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再表2013-161563情報処理装置及び方法、プログラム、並びに情報処理システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO/0
(43)【国際公開日】2013年10月31日
【発行日】2015年12月24日
(54)【発明の名称】情報処理装置及び方法、プログラム、並びに情報処理システム
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/238 20110101AFI20151201BHJP
【FI】
   H04N21/238
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】26
【出願番号】特願2014-512455(P2014-512455)
(21)【国際出願番号】PCT/0/0
(22)【国際出願日】2013年4月10日
(31)【優先権主張番号】特願2012-99057(P2012-99057)
(32)【優先日】2012年4月24日
(33)【優先権主張国】JP
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KM,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.FLASH
(71)【出願人】
【識別番号】000002185
【氏名又は名称】ソニー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100121131
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 孝
(74)【代理人】
【識別番号】100082131
【弁理士】
【氏名又は名称】稲本 義雄
(72)【発明者】
【氏名】山田 作
(72)【発明者】
【氏名】山際 正俊
(72)【発明者】
【氏名】中村 嘉隆
(72)【発明者】
【氏名】廖 柏平
(72)【発明者】
【氏名】川内野 明洋
(72)【発明者】
【氏名】五ヶ市 壮央
(72)【発明者】
【氏名】内田 功一
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164MC03S
5C164PA31
5C164SB02S
5C164SB21P
5C164SB29S
5C164SB41S
5C164SC11S
5C164TA08S
5C164YA08
5C164YA21
(57)【要約】
本技術は、サーバの負荷を低減させると共に、画像を取得中または画像に用いられているフォーマットのライセンスを有さないクライアント端末が画像を再生することができるようにする情報処理装置及び方法、プログラム、並びに情報処理システムに関する。
実画像記憶部144は、再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後にクライアント端末により再生が行われる第1の画像を記憶する。変換部142は、第1の画像を、第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像に変換する。配信部は、第1の画像の取得中に、第2の画像をクライアント端末に配信し、再生させる。本技術は、画像を共有するサービスに用いられる情報処理装置に適用することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生装置により再生が行われる第1の画像を記憶する記憶部と、
前記第1の画像を、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像に変換する変換部と、
前記第1の画像の取得中に、前記第2の画像を前記再生装置に配信し、再生させる配信部と
を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記記憶部は、前記第1の画像を提供したユーザにより指定されたユーザに関する情報を前記第1の画像と対応付けて記憶し、
前記配信部は、前記第1の画像と前記第2の画像とを、指定されたユーザが操作する前記再生装置に配信する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記記憶部は、前記第1の画像のサムネイル画像を記憶し、
前記配信部は、前記サムネイル画像を前記再生装置に配信し、前記サムネイル画像を用いて選択された前記第1の画像を変換して得られた前記第2の画像を前記再生装置に配信する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第2の画像は、前記第1の画像よりデータ量が少なく、ストリーミング再生が行われる画像である
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記配信部は、前記第1の画像の取得が終了したときに前記再生装置から行われる前記第2の画像の再生位置の問い合わせに応じて、前記再生位置の情報を前記再生装置に送信する
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生装置により再生が行われる第1の画像を記憶し、
前記第1の画像を、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像に変換し、
前記第1の画像の取得中に、前記第2の画像を前記再生装置に配信し、再生させる
ステップを含む情報処理方法。
【請求項7】
コンピュータを、
再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生装置により再生が行われる第1の画像を記憶する記憶部と、
前記第1の画像を、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像に変換する変換部と、
前記第1の画像の取得中に、前記第2の画像を前記再生装置に配信し、再生させる配信部
として機能させるためのプログラム。
【請求項8】
再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生が行われる第1の画像を受信するとともに、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像を前記第1の画像の取得中に受信する受信部と、
受信した前記第1の画像を記憶する記憶部と、
受信した前記第2の画像の再生を前記第1の画像の取得中に開始する再生部と
を備える再生装置。
【請求項9】
前記再生部は、前記第1の画像の取得が終了し、前記ライセンス情報を有している場合、前記第1の画像を再生する
請求項8に記載の再生装置。
【請求項10】
前記再生部により再生された前記第1の画像と前記第2の画像の表示を制御する表示制御部をさらに備える
請求項8に記載の再生装置。
【請求項11】
前記受信部は、前記第1の画像のサムネイル画像を受信し、
前記表示制御部は、さらに、前記サムネイル画像をウインドウ内に並べて表示させる
請求項10に記載の再生装置。
【請求項12】
前記受信部は、前記表示制御部により表示された前記サムネイル画像を用いてユーザにより選択された前記第1の画像を変換して得られた前記第2の画像を受信し、
前記表示制御部は、前記再生部により再生された前記第2の画像を、前記サムネイル画像を表示させているウインドウとは別のウインドウに表示させる
請求項11に記載の再生装置。
【請求項13】
前記第2の画像は、前記第1の画像よりデータ量が少なく、ストリーミング再生が行われる画像である
請求項8に記載の再生装置。
【請求項14】
前記第1の画像の取得が終了したとき、前記第2の画像の再生位置の問い合わせに関する情報を前記第1の画像と前記第2の画像を送信する情報処理装置に送信する送信部をさらに備え、
前記受信部は、問い合わせに応じて前記情報処理装置から送信されてきた前記再生位置の情報を受信し、
前記再生部は、前記再生位置の情報により表される位置を開始位置として、前記第2の画像を再生する
請求項13に記載の再生装置。
【請求項15】
再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生が行われる第1の画像を受信するとともに、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像を前記第1の画像の取得中に受信し、
受信した前記第1の画像を記憶し、
受信した前記第2の画像の再生を前記第1の画像の取得中に開始する
ステップを含む再生方法。
【請求項16】
コンピュータを、
再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生が行われる第1の画像を受信するとともに、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像を前記第1の画像の取得中に受信する受信部と、
受信した前記第1の画像を記憶する記憶部と、
受信した前記第2の画像の再生を前記第1の画像の取得中に開始する再生部
として機能させるためのプログラム。
【請求項17】
再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生装置により再生が行われる第1の画像を記憶する第1の記憶部と、
前記第1の画像を、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像に変換する変換部と、
前記第1の画像の取得中に、前記第2の画像を前記再生装置に配信し、再生させる配信部と
を有するサーバと、
前記第1の画像を受信するとともに、前記第2の画像を前記第1の画像の取得中に受信する受信部と、
受信した前記第1の画像を記憶する第2の記憶部と、
受信した前記第2の画像の再生を前記第1の画像の取得中に開始する再生部と
を有するクライアント端末と
を備える情報処理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本技術は、情報処理装置及び方法、プログラム、並びに情報処理システムに関し、特に、サーバの負荷を低減させると共に、画像を取得中または画像に用いられているフォーマットのライセンスを有さないクライアント端末に画像を再生させることができるようにした、情報処理装置及び方法、プログラム、並びに情報処理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、オンライン上で複数のユーザが画像を共有することができるようにした画像共有サービスがある。例えば、特許文献1に開示された画像共有サービスでは、所定のユーザのクライアント端末はサーバに画像を送信し、サーバはこの画像を受信して配信先の別ユーザに転送する。そして、配信先のユーザのクライアント端末は、この画像を受信して再生させる。このようにして、ユーザ間で画像が共有される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2012−39436号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通常、クライアント端末は、ライセンスを有しているフォーマットの画像のうち、自機が有するスペックに適した画像のみしか再生することができない。したがって、サーバは、画像を配信する前に、配信先のクライアント端末について、ライセンスの有無を判断したり、配信先のクライアント端末のスペック等に適するように画像を変換する処理を実行する必要がある。
【0005】
さらに、クライアント端末は、たとえ再生可能な画像であっても、サーバから画像を取得している最中には再生することができない。
【0006】
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、サーバの負荷を低減させると共に、画像を取得中または画像に用いられているフォーマットのライセンスを有さないクライアント端末が画像を再生することができるようにしたものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本技術の第1の側面の情報処理装置は、再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生装置により再生が行われる第1の画像を記憶する記憶部と、前記第1の画像を、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像に変換する変換部と、前記第1の画像の取得中に、前記第2の画像を前記再生装置に配信し、再生させる配信部とを備える。
【0008】
前記記憶部は、前記第1の画像を提供したユーザにより指定されたユーザに関する情報を前記第1の画像と対応付けて記憶し、前記配信部は、前記第1の画像と前記第2の画像とを、指定されたユーザが操作する前記再生装置に配信することができる。
【0009】
前記記憶部は、前記第1の画像のサムネイル画像を記憶し、前記配信部は、前記サムネイル画像を前記再生装置に配信し、前記サムネイル画像を用いて選択された前記第1の画像を変換して得られた前記第2の画像を前記再生装置に配信することができる。
【0010】
前記第2の画像は、前記第1の画像よりデータ量が少なく、ストリーミング再生が行われる画像とすることができる。
【0011】
前記配信部は、前記第1の画像の取得が終了したときに前記再生装置から行われる前記第2の画像の再生位置の問い合わせに応じて、前記再生位置の情報を前記再生装置に送信することができる。
【0012】
本技術の第1の側面の情報処理方法及びプログラムは、上述した本技術の第1の側面の情報処理装置に対応する方法及びプログラムである。
【0013】
本技術の第1の側面の情報処理装置及び方法並びにプログラムにおいては、再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生装置により再生が行われる第1の画像が記憶され、前記第1の画像が、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像に変換され、前記第1の画像の取得中に、前記第2の画像が前記再生装置に配信され、再生される。
【0014】
本技術の第2の側面の再生装置は、再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生が行われる第1の画像を受信するとともに、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像を前記第1の画像の取得中に受信する受信部と、受信した前記第1の画像を記憶する記憶部と、受信した前記第2の画像の再生を前記第1の画像の取得中に開始する再生部とを備える。
【0015】
前記再生部は、前記第1の画像の取得が終了し、前記ライセンス情報を有している場合、前記第1の画像を再生することができる。
【0016】
前記再生部により再生された前記第1の画像と前記第2の画像の表示を制御する表示制御部をさらに設けることができる。
【0017】
前記受信部は、前記第1の画像のサムネイル画像を受信し、前記表示制御部は、さらに、前記サムネイル画像をウインドウ内に並べて表示させることができる。
【0018】
前記受信部は、前記表示制御部により表示された前記サムネイル画像を用いてユーザにより選択された前記第1の画像を変換して得られた前記第2の画像を受信し、前記表示制御部は、前記再生部により再生された前記第2の画像を、前記サムネイル画像を表示させているウインドウとは別のウインドウに表示させることができる。
【0019】
前記第2の画像は、前記第1の画像よりデータ量が少なく、ストリーミング再生が行われる画像とすることができる。
【0020】
前記第1の画像の取得が終了したとき、前記第2の画像の再生位置の問い合わせに関する情報を前記第1の画像と前記第2の画像を送信する情報処理装置に送信する送信部をさらに設け、前記受信部は、問い合わせに応じて前記情報処理装置から送信されてきた前記再生位置の情報を受信し、前記再生部は、前記再生位置の情報により表される位置を開始位置として、前記第2の画像を再生することができる。
【0021】
本技術の第2の側面の再生方法及びプログラムは、上述した本技術の第2の側面の再生装置に対応する方法及びプログラムである。
【0022】
本技術の第2の側面の再生装置及び方法並びにプログラムにおいては、再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生が行われる第1の画像が受信されるとともに、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像が前記第1の画像の取得中に受信され、受信された前記第1の画像が記憶され、受信された前記第2の画像の再生が前記第1の画像の取得中に開始される。
【0023】
本技術の第3の側面の情報処理システムは、再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生装置により再生が行われる第1の画像を記憶する第1の記憶部と、前記第1の画像を、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像に変換する変換部と、前記第1の画像の取得中に、前記第2の画像を前記再生装置に配信し、再生させる配信部とを有するサーバと、前記第1の画像を受信するとともに、前記第2の画像を前記第1の画像の取得中に受信する受信部と、受信した前記第1の画像を記憶する第2の記憶部と、受信した前記第2の画像の再生を前記第1の画像の取得中に開始する再生部とを有するクライアント端末とを備える。
【0024】
本技術の第3の側面の情報処理システムにおいては、サーバにおいて、再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生装置により再生が行われる第1の画像が記憶され、前記第1の画像が、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像に変換され、前記第1の画像の取得中に、前記第2の画像が前記再生装置に配信され、再生される。クライアント端末において、前記第1の画像が受信されるとともに、前記第2の画像が前記第1の画像の取得中に受信され、受信された前記第1の画像が記憶され、受信された前記第2の画像の再生が前記第1の画像の取得中に開始される。
【発明の効果】
【0025】
本技術によれば、サーバの負荷を低減させると共に、画像を取得中または画像に用いられているフォーマットのライセンスを有さないクライアント端末が画像を再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】情報処理システムの構成例を示すブロック図である。
図2】クライアント端末の画面の表示例を示す図である。
図3】クライアント端末の画面の他の表示例を示す図である。
図4】サーバのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
図5】クライアント端末のハードウェアの構成例を示すブロック図である。
図6】サーバとクライアント端末の機能的構成例を示すブロック図である。
図7】サーバの画像記憶処理について説明するフローチャートである。
図8】サーバの画像配信処理について説明するフローチャートである。
図9】クライアント端末の画像再生処理について説明するフローチャートである。
図10】クライアント端末の再生画像切換処理について説明するフローチャートである
図11】クライアント端末の再生位置情報送信処理について説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0027】
[情報処理システム1の構成例]
図1は、情報処理システム1の構成例を示すブロック図である。
【0028】
情報処理システム1は、サーバ11、クライアント端末12−A、及びクライアント端末12−Bが、インターネットなどよりなるネットワーク13を介して相互に接続されることによって構成される。情報処理システム1では、クライアント端末12−AのユーザであるユーザAとクライアント端末12−BのユーザであるユーザBとの間で画像の共有が行われる。
【0029】
以下、適宜、クライアント端末12−Aとクライアント端末12−Bを個々に区別する必要がない場合、これらをまとめてクライアント端末12という。図1においては2つのクライアント端末12のみを示しているが、クライアント端末12の数はこれに限定されない。
【0030】
図1の例では、ユーザAが、デジタルカメラなどで撮影した画像をクライアント端末12−Aからサーバ11に提供(アップロード)し、ユーザBが、クライアント端末12−Bを操作してサーバ11にアクセスし、ユーザAが提供した画像を閲覧するものとする。クライアント端末12はパーソナルコンピュータなどの端末である。
【0031】
ユーザAが提供する画像には、JPEGファイルなどの静止画像のファイルや、AVC/HDファイルなどの動画像のファイルが含まれる。ユーザAが提供する画像は、再生時にライセンスが必要なフォーマットの画像である。例えば、AVC/HDファイルの再生時、ユーザBが操作するクライアント端末12−Bには、AVC/HDフォーマットのランセンスが取得されている必要がある。以下、主に、動画像を共有する場合について説明する。
【0032】
サーバ11は、クライアント端末12−Aから提供された画像を受信し、受信した画像を実画像として、再生時にライセンスが不要なフォーマットの画像に変換する。実画像を変換して得られた画像である変換画像は、実画像と同じ内容の画像となる。変換画像は、Flashなどの、実画像よりもデータ量が少なく、ストリーミング再生によって再生が行われるフォーマットの画像である。
【0033】
サーバ11は、実画像と変換画像を記憶する。実画像には、実画像の配信先として指定されたユーザBのユーザ情報が対応付けられる。ユーザ情報には、予め登録されているユーザBのIDなどが含まれる。実画像の提供時、クライアント端末12−Aからは、実画像とともに、配信先としてユーザAにより指定されたユーザBの情報が送信されてくることになる。
【0034】
サーバ11は、クライアント端末12−Bからアクセスされた場合、ユーザBに配信するものとしてユーザAにより提供された実画像を、クライアント端末12−Bに配信するとともに、実画像を元にして予め生成したサムネイル画像を配信する。
【0035】
クライアント端末12−Bにおいては、サーバ11から送信されてきた実画像の取得(ダウンロード)が開始され、サムネイル画像などを含むウインドウがディスプレイに表示される。
【0036】
図2は、クライアント端末12−Bに表示されるウインドウの例を示す図である。
【0037】
ウインドウ21の左側に形成された領域21Aには、サーバ11から送信されてきたサムネイル画像31−1乃至31−5が、並べて表示される。ユーザBは、マウスなどを操作してカーソルを移動させ、所定のサムネイル画像を選択することができる。
【0038】
ウインドウ21のほぼ中央に形成された領域21Bには、領域21Aに表示されたサムネイル画像の中から選択された画像が拡大されて表示される。図2の例においては、領域21Aから選択されたサムネイル画像31−1が拡大されて表示されている。
【0039】
ウインドウ21の下側には再生ボタン41が表示される。再生ボタン41は、サムネイル画像を用いて選択された実画像の再生を指示するときに操作されるボタンである。
【0040】
図2の状態で再生ボタンが押され、サムネイル画像31−1により表わされる実画像の再生が指示された場合、実画像のデータを取得済みであり、かつ、クライアント端末12−Bが実画像の再生に必要なライセンスを有しているときには、実画像の再生が開始される。ウインドウ21の領域21Bには、サムネイル画像31−1の拡大画像に代えて、実画像を再生して得られたAVC/HDなどの動画像の各フレームが表示される。
【0041】
これにより、ユーザBは、ユーザAによりサーバ11に提供された、AVC/HDなどの高画質の動画像を見ることができる。
【0042】
一方、図2の状態で実画像の再生が指示された場合において、実画像のデータの取得が完了していないとき、または、クライアント端末12−Bが実画像の再生に必要なライセンスを有していないとき、変換画像のストリーミング再生が開始される。クライアント端末12−Bにおいては、サーバ11に対して、再生が指示された実画像に基づいて生成された変換画像の配信が要求され、この要求に応じてサーバ11からクライアント端末12−Bに配信された変換画像のストリーミング再生が行われることになる。
【0043】
図3は、変換画像の表示例を示す図である。
【0044】
図3に示されるように、ウインドウ21とは異なるウインドウであるウインドウ51がウインドウ21に重ねて表示され、ストリーミング再生が行われている変換画像61−1がウインドウ51に表示される。上述したように、変換画像は実画像よりデータ量の少ない画像であることから、実画像の取得が行われている間に再生を開始することが可能となる。また、変換画像はその再生にライセンスが不要な画像であることから、クライアント端末12−Bがライセンスを有していない場合であっても再生することが可能となる。
【0045】
これにより、ユーザBは、再生対象の実画像の取得中であっても、また、クライアント端末12−Bにライセンスがない場合であっても、実画像と同じ内容の変換画像を閲覧することができる。
【0046】
以上のように、情報処理システム1においては、クライアント端末12のライセンスの有無に関わらず、サーバ11から実画像が配信される。サーバ11は、配信先のクライアント端末12のライセンスの有無を判断する必要がなく、これによりサーバ11の負荷を低減することが可能となる。
【0047】
また、サーバ11は、提供された全ての画像を、ライセンスが不要なフォーマットの変換画像に一律に変換して記憶する。そして、サーバ11は、クライアント端末12から変換画像の再生指示を受信した場合には、クライアント端末12に対してこのような変換画像を配信する。したがって、サーバ11は、配信先のクライアント端末のそれぞれのスペック等に適するように画像を変換する処理を実行する必要がないため、負荷が低減される。
【0048】
一方、クライアント端末12は、サーバ11から実画像を取得中、または、ライセンスを有していない場合であっても、サーバ11から配信された変換画像をストリーミング再生することができる。したがって、ユーザは、実画像を取得中、または、ライセンスを有していない場合であっても、実画像と内容が同じ変換画像を閲覧することができる。
【0049】
クライアント端末12−Bは、次の理由から、変換画像よりも実画像を再生することが好適である。まず、実画像は、クライアント端末12−Bに取得された後に再生されるため、ストリーミング再生される変換画像のようにネットワーク13の負荷に影響されることはない。また、実画像は変換画像よりも高画質である。さらに、クライアント端末12−Bは、実画像に対しては、編集や加工を施して保存することができる。
【0050】
なお、クライアント端末12−Bは、ライセンスの有無に関わらず実画像を取得することができる。したがって、クライアント端末12−Bは、実画像の取得が完了した後で、ライセンスを取得することにより、実画像を再生することができる。ライセンスの取得は、例えば、サーバ11を管理するメーカのカメラを購入したユーザが、クライアント端末12にカメラを接続することにより行われる。
【0051】
[サーバ11のハードウェア構成例]
図4は、サーバ11のハードウェアの構成例を示すブロック図である。
【0052】
サーバ11は、CPU(Central Processing Unit)81、ROM(Read Only Memory)82、RAM(Random Access Memory)83、バス84、入出力インタフェース85、入力部86、出力部87、記憶部88、通信部89、及びドライブ90を備えている。
【0053】
CPU81は、ROM82に記録されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM83には、CPU81が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0054】
CPU81、ROM82、及びRAM83は、バス84を介して相互に接続されている。このバス84にはまた、入出力インタフェース85も接続されている。入出力インタフェース85には、入力部86、出力部87、記憶部88、及び通信部89が接続されている。
【0055】
入力部86は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部87は、ディスプレイ、スピーカなどにより構成され、各種画像を出力する。
【0056】
記憶部88は、例えばハードディスクや不揮発性のメモリ等から構成され、ユーザ情報、実画像、変換画像等を記憶する。
【0057】
通信部89は、受信部89rと送信部89sを有し、ネットワーク13を介して、クライアント端末12との間で通信を行う。受信部89rは、クライアント端末12から送信される各種情報を受信する。送信部89sは、クライアント端末12に各種情報を送信する。
【0058】
入出力インタフェース85にはまた、必要に応じてドライブ90が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア91が適宜装着される。リムーバブルメディア91から読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部88にインストールされる。
【0059】
[クライアント端末12のハードウェア構成例]
図5は、クライアント端末12のハードウェアの構成例を示すブロック図である。
【0060】
クライアント端末12は、CPU111、ROM112、RAM113、バス114、入出力インタフェース115、入力部116、出力部117、記憶部118、通信部119、ドライブ120、及びリムーバブルメディア121を備えている。クライアント端末12は、図4のサーバ11と基本的に同様の構成を有している。重複する説明については省略する。
【0061】
記憶部118は、例えばハードディスクや不揮発性のメモリ等から構成され、実画像、実画像の再生に必要なライセンスの情報等を記憶する。
【0062】
出力部117には、画像などを表示する表示部117dが含まれている。
【0063】
[サーバ11及びクライアント端末12の機能的構成例]
図6は、サーバ11とクライアント端末12の機能的構成例を示すブロック図である。
【0064】
サーバ11は、実画像配置部141、変換部142、配信部143、実画像記憶部144、及び変換画像記憶部145から構成される。実画像配置部141、変換部142、配信部143はCPU81により所定のプログラムが実行されることによって実現され、実画像記憶部144と変換画像記憶部145は記憶部88において実現される。
【0065】
実画像配置部141は、図1のクライアント端末12−Aなどの図示せぬ他のクライアント端末12から送信された実画像を受信部89rを制御して受信し、配信先として指定されたユーザのユーザ情報と対応付けて実画像記憶部144に記憶させる。また、実画像配置部141は、実画像のサムネイル画像を生成し、実画像とともに実画像記憶部144に記憶させる。
【0066】
変換部142は、実画像記憶部144に記憶された実画像を、変換画像に変換する。変換画像にも、実画像と同一のユーザ情報が対応付けられている。変換部142は、変換画像を変換画像記憶部145に記憶させる。
【0067】
配信部143は、実画像配信部161と変換画像配信部162とを有し、送信部89sを制御して、配信先のユーザのクライアント端末12に実画像及びサムネイル画像を配信する。
【0068】
実画像配信部161は、実画像の配信先として指定されているユーザのクライアント端末12からアクセスを受けた場合、実画像とサムネイル画像をクライアント端末12に配信する。
【0069】
変換画像配信部162は、クライアント端末12から変換画像の再生指示を受けた場合、再生が指示された変換画像を変換画像記憶部145から読み出し、クライアント端末12に配信する。変換画像の再生指示は、クライアント端末12が実画像を取得中、またはクライアント端末12が実画像の再生に必要なライセンスを有していない場合に、クライアント端末12から送信されてくる。
【0070】
一方、クライアント端末12は、実画像取得部181、表示制御部182、再生部183、実画像記憶部184、及びライセンス情報記憶部185から構成される。実画像取得部181、表示制御部182、再生部183はCPU111により所定のプログラムが実行されることによって実現され、実画像記憶部184とライセンス情報記憶部185は記憶部118において実現される。
【0071】
実画像取得部181は、受信部119rを制御し、サーバ11から配信されてきた実画像を取得し、実画像記憶部184に記憶させる。
【0072】
表示制御部182は、受信部119rにより受信されたサムネイル画像や再生部183により実画像または変換画像の再生が行われることによって得られたデータに基づいて、図2図3に示されるようなウインドウ21を表示部117dに表示させる。
【0073】
再生部183は、実画像再生部201と変換画像再生部202とを有している。
【0074】
実画像再生部201は、実画像の再生が指示された場合、再生が指示された実画像のライセンスがライセンス情報記憶部185に記憶されているか否かを確認する。なお、ライセンス情報は、実画像の再生に必要な情報である。
【0075】
また、実画像再生部201は、実画像の再生が指示された場合、再生対象の実画像が取得済みであるか否かを確認する。ここで、取得済みとは、実画像再生部201の再生が可能になる所定の単位分の実画像が実画像記憶部184に記憶されたことをいう。所定の単位は、特に限定されず、実画像の全体(開始から終了まで)でもよいし、実画像の一部(所定時間分等)でもよい。
【0076】
再生対象の実画像のライセンスが記憶されている場合で、かつ、再生対象の実画像が取得済みの場合、実画像再生部201は、実画像記憶部184に記憶されている実画像を再生する。実画像を再生して得られたデータは表示制御部182に供給され、表示される。
【0077】
変換画像再生部202は、再生対象の実画像のライセンスが記憶されていない場合、または再生対象の実画像が取得中である場合、変換画像の再生指示を、送信部119sを介してサーバ11に送信する。すると、サーバ11から変換画像が遂次配信されてくるので、受信部119rは、変換画像を逐次受信する。
【0078】
変換画像再生部202は、受信部119rに逐次受信される変換画像を、ストリーミング再生する。すると、表示制御部182は、変換画像再生部202によりストリーミング再生されている変換画像を、表示部117dのウインドウに表示させる制御をする。この場合、表示制御部182は、サムネイル画像が表示されているウインドウとは異なるウインドウ、例えば図3に示されるウインドウ51に変換画像を表示させる。
【0079】
[画像記憶処理]
以上のような構成を有するサーバ11とクライアント端末12の動作について説明する。はじめに、サーバ11が、実画像と変換画像を記憶する画像記憶処理の流れについて説明する。
【0080】
図7は、画像記憶処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
【0081】
ステップS1において、受信部89rは、クライアント端末12から提供された実画像を受信する。
【0082】
ステップS2において、実画像配置部141は、受信部89rに受信された実画像のサムネイル画像を作成する。
【0083】
ステップS3において、実画像配置部141は、実画像及びサムネイル画像を、実画像の配信先のユーザのユーザ情報と対応付けて実画像記憶部144に記憶させる。
【0084】
ステップS4において、変換部142は、実画像記憶部144に記憶された実画像を変換画像に変換する。
【0085】
ステップS5において、変換画像記憶部145は、変換部142により変換された変換画像を記憶する。これにより、画像記憶処理は終了する。
【0086】
[画像配信処理]
次に、サーバ11が、実画像及びサムネイル画像、並びに変換画像をクライアント端末12に配信する画像配信処理の流れについて説明する。
【0087】
図8は、画像配信処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
【0088】
ステップS21において、実画像配信部161は、実画像に配信先として指定されているユーザのクライアント端末12からアクセスを受けると、実画像とサムネイル画像をクライアント端末12に配信する。
【0089】
すると、クライアント端末12は、実画像を取得して、サムネイル画像を表示する。クライアント端末12は、表示されたサムネイル画像の中から、選択されて再生指示を受けたサムネイル画像の実画像を、再生対象に設定する。
【0090】
そして、クライアント端末12は、再生対象の実画像が取得済みである場合には、実画像を再生する。これに対して、クライアント端末12は、再生対象の実画像がサーバ11から取得中またはライセンスを有していない場合には、サーバ11に変換画像の再生指示を送信する。なお、このようなクライアント端末12の一連の処理については、図9を参照して後述する。
【0091】
ステップS22において、変換画像配信部162は、クライアント端末12から変換画像の再生指示を受けると、変換画像を配信先のユーザのクライアント端末12に配信する。
【0092】
すると、クライアント端末12は、受信した変換画像をストリーミング再生する。これにより、画像配信処理は終了する。
【0093】
[画像再生処理]
次に、クライアント端末12が、実画像または変換画像を再生する画像再生処理の流れについて説明する。
【0094】
図9は、画像再生処理の流れの一例を説明するフローチャートである。画像再生処理は、配信先に指定されているクライアント端末12がサーバ11にアクセスすると開始される。
【0095】
ステップS41において、受信部119rは、サーバ11から実画像とサムネイル画像を受信する。すると、実画像取得部181は、受信部119rにより受信される実画像を取得する。
【0096】
ステップS42において、実画像記憶部184は、実画像取得部181により取得された実画像を記憶する。
【0097】
ステップS43において、表示制御部182は、受信部119rにより受信されたサムネイル画像を、表示部117dに表示させるように制御をする。これにより、図2図3に示されるように、ウインドウ21内にサムネイル画像が並べられて配置される。
【0098】
ステップS44において、再生部183は、クライアント端末12を操作するユーザから実画像の再生指示を受けたか否かを判定する。すなわち、再生部183は、表示部117dに表示されたサムネイル画像の中からユーザにより選択されたサムネイル画像の実画像が、再生指示を受けたか否かを判定する。
【0099】
再生指示を受けていないとステップS44において判定された場合、処理はステップS44に戻され、再生指示を受けるまでの間、ステップS44の判定処理が繰り返される。その後、再生指示を受けると、処理はステップS45に進む。この場合、再生指示を受けたサムネイル画像の実画像が再生対象に設定される。
【0100】
ステップS45において、実画像再生部201は、再生対象の実画像は取得済みか否かを判定する。
【0101】
再生対象の実画像が取得済みであるとステップS45において判定された場合、処理はステップS46に進む。
【0102】
ステップS46において、実画像再生部201は、再生対象の実画像のライセンスがあるか、すなわち再生対象の実画像のライセンスがライセンス情報記憶部185に記憶されているか否かを判定する。
【0103】
再生対象の実画像のライセンスがあるとステップS46において判定された場合、処理はステップS47に進む。
【0104】
ステップS47において、実画像再生部201は、実画像記憶部184に記憶されている実画像を再生する。すると、表示制御部182は、実画像再生部201により再生された実画像を、表示部117dのウインドウに表示させるように制御をする。
【0105】
これに対して、ステップS45において再生対象の実画像が取得中であると判定された場合、またはステップS46において再生対象の実画像のライセンスがないと判定された場合、処理はステップS48に進む。
【0106】
ステップS48において、変換画像再生部202は、変換画像をストリーミング再生する。すなわち、変換画像再生部202は、サーバ11に送信された変換画像の再生指示に基づいて、サーバ11から配信されてくる変換画像をストリーミング再生する。すると、表示制御部182は、変換画像再生部202によりストリーミング再生されている変換画像を、表示部117dのウインドウであって、サムネイル画像が表示されているウインドウとは異なるウインドウに表示させるように制御をする。
【0107】
実画像または変換画像が再生されると、画像生成処理は終了する。
【0108】
[変換画像の再生手法]
上述したように、クライアント端末12では、再生対象の実画像がサーバ11から取得中であるか、または、クライアント端末12が、再生対象の実画像の再生に必要なライセンスを有していない場合に、変換画像が再生される。このように、クライアント端末12で変換画像が再生される場合のうち、再生対象の実画像がサーバ11から取得中の場合の、変換画像の再生手法について、図10図11を用いて説明する。
【0109】
クライアント端末12では、再生対象の実画像の取得中は、図3に示されるように、サムネイル画像31が表示されたウインドウ21とは異なるウインドウ51に、変換画像が表示されてストリーミング再生される。
【0110】
ウインドウ51における変換画像のストリーミング再生は、変換画像の最後まで継続されてもよい。しかしながら、変換画像のストリーミング再生の最中に、再生対象の実画像の取得が終了した場合には、変換画像のストリーミング再生が停止されて、ウインドウ21における実画像の再生に切り替えられてもよい。
【0111】
この場合、実画像の再生は、変換画像のストリーミング再生が停止した位置から開始される。すなわち、クライアント端末12は、実画像の取得が終了した時点で、変換画像の再生位置をサーバ11に問い合わせる。クライアント端末12は、再生位置の問い合わせに対してサーバ11から送信された再生位置の情報に基づいて、実画像の再生を開始する。
【0112】
[再生画像切換処理]
図10は、クライアント端末12が、再生する画像を切り替える再生画像切換処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
【0113】
クライアント端末12においては、実画像が取得中であり、サムネイル画像が表示されているウインドウとは異なるウインドウで、変換画像がストリーミング再生されている。
【0114】
ステップS61において、クライアント端末12の実画像再生部201は、実画像の取得が終了したか否かを判定する。
【0115】
実画像の取得が終了していないとステップS61において判定された場合、処理はステップS61に戻され、実画像の取得が終了するまでの間、ステップS61の判定処理が繰り返される。その間、サムネイル画像が表示されているウインドウとは異なるウインドウで、変換画像がストリーミング再生される。その後、実画像の取得が終了すると、処理はステップS62に進む。
【0116】
ステップS62において、変換画像再生部202は、変換画像の再生位置の問い合わせに関する情報を、送信部119sを介してサーバ11に送信する。
【0117】
すると、サーバ11は、変換画像の再生位置の問い合わせに関する情報を受信して、変換画像の再生位置の情報を、クライアント端末12に送信する。なお、このようなサーバ11側の一連の処理については、図11を参照して後述する。
【0118】
ステップS63において、受信部119rは、サーバ11から変換画像の再生位置の情報を受信する。
【0119】
ステップS64において、実画像再生部201は、取得が完了した実画像を、再生位置の情報に基づく位置から再生する。すなわち、実画像再生部201は、再生位置の情報により表わされる位置を開始位置として、実画像を再生する。これにより、再生画像切換処理は終了する。
【0120】
[再生位置情報送信処理]
図11は、サーバ11が、変換画像の再生位置をクライアント端末12に送信する再生位置情報送信処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
【0121】
クライアント端末12において実画像の取得が終了すると、変換画像の再生位置の問い合わせに関する情報が、クライアント端末12から送信される。
【0122】
ステップS81において、サーバ11の受信部89rは、変換画像の再生位置の問い合わせに関する情報を受信する。
【0123】
ステップS82において、変換画像配信部162は、変換画像の再生位置の情報を、クライアント端末12に送信する。
【0124】
すると、クライアント端末12では、サーバ11から送信された変換画像の再生位置の情報に基づいて、サムネイル画像が表示されているウインドウで実画像が再生される。これにより、再生位置情報送信処理は終了する。
【0125】
このように、クライアント端末12が、実画像の取得が完了した時点で再生する画像を切り替えることにより、ユーザは、視聴を中断することなくスムーズに、高画質な画像の視聴を開始することができる。
【0126】
[本技術のプログラムへの適用]
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
【0127】
例えば、コンピュータの一例である図4のサーバ11若しくは図5のクライアント端末12において、図4のCPU81若しくは図5のCPU111が、例えば、図4の記憶部88若しくは図5の記憶部118に記憶されているプログラムを、図4の入出力インタフェース85若しくは図5の入出力インタフェース115、並びに図4のバス84若しくは図5のバス114を介して、図4のRAM83若しくは図5のRAM113にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
【0128】
コンピュータが実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としての図4のリムーバブルメディア91又は図5のリムーバブルメディア121に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
【0129】
コンピュータでは、プログラムは、図4のリムーバブルメディア91又は図5のリムーバブルメディア121を図4のドライブ90又は図5のドライブ120に装着することにより、図4の入出力インタフェース85又は図5の入出力インタフェース115を介して、図4の記憶部88又は図5の記憶部118にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、図4の通信部89又は図5の通信部119で受信し、図4の記憶部88又は図5の記憶部118にインストールすることができる。その他、プログラムは、図4のROM82又は図5のROM112や図4の記憶部88又は図5の記憶部118に、あらかじめインストールしておくことができる。
【0130】
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
【0131】
本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
【0132】
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
【0133】
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
【0134】
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
【0135】
なお、本技術は、以下のような構成もとることができる。
(1)
再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生装置により再生が行われる第1の画像を記憶する記憶部と、
前記第1の画像を、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像に変換する変換部と、
前記第1の画像の取得中に、前記第2の画像を前記再生装置に配信し、再生させる配信部と
を備える情報処理装置。
(2)
前記記憶部は、前記第1の画像を提供したユーザにより指定されたユーザに関する情報を前記第1の画像と対応付けて記憶し、
前記配信部は、前記第1の画像と前記第2の画像とを、指定されたユーザが操作する前記再生装置に配信する
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記記憶部は、前記第1の画像のサムネイル画像を記憶し、
前記配信部は、前記サムネイル画像を前記再生装置に配信し、前記サムネイル画像を用いて選択された前記第1の画像を変換して得られた前記第2の画像を前記再生装置に配信する
前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記第2の画像は、前記第1の画像よりデータ量が少なく、ストリーミング再生が行われる画像である
前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の情報処理装置。
(5)
前記配信部は、前記第1の画像の取得が終了したときに前記再生装置から行われる前記第2の画像の再生位置の問い合わせに応じて、前記再生位置の情報を前記再生装置に送信する
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6)
再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生装置により再生が行われる第1の画像を記憶し、
前記第1の画像を、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像に変換し、
前記第1の画像の取得中に、前記第2の画像を前記再生装置に配信し、再生させる
ステップを含む情報処理方法。
(7)
コンピュータを、
再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生装置により再生が行われる第1の画像を記憶する記憶部と、
前記第1の画像を、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像に変換する変換部と、
前記第1の画像の取得中に、前記第2の画像を前記再生装置に配信し、再生させる配信部
として機能させるためのプログラム。
(8)
再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生が行われる第1の画像を受信するとともに、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像を前記第1の画像の取得中に受信する受信部と、
受信した前記第1の画像を記憶する記憶部と、
受信した前記第2の画像の再生を前記第1の画像の取得中に開始する再生部と
を備える再生装置。
(9)
前記再生部は、前記第1の画像の取得が終了し、前記ライセンス情報を有している場合、前記第1の画像を再生する
前記(8)に記載の再生装置。
(10)
前記再生部により再生された前記第1の画像と前記第2の画像の表示を制御する表示制御部をさらに備える
前記(8)または(9)に記載の情報処理装置。
(11)
前記受信部は、前記第1の画像のサムネイル画像を受信し、
前記表示制御部は、さらに、前記サムネイル画像をウインドウ内に並べて表示させる
前記(8)乃至(10)のいずれかに記載の情報処理装置。
(12)
前記受信部は、前記表示制御部により表示された前記サムネイル画像を用いてユーザにより選択された前記第1の画像を変換して得られた前記第2の画像を受信し、
前記表示制御部は、前記再生部により再生された前記第2の画像を、前記サムネイル画像を表示させているウインドウとは別のウインドウに表示させる
前記(8)乃至(11)のいずれかに記載の情報処理装置。
(13)
前記第2の画像は、前記第1の画像よりデータ量が少なく、ストリーミング再生が行われる画像である
前記(8)乃至(12)のいずれかに記載の情報処理装置。
(14)
前記第1の画像の取得が終了したとき、前記第2の画像の再生位置の問い合わせに関する情報を前記第1の画像と前記第2の画像を送信する情報処理装置に送信する送信部をさらに備え、
前記受信部は、問い合わせに応じて前記情報処理装置から送信されてきた前記再生位置の情報を受信し、
前記再生部は、前記再生位置の情報により表される位置を開始位置として、前記第2の画像を再生する
前記(8)乃至(13)のいずれかに記載の情報処理装置。
(15)
再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生が行われる第1の画像を受信するとともに、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像を前記第1の画像の取得中に受信し、
受信した前記第1の画像を記憶し、
受信した前記第2の画像の再生を前記第1の画像の取得中に開始する
ステップを含む情報処理方法。
(16)
コンピュータを、
再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生が行われる第1の画像を受信するとともに、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像を前記第1の画像の取得中に受信する受信部と、
受信した前記第1の画像を記憶する記憶部と、
受信した前記第2の画像の再生を前記第1の画像の取得中に開始する再生部
として機能させるためのプログラム。
(17)
再生時にライセンス情報が必要なフォーマットの画像であり、取得後に再生装置により再生が行われる第1の画像を記憶する第1の記憶部と、
前記第1の画像を、前記第1の画像と内容が同じ画像であり、再生時にライセンス情報が不要なフォーマットの第2の画像に変換する変換部と、
前記第1の画像の取得中に、前記第2の画像を前記再生装置に配信し、再生させる配信部と
を有するサーバと、
前記第1の画像を受信するとともに、前記第2の画像を前記第1の画像の取得中に受信する受信部と、
受信した前記第1の画像を記憶する第2の記憶部と、
受信した前記第2の画像の再生を前記第1の画像の取得中に開始する再生部と
を有するクライアント端末と
を備える情報処理システム。
【0136】
本技術は、画像を共有するサービスに用いられる情報処理装置に適用することができる。
【符号の説明】
【0137】
1 情報処理システム, 11 サーバ, 12 クライアント端末, 89r 受信部, 89s 送信部, 119r 受信部, 119s 送信部, 141 実画像配置部, 142 変換部, 143 配信部, 144 実画像記憶部, 145 変換画像記憶部, 146 受信部, 161 実画像配信部, 162 変換画像配信部, 181 実画像取得部, 182 表示制御部, 183 再生部, 184 実画像記憶部, 185 ライセンス情報記憶部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【国際調査報告】