特表2026-513681IP Force 特許公報全文掲載

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】
(54)【発明の名称】弁装置
(51)【国際特許分類】
   
【FI】
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】
(86)(22)【出願日】
(85)【翻訳文提出日】
(86)【国際出願番号】
(87)【国際公開番号】
(87)【国際公開日】
(31)【優先権主張番号】202310591147.1
(32)【優先日】
(33)【優先権主張国・地域又は機関】
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】505241533
【氏名又は名称】浙江三花智能控制股▲分▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZHEJIANG SANHUA INTELLIGENT CONTROLS CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】NO. 219, WOXI AVENUE, CHENGTAN STREET, XINCHANG COUNTY, SHAOXING, ZHEJIANG 312500, PEOPLE’S REPUBLIC OF CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】弁理士法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】范 豪 麗
【テーマコード(参考)】
【Fターム(参考)】
3H106DA22
3H106DB02
3H106DB32
3H106DC02
3H106EE30
3H106EE48
3H106GA13
3H106GA15
3H106GA23
(57)【要約】
弁装置を開示し、可動コア、固定コア及びバネを含み、可動コアには第1取付孔部が設けられ、第1取付孔部は第1孔壁と第1底壁とを含み、固定コアには、可動コアに向かう第2取付孔部が設けられ、第2取付孔部は第2孔壁と第2底壁とを含み、バネは第1当接部、第2当接部及び弾性部を含み、第1当接部の外径は第1孔壁の内径とほぼ同じであり、第1当接部は第1底壁に当接され、第2当接部の外径は第2孔壁の内径とほぼ同じであり、第2当接部は第2底壁に当接され、弾性部は第1当接部と第2当接部との間のバネの一部を形成し、第1当接部の直径は弾性部の直径よりも大きく、第2当接部の直径は弾性部の直径よりも大きい。当該弁装置は、バネが傾くという状況を相対的に減少して、使用過程でバネの摩耗を軽減して、その使用寿命を延長する。
【特許請求の範囲】
【請求項】
弁装置であって、可動コア、固定コア及びバネを含み、前記可動コアには第1取付孔部が設けられ、前記第1取付孔部は第1孔壁と第1底壁とを含み、前記固定コアには、前記可動コアに向かう第2取付孔部が設けられ、前記第2取付孔部は第2孔壁と第2底壁とを含み、
前記バネは第1当接部、第2当接部及び弾性部を含み、前記第1当接部の外径は前記第1孔壁の内径とほぼ同じであり、前記第1当接部は前記第1底壁に当接され、前記第2当接部の外径は前記第2孔壁の内径とほぼ同じであり、前記第2当接部は前記第2底壁に当接され、前記弾性部は前記第1当接部と前記第2当接部との間の前記バネの一部を形成し、前記第1当接部の直径は前記弾性部の直径よりも大きく、前記第2当接部の直径は前記弾性部の直径よりも大きいことを特徴とする弁装置。
【請求項】
前記バネは第1径変化部と第2径変化部とを含み、前記弾性部は前記第1径変化部と前記第2径変化部との間に位置し、前記第1径変化部の端面部は前記第1当接部を形成し、前記第2径変化部の端面部は前記第2当接部を形成することを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
【請求項】
前記第1径変化部を構成する複数の巻回部は前記バネの軸方向に沿って順に密着されるように配置され、前記第2径変化部を構成する複数の巻回部は前記バネの軸方向に沿って順に密着されるように配置されることを特徴とする請求項2に記載の弁装置。
【請求項】
前記第1径変化部を構成する各巻回部の間には予備間隔が設けられ、前記第2径変化部を構成する各巻回部の間には予備間隔が設けられることを特徴とする請求項2に記載の弁装置。
【請求項】
前記第1径変化部の各巻回部の間の予備間隔は、前記弾性部の各巻回部の間の間隔よりも小さく、前記第2径変化部の各巻回部の間の予備間隔は、前記弾性部の各巻回部の間の間隔よりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の弁装置。
【請求項】
前記第1径変化部の、前記弾性部から離れた側の直径は、前記第1径変化部の、前記弾性部に接近する側の直径よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の弁装置。
【請求項】
前記第1径変化部を2.5~3巻に配置し、前記第2径変化部を2.5~3巻に配置することを特徴とする請求項6に記載の弁装置。
【請求項】
前記バネは1本の金属ワイヤを螺旋的に複数回巻回することで形成されることを特徴とする請求項1~7の何れか1項に記載の弁装置。
【請求項】
前記第1当接部と前記第1孔壁との間には第1所定隙間L1があり、L1≦0.1mmであり、前記第2当接部と前記第2孔壁との間には第2所定隙間L2があり、L2≦0.1mmであるように定義されることを特徴とする請求項1~7の何れか1項に記載の弁装置。
【請求項】
弁座、スリーブ、接続ナット及びシール部材をさらに含み、
前記弁座には弁口部及びジョイントが設けられ、前記スリーブの、前記弁座に向かう一端の外周には固定翼が設けられ、前記接続ナットは本体部と係合部とを含み、前記本体部は前記ジョイントとネジ係合され、前記固定翼を前記係合部と前記ジョイントとの間に介在させ、
前記固定コアは、前記スリーブの、前記弁座から離れた側に固定され、前記シール部材は前記可動コアに固定され、前記可動コアは、前記スリーブ内に摺動可能に設けられて、前記シール部材を前記弁口部に対して係合又は離脱させ、前記弁口部を開閉させることを特徴とする請求項1~7の何れか1項に記載の弁装置。
【請求項】
前記可動コアの、前記弁座に向かう側端には、周方向に沿って位置制限部がさらに設けられ、前記位置制限部の直径は前記スリーブの内径よりも大きく、
前記シール部材と前記弁口部との係合状態で、前記可動コアと前記固定コアとの間の間隔は第1隙間であり、前記位置制限部の上端面と前記スリーブの下端面との間の間隔は第2隙間であり、前記第1隙間は前記第2隙間よりも大きいことを特徴とする請求項10に記載の弁装置。
【請求項】
前記位置制限部の上端面にはクッションがさらに設けられ、前記シール部材と前記弁口部との係合状態で、前記クッションの上端面と前記スリーブの下端面との間の間隔は第2隙間であることを特徴とする請求項11に記載の弁装置。
【請求項】
前記可動コアの外壁には、周方向に沿ってガイドリングが設けられ、前記ガイドリングの外径は前記可動コアの直径よりも大きく、前記ガイドリングの外壁は前記スリーブの内壁に接触されるように摺動可能であり、前記ガイドリングの側壁には、軸方向に沿って気流通路が貫通するように設けられることを特徴とする請求項10に記載の弁装置。
【請求項】
前記ガイドリングには、軸方向に沿って切欠きが貫通するように設けられ、前記切欠きは前記気流通路を形成することを特徴とする請求項13に記載の弁装置。
【請求項】
前記ガイドリングの数は2つであり、2つの前記ガイドリングは前記可動コアの軸方向に沿って間隔を空けて配置されることを特徴とする請求項13に記載の弁装置。
【請求項】
前記可動コアの外壁には、周方向に沿って前記ガイドリングを取り付けるための第1取付溝がさらに設けられることを特徴とする請求項13に記載の弁装置。
【請求項】
前記可動コアの外壁には、その周方向に沿って環状凹溝がさらに設けられることを特徴とする請求項10に記載の弁装置。
【請求項】
前記可動コアの底部には、前記シーリングブロックを取り付けるための第2取付溝が設けられ、前記第2取付溝の溝口端の溝壁には、径方向に沿ってフランジが内部に向かって設けられ、前記フランジは前記シール部材の底壁に当接可能であることを特徴とする請求項10に記載の弁装置。
【請求項】
前記固定翼は環状構造であり、前記固定翼と前記ジョイントとの間には、周方向に沿って環状シールリングがさらに介在されることを特徴とする請求項10に記載の弁装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【】
本出願は2023年05月22日にて中国特許庁に提出された、出願番号が202310591147.1であり、発明名称が「弁装置」である中国特許出願の優先権を主張して、その全ての内容は本出願に援用されている。
【】
本出願はバルブ機器の技術分野に係わり、具体的に弁装置に係わっている。
【背景技術】
【】
典型的な弁装置として、電磁弁は可動コアと固定コアとを含み、可動コアと固定コアとには、取付孔部がそれぞれ対向して設けられ、可動コアと固定コアとの間に介在されるバネの両端は取付孔部内にそれぞれ位置し、可動コアは固定コアに対して軸方向に沿って移動でき、これによって、バネを圧縮、解放することができる。
【】
しかしながら、圧縮、解放の過程でバネは傾斜しやすいため、バネの外壁と取付孔部の内壁との間には摩擦が生じて、バネの摩耗を招致して、その使用寿命に影響する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【】
本出願は、バネが傾くという状況を減少して、使用過程でバネの摩耗を軽減して、その使用寿命を延長する弁装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【】
技術問題を解决するために、本出願は弁装置を提供し、可動コア、固定コア及びバネを含み、前記可動コアには第1取付孔部が設けられ、前記第1取付孔部は第1孔壁と第1底壁とを含み、前記固定コアには、前記可動コアに向かう第2取付孔部が設けられ、前記第2取付孔部は第2孔壁と第2底壁とを含み、
前記バネは第1当接部、第2当接部及び弾性部を含み、前記第1当接部の外径は前記第1孔壁の内径とほぼ同じであり、前記第1当接部は前記第1底壁に当接され、前記第2当接部の外径は前記第2孔壁の内径とほぼ同じであり、前記第2当接部は前記第2底壁に当接され、前記弾性部は前記第1当接部と前記第2当接部との間の前記バネの一部を形成し、前記第1当接部の直径は前記弾性部の直径よりも大きく、前記第2当接部の直径は前記弾性部の直径よりも大きい。
【発明の効果】
【】
本発明は弁装置を提供し、第1当接部の外径は、第1取付孔部の第1孔壁の内径とほぼ同じであり、第2当接部の外径は第2取付孔部の第2孔壁の内径とほぼ同じであるように配置されることで、圧縮又は解放過程でバネの、第1取付孔部、第2取付孔部の径方向に沿う位置が安定であることを保障して、バネが傾くという状況を減少し、また、第1当接部の直径は弾性部の直径よりも大きく、第2当接部の直径は弾性部の直径よりも大きいため、弾性部と第1取付孔部、第2取付孔部との間には、バネの変形のための空間がそれぞれ保留され、動作過程でバネと取付孔部との間の摩擦を低減する。
【図面の簡単な説明】
【】
【図】本出願の実施例が提供する弁装置の構造模式図である。
【図】図1のAの拡大図である。
【図】図1のBの拡大図である。
【図】図1のバネの構造模式図である。
【図】図1の可動コアの取付状態の構造模式図である。
【図】図5の可動コアの構造模式図である。
【図】図5のガイドリングの構造模式図である。
【図】図5のシール部材の構造模式図である。
【図】図1の固定コアの構造模式図である。
【図】図1のスリーブの構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【】
当業者が本出願の技術案をよりよく理解するために、以下、図面及び具体的な実施例を結合して本出願をさらに詳しく説明する。
【】
本出願の実施例は弁装置を提供し、図1に示すように、弁装置は弁座2、スリーブ3、接続ナット4、可動コア5、固定コア6などの部材を含む。
【】
図1に示すように、弁座2には弁口部21、ジョイント22、入口端23及び出口端24が設けられ、スリーブ3は接続ナット4により弁座2に固定され、具体的に、スリーブ3の、弁座2に向かう一端には、周方向に沿って外部へ延在するように固定翼31が設けられ、接続ナット4は本体部41と係合部42とを含み、本体部41はジョイント22とネジ係合されることができ、本体部41がジョイント22とネジ係合された時、係合部42はジョイント22の端部に当接されて、固定翼31を係合部42とジョイント22との間にしっかり挟んで、スリーブ3と弁座2との間の固定を実現する。
【】
固定コア6はスリーブ3の、弁座2から離れた側に固定され、シール部材7は可動コア5に固定され、可動コア5はスリーブ3内に摺動可能に設けられ、当該可動コア5はシール部材7をスリーブ3内に摺動させることができ、これによって、シール部材7の下端面71は弁口部21に対して係合され、又は離脱し、シール部材7の下端面71が弁口部21と係合された時、弁口部21は閉塞され、入口端23と出口端24とは連通していなく、この際、当該弁装置は閉じ状態にあり、シール部材7の下端面71が弁口部21から離脱した時、弁口部21は開いて、入口端23と出口端24との間は連通し、この際、当該弁装置は開いた状態にある。
【】
図5及び図6に示すように、可動コア5の先端(即ち、固定コア6に向かう一端)には第1取付孔部51が設けられ、当該第1取付孔部51は第1孔壁511と第1底壁512とを含み、図9に示すように、固定コア6の底端(即ち、可動コア5に向かう一端)には第2取付孔部61が設けられ、当該第2取付孔部61は第2孔壁611と第2底壁612とを含み、図2に示すように、バネ1は可動コア5と固定コア6との間に設けられ、当該バネ1の両端は、第1取付孔部51及び第2取付孔部61内にそれぞれ位置する。
【】
具体的に、図4に示すように、軸方向に沿って当該バネ1は第1当接部11、第2当接部12及び弾性部13を含み、バネ1の、第1当接部11と第2当接部12との間に位置する部分は弾性部13を形成し、取付状態で、図2に示すように、第1当接部11は第1取付孔部51内に位置して、第1底壁511に当接され、第2当接部12は第2取付孔61内に位置して、第2底壁612に当接され、つまり、当該バネ1は第1底壁512と第2底壁612との間に介在され、このように配置すれば、圧縮又は解放過程でバネ1の、第1取付孔部51、第2取付孔部61の軸方向に沿う位置が安定であることを保障できる。
【】
また、第1当接部11の外径は第1孔壁511の内径とほぼ同じであり、第2当接部12の外径は第2孔壁611の内径とほぼ同じであり、このように配置すれば、圧縮又は解放過程でバネ1の、第1取付孔部51、第2取付孔部61の径方向に沿う位置が安定であることを保障して、バネ1が傾くという状況を減少して、さらに、バネ1の外壁と第1孔壁511、第2孔壁611との間の摩擦・摩耗を低減して、バネ1の使用寿命を延長する。
【】
第1当接部11の直径は弾性部13の直径よりも大きく、第2当接部12の直径も弾性部13の直径よりも大きく、このように配置すれば、当該バネ1は大体、両端が太く、中間が細い構造に形成され、取付状態で、バネ1の両端(即ち、2つの当接部)と取付孔部の内壁との間は小隙間嵌めされ、弾性部13と取付孔部の内壁との間は大隙間嵌めされ、弾性部13と第1取付孔部51、第2取付孔部61との間には、バネ1の変形のための空間がそれぞれ保留され、動作過程でバネ1と第1取付孔部51、第2取付孔部61との間の摩擦を低減して、バネ1の使用寿命を延長して、確実性を保証する。
【】
本実施例において、第1孔壁511の内径と、第2孔壁611の内径とは同じであってもよいし、異なってもよく、第1当接部11の外径と、第2当接部12の外径とは同じであってもよいし、異なってもよく、ここで、具体的に限定していない。
【】
第1孔壁511の内径と第2孔壁611の内径とが同じように、何れもD5(図5、図6、図9を参照)であり、第1当接部11の外径と第2当接部12の外径とが同じように、何れもD4(図4を参照)であることを例として説明し、弾性部13の外径はD3であり、ここで、D5>D4>D3であり、従って、バネ1の取付状態で、第1当接部11と第1孔壁511との間には、第1所定隙間L1=D5-D4があり、第2当接部12と第2孔壁611との間には、第2所定隙間L2=D5-D3があり、明らかに、第1所定隙間L1は第2所定隙間L2よりも小さく、そうすれば、弾性部13と第1孔壁511、第2孔壁611との間の摩擦・摩耗を低減して、バネ1の使用寿命を延長する。
【】
具体的に、本実施例において、第1所定隙間L1≦0.1mmであり、第2所定隙間L2≦0.1mmである。つまり、第1当接部11の外径と第1孔壁511の内径との間の差は0.1mm以下であり、第2当接部12の外径と第2孔壁611の内径との間の差は0.1mm以下である。圧縮又は解放過程でバネ1の、第1取付孔部51、第2取付孔部61の径方向に沿う位置が安定であることを保障して、バネ1が傾くという状況を減少する。
【】
バネ1は第1径変化部14と第2径変化部15とを含み、図4に示すように、弾性部13は第1径変化部14と第2径変化部15との間に位置し、第1径変化部14の端面(弾性部13から離れた側の端面)は第1当接部11を形成し、第2径変化部15の端面(弾性部13から離れた側の端面)は第2当接部12を形成する。
【】
ここで、径変化部(第1径変化部14と第2径変化部15とを含む)の直径は変化し、第1径変化部14の、弾性部13から離れた側の直径は弾性部13に接近する側の直径よりも大きく、第2径変化部15の、弾性部13から離れた側の直径は弾性部13に接近する側の直径よりも大きく、径変化部の配置は、異なる直径を有する当接部と弾性部13との間に遷移部が設けられることに相当し、これによって、当該バネ1の成形工程を簡略化する。
【】
バネ1は円筒螺旋バネであり、具体的に、1本の金属ワイヤを螺旋的に複数回巻いて形成され、成形工程は簡単である。螺旋的に形成された各巻回は1つの巻回部をそれぞれ形成し、第1径変化部14、第2径変化部15及び弾性部13はそれぞれ複数の巻回部から構成される。
【】
第1径変化部14の巻回部を2.5~3巻に配置し、第2径変化部15の巻回部を2.5~3巻に配置し、このように配置すれば、バネ1の両端の伸縮過程での安定性を保証するとともに、成形工程を簡略化する。具体的に、第1径変化部14の巻回部の数と、第2径変化部15の巻回部の数とは同じであってもよいし、異なってもよく、ここで、具体的に限定していない。
【】
具体的に、金属ワイヤを巻回する時、外径がD5である当接部は1巻のみを含んでもよく、金属ワイヤは第2巻目から巻回され、最初の直径は仍然的にD5であり、巻回に連れて外径は徐々に小さくなって始めて、2.5~3巻目に巻回された時、外径はD3に小さくなり、そして、他端の当接部まで外径がD3である弾性部を継続的に巻回する。
【】
第1径変化部14の複数の巻回部はバネ1の軸方向に沿って順に密着されるように配置され、第2径変化部15の複数の巻回部はバネ1の軸方向に沿って順に密着されるように配置され、この際、軸方向で密着されるように配置された各巻回部は弾性を有していなく、弾性部13の各巻回部の間には隙間が保留され、軸方向で当該弾性部13は弾性を有する。取付孔部内にある径変化部の各巻回部が密着されるように配置されると、バネ1の圧縮及び解放過程で、径変化部の軸方向での安定性を保証して、且つ外径は変化していなく、当接部と取付孔部の底壁との間は相対的に移動していないため、摺動摩擦がなく、バネ1の摩耗を低減して、その使用寿命を延長する。
【】
無論、本実施例において、第1径変化部14の各巻回部の間には予備間隔が設けられ、第2径変化部15の各巻回部の間には予備間隔が設けられてもよい。この際、径変化部の各巻回部は密着されるように配置されず、軸方向で2つの径変化部及び弾性部13は何れも弾性を有し、そうすれば、バネ1が十分な弾性力を有することを保証する。本実施例において、所定間隔に対して具体的に限定していない。
【】
本実施例において、第1径変化部14の各巻回部の間の予備間隔は、弾性部13の各巻回部の間の間隔よりも小さく、第2径変化部15の各巻回部の間の予備間隔は、弾性部13の各巻回部の間の間隔よりも小さい。このように配置すれば、バネ1の圧縮、解放過程で、第1径変化部14及び第2径変化部15に対して弾性部13はより変形しやすく、第1径変化部14及び第2径変化部15の軸方向での安定性を保証して、取付孔部の内壁との間の摩擦を低減して、使用寿命を延長する。
【】
図5及び図6に示すように、可動コア5の底端には位置制限部52が設けられ、当該位置制限部52の直径はスリーブ3の内径よりも大きく、これによって、位置制限部52の上端面がスリーブ3の下端面に当接されるまで可動コア5をスリーブ3の軸方向に沿って上へ移動させ、底部から可動コア5の移動に対して位置制限を行う。
【】
図1~図3に示すように、シール部材7の下端面71が弁口部21に接触された時、可動コア5の上端面と固定コア6の下端面との間の隙間は第1隙間H1であり、この際、位置制限部52の上端面とスリーブ3の下端面との間の隙間は第2隙間H2であり、第1隙間H1と第2隙間H2とはH1>H2を満たし、このように配置すれば、位置制限部52がスリーブ3に当接されるまで、可動コア5が上へ移動する時、可動コア5の上端面と固定コア6の下端面との間は接触していなく、依然的に隙間(H1-H2)が存在する。
【】
第1隙間H1が第2隙間H2の以下であると、通電された後、可動コア5と固定コア6とは必然的に接触し、そうすれば、停電すると、可動コア5及び固定コア6上の残留磁気は大きく、直流電磁弁の残留磁気は一般的に大きいから、残留磁気力を克服するために、大きなバネ力を必要とし、バネ力が大きくなると、バネ力を克服して開弁を行うために、より大きな電磁力を必要とし、従って、本実施例において、H1>H2であり、これによって、通電された後、可動コア5と固定コア6とは接触していなく、停電後、残留磁気を小さくして、バネ1及び電磁力に対する要求を低減する。
【】
さらに、図3及び図5に示すように、位置制限部52の上端面にはクッション53がさらに設けられ、この際、第2隙間H2はクッション53の上端面とスリーブ3の下端面との間の隙間である。クッション53を配置することで、弁装置が開いた時、位置制限部52とスリーブ3との間で緩衝を実現して、位置制限部52が直接的にスリーブ3と衝突して音を出すことを回避し、ノイズ低減の効果を実現し、当該クッション53はさらに、衝突による位置制限部52又はスリーブ3の損傷を回避でき、使用寿命を延長する。
【】
図5に示すように、可動コア5の外壁には、周方向に沿ってガイドリング54がさらに設けられ、可動コア5の外壁とスリーブ3の内壁との間には隙間が保留され、ガイドリング54の外壁はスリーブ3の内壁に接触されるように摺動し、つまり、ガイドリング54の外径D2は可動コア5の外径D1よりも大きく、可動コア5がスリーブ3の軸方向に沿って上、下に移動する過程で、可動コア5の外壁とスリーブ3の内壁との間は接触していなく、ガイドリング54によりスリーブ3の内壁に接触し、接触面積を小さくして、さらに、摩擦抵抗を低減して、当該弁装置の使用寿命を延長する。
【】
また、ガイドリング54の側壁には、軸方向に沿って気流通路541が貫通するように設けられる。弁装置が開いた状態にあり、且つ閉じようとすると、コイルは停電し、入口端23の空気圧は可動コア5とスリーブ3の間の隙間、及びガイドリング54の気流通路541に沿って可動コア5と固定コア6との間の空間内に入って、当該空間内の空気圧を大きくして、当該空気圧は可動コア5に作用し、可動コア5の上方の空気圧は入口端23の空気圧に等しく、シール部材7の下方で、弁口部21はまだ開いた状態にあり、シール部材7の下方の空気圧は入口端23の空気圧よりも低いため、空気圧差の作用でシール部材7は下へ移動して、弁口部21を閉じる。
【】
従って、気流通路541を配置することで、弁装置の開閉過程で、バネ1の復元力に対する要求を低減して、さらに、電磁力に対する要求を低減する。
【】
さらに、本実施例において、気流通路541の具体的な構造を限定していなく、図7に示すように、ガイドリング54の側壁には、軸方向に沿って切欠きが開けられ、当該切欠きは気流通路541を形成し、又は、ガイドリング54の側壁には、軸方向に沿って凹溝が貫通するように設けられて、凹溝により気流通路541を形成してもよく、切欠きを配置することで、構造全体を簡略化して、加工を容易にして、さらに、当該ガイドリング54と可動コア5との間の組立操作を容易にする。
【】
具体的に、本実施例において、ガイドリング54の数を限定していなく、例えば、図5に示すように、2つのガイドリング54は可動コア5の軸方向に沿って間隔を空けて配置されてもよく、又は、ガイドリング54の数は1つ、3つ又は複数であってもよい。
【】
図6に示すように、可動コア5の外壁には、ガイドリング54を取り付けるための第1取付溝55が周方向に沿って設けられ、可動コア5がスリーブ3の軸方向に沿って移動する時、ガイドリング54の位置が安定であることを保証する。
【】
図5及び図6に示すように、可動コア5の外壁には、周方向に沿って環状凹溝56がさらに設けられ、気体は軸方向に沿って可動コア5とスリーブ3の内壁との間の隙間を経て、気体に混ざった不純物は当該環状凹溝56内に集まって、不純物が可動コア5、固定コア6又はガイドリング54などを損傷させて、さらに、バネ1が引っかかるという状況を回避する。
【】
図5及び図6に示すように、可動コア5の下端面には、シール部材7を取り付けるための第2取付溝57がさらに設けられる。具体的に、第2取付溝57の溝口端の溝壁571には、径方向に沿って、フランジ572が内部に向けるように設けられ、シール部材7を当該第2取付溝57内に配置した後、フランジ572はシール部材7の底壁に当接されるので、シール部材7が第2取付溝57から離脱することを回避して、当該シール部材7の取付の安定性を保証する。具体的に、着脱操作を容易にするために、シール部材7の外縁と第2取付溝57の内壁との間は小隙間嵌めされてもよい。
【】
又は、シール部材7は接着されることで、可動コア5の下端面に固定されてもよく、或いは、シール部材7は第2取付溝57内に接着され、押圧されることで、第2取付溝57内に締まり嵌められてもよい。第2取付溝57の溝口にはフランジ572が設けられ、フランジ572によりシール部材7に対して位置制限を行うことで、当該シール部材7の取付の安定性を保証するとともに、当該シール部材7の着脱操作を容易にする。
【】
シール部材7の底部には段階構造72が設けられてもよく、図8に示すように、フランジ572は当該段階構造72の段階面721に当接される。
【】
図10に示すように、固定翼31は環状構造であり、つまり、スリーブ3の底端には、周方向に沿って、環状構造のフランジ縁が外部に向かうように設けられ、当該フランジ縁は固定翼31を形成し、固定翼31とジョイント22との間には、周方向に沿って環状シールリング8が介在され、これによって、スリーブ3と接続口との間の接続箇所のシール性を保証する。
【】
当該弁装置はコイルをさらに含み、弁座2の入口端23は高圧気体に連通し、弁座2の出口端24は大気に連通し、高圧気体は入口端23から入って、スリーブ3と可動コア5の間との隙間及び気流通路541を介して可動コア5の上端キャビティに流入し、その圧力及びバネ1の弾力作用で可動コア5はスリーブ3に沿って下へ移動して、弁口部21に接触するようにシール部材7を移動させ、弁口部21のシールを実現する。通電された時、コイルは周囲に磁場を形成し、電磁力の作用で可動コア5はバネ1の弾力作用を克服して上へ移動するとともに、シール部材7を上へ移動させて弁口部21から離脱させ、弁口部21は開いて、可動コア5が上へ移動することに連れて、可動コア5と固定コア6との間の気体は可動コア5とスリーブ3との間の隙間及び気流通路541に沿って下へ押し出され、可動コア5の上方の空気圧が小さくなり、クッション53の上端面がスリーブ3の下端面に当接されるまで可動コア5が上へ移動した時、弁口部21は最大幅まで開けられる。
【】
コイルが停電した時、コイルから形成された磁場が消えて、バネ1の復元力の作用で可動コア5は下へ移動し、シール部材7が弁口部21に接触されるため、弁口部21が閉じた時、入口端23と出口端24とは連通していなく、この際、入口端23から入った気体は可動コア5とスリーブ3との間の隙間及び気流通路541に沿って上向いて、可動コア5と固定コア6との間の空間内に流れ、バネ1の作用及び気体圧力の作用で可動コア5はより迅速に下へ移動し、シール部材7の下端面71が弁口部21に接触された時、当該弁装置は閉じ状態にある。
【】
以上は本出願の好適な実施形態に過ぎず、当業者にとって、本出願の原理から離脱していない前提で、いくつかの改良及び修飾を行ってもよく、これらの改良及び修飾も本出願の保護範囲に該当すべきである。
【符号の説明】
【】
1 ・・・バネ;
11 ・・・第1当接部;
12 ・・・第2当接部;
13 ・・・弾性部;
14 ・・・第1径変化部;
15 ・・・第2径変化部;
2 ・・・弁座;
21 ・・・弁口部;
22 ・・・ジョイント;
23 ・・・入口端;
24 ・・・出口端;
3 ・・・スリーブ;
31 ・・・固定翼;
4 ・・・接続ナット;
41 ・・・本体部;
42 ・・・係合部;
5 ・・・可動コア;
51 ・・・第1取付孔部;
511 ・・・第1孔壁;
512 ・・・第1底壁;
52 ・・・位置制限部;
53 ・・・クッション;
54 ・・・ガイドリング;
541 ・・・気流通路;
55 ・・・第1取付溝;
56 ・・・環状凹溝;
57 ・・・第2取付溝;
571 ・・・溝壁;
572 ・・・フランジ;
6 ・・・固定コア;
61 ・・・第2取付孔部;
611 ・・・第2孔壁;
612 ・・・第2底壁;
7 ・・・シール部材;
71 ・・・下端面;
72 ・・・段階構造;
721 ・・・段階面;
8 ・・・環状シールリング。
【図】
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【国際調査報告】

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