特表-13153617IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ クラリオン株式会社の特許一覧
<>
  • 再表WO2013153617-無線通信システム及び端末装置 図000003
  • 再表WO2013153617-無線通信システム及び端末装置 図000004
  • 再表WO2013153617-無線通信システム及び端末装置 図000005
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO/0
(43)【国際公開日】2013年10月17日
【発行日】2015年12月17日
(54)【発明の名称】無線通信システム及び端末装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 12/06 20090101AFI20151120BHJP
   H04W 76/02 20090101ALI20151120BHJP
【FI】
   H04W12/06
   H04W76/02
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】21
【出願番号】特願2014-509932(P2014-509932)
(21)【国際出願番号】PCT/0/0
(22)【国際出願日】2012年4月10日
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KM,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC,VN
(71)【出願人】
【識別番号】000001487
【氏名又は名称】クラリオン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100078880
【弁理士】
【氏名又は名称】松岡 修平
(74)【代理人】
【識別番号】100169856
【弁理士】
【氏名又は名称】尾山 栄啓
(72)【発明者】
【氏名】中村 浩之
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067BB21
5K067DD17
5K067EE02
5K067EE25
5K067HH21
(57)【要約】
第一の端末装置は、所定のネットワークセグメントに属する第二の端末装置に割り当てられている固有のアドレスを第二の端末装置に要求するアドレス要求手段を備える。第二の端末装置は、アドレス要求手段より要求された固有のアドレスを第一の端末装置に通知するアドレス通知手段を備える。また、第一の端末装置は、第二の端末装置より通知された固有のアドレスに基づいて第一の固有IDを生成する第一の固有ID生成手段を備える。また、第二の端末装置は、自己の固有のアドレスに基づいて第二の固有IDを生成する第二の固有ID生成手段を備える。第一の端末装置と第二の端末装置は、第一の固有IDと第二の固有IDとが一致する場合、互いの無線通信接続を確立する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信可能な第一の端末装置と第二の端末装置とを有する無線通信システムであって、
前記第一の端末装置は、
所定のネットワークセグメントに属する第二の端末装置に割り当てられている固有のアドレスを該第二の端末装置に要求するアドレス要求手段
を備え、
前記第二の端末装置は、
前記アドレス要求手段より要求された前記固有のアドレスを前記第一の端末装置に通知するアドレス通知手段
を備え、
前記第一の端末装置は、
前記第二の端末装置より通知された固有のアドレスに基づいて第一の固有IDを生成する第一の固有ID生成手段
を備え、
前記第二の端末装置は、
前記固有のアドレスに基づいて第二の固有IDを生成する第二の固有ID生成手段
を備え、
前記第一の端末装置と前記第二の端末装置は、
前記第一の固有IDと前記第二の固有IDとが一致する場合、互いの無線通信接続を確立することを特徴とする、無線通信システム。
【請求項2】
前記固有のアドレスは、
前記第二の端末装置のMACアドレスであることを特徴とする、請求項1に記載の無線通信システム。
【請求項3】
前記第一の端末装置は、
第一の認証IDを記憶する第一の記憶手段と、
前記第一の認証IDに基づいて定義されるネットワークセグメント内で該第一の認証IDと一致する認証IDを持つ端末装置を検索する検索手段と、
を備え、
前記第二の端末装置は、
第二の認証IDを記憶する第二の記憶手段と、
前記第二の認証IDを配信する配信手段と、
を備え、
前記アドレス要求手段は、
前記配信された第二の認証IDと、前記第一の認証IDとが一致することにより、前記検索手段による検索が成功すると、該第一の認証IDに基づいて定義されるネットワークセグメント内で前記固有のアドレスを要求することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の無線通信システム。
【請求項4】
前記第一及び前記第二の認証IDは、前記第一及び前記第二の記憶手段に予め記憶されている共通の認証IDであることを特徴とする、請求項3に記載の無線通信システム。
【請求項5】
前記検索手段は、
第一の期間中、前記第一の固有ID生成手段により前回生成された第一の固有IDを前記第一の認証IDとして前記検索を行い、
前記第一の期間内に前記第一の固有IDと一致する認証IDを持つ端末装置を検索することができない場合、前記第一の認証IDを該第一の固有IDから前記共通の認証IDへ切り替えた上で前記検索を行い、
前記配信手段は、
第二の期間中、前記第二の固有ID生成手段により前回生成された第二の固有IDを前記第二の認証IDとして配信し、
前記第二の期間内に前記第二の固有IDに対する応答がない場合、前記第二の認証IDを該第二の固有IDから前記共通の認証IDへ切り替えて配信することを特徴とする、請求項4に記載の無線通信システム。
【請求項6】
前記第一の端末装置は、
第一の操作ボタン
を備え、
前記検索手段は、
前記第一の操作ボタンが押されると、前記検索を行うことを特徴とする、請求項3から請求項5の何れか一項に記載の無線通信システム。
【請求項7】
前記第二の端末装置は、
第二の操作ボタン
を備え、
前記配信手段は、
前記第二の操作ボタンが押されると、前記第二の認証IDの配信を行うことを特徴とする、請求項3から請求項6の何れか一項に記載の無線通信システム。
【請求項8】
前記第一の端末装置は、
前記検索手段により複数の端末装置が検索されたとき、その中の一つをユーザに選択させる選択手段
を備えることを特徴とする、請求項3から請求項7の何れか一項に記載の無線通信システム。
【請求項9】
外部端末装置と無線通信可能な端末装置において、
所定のネットワークセグメントに属する外部端末装置に割り当てられている固有のアドレスを該外部端末装置に要求するアドレス要求手段と、
前記アドレス要求手段の前記要求に応じて通知された前記外部端末装置の固有のアドレスに基づいて固有IDを生成する固有ID生成手段と、
を備え、
前記固有ID生成手段により生成された固有IDと、前記外部端末装置にて前記固有のアドレスに基づいて生成された固有IDとが一致する場合、該外部端末装置との無線通信接続を確立することを特徴とする、端末装置。
【請求項10】
所定の認証IDを記憶する記憶手段と、
前記認証IDに基づいて定義されるネットワークセグメント内で該認証IDと一致する認証IDを持つ外部端末装置を検索する検索手段と、
を備え、
前記アドレス要求手段は、
前記検索手段により前記外部端末装置が検索されると、前記記憶手段に記憶されている認証IDに基づいて定義されるネットワークセグメント内で前記固有のアドレスを要求することを特徴とする、請求項9に記載の端末装置。
【請求項11】
前記認証IDは、前記端末装置と前記外部端末装置とが予め保有する共通の認証IDであることを特徴とする、請求項10に記載の端末装置。
【請求項12】
前記検索手段は、
所定期間中、前記固有ID生成手段により前回生成された固有IDを前記認証IDとして前記検索を行い、
前記所定期間内に前記固有IDと一致する認証IDを持つ外部端末装置を検索することができない場合、前記検索に用いる認証IDを該固有IDから前記共通の認証IDへ切り替えた上で該検索を行うことを特徴とする、請求項11に記載の端末装置。
【請求項13】
所定の操作ボタン
を備え、
前記検索手段は、
前記操作ボタンが押されると、前記検索を行うことを特徴とする、請求項9から請求項12の何れか一項に記載の端末装置。
【請求項14】
前記検索手段により複数の外部端末装置が検索されたとき、その中の一つをユーザに選択させる選択手段
を備えることを特徴とする、請求項9から請求項13の何れか一項に記載の端末装置。
【請求項15】
外部端末装置と無線通信可能な端末装置において、
前記外部端末装置より要求される前記端末装置の固有のアドレスを該外部端末装置に通知するアドレス通知手段と、
前記固有のアドレスに基づいて固有IDを生成する固有ID生成手段と、
を備え、
前記通知された固有のアドレスに基づいて前記外部端末装置により生成された固有IDと、前記固有ID生成手段により生成された固有IDとが一致する場合、該外部端末装置との無線通信接続を確立することを特徴とする、端末装置。
【請求項16】
所定の認証IDを記憶する記憶手段と、
前記認証IDを配信する配信手段と、
を備え、
前記アドレス通知手段は、
前記配信された認証IDによって前記端末装置を検索した外部端末装置より要求される前記固有のアドレスを該外部端末装置に通知することを特徴とする、請求項15に記載の端末装置。
【請求項17】
前記認証IDは、前記端末装置と前記外部端末装置とが予め保有する共通の認証IDであることを特徴とする、請求項16に記載の端末装置。
【請求項18】
前記配信手段は、
所定期間中、前記固有ID生成手段により前回生成された固有IDを前記認証IDとして配信し、
前記所定期間内に前記固有IDに対する応答がない場合、前記認証IDを該固有IDから前記共通の認証IDへ切り替えて配信することを特徴とする、請求項17に記載の端末装置。
【請求項19】
所定の操作ボタン
を備え、
前記配信手段は、
前記操作ボタンが押されると、前記認証IDの配信を行うことを特徴とする、請求項16から請求項18の何れか一項に記載の端末装置。
【請求項20】
前記固有のアドレスは、
MACアドレスであることを特徴とする、請求項9から請求項19の何れか一項に記載の端末装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクセスポイントを介することなく直接無線通信することが可能な第一と第二の端末装置を有する無線通信システムに関する。また、この無線通信システムを構成する端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
トラクタにモニタを設置すると共にトレーラにカメラを設置し、カメラによって撮影されたトレーラの後方画像をトラクタのモニタに表示させるバックモニタシステムが知られている。この種のバックモニタシステムにおいてモニタとカメラとを有線接続した場合、トラクタに対してトレーラを連結又は連結解除するときに、有線ケーブルを物理的に接続又は切断するという煩雑な作業が必要である。そのため、バックモニタシステムでは、モニタとカメラとを無線通信接続可能に構成することが望ましい。
【0003】
二台の端末装置(モニタとカメラ)を無線通信接続するモードとして、インフラストラクチャモードが考えられる。インフラストラクチャモードでは、端末装置が所定のアクセスポイントを介することにより他の端末装置と無線通信することができる。しかし、バックモニタシステムにおいてインフラストラクチャモードによる無線通信接続を行う場合、出荷された全てのカメラのIP(Internet Protocol)アドレスのリストをモニタ側で管理し適宜更新していく必要がある。また、インフラストラクチャモードの場合、アクセスポイントを介した無線通信接続が必須であるため、アクセスポイントを経由する分、モニタの表示画面に表示される後方画像に遅延が生じる虞がある。そのため、バックモニタシステムでは、モニタとカメラとをアドホックモードで接続して直接通信させることが望ましいと考えられる。
【0004】
アドホックモードにおいては、端末装置同士がアクセスポイントを介することなく直接無線通信することができる。アドホックモードでは、アクセスポイントを不要とすることにより、アドホックネットワークの簡易な構築を実現している。しかし、一般的なアドホックモードでは、アドホックネットワークの簡易な構築を実現する代償として、例えば機器認証によるセキュリティが低いという欠点がある。
【0005】
この種の欠点を担保する無線通信技術として、インフラストラクチャモードで規定されているWPS(Wi-Fi Protected Setup)をアドホックモードにも適用したものが、例えば特許文献1(特表2010−500817号公報)や特許文献2(特表2010−507282号公報)、特許文献3(特開2010−251895号公報)等に開示されている。また、近年、アドホックモードに機器認証プロセスを導入したWi-Fi Direct(登録商標)が提案され実用化されている。
【0006】
しかし、バックモニタシステム用の無線通信システムに対してこれらのアドホックモードを適用することは必ずしも望ましいとはいえない。例えばWi-Fi Direct(登録商標)では、機器認証後、従来のアドホックモードと同様に、端末装置同士がアクセスポイントを介することなく直接無線通信することができる。しかし、実際には、Wi-Fi Direct(登録商標)対応の端末装置がアクセスポイント機能を内蔵しており、P2P接続する一方の端末装置がアクセスポイントの役割を果たす。そのため、Wi-Fi Direct(登録商標)の場合、機器認証を行う前段階としてアクセスポイント機能の起動等が必要であり、接続の確立に至るまでに時間が掛かる。そこで、本発明者は、アドホックモードにおいて、端末装置同士の接続を簡易かつセキュアに確立することができる無線通信システム、及び該無線通信システムを構成する端末装置を提供する。
【発明の概要】
【0007】
本発明の一形態に係る無線通信システムは、無線通信可能な第一の端末装置と第二の端末装置とを有する。第一の端末装置は、所定のネットワークセグメントに属する第二の端末装置に割り当てられている固有のアドレスを第二の端末装置に要求するアドレス要求手段を備える。第二の端末装置は、アドレス要求手段より要求された固有のアドレスを第一の端末装置に通知するアドレス通知手段を備える。また、第一の端末装置は、第二の端末装置より通知された固有のアドレスに基づいて第一の固有IDを生成する第一の固有ID生成手段を備える。また、第二の端末装置は、自己の固有のアドレスに基づいて第二の固有IDを生成する第二の固有ID生成手段を備える。第一の端末装置と第二の端末装置は、第一の固有IDと第二の固有IDとが一致する場合、互いの無線通信接続を確立する。
【0008】
固有のアドレスは、例えば第二の端末装置のMACアドレスである。
【0009】
また、第一の端末装置は、第一の認証IDを記憶する第一の記憶手段と、第一の認証IDに基づいて定義されるネットワークセグメント内で該第一の認証IDと一致する認証IDを持つ端末装置を検索する検索手段とを備える構成としてもよい。また、第二の端末装置は、第二の認証IDを記憶する第二の記憶手段と、第二の認証IDを配信する配信手段とを備える構成としてもよい。この場合、第一の端末装置のアドレス要求手段は、第二の端末装置より配信された第二の認証IDと、第一の認証IDとが一致することにより、検索手段による検索が成功すると、該第一の認証IDに基づいて定義されるネットワークセグメント内で固有のアドレスを要求する。
【0010】
第一及び第二の認証IDは、例えば第一及び第二の記憶手段に予め記憶されている共通の認証IDである。
【0011】
検索手段は、第一の期間中、第一の固有ID生成手段により前回生成された第一の固有IDを第一の認証IDとして検索を行い、第一の期間内に第一の固有IDと一致する認証IDを持つ端末装置を検索することができない場合、第一の認証IDを該第一の固有IDから共通の認証IDへ切り替えた上で検索を行う構成としてもよい。また、配信手段は、第二の期間中、第二の固有ID生成手段により前回生成された第二の固有IDを第二の認証IDとして配信し、第二の期間内に第二の固有IDに対する応答がない場合、第二の認証IDを該第二の固有IDから共通の認証IDへ切り替えて配信する構成としてもよい。
【0012】
また、第一の端末装置は、例えば第一の操作ボタンを備えており、検索手段は、第一の操作ボタンが押されると、検索を行うよう構成されてもよい。
【0013】
また、第二の端末装置は、例えば第二の操作ボタンを備えており、配信手段は、第二の操作ボタンが押されると、第二の認証IDの配信を行うよう構成されてもよい。
【0014】
また、第一の端末装置は、検索手段により複数の端末装置が検索されたとき、その中の一つをユーザに選択させる選択手段を備える構成としてもよい。
【0015】
また、本発明の一形態に係る端末装置は、外部端末装置と無線通信可能であり、所定のネットワークセグメントに属する外部端末装置に割り当てられている固有のアドレスを該外部端末装置に要求するアドレス要求手段と、アドレス要求手段の要求に応じて通知された外部端末装置の固有のアドレスに基づいて固有IDを生成する固有ID生成手段とを備えており、固有ID生成手段により生成された固有IDと、外部端末装置にて固有のアドレスに基づいて生成された固有IDとが一致する場合、該外部端末装置との無線通信接続を確立することを特徴とする。固有のアドレスは、例えば外部端末装置のMACアドレスである。
【0016】
また、端末装置は、所定の認証IDを記憶する記憶手段と、認証IDに基づいて定義されるネットワークセグメント内で該認証IDと一致する認証IDを持つ外部端末装置を検索する検索手段とを備える構成としてもよい。この場合、アドレス要求手段は、検索手段により外部端末装置が検索されると、記憶手段に記憶されている認証IDに基づいて定義されるネットワークセグメント内で固有のアドレスを要求する構成としてもよい。この認証IDは、例えば、端末装置と外部端末装置とが予め保有する共通の認証IDである。
【0017】
検索手段は、所定期間中、固有ID生成手段により前回生成された固有IDを認証IDとして検索を行い、所定期間内に固有IDと一致する認証IDを持つ外部端末装置を検索することができない場合、検索に用いる認証IDを該固有IDから共通の認証IDへ切り替えた上で該検索を行う構成としてもよい。
【0018】
端末装置は、例えば所定の操作ボタンを備えており、検索手段は、操作ボタンが押されると、検索を行うよう構成されてもよい。
【0019】
また、端末装置は、検索手段により複数の外部端末装置が検索されたとき、その中の一つをユーザに選択させる選択手段を備える構成としてもよい。
【0020】
また、本発明の一形態に係る端末装置は、外部端末装置と無線通信可能であり、外部端末装置より要求される端末装置の固有のアドレスを該外部端末装置に通知するアドレス通知手段と、固有のアドレスに基づいて固有IDを生成する固有ID生成手段とを備えており、アドレス通知手段にて通知された固有のアドレスに基づいて外部端末装置により生成された固有IDと、固有ID生成手段により生成された固有IDとが一致する場合、該外部端末装置との無線通信接続を確立することを特徴とする。例えば端末装置のMACアドレスである。
【0021】
また、端末装置は、所定の認証IDを記憶する記憶手段と、認証IDを配信する配信手段とを備えた構成としてもよい。この場合、アドレス通知手段は、配信手段より配信された認証IDによって該端末装置を検索した外部端末装置より要求される固有のアドレスを該外部端末装置に通知する構成としてもよい。この認証IDは、例えば、端末装置と外部端末装置とが予め保有する共通の認証IDである。
【0022】
配信手段は、所定期間中、固有ID生成手段により前回生成された固有IDを認証IDとして配信し、所定期間内に固有IDに対する応答がない場合、認証IDを該固有IDから共通の認証IDへ切り替えて配信する構成としてもよい。
【0023】
端末装置は、例えば所定の操作ボタンを備えており、配信手段は、操作ボタンが押されると、認証IDの配信を行うよう構成されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明の実施形態によるバックモニタシステムの構成を示すブロック図である。
図2】本発明の第一実施形態によるレシーバ装置とトランスミッタ装置との無線通信のシーケンス図である。
図3】本発明の第二実施形態によるレシーバ装置とトランスミッタ装置との無線通信のシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態によるバックモニタシステムについて説明する。
【0026】
図1は、本実施形態のバックモニタシステム1の構成を示すブロック図である。図1に示されるように、バックモニタシステム1は、モニタユニット10とカメラユニット20を備えている。モニタユニット10は、モニタ装置12とレシーバ装置14を備えており、例えばトラクタのダッシュボードに設置される。カメラユニット20は、カメラ装置22とトランスミッタ装置24を備えており、例えばトレーラの後方を撮影することができるようにトレーラの後方側に設置される。本実施形態において、モニタ装置12は、例えば周知のカーナビゲーション装置であり、カメラ装置22は、例えば周知のデジタルカメラであり、それぞれ無線通信機能を有していない。本実施形態において、モニタユニット10とカメラユニット20とを無線通信接続するための無線通信システムは、レシーバ装置14とトランスミッタ装置24とによって構成される。
【0027】
なお、モニタユニット10(モニタ装置12及びレシーバ装置14)は単一の装置として構成されてもよく、具体的には、無線通信機能付きのカーナビゲーション装置、スマートフォン、フィーチャフォン、携帯ゲーム機等が想定される。また、カメラユニット20(カメラ装置22及びトランスミッタ装置24)も単一の装置として構成されてもよく、例えば無線通信機能付きのデジタルカメラ、スマートフォン、フィーチャフォン、携帯ゲーム機等が想定される。
【0028】
レシーバ装置14は、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)104、RAM(Random Access Memory)106、RF(Radio Frequency)部108、無線通信接続処理部110、外部インターフェース112、リモートコントロール114を備えている。CPU102は、ROM104に格納されている各種プログラム及びデータ、RAM106に一時記憶されているデータ等を用いてレシーバ装置14の各構成要素の制御を統括的に行う。
【0029】
トランスミッタ装置24は、CPU202、ROM204、RAM206、RF部208、無線通信接続処理部210を備えている。CPU202は、ROM204に格納されている各種プログラム及びデータ、RAM206に一時記憶されているデータ等を用いてトランスミッタ装置24の各構成要素の制御を統括的に行う。
【0030】
レシーバ装置14のCPU102とトランスミッタ装置24のCPU202とが連係することにより、レシーバ装置14とトランスミッタ装置24との無線通信接続の確立後であって、かつバックギアが入れられている期間中、カメラ装置22によって撮影されたトレーラの後方画像(動画)がトランスミッタ装置24からレシーバ装置14へ転送されて、モニタ装置12の表示画面に表示される。トラクタの運転手は、モニタ装置12の表示画面に表示されるトレーラの後方画像を確認しながら、例えばトラクタをバックさせて駐車することができる。なお、本実施形態においては、レシーバ装置14とトランスミッタ装置24とをWi-Fi(登録商標)規格に準拠した無線通信方式で接続するが、別の実施形態では、レシーバ装置14とトランスミッタ装置24とを他の規格の無線通信方式で接続してもよい。
【0031】
[第一実施形態]
図2は、本発明の第一実施形態によるレシーバ装置14(CPU102)とトランスミッタ装置24(CPU202)との無線通信のシーケンス図である。本発明の第一実施形態では、モニタユニット10が設置されたトラクタ、カメラユニット20が設置されたトレーラがそれぞれ一台ずつあり、互いが連結されている場合を想定する。説明の便宜上、本明細書中の説明並びに図面において、処理ステップは「S」と省略して記す。
【0032】
図2のS101 端末装置の一次検索(レシーバ装置14側の処理)]
レシーバ装置14は、所定のボタン操作が行われると、所定の一次検索モードに移行する。一次検索モードでは、機器認証(ペアリング)用の共通のSSID(Service Set Identifier)で定義されるネットワークセグメントに属する端末装置が検索される。機器認証用の共通のSSID(以下、「共通SSID」と記す。)は、例えば製品出荷段階でROM104に予め格納されている。また、ここでの所定のボタン操作とは、例えばユーザによる、リモートコントロール114の機器認証用ボタン114aの押下である。レシーバ装置14は、外部インターフェース112を介して機器認証用ボタン114aの押下を検知すると、一次検索モードに移行する。なお、レシーバ装置14は、端末装置の検索がタイムアウトすると(機器認証用ボタン114aの押下から所定時間内に端末装置を検索することができなかったときには)、省電力化のためにスリープモードに移行して電波の発信を停止する。
【0033】
なお、以下においては、説明の便宜上、○○SSIDで定義されるネットワークセグメントを「ネットワークセグメント〔○○SSID〕」と記す。
【0034】
図2のS103 接続許可(トランスミッタ装置24側の処理)]
トランスミッタ装置24のROM202にも、レシーバ装置14のROM104内の共通SSIDと同一の共通SSIDが製品出荷段階より予め格納されている。トランスミッタ装置24は、所定のボタン操作が行われると、一次検索モード中の端末装置との接続を許可するため、ROM202内の共通SSIDをビーコンパケット(以下、「接続許可パケット」と記す。)に載せて配信する。ここでの所定のボタン操作とは、例えばユーザによる、トランスミッタ装置24の機器認証用ボタン(不図示)の押下である。本実施形態では、ユーザに対する利便性を考慮し、トランスミッタ装置24用の機器認証用ボタン214aをリモートコントロール114に設けている。例えば機器認証用ボタン114aの押下後所定時間内に機器認証用ボタン214aが押下されると、本シーケンス図のS103以降の処理が実行可能となる。なお、トランスミッタ装置24は、接続許可パケットの配信中、一次検索モード中の全ての端末装置との接続を許可する状態にある。そのため、接続許可パケットの配信は、セキュリティを考慮して所定時間経過後停止される。
【0035】
図2のS105 接続開始の通知(レシーバ装置14側の処理)]
接続許可パケットは、一次検索モード中のレシーバ装置14のRF部108により受信・捕捉され、無線通信接続処理部110により復調される。レシーバ装置14は、ROM104内の共通SSIDと同一の共通SSIDが復調データに含まれるか否かを判定する。レシーバ装置14は、ROM104内の共通SSIDと同一の共通SSIDが復調データに含まれる場合、ネットワークセグメント〔共通SSID〕に属する端末装置(トランスミッタ装置24)の検索に成功したことから、接続開始を通知するパケット(以下、「接続開始パケット」と記す。)をネットワークセグメント〔共通SSID〕内でブロードキャストする。レシーバ装置14は、ROM104内の共通SSIDと同一の共通SSIDが復調データに含まれない場合には、スリープモードに移行するまで一次検索モードを継続する。
【0036】
図2のS107 アドレスの取得要求(レシーバ装置14側の処理)]
レシーバ装置14は、一次検索モード中に検索されたトランスミッタ装置24のMACアドレス及びIPアドレスの取得を要求するパケット(以下、「アドレス取得要求パケット」と記す。)をネットワークセグメント〔共通SSID〕内でブロードキャストする。
【0037】
図2のS109 アドレスの通知(トランスミッタ装置24側の処理)]
接続開始パケット及びアドレス取得要求パケットは、トランスミッタ装置24のRF部208により受信・捕捉され、無線通信接続処理部210により復調される。トランスミッタ装置24は、アドレス取得要求パケットに応じて、トランスミッタ装置24のMACアドレス及びIPアドレスをレシーバ装置14に通知する。アドレスの通知は、例えば、接続開始パケットやアドレス取得要求パケットに含まれるレシーバ装置14のMACアドレスやIPアドレスにより、レシーバ装置14を指定したユニキャストで行われる。
【0038】
図2のS111 接続切断通知(レシーバ装置14側の処理)]
レシーバ装置14は、トランスミッタ装置24よりMACアドレス及びIPアドレスが通知されると、トランスミッタ装置24とのより一層セキュアな接続を確立するため、トランスミッタ装置24に対して接続の切断を通知した上でトランスミッタ装置24との接続を切断する。
【0039】
図2のS113 接続の切断(トランスミッタ装置24側の処理)]
トランスミッタ装置24は、レシーバ装置14より接続切断通知を受け取ると、レシーバ装置14との接続を切断する。
【0040】
図2のS115 固有SSIDの生成(レシーバ装置14側の処理)]
レシーバ装置14は、所定の生成ルールに従い、トランスミッタ装置24より通知されたMACアドレスから固有のSSID(以下、「固有SSID」と記す。)を生成する。
【0041】
図2のS117 端末装置の二次検索(レシーバ装置14側の処理)]
レシーバ装置14は、固有SSIDの生成後、二次検索モードに移行する。二次検索モードによる端末装置の検索は、図2のS115の処理で生成された固有SSIDで定義されるネットワークセグメント〔固有SSID〕を範囲として行われる。
【0042】
図2のS119 固有SSIDの生成(トランスミッタ装置24側の処理)]
トランスミッタ装置24は、所定の生成ルールに従い、トランスミッタ装置24のMACアドレスから固有SSIDを生成する。レシーバ装置14における生成ルールとトランスミッタ装置24における生成ルールは同一であるため、同一のMACアドレスからは常に同一の固有SSIDが生成される。すなわち、図2のS115の処理でレシーバ装置14により生成される固有SSIDと、図2のS119の処理でトランスミッタ装置24により生成される固有SSIDは同一である。
【0043】
図2のS121 接続許可(トランスミッタ装置24側の処理)]
トランスミッタ装置24は、レシーバ装置14との接続を許可するため、図2のS119の処理で生成された固有SSIDを載せたパケットをレシーバ装置14に送信する。
【0044】
図2のS123 接続の確立(レシーバ装置14側の処理)]
レシーバ装置14は、トランスミッタ装置24より送信されたパケットを復調し、図2のS115の処理で生成された固有SSIDと同一の固有SSIDが復調データに含まれるか否かを判定する。レシーバ装置14は、図2のS115の処理で生成された固有SSIDと同一の固有SSIDが復調データに含まれる場合、接続開始を通知するパケットをトランスミッタ装置24に送信する。このパケットをトランスミッタ装置24が受け取ることにより、レシーバ装置14とトランスミッタ装置24との無線通信接続が確立し、固有SSIDで定義されるセキュアなネットワークセグメント〔固有SSID〕内で画像等のデータが交換可能となる。固有SSIDは、トランスミッタ装置24に予め割り当てられているMACアドレスを基に生成されるため、管理が容易である。そのため、機器認証プロセスを導入した既存のアドホックモードよりも接続の確立に至るまでの処理管理を簡易に行うことができる。
【0045】
図2のS125 画像の転送要求(レシーバ装置14側の処理)]
レシーバ装置14は、トランスミッタ装置24との無線通信接続の確立後であって、トラクタのバックギアが入れられている期間中、カメラ装置22によって撮影されたトレーラの後方画像の転送をトランスミッタ装置24に要求する。
【0046】
図2のS127 画像の転送(トランスミッタ装置24側の処理)]
トランスミッタ装置24は、レシーバ装置14の転送要求に応じて、カメラ装置22によって撮影されたトレーラの後方画像をレシーバ装置14に転送する。
【0047】
レシーバ装置14は、トランスミッタ装置24より転送されたトレーラの後方画像をモニタ装置12に出力する。これにより、トレーラの後方画像がモニタ装置12の表示画面に表示される。トラクタの運転手は、モニタ装置12の表示画面に表示されるトレーラの後方画像を確認しながら、例えばトラクタをバックさせて駐車することができる。
【0048】
[第二実施形態]
図3は、本発明の第二実施形態によるレシーバ装置14(CPU102)とトランスミッタ装置24(CPU202)との無線通信のシーケンス図である。本発明の第二実施形態では、モニタユニット10が設置されたトラクタが一台あり、カメラユニット20が設置されたトレーラが複数台あり、複数台あるうちの一台がトラクタに連結されている場合を想定する。なお、第二実施形態中、第一実施形態と重複する部分の説明については、適宜簡略又は省略する。
【0049】
図3のS201 端末装置の一次検索(レシーバ装置14側の処理)]
レシーバ装置14は、リモートコントロール114の機器認証用ボタン114aが押下されると、所定の一次検索モードに移行する。第二実施形態において、レシーバ装置14は、前回接続を確立した端末装置との接続情報(固有SSID等)をRAM106(不揮発性)に保持している。レシーバ装置14は、RAM106に保持された前回の固有SSIDで定義されるネットワークセグメント〔前回の固有SSID〕に属する端末装置を検索する。
【0050】
レシーバ装置14は、ネットワークセグメント〔前回の固有SSID〕内での検索がタイムアウトすると(機器認証用ボタン114aの押下から所定時間内にネットワークセグメント〔前回の固有SSID〕内で端末装置を検索することができなかったときには)、検索範囲をネットワークセグメント〔共通SSID〕に切り替える。なお、レシーバ装置14は、前回の接続情報がRAM106に保持されていない場合には、機器認証用ボタン114aが押下されたときから、ネットワークセグメント〔共通SSID〕内を検索する。
【0051】
図3のS203 接続許可(トランスミッタ装置24側の処理)]
トランスミッタ装置24は、電源が投入されてから所定時間経過するまでの期間、一次検索モード中の端末装置との接続を許可するため、前回の無線通信接続で用いた固有SSID(RAM206内に保持)をビーコンパケット(接続許可パケット)に載せて配信する。
【0052】
トランスミッタ装置24は、タイムアウトすると(電源が投入されてから所定時間経過するまでの期間内に接続開始パケットを受け取れなかったときには)、接続許可パケットに載せるSSIDを前回の固有SSIDから共通SSIDへ切り替える。なお、トランスミッタ装置24は、前回の接続情報がRAM206に保持されていない場合には、電源投入直後から、共通SSIDをビーコンパケットに載せて配信する。
【0053】
図3のS205 接続開始の通知(レシーバ装置14側の処理)]
レシーバ装置14は、検索範囲がネットワークセグメント〔前回の固有SSID〕であり、接続許可パケットの復調データに前回の固有SSIDが含まれる場合、接続開始パケットをネットワークセグメント〔前回の固有SSID〕内でブロードキャスト(実質的にはユニキャスト)する。検索範囲がネットワークセグメント〔共通SSID〕であり、接続許可パケットの復調データに共通SSIDが含まれる場合には、接続開始パケットをネットワークセグメント〔共通SSID〕内でブロードキャストする。
【0054】
図3のS207 アドレスの取得要求(レシーバ装置14側の処理)]
レシーバ装置14は、アドレス取得要求パケットをネットワークセグメント〔前回の固有SSID〕又はネットワークセグメント〔共通SSID〕内でブロードキャストする。
【0055】
図3のS209 アドレスの通知(トランスミッタ装置24側の処理)]
トランスミッタ装置24は、アドレス取得要求パケットに応じて、トランスミッタ装置24のMACアドレス及びIPアドレスをレシーバ装置14に通知する。
【0056】
図3のS210 接続カメラの選択(レシーバ装置14側の処理)]
レシーバ装置14による検索範囲がネットワークセグメント〔共通SSID〕の場合、ネットワークセグメント〔共通SSID〕内の全てのトランスミッタ装置24からレシーバ装置14にMACアドレス及びIPアドレスが通知される。この場合、レシーバ装置14に通知された各MACアドレス(又はIPアドレス)がモニタ装置12の表示画面にリスト表示される。ユーザは、モニタユニット10が設置されたトラクタと連結されているトレーラに搭載されたカメラユニット20(トランスミッタ装置24)のアドレスを、例えばリモートコントロール114を操作して上記リストの中から一つを選択することができる。リストから選択されたトランスミッタ装置24には、ユーザにより選択されたことが通知される。なお、リストは、各トランスミッタ装置24のアドレスそのものを表示する形式に限らず、ユーザに対する利便性を考慮して、例えばアドレスに割り当てられているニックネーム等で各トランスミッタ装置24を表示してもよい。
【0057】
図3のS211 接続切断通知(レシーバ装置14側の処理)]
レシーバ装置14は、ネットワークセグメント〔前回の固有SSID〕内のトランスミッタ装置24又はネットワークセグメント〔共通SSID〕内の全てのトランスミッタ装置24に対して接続の切断を通知した上でそのトランスミッタ装置24との接続を切断する。
【0058】
図3のS213〜S227の処理]
図3のS213〜S227においては、図2のS113〜S127と実質的に同じ処理が行われる。なお、図3のS213〜S227の処理は、レシーバ装置14と、ネットワークセグメント〔前回の固有SSID〕内のトランスミッタ装置24又はリストより選択されたトランスミッタ装置24との間でのみ実行される。
【0059】
第二実施形態では、トランスミッタ装置24側の機器認証用ボタンを押下する必要がないため、第一実施形態と比べてユーザに対する操作負担が抑えられている。
【0060】
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
【0061】
例えば、別の実施形態では、第一及び第二実施形態のレシーバ装置14の各処理ステップをカメラユニット側の端末装置(トランスミッタ装置)が実行し、第一及び第二実施形態のトランスミッタ装置24の各処理ステップをモニタユニット側の端末装置(レシーバ装置)が実行してもよい。すなわち、別の実施形態では、レシーバ装置のMACアドレスを基に生成された固有SSIDで定義されるセキュアなネットワークセグメント〔固有SSID〕内で無線通信接続が確立されるようにしてもよい。
【0062】
また、図3のS210の処理(第二実施形態)では、一つのトランスミッタ装置24しか選択することができないが、別の実施形態では、複数のトランスミッタ装置24を選択できるようにしてもよい。この場合、モニタ装置12の表示画面には、選択された複数のトランスミッタ装置24より転送される各カメラ装置22による後方画像が循環的に切り替え表示される。
図1
図2
図3
【国際調査報告】