を受信し得る。登録要求は、例えば、非3GPPアクセスネットワークを介して送られ得る利用不可能情報(例えば、利用不可能期間持続時間情報要素(information element、IE))を含み得る。デバイスは、(例えば、非3GPPアクセスネットワークを介して登録要求を受信することに基づいて、及び/又は利用不可能期間持続時間情報要素を含む要求に基づいて)持続時間の追跡を開始する(例えば、待機タイマを開始する)ことを決定し得る。デバイスは、持続時間(例えば、待機タイマ)に初期値を割り当て得、この初期値は、登録要求において提供された利用不可能期間持続時間に等しくてもよい。デバイスは、(例えば、非3GPPアクセスネットワークを介して登録要求を受信することに基づいて、及び/又は利用不可能期間持続時間情報要素を含む要求に基づいて)登録応答を送ることを決定し得、この登録応答は、例えば、利用不可能期間持続時間要求が受諾されたこと、及びネットワークの指示を含み得る。デバイスは、例えば、受諾された利用不可能期間持続時間を無線送信/受信ユニット(WTRU)に送ることによって、利用不可能期間持続時間の受諾を示し得る。デバイスは、要求された利用不可能期間持続時間以上である受諾された利用不可能期間持続時間を割り当て得る。デバイスは、(例えば、非3GPPアクセスネットワークを介して登録要求を受信することに基づいて、及び/又は利用不可能期間持続時間情報要素を含む要求に基づいて)WTRUが到達不可能であり、アイドル状態(例えば、5GMMアイドル状態)にあるとみなすと決定し得る。デバイスは、(例えば、WTRUが到達不可能であり、アイドル状態(例えば、5GMMアイドル状態)にあることに基づいて)WTRUが到達不可能であるという指示をセッション管理機能(SMF)に送り得る。指示は、SMFからのダウンリンクデータ通知に応答して送られ得る。デバイスは、ネットワークエクスポージャ機能(network exposure function、NEF)への接続性喪失イベント報告(例えば、利用不可能期間を含むことができる)をトリガし得、及び/又は、例えば、アプリケーション機能(application function、AF)によるWTRUに対する接続性喪失イベントサブスクリプションがある場合、利用不可能期間が、サブスクライブされたAFに報告され得る。デバイスは、WTRUから初期非アクセス層(non-access stratum、NAS)メッセージを受信し得る。デバイスは、(例えば、NAS初期NASメッセージを受信することに基づいて)持続時間の追跡を停止し(例えば、待機タイマを停止する)、WTRUが到達可能であり、接続状態(例えば、5GMM接続状態)にあるとみなすと決定し得る。デバイスは、(例えば、代替的に)持続時間の満了(例えば、待機タイマの満了)に基づいて、WTRUを(例えば、暗黙的に)登録解除すると決定し得る。
【0075】
例示的なデバイスは、1つ以上のアクションを実行するように構成されたプロセッサを含み得る。例えば、デバイス(例えば、AMFを含むデバイスなどのネットワークデバイス)は、無線送信/受信ユニット(WTRU)から登録要求を受信し得る。登録要求は、利用不可能情報(例えば、利用不可能期間持続時間情報要素)を含み得る。登録要求は、非3GPPアクセスネットワークを介して送られ得る。デバイスは、持続時間の追跡を開始し得る(例えば、タイマを開始する)。デバイスは、登録応答を送り得る。登録応答は、利用不可能期間持続時間要求が受諾されたという指示を含み得る。デバイスは、WTRUが到達不可能であると決定し得る。デバイスは、接続性喪失報告を送り得る。
【0076】
持続時間の値(例えば、タイマ)は、登録要求に関連付けられた利用不可能期間持続時間に関連付けられ得るか、又はそれに等しくあり得る。登録応答は、非3GPPアクセスネットワークを介した登録要求と、利用不可能期間持続時間情報要素を含む登録要求との受信に基づいて送られ得る。利用不可能期間持続時間要求の受諾の指示は、受諾された利用不可能期間持続時間を示し得る。受諾された利用不可能期間持続時間は、要求された利用不可能期間持続時間以上であり得る。接続性喪失報告は、利用不可能期間を示し得る。利用不可能期間を示す接続性喪失報告は、ネットワークエクスポージャ機能に送られ得る。デバイス(例えば、プロセッサ)は、WTRUからNASメッセージを受信し、(例えば、NASメッセージを受信することに基づいて)持続時間の追跡を停止すること(例えば、タイマを停止すること)、WTRUが到達可能であると決定すること、又はWTRUが接続状態にあると決定することのうちの1つ以上を実行するように更に構成され得る。デバイス(例えば、プロセッサ)は、タイマが満了することに基づいて、WTRUを暗黙的に登録解除するように更に構成され得る。
【0077】
本明細書では、ネットワークに利用不可能期間を提供するための機構に関するシステム、方法、及び手段が説明される。オペレーティングシステム(operating system、OS)アップグレード、モデムにおけるサイレントリセット又はモデムソフトウェア更新(例えば、バイナリ更新とも呼ばれる)などのいくつかのイベントは、関与する2つより多くの(例えば、3つの)パーティ、例えば、デバイス、オペレータ、及びアプリケーション機能を用いて実行され得る。
【0078】
マルチパーティイベントを実行するWTRUは、例えば、イベント動作が実行されている間(例えば、数分程度)、利用不可能になる(例えば、5Gシステムと対話することができない)ことがある。コアネットワーク及び/又はアプリケーション機能からの事前知識のないWTRU利用不可能は、例えば、アプリケーションサーバが、利用不可能期間(例えば、WTRUが利用可能でない時間期間)中のWTRUの利用可能に依存する場合、アプリケーションサーバの(例えば、重大な)動作に影響を与えることがある。
【0079】
バックオフ持続時間がアクティブである(例えば、タイマが実行中)とき、WTRUが非3GPPアクセス(例えば、のみ)を介してネットワーク(例えば、5GS)に登録される場合(例えば、登録されるとき)、マルチユニバーサル加入者識別モジュール(MUSIM)デバイスが、利用不可能機能に対するサポートを伴う及び伴わない複数のネットワークに登録される場合(例えば、登録されるとき)、WTRUが複数のネットワーク(例えば、発展型パケットシステム(evolved packet system、EPS)及び第5世代システム(fifth generation system、5GS)の両方)に登録される場合(例えば、登録されるとき)、利用不可能機能に対する分析(例えば、ネットワークデータ分析機能(network data analytics function、NWDAF))のサポートのため、リモートWTRU及び/又はリレーWTRUが利用不可能期間に入る場合(例えば、入るとき)、モバイル初期接続のみ(mobile initiated connection only、MICO)モード及び/又は厳密周期的登録タイマ機能が有効にされる場合(例えば、有効にされるとき)など、1つ以上のシナリオに対する利用不可能期間を処理することに関連するシステム、方法、及び手段が本明細書で説明される。
【0080】
利用不可能期間は、WTRUが利用不可能である、例えば、ネットワーク(例えば、5Gシステム)と対話することができない持続時間であり得る。利用不可能期間は、例えば、数分程度であり得る。WTRUのための利用不可能期間は、WTRUが(a)モデムにおけるサイレントリセット、(b)セキュリティパッチ更新、(c)OSアップグレード、(d)モデムソフトウェア(modem software、SW)更新、及び/又は(e)(例えば、オープンモバイルアライアンスデバイス管理(Open Mobile Alliance Device Management、OMA-DM)を介した)モデム設定変更時のデバイスリブートのうちの1つ以上などの(例えば、必要な)イベントを実行するのに十分に長くてもよい(例えば、十分に長いことが期待される)。
【0081】
シームレスなWTRUコンテキスト回復が実行され得る。ある特定のイベント、例えば、OSアップグレード、モデムにおけるサイレントリセット、又はモデムソフトウェア更新(例えば、バイナリ更新とも呼ばれる)は、関与する複数の(例えば、3つの)パーティ、例えば、デバイス、オペレータ、及びアプリケーション機能を用いて実行され得る。
【0082】
WTRUは、バイナリをダウンロードし得る。WTRUがアップグレードを実行する時間は、WTRUによる実施のために残される。いくつかのWTRUによる実施は、ユーザ入力を使用し得る(例えば、シークし得る)。WTRUは、例えば、WTRUがイベントを実行することができない場合(例えば、記憶容量又はバッテリレベルが不十分であるため)、イベントの実行を遅延させ得る。WTRUは、例えば、そのような動作が実行される場合(例えば、実行されるとき)、(例えば、数分程度で)、利用不可能になり得る(例えば、5Gシステムと対話しないことがある)。WTRUは、コアネットワーク及び/又はアプリケーション機能からの事前知識なしに利用不可能になり得る。WTRU利用不可能は、例えば、アプリケーションサーバが、利用不可能期間(例えば、WTRUが利用可能でない時間期間)中のWTRUの利用可能に依存する場合、アプリケーションサーバの重大な動作に影響を与えることがある。
【0083】
ネットワーク(例えば、5Gシステム)は、WTRUが、例えば、登録要求又は登録解除要求において、利用不可能期間(例えば、利用不可能持続時間)をネットワークに提供することを可能にし得る。WTRUは、そのモビリティ管理(mobility management、MM)コンテキスト及びセッション管理(session management、SM)コンテキストをユニバーサル加入者識別モジュール(universal subscriber identity module、USIM)又は不揮発性メモリに記憶して、WTRUの利用不可能期間の後に、例えば、ある特定の時間期間にわたってWTRUを利用不可能にするイベントがWTRUにおいてトリガされた場合、MMコンテキスト及びSMコンテキストを再使用することができるようになり得る。WTRUは、例えば、WTRUがWTRUのコンテキストを記憶し得る場合、モビリティ登録更新手順又は登録解除手順をトリガし、利用不可能期間持続時間をネットワークに提供し得る。ネットワーク(例えば、アクセス及びモビリティ機能(AMF))は、例えば、周期的登録更新持続時間(例えば、周期的登録更新タイマ値)を決定する場合(例えば、決定するとき)、利用不可能期間持続時間を考慮に入れ得る。AMFは、例えば、利用不可能を引き起こすイベントに対処するWTRUに干渉することを回避するために、利用不可能期間持続時間以上の周期的登録更新時間を提供し得る。後に(例えば、WTRUを利用不可能にするイベントがWTRUにおいて完了されるか、又はイベントが将来の時間に遅延されるか、若しくはWTRUにおいてキャンセルされると)、WTRUは、通常のサービスを再開するために登録手順をトリガし得る。WTRUは、登録要求メッセージに利用不可能期間を含めることを控えてもよい(例えば、含めない)。WTRU状態に応じて、登録手順は、初期登録手順又はモビリティ登録更新手順であり得る。
【0084】
AMFは、例えば、周期的登録タイマ値とともに、厳密周期的登録持続時間指示(例えば、厳密周期的登録タイマ指示)をWTRUに提供し得る。周期的登録タイマ機能は、例えば、WTRUがMICOモードを使用する場合(例えば、使用するとき)に適用され得る。AMFは、予想されるWTRU挙動に基づいて、WTRUに指示を提示し得る。例えば、AMFは、ダウンリンクデータを受信するために、毎時(例えば、正時)にダウンリンクデータに対して(例えば、CM接続モードで)利用可能であるようにWTRUを構成し得る(例えば、構成したい)。周期的登録持続時間(例えば、タイマ)機能は、例えば、WTRUがMICOモードを使用する場合(例えば、使用するとき)、有用であり得る。周期的登録持続時間(例えば、タイマ)機能は、WTRUが(例えば、予測可能な時間に)CM接続モードにあることを確実にするために使用され得る。例えば、WTRUが4時間の厳密周期的登録タイマを実行し、(例えば、常に)10分のアクティブタイマを適用する場合、WTRUが4時間ごとに10分間にわたって利用可能であることが知られ得る。厳密周期的登録持続時間(例えば、タイマ)機能を有効にすることによって、AMFは、利用可能イベント(例えば、10分利用可能イベント)が予測可能な時間に発生するように構成し得る。
【0085】
ネットワークデータ分析機能(NWDAF)は、他のネットワーク機能と対話してデータを収集し得る。NWDAFによって収集されるデータは、分析情報を決定するためにNWDAFによって使用され得る。分析情報は、統計及び予測を含み得る。
【0086】
AMFは、NWDAFがデータを収集し得るネットワーク機能(network function、NF)の一例であり得る。NWDAFは、AMFからデータを取得するためにAMFのNamf_EventExposureサービスを使用し得る。NWDAFは、NWDAFから統計及び予測を取得するためにネットワーク機能によって使用され得るNnwdaf_AnalyticsInfoサービスを提供し得る。ポリシー制御機能(policy control function、PCF)、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)、ネットワークスライシング選択機能(network slicing selection function、NSSF)、ネットワークエクスポージャ機能(NEF)、セッション管理ファンクション(SMF)、及びアプリケーションファンクション(AF)は、Nnwdaf_AnalyticsInfoサービスを呼び出し又は消費し得るネットワーク機能の例である。
【0087】
以下の項目は、Nnwdaf_AnalyticsInfoサービスを呼び出す、又は消費するNFに送られ得る情報の例を含み得る。すなわち、第1のネットワークスライスインスタンス負荷レベル統計及び予測、第2のネットワークスライス負荷レベル統計及び予測、第3のネットワーク機能負荷レベル統計及び予測、第4のネットワーク負荷レベル統計及び予測、第5のWTRU通信統計及び予測、並びに第6のWTRU異常挙動統計及び予測。
【0088】
NWDAFによってネットワーク機能に提供される予測及び統計は、AMFなどの他のネットワーク機能から収集される情報に少なくとも部分的に基づき得る。
【0089】
利用不可能期間は、WTRU(例えば、特定のWTRU)に対して5GSにおいて決定され得る。WTRU及び/又はネットワークアクションは、決定された利用不可能期間に基づき得る。WTRU及びネットワーク(例えば、5GC)は、利用不可能期間及び/又は利用不可能機能のアーキテクチャレベルワークフローについて調整し得る。
【0090】
WTRUは、例えば、登録要求メッセージにおいて(例えば、登録手順中に)、利用不可能期間のサポートの指示を提供し得る。AMFは、例えば、登録受諾メッセージにおいて、利用不可能期間のサポートを示し得る。
【0091】
WTRUは、例えば、WTRU及びネットワークが利用不可能期間をサポートし、(例えば、OSアップグレード又はデバイスリブートのために)ある特定の期間にわたってWTRUを利用不可能にするイベントがWTRUにおいてトリガされる場合、(例えば、WTRUの利用不可能期間の後に)MMコンテキストを再使用することができるように、そのMMコンテキストをUSIM又は不揮発性メモリに記憶し得る。WTRUは、例えば、WTRUがイベントを実行する準備ができている場合(例えば、準備ができているとき)、利用不可能期間を含むモビリティ登録又は登録解除手順をトリガし得る。AMFは、WTRUによって示される利用不可能期間に基づいて、周期的登録更新持続時間(例えば、タイマ)を提供し得、例えば、AMFは、利用不可能期間よりも大きい周期的登録更新時間を提供し得る。AMFは、例えば、WTRUが登録解除されていない場合、WTRUコンテキストにおいてWTRUが利用不可能であるという情報を記憶し得る。AMFは、利用不可能期間が経つか、又はWTRUがCM接続状態に入るまで、WTRUを到達不可能とみなし得る。WTRUが到達不可能である間、拡張データバッファリング、ダウンリンクデータバッファリングステータス報告などの、(例えば、全ての)高待ち時間通信ソリューションが(例えば、サポートされている場合)適用され得る。AFによるWTRUのための接続性喪失イベントサブスクリプションがある場合、AMFは、NEFへの利用不可能期間を含み得る接続性喪失イベント報告をトリガし得る。利用不可能期間は、それぞれのサブスクライブされたAFに報告され得る。
【0092】
WTRUは、例えば、WTRUが(例えば、OSアップグレード又はデバイスリブートのために)イベントを実行する準備ができている場合(例えば、準備ができているとき)、WTRUコンテキスト(例えば、MM及びSMコンテキスト)を記憶し得る(例えば、記憶することを選択する)。WTRUがコンテキストをどのように記憶するかは、WTRUによる実施に依存し得る。WTRUは、USIM機能を使用して、WTRUコンテキストの一部又は全部をUSIMに記憶し得る。
【0093】
WTRUは、例えば、WTRUを利用不可能にするイベントがWTRUにおいて完了されるか、又はイベントがWTRUにおいて将来の時間まで遅延されるか、若しくはキャンセルされると(例えば、不十分な記憶容量、不十分なバッテリレベル、又はWTRUを利用不可能にするイベントが完了したことに起因して)、通常のサービスを再開するために登録手順をトリガし得る。WTRUは、登録要求メッセージに利用不可能期間を含めることを控えてもよい(例えば、含めない)。登録手順は、例えば、イベント後にWTRUが最終的になる状態に応じて、初期登録手順又はモビリティ登録更新手順であり得る。
【0094】
バックオフ持続時間がアクティブである(例えば、タイマが実行中である)間、利用不可能期間サポートが提供され得る。非アクセス層(NAS)バックオフ持続時間(例えば、タイマ、又は他のバックオフタイマ)がWTRUにおいて実行中である(例えば、T3346/T3347/T3396、他のバックオフタイマ)間、NAS層のモビリティ管理エンティティは、(例えば、ダウンリンク(DL)ページング/通知、UL高優先シグナリング、又は緊急サービスなどの1つ以上の例外を除いて)コアネットワークに向かうモビリティ登録手順をトリガすることを控え得る(例えば、トリガしない、又はトリガすることを許可されない)。WTRU(例えば、この場合)は、利用不可能期間持続時間を有する登録要求をネットワークに送ることを控え得る(例えば、送らない)。
【0095】
ネットワークは、例えば、WTRUが、利用不可能期間の持続時間をネットワークに送ることを控えて(例えば、送らず)、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)が実行中である間にWTRUを利用不可能にし得るアクションを実行する場合、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)が実行中である間、モバイル着信サービスのためにWTRUに連絡しようと試み得る(例えば、連絡に失敗する)。モバイル着信サービスのためにWTRUに連絡する試みは失敗し得る。
【0096】
本明細書で説明される1つ以上の例は、MMバックオフ持続時間(例えば、タイマ)が実行中であり、WTRUが、WTRUを利用不可能にするイベントを実行し得る(例えば、実行する必要がある)ときに、WTRUがMMシグナリングをどのように処理するかを示し得る。
【0097】
WTRUが非3GPPアクセスに登録され、他のアクセスには登録されていない(例えば、非3GPPアクセスにのみ登録されている)間、利用不可能期間サポートが提供され得る。例えば、WTRUのNAS層が、非3GPPアクセスが利用可能であるという通知を下位層から受信した場合、WTRUは、初期NASメッセージを送って、AMFへのN1 NASシグナリング接続を確立し得る。NASは、(例えば、次いで)WTRUが非3GPPアクセスを介して5GMM接続モードにあるとみなし得る。WTRUは、(例えば、次いで)ネットワークからのモバイル着信通信のために到達可能であり得る。例えば、WTRUは、ダウンリンクデータがWTRUに利用可能であることを示すNAS通知メッセージをネットワークから受信し得る。非3GPPアクセスを介して5GMM接続モードにあるWTRUは、例えば、WTRUが非3GPPネットワークから切断されるまで、5GMM接続モードに(例えば、一般的に)留まり得る。
【0098】
周期的登録更新手順は、例えば、WTRUが非3GPPアクセスを介して登録されている場合(例えば、登録されているとき)、実行することが控えられ得る(例えば、実行され得ない)。
【0099】
非3GPPアクセスを介して登録されたWTRUは、例えば、ネットワーク及びWTRUがWTRUの登録状態を維持し、及び/又は、WTRUがモバイル着信通信のために到達可能ではない可能性があるとネットワークが理解するように、利用不可能期間をネットワークに示し得る。
【0100】
利用不可能期間サポートは、MUSIMデバイスに対して提供され得る。本明細書で説明される1つ以上の例は、利用不可能機能が、2つ以上の異なるネットワークに登録されたMUSIMデバイスのためにどのように処理され得るかを示し得る。
【0101】
いくつかの例では、複数の(例えば、両方の)ネットワークが利用不可能機能をサポートし得る。いくつかの例では、両方のネットワークに、(例えば、同じ)利用不可能期間持続時間が提供され得る。いくつかの例では、利用不可能持続時間は、第1のネットワークからの結果に基づいて決定され得る。いくつかの例では、ネットワークのうちの少なくとも1つは、利用不可能機能をサポートしないことがある。
【0102】
MUSIM WTRUは、複数のネットワークに登録され得る。NASシグナリング手順は、順次に(例えば、のみ)行われ得る。利用不可能期間についてネットワークと通信している間、(例えば、考慮され得る)遅延の要素が存在し得る。ネットワークへの利用不可能の報告は、例えば、規定された時間フレーム内にネットワークに知らせることを確実にするために、利用不可能から出ている間に順次考慮され得る。
【0103】
本明細書で説明される1つ以上の例は、異なる構成(例えば、全てのネットワークが利用不可能機能をサポートするか、又はネットワークのうちの1つ以上が利用不可能機能をサポートしない)を有するMUSIM WTRUが、例えば、ネットワーク及びMUSIM WTRUがMUSIM WTRUの登録状態を維持することができるように、及び/又はネットワークが、WTRUがモバイル着信通信のために到達可能でないことを理解するように、ネットワークに利用不可能期間をどのように示すことができるかを示し得る。
【0104】
利用不可能期間サポートは、複数のネットワーク(例えば、EPC及び5GCの両方)に登録されたデバイスに対して提供され得る。(例えば、S1及びN1モードで動作することが可能な)WTRUは、EPS及び5GSの両方に登録され得る。EPSに登録されたWTRUは、S1モードにあると言われ得る。5GSに登録されたWTRUは、N1モードにあると言われ得る。二重登録されたWTRUは、S1及びN1モードの両方に(例えば、同時に)あり得る。
【0105】
複数のネットワークのうちの1つ(例えば、EPS)は、例えば、WTRUとEPSのモビリティ管理エンティティ(MME)との間のS1 NASインターフェースを介して、利用不可能期間のネゴシエーションをサポートしないことがある。本明細書で説明される1つ以上の例は、WTRUが、それを一時的に利用不可能にするイベントを実行している場合(例えば、実行しているとき)、どのようにEPSが、WTRUのコンテキストを削除することを控える(例えば、削除しない)ことを知る(例えば、決定する)か、及び/又はどのようにモバイル着信通信のためにWTRUに連絡しようと試みることを控える(例えば、連絡しようと試みない)ことを知る(例えば、決定する)かを示し得る。
【0106】
分析(例えば、NWDAF)は、利用不可能期間機能のためにサポートされ得る。本明細書で説明されるように、NWDAFは、統計及び/又は予測を他のネットワーク機能に提供し得る。本明細書で説明されるように、WTRUは、例えば、登録要求において利用不可能期間持続時間を送ることによって、又は登録解除要求において利用不可能期間持続時間を提供することによって、WTRUがある期間にわたって利用不可能であり得ることをAMFに示し得る。
【0107】
考慮すべきいくつかのシナリオが存在し得る。第1に、WTRUによってAMFに提供される利用不可能期間は、共通イベントではないことがある。例えば、利用不可能期間は、WTRUがソフトウェアアップグレードをインストールしている場合に(例えば、インストールしているときに)(例えば、のみ)発生し得る。第2に、エリア内の複数の(例えば、多くの)WTRUが、同時に又は同様の時間にソフトウェアアップグレードをインストールすることがある。複数のWTRUは、利用不可能になり、ほぼ同時に再び利用可能になり得る。第3に、WTRUによって提供される利用不可能期間は、いつWTRUがネットワークへの登録手順を実行しようと試みてもよいかの強い指示となり得る(例えば、WTRUが、利用不可能期間持続時間内にネットワークに登録しようと試みてもよいことが予期される)。
【0108】
WTRUによって要求される利用不可能期間持続時間は、ネットワーク内で起こり得る将来のイベントに強い影響を及ぼす可能性があり得る。WTRUによって要求される利用不可能期間持続時間は、NWDAFによって他のネットワーク機能に提供される統計及び予測の精度に影響を及ぼし得る。NWDAFは、利用不可能期間持続時間を取得し得、並びに/又は統計及び予測を生成するときの利用不可能期間持続時間とみなし得る(例えば、本明細書で説明される1つ以上の機能を使用して)。
【0109】
利用不可能期間機能サポートが、リレーWTRUに対して提供され得る。本明細書で説明される1つ以上の例は、リレーWTRUのためのシナリオをどのように処理するか、リレーWTRU及びリモートWTRUのための利用不可能イベントの処理、及び/又は接続されたリレーWTRUとリモートWTRUとの間で協調がどのように維持され得るかを示し得る。
【0110】
WTRUは、(例えば、厳密周期的)登録持続時間(例えば、タイマ)機能を使用するように(例えば、ネットワークによって)構成され得る。上記で説明されたように、厳密周期的登録タイマ機能は、WTRUがCM接続モードにあり、予測可能な時間においてダウンリンクデータを受信するために利用可能であるように構成され得る。この機能は、例えば、電力を節約するために、MICOモードを使用し、及び/又は長いスリープ持続時間に入るデバイスにとって有用であり得る。これらのデバイス(例えば、WTRU)がダウンリンクデータのために利用可能である機会は、非常にまれであり得る(例えば、数時間又は更には数日離れている)。WTRUがダウンリンクデータのために利用可能であると予想されるときと重複する利用不可能期間をWTRUが要求する場合、それは、WTRUが予想される時間において利用可能であると予想したサーバから送られ得るダウンリンクデータをWTRUに失わせることがある。
【0111】
複数のパーティ(例えば、3つのパーティ)が、OSアップグレード、モデムにおけるサイレントリセット、又はモデムソフトウェア更新(例えば、バイナリ更新とも呼ばれる)などのある特定のイベント(例えば、動作)を実行するために関与することがある。関与する複数のパーティは、例えば、デバイス(例えば、WTRU)、オペレータ、及びアプリケーション機能を含み得る。
【0112】
WTRUは、そのような動作が実行されるときはいつでも、例えば、数分程度利用不可能になり得る(例えば、5Gシステムと対話しないことがある)。WTRUは、コアネットワーク及び/又はアプリケーション機能からの事前知識なしに利用不可能になり得る。予想しないWTRU利用不可能は、例えば、アプリケーションサーバが、利用不可能期間(例えば、WTRUが利用可能でない時間期間)中のWTRUの利用可能に依存する場合、アプリケーションサーバの動作(例えば、重大な動作)に影響を与えることがある。
【0113】
バックオフ持続時間(例えば、タイマ)が実行中であり得る場合(例えば、実行中であり得るとき)、WTRUが非3GPPアクセス(例えば、のみ)を介してネットワーク(例えば、5GS)に登録され得る場合(例えば、登録され得るとき)、MUSIMデバイスが利用不可能機能のサポートあり及びなしで複数のネットワークに登録され得る場合(例えば、登録され得るとき)、WTRUが利用不可能機能のための分析(例えば、NWDAF)のサポートのために複数のネットワーク(例えば、EPS及び5GSの両方)に登録される場合(例えば、登録されるとき)、リモートWTRU及び/又はリレーWTRUが、利用不可能期間に入る場合(例えば、入るとき)、MICOモード及び/又は厳密周期的登録持続時間(例えば、タイマ)機能が有効にされている場合(例えば、有効にされているとき)など、複数のシナリオに対する利用不可能期間機能の処理に関するシステム、方法、及び手段が本明細書で説明される。
【0114】
バックオフ持続時間(例えば、タイマ)が実行中である間、利用不可能期間サポートが提供され得る。AMFは、例えば、モビリティ管理(例えば、5GMM)シグナリング輻輳の検出時に、(例えば、一般的な)NASレベル輻輳制御を実行し得る。WTRUは(例えば、5GMMシグナリング輻輳条件下で)、例えば、緊急サービス及び/又は高優先サービスなどの1つ以上のシナリオを除いて、モビリティ登録更新メッセージを送ることを控え得る(例えば、送らない、送ることを許可されない)。
【0115】
AMFは、(例えば、一般的なNASレベル輻輳制御がアクティブである場合/ときに)NASメッセージを拒否し、モビリティ管理(MM)バックオフ持続時間(例えば、タイマ、例えば、T3346)の値を拒否メッセージに含め得る。WTRUは、MM(例えば、5GMM)拒否メッセージにおいて受信された値を用いて、持続時間(例えば、タイマ、例えば、T3346)の追跡を開始し得る。WTRUは、例えば、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)が実行中である場合(例えば、実行中であるとき)、1つ以上の(例えば、ある特定の)NASメッセージ(例えば、モビリティ登録更新)を送ることを控え得る(例えば、禁止される)。WTRUは、例えば、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)が実行中である場合(例えば、実行中であるとき)、ネットワーク開始シグナリング(例えば、ダウンリンクデータによってトリガされたページ)に応答し得る。
【0116】
WTRUは、例えば、ある(例えば、ある特定の)時間期間にわたってWTRUを利用不可能にし得る(例えば、そのようにする)WTRUにおけるイベントの検出に基づいて(例えば、検出時に)、利用不可能期間の開始についてネットワークに知らせ得る。WTRUは、例えば、WTRUがMM(例えば、5GMM)コンテキスト及びSM(例えば、5GSM)コンテキストを保存することができる場合、(例えば、利用不可能期間IEを含む)登録要求メッセージを介して、利用不可能期間の開始についてネットワークに知らせ得る。しかしながら、WTRUは、1つ以上のシナリオにおいて、WTRUの利用不可能についてネットワーク(例えば、AMF)に知らせることを控え得る(例えば、知らせない、知らせることができない)。例えば、WTRUは、NASレベル輻輳制御がアクティブである場合(例えば、アクティブであるときに)、モビリティ登録更新を送るためのUL NASシグナリングをトリガすることを控える(例えば、トリガすることが許可されない)。
【0117】
WTRUは、ネットワークに知らせることなくWTRUを利用不可能にするアクションを実行することを控え得る(例えば、実行しない)。ネットワークは、WTRUのためのシグナリングを開始し、例えば、ネットワークに知らされていない場合、WTRUが応答しないことを見つけ得る。WTRUは、例えば、WTRUがそれを利用不可能にするアクション(例えば、ソフトウェアアップグレード)を実行していることがあるため、応答しないことがある。
【0118】
WTRUは、例えば、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)が実行中である場合(例えば、実行中であるときでも)、モビリティ登録更新をネットワークに送り得る(例えば、送ることが許可される)。WTRUは、NASシグナリングを生成して、利用不可能期間についてネットワークに知らせ、次いで、再び、WTRUが再び利用可能であることをネットワークに知らせ得る。シグナリングは、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)が実行中である間に生成され得る。いくつかの例では、同じエリア内の複数のWTRUが、同じソフトウェアアップグレードを実行していることがある。複数のWTRUからの利用不可能及び利用可能のシグナリングは、例えば、輻輳状況中でも、ネットワークによって処理されるかなりの量のNASシグナリングをトリガする可能性がある。
【0119】
NASレベル輻輳制御がアクティブである間に(例えば、持続時間又はタイマが実行中である間に、例えば、T3346が実行中である間に)、WTRUは、登録要求メッセージ(例えば、利用不可能期間IEを含む)を送り得る(例えば、送ることが許可される)。WTRUは、後続の要求、アップリンクデータステータスIE、及び/又は許可されたPDUセッションステータスIEを防止又は回避(例えば、登録要求メッセージがこれらを含まないことを確実にすることに制限)し得る(例えば、そのように構成されている)。WTRUは、NASバックオフ持続時間(例えば、タイマ、例えば、T3346)に残された時間量以上である利用不可能期間持続時間(例えば、のみ)を要求するように(例えば、更に)構成(例えば、制限)され得る。
【0120】
AMFは(例えば、バックオフタイマが実行中である間に利用不可能期間要求を含む登録要求を受信することに基づいて)、例えば、以下、すなわち、(i)登録及び利用不可能期間が受諾されたという指示、(ii)以前に提供されたバックオフ持続時間(例えば、タイマ、例えば、T3346)が実行され続け、リセットされなくてもよいこと、例えば、WTRUが依然としてNASレベル輻輳制御がアクティブであると考えてもよいことをWTRUに示す指示、(iii)WTRUが依然としてNASレベル輻輳制御がアクティブであると考えてもよいことをWTRUに示す新しいバックオフ持続時間(例えば、タイマ)値(例えば、T3346)、(iv)例えば、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)(例えば、T3346)が実行中である場合であっても、WTRUが再び利用可能になったときにWTRUがAMFに知らせてもよいという指示、及び/又は、(v)バックオフ持続時間(例えば、タイマ)(例えば、T3346)が実行中である場合、WTRUが再び利用可能になったときにWTRUがAMFに知らせなくてもよいという指示、のうちの1つ以上を含む情報(例えば、登録受諾メッセージ)でWTRUに応答し得る。
【0121】
登録受諾メッセージ内の前述の例示的な指示は、WTRUが再び利用可能になったときにWTRUが追加のシグナリングを生成するかどうかに関する制御をAMFに与え得る。
図2は、WTRUが利用不可能期間をシグナリングし、AMFがNASシグナリングの量を(例えば、依然として)制限するための例示的な手順を示す。
【0122】
図2は、NASレベル輻輳制御がアクティブであり得る間の利用不可能イベントの一例を例解する。
図2に示すように、210において、NASレベル輻輳制御は、例えば、WTRUがAMFからの拒絶応答を受信したため、WTRUに対してアクティブであり得る。拒絶応答は、持続時間(例えば、タイマ、例えば、T3346タイマ)を含んでいてもよい。NASレベル輻輳制御は、WTRUにおいてアクティブであり得る。持続時間(例えば、又は他の持続時間)は実行中であり得る(例えば、T3346及び/又は他のバックオフタイマが実行中であり得る)。WTRUは、例えば、高優先度アクセス、緊急サービス、及び/又はWTRUがネットワーク側からのページングに応答することを意味する場合を除いて、NASレベルのシグナリングをトリガすることを控え得る(例えば、トリガしない、トリガすることを許可されないことがある)。
【0123】
図2の220において、WTRUは、ある特定の期間にわたってWTRUを利用不可能にし得るイベントをWTRUにおいて実行する必要性を検出し得る。WTRUは、WTRUが利用可能になると予想される時間量を(例えば、更に)検出し得る。例えば、時間値は、アプリケーション又はオペレーティングシステムによって提供され得る。
【0124】
図2の230において、WTRUは、AMFに向けて登録要求手順をトリガし得る。WTRUは、WTRUの利用不可能持続時間についてネットワークに知らせるために、利用不可能期間IEを提供し得る。WTRUは(例えば、バックオフタイマがWTRUにおいて実行中である場合)、例えば、持続時間がバックオフ持続時間(例えば、T3346などのタイマ)に残された時間量よりも大きい場合、220において決定された持続時間に利用不可能期間を設定し得る(例えば、設定することを決定する)。WTRUは、そうでなければ、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)に残された時間量以上である時間を要求し得る(例えば、要求することを決定する)。
【0125】
図2の240において、AMFは、利用不可能期間IEの存在を考慮に入れ、登録要求を拒否することを控え(例えば、拒否せず)、及び/又は登録受諾メッセージで応答し得る。AMFは、登録受諾メッセージを使用して、以前に提供されたバックオフ持続時間(例えば、タイマ、例えば、T3346)が実行され続け、リセットされなくてもよいことを示し、WTRUが依然としてNASレベル輻輳制御がアクティブであると考えてもよいことをWTRUに示す新しいバックオフ持続時間(例えば、タイマ)値(例えば、T3346)を提供し、及び/又は、例えば、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)が実行中である場合であっても、WTRUが再び利用可能になったときにWTRUがAMFに知らせてもよいかどうかの指示を提供し得る。
【0126】
図2の250において、WTRUは、WTRUを利用不可能にしたイベント、例えば、モデムにおけるサイレントリセット、セキュリティパッチ更新、OSアップグレード、モデムSW更新、及び/又はOMA-DMを介したモデム設定変更時のデバイスリブートを実行(例えば、実行に成功)し得る。
【0127】
図2の260において、例えば、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)がもはや実行中ではない場合、又はWTRUが再び利用可能になったときにWTRUがAMFに知らせてもよいことを240においてAMFが示した場合、WTRUの利用不可能イベントの実行(例えば、実行に成功)についてWTRUがAMFに知らせ得る。例えば、利用不可能期間IEを含めることを控える(例えば、含めない)、例えば、登録要求メッセージを送ることによって、WTRUの利用不可能イベントの実行(例えば、実行の成功)についてWTRUがAMFに知らせ得る。WTRUは、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)が満了するまで待機し、次いで、例えば、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)が実行中である場合、又はバックオフ持続時間(例えば、タイマ)が実行中である場合、WTRUが再び利用可能になったときにWTRUがAMFに知らせることを控えてもよい(例えば、知らせない)ことを240においてAMFが示した場合、WTRUの利用不可能イベントの実行(例えば、実行の成功)についてAMFに知らせ得る。WTRUは、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)が満了するまで待機し、次いで、例えば、利用不可能期間IEを含めることを控える(例えば、含めない)、例えば、登録要求メッセージを送ることによって、WTRUの利用不可能イベントの実行(例えば、実行の成功)についてAMFに知らせ得る。
【0128】
図2を参照すると、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)が実行中である場合に対して更なる例示的な手順が提供される。WTRUは、以下のうちの1つ以上を実行し得る。
【0129】
図2に示すように、210において、WTRUは、ネットワーク内の輻輳状況のためにWTRUが制限されていることを示すNAS拒否メッセージを受信し得る。NAS拒否メッセージは、どのくらい長くWTRUが輻輳状況を適用可能であると考えてもよいか、及び/又はどのくらい長く制限が適用可能であるかを示す持続時間(例えば、タイマ値)を含み得る。WTRUは、例えば、持続時間(例えば、タイマ値)を受信することに基づいて、バックオフ持続時間(例えば、バックオフタイマ)の追跡を開始し得る。
【0130】
図2に示すように、220において、WTRUは、ある(例えば、ある特定の)期間にわたってWTRUを利用不可能にし得るイベントをWTRUにおいて実行する必要性を検出し得る。WTRUは、WTRUが利用可能になると予想される時間量を検出し得る。
【0131】
図2に示すように、230において、WTRUは、登録要求をネットワークに送り得る。登録要求は、WTRU利用不可能持続時間を含み得る。WTRUの利用不可能持続時間は、例えば、実行中のバックオフ持続時間(例えば、タイマ)に基づいて、及び/又はWTRUが利用可能になると予想される時間量よりも大きいバックオフ持続時間(例えば、タイマ)値に基づいて、バックオフ持続時間(例えば、タイマ値)以上の値に設定され得る。
【0132】
図2に示すように、240において、WTRUは、ネットワークからの登録受諾メッセージを受信し得る。登録受諾メッセージは、以前に提供されたバックオフ持続時間(例えば、タイマ、例えば、T3346)が実行され続け、リセットされなくてもよいという指示を含み得、これは、WTRUに、NASレベル輻輳制御を適用し続けるようにさせるか、又はトリガし得る。登録受諾メッセージは、WTRUが依然としてNASレベル輻輳制御をアクティブであることをWTRUに示す異なる(例えば、新しい)バックオフ持続時間(例えば、タイマ)値(例えば、T3346)を含み得、これは、WTRUに、NASレベル輻輳制御を適用し続けるように、及び/又は異なる(例えば、新しい)値をバックオフ持続時間(例えば、タイマ)に割り当てるようにさせるか、又はトリガし得る。登録受諾メッセージは、例えば、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)(例えば、T3346)が実行中である場合であっても、WTRUが再び利用可能になったときにWTRUがAMFに知らせてもよいという指示を含み得、これは、WTRUに、利用不可能イベントが終了したときに、登録更新要求をネットワークに送るようにトリガし得る。登録更新要求は、利用不可能期間持続時間を含むことを控えてもよい(例えば、含まない)。登録受諾メッセージは、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)(例えば、T3346)が実行中である場合、WTRUが再び利用可能になったときにWTRUがAMFに知らせることを控えてもよい(例えば、知らせない)という指示を含んでもよく、これは、WTRUに、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)が依然として実行中である間に利用不可能イベントが終了したときに、登録更新要求をネットワークに送らないようにさせるか、又はトリガし得る。WTRUは、バックオフ持続時間(例えば、タイマ)が満了したとき、登録更新要求をネットワークに送り得る(例えば、送ることを決定する)。登録更新要求は、利用不可能期間持続時間を含むことを控えてもよい(例えば、含まない)。
【0133】
WTRUが非3GPPアクセスに(例えば、のみ)登録されている間、利用不可能期間サポートが提供され得る。ネットワーク(例えば、5Gシステム)は、WTRUが非3GPPアクセスを介してAMFに登録要求を送ることを可能にし得る(例えば、示す)。登録要求は、利用不可能情報(例えば、利用不可能期間持続時間情報要素(IE))を含み得る。
【0134】
AMFは、非3GPPアクセスを介して登録されたWTRUからの利用不可能情報(例えば、利用不可能期間持続時間情報要素)の受信に基づいて(例えば、受信時に)、1つ以上のアクションを実行してもよい(例えば、実行するようにトリガされる)。例えば、AMFは、以下のアクションのうちの1つ以上を実行するようにトリガされ得る。
【0135】
AMFは、例えば、利用不可能期間持続時間要求が受諾されたこと、及びネットワークが現在、WTRUがアイドル状態(例えば、5GMMアイドル状態)にあると考えていることを示す登録応答をWTRUに送り得る。AMFは、例えば、受諾された利用不可能期間持続時間をWTRUに送ることによって、利用不可能期間持続時間の受諾を示し得る。AMFは、要求された利用不可能期間持続時間以上である受諾された利用不可能期間持続時間を割り当て得る。
【0136】
AMFは、WTRUがアイドル状態(例えば、5GMMアイドル状態)にあるとみなし得る。
【0137】
AMFは、持続時間(例えば、待機タイマ)の追跡を開始し得る。AMFは、持続時間(例えば、待機タイマ)に初期値を割り当て得、この初期値は、登録要求において提供された利用不可能期間持続時間に等しくてもよい。
【0138】
AMFは、WTRUが初期NASメッセージを送るまで、WTRUが到達不可能であるとみなし得る。初期NASメッセージの例は、例えば、登録要求、サービス要求、及び/又は制御プレーンサービス要求を含む。
【0139】
AMFは、例えば、AMFがWTRUから初期NASメッセージを受信する前に持続時間(例えば、待機タイマ)が満了した場合、WTRUが登録解除された(例えば、5GMM登録解除状態にある)とみなし得る。
【0140】
図3は、非3GPPアクセスを介して登録されたWTRUによって利用不可能期間機能が使用されるときの一例を例解する。例えば、
図3は、WTRUが非3GPPアクセス(例えば、のみ)を介してネットワーク(例えば、5GCN)に登録され得るときに利用不可能期間機能のサポートを示す。
【0141】
図3に示すように、310において、WTRUは、非3GPPアクセス(例えば、のみ)を介して5GCNに登録され得る。非3GPPアクセスは、信頼されても信頼されなくてもよい。
【0142】
320において、ある(例えば、ある特定の)期間にわたってWTRUを利用不可能し得るイベントが、WTRUにおいて発生し得る。
【0143】
330において、WTRUは、非3GPPアクセスネットワークを介してAMFに登録要求を送り得る。登録要求は、利用不可能情報(例えば、利用不可能期間持続時間情報要素)を含み得る。
【0144】
340において、AMFは、持続時間(例えば、待機タイマ)の追跡を開始し得る。AMFは、最初に、持続時間(例えば、待機タイマ)値を、利用不可能期間持続時間以上に設定し得る。
【0145】
350において、AMFは、登録受諾メッセージをWTRUに送り得る。登録受諾メッセージは、要求された利用不可能期間持続時間の受諾を示し得、及び/又はWTRUが使用し得る利用不可能期間持続時間値をWTRUに提供し得る。AMFは、(例えば、ここで)WTRUがアイドル状態(例えば、5GMMアイドル状態)にあり、到達不可能であるとみなし得る。AMFは、例えば、ダウンリンクデータ通知がSMFから受信され得る場合、WTRUが到達不可能であることをSMFに示し得る。AMFは、例えば、AFによるWTRUに対する接続性喪失イベントサブスクリプションが存在する場合、NEFに向けて接続性喪失イベント報告をトリガし得る。接続性喪失イベント報告は、利用不可能期間を含み得る。利用不可能期間は、それぞれのサブスクライブされたAFに(例えば、更に)報告され得る。
【0146】
360において、WTRUは、WTRUを利用不可能にしたイベント、例えば、モデムにおけるサイレントリセット、セキュリティパッチ更新、OSアップグレード、モデムSW更新、及び/又はOMA-DMを介したモデム設定変更時のデバイスリブートを実行(例えば、実行に成功)し得る。
【0147】
370において、WTRUは、例えば、WTRUがここで到達可能であることをAMFに示すために、初期NASメッセージをネットワークに送り得る。
【0148】
380において、AMFは、例えば、初期NASメッセージの受信に基づいて(例えば、受信時に)、持続時間の追跡を停止し得る(例えば、待機タイマを停止する)。AMFは、WTRUが接続状態(例えば、5GMM接続状態)にあるとみなす、及び/又はWTRUが到達可能であるとみなし得る。AMFは、例えば、370で提供されたメッセージが受信されないか、又は待機時間が満了する前に受信されない場合、WTRUを(例えば、暗黙的に)登録解除し得る。
【0149】
利用不可能期間サポートは、MUSIMデバイスに対して提供され得る。利用不可能調整は、ネットワークにわたって提供され得る。
【0150】
WTRUは、複数(例えば、2つ)のネットワークに登録され得る。WTRUは、(例えば、複数のネットワークのうちの)第1のネットワークに登録要求を送り得る。登録要求は、利用不可能期間持続時間を含み得る。第1のネットワークは、登録受諾メッセージ及び/又は要求された利用不可能期間持続時間以上であり得る周期的登録持続時間(例えば、タイマ)を用いて応答し得る。WTRUは、(例えば、次いで)登録要求を第2のネットワークに送り得る。WTRUは、第2のネットワークへの要求に第2の利用不可能期間持続時間を含め得る。WTRUは、第2の利用不可能期間持続時間を、第1のネットワークから受信された周期的登録タイマ以上の値に設定し得る(例えば、選択する)。この手法は、第1のネットワークに関連付けられた(例えば、第1のネットワークによって要求された)時間の前に(例えば、かなり前に)WTRUが再登録し得ることを第2のネットワークがWTRUに示すことを控える(例えば、示さない)ことを確実にするのを助け得る。
【0151】
図4は、MUSIM機能も使用されるシナリオにおいて、WTRUが利用不可能期間機能をどのように使用し得るかの一例を示す。
【0152】
図4は、ネットワークにわたる利用不可能調整のための例示的な手順を例解する。
【0153】
図4に示すように、410において、MUSIM WTRUは、複数(例えば、2つ)のネットワークに登録され得る。
【0154】
420において、WTRUは、ある期間にわたってWTRUが利用不可能であることに関連付けられ得る(例えば、WTRUが利用不可能であることを要求する)イベントをWTRUが実行する必要があることを検出し得る。WTRUは、第1の利用不可能期間持続時間を決定し得る。
【0155】
430において、WTRUは、登録要求を第1のネットワークに送り得る。登録要求は、第1の利用不可能期間持続時間を含み得る。
【0156】
440において、第1のネットワークのAMFは、登録応答をWTRUに送り得る。登録応答は、第1の利用不可能期間持続時間以上であり得る周期的登録持続時間(例えば、タイマ)を含み得る。
【0157】
450において、WTRUは、第2の利用不可能期間持続時間を決定し得る。WTRUは、第2の利用不可能期間持続時間を、第1のネットワークから受信された周期的登録タイマ以上の値に設定し得る。このように第2の利用不可能期間持続時間を設定することは、WTRUが、利用不可能期間の完了において複数の(例えば、両方の)ネットワークにコンタクトするのに十分な時間を有することができることを確実にし得る。
【0158】
460において、WTRUは、登録要求を第2のネットワークに送り得る。登録要求は、第2の利用不可能期間持続時間を含み得る。
【0159】
470において、第2のネットワークのAMFは、登録応答をWTRUに送り得る。登録応答は、第2の利用不可能期間持続時間以上であり得る第2の周期的登録持続時間(例えば、タイマ)を含み得る。
【0160】
いくつかの例では、複数の(例えば、両方又は全ての)ネットワークが、利用不可能期間機能をサポートし得る。例えば、MUSIM WTRUは、複数のSIMカード、例えば、2つより多いUSIMを有し得る。MUSIM WTRUは、異なるネットワークに登録し得る。いくつかの例(例えば、
図5に示す以下の例)では、MUSIM WTRUは、複数(例えば、2つ)のUSIMカードを装備し得、及び/又は複数(例えば、2つ)の異なる(例えば、5G)ネットワークに登録され得る。他の構成が実装され得る。
【0161】
図5は、複数のネットワーク(例えば、両方の5Gネットワーク)が利用不可能機能をサポートするときの複数のネットワークにわたる利用不可能調整の一例を例解する。
【0162】
図5に示すように、510において、2つのアクティブなUSIMカードを有するMUSIMデバイスは、利用不可機能をサポートする2つの異なる(例えば、5G)ネットワーク(例えば、AMF-1及びAMF-2)の登録に成功し得る。
【0163】
520において、ある(例えば、ある特定の)期間にわたってWTRUを利用不可能し得るイベントが、WTRUにおいて発生し得る。(例えば、MUSIMデバイスとしての)WTRUは、ネットワーク(例えば、5GS)と順次通信し得る。MUSIM WTRUは、登録(登録解除)手順に関する遅延を考慮に入れ得る。
【0164】
530において、MUSIM WTRUは、第1のネットワーク、例えばAMF-1を選択/選び得る。WTRUは、登録要求メッセージをAMF-1に送り得る。メッセージは、例えば、開始遅延(例えば、Δt)を有する利用不可能期間持続時間IEを含み得る。遅延開始(Δt)は、ネットワークAMF-1に、利用不可能期間が、提供された遅延開始持続時間値及び/又はWTRUが利用不可能になる実際の持続時間、例えば、利用不可能期間持続時間+Δtを有する遅延を考慮し得ることを知らせ得る。遅延開始は、MUSIM WTRUが利用不可能について他のネットワークに知らせるために実行し得る(例えば、実行する必要がある)保留中の登録(登録解除)手順の数を考慮に入れて計算され得る。例えば、Δtは、Δt=(N=1)×(AMF-2への利用不可能について知らせる登録(登録解除)に要求される(例えば、必要とされる)時間+利用不可能期間の終了についてネットワーク(AMF-2)に知らせる登録)として計算され得、式中、Nは、MUSIMが行い得る(例えば、実施する必要がある)登録(登録解除)の数であり得る。
図5に示す例示的なシナリオでは、利用不可能期間についてAMF-2に知らせるために、もう1つの登録イベントが存在し得る。登録(登録解除)に関連付けられる(例えば、登録(登録解除)のために必要とされる(例えば、要求される))時間は、最良及び/又は最悪の可能なケース、例えば、再送信タイマ/カウンタ、再試行タイマ/カウンタなどを考慮に入れ得る。パワーダウンとしての登録解除は、WTRUがネットワークからの応答を待機し得る持続時間(例えば、タイマ)を考慮に入れ得る。MUSIM WTRUは、例えば、ネットワークからの応答がない場合、(例えば、暗黙的な)登録解除とみなし得る。
【0165】
440において、AMF-1は、登録受諾メッセージを用いて応答し得る。AMF-1は、(例えば、その後)RRCシグナリング接続を解放し得る。
【0166】
550において、MUSIM WTRUは、利用不可能について知らされる必要がある最後のインスタンスとして、登録要求を第2のAMF、例えば、AMF-2に送り得る。遅延開始は、0、例えば、Δt=0に設定され得る。
【0167】
560において、AMF-2は、登録受諾メッセージを用いて応答し得る。AMF-2は、(例えば、その後)接続(例えば、RRCシグナリング接続)を解放し得る。
【0168】
570において、MUSIM WTRUは、MUSIM WTRUを利用不可能にしたイベント、例えば、モデムにおけるサイレントリセット、セキュリティパッチ更新、OSアップグレード、モデムSW更新、及び/又はOMA-DMを介したモデム設定変更時のデバイスリブートを実行(例えば、実行に成功)し得る。
【0169】
580において、MUSIM WTRUは、(例えば、利用不可能期間持続時間IEを含めることを控える(例えば、含まない))登録要求メッセージをAMF-2に送り得、MUSIM WTRUが(例えば、ここで)利用可能であることをネットワークに知らせ得る。利用不可能から出るためのシーケンスがあり得る。例えば、利用不可能期間について最後に通知されたネットワークは、利用可能について通知される最初のネットワークであってもよい。例示的なシナリオでは、WTRUの利用可能について知らせるために、AMF-1よりも高い優先がAMF-2に与えられ得る。AMF-1に提供される遅延開始は、利用不可能について他のネットワークに知らせることに関する遅延を考慮に入れ得、利用可能及び/又は対応する手順タイミングが後に続き得る。
【0170】
590において、MUSIM WTRUは、(例えば、利用不可能期間持続時間IEを含まない)登録要求メッセージをAMF-1に送り得、MUSIM WTRUが(例えば、ここで)利用可能であることをネットワークに知らせる。
【0171】
図5を参照すると、複数の(例えば、両方又は全ての)ネットワークが利用不可能期間機能をサポートし得る一例が提供される。MUSIM WTRUは、以下のうちの1つ以上を実行し得る。
【0172】
図5に示すように、510~520において、2つのアクティブなUSIMカードを有するMUSIMデバイス(例えば、WTRU)は、利用不可機能をサポートする2つの異なる(例えば、5G)ネットワーク、例えば、AMF-1及びAMF-2の登録し得る(例えば、登録に成功する)。ある(例えば、ある特定の)期間にわたってWTRUを利用不可能にし得るイベントが、WTRUにおいて発生し得る。(例えば、MUSIMデバイスとしての)WTRUは、ネットワーク(例えば、5GS)と順次通信し得る。MUSIM WTRUは、登録(登録解除)手順に関する遅延を考慮に入れ得る。
【0173】
図5に示すように、530/540において、MUSIM WTRUは、第1のネットワーク(例えば、AMF-1)を選択/選び、利用不可能期間持続時間IE)及び/又は開始遅延Δtを含むことができる登録要求メッセージを送り得る。遅延開始(Δt)は、ネットワークAMF-1に、利用不可能期間が、提供された遅延開始持続時間値を有する遅延を考慮し得ることを知らせ得る。WTRUが利用不可能であり得る実際の持続時間は、利用不可能期間持続時間+Δtであり得る。遅延開始は、例えば、MUSIM WTRUが利用不可能ついて他のネットワークに知らせるために実行し得る(例えば、実行する必要がある)保留中の登録(登録解除)手順の数を考慮に入れることによって計算され得る。
【0174】
図5に示す例では、例えば、Δtは、Δt=(N=1)×(AMF-2への利用不可能について知らせる登録(登録解除)に要求される(例えば、必要とされる)時間+利用不可能期間の終了についてネットワーク(AMF-2)に知らせる登録)として決定され得、式中、Nは、MUSIMが実行し得る(例えば、実行する必要がある)登録(登録解除)の数であり得る。
図5に示す例示的なシナリオでは、利用不可能期間についてAMF-2に知らせるために、もう1つの登録イベントが存在し得る。
【0175】
登録(登録解除)に関連付けられる(例えば、登録(登録解除)のために必要とされる)時間は、最良及び/又は最悪の可能なケース、例えば、再送信タイマ/カウンタ、再試行タイマ/カウンタなどを考慮に入れ得る。パワーダウンとしての登録解除は、WTRUがネットワークからの応答を待機し得る持続時間(例えば、タイマ持続時間)を考慮に入れ得る。MUSIM WTRUは、例えば、ネットワークからの応答がない場合、登録解除(例えば、暗黙的な登録解除)とみなし得る。AMF-1は、例えば、AMF-1が登録受諾メッセージで応答する場合、RRCシグナリング接続を(例えば、その後)解放し得る。
【0176】
図5に示すように、550/560において、MUSIM WTRUは、利用不可能について知らされる必要がある最後のインスタンスとして、登録要求を第2のAMF(例えば、AMF-2)に送り得る。遅延開始は、0、例えば、Δt=0に設定され得る。AMF-2は、登録受諾メッセージを用いて応答し得る。AMF-2は、(例えば、その後)接続(例えば、RRCシグナリング接続)を解放し得る。
【0177】
図5に示すように、570/580/590において、WTRUは、WTRUを利用不可能にしたイベント、例えば、モデムにおけるサイレントリセット、セキュリティパッチ更新、OSアップグレード、モデムSW更新、及び/又はOMA-DMを介したモデム設定変更時のデバイスリブートを実行(例えば、実行に成功)し得る。MUSIM WTRUは、(例えば、利用不可能期間持続時間IEを含まない)登録要求メッセージをAMF-2に送り得、MUSIM WTRUが(例えば、ここで)利用可能であることをネットワークに知らせ得る。利用不可能から出るためのシーケンスがあり得る。例えば、利用不可能期間について最後に通知されたネットワークは、利用可能について通知される最初のネットワークであってもよい。例えば、
図5に示すように、WTRUの利用可能について知らせるために、AMF-1よりも高い優先がAMF-2に与えられ得る。AMF-1に提供される遅延開始は、利用不可能について他のネットワークに知らせることに関する遅延を考慮に入れ、例えば、利用可能及び対応する手順タイミングが後に続き得る。MUSIM WTRUは、(例えば、利用不可能期間持続時間IEを含まない)登録要求メッセージをAMF-1に送り得、MUSIM WTRUが(例えば、ここで)利用可能であることをネットワークに知らせ得る。
【0178】
いくつかの例では、ネットワークのうちの1つは、利用不可能期間機能をサポートしないことがある。
【0179】
図6は、ネットワークのうちの1つがMUSIM WTRUの利用不可能機能をサポートしないときの複数のネットワークにわたる利用不可能調整の一例を例解する。
【0180】
図6に示すように、610において、MUSIMデバイス(例えば、WTRU)は、複数(例えば、2つ)のアクティブなUSIMカードを有し得る。MUSIM WTRUは、2つの異なるネットワーク、例えば、AMF-1及びAMF-2/MMEに登録され得る(例えば、登録に成功する)。
図6に示す例示的なシナリオでは、第2のネットワークは、利用不可能機能をサポートしないEPS、又は利用不可能機能をサポートしない5Gネットワーク(例えば、AMF)であり得る。
【0181】
620において、ある(例えば、ある特定の)期間にわたってWTRUを利用不可能し得るイベントが、WTRUにおいて発生し得る。(MUSIMデバイスとしての)WTRUは、ネットワーク(例えば、5GS)と順次通信し得る。MUSIM WTRUは、登録(登録解除)手順に関する遅延を考慮に入れ得る。
【0182】
630において、MUSIM WTRUは、例えば、利用不可能期間持続時間IE及び/又は開始遅延Δtを含む登録要求メッセージを送るべき第1のネットワーク(例えば、AMF-1)を選択/選び得る。遅延開始(Δt)は、ネットワークAMF-1に、利用不可能期間が、提供された遅延開始持続時間値を有する遅延を考慮し得ることを知らせ得る。WTRUが利用不可能であり得る実際の持続時間は、利用不可能期間持続時間+Δtであり得る。遅延開始Δtは、例えば、MUSIM WTRUが利用不可能ついて他のネットワークに知らせるために実行し得る(例えば、実行する必要がある)保留中の登録(登録解除)手順の数を考慮に入れることによって計算され得る。例えば、
図6に示すように、他のネットワークは、利用不可能機能をサポートしないことがある(例えば、機能がサポートされないEPS又は5GS)。遅延開始は、他のネットワークからWTRUを登録解除することに関連付けられた(例えば、そのためにかかる)持続時間を考慮に入れ得る。
【0183】
640において、AMF-1は、登録受諾メッセージを用いて応答し得る。AMF-1は、(例えば、その後)RRCシグナリング接続を解放し得る。
【0184】
650において、第2のネットワーク(AMF-2/MME)は、機能をサポートしていないことがある。WTRUは、例えば、(例えば、パワーダウンとしての原因コードを有する)登録解除要求メッセージを送ることによって、ネットワークに向けて登録解除をトリガし得る。
【0185】
いくつかの例では、MUSIM WTRU及びAMF-2/MMEは、MICOモードをサポートすることができ、MUSIM WTRUは、例えば、登録解除手順の代わりに、MICOモードを開始し得る。ネットワークは、MICOモードのためのアクティブ時間をセットアップする間、提供された利用不可能期間持続時間を考慮に入れ得る。アクティブ時間は、利用不可能期間と一致しないことがある。アクティブ時間は、利用不可能期間持続時間の後に開始し得る。ネットワークは、利用不可能期間持続時間以上の周期的登録持続時間(例えば、タイマ持続時間)を(例えば、代替的に)設定し得、これは、WTRUが、再び到達可能になったときに周期的登録を実行し得ることを確実にし得る。ネットワークは、周期的登録中に所望のパラメータ(例えば、新しい周期的登録持続時間/タイマ値)を用いてWTRUを再構成し得る。
【0186】
いくつかの例では、登録解除が最初に実行され得る。MUSIM WTRUは、利用不可能機能をサポートしないネットワークからそれ自体を登録解除し得る。MUSIM WTRUは、サポートする第2のネットワークとの利用不可能手順を(例えば、その後)実行し得る。
【0187】
660において、WTRUは、WTRUを利用不可能にしたイベント、例えば、モデムにおけるサイレントリセット、セキュリティパッチ更新、OSアップグレード、モデムSW更新、及び/又はOMA-DMを介したモデム設定変更時のデバイスリブートを実行(例えば、実行に成功)し得る。
【0188】
670において、MUSIM WTRUは、(例えば、利用不可能期間持続時間IEを含めることを控える(例えば、含まない))登録要求メッセージをAMF-2に送り得、MUSIM WTRUが(例えば、ここで)利用可能であることをネットワークに知らせ得る。利用不可能から出るためのシーケンスがあり得る。例えば、利用不可能期間について最後に通知されたネットワークは、利用可能について通知される最初のネットワークであってもよい。例えば、
図5に示すように、WTRUの利用可能について知らせるために、AMF-1よりも高い優先がAMF-2/MMEに与えられ得る。AMF-1に提供される遅延開始は、利用不可能について他のネットワークに知らせることに関する遅延を考慮に入れ、例えば、利用可能及び対応する手順タイミングが後に続き得る。
【0189】
680において、MUSIM WTRUは、(例えば、利用不可能期間持続時間IEを含まない)登録要求メッセージをAMF-1に送り得、これは、MUSIM WTRUが(例えば、ここで)利用可能であることをネットワークに知らせ得る。
【0190】
図6を参照すると、ネットワークのうちの1つが利用不可能期間機能をサポートしないことがある更なる例示的な手順が提供される。MUSIM WTRUは、以下のうちの1つ以上を実施し得る。
【0191】
図6に示すように、610~620において、MUSIMデバイス(例えば、WTRU)は、2つのアクティブなUSIMカードを有し得る。MUSIM WTRUは、2つの異なるネットワーク、例えば、AMF-1及びAMF-2/MMEへの登録に成功し得る。例示的なシナリオでは、第2のネットワークは、利用不可能機能をサポートしないEPS、又は利用不可能機能をサポートしない5Gネットワーク(例えば、AMF)であり得る。ある特定の期間にわたってWTRUを利用不可能にし得るイベントが、WTRUにおいて発生し得る。(例えば、MUSIMデバイスとしての)WTRUは、5GSと(例えば、順次)通信し得る。MUSIM WTRUは、登録(登録解除)手順に関する遅延を考慮に入れ得る。
【0192】
図6に示すように、630/640において、MUSIM WTRUは、第1のネットワーク、例えば、AMF-1を選び、例えば、利用不可能期間持続時間IE及び/又は開始遅延Δtを含む登録要求メッセージを送り得る。遅延開始(Δt)は、ネットワークAMF-1に、利用不可能期間が、提供された遅延開始持続時間値を有する遅延を考慮し得ることを知らせ得る。WTRUが利用不可能であり得る実際の持続時間は、利用不可能期間持続時間+Δtとして計算され得る。遅延開始Δtは、例えば、MUSIM WTRUが利用不可能ついて他のネットワークに知らせるために実行し得る(例えば、実行する必要がある)保留中の登録(登録解除)手順の数を考慮に入れることによって計算され得る。例えば、
図6に示すように、他のネットワークは、利用不可能機能をサポートしない(例えば、機能がサポートされないEPS又は5GS)。遅延開始は、他のネットワークからMUSIM WTRUを登録解除するためにかかり得る持続時間を考慮に入れ得る。AMF-1は、登録受諾メッセージを用いて応答し得る。AMF-1は、(例えば、その後)接続(例えば、RRCシグナリング接続)を解放し得る。
【0193】
図6に示すように、650において、第2のネットワーク(例えば、AMF-2/MME)は、機能をサポートしていないことがある。WTRUは、例えば、パワーダウンとしての原因コードを有する登録解除要求メッセージを送ることによって、ネットワークに向けて登録解除をトリガし得る。
【0194】
いくつかの例では、MUSIM WTRU及びAMF-2/MMEは、MICOモードをサポートし得る。MUSIM WTRUは、例えば、登録解除手順の代わりに、MICOモードを開始し得る。ネットワークは、MICOモードのためのアクティブ時間をセットアップする間、提供された利用不可能期間持続時間を考慮に入れ得る。アクティブ時間は、利用不可能期間と一致しないことがある。アクティブ時間は、利用不可能期間持続時間の後に開始し得る。ネットワークは、利用不可能期間持続時間以上の周期的登録持続時間(例えば、タイマ持続時間)を(例えば、代替的に)設定し得、これは、WTRUが、再び到達可能になったときに、WTRUが、周期的登録を実行し得ることを確実にし得る。ネットワークは、周期的登録中に所望のパラメータ(例えば、新しい周期的登録持続時間/タイマ値)を用いてWTRUを再構成し得る。
【0195】
いくつかの例では、登録解除ステップが最初のステップであり得る。例えば、MUSIM WTRUは、利用不可能機能をサポートしないネットワークからそれ自体を登録解除し得る。WTRUは、サポートする第2のネットワークとの利用不可能手順を(例えば、その後)実行し得る。
【0196】
図6に示すように、660/670/680において、WTRUは、WTRUを利用不可能にしたイベント、例えば、モデムにおけるサイレントリセット、セキュリティパッチ更新、OSアップグレード、モデムSW更新、及び/又はOMA-DMを介したモデム設定変更時のデバイスリブートを実行(例えば、実行に成功)し得る。MUSIM WTRUは、(例えば、利用不可能期間持続時間IEを含まない)登録要求メッセージをAMF-2に送り得、MUSIM WTRUが(例えば、ここで)利用可能であることをネットワークに知らせ得る。利用不可能から出るためのシーケンスがあり得る。例えば、利用不可能期間について最後に通知されたネットワークは、利用可能について通知される最初のネットワークであってもよい。例えば、
図6に示すように、WTRUの利用可能について知らせるために、AMF-1よりも高い優先がAMF-2/MMEに与えられ得る。AMF-1に提供される遅延開始は、利用不可能について他のネットワークに知らせることに関する遅延を考慮に入れ、例えば、利用可能及び対応する手順タイミングが後に続き得る。MUSIM WTRUは、(例えば、利用不可能期間持続時間IEを含まない)登録要求メッセージをAMF-1に送り得、MUSIM WTRUが(例えば、ここで)利用可能であることをネットワークに知らせ得る。
【0197】
利用不可能期間サポートは、複数のネットワーク(例えば、EPC及び5GCの両方)に登録されたデバイスに対して提供され得る。AMFは、WTRUがS1及びN1モードで動作することができることを検出し得る。例えば、AMFは、EPCに既に登録されているWTRUから初期登録要求を受信し得、例えば、AMFは、EMM状態がEMM登録であるWTRUから初期登録要求を受信し得る。AMFは、例えば、WTRUがEMM登録状態にあることを示し得る1の値に設定されたWTRU状態情報要素のN1モードregビットを有するWTRU状態情報要素を初期登録要求が含む場合、WTRUがEPSに登録されていることを検出し得る。
【0198】
S1モード及びN1モードで動作することができるWTRUは、ある期間にわたってWTRUを利用不可能にし得るイベントが実行される必要があることを検出し得る。例えば、WTRUが到達不可能であり得、及び/又はWTRUがイベントを実行しており、かつ利用不可能である間、WTRUのコンテキストがネットワーク(例えば、5GS)によって維持されるべきであることをAMFが知り得るように、WTRUは、利用不可能期間持続時間をAMFに送り得る(例えば、送ることを決定する)。
【0199】
AMFは、(例えば、登録要求に基づいて)例えば、WTRUがS1及びN1モードで動作することが可能であること、5G及びEPSアクセスのための共通登録を有すること、又は二重登録されていることをAMFが検出し、例では、AMFが、利用不可能期間持続時間を含む登録要求をWTRUから受信する場合、MMEに(例えば、N26インターフェースを介して)通知を送り得る。通知は、WTRUがある期間にわたって利用不可能になりそうであることをMMEに示し得る。通知は、AMFが登録応答においてWTRUに送り得る利用不可能期間持続時間又は周期的登録時間を含み得る。MMEは、例えば、通知内の利用不可能期間持続時間又は周期的登録時間に基づいて、WTRUが利用不可能であると予想される時間を決定し得る(例えば、認識する)。MMEは、通知を受信することに基づいて、以下のアクションのうちの1つ以上(例えば、任意の組み合わせ)を実行し得る。
【0200】
例えば、MMEは、例えば、少なくとも通知において示された期間が経過するまで、WTRUが到達不可能であるとみなし(例えば、みなし始め)得、及び/又はWTRUに関連付けられた(例えば、任意の)ダウンリンクデータ通知を拒否し得る。MMEは、例えば、少なくとも通知において示された時間期間である値を持続時間(例えば、タイマ)に割り当てることによって、WTRUに関連付けられ得る持続時間(タイマ、例えば、暗黙的デタッチタイマ)を(例えば、更に)調整し得る。
【0201】
例えば、MMEは、WTRUが利用不可能である間、MMEがWTRUのコンテキストを維持することに同意しないという指示、及び/又はAMFがWTRUに対して、WTRUがEPSから登録解除されるとみなすことができること、例えば、及びWTRUがEMM登録状態からEMM登録解除状態に移行することができることをWTRUに示すことができるという指示で、AMFに応答し得る。MMEからの応答は、AMFがWTRUに送るための異なる(例えば、新しい)周期的追跡エリア更新持続時間(例えば、タイマ)値を(例えば、更に)含み得る。
【0202】
AMFは、例えば、通知をMMEに送り、MMEから応答を受信することに基づいて(例えば、その時に)、登録応答をWTRUに送り得る。登録応答は、例えば、以下の指示、すなわち、利用不可能期間がMMEと共有されたという指示、及び/又は利用不可能イベントが完了し得るときにWTRUがMMEと追跡エリア更新を実行し得るという指示、利用不可能期間がMMEによって拒否されたという指示、及び/又はWTRUが、WTRUがEPSから登録解除され、例えば、EMM登録状態からEMM登録解除状態に移行するとみなされ得るという指示、及び/又はWTRUがそのEPS周期的追跡エリア更新持続時間(例えば、タイマ)値に割り当て得る値(例えば、新しい値)のうちの1つ以上を含み得る。
【0203】
WTRUは、利用不可能期間を完了し得る。WTRUは、(例えば、利用不可能期間の完了時に)5GSとの登録エリア更新手順及びEPSとの追跡エリア更新手順を実行し得る。追跡エリア更新手順は、例えば、WTRUがEMM登録解除状態に移行していない場合(例えば、のみ)に実行され得る。WTRUは、例えば、WTRUがEMM登録解除状態に移行した場合、EPSとのアタッチ手順を実行し得る。
【0204】
複数のネットワーク(例えば、EPC及び5GC)に登録されたデバイスのための利用不可能サポートによって与えられる利点は、例えば、以下、すなわち、EPS NASシグナリングが、変更を控え得ること(例えば、変更する必要がない)こと、EPSコンテキストが、WTRUが利用不可能期間にある間、維持され得ること、及び/又はWTRUが、WTRUが利用不可能期間にある間、MMEがEPSコンテキストを維持することができないか、EPSコンテキストを維持する意思がないかを決定し得る(例えば、認識する)ことのうちの1つ以上を含み得る。
【0205】
図7は、WTRUが5GMM及びEMMコンテキストを有する二重登録シナリオの一例を例解する。
【0206】
図7に示したように、710において、WTRUは、5GMM及びEMM有効である。WTRUは、単一登録モードで動作し得る。WTRUは、3GPPアクセス及びEMMのための5GMMについての(例えば、1つの)共通登録を維持し得る。WTRUは、5GMM及びEMMの両方で更新に成功し得る(例えば、S1モード登録ステータスがEMM登録であり、N1モード登録ステータスが5GMM登録である)。WTRUは、現在、アイドルモードで5Gセルに在圏し得る。5GS又はEPSは、「サポートされないN26インターフェースを伴わないインターワーキング」に設定されたWK N26ビットを伴う5GSネットワーク機能サポートIE又はEPSネットワーク機能サポートIEの一部として、N26とのインターワーキングのためのサポートを(例えば、最後の登録手順において)示し得る。
【0207】
720において、ある(例えば、ある特定の)時間期間にわたってWTRUを利用不可能にし得るイベントが、WTRUにおいて発生し得る。
【0208】
730において、WTRUは、AMFに向けて登録要求手順をトリガし得る。WTRUは、WTRUの利用不可能持続時間についてネットワークに知らせるために、利用不可能期間IEを提供し得る。
【0209】
740において、AMFは、例えば、N26インターフェースを介して、MMEに通知を送り得る。通知は、WTRUがある期間にわたって利用不可能である(例えば、利用不可能になりそうである)ことをMMEに示し得る。通知は、AMFが登録応答においてWTRUに送り得る利用不可能期間持続時間又は周期的登録時間を含み得る。MMEは、例えば、通知内の利用不可能期間持続時間又は周期的登録時間に基づいて、WTRUが利用不可能であると予想される時間を認識し得る。
【0210】
750において、MMEは、例えば、N26インターフェースを介してAMFから通知を受信することに基づいて、以下のアクションのうちの1つ以上(例えば、任意の組み合わせ)を実行し得る。
【0211】
例えば、MMEは、WTRUが到達不可能であるとみなし得る(例えば、みなすことを開始する)。MMEは、例えば、少なくとも通知において示される時間期間が経過するまで、WTRUに関連付けられ得る(例えば、任意の)ダウンリンクデータ通知を拒否し得る。MMEは、例えば、少なくとも通知において示された期間である値を持続時間に割り当てる(例えば、タイマに割り当てる)ことによって、WTRUに関連付けられた持続時間(例えば、タイマ、例えば、暗黙的デタッチタイマ)を(例えば、更に)調整し得る。
【0212】
例えば、MMEは、WTRUが利用不可能である間、MMEがWTRUのコンテキストを維持することに同意しないこと、WTRUがEPSから登録解除されるとWTRUがみなし得ることAMFがWTRUに示す(例えば、示し得る)こと、及び/又はWTRUがEMM登録状態からEMM登録解除状態に移行する(例えば、移行し得る)という指示を用いてAMFに応答し得る。MMEからの応答は、AMFがWTRUに送るための(例えば、新しい)周期的追跡エリア更新持続時間(例えば、タイマ)値を(例えば、更に)含み得る。
【0213】
760において、MMEは、(例えば、N26インターフェースを介して)AMFからの通知に応答し得る。MME応答は、例えば、WTRUからの利用不可能要求がMMEによって受諾/拒否されたかどうかを示す情報、及び/又は、例えば、AMFを介してWTRUにリレーして戻し得る周期的登録タイマ持続時間を含み得る。
【0214】
770において、AMFは、登録受諾をWTRUに提供し得る。登録応答は、以下の指示、すなわち、利用不可能期間がMMEと共有されたという指示、利用不可能イベントが完了したときにWTRUがMMEとの追跡エリア更新を実行し得るという指示、及び/又はEMM状態がEMM登録であり得るという指示、利用不可能期間がMMEによって拒否されたという指示、WTRUがそれ自体がEPSから登録解除されるとみなし得る指示、及び/又はWTRUがEMM登録状態からEMM登録解除状態に移行し得る指示、及び/又はWTRUがWTRUのEPS周期的追跡エリア更新タイマ値に割り当て得る新しい値のうちの1つ以上を含み得る。
【0215】
780において、WTRUは、WTRUを利用不可能にしたイベント、例えば、モデムにおけるサイレントリセット、セキュリティパッチ更新、OSアップグレード、モデムSW更新、及び/又はOMA-DMを介したモデム設定変更時のデバイスリブートを実行(例えば、実行に成功)し得る。
【0216】
790において、利用不可能期間から出るWTRUは、例えば、利用不可能期間IEを含めることなく、AMFとの登録手順を実行し得る。
【0217】
795において、WTRUは、(例えば、WTRUがAMFを介してMMEから受信した結果及び応答に応じて)EMM追跡エリア更新手順(例えば、EMM状態がEMM登録である場合)又はEMMアタッチ手順(例えば、EMM状態がEMM登録解除である場合)をトリガして、利用不可能期間が終了し、WTRUが再び到達可能であることをMMEに示し得る。
【0218】
分析(例えば、NWDAF)は、利用不可能期間機能のためにサポートされ得る。AMFのNamf_EventExposureサービスは、イベント(例えば、WTRU利用不可能イベント)にサブスクライブするNFインボーカ(例えば、NWDAF)をサポートし得る。AMFは、イベントが発生したときに、WTRU利用不可能情報をNFインボーカに報告し得る。WTRU利用不可能情報は、以下、すなわち、WTRU識別子、(例えば、各)WTRU識別子に対する不可能時間情報、及び/又は、例えば、各WTRUが利用可能になったときなど、予想されるアクションの指示のうちの1つ以上を含み得る。
【0219】
AMFは、インボーカNFがNamf_EventExposureサブスクライブサービス動作にサブスクライブするか又はそれを呼び出す場合(例えば、Namf_EventExposureサブスクライブサービス動作にサブスクライブするか又はそれを呼び出すときに)、WTRU利用不可能情報を提供し得、例えば、以下、すなわち、登録状態報告、接続性状態報告、到達可能性報告、エリア内UE報告、5GSユーザ状態報告、頻度モビリティ登録報告、UEアクセス挙動傾向、及び/又はUE-MMトランザクション報告のうちの1つ以上など(例えば、それらに等しい)イベントIDを提供する。追加及び/又は代替として、イベントID(例えば、新しいイベントID)が定義され得る(例えば、WTRU利用不可能情報)。AMFは、インボーカNFがNamf_EventExposureサブスクライブサービス動作にサブスクライブするか又はそれを呼び出し、(例えば、「WTRU利用不可能情報」に等しい)イベントIDを提供する場合(例えば、提供するときに)、WTRU利用不可能情報を提供し得る。
【0220】
AMFによってWTRUのインボーカNFに提供される利用不可能時間情報は、例えば、以下、すなわち、WTRUによって要求された利用不可能期間持続時間に等しいこと、WTRUによって要求された利用不可能期間持続時間に基づく絶対時間値に設定されること、利用不可能時間が満了するまでにAMFがどのくらいの時間が経過するかを予想又は必要とするかを示す値に設定されること、及び/又はAMFによってWTRUに提供された周期的登録持続時間(例えば、タイマ)値に等しく設定されることのうちの1つ以上であり得る。
【0221】
WTRUが利用可能になったときの予想されるアクションの指示は、利用不可能期間が終了した場合(例えば、終了したときに)、WTRUがモビリティ登録を実行する(例えば、実行すると予想される)ことを示すか、又は利用不可能期間が終了した場合(例えば、終了したときに)、WTRUが初期登録を実行する(例えば、実行すると予想される)ことを示し得る。
【0222】
AMFは、利用不可能期間が終了した場合(例えば、終了したときに)、例えば、WTRUがモビリティ登録要求において利用不可能期間持続時間を提供した場合、WTRUがモビリティ登録を実行する(例えば、実行すると予想される)ことを示し得る。
【0223】
AMFは、利用不可能期間が終了した場合(例えば、終了したときに)、例えば、WTRUが登録解除要求において利用不可能期間持続時間を提供した場合、WTRUが初期登録を実行する(例えば、実行すると予想される)ことを示し得る。
【0224】
WTRUが利用可能になる場合(例えば、利用可能になるときに)、予想されるアクションの指示をコンシューマNF(例えば、NWDAF)に提供することは、例えば、予想されるアクションが、WTRUが利用可能になる場合(例えば、利用可能になるときに)、(例えば、必要とされ得る)ネットワークアクティビティの量に影響を及ぼし得るので、有用(例えば、重要)であり得る。例えば、初期登録手順は、モビリティ登録手順よりも多くのシグナリングをもたらし得る。コンシューマNFは、例えば、コンシューマNF(例えば、NWDAF)が、どのアクションが予想されるかについて知らされた場合、より正確な統計及び/又は予測を生成し得る(例えば、生成することができる)。
【0225】
図8は、AMFがNWDAFに利用不可能情報を提供する例示的な手順を示す。NWDAFは、利用不可能情報を使用して、より正確な統計及び/又は予測を生成し得る。NWDAFは、統計及び/又は予測を、PCF、AMF、NSSF、NEF、SMF、及び/又はAFなどのコンシューマNFに提供し得る。
【0226】
図8は、改善されたデータ分析を生成するために利用不可能情報を使用する一例を例解する。
【0227】
図8に示すように、810において、コンシューマNF(例えば、PCF、AMF、NSSF、NEF、SMF、又はAF)は、サービス(例えば、NWDAFのNnwdaf_AnalytcisInfoサービス)を呼び出し得る。サービス呼び出しのタイプは、要求又は加入動作であってもよい。要求される分析のタイプは、例えば、以下、すなわち、ネットワークスライスインスタンス負荷レベル統計及び予測、ネットワークスライス負荷レベル統計及び予測、ネットワーク機能負荷レベル統計及び予測、ネットワーク負荷レベル統計及び予測、WTRU通信統計及び予測、並びに/又は第6のWTRU異常挙動統計及び予測のうちの1つ以上であり得る。
【0228】
820において、NWDAFは、810において要求された情報を決定するために必要であり得るデータを収集し得る(例えば、収集し始める)。必要なデータを収集するプロセスの一部として、NWDAFは、AMFのNamf_EventExposureサービス動作を呼び出し得る。サービス呼び出しのタイプは、要求又は加入動作であってもよい。動作においてNWDAFによってAMFに提供され得るイベントIDの値は、以下、すなわち、登録状態報告、接続性状態報告、到達可能性報告、エリア内UE報告、5GSユーザ状態報告、頻繁なモビリティ登録報告、UEアクセス挙動傾向、UE-MMトランザクション報告、及び/又は「WTRU利用不可能情報」のうちの1つ以上であり得る。
【0229】
830において、AMFは、利用不可能期間持続時間を含み得る、NAS登録要求又はNAS登録解除要求を受信し得る。例では、830における動作は、820における動作の前に発生し得る。
【0230】
840において、動作は820における動作に依存し得る。例えば、820におけるアクションが要求動作である場合、840において、AMFは、WTRUが利用可能になった場合(例えば、利用可能になったときに)、利用不可能時間情報及び/又は予想されるアクションの指示を用いてNWDAFに(例えば、直ちに)応答し得る。応答は、1つ以上のWTRUに関する情報を提供し得る。例えば、820におけるアクションが加入動作である場合、830におけるNASメッセージは、840においてNWDAFに通知を送るようにAMFをトリガし得る。通知は、利用不可能時間情報、及び/又はWTRUが利用可能になるときに予想されるアクションの指示を含み得る。通知は、1つ以上のWTRUに関する情報を提供し得る。
【0231】
850において、NWDAFは、810において要求された(例えば、統計又は予測)を導出し得る。分析は、利用不可能時間情報、及び/又はWTRUが利用可能になるときに予想されるアクションの指示に基づいて導出され得る。
【0232】
860において、NWDAFは、通知又は応答サービス動作においてコンシューマNFに分析を送り得る。
【0233】
利用不可能期間機能は、リレーWTRUのためにサポートされ得る。リレーWTRUは、利用不可能期間に入り得る。
【0234】
例示的な手順では、リレーWTRUは、WTRUが利用不可能であり得る期間に入る必要があることを検出してもよい。
【0235】
いくつかの例では、リモートWTRU及びリレーWTRUは、(例えば、PC5接続を介して)接続され得る。リレーWTRU又はリモートWTRUの一方又は他方は、利用不可能イベントにより利用不可能になり得る。
【0236】
図9は、利用不可能期間に入るリレーWTRUの一例を例解する。
【0237】
図9に示すように、900において、リレーWTRU及び1つ以上のリモートWTRUは、PC5接続を介して接続され得る。
【0238】
910において、利用不可能イベントが、リレーWTRUにおいてトリガされ得、これは、リレーWTRUを、ある(例えば、ある特定の)期間にわたって利用不可能にし得る。
【0239】
920において、リレーWTRUは、例えば、登録要求メッセージをAMFに送ることによって、利用不可能期間に入り得る。メッセージは、利用不可能期間IE、及び/又は、例えばPC5を介してリレーWTRUに接続され得るリモートWTRUのリストを含み得る。リモートWTRUのリストは、リレーWTRUを介してもはや利用可能でない可能性がある接続されたリモートWTRUについてAMFに知らせ得る。
【0240】
930において、リモートWTRU情報のリストが、接続性喪失イベントについてAMFによってAFに渡され得る(例えば、AFが、それぞれのリモートWTRUについての接続性喪失イベントについて登録している場合)。
【0241】
940において、AMFは、リモートWTRUのリストを提供する登録応答を用いて応答し得、例えば、リストの受信のステータスを確認する。
【0242】
950において、リレーWTRUは、接続されたリモートWTRUに、例えば、利用不可能期間持続時間とともに、リレーWTRUの利用不可能について知らせ得る。
【0243】
960において、リモートWTRUは、リレーWTRUの利用不可能を認識し得る。リモートWTRUは、ULアクティビティをバッファするためのトリガとしてリレーWTRUの利用不可能を使用し、異なるリレーWTRUへの選択をトリガし、(例えば、5G)ネットワークへの直接接続を確立し、及び/又は利用不可能期間に関する情報を(例えば、登録(登録解除)手順を介して)ネットワークに提供し得る。
【0244】
リモートWTRUは、利用不可能期間に入り得る。
【0245】
図10は、リモートWTRUが利用不可能期間に入る一例を例解する。
【0246】
図10に示すように、1000において、リレーWTRU及び1つ以上のリモートWTRUは、PC5接続を介して接続され得る。
【0247】
1010において、リモートWTRUをある(例えば、ある特定の)期間にわたって利用不可能にし得る利用不可能イベントが、リモートWTRUにおいてトリガされ得る。
【0248】
1020において、リモートWTRUは、例えば、リレーWTRUを介して利用不可能イベントについてAMF/AFに知らせることなどによって、例えば、リレーWTRUを介して、利用不可能をトリガし得る。
【0249】
1030において、リモートWTRUは、例えば、利用不可能期間の持続時間及び/又はリモートWTRU IDを含み得る、利用不可能に関する情報をリレーWTRUに(例えば、利用不可能通知メッセージを介して)提供し得る。
【0250】
1040において、リレーWTRUは、リモートWTRUの利用不可能ステータスを他の接続されたWTRUに更新し得る。リレーWTRU及び/又は他の接続されたWTRU(例えば、利用不可能を認識している)は、(例えば、リモートWTRUが利用不可能である間)DL通知/データをバッファし得る。
【0251】
1050において、リレーWTRUは、リモートWTRUの利用不可能について他のリモートWTRUに知らせ得る。リレーWTRUは、リモートWTRU ID及び/又は利用不可能期間持続時間を提供し得る。
【0252】
リモートWTRUは(例えば、再び利用可能になった時)、
図10に示す手順と同じ又は同様の手順を使用して、利用可能を示し得る。例えば、リモートWTRUは、利用不可能が適用可能でないと示された利用不可能通知メッセージをリレーWTRUに提供し得る。リモートWTRUは、そのリモートWTRU IDを提供し得る。リレーWTRUは、例では、他の接続されたリモートWTRUに利用可能情報をブロードキャストし得る。
【0253】
利用不可能期間が要求されたとき、予想されるWTRU利用可能性に対して課金が提供され得る。本明細書で説明されるように、WTRUは、MICOモードを使用し得る。WTRUは、MICOモードを使用するときに、厳密周期的登録タイマ機能を適用し得る。
【0254】
WTRUは、登録要求メッセージをネットワークに送り得る。登録要求メッセージは、例えば、以下の情報要素、すなわち、MICOモード使用要求、厳密周期的登録タイマがWTRUによってサポートされているかどうかの指示、要求されたアクティブ持続時間(例えば、タイマ)値(例えば、T3324)、及び/又は要求された登録持続時間(例えば、タイマ)値(例えば、要求されたT3512値)のうちの1つ以上を含み得る。
【0255】
AMFは、登録受諾メッセージをWTRUに送り得る。登録受諾メッセージは、例えば、以下の情報要素、すなわち、MICOモード使用指示、厳密周期的登録タイマがネットワークによってサポートされているかどうかの指示、アクティブ持続時間(例えば、タイマ)値(例えば、T3324)、及び/又は登録持続時間(例えば、タイマ)値(例えば、要求されたT3512値)のうちの1つ以上を含み得る。
【0256】
本明細書で説明されるように、AMFは、WTRUが予測可能な時間に利用可能であるように、MICOモードを使用するWTRUを構成し得る。構成は、AMFがT3324及びT3512時間の値を選択することによって、及び/又はAMFが厳密周期的登録持続時間(例えば、タイマ)を有効にするかどうかを決定することによって実施され得る。
【0257】
WTRUは、登録要求をAMFに送り得る(例えば、送ると決定する)。登録要求は、利用不可能期間持続時間を含み得る。AMFは、利用不可能期間が、MICOモードを使用している可能性があるWTRUがダウンリンクデータのために利用可能であると予想される時間期間と重複することを検出し得る。WTRUは、5Gシステム又はアプリケーションサーバが、WTRUが利用可能であると予想するときの時間において、例えば、登録受諾メッセージが送られた後すぐにWTRUが到達不可能になり、WTRUが利用不可能期間持続時間にわたって到達不可能状態にとどまる場合、ダウンリンクデータについて到達可能でないことがある。AMFは、利用不可能期間が受諾されないことを登録受諾メッセージで示し得る。WTRUは(例えば、次いで)、利用不可能期間を再び要求することが許容可能であり得るときを決定し得る。
【0258】
登録受諾メッセージは、厳密周期的登録持続時間(例えば、タイマ)機能が有効にされていること、及び利用不可能期間が受諾されなかったことを示し得る。WTRUは、(例えば、登録受諾メッセージに応答して)登録持続時間(例えば、タイマ)が満了するまで利用不可能期間持続時間を再び要求するのを待機し、登録持続時間(例えば、タイマ)が満了することに基づいて登録要求を送り、アクティブ持続時間(例えば、タイマ)が動作中でないときにCMアイドル状態に入り得る。これらの条件が満たされるまで待機することによって、WTRUの予想される利用可能時間が終了した(例えば、ちょうど経った)ことが保証され得る。この手法は、例えば、厳密周期的登録時間が満了間近であるときにWTRUが利用不可能期間持続時間を要求する場合に有用であり得る。
【0259】
登録受諾メッセージは、厳密周期的登録タイマ機能が有効にされていないこと、及び利用不可能期間が受諾されなかったことを示し得る。WTRUは、(例えば、登録受諾メッセージに応答して)WTRUがCMアイドル状態に入り、アクティブ持続時間(例えば、タイマ)が実行中でなくなるまで、利用不可能期間持続時間を再び要求するのを待機し得る。これらの条件が満たされるまで待機することによって、WTRUの予想される利用可能時間が終了した(例えば、ちょうど経った)ことが保証され得る。
【0260】
WTRUは、例えば、WTRUが、MICOモード又は厳密周期的登録持続時間(例えば、タイマ)機能を無効にするWTRU構成更新メッセージ又は別の登録受諾メッセージを受信する場合、利用不可能期間持続時間を(例えば、再び)要求することを(例えば、代替的に)決定し得る。
【0261】
登録受諾メッセージは、MICOモードが有効にされていないこと、及び利用不可能期間が受諾されなかったことを示し得る。WTRUは、(例えば、登録受諾メッセージに応答して)利用不可能期間を有する持続時間を追跡(例えば、タイマを構成)し得、待機持続時間(例えば、タイマ)が満了し、WTRUがCMアイドル状態に入るまで、利用不可能期間を再び要求することを控え得る(例えば、要求しない)。
【0262】
WTRUは、登録解除要求において利用不可能期間持続時間を(例えば、再び)送ることを(例えば、任意の時間において)(例えば、代替的に)決定し得る。この手順の一例が、
図11に例解されている。
【0263】
図11は、利用不可能期間拒絶のWTRU処理のための論理の一例を例解する。
図11は、利用不可能期間が要求されたときに予想されるWTRU利用可能性をどのように考慮するかの一例を示す。
【0264】
図11に示すように、WTRUは、(例えば、MICOモード及び厳密周期的登録持続時間/タイマ機能が有効化されているときに)利用不可能期間持続時間を含む登録要求を送り得る。WTRUは、登録受諾メッセージを受信し得、この登録受諾メッセージは、MICOモードが有効にされていること、厳密周期的登録タイマ機能が有効にされていること、及び利用不可能期間持続時間が許可されていないことを示し得る。WTRUは、周期的登録持続時間(例えば、タイマ)が満了し、WTRUがCMアイドル状態に入り、アクティブ持続時間(例えば、タイマ)が実行中でないという条件で、第2の利用不可能期間持続時間を含む第2の登録要求を送ることを決定し得る。WTRUは、第2の利用不可能期間持続時間を含み得る第2の登録要求を送り得る。
【0265】
図11に示すように、WTRUは、(例えば、MICOモード及び厳密周期的登録タイマ機能が有効にされていないときに)利用不可能期間持続時間を含む登録要求を送り得る。WTRUは、登録受諾メッセージを受信し得、この登録受諾メッセージは、MICOモードが有効にされていること、厳密周期的登録持続時間(例えば、タイマ)機能が有効にされていないこと、及び利用不可能期間持続時間が許可されていないことを示し得る。WTRUは、例えば、WTRUがCMアイドル状態に入り、アクティブ持続時間(例えば、タイマ)が実行中ではないという条件で、第2の利用不可能期間持続時間を含む第2の登録要求を送ることを決定し得る。WTRUは、例えば、第2の利用不可能期間持続時間を含む第2の登録要求を送り得る。
【0266】
図11に示すように、WTRUは、(例えば、MICOモードが有効にされていないときに)利用不可能期間持続時間を含み得る登録要求を送り得る。WTRUは、MICOモードが有効にされていること、及び利用不可能期間持続時間が許可されていないことを示すことを控える(例えば、示さない)登録受諾メッセージを受信し得る。WTRUは、利用不可能期間持続時間で持続時間を構成し、追跡を開始し得る(例えば、タイマを開始し得る)。WTRUは、持続時間(例えば、タイマ)が実行中ではなく、WTRUがCMアイドル状態に入ったという条件で、第2の利用不可能期間持続時間を含む第2の登録要求を送ることを決定し得る。WTRUは、第2の利用不可能期間持続時間を含む第2の登録要求を送り得る。
【0267】
上述の特徴及び要素は、特定の組み合わせで説明されているが、各特徴又は要素は、好ましい実施形態の他の特徴及び要素なしで単独で使用されてもよく、又は他の特徴及び要素を用いて若しくはそれらを用いずに、様々な組み合わせで使用されてもよい。
【0268】
本明細書で説明される実装形態は、3GPP特有プロトコルを考慮し得るが、本明細書で説明される実装形態は、このシナリオに限定されず、他の無線システムに適用可能であり得ることが、理解されよう。例えば、本明細書で説明される解決策は、LTE、LTE-A、新たな無線(NR)、又は5G特有プロトコルを考慮するが、本明細書で説明される解決策は、このシナリオに限定されず、他の無線システムにも適用可能であることが、理解されよう。
【0269】
上で説明されるプロセスは、コンピュータ及び/若しくはプロセッサによる実行のためにコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、並びに/又はファームウェアで実施され得る。コンピュータ可読媒体の例としては、(有線接続及び/又は無線接続を介して送信される)電子信号及び/又はコンピュータ可読記憶媒体が挙げられるが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内部ハードディスク及びリムーバブルディスクなどであるがこれらに限定されない磁気媒体、磁気光学媒体、並びに/又はコンパクトディスク(Compact Disc、CD)-ROMディスク、及び/若しくはデジタル多用途ディスク(Digital Versatile Disk、DVD)などの光学媒体が挙げられるが、これらに限定されない。ソフトウェアと関連付けられたプロセッサが、WTRU、端末、基地局、RNC、及び/又は任意のホストコンピュータにおいて使用するための無線周波数トランシーバを実装するために使用され得る。
【手続補正書】
【提出日】2024-12-20
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マルチUSIM(MUSIM)無線送信/受信ユニット(
MUSIM WTRU)であって
、
第1のネットワーク
および第2のネットワークへの登録を開始
し、
前記MUSIM WTRUを利用不可能にするイベントがトリガされたと決定
し、
前記第1のネットワークとの第1のモビリティ登録更新手順を開始
し、前記第1のモビリティ登録更新手順は、利用不可能期間に関連付けられた第1の利用不可能持続時間を示している第1の登録要求を前記第1のネットワークに送ることを含んでおり、
前記第1のネットワークから、第1の登録応答を受信
し、前記第1の登録応答は、第1の周期的登録タイマ値を示し、および、前記第1のネットワークが利用不可能をサポートしないことを示しており、
前記第1のネットワークとの第1の登録解除手順を開始
し、前記第1の登録解除手順は第1の登録解除要求を前記第1のネットワークに送ることを含み、
前記第2のネットワークとの第2のモビリティ登録更新手順を開始
し、前記第2のモビリティ登録更新手順は、第2の利用不可能持続時間を示している第2の登録要求を前記第2のネットワークに送ることを含み、
第2の登録応答を前記第2のネットワークから受信し
、前記第2の登録応答は、第2の周期的登録タイマ値を示し、および、前記第2のネットワークが利用不可能をサポートしないことを示しており、
前記第2のネットワークとの第2の登録解除手順を開始
し、前記第2の登録解除手順は、第2の登録解除要求を前記第2のネットワークに送ることを含む
よう構成された
プロセッサ
を備えたMUSIM WTRU。
【請求項2】
前記第2の利用不可能持続時間
は、前記第1の利用不可能持続時間とは異な
っている請求項1に記載のMUSIM WTRU。
【請求項3】
前記第2の利用不可能持続時間
は、前記第1の利用不可能持続時間と同じであ
る請求項1に記載のMUSIM WTRU。
【請求項4】
前記第1の周期的登録タイマ値
は、前記利用不可能期間に基
づいている請求項1に記載のMUSIM WTRU。
【請求項5】
前記第2の周期的登録タイマ値
は、前記第2の利用不可能持続時間に基
づいている請求項1に記載のMUSIM WTRU。
【請求項6】
前記プロセッサ
は、前記WTRUを利用不可能にする前記イベントを実行するよう
さらに構成さ
れた請求項1に記載のMUSIM WTRU。
【請求項7】
前記第2の周期的登録タイマ値
は、前記第1の利用不可能持続時間以上であ
る請求項1に記載のMUSIM WTRU。
【請求項8】
前記第1の登録要求
は、前記第1のネットワークとの利用不可能期間機能をアクティブ化する要求を
さらに示している請求項1に記載のMUSIM WTRU。
【請求項9】
方法であって、
第1のネットワーク
および第2のネットワークへの登録を開始する
ステップと、
マルチUSIM(MUSIM)無線送信/受信ユニット(
MUSIM WTRU)を利用不可能にするイベントがトリガされたと決定する
ステップと、
前記第1のネットワークとの第1のモビリティ登録更新手順を開始する
ステップであって、前記第1のモビリティ登録更新手順は、利用不可能期間に関連付けられた第1の利用不可能持続時間を示している第1の登録要求を前記第1のネットワークに送ることを含んでいる、ステップと、
前記第1のネットワークから、第1の登録応答を受信する
ステップであって、前記第1の登録応答は、第1の周期的登録タイマ値を示し、および、前記第1のネットワークが利用不可能をサポートしないことを示している、ステップと、
前記第1のネットワークとの第1の登録解除手順を開始する
ステップであって、前記第1の登録解除手順は、第1の登録解除要求を前記第1のネットワークに送ることを含む、ステップと、
前記第2のネットワークとの第2のモビリティ登録更新手順を開始する
ステップであって、前記第2のモビリティ登録更新手順は、第2の利用不可能持続時間を示している第2の登録要求を前記第2のネットワークに送ることを含む、ステップと、
第2の登録応答を前記第2のネットワークから受信する
ステップであって、
前記第2の登録応答は、第2の周期的登録タイマ値を示し、および、前記第2のネットワークが利用不可能をサポートしないことを示している、ステップと、
前記第2のネットワークとの第2の登録解除手順を開始する
ステップであって、前記第2の登録解除手順は、第2の登録解除要求を前記第2のネットワークに送ることを含む、ステップと
を
備える方法。
【請求項10】
前記第2の利用不可能持続時間
は、前記第1の利用不可能持続時間とは異
なっている請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記第2の利用不可能持続時間
は、前記第1の利用不可能持続時間と同じであ
る請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記第1の周期的登録タイマ値
は、前記利用不可能期間に基
づいている請求項9に記載の方法。
【請求項13】
前記第2の周期的登録タイマ値
は、前記第2の利用不可能持続時間に基
づいている請求項9に記載の方法。
【請求項14】
前記方法が、前記WTRUを利用不可能にする前記イベントを実行するように
さらに構成されてい
る請求項9に記載の方法。
【請求項15】
前記第2の周期的登録タイマ値
は、前記第1の利用不可能持続時間以上であ
る請求項9に記載の方法。
【請求項16】
前記第1の登録要求
は、前記第1のネットワークとの利用不可能期間機能をアクティブ化する要求を
さらに示
している請求項9に記載の方法。
【国際調査報告】