(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2025-10-30
(54)【発明の名称】カメラモジュール
(51)【国際特許分類】
G03B 17/02 20210101AFI20251023BHJP
G03B 30/00 20210101ALI20251023BHJP
H04N 23/52 20230101ALI20251023BHJP
B60R 1/26 20220101ALI20251023BHJP
G03B 15/00 20210101ALN20251023BHJP
【FI】
G03B17/02
G03B30/00
H04N23/52
B60R1/26
G03B15/00 V
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2025525731
(86)(22)【出願日】2023-11-09
(85)【翻訳文提出日】2025-05-02
(86)【国際出願番号】 KR2023018011
(87)【国際公開番号】W WO2024101931
(87)【国際公開日】2024-05-16
(31)【優先権主張番号】10-2022-0149977
(32)【優先日】2022-11-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2023-0009778
(32)【優先日】2023-01-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517099982
【氏名又は名称】エルジー イノテック カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100114188
【氏名又は名称】小野 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100119253
【氏名又は名称】金山 賢教
(74)【代理人】
【識別番号】100129713
【氏名又は名称】重森 一輝
(74)【代理人】
【識別番号】100137213
【氏名又は名称】安藤 健司
(74)【代理人】
【識別番号】100196483
【氏名又は名称】川嵜 洋祐
(74)【代理人】
【識別番号】100160255
【氏名又は名称】市川 祐輔
(74)【代理人】
【識別番号】100219265
【氏名又は名称】鈴木 崇大
(74)【代理人】
【識別番号】100203208
【氏名又は名称】小笠原 洋平
(74)【代理人】
【識別番号】100216839
【氏名又は名称】大石 敏幸
(74)【代理人】
【識別番号】100228980
【氏名又は名称】副島 由加里
(74)【代理人】
【識別番号】100151448
【氏名又は名称】青木 孝博
(74)【代理人】
【識別番号】100158551
【氏名又は名称】山崎 貴明
(74)【代理人】
【識別番号】100146318
【氏名又は名称】岩瀬 吉和
(72)【発明者】
【氏名】キム,クワンソン
【テーマコード(参考)】
5C122
【Fターム(参考)】
5C122DA14
5C122EA02
5C122EA05
5C122FB03
5C122FC00
5C122GE01
5C122GE07
5C122GE11
5C122GE18
(57)【要約】
カメラモジュールは、孔を含むフロントボディーと、少なくとも一部が前記孔に結合されるレンズモジュールと、前記フロントボディーの後面に結合されるリアボディーと、前記リアボディー内に配置される基板モジュールと、を含み、前記基板モジュールは、イメージセンサが配置される第1基板と、前記第1基板の後方に配置される第2基板と、前記第1基板及び前記第2基板に結合されるシールド部材と、を含み、前記第2基板の側面には突起が形成され、前記シールド部材は、前記突起が結合される結合孔を含み、前記突起の断面積は、前記結合孔の断面積よりも小さい。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
孔を含むフロントボディーと、
少なくとも一部が前記孔に結合されるレンズモジュールと、
前記フロントボディーの後面に結合されるリアボディーと、
前記リアボディー内に配置される基板モジュールと、を含み、
前記基板モジュールは、
イメージセンサが配置される第1基板と、
前記第1基板の後方に配置される第2基板と、
前記第1基板及び前記第2基板に結合されるシールド部材と、を含み、
前記第2基板の側面には突起が形成され、
前記シールド部材は、前記突起が結合される結合孔を含み、
前記突起の断面積は、前記結合孔の断面積よりも小さい、カメラモジュール。
【請求項2】
前記結合孔の内面は、第1面、前記第1面と対向するように配置される第2面、前記第1面と前記第2面とを連結する第3面、及び前記第1面と前記第2面とを連結し、前記第3面に対向する第4面を含み、
前記突起の外面は、前記第1~第4面のいずれか1つの面に接触する、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項3】
前記突起の外面は、前記第1~第4面のいずれか1つの面と接触し、残りの3つの面とは離隔する、請求項2に記載のカメラモジュール。
【請求項4】
前記シールド部材は、
前記第1基板と前記第2基板との間に配置されるフェンス部と、
前記フェンス部の下端から下方に突出し、前記結合孔が形成される結合部と、を含み、
前記第2基板の側面には、前記結合部が結合される溝が形成され、
前記突起は、前記溝の底面に配置される、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項5】
前記フェンス部の下面において前記結合部の上端と連結される領域の外側には、他の領域よりも上方に窪む形状のスリットが配置される、請求項4に記載のカメラモジュール。
【請求項6】
前記結合部の下端から下方に延び、前記リアボディーの内面に接触する接触部を含む、請求項4に記載のカメラモジュール。
【請求項7】
前記接触部は、
前記結合部の下端から下方に延びる第1領域と、
前記第1領域の下端から下方に延びる第2領域と、
前記第1領域と前記第2領域との間に配置され、前記リアボディーの内面に接触する折曲部と、を含む、請求項4に記載のカメラモジュール。
【請求項8】
前記接触部は、前記折曲部の外面が前記リアボディーの内面を加圧するように弾性力を有する、請求項7に記載のカメラモジュール。
【請求項9】
前記第1領域は、下方に行くほど前記リアボディーの内面までの距離が近くなるように傾斜して配置され、
前記第2領域は、下方に行くほど前記リアボディーの内面までの距離が遠くなるように傾斜して配置される、請求項7に記載のカメラモジュール。
【請求項10】
前記突起の第1方向の長さは、前記結合孔の第1方向の長さよりも0.4mm~0.6mm短く、
第1方向に垂直な前記突起の第2方向の長さは、前記結合孔の第2方向の長さよりも0.2mm~0.3mm短い、請求項1に記載のカメラモジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本実施例は、カメラモジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
最近になって、超小型カメラモジュールが開発されており、超小型カメラモジュールは、スマートフォン、ノートパソコン、ゲーム機などのような小型電子製品に広く使用されている。
【0003】
自動車の普及が大衆化するにつれ、超小型カメラは、小型電子製品だけでなく、車両にも多く使用されている。例えば、車両の保護や交通事故の客観的な資料のためのドライブレコーダのカメラ、車両後尾の死角地帯を運転者が画面を通じてモニタできるようにし、車両の後進時に安全を確保できるようにする後方監視カメラ、車両の周辺をモニタできる周辺感知カメラなどが備えられる。
【0004】
車両に装着されるカメラモジュールの場合、内部に複数の基板が配置され得るところ、カメラモジュールの内部において複数の基板を離隔した状態で固定できる構造が求められる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本実施例は、複数の基板を支持すると同時に、複数の部品間の組立公差を補償して互いに強固に結合できるカメラモジュールを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施例に係るカメラモジュールは、孔を含むフロントボディーと、少なくとも一部が前記孔に結合されるレンズモジュールと、前記フロントボディーの後面に結合されるリアボディーと、前記リアボディー内に配置される基板モジュールと、を含み、前記基板モジュールは、イメージセンサが配置される第1基板と、前記第1基板の後方に配置される第2基板と、前記第1基板及び前記第2基板に結合されるシールド部材と、を含み、前記第2基板の側面には突起が形成され、前記シールド部材は、前記突起が結合される結合孔を含み、前記突起の断面積は、前記結合孔の断面積よりも小さい。
【0007】
前記結合孔の内面は、第1面、前記第1面と対向するように配置される第2面、前記第1面と前記第2面とを連結する第3面、及び前記第1面と前記第2面とを連結し、前記第3面に対向する第4面を含み、前記突起の外面は、前記第1~第4面のいずれか1つの面に接触してもよい。
【0008】
前記突起の外面は、前記第1~第4面のいずれか1つの面と接触し、残りの3つの面とは離隔してもよい。
【0009】
前記シールド部材は、前記第1基板と前記第2基板との間に配置されるフェンス部と、前記フェンス部の下端から下方に突出し、前記結合孔が形成される結合部と、を含み、前記第2基板の側面には、前記結合部が結合される溝が形成され、前記突起は、前記溝の底面に配置されてもよい。
【0010】
前記フェンス部の下面において前記結合部の上端と連結される領域の外側には、他の領域よりも上方に窪む形状のスリットが配置されてもよい。
【0011】
前記結合部の下端から下方に延び、前記リアボディーの内面に接触する接触部を含んでもよい。
【0012】
前記接触部は、前記結合部の下端から下方に延びる第1領域と、前記第1領域の下端から下方に延びる第2領域と、前記第1領域と前記第2領域との間に配置され、前記リアボディーの内面に接触する折曲部と、を含んでもよい。
【0013】
前記接触部は、前記折曲部の外面が前記リアボディーの内面を加圧するように弾性力を有してもよい。
【0014】
前記第1領域は、下方に行くほど前記リアボディーの内面までの距離が近くなるように傾斜して配置され、前記第2領域は、下方に行くほど前記リアボディーの内面までの距離が遠くなるように傾斜して配置されてもよい。
【0015】
前記突起の第1方向の長さは、前記結合孔の第1方向の長さよりも0.4mm~0.6mm短く、第1方向に垂直な前記突起の第2方向の長さは、前記結合孔の第2方向の長さよりも0.2mm~0.3mm短くてもよい。
【発明の効果】
【0016】
本実施例を通じて、突起と結合孔との間の離隔空間を通じて、コネクタが結合された第2基板の複数の方向への移動によって組立公差を補償するようになるので、リアボディーの結合がさらに容易に行われ得る利点がある。
【0017】
また、シールド部材とリアボディーとの接触構造によって、リアボディー内に基板モジュールがさらに強固に固定され得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本発明の実施例に係るカメラモジュールの外観を示した斜視図である。
【0019】
【
図2】
図1においてリアボディーを外して示した図である。
【0020】
【
図3】本発明の実施例に係るカメラモジュールの断面図である。
【0021】
【
図4】本発明の実施例に係る基板モジュールの斜視図である。
【0022】
【
図5】本発明の実施例に係るカメラモジュールの分解斜視図である。
【0023】
【
図6】本発明の実施例に係るシールド部材と第2基板との結合構造を拡大して示した図である。
【0024】
【
図7】本発明の実施例に係るリアボディーとシールド部材との結合構造を示した図である。
【0025】
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
【0027】
但し、本発明の技術思想は、説明される一部の実施例に限定されるものではなく、異なる様々な形態で実現することができ、本発明の技術思想の範囲内であれば、実施例間のその構成要素のうちの一つ以上を選択的に結合又は置換して使用することができる。
【0028】
また、本発明の実施例で使用される用語(技術的及び科学的用語を含む)は、明らかに特別に定義されて記述されていない限り、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に一般的に理解される意味で解釈することができ、辞書に定義された用語のように一般的に使用される用語は、関連技術の文脈上の意味を考慮してその意味を解釈することができる。
【0029】
また、本発明の実施例で使用された用語は、実施例を説明するためのものであり、本発明を制限しようとするものではない。
【0030】
本明細書において、単数形は、文句で特に言及しない限り、複数形も含むことができ、「A及び(と)B、Cのうちの少なくとも1つ(又は1つ以上)」と記載されている場合、A、B、Cで組み合わせ可能なすべての組み合わせのうちの1つ以上を含むことができる。
【0031】
また、本発明の実施例の構成要素を説明するにおいて、第1、第2、A、B、(a)、(b)などの用語を使用することができる。これらの用語は、その構成要素を他の構成要素と区別するためのものに過ぎず、その用語によって当該構成要素の本質や順番又は順序などが限定されない。
【0032】
そして、ある構成要素が他の構成要素に「連結」、「結合」又は「接続」されると記載された場合、その構成要素は、その他の構成要素に直接的に「連結」、「結合」又は「接続」される場合だけでなく、その構成要素とその他の構成要素との間にある別の構成要素により「連結」、「結合」又は「接続」される場合も含むことができる。
【0033】
また、各構成要素の「上(の上)」又は「下(の下)」に形成又は配置されると記載される場合、「上(の上)」又は「下(の下)」は、二つの構成要素が互いに直接接触する場合だけでなく、一つ以上の別の構成要素が二つの構成要素の間に形成又は配置される場合も含む。また、「上(の上)」又は「下(の下)」と表現される場合、一つの構成要素を基準として上側方向だけでなく、下側方向の意味も含まれ得る。
【0034】
以下で使用される「光軸方向」は、レンズの光軸方向として定義する。一方、「光軸方向」は、「上下方向」、「z軸方向」などと対応することができる。
【0035】
以下、本発明について、添付の図面に基づいてより詳細に説明する。
【0036】
【0037】
図8を参照すると、本発明の実施例に係る車両1は、ボディー2、ドア3、ガラス4、ヘッドランプ5、テールランプ6、及びカメラモジュール10を含むことができる。
【0038】
前記ボディー2は、前記車両1の外装部材であり得る。前記ボディー2は、フレームタイプ(Frame type)、モノコックタイプ(Monocoque type)などの様々な形態を有することができる。前記ボディー2の側面には1つ以上の前記ドア3が結合され得る。また、前記ボディー2の上部の前方と後方(ピラーが形成された部分)及び前記ドア3には、前記ガラス4が結合され得る。前記ボディー2の下部の前方には前記ヘッドランプ5が装着され得る。前記ボディー2の下部の後方には前記テールランプ6が装着され得る。
【0039】
前記ボディー2の側部、または1つ以上の前記ドア3のうち前方に配置されたドアには、カメラモジュール10が設置され得る。前記カメラモジュール10は、前記ドア3に結合された前記ガラス4の前方に設置され得る。すなわち、本実施例の車両1において、サイドミラーは前記カメラモジュール10で代替可能である。
【0040】
前記カメラモジュール10は、車両の両側後方を撮影することができる。前記カメラモジュール10で撮影された映像は、電子制御ユニット(ECU)などを介してディスプレイ部(図示せず)で出力され得る。したがって、前記カメラモジュール10で撮影された映像は、前記電子制御ユニット(ECU)によって制御されてディスプレイ部で再生され得る。
【0041】
前記ボディー2の内部には、運転者のための室内空間が形成され得る。前記ボディー2の内部にはディスプレイ部が設置され得る。前記ディスプレイ部は、前記カメラモジュール10が撮影した映像を出力することができる。前記ディスプレイ部は、前記ボディー2の内部のダッシュボード(図示せず)に設置され得る。
【0042】
前述した車両1内の前記カメラモジュール10の設置形態は例示的なものであり、前記カメラモジュール10は、車両1の前方カメラ、側方カメラ、後方カメラ及びドライブレコーダのいずれか1つ以上に使用されてもよい。
【0043】
以下では、本実施例に係るカメラモジュールについて図面を参照して説明する。
【0044】
図1は、本発明の実施例に係るカメラモジュールの外観を示した斜視図であり、
図2は、
図1においてリアボディーを外して示した図であり、
図3は、本発明の実施例に係るカメラモジュールの断面図であり、
図4は、本発明の実施例に係る基板モジュールの斜視図であり、
図5は、本発明の実施例に係るカメラモジュールの分解斜視図であり、
図6は、本発明の実施例に係るシールド部材と第2基板との結合構造を拡大して示した図であり、
図7は、本発明の実施例に係るリアボディーとシールド部材との結合構造を示した図である。
【0045】
図1~
図7を参照すると、本発明の実施例に係るカメラモジュール10は、リアボディー110、フロントボディー160、レンズモジュール200、基板モジュール300及びシーリング部材400を含むことができるが、このうち一部の構成を除いて実施されてもよく、それ以外の追加の構成を排除することもない。
【0046】
前記カメラモジュール10は、リア(rear)ボディー110を含むことができる。前記リアボディー110は、第1ボディー、下部ハウジング、及び第1ハウジングのいずれの名称でも呼ぶことができる。前記リアボディー110は、内部に前記基板モジュール300を収容するように空間を含むことができる。前記空間は、上方に開口することができる。前記空間は、前記フロントボディー160によってカバーされ得る。前記リアボディー100は、長方形の断面形状を含むことができる。
【0047】
前記リアボディー110は、第1側板112及び底板114を含むことができる。前記第1側板112は、前記リアボディー110の側面を形成することができる。前記第1側板112は、前記底板114の縁から折り曲げられて上方に延びた形状を有することができる。前記第1側板112は、4つの側板を含むことができる。前記4つの第1側板112は、それぞれ四角プレート形状を有することができる。複数の第1側板112が隣り合う角領域は、他の領域よりも内側に窪む溝形状を有することができる。
【0048】
前記底板114は、前記カメラモジュール10または前記リアボディー110の下面を形成し、前記4つの第1側板112の下端と連結され得る。前記底板114の下面には、他の領域よりも下方に突出する形状のコネクタ引き出し部119が配置され得る。前記コネクタ引き出し部119の内側には、後述するコネクタ390が配置され得る。前記コネクタ引き出し部119の下端は、前記底板114の下面よりも下方に突出することができる。前記コネクタ引き出し部119には外部端子が結合され得、これによって、前記カメラモジュール10は、前記コネクタ390を介して前記外部端子と電気的に接続され得る。前記外部端子を介して、前記カメラモジュール10は、電源が提供されたり、前記カメラモジュール10の駆動に関連する電気的な信号を送受信したりすることができる。
【0049】
前記コネクタ引き出し部119の内面と前記コネクタ390との間にはシーリング部材392(
図3参照)が配置され得る。前記シーリング部材392を介して、前記コネクタ引き出し部119内の空間に外部の異物が流入するのを防止することができる。
【0050】
前記リアボディー110の上面には、他の領域よりも下方に窪む形状の結合溝111が形成され得る。前記結合溝111は、前記リアボディー110の4つのコーナー領域にそれぞれ配置され得る。前記結合溝111の底面には、スクリューが貫通するようにねじ穴が形成され得る。前記結合溝111には、後述する前記フロントボディー160の結合部170が結合され得る。前記結合部170は、前記結合溝111に前記スクリューを介して螺合され得る。
【0051】
前記カメラモジュール10は、フロント(front)ボディー160を含むことができる。前記フロントボディー160は、第2ボディー、上部ハウジング、及び第2ハウジングのいずれの名称でも呼ぶことができる。前記フロントボディー160と前記リアボディー110との結合により形成された構成を、ボディーまたはハウジングと称することができる。前記フロントボディー160は、前記リアボディー110との結合によって前記カメラモジュール10の内部空間を形成することができる。前記フロントボディー160は、長方形の断面形状を有することができる。前記フロントボディー160は、上下面が開口した形状であり得る。
【0052】
前記フロントボディー160は、ボディー部及びバレル部163(
図3参照)を含むことができる。前記ボディー部は、第2側板162及び上板161を含むことができる。前記第2側板162は、前記フロントボディー160の側面を形成することができる。前記第2側板162は、前記上板161の縁から折り曲げられて下方に延びた形状を有することができる。前記第2側板162は、4つの側板を含むことができる。前記4つの第2側板162は、それぞれ四角プレート形状を有することができる。複数の第2側板162が隣り合う角領域は、ラウンド状に形成さ得る。前記第2側板162の下面は、前記第1側板112の上面に結合され得る。
【0053】
前記第2側板162と前記第1側板112との間には前記シーリング部材400が配置され得る。前記シーリング部材400は、前記フロントボディー160の下面及び前記リアボディー110の上面の断面形状に対応するように形成されることで、前記カメラモジュール10内の空間に外部の異物が流入するのを防止することができる。
【0054】
前記上板161は、前記フロントボディー160の上面を形成することができる。前記上板161は、前記4つの第2側板162の上端と連結され得る。前記上板161上には前記バレル部163が配置され得る。前記バレル部163は、前記上板161の上面から他の領域よりも上方に突出するように形成され得る。前記バレル部163は、円形の断面形状を有することができる。前記バレル部163の内側には、前記レンズモジュール130が結合される空間が形成され得る。
【0055】
前記フロントボディー160の下面には結合部170が配置され得る。前記結合部170は、他の領域よりも前記フロントボディー160の下面から下方に突出する形状を有することができる。前記結合部170は、前記複数の第2側板162が互いに隣り合う領域である前記フロントボディー160のコーナー領域にそれぞれ配置され得る。前記結合部170の下面には、スクリューが貫通するねじ穴が形成され得る。前記結合部170は、前記リアボディー110の結合溝111に結合され得る。
【0056】
前記フロントボディー160の下面には、他の領域よりも下方に突出する形状の突出部180が配置され得る。前記突出部180は、前記結合部170の内側に配置され得る。前記突出部180は、少なくとも一部が前記リアボディー110内の空間に配置され得る。前記突出部180の下端は、前記結合部170の下端よりも下側に配置され得る。前記突出部180の下面は、前記基板モジュール300の上面に結合され得る。前記突出部180の下面は、後述する基板モジュール300の第1基板310の上面に結合され得る。前記突出部180の下面と前記第1基板310の上面との間には接着部材(図示せず)が配置され得る。前記接着部材はエポキシ(Epoxy)であってもよい。前記接着部材の厚さの調節を通じて、後述するイメージセンサ312と前記レンズモジュール200との間の光軸方向の長さが調節され得る。
【0057】
前記カメラモジュール10は、レンズモジュール200を含むことができる。前記レンズモジュール200は、少なくとも一部が前記フロントボディー160内の空間に結合され、他の一部が前記フロントボディー160の上方に突出することができる。前記フロントボディー160の上面には、前記レンズモジュール200が結合される孔が形成され、前記レンズモジュール200は前記孔に結合され得る。前記レンズモジュール200は、少なくとも一部が、前記フロントボディー160と光軸方向に垂直な方向に重なるように配置され得る。
【0058】
前記レンズモジュール200は、レンズバレル210と、前記レンズバレル210内に配置される少なくとも1枚以上のレンズ220とを含むことができる。前記レンズバレル210は、円形の断面形状を有することができる。前記レンズバレル210は、上下面が開口した円筒形状であり得る。前記レンズバレル210は、断面積が異なる複数の領域を有することができる。前記レンズバレル210の外周面には、ねじ山またはねじ溝が形成されてもよい。前記レンズバレル210の外周面と向かい合う前記フロントボディー160内の空間の内面には、ねじ溝またはねじ山が形成されてもよい。これによって、前記レンズバレル210は、前記フロントボディー160内に螺合することができる。
【0059】
前記レンズバレル210の外周面には、他の領域よりも内側に窪む形状の溝232が形成され得る。前記溝232にはシーリング部材280が結合され得る。前記シーリング部材280は、リング(Ring)状の断面を有し、前記レンズバレル210の外周面と前記フロントボディー160の内面との間に配置され得る。これによって、前記カメラモジュール10内の空間に異物が流入するのを防止することができる。
【0060】
前記レンズバレル210の外周面には、他の領域よりも外側に突出する形状のフランジ230が形成され得る。前記レンズモジュール200が前記フロントボディー100に結合される際に、前記フランジ230の下面は、前記バレル部163の上面に配置され得る。これによって、前記フロントボディー100内に前記レンズモジュール200の結合領域がガイドされ得る。
【0061】
前記レンズ220は、前記レンズバレル210内に配置され得る。前記レンズ220は、複数備えられ、前記レンズバレル210内で光軸方向を基準として互いに離隔して配置され得る。前記レンズ220は、イメージセンサ312と光軸方向に向かい合うように配置され得る。
【0062】
前記カメラモジュール10は、前記基板モジュール300を含むことができる。前記基板モジュール300は、前記カメラモジュール10内の空間に配置され得る。前記基板モジュール300は、前記リアボディー110内の空間に配置され得る。前記基板モジュール300は、第1基板310、第2基板320、接続基板(図示せず)、及びシールド部材340を含むことができる。
【0063】
前記第1基板310は、印刷回路基板(PCB、Printed Circuit Board)であってもよい。前記第1基板310は、イメージセンサ312と結合され得る。前記イメージセンサ312は、前記第1基板310上に配置され、前記レンズモジュール200と光軸方向に向かい合うように配置され得る。前記第1基板310の上面には、前記フロントボディー160の突出部180が接着部材の介在下に結合され得る。
【0064】
前記第1基板310は、4つの側面を含むことができる。前記第1基板310は、互いに隣り合う複数の側面を連結する4つのコーナーを含むことができる。前記4つのコーナーは、それぞれ、他の領域よりも内側に窪むように形成される溝形状であり得る。前記4つのコーナーはそれぞれ曲面であり得る。
【0065】
前記第2基板320は、印刷回路基板(PCB、Printed Circuit Board)であってもよい。前記第2基板320は、前記第1基板310と光軸方向に離隔して配置され得る。前記第2基板320は、前記第1基板310の下に配置され得る。前記第2基板320の下面には前記コネクタ390が結合され得る。前記コネクタ390の上端は、前記第2基板320の下面に実装され得る。
【0066】
前記第2基板320は、前記第1基板310と電気的に接続され得る。前記第2基板320と前記第1基板310は、前記接続基板を介して電気的に接続され得る。前記接続基板は、軟性回路基板(FPCB)であってもよい。前記接続基板は、上、下端がそれぞれ前記第1基板310及び前記第2基板320に結合され得る。
【0067】
前記第2基板320は、4つの側面を含むことができる。前記第2基板320は、互いに隣り合う複数の側面を連結する4つのコーナーを含むことができる。前記4つのコーナーは、それぞれ、他の領域よりも内側に窪むように形成される溝形状であり得る。前記4つのコーナーはそれぞれ曲面であり得る。
【0068】
前記第2基板320の側面には、溝325(
図7参照)及び突起322(
図4参照)が形成され得る。前記溝325は、前記第2基板320の側面において他の領域よりも内側に窪む形状を有することができる。前記溝325は、前記第2基板320の側面のうち3つの側面に形成され得る。一例として、前記第2基板320の側面が第1側面、前記第1側面に対向する第2側面、前記第1側面と前記第2側面とを連結する第3側面、及び前記第3側面に対向する第4側面を含むとしたとき、前記溝325は、前記第1~第3側面にそれぞれ形成されてもよい。
【0069】
前記突起322は、前記溝325の底面から外側に突出する形状を有することができる。前記突起322は、前記溝325の形成領域に対応して、前記第2基板320の側面のうち3つの側面に形成され得る。前記突起322は、四角形の断面形状を有することができるが、前記突起322の断面形状には制限がない。
【0070】
前記シールド部材340は、前記第1基板310及び前記第2基板320を固定することができる。前記シールド部材340は、少なくとも一部が前記第1基板310と前記第2基板320との間に配置され得る。前記シールド部材340は、前記第1基板310及び前記第2基板320に結合され得る。前記シールド部材340を介して、前記第1基板310と前記第2基板320は、光軸方向を基準として互いに離隔して配置され得る。前記シールド部材340は金属材質であってもよい。前記シールド部材340は、シールド缶と称することができる。
【0071】
前記シールド部材340は、フェンス部342、結合部350、及び接触部356を含むことができる。
【0072】
前記フェンス部342は、前記第1基板310と前記第2基板320との間に配置され得る。前記フェンス部342を介して、前記第1基板310と前記第2基板320とが光軸方向に離隔することができる。前記フェンス部342の上面は、前記第1基板310の下面を支持し、前記フェンス部342の下面は、前記第2基板320の上面を支持することができる。
【0073】
前記フェンス部342の上面には、他の領域よりも上方に突出する形状のリブ343が形成され得る。前記リブ343を通じて、前記フェンス部342の上面は、前記第1基板310の下面に表面実装技術(SMT、Surface Mounter Technology)によって結合され得る。
【0074】
前記フェンス部342の下面には、前記第2基板320の上面に接触する支持部346が配置され得る。前記支持部346は、前記第2基板320のコーナー領域の上面と結合され得る。前記支持部346は、前記第2基板320のコーナー領域の形状に対応するように曲面を含むことができる。
【0075】
前記結合部350は、前記フェンス部342の下面から下方に突出する形状を有することができる。前記結合部350は、前記第2基板320と光軸方向に垂直な方向に重なるように配置され得る。前記結合部350は、前記第2基板320の溝325に結合され得る。
図6に示されたように、光軸方向(Y)に垂直な第1方向(X)を基準として、前記溝325の長さは、前記結合部350の長さよりも長く形成され得る。
【0076】
前記結合部350は、結合孔353を含むことができる。前記結合孔353は、前記結合部350の内面から外面を貫通する形状であり得る。前記結合孔353には前記第2基板320の突起322が結合され得る。前記突起322は、前記結合孔353を貫通して少なくとも一部が前記結合部350の外側に突出することができる。前記結合孔353は、四角形の断面形状を有することができる。一例として、前記結合孔353は、内面を形成する第1面、前記第1面と対向する第2面、前記第1面と前記第2面とを連結する第3面、及び前記第3面に対向し、前記第1面と前記第2面とを連結する第4面を含むことができる。ここで、前記第1面及び前記第2面は、前記第3面及び前記第4面よりも長さが小さくてもよい。
【0077】
前記結合孔353の断面積は、前記突起322の断面積よりも大きく形成され得る。前記突起322は、少なくとも一部が前記結合孔353の内面と離隔することができる。前記結合孔353の内面と向かい合う前記突起322の表面を外面としたとき、前記突起322の外面は前記結合孔353の内面と離隔する領域を含むことができる。
【0078】
図6に示されたように、前記突起322の第1方向(X)の長さL1は、前記結合孔353の第1方向(X)の長さL2よりも小さくてもよい。前記突起322の第1方向(X)の長さL1は、前記結合孔353の第1方向(X)の長さL2よりも0.4mm~0.6mm短くてもよい。
【0079】
第1方向(X)に垂直であり、かつ光軸方向である第2方向(Y)を基準として、前記突起322の第2方向(Y)の長さL3は、前記結合孔353の第2方向(Y)の長さL4よりも小さくてもよい。前記突起322の第2方向(Y)の長さL3は、前記結合孔353の第2方向(Y)の長さL4よりも0.2mm~0.3mm短くてもよい。
【0080】
前記突起322は、前記結合孔353の内面のいずれか1つの面に接触することができる。一例として、前記突起322の外面は、前記結合孔353の第3面に接触し、第1面、第2面、第4面とは離隔してもよい。
【0081】
本実施例に係る前記リアボディー110は、
図2に示されたように、前記第2基板320の下面に前記コネクタ390が結合された状態で、前記フロントボディー160の後面に結合され得る。前記リアボディー110の結合時に、前記コネクタ引き出し部119内に前記コネクタ390を挿入する過程が含まれ得る。この場合、前記基板モジュール300と前記フロントボディー160との組立公差や、前記基板モジュール300自体の組立公差の発生時に、前記コネクタ引き出し部119への前記コネクタ390の挿入が容易でなかったり、前記コネクタ390の挿入過程で前記基板モジュール300の損傷が発生したりすることがある。しかし、本実施例によれば、前記シールド部材340内の結合孔353と第2基板320の突起322との間の離隔空間を通じて、前記コネクタ390が結合された第2基板320が複数の方向に所定距離遊動することができるので、前記コネクタ引き出し部119と前記コネクタ390との結合がさらに容易に行われ得るという利点がある。
【0082】
一方、
図6に示されたように、前記フェンス部342の下面において前記結合部350の上端と連結される領域には、他の領域よりも上方に窪む形状のスリット354が形成され得る。前記スリット354は、前記結合部350の上端両側にそれぞれ配置され得る。前記スリット354は曲面を含むことができる。前記スリット354を通じて、前記結合部350及び前記接触部356が前記フェンス部342に対して容易にベンディング(bending)され得る。
【0083】
前記結合部350は、長方形の断面形状を有する前記フェンス部342の下面のうち3つの面の下端に配置され得る。この場合、前記結合部350が配置されない前記フェンス部342の面には、前記接続基板が配置され得る。前記シールド部材340は、前記結合部350が形成されない前記フェンス部342の側面下端から内側に折り曲げられて前記接続基板を支持する支持プレート360を含むことができる。前記接続基板は、前記支持プレート360の下面によって支持され得る。
【0084】
前記接触部356は、前記結合部350の下端から下方に延びることができる。前記接触部356は、少なくとも一部が前記リアボディー110の内面に接触することができる。前記接触部356は、前記結合部350の下端から下方に延びる第1領域367と、前記第1領域367の下端から下方に延びる第2領域368とを含むことができる。前記第1領域367は、下方に行くほど前記リアボディー110の内面までの距離が近くなるように傾斜して配置され得る。前記第2領域368は、下方に行くほど前記リアボディー110の内面までの距離が遠くなるように傾斜して配置され得る。前記第1領域367と前記第2領域368とは所定の角度を形成するように配置され得る。
【0085】
前記第1領域367と前記第2領域368との間には、外面が前記リアボディー110の内面に接触する折曲部369が形成され得る。前記折曲部369は、前記リアボディー110の内面を加圧するように配置され得る。
【0086】
前記接触部356は、前記リアボディー110の内面を加圧する方向である外側に向かって弾性力を有することができる。場合によっては、前記結合部350も前記接触部356と共に、前記フェンス部342の下端を基準として外側に向かって弾性力を有することができる。前記リアボディー110の結合前の第2基板320の側面からの前記折曲部369の突出長さは、前記リアボディー110の結合後の前記第2基板320の側面からの前記折曲部369の突出長さよりも大きくてもよい。リアボディー110が結合された状態で、前記折曲部369の外面は弾性力によって前記リアボディー110の内面を加圧することができる。
【0087】
前記のような構造によれば、前記リアボディー110の結合時に、前記リアボディー110の内面と前記折曲部369との接触によって、前記結合部350が前記第2基板320の溝325に結合され得る。また、前記リアボディー110内で前記基板モジュール300の結合状態がさらに強固に維持され得るという利点がある。
【0088】
一方、前記シールド部材340と前記リアボディー110との接触によって、前記基板モジュール300の接地構造が実現され得る。
【0089】
以上で、本発明の実施例を構成するすべての構成要素が一つに結合するか、または結合して動作するものと説明されたとして、本発明が必ずしもこのような実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の目的の範囲内であれば、そのすべての構成要素が一つ以上に選択的に結合して動作することもできる。また、以上で記載された「含む」、「構成する」又は「有する」などの用語は、特に反対の記載がない限り、当該構成要素が内在し得ることを意味するものであるので、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含むことができるものと解釈されなければならない。技術的又は科学的な用語を含むすべての用語は、他に定義されない限り、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。辞書に定義された用語のように一般的に使用される用語は、関連技術の文脈上の意味と一致する意味を有するものと解釈されなければならず、本発明で明らかに定義しない限り、理想的又は過度に形式的な意味で解釈されない。
【0090】
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したものに過ぎず、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で様々な修正及び変形が可能である。したがって、本発明に開示された実施例は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであり、このような実施例によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は、添付の特許請求の範囲によって解釈されるべきであり、それと同等な範囲内にあるすべての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2025-05-13
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
孔を含むフロントボディーと、
少なくとも一部が前記孔に結合されるレンズモジュールと、
前記フロントボディーの後面に結合されるリアボディーと、
前記リアボディー内に配置される基板モジュールと、を含み、
前記基板モジュールは、
イメージセンサが配置される第1基板と、
前記第1基板の後方に配置される第2基板と、
前記第1基板及び前記第2基板に結合されるシールド部材と、を含み、
前記第2基板の側面には突起が形成され、
前記シールド部材は、前記突起が結合される結合孔を含み、
前記突起の断面積は、前記結合孔の断面積よりも小さい、カメラモジュール。
【請求項2】
前記結合孔の内面は、第1面、前記第1面と対向するように配置される第2面、前記第1面と前記第2面とを連結する第3面、及び前記第1面と前記第2面とを連結し、前記第3面に対向する第4面を含み、
前記突起の外面は、前記第1~第4面のいずれか1つの面に接触する、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項3】
前記突起の外面は、前記第1~第4面のいずれか1つの面と接触し、残りの3つの面とは離隔する、請求項2に記載のカメラモジュール。
【請求項4】
前記シールド部材は、
前記第1基板と前記第2基板との間に配置されるフェンス部と、
前記フェンス部の下端から下方に突出し、前記結合孔が形成される結合部と、を含み、
前記第2基板の側面には、前記結合部が結合される溝が形成され、
前記突起は、前記溝の底面に配置される、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項5】
前記フェンス部の下面において前記結合部の上端と連結される領域の外側には、他の領域よりも上方に窪む形状のスリットが配置される、請求項4に記載のカメラモジュール。
【請求項6】
前記結合部の下端から下方に延び、前記リアボディーの内面に接触する接触部を含む、請求項4に記載のカメラモジュール。
【請求項7】
前記接触部は、
前記結合部の下端から下方に延びる第1領域と、
前記第1領域の下端から下方に延びる第2領域と、
前記第1領域と前記第2領域との間に配置され、前記リアボディーの内面に接触する折曲部と、を含む、請求項6に記載のカメラモジュール。
【請求項8】
前記接触部は、前記折曲部の外面が前記リアボディーの内面を加圧するように弾性力を有する、請求項7に記載のカメラモジュール。
【請求項9】
前記第1領域は、下方に行くほど前記リアボディーの内面までの距離が近くなるように傾斜して配置され、
前記第2領域は、下方に行くほど前記リアボディーの内面までの距離が遠くなるように傾斜して配置される、請求項7に記載のカメラモジュール。
【請求項10】
前記突起の第1方向の長さは、前記結合孔の第1方向の長さよりも0.4mm~0.6mm短く、
第1方向に垂直な前記突起の第2方向の長さは、前記結合孔の第2方向の長さよりも0.2mm~0.3mm短い、請求項1に記載のカメラモジュール。
【国際調査報告】