(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】
(54)【発明の名称】アクティブセル均衡化
(51)【国際特許分類】
【FI】
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】
(86)(22)【出願日】
(85)【翻訳文提出日】
(86)【国際出願番号】
(87)【国際公開番号】
(87)【国際公開日】
(32)【優先日】
(33)【優先権主張国・地域又は機関】
(32)【優先日】
(33)【優先権主張国・地域又は機関】
(32)【優先日】
(33)【優先権主張国・地域又は機関】
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】507107291
【氏名又は名称】テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】230129078
【氏名又は名称】佐藤 仁
(72)【発明者】
【氏名】ブランコ マジムノヴィク
(72)【発明者】
【氏名】ヨハン スタイドム
【テーマコード(参考)】
【Fターム(参考)】
5G503BA03
5G503BB01
5G503BB03
5G503CA01
5G503CA11
5G503CB13
5G503CC02
5G503EA05
5G503GA01
5G503GA12
5G503HA02
(57)【要約】
システムが、第1のバッテリ(204)、第2のバッテリ(202)、集積回路(330)、キャパシタ(320)及びインダクタ(318)を含む。第1のバッテリは第1及び第2のバッテリ端子を有し、第2のバッテリは第3及び第4のバッテリ端子を有する。第2のバッテリ端子は第3のバッテリ端子に結合される。集積回路は、第1のトランジスタ(316)、第2のトランジスタ(314)、第3のトランジスタ(312)及び第4のトランジスタ(310)を含む。第1のトランジスタは第1のバッテリ端子とキャパシタ端子の間に結合され、第2のトランジスタはキャパシタ端子と第2のバッテリ端子の間に結合され、第3のトランジスタは第3のバッテリ端子とインダクタ端子の間に結合され、第4のトランジスタはインダクタ端子と第4のバッテリ端子の間に結合される。キャパシタ及びインダクタは直列結合され、キャパシタはキャパシタ端子に結合され、インダクタはインダクタ端子に結合される。
【選択図】 図3
【特許請求の範囲】
【請求項】
集積回路(IC)であって、
第1のバッテリ端子とキャパシタ端子との間に結合される第1のトランジスタであって、第1のトランジスタ制御端子を有する、前記第1のトランジスタと、
前記キャパシタ端子と第2のバッテリ端子との間に結合される第2のトランジスタであって、第2のトランジスタ制御端子を有する、前記第2のトランジスタと、
第3のバッテリ端子とインダクタ端子との間に結合される第3のトランジスタであって、前記第3のトランジスタが第3のトランジスタ制御端子を有し、前記第3のバッテリ端子が前記第2のバッテリ端子に結合される、前記第3のトランジスタと、
前記インダクタ端子と第4のバッテリ端子との間に結合される第4のトランジスタであって、第4のトランジスタ制御端子を有する、前記第4のトランジスタと、
制御入力と第1、第2、第3、及び第4の制御出力とを有する制御回路と、
を含み、
前記第1の制御出力が前記第1のトランジスタ制御端子に結合され、前記第2の制御出力が前記第2のトランジスタ制御端子に結合され、前記第3の制御出力が前記第3のトランジスタ制御端子に結合され、前記第4の制御出力が前記第4のトランジスタ制御端子に結合される、
IC。
【請求項】
請求項1に記載のICであって、前記制御回路が、制御信号に応答して、
第1のスイッチングサイクルの第1の部分内で、前記第1の制御出力において第1の状態を有する第1のドライバ信号と、前記第2の制御出力において第2の状態を有する第2のドライバ信号と、を提供するように構成され、
第1のスイッチングサイクルの第2の部分内で、前記第1の制御出力において第2の状態を有する前記第1のドライバ信号と、前記第2の制御出力において第1の状態を有する前記第2のドライバ信号と、を提供するように構成され、
第2のスイッチングサイクルの第1の部分内で、前記第3の制御出力において第1の状態を有する第3のドライバ信号と、前記第4の制御出力において第2の状態を有する第4のドライバ信号と、を提供するように構成され、
前記第2のスイッチングサイクルの第2の部分内で、前記第3の制御出力において第2の状態を有する前記第3のドライバ信号と、前記第4の制御出力において第1の状態を有する前記第4のドライバ信号と、を提供するように構成され、
前記第1のトランジスタが、前記第1のドライバ信号が前記第1の状態を有することに応答してイネーブルされ、前記第1のドライバ信号が前記第2の状態を有することに応答してディセーブルされ、
前記第2のトランジスタが、前記第2のドライバ信号が前記第1の状態を有することに応答してイネーブルされ、前記第2のドライバ信号が前記第2の状態を有することに応答してディセーブルされ、
前記第3のトランジスタが、前記第3のドライバ信号が前記第1の状態を有することに応答してイネーブルされ、前記第3のドライバ信号が前記第2の状態を有することに応答してディセーブルされ、及び、
前記第4のトランジスタが、前記第4のドライバ信号が前記第2の状態を有することに応答してディセーブルされ、前記第4のドライバ信号が前記第1の状態を有することに応答してイネーブルされる、
IC。
【請求項】
請求項2に記載のICであって、
前記制御信号が前記第1及び第3のバッテリ端子間及び前記第2及び第4のバッテリ端子間の電荷の移動を示すことに応答して、前記制御回路が、前記第2の状態から前記第1の状態への前記第1のドライバ信号の第1の遷移と、前記第2の状態から前記第1の状態への前記第3のドライバ信号の第2の遷移と、の間の間隔を設定するように構成され、
前記間隔が、移動されるべき電流の量に基づく、IC。
【請求項】
請求項3に記載のICであって、
前記制御信号が、前記第3のバッテリ端子から前記第1のバッテリ端子への、及び前記第4のバッテリ端子から前記第2のバッテリ端子への、前記電荷の前記移動を示すことに応答して、前記制御回路が、前記第1のドライバ信号の前記第1の遷移の前の前記間隔において、前記第3のドライバ信号の前記第2の遷移を提供するように構成される、IC。
【請求項】
請求項3に記載のICであって、
前記制御信号が、前記第1のバッテリ端子から前記第3のバッテリ端子への、及び前記第2のバッテリ端子から前記第4のバッテリ端子への、前記電荷の前記移動を示すことに応答して、前記制御回路が、前記第1のドライバ信号の前記第1の遷移の後の前記間隔において、前記第3のドライバ信号の前記第2の遷移を提供するように構成される、IC。
【請求項】
請求項3に記載のICであって、前記間隔が、前記第1のバッテリ端子と前記第3のバッテリ端子間の電圧差、又は、前記インダクタ端子に結合されるインダクタのインダクタンス、の少なくとも一方に基づく、IC。
【請求項】
請求項3に記載のICであって、前記制御回路が、
前記第1のスイッチングサイクルの第1のデッドタイム間隔及び第2のデッドタイム間隔内で、前記第2の状態を有する前記第1及び前記第2のドライバ信号を提供するように構成され、前記第1のデッドタイム間隔が前記第1のスイッチングサイクルの前記第1の部分の前であり、前記第2のデッドタイム間隔が前記第1のスイッチングサイクルの前記第1の部分の後であり、
前記第2のスイッチングサイクルの第3のデッドタイム間隔及び第4のデッドタイム間隔内で、前記第2の状態を有する前記第3及び前記第4のドライバ信号を提供するように構成され、前記第3のデッドタイム間隔が前記第2のスイッチングサイクルの前記第1の部分の前であり、前記第4のデッドタイム間隔が前記第2のスイッチングサイクルの前記第1の部分の後である、
IC。
【請求項】
請求項2に記載のICであって、前記インダクタ端子が第1のインダクタ端子であり、前記キャパシタ端子が第1のキャパシタ端子であり、前記第4のトランジスタが第2のキャパシタ端子と前記第4のバッテリ端子との間に結合され、前記第2のキャパシタ端子が前記第1のインダクタ端子に結合され、前記ICが更に、
第5のバッテリ端子と第2のインダクタ端子との間に結合される第5のトランジスタであって、前記第5のトランジスタが第5のトランジスタ制御端子を有し、前記第5のバッテリ端子が前記第4のバッテリ端子に結合される、前記第5のトランジスタと、
前記第2のインダクタ端子と第6のバッテリ端子との間に結合される第6のトランジスタであって、第6のトランジスタ制御端子を有する、前記第6のトランジスタと、
を含み、
前記制御回路が第5及び第6の制御出力を有し、前記第5の制御出力が前記第5のトランジスタ制御端子に結合され、前記第6の制御出力が前記第6のトランジスタ制御端子に結合され、前記制御回路が、前記制御信号に応答して、
第3のスイッチングサイクルの第1の部分内で、前記第5の制御出力において第1の状態を有する前記第5のドライバ信号と、前記第6の制御出力において第2の状態を有する第6のドライバ信号と、を提供するように構成され、
前記第3のスイッチングサイクルの第2の部分内で、前記第5の制御出力において第2の状態を有する前記第5のドライバ信号と、前記第5の制御出力において第1の状態を有する前記第6のドライバ信号と、を提供するように構成され、
前記第5のトランジスタが、前記第5のドライバ信号が前記第1の状態を有することに応答してイネーブルされ、前記第5のドライバ信号が前記第2の状態を有することに応答してディセーブルされ、及び、
前記第6のトランジスタが、前記第6のドライバ信号が前記第1の状態を有することに応答してイネーブルされ、前記第6のドライバ信号が前記第2の状態を有することに応答してディセーブルされる、
IC。
【請求項】
請求項8に記載のICであって、前記制御信号が、前記第1のバッテリ端子と前記第5のバッテリ端子との間、及び、前記第2のバッテリ端子と前記第6のバッテリ端子との間の電荷の移動を示すことに応答して、前記制御回路が、
前記第2の状態から前記第1の状態への前記第3のドライバ信号の第2の遷移の前に、第1の間隔において前記第2の状態から前記第1の状態への前記第1のドライバ信号の第1の遷移を提供するように構成され、
前記第2の状態から前記第1の状態への前記第3のドライバ信号の前記第2の遷移の後に、第2の間隔において前記第2の状態から前記第1の状態への前記第5のドライバ信号の第3の遷移を提供するように構成され、
前記第1及び前記第2の間隔が、移動されるべき電流の量に基づく、
IC。
【請求項】
請求項9に記載のICであって、前記第1の間隔及び前記第2の間隔が等しい、IC。
【請求項】
請求項8に記載のICであって、前記制御信号が、前記第1のバッテリ端子から前記第5のバッテリ端子への、及び前記第2のバッテリ端子から前記第6バッテリ端子への、電荷の移動を示すことに応答して、前記制御回路が、
前記第2の状態から前記第1の状態への第5のドライバ信号の第2の遷移の前の間隔において、前記第2の状態から前記第1の状態への前記第1のドライバ信号の第1の遷移を提供するように構成され、前記間隔が、移動されるべき電流の量に基づいており、
前記第3及び前記第4のドライバ信号を前記間隔内に前記第2の状態に設定するように構成される、
IC。
【請求項】
請求項8に記載のICであって、
第7のバッテリ端子と第3のインダクタ端子との間に結合される第7のトランジスタであって、前記第7のトランジスタが第7のトランジスタ制御端子を有し、前記第7のバッテリ端子が前記第6のバッテリ端子に結合される、前記第7のトランジスタと、
前記第3のインダクタ端子と第8のバッテリ端子の間に結合される第8のトランジスタであって、第8のトランジスタ制御端子を有する、前記第8のトランジスタと、
を更に含み、
前記制御回路が第7及び第8の制御出力を有し、前記第7の制御出力が前記第7のトランジスタ制御端子に結合され、前記第8の制御出力が前記第8のトランジスタ制御端子に結合され、前記制御回路が、前記制御信号に応答して、
第4のスイッチングサイクルの第1の部分内で、前記第7の制御出力において第1の状態を有する第7のドライバ信号と、前記第8の制御出力において第2の状態を有する第8のドライバ信号と、を提供するように構成され、
前記第4のスイッチングサイクルの第2の部分内で、前記第7の制御出力において第2の状態を有する前記第7のドライバ信号と、前記第8の制御出力において第1の状態を有する前記第8のドライバ信号と、を提供するように構成され、
前記第7のトランジスタが、前記第7のドライバ信号が前記第1の状態を有することに応答してイネーブルされ、前記第7のドライバ信号が前記第2の状態を有することに応答してディセーブルされ、
前記第8のトランジスタが、前記第8のドライバ信号が前記第1の状態を有することに応答してイネーブルされ、前記第8のドライバ信号が前記第2の状態を有することに応答してディセーブルされる、
IC。
【請求項】
請求項12に記載のICであって、前記制御回路が、
前記制御信号が、前記第1のバッテリ端子と前記第3のバッテリ端子との間、及び、前記第2のバッテリ端子と前記第4のバッテリ端子との間の電荷の第1の移動、並びに、前記第5のバッテリ端子と前記第7のバッテリ端子との間、及び、前記第6のバッテリ端子と前記第8のバッテリ端子との間の電荷の第2の移動を示すことに応答して、
前記第2の状態から前記第1の状態への前記第1のドライバ信号の第1の遷移と、前記第2の状態から前記第1の状態への前記第3のドライバ信号の第2の遷移と、の間の間隔を設定するように構成され、及び
前記第2の状態から前記第1の状態への前記第5のドライバ信号の第1の遷移と、前記第2の状態から前記第1の状態への前記第7のドライバ信号の第2の遷移と、の間の間隔を設定するように構成され、前記間隔が、移動されるべき電流の量に基づいている、
IC。
【請求項】
請求項2に記載のICであって、
前記キャパシタ端子と前記第1及び前記第2のトランジスタとの間に結合される第5のトランジスタであって、第5のトランジスタ制御端子を有する、前記第5のトランジスタを更に含み、
前記制御回路が、前記第5のトランジスタ制御端子に結合される第5の制御出力を有する、
IC。
【請求項】
方法であって、
キャパシタを横切る第1の電圧を提供するために、第1のバッテリセルの第1のバッテリ端子と第2のバッテリ端子との間で前記キャパシタ及びインダクタを接続することであって、前記キャパシタのキャパシタ端子が前記第1のバッテリ端子に接続され、前記インダクタのインダクタ端子が前記第2のバッテリ端子に接続される、前記接続することと、
前記インダクタ端子を前記第2のバッテリ端子から切断することと、
前記インダクタを横切って前記第1の電圧を提供するために、前記インダクタ端子を前記第1のバッテリ端子に接続することと、
前記キャパシタ端子を前記第1のバッテリ端子から切断することと、
前記第1の電圧と前記インダクタのインダクタンスとに基づいたレートで、前記キャパシタから前記第2のバッテリセルへ電荷を移動するために、前記のキャパシタ端子を第2のバッテリセルの第3のバッテリ端子に接続することと、
を含む、方法。
【請求項】
請求項15に記載の方法であって、
前記第1のバッテリセルから前記第2のバッテリセルへと移動されるべき電流のターゲット量に基づいて遅延間隔を決定することと、
前記インダクタ端子の前記第1のバッテリ端子への前記接続に関して、前記キャパシタ端子の前記第3のバッテリ端子への接続を前記遅延間隔だけ遅延させることと、
を更に含む、方法。
【請求項】
システムであって、
第1のバッテリ及び第2のバッテリであって、前記第1のバッテリが第1のバッテリ端子及び第2のバッテリ端子を有し、前記第2のバッテリが第3のバッテリ端子及び第4のバッテリ端子を有し、前記第2のバッテリ端子が前記第3のバッテリ端子に結合される、前記第1のバッテリ及び第2のバッテリと、
集積回路であって、
前記第1のバッテリ端子とキャパシタ端子との間に結合される第1のトランジスタと、
前記キャパシタ端子と前記第2のバッテリ端子との間に結合される第2のトランジスタと、
前記第3のバッテリ端子とインダクタ端子との間に結合される第3のトランジスタと、
前記インダクタ端子と前記第4のバッテリ端子との間に結合される第4のトランジスタと、
を含む、前記集積回路と、
直列に結合されるキャパシタ及びインダクタであって、前記キャパシタが前記キャパシタ端子に結合され、前記インダクタが前記インダクタ端子に結合される、前記キャパシタ及びインダクタと、
を含む、システム。
【請求項】
請求項17に記載のシステムであって、
前記第1のトランジスタが第1のトランジスタ制御端子を有し、
前記第2のトランジスタが第2のトランジスタ制御端子を有し、
前記第3のトランジスタが第3のトランジスタ制御端子を有し、
前記第4のトランジスタが第4のトランジスタ制御端子を有し、及び、
前記集積回路が、制御入力と第1、第2、第3、及び第4の制御出力とを有する、制御回路を含み、前記第1の制御出力が前記第1のトランジスタ制御端子に結合され、前記第2の制御出力が前記第2のトランジスタ制御端子に結合され、前記第3の制御出力が前記第3のトランジスタ制御端子に結合され、前記第4の制御出力が前記第4のトランジスタ制御端子に結合される、
システム。
【請求項】
請求項18に記載のシステムであって、前記制御回路が、制御信号に応答して、
第1のスイッチングサイクルの第1の部分内で、前記第1の制御出力において第1の状態を有する第1のドライバ信号と、前記第2の制御出力において第2の状態を有する第2のドライバ信号と、を提供するように構成され、
前記第1のスイッチングサイクルの第2の部分内で、前記第1の制御出力において第2の状態を有する前記第1のドライバ信号と、前記第2の制御出力において第1の状態を有する前記第2のドライバ信号と、を提供するように構成され、
第2のスイッチングサイクルの第1の部分内で、前記第3の制御出力において第1の状態を有する第3のドライバ信号と、前記第4の制御出力において第2の状態を有する第4のドライバ信号と、を提供するように構成され、
前記第2のスイッチングサイクルの第2の部分内で、前記第3の制御出力において第2の状態を有する前記第3のドライバ信号と、前記第4の制御出力において第1の状態を有する前記第4のドライバ信号と、を提供するように構成され、
前記第1のトランジスタが、前記第1のドライバ信号が前記第1の状態を有することに応答してイネーブルされ、前記第1のドライバ信号が前記第2の状態を有することに応答してディセーブルされ、
前記第2のトランジスタが、前記第2のドライバ信号が前記第1の状態を有することに応答してイネーブルされ、前記第2のドライバ信号が前記第2の状態を有することに応答してディセーブルされ、
前記第3のトランジスタが、前記第3のドライバ信号が前記第1の状態を有することに応答してイネーブルされ、前記第3のドライバ信号が前記第2の状態を有することに応答してディセーブルされ、
前記第4のトランジスタが、前記第4のドライバ信号が前記第2の状態を有することに応答してディセーブルされ、前記第4のドライバ信号が前記第1の状態を有することに応答してイネーブルされる、
システム。
【請求項】
請求項19に記載のシステムであって、
前記インダクタ端子が第1のインダクタ端子であり、前記キャパシタ端子が第1のキャパシタ端子であり、前記第4のトランジスタが第2のキャパシタ端子と前記第4のバッテリ端子との間に結合され、前記第2のキャパシタ端子が前記第1のインダクタ端子に結合され、
前記システムが、第5のバッテリ端子及び第6のバッテリ端子を有する第3のバッテリを含み、前記第5のバッテリ端子が前記第4のバッテリ端子に結合され、
前記集積回路が、
第5のバッテリ端子と第2のインダクタ端子との間に結合される第5のトランジスタであって、第5のトランジスタ制御端子を有する、前記第5のトランジスタと、
前記第2のインダクタ端子と第6のバッテリ端子との間に結合される第6のトランジスタであって、第6のトランジスタ制御端子を有する、前記第6のトランジスタと、
を更に含み、
前記制御回路が第5及び第6の制御出力を有し、前記第5の制御出力が前記第5のトランジスタ制御端子に結合され、前記第6の制御出力が前記第6のトランジスタ制御端子に結合され、前記制御回路が、前記制御信号に応答して、
第3のスイッチングサイクルの第1の部分内で、前記第5の制御出力において第1の状態を有する第5のドライバ信号と、前記第6の制御出力において第2の状態を有する第6のドライバ信号とを提供するように構成され、
前記第3のスイッチングサイクルの第2の部分内で、前記第5の制御出力において第2の状態を有する前記第5のドライバ信号と、前記第5の制御出力において第1の状態を有する前記第6のドライバ信号とを提供するように構成され、
前記第5のトランジスタが、前記第5のドライバ信号が前記第1の状態を有することに応答してイネーブルされ、前記第5のドライバ信号が前記第2の状態を有することに応答してディセーブルされ、及び、
前記第6のトランジスタが、前記第6のドライバ信号が前記第1の状態を有することに応答してイネーブルされ、前記第6のドライバ信号が前記第2の状態を有することに応答してディセーブルされる、
システム。
【請求項】
請求項20に記載のシステムであって、前記制御信号が、前記第1のバッテリ端子から前記第5のバッテリ端子への、及び、前記第2のバッテリ端子から前記第6のバッテリ端子への、電荷の移動を示すことに応答して、前記制御回路が、
前記第2の状態から前記第1の状態への前記第3のドライバ信号の第2の遷移の前に、第1の間隔における前記第2の状態から前記第1の状態への前記第1のドライバ信号の第1の遷移を提供するように構成され、
前記第2の状態から前記第1の状態への前記第3のドライバ信号の前記第2の遷移の後に、第2の間隔における前記第2の状態から前記第1の状態への前記第5のドライバ信号の第3の遷移を提供するように構成され、
前記第1の間隔及び前記第2の間隔が、移動されるべき電流の量に基づく、
システム。
【請求項】
請求項21に記載のシステムであって、前記第1の間隔及び前記第2の間隔が等しい、システム。
【請求項】
請求項20に記載のシステムであって、
前記制御信号が、前記第1のバッテリ端子から前記第5のバッテリ端子への、及び前記第2のバッテリ端子から前記第6バッテリ端子への、電荷の移動を示すことに応答して、前記制御回路が、
前記第2の状態から前記第1の状態への前記第5のドライバ信号の第2の遷移の前の間隔において、前記第2の状態から前記第1の状態への前記第1のドライバ信号の第1の遷移を提供するように構成され、前記間隔が、移動されるべき電流の量に基づいており、
前記第3のドライバ信号及び前記第4のドライバ信号を、前記間隔内で前記第2の状態に設定するように構成される、
システム。
【請求項】
バッテリアセンブリであって、
第1のモジュール端子と、第2のモジュール端子と、前記第1のモジュール端子及び前記第2のモジュール端子間に直列に結合される、第1のバッテリ及び第2のバッテリとを含む、第1のバッテリモジュールと、
第3のモジュール端子と、第4のモジュール端子と、前記第3のモジュール端子及び前記第4のモジュール端子間に直列に結合される、第3のバッテリ及び第4のバッテリとを含む、第2のバッテリモジュールであって、前記第3のモジュール端子が前記第2のモジュール端子に結合される、前記第2のバッテリモジュールと、
前記第1のモジュール端子と第1の共振構成要素端子との間に結合される第1のトランジスタであって、第1のトランジスタ制御端子を有する、前記第1のトランジスタと、
前記第1の共振構成要素端子と前記第2のモジュール端子との間に結合される第2のトランジスタであって、第2のトランジスタ制御端子を有する、前記第2のトランジスタと、
前記第3のモジュール端子と第2の共振構成要素端子との間に結合される第3のトランジスタであって、第3のトランジスタ制御端子を有する、前記第3のトランジスタと、
前記第2の共振構成要素端子と前記第4のモジュール端子との間に結合される第4のトランジスタであって、第4のトランジスタ制御端子を有する、前記第4のトランジスタと、
制御入力と第1、第2、第3、及び第4の制御出力とを有する制御回路であって、前記第1の制御出力が前記第1のトランジスタ制御端子に結合され、前記第2の制御出力が前記第2のトランジスタ制御端子に結合され、前記第3の制御出力が前記第3のトランジスタ制御端子に結合され、前記第4の制御出力が前記第4のトランジスタ制御端子に結合される、前記制御回路と、
を含む、バッテリアセンブリ。
【請求項】
請求項24に記載のバッテリアセンブリであって、
前記第1の共振構成要素端子と前記第2の共振構成要素端子との間に直列に結合される、キャパシタ及びインダクタ、又は、
前記第1の共振構成要素端子と前記第2の共振構成要素端子との間に直列に結合される、第1のインダクタ、キャパシタ、及び、第2のインダクタ、又は、
前記第1の共振構成要素端子と前記第2の共振構成要素端子との間に直列に結合される、第1のキャパシタ、インダクタ、及び、第2のキャパシタ、又は、
前記第1の共振構成要素端子と前記第2の共振構成要素端子との間に直列に結合される、第1のキャパシタ、第1のインダクタ、第2のインダクタ、及び、第2のキャパシタ、
を更に含む、バッテリアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【】
高電圧エネルギー貯蔵システムは、直列に接続された、バッテリなどの多数のエネルギー貯蔵セルを含み得る。スタックセルの容量は、内部(例えば、内部インピーダンス)又は外部(例えば温度)要因に起因して異なり得る。この容量のばらつきにより、セルの充電及び放電において差が生じ得、これが、スタック全体で電荷不均衡を生じさせ得、システムのエネルギー容量を制限し得る。
【発明の概要】
【】
一例において、集積回路(IC)が、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、第3のトランジスタ、第4のトランジスタ、及び制御回路を含む。第1のトランジスタは、第1のバッテリ端末とキャパシタ端子との間に結合される。第1のトランジスタは、第1のトランジスタ制御端子を有する。第2のトランジスタは、キャパシタ端子と第2のバッテリ端子との間に結合される。第2のトランジスタは、第2のトランジスタ制御端子を有する。第3のトランジスタは、第3のバッテリ端子とインダクタ端子との間に結合される。第3のトランジスタは、第3のトランジスタ制御端子を有する。第3のバッテリ端子は、第2のバッテリ端子に結合される。第4のトランジスタは、インダクタ端子と第4のバッテリ端子との間に結合される。第4のトランジスタは、第4のトランジスタ制御端子を有する。制御回路は、制御入力と、第1、第2、第3、及び第4の制御出力とを有する。第1の制御出力は第1のトランジスタ制御端子に結合され、第2の制御出力は第2のトランジスタ制御端子に結合され、第3の制御出力は第3のトランジスタ制御端子に結合され、第4の制御出力は第4のトランジスタ制御端子に結合される。
【】
別の例において、或る方法が、キャパシタを横切る第1の電圧を貯蔵するために、第1のバッテリセルの第1のバッテリ端子と第2のバッテリ端子との間で、キャパシタとインダクタとを接続することを含む。キャパシタのキャパシタ端子が第1のバッテリ端子に接続され、インダクタのインダクタ端子が第2のバッテリ端子に接続される。この方法はまた、インダクタ端子を第2のバッテリ端子から切断することと、インダクタを横切る第1の電圧を貯蔵するために、インダクタ端子を第1のバッテリ端子に接続することと、キャパシタ端子を第1のバッテリ端子から切断することとを含む。この方法は更に、第1の電圧とインダクタのインダクタンスとに基づいたレートで、第1のバッテリセルから第2のバッテリセルへ電荷を移動するために、キャパシタ端子を第2のバッテリセルの第3のバッテリ端子に接続することを含む。
【】
更なる例において、システムが、第1のバッテリ、第2のバッテリ、集積回路、キャパシタ、及びインダクタを含む。第1のバッテリは、第1のバッテリ端子と第2のバッテリ端子とを有する。第2のバッテリは、第3のバッテリ端子と第4のバッテリ端子とを有する。第2のバッテリ端子は、第3のバッテリ端子に結合される。集積回路は、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、第3のトランジスタ、及び第4のトランジスタを含む。第1のトランジスタは、第1のバッテリ端子とキャパシタ端子との間に結合される。第2のトランジスタは、キャパシタ端子と第2のバッテリ端子との間に結合される。第3のトランジスタは、第3のバッテリ端子とインダクタ端子との間に結合される。第4のトランジスタは、インダクタ端子と第4のバッテリ端子との間に結合される。キャパシタ及びインダクタは直列に結合される。キャパシタはキャパシタ端子に結合され、インダクタはインダクタ端子に結合される。
【】
更なる例において、バッテリアセンブリが、第1のバッテリモジュール、第2のバッテリモジュール、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、第3のトランジスタ、第4のトランジスタ、及び制御回路を含む。第1のバッテリモジュールは、第1のモジュール端子、第2のモジュール端子、第1のバッテリ、及び第2のバッテリを含む。第1のバッテリ及び第2のバッテリは、第1のモジュール端子と第2のモジュール端子との間に直列に結合される。第2のバッテリモジュールは、第3のモジュール端子、第4のモジュール端子、第3のバッテリ、及び第4のバッテリを含む。第3のバッテリ及び第4のバッテリは、第3のモジュール端子と第4のモジュール端子との間に直列に結合される。第3のモジュール端子は、第2のモジュール端子に結合される。第1のトランジスタは、第1のモジュール端子と第1の共振構成要素端子との間に結合される。第1のトランジスタは、第1のトランジスタ制御端子を有する。第2のトランジスタは、第1の共振構成要素端子と第2のモジュール端子との間に結合される。第2のトランジスタは、第2のトランジスタ制御端子を有する。第3のトランジスタは、第3のモジュール端子と第2の共振構成要素端子との間に結合される。第3のトランジスタは、第3のトランジスタ制御端子を有する。第4のトランジスタは、第2の共振構成要素端子と第4のモジュール端子との間に結合される。第4のトランジスタは、第4のトランジスタ制御端子を有する。制御回路は、制御入力と、第1、第2、第3、及び第4の制御出力とを有する。第1の制御出力は、第1のトランジスタ制御端子に結合される。第2の制御出力は第2のトランジスタ制御端子に結合される。第3の制御出力は、第3のトランジスタ制御端子に結合される。第4の制御出力は、第4のトランジスタ制御端子に結合される。
【図面の簡単な説明】
【】
【図】アクティブセル均衡化を含むバッテリモジュールにおける電荷再分配の例を示す。
【図】アクティブセル均衡化を含むバッテリモジュールにおける電荷再分配の例を示す。
【】
【図】アクティブセル均衡化を含む例示のバッテリモジュールのブロック図である。
【】
【図】図2のアクティブセル均衡化の例の概略図である。
【】
【図】バッテリセル間の電荷の移動を図示する、図3のアクティブセル均衡化回路における例示の信号のグラフである。
【】
【図】入力フィルタリングを伴う例示のアクティブセル均衡化回路の概略図である。
【図】入力フィルタリングを伴う例示のアクティブセル均衡化回路の概略図である。
【】
【図】図2のバッテリモジュールにおける、1つのバッテリセルから2つのバッテリセルへの例示の電荷移動を図示するブロック図である。
【】
【図】図2のバッテリモジュールのバッテリセル間の複数の同時電荷移動の例を図示するブロック図である。
【】
【図】図2のバッテリモジュールにおける6つのバッテリセルを横切る電荷移動の例を図示する。
【図】図2のバッテリモジュールにおける6つのバッテリセルを横切る電荷移動の例を図示する。
【】
【図】図2のバッテリモジュールにおける3つのバッテリセルを横切る電荷移動の例を図示する。
【図】図2のバッテリモジュールにおける3つのバッテリセルを横切る電荷移動の例を図示する。
【】
【図】図2のバッテリモジュールにおける、3つのバッテリセル及び2つのバッテリセルを横切る同時の電荷移動の例を図示する。
【図】図2のバッテリモジュールにおける、3つのバッテリセル及び2つのバッテリセルを横切る同時の電荷移動の例を図示する。
【】
【図】図2のバッテリモジュールにおける、3つのバッテリセル及び2つのバッテリセルを横切る同時の電荷移動の別の例を図示する。
【図】図2のバッテリモジュールにおける、3つのバッテリセル及び2つのバッテリセルを横切る同時の電荷移動の別の例を図示する。
【】
【図】直列に結合される複数のアクティブセル均衡化集積回路を含むアクティブセル均衡化回路の一部の一例のブロック図である。
【】
【図】LC回路間の切断スイッチを含むアクティブセル均衡化回路の概略図である。
【】
【図】二相動作のために構成されるアクティブセル均衡化回路の概略図である。
【】
【図】アクティブセル均衡化の例示の方法についてのフローチャートである。
【】
【図】別の例示のアクティブセル均衡化回路の概略図である。
【】
【図】図17のアクティブセル均衡化回路の例を用いる、バッテリセル間の同時電荷移動の例を図示する。
【図】図17のアクティブセル均衡化回路の例を用いる、バッテリセル間の同時電荷移動の例を図示する。
【】
【図】切断スイッチを含む、図17のアクティブセル均衡化回路の一例の概略図である。
【】
【図】並列キャパシタのネットワークを含む、図17のアクティブセル均衡化回路の一例のブロック図である。
【】
【図】図17のアクティブセル均衡化回路に基づく、二相動作のために構成されるアクティブセル均衡化回路の概略図である。
【】
【図】別の例示のアクティブセル均衡化回路の概略図である。
【】
【図】切断スイッチを含む、図22のアクティブセル均衡化回路の一例の概略図である。
【】
【図】図22のアクティブセル均衡化回路に基づく、二相動作のために構成されるアクティブセル均衡化回路の概略図である。
【】
【図】別の例示のアクティブセル均衡化回路の概略図である。
【】
【図】切断スイッチを含む、図25のアクティブセル均衡化回路の一例の概略図である。
【】
【図】図25のアクティブセル均衡化回路に基づく、二相動作のために構成されるアクティブセル均衡化回路の概略図である。
【】
【図】バッテリモジュールを横切る均衡化を含むバッテリアセンブリのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【】
高電圧バッテリモジュールは、直列に結合される複数の低電圧バッテリセルを含む。低電圧バッテリセルの直列接続は、バッテリモジュールの容量を最も弱い低電圧バッテリセルの容量に制限する。例えば、バッテリパックが放電されている際、最も弱いセルは最高レートで放電し、最小充電状態(SOC)を有する。このセルのSOCがその最低許容値(例えば、セルに結合されるバッテリマネージャによって許容される最低値)に達する際、バッテリモジュールは切断可能であり、バッテリパックの他のバッテリセルに貯蔵される電荷は使用されない。同様に、バッテリモジュールが充電されている際、最小容量のバッテリセルが完全に充電されたとき充電が停止され得、より強いセルは部分的に充電されたままとなる。
【】
アクティブセル均衡化は、バッテリモジュールにおいてバッテリセルのSOCを管理するための1つの技法である。アクティブセル均衡化は、バッテリセル間の電荷における差を減少させるために、或るバッテリモジュールのセルをまたがって電荷を再分配する。例えば、アクティブ均衡化回路は、より高いSOCを有するバッテリセルからより低いSOCを有するバッテリセルへ、電荷を移動することができる。図1A及び図1Bは、アクティブセル均衡化を含むバッテリモジュールにおける電荷再分配の例を示す。図1Aにおいて、バッテリセル102及び104は充電されている。バッテリセル102は、バッテリセル104より弱い。例えば、バッテリセル102は、バッテリセル104よりも迅速に充電及び放電する。アクティブ均衡化回路要素は、バッテリセル102及びバッテリセル104の両方が完全に充電できるようにするために、充電中にバッテリセル102からバッテリセル104へと電荷を移動させる。アクティブ均衡化が無い場合、バッテリセル102はバッテリセル104の前に完全に充電され得、充電は、バッテリセル104が完全に充電される前に停止され得る。従って、アクティブ均衡化回路要素は、バッテリモジュール内に貯蔵される総電荷を増加させる。
【】
図1Bにおいて、バッテリセル102及び104は充電されている。バッテリセル102は、バッテリセル104よりも迅速に放電する。アクティブ均衡化回路要素は、バッテリセル102及びバッテリセル104の両方が同程度まで放電できるようにするために、放電中にバッテリセル104からバッテリセル102へと電荷を移動させる。アクティブ均衡化がない場合、バッテリセル102はバッテリセル104の前に放電され得、バッテリセル104が放電される前にバッテリモジュールが切断される(例えば、中断されたバッテリモジュールの放電)。従って、アクティブ均衡化回路要素は、バッテリモジュールによって提供される総電荷を増加させる。
【】
図2は、アクティブセル均衡化を実施し得る例示のバッテリモジュール200のブロック図である。バッテリモジュール200は複数のバッテリセルを含む。図2にはバッテリセル202及び204が示されているが、バッテリモジュール200は2つより多くのバッテリセルを含んでいてもよい。バッテリモジュール200は、アクティブセル均衡化回路206及びバッテリマネージャ回路208も含む。アクティブセル均衡化回路206及びバッテリマネージャ回路208は、バッテリセル202及びバッテリセル204に結合される。バッテリマネージャ回路208は、バッテリセル202及びバッテリセル204のSOCを決定するために、バッテリセル202及びバッテリセル204の電圧、並びに、バッテリセル202及びバッテリセル204から流れる電流を監視する。バッテリマネージャ回路208は、バッテリセル202及びバッテリセル204の電圧及び電流を測定するために、測定回路要素(例えば、アナログデジタル変換器、サンプリング回路要素、感知回路要素など)を含むことができる。バッテリマネージャ回路208は、電流及び電圧測定に基づいてSOCを決定するように構成される、マイクロコントローラ又は他の計算回路要素を含むことができる。
【】
バッテリセル202及びバッテリセル204のSOCに基づいて、バッテリマネージャ回路208は、アクティブ均衡化制御信号(AB_CTL)を生成することができる。AB_CTLは、バッテリセル202のSOCがバッテリセル204のSOCより大きい場合、電荷がバッテリセル202からバッテリセル204に移動されることを指定し得るか、或いは、バッテリセル204のSOCがバッテリセル202のSOCより大きい場合、電荷がバッテリセル204からバッテリセル202に移動されることを指定し得る。例えば、AB_CTLは、バッテリセル202及びバッテリセル204のSOCに基づいて、バッテリセル202とバッテリセル204との間の電荷移動のレート及び持続時間を指定し得る。
【】
アクティブセル均衡化回路206は、AB_CTLを受信し、AB_CTLによって指定される均衡化パラメータ(例えば、電荷移動元、電荷移動先、電荷移動レート、並びに、電荷移動持続時間、移動開始、移動停止、及び/又は、他のパラメータ)に基づいて、バッテリセル202とバッテリセル204との間で電荷を移動する。前述のように、バッテリモジュール200は2つ以上のバッテリセルを含み得、アクティブセル均衡化回路206は、バッテリモジュール200の任意のバッテリセル間で電荷を移動可能である。
【】
図3は、アクティブセル均衡化回路206(又は、2つの近接するバッテリセルについて、それらの一部)の一例の概略図である。図3はまた、アクティブセル均衡化回路206に結合される、近接するバッテリセル202及びバッテリセル204を示す。アクティブセル均衡化回路206は、ハーフブリッジ回路302、ハーフブリッジ回路304、インダクタキャパシタ(LC)回路306、及び制御回路308を含む。ハーフブリッジ回路302は、バッテリセル202と並列に結合され、バッテリセル202の第1の端子に結合される第1のバッテリ端子と、バッテリセル202の第2の端子に結合される第2のバッテリ端子とを含む。同様に、ハーフブリッジ回路304は、バッテリセル204と並列に結合され、バッテリセル204の第1の端子に結合される第1のバッテリ端子と、バッテリセル204の第2の端子に結合される第2のバッテリ端子とを含む。
【】
各ハーフブリッジ回路は、トランジスタの対を含む。トランジスタは、nチャネル電界効果トランジスタ(NFET)とすることができる。ハーフブリッジ回路302は、トランジスタ310及び312を含む。トランジスタ310の第1の端子(例えば、ソース)が、第2のバッテリ端子に結合され、トランジスタ310の第2の端子(例えば、ドレイン)が、スイッチノード332に結合される。キャパシタ322がトランジスタ310のドレイン‐ソース静電容量を表す。トランジスタ312の第1の端子(例えば、ソース)が、スイッチノード332に結合され、トランジスタ312の第2の端子(例えば、ドレイン)が、第1のバッテリ端子に結合される。キャパシタ324が、トランジスタ312のドレイン‐ソース静電容量を表す。
【】
ハーフブリッジ回路304は、トランジスタ314及び316、並びにスイッチノード334を含む。トランジスタ314の第1の端子(例えば、ソース)が、バッテリセル204の第1の端子に結合され、トランジスタ314の第2の端子(例えば、ドレイン)が、スイッチノード334に結合される。キャパシタ326が、トランジスタ314のドレイン‐ソース静電容量を表す。トランジスタ316の第1の端子(例えば、ソース)が、スイッチノード334に結合され、トランジスタ316の第2の端子(例えば、ドレイン)が、バッテリセル204の第2の端子に結合される。キャパシタ328が、トランジスタ316のドレイン‐ソース静電容量を表す。
【】
LC回路306は、スイッチノード332とスイッチノード334との間に結合される。LC回路306は、直列に結合されるインダクタ318及びキャパシタ330を含む。キャパシタ320は、ハーフブリッジ回路302とハーフブリッジ回路304とを容量的に結合する。キャパシタ320の静電容量及びインダクタ318のインダクタンスは、相対的に小さくし得る。例えば、インダクタ318のインダクタンスは50ナノヘンリーとし得、キャパシタ320の静電容量は、アクティブセル均衡化回路206のいくつかの実装において3マイクロファラッドとし得る。トランジスタ310、トランジスタ312、トランジスタ314、トランジスタ316、インダクタ318、又はキャパシタ320にまたがる電圧は、単一のバッテリセルの電圧辺りに制限することができる。従って、これらの構成要素の定格電圧は相対的に低くし得る。
【】
制御回路308は、バッテリマネージャ回路208(図2)によって提供されるAB_CTLを受信し、トランジスタ310、312、314、及び316を制御するドライバ信号を生成する。制御回路308はドライバ信号C1、
C2、及び
を生成し、トランジスタ310、312、314、及び316の制御入力(例えば、ゲート)に結合される制御回路308の出力において、ドライバ信号を提供する。
は、C1と
のエッジ間にデッドタイム間隔を伴う、C1の反転バージョンとすることができ、C2及び
は、C1及び
の位相シフトバージョンとすることができる。ハーフブリッジ回路302及びハーフブリッジ回路304に提供されるドライバ信号の間の選択位相シフトを用いて、トランジスタ310、312、314、及び316のスイッチングを制御することによって、アクティブセル均衡化回路206は、バッテリセル202からバッテリセル204へ、又はバッテリセル204からバッテリセル202へ、電荷を移動することができる。いくつかの例において、ドライバ信号C1、
C2、及び
は、各々50%のデューティサイクルを有することができる。いくつかの例において、デューティサイクルは、セル電圧間の不均衡が高いとき、効率を上げるために50%から逸脱することができる。いくつかの例において、損失を低減させるためにバッテリセル間の電圧不均衡の極端な場合に不連続導通モード(DCM)動作を実施することもできる。
【】
アクティブセル均衡化回路206のいくつかの例において、制御回路308はハーフブリッジ回路にわたって分配され得る。例えば、制御信号C1及び
を生成する制御回路308の一部に、第1のサブ回路においてハーフブリッジ回路302が提供され得、制御信号C2及び
を生成する制御回路308の一部に、第2のサブ回路においてハーフブリッジ回路304が提供され得る。制御回路308がハーフブリッジ回路にわたって分配される場合、制御回路308の各部分は、供給源(ソース)、シンク、及びAB_CTLを介した電流などの転送パラメータを受信し得、指定された電流を維持するために生成される制御信号の位相を調節することが可能である。
【】
ハーフブリッジ回路302、ハーフブリッジ回路304、及び制御回路308は、集積回路330に組み込まれ得る。集積回路330のいくつかの例は、インダクタ318も含み得る。集積回路330の例は、ハーフブリッジ回路を制御するように構成される制御回路308と直列に結合される、任意の数のハーフブリッジ回路(例えば、ハーフブリッジ回路302、ハーフブリッジ回路304)を含み得る。
【】
図4は、ハーフブリッジ回路302及び304のスイッチングサイクルの間の、バッテリセル202からバッテリセル204への電荷の移動を図示する、アクティブセル均衡化回路206における信号のグラフである。間隔402において、制御回路308は、トランジスタ310及び314をオンにするために、第1の状態において
及び
を提供し、トランジスタ312及び316をオフにするために、第2の状態においてC1及びC2を提供する。トランジスタ310及び314を横切る電圧は、ゼロであるか又はゼロに近い。電流i
B,AC1は負である。
【】
間隔404において、制御回路308は、トランジスタ314をオンにするために、第1の状態において
を提供し、トランジスタ310、312、及び316をオフにするために、第2の状態において(
は第2の状態から第1の状態に遷移する)
、C1、及びC2を提供する。トランジスタ312は、ゼロ電圧スイッチングを用いてオフにすることができる。トランジスタ310を横切る電圧
は、増加する。
【】
間隔406において、トランジスタ310を横切る電圧が、選択された値まで上がった後、制御回路308は、トランジスタ312をオンにするために、第1の状態においてC1を提供することができる。電流iB,AC1は、インダクタ318を横切るバッテリ電圧に起因して、トランジスタ312を介して流れる。この構成において、トランジスタ310及び316はオフであり、トランジスタ312及び314は、電流フローのための経路を提供するためにオンである。キャパシタ320は、近接するバッテリセル間に容量性絶縁を提供することができ、上述のように、相対的に低い電圧許容差(例えば、5ボルト)を有することができる。キャパシタ320を横切る電圧は、バッテリセル202を横切る電圧v1とバッテリセル204を横切る電圧v2との平均とし得る。キャパシタ320を横切る電圧とは逆の極性を有する、インダクタ318を横切る電圧は、(トランジスタ314及び312によってスイッチノード334及び332が共に短絡される際に総電圧がゼロであるように)インダクタ318(iB,AC1)を介して流れる電流を上昇(ランプアップ)させ、インダクタ318のインダクタンスによってランプレートが決定可能である。間隔406の持続時間は、増加を停止する前の電流の増加量、及び電荷移動の量を決定可能である。
【】
間隔408において、インダクタ318へと流れる電流が、選択された値まで増加した後、制御回路308は、トランジスタ314をオフにするために、第2の状態において
を提供することができる。この構成において、トランジスタ310、314、及び316はオフであり、トランジスタ312はオンである。トランジスタ314を横切る電圧
は増加する。
【】
間隔410において、トランジスタ314を横切る電圧が、選択された値まで増加した後、制御回路308は、ゼロ電圧スイッチングを用いてトランジスタ316をオンにするために、第1の状態においてC2を提供することができる。この構成において、トランジスタ310及び314はオフであり、トランジスタ312及び316はオンである。インダクタ318を横切る電圧はゼロであり、インダクタ(iB,AC1)を介する電流は選択された値(又はその近く)にとどまる。間隔410(電力移動間隔)において、電荷は、LC回路306からバッテリセル204へと移動される。従って、バッテリセル202からLC回路306に移動される電荷は、バッテリセル204に移動される。
【】
間隔412において、制御回路308は、トランジスタ312をオフにするために、第2の状態においてC1を提供することができる。トランジスタ310を横切る電圧
は低下する。
【】
間隔414において、トランジスタ310を横切る電圧が、選択された値まで低下した後、制御回路308は、ゼロ電圧スイッチングを用いてトランジスタ310をオンにするために、第1の状態において
を提供することができる。電流i
B,AC1は減少し、負になる。
【】
間隔416において、インダクタ318内を流れる電流が、選択された値まで低下したとき、制御回路308は、トランジスタ316をオフにするために、第2の状態においてC2を提供することができる。トランジスタ314を横切る電圧
は低下する。
【】
間隔418において、トランジスタ314を横切る電圧が、選択された値まで低下したとき、制御回路308は、ゼロ電圧スイッチングを用いてトランジスタ314をオンにするために、第1の状態において
を提供することができる。間隔418において、アクティブセル均衡化回路206は、連続電力移動サイクルの実行のために、間隔402と同じ状態にある。
【】
図4において、インダクタ318及びキャパシタ320は、共振回路を形成し、ソフトスイッチングをサポートすることが可能であり、スイッチノード(332及び334)は、キャパシタ322、324、326、及び328を放電させることなく、整流する(commutate)ことができる。こうした配置は、スイッチングを加速すること、及びハーフブリッジ回路302及び304をより高いスイッチング周波数で動作させることができ、ハーフブリッジ回路302及び304のデバイスをより小型にすることができる。また、スイッチング周波数が増加すると、キャパシタ320がDC電圧をブロックするための時間も低減することができ、これにより、キャパシタ320のサイズも縮小し得る。
【】
図4はバッテリセル202からバッテリセル204への電荷の移動を図示しているが、図4における信号C1及び
のタイミングを、図4における信号C2及び
のタイミングと交換することによって、バッテリセル204からバッテリセル202への電荷の移動を提供することができる。
【】
図5は、入力フィルタリングを含むアクティブセル均衡化回路206の例の概略レベル図である。図5の例において、アクティブセル均衡化回路206は、ハーフブリッジ回路302、304、502、及び504、並びにLC回路306、520、及び522を含む。アクティブセル均衡化回路206は、任意数のハーフブリッジ回路を含むことが可能であり、各ハーフブリッジ回路は、LC回路(例えば、LC回路306の一例)によって、近接するハーフブリッジ回路に結合される。すべてのハーフブリッジ回路を同様又は同一とすることが可能であり、すべてのLC回路を同様又は同一とすることが可能である。ハーフブリッジ回路302、304、502、及び504は、Zinterconnectとして表されるコンダクタを介して、バッテリセル202、204、508、及び510にそれぞれ結合される。
【】
アクティブセル均衡化回路206は、入力フィルタ回路506も含む。入力フィルタ回路506は、キャパシタ512、514、516、及び518を含む。キャパシタ512は、ハーフブリッジ回路504のバッテリ端子間に結合される。キャパシタ514は、ハーフブリッジ回路502のバッテリ端子間に結合される。キャパシタ516は、ハーフブリッジ回路304のバッテリ端子間に結合される。キャパシタ518は、ハーフブリッジ回路302のバッテリ端子間に結合される。一般に、入力フィルタ回路506は、アクティブセル均衡化回路206の各ハーフブリッジ回路のバッテリ端子間に結合されるキャパシタを含む。入力フィルタ回路506のキャパシタの各々は、単一バッテリセルのDC電圧をブロックする。2つのバッテリセル間で(例えば、バッテリセル202からバッテリセル510へ)電荷を移動するとき、入力フィルタ回路506の等価静電容量はC/(j-1)であり、ここで、Cは、入力フィルタ回路506の各キャパシタの静電容量であり、jは、2つのバッテリセル間に直列に接続される入力フィルタ回路506のキャパシタの数(例えば、バッテリセル202から508へ電荷を移動するときj=3)である。
【】
図6は、図5のアクティブセル均衡化回路206と同様であるが、異なる入力フィルタリングを含む、アクティブセル均衡化回路206の一例の概略レベル図である。図6において、アクティブセル均衡化回路206は、入力フィルタ回路506の代わりに入力フィルタ回路606を含む。入力フィルタ回路606は、キャパシタ612、614、616、及び618を含む。キャパシタ612は、バッテリセル510、508、204、及び202を横切って結合される。キャパシタ614は、バッテリセル508、204、及び202を横切って結合される。キャパシタ616は、バッテリセル204及び202を横切って結合される。キャパシタ618は、バッテリセル202を横切って結合される。キャパシタの各々は、キャパシタが横切って接続される直列接続されたバッテリのDC電圧をブロックする。2つのバッテリセル間で電荷を移動するとき、入力フィルタ回路606の等価静電容量はC(入力フィルタ回路606の1つのキャパシタの静電容量)である。従って、入力フィルタ回路606は、入力フィルタ回路506に対して、バッテリセル間のAC信号経路静電容量を低減させ得る。
【】
アクティブセル均衡化回路206の例において、1つのバッテリセルから別のバッテリセルに移動される電流は、下記のようにモデル化され得、
の式において、
Vはバッテリ電圧であり、
Lは、インダクタ318などのインダクタのインダクタンスであり、
φは、ハーフブリッジ回路(例えば、C1及びC1)を駆動させるドライバ信号間の位相シフトであり、
fswはスイッチング周波数である。
【】
従って、バッテリセル間に選択された電荷移動を提供するために制御回路308によって生成される位相シフトは、下記のように決定され得る。
【】
図7は、バッテリモジュール200における、1つのバッテリセルから2つのバッテリセルへの電荷移動の一例を図示するブロック図である。図7において、バッテリモジュール200は、ハーフブリッジ回路302、304、及び502にそれぞれ結合されるバッテリセル202、204、及び508と、ハーフブリッジ回路に結合されるLC回路306及び520とを含む。ハーフブリッジ回路502はハーフブリッジ回路302と同じとすることができ、LC回路520はLC回路306と同じとすることができる。図7の例において、電荷は、バッテリセル202からバッテリセル204及びバッテリセル508へと同時に移動可能である。ハーフブリッジ回路302、304、及び502に提供されるドライバ信号は、バッテリセル202によって提供される電荷の70%をバッテリセル204に向けさせ、バッテリセル202によって提供される電荷の30%をバッテリセル508に向けさせる。バッテリセル204及びバッテリセル508の各々に向けられる電荷の量は、制御回路308によってハーフブリッジ回路302、304、及び502に提供されるドライバ信号C1、C2、及びC3の位相によって決定される。制御回路308は、(C1に関して)C2に適用される位相シフトを下記のように決定可能であり、
式において、I
1Aは、バッテリセル202からバッテリセル204及びバッテリセル508へと流れる総電流の1アンペアを指定する。
【】
制御回路308は、(C2に関して)C3に適用される位相シフトを下記のように決定可能であり、
式において、I
0.3Aは、バッテリセル202からバッテリセル508へと流れる電流の0.3アンペアを指定する。いくつかの例において、制御回路308は、2つのハーフブリッジ間を流れる電流の量を感知する電流センサに結合され得る。制御回路308は、電流の閉ループ制御を提供するために、感知された電流に基づいて2つのハーフブリッジのスイッチングの位相シフトを設定することができる。
【】
図8は、バッテリモジュール200のバッテリセル間の複数の電荷移動の一例を図示するブロック図である。図8において、バッテリモジュール200は、バッテリセル202、204、802、804、806、818、820、822、及び824と、バッテリセルに結合されるハーフブリッジ回路302、304、808、810、812、826、828、830、及び832と、ハーフブリッジ回路に結合されるLC回路306、814、816、834、836、及び838とを含む。ハーフブリッジ回路808、810、812、826、828、830、及び832は、ハーフブリッジ回路302と同じとすることができ、LC回路814、816、834、836、及び838は、LC回路306と同じとすることができる。バッテリモジュール200は、図示されていないバッテリ、ハーフブリッジ回路、及びLC回路も含み得る。図8において、電荷は、バッテリセル202からバッテリセル204へ、バッテリセル802からバッテリセル806へ、及びバッテリセル824からバッテリセル818へ移動される。複数の電荷移動が同時に成され得る。制御回路308は、ハーフブリッジ回路に提供されるドライバ信号の位相を設定することによって移動を制御する。図8において、ハーフブリッジ回路304に提供されるドライバ信号は、バッテリセル202からバッテリセル204に電荷を移動するためにハーフブリッジ回路302に提供されるドライバ信号に対して右にシフト(遅延)される。
【】
バッテリセル806への電荷移動において、ハーフブリッジ回路810に提供されるドライバ信号は、ハーフブリッジ回路808に提供されるドライバ信号に対して右にシフト(遅延)される。ハーフブリッジ回路812に提供されるドライバ信号は、バッテリセル802からバッテリセル806に電荷を移動するためにハーフブリッジ回路810に提供されるドライバ信号に対して右にシフト(遅延)される。
【】
バッテリセル818への電荷移動において、ハーフブリッジ回路830に提供されるドライバ信号は、ハーフブリッジ回路832に提供されるドライバ信号に対して右にシフト(遅延)される。ハーフブリッジ回路828に提供されるドライバ信号は、ハーフブリッジ回路830に提供されるドライバ信号に対して右にシフト(遅延)される。ハーフブリッジ回路826に提供されるドライバ信号は、バッテリセル824からバッテリセル818に電荷を移動するためにハーフブリッジ回路828に提供されるドライバ信号に対して右にシフト(遅延)される。
【】
図9A及び図9Bは、バッテリモジュール200における6つのバッテリセルを横切る電荷移動の一例を図示する。図9Aにおいて、バッテリモジュール200は、ハーフブリッジ回路302、304、914、916、918、及び920にそれぞれ結合される、バッテリセル202、204、906、908、910、及び912を含む。LC回路306、922、924、926、及び928は、ハーフブリッジ回路に結合される。ハーフブリッジ回路914、916、918、及び920は、ハーフブリッジ回路302と同じとすることができ、LC回路922、924、926、及び928は、LC回路306と同じとすることができる。図9Aにおいて、電荷はバッテリセル202からバッテリセル912に移動される。図9Bは、ハーフブリッジ回路302、304、914、916、918、及び920におけるスイッチング(例えば、制御回路308によってハーフブリッジ回路302、304、914、916、918、及び920に提供されるドライバ信号)を図示する。ハーフブリッジ回路304におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路302におけるスイッチングに対して遅延(位相シフト)される。ハーフブリッジ回路914におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路304におけるスイッチングに対して遅延(位相シフト)される。ハーフブリッジ回路916におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路914におけるスイッチングに対して遅延(位相シフト)される。ハーフブリッジ回路918におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路916におけるスイッチングに対して遅延(位相シフト)される。ハーフブリッジ回路920におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路918におけるスイッチングに対して遅延(位相シフト)される。等しい位相シフトが、ハーフブリッジ回路にわたって適用され得る。例えば、ハーフブリッジ回路302及びハーフブリッジ回路304のスイッチング間の位相シフトは、ハーフブリッジ回路304及びハーフブリッジ回路914、ハーフブリッジ回路914及びハーフブリッジ回路916、ハーフブリッジ回路916及びハーフブリッジ回路918、並びに、ハーフブリッジ回路918及びハーフブリッジ回路920の、スイッチング間の位相シフトと同じである。
【】
こうしたスイッチング配置を用いると、電荷は、バッテリセル202からバッテリセル204へ、バッテリセル204からバッテリセル906へ、バッテリセル906からバッテリセル908へ、バッテリセル908からバッテリセル910へ、及び、バッテリセル910からバッテリセル912へ移動可能であり、その結果、バッテリセル202からバッテリセル912への正味電荷移動が生じる。複数の電荷移動が同時に発生可能である。こうしたスイッチ配置は、ハーフブリッジ回路対の間の電荷移動を経験する、それらの間の総インダクタンスも減少させることができる。例えば、ハーフブリッジ回路302及び304を介するバッテリセル202からバッテリセル204への電荷移動の場合、電流は、LC回路306(及びインダクタ318)を介して流れるが、他のLC回路は介さない。また、バッテリセル910からバッテリセル912への電荷移動の場合、電流はLC回路928(及びインダクタ318に対応するインダクタ)を介して流れるが、他のLC回路は介さない。総インダクタンスを制限することによって、ハーフブリッジの対の間(例えば、図4の間隔406内)のスイッチングの位相シフトの間のインダクタ電流のランプレートも増加され得、これは、各サイクル内の電力移動間隔410の持続時間も増加させ得、電荷移動の効率を向上させ得る。他方で、介在するハーフブリッジ302と920との間のハーフブリッジがスイッチングされない場合、ハーフブリッジ302からハーフブリッジ920へ流れる電流は、LC回路306、922、924、926、及び928の組み合わされたインダクタンスを経験し得る。総インダクタンスが増加すると、ハーフブリッジ302と920との間のスイッチングの位相シフトの間のインダクタ電流のランプレートは低減され得、これは、各サイクル内の電力移動間隔410の持続時間を減少させ、電荷移動の効率を低下させる。インダクタ電流のランプレートの低下に起因してより長い時間を提供するために、スイッチング周波数も減少し得る。
【】
図10A及び図10Bは、バッテリモジュール200内の3つのバッテリセルを横切る電荷移動の一例を図示する。図10Aにおいて、バッテリモジュール200は、図9Aに示されるバッテリモジュール200と同じである。図10Aにおいて、電荷はバッテリセル202からバッテリセル906へ移動される、図10Bは、ハーフブリッジ302、304、914、916、918、及び920内のスイッチング(例えば、制御回路308によってハーフブリッジ回路302、304、914、916、918、及び920に提供されるドライバ信号)を図示する。ハーフブリッジ回路304におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路302におけるスイッチングに対して遅延(位相シフト)される。ハーフブリッジ回路914におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路304におけるスイッチングに対して遅延(位相シフト)される。ハーフブリッジ回路916、918、及び920におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路914におけるスイッチングと同じ位相である。このスイッチングを用いると、電荷はバッテリセル202からバッテリセル906へと移動され、バッテリセル202からバッテリセル204、908、910、又は912への移動される電荷は、わずかであるか又はまったくない。
【】
図11A及び図11Bは、バッテリモジュール200内の3つのバッテリセル及び2つのバッテリセルを横切る電荷移動の一例を図示する。図11Aにおいて、バッテリモジュール200は、図9Aにおいて示されるものと同じである。図11Aにおいて、電荷は、バッテリセル202からバッテリセル906へ、及び、バッテリセル910からバッテリセル908へ移動される。複数の電荷移動が同時に発生可能である。図11Bは、ハーフブリッジ回路302、304、914、916、918、及び920におけるスイッチング(例えば、制御回路308によってハーフブリッジ回路302、304、914、916、918、及び920に提供されるドライバ信号)を図示する。ハーフブリッジ回路304におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路302におけるスイッチングに対して遅延(位相シフト)される。ハーフブリッジ回路914におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路304におけるスイッチングに対して遅延(位相シフト)される。ハーフブリッジ回路916におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路914におけるスイッチングと同じ位相である。ハーフブリッジ回路918及び920におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路304におけるスイッチングと同じ位相である。このスイッチングを用いると、電荷がバッテリセル202からバッテリセル906へと移動され、バッテリセル202からバッテリセル204へ移動される電荷は、わずかであるか又はまったくない。電荷は、バッテリセル910からバッテリセル908へも移動され、電荷は、バッテリセル912から又はバッテリセル912へは移動されない。
【】
図12A及び図12Bは、バッテリモジュール200内の3つのバッテリセル及び2つのバッテリセルを横切る電荷移動の別の例を図示する。図12Aにおいて、バッテリモジュール200は図9Aに示されるものと同じである。図12Aにおいて、電荷は、バッテリセル202からバッテリセル906へと、及びバッテリセル908からバッテリセル910へと移動される。複数の電荷移動が同時に発生可能である。図12Bは、ハーフブリッジ回路302、304、914、916、918、及び920におけるスイッチング(例えば、制御回路308によってハーフブリッジ回路302、304、914、916、918、及び920に提供されるドライバ信号)を図示する。ハーフブリッジ回路304におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路302におけるスイッチングに対して遅延(位相シフト)される。ハーフブリッジ回路914におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路304におけるスイッチングに対して遅延(位相シフト)される。ハーフブリッジ回路916におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路914におけるスイッチングと同じ位相である。ハーフブリッジ回路918及び920におけるスイッチングは、同じ位相であり、ハーフブリッジ回路916におけるスイッチングに対して遅延(位相シフト)される。このスイッチングを用いると、電荷がバッテリセル202から906へと移動され、バッテリセル202からバッテリセル204へ移動される電荷は、わずかであるか又はまったくない。電荷は、バッテリセル908からバッテリセル910へも移動され、電荷は、バッテリセル912から又はバッテリセル912へは移動されない。
【】
図13は、バッテリモジュール200の一例の一部のブロック図である。図13において、バッテリモジュール200は複数の集積回路330を含む。各集積回路330は、複数のハーフブリッジ回路(ハーフブリッジ回路302、304、など)を含むことができる。各ハーフブリッジ回路は、バッテリセル(例えば、バッテリセル202、204など)と、LC回路(例えば、LC回路306の一例)とに結合される。各集積回路330は、同期化信号(図13においてSYNCと標示)を、続く集積回路330に提供することができる。同期化信号は、各集積回路330の制御回路308によって生成されるドライバ信号のタイミングの同期(位相同期(phasing))を可能にする。バッテリマネージャ回路208は、バッテリセルパラメータの測定及びセル均衡化パラメータの通信のために、バッテリセルの各々に、及び各集積回路330に結合され得る。従って、アクティブセル均衡化回路206は、集積回路330の異なるインスタンスに結合されるバッテリ間で電荷を移動するために、集積回路330の各々において生成されるドライバ信号の位相を設定することができる。
【】
図14は、LC回路間に結合される切断スイッチを含む、アクティブセル均衡化回路の一例の概略図である。図14において、アクティブセル均衡化回路は、ハーフブリッジ回路1400及び1402と、トランジスタ1404とを含む。アクティブセル均衡化回路は、いくつかの例において、2つより多くのハーフブリッジ回路を含んでいてもよい。ハーフブリッジ回路1400及び1402は、ハーフブリッジ回路302と同じとし得る。LC回路1406及び1408は、LC回路306と同じとし得る。トランジスタ1404は、ハーフブリッジ回路1400のスイッチノードとアクティブセル均衡化回路のキャパシタ端子との間に結合される。例えば、トランジスタ1404の第1の電流端子(例えば、ソース)が、アクティブセル均衡化回路の第1のキャパシタ端子に結合され、トランジスタ1404の第2の電流端子(例えば、ドレイン)が、ハーフブリッジ回路1400のスイッチノードに結合される。LC回路1408は、トランジスタ1404とハーフブリッジ回路1402のスイッチノードとの間に結合される。LC回路1406は、トランジスタ1404とハーフブリッジ回路1400のスイッチノードとに結合される。アクティブセル均衡化回路は、トランジスタ1404の任意数のインスタンスを含み得る。例えば、アクティブセル均衡化回路は、各ハーフブリッジ回路のスイッチノードに結合されるトランジスタ1404のインスタンス、又は、一つ置きのハーフブリッジ回路のスイッチノードに結合されるトランジスタ1404のインスタンス、又は、4番目毎のハーフブリッジ回路、10番目毎のハーフブリッジ回路などのスイッチノードに結合されるトランジスタ1404のインスタンスを含み得る。ハーフブリッジ回路、トランジスタ1404、及び制御回路308は、集積回路330内に含まれ得る。
【】
トランジスタ1404は、単方向スイッチ又は双方向スイッチとして構成することができる。トランジスタ1404は、いくつかの例において、電荷移動の間にスイッチングされるハーフブリッジ回路の数を減少させることができる。例えば、図10Aにおいて、たとえバッテリセル908、910、及び912に電荷が移動されない場合であっても、ハーフブリッジ回路916、918、及び920はスイッチングされる。ハーフブリッジ回路914とハーフブリッジ回路916との間にトランジスタ1404を含むアクティブ均衡化回路の一例において、トランジスタ1404はオフにすることが可能であり、ハーフブリッジ回路916、918、及び920はスイッチングされる必要はない。制御回路308は、トランジスタ1404の制御端子に結合される出力を含む。制御回路108は、AB_CTLに基づいて、トランジスタ1404のオン及びオフを制御するために、制御信号CDを提供する。
【】
いくつかの例において、トランジスタ1404は、ハーフブリッジ回路のスイッチングノードとLC回路との間に結合され得る。例えば、トランジスタ1404の第1の電流端子が、ハーフブリッジ回路1400のスイッチングノードに結合され得、トランジスタ1404の第2の電流端子が、LC回路1406及び1408の両方に結合され得る(例えば、トランジスタ1404の第2の電流端子が、LC回路1406及び1408の接続ポイントに結合され得る)。こうした例において、トランジスタ1404のインスタンスが、各ハーフブリッジ回路のスイッチングノードに結合され得る。選択されたハーフブリッジ回路がアイドル状態のままである(スイッチングしない)間に、選択されたハーフブリッジ回路のいずれかの側のハーフブリッジ回路の間の電荷の移動を可能にするために、選択されたハーフブリッジ回路のトランジスタ1404をオフにすることが可能であり、選択されたハーフブリッジ回路のトランジスタをオフにすることが可能である。
【】
図15は、二相動作のために構成される例示のアクティブセル均衡化回路の概略図である。図15のアクティブセル均衡化回路において、ハーフブリッジ回路302及び304、並びにLC回路306及び1508は、第1の位相において動作する(例えば、バッテリセル202と204との間で電荷移動する)ように構成される。ハーフブリッジ回路1502及び1504、並びにLC回路1506及び1508は、第2の位相において動作する(例えば、バッテリセル202と204との間で電荷移動する)ように構成される。ハーフブリッジ回路302及び1502は、バッテリセル202に並列に結合される。ハーフブリッジ回路304及び1504は、バッテリセル204に並列に結合される。アクティブセル均衡化回路は、各位相において直列に結合される任意数のハーフブリッジ回路を含み得る。ハーフブリッジ回路1502及び1504はハーフブリッジ回路302と同じとし得、LC回路1506、1508、及び1510はLC回路306と同じとし得る。
【】
制御回路308は、ハーフブリッジ回路302、304、1502、及び1504に結合され、ハーフブリッジ回路のスイッチングを制御するドライバ信号C1、
、C2、
、C1’、
、C2’、及び
を生成する。ハーフブリッジ回路1502及び1504のスイッチングは、それぞれ、ハーフブリッジ回路302及び304のスイッチングと180°の位相外れとし得る。ハーフブリッジ回路及び制御回路308は、集積回路330内に組み込むことができる。
【】
二相動作は、ハーフブリッジ回路のトランジスタにかかる電流ストレスを低減し、直流電流リップルを低減し、単相実装に対して回路面積の増加はわずかであるか又はまったく無い。図15には示されていないが、アクティブ均衡化回路は、入力フィルタ回路506又は入力フィルタ回路606を含むことができる。二相は位相から180°外れて動作するため、二相動作は、入力フィルタ内を流れる電流内の交流成分を低減することができる。
【】
図16は、アクティブセル均衡化の例示の方法1600についてのフローチャートである。便宜上、連続的に示されているが、図示された少なくともいくつかの行為は、異なる順で及び/又は並列に成され得る。また、いくつかの実装は、図示された行為のうちのいくつかのみを実施し得る。方法1600の動作は、アクティブセル均衡化回路206の一例によって実施され得る。
【】
ブロック1602において、キャパシタ320及びインダクタ318は、トランジスタ310及びトランジスタ314をオンにすることによって、バッテリセル202の第1の端子(例えば、正端子)と、バッテリセル202の第2の端子(例えば負端子)との間で接続される。バッテリセル202の第1のバッテリ端子と第2のバッテリ端子との間で、キャパシタ320及びインダクタ318を接続することで、キャパシタ320を横切る第1の電圧(例えば、バッテリセル202の電圧v1)を提供する。キャパシタ320のキャパシタ端子が、トランジスタ314を介してバッテリセル202の第1の端子に結合され、インダクタ318のインダクタ端子が、トランジスタ310を介してバッテリセル202の第2の端子に結合される。ブロック1602の動作は、図4の間隔402の間に実施され得る。
【】
ブロック1604において、インダクタ端子は、トランジスタ310をオフにすることによって、バッテリセル202の第2のバッテリ端子から切断される。ブロック1604の動作は、図4の間隔404の間に実施され得る。
【】
ブロック1606において、インダクタ端子は、トランジスタ312をオンにすることによってバッテリセル202の第1のバッテリ端子に接続され、キャパシタ320を横切る電圧は、インダクタ318を横切って提供される。ブロック1606の動作は、図4の間隔406の間に実施され得る。
【】
ブロック1608において、キャパシタ端子は、トランジスタ314をオフにすることによってバッテリセル202の第1バッテリ端子から切断される。ブロック1608の動作は、図4の間隔408の間に実施され得る。
【】
ブロック1610において、キャパシタ端子は、トランジスタ316をオンにすることによってバッテリセル204のバッテリ端子(例えば、正端子)に接続される。キャパシタ端子をバッテリセル204の第3のバッテリ端子に接続することで、電荷がキャパシタ120から(例えば、ブロック1602において、電荷をキャパシタ320上に貯蔵されたバッテリセル202から)バッテリセル204へ移動する。電荷移動のレートは、第1の電圧及びインダクタ318のインスタンスに基づき得る。ブロック1610の動作は、図4の間隔410の間に実施され得る。
【】
方法1600において、制御回路308は、遅延間隔を決定し得、この遅延間隔を、インダクタ端子の第1のバッテリ端子への接続に対して、キャパシタ端子を第3のバッテリ端子に接続するために適用し得る。遅延間隔は、バッテリセル202からバッテリセル204へ移動されるべき電荷のターゲット量に基づいて決定され得る。
【】
図17は、アクティブセル均衡化回路1706の概略図である。アクティブセル均衡化回路1706は、ハーフブリッジ回路302、304、502、及び504を含み、それぞれがバッテリセル202、204、508、及び510に結合される。アクティブセル均衡化回路1706の例には、直列に結合される任意数のハーフブリッジ回路が含まれ得る。ハーフブリッジ回路は、集積回路330内に含まれ得る。アクティブセル均衡化回路1706はアクティブセル均衡化回路206と同様であるが、アクティブセル均衡化回路1706におけるインダクタの配置は、アクティブセル均衡化回路206の配置とは異なる。アクティブセル均衡化回路206において、インダクタ及びキャパシタは直列である。アクティブセル均衡化回路1706において、キャパシタは直列であり、インダクタはハーフブリッジ回路と直列キャパシタのスイッチノードとの間に結合される。従って、アクティブセル均衡化回路1706において、任意数のバッテリセル及びハーフブリッジ回路によって分離される2つのハーフブリッジ回路間の経路は、キャパシタ及び2つのインダクタのみを含み得る。こうした配置は、インダクタによって生じる損失を減少させること、及び、より長い距離(例えば、多数のバッテリセルによって分離されるバッテリセル間)にわたる電力移動を容易にすることが可能である。いくつかの例において、アクティブセル均衡化回路1706において用いられるインダクタは、アクティブセル均衡化回路206において用いられるインダクタのインダクタンスの半分を有し得る。図17には示されていないが、アクティブセル均衡化回路1706は、入力フィルタ回路506又は入力フィルタ回路606も含むことができる。
【】
インダクタが、各ハーフブリッジ回路のスイッチノードに結合される。インダクタ1702の第1の端子が、ハーフブリッジ回路302のスイッチノードに結合される。インダクタ1705の第1の端子が、ハーフブリッジ回路304のスイッチノードに結合される。インダクタ1710の第1の端子が、ハーフブリッジ回路502のスイッチノードに結合される。インダクタ1714の第1の端子が、ハーフブリッジ回路504のスイッチノードに結合される。キャパシタが、連続するハーフブリッジ回路のスイッチノードに結合されるインダクタ間に結合される。キャパシタ1704は、インダクタ1702の第2の端子とインダクタ1705の第2の端子との間に結合される。キャパシタ1708は、インダクタ1705の第2の端子とインダクタ1710の第2の端子との間に結合される。キャパシタ1712は、インダクタ1710の第2の端子と別のインダクタ(例えば、インダクタ1714)の第2の端子との間に結合される。
【】
制御回路308は、ハーフブリッジ回路302、304、502、及び504に結合される。制御回路308は、ハーフブリッジ回路におけるスイッチングを制御する、ドライバ信号を生成する。2つのバッテリ間で電荷を移動するためのハーフブリッジスイッチングは、図4に記載されたものと同じとすることができる。(例えば、図5に示されるような)アクティブセル均衡化回路206において、制御回路308は、電荷が任意の2つのバッテリセル間で移動されるべきであるとき、ハーフブリッジ回路のすべてをスイッチングする(例えば、図10A及び図10Bを参照のこと)。アクティブセル均衡化回路1706において、2つのインダクタのみが1対のハーフブリッジ回路間で直列であるため、電荷を移動させているハーフブリッジ回路のみがスイッチングされ得、ハーフブリッジの対の間に介在するハーフブリッジはスイッチングされる必要はない。例えば、バッテリセル202からバッテリセル508へと電荷を移動させるために、制御回路308は、図4のタイミングに従って、ハーフブリッジ回路302及びハーフブリッジ回路502にスイッチングさせることが可能であり、また、アクティブセル均衡化回路1706の、ハーフブリッジ回路304、ハーフブリッジ回路504、及び任意の他のハーフブリッジ回路はスイッチングしない。図9Aを用いてで考察したように、電荷移動に関与するハーフブリッジ対の間の電流経路に沿った総インダクタンスを減少させるために、介在するハーフブリッジがスイッチングされ得(及びスイッチングが等しく位相シフトされる)。こうした配置は、ハーフブリッジ均衡化回路1706の任意の対の間のインダクタの数を2つに制限することによって、省くことができる。
【】
図18A及び図18Bは、アクティブセル均衡化回路1706の一例を用いるバッテリモジュールにおけるバッテリセルの異なる対の間の電荷移動の一例を図示する。図18Aにおいて、バッテリモジュールは、ハーフブリッジ回路302、304、914、916、918、及び920に結合されるバッテリセル202、204、906、908、910、及び912を含む。ハーフブリッジ回路914、916、918、及び920は、ハーフブリッジ回路302と同じとすることができる。インダクタ1702、1705、1710、1716、1720、又は1714のうちの1つが、各ハーフブリッジ回路のスイッチノードに結合され、キャパシタ1704、1708、1712、1718、又は1722のうちの1つが、近接するインダクタ間に結合される。図18Aにおいて、電荷は、バッテリセル204からバッテリセル202へ、及びバッテリセル910からバッテリセル912へと移動される。複数の電荷移動が同時に発生可能である。図18Bは、ハーフブリッジ回路302、304、918、及び920内のスイッチングを図示する(例えば、制御回路308によって、ハーフブリッジ回路302、304、914、916、918、及び920に提供されるドライバ信号)。ハーフブリッジ回路302におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路304におけるスイッチングに対して遅延(位相シフト)される。ハーフブリッジ回路920におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路918におけるスイッチングに対して遅延(位相シフト)される。ハーフブリッジ回路918におけるスイッチングは、ハーフブリッジ回路304におけるスイッチングと同じ位相とし得る。ハーフブリッジ回路914及び916はアイドルである(スイッチングされない)。このスイッチングを用いて、電荷は、バッテリセル204からバッテリセル202へ、及びバッテリセル910からバッテリセル912へと移動される。バッテリセル906又はバッテリセル908との間では電荷は移動されない。いくつかの例において、シンキング(sinking)バッテリセルに結合されるハーフブリッジ回路は、位相においてスイッチングされ得、ソーシング(sourcing)バッテリセルに結合されるハーフブリッジ回路に適用される位相シフトは、電荷を移動するように調節され得る。
【】
アクティブセル均衡化回路1706において、ソーシングハーフブリッジ回路とシンキングハーフブリッジ回路との間の直列に結合されたキャパシタの数が増加するにつれて、静電容量は減少し、インダクタ及びキャパシタによって形成されるLCネットワークの共振周波数は増加する。制御回路308は、いくつかの例において、固定されたスイッチング周波数において、ハーフブリッジ回路をスイッチすることができる。アクティブセル均衡化回路1706は、スイッチング周波数がLCネットワークの共振周波数よりも高い場合、電力を移動させる。従って、ソーシングハーフブリッジ回路とシンキングのハーフブリッジ回路との間に直列に結合されるキャパシタの数は、スイッチング周波数がLCネットワークの共振周波数よりも高くとどまることが可能なように、制限され得る。
【】
図19は、キャパシタ間に結合される切断スイッチを含むアクティブセル均衡化回路の概略図である。切断スイッチは、直列に結合されるキャパシタの数を減少させるために開くことができる。図19のハーフブリッジ回路及び切断スイッチは、図14に示されるものと同様である。図19において、アクティブセル均衡化回路は、ハーフブリッジ回路1400及び1402、インダクタ1902及び1906、キャパシタ1904及び1908、並びにトランジスタ1404を含む。アクティブセル均衡化回路は、いくつかの例において、2つより多くのハーフブリッジ回路を含んでいてもよい。インダクタ1902の第1の端子が、ハーフブリッジ回路1402のスイッチノードに結合され、インダクタ1906の第1の端子が、ハーフブリッジ回路1400のスイッチノードに結合される。トランジスタ1404は、インダクタ1906の第2の端子とキャパシタ1904との間に結合される。キャパシタ1904は、トランジスタ1404とインダクタ1902の第2の端子との間に結合される。キャパシタ1908は、インダクタ1906の第2の端子に結合される。
【】
アクティブセル均衡化回路は、トランジスタ1404の任意数のインスタンスを含み得る。例えば、アクティブセル均衡化回路は、各ハーフブリッジ回路のためのトランジスタ1404のインスタンス、又は、一つ置きのハーフブリッジ回路のためのトランジスタ1404のインスタンス、又は、4番目毎のハーフブリッジ回路、10番目毎のハーフブリッジ回路などのためのトランジスタ1404のインスタンスを含み得る。ハーフブリッジ回路、トランジスタ1404、及び制御回路308は、集積回路330内に含まれることが可能である。
【】
制御回路308は、トランジスタ1404の制御端子に結合される出力を含む。制御回路308は、AB_CTLに基づいて、トランジスタ1404のターンオン及びターンオフを制御するために制御信号CDを提供する。トランジスタ1404は、直列に結合されるキャパシタ(例えば、キャパシタ1904及び1908)の数を制御可能にする。
【】
いくつかの例において、ハーフブリッジ1400は、キャパシタのM-1インスタンスによって共に結合される、M個のハーフブリッジの第1のセットとすることができ、ハーフブリッジ1402は、図18Aに示されるものと同様に、キャパシタのM-1インスタンスによって結合されるM個のハーフブリッジの別のセットとすることができる。トランジスタ1404をイネーブル又はディセーブルすることによって、電荷移動を経験しているハーフブリッジ対の間の電流導通経路におけるキャパシタの総数をM-1に制限することができ、これにより、共振周波数の上限をスイッチング周波数より下になるように設定することができる。また、トランジスタ1404は、M個のハーフブリッジの第1セットと第2セットとの間で電荷が移動されない場合、ディセーブルされ得、M個のハーフブリッジの第1セットと第2セットとの間のすべての介在ハーフブリッジのスイッチングを回避することができる。
【】
図20は、並列キャパシタのネットワーク2002を含むアクティブセル均衡化回路1706の一例のブロック図である。図20において、アクティブセル均衡化回路1706は、n個のハーフブリッジ回路2004と、各ハーフブリッジ回路のスイッチノードに結合されるインダクタ2006とを含む。並列キャパシタのネットワーク2002は、キャパシタの第1のセット2008と、キャパシタの第2のセット2010と、キャパシタの第3のセット2012と、キャパシタの第4のセット2014とを含む。キャパシタの第1のセット2008は、図17に示されるように、インダクタに結合される。キャパシタの第1のセット2008は、各ハーフブリッジ回路のためのキャパシタを含むことができる。キャパシタの第2のセット2010は、キャパシタの第1のセット2008と並列に結合される。キャパシタの第2のセット2010は、キャパシタの第1のセット2008のm個のキャパシタと並列に結合されるキャパシタを含むことができる。キャパシタの第3のセット2012は、キャパシタの第2のセット2010及びキャパシタの第1のセット2008と並列に結合される。キャパシタの第3のセット2012は、キャパシタの第1のセット2008の2m個のキャパシタと並列に結合されるキャパシタを含むことができる。キャパシタの第4のセット2014は、キャパシタの第1のセット2008のn個のキャパシタと並列に結合されるキャパシタを含むことができる。並列キャパシタのネットワーク2002の他の例は、キャパシタの異なる数の並列レベルを含み得、各レベルのキャパシタは、キャパシタの第1のセット2008の異なる数のキャパシタにわたり得る。
【】
並列キャパシタのネットワーク2002は、2つのハーフブリッジ回路間の静電容量を増加させ、これは、並列キャパシタのネットワーク2002とインダクタ2006とによって形成されるLCネットワークの共振周波数を減少させ、キャパシタの第1のセット2008のみを用いるごく小さな静電容量によって分離され得るハーフブリッジ回路間の電力移動を可能にする。
【】
図21は、二相動作のために構成される例示のアクティブセル均衡化回路の概略図である。図21のアクティブセル均衡化回路は、図15のアクティブセル均衡化回路と同様であるが、LC回路306のLC配置ではなく、アクティブセル均衡化回路1706のLC配置を用いる。図21のアクティブセル均衡化回路において、ハーフブリッジ回路302及び304、インダクタ1702及び1705、並びにキャパシタ1704及び1708は、第1の位相として動作するように構成される。ハーフブリッジ回路1502及び1504、インダクタ2102及び2106、並びにキャパシタ2104及び2108は、第2の位相として動作するように構成される。ハーフブリッジ回路302及び1502は、バッテリセル202と並列に結合される。ハーフブリッジ回路304及び1504は、バッテリセル204と並列に結合される。アクティブセル均衡化回路は、各位相において直列に結合される任意数のハーフブリッジ回路を含み得る。図21において、入力フィルタ回路506も示されている。いくつかの例は、入力フィルタ回路506の代わりに入力フィルタ回路606を含み得る。
【】
制御回路308はハーフブリッジ回路302、304、1502、及び1504に結合され、ハーフブリッジ回路のスイッチングを制御するドライバ信号C1、
、
C2、
、
C1’、
、
C2’、及び
を生成する。ハーフブリッジ回路1502及び1504のスイッチングは、ハーフブリッジ回路302及び304のスイッチングと180°の位相外れとし得る。ハーフブリッジ回路及び制御回路308は、集積回路330内に組み込むことが可能である。
【】
二相動作は、ハーフブリッジ回路のトランジスタにかかる電流ストレスを低減し、単相実装に対して回路面積の増加はわずかであるか又はまったく無い。二相は位相から180°外れて動作するため、二相動作は、入力フィルタ内を流れる電流の交流成分を低減させることができる。
【】
図22は、別の例示のアクティブセル均衡化回路2206の概略図である。アクティブセル均衡化回路2206は、バッテリセル202、204、508、及び510にそれぞれ結合される、ハーフブリッジ回路302、304、502、及び504を含む。アクティブセル均衡化回路2206の例には、直列に結合される任意数のハーフブリッジ回路が含まれ得る。ハーフブリッジ回路は、集積回路330内に含まれ得る。アクティブセル均衡化回路2206はアクティブセル均衡化回路1706と同様であるが、インダクタ及びキャパシタはアクティブセル均衡化回路1706に対して交換されている。アクティブセル均衡化回路2206において、インダクタは直列に結合され、キャパシタはハーフブリッジ回路のスイッチノードと直列インダクタとの間に結合される。従って、アクティブセル均衡化回路2206において、2つのハーフブリッジ回路間の経路は、インダクタ及び2つのキャパシタのみを含み、これにより、直列に結合されるキャパシタの結果として生じる静電容量を減少させ、及び結果として生じる共振周波数の増加を減少させることができる。アクティブセル均衡化回路2206は、入力フィルタ回路506又は入力フィルタ回路606も含むことができる。図22において、アクティブセル均衡化回路2206は、入力フィルタ回路506を含むように示されている。
【】
アクティブセル均衡化回路2206において、キャパシタは、各ハーフブリッジ回路のスイッチノードに結合される。キャパシタ2202の第1の端子が、ハーフブリッジ回路302のスイッチノードに結合される。キャパシタ2205の第1の端子が、ハーフブリッジ回路304のスイッチノードに結合される。キャパシタ2210の第1の端子が、ハーフブリッジ回路502のスイッチノードに結合される。キャパシタ2214の第1の端子が、ハーフブリッジ回路504のスイッチノードに結合される。インダクタが、連続するハーフブリッジ回路のスイッチノードに結合されるキャパシタ間に結合される。インダクタ2204は、2202の第2の端子とキャパシタ2205の第2の端子との間に結合される。インダクタ2208は、キャパシタ2205の第2の端子と2210の第2の端子との間に結合される。インダクタ2212は、2210の第2の端子と別のキャパシタ(例えば、キャパシタ2214)の第2の端子との間に結合される。
【】
制御回路308は、ハーフブリッジ回路302、304、502、及び504に結合される。制御回路308は、ハーフブリッジ回路におけるスイッチングを制御するドライバ信号を生成する。2つのバッテリ間で電荷を移動するためのハーフブリッジスイッチングは、図4に記載されたものと同じとし得る。アクティブセル均衡化回路2206において、アクティブセル均衡化回路206と同様に、制御回路308は、電荷が任意の2つのバッテリセル間を移動されるべきであるとき、すべてのハーフブリッジ回路をスイッチングする(図9A/図9B、図10A/図10B、図11A/図11B、及び図12A/図12Bを参照のこと)。
【】
図23は、切断スイッチを含むアクティブセル均衡化回路2206の一例の概略図である。切断スイッチは、直列に結合されるインダクタの数を減少させるために開くことができる。図23のハーフブリッジ回路及び切断スイッチは、図14に示されるものと同様である。図23において、アクティブセル均衡化回路は、ハーフブリッジ回路1400及び1402と、キャパシタ2302及び2306と、インダクタ2304及び2308と、トランジスタ1404とを含む。アクティブセル均衡化回路は、いくつかの例において、2つより多くのハーフブリッジ回路、キャパシタ、及びインダクタを含み得る。キャパシタ2302の第1の端子が、ハーフブリッジ回路1402のスイッチノードに結合され、キャパシタ2306の第1の端子が、ハーフブリッジ回路1400のスイッチノードに結合される。トランジスタ1404は、キャパシタ2306の第2の端子とインダクタ2304との間に結合される。インダクタ2304は、トランジスタ1404とキャパシタ2302の第2の端子との間に結合される。インダクタ2308は、キャパシタ2306の第2の端子に結合される。
【】
アクティブセル均衡化回路は、トランジスタ1404の任意数のインスタンスを含み得る。例えば、アクティブセル均衡化回路は、各ハーフブリッジ回路(ハーフブリッジ回路の各近接する対の間)のためのトランジスタ1404のインスタンス、又は、一つ置きのハーフブリッジ回路のためのトランジスタ1404のインスタンス、又は、第4番目毎のハーフブリッジ回路、10番目毎のハーフブリッジ回路などのためのトランジスタ1404のインスタンスを含み得る。ハーフブリッジ回路、トランジスタ1404、及び制御回路308は、集積回路330内に含まれることが可能である。
【】
制御回路308は、トランジスタ1404の制御端子に結合される出力を含む。制御回路308は、AB_CTLに基づいて、トランジスタ1404のターンオン及びターンオフを制御するために制御信号CDを提供する。トランジスタ1404は、直列結合されるインダクタ(例えば、インダクタ2304及び2308)の数を制御可能にし、図14を参照しながら説明したようにいくつかの例において、電荷移動の間にスイッチングされるハーフブリッジ回路の数を減少可能にする。
【】
図24は、アクティブセル均衡化回路2206に基づいて、二相動作のために構成されるアクティブセル均衡化回路の概略図である。図24のアクティブセル均衡化回路は、図15のアクティブセル均衡化回路と同様であるが、アクティブセル均衡化回路206のLC配置ではなく、アクティブセル均衡化回路2206のLC配置を用いる。図24のアクティブセル均衡化回路において、ハーフブリッジ回路302及び304、キャパシタ2202及び2205、並びにインダクタ2204及び2208は、第1の位相として動作するように構成される。ハーフブリッジ回路1502及び1504、キャパシタ2402及び2406、並びにインダクタ2404及び2408は、第2の位相として動作するように構成される。ハーフブリッジ回路302及び1502は、バッテリセル202と並列に結合される。ハーフブリッジ回路304及び1504は、バッテリセル204と並列に結合される。アクティブセル均衡化回路は、各位相において直列に結合される任意数のハーフブリッジ回路を含み得る。図24において、入力フィルタ回路506も示されている。いくつかの例は、入力フィルタ回路506の代わりに入力フィルタ回路606を含み得る。
【】
制御回路308は、ハーフブリッジ回路302、304、1502、及び1504に結合され、ハーフブリッジ回路のスイッチングを制御するドライバ信号C1、
、
C2、
、
C1’、
、
C2’、及び
を生成する。制御回路308は、ハーフブリッジ回路1502及び1504のスイッチングが、ハーフブリッジ回路302及び304のスイッチングと180°の位相外れとし得るように、ドライバ信号を生成することができる。ハーフブリッジ回路及び制御回路308は、集積回路330内に組み込むことが可能である。
【】
二相動作は、ハーフブリッジ回路のトランジスタにかかる電流ストレスを低減し、単相実装に対して回路面積の増加はわずかであるか又はまったく無い。二相は位相から180°外れて動作するため、二相動作は、入力フィルタ内を流れる電流の交流成分を低減することができる。
【】
図25は、別の例示のアクティブセル均衡化回路2506の概略図である。アクティブセル均衡化回路2506は、バッテリセル202、204、508、及び510にそれぞれ結合されるハーフブリッジ回路302、304、502、及び504を含む。アクティブセル均衡化回路2506の例には、直列に結合される任意数のハーフブリッジ回路が含まれ得る。ハーフブリッジ回路は、集積回路330内に含まれ得る。アクティブセル均衡化回路2506はアクティブセル均衡化回路2206と同様であるが、アクティブセル均衡化回路2506において、インダクタは、キャパシタと直列にハーフブリッジ回路のスイッチノードに結合される。従って、アクティブセル均衡化回路2506において、2つのハーフブリッジ回路間の経路は、2つのインダクタ及び2つのキャパシタのみを含み得る。アクティブセル均衡化回路2506は、入力フィルタ回路506又は入力フィルタ回路606も含むことができる。図25において、アクティブセル均衡化回路2506は、入力フィルタ回路506を含むように示されている。
【】
キャパシタが、各ハーフブリッジ回路のスイッチノードに結合される。キャパシタ2202の第1の端子が、ハーフブリッジ回路302のスイッチノードに結合される。キャパシタ2205の第1の端子が、ハーフブリッジ回路304のスイッチノードに結合される。キャパシタ2210の第1の端子が、ハーフブリッジ回路502のスイッチノードに結合される。キャパシタ2214の第1の端子が、ハーフブリッジ回路504のスイッチノードに結合される。
【】
インダクタが各キャパシタと直列に結合される。インダクタ2504の第1の端子が、キャパシタ2202の第2の端子に結合される。インダクタ2508の第1の端子が、キャパシタ2205の第2の端子に結合される。インダクタ2512の第1の端子が、キャパシタ2210の第2の端子に結合される。インダクタ2516の第1の端子が、キャパシタ2224の第2の端子に結合される。インダクタ2504の第2の端子が、インダクタ2508の第2の端子、インダクタ2512の第2の端子、及びインダクタ2516の第2の端子に結合される。
【】
制御回路308は、ハーフブリッジ回路302、304、502、及び504に結合される。制御回路308は、ハーフブリッジ回路におけるスイッチングを制御するドライバ信号を生成する。2つのバッテリ間で電荷を移動するためのハーフブリッジスイッチングは、図18A/図18Bにおいて説明したものと同じとし得る。アクティブセル均衡化回路2506において、アクティブセル均衡化回路1706と同様に、制御回路308は、電荷が任意の2つのバッテリセル間で移動されるべきであるとき、ソーシング及びシンキングのハーフブリッジ回路のみをスイッチングすることができる。
【】
図26は、切断スイッチを含むアクティブセル均衡化回路2506の一例の概略図である。切断スイッチは、ハーフブリッジ回路の選択されたセットを絶縁するために開くことができる。図26のハーフブリッジ回路及び切断スイッチは、図14に示されるものと同様である。図26において、アクティブセル均衡化回路は、ハーフブリッジ回路1400及び1402と、キャパシタ2602及び2604と、インダクタ2604及び2608と、トランジスタ1404とを含む。アクティブセル均衡化回路は、いくつかの例において、2つ以上のハーフブリッジ回路を含んでいてもよい。キャパシタ2602の第1の端子が、ハーフブリッジ回路1402のスイッチノードに結合され、キャパシタ2606の第1の端子が、ハーフブリッジ回路1400のスイッチノードに結合される。インダクタ2604はキャパシタ2602と直列に結合され、インダクタ2608はキャパシタ2606と直列に結合される。2608の第1の端子が、2602の第2の端子に結合され、インダクタ2608の第1の端子が、キャパシタ2606の第2の端子に結合される。トランジスタ1404は、2604の第2の端子とインダクタ2608の第2の端子との間に結合される。
【】
アクティブセル均衡化回路2506は、トランジスタ1404の任意数のインスタンスを含み得る。例えば、アクティブセル均衡化回路は、各ハーフブリッジ回路(ハーフブリッジ回路の各近接する対の間)のためのトランジスタ1404のインスタンス、又は、一つ置きのハーフブリッジ回路のためのトランジスタ1404のインスタンス、又は、第4番目毎のハーフブリッジ回路、10番目毎のハーフブリッジ回路などのためのトランジスタ1404のインスタンスを含み得る。ハーフブリッジ回路、トランジスタ1404、及び制御回路308は、集積回路330内に含めることができる。
【】
制御回路308は、トランジスタ1404の制御端子に結合される出力を含む。制御回路308は、AB_CTLに基づいて、トランジスタ1404のターンオン及びターンオフを制御するために制御信号CDを提供する。トランジスタ1404は、LC回路を介して結合されるハーフブリッジ回路の数を選択的に制御することを可能にする。
【】
図27は、アクティブセル均衡化回路2506に基づく、二相動作のために構成されるアクティブセル均衡化回路の概略図である。図27のアクティブセル均衡化回路は、図15のアクティブセル均衡化回路と同様であるが、アクティブセル均衡化回路206のLC配置ではなく、アクティブセル均衡化回路2506のLC配置を用いる。図24のアクティブセル均衡化回路において、ハーフブリッジ回路302及び304、キャパシタ2202及び2205、並びにインダクタ2504及び2508は、第1の位相として動作するように構成される。ハーフブリッジ回路1502及び1504、キャパシタ2702及び2706、並びにインダクタ2704及び2708は、第2の位相として動作するように構成される。ハーフブリッジ回路302及び1502は、バッテリセル202と並列に結合される。ハーフブリッジ回路304及び1504は、バッテリセル204と並列に結合される。アクティブセル均衡化回路は、各位相において直列に結合される任意数のハーフブリッジ回路を含み得る。図27において、入力フィルタ回路506も示されている。いくつかの例は、入力フィルタ回路506の代わりに入力フィルタ回路606を含み得る。
【】
制御回路308は、ハーフブリッジ回路302、304、1502、及び1504に結合され、ハーフブリッジ回路のスイッチングを制御するドライバ信号C1、
、
C2、
、
C1’、
、
C2’、及び
を生成する。制御回路308は、ハーフブリッジ回路1502及び1504のスイッチングが、ハーフブリッジ回路302及び304のスイッチングと180°の位相外れとし得るように、ドライバ信号を生成することができる。ハーフブリッジ回路及び制御回路308は、集積回路330内に組み込むことが可能である。
【】
二相動作は、ハーフブリッジ回路のトランジスタにかかる電流ストレスを低減し、単相実装に対して回路面積の増加はわずかであるか又はまったく無い。二相は位相から180°外れて動作するため、二相動作は、入力フィルタ内を流れる電流の交流成分を低減させることができる。
【】
図28は、バッテリモジュールを横切る均衡化を含むバッテリアセンブリ2800のブロック図である。バッテリアセンブリ2800は、バッテリモジュール28021及び28022~2802kを含む。各バッテリモジュールは、バッテリセルとアクティブセル均衡化回路とを含む。バッテリモジュール28021は、m個のバッテリセル28041~2804mを含み、各々がアクティブセル均衡化回路28061に結合される。アクティブセル均衡化回路28061は、バッテリモジュール28021のバッテリセル28041から2804mまでの間の電荷を均衡化する。バッテリモジュール28022は、バッテリモジュール28021と直列に結合され、各々がアクティブセル均衡化回路28062に結合されるm個のバッテリセル2804m-1~28042mを含む。アクティブセル均衡化回路28062は、バッテリモジュール28022のバッテリセル2804m+1から28042mまでの間の電荷を均衡化する。バッテリモジュール2802kは、バッテリモジュール28022と直列に結合され、各々がアクティブセル均衡化回路2806kに結合されるm個のバッテリセル2804n-m~2804nを含む。アクティブセル均衡化回路2806kは、バッテリモジュール2802kのバッテリセル2804n-mから2804nまでの間の電荷を均衡化する。アクティブセル均衡化回路28061、28062、及び2806kは、アクティブセル均衡化回路206、アクティブセル均衡化回路1706、アクティブセル均衡化回路2206、アクティブセル均衡化回路2506、又は本明細書に記載された任意の他のアクティブセル均衡化回路の例とすることができる。
【】
バッテリアセンブリ2800は、バッテリモジュール均衡化回路2807も含む。バッテリモジュール均衡化回路2807は、バッテリモジュール2802
1から2802
kまでの間の電荷を均衡化する。バッテリモジュール均衡化回路2807は、ハーフブリッジ回路2808
1、及び2808
2~2808
k、制御回路2814、構成要素2810
1及び2810
2~2810
k、並びに構成要素2812
1~2812
k-1を含む。ハーフブリッジ回路2808
1、及び2808
2~2808
kは、バッテリモジュール電圧定格のトランジスタを伴うハーフブリッジ回路302と同じとすることができる。制御回路2814は、ハーフブリッジ回路2808
1、及び2808
2~2808
kに結合される。制御回路2814は、ハーフブリッジ回路のスイッチングを制御するドライバ信号S1、
、
S2、
、
SK、及び、
を生成する。
【】
構成要素28101~2810k及び構成要素28121~2812k-1は、本明細書に記載されたキャパシタ、インダクタ、コンダクタ、又はそれらの組み合わせ(例えば、直列組み合わせ)とすることができる。一例において、アクティブセル均衡化回路206におけるように、構成要素28101~2810kはコンダクタであり、LC構成要素28121~2812k-1はLC回路306の例である。こうした例において、制御回路2814は、アクティブセル均衡化回路について記載したように、ハーフブリッジ回路のスイッチングを制御する。
【】
別の例において、アクティブセル均衡化回路1706におけるように、構成要素28101~2810kはインダクタであり、構成要素28121~2812k-1はキャパシタである。こうした例において、制御回路2814は、アクティブセル均衡化回路1706について記載したように、ハーフブリッジ回路のスイッチングを制御する。
【】
別の例において、アクティブセル均衡化回路2206におけるように、構成要素28101~2810kはキャパシタであり、構成要素28121~2812k-1はインダクタである。こうした例において、アクティブセル均衡化回路2206について記載したように、制御回路2814はハーフブリッジ回路のスイッチングを制御する。
【】
別の例において、アクティブセル均衡化回路2506におけるように、構成要素28101~2810kはインダクタと直列のキャパシタであり、構成要素28121~2812k-1はコンダクタである。こうした例において、アクティブセル均衡化回路2506について記載したように、制御回路2814はハーフブリッジ回路のスイッチングを制御する。
【】
バッテリモジュール均衡化回路2807の様々な例は、構成要素28121~2812k-1と直列のスイッチ、及び/又は、本明細書に記載されるような多相回路要素を含むことができる。
【】
本記載において、「結合」という用語は、本記載と一貫する機能的関係を可能にする、接続、通信、又は信号経路を包含し得る。例えば、或る行為を行なうために、デバイスAがデバイスBを制御するための信号を生成する場合、(a)第1の例において、デバイスAは直接接続によってデバイスBに結合され、又は(b)第2の例において、介在構成要素CがデバイスAとデバイスBとの間の機能的関係を変更しない場合に、デバイスAは介在構成要素Cを介してデバイスBに結合され、デバイスBがデバイスAによって生成される制御信号を介してデバイスAによって制御されることになる。
【】
また、本記載において、「~に基づく」という記述は、「少なくとも部分的に~に基づく」を意味する。従って、XがYに基づく場合、Xは、Y及び任意数の他の要因の関数であり得る。
【】
或るタスク又は機能を実施する「ように構成される」デバイスが、製造業者によって製造されるときに、その機能を実施するように構成(例えば、プログラミング及び/又は配線接続)され得、及び/又は、製造後にユーザによって、その機能及び/又は他の付加的又は代替の機能を実施するように構成可能(又は、再構成可能)であり得る。こういった構成は、デバイスのファームウェア及び/又はソフトウェアプログラミングを介し得、ハードウェア構成要素の構築及び/又はレイアウト並びにデバイスの相互接続を介し得、或いはそれらの組み合わせであり得る。
【】
本明細書で用いられる際、「端子」、「ノード」、「相互接続」、「ピン」、及び「リード」という用語は、交換可能に用いられる。特に断りがない限り、これらの用語は一般に、デバイス要素、回路要素、集積回路、デバイス、又は、他の電子機器又は半導体構成要素の間の相互接続、又は終端を意味するために用いられている。
【】
特定の構成要素を含むものとして本明細書に記載される回路又はデバイスが、代わりに、記載される回路要素又はデバイスを形成するためにそれらの構成要素に結合されるように適合されてもよい。例えば、一つ又は複数の半導体要素(トランジスタなど)、一つ又は複数の受動要素(抵抗器、キャパシタ、及び/又はインダクタなど)、及び/又は、一つ又は複数の供給源(電圧源及び/又は電流源など)を含むものとして記載される構造が、代わりに、単一の物理デバイス内に半導体要素(例えば、半導体ダイ及び/又は集積回路(IC)パッケージ)のみを含んでいてもよく、製造時又は製造後のいずれかに、例えばエンドユーザ及び/又は第三者によって、記載される構造を形成するために受動要素及び/又は供給源の少なくともいくつかに結合されるように適合されてもよい。
【】
本明細書において特定のトランジスタの使用が記載されているが、代わりに、残りの回路要素へのわずかな変更又は変更無しに他のトランジスタ(又は等価のデバイス)が用いられてもよい。例えば、電界効果トランジスタ(「FET」)(nチャネルFET(NFET)又はpチャネルFET(PFET)など)、バイポーラ接合トランジスタ(BJT、例えばNPNトランジスタ又はPNPトランジスタ)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、及び/又は、接合電界効果トランジスタ(JFET)を、本明細書で開示されるデバイスの代わりに又はこれに関連して、用いてもよい。トランジスタは、空乏モード、ドレイン拡張デバイス、エンハンスメントモードデバイス、ナチュラルトランジスタ、又は他のタイプのデバイス構造トランジスタとし得る。また、デバイスは、シリコン基板(Si)、炭化ケイ素基板(SiC)、窒化ガリウム基板(GaN)、又はガリウムヒ素基板(GaAs)内/上で実装され得る。
【】
特許請求の範囲において、トランジスタの制御入力及びその電流端子に言及され得る。FETの文脈において、制御入力はゲートであり、電流端子はドレイン及びソースである。BJTの文脈において、制御入力はベースであり、電流端子はコレクタ及びエミッタである。
【】
本明細書において、FETが「オン」であるとは、FETの導通チャネルが存在し、FETを介してドレイン電流が流れ得ることを意味する。本明細書において、FETが「オフ」であるとは、導通チャネルは存在せず、FETを介してドレイン電流が流れないことを意味する。しかしながら、「オフ」であるFETは、トランジスタのボディダイオードを介する電流フローを有し得る。
【】
本明細書に記載される回路は、構成要素の交換に先立って利用可能な機能性と少なくとも部分的に同様の機能性を提供するために、付加的な又は異なる構成要素を含むように再構成可能である。抵抗器として示される構成要素は、特に断りがない限り、概して、図示される抵抗器によって表されるインピーダンスの量を提供するために直列及び/又は並列に結合される、任意の一つ又は複数の要素を表す。例えば、本明細書において単一の構成要素として図示及び説明される抵抗器又はキャパシタを、代わりに、それぞれ、同じノード間で並列に結合される複数の抵抗器又はキャパシタとすることもできる。例えば、本明細書において単一の構成要素として図示及び説明される抵抗器又はキャパシタを、代わりに、それぞれ、単一の抵抗器又はキャパシタと同じ2つのノード間で直列に結合される、複数の抵抗器又はキャパシタとすることもできる。
【】
記載した例の特定の要素は或る集積回路内に含まれ、他の要素は集積回路の外部にあるが、他の例示の実施例において、付加的な又はより少ない特徴が集積回路に組み込まれてもよい。また、集積回路の外部にあるとして示される特徴のいくつか又はすべてが集積回路内に含まれてもよく、及び/又は、集積回路の内部にあるとして示されるいくつかの特徴が集積の外側に組み込まれてもよい。本明細書において用いられる際、「集積回路」という用語は、(1)半導体基板内/上に組み込まれる、(2)単一の半導体パッケージ内に組み込まれる、(3)同じモジュールに組み込まれる、及び/又は(4)同じプリント回路基板内/上に組み込まれる、一つ又は複数の回路を意味する。
【】
特許請求の範囲内で、記載される実施例において改変が可能であり、他の実施例も可能である。
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【国際調査報告】